ユウイチ トヤマ.(YUICHI TOYAMA.)は、初の直営店「ユウイチ トヤマ. 東京(YUICHI TOYAMA. TOKYO)」を青山・骨董通りに2024年4月1日(月)にオープンする。「工芸品としての眼鏡」を発信する初の旗艦店高品質で機能美を持つ眼鏡を手掛けるユウイチ トヤマ. が、初の旗艦店を骨董通りに設立。“工芸品としての眼鏡”を世界に向けて発信する拠点を目指す。店頭では、メインラインのユウイチ トヤマ.新作から、ブランド設立当初のラインナップまでを多彩に取り揃え、展示販売。また、眼鏡の聖地・福井県鯖江市が誇る職人とタッグを組んだ最上級ラインであるユウイチ トヤマ:ファイブ(YUICHI TOYAMA:5)のアイウェアも充実している。“現代アート”着想のサングラス注目は、現代アートの彫刻から着想を得たユウイチ トヤマ:ファイブのサングラス。“SURFACE”をキーワードに、湖の水面を思わせるフラットなブローラインと、チューブのような丸みを帯びたアンダーリムを組み合わせたサングラスを販売する。フレームは、ブリッジ周辺をすっきりとさせたウエリントンシェイプ「バスティーユ(BASTILLE)」と、リュクスな存在感を放つボストンシェイプ「ポワシー(POISSY)」の2型から選択可能だ。オーダーメイドルームも併設、オートクチュールの眼鏡「ユウイチ トヤマ. 東京」ではストアスペースに加え、オーダーメイドルーム「アジト(AJITO)」も併設。デザイナー外山雄一が直接カウンセリングしたうえで作る、オートクチュールのアイウェアをオーダーすることができる。オーダーメイドフレームは、デザイナー外山と30年来タッグを組んできた職人が製作。オーダーメイドサービスは順次展開予定だ。【詳細】ユウイチ トヤマ. 東京オープン日:2024年4月1日(月)住所:東京都港区南青山5-12-3 小田急南青山マンション1FTEL:03-6427-7989営業時間:12:00~20:00定休日:水曜日・木曜日
2024年03月28日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。消えた骨董品主人公の趣味は骨董品蒐集です。夫は主人公の趣味に理解がありますが、同居している義母は「迷惑」と文句ばかり言ってきます。そんなある日、主人公夫婦は旅行に出かけます。「最高の旅行だった」と笑顔で帰ってきた主人公夫婦。主人公が買ってきた新しい焼き物を飾ろうと棚に向かうと…。コレクションしていた骨董品がすべてなくなっていたのです。全部ない!出典:モナ・リザの戯言空っぽになった棚を見て「あれ…ない!?」と真っ青になる主人公。ここでクイズ主人公は後日、まさかの場所で自分の持っていた骨董品にそっくりなものを目にすることになります。それは一体どこでしょう?ヒント!予想もしない場所で骨董品を目にすることになります。骨董品の行方出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「鑑定番組に出されていた」でした。半年後、鑑定番組に主人公が持っていたものとそっくりの骨董品が出されたのです。鑑定番組を見て「あれってもしかして…」と骨董品マニアの親戚が家に押しかけるも、家の中の空気は凍っていて…。番組では1000万円の値がついたお皿を売ってしまった義母は激しく動揺するのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年02月14日皆さんは、義両親との関係で悩んでいることはありますか?今回は集めている骨董品を義母に捨てられたエピソードと、感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言骨董品を義母に勝手に処分され…骨董品を集めることが趣味の主人公。義父や夫だけでなく、親戚からも骨董品のコレクションを褒められていましたが…。主人公が気に食わない義母は、何かにつけて主人公に小言を言っていました。ある日、義母は主人公に嫌がらせをしようと「友達にあげた」と嘘をついて、骨董品を勝手に処分してしまいます。夫と義父は、ショックを受ける主人公のことを心配していましたが…。それから半年後、お宝鑑定のテレビ番組を見ていると、主人公が持っていたものにそっくりの大皿が出てきました。鑑定金額はなんと1000万円で…。鑑定金額にびっくり!出典:モナ・リザの戯言鑑定結果を見て、真っ青な顔になり動揺する義母。さらに友達にあげたというのは嘘で、実際は質屋に流していたことも判明します。嘘をついていた義母に対し、義父が激怒していると…。「主人公が持っている皿を見せてほしい」と親戚まで慌てたように駆けつけてきてしまいます。しかし、骨董品の事情を知っている主人公は、愕然とする義母と正反対の態度をとるのでした。読者の感想1000万円の価値があるとはびっくりですね。しかし価値があってもなくても、他人のものを勝手に処分してはいけないと思います…。(30代/女性)人それぞれ趣味は異なると思いますが、大事なものを売ったり処分したりするのはよくないですね。義母にはしっかりと反省してほしいなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年12月06日皮膚の状態を整え、自分をより美しく見せるために必要なのが化粧品です。化粧品の中には「薬用」と記されている商品もありますが、「薬用以外」の化粧品とどう違うのか、よく分からないという人も多いのではないでしょうか。化粧品ブランド「ソフィーナ」を有する花王の公式サイトに寄せられた情報から、両者の違いを紹介します。一般化粧品と薬用化粧品の違いとは一般化粧品と薬用化粧品の違いについて理解するため、まず「化粧品とは何か」という点を明らかにしておきましょう。化粧品の定義は、医薬品医療機器等法第2条第3項において明確に定められています。その内容は「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布そのほかこれらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので、人体に対する作用が緩和なもの」です。化粧品と聞くと、化粧水や乳液といった基礎化粧品のほか、ファンデーションや口紅といったアイテムを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし法律が定義する化粧品は、それだけにとどまりません。シャンプーや石鹸、歯磨き粉なども、実は化粧品に分類されます。化粧品の中には、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されているものも。これらのアイテムが「医薬部外品」として認可を受けた場合に、「薬用化粧品」として販売できるのです。花王によると、薬用化粧品に該当する場合であっても、必ずしも製品名に『薬用』と付いているわけではないのだそう。それでも、パッケージには、『医薬部外品』という表示が必ずあるそうなので、それをぜひ確認してみてください。効果を求めるなら「薬用」がおすすめ化粧品を購入する目的は、人それぞれで異なるもの。もしも「にきび予防」や「肌荒れ防止」など、明確な目的があって購入するなら、ぜひ薬用化粧品に注目してみてください。配合された有効成分によって、健やかな皮膚に近付けやすくなるでしょう。一般の化粧品のパッケージでは、「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」「皮膚の殺菌」といった効能・効果をうたうことは認められていません。こうした点にも注目し、自分自身の用途に合った化粧品を選択してみてください。化粧品売り場にて、薬用化粧品と一般化粧品は、並んで販売されているケースも多いもの。だからこそ、両者の違いに注目しないまま、何となく選んでしまいがちです。それぞれの特徴について知っていれば、今の自分に必要なアイテムはどれなのか、よりはっきりと認識できるはず。花王の情報ももとにして、化粧品選びをしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月11日谷中骨董市事務局は、日蓮宗 寶珠山 延命院(東京都荒川区西日暮里3-10-1)のご協力の元、延命院駐車場スペースにて2023年9月9日(土)・10日(日)、同10月21日(土)・22日(日)、同11月18日(土)・19日(日)の計6日間、秋の「谷中骨董市」を開催いたします。各日とも約30店舗ほど出店し、入場は無料です。■開催の背景江戸時代の面影を残す古き良き町並みの歴史ある谷中のマチで、古き良きモノとの出会いを提供するアンティークマーケットです。昨年11月に第1回を開催し、今秋、第4回・第5回・第6回を開催することとなりました。谷中界隈にお住まいの方をはじめ、各所から骨董・アンティークなどの古いモノ好きな方が訪れます。また、谷中や浅草などに宿泊している外国人観光客の方も多く来場します。今回は、谷中骨董市の様子を撮影してくれるYouTuberさんを募集します。古き良きアナログなものと、新しい時代のデジタルなものとを融合し、動画やSNSでも発信していきます。■開催概要名称 : 谷中骨董市場所 : 日蓮宗 寶珠山 延命院 駐車場東京都荒川区西日暮里3-10-1日程 : 第4回 2023年9月9日(土)・10日(日)第5回 2023年10月21日(土)・22(日)第6回 2023年11月18日(土)・19(日)時間 : 10:00~15:00出店予定数 : 各日約30店舗入場無料 雨天中止ホームページ: ■会場「延命院」について会場となる延命院は、江戸時代に開創された歴史あるお寺で、駐車場には樹齢600年ともいわれる椎の木があります。日暮里駅から徒歩3分、谷中銀座まで徒歩1分というアクセスの良い場所に位置しています。■出店者募集中出店を希望する方(古物商許可証をお持ちの方に限ります)は、谷中骨董市ホームページにある出店要項をご確認ください。なお第5回開催分は8月1日より、第6回開催分は9月1日より募集を開始します。出店要項: ■YouTuber募集谷中骨董市の様子を撮影・配信してくださるYouTuberさんを募集いたします。謝礼として5,000円分の谷中骨董市で使用できるクーポン券(1,000円×5枚)をお渡ししますので、撮影時の買い物にご使用ください。購入されたものはもちろんそのままお持ち帰りいただけます。また、撮影・編集したYouTube動画は、谷中骨董市の本公式ホームページとInstagramにて、ご紹介させていただきます。・応募資格YouTubeのチャンネル/アカウントをお持ちで、動画配信実績のある方アンティークや骨董品などが好きな方は、大歓迎また、日本語に限らず、英語など、多国語での配信も歓迎いたします。ただし、日本語、または英語でコミュニケーションが取れる方に限ります。・採用数1~数組程度・謝礼5,000円分の谷中骨董市で使えるクーポン券・応募締め切り2023年8月5日(土)※ただし、応募多数の場合、早期に締め切る場合がございます。詳しくは応募要項ページをご確認ください。 ■これまでの谷中骨董市の様子谷中骨董市の様子1谷中骨董市の様子2■これまでに出品された品々(一部)出品された品々(茶道具)出品された品々(猫雑貨)出品された品々(レトロ雑貨)出品された品々(ヴィンテージジュエリー)【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】谷中骨董市事務局TEL : 070-9056-1266E-Mail: yanaka.antique@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月11日着物や食器、ブランド品や骨董美術品まで幅広いお品物の買取サービスを提供する「買取福ちゃん」は、2022年12月1日から「お米プレゼントキャンペーン2022」を開催します。冬の物入り時期を応援!年末の大掃除シーズンで、ご自宅に眠った使っていないものが出てくるご家庭も多いこの時期。ご家族から受け継いだ等でご自分では価値のわからないお品物も、査定してみるとお値段がつくものだったということも多くあります。大掃除シーズンに合わせて、買取でご成約いただいたお客様(※1)に物入りなこの時期を応援する「お米プレゼント」のチャンスをご提供します。この機会に、ご自宅を整理して出たものを「捨てる」だけでなく「買取」という選択肢を知っていただければと思います。(※1)条件あり。応募対象者はキャンペーン概要に記載。■お米プレゼントキャンペーン2022概要賞品:魚沼産コシヒカリ5キロ200名様キャンペーン期間:2022年12月1日(木)~12月26日(月)応募対象者:キャンペーン期間中に出張買取にて買取価格の総額が10,000円以上で成約されたお客様応募方法:成約時に査定士よりお渡しする応募ハガキに必要情報をご記入の上投函応募締切:2023年1月6日(金)当日消印有効抽選結果発表:厳正な抽選の上、当選者への賞品の発送をもって代えさせていただきます。※本キャンペーンは予告なく内容変更・終了することがあります。■買取福ちゃんについて買取実績800万点突破!買取福ちゃんは、着物・切手・古銭・ブランド品など、幅広い商材を取り扱う総合買取サービスを提供しております。「大切な想いをつなぐ」をポリシーに、全国規模で出店を拡大中です。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月02日着物・切手・食器をはじめ、ブランド品から骨董美術品まで幅広いお品物の買取サービス「買取福ちゃん」を運営する株式会社REGATEは、新たにキッズリユース事業を開始します。それに伴い、新サービス「ふくちゃん リユスタ」のサイトを公開しましたことも合わせてお知らせいたします。「売る」「ゆずる」のリユースが当たり前の社会へREGATEでは、リユース事業を通し持続可能な循環型社会の実現を目指しています。不要になったモノを捨てるだけでなく、「売る」「ゆずる」といったリユースが当たり前となり、廃棄されるモノの少ない、持続可能な地球・社会を次の世代へ繋ぎたいと考えています。「やらなければならないリユース」ではなく、遊びを通した「たのしいリユース」「もっとやりたくなるリユース」を次の世代であるこども達に伝えていきます。キッズリユースを通して実現する3つのこと1. 幅広い世代に向けてリユースを生活に取り入れるきっかけを提供することで、廃棄されるものをこれまで以上に減らし、持続可能な社会の実現に貢献する2. 子育て世代にとって「売ること」「リユース品を買うこと」を当たり前にする3. こども達にとって「捨てずに売る=つなぐ」ことを当たり前にする■提供サービス「ふくちゃん リユスタ」中尾夫妻と鈴木福くんのCMで話題の「買取福ちゃん」から新サービスの登場です。キッズリユース事業で展開する新サービスのテーマは『毎日がモノの復活祭』。かわいいオリジナルキャラクターたちも登場し、こどもたちがリユースを楽しめる工夫を仕掛けます。■今後の展望1. 実店舗展開買取・販売店を全国に展開します。買取ブースでは、ベビー・キッズ用品はもちろん、「買取福ちゃん」で取り扱う幅広いお品物の買取が可能です。お得にお売りいただけるオープンキャンペーンも開催予定です。また、人気ブランドのこども服や小物から、チャイルドシート・ベビーカーなどの用品まで、リユース品の販売も行います。嬉しかったこと、大変だったこと……大切な思い出が詰まったお品物を、次に必要とされるお客様へとお繋ぎします。同じ子育てをするお客様同士の助け合いの架け橋となる店舗の展開を目指します。2. こども向けイベントの開催こどもたちが楽しみながらリユースを体験できるフリーマーケットイベントを開催します。「要らなくなったものを捨てる」「新品を買う」以外の選択肢があることを体感すると同時に、経済社会の根幹であるモノの売買にも挑戦できる場を提供します。(画像はプレスリリースより)【参考】※福ちゃん公式サイト
2022年09月07日谷中骨董市事務局は、日蓮宗 寶珠山 延命院(東京都荒川区西日暮里3-10-1)のご協力の元、延命院駐車場スペースにて2022年11月12日(土)・13日(日)の2日間、第1回「谷中骨董市」を開催いたします。両日とも約30店舗が出店し、入場は無料です。■開催の背景持続可能な消費の形を目指すSDGsの取り組みが注目され、若い人たちの間にアナログ・レトロ文化への回帰が高まる昨今、古き良きものと出会い、大切に受け継いでいくための場として、骨董市を開催します。会場となる延命院は、江戸時代に開創された歴史あるお寺です。日暮里駅から徒歩3分、谷中銀座まで徒歩1分という、谷中散策の最適な場所に位置しています。この駐車場には、樹齢600年といわれる椎の木があり、支柱に支えられながらも、今も健在です。何百年と、人々の生活を見てきたであろうこの椎の木の下で、いにしえへの時代と現在とを結びつける骨董市です。延命院■開催概要名称 : 第1回 谷中骨董市場所 : 日蓮宗 寶珠山 延命院 駐車場東京都荒川区西日暮里3-10-1日程 : 2022年11月12日(土)・13日(日)時間 : 10:00~15:00出店予定数 : 各日約30店入場無料 雨天中止ホームページ: 二次元バーコード■出店者募集出店を希望する方(古物商許可証をお持ちの方に限ります)は、谷中骨董市ホームページにある出店要項をご確認ください。出店要項: 地図【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】谷中骨董市事務局TEL : 070-9056-1266E-Mail: yanaka.antique@gmail.com ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日OKETA COLLECTION『Mariage −骨董から現代アート−』展が4月28日(木)から7月3日(日)まで、コレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」で開催される。長年ファッションビジネスに携わってきたコレクターの桶田俊二・聖子夫妻。本展では彼らが約20年の年月をかけて収集してきた骨董や現代アートのコレクション「OKETA COLLECTION」を前期・後期に分けた2つの全く異なるテーマの展覧会で展示する。前期となる『Mariage −骨董から現代アート−』展では、桶田夫妻のアート収集の入り口である骨董と現代アートを中心に、本展覧会で初出展となる作品や作家の新作を含む約40点を「身体」、「モノクローム」、「カラー」の3テーマに分けて紹介。李朝の陶磁器にはじまり、北大路魯山人、河井寛次郎、岡部嶺男など日本を代表する陶芸家の逸品と、現代アーティストたちの作品が集結する。国や年代、素材も異なる多種多様な作品をひとつの空間で「Mariage(マリアージュ)」することで、作品の新たな魅力を発見する機会を生み出すねらいだ。特に彫刻家・名和晃平の代表作のひとつである『PixCell-Deer#48』のみを展示した空間、鑑賞者が鏡に映り込むことで作品が完成するマンゴ・トムソン『November 14, 2016(The End is Near)』は必見。骨董から現代アートまで、時を経ても変わらない作品の魅力を堪能できる。またチャバララ・セルフ『Wash N’ Set 2』やVERDY『VICK』やTIDE『COMPO:L』、 現在制作中であるクレイグ・クチアの作品など、初公開となる現代アート作品にも注目だ。さらに桶田夫妻がコレクションにまつわるエピソード紹介や作品の解説をした音声ガイドもWHAT MUSEUM公式アプリから無料で利用可能となっている。なお、後期展覧会OKETA COLLECTION『YES YOU CAN −アートからみる生きる力−』展は、8月6日(土)から10月16日(日)までの開催を予定。後期展覧会および展覧会開催中に実施するイベントの詳細については、追っての発表となる。■展示情報OKETA COLLECTION『Mariage −骨董から現代アート−』展4月28日(木)~7月3日(日)会場:WHAT MUSEUM 2階開館時間:火~日 11時~18時(最終入場17時)、月曜休館(祝日の場合、 翌火曜休館)入場料:一般1,200円、大学生 / 専門学生700円、高校生以下 無料※同時開催の展覧会の観覧料を含みます※チケットは4月上旬より発売開始予定。 詳細はWHAT MUSEUM公式サイトより公式サイト: <出展作家(予定、敬称略・姓五十音順)>ダニエル・アーシャム、ヴァージル・アブロー、飯塚琅玕齋、 VERDY(ヴェルディ)、岡部嶺男、桶谷寧、ジョーディー・カーウィック、KAWS(カウズ)、ハビア・カジェハ、上條晋、加守田章二、ブライアン・カルヴァン、河井寛次郎、 北大路魯山人、クレイグ・クチア、クララ・クリスタローヴァ、五木田智央、セイヤー・ゴメス、阪口宗雲斎、マシュー・デイ・ジャクソン、ジャン・ジュリアン、ラッシード・ジョンソン、チャバララ・セルフ、TIDE(タイド)、マンゴ・トムソン、名和晃平、ブライアン・ハート、シュテファン・バルケンホール、平子雄一、Futura(フューチュラ)、マリウス・ブルチーア、アダム・ペンドルトン、メル・ボックナー、エヴァン・ホロウェイ、Mr.(ミスター)、オースティン・リー、ネイト・ロウマン、 カシン・ローン、ジェニファー・ロックリンなど
2022年03月19日「品がいい人がモテる」と言われても、「品」という言葉が抽象的で、よくわからないところがありますよね。どんな言動、どんな振る舞いをすれば、男性に「品のある人」と思われるのでしょうか。今回は、男性が女性に品を感じる瞬間をご紹介します。■ 声のボリュームや話す速度がちょうどいい「声のボリュームと話す速度がちょうどいいと、話していて心地いい。品のある人って、相手にストレスを与えない話し方するよね」(32歳・保険)声が大きくて早口だと、圧迫感や緊張感を相手に与えてしまうことがあります。この喋り方で、男性に「リラックスできる!」と思われる人はあまりいないでしょう。品のある人とは、相手にストレスを与えない穏やかな喋り方ができる人。声のボリュームや話す速度に配慮して会話をすると、男性に好印象を与えられるはずですよ。■ 自分に似合う服を着ている「自分のサイズに合っていない服や、季節外れな服、季節外れな小物を持っていると、なんか野暮ったいというか……ダサい。品のある人のファッションって、自分のサイズに合っていて、季節も合っている。そういうスマートなファッションだと、上品だなぁと思う」(29歳・コンサルタント)着ている服がハイブランドでも、サイズが合っていなかったり、冬にカゴバックを持つなど季節にマッチしていなかったりすると、センスがないと思われる可能性があります。身に着けたいものが、自分や季節に合っているか配慮すると、見た目の印象を上品に変えられるはずですよ。■ 背筋がピンとしていて姿勢が綺麗「品を感じる人は、いつも姿勢がいい人かな?立っているときも座っているときも背筋がピンとしているだけで、仕事デキる感が漂うし、かしこいイメージがある」(28歳・IT)猫背だったり、顔が前に突き出したストレートネックな姿勢だったりと、姿勢の悪いシルエットは美しくありません。綺麗な姿勢を意識したほうが、男性から良い印象を抱かれるでしょう。■ 笑っていてもうるさくない「笑ったときに無駄にうるさい女性が苦手……。品がある女性って、笑ってもうるさくないからね。うるさくなくて笑顔が可愛いとか最高よ」(31歳・営業)大声で笑い、手やデーブルをバンバン叩く女性もいますが……品があるかないかと言われたら、ないほうに分類されてしまいます。おもいっきり笑うのはいいのですが、くしゃみやあくびと違って、笑い方は自分である程度セーブできるもの。品を考えるのなら、笑い方は少し考えたほうがいいかもしれませんよ。■ あまり雑音を立てない「品のある人は静か!車のドアをバンッとおもいっきり閉めないし、食事の際もカチャカチャカチャ食器の音を立てないし、物を置くときもそっと優しい」(34歳・広告)頻繁に雑音を出すと、男性にガサツな人だという印象を相手に与える可能性があります。高い服を着ても、言葉遣いが丁寧でも、所作が雑では「品がない人だな……」と思われてしまうのです。ひとつひとつの所作を丁寧にすることを心がけたほうが、相手にマイナス印象を与えずに済むはずですよ。■ 少しずつ品のある女性を目指そう男性に品がないと思われてしまうと、本命になるのは難しくなるかもしれません。すぐに品のある人になるのは難しいですが、意識をして少しずつ改善していけば、上品な人になれるはず。今回ご紹介した内容を参考に、品のある女性を目指してくださいね。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年05月07日アイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」の旗艦店「アイヴァン 東京ギャラリー」が2021年3月19日(金)、東京・青山の骨董通りにオープンする。アイヴァンの旗艦店が青山の骨董通りにオープン1972年のブランド誕生当時は単なる視力矯正器具でしかなかった眼鏡を、「着る眼鏡」というコンセプトと共にファッションアイテムとして提案した「アイヴァン」。その新たな旗艦店となる「アイヴァン 東京ギャラリー」は、アメリカ・カリフォルニアのケース・スタディ・ハウスの建築家が手掛けた町工場をイメージした内装が特徴だ。設計デザインを手掛けたのはTRIPSTER。アーチ形状にすることで連続性を持たせた木製の天井、工場でもよく使われたコンクリートの洗い出し仕上げの床を効果的に取り入れることで、窓がなく細長い店舗の形状を活かしたモダンな雰囲気に。亜鉛加工されたスチールや仕切りに使うアセテート、銅や真鍮など、かつての工房でも使用された素材も取り入れることで、ファクトリーブランドの「アイヴァン」ならではの空間を演出している。また、商品よりもむしろディスプレイにおけるプロップのためのスペースが広く取られている点もポイント。フレームデザインがうまれた背景や、カルチャーに基づいたものを展示しながらその眼鏡のスタイルに合う服を見せることで、実際の着用時のイメージを持ちやすくなるような工夫がなされている。店舗情報「アイヴァン 東京ギャラリー」オープン日:2021年3月19日(金)住所:東京都港区南青山 5-13-2 1FTEL:03-3409-1972営業時間:11:00〜20:00定休日:火曜日
2021年03月08日夏が終わると、『芸術の秋』として美術鑑賞に出かけたくなる人もいることでしょう。美術館や骨董店などにフラッと立ち寄り、美しい物を眺めるのもいいですよね。骨董店と思ったら…Twitterに投稿された、あるお店のショーケースを写した写真が「二度見した」「これはだまされる…」と話題になっています。投稿者さんが街中を歩いている時のことです。ふと目に入ったお店のショーケースの中には、数々の壺が展示されていました。しかし、投稿者さんは真相を知って度肝を抜かれることになります!ショーケースの中に置かれた説明書きをよく見ると…。たまたま通りかかって「壺売ってるなー」とスルーしそうになったけど、よく見たらバウムクーヘンで、凄すぎて笑った。こちらの壺の正体は、まさかのバウムクーヘン!大小さまざまな壺には、まるで本物の花器のような曲線と焼き上げた時にでる色あいが見事に表現されています。こちらのお店は東京の桜新町駅にある、1965年創業の老舗『洋菓子ヴィヨン』です。上段にある陶器の形をしたバウムクーヘンは『グランヴィヨン』といい、美しい陶器に感銘を受けた店主が「洋菓子として表現できないか」と考え、誕生したといいます。中段の花器のようなバウムクーヘンは、中にフルーツゼリーが入った『ヴィヨネットシリーズ』で間違えてお花を挿してしまいそう。ネット上では、写真を見て本物の壺だと勘違いする人が続出しました!・本当に壺にしか見えない!おいしそう…。・こちらの陶器の形をしたグランヴィヨンは、お土産でいただいたことがあります。美しい見た目もさることながら、しっとりとした食感とメープルの風味が絶品でした。・見ても食べても楽しめて手土産に喜ばれそう。今度うかがいます!店のウェブサイトによると、こちらのバウムクーヘンは陶器の土から生まれた風合いを表現するため、試行錯誤を重ねて本物に近付けていったそうです。見る者を夢中にさせるほど美しくかつおいしい、まさに至高の芸術品といえますね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様の希望で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2020年11月10日一輪の花を飾ることが、いつもの毎日をとても素敵なものに変えてくれるように、何百年も時を経た美しい器や、手の込んだ刺繍の小さなクッションや、一枚の絵や、丁寧な装丁の詩集もまた同じです。肌ざわりの良いタオルや、どこかの国のマーケットで出会った銀のカトラリー、、職人がひとつひとつ描きあげた張り子の人形や、オリジナルのテキスタイルで張られた家具やら、エプロンやら、ランチョンマット、、、、美味しいお茶や、香りの良いお香やら、、、それこそ、沢山のお気に入りの「モノ」達が、人生を豊かにしてくれることを僕は知っています。今までも、集めたり、つくったりしてきましたが、それぞれにとても素敵な物語りがあったりするので、それを伝えていけるように「CASA KEITA」と言う、まあ、言ってみれば文字通り「僕のお家」のような気分で、これから色々ご紹介していきたいと思っています。楽しくワクワクしたモノ達が、皆さんの人生を彩る事をお手伝い致します、、、なんて言ってますが、とにかく僕の好きなモノばかりを、楽しくご紹介致しますので、(笑)どうぞよろしくお願いいたします。丸山敬太KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)は、ライフスタイルを提案する「CASA KEITA」をローンチいたします。デザイナー丸山敬太が選ぶ、現代作家の美しい工芸品から、時を超えて愛されてきた骨董、KEITA MARUYAMAのファブリックを使ったインテリア、本といった様々なアイテムを通じて、ライフスタイルを提案させていただきます。5月8日21時にオンラインストアでスタートした「CASA KEITA」の第一弾は、丸山が金沢や京都で探して来た骨董の器を中心にラインナップ。撮影も丸山本人の自宅で、本人が撮影したもの。丸山が選ぶ時代を超えた美しい和食器を、テーブルコーディネートと共に提案いたします。九谷焼青手輪花小皿で大正時代のものです。九谷焼らしい緑が美しい小皿。細かい唐草の緑の中に、動物たちが生き生きと描かれています。柄が全て違うので、集めてみたくなりますね。表参道菊家さんの練り切りをのせて。・︎九谷青手輪花小皿H20/φ130mm4,500円●写真左九谷焼変形大皿鉢九谷写鷺図。とても大きな青手九谷の大皿。変形した額縁に彩られた中、渓流に一羽の鷺が佇む日本画風の美しい構図。・︎九谷大正鷺図変形皿H50/φ270mm2万9,000円●写真右昭和の作品。唐子が遊ぶ可愛い図柄の青手九谷。少しエッジの効いた四角はモダンなデザインです。丸山がお気に入りのシリーズ。・︎九谷青手唐子四角皿H30/φ140mm4,500円●写真奥明治時代の作品。丸紋の中には日本の古典の文様や風景など、少しモダンなデザインです。金色に縁取られた上口もポイントです。・︎伊万里九紋 鉢染付H90/φ180mm3万5,000円●写真手前大正時代のもので、今ではなかなかお目にかかれない涼しげなガラスの切子皿。蝶の文様が彫られています。これからの季節に。・︎大正ガラス蝶文様4,000円お料理だけでなく、干菓子や和三盆などを中皿に何個か可愛く乗せるのも素敵ですね。ツヤっとした深緑の釉薬はシンプルで、木目のお盆や現代のものとも相性が良いです。 ●写真手前江戸時代の作品。江戸の後期に栄えた淡路島の珉平焼。深い緑の釉薬が美しい。中国陶磁器写として代表的なドラゴンの文様ですが、通常小判型が多く、この中型のサイズは珍しいお品。・︎江戸龍図中皿H30/φ140mm1枚 2万8,000円●写真左奥幕末から明治の頃の伊万里焼八角皿。古い九谷の図柄を使い、図柄帳から器に選んだ唐人柄。八角の形と柄が珍しいお品。・︎幕末~明治伊万里焼八角皿H25/φ125mm5,000円●写真右奥丸山私物他にも数々の歴史ある美しい銘作を取り揃えておりますので、是非オンラインストアへお立ち寄りください。日々を豊かに過ごすお手伝いをさせていただければと思います。「CASA KEITA」のオフィシャルinstagramもスタートしました。下記アドレスよりチェックしてみてくださいね。CASA KEITAオフィシャルinstagram: MARUYAMAオンラインストア: KEITA 第一弾は5月8日21時~発売開始※TOPページにございますCASA KEITAのバナーより特設ページへお越しください。KEITA MARUYAMAオフィシャルinstagram:丸山敬太オフィシャルinstagram:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月13日モテる女性特集などでよく目にする品のある女性ですが、そもそも品ってどうやって出せば良いのか曖昧ですよね。そこでこの女性としての品の出し方作り方について解説します。品とは女性としての向上心品のある女性の特徴としてパッと浮かびやすい物として、例えば姿勢が綺麗だとかテーブルマナーがしっかりしている、自分の意見をハッキリと言えるなどがあります。これから分かることは、品のある女性の品というのは大人の女性として勉強してきたことや励んできたことの現れだと言うことです。逆に可愛らしい仕草や上手な甘え方などの男性に向けた女性的な愛らしさとは違う傾向があり、いわば自立した女性というのが品のある女性と言えるのかもしれません。今からでも遅くない!品のある女性になるために当然男性のことをあまり意識せず自立した女性としての研鑽を積むことで自然とそうした動作はにじみ出るものですが、そんなにストイックな生活を送れるのはかなり自分に厳しくできる一部の人でないと難しいでしょう。しかし品のある女性としての所作を地道に身につければ品のある女性になることは不可能ではありませんし、その努力もまた内面的なストイックさを身につける練習にもなります。まずは簡単な所からコツコツと所作を身に着けてみましょう。品のある行動とは?品のある女性はだらしなさを見せない所が重要です。例えば夏場のオフィスなどで暑いからと言って靴を脱ぐのは止めましょう。意外にも男性はそうした所をしっかり見ている事もあり、見られてしまうと品のある女性とは捉えてもらいづらくなるでしょう。また通勤の電車などでも気をつけておくべき事はあります。まずいくら朝の時間が無かったとしても電車でのお化粧はNGです。周囲の迷惑にもなりますし、何より万が一同じ会社の人に見られると電車でお化粧をしていたという噂が広まりかねません。言葉遣いにも品のある女性のポイントがあります。まず流行り言葉の略語などは控えたほうが良いでしょう。多少なら良いとしても、ヤバいやエモいなどを連呼するとそれだけで上品さとは程遠くなってしまいます。また話す速度は特に気をつけておきたい所で、気になる男性の前だとつい早口になってしまう女性は多いですが、そこはぐっとこらえて落ち着いてゆっくりと話をするようにしましょう。品のある女性は思ったままに話す事は少なく、基本的には話題を中心にした会話と、ちゃんとした受け答えをする特徴があります。思ったままに思いついたことを話すのは品があるとは言えないでしょう。品がある女性になるためには、他人の目がある場所では常に自立した大人の女性であることを意識し、仮に誰にも見られていないとしてもちゃんとやるという意識を忘れないようにしましょう。
2020年02月17日引き戸にダイヤガラスの入った食器棚や昔懐かしいちゃぶ台など、大正から昭和にかけての家具と食器を扱っているアンティークショップ、〔古道具権ノ助〕(以下、権ノ助)に突撃取材!外国人観光客も頻繁に訪れるという、その人気の秘密に迫ります!日本のみならず世界各国から来店東京随一のディープタウン、高円寺のアンティークショップといえば、真っ先に名前が挙がるのは〔権ノ助〕。大正ロマン、昭和モダンな家具や食器を取り扱っており、日本のみならず海外からも熱心なお客さんが訪れるといいます。その人気の秘密を探るべく、実際に店舗に潜入してみました!戦前の《小引き出し》が風格バツグン店先に並ぶ古家具の中に、さっそく気になる《小引き出し》を見つけました。右上が昭和30年代、右下が昭和20年代、そして左が戦前のもの。5,000〜10,000円くらいしそうなところですが、なんと順に3,500円・3,500円・6,500円というから驚きです。左の《小引き出し》の上部には、組木細工のようなマークが入っています。本体はセンノキという木でできており、全体的に重厚感があって良いですね。これは、掘り出し物が見つかりそうな予感!振り子時計がタイムトラベルに誘う期待に胸を踊らせてお店の中に突撃です。店内に響く振り子時計の「コチ、コチ……コチ、コチ……」という音により、時空が大正・昭和に巻き戻ったかのような感覚が呼び起こさせられます。折りたたみ式のちゃぶ台が12,500円そんな中、昔懐かしい《ちゃぶ台》を発見しました。直径は約87cm、高さは約27cm。本体の素材は一見してケヤキかと思いましたが、こちらも先程の小引き出し同様にセンノキです。食事はもちろんのこと、和裁なんかをする際にも風情が出ます。この《ちゃぶ台》、嬉しいことに脚が折りたたみ式なんです。戦後すぐの頃のアイテムということで、価格は確実に15,000円以上はするだろうと思いきや、なんと12,500円。もしかして、〔権ノ助〕の人気の秘密って、この安さにあるんじゃないでしょうか?ギミックが充実したダイヤガラスの食器棚続いて注目したいのが、ダイヤガラスの引き戸がたまらない《食器棚》です。昭和20年台のもので、価格は38,000円。上下に分割することもでき、収納スペースがとにかくたくさんあります。上部と下部の間の部分には、ベロ(引き出し式の天板)が付いているという、ギミックの面白さもポイントです。下のスペースにお鍋、上の引き出しにカトラリーなどを収納したいところですね♪素敵なソファや髪飾りも発見!さらにさらに、素敵なソファチェアを見つけちゃいました。こちらの《チーク材ソファ》、昭和40年台のものだといいますが、座り心地がバツグンです。ベージュの落ち着いた色合いもグッド。価格は8,800円と、やはり全体的にクオリティ以上の安さを感じますね。ちなみに、〔権ノ助〕では家具や食器のほかにも、様々な雑貨を取り扱っています。例えば、こちらのレトロかわいい《かみかざり》は1個200円です。昭和40年代のもので、種類も豊富ですよ。アンティークショップの敷居は決して高くない最後になりましたが、こんな素晴らしいお店を営んでいる店主さんって一体どんな人なんでしょう……ということで、店主の遠藤信彦さんにお話を伺いました。遠藤さんが〔権ノ助〕を開業したのは8年前の2010年。それまでは、富岡八幡宮の骨董市に7年間出店するなど、約23年間アンティーク関連の仕事をしてきたそうです。「自分のお店を出す」という夢を叶えた今、次なる夢は「支店を出す」こと。大好きなアンティークを通して、人との出会いを充実させていきたいのだといいます。〔権ノ助〕が気になった方は、まずはHPやインスタグラムをチェックしてみましょう!今回ご紹介しきれなかった素敵な商品が多数アップされています。そして次に、騙されたと思って是非とも店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。アンティークショップの敷居は決して高くありませんよ。【店舗情報】●店舗名小道具権ノ助●住所東京都杉並区高円寺北2-9-8●営業時間10:00-20:00●定休日不定休●TEL03-5373-8355〔小道具 権ノ助〕HP※本記事内の商品の価格は全て税込み表示です。※本記事内で紹介した商品の年代と素材については、あくまで店主・遠藤さんの見込みです。※本記事内で紹介した商品は一点ものなので、実際には売り切れてしまっている可能性があります。ただし、類似商品は随時取り扱っています。
2018年12月12日骨董市「第22回 時代もの道具市」が、2018年8月8日(水)から14日(火)まで、大阪・阪神梅田本店 8階で開催される。テーマは“カワイイこっとう”。雑誌や広告で活躍するスタイリストの東ゆうなが、日々の暮らしの中で実際に使えたり、インテリアとして気軽に飾れるような身近な骨董品の数々をセレクト。会場には、動物をモチーフにしたハンガーフックやティータイムにヨーロピアンな雰囲気を演出してくれる銀食器などの雑貨・食器に加え、レトロな丸メガネやサングラス、和洋をミックスした髪飾りといったアクセサリーなど、時を越えて受け継がれてきたアイテムの数々が並ぶ。乙女心にひとさじの毒を持った世界観を得意とする東が集めたアイテムを見れば、骨董品がより身近な存在になるはず。思わぬお宝との出会いを求めて、是非会場に足を運んでみてはいかがだろう。【開催概要】「第22回 時代もの道具市」開催期間:2018年8月8日(水)〜14日(火)会場:阪神梅田本店 8階時間:10:00〜20:00※最終日は16:00まで
2018年08月10日JR立川駅から徒歩10分ほど。立川諏訪神社で行われる「多摩骨董市」は、骨董のプロのみが出店できる青空市。質の高い骨董品が並ぶということで、同業者が朝一で買い付けにくるほど。諏訪神社の敷地内で朝7時から毎月20ブースほどが並びます。雨天中止なので、天気が心配な時は問い合わせしてから向かうのがベスト。朝早い電話でも運営の方が対応してくださいます。(ちなみに取材日は雨が降っていたため、6時に電話確認しました。) 朝7時から始まる本格派骨董市へ*立川市柴崎町にある諏訪神社。境内には「目の神様」も。広くて静かです。ブースは神社横の参道で開催されます。のんびりとした雰囲気ですが、外国人観光客の姿も。プロが買い付けにくるだけあり、本格志向のお客さんが多いようです。 *この日の朝は急な大雨で出店ブースが少なめ。普段は参道に隙間なくテントが出るとのこと。桃山時代の唐津焼、素朴な味わい桃山時代の唐津焼や年代物の籠を並べるブース。店主は某高級時計ブランドで広報の仕事をしながら骨董品をコツコツ集めていたそうです。毎月第1日曜日に開催される新井薬師アンティーク・フェアにも出店されているとのこと。 *唐津焼は素朴でどんな料理にも合わせやすい。年代が新しいものは手にしやすい値段のものも。古民具をインテリアにしてみる「古民具 遠藤」のブースでは、引き出しの裏に嘉永時代の藩主・松平の名前が記載された棚や貨幣の重さを測るため江戸時代の銀行で使用された錘(おもり)など、教科書や美術館の中でしか見たことのない古民具を実際に手にとって見ることができます。(もちろん購入可!)*ひっくり返すと引き出しの裏側に藩主・松平の名前が書かれた歴史的にも価値が高い小棚。 *金銀などの重さを測るために使用された錘。裏側や側面の模様などもとにかく珍しい。 *店主の遠藤さんは骨董界ではかなりの有名人。骨董ファンが遠藤さんへ会いに毎月諏訪神社を訪れるほど。 他にも、陶芸家・辻清明の作品を並べるブースも。2017年には東京国立近代美術館で特別展が行われた陶匠の作品を、見て触ることができるのは恐らくここだけ。縄文土器も購入できちゃう縄文の美術品と古伊万里を収集販売している「玲元美術」。真ん中の埴輪はなんと250万円。争いがなかった世界で唯一の時代として、縄文の素晴らしさを語ってくれます。今年7月3日から上野の東京国立博物館で開催される特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」に行きたくなりました。お茶の時間が待ち遠しくなるアンティークガラス埼玉県入間市から出店している「Rain Drop antique」には、フランスのアンティークや年代もののガラス製品など可憐なアンティーク品が並びます。知識も豊富な店主が小さな質問にも丁寧にしっかりと答えてくれます。Rain Drop antiqueは、入間市の扇町屋愛宕神社で毎月27日に開催の骨董市&手作市にも出店予定。 *植物が入っているのはソルトポット。お部屋のレトロインテリア としても活躍しそう。*型押しで作るプレスガラス。ガラスの割合によって重さが変わります。普段使いできる骨董品が勢揃いハート模様に見えるカブや朝顔など季節の花々、蝶々や色が鮮やかなお皿が並ぶのは、東京三鷹市で「カフェ マグノリア」を営む三宅さん夫婦のブース。なんと店主のお母様が窯元で陶芸家。カフェでは骨董品や陶芸品を見ながらコーヒーとスイーツを楽しめます。骨董からアンティークまで、幅広い作品に出会える立川諏訪神社多摩骨董市!*いつかは欲しい南部鉄器。お湯がまろやかに優しい味になります。 *朝鮮からやってきた品々。毎月の買い付けでは目利きが試されるそう。 *古いものに新しい魅力を感じる瞬間。ものを大切にする文化が、ここには当然のようにあります。思わぬ掘り出し物と出会えるだけでなく、店主とお話ししながらお菓子をいただいたり、歴史やその物にまつわるストーリーを教えてもらったりと、出会った方との一期一会も楽しみのひとつ。そして、普段はケースの向こう側にある貴重な品々を、実際に持って重みや手触り感じ取ることができる「青空美術館」でもある立川諏訪神社多摩骨董市。小さいマーケットだからこそ一つひとつをじっくりと見ることができる、とても濃密な骨董市です。立川駅前で地元グルメも楽しんで立川駅まで来たらぜひ寄り道してほしいのが、JR駅南口の「だんごのミヨシ」。お弁当も置いている地元の和菓子屋さんで、夕方には売り切れることもある地元グルメの人気店。 *みたらし団子には目がない私もおすすめの美味しさ!ぜひお土産に。骨董市での掘り出し物、こう使います。さて、せっかくなので骨董市でお碗を購入。チュニジアで作られたもので、いちごの手書きイラストがなんともいい味を醸しています。制作年代は不明ですが、同じ絵柄でいくつかあったうち紛失や割れのない残された一つだそう。しかもこの一点のみ珍しい未使用品。現地の赤土で作られたお碗は、外面は素焼きのままで中に釉薬が塗られています。 *絶妙な加減のイチゴのイラスト。思わずチュニジアがどこか地図で確認。素材が軽くてイラストも可愛いので、朝食やおやつに重宝しそうです。ヨーグルトを入れるとこんな感じ。これからの季節ならアイスクリームもいいですね。小さく見えますが、意外と底が深いのでカフェオレボウルとしても使えます。抹茶や心太を入れてミスマッチを楽しむのも面白いかも。立川諏訪神社多摩骨董市は朝一番のお出かけで。午後はIKEAに行くのもいいですよ!地域やコミュニティの好きな方にはオススメの青空市でした。————————————————-立川諏訪神社多摩骨董市会場住所:立川市柴崎町1-5-15(立川諏訪神社参道内)電話:042‐522‐5806開催時間:午前7時~午後3時(雨天中止)※お昼過ぎには片付け始めるブースもあるので朝一番がオススメ。開催月:毎月第4日曜日(8月は休会)次回開催日: 2018年7月22日(日)アクセス:
2018年06月28日東京・表参道のパスザバトン(PASS THE BATON)で2月25日から3月21日まで、プロダクトブランドのアマブロ(amabro)が、新しいデザインで生まれ変った“訳あり”の磁器を販売するイベント「amabro The Circulation of the things」を開催する。アマブロは、有田焼の産地との協業によって製作したそば猪口「CHOKU」や、豆皿「MAME」などの定番アイテムを展開している。しかし、これらのアイテムは生産流通過程において一定の基準が設けられており、中にはほんの少しのキズや汚れによって販売できない訳あり商品も出てきてしまう。特に磁器はリサイクルすることができず産業廃棄物として扱われることになる。今回開催されるイベントではこの現状を見直す機会として、「CHOKU」と「MAME」の訳あり品に、今回のためだけの新しいデザインを加えたアイテムを販売。これに加え、骨董の器や古布、古道具、キリムなどの展示販売も行われる。【イベント情報】「amabro The Circulation of the things」会場:パスザバトン表参道店住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:2月25日~3月21日
2016年02月24日アンティーク・ウォーリアーズ(ANTIQUE WORRIORS)の展示会「Benjamin Fisher」が1月21日から2月21日まで、パスザバトン表参道店内にあるパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)で開催される。アンティーク・ウォーリアーズは、アンティークに携わる6社によって結成されたもの。普段はそれぞれ各国からアンティークを集めるディーラーたちが、ひとつのチームとなり企画・演出を行っている。今回の展示会では、世界中を駆け巡る架空のアンティークディーラーとして“Benjamin Fisher”を設定。Benjamin Fisherが若い頃から通っていたという、1960年代から90年代初頭まで表参道交差点にあった、かつて原宿のランドマークとも言われたセントラルアパート1階の喫茶店「レオン」のオリジナルブレンドとともに、彼がこれまでに集めたアメリカやヨーロッパなど各国のアンティークコレクションが楽しめるという内容となっている。「レオン」のコーヒーは、コーヒーとコーヒータイムをプロデュースするユニット「BROWN’S Cafe & Beans」が当時のレシピそのままに復刻した。同展の開催期間中は、このコーヒーと「Benjamin Fisher」のコレクションをセットにしたスペシャルギフトセットを数量限定で販売する。なお参加ディーラーは、アノニム、アンティスティック、ブラウン アンティークス、コヴィン、ドアノブ、イデオット、ジョグラール、ミリオンダラーズデパートメント、オルランド、ピィカ、ルィノク・ヴレメニ、ワームホールファーニチャー、ザニーとなっている。
2016年01月18日東京 アート アンティーク 実行委員会は4月16日~18日、東京都中央区日本橋・京橋などで「東京 アート アンティーク 2015 ~日本橋・京橋 美術骨董まつり~」を開催する。同イベントは、初心者から愛好家までを対象とした地域密着型の企画。「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年に始まり、年に1~2回開催されてきた。過去最高となる86店の美術店・画廊が参加し、古美術から現代美術までを取りそろえる。同委員会によると、東京都中央区の京橋・日本橋エリアは、戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画など約150の専門店が多岐にわたり集積する"アート密集地"だという。同イベントは、その地域性を生かし、敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊により広い層の人々が訪れ、さまざまな美術品に触れることを目的として開催している。今回は、「粟津画廊」による水墨画体験のワークショップや、「Gallery CAUTION」による茶会「日本橋茶会《其ノ参》」、茶碗や花籠を気軽に買い求められる"破格市"、毎年好評という「繭山龍泉堂」のギャラリートークなど、来場者参加型のプログラムを多数企画している。なお、詳細は公式ウェブサイトまたは、無料でダウンロードできる公式パンフレットにて。開催時間は各店舗の営業時間に準ずる。※高島屋の「高」ははしご高
2015年04月16日21日、「アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)」は、メンズセレクトショップ「デコデボネア(DECOdeBONAIR)」を青山の骨董通りにオープンした。住所は東京都港区南青山5-7-17小笠原流会館地下1階。「或る男の日常の美意識」をコンセプトに、デコ・ファッション・アート・ビューティーの観点から、大人の男性へ向けた“生活様式”を提案する。ターゲットは35から50代の洗練されたグラマラスな男性。「1人でもパートナーと一緒でも訪れることの出来る、今までにない男性のためのお店が作りたかった」と、バイヤー兼ディレクターの上尾智昭氏は語る。彼はHPH GINZAのバイヤーを務めた後、一時京都で和服を着て隠遁していたという。「洋服は十分という気分だった。それ以外のビューティーや雑貨など、生活を彩るものも重要。弊社の社長に呼び戻されて、この店をやりたいと相談された時、ヨーロッパのデコラティブなものとニューヨークの洗練されたものに、日本の美しさ、中東のエキゾチックなムード、そして僕のような着流し姿がすべて合うような店を提案した」そして実現した店内は、あえて内装の仕上げをせず、壁面・天井ともにむき出しの空間。ショップとエキシビションスペースに分けられている。ショップスペースに什器のように置かれたソファやテーブル、絵画などはすべて売り物で、全体の価格帯は3,000から300万円までと幅広いラインアップ。ウエアは、「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」を始めとした買い付け商品とオリジナルアイテムを展開。オリジナルは、身幅は大きめだが、すっきり見えるシルエットでデザインされている。アッシュ・ぺー・フランスならではのアクセサリー類が充実する他、ドイツでデザイン賞を受賞した日本の茶器ブランドやアスティエ・ド・ヴィラットの食器類といったこだわりのアイテムが並ぶ。エキシビションスペースは約3週間ごとに展示内容が入れ替わり、オープニングを飾っているのは植物学者をコンセプトに活動するユニット「ボタニスト(BOTANIST)」によるエキシビション。太陽光の届かない空間でも数ヶ月に1度の水分で育つ水草を試薬瓶に封じ込めた「ボトル(BOTTLE)」が展示・販売される。9月10日からは、ドレスキャンプの岩谷俊和がパリに挑戦していた頃のオートクチュールドレスを展示する。その次はクリストフ・コパンの展覧会を予定している。「“知的刺激”をキーワードとした新感覚ショップ。ミックス空間で旅をしているような感覚を味わってほしい」と上尾氏。営業時間は12時から19時半。日・月曜日定休。
2013年08月23日大江戸骨董市(こっとういち)実行委員会は2013年1月6日・20日に、東京国際フォーラム1階地上広場にて、「大江戸骨董市」を開催する。同イベントは、毎月第一・第三日曜日に開催している。骨董市なので、出店する店舗はほぼ全てが古物商許可証を持った骨董品店。和骨董の店が一番多いが、他の骨董市と比べると西洋骨董のお店が多い傾向がある。また、着物やおもちゃ、紙もの、古書、時計、アンティークジュエリー、洋画、版画、掛け軸、作家物、茶道具など、様々な店が出店している。1月は東京国際フォーラムで開催する。時間は9時~16時。雨天中止。イベントの詳細については、大江戸骨董市公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日江戸時代にこれにかぶれると「身代が傾く」と言われた趣味は、骨董(こっとう)、園芸、釣りだそうです。骨董(こっとう)は入れ上げている人がたくさんいます。骨董(こっとう)の王様と言えばやはり「茶碗」。茶碗は茶道の世界と切り離せません。奥深い茶碗の世界について、茶道裏千家、準教授の坂井宗季さんにお話を伺いました。――茶わんが日本で珍重され出したのはいつぐらいのことなのでしょうか。坂井準教授お茶わんは元々中国から茶器として日本にもたらされたもので、時期としては奈良時代から平安時代にかけてのことと言われています。伝来した当初はやはり貴族の間などで珍重されていたのでしょう。――茶わんが茶道において重要なものになったのはいつぐらいでしょうか。坂井準教授「侘び茶」は、室町時代の後期から戦国期にかけての時代、村田珠光から武野紹鴎と続き、千利休によって完成されます。お茶わんは茶の湯の歴史と共に珍重されてきました。――その大事にされる茶わんですが、どのような種類に分けられるのでしょうか。坂井準教務まず作られた国による分類があります。唐物(中国)、高麗物(朝鮮)、和物です。唐物にもいろいろありますが、最も有名なのは天目茶わんですね。ほかに、青磁、白磁があります。高麗物ですと井戸茶わん(見立て)、御所丸茶わん(注文)でしょうか。和物ですと瀬戸茶わん(岐阜)、楽焼茶わん(京都)、美濃焼茶わん。ほかにもいろいろありますが。格付けでは「一楽、二萩、三唐津」なんて言われます。楽焼茶わん、萩茶わん、唐津茶わんのことですね。――人気があるのはどんな茶わんでしょうか。坂井準教授例えば天目茶わんは村田珠光が注目したことによって一挙に茶わんのトップになりました。15世紀の唐物への関心の後に名もない朝鮮産の茶わんに広がりました。つまりこれが高麗茶わんです。そして利休は、唐物や高麗物に縁遠い茶人のために和物茶わんの時代を切り開き、最初に誕生したのが楽茶わんです。それぞれに歴史があり、それぞれお好きな方がおられますのでそれを一概に言うのは難しいです。また好きでも入手できるかどうかは別問題ですし(笑)。――良い茶わんを入手するにはどうするのでしょうか。坂井準教授道具屋さんが開く展示即売会が開催されますので、そこで求めることができますね。また、ギャラリーで作陶作家さんが個展を開かれたりすると、そこで購入することもできますね。窯元さんを直接訪ねて購入する方もおられます。――即売会というのは一般の人も入れるのでしょうか。坂井準教授それは茶道の先生のところへ招待状が来たりしますので、一般の方は難しいです。――価格はどんなものなんでしょうか。坂井準教授それは本当にピンキリですね(笑)。裏にお値段が書かれた札があるのですが、ひっくり返してびっくりすることもあります。有名な作陶家が作られ、家元が箱書きをされているお茶わんなど大変にお高いですよ。――どのくらいのお値段ですか?坂井準教授マンションの頭金ぐらいのものも珍しくありませんね(笑)。――300万円とか、500万円とかでしょうか。坂井準教授……(笑)。――ちなみに坂井さんが「欲しいなあ」と思うお茶わんはどんな物ですか?坂井準教授私はあまり特別に欲しいものというのはないですが……(笑)。野々村仁清の作品は、お茶わんに限らず現代でも色あせることのない洗練されたデザインで魅了されています。――いくらぐらいするものでしょうか。坂井準教授それはもう(笑)! 美術館にあるような物ですからお値段はとんでもないですよ。――そういった貴重な茶わんは茶席で使用されるのでしょうか。坂井準教授珍重される高価なお茶わんは、一般的には観賞用として持ち出され、お茶をふるまわれることはほとんどありません。高価=古い=もろい ので、万が一壊してしまった場合、唯一無二の貴重な品物ですから、お金を積んで弁償できるものではないためです。お茶席で時計を含むアクセサリを外していただくのは、こうした事故を避けるための配慮でもあります。やはり現代においても、珍重されるお茶わんは大変に高価でそんな簡単に入手できたり、間近に見たりできるものではないようです。お茶の世界は深いですね。(高橋モータース@dcp)坂井宗季さんのサイト
2012年10月26日