俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「一緒に」編が、12月14日より全国で放送される。同CMは、駅のホームで高杉くん(神木)と松本さん(松本)が2人仲良くイヤホンを分け合いながらiPhone XRでNetflixを見ていると、後ろに偶然座っていた細杉くん(中川)が独特の登場の仕方で2人の間に割って入り、3人で一緒にNetflixを楽しむというストーリー。そんな3人の様子を通じて、新型iPhoneでもNetflixの動画をお得に楽しめる「Netflixプラン」の魅力を訴求していく。2人の後ろの椅子にいた細杉くんは「おじゃま虫…っと」と言いながら2人のイヤホンを外し、高杉くんと松本さんの間に割って入り、メガネにiPhoneの画面を反射させながら「こちら6.1インチ大画面、正式名称iPhone XR」と、正式名称を話す。その滑舌の良さに思わず引きながら「ワーォ」とつぶやく松本さんの一方で、高杉くんはうれしそうに細杉くんを見ている。そのままちゃっかり2人の間に座り、一緒にNetflixを見ている細杉くんが「3人での視聴もばっちり」と話すと、高杉くんが「そう、新しいiPhoneならね」と答える。現場では、細杉くん役の中川が「iPhone XR」の発音を何度も練習。また、高杉くん役の神木は、大笑いするシーンでさまざまなパターンの笑い方にチャレンジし、椅子に倒れこむほどの演技も見せると、これにはスタッフも思わずつられて抱腹絶倒だったという。
2018年12月14日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、今月ブルーレイ&DVDになった、ギネス記録に認定された世界一長い写真のニュースを聞いて書いた小説の映画化作品を紹介。■『世界でいちばん長い写真』Blu-ray&DVD12月5日発売。初回限定版DVD5,184円、通常版DVD4,104円、Blu-ray5,184円、(価格は全て税込み)。発売・販売元/キングレコード思い出すと妙に気恥ずかしくなる、中学や高校時代の思い出。自意識過剰で臆病で、でもときどき大胆になれた10代。淡い恋心やライバル心も入り乱れ、今よりうんとナイーブだった気がします。この映画は、そんな青春の一コマを切り取った物語です。原作は『ストロベリーナイト』で知られる誉田哲也の同名小説。主人公のノロブーこと内藤宏伸(高杉真宙)は、女子部長の三好(松本穂香)に叱られてばかりの写真部の幽霊部員。従姉の温子も姉御肌で、宏伸は命令されっぱなし。そんな引っ込み思案の宏伸が祖父の店で見つけた古い大きなカメラは、360度のパノラマ写真が撮影できる特殊な改造機種でした。ヒマワリ畑の美しい写真を撮って感動したことから、宏伸の瞳は少しずつ輝き始めます。安藤さんという憧れの女子が宏伸の写真に興味を持ってくれて、川べりの道を一緒に歩いて帰るシーンでは、初々しい姿に胸キュン。「世界でいちばん長い写真」という不思議な題名に導かれるように、終盤では渾身の撮影シーンが描かれます。今はスマホで気軽に撮れる時代ですが、プリント写真の魅力も再発見。頼りない宏伸の成長と共に、10代のワクワクをぜひ追体験してみてください。
2018年12月10日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「生徒会長」篇に、“意識高すぎ!高杉くん”シリーズに出演する神木隆之介が“高杉くんの先祖”として登場する。12月1日から全国で放送される。今回は、寺子屋で行われている生徒会長選挙の様子を描いたストーリー。候補者の金太郎(濱田岳)が「もし、私が生徒会長になったら、制服はコレにします!」と自身の服を強調すると、演説を聴いていた生徒からは「えー、ダサーい」などと不満の声が漏れ、桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)は不安の表情を見せる。続いて、高杉くんの先祖が「私は、学食を0円にします!」「さぁ、みんなでゼロ円改革です!」と生徒を盛り上げるように演説すると、生徒たちは「ゼロ!ゼロ!!」と大盛り上がり。その光景に金太郎は「くぅ~!!」と悔しがり、桃太郎と浦島太郎も「意識高すぎ…」「高杉くん!」と、思わずつぶやいてしまう。神木は、三太郎シリーズ初出演とあって「最初は緊張していた」と話していたが、桐谷も「全然そんな感じはなかった」と振り返るほど、現場は終始和やかムード。演説の場面では「止めどころがわからなくて戸惑った」と振り返りつつも、三太郎に負けない高杉くんのアドリブを披露し、スタッフ一同大笑いの撮影となった。
2018年11月30日『映画 賭ケグルイ』が、2019年5月3日(金・祝)に全国の劇場で公開される。『賭ケグルイ』が実写映画化原作は、月刊「ガンガン JOKER」で連載中の同名の漫画作品『賭ケグルイ』。シリーズ累計部数は450万部を突破しており、2017年7月にはテレビアニメが放送スタート、2019年1月には第2期の放送が予定されている。テレビドラマとして実写化もされており、2018年1月にシーズン1が放送スタート、2019年春にはシーズン2が放送予定と、こちらもシリーズ化。今回公開される『映画 賭ケグルイ』は、このテレビドラマの劇場版という立ち位置となる。ギャンブル狂の美少女を取り巻くギャンブルバトル創立122年を迎える私立百花王学園。この伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは、学業ではなく“ギャンブルの強さ”。勝者には地位と名誉が与えられ、敗者は財産も尊厳も奪われる。この学園に、一人の少女・蛇喰夢子が転校してくる。一見するとお淑やかな美少女だが、彼女はいかなるリスクもいとわない、常軌を逸したギャンブル狂だった。学園を支配する生徒会は、夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客を送り込むも次々と撃破される。学園は夢子を中心に大きく動き出そうとしていた。そして生徒会はついに、全校生徒を巻き込んだ百花王学園史上最大のギャンブルバトルの開催を宣言する。蛇喰夢子役に浜辺美波主人公の蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)役を務めるのは、テレビドラマ版に引き続き浜辺美波。一見すると清楚な美少女だが、リスクを負うことに快感を覚える常軌を逸したギャンブル狂という、エキセントリックな役柄を演じる。高杉真宙、池田エライザ、森川葵ら出演そのほか、作中唯一の良心的存在といえる鈴井涼太役の高杉真宙、蛇喰夢子と並ぶ最強のギャンブラー・桃喰 綺羅莉(ももばみ きらり)役の池田エライザ、番外編『賭ケグルイ双』の主人公である早乙女 芽亜里(さおとめ めあり)役の森川葵らが出演する。また、映画オリジナルキャラクターとして、“非ギャンブル、不服従”を謳う白装束の集団「ヴィレッジ」を率いるリーダー・村雨 天音(むらさめ あまね)を宮沢氷魚が演じる他、福原遥や伊藤万理華、小野寺晃良なども出演する。主題歌はそらる「アイフェイクミー」主題歌は、ネットシーンを中心に活躍している話題のアーティスト・そらるによる「アイフェイクミー」。そらるが映画の主題歌とタイアップするのは初となる。ハイスピードでハイテンションなストーリーにぴったりの、エキサイティングかつアップテンポな楽曲が物語を盛り上げる。ストーリー二年華組・蛇喰夢子(浜辺美波)は、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)とのギャンブルを心待ちにしていた。2人の勝負の期待が高まる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが台頭、生徒会との対立が深まる。ヴィレッジ解体と夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒をタッグで強制参加させる「生徒代表指名選挙」の開催を宣言するのだった――。作品情報『映画 賭ケグルイ』公開時期:2019年5月3日(金・祝)原作:河本ほむら・尚村透(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)シナリオ原案・監修:河本ほむらゲーム監修:オインクゲームズ監督:英勉脚本:高野水登、英勉出演:浜辺美波、高杉真宙、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理(乃木坂46)、小野寺晃良、池田エライザ、中村ゆりか、三戸なつめ、矢本悠馬 / 森川葵主題歌:そらる「アイフェイクミー」オープニングテーマ:PassCode「一か八か」©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会■実写ドラマ「賭ケグルイ season2」放送開始日:・<MBS>2019年 3月31日(日) ※毎週日曜 24時50分~放送・<TBS> 2019年4月2日(火) ※毎週火曜 25時28分~放送©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・ドラマ「賭ケグルイ2」製作委員会 ・MBS
2018年11月26日安楽死志願の未成年12人による密室サスペンス映画『十二人の死にたい子どもたち』。この度、堤幸彦監督が描く本作のキャストがついに解禁され、本予告と死にたい子どもたち”の顔が明らかになった本ポスタービジュアルも公開された。その日、12人の未成年たちが安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が…?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく――。先日、出演者の顏が塗りつぶされたポスタービジュアルが発表された本作。今回到着したポスタービジュアルでは、ついにその顔が明らかに。ビジュアルには、『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞した杉咲花、『ちはやふる』シリーズや『OVER DRIVE』の新田真剣佑、「DISH//」のリーダーで『君の膵臓をたべたい』で注目を集めた北村匠海、続編や映画化も決定した「賭ケグルイ」での演技が話題となった高杉真宙、そして「時をかける少女」『サクラダリセット』の黒島結菜といった、ドラマや映画で活躍中のいま話題の若手俳優。さらに、子役時代に数々の話題作に出演した吉川愛、7月期のドラマ「グッド・ドクター」にも出演していた萩原利久、舞台「ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!」の渕野右登、2020年公開予定の『峠 最後のサムライ』への出演が決定している坂東龍汰、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」の古川琴音、『リベンジgirl』で桐谷美玲の妹役を演じた竹内愛紗といった将来の活躍が期待される6人が抜擢。そして、モザイクを外してもなおマスクと深めに被ったニットで顔が見えない秋川莉胡役は一体誰なのか…続報に期待したい。同時に公開された本予告映像では、12人が演じる廃病院に集団安楽死をするために集まった未成年たちに加え、想定外の13人目の死体が…。そして、杉咲さんや北村さんらが「死にたい」と口にしたり、誰かが突き落とされたり…意味深なシーンが散りばめられた映像となっている。なお、主題歌は「The Royal Concept」の「On Our Way」に決定した。<キャストコメント>1.台本を読んだときに感じた感情とその理由2.もし、自分がこの集団安楽死というミッションに参加することになったら、自分はどうなると思うか選択(集団安楽死を全うする/殺されてしまうかも/生きのびる)◆杉咲花1.虚無感に襲われながらもどこかにある光を探し続けている自分がいた。2.該当なし理由:自殺願望がないからです◆新田真剣佑1.また新しい役柄で、人の闇を映し出す作品だと感じました。2.参加しない。◆北村匠海1.タイトルのインパクトから入り、この物語をこのメンバーでやれることがとても嬉しかったです。選択することの自由みたいなものを改めて考えました。2.僕は全うしたい。自分の選択した意思には、負けたくないから。◆高杉真宙1.衝撃的。SNSなどで知らない人と繋がり良い意味でも悪い意味でも影響されることの出来る今だからこそ観て欲しいと感じました。2.生きのびたい。自信はないですが、、、殺されたりはしたくないです。◆黒島結菜1.これはある意味面白くなる作品になるのではと感じました。2.集団安楽死を全うする。相当な覚悟をもって参加していると思うから。◆吉川愛1.読み進めていくうちに色々な感情が生まれて、撮影がとても楽しみになりました。2.生きのびる。死ぬなら寿命を全うして死にたいと思っているので、ミッションに参加することになっても生きのびたいです。◆萩原利久1.とても興奮しました。同世代の皆さんとエネルギーをぶつけ合いながらお芝居するのが楽しみでした。2.騙されやすいのでそんな状況に追い込まれたら殺されてしまうかも。◆渕野右登1.集団安楽死というワードに衝撃を受け、読んでいくうちに人間の本質が見えてきて、鳥肌が立ちました。2.生きのびるいざ、実行する。となったら、絶対に躊躇してしまうし、なんでみんなは死にたいのか聞いてから、みんなが生きのびるようにひたすら話し合い、説得をすると思います。◆坂東龍汰1.個性豊かなキャラクターとのリアルな子供達の感情が描かれていて撮影が楽しみでした。2.生きのびる。死のうとする瞬間こそもっと生きたいと思う気持ちが強くなると思うから。◆古川琴音1.驚愕。興奮。想像を超える数々の出来事や真相に手に汗握りながら読みました。2.集団安楽死を全うする。幸いにもこれまで死を思ったことが無いので、そう決めたら揺らがないと思います。◆竹内愛紗1.面白かったです。個性豊かな12人の目線でそれぞれの時間を追う展開に夢中になりました。2.私は生きのびると思います。話し合って他の人の事情を聞いたり、同じく悩んでいる人に出会うことで自分の心は死ではなく生の方に動くと思ったからです。『十二人の死にたい子どもたち』は2019年1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2018年11月21日高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)が、トリプル主演でかつてないキャラクターを演じる青春エンターテインメント・ムービー『ギャングース』。この度、本作のために結成されたこの3人による主題歌「CRYBABY」のレコーディング風景の動画が公開された。今回到着したのは、映画のために結成されたユニット「The Gangoose」が歌う主題歌「CRYBABY」の収録メイキング映像。本楽曲はタケオ役の渡辺さんによる作詞・作曲・プロデュース、メインボーカルによる書き下ろし楽曲で、サイケ役の高杉さんとカズキ役の加藤さんもコーラスで参加していることが話題となっている。■不安げな高杉&加藤も一転、レコーディングではノリノリ!収録スタジオに集まった高杉さんと加藤さんに、渡辺さんからバンド名や楽曲、この曲に込めた想いを説明するシーンから始まる。レコーディング経験が少ない高杉さんと加藤さんへ、「映画のイメージとかメッセージを含んだ上で、映画のことを意識しすぎずと思って作った」との語る渡辺さんに、2人は息ぴったりに笑顔で拍手。そんな中、3人別々の音程でのハモりがあることを知ると、「つられちゃいそう…」と不安そうな高杉さんと加藤さんの姿が映し出されている。しかし、一旦レコーディングが始まると、軽快なロックミュージックに全員ノリノリに!和気あいあいと収録に挑む3人はまるで兄弟のようで、絆の深さが感じられるメイキング映像となっている。■高杉真宙「早く皆さんに聴いてほしい!」収録を終えた渡辺さんは「この映画に対する想いを、自分の持ってる力を注げるだけ注ぎこんで作りこんでおります!めちゃくちゃ楽しんでレコーディングしました!」と笑顔でコメント。すると加藤さんは「こういう男くさくって、汗の匂いが漂ってくるような曲はあまり歌ったことがなかったから、歌ってて気持ちよかった!男の魂というか…やっぱロックっていいっすよね!」と興奮冷めやらぬ様子。そして高杉さんも「初めて聴いたときに自分が撮影したときの記憶が巡ってくる感じがあったり、大知君から“サイケっぽく”と言ってもらったりして、それがすごく新鮮で…めちゃくちゃ緊張していたんですけど、楽しくできたんじゃないかな。早く皆さんに聴いてほしいです!」と熱いメッセージを語っている。映画と同様、3人が笑顔溢れながらレコーディングしたメイキング映像を、ここからチェックしてみて。『ギャングース』は11月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「CRYBABY」は11月15日(木)より配信限定でリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャングース 2018年11月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年11月15日11月23日公開の映画『ギャングース』の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)、入江悠監督が出席した。犯罪集団だけを標的とする窃盗"タタキ"稼業で過酷な社会を生き抜こうとする 3人の少年たちを描き、漫画雑誌『モーニング』(講談社)で2013~2017年に連載されて高い人気を獲得した肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画『ギャングース』。同漫画を『ジョーカー・ゲーム』(2015年公開)などの入江悠監督が実写化した本作に、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知が3人の窃盗団を熱演しており、壮絶なリアルサバイバルを通じて友情と成長、再起への思いを描き出す。"タタキ"専門の窃盗団の情報収集や標的選定担当のサイケ役を演じた高杉は「原作を読んだ時、日本の話ではありますが、見たことのない世界で不思議な感じでした。それを知らずに生きてきて、変な感じを抱いたのを覚えています」と初めて原作を読んだ感想を明かしつつ、「その感じをしっかりと伝えられるようにと思いながら演じました。このサイケは、2人(カズキとタケオ)思いで、そこを芯にしっかりと生きているという感じで演じていました」と振り返った。モヒカン頭のカズキ役を演じた加藤は「モヒカンは地毛を刈らせてもらいました。カズキたちはお金を持ってないからちょっと伸びたモヒカンなんです。入江監督に何回もチェックしてもらったこだわりなので、その辺にも注目していただけたらと思います」と観客にアピール。タケオ役の渡辺は主題歌も手掛けており、「クランクインの前に脚本を読んだ時の衝動が抑えきれなくて、オファーもなく書いていました。それぐらいシンパシーを覚えましたね」と自身にとっては本作にかなりの衝撃を受けたようだ。そんな3人が演じたサイケ、カズキ、タケオの3人。劇中ではあるモノを手に入れようと必死にもがいている。それにちなみ、「絶対に手に入れたいモノは?」という質問に、高杉は「ケータイです。(スマフォの液晶が)バッキバキなんですよ。落として割っちゃいました。今日充電できなくなっていたので、いよいよ寿命ですね。絶対に手に入れようと思います」と回答。「ベッド」と答えた加藤は「この撮影の時に69kgあって、ある時にベッドが真っ二つに折れたんです。それからベッド半分の状態で最近はヤバイと思ってベッドと布団を捨てました。だから今は床にバスタオルを敷いて寝てます(笑)」と告白し、渡辺は「僕は車に乗る時間ですね。忙しいということでもありませんが、リフレッシュじゃないですけど車を運転してぼーっとする時間が欲しいですね」と話していた。映画『ギャングース』は、11月23日より全国公開。
2018年11月14日●『メタルマクベス』舞台稽古で喉が枯れた理由は?日本初、客席が360°回転する劇場として、話題を集めているIHIステージアラウンド東京。2017年3月のオープンから、劇団☆新感線『髑髏城の七人』の5シーズンを経て、現在はONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』Prodeced by TBSが上演中だ。2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んだ同作は、シェイクスピア『マクベス』の舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏するなどのど迫力舞台に。disc1は橋本さとし&濱田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子によって上演され、最後のdisc3は浦井健治&長澤まさみが、ランダムスター夫妻役を演じる。公演は11月9日〜12月31日で、12月6日の昼・夜公演は全国の映画館・84館でのライブビューイングも実施する。今回、同劇団に初参加となる高杉真宙が演じるのは、ランダムスターが仕えるESP国の王子であるレスポールJr.。王子らしい気品と爽やかさ、そして溌剌としたダンスや歌、アクションも見どころとなる役どころだ。今回は高杉に、初参加となる新感線への印象や、作品に対する思いについてインタビューした。○歌とダンスを必死に練習――今回、劇団☆新感線に初参加ということで、どういう印象でしたか?自分が参加していることが、想像できなかったです。今までもプライベートで観させていただいていたので、ちょっとしたファンが舞台に出る感覚に近いです。この舞台は円形の客席を囲っているし本当に広いので、稽古も予想ができませんでした。実際に稽古に入ると、「あの、いのうえさんが演出をつけてくださってる」ということが、まず嬉しい気持ちでした。あと、ご迷惑をおかけしてしまうこともあると思うんですが、僕は「もう1回」と言われるのが好きなんです。何回も演じたいので。いのうえさんには、「ここは、階段に足を乗せないと不安定に見えないから」という指示をいただいたりして、思いと動きを考えるのが、難しくも、面白くもあります。自分がレスポールJr.として舞台上に立った時に、自然と動きたくなるような演出をつけていただいているので、十分に理解していきたいなと思います。――レスポールJr.って、歌って踊って…という場面が多いと思うんです。disc1の松下優也さん、disc2の原嘉孝さん(宇宙Six/ジャニーズJr.)は経験も多いと思うんですが、高杉さんはどういう感じになるのかな、と気になります。僕自身、不安はあります(笑)。本当にお二人の演技と歌とダンスが、素敵なんですよ。disc1は映像で見せていただいたんですが、先ほども映像を観ていて、「ここってどんな風にしてるんだろう?」と食いついてしまいました。disc2はゲネプロで観せていただいた原さんのレスポールJr.が華やかで、自分がやる役のはずなんですけど、こんな風に自分ができる想像ができなかったので、実力を追いつかせなければと、必死に練習しています。ただ演出はまた変わるので、いのうえさんが僕自身を見て、レスポールJr.の色をつけてくださっているという実感はあります。また違うキャラクターになっていると思います。――ちなみに、1980年代のシーンで演じる「元きよし」はどうですか。今までにない元きよしらしくて、僕はレスポールJr.の場面じゃなくて、元きよしで喉が枯れました(笑)。――元きよしで!? 何が起こるのか…今回、稽古の中でこんな人のこんな一面が印象的だった、という部分はありましたか?初めましての方が多かったんです。柳下(大)さんも稽古場でめちゃくちゃ静かで最初はなかなかお話しする機会がありませんでした。本当に静かで……すごい静かで(笑)。――そんなに(笑)。でも一緒にイベントに出る機会もあり、ちょっとずつ打ち解けて、お話しするようになりました。本当に面白い方で、面倒も見てくださって、素敵なお兄さんです。●浦井健治の歌で、幸せになれる○浦井健治&長澤まさみ夫妻はぴったり――パール王役の粟根まことさんと、グレコ役の柳下さんと、レスポールJr.役の高杉さんで、チーム感はあるんですか?物語的に、3人と、あとはトーカイ、マーシャルでチーム感があります。僕は粟根さんにいろいろ教えていただいたり、柳下さんにフレンドリーに接していただいたり、関係性が出ているかもしれません。――disc1、disc2のイメージも強く残っているのですが、disc3の夫妻はどんな印象でしょうか?僕のイメージはもう、浦井さんで固まっているんです。僕が先輩についてお話しするのもおこがましいですけど、夫人に甘えてる姿や、上下関係がきれいにできている雰囲気がぴったりで。夫人役の長澤さんの強さや綺麗さ、浦井さんのフレンドリーで柔らかい明るい感じが、お二人の関係につながっているのかな、と思って見ています。僕は浦井さんの歌う「自問・シャウト・自答」が本当に好きで、「かっこいいな」と思って毎日聴かせていただいています。以前、知り合いの方が、浦井さんが1人2役をやっていた舞台を観に行って「役によって、声も歌い方も変わる、別人が歌ってるようで本当に凄かった」と言っていたのを覚えているんですが、今回僕は間近で感じることができて、嬉しいです。浦井さんの口ずさんでいる歌で、幸せになれます(笑)。――稽古をしていて、「やっぱりこの人はすごい!」と影響を受けた方はいますか?橋本じゅんさんが、かっこいいんですよ。初演から今回で3回目のエクスプローラー役で、役のことを1番知っているんじゃないかと思ってたんですけど、新たな演出に「工事しなきゃ」とおっしゃってて。同じ役をこれだけやっていても、まだ進化させていかなきゃいけないのか、と思うと、自分も必死に食らいついていかなきゃ、と思います。○舞台上で動けるようになった――劇団☆新感線に憧れたきっかけはどの作品だったんですか?2011年の『髑髏城の七人』でした。そのあとに『蒼の乱』も観て、DVDも観て、こんなにも自分がのめり込むように観る舞台って、ないんじゃないかなと思います。ストーリーを見ているというより、自分がそこに「いる」ような面白さがあると思います。――高杉さんは久しぶりの舞台ですが、その間に映画やドラマと、かなりたくさんの作品に出られていると思います。今回、経験をもっての舞台出演ということで、何か変わったところなどはありましたか?最初は、「舞台って、どんな風に動いてたっけ?」と思ったんですけど、動いてみると、自由に動けるようになった、と思いました。昔は全然動けなかったんです。もちろん、演出によっても変わってくるとは思うんですが、またこの次に舞台に挑戦するときは、どう動けるようになるのかな? とも思いました。――お話ししてても、声の出し方が舞台ぽくなっているのかな? と思っていたんです。(わざと太い声で)どうなんですかねえ(笑)。でも舞台中は、友達にも「声が大きくなってる」と言われます。●後輩も増えてきたけど…「先輩初心者」○若葉マークが必要?――また、高杉さんの事務所の中でも、最近後輩の方が増えてきてるのかな? と思ったんですが、先輩としてはどのような心持ちですか?なんだか、おこがましいです。先輩って言われるの、いやです(笑)。事務所の人に「中堅どころだね」と言われたんですが、あんまり変わらないんじゃないかと思っちゃうんですよね。でも、先輩になっていくのかと思うと、しっかりしなきゃ。先輩方にやってもらったことを、真似してやっていかないといけないと思います。ナチュラルにはできないので、意識して!――先輩の初心者、みたいな。若葉マークをつけなきゃ(笑)。いろいろなやり方も、合う合わないはあるし、自分自身で試していくものなのかもしれないけど、僕のわかる範囲では助けになれたらいいなと思います。――今回の舞台で、改めて「先輩、すごい!」と思ってもらえそうですね。頑張ります(笑)。■高杉真宙1996年7月4日生まれ、福岡県出身。09年、舞台『エブリ リトル シング’09』で役者デビュー。10年には『カルテット!』で映画初主演。TV特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で二面性のある役どころを演じ、演技力の高さで注目を集める。主演映画『ぼんとリンちゃん』(14)で、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2017年は映画『PとJK』『散歩する侵略者』などに出演し、第9回TAMA映画賞最優秀新人俳優賞、第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞などを受賞。2018年は『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』が公開、『ギャングース』(11月23日公開)、『笑顔の向こうに』(2019年2月)、『賭ケグルイ』(2019年春)が公開待機中となっている。舞台出演は2016年出演の『闇狩人』以来となる。○高杉真宙 サイン入りチェキプレゼント高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年11月14日から2018年11月20日23:59まで■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ株式会社 ニュースメディア事業部事業推進部長 news-personal_data@mynavi.jp
2018年11月14日11月9日(金)、豊洲のIHIステージアラウンド東京にて新感線☆RS『メタルマクベス』disc3が開幕した。『メタルマクベス』は2006年初演。シェイクスピアの『マクベス』をもとに、200年後の荒廃した近未来と1980年代の日本とを交錯させて描いた、宮藤官九郎脚本の物語だ。タイトルの通り、全編をメタルの音楽が彩る。7月からキャストを変えてdisc1、disc2と『メタルマクベス』を上演してきた新感線。今年の再演にあたり、宮藤は脚本に手を入れ、いのうえひでのりは演出もアレンジ。新たな『メタルマクベス』が豊洲で回転をはじめているのだ。今回主役のランダムスターを演じるのは浦井健治。ランダムスター夫人には長澤まさみが扮する。浦井は5年ぶり3度目、長澤は新感線初参加。ミュージカル界の貴公子・浦井と、『キャバレー』でミュージカルを経験した長澤、ふたりがメタルでどんなシャウトを響かせるか、そしてどんな夫婦を演じるのかがやはり最大の見どころだろう。ほかにも高杉真宙、柳下大、峯村リエ、ラサール石井ら、魅力的なキャストが並ぶ。IHIステージアラウンド東京のこけら落としから1年3か月にわたって『髑髏城の七人』を上演してきた劇団☆新感線。さらに立て続けに『メタルマクベス』を演出するいのうえは、おそらく日本でもっとも、いや唯一“360度回転劇場”の扱いに慣れた演出家であることは間違いない。今作ではバイクがステージを疾走し、過去と未来が自在に行き来する。回転劇場ならではの楽しみがめいっぱい詰まったエンターテインメント作品、『メタルマクベス』の掉尾を飾るdisc3を見逃す手はない。公演は、12月31日(月)まで。文: 釣木文恵
2018年11月10日●極寒の中、ハードな現場だった映画『ギャングース』肥谷圭介作画、鈴木大介原作・原案による同名漫画を実写化し、11月23日から全国公開される映画『ギャングース』。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした”タタキ”(窃盗、強盗)稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいく様子を描く。長髪姿の高杉、モヒカンの加藤、金髪の渡辺と、それぞれ今までのイメージとはガラッと変わったビジュアルで、ハードな雰囲気を漂わせる3人。一見、不良作品のようにも思えるが、実は原作のストーリーを共同制作する鈴木は裏社会・貧困問題の取材に取り組むルポライターで、鈴木によるノンフィクション書籍『家のない少年たち』を原案としている。それゆえに、スリルのある展開だけでなく、犯罪へ向かわざるを得なかった少年たちの背景や、犯罪の実態が描かれているところも注目の作品となっている。『SR サイタマノラッパー』で知られる入江悠がメガホンを取った実写映画は、2月に行われた。郊外を中心に朝から晩まで、ハードな日々が続く同作。入江監督は入念にカット割りを確認するために、1カットに数時間かかることも珍しくないという。取材に伺った日は、世界的ギタリストのMIYAVI演じる安達が登場し、その迫力ある姿を3人が車の中から見守る……というシーンを撮影していた。ショッピングセンターの駐車場で行われた撮影は、一応の壁があるとは言っても寒風がどんどん入り込み、コンクリートがさらに冷えを増幅させるよう。そんな環境の中でも、迫力あるカットを追求し、何度も確認が行われる。緊張感のある現場だが、合間には仲よさそうに談笑するトリプル主演の3人の姿も。今回は、撮影中の3人に直撃し、話を聞くと、物語の芯や”家族”のような3人の姿が見えてきた。○原作に近づけたビジュアルに――今回、外見がかなり原作に近く、みなさん今までにないイメージとなっていると思いますが、いかがでしたか?高杉:エクステをつけてもらっています。僕も漫画を読ませていただいていたので、長い方が良いと思って伸ばしてはいたんですけど、ここまで伸びることはなかなかないですよね。作品については、「自分の知らない、こんな世界があるんだ」と衝撃的でした。いざ演じるとなると、全部伝えられたらいいなと思いました。アクションシーンも多くて、台本を読んだ時点でタタキのシーンのスピード感を想像できました。渡辺:最初にビジュアルを見た時は自分でも意外という気持ちはありました。でも、原作を読んでから、オファーをいただいた理由が少しわかったような気がして。この3人組は、それぞれの人生で深い傷を負っていて支えあっていて、不安や焦りから苛立つ瞬間とかに、穏やかに鎮められる唯一の存在がタケオだと思ったんです。それが腑に落ちてから、漫画のキャラクターをまんまやろうという気持ちではなく、意識しすぎず演じようと思えるようになりました。漫画を読んで、自分も大ファンになったんです。だから、一原作ファンとしても、タケオというキャラが生きてるように見えればいいなと思って演じています。タケオにとってはこの2人が支えだと思ってるので、2人がいてくれてよかったなあ、と思いながら。加藤:僕は、トリッキーだからこそ難しいなと思っています。男らしく演じるってこと自体、「できるのかな?」「難しいな」と思っていたんですけど、普段の現場にいるときは自分のことを「俺」と呼んだりと、なるべく普段の僕を消しつつも、自分らしさが残るように演じられたらと思っていたました。この2人とは初めての顔合わせからごはんに行って、仲良くなって。監督から「家族になって欲しい」と言われていたんですけど、撮影2日くらいにはもう、そのくらい良い関係性が築けていました(笑)。●"タタキ"のシーンが、生きることに直結している○こだわりのある強盗シーン――ハードなシーンが多いのかな? と思ったんですが、撮影の中で印象に残っているのは?渡辺:”タタキ”のシーンだね。加藤:大変だったね〜。渡辺:日常会話のように”タタキ”というワードを使ってるんですけど(笑)。要は強盗することというか、人から奪うことで。僕たちは詐欺グループや、人から盗んだ金を奪うのを生業にしている人からお金を奪っているので、そのシーンが多いんです。でも僕たちにとっては、タタキをすることが生きることに直結しているというか。だから大変なんだけど、金庫を盗んでいるシーンが、一番充実して、キラキラしてる(笑)。高杉:楽しいよね(笑)加藤:一致団結感がすごいし、出てくる道具にもスタッフさんのこだわりがあって、そういう点でも面白いし、タタキのシーンは見どころです。(カズキたちは)お金がないなりにプロ仕様だし。高杉:初日からタタキのシーンがあったから、仲良くなった。渡辺:1日しか撮ってないのに、一週間分くらい撮ったようだった(笑)高杉:密度が濃いですね。加藤:撮影休みを1日はさんだだけでも、すごく、久しぶりに会った感じになる(笑)。○必死に生きようとする姿を見て欲しい――改めて、作品の心に響いた部分や、好きなところはどういう点ですか?高杉:”生きる”作品だなとは思っているんですけど、伝わっていたらいいなというのがあるのが、たたきのシーンもそうですし、叩く前のシーンも、牛丼を食べているシーンもそうですけど、全部”生きたい”という気持ちからやっていることで、撮影に入ってから気づきました。何かをすることに対して、初めて生きてる実感ができた、彼らにとってそれは当たり前じゃないんだ、と思って撮影しています。スクリーンを通して、皆さんに伝わっていたらいいなと思います。加藤:お話をいただいたときに入江監督から「やってることは犯罪だけど、バックグラウンドがある」という言葉をいただいたので、そういうところを大事に演じられてきたと思います。やっていることは窃盗なんだけど、僕たちが演じている3人は過去に虐待をされていたこともあり、必死に生きようとしている点が、心に響きます。渡辺:進むべき道や先が見えないけど生きる姿に、胸をつかまれました。なんのために生きているのかわからなくても、自分自身に負けず必死でしがみついている人たちしか出てこない映画。今まで描かれてこなかった、社会でも陽の目を見ることがなかった部分でもあると思うので、この映画に出てくる人たちを見て、パワーを感じてもらえればいいなと思いますし、自分自身もパワーがもらえたら嬉しいです。――ちなみに、撮影中めっちゃ盛り上がった話題はどんな話題ですか?渡辺:本当にいろんな話をしています。「ポテト食いたい」とか(笑)。加藤:あとすごい、年上いじり!高杉:ヒカリちゃん役の子が12歳なんですけど、僕と10歳離れているという話になって、諒くんはもっと離れるな、と(笑)。加藤:僕は16歳離れているんですよ。僕が高校生の時に生まれてる子なんです。高杉:僕は、2人に敬語を使っていないんです。2人共年上だけど、タメ口で話させてもらっていて、距離感が近いんですよ。年上の共演者の方では、今までにないくらい距離が縮まっているのがすごく嬉しいんですけど、こういう話になると、急に”年上”になってくる。それがすごく面白いです(笑)。
2018年11月08日間宮祥太朗が“キレやすいツンデレ男子”、桜井日奈子が“心優しいネガティブ女子”となり、Twitterから話題沸騰となった大ヒット漫画「殺さない彼と死なない彼女」を実写映画化することが決定。2019年秋に公開される。■ストーリー何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに出会う。「死にたい」が口ぐせの鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人は一緒にいることがあたりまえになって…。■「何度読んでも泣いてしまう」新世代SNS漫画家の大ヒット作を映画化原作となるのは、SNS漫画家・世紀末による3つの物語からなる連作4コマ漫画。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”と、正反対のしっかり者の親友“地味子”。恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”に何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”。 キレやすいツンデレ系彼氏と付き合う、心優しいネガティブ女子“死なない彼女”。今回の実写版は、単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇となる。登場するキャラクターたちはいずれも、一見“変わり者”のようでいて、自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいているだけ。実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。誰もが生まれ持っている心の“やわらかい”部分――それを思わずクスリと笑ってしまう愛嬌あるキャラクターと、核心を突きながらも読者を包み込むような温かいメッセージで表現したことにより、本作はSNSを飛び出して男女問わずに爆発的な支持を得ている。■間宮祥太朗×桜井日奈子、次世代を担う最旬キャストがW主演主人公・小坂れいを演じるのは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で知られる間宮祥太朗。2017年には狂気むきだしの演技で映画『全員死刑』で初主演を果たし、2018年には『不能犯』『食べる女』のほか、テレビではNHK連続ドラマ「半分、青い。」や「BG 身辺警護人」「ゼロ 一獲千金ゲーム」など話題作に立て続けに出演。2019年には俳優生活10周年の節目を迎える。もう一人の主人公・鹿野なな役には、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、11月9日(金)公開『ういらぶ。』でもヒロインを務め、ドラマやCMだけにとどまらず、10月からはNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で初MCを務めるなど、活動の幅を広げ続けている桜井日奈子。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが集結し、瑞々しい感性で綴られる本作の世界をより鮮やかに彩る。監督・脚本を手がけるのは、長編映画デビュー作『ももいろそらを』(12)が第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて最優秀作品賞を受賞、翌年にはサンダンス映画祭「ワールドシネマコンペティション」に選出され「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された小林啓一。続く、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』も高い評価を得た。新進気鋭の才能として熱い視線を注がれ、綿密なリハーサルを繰り返しながら演出をしていく手法で俳優からの信頼も厚く、美しい映像で思春期の若者特有の心の機微を描く名手が、本作で青春映画の新境地を目指していく。■キャスト・監督・スタッフのコメント到着!主演:間宮祥太朗「自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たち」台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物たちも、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たちの様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。主演:桜井日奈子「初めて演じるタイプの役」私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。監督・脚本:小林啓一「素敵なシーンが数多く撮れています」印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、すでに素敵なシーンが数多く撮れています。登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。頑張ります!原作:世紀末「いまもまだ信じられない自分がいます」映画化が決定したと聞いたとき、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお2人だなんて、これを書いてるいまもまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。『殺さない彼と死なない彼女』は2019年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月06日俳優の間宮祥太朗と桜井日奈子が、映画『殺さない彼と死なない彼女』(2019年秋公開)でW主演を務めることが6日、明らかになった。同作は、SNS発の漫画家・世紀末の4コマ漫画を実写化。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”&正反対のしっかり者の親友“地味子”、恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”&何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”、キレやすいツンデレ系彼氏&心優しいネガティブ女子“死なない彼女”という、3つの物語からなる連作4コマ漫画で、単行本化されると10刷を突破した。今回の実写版では、表題作『殺さない彼と死なない彼女』を中心とした群像劇になり、「殺さない彼」小坂れいを間宮、「死なない彼女」鹿野ななを桜井が演じる。キャラクターたちは一見「変わり者」のようでいて、じつは誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもあり、脚本・監督は、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』で注目を集める、小林啓一が務めた。撮影は2018年10月から始まり、12月までを予定している。○間宮祥太朗 コメント台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物達も、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人達の様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人達の温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。○桜井日奈子 コメント私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。○小林啓一(監督・脚本) コメント印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。 原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。 間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、既に素敵なシーンが数多く撮れています。 登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。 頑張ります!○世紀末(原作) コメント映画化が決定したと聞いた時、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお二人だなんて、これを書いてる今もまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。
2018年11月06日俳優・高杉真宙初のファンミーティング、ブルボンPresents「高杉真宙 濃厚ファンミーティング」が、10月25日に都内の映画館で行われ、集まったファンたちとの交流を楽しんだ。今回のイベントは、2017年からブルボンで限定webムービーとして配信されている「甘杉くんシリーズ」の集大成となるもの。第1弾では、クラスメイトの甘杉くんの様々な胸キュンシーンを描いた8本を、第2弾では王道イケメン、チャラ男、ヤンキーなどタイプの違う甘杉くんの様々な魅力を描いた5本が。そして第3弾は、漫画家・三次マキとコラボし、皆が憧れる新任教師・甘杉先生に扮するなど、現在までに全18本が公開された「甘杉くんシリーズ」。そして今回、ファンの熱い要望に応える形で、高杉さん初のファンミーティングが開催!開場直前には、高杉さん本人の声でメッセージが流れ、集まったファンからは歓声が。そして、今回の主役、高杉さんは秋らしいチェックのモヘアのカーディガンと濃茶のワイドパンツ姿で登場すると、「こういうイベントがあまりないので…楽しんで頂けたらと思います」と照れながら挨拶していた。イベントでは、ファンからの投票でシリーズの「一番好きなシーンベスト10」を発表する企画からスタート。高杉さんはファンと一緒に客席に座り、映画館の大スクリーンで“甘杉ベスト10”を鑑賞。気になるベスト3は、第3位「子犬男子」篇。第2位「王道イケメン」篇。そして第1位は「チャラ男」篇だった。鑑賞後、再びステージに登場した高杉さんは、第3位の「子犬男子」篇について、「トランペットを初めて吹いたんですよ。実はあの音は僕が吹いた音ではないんです。でも音は出せるようになりましたよ」と裏話が飛び出し、また第2位の「王道イケメン」篇についても、「最後の最後の撮影だったんですよね。だから気合い入れてやりました。でもあれ、カメラに向かって話して、カメラにブレザーをかけてるんですよね。はたから見ていたらちょっと寂しいですよね」と言い、会場の笑いを誘った。さらに、見事第1位に輝いた「チャラ男」篇については、意外だったと高杉さん。「あれは朝一発目の撮影だったので、テンションあげて撮影しました。パーカーやピアス、かばんのキーホルダーなど細かいところまで工夫しているんですよね」と撮影をふり返った。一方で高杉さんのお気に入りはというと、総選挙では第7位だった「理系男子」篇。「不思議なキャラクターで、セリフも覚えてるのが大変で、まだセリフを覚えてますね」と特に印象的だった様子。またもし、新しい甘杉シリーズをやるとしたら「学校の外に出て別の職業をしてみたいですね。皆さん、甘いものが必要な方も多いと思いますので、いろんな仕事をしてる人を演じてみたい」と希望を明かしていた。そして、イベントでは“ファンからの生質問”タイムも設けられ、キュンとする女性の言葉や仕草を問われると、「髪を結ぶ仕草とか髪を耳にかける仕草とかですかね…?」と高杉さん。すると、客席のファンが一斉に髪をかきあげ、高杉さんが照れてしまう一幕も。さらに「濃厚チョコブラウニーの新シリーズが来年から始まります!」とサプライズ発表もされ、詳細は後日、ブルボン公式Webサイトにて発表とのことだ。また最後は、来場者全員とハイタッチ会でお見送りも行われ、準備のために一度退場した高杉さんは、スタイリッシュなベージュ系のスーツスタイルに着替えて再び登場。この日一番の大歓声が上がっていた。(cinemacafe.net)
2018年10月26日俳優の高杉真宙が25日、都内の映画館で行われた「ブルボンPresents『高杉真宙 濃厚ファンミーティング』」に登場した。同イベントは、2017年からブルボンで限定webムービーとして配信されている「甘杉シリーズ」の集大成となるもの。とある高校を舞台に、「甘杉くん」に恋をする、主人公の女子高校生の主観で繰り広げられる全3タイプ・18本の胸キュンムービー「甘杉シリーズ」が完成している。第1弾はクラスメイトの甘杉くんのさまざまな胸キュンシーンを描いた8本、第2弾は王道イケメン・チャラ男・ヤンキーなどタイプの違う甘杉くんのさまざまな魅力を描いた5本。そして第3弾は漫画家の三次マキとコラボし、皆が憧れる新任教師・甘杉先生に扮した。○初のファンミーティング高杉にとって、初のファンミーティングとなった同イベント。開場直前に高杉本人の声でメッセージが流れた瞬間から歓声があがり、客席はテンションアップ。ステージに登場した高杉は「こういうイベントがあまりないので……楽しんでいただけたらと思います」と照れながら挨拶する。イベントでは、ファンからの投票で「甘杉くん」シリーズの「一番好きなシーンベスト10」を決定する総選挙の結果が発表された。第10位に入った、まだ少年の面影を残す第1弾の「甘杉くん」から、第4位の先生役「甘杉くん」まで、様々な高杉の姿が、大スクリーンで披露された。気になる第3位は「こんなイケメンがいたら学校が楽しい」「いるだけでいい」とコメントが寄せられた第2弾の「子犬男子」編。高杉は「トランペットを初めて吹いたんですよ。実はあの音は僕が吹いた音ではないんです。でも音は出せるようになりましたよ」と裏話を明かした。さら第2位は「ブレザー一生返さない」「下駄箱に頭打ちつけて下駄箱壊す」など熱すぎるコメントが寄せられた「王道イケメン」編。高杉は「最後の最後の撮影だったんですよね。だから気合い入れてやりました。でもあれ、カメラに向かって話して、カメラにブレザーをかけてるんですよね。はたから見ていたらちょっと寂しいですよね」と笑いを誘う。そして第1位は、同じく第2弾の「チャラ男」編。「もう気絶レベル」「これはキュン死以上のきゅんんんん!!!」とコメントが寄せられ、高杉は「意外な気がしましたね! あれは朝一発目の撮影だったので、テンションあげて撮影しました。パーカーやピアス、かばんのキーホルダーなど細かいところまで工夫しているんですよね」と思い出を振り返った。また、高杉のお気に入りは「理系男子」編だということも明かされた。イベントでは、「ファンからの生質問」コーナーも。「キュンとする女性の言葉や仕草は?」の質問に対する「髪を結ぶ仕草とか髪を耳にかける仕草とかですかね……?」という回答に、客席のファンが一斉に髪をかきあげ、高杉が照れる瞬間も。さらに出演する『賭ケグルイ』で、「翌日撮影があるときはセリフはもちろんですけど、どんな変顔すればいいのかな? と考えてました」と話が及ぶと、MCから"生変顔"のリクエスト。高杉は「どのくらいやればいいですかね。このくらいなら怒られないかな」と言いながらレベルの高い変顔を披露した。最後に、高杉から「濃厚チョコブラウニーの新シリーズが来年から始まります!」というサプライズ発表が行われ、会場は驚きに包まれる。詳細は後日、ブルボンの公式サイトで発表されるという。また、来場者全員とハイタッチでお見送りをすることになった高杉だが、スタイリッシュなベージュ系のスーツスタイルに着替えて再登場し、イベント中一番の大歓声が上がっていた。○甘杉総選挙ベスト10結果発表1位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くんチャラ男篇2位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん王道イケメン篇3位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん子犬男子篇4位…第2弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な放課後篇5位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! チラ見篇6位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! 黒板掃除篇7位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん理系男子篇8位…第3弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な呼び出し篇 9位…第3弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な球技大会篇10位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! 保健室篇
2018年10月26日女優の山本舞香が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。特別招待作品に選出された映画『ギャングース』(11月23日公開)で、キャバ嬢ユキを演じた山本。チェック柄のロングワンピースにジャケットをあわせたファッションで登場し、深いスリットから美脚を披露した。俳優の高杉真宙、加藤諒、渡辺大知がトリプル主演を務める同作は、『週刊モーニング』で連載されていた同名漫画を実写映画化。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉)・カズキ(加藤)・タケオ(渡辺)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした窃盗“タタキ”稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいくというストーリーだ。レッドカーペットには、山本のほか、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、菅原健、入江悠監督が登場。大階段では、加藤が山本をエスコート、また、ステージ降壇時には、菅原が山本をエスコートし、山本は照れ笑いを浮かべていた。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。左から菅原健、山本舞香、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、入江悠監督撮影:蔦野裕
2018年10月25日その麗しい顔立ちは、三浦翔平や高杉真宙、小池徹平、声優の梅原裕一郎に似ているとの声も上がっている若手俳優の犬飼貴丈(いぬかい・あつひろ)。先週、新垣結衣&松田龍平のW主演ドラマ「獣になれない私たち」(以下、けもなれ)がスタートすると、彼が演じる頼りないポンコツ社員“上野”の姿に、以前から彼を知るファンが騒然!「本当にこの間まで地球守ってた人かよ」「すっごいポンコツ具合で最高」「まさかの頼りないイケメン上野になってしまった」といったコメントがSNSに相次いだ。そう、犬飼さんはつい先日まで、「仮面ライダービルド」で主人公の仮面ライダービルド/桐生戦兎を演じていた元“ヒーロー”。身体能力抜群の天才物理学者からの激変ぶりはもちろんのこと、そのキュートな魅力に「小動物感ある」「けもなれの癒し枠」といった声や、「ここから時代が始まる感ハンパない」と早くも彼の大ブレイクを予見する声が上がっている。「左江内氏」にも出演!仮面ライダー出身・犬飼貴丈は若き実力派1994年6月13日生まれ、徳島県出身の犬飼さんは、2012年、第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、2014年の昼ドラ「碧の海~LONG SUMMER~」で俳優デビュー。以後、「ペテロの葬列」「ホテルコンシェルジュ」「OUR HOUSE」などのドラマにコンスタントに出演。福田雄一監督の「スーパーサラリーマン左江内氏」では、島崎遥香演じる左江内の長女・はね子のちょっと抜けた同級生・サブロー役で覚えている人も多いかもしれない。そして2017年、初主演作として射止めたのが「仮面ライダービルド」。犬飼さんは同役に決まった際には、「マネージャーさんに『ごはん行こうよ』と言われて、そうしたら台本を渡されて。ドッキリみたいだったから驚きのほうが大きかったけど、帰り道で喜びがこみ上げてきました」と、チャームポイントである笑顔で喜びを語っていた。平成仮面ライダーシリーズといえば、佐藤健、瀬戸康史、菅田将暉、福士蒼汰、吉沢亮、竹内涼真など、現在、映画やドラマに大活躍する若手俳優たちの登竜門と呼ばれて久しい。デビュー間もない時期やデビューと同時に大抜擢されることがほとんどだが、犬飼さんは3年あまりのキャリアを経ての起用となった。それは、「ビルド」の桐生戦兎が記憶喪失であり、バンドマンであったり、実は悪魔の科学者であったりといくつもの人物・人格を演じ分けなくてはならず、相当の演技力が必要とされたため。かつて新人俳優で複数の仮面ライダー/人格を演じ分けた佐藤さんも怪物級だったが、犬飼さんもその高い演技力が絶賛を受けている。最終回を迎えた際には、「皆さんが『仮面ライダービルド』という作品を覚えていてくれる限り、僕は一生仮面ライダービルド、桐生戦兎です」とキャストブログで語っており、まさに“一生モノ”の役と出会った犬飼さん。12月22日公開の劇場版『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では現在放送中の「仮面ライダージオウ」奥野壮とW主演し、2019年にはTVシリーズ続編となる「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」も控え、その言葉どおりにまだまだライダーとしての姿を目にする機会は多々ある。「けもなれ」ではポンコツ社員に!ガッキーと恋の予感も!?「ビルド」のブログや自身の公式SNSでもたびたび登場していたが、実はお茶目な性格の持ち主であることも犬飼さんの魅力。ところが!新たにスタートした「けもなれ」で演じているのは、やる気なし、野心なし、能力なし(?)の社会人としてはアウトな部類の営業マン、上野発(うえの・はつ)。脚本の野木亜紀子氏は「ビルドクラスタの皆様が犬飼くんにざわざわしている。けもなれの世界線では物理は苦手なようです」とツイートしていたが、物理が苦手どころか、笑顔でつい頑張りすぎてしまい、心身ともに疲弊する深海晶(新垣さん)を困らせる張本人のひとりだ。第1話では、自身が担当者でありながら、クライアントとの食事会の席で居眠り、会計やハイヤーの手配なども晶に丸投げ、見積もり書類でミスするなど、ボンクラなダメッぷりが全開。「はぁ、消えてなくなりたい」と呟く彼に、同僚の松任谷(伊藤沙莉)が「恋をしたほうがいい」と言ったせいなのか何なのか、第2話では晶に「好きになってもいいですか?」とまさかの告白をするらしく…。そんな「けもなれ」だが、早速、「ビルド」のキーワードにかけて“ベストマッチ”なるカップ麺を食べており、“分かりみのある”心憎い演出には「もっとやってください」との声も。「さあ、恋を始めようか」なんてセリフも登場するのか!?乞うご期待!「獣になれない私たち」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2018年10月17日人気若手俳優・高杉真宙が主演する映画『笑顔の向こうに』が、来年2月に公開されることが分かった。本作は、公益法社団法人日本歯科医師会の全面協力のもと製作。歯科医療をテーマに、若者たちの成長を描いた青春感動ストーリーとなっている。主演を務めるのは、『PとJK』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』、「セトウツミ」などに出演し、今後も『ギャングース』、劇場版『賭けグルイ』など注目作の公開が控える高杉さん。これまでも様々な役どころに挑戦してきた高杉さんだが、今作では歯科技工士・大地役を演じ、初の医療関係の役に挑戦する。またヒロインには、第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンオーディション2010にてグランプリを受賞し、『ロボジー』『リアル鬼ごっこ』「GTO」、「龍角散」「東京メトロ」のCMにも出演した安田聖愛。彼女は、大地の幼なじみの新人歯科衛生士・真夏役を演じる。ほかにも、辻本祐樹、西方凌、濱田英里、ayanonono、木村祐一、池田鉄洋、佐藤藍子、聡太郎、阿部祐二、善知鳥いお、中村昌也、阿部桃子、大出俊、熊切あさ美、藤田朋子、丹古母鬼馬二、大平サブロー、児島美ゆき、中山秀征、秋吉久美子、松原千恵子が参加する。監督は、本作が初の長編映画となる榎本二郎が担う。『笑顔の向こうに』は2019年2月、全国のイオンシネマにて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年10月15日トップスター・真風涼帆(まかぜ・すずほ)率いる宝塚歌劇宙組公演-本朝妖綺譚-『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』、ミュージカル・プレイ『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』が10月5日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇宙組『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』/『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』チケット情報第一幕の『白鷺の城』は、ストーリー仕立ての日本物レヴューで、陰陽師・安倍泰成と妖狐・玉藻前が1000年にわたり転生を繰り返しながら、争い、魅かれ合う様を綴る。平安時代、古代中国など、時や場所が移ってもめぐり合いや別れを繰り返す陰陽師と玉藻前との宿縁。トップスターの真風は陰陽師をはじめさまざまな役に扮するが、どの場面も艶やかで美しい。しっとりと優美に舞い踊る様に目を奪われる。狐の化身である玉藻前に扮するトップ娘役・星風(ほしかぜ)まどかは、愛らしくも妖艶に魅せる。もちろん日本物ならではの、色とりどりの衣装や舞台美術も見どころで、壮大なストーリーと絢爛豪華な世界観に酔いしれられる。第二幕の『異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-』は、15世紀のイタリア・フィレンツェが舞台。時の統治者ロレンツォ・デ・メディチに創作を依頼されながらも、従うことを拒み続けてきたレオナルド・ダ・ヴィンチ。しかし、ロレンツォの愛人カテリーナが、かつて寂しさを分け合った幼なじみであることを知り…。彼の創作の源が、ひとりの女性への愛であったと仮定し、若き日のダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎がドラマチックに描かれている。真風が演じるダ・ヴィンチは、一見爽やかな好青年だが、幼い頃に孤独に生きた過去を持つ。そんな陰の空気をもまといながら繊細に表現している。また、権力に屈しない信念と芸術への高いプライドを持ち、カテリーナへの一途な愛を貫く。一方、星風が演じるカテリーナは、ロレンツォ、ダ・ヴィンチだけでなくロレンツォの弟・ジュリアーノからも愛されるほど、美しく魅力あふれる女性。心を閉ざしていたカテリーナが、ダ・ヴィンチによって次第に心を開いていく様を丁寧に表している。また、ロレンツォ役の芹香斗亜(せりか・とあ)、ロレンツォを陥れようと画策するフィレンツェ司教グイド役の愛月(あいづき)ひかる、ジュリアーノ役の桜木みなとらも好演。ダ・ヴィンチとカテリーナとの愛はもとより、それぞれの陰謀や確執などが絡み合う物語に引き込まれる。公演は11月5日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場にて。東京公演は11月23日(金)から12月24日(月)まで東京宝塚劇場にて開催。東京公演のチケットは10月21日(日)発売開始。取材・文:黒石悦子
2018年10月12日ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSのスペシャルトークイベントが6日、ららぽーと豊洲で行われ、浦井健治、高杉真宙、柳下大が登場した。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本さとし&濵田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子、disc3は浦井&長澤まさみのペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。歌や生バンドもたっぷりの同作について、ミュージカル界のプリンスと名高い浦井は「本当にこのメンバーで歌っていけるのは、かなりキラキラしている感じがある。尊敬するdisc1のさとしさんがやり切り、今、松也がやってますから。タスキを引き継いで、3チームを完走させるのが目標です」と意気込む。さらに、MCのリクエストに答え生歌を披露……と思いきや、高杉演じるレスポールJr.の「明けない夜はSO LONG」を一節だけ歌い、会場からは「ええ〜〜!?」とブーイングが起こる。浦井は「こんだけ否定されるランダムスターある!? 右近(健一)さん! 右近さんの言うとおりやったよ!?」と苦笑。急遽もう1回イントロが流れ、浦井は実際に同曲を歌う高杉とともにもう1度一節を熱唱した。高杉が「めっちゃ緊張しました。いやでも、かっこよかった」と浦井について語ると、浦井は「膵臓、食べちゃった?」と、高杉が声優を務めたアニメ映画『君の膵臓をたべたい』にかけ、会場を笑わせていた。また、ちょうどdisc2昼公演の幕間を過ごす尾上と中継でトークも。尾上は「こんな1幕と2幕の間に中継なんて。健ちゃん! 休ませてくれ〜!!」とぼやきつつ、「柳下君お久しぶりです。ドラマでご一緒して。高杉さんは会ったことないです。初めまして」と次々と挨拶。「みんなもどんどん乗ってきてまして、熱も上がってるので、もっともっと盛り上げていきたいと思いますよ」と自身の公演についても語った。トークでは、「舞台裏自撮りPHOTO」も披露された。高杉はレスポールJr.の扮装をした自分の写真を映し出し、柳下は粟根まことから借りているというベースを持った写真を披露。柳下は、「前回グレコをやった北村(有起哉)さんが、粟根さんから借りて、10年間保存してたらしいです。10年ぶりに粟根さんに返しに来る前に、僕に来ました」と、意外な又貸し事情を明かした。浦井は、夫人役の長澤とのツーショット写真を見せる。「そんなにまだ会話してないんでね。いきなりカメラを渡されて、こんな距離感のあるツーショットない」と苦笑。初共演の長澤について「本当にすごいんですよ。お芝居もそうですし、鬼嫁っぷりもすごい。『尻に敷かれる』とはこういうことなんだな、という稽古場です。疲れて頭がぼーっとしてきた時に、クッキーをくれて、『糖分とりなさい』『いくらでも食べなさい』って」と、長澤に頼っている様子。さらに長澤と3回目の共演という高杉について、浦井は「生徒の役だったんだって」と説明し、「生徒を見守る感覚だって(長澤が)言ってました」と明かす。その他、トークでは「俺の験担ぎ方法」として、「お味噌汁」(浦井)、「生姜チップス」(高杉)、「5円玉」(柳下)と、それぞれの必須アイテムを紹介していた。ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSは、11月9日〜12月31日まで、IHI ステージアラウンド東京にて上演される。
2018年10月06日昨年11月、宝塚歌劇団宙組トップスターに就任した真風涼帆。今年『WEST SIDE STORY』、少女漫画が原作の『天(そら)は赤い河のほとり』で抜群の安定感とオーラを見せた。そして今回トップとして初のオリジナル作品2本立てで、2018年を締めくくる。【チケット情報はこちら】-本朝妖綺譚-『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』は、真風扮する陰陽師・安倍泰成と、トップ娘役・星風まどか扮する妖狐・玉藻前が、1000年にわたり転生し争い惹かれ合う、芝居仕立ての日本物レヴュー。真風は泰成の先祖・安倍晴明の映画も参考に、陰陽師の世界観に迫った。「舞台では 式神(陰陽師の命令で動く霊的存在)の存在が私の周りにいて舞で表現するので、そういうのも面白いです」。平安の都では優雅に、戦国時代では立ち回り風に勇ましくと、人格はそのままに玉藻前との宿縁を見せ、目が離せないだろう。ミュージカル・プレイ『異人たちのルネサンス -ダ・ヴィンチが描いた記憶-』は、若きレオナルド・ダ・ヴィンチ(真風)が、メディチ家を取り巻く権力闘争に巻き込まれながら、幼なじみのカテリーナ(星風)に引き込まれていく。「先生(作・演出の田渕大輔)は、私にぴったりだとおっしゃるのですが、最初にダ・ヴィンチ役と伺ったときは衝撃でした(笑)。彼は左利きかつ両利きだったとのことで、ポスター撮影では左利きの田渕先生を見ながら、ペンの角度も考えました」と明るく話す。ダ・ヴィンチの膨大な資料を調べるのも、「色々な歴史や価値観を知ることができ勉強になります」と前向きな真風。「こんな偉大な芸術家を私がどう演じたら…と思ったのですが、稽古をするうちにそのあくなき探究心や尽きることない想像力に、少しずつ共感していきました。彼は絵を描くために生物学を学び、解剖をし、色んなことに励んでいた。いきなりすごい絵が描けたわけではなく、才能と同じだけの努力をされてこられたのだなと感じました」。真風自身が本気で努力したのは、「宝塚音楽学校の受験を決めてからです。コンプレックスだらけですし、毎公演壁だらけ(笑)。でもこうやって作品を通して色々学ぶことができる」と謙虚だ。今年20周年の宙組を頼もしくリードしてきた真風。「宙組の歴史を考える機会が多く、改めて“宙組愛”を感じる年になりました。トップお披露目公演も気が引き締まりましたが、大劇場公演2作目でもっともっと自分自身成長していけたらと思います」公演は10月5日(金)から11月5日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、11月23日(金・祝)から12月24日(月・祝)まで、東京・東京宝塚劇場にて上演。取材・文:小野寺亜紀
2018年09月27日俳優の高杉真宙が15日、ブルボン「濃厚チョコブラウニー」のweb限定ムービー「甘杉くん」シリーズを振り返り、コメントを寄せた。同シリーズは、とある高校を舞台に、「甘杉くん」に恋をする、主人公の女子高校生の主観で繰り広げられる胸キュンムービー。2017年からスタートし、2018年現在では全3タイプの「甘杉シリーズ」が完成している。第1弾ではクラスメイトの「甘杉くん」との日常を描いた全8本が描かれ、まだあどけなさの残る学ラン姿の高杉の姿が、教室、体育館、廊下など様々なシチュエーションで描かれた。さらに第2弾ではタイプの違う5人の「甘杉くん」が登場! チャラ男、ヤンキー、王道、子犬、理系と、女子憧れの「甘杉くん」が揃う。そして第3弾では生徒役から大人の顔に進化を遂げ、女子なら誰もが憧れる若手新任教師「甘杉先生」が誕生。計18本のストーリーを繰り広げてきた。年齢を重ねるごとに、かわいらしいルックスから、大人の男性へと進化する高杉の魅力が全開の仕上がりとなっている。同社では、「高杉真宙 濃厚ファンミーティング」の特別ペアチケットが当たるキャンペーンを開催(9月26日まで)。過去のストーリーの人気ランキングをまとめた「甘杉総選挙」を上映するほか、高杉本人からのサプライズも行われる。さらにB賞では高杉史上初のオフィシャルカレンダー「高杉真宙 甘杉シリーズ限定カレンダー」を用意。これまでの「甘杉シリーズ」のオフショット満載の仕上がりとなっている。○高杉真宙コメント「甘杉くん」シリーズを初めてやらせて頂いた時、恥ずかしい気持ちになりつつやったのを覚えています。全部で3回やらせて頂いたんですがいまだに照れるのは変わらないですね。最初は学生だった甘杉くんが、先生になるとは思っていなくて、自分もそういう年齢になって来ているんだなと感じて嬉しくなりました。撮影ではお菓子を食べるカットがいくつかあるんですが、その合間でも楽屋でブルボンさんのお菓子を食べたりしていたので、マネージャーさんに食べすぎだ。とよく注意されてました(笑)。甘杉先生は自分がいつもはあまりやらない役の設定でもあるので、照れながらも楽しんでやらせて頂き、すごく印象に残っているお仕事です。今回のイベントとカレンダーは、甘杉シリーズの集大成みたいな感じで、とても楽しみです。
2018年09月15日“イクメン”とは子育てする男性(メンズ)の略称です。イクメンという言葉自体は浸透してきていても、お子さんがいる女性で「うちの夫はイクメン!」と思っている方は、まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。今回は、お子さんがいる女性にも、これから子どもを持ちたいと考えている女性にも分かりやすく、自称イクメンと真のイクメンの違いを解説します。妊娠中からも、すでに違いは現れる妊娠中からも、すでに自称イクメンと真のイクメンの違いは現れます。その違いを解説します。自称イクメン「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」自称イクメンは、妻のつわりがひどかったり、妊娠のストレスでイライラしていたりして、つらい思いをしている妻に、一見同情的で、理解してくれているように見えます。しかし、あくまでも、理解しているように見えるだけで、実際にはそのつらさを理解してくれてはいません。男性が妊娠中のつらさが分からないことは無理もないことなのですが、自称イクメンは、妻が妊娠中だから、積極的に家事を手伝う、という発想はありません。つらいかもしれないが、家事は今までどおりにこなしてほしい。そういった本音があるのでしょう。「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」これが、自称イクメンに多い言い分です。真のイクメン「自分にできることはする」真のイクメンは、妻がつらいと言う前から、自分にできることは積極的にやってくれます。仕事から疲れて帰ってきて、妻が料理を作っていなかったとしても、不機嫌になることもありません。料理が作れるなら妻の好きな料理を作り、料理ができないなら、妻の分の食べ物を買ってきます。妻の負担を少しだけでも減らし、妻が母子ともに無事に出産してくれればそれが一番いい。それが、真のイクメンの考え方です。真のイクメンは子どもが生まれてからも、家事までどうしても手の回らない妻をサポートしてくれます。まだ子どもが幼い頃に、その違いは一番はっきりと現れるまだ子どもが幼い頃、特に生まれたばかりのときに、自称イクメンと真のイクメンの違いは一番はっきりと現れます。生まれたばかりの赤ちゃんは、それぞれの赤ちゃん毎に違いははあるものの、一日中寝ない、泣きっぱなし、なんていうことはザラです。そんなときに、自称イクメンと真のイクメンはどのように違うのでしょうか。自称イクメン「俺、明日仕事なんだけれど…」子どもが夜に泣きやまないときに、自称イクメンは、あやしたり、抱っこしたりと、一応何かしようとはしてくれます。しかし、それが上手くいかずに子どもが泣きやまない場合、すぐにイライラしてきます。そして、最終的には「俺、明日仕事なんだけれど」など、妻が子どもを寝かしつけられないことを責めるかのような言い方をしてくる場合まであります。子育てを手伝おうとはしても、最後は結局ママに押し付けて自分は知らんぷりというのが、自称イクメンの特徴です。真のイクメン「泣き止むまでみるよ」小さい子どもは、揺れや振動によって寝ることがあります。そのために、子どもが夜に泣きやまないときに、ゆらゆらと揺らして抱っこをしたり、ドライブしたり、ベビーカーで散歩するのは寝かしつけにも効果があると言われています。毎晩ではなくても積極的に子供を抱っこしてくれたり、散歩やドライブに連れ出して、子供が泣き止んで寝るまでつきあってくれるような夫は真のイクメンです。基本的に、幼い子どもをメインで育児するのは母親になります。一日中、子どもと二人っきり⋯子どもはずっと泣いている。そんな状況は大変だと分かってくれているからこそ、真のイクメンは自分がいる時間ぐらいはと、育児をサポートする行動をとってくれるのでしょう。最終的な違いは「当事者として育児をしているか」結局のところ、男性が「父親なのだから育児をするべき当事者である」という意識をもっているかで、その違いが現れます。育児において、子どもにどのような接し方をしているのか、自称イクメンと真のイクメンは、似ているようで全く違います。自称イクメン「やっぱりママがやるのが一番だから」自称イクメンは、子どもの機嫌がよかったり、親戚の前だったりと、都合のいいときは「俺は子どもが大好きだから!」と言わんばかりに、子どもの世話を焼きたがります。悪意があるわけではないのでしょうが、あくまでも自分にとって負担があまりないことだけ、気がむいた時だけ手伝うというのが特徴です。子どものオムツ、とくにウンチのときもオムツを替える、子どもにご飯を食べさせる、着替えさせる、寝かしつけ⋯そういった地味で、なおかつ大変なことは、なかなかやりたがりません。そこで自称イクメンから出てくる言葉が「やっぱりお母さんがやるのが一番だから」という言い訳だったりするのですね。真のイクメン「できる人間がやればいい」真のイクメンは、できる人間がやればいいといった精神で、自分がやれることは率先してやってくれます。子どもがウンチをしても「うわーウンチ!」などと騒ぎながらも、オムツを替えてくれるのです。他にも、外でご飯を食べるときなどに、真のイクメンは当たり前のように子どもを自分の隣に座らせて、子どもにご飯を食べさせてくれます。普段は、ご飯を食べさせるのはお母さんである場合が大半。食事のときぐらいは妻にご飯をゆっくり食べてもらいたい、そんな優しさを随所に見せてくれるのが真のイクメンなのです。おわりに自称イクメンに対して、少々手厳しい内容になってしまいましたが、ほとんどの家庭では男性が家族を養うために仕事をしていて、なおかつ日本の企業では働く男性が育児には参加しにくいという背景があることも事実です。とはいえ、子育てがあまりに大変な時には、なるべく育児をサポートしてもらえるよう、夫にもあらためて相談をしてみましょう。また、もし夫が真のイクメンであっても、それに甘えすぎるのではなく、仕事もして子育てもサポートしてくれている夫に感謝し、夫を思いやることを忘れずにいたいですね。いつかは、イクメンという言葉自体がなくなって、夫と妻がお互いに支えあって育児することが当たり前という社会になるといいですよね。written by 大久保 舞
2018年09月07日この夏、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報が発表され、本編の公開は2020年とわかった。エヴァンゲリオンシリーズの主人公・碇シンジがもしも実写化されたら最も絵に近い人物大賞は羽生結弦が金メダル間違いないと思う。それじゃあ、銀、銅は誰? と考えたところ、高杉真宙が思い浮かんだ。根拠としては身長が高すぎず低すぎず、なにより華奢なこと。あと、顎がきゅっと細いが面長ではなくて顔が丸くて小さいこと。制服の白いシャツが似合うこと。ただちょっと高杉はシンジくんにしては瞳が大きすぎるかもしれない。漫画やアニメの独特のラインに近い人間はなかなかいないが、平成生まれはだんだんと漫画やアニメのラインに近づいてきているような気がする。平成8年生まれの高杉真宙はまさにそんな漫画やアニメと現実の境界が淡くなってきた時代の申し子のような存在だ(申し子って言ってももう22歳だけれど)。○個性が発揮された『虹色デイズ』佐野玲於、中川大志、高杉、横浜流星の4人主役で、高校生男子の青春群像を描いた映画『虹色デイズ』(飯塚健監督)はそんな高杉の個性が存分に出た作品だった。なっちゃんこと羽柴夏樹を佐野が、まっつんこと松永智也を中川が、恵ちゃんこと片倉恵一を横浜が、そして、つよぽんこと直江剛を高杉が演じている。彼らは、高校2年の春から高校3年の春までの四季のめぐりの中で恋、友情、進路などの問題を乗り越えいく。男子視点のティーン向けラブストーリーは珍しい。甘さもやや控えめでコメディ色が強く、でも清々しい、夏休みに見るのにふさわしい作品だ。冒頭、プールに浮いている男子4人の姿はインパクトがあった。顎がきゅっとして顔が小さくしゅっと痩せている高杉は、コスプレが趣味というキャラ設定も映える。コスプレを披露する場面も楽しませてもらった。アニメや漫画が好きでちょっとオタクなところもあるが成績は優秀で、コスプレの趣味が合うかわいい彼女もいて、だからつよぽんは4人の中で最もリア充だ。なっちゃん、まっつん、恵ちゃんは成績が悪く夏休みの補習を強いられているし、決まった彼女もいないでフラフラしている。なっちゃんは好きになった女の子とようやくうまくいきそうな感じで、まっつんと恵ちゃんはモテ過ぎてたったひとりに決められない。いろいろ定まっているという面において、つよぽんは4人の中では抜きん出て大人だ。ちょっとネタバレになるが、ある人物の誕生パーティーで事件が起きてみんなが部屋から出ていく時、ひとりだけ引き返してきてろうそくのケーキを消していくような冷静なところにも心くすぐられる。○漫画キャラのような透明感つよぽんはなぜこのガヤガヤした男子4人とつるんでいるのだろうかと思うほど、他の3人とはちょっと違った空気を醸す。そこは、『散歩する侵略者』(17年 黒沢清監督)で侵略者役を演じた時、いい意味で、地球人たちとの違和感を出してハマっていた高杉。ベタな生活感を払拭できる雰囲気を持っている。どこか浮世離れしている感じがあるのだ高杉は。それを感じて注目したのは、大河ドラマ『平清盛』(12年)。瀬戸内の海賊の棟梁の息子・小兎丸。少年ながら只者ではない感じを醸していた。その後、『仮面ライダー鎧武/ガイム』(13年)で人気を博す。浮世離れしながらも『虹色デイズ』の3人の中にほどよく溶け込んでいるところが、高杉真宙のポテンシャルだろう。顔が小さ過ぎるのと、3人がヤンチャキャラなので、ともすれば4人並ぶと目立たなくなってしまいそうだが、いい塩梅に存在感を残している。とにかく漫画キャラのごとく透明感ハンパないように思って見ていて、京都で撮った『逆光の頃』(17年 小林啓一監督)の主人公なんかもまさに半袖白シャツが似合う、理想の高校生を演じていたが、『虹色デイズ』では大きなスクリーンでは髭の剃り跡がうっすら見えてドキリとなった。やがて生々しい役もできそう。公開中の『君が君で君だ』(松居大悟監督)の目がどんよりしているクズ彼氏もなかなか良かった。残業で疲れた無精髭すら爽やかな(『シン・ゴジラ』の長谷川博己みたいな)、素敵な大人キャラに育ってほしい。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP 』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2018年07月31日俳優の横浜流星が、カルテット主演を務めた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベント付き限定上映に、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組(佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星)が主人公で、彼らの友情と恋を描く。撮影中に1台ずつ渡されたスマホで互いの写真を撮っていたという4人。横浜は、スクリーンに映し出された数々のオフショットを見ながら思い出を振り返る。冒頭のプールにジャンプするシーンでは一番打点が高かったものの、だんだん寒さに震えるようになり、「スタッフさんが作ってくれた(暖をとるための)命の湯がなかったら冗談抜きで死にそうになってましたね」と明かした。撮影中は「命の湯」にテーブルを持ち込み食事までしていたという。飯塚監督は「流星は『絶対、俺は行きます』と話をして、(ジャンプに)行ってくれて。『あのジャンプでメシ3杯はいけるね』と話してた」と告白する。さらに、他のショットではつよぽん(高杉)の部屋のセットに写っているポスターを見て「『時をかける少女』って、流星のジャンプっぽいよね」と思いついた様子。横浜は「『時をかける青年』できますかね?」と尋ね、監督から「『時をかける流星』でいいんじゃない?」と提案されていた。初めて会ってから4年が経つという2人だが、飯塚監督は横浜について「どんどん目にする機会が増えてって、確実にステージが上がって行ってる」と称賛。「自分たちが向けているカメラのフレームの中に流星がいるというのが、グッときたんですよ。たくましくなった。けいちゃんという役は立ち位置も難しいので」と振り返り、「すごく、視野広くなったんだなって感じがしました」と明かした。また、飯塚監督が「ちょっととらわれない役、パンチ効いた、エッジの効いた役をやりたいんだろうなというのはなんとなく思う。今、すごく模索してるんだろうな」と指摘すると、横浜も頷く。「少女マンガの作品もやっていきたいしですし、求められることをやっていきたいですけど、イメージを決めつけられたくなくて。いろんな作品をやっていきたいなというのはすごくあります」と心境を吐露した。横浜は、目指す役者像について「求められる人にはなって行きたいな。そのために実力をつけてコツコツやっていきたい。人気だけが先回りして、実力が追いつかないのが一番嫌なので」と語り、「いろんな作品に出て、いろんな顔を見せていけたらいいな」と希望を表した。アーティスト活動も行なっているが、「学ぶこともたくさんあると思うので、やったからには、得たものもお芝居に行かせたらいいなと思いますし、逆にお芝居で経験したものをアーティストの方にも出していけたらいいなと思います」と意気込んだ。
2018年07月27日俳優の中川大志が24日、都内で行われた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベント付き限定上映に、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たち(佐野玲於、中川、高杉真宙、横浜流星)の友情と恋を描く。今回は、チャラ男のまっつん役の中川と飯塚監督が2人きりで語り合うことに。飯塚監督は、3作目にして初の長編映画でのタッグとなった中川について初めて会った時のことを振り返る。オーディションに来た中川はすでにドラマでも騒がれていたため「ちょっと調子乗ってる時期なんじゃないの」と思っていたところ、「全然そんなことなくて、ドラマにも出てもらうことになって、とても面白かった」と好印象だったという。一方中川は『虹色デイズ』で男子チームを引っ張っていくまっつん役について、「まっつんみたいな役はあんまりなかった」としみじみ。「セリフとセリフの間に、合いの手をやっていくことが多い。台本に書き起こされていない『はいはいはい』みたいなノリは、リハーサルからいろいろ試して、意識して、やってたところ」と振り返った。また、もう一度見て欲しいシーンとして、中川は、まりっぺ(恒松祐里)と土手であんまんを分け合うシーンをピックアップ。「初めて見える松つんの表情や一面が出てくるところ」と説明する。すると飯塚監督が「結構あんまん、食べてもらったんですよ。お昼休憩後に食べるシーンで、弁当普通に食ってるけど大丈夫かな? と思ってたんです」と撮影を振り返る。中川は「そのあと後悔しましたね。予想以上に結構(あんまんを)食ったし、あんまんの皮が口の上のところに張り付いちゃって、台詞言えねー! みたいな。水分持ってかれるから難しかった」と苦笑した。その場に集まったファンにキュンとしたシーンを聞くと、「土手のシーンで、座ってる下にマフラーを敷くところ」と回答。中川は「あれも台本になかった。リハの1回目をやった時に監督から『敷いてみる?』と提案があって、現場で生まれたんですよ。あれが好きということで。ありがとうございます」と感謝する。また別のファンが「最後の『おい! おい! おい!』というところ」と若干モノマネをしながら答えると、「あれはもう僕が勝手にふざけてやったやつなんですけど、面白かったですか? 嬉しい!」と喜ぶ中川。「自分が勝手にやったものを見てくれてるって嬉しいですね」と、ファンの着眼点に嬉しそうな様子だった。
2018年07月24日映画『虹色デイズ』(公開中)の"虹の日"舞台挨拶が16日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。7月16日は、716=七色の日、ということで虹の日に設定されていることから、この日に舞台挨拶が行われた。イベントではキャストへのサプライズで、飯塚監督からの手紙が読み上げられた。「大作を書いてきましたよ」という監督だが、取り出した紙に4人は「ちっちゃ!」「買い物のメモくらい!」と総ツッコミ。実はこの紙は飯塚監督の小ボケで、実際に取り出された長文の手紙が改めて読み上げられる。焼肉、リハーサルや衣装合わせ、撮影を通して「本当に仲良くなってくれた」と4人をねぎらう飯塚監督は、一人一人についての印象を語りあげた。飯塚組に初参加となった高杉については「スケジュール的な問題で、リハーサルに参加できないことも、真宙が一番多かったもんね。だからこそ、ちゃんと知っています。家で一人で他の3人の声を思い出しながら、相当な想像力を使って、役を立体化してくれたこと」と明かす。「逆に、ピッチやリズム、間の取り方など、自分の苦手としていることも伝えてくれた」「その若さで臆することなくウィークポイントをさらけ出せることが本当に素晴らしいと思います」と称えた。また横浜については「気づけばもう5年も前のことになりますね」と初対面の時を振り返り、「あの頃、『今後俳優部としてやっていくかわからないです』と言っていたのを覚えています。どうですか? 22歳の今、定まったでしょうか?」と質問すると、横浜は真剣な表情に。飯塚監督は「本当はあの時点ですでに、流星の腹積りは定まっていたんじゃないか。だからこそ近年の活躍なんじゃないか。その負けん気が、今回の役にも良い作用を及ぼしてくれました」と感謝の気持ちを表した。飯塚監督は「当時16歳のあなたはブイブイ言わせてる頃でした」と、中川との初対面も振り返る。しかし「売れてきた若手特有のスタッフに嫌われる感じが全くなくて、芝居に真剣な一人の若者でした」と印象を語る。今回は3作目のタッグとなったが「俺がトライを提示して、大志がそれに答えてくれる。そんなキャッチボールが充実した時間でした。またしましょう」と呼びかけた。最後に、パフォーマーが本業の佐野に対して、初めて一緒にやった作品での「クランクアップした直後、俺は『芝居を続けろ、向いてるから。またやろう』といった気がします」というエピソードを披露すると、佐野も覚えていたようでうんうんと頷く。今回の撮影について「ツアーをやりつつの俳優の仕事はさぞ大変だったと思います。無論そんなことはおくびにも出さず、ちゃんと俳優部として現場に立とうとしていた姿は、俺たちスタッフ、全員に伝わってます」と語る。「一応だけど、また言っておきます。芝居を続けてください。いつかまたやろう」と改めて語りかけた。監督からはさらに、4人への卒業証書も渡されたが、そこには「卒業(仮)」の文字が。映画がヒット中なこと、さらに台湾と韓国での公開が決定したことを聞かされると、キャスト・監督ともに喜びを表した。最後に佐野は「自分の人生にとっても大きなことでした」と作品について語る。「たくさんの方々に届けて、より一人の男として、それぞれの道でまた成長して、みんなで集まった時に誇ってもらえるような人間になりたいし、高め合える存在になりたいと思います」と4人の方向性を示した。
2018年07月16日男子高校生4人が織りなす“友情”とピュアな“初恋”に胸がときめく映画『虹色デイズ』。佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星と、いま話題の若手実力派俳優4人がカルテット主演で贈る本作から、公開初週の週末映画ランキング・新作第1位の大ヒットスタートを受け、劇中よりも(?)“わちゃわちゃ”な彼らをとらえたメイキング映像が公開された。7月6日(金)より全国公開中の本作は、「ぴあ」映画初日満足度でも90.8点(7月7日「ぴあ」調べ)を獲得、10代男女の鑑賞満足度は97.0%(大変満足+満足の合計・7月6日~7月9日松竹WEB調査)と、全国各地で“虹色”旋風を巻き起こす、大ヒットとなっている。そんな中、今回到着したのは、キャスト自身も「撮影期間そのものが青春だった」とふり返る、彼らの仲の良さが垣間見られるメイキング映像だ。チャラくて、女好きなまっつん(中川さん)がクラスメイトの女子と戯れるシーンの裏側からはじまり、滝藤賢一演じる強面の田渕先生が制服の乱れを厳しく指導する場面など、飯塚健監督の細やかな演技指導と共に、男子高校生の日常が次々と再現されている様子が分かる。撮影の合間に4人が仲良く談笑する姿を収めている一方、杏奈(吉川愛)に対する気持ちが煮え切らないなっちゃん(佐野玲於)にイラついたまっつんが喧嘩をふっかけ、4人の友情に亀裂が入るシーンも…。いつもふざけている男子高校生たちの意外な真剣な表情に、キャスト陣の演技が光る1シーンとなっている。また、飯塚監督が自転車の乗り方を指導した佐野さんが練習に励む姿など、彼らが真摯に役に向き合う様子も収められ、4人のさまざま表情と劇中さながらの仲の良さに、ときめき、癒される映像となっている。『虹色デイズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年07月15日映画『虹色デイズ』。公私ともに深いつながりのある高杉真宙さんと横浜流星さんが、同級生役で共演。撮影裏話から憧れシーンまで、たっぷり語ってもらいます。高杉:今回、流星とは同級生役で共演したけど、実は俺たち、リアルでも同じ高校だったんだよね。横浜:うん、不思議だよな。前に真宙と舞台で共演したとき、「いつか同級生役をやりたいね」っていう話をしたのを覚えてる。でも、まさかこのタイミングで叶うとは。高杉:『虹色デイズ』は少女漫画原作の実写映画だけど、主役は男子高校生4人、というのが新しいなと思ったよ。横浜:こういう原作モノって、わりとファンタジーの要素が強い印象があったけど、『虹色デイズ』はリアルに描かれているというか。演じているときも、「この4人が現実世界にいたらどうか」ということを常に考えながら、自分の役と向き合っていた気がする。高杉:だから、高校生たちのテンション高い会話も、自分にとっては“あるある”な感じだった。横浜:誰かが何か言ったらそれに乗っちゃう、みたいな?高杉:そのリアルさっていうのは、4人の仲の良さがあってこそ、伝えられることだから。横浜:そういう意味では、撮影中も楽しかったもんな。キャラクター的に、真宙は今回の役で演じたつよぽんとあまり変わらない感じだった気がする。高杉:確かに、静かでマイペースなところは同じかも。反対に、役の中で4人を引っ張っていったのは、まっつん(中川大志)だけど、現実では(佐野)玲於かな。横浜:みんなでごはん行こうってなったら、場所決めてくれたしね。それに比べて俺はもう、自由すぎて(笑)。一人でフラフラしてた。高杉:ある意味、演じた恵ちゃんと似てるね。屋上、浴衣、夏祭り…。青春時代の憧れもそれぞれ。横浜:ちなみに、今回の映画で印象的だった撮影は?高杉:やっぱり、夏祭りのシーンかな。実際に出店を開いてもらったり、エキストラの方も大勢いるなかを浴衣姿で歩くのが楽しかった。そういうシチュエーションって恥ずかしくもあるけど、心の底では憧れでもあるよね。横浜:憧れってことなら、俺は屋上のシーンが楽しかったな。屋上で食べるごはんとか、何気ない会話とか、好きな子を眺めてわちゃわちゃしたりとか、そういうのを実際にやってみたかった、と思って。休み時間になったらみんなが必ずそこにいる、“たまり場”みたいなイメージ。高杉:演じる側も観る側も、そういう憧れを疑似体験できるのも、映画の魅力なのかも。…ちなみに、映画に登場する女の子たちの中で、いちばんタイプだったのは?横浜:俺はやっぱり、夏樹(佐野玲於)の片思いの相手だった小早川さんかな。自分が高校生だったら、の話だけど。放っておけない感じの子を好きになる気持ちはわかるなと思って。引っ張ってあげたくなる。高杉:(じっと見つめて)ふーん、じゃあ俺が女の子だったら、流星が目の前を歩いてくれるんだね?横浜:え、どういう想像…(笑)。高杉:いや、さすがに嫌だけど。男らしいな、と思ったから。横浜:やっぱり、最近は肉食女子が増えているらしいけど、気持ちを伝えるのは男からでなくちゃ…高杉:あ。その話、長くなるからやめてもらっていいですか(笑)。『虹色デイズ』ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の「友情」と「恋」がギュッとつまった感動の青春ストーリー。佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星のカルテット主演が話題に。全国公開中。©2018「虹色デイズ」製作委員会©水野美波/集英社たかすぎ・まひろ1996年生まれ、福岡県出身。出演映画『世界でいちばん長い写真』『君が君で君だ』が公開中。秋には主演映画『ギャングース』が公開。ジャケット¥32,500(コノロジカ)ベルト¥12,000(ジョン メイソン スミス)共にHEMT PRTEL:03・6427・1030Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグTEL:03・5412・1937)パンツ¥24,000(VICTIM/White GalleryTEL:03・6427・4996)シューズ¥23,000(カミナンド/グラビテートTEL:03・3464・6588)よこはま・りゅうせい1996年生まれ、神奈川県出身。出演映画『青の帰り道』が2018年冬公開予定。‘19年には主演映画『愛唄』が公開。シャツ¥23,000パンツ¥32,000(共にワコマリア/パラダイストウキョウTEL:03・5708・5277)靴はスタイリスト私物※『anan』2018年7月18日号より。写真・前 康介スタイリスト・石橋修一(高杉さん)伊藤省吾(sitor/横浜さん)ヘア&メイク・堤 紗也香(高杉さん)高草木 剛(VANITES/横浜さん)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年07月14日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(公開中)のメイキング映像が13日、公開された。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。6日より全国公開中の同作は、公開初週の週末興行成績にて映画ランキング新作第1位の大ヒットスタートを切った。また、ぴあ映画初日満足度90.8点(7/7ぴあ調べ)を獲得し、10代男女の鑑賞満足度は97.0%(大変満足+満足の合計 7/6~7/9松竹WEB調査)だという。SNSでは「こんな青春時代を送ってみたかった」「男子高校生4人の掛け合いが最高」といった絶賛の声が寄せられた。4人が醸し出す男子高校生のリアルな空気感は、撮影がはじまる4カ月以上前から行われたリハーサルにて徹底的に作り込まれ、キャスト自身も「撮影期間そのものが青春だった」と振り返った。メイキングでは、チャラくて女好きなまっつん(中川)がクラスメイトの女子と戯れるシーンからはじまり、滝藤賢一演じる強面の田渕先生が制服の乱れを厳しく指導する場面など、飯塚監督の演技指導と共に、男子高校生の日常が次々と再現されていく。撮影の合間に仲良く談笑しポーズをとる4人のわちゃわちゃショットが収められた一方で、杏奈(吉川愛)に対する気持ちが煮え切らないなっちゃん(佐野)にイラついたまっつんが喧嘩をふっかけ、4人の友情に亀裂が入る真剣なシーンも。さらに飯塚監督が佐野に自転車の乗り方を指導し、佐野が練習に励む姿など、キャスト陣が真摯に役に向き合う姿も収められている。
2018年07月13日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。女子チームから「写真撮り合ったりしてて、ラブラブでした」と撮影中の様子を明かされた男性陣。SNS用に1人1台ずつスマホを渡され写真を撮り合っていたという。佐野が「1人500枚ずつあるんですよ。真宙にいたっては、ほとんど俺の写真」と語ると、高杉も「いっぱい撮った!」と頷いた。高杉は「だって、面白いことしてくれるんですもん」と説明すると、中川が「そこの2人何なんですか?」と抗議。佐野が「多分、俺のこと好きなんだと思う」と推測すると、中川も「友情を超えた何かがある」と予想し、佐野は「わかんないよ。あるかもよ」とニヤリとして見せた。また、7月7日の七夕にちなみ、一人ずつ願い事を発表していくことに。佐野が「この映画がたくさんの人の心に残りますように」と発表すると、周囲からも「さすが座長」と称賛の声がかかる。佐野が「個人的には、ちょっとバカンスしたいなあ。海外の島」と希望し、できるなら高杉と2人で……と先ほどのやり取りを引きずっている様子。高杉が「だったら4人で行きたい」と言うが、中川は「俺らは遠慮しとくよ」と引いてみせた。さらに「恋する皆に虹がかかりますように」とロマンチックな中川、「また虹色デイズのメンバーで撮影が出来ますように」と真剣な高杉、「虹色デイズ、大ヒットしますように」と掲げ「玲於と一緒だからね。すいません」と謝る横浜と願い事が続く。横浜は「ウユニ塩湖に行きたい!」とも語り、中川が「じゃあ一緒に行こうよ。そっちの2人(佐野・高杉)はバカンスで、こっち(中川・横浜)はウユニ塩湖で」と組み合わせが分かれたようだった。女性陣は、「セレーナ・ゴメスと、DNCEに会いたい」(吉川)、「20歳になる友達の誕生日を祝いたい!」(恒松)、「誘惑に負けませんように」(堀田)とそれぞれ個性的な願い事を発表。最後に飯塚監督が「ディズニーランドが超空いてたら嬉しい!」と個人的な願いだったために、周囲からは「ちょっと止めて!」「別でお願いしてもらっていいですか!」と総ツッコミだった。
2018年07月07日