職人魂と語り部の鑑―シェフを虜にした坂元醸造の黒酢食材の素晴らしさを伝える上で、ストーリーテラーの重要性を実感させられたのが、霧島市福山町にある坂元醸造でした。200年変わらぬ製法を守る「壺畑」に足を踏み入れたとき、三方を丘に囲まれて悪天候から守られた南向きの斜面に、熟成用の壺が視界を埋め尽くすように整然と並べられ、その先には霧島錦江湾に浮かぶ桜島が温かく壺畑を見守る雄大な風景に、まず一堂は息をのみました。この立地だからこそできる黒酢であることが体感できる「壺畑」の風景こちらの黒酢は、一般的な工場で造る食酢とは根本的に異なる製造工程で造られています。江戸時代から使われている薩摩焼の壺の中に、蒸し米と米麹、そしてこの地に流れる地下水を入れ、太陽の下に置いておくだけで、米麹と壺に住み着いた微生物が働き、糖化とアルコール発酵が進むという仕組みなのです。なぜ自然に発酵が進むのかは、まだ解明されていないのだそう。ここにある壺を、毎日すべてチェックして最高の状態を保つ醸造技師長の蔵元忠明さんは、黒酢への愛情と知識の深さが通訳を通してもガンガン伝わってくる、誇り高きストーリーテラー。シェフたちはすっかり彼に惚れ込みました。シェフたちを虜にした熟練職人である醸造技師長の蔵元忠明さん。手に持っている竹の枝は、黒酢の熟成を促すための攪拌作業に使用するもの。江戸時代から続く伝統的なやり方だという熟成期間を長くすればするほど、液色が濃くなっていきます。いざ、こちらの黒酢を舐めてみると、戸惑いを覚えるほどの深みが一気に体に染み通り、目が覚めるほどの美味しさに驚くばかり。シェフたちはもう、完全に陥落していました。「この黒酢は世界最高レベル。少し仕上げに垂らすだけで魔法のように素晴らしい複雑性が料理に加わります。バルサミコも最近は偽物が多いですからね。これぞ本物のアルチザン、職人魂です」(デビッド)。「製品だけを試しても素晴らしさに圧倒されますが、あのパノラマビューの中に自分が立ったことで、この黒酢の背景を体で理解できました」(ルカ)。「黒酢自体も極上だけれども、ここの地下水の品質は凄まじいですね。あれを料理に使ってみたいものです(笑)」(マックス)。熟成期間が長いほど、液色が濃くなっていく。左から仕込み後1年、2年、5年を経た酢の状態お土産にいただいた黒酢の他にも、たっぷり黒酢製品を購入して、たとえばマックスは寿司酢として、ルカはブドウ酢をカクテルに、試用しているところだそうです。魚市場はシェフのテーマパーク凄腕シェフたちが童心に返って、好奇心に身をゆだねて満喫したのが、かごしま魚市場でした。入場前の記念写真でふざけて身につけた魚のかぶりものを外すことも忘れて、颯爽と市場内を歩き回り、突っ込んだ質問を繰り出し、見るものすべてを吸収しようと貪欲に楽しむシェフたちの姿に場内騒然。「あの人たち、有名なシェフなんだって、鋭い質問どんどん来るよ」という声があちこちで聞こえて来て、ちょっとした旋風を巻き起こしていました。場内に入ると、案内して下さった鹿児島県漁業協同組合連合会代表理事専務の宮内和一郎さんを質問攻めに!「大漁の鰹をサイズ別にどんどん振り分けていく光景が、さすが鹿児島の市場。福岡から魚を仕入れているけど、さらに南に位置する鹿児島はまた魚のバラエティが違って面白いですね」(デビッド)「香港では一年のうち一時期しか獲れないヤズが、鹿児島だと一年中獲れて市場に出ていたりして、海の幸に恵まれた地域であることが分かります」(マックス)「あ、ガッリネッラだ!イタリアでズッパ・ディ・ペッシェというスープに使うんだよ」とルカが教えてくれたのはホウボウだった実はこの日、鹿児島でタコをおろさせたら右に出る者はいないという【魚々屋聖ちゃん】店主の宮原聖一さんから、奥義を伝授していただく機会に恵まれました。タコ名人の宮原聖一さんによるレクチャーに熱心に耳を傾けるシェフたち「魚市場だけで1週間でも滞在して、いろいろな魚の処理の仕方を学べたらいいのに、と思います。今までもタコのおろし方は10通りぐらい知っていて、異なる食感が生まれるものだったけれども、宮原さんのおろしたものは、またまったく違うんです。宮原さんがタコを数時間マッサージすると聞いて、僕も実はこの前、試しに1時間マッサージしてみたんですよ。結果?あんまり違いが分かりませんでした(笑)次回はもっと長くやってみます」(ジム)宮原さんが茹でたタコをいよいよ試食。何ともほどよい食感と風味にうっとり。「タコ本来の味が最大限に引き出されているので、塩をほんの少しつけるだけで食べてみて」と宮原さん鹿児島でディスカバー焼酎体験を楽しむ鹿児島を代表するアルコール飲料と言えば、焼酎。仕込みは秋冬のため、見学時は作業場を歩きながら説明を受けて、その後、お楽しみの試飲。帰り際にどっさりプレミアム焼酎を買い込むシェフたちの購買意欲には驚かされました。薩摩酒造花渡川蒸溜所明治蔵の見学を終え、試飲を楽しむシェフたち「焼酎に全く馴染みがないヨーロッパの友だちが遊びに来たときに、振る舞っています。最初は香りの強さに驚くけれど、飲んでみるとエレガントで、皆喜んでくれますよ。薩摩酒造で見つけた、鹿児島名産の黄金千貫やエイムラサキなどの17種類の芋を使った『いもだらけ』など、この土地ならではの製品がとても気に入りました」(ルカ)ずらりと並んだ瓶が壮観。秋冬の仕込み時期にはここが活気に溢れる海外では、日本酒やウィスキーと比べると、認知度がまだまだ低い焼酎。焼酎のお膝元ならではの質の高さとバラエティの豊かさが、シェフの好奇心を大いに刺激したようです。視察が終わった後も、評判の焼酎バーを何軒もはしごしていました。日本酒では福岡の若竹屋酒造場とのコラボで、【オクラ】オリジナル銘柄を毎年出しているマックスは、今回訪問した薩摩酒造のご厚意で、この秋、焼酎の仕込み修業をするために鹿児島を再び訪れることが決定し、ただいま日本語の猛勉強中!そんな出会いが育む新たな展開が楽しみです。食材の活用を促進する決め手はコミュニケーションに「僕の店は、複雑で意外性のある組み合わせを特徴としています。だからこそ、使用する食材を正確に理解している必要があるんです。試食して、鮮度を見て、学んで、話を聞いて、今まで使っていた食材をそれで置き換えてみたり、他の食材と組み合わせてみたり、試行錯誤を繰り返すもの。そのプロセスは無理に押すものじゃなくて、自然に訪れるものだから、時には食材との出会いから実際のメニューに登場するまで何年もかかることもあります」とジム。鹿児島での体験は、ジムにとって確実にインスピレーションになっていて、近々仕上がる可能性があるのが、サーモン、ホースラディッシュ、香港のランタオ島産マイクロハーブ、鹿児島の黒酢を使った「スウェーデン握り」という、香港、鹿児島、スウェーデンという3点をつなぎ合わせるメニューだそうです。麹菌のスペシャリストである河内菌本舗も訪問。「麹が黒酢、焼酎はもちろん、酒、味噌、醤油、漬け物などの基盤であり、日本食の根幹に関わる存在であることを今回学びました」とクリスさらに実験中というのが「鮪を麹と昆布でマリネして、スウェーデンのジンにさらに浸けて熟成させること。こんな試行錯誤をする過程で、僕のスタイルを理解した上で、製品のフレーバー、歴史などの深い知識と長年の経験に基づいたアドバイスやレクチャーをしてくれる人が身近にいれば、その食材を満足の行くレベルで料理に取り入れられるまでのスピードがぐっと速まると思います」一方ルカは、「シェフにとって『WHY?』と聞くことが、常に糧になるんです。今回は鹿児島を訪れたことで食材の理解に大きな助けになったけれども、たとえば現地に行かなくても、なぜ発酵がこうなった?なぜこの水は酢に適しているのか?なぜこれでなくこちらを使うのか?・・・・・・などの『WHY?』に答えてもらうことにより、僕たちの視野を広げて、この食材と一緒に進むべき道を見せてくれるメンターが香港にいてくれたら、食材の活用が飛躍的に進むはず」食材とシェフをつなぐ的確なコミュニケーションが、幸福なマッチングの最高の推進力になることが、シェフと旅をすることで見えて来ました。その役割を担うのはサプライヤーかもしれないし、枕崎で体験した出汁教室のようなレクチャーの海外での開催が入り口になるのかもしれません。鹿児島中で目にする西郷さんのイラストと、うり二つのクリス。身長と体重まで同じと分かってただならぬ縁を感じることに。島津家別邸の名勝仙巌園で西郷さんになりきるクリス「東京や大阪では見ることの出来ない、強烈な個性を持った食材に溢れている日本の地方都市はシェフにとって最高の宝箱です」とマックス。精魂傾けて育んだ食材を世界に伝えたいと意気込む生産者や自治体の皆さん、シェフの心を掴むコミュニケーション力を高めて、彼らの情熱の炎にぜひ油を注いであげてください。
2018年07月01日香港のシェフと日本食材の親密な関係とは「一つの食材と恋に落ちたら、シェフはそれを使いこなす道を夢中で見い出そうとするもの。新しい味を見つけるって、新しい部屋の新しいドアを発見するようなものなんです」イタリア人らしいロマンチックな言い回しで、食材との巡り会いを語るのは、香港・湾仔に昨年オープンしたシーフード中心の南イタリア風レストラン【オステリア・マルツィア】の総シェフを勤めるルカ・マリネッリ。世界有数の食の都である一方、食料自給率1%未満という香港では、インスピレーションを沸き立たせるような食材を求めるファインダイニングのシェフたちが、常にアンテナを張り巡らせて、世界各地から食材を仕入れています。活気溢れる香港の街では、あらゆる国籍のシェフが活躍している。ヨーロッパの有名店が、海外初進出先として香港を選ぶことも多いそんな中、最高品質の食材を、香港から早朝に発注すれば、整った輸送経路を活用して、同日夕刻には香港の厨房に配達される日本は、香港の日本料理店だけではなく、あらゆるファインダイニングのシェフにとって、欠かせない食料庫になっています。それは人口700万人の香港が、国・地域別での日本食品輸入額世界ナンバーワンの座を、13年連続で維持していることにも如実に表れていて、2017年には全体の23.2%を占め、2位のアメリカを大きく引き離しています。鹿児島での視察先は、鰹節工場、カンパチ養殖場、豚処理施設、有機茶園、魚市場など多岐にわたった。しゃぶしゃぶや屋台村、焼酎バーなど地元の食も満喫したジャーナリストとして香港で多数のシェフを取材して来た筆者は、2018年初めに鹿児島県香港事務所から、高級日本料理店のシェフしか招いたことがなかったという鹿児島食材視察ツアーに、香港で活躍中の西洋料理のシェフを招聘したいという相談を受けました。築地へのこだわりが強い日本人シェフと比べて、食材自体が気に入れば直接、最速で受け取りたい西洋人シェフは、地方の産地と相性がいいのです。「誰に声をかけようか」新しく手に入れたおもちゃの話をする子どものように、幸せそうに食材を語るシェフの顔が次々と頭に浮かびました。元々、牛や豚で知名度が高いけれども、それ以外にも優れた食材が豊富な鹿児島で新たな食材開拓を、という誘いは魅力的に響いたらしく、前述のルカを含めた、香港の飲食業界を支えるトップシェフとレストランオーナー5人の参加がたちまち決定しました。垂水市漁業協同組合の案内で、桜島の雄大な景色を眺めながらカンパチ養殖場の見学へ。右からマックス・レビー、ジム・ロフォーダル、香港で鹿児島のPRを担当する木邨千鶴さん、筆者、クリストファー・マーク、ルカ・マリネッリ、デビッド・レイ前述のルカに加えて、参加した4人は以下の通り。ニューオリンズ出身でニューヨークの【寿司安田】で修業し、日本で鰻の養殖場や天然塩農家、アラスカの鮭養殖場などでの仕事も経験。北京で活躍後、香港で個性溢れる居酒屋と寿司バー【オクラ】をオープンさせたオーナーシェフのマックス・レビー。スウェーデン・ストックホルムの三つ星名店【フランツェンズ】の初海外店である【フランツェンズ・キッチン】を率いるスウェーデン人シェフ、ジム・ロフォーダル。ルカの【オステリア・マルツィア】の他に、先日「アジアのベストレストラン50」に40位で初登場したフレンチの【ベロン】、新世代の広東料理店【口利福】など、香港のフーディーに溺愛される人気店16軒を抱えるブラックシープレストラングループ共同創業者のクリストファー・マーク(以下、クリス)。クリスは、かつてグランド・ハイアット東京創業時にシェフとして勤務し東京在住経験があります。アラン・デュカスに師事し、先日「アジアのベストレストラン50」に32位で初登場したモダンヨーロピアンの【ネイバーフッド】オーナーシェフであり、地元で敬愛される香港人シェフ、デビッド・レイ。鰯を使った養殖場の餌を「食べてみよう」と勧めるマックスにつられて皆で試食。漁業組合の方たちを驚かせた鹿児島訪問は15年ぶり2回目で、ブリ、知覧茶、鰹節などの鹿児島食材を日常的に使用しているマックスから、ヨーロッパからアジアに渡って2年弱で日本との関わりを徐々に広げつつあるジムまで、和の知識や経験の幅ともそれぞれでした。知られざる逸品との出会いは視察の醍醐味この視察旅行中に、クリスが仕入れを即決した製品がありました。それは鹿児島県南さつま市にある本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」で製造されるマルスウィスキー。本土最南端のウィスキー蒸留所である「マルス津貫蒸溜所」は、最新鋭のウィスキー製造設備が自慢「香港ではニッカ、山崎など日本のウィスキーがここ数年爆発的な人気です。このマルス・ブランドは、香港での知名度がほとんどありませんが、1929年にウィスキー製造を開始した歴史と素晴らしい品質を視察で目の当たりにし、これは掘り出し物だと直感しました」とクリス。先日、クリス率いるブラックシープレストラングループがオープンさせて、すでに行列が出来ている創作居酒屋【フクロウ】のメニューには、早速、焼酎と共にマルスウィスキーが紹介されています。石蔵樽貯蔵庫には熟成中の樽が並び、深みあるウィスキーの芳香が漂うそしてジム率いる【フランツェンズ・キッチン】でもマルスの入荷が始まったところ。「世界で注目されつつあるスウェーデンのマックミラというウィスキーに似ているんです」とジム。このマルス津貫蒸溜所で、さらにマニアックな逸品を発見したのがマックス。「ウィスキーや芋焼酎で有名なこの蒸留所に、『木灰汁』を使った『灰持酒』と呼ばれる地酒があります。1700年代に製造が始まった伝統の品でありながら、灰によって溶液のアルカリ性を保ってバクテリアの発育を遮るという現代科学での裏付けがあるところが面白いのです。視察のとき、灰持酒の酒糟を見せてもらって、これはレアだと好奇心が湧きました。地元では見過ごされがちな地味な製品や副産物を、海外からの視点で再発見すること、よくあるんです。生産者側からしても、思わぬところに新たな収入源が隠れているかもしれませんよ」凝り性のマックスが惹かれた灰持酒の酒粕日本料理の礎の地―枕崎市の鰹節工場へ粒ぞろいの見学先の中で、参加者全員がもれなく深い感動に包まれたのが、全国の鰹節生産量40%を占めるという枕崎市での鰹節体験でした。中原水産代表取締役の中原晋司さんによる鰹節と出汁についての英語でのワークショップに参加した後、中原さんの案内で近隣の揚村鰹節商店へ。古い木造建築の外には、さまざまな工程の鰹節が干されています。工場内に入ると、何とも言えない芳香の中、黙々と作業する工員さんたち。ミスター出汁こと中原晋司さんから、枕崎の鰹節の基礎知識と、出汁の取り方を英語で学ぶワークショップ。「西洋人のシェフにとって、このようなワークショップは、日本食材を正しく使いこなせるという自信につながるはず」とクリス「高温の湯で2時間前後煮込んだ鰹から骨や皮を手作業で取り除き、裂けている部分があれば鰹のすり身を塗り込んで、表面を滑らかに整えます。これで美しく仕上げるとともに、後のカビ付け工程で内部にカビが侵入するのを防ぐのです」と中原さん。三枚におろした鰹を約95℃で2時間煮込む。鹿児島の茶の名産地、知覧町では鰹料の残さい(頭、骨、内臓など)を加工した栄養価の高い肥料を使用する茶畑もあるこれを20日間燻すことで出来上がるのが、一般的に出回っている削り節の元になる「荒節」です。「荒節」から形や質のよいものを厳選して表面を削り、カビを噴射し、数週間室内でカビを繁殖させてから天日干し、という工程をひたすら繰り返し、長い時には1年かけて完成するというのが最高級の鰹節である「本枯れ節」です。余計な脂肪分がうま味成分となり、まろやかで上品な出汁になるのだそうです。茹でた鰹にすり身を塗る作業に見とれるルカ工場では、すり身を塗り込んだり、表面を削ったり、天日干ししたり。あらゆる工程が同時進行で粛々と進められています。窓から薄暗い屋内に注ぎ込む日差しが神々しく、まさに聖地に今いる、という恍惚感をシェフたちに与えました。屋外には、天日干し中の本枯れ節が並んでいる。雨に濡らすのは厳禁ということで、天候にも細心の注意を払いながらじっくり完成を目指す日本食を専門として本枯れ節を元々使っていたマックスを除いた4人は、鰹節や出汁については基本的な知識はあっても、店の料理にはまだ取り入れたことがありませんでした。「今は使っていないけど、自分が使うところが想像できる。たとえばリゾットにチーズの代わりにテーブルサイドで削ってかけてみたら、複雑でいい味が出そう。ツナと組み合わせるのも良さそうだね」(デビッド)「香港に戻ってから、中原水産で購入したティーバッグ式本枯れ節を、アスパラガススープに使っている。スモーキーな風味とうま味が素晴らしい。バランス良く使えば、イタリアンのテイストを邪魔せずに、出汁が他の食材のフレーバーを引き出してくれる。うちの店はシーフードの炭焼きが多いから、出汁と相性がいいね」(ルカ)ジムも最近、鰹節の削り器を購入したところだとか。香港のファインダイニングの厨房で、鰹節削り器が標準装備となる日も近いかもしれません。後編では、鹿児島でのさらなる食材との出会いを通して、シェフたちが香港に持ち帰った知識や経験と、それを各自のメニューに取り込んで行く取り組みを聞きながら、海外のシェフたちと優れた食材とのマッチングを進めるために必要なことを考えてみましょう。
2018年07月01日「ロングライフデザイン(その土地に長く続く個性)」を編集テーマに据え、47都道府県の観光を1県につき、1号ずつ特集するトラベルガイドブック『d design travel(ディデザイントラベル)』の「鹿児島号」が、7月上旬に発売される。これを記念し、展覧会や編集部によるトークショー、鹿児島の食を楽しめる企画や落語会などのイベントを、東京の渋谷ヒカリエと鹿児島県内で6月15日より開催する。『d design travel 鹿児島』(1,900円)2009年に創刊した『d design travel』は、これまでに23都道府県を発刊。東京と特集県内で連動するイベントを通して、47都道府県の独自の個性を改めて整理し、発信することで、日本各地にあるその土地らしいクリエイションを見つめ直し、その価値を継承する意識を持つきっかけを与える、これまでのトラベルガイドには無い機能をもつ書籍として展開している。「鹿児島号」の初版は、2010年4月に刊行。今回は、8年を経て進化する鹿児島を、新たに取材・編集、内容もレイアウトも一新し、鹿児島の個性をさらに深堀りした一冊となった。観光、レストラン、買い物、カフェ、宿、人、の6つのカテゴリーごとに最大4か所ずつを厳選し、その土地を代表する、ロングライフなスポットや取り組みを掲載。その他、編集部が見つけたその土地では当たり前となっている独特な習慣を紹介する「鹿児島のふつう」や、「鹿児島定食」開発背景、現地滞在中に編集部が見聞きし、体験したその土地らしさを綴る「編集部日記」など、掲載地はおよそ100箇所。さまざまな切り口から“鹿児島らしさ”を伝える。鹿児島ぐるぐるスタンプ本誌発売を記念して、編集部の足取りをたどる「d編集部の鹿児島ぐるぐる」のスタンプラリーを開催。6月23日から7月30日の期間、本誌掲載の「dマーク」各地に鹿児島号を持参すると、オリジナルスタンプが押せる。また、渋谷ヒカリエの「d47」と鹿児島市の「D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA」の2つの店舗が起点となり、本誌だけに留まらない様々なイベントを展開することで、初版刊行時からより立体的に鹿児島県を感じ、旅したくなるきっかけを与えてくれる。「d design travel KAGOSHIMA EXHIBITION」手土産 / 撮影:安永ケンタウロス本誌を立体的に表現する展覧会「d design travel KAGOSHIMA EXHIBITION」は、6月15日から7月30日まで、渋谷ヒカリエ8階の「d47 MUSEUM」にて開催。編集部が徹底取材した、“その土地らしさ”を、現地で実際に使用されている仕事道具や備品、装飾品などを展示し再現。桜島の溶岩のアート作品、鹿児島市の輝北天球館の望遠鏡、薩摩焼、焼酎甕、鹿児島市の天文館の文化的ラーメン店の暖簾などを展示予定。誌面から飛び出したような数々の展示品の独自のデザインから、編集部が、歩き、見聞きし、食べた “鹿児島の今” を感じ取って、その魅力を再発見し、実際に鹿児島県を旅したくなるきっかけをつくる。会場内には編集部おすすめの鹿児島の手土産が買える館内の期間限定ストアが登場。「しょうぶ学園」が手掛ける木工のカトラリーやバッグ、「沈壽官窯」の酒器、「金井工芸」による泥染めのサンゴや手ぬぐい、「丁子屋」の醤油、「梅月堂」のラムドラ、「一湊珈琲焙煎所」のコーヒー豆、「大和桜酒造」を始め県内各地の焼酎などが購入できる。「鹿児島定食」(1,700円)/ 撮影:安永ケンタウロス併設のd47食堂には、郷土の味をぎゅっと詰め込んだオリジナルメニュー「鹿児島定食」(1,700円)が6月13日から7月30日まで登場。d47食堂の料理人が鹿児島県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材しながら開発した定食には、奄美大島のおもてなし料理の鶏飯や、代表的郷土料理のガネなどが並ぶ。travel show 食べる会(過去開催の様子)鹿児島号の制作トークと鹿児島の食を一度に楽しめるイベントも「d design travel showと鹿児島を食べる会」が、6月28日に東京・渋谷ヒカリエ8階のCOURTおよびd47食堂で、7月7日には鹿児島・マルヤガーデンズ4階のD&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYAで開催。そして、鹿児島県をテーマにした創作ご当地落語を披露する「d47落語会 鹿児島県」が、東京では7月5日・6日にCOURTで、鹿児島では7月18日に鹿児島市中央公民館で開かれる。落語家・柳家花緑が、脚本家・藤井青銅書き下ろしの鹿児島落語を、洋服で椅子に座り現代の言葉で演じる「同時代落語」のスタイルで披露する。本を読み、展示を見て、商品を手にとり、郷土料理を食べ、鹿児島の魅力を五感を通して感じることができる企画。ガイドブックを軸に、様々な体験を通して、鹿児島県の個性を見つけてみては。【イベント情報】d design travel KAGOSHIMA EXHIBITION会期:6月15日〜7月30日会場:d47 MUSEUM住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階時間:11:00〜20:00(最終入場は19:30)※入場無料d47落語会 東京会場会期:7月5日、6日会場:COURT住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階時間:20:00〜22:00料金:前売り3,000円、当日3,500円d47落語会 鹿児島会場会場:7月18日会場:鹿児島市中央公民館住所:鹿児島県鹿児島市山下町5-9時間:19:00〜21:00料金:前売り3,000円、当日3,500円【書籍情報】増補改訂版『d design travel 鹿児島』出版:D&DEPARTMENT PROJECTB5変形判、192ページ、フルカラー、日英併記価格:1,900円発売予定日:7月6日
2018年05月28日「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」が2018年6月16日(土)、17日(日)に代々木公園けやき並木で開催される。鹿児島を代表する焼酎の文化と、渋谷らしい音楽やカルチャーを融合させた「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」。同フェスは、会場に選ばれた代々木公園で、鹿児島と渋谷の持つ互いの魅力を発信することを目標としている。注目は、鹿児島を代表する37の酒造が出展する「酒造ブース」。試飲無料チケットを購入すると、様々な焼酎を好きなだけ試飲することができるので、数ある中からお気に入りの一杯を見つけることが可能だ。また各ブースに蔵元が常駐しているのもポイント。焼酎の選び方のほか、各酒蔵の拘りや特色を知ることで、より深く焼酎の魅力に触れることが出来る。会場には、ほかにも15種類の鹿児島焼酎を試飲できる鹿児島県酒造組合ブースや物産品販売を行うスペースも用意されている。また特設ステージには、会場を盛り上げる様々なアーティストが登場。マルチ弦楽器奏者として名を馳せる「高田漣」や、オルタナティブロックバンド「ホテルニュートーキョー」らが参加する予定だ。美味しいお酒を片手に、開放的な空間で音楽ライブを楽しんでみてはいかが。開催概要「鹿児島焼酎&ミュージックフェスin 代々木公園」日時: 2018年6月16日(土)~17日(日)12:00~19:00(17日は18:00終了) ※雨天決行・荒天中止会場:代々木公園ケヤキ並木(渋谷側入り口からNHKふれあいホール前まで)入場料:無料試飲放題チケット:3,000円(税込) ※鹿児島焼酎の試飲放題、500円分の食事チケット込※チケットは当日販売のみ。前売り券の販売は行わない。※チケットの販売は20歳以上のみ。■出展酒蔵/代表銘柄:出店数37店舗 ※2018年5月14日(月)時点小正醸造/赤猿、奄美酒類/奄美、渡 酒造/あまみ六調 30度 黒ラベル、本坊酒造/あらわざ桜島、小牧醸造/一尚 ブロンズ、濵田酒造(傳藏院蔵)/海童、喜界島酒造/喜界島、焼酎蔵薩州濵田屋伝兵衛/黄麹仕込み 伝、佐多宗二商店/亀寿の明りVIII、薩摩金山蔵/金山蔵 黄金麹、櫻井酒造/金峰櫻井、大口酒造/黒伊佐錦、杜氏の里笠沙/黒瀬杜氏、小鹿酒造/小鹿、吹上焼酎/小松帯刀、若松酒造/薩摩一、山元酒造/さつま五代、雲海酒造 出水蔵/さつま木挽・黒麹仕込み、若潮酒造/さつま白若潮、大山甚七商店/薩摩の誉 白麹、さつま無双/さつま無双 赤ラベル、岩川醸造/薩摩邑、町田酒造/奄美黒糖焼酎里の曙、三和酒造/三和鶴 白、奄美大島にしかわ酒造/島のナポレオン、奄美大島酒造/じょうご、白金酒造/白金乃露、西平本家/せえごれ、種子島酒造/貯蔵熟成久耀、大石酒造/鶴見、オガタマ酒造/鉄幹、田苑酒造/田苑 金ラベル、太久保酒造/華奴、薩摩酒造/枕崎、鹿児島酒造/やきいも黒瀬、指宿酒造/利右衛門、奄美大島開運酒造/れんと※出展社は予告なく変更になる場合有り■鹿児島県酒造組合ブース 相良酒造/相良、白石酒造/天狗櫻、宇都酒造/金峰、出水酒造/出水に舞姫、長島研醸/さつま島美人、国分酒造/黄麹蔵、大隅酒造/大隅、大海酒造/さつま大海、八千代伝酒造/八千代伝 白、森伊蔵酒造/森伊蔵、上妻酒造/むらさき浪漫、三岳酒造/三岳、沖永良部酒造/はなとり、新納酒造/をちみづ、知覧醸造/武家屋敷 旬酒※酒造ブースおよび鹿児島県酒造組合ブースでは焼酎のボトル販売はなし。試飲のみの提供。■出演アーティスト向井秀徳アコースティック&エレクトリック、高田漣、ホテルニュートーキョー、柏倉隆史×中村圭作※出演者は予告なく変更になる場合有り
2018年05月17日野外で映画を楽しむ「星空シネマ(ソラシネ)」が、2018年5月5日(土)に鹿児島・徳之島にて開催される。「ソラシネ」は、普段映画に触れる機会が少ない地域に移動式の巨大スクリーンを持ち込み、星空のもと映画を鑑賞するイベント。日本の魅力的な場所を劇場化し、特別な体験を提供する。バルーン製の巨大スクリーンは400インチにもおよび、約1000人が鑑賞可能だ。さらに、野外での鑑賞のため、おしゃべりしたり、寝そべったりしながら鑑賞できる。こどもの日に開催となる今回の会場は、“子宝の島”としても知られる鹿児島県徳之島。世界自然文化遺産登録にも期待が集まる絶好のロケーションで、素敵な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】「星空シネマ ソラシネ in 徳之島」開催日:2018年5月5日(土) 17:30開場・イベント 18:30上映開始開催場所:畦プリンスビーチ イベント広場住所:鹿児島県大島郡徳之島町畦料金:無料上映作品:ジュラシック・ワールド
2018年05月04日スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)は、陶芸作家・鹿児島睦と作るプロジェクト第2弾として、数量限定で「スープの器」を販売。4月中旬より、スープストックトーキョー公式オンラインショップにて予約受付を開始する。2018年のイヤーカップに続き、鹿児島睦と共に作った、スープのための「スープの器」。構想は2017年初夏から始まり、有田の窯元を訪れたり多くの器を並べる中で考えた、和にも洋にもなじむ日常の食事のための器となっている。同店舗ではスープの彩りを尊重するために、まるで額縁のようにスープに寄り添う白のカップを使用。しかし、日々の食卓に並ぶ器はもっと自由であっていい。食べることは器を選ぶことから始まり、「今日はこの器でスープを飲もう」、「この器に入れたいから、あのスープを作ろう」など、器を選ぶ瞬間が毎日の食卓を豊かにするという考えのもと、「スープの器」が誕生する。同アイテムは、公式オンラインショップでは2色を展開、5月中旬に開催されるイベントでは限定カラーも追加され、ともに数量限定販売となる。商品詳細や価格、数量、予約方法については、4月中旬に発表予定。詳細は公式オンラインショップ()にて。なお、公式オンラインショップでは販売に先駆け、今回の器作りの思いやきっかけも紹介中。
2018年03月29日●『マンハント』大抜てきを経て成長事務所スタッフが「鹿児島に美少女がいる」という噂を聞きつけてスカウトし、2008年にデビューした桜庭ななみ。10年の時を経て25歳になった桜庭は、中学生から大人への外見的な変化だけでなく、女優として大きな転機に差し掛かっているとも言えるだろう。ジョン・ウー監督作の映画『マンハント』に大抜てきされたのだ。高倉健主演でも映画化された西村寿行の小説『君よ憤怒の河を渉れ』を、日本映画ファンのウー監督が再び映画化した本作。何者かにはめられて殺人事件の被疑者となったドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と、彼を追いながら無実を確信した大阪府警の刑事・矢村(福山雅治)が、事件の真相に立ち向かっていく様を描く。桜庭は、矢村の部下で新人刑事の里香を演じる。桜庭は2013年に台湾の映画『あの頃、君を追いかけた』を観たことがきっかけで中国語に興味を持ち、2015年に台湾へ短期留学。2016年には台湾ドラマ『戀愛沙塵暴』で全編中国語のセリフに挑み、最近も『マンハント』の海外プレミアで通訳なしの取材に応じるなど、今の魅力は「鹿児島の美少女」には収まらない。取材をしてみると、並々ならぬ強い意志と覚悟がその原動力になっていることが分かる。○ジョン・ウー監督は「夢の夢の夢」――日本で撮ったとは思えないスケールの映画でした。そうですね。日本での撮影でしたが、アジアのいろいろなスタッフの方々が集まって下さっているおかげで、日本だけでは実現できないような迫力やアクションのキレにつながっているんだと思います。――ブログを見てきたんですが、結構前に撮り終わっているんですね。ありがとうございます(笑)。撮影は2年前になります。――ジョン・ウー監督作に出演することについて、「夢の夢の夢」と書いてありました。それほどの感激だったんですね。そうですね。それまでもジョン・ウー監督の作品はたくさん観ていたんですが、男らしい物語が多い中でも、女性が輝いているように見えて。監督が描くその「女性の輝き」がすごく好きで、次第に「いつか参加したい」という気持ちが強くなっていきました。――監督とは撮影後も映画祭などで再会したそうですね。映画祭のほかにも、先日北京でイベントがあって、そこでもお話させていただきました。お会いする前は作品の世界観に引っ張られていた印象だったのですが、現場ではすごく穏やかで優しくて。俳優のお芝居の意見を尊重してくださるようなすごく優しい方です。――実際にそういうシーンがあったんですか?終盤にアクションシーンがあるんですが、福山(雅治)さん演じる矢村さんの単独行動だったので部下である里香がそこにいるのはおかしいという話になって。でも、里香は矢村さんを支えたくて、任務を全うしたいとも思っている。だから、「里香がそこにいないのはちょっとさびしいです」と監督にお話したら、その意見を受け入れてくださいました。現場に入ると他の俳優さんもそうなんですが、監督と話し合う時間が設けられていました。――自分の考えや思いを相手の国の言葉伝えられるメリットは役者としてもありそうですね。監督だけではなくて、中国スタッフの方々とも会話できたのは楽しかったですし、コミュニケーションを取ることができて、現場も明るい雰囲気になったのかなと思います。○「武器」を探しに台湾留学――北京のプレミア試写会出席後、ブログには「景色が違いました」という感想がつづられていました。以前の北京と比べてどのような違いを感じたんですか?6年前、2泊3日の仕事で北京に行く機会がありました。その時は中国のことをあまり知らなかったんですが、それからの6年間で中国のことを勉強したり、文化を学んでから実際に北京に行くと、たくさん発見があってすごくキラキラして見えたんです。本当に「景色」が変わって見えました。――最近は語学力が話題になっています。好きな台湾ドラマがきっかけで留学したそうですね。決断力がすごい。時間を無駄にしないように、「武器になるもの」「自信になるもの」を身に着けたかったんです。そう思うようになったのは、実は最近のことで。この世界に入ったばかりの頃は、台本をもらって楽しくセリフを覚えて現場に行くというような感じだったんですけど、周りの俳優さんを見ているとそれぞれの「武器」に感動することがたくさんあって。私も、ただただセリフを覚えて現場に行くだけじゃなくて、自分の強みを見つけないといけないと感じるようになりました。事務所の方々も応援してくれたので、がんばることができたんだと思います。●『西郷どん』『かぞくいろ』地元への思い――台湾の留学はトータルで約6カ月と聞きました。親日家が多いと聞きますが、肌身で感じた国民性はいかがでしたか?「みんなが家族」のような距離感でした。初対面でもすぐに友達になったり、そういう温かさが台湾にはありました。行ったばかりの頃は中国語も全然できなかったので不安もあったんですが、台湾の方々のそういう「優しさ」に引き込まれて、すごく居心地が良い空間でした。それまでは人見知りで壁を作ってしまうこともあったんですが、台湾ではそういうことが全くなかったので不思議ですね。――日本に戻ってきてもそれは続いたんですか?いろいろな人とコミュニケーションを取ろうという気持ちにはなりました。ご飯を食べに行ったりとか。それまでは家で一人でいることが多かったんですが、今は以前よりは外に出るようになりました(笑)。――「仕事の武器」を作ることが目的だったはずが、内面も磨かれていたと。そうなっていればいいです(笑)。○中国語・韓国語の習得法――映画では「友情」も大きなテーマでした。留学中でそんなことを感じる人物はいましたか?ホームステイ先の方とは、台湾に留学して初めてお会いしました。親戚でもなければもともと知り合いでもない関係性だったわけですが、1つ1つすごく丁寧に説明してくださったり、言葉が分からない映画を観ている時でも分かりやすく教えてくださったり、そういうところからも優しさを感じました。「人情」というんですかね? 「心の底から優しい」というのは、こういう人のことを指すんだと実感しました。――事前の勉強や現地での交流で覚えたんですか?ホームステイ先や友達になった方とお話しながら、覚えていきました。まだまだ知らない単語もありますので、これからも勉強していきたいです。――今後も語学力を磨くとして、それを踏まえてどのような将来像を思い浮かべていらっしゃるんですか?海外作品に出演できるように引き続き学んでいきたいです。それから、日本の作品も大好きなんです。小さい時から日本のドラマや映画を見て育ちました。日本の作品にもさくたん出演できるように頑張ります。――出身地である鹿児島を舞台にした大河ドラマ『西郷どん』にも出演中ですね。はい。今は鹿児島が舞台の映画『かぞくいろ』の撮影もしています。――今年は鹿児島と縁がある一年ですね。地元のスターじゃないですか!いえいえ! そう言ってもらえるように頑張ります。■プロフィール桜庭ななみ1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。身長162.5センチ。O型。特技は中国語と韓国語。2008年に映画『天国のバス』でデビュー。2009年にはNHKドラマ『ふたつのスピカ』で主演を務め、劇場アニメ『サマーウォーズ』では初めて声優に挑戦した。その後、2010年の『最後の忠臣蔵』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、映画新人賞を総なめ。現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』に出演中。鄭義信監督の映画『焼肉ドラゴン』(18年初夏公開)、「RAILWAYS」シリーズ最新作で鹿児島を舞台にした『かぞくいろ』(18年公開予定)に出演。
2018年02月17日図案イメージ © Makoto Kagoshima愛媛県松山市の「道後温泉」で行われるアートの大祭「道後オンセナート2018」に、「道後温泉×三越伊勢丹×鹿児島睦のゆかた」(仮)が特別参加作品として参加することが発表された。陶芸家・アーティストの鹿児島睦が、道後温泉と銀座の街のふたつの場所から着想を得た新作図案を描きおろし、伝統的な染色技法にてオリジナルの“ゆかた”を制作する。ゆかたは、銀座三越で5月16日よりポップアップショップにて販売。また、オンセナート期間中、道後温泉の旅館にて貸し出しを行い、来場者はオリジナルゆかたを着て温泉とアート作品の展示会場を巡ることができる。【イベント情報】ポップアップショップ会期:2018年5月16日〜22日会場:銀座三越9階 銀座テラス/テラスコート※会期終了後は「銀座ゆかたガーデン2018」会場内にて継続展開※5月16日より道後温泉の旅館・ホテルにて貸し出しゆかたも展開(予定)
2018年02月15日薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎の祭典「2018 鹿児島焼酎フェス」が東京・恵比寿で2018年3月13日(火)に開催される。当日は、鹿児島から69の蔵元が出店し、600種類以上の本格焼酎が集結。魔王・萬膳・伊佐美・三岳などの有名銘柄に加え、東京で流通してない銘柄も多数用意され、すべて飲み放題で試飲することができる。また、書籍『作ってあげたい彼ごはん』で知られるフードコーディネーターSHIORIがプロデュースする、焼酎に合うおつまみメニューが提供されるので、お酒とのペアリングも楽しめる。このほか、焼酎の美味しい飲み方を紹介するトーショーや、各蔵元選りすぐりの69本の一升瓶焼酎をはじめとする、豪華景品が当たる抽選会の開催、鹿児島県の特産品の試食・販売も。焼酎好きはもちろん、初心者も焼酎の魅力を存分に味わえそうだ。なお、先着500名限定の前売り券購入者には、イベントオリジナルのグラスがプレゼントされる。【詳細】2018 鹿児島焼酎フェス開催日:2018年3月13日(火)時間:17:30〜20:45場所:イベントスペース「EBiS303」住所:東京都渋谷区恵比寿1-20-8参加料:前売り券 3,000円 / 当日券 3,500円※価格は税込※前売り券は先着500名※前売り券の販売は1月12日(金)〜3月12日(月)※前売り券購入者にはオリジナルグラスをプレゼント。※当日券の取り扱いについては、事務局まで問い合わせを【参加酒蔵】出水酒造株式会社、植園酒造合資会社、雲海酒造(株)出水蔵、大石酒造株式会社、オガタマ酒造株式会社、鹿児島酒造株式会社、薩摩金山蔵株式会社、軸屋酒造株式会社、焼酎蔵薩洲濵田屋伝兵衛、神酒造株式会社、田崎酒造株式会社、田苑酒造株式会社、長島研醸有限会社、濵田酒造株式会社、大和桜酒造株式会社、山元酒造株式会社、吉永酒造株式会社、若松酒造株式会社、相良酒造株式会社、指宿酒造株式会社、有限会社大山甚七商店、小正醸造株式会社、櫻井酒造有限会社、有限会社佐多宗二商店、薩摩酒造株式会社、薩摩酒造(株)明治蔵、さつま無双株式会社、白露酒造株式会社、田村合名会社、知覧醸造株式会社、東酒造株式会社、西酒造株式会社、原口酒造株式会社、吹上焼酎株式会社、本坊酒造株式会社、三和酒造株式会社、中俣合名会社、萬世酒造株式会社、吉永酒造有限会社、大口酒造株式会社、大山酒造合名会社、合資会社甲斐商店、国分酒造株式会社、さつま司酒造株式会社、白金酒造株式会社、日當山醸造株式会社、有限会社万膳酒造、有限会社中村酒造場、岩川醸造株式会社、太久保酒造株式会社、有限会社神川酒造、小鹿酒造株式会社、白玉醸造合名会社、白露カンパニー株式会社、大海酒造株式会社、八千代伝酒造株式会社、若潮酒造株式会社、種子島酒造株式会社、本坊酒造(株)屋久島伝承蔵、三岳酒造株式会社、奄美エリア、朝日酒造株式会社、奄美大島酒造株式会社、奄美酒類株式会社、有村酒造株式会社、沖永良部酒造株式会社、喜界島酒造株式会社、株式会社奄美大島にしかわ酒造、株式会社西平本家、町田酒造株式会社【問い合わせ先】2018 鹿児島焼酎フェス 事務局TEL:0120-120-898(平日 10:00〜17:00)
2018年01月14日全席が半個室仕様、来訪者の空間を大切にする心配り東京・新宿三丁目にある「溶岩焼 薩摩屋」。溶岩石の上で焼き上げた鹿児島牛をいただける焼肉居酒屋です。牛や豚、鶏のオブジェがユニークな入り口ドアを開けると、モノトーンカラーを基調にしながらも鹿児島のテイストを取り入れたシックな店内です。席は掘りごたつとテーブル席、宴会向けの席に分かれ、目的に応じた楽しみ方ができるのがうれしいポイント。全席に間仕切りがされており、半個室のようなプライベート空間を大切にする心配りがなされています。東京にいながら鹿児島の味を堪能できるお店鹿児島・霧島で「溶岩焼 薩摩屋」を経営していたオーナーが、東京でも鹿児島の魅力を知ってほしいという思いから、新宿にお店をオープンしました。お店のスタッフには九州出身者が多く、東京にいながら鹿児島を堪能できます。現在は沼袋にも店舗があり、お店の人気の高さがうかがえます。お店では、牛肉は鹿児島和牛を、豚肉は鹿児島黒豚よりもうまみ成分の高い「どんぐり黒豚」を使用しており、お肉へのこだわりが光っています。鮮度抜群だからこそ実現できる味「3秒ハツ」お店の名物メニューは「3秒ハツ」。名前の通り、ハツの片面を3秒ずつ焼いたら食べごろとされており、お肉の鮮度が抜群だからこそ実現できるメニューです。それもそのはず、新鮮なお肉を味わってもらうために、お肉は産地から空輸されているといいます。食感はコリコリとして弾力に富んでおり、肉質はさっぱりとしていながらも、噛みしめるとうまみがあふれます。ホルモン好きならずともぜひ注文したい一品です。日本一に輝く納得の味わい「特選和牛ロース」お店に来たらぜひ注文したい一品が「特選和牛ロース」。全国和牛能力共進会で日本一に輝いた鹿児島和牛を使用しています。まんべんなくサシの入ったお肉は分厚く切られていながらも、すぐに嚙み切れるほどのやわらかさとジューシーさです。そしてなんと言っても、肉の甘み。甘くやわらかいからといってしつこい味ではなく、日本一に輝くのも納得のクオリティです。他のお肉と一線を画すような奥深い味わいに、思わずおかわりを頼みたくなります。肉のうまみを封じ込める桜島溶岩お肉自体のおいしさはもちろんのこと、お肉のうまみをさらにレベルアップさせているのが「溶岩石」です。鹿児島のシンボルでもある桜島の溶岩でできたプレートです。「溶岩焼 薩摩屋」では、焼き網やロースターなどを使用せず、この溶岩石の上でお肉を焼きます。遠赤外線効果により、うまみを外に流すことなく、ふっくらとお肉を仕上げてくれるのが特徴です。お肉はもちろんのこと、鹿児島産の溶岩石、鹿児島をイメージした店内など、さまざまな角度から鹿児島産にこだわったお店作りが人気の秘訣です。東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」E1番出口から、徒歩で1分の場所にお店はあります。こだわりぬいた鹿児島の味に出会いに「溶岩焼 薩摩屋」を訪ねてみませんか。スポット情報スポット名:溶岩焼 薩摩屋住所:東京都新宿区新宿5-11-13 富士新宿ビル2F電話番号:03-5379-8929
2017年12月28日陶芸家・アーティスト、鹿児島睦の展示会「# 鹿児島睦展 MAKOTO KAGOSHIMA EXHIBITION 2017」が、10月21日から11月7日まで、ヨーロッパを中心とした生活雑貨や服飾雑貨、食料品、自然派ワインなどを扱う東京・北青山のショップ、ドワネル(doinel)にて開催される。毎年開催している本展は、今年で10回目を迎える。過去4回は鹿児島睦の図案に焦点を当てた「鹿児島睦の図案展」として開催され、さまざまなコラボレーションでプロダクトの制作や発表を行ってきた。今回は陶芸家・鹿児島睦の原点に戻り、本展のために制作したハンドメイドの陶器作品を中心に、1点ずつハンドペイントを施した作品性の高いウッドカットペインティング作品、サンドキャスト(砂型に溶けたガラスを流し込む技法)で製作した初めてのガラス作品を展示する。あわせて、鳥をモチーフとした空間デコレーションの展示や、鹿児島睦の図案を元に展開するプロダクトブランド ズアン ト ゾウケイ(ZUAN&ZOKEI)の新作「KISSA Mobile」(6,000円)他の販売も行う。また10月21日には、店内正面に展示するウッドカットペインティングと共通モチーフのカッティングシートでファサードのウインドウを飾り、鹿児島睦がライブで絵を描くライブドローイングを開催。さらさらと驚くほどあっという間に描かれる鹿児島の軽やかなドローイングと、展示空間とのハーモニーを楽しむことが出来る。【イベント情報】# 鹿児島睦展 MAKOTO KAGOSHIMA EXHIBITION 2017会期:10月21日~11月7日会場:ドワネル(doinel)住所:東京都港区北青山3-2-9時間:12:00~20:00定休日:水曜
2017年10月13日鹿児島農家とコスメがコラボ株式会社ボタニカルファクトリーは、「パッションフルーツ」と「タンカン」を原料としたコスメ商品の発売を2017年6月1日(木)から開始している。これは、鹿児島県の特産物に指定されているパッションフルーツとタンカン農家とコスメのコラボ商品。スペシャルケアシリーズ第一弾として、まずは化粧水、フェイスオイルの発売が決定した。今回発売となった2商品は、5月31日(水)~6月6日(火)まで、あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階にて開催されている「ナチュラルライフフェア」にて先行販売されることになっている。鹿児島の特産物を使ったコスメ商品を、自分の肌で確かめてみるのもよいだろう。商品ラインナップ『BOTANICANONピュアパッションフルーツ化粧水』は、無農薬のパッションフルーツを使った化粧水。果肉部分のみを水蒸気蒸留し、フルーツ蒸留水を100%使用した、贅沢な商品となっている。パッションフルーツの甘い香りがもたらす鎮静作用と、高い抗酸化作用によって、みずみずしく美しい肌へ導く。天然由来成分100%、アルコールや防腐剤フリーなど、肌に優しい化粧水となっている。『BOTANICANONDELIGHT FACE OIL(デライト フェイスオイル)』は、桜島産のエキストラバージンツバキオイルと、オリーブスクワランをベースにしたフェイスオイル。軽いテクスチャーで、「夏にも使えるフェイスオイル」というのが特徴となっている。南大隅町産タンカンを水蒸気蒸留したアロマオイルと、ジャスミンオイルをブレンドした贅沢な商品。保湿力に優れる他、メイク落としとしても活用できるのがうれしいポイントだ。同じく水蒸気蒸留したBOTANICANONシリーズの化粧水と合わせて使うのがおすすめ。植物の力を使って肌を柔らかく、潤いのあるものに変えていくことを目指したBOTANICANONスペシャルケアシリーズ。この夏のスキンケアに、ぜひ試してみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ボタニカルファクトリーのプレスリリース
2017年06月09日薩摩焼酎・黒糖焼酎の祭典「2017鹿児島焼酎フェスin Tokyo」が東京・恵比寿で2017年3月28日(火)に開催される。鹿児島県産の焼酎をもっと多くの方々に知ってもらうために催される「2017鹿児島焼酎フェスin Tokyo」。魔王、萬膳、伊佐美、三岳など有名銘柄に加え、東京で流通してない銘柄が多数出展することが決定している。会場には、73の酒造の700種類の焼酎が揃い、飲み放題で試飲が可能。また、鹿児島焼酎に合う鹿児県の肴も一緒に提供される。その他、焼酎マイスター磯部せいらさんによるトークショーも。【概要】2017鹿児島焼酎フェス inTOKYO日程:2017年3月28日(火)18:30~20:45(受付開始18:00~)会場:EBiS303イベントホール住所:東京都渋谷区恵比寿1-20-8入場料:前売り3000円(税込)/当日券3500円(税込)【チケット】・ローソンチケット Lコード33831※ローソン・ミニストップ店内Loppiでも直接購入可能。・セブンチケット・e+チケット ※各プレイガイドより「鹿児島焼酎フェス」で検索。【問い合わせ先】鹿児島焼酎フェス事務局TEL:03-6277-3679(平日10時~17時)
2017年03月27日鹿児島のオリジナリティあふれる作品の魅力、それは構成力のある「図案」と独自の技法で生み出す「造形」にある。今回はそれらをテーマにした展示会を、三菱地所アルティアムと太宰府天満宮、2カ所の会場で同時開催する大規模な試みとなっている。続いては、梅の花香る太宰府天満宮で開催中の「鹿児島睦の造形展」へ。■太宰府天満宮で体感する「鹿児島睦の造形展」「造形展」の舞台となったのは、菅原道真を祀る総本社、太宰府天満宮の宝物殿。境内には約6000本、200種類の梅の木が開花を迎え、初春を告げる頃。可憐な梅花がほころぶ季節にちなんで、造形展は太宰府天満宮の神事「曲水の宴」がテーマになっている。薄暗く照明を落とした会場では、まず展覧会のシンボルである梅の木を象った造形作品に迎えられ、続いて、梅にちなんだ太宰府天満宮の所蔵作品にも親しめる。その中に、人形作家であり歌人でもあった鹿児島寿蔵の紙塑人形も6体展示。当時、異端と言われたのが納得できる、独創的かつ前衛的な造形美。寿蔵と鹿児島に気概ともいえる共通点を感じながら、いよいよメイン会場へ足を運んだ。一面真っ白な空間に、積層段ボールで制作した人の背丈ほどある梅の木々が立ち並び、白玉砂利の“小川”が流れる。学芸員やボランティアと一緒に作ったという作品は、平安時代から天満宮に伝わる神事「曲水の宴」を鹿児島流に解釈したインスタレーション。訪れた人は梅林の中へと誘われるように自由に回遊でき、ウグイスの声だけが響く静謐な時間に思いを馳せることができる。ここでも「自由に歩いて楽しんでほしい」と願う、鹿児島の柔軟なアートの試みに触れることができた。また、今回の展示にあわせて、鹿児島の大伯父にあたる紙塑人形の創始者であり人間国宝・鹿児島寿蔵の人形も特別に展示をしている。太宰府天満宮 宝物殿 所蔵大・小、平面・立体、伝統と新感覚の表現と。梅が花開くように、思考がふくらみ、ほころんで結実するまでの様を、「ふたつの鹿児島睦展」では、深く知って、感じ楽しめる。見る人のイメージまでも軽やかに広げ、幸せな気持ちにしてくれる鹿児島ワールド。地元・福岡の地を巡って、その素晴らしさに浸ってほしい。両会場ともに撮影が許可されており、「人を楽しませる鹿児島の眼差し」が伝わってくる。太宰府天満宮では、鹿児島が博多の和菓子店「鈴懸」とコラボした干菓子「梅とうぐいす」(1300円)を公式土産として販売している。三菱地所アルティアムで開催中の「鹿児島睦の図案展」の紹介へ【展覧会情報】#鹿児島睦展「鹿児島睦の造形展」会場:大宰府天満宮宝物殿 企画展示室住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1 会期:2017年3月12日まで時間:9:00~16:30(入館は16:00)料金:一般400円(300円)、高大生200円(100円)、小中生100円(50円)※()内は30名以上の団体割引料金休館日:1月30日を除く、月曜休館「鹿児島睦の図案展」会場:三菱地所アルティアム住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階会期:2017年3月12日まで時間:10:00~20:00料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料※()内は前売り料金
2017年03月08日陶器やオブジェに描く、動物や植物をモチーフにした独特の絵柄。見る人に、愛らしさやユーモアを交えながら、デザインとものの楽しさを伝えるアーティスト・鹿児島睦。近年ではさまざまなブランドとのコラボレーションや壁画なども手がけ、ロンドンやロサンジェルス、台湾など海外からも高い評価を得る鹿児島の展示会が、ホームグラウンドである福岡ではじまった。鹿児島のオリジナリティあふれる作品の魅力、それは構成力のある「図案」と独自の技法で生み出す「造形」にある。今回はそれらをテーマにした展示会を、三菱地所アルティアムと太宰府天満宮、2カ所の会場で同時開催する大規模な試みとなっている。■発想の原点をたどる「鹿児島睦の図案展」ファッションビル・イムズの中にあるアートギャラリー「三菱地所アルティアム」で表現したのは、鹿児島の作品がどのように生まれ、かたちになっていくのか。その原点となる「図案」に焦点を当てたもの。会場は図案をコンセプトに、器・プロダクト・空間というアプローチで大別され、構成・展開されている。それぞれの見どころを紹介しよう。<図案×器>会場に入ってすぐの壁面には、作家活動の原点である陶芸作品を展示。かき落とし、下絵付け、蝋抜き、染付など4種類以上の技法を使って表情を出した鹿児島の器は、同じモチーフでも技法や色によって異なるニュアンスが楽しい。大皿作品もあり、最初から思わず時間を忘れ、緻密な作品世界に惹き込まれてしまう。<図案×空間>空間に足を踏み入れて、まず目に飛び込んでくるのは壁一面に描かれた「ZUAN」の壁画だろう。駆けつけた大勢のファンの前で、ライブペインティングを施した作品は、春らしいピンクで構成された図案が心を弾ませる。壁画と連動するようにフロアの地面や壁面に描かれているのは「鳥と花」の図案。ハンドメイドの陶皿の図案を拡大したフォトーブースでは、作品世界に飛び込んで自由に撮影が楽しめるなど、空間を大胆に生かした図案の魅力を体感できる。<図案×プロダクト>テキスタイルやパッケージデザインなど、プロダクトを紹介するゾーンでは、鹿児島の図案さまざまなマテリアルで多彩に表現されている。プロダクトの詳細は以下のよう。◇ さまざまなジャンルのブランドとのコラボレーションワークス。 ◇ 2013-16年に東京・青山のショップ「doinel」にて開催された「鹿児島睦の図案展」のアーカイブと、様々なデザイナー、作家、メーカーとのコラボレーションによって展開するZUAN&ZOKEIプロダクト。原画と制作背景も合わせて紹介。◇久留米絣やてぬぐい、インドのウッドブロックプリントを用いた、ファブリックアイテム。植物の図案の中に生き物が隠れているアルファベット文字(ZUAN Letters)。ポスターやモビールといったペーパーアイテムも■陶器の世界を飛び出してプロダクトに生かす図案の魅力とは?お皿の中だけでなく、ペーパーアイテムやテキスタイル、壁画まで、鹿児島が描く図案の魅力はどこにあるのか。例えば、Lapuan Kankuritとコラボレーションしたウールブランケットについて、鹿児島はこう話す。「このブランケットはパターンの繰り返しでなく、原寸大で紙を切って作ったものなんです。ですから、けっこう緊張感がありました。どこから見ても上下天地がないように作りたかったので、畳んだ時に花柄がぐるっと縁にくるようになっています。そのほうが楽しいですから」。使う人のことを考えた細やかな図案と、自身もマテリアルの違いを楽しみながら、図案の可能性を拡げ、かたちに仕上げていくものづくり。さまざまな作品の中で、鹿児島のそうした思いやりが通うポイントを見つけてみるのも面白いだろう。さまざまな素材、さまざまなアイテムを間近に、改めて鹿児島の図案の楽しさ、構成力を発見できる図案展。感想ノートには「将来、絵描きになりたい」と夢を綴った女の子の言葉と絵が描かれていたりと、老若男女、世代を超えた人々の感性をくすぐる一連のアートワークを純粋に楽しんでほしい。続いて、太宰府天満宮で開催中の「鹿児島睦の造形展」の紹介へ【展覧会情報】#鹿児島睦展「鹿児島睦の図案展」会場:三菱地所アルティアム住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階会期:2017年3月12日まで時間:10:00~20:00料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料※()内は前売り料金「鹿児島睦の造形展」会場:大宰府天満宮宝物殿 企画展示室住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1 会期:2017年3月12日まで時間:9:00~16:30(入館は16:00)料金:一般400円(300円)、高大生200円(100円)、小中生100円(50円)※()内は30名以上の団体割引料金休館日:1月30日を除く、月曜休館
2017年03月08日鹿児島を東京で味わい尽くす黒豚に芋焼酎、地鶏…九州でも南部に位置する鹿児島県は、美味しい食べ物の宝庫。鹿児島県を中心に九州地方の食材をふんだんに使った料理を提供するお店が、代々木上原の「さつまおごじょ」です。都内で鹿児島県の郷土料理を提供している「さつまや」が運営しているお店の1つで「東京で本物の薩摩の味を伝えたい」という情熱を持ち、こだわりの料理を提供しています。落ち着いてモダンな雰囲気の店内は、真っ赤な椅子が特徴的なカウンター席と、ゆっくり過ごすことが出来る個室が用意されています。1人で立ち寄るも良し、大切な人へのおもてなしで使うも良し。魚の質と鮮度には自信があるという言葉通り、お店で提供されている鮮魚は、鹿児島や九州地方を含め全国各地から空輸されたもの。季節ごとに変化していく様子を楽しむことも出来ます。鹿児島の黒豚や薩摩若軍鶏など、東京にいながらにして鹿児島を代表する食材を味わえる名店です。また、鹿児島といえば焼酎ですが、さつまおごじょでも約100種類の焼酎を揃えており、全国各地の希少な味を堪能することも可能です。特に、芋焼酎の代名詞とも言える「伊佐美」は、毎月鹿児島から直接入荷。お酒が好きな人にもたまらないお店ですね。駅徒歩1分の好立地さつまおごじょは、渋谷区西原にあります。電車の場合最寄り駅は小田急線、東京メトロ千代田線の「代々木上原駅」です。北口を出て駅前の道沿いにある「松屋」の隣にある渡部ビルの1階です。徒歩1分と駅から近いのも魅力です。車の場合代々木上原駅を目指しましょう。井の頭通りの「代々木上原駅南」の交差点を小田急線の方へ曲がり、突き当りを右折します。一方通行の道を進んで、松屋の隣りにある建物です。なお、駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。10年間不動の人気ナンバーワンメニュー鹿児島を中心に新鮮な食材を使った美味しい料理を楽しめるさつまおごじょ。地鶏の刺身やさつま揚げなども人気ですが、特に人気の高いメニューがオイルしゃぶしゃぶです。鹿児島黒豚と野菜のオイルしゃぶしゃぶ(2,980円)お店が開店した時から人気の高いこのメニューは、新鮮な野菜と最高級黒豚「鹿児島六白黒豚」を味わえる名物料理です。10年間不動のナンバーワンという絶品鍋は、〆の油そばまでペロリと食べてしまいますよ。薩摩地鶏の刺身盛り(1,680円)旨味が詰まってジューシーな地鶏「黒さつま鶏」を、刺身で提供しています。モモ・ムネ・ささみの3種類それぞれを食べ比べ出来るのは嬉しいですね。薩摩醤油との相性も抜群で、素材の鮮度が高いからこそ提供出来るメニューです。紫芋と黄金芋のチップ(650円)甘みが強い紫色と黄金芋を薄くスライスしてカリッと揚げて、塩味をプラスしています。ボリュームもありますが、食べ始めると手が止まらくなってしまうかも!?お酒のツマミとして注文する人も多いようです。鹿児島や九州地方から上京している人はどこか懐かしく、それ以外の地域の人には新鮮な味わいを楽しめるさつまおごじょ。その居心地の良さも相まって、きっと、お気に入りのお店になりますよ。スポット情報スポット名:さつまおごじょ住所:東京都渋谷区西原3-7-5 渡部ビル1F電話番号:03-5452-1242
2017年03月08日アメリカ・カリフォルニアのセレクシトショップ「チャリオッツオン ファイヤー(Chriots on Fire)」が陶芸家・アーティスト、鹿児島睦の作品を一冊にまとめた本『Makoto Kagoshima Ceramics』を2月7日、東京・銀座の森岡書店でローンチした。チャリオッツオン ファイヤーは、オーナーの八木理都子氏が立ち上げたセレクトショップ&ギャラリー。5年前に初めて鹿児島の作る陶器に出合い一目惚れをしたという同氏は、すぐさま日本の鹿児島のもとを訪れチャリオッツオン ファイヤーで紹介することを決めた。同所では13年より、鹿児島の個展も開催されている。今回製作した『Makoto Kagoshima Ceramics』は、これまでに鹿児島へ依頼した作品の中から、約130点を選んでまとめたもの。編集からデザイン、出版に至るまで、チャリオッツオン ファイヤーの活動としてすべて八木氏が手がけた。ページをめくるたび、鹿児島の豊かな感性を閉じ込めた器たちがまるで語りかけてくるような、美しい装丁に仕上げている。今回日本でのローンチにあたり、八木・鹿児島の両氏が切望したのが、“一冊の本を売る書店”として15年5月のオープンから話題を呼ぶ、森岡書店での展開だった。各方面から本を販売するなら森岡書店で、という声が多く、タイミング的に難しいかと思われたが、店主である森岡督行氏からのオファーにより実現に至ったという。店内は、中央のテーブルに鹿児島の本と器が埋め尽くされ、天井から吊るされた刷取紙が展示されている。本はA4サイズ・フルカラーで、価格は4,000 円。店舗での販売期間は2月12日まで。店頭で披露される鹿児島の陶器作品は抽選販売となり、店頭にて申し込みを受け付ける。オープン初日には、八木・鹿児島の両氏、森岡氏が店頭にそろい、来店者たちとの時間を楽しむ姿が見られた。同日夜にはトークショーも開催。鹿児島は来店者一人ひとりに感謝を述べ、「本の発行はすべて理都子さん(八木氏)のお力によるもの。たくさんの方に足を運んでいただき本当に嬉しい」とコメントした。【イベント情報】『Makoto Kagoshima Ceramics』会場:森岡書店銀座店住所:東京都中央区銀座1-8-15 鈴木ビル1階会期:2月7日~12日時間:13:00~20:00
2017年02月10日陶芸家・アーティストの鹿児島睦が、17年1月28日から3月12日まで福岡にてふたつの展覧会「#鹿児島睦展」を開催する。今回は様々な分野で稀有な才能を発揮するアーティスト・鹿児島の仕事を“図案作品”と“造形作品”に分け、同時期にふたつの展覧会を開催。天神にある三菱地所アルティアムでは図案にフォーカスした展示が、太宰府天満宮では造形にフォーカスした展示が行われる。三菱地所アルティアムでは、「鹿児島睦の図案展」を開催する。同展は植物や動物をモチーフに独自の世界観で図案を施した器やオブジェを製作し、その圧倒的な構成力で人々を魅了する鹿児島が13年より東京・青山のショップ・ドワネル(doinel)にてスタートしたもの。これまでに「鹿児島睦の作品世界の魅力は図案にある」として、図案を抜き出す、図案を再構成する、新たな図案を描くなど様々な方法によって制作された作品を紹介してきた。福岡で初めての大規模な展示となる今回は、これまでの図案展でも展示されたアーカイブ作品に加え、一つひとつ異なる図案が施されたハンドメイドの器を壁一面に展示。その他、平面作品にフォーカスしたプロダクトや、様々なブランドとコラボレートした作品も紹介される他、壁画空間も登場する。多彩なマテリアルによる表現を通して、鹿児島睦の世界観に触れられる展覧会となっている。一方、大宰府天満宮宝物殿では「鹿児島睦の造形展」と題し、鹿児島の陶製の造形作品をメインに展示しながら、開放的な展示空間に鹿児島ならではのインタープリテーションによる「曲水の宴」を出現させる。この「曲水の宴」は宝物殿横の文書館梅園の曲水に沿って参宴者が座り、上流から流れる杯が自分の前を通り過ぎる前に和歌を詠み、お酒を飲むという平安時代の宮中の遊びを今に伝える神事であり、この度は鹿児島の造型表現による「曲水の宴」とともに境内6千本の梅の香を楽しめる。【展覧会情報】「鹿児島睦の造形展」会場:大宰府天満宮宝物殿 企画展示室住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1 会期:17年1月28日~3月12日時間:9:00~16:30(入館は16:00)料金:一般400円(300円)、高大生200円(100円)、小中生100円(50円)※()内は30名以上の団体割引料金休館日:1月30日を除く、月曜休館「鹿児島睦の図案展」会場:三菱地所アルティアム住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階会期:17年1月28日~3月12日時間:10:00~20:00料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料※()内は前売り料金休館日:2月21日、22日
2016年12月18日陶芸家・鹿児島睦による展覧会「鹿児島睦の図案展」が10月22日から11月15日まで、東京・北青山のショップ、ドワネル(doinel)で開催中。陶芸家である鹿児島睦の魅力は“図案”にあるとの思いから13年にスタートした同展。4度目となる今回は、コラボレーションとして、陶芸とはかけ離れた図形や伝統的な菓子に図案を施すなど、鹿児島睦にとって新たなフィールドでの作品を展示する。アートディレクター前田景がディレクションするアルファベット文字の図案コレクションや、フィンランドのテキスタイルメーカー・ラプアン カンクリ(LAPUAN KANKURIT)が製造したリネンのラッピングクロスの他、福岡・博多の和菓子店「鈴懸」の職人が作るお干菓子ともコラボレーション。同菓子は、17年1月より太宰府天満宮公式のお土産となる予定だ。また、作品やプロダクトだけでなく空間も楽しんでもらいたいという鹿児島睦の想いから、期間中の10月22日、23日には会場内の壁面やウインドウサイドに図案を描くライブペイントが行われる。【イベント情報】「MAKOTO KAGOSHIMA “ZUAN” EXHIBITION 2016 鹿児島睦の図案展」会場:ドワネル住所:東京都港区北青山3-2-9会期:10月22日~11月15日時間:12:00~20:00定休日:水曜日
2016年10月24日ファッションとバラとアートのある暮らしを提案するコンセプトストア・ネミカ(NEMIKA)が、アーティスト・鹿児島睦とのコラボレーションによるアートイベントを10月28日から11月10日まで、ネミカ店舗にて開催する。鹿児島睦は、動物や植物からインスピレーションを得て作られる素朴で温かみのある陶芸や花器でその独自の世界観が国内外で高く評価されているアーティスト。今回はそんな鹿児島睦が、ネミカの“バラ”をモチーフに手掛けたオリジナル作品を、展示・抽選販売する。また期間中の10月29日14時から15時にはネミカ玉川にて、鹿児島睦によるライブペインティングと、ネミカやスープ ストック トーキョーなどのプロデュースを手掛けるスマイルズ代表の遠山正道と鹿児島睦とのトークショーも開催される。【イベント情報】場所:ネミカ広尾、ネミカ玉川住所:ネミカ広尾 東京都渋谷区広尾5-6-6広尾プラザ1階、ネミカ玉川 東京都世田谷区玉川3-17-1玉川高島屋ショッピングセンター南館1階会期:10月28日~11月10日営業時間:ネミカ広尾11:00~20:00、ネミカ玉川10:00~21:00
2016年10月22日三越伊勢丹のプライベートブランド・ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)とアーティストの鹿児島睦のコラボレーションシリーズより、ポーター(PORTER)をコラボレーターに迎えたシリーズ第3弾が登場。9月14日より伊勢丹限定で販売されている。今回のコラボレーションでは、リュック(3万5,000円)、ヘルメットバッグM(3万円)、ヘルメットバッグS(2万5,000円)といったポーターの3種類のバッグに、鹿児島睦が特別に描き下ろした3種類の絵柄をプリント。ファイブフラワーズ(グレーの裏地に仕様)、ゼブンシスターズ、トリトハナの3種類の絵柄が、バッグの表面や裏地にそれぞれ施された。取り扱いは、伊勢丹新宿本店本館1階のハンドバッグ/プロモーション、伊勢丹オンラインストアとなっている。
2016年09月14日三越伊勢丹のプライベートブランドであるナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)は、4月6日、図案家で陶芸家の鹿児島睦(かごしま まこと)とコラボレーションしたハンドバッグを伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店各1階ハンドバッグ売場で発売する。同コラボレーションのために、鹿児島は3柄のオリジナル柄を製作。「セブンシスターズ」、「鳥と花」(マルチ柄)、「ファイブフラワーズ」、「鳥と花」(イエロー柄)の4種類が用意された。コラボレーション第1弾となる今回は、日本でも有数のプリント技術を有するセーレン社のヴィスコテックス技術が使用され、筆のタッチまで繊細に出るプリントで同氏の世界観がバッグに表現された。
2016年03月26日鹿児島県鹿児島市の道の駅「桜島」火の島めぐみ館前で1月31日、「世界一桜島大根コンテスト」が開催される。○丹精込めて育てた桜島大根が勢ぞろい同イベントは、鹿児島県の特産品である桜島大根の銘柄確立や付加価値の向上を目的に開催され、ギネス記録への挑戦も行われる。ちなみに、現在時点での最高記録は2003年の優勝記録で、重さ31.1kg/胴回り119cmとのこと。審査開始時間は10時からとなる。なお、当日10時から15時まで「火の島めぐみ館15周年祭」も同時開催する。市内産野菜や果物の販売、農産物の詰め放題、ブリ大根とおにぎりセット販売、火の島太鼓の演奏などが行われる。
2016年01月28日楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて「鹿児島県を旅した人が選ぶ! 鹿児島県・旅めしランキング」を発表した。同ランキングは、2014年12月15日~2015年11月15日の期間中、「楽天トラベル」にて鹿児島県の宿泊施設に宿泊した利用者を対象に実施したメールアンケート(投票総数1163票)の結果を基に算出されたもの。1位となったのは「黒豚料理」だった。鹿児島県の黒豚は全国的なブランド力を持っており、県内には黒豚の店が数多く立ち並ぶ。また、しゃぶしゃぶやトンカツなどメニューも多彩だという。「楽天トラベル」利用者からは、「黒豚のしゃぶしゃぶがとても美味しくてバイキングで食べられるなんて幸せでした」「食事が大変おいしかったです。黒豚の甘さにびっくりしました」といった声が寄せられた。2位に選ばれたのは「つけあげ」となった。全国的には「さつま揚げ」と呼ばれる練り製品に近い製法の料理だが、一般的な「さつま揚げ」よりも甘めの味付けが特徴。県内のスーパーにはさまざまな「つけあげ」が並んでおり、みやげとしても人気とのこと。3位には、鹿児島県のご当地ラーメン「鹿児島ラーメン」がランクイン。九州のラーメンには「久留米ラーメン」を発祥とするものが多いが、「鹿児島ラーメン」は鹿児島を中心とした地域で独自に発展してきたラーメンとなる。豚骨スープに、鶏ガラ、野菜、魚介、干物などから取ったスープを加え、中太のストレート麺を合わせる店が多いのが特徴。「楽天トラベル」利用者の声には「鹿児島ラーメン店に行きました。本当に美味しくとっても満足しました」「鹿児島ラーメンがおいしかった」などがあった。なお、10位までのランキングは下記の通り。各料理の詳細は公式サイトにて公開されている。鹿児島県を旅した人が選ぶ! 鹿児島県・旅めしランキング1位)「黒豚料理」(495票)2位)「つけあげ」(113票)3位)「鹿児島ラーメン」(99票)4位)「鶏飯(けいはん)」(91票)5位)「キビナゴ料理」(87票)6位)「カツオ料理」(45票)6位)「鹿児島黒毛和牛料理」(45票)8位)「首折れサバ料理」(31票)9位)「トビウオ料理」(12票)9位)「薩摩汁」(12票)
2016年01月28日鹿児島県といえば、桜島にさつまいもに……と特徴はいろいろあるが、明治維新に大活躍した"薩摩藩"を思い浮かべることも多いのでは。名字傾向を見れば、薩摩の偉人が持つ名字と鹿児島県との関係も見えてくる?○「中村」さん最多は鹿児島県だけ「鹿児島県の名字ランキングベスト30」の第1位は、県内におよそ1万9,100人みられる「中村」さんとなった。「中村」さんは全国人数およそ105万6,000人で全国順位8位の名字だが、県内順位1位の都道府県は鹿児島県のみとなっている。2位はおよそ1万8,900人が鹿児島県民の「山下」さんで、全国順位は27位(およそ42万5,000人)。47都道府県のうち、唯一鹿児島県で県内順位が2位となってる。また、3位はおよそ1万6,600人が鹿児島県に住んでいる「田中」さんとなった。「田中」さんは日本で4番目に多い名字で、全国人数はおよそ134万9,000人。全国順位30位以下で、鹿児島県において30位以内となった名字は、4位「前田」さん(全国順位31位)、5位「東」さん(124位)、7位「川畑」さん(546位)、9位「浜田」さん(140位)、10位「松元」さん(791位)、11位「西」さん(237位)、12位「久保」さん(94位)、13位「日高」さん(356位)、14位「有村」さん(1086位)など22種類。うち、「川畑」さん、「松元」さん、「有村」さん、「坂元」さん、「福元」さん、「有馬」さん、「鮫島」さん、「福永」さんの8つの名字は鹿児島県でのみベスト30にランクインし、数も鹿児島県民が最多となっている。○明治維新の立役者「西郷」の順位は?また、鹿児島県には「薗」がつく名字が多いという特徴もある。具体的には、「市薗(いちぞの)」さん(全国人数およそ260人のうち鹿児島県におよそ110人)や「上之薗(うえのその)」さん(およそ510人のうち210人)、「内薗(うちぞの)」さん(およそ810人のうち390人)、「神薗(かみぞの)」さん(およそ1,100人のうちおよそ520人)、「中薗(なかぞの)」さん(およそ2,000人のうちおよそ720人)、「下薗(しもぞの)」さん(およそ2,200人のうちおよそ850人)などだ。鹿児島県の中でも奄美地方には、漢字一文字の名字が多くみられるのも特徴。奄美大島出身の歌手「元(はじめ) ちとせ」さんの名字「元」さん(全国人数およそ1,100人)のほか、「伊(い)」さん、「朝(あさ)」さん、「常(じょう)」さん、「徳(とく)」さん、「福(ふく)」さん、「龍(りゅう)」さんなども奄美地方に見られる。鹿児島県出身の歴史上の有名人として、"維新三傑"の1人「西郷 隆盛(さいごう たかもり)」がいる。「西郷」さんは全国順位2,614位に対し、鹿児島県では全国最上位の648位だ。また、幕末まで鹿児島県を治めていた「島津」氏も有名だが、現在の鹿児島県において「島津」さんはあまり見られない名字となっている。現代の有名人では、女優で歌手の「国生(こくしょう) さゆり」さんが鹿児島県の出身。「国生」さんは全国人数およそ1,500人のうち、およそ690人が鹿児島県に集中している。ほかにも、サッカー日本代表の「大迫 勇也(おおさこ ゆうや)」選手も有名。「大迫」さんは全国人数およそ1万3,800人のうち、鹿児島県におよそ4,600人が見られる。ベスト30にランクインした名字では、なでしこジャパンの「福元 美穂(ふくもと みほ)」選手や歌手の「中島 美嘉(なかしま みか)」さんなどがいる。○独特の希少姓も鹿児島県にみられる珍しい名字としては、「放生会(ほうじょうえ)」さん(全国人数およそ60人のうち鹿児島県におよそ40人)や「黒武者(くろむしゃ)」さん(およそ140人のうちおよそ60人)、「石踊(いしおどり)」さん(およそ280人のうちおよそ130人)、「幸福(こうふく)」さん(およそ430人のうちおよそ100人)、「知識(ちしき)」さん(およそ690人のうちおよそ300人)などがある。また、県名と同じ「鹿児島」さんの全国人数はおよそ1,000人。ルーツは現在の鹿児島県である薩摩国鹿児島郡とされているものの、現在は福岡県に最も多くみられる名字となっている。鹿児島県の名字ランキングベスト30をみると、全国順位のベスト3である「佐藤」さん(県内順位79位)、「鈴木」さん(208位)、「高橋」さん(104位)は30位圏外。対照的に、全国順位では30位以下の名字が73%(22件)を占める結果となった。また、「松元」さんや「坂元」さん、「福元」さんのように、全国的に多い「松本」さん(15位)や「坂本」さん(40位)、「福本」さん(372位)とは異なる表記をするのも特徴。全国的に多くみられる名字が少なく、他県では30位以下の名字が上位に多くランクインするなど、日本全国の中でも特殊な名字ランキングとなっている。※ランキングは、月間700万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに鹿児島県で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 名字由来net(リクルーティング スタジオ株式会社)月間700万アクセスの「名字由来net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来net」はApp Store総合第1位200万DL、「無料 赤ちゃん名づけ」はApp Store、Googleplayジャンル第1位の実績。名字情報を活かした人気シミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう!」、「世界村を作ろう!」に引き続き、2015年3月には「幕末村を作ろう!」をリリースした。また、調査・作成した家系図デジタルデータを半永久的に保管・管理できる「家系図作成サービス(生涯データサポート)」をスタート。さらに、2015年から日本初の「簡易武士調査」サービスを開始し、9月には「武士診断クイズ~天下統一! 戦国国盗りゲーム~」アプリを新たにリリースした。
2015年12月11日洋菓子ブランド「シーキューブ」を展開するシュゼットは12月11日より、「安納芋のチーズケーキ」を「山形屋」(鹿児島県鹿児島市)ならびに全国の「シーキューブ」24店舗にて期間限定で販売する。○焼き芋のような食感の「安納芋クリーム」同商品は、製菓のプロを対象に開催されている「BUKO クリームチーズ コンテスト 2015」において、今年のテーマである「マイローカル・スイーツ」のもと、同社商品開発課の西山未来シェフが出品し、優勝した作品をアレンジした。特徴は、デンマークで育った牛の生乳から作られた「BUKO」のナチュラルクリームチーズで作られたチーズムースと、安納芋のペーストとメレンゲを合わせた「安納芋クリーム」によるケーキ。チーズムースの中には、オレンジのコンフィを隠し味として加えている。価格は497円(税込)となる。販売期間は、12月11日から1月31日までで、12月22日から25日は販売を中止する。販売店舗は、鹿児島県鹿児島市の「山形屋」にて12月13日までの3日間限定。そのほか、全国の「シーキューブ」24店舗で期間中販売する。
2015年11月27日●さくらインターネットのコミュニティ「さくらクラブ」とは?6月27日、アーバンポートホテル鹿児島にて「startuphack in Kagoshima byさくらクラブ」が開催された。「さくらクラブ」とは、今回発足したさくらインターネット公認のユーザーコミュニティで、startuphack in Kagoshimaはさくらクラブ主催の第1弾となるイベントだ。「九州のスタートアップを活性化させたい」というコンセプトで、鹿児島のスタートアップの紹介や、著名ベンチャーキャピタリストや起業家を交えてのパネルディスカッションなど、さまざまな企画が約7時間にわたって行われた。○「熱量」を生み出すコミュニティへイベントの冒頭で行われた基調講演「Dive into Community ~地方スタートアップにコミットするさくらの新戦略~」では、さくらインターネット 代表取締役社長 田中邦裕氏が「さくらクラブ」発足の経緯やその狙いについて説明した。以前から、個人的にOSC(オープンソースカンファレンス)やKOF(関西オープンフォーラム)などのコミュニティイベントに参加してきたという田中氏だが、さくらインターネットがコミュニティ活動を行うことに対しては、JAWS-UGやAndroidの会などのコミュニティがあるなかで、わざわざ新たにコミュニティを作る必要性を感じられず、「本当に作っていいんだろうか」と自問自答していたという。しかし、社員からの自発的な「やりたい」という意見に加え、地元ユーザーからの「さくらインターネットのコミュニティがあれば行きたい」という声もあり、「やりたいという気持ちに応えないのはダメなんじゃないかと心変わりした。当社らしく、社員・ユーザー・会社が同じ目線でやることを決心した」と、田中氏はコミュニティ発足に至るまでの思いを述べた。田中氏は、知識労働をしていかなければならなくなったこれからの時代には、仕事の動機付けとして「熱量」が重要だとする。「家で一人で仕事をしていると熱量は高まらない。さくらインターネットとして、一緒に熱量を高めていけるような場を作っていきたい。コミュニティは誰かに言われて行くものではなく、自分が行きたくて行くのが大切」と語る田中氏は、自身もさくらインターネットを好きな一個人として今回のイベントに参加したという。いかにユーザーに喜んでもらえるか、さくらインターネットとして何ができるか考えてきたというコミュニティ支援担当のさくらインターネット 広報宣伝室 林雅也氏は、「一方通行ではなく、コミュニティと会社の動きが噛み合った“相思相愛”という形を目指していくのが理想」としている。「マーケティングというよりは、いうなればブランディングの施策でやっている」(田中氏)というさくらクラブ。外資系クラウドベンダーが囲い込み、スタートアップはサーバー代に苦労して事業が伸ばせないという声があるなか、同社はこういったコミュニティ活動を通して、スタートアップに強いイメージを広めていきたいという狙いもあるようだ。○今、鹿児島のスタートアップがアツい!基調講演に続いて、鹿児島に縁のあるスタートアップ企業4社による紹介ピッチが行われた。声でつながるSNS「Talkspace」鹿児島大学にオフィスを構えるfreepは、会話を楽しんだり、歌ったり、面白いネタを話したりなどして音声よるコミュニケーションを楽しむSNS「Talkspace(トークスペース)」を開発・運営している。自由に会話を楽しむことができる「スペース」、フォローした人のつぶやきを聴くことができる「タイムライン」、トークスペースやタイムラインをまとめることができる「プレイリスト」といった機能があり、すでに月間あたりの投稿数は300万、再生回数は3000万を越えているという。今後の成長が期待されるSNSだ。スポーツ界のファン市場を開拓する「SPO-STA」フィギュアスケートの村上大介選手も利用しているという「SPO-STA」は、活動資金を募りたいスポーツ選手やチームを支援するサービスだ。村上選手は2014年11月のNHK杯優勝後、同サービスを通じて多くのファンから寄付を集めた。サービスリリース以降、すでに100を越える選手・チームに利用されているという。またSPO-STAでは、オンラインのファンクラブや後援会のサポート、イベントグッズなどの運営代行なども行っており、資金難を解決したい選手と、スポンサーを希望する企業とをマッチングさせるスポンサーネットワークも開発中とのこと。同サービスの運営元であるスポスタの本社は東京・渋谷にあるが、開発は鹿児島のエンジニアチームと連携しながら行っている。Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」「地方でも好きな働き方ができる世の中にしたい」という理念のもと、Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」を開発しているユニマルは、鹿児島を拠点に活動する企業だ。ファイル共有のためのコラボレーションツールにもいろいろあるが、Dropboxではコーダーやエンジニアにとっては物足りない。しかし、GitHubでは学習コストが高く、デザイナーやライターには使いにくい。そんなときこそ、universionsの出番となる。すでに、デジタルハリウッドの運営する「G’s ACADEMY」の公式ツールとして導入されており、海外展開も視野に入れて開発を進めている。さらにユニマルは、フリーランスのクリエイターを対象とした月額最低報酬金額を保証するクラウドソーシングサービス「universionsWORKS(仮)」のリリースを予定している。同サービスは、仕事の有無を問わず月額5万円の報酬が保証され、フリーランスへの定期収入を実現するもの。ユニマルは、同サービスにより地方にいることがステータスとなるような社会を目指していくとしている。「なでなで」すると音が出る抱き枕「痛すぽ」「なでなで」すると音声を発する抱き枕「痛すぽ」は、抱き枕の内部に装着されたセンサーが「なでる」動作を感知し、その強弱によって無線連携したスマホから流れる音声が変わるもの。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、痛すぽ製品化の支援金として、目標金額50万円を遥かに上回る373万4,000円が集まり話題となった。イベントでは、痛すぽを開発するジョイアスの代表取締役 内村康一氏がデモンストレーションを行い、会場から大きな声援を得ていた。現在ジョイアスは福岡にオフィスを構えているが、内村氏自身は鹿児島の出身だという。同セッションに登壇したfreep 取締役の高橋亮氏は、「地方のスタートアップを盛り上げていくには、成長している企業がいかにして出てくるかというのが大事だと思う。僕たちはそのひとつになりたい」と語っていたが、ここで紹介した彼らが鹿児島のスタートアップの発展を牽引していくことは間違いないだろう。●地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?○地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?パネルディスカッションでは、登壇者たちが鹿児島の芋焼酎「あらわざ桜島」を飲みながら九州のスタートアップ事情などについて語り合った。九州地方のベンチャー支援を担当するトーマツベンチャーサポート 九州地区リーダーの香月稔氏によると、九州のなかでも宮崎や福岡はスタートアップの事例が多く、特に福岡は、市長や日本政策金融公庫など、さまざまなプレーヤーがスタートアップ支援に参加しているという。やはり東京と比べて情報の遅れはあるものの、九州でもスタートアップが資金調達できるようになってきており、「東京と同じ目線で話をできるくらいのレベルになってきている」(香月氏)。一方、「地方スタートアップベンチャーはどう戦っていけばよいか?」という話題に対し宮崎スタートアップバレーの共同創業者である齋藤潤一氏は、「東京と比べることには意味がない。“地域イノベーション”こそがインパクトを与える」とばっさり。根本を見つめなおさずにシリコンバレーや東京のモデルを地方に持ってきても意味がない。自分はなぜやりたいのか、何をやりたいのかということを見つめなおすことが大切であると指摘した。また、実際に鹿児島で起業したfreepのCEO 鮫島悠氏は、「自分たちが会社を立ち上げた当時、鹿児島のベンチャーはゼロだった。前例がないなかでやっていくのは大変なので、先に誰かがやっているということは重要」と自身の経験をふまえて語った。また、「起業家養成のイベントで、“起業する=すごい”という感想をもっていた参加者がいたが、起業は別に“すごい”ことではなく、自分のやりたいことを実現する手段でしかない」と、自分の「やりたいこと」を明確にすることの大切さを強調していた。さくらインターネットの田中氏も京都府舞鶴市で起業し、地方で戦ってきた経営者の一人だ。しかし「東京や地方とか言いすぎ」(田中氏)と、やはり地方と東京の差を意識しすぎることについて疑問を持っているようだ。とはいえ、舞鶴にいると足をひっぱったり、「熱量」を下げたりする人が多かったのも事実だという。近年、知識労働が求められ、クリエイティビティが富を得る手段になってきており、そのために熱量が必要になっているとする田中氏は、『クリエイティブ・クラスの世紀』(ダイヤモンド社)という本を話題にあげ、寛容であることがクリエイティビティを発揮するために重要であるという考え方を紹介したが、「舞鶴では“身体を動かしてナンボ”という空気があった。地方など人の動きが少ない場所は、寛容的でない文化がある」と当時を振り返る。「東京は、地方から出てきたいろんな人がいるからおもしろい。しかし最近では東京生まれ東京育ちの人が増えてきているので、あと数十年もすると東京も不寛容な町になってしまうのでは。熱量を奪われない場所があるのなら、地方/東京にこだわる必要はない」(田中氏)「地方スタートアップの戦い方」というテーマから始まったパネルディスカッションだったが、地方/東京という枠にとらわれず、自分のやりたいことを明確にして、熱量をもって取り組んで行くことが大切なのではないかという意見でまとまっていた。○ハッカソンの優勝者には「石狩テータセンターツアー」イベント終盤の懇親会では、同イベント前日に行われたハッカソンの結果発表が行われた。ハッカソンのテーマは「ワンボタン」。チーム「KTN」は、ボタンを押すと人工無脳により百人一首の解析結果から短歌が作成できるアプリ、チーム「ヤングマン」は、献立をワンボタンで発案してくれるアプリ、チーム「ヘビーシャーク」は、ボタンをクリックした回数の発電量がわかる教育用のアプリをそれぞれ企画・開発した。優勝チームは献立アプリを開発した「ヤングマン」。16歳とは思えない見事なプレゼンテーションを披露した鹿児島県内の高専生 平川将綺氏には、優勝賞品の「石狩データセンターツアー招待券」が、また優勝チーム全員にRaspberry Pi 2が贈られた。また懇親会では、参加者飛び込み型のLT大会や、宮崎の起業家を支援する「宮崎スタートアップバレー」の紹介などが行われ、参加者たちの熱量が感じられる“アツい”夜となった。
2015年07月01日夢庵ではこのほど、「夏のご馳走 おいしいものみつけた。フェア」を開始した。実施は9月2日までを予定。同フェアでは、鹿児島県産うなぎを使用したメニューを提供する。鹿児島県産うなぎは、鹿児島県大隅半島の良質な地下水により育てられており、泥臭さがないのが特徴とのこと。さらに、皮の柔らかさや小骨の少なさ、風味、ふっくら感、柔らかさなどといった伝統的なおいしさを損なわないよう、白焼き・蒸し・オリジナルのタレによるタレ焼きなど、焼き工程にもこだわっているという。「鹿児島県産うな重御膳」(2,399円)は、ふっくら蒸してから焼く江戸前風のうな重に、伏見唐辛子やみょうがなど季節の天ぷら盛り合わせ、刺身3点盛り、煮物の付いた御膳となっている。「鹿児島県産うな重」(2,099円)は、うな重に肝吸い、おしんこのセット。そのほかにも、宇治茶そばとともに季節の天ぷらが楽しめる「宇治茶そばと夏の味わい膳」(1,099円)や、日本そばと宇治茶そばをそばつゆ・胡麻ダレで食べ比べできる「宇治茶そばの二色盛り」(999円)、定番メニューのうまか丼に、夏季限定の明太子、キムチ、釜揚げしらすを入れた「夏のうまか丼」(1,099円)も販売している。また、同店では家庭でも楽しめる「お持ち帰りうな重 松(うなぎ1.5人前)」(2,399円)、「お持ち帰りうな重 竹(うなぎ1人前)」(1,843円)も用意している。※価格は税別
2015年06月25日ファミリーマートは10日、鹿児島とんこつ味のオリジナルカップ麺「ざぼんラーメン」を発売する。○鹿児島「ざぼんラーメン」の味を再現同商品は、鹿児島の老舗ラーメン店「ざぼんラーメン」が監修し、サンヨー食品と共同開発したカップ麺。「ざぼんラーメン」は、昭和27年に創業された、鹿児島を代表する老舗ラーメン店。認知度も高く、老若男女、また県外の観光客にも親しまれている。やさしいコクのあるまろやかな味わいが特徴で、パッケージには鹿児島のご当地ラーメンと一目で分かるよう、鹿児島のシンボルでもある「桜島」を入れた。価格は286円(税込)。数量限定販売。
2015年03月01日スカイマークは羽田~神戸/鹿児島線において、割引運賃「前割1」「前割3」「前割7」を復活して設定する。また、予定便出発前の取消手数料が1,000円となり、突然の予定の変更にも利用しやすくした。同社の前割は、発売開始~搭乗日までに購入できるもので、「前割1」なら搭乗前日まで、「前割3」なら搭乗3日前まで、「前割7」なら搭乗7日前までとなっている。設定期間は2月26日~3月28日で、羽田~神戸線は9,500円(「前割3」)から、羽田~鹿児島線は1万2,800円から(「前割7」)から。なお、これらの設定料金には、1区間片道税、また、羽田空港旅客施設使用料を含んでいる。予約は2月25日15:00より一斉に開始する。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年02月25日