Recipe03.墓場のドリア「墓場」なんてちょっぴりおどろおどろしいネーミングに反して、おいしくてかわいいチーズのオバケたちがいっぱいのドリアです。パンでつくった十字架やお墓は、すり黒ゴマで覆われたご飯の上に刺すと、立体感のある盛り付けになり、華やかさがアップします。【材料】(4人分)ゆで卵……2個温かいご飯……350gバター……10g醤油……小さじ2塩……小さじ1/3胡椒……少々生クリーム……200ml★トッピング食パン(薄切りタイプ)……1枚チョコペン……少々とろけるタイプのチーズ……少々黒すりごま……大さじ2モッツァレラチーズ……150gケチャップ……少々【つくり方】 調理時間:30分1. 食パンをお墓の形に形成し、トーストしてチョコペンで十字をつける。十字架のトーストは、耳の部分を十字に重ね、とろけるタイプのチーズを重ねた部分に乗せてから、トーストして密着させる。2. 耐熱容器にゆで卵を入れてフォークで粗く潰し、温かいご飯、バター、醤油、塩、胡椒を加えて混ぜ合わせ、さらに生クリームを加えて全体を軽く混ぜる。3. 黒すりごまを2.の上部全体にふりかけ、1センチ厚に切ったモッツァレラチーズをランダムに置く。4. 200度のオーブンで15分ほど焼き、モッツァレラチーズにはチョコペンで目と口をつけ、お墓と十字架のトッピングを刺す。お好みでケチャップをつける。POINT!トッピングの十字架とお墓はパンでつくるお墓は薄切りパンをカットして軽くトーストしたら、チョコペンで「R.I.P」の文字や十字架を書けばOK。十字架は、パンの耳の部分を2本、とろけるタイプのチーズでつなげてケチャップをたらします。ご飯の上に刺す作業は、お子さんにやってもらいましょう。</div
2018年10月21日Recipe02.ミイラのタコライスぐるぐる巻きの包帯の正体は、スライスチーズ。ブラックオリーブの目も雰囲気たっぷりで、お子さんも大興奮まちがいなしのメニューです。紫キャベツのスライスやドクロ型のレンコンなど、付け合わせにもハロウィン感をプラス。お弁当にもおすすめです!【材料】(4人分)※写真は1人分★ミイラごはん温かいご飯……4膳分スライスチーズ(とろけないタイプ)……8枚★付け合わせ紫キャベツ……2枚レタス……4枚ミニトマト……8個レンコン(5ミリにスライスしたもの)……4枚ブラックオリーブ(スライスしたもの)……2個トルティーヤチップ……8枚チョコペン……1本★タコミートニンニク(みじん切り)……1かけ分タマネギ(みじん切り)……100g合挽き肉……300gサラダ油……小さじ2塩……小さじ1/3酒……小さじ2ケチャップ……大さじ2ウスターソース……大さじ1お好みでチリパウダー……少々【つくり方】調理時間:45分1. 紫キャベツとレタスは千切り、ミニトマトは半分に切っておく。2. レンコンは塩茹でし、穴を生かしてドクロ型に包丁で切る。3. トルティーヤチップにチョコペンで目や口を書く。4. タコミートをつくる。フライパンにサラダ油、ニンニク、タマネギを入れて中火にかけて炒め、しんなりしてきたら合挽き肉を加えて塩、酒をふりポロポロになるように炒める。5. 全体に火が通ったらケチャップ、ウスターソースを加え、炒め合わせる。大人はお好みでチリパウダーをかけても。6. スライスチーズを1センチの幅に包丁で切って、俵型に握った温かいご飯の上に斜めに乗せ、オリーブ2個を乗せてミイラを皿に盛る。7. 紫キャベツ、レタス、ミニトマト、レンコン、トルティーヤ、タコミートを盛り付ける。POINT!レンコンでドクロをつくるレンコンの穴をよーく見ると、ドクロの目と鼻に見えてきませんか? この穴をそのまま活かして、ナイフでドクロ型にカットするだけ! 抜き型も、飾り切りのテクニックもいらずに、ドクロレンコンのできあがりです。
2018年10月20日Recipe01.オバケのブルスケッタ薄切りのバゲットに3色の野菜ペーストを塗って、海苔やスライスチーズで表情をつけるだけ。あっという間に、ユニークなモンスターやオバケのできあがり♪盛り付けは、蜘蛛の巣柄の紙皿に3色がランダムになるように並べて、にぎやかさを演出しました。【材料】(4人分)★オバケジャガイモ……2個塩……少々海苔やチョコペン……少々★ジャック・オー・ランタンカボチャ(皮と種を取ったもの)……150g砂糖……少々チョコペン……1本★フランケンシュタインアボカド……1個レモン汁……小さじ1塩……少々海苔……少々スライスチーズ……少々バゲット…1本(斜めに薄くスライスしておく)【つくり方】調理時間:30分★オバケ1. ジャガイモを茹でて柔らかくし、塩を加えてつぶしながらよく混ぜ合わせる。2. 1をバケットに塗って、海苔やチョコペンで目と口をつける。★ジャックオーランタン1. カボチャを茹でて柔らかくし、砂糖を加えてつぶしながらよく混ぜる。2. 1をバケットに塗って、チョコペンで目と口をつける。★フランケンシュタイン1. アボカドは半分に切って種を取り、中身をくりぬいて、レモン汁と塩を加えてつぶしながらよく混ぜ合わせる。2. 1をバケッドに塗って、海苔で前髪、口、傷を作り、丸くくり抜いたチーズと海苔で目をつける。POINT!野菜ペーストで色付けをするオバケたちの色付けには、ジャガイモ、カボチャ、アボカドのペーストを使い、野菜も摂れるメニューに。ジャガイモには塩気を、カボチャには甘みを、アボカドにレモンの酸味をそれぞれ加え、味にバリエーションを出すことで、食が進みます。
2018年10月19日料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。 <前編> に引き続き、子どもも自分も心地よいアイテムと、笑顔でいるための秘訣を教えていただきました。totto (黄川田としえ) さん息子さん:15歳、娘さん:10歳料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)HP: Instagram: @tottokikawada ■シミも思い出に。気にせず使えるリネン類黄川田さんの仕事にもプライベートにも欠かせないものは、リネンアイテム。「すぐに乾くし、使い勝手がいい。気軽に洗えるし、それが味になっていくから、服もリネンのものが多いですね。生地を買って洗いざらしたものや、アンティークのレースをテーブルに敷くこともあります。白いリネンは汚れを気にされる方も多いですが、私は子どもの記憶を大切にしたくて、誕生日などの特別な日に使って、これを敷かれた日は特別なんだなとわかるのもいいなと思いますね。 シミも思い出になるから、こぼしたっていいと思います。自分もそうでしたが、大人になったときにふとそんな記憶を思い出して、「懐かしい」と思うことがあると思いますが、そのときに親へ感謝する気持ちになったりするので、そういうことを残したいなと思っています」 「テーブルクロスとしても、ピクニックのときに敷いたり、川に入って濡れたときに体を拭いたり、首に巻いたり。マルチに使えるから、カバンに1枚あると便利ですよね。オリジナルで作ったクロスは、ハンカチより大きいくらいのサイズ。大判だと子どもが引っ張ってしまいますが、真ん中に敷くと食器も映えるし使いやすいですよ」もう一つ、リネンで作ったオリジナルアイテムは、自身がデザインしたエプロン。ポケットや肩紐など部分的な色使いがかわいらしく、ワンピースとしても使えそうなデザインです。「仕事の後、そのまま着て帰ることもあります。娘もお家で料理をするときは、エプロンをつけて手伝ってくれますね」 ■大切にしたい、肌触りの良さお子さんたちの服は、肌触り重視でコットンを選ぶことが多いのだとか。その中でもお気に入りは、娘さんが愛用する、スペインブランド「コンドル」のカラータイツ。 「色が鮮やかで、肌触りがいいので履きやすいよう。2、3歳くらいから履いている、娘のお気に入りです。サイズも幅広くあり、絶妙にいい色合いで選びきれないほど。全部がナチュラルな色合いにするのではなく、タイツで色をプラスするコーディネートが楽しいです。スペインのものはデザインや色がかわいいから、昔から気がついたら選んでいることが多いんです」 肌触りの良さをキープするために、洗濯洗剤は衣類にやさしいものを使いたいと話す黄川田さん。 「『ヤシノミ洗たく用洗剤』は無添加ですが、しっかり落ちる上にやさしい洗い上がりがするのでいいなと思います。 洗剤で無香料のものはあるけど、柔軟剤はなかなかないですよね。子どもたちが大きくなってきたので汗汚れが多く、リネンや白いものは特に汚れが落ちているか気になりますが、しっかり落ちている気がします。環境にもいいと思うと、気持ちよく使えますよね」 ■スキンシップを通して、たっぷり愛情表現この日、娘さんが「読んで」と出してきたのは海外の作家による絵本。旦那さんが古本屋で買い集めた、掘り出しものだそう。ソファにすわって絵本を読んであげる時間が、母娘のコミュニケーションにも役立っています。 「絵も素敵で、私が選ばないものなので、読んでいて面白いです。娘は小学生ですが、まだまだ甘えたい年頃。休みに仕事が入って、一緒に過ごせないようなこともあるので、常に抱きしめて、抱っこして、言葉でしっかり伝えてあげることが大切かなと思っています。小さくてわからなくても、いやだと言われても、泣いちゃっても伝えてあげる。今でも娘のことは抱っこしますが、息子にも頭を撫でたり、肩を叩いてあげたり、できるスキンシップはしたいなと思います。 抱っこしてあげるのも、きっと最後の日があると思うと少し寂しくなりますよね。できるうちに抱っこして、愛情を表現してあげたいですね」■自分の感情だけで動くと、子どものためにならない子どもたちに、言葉と態度できちんと愛情を伝えるのが、黄川田さんが子育てで大切にしていること。そうすることで、気持ちを切り替えて仕事を頑張れるのだそう。そして、家族や友人など、周りの意見に耳を傾けることも大切だといいます。 「子育てするなかで、人からいろいろなこと言われることは多いと思いますが、私はすべて受け入れて、そうなんだなと思うようにしています。意見を聞きつつ、自分はそれをどういう風に進めていくのか、そこで対立して関係を崩すのか、協力して見守ってもらうのかで全然変わります。そのときに自分にも、子どもにも良い方向を選んであげないといけないなと思います。自分の感情だけで動くと、子どものためにならないし、何も成長しないんですよね。一人で抱え込まないようにして、周りの意見をうまく取り入れながら、子どもとともに自分も成長していきたいです」 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社
2017年01月11日