モテる女子は何をしないでもモテるのに、モテない女子は何をしてもモテない──。「この差って何なの」と日々、疑問に思っている人は少なくないはず。今回は実際に男性たちがプライベートや職場で感じた、モテる女子とモテない女子の差を3つのエピソードで紹介します。■ どうしたいのかはっきりと伝える「よくオフ会とかをしますが、自分の意見をしっかりと言える女子はモテます。好きな食べ物とか、行きたい場所とか、欲しいものとかを答えてくれると、こっちも人となりが分かるから誘いやすいです。逆に優柔不断な感じで『んー』と即答できずに考えた挙句、結局は答えてくれなかったり、後からLINEで長々と説明するタイプは、自分も含めて連絡しようとは思いません」(28歳/塾講師)時として即答するのに困る場面はありますが、プライベートのグループで楽しむ場では気難しく考えない方がよさそう。もちろん恥ずかしがり屋さんだったり、警戒心が強かったりという性格にもよりますが、比較的に自己表現ができる女子はモテやすいようです。■ 間が読めて機転も利く「行きつけの居酒屋で男客が一人が落ち込んでいるようなので、訳を聞くと、『今日彼女に振られた』と意気消沈。一緒に来ていた1人の女子は親身に相談に乗っていましたが、男子はどこか浮かない様子。そこで近くにいた1人の女子が男子が野球好きなことに機転を利かせて、高校野球の話をしだしたんです。『○○高校、甲子園でスゴイよね!』と彼女は言いました。たった一言で男子の表情が変わり、彼はずっと楽しんでいました。私も同じ男として、彼女の清々しい応対に好感が持てました」(29歳/コーダー)失恋は、思い出すと余計に辛くなるもの。そんなときに根掘り葉掘り聞きだされてしまうと、逆に相手は苦しくなります。やはり“間”が大切です。また常にアンテナが高く、いざというときにそのアンテナを即座に活用できるのも、モテる女子の秘訣といえるでしょう。■ 協調性がある「うちの部署には2人の対照的な女子社員がいます。1人は笑顔で何事も積極的に取り組み、もう1人は一言でいうと面倒くさいです。なので笑顔女子は、部署内での“彼女にしたいランキング”のトップ。仕事を頼んでも嫌な顔は見せず、ランチの場でもみんなと楽しめるタイプです。それに対して面倒くさい女子に仕事を頼むと、いつも理由を聞かれ、場合によってはキレ気味で断られることもあります」(33歳/企画)仕事上で協調性が求められるのは当然のこと。それを自然体で協力しているとなれば、男性社員たちが彼女にしたいと思うのは無理もありません。もし協力が難しい場合でも、せめて笑顔を絶やさないことだけは忘れずに。■ 少しずつ、できることからやろう自分では分かっている欠点でも、それを直ぐに改善できるものではありません。無理に変えようと意識することで、返って自分らしさを見失ったりするものです。まずは、自分の意思を相手にはっきりと伝える、状況を把握する、思いやりが“重い槍(やり)”にならないよう配慮する、そして協調性を大切にする。これらのなかで、自分ができることを無理なく1つずつ実践していくとよいかもしれません。(鹿賀大資/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年10月19日●夢に向かうすべての人に寄り添う歌声ふんわりと澄んだ歌声は誰もが耳にしているはず。映画やTVアニメ、ゲームと幅広いメディアで展開している「リトルウィッチアカデミア」各作品やTVアニメ『からかい上手の高木さん』(TOKYO MXほか)1&2シーズン、TVアニメ『はなかっぱ』(NHK Eテレ)などの主題歌&テーマソングを担当。大の野球観戦好きでBCリーグの公式アンバサダーとして公式応援歌「リアライズ」も歌っている。そんな大原ゆい子が待望の1stアルバム『星に名前をつけるとき』をリリース。小さいころからヴァイオリンやピアノ、ギターを弾いてきた彼女ならではのバラエティ豊かな作品に仕上がっている。――アニメのテーマソングを数多く手がけられておりますが初めて曲を作ったときはアニメありきではなかったわけですよね。「はい。作詞作曲を始めたときは自分の想いを中心に書いていました。でも、自分が観たり読んだりしたドラマや本をモチーフに書くことも多かったんです。それがけっこう楽しくて。デビューしてからアニメの主題歌を書かせていただくようになってからもアニメソングならではの面白さを実感しています」――そのアニメソングならではの面白さ、楽しさとは?そのアニメ作品に対して自分はどう表現できるか。具体的に言えばそのアニメの世界観をもとに書いていくんです。主人公や登場人物に成りきることも多くて、その役を演じるような面白さがあって。たとえば「からかい上手の高木さん」の「言わないけどね。」と「ゼロセンチメートル」はざっくりとした原作の世界観のなかで高木さん、西片くん両方の目線や心情を交えながら書いていったんです。"女のコがこんなことを言ったらカワイイだろうな"とか想像しつつ。自分では体験できないようなこと、非日常的なことを書くことができるのもアニメソングならではですね。「リトルウィッチアカデミア」のアッコちゃんみたいに魔法を使えるわけではないし、高木さんみたいに男子をからかったりできる女のコなんて現実にはそういません(笑)。でも、アッコちゃんや高木さんの心情に自分の想いを寄せることはできる。スポーツ経験のない私が「はねバド!」の「ハイステッパー」を書いたときも、中学の管弦楽部でヴァイオリンを弾いていたころ猛練習してコンクールに出た経験とバドミントンで試合に臨む心境は重なるところがあるんじゃないか、と考えながら。アニメソングを書くことで、実生活とは違った角度から自分を引き出したり、新しい自分を発見することができるんです――1stアルバムにはこれまでリリースしたシングルの全表題曲8曲を含む16曲を収録。ベスト盤のようでもあり、バラエティにも富んだ作品になりましたね。シングル曲8曲並べただけでにぎやかな感じですよね(笑)。アルバム曲はシングル曲たちと同じテイストにならないように選びました。私のいろんな面を知ってほしかったので。シングル曲やアニメから知っていただいた方には、私の新たな一面を聴いていただけると思います――確かに大原さんのシングル曲は爽快でノリのいいナンバーが多いので、「205号室」の切なく陰影の濃いテイストには新たな魅力を感じました。「205号室」は20歳のころに書いた曲なんです。デビュー前から応援してくださった方には"やっと音源化できました!"と(笑)。いまはギターを抱えて歌うイメージが強いと思いますが、当時はピアノ弾き語り中心で活動していたんです。このアルバムでもピアノ弾き語りに近い形でレコーディングしました。シングル曲ではカッチリとビートに合わせて歌うことが多かったんですけど、この曲ではピアノのグルーヴに合わせて想いのままに歌うことができましたね――シングル曲はバンドサウンドや打ち込みビートを導入した曲が多いなか、「雨宿り」ではハープやアコーディオンを使ったり。サウンド面も幅広い。ハープもアコーディオンも生なんですよ。ハープって楽器自体の形も優雅というか見ただけで感動しちゃいますよね。実際に弾いていただくと"天国の音がする!"と。この曲は「からっぽになりたい」「星が眠るまで踊ろうよ」などとともに今回書き下ろしたなかの1曲です。シングル曲はアップテンポが多いので、書き下ろした曲はミドルテンポ中心に。詞のテーマはフリーでいま書きたいことをそのまま。これまで外に出していなかった自分を出せた、という意味ではとても素の自分に近い曲たちだと思います――活動初期のナンバーから最新の楽曲まで。"初めまして。大原ゆい子はこんなシンガー・ソングライターです"という名刺代わりの1枚ですね。はい。いろんな時期の私が詰まっています。そういう意味では「夢の途中で」も大切な1曲ですね。この曲はデビューのきっかけになったオーディションを受けるために書いたんです。"描いた夢は私しか叶えられない"とか強い言葉や想いが歌にバシバシ入っていて。就職とか進学とか、人生の新たなスタートや次のステージに向かう方には想いを重ねて聴いていただけるかもしれません●夢を叶えたいなら言葉にすればいい――『星に名前をつけるとき』というアルバムタイトルにはどんな想いを込めたんですか。私、星を見るのが好きなんです! 星には名前があるじゃないですか。地球上ではずっとその名前で呼ばれてきたし、これからもそう呼ばれていく。名前をつけた人は中途半端な気持ちじゃなくて、相当な覚悟で決めたと思うんです。それって私が曲を書くときと似ているな、と。世に出して誰かに聴いてもらいたいからこそ、妥協しないで完璧を目指して作っている。そんな想いを込めました――アルバムのジャケットワークも星をモチーフにしていて。"星を研究している"というのがコンセプトなんです。曲名にちなんだ星座をイラストにしたり、CD盤もキラキラしていて、夢が詰まっていて。最近はダウンロードが主流になりつつありますけど、CD盤を買ってくださった方にも喜んでいただきたくて。シンガー・ソングライターとしてアルバムを作ることが夢だった私にとってこの1stは宝物だし、聴いてくださる方にも宝物になるように、と――9月23日から始まったライブツアーもタイトルが"星集め"。ここでも星好きが(笑)。はい(笑)。このツアータイトルの"星"は皆さんのエネルギーやパワーのこと。初めてのツアーですし、いままで福岡や大阪、京都でワンマンをやらせていただく機会はなかったんですよ。お礼を込めて全箇所、精一杯歌いたい、と。会場に来てくださる皆さんと楽しい時間を過ごしたいです。そして皆さんから集めたエネルギーやパワーという"星"が、最終日の東京でビッグバンみたいに"バン!"と花開いたらいいな、と思っています――最後にこのサイトを閲覧しているユーザーにエールを。「人生は一度きりですから悔いのないように。私の座右の銘は"人間が想像できることは、人間が必ず実現できる"という言葉。「ゼロセンチメートル」の"叶えたいことは 言葉にしたら少し 近付いていけるらしいの"など、いろんな曲にそういう言葉を入れています。何か迷ったり、悩んだりしたときに聴いていただけたらうれしいです。――確かに大原さんのシングル曲は朝一番に一日のパワーをもらえる曲が多いですし、走り続けて磨り減ってしまいそうなときは「からっぽになりたい」で身も心もリセットできる。そして一日の最後は「夜になれば」で穏やかに眠りに就ける、という。このアルバムには"日常のいろんなシーンで聴いて楽しんでもらえる作品にしたい"というコンセプトもあって。どれか1曲でも聴いてくださる方の日々の生活に寄り添えられたらうれしいですね夢を追い続ける人たちに捧げる「リアライズ」2004年のプロ野球再編成問題をきっかけに日本各地で誕生したプロ野球独立リーグ。社会人チームが次々と解散するなか、NPB(=日本野球機構、いわゆるプロ野球)を目指す選手たちの受け皿になるなど、2019年現在では女子リーグ含め4つのリーグが活動している。最近では四国アイランドリーグplusから千葉ロッテマリーンズに入団した角中勝也選手が2度首位打者を獲得するなど注目度が高まる一方で、運営資金や人材の確保など課題も多い。大原さんは2018年7月31日に野球のルートインBCリーグ公式アンバサダーに就任。みずから作詞作曲した公式応援歌「リアライズ」を6thシングル「ハイステッパー」(アーティスト盤)のC/Wとして音源化している。「独立リーグには、怪我やいろんな事情で一時野球を断念した選手たちも多く在籍しています。選手たちを取り巻く環境は決して楽ではありませんが、それでも好きな野球を続けている。そんな野球という夢に向かって走り続けている選手たちと、音楽という夢を追いかけている私の気持ちってリンクしているところがあるんです。ルートインBCリーグの選手たちがNPBのドラフトで指名されたり、活躍しているニュースを聞くと涙が出るくらいうれしい。きっと家族とか回りの人たちの応援も励みになっているんでしょうね。「リアライズ」はそんな選手たちの想いに私自身の想いを重ねて書きました」(大原さん・談)2019年夏は地元の千葉テレビ『高校野球ダイジェスト』オープニングテーマとして「チャンス」を書き下ろし。8thシングル「ゼロセンチメートル」(アーティスト盤)のC/Wとしてリリースされた。大原さんの真っ直ぐ伸びやかな歌声は夢に向かうすべての人たちの想いに寄り添う力を秘めている。
2019年09月25日9月20日にラグビーのW杯が開幕しますね。みなさんも観戦を楽しみにしているのではないでしょうか。サッカークラブや各種スポーツ団体を対象に「スポーツマンのこころ」と銘打つ講義で、一流アスリートになるための心得を伝え続ける岐阜協立大学経営学部教授の高橋正紀先生。ドイツ・ケルン体育大学留学時代から十数年かけ、独自のメソッドを構築してきました。聴講者はすでに5万人超。その多くが、成長するために必要なメンタルの本質を理解したと実感しています。高橋先生はまた、「スポーツマンのこころ」の効果を数値化し証明したスポーツ精神医学の論文で医学博士号を取得しています。いわば、医学の世界で証明された、世界と戦える「こころの育成法」なのです。日本では今、「サッカーを楽しませてと言われるが、それだけで強くなるのか」と不安を覚えたり、「サッカーは教えられるが、精神的な部分を育てるのが難しい」と悩む指導者は少なくありません。根性論が通用しなくなった時代、子どもたちの「こころの成長ベクトル」をどこへ、どのように伸ばすか。「こころを育てる」たくさんのヒントがここにあります。(監修/高橋正紀構成・文/「スポーツマンのこころ推進委員会」)<<前回|連載一覧|次回>>負けを認め相手を称えることは、自分の成長にもつながる(写真は少年サッカーのイメージです)■前回大会の南アフリカが見せた「一流のスポーツマンのこころ」ラグビーW杯、自国開催のこの大イベントに私も大いに注目しています。振り返ると、ラグビー日本代表が日本で耳目を集めたのは前回2015年のイングランド大会でした。予選プールの初戦で優勝候補の南アフリカを下す金星を挙げ、世界のスポーツ史上「もっとも人々を驚かせた試合」と言われました。無理もありません。イングランドの地元紙の勝敗予想で「日本が勝つ可能性は1%」とまで言われていたのですから。今回のW杯前、南ア戦で日本が逆転トライを決めた映像はテレビで何度も流れているので、目にした方は多いでしょう。勝利の瞬間、ベンチにいた日本選手もプレーしていた仲間に駆け寄り大喜びでした。そのなかで、チームメイトとは別の視点を持っていた選手がいました。前キャプテンで控えだった廣瀬俊朗選手です。彼は感動的な幕切れの中で印象的だったことを、メディアのインタビューでこう話しました。「南アフリカの選手の態度が素晴らしかった。僕らに負けて悔しいはずなのに、自分たちから日本の選手に駆け寄って健闘を讃えていた。すごいと思いました」彼は続けて「このようなノーサイドの精神がラグビーというスポーツにはある。あらためてラグビーは素晴らしいスポーツだと実感した」と述べています。これこそが「グッドルーザー」の姿です。この連載で何度もお伝えした「スポーツマンのこころ」の大きな柱のひとつです。「負け」という望まない出来事から生じる悔しさや、自分のふがいなさといったマイナスの想いにとらわれることなく、まず先にともに戦った相手をリスペクトする。敬意を示す態度こそが、一流のスポーツマン。そして、それは、プロだけではなく、高校生、中学生、さらには少年スポーツでもあるべき姿です。■負けを糧にできる選手たちの特徴なぜそうあるべきか。自分を負かした相手を潔く称えることができる選手は、負けたことを貴重な体験として自分のなかで認められるので、そのあと強くなることができます。つまり、敗戦から学ぶことができるのです。片や、悲嘆にくれるだけで相手を認める気持ちを持てない選手や集団は、「お前のミスが」とか「相手が卑怯」とか「審判が・・」などと負けた言い訳を探す傾向が強いようです。そうなると、負けたことを糧にできません。日本のスポーツシーンでは、まだまだ後者の傾向が強いようです。そのため、廣瀬選手も「ノーサイドがあるラグビーは素晴らしいスポーツだ」と言ったのでしょう。しかしながら、実際はすべてのスポーツにノーサイドの精神は存在します。私が留学したドイツや欧州ではサッカーやほかのスポーツすべてに「グッドルーザー」の考え方が根付いていたように思います。日本では、ほとんどの選手が「グッドルーザー」という考え方自体を理解していませんから、当然実行できるわけがありません。そして、当然ですが指導者も「グッドルーザー」を理解していないので指導できません。■目の前の子どもたちよりも「自分」が軸になってしまう大人たち少年サッカーでも、負けたあとに審判にクレームをつけたりするコーチがいませんか。高校野球では、試合後に握手をしなかったチームが話題になったことがありました。なぜ日本のスポーツ選手やそれにかかわる大人は、グッドルーザーになれないのでしょうか。講演やセミナーで大人の方に質問すると、「みんな勝ちたいから。勝利至上主義だから」という意見が多いです。その通りだと思います。では、なぜ、何よりも勝つことを優先させる勝利至上になるのか。その理由の一つは、その人たちにとって、スポーツがあまりにも日常に入り込んでいるからです。少年サッカーのボランティアコーチをしている方で、よくあるのがこんな話です。「週末の試合に負けると、翌週はずっと悔しくて仕事が手につかない」「負けると気分が悪くて(お酒を)飲みすぎる」ある大学の先生が、少年スポーツの指導者講習で講義をした際「みなさんは、なぜ子どものスポーツ指導をしておられるのですか?」と尋ねたら、ひとりの男性が「自分の生きがい。自分が元気であり続けるためにやっている」と笑顔で意見を述べたそうです。つまりは「勝っておいしいお酒を飲むためにやっている」ということ。目の前の子どもたちよりも「自分」が軸です。だから、負けることは認められないのでしょう。■スポーツを正しくとらえれば「サッカーだけで勉強しない子」は出てこない大人たちがスポーツを正しくとらえなければならないのです(写真はイメージです)以前にもお伝えしましたが、スポーツは非日常のもの(ゲーム=遊びの一種)だととらえなくてはいけません。非日常だと大人たちが受け止めていれば、「サッカーばかりして勉強しない子ども」は出てきません。児童、生徒にとって、勉強は日常ですから、非日常のサッカーと同一線上に置いて議論すること自体ナンセンスだからです。無論、勉強は苦手だけどサッカーは得意という子はいるでしょう。サッカーシーンで存在感を示すことはその子の自尊感情を高めます。だからこそ、そこで「サッカーをやり抜くことができるのだから、苦手な勉強でやり抜ければ、もっとサッカーがうまくなると思わないかい?」と大人が問いかけてあげてください。『(非日常で)一流のアスリートである以前に、(日常で)一流の人間であれ!』言葉の上では、ずっとずっと昔から言い続けられています。しかし、そんなことを言葉だけでなく、子どもが自分で実感したり、他の人のありようを可視化して学ぶことが必要です。そのためには、世界の一流アスリートが一堂に会するラグビーW杯を見ることは、子どもたちにとってよい勉強になるでしょう。一緒にテレビ観戦する機会があれば、グッドルーザーやスポーツマンシップの視点からぜひ伝えてあげてください。<<前回|連載一覧|次回>>高橋正紀(たかはし・まさのり)1963年、神奈川県出身。筑波大学体育専門学群ではサッカー部。同大学大学院でスポーツ哲学を専攻。ドイツ国立ケルンスポーツ大学大学院留学中に考察を開始した「スポーツマンのこころ」の有効性をスポーツ精神医学領域の研究で実証し、医学博士号を取得。岐阜協立大学経営学部教授及び副学長を務めながら、講演等を継続。聴講者はのべ5万人に及ぶ。同大サッカー部総監督でもあり、Jリーガーを輩出している。Jリーグマッチコミッショナー、岐阜県サッカー協会インストラクター、NPO法人バルシューレジャパン理事等を務める。主な資格は、日本サッカー協会公認A級コーチ、レクリエーションインストラクター、障害者スポーツ指導員中級など。
2019年09月18日プロ野球解説者・張本勲氏が、26日に放送されるTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)に生出演する。TBS系『サンデーモーニング』(毎週日曜8:00~)でもおなじみの張本氏。引退後は解説者として、TBSラジオのプロ野球中継『エキサイトベースボール』にも出演していた。今回の出演では、現役時代の話から引退後の話、さらには今年のプロ野球の見立てや終わったばかりの甲子園について語る予定だ。さらに、日本と海外メジャーの未来や高校野球の問題点など、野球好きの伊集院が張本氏に迫っていく。
2019年08月23日FANTASTICS from EXILE TRIBEが8月21日に、ニューシングル『Dear Destiny』をリリースした。FANTASTICS from EXILE TRIBEは2016年に結成され、昨年12月にシングル『OVER DRIVE』でメジャーデビュー。今年4月には『Flying Fish』を発売し、オリコン週間ランキングで2位を獲得した。さらに10月から12都市17公演となる、初のホールツアー『FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE』が予定されている。新作のタイトル曲『Dear Destiny』は“運命”をテーマとした歌詞と、切ないファルセットで歌われるサビが印象的なバラード。ミュージックビデオは仕草や表情、目線にまでこだわったメンバーのダンスが堪能できる。振り付けはメンバーの澤本夏輝が担当によるもの。他にも高校野球の都道府県別大会テーマソングである『Every moment』と『ターミナル』も収録されている。前作の爽やかさとはまた違った新しいグループの一面を見ることができる1枚だ。■リリース情報『Dear Destiny』FANTASTICS from EXILE TRIBE8月21日発売【収録内容】◆CD1.Dear Destiny2.Every moment3.ターミナル4.Dear Destiny (Instrumental)5.Every moment (Instrumental)6.ターミナル (Instrumental)[Special bonus track]・Flying Fish (English Version)※2形態共通◆DVD・Dear Destiny(Music Video)※CD+DVD形態のみ
2019年08月22日8月17日に行われた第101回全国高校野球選手権大会第11日目。第2試合では、星稜(石川)と智弁和歌山(和歌山)が対戦。延長14回の激闘の末、星稜がサヨナラ勝ちした。しかしこの熱戦の裏で、ネット上では意外な人物にスポットライトが当たっている。この試合で注目を集めたのが、先発した星稜の奥川恭伸投手(3年)だ。延長14回を一人で投げ切り、完投勝利。1試合23奪三振という“昭和の怪物”で名高い元プロ野球選手の江川卓(64)に並ぶ大記録を打ち立てた。しかし夏の甲子園大会記録である25奪三振(参考記録)には一歩及ばず。実はこの大会記録保持者、元プロ野球で現タレントの板東英二(79)なのだ。このニュースがテレビやインターネットで紹介されたが、ネット上では意外な反応がーー。《板東英二って野球選手だったんだ。ただのゆで卵好きな陽気なおじさんかと》《板東英二さんって司会業(主にクイズ番組の)の人じゃなかったんだ》など板東英二がそもそも野球選手だったことを知らない若者世代から、驚きのツイートが続出。またこの若者からのツイートに対して、中高年世代が板東の解説をツイートする展開に。《板東英二は甲子園でも凄かったし、プロでも77勝した凄いピッチャーなんやぞ!》《板東英二さん舐めたらいけないよ。 甲子園の投手記録のほとんどを板東英二さんが持っているんだから》《板東英二ネタをひとつ。板東が王貞治と同期、契約金は板東が200万円上だったとは有名な話》このようなツイートの応酬で、気づけば「板東英二」がトレンドの1位にランクイン。《板東英二のすごさが今になって実感また持たれてるの面白い》《板東英二が何でトレンドワードにあがってたかというと、彼が投手だった経歴を知らない世代が、ググって目から鱗が落ちたという次第かあ。 令和だな~~》プロ野球でも活躍した高校野球のレジェンドが、意外な形で注目される結果となった。
2019年08月18日全国弾き語りライブツアー「LOVE TREATS LIVE PARTY」を開催中のシンガーソングライターLOVEが、8月7日に東京・Billboard cafe & diningに登場。アコースティックギター1本で新旧の楽曲を熱唱し、観客を盛り上げた。【チケット情報はこちら】4作連続隔月配信リリースの新曲発売記念である本ツアーは、その土地ならではのおもてなしとともにLOVEが歌を届けている。東京公演は食事とお酒が楽しめる会場ということで、「フィッシュorミート編」と銘打ちオードブルやオリジナルドリンクが用意された。夏らしいブルーのトロピカル柄のワンピースで登場したLOVEは、『優しい出来事』でライブをスタート。会場の空気がパッと明るくなり、観客の笑顔が溢れた。アコギを爪弾きながら聴かせた『Don’t Be Sorry』や『Time Flies』は優しい歌声を会場に響かせ、ベン・ハーパーの『フォーエヴァー』を即興で披露するなど観客を喜ばせた。パーソナリティを務めるお昼のラジオ番組「LOVE CONNECTION」(TOKYO FM)のエンディングテーマ『Drive』も演奏し、「今日は昼も夜もお付き合いいただいてありがとう」と感謝を伝えて第1部を締め括った。「“2nd Set”もよろしく!」と力強く始まった第2部は、ロックナンバー『ALWAYS NEW AGE』でアクセル全開。デビュー曲『過ちのサニー』や『沈黙のスコーピオ』を続けて熱唱し、力強く愛を叫んだ。福島県相馬市の海開きを祝い作った『SOMA BLUE』を披露すると、会場を温かい空気が包み込む。そのまま『Fool’s Paradise』や『オドレイ』を歌い、そして、『Let Your Love Sing!』では観客も一緒に歌い、幸せなムードでいっぱいになった。ライブ後半には隔月配信リリースの第1弾『1000日の夏』を披露。生で聴く爽やかなメロディとLOVEの歌声に観客は釘付け。まさに開幕中の高校野球が目に浮かぶような、切なくも熱い想いの込もった曲に大きな拍手があがった。9月9日(月)には第2弾『Go See The World』をリリースすることも発表。8月21日(水)に公開予定のMVではLOVEが初めてダンスに挑戦しているそう。次回作も楽しみだ。今年で8年目を迎える「今日ここライブ(今年のタイトルは「LOVEの『今日ここライブ』を相馬のみんなと開催するという事」)」は9月21日(土)に福島県相馬市・スポーツアリーナそうまで開催。LOVEを始め、片平里菜、田中光栄ほかが出演、さらにこのたび大黒摩季の出演も追加決定した。チケット発売中。また、今秋からツーマン/ゲストツアー「LOVE-A-GO-ROUND TOUR」をスタートすることも発表に。山崎あおいを迎える東京公演は、11月7日(木)SPACE ODDで開催。チケットは8月21日(水)23:59まで先行販売中。
2019年08月16日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の田辺桃子さんです。「友達の恋バナを聞いてきゅんきゅんしています(笑)」と話す田辺さんの素顔に迫りました。この夏、20歳に!演技の振り幅を広げる正統派美人女優。夏の甲子園、高校野球を題材にしたショートドラマでヒロインを熱演している田辺さん。「甲子園を目指す野球部のマネージャー役です。実話をベースにしたすごく熱い物語で、青春を体感しました!」。もうすぐ20歳の誕生日だそう。「実感はないけど、大人として演じられる役の幅が広がりそう。未経験のアクションや刑事役にも挑戦したいな。お酒は…飲んでみたいけど弱そうな気がします(笑)」。夏生まれなだけあって、夏が大好き!「今年用のかわいい浴衣を買ったので、花火大会に行きたいです」知らぬ間に増えていた癒し系のぬいぐるみ。肌触りが気持ちいいぬいぐるみを抱きしめながら寝ています。癒される!フィルムカメラを持ち歩いています。素敵と思ったらすぐにパシャ。友達と遊んだときや現場で撮っています。見つけたら、ついつい飲んじゃうレモネード。いろんなお店を飲み比べています。レモンのさっぱりした味が好き~!たなべ・ももこ1999年生まれ。子役としてデビュー。今年、夏の高校野球を題材にしたショートドラマ『青空ふたたび』(ABCテレビ)にヒロインの野球部マネージャー役として出演。※『anan』2019年8月14日-21日合併号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2019年08月10日反社会的勢力の忘年会に会社を通さない“闇営業”で出席していた「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)らに対し、所属の吉本興業は6月24日に無期限謹慎処分を下した。その影響でテレビ各局は、処分を受けた芸人たちの出演シーンのカットや差し替えに奔走。27日にはトークバラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)が、宮迫処分後初の放送を迎えた。通常だと同番組は宮迫と相方の蛍原徹(51)が番組のテーマに触れてから出演者を呼び込むが、宮迫の出演シーンがカットされたためにやりとりはなし。終始、蛍原の不自然なアップなどが目立っていた。さらに注目されたのはスポンサー降板が囁かれていたCMだった。「前週放送ではオープニング後に提供社が表示され、そのCMが流れていました。しかし27日は提供社の表示はなし。代わりにCM枠が埋まらないときに流すACジャパンのCMが6本も流れていたのです。宮迫さんの処分を受けて、CMスポンサーが続々と降りてしまったとみられています」(テレビ局関係者)さらに一部では同番組の夏の定番人気企画「高校野球大大大好き芸人」が放送中止に追い込まれていたとの報道も浮上。同局の上層部が“不適切”との判断を下したというのだ。「スポーツ界は全体的に反社会的勢力の排除を掲げているので、今後はトークテーマで特定のスポーツや特定のアスリートを扱うことは難しそうです。これまでは特定のアニメやコミックを扱うこともありましたが、それも難しくなったのではないでしょうか。そうなるとトークのテーマ選びが限られてしまうため、番組の根幹にかかわりそうです……」(芸能記者)宮迫の“不祥事”が同番組に甚大なダメージを与えそうだ。
2019年06月28日野球解説者の里崎智也氏が25日、人気野球ゲームシリーズの最新作『プロ野球スピリッツ 2019』(PS4・PS Vita/7月18日発売)の初お披露目となる開幕式に出席。イベント後の囲み取材で、「野球選手の妻」について語る場面があった。里崎氏は2014年の現役引退時、2012年に一般女性と結婚していたことを公表している。4年ぶりとなる今作はPS4で初のリリースとなり、プロ野球の「リアル」をさらに追求。「魂を呼び覚ませ。」をキャッチコピーに、選手たちの見た目やフォームはもちろんのこと、思考までをも再現した。この日は、ゲーム中の解説者として新たに起用された里崎智也氏、赤星憲広氏のほか、プロ野球選手の人生を体感できる「スタープレイヤー」モードで“プロスピ彼女”として登場する永尾まりや、市川美織、原あや香が出席した。この“プロスピ彼女”は選手の後押しとなる存在で、ゲーム中の展開によっては、交際したり、結婚したりと関係性が変わるという。このことから、イベント終了後の囲み取材で記者から「3人の中で、野球選手の妻に向いているのは?」という質問が飛ぶと、里崎氏は「好みじゃないですか?」「僕、『向いている』も『向いていない』もないと思うんですよ。本人の好みやと思いますよ。好きな人が好き」と即答し、「僕の好みは、残念ながらいなかったですけど」と和ませる。さらに里崎氏は、「スポーツ選手は、そんなことに影響されたらダメですよ。というぐらいのものを持っておかないと、僕はいけないと思います」と主張。「それ(恋愛の影響)で打てなかったらダメですよね」「調子が悪くなったからといって、結果出せなくて許されることはない」とプロの厳しさを伝え、「ゲームは、どうなっているのか分からないですけど」と補足して笑いを誘っていた。
2019年06月25日●うまい旅レポは『ふしぎ発見』イメージ「今まで自分の中で考えすぎてしまって。(役者の現場で)どういうふうにいたらいいのかとか。グループ時代の自分は、『そこから来ている自分』という先入観がありました。その場にどう居ていいのか分からない。去年はその感じから抜け出すことができたんじゃないかなと思います」今から4年前の取材で、自らをこのように客観視した前田敦子。ウズベキスタン全編ロケの主演映画『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)は、そんな前田自身の姿とも重なり合う。“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘め、理想と現実の狭間で葛藤するテレビリポーター・葉子。ウズベキスタンの人々と文化は、彼女をある境地へと誘う。2012年、AKB48卒業後から演技の世界に没頭する一方、私生活では2018年に結婚、翌年に出産という大きな変化が訪れた。「アイドル時代」よりも「女優時代」が長くなった今、「そこから来ている自分」をどのように受け止めているのか。愛息への溢れ出る思いからも、前田の“世界のはじまり”を強く感じる。○■ウズベキスタンで「結婚式やってるからおいでよ」――旅レポのうまさが際立っていた作品でした。どのような準備をされたんですか?ありがとうございます。初めて言われました(笑)。監督としては、旅番組というよりも、『世界の果てまでイッテQ!』をイメージしていたそうです。『イッテQ』……とても難易度が高いなと(笑)。台本にはないおもしろ要素を自ら作り出すのは難しいので、『世界ウルルン滞在記』や『世界ふしぎ発見!』をイメージしながら明るく、分かりやすく伝えればいいのかなと思いながら撮影していました。――食レポもセリフとは思えないほど自然でしたよ。プロフ(ウズベキスタンの炊き込みご飯)を食べるシーンでは、劇中にカンペがあって、そこに書かれている通りではあるんですけど、一応、事前に頭の中には入れていました。ウズベキスタンで撮影するのは初めてで、実はゲリラ撮影も結構あったんです。――異国の地でのゲリラ撮影はハラハラしそうですね。ウズベキスタンの方々はみなさん心が広くて。家の前で撮影していても、クレームを言われることもないですし、むしろ「大変ね」「うちで休んでいったら?」みたいに労ってくださるんです。ちなみに家の中は、そこですべてのことが完結できそうな空間。あまり家から出ないそうで、庭がすごく広くてそこでテレビを観たりしてくつろぐそうです。――スタッフさんが現地の人に招かれて行った場所が結婚式だったというびっくりエピソードも聞きました。ウズベキスタンは寛容な国民性なんですね。私にもそういう出来事がありました。宿泊したホテルのカフェに行きたくて、(柄本)時生と2人で探してたんですが、そこでパーティーが開かれていて。「結婚式やってるからおいでよ」と誘われたんです(笑)。――えー! 日本ではあり得ないですね。ウズベキスタンの人たちは、より多くの人を呼ぶことが祝福になるそうで、招待する人は誰でもいいみたいなんです。――そういえば劇中の葉子は、最初警戒してましたね。私も葉子と同じように何も知らないままウズベキスタンに入ったんですが、怖い場所もなくて。映画ではそういうシーンもありますが、実際にはあまりないので監督も苦労したそうです。――先日行われた観光大使のイベントでも、苦労話よりも思い出を楽しそうにお話されていましたね。そうですね。大変なことはたくさんありましたけど、それはどんな撮影でも同じなので。ウズベキスタンには日本語を話せる方がたくさんいて、それは「勉強をしていろんなことを学ぶことが将来の自分の稼ぎにも繋がる」というシンプルな思いからだそうです。だから、勤勉な方が多いみたいですよ。――葉子がバスで男性から席を譲られるシーンがありますよね。女性に席を譲る文化なんですか?それは分からないんですけど、水を回し飲みすることはあるみたいですよ。見ず知らずの人でも「水欲しい」と言われたら、「いいよ」とシェアするのが普通らしくて。バスでも、前から回ってきた水を飲んで「ありがとう」と返すのも日常風景らしいです。――信じられない(笑)。現地の人とのコミュニケーションを取る上でも、そういう優しさを感じることはありましたか?街中の方でも、無視をされることがありませんでした。まずは笑顔を返してくれますし、片言の英語でも聞き取ってくれます。●本格的な仕事復帰は「ベストかきちんと考えたい」――そんなウズベキスタンの方々も驚くと思いますが、葉子が撮影のために、今にも壊れそうな絶叫マシーンに繰り返し乗るシーンが印象的でした。あれ、日本ではアウトな乗り物ですよね(笑)。――すごくつらそうでした(笑)。実際に乗ったんですよね。はい、本当は連続で乗っちゃいけないみたいです(笑)。係の人もいましたが、「そんなにたくさん乗るものじゃない」とおっしゃっていて。もともと絶叫マシーンは大丈夫なんですが、あれはちょっと危ないと思います(笑)。でも、「やるしかない」と思ってやりました。「早く終われ!」と念じながら(笑)。一緒に乗った加瀬さんは大変そうでしたよ。無口な役なので、必死にリアクションを我慢されていました。――その加瀬さん演じるカメラマン・岩尾に、葉子が「本当にやりたいことから、どんどんずれていっている気がする」と相談するシーンがありました。夢を抱きながら、「このままでいいのか」と漠然とした不安を感じることは誰にでもあることだと思います。前田さんは、このセリフについてどう感じましたか?誰でも絶対に考えますよね。でも、何が理想なのかは分からない。常に変化を求めるのが人間なんだろうなと思うようにはしているんですけど……アイドル時代にそういうことを思っていたかもしれないです。アイドルは立ち止まれないんですよ。握手会やライブ、劇場公演の日程で仕事のすべてが決められている中で、それが延々と続く。だから、止まれない。一人だけが、「ちょっと休みます」とはなかなか言えないので、その時は立ち止まれない自分と向き合うことが多かったような気がします。――AKB48を卒業直後、ニューヨークに短期留学したのも立ち止まる一環だったということですか?そうですね。その他にもいろいろなことをしました。自分の稼ぎで生きるようになってから、「時間を作る」ということをしたことがなかったので。学生時代は何となく過ごしますよね? とりあえず、「時間を作る」ことをやってみよう.。そう思ったのが辞めた直後でした。最初は時間があることにも焦りましたけど、「ちょっと待てよ」「このままの生き方でいいのか」と。アイドルとして生きていた時代も貴重な時間でしたが、それは特殊な時間でもあったんだと。卒業後、そんなことに気づかされました。――アイドル卒業後、役者の仕事をしている時に「ずれているのではないか」と感じることはありましたか?憧れていた山下敦弘監督とご一緒できたのも、運だと思うんです(『苦役列車』・『もらとりあむタマ子』)。「ずれている」というよりも、むしろ恵まれている。会いたい方に会えてお仕事ができているのは今も変わらないので、今のお仕事に関して「ずれている」と感じることはないのかなと思います。○■淡々となる日常で「止まってなんかいられない」――以前の取材では、撮影現場に入った時に「アイドルから来た自分」という思いがどこかにあって気後れすることもあったと。アイドルよりも女優1本の時代が長くなった今、変化はありますか?「仕事だから」というのもあると思うんですけど、いつまでも夢見る自分じゃいられないというか(笑)。生きていくためには現実と向き合わないと。そして、とにかく働かないといけない。年齢を重ねるごとに、そうやって何かが淡々となっていきますよね。十代の頃は夢を追いかけることが生きていくことではあったのですが、今はそんな甘ったるいこと言ってられないなと(笑)。そういう意味ではたくましくなったと自分でも感じますし、十代の頃に抱いていた「言葉にできないようなモヤモヤ」は、なくなっていったのかもしれないですね。たぶん、私だけじゃなくて、みなさんもそうやって生きていらっしゃると思います。周りの友達もキラキラした話をしなくなるんですよね。結婚して子供を産むと、結婚生活や子供とかリアルな話をする機会が増えて、仕事に対する理想論はあまり周りでも聞かなくなりました。そうやって、日常が淡々となっていってるような気がします(笑)。――確かに。私自身も、結婚などを通して自身の価値観が変化していくのを感じます。何事も身をもって経験することって大事なんですね。私も全く同じです。結婚して、妊娠して、出産することは、現実にとことん向き合うことだと感じています。私にとっては、人生の一大事。自分の考えがどれだけ甘かったか知ることができましたが、他にも経験してみないと分からないことはたくさんあるんだと思います。――仕事のモチベーションも、「生きるため」に変わったと。そうですね。だからもっとしっかりしないと(笑)。そういう意味では、キャリアアップしていくことも大切だと思います。いろいろな意味で、止まってなんかいられない(笑)。――働く上で、「お子さんのため」と考えることも多くなりましたか?私は今まで、「とりあえず試してみる」ということができていました。そうやって、これからもいろいろなことに挑戦していけると思うんですけど、自分の子どもにもそういう「道」は作ってあげたいですね。いろいろ挑戦した先にある景色を見せてあげたいというか。生まれた時点で、その子にはその子の人生があって、今はもちろん一緒にいないといけないですが、私ができる限りのいろいろなことを見せてあげたい。最近は、母がついてきてくれるので、仕事の現場にも子どもと一緒に行っています。そこで、いろいろな方にお会いして楽しそうなんですよ。人見知りしなくて、誰に抱っこされても笑ってるんです(笑)。そうやって、息子のいろいろな可能性を試してあげたい。家でずっと一緒にいてママと息子の関係は成立すると思うんですけど、開放的にいろいろな人に会わせることによっていろいろな可能性が広がっていくんじゃないか。そんな、試行錯誤の毎日です。そういう環境に慣れた時、私がお仕事に復帰することがベストかきちんと考えたい。産んだばかりの頃は、大きくなるまではずっとそばにいてあげたいと思ってたんですけど、たまたま公開作品と重なったのでこうして早めに復帰させてもらっていますが、今後はまだ分かりません。でも、このやり方も間違いではないんじゃないかなと思いますし、家族と相談しながらなんですけど、私もいろいろやらせてもらっています。子どもが振り回されるといけないので、何よりも子どもは一番。そうやって、一緒にいろいろな環境を試しています。■前田敦子前田敦子1991年7月10日生まれ。千葉県出身。2005年、AKB48結成時からメンバーとして活動し、2012年8月に卒業。2007年の映画『あしたの私の作り方』で銀幕デビューを果たし、映画初主演作『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(11年)で第35回日本アカデミー賞話題賞(俳優部門)、『苦役列車』(12年)で第4回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。2019年は、『マスカレード・ホテル』、『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』、『町田くんの世界』が公開され、『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)、『葬式の名人』(9月20日公開)の計5作品に出演する。
2019年06月14日SMAPの楽曲「世界に一つだけの花」が、3月に開幕するセンバツ高校野球・開会式の入場行進曲に決まったと1月9日に発表された。ネットでは大きな反響を呼んでいる。各メディアによると今回は平成最後の大会となるため、平成の30年間でCDの累積売り上げ枚数が最も多かった同曲が選ばれたという。また各メディアによると同曲を手がけた槇原敬之(49)は、こう語ったという。「平成最後の大会で再び入場行進曲として選ばれ、大変光栄です。世界に一つだけの花のようにそれぞれに、それぞれの輝きを見せてくれたら僕はとてもうれしく思います」TwitterではSMAPファンから、感激の声が上がっている。《世界に一つだけの花がセンバツ高校野球の行進曲に!平成で一番のSMAPの名曲。感慨深いなぁ》《みんなのこころに.甲子園の空に響き渡るんですね うれしいです》《高野連さんありがとう!!》平成15年にリリースされ、300万枚以上の売り上げを記録した「世界に一つだけの花」。発売から15年以上経った今でも、幅広い世代に親しまれている。「同曲はまさに、平成を代表する名曲。しかしすでに解散していることもあり、昨年末に放送された『平成最後』をうたう音楽特番ではあまり大きく取り上げられませんでした。そんな“沈黙状態”だった名曲をあえて起用してくれたとあって、ファンは喜びもひとしおのようです」(音楽関係者)次の元号でも、きっと歌い継がれるに違いない!
2019年01月10日2011年よりブログ『プロ野球死亡遊戯』を開始し、累計7,000万PVを記録し話題となったプロ野球死亡遊戯こと、中溝康隆氏。そんな中溝氏が小説デビュー作となる『ボス、俺を使ってくれないか?』(白泉社)が12月14日に発売された。なぜ小説を書くにいたったのかの経緯や小説特有の難しさ、そして巨人ファンの中溝氏に今年の巨人の振り返りと来季の巨人の展望を聞いた。○■「原稿を書くのにもっとも時間がかかりました」――本書は漫画雑誌『ヤングアニマル』(白泉社)で連載していた小説「絶体絶命」が書籍化したものです。中溝さんは実際の野球選手などを題材にした"ノンフィクション"のイメージが強いですが、小説を書くに至った経緯をお聞かせください。編集の方に『ヤングアニマル』の電子版で野球小説を書きませんかと提案されたのが最初です。個人的に村上龍さんの『走れ!タカハシ』などがすごく好きで、まだ当時現役だった巨人の鈴木尚広をモチーフに『走れ!タカヒロ』を書きました。そうしたら、意外と反応が良くて、結果的に連載化に至りました。――小説を書かれるのは初めてだったのですか。プロとして書くのは初めてで、目の前で起きた野球について書くことと、ストーリーを膨らませて書くことはやはり違いました。今までの中でも、原稿を書くのにもっとも時間がかかりましたね。○■小説は「これまで書いた原稿の裏側が詰まっている」――本作は選手はもちろん、ビールの売り子さんや新聞記者が主人公として登場するオムニバス形式です。実際にそういった人物について書くため、なにか取材などはされたのですか。はい、しましたね。その都度、売り子さんや新聞記者に話を聞きに行ったりしました。そして、別の取材で野球選手にインタビューをしに行くと、記事には書けない話が結構面白いんですよ。それを小説では活かしましたね。自分がこれまで書いた原稿の裏側が詰まっています。なので読者の方は、この話は本当なのかな、嘘なのかなと思いながら読んでもらっても面白いと思います。――取材を通して、印象に残っていることはなんですか。野球選手にイップスの話を聞いたことです。イップスになる前は「なんでイップスになるんだろう。自分はならないだろう」と思っていたそうですけど、自分がいざなったら、本当にまったくボールを投げられなくなってしまったと。素人からすると、プロ野球選手のイップスって他人事じゃないですか。でも実際には、意外となってしまう人も多くて、それだけのプレッシャーの中でプレーしている野球選手は改めてすごいなと思いました。野球選手は年俸なども含め、そういった表に出せない話がいっぱいあるんだろうなとも感じましたね。――確かにそういった裏側をそのまま描いてしまうと、シリアスすぎてしまいますが、フィクションであれば、そういったことも題材として書けますよね。ファンは20代で辞めてしまった野球選手に「まだやれる」とか「もったいない」と思うじゃないですか。でも選手の中には「もういいっすよ」「もう充分」と思う人もいるらしいです。どちらかというと、そちら側に興味がありますね。今まであまり描かれてこなかったですし、選手としても今まで応援されてきたので、表立っては「もう充分です」とは言えないじゃないですか。そういった面を書きたいなという思いはありました。――確かに、野球小説というと「スター選手が活躍してカッコイイ!」というヒーローストーリーが多いですが、本作はそうではなく、「華やかな裏には…」という部分が描かれていますね。個人的に、欠点のないヒーローには惹かれないんです。野球場でヒーローであっても、1人の男だと思うし、それこそ"おねえちゃん"のことで悩んだりとかもあると思うので。例えば、本の中では年俸3億円の1流選手であるけれども、若手の突き上げという悩みがある姿などが登場します。普段あまり語られない、"人間"の部分を書きたかったんです。俺ら会社員も、野球選手も変わらない部分もあるよと思っています。――そういった点で、中溝さんが特に共感できる選手は誰ですか。引退しましたが、村田(修一)さんです。年が近いというのもありますし、晩年は報われなかったじゃないですか。最終的には理不尽な自由契約で、巨人から独立リーグに行くという。僕らの仕事も、良いときとダメなときがあるわけで、それを重ねられる選手に惹かれますね。――中溝さんは、村田さんが独立リーグでプレーされてるとき、インタビューもしてましたね。栃木まで行って取材しました。想像していた以上に厳しい環境で野球をしてるんだなと感じました。スポーツニュースを見ていると、「独立リーグから挑戦」という美しいストーリーで描かれるんですが、実際に友達もいない土地に家族と離れて行くことは、言うほど簡単じゃねえなと。でも、村田さんはそれをやっているんだなと感じることができました。○■2018年の巨人の振り返りと2019年の巨人の展望――そうなんですね。そんな村田さんを自由契約にして迎えた、2018年の巨人の戦いぶりについてはいかがでしたか。最終盤は楽しかったです。クライマックスシリーズのファーストステージは実際に見に行ってましたが、菅野(智之)のノーヒットノーランの瞬間がピークでしたよね。ただ、4年目の高橋由伸監督を楽しみにしていたので、辞任すると聞いたときは「俺の3年間を帰してくれ」と(笑)。自分は由伸監督をもう1年見たい派で、ようやく岡本(和真)が台頭したりと結果が出始めたときに辞めてしまったので、未来の第2次由伸政権に期待したいです。正直、子どもの頃から原(辰徳)ファンだった俺も「3度目(の監督就任)か…」と思ったのですが、オフの動きを見ていると、久々の「悪役の巨人」という感覚は嫌いじゃないですね。選手を獲りまくる、あの巨人が戻ってきたなと。巨人がこうあった方が面白いのかなと思いますし、原監督のコメントはツッコミどころがあって、マスコミもファンも盛り上がる。それも原さんの強みですよね。2019年はすごく楽しみです。――では、由伸監督が去られて残念ではあるものの、原さんには期待しているのですね。そうですね。そして由伸さんにしても、どんな表情で野球を見るのか、どんな解説をするのかも楽しみです。――それでは最後に、本書を通して読者にどんなことを感じてほしいか、お聞かせてください。本を読んで「これ自分の話だな」と思ってもらえるとうれしいです。会社員も野球選手も、結局は運やタイミングが重要で、似ている部分があるなと。野球選手もレギュラー選手がケガをしたとか、チーム事情に左右されますからね。「野球も人生もいろいろあるけど、俺ら終わっちゃないよ。まだこれからだよ」と思ってほしいです。
2019年01月03日英国のある高校が出した“お触れ”が議論を呼んでいる。BBCによると、イングランド北西部に位置するウッドチャーチ高校は、全生徒の家庭に向けて高級な防寒ジャケットをの着用を禁ずる旨を通知した。対象となるのは、カナダグース、モンクレール、ピレネックスなどで、いずれも一着10万円を超えるダウンジャケットが多くラインナップされている高級ブランドだ。レベッカ・フィリプッス教頭は「我々は貧困を感じさせない学校作りに大変関心を寄せています。今回、学生たちと会合を持ち、この結論に達しました。ある生徒は、特定のブランドのコートを着ないといけない、というプレッシャーを家族や生徒本人も感じていたと話してくれました。数年前には同じ理由で通学バッグを導入しています」とBBCの取材に対してコメント。このニュースは英国内のみならず世界中で報道され、大きな話題となっている。Twitterでの反応は賛否両論だ。まさにこの高校に息子を通わせているという父親は、「クリスマスにこういうコートを買ってくれと言われていたんだ。でも、学校が今回の発表をしたことで、息子は『もう学校に着ていけないから、いらないや』と言ってきた。結果オーライだね」とホクホクだ。一方では「なんてバカバカしい。今度は何を禁止するんだ?痩せることか?特定の肌の色や宗教か。これまでで最もバカげた考え方だ」と、行きすぎた管理を批判する声も多く挙がっている。
2018年11月19日「anan」2123号10/17水曜日発売『カラダにいい「動き」』特集、今回の表紙に登場してくださった相葉雅紀さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部ランニングから帰ってきた相葉さんの、いろんな表情を追いかけて。相葉雅紀さんの表紙撮影は、まだ暑い季節に行われました。スタジオ入りした相葉さんの準備中に聞こえてきたのは、高校野球の中継放送。さすが、今年の甲子園スペシャルナビゲーターを務めていた相葉さん…! その真摯な姿に心を打たれ、私たちの立てる物音で中継をかき消してしまうなんてことのないよう、忍び足で行動し始めるスタッフたちでした。いざ本番の撮影が始まると、感動の連続。というのも、サッと歩いてきたり、振り返ったり、靴ひもを結んだり…しぐさのすべてがクールなんです! ふとした姿が決まるのは、日ごろから鍛えられた体と姿勢があるからこそ。また、ちょっと緊張のゆるんだ姿も素敵。プシュッとボトルを開けて炭酸水を飲む姿は、スポーツを終えた瞬間の相葉さんそのものです。あまりに全カットが素敵で、1枚撮るごとに「おぉ~~!」と声を上げるわれらスタッフ。盛り上がる現場に、「こんなアットホームな撮影、あります?」と相葉さんもニコリ。後日あがってきた写真はため息が出るほどの格好良さ。この口元に、この視線に…という願望がだだ漏れの12ページになりました。見ていただければ、きっとわかります!表紙のスポーツMIXなスタイルはもちろん、中面にはぐっと印象の違うスタイリングの写真も…! 今回のグラビアは、ぜひ最初のページから順番に見ていただくことをおすすめします。朝に軽く走って帰ってきた彼を見つめる気持ちで、ページをめくってくださいね。(TM)
2018年10月16日トップライター:やなへい高校生の息子1号、小学生の息子2号との悲喜こもごもを、ゆるいイラストと文章でお伝えしている、トップライターのヤナトモ改め、今回から「やなへい」です!息子たちの成長をつうじて「へえ~」とか「ほお~」とか、ジワジワくる学びを感じることが喜びの、わ・た・し♡そんなジワジワ好きのわたしのところへ、ドドーンと青天の霹靂が!なんと、息子1号が、数カ月の不登校期間を経て、県立の普通科高校から通信制の高校に転入したんですよ。「え?まさか?なんで??どうしたらいいのっ!」そんな衝撃の数カ月間から、「あの子どうすんだろ?(笑)」というボンヤリの極地にたどりついた(かもしれないし、そうでもないかもしれない)現在までの、愛と涙の物語を全7回シリーズ(たぶん)でお届けします!!「オレ、高校やめるわ!」県立高校2年の息子1号が軽く言い放ったのは、冬休み明け、最初の登校日だった。―――その日の朝。遅刻常習犯の息子1号。年明け最初の登校日だというのに、案の定、のらりくらり。彼を残して、わたしが先に家を出た。―――午後。担任教師から「登校していませんが、どうかしましたか?」とメールが。息子の携帯に電話をしてもメールをしてもリアクションなし。心配なので、早めに仕事を切り上げて自宅へ急いだ。「まさか家で倒れて息絶えた!?」という最悪のケースから、「宿題やってなさすぎてバツが悪すぎて学校をサボった?」という想定内のケースまで、何度もリフレインしながら自宅にたどりつくと、上半身制服、下半身パンツ一丁の息子1号が。のんびりと宿題のプリントをやっているではないか……。「無断欠席はダメだよ!休むなら休むって連絡しないと」「ああ」「宿題もやってないんでしょ」「ああ」「そんなんなら、もう高校やめれば!」「・・・オレ、高校やめるわ!」「なに言ってんの。宿題やってないから学校行きたくないだけでしょ」軽く叱咤して相手にしなかったけど、強気の真顔だったのが気になった。正月明けの部活の合宿から帰って以来、妙に元気がなかったし。―――翌日の夕食どき。「オレ、高校やめるって先生に言った」「は?」「親の承諾得てこいって。オレ、高校やめて通信制行く」来た……!不吉な予感が現実に。息子1号いわく、年末年始のほんの数日の休みの中で、これからについて考えたというのだ。年明け、ますます受験へのプレッシャーが強くなること(入学以来、【センター試験まであと○○日】と言われ続けている)。部活動も残り半年で終わってしまうこと。行きたい大学もなければ将来の目標もないこと。そんななか、毎日10時間近く、教室の席に座っているのがもったいない、というのだ。たしかに高校入学当初から、教室の雰囲気が苦手で居づらいと言っていた。数回見学に行ったことがあるが、評判の自由な校風より、「難関国立大学絶対合格!」という張り詰めた空気を感じるところだった。「オレ、部活がなかったら学校行ってない。部活があるから学校に行けてる」ともよく言っていた。「どうしてやめたいの?」「雰囲気がイヤ」「嫌だからやめるの?嫌なものから逃げるために通信制に行くんだ?」「うん」「雰囲気が嫌なだけなら、私立に転校する選択肢もあるんじゃないの?」「いや。私立に行っても受験に追い込まれるのは目に見えてる」「通信制に行きたいのはなぜ?」「さすがに高校卒業してないとダメだと思うし、通信制行ってバイトしたい。通信制ならバイトできるし。あと、動画編集とかしたい」(※我が県の普通科高校は原則としてアルバイト禁止)「本当にバイトがしたかったら学校に隠れてでもすればいい。動画編集がしたかったら今すぐすればいい」「まぁね」「大学はどうするの?行かないの?」「いまのところ、行くつもり」「行きたい大学はあるの?」「とくにない」「じゃ、無理して行かなくてもいいんじゃない?」「まだやりたいこと決まってないから、大学行って考えてもいいかなと」「大学行くなら、いまのままがんばったほうが楽なんじゃないの?」「とにかく嫌。逃げ出したい」息子1の話を要約すると一. 教室の雰囲気が逃げ出したいほど嫌い一. バイトがしたい一. 動画編集してYouTubeにアップしたいということのようだ……。OH、YouTube……。こんなあまくてぬる~い言い分では、高校をやめる必然性が感じられない。「はい、そうですか」とは簡単に言えそうにない。現実から逃げたいだけ?1年ちょっとがんばれば卒業できるのに。成績も悪くないのにもったいない。高校やめたらこの先どうなるの?彼のことだから、一度言ったことを簡単に覆すことはなさそう。わたし、育て方間違ったか。いろんな思いがグルグルグルグルするなか、オットが帰って来た。帰宅後間もなく、仕事部屋で持ち帰った仕事にとりかかるオット(いつもこうなのだ)。父親の帰宅に気がついているはずなのに、話しかける兆しのない息子。落ち着かないわたし。―――それから数時間後。話しかけることなく寝ちまった息子。自宅仕事を続けるオット。眠れないわたし。息子よ。やめたい気持ちが本物なら、親を説得しろ。自ら行動せよ!と心の中で叫んだものの、この突然のヘビーな事件をひとりで抱え込むのは無理。無理ですぅ~。せいぜい4~5時間が限界ですぅ~。こらえきれず、深夜、オットを寝室に呼び出して話してみた。「高校やめるって?めんどくさくなったんじゃねーの」たいして動揺することもなく、涙ながらに語るわたしをなぐさめるでもなく、あっさり受け流して仕事に戻ろうとするオット(あなたが一番めんどくさそうだよ)。「ねぇ、心配じゃないの?」「少しようす見るしかないだろ」「少しってどれくらい?」「え~?1週間……とか?」このあたしが、1週間も待てるわけがない。「パパに言いなさいって言ったら『ああ』って言ったから。朝、向こうから言い出してこなかったら、あなたから話しかけてよ」「ああ」そしてこのふたりは、翌朝以降も話すようすがないのだった。(泣きながら…続く。ああ。)やなへい(やなへい)宮崎県在住/40代高3、小5の男児の母。趣味は哲学。
2018年10月02日俳優の中村倫也が高校教師役で出演するニキビ治療啓発動画『ニキビも、悩みも、小さなうちに。』が14日、WEB限定で公開された。この動画では、おでこにできたニキビに悩み自信が持てない女子高生と先生との甘酸っぱいやり取りが繰り広げられる。高校教師役は中村倫也、女子高生役は西本まりん。CMの楽曲は、曽我部瑚夏による女子高生の心情を歌詞にしたオリジナルソングとなっている。また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画や、独占インタビュー動画もWEB限定で公開された。中村は動画の見どころについて「今回の作品は、女子生徒の乙女心に尽きるんじゃないですかね。彼女のニキビに悩みつつ、恋をしてるのかしてないのかは分かんないですけど、なんかそういうちょっとした青春な感じが、この高校の撮影を通じて、“ヒシヒシ”と感じています」とコメント。高校生時代、特に印象に残っている出来事を聞かれると「もっぱら勉強の虫だったので、優等生で来ていたので。まぁ、嘘なんですけど(笑)」とふざけてから、「文化祭とか楽しかったですね。出し物を考えて、クラスTシャツとか作ったり。体育祭とかイベント事は一致団結じゃないですけど、印象に残っていますね。キラキラしていたな、と思いますね。思い返すと。あとは…もっぱら、恋ですね」と語った。そして、ニキビに悩んでいる人に向けて「この作品を通じて、ニキビをどういう風に処置したらいいのかを学べると思いますので、是非参考にしていただいて、素敵な人生を歩んでいただければと思います。やっぱりニキビ1つでちょっと人の目が気になってしまったり1日ハッピーじゃなくなったりする素敵な乙女心をお持ちの方も多いと思いますのでぜひ適切な処置を施してやってください」とメッセージを送った。
2018年09月14日9月6日、池袋・サンシャイン劇場で『おおきく振りかぶって 夏の大会編』が開幕した。高校野球部を描いた大ヒット人気漫画の舞台版第2弾。17日(月・祝)まで上演後、28日(金)から30日(日)まで大阪にて公演する。【チケット情報はこちら】続編ではあるが物語は独立しており、<夏の大会編>で主人公の属する西浦高校は2校と試合をする。コーチ役の渡邊安理いわく「相手が変わればこちらの気持ちも変わるので面白い」。試合シーンでは演出・成井豊の「得点がいっぱい入るので忙しい」との言葉通り、怒涛の乱打戦が繰り広げられている。前半と後半はまったくカラーの違うチームとの試合。西浦高校は新たな戦い方を模索せざるを得なくなり、部員ひとりひとりの課題が浮き彫りとなる。「臨場感がすごい」と言うのは、Wキャストで主人公のバディ・阿部役を演じる大橋典之。傾斜のある“やおや舞台”の前面では、おおきく振りかぶるバッターたち。舞台中央奥で高く飛び、フライをキャッチする内野守備。次塁のベースに向かって駆け抜けるランナー……彼らの熱気が客席へとなだれ込む。初演に比べキャストに野球経験者が多いことで、じっくり野球の研究をし、試合にリアリティが増した。キャプテン花井役の白又敦は「新メンバーが入ってキャプテンとしてどう引っ張っていくかを悩んだ」そうだ。花井は物語前半に大きな壁に立ち向かうこととなり、白又はその苦悩を熱演している。主人公・ピッチャー三橋とキャッチャー阿部には大きな変化が訪れる。三橋役の西銘駿は、「初演では阿部に引っ張ってもらった。今回は三橋自身がエースとして自分で考えていく」と三橋の心境の変化を見せていきたいと意気込む。大橋は「阿部は“狡猾”と言われるけど、野球で勝ちたいという純粋な思いを根底に役を作りたい」と舞台に臨む。一方、初演から続き阿部役の猪野広樹は「バッテリーの関係がこう変わっていったというのを演じたい」と、ふたりの関係の変化に注力。次々と変化する試合の戦況に呼応するように、チームメンバーや相手の選手たちも自分なりの課題と向き合っていく。登場人物それぞれにドラマがあるダイナミックな構成だ。成井演出では「ここぞ!」という瞬間に、音楽がかかり踊り、興奮が高まる。「1時間45分頃起こる危機的状況をどう乗り越えるのか……そこがたまらない。ぜひお客さんにも味わって欲しい」と熱く語った。彼らの夏は、まだこれからだ。取材・文:河野桃子
2018年09月11日テレビ朝日が16年10月から日曜ゴールデン帯放送してきた「日曜もアメトーーク!」を9月いっぱいで終えると、各メディアで報じられた。もともと「アメトーク!」は03年4月から月曜深夜に放送されていたが、06年10月から木曜の午後11時台に“昇格”。「共通点をもった芸人を集めたトーク」をコンセプトに、「メガネ芸人」「ガンダム芸人」「高校野球大好き芸人」「ラグビー芸人」「昭和プロレス芸人」などのヒット企画を連発してきた。「夜番組なのに視聴率が2ケタを記録することも多く、DVDの売り上げも好調。いつの間にか、テレ朝を代表するバラエティー番組に成長しました。すると上層部は色気を出し、裏番組に押されている日曜ゴールデン帯の進出を画策。16年10月に日曜放送をスタートしました」(テレビ朝日関係者)最近の放送回のテーマを見ると「男女コンビ芸人」(5月17日)や「バイク芸人」(5月31日)、「胸デカイ芸人」(6月21日)や「実家が農家芸人」(7月8日)など。いまいち、テーマが冴えない気がするのだが……。「週2回の放送になってからテーマ探しが大変で、“ネタ切れ”状態になっていました。そうした事態は、週2放送のスタート前から危惧されていました。そのため週1放送に戻すことになり、重圧から解放された現場としては胸をなでおろしているようです」(前出・テレビ朝日関係者)原点回帰したことで、再び練りに練ったヒット企画の誕生に期待したい。
2018年07月25日ロックミュージシャンのジャガーさんが22日、千葉・海浜幕張駅前で行われたチバテレ(千葉テレビ)のイベント『スマイルfestivalちば2018~華麗なるチバテレ夏祭り~』のステージに登場した。日本テレビ系『月曜から夜ふかし』でもおなじみで、チバテレ終身名誉応援団長のジャガーさんは、今回のイベントのために書き下ろしたという「華麗なるJAGUARカレー」を本邦初披露。しかし、新曲ということもあってか、歌詞をガッツリ見ながら歌い、間奏では物販している「JAGUARカレー」を「どうぞ皆さん買ってください」と宣伝するなど、ビジネスに余念がない。また、今後は映画にも出演し、『シャノワールの復讐』『翔んで埼玉』はすでに撮影を終え、これから『BUGS【バグズ】』の撮影に入るそうで、「ジャガーは映画スターになります」と高らかに宣言。本業のミュージシャンとしては「新曲は、みうらじゅんさんと絡んだ曲を作るかもしれません」と曖昧に予告した。ステージでは他にも、楽曲「浮気しちゃダメよ!」を披露し、最後はチバテレの特番で度々行っている「お悩み相談」も。チバテレ『高校野球ダイジェスト』のテーマ曲を歌う大野舞からの「どうしたらジャガーさんみたいにレジェンドな存在になれますか?」という悩みには「無理です」と一瞬で切り捨て、イベントPRキャラクターのAKB48・吉川七瀬からの「千葉県のおすすめスポットを教えてください」という問いには、「幕張メッセですね。あと千葉テレビもありますし、もう1個絶対忘れちゃいけないのは鋸山ですね。そこの洞窟にジャガーがいるというウワサがあります」と次々に挙げていった。本番終了後、取材に応じたジャガーさんは「お客さん多くて良かったと思います。ただ暑いからね」と感想をコメント。熱中症対策は全くしていないそうだが、ステージの途中で飲んだ液体について問われると「ジャガー星から持ってきた飲み物でございます。味はないです」と答え、地球の水が飲めない体質のため、わざわざ持参してきたことを明かした。同席した大野は、ステージで吉川とともに「ジャガーシスターズ」に志願。「勝手ながら今後もあとをついていきたいと思います」と意欲を示したが、ジャガーさんは「今回ご一緒しただけでございます。一切関係はございません」と、終始つれない様子だった。この日の千葉市内は34℃を記録する猛暑で、ジャガーさんは、目元から黒い涙を流しながら取材に対応。その後、一見セグウェイのような手押し車「JAGUARウェイ」に乗り、颯爽と立ち去っていった。
2018年07月22日元プロ野球選手で野球評論家の桑田真澄が野球監修を務めた「舞台『野球』飛行機雲のホームラン~Homerun of Contrail」(作・演出:西田大輔)が7月27日(金)より東京・サンシャイン劇場で開幕する。開幕を目前に控えた17日、東京都内で記者会見が開かれ、主演の安西慎太郎が「僕たち舞台野球一同は正々堂々全力プレーすることを誓います」と“選手宣誓”をした。【チケット情報はこちら】舞台は1944年の夏。戦況が深刻化し、「敵国の競技」である野球は弾圧され、甲子園は中止されていた時代に、甲子園への夢を捨てきれず、白球を追いかけ続けた少年たちの物語だ。見どころについて、主演の安西は「観に来てくれたお客様が一生忘れないような、心の中に残る作品を本当に作りたいなと思っています。とにかく本気で汗をかいて、本気で疲れて、本気で声を出す僕たちの全力プレーを観ていただけたら嬉しいです」と話す。野球監修を務めることになった桑田は「舞台そのものも今まで2回ぐらいしか見たことなくて、お話をいただいた時、ちょっと戸惑ったのですが、西田さんの熱い思いがあり、そして大学院で野球の歴史を勉強していましたので、僕にも力になれることがあるのではないかと思って」と、これまでの経緯を説明する。野球未経験者もいるため、桑田自らキャッチボールやバッティング、ゴロやフライの捕球などを2日間にわたって指導したといい、「俳優の皆さんは高校球児に負けないぐらい元気と熱いものがあって、非常にびっくりした。本当にいいものが仕上がっているのではないかと確信しています」と話す。今年の夏の高校野球は第100回記念大会という節目。桑田は「野球場でやる野球と舞台の上でやる野球は違うけれど、伝わってくる感動は同じか、それ以上のものがあると僕は思う。まだ僕も舞台を通しで見たことはありませんので、どうなるのか非常にワクワクしている。やはり野球ができる、スポーツができるというのは平和でないとできないこと。2度と戦争を起こしてはいけないというメッセージを、野球を通じて感じとっていただけたら」と期待を寄せていた。出演は、安西慎太郎、多和田秀弥、永瀬匡、小野塚勇人、松本岳、白又敦、小西成弥、伊崎龍次郎、松井勇歩、永田聖一朗、林田航平、村田洋二郎、田中良子、内藤大希/松田凌(Wキャスト)、藤木孝。東京公演は8月5日(日)まで。大阪公演は8月25日(土)、26日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。チケット発売中。文・写真:五月女菜穂
2018年07月18日NHKで現在放送中の朝の連続テレビ小説「半分、青い。」でゲイのボクテを演じるなど、いま最も注目を集めている若手俳優の志尊淳が主演する映画『走れ!T校バスケット部』。本作の主題歌をGReeeeNが書き下ろしたことが判明し、併せて、その主題歌「贈る言葉」が流れる特報映像も解禁された。■青春、スポーツといえば、GReeeeN!GReeeeNといえば、興行収入85.5憶円を記録した『ROOKIES -卒業-』の主題歌をはじめ、高校野球・高校サッカーと数々の大会テーマソングや応援ソングに選ばれるなど、“青春×スポーツといえばGReeeeN”と言っても過言ではないほどの功績を残しており、高校バスケットを題材にした、まさに直球青春スポーツ映画である本作の主題歌の担当は、“キセキのコラボレーション”と言っても過言ではないだろう。作品が完成前だったため、製作陣が原作小説やプロットなどを提供し、主人公の葛藤と成長、仲間との関係性を熱く伝え、その思いを映画のために書き下ろした新曲「贈る言葉」に込めた。「これからみんなへ贈る言葉沢山の『涙』『笑顔』を誇れよ」「僕ららしく明日を迎えにさあいざいこう」という歌詞にもあるように、T校チームの応援歌として、映画をより一層盛り上げてくれるものとなっている。■主題歌に乗せた最新映像も解禁!その「贈る言葉」を聞くことができる特報映像も、主題歌解禁と同時に公開された。今回のGReeeeN起用に志尊さんは「僕の青春時代はGReeeeNさんと共に過ごしたので、今回、主題歌をGReeeeNさんが書き下ろして下さるとお聞きした時は本当に幸せな気持ちでいっぱいでした」と自身もファンであることを公言。「楽曲を聞かせて頂き、この映画に込めるメッセージを汲んでもらい、映画の持つパワーをこの楽曲が更に大きくしてくれていると感じました。そして、この曲が持つ世界観がこの映画のストーリーにスッと入り込むために背中を押してくれるようにも感じました。僕らの青春とGReeeeNさんの曲が交わるキラキラした世界。楽しみにしててください!」と期待感高まるコメントを残した。『走れ!T校バスケット部』は11月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:走れ!T校バスケット部 2018年11月3日より全国にて公開© 2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会
2018年07月09日アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が出演する日立アプライアンスのTVCM、真空チルド「冷蔵庫で続くハピネス」編が放映されることが24日、わかった。新CMは28日より全国でOAされる。嵐は2010年より同社の白物家電シリーズイメージキャラクターとして起用されている。2018年の日立TV CMは、同社の事業スローガン「360°ハピネス〜ひとりひとりに、うれしい暮らしを〜」のもと、新キャンペーンワード「ハロー! ハピネス」を軸として展開される。新シリーズのトップを飾ることになった相葉。CMでは “日立の冷蔵庫が届ける"ハピネス"を擬人化した存在として登場し、共働き家族の悩みに「うるおい低温冷蔵」などの機能で応えて"ハピネス"を届けていく。撮影では、初めて挑む"ハピネス"役について監督からイメージを伝えられると、「あ〜そういうことなんですね」「わかった!」と、すぐに理解していたという。子役の男の子とも和気あいあいで、「もぐもぐタイム」を楽しんでいた。子役の男の子が4月から小学校に上がると聞いた相葉が「ランドセル買ったかな? 何色? 黒?」と聞くと、男の子は「紺!」と 返答。予想外の色に相葉が「紺なんだ! へえー!!」と驚くと、監督から「(相葉が小学生の頃は)そんな色はなかったでしょ?」とつっこまれ、「なかったです!僕たちが子どものころは黒と 赤しかなかった!」と、小学生の頃を振り返っていた。家族役3人との食事シーンの撮影合間には、相葉が男の子に「もぐもぐタイムだね! もぐもぐタイムしてね!」と話しかけ、4人で笑いあう場面も。スタッフ陣も「やるよ! やるよ!」とあえて急かして現場を和ませるなど、素で"ハピネス"を表現した。また、撮影後に"ハピネス"な瞬間を聞かれた相葉は「いっぱいありますねー!」とポジティブな回答。具体的には「僕は高校野球が大好きなので、今日も春の選抜大会を見ていたんですけど、(応援の)ブラスバンドで、 (嵐の楽曲)『Happiness』が、かかったことですね!」と答え、すごく"ハピネス"な気持ちになりました!」と喜びを表した。
2018年04月24日過去の新聞をプリントすることで自分や大切な人の誕生日や記念日などが「どんな日だったか」「その日、何があったか」知ることができる「お誕生日新聞」。ママ会の企画、お誕生日の人へのお土産、両親の結婚記念日のプレゼントなど、アイデアによって広く活用できるこのサービス、コンビニのコピー機を使ってプリントすることができるんですよ。「お誕生日新聞」で知る、その日にあったできごと「お誕生日新聞」は、過去の日付を指定するだけで、その日に発行された新聞をプリントできるサービスです。自分の生まれた日はもちろん、両親の生まれた日、大切な記念日に何が起きたのか、トップニュースはなんだったのかを簡単に知ることができます。「自分の生まれた日に起きていたこと」は、ほとんどの人はあまり知らない情報ではないでしょうか。大きな事件が起こった日だったのか、それとも何もない平和な一日だったのか、これまでは図書館に行ってアーカイブスから調べなければいけなかった情報でした。たとえば天気予報が新聞に記載されていれば、自分の生まれた日の天気や気温までわかります。そんな「お誕生日新聞」は、コンビニのコピー機でプリントすることが可能です。「サークルK・サンクス」「ファミリーマート」「ローソン」のコピー機から、思いついたらすぐに入手できますよ。「お誕生日新聞」は特別な日のプレゼントにもぴったりこの「お誕生日新聞」、アイデアによって活用方法は無限大!「ちょっとしたネタ」にも、「センスのあるお土産」にもなるんですよ。参考までに、活用シーンをいくつかご紹介してみましょう●ママ会や赤ちゃん同士の合同バースデー小さな子どもがいると、合同でお誕生日会やママ会をすることもありますよね。そんなとき、それぞれの「お誕生日新聞」をプレゼントする、小さな企画はいかがでしょう。「このニュース見ながら陣痛に耐えてた!」「その日おぼえてるー!」「寒い日だったんだね〜」など、子どもが生まれた日を思い出して、ママ同士の会話も弾みますよ。●お誕生日や記念日のサプライズプレゼントに「自分の誕生日の新聞」を見てみると、どんな日に自分が生まれたかがわかって面白いもの。お誕生日会のちょっとした話題にもなります。また、両親の結婚記念日や出会った記念日など、何かのアニバーサリーのサプライズプレゼントに贈っても喜ばれますよ。●ファンの集いに好きなアーティストやスポーツ選手のファンミーティングに、「お誕生日新聞」を活用してみるのもオススメ。好きなアーティストや選手のお誕生日だって、ファンにとっては大切なものですよね。●子どもの自由研究のアイデアに「お誕生日新聞」は大正時代や昭和初期など、かなり昔のものでもプリントすることが可能です。当時の新聞を見てみると、その時代の言葉遣いや誌面の雰囲気がわかってなかなか興味深いもの。子供の自由研究などにも使える題材ですよ。実際に「お誕生日新聞」をプリントしてみよう!ではそんなお誕生日新聞、実際の入手方法についてご紹介しますね。まず、お誕生日新聞は「サークルK・サンクス」「ファミリーマート」「ローソン」に設置されているコピー機の「コンテンツサービス」メニューよりプリントします(一部店舗では利用できない場合もあります)。プリントできる新聞社は「朝日新聞」「読売新聞」「毎日新聞」「日本経済新聞」「沖縄タイムズ」「thejapantimes」のうち選択可です。操作方法は、基本的にガイダンスに従って進めていけばOKです。1.マルチコピー機のトップメニューより「コンテンツサービス」をタッチ2.「お誕生日新聞プリントサービス」をタッチ3.規約に同意の上「新聞選択画面に進む」をタッチ4.希望の新聞社をタッチ5.希望の日付を入力※「お誕生日」の日付が入った新聞も良いものですが、もし「お誕生日にどんなことがあったか」を知るには、プリントするのは「翌日の新聞」となりますのでご注意を!6.「両面印刷」もしくは「片面印刷」を選択7.内容確認の上、OKなら「購入」をタッチ8.できあがり!約1分程度でプリントが終了します。事前に予約するなど面倒な手続きは不要なので「今日、あの人の誕生日だ!」と思いついたら、すぐにプリントできますよ。実際に数種類プリントしてみたところ、特に印象に残ったのは我が子の「お誕生日新聞」。天気予報を見て「ああ、暑い日だったな」、高校野球の結果を見て「この試合、見たな」など、思い出すことがいくつもありました。そして、面白いのが広告欄やテレビ欄。当時話題になっていたことが甦るようでした。いつか子供にプレゼントして、生まれた日のことを話すのも良さそうです。片面(一面のみ)500円、両面(一面とテレビ欄)800円という価格なので、お誕生日や記念日のサプライズのお土産や、小さなプレゼントにもぴったり。ぜひ活用してみてくださいね。お誕生日新聞の詳細はこちら!●ライター下川尚子
2018年03月20日(撮影:加藤順子) 「うちの夫は、『鍋食いてえ』って言いながら、食べると泣いてます。いまも、あの日から時間が止まったままなんです」 2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波で、全校児童の約7割にあたる74人もが犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校――。 震災と津波で長女の麻里さん(享年18)、二女の理加さん(享年17)、そして大川小6年だった長男の大輔くん(享年12)の3人の子供全員を奪われた今野ひとみさん(47)は、冒頭のように語った。夫の浩行さん(56)は、遺族訴訟団の団長だ。2人はともに石巻市生まれ。 「大輔は体も大きくて柔道もやっていましたが、家では、『おっかあ、一緒に寝っぺ』と私の布団に入ってくるような、甘えん坊の男の子でした」 この上ない絶望のなか、長い裁判を団長として闘うストレスも大きかったに違いない。 「夫の心臓は一審で勝っても、県や市がまた裁判すると言い出したころから、おかしかった。酒やタバコも増えたし。それで去年7月、人工心臓弁の移植手術を行いました」 14年3月に23人の児童たちの遺族である19家族が起こした裁判は、いまも継続中だ。遺族が宮城県と石巻市を相手に約23億円の損害賠償を求めて起こした民事訴訟では、16年10月に県と市に約14億3千万円の支払いを命じる一審判決が出たが、被告、原告ともに控訴している。裁判について、浩行さんはいまから「その先」を見据えていると語る。 「そもそも裁判したのは、『何が起こったのか』という真相究明だったのが、控訴審では争点が『事前の防災対策が十分だったのか否か』に変わってきた。学校だから、子供を守るのは当たり前なのに。でもね、勝たなければいけないんです。裁判で被告の責任が認められれば、そこから、事故の検証や、行方不明の子の捜索、A先生との対話などに進んでいく土台になるから」 3年生だった健太くん(享年9)を失った佐藤美広さん(56)と、とも子さん(54)も、訴訟団のメンバーだ。夫婦の姿は昨年8月、阪神甲子園球場にあった。 「もし、健太が高校生になって野球を続けていたら……」 息子の遺影を手に夏の高校野球の選手宣誓を聞きながら、ふたりは涙を抑えることができなかった。2度の流産の末に授かった最愛のひとり息子。 「幼稚園のころから大人びていて、近所のおじいさんからも『健太くん、しっかりしてるな』と褒められるほどで、自慢の息子でした」 少年野球チーム「大川マリンズ」では、セカンドと外野のポジション。だが、もう父とのキャッチボールもできない。 「船舶に関わる仕事柄、最初の学校説明会では、『学校を船にたとえれば、船長は全責任を負うんだ』と言いました。健太は9歳で夢も命も奪われたのに、教師、校長、学校、教育委員会……あんな隠蔽がまかり通ってはダメだと思った」 美広さんも、裁判中の14年12月にがんを発症している。 「私は15年に3度、手術しています。がんや大病をしている遺族も多いんですよ。それでも一審で勝ったあと、『まだ金が欲しいか』と、すれ違いざまに言われたこともありました」 とも子さんは、今後についてこう語る。 「何を言われても、健太の存在をなかったことには絶対させない。4月に出る判決がどうであれ、『お父さんとお母さんは最後まで頑張ったよ』と報告できる日まで、終わることはないんです」 震災当時、同校5年生だった二女の紫桃千聖さん(享年11)を亡くした紫桃さよみさん(51)は、最後に次のように強調する。 「千聖が帰って来ないという事実は、認めざるを得ない。それでも裁判をするのは、母として、あのときの千聖の状況や感情を、自分の子供の最後を知りたいだけなんです。これ以上、私たちのような悲しみを、ほかの親御さんたちにしてほしくない。負けそうなとき、千聖が、『ママとパパが果たす役割があるでしょ』って言っている気がして……」 高裁判決はひとつの区切りだが、それで遺族たちの闘いが終わるわけではない。真相究明は、ずっと続いていくのだ――。 (取材:鈴木利宗、加藤順子)
2018年03月10日JR埼京線とJR武蔵野線が乗り入れる武蔵浦和駅は埼玉県さいたま市南区にあります。西口にはタワーマンションが建ち並び、南区役所もその一角にあります。JR埼京線は川越・大宮から池袋・新宿方面とりんかい線直通で渋谷・大崎・国際展示場方面。JR武蔵野線は京浜東北線へ乗り換えができるお隣駅「南浦和駅」と、越谷レイクタウン、船橋方面へ。東京方面は府中方面にアクセスが可能です。とくにJR埼京線は快速電車などすべての電車が停車するので通勤・通学の流れは良いといえます。浦和といえばJR京浜東北線の浦和や南浦和などが知名度ありますが、その西側エリアに位置する武蔵浦和駅は都市開発が行われ、今では高層マンション、郊外には戸建てなどの住宅街が広がります。ここでは武蔵浦和駅周辺の住みやすさとさいたま市の子育て環境をご紹介します。高層マンションが増えファミリー層も増加平成30年3月1日現在、さいたま市で一番人口が多いのが実は南区なのです。おそらく、大宮区や浦和区はビジネス街や商業施設も多く、住むところとなると駅から離れたエリアになることがあります。武蔵浦和の南区はほぼ駅前から住宅街が広がっているので人口や世帯数が増える要因かもしれません。さいたま市人口世帯数西区88,705人38,391世帯北区146,500人66,040世帯大宮区116,843人55,607世帯見沼区162,128人71,723世帯中央区100,074人46,183世帯桜区95,885人44,831世帯浦和区160,339人72,144世帯南区186,827人85,054世帯緑区123,274人51,535世帯岩槻区111,860人49,324世帯昔から武蔵浦和を知っている人には信じられないくらいの変貌ぶりとなった東口。高層マンションの影響か風がいつもより強い印象がります。車がなくても買い物便利な武蔵浦和へさいたま市でも浦和や大宮エリアになると車で移動や買い物しているご家族も多いと思います。駅前よりも郊外にスーパーやホームセンターなどが多いためです。しかし武蔵浦和は多くのファミリー層が住み始めたことから駅前がすごく充実してきました。武蔵浦和駅直結のマーレ採食フロア(南区白幡5)マルエツ ナリア武蔵浦和店(南区沼影1)マルエツ 武蔵浦和店(南区別所7)ベルクス 浦和南(南区内谷7)駅前ではないですが、車所有者であればベルクスまで買い物にいけます。100均はダイソーベルクスモール浦和南店がテナントとして入っています。ベルクスの向かいにはホームズ浦和南店があるので、日用品などもあわせて買い物となると車でベルクスまで行くことが多いです(他店ではホームズ内にオーケーストアがあるのに浦和南店にはないのが残念です)。昔から雰囲気が変わらない西口東口はマンションやオシャレなお店などが増えましたが、西口は昔から大きく変わっていません。ただ、日常で行きたいお店がギュッと駅前につまっています。オリンピック 武蔵浦和店(南区別所7)オリンピック 武蔵浦和店内にはニトリ 武蔵浦和駅前店、西松屋オリンピック武蔵浦和店が入っています。子育てママさんには一度で三度美味しいというか、この顔ぶれはとても助かります。ザ・ダイソーライブタワー武蔵浦和店(南区別所7)駅前にも大きいダイソーがありますよ児童が増え続ける小学校東口の高層マンションに住む子どもたちの学区はさいたま市立浦和大里小学校と沼影小学校に分かれます。東口方面には浦和別所小学校があります。駅前の高層マンションの影響で周辺の小学校の児童数も増えていますが、南区は駅から離れた戸建ても人気があるため、全体的に児童は多い印象です。さいたま市の子育て環境さいたま市は子育て支援医療費助成制度として0歳から中学校卒業前まで診察や処方箋が無料です。ロッテ浦和球場はあるけどやっぱり浦和レッズ?南区沼影3丁目にはロッテ浦和球場があります。 近年、高校野球を騒がせた注目選手がロッテに入団した話を聞かないのですが、ファンが集まっている光景は見たことがありません。浦和レッズの試合結果が気になる方が多いと思います。東京とさいたま市の中心・武蔵浦和都市開発が進んで駅前が充実した武蔵浦和。さらに車があれば東京外環や国道17号や17号バイパスなどで多方面にドライブが可能です。帰宅時間は電車も車も混む可能性が高いさいたま市ですが、家を買って家族で住む街として検討してみてはいかがでしょうか。⇒さいたま市南区の新築マンション一覧⇒さいたま市南区の中古マンション・中古戸建一覧あわせて読みたい!家族で探す住みたい街埼玉県で住みやすい街はどこ?家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年03月07日「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞した玉田志織が21日、都内で行われた「第90回選抜高等学校野球大会 応援ポスター・イメージキャラクター記者発表会」に出席した。「第90回選抜高等学校野球大会 応援ポスター・イメージキャラクター記者発表会」に出席した玉田志織3月23日から4月4日までの13日間にわたって兵庫・阪神甲子園球場で高校球児たちによる熱戦が繰り広げられる「第90回選抜高等学校野球大会」。そのイメージキャラクターに「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞した玉田志織が起用され、出場校36校の校名が掲載されているポスターがこの日お披露目された。現在高校1年生の玉田だが、この日は自分が通う学校以外のブレザーの制服で登場して「自分が通っている学校以外の制服を着るのが夢だったのでうれしいですね」と満面に笑みを浮かべ、イメージキャラクターに選ばれて「選んでいただいてビックリという気持ちが大きかったんですが、甲子園という夢の舞台に応援キャラクターとして関わることができて本当に光栄でうれしく思っています」と喜んだ。玉田は中学2~3年生の時に応援部に入っていたそうで「男子は学ラン、私たちはピンクのTシャツに鉢巻をつけてやっていました。誰かを応援する力は誰にも負けません!」と自信を見せて、「甲子園は本当に野球をやっている人なら誰もが憧れる夢のステージ。そのステージに立てる選手の皆さんは、惜しくもそのステージに立てなかった人たちの分まで頑張って欲しいですし、私も応援して選手の力になれるように頑張りたいと思います。皆さん頑張って下さいね!」とエールを送った。中学生の時は応援部に所屬していた玉田は、高校生になって軽音部に入部したという。「私はボーカルをしています。SHISHAMOさんの『明日も』とかをカヴァーしたりしています。この前の文化祭で生徒の人たちがいるステージで歌ったりしました」と明かして、「バンドかどうか分かりませんが、歌を10年間習っているので、歌にも挑戦したいですね」と今後の目標も。女優にも興味を持っているようで「悪役で学園ものにも出てみたいと思います。すごく腹黒くて裏を持っている役とか(笑)。裏でも目立つ悪役を演じてみたいです」と意外な言葉を口にして報道陣を驚かせていた。
2018年02月21日ひぐちアサによる人気高校野球漫画を原作にした舞台「おおきく振りかぶって」が2月2日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、囲み取材には主演の西銘駿、猪野広樹、久住小春、白又敦、納谷健、脚本・演出の成井豊(キャラメルボックス)が登壇した。舞台「おおきく振りかぶって」チケット情報囲み取材で主人公・三橋廉 投手を演じる西銘は「原作ファンの皆様を絶対にがっかりさせない!という想いでやってきました」と語りつつも、自身としては「舞台2作目で初主演ということで、最初は本当に緊張して。千秋楽までちゃんと主演としてやっていけるのかな、という不安はあった」と明かし、稽古を経て「今は不安はない」と自信の表情を見せた。猪野は「原作の世界観をどう出すかを大事にやってきたのですが、それプラス(出演者)22人の個性をプラスして、舞台だからこそできる『おおきく振りかぶって』をみんなでつくりました」と語り、バッテリーを組む西銘については「しゅんしゅん(西銘)が人懐っこい人なので、そのペースにのみこまれました」と笑顔。男勝りな監督を演じる久住は「稽古場でも最初は『男に見えない』と言われて悩みましたが、みんなが助けてくれて支えてくれてなんとか初日を迎えられました」、白又は好きなシーンを問われ「夏の大会の1回戦の対戦校・桐青高校のバッテリーの語り」と挙げる。主役校・西浦高校にまつわるシーンでは「合宿明けの練習風景。チームが出来上がっていく、高校球児らしさが描かれていると思います」と語った。ぜひ注目を。自身は野球未経験ながら、突出した才能を持つ田島を演じる納谷は「身体の動かし方の効率だったり、どういうところに意識を置けば上手な選手に見えるのか、というのは特に意識して稽古を重ねてきました」と役作りを振り返った。成井は「舞台上で会話して人間ドラマをつくろうと、役者たちにさかんに言いました。ですので、できあがったものはおそらく舞台上に登場した22人、ひとりひとりの人生、ひとりひとりの感情を客席に向かってぶつける、そういう生々しいお芝居になったんじゃないかと思います。ぜひそれを楽しんでいただきたいです」とコメント。弱気で卑屈な性格の主人公・三橋廉が、野球を通じて仲間と共に成長していく姿を描く本作。舞台でも、練習や試合の中の対話で生まれる感情の変化、そこから繋がるパフォーマンスの変化が芝居によって繊細に描かれる。また、セット転換や映像は使わず、音、照明、芝居であらゆるシーンを表現。試合の表現は見どころだ。ダンスシーンなどもあり、生の舞台だからこその『おおきく振りかぶって』が楽しめる作品となっている。公演は2月12日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて上演中。取材・文:中川實穗
2018年02月07日埼玉県鴻巣市にある鴻巣駅は、JR高崎線の駅で、全ての快速が止まる利便性のよい駅です。2007年に駅ビルやマンションが建ち、図書館や市役所の出張所が集約され、ますます住みやすい街となりました。埼玉県鴻巣市ってどんな街?鴻巣市は大きな繁華街もなく、落ち着いた住宅街が多い街です。鴻巣駅東口は再開発に伴い高層マンションが建設され、ファミリー世帯が増えてきた印象があります。通勤面からみると鴻巣駅はJR高崎線になります。平成27年3月に上野東京ラインが開通し、上り方面では大宮・上野・新宿・小田原・伊東に、下りでは熊谷・高崎方面となります。帰宅時に乗り過ごすとちょっと大変なことになるかもしれません。ファミリーで出かけたくなるイベントもあります。歴史ある鴻巣雛のまちとして“ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇”(31段高さ7m)や自然を満喫できるこうのす花まつりなどは埼玉県内でも有名なイベントです。埼玉県鴻巣市の子育て事情こどもの医療費助成制度病院・診療所、歯科医院、調剤薬局、接骨院の通院・入院ともに中学校修了(15歳になった年度の3月31日)まで無料。チャイルドシート購入費補助チャイルドシートを購入された方に最高額4,000円まで購入費の一部を補助。ただしチャイルドシート本体の購入価格の範囲もあるようなので市役所に確認してみてください。鴻巣駅周辺の学校鴻巣の駅周辺にある主な小学校の通学区域です。最新の学区情報は鴻巣市のホームページを参照してください。鴻巣市立東小学校本町1丁目全部本町2丁目全部本町3丁目全部本町4丁目全部本町5丁目1番~5番、6番1号~6番38号、6番45号、7番1号~7番10号、7番23号、8番、9番本町6丁目全部本町7丁目1番4号、1番5号、1番28号、5番1号、5番2号、6番~8番、10番、11番本宮町全部東1丁目全部東2丁目全部天神1丁目全部天神2丁目全部鴻巣市立中央小学校東3丁目全部東4丁目全部天神3丁目全部天神4丁目全部天神5丁目全部鴻巣1番地~503番地、841番地3~856番地、1066番地~1069番地、1072番地1(常久)、1111番地1、1112番地、1113番地1、1113番地3、1114番地1、1115番地~1117番地、1146番地、1147番地1、1148番地1、1148番地5、1148番地6、1149番地1下生出塚全部上生出塚(411番地1、411番地2、411番地9、412番地及び1069番地を除く)中央全部ひばり野1丁目全部ひばり野2丁目全部生出塚1丁目全部生出塚2丁目全部鴻巣市立南小学校人形1丁目全部人形2丁目全部人形3丁目全部人形4丁目全部本町5丁目6番39号~6番42号、7番11号~7番13号、10番本町7丁目1番10号~1番26号、2番~4番、5番6号~5番36号、9番本町8丁目全部富士見町全部栄町1番、栄町2番大間4丁目1番~3番、6番~8番滝馬室214番地~237番地、240番地~242番地、244番地~248番地、304番地~306番地、308番地、309番地、311番地、313番地、336番地、337番地、340番地、341番地、344番地~347番地、500番地~539番地原馬室1番地~88番地、174番地~176番地、181番地~185番地、205番地氷川町3番地、5番地、20番地、21番地、23番地、24番地、38番地~41番地、43番地~45番地逆川1丁目全部逆川2丁目全部鴻巣市立田間宮小学校大間1丁目全部大間2丁目全部大間3丁目全部大間4丁目4番、5番、9番~29番堤町全部緑町全部幸町全部栄町3番、栄町4番、栄町6番、栄町7番、栄町8番大間全部北中野全部登戸全部宮前357番地、378番地、379番地、389番地、392番地、400番地~684番地糠田38番地~2468番地、2764番地~2985番地鴻巣市の全ての小学校には学童保育が完備されているので、共働きの家庭も安心です。再開発により便利になった東口再開発により、2007年10月に、駅ビル「エルミこうのすショッピングモール」がオープンしました。ショッピングモール内にはスーパーブルーミングブルーミー鴻巣駅前店をはじめ、フードコートや生活家電ノジマ エルミこうのす店、100円ショップダイソー鴻巣店など、日用品の買い出しはここで事足ります。隣接する「エルミ2」には鴻巣市立図書館、住民票などの交付が受けられる「市民サービスコーナー」、パスポートセンターまで充実のサービス。市役所は駅から徒歩15分ほどの場所にあるので、わざわざ行かなくても手続きが済み便利です。さらに「エルミ2」には映画館も完備。「こうのすシネマ」は日本初の市民ホール併設型のシネコンです。8スクリーンで最新の映画を上映する他、長期休みには子ども向けの映画イベントも行われています。併設の多目的ホールでは講演会や高校野球の予選中継など、広く市民に開放されている施設です。鴻巣に在住の人は市民カードを発行でき、提示することで映画をお得に見ることもできます。鴻巣市内には、他にもスーパーが豊富です。・ヤオコー鴻巣免許センター店(鴻巣市鴻巣950-19)・ベルク鴻巣宮前店(鴻巣市宮前167-1)・MEGAドンキ・ホーテ北鴻巣店(鴻巣市箕田3111-1)車があれば休日に近隣市町村の大型ショッピングモールに行くことも可能です。羽生市にあるイオンモールや久喜市にあるモラージュ菖蒲はちょっとした遠出感覚で、ファミリーで気軽にお出掛けできるショッピングスポットです。子どもの遊び場は?鴻巣駅から一番近い、鴻巣市立東小学校の前には児童館があり、放課後や休日には多くの子どもで賑わっています。市内の大きな公園・せせらぎ公園・荒川パノラマ公園・川里中央公園・鴻巣公園鴻巣市は花の街であり、毎年5月には「フラワーフェスティバル」が開催されます。日本一広いポピー畑やバラを見に、全国から多くの人が訪れます。上記のせせらぎ公園も会場となっており、市内の小学生が育てた花も公園内に飾られます。都内への通勤事情鴻巣駅はJR高崎線しか通っていないため、通勤時間帯の車内は常に混雑しています。全ての快速が止まり、通常22分かかる大宮駅まで、快速では最短17分でアクセス可能です。都内までのアクセスが良い反面、高崎線が不通の場合帰宅が困難なところが不便な点でもあります。バスを使用すれば、JR川越線が通る川越駅(所要時間70分)、東武東上線が通る東松山駅(所要時間30分)、東武伊勢崎線が通る加須駅(所要時間30分)まで出ることができます。乗れないほど混雑をしていることは滅多にありませんが、本数が少ない時間帯もあるので注意して下さい。まとめ鴻巣市はひな人形と花の街として栄え、学校でも人形工房の見学や、花を育てたりと地元の歴史や文化の勉強にも力を入れている地域です。市の中心を通る中山道では、夏と秋の2回、神輿が出る昔ながらのお祭りが行われ、地域の人との交流も盛んです。駅周辺が開発される一方で、こうした昔ながらの風習も残っています。都内へも1時間程度ですので、家族連れにはおすすめです。合わせて読みたい埼玉県内の住みやすさと子育て環境⇒埼玉県で住みやすい街はどこ?家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年01月26日深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関“オトナ高校”を舞台に、三浦春馬が30歳のエリート童貞を演じるドラマ「オトナ高校」が、無事クラックアップを迎えたことが分かった。撮影最終日は、イケすかないエリート童貞を憎めない演技で体現してきた三浦さんと、謎の思考回路を持つ永遠のスペア処女・園部真希に見事なリアリティーを吹き込んできた黒木メイサのシーンを撮影。12月9日(土)放送の最終話中盤で訪れる“同棲生活解消”という局面を、本作らしい演技で表現し最終日を締めくくった。三浦春馬「新しい芝居へチャレンジする勇気を育ててくれた」またこの日は2人をねぎらうべく、きわどい言葉連発のエロ小悪魔教師・姫谷さくら役の松井愛莉がサプライズで現場に駆けつけ、遠慮がちにスタッフの中に紛れ込む松井さんの姿を見つけた三浦さんは「あれ?来てくれたんだ!ありがとう!!」と笑顔を見せた。撮影を終えた三浦さんは、「本っ当に楽しい現場で、3か月があっという間に過ぎていきました!素晴らしいスタッフ、力を持ったキャストの皆さんが、新しい芝居へチャレンジする勇気を育ててくれた3か月間でした。感無量で言葉にならないんですけど…本っ当に感謝しています!!」と挨拶。一方黒木さんは、「斬新な作品に関わることができて、本当に嬉しかったです。素晴らしい英人座長に引っ張られて、熱い現場でした」とふり返る。また「三浦春馬は本当に童貞なんじゃないか、と私は思っております(笑)それくらい素敵な英人でした!」と主演の三浦さん絶賛し、三浦さんも「スペアさんも本当に素敵でした!」と称えていた。■最終回あらすじ真希と人生初の同棲生活を始めた英人だが、肝心な一線を越える気配は依然として皆無。そんな中、オトナ高校のエロ小悪魔教師・姫谷さくらが英人を押し倒し、彼のファーストキスを奪うという暴挙に出た。キス現場を目撃した真希は当然のごとく激怒。その矢先、オトナ高校が来年度から正式開校することが決まり、いまいる生徒の教育は急遽今週いっぱいで終了することに。もちろん卒業できなかった生徒は優先的に第2期に入学できるというが、実績不足を理由に国家からクビを言い渡された熱血教師・山田翔馬(竜星涼)もいないオトナ高校に、居残るなんて…と絶望に暮れる処女・斑益美(山田真歩)。そんな中、勘違い街道まっしぐらの英人は藪から棒にリーダーに立候補し、驚くべきことに全生徒が賛同するという“奇跡”が巻き起こりる…。リーダーとして火が点いた英人は猪突猛進。だが、何かにつけて周りが見えなくなるのが英人のダメなところ。放置された真希の気持ちを思いやることをすっかり忘れたがために、同棲解消を言い渡されてしまう。その事実を知ったED童貞部長・権田勘助(高橋克実)は「いよいよ俺の出番だ」と、愛しの真希への急接近作戦を張り巡らせるのだが…。一方、教職をクビになる翔馬にはさらなる不幸が降りかかり、ついに自暴自棄に。翔馬への叶わぬ恋に身を焦がす益美、川本・カルロス・有(夕輝壽太)とも、怒鳴り合いの喧嘩になってしまう。そんな中、突如、さくらが失踪してしまい――?絡みまくる何角関係もの渦の結末とは?オトナ高校を卒業できるのは誰なのか?かつてない驚愕のラストが待ち受ける!「オトナ高校」最終話は12月9日(土)23時05分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月06日