■前回のあらすじ39歳の美紀は、2年前に結婚して最近妊娠。産院に行くと高齢出産だと言われ、色々なリスクがあることを知る。さらに参加したプレママ教室は若い人が多く…。 >>1話目を見る 自分の年齢が「高齢出産」の範囲に入ることで不安を抱えてしまった私。訪れたプレママ教室で友達になった人たちは…。年齢がいくつであろうと、出産に不安を抱えているのは一緒なんだと実感しました。香苗さん・雪さんという出産予定日が近い女性たちとのコミュニケーションで、少し明るい気持ちになれました。そして、高校生の頃に母とした会話を思い出して、里帰り出産をしようと思い…。夫の俊も里帰り出産に賛成してくれたので、母が出産した実家近くのA産院への分娩予約を取った私。私は早速母を喜ばせようと、A産院で出産し、里帰り出産をするプランを電話で伝えました。母は里帰り出産を喜んでくれるのではと思っていたのですが、母の応答はアッサリしたものでした。考えすぎかもしれませんが、あまり喜んでいないようにも感じられて…。私は肩透かしをくらった気分になったのです。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ ふゆ
2022年04月24日私は美紀、39歳です。大学卒業後に広告関係の会社に就職。仕事が忙しすぎて彼氏もいない日々を過ごしていましたが、2年前に婚活を開始し、友人の紹介で今の夫である俊に出会い、結婚しました。結婚後は会社を退職し、フリーランスでコピーライターの仕事をしています。夫婦で子どもがほしいという意見が一致し、妊活を開始。幸運なことに私は妊娠することができ、地域で評判の良さそうなT産院に、さっそく足を運びました。高齢出産だったんだ…ということに遅まきながら気がつきました。妊娠にウキウキしていた私の心に、「高齢出産」というキーワードが、モヤモヤを引き起こしたのです。不安になった私は、パソコンで高齢出産について検索をして、不安になってしまいました。プレママ教室に参加する女性たちを見て、私はさらに暗い気持ちになっていきました。「お腹の子に申し訳ない…」そんなネガティブな感情まで生まれてしまい…。次回に続く(全8話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・カメイシャムコ/イラスト・ ふゆ
2022年04月23日猫が大好きなメーガン・スコット・ヒンツさんは、保護猫の一時的な世話をしています。2021年12月、これまでにたくさんの猫たちを育ててきた彼女の家に、新しい子猫がやってきました。ガーフィールドという名前のオス猫は野良猫で、親切な人が発見して保護したのだそう。見つかった時は体中ノミだらけで、お腹には寄生虫がいて、耳ダニにも感染していました。 この投稿をInstagramで見る Fine Foster Kittens of Austin(@kittenkonnoisseur)がシェアした投稿 メーガンさんは、ピクルスという猫を飼っています。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女は9年以上前に、保護猫だったピクルスを家族に迎えたそう。ただ、ピクルスは家の中で過ごすのが嫌いなので、屋外と家の中を自由に行き来できるようにしているのだとか。またピクルスは、これまでにメーガンさんが世話をしていたほかの猫たちも、好きじゃなかったといいます。ガーフィールドを引き取った数日後、彼女はソファでくつろぐガーフィールドを見て、思わずビデオを回しました。その理由は…こちらをご覧ください。@kittenkonnoisseur When your semiferal porch cat decides to come inside and adopt your foster kitten #toocute #fosterkitten #fypシ゚viral #excuseme ♬ Love Grows (Where My Rosemary Goes) - Edison Lighthouseガーフィールドの隣りにいるのは…ピクルス。普段はたいてい外にいるピクルスが、ガーフィールドと一緒にリビングでまったりしていたのです。その日以来、ピクルスは多くの時間を家の中で過ごし、率先してガーフィールドの世話をするようになりました。@kittenkonnoisseur Reply to @babytayy18 The progression story y’all have been waiting for… #update #youvegotafriendinme #fosterkitten ♬ You’ve Got a Friend in Me - From "Toy Story" - The London Film Score Orchestraメーガンさんは、そんな2匹のほほ笑ましい様子を投稿。まるで親子のような2匹の姿に、人々は癒されたようです。・ピクルスは、ガーフィールドのパパのようだね。・まるで孫をかわいがるおじいちゃんだ。・かわいすぎて、泣けてくる! この投稿をInstagramで見る Fine Foster Kittens of Austin(@kittenkonnoisseur)がシェアした投稿 これまでずっと、家の中もほかの猫も嫌いだったのに、なぜかガーフィールドだけは溺愛しているピクルス。理由は分かりませんが、2匹の間には特別な何かがあるのでしょう。ガーフィールドは貧血などの健康上の問題があるため、最低でも3か月はメーガンさんの家にいることになりそうなのだとか。元気になったら里親を募集して、新しい家族と暮らすということです。それまでは優しいピクルスに守られて、ガーフィールドは幸せに成長していくことでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月26日40歳で2人目を出産してからは、赤ちゃんのお世話で夜眠れない日々が続きました。かといって、上の子が活発なタイプで昼間はその遊びに付き合うため、昼寝をすることもできませんでした。1日中寝不足状態が続き、体力が回復する暇がありません。もともと体力に自信がなく高齢出産で体はボロボロ、階段を上がるのさえしんどい、とにかく体を動かすことがつらい。40歳を超えているからただでさえ体がきついのに、眠れないのはやってられない、せめて薬を飲んで眠りだけは確保したい。限界に達した私が取った行動は医師に相談をすることでした。疲れているのに眠れない赤ちゃんのお世話で母親が眠れないのは仕方がない思いつつも、1日中子どもたちのお世話をして体は疲れ、睡眠時間は削られ、元気が出ない毎日を過ごしていました。家事は簡単にする、周りの人に助けてもらう、横になるだけでも良いなど寝るための対策をいくつか実践しましたが、元気になるほどの十分な睡眠は取れず、40歳を超えた体はすぐに回復することはありませんでした 。夜眠れない理由をネットで調べたところ、私に当てはまりそうなのは育児ストレスによるホルモンバランスの崩れ、産後うつでした。そして、とうとう順調だった母乳が止まり、これは予想以上に自分は大変な状況にあるのではと気付き、真剣に睡眠に向き合うことにしました。心療内科を受診し、女医に相談眠るためにはどうしたら良いのだろうと考えて、薬を飲むのはどうかと思いました。幸いにも母乳は出なくなったので薬を飲んでも支障がないのですが、車の運転や日中の生活にはどう影響するか不安で病院に行って相談することに。心療内科で女性の医師に、疲れているのに眠れないこと、睡眠導入剤を飲むことに依存してしまうのではという心配があることを伝えました。先生は話をよく聞いてくれて「今、体力を回復するために眠れる方法を優先して考えましょう」と言って、薬を飲むことを一緒に決めました。薬についても弱い薬から試しましょうと説明してもらい、不安は収まりました。また、「必要なくなったら服用をやめて良いですよ」と言われ、ずっと飲むわけじゃないんだと安心できました。次の章では、薬を飲んでみた結果についてお伝えします。薬を飲んだ結果は…睡眠導入剤は、少ない量で様子を見ながら数回変更し、そのうち自分に合うよく眠れる薬が見つかりました。夜中にトイレに立つこともなく、朝までぐっすり。飼っている猫が毎朝起こしてくれるので寝過ごすこともありません。朝まで眠れるようになったおかげで、以前はソファに横たわっていることが多かった昼間に、たくさん動けるようになり、おろそかになっていた家事がはかどりました。とはいえ毎日薬を飲むのは少しだけ抵抗があるので、「飲む日はこの日! 予定がある前日に」と決めており 、それでも飲んだ日にはちゃんと効果があります。週に1~2回ほど、予定がある前日に薬を飲み十分な睡眠を取ることで体力を回復させると、当日しっかり動けるようになりました。先生にも飲みたい日に飲むスタイルにしていることは伝えており、それで良いですよとOKをもらっているのも心強いです。この先、薬なしで眠れるようになることが目標ですが、今は寝て体力を回復することに重点を置いています。先生のおかげで何が1番大事なのかに気付くことができました。信頼する先生に処方してもらえたことで安心して飲めています。まとめ疲れても眠れないことに悩みましたが、医師が処方してくれた睡眠導入剤を飲むことで解決しました。薬で朝までぐっすり寝ることで子どものお世話で疲れ切った体を回復することに成功。何より不眠について悩み調べるということから解放されたのがうれしいです。一つでも眠れる手段を持っていることが安心材料につながっています。この先も薬とうまく付き合いながら快適な睡眠を手に入れたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/塩り★関連記事:「理由もなくイライラ、落ち込み、不眠…」更年期に突入した私の乗り越え方【体験談】★関連記事:眠れない、目が覚める、疲れが取れない…。不眠の原因は更年期?どうすればいいの?【医師監修】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/れいこ (43歳)電化製品好きな夫、保育園児の子ども2人、猫と暮らしている。コーヒーと美容家電が好き。
2022年01月24日イギリスのカンブリアで活動している山岳救助隊『ケズィック・マウンテン・レスキューチーム(Keswick MRT)』に、救助を要請する電話が入りました。電話をかけてきたのはハイカーの女性で、「男性が意識を失って倒れている」と通報してきたのです。散歩中に倒れた男性を救ったのは?倒れていたのは71歳の男性で、2匹の愛犬を連れて山道を散歩していました。男性たちのそばを、別のハイカーの女性が通り過ぎた数分後、男性が突然、なんらかの発作を起こして倒れてしまったのです。すると2匹の犬たちは飼い主の異変に気付き、直ちに行動を起こしました。黒い犬が、彼らのそばを通り過ぎた女性のところへ走って行き、激しく吠えて異常を知らせます。犬が何かを伝えようとしていることに気付いた女性が犬の後をついて行くと、男性が意識を失って倒れていたのです。その時、白い犬は男性を守るように、そばに寄り添っていたといいます。 View this post on Instagram A post shared by Keswick MRT (@keswickmrt) 女性はすぐに緊急電話に連絡し、救助を要請。『Keswick MRT』が駆け付けた時は、男性は意識を取り戻していました。そして男性は救助隊とともに山を下り、検査のために救急車で病院へ向かいました。『Keswick MRT』は、「通りかかった女性と、素晴らしい犬たちに感謝します」と、2匹のお手柄について投稿。すると、犬たちへ称賛の声が上がりました。・信じられない!この犬たちはヒーローだ。・このいい子たちに、ご褒美にステーキをあげてくれ。・だから犬が好きなんだ。彼らは天使だよ。もし2匹がいなかったら、男性は救助が遅れて命にかかわる状況になっていたかもしれません。飼い主の異変に気付き、助けを呼びに行った黒い犬と、男性を守ろうとして寄り添っていた白い犬。見事なチームワークで飼い主を救った2匹に、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日子供の頃から「困っている人がいたら助けましょう」と習うように、社会は助け合い精神で成り立っています。見知らぬ他人を助けても、直接的なメリットはないといえるでしょう。しかし、一人ひとりが他人に親切にすることで、助けられた人やそれを見た人へと『優しさの輪』は広がっていくのです。電車で席を譲られた高齢者が、断ったかと思うと…電車に乗っていた、りらこ(@riraco123)さんは、素敵な光景を目撃したといいます。それは、電車に乗って来たおじいさんと、男性のやりとり。席を譲ろうとした男性が声をかけると、おじいさんは笑顔でこう告げたといいます。「ありがとう。でも、腰が悪いから、立っていた方が楽で…」腰やヒザの調子が悪い人の中には、座ると身体に負担がかかる場合があります。このおじいさんの場合は、立っていたほうが向いているそうです。男性の厚意に感謝しつつ、やんわりと断ったおじいさん。さらに彼は、電車から降りる時、男性にこのように声をかけたといいます。「さっきはありがとう。嬉しかったよ」電車で高齢男性に席を譲ろうとした男性がいて「ありがとう、でも腰が悪いから立ってた方が楽で☺︎」と断っていた。そして降りるときに「さっきはありがとう、嬉しかった」と声をかけておられた。とても素敵。断り方まで勉強になる。私もこんなふうに穏やかに歳をとりたい。— りらこ (@riraco123) November 13, 2021 社会では当たり前とされていても、見知らぬ他人に声をかけて席を譲るのは、なかなか勇気が要るもの。親切に接してくれた男性に対し、おじいさんはお礼と感謝の気持ちをしっかりと伝えました。席を譲った男性と、誠実な感謝の伝え方をするおじいさん2人の『人として手本になる姿』に、りらこさんは心打たれたといいます。人の温かさが伝わるエピソードは拡散され、多くの人がネットを通して学びを得たようです。・かっこいい!自分も高齢者になったら、こういう対応ができる人になりたい。・席を譲ってもらうと嬉しいよね。もう一度お礼をいいたくなる気持ちが分かる。・「ありがとう」だけじゃなく、「嬉しかった」って自分の気持ちも伝えられるのが素敵。見習いたい。男性とおじいさんのやり取りから、「自分も2人のような優しい人になりたい!」という声が相次いでいます。こうして『優しさの輪』は広がり、より多くの人が過ごしやすい社会に近付いていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧や妊娠糖尿病について病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽいものは食べられず、甘いものなら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やお尻に神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・お尻の痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師REIKO著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2021年11月08日漠然と「高齢出産」という言葉に不安を感じながら経験した妊娠・出産でしたが、振り返ってみると高齢出産のメリットもあったと感じています。年齢はどうすることもできない問題ですが、年齢を重ねて得てきた経験が妊娠・出産・子育ての糧になっていると感じます。私の高齢出産の経験をご紹介します。 自分が高齢出産だとわかり感じたこと妊娠がわかる前は、もうすぐ高齢出産の年齢になるのでできるだけ早く妊娠、出産をしたいと希望。けれども妊娠・出産の時期を自分の思い通りにコントロールすることはできません。わかっているけれど焦ってしまいます。 そして、高齢出産の年齢に差しかかったある日、妊娠が判明。高齢出産になってしまったことに対して、不安な気持ちがありました。今思うと、高齢出産のネガティブなイメージにとらわれ過ぎていたのだと感じますが、そのときはポジティブに考えることができずに過ごしていました。 高齢出産のメリットはメンタルの安定妊娠・出産・子育てを経験して気づいた高齢出産の良いところ。私にとって一番のメリットは、メンタルの安定でした。若いころには我慢できなかったであろうことがさほど気にならなくなり、何かを我慢するというストレスが少なかったと感じます。 実際、若いママと触れ合う機会では、もっと自分のことをしたいというような会話もよく耳にします。若ければ若いほど、我慢するという感覚を強く持つのかもしれないと思いました。 高齢出産のデメリットは体力低下反対に高齢出産のデメリットとして感じたことは、体力の低下です。個人的には定期的に運動をして体を鍛えていたので、体力には自信がありました。けれども、妊娠から出産までの長い間に体力はどんどん低下し、おなかも大きくなるので体を自由に動かすことができなくなっていきました。 そして、高齢出産は体力的にきついという話をよく耳にしていたので、無痛分娩も視野に入れたほうがいいと思うようになりました。 無痛分娩で体力不足をカバー無痛分娩は出産直前まで悩みましたが、陣痛がつらかったため直前に無痛分娩に切り替えることができました。入院する産院を決める際、無痛分娩が可能な産院を選んだことがよかったと思います。 実際お産は14時間ほどかかり、無痛分娩を選択したおかげで体力を温存することができました。高齢出産の知人も無痛分娩を選択したのですが、同じように「体力を温存できてよかった」という感想を持ったようです。 年齢によってそれぞれ強みが違うので、自分の強みを考えながら、できることをこなしていくことが妊娠・出産・子育てをスムーズに運ぶために必要になると感じました。若いママに体力は敵わないけれど、できる部分を工夫することで、高齢出産ママの頑張る姿を子どもに見せていきたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/キヨ著者:田中瑠美自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年08月13日32歳で結婚した私には、高齢出産は他人事ではなく、いろいろと調べていました。高齢出産の場合、早産や妊娠高血圧症候群になるリスクが高まること。成功例のような芸能人の高齢出産報道の裏で苦しんでいる母親がたくさんいること。それらを知った私は34歳までに妊娠しなかったら子どもはあきらめようと決めていました。しかし私が妊娠し、告げられた出産予定日は35歳の誕生日をとっくに過ぎた日付でした。 とにかく自重正直、あきらめかけていたときに妊娠した子です。私でも妊娠できたんだ!と驚いたのと同時に、大丈夫なのか?と不安が襲ってきました。情報や知識がある分、恐怖心も強かったのです。だからとにかく自重しました。 無理、無茶、頑張る、は一切しない。早寝、早起き、朝ごはん。おなかを冷やさないように飲み物は温かいものにし、散歩をして血行が悪くならないように過ごしました。その結果、定期健診のたびに助産師さんに誉められ、不安もやわらぎました。 気持ちに余裕が持てる妊娠がわかると同時に子ども中心の生活に切り替えましたが、不満はほとんどありませんでした。というのも結婚が早くはなかったおかげ(?)で、仕事も遊びもたくさんしてきました。結婚してからもしばらく子どもができなかったので、夫と2人で過ごす時間も十分に持てました。 その結果、仕事のキャリアに対する不安や遊びへの未練はほとんどなかったのです。妊娠中は自炊をしたり、散歩をしたり体調を整えることに専念できました。 体力はないけど楽しむ知恵はある出産は想像以上に体力を消耗しました。しかも回復する隙を与えてくれない、怒涛の育児。オシャレをして、おでかけするママたちをネットや雑誌で見ると、まぶしいやらうらやましいやら。けれどしょうがないと受け入れ、今の自分ができることを考えました。 とことん子どもと一緒に過ごしたり、写真をはがきに加工してネットを見られない祖母に子どもの近況を伝えたり、本を読んだり。体を使わず知恵を絞って、みんなと同じではない、私だけの新米ママ生活を作り上げました。 この先、子どもに障害があることがわかるかもしれない、そんな不安は今でもあります。けれどリスクを取って産んだのは私だと腹も据わりつつあります。先のことばかり考えて不安になるのではなく、今を大切に子育てしたいと考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年07月19日2021年7月現在、猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響により、外出時のマスク着用は欠かせません。テーマパークや飲食店など、場所によってはマスクの着用が義務付けられていることがありますよね。海野やよい(@uminyo)さんがTwitterに投稿した、バスでの出来事をご紹介します。投稿者さんがアルバイトの帰りに、バスに乗った時のことです。車内に、マスクを着用していない高齢女性が乗ってきたといいます。※写真はイメージ高齢女性に対し、「マスクをお持ちじゃないですか?」と声をかけるバスの運転手。高齢女性は「あ!ヤバい!マスクないと乗れない?」と焦ります。どうやら高齢女性は、マスクを着用し忘れていたようです。すると、バスの乗客たちは、一斉にバッグの中を探ります。その後、乗客の1人である中年女性が「どうぞどうぞ」といいながら、未使用未開封の個別包装に入っているマスクを差し出したのです。いま、バイトの帰りのバスなんだけどノーマスクで乗り込んだおばあちゃん。運転手さんが「マスクおもちじゃないですか?」と聞くと「あ!ヤバい!マスク無いと乗れない?」焦るおばあちゃん!一斉に手提げを探る乗客たち!どうぞどうぞと差し出す年配女性!いやあ、良かった!やさしさにつつまれたわー— 海野やよい (@uminyo) June 30, 2021 マスクがなくて困っていた高齢女性にとって、乗客たちの優しい気遣いは、嬉しいものだったことでしょう。一連のエピソードに対し、ネット上では「素晴らしい」「心が温かくなった。優しい世界だなあ」「日本は捨てたもんじゃない」といった声が上がっています。人間関係がギスギスとしやすいコロナ禍で、見知らぬ誰かを気遣うのは、誰にでもできることではありません。こういう優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月08日カナダ・アルバータ州にある美容専門学校『デルマー・カレッジ・オブ・ヘアー・アンド・エステティックス・レッドディア』。ここでは、プロの美容師や理容師を目指す人がさまざまな技術を学んでいます。ある日、この学校に79歳の男性がやってきました。そして男性はスタッフにこんなお願いをしたのです。「妻の髪をセットするために、髪の巻き方を教えていただけませんか」海外メディア『People』によると、この男性の妻はいつも自分の外見に誇りを持っているのだそう。ヘアスタイルやメイクで自分自身を美しく整えておくことは、『妻にとって重要なこと』なのだといいます。しかし妻は視力が低下したことで、ヘアアイロンでやけどをしてしまうことが多くなり、自分で髪をセットするのが難しくなってしまったのです。事情を知った学校長のキャリー・ハンナさんは、快く男性にヘアアイロンの使い方を教えることにしました。Posted by Hair Design By Britney on Thursday, April 22, 2021Posted by Hair Design By Britney on Thursday, April 22, 2021男性は妻にやけどをさせないように肌を守りながら、ショートヘアにカールでボリュームを出すためのテクニックを習います。さらに男性の希望で、スタッフはマスカラの付け方も教えてあげました。Posted by Hair Design By Britney on Thursday, April 22, 2021Posted by Hair Design By Britney on Thursday, April 22, 2021男性はキャリーさんたちに妻の写真を見せて、彼女がどれほど美しいかを自慢していたのだそうです。その微笑ましい様子や男性の妻への愛情にスタッフたちは感動し、涙を浮かべる人もいたといいます。この男性のことを紹介したFacebookの投稿は38万件以上シェアされ、多くのコメントが寄せられています。・胸がいっぱいになった。こんなにも思いやりのある夫を持った女性はラッキーね。・これぞ本物の愛。感動して涙が出た。・彼にヘアアイロンの使い方を教えてくれてありがとう。男性は後日再び、妻と一緒にお礼をいうために『デルマー・カレッジ・オブ・ヘアー・アンド・エステティックス・レッドディア』を訪れました。その時の妻のヘアスタイルはとても素敵だったそうです。男性の練習の成果でしょう。1人で美容専門学校にヘアアイロンの使い方を習いに行くなんて、男性にとって、かなり勇気がいる行動だったのではないでしょうか。男性の妻への深い愛情は、たくさんの人たちを温かい気持ちにしてくれました。[文・構成/grape編集部]
2021年05月07日TikTokユーザーのデンバーさんが投稿した動画に反響が上がっています。映っているのはデンバーさんが公園で目にした、見知らぬ高齢男性。男性は1人で楽しそうにブランコを漕いでいます。一見すると、大人がブランコで遊ぶ微笑ましい光景に見えますが、次の瞬間、男性はデンバーさんをあっと驚かせました。その理由は…こちらをご覧ください。@u.already.know.who.it_isLike if u want him to still chase his dreams##oldman##70ds##park##gymnastics##dreams♬ Heartbreak anniversary - ℂ/くるりと宙返りをして、見事に着地に成功!2021年現在、70代だというこの男性は、何年も体操をしているといいます。だから公園のブランコでもこのような技ができるのですね。デンバーさんが投稿した動画には430万件の『いいね』が集まり、男性を称賛する声が寄せられています。・最後の決めポーズで感動して泣きそうになった。・10点満点だ!・すごすぎる。私なんて側転もできないのに。・こんな風に年を取りたいって思う。かっこいいね。サラッと技を決める姿を見ていると、簡単そうにも見えますが、実際は想像するよりずっと難しいはずです。特に体操競技用のブランコではないので、なおさらでしょう。この男性は普段から体力作りをして、練習を続けているのかもしれません。いくつになっても元気に好きな趣味を楽しめるのは素晴らしいこと。この男性は、動画を見た多くの若い人たちにインスピレーションを与えたようですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月04日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、家族や友人と会えなくなった人は多くいます。特に一人暮らしや高齢者施設で暮らす人にとっては、家族に会えないさびしさはとてもつらいことでしょう。イギリスに住むメアリーさんとゴードンさん夫妻も、コロナウイルスの流行が始まった頃から会えなくなりました。海外メディア『EXPRESS』によると、当初ゴードンさんは高齢者施設に入所していて、メアリーさんは感染対策のため夫に会いに行くことができなくなったのだそう。そしてその後、メアリーさんも『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』という高齢者施設に入ることになったのですが、そこはゴードンさんが暮らす施設ではなかったのです。長い間、離ればなれだった高齢夫婦が再会2021年4月、『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』のスタッフは、メアリーさんにとびきりのサプライズを用意していました。それは、ゴードンさんが『ベイリー・ハウス・ケアホーム』にやってくること。彼はただメアリーさんに会いに来るのではありません。ゴードンさんはこの日から『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』に入所することになったのです!何も知らずに現れたメアリーさん。するとそこには最愛の夫が待っていました。Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021ゴードンさんは杖を、メアリーさんは歩行器を手放して、しっかりと抱き合う2人。メアリーさんを支えているスタッフも、感極まっているように見えますね。この動画には11万件を超える『いいね』が集まり、多くのコメントが寄せられています。・なんて美しい再会シーン!・泣いてしまったよ。私の愛する妻は最初のロックダウン中にがんで旅立ったからね。・彼女が歩行器を手放して愛する夫の腕に飛び込んでいく姿に感動した。・号泣した。2人ができる限り長く、こうして抱き合っていられますように。こうしてメアリーさんとゴードンさんは、同じ部屋で一緒に暮らせるようになりました。Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021愛する人と過ごせる時間には限りがあります。いつもそばにいてくれる相手の存在を当たり前と思わず、ともに過ごせる時間を大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月26日41歳で第1子を高齢出産し、40代半ばまで夢中で子育てをしていました。待望の赤ちゃんを授かり幸せでしたが、出産のために辞めた仕事を再開する当てはなくなりました。子どもが育つのを待っていたら50歳になってしまう。何かできることはないだろうかと悩む日々でしたが、何も思いつかずに時間だけは飛ぶように過ぎていきました。そんなときにママ友のちょっとした頼みを聞いたことで道が開け、ある教室を開業するに至りました。その体験談をご紹介します。ママ友の頼みで、ピアノを教え始める娘が2歳になったとき、野外で子育てをする会に入会しました。母親が交代で子どもを見守り、相互に助け合って子育てをする地元のコミュニティーです。 幼稚園や保育園のように子どもを通わせる、第3の選択肢としてある場なのですが、母親たちで自主運営しているため忙しく、フルコミットメントを求められる団体でした。 入会したその日から、子どもたちの安全管理や遠足の手配、行政に支援を求める働きかけ、出産を控えた会員のフォローなど、次から次へとやって来る仕事に忙殺される日々が始まりました。娘が思い切り遊べるようにと飛び込んだ活動でしたが、出産まで勤めていた英語講師はやめてしまい、忙し過ぎて再開の目途も立たず「このままでいいのかしら? 」と迷うこともしばしば。一時は退会も考えたものの、楽しそうにしている娘を見るとやめられないのです。もやもやは次第に大きくなっていきました。ある日、1人のママに私が音大卒であることを話したところ「私にピアノを教えてくれない? 」と頼まれました。聞けば男子3人の子育てに疲れ、気持ちがすさんでいるとのこと。二つ返事で快諾し、教える約束をしました。赤子を背負ってショパンの難曲を弾いたママ友当日、彼女は3人の子どもたちを連れてわが家にやって来ました。6カ月の赤ちゃんは背中におんぶしたまま、2人のお兄ちゃんたちはすぐに追いかけっこを始める始末。ピアノのレッスンなどできる状況とは思えません。内心無理かなと思いつつ、レッスンは始まりました。彼女は赤ちゃんをおんぶしたまま、ショパンの「バラード第1番」という10分間の長い曲を弾き始めました。弾きながら体を揺らすにつれ、赤ちゃんが泣き始めます。それでも演奏は続きます。そのうちお兄ちゃんたちが喧嘩を始めました。それでも演奏は止まりません。ついに1曲弾き切ったときには、部屋中が散らかってカオス状態に……。彼女の演奏を聴きながら、私は自分の中の常識が崩れていくのを感じました。静かでなくても音楽はできる。子どもが騒いでも、走り回っていてもレッスンすればいいのだと。その日から、私たちは定期的にレッスンを始めました。私が無料でピアノを教えている話はあっという間に広まり、自分も教わりたいというママたちが集まりました。しばらくすると、わが家は大勢の母子でにぎわい始めました。ママ友の協力でピアノ教室を開業集まったママたちは皆「何かしたいけれど、子連れでは身動きが取れない」と言いました。昔はピアノを習っていたけれど、先生が厳しくてやめてしまったとも。「子連れで習える、絶対に怒られない教室を開こうか」。子どもが騒いでも、練習しなくてもOKなピアノ教室を……。早速、ホームページを作れるママにお願いして、教室のサイトを作ってもらいました。ボランティアではない本物の教室の開業です。 とはいえ、うまくいくかどうかは半信半疑でした。というのも、私が住んでいる住宅地はすでにピアノ教室が5、6軒あり、新規参入の余地はないように見えたからです。しかも、小学校が1学年1クラスの学年もあるほど子どもの少ない地域。私が開くのは「練習しなくていい教室」などと言い切ってしまう珍しいスタイルですし、完全にダメ元という気持ちでした。 ところが、生徒は集まってきたのです。電車で2時間かけて、あるいは車で30分かけて、遠くから。赤ちゃんを連れたママや、自由保育系の幼稚園に通っている子、「小さいころにピアノの先生が怖くて自分はやめてしまったが、子どもにはのびのび習わせたい」と言って子どもを連れてきた人もいます。ネットでわざわざ探して来てくれた人たちです。 気が付いたら、教室はすっかり軌道に乗っていました。まとめ私のピアノ教室は、もともと持っていたピアノ演奏の技術にママ友たちの視点が加わり、自分では思い付かなかった方向性で生まれたものです。ある意味ママ友たちとの合作ともいえる教室ですが、そのおかげで少子高齢化の進む地域での開業という壁を破ることができました。最初は自分には何もできないと思っていました。けれども人の輪に入っていき、ささいなことでもコミュニティーの役に立ってみると、人の目を通して新たな自分を発見することがあります。そうした積み重ねが思わぬ道をひらくこともある。そんな学びを得た経験でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2021年04月25日一般的に、高齢出産とは35歳以上での初産を意味するそうです。34歳で結婚した晩婚の私は、1人目から必然的に高齢出産になりました。リスクが高いといわれる高齢出産をするにあたり、思ったこと、起こったことなど私の体験をお話しします。高齢出産をした、働く女性に共感していただけると幸いです。すぐに2人目ができると思ったら…34歳で結婚。スロースターターではあるものの、結婚後、割とすぐに妊娠し35歳で第1子を出産しました。このときすでに高齢出産でしたが、結婚後すぐに妊娠したので、「自分は妊娠しやすい体質に違いない!」と思い込んでしまったのがそもそもの間違いでした。1年の育児休業後、職場に復帰しましたが、「またすぐ産休に入るのも気が引けるし、私がいない間サポートしてくれた人のためにも仕事を頑張らなくちゃ。上の子とは2・3歳差でいいかなあ……」などと思った私は、しばらく子作りをセーブしていました。しかし、2年が過ぎ、そろそろかなと思って時期をみてトライするも、今度はなかなか妊娠できず……。夫は同じ年齢ですが、女性と違って焦る気持ちもないのであまり理解が得られず、協力的でないことに怒り、期待しつつも毎月くる生理に落ち込み、もやもやした日々を過ごしていました。2人目不妊からの第2子妊娠! しかし…これが2人目不妊か……と悩みましたが、ほぼフルタイムの仕事と上の子を抱えて、不妊外来へ通院することもできず、ただただ日々が過ぎていくばかりでした。それから1年以上過ぎたある日、ついに妊娠検査薬におしるしが! 待望の第2子妊娠です! うれしい半面、上の子のお迎えで残業ができなかったり、上の子の病気などで急に休んだりするので、仕事は常にパンパン。帰宅後のサービス残業や、お迎えに間に合わなければ駅まで走って電車に飛び乗るなんてこともザラだったある日、休日出勤のさなかに不正出血! まだ妊娠9週目だったので慌ててネットで調べるも、「妊娠中の不正出血はよくあること」なんて記事を複数見つけてホッとし、「明日は病院に行く日だからそのとき診てもらおう」と仕事を続けました。しかし、すぐに止まるかと思っていた出血は夜中になっても止まりませんでした。そして次の日、診察してみるとおなかの中は空っぽになっていました。当たり前なんてない、出産はすべて奇跡!私は自分を責め、落ち込むだけ落ち込みました。ただでさえ、妊娠・出産は大変なこと。さらに自分は高齢なんだから、もっと気を付けなくちゃダメなんだ!と決意を新たにしました。今までまだまだ若いつもりでいたけれど、確実に体は衰え妊娠しにくくなっているし、流産や早産などが起こる確率が高くなっていることをいろいろな情報をもとに再認識しました。仕事は自分にとって大切だけど、代わりがいないわけじゃない。でも、自分と夫との子どもを産めるのは自分しかいないんだ!と思い、無理はしないと心に決めました。それからまた時は過ぎ、39歳で再度妊娠! 今度は慎重に慎重に、大切に大切におなかの中で育み、40歳にしてついに第2子を出産しました!まとめ紆余曲折ありましたが、2人の子どもに恵まれました。40歳での出産ということで友人に驚かれたりもしましたが、これも人生、自分で選んだことなので、責任を持って胸を張って生きたいと思います。子どもの成人と親の定年がほぼ同時なので、お金の心配だったり、だいぶ先に死にゆく悲しさだったり、悩みは尽きませんが、一番の願いは子どもが悲しい思いをすることなく成長すること。そのためには、親として健康で愛情をもって子どもと一緒に成長していきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2021年03月26日漫画家のカコマツ(kaco_ma_tsu)さんは、過去に経験した恐怖体験を漫画にし、注意喚起をしました。北海道に住んでいるカコマツさん。夜中に、職場の後輩と最寄り駅から自宅まで歩いていた時、懐中電灯を手に歩いてくる男性の影が見えて…。懐中電灯を持って歩いてきた高齢の男性。カコマツさんによると、男性の持っていたビニール袋の中には鎌が入っていたといいます。後輩は気付いていなかったものの、男性はカコマツさんたちを見て笑っていました。男性は、その場を離れていきましたが、念のため後輩には両親の迎えを呼んでもらい、カコマツさんはその様子を見届けてから帰宅したそうです。カコマツさんは、「園芸用だとしても、深夜0時過ぎに持ち歩いてるのは怖すぎる。今でも頭に焼きついているくらい怖い顔だった」と振り返りました。【ネットの声】・カコマツさんの配慮と行動力が素晴らしい。・一人暮らしを始める娘に注意喚起をしておきます。・鎌を持ち歩いているなんて怖すぎる。何もなくてよかったですね。カコマツさんは、「夜道はなるべく歩かない、歩いても警戒しながら歩くべき」と注意喚起をしています。また、今後同じようなケースに遭遇した場合は、警察に通報するよう意識しているとのこと。警視庁によると、22時以降になると、強制わいせつの犯罪件数は増加するといいます。ほかに、ひったくりの件数は20時以降から増え、22時がピークというデータも出ていました。いうまでもなく悪いのは加害者です。しかし、自分の身を守るためにも、夜に外出する際はこまめに振り返るなど警戒心を高めたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月20日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。 親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧や妊娠糖尿病について病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽいものは食べられず、甘いものなら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やお尻に神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・お尻の痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師REIKO著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2021年01月05日ジュリエッタ・フィルポさんは『ルナ』と『カイピリーニャ』という2匹のメス犬を飼っています。14歳と高齢のルナは目が見えなくなり、このところ方向感覚がなくなってきていました。ある日、ルナがびしょ濡れの状態で家の中をウロウロしていたのだそう。ウェブメディア『The Dodo』によると、ルナは視力が弱くなってから、あまり以前のように冒険をしなくなったのだとか。そんなルナが自らプールに入るとは考え難く、気になったジュリエッタさんが庭の防犯カメラの映像を確認したところ、驚くべき瞬間が映っていたのです。目が見えない犬がプールに落ちた!すると…映っていたのは庭を歩いていたルナが誤ってプールに落ちてしまった瞬間。するとそれに気付いたカイピリーニャが猛ダッシュでやってきます。プールから出たいのにどの方向へ行ったらいいのか分からないルナ。カイピリーニャはそんなルナを見事な方法で助けたのです。Luna tiene 14 años, está ciega y éstos últimos días comenzó a desorientarse.Ayer paseando por el patio se cayó a la...Posted by Julieta Firpo on Sunday, December 20, 2020Luna tiene 14 años, está ciega y éstos últimos días comenzó a desorientarse.Ayer paseando por el patio se cayó a la...Posted by Julieta Firpo on Sunday, December 20, 2020目が見えないルナを自分の声で先導し、階段がある場所まで連れて行ったカイピリーニャ。ジュリエッタさんは「カイピリーニャは私たちのヒロインです」と感激し、動画を投稿。たくさんのコメントが寄せられています。・鳥肌が立った。・犬の導き方が素晴らしい。感動で言葉が出ないわ。・なんて美しい友情。胸が熱くなった。高齢のルナはあのままずっとプールから出られずにいたら力尽きて溺れてしまう可能性もあったでしょう。しかし自分より体の大きなルナをカイピリーニャが引っ張り上げることは難しかったはず。ルナをプールの階段のほうへ的確に導いたカイピリーニャの判断力は素晴らしいとしかいえません。犬の賢さや友情の深さには本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月31日2020年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、年末になっても感染者数は減少していません。同年12月現在、重症者数も増えており、医療体制がひっ迫している地域が出てきました。そんな中迎える、新年。東京消防庁によると、毎年12~1月にかけて餅などによる窒息事故が増加しているといいます。ロックバンド『打首獄門同好会』の大澤敦史さんは、Twitterである呼びかけをしたところ多くの人から共感の声が寄せられました。その投稿がこちらです。あと10日で新年だけど今年はこういう呼びかけをしておいた方が良い気がする pic.twitter.com/Vz7po3ePyd — 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 今年の正月はさ、お餅はやめとこっか!東京消防庁が公開しているデータによると、餅などによる窒息で救急搬送される約9割は、65歳以上の高齢者が占めているといいます。過去5年間で、救急搬送がもっとも多い時期は1月、次いで12月が多いのです。さらに2021年の新年は、コロナウイルスで医療はひっ迫しているでしょう。大澤さんは続けて、お餅を控えるよう呼びかけた理由を説明しました。毎年この時期だけで1,000人超の窒息死を誘発しているとも言われるお年寄りキラーそれは餅こわいぞ餅今年はリアルに医療期間も余裕無いだろうしじいちゃんばあちゃん気をつけた方がいいと思うぞ餅に— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 まあ真面目に話を付け加えると実際3日で死者1,000人級の勢いで救急車出動増えたら今の医療機関には相当キツいだろうし担当もきっと呼吸器官診られる医師になるでしょコロナと負荷がかぶりそうだで結果、迅速な措置が難しくなると患者側もリスク増えるわけで「今年だけは」とは思うよ〜— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 また、「せめて日程は妥協したほうがいいと思うのよな。三が日の飯時に同時多発、しかも1分1秒を争う『窒息』って、今の疲弊した医療機関には無理すぎると思う」と持論を展開。投稿には「確かにマジでやめてほしい」「ちょうど高齢者に忠告したところだった」「しっかりいい聞かせてくる」「本当にその通り」などの声が寄せられていました。自身の命を守るためにも「自分は大丈夫」と過信せずに、餅を食べるのを控えたり、細かく切ってノドに詰まらせないよう対策をしたりしてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月24日36歳で第一子を妊娠。初期のつわりも落ち着き、胎動が感じられるようになったころから悩まされたのは足のむくみ。明らかに20代とは違い代謝も落ちているなか、フルタイムで働き、立ち仕事も多い職業柄、常にむくみ気味だった私の足は妊娠の影響でさらにむくむように。妊娠後期まで続いた私の足のむくみとの戦いをご紹介します。 あれ? いつもより足がパンパン?34歳で結婚、36歳で第一子を妊娠。双方の両親をはじめ、親戚一同大変喜んでくれました。妊娠初期のころは食べづわりに悩まされ、空腹にならないようにバナナなどを持って職場へ行く毎日でした。しかし、つわりが終わってほっとしたのもつかの間、次第に足のむくみが気になり始めたのです。 普段から運動はほとんどせず、立ち仕事が多いこともあり、もともとむくみ気味だった私。履き慣れた靴も窮屈になり、靴下の痕もくっきり残るほどパンパンな状態に。朝起きたときから足がむくんでいて、仕事へ行くのも、そもそも靴を履いて出かけるのも憂うつでした。 意を決してウォーキング!体重管理とむくみ対策としてお医者さんに言われたのは、「歩く」こと。妊娠前から158cm、64kgのぽっちゃり体型で、助産師さんから「妊娠中の体重増加は7kg以内に」と注告されていたこともあり、運動不足の私も文字通り重い腰を上げ、散歩することに。 しかし、このときは8月。外は暑くて歩けないので、私が選んだお散歩コースは天気にも左右されず、休憩スペースも多い「ショッピングモール」。新しいショッピングモールがオープンしたばかりだったので、スニーカーを新調し、気分を上げてウォーキングへ。隅から隅まで約2kmの距離を体調に合わせて2~3周、週3回ほど通いました。3週間続けると足がだんだん軽く感じられるようになり、次第に靴下の痕も残らなくなっていきました。 ウォーキングに加えて食事の見直しもウォーキングとあわせて食事の見直しもおこない、むくみ防止によいとされるカリウムの多い食品を意識して食べるようにしました。もともと食べることが大好きなので、自分の好きなものを取り入れ、無理なく楽しく体によい食事を意識するようにしたのです。 具体的にはわかめなどの海草類や野菜たっぷりのスープ、バナナやアボカドなどの果物、焼き芋、無添加のナッツ類という感じです。特に野菜たっぷりのスープは食物繊維も多く摂取でき、冷房による冷えや便秘も解消され、それがむくみ解消にもつながったと思います。 出産間近までウォーキングと食事の見直しを頑張ったおかげで、最大の悩みだったむくみは解消されました。さらに、出産に向けての体力をしっかりつけられたように思います。体重も結果的にプラス7kg、また年齢とぽっちゃり体型のため、お医者さんから心配されていた妊娠高血圧症候群にもならず、無事に出産を迎えることに。つらかったむくみの解消から始めたウォーキングですが、結果的にはさまざまな面で役立ちました。 高齢出産にはいろいろな悩みがありますが、30代後半を過ぎたからこその経験値や心のゆとりがあるのではないかと私は感じています。現在も妊娠中なので、前回の経験を活かしてマタニティライフを楽しみたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:上原さちこ夫と2歳の娘と3人暮らし。英語講師としてフルタイムで働きながら子育てに奮闘中。36歳で第一子を出産。
2020年12月06日これからお話しさせていただくのは私が「妊娠糖尿病」を経験したお話なのですが、まずは今回は私の自己紹介から……。 私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。 私が高齢で出産することになった理由の1つに、30代のころに「IgA腎症」という種類の慢性腎炎を患っていたということが関係しています。腎機能が低い状態で妊娠すると腎臓にかなり負担がかかり、腎炎が悪化するかもしれないと言われていました。 胎児にも影響が出る可能性もあるそうです。(流・早産、胎児発育不全、胎児死亡、後遺症など) そんなこともあり、30代のころはまずは自分の体を治すことが優先、ストレスなく健康で、自分の好きなことをして生きようと思っていました。子どものいる人生はあえて考えないようにしていました。 ステロイドパルス療法と扁桃摘出で治療はうまくいき、慢性腎炎は寛解。そして気づけば40歳も過ぎ……。 「すぐ疲れる、体がだるい、熱があるような気がする、胃が重くて気持ちが悪い。ああ、これはついに更年期障害の始まりかな……?」と思っていたらなんと妊娠。実はこれらは妊娠の初期症状でしたが、しばらくのあいだ本気で更年期障害かと思っていました。 赤ちゃんを授かったは良いけれど、こんな私が本当に産めるのか? 分娩時にちゃんと赤ちゃんを出してあげられる体力があるのか? 定期健診では胎児の発育はいつも順調と言われていましたが、私自身は常に不安でした。 そこでいつも相談に乗ってくれるベテラン助産師さんの言葉に救われました。「そんなの、ぜ~んぜん大丈夫! 若い人でも高齢の人でも産む体力なんて実はそんなに必要じゃないの。赤ちゃん自身が出ようとする力も加わるからね! ……まぁ、違いがあるとすれば…『産後の回復力』だね!」 なるほど、と思いました。それを聞いて少しだけ安心しました。「産後の回復力」はまったく自信がありませんが……。 その言葉通り、分娩時に私はほとんどいきむ力がいらないくらいで。赤ちゃんが出ようとする力が強すぎて子宮口が開くまで留めておくのが大変だったくらいです。 そして産後は心身ともにボロッボロ。若ければもっとはやく回復するんだろうなぁと実感することばかりでした。普段通りに生活ができるようになるまでに、私はなんと5カ月もかかりました。 そんな私が妊娠中に妊娠糖尿病になった経験をお話ししていきたいと思います。これからしばらくの間おつきあいいただけるとうれしいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月01日私が2人目を妊娠したとき、長女はすでに6歳でした。初産であれば高齢出産にあたる年齢に差しかかっていたうえに妊娠・出産のブランクがあることから、妊娠中や産後の生活には大きな不安を感じていました。ところが実際には精神面でも体力面でも驚くほどラクに過ごすことができたのです。 経験豊富なママたちが身近に勢ぞろい大きな助けをくれたのは長女のお友だちのママたち、いわゆる「ママ友」でした。長女の周りはたまたま末っ子が多く、ママ歴10年以上のベテランぞろい。私が妊娠を報告すると歓声をあげ、「早く抱っこしたい!」とはしゃいでくれました。 またそれぞれに妊娠・出産の壮絶エピソードを話してくれ、「いろいろあるかもしれないけれど、大丈夫」と私を力づけ、不安を吹き飛ばしてくれたのです。それ以外にも長女の習い事の送迎をしてくれたり、遊びに連れ出してくれたりして、「うちの子が喜ぶから」とあくまでさりげなくしてくれるサポートに救われました。 おもちゃや服がどんどん集まってくる前回の出産からブランクがあるため、また途中に引っ越しもあったため長女が赤ちゃんのときに使っていた物はほとんど処分していました。「すべて買い直しか……」と思っていたら、実際は大違い。直接の友人でなくても「弟妹がいるお友だちのママが引き取り手を探している」とあちこちからお下がりが集まってきたのです。 おもちゃや服も上の子とは性別が違うので、どういったものが良いか見当もつかなかった私に「これは使いやすいよ」「子どもがすごく喜んだよ」という口コミ付きのお下がりはとてもありがたかったです。 小さなママの心強い成長ひとりっ子期間の長かった長女は、少し甘えん坊になり多少の赤ちゃん返りはあったものの、産後はしっかり戦力になってくれました。小さなママとして赤ちゃんのお風呂上がりに合わせてタオルとおむつをセットしておいてくれたり、赤ちゃんが泣き止まないときは変顔をしたり歌ったりして全力であやしてくれたりもしました。 おかげで第1子である長女の乳児期に感じた、「赤ちゃんと2人っきりの閉塞感」を感じることは一切ありませんでした。 7年のブランクがある妊娠・出産に対して、「今さら自分にできるだろうか」という不安が大きくあった私を力強く支えてくれたのは、身近にいる経験豊富なママ友たちと成長した長女でした。「きょうだいは何歳差がベストか」という問いに答えはありませんが、わが家にとっては7歳の差がちょうどよかったように今は感じています。 監修/助産師REIKO著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。イラスト制作者:イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2020年11月05日妊娠に欠かすことのできない卵子ですが、みなさんは卵子についてどのくらいご存知ですか? 実は卵子にはみなさんが知らないような不思議な話がたくさんあるんです。卵子のことを知ることで、ご自身の体のこと、命のことをより深く知ることができるかもしれません。そこで、意外と知られていない卵子について、浅田レディースクリニック理事長 浅田義正先生のお話を交えて紹介していきたいと思います。今回は、「精子と妊娠の期限」に関するお話です。 精子はどうやってつくられる?生まれたときには約200万個あり、加齢とともに減少していく卵子。卵子の数は限られていますが、一方精子はどうなのでしょうか。 精子は、精巣のなかにある精細管(せいさいかん)という部分でつくられます。卵子と同じように、原始生殖細胞である精細胞が分裂して精子になります。卵子は、生まれてから一度も新しくつくられませんが、精子細胞の元となる精原細胞はなくなることはなく、分裂した細胞がほぼすべて成熟した精子になるという特徴があります。精子は第二次性徴くらいから毎日つくられるようになり、男性はほぼ一生涯を通じて精子を産生することができます。 精子も卵子と同じように老化する?卵子と異なり毎日つくられる精子ですが、精子も老化するのでしょうか。浅田先生いわく、「加齢の影響がまったくないというわけではありません。しかし、その影響は卵子に比べれば桁違いに低く、妊娠率などの臨床成績にはまったく考慮する必要がありません。 論文では94歳で生児を得た記録もありますし、精子の老化は生殖年齢ではまったく考慮する必要はありません。精子の所見は個人差が非常に大きく、年齢よりも若くても所見がはじめから悪い人も多くいますし、個人でも精液検査は大きな結果のバラツキがあり、あまりあてになりません」とのこと。 妊娠はいつまでできる?現在、日本では女性の社会進出が進み、晩婚化が進んでいます。厚生労働省の人口動態統計によると、今から50年前の1970年の女性の平均初婚年齢は24.2歳、最新のデータ(2017年)では29.4歳と5.2歳上昇しています。 女性の妊娠する力が最も強いのは22〜23歳だと言われています。しかし、最新のデータからも妊娠する力のピークを過ぎてから結婚する女性が多くなっているのが現状です。しかし、実際には40歳以上でも妊娠・出産され、子育てをしている女性もたくさんいらっしゃいます。現在、自然妊娠ではアメリカの57歳の女性が最高齢とされていますが、2019年には体外受精で妊娠した70歳の女性が双子の赤ちゃんを出産し話題となりました。 浅田先生いわく、「70歳の女性が妊娠した事例は、卵子提供と思われます。個人差はありますが、一般的に自然妊娠できる年齢の限界は42〜43歳。身体面、卵子の状態、安全なお産という観点から見ると、22歳〜35歳ぐらいまでに出産できるのが理想的」とのこと。ちなみに浅田先生のクリニックでは47歳が最高齢の出産だそうです。加齢とともに妊娠する力が衰え、不妊の原因は女性側にあると思われる人も多かったようですが、最近では「男性不妊」と言う言葉があるように、男性側の原因による不妊も明らかになってきています。しかし、浅田先生によると、「精子があれば人工授精、顕微授精で解決できます。女性の晩婚化、女性の年齢、卵子の老化が不妊症のダントツの原因です」とのこと。 最近は見直されてきている性教育ですが、まだまだ生理に関することや妊娠の仕組み、避妊の方法にとどまっていて、妊娠の期限に関する情報を得る機会が少ないようにも感じます。「性」に関する教育も必要ですが、今後は男女の生涯を通じた心身の変化ついて学ぶ機会が増えるといいなと思います。 著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 監修者:医師 浅田レディース品川クリニック院長 浅田義正先生名古屋大学医学部卒業。名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として「不妊外来」および、「健康外来(更年期障害・ホルモン補充療法)」の専門外来を担当後、米国初の体外受精施設に留学。主に顕微授精(卵細胞質内精子注入法:ICSI)の基礎的研究に従事。95年に名古屋大学医学部附属病院分院にてICSIによる治療開始。顕微授精症例の全症例を担当し、同年5月、精巣精子を用いたICSIによる日本初の妊娠例を報告。98年ナカジマクリニック不妊センター開設。2004年浅田レディースクリニック(現・浅田レディース勝川クリニック)開院。10年に浅田レディース名古屋駅前クリニック、18年には浅田レディース品川クリニックを開院。多くの不妊に悩む女性と日々向き合っている。『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」』(ブルーバックス、講談社)など著書も多数。
2020年10月17日2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発が起きました。死傷者は5千人以上とみられています。爆風の影響で、多くの住宅や施設が破損。市民は片付けに追われています。荒れ果てた部屋で演奏する高齢女性の姿に涙…79歳になるメイ・アブード・メルキさんは、当時、家を留守にしていたため無事でしたが家は爆風で大きく破壊されてしまいました。家の中に窓ガラスや家具が散乱する中、宝物であるピアノの無事を確認したメイさん。静かにスコットランド民謡『オールド・ラング・サイン(通称、蛍の光)』を弾く様子を、孫のメイリー・メルキさんがFacebookに投稿したところ反響が上がりました。メイさんのさまざまな思いが伝わってくる演奏をお聴きください。May-Lee Melkiさんの投稿 2020年8月5日水曜日これまでの暮らしが一変した悲しさや、絶望、その中でもまた希望を持って新たに生活をしようという新たに生活をしようという前向きな意思が伝わってくる演奏。CNNによると、メイさんはこの家に60年住んでおり、ピアノは結婚の日に父親からもらったものだといいます。投稿には世界中からコメントが寄せられていました。・言葉にならない。ピアノとともにガラスを集める音がして、心が痛い。・大切な家がこんな形になって、悲しかっただろうな。・演奏を聴いて涙がこぼれた。レバノンに幸あれ…。「希望を持ち続けたい」というメイさん。ピアノ演奏は多くの人の心に響いたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月09日出産祝いは頂けるだけでとてもうれしいものですが、実用的に使えないものだったり、自分が欲しかったものだったりで、うれしさに差があるのが正直なところ。私自身そのような経験をしたので、友人などに渡す出産祝いは非常に悩みます。自分が頂いてうれしかったもの、贈って喜ばれたものを紹介します。 長女の誕生時に頂いたベビーリング第1子である長女が誕生したときは、たくさんのお祝いを頂きました。そのなかで私がとてもうれしかったものは、実母と実姉がプレゼントしてくれた 「ベビーリング」です。自分でもベビーリングを購入しようか迷っているときだったので、とても感激しました。 そもそも私がベビーリングを購入したかった理由は、私が生まれたときに母の友人が母にベビーリングをプレゼントし、その後、私が結婚したときに母からそのリングを譲り受け、とても感動したからです。娘が結婚するときも同じように、実母と実姉からプレゼントされたリングを贈りたいと思っています。 服やおむつなど実用品も助かる!服もたくさん頂きましたが、サイズは大きめがいいと思います。娘の場合は出産時に頂いた服を長く着ることができましたが、ぐんぐんと成長してしまう子もいますので、大きめサイズを選ぶと長く着させてあげることができると思います。 また、頂いたおむつやおしり拭きはとても役に立ちました。おむつは成長によりサイズが変わってしまいプレゼントとしては難しいかもしれませんが、おしり拭きのほうは1年間買わずに済んだので助かりました。 私が贈って喜ばれたもの先日友人の子どもが生まれたので何を贈ろうかと迷っていましたが、「欲しい」と言っていたものをプレゼントしたいと思いました。友人が欲しいなあとSNSでつぶやいていたものは、「ドッカトッカ」という持ち運び可能のベビーベッドのようなものでした。 残念ながら私ひとりでは手の届かない値段だったので、仲の良い友人と話し合い、お金を出し合って買うことに。絶対に喜んでくれる!と思っていましたが、想像以上に喜んでくれて私たちまで幸せな気持ちになりました。 欲しいと思っているものをプレゼントされると、とてもうれしいものです。出産祝いとして贈りたいものが高いものでも、友人同士でお金を出し合って買えることもあります。日常で役立つ日用品等も助かりました。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。
2020年06月08日夫65歳、妻70歳。本作に登場する江月朝一と夕子が子宝に恵まれる年齢だ。超高齢出産&子育てを描き、ドラマ化もされた、タイム涼介さんによる『セブンティウイザン』。その続編にあたる『セブンティドリームズ』は、娘のみらいが3歳になり、幼稚園に通うところからスタートする。作者にお話を聞きました。「親になり、子育てを続けていると、日々の忙しさに自分のことを考える余裕を失いがちです。子どもに夢を託すだけでなく、大人が人生を楽しんでいる姿を見せることも子どもが大きくなったときの道しるべになるのではないかと思い、タイトルも新たに、始めさせていただきました」そもそもなぜ70歳で妊娠という、大胆な設定にしたのだろう。「いくつか理由があって、ひとつはあえて“めったにいない夫婦”にするためでした。妊娠、出産、育児は繊細な事柄なので、読んだ方に不安を与えたくなかったのです。もうひとつは妊娠・出産のタイミングが訪れるのは、必ずしも健康面や経済状態が万全なときだけではないということを表現するためでした」朝一はすでに定年退職をして年金生活を送っているため、みらいを育てていくうえで経済的不安が当然ある。その代わり、一緒に過ごす時間はたくさんあるが、子どもの成長とともに体力が追いつかなくなってくる。さらに追い打ちをかけるように、がんを告知されてしまうのだ。「朝一さんは戸惑い、落ち込みますが、残りの人生でできることや、やるべきことを探して奮闘します。年齢にかかわらず病は突然身に降りかかるものなので、私も自分自身に置き換えて、今後の生き方を考えながら描いていきたいです」くよくよしているのも束の間、というよりも日々成長する娘の姿を見て、前を向かずにはいられないふたり。人生経験は周りの親よりあっても、子育てに関してはみな平等に手探りで、初々しいのがいい。3巻では子どもとの関係性に加えて、幼稚園の新米先生や親同士のやり取りなどにも焦点が当てられていく。「教育の場ではどうしても子どもが中心になりますが、親であっても先生であっても誰かの子どもであり、大切な人生を歩んでいることを、親の親世代である朝一さんや夕子さんなら伝えられるはず。初めてづくしの冒険が続く江月夫婦にとって、今が一番の青春なのだと思います。そしてそれを見て成長するみらいちゃんの姿を描いていきたいです」『セブンティドリームズ』33巻では、幼稚園の年中組になったみらいの新たな友達との関係や、保護者会の役員になり、さまざまな考えの親とともに奮闘する朝一と夕子の姿が描かれる。新潮社620円©タイム涼介/新潮社たいむ・りょうすけ主な作品に『日直番長』『アベックパンチ』など。『セブンティウイザン』は全5巻。本作は『月刊コミックバンチ』で連載中。※『anan』2020年6月3日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年05月30日こんにちは。赤井トマトです。前回に引き続き出産の体験記を書いています。前回までのあらすじ「立ち会い出産はしない。」と伝えたにも関わらず、分娩台の隣に夫がいました。まだトイレに行ってないのに、大丈夫なのかな…。でも『いきんで良い』と言われた私は、今まで我慢した分、めちゃくちゃいきんだのです。ここで頑張れば、なんとか娘だけ出てくるのかもしれないよね?あれ? でも…絶対、先に大きい方が出てくるかな? どうやっていきめばいいの…私の出産の進みが早過ぎたからなのか、助産師さんが準備している中、代わりに測定計みたいなのを見ながら、色々と声をかけてくれる夫。ありがとう。 凄く心強いけど私は大きい方が出そうで、とても恥ずかしい…。私はそこから、夫の顔を見れませんでした。でも、そんなことは言ってられないのが出産なのですよね・・・・ここからは安心することができました、助産師さんがもう1人と産科の先生も到着しました。そのあと、すぐに娘の頭が出て「いきまないで!」と言われたら、身体がズルっと抜かれた感じがしました。娘の鳴き声を聞きながら「お母さんソックリですね!」と言われて「私に似て目が細いんだ。」っと思いました。 そのまま家族3人で1時間ほど、分娩室でゆっくりした時間を過ごしました。出産は色々な事が起きると聞いていました。産院の両親学級でも「バースプランをお考えの方もいらっしゃるでしょうが、命を最優先に考えるので、その通りにいかない事が多々あるとご理解ください。」と、先生が話をしていたのです。出産を経験する前、予想はしていたのですがこんなにも大変なことだとは思ってはいませんでした。高齢出産で初産だった私の話は、これでおしまいになります。読んで頂きありがとうございました。過去のお話はこちらから
2020年05月30日Twitterユーザーの吉田智士(@yoshida0117)さんの投稿に反響が上がっています。偶然、コンビニのコピー機の近くにいたという、吉田さん。すると、来店した高齢女性から「給付金申請用に保険証をコピーしたいけどやり方が分からない」と声をかけられたといいます。吉田さんは、高齢女性の代わりにコピーをしてあげることにしました。そこに、また別の高齢女性がやってきて同じく「コピーをしてほしい」というのです。吉田さんはその後、コピーを代行し続け、結果的にはこのようになったといいます。「行列のできるコピー代行店として、計12人をさばきました」いや、いい人すぎる!若干、列は途切れたというもののコピーの代行にエンジンが点火してしまったという吉田さん。「もはやコピー機の扱いに不得手な人が来るのを、自ら待ってる状態になっていた」といいます。セブンイレブンのコピー機の近くにいたら、初老のご婦人から給付金申請用に保険証をコピーしたいけどやり方がわからないと声をかけられ、代わりにコピーをしてる最中に同じ目的で来店したご婦人たちが続々と列をなし、行列のできるコピー代行屋として計12人さばきました。なんかいいことあればいいな。— 吉田智士 (@yoshida0117) 2020年5月21日 コピーの代行をしてもらった人たちは、もしかしたら吉田さんがコピー機の前で待機してくれている親切な店員と思ったのかもしれません。投稿には、吉田さんを称賛する声がたくさん寄せられていました。・素敵なボランティア。その12人は助かったことでしょう。・素晴らしい。何かいいことがあるといいですね。・私の祖父も知らない人に助けてもらったようで、とても感謝しています。・コンビニ店員ですが、忙しいと対応できないのでとてもありがたかったと思います。『情けは人の為ならず』というように、多くの困っている人を助けた吉田さんにはきっと、12人分ほどのいいことが返ってくるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日2人組でそれぞれ漫画を描き発表している、『ナガラ飯(nagarameshi)』のTさんとKさん。Tさんの体験をもとにした、高齢女性とトラブルになった時のエピソードをInstagramに公開しています。『二階の住人編』ある日、女性の部屋の壁に現れた黒っぽいシミ。原因は上の階に住んでいる高齢女性で…。困っている女性を助けようと、高齢女性と話しに行ったTさん。しかし、高齢女性はTさんの話を聞いてはくれませんでした。警察を呼んだ後日、高齢女性は自分の部屋が原因であることを認めてくれましたが、その後も問題ばかり起こします。心身ともに疲弊した女性は引っ越しを決意。被害者である側が移動をしないと、問題は解決しなかったようです。漫画には、「オチがおもいのほか怖かった」「これは女性が引っ越して正解!」「違う次元の人と接するのは困難」などの声が上がりました。近所トラブルは、賃貸ではよくあること。相手によっては、大家さんや管理会社でも解決が難しい場合もあります。いつでも引っ越せる身軽さが、時には問題を解決する時に役立つかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年04月19日新型コロナウイルス感染症の感染防止のため外出自粛を余儀なくされている中、アメリカでは有名人がSNSなどを使ってファンと交流する機会が増えています。自宅でコンサートを行う歌手や、子供向けに絵本の読み聞かせをする俳優もいて、エンターテイナーたちはそれぞれの方法で人々を楽しませています。そんな中、俳優のマシュー・マコノヒーが、高齢者施設で暮らす人たちを招待してバーチャルビンゴ大会を開催しました!彼が使ったのはオンライン会議システム『ZOOM』。マシューと彼の母親、そして妻のカミラさんと子供たちも参加して行われたバーチャルビンゴ大会の様子がこちらです。Ever play virtual bingo with #MatthewMcConaughey? You’d be a whole lot cooler if you did! The residents at The Enclave...Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020あらかじめ配られたビンゴカードを手に、マシューが読み上げる番号をチェックする高齢者のみなさん。安全にそれぞれの部屋で、タブレット端末でお互いの顔を見ながらビンゴを楽しみました。そして最後はみなさんが一斉にマシューに感謝のメッセージを送っています。During a time when we are all working to make lemonade out of lemons, we are so humbled that Matthew took the time to...Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020アメリカでは感染防止のために、多くの高齢者施設で外部からの訪問者を禁止。そのため家族や友人と会えなくなり、さびしい思いをしている人がたくさんいるのです。マシューはそんな高齢者たちを元気づけるために、このビンゴ大会を企画したのでしょう。本当に優しい人ですね。高齢者のみなさんにとっては、アカデミー賞を受賞したハリウッドスターとの交流はもちろん、誰かの顔を見ながら楽しい時間を過ごせたことが大きな活力になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年04月15日