映画『グッモーエビアン!』主演の麻生久美子と大泉洋が12月3日(月)、都内で開催された本作の学生限定試写会の舞台挨拶に登壇。2人は高校生たちの悩みや質問に答えた。まるで友達のような関係のアキとハツキの母子家庭に、かつてアキと共にバンドを組んでおり、海外を放浪していたという怪しい男・ヤグが転がり込んできたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描き出す。壇上に登場した2人は、高校生たちの熱烈な声援に驚いた様子。麻生さんは制服姿の高校生たちを見て「かわいい!テンションが上がります」と上機嫌だったが、大泉さんは「誤解を恐れずに言いますと、僕は学生という生き物が好きじゃないです。怖いです…」と大胆告白。それでも客席からは「洋ちゃん!」などと歓声が上がり、大泉さんは苦笑交じりに手を振って応えていた。最初の相談は高校2年生の女の子の「将来が見えず不安」というもの。大泉さんは「16歳?それで(将来が)見えるはずないですよ。僕はその頃、将来のことなんて考えようともせず、夢も希望も持ってなかった。やりたいことはそのうち見つかるから焦ることない」と諭す。さらに2浪の末に希望の東京の大学に進学できなかったことを「僕にとって人生で唯一の挫折」と明かしたが、そこで演劇研究会に入ったからこそ現在の俳優活動があるとも。「その経験があるから、どんな最悪な出来事も必要なことだと思える」と語った。「幼稚園のときからアイドル歌手になるのが夢だった」という麻生さんは、「タレント募集」という求人広告に応募し芸能事務所に所属するも「歌手はやっていない事務所だった(苦笑)」と残念なエピソードを披露しつつ、それがきっかけで女優の道を歩むことになったことを明かした。「最近、『夢がない』という人が多いようですが、それでもいいと思います。流れに身を任せてみるのも一つの方法です」と説いた。続いては「2人にとって家族とはどんな存在か?」という質問。大泉さんは「僕は昔から全然遊ばないし、飲みに行ったりもしない。ウチが好きなんです。だから仕事が終わって早く家に帰って(妻と子供と)一緒にいられればそれでいい。僕が携帯なら家族は充電器」と粋な表現で歓声を浴びた。麻生さんは妊娠4か月のときに本作の撮影に臨み、撮影後に出産した。「私はネガティブな面があるので、家族に癒してもらって元気になれるところがあります。いまは子供が生まれて家族丸ごと私が守りたいっていう気持ちです」と出産後の心境の変化も明かし、力強い“母”の一面を覗かせた。最後に、麻生さんは改めて学生たちに向け「私自身は正直、学生時代は苦しかったです。いまそう思っている人もいるかもしれませんが、大人になると楽しいことがたくさんあります。いま考えると世界は広いんだな、自由で楽しいなと思います」と未来への“希望”を語りかける。大泉さんも「冗談のように思っていること、できるわけないと思っていることをやってみたらいいかもしれません。大事な人を見つけていい家族を作ってください」と“学生嫌い”を公言しつつも、若者たちにしっかりとメッセージを託し、会場は熱い拍手に包まれた。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月03日世に“アラサ―”という言葉が誕生してからというもの、仕事にプライベートに奮闘するそのエネルギッシュな反面、人生をいろいろと考えるお年頃になった30歳前後の女子たちにスポットライトが当てられることが多くなった昨今。ドラマを始め、エッセイ本に雑誌の特集、果てはバラエティ番組の中でも彼女たちの活躍は凄まじい。そこでこの冬、スクリーンの中でも活躍する、思わず応援したくなるアラサ―・ヒロインたちをピックアップ!まずご紹介したいのは、エミリー・ブラント(29歳/写真:中央左)演じる『砂漠でサーモン・フィッシング』(12月8日公開)のハリエットだ。バリバリのキャリア・ウーマンで、水産学者・ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)のもとにイエメンの富豪の代理で「砂漠で鮭釣りがしたい」という無理難題を持ち込んだ美人コンサルタント。気が強く、仕事ではジョーンズをグイグイと引っ張っていき、恋にも積極的なのだが、ちょっと不器用な面が…という、典型的な一人相撲タイプ。押せ押せの攻めの姿勢には同じ女性から称賛が送られる一方で、この空回り感にどこか共感してしまう人も多いのでは?強気のヒロインと言えば、『グッモーエビアン!』(12月15日公開)で麻生久美子(34歳/写真:中央右)扮する元パンクバンドのギタリストで、17歳で母親になったアキに注目しない訳にはいかない。15歳の娘をもちながら、ある日転がり込んできた昔の男・ヤグ(大泉洋)の面倒も見てしまうという肝っ玉母さんを演じた麻生さんだが、本作ではアキ以上に肝の座った逸話が…。実は、この作品の撮影時、麻生さんは妊娠4か月の状態だったというから驚きだ。「母は強し」、そんな言葉を彷彿とさせる役どころを見事に演じきっている。そんな勝気なヒロインたちとは対照的に、『レ・ミゼラブル』(12月21日公開)のアン・ハサウェイ(30歳/写真:右)が体当たりで演じたファンテーヌは、この作品を観た誰もが応援したくなってしまうこと必至の幸薄ヒロインだ。貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランスを舞台に描かれるのだが、アン演じるファンテーヌは娘のためにその身を売り、寒空の下で無力な自分自身を嘆きながら、流浪の男ジャン・バルジャルジャン(ヒュー・ジャックマン)に預けた娘の無事を願うのだ。ドレスもボロボロになり、さらに役のために丸坊主に近いヘア・スタイルで体当たりで挑んだアンは、まさに頑張るアラサー女子と言える。最後は、美しくもねっとりとした乙女の嫉妬を描く『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12月15日公開)で主人公・シドニーを演じたフランスの新星女優レア・セドゥ(27歳/写真:左)。フランス王妃マリー・アントワネットを慕う彼女の初々しくも官能的な、ざわつく乙女心の淵を覗かせる妙演でレアは見事に監督の期待に応えている。劇中では、愛する王妃から思わぬ裏切りを受け嫉妬に震えるシドニーを思わず応援したくなってしまうこと必至だ。そのほかにもきっと、共感できる、応援したくなるアラサ―女子がスクリーンの中に居るはず。この冬、あなたのお気に入りのヒロインを見つけてみて。■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012年11月27日家族の数だけ、家族の形があっていい――。大切な誰かを持つ、すべての人へ送る新世代の家族ムービー『グッモ―エビアン』。本作で大きく期待できると話題を呼んでいるのが、麻生久美子と大泉洋の初共演。実力派でありつつ独特なキャラクターが大人気の二人。この主演二人のコンビネーションの良さを感じる、楽しいほっこりインタビューをお届けしよう。■ふたりは初共演となりますが、共演が決まったときの最初の感想と、その時にお相手に対して抱いていたイメージを教えてください。また、共演してみて認識した、相手の予期せぬ部分などがあれば教えて下さい。麻生:共演が決まってから撮影まではずいぶん時間がたっているんです。はじめは共通の知り合いなどもいませんでしたが、大泉さんのイメージはとてもよかったです。すごく明るくて面白くて一緒に仕事をしたら現場を盛り上げてくれそうで、お会いできるのを楽しみにしてました。それに北海道では大スターじゃないですか。北海道だけでの活動とかはあまりよく知らないのですが、ムコウじゃすごい人だという…。大泉:ムコウじゃないですよ、外国みたいな言い方はやめてください(笑) 麻生:北海道でのバラエティの、バラエティというか…。大泉:バラエティです。北海道では100%バラエティ以外の仕事はしていませんから。麻生:でもこっちでは役者さんもされていますので、実際お会いしてみてどんな方なのかとても興味があり、一度共演したいという思いは前からありました。なので共演できて嬉しかったです。大泉:本当にこの映画のお話いただいたのはもう何年か前なんですよね。色々とスケジュールがずれにずれて…。麻生:大泉さんが忙しいんですよ(笑)スケジュールがいつも詰まっていて。大泉:麻生さんが忙しいんですよ(笑)。果たして2人のスケジュールは合うのだろうかということでヤキモキしてました。脚本は楽しかったし、またそれを麻生さんがやると思いながら読みますととても楽しくて。ずれにずれていたので、麻生側がNGだしてるんじゃないだろうかと思ってました。麻生がやだっていってるのか!?と多少揉めたりしました(笑)麻生:揉めてないですよ(笑)大泉:本当にいつ実現するのかと、実現しなかったら悲しいなと思っていましたので今回なんとかやっと念願かなってインできるということですごく嬉しかったです。2011年の春ぐらいにもやるか、みたいな話もあったんですが、もっとスケジュールがタイトで10日間でみたいな感じで…麻生:そうなんですか!? 初めて聞いた。それは無理です。大泉:本当にインできてすごくうれしかったです。■共演されてイメージは変わりましたか?麻生:あまり変わらなかったですが、やっぱりいつも笑ってるわけじゃないんだとは思いました。大泉:いつも笑ってるでしょ。麻生:あ、そう言うとイメージ悪くなっちゃうか。(笑)大泉:やめてください。そういう言い方が余計にいかにも普段むすっとしてるみたいな感じになるじゃないですか。麻生:(笑)。いい意味で普通。でも話しだすと面白い人です。それまでのイメージは明るい、わ~!みたいなイメージだったんです。大泉:メイクさんやスタイリストさんを通してお話を聞いてたんです。お互いその人たちからイメージは聞いていたんですけど、本当に素敵な方で、普通の感じですよ、と。実際お会いして本当に優しくて普通の方でした。麻生さんぐらいになったらもうちょっと高飛車でもいいじゃないですか。現場でも強気で、私から撮れないの? みたいなのとか、誰もいない中で一人で芝居やって、あとはこれで撮ってとか…(笑)僕は一番最初のバンドの練習で遅刻してやばいと思ってたんですけどすごく優しくてほっとした思いがあります。帰ってもいいぐらいの女優さんなんですけどね、本当は。ギターをアンプに突き刺して帰ってもいいぐらいの…。麻生:(爆笑)。やっぱり面白いですね~大泉さんって。面白すぎる!■実際に演奏しなければならないというのはどうでしたか?麻生:その前に、ひとついいですか?今回大泉さんよりひとつ年上の役なんですよ。はじめそれにすごい疑問を持って…私は年上に見られがちだからいいんですけど。大泉:確かに、落ち着いていらっしゃるイメージがあるから、初めて年齢を聞いたときに5個も麻生さんが下だと知って、僕は永遠の大学生みたいなところもあるんで、いつまでたっても年下キャラでいいやと思ってたんですけど。僕が大学生の時に…あ、僕は二浪してるんで計算ややこしいか、僕が高校生の時に小学生でしょ? なんで麻生さんって呼んでたんだろう、みたいな。おい久美子で良いわけですよ。麻生:初めは大泉さんの方が年下に見えるのか不安だったんですけど、お芝居始まったら、本当にかわいくて仕方ないんですよ。そしたらやっぱり年下に見えます。大泉:今回はかわいいがテーマですので、三吉彩花にかわいさで負けたくないですね。大泉洋の方がかわいかったといわれたいです。あれ、もともとの質問なんでしたっけ? あ、そうだ、ギターは大変でしょ? 麻生:本当に大変でした。今もぜんぜんできないんですけど。一個一個ちゃんと進んでいかないとできない性格なんです。曲を弾いてほしいといわれて、その時は振りだけで撮っていくのかなと甘い考えをしていたら実際に弾けるようになってほしいと言われて。しかも2曲。とても早いので思ってたよりも全然難しくて。まず弾けるようになり、その後コーラスも歌わなきゃいけないということで、弾くのと同時に歌うのはすごく難しくて、、スタジオでひとりイライラしてました(笑)。大泉:そのイライラしてるのもかわいいんですよ。でも大変だったと思う。ちゃんと音が出ててすごいと思った。弾いてくださいっていわれたんですか?僕はもっと何十倍も簡単なギターを弾かなきゃいけなかったんだけど、最初から監督にはそんなに寄って撮りませんから弾けなくてもいいです、といわれて。監督は僕には期待してないじゃないかと思って。僕は3日前ですから、ギターを渡されたの。家で生まれたばかりの赤ちゃんがいるんで、寝てるのを起こしちゃいけないんで、なるべく赤ちゃんから遠い部屋で朝5時6時に「この木何の木」を練習してなかなか大変でした。もう少し早く楽曲をいただいていれば僕ももう少し弾けたと思うんですけど。僕は大泉ワンマンショーというイベントで全国回ってたのでなかなかできなくて大変でした。でも麻生さんは分量も多くて本当に大変ですよ。ソロまでありますからね。麻生:ソロとか、動き回ってほしいとかいろいろいわれるんですけどわけがわからなくなってできなくて、やっと今日少しだけ歩けるようになりました。段階を踏んでいます。大泉:弾き始める前にこれ踏んでください!とかね。麻生:そうです。なんのことか分からない(笑)。■参考にしたミュージシャンはいますか?麻生:監督に外国人の方の映像を見せていただいたり、川村かおりさんが参考になるんじゃないかと映像をみたりしました。大泉:僕はレディ・ガガ。困ったらレディ・ガガと言う事にしてるんです。僕にはまったくロックの血が無くて、ムード歌謡の血しかないんで、全くどうしていいかわからないです、と言ったら監督から外国のアーティストの方や日本のアーティストの方の織り交ざった映像を見せてもらって。本当に大変でした。どっちかといえば僕は演歌が好きなんですよ。演歌をやってくれといわれたらそんなに練習いらないかもしれないです。■「グッモーエビアン!」のような明るく、家族の温かさを描く作品の持つ意義は、今の時期は特に大きいのではないかと思うのですが、お二人にとって、この作品はどういう立ち位置の作品になるとお考えですか? どのような作品になってほしいですか?麻生:観てくれた人たちが笑顔になってくれたらいいなというのはあります。家族の話だけど、血のつながりだけではなく、思いの強さとか愛情とかがかわいらしく表現できている映画だと思います。気合入れて観なくても、いいものが観れたな、という気持ちになってもらえれば嬉しいです。大泉:僕はいつも準備稿みたいな段階で脚本を読むことが多くて、これから直していきます、という段階で読むんですが、今まで初稿の段階で面白いと思うことは無かったんですが、初めて脚本を読んですぐに、これはやりたい! と思いました。一番最初からそんなに面白いと思うことも無かったし、今でも楽しみです。若いハツキというアキの娘の目線の話なんですけど、ものすごくストレートでかわいくて、ものすごくきゅんとくる話です。脚本を読んで泣きました。その時の涙がものすごく気持ちがいい涙で、すばらしい脚本だなと思いました。麻生さんがやるというのも僕はすぐイメージが沸きました。僕のヤグという役もちゃらんぽらんな感じなんですけどハートがあるという魅力的な役で、僕が初めて脚本を読んだときのように楽しさや、切なさが皆さんに伝わればいいなと思います。あまり考えないでみていいもの観たと思える映画ですよ。いろんな世代で観られる映画だと思います。10代の子達は抱えてるもやもやした悩みとかがきれいに出ていて、もちろん僕たちの世代でも楽しめる映画になっていると思います。■作品情報『グッモ―エビアン』 公式サイト 監督・脚本:山本透出演:麻生久美子 大泉洋 三吉彩花 能年玲奈 竹村 哲(SNAIL RAMP) MAH (SHAKALABBITS)/ 塚地武雅(ドランクドラゴン) 小池栄子 土屋アンナ(友情出演) 配給:ショウゲート12月15日(土)テアトル新宿他全国ロードショー!(c)2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年11月23日今年5月、女優の香里奈を主演に豪華キャスト陣を迎え、“女子力のバイブル”として働き女子たちから絶大な支持を集めた『ガール』が今冬、ブルーレイ&DVDで発売される。このほど、プラチナスタイル(豪華版)の特典として収録されているメイキング映像の一部がシネマカフェだけに到着した。広告代理店で働き、“オシャレ命”を信条に生きる主人公・由紀子(香里奈さん)、大手不動産会社で管理職に就くも、年上の男性部下に翻弄される聖子(麻生久美子)、老舗文具メーカーに勤務する独身の容子(吉瀬美智子)、自動車メーカーに勤めるシングルマザーの孝子(板谷由夏)。それぞれに生きづらさを抱え、揺れ動く4人の働く女性たちが人生を輝かせるべく奮闘するガールズムービーだ。今回、到着したメイキング映像は、オシャレが生きがいの由紀子役の香里奈さんにスポットを当てたもの。劇中に登場する、あのふわりと中に浮き上がる魔法のようなシーンの裏側もばっちり収められている。本編ではまるで空中散歩をしているかのような映像に仕上がっているが、実際にその舞台裏を覗いてみるとかなり大変そうな様子。この『ガール』でも描かれるように、現実は想像以上に厳しいのだ。そんな苦労もあってか、映像をチェックする香里奈さんの表情には笑顔がこぼれている。さらに、目の中にハートの光が浮かび上がるキュートな演出の秘密も明かされるなど、劇中に登場したあのシーンやこのシーンの裏側を覗くことができてしまうのだ!どんな方法で『ガール』独特のキラキラと輝くシーンを生み出したのか、気になる方はぜひこちらの映像でチェックしてみて。『ガール』ブルーレイ&DVDは11月21日(水)より発売。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ガール』ブルーレイ&DVD情報「ガール プラチナスタイル(豪華版)」[ブルーレイ](2枚組)価格:6,930円(税込)「ガール プラチナスタイル(豪華版)」[DVD](2枚組)価格:5,985円(税込)「ガール カジュアルスタイル(通常版)」[DVD]価格:3,990円(税込)発売日:11月21日(水) ※同日レンタル開始発売元:TBS販売元:ポニーキャニオン公式サイト:girl-dvd.com/© 2012”GIRL”Movie Project■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project
2012年11月20日ブログ上で語られるキーワードを参考に、映画の“いま”を分析する「ブログ話題度ランキング」。今週はハリウッドの大作系ではなく、日本のお茶の間を騒がせた作品が上位3位を占めた模様。『エクスペンダブルズ2』や『推理作家ポー 最期の5日間』など数あるハリウッド大作を抑え、1位へと躍り出たのはワン・ジン監督による映画『風水』。ほぼ無名の監督の作品がなぜ1位にランクインしているのかというと、現在開催中の第25回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されていた本作の制作チームが、同映画祭への不参加を表明したニュースがどうやら原因のよう。上映に併せて来日する予定だった監督や主演女優、主演男優の来日も取り止めとなり注目を浴びた。しかし、東京国際映画祭では予定通り、22日(月)と24日(水)に同作の上映を実施。文化交流の場でもある映画祭に政治を介入させず、同作の良さをひとりでも多くの人に伝えようとした映画祭サイドの行動に感心した人が多かったようだ。第2位にはランクインしたのはジャニーズJr.と「AKB48」という2大アイドルの競演で話題を呼んだドラマの映画化作品『劇場版 私立バカレア高校』。本作に出演しているAKB・光宗薫がプレミア試写会、先行上映会に続き、大ヒット舞台挨拶も「体調不良」で欠席したことが波紋を呼び、同作への注目度も急上昇した。そして先日、光宗さんが度重なる体調不良を理由にAKB脱退を表明したためさらに関心が集まり、公開から2週経っているにも関わらず今週、上位に急浮上した。そして3位には麻生久美子の産後初主演作として話題になった『ばしゃ馬さんとビッグマウス』がランクイン。11月頭にクラクイン予定の本作だが、もうひとりの主人公・“ビッグマウス”こと天童義実を、同作で初の単独主演を果たす「関ジャニ∞」の愛されキャラNO.1・安田章大が演じることに関心が集まった。『純喫茶磯辺』、『さんかく』などでちょっぴり不器用な人たちの日常のドラマを巧みに描き出してきた気鋭・吉田恵輔監督が「天童というキャラの二面性をうまく表現できるのは、安田のようなヤンチャに見えつつも母性を感じさせるような人しかいないと思った」と太鼓判を押す、安田さんに多くの人が期待を寄せているようだ。果たして次回はどのような作品がランクインするのか?今週末、何の映画を観ようかまだ迷っている人はブログで話題の作品をチェックしてから決めてみるのも面白いかも。ブログ話題度ランキング■ブログ話題度とは?ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か?ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。■関連作品:ばしゃ馬さんとビッグマウス 2013年秋、全国にて公開劇場版私立バカレア高校 2012年10月13日より全国にて公開© 劇場版「私立バカレア高校」製作委員会 風水
2012年10月26日10月20日(土)、華やかに開幕した第25回東京国際映画祭(TIFF)。同日の昼過ぎから、東京・六本木ヒルズ横のけやき坂通りに敷かれたグリーンカーペットを、参加作品に関わるゲストたちが闊歩し、多くの観客の注目を集めました。ブラックモード全開の、この秋冬ですから、グリーンカーペット上も例にもれず、ブラックドレスを着ていたゲストが百花繚乱。でも、「この秋、黒が流行?」と思う方もいるかもしれませんね。黒はオールシーズン愛用している人が多い定番カラーですから、あえて“流行”というほどでも…と。でも、この秋冬は、さまざまなデザイン、素材の黒がいっぱい。定番の黒を着こなし次第で、今年っぽくなるというわけです。そのあたりを分かっているのが、グリーンカーペットを闊歩したゲストたち。TIFFアンバサダーの前田敦子は、若々しくブラックミニドレスで登場。でも、ブラック一色ではなく、肩まわりにクリーム色をあしらったバイカラーのドレスをチョイス。腕にはプレゼントにかけられたリボンのようなデザインで、キュートな魅力を強調していました。『終の信託』で参加した草刈民代は、元バレリーナらしく凛とした姿で登場。隙のない美ボディを包んだドレスは、ブラックのシンプルなロング。スパンコールが全体にあしらわれているので、シンプルながら身体の動きに合わせてドレスが光を集めて控えめな美しさを引き立てていました。ただ、ドレスのデザインは華美ではないものの、胸元の大胆なカット、背中の大きな空き具合が、やはりお祝いの席らしい華やかさを添えています。ショートヘア、スパンコールによるローウエストな切り替えは、彼女の主演作品『ダンシング・チャップリン』を思わせました。もうひとり、黒の着こなしで印象的だったのは『グッモーエビアン!』の麻生久美子。全身ブラックながら、ボディラインにメリハリを見せたデザイン、素材違いの組み合わせで、とても新鮮なフォーマルスタイルに。黒という重い色を全身に纏っているのに、決して重苦しくない印象なのは、きゅっとまとめたモードなヘアスタイルと、ノースリーブによる思い切った肌見せ。シンプルでカッコいいという印象を容易に手に入れやすい黒を、オシャレにいまっぽく着こなすコツは、彼女のコーディネートに詰まっている気がしました。そのほか、素材違いの組み合わせで爽やかな黒の着こなしを見せたのが、オープニング作品『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』の面々と姿を見せた上戸彩。ベルベット素材は、光の当たり方によって綺麗な光沢を見せとってもしなやか。ちょっとした色のコントラストを楽しめるナス紺のモチーフと、よく見るとかなりセクシーな胸元のレースで、こなれた大人のドレススタイルを完成させていました。ここまでご紹介したゲストたちのファッションは、決して私たちにもハードルの高いものではありません。これからのパーティシーズン、お手本になってくれそうです。実は、決して真似できないし、個人的にちょっと残念だと思ったのは、山田優。かっちりとしたゴールド柄のブラック・パンツスーツに身を包んだ彼女には、ちょっと昭和っぽさすら感じました。モデルとしても知られ、スタイルが良いことは誰もが知るところ。こんなときこそ、ばっちりそのナイスボディを見せつけて欲しかったのだけれど、肌は顔と首、手以外は一切露出せず。確かに、ゴールド柄は華やかだし、スーツのデザインもモード感たっぷり、限られた人たちにしか似合わない上級ファッションには違いなのだけれど、かっちりし過ぎで誰もが楽しく着飾っているフォーマルなグリーンカーペットには、ちょっと物足りない印象に。10月となれば確かに寒いのですが、年上の草刈民代もババーンと肌見せしているシチュエーションですから、ぜひこの機会に思い切りフォーマルスタイルを楽しんで欲しいところでした。また、決して真似はしないけれど、黒系で面白かったのは、『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の柴咲コウ。縦ストライプの大胆柄の着物に、レースの半襟、髪には数羽の折り鶴という、彼女にしかできないであろうスタイル。お手本にはなりそうにないですが、やはり見るだけなら、このぐらいの独創性が面白いですよね。ブラックが秋冬の流行ということもあり、ブラックドレスが多かった今回のグリーンカーペット。でも、アイディア次第で、ライバルに差をつけることはいくらでも可能だと教えられた気がします。定番の黒を選ぶなら、無難なデザインに走らず、ぜひ黒だからこそ挑戦できるちょっと大胆なデザイン、ユニークな素材を選んでみるのもいいかも。今年のパーティシーズン、楽しみになってきませんか?特集「東京国際映画祭のススメ2012」(text:June Makiguchi)■関連作品:すーちゃん まいちゃん さわ子さん 2013年3月2日より全国にて公開© 2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月24日ローマ時代と現代日本の風呂文化のギャップをユーモラスに描く『テルマエ・ロマエ』、不器用な主人公に突如“モテキ”が突然訪れた、恋にエロスに翻弄されるラブ・コメディー『モテキ』など近年、肩の力を抜いて鑑賞できる映画に人気が集中している。2013年秋、その系譜に新たな一本が加わることとなりそうだ。『純喫茶磯辺』、『さんかく』の気鋭・吉田恵輔監督が、麻生久美子、安田章大(関ジャニ∞)を主演に迎えて贈るハートフル・ラブコメディ『ばしゃ馬さんとビッグマウス』の製作がこのたび決定!シナリオ教室の社会人コースで偶然出会った、全く噛みあわない2人。「私、こんなに頑張ってる!」が口癖だが、一向に芽の出ない“ばしゃ馬さん”こと馬淵みち代(麻生さん)と、「オレ、本気出したらエグイで」が口癖だが、何もやったことのない“ビッグマウス”こと天童義美(安田さん)。あろうことかビッグマウスは、年上女性・ばしゃ馬さんに恋をしてしまい…。吉田監督独特の卓越したユーモア・センスとリアリティーあふれるタッチで、夢を捨て切れない男女の葛藤や挫折、恋愛模様を描く本作。化粧もろくにしないで憑かれたように、脚本のアイディアを考えせっせと作品を書き上げては、片っ端からコンクールに応募する馬淵みち代(34歳)を本作が産後復帰作となる麻生久美子、みち代と同じ社会人コースのシナリオスクールに通う年下の男・天童を人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の愛されキャラNO.1・安田章大が演じる。このオファーを受け、「今回の役は、とても情けなく人間臭いということで、どこまで自分をさらけ出せるのかと不安もありますが、全力で監督にしがみついていけたらと思っています」と麻生さん。一方で安田さんは、今回の役名が“天童よしみ”ということで「関西出身の僕からすると馴染み深い名前なので、天童さんの名を汚さぬよう全身全霊で努めたいと思います」と気合い(?)が入った様子だ。『純喫茶磯辺』で麻生さんと仕事をして「彼女の魅力をもっと見たい。引き出したいという思いが強く残った」と語る吉田監督は、麻生さんを主役に置くことを想定して当て書きをしたそう。そして「天童というキャラの二面性をうまく表現できるのは、安田のようなヤンチャに見えつつも母性を感じさせるような人しかいないと思った。彼にはプライドの高さからくる、根拠のない自信をうまく演じてもらい『あ~こういう奴いるいる』と言わせてもらいたい」と安田さんの活躍に期待を寄せる。果たしてスクリーン上で麻生さん、安田さんの2人はどのような化学反応を起こすのだろうか?本作は11月8日(木)よりクランインし、年内での撮影を敢行、2013年秋の公開を予定している。『ばしゃ馬さんとビッグマウス』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:ばしゃ馬さんとビッグマウス 2013年秋、全国にて公開
2012年10月19日吉川トリコ原作の同名コミックを映画化した『グッモーエビアン!』の完成披露試写会が5日、都内で開催され、W主演を果たした麻生久美子と大泉洋、共演する三吉彩花、メガホンを執る山本透監督が登壇した。麻生は今年5月に第一子となる女の子を出産して以来、初めて公の場に登場。劇中では若くして娘を産んだ元パンクロッカーの未婚母を熱演。これまでも母親役を演じた経験はあるが、「お腹に赤ちゃんがいると、これまでと違う思いで撮影に臨むことができた」としみじみ語っていた。その他の写真毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)としっかり者の娘・ハツキ(三吉)、そこに突然転がり込んできたバンドの元メンバーで、長年アキに思いを寄せ続けるヤグ(大泉)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描き出す。大泉は「僕自身、ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に役柄を変更してほしかった」と振り返り、実際のパンク熱唱シーンには「ガラスのボイスを持っているので、あんな風に歌うとすぐに声がつぶれてしまう。(役作りの参考で)パンクロックのライブ映像を拝見しましたが…、黙って静かに歌っていればいいのにと思いました」と笑いを誘った。一方、麻生はギター演奏に苦労したそうで「体調も良くなく、もっと上手にできたんじゃないかと後悔の思いもある」。ちなみに大泉は撮影中、麻生の妊娠を知らなかったといい「だから、大事なシーンの撮影で風邪とかひいているし、なんと病弱な人なんだって…。今思えば、鈍感な男でした」と反省しきりだった。そんな麻生&大泉について、三吉は「本当の家族のように、優しく接してくれた。私自身も撮影当時は15歳だったので、中学生から高校生の間の反抗心や苛立ちは自然と理解できた」と話し、山本監督は「キャストの皆さんが、キャラクターを気に入ってくれ、演じてくれたので苦労はなかった。3人が日々、家族らしくなるので、撮影が終わりに近づく頃には『もっと撮りたい』という気持ちになってしまった」とハートウォーミングな撮影を振り返っていた。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年09月05日今年5月に第1子を出産した麻生久美子が出産後、初めて公の場に登場。9月5日(水)に都内で開催された映画『グッモーエビアン!』の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督と共に登壇し元気な姿を見せた。映画は吉川トリコの同名小説が原作。元パンクロッカーの母・アキとしっかり者の中学生のハツキの母娘2人暮らしのアパートにアキのかつての同棲相手でバンド仲間のヤグが転がり込んでくる。気ままな大人2人にイラつくハツキだったが、自らの進路について決断したのをきっかけに彼らの真意や過去を知ることになり…。大きな拍手で迎えられた麻生さんは「撮影中はご迷惑をおかけしまして…(苦笑)」と恐縮気味。本作では17歳の若さで娘を産み育ててきた未婚の母を演じているが、「母親役は以前にも一度、経験はありますがお腹の中に赤ちゃんがいて、これまでとは違う思いで撮影に臨みました。妊娠中に撮影したのはこの作品だけなので格別の思いがあります」と感慨深げに語った。元パンクロッカーということでギターを演奏するシーンもあるが「苦労しました…」とふり返り、「体調が悪いときもあり『もっと上手にできたんじゃないか?』という後悔もあります」とも。それでも映画の中で描かれる“家族”については「普通の家庭とは違う、ちょっと変わった家族像だけど、いろんな形があっていいと思えます。自分の家族、周りの人たちに『いてくれてありがとう』という感謝の気持ちが改めて芽生えました」と語り、作品と自身の生活が相互に影響を与えたことを明かした。一方、大泉さんは「ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に変更してほしかった」と苦笑。「歌うシーンでは(衣裳の)チェーンや金具が足にあたって青あざができました。黙って静かに歌ってればいいのに!」と不満を露わにし笑いを誘っていた。だが脚本の完成から撮影まで数年を要し、ついに完成に至った本作への思い入れは誰よりも強いようで「台本が面白くて、どうしても演じたかった役なので、時間がかかっても実現して良かった。自然と涙こぼれる作品です」と自信をのぞかせた。麻生さんは共演陣に気を遣わせまいと、妊娠中であることを告げずに撮影に臨んでおり、大泉さんはクランクアップ後に麻生さんの妊娠を知ったそう。麻生さんの撮影現場での“体調不良”について、大泉さんは「内心、どんな体調管理してるんだ?病弱なのかな?と思ってました。鈍感ですみません!」と自らの不明を恥じていた。監督はそんな撮影の日々をふり返りつつ「苦労はなかったです」とニッコリ。「逆にクランクアップが近づくと、どんどん家族になっていく3人の姿を『もっと撮影したい』という思いに駆られました」と3人が醸し出す空気感を絶賛した。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年09月05日吉川トリコ原作の同名コミックを麻生久美子、大泉洋のW主演で映画化する『グッモーエビアン!』の予告編映像とポスター画像が公開され、本作の主題歌をロックバンド・ONE OK ROCKが担当することが発表された。映画『グッモーエビアン!』予告編本作は、毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)と超自由人のヤグ(大泉)、アキの娘で真面目な中学生のハツキ(三吉彩花)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描いた物語。ハツキの目線を通して描かれる本映像は、海外へ放浪の旅に出ていたヤグが突然戻ってくる場面からはじまる。毎日を自由に生きるアキと、本当の父親でないヤグとの不思議な共同生活に悩み素直に受け入れられない様子や、ヤグの過去の秘密や母親の想いを知ることで、自分の将来や家族のあり方を真剣に考えはじめるハツキの姿が映し出されている。ほか、本映像には能年玲奈がハツキの友人役、小池栄子が担任教師役として登場しており、それぞれのキャラクターが明らかになっている。また、予告編ではロックバンド・ONE OK ROCKが本作のために書き下ろしたオリジナルソング「the same as...」も一部公開。山本透監督は、「劇中、ヤグは『ROCKが何かなんてわからない』と言う。言葉にするだけ野暮で、ジャンルで語ろうとすると、とたんにつまらなくなる。ONE OK ROCKは、そんなモノは超越している、サイコーのROCK BAND」と絶賛しており、「もしこの映画が、誰かの心を突き動かすことが出来たなら、その人の人生の中、何度もこの曲が甦って、何かを支えてくれるに違いない」とコメントを寄せている。ポスター画像に描かれている、“ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?”というキャッチコピーの通り、個性豊かなキャラクターがどんな破天荒な家族の姿を見せるのか気になるところだ。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年08月31日“女子のバイブル”として人気を博す奥田英朗の同名小説を香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏の豪華女優陣を迎え映画化した『ガール』。女性観客の共感度99.2%という驚異の支持を集め、日本中に旋風を巻き起こした本作が11月21日(水)より早くもブルーレイ&DVDで登場する。これに先立ち、主演を務めた香里奈さんからのコメントが到着した。広告代理店で働く“おしゃれ命”の29歳・由紀子(香里奈さん)、大手不動産会社で管理職に就くも年上の男性部下と衝突する聖子(麻生さん)、老舗文具メーカーに勤務する34歳独身の容子(吉瀬さん)、自動車メーカーに勤めるシングルマザーの孝子(板谷さん)。仕事に恋に人生、それぞれに悩みを抱えながらも人生をもっと輝かせるべく頑張る4人の女性の奮闘を描く本作。香里奈さんも「この映画では、現代を生きる4人の働く女性たちのリアルな姿が描かれています。胸に突き刺さるリアルなセリフはどれも共感することができ、『どんな道を選んでも、違う道があったのではないかと思ってしまう』という言葉は、特に私も共感しました。ほかにもこの作品に登場する女性たちの、恋に仕事に子育てにと、それぞれの悩みに葛藤し一生懸命に生きている姿は、『私も頑張らないと!』と思えてしまうほど、女子力のバイブルが詰まっています」と多大な共感を寄せる通り、等身大の女性の本音に共感でき、彼女たちの奮闘に鼓舞される。今回リリースされる豪華版ブルーレイ&DVD「プラチナスタイル」に収録された約100分以上に及ぶ映像特典では、そんな等身大の女性たちを魅力的に演じた4人自身の本音が炸裂!4人が揃ったスペシャル対談では、男性キャスト陣から寄せられた「初デートのときに男性にどんな服を着てほしいか?」、「女子力UPのためにしていることは?」などプライベートにまつわる質問に対して答える一幕もあり、「初デートのファツションは気合を入れられすぎても困る…」「ネイルやお化粧は気持ちが上がる!」など、飾らない彼女たちの素顔が垣間見れる。また、「どんなファッションをしている男性が好みか?」という質問には、香里奈さんからは「スウェットでもおしゃれに見える人!」とのややハードルの高い答えも。ここでしか聞けない本音が次々と飛び出し、まるで4人の“女子会”をこっそりと覗いているかのような気分になる。おしゃれももちろん手を抜かない彼女たちだが、本作では何と76着もの衣裳を着用している。同ブルーレイ&DVDには、劇中の彼女たちのファッションチェックができる特典映像も収録。働く女性たちのオフィスや週末のデートでの着こなしも、ぜひ参考にしてみたいところ。そのほか、撮影の舞台裏に迫ったメイキング映像やイベント集、さらには、劇中では一部しか使用されなかった檀れいさん演じるお光のダンスシーンのオリジナル版も収録されている。普段はおしとやかな大和撫子のイメージが強い壇さんのダンスシーンはファンならずとも必見!24ページのブックレットも封入され、映画『ガール』の全てがここにあると言っても過言ではない充実の内容。仲良しメンバーの家に集まって『ガール』を鑑賞し、ガールズトークに花を咲かせてみるのもいいかも?『ガール DVD プラチナスタイル (豪華版)』価格:5,985円(税込)『ガール Blu-ray プラチナスタイル (豪華版)』価格:6,930円(税込)『ガール DVD カジュアルスタイル (通常版)』価格:3,990円(税込)発売日:11月21日(水)※同日レンタル開始発売元:TBS販売元:ポニーキャニオン© 2012“GIRL”Movie Project■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project
2012年08月17日綾瀬はるか主演による来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の新たなキャストが7月19日(木)に発表。物語の重要な舞台となる福島県出身の秋吉久美子、芦名星、白羽ゆりのほか、「利家とまつ」以来の大河となる反町隆史、小泉孝太郎、村上弘明、生瀬勝久、小堺一機、加藤雅也、吉川晃司が出演することが明らかになり、綾瀬さんと共に記者会見に臨んだ。幕末の戊辰戦争で“賊軍”である会津出身であり、同志社を創設した新島襄の妻となった新島八重。男尊女卑の社会風潮の中を「天下の悪妻」と呼ばれながらも生き生きと時代を駆け抜けた彼女の生涯を描く。6歳から18歳までを福島で過ごした秋吉さんは、女でありながらも八重らと共に会津戦争を戦い抜く山川艶を演じるが「『福島の人はこうなんだよ』ということ、そしてそれは日本全体と同じなんだということを前向きに伝えたい」と意気込みを明かす。反町さんは会津とは対立する薩摩の人間で、会津戦争では八重の銃弾を受けたとも言われる大山巌を演じる。久々の大河となるが「台本が感動できる内容だったので、台本、そして素晴らしいキャストに負けないように頑張りたい」と気合い十分の様子。小泉さんは、最後の将軍・徳川慶喜役だが、いまで言う総理大臣とも言える武家のトップにのぼりつめた気持ちは?という問いに「身近にトップにのぼりつめた人がいるので聞いてみたい」と父で元首相の小泉純一郎氏を役づくりの参考に?吉川さんが演じるのは西郷隆盛。役柄について聞かないままにオファーを受けたそうで、「そんなムチャぶりあるかよ!って思いました。いろいろ似てないところがあるので…」と現代に伝わる西郷像とのギャップに困惑気味。「どうすればいいかみなさん教えてください、というのが本音」と苦笑を浮かべていた。加藤さんは土佐藩士で明治以降は自由民権運動を指揮する板垣退助を演じるが、物語で描かれる時代について「絶対に崩れないという神話が崩れた時代」と現代との相似を指摘。「そういう時代を生きなくてはならなかった人を演じることは意味があることだと感じています」と静かながら意気込みを感じさせた。白羽さんは秋吉さん演じる艶の娘・登勢、芦名さんも艶や登勢と同様に八重と共に会津戦争を戦う雪子を演じるほか、生瀬さんは勝海舟、小堺さんは岩倉具視、村上さんは“幕末の賢侯”と称された松平春嶽に扮する。また、この日の会見には出席しなかったが、市川染五郎が孝明天皇役を、貫地谷しほりが八重の幼なじみの高木時尾を、その夫で元新撰組の斎藤一を降谷建志(Dragon Ash)が演じることも新たに発表された。NHK大河ドラマ「八重の桜」は8月末よりロケ撮影が開始される予定。■関連作品:リアル~完全なる首長竜の日~ 2013年初夏、全国東宝系にて公開映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年07月19日『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督の新作『おおかみこどもの雨と雪』で、菅原文太、染谷将太、谷村美月、麻生久美子が声優を務めることが発表された。その他の写真『おおかみこどもの雨と雪』は、“おおかみおとこ”と結婚し、“雨”と“雪”というふたりの子を授かった人間の女性・花が、都会を離れて自然の豊かな土地で懸命に子どもを育てる姿を描いた物語。主要キャストとして“おおかみおとこ”を大沢たかおが、母親・花を宮崎あおいが担当することが決定している。本作で菅原文太は、都会からやってきた花たち家族を助ける、村の長老のような存在の韮崎を演じ、厳しい自然の中で、自給自足の生活をしようと奮闘する花に、農作業の手ほどきをするという。自身も山梨県で農業を行なっている菅原は、「日本の農業は、戦後50年である意味死んでしまったんだ。農業というものはもっと単純で、本当は楽しいもの。風や水や空気に囲まれてコツコツと作っていくものなんだということを、“おおかみこども”たちが今の若い日本人に気付かせてくれるといいね。監督、そういう作品を作りな」と力強く語っている。本作は、海外で定評の高い細田監督作品とあって、既に8月29日(水)からフランスで公開されることが決定している。『おおかみこどもの雨と雪』7月21日(土)より全国東宝系にてロードショー
2012年05月30日「ぴあ」調査による5月25日、26日公開の映画・満足度ランキングは、人気SFシリーズ第3弾『メン・イン・ブラック3』がトップに輝いた。2位にウディ・アレン監督作『ミッドナイト・イン・パリ』が、3位に香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が出演した『ガール』が入った。1位の『メン・イン・ブラック3』は、地球に生息する異星人たちを監視する“MIB”のエージェント“K”と“J”の活躍をシリーズ初の3Dで描いた超大作。出口調査では「現在、過去、未来に渡る大掛かりなストーリーで見応えがあった」「前作と違って主人公ふたりの心情に焦点を当てたところがいい。エイリアンの姿など映像のクオリティーの高さにも満足」「若い頃の“K”を演じたジョシュ・ブローリンは、トミー・リー・ジョーンズにソックリでよかった」「感動的な部分とギャグが上手くミックスされたラストシーンが印象的」「エージェント“K”と“J”のように仕事場の上司と観に行っても楽しめる作品」など、子どもから60代までの世代を超えて高い満足度を集めた。2位の『ミッドナイト・イン・パリ』は、1920年代のパリにタイムスリップした主人公の出会いや交流を描くロマンティックなラブコメディ。アンケート調査では「昔のパリの文化や歴史が表現されていて素晴らしい時間だった。ウディ・アレン監督の中で一番好きな映画になった」「街並みがノスタルジックで郷愁を抱かせるような映像が多く、デートにピッタリの1本」「マリオン・コティヤールなど女優の優美さが物語の世界観を際立たせていた」「パリに行ってみたくなった。恋している人にオススメ」など、アレン監督のファンからも好評だった。(本ランキングは、2012年5月25日(金)、26日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年05月28日奥田英朗の人気小説を映画化した『ガール』の試写会が女子高生およそ100名を招待して5月18日(金)に都内で開催され、上映後には主演の香里奈が舞台挨拶に登壇した。30歳を前にしてもお姫様気分でオシャレをやめられないOL(香里奈さん)の成長物語を始め、ひと回りも年の若い新入社員に恋をした上司(吉瀬美智子)、男性部下との軋轢に悩む管理職(麻生久美子)、頑張りすぎのシングルマザー(板谷由夏)など女性たちの奮闘を描き出す本作。事前に香里奈さんの登壇を知らされていなかった女子高生たちは香里奈さんが劇場後方から姿を現すと「ヤバい!」「かわいい!」と口々に叫び大興奮。この熱狂に「つい最近まで私も同じ年代だったんですが…やっぱ違うなぁ」と香里奈さんも驚いていた。ちなみに、香里奈さんは高校時代は安室奈美恵のファン、つまり“アムラー”だったとか。高校時代からすでにモデルとして忙しい日々を過ごしていたが「安室さんを真似たり、厚底を履いたりメッシュを入れたりしてました」と照れくさそうに明かした。当然のようにルーズソックスも履いていたそうで「紺とかゴム抜きルーズとか流行りました」と語り、女子高生たちに「いまはルーズ履く?」と質問。客席からは「いまはハイソ(ハイソックス)」、「(ルーズソックスも)時々履きます!」といった声があがった。女子高生からは香里奈さんの美しさの秘密についての質問が飛んだが「そう思ってもらわないといけない職業なので頑張ってます」と語り、水分補給やマッサージ、風呂上がりのストレッチなど自らが実践している方法を明かした。一方で「夜にラーメン食べたりは…?」という質問に「食べる食べる!炭水化物が大好き」と即答。「人並みに太るし、やせるし、怒られるし…(笑)、炭水化物とお酒を一生懸命、少なくしようとしてるんですが(苦笑)」と意外な食生活の一端を垣間見せ、女子高生たちを唸らせていた。最後に、香里奈さんは女子高生たちに「私も10代にやってたことがいまに生きてる。怖がらずに挑戦して、ダメだったら次の道を探せばいい。新しいこと、夢を追いかけてファッションに恋に学校に頑張って!」と力強く呼びかけた。『ガール』は5月26日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:『ガール』深川監督×『宇宙兄弟』森監督、売れっ子コンビが「映画監督」を熱弁!深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待
2012年05月18日映画監督や製作に携わるクリエイターから、配給・宣伝に携わるディストリビューターまで、映画業界に数多くの人材を輩出している映画学校「ニューシネマワークショップ」(以下、NCW)。今年4月に設立15周年を迎えたのを記念して、5月13日(日)、同校の出身で、今月公開の『宇宙兄弟』、『ガール』という話題作をそれぞれ手がけた森義隆監督と深川栄洋監督の2人によるセミナーが開催。日本映画界を引っ張る2人が「映画監督になるには!」をテーマに熱い持論を交わした。『狼少女』(’05/深川監督)と『ひゃくはち』(’08/森監督)で、共に20代で長編劇場用映画でデビューを果たし、30代に突入してからメジャー配給映画の監督として抜擢された2人。元々はどちらも監督志望ではなく、深川監督は脚本、森監督は演劇俳優を志していたそうだが、映画作りに興味を抱きNCWの門を叩いたという。実践の授業の中で2人が特に学ぶことが多かったと明かすのが、役者の演出。「“役者の資質をどれだけ役に引っ張ってこられるか?”を常に考えていた。現場で起こる“生モノを大事にしたい”という考えはいまに繋がっている」(森監督)。NCW卒業後は実家の稼業を継ぎながら、自分で制作費を集めるなどプロデューサー的な動きをしながら監督として映画制作にチャレンジし続けてきた深川監督は、間もなく公開となる映画『ガール』の撮影について、「日本版『SEX and the CITY』を作りたいと聞き、男の自分には向いていない作品ではないかと一度オファーを断った」ことを告白。だが、プロデューサーから言われた「そう思っているのは君だけ」という言葉に納得し、監督することを決意、女性誌や女子会への参加でとことん女性のことを研究したそう。さらに、撮影中にはストレスで肺気腫になりながらも現場に出てやり遂げたという涙ぐましい苦労も。一方、同校卒業後はテレビ番組制作会社に入りドキュメンタリーを制作してきた森監督は、NCW時代の映画に主演した友人との再会をきっかけに、2007年『ひゃくはち』の撮影をスタート。本作が「宇宙兄弟」の原作者と編集者の目に留まり、直々に映画化のオファーがあったという。本作の撮影では、40分にも及ぶ長回しやアドリブの撮影も行ったといい、“生モノ”を大事にしたいという監督のこだわりを垣間見せた。今後の活動については、次回作の製作がほぼ決まっているという森監督は「これまではマイルドな描写で間口の広い作品を作ってきたので、次は自分の照れをとっぱらって(登場人物の)人格を、より深いところまで掘り下げられるような作品を目指したい」とコメント。深川監督は、新境地を開いた『ガール』の後は「少し充電期間に入りますが、5年計画くらいでまた新たなチャレンジをしていくつもり」と抱負を語った。これからの日本映画界を背負って立つ2人の活躍から目が離せない!『宇宙兄弟』は現在、全国東宝系にて公開中。『ガール』は5月26日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:岡田将生、“兄”小栗旬からのサプライズの感謝の手紙に涙!深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」
2012年05月17日奥田英朗による人気の連作短編小説を映画化した『ガール』の女性限定試写会が東京・神宮前のレストラン「COPON NORP」で5月14日(月)に開催。上映後にはメガホンを握った深川栄洋監督と脚本を手がけた篠﨑絵里子、モデルの堀内葉子によるトークショーが行われた。香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏をメインキャストに迎え、4話の短編をひとつの物語にまとめ上げた本作。恋愛にオシャレ、仕事、出産、子育てなどそれぞれに悩みを抱えながらも、たくましく生きる“ガール”たちの姿をキュートに描き出す。男性でありながら女性の心理や感性を鋭く、ユーモラスに描き出した深川監督だが「原作を読んで『女の人はこんなことを考え、悩んでるんだ』と面白く、かわいらしく感じました」と明かし「この映画でみなさんを応援してあげられるようになっていれば。イタリアの女性が30~40歳になって初めて“大人の女”と見られるように日本もなっていけばいいなと思って作りました」と女性に向けた“応援歌”であることを強調した。篠﨑さんも「女の人は20代、30代、40代とみんな大変だと思うし、ほかの人が良く見えたり自分がダメだと感じたりすることもあると思います。でもみんな必死で白鳥のように水面下でジタバタしてるってことを感じ、“女である”というだけで分かり合える仲間がいっぱいいると感じていただけたら」と脚本に込めた思いを語った。堀内さんから「どのように女性を理解していったのでしょうか?」と尋ねられた深川監督は「理解できないです(苦笑)」と即答。香里奈さん演じる由紀子の恋人で、向井理が演じた女心の機微が全く分からない男・蒼太を例に「僕も彼のように(女性から)聞かれたことに答えたら『それは理屈だ』と言われて怒られた経験があります」と告白し、笑いを誘っていた。一方の篠﨑さんは「由紀子は自分があの年代だったときの気持ちそのままの存在。彼女のモノローグは私の心の叫びです」と明かすなど、まさに自身の思いを込めながら執筆したようだ。撮影の現場について深川監督は「これだけの女優が揃うということで苦労を想像してたんですが、アットホームで和やかな雰囲気でした。4人が揃うシーンで女優同士の意地のぶつかり合いがあったらどうしよう?って心配してたらそんなことは全くなくて、僕の話を聞かずに話してる(笑)。ガールズトークに男が入ってはいけないというのを感じました」とエピソードを披露。篠﨑さんからは声の小さい監督の演出が“つぶやき演出”と呼ばれていることが暴露され会場は笑いに包まれた。劇中に「100回生まれ変わっても、100回とも女がいい」というセリフが登場するが、堀内さんは「女の子でいることはこの人生で楽しんで、次は違う世界を楽しみたい」と男性に生まれ変わりたいという願望を明かす。深川監督は「正直、生まれ変わらなくていいと思ってます。生きるって大変だとつくづく思うので…」とボヤキ気味に語りつつ「二者択一なら男がいい。この作品を撮ってみて、女性って大変だなと思いました」と正直な胸の内を語った。ちなみに会場に集まった女性客の希望はほぼ半分ずつといったところ。“女性派”のひとりが「面倒くさいことも多いけど、選択肢も多い気がします」と語れば、別の女性は堀内さん同様に「未知の体験をしてみたい」と“男性”を希望。深川監督は「男性も大変ですよ」と前置きしつつ「男性はボーっとしてるから、長い期間での目標はあるかもしれないけど、女性の方が『今日、何着ていこう?』とか短い距離で楽しめる気がする」と語り、堀内さんも「確かに女性の方が瞬間、瞬間を楽しめるかもしれませんね」と頷いていた。最後に、深川監督は「これだけ女性が社会に進出しているのに苦しんでいるのは、男性が作り上げた社会、システムの中に入って活躍しているから。この映画を撮ってそれに気づいたのでぜひ、男性にも観てほしい」と反省を込めて(?)映画をアピール。篠﨑さんも「男性は“会社ごっこ”が好きなんですね(笑)。そのシステムの中で苦しいけど、気負わずにしたたかにやっている女性も多い気がします。嫌になることも多いと思いますが、仲間がいると元気になれる映画になっていればいいと思います。身近な男性と観に行って、女性はこう思ってるんだよと会話するきっかけになれば嬉しいです」と語りかけた。なおこの日は、招待客に映画をイメージして“ガール”と名付けられたノンアルコールのカクテルがふるまわれ、観客は映画を観終えた心地よい興奮の中で、カクテルを味わいながらトークに耳を傾けていた。『ガール』は5月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待女子必見のトークショー付き!『ガール』女子試写会に15組30名様をご招待きっと、あなたがここにいる。“女子力”バイブル『ガール』完成披露試写会に5名様ご招待
2012年05月15日『モテキ』や『宇宙兄弟』、『ガール』など話題作への出演が続く麻生久美子が、圧倒的な人気を誇る大泉洋と共にW主演を果たし、吉川トリコ原作の同名小説を映画化した『グッモーエビアン!』が12月に公開されることが決定!初共演を果たした2人のハジケた姿を楽しめる貴重な特報映像とティザービジュアルが披露された。若くして娘を産んだ元パンクロッカーの母・アキ、お調子者でおバカだけど人一倍優しい男・ヤグ、そんな親とは対照的に真面目で冷静な娘・ハツキの3人が織り成す一風変わった家族の物語。タイトルにもある「グッモーエビアン!」と叫ぶ大泉さん扮するヤグが率いるパンクバンド「MISSION FROM GOD」の熱狂的なライヴシーンで幕を開けるこちらの映像。その暴れっぷり、ファッションは伝説のロックバンド「THE BLUE HEARTS」を彷彿とさせる。ティザービジュアルでも血管が浮き出るほどに熱唱する大泉さんの姿が大きく写し出されているが、その隣で鋭い視線を投げかけるのがアキ役の麻生さん。まもなく公開される『ガール』では家庭と仕事に奮闘する“デキる女”を演じる麻生さんだが、一転、本作で演じるのは娘にスカート丈を短くするように勧めてしまう、何ともハードコアな母親。これまで見たことのない強烈なキャラクターに挑戦している。アキの娘・ハツキを演じるのは、一昨年大ヒットを記録した『告白』に生徒役で出演しており、ティーン雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する三吉彩花。登場するキャラクターの中で誰よりも冷静だが、キレると恐いのは母親譲り?今月7日に第1子となる女児を出産し、実生活でも母親となった麻生さん。本作では彼女の母親ぶりにも要注目!『グッモーエビアン!』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待女子必見のトークショー付き!『ガール』女子試写会に15組30名様をご招待きっと、あなたがここにいる。“女子力”バイブル『ガール』完成披露試写会に5名様ご招待
2012年05月15日話題の映画『ガール』にて5月26日に公開が予定されており、今から話題を集めている映画『ガール』内で、女優の吉瀬美智子が、彼女の出演作としては初めて、作品内でウエディングドレス姿を披露していることが分かった。映画『ガール』は、『神様のカルテ』『60歳のラブレター』などで知られる深川栄洋監督がメガホンをとった作品で、『空中ブランコ』などが有名な奥田英朗氏の人気同名小説が原作。4人の女性の仕事に恋に悩みながら、生きる姿を描いたドラマだ。4人のキャストには、吉瀬のほか、麻生久美子、香里奈、板谷由夏があてられているほか、男性陣には向井理、上地雄輔、要潤とまさに豪華な顔ぶれ。こうしたキャスト陣でも話題を呼んでいる映画だ。本物の時の美しさもこんな感じ??作品中、妄想シーンながら美しくウエディングドレスを身に纏っている吉瀬美智子。私生活では2010年12月に結婚しているが、ドラマや映画などで、こうしたウエディングドレス姿が披露されるのは初めてだ。初といわれるとかえって意外な感じも覚えるが、想像していた通りの美しさ。彼女自身の結婚の際も、身につけていたならこんな感じだったのかも。演技はもちろん、こうした彼女たちの姿にも注目の映画『ガール』は5月26日から全国映画館で公開される。ぜひ楽しみにしておきたい。元の記事を読む
2012年02月24日奥田英朗氏の同名小説を、香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏主演で映画化した『ガール』の主題歌を、昨年の日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞し、多くの女性から支持されている西野カナが担当することが決定した。その他の写真本作は、仕事や恋、オシャレに子育てに全力投球する4人の女性たちの姿を描いた作品。主人公たちを悩ませる男性として向井理、上地雄輔、要潤、林遣都ら豪華出演陣が脇を固める。今回、本作のコンセプトが“全女子に捧げる、女子力アップムービー”であることから、女性の恋する気持ちや友情をリアルな歌詞で表現し、多くの女性ファンを持つ西野が担当することに。西野が自ら歌詞を手がけた映画主題歌『私たち』は、“女性同士の友情”がテーマになっており、女性同士だからこそ感じ合う絆や、思い出が込められた心の温まる友情ソングに仕上がっているという。西野は、「女性にスポットの当たった映画なので、歌詞を書くのが非常に楽しみでした。普段私もプライベートを通して、女の子同士の結束力の強さを本当に実感しています。映画とあわせて、主題歌『私たち』も女の子達の元気の源になってくれれば嬉しいです」とコメントを寄せている。『ガール』5月26日(土)より全国東宝系にて公開(C)2012“GIRL”Movie Project
2012年02月21日奥田英朗の同名小説を映画化した『ガール』の完成報告パーティーが7日に都内で開催され、主演の香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が黒のシックなドレス姿で登場し、深川栄洋監督と共に会見を行なった。その他の写真発行部数約30万部を超える人気小説を映画化した本作は、仕事や恋、オシャレに子育てに全力投球する4人の働く女性たちの姿を描いた作品。主人公たちを悩ませる男性として向井理、上地雄輔、要潤、林遣都ら豪華出演陣が脇を固める。“大手広告代理店に勤める夢見がちな29歳の独身女性”を演じた香里奈は「仕事と恋愛、結婚など同じ悩みを抱えている女性は多いと思う。私も共感したし、映画の台本を読んで『女って生きにくい生き物だな』と女性としても勉強になった」と笑顔であいさつ。「自分にとっては意外なバリバリ働くキャリアウーマン役」と話す麻生は「演じるのがすごく難しくて、撮影中は早く終わってほしいと思うほど苦しかった。でも、女性が観たら『やっぱり女性に生まれてきてよかった』と女でいることを楽しめる作品になった」と自信をのぞかせた。一回り年下の男の子(林)に妄想の恋をしてしまうという、老舗文具メーカーに勤務する独身女性を演じた吉瀬は「林遣都くんがキレイ過ぎてキュンとしてしまった。今までに演じたことのない役で新しいチャレンジとなった」。シングルマザー役の板谷は「私自身も仕事をしながら子育てをしているので共感できる部分が多々あり、どうして深川監督はこんなに女心がわかるんだろう、と思った」と演出を絶賛。香里奈も「この中で一番“ガール”だったのは監督でした」と笑顔を見せた。深川監督は「4人はとても仲が良くて僕の話しを聞いていなかった」とボヤくも、「この映画がヒットすると男性は生きにくくなるかもしれない。女性が強くキラキラと輝いている社会というのは、文化度が高く、この国の豊かさの証明になるのでは」とコメント。現在、妊娠中の麻生は「公開日に舞台あいさつに立てないかもしれないので申し訳ないです」と恐縮しながらも「女性のリアルな部分が出ていて、可愛げない部分もひっくるめて可愛いと思って観てくれたらうれしい」と男性たちに呼びかけた。『ガール』5月26日(土)より全国東宝系にて公開
2012年02月07日働く女子のバイブルとして支持される奥田英朗の同名人気小説を映画化した『ガール』の完成報告パーティーが2月7日(火)、東京・渋谷の松涛ギャラリーで開催された。本作に出演する香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏の4人が黒のドレスで勢ぞろいし、作品や役柄への思い、撮影秘話などを“女子会”ノリで語りつくした。広告代理店で働き“おしゃれ命”を信条に生きる主人公・由紀子(香里奈さん)、大手不動産会社で管理職に就くも、年上の男性部下に翻弄される聖子(麻生さん)、老舗文具メーカーに勤務する独身の容子(吉瀬さん)、自動車メーカーに勤めるシングルマザーの孝子(板谷さん)。それぞれに生きづらさを抱え、揺れ動く4人の女性が人生を輝かせるべく奮闘するガールズムービーだ。女性はもちろんのこと「ぜひ男性にも観てほしい」と4人は口を揃える。香里奈さんは「こういう風にすれば女の子は喜ぶんだって参考になる映画」と楽しみ方を伝授し、麻生さんは「きっと女性がかわいく見えてくる」とアピール。また、吉瀬さんは「女性は常に戦っているもの。そういう部分を知ってほしいし、女性にあげちゃいけないプレゼントも登場するので勉強になるはず」。自身の子育てに奮闘中の板谷さんは「女性はいつも肩に力入れて頑張っているので、男性は包容力をもってギュッと抱きしめてあげてほしい」と熱弁した。この日、唯一の“男子”だった深川栄洋監督(『白夜行』、『神様のカルテ』)は「女性を描いた映画だし、監督の依頼が来たときは、理由がよく分からなかった」と思わず本音をポロリ。それでも「もしこの映画がヒットすれば、男性は生きにくいかも(笑)。でもその分、女性の元気さが国の豊かさを証明することになるはず」と持論を展開。香里奈さんから「現場で一番“ガール”だったのは実は監督」と褒められ、照れ笑いを浮かべていた。ちなみに香里奈さんは、出席した女優陣の中では唯一の独身者で「結婚に焦りは感じませんが、憧れはあります。うちは3姉妹なので、やっぱり子供は3人くらい欲しい」。共演者の加藤ローサ、檀れいが本作撮影後に結婚を発表しており、「私もいつか(結婚を)報告できるよう頑張りたい」と抱負を語っていた。『ガール』は5月26日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:恋愛氷河期に待った!香里奈&吉高&AKB大島の月9ドラマが早くもDVDに檀れい、初の悪女役は「楽しかった」玉山鉄二は罵られてMに目覚めた?福田麻由子、泉谷しげるの毒舌に「ついていけるか心配」香里奈×麻生久美子×吉瀬美智子×板谷由夏で奥田英朗原作『ガール』共演に向井理ら
2012年02月07日人気コミックを原作に、小栗旬と岡田将生を主演に迎えて実写映画化される『宇宙兄弟』の主題歌を世界的人気を誇るロックバンド「コールドプレイ」が担当することが決定した。原作は現在「モーニング」(講談社刊)に連載中で、累計500万部を突破した人気コミック。“宇宙”を舞台に、幼い頃に宇宙飛行士になると誓い合った兄弟とその仲間たちの奮闘を描く。先日リリースされた最新アルバム「マイロ・ザイロト(MX)」が全米・全英ほか各国でチャート1位、iTunesチャート全世界35か国で1位、さらに日本でもオリコン洋楽チャートで初登場1位を獲得した「コールドプレイ」。世界的な支持を集める彼らが邦画の主題歌を提供するのはこれが初めてとなる。今回、主題歌として提供される楽曲は、今年6月にシングル・リリースされ、「マイロ・ザイロト(MX)」にも収録されている「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」。この記念すべきタイアップが実現するに至った背景には、「宇宙兄弟」の原作者・小山宙哉が執筆中に彼らの曲を聴いていており、さらにその曲を聴いたプロデューサー・川村元気(東宝)が「コールドプレイの曲にマッチする映画」という夢を抱き、脚本づくりを開始したという事実があった。そして撮影終了後、ダメもとで楽曲提供のオファーを出したところ、メンバーから快諾の返事が出たという。本作のプロモーション映像を観て楽曲提供を決めたという彼らからは、「僕らの楽曲が初めて日本の映画のテーマ曲となり、とても嬉しく光栄に思っています。映画の素材を少し観たけど、とてもクールな作品になりそうだと感じたよ。僕らは日本が大好きだし、映画の完成を楽しみにしているよ!」との期待のコメントも届いている。この決定に、“宇宙兄弟”の兄・六太(むった)役の小栗さんは「驚きやら興奮やら色々な思いが体を駆け巡りました。最初に『コールドプレイ』にオファーすることを聞いたときは『マジっすか』とか言いつつ、心のなかでは『どうせ無理っしょ』なんて呟いていた自分の浅はかさをいまは呪っています。見事に実現させた製作陣の熱意と、快諾してくれた『コールドプレイ』の心意気に感謝です」とその興奮をあらわに。また、弟・日々人(ひびと)を演じる岡田さんは「めっちゃカッコイイです。『宇宙兄弟』のテーマにメロディが沿っている感じがして、壮大で前を向きたくなる曲だと思いました。聴いていると体が軽くなるような高揚感が生まれてきて、まさにピッタリです!」と大満足といった様子。世界No.1の人気を誇るロックバンドとJAXAの全面協力のもと撮影された壮大な映像が果たしてどのような“宇宙”を創り出すのか、一層期待感が高まる。『宇宙兄弟』は2012年5月、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月、全国にて公開■関連記事:小栗旬&岡田将生の写真が最後のスペースシャトル「アトランティス」号に搭載!『宇宙兄弟』に麻生久美子&堤真一が出演!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年11月09日映画『モテキ』が9月23日(金・祝)に公開を迎え、主演の森山未來をはじめ長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子に大根仁監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。久保ミツロウの人気漫画を原作に昨年、テレビ東京で放送されたドラマを久保さんと大根監督によるオリジナルストーリーで映画化。草食系のサエない男子・幸世が2度目のモテ期を迎え、美女たちに翻弄されるさまが描かれる。ドラマ、映画と幸世を演じてきた森山さん。これで終わることへの寂しさを問われると「ない」とアッサリ。「これですっぱりと(幸世と)手が切れればと思います。2度と僕の目の前に現れないでいただきたい」と映画公開初日に幸世との決別を宣言した。大根監督も「僕もこの幸世という男は大嫌いですから。これだけ感情移入されない主人公も珍しいですね」と森山さんに同意。今回の映画版に際し「元カノ(ドラマ)を今カノ(映画)が超えられるか?脚本で苦労した」と明かしたが、一方で美女たちに囲まれた撮影に関しては「毎日、入れ替わり立ちかわり、かわいい女の子が僕のいうことを聞きにやって来てくれて楽しくてしょうがなかった」とご機嫌だった。女優陣にはそれぞれにモテるためのテクニックを明かしてもらったが、長澤さんは「この映画から学んだのは、笑顔でいることはモテるためのポイントということ」とニッコリ。さらに監督に促されて、劇中で披露する「ここでドロンさせていただきます!」というやり取りを再現。このセリフの後に、手裏剣を投げる動作が加わるのだが、これは実は普段から長澤さんが得意としているネタなのだとか。長澤さんの“生ドロン”に会場はメロメロだった。麻生さんは「重たい女をやらせてもらいました」と挨拶。実は、麻生さんが演じたるみ子は女子からかなり高い支持を受けているという。それを聞いて麻生さんは「ウソ(笑)?重いですけど…」と自虐気味に語り笑いを誘った。仲さんは、一見ハデかわのアゲ嬢だが、二面性のある愛を好演。自らの役を「お持ち帰りしてみたら失敗したっていう男の人の話をよく聞きますが、そのパターンですよね」とバッサリ。モテる女について「めんどくさいことをちゃんとやる人がモテるんだと思います。私はめんどくさがりだからやりません(笑)」とサバサバと語っていた。ドS女の唐木役の真木さんは客席からの「蹴られたい!」という歓声に「本当ですか?」と驚いた表情。大根監督とは「週刊真木よう子」に続いての仕事となったが、監督から「あのとき(『週刊真木よう子』の撮影時)は、常に唐木のように僕に接していました」と暴露され、低い声で「やめてください」とピシャリ。真木さん、麻生さんらは長澤さんの“殺しの笑顔”を絶賛。真木さんが初対面をふり返り「初めてガッツリと見たとき、『(恋に)落ちるな、これは』と思いました」と言えば、麻生さんも「しゃべってて楽しいし、笑顔に特別感がある」とベタ褒め。長澤さんは恐縮しつつ「本当のモテキが来ているのか分かりませんが…」と複雑そうな笑顔を浮かべていた。『モテキ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:森山未來インタビューわずかに成長?“中二病”主人公にけじめの決別宣言!長澤まさみ「大人にならないと演じられない役」に嬉し恥ずかし『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年09月24日「モテる男はツラい」と言うが、この映画を観てるとツラいを通り越して痛々しくなってくる。誰しもが青春の過程で一度は通り過ぎ、封印したはずの自意識過剰で、思わず「勘弁してくれよ!」と叫びたくなるような情けない姿をこれでもかと見せつける。森山未來はそんな恋愛偏差値の低いセカンド童貞男・藤本幸世を「中二病」とバッサリ斬り捨てる。久保ミツロウの180万部を超える人気漫画を斬新な演出で連続ドラマ化して話題を集めた「モテキ」が、今度は久保さんの書き下ろしによるオリジナルストーリーで映画化!長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が演じる4人の美女に囲まれつつも、この美女たちの中心で苦悩と自己嫌悪を叫び続ける幸世に森山さんが冷静にツッコむ!映画版は監督&原作者の“イタい恋愛あるある”?「僕はドラマで“やりきった感”が満載だったので、(映画を)やるとなったときは戸惑ったという以上に『これ以上何をやるんだろう?』という気持ちでしたね」と森山さん。一方で映画版の幸世は「微妙なサジ加減で(苦笑)」成長を遂げているとも語る。「ドラマでは幸世は自分の気持ちだけで突っ込んで行って、自分でシャットアウトして全速力で戻ってくる。結局、自己完結で自分の場所に逃げ戻ってくるんです。それじゃダメだというところで終わって、映画はそこから1年後。成長したいというのもあって就職するところから始まるので、仕事で使えないなりにも対人スキルとかは微妙に上がってますよ(笑)。モテ期と言っても四方八方にではなく、一途な方向に向かっているのも変化ですね。ただ、最終的にあるヒロインを追いかけるけど、彼女を追いかける動機が最初とどう変わっているのかが分からないんですよね(笑)。ドラマでは闇雲に走ってたけど、今回は目標を持って走っているという差異はあるよね、という話は大根さん(※監督)とはしましたね」。おぉ!永遠の“中二病”幸世にそんな成長が。だが、当然のことながら目を背けたくなるようなイタい姿も(大江千里の「格好悪いふられ方」<※歌詞付き>も健在!)。森山さん自身、情けない幸世を演じながら青春のかさぶたをはがされるような心の痛みを感じることはなかったのだろうか?「そういう部分はドラマでやっているうちに麻痺してしまいましたね(笑)。ただ、原作のストーリーはドラマで全て消化して、今回はオリジナルストーリーとして久保さんと大根さんの“イタい恋愛あるある”みたいなものを詰め込んだ作品なので『どうしておれがそんなものを引き受けないといけないんだろう…?』という思いになったりはしましたね(苦笑)」。そんな“痛み”を伴う撮影の中で、森山さんと大根監督の間には険悪なムードが!?「大根さんは不思議な人で、自分で書いているからというのもありますが、ものすごく僕(=幸世)に感情移入しちゃって、撮りながらイタくなってるんです。だから僕に対してものすごいイライラして『もういい。もういい、カット!!』みたいな状態が続いて、撮影が進むにつれて、あまり言葉を交わさなくなったりしましたね(笑)」。主人公・藤本幸世を演じて得たもの、彼に贈る最後の言葉は――?ドラマと映画でこの1年ほどの間に幸世が向き合ってきた女性は8人。イタい恋愛依存症の女性から、自由奔放な女性まで様々だが、この作品を通じての変化も踏まえつつ、森山さん自身の女性観を聞いてみた。「元々、僕は男性が女性に勝てるとは思ったことがないんです。やっぱり女性の方が強くて、それは草食系うんぬんということではなく絶対的にあると思いますね。それをごまかすために男は見栄を張ったり、肉体的な部分で誇示したりするんだろうな、と。それが(社会的にも)女性の地位が上がっていく中でその分、男性の居場所がどんどんなくなっていった。それで“草食系”というようなものも生まれたのかな、とも思います。女性は…強いですよね(笑)」。では、本作で幸世を演じて彼から得たものは?と尋ねると、「誰しも幸世のような感情を持ってたことはあるし、それをこじらせた人を“中二病”と呼ぶわけで、中学2年生だったことがある人は、どこかしらこの感情を共有できる。もちろん、僕もその気持ちは分かるんですが、どこかで僕は『もうそういうの卒業したいな』と思ってた頃合いに、この作品でまたそこに引き戻されたんです(苦笑)。ドラマから映画に至るまで、その気持ちが続いてるんですが、もうそろそろいいかな、と…。だからこの映画ですっぱりとけじめがつけばいいなと思ってます」。ではいま、森山さんから藤本幸世に贈る言葉は?「二度と僕に近づかないでもらいたいですね(笑)」。この冷酷な言葉こそが、森山さんが全身全霊で幸世を演じた証と言えるのかもしれない。(photo/text:Naoki Kurozu)<衣装クレジット>シャツ¥9,975 / MONSIEUR NICOLE(03-5778-5445)スニーカー¥9,975 / HIDEAWAYS(03-5778-5445)Stylist:Mayumi Sugiyama■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:長澤まさみ「大人にならないと演じられない役」に嬉し恥ずかし『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年09月20日森山未來主演の映画『モテキ』の完成披露パーティが30日に都内で行われ、森山、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキーと大根仁監督が登壇した。完成披露パーティの様子ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳の冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、深夜ドラマにもかかわらず高視聴率を記録。映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定でオリジナルストーリーを書き下ろしたもので、第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤、麻生、仲、真木と恋愛模様を繰り広げる。当日はミラーボールが輝き、真紅のじゅうたんが敷かれた会場にフォーマルなドレス姿のキャスト陣が登場。招待された一般客約100名からは黄色い歓声があがった。森山は「この映画で一生分モテつくしたので、もう満足。やりたい放題やらせてもらいました」とあいさつし、本作で初めてセクシー・シーンに挑戦した長澤は「恥ずかしかったのと同時に、大人になったなと感じました」と振り返り、“草食系”の幸世について「個人的には“肉食系”と“草食系”のどちらも持ってる男性が好き。映画では幸世は肉食系と感じることが多かったので、ドラマよりも成長した幸世が見られるんじゃないかな」と話した。最後にキャスト陣は巨大シャンパンタワーを囲み、映画のヒットを祈願して乾杯。森山は「どういうところから切り取っても楽しめるエンターテイメントとなってます。友達と観て、(ヒロイン4人の中の)“誰派”か話してみてください」とPRした。『モテキ』9月23日(金・祝)全国東宝系にてロードショー
2011年08月30日映画『モテキ』完成を記念しての披露パーティが8月30日(火)、都内で開催され、主演の森山未來をはじめ、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、大根仁監督が来場した。人気同名漫画を原作にテレビ東京で放送されたドラマの劇場版で、原作者・久保ミツロウの手による映画オリジナルのストーリーが展開。第二の“モテキ”が訪れた草食系のセカンド童貞男子・幸世の懊悩が描かれる。長澤さん、麻生さん、仲さん、真木さんという4人の美女からモテモテの役とあって森山さんはご機嫌。「去年から今年にかけて一生分、モテ尽くしましたね。毎日とっかえひっかえ、いろんなべっぴんさんとの撮影で、キスだ胸を触るだ、やりたい放題でした」と天国のような(?)撮影の日々をふり返った。この日、一番多く、しかも映画に関係ない話で盛り上がっていたのはリリーさん。MCを務めるテレビ東京のアナウンサーに「TVで見るより胸大きいですよね。最近のテレ東は胸が大きい人が多い」とちょっかいをかけたかと思えば、映画が完成しての心境を聞かれると「こうして今日の日を迎えられたのは、僕らが黒い交際もなく頑張ってきたから」とブラックジョークで会場を沸かせていた。女優陣に森山さん演じる幸世との恋愛がありかなしか?草食系と肉食系男子どちらが好みか?を尋ねると、長澤さんは「どちらでもいいかな…(苦笑)。どっちも持っている人が理想」。麻生さんは「(幸世は)かわいいな、とは思いますがタイプじゃない」とバッサリ。仲さんも長澤さん同様「(肉食・草食は)どちらでもいいですが、部屋が散らかっている人は嫌なので(幸世は)無理です」。さらに真木さんからも「イヤですね」とモテモテな劇中とは裏腹に、4人からは否定的な答えが寄せられた…。長澤さんが演じたみゆきは、男をメロメロにする笑顔の持ち主でこれまでにないセクシーなシーンも。長澤さんは「いままで撮られたことのないカットが多くて、脚だけや胸だけが画面に映っていて恥ずかしかったです…。同時に大人にならないと演じられない役柄ができたなと思います」と照れくさそうに語ってくれた。麻生さんは、現場で監督と衝突することもあったとか。リリーさんに「ケンカしていた」と暴露され、大根監督も「いまだに仲が悪いです」と明かされると「バラされたー!」と困ったような笑顔を浮かべていた。『モテキ』は9月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会■関連記事:『モテキ』でPerfumeが映画初出演!森山未來が4人目のPerfumeメンバーに?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設『モテキ』新キャスト発表豪華女優陣のハッピ姿に森山未來は「目のやり場に困る」
2011年08月30日2010年7月からテレビ東京系で放送された森山未來主演のドラマ『モテキ』の映画版の公開を記念し、映像配信サイトのGyaO!がドラマ全12話を無料で配信する。その他の情報ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳をむかえる冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、深夜ドラマにもかかわらず高視聴率を記録し、第48回ギャラクシー賞選奨を受賞した。映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定で、オリジナルストーリーを書き下ろしたもの。第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子と恋愛模様を繰り広げる。映画が9月23日(金)に公開されるのを前に、GyaO!では8月31日(水)に1日限定でドラマ全12話を無料で配信し、サイト内で特集ページを公開する。GyaO!が民放ドラマの無料映像配信を行うのは初の試みで、今回は映画、テレビ、インターネットという異なるメディアの相互作用によって『モテキ』の魅力や認知度をより高めるために、配信を決定したという。●ドラマ『モテキ』全12話 無料配信配信期間:2011年8月31日0時~23時59分 1日限定対象デバイス:PC版GyaO!およびスマートフォン版GyaO!(iPhone、iPad、Android端末)『モテキ』9月23日(金)公開(C)「モテキ」久保ミツロウ/講談社(C)「モテキ」製作委員会
2011年08月25日2010年7月からテレビ東京系で放送された森山未來主演のドラマ『モテキ』の映画版に、女性3人組ユニットのPerfumeが映画初出演を果たした。その他の写真ドラマ『モテキ』は、もうすぐ30歳の冴えない幸世(森山)に突然訪れた“モテ期”を描いたもので、映画版は原作者の久保ミツロウ自らTVシリーズ終了から1年後の設定で、オリジナルストーリーを書き下ろしたもの。第2の“モテ期”を迎えた幸世が新たなヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲 里依紗、真木よう子と恋愛模様を繰り広げる。Perfumeが出演したのは、モテない男・幸世が珍しくやって来た恋に浮かれる気持ちをPerfumeの楽曲“Baby cruising Love”にのせてミュージカル風に見せるシーンで、ドラマ版でも登場した同シーンは話題となり、映画版では本人たちが登場することとなった。Perfumeと共演を果たした森山は「“4人目にならせてください!”と自らダンスに参加させてもらえるようにお願いし、結果今までの三角形というPerfumeのフォーメーションが、平行四辺形や台形になっていたのが面白かった」と話しており、実際に撮影されたシーンでは50人のダンサーとチアガールをバックに、森山はPerfumeの4人目のごとく溶けこんでいたという。また、映画初出演となったPerfumeは「スタッフの方もPerfumeの曲を愛してくれている方ばっかりで、本当にあたたかい雰囲気の現場で楽しかったです。自分たちの楽曲を未來さんと一緒に踊れて、セリフではなくいつもどおりのダンスでしたので緊張というよりも楽しく出来ました」と喜びを語っている。『モテキ』9月23日(金)公開(C)2011映画「モテキ」製作委員会
2011年08月09日感動の実話をベースにした映画『ロック 〜わんこの島〜』の初日舞台挨拶が7月23日(土)、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、主演の佐藤隆太をはじめ、麻生久美子、子役の土師野隆之介、倍賞美津子、岡田義徳、柏原収史、中江功監督が登壇した。家族の絆がテーマの本作。舞台挨拶では息子役を演じた隆之介くんが、サプライズで両親役の佐藤さん&麻生さんに感謝の手紙を朗読し、佐藤さんは「父ちゃんも同じ気持ちだから。ありがとうな」と感激しきり。麻生さんは「初めての母親役で、最初は子役の子とどう付き合っていいのか分からなくて。でも隆之介くんはすごく素朴でかわいくて、大好きになっちゃった。いまは離れたくない気持ちでいっぱい」と思わず涙ぐんだ。2000年に発生した大噴火で、全島民が島外に避難した伊豆諸島の三宅島。そこに置き去りとなった犬のロックと、離ればなれになってしまった飼い主家族の奇跡的な再会を通して、いまこそ大切にしたい生きる力、そして絆の尊さが描かれる。実際に三宅島で40日間にわたって撮影が行われた。佐藤さんは「印象に残っているのは天候が悪かったこと。最初は20日間で撮影を行う予定だったが、悪天候のせいでずいぶん延びてしまった。だからこそ、嘘のない家族の絆が深まったし、いまでは天候に感謝ですけどね」。一方、麻生さんはロックにおしっこをかけられるシーンで披露した“絶叫”がいまも気がかりだといい「みなさん、あのシーンって大丈夫でした?あんなにエコーをかけるなんて、本当に恥ずかしい」と客席のリアクションを気にしつつ、中江監督に抗議(?)する場面もあった。もちろん舞台挨拶には犬のロックも登場!たくさんの観客を前に最初こそ緊張していたが、佐藤さんら“家族”との再会にすっかりリラックスし、ステージ上でゴロゴロ転がる一幕も。「お利口だしかわいい。見ているだけ幸せです」(佐藤さん)、「そばにいてくれるだけでニコニコしちゃう」(麻生さん)とその癒しパワーはいまも健在だ。当日は一年で最も暑さが厳しいといわれる“大暑の日”ということで、等身大のロック氷像、その名もロックアイスがお目見え。場内に涼しさを届けていたが、当のロックだけは自分そっくりの氷像に不思議そうな表情だった。『ロック 〜わんこの島〜』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社■関連記事:麻生久美子インタビュー豪快な母ちゃんを熱演!「この家族自体が私の理想」新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設“三宅島一日観光大使”佐藤隆太の元へ石原都知事が電撃訪問!佐藤隆太×麻生久美子が新鮮な役に挑戦『ロック』親子試写会に10組30名様ご招待佐藤隆太、三宅島で倍賞美津子と真夜中のサシ飲み!麻生久美子は無念の熟睡
2011年07月25日