葬祭業を営む株式会社セレモニーは、高野山への葬儀から納骨までを継ぎ目なく行えるサービス「高野山納骨プラン」を開始しました。問題解決の一助となれる葬送のカタチ当サービスは、一般社団法人終活ケアサポート(以下「終活ケアサポート」)が提携する高野山準別格本山常喜院による「納骨」を株式会社セレモニーが「葬儀」を担うことで実現しました。以下の通りお知らせいたします。土地が不足している東京。年間に売りに出される墓地の区画が約8,000基なのに対し、必要とされる墓地の数は年間約2万3,000基。そのため、比較的求めやすい『都立霊園』に応募が多くなっています。都立霊園の一般墓だと、最高12.5倍という途方もない倍率になっています。また、お墓を買って墓石を建立してもお墓の後継者がいないなどの後継者問題が頭を悩ませています。そのため墓じまいの不要な樹木葬や海に遺骨をまく散骨などが急速に人気を集めています。都内の樹木葬は価格も高く、維持管理費が毎年発生したり、自身の宗教観や価値観と合わないなどの問題もあり購入をためらう方も多くいます。当社は、葬家や遺族から埋葬や供養に関するご要望やお悩みを日々受ける中、身寄りのない方、お墓の継承者がいない方、いわゆる「おひとりさま」からのご相談が年々増加傾向にあることを感じています。また、30代~40代と若年層の単身者の方が個々のライフプランを抱き、相談にこられるケースもあります。個々の想いや価値観を家族や親族へ吐露できないまま最期を迎える問題の解決の一助となれる葬送のカタチをご提案します。■ 「おひとりさま」から寄せられた想い自宅に保管した遺骨の納骨先を考えたい管理維持費で後継者に迷惑をかけたくない後継者がいない無縁墓にはなりたくない改葬と同時に納骨したい奥之院で眠りたい最後は一人で眠りたい■ 「高野山納骨プラン」についてさまざまなご要望に応えられる3つのプランは、「お迎え」から「納骨」までを継ぎ目なくできる仕組みを実現しました。■ 葬儀葬儀は、一都三県の公営斎場・火葬場すべてに対応可能です。家族葬・一日葬で葬儀を希望された場合、遺骨搬送料・寺院調整費 55,000円(税込)は無料です。高野山準別格本山常喜院で骨葬(火葬後の葬儀)、法要などを執り行うことも可能です。すでに葬儀社と事前契約されている場合でも納骨のみの対応が可能です。■ 納骨/供養葬儀後の納骨の手配は、終活ケアサポートが高野山準別格本山常喜院へ責任もってお持ちし丁重に供養いたします。供養の証明として、供養証明書をお渡しします。● 納骨のご依頼は全国対応、宗旨宗派不問、永代供養、管理費・護持会費不要。● 本堂で手厚くご供養された後、奥之院にある合祀墓に納骨されます● 常喜院での葬儀、戒名の授与、お位牌の永代供養、詳細な費用などの相談も可能。■ 合同供養についてお問い合わせ→ヒアリング→契約・料金の支払い→御遺骨のお預かり→常喜院で供養→供養証明書→供養の写真■ 個別供養についてお問い合わせ→ヒアリング→契約・料金の支払い→関西国際空港で待ち合わせ→常喜院宿坊で1泊→御遺骨の納骨、常喜院でご回向→後日、供養証明書・供養動画URLのお渡し※ 別途、ご自身の交通費・宿泊費が必要です。■ 高野山金剛峰寺・奥之院への案内人をご希望の場合の流れお問い合わせ→ヒアリング→契約・料金の支払い→関西国際空港で待ち合わせ→常喜院宿坊1泊チェックイン→金剛峯寺→翌日、御遺骨の納骨、常喜院でご回向→奥之院→帰路→後日、供養証明書・供養動画URLのお渡し※ 別途、ご自身の交通費・宿泊費、案内人費用2万2千円(全日/税込)が必要です。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年09月14日セット券ご利用で最大800円※おトク!京阪バス株式会社(本社:京都市、社長:三浦達也)、南海りんかんバス株式会社(本社:和歌山県橋本市、社長:和田純一)は、京都-高野山を結ぶ高速バスの往復乗車券に高野山の観光施設の利用券をセットにした「京都~高野山 往復バス&高野山選べる体験セット」を、2023年9月27日(水)より発売します。高野山は10月下旬から11月上旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。秋のシーズンに合わせて、9月1日より高野山への高速バスは1日1往復から2往復に増便し、より便利になりました。この高速バスの「往復乗車券」と、お客様ご自身で利用施設を選択いただける「高野山の観光施設利用券」をお得なセットにしました。秋の自然を満喫できる高野山へのおでかけに、ぜひご利用ください。詳細は以下のとおりです。■セット内容・金剛峯寺 ・高野山デジタルミュージアム ■高速バス 京都高野山線時刻表※高速京田辺からのご乗車の場合も当該乗車券をご利用いただけますが、乗車券の発売は京都駅八条口案内所のみとなりますのでご注意ください。京都~高野山は乗り換えなしで約160分!トイレ付車両で運行いたします。(※都合によりトイレのない車両で運行する場合があります。)■「京都~高野山 往復バス&高野山選べる体験セット」の概要1.発売期間2023年9月27日(水)~11月26日(日)2.有効期間2023年9月27日(水)~11月26日(日)※高速バス復路乗車券は往路乗車日より2日間有効、施設利用券は2日間のうちお客様のお好きな1日有効。※京都-高野山間の高速バスの運行は2023年11月26日(日)までの運行です。往路乗車日が11月26日(日)の場合、施設利用券、高速バス復路券は当日中にご使用いただく必要がありますのでご注意ください。3.商品内容京都-高野山を結ぶ高速バスの往復乗車券に、高野山の観光施設利用券をセットにしたお得な乗車券です。観光施設は、以下より2箇所お選びいただけます。【A】以下より1つ選択・金剛峯寺拝観券・高野山デジタルミュージアム VRシアター鑑賞券【B】以下より1つ選択・高野山内1日フリー乗車券・高野山デジタルミュージアム 高野山Café雫ドリンク引換券▼金剛峯寺の詳細はこちら ▼高野山デジタルミュージアムの詳細はこちら 4.発売価格大人(中学生以上):6,000円(税込)※小児の発売はありません。5.発売箇所京阪バス京都駅八条口案内所(営業時間7:10~17:40)6.予約方法・1か月前より予約受付開始いたします。但し、2023年9月27日(水)~10月3日(火)往路乗車分については、2023年9月4日(月)より予約受付開始いたします。・ご予約は京阪高速バス予約センター又は京阪バス京都駅八条口案内所窓口にて承ります。■京阪高速バス予約センターTEL:075-661-8200(9:00~19:00)■京阪バス京都駅八条口案内所(営業時間7:10~17:40)以上230904_keihanbus.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月04日DVD・ブルーレイの制作販売を行うビコム株式会社(福岡県久留米市梅満町 代表取締役・三牧 孝徳)は2022年11月21日に「四季 高野山」を、4K Ultra HDブルーレイ、ブルーレイ、DVDにて発売いたします。「四季 高野山」■本作のポイントは…・撮影には主に8Kカメラを使用。・水墨画のような極寒の冬から、色彩豊かな秋まで、一年を通し高野山の四季を取材。・壇上伽藍や根本大塔など、極彩色の建築物を色鮮やかに描写。・法要や煌びやかな袈裟など、美しい姿を最高の映像と音で収録。■作品詳細商品名 :四季 高野山本体価格 :Ultra HDブルーレイ版 6,600円(税込み)ブルーレイ版 4,950円(税込み)DVD版 3,300円(税込み)店頭発売日:2022年11月21日収録時間 :60分収録音声 :Ultra HDブルーレイ版 STEREO/5.1chサラウンド/ブルーレイ版 リニアPCM ステレオDVD版 Dolby Digital STEREO【作品紹介】2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録された高野山。平安時代のはじめに弘法大師空海が開山して以来1200年の歴史を持つ。標高1,000m級の峰々に囲まれた高野山は、真言密教の聖地として数え切れぬ人々の祈りと修行の場所となっている。本作品は水墨画のような極寒の冬から、色彩豊かな秋まで、一年を通し高野山の四季を収録。雪景色の凜とした空気のなか根本大塔内陣には、胎蔵大日如来を中心とした立体曼荼羅を作り出し、荘厳な世界が広がる。火の弾ける音と立ち上がる煙のもとでは、人々の祈りを込めた密教独特の護摩供が行われる。まだ夜も明けぬ早朝の奥之院では、永遠の瞑想に入った空海のため、食事を届ける生身供が毎日続けられている。遅い春が訪れると山内の随所に満開の桜が見られ、金剛峯寺の山門に通じる橋のたもとの八重しだれ桜が、訪れる人々を優しく迎え入れる。金堂ではきらびやかな袈裟を身にまとった僧侶たちにより、厳格な法会『庭儀大曼荼羅供』が執り行われる。お盆の頃には切子灯篭が祖先の霊を迎え、毎年8月7日から1週間われる法会『不断経』の独特な節を付けた経が山内に響き渡る。木々が色付き高野山全体が色彩を帯びた頃、青空を背景に絶景の紅葉が見られる。澄んだ空気に包まれた紅葉と古刹のコントラストが訪れた人々を幻想的な世界へと誘う。歴史ある高野山の美しい四季を最高の映像と音でお楽しみください。商品紹介ページ ■制作者のコメント今回の撮影ではキャノンの8K対応シネマレンズ(CN10×25 IAS S/E1)を使用しました。それによって、雨粒や霧、光の筋など、これまで表現し辛かった映像が、まるで肉眼で見たかのようにリアルに表現することが出来たと自負しております。特に解像度を上げたいシーンは単レンズ(特に秋)を使用しました。被写体には黒・赤・金などの色を選び、炎・水・氷のHDR効果がより表現できる被写体を意識した撮影を行いました。対象の選定には四季折々のらしさが出るように、事前に調査を行い、一番いいタイミングを狙って撮影を敢行しました。撮影に際しては雰囲気や空気感を大切にしました。例えば護摩供では照明を付けず、外光だけで撮影を行いました。カメラで収めた映像をより肉眼で見た印象に近づけるカラーグレーディングの作業も重要です。全体のグレーディングでは陰影を大切にナチュラルかつ美しい輝きを表現することに努めました。特に見ていただきたいシーンは根本大塔内陣の黄金の仏像・極彩色の柱の質感・そして護摩供のシーンです。ここでは人物の肌の質感を表現するために、一番時間をかけて丁寧なグレーディングを行っています。■場面写真場面写真 1場面写真 2場面写真 3場面写真 4【商品のお求めは】◆家電量販店、有名書店、レコード店などへどうぞ。◆お近くの家電量販店、書店、通信販売サイトでの注文も承ります。◆直販サイト「ビコムダイレクト」もございます( )【制作・発売会社概要】企業名 : ビコム株式会社代表者 : 代表取締役 三牧 孝徳所在地 : 〒830-0048 福岡県久留米市梅満町15-8事業内容: 映像ソフトの企画制作・出版日本で最初にUltra HDブルーレイ映像ソフトを出版した会社です。特に鉄道映像ソフト分野では国内トップシェア(東京商工リサーチ調べ)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日株式会社箔一(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:浅野 達也)では、デザインエンジニアリングスタジオTANGENT(London,England 代表 吉本 英樹)と協業し、高野山の宿坊「恵光院」の壁面アート「月輪(がちりん)」への箔施工を行いました。高野山の宿坊のアート「月輪」■宿坊で体感する、仏教の精神世界仏教の聖地のひとつである高野山。ここは弘法大師・空海によっておよそ1200年前に開かれ、いまも真言宗の本山として人々の信仰を集めています。修行僧たちは、人郷離れた静かな土地で、煩悩を捨て悟りを開くために仏の教えを学んでいます。高野山 奥之院(写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟)宿坊「恵光院」(写真提供:恵光院)参拝に訪れた人々に癒しを提供する宿泊施設が「宿坊」です。なかでも「恵光院」は高野山で1200年もの歴史を持つ宿坊であり、旅装を解いてくつろげるだけでなく、瞑想や写経などの修行体験によって仏の教えを体感することもできます。今回、特別室をしつらえるのにあたり、英国と日本を拠点とするデザインエンジニアリングスタジオ「TANGENT」による壁面アートが制作されることとなり、その金箔施工を「箔一」にて行いました。■気鋭のデザインエンジニアが手掛ける瞑想空間TANGENT代表 吉本 英樹氏今回の作品を手掛けたTANGENT代表の吉本 英樹氏は、東京大学で航空宇宙工学を学んだあと、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでデザインを学んだ気鋭のデザインエンジニアです。第一回Lexus Design Awardなど、数多くの世界的なアワードを受賞し、世界有数のラグジュアリーブランドと組んだアートプロジェクトも手掛けています。吉本氏と箔一は、2021年より東京大学先端科学技術研究センターと石川県による共同プロジェクトに取り組んできました。そのなかで当社の寺社仏閣や商業建築における実績や金沢箔のもつ装飾性・デザイン性について、吉本氏が強く関心を持ったことから、今回のプロジェクトを箔一とともに手掛けることになりました。■吉本 英樹 略歴東京大学工学部航空宇宙工学科、同大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。2010年より渡英し、2016年 Royal College of Art(英国王立芸術学院) InnovationDesign Engineering 学科博士課程修了。博士(イノベーションデザイン工学)。工学とデザインの両方にバックグラウンドを持ち、テクノロジーと詩的なデザインを高度に融合したクリエーションを行う。2015年にロンドンで Tangent Design and Invention Ltd 創業。2018年より大阪芸術大学アートサイエンス学科客員准教授を兼務。2020年に東京大学先端科学技術研究センター特任准教授に着任し、先端アートデザインラボを共同設立。クライアント企業一例HERMES(2019)/スイス・ジュネーヴにおいて開催された世界的な高級時計サロン「SIHH(Salon International de la Haute Horlogerie)」において、Hermesのアトリウムのインスタレーションと、ブース内外の計16のウィンドウ・ディスプレイをデザイン・制作。BURJ KHALIFA(2016)/世界で最も高いタワー、Burj Khalifa。そのファサードは、地面から頂上に至るまでLED電飾で覆われており、映像を映し出すことができる。特別な日の祝福に使われる、この文字どおり世界最大のディスプレイに、2016年ドバイデザインウィーク期間中に上映する作品の制作依頼を受けた。受賞歴(抜粋)2012 Red Dot Design Concept, Best of the Best Award2012 output Award, Winner2013 Lexus Design Award, Winner2016 Milano Design Award, Best Engagement by IEDINAHO(2013)1INAHO(2013)2INAHO(2013)/人が近くを通るとセンサーが感知し、穂が揺れ、光り始める。Lexus Design Awardを受賞した作品。■真言密教の瞑想法に着想を得たアート真言密教の瞑想法に着想を得たアート1真言密教の瞑想法に着想を得たアート2瞑想する空間全景1瞑想する空間全景2吉本氏によって生み出されたこのアート作品は「月輪(がちりん)」と名付けられました。高野山真言密教には「月輪観(がちりんかん)」と呼ばれる瞑想法があります。月の輪に見立てた真円を見つめ、その月輪を自己の心の中に映し、さらに自己の身体全体、その部屋全体へと月輪の心像を広げ、最終的には全宇宙にまで広げていく瞑想法です。この作品は月輪観に着想を得ています。真円から湧き上がる金箔の渦が壁面いっぱいに広がり、さらに別の次元の宇宙にワープし広がっていくかのような景色を表しています。真円には光源が設置され、周囲に向かって光が放たれます。宿坊恵光院の名前に因み、また真言密教の教主である大日如来を尊び、光によって金箔を浮かび上がらせるような表現となっています。■金箔の伝統的な美が、アートに生命を吹き込む金箔装飾風景1金箔装飾風景2この作品のなかで、金箔が大きな役割を担っています。金箔は仏教美術においては古くから重要な素材とされてきました。専門書によると、「金は装飾性と聖性という両義性を有しており、そのため仏教美術では特に好まれたといえよう」(東京書籍『仏教美術事典』2002)とあります。この作品では、伝統的な素材を用いて歴史の連続性を担保しつつ、新しい技法によって現代に生きる私たちの感性に訴える表現となっています。制作の際には、決定したデザインをシルクスクリーンで転写し、ふるいで細かくした金箔をふって少しずつ模様を浮かび上がらせていきました。金箔独特のゆらぎのある輝きや、箔の粗さ違いよる表情の変化、また箔を払う際に生じる擦れといった、職人の手作業ならではの偶然性が作品に新たな魅力を付け加えています。デジタルデータによって緻密に組み立てられたデザインが、職人の手で再現されるプロセスを通じて微妙に変化し、デジタル技術と伝統技法が融合したオリジナリティある作品となりました。人を引き込み瞑想の世界にいざなう力のあるアートとなっています。このアートが設置された特別室もまた「月輪(がちりん)」と名付けられ、2022年3月より宿泊予約が開始されています。宿泊予約サイト: ■作品概要クレジット・奉納 TANGENT- ディレクション:吉本 英樹- デザイン :舌 佑樹・サイズ:1900×2670/1900×3655・制作協力- 株式会社箔一(金沢箔)- 株式会社タカショーデジテック(照明)■高野山 恵光院恵光院は1200年の歴史を誇る宿坊寺院。弘法大師空海が五重の宝塔を建立し、弟子の道昌僧都が諸人のご廻向(先祖の御供養)をおこなった事から、廻向院と呼ばれていた。宝永年中(1704~)頃、徳川八代将軍吉宗公の命により現在の「恵光院」に改める。宿坊としても人気があり、朝の勤行、護摩祈祷、阿字観や写経体験など、さまざまな体験ができる。 所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山497電話 :0736-56-2514■TANGENT英国と日本を拠点とするデザインエンジニアリングスタジオ。2015年、吉本 英樹によりロンドンで創業。テクノロジーとデザインの両方を高度に操ることで、人々に感動をもたらすような作品と事業を生み出し続ける。Tangentとは、英語で「接線」という意味。曲線に優しく寄り添い、それでもなお、その接点は力強くインパクトを残し続ける。テクノロジーとデザイン、欧州と日本のあいだにそのような接線を渡すことを目指す。2020年、創業者の吉本 英樹が東京大学先端科学技術研究センター特任准教授に着任。同時に、東京に新拠点となる株式会社Tangent Japanを開設し、さらに国際的に活動の場を広げている。 ■株式会社箔一石川県金沢市に本社を置く金箔ブランド。伝統の金沢箔を基本とし、そこから「工芸品」「食品」「化粧品」「建築装飾」といった、多彩な分野でのものづくりをすすめている。生産現場には、箔打ちだけではなく漆や箔押しの職人、デザイナーや接着・塗装、衛生管理などの技術者まで、多彩なスタッフが揃う「金箔総合企業」である。『開かれた伝統工芸』をコンセプトに工房を開放し、日本中の産地から訪れる職人や工芸作家、デザイナーなどが集まる。金沢の街から、新しい日本のものづくりの可能性を発信している。 ■株式会社タカショーデジテック光の専門集団(メーカー)として、LED照明、LEDサイン(看板)、イルミネーションを取り扱い、世界規模で活躍している。「光の演出で人の心を彩る」をコンセプトに商業施設からガーデンまで幅広くLEDライティングを製造『光』のスペシャリストとして、空間の演出に関わる事業を展開している。光を通して人の心に感動や安らぎを与えることを経営理念として掲げ、今ある光の入れ替えでは無く、今暗いところに光を灯す”光”の演出、特にLED照明によって新たな価値を創造する事を標榜する。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月05日高野山 別格本山 清浄心院(本社:和歌山県伊都郡高野町、代表:池口恵観)は、2022年2月21日(月)に、遠隔やオンライン参加も可能な「厄払い大護摩祈願祭」を開催します。当日は大阿闍梨 池口恵観住職による厄払い大護摩祈願が行われ、その様子はYouTube『天風チャンネル』( )にて生配信が行われます。住職が厄払い護摩祈願を行い、護摩行後に祈願札を郵送でお届けする「遠隔護摩祈願」も行います。コロナ禍などを理由に厄払いに足を運べない方にも、護摩の火で、新年の厄祓い祈願を行っていただけます。「厄払い大護摩行」開催概要日時:2月21日㈪13:00~事前予約:不要料金:無料配信サイト:YouTube『天風チャンネル』内URL : 遠隔厄払い祈願申し込みについて新年の厄ばらい大護摩祈願お申込はこちらより – 清浄心院からのお知らせ : 清浄心院について高野山真言宗別格本山。住職池口恵観。当天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創される。徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしており、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるもの。御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。境内には、運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。寺院名:高野山別格本山 清浄心院所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地代表者:池口恵観設立 :当天長年間(824~834年)URL : 高野山 別格本山 清浄心院|公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月20日高野山 別格本山 清浄心院(本社:和歌山県伊都郡高野町、代表:池口恵観)は、2022年1月1日13時より、YouTube『天風チャンネル』( )内にて「元旦護摩行」を生配信いたします。視聴は無料で、どなたでも自由に閲覧が可能です。また住職があなたに代わって護摩祈願を行い、護摩行後に祈願札を郵送でお届けする「遠隔護摩祈願」も行います。コロナ禍などを理由に初詣に足を運べない方にも、護摩の火で、新年の開運招福・厄祓いなどの祈願を行っていただけます。オンライン初詣「元旦護摩行」実施概要日時:1月1日㈯13:00~事前予約:不要料金:無料配信サイト:YouTube『天風チャンネル』内URL : Koyasan Tempu channel : 遠隔護摩祈願申し込みについて元旦護摩祈願札のお申込はこちらより – 清浄心院からのお知らせ : 清浄心院について高野山真言宗別格本山。住職池口恵観。当天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創される。徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしており、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるもの。御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。境内には、運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。寺院名:高野山別格本山 清浄心院所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地代表者:池口恵観設立 :当天長年間(824~834年)URL : 高野山 別格本山 清浄心院|公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月07日高野山 別格本山 清浄心院(本社:和歌山県伊都郡高野町、代表:池口恵観)は、清浄心院・高野山文化歴史研究所の調査によって発見された"女性出家者に向けた経典「四分尼羯磨(しぶんにこんま)」"3巻を期間限定にて一般公開いたします。四分尼羯磨(しぶんにこんま)3巻について女性出家者に向けて編集された経典。内容は、出家者の集団を運営する上で必要な儀式・作法を採録して、集団への加入儀式などを17編に分けて注釈を加えたもの。本経は紺色に染めた紙に経文の文句が一行ごとに金字と銀字で交互に書写する。表の表紙には宝相華唐草文(ほうそうげからくさもん)の文様が描かれ、表紙の裏の見返(みかえ)しには、見返し絵を金泥・銀泥で描く。この特徴を有する経典は、奥州の平泉の中尊寺に納められた中尊寺経の他にはなく、極めて同経に酷似する。中尊寺経は、紺紙金銀字交書一切経(こんしきんぎんじこうしょいっさいきょう)と称されている。一切経とは、仏教の経典を集大成したもので、一セット5400巻近い経典から成り立つ。本大事業をおこしたのが奥州藤原氏の初代藤原清衡(1056-1128)であった。実際に書写事業がはじめられたのは、永久5年(1117)2月からで、9年後の天治(てんじ)3年(1126)3月には完成をする。奥州藤原氏の仏教文化を今に伝える貴重な資料である。中尊寺経は4296巻余りの大半が高野山に伝わり、国宝として高野山霊宝館が収蔵する。もとの中尊寺にはわずか15巻が伝わるのみである。実施概要展示会名:冬の寺宝展 四分尼羯磨3巻 一般公開期間:2021年12月6日~2022年3月31日場所:清淨心院アクセス:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地高野山駅よりバスで15分お申込:予約制(0736-56-2006)参加費:お1人様護摩木1本購入(1,000円)見学要領:1日3回(10時、12時半、16時)開催している寺院見学にてご覧いただきます。ご予約の上、お時間までに受付までお越しください。清浄心院・高野山文化歴史研究所について高野山及び清浄心院における歴史文化の研究調査及びその内容についての発信を行います。特に清浄心院内には現在も約50個近い寺宝箱が、長きにわたり未開封のまま保管されています。これらの典籍、文化財をこの度開封し、調査研究を実施いたします。こうした調査研究結果を、清浄心院内ホームページや、講演会、書籍や学会への発表を通じて発信をし、高野山の歴史文化研究の更なる発展及び、高野山の新たな魅力の発見に貢献いたします。主宰:高野山別格本山清浄心院協力:高野山大学密教文化研究所、廿日大師講、高野町所長:木下浩良 (高野山大学総合学術機構 元課長)顧問 :佐藤隆彦(高野山大学密教文化研究所所長)メンバー:平野嘉也(高野町町長)、中本勝也(中本名玉堂社長)、馬場麻美(一の橋天風若女将)松村篤史(清浄心院事務長)所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地(清浄心院内)連絡先:0736-56-2006清浄心院について高野山真言宗別格本山。住職池口恵観。当天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創される。徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしており、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるもの。御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。境内には、運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。寺院名:高野山別格本山 清浄心院所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地代表者:池口恵観設立 :当天長年間(824~834年)URL : 高野山 別格本山 清浄心院|公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月16日高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月・振休)まで、神戸ゆかりの美術館、神戸ファッション美術館で同時開催される。高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」は、千住博が手掛けてきたこれまでの主要作品や初期作品など約30点を一堂に集めた展覧会。神戸ゆかりの美術館、神戸ファッション美術館による初の合同展となる。展示のメインとなるのは、世界遺産・高野山金剛峯寺の依頼を受けて、千住博が描き上げた新作の障壁画「断崖図」と「瀧図」。奉納に先駆けて公開される「断崖図」と「瀧図」は、2作品を合わせると襖約40面、総延長は40メートル以上にも及ぶ大作だ。千住博自身も、画業40余年の集大成と位置付けている。また、ブラックライトの光によって表情を変える「龍神Ⅰ・Ⅱ」など、ユニークな演出を加えた作品にも注目したい。高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」の開催を記念したプレイベントとして、ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のデザイナーであり、神戸ファッション美術館名誉館長でもあるコシノヒロコと、千住博による対談イベントを、9月13日(金)に実施。対談終了後は、開幕に先駆けて展示を観賞することもできる。【詳細】高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月・振休)開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)会場:・第1会場 神戸ゆかりの美術館・第2会場 神戸ファッション美術館住所:いずれも神戸市東灘区向洋町中2-9-1入館料:第1会場、第2会場の共通券一般1,300円(1,100円)、大学生650円(500円)、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方は当日一般料金の半額※小磯記念美術館の当日入館券(半券)を持参者は割引を受けられる。■イベント(事前申し込みが必要)1.千住博氏×コシノヒロコ氏 スペシャル対談(開幕プレイベント)日時:9月13日(金)14:00~15:30会場:神戸ファッション美術館 オルビスホール(建物5階)定員:250人参加料:2000円2.千住博氏スペシャルトーク日時:9月14日(土)14:00~15:30会場:神戸ファッション美術館 オルビスホール(建物5階)定員:250人参加料:無料 ※展覧会入館券(入館済半券も可)が必要申込方法:1.イベント名 2.参加者全員の名前(ふりがな) 3.年齢 4.住所 5.電話番号 を記入し、往復はがき、または神戸ファッション美術館メールアドレスに送付宛先:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1 神戸ファッション美術館メールアドレス:workshop@fashionmuseum.or.jp申込締切:先着順。定員に達し次第、締め切り。【問い合わせ先】神戸ゆかりの美術館TEL:078-858-1520神戸ファッション美術館TEL:078-858-0050
2019年09月13日今年はどんな一年でしたか? 今年を振り返り、一年の無事を感謝して、神社仏閣に足を運んでみてはいかがでしょう。でも、人気のあの神社、お寺は遠くてなかなか行けない… という人は、まずはガイドブックで行った “つもり” のエア詣出を楽しんでみては。写真やイラスト、音、映像を通して神聖な気分にひたれる神社仏閣のガイド本をご紹介。師走の忙しい時期だからこそ、心からリフレッシュしたい、という女性にもおススメです。“おうちで高野山気分” にひたる「お経ブック」今年話題となった、高野山開創1200年。記念すべき一年だけあって、高野山では様々なイベントも行われました。私も秋に参拝しましたが、秘仏のご開帳をはじめ、アート、音楽、さまざまな催しが開かれていて、歴史を刻んできた聖地は、エキサイティングな気配に包まれていましたよ。そんな高野山を、イロハのイから知ることができる本がこちら。『心を整える高野山のお経 CDブック』です。高野山の歴史から、お経って何? という基本的なことまで、初心者向けにわかりやすく解説しています。とくに面白いのは、お経は聞くだけで心を落ち着けてくれるので、毎日の暮らしの中で「ちょっと元気がない、やる気を出したい、悩みがある」という時にも活用しましょう、というお経のサプリ的な解説。この本には、高野山の人気寺院、一乗院の朝のお経が聞けるCDが付録で付いていて、自宅にいながら高野山の朝勤行に参加した“つもり”になれます。お香を焚きながら、心静かに聞けば、すっと清々しい気持になれそう。「バガボンド」の作者、井上雄彦さんとエア詣出?!また平成25年に平成遷宮を行った、伊勢神宮、出雲大社。これらの神聖な空気を、漫画『バガボンド』の作者、井上雄彦さんがスケッチとともに紹介する『承』も、初心者の私たちにはおススメ。とくに気持いいと感じるのは、神宮を散策する井上さんの観察眼を通して、森の気配、命ある樹々の存在感が伝わってくること。「長い時間を生きる樹々に包まれる静かな時間は、私たちに命の一部を生きていることを思い出させる」という言葉には共感しました。美しい写真や躍動感あふれるスケッチから、自然に生かされている私たちに気づくことができます。漫画とはまた違った、井上さんの優しい言葉の数々は、女性にも読みやすくさらりと読めます。 付録のDVDには、伊勢神宮、出雲大社、諏訪大社とその周辺を散策する井上さんを追いかけた動画を収録。神社の森の中の鳥のさえずり、虫の声を聞いていると、本当にそこを歩いているような不思議な気分に。「人間の心を鎮め、自分の内側へと向かわせる空気に満ちている場所」と井上さんが言うように、神社というスピリチュアル空間には、私たちの心から余計なものを洗い流し、自分の奥にある意識を高めてくれるような気持よさがあるのかもしれません。そして、「いざ、神社へ出かけよう」という時には、こんなガイドブックもあります。神社だけじゃなく、周辺のグルメ情報も満載。師走の忙しい時期だからこそ、スピリチュアルな本でほっと一息、心の安らぎを味わってみては。
2015年12月27日10月24日公開の映画『ボクは坊さん。』特別試写イベントが19日、東京・高輪の高野山東京別院で行われ、本作の主題歌『Today,Tonight』を歌った吉田山田の吉田結威、山田義孝が登場し、アコースティックライブを行った。本作は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたって連載された白川密成の実体験を綴った人気エッセイを、本作で長編映画初監督となる真壁幸紀が映画化。24歳で書店の店員から住職に転職した白方光円(伊藤淳史)の日常を描く。住職が主人公の物語ということで、この日は高野山東京別院での試写会を実施。試写会前には本作の主題歌「Today,Tonight」を歌った吉田山田によるアコースティックライブを行い、吉田結威は「いつもとは全然空気感が違って神聖な場所でしたが、本番は緊張せずに歌うことができました」と胸をなでおろせば、山田義孝も「ここで歌うことによってお寺全体が楽器のような感じで、すごく気持ちよく歌うことができました」と感想を。本作の脚本を読んでから書き下ろしたという主題歌「Today,Tonight」について吉田は「住職の方も1人の人間として悩みや不安を抱えながら、周囲の方々からのサポートを受けて成長していきます。僕はそこに刺激を受け、自分も不安や悩みを抱えたりするので、そのことを歌に込めて作りました」と本作の影響を受けたと明かしつつ、「この映画のお陰で『Today,Tonight』ができ、自分たちにとって大切な1曲になりました。メッセージのある作品なので、見終わった後に『Today,Tonight』が流れた時、また違った感じで歌が聴こえてくると思います。そこに注目して欲しいですね」とアピールした。また、一足先に見たという本作の感想として吉田が「出てきた色んな言葉がとても印象に残りました」と語れば、山田も「冒頭会話もなくお堂の雰囲気が流れるんですけど、それは日本人だけでなく世界の人が見ても楽しめる雰囲気だと思います。本当に素晴らしい作品だと思いました」と賞賛していた。映画『ボクは坊さん。』は。10月24日より全国公開(四国エリアは10月17日より先行公開)。
2015年10月20日今年は弘法大師空海が高野山に密教の道場を開いて1200年目。世界遺産でもあるこの天空の聖地には117の寺院が点在し、そのうち52の寺院は宿坊として一般参拝者が宿泊できるようになっています。私も先日初めて高野山を訪れ、宿坊にステイしながら、寺院を巡り、精進料理に阿字観(瞑想)と非日常な時間を堪能。これまでの旅ではなかなか辿りつけなかった、内観のひとときとなりました。自分と向き合って、精神の断捨離で心身をリセット。今回は、そんなほどよい引き算ができる大人旅をお届けします。私が宿泊した宿坊は「西南院」というお寺。客室からは石庭の贅沢な緑が楽しめます。寛げる心地よい空間です。客室から本堂へと続く廊下からは四季折々の石庭の美しい姿を鑑賞することが出来ます。夜は精進料理のコース。足りるかしら…なんて一抹の不安がありましたが(笑)、お腹いっぱいになります。身体のデトックス効果はもちろんですが、滋味溢れる優しい味わい心もほっこり。お酒もいただくことができますよ。翌朝は6:30から本堂にて勤行。お経のバイブレーションが心地よく心身に響きます。素晴らしい体験で一日がスタートしました。朝食をいただいたら、チェックアウト。高野山真言宗の総本山である金剛峯寺。大広間では、観光客にお茶と茶菓子がふるまわれます。またこちらでは阿字観と呼ばれる密教の瞑想ができるため(要予約、費用別途)私も体験しました。座禅を組んで、目を半開きにして前に掛けられている梵字の阿の字に集中。そして声の続く限り「あー」と言いながら瞑想の世界へ入っていきます。最初は雑念がわきましたが、だんだんとリラックスして没頭でき、心が開放されていくような感覚に。自分で行う瞑想とはまた違ったアプローチで、とても神秘的なひとときとなりました。弘法大師空海が高野山を開かれた際に、最初に着手されたのが壇上伽藍。寺院における本堂に相当する場所です。そのひとつである大塔は根本大塔と呼ばれ、本尊である胎蔵大日如来、周りを金剛界の四仏が取り囲み、堂内そのものが曼荼羅の世界を表していると言われています。霊宝館は、総本山金剛峯寺をはじめとする貴重な仏像や仏画を保存管理、公開している博物館施設。貴重な文化遺産を拝観することができます。高野山にはお洒落なカフェもちらほら。美味しいコーヒーをいただいたり、お土産屋さんをのぞくのも楽しいんです。私は友人へのお土産に弘法茶と漢方のお薬をゲット。高野山のメインスポットでもある奥の院には空海が入定した御廟があり、空海今もなおここに生きて続けていると言われています。毎朝2回食事が運ばれていることも有名ですね。この日も実にたくさんの人が訪れていました。1200年という節目の年に、ますます注目を集める高野山。一泊という短い滞在ながらも、心が整ったり、また気力を養うにも最上の時間を過ごすことができました。これからも繰り返し訪れたい聖地です。
2015年09月28日きょうご紹介したいのは、高野山開創1200年を記念して発行されたという『心を整える高野山のお経CDブック』(高野山一乗院著、アスコム)。平易でわかりやすい文章、そして大人気の寺院として知られる高野山一乗院の朝の勤行をそのまま収録したCDとによって、お経、そして高野山についての知識を無理なく身につけることができます。とはいえ、そもそもお経ってどんなものなのでしょうか?■お経を唱えることで心が安らぐ!お経は、古くから日本人に親しまれ、心を整えるために唱えられてきたもの。古くは戦国武将の真田幸村、近代であれば実業家の松下幸之助など多くの著名人も、心の安らぎを得るためにお経の力を借りていたのだといいます。しかし、そうなると、今度は高野山のことが気になってきます。■今年で開山1200年の高野山とは?和歌山県伊都郡高野町に位置し、今年で開山1200年を迎えた高野山は、日本人が古くから憧れ、心の拠り所を求めて訪れてきた場所。霊験あらたかな修行の地として知られており、悠久の神秘に出会える場所として人気のスポットです。訪れる人は、歴史の流れを感じさせる重厚な建造物、そして山深い自然が調和した荘厳で美しい景色に圧倒されるといいます。そして高野山では、いにしえの時代から変わることなく、独特な文化やしきたりが守られ、敬虔な生活が営まれています。そして、ここでお経が重要な意味を持つわけです。■毎朝必ず行われる「朝勤行」とは?お経は、修行のため、そしてお祈りのために毎日読まれているもの。そしてその象徴的なものが、高野山の寺院で毎日欠かさず行われている「朝勤行」なのだそうです。文字どおり、朝に行われるお経のこと。しかし、そうなると気になるのは、勤行の内容です。そこで、そのことについてご説明しましょう。高野山の朝勤行では、おもにお経を読んで、声明(しょうみょう)を唱えるのだといいます。声明とは、メロディーがついたお経のこと。お経だけだと抵抗もありますが、メロディーがついているなら親しみやすいかもしれませんね。厳しそうなイメージもありますが、朝勤行に参加すると、すがすがしい空気を感じ、お経の響きが心地よく感じられるのだとか。そして心が穏やかに整って、気分がリフレッシュする……というのですが、そんなに都合のいいことがあるのでしょうか?そう感じても無理はありませんが、つまりはそんな疑問を解消してくれるのが本書だということ。難しいことを考える必要はない。でも、お経が持つ力を、現代人のために役立てられないだろうかという思いからつくられたというわけです。■心を穏やかに整えてくれる深みが!しかも本書についているCDの最大の魅力は、高野山一乗院の本堂で、実際に収録されたものであるということ。レコーディングスタジオで録音されたものとは違い、歴史を背負った木造建築ならではの奥行きを実感できるのです。実際に聴いてみるとよくわかるのですが、お経だけでなく半鐘(鐘)の音も含め、耳に心地よいその音場には心を穏やかに整えてくれる深みがあります。お経と聞くだけで抵抗を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。ただし基本的には、聴いて、なにかを感じればいい。難しいことはなにも必要ない。そんなことを、本書と付属のCDは教えてくれると思います。(文/印南敦史)【参考】※高野山一乗院(2015)『心を整える高野山のお経CDブック』アスコム
2015年07月02日2004年に世界遺産に登録された高野山(和歌山県高野町)では4月2日~5月21日、「開創1200年記念大法会」が開催されている。金堂の御本尊が初公開されるほか、金剛峯寺持仏間に安置される御本尊、弘法大師坐像も16年ぶりにご開帳となる。高野山周辺には52軒の宿坊があり、神秘的で日常の喧騒(けんそう)を忘れられる貴重な体験ができることも高野山を訪れる魅力のひとつ。そこで楽天トラベルはこのほど、同サイトの4月2日~12月31日の予約数(3月19日時点)より「【開創1200年】聖地・高野山の人気宿坊ランキング」を発表した。今回、ランキングの1位に輝いたのは平安時代の高野山開創直後に明寂上人によって開かれた「西禅院」。由緒ある寺院では、精進料理や朝のおつとめ(勤行)、写経体験なども体験でき、伝統的な精進料理には定番の胡麻豆腐や高野豆腐などの食材を取り入れ、健康的で栄養バランスがとれていると評判という。同サイトには、「高野山の奥の院の厳しい空気も体感できる宿坊では、体中を浄化していただきすばらしい体験となりました」「壇上伽藍の目の前という立地、聞こえてくる鐘の音やお庭に来る鳥のさえずり、お野菜いっぱいのお膳、朝の勤行、すべて良かったです」などの声も多く、静寂の中にやすらぎを感じることができる宿坊として人気を集めた。第2位は高野山における最も初期の寺院と言われている「高野山 別格本山 明王院」で、日本三不動のひとつとして知られる赤不動明王を本尊として祀っている。境内には200種類を超える茶花・山野草が自生しており、その季節ならではの風景も楽しめる。第3位は高野山の中央に位置する「一乗院」。格調高い寺院建築と快適な居住性が融合した客室で、作りたての精進料理が味わえるほか、狩野派の襖絵(ふすまえ)等各種宝物の展示も魅力のひとつとなっている。【開創1200年】聖地・高野山の人気宿坊ランキング1位)西禅院2位)高野山 別格本山 明王院3位)一乗院4位)普門院5位)高野山 持明院6位)恵光院7位)西門院8位)高野山 熊谷寺9位)別格本山 西南院10位)宿坊 不動院その他のランキングに関してはホームページ「【開創1200年】聖地・高野山の人気宿坊ランキング」を参照。
2015年04月08日大阪府大阪市のあべのハルカス美術館は、2015年1月23日~3月8日に「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」を開催する。○運慶と快慶の仏像も展示同展では、平成27年に執り行われる「高野山開創1200年記念大法会」に先立ち、高野山の至宝約60件を展示する。空海の精神と壮大な歴史に育まれた日本の文化の精髄を観覧できるという。会場内では、空海24歳・最早期の真跡「聾瞽指帰(ろうこしいき)」、唐から持ち帰った密教正系の証「諸尊仏龕(しょそんぶつがん)」などを展示するとともに、鎌倉時代の天才仏師・運慶の作例中、最多の群像表現である八大童子が、関西では10年ぶりに八躯(正しくは身編に區)そろって展示される。また、快慶の作品では、「四天王立像(してんのうりゅうぞう)」「孔雀明王坐像」「執金剛神立像(しゅこんごうしんりゅうぞう)」が一堂に集う。さらに、関連イベントとして講演会や声明(しょうみょう)ライブも催される。会場は大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階。会期は2015年1月23日~3月8日。開館時間は火曜~金曜が10時~20時、土日祝日が10時~18時。入館は閉館の30分前まで。月曜休(祝日の場合は開館)。入館料は一般1,300円(税込)、大学・高校生900円(税込)、中学・小学生500円(税込)。※情報は掲載時のもの
2014年12月13日南海電鉄と高野山真言宗総本山金剛峯寺は11日~13日、東京都港区のサントリー美術館で11日~12月7日に開かれる「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」展にあわせ、世界遺産・高野山を体験できるエクスペリエンス「高野山」in 東京ミッドタウンを開催する。○写経や瞑想を六本木で体験同企画は、高野山へのアクセスを担う「南海電鉄」の首都圏における認知度向上と観光誘致を目標としたイベント。写経体験や、真言宗に古くから伝わる瞑想法「阿字観(あじかん)」体験、お経に旋律を付けた仏教音楽の「声明(しょうみょう)」のライブなどを行う。日程とイベント内容は以下の通り。11日の11時~11時50分は、オープニング"声明"ライブを開催。「高野山の名宝」展のオープンを記念して、お教に旋律をつけて唱える仏教音楽「声明」のライブを行う。ライブ後約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。なお、11日の14時35分~15時5分、19時10分~19時40分、12日の19時~19時30分、13日の17時~17時30分にも声明のライブを行う。11日の12時40分~14時、15時35分~16時55分、17時15分~18時35分、13日の11時~12時20分、12時40分~14時、15時~16時20分には「写経体験」を開催。僧侶指導のもと、心身を集中させ、豊かな心を育む写経を体験できるという。写経体験後、約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。参加定員は各回先着45名。参加整理券配布。12日の13時~14時10分、14時30分~15時40分、16時~17時10分、17時30分~18時40分には「阿字観体験」を開催。真言宗の瞑想法の一つである阿字観を体験後、約10分間、高野山の世界観やアクセスについて紹介する。参加定員は各回先着45名。参加整理券配布。11日の11時50分~12時10分、14時15分~14時35分、18時50分~19時10分には、高野山のご当地キャラである平成の高野聖「こうやくん」と一緒に写真が撮れるイベントを開催。カメラは持参のこと。すべて当日の「高野山の名宝」入場券を持っている人のみ参加可能。会場は東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン6Fホール サントリー美術館。「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」展は、会期が11日~12月7日。開館時間が10時~18時(金・土は10時~20時)。10月12日、11月2日、11月23日は20 時まで開館。いずれも入館は閉館の30分前まで。火曜休館。入館料は一般当日1,300円(税込)、大学・高校生当日1,000円(税込)、中学生以下無料。なお、11月以降には別のイベントを予定している。
2014年10月06日