和気あいあい、とはこのことを言うのだろうか。撮影から2年ほど経っているにも関わらず、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太の三人は、顔を合わせた瞬間から話が止まらない。初々しい新人を可愛がる(いじる?)先輩と上司、といった趣は、作中での役柄とリンクして見える。映画『シャイロックの子供たち』で初共演した彼らは、この作品を通して、唯一無二の関係性を築いたようだ。主人公・西木は「思ってた以上に出ていてびっくり」?(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会劇場ポスターにサインを書くため、一人はやめに入室した阿部サダヲ(以下、阿部)。「あれ、僕ひとり(でインタビュー)ですか?」と戸惑いつつ、上戸彩(以下、上戸)、玉森裕太(以下、玉森)を待つ。デスクに置いてあった原作小説「シャイロックの子供たち」を手にしながら、「まさか、僕の演じた西木がこんなに出ていたとは……」と漏らす。「原作では、あんまり出ていないキャラなんです。池井戸先生に話を聞いたら、途中で失踪して、しかも死んでしまっているかもしれない役。だから、いざ試写を見て『西木がこんなに出てるなんて!』って、びっくりしちゃって。上戸さんとも、そんな話をしてました」上戸、玉森も合流するや否や、勝手知ったる様子で「お久しぶりです〜」と挨拶し合う。取材日は『シャイロックの子供たち』完成披露試写会の当日でもあり、互いに労をねぎらっていた。「私が演じた北川愛理という役は、これといって個性的なキャラクターではないんです。目立たず、私はこれと言ってすごい個性的なキャラクターではないので、個性や味を加えないように心掛けました。役作りとか気をつけるポイントをあえて作ったわけではなく、普通にしていました。でも、阿部さんと一緒のシーンはどうしても楽しくて笑っちゃう! テンションが上がってるのが、画面にも出ちゃってましたね」上戸がそう言ったのを受け、玉森も「阿部さんと上戸さん、先輩お二人と一緒にお仕事をさせてもらえたことが、とても光栄でした」と語る。「印象的だったのは、この三人でとあるアパートに向かって、僕が郵便ポストから公共料金の用紙を取り出そうとしながら話すシーン。取り出しつつもセリフを言わなきゃいけないし、でも、何回か取り出し損ねちゃって……とても緊張しました」阿部サダヲの、意外な悔しさ発散法(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会池井戸潤といえば、過去に流行語大賞にもなった名言「倍返しだ!」が浮かぶ。奇しくも、このセリフが話題となったドラマ「半沢直樹」シリーズ(2013)には、堺雅人演じる主人公の妻・花役として上戸が出演していた。『シャイロックの子供たち』にも、この名台詞をオマージュしたシーンがある。それにちなみ、3人に「悔しさの発散法」を聞いてみた。「悔しいって感情が、あんまりないんですよね、私」と上戸。「悲しいなあとか、失敗しちゃった〜! とかはあるんですけど。自然と自分のなかに落とし込んでるんだと思います。たとえば、オーディションに落ちちゃったときなんかも、実力が足りなかったんだなあと思えるので」と、なんとも見習いたい姿勢だ。「玉ちゃんは、悔しいって思うことあるの?」と問いかけられた玉森は、「あります、あります! しょっちゅうですよ」と。「でも、そういうときは何もできないから、諦めるしかないですね。誰かに愚痴ったりもできないタイプなので、寝て忘れます」そんな玉森の答えを聞いた阿部は、「玉森くんも悔しいって感情あるんだね!」と驚きながら、自身の独特な悔しさ発散法を教えてくれた。「僕もなかなか、悔しい! って思うことは少ないんですけどね。……敢えていうなら、僕が出演していたCMに、代わって他の方が出ていたときは、悔しいかなあ……。すみません、小さなことで。そういうときは、その相手に直接LINEで連絡します」上戸や玉森だけではなく、その場にいたスタッフ全員が思わず「え!」と声をあげた。シンプルだが、なかなか実行しにくい方法だろう。阿部サダヲという役者の底の知れなさが、また垣間見えたようだ。上戸彩の、悔しかった運動会(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会悔しさは上手に発散できている、と語った上戸に対し、これまでの失敗エピソードを聞いてみた。「子供の運動会の時間を、間違えたことがあって……」。映画『シャイロックの子供たち』は、銀行内での現金紛失事件という大きな失敗きっかけに進む物語だが、上戸はどのように失敗を挽回したのか。「子供が年中さんのときだったかな。いざ行ってみたら、もう終わっちゃってたんです。年少→年中→年長さんの順だと思ってたのに、勘違いしていて。頑張って“よーいどん!”の練習もしたのに、コロナ禍で唯一のイベントに参加させてあげられなかったのが、悲しくて悲しくて……。娘と一緒にギャン泣きしました。でも、自分のミスを認めるしかなかったですね。子供は『お台場に連れてってくれないと許さないから!』って。ちゃんと連れていったら、許してくれました(笑)」上戸のエピソードを聞きながら深く頷き、「良いエピソードですね、もう十分じゃないですか」と阿部。「悔しさも失敗も、すぐ忘れちゃうタイプなんですよねえ。昔、舞台上でセリフを間違えたことはあります。『あの人、離婚したよ』ってセリフを『あの人、死んだよ』って言っちゃった。謝りもしないで進めちゃいましたけど」と、飄々と語り、その場にいる全員を笑わせる。「しょうもない話しかないんですが……」と前置きした玉森は「生放送に遅刻しちゃったことがあって……」と告白。「寝坊しちゃいました。マネージャーさんからの電話で起きて、現場に向かう車内でずっと怒られてましたね。結果的には間に合ったんですけど、メイク時間が3~5分くらいしかなくて。それ以来、絶対に寝坊はしないように気をつけてます!」玉森はどこまでも、いじられキャラ?(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会顔を合わせた瞬間から、リラックスした様子で話が止まらない3人。あらためて、お互いの印象を聞いた。阿部は上戸に対し「情報をたくさん持ってるんです。質問したら、何倍にも返ってくる。お話ししていて、すごくためになるんですよね。あと、とても深く人を見てます」と語る。本作のクランクアップ直前に、別作品の台本に目を通したという阿部。「それが、結構悪怖い人の役だったんです。上戸さんは、それを見抜いた。『阿部さん、次の台本読みましたね? 顔つきが全然違いますよ』って」と、驚きを隠せない。上戸は「とっても、わかりやすかったんですよ」と応じる。「確実に、人を殺した目をしてましたから! 阿部さんに伝えたら『ちょうど、そういう役なんだよ〜どうしてわかるの? こわいこわい』って。阿部さんって、それくらい嘘がつけない人というか、直球型なんだなあと思います」と、上戸から見た阿部の印象を表現してくれた。阿部と玉森は、上戸いわく「色白チーム」。肌が綺麗な玉森に対し「どんなことをしてるの?」と阿部が質問したのをきっかけに、美容話に花が咲いたそう。阿部は「玉森さん、一番若いのに、すごく健康に気を遣ってるんです。美容にも詳しくて。そういえば、上戸さんに紹介してもらった、おがくず風呂は行った?」と玉森に話題を投げかけた。またもや健康・美容話で盛り上がる一幕も。上戸、おすすめのおがくず風呂を、阿部・玉森それぞれに紹介したのだとか。阿部はすぐに訪れたそうだが、玉森はこれから。「去年はなかなかハードスケジュールだったので……。でも、今年は絶対行きますから!」そう強く宣言する玉森に対し、阿部・上戸の2人は「それもなんか嘘っぽいなあ、適当だなあ(笑)」といじる。「こんな感じで、撮影現場でも玉ちゃんはいじられ役でした」と上戸。「練馬出身なのに、練馬にある美味しいお店とかも、全然知らないし! ツッコミ所が多いんだと思います。阿部さんと私がいじり倒す、みたいな流れが多かったですよね」あんまり、いじられキャラではないんですけど……と戸惑う玉森。「グループ内でいじられることもないし、結構カッコつけて生きてきたつもりです。でも、この現場に入ってからは、ずっといじられキャラで」と笑いながら、新しい自分を見つけていただいて嬉しいです、と続けた。映画『シャイロックの子供たち』で阿部、上戸、玉森のそれぞれが演じた役柄が、本人たちの関係性にもリンクして見える。常に笑顔で話の止まらない三人のチーム感は、きっと、スクリーンを通しても伝わってくるはずだ。取材・文:北村有、撮りおろし撮影:鬼澤礼門<作品情報>『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金) 全国公開配給:松竹
2023年02月13日中島裕翔主演『#マンホール』より本編映像が解禁された。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が結婚式前夜にマンホールに落ちた男を演じる本作。『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚がオリジナル脚本を手掛け、監督は『海炭市叙景』『私の男』の熊切和嘉が務めた。解禁された映像は、マンホールに落下した川村(中島裕翔)が、元カノの舞(奈緒)と電話で会話するシーン。雨に打たれ寒さに震えながらライターで暖を取る川村は、唯一連絡が繋がりマンホールに落ちる直前まで川村がいた渋谷周辺まで捜しに来ていた舞に再び電話をかける。警察も当てにならず、焦りと寒さから苛立ちが募っていた川村は「本当に探したのか?今、本当に渋谷にいるのか?」と、それまでの川村とは打って変わった強い口調で舞を責め立ててしまう。「雨も強くなってきて寒さもきつい。もうこんな所にはいられないんだよ」と嘆くように洩らした川村に対し、舞が「え、今なんて? 渋谷雨とか降っとらんけど。そこ本当に渋谷なん?」と答え、不穏な空気が流れたところで映像は幕を閉じる。川村は落ちたのか、それとも落とされたのか?舞との電話によって新たな事実が発覚し膨らんだ疑念が、寒さと焦りに苛まれる川村をさらに追い詰めていく…。果たして真相を突き止め、川村はこのどん底から這い上がることができるのか。その後の展開が気になる本編映像となっている。さらに2月23日(木・祝)より、オーディオコメンタリーを再生するスマートフォンアプリを利用した【副音声上映】がスタートすることが先日発表された。主演の中島さんと熊切監督が、本編を見ながら撮影当時の裏話など様々なエピソードをネタバレありで余すことなく語り尽くす。副音声上映は、2月23日(木・祝)以降の期間中、本作を上映する映画館全ての上映回で楽しめる。リピート鑑賞にも最適だ。『#マンホール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:#マンホール 2023年2月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年02月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める、映画『#マンホール』(2月10日公開)のメイキング写真が15日、公開された。同作は脚本・岡田道尚×監督・熊切和嘉によるオリジナル作。川村俊介(中島)は営業成績はNO.1、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。解禁されたメイキング写真では、真剣な面持ちで熊切監督と向き合う中島の姿や、暗いマンホールの底で、鬼気迫る表情で食い入るようにスマートフォンを覗く様子が捉えられている。中島は主人公・川村という役を複雑かつ難しく、挑戦しがいのある役と捉えて撮影に臨んだ。一人芝居が続く中、人との繋がりはほぼ電話であったが、会話に左右されて、自分のなかで生まれてくる疑念や疑心暗鬼に気づきながらそれを役の中に落とし込んだという。製作陣は川村が一晩で体験する感情の振り幅を映画史上随一にしたいと考え、類稀なるアイドル性と、自分からかけ離れた人間になり切れる演技力、この2つを併せ持っている中島へオファーした。プロット作成の早い段階で中島を想定し、当て書きをしていくことで実際に演じる姿を見て手応えを得たと同時に、新しい中島裕翔の俳優像を打ち出し、爽やかで硬派なイメージの強い中島が、極限まで追い詰められて足掻き、マンホールの底で人間の本性を露呈させていく。中島自身「自分でも見たことが無い中島裕翔に驚いた」と話している。(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
2023年01月26日ユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスが贈る最新作『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本語吹き替え版キャストに、山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎が決定した。本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの圧倒的な人気を誇る伝説(レジェンド)ネコ“プス”を主人公として生まれた『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。第80回ゴールデングローブ賞<アニメ映画賞>、第50回アニー賞<作品賞>、第95回アカデミー賞<長編アニメ映画賞>にノミネートされている。そして今回、キレキレでモフモフな賞金首のレジェンド剣士プス役を山本さん、プスの元カノ・キティ役を土屋さん、プスの敵キャラで「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディ役を中川さん、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関さん、ゴルディの“弟”くまのベイビー・ベア役を木村さん、プスを狙う賞金稼ぎ・ウルフ役を津田さんが吹き替えることが決定。山本耕史歌唱シーンもあるプス。山本さんは「いつもとは違って僕が表現できるのは声だけなので、さらに歌唱シーンもあるので、プスの心情や心境を大事にしつつ、ディレクターさん始め周りの方に教えて頂きながら演じさせていただきました」とコメント。土屋さんは「キティは強いキャラクターで挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました」とアフレコをふり返る。土屋アンナ中川さんは「私の演じたゴルディは、これまで全くやったことのない一見悪役、でも信念があって、夢があって、家族思いで・・、彼女を知れば知るほど何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました」とキャラクターについて明かす。「かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかった」と出演を喜んだ小関さんは、「実家でこれまで2匹犬を飼っていたんですが、親や兄弟がいないとき悩みを犬に聞いてもらっていました。そんなふうに、このワンコが、皆さんの心のよりどころになれたら嬉しいです」とコメントしている。小関裕太また、プスが躍動感たっぷりのアクションを披露するシーンから始まる予告編も到着。医師に9つある命が残り1つになったと告げられ、レジェンドを引退し、家ネコになろうとした場所で、ネコとして生きるイヌのワンコに出会う。プスを利用しようと企む大泥棒一家ゴルディと熊に襲撃され、元カノのキティに協力を求める場面も。手強い敵や最凶の刺客ウルフに追いかけられながら、何でも叶う「願い星」を目指していく様子が描かれている。『長ぐつをはいたネコと9つの命』は3月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月26日「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」『ライアー×ライアー』などに出演する俳優・小関裕太の4月はじまりのカレンダー「fashionsnap」が発売されることが決定した。今回のカレンダーは、“ファッション”をテーマに12か月分の様々なジャンルのファッションに身を包んだ写真で構成。仕様は<卓上カレンダー/カードタイプ>で、海外雑誌のような装丁となっている。モードで大人な表情の写真から、明るくポップな写真まで、月ごとにギャップのある表情が楽しめる今作について、小関さんは「まるで『ファッション雑誌』を見ているようなカレンダー。カメラマン・スタイリスト・メイク・デザイナー。みなさんと『こうしてみたらどうだろう!』『照明をこの角度にしてみたら?』とアイデアを出し合いながらの撮影で、創作している楽しさが現場に溢れていました!」と撮影をふり返り、「表紙の手書きの数字にも注目です」とコメントしている。そして発売を記念して、3月25日(土)にHMV&BOOKS SHIBUYAにて対面式特典会の実施も決定。26日(日)には自身初となるオンラインお話し会も行う。なお、アーティストオンラインショップ「アスマート(A!SMART)」にて1月14日(土)18時より、直筆サインの特典付きで予約受付がスタートする。「小関裕太 2023-2024年カレンダー『fashionsnap』」は3月発売予定。(cinemacafe.net)
2023年01月13日『シャイロックの子供たち』の完成披露舞台挨拶が1月10日、都内にて行われ、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登壇した。本作は、累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による同名小説を映画化したクライムエンタテインメント。小説とは展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーが展開する。『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督がメガホンを取り、主演の阿部サダヲ、 上戸彩、玉森裕太をはじめ豪華キャスト陣が顔をそろえている。玉森「一緒にお芝居ができて、すごく感動的な時間でした」完成披露舞台挨拶は、新年のイベントらしく巨大金屏風をバックに、本作のテーマである“金”の世界観を再現した華やかな舞台で行われた。登場した阿部は、お披露目を迎えたこの日の気持ちを聞かれ「初めてお客様に見せるということで緊張しますけど、どういう感想を聞けるのか楽しみにしております」と挨拶。上戸は「こんなにたくさんの皆さんにお会いできる機会が最近ないので、ここに立てていることと、皆さんにお会いできたことをすごく嬉しく思います。皆さん、悪いお顔をしていらっしゃるこの豪華キャスト皆さんのつくった2時間を、ぜひ楽しんで帰ってください」と茶目っ気たっぷりに喜びを語った。柳葉は「面白いっす!」とシンプルに、杉本は「超パワハラ男ということで、劇中ほとんど怒鳴っています。お気を悪くなさらず、最後まで楽しんでいってください」とクセの強い役柄についてのフォローを入れながら挨拶。そして本木監督は「この作品は1年3カ月ほど前のコロナの非常に厳しい中で撮影しておりました。こうして出来上がって皆さんの前で披露できることを大変嬉しく思っております。今日は最後まで楽しんでください」と撮影時の苦労を滲ませながらコメントした。一昨年に行われた撮影以来、久々の顔合わせとなった面々。阿部が「あけましておめでとうございます」と、キャスト一同にも深々と頭を下げ、上戸は「昨年はまるまる1年、この中の誰ともお会いしなかったですね」と言うと、阿部が「その間、仕事休んでたわけじゃないですけど。ちゃんと仕事してましたけど」と答えるなどテンポよく会話が続き、抜群のチームワークを感じさせ、会場は笑いの渦に包まれた。阿部は「まだ公開まで1カ月ありますから。それまでにまたお会いしたいですね」と横に並ぶキャストを見渡し、玉森も「僕としてはもうこの世界観に入れて一緒にお芝居ができたということだけで、すごく感動的な時間でした」と感無量な表情を浮かべた。それぞれの“究極の二択”に大盛り上がり!舞台挨拶では、本作のキャッチコピーである「金か?魂か?」にちなみ、自身の究極の二択についてフリップで答えるコーナーも。阿部が回答を「ロフトか、ハンズか」と発表するや会場からは大きな拍手と笑い声が上がった。これには玉森も「いい質問ですね」と唸り、上戸は「ギフトとか買いに行くとき悩みますよね」と同意。「文具とかだとロフトに行っちゃう 」と阿部が言うと、上戸は「えー!うそ!文具だとハンズじゃないですか?」と即答。これに阿部が「そうそう!こういうのがやりたかったの!」と嬉しそうに笑い、隣の柳葉から「おい誰か止めろ~」とツッコミが。上戸のフリップは「雑炊か、うどんか」の二択。会場の観客にも手を挙げてもらい参加型にすると、半々くらいの結果に。続く玉森が「3番手の質問じゃないかもしれない 」と戸惑いながらも出したフリップは「一生下着脱げないか、一生靴下脱げないか」という独特のセンスが光る回答。阿部に「何を言ってるの?」、佐藤に「わかるー!ってならない」と総ツッコミを食らってしまう展開となり、「究極の二択って言われたので、めちゃめちゃ考えたらここにたどり着いたんです」と控えめにフリップを隠す一幕も。佐藤は「麺大盛りか、ライスか」の二択。「日々この二択に本当にしょっちゅう悩まされているんですけれども、まだ答えは出ていません」。ここで柄本は「いやもう絶対これでしょ」と自信たっぷりに「生きるべきか、死ぬべきか」と、本作のタイトル 『シャイロックの子供たち』にもゆかりがある劇作家・シェイクスピアの有名な一節を披露。「ロフトかハンズかとかさあ、みんなふざけてるよね?」と会場の笑いを誘うと、監督も「作品の本質を言い当てていただきまして、ありがとうございます」と柄本へ向け頭を下げた。この流れで続く佐々木は「もう出せないよ 」と戸惑いながらもあげたフリップは「風呂か、ビールか」。まじめな回答から一転、また戻った流れに登壇キャストのみならず、観客からも苦笑い。佐々木は「二択というか結局どちらも選んでいるんですけどね。風呂かビールか、どちらが先かというだけで」と補足すると、あまりお酒を飲まないという玉森は「ビールっていうのは、帰宅後すぐなのかお風呂の後か、どっちが美味しいものなんですか?」と質問。佐々木は「熱い日か寒い日とか、いやかえって温まってからのがいいとか、いや、もうシャワー浴びる前に飲みたいとか色々あるんです。毎日の健康とか体調によるのでいつも毎日究極の選択をしているって感じです」と語った。最後に本木監督の究極の二択は「コンゲームか、人間ドラマか」。“コンゲーム”とは詐欺のような騙し合いのエンタテインメントという意味合いだが、本木監督は本作を人間ドラマとして捉え撮影していたそうで、最近になって原作の池井戸に「コンゲームだよ」と言われたそう。「私のこの作品の捉え方が間違っていたということを、ここで言わなければいけないんです」とまさかの裏話を暴露しながらも、「これだけの俳優さんで、ついに出来上がったので。僕も観て面白かったので、こういう映画もありかなと今は思っております」と完成した本作へ自信を覗かせた。キャスト陣を代表し、最後に阿部が「銀行とかメガバンクとかそういう単語が出てくるので固い話かなと思うかもしれないですけど、そんなことはなくて、すごく観易くてわかりやすい騙し合いの映画なので、観ていてわくわくしながら2時間楽しめると思いますのでぜひ楽しんで帰ってください」と挨拶。少しだけ劇中の内容にも触れ、「帰りがけに、このビルっていくらぐらいかなとか考えながら帰るのも面白いかもしれません」と締めくくると、会場からはこの日一番の笑いと拍手が巻き起こった。最後にはMCの「シャイロックの子供たち!」のかけ声とともに金色の紙吹雪がキャノン砲から発射され、会場が金色に染まるまさに豪華絢爛な雰囲気の中、イベントは幕を閉じた。『シャイロックの子供たち』2月17日(金)公開© 2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2023年01月11日映画『シャイロックの子供たち』(2月17日公開)の完成披露試写会が10日に都内で行われ、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督が登場した。同作は池井戸潤による同名小説の実写化作。東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が起き、お客様係の西木(阿部)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、この事件の裏側を探っていく内に、ある事実にたどりつく。それはメガバンクを揺るがす、とてつもない不祥事の始まりにすぎなかった。この日は作品のテーマにちなみキャストそれぞれが「〇〇か××か、究極の二択」をフリップに書いてくることに。「ロフトかハンズか」(阿部)、「(鍋の〆は)雑炊かうどんか」(上戸)といったテーマが並び、キャスト陣や観客もそれぞれ手を挙げる。そんな中で玉森が出したのは「一生、下着脱げないか、一生、靴下脱げない」というもので、周囲は「何を言ってるんですか?」と騒然となる。阿部も「わかる〜! ってならないですよ」と困惑し、玉森は「質問の質が違いますね、絶対」と苦笑。キャスト陣にもこの質問が振られ、佐々木は「パンツは履いときますわ。夏も大変だもん、オールシーズン靴下はきついな」と答えるが、玉森は「困らせてしまう可能性もなきにしもあらず……」と恐縮する。さらに柄本は「考えたことない」、佐藤は「パンツは、脱ぎましょうか」と回答し、阿部が「難しいよね。パンツは脱いでいいってことですかね?」と尋ねると、玉森は小声で「脱ぐのはOKですかね」と弱気な様子に。「どうした?」と気遣う阿部に、玉森は「究極の二択って色々なので、めちゃめちゃ考えたらここに辿り着いたんです」と弁解していた。
2023年01月10日「Kis-My-Ft2」玉森裕太主演「祈りのカルテ」の最終話が12月17日オンエア。ラストシーンにSNSでは「描き方が素敵」「想花で笑顔にさせてもらった」など賞賛の声が上がるとともに、諏訪野が選んだ“進路”にも視聴者から多くの声が寄せられている。現役医師の作家、知念実希人が描く、研修医たちが1話ごとに様々な診療科で患者たちと向き合い、医師として成長していく姿を描くハートウォーミングミステリーとなる本作。純正医科大学附属病院の研修医で、広瀬が実の父だとは知らずに主治医になる諏訪野良太を玉森さんが演じ、諏訪野の同期一優秀な曽根田みどりに池田エライザ。純正医科大学附属病院の外科医・冴木真也の息子・冴木裕也に矢本悠馬。保育士から医学の道に進んだ牧村康雄に濱津隆之。父が病院長をしている橘麻友に堀未央奈。麻友のことが気になる谷川聖人にYU。実は諏訪野の実の父で、冴木や立石とともに研修医をしていたこともある広瀬秀太に原田泰造。1話で諏訪野の指導医だった精神科医の立石聡美に松雪泰子。非常に優秀な外科医の冴木真也に椎名桔平といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。諏訪野は緩和ケア科で最後の研修を受けることになるが、そこで担当することになったのはなんと広瀬だった。諏訪野がベッドの上の広瀬にやりたいことや行きたいところはないか尋ねても、「もう心残りなんてないよ」と答えるだけ。そんななか医局に向かう途中の諏訪野は男から声を掛けられる。男は警視庁捜査一課の桜井と名乗り、広瀬が24年前、金を盗み警察官に暴行を働いた罪で逮捕されていたことを明かしたうえで、広瀬が「冤罪かもしれないんです。金は盗んでいない可能性がある」と話す。桜井は広瀬が自分に面会してくれないといい、自分に会うよう言って欲しいと頼み込む。なぜ自分が、と尋ねる諏訪野に桜井は「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」と告げる…というのが最終回の物語。その後広瀬の無実は証明され、諏訪野は広瀬を「父さん」と呼ぶ…「最後に俺を父親にしてくれてありがとう」と感謝の言葉を口にする広瀬に、諏訪野は「病院は患者さんが元気になる場所なんだ、だから僕は最後の最後まで父さんの心を元気にする」と応える。そして病院に桜の苗木を植える。「この桜に負けないようないい医者になるから」と語る諏訪野に、広瀬は「良太にピッタリの課、見つけたよ」と言って紙を渡す。「俺が死んだら開けてよ」と言われた諏訪野は、その紙を開かず受け取る。それから時が流れて初期研修の最終日。花が咲いた桜の苗木を前に、その紙を開いた諏訪野は「あ、正解だ」とつぶやく。その紙には“循環器内科”と書かれていた…。ネットでは「お父さんとの辛いお別れのシーンを見せず、桜の花が咲く木の前で進路の答え合わせをする描き方が素敵」「広瀬さんの最期に重きを置くのではなく、研修医のこれからの明るい未来に焦点あて夢ある話をしながらの想花で笑顔にさせてもらった」など、このラストの描写を賞賛する声が上がる。また「広瀬お父さんの願い、さちちゃんのお姉さんとの約束、あの時から循環器内科は決まっていたんですね」「お父さんからの最後の進むべき科へのメッセージ。「正解」だったね。絵里さんとのあの出会いがあったから」など、5話の循環器内科での研修回を思い出した視聴者からのコメントも寄せられている。(笠緒)
2022年12月18日女優の高畑充希が出演する、ポケモン・Pokemon GOの新CM「日本の坂をGOしよう 函館・基坂」編が、16日から放送される。ゲームアプリ・Pokemon GOは、日本の「坂」に着目し、外を歩く魅力・ワクワクを共有する「日本の坂をGOしよう」キャンペーンを実施。新CMでは、高畑が北海道・函館の基坂に登場。ポケモンたちを探しながら坂を歩いていき、「なまら疲れて、なまら気持ちいい坂でした」と北海道の方言を披露する。■高畑充希インタビュー――今回のCMの見どころを教えてください。美しい土地土地の景色の中で、ポケモンたちが顔を出すのがなんとも愛らしいです! 皆さんも色んな場所で、「Pokemon GO」をプレイしてみてくださいね!――ロケ地である北海道函館市・基坂の雰囲気はどうでしたか? 撮影時のエピソードを教えてください。最後の公園からの景色が美しくて、函館の澄んだ空気と相まって、癒されました。風がとっても強い日で撮影は大変でしたが(笑)。景色のおかげでのびのびとした坂散歩が出来ました。――「Pokemon GO」のどんなところが好きですか?普段見ている景色が急に新鮮なものに見えるところです。――どんな時に「Pokemon GO」をプレイしますか?撮影や休憩の合間に「Pokemon GO」をプレイしています。地方に行った時、より楽しいです! 最初はモンスターボールを上手く投げられなかったですが、何度も投げているうちに少しは上達した……かな? と思います(笑)。今回の撮影の休憩中にもプレイしていました。――今回坂がCMの舞台となっていますが、思い入れのある坂はありますか?大学が近くにあったので神楽坂です!
2022年12月16日現役医師の作家、知念実希人による人気シリーズをドラマ化した「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の撮影が終了し、主演の玉森裕太とその父親役の原田泰造のオールアップ時の写真とコメントが解禁された。最後のシーンを撮り終え、スタッフから「オールアップです!」の声がかかると自然と表情が緩む2人。スタッフからの拍手のなか、花束が手渡されると原田さんは「最初、あの玉ちゃん(玉森)のお父さん!?と思ってちょっと気合が入って…役作りで第一話から最終話までで10数kg絞っていって、なんというか燃え尽きたような作品です。本当に素敵な役をいただきました。ありがとうございました!」と、第一話から続いた過酷な役作りをふり返りながらその想いを語った。そして前クールからの2作連続でのドラマ主演を務めあげた玉森さんは「当に最後のシーンがちょっとヘビーすぎて全然コメントを考えられていなかったんですけど…。本当に素敵なお話と、素敵なキャラクターと、最後まで誠実に役と向き合えたかなと思っております。本当にありがとうございました。楽しかったです!」と、共演者、スタッフへ向けて笑顔でコメントした。さらに最新PR映像「親子の決断編」が番組公式HPにて公開された。感動の最終回オンエアの前にチェックしておきたい。土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年12月15日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が14日、都内で行われた「VOCE 最も美しい人 2022」贈賞式・プレス発表会に出席。今年のクリスマスの予定を尋ねられ、「“クリぼっちオンラインゲーム大会”だと思います」と語った。“最も美しい人”は、今年創刊25周年を迎えた美容雑誌のパイオニア『VOCE(ヴォーチェ)』が主催する「VOCEベストコスメアワード」の特別賞。外見の美しさはもちろん、内面までも優れた全方位に美しい有名人に贈られる。玉森は「最初『え、僕ですか!?』という感じだったので、ドッキリなんじゃないかなと思いながらも、ドッキリじゃないんだなという雰囲気を今ぷんぷん感じています」と心境を述べ、トロフィーを受け取ると「形になっていただけるのはすごく光栄ですし、“最も美しい人”ということなので、これに恥じないようこれからも自分磨きを一生懸命頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。美しい人だなと感じる人を聞かれると、「自信のある方って素敵だなと思います」と答え、「いろんな経験をされて、その中にたくさんの失敗もあった中で、いろんなことを経て今この人が自信を持って輝いているんだと想像するとすごく美しく見えますし、いろんな決断を経て今があると思うと素敵だなと思います」と語った。自身については「僕はネガティブなので自信ないに近いかもしれません」と告白。その上で、「経験してきたことは絶対に裏切らないと思っているので、何か披露するときは自分がやってきたことをうまく発信できたらなと思っています」と話した。また、女性を美しいと感じる瞬間について「キラキラ笑っている姿とか素敵ですね。ついつい見たくなっちゃう。ガハガハ笑う人がいいなと思います」と明かした。今年のクリスマスの予定を聞かれると「マネージャーさんは気を使って空けてくださっているんですけど、することがなさすぎて、たぶんオンラインゲームしているんじゃないかなと思います。友達と。クリスマス暇な人同士で“クリぼっちオンラインゲーム大会”だと思います」と笑いながら答え、「事務所の後輩の子たちもそうですし、よくオンラインゲームをする友達も、いろんな人とクリスマスお祝いしたいと思います」と語った。
2022年12月14日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が14日、都内で行われた「VOCE 最も美しい人 2022」贈賞式・プレス発表会に出席した。“最も美しい人”は、今年創刊25周年を迎えた美容雑誌のパイオニア『VOCE(ヴォーチェ)』が主催する「VOCEベストコスメアワード」の特別賞。外見の美しさはもちろん、内面までも優れた全方位に美しい有名人に贈られる。2022年度は、俳優、アーティストとして活躍し、『VOCE』2022年12月号Special Editionの表紙を務めた玉森が受賞。「最初『え、僕ですか!?』という感じだったので、ドッキリなんじゃないかなと思いながらも、ドッキリじゃないんだなという雰囲気を今ぷんぷん感じています」と心境を述べ、トロフィーを受け取ると「形になっていただけるのはすごく光栄ですし、“最も美しい人”ということなので、これに恥じないようこれからも自分磨きを一生懸命頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。美の秘訣を聞かれると「お水は本当に毎日たくさん飲んでいます。1日3リットルぐらい飲んでいるんじゃないかなと思っています。乾燥しないためにも内側から潤いを与えたいなと。あとは毎日パックしています。朝も夜も」と明かした。また、2022年を振り返り、「駆け抜けたかなと思います。3年ぶりの有観客ライブをキスマイとして再開できたこともそうですし、2期連続でドラマに出演させていただたいたことも大きな経験だったので、この1年は濃く駆け抜けることができたかなと思います」と語った。そして、来年の抱負を「キスマイとしてはまだまだ大きい会場でライブしたいなと思いますし、個人としては引き続きたくさんいろんなことにチャレンジして自分を高めたいと思っています」と述べ、美容面の抱負を聞かれると「美容も興味があるんですけど、何をしたらいいかわからないというところに今いるので、『VOCE』の読者の方におすすめのものを聞いたり、協力し合って美を高めていきたいです」と答えた。
2022年12月14日玉森裕太主演「祈りのカルテ」の9話が12月10日放送。諏訪野が最後の研修先で担当する患者に視聴者からは「お互いのことを分かりあえますように…」「既に涙腺ガバガバ」「来週の最終回はきっと号泣」などの声が寄せられている。研修医たちが1話ごとに様々な診療科で患者たちと向き合い、医師として成長していく姿を描く、現役医師の作家、知念実希人が描く人気シリーズをドラマ化した本作。キャストは実の父・広瀬が倒れている姿を発見した研修医の諏訪野良太を玉森さんが演じるほか、患者との接し方に悩んでいたが、沙智らと関わるなかで成長した曽根田みどりに池田エライザ。純正医科大学附属病院の外科医・冴木真也の息子・裕也に矢本悠馬。子供たちの病気を自分の手で治したいと思い、保育士から医師の道へ転身した牧村康雄に濱津隆之。父が病院長をしていて婿養子を探すことに力を注いでいる橘麻友に堀未央奈。上昇志向が強くプライドも高い谷川聖人にYU。純正医科大学附属病院で移植手術を受けた四十住沙智に豊嶋花。腎臓内科の指導医・大賀寛太に片桐仁。諏訪野の実の父でかつては医者を目指していた広瀬秀太に原田泰造。広瀬と研修医時代は同期だった精神科医の立石聡美に松雪泰子。裕也の父で優秀な外科医でもある冴木真也に椎名桔平といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自宅で喀血して倒れた広瀬は純正医大で意識を取り戻す。他の病院で調べたと言う広瀬は自分が悪性胸膜中皮腫のステージ4、末期ガンだと告白、諏訪野たちが目を離した隙に姿を消す。その頃諏訪野は腎臓内科で研修を受けており、指導医の大賀とともに生体腎移植手術を明日に控えた桐生鈴音(植原星空)の病室を訪れる。ドナーは母の麗香(松永玲子)。鈴音は有名ホテルチェーンの御曹司・松井蒼太と婚約中で、結婚すれば麗香が営む老舗料亭「桐生」は蒼太のホテルと業務提携できる。その結婚の条件が鈴音の腎臓移植だった。しかし手術の直前に鈴音の血液に異常が見つかる…というのが今回のストーリー。鈴音が採血の直前に沙智と会っていたことを知った諏訪野は、沙智を呼び、みどりにも同席してもらって4人で鈴音に話を聞く。どっちが先に彼氏ができるか勝負していた、という沙智の話を聞いた諏訪野は「初恋でしょ?もっと大事にしなきゃ」と話すのだが、鈴音からは小学生の頃すでに彼氏がいた、と言われ、沙智からは「恋愛観古くない?」と笑われてしまう。このシーンに「初恋って笑われちゃう良太先生爆笑」「オッサン呼ばわりされる、諏訪野研修医w」「女子高生におっさん呼ばわりされる諏訪野先生しんどい笑」などの反応多数。その後、諏訪野は新たな研修先である緩和ケア科で、広瀬の担当をすることに…「緩和ケア科で本当の父に会うのか..」「2人がお互いのことを分かりあえますように…」「この親子の奇跡みたいな巡り合わせで既に涙腺ガバガバ」「緩和ケアの文字だけで涙出てきてしまった。。来週の最終回はきっと号泣」など、この展開にも様々な声が寄せられている。【最終回あらすじ】広瀬の担当になった諏訪野が、やりたいことや行きたいところはないか尋ねると「俺の望みは、良太先生に看取られて、穏かに死ぬこと。もう心残りなんてないよ」と静かに答える広瀬。だが、昼休憩を終えた諏訪野のもとに刑事が現れ、広瀬が過去に服役していたことと、その罪が冤罪かもしれないということを聞かされる…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月11日11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった俳優・渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)と長男で俳優の渡辺裕太(33)が5日、都内で会見を行った。同日、都内で家族葬を執り行い、喪主は長男の裕太が務めたという。裕太は「本日は父・渡辺徹のことで皆さん集まっていただきましてありがとうございます。本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました。父を応援してくださった方、仲良くしてくださった方に対して本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました」と挨拶し、郁恵も「渡辺徹のことで皆さんにお集まりいただいたこと、家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって、渡辺徹のことを皆さんであーだこーだ言っていただけていることは、渡辺徹という人は偉大だったんだなと思うような瞬間だったので、皆さんにお集まりいただいたことをまずは感謝しております」と語った。渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され、加療したが11月28日21時1分に亡くなった。裕太は「父が亡くなる2日前、3日前に病院に行けたんですけど、今まで入院したこともありましたし、またそんな感じかなと。でも顔色が変わっていて、今までにないくらいにしんどそうで、面会したときに覚悟しないといけないかもなと思いました」と話した。渡辺さんが亡くなって後も、気丈に番組に出演をした裕太。「僕のことを何でも肯定してくれる父親だったので。僕自身、行きたかった。もちろんしんみりしている時間もありましたけど、ずっとそればっかりだと嫌だなと思ったので、自分の目の前にある楽しい現場をしっかりやらせていただきたいという思いでした。それを父親も絶対後押ししてくれるだろうなと思いましたし、実際に行ってすごく楽しかったですし、そういう時間がこれからも僕は大切なんだなと。父親もそれを大切にしていたと思うので、そういうところは受け継いでいきたいと思います」と語った。子供から見てどんな夫婦だったか聞かれると、裕太は「ほかの夫婦を知らないというのもありますけど、普通だと思います。ただ、父親は本当に周りを楽しませるのが好きな人だったので、母親は楽しそうでした。ずっと楽しそうに、一番父親の話で笑っていたと思います。ツッコミ、ツッコまれもありましたし、喧嘩もよくしていましたし、僕にとっては温かい家族でした」と優しい表情で回答。さらに、渡辺さんに送る言葉を求められると、「『もう任せた』って言われていると思っているので『任せてくれ』というような感じで」と力強く答えた。
2022年12月05日11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった俳優・渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)と長男で俳優の渡辺裕太(33)が5日、都内で会見を行った。同日、都内で家族葬を執り行い、喪主は長男の裕太が務めたという。裕太は「本日は父・渡辺徹のことで皆さん集まっていただきましてありがとうございます。本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました」と報告し、「父を応援してくださった方、仲良くしてくださった方に対して本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました」と感謝した。郁恵は「本日は足元の悪い中、世の中はサッカーで盛り上がっている中、渡辺徹のことで皆さんにお集まりいただいたこと、家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって、渡辺徹のことを皆さんであーだこーだ言っていただけていることは、渡辺徹という人は偉大だったんだなと思うような瞬間だったので、皆さんにお集まりいただいたことをまずは感謝しております」と挨拶。「私たちにとっては思いもよらないことでしたので、どのようにしてこの事態を受け止め、どのようにして送ったらいいのか一生懸命考えて、最終的に家族葬となったことにより、諸先輩方やお世話になった方々やお仲間、後輩、私たち以上に愛してくださった方々、たくさんいらっしゃったと思いますが、私たちはそこまでフォローできる度量がなく、皆様に対して大変無礼をしてしまいました。この場をお借りして皆様にお詫びしたいです」と述べ、「でも裕太が喪主を務めてくれて無事に渡辺徹を見送ることができました。皆様が見守ってくださって感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝した。2人は笑顔も見せながら気丈に会見。郁恵は、棺の中に「山盛りのご飯」を入れたことを明かし、「もう制限ないからっていっぱい入れて」とにっこり。「あとは写真と、家族・親戚みんなにコメントを書いてもらって、一番高いスーツを入れてかっこよく、私と主人の出会いの花も入れて、最後は舞台のときに必ずかけていた坂東玉三郎さんからいただいたのれんをかけました」と明かした。渡辺徹さんは11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され、加療したが11月28日21時1分に亡くなった。
2022年12月05日NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、長崎・五島で暮らしながら主人公の孫の成長を見守るおばあちゃん役が好評の高畑淳子。今度は舞台で、マンハッタンに住む孤独な91歳のおばあちゃん・ヴェラを演じる。作品は、2011年にオフ・ブロードウェイで開幕し、オビー賞などを受賞したヒューマンドラマの傑作で、今回が日本初演。西海岸からアメリカ大陸横断の旅に出た大学生のレオが、心に傷を負ったままニューヨークで祖母と久しぶりに再会、同居する中で年齢や時代を越えて触れ合う祖母と孫との交流を描く物語だ。レオ役には舞台での活躍めざましい岡本圭人、演出は今年2度目の読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞した上村聡史。本格的な稽古を控え高畑が来阪、役柄や作品への意気込みを語った。4000マイルズ~旅立ちの時~』チケット情報若い時からおばあちゃん役は経験があるが、91歳の役は初めてと言う高畑。オファーを受けて「その役が自分に来るということは、それができるだろうともくろんでくださった方がいらっしゃるわけですから、それに大いに乗っかってみようと。おばあさん役はおもしろい芝居が非常に多いんです。それに、今とても勢いづいている演出家の上村さんとぜひとも一緒にやってみたかったので」。ヴェラの登場は、入れ歯がなくフガフガしゃべるシーンから。「今、歯のない顔を練習しています(笑)。あと、背中が丸く見えるように座布団を1枚入れようかな」と役作りに余念がない。が、外見を作るだけでなく「人生を探索してきた人間と、これから探索したい若者が語り合う芝居なので内面を大事にしたい。ヴェラが生きてきた“中”を耕したいと思っています」。五島のおばあちゃんと比べてヴェラは「孫と一緒に考えるタイプで、共に悩み、子供のように怒る、ちょっと人間臭いところがあるので『ドラマとはまた違ったおばあちゃんだったね』と言っていただけるように。何がきっかけでも興味を持って劇場に足を運んでくださって、何か心が温かくなった、人を思うとはこんなことかなと感じていただけたら、もうこれ以上の幸せはないです。精魂込めて演じます」。さらにお客様へ。「怪我した羽を休めたくて来た彼と、休ませてやっているおばあちゃんの話です。歳も考え方も違う者同士が、ぶつかることもあるけれど、なぜか羽を摺り寄せ合って。今、飛びにくくなってる若者は多いと思いますので、そんな若者とご年配の方がおふたりで来ていただけたら。そして劇場を出たあと、あぁだこうだと芝居を糸口に語り合ってもらえたらうれしい。それが役者冥利に尽きることだと思っています」。公演は12月12日(月)から28日(水)まで東京・シアター・クリエ、1月7日(土)から9日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。その後、愛知、香川にて上演。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年11月25日玉森裕太主演の「祈りのカルテ」7話が11月19日に放送。玉森さん演じる諏訪野と原田泰造演じる広瀬、2人の“関係”に視聴者から驚きの声が続出。「来週も目が離せない」「まだまだ何かありそう」など今後の展開にも注目が集まっている。現役医師の作家、知念実希人による人気シリーズをドラマ化、研修医たちが1話ごとに様々な診療科で患者たちと向き合い、医師として成長していく姿を描くハートウォーミングミステリーが展開する。純正医科大学附属病院で研修医2年目を迎えた諏訪野良太を玉森さんが演じ、諏訪野と同期の曽根田みどりに池田エライザ。冴木裕也に矢本悠馬。牧村康雄に濱津隆之。橘麻友に堀未央奈。谷川聖人にYU。真也から「犯罪者」と呼ばれる広瀬秀太に原田泰造。精神科医の立石聡美に松雪泰子。裕也の父で優秀な外科医の冴木真也に椎名桔平といった俳優陣も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。患者が立て続けに運び込まれ慌ただしくなった救急で、指導医の柚木慧(観月ありさ)の指示の下、患者の対応に追われる諏訪野は、意識消失で運ばれてきた男・秋田竜也(やべきょうすけ)に覚えがあった。秋田は駅前の繁華街で「動けなくなった」と自ら救急要請、救急隊員が到着したところで意識を消失、かかりつけと申告した純正医大に運ばれてきた。諏訪野は柚木の指示で秋田にブドウ糖を投与するが、同時に秋田は激しいけいれんを起こす。柚木がすぐさま抗けいれん剤のジアゼパムを施しけいれんは治まる。諏訪野はちょうど1年前にも救急に秋田が運ばれてきたことを思い出す。その時も秋田は自ら救急要請し「消化器内科に入院させろ!」と騒ぎを起こしていた。そして今回も秋田は昼間、消化器内科の病棟に無断で侵入していた。秋田は院内に何か目的があるようで…というのが今回のストーリー。コインランドリーでせき込む広瀬。その脇にいた冴木が「こないだも咳してたよな」と指摘すると、広瀬は別の病院でアレルギー性の気管支炎だと診断されたことを話す。諏訪野に会いたい気持ちをガマンしてると話す広瀬に冴木は「やめとけ、いくら親子でも」と返す…。2人のやり取りに「広瀬さん、諏訪野先生の本当のお父さんてこと…?」「え、諏訪野くんの本当のお父さんなの、、?」「祈りのカルテ見てて、そこ親子なの!!ってなってる」など衝撃を受ける視聴者が続出。一方「広瀬さんがお父さんと思わせて 実は違うパターンだなきっと」と推測する声も。ラストでは冴木が紙袋に入れたスクラブを諏訪野に託し、広瀬のもとに向かわせる…「諏訪野先生と広瀬さんの関係も動きそうで来週も目が離せない!」「広瀬と諏訪野先生の関係性がやっと見えてきた まだまだ何かありそうだけど」「今後の展開とても気になっちゃう 広瀬さんがカギ握ってるね」と、諏訪野と広瀬、2人にまつわる今後の展開に、視聴者の注目が集まっている模様だ。【第8話あらすじ】諏訪野は冴木から預かったスクラブを広瀬に届ける。広瀬が冴木の同期だと知った諏訪野は、医師を辞めた理由を尋ねるが、広瀬ははぐらかす。「今度サウナ行きましょう」と無邪気に笑う諏訪野に、広瀬は複雑な心境になる。3か月後。街角でストリートミュージシャンの歌に耳を傾ける橘は初期研修終了を目前にして、迷いが生まれていた。その夜、近くで放火事件が起こる…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月20日現在放送中の玉森裕太(Kis-My-Ft2)主演ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」第8話(11月26日放送)に、“ゲスト患者”として山崎紘菜が出演することが分かった。本作は、現役医師・知念実希人によるベストセラー小説を原作に、玉森さん演じる主人公の研修医・諏訪野良太が、毎話異なった科を舞台に、そこで出会った患者の心に秘めた秘密と嘘を“カルテ”から見破るハートウォーミングミステリー。第8話の舞台は、皮膚科。おっとりと優雅な立ち振る舞いで「医者は患者さんに見られる仕事」と、身だしなみに厳しい指導医・桃井佐恵子(りょう)のもと、諏訪野と橘(堀未央奈)は研修をスタート。そこへ患者としてやってくるのが、山崎さん演じる10歳の息子をもつシングルマザー・守屋春香。ふくらはぎに大火傷を負って救急搬送され、入院中になぜか火傷の範囲が広がる。さらには、彼女の職場の近辺で起きた連続放火事件の犯人の特徴が、春香に酷似しているという。山崎さんは「春香の言動はもしかしたら見てくださる方にとって、理解し難いところが多々あるかも知れません。春香自身も、分かってくれない人には分かってもらえなくていい、という少し寂しい線引きをしてしまうところがあります」と役柄について説明し、「そんな中、諏訪野先生と出会い、先生の真心に触れることで春香のその境界線が少しずつ薄くなっていくのを演じながら日々感じています」とコメントしている。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年11月19日女優の高畑充希が出演する、ファンケル「カロリミット」の新CM「カロルのうた」編が17日より、「大人のカロリミット」の新CM「カロルのうた」編が12月1日より放送される。新CMでは、高畑がハンバーグや小籠包を満面の笑みでおいしそうに頬張る姿を披露。また、メイキング映像では、カロリミットの精「カロル」と微笑ましい掛け合いを見せている。○■高畑充希インタビュー――今回の撮影の感想をお願いします。印象に残っているシーンやエピソードはありますか?カロルと一緒に楽しくおいしいものを食べられて、癒し系の幸せな現場でした。実際にCMの撮影中もカロルが私のそばにずっといてくれて、頼もしい味方でした。私の衣装によってカロル(の衣装)も変わっているのがキュートなので、是非そこにも注目して見ていただきたいなと思います。――今回の商品は“おいしく食べる幸せをサポートするアイテム”となっていますが、高畑さんが最近、幸せだなと感じた瞬間や出来事はありますか?今年は舞台に立つ機会が多く、色んな劇場の作品に出演させていただいたのですが、コロナ禍の中で満席のお客様の前に立って、カーテンコールでたくさんの人が立ちながら拍手をしてくださっているのを見た時は、「あぁ、生きていて良かったな」と思いました。演劇は特に(コロナ禍で)なかなか厳しい状態なので、その中でこれだけ多くのお客さんが見に来て、足を運んでくださったのは本当に幸せだなと感じました。――カロリミットは食事の糖や脂肪の吸収を抑えてくれる商品ですが、高畑さんが“今ハマっている”、“おいしさに感動した”食べ物はございますか?先日舞台で(地元の)大阪へ行った際に、“粉もの”を制覇しようと思ってたこ焼き屋巡りをしました。やはり、大阪の粉ものは最高だなと思いました。小麦粉を食べるときは結構(お腹に)ドスンと来きますが、おいしいものは我慢したくないですよね。カロリミットをお供にしていると、好きなものを「よし! おいしく食べるぞ!」と気持ちが違います。お米より小麦の方が太りやすいイメージがあるので、炭水化物を食べるならカロリミットが欲しいですね。――昨年30歳の節目を迎えられましたが、今回の商品「大人のカロリミット」にちなんで大人になったなと思ったことを教えてください。この間、人間ドックの予約を初めて自分で取ったのですが、人間ドックの予約を自分で取った時に、「私も大人になったな」と思いました。人間ドックに行くようになった時も大人になったなと思ったのですが、自分で予約を取っていくようになった今、大人になってなんでもできるようになった気分になりました。――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。皆さんこんにちは、高畑充希です。CMをご覧いただきありがとうございます。CM撮影中は、おいしい食べ物をたくさん用意していただけていたので、“楽しくおいしく食べる”ということを意識しながら撮影をしていました。すごく楽しく撮影ができたので、たくさんの方にCMを見ていただけたら嬉しいです。私と一緒にカロリミットで食事をハッピーに楽しみましょう。
2022年11月16日玉森裕太が研修医を演じる「祈りのカルテ」の5話が11月5日放送。脳死になった患者を前に号泣、そのカルテを書きながら涙…諏訪野の様々な涙を演じ分ける玉森さんに「これまで見たことのない迫真の演技」「全て全く違う泣き方」などの反応が集まっている。現役医師の作家、知念実希人によるシリーズ累計18万部突破ベストセラーをドラマ化した本作は、人の表情を読むことが抜群に上手いが、知識も技術も浅い研修医が1話ごとに変わる研修先の診療科で、医者として成長しながら患者たちと真摯に向き合っていくハートウォーミングミステリーとなる。純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太に玉森さん。諏訪野の同期の曽根田みどりに池田エライザ。父親が優秀な外科医である冴木裕也に矢本悠馬。保育士から転身して医師の道を歩んでいる牧村康雄に濱津隆之。父が病院長をしていて優秀な医者を婿養子にしたいと考えている橘麻友に堀未央奈。頭が良く育ちも良い谷川聖人にYU。腎炎で入院と通院を繰り返している四十住沙智に豊嶋花。諏訪野を気にかける患者の広瀬秀太に原田泰造。研修医たちを優しく見守る精神科医の立石聡美に松雪泰子。純正医科大学附属病院の外科医で裕也の父・冴木真也に椎名桔平といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。初期研修11か月目、循環器内科で研修を受ける諏訪野とみどりは、指導医の上林(高橋努)に連れられ、VIPばかりが入院している特別病棟の最上階にやって来る。上林から「この患者さんが入院しているのは絶対に口外しないこと」と念を押され病室に入ると、そこには女優の愛原絵理(成海璃子)が入院していた。絵理は特発性拡張型心筋症で心機能がかなり低下、アメリカでの心臓移植を希望していた。諏訪野は絵理のカルテを開いて絵理が沙智の姉だと確認する。そんななか極秘にしていたはずの絵理の入院が週刊誌に報道されてしまう…というのが今回のストーリー。結局絵理は脳死状態となり、沙智は以前から希望していた腎臓移植を受け退院する。自らの死を受け入れていた絵理は脳死になる前に、自らの臓器を提供する意思を諏訪野に伝え、母と沙智への手紙を託す。沙智への手紙には最後に「生きてるって、奇跡みたいなことなんだよ」と記されていた…。SNS上では「生きてるって 奇跡みたいなことなんだよ…本当にそう」「生きてるって奇跡…ってほんとだね。ぐっとくる言葉でした」「本当にそぅ。。。涙が止まらない」「生きてるってことは奇跡、大切な人が元気でいてくれることが何より幸せよね…」など、絵理の最期のメッセージに感動の声が続出。また脳死状態の絵理を見て思わず号泣し、その後亡くなった絵理の“生きた証”としてカルテを記入しながら涙する…諏訪野の涙にも「これまで何度も観てきたけど今日のはこれまで見たことのない迫真の演技やった…」「脳死を伝えられた時、何も出来なかった自分を責めた時、カルテを残す時。全て全く違う泣き方をしてたのがすごかった」など、玉森さんの演技を讃えるコメントが寄せられている。【第6話あらすじ】研修医2年目になった諏訪野たち。研修先の小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく不気味。志村が頼んだ仕事はキッズルームでの患者の遊び相手。諏訪野は馬になって男児患者を背中に乗せ、谷川は女児患者に絵本を読み聞かせる…。そこへ8歳の姫井姫子(金子莉彩)が搬送されてくる。3歳からぜんそくがはじまり、1年前から再び発作を起こすようになったという…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月06日アクション映画の作り手は、どんなところにその魅力を感じ、自身の作品にどう落とし込んでいるのだろう。アクションファンがいま熱視線を注いでいる、阪元裕吾監督に聞きました。一見、強そうではない役者が強いと感動する。アクション映画を撮り始めたのは、大学生の時。現在26歳の阪元裕吾監督は、どんな作品をきっかけに、アクション映画の面白さに目覚めたのだろう。「小4くらいの時に観た、ブルース・ウィリス主演の『ダイ・ハード』です。シチュエーションがおもろいと思ったんですよね。超高層ビルがテロリストに占拠されて、たまたまそこにいた刑事役のブルース・ウィリスが、一人でテロリストと戦うという。限られた空間に閉じ込められて、一人で大勢と戦う展開は、のちのアクション映画のテンプレートになっていて、『ホワイトハウス・ダウン』も『スカイスクレイパー』もダイ・ハード系。ビルから降りれへんとか、落ちたら死ぬとか、そういう状況で2時間引っ張る映画が、今も好きかもしれないです」ほかにも様々観ていく中で、阪元監督に大きな衝撃を与えたのが、インドネシア映画の『ザ・レイド』。「これも封鎖されたビルの話なんですけど、シチュエーションというより、格闘技特化型のアクションに圧倒されたんです。極端に言うとこの映画にはストーリーらしきものがほとんどなくて、ただただ警官とギャングがど突き合っている。それがおもろいなと。アクション映画って、アクションはいいけど話がおもろないよなっていうことがよくあって、それが一番の弱点じゃないかと思うほど。その意味で『ザ・レイド』は話をしないところが画期的で、アクションの質が良ければ戦うだけで面白いと教えてくれました」インドネシア映画というニッチさだが、そのぶん予測がつかないところも魅力の様子。「一般的に観客は、ブルース・リーとかジャッキー・チェンとか、スターのアクションを見たいと思うんです。『このぐらいやってくれるだろう』と予測ができるので。でも僕は、自分が知らない役者さんのすごいアクションを見た時のほうが感動は大きい。もっと言うと、とくに鍛えていなさそうで、一見普通の人のように見える役者さんが実は強かったりすると、『俺もそうなれるんだ!』みたいな気持ちになります」それはまさに阪元監督の作家性にも繋がるところ。『ある用務員』も『最強殺し屋伝説国岡』も、主人公はめちゃくちゃ強いけれど、普段は一般社会に溶け込んでいる。「日本には兵役もないし、そんなに治安が悪いわけではないから、格闘技をやっていたりしない限りは、強い人っていないんですよね。そうなると、例えば工場で働いていて、晩飯は決まって牛丼屋、みたいな人が強いほうが感情移入できる。自分の映画でも、そこを目指している部分はあります」その理想型として、以前からこんなことを考えているそう。「仲野太賀さんっていらっしゃるじゃないですか。仲野さんがスカイツリーの上のほうでビルの窓ふきの仕事をしていたら、クレーンが止まって、スマホを落として、一人きりで『どうしよう!?』みたいになる。そんな映画を妄想しています(笑)。そこで仲野さんがアクションをやったら絶対にすごいと思う。僕はそれが見たいですね」“感情”に邪魔されず、役者の身体能力で魅せたい。近年、『ベイビーわるきゅーれ』『黄龍の村』『グリーンバレット』など話題作を立て続けに手がけている阪元監督。自身の作品の中でアクションシーンを撮る時には、どんなことにこだわっているのだろう。「ほとんどのアクション映画は、相手が憎いから倒すという“感情”に行動原理があるんです。でも自分は、その感情が邪魔になると思うことが時々あるというか。例えば『ベイビーわるきゅーれ』だったら、W主演の伊澤彩織さんはスタントパフォーマーでもあるので、単純に伊澤さんの身体能力の高さを見せるのみのアクションにしたかった。だからこそ殺し屋という設定だったんです。殺し屋は相手に恨みがあるわけではなく、依頼されたから殺しているだけ。ぶっちゃけ復讐のためにアクションをし出したら、殺し屋じゃなくてサラリーマンでもいいじゃないですか。理由がないからこそ、殺し屋アクションたり得るんじゃないか、みたいなことはすごく思っています」阪元監督の話には漫画への言及も度々あるが、少年漫画からインスピレーションを得て今後やってみたいこともあるという。「『グリーンバレット』にはサブキャラがラスボスに立ち向かっていくシーンがあるんですけど、それって少年漫画っぽいなって思うんです。主人公じゃないからたぶん負けるんやろうなっていうのがわかっていながらも、こいつも頑張ったねって見せ場を作る。で、次あたりやりたいのは、サブキャラ対サブキャラのバトル。それこそ両方主人公じゃないから、どっちが勝つかわからないのが面白い。例えば『グリーンバレット』に出ていた女の子1人と、『国岡』に出ていた真中ってやつを戦わせたいですね」阪元裕吾さん1996年1月18日生まれ、京都府出身。京都造形芸術大学在学中に制作した『べー。』が、残酷学生映画祭2016グランプリを受賞。現在『グリーンバレット』が公開中。本格的なアクションシーンとユルい会話劇でファンを拡大した『ベイビーわるきゅーれ』の続編が決定!写真1枚目から『アジョシ』©Everett Collection/アフロ、『ベイビーわるきゅーれ』※『anan』2022年10月22日号より。取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2022年10月23日玉森裕太主演「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の3話が10月22日放送。SNSには斉藤由貴演じる貫英子と松雪泰子演じる聡美に挟まれる諏訪野に「諏訪野先生タジタジでかわいい~」「お食事会行ってほしかった」といった反応が寄せられている。現役医師の作家、知念実希人が描き出すシリーズ累計18万部突破ベストセラーをドラマ化。“カルテには患者の全てが隠されている”――。人の表情を読むことが抜群に上手いが、知識も技術も浅い研修医が1話ごとに変わる研修先の診療科で、医者として成長しながら患者たちと真摯に向き合っていくハートウォーミングミステリーが繰り広げられる。純正医科大学附属病院1年目の研修医・諏訪野良太を玉森さんが演じ、優秀でプライドが高く気も強い諏訪野の同期・曽根田みどりに池田エライザ。純正医科大学附属病院の外科医・冴木真也の息子・冴木裕也に矢本悠馬。保育士から転身、医学部に入った牧村康雄に濱津隆之。父が病院長で優秀な医者を婿養子にしようと思っている橘麻友に堀未央奈。幼い頃から頭が良く育ちも良いエリート・谷川聖人にYU。12歳の頃に腎炎を発症してから入院と通院を繰り返す・四十住沙智に豊嶋花。諏訪野がたまたま担当したことから、何かと諏訪野を気にかけるようになる広瀬秀太に原田泰造。研修医たちを常に優しく見守る精神科医・立石聡美に松雪泰子。卓越した技術を持つ外科医の冴木真也に椎名桔平といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。産婦人科で研修を受ける諏訪野は、元ヤンとうわさの指導医・木佐貫英子(斉藤由貴)の下、想像以上にハードな仕事に追われていた。そんななか切迫早産の患者が運ばれてくる。患者の小野文香(矢田亜希子)は妊娠25週目の弁護士で、仕事中に倒れたという。翌日、文香の病室に夫の正和(森田甘路)が駆け付ける。正和に木佐貫が病状を説明しようとすると、文香は「離婚したんです、私たち」と言い、正和に「あなたとは何の関係もない」と冷たく告げる。するとそこにスーツ姿の男・岡田俊一(内藤秀一郎)が現れ、「彼女と交際させていただいている岡田と申します」と口にする。頑なに検査を拒否する文香、その後岡田が文香のクライアントで、弁護士費用と引き換えに父親のフリをするよう頼まれていたことが判明。諏訪野は文香が子宮頸がんであることを見抜く…というのが3話の展開。SNSには貫英子を演じた斉藤さんに「今回は斉藤由貴さんの女優力が存分に発揮されてる1時間だなぁ」「表情ころころ変わる。すごい。斉藤由貴さんの演技力半端ない。」「斉藤由貴さんのキャラが良すぎてずっと爆笑www」といった声が上がる。また貫英子と聡美に飲みに連れて行かれそうになり、2人の間に挟まれ小声で諏訪野が「バブリーとレディースに挟まれた」とつぶやくシーンには「きたきた!バブリー立石センセーと、レディース木佐貫センセーと、良太センセーの絡み」「バブリーとレディースに挟まれた…」って諏訪野先生タジタジでかわいい~」「バブリーとレディースのお食事会行ってほしかった」といった反応も寄せられている。【第4話あらすじ】初期研修10か月目、諏訪野は裕也と総合診療科で研修中。指導医の榊健太郎(小手伸也)はシャーロック・ホームズを気取って診断を謎解きと呼び、諏訪野と裕也をワトソン扱いする変わり者。総合診療科に病名不明の患者・工藤香織(堀田真由)がやってくる。香織はコーヒーを飲んだ直後倒れ、原因不明で総合診療科にやってきたのだった。さらに駆けつけた香織の母・佳代(加藤貴子)は裕也が最近通い始めたパン教室の先生だった…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月23日玉森裕太(Kis-My-Ft2)、池田エライザ、矢本悠馬らが研修医を演じるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第4話(10月29日放送)ゲストとして、小手伸也と堀田真由の出演が決定した。本作は、玉森さん演じる研修医・諏訪野良太が毎話、異なった科を舞台に、そこで出会った患者の心に秘めた秘密と嘘をカルテから見破るハートウォーミングミステリー。第4話の舞台は総合診療科。ほかの科で診断がつかなかった患者を専門に診る科だ。小手さんが演じるのは、そこの医師・榊健太郎。優秀な総合診療科医であり、自他ともに認める熱烈なシャーロック・ホームズのファンという役どころ。そして、その科にやってくる患者が、堀田さん演じる工藤香織。勤務先の商社で大事なプレゼン用の資料を作成中に、プレゼンを競う同期の佐々原から渡されたコーヒーを飲んだ直後、手指の痺れと四肢の脱力に襲われて倒れたものの、脳神経外科や婦人科で調べても原因が分からないため、やってきた病名不明の患者だ。医療モノの作品への出演が続く小手さんは「昨年から麻酔科、外科、そして今回総合診療科と、まるで僕自身が初期臨床研修中みたいな気分でして…先日も医療指導の先生に『手技が手慣れている』と撮影中褒められ、妙な高揚感を覚えました(笑)」と話し、「謎解きに関しては一家言持ってる人物です。サブタイトルに相応しい良質な謎解きを、存分にお楽しみください」とメッセージ。堀田さんは「仕事に対する熱量が人一倍な彼女に隠された謎は一体なんなのか。劇中ではツンとした口調で詰め寄ることが多いですが、撮影では個性豊かな先生方の変化球に笑みが溢れてしまうことも…。とても楽しい雰囲気の中 お芝居をさせていただきました。研修医の先生方と出会い自分自身とどう向き合っていくか、その中で感じることをしっかりと届けられたらなと思います」とコメントしている。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年10月22日女優の高畑淳子が20日、大阪・北区のカンテレ本社で行われた舞台『4000マイルズ~旅立ちの時~』の取材会に登場し、意気込みを語った。2011年にオフ・ブロードウェイにて世界初演、2012年にオビ―賞のベスト・ニュー・アメリカンプレイを受賞、2013年にはピューリッツアー賞の最終候補となり“ヒューマンドラマの傑作”と絶賛された同作。孫と祖母のめぐり逢いを描いた物語の日本初演版に高畑、岡本圭人、森川葵、瀬戸さおりの4人で挑む。高畑が演じるヴェラの年齢設定は91歳。実年齢よりはるか上のおばあちゃんを演じることに対して「台本の最初が、まず私が入れ歯をつけるところから始まりますからね(笑)。フガフガしゃべりながら補聴器もつけて……。おばあちゃん役なので、地毛を白髪にしているんですけど、さすがに歯を抜いて入れ歯にはできませんので、歯がないときの顔の作り方を練習しています。あとは、背中が丸いほうがいい気がしていて、本番では背中に座布団を入れようかなと思っています」と語り、自身初となる“91歳のおばあちゃん役”の役作り方法を明かした。孫役・岡本の印象を聞かれると「読み合わせで集まった時には、もうすでに小さい手帳に細かい字でびっしりと調べものをしていましたね!」と舞台への姿勢を明かし、「読み合わせが終わってから『アメリカの左から右までってどのぐらいの距離なんだろうね~?』と呑気に聞いたら『……4000マイルですよ』って言われちゃった(笑)」と息のあったエピソードを披露した。高畑は10月から始まった連続テレビ小説『舞いあがれ!』で演じる五島列島に住むおばあちゃん・祥子役でも話題だが、“朝ドラ”と“舞台”2つの場所で演じる“おばあちゃん”を比較して「朝ドラのおばあちゃんは多くを語らないけど孫に自分の考えをしっかりと伝えるタイプ。でもヴェラは逆に孫とたくさん語り、一緒に悩み、怒り、考える、とにかく人間臭さがありますね」とヴェラの魅力を語り、続けて「おばあちゃん役って面白いキャラが多いんですよ! しかも『おばあちゃん×若者』の作品は名作が多いですし。例えば『ハロルドとモード』とか『6週間のダンスレッスン』とか……。でも、そういう時の“おばあちゃん役”って草笛光子さんか、黒柳徹子さん。今回の舞台がうまくいったら、そろそろ“おばあちゃん役”の市場が回ってくるのかな……なんて(笑)」とアピールする一幕も。最後に、舞台を楽しみにしているお客さんへ「孫・レオは“羽”にケガをして休めたくて遠くからやってきた。それを何も聞かないで休めさせてあげるのが祖母・ヴェラ。今の時代、自分の“羽”が飛びにくくて悩んでいる若者は多いと思いますので、何がきっかけでもいいので興味を持って観にきてくれたらうれしいです。そして、できれば『お年寄り×若者』で観に来てもらえたらいいのかなと思います。観た後にレオとヴェラのように語らってほしいです。年齢も考え方も違う2人が思い合う姿を観たら、『人を想うってこんなことなのかな?』と思わずにいられない、心が温まる作品です」とメッセージを送った。舞台『4000マイルズ~旅立ちの時~』は、12月12日~28日に東京・シアタークリエで、2023年1月7日~9日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、その後、愛知・香川でも上演される。
2022年10月21日「Kis-My-Ft2」玉森裕太が研修医を演じる「祈りのカルテ」の2話が10月15日オンエア。主演の玉森さんに「玉ちゃんめっちゃ走るね」「走り方が格好良くなってる」など、その“走り”に注目するコメントがSNSに多数寄せられている。本作は現役医師の人気作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破ベストセラーの映像化作品。人の表情を読むことが抜群に上手いが、知識も技術も浅い研修医が、1話ごとに変わる研修先の診療科で、医者として成長しながら患者たちと真摯に向き合って、心の謎をカルテから解き明かすハートウォーミングミステリーとなる。医者としての自分の適性がわからず悩みながらも、それぞれの科での研修において、患者に誰よりも寄り添い真っ直ぐに立ち向かう、純正医科大学附属病院1年目の研修医・諏訪野良太役で玉森さんが主演。また諏訪野の同期・曽根田みどりに池田エライザ。冴木裕也に矢本悠馬。牧村康雄に濱津隆之。橘麻友に堀未央奈。谷川聖人にYU。純正医科大学附属病院に入院している少女の四十住沙智に豊嶋花。諏訪野が担当した患者・広瀬秀太に原田泰造。研修医たちを常に優しく見守る精神科医・立石聡美に松雪泰子。外科医として卓越した技術を持つ裕也の父・真也に椎名桔平といった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。諏訪野は新たな研修先の外科で冴木とともに、胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三(伊武雅刀)に手術の説明をする。近藤のガンは内視鏡手術で完治すると告げると、近藤も前向きな姿勢を見せるのだが、その後突如「手術をやめる」と言い出す。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は「これは癌じゃないからです」は答える。院内で怪しげな民間療法に影響されたのでは、といった声も上がるなか、諏訪野は近藤がアタッシュケースを持った男性と話す姿を目撃する。一方、近藤が今度は開腹手術を要求してくる。その後、近藤と同室の患者、若宮(前原滉)の話で、アタッシュケースを持った男性は保険会社の人間だという。実は近藤が加入していた保険では粘膜内のガンはガンと定義されず、保険金が支払われないため、近藤としては80歳の誕生日までにガンがどこまで進んでるか確定しないといけない事情を抱えていた…というのが今回のストーリー。冒頭で手術が終わり冴木から「糸結びよろしく」と言われた諏訪野だが、「僕がですか…?」と思わず動揺。結局できなくて代わってもらうことに。しかしラストでは近藤の縫合を担当する…そんな諏訪野に「最後の糸結びを自ら志願する諏訪野先生かっこいい」「諏訪野先生、糸結びできて良かった 練習たくさんしたのかな」「心を込めて大切に結んでおられた…表情を見てそう感じました」などの声が。また「玉ちゃんめっちゃ走るね笑」「ほんとに沢山走るなこのドラマ」といった声とともに「玉ちゃん走り方上達しました?笑」「ぜったい玉ちゃん走り方良くなったよね?(笑)」「玉ちゃんの走り方が格好良くなってる気がする!」など、玉森さんの“走り”に注目したコメントも寄せられている。【第3話あらすじ】産婦人科で研修を受ける諏訪野。そこに切迫早産の患者・小野文香(矢田亜希子)が運ばれてくる。翌日、文香の病室に夫・正和(森田甘路)が駆け付けるが、文香は「離婚したんです、私たち」と言い、正和に「あなたとは何の関係もない」と冷たく言い放つ。するとそこにスーツ姿の男・岡田俊一(内藤秀一郎)が現れ「文香さんと交際している岡田と申します」と口にし…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月16日「Kis-My-Ft2」玉森裕太主演「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」が10月8日スタート。患者に寄り添う主人公を演じる玉森さんの演技に「泣きの演技は毎回圧倒される」「涙の演技がとても良かった。物語の余韻が残る」などの声が寄せられている。現役医師にして作家の知念実希人による、シリーズ累計18万部突破のベストセラーをドラマ化する本作。“カルテには患者の全てが隠されている”――。人の表情を読むことが抜群に上手いが、知識も技術も浅い研修医が、1話ごとに変わる研修先の診療科で、医者として成長しながら患者たちと真摯に向き合って、心の謎をカルテから解き明かすハートウォーミングミステリーが展開する。純正医科大学附属病院1年目の研修医で、人当たりがよく、空気を読むことに天才的に長けている諏訪野良太を玉森さんが演じるほか、諏訪野の同期一優秀でプライドが高く気も強いが、患者への接し方に悩んでいる曽根田みどりに池田エライザ。純正医科大学附属病院の外科医・冴木真也の息子で、父親に対するコンプレックスを抱えている冴木裕也に矢本悠馬。保育士として働いていたが、子供たちの病気を自分の手で治したいと思い一浪して医学部に入った牧村康雄に濱津隆之。父が病院長で、優秀な医者を見つけて結婚し婿養子にしようと思っている橘麻友に堀未央奈。幼い頃から頭が良く育ちも良いエリートで、裕也たちの態度を見るとついイラついてしまう谷川聖人にYU。12歳の頃に腎炎を発症して以来、純正医科大学附属病院に入院と通院を繰り返している四十住沙智に豊嶋花。諏訪野がたまたま担当したことで何かと諏訪野を気にかける広瀬秀太に原田泰造。とても優秀な精神科医で研修医たちを常に優しく見守る立石聡美に松雪泰子。外科医として卓越した技術を持つ冴木真也に椎名桔平といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は精神科で研修することになった諏訪野が、山野瑠香(仁村紗和)を担当することに。彼女は「睡眠薬をいっぱい飲んだ」と自ら119番通報して搬送されてきた患者で、2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返していた。諏訪野は瑠香の左腕のタバコのヤケドの跡が“アキラ”という文字になっていることに気付く。それは瑠香の元夫の名だった。諏訪野はカルテから瑠香が元夫からDVを受けていることを見抜く…というストーリー展開。瑠香に対し警察に保護してもらうよう、涙を流しながら説得する諏訪野…その姿に「玉森くんの泣きの演技は毎回圧倒される......」「玉森くんのお芝居と涙が自然すぎた…」「玉森さんの涙の演技がとても良かった。物語の余韻が残る」などの声がSNSにあふれる。また瑠香の様子を心配する諏訪野に「もし君が精神科に来たら5年以内に診察を受ける側に回る」と指摘、人の気持ちに寄り添い過ぎることの危険性を説いたうえで、「自分がいいと思ったことをやってみなさい。ケツは拭ってあげるから」と告げる聡美にも「立石先生みたいな上司の元で働きたかったなぁ」「諏訪野先生のことよく観てくれてアドバイスもくれて良い先生」「立石Dr.は上司になって欲しいランキングかなり上位」といった声が上がっている。【第2話あらすじ】諏訪野の新たな研修先は外科。諏訪野と指導医の冴木は胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三(伊武雅刀)に手術の説明をする。冴木の説明で内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる近藤だったが、突然「手術をやめる」と言い出す。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は一言「これは癌じゃないからです」と口にし…。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月09日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が出演する、ネイチャーラボ・ラボンの新CM「おなじ香りになっていく」編、「ラボントゥザムーン」編が、30日より放送される。新CM「おなじ香りになっていく」編は、玉森演じる彼と、一緒に洗濯物をたたむ日常をホームビデオに収めた同棲生活がイメージできる映像。玉森が、彼女から洗濯物を投げられて「なんで(笑)」とじゃれ合うように笑う、恋人感あふれる笑顔が映る。「ラボントゥザムーン」編は、玉森の隣で目が覚める気分を味わえるようなCM。玉森が「なんかすっごいいい夢見た気がする」と横に寝そべる彼女に優しくつぶやき、彼氏感のある表情を見せる。
2022年09月28日現役医師で作家の知念実希人の小説をドラマ化する、「Kis-My-Ft2」玉森裕太主演の「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」より、温かくも爽やかなポスタービジュアルが公開された。本作は、玉森さん演じる主人公の研修医・諏訪野良太が毎話、異なった科を舞台に、そこで出会った患者の心に秘めた秘密と嘘をカルテから見破るハートウォーミングミステリー。完成したポスターは、「カルテを読んで、顔色読んで、心まで読む!?ちょっと変わった研修医だけど、私にとっては名医でした」というコピーの通り、各エピソードで諏訪野が向き合うことになる様々なワケあり患者たちが、退院していく際の目線をイメージしてデザイン。患者が振り返ると、諏訪野や同期のみどり(池田エライザ)と裕也(矢本悠馬)という研修医に加えて、冴木(椎名桔平)、立石(松雪泰子)という指導医も患者の旅立ちをそれぞれ優しく祝福している。ポスターは9月29日より、汐留日テレタワー地下2階エスカレーター横に掲出開始となる。なお、公式サイトもバージョンアップされ、本編映像がつまったPR映像も公開中だ。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」は10月8日(土)22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年09月23日小関裕太主演、いま最も熱い劇団「ダウ90000」出演の連続ショートドラマ「今日、ドイツ村は光らない」が、10月5日(水)よりHuluにて見放題独占配信されることになった。本作の舞台は、イルミネーションを最大の目玉とする東京ドイツ村。イルミネーションが始まる前日、いわば1年で“最も暇な1日”。そこにやって来た1台のフードワゴンと、そこに並ぶ6人の男女と従業員2名。9人の男女が抱えるややこしい事情が絡まり合い、“もっとも素敵な1日”を紡ぎ出す。本作は、Huluが手掛けるショートドラマシリーズ3部作の第1弾(第2弾と第3弾は近日発表予定)。1話5分のショートドラマで、まず5つのエピソードの配信を開始し、毎週水曜日0時に2~3エピソードずつ追加配信していく予定。また、セレクトした4エピソードを日本テレビで放送することも決定している。劇団「ダウ90000」(蓮見翔、忽那文香、園田祥太、道上珠妃、中島百依子、飯原僚也、吉原怜那、上原佑太)はM-1グランプリ2021で準々決勝進出、第43回ABCお笑いグランプリ決勝進出を果たした、結成2年、平均年齢23歳の8人組。今回地上波連続ドラマに初出演し、主演の小関さんと生み出す化学反応と独特な世界観で見るものを魅了する。小関さんは「ダウ90000」と本作について、「動画を拝見するとリアルで面白い“いわゆるお笑い”というより、『あるある』と思わされるリアルさの中に詰め込まれた面白さ。絶妙で素敵でした。僕にとって挑戦的な企画でしたが、知ってみたいという一心から参加させていただきたいと思いました」とコメント。「皆さんと共演して、刺激的でした。公演の動画を事前に拝見していた為、撮影当日、皆さんの間に自分が交わったとき、まるで見ていたドラマの中に入り込んだような感覚になりました」とふり返る。小関裕太そして「シュールで、でもどこかリアルで、いるいる・あるあるが短い中にもぎっしり詰まっています。15話見終わった後に1話から見直すときっと発見続きのコメディです」と自ら太鼓判を押す。また、脚本も手掛けた「ダウ90000」の蓮見翔は「自分が書いた世界が現場で実現していくことの違和感が完成が近づくにつれて嬉しさに変わっていき、ドラマを作る楽しさに気づけた気がしています」とコメント、小関さんについて「常にやさしくやりやすい雰囲気で共演していただきました」と明かしている。「今日、ドイツ村は光らない」は10月5日(水)初回は5エピソードをHuluにて配信予定、以降毎週水曜日0時より2~3エピソードずつ配信(全15話)。地上波では毎週土曜14時50分頃から厳選の1話を日本テレビにて放送(関東ローカル/全4回)。(※初回10月8日は13時50分頃から放送)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月22日俳優の小関裕太さんが、『イッタラ展フィンランドガラスのきらめき』の展覧会ナビゲーター&音声ガイドに就任。フィンランドの旅をきっかけに、イッタラと出会ったという小関さん。今回、音声ガイドの収録を終えた小関さんに、イッタラやアートの魅力などについて語っていただきました!小関裕太さんがナビゲーター!小関裕太さん【女子的アートナビ】vol. 257渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで9月17日からはじまる『イッタラ展フィンランドガラスのきらめき』では、フィンランドを代表するブランド「イッタラ」のガラス作品を中心に、陶器、磁器、映像やインスタレーション作品など約450点を展示。140年の歴史をもつイッタラの美しい作品を通して、フィンランドのデザインや文化、ライフスタイルに触れることができる展覧会です。本展のナビゲーターと音声ガイドを務めるのは、俳優の小関裕太さん。イッタラにお詳しい小関さんに、作品やアートの魅力について語っていただきました。小関さんにインタビュー!――音声ガイドの収録、いかがでしたか。収録で意識されたことがあれば教えてください。小関さん僕自身がイッタラのガラス製品やデザインに元気をもらったり、日常的にすぐそばで使っていたりするものなので、イッタラ好きの方や、今回はじめてイッタラをご覧になる方にも、より好きになってもらえるようにと意識して収録しました。――特に聴いてほしいポイントありますか。小関さんボーナストラックのような形で、本筋とは別に僕自身が体験したフィンランドのエピソードや好きな部分を語っているところがあります。音声ガイドの専用番号もイッタラにちなんだものになり、遊び心も含まれていますので、楽しみながら聴いていただきたいです。《カンタレリ(アンズタケ)》タピオ・ヴィルカラ、1947年©Design Museum Finland, Photo: Ounamo――実際に見てみたい作品があれば教えてください。小関さん僕は現地に行ったときにけっこう見ているのですけど、今回の展覧会に出される《カンタレリ(アンズタケ)》はまだ見たことがないので、楽しみにしています。このアンズタケというのは、フィンランドで秋の味覚として食されているキノコで、それをガラスで表現しているそうです。イッタラとの出会いは…《アアルト ベース》アルヴァ・アアルト、1936-1937年©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman――小関さんは、2019年にフィンランドを訪れたときにイッタラと出会い、作品に魅了されたそうですね。具体的に、どんな場面でご覧になったのですか。小関さん現地を訪れたときです。デザイナーさんたちがいて、制作しているアトリエがあったのですが、そこでイッタラのガラスを見ました。カラーガラスがたくさんショーケースに詰まっていたのが印象的で、そのきれいさに目を奪われました。――イッタラに出会われたときの感動をひと言でいうと、どんな感じですか。小関さん豊かだな、という感じです。いろいろな色があるなかで、寒色でも温かみを感じたり、インテリアとして生活に溶け込みながらもフォトジェニックな一面があったり。そのときは、まだ実際にイッタラを使ったことがないタイミングでしたので、果たして今買ったところで家に合うのかな、僕に合うのかな、と思いました。その後、日本に帰ってきて、イッタラのグラスを現地でお世話になったコーディネーターの方からいただき、そこからイッタラ製品との関わりが増えていきました。手元にイッタラがあるからには、これに見合った部屋づくりをしたいなと思って、そこからどんどん心が豊かになり、生活が変わっていきました。例えば、クランクアップなど区切りのタイミングでお花をいただく機会が多く、それを飾る花瓶がなかったので安いのを買って使っていたのですけど、花瓶もイッタラを使うようになりました。すると、お花をいただかないときでも自分でお花を買って飾ってみたくなったのです。生活の彩りが増え、同時に心の余裕も増えていくのが実感できました。いい空気を吸いに表参道へ…オイバ・トイッカによる《バード バイ トイッカ》コレクション©Iittala――ご自身でイッタラ製品を少しずつ買い足されているのですか。小関さんはい。少しずつ増えていきました。仕事のなかでいただくものもありますが、息抜きに、いい空気を吸いにイッタラの表参道店に行き、カフェに行ったりグラスを買ったりもします。気づいたら、イッタラが周りにたくさんありました(笑)。――小関さんが持っているなかで、一番のお気に入りの製品は?小関さん先ほどお話した、フィンランドでお世話になった方からいただいた「カルティオ」のグラスです。一色として同じ色がないというコンセプトで、僕のマネージャーさんなど含めて何人かに買ってくださったものです。僕は青と緑が混ざった色のグラスをいただき、色合いがしっくりときました。その方が僕をイメージして買ってくださったのもうれしいですし、感覚的に自分もその色が好きで、これがナンバーワンです。呼吸する間もなく集中したことは…――小関さんは何度かイッタラとコラボして、ご自身が撮影したグラスなどの写真作品を公式インスタ(@Kotobanoamarinaitokoro)にアップされています。物語風の作品もあり、特に鳥の絵が描かれたマグカップが他のカップに恋する場面は本当にステキで、写真なのに短編映画を見ているような気分になりました。小関さんわーうれしいな。ありがとうございます!――あの写真を撮影されているとき、どんなお気持ちだったのですか。小関さん呼吸する間もなく、ずっと集中して撮っていました。スタジオで撮っていたので、そのスタジオの終了時間も迫ってくるような時間との闘いのなか、アイデアもどんどん浮かんでくるので、汗かきながら呼吸止めながらの撮影でした。ほかの写真を撮影するときもそうなのですが、頭をフル回転させているので、めちゃくちゃお腹がすくんです(笑)。体の中が空っぽになり、エネルギーがすっからかんになる。集中しようと思わなくても、勝手に集中してしまうくらい大変だったのですけど、すごく楽しかったですね。――あの写真はやばいです。絶対、イッタラ製品を買いたくなります。小関さんあはは。ありがとうございます。マグカップを手に取ってみたいと思ってもらえたら、うれしいですね。カップを使ったとき、僕のつくったエピソードや物語を思い出すタイミングがあるような写真作品をつくりたいと考えていました。イッタラのお店に行ったとき、「あ、あれだ」と思ってもらえたらうれしいです。アートとは…《ルーツ》コレクション、ロナン&エルワン・ブルレック、2015年©Ronan and Erwan Bouroullec――小関さんは、最近アートの番組にも何度か出られています。昔からアートがお好きとのことですが、小関さんにとってアートとはどんな存在ですか。小関さん豊かにしてくれるものです。最終的には「人によって違う捉え方でいい」というのがアートでステキだなと思うポイントです。自分で思っていたことが合っているのかな、とネガティブになる必要はないと思います。また、年齢によってアートの捉え方は違うし、これから出会うものでまた捉え方も変わっていき、進化があるものだと思います。例えば、ゴッホのひまわりの絵でも、小さいころは自宅に飾ってあったプリントの絵を見ても「母親が好きなんだな」と思った程度でした。でも今、実際に美術館で本物を見ると「パワーあるな」とか「この凹凸感がすごいな」とか発見がどんどんあります。この先も新しい発見があると思いますし、そんなところがアートの魅力です。ぜひ、きらめきの世界へ!――最後に、展覧会を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。小関さんイッタラを今回はじめて知った方には、こんな豊かなバリエーションの作品があるんだと知っていただきたいです。触れ合うと欲しくなりますし、自分の家にあったらどんな生活になるのだろうとイメージしていただけると思います。また、すでに知っていた方も、イッタラの140年の軌跡に触れることで、一歩踏み込んだところに行ける展覧会だと思います。ガラスの不思議さや、さまざまな色合いを出すのも実はすごく大変なんだということが音声ガイドを聴いていただけるとわかります。その世界に触れたあと、家に戻ってイッタラ製品を使うと、また味わいがひとつ変わると思います。作品を見る味わいもそうですし、イッタラで飲む水の味わいもちょっと変わるのではないかなと思うので、ぜひガラスのきらめきの世界に踏み込んでいただけたらと思います。――ありがとうございました!インタビューを終えて…イッタラ愛にあふれていた小関さん。写真やアートにもお詳しく、ステキなお話を聞かせてくれました。インタビューの最後に「好きな絵」をお聞きしてみたところ、マグリットの絵が好きで、すでに小学生のときに彼の作品を部屋に飾っていたとのこと。奇妙で不思議でちょっとグロテスクな世界に魅かれる子どもだったそうで、そんな一面もまた魅力的でした。小関さんの愛が詰まった音声ガイドを聴きながら、ぜひイッタラの世界を楽しんでみてください。Information会期:2022年9月17日(土)~11月10日(木)※9月27日(火)休館会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合がございます。※本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。※最新情報などの詳細は展覧会HPをご覧ください。入館料:当日券一般 ¥1,700、大学・高校生 ¥1,000、中学生・小学生¥700【衣装協力】ATTACHMENT(Sakas PR)/ ZUCCa(A-net Inc.)撮影 : 山本倫子(小関裕太)
2022年09月14日