「高校受験」について知りたいことや今話題の「高校受験」についての記事をチェック! (2/9)
■これまでのあらすじ千佳の兄は単身赴任中で、義姉がワンオペ育児をしていた。ある日義姉が入院することになり、しばらく甥の瑛介を預かることに。すると千佳は、瑛介が想像以上に過保護に育てられていることに気づき始める。そんな中、瑛介が約束の時間を15分過ぎて学校から帰宅。大したことじゃないと思う千佳だったが、義姉と電話中の瑛介が「外出禁止でいいよ」と話しているのが聞こえてきて…。「どんな理由でも母は許してくれない」と外出禁止を受け入れる甥っ子に、困惑してしまいました。聞けば、その他にも厳しいルールがあって…。やりすぎに思えるけど、本人がそこまで嫌がってないので、私たちは口を出せません。せめてうちにいる間はのびのび過ごしてもらおう。夫とキャッチボールする甥っ子はすごく楽しそうで、小さい頃から野球が大好きだと話してくれました。夫が素朴な疑問をぶつけてましたが、お義姉さんの勧めで入ったバスケ部も今は大好きだそうで…。「教育熱心なのはいいけど、厳しすぎじゃない?」と私は兄に探りを入れてみたのですが…。「今年受験だから気合い入ってるんだよ」とお義姉さんの行動について、あまり心配していないようでした。次回に続く(全17話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年10月11日■これまでのあらすじ千佳の兄は単身赴任中。甥の瑛介は強豪バスケ部のエースかつ成績優秀で、千佳は「きっと育て方がいいんだろうな」と義姉を尊敬していた。ある日義姉が入院することになり、しばらく瑛介を預かることに。きちっとした瑛介の行いに感心する千佳だったが、当然のように「平日は朝5時半に起こしてほしい」と頼まれギョッとする。そして翌朝、瑛介から寝癖を直してほしいとドライヤーを渡されて…。甥っ子に寝癖直しを頼まれて断れなかった私。夫が「中学3年になったんだから自分でやろう」と話してくれて…少しホッとしました。きっと家では過保護に育てられてるんだろうなぁ。お義姉さんは普段から何でもやってあげてるのかな?帰宅した甥っ子がいきなり私に謝ってきたのはびっくりでした。何事かと聞けば、門限を過ぎてしまったらしく…。いやいや、うちから学校は遠いんだから、全然気にすることじゃありません。でも、甥っ子は落ち込んでいて…。すぐにお義姉さんと電話をはじめたので、心配しすぎじゃないか…?と思っていました。すると「外出禁止でいいよ」と甥っ子が話していて…。思わず、動揺してしまいました。次回に続く(全17話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年10月10日■これまでのあらすじ千佳は先日家を購入し、この日は同じ区内に住む兄夫婦が遊びに来ていた。兄は単身赴任中で、基本的には義姉が育児を担当。2人の息子である瑛介は、強豪バスケ部のエースかつ成績優秀で、千佳は「きっと育て方がいいんだろうな」と義姉を尊敬していた。そんな中、義姉が瑛介の口元の汚れを拭う姿に違和感を覚えて…。兄家族の近くに住んで半年が経ち…。息子が小学6年になった春、お義姉さんが入院するため、甥っ子を預かってほしいと連絡がきました。兄は単身赴任先が繁忙期で、まとまったお休みが取りづらいそう。夫と息子に相談したところ快諾。甥っ子と一週間暮らすことになりました。同居生活はうまくいくと思っていたのですが、私にしてくるお願いがやたら細かくて…。甥っ子はしっかり者だけに、こだわりが強いタイプでした。完璧主義なのかな…と戸惑っていたところに「寝癖直し」を頼まれ、驚いてしまいました。次回に続く(全17話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年10月09日中学2年の甥っ子は、強豪バスケ部の好青年です。とても優秀で、塾なしでほぼオール5だそう。本当に羨ましいくらいの「いい子」です。きっとお義姉さんの育て方がいいんだろうな。自由奔放なうちの子もこんな風に育ってほしい。私は甥っ子を惚れ惚れ見ていました。すると、お義姉さんが飲み物を注いだり、食事を取り分けたりと世話を焼いていることに気づいたのです。しかも、自然な様子で彼の口の周りを拭いてあげていて…。中学生なのに…? と少しの違和感はあったものの、息子が可愛いんだろうなぁとその時は深く考えませんでした。次回に続く(全17話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年10月08日株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田 彰人)では、通信制高校の生徒や卒業生をインターン生として迎え、彼らと共に通信制高校のリアルを届ける活動を始めました。インターン_集合■「11人に1人」が通う通信制高校ここ十数年、通信制高校は個性と多様性を育む学びの環境として、常にポジティブな変化を続けてきました。その結果、たくさんの可能性を提示できる教育機関に進化し、2024年8月時点で通信制高校の生徒数は過去最多の29万人を突破しました。(※1)高等学校の生徒数推移しかし、社会的な認知のされ方においてはまだまだ旧来のイメージも強く、実態とのギャップを抱えています。通信制高校に対するイメージ調査によると、良くない印象を持っているという回答が4割近くありました。(※2)インターネットで「通信制高校」と検索すると、「人生終わり」「やめとけ」「ずるい」などのネガティブなワードが見られ、そんな偏見から、通信制高校に通っていることをおじいちゃんやおばあちゃんに半年間も打ち明けられなかった、などという話も聞いたことがあります。通信制高校に進学することは、本当に胸を張れないことなのでしょうか?私たちは、通信制高校の仕組みを使って留学したり、好きなものをとことん学んで、未来に羽ばたいていく生徒たちをたくさん見てきました。そんな子たちが、全日制高校だけが正しい選択とは限らないと教えてくれたのです。そこで、インターンシップ活動として、通信制高校のリアルな情報を発信してくれる「メンター」(※3)を募集することにしました。※1 文部科学省「学校基本調査 令和6年度」(「政府統計の総合窓口(e-stat)」) ※2 プレマシード「通信制高校に対するイメージ調査」 ※3 メンターとは、お手本としてアドバイスや指導を行い、成長や精神的なサポートする人のこと。先輩や年上の方のメンターをする場合は、リバースメンターと言い、苦手とするSNSの使い方や、若い世代の価値観を教える。■「通信制高校を選ぶことは誇り」集まったインターン生プレマシードでのメンターの役割は、まだ世の中に知られていない通信制高校のリアルを発信していくことです。同世代として10代はもちろん、年上の方へのメンターである「リバースメンター」として保護者世代にも情報発信を行います。インターン通信制高校も立派な選択肢の一つ。間違った情報のせいで、胸を張れず、消極的な選択になってしまうなんて、もったいないと思いませんか。全ての若者が、自分らしい学びの環境を選べる世の中にするため、通信制高校の日常や学校選びに対する考え方など、彼らのリアルな視点からさまざまな情報をお届けしていきます。皆さま、メンターとして集まった素敵なメンバー、そしてプレマシードの今後の活動に、ぜひご注目ください。■代表取締役 岩田 彰人 メッセージ代表取締役_岩田 彰人「誤った認識が偏見を生んでいるのだとしたら、まず生徒たちの笑顔あふれる姿を見てほしい」そんな思いが今回のプロジェクトの原点です。インターンシップ活動では通信制高校の卒業生や現役の生徒たちにメディア運営に携わってもらい、彼らのアイデアを詰め込んだSNS活動や企画立案など、現時点で面白い構想がたくさんあります。今後数百人のインターン生を集め、通信制高校に対するイメージの転換を仕掛ける考えです。■オフィシャルサイトプレマシードオフィシャルサイト_top10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。 ▼インタビュー記事・『不登校から海外へ飛び立つ!通信制高校で実現するグローバルな未来』 ・『不登校を乗り越える。通信制高校とゲームが開く新しい扉』 ・『通信制高校に入って、初めて気付いた。自分らしく過ごす大切さ』 ・『通信制高校でプレッシャーから解放され、学習塾もバランス良く併用して大学進学に挑みたい』 ■Go通信制高校Go通信制高校多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。 ■会社概要商号 : 株式会社プレマシード代表者 : 代表取締役 岩田 彰人所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18-19 the Folks 3B/3F企業URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月08日自閉症中2息子、将来なりたいものはある?Upload By かなしろにゃんこ。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の息子リュウ太は小さい時から電車と車が大好きで、その話ばかりしているような子どもでした。中学2年生の秋に「来年度は進路を決めることになるけど、何かやりたいことあるの?」と聞いてみると「将来は、鉄道関係か車業界の仕事がしたいかな~」と言いました。ちょうどオープンスクールの時期だったこともあり、見学を兼ねて行ってみることにしました。Upload By かなしろにゃんこ。向かったのは、自宅から電車で40分、都心にある私立の高校です。見学した当時、普通科と鉄道の運輸科、自動車の整備を学ぶ機械科の3つの科がありました。その高校のオープンスクールでは、学生が作るお好み焼きや焼きそばやなどの屋台があって、老若男女さまざまな人が集い、楽しい雰囲気でした。運輸科では鉄道サービスを学ぶカリキュラムについて、機械科では自動車の仕組みをじっくり学んでいくカリキュラムについてなど、生徒の方々が丁寧に説明してくれました。実際に授業で使っている機械や道具、教室も見ることができました。Upload By かなしろにゃんこ。「もうすぐ受験なんだから」「勉強しないと!」と言われてもピンと来ていなかったオープンスクールがきっかけとなりリュウ太は進路を真剣に考えるようになったのですが、数年後にこの時どう思っていたのか本人に聞いてみました。リュウ太は「オープンスクールスクールに行く前は『もうすぐ高校受験なんだから進路を決めないと』『将来やりたいことはなに?』『受験に向けて本腰入れて勉強しないと!』とか親に言われても全くピンときてなかった。『受験』そのものがイメージできなくて、その時期が来たら流されるままになんとかするんだろうな、くらいにしか考えていなくて。まず受験って何をするのか、どんなことが待っているのかも分からないのに親が勝手に騒ぎすぎ!受験なんて経験していないから本当にリアルに感じられなかった」と話してくれました。Upload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。そして「オープンスクールに行って学校見学をして『自分も進学したらこんな風になるのかな』とビジョンが見えたよ。興味がある学科とか学校を体感することで高校で何をやりたいか考えることができたかもしれない」と教えてくれました。Upload By かなしろにゃんこ。そうなんだ、体験していないことを親が先回りして受験だからとアレコレ勉強しろと伝えても子どもって何も分からなかったし、感じてなかったのか!とこのとき初めて分かりました。そして、言葉よりも経験が必要だったのねとも思いました。中学2年生でオープンスクールで学校を見に行ったのは思いつきからの行動でしたが、もっと早くからほかにも学校見学をしていたら意識が変わって、何か違う道も開いたかもしれませんね。Upload By かなしろにゃんこ。リュウ太は、オープンスクールで見学した高校に進学したいと決めますが、成績や提出物などの問題で内申書的に難しく、担任の先生の判断でその学校を受験することを断念。代わりに自動車整備士を目指すための専修学校を目指すことにしました。オープンスクールで行った高校に入学することは叶いませんでしたが、このことがきっかけとなりリュウ太は好きなことを職業にしたいと専修学校に進み、その後その分野で就職もしたので、結果として良かったのかもしれません。オープンスクールでの学校見学は、リュウ太の人生のターニングポイントになっていたのかな?と思う母でした。執筆/かなしろにゃんこ。(監修:初川先生より)リュウ太くんの進路選択における学校見学のエピソードをありがとうございます。大人になったリュウ太くんが言っていましたが、子ども本人にとって、「高校」「受験」「進路」「そのための勉強」など、あまりピンとこないものです。場合によっては、必要以上に恐ろしいものと受け止めてしまう場合もあります。まずは、高校というものがイメージできない場合もありますので、まさに百聞は一見に如かず、実際に高校へ行ってみたことが良かったと思います。また、本人の興味関心のある学科・コースがあったり、入りたい部活があったりするところから行ってみたのもすばらしいですね。遠出が苦手なお子さんは近くの(頑張ったら入れそうな)高校から見に行くのでもいいと思います(興味もそんなにないのに遠くの学校に行ってしまうと、緊張と疲れで“高校”全てについていい印象から遠ざかってしまう可能性もあります)。実際には、はじめに見学に行った高校には進学しなかったようですが、そういう場合もあると思います。「ここにする!」と決めきらずに、要素として見ていく(好きな学科がある、近い、入りたい部活がある、制服が素敵など)中で、次なる候補も複数見ておけると良さそうです。秋は文化祭や体育祭など、公開される行事も多い時期。ぜひ親子で見に行ってみてください。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年10月08日通信制高校のオープンキャンパスASD(自閉スペクトラム症)の太郎は、中学3年生。特別支援学級に在籍している。私は太郎の中学卒業後の進路について、担任の先生、放課後等デイサービスのスタッフの方、主治医に話を聞いたり、Webサイトで高校の情報を得たりした。そして、太郎の特性を考慮し、2つの高校に絞った。家から通学時間が30分圏内の普通科高校と、通信制高校である。太郎に「高校」「オープンキャンパス」の話をすると、実際に目の前にしていないため、なんのことやらという表情になり口数が減る。それでも私は、家からの交通手段、通学時間、学校の特色、合わせて太郎になぜこの高校がいいと思ったかを説明した。そのうえで、7月半ばに初めてのオープンキャンパスに参加した。通信制高校であるが、月曜から金曜まで登校が可能な高校である。一学年が30人と少人数ということに加え、通常のクラスに入れないと感じたり苦手とする授業を受けたりする時には個別に指導していただける教室があるところが魅力だと考えていた。また、授業の開始時間が普通科高校と比べて1時間ほど遅いため、満員電車も避けられる。乗り物酔いをしやすい太郎にとっては、好条件だと考えていた。Upload By まゆん校舎に入る前から太郎は緊張していて、口数が減っていた。校舎に入ってからは在校生の実体験や先生からの学校説明があった。太郎はその時点ですでにガチガチに固まっていて、私が話しかけても首を縦に振るか横に振るかで声を出せなくなっていた。「緊張している?」と小声で声をかけると、こくんと縦に首を振った。「少し水分摂る?」と再度声かけをした。太郎は首を横に振った。1時間超の説明が終わるまで太郎はずっと声を出すことなく、緊張が伝わってきた。説明のあとには、高校の先生と簡単な三者面談が設けられていた。高校の先生との三者面談Upload By まゆんそこでも太郎の緘黙、緊張状態は変わることなく……というより、さらに強く表れた。先生が太郎に話しかけても視線も合わせることなく、下を向いたままで頷くこともやっとの状態になっていた。先生も異変に気づいた表情をされた。私はすぐに、ASD(自閉スペクトラム症)の太郎の特性を説明した。先生は「なるほど、その特性を伝えてくださっていたら、面接時にこちらも配慮いたしますので」と返事が返ってきた。そして、先生は三者面談の間で何度か太郎とコンタクトを取ろうと、さり気ない声かけに挑んでくださっている様子だった。太郎は緊張のあまりに返事をすることはできなかったが、私は先生の対応を見て少し安心した。この高校のオープンキャンパスは1度だけではなく、数回開催される。2回目は実際に体験授業を行う内容だった。三者面談の最後に、先生から「2回目のオープンキャンパスに参加したいか」という質問があった。オープンキャンパス開催の日付けや説明が書かれてある用紙が机の上にあったのだが、太郎は指さした。「数学の体験授業」だった。先生は反応した。「お、そうかそうか。数学を体験したいんだ。得意?」太郎は首を横に振った。「苦手かな?」太郎は縦に首を振った。「うん。そうか。実際体験してみよう」と先生は言った。Upload By まゆん太郎自ら2回目のオープンキャンパスの日付けを選び、体験授業の学科も選んだ。緊張している中で何も考えることができていない訳ではなかった。意思表示を少しでもできたことに、私は安心した。ただ、この状態での受験や高校生活に不安を覚えた私だった。体験授業では…そして、2回目のオープンキャンパスにも参加してきた。慣れない場所、初めて出会う人たちとのグループワーク、数学……すべてが太郎には苦手なことだった。保護者はそのグループワークを見守る形だったのだが、私は気が気でなかった。太郎は、問題が分からず固まってしまった。そこで助けてくれたのは、学校の先生とグループワークに参加していた高校生だった。ほかの生徒と比べることは良くないかもしれないが、学校の学力レベルと太郎が合っているのかを見極めることは、この先の高校生活に重要になってくると思っている。今回の授業体験では……太郎が一人浮いているようにも見えた。私の不安は募った。オープンキャンパスの帰り道、太郎は少し暗い表情をしていた。私はしばらく太郎の様子を見守り知らぬふりをして声かけもしなかったが、あまりにも声を発さなかったため、たまらず声をかけた。「ちょっとグループワークが難しかった?」太郎はこう答えた。「うん」そのひとことだけが返ってきた。ひとことに重みがあり、私も不安がまた募った。「どうしても参加が難しい時は、別のクラスに行けるって説明していたから、そうしたらいいね」その場しのぎのようなフォローの声かけに太郎はまた、「うん」それだけだった。執筆/まゆん(監修:初川先生より)太郎くん初めての高校オープンキャンパスへの参加エピソードをありがとうございます。高校という存在自体が未知で、入るには試験や面接など何らかの関門があるということは多くの子どもたちが知っているので、ただでさえ新奇の場所に苦手さを感じやすい特性がある中で、より一層不安緊張が高まってしまったことと思います。太郎くん本人の意思もあり、2回目にも参加できたのはよかったですね。場や人に慣れてきてようやく見えてくるその学校の特徴というものがあるでしょうから、複数回参加できる場合にはしてみるといいと思います。また、まゆんさんが書かれていたように、まわりの中3生がどんな感じのお子さんかということも見ておけるといいと思います。体験授業や部活体験などがあるとそのあたりが感じ取りやすくなりますね。発達障害や不登校歴のあるお子さんの場合、高校が行う説明会で説明を聞くことだけではなく、その後に開催されることの多い「個別相談会」にも参加できるとよいでしょう。まゆんさん、太郎くんははじめから参加されていて何よりです。学校生活について気になることを聞いてみることだけでなく、お子さんの特性についてや高校生活でつまずくかもしれない点について簡単に高校側に伝え、学校側の反応を見ることは大事です。今回、通信制高校を見学され、また普通科高校も検討されているとのこと。通信制と全日制普通科だと、この両者の違いは大きくは単位認定の方法です。通信制高校の場合、単位制であることが多いため、仮に何らかの単位をその学年で取得できなくとも、翌年度以降に取得すればよいということになります。全日制普通科の場合、その学年で取得する単位を1つでも落としてしまうと留年か退学になります(※全日制単位制の学校もあります)。また、単位取得にあたっても、定期試験以外にどのような評価項目があるのか(予習復習が必須、高頻度な小テストがあったり、レポートや、あるいはグループワーク、グループ研究のようなものが入っていたり、ディスカッションなどに重点を置く場合などもあり、学校ごとの特色が出やすいところです)について確認しておくことも大事です。何校か見ると、保護者の側もどんなところをよく確認したらいいかが分かりやすくなりますので、はじめから1校と決めるのではなく、複数校見てみることをおすすめします。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年09月10日株式会社日本教育指導総合研究所JETが運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、過去問学習の重要性や効果的な取り組み方をお伝えする「過去問活用セミナー」を、2024年9月9日(月)・11日(水)・13日(金)に開催します。中学受験生の保護者対象セミナー■「過去問活用セミナー」とは●中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、毎年開催している入試対策において必須である過去問演習をどう進めていけばよいのか、不安やお悩みを抱えるご家庭・少しでも早く最善の学習法を実践したい保護者の方に向けた中学受験生の保護者対象セミナー●今年は3日間、対面とオンライン、計5回で開催●中学受験のプロならではの着眼点と豊富な経験で、過去問学習の重要性を伝え、受験生が抱えるお悩みを解消●理論としても実践としても、分かりやすく体系立てられた学習戦略を体験可能●セミナー終了後にはプロ講師による1対1の学習相談会も実施■開催概要セミナー名: 過去問活用セミナー日程: 2024年9月9日(月)・2024年9月11日(水)・2024年9月13日(金)時間: 2024年9月9日(月)[午前の部(対面)]9:30開場10:00~12:30国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月11日(水)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月13日(金)[午前の部(対面)]9:30開場10:00~12:30国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30国語 理科 社会 算数(各教科別)会場: 受験Dr. 四谷本部校東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル 7F受講料: 11,000円(税込)(四教科・全般 講演資料含む)お申し込み: 電話(03-5304-8225)もしくは下記申し込みフォーム【セミナー参加特典】講演資料事前送付【学習相談】希望者【注意事項】・6年生の保護者対象※5年生以下不可・同業他社の参加禁止・セミナー中の撮影・録音・録画禁止(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年08月31日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、過去問学習の重要性や効果的な取り組み方をお伝えする「過去問活用セミナー」を、2024年9月9日(月)・11日(水)・13日(金)に開催します。お申し込みURL: 2024年 過去問活用セミナー■「過去問活用セミナー」とは●中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、毎年開催している入試対策において必須である過去問演習をどう進めていけばよいのか、不安やお悩みを抱えるご家庭・少しでも早く最善の学習法を実践したい保護者の方に向けた中学受験生の保護者対象セミナー●今年は3日間、対面とオンライン、計5回で開催●中学受験のプロならではの着眼点と豊富な経験で、過去問学習の重要性を伝え、受験生が抱えるお悩みを解消●理論としても実践としても、分かりやすく体系立てられた学習戦略を体験可能●セミナー終了後にはプロ講師による1対1の学習相談会も実施■開催概要セミナー名: 過去問活用セミナー日程 : 2024年9月9日(月)・2024年9月11日(水)・2024年9月13日(金)時間 : 2024年9月9日(月)[午前の部(対面)]9:30 開場10:00~12:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40 個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月11日(水)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月13日(金)[午前の部(対面)]9:30 開場10:00~12:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40 個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)会場 : 受験Dr. 四谷本部校東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル 7F受講料 : 11,000円(税込)(四教科・全般 講演資料含む)お申し込み: 電話(03-5304-8225)もしくは下記申し込みフォーム 【担当講師】セミナー担当講師*安部 公一郎 講師(写真中央右) 受験Dr. 塾長 京都駅前校校長 クラウンドクター講師*春野 陽子 講師(写真中央) 国語科講師指導最高責任者 国語科御三家最高責任者 国語読解方程式ノウハウ開発最高責任者 クラウンドクター講師*海田 真凜 講師(写真中央左) 四谷本部校校長 校長総責任者 クラウンドクター講師*亀井 章三 講師(写真右) 自由が丘校校長 教科総責任者 クラウンドクター講師*清水 栄太 講師(写真左) 社会科責任者 社会科長 スーパードクター講師【セミナー参加特典】講演資料事前送付【学習相談】希望者【注意事項】・6年生の保護者対象 ※5年生以下不可・同業他社の参加禁止・セミナー中の撮影・録音・録画禁止■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供。開成中学校の合格者数は2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の5年で計51名となり、個別指導No.1の合格実績を達成。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役社長: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、麻布十番校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月29日山上貴司/70thセレブレーション・コンサート実行委員会主催、『山上貴司70th セレブレーション・コンサート~都立芸術高校・都立総合芸術高校の卒業生、教え子たちと共に~』が2024年9月10日 (火)に紀尾井ホール(東京都 千代田区 紀尾井町 6番5号) にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ファゴット奏者・山上貴司の70歳を記念して、長年指導に尽力してきた都立芸術高校・都立総合芸術高校の教え子たち、仲間たちが集結。プログラムハイドン:交響曲 第6番「朝」第1楽章シューベルト:『キプロスの女王ロザムンデ』第3幕間奏曲R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナーデE. オットー=ターラー:2本のファゴットのための協奏曲クロイツァー:バス、ファゴット、ピアノのための『死のファゴット』ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナーデ第1、2、5楽章ハイドン:交響曲 第45 番「告別」終楽章よりAdagio公演概要『山上貴司70th セレブレーション・コンサート』~都立芸術高校・都立総合芸術高校の卒業生、教え子たちと共に~公演日時:2024年9月10日 (火) 開演19:00※開場18:15会場: 紀尾井ホール(東京都 千代田区 紀尾井町 6番5号)■出演者Flute:上野星矢、中野一麻Oboe:南方総子、保坂静伶奈Clarinet:鈴木生子、松本健司Fagott:山上貴司、村山奈菜Horn:中里奈月、伊勢久視、岩下光樹、馬見塚友輝Violin:茂呂明子、大河内涼子、山川絢子、本堂祐香、森岡聡、町田匡、吉川采花、林亮太Viola:長田真理子、脇屋冴子、世川すみれCello:新井幸子、友田唱Contrabass:鈴木陽子Piano:浦壁信二、谷合千文Bass:大野光星MC:池田海人(俳優・演出家)■スタッフ主催:山上貴司/70thセレブレーション・コンサート実行委員会助成:NPO法人イエロー・エンジェル協賛:日本ダブルリード株式会社/管楽器専門店ダク/野中貿易株式会社/株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン/アカデミア・ミュージック株式会社/セブンイレブン秋川駅東店/社会医療法人 抱生会 丸の内病院/Shindo合同会社後援:東京都立芸術高等学校同窓会 緋水/日本ファゴット(バスーン)協会/信州まきたばの会/長野県ダブルリード協会■チケット料金一般:5,000円学生:4,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月30日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの<娘の中学受験をバカにしてくる極悪義母>を紹介します。夢を叶えるため娘が中学受験を控えていた主人公。しかし義母から女に学は必要ないと否定され、さらに結婚当初から続くひどい嫁いびりに困っていました。義母への対処は夫に任せ、主人公は受験まで娘のサポートに専念することに…。夫の恩師が偶然にも娘の受験校の理事長だったことから、孫の受験失敗を願う発言が理事長の奥様でもある友人に伝わることになった義母。しかし周りに叱責されても孫の夢を否定する姿勢は変わりません。1番近くで娘の頑張りをみてきた主人公は、義母に負けず立ち向かいます。≪HPはこちら≫口を慎みなさいよ!立ち向かう嫁受験結果に目を向ける義母出典:Youtube「Lineドラマ」[nextpage title="0i0F0[…"]どうせ不合格なんでしょ>合格しましたよなんですって!?出典:Youtube「Lineドラマ」[nextpage title="k0n…"]義母の予想外の結果何か文句でもございますか?反撃できない義母出典:Youtube「Lineドラマ」[nextpage title="Z0og,l0g…"]娘が本気で医者を目指してます【次回予告】出典:Youtube「Lineドラマ」今まで義母のひどい嫁いびりに耐えてきた主人公でしたが、大切な娘を守るため今度は1歩も引き下がりません。そして娘は無事に受験に合格。主人公の娘だからと落ちたものと決めつけていた義母は、驚いて何も言えなくなってしまったようです。娘自身が夢を見つけ、そして努力してきたことを知っている主人公は義母のひどい発言を許しません。LineドラマさんのYouTube※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2024年07月27日今回は「娘の中学受験をバカにしてくる極悪義母」を紹介します。女が進学校に行く必要はないという持論を展開し、孫娘の受験失敗を願う義母。しかし義母の意に反して、孫娘は志望校に合格。その後…義母から再び連絡怒っている義母なんですか?出典:Youtube「Lineドラマ」受験校の理事長夫人と知り合い言ったのあなたでしょ!?え?出典:Youtube「Lineドラマ」怒りが収まらない義母お義母さんほどではないと思いますが私の友達に変なこと吹き込むなんて出典:Youtube「Lineドラマ」私は全く関わっていませんから次回予告理事長にチクった犯人が判明。義母が「そんな…」と打ちひしがれる犯人の正体とは…!?LineドラマさんのYouTube※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2024年07月20日「将来の夢はない」と言うけれどASD(自閉スペクトラム症)の太郎は現在中学3年生である。高校進学については「分からない」「将来の夢はない」と言っている。しかし、最近変化が見られてきた。高校進学について、まだ「通う高校」が決まっていないためイメージもわいていないようだが、試験で「点数」を取れないと入学できないものだと頭にあるようだ。そう感じたのは、学習への取り組む時間の変化に気づいたからだ。私も同居する祖母も「勉強しなさい」などの強制的な声かけはしないようにしている。しかし、「点数を取れないと、希望する高校があっても入学が難しい」ということはテスト結果を持って帰ってきた時に話の流れで言うことがある。というかその時にしかむしろ言わない(その時がチャンスだとも思っている)。祖母は「太郎ちゃーん、高校に入るには点数が大事ぞー」と言う。太郎は毎回「うん」「そうなん?」「テスト難しい」「分かった」という具合で、表情もあまり変えずにクールに返事をしている。Upload By まゆん学習に取り組む時間の変化今までは自宅での学習の時間は少なくほぼ自由時間としていたが、リフレッシュも必要だろうと私は考えていたので何も言わず過ごしていた。最近は、勉強部屋に引きこもって机に向かう太郎。効率的に学習できているかは別として、なんだかやる気は見えてくる。テスト前になると、特に勉強部屋から出てこない。大好きな駒もほとんど触らない。ひたすら机に向かっている。大丈夫かなあと心配になり、ときどき部屋を覗きに行く。特に環境の調整に気が回らない太郎のために、祖母が空調を気にしてよく見に行ってくれる。Upload By まゆん振り返ると中学2年生の時に担任の先生から…中学2年生の頃から学校の特別支援学級の担任の先生が代わった。先生は2年生の三者面談の頃から太郎に厳しめの言葉を伝えていた。私からしたらやや圧迫気味にも聞こえた。「どういった高校行きたい?」「今の点数どう思っとる?」「点数伸ばさんと、もっとやる気ださんと」と真顔で言っていた。そんな抽象的で圧が感じられる言葉をかけるのは太郎に不向きなのでは?とも思ったり、先生と太郎との関係性が気になったりもした。Upload By まゆんそのまま中学3年生になり、先生もそのまま持ち上がりで担任になった。太郎は家で先生についての不満や不安をもらすことはなかった。つい最近用事があって私が学校に行くことがあった。ちょうど給食が終わって昼休みに入る時間だった。教室を覗くと先生と楽しそうに会話をしている太郎と、先生の自然な笑顔を見ることができた。その時、先生と太郎の関係性が全て見えた気がした。Upload By まゆん先生はときどき学習や生活面で厳しい言葉を言うことがあるようだが、太郎は先生の言葉の真意をどこかでとらえているのかもしれない(きっとそうだ)。だから以前よりも勉強に取り組むようになったのだろう。先生のような関わり、私とは違う人との関わり方も太郎には必要で、全てが社会的な学習に繋がっているのだとあらためて思った。あとがき幼い頃から太郎の特性について悩んでそのまま何も行動できていなかったら、今頃私と太郎はどうなっていただろうかとも最近思うことがあります。太郎と私の関係もぐちゃぐちゃで家庭が崩壊、親子関係も崩壊していたのでは……と。今穏やかに過ごせているのは、さまざまなサポートを受けることができているから。そして、太郎の持ったあたたかい個性のおかげだと思っています。高校進学へ向けて太郎、頑張っています。執筆/まゆん(監修:初川先生より)中学3年生になった太郎くんが高校受験というものを漠然とではあれ捉えて、準備をしている様子、そして担任の先生との関係性、そこから振り返ったこれまでの歴史についてシェアをありがとうございます。多くの子にとっては、高校受験が人生初の受験で、受験とは何かということ、そもそも学校を選ぶということ自体なかなかイメージしづらいかもしれませんね。中学校では、3年間の中で折々に進路に関するアナウンスやガイダンスがなされていると思います。また、担任の先生との三者面談では進路の話題になることが多いでしょう。中学卒業後の進路をどう描くかについては、お子さんの学力や地理的条件(遠い学校まで公共交通機関使って通えるかどうかはそのお子さんによりですね)、そして経済的条件(公立、私立)など、さまざまな検討事項があります。さまざまな視点があるからこそ、どれか1つの視点に偏ることなく、さまざまな視点でぜひ検討していただきたいところです。そのうえで、実際どこを志望するかについては説明会参加、学校公開、個別相談会などを利用して本人にも学校生活をイメージしてもらい、高校側にもお子さんのことを知ってもらいつつ検討できればと思います。また、実際に進路をどう定めるかにかかわらず、前もってできる準備としては学習を定着させておくことやいわゆる内申点を取ることなどがあります。太郎くんが点数を気にするのもその1つで、点数は分かりやすい目安なので頑張りやすくなりますね。定期試験では何が問われるのか、範囲表をもとに提出すべき問題集なども合わせて準備したうえでテストに臨めるとよいでしょう。中学校の評価は客観的で、多くの場合生徒自身にも評価基準が知らされているので目標を持って取り組みやすくはあります。さて、最初に受験が初めてだからこそイメージしづらいと書きましたが、だからこそ、本人が受験や進路についてどう考えているかは折々にしっかり聞いていく必要があります。保護者や周りの大人がやみくもに点数のみ、あるいは偏差値のみに固執してしまうと本人の意志がおいてけぼりになることもあります。なかなかイメージしづらい受験や高校生活だからこそ、今どんな風に捉えているのか、受験で大事そうなことは何だと思うか、といったことを聞きながら、本人に分かる説明と目標共有などができると良いと思います。特別支援学級に在籍しているお子さんだと特別支援学校の高等部に進学するか、普通高校に進学するかなど選択肢がむしろ多岐にわたる場合もあると思います。担任の先生や主任の先生などとの面談を重ね、情報収集をしながらお子さんに合った進路をある程度大人が絞ったうえで、本人に見学や体験をしてもらう場合がよいこともあるでしょう。いずれの場合であれ、三者面談をはじめとする先生方との連携がとても大切になります。太郎くんと担任の先生との関係がよさそうで何よりです。太郎くんの得意不得意などをよく知る先生はきっと一緒に進路について考えてくださるパートナーになりますね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年07月01日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、志望校受験を左右する夏休みの有効な過ごし方について、当塾トップクラスの講師陣による『夏の過ごし方セミナー』を小学6年生保護者を対象に四谷本部校(所在地:東京都新宿区)で2024年6月28日(金)に開催します。夏の過ごし方セミナー■『夏の過ごし方セミナー』について中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、受験の天王山と言われる夏休みを有効に過ごす方法をお伝えします。受講前にもやもやしていたことが、はっきり、すっきり、クリアになることをお約束する、当塾お勧めのセミナーです。第一志望合格のため、夏期講習期間を活かすには、下準備・知識が大切です。これまで数多くの受験生を合格へと導いてきた、当塾の自慢の講師がプロならではの視点で伝える学習戦略を是非ご体験ください。四谷本部校での対面受講と、ご家庭でのオンライン受講のどちらかを選んでご参加可能です。※オンラインでの受講も可能となります。お申込みにつきましては、お電話または、以下の『夏の過ごし方セミナー』サイトのお申込みフォームからお願いします。『夏の過ごし方セミナー』サイト ■セミナー概要対象者 : 6年生保護者 ※5年生以下の参加も可但し、内容は6年生メインであることをご了承ください。会場 : 四谷本部校(東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7F)※希望者はオンライン受講も可(テキストなし)参加費 : 8,800円(税込) ※四教科 講演資料・トレーニングブック含むお申込み締め切り: 2024年6月26日(水)21時まで詳細 : 時間割 : 2024年6月28日(金)10:00~12:30国語 10:00-10:40 春野 陽子理科 10:40-11:05 亀井 章三社会 11:05-11:30 清水 栄太算数 11:30-12:10 海田 真凜全般 12:10-12:30 安部 公一郎個別学習相談会(希望制) 12:40-13:40※個別学習相談ご希望の方は、直近の模試をお持ちいただければ、詳しいアドバイスができます。【お申込みにあたって】下記をご確認の上、お申込みください。・同業他社の参加は固くお断りします。・セミナーの撮影・録音・録画につきましては、固く禁じます。発見した場合、データ削除の上、当塾の今後のイベント参加及び入会をお断りさせていただく場合がございます。・お申込み時の情報に虚偽の記載があった場合、当塾の今後のイベント参加及び入会をお断りさせていただく場合がございます。・セミナー当日までに指定口座へのお振込をお願いいたします。(間に合わない場合は当日のお支払いも受け付けております。)■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供しています。開成中学校の合格者数は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の6年で計63名となり、個別指導No.1の合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表者 : 代表取締役社長 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、代々木校、麻布十番校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月14日今回は人気のLINEを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。娘の受験に反対する義母の話主人公は義母から娘の受験を反対されています。義母は「女に学なんていらない!」と言って、中学受験をバカにしてきました。そんな義母に頭を悩ませていた主人公。するとある日、義母から「あなたがやったの!?」とメッセージが届きました。理事長の奥さんが友人出典:Youtube「Lineドラマ」主人公を疑う義母出典:Youtube「Lineドラマ」どうやら義母の友人が、義母の悪事について知っていたようで…。そのため、義母は主人公を問い詰めたのでした。しかしこの後、義母は困惑してしまいます。ここで問題義母が困惑した理由とは?ヒント!主人公はまったく身に覚えがありませんでした。否定する主人公出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「話したのは主人公じゃなかったから」でした。「じゃあ誰が…」と困惑する義母。実は義母の友人に話をしたのは主人公の夫で…。味方だと思っていた夫の反撃に顔面蒼白になる義母なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年06月02日皆さんは、義家族関係の悩みはありますか?今回は「娘の教育に口出ししてくる義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。娘の受験で義母と口論に中学受験を控える娘を持つ主人公。ある日、義母から「中学受験させるって本当なの?」と連絡が入ります。義母は娘が受験することが気に入らないようで…。「娘が決めたことなんです」と伝えても、義母は「女に学はいらない」と古い価値観を押しつけてきました。そんな義母に主人公が「これ以上口出ししないでください」と反論すると…。義母の心無い発言出典:Youtube「Lineドラマ」「お義母様にそんな口を聞いて!」と激怒する義母。さらに「あんたの娘なんだから受験なんて失敗する」とひどい言葉を投げかけてきたのです。あまりの暴言に主人公は「なんてひどいことを…!」と絶句するのでした。読者の感想義母の言葉は主人公に対しても娘に対してもすごく失礼な発言だと思います。こんな義母と今後も付き合っていかないといけない主人公に同情してしまいました…。(30代/女性)娘の中学受験を頭から否定する義母に驚いてしまいました。主人公の娘が決めたことなので、これ以上口出ししないでほしいですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年05月16日皆さんは、義家族との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「娘の受験をバカにする義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。義母が衝撃発言夫と中学受験を控えた娘と暮らしている主人公。あるとき義母に「女に学歴はいらない!」と娘の受験に反対するような発言をされます。主人公は「娘は夢のために努力している」と反論するのですが、義母は娘のことをバカにしました。あまりに非常識な発言に腹が立ち、主人公が言い返すと…。私の方が格上の存在だと…出典:Youtube「Lineドラマ」「私の方が格上の存在だから、反抗するな」と信じられない発言をする義母。そんな義母に困り果てた主人公は、夫に相談をします。すると夫が反撃をしてくれて、義母から「何てことしてくれたの!?」と焦ったLINEがきました。実は娘の中学受験をバカにしていたことを、義母の友人にバラした夫。義母の本性を知った友人は「孫をバカにするなんて許せない!」と激怒します。その結果、悪評が広まった義母は周囲から孤立するのでした。読者の感想「女に学はいらない」と時代錯誤な考え方を押しつける義母に、うんざりしました。孫のことを思うのなら、余計な口出しをせずに静かに見守ってほしいですね。(30代/女性)義母の悪評が広まり、周囲から孤立するのは仕方のないことだと思います。どんな関係性であれ、お互いに思いやりをもって接することが大切だなと感じました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月11日「“内申点”が足りず高校受験で不合格だった」とYouTuberのゆたぼん(15)が公表したことで、“内申点”のあり方に賛否が集まっている。小学校から不登校を続けてきたが、中学3年の2学期からは登校し、高校進学を目指していたゆたぼん。3月14日に自身のYouTubeに動画を投稿し、受験で不合格だったことを報告。さらに4月4日の投稿では、入試の自己採点をした際に「一緒に受けた友達より僕の方が点数が倍以上だった。でもその友達は合格して、僕は不合格だった」と発言。不合格だった理由について「中学1、2年と学校に行っていなかった分の内申点の分まで、僕はテストで点を取らなければならなかった。特に沖縄の公立高校は内申点を重視するというのを知っていたんで、テストの点数が勝負だった」と語り、中学の教師からも「(合格は実力的に)厳しい。もう少し受かりそうな高校がある」とレベルを落としての受験を勧められていたが、あえてチャレンジしたと話していた。今後は高卒認定試験に挑戦するという。ゆたぼんの受験結果を受け、ゆたぼんの父の中村幸也氏は7日、Xに私見を投稿。多様性の時代において「学校しか選択肢がないのも内申点なんてもんも時代遅れ。日本の学校教育が社会に追いついてないんだから変えるべきは日本の学校教育のほうだよ」とし、「時代錯誤な内申点なんてあと数年でなくなる」とコメント。ジャガー横田の夫で、医師の木下博勝氏も9日、ゆたぼんの不合格を受け自身のインスタグラムに「自分の弟の時と同じかぶってしまって、こころが痛くなりました」と投稿。約30年前に「合格した同級生より得点は、はるかに上」だったにもかかわらず志望校に不合格だった弟の内申点が、教師の恣意的な評価によって悪かったことについて不満を綴った。そのうえで「公立高校の入試制度、見直すべきじゃないのかな。内申書が合否判定に大きく関係するのって、必要なのかな?私立の判定と同じにすべきでは?推薦等だけの活用で、良いのでは?」と指摘。さらに「内申点って、その中学のレベルによって、かなりのハンデが生じるよね?何で見直さないのかな。それとも、現在は是正されてるなかな」、「先生の顔色を伺いながら過ごす中学生は、昭和平成で終わりでいいのでは?」などと疑問を投げかけた。このように内申点制度の見直しを訴える声に対しては賛同する声も多く上がった。《内申点で中学生の反発を抑えようとするのは最悪手。内申点で抑え込めるのは,中位層の普通の子たち。本当に悪い子は「内申なんて関係ねぇ」子たちなので,よいことは1つもない》《内申点とか学校の成績って嫌いですワイはテストの点数は結構良かったけど、5段階評価で3以下だったで。90点くらいとっても2ついてたよ。先生に好かれてるかが重要だけど、ワイは嫌われてたわけだね》《学力があり、学校へいく意欲がある子どもを不登校で内申点が悪いからと高校入試で不合格にして「だから辛くても学校へ行かないといけない」と、子どもに圧力をかけて管理しないと成り立たないような学校の内申点のシステムもどうかと思う》一方で、内申点の重要さなどを説く声もあがり、賛否両論となっている。《中学から高校へ送られる内申点はテストの点数では評価できない、学ぶ態度や姿勢などが評価されますので点数が取れない子供にとっては有利な面もあります。要は日頃の行いでしょうか》《内申点を重視する公立高校があるもの多様性?の一つなのでそれを否定するのはおかしいかと》《内申点は無くなりません。むしろ内申点のみで評価されることの方が多くなると思います。一発勝負の試験結果より、どれだけ努力を積み重ねて来たかが評価されるのがこれからの社会です》《内申に懐疑的なのに、何故内申重視の学校に行ったのよ?一発勝負の高校なんて山ほどあるのに》
2024年04月09日普段から何かにつけて、近所の人と孫のことで張り合いがちな義父。息子が小学5年生になる直前、そんな義父から突然、中学受験の提案がありました。「近所の子もしているから、孫もするべき!」と言う義父に、息子は……? 近所の人と張り合うために…? 義父は、近所の人と孫のことでやたらと張り合おうとする節があります。息子が小学5年生になる直前、突然そんな義父から中学受験の提案が。その場で即答できる内容ではないため、返事はいったん保留に。家族で話し合い、息子に中学受験をして中高一貫校に入学した場合と、公立の中学校に入学した場合のメリットやデメリットを分かりやすく説明します。そしてその話を聞いてよく考え、本人が出した結論は「中学受験はしない」というものでした。義父にそのことを伝えると諦めがつかないようでしたが、息子が「自分の進路は自分で決めたい」という強い意志を伝えると、最終的には納得した様子。 その後、息子は地元の公立中学で充実した中学校生活を送り、やがて第一志望の公立高校へ進学。高校3年生になる直前、それまで勉強に本腰を入れていなかった息子が突然「難関大学を目指す」と宣言して塾に通い始めました。中学受験をしないと義父に伝えたときの言葉どおり、自分自身で進路を決めたからこそ、大学受験に向けて頑張れているようです。 当時は中学受験を強くすすめていた義父も、今の息子の頑張りを応援してくれています。子どものためを思ってつい「こうしたら?」と言ってしまいがちでしたが、子どもが自分で考えて決めるまで見守ることも大切だと気づけた出来事です。 作画/ひのっしー著者:樫原有香
2024年04月02日地元の公立中に行くのはつらい。でも、ハードな中学受験勉強はちょっと…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。今回のコラムは、中学受験を考え始めたご家庭に向けて。特に、公教育がお子さんの体質的に合わなかったり、小学校時代にいじめ・不登校などのつらい経験があったりで、「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭に向けて、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元に、お話しします。・中学受験を決めた時期・全体のスケジュール・塾なし中学受験について、ご参考になれば幸いです。難関校じゃなくていいのなら…うちの子たちが受験・進学した私立中高一貫校(以降、「A中学」と表記)は、いわゆる超難関校ではありません。私は子どもたちの志望校を探す際に、偏差値や知名度は参考にしなかったので、A中学の偏差値を正確に把握しないまま受験に臨みましたが、学校がWebサイトなどで公表している入試情報などと過去問の内容から「まあ、中堅校と言われるグループなのかな?」と推測します。とはいえ、コロナ以降も中学受験は過熱気味の傾向が続き、受験者数は増加傾向にあるようで、地方の私立中高一貫校であるA中学でも、年々志願者数が増加し(特に、ここ数年で急増)、1年前に長女が受験した時には、倍率が6年前の長男の受験時の倍以上になっていました。ですので、難関校の受験でなくとも、早めに動くに越したことはないとは思いますが、かといって、あまりに早くから塾通いなどでお子さんに受験勉強の負担を過剰にかけたり、保護者の方が必要以上に不安に感じることもないと思います。以下は「難関校じゃなくていいのなら……」という前提でのお話ですが、背伸びしない志望校での中学受験の全体像がイメージできるよう、保護者の方の疑問や不安にお答えする形で、うちの実例を交えたポイントをお伝えします。いつごろ中学受験することにしたの?中学受験をすることを決めたのは、それぞれ、長男は小5の秋、次男は小6の春、長女は小4の秋くらいでした。……遅いですよね(笑)まあ、中学進学に関して子どもの意志を尊重しようとすると、これぐらいの年齢になるまで分からないのは当たり前だとも思います。一般的には「中学受験は小3から塾通いが常識」などと聞きますが、難関校を目指すのでなければ、小5からでも十分間に合うと思います(小6からではかなり遅いですが……)。ただ、6年生で受験勉強と並行して複数の学校のオープンキャンパス、説明会や体験授業などに参加するのは大変なので、「まだ中学受験するか分からない」「志望校がはっきりしない」というご家庭も、できるだけ4・5年生のうちに、気になる学校のオープンキャンパスや説明会には参加しておいたほうがいいでしょう。受験を迷っている子も、一応小学校レベルの基礎学習だけでも、苦手なところがあれば学年をさかのぼって、穴埋めしておくのがオススメ。ちなみに、うちの3兄妹が中学受験することにしたのは、それぞれ理由が違います。発達障害のある長男は「地元の公立中に行くなら、不登校する!」と宣言し、私立中学以外の選択肢も考慮に入れつつの進学先選びに。5年生から体調不良で小学校を休みがちだった次男は、私立入学後にすぐに友達ができた長男の姿を見ているうちに「おれも」と希望。4年生でコロナ休校となった長女は、自宅でプリント学習をする傍らで、兄たちがオンライン授業を受ける姿を目にしたことなどが影響しました。結局3人共、A中学1校のみを受験。もし不合格だった場合、長男は、公営フリースクール(自治体の教育支援センター)+ホームスクールが"滑り止め”で、次男と長女は「公立中に進学する」とのことでした。併願せずに「本命一校しか受けない」のはかなりハイリスクなので、皆さんにオススメはしませんが、その分、その学校のみに絞った受験勉強・対策ができるので、子どもの負担は減ると思います。「万が一不合格でも、フリースクールや公立中でOK」と考えられるご家庭なら、有りかもしれません。全体のスケジュールはどんな感じ?うちの例は、あまり一般的ではないかもしれませんが、おおまかなスケジュールをご参考程度まで。志望校のA中学1校のみを、総合型選抜(専願のみ、算国+面接)と、一般入試(併願可、算国理社)の両方の入試方式で受験した場合です(ただし、それぞれの子によって、勉強の内容やスケジュールなどは個別に調整したので、以下はあくまで私が思う"理想的な”目安です)。<小4〜小5>・学校案内などの資料請求・オープンキャンパス、見学・説明会、文化祭などへの参加・総合型選抜対策として、自己PRポイントの実績づくり、体験授業への参加など・体感/体験型の自宅学習(理科実験や城巡りなど)・小学校レベルの基礎固め、さかのぼり学習、テスト直しなど<小6・夏ごろまで>・体験授業への参加(2回目)・中学受験用の基本問題集・検定試験の受験(算数検定、漢字検定など。自己PRと試験慣れするため)<小6・秋ごろ>・A中学で特によく出る分野を重点的に学習・過去問、時事問題・A中学主催の模擬試験・面接対策講座の参加・出願書類(志望理由書、自己PR文などの専用フォーマット)の入手<小6・12月〜1月上旬>・志望理由書などの出願書類の準備・面接練習(毎日10-15分)・苦手分野の特訓、暗記系の復習<小6・1月中旬〜>・出願(一般入試=インターネット出願、総合型選抜=出願書類の郵送)・過去問をひたすら繰り返し解く・総合型選抜入試(2科目+面接)・一般入試(4科目、A日程/B日程)<合格発表後>・入学手続き・制服のオーダー、指定体操服などの購入・小学校卒業式・入学説明会、新入生クラス編成テスト塾に行かなくても大丈夫?うちでは、塾なし自宅学習✕3回の中学受験(4教科と面接・総合型選抜対策)を、親子でなんとか乗り切りましたが、親の負担が大きく「誰にでもオススメ」とは言えません。でも、中学受験でも入試方式が多様化しているので、自宅学習でも十分大丈夫なことも。塾に通わなかったのは節約の意味もありますが、うちの子たちは小学校に行って帰って宿題をやるだけでもピーピー言っていたので、帰宅後さらに大手塾などに夜遅くまで通って大量の課題をこなすなんて、到底「無理ゲー」だと判断したからです。小学校自体の負担が大きな子の場合には特に、一般的な中学受験塾は、心身に過剰なストレスやプレッシャーが長期的にかかってしまうように思います。そんなワケで(半分やむを得ず)、私がマンツーマンで子どもの受験勉強に付き合うことになりましたが、子どもの負担を3分の1にしようとすると、親がその3倍の時間と労力を使うことに……。特にうちの子たちは、公教育の学び方が合わないタイプだったので、4教科を一人ひとりの子に合わせた内容・学び方で対応したため、私は数年間かかりきりで疲労困憊。その間きょうだいにも寂しい思いをさせたかもしれません。私は個人事業主なので仕事量の調節が可能でしたが、夫婦で正社員・フルタイムで働くご家庭などには「塾なし」は親の負担が大きいと思います。特に、公教育の学び方が合わないお子さんは、親が勉強に十分付き合えない場合、経済的に可能であれば、丁寧に個別対応できる家庭教師や個別指導塾などを頼るのがいいでしょう。とはいえ、難関校を目指すのでなければ、自宅学習でも十分対応可能だと思いますよ。昨今、大学入試同様、中学受験でも入試方式が多様化してきているので、特に、専願での自己推薦・総合型選抜入試や、1科目・2科目入試を実施する私立中学は多いですし、中には、得意なことを活かせる独自入試などを行う学校や、不登校・発達障害のあるお子さんを積極的に受け入れている学校もあります。ですので、志望校や受験方式によっては、必ずしも「中学受験の常識」通りに小3から塾通いして、膨大な知識と努力を必要とする4教科をまんべんなくできるようになる必要はないでしょう。背伸びしすぎない志望校で、受験科目を絞ったり、その子に合った入試方式で受験したりすれば、自宅学習でも十分大丈夫(親のフォローは必要ですが……)。また、試験の空気感に慣れるために塾の外部模試に参加したり、短期集中的に通塾したり、面接対策だけお願いするなど、ピンポイントで賢く受験塾を活用するのもいいと思いますし、オンライン学習や通信教育、動画学習などを併用して、親の負担を減らす方法もあります。うちの中学受験時代を振り返ってみると、確かに「塾なし」で親が根気よく付き合うのは大変ではありましたが、本格的な思春期になる前の子どもたちそれぞれと密に過ごし、親子でいろんな体験を一緒にしたり、たくさん雑談したり……と、貴重な時間でもありました。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)楽々かあさんの書かれているように、志望校選びは頭を悩ませる大きな問題になります。できるだけ早めに情報収集をしていくことと、実際にオープンキャンパスなどに行って学校の現状を知っておくことが大事だと思います。大切なのは何より本人の意思が重要なので、本人の意見を聞きながら絞り込んでいくことです。1クラスの人数が多いところや少ないところがありますが、相性の悪いお子さんがいた場合の配慮や授業の進め方、合理的配慮、先生との相談のしやすさなどもポイントになるのではないでしょうか。入学したけれど学校の勉強についていけなかったというお子さんもいるので、受験をクリアするだけでなく、学習のスピードや教育課程が比較的ゆるやかに組まれているかなども確認できるとよいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月01日今回はLINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。娘の中学受験を反対する義母主人公は義母からずっと嫁イビリを受けています。さらに義母は、主人公の娘の中学受験も否定して反対していました。義母があまりにも娘をバカにするため、主人公は反論します。義母に反論出典:Youtube「Lineドラマ」受験結果は?出典:Youtube「Lineドラマ」義母から「受験結果は出たんでしょ?どうだったのよ?」と聞かれ…。主人公は結果を伝えました。ここでクイズ娘の中学受験の結果は?ヒント!義母は何も言えなくなってしまいました。合格した出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「合格」でした。主人公の娘は当然不合格だと思い込んでいた義母。「合格した」と告げられ「へ…?」と驚く義母なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年03月22日皆さんは、家族関係で悩んだ経験はありますか? 今回は「身勝手な発言ばかりの母」にまつわる物語とその感想を紹介します。志望校に願書を提出主人公は、大学受験を控える高校3年生です。志望校に合格するため、毎日一生懸命勉強していました。受験勉強もラストスパートを迎え、志望校に願書を提出した主人公。一緒に暮らす母に「願書出した」と報告をします。するとそれを聞いた母は「高校卒業したら働いて家にお金を入れて」と言い出して…。以前と言ってることが違う出典:Youtube「スカッとドラマ」「そんなお金ないわよ」と言い、受験は諦めるように迫ってきた母。そんな母の言葉に主人公は「は!?」と驚愕します。以前学費の相談をしたときに、母は「貯金から払う」と話してくれていたのです。母は昔から都合のいいように自分の意見をコロコロ変えるところがあり…。学費の話まで急に意見を変えられてしまい、主人公は絶句するのでした。読者の感想これまで必死に勉強してきたのに、突然「大学にはいかせられない」なんて言われたらショックが大きいと思います。主人公のこれまでの努力をないがしろにする母にがっかりしました。(20代/女性)言っていることがコロコロと変わる母親に振り回されてしまう主人公を気の毒に思いました。受験はその先の人生にかかわることだと思うので、母親はしっかりと自分の発言に責任を持つべきです。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月11日皆さんは、家族からひどい言葉をかけられた経験はありますか? 今回は「志望校への受験を反対する家族」にまつわる物語とその感想を紹介します。受験勉強を頑張るサッカーが強い高校へ進学するために受験勉強を頑張っていた主人公。しかしある日、母から成績が伸び悩んでいることを指摘されました。母は志望校を変えるように説得しますが、主人公は変えるつもりはないとハッキリ宣言します。するとその夜、兄からも「お前に第一志望校は無理」と否定されてしまったのです。腹を立てた主人公は「今度の塾の実力テストで8割を取ることができたら口を挟まないでよ」と発言。後日、見事実力テストで結果を出しますが…。カンニングを疑われる出典:Youtube「スカッとドラマ」なんと母は、塾の先生から主人公がカンニングをしたかもしれないと聞いたと言うのです。母のありえない発言に、主人公は「なんだよ、それ…」と絶句。家族から第一志望校の受験を反対され、カンニングまで疑われた主人公は、意地でも志望校を変えないことを決意するのでした。読者の感想せっかく主人公がテストで結果を出せたのに、カンニングを疑うなんて信じられません。主人公にはこのまま勉強を頑張って、家族を見返してほしいと思いました。(30代/女性)家族に否定されてもあきらめなかった主人公は努力家ですね。受験を反対され、カンニングまで疑われた主人公にはここで腐らず頑張ってほしいです。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月01日進学校を志望したADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)の診断がある中学3年生の娘小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けた高校2年生の娘がいます。小学校入学から現在まで通常学級に所属しています。義務教育期間中は、心配事があるときはスクールカウンセリングや担任との臨時の個別面談などで手厚い支援を受けてきました。ですが、高校に入り支援が薄くなったように感じています。娘は、中学3年生の夏休みを利用して、公立や私立の高校をいくつか見学し、志望校を自分で決めました。第一志望の学校は進学校だったため、娘の内申点ではチャレンジになるとのこと。それでも娘は「この高校に進学したい」という意志を貫きました。そこからは塾や自宅で熱心に勉強を頑張っていました。ただ、ADHDの特性からか、集中力に欠ける面があり、テストも凡ミスが多く……。親としては、本人の本来の実力を発揮できたら、中学の定期テストや高校受験も、また違ったものになったかもしれないという思いがついてまわりました。受験票忘れ、集合時間に間に合わず……。なんとか受けた試験でもパニック発作が!そして迎えた受験当日、朝から受験票を忘れたり、駅での集合時間に間に合わなかったりと、トラブルが多々ありました。しかし最大のトラブルは、試験中にパニック発作が起きてしまったことです。思うように実力を発揮できなかったと大泣きしながら帰宅した娘……。詳しいことを聞いても本人もパニックを起こしていたので「分からない……」と。頑張っていた娘を見ていたので、どう声をかければいいか分かりませんでした。Upload By ユーザー体験談その後、娘は第二志望の公立高校を受験しました。なんとか気持ちを切り替えて落ち着いて挑むことができ、無事合格。そちらへ進学することになりました。高校では支援は薄い?担任から「スクールカウンセリングは辞退してほしい」と言われ……公立高校に進学して思っていることは、担任の先生によるところもあると思いますが、全体的に支援の手が薄いことです。入学時、担任の先生に「娘の発達障害の特性をお伝えしたい。配慮、支援をお願いしたい」と話したのですが、「その時その時、適宜お話ししましょう」と言われ、そのまま話は流れてしまいました。娘のパニック障害についても話してみても、先生はピンとこない表情……。Upload By ユーザー体験談また、スクールカウンセリングを月一回依頼しましたが、担任の先生からは「ほかにカウンセリング希望者が多数いるんです。娘さんは通院されているので、そちらでフォローしてもらえませんか?」と言われてしまいました。病院は遠く、受診日とカウンセリング日を別日にするという決まりがあり、土日に模試がある娘は病院のカウンセリングを受ける時間がありません。高校側に、病院でのカウンセリングが難しいことを伝えたのですが、学校でのカウンセリングは辞退してほしいの一点張り。結局娘はカウンセリングを受けることができていません。2年生になり担任になった先生は、1年生の時と違い家庭から連絡すると、きめ細やかな応答をしてくださる方で安心しました。ただし、それでもこちらからアクションを起こさないとフォローはありません。例えば、内服薬を開始したことなどを私から電話で伝えていますが、定期的な交流や伝達はないのが現状です。障害学生支援を利用する?しない?大学の支援センターからの温かい言葉大学進学については漠然としたイメージしかないようだった娘ですが、高校1年生でとある大学のオープンキャンパスに参加してみたところモチベーションが上がり、「英語を勉強したい!」と大学進学を決意。高校2年生になると留学にも興味を持ち始め、大学は留学ができて、英語の教員免許(中・高)取得ができるところを希望し、志望校を探しだしました。その頃、私は発達障害のセミナーに参加し、障害学生支援について学びました。こんな手厚く見てくれる大学があるのかと思った私は、娘がオープンキャンパスに参加した大学について調べ、娘とその情報を共有しました。最初は「私は障害をクローズして進学と就労をしたい」と葛藤していた娘ですが、数ヶ月後「○○大学に進みたい。この大学は、オープンキャンパスに行ったときから自分の個性や希望に合った大学と感じていたの。あと、お母さんが調べてくれたように、支援が手厚いのも魅力」と大学の障害学生支援を利用することを決意したようです。Upload By ユーザー体験談志望大学を決めた娘が塾の先生に相談したところ、「この大学一本に絞って、推薦入試、一般入試と全て受けるつもりで受験対策をしていきましょう」とアドバイスをもらいました。学校の担任の先生からも応援いただいています。また、娘はこの大学のオープンキャンパスに2年連続参加しており、その事は大学の支援センターで把握されていました。そこで、支援センターの担当の方へ、娘が単願受験を決めたことをお伝えすると、「受験前にぜひ面談させてください。受験時からフォローする必要性があれば対応します」とおっしゃってくださいました。また、「今後志望の学部を絞れたら、学部長と面談の機会を設けましょう、もし学部が決められなかったとしても、気になる学部を教えてください」とも言われています。Upload By ユーザー体験談こちらの大学は支援が手厚く、大学生活から就労まで、教員がマンツーマンで支援してくださるそうです。娘は塾に通いつつ、本人が学びたい大学を目指して懸命に勉強しています。もともとネガティブ思考で、自分の発達障害に負い目を感じていた娘が、自分の進路を切り開いていく姿をまぶしく感じています。娘に合った環境で羽ばたいていけるよう、私も応援し続けたいと思います。イラスト/星河ばよ※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:井上先生より)来年度(令和6年4月1日以降)から公的施設や公立学校以外の私立学校や事業所でも「合理的配慮の義務化」が施行されます。一方、こちらのコラムのように公立高校でもまだ合理的配慮がシステムとして浸透していないところもあると思います。義務教育段階である中学校までは保護者が支援ニーズを学校側へ伝えて合理的配慮を検討してもらう流れがあります。しかし、高校、大学となるにしたがって、本人からの支援ニーズの訴えが必要とされるようになってきます。高校段階はその入口として重要な時期だと思います。今回の読者さんのように大学受験など目標を定めながら、オープンキャンパスで直接本人が大学スタッフと話をする機会を作ることで、自身が支援の必要性を認識したり決められるようにしていくことが大事だと思います。大学スタッフの側からしても受験前に相談していただけるほうがありがたいです。受験前の相談は不安とおっしゃる方もおられますが、これが合否に影響することはありません。オープンキャンパスでのポイントは、志望先の学科やコースに実技、実習、実験などが卒業要件になっている場合、その内容を詳しく担当教員に聞いていただきたいということです。本人の持っているイメージと入学後の実際のギャップに悩んでしまう学生が多くいます。入学後の転科は困難な場合もありますし、合理的配慮においては希望する配慮や支援がすべて実現できるとは限らないことも考慮しておく必要があるでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月21日皆さんは、成績が上がらず悩んだ経験はありますか? 今回は「塾のテストでまさかの疑惑をかけられた主人公」にまつわる物語とその感想を紹介します。志望校を諦められず高校受験を控えた主人公は、成績が下がり続けていることに悩んでいました。主人公の成績を見た母親と兄からも、志望校を変えるように言われてしまいます。しかし、主人公はどうしても志望校を諦められず…。次の塾のテストで8割を取ったら志望校を受けると宣言し、勉強に励みます。努力の甲斐あって、塾のテストでは高得点を取ることができました。しかしその日の夜、母親に「点数かなり上がったでしょ?」と報告すると…。母親から「カンニングしたかもしれない、って言われたのよね」とまさかの疑惑をかけられてしまったのです。実力だと伝えると…出典:Youtube「スカッとドラマ」必死に自分の実力だと説明する主人公ですが、母親はカンニングしたところを見た人がいると言ってきて…。主人公はすぐに「は?誰?そいつ」と聞き返します。そして「俺のことをはめようとしてるに決まってる!」と伝え、無実を証明しようとするのでした。読者の感想必死に勉強を頑張ったのに、カンニングを疑われてしまうのは悲しいですね…。主人公への疑いが晴れることを祈っています。(30代/女性)努力を認めてもらえず、カンニングを疑われてしまう主人公がかわいそうでした。主人公をはめようとした犯人が早く見つかるといいですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月14日勉強は自己流、成績が伸びず志望校を変更息子は現在高校1年生。小学校1年生でASD(自閉スペクトラム症)、中学1年生でLD・SLD(限局性学習症)と診断を受けました。また、聴覚過敏もあり、小中学校は特別支援学級に所属していました。中学3年生だった一年前、私たちは進学について悩んでいました。息子は全日制の普通科高校を志望していたのですが、勉強は自己流。主に学校から配布された参考書や補助教材の問題集に取り組んでいました。ただし、好きな教科しか勉強せず、嫌いな教科は一切手をつけません……。当然成績は思うように伸びませんでした。そんな中、高校の体験入学をした息子は、自分をいじめていた同級生が同じ学校を受けることを知りショックを受けていました。また、中学校とは異なり、全日制の高校には特別支援学級がありません。クラスの人数も多い全日制の学校で息子は「自分はやっていけるのだろうか?」と心配になり、学級担任の先生に相談、志望を通信制の高校へ変更しました。私は最初から息子には通信制が合っていると思っていたので、「息子にとってもあっていると思うよ!」と賛成しました。ですが、通信制の高校に決めた途端、息子はすべての勉強を辞め、ゲーム漬けになってしまったのです。Upload By ユーザー体験談受験勉強をしない息子。試験本番は人の多さに面を食らい……Upload By ユーザー体験談勉強をしなくなってしまった息子。あまり勉強をと急かすのも良くないなと思い見守りました(「やろとしていたのに、やる気がなくなった!」など言われないように……)。幸いにも、中学校では通信制高校のテスト傾向を把握しており、授業中に試験対策をしてくれました。苦手な作文には苦労していたようで、私は大丈夫なのかとハラハラ……。そして受験当日、息子はそんなに緊張はしていない様子でしたが、会場に着くと受験生とその保護者の多さに面食らっている様子でした。私は校舎に入る息子を見送り(どうか緊張せず実力を出せますように……!)と祈ることしかできませんでした。通信制高校へ合格!「選んで良かった!」というサポートが行き届いた学校生活息子は無事、第一志望の通信制高校に合格しました!息子が入学した通信制の高校はコース選択があり、週に3日スクーリングがあるコースを選びました。スクーリング中にレポートを書くことができるので出し忘れが減らせること、全く外出せずひきこもりになってしまっても……と思い選択しました。通信制の高校は、発達障害のある子どもが多いのかとてもサポートが行き届いていて「この学校に進学できて良かった!」と息子本人も言っています。「分からない事はそのままにせず聞いてね」、「困っている事はない?」などと声かけしてくれたり、レポート提出がされていないと、必ず知らせてくれます。先生方は、適度な距離感を保ちながら、クラス全体を観てくれているようです。クラスは20人ほどで、にぎやかすぎず、静かすぎずでちょうど良く、クラスメイトとはレポートについて教えあったりすることもあるそう。生活リズムは、小中学校の時より少しだけ遅寝遅起きにはなっていますが、お友達と出掛ける約束や、大好きなゲームの話などについて、SNSや電話でやり取りしているようです。友達はたびたび遊びに誘ってくれます。ですが「〇〇に行きたい」と行きたい場所の希望は伝えてくるものの、段取りをつけるのが苦手だそうで、息子が電車の時刻表を見て「何時にどこで待ち合わせをする」といった調整役をしています。そのおかげか、最近では先々の見通しを立てられるようになりました。Upload By ユーザー体験談基本、放任主義の私ですが、夕飯時に息子から学校の事を話してくれる事が小中学校の頃よりも格段に増えました。高校が居心地の良い場所になっているようでうれしいです。高校生になって急成長!社会性が身につきぐんぐん成長していますまた、高校生になって大きく成長したと感じるのは、社会性が身についたことです。今までなら絶対にやろうとしなかったボランティア活動などにも参加するようになりました。先生が誘ってくれて、入る前に見通しが立つよう事前に説明をしてくれたそうです。何をやるのかの見通しが分かったので、抵抗感なく参加できるようになったと言っていました。いままで参加しなかったのは、やりたくないのではなく、どうすればいいかわからず不安だからできなかったのですね……。それに気づいてサポートし、息子のできることを伸ばしてくださる先生方には感謝しかありません。また現在は、発達障害のあるお子さん向けの寺子屋的な教室でアルバイトをしています。以前はそちらにお世話になっていたのですが、今度は教える側になったことは、親としてもとても感慨深いです。生徒たちは、各々が言いたい事、やりたい事をしたり、上手くできないと癇癪を起こしたりすることもあります。息子はそんな生徒たちを見て「まるで、小さい頃の自分を見ているようで。その気持ちすごく分かる!」と言っています。そして「お互いに譲らなきゃいけなかったり、相手の話も聞いてあげなきゃ……ということも多いんだよね」と話す姿を見て相手の気持ちを考えることや、自分自身を客観視することなどができるようになってきたと感じています。Upload By ユーザー体験談息子は大学進学を希望しています。また進学先に迷うことがあると思いますが、社会性を身につけてきた今なら、高校受験の時より心配も少なくなるかなと思っています。どんどん成長していく息子がまぶしいです。これからも楽しい高校生活が送れますように。イラスト/ネコ山エピソード提供/しのっぺ(監修:鈴木先生より)今の日本の高校教育の中で神経発達症に一番理解のある学校は通信制と言っても過言ではないでしょう。私立でサポートが行き届いている学校もありますが、わずかしかないのが現状です。通信制の高校は身近にあって自由がきくので、神経発達症のお子さんには向いているようです。神経発達症のみならず、朝起きられず午前中調子の悪い症状のある起立性調節障害のお子さんにも向いているようです。一旦全日制の普通科高校に入学しても中退して通信制に転校したことで一日のリズムが整い、心身共にすっきりしたお子さんが多いと、日頃の外来で感じています。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年02月14日皆さんは、ママ友との関係に悩みはありますか?今回は「マウントをとってくるママ友」にまつわる物語とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)ママ友から高校受験について…中学生の息子がいる主人公。ママ友は主人公を「貧乏人」と見下し、息子のこともマウントをとってくるような人でした。ある日、主人公の息子が高校を受験しないと知ったママ友が連絡をしてきて…。出典:Youtube「Lineドラマ」なんとママ友は「貧乏すぎて高校も行けないの?」と主人公を馬鹿にしてきたのです。しかし主人公は「うちの息子は受験する必要ないので」と説明。実は主人公の息子は、海外の高校へ進学することになっていたのです。その後、息子が海外の高校に進む理由を主人公が明かし、ママ友は「へ?」と驚愕することになるのでした。読者が回答した対処法お金のことだけでなく、息子のことまで言われるとモヤモヤするでしょう。ママ友にマウントをとられても気にせず、息子と自分たちの生活を第一に考えていきます。(30代/女性)マウント発言にストレスを感じるようであれば、連絡する回数を減らしたり、1対1で会わないようにしたりなど、ママ友との距離を置くことにします。(40代/女性)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。
2024年02月10日株式会社日本教育指導総合研究所JETが運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、前年度1,000名以上が受講した中学受験生のための「中学受験全国オンライン講座」を、2024年2月23日(金)にも無料で開催いたします。毎年大好評をいただいているこの講座は、全国の小学生に当塾の高品質の指導を無料で提供し、自学自習のヒントや手助けをしたいという想いで始まりました。小学生の皆様が、当塾のプロ講師の指導の真髄を体感し、これからの学習意欲につなげていただけたらと考えています。オンラインだからこそ生まれる空間を超えたつながりを楽しみつつ、「考え、手を動かし、身につける」学習を是非ご体験ください。お申込みにつきましては、お電話または、以下の全国オンライン講座 中学受験2024サイトのお申込みフォームからお願いいたします。締め切り日時についてもサイトよりご参照ください。年に一度の無料全国オンライン授業。 本物のプロの講義を体感し、志望校合格に【時間割・講座】受験Dr.のメソッド開発者、最上位指導コースの講師が講座を担当します。また、テキストは当塾のオリジナルテキストを使用します。※テキストはウェブで閲覧(無料)、またはご購入いただけます。<新6年生(70分/1コマ)>・2024年2月23日(金)11:50-13:00社会公民憲法と三大原則・2024年2月23日(金)13:25-14:35理科化学中和計算・2024年2月23日(金)15:20-16:30算数基礎速さ作図と一定解法・2024年2月23日(金)16:55-18:05算数応用速さ作図と一定解法・2024年2月23日(金)18:30-19:40国語物語文の記述攻略法新5年生以下については、出典元のプレスリリースをご確認ください。〇「双方向」オンライン授業受験Dr.の無料全国オンライン講座は、リアルタイムで授業を実施、質疑応答や発言を受け付けながら進める双方向のオンライン授業です。活気あふれる授業の様子を下記動画でご覧いただけます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月07日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、前年度1,000名以上が受講した中学受験生のための「中学受験全国オンライン講座」を、2024年2月23日(金)にも無料で開催いたします。毎年大好評をいただいているこの講座は、全国の小学生に当塾の高品質の指導を無料で提供し、自学自習のヒントや手助けをしたいという想いで始まりました。小学生の皆様が、当塾のプロ講師の指導の真髄を体感し、これからの学習意欲につなげていただけたらと考えています。オンラインだからこそ生まれる空間を超えたつながりを楽しみつつ、「考え、手を動かし、身につける」学習を是非ご体験ください。お申込みにつきましては、お電話または、以下の全国オンライン講座 中学受験2024サイトのお申込みフォームからお願いいたします。締め切り日時についても下記サイトよりご参照ください。全国オンライン講座 中学受験2024サイト 無料「全国オンライン講座 中学受験2024」【時間割・講座】受験Dr.のメソッド開発者、最上位指導コースの講師が講座を担当します。また、テキストは当塾のオリジナルテキストを使用します。※テキストはウェブで閲覧(無料)、またはご購入いただけます。<新6年生(70分/1コマ)>・2024年2月23日(金)11:50-13:00 社会公民 憲法と三大原則・2024年2月23日(金)13:25-14:35 理科化学 中和計算・2024年2月23日(金)15:20-16:30 算数 基礎速さ 作図と一定解法・2024年2月23日(金)16:55-18:05 算数 応用速さ 作図と一定解法・2024年2月23日(金)18:30-19:40 国語物語文の記述攻略法<新5年生(70分/1コマ)>・2024年2月23日(金)08:40-09:50 理科物理 てこのつりあい・2024年2月23日(金)10:15-11:25 社会地理 気候と雨温図・2024年2月23日(金)11:50-13:00 算数 応用速さ 旅人算・2024年2月23日(金)13:25-14:35 国語物語文の解きかた<新4年生(70分/1コマ)>・2024年2月23日(金)13:25-14:35 社会地図を読み解く・2024年2月23日(金)15:20-16:30 理科太陽と地球・2024年2月23日(金)16:55-18:05 国語物語文の読みかた・2024年2月23日(金)18:30-19:40 算数規則性 周期<新2・3年生(50分/1コマ)>・2024年2月23日(金)13:25-14:15 算数3年 かけ算の応用・2024年2月23日(金)15:20-16:10 国語3年・2年 説明的文章の情報整理 並立の関係〇「双方向」オンライン授業受験Dr.の無料全国オンライン講座は、リアルタイムで授業を実施、質疑応答や発言を受け付けながら進める双方向のオンライン授業です。活気あふれる授業の様子を下記動画でご覧いただけます。【受講にあたって】(下記、遵守してくださるご家庭のみ受講できます)・お子さんの学年と異なる学年の受講は原則受け付けておりません。・授業中は講師の指示に従い、授業の妨げとなる行為はご遠慮ください。指示に従わない場合、強制的に退室させる場合がございますがご了承ください。・今回は小学生のための企画です。同業他社の方の参加は固くお断りします。お子さんが参加せず、大人のみの参加の場合、法的手段をとることがございます。 くれぐれも同業他社の参加はご遠慮ください。・授業の撮影・録音・録画につきましては、固く禁じます。・いただいた情報に虚偽の情報があった場合、今後当塾のセミナー、講座の受講をお断りいたします。全国オンライン講座のさらに詳しい概要は下記よりご確認いただけます。全国オンライン講座 中学受験2024サイト ■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供しています。開成中学校の合格者数は2018年、2019年、2020年、2021年、2022年の5年連続で10名以上となり、個別指導No.1の高い合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2004年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、たまプラーザ校、南浦和校、三軒茶屋・池尻大橋校、京都駅前校(2023年3月開校予定)資本金 : 1,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日■前回のあらすじ高2の夏に進路決定、高3になるとオープンキャンパスがあり、その場で指定校推薦や奨学金の相談をすることに。受験も思ったより早く、出ていくお金も多く、パパはひたすらあたふたするのでした。こんにちは、もりりんパパです。前回のお話で長女の進路決定から入学申し込みまでの怒涛の流れを描いてみましたが、今回はその続きのお話となります。いよいよ受験に挑むことになります。以前中学受験のお話を描きましたが、あれからおよそ5年半。今回はどうなってしまうのでしょうか。 それではご覧下さい。高校での三者面談にてオープンキャンパスでの長女の心の内そして本番当日…因みに小論文では自転車の交通ルールについてあなたの考えを述べよ面接では①なぜ本校を志望したか②自己PR③高校生活で印象に残ったこと④短所とその改善方法という内容を求められたようですが、結構しっかりとした返答ができていたようでした。僕がちょうど忙しいタイミングだったのであまり勉強に付き合うことができませんでしたが、長女も気付けばもう18才。しっかりと成長しているようでした。合格も無事に決まり、あとはもう卒業式を待つばかり。涙もろい僕は当日を思い浮かべるだけで泣きそうになってしまうのですが、いったいどうなることでしょう…。その模様もまた描ける日があるのではないかと思います。では今回もここまで読んで頂きありがとうございました。またどうぞ宜しくお願い致します。
2024年02月02日