32歳で結婚した私には、高齢出産は他人事ではなく、いろいろと調べていました。高齢出産の場合、早産や妊娠高血圧症候群になるリスクが高まること。成功例のような芸能人の高齢出産報道の裏で苦しんでいる母親がたくさんいること。それらを知った私は34歳までに妊娠しなかったら子どもはあきらめようと決めていました。しかし私が妊娠し、告げられた出産予定日は35歳の誕生日をとっくに過ぎた日付でした。とにかく自重正直、あきらめかけていたときに妊娠した子です。私でも妊娠できたんだ!と驚いたのと同時に、大丈夫なのか?と不安が襲ってきました。情報や知識がある分、恐怖心も強かったのです。だからとにかく自重しました。 無理、無茶、頑張る、は一切しない。早寝、早起き、朝ごはん。おなかを冷やさないように飲み物は温かいものにし、散歩をして血行が悪くならないように過ごしました。その結果、定期健診のたびに助産師さんに誉められ、不安もやわらぎました。 気持ちに余裕が持てる妊娠がわかると同時に子ども中心の生活に切り替えましたが、不満はほとんどありませんでした。というのも結婚が早くはなかったおかげ(?)で、仕事も遊びもたくさんしてきました。結婚してからもしばらく子どもができなかったので、夫と2人で過ごす時間も十分に持てました。 その結果、仕事のキャリアに対する不安や遊びへの未練はほとんどなかったのです。妊娠中は自炊をしたり、散歩をしたり体調を整えることに専念できました。 体力はないけど楽しむ知恵はある出産は想像以上に体力を消耗しました。しかも回復する隙を与えてくれない、怒涛の育児。オシャレをして、おでかけするママたちをネットや雑誌で見ると、まぶしいやらうらやましいやら。けれどしょうがないと受け入れ、今の自分ができることを考えました。 とことん子どもと一緒に過ごしたり、写真をはがきに加工してネットを見られない祖母に子どもの近況を伝えたり、本を読んだり。体を使わず知恵を絞って、みんなと同じではない、私だけの新米ママ生活を作り上げました。 この先、子どもに障害があることがわかるかもしれない、そんな不安は今でもあります。けれどリスクを取って産んだのは私だと腹も据わりつつあります。先のことばかり考えて不安になるのではなく、今を大切に子育てしたいと考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2022年07月22日「新しい刺激的なことが見つけられない」年齢を重ねるにつれ、経験豊富となる一方、そんな悩みを持つ人もいるようです。森なつめ(@natsumemori)さんが描いた創作漫画には、同様の悩みを持った高齢男性が登場。悩める高齢男性は、ある店へと誘われます。『新しい快感』新しい快感 pic.twitter.com/QmpEzcTPy3 — 森なつめ (@natsumemori) July 13, 2022 高齢男性を招き入れたのは、斬新なサービスを提供している店。お腹を空かせた男子高校生に、客は料理やドリンクをおごることができるようです。豪快に食べる男子高校生の姿を前にして、高齢男性は満たされた表情になりました。しかし、店のメニューにはドリンク代のほか、コメント代まであり、料金は10万円越え!大人の遊びに、「笑った」「これくらい余裕がある大人になりたい」「店と客、男子高校生の全員にとっていい関係」などのコメントが寄せられました。また、「若い人にごちそうする側の気持ちが分かる」「この店に行きたい。マジで需要があるぞ」など、高齢男性に共感する声も上がっています。漫画にあるような店がなくても、食べ盛りな子供におごる人は現れるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年07月14日40代で豆腐並みに崩れやすいメンタルなかめまるさん(@kame40_mama)。日常の何げない笑える話をマンガ日記にしています。高齢育児中のかめまるさん。もし将来自分が死んで、あの世で聞かれたら即答できることがあるそうで。……。★関連記事:「いつか死ぬの?」ピュアな息子の質問に、長生きを誓う40代母だったけれど…こんにちは、40代豆腐メンタルなかめまるです。ときどき、将来天に召されたときの自分を想像しています(笑)。そして、もし「人生で一番幸せだったときはいつ?」って聞かれたら、「小さい息子を一生懸命育てていた時期です」と即答するでしょう。人生で楽しかった時期は若いころにもたくさんあったし、これからもあるだろうけれど、まだ小さな息子を守る今が一番幸せな時期なんじゃないかなって。だから、今は子どものために生きて、子育てが終わったら好きなことをしようと思っています。……って、そのとき、私は何歳になっているのか。長生きしようと思います(笑)。★関連記事:「私はブルベらしいが…」パーソナルカラーが判明するも買い物で優先するのは #五十路日和 50★関連記事:「ヤダー、おばさん顔」夫に撮影を頼んでみたものの妻が納得するのは… #アラフィフ雑記帳 17★関連記事:「もうやめよう…」さすがにアカン! 運転中にズボラな熟女が決意したこと #熟女系 50著者/かめまる(41歳)気付いたら40を過ぎていた昭和大好きBBA。高齢出産。フルタイムワーママで毎日白目を向いて生きている。死語爆裂。豆腐メンタル。マイペースな息子とちょっと変わってる夫との暮らしをマンガにしてInstagramに投稿している。Instagram:@kame40_mama
2022年06月19日40代で豆腐並みに崩れやすいメンタルなかめまるさん(@kame40_mama)。日常の何げない笑える話をマンガ日記にしています。42歳で高齢育児中のかめまるさん。息子さんの服を整理しながら成長を実感していたまではよかったのですが……。★関連記事:「骨格さえも緩んできたのか?」40代の残念な体の変化こんにちは、40代豆腐メンタルなかめまるです。先日、息子の衣類を整理しました。息子がお気に入りだったTシャツや保育園のスモック、小さくなった体操服などが次々と出てきて、「あっという間に大きくなって、何か寂しいな」「でもこれが成長ってことだから喜ばないと」とセンチメンタルな気持ちに……。そして、気付いてしまいました。自分の服のサイズも息子の成長とともに大きくなっていたことを……。まだ息子を妊娠していない約7年前は、スキニージーンズとかはいていたけれど、今はゴムウエストのパンツが主流(涙)。しかも40歳を過ぎると、食べていなくてもおなかが出てきません?空気を吸っているだけで太っているのか……!?現在、息子と一緒に私も育ち盛りです(笑)。著者/かめまる(41歳)気付いたら40を過ぎていた昭和大好きBBA。高齢出産。フルタイムワーママで毎日白目を向いて生きている。死語爆裂。豆腐メンタル。マイペースな息子とちょっと変わってる夫との暮らしをマンガにしてInstagramに投稿している。Instagram:@kame40_mama
2022年06月01日40代で豆腐並みに崩れやすいメンタルなかめまるさん(@kame40_mama)。日常の何げない笑える話をマンガ日記にしています。42歳で高齢育児中のかめまるさん。公園へ行くと、ヒシヒシと自分の老いを実感し、若いママがうらやましくなるそうで……。★関連記事:「ヤバイ!」2歳の息子が気付いたらアラフォー化していて…こんにちは、40代豆腐メンタルなかめまるです。高齢育児のしんどさを日々実感していますが、冬の公園はもう修行……。「こんな寒い日に走ったりしたら、心臓がついていけない!」と、守りに入ってしまいます。その傍ら、推定20代の若いママは子どもたちと元気に鬼ごっこ。子どもと一緒に遊べる元気があって、心底うらやましいと思ってしまった(笑)。私も体を鍛えないと!と思うのですが、いつも思うだけなんですよね〜。まだまだ育児のゴールは遠いですが、高齢母、頑張ろうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:<大腸がんマンガ>「…うそでしょっ!」何もすることがない入院初日の唯一の楽しみだったのに…★関連記事:「自分、不器用なんで」生え際がヤバイ!不器用な熟女が行き着いた白髪ケアとは!?★ウーマンカレンダーのマンガをもっと読む著者/かめまる(41歳)気付いたら40を過ぎていた昭和大好きBBA。高齢出産。フルタイムワーママで毎日白目を向いて生きている。死語爆裂。豆腐メンタル。マイペースな息子とちょっと変わってる夫との暮らしをマンガにしてInstagramに投稿している。Instagram:@kame40_mama
2022年05月28日接客業は人との距離が近いため、クレームの対応など、時に理不尽ともいえる目に遭うことがあります。コールセンターに勤務している、さかなかもしれない(@yumesakana)さんは、客の対応中、相手に大きな声を出されたエピソードをTwitterに投稿。どんな酷い言葉かと思いきや…正反対の内容で、反響が上がっています!高齢男性がデカい声を出したワケその日、高齢男性からの商品に関する質問に答えていた、投稿者さん。すらすらと答える様子に、高齢男性は感銘を受けたのでしょう。電話口で、急に大きな声で、こういったのです。「そんなスッと説明できんのか!おめぇスゲェ女だな!」※写真はイメージ高齢男性は、まるで漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空のような口調で、投稿者さんのことを何度もほめたのでした!高齢男性の素直すぎる反応に、投稿者さんもこらえきれずに笑ってしまいます。客のおじいちゃんからの商品に関する質問に答えたら「そんなスッと説明できんのか!おめぇスゲェ女だな!!!!」ってデカい声で野生の悟空みたいな褒め方を何回もされて流石にめちゃくちゃ笑ってしまった— さかなかもしれない (@yumesakana) May 10, 2022 ほほ笑ましいエピソードは多くの人に刺さったようで、2022年5月13日時点で、15万件を超える『いいね』が寄せられています。また、高齢男性の発言を称賛するコメントも相次ぎました。・最高なおじいちゃん!・『野生の悟空』ってワードがすごい好き。・接客業界の、最高の褒め言葉をもらえましたね!・なんか憎めないおじいちゃん。・完全に悟空の声で再生された。高齢男性は、相手の仕事ぶりを尊敬できる人なのでしょう。気持ちのいい反応に、多くの人が笑顔になりました![文・構成/grape編集部]
2022年05月13日一緒に作って、談笑しながら食卓を囲むことで距離が縮まる。シニア食堂は高齢者の仲間づくりにも一役かっている高齢者の孤独・孤立が深刻化している。東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、コロナ禍では「男性」「高齢者」ほど社会的に孤立した状態に陥りやすく、強い孤独感を抱えていることが明らかに。感染防止のため出歩くことが少なくなると、コミュニケーションの機会が減り、運動量も減少していく。認知機能の低下にもつながってくる。こうした問題を防ぐユニークな取り組みが行われている。その名も『シニア食堂オンライン』。テレビ会議アプリの『Zoom』を利用して開催され、高齢者たちがネット上で交流しているというのだ。60代〜80代がZoomで仲間と交流!「シニアといっても60歳以上であれば、誰でも参加できます。月2回開催で、そのうち1回は料理家の先生による調理のデモンストレーションを実施、会員たちはその様子をオンラインで見て受講します。調理デモのあとは、心理学や歴史などのミニ講座やトークタイムで楽しみます」そう話すのは、主催するNPO法人『東葛地区婚活支援ネットワーク』副代表の松澤花砂さん。参加者は1回平均で約20人。ほとんどがリピーターで、総会員数は60名を超える。NPOの拠点がある千葉県流山市だけでなく、SNSを通じて広島から参加したシニアもいるほどだ。調理デモにあたっては、スーパーで見かけるけれど普段は手にすることが少ない食材─、例えばアボカドやアンチョビなどを使ったメニューを心がけている。そうした食材から刺激を受けると話すのは、参加者の塚田重さん(84)。「料理が好きで、カミさんを手伝っていたりしたから料理に抵抗はなかったけれど、しょっちゅう作っていたわけじゃないからね。珍しい食材のときは考えちゃうけれど、逆にそこがいいのかもしれない。考えるってことは、ボケないってことだからね」2017年の発足当初から参加している矢野東亜代さん(79)は「シニア食堂オンライン」の魅力をこう語る。「トークタイムも楽しいし、常に誰かが笑っていて指示が聞き取れないぐらいです」矢野さんも塚田さんも、会員たちは自宅のパソコンでZoomを操作し参加しているというので驚いてしまう。いまでこそオンライン開催が定着してきたシニア食堂だが、前出の副代表・松澤さんによれば、コロナ感染拡大より前は千葉県流山市の会場で開かれていたという。「流山市内の公民館と企業の調理室をお借りして月1回、どちらかの会場に料理の先生を招き、1回500円の会費制で開催していたんです」コロナ禍は、そんなシニアの交流の場にも容赦なく襲いかかる。ハードルの高い高齢者のZoom設定はこう乗り越えた!「感染拡大につれ会員のリスクが増していくので、’20年2月を最後に、会場でのリアル開催は取りやめざるをえなくなりました。ただ、このままではシニアの人たちが置き去りにされてしまう。孤立した状態が続けば心身ともに衰えていくのは間違いありません。それだけは防ぎたいと思いました」(松澤さん)自宅にいながらシニア同士の交流を絶やさない方法として考えたのが『シニア食堂オンライン』だった。開催にあたり、テレビ会議アプリのなかでも操作が比較的簡単なZoomを利用することに決めた。ところがアプリのインストールからして大変だった。「オンラインを利用できる会員は60名中、23~24名ほど。メールやウェブの閲覧は大丈夫なシニアでもZoomとなると敷居が高かったんです」そのため松澤さんらNPOのスタッフが会員ひとりひとりに電話をかけ、シニアの目の前にパソコンを置いてもらい、インストールから操作方法まで電話で丁寧に伝えていった。さらに「シニアオンラインサポーター」という養成講座を設け、これを受講したシニアボランティアに、ほかのシニアへ操作方法を教えるようにしてもらったという。前出の会員・矢野さんは、「間違ったキーを1つ押すとダメになってしまうところが難しい。次にどう操作すればいいのか迷うことも多い。だけど手順を書いたプリントを事前にもらっているので、それを見てなんとかやっています」と、語る。松澤さんによれば、操作方法を教えることは、スタッフよりシニア同士のほうがうまくいくという。「シニア同士なら“私もそこがわからなかったわ”“それが難しいんだよね”などと言って、励まし合えるんです。同世代のほうが、教えられるほうも気楽でいられます」孤立防止のための取り組みはほかにもある。会員のなかにはネットを使えないシニアもいるからだ。その1つがNPOのスタッフや10名のシニアボランティアが月に1度、会員に電話をかける『ほっと電話』。「元気にしてる?」から始まり、よもやま話に花を咲かせる。矢野さんも電話を楽しみにしているひとりで、「発想がいいと思います。松澤さんは企画力がすごい」と話す。また、『シニア食堂お便り』として、健康情報やレシピなどが書かれたニュースレターも会員宅へ郵送している。「(お便りで)献立をもらうんだけど、そのとおりにやればなかなか結構なものができるよ」(前出・塚田さん)さまざまな工夫を凝らし、それを実現させる熱意を注ぐことで、松澤さんらは高齢者の孤立を防いでいるのだ。オンラインならではの意外なメリットもいまや高齢者の居場所となっているシニア食堂。松澤さんによれば、NPOとしてシニアの婚活支援を行っていたのが出発点だという。高齢者に着目したのは、結婚相談会の参加者に65歳以上の人が多く、全体の15%にも上ったためだった。「最初は再婚希望者だと思っていたんです。ところが実際に話を聞いてみると、1人で食事をするのがたまらなく寂しいと語る男性が多かった」(松澤さん)その受け皿をつくりたいと、松澤さんらは’17年に料理交流会『シニア食堂』をスタートしたのだ。「最初は4人から始まりましたが、少しずつ参加者が増えていきましたね。みんなと会えるのがとても楽しいです。身体の衰えやコミュニケーションなどシニアが抱える問題を全部取り入れて、時代に合った形で指導してくれるのがすごいです」(矢野さん)やっぱり顔を合わせて話す方が楽しいシニア食堂が終わったあと、会員同士で喫茶店などに出かけ、“アフター”をするのが常だった。オミクロン禍で控えてはいるものの、こうした場でのおしゃべりがなによりも楽しいと矢野さんは言う。もちろん、現在の『シニア食堂オンライン』でもリアル開催と同じく料理指導もあるし、川柳大会などの楽しい催しもあるが、「顔を突き合わせての開催のほうが楽しいよ。何を考えているのか顔を見ればわかるしね。画面越しとは、やはり違うよ(笑)」(塚田さん)こうした声を踏まえ、NPOでは4月から人数を絞ってのリアル開催と、オンライン開催の月2回実施も視野に入れている。オンラインでは名前が表示されるため、お互いの名前を覚えることができ、コミュニケーションがより深まるというメリットもあった。「オンラインならではのよさも大切にしていきたい」と松澤さんは言う。会員にとって、シニア食堂は欠かすことのできない大切な存在になっている。「月に3回あるといいなあ。それだけあると生活にリズムができます。やることがあるって大切ですよ」(塚田さん)<取材・文/千羽ひとみ>
2022年02月27日猫が大好きなメーガン・スコット・ヒンツさんは、保護猫の一時的な世話をしています。2021年12月、これまでにたくさんの猫たちを育ててきた彼女の家に、新しい子猫がやってきました。ガーフィールドという名前のオス猫は野良猫で、親切な人が発見して保護したのだそう。見つかった時は体中ノミだらけで、お腹には寄生虫がいて、耳ダニにも感染していました。 この投稿をInstagramで見る Fine Foster Kittens of Austin(@kittenkonnoisseur)がシェアした投稿 メーガンさんは、ピクルスという猫を飼っています。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女は9年以上前に、保護猫だったピクルスを家族に迎えたそう。ただ、ピクルスは家の中で過ごすのが嫌いなので、屋外と家の中を自由に行き来できるようにしているのだとか。またピクルスは、これまでにメーガンさんが世話をしていたほかの猫たちも、好きじゃなかったといいます。ガーフィールドを引き取った数日後、彼女はソファでくつろぐガーフィールドを見て、思わずビデオを回しました。その理由は…こちらをご覧ください。@kittenkonnoisseur When your semiferal porch cat decides to come inside and adopt your foster kitten #toocute #fosterkitten #fypシ゚viral #excuseme ♬ Love Grows (Where My Rosemary Goes) - Edison Lighthouseガーフィールドの隣りにいるのは…ピクルス。普段はたいてい外にいるピクルスが、ガーフィールドと一緒にリビングでまったりしていたのです。その日以来、ピクルスは多くの時間を家の中で過ごし、率先してガーフィールドの世話をするようになりました。@kittenkonnoisseur Reply to @babytayy18 The progression story y’all have been waiting for… #update #youvegotafriendinme #fosterkitten ♬ You’ve Got a Friend in Me - From "Toy Story" - The London Film Score Orchestraメーガンさんは、そんな2匹のほほ笑ましい様子を投稿。まるで親子のような2匹の姿に、人々は癒されたようです。・ピクルスは、ガーフィールドのパパのようだね。・まるで孫をかわいがるおじいちゃんだ。・かわいすぎて、泣けてくる! この投稿をInstagramで見る Fine Foster Kittens of Austin(@kittenkonnoisseur)がシェアした投稿 これまでずっと、家の中もほかの猫も嫌いだったのに、なぜかガーフィールドだけは溺愛しているピクルス。理由は分かりませんが、2匹の間には特別な何かがあるのでしょう。ガーフィールドは貧血などの健康上の問題があるため、最低でも3か月はメーガンさんの家にいることになりそうなのだとか。元気になったら里親を募集して、新しい家族と暮らすということです。それまでは優しいピクルスに守られて、ガーフィールドは幸せに成長していくことでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月26日子ども一人の育児でも大変なのに、同じスピードで成長する年子育児に疲れを感じるママも多いようですね。そこで今回は、年子育児に疲れたママに向けて年子育児を楽にする対策をご紹介します。年子育児でよくある3つの悩み年齢が近いふたりの子どもを一緒に育てるのは、大変だと感じるママも少なくありません。そこで、年子育児でよくある悩みをご紹介します。1.夜泣きの時期が重なる年子育児は子どもの成長スピードが同じなので、夜泣きがひどくなる時期も重なるようです。上の子がやっと泣き止んだと思ったら次は下の子が泣き始めた……なんていうことも多く、夜泣きの対応に追われるママやパパも少なくありません。2.育児に必死で家事ができない年子育児の場合、出産した後は子どもの子育てに付きっきりになります。毎日子どもの育児に追われるので、掃除や洗濯など家事に割く時間がないと感じるママも多いようです。家事ができていないことで、喧嘩が勃発する夫婦もいるようですね。3.下の子を優先してしまう年子育児の場合、子どもの年齢は1歳差しか変わりませんが、何か要求されたときに上の子よりも下の子を優先してしまうママは多いようです。本来であれば上の子もまだまだ甘えたい時期なので、下の子を優先してしまうことに悩むママが多くいます。年子育児を楽にする対策4選年子育児は想像以上に大変なものです。しかし考え方を少し変えるだけで、年子育児が楽になることもあります。ここからは年子育児を楽にする対策をご紹介します。1.できる限り上の子を優先させる年子育児の場合、下の子を優先してしまうママも少なくありません。年子は赤ちゃん返りが少ないといわれますが、上の子もまだまだ甘えたい年頃です。子どもがふたり同時に何かを要求してきたときは、できる限り上の子を優先してあげましょう。2.便利グッズを積極的に活用する年子育児の場合、子どもたちと一緒にお風呂に入るのもひと苦労です。このようなときは、便利グッズを利用するのがおすすめ。例えば子どもと一緒にお風呂に入る場合は、バスチェアを用意しましょう。子どもをバスチェアに座らせておけば、少し目を離しても安心なのでママも体や頭をゆっくり洗えます。3.家事に完璧主義にならない年子育児は出産後から子どもの世話に追われるので、家事がおろそかになることもあるでしょう。夜泣きが続く日は、日中は子どもの世話で精一杯になることもあります。このようなときは、家事を完璧にこなそうとせず、最低限必要なものだけを行いましょう。余裕があるときにまとめてやれば問題ありません。4.両親や友達など周りの人に頼る夜泣きが続くと、睡眠不足に陥るママやパパも少なくありません。このような場合は、無理せず周りの人に頼りましょう。数時間だけでも子どもを見てもらえれば、ママやパパも息抜きできます。ストレスも溜まりにくくなるのでおすすめです。年子育児に疲れたら周りに頼ろう!年子育児は子どもがほぼ同時に成長するので、想像以上に大変だと感じるママも多いようです。時には夜泣きが続き、睡眠不足に陥るママやパパもいます。年子育児に疲れたと感じたら、一人で抱え込まずに両親や友達に頼りましょう。
2022年01月20日イギリスのカンブリアで活動している山岳救助隊『ケズィック・マウンテン・レスキューチーム(Keswick MRT)』に、救助を要請する電話が入りました。電話をかけてきたのはハイカーの女性で、「男性が意識を失って倒れている」と通報してきたのです。散歩中に倒れた男性を救ったのは?倒れていたのは71歳の男性で、2匹の愛犬を連れて山道を散歩していました。男性たちのそばを、別のハイカーの女性が通り過ぎた数分後、男性が突然、なんらかの発作を起こして倒れてしまったのです。すると2匹の犬たちは飼い主の異変に気付き、直ちに行動を起こしました。黒い犬が、彼らのそばを通り過ぎた女性のところへ走って行き、激しく吠えて異常を知らせます。犬が何かを伝えようとしていることに気付いた女性が犬の後をついて行くと、男性が意識を失って倒れていたのです。その時、白い犬は男性を守るように、そばに寄り添っていたといいます。 View this post on Instagram A post shared by Keswick MRT (@keswickmrt) 女性はすぐに緊急電話に連絡し、救助を要請。『Keswick MRT』が駆け付けた時は、男性は意識を取り戻していました。そして男性は救助隊とともに山を下り、検査のために救急車で病院へ向かいました。『Keswick MRT』は、「通りかかった女性と、素晴らしい犬たちに感謝します」と、2匹のお手柄について投稿。すると、犬たちへ称賛の声が上がりました。・信じられない!この犬たちはヒーローだ。・このいい子たちに、ご褒美にステーキをあげてくれ。・だから犬が好きなんだ。彼らは天使だよ。もし2匹がいなかったら、男性は救助が遅れて命にかかわる状況になっていたかもしれません。飼い主の異変に気付き、助けを呼びに行った黒い犬と、男性を守ろうとして寄り添っていた白い犬。見事なチームワークで飼い主を救った2匹に、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日子供の頃から「困っている人がいたら助けましょう」と習うように、社会は助け合い精神で成り立っています。見知らぬ他人を助けても、直接的なメリットはないといえるでしょう。しかし、一人ひとりが他人に親切にすることで、助けられた人やそれを見た人へと『優しさの輪』は広がっていくのです。電車で席を譲られた高齢者が、断ったかと思うと…電車に乗っていた、りらこ(@riraco123)さんは、素敵な光景を目撃したといいます。それは、電車に乗って来たおじいさんと、男性のやりとり。席を譲ろうとした男性が声をかけると、おじいさんは笑顔でこう告げたといいます。「ありがとう。でも、腰が悪いから、立っていた方が楽で…」腰やヒザの調子が悪い人の中には、座ると身体に負担がかかる場合があります。このおじいさんの場合は、立っていたほうが向いているそうです。男性の厚意に感謝しつつ、やんわりと断ったおじいさん。さらに彼は、電車から降りる時、男性にこのように声をかけたといいます。「さっきはありがとう。嬉しかったよ」電車で高齢男性に席を譲ろうとした男性がいて「ありがとう、でも腰が悪いから立ってた方が楽で☺︎」と断っていた。そして降りるときに「さっきはありがとう、嬉しかった」と声をかけておられた。とても素敵。断り方まで勉強になる。私もこんなふうに穏やかに歳をとりたい。— りらこ (@riraco123) November 13, 2021 社会では当たり前とされていても、見知らぬ他人に声をかけて席を譲るのは、なかなか勇気が要るもの。親切に接してくれた男性に対し、おじいさんはお礼と感謝の気持ちをしっかりと伝えました。席を譲った男性と、誠実な感謝の伝え方をするおじいさん2人の『人として手本になる姿』に、りらこさんは心打たれたといいます。人の温かさが伝わるエピソードは拡散され、多くの人がネットを通して学びを得たようです。・かっこいい!自分も高齢者になったら、こういう対応ができる人になりたい。・席を譲ってもらうと嬉しいよね。もう一度お礼をいいたくなる気持ちが分かる。・「ありがとう」だけじゃなく、「嬉しかった」って自分の気持ちも伝えられるのが素敵。見習いたい。男性とおじいさんのやり取りから、「自分も2人のような優しい人になりたい!」という声が相次いでいます。こうして『優しさの輪』は広がり、より多くの人が過ごしやすい社会に近付いていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月15日※写真はイメージです「何が起きているのか表沙汰になることはあまりありませんが、高齢者施設で働く多くの職員が『高齢者の性トラブル』に苦慮しています」と話すのは、介護現場で働いた経験もある淑徳大学の結城康博教授だ。メディアで取り上げられる「高齢者施設で起きる性のトラブル」といえば、男性の要介護者による若い女性職員へのセクハラ。介助中に胸や尻を触ったり、入浴介助中やおむつ交換時に自分の下半身を触ってほしいと要求したりといった事例が多い。厚生労働省も問題視し、対策マニュアルや事例集を公表するなどして対策に乗り出している。また、施設側も問題行動のある入所者の家族にセクハラの事実を伝えるなど、徐々にだが、改善に向けた動きがある。ところが、なかには入所者の家族にすらほとんど明かされることなく、施設内の職員だけで内々に処理している問題があるという。それが、施設内での高齢者同士による性トラブル。いったい、施設の中でどんなことが起きているのか。結城さんが職員から聞いた話を紹介する。■83歳の男性が76歳の女性を……ある特別養護老人ホームでのこと。夜勤の介護士が2時間おきに行っている施設内の見回りをしていると、加藤さん(83歳男性・仮名)が中山さん(76歳女性・仮名)の個室から出ていくところを発見。部屋の中を見ると、中山さんの衣服が乱れ、ベッドシーツには男性の精液らしきものが付着していた。加藤さんが中山さんとなんらかの性的な関係をもったことは明らかだった。実は中山さんは認知症であり、その夜、自分の身に何が起きたのかおそらくわかっていない。一方の加藤さんは、「寂しくなったから、おしゃべりに行っただけだ」と施設に主張した。現場の状況からみるとレイプ未遂も疑われたが、本当のところ何が行われたのか、確かめようがなかった。また、もし性行為があったとしても、加藤さんが「合意だった」と言った場合、その真偽を中山さんに確認することは不可能だった。加藤さんは杖を使えば自由に歩きことができ、認知症の症状もない比較的元気な男性。83歳と高齢ながら、性的関心は衰えておらず、以前、女性のヌード写真が載っている雑誌が部屋に置かれているのを介護士が目撃したこともあった。女性の中山さんは、かわいらしさのある、穏やかな女性。身体機能に問題はないものの、徘徊などが目立つようになったことから84歳の夫が入所を決めた。夫は現在一人暮らしをしており、2か月に1回程度面会に訪れるが、中山さんはすでに夫のことを認識できなくなっていたという。そんな中山さんに加藤さんは好意を抱き、日頃から何かと話しかけて隣に座るなどしていた。施設の職員たちはそんな2人に気づいてはいたものの、親しい茶飲み友達のように楽しく過ごしている様子だったので、特に心配はしていなかった。そんななかで起きた事件だった。最終的な施設の判断は、「家族には知らせない」。身寄りのない加藤さんには、本人への厳重注意を行ったが、中山さんについては本人が自覚しておらず、その後も加藤さんと親しく接していたため、わざわざ事を荒立てるようなことを夫に報告しても何にもならない。かえって、高齢な中山さんの夫を傷つけ、心理的負担を与えることになるだけだからだ。もちろん、今後同じようなことがないよう注意は払うことになったものの、施設の職員たちの胸の内に収めるという結論に至った。■どこまで立ち入るべきか……施設職員の葛藤結城さんは、「性別を問わず、人は高齢になっても性欲がなくなるわけではありません。ご家族にとってはあまり認めたくない、知りたくないことかもしれませんが、現実として、性にまつわるトラブルは高齢者施設では日常的に起こっているのです」と話す。「どう対応すべきか、施設職員は本当に困っています。近年、特養などの施設ではプライバシーへの配慮で個室化が進んでいます。男性の入所者が、自室で陰部を出して自慰行為をしているところを女性職員が目撃するという事例もあります。また、介護施設は鍵をかけていないので、夜間に別の部屋に侵入するのを職員が防ぐのはかなり難しい。さらに、性的なことはきわめてプライベートなことなので、この問題を誰にどこまで報告すべきか、という葛藤もあります。実際、表沙汰にしたところで誰の得にもならないことも多い。そのため施設職員が個人で抱え込んで苦悩することも珍しくありません」確かに、高齢者同士が本当にお互いに想いあい、合意の上で行われている行為だとしたら、施設内でのこととはいえ職員は立ち入るべきことではないかもしれない。お互いの伴侶が健在な場合はまた話が違ってくるが、それとて、一職員が踏み込んでいい問題なのかどうか。判断は容易ではないだろう。実際、有料老人ホームで、お互いに別の夫婦として入居していた高齢の男性と女性が、物置のような場所で性行為をしていたところを職員が目撃した例もある。有料老人ホームは介護施設と違い、高齢者住宅といったプライベート空間だということもあり、発見した職員は見てみぬふりをし、職員同士で情報共有をしただけで、家族には報告せずに終わったという。■認知症の男女が部屋の中で……さらに対応が深刻なケースがある。「認知症患者同士の性トラブル」だ。ある介護施設の施設長を務める金子浩さん(仮名)が、匿名を条件に話を聞かせてくれた。ある日の夜8時ごろ、ひとりで施設内を見回りしていた女性職員が、大塚さん(70代女性、仮名)の部屋をのぞいたところ、個室の室内に別の人影が……。見ると、同じ施設に入所している佐々木さん(70代男性、仮名)がズボンをおろし、自分の股間を大塚さんの口に近づけていたのだ。声をかけると何事もなかったように離れたが、暗がりでのこと。大塚さんが佐々木さんのものを口に入れていたのか、入れようとしていたのか、はたまた佐々木さんが無理やりしようとしていたのか、はっきり確認はできなかったものの、明らかに性的行為を彷彿とさせる光景に驚愕したという。実はこのふたりは、ともに認知症。「日常生活に支障をきたしたり、行動や意思疎通の困難がときどき見られる程度」の軽い症状ながら、これまでこのふたりが特別に仲がよかったという事実もなければ、どちらかがどちらかに恋愛感情を抱いたり、執着している様子もなかったという。歩くのは自由にできるため、佐々木さんは、ときどき部屋を間違えて、他人の部屋に迷い込んでしまうことはあったが、こういった行動に出る予兆は全く感じられなかった。どちらにしても、ふたりとも認知症であるために、これが合意のうえだったのか、あるいはどちらかが誘ったり、強要したりした結果なのか、全くわからない。金子さんによると、このケースでは佐々木さんの部屋をフロア移動することで対応。おそらく、この夜一度きりのことではないかという。先述の結城さんによると「ほかにも、夜中、認知症の入所者が自分の部屋にいなくてどこに行ったんだろうと探してみると、異性の部屋のベッドに裸で抱き合っていた、手をつないで添い寝をしていた、というケースは珍しくありません。それ以上の性的な行為があったかどうかは個室でのことであり、確かめようもありませんが」という。■場合によっては薬を使うことも大塚さんと佐々木さんの事例を振り返りつつ、金子さんはこう語る。「施設としてできることはしたいと思っています。当然、入所者さんのことは守らなくてはいけませんが、ここで働く職員のケアも大切だと考えています。大塚さんと佐々木さんのケースは、発見者が若い女性職員だったので、お二人が認知症だと理解はしていても生理的に受け入れがたかったり、介護職自体にトラウマを抱えてしまいかねないと考えて、慎重にフォローしました」それ以上に気を遣うのが、当事者の家族への対応。「深夜徘徊があって他人の部屋に入り、ズボンをおろしていた」という説明を聞いた息子さんは、それほど大きく驚くことはなく、逆に謝罪したというが、「これがもし奥様だとすると、仮に説明したとしても信じていただけないということもあるので……」と対応への難しさをにじませる。さらに、認知症患者への対応の困難さも話してくれた。「本人に注意をしてそれが通じる方であれば、こちらも毅然とした対応を取りますが、認知症の方のトラブルというのは、ご本人にも自覚がないことですので、とても難しい。もちろん認知症でも穏やかに過ごしている人は大勢いますが、問題のある人の場合、放置しておくわけにもいきません。なにか取り返しのつかないような被害が出てしまってからでは遅いですし、本人たちにはわからなくても、家族同士のトラブルにも発展しかねません。ですから、うちの施設ではどうしてもほかに打つ手がないときには、医師にしっかり診断してもらったうえで薬を用いることもあります」稀なケースですが、と慎重に前置きしつつ、「ご家族に事情を話し理解してもらったうえで、あくまでもご家族が主体になって病院を探して受診してもらい、睡眠導入剤や精神が落ち着くような薬を処方してもらうことで問題行動を抑えることもある」と教えてくれた。「薬を使うというと抵抗を覚える人もいるとは思うのですが、現実問題、それがとり得る最善の方法なんです」さらに金子さんからは、こんな本音も。「人には誰でも欲求はありますよね。食欲、性欲、物欲。その欲求を暴走させないように我慢できるのは、理性が働いているから。でも、認知症になってその理性がうまく働かなくなってしまったら……私だって、他人事ではないかもしれません。人間が長く生きるということは、そういう可能性が誰にでもあるということ。『うちの主人はそんなことしません』ではすまないことを、みなさんには知っておいてほしいです」■唯一の解決策は目を背けないことこれといったいい解決策がなく、事実を受け止めることにすら覚悟が必要な「高齢者同士の性トラブル」。さまざまな施設で、複数の事例を見てきた結城さんはこう話す。「高齢者の場合、性欲といっても若い人と同じではないように思います。性行為をしたいというよりも、相手に触れていたい、温もりを感じたいという欲求から、手をつないだり、添い寝をしたりという行動をとる人も多いと思います。どうしてそういう欲求が生まれるかというと、ひとつには寂しさがあるのではないかと思います。ですから、もし現在、家族が施設に入っている人は、例えば週に1回程度会いに行って15分でもいいから顔を見せてあげてはどうでしょうか。コロナ禍で面会が自由にできない状況ですが、オンライン面会を取り入れているところもあるので、積極的に利用してみてはいかがでしょう」今後、ますます増えていく高齢者。4年後には、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」が待ったなしでやってくる。その一方で、昨年、介護施設の倒産件数はこの20年で過去最多を記録した。介護する側とされる側の比率はあまりにもアンバランスだ。介護施設の問題は一部の人たちだけで考えれば済む話ではなくなってきている。これまである意味、タブー視されてきた「高齢者の性の問題」。施設側だけに押し付けるのではなく、いつか親や自分が施設にお世話になるだろう私たちも広く考えるべきときがきたのではないか。簡単に答えが出る問題ではないが、まずは事実から目を背けないこと。それが解決への一歩になることは間違いない。
2021年09月25日※画像はイメージです少子高齢化で人口が減る日本。そんな中、築年数40年を超える分譲マンションは70万戸を超え10年後には2.5倍にもなるという。住人とともに高齢化するマンション。どんな問題が起きるのか、マンション管理士に直撃!■大問題(1)購入時と話が違う! 膨れ上がる修繕費どんなに素晴らしい高級マンションも、築年数を経過すると外壁や床材、給排水管などの設備も修繕工事を行う必要に迫られる。マンション管理士の松本洋さんは、「さらに12年に1度の割合で大規模修繕工事を行い、建物を竣工時の性能に回復させることや、防犯設備の強化。高齢化に配慮して手すりをつけるなどバリアフリー化の工事も必要になるケースもあります」修繕計画に従い、その費用を滞りなく住人が積み立てることが理想。だが現実はそうではない。なぜ計画どおりに進まないのか? その原因は、「分譲マンションを買う場合、修繕積立金や管理費の名目で修繕費を計上していますが、販売業者はその金額をわざと安く見積もってお得感があるように見せるんです」(松本さん、以下同)国交省では、修繕積立金月額を平米単価200円を推奨しているが、ネットなどで見るとその半分、3分の1の物件がざらにある。「以前からある話だが、最近はさらに酷くなり、修繕積立金が3倍から4倍に跳ね上がる。修繕積立金の金額に住人が反対し、安い積立金が継続するので築30年たったころ、お金が足りなくなってしまうのです」購入時に修繕費が安いからと飛びつく前に、落ち着いて確かめることが必要かも。■大問題(2)管理組合不在で終のすみかの老朽化「国交省の発表した『平成30年度マンション総合調査』によると、永住するつもりと回答したマンション居住者は過去最高の約6割に達しています。世帯主の年齢も高齢化が進み、70代以上の割合は2割超え。完成年次が古いマンションほど70代以上の割合が高くなっています」築年数40年を超え、大規模な修繕が必要となっている分譲マンションも、増加の一途をたどっている。「マンションおよび、住人の高齢化に伴い管理組合も役員のなり手がいなくなり、管理不全に陥ります。こうなると建物の老朽化に歯止めがかかりません」松本さんが受ける相談の中でも、管理不全が居住者のモラルの低下をもたらし、マンションがスラム化するケースも増えているという。「そうならないためにも、自分たちの住むマンションを“建て替える”“修繕工事を行い延命させる”などの選択に迫られます。しかしマンションの建て替えは、高額な建築負担金が必要なことから、建て替えを検討しているマンションも含め、これまで全国で280件足らずしか実施されていません」■大問題(3)住み替え先で後悔!? 隣人トラブルご用心今まで一戸建てに住んでいたシニア層が“終のすみか”として、マンションを選ぶケースも増えている。「高齢になると階段の上り下りや庭の手入れがおっくうになる。マンションならオートロック・防犯カメラもあるのでセキュリティー面でも安心。このような理由で、マンションを“終のすみか”に選ぶ人が増えています」しかしその際、気をつけなければいけないのが、マンション選び。一戸建てを処分して“終のすみか”とするのだから、慎重には慎重を期したい。「中古で購入するなら、ポイントは管理組合のよしあし。理事会の開かれる頻度や積立金の滞納がないか。さらに長期修繕計画や理事会の議事録も必ずチェックしてください」さらに内見する際、住人同士が挨拶を交わしているか、共用部分に物が散乱していないかなども重要だという。「引っ越した先でいちばん問題になるのが、隣人との人間関係。ゴミ出しや、子どもの足音などの生活音の問題など、戸建てとは違うトラブルになる要素はたくさんあります。居住者の意識の高さを知ることも、大切なことです」■大問題(4)所有者がいない!? 悲劇の“相続放棄”築年数の浅いマンションは買い手がつくが、老朽化したマンションは建物、給排水菅のメンテナンスがされてないケースも多く、買い手がつかないケースも増えている。「老朽化の進んだマンションの所有者が亡くなると、一般的には親族が相続するわけです。しかし相続しても修繕費用などの管理費用がかさんだり、固定資産税などの支払いが発生するため相続放棄されるケースが増えています」マンションの相続を放棄する場合、管理費や修繕積立金の滞納などの債権を相続する権利を持った人たちが、家庭裁判所に『相続財産管理人』の選任を申し立てる。相続財産管理人は、不動産会社などに物件を売却。そこで得たお金で管理費、修繕積立金の滞納分やローンの残額などを債権者に支払い、残ったお金は国庫に納めることになる。■大問題(5)修繕の先延ばしで結果、負担が増大!大規模修繕工事は、建物の立地条件、日常的な管理状態、社会的な要因などで個々のマンションによって異なるが、おおむね12年周期で行われる。「建築基準法で築後10年を経過した、外壁がタイル張りなどのマンションは、3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要があると定められていることから12年周期という数字が一般的になっています」気をつけなくてはいけないのが、費用の内訳。外壁だけでなく屋上の漏水、給排水管など共用部分は管理組合、専有部分は自己負担になる。「自己負担金を出したくないと、進めなければいけない工事を先延ばしにすれば老朽化は進みます。結果、エレベーターや機械式駐車場などの修繕と重なり、余計にお金がかかってしまうという状況にも」自己負担を渋っているうちに定年退職。収入は減り、部屋を担保に銀行などから、お金を借りなくてはならない場合も出てくる。「余計な借金を背負わないためにも、適切な長期修繕計画を作成し、それに基づいて算出した修繕積立金を積み立てておくことが必要なのです」大規模修繕工事は、多額の費用がかかるので敷地および、共用部分の大きな変更を伴わない場合は、出席組合員の議決権の過半数で修繕工事を実施するか中止するかを決めることができる。老朽化が進んでいない部分にお金をかけない選択もできるのだ。「建設材料や塗料も新しくなった今、18年に1度でいいのではないかという意見も出ています」■大問題(6)天国と地獄!? 管理会社の選び方管理組合員の高齢化と賃貸戸数の増加で、管理組合役員のなり手はますます少なくなるばかり。国交省の平成30年度マンション総合調査では、外部の管理会社に所属する、建築士や弁護士、マンション管理士など専門家を活用するマンションが4割を占めている。マンション管理士とは聞きなれない資格だが、「マンション管理組合へのコンサルタント業務がメインの国家資格で、2001年に創設されました」しかし、すべて管理会社任せでも問題があるという。「管理会社も営利目的でやっているので居住者側も意識を高く持っていないとダメです。やらなくてもいい工事を受けていたら、お金がかかって仕方がありません。修繕するに越したことはないですが、大規模修繕工事のときに一緒にやったほうが安くすむという考えも。共用スペースを実際に歩いてみて、今工事するべきか自分たちで見極めることが大切です」管理会社の言いなりではなく、自分たちで判断することも必要なのだ。■大問題(7)人気の高級タワマン修繕費もケタ違い!?あと10年たつと、築40年のマンションが今の2・5倍になり、老朽化マンションはさらに大きな社会問題になる。「こうした現状を見越して、去年、築年数のたったマンションの再生強化を目的にした法案が成立しました。地方自治体が資金計画や管理組合運営の状況を評価・判定して改善に努めさせる法案です。必要があると判断された場合は、各自治体が管理組合に助言・指導を行うことができます。さらにマンション管理士などの専門家を派遣することも可能です」また2000年前後から急増したタワーマンションも、大規模修繕が必要になる時期を迎えている。「豪華なプールやジム、最上階のラウンジなど、購入者の目を引きます。しかし、使用の有無にかかわらず管理費がかかるだけでなく、修繕時期が近づくにつれて、当初に予想していた費用を大幅に上回る可能性もあります」人気のタワーマンションにも押し寄せる老朽化の恐怖。あなたの“終のすみか”は大丈夫ですか!?まつもと・ひろしマンション管理士。NPO法人 マンションGPS専任講師。著書に『マンションの老いるショック! 』(日本橋出版刊)など(取材・文/KAPPO INLET GROOVE)
2021年09月09日一般的に、高齢出産にはリスクがあるといわれていますが、子供の障害と関係があるのでしょうか。今回は、高齢出産について考えられる原因やリスクを紹介します。高齢出産とは何歳から?高齢出産とは、35歳以上での初めての出産のことをいいます。経産婦の場合でも、40歳以上で妊娠することを高齢妊娠と定めているのです。 女性の社会進出や晩婚化が進み、妊娠・出産する年齢も上がっています。平成30年度の調べでは、妻の初婚年齢は29.4歳で、昭和60年と比べると3.9歳高くなっていることからも、晩婚化が進んでいることが分かるでしょう。また、2019年の調べで経産婦も含む35歳以上の出産は、全体の約29%で、3~4人に1人は高齢出産です。2000年では全体の約12%、8~10人の割合だったので、出産年齢も上がっている=高齢出産が増えていることがわかります。高齢出産をするとリスクがある?最近は増加の傾向にあり、そう珍しくもなくなった高齢出産ですが、どんなリスクがあるのでしょうか。リスクがあると考えられる原因は?高齢出産の場合にリスクがあと考えられる原因に、卵子の老化があげられます。女性は出生時、一生分の原始卵胞を体内に持っているため、年齢を重ねればそれだけ卵子の質が低下していくことになるのです。卵子の質の低下により、受精しにくくなり、妊娠自体しにくくなってしまいます。その結果、高齢出産は母子ともにトラブルやリスクが起こりやすいと考えられているのです。どんなリスクがある?高齢出産には、具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。流産しやすくなる流産の確率は、30~34歳までは15%、35歳~39歳は17~18%、40歳以上は25~30%です。流産する原因はさまざまありますが、特に初期の流産の原因は、胎児側の染色体の異常から起こります。卵子の老化に加え、男性側も晩婚化からの精子の能力の低下もあり、流産してしまう可能性が高くなるのです。ダウン症などの染色体異常のリスクが高くなるダウン症(ダウン症候群)とは、通常2本ずつペアになっている染色体の21番目が3本ある、生まれつきの疾患です。年齢別の生まれる頻度は、20歳~30歳は0.06%~ 0.105%に対し、36歳で0.34%、38歳 0.57%と頻度が上がっていき、41歳で1.22%、42歳は1.56%、そして44歳は2.63%、45歳3.33%という高頻度になっています。若い年齢だから可能性が低いというわけではなく、可能性はどの年齢でもあるのですが、年齢が高くなるとそれだけでリスクが高くなるということになるのです。二人目や三人目出産のリスクはある?一人目を20代や30代で出産したとしても、二人目や三人目が高齢出産となる場合もあります。一度でも出産を経験しているのならば、個人差はありますが、出産自体はスムーズに進む場合もありますが、高齢出産によるリスクも考えられるのです。出生前診断は受ける?出生前診断とは、妊娠中に胎児の発育状態や異常がないかなどを調べる検査をし、その検査結果について医師がおこなう診断のことです。胎児の見た目による形態異常や染色体異常などを調べることができ、先天性疾患がわかります。ただし、検査による胎児へのリスクや、もし障害が分かった場合どうするかなども考える必要があるので、夫婦でよく話し合い、出生前診断を受けるかどうか判断をしましょう。高齢出産のリスクをきちんと理解しよう高齢出産は、もう珍しいことではなく、また二人目、三人目が該当する場合もあります。しかし、高齢出産にはリスクが伴うことがあります。事前に夫婦できちんと理解することが大事といえるでしょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年08月27日漠然と「高齢出産」という言葉に不安を感じながら経験した妊娠・出産でしたが、振り返ってみると高齢出産のメリットもあったと感じています。年齢はどうすることもできない問題ですが、年齢を重ねて得てきた経験が妊娠・出産・子育ての糧になっていると感じます。私の高齢出産の経験をご紹介します。 自分が高齢出産だとわかり感じたこと妊娠がわかる前は、もうすぐ高齢出産の年齢になるのでできるだけ早く妊娠、出産をしたいと希望。けれども妊娠・出産の時期を自分の思い通りにコントロールすることはできません。わかっているけれど焦ってしまいます。 そして、高齢出産の年齢に差しかかったある日、妊娠が判明。高齢出産になってしまったことに対して、不安な気持ちがありました。今思うと、高齢出産のネガティブなイメージにとらわれ過ぎていたのだと感じますが、そのときはポジティブに考えることができずに過ごしていました。 高齢出産のメリットはメンタルの安定妊娠・出産・子育てを経験して気づいた高齢出産の良いところ。私にとって一番のメリットは、メンタルの安定でした。若いころには我慢できなかったであろうことがさほど気にならなくなり、何かを我慢するというストレスが少なかったと感じます。 実際、若いママと触れ合う機会では、もっと自分のことをしたいというような会話もよく耳にします。若ければ若いほど、我慢するという感覚を強く持つのかもしれないと思いました。 高齢出産のデメリットは体力低下反対に高齢出産のデメリットとして感じたことは、体力の低下です。個人的には定期的に運動をして体を鍛えていたので、体力には自信がありました。けれども、妊娠から出産までの長い間に体力はどんどん低下し、おなかも大きくなるので体を自由に動かすことができなくなっていきました。 そして、高齢出産は体力的にきついという話をよく耳にしていたので、無痛分娩も視野に入れたほうがいいと思うようになりました。 無痛分娩で体力不足をカバー無痛分娩は出産直前まで悩みましたが、陣痛がつらかったため直前に無痛分娩に切り替えることができました。入院する産院を決める際、無痛分娩が可能な産院を選んだことがよかったと思います。 実際お産は14時間ほどかかり、無痛分娩を選択したおかげで体力を温存することができました。高齢出産の知人も無痛分娩を選択したのですが、同じように「体力を温存できてよかった」という感想を持ったようです。 年齢によってそれぞれ強みが違うので、自分の強みを考えながら、できることをこなしていくことが妊娠・出産・子育てをスムーズに運ぶために必要になると感じました。若いママに体力は敵わないけれど、できる部分を工夫することで、高齢出産ママの頑張る姿を子どもに見せていきたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/キヨ著者:田中瑠美自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年08月13日35歳以上で初めて出産することを指す高齢出産。日本では晩婚化が進んでいるため、30代後半で出産する女性も増えています。ただ高齢出産は、難産になる可能性が高まることも。そこで今回は、高齢出産における難産のリスクを軽減する方法について紹介します。高齢出産で難産になる理由高齢出産において難産のリスクが高まるのは、産道が広がりにくくなることと子宮口が硬くなってしまうことが考えられます。分娩が滞ると自力でのお産が困難であると判断され、急遽帝王切開になることも。難産は高齢出産であることに加え、妊婦さんが初産の場合に起こりやすいといわれています。高齢出産で難産以外のリスクはある?高齢出産では、難産以外にも母子ともにさまざまなリスクが起こることがあります。ここからは、高齢出産で難産以外に考えられるリスクを見ていきましょう。妊娠継続の確率が低くなる高齢出産では妊娠継続の確率が下がるといわれています。また母体は年齢が上がれば上がるほど卵子の機能が低下し染色体異常が増えるため、赤ちゃんがダウン症になる確率も高くなるのです。赤ちゃんの発育が害される高齢出産は、赤ちゃんの発育に悪い影響が出てしまうことがあります。高血圧や糖尿病などのリスクが高まり、母体の体内環境が悪化。このまま放置すると胎児が栄養不足に陥り、赤ちゃんの発育が害されてしまうことがあります。難産のリスクを下げる3つの方法高齢出産は難産のリスクが高まります。しかし適度な運動を取り入れたり体重管理を徹底したりすることで難産のリスクを下げられることも。ここからは難産のリスクを下げる方法を紹介します。1.適度な運動を取り入れる出産は、長時間に及ぶこともあるので体力が必要です。難産を避けるためにも、適度な運動を取り入れて体力づくりをしましょう。妊娠中は体に負担がかかる運動は避けて、マタニティスイミングやヨガ、ストレッチなどがおすすめです。2.妊娠中の体重を徹底管理する妊娠中はホルモンの働きもあり、太りやすくなります。ただし、妊婦が太りすぎると産道が狭くなったり妊娠高血圧症候群を招いたりすることも。難産のリスクも高まるので、妊娠中に体重が増えてしまわないように徹底管理を行いましょう。3.出産への不安を解消する初産の場合は、出産への不安を抱える妊婦さんも多いでしょう。しかし出産や陣痛の痛みへの不安感や恐怖心を必要以上に感じてしまうと、ストレスで陣痛を強く感じて過強陣痛になることも。出産への不安を解消することも、難産のリスクを下げるひとつの方法です。高齢出産で難産を避けるために健康的な生活を!高齢出産は、難産のリスクが高まります。また、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼすこともあります。高齢出産による難産を避けるためにも体重を管理したり適度な運動を取り入れたりなど、妊娠中は健康的な生活を送るように心がけましょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年08月02日32歳で結婚した私には、高齢出産は他人事ではなく、いろいろと調べていました。高齢出産の場合、早産や妊娠高血圧症候群になるリスクが高まること。成功例のような芸能人の高齢出産報道の裏で苦しんでいる母親がたくさんいること。それらを知った私は34歳までに妊娠しなかったら子どもはあきらめようと決めていました。しかし私が妊娠し、告げられた出産予定日は35歳の誕生日をとっくに過ぎた日付でした。 とにかく自重正直、あきらめかけていたときに妊娠した子です。私でも妊娠できたんだ!と驚いたのと同時に、大丈夫なのか?と不安が襲ってきました。情報や知識がある分、恐怖心も強かったのです。だからとにかく自重しました。 無理、無茶、頑張る、は一切しない。早寝、早起き、朝ごはん。おなかを冷やさないように飲み物は温かいものにし、散歩をして血行が悪くならないように過ごしました。その結果、定期健診のたびに助産師さんに誉められ、不安もやわらぎました。 気持ちに余裕が持てる妊娠がわかると同時に子ども中心の生活に切り替えましたが、不満はほとんどありませんでした。というのも結婚が早くはなかったおかげ(?)で、仕事も遊びもたくさんしてきました。結婚してからもしばらく子どもができなかったので、夫と2人で過ごす時間も十分に持てました。 その結果、仕事のキャリアに対する不安や遊びへの未練はほとんどなかったのです。妊娠中は自炊をしたり、散歩をしたり体調を整えることに専念できました。 体力はないけど楽しむ知恵はある出産は想像以上に体力を消耗しました。しかも回復する隙を与えてくれない、怒涛の育児。オシャレをして、おでかけするママたちをネットや雑誌で見ると、まぶしいやらうらやましいやら。けれどしょうがないと受け入れ、今の自分ができることを考えました。 とことん子どもと一緒に過ごしたり、写真をはがきに加工してネットを見られない祖母に子どもの近況を伝えたり、本を読んだり。体を使わず知恵を絞って、みんなと同じではない、私だけの新米ママ生活を作り上げました。 この先、子どもに障害があることがわかるかもしれない、そんな不安は今でもあります。けれどリスクを取って産んだのは私だと腹も据わりつつあります。先のことばかり考えて不安になるのではなく、今を大切に子育てしたいと考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年07月19日2021年7月現在、猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響により、外出時のマスク着用は欠かせません。テーマパークや飲食店など、場所によってはマスクの着用が義務付けられていることがありますよね。海野やよい(@uminyo)さんがTwitterに投稿した、バスでの出来事をご紹介します。投稿者さんがアルバイトの帰りに、バスに乗った時のことです。車内に、マスクを着用していない高齢女性が乗ってきたといいます。※写真はイメージ高齢女性に対し、「マスクをお持ちじゃないですか?」と声をかけるバスの運転手。高齢女性は「あ!ヤバい!マスクないと乗れない?」と焦ります。どうやら高齢女性は、マスクを着用し忘れていたようです。すると、バスの乗客たちは、一斉にバッグの中を探ります。その後、乗客の1人である中年女性が「どうぞどうぞ」といいながら、未使用未開封の個別包装に入っているマスクを差し出したのです。いま、バイトの帰りのバスなんだけどノーマスクで乗り込んだおばあちゃん。運転手さんが「マスクおもちじゃないですか?」と聞くと「あ!ヤバい!マスク無いと乗れない?」焦るおばあちゃん!一斉に手提げを探る乗客たち!どうぞどうぞと差し出す年配女性!いやあ、良かった!やさしさにつつまれたわー— 海野やよい (@uminyo) June 30, 2021 マスクがなくて困っていた高齢女性にとって、乗客たちの優しい気遣いは、嬉しいものだったことでしょう。一連のエピソードに対し、ネット上では「素晴らしい」「心が温かくなった。優しい世界だなあ」「日本は捨てたもんじゃない」といった声が上がっています。人間関係がギスギスとしやすいコロナ禍で、見知らぬ誰かを気遣うのは、誰にでもできることではありません。こういう優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月08日はりま高齢者講習専門校には1日30~40人が訪れる池袋暴走事故から2年、高齢者による交通事故が社会問題となって久しい。それに伴い、事故防止策にも関心が集まっている。4月半ばの平日午後。全国初の高齢者講習の専門校として昨年6月に開校した「はりま高齢者講習専門校」(兵庫県高砂市)には、講義に熱心に聞き入るシニアたちの姿があった。■運転免許は1度取ればいい“免許皆伝”ではない「スーパーも病院も自転車で行けるところにありますが、それでも雨が降れば、車がないとね」そう話すのは北山志郎さん(74)だ。同年代の妻と2人暮らし。免許更新に伴い「高齢者講習」を受けるため、この専門校へやってきた。「免許返納も考えたことはあります。特に夜は見えにくくて、運転が怖いんですわ」それでも北山さんが免許を手放せないのは、生活の足としてマイカーが欠かせない事情があるからだ。警察庁の統計(令和2年)によれば、全国の免許保有者のうち、70歳以上は1195万人。うち75歳以上が513万人を占め、2年前に比べ約35万人も増えている。高齢化の加速に伴い1997年、国は満70歳~74歳のドライバーに対し、免許更新時に座学、運転適性検査、運転講習などで構成される高齢者講習の受講を義務づけた。さらに2007年、75歳以上に認知機能検査も追加。いまでは全国の教習所に多くの高齢者が押しかけ、講習の予約は3か月待ちもザラにある。記者が取材に訪れたこの日、はりま高齢者講習専門校では約40人が受講していた。講習ではまず、「認知機能検査」が行われる。その結果をもとに受講者は2組に分かれ、交通ルールなど安全に関する講義を受ける流れだ。「検査への不安を感じつつ、今日を迎えました」と、市内在住の西村賢一さん(80)。認知機能検査では検査日の年月日を回答したり、時計の文字盤に指定された時刻の針を書き入れたりするテストを実施。これにより記憶力や判断力が測定される。「難しいところがあったねえ。勉強してきたんだけど、したところは全然出なくて。乗れなくなれば、免許を返納しようかと思っています。でも20歳の時分から車に乗る生活だったから、実は切符の買い方がわからない」そう苦笑する西村さんの検査結果は76点以上で、記憶力・判断力に心配のない「3分類」と判定された。このほか、75~49点は記憶力・判断力が少し低くなっている「2分類」、48点以下は低下が認められる「1分類」の3つに振り分けられる。このうち「3分類」は講義に運転適性検査、10分程度の実車指導を受講。加えて「2分類」は個別指導も受けることに。そして「1分類」は免許更新にあたり、医師の診断が必要となる。所長の城谷輝美さんが言う。「運転免許は1度取ればいい“免許皆伝”ではありません。交通環境や年齢に応じた再教育が欠かせない。この再教育の理念が高齢者講習専門校を設立した目的のひとつです。高齢者の方は運転に癖がつきやすいんです。それに加齢による身体機能や認知機能の衰えも加わり、今まで可能だったことが難しくなってしまう。高齢者講習を通して、運転の癖と自身の衰えを自覚し事故防止に努めてください」■ドラレコで発覚!マイナスの成功体験高齢になるほど身体のさまざまな機能は衰えていく。ただ、加齢が即座に事故へ結びつくと考えるのは早計だ。ドライブレコーダーを使って、高齢者の運転能力の診断を行う「高齢者安全運転診断センター」の事務局長・橘則光さんが指摘する。「警察庁の統計を見ると、社会の高齢化に伴いここ10年、高齢ドライバーが起こす事故の件数ではなく、事故の割合が増えました。その影響もあってマスコミが取り上げる機会が多くなり、センセーショナルに扱われやすくなったのではないかと思います」高齢ドライバーの事故原因というと、“アクセルとブレーキの踏み間違い”が頭に浮かぶ人は多いだろう。だが実際は、「高齢者だけに顕著なわけではなく、若い世代も決して少なくない」と橘さん。公益社団法人「交通事故総合分析センター」のデータ(’10年~’15年)によると、踏み間違い事故は70歳以上の9246件に対し、29歳以下は1万243件。意外なことに若い世代のほうが多い。「ただし、若い世代は踏み間違えたあと、ブレーキを踏み直すまでの時間が早い。リカバリー力が違うんです。高齢者の場合、あわててしまって再度アクセルを踏んでしまい、大事故になってしまうこともあります」(橘さん)加齢とともに低下するのはリカバリー力だけではない。首の可動域が狭まることで視野も狭くなり、運転中に左右に死角が増える。足首が硬くなるとアクセルの微調整が難しい。これらの機能低下は駐車場などの狭い場所で、歩行者との接触事故が起こる原因にもなるという。身体機能の低下は徐々に起きるため、高齢ドライバーの多くは自覚できていない。「自身の運転を客観的に知ることが重要。それも、いつも通る道での、普段の運転を知ることが大切です」(橘さん)こうした考えのもと生まれたのが、運転中のシニアをドライブレコーダーで録画して「ありのままの姿」を映し出し、運転能力を客観的にチェックする「高齢者安全運転診断サービス」。研究分析担当の小林竜也さんが説明する。「こちらでお貸し出しする、前方と運転者が映るドライブレコーダーをつけていただき車の挙動とドライバーの様子を録画します。分析に使うのは、普段の運転の癖が出やすい最後の90分の映像。車の速度なども考慮しながら、危険につながる操作をしていないかどうか総合的に診断します」診断する中で多いのが、通い慣れた場所での一時停止の無視、左折時の確認不足。いつもの道の普段の走りだからこそ、こうした課題が浮き彫りになると小林さんは言う。「私たちは“マイナスの成功体験”と呼んでいるのですが、これまで事故を起こさなかったのは偶然、その場に人や車がいなかっただけかもしれない。映像という動かぬ証拠を目にすれば、危うさを自覚していただけると思います」こうして得られた客観的な分析を生かして、できるだけ長く安全に運転し続けるにはどうすればいいのだろうか?「高齢ドライバーと家族との間で簡単なルールを作るといいでしょうね。例えば、昼間のみで夜は運転しない。遠出はしないで大通りや車が少ない道を通る。また、あらかじめ運転しやすいルートやエリアを調べて、そこだけを運転するよう決めておくのもおすすめです」(小林さん)■テクノロジーの力で安全運転をサポート身体機能の衰えを止めることはできないが、日々進化するテクノロジーの力を借りて、安全に運転できるようカバーする方法がある。自動車の最新動向に詳しい、フリーライターの平塚直樹さんが教えてくれた。「いわゆる“自動ブレーキ”や“誤発進抑制装置”など、安全運転を支援する先進機能を搭載した車が近年続々と登場しています。こうした先進運転支援システムが付いた車を利用することも有効です」平塚さんによれば、最近の車に搭載されている主な安全装備は、以下のとおり。(1)衝突被害軽減ブレーキ…衝突の可能性があるときに警告を出し、危険性が高まると自動的にブレーキが作動する。(2)誤発進抑制装置…停車や低速走行時、アクセルとブレーキの踏み間違えなどで急発進することを抑えてくれる。(3)自動駐車…車が自動でハンドルやアクセル、ブレーキ操作を行い駐車の支援をする。(4)車間距離制御装置…高速道路走行時に、先行車との適切な車間距離を保ちつつ追従走行してくれる。通称ACC。(5)車線逸脱警報…走行中に車両が車線からはみ出さないように警告してくれる。「衝突被害軽減ブレーキは今年の11月から新型車に義務化されます。誤発進抑制装置も含め、最近は軽自動車にも装備されていますし、各メーカーで古い車種に後付けできる装置の提供も始めています。先述のさまざまな安全装備をセット化する車も増えていますね。ほかにも、体調不良や事故時にボタンを押せばコールセンターと連絡がとれる“SOSコール”、高速道路の運転中、安全な範囲内で自動でハンドル操作をする“ハンズフリー機能”などもあります」高齢ドライバーにオススメの安全装備が付いた車は?「普通車ではトヨタのヤリス、軽自動車ではホンダのN-BOXがよく売れていて、どちらも安全機能が充実しています。こうした装備は、新しい車になればなるほど高機能になる傾向があります」65歳以上は購入時に「サポカー補助金」が受けられるので、各メーカーのホームページ等で条件を確認してみよう。そんな頼れる先進の安全装備でも「万全ではない」と、平塚さんは釘を刺す。「あくまで運転をサポートする機能であって、すべての操作を機械が代行する“完全自動運転車”ではないからです。安全装備が付いた車に乗っているからといって、運転の注意を怠るのは問題です」先進技術に加えて、「ベーシックな機能の充実にも目を向けるべき」と強調する。「ハンドルには“テレスコピック”と“チルト”という2つの機能があります。テレスコピックはハンドル位置を前後に、チルトは上下に調節するものですが、メーカーによっては1つだけしか搭載されていないことも。ですが、両方の機能を備えていることが正しいドライビングポジションを取るうえで大切。ハンドル操作や、とっさのブレーキ操作で影響が大きいのです」高齢ドライバーの事故防止に向けて来年6月から、違反歴のある75歳以上は免許更新時に、実車による技能検査が義務化される。また、安全装備の装着車のみ運転できる限定免許の創設も検討中だ。「技能検査が事故防止につながるかというと、内容次第。運転操作だけを見るのか視力や認知能力まで含めて判断するのかで大きく違う。検査だけでなく、シミュレータでもいいので“強くブレーキをかけたらどうなるか?”という体験会もあるといい。自分で経験していないと、とっさのときに対応できませんから」《取材・文/千羽ひとみ》
2021年05月18日TikTokユーザーのデンバーさんが投稿した動画に反響が上がっています。映っているのはデンバーさんが公園で目にした、見知らぬ高齢男性。男性は1人で楽しそうにブランコを漕いでいます。一見すると、大人がブランコで遊ぶ微笑ましい光景に見えますが、次の瞬間、男性はデンバーさんをあっと驚かせました。その理由は…こちらをご覧ください。@u.already.know.who.it_isLike if u want him to still chase his dreams##oldman##70ds##park##gymnastics##dreams♬ Heartbreak anniversary - ℂ/くるりと宙返りをして、見事に着地に成功!2021年現在、70代だというこの男性は、何年も体操をしているといいます。だから公園のブランコでもこのような技ができるのですね。デンバーさんが投稿した動画には430万件の『いいね』が集まり、男性を称賛する声が寄せられています。・最後の決めポーズで感動して泣きそうになった。・10点満点だ!・すごすぎる。私なんて側転もできないのに。・こんな風に年を取りたいって思う。かっこいいね。サラッと技を決める姿を見ていると、簡単そうにも見えますが、実際は想像するよりずっと難しいはずです。特に体操競技用のブランコではないので、なおさらでしょう。この男性は普段から体力作りをして、練習を続けているのかもしれません。いくつになっても元気に好きな趣味を楽しめるのは素晴らしいこと。この男性は、動画を見た多くの若い人たちにインスピレーションを与えたようですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月04日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、家族や友人と会えなくなった人は多くいます。特に一人暮らしや高齢者施設で暮らす人にとっては、家族に会えないさびしさはとてもつらいことでしょう。イギリスに住むメアリーさんとゴードンさん夫妻も、コロナウイルスの流行が始まった頃から会えなくなりました。海外メディア『EXPRESS』によると、当初ゴードンさんは高齢者施設に入所していて、メアリーさんは感染対策のため夫に会いに行くことができなくなったのだそう。そしてその後、メアリーさんも『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』という高齢者施設に入ることになったのですが、そこはゴードンさんが暮らす施設ではなかったのです。長い間、離ればなれだった高齢夫婦が再会2021年4月、『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』のスタッフは、メアリーさんにとびきりのサプライズを用意していました。それは、ゴードンさんが『ベイリー・ハウス・ケアホーム』にやってくること。彼はただメアリーさんに会いに来るのではありません。ゴードンさんはこの日から『ベイリー・ハウス・ケア・ホーム』に入所することになったのです!何も知らずに現れたメアリーさん。するとそこには最愛の夫が待っていました。Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021ゴードンさんは杖を、メアリーさんは歩行器を手放して、しっかりと抱き合う2人。メアリーさんを支えているスタッフも、感極まっているように見えますね。この動画には11万件を超える『いいね』が集まり、多くのコメントが寄せられています。・なんて美しい再会シーン!・泣いてしまったよ。私の愛する妻は最初のロックダウン中にがんで旅立ったからね。・彼女が歩行器を手放して愛する夫の腕に飛び込んでいく姿に感動した。・号泣した。2人ができる限り長く、こうして抱き合っていられますように。こうしてメアリーさんとゴードンさんは、同じ部屋で一緒に暮らせるようになりました。Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021Our lovely Mary has had a real surprise today... her beloved husband Gordon has come to live here at Baily House with...Posted by Baily House Care Home on Monday, April 12, 2021愛する人と過ごせる時間には限りがあります。いつもそばにいてくれる相手の存在を当たり前と思わず、ともに過ごせる時間を大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月26日ジュリエッタ・フィルポさんは『ルナ』と『カイピリーニャ』という2匹のメス犬を飼っています。14歳と高齢のルナは目が見えなくなり、このところ方向感覚がなくなってきていました。ある日、ルナがびしょ濡れの状態で家の中をウロウロしていたのだそう。ウェブメディア『The Dodo』によると、ルナは視力が弱くなってから、あまり以前のように冒険をしなくなったのだとか。そんなルナが自らプールに入るとは考え難く、気になったジュリエッタさんが庭の防犯カメラの映像を確認したところ、驚くべき瞬間が映っていたのです。目が見えない犬がプールに落ちた!すると…映っていたのは庭を歩いていたルナが誤ってプールに落ちてしまった瞬間。するとそれに気付いたカイピリーニャが猛ダッシュでやってきます。プールから出たいのにどの方向へ行ったらいいのか分からないルナ。カイピリーニャはそんなルナを見事な方法で助けたのです。Luna tiene 14 años, está ciega y éstos últimos días comenzó a desorientarse.Ayer paseando por el patio se cayó a la...Posted by Julieta Firpo on Sunday, December 20, 2020Luna tiene 14 años, está ciega y éstos últimos días comenzó a desorientarse.Ayer paseando por el patio se cayó a la...Posted by Julieta Firpo on Sunday, December 20, 2020目が見えないルナを自分の声で先導し、階段がある場所まで連れて行ったカイピリーニャ。ジュリエッタさんは「カイピリーニャは私たちのヒロインです」と感激し、動画を投稿。たくさんのコメントが寄せられています。・鳥肌が立った。・犬の導き方が素晴らしい。感動で言葉が出ないわ。・なんて美しい友情。胸が熱くなった。高齢のルナはあのままずっとプールから出られずにいたら力尽きて溺れてしまう可能性もあったでしょう。しかし自分より体の大きなルナをカイピリーニャが引っ張り上げることは難しかったはず。ルナをプールの階段のほうへ的確に導いたカイピリーニャの判断力は素晴らしいとしかいえません。犬の賢さや友情の深さには本当に驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月31日2020年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、年末になっても感染者数は減少していません。同年12月現在、重症者数も増えており、医療体制がひっ迫している地域が出てきました。そんな中迎える、新年。東京消防庁によると、毎年12~1月にかけて餅などによる窒息事故が増加しているといいます。ロックバンド『打首獄門同好会』の大澤敦史さんは、Twitterである呼びかけをしたところ多くの人から共感の声が寄せられました。その投稿がこちらです。あと10日で新年だけど今年はこういう呼びかけをしておいた方が良い気がする pic.twitter.com/Vz7po3ePyd — 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 今年の正月はさ、お餅はやめとこっか!東京消防庁が公開しているデータによると、餅などによる窒息で救急搬送される約9割は、65歳以上の高齢者が占めているといいます。過去5年間で、救急搬送がもっとも多い時期は1月、次いで12月が多いのです。さらに2021年の新年は、コロナウイルスで医療はひっ迫しているでしょう。大澤さんは続けて、お餅を控えるよう呼びかけた理由を説明しました。毎年この時期だけで1,000人超の窒息死を誘発しているとも言われるお年寄りキラーそれは餅こわいぞ餅今年はリアルに医療期間も余裕無いだろうしじいちゃんばあちゃん気をつけた方がいいと思うぞ餅に— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 まあ真面目に話を付け加えると実際3日で死者1,000人級の勢いで救急車出動増えたら今の医療機関には相当キツいだろうし担当もきっと呼吸器官診られる医師になるでしょコロナと負荷がかぶりそうだで結果、迅速な措置が難しくなると患者側もリスク増えるわけで「今年だけは」とは思うよ〜— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020 また、「せめて日程は妥協したほうがいいと思うのよな。三が日の飯時に同時多発、しかも1分1秒を争う『窒息』って、今の疲弊した医療機関には無理すぎると思う」と持論を展開。投稿には「確かにマジでやめてほしい」「ちょうど高齢者に忠告したところだった」「しっかりいい聞かせてくる」「本当にその通り」などの声が寄せられていました。自身の命を守るためにも「自分は大丈夫」と過信せずに、餅を食べるのを控えたり、細かく切ってノドに詰まらせないよう対策をしたりしてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月24日晩婚化が進み、4人に1人が35歳以上の高齢出産をするといわれています。高齢出産をしたママが、子どもを連れて児童館や支援センター、幼稚園や保育園に通い始めると、気になるのはママ友作り。ところが高齢ママは「ママ友が作りにくい」と感じることが多いようです。今回は、高齢出産をしたママがママ友を作るコツを紹介します。高齢ママがママ友を作りにくいと感じる理由なぜ高齢出産をしたママは、ママ友を作りにくいと感じるのでしょうか。話が合わないかもしれないと心配だから児童館などで、自分よりも若いママたちが楽しそうに話していると「話が合わないかもしれない」と思ってしまうことがあります。実際には、ママ友の会話は育児の話が多いので、年齢は気にならないという人が多いようですが、高齢出産をしたママは不安に感じることもあるようです。外見に引け目を感じるから流行の服を着て、しっかりメイクをしている若いママたちが集まっていると、高齢出産をしたママは自分の外見に引け目を感じてしまうことがあります。実際には「無理に若作りをしたママよりも、年齢に合ったファッションを着こなしている方が親しみやすい」と考えるママが多いようです。年齢を気にせずママ友をつくるコツ若いママたちは年齢が離れているか気にしていないというものの、いざママ友を作ろうと思っても、どうすればよいか分からないこともありますよね。ここからは、高齢出産をしたママがママ友を作るコツを3つ紹介します。積極的に声をかける受け身の姿勢でいては、ママ友はなかなかできません。児童館や支援センターで、同じくらいの月齢の子どもを連れたママがいたら「何ヶ月ですか?」などと声をかけてみましょう。控えめにならず、積極的に声をかけることが大切です。育児の話だけをするママ友との会話は、基本的に育児のことです。育児以外で経験が豊富な高齢ママは、つい仕事や夫の役職の話などを持ち込んでしまうかもしれません。場合によってはタブーの内容もあるので、育児の話だけにとどめるように心がけましょう。PTAや役員を積極的に引き受ける幼稚園や小学校に子どもを通わせている場合、PTAや役員を引き受けるとママ友を作りやすくなります。同学年のママたちからも「役員を引き受けてくれたママ」と好印象になり、よい関係を築くことができます。ママ友と話すときに高齢ママが注意すること高齢出産をしたママが、ママ友と話すときに気をつけたいことは、「上から目線で話さない」ということです。高齢出産をしたママは、仕事や家庭において経験が豊富なことが多いので、つい上から目線で育児に口出しをしてしまいがち。会社で後輩を指導するように、「そろそろ離乳食始める時期じゃない?」などと言ってしまうと、嫌な思いをさせてしまうこともあります。同じ目線で話すことを心がけましょう。年齢は気にしていない!気が合うかが大切高齢出産をしたママは「ママ友ができないかも」と心配しがちですが、実は若いママたちは年齢をそれほど気にしていません。年齢よりも、気が合うかどうかを大切にしているようです。「高齢だから」と引け目を感じるのではなく、まずは積極的に声をかけることから始めてみましょう。
2020年10月25日高齢出産が増加する現代において、40歳前後で出産することも決して珍しいことではありません。ただ、高齢出産にはリスクが伴うこともあります。そこで今回は、妊娠する前に知っておくべき高齢出産のリスクを紹介します。そもそも高齢出産は何歳から?日本産科婦人科学会によると、35歳以上で初めて出産することを高齢出産といいます。35歳を過ぎると卵子が老化して受精しにくくなるため、徐々に妊娠しづらくなるのが現状です。しかし、厚生労働省が発表した2018年のデータによると、40歳以上で出産した割合は全体の約6%もいることが判明しました。また、40代での初産の割合も2015年より増加しているのが大きな特徴です。高齢出産のリスク一般的には、25歳から35歳前後が妊娠に適した時期だといわれています。それは高齢出産にはさまざまなリスクが伴っているからです。そこで、高齢出産のリスクについて解説します。難産になるケースが目立つ高齢で初めて出産する場合、産道や子宮口が硬くなっていることが多いため難産になりすく、母子に危険が生じることを避けるために帝王切開になる確率も高くなります。また、若いときに比べて体力も落ちているため、術後の回復に時間がかかることも。母体はもちろん、赤ちゃんにまでリスクが伴う危険性があるのです。ダウン症の発生率が高まる高齢出産では、子どもが生まれつきの疾患であるダウン症候群になる確率が高くなるといわれています。これは、母体の年齢が上がれば上がるほど卵子も老化するので、受精卵に染色体異常が発生する確率が高まるからです。ある調査では、31~36歳の女性の受精卵異常率が19%であるのに対し、37~41歳の女性では46%になるという結果が出ています。流産する確率が高まる妊婦さんが流産する原因はさまざまですが、妊娠初期における流産のほとんどは受精卵の染色体異常によるものが大きいとされています。高齢出産の場合は、卵子に染色体異常が起こりやすいため流産の確率も上がってしまいます。海外のある調査によると、40歳以上で流産する確率は約50%というデータもあるほどです。高齢で出産するメリット高齢出産はデメリットばかりではありません。逆に、高齢出産だからこそ得られるメリットもあるのです。たとえば、若い人よりも人生経験が豊かなので初めての育児でも柔軟に対応できたり、経済的にも比較的余裕がある人が多いのでお金の不安を抱えることが少なかったりすることがあります。また、自分の時間をたっぷり堪能してから母親になるため、子どもがいる生活を楽しめる人も多いようです。高齢出産はデメリットだけじゃない!高齢出産と聞くとデメリットばかり注目されますが、高齢で出産するからこそ得られるメリットがあることも事実です。もちろん高齢出産におけるリスクを考慮する必要はありますが、ポジティブに捉えて高齢出産に挑みましょう!
2020年09月28日2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発が起きました。死傷者は5千人以上とみられています。爆風の影響で、多くの住宅や施設が破損。市民は片付けに追われています。荒れ果てた部屋で演奏する高齢女性の姿に涙…79歳になるメイ・アブード・メルキさんは、当時、家を留守にしていたため無事でしたが家は爆風で大きく破壊されてしまいました。家の中に窓ガラスや家具が散乱する中、宝物であるピアノの無事を確認したメイさん。静かにスコットランド民謡『オールド・ラング・サイン(通称、蛍の光)』を弾く様子を、孫のメイリー・メルキさんがFacebookに投稿したところ反響が上がりました。メイさんのさまざまな思いが伝わってくる演奏をお聴きください。May-Lee Melkiさんの投稿 2020年8月5日水曜日これまでの暮らしが一変した悲しさや、絶望、その中でもまた希望を持って新たに生活をしようという新たに生活をしようという前向きな意思が伝わってくる演奏。CNNによると、メイさんはこの家に60年住んでおり、ピアノは結婚の日に父親からもらったものだといいます。投稿には世界中からコメントが寄せられていました。・言葉にならない。ピアノとともにガラスを集める音がして、心が痛い。・大切な家がこんな形になって、悲しかっただろうな。・演奏を聴いて涙がこぼれた。レバノンに幸あれ…。「希望を持ち続けたい」というメイさん。ピアノ演奏は多くの人の心に響いたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月09日2人組でそれぞれ漫画を描き発表している、『ナガラ飯(nagarameshi)』のTさんとKさん。Tさんの体験をもとにした、高齢女性とトラブルになった時のエピソードをInstagramに公開しています。『二階の住人編』ある日、女性の部屋の壁に現れた黒っぽいシミ。原因は上の階に住んでいる高齢女性で…。困っている女性を助けようと、高齢女性と話しに行ったTさん。しかし、高齢女性はTさんの話を聞いてはくれませんでした。警察を呼んだ後日、高齢女性は自分の部屋が原因であることを認めてくれましたが、その後も問題ばかり起こします。心身ともに疲弊した女性は引っ越しを決意。被害者である側が移動をしないと、問題は解決しなかったようです。漫画には、「オチがおもいのほか怖かった」「これは女性が引っ越して正解!」「違う次元の人と接するのは困難」などの声が上がりました。近所トラブルは、賃貸ではよくあること。相手によっては、大家さんや管理会社でも解決が難しい場合もあります。いつでも引っ越せる身軽さが、時には問題を解決する時に役立つかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年04月19日新型コロナウイルス感染症の感染防止のため外出自粛を余儀なくされている中、アメリカでは有名人がSNSなどを使ってファンと交流する機会が増えています。自宅でコンサートを行う歌手や、子供向けに絵本の読み聞かせをする俳優もいて、エンターテイナーたちはそれぞれの方法で人々を楽しませています。そんな中、俳優のマシュー・マコノヒーが、高齢者施設で暮らす人たちを招待してバーチャルビンゴ大会を開催しました!彼が使ったのはオンライン会議システム『ZOOM』。マシューと彼の母親、そして妻のカミラさんと子供たちも参加して行われたバーチャルビンゴ大会の様子がこちらです。Ever play virtual bingo with #MatthewMcConaughey? You’d be a whole lot cooler if you did! The residents at The Enclave...Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020あらかじめ配られたビンゴカードを手に、マシューが読み上げる番号をチェックする高齢者のみなさん。安全にそれぞれの部屋で、タブレット端末でお互いの顔を見ながらビンゴを楽しみました。そして最後はみなさんが一斉にマシューに感謝のメッセージを送っています。During a time when we are all working to make lemonade out of lemons, we are so humbled that Matthew took the time to...Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020Posted by The Enclave at Round Rock Senior Living on Sunday, April 5, 2020アメリカでは感染防止のために、多くの高齢者施設で外部からの訪問者を禁止。そのため家族や友人と会えなくなり、さびしい思いをしている人がたくさんいるのです。マシューはそんな高齢者たちを元気づけるために、このビンゴ大会を企画したのでしょう。本当に優しい人ですね。高齢者のみなさんにとっては、アカデミー賞を受賞したハリウッドスターとの交流はもちろん、誰かの顔を見ながら楽しい時間を過ごせたことが大きな活力になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年04月15日アメリカ・ニュージャージー州に住むグレッグ・デイリーさんは新聞配達員をしています。2020年3月、彼は配達先の高齢女性から「できるだけガレージに近い場所に新聞を置いておいてくれませんか?そうすれば少しでも外に出る距離が短くなるので」と頼まれたのだそう。この女性は新型コロナウイルス感染症の感染を恐れて、玄関からほんの数メートルの距離ですら出ることができなくなっていたのです。『Good Morning America』によると、それを聞いたグレッグさんは「一体彼女はどうやって生活に必要なものを手に入れているのだろう?」と思ったといいます。新聞と一緒に「生活必需品を届けます!」数日後、スーパーへ行ったグレッグさんはふとあの高齢女性のことを思い出したのだそう。そして女性に電話をかけて、「何か必要なものがあれば買ってお届けしますよ?」と聞いてみました。すると女性は大喜びして、「できればお向かいのお宅のぶんもいくつか買ってきていただけますか?」と頼んできたのです。その時、グレッグさんの頭にあるアイディアが浮かびました。新聞と一緒に配達先のお宅に食料品を届けてあげよう!こうしてグレッグさんは新聞にこんなメモを貼ってみることにしました。私はグレッグ・デイリーと申します。あなたのお宅に毎朝新聞を配達している者です。この困難な時に皆さんの中には買い物のために外出するのが難しい方がいらっしゃると思います。そこで食料品や日用品を買ってお届けしたいと思っています。手数料は無料です。Good Morning Americaーより引用(和訳)するとこの日からグレッグさんのもとには配達を依頼する電話が殺到!彼1人ではとても追いつかないため、家族も総動員でこのサービスの提供を始めました。グレッグさんの娘が注文を取りまとめてリストを作り、妻が時間短縮のためにスーパーに事前に注文、そして2人の息子たちは買った商品を運ぶのを手伝っているといいます。Greg Dailey has delivered newspapers and groceries to over 50 New Jersey residents who can’t leave their homes. by Good Morning America on Saturday, April 4, 2020グレッグさんに配達を頼んでいる76歳のジョアンさんは、食料品のオンライン注文にも挑戦したのだそう。しかし注文の受付が完了するまでに5日間かかり、結局数日後にはキャンセルされてしまったということです。そんなジョアンさんはグレッグさんのことを「彼は命の恩人です」と話しています。グレッグさんは3月21日からこのサービスを始め、1日に50軒以上に食料品を配達しているのだとか。注文リストをまとめ、買い物に行き、買った商品を消毒して配達するのに7時間近くかかるそうです。しかし利用者からは謝礼は一切受け取らないといいます。娘のエリンさんは「(謝礼は)配達先の人たちの笑顔を見るだけで十分です」と語っています。グレッグさんはこのサービスを必要としている人がいる限り、これからも続けていくということです。誰もが心に余裕が持てないこんな時だからこそ、困っている人がいたら助けの手を差し伸べてあげる…そんな思いやりを忘れずにいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月13日新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)の感染拡大防止のためにアメリカでは外出自粛が呼びかけられています。特に重症化しやすいといわれる高齢者や持病のある人は、人が多い場所に行くことは避けることが大切です。コロラド州に暮らすレネー・ヘルマンさんは持病があるため、常に医療用の酸素ボンベが必要なのだそう。そのため彼女は一切外出をしないようにしているといいます。とはいえ生活をするためには食料品などを手に入れなくてはなりません。しかし心配は無用。レネーさんには頼もしい『ヘルパー』がいるのです。持病のある高齢女性を助ける『配達犬』そのヘルパーとは隣人のカレン・エベレスさんの愛犬、サニー。サニーはレネーさんから買い物リストを受け取り、カレンさんが買い物に行って、購入したものをサニーが届けているのです。If you watch anything today, make it this. A #ManitouSprings dog is making deliveries to a self-quarantined neighbor so she doesn't have to risk getting sick ♥️ pic.twitter.com/DY9MJUebnh — Megan Hiler (@MeganHilerTV) March 29, 2020 サニーがやってきてくれることについて、レネーさんは海外メディア『KKTV』の取材にこう語っています。サニーが来てくれるのはとても楽しいですよ。気分がよくなります。これはコミュニケーションの方法ですね。@MeganHilerTVーより引用(和訳)このニュースを見た人たちからは「なんて賢い犬」「幸せな気持ちになれた」などのコメントが寄せられています。感染防止のために重要だといわれている『ソーシャル・ディスタンシング(Social Distancing)』は、ほかの人と6フィート(約1803)離れることを意味します。そのためカレンさんからレネーさんに食料品を手渡しすることはできません。でもサニーなら心配は無用。安心して買い物を頼めるうえ、かわいい犬の訪問に癒されるという嬉しい特典つき!コロナウイルスの影響で人々が外出自粛を余儀なくされる中で、高齢者や持病のある人のために買い物の代行をするボランティアの人たちも大勢います。こういう時だからこそ、普段以上に助け合いの精神を持って生活したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月03日