実写映画『ゴールデンカムイ』に高畑充希、泉澤祐希が出演することが決定。最新予告映像も公開された。高畑さんが演じるのは、主人公の元陸軍兵・杉元(山崎賢人)の幼なじみ・梅子。『ヲタクに恋は難しい』では、息の合った掛け合いでヲタクカップルを演じた2人が、今作では運命に翻弄される幼なじみとして共演。泉澤さんが演じるのは、杉元と梅子の幼なじみで、杉元と共に二〇三高地の戦場へ出向く寅次。山崎さんとは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンでの熱演は圧巻だ。製作陣は2人の起用について、「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」と話し、さらに「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影をふり返っている。合わせて公開された映像では、土方の「これから北海道は戦場になる」という言葉と共に、苛烈な埋蔵金争奪サバイバルバトルの火蓋が切って落とされる。二〇三高地での激戦、杉元と尾形の雪の中での激闘と、『キングダム』のアクション監督・下村勇二が再タッグを組み、山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンで魅了する。また、原作でも印象的なセリフの数々、「弱い奴は食われる」(アシリパ)、「お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せる」(鶴見)、「俺は、不死身の杉元だ!」(杉元)にも注目だ。さらに、杉元、アイヌの少女アシリパ、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉、元新選組・鬼の副長・土方歳三、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹らに加え、ヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミのレタラもお目見えする大迫力のポスタービジュアルも完成した。高畑充希コメント元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。 梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、 オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。 山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした。 現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!泉澤祐希コメント「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか!と、ワクワクが止まりませんでした。山崎賢人君とは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※レタラの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年10月17日女優の高畑充希が12日、東京・ティファニー表参道で行われた同店のオープニングイベントに登場した。9月13日に「ティファニー表参道」がオープン。ティファニーが誇るモダンラブを体現するダイヤモンドの殿堂が誕生する。オープニングイベントに、グローバルアンバサダーのヘイリー・ビーバー、アニャ・テイラー=ジョイ、フローレンス・ピュー、日本のアンバサダーの三吉彩花をはじめ、国内外からそうそうたる著名人が参加し、ティファニーのジュエリーをまとってカーペットを歩いた。高畑は黒のオフショルダーのドレスをまとい、デコルテを披露。ネックレスなどジュエリーを輝かせていた。そして、「ものすごく煌びやかで、華やかで! 気分が上がるポップな印象もあって、訪れたくなる店舗だなと思います」と同店を訪れた感想をコメント。「ティファニーは父からもらった最初のアクセサリーで、シルバーのネックレスをあるお祝いでもらったことがあって、すごく今でも印象深く覚えています」とティファニーの思い出を紹介し、着用しているジュエリーについて「着けていただいた瞬間ぱっと華やかになりますし、ティファニーロックのシリーズがすごく好きなんですけど、華やかさもありつつ、ちょっとスパイシーなクールという感じがあるので、普段のカジュアルな服にも合うし、ドレッシーにも合うしすごく素敵だなと思います」と語った。また、“モダンラブ”(新しい愛の形)を体現するティファニー表参道店にちなみに、自身にとっての“モダンラブ”を聞かれると、「30年生きてきても難しいですが、最近思うのは自分を愛することが重要だなと思います。自分を愛すると相手への愛し方にもプラスで豊かになると思うようになったので、自分を愛せるように肝に銘じています」と答えた。
2023年09月12日4月期に放送された高畑充希×田中圭W主演ドラマ「unknown」のBlu-ray&DVDに収録される特典内容が決定した。高畑さんと田中さんが演じる、秘密を抱えた夫婦の究極の愛を描くラブ・サスペンスドラマ「unknown」。2人のほかにも、町田啓太、小手伸也、ファーストサマーウイカ、井浦新、MEGUMI、麻生久美子、吉田鋼太郎らが個性的なキャラクターを演じた。この秋リリース予定のディスク特典映像には、撮影の軌跡や制作発表記者会見、スピンオフドラマ「闇原家の知られざる愛のメモリー」など、計200分を超える大ボリュームで収録。封入特典として「unknown Story Leaflet」、初回生産限定特典として「コロッケ三姉妹ステッカー5種セット」も付く、盛りだくさんな内容となっている。そして今回、特典映像の一部を含むPVも公開された。「unknown」Blu-ray&DVDは10月11日(水)リリース。※レンタル全5巻同時(シネマカフェ編集部)
2023年08月05日グレタ・ガーウィグ監督作『バービー』のバービー役の吹き替えを高畑充希が担当することが発表され、コメントも到着した。いつもハッピーでおしゃれでが大好きな“バービーランド”の人気者のバービー(マーゴット・ロビー)。全てが完璧なバービーランドから、完璧とは程遠い“人間世界”へと旅立ち、様々な困難に直面しながら自分らしく生きようとする。そんなバービーの吹き替えを務めることになった高畑さん。洋画作品で吹き替えを担当するのは『シンデレラ』(2015)以来、2回目。舞台やミュージカル、映画、ドラマで見せる確かな演技力に加えて、かねてより本作の監督であるグレタ・ガーウィグが手掛けた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)をお気に入りだと公言してきたこともあり、本作の世界観を余すことなく表現できる唯一無二のキャストだとしてバービー役をオファー。本国によるオーディションを経て正式にキャスティングが実現した。ワーナー・ブラザースの米国本社の担当者は「(ボイステストでの)充希の声は素晴らしく、バービーの雰囲気にぴったりだった。完成した作品を見るのが今から楽しみだ」と大きな期待を寄せている。『シンデレラ』でも高畑さんを演出した、本作日本語吹き替え演出担当の鍛治谷功も、「8年前と変わらず、静かに役と向き合いつつも一瞬にして役をものにする鋭い感性をお持ちの方だと改めて思いました。不幸なシンデレラからスーパーハッピーなバービーへ思えば真逆の役柄ですが、今回も素晴らしい仕上がりになっていると思います。ちなみに私もグレタ・ガーウィグ監督のファンですが、そこに高畑さんが出演するのは一映画ファンとしてワクワクしますね!」と、高畑さんの演技に確かな手応えを感じているようだ。憧れのグレタ監督作品で主人公の吹き替えを務めることになった高畑さんは、「監督の作品が大好き」と明かした上で、「子供の頃夢中で遊んでいたバービーを演じることができてすごく心躍りました」と感激の様子。声を吹き込むマーゴット・ロビーについては「マーゴットがバービーにしか見えない瞬間が沢山あって、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました」と絶賛し、「本作のバービーは、みなさんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れます。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです」と話す。また、この映画を見ると「素敵なファッションがたくさん登場するので、オシャレをして出かけたくなると思います。心躍り、最後にはなんだか今日生きる力を貰えるような、そんなパワフルな作品です」と語り、本作の魅力をアピールした。<高畑充希 コメント全文>Q.オファーを聞いた時の感想はいかがでしたか?グレタ監督作品の魅力もあわせて教えてください。グレタ・ガーウィグ監督の作品が大好きで、手掛けた作品を拝見していたので、今回吹き替えキャストのオファーを頂いた時はすごく心躍りました。グレタ監督の映画は、どんなテイストの作品でも登場人物がすごくチャーミングで、女性らしいドライさやユーモアの加減もすごく素敵だし、映像もとても綺麗です。そんな彼女が”バービー”の映画を撮ることにまずびっくりして、映画館で観たい!と思っていた映画だったので、テンションが上がりました。一足先に映画も観させていただいたのですが、バービーという題材ですがキラキラした要素だけでなく「男女とは?」「生きるとは?」というところまで描かれていて、さすがだなと思いました。Q.アフレコをふり返っていかがですか?バービー役を演じる上で意識した点なども教えて下さい。かつて子供の頃夢中で遊んでいたバービーを、大人になって自分が声で演じるとは考えてもみなかったので、すごく不思議な感覚です。アフレコをするのは数年ぶりだったのでめちゃくちゃ緊張しましたが、『バービー』は映画自体がすごく面白かったので、声を吹き込みつつ笑いながら観てしまいました。本作でのバービーは、みなさんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れるキャラクターです。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです。Q.マーゴット・ロビーのバービー役についてバービーを演じたマーゴット・ロビーは、いろんな作品で拝見していたのですが、本作もチャーミングで素晴らしかったです!劇中でバービーが箱に入るシーンがあるんですが、マーゴットがバービーにしか見えなくて、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました。バービーがどんどん変化していく様も素晴らしかったです。Q.本作を観るとどんな気持ちになると思いますか?バービーたちが住むバービーランドはとにかく可愛くて、キャラクターたちが次から次へと素敵なファッションに着替えていくところを見ると思わずショッピングに行きたくなるし、圧倒的にオシャレしたくなると思います。そうしてポップな気持ちになったかと思えば、一転して切ない気持ちにもなるし、ラストにはなんだか観ている側も強くなれたような気がしました。昔自分で持っていたり、お子さんが小さい頃遊んでいたりしたバービーを、もう一度箱から出したくなるような素敵な作品だなと思いました。『バービー』は8月11日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月06日高畑充希と田中圭が共演する、秘密を抱えた夫婦の究極の愛を描く衝撃ラブ・サスペンス「unknown」。クライマックスが目前に迫る中、高畑さんと田中さんをはじめ、町田啓太、小手伸也、ファーストサマーウイカ、井上祐貴、曽田陵介、長田成哉、新納慎也、石川禅、酒向芳、木野花、麻生久美子、吉田鋼太郎らメインキャスト14名が揃ってクランクアップ。3月上旬から約3か月間続いた最後の撮影の日。最後まで笑いの絶えない雰囲気の中、再会を喜びながら撮影が終了した。※以下8話のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第7話オンエアの当日とあって、夜9時頃になると撮影をしながらもソワソワするキャストたち。放送を横目に見ながら続行していたものの、目撃情報が相次いでいるという吸血鬼のカッコをした不審者について、南十字初(新納さん)が話を聞きにくる…という、海造(吉田さん)が白塗り&マントで大暴れするシーンが始まると、「どうしてもそこだけ見たい」と撮影は一時中断。全員がテレビの前に集合し、「ジョーカー!」と叫ぶ海造を見て大爆笑。その後、再びキャスト陣の「よよさんが死ぬシーンも見たい」というリクエストにより、再びテレビの前に全員集合。町田さんが「お疲れさまです」と声をかけると、「オマエのせいだよ!」というツッコミがあちこちから飛んでくる和気あいあいとしたひとときとなったようだ。ようやく迎えたクランクアップで高畑さんは、「圭さんと夫婦漫才ができなくなるのは寂しいんですが、いろいろとお世話してくださって本当にありがとうございました(笑)」と挨拶。田中さんも「こんなにステキな現場にしてくれたのは、充希ちゃんをはじめ素晴らしいキャストの皆さんと、頼もしいスタッフの皆さんのおかげです」としみじみ語る。一方、第8話で衝撃を与えた町田さんは、開口一番「やっと犯人終わったー(笑)!」と絶叫し、「これからもコロッケを食べるたびに『unknown』を思い出すでしょう!」とコメントして周囲を笑わせた。そして、麻生さんは「初めての吸血鬼役で、すごく派手な衣装と髪型でしたが、ないと物足りなくなってしまって…これからは普段道を歩く時にも寂しくなっちゃいそうです(笑)」とニッコリ。撮影中、麻生さんのトリコになった吉田さんは、さっそうとマントをひるがえしながら「田中圭もどうでもいいです、高畑充希もどうでもいいです、さらに小手も酒向もどうでもいいです(笑)。麻生さんとお別れするのが本当に悲しいでーーす!」と叫んだ。▼最終話あらすじ(6月13日放送)ついに正体を現した殺人鬼。7人もの犠牲者を出した“血を抜かれた連続殺人事件“の犯人はなんと、加賀美圭介(町田啓太)だった。信じがたい真実にがく然とする闇原こころ(高畑充希)。しかし、なぜか突然、加賀美は血を吐き、倒れてしまう。時を同じくして、こころの母・伊織(麻生久美子)が襲われ昏倒。海造(吉田鋼太郎)が必死で捕まえた犯人は、今福梅(木野花)。そして、「…私が全部、やりました」と告白する。血を吐いたまま緊急搬送された加賀美は目覚めず、警察で取り調べを受ける梅の証言にもどこか一貫性がない。未だ隠された秘密を解き明かそうと、こころと虎松(田中圭)は加賀美の自宅を訪れ、手がかりを探すことに。そこに、暁凛(MEGUMI)が現れる。そんな中、街には新たな吸血鬼のイラストと日付が記された殺害予告、そしてこころに1本の電話がかかってくる。「……今から、殺しに行っていい?」――。「unknown」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年06月09日女優の高畑充希が出演する、ポケモン・Pokemon GOの新CM「日本の坂をGOしよう 岐⾩・⾺籠宿」編が、17日から放送される。ゲームアプリ・Pokemon GOは、日本の「坂」に着目し、外を歩く魅力を共有する「日本の坂をGOしよう」キャンペーンを実施。第3弾となる新CMでは、高畑が江戸初期に開通した中山道43番目の宿場町として栄えた岐阜・馬籠宿に登場。雪が降る馬籠宿でポケモン探しを楽しむ高畑が、風情のある屋敷で休憩しながら「⼀息つくのも坂の醍醐味やよね」と岐阜の方言で笑顔を見せる。また、新CMには、雪景色の中に溶け込むチルタリス、グレイシア、ウリムー、ユキワラシ、バニプッチ、イワンコなどのポケモン達も登場する。
2023年02月17日女優の高畑充希が出演する、ポケモン・Pokemon GOの新CM「日本の坂をGOしよう 函館・基坂」編が、16日から放送される。ゲームアプリ・Pokemon GOは、日本の「坂」に着目し、外を歩く魅力・ワクワクを共有する「日本の坂をGOしよう」キャンペーンを実施。新CMでは、高畑が北海道・函館の基坂に登場。ポケモンたちを探しながら坂を歩いていき、「なまら疲れて、なまら気持ちいい坂でした」と北海道の方言を披露する。■高畑充希インタビュー――今回のCMの見どころを教えてください。美しい土地土地の景色の中で、ポケモンたちが顔を出すのがなんとも愛らしいです! 皆さんも色んな場所で、「Pokemon GO」をプレイしてみてくださいね!――ロケ地である北海道函館市・基坂の雰囲気はどうでしたか? 撮影時のエピソードを教えてください。最後の公園からの景色が美しくて、函館の澄んだ空気と相まって、癒されました。風がとっても強い日で撮影は大変でしたが(笑)。景色のおかげでのびのびとした坂散歩が出来ました。――「Pokemon GO」のどんなところが好きですか?普段見ている景色が急に新鮮なものに見えるところです。――どんな時に「Pokemon GO」をプレイしますか?撮影や休憩の合間に「Pokemon GO」をプレイしています。地方に行った時、より楽しいです! 最初はモンスターボールを上手く投げられなかったですが、何度も投げているうちに少しは上達した……かな? と思います(笑)。今回の撮影の休憩中にもプレイしていました。――今回坂がCMの舞台となっていますが、思い入れのある坂はありますか?大学が近くにあったので神楽坂です!
2022年12月16日NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、長崎・五島で暮らしながら主人公の孫の成長を見守るおばあちゃん役が好評の高畑淳子。今度は舞台で、マンハッタンに住む孤独な91歳のおばあちゃん・ヴェラを演じる。作品は、2011年にオフ・ブロードウェイで開幕し、オビー賞などを受賞したヒューマンドラマの傑作で、今回が日本初演。西海岸からアメリカ大陸横断の旅に出た大学生のレオが、心に傷を負ったままニューヨークで祖母と久しぶりに再会、同居する中で年齢や時代を越えて触れ合う祖母と孫との交流を描く物語だ。レオ役には舞台での活躍めざましい岡本圭人、演出は今年2度目の読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞した上村聡史。本格的な稽古を控え高畑が来阪、役柄や作品への意気込みを語った。4000マイルズ~旅立ちの時~』チケット情報若い時からおばあちゃん役は経験があるが、91歳の役は初めてと言う高畑。オファーを受けて「その役が自分に来るということは、それができるだろうともくろんでくださった方がいらっしゃるわけですから、それに大いに乗っかってみようと。おばあさん役はおもしろい芝居が非常に多いんです。それに、今とても勢いづいている演出家の上村さんとぜひとも一緒にやってみたかったので」。ヴェラの登場は、入れ歯がなくフガフガしゃべるシーンから。「今、歯のない顔を練習しています(笑)。あと、背中が丸く見えるように座布団を1枚入れようかな」と役作りに余念がない。が、外見を作るだけでなく「人生を探索してきた人間と、これから探索したい若者が語り合う芝居なので内面を大事にしたい。ヴェラが生きてきた“中”を耕したいと思っています」。五島のおばあちゃんと比べてヴェラは「孫と一緒に考えるタイプで、共に悩み、子供のように怒る、ちょっと人間臭いところがあるので『ドラマとはまた違ったおばあちゃんだったね』と言っていただけるように。何がきっかけでも興味を持って劇場に足を運んでくださって、何か心が温かくなった、人を思うとはこんなことかなと感じていただけたら、もうこれ以上の幸せはないです。精魂込めて演じます」。さらにお客様へ。「怪我した羽を休めたくて来た彼と、休ませてやっているおばあちゃんの話です。歳も考え方も違う者同士が、ぶつかることもあるけれど、なぜか羽を摺り寄せ合って。今、飛びにくくなってる若者は多いと思いますので、そんな若者とご年配の方がおふたりで来ていただけたら。そして劇場を出たあと、あぁだこうだと芝居を糸口に語り合ってもらえたらうれしい。それが役者冥利に尽きることだと思っています」。公演は12月12日(月)から28日(水)まで東京・シアター・クリエ、1月7日(土)から9日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。その後、愛知、香川にて上演。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年11月25日女優の高畑充希が出演する、ファンケル「カロリミット」の新CM「カロルのうた」編が17日より、「大人のカロリミット」の新CM「カロルのうた」編が12月1日より放送される。新CMでは、高畑がハンバーグや小籠包を満面の笑みでおいしそうに頬張る姿を披露。また、メイキング映像では、カロリミットの精「カロル」と微笑ましい掛け合いを見せている。○■高畑充希インタビュー――今回の撮影の感想をお願いします。印象に残っているシーンやエピソードはありますか?カロルと一緒に楽しくおいしいものを食べられて、癒し系の幸せな現場でした。実際にCMの撮影中もカロルが私のそばにずっといてくれて、頼もしい味方でした。私の衣装によってカロル(の衣装)も変わっているのがキュートなので、是非そこにも注目して見ていただきたいなと思います。――今回の商品は“おいしく食べる幸せをサポートするアイテム”となっていますが、高畑さんが最近、幸せだなと感じた瞬間や出来事はありますか?今年は舞台に立つ機会が多く、色んな劇場の作品に出演させていただいたのですが、コロナ禍の中で満席のお客様の前に立って、カーテンコールでたくさんの人が立ちながら拍手をしてくださっているのを見た時は、「あぁ、生きていて良かったな」と思いました。演劇は特に(コロナ禍で)なかなか厳しい状態なので、その中でこれだけ多くのお客さんが見に来て、足を運んでくださったのは本当に幸せだなと感じました。――カロリミットは食事の糖や脂肪の吸収を抑えてくれる商品ですが、高畑さんが“今ハマっている”、“おいしさに感動した”食べ物はございますか?先日舞台で(地元の)大阪へ行った際に、“粉もの”を制覇しようと思ってたこ焼き屋巡りをしました。やはり、大阪の粉ものは最高だなと思いました。小麦粉を食べるときは結構(お腹に)ドスンと来きますが、おいしいものは我慢したくないですよね。カロリミットをお供にしていると、好きなものを「よし! おいしく食べるぞ!」と気持ちが違います。お米より小麦の方が太りやすいイメージがあるので、炭水化物を食べるならカロリミットが欲しいですね。――昨年30歳の節目を迎えられましたが、今回の商品「大人のカロリミット」にちなんで大人になったなと思ったことを教えてください。この間、人間ドックの予約を初めて自分で取ったのですが、人間ドックの予約を自分で取った時に、「私も大人になったな」と思いました。人間ドックに行くようになった時も大人になったなと思ったのですが、自分で予約を取っていくようになった今、大人になってなんでもできるようになった気分になりました。――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。皆さんこんにちは、高畑充希です。CMをご覧いただきありがとうございます。CM撮影中は、おいしい食べ物をたくさん用意していただけていたので、“楽しくおいしく食べる”ということを意識しながら撮影をしていました。すごく楽しく撮影ができたので、たくさんの方にCMを見ていただけたら嬉しいです。私と一緒にカロリミットで食事をハッピーに楽しみましょう。
2022年11月16日女優の高畑淳子が20日、大阪・北区のカンテレ本社で行われた舞台『4000マイルズ~旅立ちの時~』の取材会に登場し、意気込みを語った。2011年にオフ・ブロードウェイにて世界初演、2012年にオビ―賞のベスト・ニュー・アメリカンプレイを受賞、2013年にはピューリッツアー賞の最終候補となり“ヒューマンドラマの傑作”と絶賛された同作。孫と祖母のめぐり逢いを描いた物語の日本初演版に高畑、岡本圭人、森川葵、瀬戸さおりの4人で挑む。高畑が演じるヴェラの年齢設定は91歳。実年齢よりはるか上のおばあちゃんを演じることに対して「台本の最初が、まず私が入れ歯をつけるところから始まりますからね(笑)。フガフガしゃべりながら補聴器もつけて……。おばあちゃん役なので、地毛を白髪にしているんですけど、さすがに歯を抜いて入れ歯にはできませんので、歯がないときの顔の作り方を練習しています。あとは、背中が丸いほうがいい気がしていて、本番では背中に座布団を入れようかなと思っています」と語り、自身初となる“91歳のおばあちゃん役”の役作り方法を明かした。孫役・岡本の印象を聞かれると「読み合わせで集まった時には、もうすでに小さい手帳に細かい字でびっしりと調べものをしていましたね!」と舞台への姿勢を明かし、「読み合わせが終わってから『アメリカの左から右までってどのぐらいの距離なんだろうね~?』と呑気に聞いたら『……4000マイルですよ』って言われちゃった(笑)」と息のあったエピソードを披露した。高畑は10月から始まった連続テレビ小説『舞いあがれ!』で演じる五島列島に住むおばあちゃん・祥子役でも話題だが、“朝ドラ”と“舞台”2つの場所で演じる“おばあちゃん”を比較して「朝ドラのおばあちゃんは多くを語らないけど孫に自分の考えをしっかりと伝えるタイプ。でもヴェラは逆に孫とたくさん語り、一緒に悩み、怒り、考える、とにかく人間臭さがありますね」とヴェラの魅力を語り、続けて「おばあちゃん役って面白いキャラが多いんですよ! しかも『おばあちゃん×若者』の作品は名作が多いですし。例えば『ハロルドとモード』とか『6週間のダンスレッスン』とか……。でも、そういう時の“おばあちゃん役”って草笛光子さんか、黒柳徹子さん。今回の舞台がうまくいったら、そろそろ“おばあちゃん役”の市場が回ってくるのかな……なんて(笑)」とアピールする一幕も。最後に、舞台を楽しみにしているお客さんへ「孫・レオは“羽”にケガをして休めたくて遠くからやってきた。それを何も聞かないで休めさせてあげるのが祖母・ヴェラ。今の時代、自分の“羽”が飛びにくくて悩んでいる若者は多いと思いますので、何がきっかけでもいいので興味を持って観にきてくれたらうれしいです。そして、できれば『お年寄り×若者』で観に来てもらえたらいいのかなと思います。観た後にレオとヴェラのように語らってほしいです。年齢も考え方も違う2人が思い合う姿を観たら、『人を想うってこんなことなのかな?』と思わずにいられない、心が温まる作品です」とメッセージを送った。舞台『4000マイルズ~旅立ちの時~』は、12月12日~28日に東京・シアタークリエで、2023年1月7日~9日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、その後、愛知・香川でも上演される。
2022年10月21日高畑充希主演、志尊淳、松田翔太が共演するドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、夏帆が出演することが分かった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」、等身大のキャラクター・高梨雛子。そんな彼女に突然、子会社の社長就任というムチャブリが降りかかることから展開する、爽快お仕事エンターテインメント。新たに出演が決定した夏帆さんが演じるのは、雛子の親友・佐々川知美。雛子の愚痴をきいたり、ときには厳しいアドバイスで奮起させたり、心を許しあう存在だ。「一児の母である佐々川知美は、高畑充希さん演じる雛子とは取り巻く環境が正反対。そんなふたりの掛け合いを通して、等身大の彼女たちをワイワイ演じていけたら、きっと楽しいだろうなぁと思っています」と語った夏帆さんは、「同い年の充希ちゃん。どんな球でもスパーンと気持ちよく受け取ってくださるので、なんだか初共演な気がしません」と高畑さんの印象を明かしている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月13日松田翔太が、高畑充希、志尊淳が共演する新ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に出演することが分かった。高畑さんが演じる主人公・雛子は、いきなり社長を任され、人生が激変。そんな雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。松田さんが今回演じるのは、そんな雛子に突然の社長就任というムチャブリをする、ドラマの鍵となるカリスマ上司・浅海寛人。飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長で、マスコミからも注目を集めるカリスマ的人物。仕事に対しては冷酷で無理難題を笑顔で指示してくる、何を考えているのかわからない存在だ。一体なぜ、雛子を社長に抜擢したのか、その思いが明かされたとき、物語が大きく動きだすことに。「こんな素敵なキャストとスタッフに囲まれて2022年のスタートを切ることができることを嬉しく思います」と本作への参加を喜んだ松田さんは、「2022年始めの3か月間、個性的なキャラクター達と共に笑って過ごせるドラマにしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年12月03日高畑充希主演の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、志尊淳が出演することが分かった。本作は、高畑さん演じる雛子が、突然子会社の社長に就任し、仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く物語。今回新たに出演が明らかになった志尊さんが演じるのは、雛子が社長を務める「株式会社リレーション・フーズ」へ出向し部下となる、クールで無愛想、何かにつけて雛子に突っかかる大牙涼。本社では、優秀でデキる若手と評判だったが、突然の出向辞令で雛子の部下となった涼。愛想笑いばかりで社長らしい振る舞いができない彼女にイラ立つばかりだったが、諦めず前を向く姿に感化され、自身も成長していく。そして、近づいたり離れたり、2人の距離感も見どころのひとつとなっている。「昔から知っているプロデューサーさん、そして初めてお仕事させて頂くスタッフさん、共演者の方々。自分にとっても新鮮な作品・役柄で今からワクワクしています」と目を輝かせた志尊さんは、「新たな自分を大牙涼という人を通して表現できたらなと思います」と意気込む。また「色々な事がある毎日ですが、皆さんがホッとできるような時間を作れるよう、頑張ります。お楽しみに」とメッセージを寄せている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月26日女優の高畑充希が出演する、ファンケル・マイルドクレンジングオイルの新CM「すっぴん変わるクレンジング」編が、18日より放送される。新CMは、新しくなった同商品に高畑が「お?」「あれ?」と驚きながらも2日3日と使い続け、最後には「いいじゃん!」とその効果を実感していく内容。自宅の風呂や洗面所、ホテル、仕事先など様々な場所でクレンジングをする高畑の1週間が描かれ、前髪を上げた姿、部屋着でくつろぐ様子やすっぴんも披露しており、オフ感あふれる仕上がりになっている。撮影では、高畑の台詞「いいじゃん」が印象的だったため、スタッフや高畑が「いいじゃん」を連発。OKカットがでるたびに、「いいじゃん」の声が上がり、当日の流行語となっていた。また、アイメイクを落とすシーンではマスカラが残ってしまい、NGかと思いきや、実は高畑のまつげが束になって、マスカラに見えただけというハプニングも。現場は高畑のまつげの長さに驚かされるとともに、和やかな空気に包まれた。■高畑充希インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。ノーメイクの状態での撮影が多かったので、ちょっと……裸でテレビに出るような感じがあって恥ずかしかったです(笑)。でも、その後はメイクをして、落としてっていうのを、いろんなシチュエーションで撮影できてすごく楽しかったです。――今回のCMの見どころを教えてください。いろんなシチュエーションでメイクを落とす中で、「使えば使うほど肌がどんどんキレイになるよ」っていうのがテーマの一つだと思うので、「マイクレ使って肌のケアしていこう」というふうに見ていただければうれしいです。――リニューアルしたマイクレを使った印象を教えてください。私はもともとマイクレ愛用者で、夕べもお風呂で使って(笑)。マイクレってすごくよく落ちるんです。テクスチャーがチュルチュルっとしてるので、ぜんぜん肌をこすらなくていいですし、小鼻も指でクルクルしながら洗うと毛穴に詰まっている汚れがどんどん取れて、すっきりします。水で手がぬれていても使えるところも好きです。CMを見た方や、使ったことがない方もぜひ使っていただいて、一緒に感激していただければうれしいです。――高畑さんの美肌を保つ秘訣を教えてください。私はけっこう乾燥肌なので、保湿はものすごく気を付けています。(肌にとっては)「紫外線が敵」ということをよく聞くので、日焼け止めを毎日忘れないで塗るとか、(顔を)洗う時もなでるようにするよう心掛けてます。マイクレはこすらなくてもいいところがいいですね。――女性がメイクを落とすのは「素に戻る瞬間」とも言われますが、心が開放されたり、心地よいときはありますか?私は自宅にプロジェクターを置いていて、映画やドラマを見られるようにしているんですが、夜、仕事が終わって帰って、メイク落としてお風呂も上がって、ソファーでダラダラしながら部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見ている時に「あぁ幸せ」って思います。――「#マイクレですっぴん変えよう」のキーワードにちなんで、最近変わったこと、変えたいと思っていることを教えてください。肌のためっていうこともあるんですけど……お水をよく飲むようになりました。もともと、ほとんど水分をとらないタイプで、「とらなくてもいいや」と思ってたんですけど、健康診断で「お水飲みなさい」って言われたんです。お水を飲むようになったら、肌の乾燥がちょっと治まってきた気がしますし、(血液)巡りがよくなった気がします。今はマスクで肌が荒れがちだと思うので、お水はすごくオススメです。
2021年11月18日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日原田マハの美術小説(PHP文芸文庫)をWOWOWが完全映像化、WOWOW初主演となる高畑充希を迎えた連続ドラマW「いりびと-異邦人-」から、高畑さんの浴衣姿の場面カットが到着した。原作の映画化『キネマの神様』『総理の夫』が今年立て続けに公開され、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作・原田マハ。今回、美術キュレーター出身の小説家として本領ともいえる美術小説が映像化されるのは本邦初となる。高畑さんが本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた1枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる。そんな本作で高畑さんが浴衣姿を披露するのは、日本の三大祭の一つに挙げられ、京都の夏の風物詩である祇園祭にて。祇園際は千年以上の歴史を持ち7月1日から31日まで、1か月にわたって多彩な催事が行われる八坂神社の祭礼。前祭と後祭の山鉾巡行はもちろんのこと、それぞれ宵山の時期に行われる屏風祭も見どころの一つ。屏風祭とは山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾って披露し、通行人の目を楽しませる行事。晴れの日らしい豪華なしつらえの中に、長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができる。本作では、京都画壇の大家・照山(松重豊)にその才能を囲われ続ける無名の画家・樹(SUMIRE)のために、主人公の菜穂(高畑さん)がこの屏風祭で、ある策に打って出るという重要なシーンとして描かれている。身重の菜穂が決意と共に浴衣を装う姿からは、たおやかにして凛とした強さが見てとれる。美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる本作。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待高まる。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年09月03日フランス映画として初めてアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、亡き高畑勲監督も絶賛した『ベルヴィル・ランデブー』(2002)が製作20周年を機にリバイバル上映される。最近は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入400億円を突破し、『千と千尋の神隠し』の持つ歴代最高興行収入記録を塗り替え、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入90億円、観客動員数600万人を突破するなど、アニメーション映画が社会現象を巻き起こしている。さらに5月には、1973年製作の『ファンタスティック・プラネット』や、1986年の実写映画をアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』など、シュールな人間描写や奇想天外なストーリーが特徴的なアニメーションが立て続けに公開。さらに今後は、フランス・アニメーション界から注目の3作品が立て続けに公開される。『ベルヴィル・ランデブー』7月9日(金)公開フランス映画として初めてアカデミー賞の長編アニメーション映画部門にノミネートされた21世紀を代表する不動の傑作が、製作から20周年を前にリバイバル上映。おばあちゃんと幸せに暮らす内気な少年シャンピオンが情熱を傾ける自転車レースのためにふたりは特訓を重ね、ついに夢を叶えツール・ド・フランスに出場する。しかし、シャンピオンはレース中にマフィアに誘拐されてしまう。孫を追って、おばあちゃんと愛犬ブルーノのシャンピオン奪還のための大冒険が始まる。協力してくれるのは伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たち。腕力では敵わないが、人生経験と知恵、そしてユーモアと愛で数々の難局を乗りきっていく。アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされたジャズの主題歌が小気味よく響く。『ジュゼップ戦場の画家』8月13日(金)公開1910年にバルセロナで生まれた実在の画家、ジュゼップ・バルトリの半生を描いた長編アニメーション。風刺画家オーレルの初監督作品で、ヨーロッパの映画賞を総ナメにした注目作品。1939年、スペイン内戦の戦火から逃れ、避難先のフランスで強制収容所に入れられ難民となった画家のジュゼップ。劣悪な環境で飢えや病気、フランス人の憲兵たちの虐待に難民たちは苦しめられていた。そんな中、収容所を監視していた新米憲兵のセルジュが、他の憲兵の目を盗み有刺鉄線越しにシュゼップに紙と鉛筆を手渡したことから2人の間に友情が芽生える。セルジュはジュゼップに離ればなれになった婚約者がいることを知り、彼女を探すのを手伝う。『カラミティ』9月23日(木・祝)公開アヌシー国際アニメーション映画祭のクリスタル賞(グランプリ)受賞作品。西部開拓時代、女性として初めて銃を持ち、馬に乗り、投げ縄を習得したというカラミティ・ジェーンの子ども時代を描いた。家族と共に西に向けて旅を続けていた12歳の少女マーサは、父親が不慮の事故で負傷したことをきっかけに、幼い兄弟と家族を守らないといけない立場になってしまう。少女であるがゆえの制約に苛立ったマーサは家族を守り、世話するために少年の服を着て、少年のように振る舞うことを決心。しかし、古い慣習を大事にする旅団のメンバーとの間に軋轢を生む。さらには、野獣から助けてくれたサムソン少尉を旅団に引き合わせたことで大きなトラブルに巻き込まれていく。『ベルヴィル・ランデブー』は7月9日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュゼップ戦場の画家 2021年8月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©️Les Films d’Ici Méditerranée - France 3 Cinéma - Imagic Telecom - Les Films du Poisson Rouge - Lunanime - Promenons nous-dans les bois - Tchack - Les Fées Spéciales - In Efecto - Le Mémorial du Camp de Rivesaltes - Les Films d’Ici - Upside Films 2020CALAMITY カラミティ 2021年9月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
2021年07月04日ミュージカル『ウェイトレス』の日本初演が、3月9日に東京・日生劇場にて開幕した。開幕に先駆け囲み取材が行われ、出演する高畑充希、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこが出席した。本作は、映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』(’07年)をベースに製作されたブロードウェイミュージカル。とびきりのパイを出すと評判のレストランを舞台に、ウェイトレスのジェナ(高畑)をはじめとする女性たちの人生の岐路を描いた作品で、全米ツアー公演やロンドン・ウェストエンド公演なども行われる大ヒット作となった。主演を務める高畑は開幕にあたり、「どうなるかわからない中でみんなで一生懸命やってきました。やっとお客さんと一緒にこのミュージカルを楽しめるんだ、とかなりワクワクしています」と笑顔。高畑は海外でも本作を観劇しており、「最初はニューヨークで拝見して、あまりに面白くて感激して、もう一回観たくてロンドンで観て、そしたらまたもう一回観たくなって(笑)、ニューヨークに行って観ました。何度観ても楽しい作品」と絶賛。宮澤も同じく観劇しており「楽しいし、歌もキャッチーだし、だけど話はすごくディープ。なにひとつ共感するシチュエーションはないのに、大号泣ってこういうことかな!?ってくらい泣きました。向こうではパイも売っていたので、パイをむさぼりながら泣きながら観て、劇場を出る時は浄化されるっていう(笑)」という体験を告白。共に日本初演に出演できる喜びを語った。宮野は、高畑演じるジェナの不倫相手となるポマター医師を演じるが「充希ちゃんと対面すると、物語の登場人物に自然となれる。それが楽しくてしょうがない。劇中では本当にポマターとして喋ってるし、ジェナとして話しかけてくれるんです。当たり前のことなのですが、それができるってなんてすばらしいんだと思いました」。ミュージカルは今作が初挑戦のLiLiCoは「50歳にしてデビューします!お稽古ではポンコツでしたが、みんながいろんなことを教えてくれました」と明かし「コメディですが、感動できるところもいっぱいあるすごくいい作品です。早くみんなに届けたいです!」と気合十分。LiLiCoとWキャストで、ウェイトレス仲間として姉御肌としてジェナに時に厳しくアドバイスを与えるベッキーを演じる浦嶋は「お客様が劇場に入って、お客様のお声や拍手が聞こえる中で上演できる喜びを噛み締めたい」としみじみ語った。高畑が「お客さんが入ってやっと最後のピースがはまる感じ」と開幕を待ちわびた本作。公演は3月30日(火)まで日生劇場にて上演中。文:中川實穂
2021年03月10日菅田将暉主演、共演に初芝居のFukase(SEKAI NO OWARI)を迎えたダークエンターテインメント『キャラクター』。この度、新たなキャストとして小栗旬、高畑充希、中村獅童の出演が明らかになった。もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?そんなアイディアを基に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描く本作。小栗さんが演じるのは、山城が描いた漫画と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る神奈川県警察本部捜査第一課巡査部長・清田俊介。プロデューサーは「完全に当て書き。出演していただけると信じて清田のキャラクターを作り込み、描き出した」と語っている。小栗さんは役について「事前に監督から“渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています」と明かし、「ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです」とコメント。菅田さんとは、『銀魂』シリーズなどで今回5度目の共演。2人が初めて共演したのは「獣医ドリトル」。菅田さんは小栗さんに大きな影響を受け、その後も『共喰い』のクランクイン前日に小栗さんを訪ね、背中を押してもらったこともあったとか。小栗さんは「菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います」と語っており、小栗さんが座長・菅田さんを大きくサポートする形となる。高畑さんが演じるのは、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美。連続テレビ小説「ごちそうさん」や「問題のあるレストラン」以来3度目の共演となる菅田さんについて「菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした」と高畑さん。「真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです」と公開へ期待を寄せた。そして獅童さんは、清田の上司、神奈川県警察本部捜査第一課警部補・真壁孝太を演じる。消えてしまった犯人を清田と共に追う役どころで、コンビを組むことに。元暴走族の清田を警察官にすることで救い出し、刑事として上司と部下という関係になっても、昔のままタメ口を許す懐の深い男だ。「小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です」と印象を述べ、「菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました」とエピソードを披露した。そして、本編映像を使用した特報映像も公開。菅田さん演じる漫画家・山城の執筆シーンというごく普通の日常から、事件現場に居合わせてしまうスリリングな映像へと移り変わる。そして今回発表された新キャストたちの姿も確認することができる。『キャラクター』は6月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:キャラクター 2021年6月公開予定©2021 映画「キャラクター」製作委員会
2021年02月23日高畑充希主演×脚本・岡田惠和タッグの新ドラマ「にじいろカルテ」の主題歌が、いま注目のミュージシャン藤井風の「旅路」に決定したことが分かった。高畑さんが医師・紅野真空を演じ、井浦新、北村匠海らも出演する、全然スーパーじゃないドクターたちが織り成す、笑って泣けるチーム医療成長譚「にじいろカルテ」。本作の主題歌を担当することが決定した藤井さんは、昨年発売のファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」が軒並みチャート1位を獲得しスマッシュヒット、10月には日本武道館単独公演を成功させ注目を集めている。自身初となる主題歌「旅路」は、ドラマの撮影現場に訪問しキャストやスタッフ陣とも触れ合い、台本を読み込んだ上で制作された、ノスタルジックさと先鋭性が同居する、温かくも胸に響くヒューマンドラマにピッタリの楽曲だ。「こんなに難しいとは思いませんでした」と制作をふり返った藤井さんは、「ドラマの主題歌って、派手で、それこそドラマチックなイメージがありましたが、このドラマに、そーゆーのは全然合わない気がしました。ちょっとポンコツで、人間くさい医者が、村の個性豊かな住民や病気と、『共存』していくお話。衝撃的な出来事が起こる訳でもない、だからこそ描けるリアルを淡々と描く。そんなドラマは初めて聞いたし、正直、今これを書いてる時点でも、どんな作品になってるのか想像もできていません」と語り、「現場にお邪魔させていただいた時に感じたのは、作り手の皆さんの穏やかで自然体な空気感。主演の高畑充希さんの、あまりにナチュラルな、演技にいつ入ったのか分からないくらいの演技にはすごく感銘を受けました。だから、わしももっと自然で、自分の内側から勝手に溢れてくるような、あったかい音楽を添えられたらなと思いました」とコメント。高畑さんは「藤井風さん、という素敵な天才が居る、ということを耳にしてYouTubeを漁っていたのが昨年の春のこと。風さんの曲は、私のステイホームを穏やかに彩ってくださいました。なので、今回初めて主題歌を担当される作品が私たちのドラマになったこと、とっても幸せに感じています」と今回の決定を喜び、「『旅路』という曲は、風さんならではの、人生を少し俯瞰から、そしてゴール地点に近い場所から眺めているような曲で、初めて聴いた時に、あたたかさと同時に心地のよいドライさを感じました」と楽曲の印象を明かしている。「にじいろカルテ」は1月21日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。※初回拡大スペシャル(cinemacafe.net)
2021年01月07日俳優の高畑裕太が23日、ツイッターを更新し、公式サイトの開設とツイッター・インスタグラムの再開を発表した。高畑は、「此の度、高畑裕太公式HP開設に伴いまして、過去に凍結させたTwitter、及びInstagramを再開する事と致しました」と報告。「この先の運営に関しては、自身が関係した作品、活動に関しての投稿等をしていけたらと考えております」と方針を示し、「また現時点で次の活動に関してのお知らせはありません」と補足した。そして、「今は、こうして家族や、大切な友人と共に過ごしている毎日に感謝し、また0から、舞台、映像、その他の文化芸術の存続、発展に努められる様、自身の表現力の向上に邁進したいと思っております」と決意を新たに。「何卒、温かい目で見守って頂けると幸いです」と呼び掛け、「そして一日も早く、コロナウイルスの感染拡大、その被害の終息を願い、日々、パートに励もうと思っております」と結んでいる。高畑は2016年8月に強姦致傷容疑で逮捕され、その後に示談が成立して不起訴処分に。2019年8月に舞台『さよなら西湖クン』で復帰していた。Instagramには家族写真をアップ。「これまでも、そしてこの先も、一生色褪せる事ない写真。大切な友人に撮ってもらった、世界にたった一つしかない家族の写真です」とつづっている。この投稿をInstagramで見る家族写真 写真家阿部裕介さんに撮影して頂きました。 これまでも、そしてこの先も、一生色褪せる事ない写真。 大切な友人に撮ってもらった、世界にたった一つしかない家族の写真です。 @abe_yusuke 高畑裕太(@yutatakahata)がシェアした投稿 - 2020年 8月月23日午前4時49分PDT
2020年08月24日2020年7月18日、俳優の三浦春馬さんが亡くなりました。30歳という若さでの旅立ちに、芸能界を始め、多くの人から悲しみの声が上がっています。高畑充希「どうか妄想や詮索はしないで」同月19日、俳優の高畑充希さんがInstagramを更新。2018年に公開された映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で、三浦さんと共演していた高畑さんは、英文で書かれたメッセージ画像とともに、次のような心境を投稿しました。私の時間は昨日から止まってしまっていて一歩も前に進めていません。でも、世界はいつも通り前に進んでいて、私は今から新しい映画のクランクインです。でも私自身は全然前に進めていません。思い出せる思い出がどれも鮮明過ぎて、もう、よく分かりません。どうか妄想や詮索はしないで、彼の数えきれないくらいあったチャーミングで素敵なところを思い出しながら、今は時間薬を信じたいと思います。mitsuki_takahataーより引用 この投稿をInstagramで見る 高畑充希(@mitsuki_takahata)がシェアした投稿 - 2020年 7月月19日午前3時09分PDT高畑さんは交友のあった三浦さんの訃報を受け入れられずに混乱している胸の内を明かします。そして「どうか妄想や詮索はしないで、彼の数えきれないぐらいあったチャーミングで素敵なところを思い出しながら、時間が薬となって受け止められる時がくると信じたい」とつづりました。さらに、高畑さんは新型コロナウイルス感染症による外出自粛中に、三浦さんと一緒に英語の勉強をしていたことを告白。その時に三浦さんから送られてきた英文のメッセージをつづり、追悼のコメントを結びました。ps.最近一緒に英語の勉強をしていた彼が、自粛中に送ってくれたtext messageをシェアします。(僕たちは辛い時間を過ごしているけど、でも笑顔は忘れないで!だって笑顔は免疫力を上げてくれるからね。)自戒の意味も込めて。don’t forget smiling mitsuki_takahataーより引用「つらい時こそ笑顔を忘れないで」というテキストメッセージに、ネット上ではさまざまな反響が寄せられています。・涙が出ました。このメッセージをシェアしてくれてありがとうございます。・高畑さん始め、共演者の方々の気持ちを想像すると、言葉になりません。どうか無理されずに過ごしてください。・本当にその通りだと思います。時間は薬という言葉を信じたいです。・三浦さんのテキストメッセージがたくさんの人に届いて、どうか傷付いた人たちがゆっくりと前に進めますように…。ショックや悲しみが心を襲った時、多くの人が原因を突き止めようともがいたり、気力を失ってふさぎこんだりしながら、苦しみと向き合うでしょう。「つらい時こそ笑顔を」…その言葉を忘れずに、穏やかな気持ちで過ごしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月20日俳優の高畑充希さんが、2020年5月29日にInstagramを更新。同月現在、世間で注目を集めている誹謗中傷の問題について触れ、自身の考えを明かしました。高畑充希「日々理不尽と闘っている」同月23日に報じられ、世間に衝撃を与えた、プロレスラー・木村花さんの逝去。木村さんは生前、SNS上で不特定多数から酷い誹謗中傷を受けていました。実際に会ったこともない著名人に対して、テレビ番組で見たイメージをもとに中傷をする行為は許されないものです。しかし、多くの著名人がそういったつらい経験をしているといいます。高畑さんも誹謗中傷にあった1人です。高畑さんは、自身の体験をもとに、次のような考えを明かしました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高畑充希(@mitsuki_takahata)がシェアした投稿 - 2020年 5月月29日午前6時01分PDT最近よく考え事をします。時間があるって良いなあ、と、こういう時に思うのですが。最近は、誹謗中傷について、考えていて。今、多くの人が考えているテーマかもしれないのですが、私はなんだか久々に、麻痺させていた傷口を、プチプチっと開かれる感じがしました。mitsuki_takahataーより引用高畑さんは、世間で誹謗中傷が問題視されている現状を受け、自身も時々受けていることを告白。実体験について「最初は驚いた。道を歩いていたら突然通り魔に刺されたようで、動揺している間に心は死んでいた」とつづりました。そして後から気付きました。あ、沢山の人に知ってもらえるようになったタイミングと、急に刃物が飛んできだしたタイミングと一緒だ!と。人には好き嫌いがあります。私だって自分のこと、好きな部分も有れば、嫌いな部分もある。内面も、造形も。だから、10人の人が私の存在を知っていて、そのうちの1人が私のことを嫌いだとして。1万人の人が私の事を知ってくれるようになったら、当たり前に、嫌いだと感じる人も増える訳です。当然じゃん!簡単な算数じゃん!と思えたのは、最初のショックから少し経ってからのおはなし。mitsuki_takahataーより引用高畑さんは「実際に触れ合ったわけではなく、何かしらの媒体を通して作られた自分に対する誹謗中傷には、反論ができない」という、アンフェアな状況に苦しさを感じるといいます。そのため、言葉の刃を向けてきた相手には「この人には他愛のないような話をする親しい人はいないんだ」とあわれむことで、傷付くことを回避しているとのこと。結局何が言いたいのかというと、いつもテレビで微笑んでいるあの人も、ワイドショーで嫌われ役を担っているあの人も、あなたの苦手なあの人だって。みんな見えないところで日々理不尽と闘っておるのです。カッケーな!って。無条件リスペクト、です。mitsuki_takahataーより引用最後には、そういった誹謗中傷をかき消してしまうほどの愛情を届けてくれるファンに対し、感謝の気持ちを述べた高畑さん。長文でつづられた投稿に対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられています。・一つひとつの言葉が心に刺さりました。・その通り。言葉はよく考えてから使うべきだと思います。・かっこよくて凛とした、高畑さんの考え方がとても好きです。ずっと応援しています!飾り気のない真っ直ぐな言葉で自身の想いをつづった高畑さん。今回、こうして誹謗中傷にまつわる持論を述べるにも勇気が必要だったことでしょう。インターネット社会の一般化にともない、自分の意見や考えを世界中に伝えやすくなったからこそ、言葉の持つ影響力を今一度見つめ直し、正しい使い方をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月30日阿川佐和子がMCを担当するTBS系土曜朝の番組「サワコの朝」。その4月4日(土)オンエア回に、女優の高畑充希がゲスト出演する。子役時代を経て中学時代にホリプロの45周年を記念したオーディションで選出され、高校進学後はミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演し、さらに注目を集める。2013年連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門希子役で出演すると、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの作品で多くの人に知られる存在に。一途に信念を貫く主人公を演じた「過保護のカホコ」「同期のサクラ」や人気グルメコミックをドラマ化した「忘却のサチコ」などのドラマから『引っ越し大名!』『ヲタクに恋は難しい』などの映画、「エレクトラ」といった舞台まで幅広く活躍する高畑さん。今回は、3年前の舞台「エレクトラ」で母娘役での初共演が実現したという憧れの女優からのサプライズメッセージ映像を紹介しながら、共演時のエピソードをトーク。また1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど“舞台”が大好きだったが、一方で「人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとか、めちゃくちゃ程遠い学生だった」という幼少期をふり返り、「こんな未来が待っているとは想像していなかった」と語る高畑さんに阿川さんが驚く場面も。いまでも「カメラを向けられているのが怖い」という高畑さんの、劇中では見られない意外な素顔に迫っていく。2020年はミュージカル「ミス・サイゴン」への公演も予定されている高畑さん。ブロードウェイミュージカルの日本版として1992年から公演されてきた同作。ベトナム戦争末期のサイゴンで出会った戦災孤児の少女キムとアメリカ兵クリス、2人が出会うきっかけとなったエンジニアらの運命を描いていく。エンジニア役を市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久が務め、クリスには小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、高畑さんはキム役を昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈と共に演じている。ミュージカル「ミス・サイゴン」は5月23日(土)より帝国劇場で上演予定。プレビュー公演は5月19日(火)から22日(金)まで。「サワコの朝」は4月4日(土)、7時30分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年04月03日全国のミスターキャンパスの頂点を決める「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」が26日、都内で開催され、桜美林大学2年の一光希さんがグランプリに輝いた。一さんは、トロフィーを受け取り「すごくうれしいです。今からすごく楽しみで、ワクワクしている気持ちがいっぱいです」と喜び、応援してくれたファンに感謝。一さんには、テレビCM出演権や賞金50万円などが贈られた。なお、準グランプリは、明治学園大学3年の木立瑠那さんと明治学園大学3年の落合純平さんの2人。審査員特別賞は、日本大学3年の新納侃さん、獨協大学3年の内藤智也さん、法政大学3年の吉田翔馬さんの3人。DHC賞は、中央大学2年の齋藤健人さん、mysta賞は、明治学園大学3年の木立瑠耶さん、ミスターコレ賞は、慶応義塾大学1年の上江洲クレイトン恵一さん、モデルプレス賞は、日本大学3年の新納侃さん、アナトレ賞は、関西大学2年の西川和輝さん、ミスターメンズリゼ賞は、獨協大学3年の内藤智也さん、ミスターリゼウォーク賞は、桜美林大学2年の一光希さんが受賞した。
2020年03月26日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第8話が12月4日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2018年の1月。夢であった故郷に架ける橋の建設を諦め、そのうえ唯一の親族であるじいちゃんの柊作(津嘉山正種)が死去――。サクラは重度の喪失感と絶望から心に病を抱え、1年以上会社を休職していた。今までサクラに勇気づけられてきた同期4人は、自分たちの悩みを相談するという嘘の理由でサクラを自宅の外から連れ出すが……というのが第8話のあらすじ。蓮太郎(岡山天音)は設計図の意見を求め、葵(新田真剣佑)は街に連れ出しプロポーズ。だが心を病んだサクラには全く響かず、失敗する。また百合(橋本愛)は気晴らしにショッピングへと連れ出し、「辛いのはわかるけどさ、元のサクラに戻ってよ。サクラの夢をかなえるために私達も一緒に夢を持ってこれから頑張るからさ」と語りかける。しかし「夢、夢、夢、うるせぇんだわんね」と以前に自分がサクラに言った言葉を、自暴自棄になったサクラからそっくりそのまま返されてしまう。それでも諦めきれない同期たちは、再度サクラに「もしサクラだったら俺たちのことほっとかない。何があっても助けようとしてくれるからさ」「じいちゃんのためにも元気出して残った夢叶えようよ」と声をかける。しかしもう心身ともに限界を迎えていたサクラは「皆さんに会うのもつらいんです。『お前ならできるよ』『頑張れ』って言われるたびに苦しいんです。だから私なんか仲間と思わないでください」とこぼし、その場を去る。それから1年後の、19年3月。葵の子どもを出産した百合の提案で、同期たちはじいちゃんたちの激励FAXを模した直筆メッセージをサクラの自宅に届ける。「俺たちはいつまでも待ってる」「サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」といった言葉を受け取ったサクラは「今までの自分に戻ると4人に伝えないと」と、引きこもっていた部屋を飛び出す。だが道路に飛び出したお隣さんの子どもを助けるため、身を挺し意識不明の重体になってしまうのだった――。サクラを立ち直らせた、同期たちの絆には感動した視聴者から《一人一人からの手書きで手動のFAX 泣ける…………》《感動!仲間って良いな!》といった声が多く寄せられていた。しかし、現実の社会において同期たちのこうした行動は果たして本当に“正しかった”のだろうか?そんな疑問の声も上がっている。自暴自棄になったサクラに対して、百合はあろうことか「もうあんたみたいなブスどうなっても構わないから」と逆ギレする。さらに、「もう無理なんです」と語るサクラに対して同期たちは「どうしてもサクラに元気になってほしいの。元のサクラに戻ってほしいの」「今までみたいに誰にも忖度しないで自分を貫いて頑張ってくれよ」と一方的に励ましている。鬱状態と見られるサクラの気持ちよりも、“元気になってほしい”という自分たちの気持ちを優先させている。そう見えるというのだ。結果としてサクラは元気を取り戻したものの、現実社会では大きく賛否のわかれる同期たちの行動。それを肯定的に描いているドラマに「鬱を助長させるだけ」といった厳しい批判の声が寄せられている。《すごいなこのドラマ。鬱状態の人を病院にも連れて行かずに善意の押しつけをしてその上拒否されたら逆ギレして謝罪させてるんだけどw鬱の人に「勝手に孤独死しろ」は自殺幇助に等しいのだけどわかってんのか…》《いつも楽しみにしてたけど、今回は劇重の鬱展開すぎてあれ?同期のサクラだよね……?てなった 同期達のやってることが善意の暴力すぎて、サクラがいつ自殺してもおかしくない話だった………》《この令和のご時世に、明らかに鬱になって引きこもっている人間を無理矢理外に引きずり出して、自分の今のポジションを見せつけながら上から目線で頑張れと励ました挙げ句、言うこと聞いてくれないと逆ギレし出す仲間に戦慄を覚えたんだけど私だけ?》最終回まで残すとこあと2話となった本作。果たして同期たちの行動にどう“落とし前”をつけるのだろうか――。
2019年12月07日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第7話が11月20日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2015年の11月、社会人7年目。花村建設の子会社で働くサクラは、人事部時代の上司・黒川(椎名桔平)から故郷に架ける美咲島橋に問題が起きたと呼び出される。基礎工事の安全性に島民が不安を抱いているため、問題がないことを説明してほしいと頼まれるサクラ。同期4人と故郷に向かい、実家でじいちゃん(津嘉山正種)らと楽しいひと時を過ごす。そんななか、説明会直前に土木部の葵(新田真剣佑)から衝撃の事実を告げられる……というのが第7話のあらすじ。葵から土木部の担当役員・桑原(丸山智己)が出世のために、予算を削り、密かに工事の安全性を下げていることを聞かされたサクラ。桑原にやり直しを直談判するも、聞き入れる様子はなく「説明会を乗り切れば、念願の土木部に呼んでやる」と交換条件を出されて揺さぶられる。「故郷に橋を架けるという長年の夢」と「島民の安全」という苦渋の選択を迫られ、「私は大人になれんだろっか……」と相談するサクラに対して、じいちゃんは「人間は一生大人になんてなれんだって。なる必要もねえ」とのいつものように励ます。さらに、同期たちからの応援ももらったサクラは、説明会で「故郷の島に橋はかかりません。ここにいる皆さんが命を落とすような可能性がある橋を絶対に作るわけにはいきません」と涙ながらに真実を打ち明ける。信念を貫いたサクラを待っていたのはじいちゃんの死。葬式を終えて失意のなか、東京に戻ると、じいちゃんが最期に送ってくれたFAXを見つける。そこには「桜は決して枯れない たとえ散っても必ず咲いて沢山の人を幸せにする」と書かれてあった。じいちゃんからの最期のメッセージに涙する人が相次いだ。《じいちゃんの最後のFAX さくら頑張れ、踏ん張れ》《後半から涙出てきて じいちゃんからの最後のFAXで号泣 サクラの出す決断はわかっていたけど 本当に切なくて悲しい》衝撃の展開となった7話の平均視聴率は、過去最高の12.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録するなど好調の様子。そのいっぽうで、自分を貫くサクラに左遷や親族の死といった受難が続く展開に疑問の声もあがっている。《高畑充希と津嘉山正種の訛りが心地よい。だけどこの作品は、意味なくサクラだけが報われない。7年経っても評価されず、子会社から本社にも戻れず、流れ星さえ見えない。遂には一人ぼっち。不幸なのはサクラだけ。胸糞遊川脚本の全てが詰まった回!!!》《よくよく考えたんだけど、こんな仕打ち受けておいて、例えどんな良い展開やスッキリ展開を持ってきても視聴者の気持ちは救われるのか…?と思ってしまった。今までの理不尽野郎達はこれからも理不尽に生きていくだろうし…。そして視聴率が上がっていくという皮肉…》果たして最終回ではサクラが報われるのだろうか――。
2019年11月23日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第6話が11月13日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2014年10月、社会人6年目。子育てと仕事の両立に追われる人事課のすみれ(相武紗季)は、有名評論家・椿美栄子を招いた“女性研修セミナー”の運営リーダーに任命される。椿側の理不尽な要求になすがままで、ぺこぺこと謝るすみれを見た娘のつくしに「すっごいかっこ悪いんですけど!」と言われて、思わず手を上げてしまう。その裏で花村ホームに出向させられたサクラにも変化が起きていて……というのが第6話のあらすじ。子会社に出向してから、言いたいことを我慢して貧乏ゆすりをするようになったサクラ。あるとき、すみれの娘つくしを預かることになり、「自分の思い通りに生きるのってやっぱり辛い?」との質問に、「辛いかもしれません」と珍しく本音をこぼす。迎えたセミナー当日、サクラはつくしを連れてくる。サクラはつくしに「お母さんはずっと謝っているように見えるかもしれないけど、会社のために自分を殺しているからだ。すごい仕事をしているんだ」と語ったことを、すみれに明かす。自分のことしか考えない椿にサクラが物申そうとしたときに、すみれが思いのたけを全てぶちまける。社長から「そんなことを言ってどうなるかわかってるのか!」と脅されるも、「これからどんなに辛いことがあっても自分にウソをつかずに生きていこうという決心ができました。娘や後輩のサクラを見習って」と晴れ晴れとし様子。結果として社史編纂室に異動させられたすみれは、出向先で仕事をするサクラをこう励ます。「私があなたの10年後だとしたら、どう思う?私みたいになりたい?無理してウソつかなくていい。いい、あなたは私みたいになっては絶対にだめ。あなたは10年後もその先も、ずっとそのままでいなさい。私はもうあなたみたいに生きられないから、あなたのことを応援する。これからも仕事で辛いことがたくさんある。女だから結婚して出産するかもしれない。私みたいに仕事と家族の間で悩むこともあるかもしれない。そんなときは私を頼りなさい。どんなことでも相談にのるから。そのかわり何があってもくじけないで。自分の生き方を貫き通しなさい。北野桜」自分に嘘をつかずに、言いたいことを口にしたすみれの生き方に感動の声があがっている。《すみれさんカッコいい社員を守ってくれる上司素敵!!サクラの影響で皆んなが成長していく姿が心にしみる》《すみれさんみたいな上司の元で働きたいなあ》理想の上司ランクに相武紗季の名前が入る日も近いかも!?
2019年11月15日高畑充希主演、遊川和彦脚本、「過保護のカホコ」チームが再結集した「同期のサクラ」の4話が10月30日オンエア。「過保護のカホコ」で高畑さんと共演した久保田紗友のゲスト出演と、その役どころに注目が集まった。2009年春、夢を抱いてゼネコン「花村建設」に入社した同期たちの10年を1年1話ずつ描いていく本作。高畑さんが過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない“忖度できない”主人公・サクラを演じる。橋本愛が最初は空気を読みながら生きていたがサクラとの出会いで変わっていく月村百合を、新田真剣佑がエリート一家の生まれで社長を目指している木島葵を、竜星涼が熱血タイプの清水菊夫を、岡山天音が設計の仕事を夢見るネガティブな性格の土井蓮太郎に、相武紗季がサクラの先輩社員・火野すみれに、椎名桔平が花村建設人事部の部長・黒川森雄に扮する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サクラが意識不明になり3か月。病室で蓮太郎は2012年のことを思い出していた。その頃人事部に復帰したサクラは早速、社員のメンタルヘルスケアプロジェクトの担当を任される。ストレスチェックのアンケートを回収するため各部を回るサクラだが、蓮太郎はイライラした様子で設計部でも浮いた様子。翌朝、サクラはアンケートを回収するため蓮太郎を待ち伏せするが、サクラと同期たちが自分の噂話をしているのを見た蓮太郎は逃げるように立ち去ってしまう。さらに設計部の部長がコンペの時間変更をわざと蓮太郎にだけ知らせなかったのを聞いた蓮太郎は、そばにあったカッターで同僚たちを刺そうとする。そんな蓮太郎を止めようとしたサクラは誤って当たったカッターで手をケガしてしまう。それから蓮太郎は出社拒否、部屋に引きこもってしまう――というのが今回のおはなし。冒頭で橋の写真を撮っていたサクラは、カギを落とした女性を呼びとめる。チェロを背負ったその女性を見た視聴者からは「過保護のカホコのいとちゃんだよね?」などの声が上がる。その女性を演じているのは久保田さん。久保田さんは高畑さん主演、遊川氏脚本で放送された「過保護のカホコ」にカホコのいとこの糸役で出演。同作で糸はチェリストを目指していたが、手首を痛めて弾けなくあってしまうという役どころだった。そんな糸がチェロを背負って歩いている様に「もう実質過保護のカホコ」「冒頭でサクラがチェロを背負った女性(久保田紗友)の落とした鍵を拾うシーンは「#過保護のカホコ」オマージュなんですね。」と歓喜に沸く視聴者が続出している。(笠緒)
2019年10月31日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第3話が10月23日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2011年3月。社会人3年目となったサクラは新規採用向けのパンフレットを作るため、広報部の百合(橋本愛)と協力して、各部署の同期たちを取材することに。前向きなサクラとは対照的に、百合は男社会のゼネコンでやりがいを見出すことができずにいた。そんななか東北大震災が発生し、百合はある決心をするが……というのが第3話のあらすじ。上司やプライベートでの付き合いを要求してくるクライアントにセクハラまがいのことをされても、愛想笑いでごまかしながら働く百合。内心では女性だから責任のある仕事を任せてもらえないと思いながらも、震災をきっかけに交際中の彼氏との寿退社を決意する。そのことを聞きに行ったサクラは慌てて止めにいくが、百合は「この会社は所詮私の居場所じゃない。ここにいたっていい仕事ができたとか自分が役に立ってるみたいな実感を得られると思えない」と聞く耳を持たない。さらにサクラに対して「夢、夢うるさいのよ。夢があればエラいわけ?青年の主張かっつうの、気持ち悪い」と罵詈雑言を浴びせる。すると、堪忍袋の緒が切れたサクラは「ブス!」と百合に言い放ち、方言丸出しでこう言い放つ。「結局あんたはここは自分の場所じゃねえとかいって現実から逃げてるだけじゃねえっけ……じいちゃんが言ってたろっも『種をまかねば一生花なんか咲かねだんれ』あんたみたいに幸せの種もまかねで花を咲かそうたって無理に決まってねっけ。仕事のことらってそうらよ。女らっけ責任ある仕事を任せてもらえねえとかいってろも、あんたがその努力してねえだけらねっけ。辛いんだったらあんたがこの会社で女性が働きやすい環境を作ればいいねっけ」そして最後には「もう無理して笑うのやめれ。そのまんまのあんたでいたらいいらん。もし誰にも言えねえほどの毒吐きたくなったら、全部私が聞いちゃったからよ。あんたそのままだとどんどんブスになるだけだっよ」と、優しく手を差し伸べる。SNS上ではこうしたサクラの“マジ説教”に心打たれた視聴者が続出した。《上司におべっか、ハイハイで出世するのが会社? 思ったこと、言いたいことを発言すると仕事がしにくくなるのが会社? 日本の社会が若い世代に強いてきた問題 夢がなくても生きていけるが、夢や希望がなければ人生は辛いだけだ 種を巻かねば花は咲かない 泣ける…》《生きるのに疲れたときこんなこと言われたら泣いちゃう》サクラ以外の同期も百合の退社を引き留めようと駆けつける。そして最後には、決して見捨てないサクラと心から打ち解けた百合。厳しい社会人生活を生き抜くのに必要なのは“心から許せる同期”なのかもしれない――。
2019年10月28日