篠原涼子主演、高橋一生、前田敦子、千葉雄大、石田ゆり子らが共演、篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米女性市議となり、市政や社会問題と向き合っていく姿を描いた月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の最終回が12月25日に放送された。市長になった智子だったが犬崎和久(古田新太)らの暗躍でリコールの危機に。だが藤堂誠(高橋さん)からのリークで平田和美(石田さん)が犬崎の政務活動費不正流用をスクープ。智子のリコールは撤回される。一方、ニューポートの“真の姿”が港とセットでの産廃処理施設建設だったことがわかる。智子は産廃処理施設の建設の判断を市民に委ねるため議会への参加を訴え、徐々に市民が議会に参加するようになる。誠は縁談を断り、智子と袂を分かち副市長も辞め国政進出を決意。和美は新聞社を辞めフリージャーナリストとなり、智子に関する本を執筆。ラストでは3年後のそれぞれの姿が描かれ、国会議事堂をバックに智子の「世の中を変えられるのはあなた」というセリフで最終回は締めくくられた。今回の最終回でSNS上が大きく沸いたのが、ニューポート建設の“黒幕”が実は藤堂家だったことがわかり、智子と誠が誰もいない議会でお互いの主張をぶつけ合う場面。「この長回し、スゲェ」「ノーカット長ゼリフすごいな」「民衆の敵のロングカット圧巻」「長回しの長台詞、すごい、、、舞台みてるみたいだった」など、自らの主張を述べ合う2人の演技に圧倒されたというツイートが多数。「井伊の者のために、自分を犠牲にした人が言うと、説得力半端ない」「藤堂誠の「最小限の犠牲で…」っていう言葉に、自分を犠牲にした政次を思い出した」など、高橋さんが大河ドラマ「直虎」で演じた小野政次の姿を重ねる声や「最終回、ささる言葉が多すぎて…」「政治の話。他人事じゃない」「メッセージ性の高いドラマだったな」などの投稿も。誠とともに智子が国政に進出したことを感じさせるラストには「国政編でまた高橋一生とのやりとり見たいな」といった続編を希望するコメントも寄せられていた。(笠緒)
2017年12月26日「恋したいけど出会いがない」といいつつ、実は「出会っているけどときめくことができない」人も多いんです。いいなと思う男性はいたけど、すぐにテンションが下がってしまう……。そんな、ときめきの足りない「非恋愛体質」な人へのリハビリ案を考えてみました。■ デートと思わず出かける例えば、出会いの場でありながら、美味しい思いをする人が極端に少ないのが「合コン」ですよね。なぜ、つまらない合コンが多いのか?それは「減点主義」のせいなんです。普通に出会えば「いいかも」と思う人に対しても、「この人と恋をするかも。むしろしなきゃ」と思い込むことで、減点式で相手をジャッジしてしまいがち。「合コン=出会いの場」「デート=相手を好きにならなきゃいけない」と思い込みがちな、ある意味真面目な女子ほど「全然ときめかない!」悩みを抱えています。「たまたま飲みに行った男子とイイ感じに」でいいじゃないですか。「これはデート?それとも?」なんて悩まず、気軽に男性と会いましょう。■ すぐ脈ナシ認定しないいいなと思った男性に対しても、すぐに「ナシ!」とジャッジしてしまう人もいるものです。その理由は「脈なし認定が早すぎる」から。世間で言われる「奢ってくれないから脈ナシ」とか「デートの誘いが直前だから脈ナシ」などの情報を鵜呑みにしすぎると、ときめきは消失する一方。それどころか「こんな男ないわ」なんて思い込んでしまうことにも。「私のこと好きじゃなさそうだからもう知らない!」で終了ではなく、「奢りじゃないなら私からも誘いやすいな」「時間があき次第、会いたいと思ってくれたのかも」という風に、ムリのない程度にポジティブな目で相手を見てみましょう。■ 願望を口に出す結婚を意識するような年齢になると、いいなと思う人と出会っても「仕事が安定してなさそう……パス!」「私が長女だから長男はちょっと」など、条件で足きりして自分のときめきにふたをしてしまうことも。ここでも言いますが、減点方式はときめかなくなるモト。学歴・家庭環境・仕事・ルックス・性格……すべてを満たした男性はそういませんし、いても早々に結婚して他の女のものになっているもの。自分はどういう男性がいいのかよく考え、譲れない条件と捨ててもいいディテールを自覚し、自分なりの幸せを追いかけましょう。極端な話、「高橋一生と結婚して一年半で離婚したい」でも何でもいいんです。一般的な価値観より、自分の欲望を口に出してみることがときめくリハビリになりますよ。■ 外見にこだわってもいいいい人と付き合いたい、結婚したい……。こんな要求にとらわれるあまり、ヘンな部分で妥協してしまう人も少なくありません。とくに、結婚を意識すると「イケメンにときめくのは罪!」と言わんばかりに、外見へのこだわりにフタをしようとする人も。「顔は好きじゃないけど性格は良さそう」なんてチョイスをしがちです。でも、「男性のルックスに対する強いこだわり」があなたにある場合、そこは譲っちゃいけません。外見に関する好みは性癖のようなもの。受け入れた方が幸せです。ここで妥協したばっかりに、「ケンカするたびに本当に彼が憎らしくなる」「寝顔を見ているとなぜこの人と結婚したのか、自分でもわからなくなる」という人もいます。ルックス重視=高望みとは限りません。「この人の顔、好きだな」という気持ちも大事にした方がよいと思います。恋愛に対して「こうじゃないといけない」と考えすぎることは、ときめきを消し、あなたを非恋愛体質に。大人になると、異性に求めることが多くなってしまいがちですが、自分の正直な気持ちを無視しすぎないようにしたいものですね。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2017年12月15日「身体の限界というか、エネルギーが切れてしまっている瞬間があって。その瞬間以外で食べるとお腹がモタモタしちゃうので……」 11月28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でそう語ったのは、高橋一生(36)。スレンダー体型のイケメンで知られる彼だが、なんと約15年間も1日1食の生活を続けていると明かしたのだ!そこで気になるのは「いったい、いつ何を食べているのか」ということ。その“秘密”について、高橋を知る芸能関係者がこう明かす。 「撮影期間中の高橋さんはロケ弁などには手をつけず、いつもスタジオ内にある食堂で“野菜たっぷりのタンメン”を食べていました。夕方ごろにきて『今日は何も食べていない』と言っていましたね。しかも彼はいつも、お酢やコショウなどの調味料を独自の比率で入れるんです。その“高橋スペシャルブレンド”を、必ず守っているようでした。普段、自宅では自炊もしているようです。1日1食とはいえ、かなりこだわりがあるみたいですよ」 食に強いこだわりのある芸能人といえばディーン・フジオカ(37)が有名だが、高橋もまたおディーンさまばりのポリシーがあるようだ。 「彼は『あまり食べると眠くなるし頭もさえない。1日1食のほうが体調もいい』と言っていました。それに彼は役作りのため短期間で体重を増減させることが多々ありました。それもあって体重をコントロールしやすい状態にしているのでしょう」(前出・芸能関係者) 実際のところ、1日1食の生活は高橋の言うような“いい影響”を体に及ぼすのだろうか。自身も1日1食生活を25年間続け、著書『超一流は無駄に食べない』(海竜社刊)を上梓している「イシハラクリニック」の石原結實院長(69)はこう語る。 「現代人は明らかに食べ過ぎです。食べ過ぎると、消化や吸収を行おうとして胃に血液が集中してしまいます。逆に大腸や小腸、腎臓や膀胱などへ供給される血液は不足してしまいます。その結果として排泄力が低下してしまうため、老廃物が体内に溜まってしまうのです。老廃物が排出されるとシミが薄くなり、肌がきれいになります。また浄化された血液が全身に行き届くことで、疲れやだるさがなくなります。脳の血流が良くなれば頭も冴えるし、集中力もアップ。認知症の予防や改善などにもつながります」 来年70歳になる石原院長だが、今もベンチプレスで90kgを持ち上げるという。 「空腹時には、細胞内の“サーチュイン遺伝子”が活性化するといわれています。別名“長寿遺伝子”といわれるもので、これがオンになることでさまざまな病気を治してくれるのです。さらに血液中の白血球や免疫細胞も働くため免疫力もアップし、がん細胞や病原菌を退治してくれます。このように1日1食は、まさにいいことづくめなのです!」 高橋の大躍進は、こうした1日1食生活効果が支えているようだーー。
2017年12月13日俳優の高橋一生が、「Yahoo!検索大賞2017」の俳優部門賞を受賞し、6日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた発表会に出席した。高橋一生Yahoo!検索大賞は、「Yahoo!検索」のデータから前年と比べて検索数が最も急上昇した人物、製品、作品などを選出するもの。高橋は「疎い人間なんですけど、その疎さの中でも皆さんの声が耳に入ってくる年だったなと思います」と、検索されていることを実感したようだ。1年を振り返り、印象に残っていることを聞かれると「1年間やらせていただいた大河ドラマ(『おんな城主 直虎』)のラストのシーンは、僕の中では印象に残ってますね」と述懐。共演者については、『直虎』主演の柴咲コウの名前を挙げ、「ずっと一緒に1年間撮影させていただいたので、印象に残ってます」と語った。また、自身が普段検索するワードを聞かれると、「癒やしを求めるので、『ハリネズミ, 風呂』とか」と告白。「ハリネズミ大好きなんです。動物が好きなんで」と笑顔を見せると、司会の土田晃之に「若い女の子みたいですね」とツッコまれていた。高橋は、発表会終了後にも取材に応じ、今年披露した雑誌『anan』でのヌードグラビアについて「まさかでしたね」と、年初には想像していなかった驚きだったことを紹介。また、「Yahoo!検索大賞」の大賞を受賞したブルゾンちえみが「今後は日本人の男の子を6人くらい育てたい」と目標を語るも、高橋については「もう育ってます」と対象外としたことを受け、高橋は「育ててくれないんですか? ぜひ、お願いします」と懇願し、ブルゾンを困惑させていた。
2017年12月06日お笑い芸人のブルゾンちえみが、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2017」の大賞を受賞し6日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた発表会に出席。新たな挑戦として「6人くらいの男の子を育てたい」と話した。ブルゾンちえみこの賞は、今年1月1日から11月1日までのYahoo!JAPANでの検索数が、前年に比べて急上昇した人物や作品などに贈られるもの。ブルゾンはお笑い部門賞で選ばれ、さらに、最も急上昇したとして、"今年の顔"である大賞に輝いた。新たにチャレンジしたいことを聞かれると「男の子をこういう風に動かしたら人気が出るのにと考えるのが好きなので、6人くらいの男の子を育てたい」と願望を告白。「私はいなくていいんです」と、自分は表に出ずプロデュースに徹するようだ。その後の囲み取材で、"育てる男"として俳優部門に選ばれた高橋一生はどうかと聞かれると、「高橋さんはもう完成しているし、高橋さんを育てる権利もないです」と恐縮。高橋に「育ててくれないんですか?」と言われると、「育てていいんですか?」と驚き、「ぜひお願いします」と言われるも、「十分かっこいいので、もうちょっと未完成な男たちを育てたい」と返した。候補はまだ「いません」とのこと。「自分で言っておきながら恥ずかしくなってきた」と照れながら、「日本人の男の子を育てたい。育てられたい男の子がいたら育てます」と宣言した。;
2017年12月06日いよいよNHKの連続テレビ小説『わろてんか』も10週目に突入。てん(葵わかな)の「ごりょんさん」(昔の良家や商家で使われていた敬称)と肝っ玉母さんぶりも板についてきましたが、まだまだ夫・藤吉(松坂桃李)の手綱さばきには手こずっているようです。先週の副題は「女のかんにん袋」。てんは文字どおり、リリコ(広瀬アリス)からもらった「かんにん袋(きんちゃく袋)」に、子育てに非協力的な藤吉への不平不満を叫んでいきます。それにしても、父親となっても相変わらずダメ亭主のままである藤吉。いや、さらに拍車がかかったというべきか。特に先週は、かなり奥さま方を敵に回したのではないでしょうか?■妻のかんにん袋が切れるとき風太(濱田岳)が会いに来たので、てんは藤吉とともに3人で夕食をとろうと待っていました。ところがさんざん待たされた後、酔っぱらって帰ってきた藤吉は、てんの料理をひっくり返してしまいます! 風太はここでもまた、藤吉にブチ切れ。てんの苦労を代弁し、藤吉を叱りつけますが、藤吉は「寄席のことを何もわかってないくせに」と逆ギレ状態に。てんも、藤吉に頼んでいた初節句のかぶとのことを何度も忘れられていたことで怒り心頭です。このあと、仲直りして食卓を囲むのかと思いきや、藤吉は「疲れたから寝る」と行ってしまいました。これはますますないですよね……。かんにん袋に「おしめ替えたこともあらへん! 夜泣きしても知らんぷり! いつまでもかぶと買ってこうへん! それでも父親か!」と藤吉への不平不満をぶちまけるてん。かんにん袋が実際に膨らみすぎて爆発するという演出には笑うしかなかったです。トキ(徳永えり)から「男は鈍い」と言われ、おおいに納得するてん。イクメンなんて存在しないに等しい明治時代、てんたちの独白に、ママたちはおおいにうなずいたのではないでしょうか?■高橋一生が男の言い分をフォロー最近、よく目にする高橋一生演じる伊能と藤吉の2ショット。伊能は、藤吉の恋敵的なポジションからスライドし、今では良き友人として藤吉をサポートしてくれています。藤吉について「仕事がおもしろい時期なんだ」とフォローする伊能。高橋一生、相変わらず、クレバーな二番手キャラがしっくり来ていますね。藤吉は「母親になると、みんな強なって面倒なんや」とぼやき、さらに「結婚してへんからわからんのや」とグチりまくりますが、伊能は「失ってから後悔しても遅いぞ」と穏やかにさとします。うーん。伊能は本当にキャパが広いですね。藤吉の愚痴を流さずに、かといって同意しすぎず、絶妙なさじ加減で受け止めています。ますます伊能株が上がる一方で、藤吉株の下落ぶりが心配な今日この頃です。■夫婦間の溝を埋めるには?かんにん袋の緒が切れてから、てんは藤吉とまともに口をききません。そんな2人を見かねた寄席の仲間たちが、なんとかてんたち夫婦を仲直りさせようと、隼也の初節句をみんなでお祝いします。これに感激したてん夫妻。締めは、これまで何度もてんのピンチを支えてきたトキ(徳永えり)の出番です。藤吉には「おてん様に結婚申し込んだときのお気持ち、隼ちゃんの前で思い出しとくれやす」と、てんにも「何があっても藤吉さんの言葉を信じてついていかはったのに、なんで今は信じてあげられへんのですか?」と詰めよります。そのとおり!いいぞ、トキ!その言葉にハッとしたてんと藤吉は、あらためて初心に戻り、夫婦の絆を取り戻しました。てんは今後について「お互いに愚痴はためずにすぐ吐き出すことです」と笑顔で提案し、めでたしめでたし。これまでにないくらいに亀裂が入っていた夫婦仲でしたが、仲間たちのサポートによって修復に向かいました。時代は違えど、ママがいろんなことに煮詰まったとき、こういう周りのサポートは非常に大きいなあと実感します。と言いつつ、週明けには藤吉が、性懲りもなくさらに寄席の小屋を増やしたいと言い出しました(苦笑)。まったく懲りない男ですが、だからこそてんの妻としての度量も大きくなっていくんでしょうね。ますますごりょんさんとして、気張っていってほしいです。
2017年12月05日今年、歌手デビュー20周年を迎えた松たか子が、「SONGS」に初出演することが決定。番組内では、「従姉妹同士みたいな感覚」と明かす、いま最も注目を集める俳優の高橋一生との初対談が実現した。テレビドラマ「ラブジェネレーション」「HERO」や映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』『告白』など、女優として幅広い活躍をする松さん。1997年3月に「明日、春が来たら」で歌手デビューを果たし、今年でデビュー20周年!アニバーサリーイヤーを迎えた今年は、NHK連続テレビ小説「わろてんか」への主題歌「明日はどこから」の提供や、12月6日(水)には「明日はどこから」が収録されたニューアルバムを8年ぶりにリリース予定、年末には18年ぶりの「NHK紅白歌合戦」へ出場するなど、再び歌手としての活動を本格化させている。そんな彼女が「SONGS スペシャル」に出演決定。番組では「わろてんか」主題歌「明日はどこから」のほか、初出演の『NHK紅白歌合戦』でも歌ったデビュー曲「明日、春が来たら」、そして松さんがずっと憧れているというバラードのカバーなども披露するという。また番組には、今年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」小野但馬守政次役で大きな注目を集め、現在は「わろてんか」にも出演中の俳優・高橋一生が登場!松さんと高橋さんといえば、今年初めに連続ドラマ「カルテット」で共演。そのほか、高橋さんと長澤まさみが共演する映画『嘘を愛する女』の主題歌を松さんが担当する縁もある。「従姉妹同士みたいな感覚」という2人は今回が初対談。2人が影響を受けてきた音楽遍歴から、松さんがカラオケボックスで目撃した高橋さんの意外な姿、そして松さんと2歳になる子どもとの微笑ましいエピソードまで。2人の懐かしい映像も流れるなど、収録が1時間半を超える大盛り上がりのトークとなった。女優として、歌手として、そして母として迎えた、松さんの歌手デビュー20周年。これまでの歴史が詰まった楽曲のスタジオパフォーマンスと高橋さんとの音楽談義に注目だ。「SONGSスペシャル『松たか子』」は12月16日(土)22時30分~総合テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日「カット!」の掛け声とともにスタッフの歓声と拍手に包まれた高橋一生(36)。ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系・月曜21時~)のクランクアップ日、数カ月間、苦楽を共にした仲間と歓喜の瞬間を大いに味わった。 「クランクインから今日まで、本当にあっという間でした。僕はこの現場の雰囲気が大好きで。いつも楽しく、お芝居をしやすい環境を作ってくださったことを心から感謝しています」(高橋・以下同) 劇中では、代々続く政治家一家の御曹司・藤堂誠を熱演。この日は、藤堂の男泣きのシーンも撮影し、まさに満身創痍の芝居で有終の美を飾った。 「お芝居でも初めて経験することがたくさんあって、いろいろ勉強になりました。またご一緒できるように、これからも精進します!」 スマイル全開、こんなおちゃめな彼も最高です!
2017年12月02日女優の土屋太鳳が、雑誌『Pen』による「Pen クリエイター・アワード 2017」に選出され1日、都内で行われた授賞式に出席した。土屋太鳳『Pen』が新設した同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々、"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。第1回の受賞者に選ばれた土屋は「クリエイティブであるということは、女優としても人としても大切なことだと感じている」と言い、「これからさらに心の表面積を広げ、恐れることなく攻めの姿勢で、仕事も人生も作り続けていきたい」と力強く語った。そして、今年を「自分や環境の変化を実感する年だった」と振り返り、「変化そのものは去年の方が激しかったんですけど、その変化を実感するのが今年でした。それによって限界や壁に気付くことができたので、すごく必要な時間だった」としみじみ。さらに、「2018年はいろんなことに恋をする1年にしたい」と宣言。「本、場所、趣味、人だったり、素敵な出会いはたくさんあると思うので、素直に素敵なものに感動して、たくさんのことに刺激的に恋をして、心の可動域を広げていきたい」と目を輝かせた。土屋のほか、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、高橋一生(俳優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が受賞。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集している。なお、授賞式には最果、Suchmosは欠席。また、『フィガロジャポン』特別賞も発表され、福士リナ(モデル)が受賞した。
2017年12月01日俳優の高橋一生が、雑誌『Pen』による「Pen クリエイター・アワード 2017」に選出され1日、都内で行われた授賞式に出席。今年を振り返ると共に、来年の俳優としての仕事について語った。高橋一生高橋は、今年を「例年よりみなさんの期待が自分にも伝わってくるくらい大きなものになってきた」と振り返り、「お返しできているかわかりませんが、それがたくさんできた年だったと思っています」とコメント。続けて、「2018年はいただいているお仕事のラインナップも見えてきて、またみなさんをいい意味を裏切る形になっていけると思う」と予告し、「使って下さる方たちの想像力にお任せして、いただく作品にしっかり尽力していければ」と意気込んだ。また、来年の目標を聞かれると、「毎年抱負に困る男で、そんなに考えたりすることはないんですが」と前置きした上で、「あえて掲げるなら"手放し"です」と話した。『Pen』が新設した同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々、"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。高橋のほか、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が受賞。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集している。なお、授賞式には最果、Suchmosは欠席。また、『フィガロジャポン』特別賞も発表され、福士リナ(モデル)が受賞した。
2017年12月01日俳優の高橋一生が、雑誌『Pen』による「Pen クリエイター・アワード 2017」に選出され1日、都内で行われた授賞式に出席した。高橋一生創刊以来、クリエイティブな人々に注目し続けてきた『Pen』が新設した同賞。アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々、"2017年の日本のクリエイター"をたたえる。第1回の受賞者に選ばれた高橋は「栄えある第1回、愛する『Pen』さんのこの賞をいただき、心よりうれしく思っています」と喜び、その上で「ただ、人によってとらえ方はあると思いますが、僕は自分のことをクリエイターとは思っていません。0から何かを作り出す方がクリエイターだと思っています」と、自身が考える"クリエイター"の定義を説明。そして、「今日同じく受賞されている方を見ると、0から何かを生み出されている方が多くて大変恐縮ですが、僕をそれでもクリエイターと表彰してくださることを心からうれしくに思います」とその重みを感じている様子で、「きっと僕のことを支え、俳優として立ち上げてくださったスタッフさんや共演者の方々、みなさんがいたからだと思います。その方たちに心より感謝を申し上げます」と周囲の支えに感謝した。高橋のほか、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が受賞。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集している。なお、授賞式には最果、Suchmosは欠席。また、『フィガロジャポン』特別賞も発表され、福士リナ(モデル)が受賞した。
2017年12月01日俳優・高橋一生が「優男」と「俺様」というふた役の教官に扮したWEB動画「安全安心ドライビングスクール優男教官篇/俺様教官篇」12月1日(金)より公開。教習所の生徒役の女性に「いいお名前ですね」と声をかけたり、厳しい口調ながらも最後に「やるじゃん」と褒めてくれるシーンなど、女性ドキドキなシチュエーションが披露された。本動画はダイハツ工業株式会社が「みんなの安全安心プロジェクト」の一環として贈るもの。 動画は、高橋さんが優しく運転指導を行う「優男教官」と、ぶっきらぼうで当たりの強い口調で指導を行う「俺様教官」という2役の自動車教習所の教官に扮し、予防安全機能「衝突回避支援ブレーキ機能」と「コーナーセンサー」について紹介をしていくという内容だ。俳優として映画やドラマへの出演はもちろん、多くのCM・WEBムービーが話題となっている高橋さん。今回のWEB動画「優男教官篇」では、生徒に「いいお名前ですね」と最初からその優しさをにじませ、運転する生徒のハンドル操作を優しくサポートするシーンなどが登場。また「俺様教官篇」ではちょっと厳しい口調の高橋さんだが、最後に「やるじゃん」と褒めてくれるシーンなど、思わず「こんな教官に習ってみたい」と思わせてくれるようなシーンが満載となっている。■<俺様教官 篇>■<優男教官 篇>高橋さんは、「今回は、1人2役の対照的な性格の教官役ということで出演させていただきました。全く違う雰囲気の作品になっているので、是非、両方の作品をご覧いただき、それぞれ異なるドキドキ感や2人の教官のギャップをお楽しみ頂ければと思います」とコメントを寄せている。この撮影が行われたのは、冷え込みが強くなってきた10月某日の早朝。2人の異なる教官を演じるにあたり、高橋さん自身の中で性格を細かく設定して臨んだそうで、実際の仕上がりを見たスタッフが「こんなに違いが出るのか」と感心するほど。「俺様教官篇」においては、高橋さんが昔教習所に通っていた頃に実際にいた先生をイメージして演じたとか。また、台本にはない「おしゃパン(=おしゃれなパンケーキ)」というアドリブワードが飛び出したり、納得いかなかったシーンは自らやり直しを求める場面も。さらにはカメラが回っていないとき、生徒役の女優が車を戻す際に高橋さんが助手席から教官さながらのサポートをする様子も伺え、女性のみならず男性スタッフも感嘆の声をあげていたようだ。「安全安心ドライビングスクール優男教官篇/俺様教官篇」は安全安心プロジェクトサイト内にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年12月01日創刊以来、クリエイティブな人々に注目し続けてきた雑誌『Pen』が、今年活躍したクリエイターをたたえる賞「Pen クリエイター・アワード」を新設。その受賞者が1日に発表され、俳優の高橋一生、女優の土屋太鳳ら10組が選出された。同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。第1回目となる今年は、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、高橋一生(俳優)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が選出された。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集。また、12月1日に都内で授賞式が行われる。
2017年12月01日俳優の高橋一生(36)が28日放送の日本テレビ系「スッキリ」にVTR出演。その中で、健康のために“1日1食”を続けていることを明かした。 「22歳くらいのときからやってるので、15年くらいやってますね」と高橋が明かすと、映画「嘘を愛する女」で共演した女優の長澤まさみ(30)は「無理!」と驚嘆。 高橋曰く、エネルギーが完全に切れてしまっている瞬間以外に食べると「お腹がモタモタしちゃう」という。これにはファンも≪なんちゅうストイックな…≫≪1日1食って...仙人ですか?≫≪ちょっと心配になる笑≫と唖然のようだ。 高橋は以前にも「腹が減ったら空腹を忘れるために走る」「家では有酸素運動をして、水分をとるということを繰り返している」と明かしていた。 そのストイックな姿勢は、“肉体美”という形にも表れている。3月に表紙を飾った「anan」でも肉体を惜しげもなく披露し、話題に。また現在放送中のフジテレビ系ドラマ「民衆の敵」ではヌードシーンが多数あり、絶賛の声があがっている。 だが一方では≪ストイックっていうか、ちょっとヘンじゃない?≫≪行き過ぎな気が≫≪ちょっと変わったひとだよね≫との声も……。 実際、高橋も「偏屈」であると認めたことがあった。クリス松村がMCを務めるNHKのラジオ番組「4時も!シブ5時」に出演した際、「偏屈で人を観察しすぎる」「付き合える人はいないだろうと言われて眠れなくなりました」と独特な悩みを暴露していたのだ。 ≪偏屈な役のときの一生さんが一番好き≫という声もあるが、春はまだ遠いか?
2017年11月29日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』で、ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)がめでたく祝言を挙げました。ここに至るまでの紆余曲折に泣き笑いの日々でしたが、てんの商才を花開かせた姑・啄子(鈴木京香)の功績はかなり大きいと言えるでしょう。しかも啄子はもう一度一旗揚げようと、「おなごの夢に年は関係ありまへん」と海外へ旅立つ姿は心意気も粋!啄子は、嫁いびりをするだけの姑ではなく、お人よしだけどツメが甘い藤吉とてんの夫婦を、みごとに鍛え上げてくれるカッコいい姑でした。■姑が嫁に教えた3つの家訓てんと藤吉が経営している寄席「風鳥亭」。しかし売り上げを伸ばすためにしたことが仇となって、信用がガタ落ち。そんな状態となった風鳥亭を立て直すべく立ち上がった啄子。夏場の暑い中、てんは、冷やしアメを寄席で売ることを提案。その際も啄子は、店頭でも売って客を寄席に呼び込むようにアドバイスをします。さらにてんは氷の上で瓶を転がして、見た目も涼しく、冷やしアメの瓶をギンギンに冷やして売るというインパクト大のアイディアを思いつき、こちらが大当たり!この“冷やしアメ”はネットでも話題に。関西でも昔からある夏の定番商品で、水あめとしょうがで作った飲み物だそう。ほかにも、寄席の客の下駄磨きをするてんを啄子が手伝ったりもします。こうした細やかなサービスも手伝ってか、風鳥亭の信用は徐々に回復していきます。そしてついに啄子がてんを「ごりょんさん」(昔の良家や商家で使われていた敬称)と認める日がやってくるのです。<啄子がてんに教えた3つの家訓>1、節約ではなくて、無駄な出費をせず使うべきときに思い切り使う『始末』2、どこに商いの勝機があるかを見極め、誰もやらないことをやるという『才覚』3、損をして得を取って帳尻を合わせるという『算用』でした。ここに今回、啄子がてんから教わったという「人=財産」という『人財』が加わったのです。寄席を訪れたてんの母・しず(鈴木保奈美)も、てんの成長ぶりに安堵(あんど)し、啄子に心から感謝します。啄子としずが過去にバチバチの火花を散らせた母親対決をしていただけに、この着地点は非常に感慨深いものがありました。■嫁と姑の絆を深めたダメ夫効果!これまで良いところを見つけることが難しかった藤吉。商家に生まれるも商才はなし、笑いの才能もなし。さらには儲け話に引っかかってしまったり。優しいだけの夫(松坂桃李が演じているので顔が良いというのもあるが)にしか見えていませんでした。そしててんと啄子の嫁・姑関係もずっとギクシャク。しかし、夫があまり頼りにならなかったからこそ、嫁と姑の絆が深まったと言えるかもしれません。さらには根っからの商売人である啄子にとって、その後継とも言える資質を持っているのが息子よりも嫁・てんであることはきちんと見抜いていたでしょう。藤吉とリリコ(広瀬アリス)の関係にもんもんとするてんに、「ヤキモチは一銭の得にもならん。あの子はウソをつけん子や。藤吉郎を信じた方が得ということです」と、結婚に反対と言っているくせに、てんを叱咤激励。商才に欠ける息子・藤吉ですが、誠実で優しいところは誰よりもわかっている母・啄子。そんな藤吉を内助の功で支えてきたてんをずっと見てきた啄子は、いつしかてんをサポートする側に回っていました。てんの商才が開花したのも、嫁姑に絆が生まれたのも、藤吉あってこそ。まさに結果オーライ。夫婦や嫁・姑の関係は、バランスが大事なんだなとあらためて実感させられました。■松坂桃李と高橋一生、イケメンすぎる男たち『わろてんか』の2強イケメン、高橋一生と松坂桃李の2ショット。先週、高橋演じる伊能がてんに「君が必要なんだ」と言って、藤吉が大慌てするくだりは、視聴者の胸をざわつかせました。ふたを開けてみたら、伊能はてんから冷やしアメの売り方を教えてもらいたいというだけだったのですが、啄子は、それを教える代価として藤吉と伊能に客引きをさせました。イケメン2人の呼び込み効果は絶大で、女性たちは寄席に興味を示します。伊能はさらに、昼間に寄席を開けば女性を集客できるのではないかとアドバイス。この目のつけどころもすばらしく、当時はどこもやっていなかった平日の興行を始めたことで、風鳥亭はますます繁盛。その後、啄子の承諾を得て風鳥亭から「北村笑店」と名を改め、てんたちはますます気張っていきます。それにしてもイケメン夫にイケメンのビジネスパートナーがいるというてんは、間違いなく果報者で、うらやましいかぎりです。今週スタートした第9週では、てんと藤吉の間に長男・隼也が誕生。藤吉は、家族を養うために寄席をもう1軒増やしたいと、あらたたな小屋探しを始めたようです。ただ、てんは子育てと仕事に追われて大わらわ。今週のサブタイトルが「女のかんにん袋」ということで、今後の動向が気になるところ。働くママたちが共感するエピソードがふんだんに出てきそうで、毎回見逃せません。
2017年11月29日「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて初代グランプリに輝いた『嘘を愛する女』完成披露舞台挨拶が11月27日(月)、都内にて行われ、出演する長澤まさみ、高橋一生らが出席した。『世界の中心で、愛をさけぶ』をはじめ、これまでいくつかの作品やCMで共演してきた長澤さんと高橋さんだが、恋人役は初めて。高橋さんの芝居について、「いい意味で、遠慮がないのがとても勉強になった」と話した長澤さんは、口の中に手を入れられたシーンを例に挙げた。高橋さんは笑顔を見せつつも、「思い切って口の中に指を入れさせてもらいました!“ガッ!”って」と、撮影の様子をふり返っていた。『嘘を愛する女』は、知り尽くしているはずの愛する人が、名前も素性もすべて嘘だったらどうするか、真実の愛とは何かを問う傑作ラブストーリー。大手食品メーカーに勤める由加利(長澤さん)は、研究医で優しい恋人・桔平(高橋さん)と同棲5年目を迎え順風満帆。しかし、ある日桔平が倒れ意識不明に陥ると、職業・名前すべてが偽りだったことが判明してしまう。前述のシーンにおいて、長澤さんは「遠慮があると、お芝居は相手との距離が変わってきちゃうもの。(高橋さんとは)深い関係性にある設定なので“ここからくるんだ”と思いました」と、高橋さんとのシーンで刺激を受けたことを明かした。恋人役であることについては、「今回すごく緊張しました。距離感の近い役だったので…。高橋さんに緊張しない人、いないんじゃないかな」と長澤さんが告げると、高橋さんも「照れちゃったところもありましたねぇ」と、はにかんでいた。本作では、ミュージシャンのDAIGOさんも俳優として名を連ねている。DAIGOさんは「いまの気持ち、わかりやすくいうと“UM”ですね。“嘘、みたい”」とおなじみのDAI語録を披露。さすがの長澤さんも「全然思いつかなかった!」と爆笑。しかし、現場での役へののめり込み方を共演した吉田鋼太郎が評価すると、気をよくした様子のDAIGOさんは「鋼太郎さんがこう言ってくださるということは、俳優としてお墨付きをもらった。うれしい!“SBI”」と言い、「芝居を“しっかり、やって、いきたいな”って。逆に長くなっちゃったパターン(笑)」とまたDAI語録を飛ばし、温かいムードを作っていた。そのほか、完成披露舞台挨拶には川栄李奈、中江和仁監督も登壇した。『嘘を愛する女』は2018年1月20日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年11月27日主演に長瀬智也、共演にディーン・フジオカ&高橋一生と、いま日本でいちばん熱くかっこいい男たちを迎えた『空飛ぶタイヤ』。池井戸作品初めての映画化となる本作から、待望の30秒特報が公開された。現在放送中の「陸王」をはじめ「半沢直樹」「下町ロケット」「花咲舞が黙ってない」など、数々のヒットドラマをとなった池井戸潤の原作のうち、初めて映画化される本作。長瀬さん、ディーンさん、高橋さんという旬な男たちの競演で2018年最も期待されている日本映画の1つとなっている。そんな本作からこのたび公開されたのは、30秒の中に見どころが凝縮された特報映像。ある日、突然起きたトレーラーの脱輪事故。“空飛ぶタイヤ”が映し出され、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)が、自らの無実を信じ、大企業に対して調査を開始するところから物語は始まっていく。映像には、赤松に、トレーラーの製造元であるホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、同社のグループ企業であるホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)が、それぞれの立場で巨大企業の闇に迫っていく姿が描かれている。そのほか、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、「Love-tune/ジャニーズJr.」阿部顕嵐、ムロツヨシ、中村蒼ら、豪華すぎる話題のキャストもずらり。世紀の大逆転エンターテインメントを盛り立てている。『空飛ぶタイヤ』は2018年6月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年11月21日長澤まさみと高橋一生が共演するほか、DAIGO、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎らバリエーション豊かな豪華俳優陣が出演する『嘘を愛する女』から、この度新ビジュアルが公開された。到着した新ビジュアルは、映画プロモーションのために撮り下ろしされたもので、長澤さんと高橋さんそれぞれが演じる由加利と桔平の関係を凝縮させたかのような、甘くも不安定な空気感が漂う。また由加利が桔平の腕に抱かれて眠る姿は、本物の恋人同士かのような錯覚にも陥る、“嘘”を抱くビジュアルとなっている。長澤さんは、「桔平と由加利の関係は、私自身の感覚にないものでした」と語り、「強くて、わがまま放題に自分の気持ちを相手にぶつけ、それでも好きでいてくれるのか。そんな彼女のことを本当に彼は好きなのかなと。彼女を演じることで強い女性の魅力、そして、いまの時代の男女の関係の変化を感じました」ともコメント。一方、高橋さんは「桔平はすべてが謎に包まれている設定なので、ベールをどこまでかけておいたらいいのか、どこまで見せていいのか、その加減の調整を常に考えていました。(桔平とは)常にシンクロしていた感覚で、いつも役柄の内的な感情と向き合い、苦しさを感じていました」と明かす。また本作を観るにあたって、「これからは男性のように強くなることは女性にとって良いことなのかもしれない。だけど、強がらなくてもいいということを、この映画をご覧になった女性の皆さんに感じてもらいたいです」と長澤さんは想いを語り、高橋さんも「人に対する愛や想いがどこにたどり着くのか、ぜひ楽しんでいただければと思います」とコメントを寄せている。なお、この新ビジュアルは11月23日(木)より、全長3.6m、高さ1.8mの特大バナーとして一部劇場除く全国の劇場で順次掲出される。『嘘を愛する女』は2018年1月20日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月16日篠原涼子(44)主演のフジテレビ系月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」。その視聴率が伸び悩んでいる。初回は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同じ)で第2話は7.1%。第3話はややアップし7.5%となったが、いまだに2ケタの大台に乗っていない。 「役者たちの“月9離れ”が進んでいる中、フジテレビが篠原サイドに頭を下げなんとか話がまとまったそうです。篠原さんは『アンフェア』シリーズや『オトナ女子』をヒットさせた存在。フジにとっては救世主ですからね。しかし総選挙絡みで初回放送が10月23日ずれ込んだり、同日も野球中継の延長で放送開始時間が遅れたりとバタバタでした」(テレビ局関係者) そんな同ドラマに篠原演じる市議と同期当選の議員として出演しているのが、今をときめく高橋一生(36)。政治家一家に生まれたエリートだが、偽名で借りたカメラしか置いていないボロアパートにデリヘル嬢を呼ぶという陰のある役柄。にもかかわらず、初回から制作サイドの“高橋推し”が露骨すぎるのだ。 「すべてデリヘル嬢を呼んでの場面ですが、初回の冒頭ではシャワーシーン。第2話がベッドシーン。第3話はケーキの生クリームをぺろりと舐めるファンにはたまらないシーンがありました。そのためネット上では『月9ありがとう!』などファンの歓喜の声が飛び交っています。ただそんな“高橋推し”も、視聴率にはあまり直結していないようです」(前出・テレビ局関係者) 篠原もやたら高橋と行動することが多く、今後はデリヘル嬢の関係がバレてひと波乱ありそうな予感も。とにかく高橋露出を続けそうなフジテレビだが、内部からもこんな声が出ている。 「あまり高橋押しで煽りすぎると、ファンの要求はどんどんエスカレートしていくでしょう。にもかかわらず期待外れだと、翌週でガクンと視聴率が落ちるリスクがある。そろそろ別の手を考えたほうがいいと思うのですが……」(フジテレビ関係者) ドラマで人気者を推し過ぎると、もろ刃の剣になりそうだ。
2017年11月13日長澤まさみと高橋一生が共演し、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎ら豪華キャストが出演する、「嘘」に隠された真実と愛に迫る新感覚ラブストーリー『嘘を愛する女』。この度、本作の主題歌が松たか子の新曲「つなぐもの」に決定。この楽曲を使用した本作の予告編も公開された。松さんが映画主題歌に楽曲を提供するのは、今回が初めて。主題歌となる「つなぐもの」は作曲を松さんが、作詞を坂元裕二、編曲を佐橋佳幸/山本拓夫が手掛けている。松さんは楽曲に関して「数年前に書いた、名もない曲が、素敵な映画に出会い、つなぐもの、になりました。全ての御縁、に感謝しています」とコメント。また、映画に出演する長澤さんは、「松さんの優しくて力のある歌声に物語の奥行き、人の想いの動き全てを代弁してもらった気がしてなんだか悔しくなりました。ストーリーを支えてくれる楽曲にとても感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、高橋さんも「大事なものをしまっている箱を開けるような、あたたかい気持ちになれるこの曲に出会えて、この作品に参加させていただいていることを益々嬉しく思うと共に、こういった形でまた同じ作品でご一緒出来ることを幸福に感じます。松さんの歌声を聴いて、いつかあったかもしれない、また、いつかあるかもしれない、唯一の人とのことを思って、人知れず つむぎ つづけ つなげる勇気をいただきました」と話している。現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」でも主題歌を担当している松さん。12月6日(水)には、「わろてんか」主題歌「明日はどこから」(作詞・作曲:松たか子)が収録された8年ぶりとなるニューアルバム「明日はどこから」がリリース。本アルバムには、今回発表された『嘘を愛する女』の主題歌「つなぐもの」が収録されるほか、ドラマ「カルテット」の主題歌として大きな話題となった椎名林檎が楽曲提供した「おとなの掟」(「Doughnuts Hole」)が初CD化として収録。さらに、松さん本人の書き下ろし楽曲や大貫妙子、加藤ひさし(「ザ・コレクターズ」)、伊藤俊吾(「キンモクセイ」)らが提供した新録曲も収録。ボーナストラックには、「おとなの掟」のMaki Makiバージョンやカラオケバージョンが収録されている。『嘘を愛する女』は2018年1月20日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月10日今や大人気の“大人の男”たち。今年30代後半に突入し、大人の男に仲間入りした豪華な顔ぶれのなかには、2017年上半期ブレイク俳優ランキングにランクインした高橋一生さんや大谷亮平さんも。イラストエッセイスト・犬山紙子さんと、日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員・品田英雄さんが解説します。大人の男にも、次世代の波が押し寄せています。今年は、大人の男に仲間入りしたばかりの36~37歳の層が厚い!「嵐のメンバーや妻夫木聡さんのように、若い頃から活躍している人たちが大人ゾーンに入り始めました。“昔はこうだったあの人が”と話題にできる、一緒に育ってきた感があることが特徴です。また、大人の男に認定されるには、ビジュアルだけでなく、経験値が不可欠。そんな中身が充実した人が、この年代は豊富」(品田さん)「30代後半は気だるさや哀愁が出てくる年齢。通常はオヤジくささが増すはずなのに、逆にぐんぐん魅力的になる人が。それは、気だるさを、大人の男特有の色気に変えられたから。豊富な経験や独自の美学を持つからこそ、できることですよね」(犬山さん)【30代後半に名を連ねる豪華な顔ぶれ】斎藤 工(36歳)、星野 源(36歳)、妻夫木 聡(36歳)、高橋一生(36歳)、大野 智(36歳)、岡田准一(36歳)、大谷亮平(37歳)、ディーン・フジオカ(37歳)、又吉直樹(37歳)、玉山鉄二(37歳)、桐谷健太(37歳)※年齢は2017年11月8日現在。ブレイク俳優にも堂々ランクイン。ブレイク俳優ランキングを見ると、ここにも大人の俳優が!子役時代からの長い芸歴を持つ高橋一生さんと、海外で活躍した後に日本で脚光を浴びた大谷亮平さん。「役者としての実力があることはもちろん、人生のバックグラウンドがあることで、演技の深みや味わいが増している。また、さまざまな経験や苦労を乗り越えてきたであろう精神的なタフさや生命力が、画面を通しても伝わってくることで、惹かれる人も多いのでは。そしてテレビやCMなどに起用をする側の意図として、色のついていないタレントに出演してもらうことで新鮮さを演出したいという狙いがあることも。その点でも、この2人が注目されているのではないでしょうか」(品田さん)【2017年上半期ブレイク俳優ランキング】1位…高橋一生(36歳)、2位…坂口健太郎、3位…山崎賢人、4位…竹内涼真、5位…大谷亮平(37歳)※2017年6月23日ORICON NEWS発表オリコン調べ(oricon.co.jp)※年齢は2017年11月8日現在。犬山紙子さんイラストエッセイスト。『ごごラジ!』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演中。本誌の連載でもおなじみ。近著に『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)がある。品田英雄さん日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員。『日経エンタテインメント!』創刊編集長。エンタメを専門にTVや講演で活躍。著書に『ヒットを読む』(日本経済新聞社)。※『anan』2017年11月15日号より。イラスト・粟津泰成文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月09日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』が6週目に突入。ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が、笑いを商売にしようと一心発起し、寄席を開こうと大奮闘していきます。いわば朝ドラは、ヒロインが人生の障がい物競走をしていくというのが大前提。藤吉と駆け落ちしてからのてんは、姑の嫁いびりや藤吉の大失態などで、前途多難。でも、そんな逆境を、てんは持ち前のガッツと賢さで切り抜けていきます。いまやその顔は、苦労知らずのお嬢様から、しっかり者の妻の顔になってきた感があります。■ダメ夫・松坂桃李の失態をカバーする妻てんの親の反対を押し切り、彼女を連れて大阪の実家である北村屋へ戻った藤吉。慣れない米問屋の仕事で、古米や外米などを法外な値段で仕入れてしまったり、挙句の果てには、悪徳業者にパーマ機の粗悪品を売りつけられ、店をつぶしてしまうという大失態をおかしてしまいます。藤吉って人はいいけど、ぼんぼんで何ごともツメが甘すぎ。しかも、北村屋の仕事を手伝ってきたわけでもないから、やることなすこと空回りしてばかり。少なくともずっと実家の老舗薬種問屋で、父や母の仕事ぶりを見てきたてんの方が、気づかないうちに商才が育まれていたのかもしれません。本来なら大赤字となるはずだった古米や外米を、工夫した売り方で見事にさばいたてん。この仕事ぶりはさすがのごりょんさん(鈴木京香)も評価しておりました。夫のピンチをチャンスに変えたてんの心意気がすばらしい。また、北村屋を廃業にまで追い込んでしまった藤吉を責めることもなく、「笑いを商売にしましょう」と、笑顔で提案できる度量の大きさはもはや脱帽ものです。■質素倹約の鈴木京香vs.豪華けんらん鈴木保奈美対決てんの両親である儀兵衛(遠藤憲一)と妻・しず(鈴木保奈美)は、絵に描いたような“夫唱婦随”の夫婦です。しずは常に大黒柱の夫を立て、夫の言うことに従う良妻賢母です。儀兵衛がてんを勘当したときも逆らいませんでしたが、てんが姑の啄子(鈴木京香)からいけずをされていると知ったしずは、北村屋へ乗り込んでいきます。「質素倹約のごりょんさん 対 豪華けんらんの奥さま」の“鈴木対決”の回は、鈴木保奈美と鈴木京香がどっちも引かない名勝負を繰り広げ、話題に。結果的には、しずが一枚上手だった感じで女を上げました。そのとき、しずはてんに「貞女は二夫に見えず」として、白い喪服を授けます。これは、一度嫁いだ妻は、何があっても夫と墓場まで添い遂げるという意味合いのこと。だから喪服=白の死に装束なんですね。古風な考え方ですが、凛としたたたずまいのしずが言うと、じつに説得力がありました。しずのDNAを受け継いでいるてんも、今後その教えをまっとうしていくのでしょうね。いまだと時代錯誤と言われてしまうかもしれませんが、カッコ良いしずを見ていると、その生き方には憧れを感じます。■助っ人王子・高橋一生に拍手!北村屋が大ピンチとなり、てんが相談をしに行ったのは、てんの許嫁となるはずだった伊能栞(高橋一生)のところ。この助っ人王子の参上に、心が躍った視聴者は多かったはず。ところが、藤吉が悪徳業者から仕入れてしまった粗悪品の契約書を伊能が確認したところ、業者には否がなかったらしい。というか、そもそも藤吉が中身を確認しなかったことが悪いと指摘されました。伊能はてんのことを心から心配し、自分がてんのことを考えて身を引いたことを告白し、さらに「ぼくはいつでも待ってるよ」という、これまた懐の深さを見せ、女子のハートをわしづかみ。でも、てんはこの甘い台詞にも一切気持ちは揺らぎません。そう、てんの藤吉への愛は強くて深い。そして「貞女は二夫に見えず」と、さらに腹をくくったてんはもはや無敵です。今週のてんと藤吉は、寄席の開業を目指して小屋探しを始めました。行く手にはこれまたいくつものハードルが! 芯の強い妻となったてんにエールを贈っていきましょう。
2017年11月08日『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』第2話が10月30日に放送された。「仕事をやめたとたんに保育園をやめなきゃいけないなんて、おかしくないですか!?」という佐藤智子(篠原涼子)の問いかけに、「そうだそうだーっ!」と、観ているこちらも気分は完全に石田ゆり子(もとい平田和美)だった前回。「市議会議員編」のはじまりとなった今回も、ずぶぬれの高橋一生という予想外のスタートには驚いたが、智子の正義は私たちに「政治に関心を持つことの大切さ」をわかりやすく指南してくれた。■みんなで幸せになるために、うそをつくことは必要か?950万という年俸目当てで市議会議員を目指した智子は、意気揚々と初登庁。裏では、犬崎派と市長派という熾烈(しれつ)な争いが渦巻いていたが、そんなことは知るよしもない。智子は公約を果たすべく、教育こども委員会への入会を希望する。しかし、そのためには犬崎につく必要があり、会議中に居眠りしていた犬崎派No.2の前田議員(大澄賢也)に「寝ちゃダメ」と注意したことを、自分の誤りだったと謝罪するよう迫られるのだった。委員会に入るためには謝らなくてはいけない、でも謝りたくない…と悩み抜いた智子は、「みんなで幸せになるために」と犬崎派につくことを決意。だが「迂回路建設におけるあおば西公園取り壊し」に対する陳情書がその考えを一変させる。■正直者が損する世の中で子育てをしたいですか?実際の公園に向かった智子は、陳情書の送り主・山下圭子(水川あさみ)から、イジメにあっていた中学時代、この公園に支えられていたと聞かされる。そして、イジメがなくならないなら「せめて逃げられる場所を奪わないでほしい」と懇願されるのだった。いよいよ迎えた本会議。あおば西公園の取り壊しに反対するのかと思いきや、智子は「賛成」と声を上げる。その後“前田議員に謝罪するため”発言を求められた壇上で、唯一の陳情者である圭子の希望は、公園を残すことではなく、イジメにあっている子どもたちを守ることだと主張。そのためにも、教育こども委員会に入りたいと訴える。さらに国語辞典にある「政治家=もめ事の調整や駆け引きのうまい人」にはなりたくないと話し、「うそついて得するのかって。そんなこと言ったら正直者が損する世の中になっちゃうじゃないですか! 私、そんな世の中で子育てしたくないです。だから、すみません。前田議員、居眠りしちゃダメですよ!!」と謝るどころか、真っ向勝負を挑むのだった。■不満ばかりのママ世代こそ、政治に関心を持つべき!?智子のママ友のように、世間のママたちにも「もっとこうしてほしい、こうだったらいいのに」と思うことは多々あるはず。それでもSNSに書き込む程度が現実的で、仲のいい友だちが政治家にでもならない限り、国や市に思いを伝えることはほとんどないだろう。それどころか、総務省発表の国政選挙年代別投票率を見ても、20代・30代の投票率はとても低い。もちろん選挙に行かない理由は人それぞれだが、小さな子どもを抱えて投票に向かうのは、かなりの重労働。そこに“自分ひとりが動いても何も変わらない”という気持ちが加われば、会場に足が向かないのは当然である。でも、それでは何も変わらない。選挙での投票はもちろん、たとえどうにもならないとわかっていても、意見や不満があるなら行動を起こすのは大切なこと。子どもたちを守りたいと願う圭子と智子の前向きな姿に、家族の将来に関わることなのだから、しっかりと政治に関心を持たなくてはとハッとしたママも多いのではないだろうか。■高橋一生の昼と夜のギャップに萌え第2話でも、やはり訪れた藤堂誠(高橋一生)のセクシーすぎる半裸シーン。政治家には裏の顔がある…とは良く聞くが、昼にスーツをビシッと着込んだサラブレッドが、夜には風俗嬢を部屋に連れ込んでいるとは思うまい。ヌードはもとより、あのすがるような目付きには、嫌が応でも母性本能がやられてしまう。自分にはないものを持っている智子に興味を抱いている様子の藤堂。なにやら深い闇が隠されていそうだが、それらが明かされていくのも楽しみだ。そしてそして、智子が議員として輝けるのは夫・公平(田中圭)の支えがあるからこそ。第1話で仕事を辞めてきたとあっけらかんと話す姿には不信感を抱いたが、家事について「得意なほうが得意なことをする。これ夫婦の秘訣(ひけつ)!」という名言はアッパレの一言。しかも、靴擦れへのばんそうこうの貼り方…あれは反則です。そんな良き夫だからこそ、気になるのが和美の存在。記者に復帰するため娘を公平が預かるというが、個人的には「欲しいものは手に入れなきゃね」という和美の言葉が引っかかってならない…。今後、夫婦に亀裂が入るキッカケにならないと良いのだが。11月6日に放送される第3話では、智子が民衆の敵になる!? 破天荒な新米議員がどんなやり方でピンチを乗り切るのか、注目したい。
2017年11月05日篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』が、衆院選や台風報道で日本中が大騒ぎしたその次の日というタイミングの10月23日にスタートしました。篠原が演じるのは、夫も自分も無職になってしまった崖っぷち主婦・佐藤智子役。彼女は子どものために一心発起し、高額報酬を得られるという目的で、市議会議員選挙に立候補しました! その結果、間一髪セーフで繰り上げ当選。次週からはママの市議会議員として奮闘していくことに。■生まれた時点で自分の人生は決まっているのか?智子は、夫の公平(田中圭)とひとり息子の駿平(鳥越壮真)と、お金はないけど慎ましやかな日常を楽しく過ごしていました。公平も智子も曲がったことができないまっすぐで熱い性格が災いし、ふたりとも仕事をクビになってしまいます。これは大変!子どもが卵焼きをステーキに見立てて食べる姿がなんとも切ない。ある日、智子は市議会議員の報酬が年収950万だと知ると、無謀にも立候補を決め、夫婦二人三脚で選挙戦を開始します。智子は街頭演説で、自分の父親がギャンブルに狂い、母親も男にだらしなく、自分は17歳から中卒で必死に働いてきたという過去を激白。そんな彼女が「生まれた時点で自分の人生が決まるのっておかしくないですか?」と訴える問いかけが、次第に人々の心を動かしていきます。■待機児童問題やマタハラ問題に物申す「幸せなふりはやめよう」という智子の心意気に共感し、彼女を応援したいと最初に提案したのが、石田ゆり子演じるシングルマザーの平田和美です。彼女は新聞社の記者でしたが、産休明けに社史編さん室に左遷されたそう。いわゆる「マタハラ」でしたが、シングルマザーとして働く彼女は、激務の仕事に就くのは厳しく、その異動を「仕方ない」と受け入れながら、釈然としない日々を送っていました。和美が智子に待機児童問題について不満をもらすシーンもかなりリアルです。和美いわく「政治家は待機児童を保留児童と言い換えてマニフェストを実践したって言ってるだけ。何も解決していない」とのこと。たしかに!■子育て中のママの人生は二の次!?智子も無職なのに保育園に息子を通わせているとネットなどでバッシングを受け、大ピンチ。しかし智子は子どもを保育園から辞めさせたうえで、「そんなのおかしくないですか!」と訴える。無職になったとたん、保育園を辞めさせられたら、就職活動もできない。就職ができなければ保育園が決まらない、保育園が決まらなければ就職ができない、このジレンマにママたちは悔し涙を流しながら、戦っているんだろうと思います。しかも子どもにだって、子どもの世界がある。ママと離れることに泣きながら登園して、ようやく毎日を楽しく過ごせることになったとたん、親の都合によって辞めさせられてしまうのだから。「子育てを優先したら自分の人生二の次なんておかしくないですか!」という言葉には、世のママから拍手が起こったのではないでしょうか。子どもが生まれると、良い母であることを第一に求められてしまい、自分のことを優先することに罪悪感を覚えてしまうママたち。だからこそこのルールこそ変えたいという訴えに和美が声をかけたママ友のネットワークが団結し、智子に追い風が吹いていき、最終的にはラッキーな繰り上げ当選を果たします。■高橋一生や千葉雄大と『わろてんか』の二大イケメンも出演祖父も父親も政治家というサラブレッド議員の藤堂誠役に高橋一生、智子と同じく初当選をした28歳の新人議員・岡本遼役に千葉雄大と、朝ドラ『わろてんか』の2人も出演。とくに準主役というポジションの高橋のシーンは、いきなりシャワーシーンからベッドシーンへというサービスショットから始まりました(笑)。選挙中も智子を応援していたし、今後も不慣れな現場で苦戦が強いられるであろう彼女をサポートするというおいしい役どころとなりそうです。「本当に幸せになりましょう」と力強く訴えかける智子。『働くゴン!』や『ハケンの品格』などと同様に、弱き者の立場に立ち、「世の中、おかしくないですか!?」と声を挙げてくれる男前な篠原にほれそうです!でも働くママの問題にしても課題は山積み。ママさん議員として、どう戦っていくのか。どうルールを変えていってくれるのか。智子に期待しましょう。
2017年10月28日好調なスタートを切ったNHK連続テレビ小説『わろてんか』で、まるで少女漫画の王子様のようないでたちが、初登場から視聴者のハートをクギ付けにしている“栞さま”こと伊能栞。その“ステッキさばき”と“キザなセリフ”が、すでに見どころのひとつになっている。高橋一生(36)が演じるこの紳士の素顔は、伊能製薬の次男で東京の帝国大学を卒業後、貿易会社を起こした「顔よし、家よし、頭よし」を絵に描いたような人。 高橋はこの人物像を演じるにあたって次のように語っている。 「じつはもろさもある男です。インテリジェンスの塊のように見えて、誰かに心を許すと無意識にダメなところを見せてしまう。その複雑な階層が見え隠れするように演じたいと思います」(高橋) 栞さまはヒロイン・てん(葵わかな)の結婚相手になるはずが、彼女の藤吉(松坂桃李)への思いを知ると、サッと身を引き、後押しする。 「伊能栞という男が今後どう描かれていくのか、おてんさんへの感情はどう動いていくのか、僕自身も気になるところがたくさんあります。彼にはある境遇ゆえのコンプレックスがあるのですが、そこにくすぶらず、“笑い”を求めていくバイタリティのある人間です。それを日本にどう根づかせていくのか楽しみにしていただきたいです」(高橋) そんな、インテリ紳士“栞さま”のカッコよすぎる決めゼリフを紹介! 【仕事が忙しくてね。縁談を考える余裕がなくて】 てんの窮地を救った後、駆けつけた風太(濱田岳)とともに、自らの事務所へ招く。てんがお見合い話の相手であること、てんには思いを寄せる人物(藤吉)がいることをこのときに知る。 【実は僕は西洋の自由な恋愛というものに憧れていまして】 事業への投資を申し出た伊能の様子から、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)は縁談を進めようとするが、「あくまでもビジネスパートナーとして」とクギを刺す。その理由を話し「あとは互いの心の声に任せたい」と。 【キミとなら僕も、そんな家族をつくれるかもしれない】 縁談を断った伊能が藤岡屋を後にすると、てんが追いかけてきた。家族思いのてんからの手紙に感銘を受けたという伊能は、「キミに興味がないわけではない。むしろ興味がわいた」と話す。そして、そんな思わせぶりなせりふを。 笑って泣ける、今後の展開が楽しみな『わろてんか』。栞さまからも目が離せません!
2017年10月27日ゆうばり国際ファンタスティック映画祭を皮切りに、世界各国の映画祭を席巻中の齊藤工監督・高橋一生主演『blank13』。このたび、待望の予告編が解禁。また、多くのファンの声を受け、当初の東京・シネマート新宿1館での限定公開から全国順次公開も決定した。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・ゆうばりファンタランド大賞の受賞を皮切りに、第20回上海国際映画祭「アジア新人賞部門」では、齊藤監督が日本人俳優として初となる最優秀監督賞受賞、第15回ウラジオストク国際映画祭「長編コンペティション部門」では高橋さん&リリー・フランキー&斎藤工の3人が最優秀男優賞トリプル受賞(日本人初&映画祭史上初)を果たすなど、各国を席巻中だ。このたびお披露目された予告編の前半では、齋藤監督とも親交の深い女優・板谷由夏のナレーションから始まり、笹川美和による主題歌「家族の風景」が流れる中、家族の不遇の歴史が紐解かれ、高橋さん演じるコウジが13年ぶりにリリーさん演じる父と病院で対峙するシーンが描かれる。空白の時間を埋めるかのような、親子にしか出せない空気感と心の機微を、2人が見事に演じている様子が見てとれる。しかし映像後半、これからしめやかに営まれるであろう感動的な葬儀のシーン…と思いきや、葬儀には父と親交のあった超個性的な面々が登場し、アドリブ全開の予測不能な展開に。そして、「父のことは大嫌いです」と語り始めたコウジは、最後に何を言おうとしたのか…。映像には、高橋さん、リリーさん、斎藤さんほか、母親役の神野三鈴をはじめ、松岡茉優、伊藤沙莉、村上淳、織本順吉、さらに佐藤二朗と多彩な豪華俳優陣がずらり。葬儀の日に参列者たちが語る父のエピソードは、「これ、実話!?」と思わずにはいられない。『blank13』は2月3日(土)よりシネマート新宿にて公開、2月24日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月26日連続ドラマ「カルテット」(TBS系)やNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の好演が女性ファンから絶大な支持を受けている俳優の高橋一生(36)。人気絶頂のなか、10月23日に放送された女優の篠原涼子(44)主演のフジテレビ系ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」では政治家一家のエリート市議役を演じた。 ドラマでは、スタートからわずか5分で高橋のシャワーシーンが登場。その後も濡れ場が繰り広げられたとあって、ネット上では《色気が溢れてる》《セクシーシーンにドキドキした》など女性ファンから歓喜の声が数多くあがったのだ。 「今回のドラマは明らかに高橋さんのファンに向けた“サービスシーン”が数多く盛り込まれているそうです。初回の視聴率は9.0%でしたが、今後は高橋さんの出番をどれだけ増やすかが視聴率に影響を与えそうです」(フジテレビ関係者) そんな高橋だが、ブレーク前の14年に放送されたWOWOWの連続ドラマ「モザイクジャパン」に注目が集まっている。そこで演じた“ゲス社長”の役が、関係者の間で絶大な高評価を得ていたというのだ。 「ドラマは、売れっ子脚本家の坂元裕二氏(50)が書き下ろした社会派エンタテイント作品。セクシービデオ制作プロダクションに乗っ取られた田舎町が舞台になっていて、高橋さんは日本最大級メーカーへと成長したグループ会社の社長役を演じました。頭はキレキレだが、ハンバーガーを窓に投げるテストを入社面接で命じるほどの変わり者。永山絢斗さん(28)演じる部下に無理難題を押しつけるなど、破天荒な役柄ながら見事にハマっていました。R15+指定相当だけに濡れ場もアリ。この作品を見てオファーをした業界関係者もいるほどで、今も根強いファンがいますね」(映画業界関係者) 高橋のファンならぜひとも“通過”しておきたい一作だ。
2017年10月25日「恋がしたいけどできない」という女性の悩みはよく聞きますが、「そもそも、恋愛する気になれない」人が急増中なのだとか。その原因が「いい相手に巡り会えない」とか「恋愛よりも仕事が楽しい」だったらまだしも「疲れすぎてそんな気力が湧かない」というのですから…。これはかなりの由々しき事態!そこで、その実情と解決策を探ってみました。■お疲れ女子の恋愛離れ、その実態◎恋愛できない原因は「健康状態」?妙齢の女性といえば、恋に仕事に趣味に全力投球、みたいなイメージがありますが、実際のところそんなことを言っている余裕、ありますか?仕事がハードで家と会社の往復の毎日。新しい出会いはおろか、親しい友人と会う時間も気力も残っていない。たまの休みは疲労回復すべくひたすらダラダラ過ごし、体はなんとか休めたとしても、やりたいことができず、釈然としない気持ちはくすぶったまま…。気力ゼロの自分を「情けない」と責め、SNSで友人たちの楽しそうな投稿を見てはため息…ああ、これこそ負のスパイラルではないですか!養命酒株式会社が行った、全国の働く女性(20〜39歳)を対象にした調査によると「リラックスしようとしてもできない(過緊張状態)」と答えた女性は全体の6割以上にものぼり、「疲れていると感じるか」との質問に対しては全体の8割半の人が「イエス」と回答。ちなみに、疲労の原因はというと1. 仕事の人間関係…50.2%2. 仕事の内容…44.5%3. 気温・湿度…35.2%4. 労働時間、残業などの仕事量…30.8%5. 金銭事情、金銭的不安…27.2%なのだとか。職場において年々増える仕事量と責任、年齢に抗えない体力低下を思えば無理もない調査結果に、うなずきが止まりません。◎恋愛離れする意識の裏はそりゃ、恋愛なんてしている余裕はなくなるわ…と妙に納得。疲労の原因の第1位に「人間関係」が来ることを思うと、プライベートで恋愛に関する悩みまで抱え込みたくない、と思ってしまうのは当然のことのようにも感じられます。そして多くの場合、仕事がうまくいっていない時は恋愛もうまくいかないもの。同社の調査では、慢性疲労を抱えている人の6割近くが「疲れが原因で恋愛する気が起きなくなったり、気持ちが冷めてしまったりした」「些細なことでイライラして恋人や家族とケンカしてしまった」と答えるなど、疲労が恋愛に与えるダメージはかなり深刻です。ちなみに、4人に1人が「デート中に居眠りをしてしまった」経験を持っているのだとか。そんな彼女たちが、疲れている時でもしたいデートは「お家デートでのんびり」が半数近く…「もう動けないよ」という、か細い悲鳴が聞こえてきそうな結果になりました。■疲れからの恋愛離れを解決する方法メディアが「結婚しろー結婚しろー」と言わんばかりに婚活をあおるのに対し、当の女性(男性も、でしょうけれど)の実態がこれでは、うまくいかないのは当たり前です。仕事の環境が改善されれば一番いいのでしょうが、それもなかなか難しいところ。当然、仕事にやりがいだって持っているだろうし。そこで、まずは原因である疲労を取り除くことから始めないといけないですよね。疲れたら寝る、が基本ではありますが、慢性疲労は休息だけでは改善が難しいという厄介なもの。でも、ちょっとしたコツを生活に取り入れることで、悪化するのを防げるようです。◎睡眠時間の確保これはまあ、当たり前と言えば当たり前。ただし、質の良い睡眠を取らなければあまり意味がありません。寝具に気を配るのはもちろん、夜寝る前はスマホやパソコンを見ないようにして、脳に刺激を与え続けないことが大事。体を休めるのは当然ですが、脳を休めないことには疲労は蓄積されるばかりなのだそう。寝る前にはスマホ断ち。これが鉄則です。◎ぬるめのお湯にしっかり浸かる疲れている時は、さっとシャワーで済ませて早くベッドに潜り込みたいものですが、40 度以下のぬるま湯に浸かると、リラックス効果が抜群なんだとか。ついでに消化管の血流も改善されて栄養の吸収も良くなり、体も脳もダメージからの修復を助けてくれます。◎食事はタンパク質を中心にタンパク質は体内のダメージを修復するのに必要不可欠な栄養素です。ビタミンばかりを気にするのではなく、タンパク質も積極的に摂りたいもの。鶏胸肉、ラム、豚もも肉は、あっさりしている上に疲労回復物質が多く含まれているので、日々、意識的に食するといいですね。■恋愛の癒やし効果の真偽とはいえ、恋愛そのものにだって疲労回復効果があることを既にみなさんはご存知なのでは?これは恋愛ホルモンと呼ばれる「ドーパミン」「エンドルフィン」「オキシトシン」などの快楽物質が分泌されるから、なのだそうです。しかもこれ、疑似恋愛でも十分に出せるとか。本物の恋愛をする気になれないなら、せめて妄想だけでもしてみてはいかがでしょうか?それで疲れが取れて、新しい恋にも前向きになれたら言うことなし、じゃないですか!養命酒製造株式会社さん、前出の調査以外にも粋なアンケートも取っていまして、「笑顔を見ると元気が出る芸能人は?」との問いに、お疲れ独身女子は1. 福士蒼汰さん2. 高橋一生さん3. ディーンフジオカさんさらに「この人の優しい声で疲れを癒やしてほしいと感じる芸能人は」という質問には1. 斎藤工さん2. 高橋一生さん3. ディーンフジオカさんがランクイン。いやぁ、一生様とディーン様の人気はすごいですね。さらにさらに!「疲れている時に恋人にかけてもらいたい言葉」という項目にランクインしたのは1.「ゆっくり休んで」2.「おいしいものでも食べに行こうか」3.「いつも頑張ってるね」ああ、妄想のネタをありがとうございます!確かに、斎藤工さんの低音セクシーボイスで「ゆっくり休んで」なんて囁かれたら、疲れなんて遥か彼方に飛んでいきそうです。しかも妄想の中でなら、それ以上のことだって可能…。ゆっくり休んでなんかいられません。というわけで、睡眠、栄養、妄想恋愛で全身の疲労回復を図り、健やかな心身を取り戻せば、自然に恋したい気持ちも戻ってきそうです。妄想恋愛の世界から戻れなくならないように…そこだけは気をつけて!ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年10月24日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』の3週目で、ついにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が駆け落ちしてしまいました。紆余曲折をへて、互いに惹かれ合っていった2人。ようやく藤吉の口から「俺の嫁はんになってくれ」のひと言が出ました!鳴かず飛ばずの旅芸人だったはずの藤吉ですが、じつは米問屋の跡取り息子でした。どっちにしても分が悪い。老舗薬種問屋「藤岡屋」を継ぐべき長女・てんとは絶対に結ばれない運命です。この時代、商家の跡を継ぐぼんぼんやお嬢様はほぼ見合い結婚が当たり前。本作を見ていると、あらためて「結婚=幸せ」という価値観について考えさせられることが多いです。■ロミジュリ効果? 障害があるほど恋は燃えるけがをした藤吉をかくまったことが父・儀兵衛(遠藤憲一)にばれて、蔵に閉じ込められたてん。毎夜てんのもとに通う藤吉は、ロミオとジュリエットばりにロマンティックで、朝から視聴者の胸は高鳴りました。その後、てんに求婚した藤吉は、予想どおり父・儀兵衛(遠藤憲一)の逆鱗(げきりん)にふれますが、これはまあ、予想どおりの展開です。『あさが来た』のあさと新次郎のように、許嫁(いいなずけ)と互いに惹かれ合うのが理想的だけど、『わろてんか』の場合、そうはいかず。実際、ロミジュリのように、恋は障害があるほど燃え上がるものですから。しかしロミジュリだとその先にあるのは悲劇。もちろん本作ではそうはならないと思いますが、“障害の恋”がどのように“生涯の愛”へと変化していくのかが楽しみです。■結婚するのなら濱田岳や高橋一生がおすすめ?藤吉の恋の好敵手というべき存在が、縁談の相手・伊能栞(高橋一生)と、てんの幼なじみ武井風太(濱田岳)。最初は外見や身分をどう見積もっても勝ち目がなさそうな風太でしたが、ふたを開けてみれば、意外と男らしく、てんへの愛は誰よりも深そうで高感度大です。3週目までは、風太の一途な思いがかなり視聴者の心を揺さぶったのではないかと。ただし、てんのハートはまったく揺さぶられてなかったのは残念なところ。藤吉の胸ぐらをつかんで激怒したり、伊能のもとへ走り、てんとの縁談をまとめようとしたり、風太の行動力も心を打つものでした。第三者から見れば、風太のような人と結婚すればきっと幸せになれるのに…と思えてしまうのに、そうは事が収まらないところに、「結婚=幸せ」価値観の不思議さがあります。また、ただの噛ませ犬に終わらないであろう伊能が、今後てんと藤吉のカップルにどこまで食い込んでくるのかも興味津々です。■まずは結婚してみる。てんの母・しずの結婚観鈴木保奈美演じるてんの母・しずは、強面の儀兵衛に寄り添いつつも、けっしてでしゃばらない良妻賢母。しずと儀兵衛は、絵面的に見れば“美女と野獣”ですが、じつにバランスの取れた夫婦です。しずがてんの縁談について儀兵衛と話し合っていたとき、自分も結婚する前は儀兵衛の堅物ぶりが心配だったことを本人の前で語っていました。その発言に少しショックを受けた様子の儀兵衛が何とも可愛らしかったです(笑)。しずの「不安はあったけど、一緒に暮らしているうちに、愛情っていうのはこうやって育まれるんやとしみじみ思ってなあ」と言ったときの満ち足りた表情からは、夫婦として刻んできた年輪を感じました。いろんな夫婦像がじつに味わい深いです。4週目では、てんにさらなる障害が! 駆け落ち後、ふたりは藤吉大阪にある藤吉の実家に身を寄せますが、藤吉の母・啄子(鈴木京香)は二人の結婚を認めずに猛反対。てんはいわゆる姑いびりを受け、お嬢さまなのに女中扱いされてしまいます。これまた、いばらの道となりそうですが、愛する2人で乗り越えていってほしい。そしてこれからも毎日わろてんか!
2017年10月24日俳優の高橋一生が10月21日(土)、都内で行われた出演映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミット・オブ・スリービング ビューティー』の初日舞台挨拶に出席。「また一緒に作品を作りたい」と撮影時、25歳だった二宮健監督の若き才能に惚れ惚れしていた。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で演じた井伊家筆頭家老の小野政次が、壮絶な死を遂げると“政次ロス”状態になる視聴者が続出。現在放送中の朝ドラ「わろてんか」では、ヒロインのお見合い相手である青年実業家を演じる高橋さんが、本作ではヒロインの恋人役を務めている。「ちょうど1年前に撮影したこの作品を、こうして劇場でお見せできることが幸せですし、感慨深いです」と高橋さん。「二宮監督の“頭の中”が大好きです。この役、このキャストというのも大きい。こんな風に思えることは、最近ではあまりないこと」と本作への強い思い入れを示していた。自主映画の世界で活躍してきた二宮健監督の商業映画デビュー作。女優を夢見る主人公の“人生再生”をスタイリッシュな映像で描いた。夢が遠のく現実に、生きる目的を見失いつつあるヒロインのオリアアキは、妄想に支配されるうち、恋人・カイト(高橋さん)との美しい思い出に溺れていく。舞台挨拶には高橋さんをはじめ、二宮監督、オリアアキを演じる桜井ユキ、共演する佐々木一平、阿部純子、満島真之介が出席。劇中では高橋さんが、桜井さんを相手に映画としては初めてのラブシーンを披露している。映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYリミット・オブ・スリーピング ビューティ』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月21日