女優の黒木メイサが17日、都内で行われたNHK BSプレミアムのドラマ『花嵐の剣士~幕末を生きた女剣士・中澤琴~』(2017年1月14日スタート 毎週土曜 21:00~22:29)の取材会に出席した。主演の黒木メイサが本格的剣術アクションに挑んだ同ドラマは、幕末の世を駆け抜けた実在の女剣士・中澤琴をモデルにした物語。激動の幕末から明治、大正、昭和を生き抜いた中澤琴の波乱に満ちた半生を描く。主人公の中澤琴を演じた黒木は「正直、中澤琴さんのことは知らなかったんですが、台本や資料を読んで琴さんの魅力を感じましたので、全力でやらせていただきました」とやり切った様子で「琴さんを調べる資料があまりなくて大変でしたが、やり甲斐のある役でした。もし今後さらに琴さんにフィーチャーして何か(続編など)を作ることがあれば絶対に気になると思うので、頑張ります(笑)」と意欲を見せた。琴の兄・定祇を演じた筒井道隆は「役が男っぽい役だったので、悪い意味ではなく女性らしさがありませんでした」と笑わせるも「仕事に対して真摯という感じを受けました」と賞賛すれば、沖田総司の義兄・林太郎役の宅間も「アクションが沢山あったのに誰が真夏に撮影すると決めたんだと思いましたし、何で真夏に鎧兜を着ているんだとも思いましたね。それはそれはメイサちゃんは大変だったと思いますよ」と賛辞を惜しまなかった。殺陣などのアクションシーンが多い同ドラマだが、黒木扮する琴が芸者となるシーンも。それについて黒木は「琴さんは全編を通して男装が多かったので、芸者のシーンはものすごく恥ずかしくて、男の人が女装しているみたいで恥ずかしかったというのが本音です(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
2016年11月18日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が30日、自身のブログを更新。昨年、胃がんのために32歳で亡くなった黒木奈々キャスターへの思いをつづった。麻央は、「今日は、報道番組のキャスターをされていた黒木奈々さんのことを想っていました」と書き出し、「同じ事務所で、同じ1982年生まれ同じ上智大学出身そして同じ時期に癌で闘っていました」と共通点を列挙。「元気になったらいつかお会いして、お話したいなと思っていました」と打ち明けた。続けて、「でも、奈々さんは亡くなられて、その、いつか、は叶えられませんでした」と悔やみ、「ご本人にも何も伝えられませんでした」と吐露。「今も、時々、黒木奈々さんを想います」と記した。そして、「『いつか』と思っていると、『いつか』までの距離は果てしなく縮まらない気がします」との思いを告白。「最近は、今は無理でも、『いつか』と思わないで、何年何月何日頃って決めて思うようにしました」と考え方を変えたことを明かした。
2016年09月30日読売テレビ入社1年目の黒木千晶アナウンサーが、10月より「読売テレビPR隊長」に就任することになり31日、現・隊長の諸國沙代子アナウンサーからバトンを受ける「引き継ぎ式」を大阪市内の同局内で行った。歴代の新人アナウンサーが務めている「PR隊長」。黒木アナは4代目で、10月1日からは初冠となる番宣番組『Let’s Go! チアキちゃんねる』もスタートする。黒木アナは神奈川県横浜市出身。「関西に来てまだ4カ月。慣れないことも多いですが、関西のみなさんに早く顔を覚えていただけるように、明るく元気に番組をPRしていきたい」と抱負を。「関西らしい文化に体当たりでチャレンジしたい。お笑いのノリを勉強中です」と意気込んだ。先輩の諸國アナは"タイガース愛"を語り出すと止まらない熱狂的な阪神ファン。これに対抗するアピールポイントを聞かれた黒木アナは「レジ打ち」と答え、学生時代にスーパーのアルバイトで経験したおかげで「1円もミスを出さない!」という見事なレジ打ちの技を身につけたことを強調。この特技から「ミス0円」とのニックネームもついたそうで、「お金には厳しいので、関西らしく値切りをするロケにも番組で挑戦したい」と張り切っていた。そんな黒木アナに、諸國アナは「関西なので体を張るロケも多いですが、何事もやり切ることが大事。期待しています」とエールを。「私もいろんな失敗をしましたが、メンタルは強くなった」と新人時代を振り返り、「多少の失敗があっても死なないから(笑)」と黒木アナにアドバイスを送った。また、「夜、タクシーに乗ったとき、運転手さんに『今日はアカンね』と話しかけられたら、主語がなくてもだいたい阪神のこと」と関西の"常識"も伝授。黒木アナを「いいアドバイスをいただきました!」と感激させていた。
2016年09月01日本木雅弘を主演に迎え、西川美和監督が自らの小説を映画化する『永い言い訳』。先日、トロント国際映画祭への正式出品も決まった本作から、本木さん演じる主人公と、黒木華が演じる不倫相手との場面写真が解禁となった。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻・夏子が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにそのとき、不倫相手・福永と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族、トラック運転手の夫・陽一とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出ることに…。主人公の津村こと衣笠幸夫役を、『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』で昨年度、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した本木さん、その妻を深津絵里、その不倫相手を黒木さんが演じ、そのほか、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、山田真歩、堀内敬子ら、日本映画屈指の実力派俳優が脇を固める本作。今回解禁となった新場面写真は、本木さん演じる幸夫が、長年連れ添った妻・夏子(深津さん)の旅行中、なんと不倫中の担当編集者・福永智尋(黒木さん)を自宅へと招き入れた、その“翌朝”のシーン。福永の後ろから甘えるようにして抱きつき、甘い余韻を再びかみしめる幸夫だが、そんな2人のもとへ飛び込んできたのは、夏子が旅先で亡くなったという衝撃の知らせ…。まさに、この後、人生最大のしっぺ返しがくることを知らない幸夫と福永の密着度の高い濃厚ラブシーンをとらえたカット。順風満帆に見えても、常に何が起こるか分からないのが人生。一寸先の“闇”に堕ちた幸夫は、果たして“光”を見いだせるのか、ますます気になるばかりだ。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日黒木瞳の初監督作『嫌な女』が5月23日(月)、「外国人特派員協会」(有楽町)にて上映され、その後、黒木さんを迎えての記者会見が行われた。真面目で堅物な弁護士の徹子と彼女のいとこで自由奔放に男性を手玉に取り、結婚詐欺まがいのトラブルを起こす夏子。以前から徹子は夏子が大嫌いだったが、彼女が持ち込むトラブルの処理であれこれと振り回されるハメになり…。桂望実の同名小説が原作だが、もともと、自身が女優として演じるために原作の映像化権を手に入れたという黒木さん。「脚本家の先生(※朝ドラ「とと姉ちゃん」を手掛けている西田征史)と話をするうちに、この作品の世界観を一番分かっているのは私だと思い、徐々に監督をしてみようと気持ちが変化していった」と監督をするに至った経緯を明かす。女優業と監督業、その違いについて「女優として作品に入るときは、その女性として生きる――私ではない別の女性になるんですが、監督の場合、私が全部出ちゃうんです。『あ、全部私だな』と思いました」と語る。生真面目な徹子を吉田羊、奔放な夏子を木村佳乃が演じているが、黒木さんは監督として「吉田さんの役はとてもストレスのかかる役。演出面でも負荷をかけてましたが、それを素直に柔軟に乗り越えてくれました。それで私もどんどんハードルを上げていきました。木村さんの役は、この作品におけるムードメーカー。テンションを上げていかないといけないのですが、木村さんのモチベーションを常にキープされているところには本当に感服しました!ポンッと上がる瞬発力は、並大抵のものではないと思います」と称賛を送った。外国人の記者からは、今後の監督業、および女優業との両立についても質問が飛んだが「すでに女優として撮影に入っております。この映画で8か月ほど撮影をしなかったのですが、(女優に)戻ったとき、『監督』という言葉に振り向く自分が怖かったです」とジョーク交じりに語る。ホラー映画『仄暗い水の底から』に出演していることから「ホラーを撮る気は?」という質問も飛んだが「女はホラーみたいなものですから(笑)。『嫌な女』もどこかでホラーかもしれませんよ」とニヤリ。監督業と女優業、どちらが合っているか?との問いには「ここで『監督』と答えたら、私の(女優としての)35年は何だったのか?と悲しくなる…(笑)」とユーモアたっぷりに答えつつ「監督は本当に地味な作業ですが、コツコツと地味にやっていくクリエイティブな作業は意外と好きなんだと再発見できました」と笑顔を見せていた。なお、現時点で本作の海外の映画祭への出品や海外での公開は発表されていないが、黒木さんは「私の口からはまだ何も言えません」とその可能性を匂わせた。『嫌な女』は6月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日女優の黒木華が4月22日(金)、主演作『リップヴァンウィンクルの花嫁』のヒット御礼舞台挨拶に、岩井俊二監督とともに登壇。「そんなに昭和顔かなって思いますけど…」と世間が抱く“古風”なイメージに少々戸惑い気味だった。観客からの質問を受け付けたこの日、ある男性ファンから「純日本的な役を演じたら、いまやナンバーワンだと思う」と評されると、「確かに時代劇では、違和感なく(演技を)見てもらえることがうれしいですが、それ以上にいろんな役を演じられる女優さんでいたい」と抱負をコメント。ときに“古風”“昭和的”と称されることもあるが、「昭和の女優さんは実は、お顔立ちがハッキリなさっている方が多いし…」と話していた。結婚早々、夫に浮気された挙句、家を追い出されてしまった派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、月給100万円という破格の住み込みメイドを始める。ヒロインに仕事を紹介する「何でも屋」役を綾野剛、バイト先で意気投合する風変わりなメイドを歌手のCoccoが演じる。3月26日(土)に全国28スクリーンで封切り後、上映時間3時間の大作ながら、リピーター効果で異例のヒットを記録。大反響を受け、23スクリーンの追加上映が決定した。黒木さんは「こうしてまた舞台でご挨拶できる機会をいただき、とてもありがたい」とファンへの感謝を述べ、「特にツイッターで話題になっていると聞いていたので、『SNSってすごいな』と思いました」と喜んでいた。一方、実写の日本映画としては12年ぶりのメガホンとなった岩井監督は、「上映時間が3時間あるので、公開にこぎつけるまでは難航しました。劇場さんも『3時間は勘弁』という雰囲気がありましたし(笑)」と告白。それでも「奇特にも上映しようと言ってくださった劇場さんがあり、こうして皆さんに見ていただける」と安堵の表情を浮かべた。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は全国で上映中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月22日一昨年、『小さいおうち』でベルリン国際映画祭・最優秀女優賞を受賞し注目を集めた黒木華さん。「群を抜いていた」と評されたその演技力は、その後のドラマや映画でも話題になったほど。そしてこのたび、岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』で初の映画主演。そして先日スタートしたドラマ『重版出来!』では、連ドラ初主演と快進撃が続きます。――日本アカデミー賞最優秀助演女優賞おめでとうございます。史上2人目の2年連続の受賞です。黒木:こそばゆいというか…正直、本当にいいんだろうかという感じです。でも、どちらも山田(洋次)監督の作品ですから、監督がすごいんです。現場で自分が提案したり、何かに挑戦するというよりも、監督がおっしゃることを忠実にやろうと思っていただけでしたから、完全に監督の演出のおかげです。――でも、実際、黒木さんの演技に多くの人が惹きつけられているわけですし…。黒木:すごいギャップは感じています。自分の本来の実力と周りの評価とがどんどん離れていっているので、追い付かない怖さがあります。自分自身の評価はまだ低いので、なんとか頑張らねばと思っています。――先日の『しゃべくり007』で、徳井(義実)さんが、昔、学生時代にお化け屋敷でお化け役のバイトをされていた黒木さんが圧倒的にうまくて覚えていたという話をされていたのを拝見しました。黒木:あれ、すごく驚きました。――記憶に残っていたほどですから、学生時代から一目置かれる存在だったんじゃないですか。黒木:まったくないです。大学の映画学科俳優コースにいたんですが、学内で制作される映画に出るには、同期や先輩にキャスティングされないといけないんです。だけど私、全然人気がなかったんです。お芝居で評価されたことがなかったので、いま急にすごいって言われている感があって、へんな感じです。――でも、女優になろうとは思っていらしたんですよね。黒木:なれればいいな、とは…。――で、実際になられたわけです。黒木:運がいいんだと思います。女優になれるかもしれないと現実的に思ったのは、野田(秀樹)さんの舞台にアンサンブルとして出演してからなんです。それまではオーディション雑誌を買って書類を出したりはしましたけれど、ただの夢でしかなく、楽しいからお芝居をやっているっていう気持ちのほうが強かったんです。そんな時、野田さんが関西で久しぶりに俳優向けにワークショップをやられると聞いて、「これは絶対に行かなきゃ!」って思ったんです。私、高校時代に最初に観た舞台が野田さんの『贋作 罪と罰』だったんです。自分もこんな舞台をやりたいって思っていましたから、うれしかったです。――その後、野田さんと中村勘三郎さんが夫婦を演じた舞台『表に出ろいっ!』の娘役のオーディションを受けて選ばれたわけですね。黒木:すごいことだとは頭ではわかっていたんですが、それ以上に稽古が楽しかったんです。本当に、いま私が役者さんとしてやれているのは、野田さんのおかげです。事務所も『表に~』を観て声をかけてくださいましたし。実際に女優に“なろう”と思ったのはその頃ですから…わりと遅いです。――舞台も映画もたくさんご覧になっているようですが、子供の頃からお好きだったんですか?黒木:映画は家族皆でよく観ていました。『金曜ロードショー』とか『日曜洋画劇場』とか。たまにレンタルビデオを借りることもあって、お父さんが似ているからっていう理由でジャッキー・チェンの映画はよく観てました。ただ、基本的にテレビをあまり見る家庭ではなかったので、普段は家にラジオがかかっていて、本を読んでいることが多かったです。――高校演劇をやっていたそうですが、演劇への興味はいつ頃に?黒木:キャンプや子供向けミュージカルだったり、積極的に子供にいろんな経験をさせようとしてくれる両親だったんですが、そのなかでとくに好きだったのがお芝居だったんです。そこから演劇部に入って、それでより舞台が好きになっていきました。もともと人見知りで…いまでも人前が苦手なんですが、なぜか舞台ではあまり緊張しなかったんです。人と繋がれるのがそこしかなかったというのもあるんですが、親が褒めてくれたりもして、楽しいっていう気持ちで続けていたのがいまに至るって感じです。――この数年は、映像のお仕事が急激に増えましたけれど。黒木:まだ恥ずかしいです。基本的に舞台って残らないものですが、映像は、その時は100%やってるつもりでも、終わると「もっとこうしておけばよかった」と反省することばかりです。――出演された映像作品はご覧になるんですか?黒木:一回は観るようにしています。やっている時はどう編集されていくかわからないので、「こうなったのか」って。『しゃべくり007』は、編集ですごく面白くしてくださっていて、すごいなと思いました。――いま初主演映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』が公開中ですけれど、この作品はどんなふうにご覧になりました?黒木:不思議でした。こんなにずっと自分が出てくる作品を観たことがなかったので。ただ、撮影中ずっと岩井監督に引っ張られてゆらゆら流されている感じで撮っていましたから、全部知っているはずなのに、観た時は「こういう話なんだ」って新鮮でした。――その言葉とも通じるかもしれませんが、黒木さんのお芝居は、ご自分の個性で色付けせずに、役柄の持つ色にご自身が寄り添っているような印象を受けます。黒木:自分自身があまり好きじゃないから、自分が役に出てしまうのが怖いんです。だから、自分ならこうするって考えないようにしています。一応、時代背景や役柄の設定が決まっていれば、そこは意識しますけれど、基本的に私が自分でやることはあんまりなくて、映像ならば監督任せだし、共演者の方々に引っ張ってもらうことも多いです。だから私は、出会う人の運に恵まれているんだと思います。――でも、古い時代の作品によく出られていますが、その佇まいや所作も自然ですよね。黒木:生活習慣じゃないですけれど、子供の頃に親に注意されたりしたことが身についているおかげだと思っています。そのうえでいま、日本舞踊を習わせてもらったりもしています。…あと、この顔にも助けられていると思います。どこにでもいる顔ですから。――そんな…。黒木:だって、私に絶世の美女みたいな役はできないじゃないですか。でも代わりに、キレイな女優さんよりも私のほうが、普通のどこにでもいる人は演じやすいと思うんです。――今後、絶世の美女のオファーだって来るかもしれません。黒木:できないとは言いたくないので、やる努力はします。――昭和顔と言われることについてはどう思っていますか?黒木:周りにどう言われていても、あまり気にならないです。その時代を生きていないのに、その時代の人に見えるということは、うれしいことです。◇くろき・はる1990年3月14日生まれ、大阪府出身。‘10年にNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でヒロイン役に抜擢され注目を集める。近年は映画『母と暮せば』、ドラマ『真田丸』(NHK)など。公開待機作に映画『永い言い訳』『エミアビのはじまりとはじまり』が控えている。ブラウス¥35,000スカート¥53,000(共にコム デ ギャルソン・ガール/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)◇黒木さん初主演映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』は、現在公開中。監督は岩井俊二さん。初主演の連続ドラマ『重版出来!』は、毎週火曜夜10 時~ TBS 系で放送中。原作は松田奈緒子さんによる同名コミックス。新卒で大手出版社に入社し、コミック誌の編集部に配属された黒沢心(黒木)の成長が描かれる。※『anan』2016年4月27日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・井伊百合子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月20日黒木華が連続ドラマ初主演を果たす4月期スタートのTBSドラマ「重版出来!」。オダギリジョー、坂口健太郎ら様々なキャストが出演する中、今回新たに「でんば組.inc」の最上もががレギュラー出演することが明らかになった。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」、といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて、漫画家という夢を叶える瞬間、これは働く全ての人にエールを贈るお仕事ヒューマン群像劇。2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得した「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載中の松田奈緒子の人気コミックが原作の本作。キャストには、主人公・心役の黒木さんをはじめ、オダギリさん、坂口さん、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊といった個性的な面々が顔を揃えた。「でんぱ組.inc」に属し、グラビアアイドルとして活躍する中、「あぽやん~走る国際空港」などにゲスト出演するなど活動の幅を広げる最上さん。今回彼女が演じるのは、滝藤さん演じる漫画家・高畑一寸の彼女であり、ミューズ(芸術家にインスピレーションを与えるといわれたギリシャ・ローマ神話の女神)的存在の梨音役。しかし自由気ままな性格でしょっちゅう家出するなど小悪魔的に高畑を振り回し、漫画が描けなくなってしまい、編集担当者をいつも困らせてしまう…という役どころだ。今回の出演について最上さんは、「監督と話し合いながら 自分の中での梨音さんを膨らませていきました。至らぬところもたくさんあるかと思いますが、精一杯演じさせて頂いてます」と意気込みを語る。また最上さんは漫画好きだそうで、「ぼくにとっての漫画は、人生を楽しく生きるヒントになったり、息抜きになったり、漫画に出てくる台詞に勇気付けられたり、たくさんのことを学べるものだと思っています」と話している。さらに本作は新社会人や異動などで仕事に悩む人に必要な“やる気”が詰まっている内容ということで、「最初から上手くいくことなんてほとんどありません。失敗を恐れていては何も学べません。まずはチャレンジして、上手くいかなかったら次はどうしようって考えるのが大事なんじゃないかなと思います」とエールを送った。また番組プロデューサーは、「高畑を振り回す、いい意味で物語に異物感を加える梨音という役柄を考えたときに、“異端児”の最上さんこそまさにぴったりだと思い、お願いしました。撮影初日、スタッフを一瞬で虜にしてしまい、まさに梨音そのものでした」とコメントを寄せている。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月08日人気ロボットアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズや、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』シリーズなど数多くの作品を手がけた脚本家の両澤千晶さんが、19日に大動脈解離のため死去していたことがわかった。56歳だった。『ガンダム』情報の公式ポータルサイト「GUNDAM.INFO」が、22日の更新で発表。サイトでは「心よりご冥福をお祈りいたします。葬儀に関しましては当社よりお知らせすることはできません。ご了承のほどよろしくお願い申し上げます」としている。両澤さんが手がけた『機動戦士ガンダムSEED』は、2002年10月よりTV放送がスタート。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』をはじめ、スピンオフ作品なども展開し、現在も高い人気を誇っている。
2016年02月23日幅広い世代の女性たちに支持されるデイリーなコスメブランド「KATE(ケイト)」は、黒木メイサをイメージモデルに起用した春の新コレクション「ケイト フォルミングエッジアイズ(カネボウ化粧品)」の新CM「覚醒、アーモンドアイ」が、2月1日(月)よりオンエアとなった。新CMは「美の目覚め」をテーマに、朝の光を感じさせるイメージや、アーモンドの花が咲く印象的なイメージが挿入された構成となっており、黒木メイサが、「KATE」が2016年春コレクションで提案する、"アーモンドアイ"メイクで登場する。"アーモンドアイ"メイクとは、アーモンドを横にしたようなフォルムに見せるように、目頭と目尻を強調したWサイドエッジ強調メイクで、立体的な目もとを演出する。目を大きく見せる基本テクニックであるグラデーションだが、従来のまぶたの上から下に色が濃くなっていく“横割りグラデーション”で目の高さを強調するメイクと異なり、まぶたを縦に分割して、目頭から目尻へ色を重ねていく“縦割りグラデーション”なら、より色気や大人っぽさを演出できる。今回のCM撮影に寄せて、黒木メイサは「今回の現場では『目覚め』を常に意識して撮影に臨みました。目もとのメイクってちょっとしたことで印象が変わると思うのですが、今回の撮影でもすごくそれを感じました」とコメント。さらに、"アーモンドアイ"メイクについて「一重の方でも二重の方でも挑戦できるメイクだと思いますので、ぜひ、いろいろな人に試していただきたいです」と続けた。「ケイト フォルミングエッジアイズ(カネボウ化粧品)」は、両サイドを意識して、ワイドに際立つ目もとをつくる3色セットのアイシャドウ。全8種、1,512円。2月1日(月)発売。(text:Miwa Ogata)
2016年02月02日女優の黒木メイサが23日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『サヨナラの代わりに』(11月7日公開)の来日記念イベントに登場し、憧れのオスカー女優ヒラリ―・スワンクと初対面を果たした。新宿ピカデリー1Fに敷かれたレッドカーペットに、アカデミー賞主演女優賞を2度獲得し、このたび主演作『サヨナラの代わりに』を引っさげ10年ぶりに来日したヒラリー・スタンクが登場。『ミリオンダラー・ベイビー』に感銘を受けて以来、ヒラリーの大ファンと公言している黒木も駆けつけ、ヒラリーに花束を渡し、「私はただのファンです。ファン代表として来させていただいています」と憧れの人との対面を喜んだ。黒木は「さっきヒラリーに触られました! 触られてから余計に緊張して何しゃべっているかわからなくなってきたんですけど」と舞い上がるも、「すごくすてきな映画。2人の女性の友情のすてきなシーンがいっぱいある」と映画の魅力をしっかりアピール。「2人が叫ぶシーン…泣きながら笑い、笑いながら泣けるシーンがあって、すごく心が温まる作品」と続けると、ヒラリーも「ありがとうございます!」と笑顔をはじけさせた。その後、2人は劇場内に移動し、トークイベントを展開。黒木は「タフな女の人もかわいらしい女の人も演じるヒラリーのことが大好きなので、今日はハッピーです」と喜びを爆発させ、ヒラリーも「私こそ黒木さんにお会いできて光栄です。花束贈呈の時に黒木さんに対するファンの熱狂ぶりを見まして、東京という街で黒木さんとご一緒できてうれしい」と感激していた。
2015年10月23日本日10月20日(火)発売のファッション誌「ハーパーズ バザー日本版」12月号に、“ファビュラスに輝く女性たち”として女優の黒木華や大竹しのぶなど、それぞれの年代を代表する日本人女性5名が登場。さらに、ミランダ・カーが、あの美しいアッパーボディを撮影した気鋭の写真家テリー・リチャードソンと再タッグを組み、ハロウィンにちなんでオシャレ魔女に変身していることが分かった。ニューヨーク発の老舗ファッション誌「Harper’s BAZAAR」の日本版となる「ハーパーズ バザー」。12月号の表紙を飾るのは、『マッドマックス 怒りのデスロード』でも注目を集めたロージー・ハンティントン=ホワイトリー。そして、巨匠リチャード・アヴェドンの孫で、世界で活躍する注目の写真家マイケル・アヴェドンが、それぞれの年代、さまざまなフィールドで素晴らしい輝きを放つ5名の女性たちを撮り下ろす。20代代表には、山田洋次監督の『小さいおうち』でベルリン国際映画祭「銀熊賞」を受賞し最新作『母と暮せば』では二宮和也の恋人役を演じる黒木さん。また、30代ではデザイナーのYOON、40代では同じくデザイナーの古田泰子、50代では大竹さん、60代では多方面で活躍する夏木マリが、それぞれ生き方や自身のスタイルについてインタビューに応じている。さらに、同誌4月号の表紙で一糸まとわぬ美しい上半身を披露したことでも話題を呼んだミランダは、その撮影を担当した現代を代表するファッション・フォトグラファー、テリー・リチャードソンと再タッグ。「ハロウィン物語」と題して、ミイラ男やヴァンパイアと共演し、シックなモードブランドに身を包んだミランダが、いち早く来春を先取りしたクルーズコレクションを披露する。「ハーパーズ バザー日本版」12月号は10月20日(火)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日孤高のガールズロッカー・黒木渚さんの2ndフルレンスアルバム。『自由律』と名付けられたこのアルバムには、渚さんが“女性として(この部分が最重要項目なのです)”ロックに乗せて伝えたいことが凝縮されています。先行シングルとしてリリースされている『虎視眈々と淡々と』で「女性の強さ」を表現し、同じく『君が私をダメにする』では「女性のツンデレ」を歌い、女性の中にあるさまざまな感情をストレートに吐き出していきます。新曲においても、強烈な言葉並ぶ『枕詞』や新たな決意表明となる『大予言』、都会で生きる難しさを独特の世界観に詰め込んだ『アーモンド』、音楽的新機軸にも挑戦している『テンプレート』など聴きごたえたっぷりの全9曲です。昨今のフルレンスアルバムの中では少ない曲数かもしれませんが、とんでもない充実度を誇る今作、これはそのまま渚さんの音楽活動が充実していることを物語っているのかもしれません。リリース情報:『自由律/黒木渚』(2015.10.7発売/¥2000(tax out)/LACD0265)※初回限定盤A(¥4200(tax out)/LACD0263/単行本付)、初回限定盤B(¥3000(tax out)/LACD0264/DVD付)も同時発売※ツアー情報/黒木渚 ONEMAN TOUR 2015『自由律』2015年11月22日~2016年1月11日(6公演)
2015年10月08日2012年に第一子となる女児を出産した黒木メイサが妊娠8か月の刑事役に挑戦するNHKドラマ「デザイナーベイビー」の制作が決定。この度、黒木さんと共演の渡部篤郎からコメントが到着した。ある日、新生児室から赤ちゃんが消えた。父親はノーベル賞候補の物理工学博士、母親は元陸上選手という著名な夫婦の子。赤ちゃんは、3時間おきに水分を与えられなければ、命の保障はないという。なぜ、連れ去られたのか?犯人の目的は何か?身代金目的とみえた誘拐事件は、捜査の進展とともに様相を変え、驚くべき真実に突き当たる…。産婦人科医・岡井崇が執筆し話題を呼んだ原作「デザイナーベイビー」をドラマ化した本作。原作にはないオリジナルの役・妊娠8か月の敏腕刑事に抜擢された黒木さんは受精卵に遺伝子操作を行う“デザイナーベイビー”について、「デザイナーベイビーという言葉を最初に聞いたときは、『えっ?!』という衝撃、胸騒ぎが私の中をはしりました」と語り、「デザイナーベイビーに限ったことではなくとも、色々な技術が進化していく中で、たくさんの人が救われるのかもしれない。と同時に人間本来の自然な流れを変えてしまう…。何が正しいなんて分からないけれど、過多な情報に溢れ、どんどん選択肢が増えていくこれからの時代、個々が鋭い感性、知識、そして、それぞれが責任を持ってチョイスしていかなければいけないんだなと。この作品が何かを考える、興味をもつキッカケになってくださると嬉しいなと思います」とコメントを寄せた。本作の物語の鍵を握るナゾの産婦人科医師・須佐見を好演するのは、「ラビリンス」(日本テレビ)、「ゴッドハンド輝」(TBS)などで医師役を演じたことのある渡部篤郎。今回の役柄について「いくつかの、医師の役をやらせて頂きましたが、今回は、先進医療の賛否や医師達の欲望など、沢山の見所があると思います。何より、一番の見所は黒木さん演じる、妊婦の警察官の活躍だと思います」と語った。本作には黒木さん、渡部さんのほかにも安達祐実や臼田あさ美を始め、渡辺大知、柿澤勇人、淵上泰史、安藤玉恵、手塚とおる、山崎樹範、神保悟志、柴俊夫、渡辺いっけい、松下由樹、斉藤由貴など演技派俳優が勢揃いしている。「デザイナーベイビー」9月22日より毎週火曜22:00~NHKにて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日「EXILE」のパフォーマーKEIJIこと黒木啓司が映画初出演にして主演を務め、本音でぶつかり合う青年海外協力隊員を描く爽快な感動作『クロスロード』。この度、公開日が11月28日(土)に決定。併せてポスタービジュアルと予告映像が公開された。カメラマン助手になったものの、目標の見えない日々を過ごしていた沢田(黒木啓司)は、自分を変えようと青年海外協力隊に飛び込む。だが、訓練所でもボランティア精神を地で行く羽村(渡辺大)と対立したり、規則を破ったりと、何かと問題を起こしてしまう。彼らの仲を取り持つ助産師隊員の志穂(TAO)と共に、フィリピンに派遣される二人。沢田は観光省での仕事に不満を抱くが、羽村は失敗しながらも田舎の村でドジョウの養殖を順調に進めていく。そんな優等生タイプの羽村を沢田が好きになれないのは、反発していた亡き父の面影を見るからだった。ある日、野心的な写真を撮ろうとバギオの街を訪れた沢田は、少年ノエルと姉のアンジェラと出会い、この国の現状に胸を痛めるが、無力感のうちに帰国する。それから8年、協力隊での体験は2人をどう変えたのか?震災後の東北での久しぶりの再会に思わぬ答えが待っていた――。公開されたポスターは、「ボランティアなんて偽善だ」という強烈なメッセージとともにカメラを携え険しい表情の黒木さんを大きく捉えている。“理想でもきれいごとでもない”まさにいまのリアルな青年海外協力隊員たちを描いた青春グラフィティの誕生を期待させるビジュアルだ。さらに、予告編では黒木さん演じるボランティア活動に懐疑心を懐きながらもその実、熱きハートを持ち揺れ動く隊員・沢田と、渡辺さん演じるボランティア精神の塊で理念が先に出てしまう羽村隊員が激しくぶつかり合う様子や、赴任先のフィリピンの現地の人の助けになろうとする隊員たちの成長する姿が描かれる。フィリピンでの撮影が本作のスケール感に華を添え、主題歌である中島みゆきの名曲「ヘッドライト・テールライト」も相まって、胸が熱くなる予告編となっている。常に対立する沢田、羽村を共に理解し仲を取り持つ野村志穂隊員役には、人気ファッションモデルでありハリウッド大作映画でも大きな役を演じ、本作で日本映画初出演となるTAO。沢田が赴任先のフィリピン・マニラでボランティアとは何か?と自問自答をするきっかけを作ったフィリピン女性、アンジェラ役に世界一有名なコスプレイヤー、アローディア。訓練所の名物所長の堺顕二役として長塚京三ら豪華キャストが脇を固めているが、今回、DDT・プロレス、新日本プロレスで活躍する飯伏幸太が本作で銀幕デビューを果たしたことが明らかとなった。昨年実施されたシナリオコンテストで大賞に選ばれた作品を基に、監督には『マリリンに逢いたい』『秋桜』のすずきじゅんいち、脚本監修・脚本に『闇金ウシジマくん』『映画ひみつのアッコちゃん』の福間正浩という協力隊経験を持つ2人が強力なタッグを組み製作された本作。「2005年・フィリピン」「2015年・岩手」と時間と空間が交差した道程に待つ感動のラストとは…?まずはこちらの映像から映画初主演となる黒木さんの演技に注目してみて。『クロスロード』は11月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月09日宮崎県出身のシンガーソングライター・黒木渚さんの4枚目のシングル。タイトル『君が私をダメにする』も衝撃的ですが、さらに衝撃的なのが、リリックの中に出てくる「大切なものを4つあげる 愛 思想 時間 身体」。ここまで恋愛の物理的な部分にフォーカスしたラブソングも珍しいのでは?しかしながら、これこそ黒木渚流ラブソングの真骨頂。これまでにも、『あたしの心臓挙あげる』『はさみ』という“いい意味で”問題作をリリースしている彼女だからこそ許される世界観でもあります。サウンド面では、前作の『虎視眈々と淡々と』で大胆なオーケストレーションアレンジに挑戦したのに続き、豪快なピアノを導入、華やかさと艶やかさに拍車がかかりました。このシングルをリリース後には、全国5か所でワンマンツアーも決まっている黒木渚さん。常に新しいサウンドを提案している彼女のことですから、ライブでも新しい一面を見せてくれることでしょう。リリース情報:『君が私をダメにする/黒木渚』(2015.6.10発売/¥1200(tax out)/LASCD0064)※初回限定盤(¥1800(tax out)/LASCD0063/2CD)も同時発売※ツアー情報/黒木渚ワンマンツアー『虎視眈々と淡々と』2015年3月28日~2015年5月3日(5公演)
2015年06月17日3人編成のバンド“黒木渚”としての活動を終了し、昨年からソロアーティストとして意欲的に作品を発表している黒木渚。そんな彼女が満を持してリリースする4曲入りのニューシングル『君が私をダメにする』に込めた思い、そして今後の活動への意気込みを聞いた。***「『君が私を…』は溢れんばかりのエネルギーを恋愛に注ぎ、快楽にズブズブと溺れる気持ち良さを描きたかったんです。そうなると恋愛以外のことに対しても、積極的にスーパー鉄人モードになれるよ、って。この曲を聴いてこの夏は絶対に恋をする!というハイテンションな気分になってほしいと思っています」その他の収録曲もセックスを想起させる肉感的なラブソング、周りを振り回す不思議ちゃんの刹那的な恋、ダメ男に惚れた自分に決別する歌と、濃厚な恋愛ソングがぎっしり。「今までは強くてタフで、気高く生きる女を描いた作品が多かったけど、強い女性って、ダメ男に引っ掛かったりしがち。私もそうです(笑)。そんな自分自身の黒歴史もさらけ出し、ガンガン歌い飛ばしたかった。今年はアーティストとして“爆走の年”と決めていたので、4曲全てをリード曲のつもりで書いています」黒木さんの今までを振り返ると、地元・宮崎で中高一貫の学校で厳しい寮生活を送り、音楽的には空白期間。大学に進学して自由を謳歌し、大学院時代、さらに公務員として働きながらバンド“黒木渚”として活動し、デビュー。しかし順風満帆だったバンドを解散し、一昨年ソロになる決心をし、強い気持ちで突き進んできた。「不安もありましたが、全責任が自分にある、という爽快感のほうが大きかったですね。器用に世渡りするより、真っすぐ生きていく方が合っているのかな。追いつめられたところで、どんどんいい作品が生まれてきます。もう音楽を作ることから一生抜け出せないと思う。音楽に煮詰まると、今度は小説を書きだしてしまい(笑)、それも発表しました」今回の恋愛ソング然り、作りたいものをどんどん形にし、世に出す。そんな彼女の湧き上がるクリエイティビティにワクワクさせられる。朗読シーンを取り入れた、彼女ならではの個性的なライブも楽しみだ。◇くろきなぎさバンド編成の“黒木渚”で活動後、昨年、アルバム『標本箱』でソロデビュー。7 月には全国5都市のライブハウスで無料のワンマンライブツアーを行う。◇4th Single『君が私をダメにする』【限定盤】2CD¥1,800特典CDは東京グローブ座のワンマンライブの音源を収録。短編小説『壁の鹿』続編が読めるQRコード付き。【通常盤】CD¥1,200(LASTRUM)。※『anan』2015年6月17日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年06月10日女優の黒木瞳が4月4日(土)、都内で行われた主演作「連続ドラマW スケープゴート」の完成披露試写会に出席。初の女性総理大臣を目指す政治家を演じた黒木さんは、だるまに“黒き瞳”を書き入れ、ドラマのヒットを祈願し「こんな経験、初めて」と瞳を輝かせた。日本の女性経済小説家として活躍する幸田真音の原作を基に、政界内部を描いた本ドラマ。権力と嫉妬が渦巻く永田町を舞台に、男性長老議員からの風当りが強まるなか、次第に頭角を現す主人公の金融担当大臣・三崎皓子が、総理大臣のポストに向けて突き進む。果たして、彼女は政界に放たれた“生贄=スケープゴート”か?それとも国家を救う“ジャンヌ・ダルク”か?挨拶に立ち「金融大臣になっちゃいました」とはしゃいで見せた黒木さん。ただ、セリフには政治や経済の専門用語が数多く登場すると言い、「台本を読みながら、『これ、誰が覚えるのか?あっ、私か!』ってひとりツッコミを入れてしまった」と苦労も多かった様子。それでも「現場で大臣って呼ばれるのが、だんだん快感になった」そうで、「このドラマが女性にエールを送る作品になれば」とアピールしていた。舞台挨拶には黒木さんを始め、原作者の幸田氏、共演する石丸幹二、古谷一行、佐々木希が出席。主人公を政界に引き込むきっかけを作る元恋人のテレビ局役員を演じる石丸さんが、肝心のエンディングをネタバレしてしまう場面もあり、黒木さんから「それ、言っていいの?」と指摘されていた。そんな石丸さんは、黒木さんと初共演を果たし「すごく聡明で知的、それでいて芯の強さを感じさせる」と黒木さんにホレボレ。また、大物政治家を演じる古谷さんは「政治とは対極にいる生き方だから、政治家を演じるのは緊張する」と話していた。また、佐々木さんは「黒木さんが現場を盛り上げてくださって、嬉しかったです」と感謝の意。自身が演じるのは、母親・皓子に反抗的な娘という役どころで「母親に対するさみしさと怒りという複雑な心情を演じるのが難しかった」と語っていた。「連続ドラマW スケープゴート」は4月12日より毎週日曜22時~WOWOWにて放送。(全4話/第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2015年04月05日「EXILE」のパフォーマーのKEIJIこと黒木啓司が映画初出演にして主演を務める『クロスロード』の制作発表会見が1月26日(月)に開催され、黒木さんを始め共演の渡辺大、同じく共演でフィリピン出身の“世界一のコスプレイヤー”の称号を持つアローディアらが出席した。日本から発展途上国への援助に赴く「青年海外協力隊」の隊員たちに焦点を当てた本作。過去のある経験からボランティアに対し懐疑的な思いを抱きつつもその実、熱いハートを持つ主人公の沢田が、仲間や現地の人々との出会いを通じて成長を遂げていくさまを描き出す。現在もドラマ「残念な夫。」にレギュラー出演中で、俳優としての活動を着実に広げつつあるが、これまで、映画には縁のなかった黒木さんは「映画は初めてなので気合いを入れてやりたい」と語り「緊張感はありますが、(沢田役は)自分と等身大の役なので、ぶつけていきたい」と意気込みを明かす。本作では海外における活動のみならず、東日本大震災からの復興についても描かれるが、「EXILE」として被災地を訪れた経験もあり「笑顔でみんなを元気にさせることをやって来たので、そういうことを役を通じて出せれば」と思いを口にした。出演が決まってからのほかのメンバーの反応を問われると「最近はドラマもやらせていただき、みんなにも見てもらってますが『気張らずに自分の良さを出して来い』という言葉をいただきました」と明かした。渡辺さんは、奉仕精神に燃え、常に沢田と衝突する隊員を演じる。春からの撮影では、日本国内でのロケとフィリピンでのロケが半々くらいの割合だという。「フィリピンロケは台本を読む限り、一人で村に行かないといけないシーンも多いし、英語のセリフも多いです…」と少し不安そう。それでも「(自身の)役も初めて行った先で学んでいくので、その気持ちを大事にし、それを監督に撮っていただければ」と語った。アローディアは「よろしくお願いします」と日本語で挨拶。Facebookで全世界で430万回「いいね!」が押されるなど、高い支持を集めるが、日本映画出演に「楽しみです」とニッコリ。フィリピンロケを楽しみにする黒木さんに「時間があれば、一緒にビーチにも行きたいですね」と微笑みかけ、これには黒木さんもメロメロ。渡辺さんは、先ほどからの不安が抜けないようで「そんな時間があったら素晴らしいですが…」と浮かない表情だったがアローディアさんの笑みを前に「親交を深めていい作品にしたいです」と笑顔を見せた。すずきじゅんいち監督、そしてこの場にはいない脚本、脚本監修を務めた福間正浩はともに実際に青年海外協力隊を経験をしており、リアルな内実などの描写が期待される。「みなさん、“真面目”というイメージを持ってる方が多いですが、僕みたいないい加減なやつもいるので(笑)」と笑いを誘いつつ、久々の劇映画の撮影を前に気合い十分だった。撮影は4月よりフィリピンにて開始され、日本では岩手県内などでの撮影が予定されているという。『クロスロード』は11月公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日女優の黒木華が映画『繕い裁つ人』(2015年1月31日公開)で披露したウエディングドレス姿が15日、公開された。本作は、漫画家・池辺葵が漫画雑誌『ハツキス』(講談社)で連載中の『繕い裁つ人』を原作に、『しあわせのパン』(2012年)や『ぶどうのなみだ』(2014年)などで知られる三島有紀子監督がメガホンを取った作品。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江を中谷美紀が演じ、彼女の「世界で1着だけの一生もの」というこだわりが、ブランド化を勧める営業マン・藤井(三浦貴大)との出会いによって揺れ動いていく。黒木が演じるのは、市江にオリジナルブランド立ち上げを持ちかける藤井の妹・葉子。物語の後半には、藤井との出会いをきっかけに市江が初めて手掛けたオリジナルのウエディングドレスを、葉子が着用するシーンがある。「洋服」がテーマとなっている本作の衣装を手掛けたのは、『あまちゃん』など数多くの作品に衣装デザイナーとして参加してきた伊藤佐智子氏。今回のウエディングドレスは「一輪の花のようなドレス」をイメージし、衿はアンティークの手作りのレース製など細かい装飾が施されている。山田洋次監督に「割烹着が1番似合う女優」と言わしめ、2014年に映画『小さいおうち』の女中役でベルリン国際映画祭最優秀女優賞し、NHK連続テレビ小説『花子とアン』では花子の妹役を好演した黒木。作品の中でウエディングドレスを着用するのは今回が初めてで、本人も「初めてのウエディングドレス経験を、伊藤佐智子さんのオートクチュールの繊細で素敵なドレスで出来て、とても幸せでした」と感激のコメントを寄せている。(C)池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年01月15日及川光博と黒木メイサのW主演によるWOWOWの連続ドラマW「悪貨」の完成披露試写会が11月18日(火)に開催。及川さん、黒木さんが互いの印象や意外なエピソードを語り合った。島田雅彦の同名サスペンス小説を実写化。ホームレスが手に入れた100万円。実はそれは精巧に作られたニセ札だったが、あっという間に社会に流通していく。いったい誰が何のために仕組んだのか?警視庁の捜査官のエリカはマネーロンダリングの潜入捜査の過程で大富豪の投資家・野々宮に行き着くが…。及川さんは、詰めかけた多くのミッチーファンにノリノリで投げキッス&決めポーズで喝采を浴びる。今回、大富豪の野々宮を演じる上で「虚無感、復讐心、哀愁やもの哀しさを意識しましたが、だんだん、もの哀しくなって、クランクインして暗くなりました…」と苦笑交じりに述懐。黒木さんは、捜査官でありながら捜査線上に浮かんだ野々宮に惹かれていくという役どころで「難しいけどやりがいのある充実した時間を過ごしています!」と手応え充分のよう。1話目から華麗なアクションを披露しているが「(アクションシーンは)好きですね。(撮影の日は)朝からすごいテンションでした」と笑顔でふり返った。ちなみに、莫大な金額の札束が登場するシーンがあるが、権野元監督によると「全て本物」で、金額は「246億円」。及川さんは、この札束を前に「興奮しました。人生、考えちゃいましたね」とふり返った。及川さんと黒木さんは初共演となったが、及川さんは黒木さんについて「何とも素晴らしいDNAで生まれてきたという印象」とまずその美貌に目を奪われたそうだが、「勝手に『クールな大人』というイメージを持っていて、僕のシュールなギャグとか無視されそうだなと思ってたんですが、あどけない笑顔とのギャップにやられました!」とメロメロ。さらに、台湾ロケの打ち上げでみんなで焼肉に行ったそうだが「焼肉奉行でした」と素顔を明かし、黒木さんも「肉には触らせません!」とニヤリ。一方、黒木さんは及川さんについて「野々宮を演じている顔と及川さんとミッチーと…不思議とつかみどころがなく、どれが本物?と思ってしまう」と評す。及川さんに“お姫様抱っこ”をされるシーンもあるそうで「やはり女性は緊張します。『重い』と思われたらどうしよう?と思うし、監督が『お姫様抱っこで』と言った時は『マジかぁ…!』と思った(笑)。でも軽々と持ち上げてくれてキュンとしました。嬉しかったです」と幸せそうな笑みを浮かべていた。WOWOW連続ドラマW「悪貨」は11月23日(祝・日)より毎週日曜夜21:00放送(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日山田洋次監督の82作目となる新作『小さいおうち』が間もなく公開になる前に、本作でタイトルになった“小さいおうち”で女中として働くタキを演じた黒木華がインタビューに応じた。その他の画像本作は、中島京子の直木賞受賞小説を映画化したもので、60年前に東京郊外に建つ赤い屋根の“小さいおうち”で女中として働いていたタキが見た“秘められた愛”に隠された秘密を、当時のドラマと現代のドラマを織り交ぜて描く。黒木のほかに、松たか子、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子らが出演する。モダンな文化が華やかな時代から戦争へと突入していく昭和の時代を生きた人々を描いた本作。黒木演じるタキは“おうち”の奥様・時子や家族と確かな絆で結ばれていく。「女中の役なので、昔の女中がどのような暮らしをしていたのか勉強しました。着物でお手伝いをするので、着物に慣れることや掃除などの日常のことを改めて勉強して少しずつタキちゃんに近づけたらいいかなと思いました」という黒木は、オーディションでタキ役を射止めた。「選んでいただいた山田監督には本当に感謝しています。オーディションの時は奥様が松さんだとは知らなかったので、本当に松さんと聞いて嬉しかったです」。中でも自身が生まれて初めて観た舞台に出ていた松との共演は念願だったという。「私が松さんを好きだから、タキちゃんと同じ気持ちだったのかもしれないです。タキちゃんは女中さんとして奥さんをずっと見守っていましたし、私は松さんに憧れがある。その部分で私とタキちゃんは重なっているんだと思います」劇中に登場する時子とタキは、単なる主人と使用人を超えた関係を築いており、ふたりの関係を考えるだけで、映画の見え方そのものが大きく変わってしまうほどだ。「ふたりの間にはいろんな気持ちがあったんだと思うんです。ある時はお姉さんのように面倒を見てあげるときもあったり、時には憧れだったり、それを超えた家族の愛だったり。いろんな感情が折り重なって、織り交ざって、ああいう事件になったんだと思います。人間は出会いで出来ている。それは普遍的なことだと思うので、若い人が観ても楽しめる映画だと思いました」ちなみに黒木自身も多くの共演者や演出家と出会い、急速に成長を遂げている。本人は「昨年は本当に多くの作品との出会いがあったので、ありがたいという気持ちだけです」と謙そんするが今後、彼女は年齢を重ね、さらに魅力的な女優になりそうだ。「私はまだ23歳なので、何年後かにこの映画を観たら奥様の気持ちがわかるようになるかもしれないし、おばあちゃんになったタキちゃんのセリフがもっと現実味をもって感じるかもしれない。そういう意味で、長く付き合っていける映画に出させていただいたんだな、と思います」『小さいおうち』1月25日(土)全国ロードショー
2014年01月24日産後初めて公の場に登場昨年2012年9月に女児を出産し、活動を一時休止していた女優の黒木メイサが24日、東京都内で行われた映画PRイベントに出席、久々に公の場でその姿を見せた。歌手の赤西仁との電撃結婚で注目を集めた彼女だが、その後の結婚生活についてや、出産についてなど、自身のプライベートに関しては、一切触れず、言明を避けたかたちとなった。(公式サイトより参考画像)次は大河出演で女優本格復帰へこの日のイベントは米映画の「世界にひとつのプレイブック」(2月22日公開予定)の公開前プレミアムイベント。主演した俳優のブラッドリー・クーパーが参加し、黒木は彼に花束を渡して祝福するなどした。イベントには、ボディラインもよくわかる、タイトなブラックミニドレスにピンヒールというスタイルで登場。産後はかなりビッグになっていると伝えられていたが、この日みせた姿では、幾分ふっくらとした印象はあるものの、美脚も健在で、ママになっても変わらない美しいプロポーションを維持しているさまがうかがえた。今後は2月初旬から、出演が決まっているNHK大河ドラマ「八重の桜」の収録に臨み、本格的に女優業にも復帰していく予定だ。元の記事を読む
2013年01月26日2012年本屋大賞第1位に輝いた、三浦しをんのベストセラー小説を、松田龍平と宮崎あおいで映画化する『舟を編む』に、注目を集める若手女優、黒木華(くろきはる)が出演することが発表された。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、23万語におよぶ言葉の海で奮闘する編集者たちの姿を描いた物語。本作で黒木は、変わり者だが言葉を捉える才能に長けている馬締光也(松田)の部下として、辞書の編集に携わる岸辺みどりを演じる。黒木は、野田秀樹が手がける舞台で役者デビューし、2010年に上演されたNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』では、オーディションで抜擢され、中村勘三郎と野田秀樹とともに舞台に立つなど、演劇界、映画界からの注目を集める実力派若手女優だ。最近では『おおかみこどもの雨と雪』で、少女期の雪の声を務めており、宮崎とは二度目の共演となる。本作のプロデューサーを務める孫家邦氏は「岸辺みどりは物語の中で“新しい時代の女性”を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました。黒木さんが出演した舞台でどんな人の心にもすっと寄りそってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とキャスティングの理由を語る。黒木は「岸辺みどりは自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性です。徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化をみていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せており、黒木が本作でどのような女性像を演じるのか注目だ。『舟を編む』2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月06日「サラリーマンNEO」や「祝女」など、独自のコメディ番組で根強い支持を集めているNHKが、今度は女優・黒木瞳と組む!9月9日、日曜の22:00からNHK BSプレミアムで放送される「黒い十人の黒木瞳」は、黒木瞳がちょっとだけ腹黒い、リアルな40代の女たちを演じるシニカルでコミカルなオムニバス短編集。「黒いパートタイマー」「黒いママ~結婚~」「黒い白衣の女」などの「黒い」で始まる1話3〜15分程の短編を10本楽しむことができる。◆黒木瞳が24歳を演じる?主演・黒木瞳インタビューQ.出演の依頼があった時はどういう印象を持ちましたか?黒:「『黒い十人の黒木瞳』というタイトルで、人間のちょっと黒い部分を描くという企画を聞いたとき、すごく面白いと思いました。ショートムービーは、短い時間でシチュエーションを伝えなければいけないし、オチがないと成立しないということを意識して台本の段階から監督と打ち合わせをさせていただきました。今までやったことのない作品で、役者冥利に尽きますね。」Q.10人の様々な黒い女性を演じてみて、いかがでしたか?黒:「台本を読んで、イマジネーションの中でマネキンに洋服を着せて、髪型を決めて、それぞれのネイルも変えようと思ってデザインから考えて…そういう女を10人つくりあげていく作業がものすごく面白かったです。「滑舌が悪い人」とか「さんまさんみたいに笑う人」とかひらめきを付け足していくと人格が出てくるんです。そういう10人の特徴も観ていただけたらより楽しめると思います。」Q.演じてみて、一番面白かった役はありますか?黒:「一番面白いとうか、おかしかったのは、『黒い娘。~二十四の瞳~』です。だって、私が24歳の役なんですもの。舞台だと女の一生を演じることはありますが、映像で24歳ができるなんていうのは、やっぱりテンション上がりました。」Q.番組の見どころは?黒:「『黒い十人の黒木瞳』は、「お芝居のショータイム」だと思うんです。一般的なステージショーは、場面ごとに舞台や音楽、衣装などを変えていけるけど、お芝居の役がステージショーみたいにコロコロ変わっていくことってないでしょ?今までにやったことも、観たこともない「お芝居のショータイム」を楽しんでいただきたいです。」黒木瞳がちょっとだけ腹黒い、リアルな40代の女たちを演じるシニカルでコミカルなオムニバス短編集、チェックせずにはいられない!【オムニバスドラマ】黒い十人の黒木瞳。 公式サイト 9月9日 日曜 BSプレミアム 午後10時~午後11時30分脚本・演出:タカハタ秀太女優・黒木瞳がこれまで演じたことのない「ちょっと黒い、10人の女性」を演じるシニカルでブラックでコミカルなオムニバスドラマ!(望月文子)
2012年09月05日清楚でいて可憐、50代を迎えてもなお全く衰えぬ美しさと魅力で、ドラマ・映画ファンを魅了する女優、黒木瞳。良妻賢母であったり、医者・弁護士、最近では高校の校長とデキる女性のイメージが強い彼女が、これまでに演じたことのない、近所にいそうなちょっとだけ腹黒いリアルな40代の女たちを演じる、シニカルでブラックでコミカルなオムニバス番組「黒い十人の黒木瞳。」が9月9日(日)にNHK BSプレミアムにて放送開始となる。幅広い年齢層から絶大な人気を集めるコメディ番組「サラリーマンNEO」を筆頭に、主人公が全て女性のショートストーリーで構成された「祝女」など、視聴者に広く浸透しつつあるオムニバス番組。その流れを汲みながらも、既存のオムニバス番組との差別化を図る「黒い十人の黒木瞳。」では、出演者は全て“演技派俳優”に括り、タレントやアイドルの出演はなく、本格的な俳優が演じるということに徹底している。1話3~15分ほどで全10話で構成される本作で展開するのは、シニカルでブラック、そしてコミカルなオムニバス短編ドラマ。オリジナル短編小説を原作に、人間の深層心理に必ずある“ちょっと黒い部分”、ちょっと狡猾、ちょっと横着、ちょっと偽善、ちょっと猜疑…だから人間は面白い!をテーマにして、毎回豪華キャストが登場し、迫真の芝居を見せる。10人の“黒い”女性という異色の役に抜擢された黒木さんは、「人間のちょっと黒い部分を描くという企画を聞いたとき、すごく面白いと思いました。ブラックユーモアって普遍的なものですよね。そういうのは元々好きなので。ただ、内容がすごくブラックなのでNHKでやれるのかな?と思いましたが、『企画が通りました』という監督の喜びの言葉に『すごいな~NHKは!』と私も喜びました」と、出演依頼を受けた当初を嬉しそうにふり返る。いままでにない挑戦に「台本はどれも面白くて、ニヤニヤしながら読みました」と明かす黒木さん。「黒いパートタイマー」、「黒い餃子の女」、「黒いアカスリ女」…と各話のタイトルを見るだけではどのような女性を演じるのか想像しがたいが、役づくりでは意外な一面も。「台本を読んで、イマジネーションの中でマネキンに洋服を着せて、髪型を決めて、今回はそれぞれのネイルも変えようと思ってデザインから考えて…そういう女を10人作りあげていく作業がものすごく面白かったです。どんな人にしようかなというときに、『滑舌が悪い人』とか『さんまさんみたいに笑う人』とかひらめきを付け足していくと人格が出てくるんです。そういう10人の特徴も見ていただけたら、より楽しめると思います」。中でも黒木さんのお気に入りはというと、第5回「黒い娘。~二十四の瞳~」。「だって、私が24歳の役なんですもの。舞台だと女の一生を演じることはありますが、映像で24歳ができるなんていうのは、やっぱりテンション上がりました!アドリブで『てへぺろっ』って言ったら、監督にカットされたりもしました(笑)」。共演には平泉成、松尾諭、大杉漣と硬派な男性陣が並ぶが、彼らを前にどのような24歳の黒木瞳を演じているのか?期待が高まる。黒木さん自身も大いに楽しみながら演じ上げた10人の黒い女はもちろん、誰もが共感する“ちょっと黒い”ショートストーリーに注目の本作。あなたが気になる「黒木瞳」はどれ?「黒い十人の黒木瞳。」は9月9日(日)22:00~NHK BSプレミアムにて放送開始。「黒い十人の黒木瞳。」「黒いパートタイマー」出演:前田美波里・片桐はいり・本仮屋ユイカ「黒い母娘」出演:相武紗季・三谷萌夏「黒いママ」出演:寺島進「黒いカチラー」出演:宮川大輔「黒い娘。~二十四の瞳~」出演:平泉成・松尾諭・大杉漣「黒い餃子の女」出演:大杉漣・井上和香「黒いマスカラの女」出演:岡江久美子「黒いママ~結婚~」出演:浅利陽介・志賀廣太郎・高橋ひとみ「黒い白衣の女」出演:松尾諭・新井浩文・木下ほうか・寺島進「黒いアカスリ女」出演:相武紗季・佐津川愛美・宮川大輔・平泉成番組公式サイト:
2012年08月29日やはり妊娠!安定期に入って発表2月に赤西仁との電撃結婚を発表した女優の黒木メイサが15日、所属事務所を通じて、妊娠4カ月であることを発表した。入籍発表当時から、妊娠では?との報道が飛び交っていたが、やはりといったところか。直筆ファックスで、「今は、心身共に安定しており、授かった命の尊さに、喜びと共に、改めて責任感で身の引き締まる思いです」と現在の心境を語っている。出産は10月中旬頃になる見込みで、夫婦そろって愛情を注いでいきたいと、いまから誕生のときを待ちわびていることがうかがえる。ママとして大人の美しさへ妊娠について、これまで明らかにせずにいたことについては、医師からのアドバイスもあり、安定期に入ってからの報告を選んだとのこと。やはり初めての体験だけに、不安や実際に体調不良となることもあったという。これで仕事としてはやはりしばらくお休みの時期を挟むことにはなりそうだが、母としての力を増し、命と向き合うことでより深い魅力を増した美しさを見せてくれるこれからの彼女にも期待したい。元の記事を読む
2012年04月15日「ベストジーニスト2011」に黒木メイサらが受賞毎年恒例の、最もジーンズが似合う有名人に贈られる「ベストジーニスト2011」の発表会で、女優・黒木メイサ(23)と「嵐」の相葉雅紀(28)が受賞した。黒木は真っ白なジャケットを合わせたスリムなブラックジーンズで登場し、時事ドットコムによると「普段からよくジーンズをはいているので、本当にうれしい。(受賞を知った時は)かなり大きくガッツポーズをした」と嬉しさを隠さなかった。黒木メイサのスタッフのブログでは、沖縄から出てきたばかりの頃、ジーパンをよくはいていた14歳のメイサを思い出しました。と有り、黒木がジーンズを本当に好きなことがうかがえる。他の受賞者は?タレント・若槻千夏は、 協議会選出部門で受賞し、オーバーオールに約800個のスタッズをつけてリメークし「10キロくらいあるので、着てると体がしびれてくる」と会場の笑いを誘った。ほか、女優・真矢みき、ファイティスト・鬼塚勝也(元WBAスーパーフライ級チャンピオン)、サッカー・長友佑都選手が受賞した。黒木メイサは10月3日に大阪をスタートし、10月8日の福岡まで初の全国ツアー「THE MAGAZINE SHOW」を精力的にこなしている。元の記事を読む
2011年10月07日女優で歌手の黒木メイサが、自身初となる全国ツアーを10月に開催する。「黒木メイサ」のチケット情報CX系『幸せになろうよ』(4~6月放送)、テレビ朝日系『ジウ』(7~9月放送)など、最近はドラマ出演に引っ張りだこの黒木メイサだが、今年1月には1stフルアルバム『MAGAZINE』をリリースするなど、積極的な歌手活動も大きな注目を集めている。また昨年10月に東京/恵比寿ガーデンホールで初めて開催したソロライブ「Live ATTITUDE 2010」は、瞬時にソールドアウト。超プレミアとなったこの公演は、セクシーなダンスや衣装、ライブ演出がファンの間で評判を呼び、東京以外の地域でもライブの開催が待望されていた。今回の全国ツアーは、前回公演をさらにスケールアップし、ショウ的要素を色濃くしたものになる予定で、パフォーマーとしてさらに進化した黒木メイサに期待が高まる。黒木メイサ初の全国ツアー「SEIKO LUKIA presents 黒木メイサ“THE MAGAZINE SHOW”」は、10月に東京・愛知・大阪・福岡で開催。チケットの一般発売は、8月28日(日)10:00より開始となる。また一般発売に先駆けて、チケットぴあでは東京・大阪・福岡公演の先行抽選販売を受付中。■SEIKO LUKIA presents 黒木メイサ “THE MAGAZINE SHOW”10月3日(月) 大阪/なんばHatch10月4日(火) 愛知/クラブダイアモンドホール10月6日(木) 東京/Zepp Tokyo10月8日(土) 福岡/イムズホール
2011年08月19日