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「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の主題歌が幅広い世代に人気を誇る「ゆず」の書き下ろし新曲「恋、弾けました。」に決定。あわせて主題歌入りの予告編も到着した。生まれながらに与えられた、とんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄(山崎賢人)。毎年恒例の一大イベント文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか――?『HK 変態仮面』シリーズや『銀魂』、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が監督を務める本作。主演の山崎さんが、最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・楠雄を好演するほか、斉木に想いを寄せる照橋心美役を橋本環奈、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役を新井浩文、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役を吉沢亮。さらに笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが個性豊かなキャラクターに扮している。このほど公開された予告編では、何でもできてしまう“超能力者”斉木楠雄が、たかが文化祭なのに地球滅亡の危機に見舞われるだけでなく、存在感抜群の普通じゃない仲間たちからの恋と友情の嵐に巻き込まれる、Ψ難だらけの様子が描かれる。楠雄や心美を始め、超個性的なクラスメイトたちも次々と登場する本映像。ラストでは、心美に壁ドン…と胸キュンシチュエーションかと思いきや、壁ドンしたところから建物が崩壊するというとんでもない超能力が発動!まさに“この映画、ヤバイ”と思わざるを得ない予告編となっている。そして、今回発表された「ゆず」の楽曲「恋、弾けました。」も、この予告編で披露。「ゆず」が実写映画の主題歌を担当するのは、2014年公開の『銀の匙 Silver Spoon』以来、約3年半ぶり。今年20周年を迎え、新曲も連続リリースしたばかりの「ゆず」は、「今回の曲は、聴いていて脳内が弾けてアドレナリンが出まくる、アップテンポでサイキックで胸キュンなナンバーです」と楽曲について話し、「原作も読ませていただき、作中から様々なヒントを得て、楽曲に反映させました。映画とともに、ぜひ『恋、弾けました。』も楽しんでください」とメッセージ。さらに映画については「それにしても、実写のクオリティが高い!」と絶賛!また福田監督も、「この曲、大好きですっっ!俺っっ!この曲が映画の中で流れると思っただけでワクワクします!すみません!小学生みたいな感想で!ただ、大好きなんです!この曲!」と大絶賛している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月14日麻生周一の異色の大人気ギャグコメディ漫画を山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の新たな出演キャストとして橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗の参加が決定。またキャストたちがそれぞれ扮したキャラクタービジュアルも到着した。PK学園に通う高校生・斉木楠雄(さいきくすお)。ひとりで目立たず、普通に生きたいのに、彼が隠しているのはとんでもない超能力。年に1度の文化祭「PK祭」の日、穏便にやり過ごしたいだけなのに、ワケありのクラスメートたちに囲まれて――。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の累計発行部数450万部を超える同名人気作。世界を滅ぼすことができるぐらいとんでもない超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生など、特異なキャラクターが集結し、週刊少年ジャンプ連載陣の中で異彩を放っている。そんな原作の魅力の虜になり、映画化を熱望したのが、『銀魂』や「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一。今回は脚本と監督を兼任し、実写化に挑む。また、主人公・斉木楠雄役を演じるのは、監督自ら口説かれるほどの熱烈オファーを受けた山崎さん。コメディ映画に初主演の山崎さんは、監督の期待を上回る、これまでのイメージからは全く想像もできない新境地へと突入する!さらに今回、福田監督が思い描く本作の世界を創り出すため、山崎さんだけでなく豪華キャスト陣も集結。斉木に想いを寄せる照橋心美役に橋本さん、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役に新井さん、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役に吉沢さん、熱血の学級委員長・灰呂杵志役に笠原さん、見た目は真面目だけど元ヤンの窪谷須亜蓮役に賀来さん、騒動を巻き起こしがちの大人気イリュージョニスト蝶野雨緑役にムロさん、ちょっとエロい校長・神田品助役に佐藤さんが扮する。山崎さんは、「念願の福田組でお芝居できたことがものすごく楽しかったです。笑いを堪えるのが地獄でしたし、表情筋がバグりそうになったこともありました。人を笑わせることがどれだけ、難しいことか思い知りました。いままでにない初めてのジャンル、 いままでにないお芝居に挑戦できたと思います」と話し、橋本さんは「“宇宙一可愛い”というキャッチコピーがあるのに、表に出ない心の声がすごいという、ギャップが大きい照橋心美を演じるのは難しかったけど、すごく楽しかったです」とコメント。また山崎さんとは初共演の橋本さんは、「斉木が好きだけど気持ちを隠してつきまとうテンションの高い照橋に対して、とにかく冷たい斉木楠雄といういままでにない山崎さんが見れます(笑)でも山崎さん始め、初日からこんなにもボケるのかと言うぐらい、キャスト全員がハジけていますので、ぜひ楽しみにしてください!」とメッセージを贈った。また連載当初から毎週欠かさず原作を読んでいたという吉沢さんは、「実写化はありえないと思っていましたが、もしするなら海藤は自分がやりたいと思っていました。運命を感じました」と大喜び。同じく原作が好きだと言う笠原さんは、「参加できる驚きと嬉しさと、30代で高校生ができる不安と嬉しさと、PK学園は様々なキモチの交差点でした」と心境を明かし、ムロさんは「監督から役作りがいらないぴったりの役があるとのこと連絡を受け、蝶野雨緑という、胡散臭い嘘臭いマジシャン役を引き受けさせてもらいました。撮影したところ、すこぶる適した役でした」と自信を見せた。そしてロケ場所には2時間半かけて行き、撮影は4分くらいだったと明かした佐藤さんは、「とにかく橋本環奈が可愛くて可愛くて、2時間半の甲斐がありました。撮影に行ったというよりは橋本環奈を拝みに行きました」とコメントを寄せた。併せて公開されたのは、再現度高いキャラクタービジュアル。斉木楠雄のピンクの髪の毛、燃堂力のケツアゴなど、全く違和感のないその再現度は、撮影現場を訪れた原作者の麻生氏を唸らせるほど。新井さんは「剃りと眉毛が元に戻るまでの期間、何の仕事もできなかったので、麻生先生に補償金頂きたいです」と話し、賀来さんは「元ヤンのキャラクターということで、メンチを切りすぎて顔の筋肉が少々おかしくなりましたが、とても楽しい撮影でした」と語っており、原作ファンも必見のビジュアルとなっている。さらに同時に、山崎さんの「山崎賢人、実写やりすぎじゃね?と思いましたね」というナレーションから始まる特報映像と、ティザービジュアルも到着している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月15日女優・麻生久美子らが、俳優・オダギリジョーの主演映画『オーバー・フェンス』(9月17日公開)についてコメントを寄せた。同作は『海炭市叙景』(10年)、『そこのみにて光輝く』(14年)に続く、作家・佐藤泰志の原作による「函館三部作」最終章。妻(優香)に見限られて故郷・函館に戻った白岩(オダギリ)が、失業保険で暮らしながら職業訓練校に通う中でホステス・聡(蒼井優)と出会い、孤独と絶望の心情が徐々に変化していく様を描く。オダギリと麻生といえば、テレビ朝日系ドラマ『時効警察』シリーズ(06年/07年)で主人公とヒロインだった間柄。かつてのパートナーの主演作を「登場人物たちの心の闇に引きずり込まれそうで怖くなった。もう見たくない、でも何回も見たいような忘れられない作品」と表現し、「自分はこういう感情に蓋をしているんだろうかとふと考えてしまう」と自身の心の動きと重ね合わせた。一方、『海炭市叙景』に出演した女優・南果歩は「ヤッター! 思わず拳を振り上げるほどに心躍るラストに、生きる突破口を見た」と結末を評価。『そこのみにて光輝く』の呉美保監督も「男が女を包み込んだ瞬間、血液が体中を激しくめぐり、涙があふれました。大切なひとと何度でも見たい映画です」と称賛の言葉を送っている。■著名人から寄せられたコメント呉美保監督(映画監督)「男が女を包み込んだ瞬間、血液が体中を激しくめぐり、涙があふれました。大切なひとと何度でも見たい映画です」南果歩(女優)「三度よみがえる佐藤泰志の世界。大人になるのが、こんなにも息苦しく切ないなんて、あの頃は夢にも思っていなかった。しかし屈託無く笑えない大人にも、ほんの一言が、誰かとの関わりが、フェンスを越える力になる。大人になるのも悪くはない。いや、大人になったからこそ、その力が掛け替えのないものだと知るのだ。ヤッター!思わず拳を振り上げるほどに心躍るラストに、生きる突破口を見た」清川あさみ(アーティスト)「人は大人になるとバランスをとる生き物。ただ何かが欠けているということは、究極にピュアだということだとも。時には人生の中でそれに振り回されてみる事も大事な宝物が見つかるキッカケになるのかもしれない」若木信吾(写真家)「目の前で人がはじけたり、泣き崩れたり、キレたりするのを観て、これは自分のことではないと思うか、この人たちのおかげで自分が同じことをせずにすんだと思うか。いずれにせよ自分の内側になにかが降り積もっていくのは避けられない」加藤登紀子(歌手)「オダギリジョーは本当にいい!その体温から、むなしさや、耐えられない切なさや、狂おしいほどのいとしさが、確かに伝わる。虚無感の中にキラキラとした光を見ようとした、作家 佐藤泰志の世界が、見事に描けている!」韓英恵(女優)「幼かったときより、純粋さがいつの間にかすり減って、笑うことも泣くことも怒ることも愛することも、無駄に我慢することが増えた。だから、感情むきだしに生きる彼らは壊れていない。むしろ壊れてしまったのは私たちの方なのかもしれません。お互い傷を追いながらも、求愛する白岩とさとしの本能に、最後まで震えました。観た人みんなが大切な人に会いたくなる、そんな映画でした」平間至(写真家)「退屈な日常の中、線香花火のようにじわじわと燃える男と女。どんな平凡な毎日も恋愛と言う花火によってコントラストを高めていく。恋愛の原点を思い出させてくれる映画」武藤昭平(勝手にしやがれ)「例えば映画『カッコーの巣の上で』のように、そして自由に空を飛ぶ鳥のうように。そのフェンスを越えていくさりげない人たち。なんか、すごくジーンときました。生きるということ」辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)「本能的に、刹那的に生きている男女だけが、恋愛サインに気付くことができるのでしょう。この作品を観るとさび付いていた求愛センサーが稼働しそうです」河本準一(次長課長)「日常生活なドキュメントを見てるぐらい全ての人が自然でした。40歳を過ぎた人が『もうどうでもいいや』ではなく、学校に通ったり恋愛したり本気で言い合ったり、無理をするのではなく今できることをやって行く。自然体で生きる爽快感を感じました。無理してる所はうまく息抜きしながら生きていけたらいいなとも思いました。オダギリジョーという男は40歳を過ぎたのでこの作品に出会ったんだと思います」(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2016年09月09日俳優・山崎賢人が、人気漫画の実写映画『斉木楠雄のΨ難(さいなん)』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。福田雄一監督がメガホンを取る。原作は、麻生周一氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載している同名のギャグコメディコミック。7月からは、TVアニメ化もされている。主人公は、生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄。彼は、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルを、超能力によって回避する学園生活を送っている。しかし、楠雄の超能力をもってしても回避不可能な日常を脅かす災難が訪れる。山崎が演じるのが、この超能力を持ってしまったがゆえに、日々悩みを抱えながら過ごす楠雄。福田監督は、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られ、現在は本作原作と同誌で連載されている人気漫画『銀魂』(17年公開)の実写映画も手掛けている。原作の麻生氏から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と熱望された福田監督は、もともと原作の大ファン。そんな福田監督から「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と熱望された山崎は、かねてより福田作品の大ファンだったことから、オファーを受けることを決めたという。福田監督は、「1年半前の(実写化)発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました」と振り返りつつ「大人の事情で、黙っていましたが、その間に『銀魂』の発表があるなんて『斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?』と。『集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?』と。そんなことを思ったりも」と苦笑。それでも「僕には関係ありません!」とし、「『ジャンプ』原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、変態仮面を含めると3つ。含めていいんですよね?)この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ!」と製作の裏側を話す。また、「なんつってもこれの脚本、『銀魂』よりはるかに前に上がってましたからっ!」「決して二股とかじゃないんでっっ!」と強調。山崎について「本来、ツンデレとかじゃないのです! めっちゃおもろい男なのです!」と評しながら、「とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います! 銀もピンクも頑張りますよ!」と呼びかけている。一方の麻生氏は、「実写映画化が発表された時、家族や親戚、友達などからたくさんのお祝いの言葉をいただきました」としながら、「しかし今では誰もその事に触れません」と自嘲気味にコメント。「主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も『あっ消えたな』って思いました」とも口にするが、「映画化はとてもうれしく思っております!!」とあらためて感激する。「ただできる事なら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…」とポツリ。それを踏まえて「監督一緒じゃん!! 誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァァ!!』ってツッコミましたけど違いますよね? 『銀魂』の片手間でやったりしませんよね? 今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…」と矢継ぎ早にツッコミを入れつつ、「信じてますよ! 福田雄一監督…!」と期待を寄せた。
2016年08月01日現在放送中の月9ドラマ「好きな人がいること」に出演中で、主演映画『四月は君の嘘』、『一週間フレンズ。』など出演作が続く山崎賢人と、小栗旬主演で「銀魂」実写映画化を手掛けることでも話題の福田雄一監督がタッグを組み、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の人気学園ギャグコミック「斉木楠雄のサイ難」(さいきくすおのサイなん)を実写映画化することが分かった。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄は、超能力が使えるゆえの悩みを抱えて日々を過ごしている。楠雄の周りには、勝手に超個性的な面々が集まって来てしまい、彼らが巻き起こすトラブルを超能力を使って回避するという、なんともサイキックな学園生活。しかし、楠雄の超能力をもってしても、回避不可能な災難が訪れようとしていた…。果たして、楠雄は大切な日常を守り抜くことができるのか――?原作は、その独特な世界観が熱狂的な支持を受け、コミックス累計発行部数は400万部を記録、さらに2016年にはアニメ化もされている大ヒットコミック。監督を務めるのは、山田孝之主演TVドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの続編を控え、鈴木亮平主演『HK/変態仮面』などヒット作を連発する、コメディを描かせたら右に出る者はいない福田雄一。原作者・麻生周一から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と熱望された監督は、もともと原作の大ファン。さらに、その福田監督から「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と熱望されたのが山崎さん。最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・斉木楠雄を演じる。山崎さんも、もともと福田監督作品の大ファンであり、監督からのオファーを快諾。いま最も旬な監督と俳優の最強タッグで、満を持して“サイキック学園ギャグコメディ"に挑む。最初の映画化発表の後、しばらく続報がなかった本作。原作者の麻生氏は今回コメントの中で「『あっ消えたな』って思いました」と当時の複雑な心境を吐露している。しかし、本作のプロデューサーの松橋氏は、 「1年ほどの準備期間をいただき、素晴らしい脚本が出来上がり、製作準備も整ったのでいよいよ発表してよいタイミングになりました。決して麻生先生の懸念するようなことはありません。まだ秘密ですが、山崎さん以外の豪華なキャスティングもできました」と、今後の続報も気になるコメントを寄せている。<原作者・監督コメント>■原作・麻生周一実写映画化が発表されたとき、家族や親戚、友達などから沢山のお祝いの言葉をいただきました。しかし、いまでは誰もそのことに触れません。それもそのはず…だって発表から約1年半、一切続報がない!!主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も「あっ消えたな」って思いました。ともあれ発表から続報までにここまで時間がかかるとは予想外でしたが、映画化はとても嬉しく思っております!!ただ、できることなら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…。ていうか監督一緒じゃん!!誌面で見て思わず「これのせいかァァァァァァ!!」ってツッコミましたけど違いますよね?『銀魂』の片手間でやったりしませんよね?いまをときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…。信じてますよ!福田雄一監督…!■監督・福田雄一待ちに待った『斉木楠雄のサイ難』の発表です。ご承知の通り、1年半前の発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました。大人の事情で、黙っていましたが、その間に『銀魂』の発表があるなんて「斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?」と。「集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?」と。そんなことを思ったりもしました。でも僕には関係ありません!ジャンプ原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、『変態仮面』を含めると3つ。含めていいんですよね?) この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ! 原作ファンのみなさまにも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います! なんつってもこれの脚本、『銀魂』よりはるかに前に上がってましたからっ! 決して二股とかじゃないんでっっ!そして山崎賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです!めっちゃおもろい男なのです!そして緑のメガネが似合います!とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います! “銀”も“ピンク”も頑張りますよ!『斉木楠雄のサイ難』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日女優の麻生久美子が出演するパピレスの電子貸本サービス「Renta!」の新CMの第2弾が25日、公開された。麻生は今回も、忙しい毎日でもマンガを楽しむことは忘れない"大人のマンガ好き女子"というキャラクターを熱演。今回の舞台は会社の資料室で、後輩女子と残業メシをしながら、最近のオススメマンガタイトルの話題で盛り上がっていると、背後から"意識高い系"の男性上司が「マンガいいよな」と話しかけてくる。麻生は「マンガのこと知らないのに何言っちゃってんの?」と心の中で思いながら、作り笑顔で対応。すると、上司が「でもさ、仕事にメリットのある本も読んどかないと」と言いだし、「難しい本読んでれば、マンガ読むよりエラいんですか?」と心の中でつぶやく。その次の瞬間、上司は「これ、俺のオススメ」と言って、麻生の頭の上に本を"ポンッ"。ついに麻生は「やってらRenta!」と心の中で怒りが爆発する内容だ。この強烈なキャラクターの上司に、にらみをきかせる麻生の表情に、現場のスタッフも思わず息を飲むほどの緊張感。さらに、自宅のシーンも撮影し、ここでは麻生がスルメイカを片手にマンガを楽しむ、至福のひと時がチャーミングに映し出される。このシーンで麻生が着用しているメガネは本人のもので、シチュエーションのリアリティさを後押しした。なお、Renta!では、このCMの放送を記念して、「100冊無料キャンペーン」を開催。来年1月11日まで展開される(一部作品により期間・巻数は異なる)。
2015年12月25日映画『俳優 亀岡拓次』の特別試写会が11月30日(月)に都内で開催。まもなく42歳の誕生日を迎える主演の安田顕のために、共演の麻生久美子、メガホンを握った横浜聡子監督からサプライズのケーキを贈られた。脇役を主にこなす俳優として活動する亀岡拓次。37歳独身の彼がロケ先で出会った女性と恋に落ち、さらには世界的巨匠からも声がかかるなど人生の転機を迎えるが…。横浜監督は主人公・亀岡拓司を「下心はあるけど、欲のない人」と称するが、演じた安田さんは「私は欲のかたまりです」と悪びれることなく堂々と宣言する。麻生さんは、そんな安田さんとの共演に「初めてご一緒しましたが、刺激的でした」とニッコリ。クリスマスシーズン到来ということで、これまでのクリスマスの思い出を尋ねると安田さんは「高校時代、雪の降る夜にカノジョの家の前の公衆電話から『映画を見に行こう』と電話しましたが、フラれました」と苦い思い出を告白。「帰りの雪が冷たかった…」と沈痛な表情(?)を見せた。一方、麻生さんは「子供のころ、おもちゃ屋さんの新聞広告に、ほしいものをサンタさんにお願いしましたが、一度も買ってもらえず…(苦笑)」と2人とも、あまりいい思い出はないよう…。さらに、傷口を広げるかのように今年のクリスマスの予定を尋ねると案の定(?)、安田さんは「仕事を埋めてほしい。黙っていると死んでしまう」とポツリ。負けじと(?)横浜監督は「去年はコンビニで半額ケーキを買いました、ことしはもっといいケーキを買いたい」と語り、笑いを誘っていた。12月8日の安田さんの誕生日を前に、麻生さんと監督は“亀拓”の特製ケーキをサプライズでプレゼント!安田さんは「誕生日は主役になれる日。『亀拓』は脇役が主役の映画です。Wな主役に感謝しています」と笑顔を見せた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年11月30日俳優の安田顕が主演を務める映画『俳優 亀岡拓次』(2016年1月30日公開)に麻生久美子、染谷将太、杉田かおる、三田佳子らが出演していることが、このほど発表された。本作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説が原作。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡拓次(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に転機が訪れる様が映される。発表された追加キャストは、麻生、染谷、杉田、三田のほか、宇野祥平、新井浩文、浅香航大、工藤夕貴、山崎努の9名。麻生が演じるのは、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで出会い恋に落ちる女性・室田安曇。「監督は、前(『ウルトラミラクルラブストーリー』とロックバンド・100sによる2009年の楽曲「モノアイ」のミュージックビデオ)と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくてすてきで、その姿が見られただけに幸せでした」と横浜監督との3度目のタッグに喜びを見せた。安田のことは「リアリティを追求する役者さん」と分析。「お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、すてきだなと思いました」とそのリアルな演技を認めている。染谷は、インディーズ監督の横田監督役。安田とは『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015年)で共演したが、「打ち明けるまでに約2年かかりました」と明かしつつ「シャイだけど打ち解けるととてもダンディでおちゃめなヤスケンさんが出てくる」と評した。亀岡の行きつけのスナック・キャロットのママを演じた杉田は、「とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿とさせる素晴らしい俳優さん」と室蘭市出身の安田の二面性も指摘した。「横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる」と話すのは、劇中の大女優・陽光座座長の松村夏子役の三田。横浜監督の醸し出す空気を称賛する一方、「女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めていただけた思いがいたします」と感動をあらわにした。安田については、「よくぞ、もんでくれたわね(笑)」と意味深なコメント。加えて「オンもオフも、本当に自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした」と語った。このほか、劇中で亀岡の俳優仲間・宇野泰平役を宇野が、Vシネマ監督の山之上監督役を新井が、亀岡が参加した作品の主演俳優でイケメン人気俳優の貝塚トオル役を浅香が、亀岡のマネージャー役・藤井役を工藤が、大御所監督の古藤監督役を山崎がそれぞれ務めることが、決定している。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月01日伊坂幸太郎の120万部突破したベストセラーの映画化『グラスホッパー』。このほど、すでに発表されていた主演の生田斗真、浅野忠信、山田涼介に加え、麻生久美子、波瑠、菜々緒、吉岡秀隆ら豪華追加キャストが発表された。グラスホッパー(=トノサマバッタ)は密集して育つと、黒く変色し、凶暴になる。人間もしかり…。ここは世界有数の人口過密都市、東京・渋谷。真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、ある事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする――。「元中学校教師」鈴木。鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的は、たったひとつ。殺された婚約者の復讐のためだった――。組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。そこに鯨と蝉、圧倒的な力を持ちながら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する。果たして鈴木は、目的を果たし、この世界から抜け出せるのか?これまでにもその著作の多くが映像化されてきた伊坂幸太郎の“最強小説”とされる原作を、『脳男』の監督・瀧本智行、『あなたへ』『ツレがうつになりまして。』『東京難民』の脚本・青島武といった布陣で映像化に挑む本作。新たに発表となるキャストは、謎の主婦・すみれ役に、TV ドラマ・映画と幅広く活躍する女優、麻生久美子、生田斗真演じる鈴木の婚約者・百合子役を後期NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン役も控える波瑠、鈴木を追う裏社会のヤンキーセレブ・比与子役に、モデルとしての活躍や「ふたがしら」などドラマや映画で女優としても才能を発揮する菜々緒、そして浅野忠信と山田涼介が演じる殺し屋たちに続くもう一人の殺し屋・“押し屋”槿(アサガオ)役には吉岡秀隆と、豪華なキャスト陣が名を連ねている。さらに、ニヒルな裏社会の “交渉人”岩西役に『ソレダケ / that’s it』『新宿スワン』と出演作が続く村上淳、“亡霊”鯨の父役に宇崎竜童、裏社会のドン“寺原会長”役に石橋蓮司、寺原会長の息子、“イカれた二代目”寺原Jr.に金児憲史が扮する。今回の追加キャストでさらに豪華さを増したキャスト陣がどんな“伊坂ワールド”を展開するのか?今後の続報にも期待がかかる。『グラスホッパー』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日日本映画界の“劇薬”園子温の下、映画『ラブ&ピース』で主人公&ヒロインを演じた長谷川博己と麻生久美子。映画はいったいどんな凄まじいシロモノになっているのか…?完成した作品を鑑賞しての感想を尋ねると「ジーンとしてしまいました(笑)」(長谷川さん)、「なぜか泣けてきたし、子供に見せたい映画だなって感じました」(麻生さん)と、意外にも返ってきたのは感動コメントである。LOVEあり!ロックあり!初の特撮技術を用いた意欲作にして園版“トイ・ストーリー”!?なぜ泣ける?長谷川さんと麻生さんにたっぷりと話を聞いた。うだつの上がらない会社勤めの生活を送る鈴木。ある日、1匹のカメに惹かれるものを感じ“ピカドン”と名付けて可愛がるが、周囲の嘲りに耐え切れず思わずトイレに流してしまう。ピカドンは、捨てられたおもちゃたちと地下で暮らす謎の老人(西田敏行)に拾われるが、そこからピカドン、そして鈴木の運命が大きく動き出す…。サエないサラリーマンから、ロックミュージシャンとしてスターの階段を駆け上がり、自己を肥大させていく鈴木。長谷川さんは「やはり、誰もがうだつの上がらない時期というのがあり、そこから上がっていくことを夢見る――そういう願望はみんな、どこかしらで持っていると思うし、そういう意味で共感はありました」と語る。長谷川さんにとっては『地獄でなぜ悪い』に続く園組だが、園監督との関係はさらに数年をさかのぼる。「『紀子の食卓』(2006年公開)を見て、出演させてほしいとメールを送ったんです。まだ僕自身、映画にも全然、出ていない頃です。内側にある過剰な“何か”を発散しているような感じがして、その時、僕はまだ20代でしたが、そういうのがすごくやりたくて、園さんの映画に出たらそれができる!って気がしたんです。園さんの映画はどれも私小説的だと思いますが、そういう意味でも共感できるんですよね。前回もそうだったんですが、役に入り込むと負のオーラが出てきて、イヤな気持ちになってくることがあるんですよ(笑)。そこまで行っちゃうと『もうイヤだ!』ってなるんですけど、でもそれは実はすごくいい経験で、いいところに到達できているのかも…と思えるんです。そういう園さんの魔力のようなものを感じて、一緒にやりたいと思うんです(笑)」。麻生さんが「子供に見せたい」と強く感じたのは、自身が出演していない西田さん演じる老人と捨てられたおもちゃたちの地下のパート。「サラッと見ただけでも、子供にとっては何か感じるものがあると思う。個人的にいま、子供に『物を大切にする』とか『物にも感情はある』ということを伝えたいので(笑)」と語る。自身は、鈴木が密かに憧れる同僚であり、地味でダサいOLの裕子を演じているが、自らも関わる鈴木のパート――特に鈴木がスターへの道を歩み、自己を際限なく肥大させていくさまを見て、考えさせられる部分もあったという。「考えさせられたというか、反省させられましたね。人間の傲慢さや欲深さがすごく表現されていて、鈴木はスターになっていくけど、それはある犠牲の上に成り立っていて、見ていてつらくなりました。いま、私がここでこうしていられるのも、そうした積み重ねの結果なのかも…と思うと、いろいろ過去のことを考えちゃったりもしました」。本作が初共演となった2人。麻生さんは長谷川さんを「いい意味で無色透明」と評する。先述のように、己の内にある“願望”について「誰もが持っている」と語っている長谷川さんだが、一方で自分から「夢」を強く持つというよりは、園監督へのメールのエピソード然り、まさに無色のキャンバスとして立ち、出会った人々に染められ、思いもよらぬ何かを引き出されることを楽しんでいるようにも思える。「そうですね、僕が自分で欲を持つと、いつもそっちの方には行けないんです。自分から『これをやりたい』『あれがしたい』と思うと、絶対にかなわないんですよ(笑)。それ(=願望)を捨てた頃に、向こうからやって来るんですよね」と達観したように語る。麻生さんは子供の頃の夢が「アイドル歌手」だっただけあって、長谷川さんとは対照的に「夢見る少女」といった感が強いが…。そんなこちらの指摘に「そうですね(笑)。小さいころから夢見がちな子でしたし」と笑いつつ続ける。「実際、いまでも夢はたくさんあります。でも、いまの長谷川さんの話にもすごく共感できるんです。『こういう役がやりたい』『この監督と仕事がしたい』と言ってしまうと、かなわない気がするんです。だから夢がないわけではないし、想像はするけど、口にしないっていうのはありますね」。一方で「夢見がち」であると同時に、麻生さんはどこか現実への強い「耐性」を持っているようにも感じられるが…。「いろいろありましたからね(笑)。あるかも(笑)。私、目標は『強い女性』で、たくましく生きていきたいのでそうありたいですね」。そんな麻生さんは改めて、監督・園子温と『ラブ&ピース』についてこう語る。「出来上がった作品を見て『やっぱり園さんてすごいんだ!』って思いました(笑)。最近はお笑い芸人になったり、現場でも『今度、歌手としてデビューするんだ』なんて嬉しそうに話してましたけど、言ったことをちゃんと現実にしていく才能がある人なんですね。今回も脚本を読んだ時の3倍も4倍も膨れ上がった園さんの勢いみたいなものを見せられた気がします。パワフルすぎて若干、引くくらい…(笑)。園さんにしか作れない映画なんだなと感じてます」。長谷川さんは現場を経験して改めて、園監督だからこそ引き出せるものがあると強く感じたよう。「みんな、それぞれに心の奥にいろんな感情を持っているのだと思います。人間は1日で実は何千もの感情を経験しているとも言いますし。そこの部分は本当は出さなくてもいいところなんだけど、園さんの映画ってそういう感情をうつし出す作品なんです。見せなくていいはずの感情を、自分で引っ張り出して演じてる。しかも、そこで『もっと出していいよ』と背中を押してくれる(笑)。そこでアドレナリンが出るというか、我を忘れるような感覚になると気持ちいいんです」。“麻薬”のような園子温の魅力をまずはこの奇想天外なラブストーリーから感じてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&ピース 2015年6月27日よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 「ラブ&ピース」製作委員会
2015年06月26日12月21日公開の映画『麦子さんと』のプレミア試写会イベントが19日、都内で行われ、主演の堀北真希をはじめ、松田龍平、余貴美子、麻生祐未、温水洋一、ガダルカナル・タカ、吉田恵輔監督が出席した。映画『純喫茶磯辺』や『さんかく』などの話題作を手掛けた吉田恵輔監督の最新作となる本作は、監督自身の母への想いを元に、構想7年という歳月を経て完成したもの。アニメ好きのオタク女子"麦子"(堀北真希)と麦子を捨てたはずの母・彩子(余貴美子)との絆を温かい視点で描く。主演の堀北は「この作品は本当に心温まる作品で、きっと皆さんがどこかで共感していただけるエピソードや思い当たるところがあると思います。自分のお母さんのことを改めて思って頂ける作品になればと思います」とアピール。そんな堀北に、麻生は「魅入ってしまうんですよ。最初は『梅ちゃん先生』だと魅入ってしまいましたね。横にいると吸引力がすごくて、目が離せないぐらいのパワーがある方。自分のセリフを忘れちゃうぐらいに。セリフも完璧で、リードしていただきました」と絶賛。ガダルカナル・タカも「最初にお話をいただいた時に、堀北さんと共演できると聞いてマネージャーに『やるやる』と言ったんですが、最終的に絡んだのはぬっくん(温水)だけで、あまり堀北さんの側にいられませんでした(笑)」と笑いを誘った。母と娘の物語ということで、自身の母についての思い出を尋ねられた堀北は「うちの母は手紙をくれる母で、私が仕事で遅く帰ったら、お手紙を書いてくれるんです。手紙はずっと残るものですから大事にしていますし、読み返すと母の温かさが伝わってきますね」と感謝の言葉を。母への想いを本作に綴った吉田監督は「僕は親不幸者で、いっぱい迷惑を掛けました。なので素直に自分の気持ちを言えないところがあり、この映画を作れば気持ちが伝わると思いましたが、2週間前に亡くなってしまいました。母への気持ちがどこかに届くのかなと思っています」と語り、「自分で言うのもなんですが、結構いい映画なんじゃないかと思います」と作品の出来に自信を見せていた。映画『麦子さんと』は、12月21日より全国公開。
2013年11月20日映画『グッモーエビアン!』が12月15日(土)に公開を迎え、W主演の麻生久美子に大泉洋に三吉彩花、山本透監督が舞台挨拶に登壇した。吉川トリコの同名小説を実写化した本作。元パンクバンドのギタリストのアキと彼女が17歳で産んだ娘でしっかり者の中学生・ハツキ、かつてアキと一緒にバンドを組んでいた自由人のヤグの3人からなる、普通とはちょっぴり異なるが温かい絆で結ばれた家族の姿を描き出す。大歓声で迎えられた一同だったが、なぜか大泉さんがマイクを握ってしゃべり始めただけで映画を観終わったばかりの客席のあちこちでクスクスと笑いが起こる。これもスターの宿命なのか?挙句に客席からは「帰れ!」コールまで飛び出す始末。大泉さんが「何が帰れだ!」と激高して言い返すと会場は爆笑に包まれた。麻生さんは妊娠中に本作の撮影に臨み、撮影終了後の今年5月に女児を出産したが、「家族の話がやりたかったのでこの撮影をずっと待ってました。アキは私にとって理想の母親。ちょうど自分に必要な役だったのかなという気がした」と母という役柄を自らに重ね合せるように語る。大泉さんも「子供が生まれる前にいただいた台本で、完成したときには生まれていたので感慨深いです」と語るなどそれぞれに本作への特別な思いを明かしてくれた。劇中、大泉さんが三吉さんにビンタを食らわせるシーンがあるが、大泉さんが「心が痛んだ」と語ると、実際に叩かれた三吉さんは「痛かったですよ、リアルに涙が出ました!」と心どころの痛みではないとツッコミ。撮影では2テイクあったそうで、三吉さんは「1回目はあごをかすめたけど、2回目はモロにバシッと来て痛すぎて涙が止まらなかったです。大泉さんに『大丈夫?』と聞かれて、『大丈夫です』って言いながらウワーってなってました」とそのときの状況を明かし、大泉さんは「三吉さんに『一生忘れません』って言われて本当に心が痛みました」と苦笑していた。この日は三吉さんが麻生さん、大泉さん、山本監督への手紙とクリスマスプレゼントの手作りクッキーをサプライズで用意。3人とも感激していたが、大泉さん宛ての手紙を読んでいる最中に三吉さんが「時にウザいと感じることもあった…」とあくまでヤグの役柄について語ろうとしたところ、大泉さんが役ではなく自分のことだと勘違いしてオロオロする一幕も…。客席は再び笑いに包まれ、最後まで笑いの絶えない映画の船出となった。『グッモーエビアン!』は全国にて公開中。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月15日映画『グッモーエビアン!』主演の麻生久美子と大泉洋が12月3日(月)、都内で開催された本作の学生限定試写会の舞台挨拶に登壇。2人は高校生たちの悩みや質問に答えた。まるで友達のような関係のアキとハツキの母子家庭に、かつてアキと共にバンドを組んでおり、海外を放浪していたという怪しい男・ヤグが転がり込んできたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描き出す。壇上に登場した2人は、高校生たちの熱烈な声援に驚いた様子。麻生さんは制服姿の高校生たちを見て「かわいい!テンションが上がります」と上機嫌だったが、大泉さんは「誤解を恐れずに言いますと、僕は学生という生き物が好きじゃないです。怖いです…」と大胆告白。それでも客席からは「洋ちゃん!」などと歓声が上がり、大泉さんは苦笑交じりに手を振って応えていた。最初の相談は高校2年生の女の子の「将来が見えず不安」というもの。大泉さんは「16歳?それで(将来が)見えるはずないですよ。僕はその頃、将来のことなんて考えようともせず、夢も希望も持ってなかった。やりたいことはそのうち見つかるから焦ることない」と諭す。さらに2浪の末に希望の東京の大学に進学できなかったことを「僕にとって人生で唯一の挫折」と明かしたが、そこで演劇研究会に入ったからこそ現在の俳優活動があるとも。「その経験があるから、どんな最悪な出来事も必要なことだと思える」と語った。「幼稚園のときからアイドル歌手になるのが夢だった」という麻生さんは、「タレント募集」という求人広告に応募し芸能事務所に所属するも「歌手はやっていない事務所だった(苦笑)」と残念なエピソードを披露しつつ、それがきっかけで女優の道を歩むことになったことを明かした。「最近、『夢がない』という人が多いようですが、それでもいいと思います。流れに身を任せてみるのも一つの方法です」と説いた。続いては「2人にとって家族とはどんな存在か?」という質問。大泉さんは「僕は昔から全然遊ばないし、飲みに行ったりもしない。ウチが好きなんです。だから仕事が終わって早く家に帰って(妻と子供と)一緒にいられればそれでいい。僕が携帯なら家族は充電器」と粋な表現で歓声を浴びた。麻生さんは妊娠4か月のときに本作の撮影に臨み、撮影後に出産した。「私はネガティブな面があるので、家族に癒してもらって元気になれるところがあります。いまは子供が生まれて家族丸ごと私が守りたいっていう気持ちです」と出産後の心境の変化も明かし、力強い“母”の一面を覗かせた。最後に、麻生さんは改めて学生たちに向け「私自身は正直、学生時代は苦しかったです。いまそう思っている人もいるかもしれませんが、大人になると楽しいことがたくさんあります。いま考えると世界は広いんだな、自由で楽しいなと思います」と未来への“希望”を語りかける。大泉さんも「冗談のように思っていること、できるわけないと思っていることをやってみたらいいかもしれません。大事な人を見つけていい家族を作ってください」と“学生嫌い”を公言しつつも、若者たちにしっかりとメッセージを託し、会場は熱い拍手に包まれた。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月03日今年5月に第1子を出産した麻生久美子が出産後、初めて公の場に登場。9月5日(水)に都内で開催された映画『グッモーエビアン!』の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督と共に登壇し元気な姿を見せた。映画は吉川トリコの同名小説が原作。元パンクロッカーの母・アキとしっかり者の中学生のハツキの母娘2人暮らしのアパートにアキのかつての同棲相手でバンド仲間のヤグが転がり込んでくる。気ままな大人2人にイラつくハツキだったが、自らの進路について決断したのをきっかけに彼らの真意や過去を知ることになり…。大きな拍手で迎えられた麻生さんは「撮影中はご迷惑をおかけしまして…(苦笑)」と恐縮気味。本作では17歳の若さで娘を産み育ててきた未婚の母を演じているが、「母親役は以前にも一度、経験はありますがお腹の中に赤ちゃんがいて、これまでとは違う思いで撮影に臨みました。妊娠中に撮影したのはこの作品だけなので格別の思いがあります」と感慨深げに語った。元パンクロッカーということでギターを演奏するシーンもあるが「苦労しました…」とふり返り、「体調が悪いときもあり『もっと上手にできたんじゃないか?』という後悔もあります」とも。それでも映画の中で描かれる“家族”については「普通の家庭とは違う、ちょっと変わった家族像だけど、いろんな形があっていいと思えます。自分の家族、周りの人たちに『いてくれてありがとう』という感謝の気持ちが改めて芽生えました」と語り、作品と自身の生活が相互に影響を与えたことを明かした。一方、大泉さんは「ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に変更してほしかった」と苦笑。「歌うシーンでは(衣裳の)チェーンや金具が足にあたって青あざができました。黙って静かに歌ってればいいのに!」と不満を露わにし笑いを誘っていた。だが脚本の完成から撮影まで数年を要し、ついに完成に至った本作への思い入れは誰よりも強いようで「台本が面白くて、どうしても演じたかった役なので、時間がかかっても実現して良かった。自然と涙こぼれる作品です」と自信をのぞかせた。麻生さんは共演陣に気を遣わせまいと、妊娠中であることを告げずに撮影に臨んでおり、大泉さんはクランクアップ後に麻生さんの妊娠を知ったそう。麻生さんの撮影現場での“体調不良”について、大泉さんは「内心、どんな体調管理してるんだ?病弱なのかな?と思ってました。鈍感ですみません!」と自らの不明を恥じていた。監督はそんな撮影の日々をふり返りつつ「苦労はなかったです」とニッコリ。「逆にクランクアップが近づくと、どんどん家族になっていく3人の姿を『もっと撮影したい』という思いに駆られました」と3人が醸し出す空気感を絶賛した。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年09月05日『モテキ』や『宇宙兄弟』、『ガール』など話題作への出演が続く麻生久美子が、圧倒的な人気を誇る大泉洋と共にW主演を果たし、吉川トリコ原作の同名小説を映画化した『グッモーエビアン!』が12月に公開されることが決定!初共演を果たした2人のハジケた姿を楽しめる貴重な特報映像とティザービジュアルが披露された。若くして娘を産んだ元パンクロッカーの母・アキ、お調子者でおバカだけど人一倍優しい男・ヤグ、そんな親とは対照的に真面目で冷静な娘・ハツキの3人が織り成す一風変わった家族の物語。タイトルにもある「グッモーエビアン!」と叫ぶ大泉さん扮するヤグが率いるパンクバンド「MISSION FROM GOD」の熱狂的なライヴシーンで幕を開けるこちらの映像。その暴れっぷり、ファッションは伝説のロックバンド「THE BLUE HEARTS」を彷彿とさせる。ティザービジュアルでも血管が浮き出るほどに熱唱する大泉さんの姿が大きく写し出されているが、その隣で鋭い視線を投げかけるのがアキ役の麻生さん。まもなく公開される『ガール』では家庭と仕事に奮闘する“デキる女”を演じる麻生さんだが、一転、本作で演じるのは娘にスカート丈を短くするように勧めてしまう、何ともハードコアな母親。これまで見たことのない強烈なキャラクターに挑戦している。アキの娘・ハツキを演じるのは、一昨年大ヒットを記録した『告白』に生徒役で出演しており、ティーン雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する三吉彩花。登場するキャラクターの中で誰よりも冷静だが、キレると恐いのは母親譲り?今月7日に第1子となる女児を出産し、実生活でも母親となった麻生さん。本作では彼女の母親ぶりにも要注目!『グッモーエビアン!』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待女子必見のトークショー付き!『ガール』女子試写会に15組30名様をご招待きっと、あなたがここにいる。“女子力”バイブル『ガール』完成披露試写会に5名様ご招待
2012年05月15日感動の実話をベースにした映画『ロック 〜わんこの島〜』の初日舞台挨拶が7月23日(土)、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、主演の佐藤隆太をはじめ、麻生久美子、子役の土師野隆之介、倍賞美津子、岡田義徳、柏原収史、中江功監督が登壇した。家族の絆がテーマの本作。舞台挨拶では息子役を演じた隆之介くんが、サプライズで両親役の佐藤さん&麻生さんに感謝の手紙を朗読し、佐藤さんは「父ちゃんも同じ気持ちだから。ありがとうな」と感激しきり。麻生さんは「初めての母親役で、最初は子役の子とどう付き合っていいのか分からなくて。でも隆之介くんはすごく素朴でかわいくて、大好きになっちゃった。いまは離れたくない気持ちでいっぱい」と思わず涙ぐんだ。2000年に発生した大噴火で、全島民が島外に避難した伊豆諸島の三宅島。そこに置き去りとなった犬のロックと、離ればなれになってしまった飼い主家族の奇跡的な再会を通して、いまこそ大切にしたい生きる力、そして絆の尊さが描かれる。実際に三宅島で40日間にわたって撮影が行われた。佐藤さんは「印象に残っているのは天候が悪かったこと。最初は20日間で撮影を行う予定だったが、悪天候のせいでずいぶん延びてしまった。だからこそ、嘘のない家族の絆が深まったし、いまでは天候に感謝ですけどね」。一方、麻生さんはロックにおしっこをかけられるシーンで披露した“絶叫”がいまも気がかりだといい「みなさん、あのシーンって大丈夫でした?あんなにエコーをかけるなんて、本当に恥ずかしい」と客席のリアクションを気にしつつ、中江監督に抗議(?)する場面もあった。もちろん舞台挨拶には犬のロックも登場!たくさんの観客を前に最初こそ緊張していたが、佐藤さんら“家族”との再会にすっかりリラックスし、ステージ上でゴロゴロ転がる一幕も。「お利口だしかわいい。見ているだけ幸せです」(佐藤さん)、「そばにいてくれるだけでニコニコしちゃう」(麻生さん)とその癒しパワーはいまも健在だ。当日は一年で最も暑さが厳しいといわれる“大暑の日”ということで、等身大のロック氷像、その名もロックアイスがお目見え。場内に涼しさを届けていたが、当のロックだけは自分そっくりの氷像に不思議そうな表情だった。『ロック 〜わんこの島〜』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社■関連記事:麻生久美子インタビュー豪快な母ちゃんを熱演!「この家族自体が私の理想」新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設“三宅島一日観光大使”佐藤隆太の元へ石原都知事が電撃訪問!佐藤隆太×麻生久美子が新鮮な役に挑戦『ロック』親子試写会に10組30名様ご招待佐藤隆太、三宅島で倍賞美津子と真夜中のサシ飲み!麻生久美子は無念の熟睡
2011年07月25日小栗旬&岡田将生を主演に迎えての映画化が発表されている『宇宙兄弟』に麻生久美子と堤真一が出演することが明らかになった。原作は現在も「モーニング」(講談社刊)に連載中で、小学館漫画賞と講談社漫画賞のW受賞という「20世紀少年」以来の快挙(※同年W受賞は史上初)を成し遂げ、累計400万部を突破した人気漫画。幼い頃に宇宙飛行士になると誓い、約束通りに宇宙飛行士となった弟と、会社をクビになり無職となった兄。だが、弟からの一通のメールをきっかけに、兄も再び宇宙を目指し始める!そんな兄弟と仲間たちの奮闘が人間味たっぷりに描かれる。麻生さんが演じるのは、小栗さん扮する六太(ムッタ)と共に宇宙飛行士を目指す才女・伊東せりか。幼い頃のムッタと日々人(ひびと/岡田さん)を知るJAXA職員で宇宙飛行士選抜試験官のひとりでもある星加正に堤さんが扮する。今後、公開される作品だけでも『日輪の遺産』に『ロック 〜わんこの島〜』、『モテキ』、『ガール』に『幸運の壺 Good Fotune』といま、日本で最も多忙な女優のひとりである麻生さん。「私は原作の大ファンなので、正直、嬉しさと戸惑いがありました。でも、ほんの少しでもせりかさんの人生を歩きたいと参加させて頂くことになりました。不安もありますが、才能ある監督のもとでお仕事できること、とても嬉しく思っています」と出演への喜びを語り、堤さんも「このような希望あふれた作品に関われることを非常に嬉しく思っています。私が演じる星加は、かつて宇宙飛行士を志したが叶わず、宇宙を目指す者を支える立場として、再び夢をもつ人物です。宇宙に興味のある方もない方も、わくわくする気持ちや、“夢”を感じていただける映画になると思います」と意気込みと期待を明かす。ほかにムッタのライバルであり親友でもある真壁ケンジを、ミュージカル界のスター、井上芳雄が演じ、溝口大和、古谷やすし、福田直人といった、同じく彼らと共に宇宙飛行士を目指す仲間に新井浩文、濱田岳、塩見三省が扮する。JAXAからの全面協力を得て撮影も中盤に差し掛かっており、7月中にはクランクアップの予定。小栗さん、岡田さんはもちろん、麻生さんの宇宙服姿は…?新たな仲間を得て、ますます期待と注目を集めそうだ。『宇宙兄弟』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年06月23日直木賞作家・奥田英朗の人気小説「ガール」(講談社刊)が、香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏をキャストに迎えて映画化されることが決定!物語の概要と共に向井理、要潤、林遣都といった豪華共演陣も明らかになった。恋に結婚に出産、上司や部下との関係など日々、選択や苦難に直面し、生きづらさを感じつつも奮闘する女性にスポットを当てた短編集として2006年の発売から話題を呼び、発行部数は約30万部。“働く女子のバイブル”と支持され続けてきた奥田さんの傑作短編が映画化されることになった。原作は独立した5編からなるが、今回の映画ではそのうちの4編を再構成してひとつの物語とし、4人の女性が友人同士という設定になっている。大手広告代理店に勤める29歳の主人公・由紀子に香里奈さん、大手不動産勤務で既婚の聖子を麻生さん、老舗文具メーカー勤務で独身の34歳・容子を吉瀬さん、そして自動車メーカーに勤める36歳・シングルマザーの孝子を板谷さんが演じる。由紀子(香里奈さん)は4人の中で妹キャラ。ある日、聖子たちから「ファッションが年相応じゃない」との指摘を受け“ガール”としての潮時を考えることに。大学時代の友人との付き合いを始めるも、どこかときめきを感じない日々。仕事では先輩と共に取引先の百貨店のイベントを企画するが、クライアントの女性と対立してしまい…。聖子(麻生さん)は女性管理職として抜擢されるが、部下となったのは年上の男性社員。気を遣いつつ、良好な関係を築こうとするも、向こうは一向に自分を上司として受け入れようとせず、衝突してしまい…。容子(吉瀬さん)は30を超えて、オシャレも恋愛も面倒くさくなってきていたが、そんな折、イケメンの若手社員が彼女の部に配属。彼女は教育係を任せられる。一回りも年下の部下に心惹かれていく容子。年下男子なんて絶対好きにならないはずだったのに…。そしてシングルマザーの孝子は、離婚を経て3年ぶりに営業職に復帰する。彼女自身は“シングルマザー”を言い訳にしないつもりが、周囲からは逆に気を遣われてしまう。父の不在を補うべく、母親としても懸命な孝子だが、息子はそんな彼女に違和感を感じている様子?この4人は懸命に自分と向き合い、生きづらい世を渡っていこうとするが…。メインの4人に加え、共演陣も豪華!由紀子の恋人・蒼太を演じるのは人気絶頂の向井理。由紀子と共に企画を進める先輩で、派手なファッションで“イタい若作り”で有名だが、仕事は超優秀な光山を檀れいが、そして由紀子と対立するクライアントの堅物OLの博子を加藤ローサが演じる。また聖子の夫で、キャリアも年収も妻より下だがそんなことは全く気にしない朗らかな博樹(ヒロくん)に上地雄輔、ヒロくんとは正反対の性格で、“男は外、女は内”とステレオタイプに考える、聖子の年上の部下・今井に要潤、聖子を慕う女性社員の裕子に波瑠が扮する。さらに、林遣都が容子の部署に配属となったイケメン若手社員に!イタい若作りをした檀さんに、いけすかない年上の部下・要さんなど脇を固めるキャストからも目が離せない。監督を務めるのは『洋菓子店コアンドル』に『白夜行』、『神様のカルテ』と次々と話題作を送り出す俊英・深川栄洋。「登場する全ての女性は、窮屈な現代を生きる大人のガールたちです。彼女達が頑張る姿はユーモラスで美しい。色んな問題に直面し、乗り越えようと頑張る多くの女性達を応援する作品になればと思っております」と意気込みを語る。香里奈さんは「いつまでも“ガール”でいたい由紀子が直面する悩みは、同じ女性として共感できるものがたくさんありました。そんな女性ならではの悩みをリアルに表現しながら、“女”を思いっきり楽しんで演じようと思います!」とコメント。麻生さんは「キャリアウーマンの役は初めてなのでとても楽しみです。そして深川監督や素敵な共演者の方々とのお仕事も本当に嬉しく、撮影が待ち遠しいです。新たな一面が見せられるよう頑張って役に集中したいと思います」と語り、吉瀬さんも「いままであまり演じたことがないナチュラルな女性の役なので、かえってお芝居で難しいところもありますが、がんばって撮影にのぞんでいます。容子は男らしさと、かわいさをあわせ持った女性なので、それがうまく表現できればと思います」と撮影を楽しんでいる様子。板谷さんも「“女”って、おもしろいなぁと常々思っておりますが、この映画のなかの女たちも愛しい人々ばかりです。女をもっと楽しもう!そう思える映画です」と思い入れを明かす。原作者の奥田さんも「『ガール』は、オトコの私が照れながら、恐る恐る書いた小説です。作者の及び腰の部分は、きっとオンナの本職である女優さんたちがカバーしてくれることでしょう。どんな映画になるか、とても楽しみです」と期待を寄せるコメント。5月下旬より撮影が開始されており、7月下旬のクランクアップを予定。「100回生まれ変わったって、私は100回とも女がいい」――。あなたもこの映画を観たら、小説のセリフの通りに思えるかも?『ガール』は2012年初夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年初夏、全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project
2011年06月22日麻生久美子は不思議な声で笑う。ゲラゲラでもカラカラでもなく…いったい、どんな擬音語で形容すればいいのか?“音楽”と言うと大げさだが、楽器の音色のような不思議な笑い声は優しく耳にしみこんでくる。だが皮肉なことに、初めてボイスキャストを務めたアニメーション映画『カラフル』で、彼女が演じた主人公・真の母親役は、楽しそうな笑い声を響かせるという役どころではない。ちょっぴり残念な気もするが、実は、この役こそが原恵一監督の手による本作の魅力を端的に表しているのかもしれない――。監督は彼女に何を求めたのか?DVD&ブルーレイ発売を機に改めて麻生さんに話を聞いた。希望の中にも残酷さがある原作品「そういうところに惹かれてるんでしょうね」意外と言うべきだろう。本作が麻生さんにとって声優初挑戦となる。素直に“意外”という言葉を伝えると「本当ですかぁ?」とまた笑いながら、嬉しそうに続ける。「やりたい気持ちはずっとありましたよ。すごく、すごくやりたくて、勝手に練習してて、でもオファーはゼロで…(苦笑)。きっと、特徴がありすぎて使いづらいんだろうな、と思ってました。元々アニメは子供の頃から大好きで『クリィミーマミ』(※『魔法の天使クリィミーマミ』)は特に印象に残ってます。クリィミーマミってアイドル歌手じゃないですか。私の夢もアイドル歌手になることだったので、うらやましくて、うらやましくて『いいなぁ…。私も変身したい!』って」。横に控えるマネージャーから「アニメのキャラに嫉妬するってどうなの?」とツッコミを受けつつ、熱い思いを語る麻生さん。今回、ようやく念願かなったわけだが、初めて彼女に声優としてのオファーを出したのが原監督ということも半ば、運命である。劇場版の『クレヨンしんちゃん』で原作品に出会って以来の大ファン、いや、“ファン”という以上に複雑な思いを抱いていた。「最初に観たのは劇場版の『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』なんですけど、大人たちが変わっていくところとかがすごく怖くて。妙に生々しくて、『しんちゃん』でこんなことするんだ!って驚きました。次に『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を観たときも何だか気になってしょうがなかった。で、『河童のクゥと夏休み』を観て傷つきました!『観てられない…でも観なきゃ』という感じでした。ここで普通は死なないでしょってところで残酷に死んでしまう。もう人間が嫌になって、一度、監督にお会いしたときにそれを伝えたら『僕はそうやって、作品を見た人に傷を残したいんだ』って言ってました。私がこれまでに考えていたアニメとは別のもの…希望もあるけどそこには残酷さもあって、そういうところに惹かれてるんでしょうね」。高鳴る期待の裏に隠された“怖さ”翻って本作。森絵都の人気同名小説を原作としたこの作品は、死んだはずの“ぼく”の魂が、抽選によって現世に戻るチャンスを得て、自殺しかけた少年・真にホームステイするという物語。イジメや援助交際といった社会問題を取り入れている部分はもちろんのこと、一見、家庭を大切にしているように見えて、実はフラメンコ教室の講師と不倫していた、という真の母親の描写にも“原テイスト”はたっぷりと注入されている。「やっぱり、原さんが監督するからには、原さんらしいドSな部分が描かれるんだろうと思ってましたが、完成した映画を観たら脚本のときより怖いなと感じました。真のお母さんは全編にわたっていじめられてるんですが、監督は『もっといじめてやれ』と思ってたらしいです(笑)。特に私が、うわって思ったのが、彼女の手がシーツを撫でるというシーン。あの手の動きだけで、彼女がやってきたこと全てを想像させるんですよね。実はあのシーン、最初はなかったのを監督が後から追加したそうで、やっぱりこういう生々しいところを入れてくるんだなぁって(笑)」。1日足らずのアフレコに「ワクワクというよりドキドキ」した気持ちで臨んだという麻生さん。初めてというわけではないが、母親役を演じる上で何か特別な思いはあったのだろうか?「怖いという気持ちはありますね。実際に母親なら分かるであろう感情があるかもしれないけど、自分にはそれが分からない。絶対的な愛情、揺らぐことのないものを自分は作れるのかな、と。(役を離れても)自分が母親になるということがイメージしようとしてもできないんですよ。結婚してもそこは変わらないですね。というか、いつか授かるんだろうな、とはぼんやり思ってますが、実際の想像ができないんですよ」。と言いつつ今回、母親役を演じたことで“答え”とでも言えるものが見つかったようで…。言葉を慎重に選びつつ、こんな話をしてくれた。「やりながら子供を『かわいい』って思えたんですね。その感情を持てたことはよかったな、と思います。特に今回はずっといじめられる母親で、よくそういう気持ちになれたと思いますが、不思議と真がかわいくて仕方がなかったです。それが“母親だからこそ”抱いた感情かどうか、もちろん断言はできないんですが…でも、役を離れて映画を観たとき、真がかわいいかと言えばそうは思わないんですよ」。今後、挑戦したい役柄は…奇しくも、本作の後に撮影が行われた『ロック 〜わんこの島〜』でも、麻生さんは母親役を演じており、実写における“母”麻生久美子の姿にも注目したいところ。さらに、声優としての仕事に関してさらなる熱意も。「やりたい、やりたい、やりたーい(笑)!ムチャクチャやりたいです。(今回のアフレコは)決して『楽しい』とだけ言える経験ではないですが、やっぱりアニメが好きなんでまたやりたい。人間以外のキャラクター、モンスターとかがいいですね」。自身の経験を踏まえ、「自分が変われば周りも変わる」と本作のメッセージを語る麻生さん。最後までその声は温かく、しっかりと“母性”を感じさせてくれた。(photo/text:Naoki Kurozu)『カラフル』完全生産限定版[Blu-ray+DVD]価格:7,875円(税込)『カラフル』通常版Blu-ray価格:5,250円(税込)『カラフル』通常版DVD価格:3,990円(税込)発売元:アニプレックス販売元:ソニー・ミュージックディストリビューション発売日:4月20日(水)『カラフル』公式サイトhttp:www.colorful-movie.jphttp:www.aniplex.co.jp/colorful/© 2010 森絵都 「カラフル」製作委員会■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」毎日映画コンクールタキシードの稲垣吾郎に大歓声!三池監督は銀色ジャケットで登場日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント宮崎あおい、メガネ女子の役のアフレコ中はメガネ着用!南明奈、久々に制服で授業も先生に指され困った!
2011年04月15日原恵一の最新アニメーション映画『カラフル』の完成披露試写会が7月14日(水)、東京・世田谷区の等々力中学校で行われ、声優キャストの冨澤風斗、宮崎あおい、麻生久美子、南明奈らが出席した。大罪を犯した“ぼく”の魂が、人生に再挑戦するチャンスを得て、自殺した男子中学生・小林真(冨沢さん)の体に入り込み、人間としての修行を積んでいく物語。劇中の舞台が等々力、二子玉川とされていることから、同所で開催され、在校生約300人が同作を鑑賞した。鑑賞後の舞台挨拶で後半は、在校生の質問に応えるQ&Aコーナーが設けられた。トップバッターの男子中学生が「えっと、なんで今日、(主人公の父親の声を担当した)高橋克実さんは来ていないんですか?」と素朴な疑問をぶつけると、キャスト陣と在校生は大爆笑。司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーも「僕が答えます。舞台の稽古中です」と言いながら大ウケ。「いい質問です。明日の『めざましテレビ』では君の質問を使います、約束します」と褒めちぎった。在校生は一様に本作を気に入った様子で、キャスト陣の発言にすかさず声援が飛ぶなど会場内は終始賑やか。麻生さんは「みなさん、明るく楽しそうでよく笑う。いい学校だなと思う。私が中学生のときは、あまり楽しくなくて、つらいことがあったりして逃げ出したいなとか、そんなことを考えていました」と苦い過去を吐露。宮崎さんは「原作(森絵都著/文春文庫刊)が元々大好きで、自分がお母さんになったら、子供に読んでほしいなと思っています」と話した。南さんは、主人公の小林真が好意を寄せる女子中学生役。軽部アナから「モテるところは同じでしょ?」と振られると、「モテ期は幼稚園の年長以降、来ていない」と苦々しい表情を浮かべ、会場の笑いを誘っていた。映画『カラフル』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会■関連記事:直木賞作家・森絵都のベストセラー映画化『カラフル』試写会に50組100名様ご招待
2010年07月14日かわいくて、かわいくて仕方ないのに、どうにも付きまとう“ニセモノ”感とウサン臭さ…。麻生久美子は“それ”を「賞味期限が切れそうなギリギリ感のある女性」と表現する。映画『シーサイドモーテル』で彼女が演じたのは、三十路を目前にした場末のコールガール、キャンディ。「私も歳をとって(笑)、いまだからこそ演じられる役なのかな」とも。世の男性を(いや、おそらく女性も!)癒やし、和ませてやまない麻生さんが、ある意味、究極の癒やしを生業とする女を演じる姿は一見の価値アリ!映画公開を前に話を聞いた。今回演じたキャンディのような「変わった役は好き」と麻生さん。どこか俗というか、B級っぽさというか、麻生さん自身がそういう雰囲気を好んでいるような…見た目とのこの“ギャップ”こそ、彼女の魅力であることは間違いない。でもなぜだ!?「自分で映画とかを観る上でも、そういうのが好きなんですね、そこは本当に好みの問題で(笑)。でも、若い頃は清純な女の子の役が多かったんですが、そこから“外れた”役をいただくようになってからが楽しくて。すごくやりがいを感じてしまうんです」。ちなみに、彼女の言う「“外れた”役」のきっかけになった作品というのは、三木聡監督によるTVドラマ「時効警察」。「そう、あれがあったから、そういう役のオファーが来るようになったんです。でなければこなかったと思います。私、ずっと“幸薄い”系の役が多かったので。相当高い確率で死んでました(笑)。最近は死ななくなりましたね」。そんな形でここ数年、“変わった役”がすっかり板についてきた(?)麻生さんだが、今回演じたキャンディは登場シーンからかなり楽しませてくれる。「お店の方針」により、自己紹介に続いて、とってもかわいらしい(!)振り付けと共に「今宵、あなたとフォーリンラブ!」とキメるのだが、どんなポーズかは見てのお楽しみ!変わった役と同様にこの変わったポーズも大好き?「恥ずかしかったです…(恥)。でも、この『何か、恥ずかしくてやりづらい』って感じのままでいいかなと。キャンディも決してやりたくてやってるわけではないので。『頑張ってやってるぞ!』というのは私も同じ気持ちでした(笑)。でも、辛かったですよ…。最初はスタッフさんも面白がってくれて、わりとわいてくれたんですが、何度もやってると見飽きてくるじゃないですか?何か、もういいよ的な空気が流れて(笑)。もう、すごく辛かったです。何で私はこんなことやってるんだろう?って」。彼女がこのセリフを言う相手は生田斗真演じる主人公のエセ営業マン。ちなみに最初に生田さんがこのポーズを見たときのリアクションは?「最初は笑ってくれました。でも一度、生田さんが同じ振り付けをやってくれたんですよ。そしたらそっちの方が私がやるより数百倍かわいくてですね…。何か『もうやりたくないな』と(笑)」。その生田さんと共演してみての感想、生田さんの印象を尋ねると「好青年」という答えが返ってきた。「すごく真面目な方ですね。初めてお会いしたときは『人間失格』が終わったばかりだったんですが、すでにセリフは全部入ってらして。すごいな、と思ったし、こういう方とお芝居できるのは嬉しいなって。(しばらく思案しつつ…)何かねぇ、いいんですよ(笑)!みんなに愛されるキャラですね。他人との距離をすごく上手に作って、スッと入ってくるんです。それが失礼でもなれなれしくもなくて『あっ、この人いいな』と思わせて去っていくような。ズルいくらいの天性のものを持ってますね」。話が今後の目標におよぶと、心底困ったような表情を浮かべ「性格的に先のことを考えられないんですよ。いま、やるべきことをやってそれが積み重なったときに面白くなればいいな、と思ってるので目標はないんです」と語る麻生さん。だが、いま最も共演してみたい俳優は?という質問には「佐藤浩市さん!」と即答してくれた。また、今回の生田さんのように若い俳優陣との共演の機会も増えている。「なんかもう、どんどんどんどん…年齢が離れて(苦笑)、関係性としては結構、微妙になってきますよね、彼らと共演するには。でも、そういうお話が来ることを願ってます(笑)!」(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会
2010年06月03日映画『シーサイドモーテル』の関西舞台挨拶が5月13日(木)、大阪市のメルパルクホールで行われ、主演の生田斗真と麻生久美子が撮影時のマル秘エピソードを暴露した。周りを山に囲まれているにもかかわらず“シーサイド”と名付けられたモーテルに集う人々の、一夜の悲喜こもごもを描いた本作。生田さんはインチキ美容クリームを扱う営業マン、麻生さんは崖っぷちのコールガールを演じている。2人と共に登壇した守屋健太郎監督は、生田さん、麻生さんについて「脚本に漫画チックなセリフや現実の会話で言わないセリフを入れているんですが、このセリフを2人に面白く言ってもらえるのかな?と不安に思ってました。しかし、本番が始まったら、(2人が演じると)こんなにも面白くなるんだ!!と逆にびっくりしました」と絶賛。これを受けて生田さんも「すごく楽しい時間でした。朝から深夜まで麻生さんと意見を投げ合いながら演技していたので、大変でしたけど、すごく楽しかったです」とふり返った。一方、麻生さんはあるシーンの撮影について激白!「言っちゃいますけど、生田さんと私の2人のベッドシーンが映画の中で出てくるんですけど、普通の撮り方と違って、1人ずつそれぞれで演じるベッドシーンだったんです!ベッドシーンを1人で演じるってこんなに恥ずかしいことないな!って思いました(笑)」。生田さんも「僕も史上最大に恥ずかしかったです」と苦笑していた。『シーサイドモーテル』は6月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年6月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:キャスト&監督舞台挨拶付き『シーサイドモーテル』試写会に25組50名様ご招待山田孝之、玉山鉄二ら男4人が解説!『シーサイドモーテル』特別映像が到着運命の一夜、4つの密室で一体何が?『シーサイドモーテル』試写会に10組20名様ご招待騙し騙される11人の行方は…?『シーサイドモーテル』鑑賞券を5組10名様プレゼント生田斗真主演映画の主題歌にデビュー30周年シャネルズの「ランナウェイ」
2010年05月14日TVドラマに映画に人気絶頂の2人、生田斗真と麻生久美子を主演に迎え、岡田ユキオ原作の人気漫画「MOTEL」の映画化作品として進行中の『シーサイドモーテル』。その一癖も二癖もある登場キャラクターたちを演じる珠玉の共演キャストの正体が明らかになった!今回発表となったのは、この9人!山田孝之、成海璃子、玉山鉄二、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、そして山崎真実という主役級の豪華顔ぶれだ。彼らが演じるのは、生田さん、麻生さん同様、海なんかどこにもないのになぜか「シーサイド」と名づけられたモーテルの各部屋に集まる男女。何やら荒れた様相の202号室に暮らすのは、山田さん扮する借金を踏み倒したギャンブラー・朝倉と成海さん扮するその女・二宮。ここへ、玉山さん演じる朝倉の幼なじみの借金取り・相田にその部下、チー坊(柄本)そして謎の男・ペペ(温水)が姿を現す…。今回カップルを演じる山田さんと成海さんは、「ストーリーもキャラも共演者たちも面白いし、監督もすげーオタクっぽいし、これは面白くなるんじゃないかと思って参加を決めました!」(山田さん)、「共演者の方が面白い人ばっかりで、すぐに仲良くなれました」(成海さん)と楽しげなコメント。玉山さんも「キャラの濃い人が出てくるので、そんな中で僕も負けないで頑張っています」と意気込みを感じさせる。さらに、203号室には古田さん演じるED気味のスーパーの店長と小島さん演じる欲求不満の若妻。104号室には、山崎さん扮するキャバクラ嬢と池田さん扮する常連客という、異色のカップル。「現場が楽しそうだなと思ってたら、聖ちゃんと二人きりでした」と漏らすのは古田さんだが、キャスト一同からは現場も作品も「楽しい!」との声が続出。果たして、どんなアンサンブルを見せてくれるのか、期待は膨らむばかり。『シーサイドモーテル』は2010年、全国にて公開。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開© 2010「シーサイドモーテル」製作委員会■関連記事:生田斗真と麻生久美子がモーテルの一室で怪しいクリームを…?旬な2人が魅惑の共演!
2009年10月13日周囲を山に囲まれているのに、そのホテルの名は“シーサイドモーテル”。そんな微妙なモーテルの一室で、生田斗真と麻生久美子が何をする――?別冊漫画ゴラクに連載された岡田ユキオの漫画「MOTEL」を原作に、あるモーテルに偶然集まったひと癖もふた癖もある輩たちが微妙に、絶妙に交錯しつつ、小さな幸せを見つけようとする姿を描いた『シーサイドモーテル』の製作が決定!主人公のセールスマン・亀田を『人間失格』で映画初出演にして主演を務める生田斗真が、そして一見、陽気なコールガールのキャンディを独特の空気感で観る者を魅了し、次々と話題作へと出演する麻生久美子が演じることが発表された。物語の舞台は周りを山に囲まれ、どこにも海なんかないのになぜか「シーサイド」という名がついたモーテル。かたや怪しげな化粧品を売りさばくインチキ・セールスマン。かたや三十路を前にすでに人気に陰りの見えるコールガール。この偶然の出会いが2人にもたらすのは、彼らが求めてやまない小さな幸せ?それとも…。生田さんは、自身の役を「インチキクリームを売りさばく詐欺師で、モーテルで偶然出会ったコールガールに恋をしてしまう青年」と説明。さらに「豪華なメンバーと作品を共に出来ることを楽しみながら演じていきたいです。監督からは、好きに遊んで下さいと言われました。本気で遊びます」と意気込みを語る。一方の麻生さんも「生田さんとの会話劇をテンポ良く作り上げられるよう頑張りたいと思います。とにかく出演者の方々が魅力的なので、贅沢な見どころ満載な映画になると思います」とコメント。是枝裕和監督(『誰も知らない』、『空気人形』)や西川美和監督(『ゆれる』、『ディア・ドクター』)の作品を手がけてきた独立系制作プロダクション、テレビマンユニオンによる本作。メガホンを取る守屋健太郎監督は2人について「生田くんは、いままでにないこの軽薄なキャラクターを楽しみながら演じてくれています。すでに衣裳合わせのときには亀田になりきっていて、数日前まで太宰治の作品をやっていたとは思えない豹変ぶりでした。麻生さんが演じるのは、亀田を翻弄する存在で、どこまでが駆け引きの言葉で、どこからが本音なのか、なかなか本心が見えにくい難しいキャラクターなのですが、とても絶妙なバランスで演じてくれています」と絶賛。2人の掛け合いを見どころに挙げている。因みに本作には、亀田とキャンディ以外にも個性的なキャラクターが数多く登場。借金を踏み倒したギャンブラーに、その恋人の猫好きな女。借金取りにチンピラ、伝説の拷問職人にED気味の社長、やる気のない警察官などが絶妙に交錯する群像劇となっている。現段階で生田さんと麻生さんのほかに、先輩・後輩の警察官コンビを演劇を中心に活躍する赤堀雅秋(「THE SHAMPOO HAT」主宰)、ノゾエ征爾(劇団「はえぎわ」主宰)が演じることが明かされているが、それ以外の登場人物の配役に関しては今後、徐々に発表されていく予定。この個性的過ぎる面々を誰が演じるのか?そして生田さん、麻生さんとの“化学反応”も楽しみだ。やがて朝を迎えたとき、彼らは海の見えないこのモーテルに海を見つけることが出来るのか――?すでに8月より撮影は開始されている『シーサイドモーテル』。公開は2010年を予定。■関連作品:シーサイドモーテル 2010年、全国にて公開
2009年09月10日岡田准一×麻生久美子主演、30代の岐路に立つ男女の恋愛と成長を描いた『おと・な・り』。5月に公開されて以来、好調な成績を収めている本作だが、このヒットを記念して、7月7日(火)の七夕の夜、映画に因んで、岡田さんと麻生さんが観客の持ちかけた相談にアドバイスを贈る「アラサー相談室」と題した特別イベントが催された。七夕のイベントということもあり、相談者の中にはこの日が結婚記念日という人もおり、女性を中心にしたアットホームな雰囲気の中でトークがスタート。早速「結婚して子供ができてから夫婦間での呼び方が“お父さん”、“お母さん”と呼び合うようになってしまったのですが、2人は夫婦間でどんな風に呼び合いたいですか?」という質問が。既婚者の麻生さんは「そうなっちゃいますよね、私は犬を飼っているのですが“お父さん”“お母さん”という呼び方になってますからね(笑)」と仲睦まじい夫婦の様子をのぞかせた。一方、未婚の岡田さんは、「『あ・な・た』って呼ばれたい」と会場の笑いを誘い、「たまに昔の呼び方で呼んでみたらいいと思いますよ」とアドバイスを贈った。続いて子供を授かったばかりの相談者からは、子供が産まれたら、家庭と仕事のバランスはどのようにとるか?という質問。麻生さんは「私はわりと子育てしたいですけど、仕事もあったら仕事もしたいしなあ、産まれてないのでわからないのですが、周りの協力があれば仕事も続けられると思います」と前向きな姿勢を見せた。これに対し、仕事も家庭も大事にしたいという岡田さんは「仕事も子育てもやりがいを持てるといいですね、頑張って下さい!」と力強いエールを送った。この日、観客の中には、既に本作を24回も観たという熱心なファンもおり、会場が一体となって和やかな雰囲気が醸し出されていた。最後に、岡田さんが「ちゃんと相談を受けられたかすごく不安ですけど、映画の方も真面目にやってます。感情とかをすごく細かく拾っていて、感じてもらえることが多い映画になっていると思いますので、愛してもらえる映画に育ってくれたら嬉しいです」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。『おと・な・り』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。■関連作品:おと・な・り 2009年5月16日より恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル神戸にて先行公開、5月30日より全国にて順次公開© 2009 J Storm Inc.■関連記事:岡田准一vs麻生久美子 ポニョの振り付けと愛犬の鳴き声でムチャ振り対決!『おと・な・り』熊澤尚人監督「自分の気持ちにどう決断するか、そこを描きたかった」岡田准一、5,500人ものファンの行列に感激!「みんなのことは忘れない」幸運!?の“ジリ貧”『インスタント沼』特製マグカップを2名様にプレゼント「出たとこ勝負(笑)!」麻生久美子が30歳を前に迎えた岐路と出会いとは?
2009年07月08日