高良健吾、役に対する取り組み方について「喜作の成長や変化を丁寧に演じたい」さまざまなドラマや映画に出演し、人気中堅俳優として注目を集めてきた高良。現在出演している大河ドラマ『青天を衝け』でも渋沢喜作役としてその存在感を示している。そんな彼が語る役者としての自分、そして、これから先の“生き方”とは。■演じ方、ボクシングで例えると「幕末から明治時代って、日本に外国からいろいろなものが入ってきて、そこで日本の新しい文化が生まれた、めちゃくちゃ面白い時代だと思うんですよ」こう語るのは、大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢喜作(成一郎)を演じている高良健吾(33)。彼自身、大河に出演するのは『花燃ゆ』以来、6年ぶり。久しぶりの現場に入ったときのことを、「現場でいちばん、役者と接する時間の多いメイクチームが、『おひさま』や『花燃ゆ』のときと同じメンバーなんです。だからすんなりと現場に入れたし“帰ってきたんだな”と思えましたね」と振り返る。「大河ドラマは近代モノに弱い」という“定説”があったが、『青天を衝け』は平均視聴率が15%を超えるなど、視聴者からも支持されている。「ドラマで描かれているのは遠い過去の話ではなく、今の日本が作られた激動の時代だということが見どころです」と、力強く話す高良。今回演じている喜作という役は、主人公・渋沢栄一の従兄で幼なじみ。“バディ”として栄一とともに幕末の世を走り続けている。『花燃ゆ』では高杉晋作という大役を演じた高良だが、今回の喜作という役への取り組み方について、「晋作の演じ方は、ボクシングでたとえれば、早いラウンドから全力で相手を倒しにいくノリ。彼は短命で物語の途中でいなくなるとわかっていましたから。でも今回の喜作は、かなり最後のほうまで居続けます。彼の人生のターニングポイントまではボディ打ちでじっくり攻めて、ここぞというときから“やるぞ!”という感じですね」と語りつつ、ふたりのキャラクターの違いをこう説明する。「どちらがやりがいがある、とは言えませんが、高杉晋作は、誰が演じてもカッコいいレベルの人物じゃないですか。彼の生き方やキャラの立ち方に引っ張ってもらえるというか。でも、喜作というキャラは晋作ほど強い個性がないので、演じ方が何通りもあると思うんです。そういう意味で、僕は喜作を楽しんで演じています」■せっかくなら楽しまないと何通りもあるという中で、高良が選んだ演じ方とは?「ずっと栄一の横にいた喜作が、だんだん自分の意思を持って栄一との距離が離れたり近づいたり。そういう部分を丁寧にやりたいなと思っています。見続けてくれる人が、楽しんでもらえる芝居になっていたらいいですね」高良自身、撮影を楽しんでいると笑うが、今回はコロナ禍というこれまでとは違う状況での撮影。ドラマのスタートも前作の放送日程が大幅に変更されたため、大河史上初の2月放送開始となった。高良は「大変なのはスタッフ。僕たち俳優は気を遣われているほうです」と言うが、リハーサル中もマスクをしたまま、相手の表情は本番まで見えない中で撮影は進んでいるという。「確かに、どんな表情をしているかがわからないのは困るというのはありますけど……。新鮮な気持ちで本番に臨めるというか、楽しいですよ。こういう状況だし、せっかくなら楽しまないと、と僕は思っています。ただ、キツイなと思うことは、みんなとご飯に行けないこと。これまではそこでコミュニケーションがとれていたのに、今はできないので。主演の吉沢くんとも行きたいねと、ずっと話しています」撮影現場が楽しい、と思えるのは吉沢亮(27)の存在も大きいという。「彼は正直で素直なんですよ」“バディ”として共演シーンも、ともに過ごす時間も多い高良は、吉沢の魅力をこう語る。「演技の力強さとキレのよさ、それとセリフの発し方がいいですよね。吉沢くんの中で、もう栄一というキャラのリズムができているんですよ。あと、彼は芝居を高尚なものにしすぎていないというか、どこか遊び心があるんです(笑)。大河を見ている人たちも感じていることだと思うけど、吉沢くんの演じる栄一という人物が華やかじゃないですか。栄一というキャラの演じ方は、いろいろあると思うけれど、彼のような見せ方は、簡単そうにやっていますけど、なかなかできないと思います」感情を表に出して知らず知らずに周囲を巻き込んでいく─。そんな栄一を演じる吉沢の“素顔”を高良に聞いてみると、「すごくおとなしくて、恥ずかしがり屋ですね。騒ぐタイプではないし、僕が話しているほうが多いかな。そんなときでも、ちょっと本心を隠してくるというか、はぐらかしてくるんです(笑)。でもそこに邪気はないから、話していて面白いんです」■やっぱり30代は面白い27歳で大河主演を務める吉沢。高良は28歳で高杉晋作役で大河初出演を果たしたが、当時、彼は本誌のインタビューで「このままじゃいけない、自分は意識を変えていかなくてはダメだ」と語っていた。今年で34歳を迎える高良。当時の悩みについて聞いてみると─。「25歳くらいのときから“今のままだとツラい”という気持ちがあったんです。演じるということが、自分の中のものを削り取って出しているというイメージがあって……。このままじゃ、役者という仕事を辞めるしかないのかなと。役者って、役という“他人”が自分の身体の中を通るので、自分が“NO”と思っていることを“YES”と言わなくてはならなかったり、自分が信じていることを否定しなくてはいけなかったり。そういうことを、あのときは器用にできていなかったなという気がします」人気俳優と注目され、さまざまな作品で多くの役を演じてきた高良。自らのアイデンティティーと、演じる役との狭間で感じていたことは?「自分が自分じゃなくなっていく感じ……。僕たちの仕事って、紙に書いてある文字を言葉にするだけじゃないと思っていますけど、その言葉だけを切り取られたり」そして迎えた30代。少しずつだが、高良自身、変わってきているという。「芝居の中でつく“嘘”を自分自身が咀嚼して捉めるようになったかなと。感覚という不確かなものだけに頼るのではなく、ある意味、言葉にして自分を納得させることができるようになったと思います。僕の中ではこのことが“捉まえる”という認識なんですけど。20代のころに自分の中でいろいろ考えて準備をして、30代になってから思っていたことがすぐにできたというわけではないけれど、ここに来るまでの段階として必要だったんだなと。やっぱり30代は面白いですよ(笑)」30代も半ばに差しかかり、次のステップとしての目標について聞いてみると、「僕は年齢って過ぎていくものではなく、重ねていくものだと思うんです。役者という仕事は、やり続けていればもっといい演技ができるようになる可能性がある。70歳、80歳でも続けられるし、その年齢にならないとたどり着けない境地もありますよね。この仕事を続けていくのであれば、もっと自分がやっていることをしっかりと捉まえられるようにしたいですね。今、ようやくそれができるようになってきたかな、と思っています」●次回(8/15)放送の『青天を衝け』はこうなる!篤太夫(吉沢亮)や昭武(板垣李光人)らがパリで新年を祝う中、幕府から書状が届く。“慶喜(草なぎ剛)が政を朝廷に返上した”との文面に一同大混乱する中、篤太夫は昭武の留学費用を捻出すべくさらなる節約策を講じる。そんな折、篤太夫はエラールに連れられ、証券取引所を案内される。債券の仕組みを教わり、ひとりひとりの小さな力が合わさり、この世を変えられることを知り、新たな決意を抱く。そのとき、日本では、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)、平九郎(岡田健史)が、新政府軍と戦っていた。《取材・文/蒔田稔》
2021年08月01日直撃を受ける駒田航いまだにコロナ終息の兆しが見えないなか五輪開催の時期も近づき、2021年もあっという間に折り返し地点に突入。この上半期を振り返ってみると、芸能界、政界、スポーツ界、そして皇室問題と、数々の“スキャンダル”が勃発。『週刊女性』が追い続けた上半期スクープの中から、厳選した記事を再掲する。『週刊女性』が報じた“ヒプマイ声優”駒田航(31)の不倫疑惑。報道を受け多くのファンがネット上で不安の声を漏らす中、所属事務所は否定のコメントを発表した。しかし、相手女性が事実関係を認めたことや彼女の知人が話す内容を考慮すると、それはどうも信じがたく……(2021年6月8日号掲載)。◆◆◆「俺が頭を下げるには、テメェは小物すぎるんだよ!」力強い声でワイルドな決めゼリフを放つのは、イケメン声優の駒田航。「185センチの長身で、筋肉質のスラリとした体形。ドイツ育ちで語学も堪能です。男性声優による音楽プロジェクトの『ヒプノシスマイク』では、入間銃兎という人気キャラクターでラップを披露していますよ。日本テレビ系の『news zero』では金曜日のナレーションを担当するなど幅広く活動しています」(音楽ライター)■今年1月に結婚を発表したが……多くの女性ファンを持つ駒田だが、今年1月に一般女性との結婚を発表。しかし、彼にはほかにも親密な女性がいたという。「都内在住のAさんは、駒田さんが独身のころからよく2人で会っていました。彼が結婚してからも関係は続き、むしろ深まっていったんです……」(Aさんの知人、以下同)アニメでは“爽やかイケメンキャラ”を演じることが多いが、プライベートでは別の顔を持っていた。Aさんとの出会いは、昨年11月にさかのぼる。「音楽業界で働く共通の知人の紹介で知り合ったそう。3人で食事に行ったあと、Aさんと駒田さんの2人きりに。駒田さんは彼女の連絡先を聞き、そこから積極的に誘うようになりました」しかし12月中旬、ある大きな出来事が。「ドライブデートの帰りに突然“実は結婚するんだ”とAさんに報告。動揺する彼女に“結婚するけど、正直Aさんに惹かれてるのは事実だし、これからも関係はずっと続けていきたい”と言ったそうです。彼女が、自分に惹かれてるのならなぜ結婚するのかと聞くと、“向こう(妻)のことも嫌いじゃないから別れられないし、一緒に住んでるし……”と歯切れの悪い答えでした」彼の望みどおり、ふたりの関係は結婚後も続く。「Aさんは距離を置くことも考えていましたが、駒田さんは結婚してから、より積極的になったそうで……。仕事終わりに会えるかどうか、彼女の予定を毎日聞くように。結婚前は外で会っていましたが、人目を恐れたのか、彼は次第にAさんの家で過ごしたがるようになりました」■「不倫にならない」理由結婚直後の1月上旬、駒田は彼女の家を訪れる。「家に来ると、身体をベタベタ触ってきたそうです。数日後には“手料理が食べたい”と言ってまたAさんの家に。その日、彼女は目隠しされ、はいていたストッキングをやぶかれて……。その2日後も訪れ、その日も食事が終わると駒田さんはすぐ服を脱いで……」新婚の妻を裏切る行動なのは明らかだが、彼には奇妙な価値観があった。「実はふたりは、“行為”を最後までしたことはなかったんです。駒田さんが“最後までシなきゃ不倫にならないから大丈夫”と言っていたそうで……。罪の意識なんか毛頭ないのかもしれませんね」しかし、2月中旬になると、駒田は多忙を理由にAさんと会わなくなった。「Aさんは“都合のいいときに短時間で、ただ風俗代わりにされていただけなのかも”と傷ついていて……。もちろん彼女も悪いけれど、駒田さんは欲望のためにAさんを利用しただけなんです」爽やかなイメージからかけ離れた裏の顔。事実を確認するべく、5月中旬に自宅マンションから出てきた駒田を直撃した。─Aさんという女性と不倫関係にあったようですね?「…………」顔をしかめ、しばし沈黙した後、ゆっくりと口を開いた。「あの〜、Aさんという女性は、もちろん存じ上げています。言えることは、本当に何もそういったことはしておりませんので」─Aさんの自宅にも行っていたと聞いています。「友達関係でお会いして、ご飯に行かせていただいて。家に行ったのも、趣味のDVDを貸していただいたのを、返しに行っただけです」─奥さんもご存じ?「妻には、“友人のところに行ってくる”と」─Aさんの家で、性行為はしていない?「もちろん、ないです」■ただの遊びだったんじゃないですか家に行ったことは認めたが、最後までただの友人であるとの主張を崩さない。Aさんにも電話で話を聞くと、記者からの連絡に驚きつつ、質問に答えた。─駒田さんが家に通っていたそうですね。「まあそれは、はい……」─DVDを貸していた?「DVD……?」まったく思い当たらないようで、困惑した様子。─家で性的な行為は?「まあ、はい……でも私の口からは、何とも……ただの遊びだったんじゃないですかね。もういいですか、あまり思い出したくないので……」そう言い残し早々に電話を切ったが、性的な行為があったことは否定しなかった。所属事務所に事実関係を問い合わせると、「駒田本人の言葉が事実であると認識しております」との回答。“最後までシなきゃ不倫にならない”という駒田の言い分は、法律的に通用するものなのか。『弁護士法人 天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士に話を聞いた。「“ここからが不倫”という厳密な線引きはありません。不倫とは“配偶者のいる人間が、自由な意思に基づいて配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと”と定義されます。問題は性行為を最後までするか否かではありませんし、駒田さんの行為は不貞行為に当たると考えられます」駒田が演じる入間銃兎の決めゼリフは「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる」というもの。結婚後も別の女性宅を訪ねるというリスクを取ることで、彼はいったい何を達成したのか……。
2021年06月26日雨の中、直撃取材を受ける“ヒプマイ声優”駒田航《駒田さんまじ?》《こまちゃん、不倫はダメでしょ…》『週刊女性』6月8日号で報じた“ヒプマイ声優”駒田航(31)の不倫疑惑。報道を受け多くのファンがネット上で不安の声を漏らす中、所属事務所は否定のコメントを発表した。「弊社所属俳優・駒田航についての週刊誌記事の内容について、本人に事実確認をおこないましたところ、当該の女性とは共通の友人を通じ知り合い、自宅へ伺ったことは事実ですが、ほか記事にありますような事実はなかったことを確認いたしました。お騒がせいたしましたことをお詫び申し上げます。今後とも、変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます」本人もこのコメントを引用して事実関係を否定しながら《ご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます》とツイート。■発言と噛み合わないLINEのやりとり困惑するファンを安堵させた駒田と所属事務所の言葉だが、記事にあったような事実、すなわち性的な関係はないという主張は、相手女性が事実関係を認めたことや彼女の知人が話す内容を考慮すると信じがたい。さらに、直撃の際に彼が語った言葉には、いくつかの嘘が含まれていた。駒田は相手女性・Aさんの家を訪れたことがあることを認めた上で、こう話している。「行ったのは2回です。2回目は、(借りた)DVDのお礼で。まったく長居はしていませんので」あくまで借りていたDVDを返しに行っただけだと主張。しかし、取材ではAさんの家を4回訪問していることを示すLINEのやり取りを確認している。「最初は1月の上旬。仕事終わりに車で来る予定だったけど急遽タクシーで来たようで、《おしました…向かいます…!》と急いでいたみたいですね」(Aさんの知人、以下同)それから約1週間後のやりとりがこちら。「《向かいます!》《気をつけてね!》というやりとりの数時間後、《忙しいのに来てくれてありがとうね》と送ったAさんに対し《こちらこそです…!》と返信。その後のメッセージを見る限り、この日はAさんの手料理を楽しんだようで、《木曜日夕方ワンチャンです》という数日後の再訪を思わせる言葉もありました」実際にその数日後、3度目の来訪が分かるものがある。また、2月の上旬のやりとりからもスムーズに家に行く様子が見て取れる。4回訪れているのに、駒田は2回と答えた。後ろめたい気持ちがないのなら、なぜ回数を少なく申告したのだろうか。さらに、実際に訪問した日以外にも、駒田は何度もAさんの家に向かおうとしていた。「《今日仕事が早く終わったら行けるかも…》と夜に突然連絡してくることもあったみたい。ほかにも、テレビ局の打ち上げが終わった明け方や忘年会の後にも来ようとしたり……。ナレーターとして出演する『news zero』の前にも来ようとしていたようですね。《明日行けちゃうかも》《歓喜の涙w》なんて言葉もあって、強い思いが伝わってきます」直撃の際に駒田は「ここしばらく、3、4か月は連絡も取っていない」と話していた。しかし、これも事実ではない。「駒田さんは多忙を理由にAさんと次第に会わないようになりましたが、連絡は4月の後半まで続いていましたよ。予定を合わせようとすると返信が遅くなることが増えていって……。既婚者と深い仲になったAさんも悪いけれど、“完全に忘れられている”と傷ついた様子でしたね」■「下心は絶対ある、友達でも」駒田はAさんのことを“友人の1人”だと主張したが、LINEのやり取りの中には明らかに異性として接していることを示すものもあった。「2人が初めて会った日から数日後のこと。黒いストッキングを履いた女性が机の下で対面する男性に足でイタズラをするイラストを突然送信し、《これいいよね》《この表情もAさんみがあって思わず笑》と彼女を妄想したことを語っていました。Aさんが《洋服もこの前のに似てる。笑》と返すと、《似てるよねw》と喜んだ様子でした」このやりとりと同じ時期、声優仲間の木村昴と出演するネットラジオ『World Ving Ving Satellite』では“男女の友情”に関してこのように語っていた。「僕は基本的に女の人はずっと女の人なのよ。下心は絶対ある、友達でも」「理性が上回っているから友情というかたちになっているだけで、自分だけ時間が止まったり相手が突然フェロモンむき出しで押し倒してきたりしたら、我慢できなそう」男女の友情に対して否定的な見解を見せ、「下心は絶対ある」と語った駒田。関係者の間でも、派手な女性関係が噂されていたという。彼を知る音楽業界関係者はこう話す。「駒田くんは高身長でイケメンな上、外国語も堪能だから女性にモテるんですよ。爽やかな顔して遊び人だって噂はよく聞きますね。仕事で一緒になった女性にもすぐ連絡先を聞いていたし、彼のLINEのトーク画面には“○○ちゃん(女性の職業)”というようにたくさんの女性の名前が職業付きで並んでるんです」多くの女性と付き合いがあるようだが、Aさんは本当にただの友人だったのか。駒田は彼女とのLINEの中で、自身のフェチについても語っていた。■駒田のフェチと特殊な性癖「《おっぱい…弱いんですよ、最大の弱点なんですよ、素晴らしいですおしりもとんでもなく好きなんですけどね》なんて、“友人の1人”とするような会話じゃないものもありました」(前出・Aさんの知人)フェチどころか、彼には特殊な性的嗜好があることも判明している。「ある日、Aさんの脚にアザができていて……。驚いて理由を聞くと、駒田さんに噛まれたと。彼には“噛みグセ”があって、肩や腕、脚などを噛んでくることがあったそうです……」(同・Aさんの知人)写真を見ると、はっきりと噛み跡がアザになっているのがわかる。女性の身体を強く噛んでいるのに“性的行為はなかった”というのは、いったいどういう認識なのか。駒田のツイートには、多くのファンから《こまちゃんを信じます!》という反応が寄せられている。隠すことがないのなら、記者に対しなぜ事実と異なることを口にしたのか。これ以上嘘を重ねることは、かけがえのないファンの信頼を裏切ることにもなりかねない。彼の口から、真実が語られる日は来るのだろうか……。
2021年05月29日直撃を受ける駒田航「俺が頭を下げるには、テメェは小物すぎるんだよ!」力強い声でワイルドな決めゼリフを放つのは、イケメン声優の駒田航。「185センチの長身で、筋肉質のスラリとした体形。ドイツ育ちで語学も堪能です。男性声優による音楽プロジェクトの『ヒプノシスマイク』では、入間銃兎という人気キャラクターでラップを披露していますよ。日本テレビ系の『news zero』では金曜日のナレーションを担当するなど幅広く活動しています」(音楽ライター)■今年1月に結婚を発表したが……多くの女性ファンを持つ駒田だが、今年1月に一般女性との結婚を発表。しかし、彼にはほかにも親密な女性がいたという。「都内在住のAさんは、駒田さんが独身のころからよく2人で会っていました。彼が結婚してからも関係は続き、むしろ深まっていったんです……」(Aさんの知人、以下同)アニメでは“爽やかイケメンキャラ”を演じることが多いが、プライベートでは別の顔を持っていた。Aさんとの出会いは、昨年11月にさかのぼる。「音楽業界で働く共通の知人の紹介で知り合ったそう。3人で食事に行ったあと、Aさんと駒田さんの2人きりに。駒田さんは彼女の連絡先を聞き、そこから積極的に誘うようになりました」しかし12月中旬、ある大きな出来事が。「ドライブデートの帰りに突然“実は結婚するんだ”とAさんに報告。動揺する彼女に“結婚するけど、正直Aさんに惹かれてるのは事実だし、これからも関係はずっと続けていきたい”と言ったそうです。彼女が、自分に惹かれてるのならなぜ結婚するのかと聞くと、“向こう(妻)のことも嫌いじゃないから別れられないし、一緒に住んでるし……”と歯切れの悪い答えでした」彼の望みどおり、ふたりの関係は結婚後も続く。「Aさんは距離を置くことも考えていましたが、駒田さんは結婚してから、より積極的になったそうで……。仕事終わりに会えるかどうか、彼女の予定を毎日聞くように。結婚前は外で会っていましたが、人目を恐れたのか、彼は次第にAさんの家で過ごしたがるようになりました」■「不倫にならない」理由結婚直後の1月上旬、駒田は彼女の家を訪れる。「家に来ると、身体をベタベタ触ってきたそうです。数日後には“手料理が食べたい”と言ってまたAさんの家に。その日、彼女は目隠しされ、はいていたストッキングをやぶかれて……。その2日後も訪れ、その日も食事が終わると駒田さんはすぐ服を脱いで……」新婚の妻を裏切る行動なのは明らかだが、彼には奇妙な価値観があった。「実はふたりは、“行為”を最後までしたことはなかったんです。駒田さんが“最後までシなきゃ不倫にならないから大丈夫”と言っていたそうで……。罪の意識なんか毛頭ないのかもしれませんね」しかし、2月中旬になると、駒田は多忙を理由にAさんと会わなくなった。「Aさんは“都合のいいときに短時間で、ただ風俗代わりにされていただけなのかも”と傷ついていて……。もちろん彼女も悪いけれど、駒田さんは欲望のためにAさんを利用しただけなんです」爽やかなイメージからかけ離れた裏の顔。事実を確認するべく、5月中旬に自宅マンションから出てきた駒田を直撃した。─Aさんという女性と不倫関係にあったようですね?「…………」顔をしかめ、しばし沈黙した後、ゆっくりと口を開いた。「あの〜、Aさんという女性は、もちろん存じ上げています。言えることは、本当に何もそういったことはしておりませんので」─Aさんの自宅にも行っていたと聞いています。「友達関係でお会いして、ご飯に行かせていただいて。家に行ったのも、趣味のDVDを貸していただいたのを、返しに行っただけです」─奥さんもご存じ?「妻には、“友人のところに行ってくる”と」─Aさんの家で、性行為はしていない?「もちろん、ないです」■ただの遊びだったんじゃないですか家に行ったことは認めたが、最後までただの友人であるとの主張を崩さない。Aさんにも電話で話を聞くと、記者からの連絡に驚きつつ、質問に答えた。─駒田さんが家に通っていたそうですね。「まあそれは、はい……」─DVDを貸していた?「DVD……?」まったく思い当たらないようで、困惑した様子。─家で性的な行為は?「まあ、はい……でも私の口からは、何とも……ただの遊びだったんじゃないですかね。もういいですか、あまり思い出したくないので……」そう言い残し早々に電話を切ったが、性的な行為があったことは否定しなかった。所属事務所に事実関係を問い合わせると、「駒田本人の言葉が事実であると認識しております」との回答。“最後までシなきゃ不倫にならない”という駒田の言い分は、法律的に通用するものなのか。『弁護士法人 天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士に話を聞いた。「“ここからが不倫”という厳密な線引きはありません。不倫とは“配偶者のいる人間が、自由な意思に基づいて配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと”と定義されます。問題は性行為を最後までするか否かではありませんし、駒田さんの行為は不貞行為に当たると考えられます」駒田が演じる入間銃兎の決めゼリフは「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる」というもの。結婚後も別の女性宅を訪ねるというリスクを取ることで、彼はいったい何を達成したのか……。
2021年05月25日映画『おもいで写眞』(1月29日公開)の初日舞台挨拶が29日に都内で行われ、深川麻衣、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が出席した。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が自ら実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。初日を迎えた今の気持ちを聞かれた深川は「やっとこの日を迎える事ができて感無量です。皆さんのもとに届ける事ができて幸せに思います」とコメント。事務所の25周年記念作品の主演を演じ「主演という大役を任せて頂いて凄く嬉しかったのですが、素晴らしい先輩が沢山いらっしゃる中で、自分でいいのかな、というプレッシャーや不安もありましたが、高良さん香里奈さん井浦新さんという頼もしい先輩が近くで見守ってくれていて、その中でお芝居をさせて頂くのは自分にとって幸せで贅沢で豊かな時間でした。20代最後の作品でもあるので10年後でも今の自分を鮮明に思い出せる特別な作品になったと思います」と気持ちを語った。深川の話を聞いた監督は「現場で3人をみていたら本当の家族みたいだなと感じました。高良くんは(深川さんを)暖かく見守ってアシストしていたり、香里奈さんは良いお姉さんとしてアドバイスしたり、家族みたいな暖かいチームだなと思いました」と振り返る。高良は本作について「所属事務所が映画を作る事に驚きましたし、オリジナル脚本で作ることも攻めているなとも思いました。事務所の先輩方やみんなで映画に入っていけるのが嬉しかったです」と喜び、香里奈は「25周年の節目の作品に参加させて頂いて心から嬉しいです。(所属して)18年目になるのですが参加させて頂くことで今後も頑張っていこうと思いますし、事務所のスタッフさんに支えられ、自分にとって居心地の良い事務所なので参加させて頂き素直に嬉しかったです」と感謝の気持ちを表した。イベントでは少し早い節分の豆まきも実施。招きたい福は何かと聞かれた深川は「じゃんけんに強くなれる福が欲しい」と望み、早速高良とじゃんけんし見事勝利する。その勢いで香里奈とのじゃんけんでも勝利し、「もう福が来てるじゃん!」とつっこまれ会場を沸かせた。高良は「ずっと考えていたんですけど、中々思いつかなくて。宝くじが当たってほしいってみんなに言ったら『つまんない』と言われて(笑)。宝くじのCMをやりたいかな」と回答。香里奈は「去年に2回チャレンジして抽選に外れたPlayStation5の抽選にあたりたい」と答え、その回答に対し、高良は「香里奈さんの凄いところは、芸能人パワーを使って手に入れようとしないところですね」と庶民的な部分を絶賛する。監督は「この映画を見て皆さんに笑顔になってもらいたい」と、それぞれの福を願いながら豆まきを行った。最後に高良は「この作品の好きな所は、脚本を読んだ時も、映画を見終わった時も結子という主人公が自分の価値観を押し付けていたが、次第に人の価値観を大切にできるようになっていく成長を描いた物語で、この映画を見た人がその人らしさを大切にする事に気付いてもらえたらこの映画の意味があるのかなと思います」と作品に対する熱い思いを吐露する。深川は「この作品は自分の大切な物や場所や人などに、気づかせてくれる作品になっていると思いますし、この映画をきっかけに写真を気軽に撮ろうかなと思ってもらえると嬉しいです。大変な状況禍ですがこんな時期だからこそ見て頂きたい作品です」と笑顔で語った。
2021年01月30日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや、映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などの松居大悟監督が、成田凌を筆頭に高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹を迎えた映画『くれなずめ』が2021年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。成田さんらが演じるのは、高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たち。友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス!)をやるべく5年ぶりに再結集、久しぶりに出会った彼らは、余興の後の“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら昔の思い出に想いを馳せる。「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの? まあいいか、そんなのどうでも」。自分たちはいまも友達で、これからもずっとずっと友達でい続けるのだろうと思っていた。そう、たったひとりを除いては…。そして、この微妙な“狭間”の時間に起こったある出来事は、見る者の予想を超えていくーー。かつて松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。先日放送が開始されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」でもメインキャストとして出演する気鋭俳優らを含め、個性的かつ実力派の豪華俳優が勢揃いした。物語の主人公・吉尾和希に扮するのは、ドラマ・映画・CMなど数多くの人気作品に出演する成田凌。舞台演出家として活動する藤田欽一役には、映画、ドラマ等で数多く主演を務め、出演作が途切れたことがないほどの目覚ましい活躍を続ける高良健吾。欽一の劇団に所属する舞台役者・明石哲也役には、昨年大ヒットを記録した『愛がなんだ』続き成田さんとの再タッグが実現、次期日本映画界を担うホープ・若葉竜也。さらに、仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース )役には、ミュージシャン・俳優としてマルチに活躍し唯一無二の存在感を放つ浜野謙太を起用。同じく学生時代の後輩で会社員の田島大成役には、『his』で難しい役どころを見事に演じ上げ、先日公開した映画『佐々木、イン、マイマイン』では主演を務めるなど、いま最も勢いのある若手実力派のひとり・藤原季節が登場。また、仲間内で唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)役には、本作の舞台版でも同役を演じ、「劇団ゴジゲン」の全作品に出演するなど松居監督から絶大な信頼を得る目次立樹を配し、劇団が掲げる「あやふやで曖昧で中途半端な時間だから滲み出てくる色や匂いや想い」をスクリーンでも見事に体現。個性溢れる唯一無二のキャストが集結し、この6人でしか成し得なかった愛おしい笑いに溢れた物語を織り成す。久々に集まった高校時代の旧友たちが歩く、結婚式の【披露宴から二次 会までの狭間】を描いた物語。しょうもないことで笑っていたあの頃があるから、いまの自分があることを思い出させてくれる。誰もが経験したことのある、あの太陽が沈みそうで沈まない、えも言われぬ「暮れなずむ」瞬間に名前をつけてくれるような、愛おしい作品。松居監督ならではの「仕掛け」も用意されている。タイトルは「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとするけれど障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。松居大悟監督は、本作を「しょうもない友だちに向けて作った物語」と表現し、「昼と夜の狭間の、形容できない時間が好きで。曖昧にこそ真実が宿ると信じていて。またこんな小さな世界を描いてって言われても、この小さな感覚に救われてきたし、そんな些細なことで世界なんて変えられるんじゃないかと思っています。 話が大きくなってしまいましたが、友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!」とコメントを寄せている。成田凌/吉尾。高校時代、清掃委員から明石に誘われて演劇に挑戦暮れなずまない時間、暮れなずんでくれない時間、暮れなずまさない時間。彼らの選択を笑ってやってください。すごいのできました。高良健吾/欽一。東京で劇団を主宰している。今回皆を招集今でもこの現場で過ごした日々はたまらなく愛しくて、大切なものです。クランクアップの日はなにかが溢れ出しそうで、皆んなと目を合わせたくなかったです。 この現場が好きでした。現場の皆んなでバカしながら、褌一丁になりながら精一杯やりました。1人でも多くの方々に観てほしいです。若葉竜也/明石。欽一が主宰する劇団で役者をやっている松居大悟監督の映画は全て観てますが、一番好きです。自分が出演しているからではなく、観客として、一番好きです。「どうすっか?このあと」そんな映画です。浜野謙太/ソース。高校時代お調子者だった後輩。6人の中で唯一結婚しているマネージャーから話が来る前に高良くんから電話があって「はまけんさん、映画の台本読みました?めっっちゃ面白いです!マジ楽しみです!」高良くんてホント最高だなと共に、これは成功させるしかないと興奮で始 まりました。松居監督の映画はほぼ観ていて、念願叶ってご一緒の現場は彼に翻弄され尽くし、悩み、笑い、泣かされ、あっという間の稽古&撮影期間でした。つまり、きっと良い作品なので観てください。藤原季節/大成。東京で会社員をやっている後輩キャラ映画の撮影がこんなにも楽しかったのは初めてです。また、自分の出演作を観てこんなに楽しめたのも初めてです。こんなに楽しくて良いんだろうか。「ハッキリさせようとすんなよ」。そんな台詞に心が救われた気がしました。僕も、沈まない夕日の中にいつまでも暮れなずんでいたいです。 映画の中でくらい、そうしていたいです。目次立樹/ネジ。地元のネジ工場勤務。吉尾と仲が良い舞台版から同じ役で続投させていただきました。この作品が小劇場から全国の映画館へと広がるなんて思ってもみませんでした。改めて不思議な魅力に溢れた作品だと実感してます。忘れてはならないのは、この作品は舞台版の役者やスタッフ、お客様の協力なくして生まれていなかったです。深く感謝を申し上げます。最後に両親へ。作業着の似合う男に産んでくれてありがとう『くれなずめ』は2021年GW、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月03日人気声優・駒田航が初の主演を務めるオンライン謎解きイベント『駒田航 VOICE Re:CORD~失われた記憶~』が、11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催される。この度、11月28日(土)と12月5日(土)の2日間(6公演)限定で行われる「スペシャルDAY」に駒田自身が生出演するほか、豪華ゲスト声優陣の生出演が決定したことが分かった。駒田は、スマートフォンアプリ『ツイステッドワンダーランド』ジェイド・リーチ役や、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』入間銃兎役など、人気コンテンツの中でも人気のキャラクターを次々と演じる期待の若手。今回のオンライン謎解きイベントでは、ある研究所での実験に協力したことが原因で、記憶と感情を失ったことにより自分の声を無くしてしまった駒田を4つの謎を解いて救い出していくストーリーとなっている。本イベントは11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催されるが、その中で11月28日(土)と12月5日(土)の2日間(6公演)限定で行われる「スペシャルDAY」には、駒田自身が生出演。さらには、西山宏太朗、神尾晋一郎、ランズベリー・アーサー、江口拓也、羽多野渉といった豪華ゲスト声優陣の生出演も決定した。「スペシャルDAY」は、通常公演とは異なり、駒田自身の生出演による朗読劇形式で謎解きが進行するのが見どころだが、ゲスト声優は、参加者の謎解きをサポートする“研究員”として登場。進行役を務める“新人研究員”役のMCと共に、ヒントや生コメントで謎解きイベントを盛り上げる。今やオンラインイベントでも活躍中の彼らが、謎解きという新しいテーマのもとどんな姿を見せてくれるのかに注目だ。そして、イベント後には、駒田とゲストによるアフタートークも開催。はたして、ゲストとともに謎を解いて無事に駒田を救い出すことができるのか。本イベントで参加者と共に謎を解くサポートを務める新人研究員役として全公演にローテーションで登場するのは、植木慎英、有隅融、猪股速十、新田杏樹といった注目の若手声優たち。主演としてだけでなく、台本へのアドバイスなど企画段階から関っている駒田も「参加者に“面白いね!”と言って頂けるようなオンラインイベントにしたい」と期待を寄せつつ、「ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と自信も見せる謎解きイベントとなっている。《「駒田航 VOICE Re:CORD ~失われた記憶~」実施概要》【開催日時】・11月21日(土)〜12月6日(日)※11月28日(土)、12月5日(土)はスペシャルDAY【開催時間】※通常公演・平日2回公演:18:00〜19:30 / 20:30〜22:00・土日3回公演:13:00〜14:30 / 16:00〜17:30 / 19:00〜20:30※スペシャルDAY3回公演12:30〜14:30 / 17:30〜19:30 / 20:00〜22:00【チケット価格】・通常公演:2700円・スペシャルDAY 4500円【チケット販売】・発売中各回イベント開始3時間前まで販売【公式サイト】【公式Twitter】・@VOICE__ReCORD( )・公式ハッシュタグ#駒田航とオンライン謎解き【主催/制作】●主催:日テレイベンツ●制作協力:タカラッシュ!
2020年11月06日元「乃木坂46」深川麻衣が主演し、高良健吾、香里奈、井浦新らが共演する映画『おもいで写眞』の公開が決定した。東京でメイクアップアーティストを志す音更結子は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決意。ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎から老人向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われ、その仕事を引き受ける。最初は縁起が悪いと敬遠され、なかなか受け入れられない結子だが、一人暮らしの山岸和子との出会いをきっかけに、遺影撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める――。本作は、人が生きる豊かさと年を重ねる美しさを繊細に紡ぐ、熊澤尚人の同名小説の映画化。東京で夢に破れ、祖母の死をきっかけに故郷へと戻り、遺影写真を撮る仕事をはじめる音更結子を演じるのは、『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演となる深川麻衣。そして共演には、結子の幼なじみで役所に勤める星野一郎役を高良健吾、結子と出会う山岸和子役を吉行和子が演じるほか、香里奈、井浦新、古谷一行ら豪華俳優陣が参加している。監督は『近キョリ恋愛』『ユリゴコロ』の熊澤尚人が務めた。キャストコメント深川麻衣今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。高良健吾台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。香里奈大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。「おもいで写眞」は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。古谷一行「おもいで写眞」公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。吉行和子おもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!熊澤尚人監督このオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。「おもいで写眞」熊澤尚人(幻冬舎文庫)は11月11日(水)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2020年10月28日声優・駒田航を起用したオンライン参加型謎解きイベント「駒田航 VOICE Re:CORD~失われた記憶~」が、11月21日(土)より開催されることが決定。本日10月23日17時からイベントチケットが発売された。スマートフォンアプリ『ツイステッドワンダーランド』ジェイド・リーチ役や、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』入間銃兎役、ゲームやアニメなども展開する『あんさんぶるスターズ!』椚章臣役、『アイドルマスター SideM』古論クリス役など、人気のキャラクターを次々と演じ、SNSでも24万フォロワーという人気を誇る若手人気声優・駒田航。今回オンライン謎解きイベントで、初の主演を務める。謎解きイベントは、コロナ禍において3密を避けられるということで人気が再燃しており、オンラインでの開催は、外出を控えている人も気軽に楽しめるイベントとなる。これまで、様々な性格のキャラクターを演じてきた駒田は、キャラクターごとに“喜怒哀楽”を使いこなし演じ分けてきているが、今回演じるのは記憶も感情も失った自分自身。これまでにない役どころというのはもちろん、本人役を演じるのも今回が初めて。しかも、声の演技だけではなく映像で見せる演技にも注目が集まる。また、声優だけでなく、プロのカメラマンとしても徐々に活躍の場を広げている駒田だが、本イベントには、探索中のアイテムとして自身がプロのカメラマンとして活躍する前に撮影した未発表の秘蔵写真を含む作品が多数登場。ここだけでしか見ることができない写真を使って、徐々に自分を取り戻していくという駒田の新たな一面も見ることができる。そして展開するのは、声優ならではの声を軸としたストーリー。とある研究に協力した駒田が、事故により記憶と感情を失ってしまったことがきっかけで、声をなくしてしまうというショッキングな事件から幕を開ける。記憶と感情を失ったことで、新たに感情を持たない“コマダワタル”という人格が誕生。駒田の“喜怒哀楽”という感情は、記憶と一緒に4つの箱の中に閉じ込められることに……。事故に遭った駒田から、ある日突然「助けて」というメッセージを受け取った参加者は、駒田を救うために4つの箱にそれぞれ仕掛けられている謎に直面する。見事に謎を解くことができれば、“喜”・“怒”・“哀”・”楽”の感情を取り戻し、本当の駒田に戻ることができるのだが……。さらに。エンディングに仕組まれた最後の謎によって、駒田航と新たな人格“コマダワタル”の関係が変化する、3種類のマルチエンディングが用意されている。本イベントは11月21日(土)~12月6日(日)まで毎日開催されるが、その中で11月28日(土)と12月5日(土)の2日間だけ「スペシャルDAY」として駒田本人がLIVE出演。駒田と一緒に、謎を解くことができるファン必見の内容となっている。また、スペシャルDAYには、ゲスト声優も予定されており、駒田とゲスト声優によるアフタートークイベントも楽しむことができる。また、本イベントに企画段階から関っている駒田は、「参加者に“面白いね!”と言っていただけるようなオンラインイベントにしたい」と期待を寄せつつ、「ぜひ多くの人に楽しんでもらいたい」と語っている。■「駒田航 VOICE Re:CORD ~失われた記憶~」【開催日時】・11月21日(土)〜12月6日(日)※11月28日(土)、12月5日(土)はスペシャルDAY【開催時間】*通常公演・平日2回公演 18:00〜19:30 / 20:30〜22:00・土日3回公演 13:00〜14:30 / 16:00〜17:30 / 19:00〜20:30*スペシャルDAY 3回公演 12:30〜14:30 / 17:30〜19:30 / 20:00〜22:00【チケット価格】・通常公演:2700円・スペシャルDAY 4500円【チケット販売】・10月23日(金)から各回イベント開始3時間前まで販売【公式サイト】・URL 【公式Twitter】・URL@VOICE__ReCORD( )・公式ハッシュタグ#駒田航とオンライン謎解き
2020年10月23日高良健吾と黒島結菜6月19日発売の『フライデー』で、黒島結菜と高良健吾の熱愛が報道された。「ふたりは2015年に放送されたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で共演。高良さんは高杉晋作を演じ、黒島さんはその妻を演じました。初共演が夫婦役だったんですよ」(芸能プロ関係者)高良は2005年の『ごくせん』でデビュー。2013年には映画『苦役列車』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。映画を中心に活躍する演技派俳優だ。「黒島さんは沖縄県の出身で、女優デビューは沖縄を舞台にした2013年の映画『ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜』。昨年公開された映画『カツベン!』では、高良さんと再び共演していますよ」(映画ライター)黒島は『カツベン!』の雑誌インタビューで、高良のことをこのように話していた。《高良さんが、ありがたい言葉をくださったんです。(略)私は15歳からお芝居をしていますが、今まで自分のお芝居に満足した経験が一度もありません。だからこそ、『今が完璧ではないほうが、これからステップアップできる可能性がある』という、高良さんの言葉が胸に響きました》撮影中に距離を縮めていったのだろうか。ふたりはある俳優を介して、プライベートでも接点があった。「高良さんは16歳のときにモデルのオーディションで東出昌大さんと出会って以来、仲がいい。黒島さんも東出さんとは親しくて、彼女が20歳になったときにお酒を教えてくれたのが東出さんなんです。黒島さんが飼っている保護犬も、東出さんに紹介された団体から譲り受けています」(スポーツ紙記者)共通の友人が“3年不倫”の東出というのは縁起でもないが、ふたりの関係は順調なよう。『フライデー』に報じられる1か月前の5月上旬にも週刊女性はラブラブな様子を目撃している。並んで仲よく話しながらやってきたのは、黒島が住むマンションの近所にあるスーパーマーケット。食材を買い込み、レジに並ぶ。自粛期間中で外食もできないため、これから家で夕食を作るのだろう。撮影が軒並み中止になり、ふたりにとっては愛を深める期間になっていたのかも。6月中旬の平日朝には、黒島のマンションから、ふたりが愛犬を連れて外出する姿もあった。熱愛報道後も、ほぼ毎日のようにお互いの自宅を行き来しているようだ。■黒島の祖母は「初耳だぁ」熱愛について、沖縄県に住む黒島の祖母に話を聞くと、「2~3日前かな、誰かから連絡が来て、初耳だぁ!って思いましたけど、詳しい報道はまだ見ていませんし、結菜にも連絡していないのでわからないですね」ーー夏休みに来る予定は?「来たのは去年の夏が最後。今は自粛ムードでどうなるか。夏はいつも来るんですけどね」ーー高良さんも連れて来てほしいですか?「高良さんという方のこと自体があんまりわからないんですけど……もう23歳になってるし、本人が責任持つべきだから、おばぁからどうのこうのと言うことはないですね」高良は礼儀正しいと評判で、彼の地元である熊本で発生した2016年の大地震直後は、ボランティアに駆けつけていた好青年。おばぁも安心だ!
2020年06月29日新木優子と高良健吾W主演の『モトカレマニア』(c)フジテレビ元カレを忘れられない女子、モトカレマニア(MKM)のラブコメディー、『モトカレマニア』(フジテレビ系 木曜夜10時~)が第2章に突入。主人公のユリカ(新木優子)とマコチ(高良健吾)の恋の行方だけじゃない、新たな展開をプロデューサーが明かした。■恋愛に人間の機微や成長を加えた今作元カレが忘れられない“モトカレマニア(MKM)”の女子と、元カレが織りなすラブコメディー。MKMのユリカ役に新木優子と、元カレのマコチ役で高良健吾がダブル主演する。演出は『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』などの並木道子が担当する。困ったことがあると、ユリカは恋人時代のマコチを妄想して“大丈夫”と励まされたり、“いい女ユリカ”“弱気ユリカ”といった自演キャラと脳内会議を繰り広げたりなど、瀧波ユカリ原作の同名コミックの世界観が生かされている。「僕も並木も“月9”に代表されるキラキラしたドラマで育った世代。なので今作では現代におけるトレンディードラマの要素に、並木の得意とする人間の機微や成長を加えて描きたいと考えました。暗いより明るくポップなタッチにしたいという点も、並木と意見が合いました。視聴者からは、自分も昔の恋にとらわれ、恋愛に臆病になっているという女性や、男性からも心に刺さる、共感できるとの反響をいただき、うれしく思っています。この先も心地よい挑戦をしていきます」と、草ケ谷大輔プロデューサー。原作の笑いの要素は反映しつつ、3話以降はオリジナルで展開している。「新木さん、高良さんのふたりが主演ということもあり、今作は2章立てになっています。第1章では、ユリカはマコチに振り回され続けた人生にピリオドを打ちました。小説家のさくら(山口紗弥加)、“MKM同盟”の山下(浜野謙太)の元カノ、むぎ(田中みな実)と交流することで、妄想マコチも脳内会議も必要なくなっています。■主演2人は絶妙な距離感をキープ第2章では、マコチが反省し、自分の本当の思いをユリカにぶつけていく展開に。つまり、過去ばかり見ていたユリカは前を見ることで成長しました。逆に、前に進むのみだったマコチが、過去を振り返り、自分が忘れていたものに気づいていきます」(草ケ谷P、以下同)撮影は快調に進み、折り返し地点では高良の発案で“中打ち上げ”も行われた。「大いに盛り上がり、今作への思いを語って、いい空気が流れていました。今作の登場人物はそれぞれに悩みや葛藤を抱えているので、キャストのみなさんは明るく、ポップに演じつつ、ひとつひとつのセリフの奥深さを大切にして、前向きに演じてくださっています」新木は、ユリカの親友、ひろ美役のよしことしゃべることが楽しみのよう。「おふたりは共演シーンも多く、空き時間は、インスタやラインをしては、きゃっきゃと喜んでいます。よしこさんが新木さんを癒し、新木さんは台本の読み合わせで、よしこさんに演技のアドバイスをするという、とてもいい関係に見えます」熊本市の『わくわく親善大使』の高良が、地元のあか牛と馬肉を差し入れしたり、スタジオに設置された自動パン焼き機で焼きたてパンを頬張ったりするなど、撮影現場は楽しい雰囲気。「高良さんと浜野さんは、空き時間があるとサウナへ(笑)。新木さんと高良さんは、ユリカとマコチが互いの気持ちがわからずに進んでいるという設定なので、その距離感を大切にしているようです」■「もはやラブコメディーではない」ラブストーリーは、1話完結の刑事モノや医療ドラマよりも視聴者層が限定されがちだが、この先は、多くの世代の方が共感できる内容になっているという。「チロリアン不動産のマスコットで演者さんの間で大人気の犬のチロリアン、コメディーリリーフの“ハラミ会”、会話劇のなかにコメディーの要素は継続させますが、後半は、もはやラブコメディーではないかも。今作で描きたかったのは、誰しもがとらわれている“過去からの脱却”。恋に限らず、友人関係や、やり残したことなど過去からの脱却と、それによって前に進む姿です。地に足の着いた、人間成長ドラマになっていますので、世代を問わず、お楽しみください」敵か味方かキーパーソンはこの人!矢田亜希子が演じる草木染作家の桃香は、この先のキーパーソン。「ユリカにカッコいいアドバイスをして、背中を押していましたが、この先、うまくいきそうになっているユリカとマコチの間を引っ掻き回していきます」(草ケ谷P)離席厳禁!オープニングにヒントが番組のオープニングタイトルにもこだわりが!「六角形のマスの中に登場人物が出てきますが、実は毎回、違うものになっています。例えばチロリアン不動産の愛犬・チロリアンが真ん中でキラキラしていた回は、ユリカの本採用が決まり、お祝いのイベントがあったからなんです。このように、オープニングにこれから始まる話のヒントが隠されているので、お見逃しなく!」(草ケ谷P)
2019年11月21日出演者が“常識力”対決を繰り広げる「ネプリーグ」の11月4日(月・祝)放送回は2時間SPでオンエア。好評放送中のドラマ「モトカレマニア」から新木優子、高良健吾、小手伸也らが出演するほか、ジャニーズから「Snow Man」の9人も参戦する。「家売るオンナ」や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などで頭角を現すと、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」に「トドメの接吻」などヒット作に立て続けに出演。「SUITS/スーツ」に「トレース~科捜研の男~」と2クール連続で月9ヒロインを務めるなど一気にトップ女優への階段を駆け上がった新木さん。映画『蛇にピアス』での全身刺青姿で大きなインパクトを与えると「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や『シン・ゴジラ』、朝ドラ「べっぴんさん」などに出演。今年は『アンダー・ユア・ベッド』『葬式の名人』と出演作が連続公開された高良さん。舞台を中心に活躍するなか2018年に「コンフィデンスマンJP」に出演し大ブレイク。新木さんとも共演した「SUITS/スーツ」に日曜劇場「集団左遷!!」などでみせるアクの強いキャラで人気を博す一方、朝ドラ「なつぞら」などでは違う一面をみせるなど実力派として知られる小手さん。今回はこの3人に原田泰造と林修が加わり、チームを結成。ジャニーズ初の気象予報士として知られる阿部亮平をはじめ、岩本照、深澤辰哉、向井康二、ラウール、渡辺翔太、宮舘涼太、目黒蓮、佐久間大介の9名で構成され、YouTubeチャンネルを開設しネットから話題となると、来年2020年1月22日(水)には「SixTONES」との2組同時メジャーデビューも決定した「Snow Man」もチームで参戦。さらに今回はスペシャルということで復帰した名倉潤、大久保佳代子、岡田結実、陣内智則、カンニング竹山ら「売れっ子芸能人チーム」がそこに絡み、三つ巴の対決を繰り広げる。今回ゲストで参戦した新木さん、高良さん、小手さんが出演中のドラマ「モトカレマニア」は、元カレの存在が忘れられず“モトカレマニア(MKM)”になった主人公と、それを取り巻く人々の物語。主人公のユリカを演じる新木さん、そのモトカレ・マコチ役の高良さん、2人の上司を演じる小手さんをはじめ浜野謙太、「ガンバレルーヤ」よしこ、田中みな実、山口紗弥加らが出演。「モトカレマニア」は毎週木曜22時~フジテレビ系で放送中。「ネプリーグ」2時間SPは11月4日(月・祝)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月04日瀧波ユカリによる人気コミックを新木優子と高良健吾主演でドラマ化した「モトカレマニア」の第3話が10月31日放送。今週も“モトカレプリズン”に“自分会議合戦”、モトカレマニア対決に“サプライズキス”と見せ場が満載で、視聴者が沸きに沸いている。5年前に別れた元カレが忘れられず、幸せだった過去の恋の時間に浸って生きる難波ユリカに新木さん。ユリカが再就職した不動産屋で働く元カレ・マコチこと斉藤真に高良さん。ユリカの親友でネイリストの周防ひろ美に「ガンバレルーヤ」よしこ。ユリカの最初の客となり、同じ“マニア”として共感し合う山下章生に浜野謙太。ユリカが憧れる小説家だがマコチと同居している丸の内さくらに山口紗弥加。章生の元カノで北海道のラジオパーソナリティ・来栖むぎに田中みな実。山下と同じ会社に勤務する加賀千鶴に趣里。ユリカとマコチが働く不動産屋の社長・安藤一朗に小手伸也。また森田甘路、関口メンディーらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。様々なユリカやマコチが現れる“自分会議”も話題となっている本作だが、今回の3話では冒頭から“モトカレプリズン”なる妄想シーンが登場。オーバーサイズな囚人服姿のユリカにマコチのアメリカンポリス姿、さらにユリカを救出に来た章生はレオタード姿で「山下さんがキャッツアイの格好してる」「レオタードはズルいw」などのツッコミが相次ぐ。その後ユリカはマコチに「好きです」と告白。思わず口をついて出た言葉に早速“自分会議”が始まるが、その頃マコチの脳内でも“自分会議”が。新キャラも登場した“W自分会議”シーンには「イイ女ユリカが好きすぎる」「陰湿ユリカと希望的観測ユリカ良い」「マコチ脳内会議の新キャラは博士キャラ」など視聴者も盛り上がる。放送日が31日ということもあり「ハロウィン対決かな」という声も。さらに物語はさくらとユリカの直接対決へ。当初マウンティング合戦となるかと思われた2人の戦いはなぜか“モトカレマニア”同士ということで意気投合。ラストでは1人でハロウィンを祝おうと帰宅したユリカにマコチがまさかの誕生日プレゼントからのキスという流れに。しかしマコチからは「付き合うとは言ってない」という冷たい言葉が。そんなラストに「キスして付き合えないのは酷い!」「キスはしたけど付き合うとは言ってないよって…あるあるすぎてつらい」「最初の元カレプリズンのふざけた感じはなんだったのかと思わせるほど今回つらい終わり方」など視聴者からはユリカの涙に共感の声が集まっている。(笠緒)
2019年11月01日新木優子&高良健吾主演の「モトカレマニア」が、先日無事クランクインを迎え、2人のデートシーンの撮影が行われた。台風15号が過ぎ去った9月9日、まずはうまく恋愛ができない難波ユリカ役の新木さんがクランクインし、スタッフから大きな拍手が送られる中、撮影スタート。最初の撮影は、ユリカがボートに乗り、マコチとの思い出をひとりふり返るシーン。開始直後は、太陽が雲で覆われ強風が吹く場面もあったが、徐々に日差しが強くなり、ニットを着ていた新木さんも思わず「こんなに汗をかいたことない…」ともらすほど。そんな中、監督らの要望にもとっさに応える対応力を見せた。そして後半からは、元カレ・マコチ役の高良さんも無事クランクイン。カメラが趣味という設定のマコチ。使い方のレクチャーを受けた高良さんは「(ファインダーの)のぞき方はどんな感じにするのがいいんですか?」と、カメラ指導のスタッフに積極的に質問。よりリアリティーを追求していたようだ。また、試し撮りで新木さんにカメラを向け、「マコチカメラマンだ!」と新木さんが楽しそうに笑う場面も。最後には、ユリカとマコチがかつてボートに乗ってデートしていたときのドキドキ回想シーンの撮影が行われ、ユリカがボートで後ろに倒れこむ場面では、高良さんがスタッフに「何か後ろに敷くものはありませんか?」と気遣う優しい一面も。合間にはボートで楽しげに会話する様子も見られ、まるで本当の恋人同士のよう。なお、本シーンは第1話の大切なシーンということで、繰り返し2人と監督で細かい確認を行いながら進め、撮影は夕暮れまで及んだという。「モトカレマニア」は10月17日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月12日今秋、二代目松本白鸚主演ミュージカル『ラ・マンチャの男』が日本初演から50周年を迎える。本作に演者として24年関わる駒田一は「39年の役者人生において原点のような作品。出演が決まり光栄ですし、背筋がピシッとする思い」と高揚感を滲ませる。ミュージカル「ラ・マンチャの男」チケット情報小説「ドン・キホーテ」はスペインの国民的文学。本作では著者セルバンテスの物語として始まる。16世紀末のスペイン。宗教裁判で有罪となり投獄された作家セルバンテスは、獄中で自著「ドン・キホーテ」を囚人らと劇として上演する。主人公の(田舎の)郷士キハーナは自らを遍歴の騎士ドン・キホーテと思い込み、悪を成敗する旅に出る。白鸚は作家、(田舎の)郷士、そしてドン・キホーテの3役を演じ分け、駒田はドン・キホーテに仕える従僕サンチョを演じる。「ごはんにありつくために仕えるご主人様ですから、その実『何言ってんだこのオヤジ』と思っているかもしれない。でも同時に、この人が見ている世界を唯一理解してあげようとしている人。ご主人様も従僕のことを信頼しきっていてその関係が面白い」と駒田。10代で初めて作品を観た時は、「うまく作品の意図がつかめなかった」。その後、年齢を重ね繰り返し観るうちに、作品の“何か”に心を突き動かされるようになったと明かす。「例えば、劇中に散りばめられたグッとくる台詞の意味を、あれはどういうことだろうと考える時間も人間にとっては有意義なこと。それだけでひとつ観た甲斐がある。分かんなくてもいいと思う。感じることができれば。ドン・キホーテには風車が怪物に見えるけれども、囚人たちは最初、誰もそれを理解できなかった。だけど次第に何かを感じ取って心動かされていく。最後に彼らが初めて役を離れてドン・キホーテに向かって『インポッシブルドリーム(見果てぬ夢)』を歌う場面は、あれを超えるエンディングはないんだろうなって思うくらい感動しますね」。酎ハイサワーのマドラーをストローと間違えたり、舞台袖でこそっと「1日2回公演は無理だよ」とおどけてみせたり。オチャメな一面も大好きだが、役者白鸚の志の高さに毎回胸打たれると言う。「僕よりふた回りほど年が上の白鸚さんが昨日より今日、今日より明日と進化を追求されるので、稽古が何より楽しいですね。同時に苦しくもあるんですけど(笑)。一番好きなシーンは、さあお芝居を始めようと白鸚さんが舞台上で化粧をするところ。カッコよすぎてたまらんですよ」。最後に「100人いれば100通りの感じ方ができる」と改めて作品をアピールする。「絶対感じられる何かがあるし、感じられないわけがない。もし感じられなかったら?その時は、再度観てもらえたら(笑)。何卒よろしくお願いします!」。公演は9月7日(土)から12日(木)の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、宮城、愛知、東京を巡演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年08月30日俳優・高良健吾が、池田エライザ初監督映画『夏、至るころ』に出演することが分かった。「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第2弾作品として公開される本作は、福岡県田川市が舞台。そこで育った主人公の翔(倉悠貴)は、高校生活最後の夏を迎え、幼なじみの泰我(石内呂依)と将来についての考え方が少しずつすれ違い始める。そして、2人の前に突如現れた不思議な少女・都(さいとうなり)との出会いで翔の頭の中は混乱し――というあらすじ。そんな翔に、前に進むためのヒントを投げかけてくれる倫理の先生役として、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『シン・ゴジラ』などに出演し、主演作『アンダー・ユア・ベッド』も話題となった高良さんが出演。以前、高良さんと共演したときをふり返り「お芝居や映画への深いリスペクトと愛情を感じて、是非、この作品にも出演していただけないだろうかと思っておりました」と語った池田監督。「高良さんの誠実さや心のあたたかさは、主人公の翔を導く小林先生にぴったり」とはまり役ではないかと言い、「そしてこの作品を快く受けてくださったことに感謝しています」とコメントしている。『夏、至るころ』は2020年夏公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:夏、至るころ 2020年夏、公開予定
2019年08月23日新木優子と高良健吾が主演する10月スタートのドラマ「モトカレマニア」に、“ハマケン”こと浜野謙太が出演。新木さんをめぐって高良さんと恋のライバルとなる、“こじらせ男子”の“いい人”を演じることになった。現在「Kiss」(講談社)にて連載中の同名コミックを原作にした本作。元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった主人公の混乱と暴走と試行錯誤の物語。新木さん演じる“モトカレマニア”の主人公・難波ユリカが働くことになった不動産会社で、ユリカの最初の客としてやってくるのが、大手食品メーカーに勤める将来有望なサラリーマン・山下章生(やました・あきお)。“脱MKM”(脱モトカレマニア)すべく、ユリカは不器用ながらも真正面からその山下と新たな恋愛をしようと一大決心をする。山下は、食べ歩きが趣味でグルメアプリ“食べモグ”を使っておいしいお店を探し、レビューを投稿するのが楽しみ。優しくて誠実な性格だが、恋愛には奥手。自分が傷つくことも他人を傷つけることも怖いと思っている“ザ・いい人”。そんな山下は不動産会社の営業をするユリカにとっての初めてのお客。ユリカに好意を持ち、付き合おうと提案するが、あることをこじらせていて…。だが、そのこじらせによりユリカと意気投合することになる。そんなワケあり“こじらせ男子”山下を演じるのが、ハマケンの愛称で親しまれる浜野謙太。フジテレビ系ドラマに出演するのは、月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」以来、また木曜劇場(木10)の出演は「グッド・ドクター」以来。ハマケンが出演した月9、木曜劇場の上記2作は、直近1年半の両枠のダントツ最高視聴率を獲得した連続ドラマ。そんな“持っている男”といっても過言ではない(?)ハマケンと、女心を惑わす罪な元カレを演じる高良さん、まったく持ち味の違う2人が、新木さん演じる主人公ユリカをめぐる恋敵として対峙する。浜野さんは「ラブコメを演じるのも見るのもとにかく好きなので、医療ものや刑事もので確実に視聴率を取りにいくこのご時世にとても熱い気持ちになりました。このプロジェクトを全力で支持しています」と、思い入れたっぷり。「ラブコメ…大好きだけど、もうやらせてもらえないのかなと思ってたところに迷い込んできた運命のような話なので全身全霊で山下になろうと思います」とメッセージも熱い。演じる山下章生については、「グルメマニアの山下さんはこの“国民総マニア化時代”における視聴者代表のようなものだと思います。不器用なようでいて、実は幸せに向かって爆走しているさまを見せられたらと思います」とコメント。共演は2度目という高良さん演じるマコチと恋のライバルになることについては、「新木さん演じる奔放なユリカや、高良さん演じる憧れのマコチと同じフィールドに上がることはマジか!? という戸惑いばかり」というが、「山下が強力なライバルになれるように頑張りたい」と意気込んでいる。木曜劇場「モトカレマニア」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年08月13日周防正行監督が贈る活動弁士を夢見る青年を主人公にした極上エンターテインメント『カツベン!』から、成田凌、竹中直人、高良健吾ら豪華俳優陣が登場する予告編が到着した。いまからおよそ100年前、日本では映画が「活動写真」と言われ、日本独自の文化が華開いていた。当時、最先端だった映画はサイレントでモノクロ。日本人が映画の虜になったのは、楽士の奏でる音楽と共に、独自の“しゃべり”で観客を映画に引き込む「活動弁士」(通称:活弁)がいたからだった――。本作では、この活動弁士を夢見る青年を主人公に、完全オリジナル脚本で映画化。物語の主人公は、小さな町の映画館「青木館」に流れついた一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎。閑古鳥の鳴く青木館にいたのは、人使いの荒い館主夫婦や、傲慢で自信過剰な弁士など曲者揃い。そして、雑用ばかり任される俊太郎の前に、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手が現れ…というストーリー。周防正行監督の4年ぶりとなるオリジナル最新作、そして成田凌が映画初主演を務めることでもすでに話題になっている本作だが、この度、第76回ヴェネチア国際映画祭公式イベント「ジャパン・フォーカス」に正式出品することも決定した。世界も注目する中、到着した予告編では、高良健吾扮するイケメン看板弁士が女性たちをメロメロにするシーンから始まり、成田さん演じる俊太郎が働くことになる映画館の館主(竹中直人)やその妻(渡辺えり)をはじめ、弁士で酒飲みオヤジ(永瀬正敏)、ヒロインの新人女優(黒島結菜)、ライバル映画館の親子(小日向文世、井上真央)と、一癖も二癖もありそうな面々が次々登場。さらに、俊太郎が持つ謎の大金を狙う泥棒(音尾琢真)や泥棒を追う熱血刑事(竹野内豊)の姿も!ドタバタ大騒ぎな映像となっている。なお、本予告編は本日より全国の劇場でも放映スタートする。『カツベン!』は12月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カツベン! 2019年12月13日より全国にて公開©2019「カツベン!」製作委員会
2019年07月26日高良健吾撮影/吉岡竜紀「自分をイメージして脚本を書いてもらえたことは、すごくありがたいです」笑顔を見せた高良健吾。朝ドラ『おひさま』や『べっぴんさん』、ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した映画『横道世之介』など、数々の作品で存在感を残してきた。その彼が新作『アンダー・ユア・ベッド』で演じるのは、ベッドの下に入り込み愛する女性の行動を見守る男・三井直人。「イケメンを汚したい」という理由でオファーをしたという監督の話を聞く前に、自分に三井のような印象があるのかと不安にならなかったか尋ねると、「それはないですね。三井と僕は違いますもん(笑)。だけど、ちょっと複雑ではあります。こういう役に合うと言われるのは(笑)。それでも、ありがたいことです。僕自身、演じるうえで役にそんなに共感する必要はないと思っています。ただ、理解することは必要で、純粋すぎるがゆえに暴走してしまう三井を理解はしています」■グレーゾーンの演技がいちばんの魅力親にさえ存在を認めてもらえなかった三井の名前を、ただ1度呼んだ女性・千尋。11年前の彼女とのその一瞬の幸せな時間を取り戻すために、家庭を持った千尋の家の近所に引っ越し、彼女の家に侵入する三井。そこで見たのは、夫に暴力をふるわれる千尋の姿だった。「白と黒に分けることはせず、グレーゾーンをすごく大事にしました。最後に三井がどんな表情をするのかが、僕自身も楽しみでしたし、オファーを受けたときに感じたこの作品のいちばんの魅力でもあったんです。見る人によって、いろいろな感想があると思います。でも、ただただ痛い映画になってほしくない。経験として、痛みから感じることってあるじゃないですか。そうなってほしいです」歪んだ愛の、執着のカタチを描く極限のラブストーリー。三井の持つ“純愛”を100としたら、今の高良が持つ愛の大きさは?「三井くんは愛にあふれているので……。僕の理想になってしまいますが、お互いの存在を楽しめて、認め合えて、許し合えたら最高なんでしょうね。この映画でもそう。何があっても相手を肯定することは大切なんだなと思う。難しいことでしょうけど。でも、理想は持っていないと」■ちょっと日常から離れたい時は?作品を通して描かれているのは“人から認められる”ということ。「今の僕は、俳優として確実に人に評価を下される立場。だから、認められる、認められないがついてまわります。10代や20代のころは、そういうことに少しイライラを感じたりしていました。ただ、30代になって、自分の人生の半分はこの仕事をしていて、これからもそうなんだなと思うと、以前抱いていた感情がなくなりました。あっ、ないって言ったら嘘ですけど(笑)」評価がつきまとう仕事の重圧から心を解放してくれるのは“旅”だそう。「周りに旅好きが多いんです。その人たちが行ったところで面白いところがあると、行ってみようかなと。海外に行くと、ただただ普通の男になれて心地いい。認知していただいていることは、非常にありがたいことなんです。でも、僕以外の俳優のみんなも旅に出るのはそういうことなんじゃないかなと思います。ちょっと日常から離れたいなっていう。日常から離れる仕事なんですけどね(笑)」三井を演じて印象に残っているシーンは?演じている僕だからか、そこまでやる?ブレーキないなという三井が、ちょっとかわいく見える瞬間がいくつかあって。オムツをはいたり、千尋を助けられなくて自分を傷つけたり。三井って、そういう男なんです。次に旅行に行くなら?中学生のころからお世話になっている先輩がモロッコにハマっていて。写真を見せてもらったり、いろいろと話を聞いたりすると、すごく面白そうで。僕の好きな映画にモロッコが舞台のものもあるので、年内には行きたいですね。寝つきはいい?最近、すごくいいと思います。気絶するように寝ています。ソファで寝ちゃうと、うれしいですもん(笑)。20代のころは、常にいろいろなことを考えて、不安で寝つきが悪いときがあったんです。そのときは、朝も起きれなくて。今は、休みの日でも遅くとも9時前には起きます。得した気分になるんですよね。掃除したけど、まだこんな時間だって(笑)。『アンダー・ユア・ベッド』テアトル新宿ほか全国順次ロードショー配給:KADOKAWA
2019年07月26日今回、ご紹介する作品は、映画『アンダー・ユア・ベッド』。実力派俳優として知られる高良健吾さんが30代を迎えて初めて挑んだ作品です。恋した女性を監視するためにベッドの下へと潜り込む孤独な青年・三井を演じた高良さんにお話をうかがいました。写真・黒川ひろみ 文・田嶋真理 スタイリスト・渡辺 慎也 (Koa Hole inc) ヘアメイク・高桑里圭【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 42「誰かに存在を認められることの大切さを痛感しました」原作は、『殺人鬼を飼う女』『甘い鞭』などで知られる大石圭氏の同名ホラー小説。主人公は、親からも学校のクラスメイトからも必要とされず、存在自体を無視されていた青年・三井直人。彼はある日、11年前に自分を「三井くん」と呼んでくれた美しい女性・佐々木千尋を思い起こし、微かな甘い記憶を頼りに彼女を探し出すことを決意します。ところが、目の前に現れた千尋に当時の面影はなく、虚ろな表情の変わり果てた姿になっていました。三井は千尋を監視する過程で、彼女が夫・浜崎健太郎から激しいドメスティック・ヴァイオレンス(DV)を受ける姿を目撃してしまいます。その純粋さゆえにゆがんだ愛に走る主人公・三井を高良健吾さん、夫からDVを受けるヒロイン・千尋を西川可奈子さんが熱演。難役に挑んでいます。ーー本作の脚本も手掛けている安里麻里監督は、三井は高良さんしかいないと考えて、出演をオファーされたとか。初めて脚本を読んだとき、どう感じましたか?高良さん 痛々しい作品だなと思いました。しかも、30代を迎えた自分が、10代後半~20代前半のときに出演した作品のようなヒリヒリ感のある役を演じる。これが映像化されたらどのようなものになるのかと興味が湧きました。ーー役作りとして意識したところは?高良さん 役作りは、作品によって変えているんです。入念に準備する場合もあれば、あえて準備しないで挑む場合もあります。今回は、撮影に入る前にナレーションを収録したことが、役をつかむきっかけとなりました。撮影中は、三井がどのように日々を過ごしているかということをずっと考えていました。ーー三井をどのような人物だととらえましたか?高良さん 純粋すぎます。彼は純粋すぎるからこうしてしまう。自分の存在を認めてもらえなかったことが、三井の純粋な心をゆがませてしまったんだと思います。ーー三井に共感するところがあったんですね。高良さん 自分を認めてもらうことがどれだけ生きていく助けになることか。三井の人生にはそれがなかったわけですから。ーー千尋を演じた西川可奈子さんとは、撮影現場でどのように接していたのでしょう。高良さん 撮影現場で、一番あっけらかんとして明るかったのが彼女でした。ーー意外です。あれほどまでに凄惨なシーンに挑んでいるのに!高良さん 演じる役の苦労を全く感じさせないんです。役になりきる手前に西川さんの賢さ、冷静さがある。だからこそ、千尋という役にすっと入っていける。そういう印象を受けました。ーー西川可奈子さんの演技のアプローチに刺激を受けた?高良さん ひとことで言えば、「この子、強いな」と。興味深い演技のアプローチの仕方でした。ーーこの作品に関わって、もっとも心を動かされたところは?高良さん 誰かに存在を認められることの大切さを痛感しました。存在を認められることは、人にとってすごく救いになるんだなと。ーー本作には、ユーモアあふれるシーンもあります。個人的には、三井が千尋の家へ通いつめるうちに、彼女の赤ちゃんが三井になついていくところがクスリと笑えました。高良さん 三井は純粋で何の迷いもなく突っ走っていきます。そこに笑いが生まれるんだと思います。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。高良さん この映画には、過激で痛々しい描写があります。観る前に覚悟を必要としますが、それ以上に得るものが多い作品です。僕がおむつを履くシーンや裸のシーンもあります(笑)。自分の存在を認められなかった三井がどのように成長していくのか、見届けていただきたいです。インタビューのこぼれ話撮影中は映画のロケ地となった福島県いわき市に2週間滞在していた高良さん。撮影がないときは、宿泊先のホテルの部屋にスピーカーを持ち込んで好きな音楽を聴いていたそう。目下のお気に入りは、メロウな曲調が印象的なフランク・オーシャンの「Nikes」。ドライブのときは、好きな音楽を欠かさないそう。ミステリアスなムード漂う高良健吾さんの素顔を少しだけ垣間見た取材でした!Information『アンダー・ユア・ベッド』7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開出演:高良健吾、西川可奈子ほか配給:KADOKAWA©2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会衣裳協力:シャツ ¥42,000 パンツ ¥38,000 (ETHOSENS / ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)
2019年07月18日新木優子と高良健吾が主演するドラマ「モトカレマニア」が、秋のフジテレビ系木曜劇場枠にて放送されることが決定。初共演の2人が、恋愛で誰しもが感じる“あるある”をコミカルに演じる。うまく恋愛ができない難波ユリカ。その理由は、初めて付き合った彼氏・マコチこと斉藤真との恋愛にあった。10代、20代の恋は、失敗したり、あがいたり恋愛スキルを磨くはずだった時期。だが、その大切な時期にユリカの最初の恋愛は、あまりにもうまくすんなりと行きすぎた。そして、自分の就職をきっかけに生まれたすれ違いから、ユリカはマコチを振ってしまう。すぐに次の彼氏と素敵な恋愛できるでしょ!と思っていたが、クズ男ばかり引くハメに。そして彼氏も好きな人も作らず、現在に至る。「好きってなんだっけ?」――ユリカが出した答えは、“幸せだった過去の恋の時間に浸っていよう”。こうして、モトカレ・マコチの幸せな思い出を、日々の楽しみとして妄想する日々を送るモトカレマニアが爆誕!だが、ユリカの美しい思い出に浸る時間を破壊する出来事が――。立て続けに話題ドラマのヒロインに抜擢され、今回地上波ドラマ初主演となる新木さんが演じるのは、うまく恋愛ができない“イタカワ女子”難波ユリカ。マコチを好きすぎるあまり、毎朝SNSで名前を検索したり、心の中でマコチと妄想の会話をしたり、初対面の男性に対し、“モトカレスカウター”なるものを起動させ、マコチとのかすかな共通点を見つけると恍惚の表情を浮かべる27歳独身のぶっ飛びOLだ。原作を読み、「過去の彼に抱く印象をユリカは全部さらけ出してしまうとても素直な女の子」と演じるキャラクターの印象を語った新木さんは、「今まで以上にすべてのことに素直に反応してお芝居を楽しみたいです」とコメントしている。また、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以来のフジテレビドラマ主演となる高良さんは、「自分でも驚くほどスッと受け入れることができました。それはラブコメという、自分が今まで経験したことがないジャンルだったからだと思います。新しいことをする時にプレッシャーは付き物ですが、それよりも新しい何かに出会える気がしてワクワクしています」と心境を明かす。高良さんが演じるユリカのモトカレ・マコチ(斉藤真)は、不動産会社に勤務する30歳独身イケメン。2人が別れることになってから姿を消していたが、ユリカが働くことになった不動産会社で“同僚”として再会することに…。そんなマコチについては「イメージもまだまだなので、これから徐々にマコチのことを身近にしていけたらと思います。ただの天然にはさせないように、マコチを確かに存在させることが自分に与えられた役割だと思います」と語っている。そして今作が初共演となる主演の2人。お互いの印象については「映画“蛇にピアス”(2008年9月公開)を見させて頂いたときにすごく印象的ですてきな方だなと思っていました。今回ご一緒できることがすごく光栄です」(新木さん)、「まなざしがまっすぐで、凛(りん)とされているなというのが印象です。まだお会いしていないですが、これから作品、現場を一緒に支えていけたらと思っています」(高良さん)と話している。原作は、現在「Kiss」(講談社)で連載中の瀧波ユカリの同名コミック。元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった女の子の混乱と暴走と試行錯誤の物語を描く。現在は3巻まで発売中だ。瀧波氏は「新木優子さんの愛らしさを想像してキュンキュンしています。そして、マコチ役に高良健吾さん…!“忘れられないモトカレ”としての魅力がありすぎます!“高良健吾さんがモトカレだったら”という妄想をしてみましたが、ステキすぎてつらすぎて泣きたくなりました…!」とドラマ化・配役への喜びを語っている。また、主演・新木さんが本作のAmebaブログを開設。ドラマ最終回放送終了までの期間限定ブログとなっており、オフショットやドラマ撮影の裏話などを綴っていくようだ。木曜劇場「モトカレマニア」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年07月18日大石圭の人気ベストセラーの同名小説を映画化した、高良健吾主演『アンダー・ユア・ベッド』から、本編スペシャル映像と阪本順治監督、水川あさみからの絶賛コメントが解禁となった。先日7月4日(木)に行われた完成披露で、原作者の大石圭は「この映画には僕の表現したかったことすべてが、ほんの少しも端折られることもなく、完全に凝縮されていた。高良さん、西川さん、安部さんが実際に演じたことで映画は小説よりさらに凄みのあるものになったと感じる。多くの方にこの作品を見てもらいたい」と大絶賛。一足先に本作を鑑賞した観客の中には上映中、嗚咽する程涙し、口コミでは「余韻がすごい」「引くどころか前のめりで夢中になった」「怖いけど純粋でどこか共感できた」と、上映から1週間経ったいまでも余韻から抜け出せない人が続出し、絶賛と称賛の嵐が吹き荒れている。今回解禁された本編映像には、高良さん演じる主人公・三井が愛する女性の家に侵入するきっかけとなる場面が映し出されている。三井は西川可奈子演じる千尋を探し出し、近所に自ら観賞魚店を開店。彼女を覗き続ける日々が始まった。そんなある日、偶然にも千尋が来店。11年ぶりに彼女と突然の対面を果たし大きく動揺するも、彼女は三井のことを覚えている様子は全くない。千尋は観賞魚たちに興味を示すも、飼育にお金がかかると知り、諦めて店を出ようとする。その時、三井は「待って!…ちょっと傷があって、商品にならない飼育セットがあるんです…」と、うそか本当か分からない言葉を口にする。「いや…それは悪いです!」と拒む千尋にすかさず「その代わり、時々餌を買いに来てくれたら…」と三井は率直な申し出をし、ずっと覗き続けていた家に玄関から堂々と足を踏み入れるチャンスを自ら作り出した。部屋の中でグッピーが泳ぐ水槽をセットする三井。その隣で「はぁ~綺麗!」と微笑む千尋。外見が変わり果てていても、千尋は唯一人生の幸せを感じさせてくれた唯一無二の存在だと三井は再確認する。そして千尋がその場を一瞬離れたその時、三井は彼女の自宅の鍵を見つけ、何の迷いもなくポケットに押し込む。いよいよここから三井の盲目的な行動は歯止めが利かなくなり、どんどん危ない方向へエスカレートしていく…。そして今回、本編映像とともに本作を鑑賞した阪本順治監督と、女優の水川あさみからのコメントが到着。阪本監督は、「度肝を抜かれるというのはこういうことを言うのか。ものがたりを語る力、ひとを語る力、そのどちらにも感銘を受けた。高良健吾と西川可奈子は、こころとからだ、そのすべてを作品に託し、あらためて、映画のあるべきすがたを考えさせられた。ぼくたちの知らない何処かへといざなわれ、どれだけ気持ちがよかったことか。そんなカタルシスに満ちた傑作だ」と本作を絶賛。一方の水川さんも、「歪んだ愛情も暴力も剥き出しの映画。ベッドの下でしか見えない景色と感情があった。人間が起こす行動の異常さの根源に愛情があり、それがとてつもない恐怖となって押し寄せてくる。たった一つの家の中で蠢く愛情が、滑稽であり美しい」と本作を褒め称える声をあげている。『アンダー・ユア・ベッド』は7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年07月11日「与党の幹部は(金融庁の)報告書は無かったんだから、議論する必要もないみたいな発言なんですけど、恥ずかしくないんですかね?」「本当に無責任な政治になったなぁと思いますよ」これは6月15日に放送された『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS系、土曜朝5時30分~6時15分)での、くりぃむしちゅー・上田晋也(49)とジャーナリストの龍崎孝氏(58)のやり取りだ。’17年4月1日から放送されてきた同番組が6月29日に終了し、2年3カ月の歴史に幕を閉じることが明らかになった。7月6日(土)から、同時間帯では情報番組『まるっと!サタデー』が放送を開始する予定だ。編集長・上田晋也、解説・龍崎孝氏、アシスタント・古谷有美アナウンサー(31)の体制で、放送されてきた『サタデージャーナル』。毎回、ゲストを呼び、その時々の時事問題について解説するというのは、他の情報番組と同様だが、同番組が違ったのは、政権に対する厳しい批判を辞さなかったことだ。6月15日の放送では、イージス・アショアの配備に関するずさんな調査と、金融庁の「2,000万円報告書」について扱った。森友学園問題における公文書改ざんや、厚労省による裁量労働制のデータ隠ぺい問題についても言及され、「結論ありき」「不都合な事態をなかったことにする」というのが安倍政権の体質だと批判した。また、6月8日の放送では、芸能人の“政治的発言”の炎上問題を話題に。過去の政権ででは同様の炎上はなかったとして、政権批判が許さない空気は、第二次安倍政権で醸成されたものであるという議論が行われた。他にも、’18年7月の「西日本豪雨」の夜に安倍首相を含む自民党議員が懇親会を開いていた問題や、辺野古埋め立て問題などでも、厳しく政権を批判してきた同番組。安倍政権にとって、“目の上のたん瘤”のような番組だったことは間違いない。ちなみに後継番組である『まるっと!サタデー』のMCを務めるのは、TBSの駒田健吾アナウンサー(45)と田村真子アナウンサー(23)。じつは、入社二年目の田村アナの父は、田村憲久衆議院議員(54)。’12年12月26日に発足した第二次安倍内閣の最初の厚生労働大臣で、’14年9月3日まで同大臣を務めた。ただし、現在は水月会(石破派)の事務総長で、安倍政権と距離があるともいわれている。もちろん父娘は別人格であるし、新番組の“スタンス”はまだ不明だが……。いずれにせよ、厳しい政権批判を行ってきた番組が終わり、その後継番組のMCを自民党議員の娘が務めることはさまざまな憶測を呼びそうだ。15日の放送で、「民主主義の国においては、(結果だけではなく)プロセスを見せることも大事」と語った上田晋也。6月29日の最終回までに、番組終了のプロセスを自らの口で明かしてくれることに期待したい。
2019年06月18日高良健吾主演の問題作『アンダー・ユア・ベッド』から、スペシャルメイキング映像と場面写真が解禁。さらに、ひと足早く本作を鑑賞した、高良さんや安里麻里監督とゆかりの深い廣木隆一監督、黒沢清監督から応援コメントも到着した。黒沢監督、塩田明彦監督の助監督を経て、『バイロケーション』『劇場版零~ゼロ~』 『氷菓』 などを手がけてきた期待の安里監督が放つ本作。今回解禁となったメイキング映像は、高良さんがどのようにして三井直人という孤独な男と向き合いながら演じたか、現場での徹底した役作りと集中力が明かされる。メイキングのカメラが、それ以上は近寄れなかったことが読み取れる、本作の独特な空気感と距離感に注目だ。マネキンに向かって香水…執着が垣間見られるシーンも「よーい!」とカメラが回り始めた瞬間、無表情だった高良さんの顔は一変。満足感と幸福感に溢れた表情で、坂道をスイスイと登る笑顔が印象的なこちらのシーンは、大学生時代、三井が人生で初めて名前を呼 んでくれた千尋(西川可奈子)とのある約束を果たすため、グッピーと水槽を持って彼女の自宅に向かうワンシーン。本作に度々登場するグッピーは11年前に2人を結び付けたきっかけであり、再び2人を再会させ、物語を展開させる重要な役割を担っている。三井が小学2年生のとき、初めて母親に買ってもらい繁殖を繰り返したグッピーは、いまでは34 代目。ひとり物静かにグッピーを見つめる飼育シーンは、ここまでに至る孤独な年月の長さと重さと深みを幾重にも感じさせるものだ。続いて自室にて、11年前に千尋をコーヒーに誘ったときと同じ柄の可憐なワンピースを着せ、サラサラな長い髪のウィッグを被せた無機質なマネキンに向かう三井。当時の千尋と同じ香水を“シュッ!シュッ!”と吹きかける音だけが響く。その背中は人生でたった一度だけ味わった幸せな瞬間にすがり、いまでも鮮明に脳裏に焼き付いている千尋の姿を具現化し、近くで感じていたいという異常行動に図り知れない執着が垣間見られるシーン。そして、メイキング映像の最後には、孤独と絶望をいっぱいにため込んだ三井が、一筋の光にすがろうとするも、理想と現実の間に生まれた“大きなズレ” を受け入れられず、自分自身との葛藤に押しつぶされそうな心情に、高良さんが眉をひそめ、唾を飲む一幕が…。生まれてからずっと家族や学校 、誰からも存在を忘れ去られ孤独に生きてきた男の行末の姿を象徴する、辛く重たいシーンとなっている。本作は、三井を演じる高良さんのナレーションと共に進んでいくモノローグ映画。高良さんは撮影前にナレーションを撮った段階から、すでに「三井だ!」と思わせる声の雰囲気があり、周囲を圧倒させたという。さらに、撮影日でない日も撮影現場に現れた。三井が自分の部屋から千尋の部屋を覗いているシーンで、三井の撮った写真や三井の視線の撮影のため、本人の出番はなかったが、自らの意思で現場に参加するという作品作りへのこだわりを見せた。撮影全体が終了した後の、アフレコの際に高良さんは「三井をあの後もひきずっていて、友達から声小さっ!って言われました」と笑顔で明かしている。心身共に辛く、負担が重くのしかかる題材なだけに、緊迫した撮影現場で役者たちがいかに集中し、撮影に没頭していたかが随所に伝わるメイキングとなっている。高良健吾&安里麻里監督の“師”がコメント!廣木隆一監督他人の人生を覗く時、それは相手の人生に深く関わること。ベッドの下の健吾の眼差しは一つの答えを見つけ出す。時には戸惑い、悲しさに満ちている。黒沢清監督とにかく、高良健吾の変質者ぶりと西川可奈子の薄幸ぶりが凄まじい。こんな二人が出会って、いいことなどあるはずがないと暗澹たる思いでいたら、いつの間にか何としても幸せになってくれと祈っていた。実に巧妙にできた極限のラブストーリーであった。『アンダー・ユア・ベッド』は7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年06月18日前田敦子×高良健吾の共演で、川端康成・原案の物語を映画化する『葬式の名人』。この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。シングルマザーの主人公・雪子を演じるのは、実生活でもママとなり、黒沢清監督『旅のおわり世界のはじまり』の公開も控えている前田敦子。女手一つで息子を育てる母親・渡辺雪子を逞しく演じた。また、雪子たち同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川役は、『多十郎殉愛記』『アンダー・ユア・ベッド』など主演作が続く高良健吾が務めている。そして、主人公たちの同級生で中心的人物である吉田役には、映画・ドラマ「BACK STREET GIRLS ーゴクドルズー」で主演を務めるほか、連続ドラマなどにも引っ張りだこの白洲迅。本作脚本のモチーフである川端康成の世界を象徴する謎の女役に、日本映画界の至宝・有馬稲子。そのほか、尾上寛之、中西美帆、岡野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香など、実力派の若手俳優たちが同級生を演じ、笑いあり、涙あり、お祭りのみこしさながらに棺桶を担いで練り歩く“同葬会”が盛り上げる。映画評論家として知られる樋口尚文監督の劇場用映画第2作目となる本作は、川端康成が18歳まで過ごした大阪府茨木市で撮影。川端の学び舎である茨木高校の後輩で、『太秦ライムライト』脚本・プロデューサーを務めた大野裕之が脚本を執筆した。日本を代表する実力派の俳優とスタッフが結集し、川端文学の豊潤な世界を笑いと涙を織り交ぜた人間ドラマに仕上がっている。『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:葬式の名人 2019年全国にて公開予定
2019年04月27日映画『アンダー・ユア・ベッド』が、2019年7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー。主演は高良健吾。高良健吾、愛する女性の“監視に憑りつかれた”孤独な男に映画『アンダー・ユア・ベッド』は“タブー”とされる題材にフォーカスを当て、クリエイターたちが思うがままに感性と才能を爆発させて作品を作るプロジェクト『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』の一環として生まれた作品。『蛇にピアス』で脚光を浴び、『万引き家族』『止められるか、俺たちを』とヒット作の出演が続き、『多十郎殉愛記』『葬式の名人』『カツベン!』など話題作の公開を控える俳優・高良健吾が新たな境地に挑む、衝撃作だ。高良健吾演じる、主人公・三井直人は、学生時代から誰の記憶にも残らず存在を無視されてきた孤独な男。そんな三井が唯一特別な感情を抱いていたのが、学生時代“三井くん”と初めて「名前を呼んでくれた」女性・佐々木千尋だった。「もう一度名前を呼ばれたい。」物語は、三井が佐々木千尋と11年ぶりの再会を夢見て、追い始める処から始まる。11年前に一度だけコーヒーを飲んだ遠い記憶を胸に、最愛の女性を思い浮かべる三井。しかし、目の前に現れた彼女は、輝きを失い、学生時代の頃とは別人にように変わっていた。何故?彼女に一体何が起こっているのか…。主演・高良健吾にインタビュー公開に先駆け、主人公・三井を演じる高良健吾にインタビュー。作品や三井という人物に対して抱いた思いを聞いた。『アンダー・ユア・ベッド』王道のサスペンスとは一線を画す独特な雰囲気の作品でした。最初この物語自体にどのような印象を抱きましたか。上手く伝えるのが難しいのですが、一言でいうと“痛いな”っていう感じでしょうか。作品に対してよりも、自分が演じた役に対しての印象が強く、(主人公の)三井という孤独で周りから存在を忘れられてきた人間をどういう風に演じようか考えていました。三井は狂気的な一方で、1人の人を想い続けるという純粋さも感じられました。三井を演じるにあたり向き合ったポイントを教えてください。純粋と狂気は結構似ているというか、すごく近いものだと僕は思います。その2つを分けるということは自分の中では無かった。三井は、世の中から存在を忘れ去られてきた人間なのですが、その立ち位置として、誰かに知って欲しいという訳でもなく、狭い範囲で、行動が全部自己完結するようなイメージはしていました。何もかも自分だけ納得させていくような…。取った行動を自分自身で消化して納得させていくようなイメージですか?はい。それもあんまり周りに漏れないように…。そして、“三井に成り切る”ということに距離をあけることをイメージしました。僕は役に“成り切る”のと、役としてその場に“居る”というのは別だと思っていて、その“居る”という方を徹底的にやりたいなと考えました。三井の行動に共感や理解できる部分はありましたか?僕は“共感”と“理解”は別のことだと思っています。で、役に対して共感が出来る、出来ないっていうのは役を演じるにあたって大きな問題ではないと思うんですよね。ただ、理解出来るか出来ないかっていうのは結構大事なのかなと思います。理解はできます。色んな人が理解できると思う。一歩間違えれば三井と同じような行動をしてしまうかも知れないことって沢山あると思います。三井を演じていく中で印象は変わっていきましたか?ありましたね。演じているうちにそういう役に対する心境の変化が出てくるから“演技”は面白いなとも思いました。僕自身も演じるごとに、三井が報われたらいいなと思うようになったり。どんな悪い奴であれ、自分は理解したいという気持ちはいつもあります。三井に対してはその気持ちがより強かったですね。ヒーローっぽさが見えたり。ものすごくいびつで、めちゃくちゃですけどね。(笑)『アンダー・ユア・ベッド』にはバイオレンスシーンがありますが、見て驚いてしまう人がいるかもしれません。そのようなバイオレンスシーンをどのように捉えたらいいかアドバイスをお願いします。楽しめる映画や感動的な映画って必要だと思っていて、だけども、自分が本当に知識なく芝居の世界に入った若い頃は過激な役が多くて。人が傷つく映画もあるんだな…ということをすごく考えました。人を傷つける題材の映画は、普通だったら見たくないし、感じたくもない。もしかしたら映画を見てトラウマになってしまうかもしれません。ただ、これはあくまで映画。作り物なんです。それを前提にして、三井君の行動を真剣に見てたらちょっと笑える部分もある。真っすぐすぎると、ちょっと笑えちゃうところもあって。とは言え、無責任なことは言えませんね。”傷つくかもしれない”という覚悟はいります。だからR18になったのですが、描写はきついと思う。それは覚悟してください。ただ、僕は、少しトラウマになるような映画があっても良いと思う。そこから伝わる何かもきっとある。『アンダー・ユア・ベッド』は、そういうタイプの映画だと思っています。ベッドの下で監視する“異常な生活”そこから三井の“異常な生活”がはじまる。憑りつかれたかのように、佐々木千尋を監視するようになり、ついには自宅に潜入してベッドの下に潜り込み、ベッドの上の彼女を想い過ごし始めるほどに。「もう一度名前を呼ばれたい。」その一心で、歯止めが利かなくなる三井。加速度的に暴走していく彼の先に待っているものとは。一途で純粋な思いから生まれた愛ゆえの盲目なのか、それとも狂気なのか…。異常で孤独な男の切なさ、繊細な部分を高良健吾がどのように演じるのか注目が集まる。佐々木千尋役 - 西川可奈子主人公・三井の意中の相手で、学生時代“三井くん”と初めて「名前を呼んでくれた」女性。執拗に覗かれ、夫からは激しいドメスティック・ヴァイオレンスを受ける。佐々木千尋役は、西川可奈子が担当。NHK 大河ドラマ「西郷どん」など、映画、舞台、ドラマと体当たりの演技で頭角を現す実力派女優だ。浜崎健太郎役 - 安部賢一ごく普通のサラリーマン。妻にはドメスティックバイオレンス。妻に対して、ベッドから高圧的な視線を送る。狂気的だが孤独に蝕まれた男の切なく繊細な表情を併せ持つ。演じるのは安部賢一。『ガチ★星』にて初主演を務めた。監督は安里麻里メガホンをとるのは安里麻里監督。黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督として経験を積み、『バイロケーション』『氷菓』などで着実にファンを獲得してきた、女流監督だ。あらすじ雨の日の無人のエレベーター。誰かの香水の香りが残っている。俺は思い出す。この香り…11 年前、たった一度、名前を呼んでくれた佐々木千尋のことを。誰からも名前すら憶えられたことのないこの俺を「三井くん」と呼んでくれた時のこと。俺は人生で唯一幸せだったあの感覚にもう一度触れたいと思い、彼女を探し出すことにした。家庭を持った彼女の家の近所に引っ越し鑑賞魚店を開店し、自宅に侵入、監視、盗撮、盗聴、彼女の近くで全てを覗き見ていたいと思った。だが、俺の目に映ったのは、全くの別人に変わり果てた姿だったのだが・・・。【作品情報】映画『アンダー・ユア・ベッド』公開日:2019年7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー出演:高良健吾、西川可奈子、安部賢一、三河悠冴、三宅亮輔原作:大石 圭「アンダー・ユア・ベッド」(角川ホラー文庫刊)監督:安里麻里脚本:安里麻里製作:ハピネット KADOKAWA制作プロダクション:ザフール配給:KADOKAWA R18+
2019年04月12日30代に入り、男としての色気に磨きがかかる高良健吾さん。最新主演作『多十郎殉愛記』は、高良さんが初の本格的な“ちゃんばら”に挑んだ娯楽時代劇です。「もっとも苦労したのは、殺陣(たて)です。長い稽古を経て、体に染み込ませることができるのは、殺陣のいくつかの基本的な型のみ。本番でどのような殺陣をやるのかは、撮影前の20~30分間で覚えなければなりません。しかも殺陣を完璧に覚えることよりも、真剣勝負の、命のやり取りに見えることのほうが重要。殺陣は、練習を重ねるだけでは対応できないところに難しさを感じました」本作のメガホンをとったのは、映画『木枯し紋次郎』『新・極道の妻たち』などで知られる、映画界のレジェンド・中島貞夫監督。「僕は以前から中島監督の作品と時代劇が好きで。本作は監督が20年ぶりに撮る最後の長編映画と聞き、ぜひ出演したいと思いました。作品に対する想いは人それぞれだと思いますが、演じるなら想いが強い人がやったほうがいいだろうと。僕はこの役に必要な勉強をして演じられる、だから僕に(オファーが)来てほしい、と願いました。撮影に入ると、監督は役者たちに厳しい言葉をぶつけることはなくて。言葉も多くありませんでしたが、監督が現場へ入ってきた瞬間に身が引き締まりました。監督に『いいね』と褒められると、僕たちは“よし、またやるぞ!”という気持ちになります。監督の立ち居振る舞いには、映画作りに何十年もの月日を費やしてきたすごみやかっこよさが表れていました。監督がもっとも輝く瞬間に立ち会えたことを光栄に思っています」剣豪・多十郎が、愛する者たちを守るため、大人数の役人たちに立ち向かっていく姿は圧巻です。特に、クライマックスの大立ち回りの中、寺島進さん演じる最強の敵・抜刀隊隊長の溝口と対峙するシーンは、手に汗握るほどスリリング。「寺島さんと殺陣に関する打ち合わせは行いませんでした。その緊張感が、本当の命のやり取りに見える秘訣かもしれません。本作で展開されるのは、体勢が崩れた泥くさい殺陣。いうなれば溝口はラスボスですから、もっと長くて派手な殺陣をやってもおかしくはない。しかし、監督から『剣の達人は数手で終わる』と言われて納得しました。監督が思い描く時代劇は、シンプルでいさぎよくてかっこいいなと思います。僕が溝口との一騎打ちで心掛けたのは、楽しそうに演じること。多十郎が生き生きと戦う姿に、命の輝きを感じていただけたら嬉しいです」愛する者たちのために命懸けの戦いに挑む、多十郎。高良さんもその生きざまに魅了されたひとり。「多十郎が刀を抜いた理由は、愛する人たちを安全な場所へ逃がすため。大人数を斬ることが目的ではありません。自分の命を捧げる、究極の愛。それを実行できるところが多十郎の強さだと思いました」高良さんの色気溢れる演技も本作の魅力。アンアン読者に注目してほしい見どころを聞くと、こんなお茶目な答えが返ってきました。「アンアン読者の方は、セクシーなものに惹かれると聞きました。僕が演じる多十郎がセクシーに見えるとしたら、それはふんどしのおかげです。監督は、ふんどしの長さ、見え方、色に対し、こだわりを持っていました。多十郎のふんどしにも注目して観ていただきたいですね(笑)」『多十郎殉愛記』舞台は幕末の京都。剣の強さを持て余す脱藩浪人・清川多十郎が、愛する者たちを守るため、命を懸けて戦う姿を描く。監督/中島貞夫出演/高良健吾、多部未華子、木村了ほか4月12日(金)より全国公開。©「多十郎殉愛記」製作委員会こうら・けんご1987年11月12日生まれ、熊本県出身。日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を受賞した演技派。今夏には主演作『アンダー・ユア・ベッド』も公開。ストライプシャツ¥30,000プルオーバーシャツ¥18,000パンツ¥32,000(以上KAZUYUKI KUMAGAI/アタッチメント 代官山本店 TEL:03・3770・5090)※『anan』2019年4月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・渡辺慎也(Koa Hole inc)ヘア&メイク・森田康平インタビュー、文・田嶋真理(by anan編集部)
2019年04月10日高良健吾が愛する女性を覗き続ける異常で孤独な男を演じる『アンダー・ユア・ベッド』の予告映像とヒロインの写真が初解禁となった。ヒロイン・佐々木千尋を演じる西川可奈子からのコメントも到着した。高良さん演じる三井が狂気の愛を向けるヒロイン・佐々木千尋を演じたのは、『私は絶対許さない』でマドリード国際映画祭主演女優賞ノミネート、NHK大河ドラマ『西郷どん』に出演するなど、映画、舞台、ドラマと体当たりの演技で頭角を現し、いま注目を集める実力派女優・西川可奈子。本作では、三井から執拗に覗かれ、夫からは激しいドメスティック・バイオレンスを受ける難役を見事に演じている。今回解禁された予告は、きしむベッドの下でひっそりと息を潜め、ベッドの上の千尋を感じるだけの三井の衝撃的な映像から始まる。11年前大学の講義中、「三井くん」と同級生で初めて名前を呼んでくれた千尋に一瞬にして心を奪われた三井。サラサラな髪、白地に黄色い花柄のワンピースに甘い香水の香り、はつらつとした彼女に恋をした…。しかし、11年後に盗撮し覗き見た彼女は夫に支配され変わり果てた姿に。「もう一度名前を呼ばれたい」ただそれだけの願いのための異常な執着は歯止めが利かず、彼女の自宅に潜入、ベッドの下に忍び込みながら、三井の自宅には11年前の彼女を忠実に再現したマネキンを置き、当時彼女が使っていた香水をふりかけ、その体にそっと触れる異様な姿が映し出されている。スタンガンの響く音や千尋の叫び声、警察に取り押さえられる三井の姿など、事件への発展を思わせる要素も混ざり、どんな結末を迎えるのか、続きが気になる映像となっている。撮影を終え、西川さんは「千尋でいた期間は本当に苦しかったですね…。現状から抜け出す為の選択がどれ程大変で勇気のいる事か…。迫る恐怖や不安な日々を一緒に戦って過ごしている内に気づけば自然と体重も落ちていました。高良さんはその場で生まれる感情を繊細に受けて下さるので、三井くんの前では自然体の優しい千尋でいれた気がします。苦しいはずの現場の空気感が程よく心地良いと思えたのは、きっとその場にいる全員が、俳優高良健吾さん、そしてこの作品に惚れ込んでいたからだろうと感じました」とコメント。また、「仕上がりを観た時、初めて抱いた感情がこの映画にはあって…。改めてこの作品をこの組でやれた事、そして安里監督との出会いに心から感謝します!安里組全員の覚悟が乗っかったこの作品の熱量が画面を通して1人でも多くの方に響くと嬉しいです」と思いを語った。あえてタブーとされるテーマを描いた本作。予告映像から漂ってくる不気味さは、かえって好奇心を駆られる人も多いのではないだろうか。先の読めないストーリー展開はもちろん、変質的な役柄を高良さんがどのように演じているのかも見どころだ。『アンダー・ユア・ベッド』は7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年04月09日高良健吾が愛する女性のベッドの下に潜り込み、彼女を想いながら過ごす男を演じる『アンダー・ユア・ベッド』。この度、高良さんの“覗き続ける”姿をとらえた場面写真とキービジュアルが解禁となった。それは愛ゆえの盲目さか、それとも狂気か――。愛する彼女への一途で純粋な思いと、異常で孤独な男の切なさ、繊細な役柄を高良さんが演じる問題作。ドラマ「ごくせん」でデビュー後、『蛇にピアス』で脚光を浴び、近年『シン・ゴジラ』『万引き家族』『止められるか、俺たちを』ほか、今年は『多十郎殉愛記』『葬式の名人』『カツベン!(仮)』など話題作への出演が続々控える“日本映画界に必要不可欠な俳優”の新たな境地は早くも話題となっている。「覗いていたい。このままずっと――」今回解禁したビジュアルでは、高良さん演じる主人公・三井直人が、11年前に一度だけコーヒーを飲んだ最愛の女性をベッドの下から覗く様子が具体的に明らかになってきた。そこには、眼前を青白く細い足が横切り、その様子を至近距離から虚ろな目でじっと見つめる三井(高良さん)の姿が…。とても異常な状態に身を置く男の様子を描き出す、大胆で不気味なビジュアル。彼はどのようにしてベッドの下に潜り込んだのか?「ずっと覗いていたい」男の異常執着体質はどこから生まれたのか?男がベッドの下から覗き見たものは一体何なのか?変質的ではあるが、どこか繊細で孤独な雰囲気を漂わせる三井の姿に妄想がかき立てられる。さらに、今回初解禁となった場面写真は、木陰から女性を監視する高良さん、望遠レンズ越しに女性を盗撮する高良さん、観賞用のグッピーを食い入るように見つめる高良さん、とリミッターの外れた覗きの様子が垣間見られる3点となっている。『アンダー・ユア・ベッド』は今夏、テアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ユア・ベッド 2019年夏、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年04月02日