町民に謝罪する花田憲彦町長(YouTubeより)山口県阿武町で起きた給付金4630万円誤送金事件で逮捕された田口翔被告。今月に入ってから、彼の人生は急展開している。「8月1日に保釈されたのですが、その資金提供を行ったのが、人気YouTuberのヒカルさんでした。彼は自身の会社で被告を雇用し、山口県内で働けるようにリモートでできる仕事をしているようです。さらにこの意外すぎるホワイトナイトは、被告の独占インタビューを自身のYouTubeチャンネルで配信。話題をさらいました」(スポーツ紙記者)メディアで連日取り上げられた誤送金事件のまさかの顛末に、再び注目が集まっている。事件当時、混乱する阿武町の憤りの声と、まだ名前のわからなかった“疑惑の移住者”を追いかけた取材メモを振り返る。(以下、2022年5月7日に配信した記事を加筆、修正して再掲載しています)◆ ◆ ◆「誤送金した役場が悪い。でも、それより悪いのは、間違って振り込まれた4630万円を返さない人ですよ。町の恥だ!」地元町民たちは異口同音に怒っている。農作業中の80代女性からはこんな言葉が。「金を返さない人は、きっとよそから来た人。地元の人間にそんな悪い人はいない。そんなことしたら、ここには住んでいられないわよ」山陰の日本海沿いにある山口県阿武町。日本海と山々の雄大な自然に囲まれたこの町の人口はおよそ3000人で、コンビニはなく、スーパーもたったの1軒という、穏やかな地域だ。4月8日、この小さな集落で町民たちを巻き込んだ騒動が勃発した。「新型コロナウイルス感染症対策のひとつとして、生活が困窮している世帯への支援が行われたんです。この町には約1300世帯が住んでいて、そのうちの463の“住民税非課税”世帯が対象でした」(全国紙社会部記者)“1世帯に4630万円振り込む”というあり得ないミス国から1世帯につき10万円の補助金が配られることに。配布方法は阿武町役場から山口銀行阿武支店を通じて、各世帯が持つ金融機関の口座に振り込まれる予定だった。「これまではベテランの女性職員が担当する仕事だったが、彼女が総務部に異動していたんです。そのため、今年4月に採用になったばかりの新人職員が担当したのですが……」(同・社会部記者、以下同)この新人がトンデモないミスを犯してしまう。463世帯にそれぞれ10万円送金した上で、その合計額の4630万円を1世帯に振り込んでしまったのだ。そもそも、なぜこんな間違いが起きてしまったのか?「新人職員が振込先の住民リストが入ったフロッピーディスクと町長の決済印が押された振込依頼書を銀行に渡したんですが、その依頼書に誤記載があったようです。振り込みが終了した段階で、山口銀行の職員がおかしいのではないかと役場に指摘して、ようやくミスが発覚しました」もはや見ることのなくなった昭和の遺産『フロッピーディスク』を使用していることも注目されたが、山口銀行側の希望だという。ミスした職員の上司は時期外れの異動これが誤送金の一連の流れなのだが、ある町民からはこんな指摘も。「ミスをした新人職員を責めるのはおかしい。そもそも、上司が二重、三重にチェックしていない役場の体制自体があり得ないでしょ。ベテラン女性職員がやっていたから、慣れっこになっていたんじゃないか。新人職員は責任を相当感じていて夜も眠れず、精神的に追い詰められている状態。妻子もいるのに、かわいそうだ」ミスをした職員の上司の課長は時期外れの異動になったとか。「責任をとらされたのだと思います。さらに、総務部へ異動していたベテラン女性職員は、再び戻ってきたみたいです」(同・町民)誤って振り込まれた世帯主が役場にお金を返還すれば、この騒動は一件落着するのだが……。阿武町役場はこの世帯主Aさんに返還してほしいと3回交渉するも、「Aさんは最初こそ“いまは多忙だが、返還する”と応じていました。ですが途中から“金は都市銀行の口座に移しているので、戻せない”と言い出し、最終的には“罪は償う”などと応えていて、返還される可能性はまったくない状況」(前出・社会部記者)この問題を阿武町役場のトップはどう考えているのか、花田憲彦町長を直撃した。「なんとか返還してもらうための努力は今後も続けていきますが、今のところ動きはありません。何かあれば会見を開いてお知らせします」と、なんとも悠長な回答にも思えるが……。地元住民も同じ気持ちのようで、「大事な交渉を役場の一般職員に任せるから、わけのわからないことになっている。まずは町長みずからが返還しない世帯主のところへ菓子折りでも持って出向いて謝罪。その上で“なんとか返還してください”とお願いすべきだった。町長の責任も大きい」(別の町民)さらには、山口銀行も不親切だと続ける。「役場の金を常日頃から扱っているんだから、振り込む前に“1世帯にこんな大金を振り込んで大丈夫なのか?”と問い合わせるでしょ、普通」この件に関して、山口銀行に問い合わせると、「金融機関では、たとえ町役場であっても、お客さまの情報には守秘義務がありますので、お話しするわけにはいきません」(同銀行広報室)大騒動の元凶であるAさんとは一体どんな人物なのか。とある町議によると、「阿武町は中心部の奈古地区、半農半漁の宇田郷地区、山間で農業中心の福賀地区と3つに分かれていて、それぞれ10キロメートル前後離れています。町長は“当該の世帯主がどの地区に住んでいるのかも言えない。騒動になるから”と、いっさい明かさないんです。書類を見ても、世帯主の名前と住所の部分がすべて黒塗りですからね」条件を満たす“疑惑の移住者”を直撃!そんな中、週刊女性は役場関係者からAさんに関する有力情報をキャッチした。「阿武町は過疎化が激しいので、ずいぶん以前から町外の人に空き家を提供しています。そこで農業や漁業などをやれば、町から月15万円を支払うなどさまざまな優遇措置を施しているんですが、Aさんはその移住者のひとりです」その地区には移住者が10名ほどしかいない。さらに、その他の条件(特定を避けるため、記載せず)を満たす男性が1名浮上した。彼の自宅を訪ねて直撃するも、「自分ではありません。何かの間違いじゃないですか」と疑惑を真っ向から否定。前出の役場関係者はこう話す。「返還しなくても逃げ切れると思っているのでしょう。もし全額使い切ってしまっていたとなれば、回収するのは困難と言えます。住民の血税をなんだと思っているのか、許せないですね」4630万円を取り戻せなければ、町の財政からの持ち出しになるのか。町では、こんな噂がまことしやかに囁かれるように。「役場には正規と非正規と合わせて約100人の職員がいますが、次の夏のボーナスはゼロみたいですよ」町は返還拒否する人物に対して刑事と民事の双方での対応を考えているという。警察が捜査して逮捕されることになれば、Aさんの名前は白日のもとに晒されることになる。罪の意識があるのならば、名前が公表される前に町にお金を全額返還してほしいものだ。◆ ◆ ◆田口被告は保釈したその日にSNSデビュー。フォロワーは10万人を越え、順調なリスタートを切ったと言えるだろう。一方、“ミスをした”とされた阿武町役場の新人職員は今も同役場の職員を続けていて、疑惑が晴れずに“針のむしろ”状態にあるという……。
2022年08月14日路上や街中でのスケボーでトラブルが発生している(画像はイメージです)休日の豊洲。『SKATEANDDESTROY』という文字が大きく背中に描かれたTシャツを着た青年が、スケボーで駆け抜ける。“スケートと破壊”。これはスケボー雑誌『スラッシャー』のキャッチフレーズ。同誌は同名のアパレルブランドも持つ。青年が“スケボーによって何かを破壊”しているかは定かではないが、今その破壊行為が問題となっている。オリンピックでスポーツとして注目された“スケボー”’21年の東京五輪にて、堀米雄斗、西矢椛がスケートボード種目で金メダルを獲得。この影響でスケボーは大流行しているが、マンションや公園の施設が傷つけられるなどの苦情が多発している。「江東区のタワーマンションや公園の被害が大きい。今年3月、江東区のマンションでスケーターが敷地内に侵入。居住者が諭したところ口論になり、暴力事件にまで発展、警察が出動する事態となりました」(社会部記者)江東区のタワマンに暮らす男性はスケボー被害を語る。「設備が傷つけられたら、修繕費は管理組合の積み立てから出します。騒音やゴミのポイ捨てもある。壊れたスケボーが置き去りにされていたり。注意した際、逆に悪態をつかれた人もいます」また、江東区のマンションに暮らす別の男性も、「スケーターは昼よりも夜になって集まってくる印象です。当然マンションには警備員さんがいて見回りをしているのですが、注意してもやめない。または注意されていなくなるけど、また時間を置いてやってきたり」一児の母は、江東区の公園近辺も怖いと話す。「マンション周辺だけでなく、豊洲駅からスケートボード場まで移動するため、歩道をスケボーで走っていく人も少なくないです。1人でゆっくり通ってくれればそれほど心配はないですが、スピードを出していたり、複数人いたりすると怖い。子どもがたくさん遊んでいる公園の近くを通っていくので……」公共物を破損、注意すると“逆ギレ”被害は当然ながら江東区だけではない。都内でスケボー被害に遭っているマンションの住民らに話を聞くと……。「共有のベンチは角などが削れたり、割れてしまっています。ただ座っていただけで、こんな傷が出来るわけがない。いくら金メダリストが活躍したって、こういう人がいなくならない限り、スケボーが市民権を得ることはないと思います」「うちのマンションは花壇がスケボーによって傷だらけになりました。“スケボー禁止”のはり紙をたくさん貼って、花壇付近に気づきやすい防犯カメラを付けたことでいなくなりました。正直はり紙がたくさん貼ってあるのは見た目的に良くないと思いますが、しょうがないですね……」「ベンチなどに板を乗せたときの“滑り”を良くするために、ロウか油のようなものを塗っているようなのですが、傷がつくだけでなく、それで汚れてしまったことが非常に腹立たしいです」「一度スケボーとぶつかりそうになったとき、謝るどころか、“邪魔だよ”などと言われました。マンションの管理組合からは、下手に注意などをするとさらにトラブルになるかもしれないので、“注意せずに110番と管理組合へ連絡してください”と言われています」これらのような破壊行為は当然、罪だ。「他人の物を損壊したとして器物損壊罪が成立します。ただし、建造物自体や、建造物から容易に取り外せないなど、建造物にとって重要な物を損壊した場合には、より重い建造物損壊罪が成立する可能性も」そう話すのは杉並総合法律事務所の三浦佑哉弁護士。7月のある夜、豊洲で滑っていた少年に話を聞いた。「このへん滑りやすいんで。(傷つけていることについて)いや〜スケボーってそういうもんっていうか……」罪の意識はない。専用施設は“効果なし”「一部のスケーターは、社会のルールには従わないストリートスタイルをモットーとしており、注意喚起を行っても、警察に通報しても、効果がありません。そして世間はルールやマナーを順守している人も含めて『スケーター』と同一視しているので、スケーターを見ると“迷惑行為をする反社会的な人々”というイメージを抱かれやすいのも問題と感じます」そう話すのは、スケボー問題に取り組んでいる江東区区議会議員の三戸安弥(さんのへ・あや)さん。スケボーには『パーク』と呼ばれる専用施設がある。五輪以降、パークは全国各地で増加中。“パークだけでやってくれ”という声は多い。「個人的には“パークがあれば路上スケーターが減る”とは思えません。スケートボードができる場所があるにもかかわらず、施設付近にあるマンション敷地内や公園でのマナー違反報告が後を絶ちません。パークを建設することによってそれまで街で滑っていた層の一部がパークに行くでしょうから、一定の効果はあるでしょう。しかし、あくまでも街中の障害物で技を決めることを“良し”としている元来のスケーターに対し居場所をつくったところで効果は期待できません」(三戸さん、以下同)道路交通法において《交通のひんぱんな道路》でのスケボーは禁止されているが、“ひんぱん”とはどの程度か。定義は曖昧といえる。「現行法上では交通事故を未然に防ぐ取り締まりを、これ以上警察に期待することは厳しいのではないかと感じております。しかしながら、器物損壊という観点で見ると、これは明らかに区民の財産が傷つけられている行為だといえるため、警察と地域とで協力して、徹底的に取り締まる必要があると考えます」三戸さんは「スケボーをすること自体を悪とは考えておりません」と話す。「スケーターの皆さま全体が他者を思いやる気持ちを今よりも強く持っていただき、スケートボードがスポーツ競技として区民から歓迎される状況になることを、心から望んでいます」“思いやり”。この言葉は別の取材先でも聞こえた。ほかならぬスケーターからだ。「スケーターは“空気を読む”必要があります。社会における自分の立ち位置という空気を読む。“これをやったら人に害を及ぼす”という空気の読み方、それはすなわち思いやりということです」そう話すのはプロスケーターの森田貴宏さん。スケーターとして現役で活動しつつ、映像制作、ショップ経営、中野区のスケートパーク建設に携わるなど、広く日本のスケボー文化の振興に取り組む。森田さんのスケボーの“現場”はストリート。キャリアは35年だ。近所の人に「うるさい」と怒られるなど、否定との戦いだった。しかし、その過程でトラブルを回避する方法を模索し続けた。スケーターが歓迎される世の中を目指すために「街で滑るには必要な礼儀作法がある。人に“不快感”を与えないということです」森田さんは騒音が少なくなる柔らかいウィール(車輪)を使い、また騒音が出るようなトリック(技)はやめている。歩行者のいる歩道は滑らない。車道では、右左折や止まる際に手信号、また言葉で伝える。夜はスケボーの前後にライトを付けるなど、さまざまな対策をとっている。現在、豊洲を中心に街の施設の至るところに“スケボー禁止”が掲げられている。「僕はスケーターには、この状況をマイナスに思うな、悲観するなと言いたい。なんで怒られるか?その問題と向き合う機会を与えられているんだから、その状況も頭を使って、スケボーらしく、全力で楽しめって思います。自分たちなりに考えて、人に迷惑をかけない“答え”を探す。あくまでもスケボーは遊びです。楽しみを一番の目的にしている以上、どんな状況でもその楽しさに対し、社会に対しても真摯な姿勢が必要とされるのだと思います」スケボーはとかく“自由”と語られる。何にも縛られず、街を自由に滑る……。「自由といっても、僕たちがいることで他人の自由を奪っているのなら、それはスケボーという遊びの本来の目的とは大きくズレが生じている証拠です。本当の自由を謳歌したいなら、まず人を思いやらなければならない」森田さんはスケーターが歓迎される世の中を目指す。「僕はこれまで数十回の骨折の経験から、応急処置が自分でできます。例えば交通事故が起こったとき、警察が来る前に何をしたらいいかがわかる。さらに交通渋滞が起こらないように車が動くなら移動させるとか、手信号が必要な状況であればやる。街で起こるハプニングに対応できる能力をストリートにいるスケーターたちが持っていれば、遊びながらパトロールしていることになる。僕たちスケーターでも街に貢献することは絶対に可能だと思うのです」人気の一方で今、スケーターは“邪魔者”にもなってしまっている。「立場が弱いということは同じく社会的に立場の弱い人の気持ちがわかるということでもある。思いやりを持って、街で困っている人がいれば助ける、味方になるような存在にスケーターが成長していってほしいと思います」自由や権利というものは、なんらかの責任や義務を果たして初めて得られるもののはず。冒頭の『破壊』という言葉には、“既存の慣習や考え方を壊す”という概念も含まれている。世界にスケボーを広めた専門誌の考えは単純なる破壊行為では決してない。
2022年07月29日オールスターゲームHPにも登場する山川穂高選手(公式HPより)A「アグー、ソフトバンク行くらしいよ」B「えっ?」A「アグー、ソフトバンク行くらしいよ」B「誰だって?」A「アグー!」B「アグー!? えっ、来年じゃないの?」ネット上に拡散された、とある“切り抜き動画”にプロ野球ファンがザワついている。その動画テロップには【マイナビオールスターゲム2022テレビ朝日19:00〜】とあることから、7月26日に開催されたプロ野球オールスターゲーム第1戦の一場面のようだ。映っているのは試合会場の『福岡PayPayドーム』内で、試合前の打撃練習のゲージ後方に固定されたカメラによるライブ配信映像のよう。軽快な音楽と共に迫力あるバッティング音を響かせていたのは、オールパリーグの『オリックス・バファローズ』吉田正尚選手。「近年ではファンサービスの一環で試合前練習の動画配信も珍しくはなく、選手同士の貴重な会話も聞こえることもあって好評です。特に他チームとの交流が深まるオールスターでは選手間の情報交換も盛んでしょうし、談笑中に気が緩んで本音がポロリなんてことも……」(キー局スポーツ部ディレクター)そう、冒頭の会話は吉田選手の打撃練習中に紛れ込んだ、ゲージ裏に控えていた選手同士の会話音声として広まっているのだ。流出元となったのはNPB公式カメラか会話に出てきた“ソフトバンク”というのは、当然ながら『福岡ソフトバンクホークス』のことだろう。では、“アグー”というのは?「『埼玉西武ライオンズ』に所属する山川穂高選手のニックネームですね。沖縄県出身であることと、大柄な体格から同県の“アグー豚”からつけられたもの。つまりは真偽の程は定かではないので声高には言えませんが、“山川が来年にソフトバンクに移籍するらしいよ”という内容に受け取れます。それに動画を確認すると、ライブ配信中の動画タイトルが一瞬だけ映り込むんですが、“日本野球機構(NPB)公式チャンネル”とある。どうやら“流出元”はNPB公式チャンネルの可能性が高そう(苦笑)」(スポーツ紙・野球担当記者)現在、YouTube上の『日本野球機構(NPB)公式チャンネル』には肝心の動画は見当たらず、ライブ配信された【第2戦】の試合前練習のみが動画として残っている(2022年7月27日18時時点)。【第1戦】の練習動画は削除されたのか、それとも元より動画投稿されなかったのだろうか。そして気になる会話の“主”たちだが、熱心なファンの間ではすでに“特定”に至っている模様ーー。山川選手の元同僚と“特定”か「もちろん、決めつけてはダメですよ(苦笑)。確かに声質と話し方は似ているように思いますが、選手・Aが『東北楽天ゴールデンイーグルス』浅村栄斗選手で、Bがソフトバンクの柳田悠岐選手ではないか、と。浅村選手は元ライオンズの選手ですし、山川選手と連絡を取り合う仲だとしても何ら不思議ではありません。それに沖縄県出身の山川選手だけに、福岡は地元に近いという利点もありますが」(前出・野球担当記者)選手Bが「来年」と話したように、順調にいけば2023年中にも国内FA権を取得予定の山川選手。今年の年俸は推定1億3000万円とされているが、資金が潤沢なソフトバンクに移籍すれば年俸アップが見込めるのも確か。ネット上ではこの“流出”騒動に、《オールスター期間なのに西武ファンは心臓バックバクだわ。山川ソフトバンクとかジョークって信じるしかないわ》《ほんとに山川さんソフトバンク行っちゃうのか、、、 みんな西武に残って欲しいけど》《山川もソフトバンクに行きたいのがもし本心だとしてもシーズン中に西武ファンに知られるのは不本意だろうし》《山川は阪神にくるからこれはデマ》悲鳴をあげる西武ファンはもちろんのこと、他球団チーム、多くのプロ野球ファンがこの“怪情報”をめぐって議論を白熱させている。プロ野球人気を盛り上げるべく始めた動画サービスなのだろうが、今後はハプニングにも備えた対応をした方がよさそうだ。
2022年07月27日日本ツアー参加にビデオメッセージを寄せるパリSG・メッシ選手(2022年5月)7月18日、東京・秩父宮ラグビー場で公開練習を行った、来日中のサッカー・フランスリーグの強豪『パリ・サンジェルマン(以下、パリSG)』。Jリーグチームとの親善試合を控えての練習だったが、あわやのハプニングが起きていたようだ。「パリSGといえば、リオネル・メッシやネイマール、キリアン・エムバペやセルヒオ・ラモスらが顔を揃える、選手の年俸総額500億円とも言われるスター集団です。今回の日本ツアーはいわば“営業”で、練習ながらも入場料は大人4500円、小中高生は2000円と有料。それでも彼らを一目みたい、サッカーファンやサポーターが押し寄せたのです」(スポーツ紙・サッカー担当記者)ただの練習にも関わらず、いや、スター軍団の練習風景はファンにとっては“ただの”ではなかった。会場に来場した観客は1万3370人と、およそ70分間で数千万円の大金が動く大イベントとなったのだ。目の前で躍動するメッシやネイマールたちに、場内のボルテージは終始上がりっぱなし。そして全体練習を終えた選手たちが、ロッカーに引き上げようとするとーー、「あろうことか、東スタンド(バックスタンド)側にいた一部のサポーターたちが、観客席を乗り越えてピッチ内に乱入。観客席を見張っていた警備員の横をすり抜けて、選手たちに向かって突撃する事態が起きてしまったのです。すんでのところで、選手団の周囲にいた警備員やスタッフに取り押さえられ、乱入者の接触こそ防がれたわけですが、あわや“惨事”が起きてもおかしくはない状況でした」(前出・サッカー担当記者)この騒動で数人が“御用”となったわけだが、中には追っ手を掻い潜って観客席に逃れた者もいたようだ。この出来事に、和やかなだった場内の雰囲気は一変し、選手らの退場が足速に促されたようだ。選手のビブスを持ち帰ってくる姿ネット上には、現地に居合わせたファンが撮ったと思われる、バックスタンド側からの一部始終を収めた動画もツイッターに投稿され、瞬く間に拡散されて“バズっている”。映っていたのは、棒立ちの警備員を嘲笑うかのように、場内に降りて走り出す若者と、中には子どもと思しき数名。するとピッチから何やら拾い上げて走って戻ってきたファンと、彼を追うも全く追いつけない警備員の姿も。誇らしげに持ち帰ったのは、選手が練習で使用したオレンジ色のビブスのようにも見える。また、目的を達成できなかったのだろう。選手と記念撮影をしようと思ったのか、スマホを片手にトボトボと歩いて戻ってくる子どもに、席に戻るように促す警備員。さらに動画内には、保護者だろうか、「あの子頑張ってるよ」「来た来た来た!」と子どもを煽るような、周囲の大人たちの笑い声も収められていた。「乱入者の大方の目的は、スター選手の“写真を撮りたい、サインが欲しい、使用グッズが欲しい”といったおねだり行為でしょうが、それでも選手と無理矢理に接触すれば怪我を負わせる可能性もあり、それこそファンやサポーターを装った暴漢が紛れこむ可能性も考えらるわけで。もちろん、責められるべきは非常識な行動をとった乱入者ですが、1万人以上を相手に酷は話かもしれませんが、あまりにも簡単にピッチへの侵入を許した警備体制にも課題が残ると言わざるを得ない。入場時の手荷物検査も特段厳しかった、というわけでもなさそうでしたからね」(前出・サッカー担当記者)動画投稿者は後に《犯罪者が紛れこんでもしもの事があったらJリーグが責任取るんかな。後から事件になってからじゃ遅いよ。》と、あらためて“事件化”した可能性にも触れて危惧。たまたま負傷者が出なかっただけ、と言える節があるのも確かだ。事件起きれば“訪日控え”が起きるサッカーとは状況が異なれども、7月8日に奈良県で参院選応援演説中だった安倍晋三元首相が銃撃される事件が起き、岸田文雄首相も「警備体制に問題あった」と言及したばかり。警備をすり抜けて、簡単に“犯人”の侵入を許した面では同様とも言えよう。全国紙政治部記者は、事件が続けば「訪日控えが起きる」可能性も示す。「元首相という“要人”を易々と襲撃させたことに、海外のニュースでも”手薄すぎる”などと警備体制の甘さを指摘する声も見受けられました。今後、万が一にも海外VIPを危険に晒すような事態が起きれば、日本の安全神話が崩れるとともに、スポーツ選手も含めて来日を控える場合も出てくるかもしれません。警察だけでなく、民間の警備会社にもあらためて要人擁護への認識や、警備体制のあり方が再認識されていると聞きます。事件を事前に含める意味でも、今1度、サッカー協会さんも“要人”を招いていることを自覚した方がいいでしょう」パリSGの日本ツアーを主催する公益財団法人日本サッカー協会(JFA)に、警備体制についての見解を聞くと、《JFAでは運営をしておらず、今回お尋ねいただいた件についても報道を通して把握しているまでですので、コメントは差し控えます。》との答えが。海外チームを招く日本代表戦や、全国各地のJリーグの試合でも通じる案件ではあると思うが。※7月19日17時現在、『Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』運営会社に見解を取材中。回答があり次第、追記いたします。
2022年07月19日井岡一翔(2012年)7月13日、東京・大田区総合体育館で行われたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで見事、5度目の防衛を果たした井岡一翔(33)選手。その試合後、勝ちっぷり以上にネットニュースとして取り上げられたのが、試合の際に井岡の左胸から脇腹、そして左腕に塗られた“タトゥー隠し”だった。試合を管轄する『JBC』(日本ボクシングコミッション)が定めたルールとして、「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できない。それに従って、井岡は自身の身体に入れたタトゥーを隠したわけだが、そのルールに「矛盾があるのです」とはボクシング専門誌編集者。というのも、フィリピン出身の挑戦者ドニー・ニエテス(40)選手の左胸から腕にかけて「蛇」、右胸には「牛」のタトゥー、いや和彫りの入れ墨が入っていたからだ。リング上で対面した井岡とは対照的な、なんとも違和感を覚える構図に。この試合を見ていた視聴者も然りで、ネット上では《なんで井岡だけ隠さなきゃいけないの》などと声が上がり、中には《そもそも入れることが問題》とルールを把握しているのにタトゥーを入れ続けた井岡の行動を疑問視するユーザーも。2017年に1度は現役引退を表明するも、翌2018年9月にアメリカにて現役復帰。その頃から身体のタトゥーが増えていった井岡。そして2019年に国内ライセンスを再取得して再び日本のリングに立ったのだが、ボクシングファン、並びに関係者の度肝を抜いたのが2020年の大晦日に行われた田中恒成選手とのタイトルマッチ。むしろタトゥーが増えていった「髪の毛をコーンロウスタイルに編み込んだ井岡選手の左肩に、大きなライオンのタトゥーが加わっていたのです。近年、ボクシングの健全化を目指して、特に試合中のタトゥーの露出に注視するJBCに反発するかのように、計量時には“むしろ増えてないか”と。まるで井岡選手の意思表示にも見えました」(前出・専門誌編集者)この大一番がTBS系の全国ネットで放送されると、当然というべきか、井岡の勝利よりもタトゥーに批判が集中。JBCはルールを守らなかったとして、井岡と所属ジムに厳重注意処分を下すことに。「以後は、井岡選手の試合前にはJBC担当者がタトゥーを隠すようにと、陣営に念入りに要請をしています。井岡選手も素直に“ルールには従います”と、そこは反省しているようですが、まだ納得していない部分もあるようですね。特に同じリングに立つボクサー同士なのになぜ“外国人はOKで日本人はダメ”なのか、その部分にはこだわっているみたいです」(同・専門誌編集者)問題視された大晦日の試合前、2020年8月に更新したYouTube『井岡一翔 Diet Academy』にて、自身のタトゥーに込めた真意を明かす彼がいた。【復帰する時に、本当に本気でやるきっかけというか、こっから(また現役を)やるって半端じゃないなって思ったし。何か理由作りというか、これをしたら逃げられないと言う決意表明と、(タトゥーを)入れてからは家族の思いというか、入れても後悔しないだろうなという思いで入れましたね】再び厳しい世界に飛び込む己への覚悟の証として、また家族の“ネームタトゥー”もあるように“家族のために闘う”決意として入れたのだろう。世界王者としてタトゥーの印象変えたい続けて、海外のプロスポーツ選手の多くがタトゥーを入れているにもかかわらず批判されないこと、そして観客は選手の見た目ではなくパフォーマンスや試合を見にきていることに言及し、【一応現役の世界チャンピオンやし。そういった意味で印象を変えていければいいな】と“世界目線”でボクシング界の変革を訴えた井岡。自然と語気が強くなっていくと、JBCルールの矛盾にも矛先を向けた。【実際に日本にいる海外の選手だと普通にタトゥー入れているんですよ。でも、消さなくていい。日本のジムに所属しているけど、外国人やからってそれも矛盾しているし。それやったら、“日本のジムに所属してるから全員(外国人選手もタトゥーを隠さないと)ダメ”とかでいいじゃないですか。そこ(のルール)もおかしいんで、徐々に打ち砕いていって、もうコイツにいうても通用せえへんな、めんどくさいと思わすぐらい、もうなんか突き抜ければいいのかな】JBCは外国人のタトゥーを黙認していることについて、「その国の文化や宗教上の問題があるので外国人にはタトゥーを消せと言えない」と各国の“文化や宗教上の問題”との見解を示している。昨今の日本でも、アートやオシャレの文化として認知されつつある現状。井岡のタトゥー問題を受けて、ネット上では《そろそろ「刺青、タトゥーお断り」文化をなくしたら》と容認を求める声がある一方で、《多くの日本人の感覚では入れ墨は反社会的勢力の象徴》とまだまだ“負のイメージ”として捉える意見も多い。タトゥーがダメなら海外を拠点にする【もともと復帰した時に日本でやる気はなく、海外を拠点としてやりたいと思ってたんで。だから日本で万が一(タトゥー)入れたからダメって言われたら、海外でやろうっていう頭なんで。それでやってるっていうのもあるんで】先の動画では、これからも日本の試合でタトゥーが容認されないのであれば、海外に拠点を移すことを示唆していた井岡。あれから2年ーー。「当初こそ海外試合に意欲的だった井岡選手ですが、国内復帰後はほぼ日本でキャリアを重ねています。今や33歳とボクサーとして若くないだけに、正直なところ体力的にもタフな海外移籍、そしてコロナ禍の世界情勢では難しいかもしれない。日本で試合をする以上はルールに従うしかないということでしょう。一方で、今のボクシング界でお客さんを呼べる数少ない人気チャンピオンだけに、JBCは是が非でも日本に残ってほしい。一番の矛盾は、世間の目を気にして禁止としているのに、“タトゥー隠し”を要請してまで井岡選手をリングに上げたい“選手は二の次”のボクシング界の対応かもしれません」(前出・専門誌編集者)井岡が臨む、タトゥーが根付く時代はまだまだ先、いや、来るのだろうか。
2022年07月14日7月12日から始まるローソンの『ストリートファイターキャンペーン』(公式HPより)コンビニ大手『ローソン』公式HPにて、『ストリートファイターキャンペーン』企画の予告が発表された。なんでも7月12日から7月25日までの期間で、対象商品を購入するとオリジナルステッカーがもらえるというもので、他にもコラボグッズの販売や、“引用ツイート”によるプレゼント企画も開催される模様。1987年に誕生した『カプコン』の人気ゲーム『ストリートファイター』35周年を記念したアニバーサリー企画でもある同キャンペーンで、景品ステッカーのモデルに起用されるのは、1991年にアーケードゲームで登場した『ストリートファイター2』。略して“スト2”の登場キャラクターたち。当時はプレイするためにゲームセンターに長蛇の列を作り、家庭用ゲーム機に移植されると後の“格ゲー(格闘ゲーム)”ブームの火付け役にもなったスト2。新作シリーズの『ストリートファイター5』が世界各国の『eスポーツ』大会で起用されるなど、現在もその人気は高い。そんな“初代”スト2に登場する、世界各国の個性的なキャラクターは12人。キャンペーン用に制作されたオリジナルステッカーも全6種類で、ちょうど12人が対戦する画面を再現したデザインのようだ。公式HPを確認すると、「波動拳」「昇竜拳」と必殺技音声が聞こえてきそうな躍動感と懐かしさが込み上げる。対戦するのは【リュウVSケン】【春麗VSダルシム】【エドモンド本田VSブランカ】【マイク・バイソンVSバルログ】【サガットVSベガ】。そして【ガイルVSガイル】……、あれっ?11人しかいない!?スト2に詳しい世代ならすぐに気づくであろう、本来ならばこの流れで「ガイル」と対戦するのは「ザンギエフ」。“彼”だけがゲーム画面に確認できずに、ガイル同士で対戦するという違和感を覚えずにはいられない構図に。大きな身体とパワーを誇る一方で、移動速度が遅くジャンプ力も低いプロレスラーのザンギエフ。操作が難しい玄人向けキャラとも言えるが、破壊力抜群の必殺技「スクリューパイルドライバー」を決めれば友達から尊敬されたものだ。「ロシア出身」のキャラクターだった最新版のスト5にももちろん登場する、他11人と同様にストリートファイターシリーズを代表するキャラなのだが、なぜザンギエフだけシール化されなかったのか。ネット上でもこのラインナップに戸惑いの声が上がっている。《ザンギエフハブられてるの流石に笑…えない》《ステッカーにザンギエフがないんですが》《ちょっと待って何この露骨なロシア外しは…ザンギエフ悪くないよ》そう、このザンギエフはスト2登場時は「ソビエト連邦」出身で、ゲームクリア後のエンディングではミハイル・ゴルバチョフ元大統領を思わせるキャラクターとコサックダンスをする演出もあったキャラ。ソ連崩壊後の新作シリーズ以降は、現実同様に出身地も「ロシア」に変更されている。2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、4か月以上経った現在も続いている。その間に日本も含めた世界各国の企業による“ロシア離れ”が加速し、ウクライナ支援を呼びかける声が高まると同時に、一部で反ロシア感情も高まっている。日本国内でも、ロシア料理店に対するネット上での嫌がらせや中傷が相次ぐなど、在住ロシア人への差別的なヘイトスピーチが横行。4月には、乗客からのクレームを受けて、JR恵比寿駅にあったロシア語の案内表記を覆い隠していたことも発覚した。架空の人物とはいえ、ザンギエフがキャンペーンから外されたのも、ロシア侵攻に影響されてのことなのだろうか。ローソン広報部に理由を聞くとーー。「権利元より提示されたキャラクターを起用しています」と、一言のみの回答があった。権利元であるカプコンによる判断ということか。(※『株式会社カプコン』に見解を問い合わせ中。回答があり次第追記します)少数のクレームを聞き入れた結果ネットトラブルに詳しいITライターは「過剰配慮しすぎた結果かもしれません」と、今回のキャンペーン対応の苦作に同情する。「ザンギエフ除外に制作側の差別的な意図は全くないでしょう。現在のロシアに対してあまり良い印象を持っていない論調が少なからずあるのは事実で、ウクライナ情勢を顧みて配慮したものと考えられます。とはいえ、実際に“ロシアだ”と声高に叫ぶ人はごくわずかで、そのクレームにも近い少数意見を聞き入れた結果、それが逆に“差別”に受け止められて大きな批判を招くリスクもあるのです」恵比寿駅の件でも、すぐさまJR東日本の深谷光浩東京支社長が「差別との誤解を招く行為で不適切だった。深くおわびしたい」と謝罪し、ロシア語の案内表記は元通りに掲示された。過剰な配慮と自主規制は、時に裏目に出ることもあるようだ。「仮にザンギエフを起用したとしたら、たしかにクレームを入れるネットユーザーが出たとも考えられますが、実際のところは一般消費者は気にもしませんよ。むしろ除外したことで逆に違和感をもたれ、それこそ出身国に関係なくゲームファンに長年愛されるキャラだっただけに騒がれてしまったのでは?」(前出・ITライター)配慮しすぎるのも、かえって騒動を大きくするというわけか。
2022年07月08日BTS「本来、(BTSとしての)シーズン1は『ON』(2020年2月発売のシングル)までだった」(RM)6月14日、韓国の7人組男性アイドルBTSの公式YouTubeにアップされた『真のバンタン(BTSの略称)会食』映像での発言が、大きな波紋を呼んでいる。「動画内では“グループでの活動の第1幕を終える”“少し疲れたと思う”とメンバーが次々に発言。その一部に長期間の休止を意味する“hiatus”という英語字幕がついていたため、“活動休止”という報道が駆け巡りました」(音楽ライター)2018年には、アジア圏出身者として初となる『ビルボード200』で1位に。韓国アーティスト初のグラミー賞授賞式参加やホワイトハウス訪問を果たすなど世界的人気を誇るだけに、報道の衝撃は大きかった。「所属事務所の株価は報道後に約25%も暴落。そのため、所属事務所やメンバーたちがすぐに活動休止を否定するコメントを発表しました」(スポーツ紙記者)その後、所属事務所の代表は「持続的な成長と成熟のために、チームと個人活動を並行する」と、改めてコメントを発表。本人たちが即座に否定したことで、現在は字幕の誤訳ということで落ち着いている。しかし“アーミー”と呼ばれる熱狂的なBTSファンたちは、その予兆を感じ取っていたという。9周年で集大成アルバムに違和感「デビュー9周年を控えた10日には、デビュー曲から最新曲まで収録したアルバム『Proof』をリリースしていますが、集大成的なアルバムを10周年を待たずにこのタイミングで出したことに違和感があったんです。新曲『YetToCome』の歌詞にも、過去に発表した楽曲のオマージュが詰まっていて、まるで“さよなら”と言われているようで……。『真のバンタン会食』での発言を聞いて納得しました」(BTSファンの女性)その歌詞には“音楽が好きな普通の人間”“肩書だらけで不自由”など、多忙を極めたことで身動きが取れなくなった彼らを象徴するような言葉がちりばめられている。「韓国のアイドルは長い下積み期間とお金をかけて売り出されます。デビュー後はその資金回収をするべく、プライベートな時間を制限され、芸能活動に専念せざるをえないというのが、韓国芸能界特有の現実なんです。“韓国のアイドルシステムは、人として成熟するための時間を与えてくれない”というリーダーのRMの発言が、彼らの状況を的確に言い表しているでしょう」(前出・音楽ライター)満身創痍な状態に加え、今回の発表には韓国の男性が避けて通れない切実な事情も。「韓国には徴兵制度があり、男性は満28歳の誕生日を迎えるまでの間に18か月の兵役に就かなくてはなりません」(一般紙記者)「オリンピックで3位以内に入賞した選手」「国際芸術競演大会で2位以上の入賞者」など、運動・芸術で成果を収めた人物に関しては、通常の兵役が免除される制度もある。しかし、BTSはその対象にはならない。兵役期限“延長”の特例措置が取られた「2021年6月に施行された“BTS法”とも呼ばれる改正法によって、大衆芸術の優秀者に限り、期限を30歳になる年の年末まで延期できるようになりました。国に対するBTSの貢献度の高さが認められ、特例措置が取られたんです」(同・一般紙記者)2018年に文化勲章を受章したことで、BTSのメンバー全員が2年間の兵役期限延長の対象となっている。しかし、それはあくまで“延期”であって、“免除”を意味するものではない。「最年長のJINは現在29歳。今年12月4日で満30歳を迎えるため、年末までに入隊する義務があります。JINが兵役によりグループから離れるのは規定路線で、BTSは“7人そろわないと活動しない”と常々話してきましたから、ソロ活動に専念するという選択しか残されていなかったのでしょう」(韓国事情に詳しい芸能プロ関係者)メダリスト同様に世界的な活躍をする彼らだが、なぜ“兵役免除”が認められないのか。韓国の兵役制度に詳しい作家の康熙奉氏に話を聞くと、「オリンピックなどの成績優秀者の兵役免除に関しては何十年も前に定められた法制度のため、国民にも浸透しています。しかしBTSが対象となるように、免除制度を新たに拡大するとなると、反発の声が上がることは必至です」特別扱いに対する不公平感過去には人気俳優の兵役逃れが発覚して問題になったこともあるなど、韓国国内では想像以上にデリケートな問題として扱われているという。「兵役にまじめに取り組まないと国民から大変な非難を浴びることになります。すでに兵役を経験した成人男性や、子どもたちを兵役に出している親からすると、芸能人だけ特別扱いすると不公平感が残りますから。将来の活動を考えるうえで兵役を避けるのはリスクが大きいですし、BTSのメンバーもそのあたりはよく理解していると思いますよ」(康氏)国民的スターであるBTSとはいえ、韓国国民の“兵役免除”への嫌悪感は簡単には拭えないようだ。しかし、兵役は負の側面ばかりではないという。「俳優のヒョンビンは、訓練が厳しいことで知られる海兵隊に自ら志願して入隊。兵役中に男らしさとたくましさに磨きがかかり、除隊後にはドラマ『愛の不時着』で演じた軍人役などで新たな魅力を開拓。入隊前以上に支持を得ています。BTSも、芸能界と切り離された軍隊では自分自身としっかり向き合う時間が持てますし、個人としての成長も期待できます」(前出・韓国事情に詳しい芸能プロ関係者)徴兵制度によって追い込まれたBTSだけど、今度は“個”の力で再び世界を席巻してくれるはず!康熙奉(カン・ヒボン)作家。’54年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化や日韓関係に関する著作が多い。主な著書に『韓流スターと兵役』(光文社新書)など
2022年06月21日5月中旬、安田美沙子を直撃安田美沙子が所属事務所を退社したことをSNSで報告したのは、2020年3月のこと。「安田さんは契約更新をめぐり、事務所とトラブルになっていましたが、最終的に裁判に発展しました。その後、まったく続報はありませんでしたが、実はこの裁判、2020年9月に終結しているんです」(スポーツ紙記者)しかし、安田の“古巣”である芸能事務所のホームページには、《安田美沙子とは現在訴訟が係属中であります》との一文が残ったまま(5月14日時点)。裁判は終わっているのに、なぜそのままなのか。その謎を解き明かすため、まずは裁判の経緯をひも解く。「安田さんは事務所のギャラや仕事内容に不満を持っていました。彼女としてはファッションブランドの立ち上げや、伝統工芸品のプロデュースをしたいと思っていた。これには事務所も渋々承知し、安田さんは個人事務所を立ち上げて、新たな活動の場を見いだしていきます。しかし、2019年5月に“事務所を辞めたい”と安田さんが改めて言い出したことで、トラブルに発展したのです」(同・スポーツ紙記者、以下同)話し合いは決裂し、2019年9月、事務所側が安田に対しギャラの返還を求めて東京地裁に提訴した。「節税目的もあったのでしょうが、ギャラとは別に経費名目のお金が安田さんに支払われていました。事務所は、この経費は給料に該当し、多めにお金を払っていたから返還しろと主張したのです。仕事のギャラは事務所の取り分が3割、残りの7割が安田さんに支払われる契約でしたから」つまり、安田に支払われた金額は、税務申告上より多かったということになる。「なので安田さんが過去に確定申告していたものを修正申告したことで、事務所も2020年3月に請求を放棄しました」金銭めぐる訴訟合戦が起きていた終わった─と思いきや、請求放棄の直前に、再び事務所が『損害賠償請求』で訴えてきた。2019年に安田がアパレルブランドとコラボした親子服の販売契約が問題だという。「これは事務所に無断で行った“闇営業”だというのです。契約締結は、事務所に所属していた時期のため、推定される利益の3割となる150万円の支払いを要求。しかし、実際に得た利益は約24万円だった。その3割は約7万円ですが、安田さんは早期解決を図るため、24万円を支払いました。これにより請求事由がなくなったため、事務所は請求を放棄したのです」ただ、今度は安田が元事務所を相手取り、損害賠償請求訴訟と並行する形で2020年4月に訴訟を提起していた。「“事務所を辞めた”という事実確認と、事務所ホームページに掲載された“訴訟が係属中”と書かれた文章の削除などを求めました。安田さんは事務所社長から“芸能界を引退しろ”などと言われたため話し合いを求めたが応じてもらえなかった。そればかりか、事務所は訴訟を起こして嫌がらせをしてきたというのです。ホームページに掲載されている文章も、芸能界で今後も仕事をしていくうえでの妨害行為だと主張しました」しかし、裁判では事務所を辞めたという事実以外、安田の訴えは棄却。これにより、2020年12月にすべての係争は終了したのだが、なぜか今も元事務所ホームページに掲載された一文が残っているというわけなのだ。「削除をする必要がない」との判決元事務所に連絡すると、「担当弁護士に聞いてほしい」とのこと。なので、代理人弁護士に話を聞くと、「裁判は“削除をする必要がない”との判決が出て、全面的に勝訴しました。その後、安田さんからの訴えもありませんし、判決に従って削除していないというだけです」と言うが、裁判が終わっているのに削除しないのは、なんだかモヤモヤ……。現在の心境を安田に聞くべく、5月中旬、自宅へと帰ってきた安田を直撃したが、「何もお答えできないんです」と話すだけだった。前出のスポーツ紙記者は、「裁判に提出された事務所側の答弁書には、“演技が致命的に下手”とか“そのときの恋人によって演技をやりたい、ファッションをやりたいと、言うことが二転三転する”なんてことも書かれていました。事務所社長は面談の場で“お前は俺が育てた”と発言したようですが、育ての親が子に難癖をつけるような裁判をするのでしょうか」愛憎相半ばして嫌がらせ、なのか─。
2022年05月18日つまみ枝豆カラダを張った芸で数々の伝説を残した『たけし軍団』。イケイケだったメンバーも、今やベテランに。軍団の所属する『株式会社TAP』で代表取締役を務めるつまみ枝豆も還暦を過ぎた。「たけしさんがいなくなったのに『オフィス北野』はおかしいだろうというので、TAPになりました。“たけしアーミープロダクション”ということですね。軍団でいろいろ考えたんですが“オフィスニュー北野”とか、どっかのラブホテルみたいな名前しか出てこなくて(笑)。たけしさんにお世話になり始めたころ、何か一芸を習得しろと言われ、軍団でタップダンスをやっていたこともあり、初心に返るという意味もあります」事務所の立ち上げから3年。ガダルカナル・タカ、松尾伴内、ダンカン、ラッシャー板前、グレート義太夫、井手らっきょなど、軍団メンバーらが名を連ねる。「よく3年も耐えたと思います。だって“たけしがいなかったら1年でつぶれる”って言われましたから。出ていった人もいますよ。若手は僕らじゃなくて、たけしさんのところに来たわけだから。残っているのは、結束が固いのか、友達がいないのか、それとも寂しいのか(笑)。超スーパースターがいるわけではないし、大手プロダクションにはかなわないから、地道にやるしかないですね」それでも事務所には若手芸人もいて、ライブを開催し、最近は『たけし軍団TV』というYouTubeチャンネルも開設した。「目標にしているのは、登録者数1000人です。どうしても面白いことやらなきゃっていう意気込みはありません。ジジイばっかりですから(笑)。軍団結成からいろいろあったし、昔の話とかほかではできないトークをして、見てくれる人がいたらいいですね」勾留中のたけしから電話つまみ枝豆といえば、昨年7月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でドッキリを仕掛けられ、その際に見せたガチギレぶりが話題になった。「いい年こいた親父がやりすぎですよね。恥ずかしいです。地上波で“殺すぞ”って言っちゃダメですね。でも、たけしって呼び捨てにされれば“たけしさんだろ!”て言いますよ。軍団にとって、たけしさんは教祖様で、命を落としてもついていくというくらいの覚悟がありますから」たけし軍団の“結束”が有名になったのは、1986年の“フライデー襲撃事件”。たけしと軍団メンバーが『フライデー』編集部を襲撃したが、それに枝豆は参加していない。「自宅にいたんですけど、僕には電話がかかってこなかった。だから、すごく悔しかったですよ。たけしさんの一大事に“お供”をしなかったのが、ものすごく不義理に感じて。自分はどうなってもいいから、何かしなきゃという気持ちで焦って。そしたら、たけしさんが勾留されている警察署から電話をかけてきてくれて“今は動くな”って」続けてフライデー事件の後日談を明かす。「こんな事件を起こして芸能界には復帰できないだろうし、これからどうしようかと、たけしさんと軍団のメンバーで話し合ったら“ヤクザ組織を作ろうと思う”って真剣な顔してたけしさんが言うんですよ。みんなポカーンとしてました。たけしさんがタカに“おまえ、銃撃てるだろ?”というと、タカも“ハイ”って(笑)。その話を後日、たけしさんに言ったら“いま考えるとみんなすぐ死んじまうな”って」謹慎中は、その後の仕事について話していた。「土木作業をやろうということになって、作業着を買いに行きました。みんなでニッカポッカの格好してたことがあるんですよ。黒のハイネックで、白のニッカポッカで、白足袋で。今も捨てられずに持ってます」そもそも枝豆がフライデー事件に呼ばれなかったのは、キレたらとんでもない“最強”な人物だからと言われている。若いころはケンカに明け暮れた武闘派で、暴走族だったという噂もあるが……。「暴走族は入ったことないんですよ。暴走族の面倒を見ていたことはありますが(笑)。まわりから聞かれると、俺なんか全然強くないって最初は答えてたんですが、面倒くさいので“俺が最強です”って言うようになりました(笑)」“芸能界最強説”の真実“最強説”は、たけしの発言からも信憑性があった。「昔、たけしさんがテレビで“枝豆は怒ると人の目を傘でつく”と話していたことがあって。けど、それはちょっと違うんです」枝豆は芸人になる前、1年ほど名古屋にいたことがあった。「そのころ、ケンカをしたことがありまして。相手が180cm以上ある男だったんですよ。中華料理店の中でだったかな。店内にあった冷蔵庫にドーンとぶつかって。このままだと殺されると思って、たまたまそこにあった傘でそいつの顔を突いたんですよ。血がブワーッと出たんで、これは目にいったと。けど実際は、スレスレのところをカスってたんです」この事件で名古屋にはいられなくなり、同郷の先輩であるタカからの誘いで『カージナルス』というお笑いコンビを結成した。「タカと4畳半一間に一緒に住んでいたんです。軍団に入る前なんで、22歳くらいですかね。そのボロアパートはもうないんですが、食うものも食えずでした」とはいえ、いつもゲラゲラ笑いながら過ごしていたという。「たけし軍団に入ったのは、そのまんま東から野球の助っ人に誘われたのがきっかけで、たけしさんに番組に来いよと誘われたんです」2023年で「たけし軍団」が40周年1983年から放送を開始していた、たけしが司会をする『スーパージョッキー』(日本テレビ系)でお茶の間で知られるように。「今だとお笑いの養成所とかに入って、芸人になりますよね。あのころでも弟子を取るというのは少なくなっていました。どこの馬の骨ともわからない連中と一緒に住んだり行動したりするんですからね。でも、たけしさんだからできたんです。すべてたけしさんが責任を持ってくれるんですから」今でも、たけしに会うときは直立不動。恩返しをしたいが、それは無理だという。「“恩を返す”というのはたけしさんの上に行くことだと思うんで、それは絶対無理。北野武という人間と同じ時代にいたということだけでも、僕はうれしいんです。歴史に名前が残っていく人と一緒にやってこれたというのはうれしいですよね」これからは若手を育てることで“たけしイズム”を下の世代に伝えていく。もちろん、来年で結成40周年を迎える軍団もまだまだ現役だ。「映画や舞台もやろうかなんて思ってます。これから先、パクられることはないと思いますので(笑)」
2022年05月14日中森明菜「あっ、そうか……、40周年かぁ。もう、そんなに……」過ぎた時間の長さを噛み締めるように思いを馳せるのは、中森明菜の実兄だ。今年5月1日でデビュー40周年を迎えたが依然、表舞台からは姿を消したまま……。「2017年のディナーショーを最後に、活動を休止しています。その後もファンクラブの会報誌だけには直筆のメッセージを載せていますが、活動再開についての予定はありません。今は都内マンションに、恋人でもあるマネージャーと住んでいるといわれています」(スポーツ紙記者)都心の住宅地にある地上6階建てのマンション。近くにはスーパーやコンビニがあり、少しは目撃されてもおかしくないはずだが、「まったく見たことないんです。噂だけで、実際は住んでいないんじゃないかしら」と、近隣住民の女性。人前から姿を消したままの明菜は今、どうしているのか─。華々しく、輝く時期もあったが、これまでの彼女の歩みは不遇の連続だった。そんな明菜を今も心配し続けているのは、彼女の家族だ。「母の葬儀で明菜と会ったのが最後です」穏やかでありながらも、はっきりとした口調で語るのは、冒頭の3つ上の実兄だ。昨年末に起きていた実父の変化明菜は東京都清瀬市の出身で、6人きょうだいの上から5人目として育った。「明菜は母のことが大好きでした。小学4年生ぐらいまで母と一緒に寝ていましたから。鹿児島から歌手になるために上京した母は、明菜が歌手になったことをそれはもう、喜んでいました」(実兄、以下同)明菜がスターになることは、兄にとっても誇らしかった。「すっごくうれしかったですよ。明菜がデビューした当時は、知り合いからサインをよく頼まれました。レコードも明菜がくれるんですけど、妹を応援したくて自分でも買っていました」かつてを思い出すように目を細め、うれしそうに語るが、父親について話が及ぶと、表情が曇った。「昨年の暮れに父は入院したんです。耳が遠くなって、自宅でふさぎ込むようになったんですが“このままでは歩けなくなるから”と長女が散歩をさせていたんです。それが散歩中に転倒してしまい、肋骨と右手を骨折してしまって」これにより、新たな問題も起きた。「以前から認知症の症状は少しずつ出ていたんですが、入院したことで進んでしまって。なので今後は介護付き老人ホームに入所する予定です。サポートがないと生活が難しい状態。もう、家には戻れないと思います」明菜には連絡していないというが、これには複雑な事情がある。明菜とは年子の妹・明穂さんが2019年に病気で他界したときのこと。「明穂が亡くなったときに連絡しましたが、葬儀には来てくれなかった。だから、父の話を聞いてもお見舞いには来ないんじゃないかな……」静かにため息をつくと、こんな思いを続けた。「明穂も1987年にデビューしてテレビに出るようになったのを、明菜は好ましく思っていなかったようで、関係が悪くなっていました。それまではすっごく仲がよかったんですが。明穂本人の希望もあって、遺骨は山に散骨しました。お墓はありませんが、せめて実家の仏壇には手を合わせてほしいです」明菜が家族と距離を置いた理由1995年、明菜の母親はがんで他界し、彼女は中森家の戸籍から自ら籍を抜いた。それから27年間、家族との関係は“断絶”したまま。なぜ明菜は、父親やきょうだいとも距離を置いたのか。「明菜は、僕たちが彼女のお金を使い込んだと思っているんです。当時所属していた事務所の『研音』から税金対策で“お店を始めたらどうですか”と助言をいただいたんです。それでカラオケスナックを経営していましたが、明菜は私たちの給料に自分のお金が流れていると思っていたようで。実際は売り上げからごく普通の金額を給料としてもらっていただけなんです」1987年、中森家は埼玉県内に地上3階建てのビルを建てているが、これにも明菜は疑問を持った。「たしかに明菜のお金ですが、これは税金対策で建てたビル。そこで私たちが中華料理店などを開いたのですが、明菜はこの開店資金も自分のお金が使われたと思ったようです。でも、そうではない。父の実家は結構裕福な農家で、祖父が亡くなったときに多額の遺産が入りました。お店を作るのも備品をそろえるのも、全部遺産で賄っていたのです」さらにはこんな親心があったと明かす。「このビルは、いずれ明菜の手に渡る予定でした。芸能界で稼げていても、いつか歌えなくなって、売れなくなる日がくるかもしれない。父はそう思い、明菜が老後に家賃収入で生活できるようにと思って建てたのです。結局は売却してしまいましたが」娘を思う気持ちが裏目に出た。明菜は家族への“不信感”を募らせていくが、それを植えつけた“犯人”がいた。「事務所に聞いた話だと、最初のマネージャーが明菜のお金を持ち逃げしたそうなんですが、それを“家族が使い込んだ”と明菜に吹き込んでいたというんです」関係者は「明菜について話さない」当時の『研音』関係者に改めて聞いたが、「明菜には2人の現場マネージャーがいましたが、そんな話は聞いたことがありません。私が辞めた後のことだと思います。よっぽどやましいことでもあるのか、事情を知る関係者はみな“明菜については話さない”と言っています」と答えるだけだった。それでも兄は、幸せだった明菜の笑顔をよく思い出すという。家族が営むカラオケスナックに、当時恋人だった近藤真彦と訪れたときのこと。「僕が調理をしていて、ラザニアを作って出したんですよ。すると明菜は“おいしい!!”ってすっごく喜んでくれてね」(前出・実兄、以下同)結婚するかもしれない。そんな思いを持ったと話すが、現実は残酷だった。1989年7月、明菜は近藤の自宅マンションで自殺未遂を図った。「あのころマッチが明菜から別の女性タレントに乗り換えたようなんです。松田聖子さんではありません。明菜も最初は浮気だと思っていたのに、乗り換えられたとわかって刃物でひじの内側を……」自殺未遂をした年の12月31日、常連だったNHK紅白歌合戦の裏番組で緊急会見を開き、明菜はこう語っている。「私が仕事をしていくうえで、いちばん信頼していかなくちゃいけない人たちを信頼することができなくなってしまった」現在の明菜は「話したくない」家族や恋人に裏切られ、明菜は人間不信の螺旋に落ちていく。「今はもう、明菜と直接話すこともできていません。事務所に何度も連絡し、明菜と話したいと伝えても、一緒にいるマネージャーが“明菜が話したくないと言っているので”と繰り返すだけ。父は今も明菜のことを心配し“元気にしているのか”“ビルを売らなければよかったのに”と呟くように話しています」大好きだった母親の墓前には手を合わせているのか。「明菜はお墓の場所を知らないはずなので、行ってないと思います。母の死に目に会えていないんです。前日には来たのですが、当日は仕事で来られず、すごく悔やんでいました。だからこそ父には会ってほしい。入院中の父は今年88歳になりましたが、どこの病院にいるかも明菜は知りません。残された時間は長くないので、一度でもいいから来てくれればと思うのですが」家族なんだから─。そんな言葉が聞こえた気がした。「また明菜が元気に歌う姿を見られることだけは、いつも心から願っています」この一縷の望みが明菜に届けばいいのだが─。
2022年05月10日町民に謝罪する花田憲彦町長(YouTubeより)「誤送金した役場が悪い。でも、それより悪いのは、間違って振り込まれた4630万円を返さない人ですよ。町の恥だ!」地元町民たちは異口同音に怒っている。農作業中の80代女性からはこんな言葉が。「金を返さない人は、きっとよそから来た人。地元の人間にそんな悪い人はいない。そんなことしたら、ここには住んでいられないわよ」山陰の日本海沿いにある山口県阿武町。日本海と山々の雄大な自然に囲まれたこの町の人口はおよそ3000人で、コンビニはなく、スーパーもたったの1軒という、穏やかな地域だ。4月8日、この小さな集落で町民たちを巻き込んだ騒動が勃発した。「新型コロナウイルス感染症対策のひとつとして、生活が困窮している世帯への支援が行われたんです。この町には約1300世帯が住んでいて、そのうちの463の“住民税非課税”世帯が対象でした」(全国紙社会部記者)“1世帯に4630万円振り込む”というあり得ないミス国から1世帯につき10万円の補助金が配られることに。配布方法は阿武町役場から山口銀行阿武支店を通じて、各世帯が持つ金融機関の口座に振り込まれる予定だった。「これまではベテランの女性職員が担当する仕事だったが、彼女が総務部に異動していたんです。そのため、今年4月に採用になったばかりの新人職員が担当したのですが……」(同・社会部記者、以下同)この新人がトンデモないミスを犯してしまう。463世帯にそれぞれ10万円送金した上で、その合計額の4630万円を1世帯に振り込んでしまったのだ。そもそも、なぜこんな間違いが起きてしまったのか?「新人職員が振込先の住民リストが入ったフロッピーディスクと町長の決済印が押された振込依頼書を銀行に渡したんですが、その依頼書に誤記載があったようです。振り込みが終了した段階で、山口銀行の職員がおかしいのではないかと役場に指摘して、ようやくミスが発覚しました」もはや見ることのなくなった昭和の遺産『フロッピーディスク』を使用していることも注目されたが、山口銀行側の希望だという。ミスした職員の上司は時期外れの異動これが誤送金の一連の流れなのだが、ある町民からはこんな指摘も。「ミスをした新人職員を責めるのはおかしい。そもそも、上司が二重、三重にチェックしていない役場の体制自体があり得ないでしょ。ベテラン女性職員がやっていたから、慣れっこになっていたんじゃないか。新人職員は責任を相当感じていて夜も眠れず、精神的に追い詰められている状態。妻子もいるのに、かわいそうだ」ミスをした職員の上司の課長は時期外れの異動になったとか。「責任をとらされたのだと思います。さらに、総務部へ異動していたベテラン女性職員は、再び戻ってきたみたいです」(同・町民)誤って振り込まれた世帯主が役場にお金を返還すれば、この騒動は一件落着するのだが……。阿武町役場はこの世帯主Aさんに返還してほしいと3回交渉するも、「Aさんは最初こそ“いまは多忙だが、返還する”と応じていました。ですが途中から“金は都市銀行の口座に移しているので、戻せない”と言い出し、最終的には“罪は償う”などと応えていて、返還される可能性はまったくない状況」(前出・社会部記者)この問題を阿武町役場のトップはどう考えているのか、花田憲彦町長を直撃した。「なんとか返還してもらうための努力は今後も続けていきますが、今のところ動きはありません。何かあれば会見を開いてお知らせします」と、なんとも悠長な回答にも思えるが……。地元住民も同じ気持ちのようで、「大事な交渉を役場の一般職員に任せるから、わけのわからないことになっている。まずは町長みずからが返還しない世帯主のところへ菓子折りでも持って出向いて謝罪。その上で“なんとか返還してください”とお願いすべきだった。町長の責任も大きい」(別の町民)さらには、山口銀行も不親切だと続ける。「役場の金を常日頃から扱っているんだから、振り込む前に“1世帯にこんな大金を振り込んで大丈夫なのか?”と問い合わせるでしょ、普通」この件に関して、山口銀行に問い合わせると、「金融機関では、たとえ町役場であっても、お客さまの情報には守秘義務がありますので、お話しするわけにはいきません」(同銀行広報室)大騒動の元凶であるAさんとは一体どんな人物なのか。とある町議によると、「阿武町は中心部の奈古地区、半農半漁の宇田郷地区、山間で農業中心の福賀地区と3つに分かれていて、それぞれ10キロメートル前後離れています。町長は“当該の世帯主がどの地区に住んでいるのかも言えない。騒動になるから”と、いっさい明かさないんです。書類を見ても、世帯主の名前と住所の部分がすべて黒塗りですからね」条件を満たす“疑惑の移住者”を直撃!そんな中、週刊女性は役場関係者からAさんに関する有力情報をキャッチした。「阿武町は過疎化が激しいので、ずいぶん以前から町外の人に空き家を提供しています。そこで農業や漁業などをやれば、町から月15万円を支払うなどさまざまな優遇措置を施しているんですが、Aさんはその移住者のひとりです」その地区には移住者が10名ほどしかいない。さらに、その他の条件(特定を避けるため、記載せず)を満たす男性が1名浮上した。彼の自宅を訪ねて直撃するも、「自分ではありません。何かの間違いじゃないですか」と疑惑を真っ向から否定。前出の役場関係者はこう話す。「返還しなくても逃げ切れると思っているのでしょう。もし全額使い切ってしまっていたとなれば、回収するのは困難と言えます。住民の血税をなんだと思っているのか、許せないですね」4630万円を取り戻せなければ、町の財政からの持ち出しになるのか。町では、こんな噂がまことしやかに囁かれるように。「役場には正規と非正規と合わせて約100人の職員がいますが、次の夏のボーナスはゼロみたいですよ」町は返還拒否する人物に対して刑事と民事の双方での対応を考えているという。警察が捜査して逮捕されることになれば、Aさんの名前は白日のもとに晒されることになる。罪の意識があるのならば、名前が公表される前に町にお金を全額返還してほしいものだ。
2022年05月07日藤田朋子「What is serious!?」藤田朋子の口からそんな“英語”が飛び出す事態が起きた。それは今年2月に公演された舞台『政見放送』の稽古中だった……。主演は馬場良馬、共演者には元AKBの島崎遥香、藤田にダンカンらが名を連ねた。事態を発端から関係者が語る。「舞台『政見放送』は演出のスタッフが映画畑の人ばかりで、舞台演出には不慣れでした。舞台の演技と映画などの映像の演技は別物です。なのに、舞台に関して慣れていない方ばかりが演出スタッフとして集まってしまったんです」(舞台関係者、以下同)加えて、メインキャストの島崎遥香も舞台の経験は数えるほどで不慣れ。「演出側が役者さんたち、さらには照明さん、その他のスタッフさんなど……現場をコントロールできていない状況が多々生まれていました。特に島崎さんは戸惑っていたようで……」演者と演出スタッフの間にズレそのため、いざ稽古が始まってもたびたび中断したという。「はじめは島崎さんが“どう演じればいいのかわからないです”と、稽古が止まっていました。周りが動いていても演技をやめたりとか……(苦笑)。“どうしたらいいかわからないです”、“どういう感情で演じたらいいかわからないです”というのはよく口にしていましたね……」“どのように演じる”のか、それは演出側が“欲しい演技”を提示するべきなのだが……。「当初は“ぱるるをどうにかしないと……”という空気でもあったのですが、“どう演じたらいいのか”という役者側の疑問に演出側が答えられないことがしばしばで。役者と演出以外のスタッフたちが“演出の奴らをどうにかしないと……”という雰囲気に変わりました。“なんでこう動くんですか?”などと役者が疑問を投げかけるのですが、映像をメインに仕事をしてきたためか、“そういう画(え)にしたい”と言うだけで、具体的ではなく……結果、演出側が“持ち帰らせてください”ということが頻繁にありましたね」舞台は客の目の前で演技する一発勝負だ。その意味でドラマや映画以上に、演者やスタッフたちが一丸となることが求められる。「一丸どころかイライラが募り、まとまりのない稽古場でしたね……。演者と演出側が揉めだすと、“はいはい、また始まった”と休憩じゃないのにタバコを吸いにいく人が出るような始末。舞台出演の多い藤田さんに相談するスタッフもいました」稽古場に響いた「What is serious !?」そんなある日のこと……。「演出側が役者1人ひとりに演出を付けていたときのことです。“このシーンはちょっとシリアスに”、“このシーンはちょっとコメディな感じにしたいんですよ”といった具合に。これまでみんなが溜め込んでいた鬱憤を晴らそうとしてくれたのか、藤田さんが“コメディもシリアスにやらないと面白くならないでしょ!“ワットイズシリアス!!??”と稽古場で一喝したんです。あなたにとっての“シリアス”ってどういう意味で言っているの、と……。そのとおりだと思いますし、それまで演出スタッフに不満のある人ばかりだったので、皆の気持ちを代弁するような一喝だったと思います。その瞬間は衝撃かつ納得ではあったんですけど、次の瞬間、昔のあの英語でキレた会見を思い浮かべてしまって……(苦笑)。ちょっと笑いをこらえました。まぁその喝が効いたのか、その後はまとまりはして、無事公演となりました」舞台は『政見放送』――政治も演技も、表に出ない裏側がやはり面白いということで……。
2022年04月09日コロナ以前のキリンお客様相談室。すぐに手に取れる場所に取扱商品がずらりと並ぶ商品やサービスの使い方から苦情まで、消費者のあらゆる質問に答える「お客様相談センター」。かつての問い合わせ方法は電話と手紙のみだったが、メールフォーム、Twitter、LINEなどのSNS、24時間対応のチャットボット、Yahoo!知恵袋でも可能に。チャネルが増え続けるなか、それでも「電話が最強」で、クレームが多いのかと思いきや「苦情は1割ほど」という。なかには心温まるエピソードが寄せられることも。消費者と企業をつなげるお客様相談センターの裏舞台をのぞいた。時代や通信手段の変化により、企業のお客様相談室の在り方も多様化している。一般的な電話やメール以外にも新しくさまざまな窓口を設け、より多く顧客の声を集めようと奮闘している企業は多い。お客様相談センターの舞台裏「年間のメールでの問い合わせが約1万5000件に対し、電話での問い合わせは約3万2000件。弊社では電話でのお客様対応が圧倒的に多いという状況ですね。また、おはがきでのお問い合わせも600件ほどあり、お客様から年賀状をお送りいただくこともあります」そう教えてくれたのは、キリンホールディングス株式会社・お客様相談室の渡辺珠江さん。業務効率化のため、近年では電話窓口を完全に閉じ、ウェブサイトやメールでの問い合わせ窓口しか設けない企業も増えているが、同社では電話による相談窓口は今後もやめる予定はないという。「お客様にとってより便利な窓口が何かを考えることは企業として当然です。この先その種類が増えることはあっても、削ることはないと思います。特に電話は、お客様の声を聞きながら即時に対応することができるという点で、いまでも最強のツールかもしれません」(キリン・渡辺さん)同様に、さまざまなチャネル(顧客窓口の手段)を活用し、カスタマーサポート体制を整えている企業のひとつが株式会社ファンケルだ。お客様視点推進事務局長・大泉智さんは次のように語る。「注文対応なども含めると、弊社には毎月15万件ほどの問い合わせがあります。全体で200名ほどのチームがお客様対応をしておりますが、やはり電話やメールが中心です。お問い合わせ内容は“ヤッホーシステム”という社内データベースに蓄積し、関連部署が商品開発や改善に生かせるように共有しています。製販一体型の企業なので、お客様の直接の声を大切にして商品に生かしていこうという思いは強く、実際に商品が改善された例も多くあります」企業の問い合わせ窓口と聞けば、クレーム対応が多いイメージだが……。「弊社の場合、お客様の不満の声は全体の1割ほど。お客様相談室に異動する前は、私もクレームのほうが多いのかと思っていましたが、予想に反してそういった対応は少ないです。もちろん電話を受けた者がちょっと落ち込んでしまうようなお叱りの電話もありますが、対応が終わった後にまわりで様子を見ていた仲間が“お疲れさま!”と声をかけてくれたときなどは、一体感がありうれしく思いますね」(キリン・渡辺さん)多種多様な質問に、寄り添って対応カスタマーサポートに寄せられる問い合わせ内容は驚くほど多岐にわたる。商品やブランドに関する質問はもちろん、商品の感想、CMに登場する俳優のファッション小物についての質問、さらには小中学生から自由研究の相談が届くこともあるという。「弊社には日常のスキンケアのご相談や、サプリメントの飲み合わせについての問い合わせなども多いです。適切なご案内ができるよう、化粧品にまつわる美容相談と、健康食品にまつわるサプリメント相談の窓口はそれぞれ一般窓口とは別に設けています」(ファンケル・大泉さん)日々多くの問い合わせを受けるなか、ときには返答に工夫を凝らした質問も。「ペットボトルのラベルの剥がし方についてご相談をいただいたことがあります。ボトルの形状によって剥がしやすい方向があり、ラベルのミシン目に沿って下から剥がす矢印がある商品だったのですが、“私はどうしても上から剥がしたい派なので、矢印とは逆から剥がしてもいいか”という内容でした。もちろんお客様の自由なのですが、無理に剥がすと爪を痛めたりするおそれもあります。やりとりの末、ペットボトルを逆さに持てば剥がしやすい方向で剥がせて、お客様の上から剥がしたいというこだわりにも沿うのでは……という解決策が生まれました(笑)。まるでとんちのようですが、お客様と一緒に悩み、考えて解決できた印象深い質問ですね」(キリン・渡辺さん)従来のようにユーザーからの問い合わせを待つだけでなく、SNSなどで自社製品に対する声を拾い、企業側から積極的に回答や窓口を案内する“アクティブサポート”も一般的になりつつある。「企業に対して直接意見を送るという行動を起こす消費者は10人に1人ともいわれていますが、そういった積極的なお客様のご意見しか知ることができないのはアンバランスでもあります。直接弊社に寄せられる声以外にも、ツイッターなどのSNSやウェブの口コミサイトなどをこまめにチェックし、お困りの方に適切な回答をお届けすることは大切だと思っています」(ファンケル・大泉さん)キリンもSNSを用いたアクティブサポートのやり方を模索している最中だ。「SNSはお客様のプライベート空間でもあります。お客様が大切にしている場所にこちらからノックなしで入っていくようなやりとりは、もちろん逆効果になることもありますし、内容も気軽になりすぎないよう、ダブルチェック体制で取り組んでいます。また、弊社はお酒のアカウントも持っていますが、“一番搾りが飲みたい、どこで売ってるかな”というツイートを見つけても、その方々が未成年だったり授乳中の方ではないか、そういった確認をしたうえで、対応できるか判断しています」(キリン・渡辺さん)より便利な窓口へと進化SNS以外にも、ネット上で即時にメッセージのやりとりをできるチャット窓口や、人工知能を活用して自動でチャット対応を行う“チャットボット”を取り入れる企業も年々増加している。「若い世代の方は電話よりもメッセージのやりとりのほうが楽だという方も増えています。弊社もチャットボットはすでに取り入れており、ちょうど電話とメールの中間のようなイメージでご利用いただけます。時間帯別のアクセスを分析すると、お昼休みなどの隙間時間や、通勤通学中かなという時間帯に活用いただくことが多いようです。とはいえ、チャットボットでは対応が難しい内容も多く、有人のチャット問い合わせ対応も導入したいなと進めているところです」(キリン・渡辺さん)ファンケルでは『Yahoo!知恵袋』という質問サイトに企業アカウントを作成し、ユーザーの質問に対して公式の回答を提供している。「質問サイトでは、誰かの間違った情報がベストアンサーとして残ってしまうと、それを閲覧する人がどんどん増えてしまいます。特に、弊社の取り扱う化粧品や健康食品分野では、推奨されない使い方などの情報が流れてしまうとお客様が実害を被る可能性もありえます。公式として回答できる質問に対して積極的に正しい回答を届けることも必要と考え、1年ほど前からYahoo!知恵袋のフォローを始めました」(ファンケル・大泉さん)とはいえ、実際には他社商品との比較についての質問なども多く、企業として回答がしにくいものもある。「実際には月に5~6件の回答ができるかなという状況ではあります。回答が蓄積され、累積の閲覧数は2万件ほどになってきており、担当者もやりがいを感じているようです」(ファンケル・大泉さん)カスタマーサポートは、まさに企業と消費者をつなぐ直接の窓口だ。紋切り型のマニュアルでは対応できないからこそ、やりがいも大きい。「会話を通して目の前のお客様に適切な情報を提供するということは、お客様相談室にしかできないと思っています。また、“おたくの商品を飲んで、亡き父との思い出を思い出したよ”なんて温かい感想を直接受けることができるのも、お客様相談室ならでは。連絡しようかしまいか、迷う気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、小さなことでも本当にお気軽にご連絡くださいと伝えたいです」(キリン・渡辺さん)(取材・文/吉信武)
2022年04月01日ベネッセ『進研ゼミ』から届いた「チャレンジ1ねんせい」「4月から息子が小学1年生になるので、“始めてみようか”とちょうど申し込んでいたんですよ。でも、ネットで噂になっている“情報”を見て大丈夫なのかな、そういう方針の企業なのかなと少し不安になっていたんですよ」そう話すのは、6歳の子どもを持つ都内に住む30代の主婦。小学校入学を機に、ベネッセの通信教育『進研ゼミ小学講座』に入会した彼女の元に、この度「チャレンジ1ねんせい」の教材が届いたというわけだ。心配になった“情報”というのが、《ベネッセすごい! チャレンジ1年4月号に入ってたんだって》(原文ママ)と、3月21日にとある個人アカウントに投稿されたツイート。そして添えられていたのが、新型コロナウイルスのワクチン接種に警鐘を鳴らす、“反ワクチン”を訴えるチラシ画像。さらに《これも入ってたんだって〜》と、「毎日マスクを着けるのは、もうやめませんか?」「飛沫は飛ばして良いんです」との文言が掲載された、“ノーマスク”を推奨するチラシも続けて投稿。これらの書類が、ベネッセから届いた教材に同封されていたというのだ。瞬く間に拡散された当該ツイートの真偽を確かめるように、多くの問い合わせがベネッセに寄せられた模様。そして『週刊女性PRIME』の取材に対し、問題のチラシ制作や封入した事実はなく、また封入過程において「チラシが混入することはありません」と同社はツイートを真っ向から否定してみせた。主のツイッターはまもなく“非公開”にこれはデマなのか。ネットトラブルに詳しいITライターが、“火元”となった発端ツイートの“投稿者”の動向を解説する。「ネット上で騒ぎが大きくなったことを受けて、同封されたとするチラシの情報と画像は“友人から回ってきたもの”とし、混入経緯については“もしかしたら内職さんが入れたんでしょうかね”とツイッターで弁明しています。また、事情説明のためにベネッセとやり取りをしていると明かし、友人にも再度確認済みとして“ビニールパッケージの中に全てのチラシが入っていた事実がある”と、あくまでデマではないと主張。そして3月23日に“また進捗あり次第報告致します”としていたのですが……」その後、投稿者のツイッターはまもなくカギがかかって“非公開”(3月24日時点)になったのだ。「実はベネッセ騒動以前にも、反ワクチンのアクションを起こした投稿が多々見受けられたためか、“犯人”や“デマ”、“自作自演”と決めつけるリプライも寄せられていました。ゆえに非公開としたのでしょうが、この行動は逆に“非があっての逃亡”と捉えられてしまう恐れがあります。それでも、ベネッセにしてみれば企業イメージや利益も害いかねない騒動だけに、おそらくは潔白証明のために調査を継続、仮に悪質ないたずらと判断された場合には相応の対応を取るかもしれません」(同・ITライター)無断でチラシを混入させることは(偽計)業務妨害罪に当たる可能性があり、その場合には3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられる場合もある。軽いいたずらでは済まない、れっきとした犯罪行為でもあるのだ。教材の中に同封されていたチラシさて、冒頭の主婦による「チャレンジ1ねんせい」開封に戻ろう。女性に中身を“実況”してもらったところ、同封されていたのは「開講案内」や「学習の進め方」などの必要書類。そしてビニールパッケージに入っていたのは副教材パックや特典、他の講座案内のチラシや冊子とのこと。問題となった“反ワクチン・ノーマスク”に関するチラシはおろか、《(株)ベネッセコーポレーション》が発行した書類以外のものは同封されていなかったようだ。やはり、ツイートはデマだったのだろうかーー。「SNSツールの発達によって、誰もが気軽に意見を主張しやすくなった反面、誰もがトラブルに巻き込まれる時代になりました。おもしろそうな、自分に有益な話題が回ってきたからといって、本当か嘘かを見極めずに拡散させるのはデマに加担するのと同罪。自分の投稿が世間にどんな影響を与えるのか。これを想像できずにSNSを使っていると、思わぬしっぺ返しを喰らうかもしれませんね」(同・ITライター)投稿者から“報告”がなされる日はくるのだろうか。
2022年03月24日宮迫博之3月1日のオープンから3週間、連日の賑わいを見せている元雨上がり決死隊・宮迫博之プロデュースの高級焼き肉店『牛宮城』。芸人仲間やインフルエンサーに“大絶賛”された効果もあって、今なお予約が取れない繁盛ぶりだ。ところが、そんな絶好調の『牛宮城』を根底から揺るがしかねない動画が、3月21日にYouTubeで配信された。同店にアポ無しで突入したのは、『鬼滅の刃』登場キャラクターの“煉獄杏寿郎”のコスプレをしたユーチューバー。「個体番号のこと聞いたんだよ」と、何でも前日にも来店して『牛宮城』で提供している牛肉の「個体識別番号」を尋ねるも、一向に答えがもらえる様子がなかったために再訪したとある。2003年に施行された【牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法】、通称“牛肉トレーサビリティ法”によって、和牛や交雑牛を含めた国産牛を販売等するにあたり「個体識別番号」の表示化が義務付けられた。牛肉の飼育者や飼育地の情報を、消費者自身がインターネットで確認できるようになったのだ。以後は高級店やチェーン店も含めて、全国にある多くの焼き肉店が各HPにて個体識別番号を表示、また番号検索・照会サービスに関する情報を掲載。事前に生産経緯が記された、安心が証明された牛肉を消費者が選べる時代に。一方で、公式HPに個体識別番号の表示がない『牛宮城』は、高級店を謳う焼き肉店では珍しいケースと言える。とはいえ、HPになくとも、実際に店舗で番号を確認できれば問題はないため、そこは宮迫を信用しての予約、来店ということか。和牛1頭の性別が「去勢(雄)」その通りに、件のユーチューバーが来店した際には、手書きで書かれた個体識別番号が記されたボードをスタッフが提示。日々の牛肉を仕入れていれば書き換えられるのは当然なわけで、手書きは新鮮な牛肉を提供している裏返しでもある。この日、お客さんに提供していた牛肉は、和牛3頭に交雑牛2頭の5頭とされる。いずれもこだわり抜かれた牛種、なのだろうが、その内の1頭に疑惑がかけられている。動画内で示された和牛1頭の個体識別番号を、独立行政法人家畜改良センターの「牛の個体識別情報検索サービス」で検索してみると、出生日は2019年8月の「黒毛和種」であることが確認できる。ところが、“雌雄の別”の欄に表示されたのは《去勢(雄)》ーー。《【和牛】30ヶ月以上肥育されたA5の雌牛のみを使用し、ウェットエイジングという方法でお肉を熟成させて旨味を引き出します。》これは『牛宮城』HPに掲載されている、自慢のお肉を説明する文面だ。はっきりと《雌牛のみを使用》と書かれているため、ネット上では“雄牛を提供しているのなら偽装にあたるのではないか”との指摘が見受けられるのだ。動画の続きでは、ユーチューバーに対して“責任者が不在”と繰り返すスタッフ。そして“標的”にされた時の対応マニュアルなのか、現場に警察まで駆けつける騒ぎに。結局、宮迫本人が登場することはなかった。検査や改善指導の対象になりうるもちろん、このYouTube動画による“告発”だけで『牛宮城』の是非を判断するわけにはいかない。しかし、仮にこのような“食品偽装”があった場合にはどうなるのか。食品の偽装表示、JSA法、牛トレーサビリティ法等に関する懐疑情報を受け付けるためのホットラインとして設置された、「食品表示110番」を管轄する農林水産省消費・安全局消費行政・食育課に話を聞くと、「(消費者より“情報提供”があった場合には)牛トレーサビリティー法に基づいて、与えられた権限に基づいた(提供店に)確認や検査が行われる場合があります。(仮に違反などがあった際には)改善の指導が行われ、(罰則は)内容を精査した上でのことになります」即、罰則対象になるわけではなく、故意かどうかの調査次第などで対応が変わってくるようだ。では、去勢した雄牛を“雌牛”と謳って消費者に提供することに問題は?「お話を聞いた上で申しますと、一般論としてこれは(去勢したからといって雄牛が雌牛には)ならないですね。(実際に確認しないとわかりませんが)表現としてよろしくはないと思います」宮迫はかけられた疑惑を堂々と晴らすことができるのか……、YouTubeで。
2022年03月23日東京ドームで反ワクチン団体が抗議している様子今月15日、新型コロナワクチン大規模接種会場となっている東京ドームで、ワクチン接種を反対する団体が妨害行為をし、接種が一時中断となる騒ぎがあった。ノーマスク・反ワクチン団体の抗議で接種が遅延ノーマスクで反ワクチンを訴える十数人の団体が、「ワクチン打ったら5年以内に死ぬぞ」「子どもには打たせるな!」などと叫びながら接種会場入り口に押し寄せ、お昼頃には警察と押し問答になった。ネット上にはワクチン接種に訪れた人々から、《東京ドーム集団接種会場、反ワクチっぽい集団が入口で警官と揉めてる……これ、何時になったら入れるんだろう……》《東京ドームにワクチン打ちに来たら、反対派が会場乗っ取って封鎖されてる……警察が強制排除したけどまだ揉めてる》といった心配の声があがっていた。反ワクチン団体の妨害により、ワクチン接種は午後1時半過ぎまで中断を余儀なくされ、長い時間待たされた人が続出することになった。現場に居た50代の女性は「マスクをしないで叫んでいる人が警察と揉めていて怖かった」と話す。また接種会場に訪れた40代の女性に話を聞くと、「今日は暑かったので、長く外で待たされていた高齢者の方が具合を悪そうにしていました。そういった高齢者を見て何も思わないのでしょうか? ワクチンの副反応が不安な気持ちだってあるのに、彼らの行動は本当に理解できません」と怒りをあらわにしていた。今回の騒動がネット上で拡散されると、《反ワクが戦うべきは接種しないとサービスを受けれない体制に対してだろ》《ワクチン接種してない輩が大声で飛沫飛ばして暴れてるのほんとヤバい》との声が見受けられた。今回の事態について、東京都議会議員のおじま絋平氏は自身のTwitterで、《本日、都の大規模接種会場・東京ドームにおいて反ワクチン団体が入り口を封鎖し、一時的に入場が出来なくなる事態となりました。警視庁が対応し、ケガ人・逮捕者はなく鎮圧されたようですが、実力行使をもって業務を妨害する行為はテロであり、完全に一線を超えています。取り締まりの強化を求めます》とツイートしている。ワクチンを打つ、打たないは個人の自由で選択する権利があるが、他人が打つことを妨害する権利までは誰にも無いのではないだろうか。
2022年03月16日木下優樹菜《“34歳裸一貫の私”を見せたい》こうインタビューに答えるのは、3月17日に写真集が発売される木下優樹菜だ。写真集の公式ページにも、「裸一貫」という言葉とともに、“手ブラ”ポーズでアンニュイな表情をする木下の写真が並ぶ。さらには別のインタビューでは《(彼氏から)見た時は「え、すんごいじゃん」って。》と言われたとも。彼とは、おそらくJリーガーの恋人・三幸秀稔選手のことだ。これらを受けて、ネット上では《やっぱり脱いだか》という声が多いのだが……。木下が“裸一貫”にならざるをえなくなったきっかけは、2019年に起きたあの騒動。「実姉が勤めていたタピオカドリンク店の店長に対して、恫喝するようなメッセージを送っていたことが発覚。芸能活動を自粛することに」(スポーツ紙記者、以下同)「実は脱いでいない説」が浮上2020年7月1日にいったんは活動再開するも、そのわずか5日後に芸能界引退が発表された。2021年10月、ようやくタピオカドリンク店との裁判は、東京地裁が木下に40万円の支払いを命じて決着する。「木下さんはその直後に開設した自身のYouTubeチャンネルで涙ながらに謝罪。芸能活動を再開させる意向も示しました」だが、一向に再開するような動きがない中、突如発表された写真集の発売。この流れで“裸一貫”となれば、がっつり脱いでいる!?「実はそこまで脱いでないんじゃないかという話もあります」(ワイドショースタッフ)出版関係者もこう続ける。「私が知る限り、この写真集ではそこまで脱いでいませんよ。セクシーな下着とか水着はありますが」そもそも、“裸一貫”=脱いでいる、といえるのか。木下の取り分は400万円「木下さんは写真集の情報解禁時に“一般人として初めて写真集を出す”というコメントを出すなど、自分がもう芸能人ではないことを強調していました。そこから考えると、彼女のいう『裸一貫の私』とは、芸能界を引退して“真っさら”になった私を見てほしいという意味なのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)ちなみに、写真集は、税込みで2750円。話題のわりに数字はイマイチのようで、「発行部数は1万6000部ですが、発売前重版はかかっていません。木下さんの取り分ですが、印税が10%だとすると、400万円といったところでしょう」(書店関係者)今回の写真集はお金のためだけというわけではないとなると……。とはいえ、購入して中を見るまではわからない。
2022年03月14日元「成宮寛貴」こと平宮博重氏《雪の中の露天風呂、最幸でした!!》(原文ママ)2月28日、インスタグラム上にこのような文章と一緒にとある写真が投稿された。雪景色を背景に、露天風呂につかりながら“お尻”を見せつける男性の後ろ姿。顔こそ見えないが“元”成宮寛貴だ。「2000年に俳優デビュー後、たちまち人気役者に。2012年には、テレビ朝日系ドラマ『相棒』の水谷豊さんの相棒役を3年間務めました」(スポーツ紙記者)順調だった芸能活動が一転したのは、2016年12月。違法薬物の使用疑惑が週刊誌で報じられてしまう。「本人も所属事務所も否定しましたが、この報道によって彼は芸能界引退を発表。直筆のコメントには“芸能界から去るしか方法はありません”と記されていました」(同・スポーツ紙記者)表舞台を去ったのかと思いきや、翌2017年にはSNSを開設し、日常を公開。“芸能人”と差がない活動ぶり「2019年から本名の“平宮博重”としてアクセサリーなどをプロデュース。ファン交流イベントを開くなど、引退しても根強い人気を誇っています」(芸能プロ関係者)実際、今回の“全裸写真”にファンからは、《肉体美さすがです》《キレイな逆三角形ですね》など、喝采の声が集まり、ネットニュースで取り上げられるほど。これだけ盛り上がれば、撮影現場となった温泉施設の宣伝にもなったはず。どのくらい反響があったのかと、施設の責任者に話を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。「成宮さんがウチの温泉に来たのも、温泉につかっている写真を公開しているのも知りませんでした……。お尻が丸見えの姿をSNSに投稿するということなら、絶対に許可しないですよ。影響力もある方ですし……」温泉がある町役場にも問い合わせると、温泉にカメラを持ち込むことを禁止する条例はなく、マナーなどはそれぞれの施設に任せているとのこと。正直、迷惑の部分もあるそれでも、記者からの問い合わせで初めて事態を把握した責任者は、戸惑いを隠せない様子。「ウチの施設名も出ているんですね……。ネットは不特定多数の人が見ますから、中には不快な気分になる人がいるかもしれません。幸い、苦情の電話はまだ来ていませんが。正直、迷惑な部分もあるかなと……」芸能界から引退しても、周囲の目を引く存在感は健在だ。「成宮さん本人は否定していますが、ファンの間では芸能界復帰を求める声が絶えません。今回のサービスショット投稿からも“世間の注目を集めたい”という彼の思いが見て取れますし、水面下で着々と準備しているのかもしれませんね」(前出・芸能プロ関係者)ファンから復帰への“尻押し”が止まらない元・成宮。果たして胸の内は─。
2022年03月07日《サイゼで喜ぶ彼女》をマネする(左から)グラビアアイドルの花井美理、ゆづか姫こと新藤加菜、町田市議の白川てつや氏(各公式ツイッターより)“うまい、やすい、はやい”上記は大手牛丼チェーンのコンセプト。元をたどれば同社の牛丼のみに限られたものだが、広く“ファストフード”に求められている。重要な要素である価格の“安さ”。しかし、時としてそれは、ネガティブなイメージを抱かせるものとなる……。「サイゼで喜ぶ彼女」この文章を見て、どう思うだろうか。“サイゼ”とはもちろんイタリアンファミリーレストラン『サイゼリヤ』を指している。「女性キャラクターのデザインを得意とする、あるイラストレーターが自身のツイッターにイラストを投稿。男性目線で“彼女”を描いたもので、サイゼリヤにて同店の定番商品である『ミラノ風ドリア』と『エスカルゴのオーブン焼き』を食べ、嬉しそうに笑っているというイラストでした」(マンガ誌編集者、以下同)このイラストを投稿したツイートには、2.8万件のリツイート、6,751件の引用ツイート、14.2万件のいいねが集まった(2月16日現在)。それらは概ね“賛”であったが、“否”の意見も少なからず見受けられた。なぜか……。男の理想詰めました!みたいな「嫌悪感のある反応を示した人があげた理由は大きく2点あるかと思います。まずイラストに描かれた女性の胸が大きく、着ている服装は胸元がざっくりと開いたセーターに同じくざっくり開いたタンクトップらしいインナー。すなわち胸が大きいことを強調するようなデザインだったこと。これが、いかにも“男性が求める、押しつけた理想像”と受け取ったような意見ですね」《白っぽい薄手の服なのに、黒のインナーを着せていてしかもがっつり見えているところがモロヲタクの描く女の子って感じ》《色々と「ウッ」要素が散見されるが、とりあえず胸の描写が一番無理》《なんで谷間出る服チョイスしたのかな?男の理想詰めました!みたいなかんじ?》以上はイラストに対してつぶやかれた意見だ。「イラストは、彼女と表していることから、彼氏と彼女というカップルの描写でした。すなわちこれはデートの風景と言えます。もう1つの理由として、“デートを安いサイゼで済ませるなんて”という視点から、女性を安く見ていると考える人がいたこと。毎年のようにクリスマスシーズンになると、特定のブランドを指して“プレゼントに○○なんてありえない”ということが話題になりますが、それと根本的には同じですね。比較的安価なモノをプレゼントされることは低く見られている、と感じる感情です」以下はこの観点でつぶやかれた意見。《デートだよっつって彼氏にサイゼ連れてかれたら確実に殴ってるわ》《目の前にサイゼでニコニコしてくれるかわいい巨乳の若い彼女がいて彼氏は釣り合うほどの何を持ってる人なんだろうネ》《「サイゼで喜ぶ彼女」側ではなく「サイゼとか安い店でも文句言わない従順な彼女がいいなグヘヘ」って言ってる君たちみたいな男側なことにいい加減気づいてほしい》《サイゼで喜ぶ彼女=素晴らしい高級なとこが好きな女=悪魔化そんな粗雑な思考する男ってうだつが上がらんだろうな》このような意見は全体から見て、あくまで少数意見だ。しかし、少数の“否”の意見が、その熱量から時に大きく見えることは、ある種の“ネットあるある”と言える。好意的に受け止める女性が多い今回生まれた反応に対し、イラストレーターは次のようにつぶやいている。《初手サイゼが許されるかどうかは2人の年齢とか距離感とか空気によって左右されますよって全員にリプしたい》《フェミフェミ蔑むのも真剣にフェミニズム活動してる方に申し訳ないし、オッサン世代はこういう人達の事を「荒らし」って呼ぶんじゃ》「SNS上では、“女性であること”“女性としての価値”を、何らかの値段に置き換えられるような行為や描写に対し、非常にセンシティブに反応する人は一定数おり、かつ年々増えているように見えます。もちろん同性だろうが異性だろうが、他人を換算することは褒められた態度ではありません。それによって“この程度の人なら……”というように安く見て、直接的にせよ間接的にせよ虐げるようなことはあってはならないこと。今回向けられた否定的な声はこのような考えに向けられたものであり、イラストに対しての感想・意見である以上、それはそれで尊重されるべきものかと思います。しかし、イラストレーターさん自身が言うように、“彼女とサイゼに行く”ことは関係性にもよるでしょうし、さらに店に行く頻度も関わってくるでしょう。現にツイッターでは、彼女とサイゼに行くことに好意的な女性のほうが多く見られました。男性向けのイラストは確かに胸が大きかったり、露出度が高い服装であったりすることが多いです。それに対する意見もさまざまありますが、こういったイラストを好む人を“オタク”とひとくくりにして罵詈雑言のような言葉を飛ばすということ、それは少々前時代的な考えなのではないかと。ひと昔前より広く浸透している文化であると思いますし、趣味嗜好は誰かに直接的な迷惑をかけていない限り、基本的には尊重されるべきものではないでしょうか」(ITジャーナリスト)SNSで「サイゼで喜ぶ彼女」を体現バズったこともあり、《#サイゼで喜ぶ彼女》というハッシュタグが生まれ、有名人・素人問わず、サイゼリヤで同じ商品を頼み、同じ構図で撮影した写真を投稿するなど、多くの“実写版”も誕生。バズりに乗った“いいね稼ぎ”と言ったらそれまでだが、少なくとも彼女たちに批判的な意味合いはないだろう。最後に“彼女”が食べていたものについて。彼女はミラノ風ドリアと共にエスカルゴのオーブン焼きを食していた。この料理に対してミシュラン1つ星のシェフが、あるネットメディアのインタビューで次のように語っている。《「エスカルゴのオーブン焼き」なんかは、どんな高級店でもサイゼリヤには敵いません。》《我々のような飲食店は、水煮されたエスカルゴをフランスから輸入して調理しているので、どうしても固くて風味が落ちてしまうんです。一方、サイゼリヤには独自の輸入ルートがあり、ヨーロッパから柔らかくて大粒なエスカルゴを選んで仕入れています。だから、香り高い高品質のものを提供できているんです。》(以上、ミシュラン一つ星レストラン『ラッセ』オーナーシェフ・村山太一氏/『新R25』より)そこにはデート利用も多い高級レストランにも劣らぬ味が。よく行く人もそうでない人も、恋人とでも友人とでも家族とでも、はたまた1人でも……。今日は“サイゼで喜ぶ”のはいかが?
2022年02月18日古塔つみ氏の『Weibo』アカウントには「♀」マークが音楽ユニット『YOASOBI』のキービジュアルを手掛け、『ポケモン』など多くの企業とコラボする人気イラストレーター・古塔つみ氏の炎上が鎮火しない。発端は“告発系”ユーチューバー・コレコレ氏の元に寄せられた情報だった。古塔氏の個展を鑑賞したという女性画家が、展示された作品の1つが有名写真家の作品と酷似していることに気づき、これが写真を反転させてトレースして描いたものではないか。つまりはトレースして盗用する“トレパク”疑惑を指摘。他の作品にも同様の疑惑が持ち上がり、中にはすでに販売されていたものもある、とのこと。これが瞬く間にネットで炎上騒ぎになるも、一貫してダンマリを決め込んでいた古塔氏。が、一部企業がコラボ商品の販売を一時停止し、さらに“特定班”によって数十点ものトレパク疑惑が掘り起こされ、古塔氏が手掛けたクライアントワークにも追及。すると2月3日、ようやく自身のツイッターに謝罪文を画像で投稿したのだ。ところがーー、《引用・オマージュ・再構築として製作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です》《私はかねてより写真素材や実際のモデルさんの写真を参考資料に制作することが多く、この度、話題に挙げられている中には同様の手法で製作したものもございます》《写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません》と、世間を騒がせたことへの謝罪するもトレパクに関しては全否定。■“古塔つみ”は男性なのかそして《クライアントワークは全てオリジナルです》と、『ポケモン』の他、展開中のコラボ商品はオリジナルであることを強調した古塔氏。この対応が火に油を注ぐ格好となり、そして古塔氏本人にも“トレース”疑惑が向けられたのだ。「ツイッターでは時折女性言葉が使われて、インタビュー記事などで撮られた写真にはイラストで顔を隠した女性と思われる人物が登場。その似顔絵らしきイラストも、古塔氏のSNSアイコンに使われていたことから、“古塔つみは女性”と思っていた人がほとんどではないでしょうか。ところが、ここでも特定班がとある男性のSNSやYouTubeチャンネルから、共通点を割り出しては“彼女は40代半ばの男性ではないか”との見方が強まった。そのYouTubeチャンネルなどは、古塔氏が件の謝罪文を投稿したのとほぼ同時に全て削除されたのです」(Webニュースサイト・編集者)“性別・年齢非公開”としていた古塔氏だけに、たとえ男性であっても嘘ではないのだろう。とはいえ、仮に男性だとしたのならば、なぜ“彼”は女性になる必要があったのか。「かねてよりSNSを駆使して一般女性からモデルを募っていた、と見られています」とはネットトラブルに詳しいITライター。「そもそもプロフィールにあるのが“女性しか描けません”ですからね。過去のツイッター上でのやりとりが起こされているのですが、どうもイラストモデルの名目でフォロワーなどの女性ユーザーからDMにて写真を募っていたみたいですね。真偽は定かではありませんが、中には水着写真を送った女性もいた様子。そんな女性らに対して、“あなた素敵ねえ”“実験台にしちゃうわよ”“むっさ写真見てます”“全員囲いたい”などと返していたのです。古塔氏を女性と信じた上でのやりとりでしょうし、仮に相手が男性だとしたら写真を送っていたかどうか」■コレコレ氏による第2の告発2月3日の投稿ではツイッターをやめて、今後はインスタグラムのみ運用するとも明かした古塔氏。そのインスタも更新は止まったままで、騒動は時間の経過とともに収束するかと思われた、がーー、2月5日にコレコレ氏による“第2の矢”が放たれた。謝罪文では、クライアントに対して自らが《真摯に対応して参ります》として、《皆様からの問い合わせなどは、どうかお控えいただきますよう》と、ネットに向けてなのか、企業窓口への連絡をやめるよう訴えていた古塔氏に対して、《これ以上問い合わせされると困るから。だから(確認や苦情などの)問い合わせを抑えて、(古塔氏は)裏では企業の方に謝罪連絡しているんだけど。とある企業さんから(コレコレ氏の元に)連絡きてて。実は、その(企業への謝罪文の)文面には“ネット上の憶測には惑わされないようお気を付けください”って記載してんの。だから、裏では“俺はトレースしてません”アピールをしっかりと企業にしてる。これは酷いでしょ》事の経緯に不信感を抱いたのか、クライアント企業の1つが、古塔氏から送られたという謝罪文の情報をコレコレ氏に提供。自身に向いた疑惑の数々を“ネット上の憶測”と断じて、あくまでも“クライアントワークはオリジナル”とトレパクを否定。引き続き契約を保持したい一心だったのか。「古塔氏にとっては、これが“真摯な対応”なのでしょう。でも、コレコレ氏の暴露でネット掲示板でのスレはさらに伸びています。このネット騒ぎは海を飛び越えて、中国にも飛び火しそうな勢いですよ」(前出・ITライター)■中国で炎上すれば世界発信も実は2021年12月23日より、上海で中国初の個展となる『Cotoh Tsumi 古塔词弥Art Exhibition』を開催して約60点の作品を出展、グッズ販売も展開している古塔氏。現地のニュースサイトでも取り上げられ、《只画女生,只画精彩女生(女子しか描けません。すてきな人しか描けません)》と紹介されている。また中国版ツイッター『Weibo(微博)』にもアカウントを開設しており、重ねて中国語で個展をPRしていた。最後にWeiboが更新されたのは2月3日、騒動を謝罪した日で《春節の休暇には家族や友人と、上海のAI PLAZA西岸鳳巣で芸術を楽しんではいかが》といった内容を綴っていた古塔氏。しかし、間も無く中国でも案の定というか、ネット上で“疑惑の声”が上がり始めているようだ。中国エンタメ事情を扱う専門誌編集者に解説してもらうと、「古塔さんのトレパク疑惑に関するニュースは現地でも報じられていませんね。でも、日本のネット掲示板から広がったのでしょうか、Weiboにも中国語で“どうりで個性もオリジナリティーも感じないわけだ。コピーされたものだった”との投稿が見受けられました。近年、芸術分野に注力していて、世界から注目されるアート街に変貌した上海だけに、そこに出展することは“日本代表”としても見なされるでしょう。日本のアニメ、漫画が人気だけにイラストにも注目が集まりますからね。このまま疑惑を明確に払拭せずに、炎上騒動が上海、中国でも広がればそれこそ、世界のアーティストや企業から説明が求められる時が来るかも」ちなみにWeiboのアカウントには、女性であることを表す“♀”マークをつけている古塔氏。自らが堂々と公の場に出て、かけられた疑惑を晴らす気は無いのだろうか。
2022年02月08日女性の膝に手をかけ親密そうな様子をみせる成宮寛貴いまだにコロナ終息の兆しが見えないなか五輪開催の時期も近づき、2021年もあっという間に折り返し地点に突入。この上半期を振り返ってみると、芸能界、政界、スポーツ界、そして皇室問題と、数々の“スキャンダル”が勃発。『週刊女性』が追い続けた上半期スクープの中から、厳選した記事を再掲する。’16年に違法薬物を使用した疑惑が報じられ、芸能界引退を発表した成宮寛貴。2月中旬、緊急事態宣言下の都内で“三密パーティー”を開く彼の姿が目撃されていた。成宮は《ガセネタです》と、自身のツイッターで猛烈に批判したが、『週刊女性』は一部始終を捉えていたーー(週刊女性2021年3月16日号掲載)。* * *■芸能界から消えてなくなりたい「昔より強くなって帰ってきました。また会えてうれしいです。みなさんがあっての僕だと思っていますから」2月中旬のある夜、都内のセレクトショップ前に集まっていたファンに向かって、成宮寛貴が力強く挨拶すると、歓声があがった!彼がファンの前に姿を見せるのは久しぶりのことだった。成宮は、多くのドラマや映画に出演し、’12年にはドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で3代目相棒の甲斐享役に抜擢されるなど、順風満帆の俳優人生を送っていた。しかし、“あの日”を境に一転する。「’16年に『FRIDAY』で違法薬物を使用した疑惑が報じられました。成宮さんと所属事務所は疑惑を否定しましたが、その後も使用を疑わせる報道が続いた。ついには、《今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい》と悲痛なコメントを出し、芸能界引退を発表。しばらくは、日本を離れてドイツやスウェーデンなど、海外を転々としていたそうです」(スポーツ紙記者)’17年には、インスタグラムを開設して自ら近況を伝えるようになり、少しずつ新しい道を歩き始めた。「’19年には公式サイト『Hirоshige Narimiya』を開設して積極的に情報を発信するように。サイトでは彼がデザインした洋服やマグカップ、バスソルトを販売しています。昨年4月には、水嶋ヒロさんとインスタライブでコラボするなど、少しずつですが、復帰の兆候が見え始めています」(同・スポーツ紙記者)■集まったファンに“神対応”今年1月15日のインスタグラムで、日本に帰国していたことを明かした。「昨年末に戻ってきて、三重県の伊勢神宮などを観光していたそうです。1月初めから東京に滞在しています。これまでも、一時的に日本に戻ってきたことはありましたが、今回は長期の滞在になるそうです」(成宮の知人)衝撃的な引退から5年がたち、“消えてなくなりたい”ほど思いつめた傷も少しは癒えたのだろうか。日本に戻ってきたのには、こんな理由が。「オランダでデザイナーの仕事をしていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、予定していた仕事が中止に。オランダは昨年から何度かロックダウン(都市封鎖)になり、飲食店や衣料品店なども閉鎖されていました。思うように仕事ができない状況が続き、日本へ帰ってきたといいます」(同・成宮の知人)日本に戻ってきて1か月がたった2月中旬には、都内のセレクトショップで“一大イベント”を開催した。「成宮さんがプロデュースしたグッズを、ポップアップショップで販売したんです。成宮さんと仲がいいオーナーがやっているお店が閉店することになり、彼の商品を4日間の期間限定で販売することに。彼もうれしかったようで、イベントの2週間前からお店に来て、何度も打ち合わせをしていましたよ」(近隣の店舗スタッフ)イベントは大盛況だった。「事前に成宮さんがSNSで告知していたので、多くのファンが訪れました。連日整理券を配るほどの大行列。成宮さんの商品を置いているだけでなく、本人がお店に来て、ファンと交流するサービスもあったんですよ」(同・近隣の店舗スタッフ)久しぶりに日本のファンと会えたのがうれしかったのだろう。来店したファンに“神対応”を見せる場面も。「ひとりひとりに“わざわざ来てくれてありがとう”と、ていねいに対応し握手したり、ツーショット写真まで撮ってくれました。営業が終わった後も、出待ちしているファンに優しく声をかけていましたね。若い人や中高年の女性が多かったですが、若い男性もいましたよ」(お店を訪れたファンの女性)イベント最終日には、営業が終了した午後8時過ぎから、成功を祝って店の中で打ち上げが始まった。「みんなでビールやシャンパンなどを飲んでいました。成宮さんは終始ご機嫌で、スタッフと踊ったり、ハイタッチしたり、女性スタッフとハグまでしていましたね」(同・ファンの女性)■緊急事態宣言にマスクなしで大騒ぎお店が閉まってからも、成宮をひと目見ようと多くのファンが集まっていた。すると、その様子を見た彼は大胆な行動に出る。「会の途中で外に出てきて、1分以上も挨拶をしてくれました。“こうやってみんなと会える機会を増やしていきたい”と、日本でまた別のイベントをやることも匂わせていてうれしかったですね。お店に戻るときには、投げキッスまでして、ノリノリでしたよ(笑)」(同・ファンの女性)ただ、東京はいまだ“緊急事態宣言”が発令中で、自粛を余儀なくされている。コロナ禍で大騒ぎをしていたことに対して、疑問を呈する声も。「お店は7~8人入ればいっぱいになる規模なのですが、そこに10人くらい集まっていたんです。しかも、換気していなかったし、みんなマスクもつけずに大声で話していました。明らかに“3密”になっていましたが、大丈夫なんでしょうか」(近隣住民)宴は深夜まで続き、最後には“トラブル”も起きて……。「警官2人が自転車でやってきて、静かにするよう注意していました。大声で騒いでいたので、近所から通報があったみたい。さすがにマズイと思ったのか、その後すぐお開きになりました」(同・近隣住民)それでもまだ飲み足りなかったのか、成宮は女性スタッフ2人とタクシーに乗り、お店から少し離れた高級マンションの中に消えていった。引退して5年たっても、多くのファンが集まるとなると、やはり、芸能界復帰が現実味を帯びてくる。「新宿2丁目界隈やファッション業界には、今も成宮さんを表舞台に戻したいと考えている人が多いんです。彼の才能を高く評価していて、舞台やネットドラマなどのオファーを持ちかけています。しかし、本人は頑として首を縦に振らないそうです」(前出・成宮の知人)2年前には、“あの作品”に成宮が戻ってくるという話が持ち上がった。「’19年に『女性セブン』で、『相棒』にカムバックすると報じられたんです。成宮さんは’15年のシーズン13で、罪を犯して懲戒免職になるという衝撃的な展開で卒業したので、実現すればファンにとって超サプライズになります。しかし、テレビ朝日も、成宮さんも即座に報道を否定しました」(芸能プロ関係者)奇妙な“復帰説”が出たのには、こんな舞台裏が。「当時、スタッフの間では昨年の秋から放送されているシーズン19で現在の反町隆史さんに代えて成宮さんを再び相棒にしてはどうかという話が出ていたそうです。ただ、スポンサーには話しておらず、本人にもオファーする前の段階で報じられてしまったんです」(同・芸能プロ関係者)具体的な話を進める前に情報がもれたことで、幻になってしまったのだろう。さらに、コロナが復帰への道を断ち切ってしまった。「テレビ局は感染を防ぐために、ドラマの作り方を根本から見直すことになり、いかに安全に作るかを最優先で考えるようになった。その結果、相棒を新しくキャスティングするという案はなくなり、成宮さんが“復活”する話も完全に立ち消えになってしまいました」(同・芸能プロ関係者)ただ、コロナがおさまれば再び成宮の起用が検討されてもおかしくない。■「僕はもう引退してますから」「スタッフの中には、成宮さんの再起用に積極的な人もいると聞いています。“薬物疑惑”に関しては、警察の捜査を受けたり、逮捕されたわけでもないので、テレ朝としても、出演は問題ないと考えているはず。可能性としてはかなり低いかもしれませんが、 数年後、彼が『相棒』に戻ってくることはありうるでしょうね」(同・芸能プロ関係者)現時点で、本人は芸能活動を再開する意思はあるのだろうか。2月中旬の夜、イベントのあったセレクトショップから出てきた成宮を直撃した。周りにいたスタッフが「取材はやめてください!」と遮ったが、成宮は少し沈黙した後、ゆっくりとした口調で話し始めた。─今回、なぜ日本に帰国されたのですか?「一時的に戻ってきただけですよ」帰国して2か月ほどになるが、あくまで一時的であることを強調する。─芸能界に復帰することは考えていますか?「いえ、僕はもう引退していますから……」復帰に関しては、はっきりと否定した。しかし、続けて発した言葉からは彼の迷いも感じられた。「こういうの(取材)は、タイミングが合ったときにしていただきたいです」“タイミング”というのは、復帰のことを意味しているのだろうか。再び表舞台に立とうと思っていなければ、取材を受けることもないはずだが……。─今回、久しぶりに日本のファンの方々とお話しされていかがでしたか?「……すいません、もうお引き取りいただけますか?」重ねて質問を投げかけたが、やんわりと拒絶された。「寒い中ありがとう。気をつけて帰ってね」取材に応じてくれたお礼を言うと記者を気遣う言葉が返ってきた。成宮が言う“タイミング”が来る日もそう遠くはないのかもしれない。
2021年06月25日岡田健史岡田健史(22)が所属事務所に契約解除を求めた仮処分の審尋が、4月から東京地裁で行われている。既に4回の審尋が行なわれた。次回は7月中旬に行なわれる見通しだ。岡田の所属事務所は内山理名(39)や黒木メイサ(33)、桐谷美玲(31)らが所属するスウィートパワー社(本社・東京都港区)。岡田のマネージメントは同社の男性部門・スパイスパワーが担当している。あらためて考えたい。どうして独立問題が浮上したのか。また、審尋は現在、どうなっているのか。それらを確かめようと、岡田側の弁護士に接触を試みたが、連絡が取れなかった。取材は受けていないらしい。スウィートパワーも「(審尋中は)取材対応は控えたい」とした。そこで両者の周囲の人たちに話を聞いた。■LINEで独立を申し出岡田が独立を申し入れたのは3月中旬。同社にLINEで「お疲れ様です。2週間後(同月末)に辞めさせていただきます」といった短いメッセージが送られてきたという。「それまで岡田との間にトラブルがなかった同社としては寝耳に水だったようです。2023年3月末まで契約が残っていたので、要求を受け入れられるはずがなかった」(民放関係者)この時、岡田側が盾にしたのが、労働基準法。労働契約期間の上限は原則3年とされている。岡田が同社と契約したのは2018年4月1日。ちょうど丸3年が過ぎようとしていたからだ。もっとも、この問題は既に争点になっていない。岡田と同社が結んでいたのはアーティスト契約なので、労働基準法の3年ルールは適用されない。大抵の芸能プロとタレントの契約はそう。それは今では岡田側も分かっているようだ。次に岡田が問題視したとされているのは同社での待遇。ただし、一番の不満は一部で報じられたような報酬面ではないようだ。報道では月額報酬が「手取り15万円」とされていたが、別にボーナスが半年に約150万円ずつ出ていたという。「ほかに住居用マンションを用意してもらっていた。都心に近い場所にあって、3DKで1億円相当。そこに3月まで家賃10万円前後で住んでいた」(ほかの芸能プロダクション関係者)■事務所負担で留学もまた、事務所に所属してから半年後の2018年10月、TBSの連続ドラマ『中学聖日記』で主演の有村架純(28)の相手役に抜擢された。まだ19歳のときだ。この時は無給で、iPhoneを支給されただけだったが、放送終了後、米国のロサンゼルスに4か月留学した。当然ながら、その費用は同社が出したという。「留学費用は1000万円前後と聞いています。4か月ですからね」(前出・民放関係者)これらの待遇に満足するかどうかは人それぞれだろうが、少なくとも岡田を独立に走らせた最大の動機ではない。では、どうして同社を離れたいかというと、仕事をすべて自分で選びたいからだという。「彼はこれまでの仕事が自分のやりたいものではなかったという思いが強い。収録現場でもその思いが見え隠れしていた。仮処分の審尋でもこの問題を中心に訴えているようです」(前出・ほかの芸能プロ関係者)芸能プロはタレントを育て、売り込むもの。一方の岡田側は自分ですべてやりたいと考えている。金銭面などが争点であれば、どちらかが歩み寄ればいいが、芸能プロとタレントの関係性の根幹に関わる問題なので、そう簡単には決着しない。だから審尋が終わらない。「裁判所は和解を薦めているはず。争ったって双方とも得しませんから。契約が残っているので、スウィートパワーに重大な瑕疵(かし)でも見つからない限り、独立は認められない。だから和解案は岡田君が残り1年9か月の契約を全うし、その間はスウィートパワー側には岡田君の話にもっと耳を傾けるよう求めるといったものになるでしょう。そして契約が終わった後は岡田君をスウィートパワーが温かく送り出すよう促すはず」(同・ほかの芸能プロ関係者)岡田は裁判所に対し、芸名を変えたいとも訴えているという。同社が付けた芸名だ。せっかく知れわたった名前を捨てるのは惜しい気もするが、同社から与えられたものは仕事も名前も嫌らしい。■名前が挙がった小栗旬は困惑?ほかにも気になることがある。岡田は今年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演が内定したと一部で報じられたが、NHKはまだ何も発表していない。既に主要キャストの発表が済んだものの、岡田の名前は出ていない。NHKは裁判中の人間は使わないというのが、昔からの定説。誰の味方もせず、視聴者全員のために存在する公共放送だからだ。大河ドラマ『青天を衝け』に出演しているものの、それは裁判前からの話である。NHK関係者に水面下で朝ドラ出演について尋ねたところ「発表していないのだから、答えようがない」とのことだった。現段階で出演が決まっていると考えるのは早計なのかも知れない。また芸能界には今回の件で小栗旬(38)の名前が挙がっていることを不思議がる声がある。小栗が岡田の後ろ盾になると報じられている件だ。「小栗君は男気が強いことで知られるものの、だからと言って裁判になっていて、事情も分からない話にクビを突っ込むはずがない。この類の話になると、なぜか小栗君の名前が挙がるが、岡田君と親しいわけでもない。小栗君の事務所の社長は映画プロデューサーも兼ねていて、だからスウィートパワーの社長とも関係が深いから、小栗君は困惑しているはず」(同・ほかの芸能プロ関係者)裁判所は毎年8月1日から夏休みで、同月末まで民事裁判はストップする。このため、7月中旬に行なわれる5回目の審尋の次は9月になる見通し。おそらく、セミが鳴いているうちには結論が出るだろう。《取材・文/山本智之(ライター)》
2021年06月21日YouTuberの退社が続いている事務所『Kiii』HP「ちょっとこのたび……あの、抜けます。Kiii」そう話すのは、登録者数431万人の大人気料理系YouTubeチャンネル『きまぐれクック』を運営するかねこ(以降、登録者数などの数字は6月11日現在)。魚を捌くことを得意とし、魚料理の動画は毎回100万回再生を超える、日本でトップクラスの人気ユーチューバーだ。「『Kiii』とは、ユーチューバーなど動画投稿者のマネージメントを主に行う会社。白い覆面が有名なユーチューバー『ラファエル』さんなどが所属し、動画投稿者向けのマネージメント会社としては、わりと大きいほうですね。『きまぐれクック』のかねこさんは2017年の設立初期から所属し、所属クリエイターの中でも古参かつトップの存在でした」(スポーツ紙記者)今回『Kiii』を抜けたのは、かねこだけではない。多くの人気ユーチューバーが、同じタイミングで退社している。近年流行しているラップの“フリースタイルバトル”など、リアルの現場でも活躍する『がーどまん』(『チャンネルがーどまん』、登録者数177万人)。大学サッカー部出身で学生時代から“本田圭佑モノマネ”などを披露しネット上で人気を博していた『MAKIHIKA』(登録者数45.7万人)。料理系ユーチューバーの『とっくん』(登録者数64.3万人)。さらに数名が、わずか数日の間に事務所を去る決断を下した。■社長が突然解任されたかねこは今回の件について、『Kiii』の社長交代を理由として挙げていた。最近になって突然、高田樹前社長が解任されたのだ。「解任については、高田前社長も当日になって急に告げられたんですよ。弁護士が部屋に入ってきて、出ていくように言われたそう。信頼する社長の解任に納得がいかないかねこさんは中栄一喜新社長に事情の説明を求めたものの、まともに応じてもらえなかったようで……。不信感から退社を決断することに」(同・スポーツ紙記者)人気ユーチューバーが相次いで立ち去ることとなった今回の騒動について、芸能プロ関係者は次のように話す。「事務所を辞めた人たちは、みんな高田前社長を慕っていました。“お世話になったマネージャーやスタッフが辞めるから、自分も一緒に辞める”というのは、芸能プロダクションでもよくある話です。近年、芸能界では、大手プロダクションからタレントの退社や独立が相次いでいますが、その裏には長年、信頼関係を築いてきたスタッフの去就が絡んでいることも多い。人望のある高田前社長の解任を聞いて後を追う面々が出てくるのは、事務所としてごく自然なことかと」しかし、動画投稿者が多数所属する別の芸能プロ関係者に話を聞くと、退社に関しての考え方は、テレビや映画を主戦場にするタレントよりもユーチューバーたちのほうがはるかに柔軟だという。「ユーチューバーは、事務所に頼らずとも自分で固定ファンを持っていることが多い。芸能プロダクションの場合は“新人をイチから育てる”ということも多く、タレントは事務所に対して恩義を感じやすいんですが、それに対して彼らはチャンネル運営や動画撮影、編集も自分たちのチームで出来てしまう。事務所への依存度が限りなく低いんですよ」『Kiii』を抜けることになったユーチューバーたちも、かつての居場所に未練はないようだ。「彼らも、『Kiii』という場所にこだわって在籍していたわけじゃなく、高田前社長の考えに共感して一緒に仕事をしていただけ。肝心の高田さんが解任されるとなったら、“別に『Kiii』にいなくたってメシは食える”と迷わず去ることを選びますよね。在籍する意味を感じなくなったんでしょう。活動する場は自分たちで好きに選べますし、退社にも踏み切りやすい。芸能プロに在籍するタレントに比べて、ユーチューバーは事務所と対峙したときの立場がかなり強いんです」(同・芸能プロ関係者)■前社長に自らの意思でついていく信頼する社長の解任を受け事務所を去った人気ユーチューバーたち。大手事務所を後にした彼らは、独立することになるのか。11日、かねことの親交が特に深い釣り系ユーチューバーの『渥美拓馬』(登録者数53.8万人)がYouTubeに動画をアップし、自身も『Kiii』を退社することを発表。さらに、自分たちの今後の居場所を明かした。《Kiiiの前社長が辞めて新しく事務所を立ち上げることになったので前社長と親交の深いクリエイターは前社長の事務所に自らの意志でついていく》高田氏の背中を追い、早くも新事務所へ移ったというのだ。事実を確かめるべく、『Kiii』を退社したユーチューバーの多くがファンレターやプレゼントの送り先として記載している会社の登記情報を確認してみると、その代表には確かに“高田樹”の名前があった。詳しい事情を尋ねるべく、高田氏の解任理由について『Kiii』に問い合わせたものの、期日までに返答はなかった。スポーツ選手、医師に次いで“子どもの夢”にランクインするユーチューバー。成功すれば億単位の年収が得られることもある。しかし、この“職業”が生まれ、環境が整備され出したのはここ数年のこと。まだまだ成熟していない業界とあって、こういった人事的なトラブルは今後も続きそうだ。ユーチューバーを目指すお子さん、そしてその保護者はいろいろとご注意を……。
2021年06月14日出川哲朗《自殺したかったのは私だけど、被害者はどっち!? つるし上げたかったわけじゃない。何度でも私は言うわ》4月15日、自身のインスタグラムでライブ配信を行ったマリエ。4月4日に“告発”した騒動に触れて、あらためて発言内容が真実であることを主張したのだった。スポーツ紙芸能デスクが解説する。「マリエさんが18歳の時、番組打ち上げの席で島田紳助さんから“身体の関係”を持つことを求められ、同席していた出川哲朗やお笑いコンビ『やるせなす』、また女性タレントらが“やりなよ”と煽っていたというものです。芸能界から“干される”のを覚悟して誘いを断り、実際に番組を降板させられたと主張していました。とはいえ、15年近くも前の話で証拠がなく、当事者とその場に居合わせた者にしかわかりえない話。彼女の言い分だけを鵜呑みにすることはできず、テレビを含めて扱いに慎重になっています」その“当事者”の言い分として、4月15日に配信された『NEWSポストセブン』では、島田紳助氏が関係者に話したこととして、マリエとは打ち上げで他の共演者らと同席したことは認めるも、《2人で酒を飲んだこともないし、電話番号すら知らん。誘ったことなんてない》《マリエさんに向けて枕営業の話をしていた事実はない》と、完全否定したとある。つまりは“言った、言わない”の水掛け論状態。騒動は平行線のまま収まりそうにない。では、マリエが名指しした同席者はどうか。告発から4日後、出川の事務所は本人に確認したとして《お騒がせしているような事実はない》と発表。同様にやるせなすの事務所も続いたのだった。■一本気で曲がったことが大嫌いしかし、出川を古くから知る芸能プロ・マネージャーは「仮にマリエさんの話が真実とするならば」とした上で、「今頃、彼はモヤモヤした気持ちを抱えているかも」と話す。「その頃は、まだまだ“嫌われキャラ”で汚れ仕事も多かった出川さんですが、基本的には一本気でウソや曲がったことが大嫌いな性格。もともと育ちもいいですし、特に結婚してからは周囲に気遣いすることも多くなりましたね。かつては旧態依然だった事務所に対し、後輩のためにギャラ改革を交渉したのも出川さんだったと言います。その相談に乗っていたのも紳助さんだったみたいですが。とにかく、後輩からもいじられるイメージですが、実は芸人仲間からの信頼も厚く、尊敬もされているんです」また、番組スタッフや共演者を懸命に守ろうとする姿もあった。2018年に『週刊文春』が、出川自身も出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で宮川大輔が出演する企画において“ヤラセ”があったことを報じた時だった。ちょうどこの時、新CM発表会イベントに出席していた出川。当初より囲み取材は予定に入っておらず、イベントが終了して一旦はステージを降りたのだが、自ら再度戻ってきて取材に応じたのだった。「下手な発言はできず、自身にも疑いを向けられる可能性もあるわけで、周囲からも“対応はやめたほうがいい”と止められていたそうですが、出川さんの性格ゆえでしょう。“いや、やっぱりオレ話すよ”と、『イッテQ』出演者で初めて騒動に“男気”対応したのです。そして“本当にスタッフも大輔も、面白い番組を作りたい気持ちで本当に頑張っている”と、涙ながらに懸命に理解を求めた姿が印象的でした。今や、好感度タレントの出川さんですが、おそらくは芸人としてその地位に執着しているわけではないと思います。それよりも自身の働きが後輩や事務所を支えていること、そしてマリエさんの告発との間で葛藤しているのかもしれませんね」(前出・芸能プロ・マネージャー)何が真実なのか、出川本人から語られる日はくるのだろうか。
2021年04月16日井上真央と『超高速!参勤交代』の本木克英監督が贈る史実「米騒動」に基づく痛快エンタテインメント『大コメ騒動』。この度、怒れる女性たちの本編映像とそのメイキング映像、“凛々しい”場面写真が解禁となった。解禁された映像は、コメの値段の急騰から始まり、理不尽な社会を目の当たりにして「もう我慢できん!!」と立ち上がった女性たちが一挙になだれ込むシーン。3人の子どもを育てながら働きづめの主人公いと(井上さん)が、「コメを旅に出すなー!」と掛け声をあげ先陣を切り、それに続く女性たちの大群が、コメを積み荷にさせまいと砂浜を駆け抜ける。あまりの迫力に慌てふためく業者たちの姿が対照的で、真剣ながらもコミカルな雰囲気も忘れない“本木節”全開の映像になっている。あわせて公開されたメイキング映像では、監督から演出を受ける井上さんの姿や、100人近いエキストラが海岸に集まって撮影が行われた様子が映し出されている。本木監督は「船に運び出す米俵をおかかたちが奪うシーンでは、エキストラの皆さんがとても“楽しそう”だったんです。でもここは、男たちと激しくぶつかり合うシーン。申し訳ないという思いを持ちながらも『家族の命がかかっています!楽しそうにはしないでください!』とスピーカーで何度もお願いしました(笑)」と明かす。「皆さん思っていた以上に積極的に撮影に挑んでくださったことが、僕としては信じられない光景として感じられていました。と同時に、とても誇らしい気持ちにもなりました。おかか役の女優陣も思わず『すごいすごい!』とエキストラの皆さんに拍手を送ったほど。浜のおかかたちの、迫力あるシーンになったと思いますよ」と振り返っている。主人公いとを演じた井上さんは、「いつの世も女性を怒らせたら怖いですが(笑)、自分の力を試すためではなく、大事なものを守るために声を上げていく。生活に根付いているからこそ響く訴えというものがあるのだと思います。今の時代とちょうど重なる部分もあると思うので、そんなことも感じてもらいながら楽しんでいただけたらうれしいですね」と、本作の魅力を語っている。『大コメ騒動』は2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開、1月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大コメ騒動 2021年1月8日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開©︎2021「大コメ騒動」製作委員会
2020年12月28日102年前の史実「米騒動」に基づく“大痛快”エンタテインメント『大コメ騒動』から、一触即発(!?)の本編映像と“目力”場面写真が到着した。1918(大正7)年、富山県の貧しい漁師の村で起こった「米騒動」の中心となった女性たちにスポットを当てた本作。この度解禁された映像は、3人の子どもを育てながら働きづめの女性・いと(井上真央)が、コメの値段が上がり続け満足に子どもたちにも食べさせられない窮状から、おかか(母親)たちのリーダー的存在でもある、清んさのおばば(室井滋)に訴えるシーン。いとが前に起こした行動から、いとを良く思っていないおばばが、「オラのこと呼びつけるなんて、百年早い!何様やね!口ばっかしで、自分の手を汚さないヤツが一番嫌だー!!」とグイグイ迫り、まさに一触触発!?富山出身でもある室井さんは、「ロケのために久しぶりに富山に長くいられるかなと思っていたら、案外あっという間で、金歯の装着とかいろんなことにやっと慣れてスムーズになってきたところで、もう終わりなんだと思うと、ちょっと寂しかったです。でも、いいですね、一揆!」とふり返っている。併せて、目力さく裂の場面写真も解禁。おばばに言われっぱなしでも決してくじけない、いとの芯の強さが伝わってくる表情が収められている。『大コメ騒動』は2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開、1月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大コメ騒動 2021年1月8日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開©︎2021「大コメ騒動」製作委員会
2020年12月21日102年前の史実「米騒動」に基づく“大痛快”エンタテインメント映画『大コメ騒動』より、主演・井上真央のクランクアップ時のコメント映像とメイキング写真が公開された。到着したコメント映像では、実際に撮影してみて「自分が想像してた以上の力強さがあって、すごい楽しみになりました」と完成に期待。また、「なかなか、あまり女優陣が真っ黒(日焼けメイク)になることがないくらい真っ黒になったけれど、一つ一つ楽しみながらできました」とふり返っている。メイキング写真からも、気合の入ったふん装、表情からも、女性たちの結束の力強さが感じられる。そして、富山弁で撮影されている本作。富山出身の室井滋は「関西の言葉とも東北の言葉とも違って難しい」と話しており、発音が独特な方言。本木克英監督は「井上さんは直すところがなかった」と絶賛しており、予告編でも少し見ることができる。本作は、富山出身の本木監督が約20年温め続けてきた題材から誕生。きっかけは、富山県黒部市出身の岩波ホールの総支配人・高野悦子(故人)から、「米騒動を映画化しなさい」と話しを持ちかけられたことだったそうで、また2008年に富山県で行われた「日本女性会議」で、本作にも出演している室井さんと対談した際には、富山が舞台の映画製作について背中を押されたという。さらに昨年、立川志の輔の寄席へ行った際、「私で良ければ協力させてほしい」という言葉をもらったそうで、まさに、“富山の縁”が結集。本編には室井さんと立川さんをはじめ、西村まさ彦、紫田理恵、左時枝、内浦純一ら富山県出身キャストが集結している。『大コメ騒動』は2021年1月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。※1月1日より富山県で先行公開(cinemacafe.net)■関連作品:大コメ騒動 2021年1月8日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開©︎2021「大コメ騒動」製作委員会
2020年12月07日2016年、空港で山下智久を直撃「8月7日に『文春オンライン』が報じた、山下智久さんの未成年との飲酒、“お持ち帰り”報道ですが、17日にジャニーズ事務所が処分を正式発表した途端、翌日には各局のワイドショーがこぞって騒動の詳細を取り上げました。でも、放送に違和感を持った視聴者も多かったのでは?」(芸能レポーター)山下智久は「一定期間の活動自粛」、同席していたKAT-TUN亀梨和也には「厳重注意」。これがジャニーズが下した処分だ。未成年女性を含む飲み会に同席したふたりだが、その扱いに明らかな“差”があったのだが、これに対する説明はなかった。「文春報道では、飲み会を早々に切り上げた亀梨に対し、山下は17歳の女子高生モデルとホテルで合流して8時間を過ごした、とありました。しかし今回、ジャニーズの説明にはこの“お持ち帰り”については触れられていませんでした」(スポーツ紙芸能デスク)さらに奇妙だったのが翌18日、この件を扱った各局の情報番組やワイドショーだ。現役のトップアイドルのスキャンダルは“おいしいネタ”のはず。当然、特集を組み、たっぷり時間を割いて、高級ホテルでの詳細にも言及すると思いきや……。「各番組がこぞって“女性側が年齢を偽った”“店が年齢確認を怠った”と、未成年の飲酒問題と称して取り上げ、山下は“ウソをつかれた”などと擁護するような構成が目立ちました。そして共通していたのが、処分の差とされた“お持ち帰り”疑惑が全くと言っていいほどに扱われなかったこと。中には“触れないわけにはいかない”とばかりに食い込む猛者もいたのですが(苦笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)■各局は“山下騒動”をどう扱ったかを振り返る・日本テレビ系8月18日の各局の放送を振り返ってみると、日本テレビ系の『スッキリ』ではMCのハリセンボン近藤春菜が、《(年齢を嘘つかれたら)これは“どうしようもないな”って思う。店が身分証の提示を徹底するしかない》山下ではなく、店側がもっと注意を払うべきと指摘するなど、番組は終始飲酒問題を展開。すると、コメンテーターの高橋真麻が、《山下さんと亀梨さんの処分が違うってところは、この差はなんだろうってちょっと不思議に思っているところはある》と勇気ある(?)疑問を投げかけると、MCの加藤浩次が「待ってました」とばかりに《山下さんはその後にホテルなどに行っていた。(山下と亀梨の処分の差は)そこの部分だと思います》と、即答。続けて、《店が(年齢確認を)やってないから“俺らは関係ないよ”ってことではない。会話も長い時間しているし、そこで(未成年と)分かることに気付けなかった責任はちょっとある》と初めて、山下に苦言を呈したのだった。同じく日テレ系の『情報ライブミヤネ屋』。いつもは舌鋒鋭く切り込む司会の宮根誠司は《相手に“年齢を確認させてください”というのは難しい》と擁護側に。・TBS系TBS系では、『グッとラック!』の立川志らくが《その女子高生を誰が連れてきたのか。連れてきた人の責任はある》と、責任は別のところにあるとすれば、《山Pと亀が(相手の年齢を)わかってたんじゃないかっておっしゃってましけど、本当に絶対にわかってなかったと思う。店にも本人にも聞いたと思う。そんな2人じゃない!》山下らと親交があるという上地雄輔が友情の代弁。唯一、『2ちゃんねる』創始者の“ひろゆき”こと西村博之氏だけが、《未成年とホテルに行ったのだとすると、これは都の条例違反なので、飲酒どうこうじゃなくて法に触れる可能性があるので、謹慎で済んでむしろどうなのかな。ジャニーズ事務所、そういうことで契約解除になった人もいるじゃないですか》冷静に「問題はホテル」と分析するも、周囲の反応がないまま終わってしまった。続く『ひるおび!』(TBS系)では、夏休み中の恵俊彰に代わって司会を務めた国際弁護士の八代英輝氏が奮闘する。経緯を解説する同局の稲垣吉昭芸能デスクに《一部報道ではホテルに泊まったと言われていますが?》と確認するも、稲垣氏は《そこは確認できていないんです》と回答。それでも納得いかない表情の八代氏は《未成年者が関係している飲酒の問題であったり、深夜に連れ回している、もしかしたらホテルに一緒に投宿した可能性もありますが》と、コメンテーターの政治アナリストの伊藤惇夫氏に求めると、《明らかになってない一つは、ホテルうんぬんのところだと思うんですね。その辺は、これからジャニーズ事務所がきちっと事後報告でもいいから、(調査や報告なり)何かしてくるのかどうか》という伊藤氏の答えに、うなづいた八代氏だった。■「コロナ禍での出会いの場だった」・フジテレビ系フジテレビ系の番組では、特にMCや司会者の擁護ぶりが目についた。まずは『とくダネ!』コメンテータの国際政治学者・三浦瑠麗氏は、《不当に長い期間休ませるのは厳しすぎる。コロナ禍に新しいガールフレンドに出会うのは禁止なんですか。新しい出会いは禁止、今まで付き合っていた人としかあってはいけませんとなる。ちょっとバカらしくてお話にならない》山下への処分は厳しいとし、尚且つ今回の飲食の席を“出会い”とする持論を展開。MCの小倉智昭も続いて《処分は厳しい》と話すが、これに対して2017年に未成年女性と不適切な関係を持った「狩野英孝とほぼ同じ状況」と例に挙げたカズレーザー。狩野は半年間活動を自粛したことから、山下の処分は特別厳しいものではないと指摘するが、《まあ、お笑いとアイドルとの立ち位置がかなり違うというのがあるかもわからないね》と、狩野と山下では立場が違うとする小倉に、カズレーザーは《芸能界のヒエラルキーの話ですか。そこなんですか?結局》と、呆れるしかなかった。お昼の『バイキング』も《徹底深掘り》と特集しながらも、MCの坂上忍は周囲に話を振るばかりで、《“免許証見せて”というのは、なかなか言いづらい》と相手の年齢を聞く難しさに話題を変えていく。出演者のヒロミに至っては、《若い子ならともかく、エース級(の山下)がこういったことをやったときに処分を下す、というのは、ちゃんとやらなきゃダメだと彼(タッキー)は思っている》と、滝沢秀明副社長の英断を持ち上げる始末。歯切れの悪い進行をする坂上だったが、自身から切り出せない状況にあったのだろうか。ついに、山下と亀梨の処分の差を『FRIDAYデジタル』芸能デスクの荒木田範文氏に訪ねて、《強弱をつけたのが、その後、山下さんがホテルへ行って会っていたことが報じられたことだと思います》と引き出したのは、番組MCの意地か。『直撃LIVE グッディ!』メインキャスターの安藤優子は《一番のポイントは(店側が)未成年かどうかを知らなかったのか、確認したのかどうか》と断言。さらには《山下さんはものすごく清廉というか、神々しいまでに清々しいイメージがある。だから、(処分に)そのギャップもあるような気がします》と清々しいほどの擁護ぶりだった。・テレビ朝日系テレビ朝日系列の番組ではさらに驚くべきことが起きていた。同日朝の『グッド! モーニング』では、「山下と亀梨の“処分の差”に焦点を当てて、“ホテル”問題もしっかり取り上げていたのです。ところが、続く同局の『モーニングショー』、『ワイド! スクランブル』では、山下の件にいっさい触れることすらしなかったのです。この異様な構成をどう捉えるべきか(苦笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)各局の番組の目立った発言をピックアップしたが、総じて「未成年とホテル宿泊」疑惑から「未成年の飲酒」問題に“すり替えられて”いるように思える放送内容ばかりだった。やはり、各局のジャニーズへの“忖度”が働き、山下の“お持ち帰りはなかった”ことにされているのだろうか。■山下にとっての「不幸中の幸い」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は「多少の“忖度”もあるのでしょうが」としながらも、別の事情があるとも解説する。「実際に“ホテル内で起きたこと”は当人たちにしかわからないこと。そして女性は山Pに無理やり連れこまれたわけではなく、自らの足で向かい、そもそも年齢を偽って近づいたという後ろめたさもあると思います。今回の騒動では彼女自身の“生の声”がなく、そこは山Pにとって不幸中の幸いといいましょうか、文春報道でも“肉体関係”の有無は明確にされていないのです」今回、ジャニーズが発表した山下と亀梨の処分は、“未成年と飲食の場にいた”“コロナ禍における不適切な行動”の2点に対してで、“お持ち帰り”への処分はおろか、“行為”自体に全く触れていない。「仮に未成年女性と“行為”をしていたとすれば、これは都の条例に反するかもしれない恐れがあります。そのため、現時点で山Pを“容疑者扱い”することはできず、“グレー”である以上、各局は慎重に扱わざるを得ないのだと思います。例えば山口達也の事件のように、女性側が被害を訴えて警察が介入していたとすればもっと踏み込んで報道していたことでしょう」(佐々木氏)確かに2018年2月、元TOKIOメンバーの山口達也は未成年への強制わいせつ容疑で書類送検されている。その昔、2006年に同じく未成年女性に性的暴行を働いた極楽とんぼの山本圭壱も、相手側に被害届を出されている。「2017年1月に狩野英孝、同年6月には小出恵介がそれぞれ未成年との淫行疑惑を報じられた際には、直撃取材に対して自ら認めたり、また“被害者”から行為をバラされた経緯があります。しかし、今回の騒動では山下本人が“お持ち帰り”を認めたわけではなく、女性がホテルでの出来事を語っているわけでもない。現在、マスコミの後追い取材は女性サイドに向いていると言われています。仮に女性本人が口を開くようなことがあれば、山下は今度こそピンチに陥るかもしれません」(前出・スポーツ紙芸能デスク)現在、水面下ではどんな動きがあるのだろうか。
2020年08月20日群馬県草津町の新井洋子町議(右)と黒岩信忠町長有名な温泉町が騒然としたのは昨年11月のこと。群馬県草津町の新井祥子町議が、電子書籍などで「2015年に町長室で肉体関係を強要された」と黒岩信忠町長を突然告発したからだ。町長は「全部つくり話」と激怒し、逆に新井氏を名誉毀損で刑事・民事の両方で訴えたのだが、騒動はいま、沸騰点を迎えていて─。◇取材場所に現れた新井氏は少し疲れているように見えた。「議会で発言すると、町長が“ウソばかり”と突っ込んできて、まともな政策論議ができないんです。ようやく議員活動が再開できたと思ったら今度は議員辞職勧告されるし、居心地がいいとは言えませんが、告発は自分で決めたことなので覚悟しています」と胸の内を明かす。告発直後、個人間の問題を議場に持ち込んだことが「議会の品位を傷つける破廉恥な言動」だとして懲罰動議が可決され除名処分に。新井氏は「町長は公人で町長室は公共施設」と県に処分の執行停止を申し立て、2月にひとまず復職を果たした。処分の妥当性を判断する自治紛争処理委員の審決はコロナ禍で遅れており、身分がはっきりするまで時間がかかる見通し。■必ず法的にシロ・クロつけるそれでも新井氏は、「ウソをついているのは町長。5年前は事件をもみ消されると思って泣き寝入りしましたが、裁判ですべてを明らかにしていきます」と決意は揺るがない。一方、黒岩町長は名誉毀損容疑で新井氏と電子書籍の著者を刑事告訴するとともに、新井氏ら3人を相手取り「回復困難な人格権侵害を被った」として慰謝料計約4400万円などを求める民事裁判を起こした。黒岩町長に進展を尋ねると、「コロナ禍で刑事事件の捜査も民事裁判の審理も遅れています。でも、必ず法的にシロ・クロをつけます。新井氏と男女の関係を持つことはありえない。誤解されるような行為もしていません。つまり、私か彼女のどちらかがウソをついているということ。言っていることに自信があるならば私を強制わいせつで刑事告訴すればいい。しかし、彼女はそうしようとしないんです」と、込み上げる怒りを抑えきれない様子だった。■第三者がいる前で性行為できるわけがない訴状などによると、民事裁判は途中で慰謝料が計約5000万円に増額されている。新井氏が復職後の議会で「私のほかにも町長からセクハラを受けた被害女性が2人いる」と述べたからだという。「そんな女性はいません。新井氏はいろいろとウソの話をしますが、何ひとつ証拠を出してこない。言いっぱなしなんです。民事裁判では新井氏側にわいせつな行為があった事実を立証する責任があります。しかし、私もいろいろと調べて“冤罪の新証拠”をつかみました」町長室で性交渉があったとされるのは’15年1月8日午前。黒岩町長は「年始の挨拶で次から次へと訪問客がやってくる中、そんなことができるはずがない」などと不自然さを訴えてきた。「その日、新井氏と町長室で面会したことだけは当初から認めていますが、新たにわかったのは2人きりではなかったということ。同席者がいたんです。新井氏は町役場にその人間を訪ねてきて、連れ立って来訪した。5年前のことなのですぐにはわかりませんでしたが、当時のメモなどもあり、冤罪を晴らす有力な証拠です」と黒岩町長。第三者がいる前で性行為などできるはずがないという。新井氏も負けてはいない。「いま証人や証拠を集めているところ。ほかのセクハラ被害者にも“勇気を出して告発しませんか”などと協力を求めている。小さな町なので難しい部分はありますが、町長の強引なやり方は声を上げないと変わらないので」町長は、新井氏の告発について「背景には危険な高温浴だった『時間湯』改革への反対がある」とみるが、新井氏は「関係ない」と否定する。観光地としてコロナ禍で受けた打撃は大きい。町長も新井氏も「本当はこんな裁判をしている場合ではない」と、この点だけは同じ認識を示しながら、ことの真相を争う姿勢は変わらず、草津の湯よりも熱くたぎっている。
2020年08月06日「素敵な男性を見つけたい」「誠実な男性を見極めたい」そんな女性にとって、実は今がチャンス!コロナ騒動で行動が制限されている現状だからこそ、男性の言動から性格や人柄がにじみ出てくるのです。今回は、今だから見える「本当にできる男」の言動や見極めポイントを紹介していきます。■ どんなときも視野が広く冷静な彼は対応能力が高い「コロナ騒動で外出自粛になり混乱する職場でも、冷静に得意先の情報収集をする先輩。電話で取引先の状況や健康状態などを気遣っていました。自分のことより得意先や仲間のことを考えた行動に尊敬。こういう人が信頼されるんだろうなとキュンとしました」(24歳/営業職)周りがパニックなときに冷静に物事に対応できる人からは、頼もしさを感じることができますね。自分のことばかりを考えているのではなく、視野を広く持ち相手を思いやれる人は誰からも信頼されます。そんな誠実な男性となら幸せなお付き合いができそうですね。■ オンライン飲み会の幹事をしてくれる彼は実行力がある「寂しい自粛生活を続けていたとき、学生時代の仲間を集めたオンライン飲み会のお誘いが。幹事は学生の頃からずっと気になっていた彼。今こそ、懐かしいメンバーで飲もう!と場を盛りあげてくれて、やっぱり素敵!とトキメキました」(22歳/美容師)オンライン飲み会の幹事は、オンライン環境を整えアナウンスしたり、みんなが同等に楽しめるよう会話に配慮をしたり、通常の飲み会とは少し違った準備や気遣いが必要です。提案するのは簡単ですが、実行に移せる人はどれだけいるでしょうか。アプリに対するリテラシーの高さも評価のしどころ。飲み会を段取り良く開催する実行力は素敵です。そんな彼ならきっと彼女のためにデートやイベントにも力を入れてくれるでしょう。■ ステイホーム生活を充実させている彼はポジティブ「自粛生活をキッカケに料理をインスタにアップしてすごく楽しそうな男友達がいます。今しかないおひとり様時間を満喫している様子。レシピをシェアしてくれるので私も真似してます。日々を楽しんでいる姿勢がまぶしくて、好感が持てます」(29歳/販売職)悲観的になりがちな今だからこそ、適応能力の高さやポジティブさが光りますね。今の状況を楽しむ力がある人は、今後どんな困難も乗り越えて行けそうな気さえします。常にいろいろな情報にアンテナを張り発信している人は周りを明るく照らす力がある人♡そんな男性と付き合えたら、なにげない日常も楽しくなりそうです。■ 人の本質が見える今こそ男性を見極めるチャンス余裕がないときこそ、言動ひとつひとつにその人の人柄がにじみ出てくるものです。周りへの配慮ができる、適応能力が高い、実行力がある……そんな男性はやはり頼りになります。普段通りの生活ができない今こそ、頼りになる「できる男」を見極めていきましょう♡(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月07日