お笑いタレントのだいたひかるが9日に自身のアメブロを更新。高齢育児で難しいと判断したことを明かした。この日、だいたは「無理がきかない高齢育児」というタイトルでブログを更新。「子供はメキメキ体力がつきますが、こちらはメキメキ衰えていく」と冗談まじりにコメントし「中年に優しい、スケジュールをくむようになりました」と変化を明かした。続けて「1日でディズニーは、もう難しいと判断」したといい「そうして良かったと思う…この躍動感と、はしゃぎっぷり」とベッドの上ではしゃぐ息子の姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年04月10日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「電車で学生を責める老人」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言難癖をつけてくる高齢女性いつも電車で通学している大学生の主人公。ある日、車内で見知らぬ高齢女性に目をつけられ、難癖をつけられるようになりました。そんな主人公が、足を怪我してしまったときのことです。主人公は友人に付き添ってもらい、電車の座席に座っていました。するとやってきた高齢女性が、主人公に「席譲るべきなんじゃないの」と言ってきたのです。友人は主人公をかばい「彼女は足を怪我しているんです!」と言ってくれましたが…。事情を話しても…出典:モナ・リザの戯言何としてでも主人公に難癖をつけたい高齢女性は、友人の話を聞こうとしません。すると友人は、主人公に嫌がらせする高齢女性に激怒しました。次の瞬間、高齢女性は被害者面で周りに助けを求めたのですが…。普段から様子を見ていた同じ電車の利用者に責められ、そのまま駅員に連れていかれるのでした。読者の感想電車の中で同じ学生に何度も難癖をつけ、嫌がらせを繰り返すなんてひどいですよね。怪我をした主人公が高齢女性とこれ以上のトラブルにならないよう、かばってくれた友人が立派でした。(40代/女性)高齢だということを理由にして嫌がらせをするなんて信じられません。人に嫌がらせをするほどげんきなのであれば、座れなくても大丈夫なのではと思ってしまいます。周りの人が見ていてくれたおかげで、主人公が助けてもらえてよかったですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月02日高齢化社会を迎えた日本では、介護を受けている高齢者が多数います。私の父親もその寸前までいきました。老いた親の世話はさまざまなことをしなければならないため、大変だと感じた私の経験談です。病魔は突然襲ってくる2012年3月、父親が突然「足が痛い」と言いだしました。何かねじったのではないかと、自分はそれを聞いて思っていました。ですが、数日経過しても痛みが治まらないようで、病院で診てもらったところ、手術をしなければ治らないとのことでした。幸い痛みもそんなにひどくなかったのでよかったのですが、数日後に入院となりました。術後の経過は良好で、退院後はいつも通りすたすた歩ける状態に戻ったのです。再発を機に要支援2にところが、その翌年の2013年9月、再発してしまいました。今度は痛みも強く、杖を突いた父を初めて見て、ショックを受けたものです。その後は再発を繰り返し、手術は数回に及びました。2020年ころには、ついに「要支援2」の認定を受けることになりました。「要支援2」は、要介護の一歩手前です。自力でトイレや風呂、歯磨きなどはできるものの、歩くのもやっとの状態。食事も自分で作るのが好きな父でしたが、すでにそれもできずに家族の作る料理に頼るようになっていきました。手伝いだけでも大変な介護要支援2となった父親の世話を、母と2人で分担しました。一番不安だったのは、「要介護になったらどうしよう」ということでした。自力でトイレや風呂ができなくなったら、これまで以上に大変になるのでは……という不安が大きかったのです。現在、父親はホスピス(終末期患者の痛みや症状を緩和することを目的とするケア)で病魔と闘っています。そこに入所したことで、父親の10年にわたる介護からは、解放されました。今では、安心して眠れるようになったことが一番の幸せです。私の場合は、何とか負担も少なかったのが幸いでした。それでも、介護は本当に心身ともにくたびれるものだと実感しています。まとめ私の場合には、母親と介護を分担できていたので、さほどの負担はありませんでした。また、たまに来るヘルパーの方にも助けていただきました。介護はとても過酷なものだと思うので、決してひとりで抱え込まないことが大切だと実感しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/佐藤よしきウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年02月26日アメリカのノースカロライナ州で動物保護活動をしているクリッシー(chrissyfnf)さんが、用事で地元の動物保護シェルターに立ち寄った時のことです。彼女はロビーで、飼い主に引きずられるようにして入ってきた犬を見かけました。その犬は見るからに高齢でうまく歩くことができず、混乱した様子で飼い主の脚にしがみついていたそうです。犬の顔には腫瘍があり、皮膚は腐ってひどい悪臭を放っていたのだとか。クリッシーさんは飼い主とシェルターのスタッフから、18歳のその犬が安楽死のために連れて来られたことを聞きます。かわいそうに思った彼女は飼い主に「この犬を病院に連れて行かせてください」と懇願しましたが、飼い主は笑って「ダメだ」といったそう。しかし彼女は諦めず、シェルターのスタッフに合図をして、犬をその場から連れて帰ったのです。ほんの数日間でも楽にさせてあげたい犬はまともに歩けないため、クリッシーさんは自分のヒールを脱いで、犬を抱えて運びました。犬がそこらじゅうに吐いた血液や体液で車内は汚れ、悪臭が広がり、彼女は「この犬をどうしたら助けられるのか分からなかった」といいます。犬を診察した獣医師は、「ほんの数日間かもしれないけど、腫瘍を取り除くことがこの犬を快適にする唯一の方法」といったのだとか。彼女は同意して、犬の腫瘍を除去する手術を行いました。それから1年が経過した2024年1月11日、クリッシーさんはシーモアくんと名付けたその犬の動画を公開。シェルターで助け出されてから1年間、シーモアくんは彼女の家族として幸せに過ごしていたのです!@chrissyfnf I can’t believe today marks 1 year with you. January 11th last year I watched your owner dragging you toward the shelter door. Your old legs couldn’t keep up and you were so confused clinging to who you thought was your person . The rotting skin and tumors smelled so bad you actually were clearing out the lobby area.There was no way I would let your old bones go lay on that floor to die alone. I was only at the shelter to help my friend finish up our other intakes we were taking from that shelter quickly. I was there just at the right moment and our hearts were absolutely meant to be. You could hardly walk and your face was infected from the growths being untreated. I will never forget your face looking up at me while I was kicking off my favorite heels in the parking lot because your big self couldn’t walk any further - I had to carry you. You stared at me like what are you even doing? you look crazy- no way you can carry me .. You had no clue the amount of times I would carry you over the next year. The vets told me maybe even only a few days but removing those masses was only way to make you comfy.. so we did it. I brought you home and promised to show you all the things I wish you had before. My mission to save your heart started … little did I know you would save me instead. Pappy seymour this year has been the biggest gift to me. You have become the face that greets me every time I get home. You wait for me like I am your whole world. We became best friends. I so badly longed to have holidays and celebrate with you. I prayed about it a lot. I can’t believe we have now had them all. My prayers were answered. Today marks 1 full year. We have done it all. You celebrated every one of our family birthdays stealing bites of cake always , you dressed up with the kids for Halloween, we snuggled by the Christmas tree with cookies. Every single moment this year you have made my life so much better. I am yours and you are mine. Best friends forever. Here’s to a year seymour ❤️ I pray for so many more memories. I ask today if everyone could donate $1 in honor of his 1 year to help our rescue. Venmo:‘forgottennowfamily PayPal: Forgottennowfamily@gmail.com #hospice #fosteringsaveslives #myguy #youandme #dontbullymybreed❤ #pittiesoftiktok #forgottennowfamilyrescue ♬ You and Me - Eldar Kedem19歳の誕生日に「おめでとう!」といわれて、嬉しそうに返事をするシーモアくん。クリッシーさんの子供たちと遊んだり、ゆっくりながらも自分の足でしっかりと歩いたりしています。1年間の思い出が詰まったこの動画は、多くの人の涙を誘ったようです。・号泣した。高齢の犬にこんなことをする人がいるなんて理解できない。この犬を引き取ってくれてありがとう。・あなたほど素晴らしい人はいないよ。・この犬の乳白色の瞳と老いた吠え声に涙が出そう。あなたの大切な美しい天使は、亡くなった私の高齢犬を思い出させてくれる。その子を愛してあげてね。同年2月14日に公開された動画では、シーモアくんがバレンタインデーのクッキーをもらう様子が映っていました。クリッシーさんは「シーモアは私にとって最大の贈り物になった」とつづっています。@chrissyfnf Pappy Seymour put back on his valentines robe and has his most favorite cookie snackies. we celebrated him being the best boy and my valentine ❤️ Happy valentines day from us - love chrissy & seymour #hospice #fosteringsaveslives #pittiesoftiktok #foster #rescue #shelterdog #myheart #myvalentine #myguy ♬ original sound - Chrissyこの1年間、クリッシーさんと彼女の家族とともにたくさんの思い出を作ってきたシーモアくん。新たな1年も、楽しい思い出が増え続けていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月20日写真や映像は、人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのか。篠山紀信の1970年代の作品から、高齢化社会や人口知能(AI)といった今日的テーマを扱う作品まで、「記憶」に焦点をあてた展覧会が、3月1日(金)から6月9日(日)まで、恵比寿の東京都写真美術館で開催される。同展の基点となるのは、今年1月に逝去した篠山紀信だ。1970年代に篠山が発表したポートレイト写真による「写真論」とも言える〈誕生日〉と、「生活のにおいや手あか」に目を向けた〈家〉の連作。これを2011年の東日本大震災に取材した〈ATOKATA〉と対比することで、篠山の視点を探るところから同展は始まる。続くのは、日本、ベトナム、フィンランドで活躍する作家たち。アプローチの仕方もトピックスも多岐にわたるが、重要な作品が日本初公開されるのも見どころのひとつだ。例えば、米田知子は、新作を加えた「国境線」、あるいは国とは何かを問いかける作品群で構成を行い、彫刻の存在を考察する小田原のどかは、テキストによる新作を加えたインスタレーションを発表する。一方、ベトナム初の原子力発電所の建設計画を受けて現地で取材したグエン・チン・ティは、フランスでの個展を通じて国際社会に発信した重要な映像作品を日本で初公開。またフィンランドのマルヤ・ピリラは、日本の作陶ユニット「Satoko Sai(崔聡子)+Tomoko Kurahara(蔵原智子)」とのコラボレーションで、高齢者の内面の世界を浮かび上がらせるプロジェクトを展開する。もうひとつの見どころは、近年とりわけ注目を浴びるAIを使った作品が登場すること。今回、1000枚のドローイングを新作で描いた画家の村山悟郎、人工生命を研究する東京大学教授の池上高志、さらにAIを用いた人間の創造性の拡張を研究する徳井直生が率いる会社「Qosmo」の三者が強力なタッグを組み、AIを用いた共同制作を行うのも話題となろう。7組8名のアーティストたちの表現は多様だが、各々が他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観る者の記憶とを結びつける写真と映像の特性を活かした制作を行っている。70余点の出品作を通じ、観る者それぞれが自身の記憶と向き合うことのできる展覧会となっている。<開催概要>『記憶:リメンブランス-現代写真・映像の表現から』会期:2024年3月1日(金)~6月9日(日)会期:東京都写真美術館 2 階展示室時間:10:00~18:00、木金は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般700円、高校560円、高中・65 歳以上350円公式サイト:
2024年02月15日日本は世界の中でも最も速く高齢化が進む国の一つです。目を健康に保つことが認知症予防につながるということから、大阪府大東市と連携して複合施設を運営する株式会社フロムアースキッズ(所在地:大阪府大東市諸福、代表取締役:池田 有志)は、2024年2月27日(火)に大東市老人福祉センターにてビジョントレーニングイベントを開催します。ビジョントレーニングの様子【視力が認知症の発症に関連か】認知症高齢者の増加が深刻です。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症となり、700万人を超えると推計されています。認知症やその疑いがあり行方不明になった人は去年、全国でのべ1万8,700人余りと、この10年でほぼ倍増しています。その他、認知症の患者の交通事故問題や自分が認知症になると家族に負担をかけることが不安だという声も上がっています。出典元厚生労働省認知症施策推進総合戦略 65歳以上の高齢者を対象にした調査によると、視力の良い人はそうでない人に比べて認知機能が高いというデータがあります。また、視力の悪い人は、認知症の発症リスクが良い人の2倍という研究結果も発表されています。【目の前しか見えていなかった視野が広がる】株式会社フロムアースキッズは2024年2月に大東市老人福祉センターにてビジョントレーニングイベントを開催します。ビジョントレーニングとは、ものを目で捉える力を高め、見たものを正しく認識したり、体を自分のイメージ通りに動かしたりする機能を高めるトレーニングです。自分の指を上下左右や斜めに動かし、動く対象物を目で追う運動や、両手を上下左右や斜めに広げ、2点間をメトロノームなどのテンポに合わせて両目を動かせていく運動を行います。トレーニングを行うことで目と体の連携が円滑になり、認知症予防だけでなく高齢者のフレイル(加齢により心身が衰えていく状態)、転倒予防、交通事故防止などの効果が期待できます。前回体験会参加者(80代女性)「目で自分の指を追いかける運動やパネルの数字を追いかけるゲームなどやりました。今までは目の前しか見えていなかった視野がどんどん上や下へ広がっているのが実感でき、またやりたいと思いました。次やったときには必ずもっといい点数が取れるはずと久しぶりにワクワクしました。」【認知症の介護で悩んでいる方を助けたい】ビジョントレーニングはスポーツ界から広まっていきました。プロボクサー元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太さんも推奨、「このトレーニングがなければ全然今のレベルには達していない。」と話しています。アスリートの間ではビジョントレーニングはもはや常識になっています。株式会社フロムアースキッズでは子供のころから取り入れると効果的ということで、野球やサッカーなどのスポーツの分野でパフォーマンスアップを目指す子供や、発達に課題のある子供たちに指導してきました。ビジョントレーニングを数多く実体験したことにより、高齢者の認知症予防にも効果があることを知り高齢者向けのイベントを開催するようになりました。代表より「親が認知症になり介護しているという方が私の周りでも増えてきています。親の介護で悩まれている方を少しでも助けたいと思い、高齢者向けの眼球運動を取り入れることにしました。日常生活の中に取り入れやすい運動なので、今回の催しをきっかけに認知症の予防に役立ててほしいです。」《ビジョントレーニングイベント詳細》日時 : 2024年2月27日(火)開催時間: 11時から11時半まで所在地 : 〒574-0044 大阪府大東市諸福1丁目12-12 諸福老人福祉センター【会社概要】会社名 : 株式会社フロムアースキッズ代表 : 代表取締役 池田 有志本社 : 〒574-0044 大阪府大東市諸福1-12-12事業内容: 福祉施設運営URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月14日超高齢社会が進行する日本において表出するさまざまな社会課題に精通する斉藤徹氏が「高齢ドライバー」に関するイシューをSurfvoteで提起。高齢ドライバーによる事故や対策について、詳しく追及した。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?」というイシュー(課題)について1月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?超高齢社会がすすむ日本において、高齢ドライバーによる事故が社会問題となっています。2019年に東京・池袋で起きた痛ましい事故は、多くの人たちの記憶に残っています。高齢者による運転事故は、認知機能の低下による判断の遅れが原因のひとつと考えられています。対策としては、免許更新時に高齢者講習に加え、認知機能検査や運転技能検査を必須としたり、免許を自主返納してもらったりするというものがありますが、さまざまな問題をはらんでいます。高齢ドライバーによる事故を防止するために、効果的な対策とは何なのでしょうか。Surfvoteを通じてひろく意見を募集しました。投票の詳細イシュー(課題):高齢者は何歳まで運転可能とすべきか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年11月29日〜2024年1月31日有効票数:62票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)運転免許の返納はあくまで本人の自由意志に基づいて行われるべき 29%年齢によらず能力差はあるのだから、「高齢者」とか「○歳以上」とか、一括りにしてしまうのはやや強引。年寄りになっても、安全運転でドライブを楽しむ権利はある。運転免許の技能試験、認知試験をより厳密に行い返納を促すべき 30.6%高齢になっても自分は大丈夫と思っていても身体が思うように動かなかったり、とっさの判断が鈍っていたり色々な障害が生じてくると思います。75歳あるいは80歳といった年齢で区切って免許返納を行うべき 19.4%老化や認知症等の記憶力の低下は誰にでもなりうる。定年等と同じように何歳と定めることで事前に不慮の事故を防げると考える。運転免許の返納と、代替輸送手段の提供、割引はセットで行われるべき 3.2%高齢者から運転免許を取り上げるのなら、同じくらい便利な代替輸送手段を提供することが前提条件だと思う。サポカー免許への切り替えをより積極的に行うべき 3.2%他の選択肢も取入れながら、返納せず運転する方はサポカーの切り替えをしていくべきだと思います。自分の命も、他人の命も守るために。自動運転技術開発を加速化し、高齢者の移動の利便性を担保すべき 11.3%決して高齢者だけが事故を起こすわけではない。全自動の車が一般的になったら便利で、渋滞も起きずすべての問題がうまくいく。その他 0% わからない 3.2%このイシューを執筆した 斉藤 徹氏超高齢未来観測所。超高齢社会と未来研究をテーマに活動。 元電通シニアプロジェクト代表、電通未来予測支援ラボファウンダー。国際長寿センター客員研究員、早稲田Life Redesign College(LRC)講師、社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)など多数。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月07日昨今の社会問題として、ますます深刻化する少子高齢化。それに伴い、高齢者をターゲットにした『オレオレ詐欺』の被害が後を絶ちません。2024年の正月、祖父母宅でのんびり過ごしていた筆者。滞在中、祖母からとんでもない手口を使った詐欺電話の話を聞きました。本記事では、最近特に巧妙になった『オレオレ詐欺の手口』について、祖母の実体験をもとに紹介します。祖母にかかってきた『オレオレ詐欺』の電話筆者の祖母は80代後半で、今までにもオレオレ詐欺の電話が何度もかかってきていました。パターンとしては、典型的な「オレだよ、オレ!」から始まり、「借金を返せなくてお金を貸してほしい」「交通事故を起こしてしまい、すぐに大金が必要だから助けてほしい」などバリエーションはさまざま。しかし、祖母は電話のはじめに必ず自分の名前を名乗る息子たちの性格を加味して、すぐに見破ることができていました。※写真はイメージそんなある日、A病院の従業員を名乗る男性から祖母に電話が。祖母の息子の1人に関連するような内容で、鬼気迫るものだったそうです。「A病院のBと申します。息子のCさんが先ほど運び込まれまして、現在意識がありません。手術が必要なのですが、Bさんに手持ちがなく診療費を払えない状況で困っています」※実際の病院名や人名は伏せています。『Cさん』は祖母の息子の名前と一致していたため、祖母は一瞬「本当かもしれない…」と信じかけたといいます。しかし、詐欺の可能性も否定できないため、冷静にこのように伝えたといいます。「ご連絡ありがとうございます。念のため本人の自宅や仕事先に電話をして確認したいので、病院の代表番号に折り返す形でもよろしいでしょうか」すると、電話の相手は…。「輸血を伴う緊急事態なので、早く支払いを!」相手が確認電話をさせまいと急かしてきたところで、祖母は怪しさを感じて電話をガチャリ。念のため、祖母は息子の自宅に電話すると、在宅勤務をしていた本人がピンピンした状態で電話口に出たので、詐欺電話だったことが判明しました。母親の子供への愛情を利用した、なんとも卑劣な手口ですよね。すぐに祖母は警察に電話をし、自宅を訪れた警察官に事情を話しました。その際、電話の相手がなぜか息子の本名を持ち出してきたことを説明すると、このようにいわれたそうです。「個人情報保護に関する意識が薄かった時代の『卒業者名簿』は、氏名や住所、電話番号が書かれているものも多く、そこから漏れたのかもしれない」どうやら、「一定以上の有名大学の卒業者はお金を持っている可能性が高い」ということで、卒業名簿の個人情報が特殊詐欺界隈に出回っているらしいのです。今回は祖父と祖父の息子の名前が名簿でヒットし、名字と住所などを照合した結果、親子関係があることが判明。そして、自宅の電話番号に電話かがかかってきたという可能性があるそうです。詐欺被害を防げるグッズも効果的祖母の住む地域では、各家庭でできるオレオレ詐欺の予防策として、電話をかけると発信音が鳴る前に、「この電話は振り込め詐欺防止のため、会話内容が自動的に録音されます」という音声が流れる『詐欺防止装置』を高齢者を対象に配布しているとのこと。警察によると、固定電話の受話器に貼り付けるだけなので、誰でも簡単に装着できるほか、実際に装着してから被害が減少するなど防止効果もあるといいます。ちなみに、祖母の場合もこの機械を使用している間はオレオレ詐欺が激減したものの、壊れてしまい放置している間に今回の電話がかかってきたようです。※写真はイメージ警察のすすめで、祖母は新しい装置をもらい装着してからは、怪しげな電話はぴたりと止んだとのこと。このように最近のオレオレ詐欺の手口は多岐にわたり、巧妙化しています。詐欺防止装置を使用しているからといって安心せず、少しでも「怪しいな」と思ったらすぐに電話を切り、『110』番や警察相談専用窓口の『#9110』に相談しましょう。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2024年01月31日ライブ会場から一番近い港「大阪城港」を発着地とする観光船「アクアライナー」の乗船券に、 緑黄色社会「街ごとリョクシャ化計画」オリジナルスーベニアが付いたセット券を期間限定で販売します。1983年より大阪市内で観光船を運航する大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区社長:奥村茂之)は、2024年1月12日(金)から15日(月)まで、「街ごとリョクシャ化計画」に参加します。「街ごとリョクシャ化計画」は、「緑黄色社会」初のアリーナツアー「リョクシャ化計画2023-2024」の開催にあわせて、会場周辺の店舗にてオリジナルスーベニア付きメニューを販売する企画です。当社では、ライブ会場となる大阪城ホールから徒歩約2分の所にある「大阪城港」を発着地とし、約40分間の水都大阪クルーズが楽しめる観光船「アクアライナー」の乗船券と、緑黄色社会オリジナルのバンダナ風ランチョンマット、またはボディペイントシールをセットにしたコラボ商品を販売します。また、大阪城港のチケット売り場に併設された売店でも、ドリンクやジェラートアイスとボディペイントシールをセットした商品を販売します。ライブの待ち時間に水都大阪観光を楽しむことができ、大阪で行われる緑黄色社会のライブをさらに盛り上げる企画となります。セット商品の詳細は、次ページをご確認ください。大阪水上バス㈱は大川や淀川を中心に大阪市内で観光船を運航。大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内で食事ができる「ひまわり」、2020年新たに登場した「アクアCielo」の5つのクルーズ船をもつ観光船事業者です。“水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズなど水上を楽しむ様々なイベントクルーズも積極的に実施するなど、『水都創造』をコーポレートアイデンティティとし、魅力溢れる水辺創造に力を入れています。【セット券の詳細】企画名称:緑黄色社会街ごとリョクシャ化計画スーベニア付きクルーズ実施期間:2024年1月12日(金)~15日(月)企画内容:① アクアライナー乗船券+バンダナ風ランチョンマット付きプラン水都大阪の定番クルーズ「アクアライナー」の乗船券と、緑黄色社会「街ごとリョクシャ化計画」の参加店でしか手に入らない「バンダナ風ランチョンマット」をセットにしたプランです。販売価格:2,000円(税込み)※大人券のみ② アクアライナー乗船券+ボディペイントシール付きプラン「アクアライナー」の乗船券と、緑黄色社会オリジナルのボディペイントシール(全5種)をセットにしたプランです。販売価格:1,770円(税込み)※大人券のみ※写真はイメージです。購入方法:大阪水上バス公式WEBサイトより、WEBチケットをご購入ください。 ※各種セット券は予約優先制となります。お問い合わせ:大阪水上バス 予約センター 06-6942-5511(9:15~16:00)<さらに!>大阪城港のチケット売り場併設の売店にて、ドリンク(ビール、チューハイ、ソフトドリンク等、持ち歩きに便利な缶やペットボトル商品を多数販売中)やジェラートアイスと、ボディペイントシールのセットも販売します。売店のみのご利用も可能ですので、お気軽にチケット売り場にお立ち寄りください。「街ごとリョクシャ化計画」の詳細は、こちらのWEBサイトをご覧ください。 240109_osaka-suijobus.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月09日晩婚化や少子化が憂慮される今の世の中、高齢で不妊治療する人も少なくないようです。私もご多分に漏れず、結婚が遅かったため40歳になってから不妊治療を開始。うまくいかずにあちこち病院をさすらったのち、待ち受けていたまさかの診断とは! そんな私の体験談です。県内の病院では無理ですと門前払いされ…30歳を過ぎてから結婚した私は当時、東京の実家から某県へ引っ越して不慣れな生活に四苦八苦。電車やバスの本数が1時間に1本だったり、駅前に店はなく、スーパーまでが遠かったりと、慣れない環境での生活にいっぱいいっぱいで、自分の人生設計など考える余裕はありませんでした。気付いたら40歳を超える年齢になっており、「子どもが欲しい」と慌てて思い立ち、市内にある評判の良い女医の産婦人科を受診したのです。まずは問診票を書き「不妊治療」にチェックを入れ受付に提出。人気のクリニックだけあって、1時間以上待たされ、やっと診察室に呼ばれると、女医は開口一番「最初から年齢を聞いていたら待たせなかったのに。すぐお帰りください」とひどい言葉を放ちました。「いや、ちょっと待ってください」。話だけでも聞いてほしかったので食い下がると、「あなたの年齢ではうちのクリニックだけでなく、県内ではもう無理ですよ。東京でも大阪でも自分の納得のいくお好きなところへ行きなさい」と門前払いされました。不妊治療の通院を始めたが結果は出ず妊活の一環で、SNSで知り合いになった院長が経営する鍼灸院にも通っていたのですが、その鍼灸師に「女医にひどいことを言われ、診察してもらえなかった」と愚痴りました。すると「あのクリニックは、うちのお客さんもボロクソに言われて泣かされたんですよ。気にしないで〇〇クリニックへ行ってごらんなさい、あなたより年上の人も通っていますよ」とすすめられたのが、わが家から電車を乗り継いで1時間半かかり、ローカルテレビでCMも流れる、県内でおそらく一番有名な不妊治療クリニック。そちらに通院することにしました。しかし、1年以上通院するも結果は出ず……。排卵誘発から採卵、受精、胚移植まで、結果が出ていないのに毎月同じ処方の繰り返しで、ひと月に数十万円の治療費ばかりが飛んでいき、どこが悪いのか調べてはくれないのです。漠然とした不安の中で、なぜか思い出されるのが一番初めに受診した、嫌なことを言う女医の「県内では無理です、東京でも大阪でも行きなさい」という言葉でした。当時ブログで不妊治療日記を書いていた私は、フォロワーの皆さんとの交流の中で、東京や大阪には日本国内でトップクラスの不妊治療クリニックがいくつかあることを知りました。患者は当たり前のように新幹線や飛行機で通院していると知り、私も憧れるようになりました。ぜひそちらで診てもらいたいと思い、勇気を振りしぼって在来線と新幹線を乗り継いで4時間ほどかけて大阪の超有名クリニックの門をたたいたのです。診断結果はまさかの病気疑いだった!超有名クリニックだけあって患者層はどことなくセレブに見え、場違いを感じつつも待合室で待つこと2時間。メディアで拝見していた超有名医師の診察です。医師は気さくでやさしく話を聞いてくれ、その場で必要な検査をいくつか提案してくれました。その内容は血液検査をはじめ、BCE(慢性子宮内膜炎)検査、子宮の収縮検査、銅亜鉛検査、不育症の検査など「え?」と思うようなことばかりで、県内の病院ではまずなかった検査です。10個ほど検査があったでしょうか、すべての診断結果が出るまでの半月ほどは、期待と不安でとても待ち遠しかったです。しかしその結果は! なんと「糖尿の疑い」で薬が処方されたのです。毎年の健康診断でも血液検査はしますが、一度も糖尿病と言われたことはありません。医師が言うに「一般的な健康のための適正値と、妊活のための適正値は違うんですよ」とのことでした。そのような考え方があるのだと、初めて知りました。驚くとともに、最初の県内のクリニックではどうしてそれを教えてくれなかったのだろう。「少しでも早く治療していたらもっと早くに授かれたかもしれないのに」と残念な気持ちにもなりましたが、結果がわかり、遠方まで通ったかいがあったなと思いました。まとめ近場の産婦人科で、私が高齢妊活者であるがゆえに「お帰りください」とまさかの門前払いをされ、その後テレビCMで有名な県内の不妊治療クリニックに通うも思うような結果が出ず。ただ時だけが過ぎてもんもんとした気持ちでいた私が、不妊治療のブロガーたちの後押しもあり、奮起して新幹線通院を決断したことによって、まさかの糖尿病(妊活基準)が判明しました。私がネットの民と交流せず、何も疑問に思わずに県内の病院にそのまま通い続けていたら何の結果も得られなかったでしょう。不妊治療は風邪などの一般的な病気とは違い、どこの病院でも通えば良いというものではないようでした。近場で済ませようとせず、思い切って県外へ飛び出す勇気も必要なのだと思い知りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/村澤綾香著者/こぴあ(50歳)園芸店店主。園芸ライター。県の里親として虐待児童の一時保護など児童の福祉に携わる。主に1歳前後の里子がお泊りに来るので、日々奮闘中!
2024年01月02日歌手の今陽子が2日に自身のアメブロを更新。高齢の母親と住むマンションで火災が発生したことを告白した。この日、今は「新年早々能登の大きな地震寒い時に本当に生きた心地しないですし、言葉が見つかりません…」と切り出し「実は、今朝3時半頃家のマンションで火災が発生」と告白。「非常ベルが鳴り響き、消防車が駆けつけ…廊下は煙で真っ白」とマンションの様子を明かした。続けて「高齢の母がいるので、取り敢えず着替えて暖かいかっこして」と述べ「消防の人に相談したら、部屋で待機していて」と言われたといい「騒がしい中不安に待っていました」と説明。「5時頃やっと火が消え、マンション全開にして煙を出し」と消火後の様子を明かし「少し落ち着きました」とコメントした。また「母を安心させ寝させましたが、私はもう眠れず朝を迎えました」と報告。「高齢者を抱えていると地震、火災が発生した時本当に不安で怖いです。なんという新年のスタート」とコメントし「でも能登、北陸の方たちを思ったら弱音を言えません…祈るだけです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「大変な思いをされたんですね」「マンションの火事も怖いですね」「心身を、休ませて、お過ごしくださいね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月02日ananで連載中の堀潤&五月女ケイ子「社会のじかん」の特別編。少子高齢化が進む日本。人手不足や地方の過疎化など日本社会が抱える問題にも次第に変化の兆しが…。2024年は、変わりゆく未来の起点となるような年に!?政治と経済はローカルに注目。「お金と人材が地方に集まる!」政治に関しては、しばらく混乱が続くかもしれません。2024年は自民党総裁選がありますが、岸田さんが続投する可能性は薄いでしょう。中央政府があまり盤石ではないなか、実は最近、地方の政治が元気で新しい風が吹いています。例えば広島県安芸高田(あきたかた)市長の石丸伸二さんは、元銀行員。37歳で市長になり、古い体質の議会と積極的に議論し、市政の改革を行おうとしています。会見の場で、老舗メディアの中国新聞が旧体制の議会に近いと記者に抗議したり、SNSを駆使し、透明性のある市議会を目指して人気を博しています。’23年の地方選挙では定員割れする自治体が多くありました。今後もそういう地域は増えていくと思います。一見ネガティブな現象ですが、例えば長野県岡谷市議会では、4月の選挙で定員割れになり、元演劇誌編集長だった候補者が無投票で市議会議員になりました。異色の経歴の議員が加わることにより、岡谷市では、学校教育の現場で演劇のワークショップが行われたり、独自の人脈を活かし、芸術関連など多様な人たちが集まってきています。これまでの日本の選挙では、地域の産業や古い地盤に支えられた人しかなかなか当選できず、優秀な人こそ地方政治に関われませんでした。これからはスタープレイヤーたちが育つ可能性が高くなり、硬直しがちな地域政治が生まれ変わりやすくなるかもしれません。さらに、今、地方移住者が増えています。内閣官房の’20年1月の調査では、東京圏在住の20~59歳の49.8%が、「地方暮らしに関心を持っている」という結果が出ました。特に若年層の関心が高いことがわかっています。コロナ禍を経て、リモートワークの広がった今では、さらに地方に移住することが現実的な選択になっていると思います。政府も地方創生に力を入れているので、地域のスタートアップが盛り上がっています。地域のベンチャーキャピタル(VC)も勢いを増しています。そのうちの一つが「瀬戸内VC」です。地域には起業したい人が大勢いるのに、投資する人がいない。地域に投資するVCを作ろうと、岡山県出身の酒店の3代目店主と弁護士の二人が立ち上げました。そのような動きに地方銀行が敏感に反応しました。スタートアップに投資するための専門部門を作るなど、地域でのお金の回り方に変化が起き始めています。地域に根付いた事業者の中には、家業を継いだ2代目3代目も多くいます。最近は「アトツギベンチャー」という、後継者でありながら新規事業を始める動きも盛んになっています。中小企業庁が主催する「アトツギ甲子園」というピッチイベントでは、全国のアトツギたちが参加し、新規事業のアイデアを競い合っています。’24年は地域VCが各地で立ち上がり、地域生まれの企業がグローバルに飛び立っていく。本当の意味での体温のある地方創生が花開くでしょう。瀬戸内VCが投資している、あるVRゲーム企業は、アメリカのVR市場向けのサービスをリリース予定です。地域発信で、最初からグローバルに展開するという広がりが、自然に根付いていきます。これからはもはや地方が世界の中心になっていくのではないでしょうか。五月女ケイ子解読員から一言昔、地方の若者が抱いていた東京への憧れや、東京に行かないと何者にもなれない焦燥感は、もうなくなっているんですね。むしろ、東京を飛び越え、地方から一直線に世界へ向かうことができるのか。すごいなあ(元田舎の若者)。KEYWORD:地方移住者の増加東京圏在住者の約半数が、地方暮らしに関心あり。グラフの「意向あり」層とは、地方暮らしに「関心があるが何も行動していない関心層」36.1%、「情報収集をしている検討層」11.5%、「条件が整えば移住を考えている計画層」2.2%の合計。平均年齢の分布では「計画層」が最も若く(35.7歳)、若者ほど地方暮らしへの関心が高い。出典/内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局KEYWORD:アトツギベンチャーアトツギが、新規事業に挑戦するベンチャーに。商売や事業などの家業を継ぐ人(アトツギ)が、世代交代を機に、新規事業や業態転換、新市場への参入などに挑戦する(ベンチャー)こと。起業家と違うのは、親から受け継いだ会社や経営資源を活用してスタートするところ。社会に新たな価値を生み出す存在として注目されている。ほり・じゅんジャーナリスト。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)などに出演中。スーダンを取材した写真展「#BlueForSudan」が2024年1月14日まで宮城県・多賀城市立図書館(9:00~21:30TEL:022・368・6226)にて開催中。そおとめ・けいこイラストレーター。雑誌や書籍、広告で活躍。オンラインストア「五月女百貨店」では、楽しいオリジナルグッズを多数販売。カレンダーやポチ袋も好評発売中。使える面白LINEスタンプも各種展開している。※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年01月01日「高齢者が要支援・介護となると、生活面から壊れていきます。長年守ってきた生活を維持するため、訪問ヘルパーが生活援助するわけですが、その訪問ヘルパーは深刻な人材不足で、有効求人倍率は15.5倍を超えています。15社が求人を出しても、1人来るか来ないかという、ありえないほど不人気な職業となっているのです」こう警鐘を鳴らすのは、埼玉県新座市で介護事業を展開しているNPO法人『暮らしネット・えん』代表を務める小島美里さんだ。「ともかく訪問ヘルパーになりたいという若い人はほとんどいないため、高齢化が進むばかりです。60代が中心で働いている職種なのです。70代も多く、うちの事業所ではいませんが80代のヘルパーさんも少なくありません」“80代でも活躍できる”と表現されれば聞こえはいいが、実際には人手不足で辞めたくても辞められない、辞めさせてもらえない状況なのだという。「80代の高齢ヘルパーのなかには、現場で紙オムツをして利用者の排泄介助をしているなんて、笑うに笑えないケースも、実際にあると聞きます」介護保険制度が始まった2000年当時、ヘルパー講座は人気で、来るべき親の介護のために資格取得する人も多かった。だが、賃金に見合わない過酷な職場環境が報じられるようになり、現場の人手不足も深刻化していったが——。「介護職全体の有効求人倍率は3.6倍。訪問ヘルパーが顕著に不人気なのは、構造的な問題もあるのです。そこには国は、一貫して訪問ヘルパーの仕事を“主婦なら、女なら誰でもできるだろう”と差別化してきたことが要因です」訪問ヘルパーの主な仕事である“生活援助”は、掃除や食事、家の中の整備など生活全般にかかわる仕事だ。「掃除機や食器、調味料を置く場所は家庭ごとに異なります。排泄に失敗すれば洗濯物や掃除も必要になります。さまざまな要望を聞きながら利用者の生活を整える仕事は、主婦なら誰でもできるものなのでしょうか」多病を抱えて緊急な入院などが頻繁な高齢者や認知症高齢者を相手にしているところも、訪問ヘルパーの仕事に影響を与える。「朝行ったら入院していたり、亡くなっているケースもあります。亡くなっていれば救急車を呼ばなければなりませんし、状況を説明しなければなりませんが、亡くなっている人は介護保険の対象ではないので請求できません。ご家族に言える場合は、自費で支払ってもらいますが、多くは“無収入”となってしまっているでしょう。認知症の利用者も同じで、約束を忘れられているなど、年中あります。こちらも当然、介護保険の対象とはなりません」自宅から現場へ直行・直帰するような場合でも、移動中の介護報酬はゼロだ。「たとえばAさん宅に1時間仕事をして、1時間移動して、Bさん宅で30分仕事をする。しかし1時間の移動はわずかな手当がつく程度です」かりにAさん宅が入院していた場合、その日の報酬はBさん宅のものだけになってしまう。「かなり収入が不安定になってしまうのです。一方でデイサービスなど通所介護や介護施設の場合は、8時間なり賃金を得ることができますし、安定した収入を得ることができます。今、こうした問題が起きるのは、労働環境や報酬に関して改善してこなかった国の不作為によるものだと“ヘルパー訴訟”が起きており24年1月に東京高等裁判所で結審します。一審は敗訴しておりますが、二審は良い結果が出るように期待しています」
2023年12月27日超高齢化社会となった日本。女性のほうが男性よりも平均寿命が長く、妻のほうが年下であることも多いため、夫と死別してシングルになる高齢女性が増加している。国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。今後も増え続けていくことが予想されている。そんななか、日本経済新聞(11月19日)は高齢独身女性の3割超が貧困に陥っていることを報じた。東京都立大学の阿部彩教授の集計によると、手取りである可処分所得が中央値の半分に満たない人の割合を示す“相対的貧困率”が、夫と死別した65歳以上の女性は32%(2018年)にのぼることがわかった。夫と死別した高齢シングル女性の暮らしはどのようなものか。都内在住の阿久津恭子さん(79歳・仮名)は7年前に夫と死別。現在、月8万円の年金で暮らしている。「庭つきの家もあるし、服も修繕しながら着ているので暮らしが厳しいことは周りには見えないでしょう。それにお金がないなんて体裁が悪くて他人には言えませんからね。それでも大切にしていた母から譲ってもらった着物や夫が買ってくれた貴金属を少しずつ売って、たけのこの皮を一枚ずつはぐようにして食いつないでいる“たけのこ生活”。旅行や外食なんてもってのほか。月の食費は1万5000円。1日500円を目安に、スーパーの特売日に買いだめして3食自炊してなんとか生きています」高齢シングル女性の窮状は、別のデータでも見えてくる。ニッセイ基礎研究所の坊美生子准主任研究員が語る。「シングル高齢者の年金受給状況を調べたところ、65歳以上で夫と『死別・離別』した女性の33.9%が年金100万円未満(月額約8万3000円未満)で暮らしていることが明らかに。実に3人に1人は生活が苦しい困窮状態であることが判明しました。ずっと『未婚』の女性は、結婚・出産・育児というライフイベントを機に退職することがないため、現役時代に正社員だった人が4割と、比較的に経済状況が安定している一方、夫と『死別・離別』した女性は賃金の安いパートやアルバイトなど経済的に不安定な非正規が4割を占めていることも影響のひとつと考えています」■家族関係の悪化で引っ越しを余儀なく厚生労働省が2017年に調査した「公的年金受給者に関する分析」によると、夫と死別した65歳以上の女性の平均年金月額は12万1000円。そんな年金収入の不足を補う貯蓄も潤沢ではないと、坊准主任研究員は続ける。「シングル高齢者で夫と『死別・離別』した女性の資産状況を調べてみたところ『100万円未満』と答えた人が22.9%も占めています。夫と死別した高齢女性の経済状況は非常に厳しいのですが、自分の懐ろ具合を話すことは恥ずかしいと思う人も多く、本人から発信が少ないため困窮の実態が社会で認識されていません。生活保護に頼らず、ギリギリの節約で切り詰めている人も少なくないのです」家族の支えが老後の生活困窮を防ぐといわれていたが……。開業医の夫と10年前に死別した常盤典子さん(76歳・仮名)が語る。「夫は公立病院の勤務医でしたが、年金受給の資格期間に満たないうちにクリニックを開業し、その後も手続きをしていないため、夫が亡くなってからの年金収入は基礎年金の月6万6000円だけです。一人息子は医学部を出て医師として働いていますが、子どものころから、私が教育を押しつけたことで折り合いが悪く、孫にも会わせてもらえません。当然ながら家計を支援してくれることもなく、それまで高級といわれるマンションで暮らしていましたが、管理費や固定資産税が支払えなくなり売却。月7万円のアパートをついのすみかにすることに決めました」坊准主任研究員はこう語る。「国民生活基礎調査(2022年)によると子どもと同居している65歳以上の割合は33・7%と年々低下。子どもが“貧困の防波堤”にならなくなっています。また非正規雇用が広がり、子どもも就労による収入が少なく、むしろ親の年金に頼っているケースもあります。親が死去して年金がなくなったら、途端に困窮が連鎖するリスクも。高齢シングル女性の最低限の生活を守る社会の仕組みを整えることが急がれます」
2023年12月08日コミュニケーションデータで社会問題を解決する、リモートウェル株式会社(所在地:東京都港区、代表:澤 孟澄)は、自宅からでもLINEで気軽に専門家に相談できるオンライン相談サービス『CALLPET』をリリースしました。獣医療の発展や食事の変化により、ペットの寿命が延び、高齢化に伴って動物の医療ニーズが急増しています。『CALLPET』はペットオーナーが獣医療をより身近に感じられるようにサポートします。CALLPET URL: CALLPET【ペットが認知症に?飼育放棄につながる恐れあり】この10年で犬の寿命は0.7歳、猫の寿命は0.4歳程度延びていることがアニコム『家庭どうぶつ白書2022』の発表で明らかになりました。これは人間に換算すると3~5歳に相当し、高齢化に伴って様々な問題が発生します。ペットの長寿化・高齢化に伴い、病気を発症する確率も高くなっています。中には認知症を発症するペットがいるなど、現代ならではの病気も増えています。異常行動を示す、病気にかかりやすくなる、介護が必要になるなどの問題につながり、中には飼育を放棄されてしまうペットもいます。ペット飼育のサポート体制の需要が今後ますます増えていくと予想されます。【自宅にいながら獣医などの専門家に相談できる環境を実現】飼い主とペットの専門家をLINEでダイレクトに結びつけるペット特化型相談プラットフォーム『CALLPET』が2023年11月にリリースされました。LINEを使って専門家に相談できるサービスはほとんどなく、誰でも簡単に、かつ気軽に相談することができます。日本動物高度医療センター(JARMeC社)が立ち上げに協力し、主に健康・病気・しつけ・食べもの・生活などの質問に回答が可能。獣医療業界で長期的に活躍してきた専門家から返事をもらえるため、「近くの動物病院の意見だけでは不安」という問題も解消されます。利用方法は簡単。LINEで『CALLPET』を友達追加し、月額の決済を行うだけで利用が開始できます。LINEを使ってやり取りをするのと同じ要領で専門家にペットに関するお悩みを相談することが可能です。お試し期間として、登録から30日間は無料でご利用いただけます。実際の操作画面【「助けられなかった…」事業部長の無念】開発のきっかけは事業部長の体験。「昔飼っていた柴犬のモモが、あるときからだんだんお腹が大きくなってきました。妊娠かなと思っていたら、実は心臓の病気が進行していて、腹水が溜まっていることが原因でした。苦しそうなそぶりを見せることもなく、また近くに動物病院もなかったため、発見が遅れてしまいました。病院に連れて行ったときはもう手遅れで、獣医師からは[心臓の弁がほとんど機能していない]と告げられてしまいました。普通なら15歳くらいまで生きる柴犬ですが、モモはわずか7歳でこの世を去りました。モモには[気付いてあげられなくてごめん…]という思いしかありません。そこからずっと動物を助けるようなことをしたいという思いがずっと心の底にあったので、『CALLPET』という形で実現できてよかったです。」他にも仕事の関係でなかなか動物病院に行けなかったり、症状を訴えられず苦しい思いをしているペットがたくさんいるという事実を知りました。動物は自分で意思表示ができません。むしろ症状を隠すような行動をとることもあります。病院に行くほどでもないか、という安易な判断が病気の早期発見を妨げているケースも多いです。『CALLPET』を利用することで、動物も飼い主も安心して生活できるようになることを願っています。【24時間、土日祝日も回答できる体制づくり】サービスリリースから間もない現在は、質問への回答が平日の昼間のみになりますが、利用者が拡大するにつれて、夜間や土日祝日も返信ができる体制を整えていきます。動物病院が近くにない方、昼間は仕事で動物病院にかかれない方、多くの事例に対応できるように、サポート体制を充実させていきます。CALLPET 相談内容《CALLPET サービス概要》定価 :980円(税抜)/1,078円(税込)登録から30日間無料(翌月から自動更新)利用方法:ホームページよりLINEに友達追加料金【会社概要】会社名 : リモートウェル株式会社(事業部長=桝家 直人)本社 : 〒105-0013東京都港区浜松町1丁目20番10号ライオネス浜松町506号室事業内容: アプリケーション及びシステムの開発及び販売などURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月04日1年の中で最も交通事故の多い年末年始、超高齢観測所の斉藤徹氏とともに、高齢者の運転問題を読み解く。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「高齢者は何歳まで運転可能とすべきか?」について、11月29日にSurfvoteへ掲載、一般ユーザーの意見投票が始まりましたのでお知らせします。イシュー発行の背景近年、高齢ドライバーによる運転事故増加が社会問題となっています。この20年間で65歳以上の運転免許保有者は約2.3倍に増加。2022年の全事故件数で見ると75歳以上の事故件数は全体の1割程度であるものの、死亡事故の発生確率を見ると75歳以上から上昇傾向にあると斉藤氏は指摘しています。これを受けて国は高齢者の免許更新時に講習会や認知機能検査の実施、自主返納を促進したりサポカー限定免許を導入したりと規制や対策を講じていますが、地域によっては免許返納が日常生活に多大な影響を及ぼす可能性があります。こうした状況から、高齢者の運転についてみんなの意見を聞くため、斉藤氏はイシューを作りました。 このイシューを書いたオーサー 斉藤 徹氏超高齢未来観測所。超高齢社会と未来研究をテーマに活動。 元電通シニアプロジェクト代表、電通未来予測支援ラボファウンダー。国際長寿センター客員研究員、早稲田Life Redesign College(LRC)講師、社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)など多数。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で、自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日「とても楽しそうに話していたのに…」ある日、目にした光景にそう思ったのは、ごぼふく(gobohuku)さん。スーパーマーケットのエレベーターに乗ろうとした際、高齢男性が駆け込みで乗ろうとしてきたといいます。先に乗っていた高齢女性の助力もあり、無事に間に合った高齢男性。すると、2人はごぼふくさんの前で会話を始めて…。きっと、誰もがごぼふくさんと同様に、こんなツッコミを入れたことでしょう。「勘違いだったんかい…」と…!知人に似た雰囲気の人がいたのでしょうか。2人はお互いに、相手を顔見知りと勘違いしたまま、和気あいあいとしていたのです!これまでの楽しげな雰囲気から一転し、「やべっ、間違えたわ…」というかのように解散した2人の姿に、じわじわと笑いがこみ上げます…!まさかのオチに、漫画を読んだ人からは「空気の変わりっぷりに動揺したわ!」「『スン…』という顔に吹き出した」といった声が続出。中には、人違いから似たような展開を経験した人もいるようです。何歳になっても、ついやりがちな人違い。もし、間違っていることに気付いたら、その場のノリで新しい友人を作ってしまってもいいかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2023年11月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「地球温暖化対策の現在地」です。温暖化対策見直し。経済逼迫で、EV転換に遅れの兆し。イギリス政府は、2030年にはガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する政策を打ち出していましたが、それを5年延期すると発表しました。脱炭素社会に向けて、電気自動車(EV)への移行をいち早く推進していたのですが、まだ価格も高く、インフレが続いており国民の負担が重いため、現状では車の買い替えは難しいと判断。この背景には、コロナ禍やウクライナの戦争の影響も大きくありました。EVへの転換はEUの中でも温度差があります。ドイツは日本と同様に自動車が基幹産業で、ガソリン車が経済を支えてきました。ですから、フランスやイギリスがEVを推進することにものすごく反発の声を上げてきました。日本の自動車メーカーもEV開発を推し進めていますが、世界に後れをとっています。三菱自動車は2012年に中国の企業と合弁会社を立ち上げ、EVで中国進出をしようとしていましたが、技術的にも競争に勝てないと、撤退を決めました。世界のEV市場は上位をテスラや中国、韓国など日本以外のメーカーが占めています。9月に国連でSDGsサミットが開かれましたが、グテーレス事務総長は、SDGsの目標達成は危機的状況にあり、順調に進展している目標はわずか15%、多くは逆行していると指摘しました。世界の平均気温の上昇を1.5°C減らす目標だったのが、実際には2035年度までに1.5°Cを超え、2100年までに2.5°C上昇することがわかりました。海面上昇のスピードもこの10年の間に2倍になっています。今求められる対策は、温室効果ガスの排出量を大幅、かつ迅速、持続的に削減することです。しかし実際には、数十億から数兆円の資金が必要になることから、難しいといわれています。この間にも、今年は世界的に観測史上最も暑い夏となり、山火事や干ばつ、大きな洪水が幾度となく起きています。災害によってあらゆるものが壊され、復興にも、温暖化対策にも資金を注ぎ込まないといけません。各国は安全保障のために国防費を積み増しており、日本もそれに倣う形で防衛費を上げようとしていますが、正直なところ、戦争をしている場合ではないんですね。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年11月22日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年11月18日主催:高齢者住宅フェスタ実行委員会後援:全国有料老人ホーム協会公益社団法人全国有料老人ホーム協会が後援する「高齢者住宅京都フェスタ2023」が、2023年11月23日(木)に京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)で開催されます。本セミナーは、高齢者の住み替えに関する基礎知識や健康長寿を伸ばすための講演の他、高齢者住宅の担当者による個別相談会、シニア関連商品のご紹介やご相談を実施します。ぜひご参加ください。【セミナー概要】■開催日時:2023年11月23日(木)11:30(受付開始)~16:30(終了)■参加費:無料■会場:京都産業会館ホール南室(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地京都経済センター2階)地下鉄「四条駅」・阪急「烏丸駅」より徒歩約2分(26番出口直結)■講演会(座席定員200名)【講演13:00~14:00】知っておきたい!高齢者の住み替え基礎知識~元気なうちに住み替える「高齢者の住まい」とは~講師:エイジング・デザイン研究所 山中 由美氏【講演15:00~15:45】健康長寿を伸ばすには?~超高齢化社会を生き抜くカギ~講師:医療法人学縁会 おおさか往診クリニック 副院長日本老年医学会 評議員 和田 泰三氏※個別相談ブース、企業出展ブースもご用意しております。お気軽にご相談ください。【ご参加方法】フリーダイヤル0120-19-0670(高齢者住宅フェスタ事務局受付時間:平日10時~17時(土日祝除く))やWeb(下記URL)よりお申込みください。【2023年11月23日開催】京都高齢者住宅フェスタ : 【参加申込み・セミナーに関するお問い合わせ】高齢者住宅フェスタ事務局【受付時間:平日10時~17時(土日祝除く)】TEL: 0120-19-0670/ FAX:06-6636-1489FAXの場合の申込必要事項:〒住所、氏名、年齢、職業、電話番号、参加人数協会概要設立:1982年2月所管:内閣府/老人福祉法第30条規定事業:消費者保護、事業の健全な発展、行政連携、のための各種事業を実施。お問い合わせ先〒103-0027 東京都中央区日本橋3-5-14アイ・アンド・イー日本橋ビル7階公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 事業部 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月10日■高齢化により死者数が増え、火葬場が混んでいて、保管料が跳ね上がっている近年、火葬場の混雑により葬儀を行うまでに時間がかかるのということが社会問題となっている。都心部に至っては10日以上待たされる場合もあるのが現状。葬儀までの期間が伸びてしまうと、必然的に遺体の安置期間が長くなり、安置施設やドライアイスの利用料が発生。また、必要に応じてエンバーミング処置をしなければいけない。その結果、葬儀費用が跳ね上がってしまう。今や日本は少子高齢社会、4人に1人が高齢者。年間死亡者数は、約138万人と増加していることが、火葬場の混雑に直結している。コロナ感染症で死亡した場合は感染症拡大を防止するため、24時間以内の火葬が推奨されており、専用ルートが設けられていることもあるようだ。その結果、コロナ感染症以外で死亡した人の火葬を行うことが難しくなってきている。■新しい終活のスタイルとして注目を集める「献体」家族が亡くなった場合、通常、通夜や告別式を行い、その後火葬場に出棺し最後のお別れをするが……自分の死後、自身の遺体を医学の発展のために提供する「献体」を希望する人が年々増加している。献体とは、医学・歯学の大学における学生および医師の教育・訓練のため、一般人が自身の遺体を無報酬で提供する制度。今回、献体に関する現在の状況を順天堂大学保健医療学部・医学部特任教授(解剖学、医史学)坂井建雄氏に詳しく聞いた。「献体を希望される方は年々増えています。2022年には、20年前に比べると献体登録者数が1.6倍に、献体実行者数は2.4倍に増え、解剖体の99%以上が献体によりまかなわれています(※データ参照)。大学によっては献体登録に制限をかけて、登録開始日を設定して先着順にしたり、ウエイティングリストを設けたりしているところもあります。おおむね大都市圏では充足する傾向にありますが、地方やまた歯学部ではまだ多くの協力を必要としています」――なぜ、登録者数が増えたのでしょうか?「医療の進化により、病気の早期発見など、ご自身が医療のお世話になったから恩返ししたいという声を多く聞きます。また、家族の規模が小さくなったことも理由のひとつにあります。残ったお子さんに負担をかけたくない、またはお子さんがおらず、親戚に迷惑をかけたくないという思いを持つ方もあるようです」――献体をすることで、どのようなメリットが生じますか「献体を行う意義は、自らの遺体の提供によって、医学や歯学の教育・発展に参加し、次世代のために貢献できる点でしょう。献体をする場合、遺体を大学に搬送する費用や火葬費用などは、基本的に大学が負担します。献体をするための登録費用や、手数料なども不要です。自身の死後、家族の費用負担を少しでも軽くしたいという考えをもつ方もいるかも知れません」――デメリットはあるのでしょうか「通常ですと、提供後の遺体は人体解剖実習などに役立てられ、火葬→遺骨として1~2年、長い場合は3年以上掛かって遺族の元へ戻ってきます。そのため葬儀の日程が決めにくいとういのはあります。ですが、その間に気持ちの整理もつく、死後は色々と手続きが大変なので、いったんリセットができるという声もあります。また、葬儀はしない人も増えています」――注意点を教えてください「献体登録をするにあたり、下記は絶対要項となります。■肉親の同意を得ておくこと亡くなった時に連絡していただくためと、その後、遺骨を受け取るために必要。独り身である場合は友人、知人でも可。(※大学による)■アイバンクへの登録もされる場合は申込先に問い合わせを同時登録は可能ですが、並行しての献体は不可。死亡時にどちらかを遺族が選択することになるなど事前説明をしておくこと。■申し込む大学・団体はご遺体の引き渡しを考えて、できるだけ居住地から近い場所を選ぶ移送に時間を要する場合は対応不可。また、登録しているご本人の亡くなられた状況や場所によってはお引き取りできないこともありうるので、大学での説明はきちんと理解していただくようお願いいたします。そして今後、献体は増え続け、登録できない可能性も生じてきます。ご意思を持たれている場合、早めに登録をお願いできればと思います」「また、各大学では、医学の進歩発展のために献体された多くの尊い御霊に感謝を捧げるべく、公式行事として毎年慰霊祭が行われています」世の中の役にも立つ、献体。新しい終活のスタイルとして、ぜひ家族で話し合ってみてはどうだろうか。
2023年08月25日HOSEIミュージアムは、法政大学市ケ谷キャンパスにてHOSEIミュージアムテーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉「社会を記録する」(大原社会問題研究所企画)を2023年9月1日~2024年4月27日に開催します。また9月1日には、オープニングを記念してギャラリートークを実施します(事前申込制)。「社会を記録する」は、HOSEIミュージアムを構成する6つのテーマのうち〈働く人々とその社会の探究〉をテーマとし、大原社会問題研究所が所蔵する貴重な資料を展示します。社会問題の解決を企図する大原社会問題研究所は、1919年の創設以来、調査研究の基礎となる資料の収集・公開に努めてきました。今回の展示では、およそ100年前に収集された映像、貴重書、写真を通して様々な媒体で「社会を記録する」ことの意味を考えます。HOSEIミュージアムテーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉「社会を記録する」【開催概要】■会期 :第1部 2023年9月1日(金)~12月23日(土)第2部 2024年1月10日(水)~4月27日(土)■会場 :HOSEIミュージアム ミュージアム・コア(東京都千代田区九段北3-3-5法政大学九段北校舎1階)■展示内容:・「神戸川崎・三菱大争議」(1921年)フィルムの上映・貴重書展示第1部:マルクス―社会を変革する―第2部:ルターからロバート・オーウェン―「近代」の思想的源泉―・『関東大震災写真集1923・9』展示第1部:都市の被災状況―建物・死者・街―第2部:被災後の都市―避難・救援・復旧、復興―※9月1日に、オープニングを記念してギャラリートークを実施します。詳細は下記法政大学大原社会問題研究所ウェブサイトをご確認ください。(事前申込制)法政大学大原社会問題研究所ウェブサイト( )※9月1日~30日まで、HOSEIミュージアム2023年度特別展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」を同時開催します。両展示の詳細は下記ウェブサイトをご確認ください。HOSEIミュージアムウェブサイト( )【大原社会問題研究所について】1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野ではわが国で最も古い歴史を持つ研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れている。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、ビラ・チラシなどの原資料、ポスター・写真・バッジなどの社会運動関係の現物資料など多数を所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月09日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「電車で執拗に責めてくる女性」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言怒り出した女性ある日の通学中、体調が悪く優先席で眠っていた主人公。すると突然、見知らぬ高齢の女性に起こされました。女性は「高齢者が立ってるのに優先席でお昼寝なんて信じられない」と激怒。主人公は慌てて女性に席を譲ります。しかしその後、女性は電車で主人公を見かけるたびに文句をつけるようになったのです。女性が主人公を執拗に追いかけまわす理由とは…。主人公でストレス解消出典:モナ・リザの戯言女性は主人公に文句を言うことでストレスを発散していたのです。そんなある日、降りようとする主人公を、文句を言いながら追いかける女性。恐怖する主人公を、女性は大声で責め立てます。すると同じ電車を利用している乗客たちが、主人公をかばってくれたのです。そして女性が何度も主人公に言いがかりをつけていたと証言してくれました。その後、暴れる女性は駅員に連れていかれ、主人公と同じ電車を利用することはなくなったのでした。味方をしてくれた乗客たち体調が悪くて優先席に座る主人公を執拗に責め、ストレス発散をしていた女性。いつも責められる主人公を不憫に思い、助けてくれた乗客たちのエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。
2023年08月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「異次元の少子化対策」です。子育て支援だけでなく、これから産む人の支援も!岸田政権は「異次元の少子化対策」を掲げ、6月に「こども未来戦略方針」を発表。2030年までを少子化傾向にストップかけるためのラストチャンスだとして、2024年度からの3年間に年間3.5兆円の予算を投入すると宣言しました。こども家庭庁もスタートし、少子化対策に特化して、大規模に財政的な手当をすると打ち出したのはとても評価できます。ただ、支援策の中身が、児童手当を所得制限なしにし、対象を高校生まで引き上げる。第3子以降は3万円を支給。親が働いているか否かを問わず、保育施設の利用を可能にする制度の導入を目指す。育児休業の給付金を増額するなど、「子育て支援」の政策が目立ちます。すでに子供のいる家庭で第2子、第3子を産むための対策にはなっても、ゼロから子供を産み育てようという人たちに対しての支援は足りないのではないかと懸念されます。これまでも子育て支援策を立ち上げてきましたが、少子化に歯止めはかかりませんでした。たとえば不妊治療費用の保険適用が限定的だったり、人工授精が法律上の夫婦間に限られていたり。「異次元」というからには、フランスのように婚外子の社会的偏見をなくすなど、社会で子供を育てるような意識で策を講じないと、状況を改善するのは難しいのではないかと思います。子供を産もうとしない背景には、雇用が不安定で、若年層に貯蓄の余裕がない、経済的不安が理由で結婚にも踏み切れないという現実もあると思います。ヨーロッパのように、働き方の支援や結婚制度そのものにも柔軟性を持たせることも考えたいです。参考になる一例として、兵庫県明石市は泉元市長の提言で、「こどもを核としたまちづくり」に舵を切り、子育て世帯が多く移り住む街に変貌を遂げました。子育てのために予算を投入することには反対意見もあり、効果が出るまでに6~7年かかったそうです。今、国の少子化対策のための財源は明確にされていません。今後3年間だけでなく長期的展望が必要となる政策。政権交代するごとに制度や支援がストップするようなことにならないよう、気をつけていただきたいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年07月28日社会を蝕むネット上の侮辱行為。侮辱罪を厳罰化することでそれらを抑止し、人々の命や問題を解決することはできるのか?SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は2023年7月17日、新イシュー「侮辱罪の厳罰化で、こころの傷の問題は解決できるのだろうか?」についてSurfvoteで意見投票を開始しました。 侮辱罪の厳罰化で問題は解決できるのか?有名人の自死に関して、インターネット上での誹謗中傷について言及されることが残念ながら後を絶ちません。オンラインコミュニケーションは、相手の顔を見ることができないため言葉の威力や影響力を適切に認識できないという側面があります。2022年6月には、侮辱罪が厳罰化され法定刑に懲役刑や禁固刑、罰金刑が加えられました。それに伴い、Surfvoteでは同時期に侮辱罪厳罰化の賛否を問うイシューを発行し、88.6%が厳罰化に賛成という結果が出ています。今回は、それの続編として、厳罰化で問題の解決ができるのか?をユーザーへ問うイシューを発行しました。関連イシューSNSのせいでお前らは他人をバカにしても顔面を殴られない環境に慣れ過ぎているのか? - Surfvote : Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月18日株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭)は、高齢者60歳~90歳を対象とした大規模郵送調査「高齢者オムニバス調査」を企画いたしました。高齢者2,500名を対象とした郵送調査で、調査に参加する企業様の募集を開始いたします。高齢者オムニバス調査高齢者に簡単なアンケートを取りたいけれど、・インターネット調査では、70代後半や80代の後期高齢者のデータ取得が難しい…・郵送調査だとコストがかかりすぎて、自社ではコストの負担が難しい…と、お悩みではありませんか。高齢者への調査依頼を数多くいただく当社には度々、簡単なものでいいのでコストをかけすぎずにアンケートを取りたいとご要望をいただいております。今回、ご要望にお応えする形で、「オムニバス調査企画」として、調査に参加したい企業様の募集を開始いたしました。A4用紙1ページ~2ページのアンケート票紙面を、ご応募いただきました企業様にご提供いたします。ご相談・ご関心がおありでしたら、ぜひ担当までお気軽にお問い合わせください。(担当:山口 miki_yamaguchi@jmar.co.jp )HP: ■調査企画概要調査対象 :日本全国に居住する60~90歳の男女調査方法 :日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」を活用した郵送調査回収サンプル:2,500サンプル※性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収調査実施時期:2023年9月下旬予定スケジュール:アンケート票締切2023年8月30日(水)※アンケート票をお送りいただきました後、当社側にて体裁を整えさせていただきます。※設問設計からご相談いただく場合、8月上旬にお打ち合わせを設定させていただきます。アウトプット:ローデータ・クロス集計表(Excelファイル)※11月ご納品予定※同タイミングで実施いたします当社の自主企画調査「高齢者“お金”調査2023年」の回答者属性情報もあわせてご提供いたします。◇お申込みをご検討いただける場合は、早めにご一報いただけると幸いです。※参加できる企業様数には限りがございます。■会社概要株式会社日本能率協会総合研究所所在地 : 東京都港区芝公園3-1-22代表 : 代表取締役社長 譲原 正昭設立 : 1984年(昭和59年)4月事業内容 : 官公庁の政策立案・計画立案のための調査研究事業民間企業のマーケティング、コンサルティングを行う調査研究事業、会員制のビジネス情報提供サービス事業URL : 本件の担当: 経営・マーケティング研究部 山口・荒木 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月29日17歳~19歳の価値観やライフデザインなどを調査日本財団では、成人年齢が18歳に引き下げられたことをきっかけに、18歳の若者がどんなことを考え、物事を捉えているのかを知るために「18歳意識調査」を定期的に実施しています。第52回では、「価値観・ライフデザイン」をテーマにしており、今回はその結果から、特に子育てにかかわる部分をご紹介します。※なお、この調査は全国の17歳~19歳の男女1,000人を対象にインターネットを通じて実施しているため回答者がインターネット利用者に限られるなど、回答者に何らかの偏りが生じる可能性があり、必ずしも日本全体の17~19歳男女に妥当するものではありません。「子どもを持ちたい」16~18歳は男女とも6割16~18歳というと、少子社会で生まれ育ってきた世代ですが、子どもを持つことに対してはどう思っているのでしょうか。「あなたは将来、子どもを持ちたいと思いますか」という設問に対して、「持ちたいと思う」「どちらかと言えば持ちたいと思う」と回答した人の合計の割合は、男性で6割強、女性が6割弱となっています。親になりたいと考える人の方が多いようです。しかしその一方、「あなたは、実際には、自分は将来、子どもを持つと思いますか?」という問いに対しては、「必ず持つと思う」「多分持つと思う」と回答した人の合計の割合は、男性で約46%、女性が約45%とそれぞれ4割台にとどまっています。また、女性に注目して見てみると、子どもを持ちたくないと思う人は24.8%と、4人に1人の割合になり、男性(17.8%)よりも多い結果となりました。日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」より経済的な理由が最も大きな障壁に先の設問では、子どもを持ちたいという希望と、実際に持つかどうかの現実性の認識に違いが見られました。そこで、「将来子どもを持つうえでの障壁」についての考えも見てみます。将来、子どもを持つにあたって特に障壁となる可能性が高いものとして、男女ともに「金銭的な負担」がトップとなりました。次いで「仕事との両立」「時間的な負担」が続いています。子育てにかかるお金への不安を感じている若者が多いようです。また、女性の回答だけに目を向けてみると、「時間的な負担」以外はすべての項目で男性を上回っており、男性よりもさまざまな障壁を想定していることがわかります。これらは女性が妊娠・出産するということを考えると当然な回答とも言えますが、とくに「精神的な負担」「身体的な負担」で男女差が見られる結果となりました。あなたが将来、子どもを持つにあたって、特に障害となる可能性が高いというものを、いくつでも選んでください。(複数回答)日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」より子どもを持たない理由は?男女での違いも今見たように、考えられる子育ての障壁のトップは金銭的負担となりましたが、この金銭的負担が子ども持たない理由としても上位に挙がりました。女性で1位、男性で2位となっています。男性の理由のトップは「パートナーがいないと思うから」(38.3%)、僅差で「金銭的な負担が大きいと思うから」(35.7%)と続き、次いで「精神的な負担が大きいと思うから」(30.4%)となっています。女性は「金銭的な負担が大きいと思うから」(53.6%)に続いて、「精神的な負担が大きいと思うから」(51.8%)、「体力的な負担が大きいと思うから」(37.5%)が上位を占めました。あなたが将来、子どもを持たないと思う理由について、特に障害となる可能性が高いというものを、いくつでも選んでください。(複数回答)日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」よりまとめ少子高齢化は日本社会の大きな課題と言われ続けていますが、残念ながら改善の兆しが見えてこないと言わざるを得ない現状です。今回ご紹介した十代の考えにもそれが反映されており、子育てに立ちはだかる障壁に不安を抱いている人が多いことが分かります。子どもを持ちたいと考えていても、経済的な負担などの問題を考えると二の足を踏んでしまう、というのはとても残念で悲しいことです。子どもを望む人たちが少しでも安心して出産できる環境をつくることは、待ったなしの重要な課題であることを改めて認識する結果でした。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです調査概要■18歳意識調査「第52回 –価値観・ライフデザイン–」報告書/日本財団調査地域:全国調査対象:17歳~19歳までの男女調査時期:2022年12月2日~5日有効回答数:1,000サンプル<関連記事>✅配偶者の呼び方を相手によって変えている人が多数派!目上の人には 「妻・主人」、近しい人には「嫁・旦那」✅夫が「ごみ袋の交換」以外にやっている家事とは?夫婦の家事分担の実態調査✅高校生が「親になりたくない」と思う理由、4割超を占めた回答が意外!?「子どもが嫌い」を上回ったものとは
2023年06月16日あなたは街中で困っている人を見かけた時、すぐに話しかけることができますか。見知らぬ人に対して声をかけづらく、ためらってしまう人もいることでしょう。Twitterに投稿された、スーパーマーケットで高齢女性を助けた際のやり取りが、「素敵すぎる!」と話題を呼んでいます。困っている高齢女性に声をかけると…ある日、投稿者さんはスーパーマーケットの売り場で、パックに入ったブドウを眺めていました。投稿者さんの隣では、高齢の女性が商品を選んでいます。女性はブドウのパックを取ろうとするも、傘や買い物かごを持っていたため、うまく手に取ることができません。そこで投稿者さんは、女性を気づかい「取りましょうか?」と声をかけました。すると女性は、投稿者さんに対して、こう答えたのです。「ありがとう!これ、おいしいんですよ。あなたと話せたし、おいしさ倍増ね!」投稿者さんは、女性の言葉を聞き「とっさにそういうことがいえる人って素敵だなぁ。あんな風に歳をとりたい」と思ったそうです。投稿者さんと高齢女性のやり取りについて、Twitterには「こういうことを、さらっといえるようになりたい」「心が温まりました」など、絶賛する声が多く寄せられています。また、「取りましょうか?」と声をかけた投稿者さんにも称賛の声が集まっていました。投稿者さんや高齢女性のように、どんな相手にも優しさを持って対応できる大人になりたいですね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年04月10日「無償化すべき」が56%で最多、義務教育で発生する費用負担の軽減が少子化対策に有効かSNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS【Surfvote】で2023年1月11日から3月31日の期間中、「小中学校の給食費を無償化すべきか?」というテーマで意見投票を募集し、この度結果を公表しました。◆背景日本国憲法 第26条第2項に、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」と明記されていますが、授業料以外のドリル、体操着、通学かばん、給食費等は私費負担となっています。文部科学省の学校給食費調査によると、保護者が負担する学校給食費の月額は、小学校で約4,300円、中学校で約4,900円と決して安くない金額となっています。このような背景から、ユナイテッドピープル株式会社代表取締役の関根健次氏のもと、「小中学校の給食費を無償化すべきか?」というイシューを発行し意見投票を募集しました。◆投票詳細・結果イシュー:「小中学校の給食費を無償化すべきか?」投票期間:2023年1月11日〜2023年3月31日有効票数:78票(合計100%)選択肢:①小中学校の給食費は無償化すべき②小中学校の給食費は無償化すべきではない③小中学校の給食費は一部負担すべき④どちらとも言えない⑤その他実際の投票結果◆コメント紹介 (一部抜粋・「わからない」解答はコメント無し)「小中学校の給食費は無償化すべき」56%・義務教育の範囲であるなら、無償化は現実的に考えていかないといけないんじゃないかと思います。義務教育を受けていながら、家庭事情によって子供の教育に差ができることは極力避けるべきことではないでしょうか。制服や教材など、全てとはいかないまでも出来るだけ差がないように教育していくことが必要だと思います。 (いいね数20 )「小中学校の給食費は無償化すべきではない」12%・学校給食の専門家です。小中学校の給食費は無償かすべきではないと考えます。現在も、教育援助率の高い家庭(生活保護受給家庭や申請した家庭)などは、無償になっています。内外に知らされることなく、自治体の市区町村役場で簡単に手続きが出来ます。学校給食の費用を家庭が担うことは、家庭が食材や内容についてしっかりとコミットし、監視する役割も担ってくれます。無償化により家庭の関与が薄まるリスクがあります。 (いいね数43 )「小中学校の給食費は一部負担すべき」24%・子どもは産んだら、お金がかかることは当たり前です。家にいても学校に行っても、誰だって食費はかかります。無償化が進んでいますが、低所得者などはすでに免除されていますし、無償化したところで、じゃあ子供をたくさん産もう!とはならないですし。 (いいね数23 )「どちらとも言えない」6%・全国一律ではなく、無償化できる自治体は、差別化を図るため子育て支援策の一環として導入すれば良いのではないでしょうか。 (いいね数27 )◆まとめ今回の投票では、子育て支援・少子化対策の一環として「無償化」または「一部負担をするべき」という意見が多く見られました。また諸費用を支払う親の責任と、その影響を受ける子どもの関係が論点になりました。投票結果は「無償化すべき」が最も多い回答であった一方で、「給食費の家庭負担が給食の食材や内容についてコミットし監視する役割がある」という給食費の専門家のコメントに最も高い評価がついたのが特徴的でした。給食費の無償化は、引き続き社会全体で議論するべき喫緊の課題の一つです。今回の投票結果は偏りなく取り纏め、関係省庁へ提出します。◆Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ◆Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月05日2023年3月現在、多くの人が利用しているフードデリバリーサービス。外食するのが面倒な時や、仕事で手が離せない時などに活用されています。ぺこたぺちか(@PPechka)さんはフードデリバリーサービスを利用した際の出来事を、Twitterに投稿しました。配達経験のない高齢男性が担当に…ある日のこと、投稿者さんはアプリを使い、ハンバーガーの配達を注文します。一般的なデリバリーサービスのアプリでは、どんな人が配達をするのかが事前に分かる仕組みです。今回、投稿者さんにハンバーガーを運ぶことになったのは、配達経験が一度もない高齢の男性でした。未経験者の配達員だと、無事に届くのかどうしても不安を抱いてしまいますよね。しかし、その高齢の配達員はスピーディーにお店から商品を回収し、投稿者さんがいる場所の近くまでやって来ました。※写真はイメージ順調に配達が終わりそうに思えた時、トラブルが発生します。なんと、配達員が迷子に!投稿者さんはアプリで配達員の現在地を確認しながら道案内を試みるも、配達員は目的地からどんどん離れていってしまいました。結局、40分ほどやり取りをしましたが、商品はキャンセルすることになったそうです。配達を担当していた高齢の配達員は、電話で「初めてでうまくできず、ごめんなさい」と投稿者さんに謝りました。配達員の謝罪を聞いた投稿者さんは「挑戦すれば最初はうまくいかないものです。挑戦しようとしただけでも、すごく偉いです!」といったような励ましをしたそうです。動けないからuber頼んだら配達回数0回のお爺ちゃんが担当になって結局迷子になっちゃって向こうからの申し出でキャンセルしたんだけど、電話口で「初めてで上手くできずごめんなさい」と凄く謝ってたから、挑戦すれば最初は上手くいかないものだし凄く偉いよ!みたいな事を沢山言った…本当偉いよ…— ぺこたぺちか (@PPechka) March 22, 2023 注文品が届かなかったにも関わらず、怒ることなく配達員を励ました投稿者さんの姿に、胸を打たれる人が続出していました。・胸がきゅーってなった。・助け合いや思いやりであふれた世の中であってほしいなぁ。・優しい世界だなぁ。おじいちゃん、頑張れ!・イライラしない投稿者さんもすごく偉いよ。投稿者さんのような人が増えたら、社会はもっと優しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月29日「投資を行う」「税金や各種控除等の社会制度の仕組みを知る」… 新社会人として当時取り組んでおけばよかったこととは株式会社マネーフォワードは、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の利用者を対象に、新社会人の時期に「取り組んでおいてよかった」「当時取り組めばよかった」と思うお金のアクションについてアンケート調査を行いました。※新社会人の時期=学生としてではなく、社会人として新たに働き始めた・生活を開始した時期を指します。■調査概要調査内容:新社会人の時期に『取り組んでおいてよかった』『取り組めばよかった』お金のアクション実施時期:2023年3月14日(火)~3月19日(日)調査対象:お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』18歳以上の利用者(回答者数 169名)調査手法:インターネットを利用したアンケート調査※各項目の割合表記は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記。■新社会人の時期に特に「取り組んでおいてよかった」と思うお金のアクション、資産形成を見据え「貯蓄する」が1位に。新社会人として生活を始めるにあたり、当時を振り返って「取り組んでおいてよかった」と感じるお金のアクションに「貯蓄する(32.0%)」「自分の収支状況を知る(22.5%)」「投資を行う(10.7%)」が上位に挙がりました。「貯蓄する」と回答した背景として、「貯蓄することで、その後の投資や資産形成に繋げたい」という考え方が共通して見られました。<「貯蓄する」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・新社会人の時期を経て、その後投資を始めるにあたり、生活防衛資金や、近い将来使う可能性がある金額を用意することができたため。・投資を行うにあたっての、元となる資金になったため。・結婚など、その後のライフイベントへの備えとなったため。<「自分の収支状況を知る」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・収支を把握して、今後の投資などを始める際にいくらまで出しても安全かを把握して、予定をたてておいた方が良いと感じたため。・予算を立てて守り、振り返る習慣ができたため。・自分の家計を管理する事で適切な節約ができたため。<「投資を行う」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・お金の増やし方を早くから知ることができ、現在でも役立っているため。「その他(15.4%)」の回答では、「当時何も取り組めていなかったため、少し後悔している」といった声が寄せられました。アンケートに回答した『マネーフォワード ME』利用者が共通して、お金のアクションを新社会人の時期から取り組む重要性を感じているとうかがえます。■新社会人の時期に特に「取り組めばよかった」と思うお金のアクション、「投資」関連が上位に。新社会人として生活を始めた時期を振り返り「(当時は行っていなかったが)取り組めばよかった」と感じるお金のアクションとして「投資を行う(27.2%)」「投資について学ぶ(24.3%)」「税金や各種控除等の社会制度の仕組みを知る(15.4%)」が上位に挙がりました。「投資」関連のアクションに関しては、早期かつ長期で行うことをポイントに感じていると考えられます。また、「税金や各種控除等の社会制度の仕組みを知る」ことは、社会人として受け取る給与明細や源泉徴収票の内容を正しく理解することはもちろん、将来の金銭的計画を立てるために必要な知識として、早く身につけておけばよかったという考えがあるようです。<「投資を行う」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・貯蓄しかしていなかったため、投資を行っていれば余裕を持って、セミリタイアできたかもしれない。・積立投資期間が長くなることで、よりメリットを享受できた可能性があるため。<「投資について学ぶ」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・学べば早くスタートすることが大事だと分かり、アクションにも繋がっていたと思うため。・投資を学ぶことを通じて、社会の仕組みなど幅広い内容を理解できるため。・投資は自己責任であり、早くから始めるために学ぶことは大切だと思うため。<「税金や各種控除等の社会制度の仕組みを知る」と回答した理由(一部コメント抜粋)>・給与明細や源泉徴収票の内容をきちんと理解するために必要な知識のため。・年金や給付金を知ると将来の金銭的計画が立てやすくなるため。・社会人2年目からは、所得税控除など意識しないうちに支払う税金が多くあるため。■参考:取り組んでよかったことに「貯蓄する」を挙げている方が、取り組めばよかったと思うこと新社会人の時期に取り組んでよかったこととして「貯蓄する」を挙げた方が、当時取り組めばよかったと感じることのTOP3は「投資について学ぶ(37.0%)」「投資を行う(35.2%)」「収支状況を知る(14.8%)」でした。「貯蓄をする」ことと「投資を行う」ことを切り分けて考えるのではなく、貯蓄から投資、家計管理から資産形成まで1本で繋がっているアクションであると捉える必要があると考えられます。■早いうちから行っておけばよかったと感じる投資、投資制度の活用の1位は「つみたてNISA、NISA制度の活用」新社会人の時期に取り組めばよかったと思うお金のアクションに「投資を行う」と回答した方が、実際に早いうちから行っておけばよかったと感じる投資、投資制度の活用についても調査しました。「つみたてNISA、NISA制度の活用(41.3%)」「投資信託(26.1%)」「株式投資(個別)(23.9%)」がTOP3に挙がる結果となりました。■新社会人の時期に行ってよかった自己投資お金のアクションに限らず、新社会人の時期に行ってよかった自己投資として以下のような回答が寄せられました。「読書」「今後のキャリアに役立つ資格取得や勉強」「趣味へ投資」が共通してうかがえます。<新社会人の時期に行って良かった自己投資(記述式/一部抜粋)>・読書に費やした時間。伝記、語学、経済学、社会保険制度や税制、資産形成に関することなど、様々なジャンルの本を読み続けている。1度きりの人生の中で体験・学習できることは限られているため、読書を通じて先人たちが行ったことを追体験することは、非常に価値があると思う。・休日やプライベート時間を使った資格取得のための学習。学習することが習慣になり、勉強が好きになったことは、今後何歳になっても学ぶ機会を持った際に活かせる。・趣味に没頭したこと。行動範囲が広がり、休日が充実していた。仕事以外の生きる糧になる。■新社会人の時期に取り組みたいお金のアクションとは先輩社会人の『マネーフォワード ME』利用者の声から、新社会人の時期に取り組みたいお金のアクションは、投資などの資産形成を見据えた貯蓄と、そのための日々の収支状況の明確化、また早期に資産形成の動きが取れるような知識の吸収がポイントと言えそうです。また、お金のアクションに限らず、幅広く学びを得られる読書や、資格取得、仕事以外に没頭しリフレッシュできる趣味への投資も、今後の社会人としての糧に繋がると考えられます。■お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』について『マネーフォワード ME』は、誰でも簡単に続けられるお金の見える化サービスです。ご利用中の銀行や証券会社の口座・クレジットカード・ポイントなどを自動でまとめ、家計簿を自動作成します。家計や資産を一元管理し、自分のお金の流れや資産の現状を把握することで、お金の不安をなくすための第一歩をサポートします。■株式会社マネーフォワードについて名称:株式会社マネーフォワード所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F代表者:代表取締役社長CEO 辻庸介設立:2012年5月事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供URL : 主要サービス:お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 *記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月28日