説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「高速道路の地下トンネルでも快適にiPhoneは使える?」という質問に答えます。***すべての路線ではありませんが、首都高速道路などで新設の地下トンネルには、通行中でも携帯電話による通話/データ通信を可能にするための通信設備が用意されています。2015年3月7日に開通予定の山手トンネルは、大井ジャンクションと大橋ジャンクションをつなぐ9.4キロの全区間で、主要3キャリアの電波を受信することが可能です。つまり、iPhoneで通話しながら、WEBブラウジングなどデータ通信を使いつつ、長い地下トンネルを通過できます。電波が届きにくい場所での通信を可能にする技術としては、「漏えい同軸ケーブル(LCX)」がよく利用されます。小型基地局を設置することもひとつの方法ですが、トンネルのように距離が長く基地局の設置がむずかしい場所には漏えい同軸ケーブルが適しています。山手トンネルにかぎらず、東京メトロなどの地下鉄トンネル区間内でも漏えい同軸ケーブルが活用されていますし、携帯電話が普及する以前からラジオの放送波を流す目的で利用されています。漏えい同軸ケーブルはその名のとおり、伝送しつつ信号を周囲に"漏らす"ことが特徴です。「スロット」と呼ばれる孔がところどころにあり、そこから携帯電話の電波が漏れ出すことで、音声通話やデータ通信が可能になります。漏えい同軸ケーブルが設置されたトンネルであれば、ケーブルから離れすぎないかぎり、iPhoneを含む携帯電話が利用できるというわけです。快適に使えるかどうかという点については、山手トンネル内を歩いて見学できるイベントに参加し、au/KDDI回線のみで試したかぎりでは、じゅうぶん快適でした。トンネル入口から1kmほどのイベント実施区間だけでいえば、ほぼ「●5つ」の状態でした。FacebookやTwitterへの投稿も試しましたが、至ってスムーズ。実際にはクルマで走行中に(助手席か後席で)利用することになりますが、問題はなさそうです。なお、3回ほどフィールドテストを実行したところ、いずれも掴んだ電波はLTE/800MHz帯、帯域幅は10MHzでした。
2015年03月05日Infineon Technologiesは、車載用高速スイッチングアプリケーションで最高クラスの効率性を実現できる電気自動車(EV)/ハイブリッド自動車(HEV)向け650V版IGBTファミリ「TRENCHSTOP 5 AUTO」を発表した。同ファミリは、従来の車載用IGBT比で阻止電圧が50V高く、同社の薄ウェハ技術「TRENCHSTOP 5」により、最高クラスの効率性評価を達成したとする。これにより既存の先端技術と比べた場合でも、飽和電圧(VCE(sat))は200mV削減し、スイッチング損失は半分に、ゲート電荷は2.5分の1に削減され、スイッチング損失と伝導損失が抑えられることで、代替技術よりも低いジャンクション温度とケース温度への対応が可能となり、デバイスの信頼性が増すだけでなく、冷却の必要性も最小限で済むようになるという。同ファミリ製品の定格電流は40Aまたは50Aで、単一のディスクリートIGBTデバイスか、同社の超高速「Rapid」シリコンダイオードとの1パッケージ形式で提供される。いずれの場合でも、設計時の最優先基準が、最適なスイッチング速度であるか、最高の効率性であるかに応じて、「H5 HighSpeed」と「F5 HighSpeed FAST」の2種類の派生製品を選択可能だという。なお、同ファミリは、すでにTO-247パッケージにて、エンジニアリングサンプルの提供を開始しており、量産は2015年3月に開始される予定だという。
2015年03月04日埼玉高速鉄道、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの4社は、埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅~浦和美園駅」区間のトンネル内において、13日より、携帯電話サービスの提供を開始する。携帯サービスの提供により、駅構内だけではなく、各駅間のトンネル内でも携帯電話の利用が可能になる。サービス開始は13日の午前10時を予定。
2015年02月09日中日本エクシスは、東名高速道路 EXPASA 海老名(上り)において、新千歳空港にある「キャラメルキッチン」の商品の販売を開始した。「キャラメルキッチン」は、北海道・新千歳空港にある江崎グリコのキャラメル菓子専門店。ホームメイドをコンセプトに、キャラメルを原料・製法にこだわった北海道スイーツに仕上げている。現在は新千歳空港のほか、1日20セット限定でグリコダイレクトショップで販売している。今回、同店の商品を東名高速道路 EXPASA 海老名(上り)で開催中の「北海道物産展 新千歳空港ターミナルビル 北海道ショールーム(海老名SA出張所)」において3月1日まで期間限定で販売する。販売している商品は、店内の銅窯で北海道産生クリームなど原料を炊き上げ、焙煎(ばいせん)したアーモンドを加えた「ホームメイドキャラメル アーモンド」(864円)や、バター風味のビスケットにこだわりのキャラメル生地をかさね合わせた「キャラメルビスケット」(960円)など。※価格はすべて税込
2015年02月07日サインウェーブはこのたび、大量のデータから欲しいデータを即座に取り出せるシンプルな高速解析支援ツールである「解析ブースター」の代理店販売を開始した。同ツールは、高速屋が提供する、データベース構築の必要がない高速解析支援ツール。価格は、エントリー版が24万円(税別)、スタンダード版が90万円(税別)で、どちらも別途年間保守契約がある。
2015年02月02日悪質な自転車の運転者に対し、安全講習の受講を義務づけた改正道路交通法の施行令が1月20日、閣議決定された。改正道路交通法では酒酔い運転や信号無視など計14項目の違反を「危険行為」と定め、3年以内に2回以上摘発された違反者へ講習を義務化し、受講をしなかった場合には5万円以下の罰金を科す見通しだ。警察庁によると、2008年から2013年までの都内・全国における自転車事故は徐々に減ってはいるものの、2013年における自転車事故数(死傷者数)は都内で1万4,049件、全国で11万9,929件など依然として多い。今回定められた14項目の悪質運転危険行為は以下の通り。信号無視通行禁止違反歩行者専用道での徐行違反など通行区分違反路側帯の歩行者妨害遮断機が下りた踏切への立ち入り交差点での優先道路通行車の妨害など交差点での右折車優先妨害など環状交差点での安全進行義務違反など一時停止違反歩道での歩行者妨害ブレーキのない自転車運転酒酔い運転携帯電話を使用しながら運転し事故を起こしたケースなどの安全運転義務違反
2015年01月20日ナビタイムジャパンは、阪神高速道路にて「安全、安心で快適な走行を支援する情報配信実験(プロジェクト名:Project Z NAVI de HANSHIN!)」を12月17日より実施すると発表した。Project Z NAVI de HANSHIN!は、ドライバーの"安全・安心"で"快適な"走行を支援するための情報をわかりやすく配信する取組み。ナビタイムジャパンが国土交通省国土技術政策総合研究所、ゼンリン、ゼンリンデータコム、一般財団法人日本デジタル道路地図協会、阪神高速道路、本田技研工業とともに実施するもの。本実験の第1弾として、平成24年度に、阪神高速道路に関する「交通事故多発地点情報」「分合流部における安全運転に関する情報」「工事予定情報」の3種類の情報を阪神高速道路の一部路線を対象にナビタイムが提供するスマートフォン向けのカーナビアプリケーションにより配信した。今回の実験では、実施エリアを阪神高速道路全路線に拡大して実施。平成24年度と同様の情報について、ナビタイムが提供するアプリケーションに加え、ゼンリンデータコムが用意するWebサイトを用いる。本実験を通じ、ドライバーの安全・安心、快適な走行をサポートする情報配信の効果、「道路の区間ID方式」の利用による情報流通効果を検証するとのこと。なおナビタイムジャパンでは、本実験にご協力いただける参加者(実験モニター)を随時募集している。詳細は本実験の案内ページで確認できる。
2014年12月19日UQコミュニケーションズは3日、東京臨海高速鉄道りんかい線の「国際展示場駅」、「新木場駅」において、高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」の提供を開始した。「WiMAX 2+」は、下り最大速度110Mbpsのモバイル通信サービス。これまで同社では、東京臨海高速鉄道りんかい線において、WiMAXを提供していたが、新たにWiMAX 2+を提供することとなった。「国際展示場駅」、「新木場駅」を皮切りとして、順次全駅へと拡大していくという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月04日マツダはこのほど、警察用パトロールカーとして架装した「CX-5」を、広島県警察本部交通部高速道路交通警察隊(広島県警高速隊)に2台提供したと発表した。今回の車両提供は、2014年度末に予定されている中国横断自動車道尾道松江線の全線開通など、年々高速道路が延伸する中で、冬期の厳しい気象環境下での高速道路における交通警察活動用のモニター車両として提供したもの。シビアコンディション下でのクルマの走行性能をモニタリングすることで、より安全で耐久性のあるクルマづくりに役立てていきたいとしている。提供される「CX-5」は、厳しい使用環境を踏まえ、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」と4輪駆動(4WD)システムを搭載したモデルに。「SKYACTIV-D 2.2」は低速から高速までのスムーズなレスポンスと力強い走りに加え、JC08モードで18.0km/リットル(4WD車)の燃費性能や、ポスト新長期規制に適合した環境性能を実現しており、高速道路における長距離走行に適している。「CX-5」の4WDシステムは、ドライバーには感じ取れないほどわずかなタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、その変化に応じてクルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールする機能を搭載。冬期の厳しい気象環境下においても、安定した走りを保つことができるという。
2014年11月30日サイオステクノロジーは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと共同で、SQL Serverとフラッシュ・ストレージを用いた低コスト・高速・高可用性サーバの構築に関するセミナーを11月14日に開催する。セミナーでは、「フラッシュ・ストレージの動向とioMemory製品」「Haswellプロセッサ搭載のSystem x製品の最新情報と、フラッシュ・ストレージの実機による効果」「フラッシュ・ストレージを使用した高速データベースサーバの可用性を向上する方法」について講演が行われる。具体的には、「IBM System x3650」+「 ioDriveによる高速データベースサーバ」のHAクラスターシステムを、「Windows Server フェールオーバー クラスタリング」+「DataKeeper」によって、非共有ディスク構成の高速HAクラスターシステムとして構築する方法が紹介される。加えて、Windows 2012からサポートされたSQL Server Always On可用性グループ機能を用いたクラスターシステムとの性能比較を行った実測データに関する解説も行われる。概要は以下のとおり。開催日時: 2014年11月14日(金)14:30-17:20(受付開始 14:00)開催場所:レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 秋葉原本社セミナールーム定員:35名受講対象:System xを取り扱っているビジネス・パートナーのエンジニア申し込みはWebサイトから行うことができ、参加者はサイオスの 「LifeKeeper/DataKeeper 有償テクニカルトレーニング」(5万円相当)を無償で受講可能なクーポンがもらえる。
2014年11月06日大阪市建設局は、「御堂筋の道路空間再編について(案)」について多くの市民から意見を集めるため、パブリック・コメント(意見公募)を受け付けている。受付期間は11月14日まで。○御堂筋南側には自転車専用レーンを設置御堂筋は、平成26年に建設から77周年を迎えた大阪市のメインストリート。市の南北幹線の基軸として機能しているが、建設当時とは社会情勢が大きく変わり、人々の行動形態や周辺の状況も変化している。社会の変化や時代の要請に対応する道路とすべく、道路空間再編について関係機関との協議や社会実験などを実施しながら検討を進めてきた。このほど、御堂筋の道路空間再編に向けた大阪市としての基本的な考え方などをとりまとめた「御堂筋の道路空間再編について(案)」が完成した。再編案は、シャンゼリゼ通り(フランス、パリ)やオーチャード・ロード(シンガポール)など、海外におけるシンボルロードを参考に構想している。御堂筋の自動車交通量は約40年前に比べ約4~5割減少しているが、自転車交通量は増加傾向で、約40年前の約6~7倍と大きく増えているという。そこで、南側(新橋~難波西口間)東西の側道を閉鎖し、車道を6車線から4車線に縮小。その分、歩行者や自転車のための空間を新たに設ける。増加する自転車交通量に対応するため、自転車専用の通行空間も設置。専用道路にして、歩行者と自転車の通行空間の分離を図る。北側(淀屋橋~新橋間)は、南側に比べると自動車の交通量が多く、現時点で側道を閉鎖した場合、本線の渋滞など車の交通に与える影響が大きいと考えられる。そのため、段階的な整備として当面は側道の機能(6車線)を維持したまま道路構造を見直すことで、歩行者と自転車の通行空間の分離を図っていく。将来的には南側と同様、歩行者と自転車の通行空間を分離。最終的には側道を閉鎖し、南側と同じように多機能空間の充実を目指すという。同市では現在、同案についてのパブリック・コメントを募集している。同案の詳細は、大阪市のホームページで見ることができる。同市は、寄せられた意見等を参考にしながら、御堂筋の道路空間再編に取り組んでいくとしている。
2014年10月31日筆まめは24日、Windows向けのPC高速化ソフトウェア「SuperWin Utilities3.1」を発表した。ダウンロード版は、筆まめ公式ECサイトなどで同日先行販売開始。パッケージ版は11月7日に家電量販店などで発売する。価格は税別7,800円。「SuperWin Utilities3.1」は、アプリケーションの起動高速化やデフラグ、メモリや不要ファイル、履歴情報のクリーニングなどが行えるPC高速化ソフトウェア。高速化デフラグソフト「FULL-DISKfighter」、アプリケーションの高速起動化ソフト「eBoostr 4.5」、Android端末のセキュリティ保護アプリ「AVG アンチウイルス PRO for Android」が付属。インターコムが7月まで販売していた「SuperWin Utilities 3」の搭載ソフトを変更したものとなる。対応OSはWindows Vista 7 / 8 / 8.1。製品には専用のガイドブックが付属する。
2014年10月24日西日本鉄道は、夜行高速バス福岡・北九州~東京線「はかた号」に2台の新型車両を導入する。西鉄グループの高速バスでは初めての試みとなる個室型シート(プレミアムシート)を4席設けるなど、これまで以上に快適さを追求した車両だという。プレミアムシートは車両前側の4席で、座席幅50cm、ピッチ135cm。背面マッサージや電動リクライニング、レッグレストに加え、背面ヒーターや座面送風などの充実した機能を備えた本革仕様のシートを採用した。座席と通路の間には従来のカーテンに代わりパーテーションを設置し、完全個室化。除菌・消臭効果に優れた専用空気清浄機も備え付け、くつろぎのプライベート空間を実現する。各席備え付けの専用タブレット端末を車内Wi-Fiに接続すれば、インターネットや電子書籍の閲覧も可能だという。車両中間は機能性に優れたビジネスシート(16席)、最後列は女性専用のビジネスシート(4席)。いずれの席もコンセント付で、車内Wi-Fiも全席で無料で使用できる。運賃は、基準となるビジネスシートが1万2,000~1万5,000円。女性専用ビジネスシートは1,000円引き、プレミアムシートは5,000円増となる。
2014年10月24日JAFはこのたび、高速道路の料金制度やネットワークのあり方、および道路を賢く使う取り組み等についての検討が行われる国土交通省の社会資本整備審議会 道路分科会 第14回国土幹線道路部会ヒアリングに出席し、自動車ユーザーの立場から下記の提言を行ったと発表した。我が国の経済分野においてサービス産業の比率が高まる中、人の流れを活発化することが一層重要となってきている。 特に自家用車交通は、観光における旅行利用交通機関で最大のものであり、人の流れを地方の隅々へと向ける特色があり、都市への一極集中を解決する極めて重要な役割を担っている。高速道路はその基幹的なネットワークと位置付けられる。一方、レジャー、観光の分野では、グローバル化が進展し、競争の激化は一層進んできている。今夏JAFが実施した「ドライブ旅行に関するアンケート」においては、ドライブ費用の中で負担に感じるものとして、実に76.2%のドライバーが「高速道路・有料道路の通行料」を挙げている。また、JAFが別途実施した「高速道路に関するアンケート」では、高速道路の利便性向上がどのような地域活性化につながるかとの質問に対しては、「観光やレジャーで地方を訪れる人が増える」との回答が圧倒的であった。実際、過去には高速道路料金を下げた場合に利用者は増えている。最近は、高速道路料金の割引見直しに加え、ガソリン価格の上昇、自動車保険料の引き上げ等により自動車ユーザーの負担はこれまで以上に大きくなっている。このような状況において高速道路料金が高いまま維持されれば、自動車が必需品である地域の観光に重大な影響を与え、都市部から地方への人の流れを阻害することになり、今後の地方創生にも大きな障害となると考えるという。○提言事項高速道路の利用促進のため、料金割引等の施策を図るべき自動車ユーザーは高速道路料金を高いと感じており、かつ負担に感じている高速道路の利用促進を図ることで地域活性化(地方創生)が期待できるもともと諸外国と比較して通行料金の設定が高い時間距離・価格距離の比較でドライブ旅行は、例えばLCC(ローコストキャリア)に対して競争力を失いつつある料金制度の根拠をわかりやすく理解できるようにし、積極的な情報の発信を図るべき料金割引の見直しが行われたこと等、料金制度に関する情報の認知度が低い自動車ユーザーは料金設定に敏感であるユーザーが理解しやすく、納得できる料金体系の構築が必要「道路を賢く使う」取り組みを推進するべき道路側の渋滞緩和策…路肩の走行車線への転用については、今後も安全に配慮しつつ推進するべき車両側の渋滞緩和策…先進技術の積極的活用を推進するべきJAFではACC(車両前方に装備されたレーダーやカメラを用いて先行車との車間距離を一定に保つように速度を制御し(追従機能)、先行車がいない場合は設定した速度を維持して走行する(定速走行機能)装置)の積極的な活用推進を呼びかけている。JAFは、道路利用者としての自動車ユーザーの声が道路行政や施策に反映されるよう、今後も積極的な提言活動を行っていくとしている。
2014年10月17日常磐自動車道開通記念サイクリング実行委員会は11月30日、常磐自動車道開通記念サイクリングを開催する。○90kmと30kmの2つのコース常磐自動車道は、起点を東京都、終点を宮城県仙台市とする高速道路(高規格幹線道路)。同イベントは、未開通区間だった浪江IC~山元ICが12月6日に開通することを記念して実施し、開通に先駆けてできたばかりの高速道路を自転車で走行する。ゲストとして、ブリヂストンANCHORの椿大志選手、寺崎武郎選手を迎える。ロングコースは新地ICをスタート後、パレード走行。山元町山寺を折り返し、~新地IC~相馬IC~南相馬ICを通り、押釜地域を折り返して新地ICに戻る約90kmのコース。ショートコースは約30kmで、新地ICをスタートし、山元町山寺を折り返して再び新地ICに戻る。参加費は、ロングコース5,000円、ショートコースは1,500円。申し込みは10月19日から、スポーツエントリーで受け付ける。イベント詳細は、常磐自動車道開通記念サイクリング公式サイトで案内している。
2014年10月16日携帯電話のネットワークが高速化している。理論値ではあるが、下り速度は最大で150Mbpsに達し、固定の光回線並みの速度となっている。海外では200Mbps強のサービスも開始され始めており、携帯ネットワークがどんどん高速化している。今年の夏モデルから、KDDIが開始した「キャリアアグリゲーション(以下、CA)」も、携帯ネットワークの高速化技術だ。その技術の特徴を簡単に紹介する。○キャリアアグリゲーションってどんな技術?キャリアアグリゲーションは、携帯電話関連の規格を策定している「3GPP」が定めた広帯域通信のための仕様だ。もともとは現行のLTEの拡張規格である「LTE-Advanced」のための技術だったが、これがLTEでも実現できるようになった。CAは、LTE Rel.10(Release 10)で3GPPの規格として盛り込まれた。この技術は、例えるならば「水の流れるパイプが、今まで1本だったのが2本になり、1つのバケツを満杯にするスピードが上がる」「東名高速道路に加えて新東名高速道路ができたので、同じ目的地に対して一度に走れる車の量が増える」というもの。例えに出したパイプや高速道路は、ここではデータを送信する電波に相当する。LTEの道路の幅(搬送波)は5MHzごとになっており、5MHz幅だと下り最大37.5Mbpsという理論値になる。10MHz幅(2車線)なら75Mbps、15MHz幅なら112.5Mbps、20MHz幅なら150Mbps……といった具合だ。この搬送波が「キャリア」だ。アグリゲーションは「集約」といった意味で、搬送波を集約し、1つの搬送波に見立ててデータを送信する技術、というのがCAとなる。通常、周波数は連続して隣り合ったものを搬送波として利用する。連続した周波数で下り速度150Mbpsを実現するには20MHz分を確保しなければならないが、携帯事業者に割り当てられる周波数は有限で、20MHz幅を確保できるとは限らない。また、LTEの仕様上は20MHz幅までが規定されており、逆に言うと「40MHz幅を使って下り300Mbps」といった使い方は想定されておらず、将来的にさらなる増速化が難しい。CAでは、周波数が連続している必要がない。これまでは「800MHz帯の連続した20MHz幅」といったように、同じ周波数帯である必要があったが、CAでは別の周波数同士を1つの搬送波として見立てることも可能になっている。例えば国内で先行するKDDIは、800MHz帯と2.1GHz帯の2種類、それぞれ10MHz幅ずつをCA用に使い、下り最大150Mbpsを実現している。速度としては、NTTドコモも一部で下り最大150Mbpsサービスを提供しているし、KDDIも同様に下り150Mbpsのエリアがあるが、これは連続した20MHz幅を使っており、CAではない。○周波数利用効率の向上などのメリットもCAは単に高速化するだけでなく、それ以外のメリットもある。複数の周波数を使うため、一方の電波状況が悪化しても、もう一方の通信でカバーできる。速度は落ちるが、1つの周波数での通信よりも安定性の向上が期待できる。2つの周波数のうち、空いている方をユーザーに割り当てると言った効率的な運用も可能になり、周波数利用効率が良くなる、というメリットもあるとされる。通信速度と安定性、利用効率という3点が、CAの主なメリットだ。通信の高速化は、場所によっては劇的な効果があるかもしれないし、時と場所によって変動するものなので、常に高速化・安定化が実現できるとは限らないが、全体としては、これまでよりも通信速度が高速化することが期待できる。さらにCAは、最大5つの搬送波をまとめることができるため、20MHz幅×5=100MHz幅まで利用できる。単純に言えば最大速度750Mbpsが実現できると言うことになる。これに加えて、MIMOの拡張で下り最大1Gbpsを超える速度がターゲットとされているが、ここまでくると規格としてはLTE-Advancedになる。ちなみに、LTE-Advancedでも20MHz幅が基準となっているのは、LTEの仕様にあわせたようだ。KDDIでは、CAのカバーエリアを公表していないが、CA対応は基地局のバージョンアップをする必要があり、順次対応エリアを拡大している。ドコモも年度内にはCAを開始する予定。その後LTE-Advancedへと進化していくことで、携帯の通信速度はギガビットクラスへ拡張されていくことになる。
2014年07月24日JR東海バスとJRバス関東は、東京~名古屋間を結ぶ高速路線バス「東名ハイウェイバス」のダイヤ改正を7月1日に実施する。今回のダイヤ改正では、新東名高速道路経由の直行便「新東名スーパーライナー」を2往復増便し、現行の5往復から7往復に増やす。増便となるのは、東京行の「新東名スーパーライナー32号」(名古屋駅8時30分発)・「新東名スーパーライナー34号」(名古屋駅13時30分発)、名古屋行の「新東名スーパーライナー31号」(東京駅12時30分発)・「新東名スーパーライナー33号」(名古屋駅16時30分発)。その他、金曜日と土休日、休前日、ゴールデンウィーク期間、お盆期間、年末年始などに運行する東京行「東名スーパーライナー5092号」の発車時刻繰上げを実施。現行は名古屋駅8時30分発・東京駅14時25分着で運行しているが、7月1日以降は名古屋駅7時15分発・東京駅13時16分着に繰り上げるとのこと。※写真は本文とは関係ありません。
2014年06月02日IEBlogに記事「IE11 に実装されたさまざまなブラウジング高速化手法を紹介します」が掲載された。IE11で導入された高速処理の手法が解説されており参考になる。しばらくの間はシェアを落とし続けたIEだが、直近1年はシェアを増やすなど人気を取り戻しつつある。短周期リリースになって機能の取り込みが速くなっていることや、セキュリティ対応などで優れた結果を出している影響ではないかとみられる。紹介されている主な技術は次のとおり。自動ページ予測機能ヒント情報を活用したプリロード・プリレンダリング個別リソースのプリフェッチ機能(事前キャッシュ化機能)リソース(バッテリ、プロセッサ、通信帯域)を消費しない高速化技術SPDY/3によるページ読込高速化の実現HTTP/2.0への対応読み込むリソースの優先度設定による読込効率化の実現ユーザが次にアクセスするページを予測する技術には検索エンジンBingでの研究成果などが利用されている。掲載されている記述の多くはIE9およびIE10の段階で導入されたもので、IE11ではさらに洗練されている。特徴的なのはBing事業で得られた成果物をブラウザの開発にフィードバックしている点にあり、消費電力やリソース読込の効率化などに関しては先進的な状況を維持している。
2013年12月10日セイコーインスツル(SII)は、高速データ通信規格LTE/3Gに対応したM2M向け高速無線ルータ「SkyBridge MB-A100(以下、MB-A100)」シリーズを11月より発売することを発表した。用途例は、在庫管理、セキュリティ端末、決済端末、車両運行管理、映像監視、通信機器など。価格はオープン。新製品「MB-A100」は、同社によると国内で初めてLTE/3Gともにプラチナバンドに対応、つながり易く、大容量データの高速通信を少ない遅延で安定して使えるモバイル通信環境を提供する。対応回線はNTTドコモのXi(LTE)で、、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)ネットワークにも対応する。これにより、大容量データ通信が必要とされる映像監視等の分野、高速な通信が求められるオンライン決済におけるシンクライアントシステムのゲートウェイとしての活用など、これからのM2Mの可能性を広げる。また、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/a/n)アクセスポイント機能を備えたことで、普及が広まりつつあるが接続環境が十分整備されてない業務用スマートデバイスに対し、同接続による接続環境を提供することが可能となる。また、WAN回線をLTE/3Gだけでなく、有線WANにも対応させたことで、LTE/3Gネットワークに加え、有線ブロードバンド回線を利用することができ、有線WAN、無線WANそれぞれバックアップ回線として利用することが可能。設置・運用性に関しても配慮し、アンテナ内蔵により、外部アンテナ削減、外部アンテナ引き回しの設置コスト・手間を低減。さらに、豊富な遠隔監視・制御機能を提供することで遠隔地にある多数の装置を容易に管理可能となる。
2013年10月30日内閣府はこのほど、「道路に関する世論調査」の結果を発表した。同調査は、10月4日~14日の期間に調査員による個別面接方式にて行われ、全国の20歳以上の男女1,866人から有効回答を得た。同調査で、将来世代が高速道路を利用するために必要な更新費用を、現在の料金に上乗せすべきと思うか尋ねたところ、63.9%が「上乗せすべきでない」と回答。一方、「上乗せすべき」は21.6%、「わからない」は14.5%だった。男女別に見ると、「上乗せすべきでない」は男性66.9%、女性61.4%と男性の方が高い。年齢別では、「上乗せすべき」は40歳代(26.1%)で、「上乗せすべきでない」は50歳代(70.5%)で、それぞれ高くなっていた。高速道路では、料金割引が実施されている結果、一部区間で渋滞が発生しているが、渋滞と料金との関係についてどのように考えるか聞くと、最も多かったのは「一部区間で渋滞が発生していても、現在の料金を維持すべき」で47.2%。以下、「料金を現在より引上げてでも、渋滞を解消した方がよい」が25.0%、「さらに渋滞が悪化するとしても、料金を現在よりできるだけ引下げる方がよい」が17.0%となった。都市規模別に見た場合、「料金を現在より引上げてでも、渋滞を解消した方がよい」と答えた割合は中都市が最多で27.7%。男女別では、「さらに渋滞が悪化するとしても、料金を現在よりできるだけ引下げる方がよい」としたのは男性20.2%、女性14.2%と男性の方が高かった。高度経済成長期に集中的に整備されてきた橋などの高齢化が今後進んでいくが、これらについて、どのように維持や修繕、更新を行うべきだと思うか質問すると、60.7%が「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め、できるだけ長持ちさせる」と回答。次いで、「補修するよりも積極的に更新(作り直し)を進める」が22.1%、「傷みが大きくなってから補修し、必要に応じて更新(作り直し)を進める」が11.6%となった。車両の大型化に伴う橋・道路の劣化への対応については、「重い車両が走行できる道路を限定して、橋や道路への影響を軽減する」が36.1%、「重い車両が走行できるよう、橋や道路の劣化が発見され次第、その都度費用をかけて補修していく」が31.2%、「重い車両が走行できるよう、費用をかけてより頑丈な橋・道路に作り替える」が21.8%となった。また、今後、どのような分野の道路整備に力を入れてほしいと思うか尋ねたところ、「大地震や津波、大雨、大雪などによる災害に備えた対策」が最も多く55.7%。以下、「すれ違いが困難な狭い道路や急カーブの改良」が49.5%、「歩道の設置や拡幅,段差解消など」が38.3%と続いた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日高速道路の管理運営を行うNEXCO東日本 関東支社と東京湾アクアラインの管理を行う東京湾横断道路は、今年12月に開通15周年を迎える「東京湾アクアライン 海ほたるパーキングエリア(PA)」のリニューアル工事を実施し、12月27日に海のロケーションを一望できる空間「海の見える大回廊」と店舗の一部(海ほたる4階)をオープンする。同施設の新しいキャッチフレーズは、「ロマンチックシップ海ほたる」。海ほたる4階の全面リニューアルにより、海側に「海の見える大回廊」を配し、商業施設を再配置することで、海のロケーションを一望できるパノラマビューを提供できるようになるという。また、通路側にガラス窓を設置し、強風対策や避難誘導の明確化を計るなど、安全面に配慮した構造として生まれ変わる。なお、12月27日には、リニューアルオープンイベントを開催。来春デビュー予定のキッズダンサーグループ「TEMPURA KIDZ(テンプラ キッズ)」を海ほたるリニューアル大使に任命して、ライブなどを開催するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日中日本エクシスは運営する東名高速道路足柄サービスエリアの下り線に11月25日、「あしがら金太郎ラウンジ」をオープンする。このほどオープンする同施設は、サービスエリアでは初の足湯ラウンジとなる。日本各地の名湯やアロマ、薬湯などの足湯12種の他、フィッシュセラピーができる大型の足湯「ドクタートト湯」を設置。ドライブの疲れを癒やせるマッサージチェアや和室の休憩処も用意している。また、時間内なら自由にドリンクが飲めるフリードリンク(180円)も用意。射的や輪投げ遊びができる「遊び処」や駄菓子・ご当地土産を販売する「たび屋」、ボディーケアや足つぼマッサージを受けられる「ほぐし処」もある(有料)。営業時間は7時から19時まで。利用料金は10分間100円。11月25日~29日までの期間はオープンを記念して、毎日先着50名にノベルティをプレゼントする。また期間中は、利用料が通常10分100円のところ、30分間100円で楽しめる。また12月初旬には、足湯につかりながら飲み物やデザートを楽しめる足湯カフェと、キッズラウンジもオープンする予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日先日、高速道路のSAの屋台に並んでいた際、ひと組みのカップルが順番抜かしをして割り込んできました。思わず「割り込まないでください」と言ってしまったのですが、カップルの男性はまったく悪びれる様子もなく「別にいいじゃないっすか」と反論。これはさすがに激怒してしまいました。大人になるとイライラとすることはあっても、激怒することは少なくなった気がしますが、久しぶりに大激怒した気がしましたね。さて、みなさんは最近激怒したことはありますか?マイナビ読者に最近激怒したことは何か、聞いてみました。調査期間:2012/8/2~2012/8/5アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まずは最近激怒したことがあるかどうかを聞いてみました。Q.あなたは最近激怒したことはありますか?はい……144人(14.4%)いいえ……856人(85.6%)14.4%の読者が「最近激怒したことがある」と回答。やはり大人になるとそうそう激怒することはないようですね。次に激怒したと回答した読者に、なぜ激怒したのか聞いてみました。●横入りした人に激怒!台湾で税金の払い戻しの列で待たされていてイライラしていたところ、横入りした日本人と台湾人ガイドがいたので激怒した。日本では他人の目とかを気にしてしまうが、海外だと我慢しなくて済むので思いっきり感情に任せて暴れられる。(29歳/女性)割り込みはホントにイラっとしますよね!●上司に激怒!忙しいことがわかっていながらも適正な人員配置をするなど、まったく手を打たない。一部の人間にしわ寄せがいきすぎている。(29歳/男性)かといって現場で勝手に動くと問題になりますし……これはツライですね。●親子連れに激怒!小学生の子供を連れた夫婦のゆりかもめへの割り込みに怒りました。子供を連れていれば割り込みも許されると思っていたような感じでした。(45歳/男性)その親も子供の前で割り込みをしても平気なのが恐ろしいところですよね。●父親に激怒!言う事がいつもその時々でころころ変わる。(28歳/男性)その時の気分で主張を変えられても困ります。●だんなに激怒!主人が遊びに行く時に、現地まで行ってようやく日を間違えていることに気づいたということがあった。散々、私が「確認したら?」と声をかけていたのに、それをしないで挙げ句に間違えたので。(26歳/女性)これはだんなさんが悪いですね!●子供たちに激怒!毎日毎日注意していることなのに、まったくやめるそぶりも見せない。(40歳/女性)やんちゃな子を持つ親ならではの悩み……。●会社の社長に激怒!ボーナスが出ないことをギリギリまで黙っていた。ボーナスを予定して組んでいた旅行プランとかあったのに……。(33歳/女性)これは社員全員が大激怒ですね!●引率の先生に激怒!職場に社会科見学の中学生たちが来たのですが、引率の先生がまったくやる気というか常識がなく激怒した。こちらに挨拶もないとかどういうこと!?(30歳/男性)先生というのは生徒の模範となるべき存在なんですけどね……。●野菜泥棒に激怒!唯一のスイカがやっと収穫できそうな大きさにまで育ったのに、何者かに盗まれた……。(26歳/女性)これはヒドイ!●結婚式場に激怒!頼んでいたプランがまったく反映されてなかった!(30歳/女性)一世一代の晴れ舞台が台無しですね……。●彼氏に激怒!元カノと隠れて連絡を取っていた。もう縁は切れたって言っていたのに……。(23歳/女性)よくある話ですが、当人は本当に参りますよね。●JALの再上場に激怒!株主でしたが、もちろん損しました。再上場で政府が儲かるってひどい。株主に損を負わせているのになんか違うような気がします。(50歳/女性)実際、同じように怒ってらっしゃる元株主さんは多いでしょうね。●ゲームに激怒!コンピューターが強すぎてクリアできない!(26歳/男性)いい大人なんだから(笑)いただいた回答の中では、やはり「割り込みに激怒した」というものが一番多く寄せられました。また、会社の上司に激怒したという話もそれに次いで多くいただきました。意外と理不尽なことに毅然(きぜん)と怒りをぶつける人々が多く頼もしい限り。ガマンするよりも、たまにはドカーンと怒った方がすっきりしていいかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月17日首都圏における都市高速道路の建設・管理などを行っている首都高速道路は、11月17日から来年1月14日まで、お台場・東京タワーのイルミネーションを満喫できるキャンペーン「東京100カラットキャンペーンお台場へ行こう!」を実施。キャンペーンにあわせて、12月1日から来年1月6日までの期間、レインボーブリッジを虹色にライトアップする。同キャンペーンでは、パーキングエリアなどに設置されるパンフレット、またはキャンペーンサイトから入手できる「東京100カラットマーク」を提携施設で提示すると、割引などの特典をうけることが可能。また、「おすすめの夜景スポット」をキャンペーンサイトに投稿した人に、抽選でホテル宿泊券や施設の招待券などの賞品が当たるキャンペーンも実施する。なお、12月1日15時から、東京都港区台場の「デックス東京ビーチ3階シーサイドデッキ」で、レインボープレッジ虹色ライトアップの点灯式が行われるとのこと。ライトアップの時間は、日没から24時まで。点灯式などの詳細は、同キャンペーン公式サイトを通じて配信される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日中日本高速道路(NEXCO中日本)は14日、「新東名(静岡県)インパクト調整会議」(会長:国土交通省 中部地方整備局 道路部長)において、新東名高速道路(以下、新東名)開通後の交通状況および整備効果をとりまとめたものを発表した。4月15日~8月31日の期間における御殿場JCT~三ヶ日JCT間の平均旅行速度および平均所要時間について見ると、東名高速道路(以下、東名)は開通前の旅行速度約90㎞/h、所要時間112分から、開通後は旅行速度約95㎞/h、所要時間106分となり、速度が5㎞上昇、所要時間は6分短縮。一方、新東名は旅行速度約98㎞/h、所要時間99分となった。この結果から、新東名は区間100㎞/h程度の一定速度で走行可能な走りやすい道路だということがわかる。同区間における東名の「日々の所要時間のばらつき(上位・下位10%を除いた所要時間幅)」は、開通前の34分(所要時間101~135分)から12分(同100~112分)と約3分の1に減少し、定時性が大きく向上。それに対して、新東名の所要時間のばらつきは12分(同90~102分)となった。また、同区間における東名のゴールデンウィークやお盆時のワースト所要時間は、開通前の273分から197分へと76分短縮した。このほか、国土交通省中部地方整備局では「道路利用者アンケート調査」を駿河湾沼津SAなどにて実施。それによると、新東名の利用について「満足」と回答した割合は、業務利用で96%(「大変満足」40%、「満足」56%)、観光利用で94%(「大変満足」35%、「満足」59%)と、ともに9割を超えたことが分かった。効果の実感としては、業務、観光利用ともに「運転しやすく快適に走行可能」の割合が最も多く、業務利用で94%、観光利用で92%。以下、業務利用では「移動時間の短縮」「渋滞や事故時の経路選択性の向上」がともに70%、観光利用では「移動時間の短縮」が75%、「渋滞や事故時の経路選択性の向上」が64%と続いた。一方、東名の利用について「満足」とした人は、業務利用で91%(「大変満足」13%、「満足」81%)、観光利用で85%(「大変満足」13%、「満足」72%)。交通状況の実感としては、「交通渋滞が以前より減った」と答えた割合が、業務利用で90%、観光利用で80%に上り、定時性の向上を実感している人が多くなっていた。同調査は配布式アンケートにて実施し、配布数4,835通のうち942通(回収率19.5%)を回収した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日新幹線や高速道路などが整備され、惜しまれながらも廃線が増えているローカル線。もしも復活させることができるとしたら、どの路線がいいだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女1,000名に聞いてみた。Q.復活してほしいローカル線(私鉄)はどれですか?(複数回答)1位 北海道ちほく高原鉄道(北海道) 10.5%2位 高千穂鉄道(宮崎) 8.7%3位 十和田観光電鉄(青森) 5.5%4位 のと鉄道能登線(石川) 4.4%5位 日立電鉄(茨城) 4.2%■北海道ちほく高原鉄道(北海道)・「壮大な北海道の自然にぴったりの鉄道だから」(29歳男性/電機/技術職)・「時間がゆっくり進むような風景を見ながら乗りたいから」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)■高千穂鉄道(宮崎)・「沿線の景色がすばらしい」(58歳男性/その他/その他)・「高架から見る渓谷の紅葉を動画で見て、すごくきれいだったから」(25歳男性/その他/クリエイティブ職)・「ぜひ乗りたいと思っていたのに、廃線になっちゃったから」(42歳男性/電機/技術職)■十和田観光電鉄(青森)・「実際に青森県民で、不便だと思うところもあったので」(26歳男性/機械・精密機器/技術職)・「写真で見たら興味がすごく湧いたから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■のと鉄道能登線(石川)・「能登半島の美しい景色がもう一度みたい」(24歳女性/機械・精密機器/営業職)・「日本海を見たいから」(27歳男性/自動車関連/技術職)■日立電鉄(茨城)・「地元の足として重要だったのに残念」(45歳男性/その他/その他)・「茨城に住んでいたときに乗ったことがあるので」(29歳男性/機械・精密機器/技術職)・「有名だったので乗りにいきたいから」(23歳女性/金融・証券/専門職)■番外編: この路線も復活してほしい!・「新潟交通(新潟): 車体の色から『かぼちゃ電車』と呼ばれ、利用者から親しまれていた」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「西武鉄道安比奈線(埼玉): 比較的地元で、子供の頃から話題になっていたので、実際に走っているところを見たいから」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)■総評1位は「北海道ちほく高原鉄道」だった。大自然の中を走ってみたいと考える人が多いようで「何も無い原野の中を列車で走ってみたいから」「高原を走る鉄道は気持ちが良いから」などの回答が多かった。2位は宮崎の「高千穂鉄道」。車窓から見える美しい景色を懐かしむ声が多く、「高千穂峡への風情のあるアクセス路線だった」「沿線の桜と渓谷の景色が懐かしい」などの意見が目立った。3位は青森の「十和田観光電鉄」で、こちらは「観光で乗ってみたい」という意見が圧倒的に多かった。続いて4位は石川の「のと鉄道能登線」がランクイン。支持された理由として、能登半島の美しい景色を見たいといった意見が最も多かった。そして5位は茨城の「日立電鉄」で、有名だったから復活してほしいといった声が目立ったが、「地元の足として重要だったのに残念」という意見もいくつか寄せられた。「北海道ちほく高原鉄道」が1位を獲得した今回のアンケート。全体として、実用性よりも車窓の美しい路線の復活を望む回答が目立つ結果になった。調査時期: 2012年9月14日~2012年9月19日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性437名 女性563名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日NEXCO中日本グループの中日本エクシスは10月20日~11月25日、中央自動車道全線開通30周年を記念して、中央自動車道と長野自動車道の各サービスエリア、パーキングエリアにて、秋の「北海道フェア」を開催している。開催エリアは、中央自動車道・石川PA(上下線)、藤野PA(下り線)、 談合坂SA(上り線)、EXPASA談合坂(下り線)、 谷村PA(上下線)、初狩PA(上下線)、釈迦堂PA(上下線)、境川PA(上下線)、双葉SA(上下線)、八ヶ岳PA(上下線)、中央道原PA(上下線)、諏訪湖SA(上下線)、辰野PA(下り線)、 長野自動車道・梓川SA(上下線)、みどり湖PA(上下線)の各エリア。取扱商品は、「花畑牧場生キャラメル5周年特別仕様」(550円)、「円山動物園白熊塩ラーメン」(180円)、「ホリ夕張メロンピュアゼリー」(525円)など。取扱商品は、店舗によって異なる。またイベントとして11月8日から11月25日まで、談合坂SA(上り線)の「臨時販売コーナー」にて、元祖 森名物「いかめし」(1折500円)が高速道路に初めて出店する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日中日本高速道路(NEXCO中日本)は18日、「新東名(静岡県)インパクト調整会議」(会長:国土交通省 中部地方整備局 道路部長)において、新東名高速道路(以下、新東名)開通後6カ月間の交通状況をとりまとめたものを発表した。それによると、4月15日~10月14日の半年間に静岡県内で発生した10㎞以上の渋滞は11回(新東名と東名の合計)となり、新東名開通前となる前年同時期(2011年4月17日~10月16日)の148回と比べると、約9割も減少したことが分かった。新東名開通後半年間の平均交通量は、全日が1日あたり4万1,000台、平日が3万8,000台、休日が4万7,000台。静岡県内の新東名および東名の交通量の合計は、全日で前年同時期比16%増、平日で同15%増、休日で同17%増となった。新東名の区間交通量について見た場合、最も多かったのは新清水IC~新清水JCT間の1日あたり4万6,400台。以下、新富士IC~新清水IC間の同4万5,900台、長泉沼津IC~新富士IC間の4万4,800台と続いた。一方、東名の区間交通量について見ると、減少量トップは清水JCT~清水IC間で3万6,200台(開通前7万1,300台→開通後3万5,100台)。次いで、沼津IC~富士IC間の3万3,000台(同7万4,100台→同4万1,100台)、富士川SA~清水JCT間の3万2,300台(同7万1,300台→同3万9,000台)となった。新東名の商業施設「NEOPASA(ネオパーサ)」(7カ所)の半年間の来場者数は約2,400万人。「NEOPASA駿河湾沼津」利用者(休日)に対して行ったアンケート調査にて移動の目的を尋ねたところ、「観光」が最も多く65%だった。次いで、「買い物」8%、「帰省」5%となったほか、「駿河湾沼津SA」も5%とサービスエリア自体を目的とする利用者も見られた。利用者からは「快適なサービスエリアでリフレッシュすることで安全運転につながる」などの声が寄せられたという。新東名の開通後6カ月間の平均IC(インターチェンジ)利用交通量は、全日が1日あたり3万4,000台、平日が3万台、休日が4万2,000台。静岡県内の新東名と東名の平均IC利用交通量は、全日で前年同時期比14%増、平日で同11%増、休日で同19%増となった。静岡県内の主要断面における新東名、東名、国道の断面交通量は、全日が前年同時期比最大14%増、平日が同14%増、休日が同15%増。並行する国道は、新東名の開通に合わせ4車線化した国道1号静清バイパスの静岡県中部断面において増加傾向が見られるが、全体的に著しい変化はないとのこと。新東名に接続する伊豆縦貫自動車道の交通量は、全日が1日あたり2万4,500台、平日が2万4,700台、休日が2万4,300台。同じく新東名に接続する三遠南信自動車道については、全日が2,200台、平日が1,700台、休日が3,400台だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日地震が発生した場合、避難・救助・救援物資の運搬など、道路の果たす役割は大きなものです。そのため復旧は段階的に行われ、優先順位の高い緊急車両などから通行が可能となるように修復が進められていきます。初期における緊急復旧がどのように行われているのか、NEXCO東日本の例を挙げて見ていきましょう。発災後の初期段階は、警察や自衛隊、消防などの緊急車両や支援・復旧車両が走行できるよう、最低でも1車線を確保できるよう、作業を行います。震災直後の高速道路の状況は、段差やひび割れが生じており、車両の通行が困難になっています。そこで緊急交通路を確保するために、アスファルト合材といった舗装合材や、土のう・砂、鉄板などを用いて段差やひび割れを埋めることにより、緊急車両等が通行可能な状態にします。また、一時的に中央分離帯を取り払い、損傷の少ない片側2車線を使って相互通行とする緊急工事も実施されます。東日本大震災の発生時には、NEXCO東日本による迅速な復旧が世界を驚かせました。管内の被害は甚大で、全体で20路線、854kmもの区間に及びました。これに対し地震発生直後から震災対策室を立ち上げ、緊急点検を開始して、仮復旧に向けた作業が開始されました。東北エリアでは、釜石自動車道の花巻空港IC~東和IC、山形自動車道の湯殿山IC~酒田みなとIC以外を通行止めとしました。岩手、宮城、福島では数cmから数mの段差も見られ、最も被害が大きかったとされる沿岸部の仙台東部道路では、料金所2か所が浸水したほか、若林JCTなどでは津波によって押し流された堆積物が本線にまで流入したそうです。しかし、夜を徹した作業の結果、地震翌日の3月12日には緊急車両の通行を可能とする仮復旧が完了していました。続いて19日には東北道の浦和IC~宇都宮IC間の緊急交通路の指定を解除し、21日には常磐道の水戸IC~いわき中央ICの指定も解除されました。そして翌22日には、東北道全線を含む813km区間、全体の93%の応急復旧が完了したと発表され、24日には仙台東北道路の一部を除いて、交通規制が全面解除されました。震災から2週間を待たずしての全面復旧というスピードに、国内外から、「神業」「まるで魔法のようだ」などの賞賛の声が寄せられたそうです。本復旧工事は現在でも行われており、今年12月の完了が予定されています。よりよい高速道路へと発展させる「前向きな復旧」へ――。それは人の手だからこそ作り出せる希望なのかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日地震大国と呼ばれる日本では、建築物の耐震強度を高めることは常に重視されてきました。近年では道路についても、日常的な通行の安全性確保を当然の前提としながら、災害時にはライフラインの一つとなることから、耐震補強が課題になっています。さらに、高速道路に関しては阪神淡路大震災において、阪神高速道路が甚大な被害を受けたことを教訓に、NEXCO各社は道路だけでなく橋梁の耐震補強にも力を注いでいます。地震などの災害で橋梁部に甚大な損害が生じた場合、復旧には土工部(土を掘り、運び、盛り固めるなどの基礎的な作業)より多くの時間や費用がかかります。NEXCO東日本では、阪神淡路大震災を教訓にして、災害に強い高速道路ネットワークを構築するため、多くの橋梁にRC(鉄筋コンクリート)巻立工法という耐震補強を行っています。これは既設の橋梁周囲に鉄筋を巻き、その上から厚さ200~250mm程度のコンクリートを巻き立てて補強するものです。東日本管内には開通から30年以上経過した東北道や常磐道がありますが、いずれも補強工事が一通り完了していたため、2011年3月11日に発生した東日本大震災でも、倒壊や落橋などの甚大な損傷はなく、早期復旧につながりました。NEXCO中日本の管内では、供用後30年を経過する道路が全体の約7割を占めており、適切な点検と集中的な補修・補強といった、高齢化する高速道路ネットワークの長期的な保全事業の推進が急務となっています。国民生活に必要不可欠な高速道路を健全な状態で百年以上維持するという「百年道路」を目指し、対症療法的な「事後保全」から「計画保全」への転換を推進しています。「百年道路」計画の着実な実行に向けて、橋梁の耐震補強、盛土補強対策など災害に強い道路づくり計画的に取り組んでいます。NEXCO西日本でも、東日本大震災の経験を踏まえて、津波を含めた自然災害による被害想定と災害復旧対策の見直しを行うとともに、地域や関係機関との連携強化により、防災機能を高め、災害に強い高速道路を目指しています。また、高速道路は地震などの自然災害が発生した場合、救援活動に重要な役割を担う道路として位置付けられており、橋脚の耐震補強を積極的に進めるとともに、さらなる耐震性の向上を目的とした検討を進めています。大規模地震時にも緊急輸送路として機能を十分発揮できるよう、橋脚などの耐震補強工事を行っています。備えることは、たゆまぬ努力であり、挑戦でもあるのです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日