高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第3話が10月23日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2011年3月。社会人3年目となったサクラは新規採用向けのパンフレットを作るため、広報部の百合(橋本愛)と協力して、各部署の同期たちを取材することに。前向きなサクラとは対照的に、百合は男社会のゼネコンでやりがいを見出すことができずにいた。そんななか東北大震災が発生し、百合はある決心をするが……というのが第3話のあらすじ。上司やプライベートでの付き合いを要求してくるクライアントにセクハラまがいのことをされても、愛想笑いでごまかしながら働く百合。内心では女性だから責任のある仕事を任せてもらえないと思いながらも、震災をきっかけに交際中の彼氏との寿退社を決意する。そのことを聞きに行ったサクラは慌てて止めにいくが、百合は「この会社は所詮私の居場所じゃない。ここにいたっていい仕事ができたとか自分が役に立ってるみたいな実感を得られると思えない」と聞く耳を持たない。さらにサクラに対して「夢、夢うるさいのよ。夢があればエラいわけ?青年の主張かっつうの、気持ち悪い」と罵詈雑言を浴びせる。すると、堪忍袋の緒が切れたサクラは「ブス!」と百合に言い放ち、方言丸出しでこう言い放つ。「結局あんたはここは自分の場所じゃねえとかいって現実から逃げてるだけじゃねえっけ……じいちゃんが言ってたろっも『種をまかねば一生花なんか咲かねだんれ』あんたみたいに幸せの種もまかねで花を咲かそうたって無理に決まってねっけ。仕事のことらってそうらよ。女らっけ責任ある仕事を任せてもらえねえとかいってろも、あんたがその努力してねえだけらねっけ。辛いんだったらあんたがこの会社で女性が働きやすい環境を作ればいいねっけ」そして最後には「もう無理して笑うのやめれ。そのまんまのあんたでいたらいいらん。もし誰にも言えねえほどの毒吐きたくなったら、全部私が聞いちゃったからよ。あんたそのままだとどんどんブスになるだけだっよ」と、優しく手を差し伸べる。SNS上ではこうしたサクラの“マジ説教”に心打たれた視聴者が続出した。《上司におべっか、ハイハイで出世するのが会社? 思ったこと、言いたいことを発言すると仕事がしにくくなるのが会社? 日本の社会が若い世代に強いてきた問題 夢がなくても生きていけるが、夢や希望がなければ人生は辛いだけだ 種を巻かねば花は咲かない 泣ける…》《生きるのに疲れたときこんなこと言われたら泣いちゃう》サクラ以外の同期も百合の退社を引き留めようと駆けつける。そして最後には、決して見捨てないサクラと心から打ち解けた百合。厳しい社会人生活を生き抜くのに必要なのは“心から許せる同期”なのかもしれない――。
2019年10月28日高畑充希が遊川和彦と再びタッグを組み「過保護のカホコ」の制作チームが再集結しておくる「同期のサクラ」の第1話が10月9日放送。高畑さん演じるサクラのマイペースぶりに「カホコを思い出す」視聴者や、1話で描かれた2009年を懐かしむ視聴者からの声がSNSに集まっている。過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない、“忖度できない”主人公・サクラを高畑さんが演じ、サクラが入社する花村建設に同期入社したクールで場の空気を読む月村百合に橋本愛、エリート一家に育ち社長を目指している木島葵に新田真剣佑、流されるまま入社したアツい男・清水菊夫に竜星涼、反対に全て悪いほうに考えてしまうネガティブな土井蓮太郎に岡山天音。花村建設の新人研修を担当する人事部の火野すみれに相武紗季、サクラを採用した花村建設人事部の部長、黒川森雄に椎名桔平といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は部屋で倒れているサクラの姿からスタート。かつての同期たちが病院に駆けつけると、そこにいた百合からサクラが脳挫傷で意識が戻るのは難しいと告げられる。そこから時間は10年前にさかのぼり、サクラたちの入社式の様子へと移る。入社式では社長に「話が長い」と言ってしまい、同期との親睦会でもマイペース。さらに新人研修で制作する橋の完成度に非常にこだわるあまり周囲を振り回す…そんなサクラに「過保護のカホコ」のカホコを連想した視聴者も数多く「「過保護のカホコ」みたいなリズム感」「過保護のカホコを思い出して胸がじん…となってる」などの声が寄せられる。また1話は2009年が舞台なのだが「サクラが持ってたデジカメ、当時売られてたモデル使ってて芸が細かい」「竜星くんの真っ黄色携帯、色違いの昔使ってた」などのツイートや、「IQ84」が登場したことに対し「1Q84からもう10年なの…」「1Q84って10年前かよ…本気で衝撃」といった反応も。そして研修が終わったサクラたちに配属先が告げられるところで終了。会社に異を唱えたことから黒川の怒りをかい人事部預かりになったサクラだが…第2話ではどんな騒動を巻き起こすのかにも注目したい。「同期のサクラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2019年10月09日高畑充希主演の新水曜ドラマ「同期のサクラ」に、竜星涼と岡山天音が高畑さん演じるサクラの“同期”役で出演することが分かった。連続テレビ小説「ひよっこ」や「メゾン・ド・ポリス」、そして『トイ・ストーリー4』の吹き替え出演も話題となった竜星さんが演じるのは、熊本出身のアツい男・清水菊夫。大学では応援部出身で、仲間や頑張っている人の力になりたいと思っているが、サクラのような明確な夢や目標はなく、応援部の先輩に勧められるまま花村建設に入社したことに少し引け目を感じている…。本作の印象を「自分の未来に対して明るい夢を持っている若者はどのくらいいるのだろうか?明るい夢を忘れずに持ち続けてる大人はどこまでいるのだろう?脚本を読んで、サクラのまぶしく、勇ましいセリフは胸を打つものがありました」と語った竜星さんは、「菊夫という心優しい男が、本当の大人になるまでの10年を丁寧にみなさんに届けていきます」とコメント。そして、「I"s」「ゆうべはお楽しみでしたね」『新聞記者』などに出演する岡山さんが演じるのは、努力家で能力はあるが、全て悪いほうに考えてしまうネガティブ男・土井蓮太郎。最初はサクラに懐疑的であったが、同期の仲間との共同作業に次第に心を開いていく人物だ。岡山さんは「蓮太郎の喜びや悩みを僕自身が一緒に味わって、桜、百合、葵、菊夫とたくさんの事を学び、共に成長していければと思います」と話し、「自分の役割を全うし、“同期”のみんなと反響し合いながら、力強い作品にしていきたいです」と意気込みを語っている。なお、すでに発表されている橋本愛、新田真剣佑に続き、竜星さんと岡山さんの参加が決定し、これでサクラの10年間を見守る“同期グループ”が出揃った。「同期のサクラ」は10月、水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年09月04日プロ野球解説者・張本勲氏が、26日に放送されるTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)に生出演する。TBS系『サンデーモーニング』(毎週日曜8:00~)でもおなじみの張本氏。引退後は解説者として、TBSラジオのプロ野球中継『エキサイトベースボール』にも出演していた。今回の出演では、現役時代の話から引退後の話、さらには今年のプロ野球の見立てや終わったばかりの甲子園について語る予定だ。さらに、日本と海外メジャーの未来や高校野球の問題点など、野球好きの伊集院が張本氏に迫っていく。
2019年08月23日8月16日19時前頃、麦わら帽子を目深にかぶって東京・下北沢の劇場を訪れたのは高畑淳子(64)だ。一緒に来ていた友人女性たちにガードされる形で、開演時間直前にやってきた高畑。かなり警戒している様子がうかがえる。同劇場で上演されていたのは、この日初日を迎えた舞台「さよなら西湖クン」。演劇ファンから人気の劇作家・蓬莱竜太氏(43)が脚本を務める注目作だ。しかし、淳子がキャパ200名ほどの小さな劇場を訪れたのには“別の理由”があった。総勢6名の出演者一覧に目を通すと、そこには息子である高畑裕太(25)の名前が。16年8月23日、前橋市内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして強姦致傷容疑で逮捕された裕太。被害女性とは示談が成立し不起訴になったものの、所属事務所は裕太とのマネジメント契約を解除。以降は芸能活動を無期限休止となっていた裕太にとって、3年ぶりの仕事復帰となった。愛する我が子の晴れ舞台に駆け付けた淳子。さらに、この日は裕太の姉で女優の高畑こと美(32)も訪れていたという。「こと美さんは、スタッフや観劇に来ていた顔見知りの芸能関係者に『弟をよろしくお願いします』とあいさつしていました」(演劇関係者)暴行事件直後の謝罪会見では「自分なりに精いっぱいやったつもりですが、育て方がいけなかった」と深い悔恨の念を見せていた淳子。裕太の芸能界復帰についても「してはいけないことだと思っています」と語っていた。しかし今回の復帰について、熱心に息子をサポートしていたようだ。「事件前から母子の仲はよく、お互いが出演しているドラマを見ながら演技論について熱く語りあっていました。事件後もそれは変わらず、自宅で淳子さんの相手役を裕太さんが演じることもあったそうです。淳子さんから『アツく語り合いすぎて言い合いになることもあるけど楽しいわよ』と聞いたことがあります。今回の復帰公演での演技指導も、淳子さんがしていたようです」(淳子をよく知る芸能関係者)息子の復帰舞台を見た母は何を思うのか。本誌記者は上演終了後に、淳子を直撃。しかし質問に答えることなく、足早に車に乗り込みその場を去ってしまった。謝罪会見では「最終的にどんなことがあっても、どんなに申し訳ないことをしても、親として守る・ガードするわけではなく『親でいる』ということが最後の最後にくると思う」と語っていた淳子。“過保護”な親子生活はまだ続きそうだ――。
2019年08月16日東京国立近代美術館にて10月6日(日)まで開催中の『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』。同展のスペシャルトークイベントが8月3日に同会場にて行われ、ゲストとしてアニメーション映画監督の細田守、聞き手としてフリーアナウンサーの宇垣美里が登壇した。【チケット情報はこちら】『火垂るの墓』などで知られ、2018年4月に永眠したアニメーション映画監督・高畑勲。その功績をたどる回顧展では、制作ノートや絵コンテなど1,000点以上の資料が展示され、アニメーションの革新に挑み続けた高畑の監督・演出家人生に迫っている。好きな高畑作品に『かぐや姫の物語』を挙げた宇垣は「監督から“受け止め方はあなたの自由”と言われている気がして、人によって異なる感想を聞くのも楽しい」と語る。この言葉に、細田は「つまり“客観性”ですね」と反応。「主人公がどんな状況に置かれているかを観客に考えさせるのが、高畑さんの演出。登場人物に感情移入させることだけが映画じゃない」と昨今の“共感”をベースに感動を生む風潮とは対極にある高畑流・映画づくりの特徴を強調した。90分にわたるイベント中、細田のボルテージが特に上がったのは『セロ弾きのゴーシュ』の美術に話題が及んだ瞬間。椋尾篁の手がけた背景をスクリーンに映し出しながら、「美術がそのまま作品の世界観になっている」と類型的でない緻密な“画”の魅力に言及する。CGを多用するアニメーション作品と比較しつつ、「実写に近づくことがリアルなのではなく、“画”だからこそリアルに伝わる感動があるんです。それを引き出した高畑さんも素晴らしい!」と熱弁をふるった。また細田は、自身の監督作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭の監督週間に選出された際のエピソードを紹介。高畑の訃報とタイミングが重なり、彼の逝去は日本のアニメにどう影響を及ぼすか──という現地報道陣の質問に「監督が追求していた作品テーマや表現方法、問題意識を誰かが引き継がなければ」と答えたという。イベント後、取材に応じた細田に、このエピソードを受けて高畑のどんな要素を自身の作品に継承していこうと考えているか──と聞いてみた。すると「さまざまな試行錯誤を重ね、アニメーションの可能性を広げていくことです」と即答。これまで発表した作品では『時をかける少女』『おおかみこどもの雨と雪』『未来のミライ』が実験的要素の強い作品だったと述懐し、「高畑監督からバトンを受け取り、今後も映画芸術に貢献できれば」と覚悟を覗かせた。取材・文:岡山朋代■「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」会期:開催中~10月6日(日)会場:東京国立近代美術館(東京都)
2019年08月16日高畑充希と山崎賢人が“隠れ腐女子とゲームヲタク”となってピュアラブストーリーを繰り広げる『ヲタクに恋は難しい』。この度、高畑さん、山崎さんに先日発表となった菜々緒、斎藤工も登場する初映像となる特報とティザービジュアルが解禁となった。この度解禁となったのは、30秒の特報映像。「ヲタク…それは夢に生きる人たち」のナレーションを皮切りに、熱量が高くて活き活きとしているキャラクターたちが次々に登場。序盤から、コミケ会場を「戦場(いくさば)」と呼び、同人誌を見て「尊い――」と悶えるなど、“隠れ腐女子”として様々な表情を見せる高畑さん演じる成海。そんな彼女とは対照的に、オフィスにいても、部屋と全身をモザイクに覆われても、徹底的にクールな無表情を貫く山崎さん演じるメガネ男子の宏嵩が印象的!また、成海と宏嵩の先輩であり、有名コスプレイヤーでもある花子を演じる菜々緒さんのコスプレ姿も“初”お披露目!「刀剣乱舞」の燭台切光忠になりきる姿からは、そのクオリティの高さがうかがえるも、斎藤さん演じる樺倉からはツッコミも…。さらには、原作第1話に登場する成海がサムズアップして「採用!」と言うシーンも完全再現されており、原作ファンにもたまらない仕上がりに。果たしてヲタクとヲタクの恋はどのような展開をみせるのか、気にならずにいられない映像だ。また、ティザービジュアルは、スーツ姿の成海の後ろからは“マンガ”“アニメ”“BL”をこよなく愛する“隠れ腐女子”、同じくスーツ姿の宏嵩の後ろからは廃人クラスの“重度のゲーヲタ”という、それぞれのヲタクな本性が覗くコミカルな仕上がりとなっている。『ヲタクに恋は難しい』は2020年2月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヲタクに恋は難しい 2020年2月7日より全国にて公開ⓒふじた/一迅社ⓒ2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
2019年08月13日「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が、2019年9月16日(月祝)まで、三重県総合博物館にて開催される。「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」では、高畑勲・宮崎駿から厚く信頼を寄せられた日本屈指のアニメーター・近藤喜文を特集する。アニメ制作の第一線で活躍するとともに、その丁寧で繊細な絵は、多くのアニメーターに影響を与えてきた。近藤喜文は、高畑勲が手掛けた『赤毛のアン』『火垂るの墓』など、日本のアニメーション史に残る名作において作画監督やキャラクターデザインを担当。1995年には『耳をすませば』で初めて長編アニメーション映画の監督を務めた。会場には、スタジオジブリの全面的な協力のもと、アニメーションの原画やイメージボード、スケッチなど、500点以上が集結。企画だけで成立しなかった作品のラフスケッチや、『魔女の宅急便』のイメージボード、『紅の豚』や『もののけ姫』などの原画、『耳をすませば』の絵コンテ、キャラクター設定、セル・背景原画など、作品の裏側を感じられる、貴重な資料を揃える。その他、原画をパラパラできる体験コーナーや、撮影コーナーなども設置される。【開催概要】この男がジブリを支えた。近藤喜文展会期:2019年7月6日(土)~9月16日(月祝)観覧時間:平日9:00~17:00、土日祝日9:00~19:00(ただし入場は閉場30分前まで)休館日:毎週月曜日(9月16日は開館)会場:三重県総合博物館(MieMu:みえむ)住所:三重県津市一身田上津部田3060観覧料:一般1,300円、大学生800円、小中高生500円、ペアチケット(2枚1組) 2,300円※未就学児童は入場無料※身体障がい者手帳等持参者とその付添1名は観覧料無料。※各種割引の併用不可。【問い合わせ先】三重県総合博物館TEL:059-228-2283
2019年08月09日秋の日本テレビ系新水曜ドラマは、高畑充希主演、遊川和彦オリジナル脚本の「同期のサクラ」を放送。同じく高畑さんが主演を務めた「過保護のカホコ」の制作チームが再び集結する。「過保護のカホコ」では超過保護な“究極の箱入り娘”を演じた高畑さんだが、今作では過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない、“忖度できない”主人公・サクラに扮する。ドラマでは、このサクラの駆け抜けた10年間を1話ごとに1年ずつ、丁寧に描いていく。主演の高畑さんは「『過保護のカホコ』でご一緒した信頼できる方々と、またご一緒させて頂くことが出来て大変光栄です」と参加を喜び、「『生まれ育った離島に橋を架けたい!』という夢だけをもって、東京の大手建設会社に就職をするのですが、同期全員が何か『強い想い』を抱いて仕事をするものだと思い込んで上京してきたのに、実は全くみんな違っていて、サクラは驚き、戸惑います。でもサクラは、どんなことがあっても忖度しません。サクラという女性は、ひたすら変わりません。変わることのほうが簡単な環境のなかで、10年間変わらない、ひとりの姿を描きます」と本作について説明。また「私にとってもサクラは、新しい挑戦の連続になると思うので、不安も恐怖もありますが、みんなで絶対に面白い作品にしようという気持ち満々で取り組んでおりますので、ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです」とコメントしている。そして脚本の遊川氏は「この主人公は周囲の声など気にせず、10年間変わらない。そんな人間がどうなっていくのか?そんな人間がいて欲しいという思いを込めて、作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。「同期のサクラ」は10月、水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年08月06日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、日本のアニメ草創期に携わり、昨年死去した高畑勲氏の業績をたどる「高畑勲展」へ行ってきました。■「高畑勲―日本のアニメーションに遺したもの」東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリーにて10月6日まで開催中本展は、未公開資料も含め約1,000点の資料が全4章にわたって公開されています。大きく分けると、(1)演出助手時代、(2)海外児童文学を手がけた時代、(3)日本らしさを描いた時代、(4)新たなアニメーションへの挑戦という構成。同じく演出家である宮崎駿氏はアニメーターでもあるけれど、高畑氏は絵を描かない演出家として有名でした。しかし、高畑氏による絵コンテや細かく書かれたプロットなど貴重な資料を見ることができます。そして豊かな原画と企画書などの制作資料からは、ひとつの作品に多くのクリエーターが携わっていることがわかります。『母をたずねて三千里』『赤毛のアン』など、世界名作劇場シリーズで育ってきた記者は、第2章が特にテンションアップ!日本のアニメとして初めて海外現地調査(ロケハン)を行った『アルプスの少女ハイジ』のロケハン時の写真もあります。昨年、舞台となった村まで行ってきた記者、アニメと変わらないそのままの風景を目の当たりにし、すごく感激したものでした。高畑氏の型にはまらないスケールの大きさと豊かな想像力は、大人も楽しめる作品を作ったのです。朝ドラでもアニメーターがフィーチャーされる現在。日本アニメーション界の功労者の足跡を見ることができます。
2019年08月05日高畑裕太(25)が芸能活動を再開すると8月3日に発表された。今月16日から上演される舞台「さよなら西湖クン」で復帰する。突然の復帰に、Twitterでは「高畑裕太」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。デイリースポーツによると同作の演出は、高畑が過去に所属していた「石井光三オフィス」に籍を置く和田憲明氏。和田氏が開催したワークショップとオーディションに参加し、高畑は合格を勝ち取ったという。15年3月から放送された朝の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)に出演し、知名度を上げた高畑。同年8月、本誌に登場し「母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました」と明かしていた。しかし16年8月、映画撮影で滞在していた群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして高畑は強姦致傷容疑で逮捕。被害者側とは示談が成立したため不起訴処分となり、同年9月に釈放。しかし石井光三オフィスとのマネジメント契約が解除となり、芸能活動は事実上の休止状態となった。釈放から1週間後、高畑は埼玉県内にある心療内科の専門病院に入院。退院後は引きこもり生活を送ることになった。事件8カ月後17年4月、芸能関係者は本誌にこう語っていた。「髪もひげも伸ばしっぱなしでボサボサ。知人が見ても裕太さん本人と気付かないくらい、事件前とは外見もかなり変わってしまったと聞きます」映画「いつまた、君と」に出演予定だった高畑だが、前出の芸能関係者は「彼は自分が並ぶはずだった舞台挨拶の写真を見て、落ち込んでいるみたいです」とも明かしていた。抱き続けていた芸能界の夢。晴れて復活を果たす高畑は、活動を軌道にのせることができるのだろうかーー。
2019年08月03日俳優やタレントたちが旅人=アートトラベラーとなり、美術や建築の秘密やそれを生み出したアーティストの人生に迫っていく「新美の巨人たち」。8月3日(土)放送回では、俳優の井浦新がアニメーション監督・高畑勲の遺作『かぐや姫の物語』に迫っていく。本番組は「美術鑑賞は本来自由なもののはず」という考えのもと、旅人=アートトラベラーが毎回作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運んで、作品の秘密やアーティストの人生に迫ることで、より豊かな美術鑑賞の旅に視聴者を誘い、アートトラベラーたち独自の見方・見え方にも注目していくというもの。今回のアートトラベラーは、ファッションモデルとして国内外で活動。是枝裕和監督作『ワンダフルライフ』で俳優業に進出すると『ピンポン』や『20世紀少年』シリーズなどに出演。「アンナチュラル」「健康で文化的な最低限度の生活」などのドラマで注目を集めると、この春からは連続テレビ小説「なつぞら」でアニメーター役を演じている井浦さん。そんな井浦さんが『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』など大ヒットアニメを生み続けるスタジオジブリを訪問。革新的な手法を次々と編み出し昨年逝去したアニメーションの巨人・高畑勲監督の遺作『かぐや姫の物語』の秘密に迫る。製作期間8年、作画枚数24万枚という破格の労力と時間をかけ、通常とは違う余白を残したラフな作画技法を駆使して描かれた同作で「セルアニメをもうちょっと壊したい」と考えた高畑監督の譲れない思いと、この映画で出した答えとは?井浦さんが鈴木敏夫プロデューサーにも話を聞く。今夜のアートトラベラー・井浦さんが声優を担当する『ドラゴンクエストユア・ストーリー』は全国東宝系にて公開中。「ドラゴンクエストV天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーを原案に、山崎貴が総監督・脚本を担当したフル3DCGアニメーション作品となり、佐藤健が主人公リュカを演じるほか、“リュカの2人の運命の相手”ビアンカに有村架純、フローラに波瑠。王子・ヘンリーに坂口健太郎、リュカの父親・パパスに山田孝之。井浦さんは謎に包まれた最恐の魔王“ミルドラース”を演じる。「新美の巨人たち」は8月3日(土)22時~テレビ東京で放送。(笠緒)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開© 2013 畑事務所・GNDHDDTK
2019年08月03日アニメーション映画監督・高畑勲(1935-2018)の“演出術”にフォーカスした回顧展、『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』が東京・竹橋の東京国立近代美術館ではじまりました。展覧会の音声ガイドナレーターをつとめるのは、俳優の中川大志さん。気になる内容や見どころをお伝えします!中川大志さんがガイド!『高畑勲展』【女子的アートナビ】vol. 151この展覧会では、総合芸術としてのアニメーションをつくりあげた監督・高畑勲氏の創作活動を、1,000点を超える作品や初公開の資料などによって紹介。絵を描かない高畑監督が、どのように新しい表現方法を追求し、作品に昇華させていったのか、その創造の軌跡を知ることができます。音声ガイドナレーターは俳優の中川大志さん。現在出演中の連続テレビ小説『なつぞら』で坂場一久役を演じている中川さんは、次のメッセージを寄せています。「自分たちが当たり前のように目にしていた作品が、どんな思いで、どんな苦悩を経て、どんな手法で作られていたのかを知ることができる貴重な機会です。日本のアニメーションの歴史でもある『高畑さんの人生』を存分に楽しめる音声ガイド、ぜひお楽しみください」展覧会場の入り口をぬけると音声ガイド機(¥550税込)を借りるブースがあるので、ぜひ中川さんの案内を聞きながら作品を楽しんでみましょう!宮﨑駿氏の原画も…!それでは、会場に入ってみます。まずは、高畑監督が手がけた仕事や業績などが記された年譜が壁一面に登場。作品数の多さに圧倒されます。そして、モノクロ写真で飾られたアーチを抜けると、「第1章 出発点」がはじまります。1959年に東京大学文学部仏文科を卒業し、東映動画(現・東映アニメーション)に入社した高畑監督は、まず演出助手としてアニメーション制作にかかわります。会場には、当時の貴重な制作ノートや絵コンテなどが勢揃い。ここでの見どころは、長編アニメーション初監督作品となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』のコーナー。登場人物の人間関係を記した図や、感情の起伏を視覚化したテンションチャートなど、作品を作り上げていくプロセスがわかる資料は見ごたえがあります。また、当時、新人アニメーターだった宮﨑駿氏の原画も展示されています。ハイジの世界へ!続いて、第2章「日常生活のよろこび」では、『アルプスの少女ハイジ』をはじめ、『母を訪ねて三千里』、『赤毛のアン』など昭和世代には懐かしいテレビの名作シリーズが登場します。オープニング・フィルムの原画や動画、背景画、制作ノートなどが展示されていますが、特に見逃せないのは、アニメーター小田部羊一氏による主要キャラクターのデザインスケッチ。主人公のハイジが現在のデザインになるまでの過程が見られて楽しいです。高畑監督は、ハイジの日常生活をリアルに描くことを目指し、物語の舞台となるアルプスの自然環境などを取材するため、テレビ・アニメーションとして初の海外ロケハンを実施。宮﨑氏などクリエイターやプロデューサーたちと一緒に約10日間スイスとドイツをまわりました。そのときに撮影された写真なども会場で紹介されています。また、アルプスの山小屋をリアルに再現した美しいジオラマも展示。こちらは写真撮影OKです!続く第3章では『火垂るの墓』など日本を舞台にした作品群が登場し、最後の第4章では、新たなアニメーションへの挑戦についても詳しく紹介されています。アニメーターのインタビューも!音声ガイドでは、ナレーターとして中川さんが作品解説をするほか、アニメーターの大塚康生氏や小田部羊一氏などのインタビューも聞くことができます。文学や美術、音楽、映画など幅広いジャンルの知識を持ち、またクリエイターやスタッフからも慕われていた高畑監督。彼の手がけた作品を見ることで、アニメーションの歴史だけでなく、日本の文化史も知ることができます。ぜひぜひ、足を運んでみてくださいね!Information会期:~10月6日(日)休館日:月曜(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日(火)、 8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)時間:10:00-17:00 ( 金曜・土曜は10:00-21:00 )*入館は閉館30分前まで会場:東京国立近代美術館料金:一般 ¥1500/大学生 ¥1100/高校生 ¥600、中学生以下無料※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しています。
2019年07月13日数多くの革新的な作品を発表し、日本のアニメーションに多大なる影響を与えたアニメーション監督・高畑勲。その高畑初の回顧展『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』が、7月2日(火)から10月6日(日)まで、東京国立近代美術館で開催される。アクションやファンタジーではなく、日常生活に寄り添った、豊かな人間ドラマとしてのアニメーションを確立した高畑。本展では、半世紀を超える高畑の創作の秘密を、その演出術に着目し4つの章から紐解いていく。【チケット情報はこちら】まず第1章は「出発点:アニメーション映画への情熱」。ここで注目すべきは、初の演出(監督)作品となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』だろう。高畑は絵を描かないアニメーション監督であり、作画監督や脚本家など、各スタッフと対話を重ねることで、これまでにない作品世界を構築。それは登場人物の香盤表や作画担当表といった、高畑による緻密な資料群からも伺うことが出来る。また本章には、遺作となった『かぐや姫の物語』に通じる貴重な資料「ぼくらのかぐや姫」も展示。第2章は「日常生活のよろこび:アニメーションの新たな表現領域を開拓」。ここでは子供を主人公に、子供が楽しめる作品づくりを目指した高畑の、テレビの名作シリーズを中心に紹介する。『アルプスの少女ハイジ』では、かの有名なオープニング映像のラフ原画を展示。現地をロケハンし描かれたという、美しい背景美術にも目を奪われる。また宮崎駿が手がけた『パンダコパンダ』のレイアウトは、本展開催直前に発見された非常に貴重なものだ。第3章「日本文化への眼差し:過去と現在との対話」では、『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』などが登場。大阪を舞台にした『じゃりン子チエ』以降、日本の風土や庶民の生活を、リアリティーをもって描くことに情熱を注いでいった高畑。膨大なイメージボードや背景などから、その強い想いを感じることが出来る。最後の第4章「スケッチの躍動:新たなアニメーションへの挑戦」では、水彩画風という新たなアニメーション表現を摸索した、高畑の飽くなき探求心に驚かされる。特に完成まで8年を要した『かぐや姫の物語』では、線画による1枚1枚の原画が、残像効果までも計算して描かれているというから、さらに驚きだ。また高畑はかつて、ジャック・プレヴェールの詩を翻訳、それに奈良美智が絵をつけた詩画集『鳥への挨拶』を発表。本展にはその詩画集が出力された色校正用の紙の上から、奈良が新たにドローイングを加えたオリジナル作品、≪鳥への挨拶≫24点も出品されている。取材・文:野上瑠美子
2019年07月05日映画『火垂るの墓』やテレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』などで知られ、2018年に逝去したアニメーション監督・高畑勲の活動を総覧する「高畑勲展 ─日本のアニメーションに遺したもの」が7月2日(火)から10月6日(日)まで東京国立近代美術館にて開催される。その音声ガイドナビゲーターを務める俳優・中川大志に話を聞いた。【チケットの詳細はこちら】自身初となる音声ガイド、その収録を終えたばかりの中川に感想を尋ねると「緊張しました。まずはお客様の邪魔にならないように、淡々と、だけどちゃんと情報が入ってくるように話すことを心掛けました。あまり自分の色が出過ぎると邪魔になっちゃうので、感情を入れすぎずにやったつもりです」と語りつつ「でも…」と続け、「今僕はアニメーションの演出家を演じているので、すごく感情移入してしまいました」と明かした。現在、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、日本のアニメ創成期に携わったアニメ演出家、坂場一久を演じている中川。「読んでいると、高畑さんの言葉や抱えていた苦悩、想いの変化が自分の役とリンクして…。なんだか自分の人生を振り返っているような気持ちでした。ガイドのラストは特に…。今思い出すだけでも泣いちゃう。こんな気持ちになるとは思わなかったです」と、今だからこその想いがこもったガイドに仕上がりそうだ。中川が「高畑さんが信頼する人たちのことも知りました。高畑さんの無理難題とも言える強い想いに応える、叶える、それ以上のものを出す、そんな力強いメンバーに支えられて高畑さんの信念がカタチになったんだと思いました」と語るように、ガイドにはインタビューを収録。『パンダコパンダ』などの作画監督・大塚康生や、『アルプスの少女ハイジ』などのキャラクターデザイン&作画監督・小田部羊一、『じゃりン子チエ』などの原画・友永和秀、『平成狸合戦ぽんぽこ』などの美術監督・男鹿和雄、『火垂るの墓』などの美術監督・山本二三の(本人音声)などのインタビューが楽しめる。今すぐ観返したい作品を尋ねれば『パンダコパンダ』と笑顔。「子供の頃、祖母の家で何度も観ていたので印象に残っていて。主題歌もすごく覚えているのですが、今回、あの歌は高畑さんが“子供たちが歌える主題歌”を目指したというエピソードもありました。今改めて観たいなと思います」「せっかく音声ガイドを借りてくれたお客様ですから、これはもう(自分と同じように)泣かせたい(笑)。高畑さんの人生全部が詰まっていて、台本を読んで、僕自身が映画を1本観たような充実感がありました。それをお客様にも届けられたら」と中川。情報たっぷりの音声ガイドで「高畑勲展」をより楽しんで!取材・文:中川實穂
2019年06月27日スタジオジブリの展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年7月13日(土)から9月23日(月)まで、長崎・ハウステンボス美術館にて開催される。鈴木敏夫の“言葉”にフォーカス「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ作品の数々を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”にフォーカスを当てた展覧会。2017年に広島・筆の里工房、2018年に名古屋・松坂屋美術館と金沢・金沢21世紀美術館で開催された「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をベースに、パワーアップさせた内容となる。なお東京では、2019年4月から5月にかけて神田明神 EDOCCOにて開催され、人気を博した。鈴木が描き下ろした書やイラストを展示鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み、作品と真摯に向き合い、その本質を「言葉」にして伝えてきた。『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』まで、鈴木が高畑勲、宮崎駿と出会って40年。会場では、その原点から現在までを、鈴木が書き下ろした書や、イラスト、ポスターなどの作品資料などを通して紐解いていく。“湯屋”や“湯婆婆と銭婆”の立体モチーフも展示『千と千尋の神隠し』に登場する“湯屋”の高さ3mの巨大立体模型など、立体的なモチーフにも注目。「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」は、湯婆婆と銭婆が来場者の様々な悩みにアドバイスをくれるというもの。3メートルにも及ぶ超巨大“湯婆婆と銭婆”の口の中に手を入れて番号が書かれた札を引き、札に描かれた番号のおみくじを棚から持ち帰ることができる。おみくじの種類は“恋愛”、“開運”共に13種類の計26種類。おみくじには、鈴木敏夫が書きおろした言葉と、 その言葉にまつわる解説が記されている。限定アイテム&特別メニュー会場には、オフィシャルショップを併設。湯婆婆のイラストや、鈴木敏夫のメッセージを配したうちわや、湯婆婆プリントのトートバッグ、江戸から続く染め物の老舗「竺仙」とコラボレーションした藍染のふきんなどを揃える。また、パレス ハウステンボス内のティーサロンでは、竹炭の黒いバニラアイスにチョコスプレーをまぶし、金平糖とお札クッキーを添えた「お風呂屋さんのデザート」などの特別メニューを提供する。【詳細】鈴木敏夫とジブリ展期間:2019年7月13日(土)~9月23日(月)会場:パレス ハウステンボス内 ハウステンボス美術館住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1時間:9:00~21:00 ※日によって変更あり。詳細は公式WEBサイトを確認。料金:・各パスポート持参者 無料※1DAY パスポート、ムーンライト4パスポート、アフター5パスポート、VIPプレミアパスポート、年間パスポート・散策チケット持参者 大人800円、中人700円、小人・未就学児500円・ハーバーゾーンのみの入場者 大人1,600円、中人1,400円、小人・未就学児1,000円※ハーバーゾーン入場料(別途) 大人・中人1,000円、小人・未就学児500円【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2019年06月16日高畑充希(27)が来年5~6月に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」でヒロインのキムを演じると、一部スポーツ紙が報じた。1989年に英ロンドンで初演された同作。ベトナム戦争を背景に、ベトナムの少女キムと米軍兵士クリスの悲恋を描くミュージカルの名作。これまで亡くなった本田美奈子.さん(享年38)、松たか子(41)、笹本玲奈(33)、新妻聖子(38)らがヒロインを演じてきた。記事によると高畑は大原櫻子(23)や屋比久知奈(24)、昆夏美(27)とともに交代でキムを演じるという。高畑と大原と屋比久は今回が初めてで、昆は3度目の出演。4人は英国から来日したスタッフらを前に2度のオーディションを経て、役を射止めたという。「高畑さんはNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめ、主演作はドラマ・映画ともにヒットするなど女優としての実績十分。出演オファーも後を絶たないと聞いています。そんななかで自らオーディションを受けるということは、よほど思い入れのある作品ということでしょう」(演劇担当記者)もともと高畑といえば、05年に「山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2~屋上の天使」の出演者オーディションで主演の座を獲得して芸能界入り。07年から12年までは、6年間にわたってミュージカル「ピーターパン」の8代目ピーターパン役を務めていた。「幼いころから好んでミュージカルのサントラを聴いていたこともあり、ミュージカルが女優としての“原点”となっているそうです。多忙なスケジュールをぬって舞台もこなしていただけに、今回もその成果を存分に発揮してくれそうです」(芸能記者)
2019年05月17日アイドルグループ・嵐の櫻井翔と、女優の高畑充希が26日、「クリアアサヒ」新CM発表会に登場した。27日から放映される新CMでは、2人が自宅でクリアアサヒと「いつもの」を飲み比べしている様子が描かれたが、「自分で言葉を“発見"してほしい」という監督の要望に、「結局出てくるのが、『は〜』とか『ほえ〜』とかで、ボキャブラリーの貧困さに驚きましたけど、最後にCMでも使われた『わかるわ〜』が出まして、無事採用されました」と振り返る。高畑が「CMを見て、最後から2番目くらいのカットの櫻井さんの目が、普段見れない目だなと思って。プライベートを垣間見ちゃったような、いけない感じがあって」と指摘すると、櫻井は「覗き見感!? そんなしっかり見ていただいて嬉しいです」と笑顔を見せた。「いつもの〇〇だけじゃもったいない」というテーマには、「いつもの”旅行"だけじゃもったいない」と答えた櫻井は、「10年ぶりくらいかな、家族全員揃って温泉旅行に行ったんですよ。家族揃うのもいいなと思いました」と明かす。一方、「いつもの“お米"だけじゃもったいない」という高畑は、「お米の食べ比べにはまってて、ちょっとずつ詰め合わせになってるものをいただいたので、それをちょっとずつ炊いて食べると全然味が違う」と語った。この回答に、櫻井も「去年の秋くらいかな? 玄米にハマってる時がありました」と米談義に参加。「ちょうど我々が……我々が、ってすみません、嵐がミュージックビデオ撮影するときに行ったのがそういったレストランで、そこで買った玄米をおうちで食べてました」とエピソードを披露した。「新〇〇」というお題では、「新コース」と回答した櫻井が「毎年1〜2回スキーに行くんですが、行った場所の新しいコースに行きたい。海外のスキー場行ったことないので、海外のスキー場も発見してみたい」と意気込む。また、高畑は「新声帯。舞台の稽古中で声を強くしたくて。もっと先にミュージカルとかまたやれる時がきたら、歌が上手くなりたいなと思って、ボイトレしてます」と回答。「ボイトレしない」という櫻井は「僕はもう完全にマイクに頼りきってやろうと思いました。充希ちゃん、すごいなあと思って」と感心していた。
2019年03月26日アイドルグループ・嵐の櫻井翔と、女優の高畑充希が「クリアアサヒ」の新CM「櫻井さん とりあえず買ってみます」編、「高畑さん とりあえず買ってみます」編が20日から全国で放映される。今回のCMでは、2人が2月中旬以降製造分よりクオリティアップで新しくなった「クリアアサヒ」に出会い、思わず買ってしまう姿を描く。「櫻井さん とりあえず買ってみます」編では、櫻井翔がコンビニエンスストアのお酒売り場の前でじっと冷蔵庫を眺めている姿から始まり、いつも飲んでいるものと、新しくなった「クリアアサヒ」で迷った後に、「とりあえず買ってみます」と一言。帰宅後、いつも飲んでいるものと飲み比べて、新しくなったクリアアサヒの味を「発見。」する姿を描く。「高畑さん とりあえず買ってみます」編では、高畑がスーパーのお酒売り場の前でカート を押しながらじっと棚を眺めている姿から始まり、新しくなった「クリアアサヒ」 の美味しさを「発見。」する。撮影は、1月に首都圏近郊の店舗とスタジオにて行われた。櫻井は、今回の撮影をする監督と以前も仕事しており、「久しぶりですね」と再会を喜ぶ。コンビニエンスストアでじっと考えているシーンを撮影するために、長い時間かけて腰をかがめた体勢となり、チャーミングな姿が収められた。今回、素の表情を切り取るために用意された6台のカメラを前に、最初は驚いていた櫻井だったが、すぐに現場の空気にも慣れ、普段飲むお酒の話をするなど、リラックスした空気を醸し出していた。高畑は、首都圏近郊にある実際のスーパーで撮影。カートを押しながらじっと棚を眺める演技も、色々なニュアンスでトライした。その後の自宅シーンの撮影では、普段、独り言を言うことはあまりないという高畑が、あえてしゃべりながらの演技に挑戦する。「一人だと難しいなあ」と困りながらも撮影を重ね、高畑は「次回の撮影も楽しみ」と語っていた。
2019年03月20日戦後の日本のアニメーションの基礎を築き、昨年4月5日に亡くなった高畑勲監督の業績を総覧する展覧会「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したものTakahata Isao: A Legend in Japanese Animation」が、東京国立近代美術館で開催されることが分かった。スタジオ・ジブリ設立に携わった人物であり、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫の物語』など数々の名作を手掛けてきた高畑監督が、日本のアニメーションに遺したもの、その業績を総覧する初の回顧展。展覧会は4章構成となっており、「1章 出発点─アニメーション映画への情熱」では劇場用長編初演出(監督)となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』などにスポットを当て、「2章 日常生活のよろこび─アニメーションの新たな表現領域を開拓」では「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」などのTVアニメにおいて、宮崎駿らとのチームワークを絵コンテ、レイアウト、背景美術によって検証し、高畑演出の秘密に迫る。さらに、「3章 日本文化への眼差し─過去と現在との対話」では、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』などから、日本人の戦中・戦後の経験を現代と地続きのものとして語り直す話法の創造と、“里山”というモチーフの展開に注目。そして、手描き風アニメーションや水墨画のような表現で注目を集めた『かぐや姫の物語』などにフォーカスした「4章 スケッチの躍動─新たなアニメーションへの挑戦」で構成される。これまで未発表だった高畑監督の制作ノートや絵コンテなどの貴重な資料を通して、高畑演出術の秘密に迫る本展覧会。絵を描かない監督が、どのようにして歴史に残るアニメーションをつくったのか?ほかのクリエイターたちとの交流や共同制作の過程を通して明らかにしていく。なお、東京のほかにも今後、岡山での開催も予定しているという。「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したものTakahata Isao: A Legend in Japanese Animation」は7月2日(火)~10月6日(日)東京国立近代美術館1階 企画展ギャラリーにて開催。※休館日あり(cinemacafe.net)
2019年03月07日「おじさんパワーがすごくて、食らいつくのに必死でした!」2月28日の夜、ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の打ち上げでそう語るのは主演の高畑充希(27)だ。実は “酒豪”として知られる高畑。本誌は一昨年2月、そのツワモノぶりを目撃している。主演舞台を終えた高畑は、その足で3軒もはしご酒。実に9時間にもわたってうたげは続いていた。今回も朝までかと思われたが、意外な結末を迎えた。「日付が変わる前にお開きになりました。というのも最年長の近藤正臣さん(77)をはじめ、メインキャストには角野卓造さん(70)や小日向文世さん(65)と還暦超えの方ばかり。そこでこの日は“2次会で終わり”と決めていたそうです。お子さんがいらっしゃる西島秀俊さん(47)も22時過ぎには帰られていました。高畑さんはお酒もそこそこに、共演者やスタッフ一人一人と握手しながら感謝の言葉をかけられていました。座長としてもり立てようとする姿に、みなさん感激していました」(テレビ局関係者)酒豪キャラを封印して“おじさまたちの接待”に徹した高畑。そんな彼女の気遣いもあって、打ち上げは大盛り上がりだった。「高畑さんはスピーチで『おじさんたち!体に気をつけて頑張ってください!』と冗談を飛ばし、会場を沸かせていました。最後には『もっともっと頑張って、また成長した姿でみなさんといっしょにお仕事できるようになりたいです』と熱く語り、感動する人が続出でした」(前出・テレビ局関係者)さらに撮影中も高畑の愛は、おじさまたちを魅了していたという。「実は撮影中に高畑さんがインフルエンザにかかってしまい、撮影が数日止まったことがありました。彼女は『いちばん若いのにすみません』と平謝りで、おわびとしてバレンタインデーに手作りのチーズケーキを全員分用意したんです。これにはスタッフも含め、みんな大喜び。味もプロ級で、竜星涼さん(25)は3つも食べていました。そのため小日向さんが『ひとり1個まで!』と見張り役を買って出る場面もありました(笑)。男優陣がお返しをしようとしたのですが、ホワイトデーはクランクアップのあと。そこで『撮影が終わっても、みんなで集まって充希ちゃんにお返ししよう!』とひそかに計画しているそうです」(前出・テレビ局関係者)恩返しの続編が見られる日も近いかも!?
2019年03月07日高畑充希が刑事役に挑戦し主演を務める「メゾン・ド・ポリス」の第3話が1月25日オンエアされ、高畑さん演じる主人公・ひよりの“過去”に視聴者たちが様々な想いを巡らせている様子だ。本作は父の死に疑問を持ちながら刑事の道を選んだ牧野ひよりを高畑さんが演じ主演。ひよりの捜査に協力する退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」の住人たちには、元警視庁捜査一課の敏腕刑事で現在はシェアハウスの家事を担当する夏目惣一郎に西島秀俊、事務方出身で女子力高めの管理人・高平厚彦に小日向文世、キザで女好きの科捜研元エース・藤堂雅人に野口五郎、叩き上げ刑事だった迫田保に角野卓造、警察官僚出身だが他の住人たちからの厚い信任を受ける大家・伊達有嗣に近藤正臣。柳町北署の鑑識係で藤堂の元妻、ひよりのよき相談相手となる杉岡沙耶には西田尚美、ひよりに時にはストーカーのように付いて回るメゾンの“買い物係”瀬川草介に竜星涼。ひよりの先輩刑事の原田照之に木村了、柳町北署の刑事課長・新木幸司に戸田昌宏といった俳優陣が集結した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。都民住宅の建設予定地で起きた事件にまつわる物語。そこはネコの楽園となっていたが最近、ネコたちが何者かによって殺され青いペンキをかけられる“青猫事件”が起きていた。新木から青猫事件の捜査をメゾンにやらせるよう指示されたひよりだが、メゾンのおじさまたちは全くやる気を示さないでいた。だがそこに区の広報誌編集者・大槻仁美(橋本マナミ)がやってきて「青猫事件の犯行予告が編集部に届いたが警察が取り合ってくれず相談に来た」と話すと、おじさまたちの態度が一変。全力で青猫事件の捜査に取り組むことに。ひよりたちが事件現場を訪れると、そこには青いペンキがかけられた人の死体があった。捜査の末殺害と青猫事件の犯人は別だったことがわかるのだが、ひよりが警察に自殺と言われた父の死に疑問を持ってることと、ひよりの素性を伊達と藤堂が知っていることも明かされた。「ひよりちゃんの過去、気になる!」「ひよりちゃんの過去もだんだんチラ見せしてきてて気になる」「ついに、ひよりちゃんの父親の死の秘密が出てきた」など、物語の“本筋”が動き出したことに反応したツイートが数多く寄せられるなか、「西島さんはこのまま明るいノリでいってくれるのか???公安的な感じに薄暗い過去あんのか?」と夏目の“可愛いキャラ”が今後どうなるのかを心配する声も。ひよりの父の死の“真相”とは!? 「メゾン・ド・ポリス」の今後の展開に注目だ。(笠緒)
2019年01月26日スタジオジブリにとって約3年ぶりとなる東京での展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年4月20日(土)から5月12日(日)まで、神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリアにて開催される。スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に着目した展覧会本展は、国内外問わず多くのファンに愛され続けるジブリ作品の数々を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。2017年に広島(筆の里工房)、2018年に名古屋(松坂屋美術館)と金沢(金沢21世紀美術館)で開催され好評を博した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をベースに、更にジブリの魅力を詰め込んでバージョンアップさせたものとなる。作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合い、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木敏夫。鈴木が高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」、そして「風立ちぬ」、「かぐや姫の物語」まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。その原点から現在までを鈴木の言葉を通して紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫る。会場では、鈴木が書き下ろした書やイラストなどの作品資料の展示のほか、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画、会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売なども行われる。“湯婆婆と銭婆”がアドバイスをくれるおみくじ東京会場で初披露となる新展示は、湯婆婆と銭婆が来場者の様々な悩みにアドバイスをくれる「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」。3メートルにも及ぶ大迫力の超巨大“湯婆婆と銭婆”が会場に登場する。口の中にある札を引っ張ると、2人からのメッセージが。そのあと、札に描かれた番号のおみくじを棚から持ち帰ることができる。会場に行った際は、湯婆婆たちからの“アドバイス”をぜひとも聞いてみてほしい。『千と千尋の神隠し』の限定グッズ会場で販売されるのは、映画『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターをデザインした展覧会限定グッズ全7点。グッズに描かれたイラストは、全て今回の展覧会のために鈴木敏夫が描き下ろしたもので、東京会場で初披露される。展開されるグッズは、人気キャラクター"湯婆婆"をモチーフにしたこけしやがま口財布、手ぬぐい、鈴付きの絵馬風キーホルダーなど。八百万の神々を描いた御朱印帳のほか、Tシャツ、クリアファイルも登場する。作品の世界観を落とし込んだカフェメニュー会場の1階にある江戸っ子 カフェ「マスマス」では、ジブリ作品をモチーフにしたメニューを販売。『千と千尋の神隠し』でハクが千尋に渡したおにぎりをイメージした「白(ハク)米のおにぎり」は、神田明神の境内で、元気が出る様に願いをこめて握ったもの。「となりのカキ氷」は、『となりのトトロ』の住む深い森をイメージした宇治金時かき氷となっている。他にもまっくろくろすけを彷彿させる“黒ゴマのおはぎ”や、鈴木敏夫が描いた「だいこく様」をあしらったプリンなど、作品の世界観を落とし込んだユニークなメニューが並ぶ。神田明神コラボのお守り&絵馬また1階の神札授与所で受け取れる参拝記念品には、“湯婆婆”が描かれた迫力満点の絵馬や御守など、ジブリキャラクターとコラボレーションした特別デザインが登場。展覧会を楽しんだ後は、是非記念に立ち寄ってみてはいかがだろう。開催概要鈴木敏夫とジブリ展開催期間:2019年4月20日(土)〜5月12日(日) ※計23日間、会期中無休会場:神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間:10:00~18:00(最終入場 17:30) ※営業時間は今後変更になる可能性あり。■チケット情報・当日券価格:大人 1,300円、 中高生 800円、 小学生 600円・前売券チケット発売日:2019年2月10日(日)取扱いプレイガイド:ローソンチケット(Lコード36666:ローソン・ミニストップ)、イープラス(ファミリーマート)、アニメイト(※特典付前売券の販売はなし)、チケット金額:特典付前売券:大人1,300円価格(特典なし):大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円※湯婆婆イラストのオリジナルメモ帳の引換券付き前売券は数量限定で販売。「引換券」と交換で観覧当日に展覧会会場、開館時間内にて受け渡し。※3月10日(日)からは、「三鷹の森ジブリ美術館」とのセット券の販売を予定。■「鈴木敏夫とジブリ展」限定グッズ例・「八百万の神々/御朱印帳」1,620円・「湯婆婆こけし」3,780円・「銭婆/がま口」1,944円※デザインは変更になる場合がある。※価格はすべて税込。■1階 江戸っ子 カフェ 「マスマス」期間:2019年4月20日(土)~5月12日(日)営業時間:10:00~19:00(会期中無休)※日により営業終了時間が異なるメニュー例:・まっくろなくろ胡麻おはぎのお茶セット 864円(店内提供専用)・白(ハク)米のおにぎり 864円 ※お茶付き・となりのカキ氷 648円(持ち帰り専用)・だいこく様の縁結びプリン 380円(持ち帰り専用)■神田明神コラボ御守・絵馬授与場所:神札授与所 <文化交流館 1階>授与期間:2019年4月20日(土)~5月12日(日)授与時間:9:00~19:00(会期中無休)※都合により時間変更の場合有り
2019年01月12日1月ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務める女優・高畑充希が、「ar」2月号の表紙に登場。役作りでバッサリ髪をカットした高畑さんが、七変化を見せている。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「過保護のカホコ」、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、『DESTINY 鎌倉ものがたり』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など話題作に出演する人気女優の高畑さん。西島秀俊や小日向文世、野口五郎ら豪華キャストと共演する最新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」では、初の刑事役に挑戦。豪華“おじさま”たちとどんなやり取りが繰り広げられるのか注目が集まっている。“スキン号”となる同号では、そのヘルシーな美肌を惜しみなく披露。演じ分けた7つの女性像の中には、これ以上ないほどの接写カットもあり、柔らかそうな素肌は必見。また、スキンケアのこだわりや自分の性格について語るインタビューも収録されている。また、「メゾン・ド・ポリス」にも出演する俳優・竜星涼が登場。彼女の車でデートに出かける…という妄想ストーリーを演じる。さらに、森絵梨佳が「いい恋してそう」と予感させる“匂わせ肌”企画に、2018年版「世界で最も美しい顔100人」にランクインした篠崎愛がスキンケア企画に登場する。そのほか、堀未央奈のピュアな魅力が垣間見える、真冬に映える白のファッション&メイク企画や、今泉佑唯のチーク特集。「ar」初登場となる春花は、ランジェリー特集で魅せる。「ar」2月号は1月12日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年01月11日スタジオジブリの敏腕プロデューサーとして知られる鈴木敏夫の展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、約3年ぶりに東京で開催。神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリアにて、4月20日から5月12日まで行われる。過去開催「言葉の魔法展」の様子 ©TS ©Studio Ghibli同展は、国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。一昨年の広島(筆の里工房)を皮切りに、昨年は名古屋(松坂屋美術館)と金沢(金沢21世紀美術館)で開催され、好評を博した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」を元に、さらにジブリの魅力を詰め込みバージョンアップさせた。会場には、鈴木が書き下ろした書やイラストをはじめ、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、本企画展の会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売も予定している。鈴木敏夫氏による揮毫の様子 撮影:山本 彩乃作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合うことで、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木。その力強い“言葉”を見ただけで、きっと誰しも心に残る名場面を鮮明に思い出すとともに、ジブリの世界観に強く引き込まれるだろう。高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。展示では、鈴木による書やジブリ作品の資料を用いて、鈴木敏夫の「原点」から「今」を紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫る。【イベント情報】鈴木敏夫とジブリ展会期:4月20日〜5月12日会場:神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間:10:00~18:00 (最終入場 17:30)
2019年01月11日毎年ひとつのテーマを掲げ、アニメーションの新たな見方ができる展示を目指す三鷹の森ジブリ美術館の企画展。11月17日に始まった「映画を塗る仕事」展が早くも評判だ。アニメ映画の仕事において彩色とは、架空の世界にリアリティを持たせる重要なパート。特に動く絵に塗られた色は、限られた色数でも工夫によって、キャラクターに生き生きとした存在感を与えるばかりか、その心情までもリアルに伝えてくれる。「スタジオジブリでは『もののけ姫』を最後に、セル絵具での映画制作が終了。もう20年以上経ちました。数年前、展示替えのため過去のセル画を整理したところ、1枚のセルに何十もの色をひとつひとつ手で塗ってある緻密な仕事ぶりを改めて見て、館長が驚き、この偉業をぜひ紹介しようと、今回の企画展が決まったのです」(広報部・机ちひろさん)本展では、高畑勲監督や宮崎駿監督が目指した“登場人物の日常生活を丁寧に描くことから生まれる豊かな画面作り”を、大小のパネルと実際のセル画、映像でも紹介する。例えば、時刻によって変わってゆく色、光と影、自然光を効果的に使う方法、植物の描き方など、細部にまでこだわった彩色への工夫が、展示には惜しみなく公開されている。また、高畑・宮崎両監督がテクニックを学んだビリービンの絵本の挿絵なども展示。どこを見て何を学んだかまで明記された解説にも感心する。「キャラクターの服に関して、宮崎は明るい黄色やピンク、青を多用する。一方、高畑は落ちついた色が多く対照的。そんな彼ら2人から全幅の信頼を得ていた色彩設計の保田道世さんの力は大きかった」その保田さんも2年前に他界し、今は彼女の教え子たちがジブリの配色を担う。脈々と受け継がれる色彩観を支えた丁寧な仕事ぶりは、実際にその目で見ないともったいない。「映画を塗る仕事」展三鷹の森ジブリ美術館東京都三鷹市下連雀1-1-83開催中~2019年11月(予定)10時~18時(入場は1日に4回)火曜、12/28~1/2休(12/25は開館)一般1000円(入場は日時指定の予約制。チケット販売はローソンのみ)TEL:0570・055777(9時~18時※休館日を除く)◎Museo d’Arte Ghibli ◎Studio Ghibli※『anan』2018年12月26日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2018年12月25日12月28日公開の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の公開直前イベントが17日、東京・神田明神で行われ、大泉洋、高畑充希が出席した。第35回大宅壮一ノンフィクション賞・第25回講談社ノンフィクション賞のダブル受賞を果たした渡辺一史原作の『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』を、『ブタがいた教室』(2008年公開)などの前田哲監督が映画化した本作。難病を患って身体が不自由にもかかわらず、自由気ままに生きた鹿野靖明と、そんな真っ直ぐな生き方をする彼に会って変わっていく人々の姿を描く。主人公の鹿野靖明さんは実在の人物で、同じ北海道出身の大泉洋が熱演している。公開を間近に控えたこの日は、主演の大泉洋と高畑充希が神田明神に訪れて大ヒット祈願。その前に一般客を入れてのトークショーが行われた。本作で初共演となった高畑について大泉は「嘘のないお芝居をなさるところが素晴らしいなと思いました。女優さんなので、演じようと思えばいくらでも演じられますが、今回は監督(前田哲)とバチバチやっていましたよ。納得がいかないとお芝居をされない方なので、訴えるものがあるのでしょうね」と絶賛。大泉の言葉に高畑は「恥ずかしいですね。あんまり上手くできないので(笑)」と照れ笑いを見せつつ、「映画は大泉さん史上一番可愛い映画だと思います」と大泉を褒め称えて「可愛い大泉さんを見に劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」とアピールしていた。イベントの最後には神田明神の参道に場所を移し、自身にとっての今年の漢字を披露。「鹿」と書いた大泉は「僕がこの映画で演じた鹿野さんは、たくさんのわがままを言いながら自分の生きたい思いを正直に生き抜いた方です。鹿野さんを演じたのは一つの縁を感じますし、ここまで役に感情移入したことはありませんでした。それに今年は鹿をやたらと食べた年でしたね」とその理由を説明。対する高畑は「再会の再です。映画デビューした時の監督さんが前田哲監督で、10年ぶりに再会しました。監督だけじゃなく、今年は俳優さんを含めて再会の多い年でした」と振り返った。映画『こんな夜更けにバナナかよ 悲しき実話』は、12月28日より全国公開。
2018年12月18日大泉洋主演の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)に出演する、高畑充希へのコメントが11日、届いた。同作は『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(渡辺一史 著/文春文庫刊)を実写化。幼少期から難病にかかり、車イスで過ごした実在の人物・鹿野靖明(大泉洋)と、周囲の人間たち(高畑充希、三浦春馬)の笑いと涙の実話を描く。今回高畑が演じるのは、ボランティアの安堂美咲。鹿野のボランティアとして従事する医学生の彼氏・田中(三浦)に会いにきたところ、鹿野に一目惚れされ、否応無くボランティアに引き込まれる。前田哲監督はデビュー当時から高畑を知るが、「思ったままを言う美咲を演じられる若手女優は彼女しかいない」と太鼓判。今回高畑が演じた美咲について、「竹を割ったような性格」と語り、「彼女は天性の勘で、その場その場で"美咲になる"」と高畑を絶賛した。わがままで図々しい鹿野に対して、美咲は「障害者だったら何言ってもいいわけ?」とはっきりと言い切るが、高畑自身も「今目の前にいる人が困っているから助ける、今言われたことがムカつくから怒る、それが美咲かなと思って」と表す。最初は鹿野に反発するが、ボランティアを続けるうちに少しずつ心を開き、やがて鹿野の最大の理解者へ成長していく美咲を演じきった。
2018年12月11日『忘却のサチコ』が連続ドラマ化。主演・高畑充希さんにお話を伺いました。ドラマを見て、お腹がすく人が増えたら嬉しいです(笑)。原作は阿部潤さんの人気グルメ漫画。以前、ドラマスペシャルとして放送された『忘却のサチコ』が、テレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化。ついに放送がスタートした。主演を務める高畑充希さんは、もともと原作漫画の大ファンだったそう。「ドラマのお話をいただく前から、『この漫画を連ドラにしたら面白いだろうな』と勝手に思っていたので、いざ自分が演じると決まった時はとまどいましたね。『幸子さん役ならもうちょっと身長が欲しいな』とか、見た目に関しては自分とは全然違うイメージだったのですが、これも何かのご縁ですし、少しでもお芝居で近づけたらいいなと思って挑戦させていただきました」演じる主人公の佐々木幸子は、出版社に勤める文芸誌編集者。完璧な仕事ぶりと感情を見せない冷静な性格で周囲から“鉄の女”と称されるが、自分の結婚式当日、新郎に失踪されるという災難に見舞われる。その存在を忘れるため美食に目覚める幸子だが、ふとした瞬間に彼のことを度々思い出してしまう。「我慢強い性格で、辛いことがあってもあまり人に言わない。そういう不器用なところが幸子さんの可愛らしいところだと思います。私自身は悩んだらすぐに身近な人に相談してしまうので、幸子さんにはあまり似ていないかも。ただ、ごはんが好きなところはすごく共感します」普段の自分とは真逆の役を演じる苦労は、演技にも表れているそう。「幸子さんは動きが常にテキパキしていて姿勢もいいので、意外とインナーマッスルが必要なんです。そしたら先日、別のCMの撮影があったのですが、監督から『姿勢が良すぎる』と怒られてしまいました(笑)」連ドラでは、妄想で繰り広げられるコスプレやミュージカル風の演出など、単発ドラマ版以上のはじけっぷりが楽しめるとのこと。そしてもちろん、毎回出てくる幸子の美食シーンも見どころの一つだ。「先日、食べ方の大先輩の松重豊さんと現場が一緒で、松重さんに『食べるシーンのコツを教えてください』と聞いたんですけど、『絶対内緒』って(笑)。でも昔から周りの人に『美味しそうに食べるね』と言われることは多いので、あまり難しいことは考えずに目の前のメニューと向き合いたいと思います。深夜0時を過ぎてからの放送ですが、ドラマを見ながらお腹がすく人が増えるといいなと思います(笑)。美味しそうな料理の数々を見て、テレビの前でぜひのたうち回ってください!」たかはた・みつき1991月12月14日生まれ、大阪府出身。猫の声を担当する映画『旅猫リポート』が10月26日に、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が12月28日に公開。11月に、2019年度版カレンダーが発売。シャツ¥37,000パンツ¥43,000(共にPONTI/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)その他はスタイリスト私物『忘却のサチコ』くせ者ぞろいの作家たちや、空気の読めない新入社員など、個性豊かな登場人物にも注目。共演には早乙女太一さん、葉山奨之さん、吹越満さんなど。毎週金曜24時12分より放送。※『anan』2018年10月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・杉山まゆみヘア&メイク・市岡 愛インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年10月22日三鷹の森ジブリ美術館では、新企画展示「映画を塗る仕事」展を2018年11月17日(土)から2019年11月(予定) まで開催する。入場は日時指定の完全予約制。「食べるを描く。」に続く新企画展示は、スタジオジブリ作品の“彩色”にスポットライトを当てた企画展だ。スタジオジブリ作品における“彩色”の秘密に迫る企画展「映画を塗る仕事」展は、故・高畑勲と宮崎駿が目指した豊かな画面づくりを“彩色”の面から紐解く展覧会。どのような工夫を用いたのか、また、アニメーションにおいて“色”とは何なのかを、展示パネル37枚、セル画196点を用いて紹介する。人気作品の"セル画"を実例に紹介展示内容は、『となりのトトロ』『もののけ姫』『紅の豚』など、スタジオジブリの人気作品を実例にあげながら、テーマごとに分けたパネルを使って解説するというもの。『もののけ姫』の制作まで採用されていた、実際の"セル画"を用いながら、両監督を支えた色彩設計の故・保田道世らスタッフたちの手腕を紹介していく。時刻や天候によって変わる色たとえば展示パネル「時刻によって変わる色」では、『となりのトトロ』のネコバスを例にとり、黄昏時、夕方、街灯に明かりが灯る夜と、時刻によってキャラクターを繊細に塗り分ける手法を解説。特にネコバスが街灯に照らされた図からは、透明感を出すために、画面全体を暗くするのではなく、茶系のグリーンを使って影を表現するというスタジオジブリのこだわりが見て取れる。「天候によって変わる色」パネルでは、『魔女の宅急便』のキキの塗り分け方を紹介。このように、時刻や天候、モノの質感など、現実を写し取ったかのようにリアルな表現を生み出すため、きめ細やかな彩色が重要な役割を果たしていることがよく分かる。リアリティのある「光」や「水」「光」や「水」の表現は、両監督が特にこだわった表現の1つ。展示パネル「光を塗る・5」では、登場人物たちが漆黒の闇の中で飛行石が放つ青い光に照らされている『天空の城ラピュタ』のセル画を紹介。纏っている洋服の色味を消し、青い光に染めることで、光を表現している。展示パネル『水中と空中の色を塗る』では、『もののけ姫』『紅の豚』のセル画を用いて、揺らいだ映り込みを水面に描くことで、リアリティのある水の動きを表現するテクニックを紹介する。彩色の着想源となった絵本これらのテクニックの着想源となった、イワン・ヤコヴレーヴィッチ・ビリービンの絵本を紹介している点も面白い。高畑・宮崎両監督が、『長くつ下のピッピ』の制作準備中に出会い、感銘を受けたロシア絵本の挿絵が、その後のアニメーション制作において大きな影響を与えているのだ。ショートムービーや絵の具の展示も展示物はパネルやセル画のみならず、キャラクターの色を決め、セルを完成させるまでを解説したショートムービーや、実際に使用されたセル絵具580色の瓶なども用意。今でこそ、デジタルによる着彩やCGによる画面作りが主流ではあるが、その手段がなくとも、セル絵の具による限られた色数の中で、監督からの要求に最大限に答える努力を惜しまなかった、スタッフの知恵と工夫を間近に感じることができる。多数の人気作を紹介展示に使用されたスタジオジブリ作品は、前述のほかにも『魔女の宅急便』『耳を澄ませば』『崖の上のポニョ』など14作品以上。『風の谷のナウシカ』の頃には263色だった使用色が、デジタルによる着彩により無限の色遣いとなった『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』のきめ細やかな塗り分けにも注目したい。開催概要「映画を塗る仕事」展開催期間:2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)場所:三鷹の森ジブリ美術館住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83※入場は日時指定の完全予約制。■チケット情報毎月10日午前10時から翌月入場分のチケットを販売。発売場所:全国のローソン公式URL:【問い合わせ先】TEL:0570-055777(ご案内ダイヤル/9:00~18:00/休館日の火曜日をのぞく)
2018年10月06日