昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズが、日本最大の広告賞「2016 56th ACC CM FESTIVAL」の総務大臣賞・グランプリを受賞した。同賞は、1961年に創設された日本で最も権威のある広告賞。"三太郎"シリーズが受賞した「フィルム部門」には、1,776本の応募があり、この中のテレビCMカテゴリーで頂点に立った。審査委員長の古川裕也氏は「グランプリは、圧倒的多数ですんなり決まった。受賞作は、ゴールド(グランプリの次のランク)だった去年より、明らかに進化していた」と講評している。このほか、「演技賞」も発表。受賞者は、瑛太・荒川良々(住友生命保険/1UP/「仕事で1UP 先輩の証言」編ほか)、山田孝之(日本コカ・コーラ/ジョージア/40周年 この国を支える人々編ほか)、黒木華(サントリーホールディングス/オールフリー/白いパラソル、ほか)、カンニング竹山(内閣府/消費者保護/毎日話せば詐欺は防げる)、さかなクン・綾小路翔(キリンビール/氷結/あたらしくいこう さかなクン編、同 綾小路翔編)となっている。
2016年09月28日黒木華、片桐はいり、梶原善をはじめ個性溢れる俳優陣を迎え、大劇場から小劇場まで、演劇界で縦横無尽に活躍する倉持裕が江戸川乱歩の短編世界をモチーフに劇作・演出する「お勢登場」が、2017年2月10日(金)よりシアタートラムにて上演されることが決定した。倉持さんは、2000年に劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を旗揚げ。劇団作品の脚本と演出を手がけながら、劇団以外の世田谷パブリックシアター芸術監督・野村萬斎が企画・監修を務める「現代能楽集」シリーズにおいて、2度にわたり作品を担当。「劇団☆新感線」の「乱鶯」をはじめ、多数の作品に携わり、ドラマ「信長のシェフ」や「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」のテレビ脚本も担当。NHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」ではコント執筆も手がけている。今回の舞台は、江戸川乱歩の<本格推理もの>より「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」、<怪奇・幻想もの>より「お勢登場」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」という8本の短編小説をモチーフに、一本の演劇作品として再構成。倉持さんは「細分化し、さらにシャッフルした八つの物語は、入れ子構造の複雑な形を取るが、それは舞台美術を駆使した転換によって、ある程度明快に見せる。『ある程度』とことわるのは、乱歩の迷宮めいた作品世界を表現するには、それなりの複雑さは必要だと考えるためである」と、説明した。出演陣には個性溢れる面々が勢ぞろい。ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞、2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞など華やかな受賞歴を持ち、「重版出来!」でドラマ初主演を果たした黒木さんが、タイトルロールの悪女・お勢を演じる。以前から倉持さんの作品を観ていたそうで「とても面白く、いつか出られたら…と思っていたので、やっと出演できます! しかも新作に…と大変嬉しく思います」と明かした。また、「現代能楽集VII 『花子について』」で、倉持独自の世界観を完成させるのに大いに貢献した片桐はいりが再び倉持作品に登場。「夢か現かわからぬような江戸川乱歩の世界をもとに、本気か冗談かわからぬような倉持裕さんの書き下ろしで、摩訶不思議な、すてきな戯曲ができあがりました」と仕上がりに自信を覗かせる。そのほか、『グッドモーニングショー』の公開が控える、味わい深い個性派・梶原善も、黒木と同じく倉持作品に初登場。さらに水田航生(映画『太陽』など)、川口覚(来年全インド公開予定の映画『Rangoon』)という今後の演劇界を担うことが期待される若手俳優、そして千葉雅子、寺十吾という円熟の時を迎えるベテラン勢が顔を合わせた。「俳優のほとんどが複数の役を演じる。妻の不貞に耐える夫を演じていた俳優が、次の場では浮気者になり、また、とある長屋でマゾヒストだった女優が、別の下宿屋では純朴な画学生になる、といった具合である。これは、乱歩の描く人間の不可思議な多面性を強調する試みの一つである」と倉持さんが語るように、実力派俳優たちが魅せる、目のくらむような迷宮世界に期待が高まる。「お勢登場」は、2017年2月10日(金)~26日(日)、シアタートラムにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日本木雅弘を主演に迎え、西川美和監督が自らの小説を映画化する『永い言い訳』。先日、トロント国際映画祭への正式出品も決まった本作から、本木さん演じる主人公と、黒木華が演じる不倫相手との場面写真が解禁となった。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻・夏子が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにそのとき、不倫相手・福永と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族、トラック運転手の夫・陽一とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出ることに…。主人公の津村こと衣笠幸夫役を、『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』で昨年度、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した本木さん、その妻を深津絵里、その不倫相手を黒木さんが演じ、そのほか、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、山田真歩、堀内敬子ら、日本映画屈指の実力派俳優が脇を固める本作。今回解禁となった新場面写真は、本木さん演じる幸夫が、長年連れ添った妻・夏子(深津さん)の旅行中、なんと不倫中の担当編集者・福永智尋(黒木さん)を自宅へと招き入れた、その“翌朝”のシーン。福永の後ろから甘えるようにして抱きつき、甘い余韻を再びかみしめる幸夫だが、そんな2人のもとへ飛び込んできたのは、夏子が旅先で亡くなったという衝撃の知らせ…。まさに、この後、人生最大のしっぺ返しがくることを知らない幸夫と福永の密着度の高い濃厚ラブシーンをとらえたカット。順風満帆に見えても、常に何が起こるか分からないのが人生。一寸先の“闇”に堕ちた幸夫は、果たして“光”を見いだせるのか、ますます気になるばかりだ。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」。8月19日(金)今夜の放送は、これまで登場した豪華ゲストのトークから選りすぐりのシーンを集めた「トーク名場面集」をオンエアする。鶴瓶さん自らゲストの友人や関係者に徹底取材、その素顔に迫る同番組。その取材ぶりによって出演したゲストの今まで見えてこなかった一面が明らかになるなど、思わぬ素顔がみられることで話題を呼んでいる。今回のトーク名場面集では、これまで出演したゲストのなかから青木崇高、黒木華、坂口健太郎、佐藤浩市、佐藤健、多部未華子、「チュートリアル」、波瑠、「V6」森田剛のトークシーンをセレクトしふり返っていく。先輩俳優の面白エピソードなどを明かしてくれた黒木さん。鶴瓶さん相手に映画で話題となった「連続壁ドン」を再現した坂口さん。地元の友人への取材から少年時代のトークに華が咲いた佐藤さん。そして現在放送中のドラマ「仰げば尊し」に出演している多部さんや、かつて同番組のアシスタントMCを務め“凱旋”出演となった波瑠さんなど、この約半年間の間に出演したゲストたちの名場面をもう1度楽しめる。「A-Studio」は8月19日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年08月19日9月3日公開の映画『エミアビのはじまりとはじまり』の舞台あいさつ付きプレミア上映会が18日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、W主演の森岡龍と前野朋哉をはじめ、黒木華、山地まり、渡辺謙作監督が出席した。2013年に公開された映画『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作監督が『フレフレ少女』以来、8年ぶりにメガフォンを執った本作。W主演の森岡龍と前野朋哉が漫才コンビ"エミアビ"に扮し、お笑いを通じて希望と再生をリアルに描き出す。前野は「森岡君はベテランだから大丈夫だと思ったし、漫才を教えてくれる人も付いてくれるかなと思って臨みましたが、漫才の先生がつかないということで監督と3人で話しながらやりました」と初の漫才師役に苦労したようだが、恋人役の山地に対しては「僕らの漫才を練習から見に来てくれました。恋人役ということで、山地さんは僕の写真を携帯の待ち受けにしてくれたんです」と満面の笑み。山地は「本当に必死で必死で、とにかく前野さんを好きになろうと頑張りました」と返し、「前野さんは本当に仏様のようでニコニコしてくださり、緊張が解けました。本当にありがとうございました」と感謝しきりだった。森岡と前野が演じたお笑いコンビ"エミアビ"は、お笑いコンテスト「M-1グランプリ」にも参戦して見事初戦突破。この日は1回戦で披露したネタを披露し、そのネタを間近で見たマネージャー役の黒木は「点数にしたら50点ぐらい」と辛口採点。山地の評価はさらに低く、「お笑いマニアの雛子としては12点ぐらい。ちょっとバイオレンスだったので」と採点を下すと、森岡が「2回戦は練り直そう!」と前野に提案すれば、前野は「決勝戦まで行きますよ!」と決意を新たにしていた。映画『エミアビのはじまりとはじまり』は、9月3日より全国公開。
2016年08月19日日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞『舟を編む』の渡辺謙作が監督を務めた『エミアビのはじまりとはじまり』の舞台挨拶付きプレミア上映が8月18日(木)、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、渡辺監督のほか、出演する森岡龍、前野朋哉、黒木華、山地まりが登壇した。劇中でコンビを組んでいる森岡さんと前野さんは、漫才コンテスト「M-1 グランプリ 2016」で1回戦を突破したときのネタを披露し、会場をわかせた。『エミアビのはじまりとはじまり』は笑いがつなぐ希望と再生のファンタジック・ヒューマン・ストーリー。人気上昇中の漫才コンビ「エミアビ」の片割れ・海野が、ある日突然自動車事故で死んでしまう。つらい現実に直面した相方の実道は、もう1度心から笑い、再度ステージに上がるために、もがく。「エミアビ」のマネージャー役を担当した黒木さんは、渡辺監督とは『舟を編む』以来、2度目のタッグとなった。渡辺監督は「普段の黒木さんのままでいてくれと言った」とポスター写真の黒木さんのパンダメイクを横目に発言すると、黒木さんは「普段の私じゃないですけど。服が一緒なだけでしょう」と関西弁で突っ込んでいた。黒木さんはこの日に行った「エミアビ」のネタ披露については、「面白かったです、普通に」と称賛するかと思いきや「100点満点中50点くらい。なんか頑張ってるなって思って」と辛口。ネタ内容が血などが出るものだったために「テレビで放送できない」とマネージャー目線で厳しく評価していた。そんな黒木さんと森岡さんの最初のシーンは、新井浩文も一緒だったという。黒木さんは「森岡さんが椅子にこういう(呆然とした)感じで座っていて、この現場はやばいのかなと思った(笑)」と話すと、森岡さんは「新井さんにコテンパンにされています。芝居なのかどうなのか、っていうくらい追い詰められて。監督もOKを出さないし、新井さん本当に恐ぇし…」と、戦々恐々としていたと告白。だが、森岡さんは「間違いなく、この映画で俳優としての覚悟を新たにさせていただきました」と胸を張り、自信作とアピールしていた。『エミアビのはじまりとはじまり』は9月3日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー。(cinamacafe.net)
2016年08月18日『舟を編む』で「第37回日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作監督の最新作『エミアビのはじまりとはじまり』。本作で漫才コンビを組む俳優の森岡龍と前野朋哉がこの度、2日(火)に行われた「M-1グランプリ」1回戦を突破したことが明らかになった。連続テレビ小説「あまちゃん」やドラマ「64(ロクヨン)」にも出演し、演技で注目を集める森岡さんと、『桐島、部活やめるってよ』や、現在放送中のauのCMにて一寸法師役に大抜擢され注目度急上昇中の前野さんが主演を務める本作。森岡さんと前野さんのコンビ名「エミアビ」のマネージャー夏海役に黒木華、「エミアビ」の先輩・黒沢役に新井浩文らが出演している。人気上昇中の漫才コンビという設定のため、クランクイン前から漫才の練習を積んできたという森岡さんと前野さん。自分たちの漫才の実力を試したい、という一心で出場を決意し、出演エントリーをしてから約1か月間、時間がない中で隙をみて練習を重ねていたという。この日、会場の新宿シアターモリエールに集まったコンビは41組。全国各地から漫才の頂点を狙うべく、プロ・アマ問わず漫才コンビが集結した。満席の会場に入った2人は、ほかのコンビが笑いをとっていくのを目の当たりにし、次第に緊張が隠せず顔がこわばる…。そんな2人の応援に駆け付けた渡辺監督も見守る中、本番へ。観客を前に、あまりの緊張でネタが飛ぶもアドリブを効かせると会場は笑いが。その後も順調に漫才は進み、あっという間の2分間が終了した。無事漫才が終わると息つく間もなく結果発表。エントリーナンバーがなかなか呼ばれず顔が曇る2人だったが、最後に彼らの番号が呼ばれ、驚きを隠せず思わず抱き合いながら喜んだ。森岡さんは「本番中に頭真っ白になってネタが飛んでしまったのでダメだな…と思っていたのですが、突破出来て本当にうれしいです!」と喜びを隠せない様子。前野さんも「突破出来て、いまはとにかくホッとしています。お客さんの反応が直に伝わるので、非常にスリリングでした!」とコメントを寄せた。続く2回戦は10月上旬より始まる予定。「学生時代に同級生とM-1グランプリに出場し2回戦で敗退してしまったので、次は2回戦も突破したい気持ちです!」(森岡さん)、「点数をつけるのなら今日は50点。次はもっとリラックスしてやれたらいいなと思いました」(前野さん)とそれぞれ意気込みを語った。『エミアビのはじまりとはじまり』は9月3日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月02日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、ドラマで竹野内豊さん、松雪泰子さんの娘役を好演する、女優の松風理咲さんです。『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日)でドラマデビューした松風さん。まだ15歳ながら、意志の強さを感じさせる眼差しはまるで大人。「年の近い姉がいるせいか負けず嫌いで。それが目に出ているのかも。デビューのきっかけはスカウトでした。芸能界に入るなんて考えたこともなかったので戸惑いましたが、先輩方の撮影現場を見学し、女優になる決意を固めました」。目標としているのは黒木華さん。「黒木さんの演技は、とても心に響く。私も人に感動を与えられる存在になりたいんです」◇休日は家でのんびり読書するのが定番。東野圭吾やアガサ・クリスティなどのミステリーをよく読みます。◇ムーミングッズを集めています。独特のかわいさですよね。最近原作を読んだらもっと好きになりました。◇実家で飼っているジャッキー&きなこ。種類はアビシニアンと、シャム。私の癒しの源です。あ~会いたい!◇まつかぜ・りさき2014年に地元・岐阜でスカウトされてデビュー。現在高校1年生。ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』では竹野内豊さんと松雪泰子さんの娘役を好演。※『anan』2016年6月29日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年06月28日6月25日公開の映画『嫌な女』の完成披露プレミアムイベントが15日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、吉田羊、木村佳乃、黒木瞳監督が出席した。桂望実のベストセラー小説『嫌な女』を原作にした同映画は、監督業初めてとなる黒木瞳が原作に惚れ込み、自ら出版社に手紙を書き続けて映画化が実現したというもの。本作で映画初主演となる吉田羊、そして木村佳乃のダブル主演で、堅物弁護士(吉田)と天才詐欺師(木村)という境遇も立場も違う対照的な女性の人生を鮮やかに描き出す。公開に先駆けて完成披露イベントが行われたこの日は、イベントに相応しいドレスアップした衣装で3人が登壇。本作で映画初主演を果たした吉田は「今回初主演と言われてますけど、(主演として)未熟で瞳監督や佳乃ちゃんに引っ張られて何とかゴールしました」と安堵した様子で、黒木監督も「撮影中はおふたりの女優魂というか、根性というか、真摯な姿勢に背中を押してもらいました。この場を借りてお礼を申し上げたいです」とダブル主演の吉田と木村に感謝しきり。また、劇中で上手く言ったシーンを問われた吉田は「佳乃ちゃんとのバトルシーンで、佳乃ちゃんが私を叩くシーンがあるんですけど、叩くのがまあ上手い! あのシーンは上手くいったと思います」とあげると、木村は「フリでも良かったんですけど、羊ちゃんから『当てて』と言われたので、ものすごい力で打ちました。そしたら羊ちゃんの顔が怖くて怖い目で睨んでくるんです。本当に怖かったですね」と明かして笑わせた。そんな2人のバトルのシーンを、黒木監督は「あれは何度も何度もやっていただいたので、上手くいきました」と会心の出来だったとか。演じた吉田は「髪の毛が掛かったりして何度もやったんですが、あの瞬間は『瞳さんしつこいな』と思ってました(笑)」と本音を明かすも、「その粘り強さの連続が成果として現れていると思います」と初監督とは思えない黒木の力量を認めていた。映画『嫌な女』は、6月25日より全国公開。
2016年06月16日黒木華、綾野剛、そしてシンガーソングライターのCoccoの共演でも話題を集めた映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』のBlu-ray&DVD発売日が9月2日(金)に決定したことを受け、本作のメガホンを握った岩井俊二監督督による最新コメントも同時に解禁となった。東京を舞台に派遣教員の皆川七海(黒木さん)を主人公に、女の子が日常のなかで“ありえなそうだけど、現実にはそんなこともある”事件や不条理に出逢いながら成長していく姿を描いた本作。社会の格差やお金の問題をはじめ、女性が自立すること、恋愛の多様なありかたなど、現代社会がいま、そして今後も抱えるだろう問題を描いて高評価を集めた。岩井監督は「劇場に何度も足を運んでくれた人がいたと聞きました。反面、劇場へ行きたかったのに行けなかった人もいると聞きました。これからは、好きなときに、好きな場所で、好きな人と、何度でも七海や真白や安室に出逢ってください」とコメント。妥協を許さぬ作品作りで知られる岩井監督の作り上げたキャラクターへの愛を感じるメッセージだ。「プレミアムボックス」は、『リップヴァンウィンクルの花嫁』劇場公開版と、全6話の「serial edition」の両方を収録する予定。また、本邦初の新規特典映像として、「メイキングドキュメンタリー」を収録した4枚組に。充実の特典とともに作品世界に浸ってみて!<『リップヴァンウィンクルの花嫁』リリース情報>プレミアムボックス < Blu-ray 4枚組>価格:13,000円(本体)+税Blu-rayセル(通常版)価格:4,700円(本体)+税DVDセル価格:3,800円(本体)+税発売日:9月2日(金)発売元:ポニーキャニオン販売元:ポニーキャニオンクレジット表記:(C) RVWフィルムパートナーズ(text:cinemacafe.net)
2016年06月15日黒木華が連続ドラマ初主演を果たし、マンガ雑誌編集部を舞台に新米編集者の奮闘する姿を描く「重版出来!」が、6月14日(火)今夜の放送で最終回を迎える。同作は2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」で第1位を獲得した松田奈緒子作の人気コミックをドラマ化。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、黒木さん演じる新米編集者・黒沢心が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込んで一丸となっていく姿に共感が集まった。また、黒木さんをはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊らが脇を固めるほか「でんば組.inc」の最上もがのレギュラー出演や、第5話では「ももいろクローバーZ」「AKB48」「ゆず」などへの楽曲提供で知られるヒャダインがゲストに登場。漫画家役として小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗らが出演。キャストの豪華さが話題を呼んだほか、コミック雑誌編集部が舞台ということもあって、ドラマ内で使われる架空の週刊誌や雑誌などにもこだわりをみせた本作。「アフロ田中」シリーズほかを手がけたのりつけ雅春、「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」などを生んだゆうきまさみや、LINE漫画で800万ビューを突破した「かわれて候。」の白川蟻、あの超大御所漫画家・藤子不二雄Aなどが、ドラマの中に登場するオリジナル漫画を描き下ろしたことも大きな注目を集めた。最終回となる第10話では、心(黒木さん)の熱いプレゼンで中田(永山さん)の「ピーヴ遷移」は連載決定会議で連載を勝ちとった、最新話が掲載されると瞬く間に話題をさらい高畑(滝藤さん)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬されるほどになる。単行本の発売に向け、五百旗頭(オダギリさん)、安井(安田さん)、壬生(荒川さん)らバイブス編集部員や、営業部の小泉(坂口さん)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートするなか、心の心配をよそに寝食を惜しみ身を削って中田は作品に没頭。精神的に作品の世界にのめりこんでいくなか、中田のためを思い厳しく接する心の態度に中田は激高、2人の間に亀裂が生じてしまう。一方、受賞すると漫画の知名度と売り上げが格段に上がる、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の選考が始まる。巷では、大賞はバイブスの「ツノひめさま」かライバル誌エンペラーの「ヒッチポッチ」かと噂されており「ツノひめ」の受賞を狙うバイブスは、全力で作品を大プッシュ。そして大賞発表当日、編集長・和田のもとに一本の電話が入る……。大きな挫折をバネにしながら周囲の支えもあり、幾度ものピンチを持ち前のスポ根魂で乗り切ってきた心だが、ここにきて最大のピンチに立たされることに。心は夢の“重版出来”を唱えることができるのか。ついに感動のラストを迎える「重版出来!」のラストをしっかり見届けて。「重版出来!」最終回は6月14日(火)22:00~TBS系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日漫画家・大島弓子による原作をドラマ化したシリーズ第2弾WOWOW「連続ドラマW グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」の第1話完成試写会が9日(木)都内で行われ、主演の宮沢りえ、共演の長塚圭史、黒木華、前田敦子、田中泯、猫のグーグー、そして犬童一心監督が出席した。少女漫画界の巨星・大島弓子による、自伝的コミックエッセイを再びドラマ化したシリーズ第2弾。東京・吉祥寺の井の頭公園を望む自宅兼仕事場で、グーグーとビーの2匹の猫と暮らしている人気漫画家・小島麻子(宮沢さん)を取り巻く人々の交流を描く。宮沢さんは演じた小島を「日常をただ日常ではなく、些細なことですら特別なものにしてしまう天才」と評し「第1話を観たときに、この作品に巻き込まれていくというか、このお家の住人でありたいと思えた。作品の中に入っていきたいと思えるのは、犬童監督が、大島先生という素晴らしい人に触れさせたいというパワーが作品にあるから」と完成に自信。早くも「シリーズ第3弾を」と長寿化を期待した。思い出深いシーンは黒木さんとのサシ呑み場面といい「色々な角度から撮る場合、表情や動きの繋がりを考えながら何回やっても同じようにしなければいけないけれど、監督は“画の繋がりは関係ない”とそこを飛び越えたものを要求するので、思い切って出来た。お酒を呑んでいないのに、ベロベロみたいな気分になった」と回想。その相手役の黒木さんも「最後の方は疲れましたよね」と頷いていた。引き続きミナミ役で登場した黒木さんは「変わらない現場が嬉しかった。犬童監督もりえさんもそうですし、物語がずっと続いていたのではないかと思えるくらいナチュラルにミナミとして現場に入れた」と居心地のいい現場に感謝しきり。今回から登場する前田さんも「元々好きなドラマだったし、役柄と同じように現場で興奮したのを覚えている。小島先生を見る感覚が役と同じ感覚で、自分の中でリンクした」と喜ぶと、宮沢さんは「あっちゃんがドキドキしていたのは初日だけで、あっという間に馴染んでいたよね」とその打ち解けぶりを紹介していた。WOWOW「連続ドラマW グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は、6月11日(土)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日『舟を編む』で「第37回日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作の、『フレフレ少女』以来8年振りとなる、自身のオリジナル脚本による監督作『エミアビのはじまりとはじまり』。この度、9月の公開に先駆け、ポスタービジュアルが到着した。人気上昇中の漫才コンビ“エミアビ”の片割れ・海野(前野朋哉)が、ある日突然自動車事故で死んだ。遺された相方の実道(森岡龍)はマネージャーの夏海(黒木華)を連れ、海野の車に同乗していた雛子の遺兄・黒沢(新井浩文)に会いに行く。黒沢も数年前までお笑いの世界にいた、エミアビの先輩であり恩人だった…遺された者たちが繰り広げる、“笑い”がつなぐ希望と再生のファンタジック・ヒューマン・ストーリー。連続テレビ小説「あまちゃん」やドラマ「64(ロクヨン)」にも出演し、演技で注目を集める森岡龍と、『桐島、部活やめるってよ』や、現在放送中のauのCMにて一寸法師役に大抜擢され注目度急上昇中の前野朋哉が主演に抜擢。そのほか、エミアビのマネージャー夏海役に黒木華、エミアビの先輩・黒沢役に新井浩文らが出演している。このほど初公開されたポスタービジュアルは、主演の若手漫才コンビ“エミアビ”の金髪でイケメン風な出で立ちの実道と、頭に死装束の三角巾を付けた海野の2人がマイクを挟み、その横で2人の先輩である黒沢がひとり佇み、その間に「笑えない日々を、笑え。」というコピーが添えられた1枚。そして注目すべきはポスター左下。ドッキリプレートをかかげ、パンダメイクを施したマネージャーの夏海を演じる黒木さんも写し出されているのだ。インパクトのある姿で本作の役どころをイメージさせるショットになっている。『エミアビのはじまりとはじまり』は9月3日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年06月02日宮沢りえと犬童一心監督の再タッグで贈るWOWOWの連続ドラマW「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」。このほど、本作に出演する猫たちのメイキングを集めたスペシャル動画が解禁となった。人気漫画家の小島麻子(宮沢さん)は、東京・吉祥寺の井の頭公園を望む自宅兼仕事場で、グーグーとビーの2匹の猫と暮らしている。アシスタントのミナミ(黒木華)は、麻子の非凡な才能に寄り添うように多忙な毎日を過ごしているが、漫画家としての独立を考え始めていた。ある日、ミナミは麻子に自分の気持ちを伝える。アシスタント仲間の飯田(前田敦子)がミナミの後任として願い出るが、飯田は猫が苦手という弱点があったーー。少女漫画家・大島弓子による自伝的コミックエッセイを原作とする本作。今回は、前作では描き切れなかった“グーグーと過ごした15年8か月”に焦点を当て、原作をもとにオリジナル・スト-リーを構築。シリーズ構成・監督は、映画版も手がけた犬童監督が引き続き務めている。本作から到着したのは、宮沢さん演じる主人公の漫画家・小島麻子の飼い猫でおなじみのグーグーをはじめ、第1話で麻子が公園で拾ってきてしまう子猫たち、第3話で麻子が大学時代に同級生と通っていた喫茶店の猫たちのかわいい舞台裏を収めたもの。特に子猫たちは、撮影当時はワクチンも打てないほど、まだ小さかったため、風邪を引かないようにキャストやスタッフ、みんなのお腹で温めていたとか。豪華なキャスト陣にも負けない(?)、小さな“名優たち”の活躍も見どころとなりそうだ。「連続ドラマWグーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月11日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送開始(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日黒木瞳の初監督作『嫌な女』が5月23日(月)、「外国人特派員協会」(有楽町)にて上映され、その後、黒木さんを迎えての記者会見が行われた。真面目で堅物な弁護士の徹子と彼女のいとこで自由奔放に男性を手玉に取り、結婚詐欺まがいのトラブルを起こす夏子。以前から徹子は夏子が大嫌いだったが、彼女が持ち込むトラブルの処理であれこれと振り回されるハメになり…。桂望実の同名小説が原作だが、もともと、自身が女優として演じるために原作の映像化権を手に入れたという黒木さん。「脚本家の先生(※朝ドラ「とと姉ちゃん」を手掛けている西田征史)と話をするうちに、この作品の世界観を一番分かっているのは私だと思い、徐々に監督をしてみようと気持ちが変化していった」と監督をするに至った経緯を明かす。女優業と監督業、その違いについて「女優として作品に入るときは、その女性として生きる――私ではない別の女性になるんですが、監督の場合、私が全部出ちゃうんです。『あ、全部私だな』と思いました」と語る。生真面目な徹子を吉田羊、奔放な夏子を木村佳乃が演じているが、黒木さんは監督として「吉田さんの役はとてもストレスのかかる役。演出面でも負荷をかけてましたが、それを素直に柔軟に乗り越えてくれました。それで私もどんどんハードルを上げていきました。木村さんの役は、この作品におけるムードメーカー。テンションを上げていかないといけないのですが、木村さんのモチベーションを常にキープされているところには本当に感服しました!ポンッと上がる瞬発力は、並大抵のものではないと思います」と称賛を送った。外国人の記者からは、今後の監督業、および女優業との両立についても質問が飛んだが「すでに女優として撮影に入っております。この映画で8か月ほど撮影をしなかったのですが、(女優に)戻ったとき、『監督』という言葉に振り向く自分が怖かったです」とジョーク交じりに語る。ホラー映画『仄暗い水の底から』に出演していることから「ホラーを撮る気は?」という質問も飛んだが「女はホラーみたいなものですから(笑)。『嫌な女』もどこかでホラーかもしれませんよ」とニヤリ。監督業と女優業、どちらが合っているか?との問いには「ここで『監督』と答えたら、私の(女優としての)35年は何だったのか?と悲しくなる…(笑)」とユーモアたっぷりに答えつつ「監督は本当に地味な作業ですが、コツコツと地味にやっていくクリエイティブな作業は意外と好きなんだと再発見できました」と笑顔を見せていた。なお、現時点で本作の海外の映画祭への出品や海外での公開は発表されていないが、黒木さんは「私の口からはまだ何も言えません」とその可能性を匂わせた。『嫌な女』は6月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日女優の黒木華が主演を務めるTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の舞台となっている『週刊バイブス』編集部に潜入した。とあるビルの1フロアを貸し切り、細部まで作り込まれたこのセットで、スポ根魂みなぎる主人公・黒沢心の奮闘や、編集部員との笑いあり感動ありのドラマが生まれている。そんな編集部のセットを3回にわたってレポート。今回は、恐縮ながら主人公・心のデスクに座らせてもらった。黒木演じる黒沢心は、大手出版社・興都館のコミック雑誌『週刊バイブス』編集部の新人編集者。ドラマでは、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込みながら、編集者として奮闘し成長していく姿が描かれていく。心は、学生時代は柔道一筋で五輪代表候補に選ばれるほどの実力だったが、ケガで断念した過去を持ち、編集部員たちに柔道技をかけようとするシーンも登場する。心のデスクで一番に目に飛び込んでくるのが、もう視聴者も見慣れたであろう2枚の手書きの文字。「精力善用 自他共栄」は心の座右の銘で、「心身の力を世のため人のために使う」「他人と助け合いながら良い社会をつくる」ことを意味し、第1話で心が編集部のメンバーと初対面した時に、「精力善用 自他共栄で頑張ります!」とあいさつに用いた言葉だ。力強い心の声が耳に残っているという人も多いのでは!?その隣に貼られているのは、「めざせ重版出来!」の文字。本作のタイトルでもある"重版出来"は、増刷がかかるという売れた漫画を意味する言葉で、オダギリジョー演じる先輩編集者・五百旗頭(いおきべ)に「コミックを作るなら重版出来が目標だ」と教わり心の目標となった。また、心が初めて担当する作品となった『週刊バイブス』の看板漫画、滝藤賢一演じる高畑一寸が手掛ける『ツノひめさま』や、「ツノひめさまのこと」「高畑一寸先生関連」と書かれたファイルが。そして、「編集者の心得」「勉強ファイル」という心らしいファイルも並ぶ。そのほか、心のお気に入りだという柔道着をモチーフにしたトートバッグや、柔道着を着たクマのぬいぐるみといった、柔道育ちの心ならではアイテムも。イスには、丸い花柄のワッペンが特徴のおなじみの心のリュックがかけられていた。第3話では、「給料は読者からもらってるんだ! by五百旗頭敬」と書かれた貼り紙が心の机に追加され、五百旗頭によって取り除かれるクスッ笑えるシーンがあったが、今後、このデスクに追加される名言はあるのだろうか。何事にも一生懸命に頑張る心の成長と共に、デスクにも注目したい。
2016年05月17日黒木華が連続ドラマ初主演を果たした「重版出来!」。本作には、オダギリジョー、坂口健太郎、安田顕ら豪華キャストが出演する中、毎回個性的なキャストがゲスト出演していることでも話題となっている。今回、来週10日(火)放送の5話にて、ヒャダインが出演することが明らかにされた。2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、現在も「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載中の松田奈緒子による人気コミックが原作。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、“スポ根”新米編集者・黒沢心(黒木華)が、五百旗頭(オダギリジョー)ら一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、そして営業部・小泉(坂口健太郎)や、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「ももいろクローバーZ」や「AKB48」「ゆず」など様々なアーティストへの楽曲提供をする一方、自らも歌手や番組MCとして精力的に活動しているヒャダインさん。多方面においての躍進が止まらない彼が、今回5話にて演じるのは、人気デザイナー・野呂。野呂は、新人漫画家・大塚シュート(中川大志)の“絶対に売らなくてはいけない”初単行本の装丁を手がけるという役どころだ。今回がTBSドラマ初出演となったヒャダインさん。自分と似た環境の役だったため、“すっ”と入れたと話すヒャダインさんは、 「ただ楽しくてやっていたら仕事のオファーがいっぱいきちゃったっていう手一杯感が、自分と野呂は共通しているなあと。台詞はあるんですけど、ドキュメンタリーでカメラが回っている感じに感覚が似ていましたね」と自らと重なる部分があったと語っていた。また、「本当に役者さんの中でも演技がずば抜けた方々の前で、このズブの素人の“ズブしろ”がお芝居なんかさせていただいていいのかなって思ったんですけど、楽しかったです!」と出演した感想を述べ、共演した黒木さんとオダギリさんについては、「僕言っていないですけど、お2人のファンなので…(笑)。ワーッ!!って思っていたんですが、態度に出さなかったのは僕のプロフェッショナリズムです(笑)」と告白した。さらに、「野呂のようにキーワードを色々たててこねくり回して、ポンッと閃いてPCに向かっていく感じとかは僕の私生活そのままです!」と話すと、「見たいとは思わないと思うんですけど…僕の私生活を覗き見てください!!」とアピールしていた。ヒャダインさんも、実生活と酷似していると自負する今回の役どころ。黒木さんやオダギリさんとの自然な掛け合いも楽しみにしていて。「重版出来!」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月03日音楽プロデューサーのヒャダインが、5月10日放送の黒木華主演TBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の第5話に出演することが2日、明らかになった。TBSドラマ初出演となる。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。ももいろクローバーZ、AKB48、同ドラマに出演中の最上もがが所属するでんぱ組.Incや、SMAP、ゆず、郷ひろみなどに楽曲提供をする一方、自らも歌手や番組MCとして精力的に活動しているヒャダインが演じるのは、人気デザイナーの野呂。中川大志演じる新人漫画家・大塚シュートの"絶対に売らなくてはいけない"初単行本の装丁を手がける。ヒャダインは「自分と似た環境の役をやらせていただいたので、すっと入れました」と感想を語り、「ただ楽しくてやっていたら仕事のオファーがいっぱいきちゃったっていう手一杯感が、自分と野呂は共通しているなあと。セリフはあるんですけど、ドキュメンタリーでカメラが回っている感じに感覚が似ていましたね」とコメント。「曲作りでもキーワードを出されて曲を作ってくださいと言われるので、野呂のようにキーワードをいろいろたててこねくり回してポンッとひらめいてPCに向かう感じは僕の私生活そのままです!」と言い、「見たいとは思わないと思うんですけど・・・僕の私生活をのぞき見てください!!」と呼びかけている。また、黒木華とオダギリジョーとの共演について、「本当に役者さんの中でも演技がずば抜けた方々の前で、このズブの素人の"ズブしろ"がお芝居なんかさせていただいていいのかなって思ったんですけど、楽しかったです!」と振り返り、「僕言っていないですけど、お2人のファンなので・・・(笑)。ワーッ!!って思っていたんですが、態度に出さなかったのは僕のプロフェッショナリズムです(笑)」と内心大喜びだったことを明かした。(C)TBS
2016年05月03日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が、5月3日放送の黒木華主演TBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の第4話に出演することが25日、明らかになった。連ドラ初出演となる。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。5月3日放送の第4話では、お笑い芸人やアーティストが続々と出演。3月27日に放送されたクイズバラエティ『リズムにノッて答えろザ・ピンポンブー』にて同ドラマのキャスト陣、黒木華・坂口健太郎・ムロツヨシ・要潤と同じチームで出演したトレンディエンジェルの斎藤司は、この番組が縁でドラマ出演が決定した。漫画家志望の役を演じる。斎藤は、撮影を終えて「自分の才能に驚いたというか、想像以上の出来でした」と自信満々。共演した黒木とオダギリジョーについて「オーラがすごくて、面と向かってお芝居したとき、セリフが飛んでしまったのですが、それは自分でも想定外の出来事でした」と話し、「本当にリアルにスポンと毛のように抜けちゃって・・・ビックリしました」と笑いを誘った。そして、第4話の見どころとして「やはり僕の無難な演技というか『斎藤! 意外とソレもできるんだ』というところを見ていただきたいですね」とアピール。「漫画家志望の役なのですが、イケメンの雰囲気を残しながら、監督の期待に一生懸命応えようとしている斎藤のドキュメント・・・そこもぜひ注目してください!」と呼びかけている。斎藤のほか、中小企業のスタイルで作品制作のみならず音楽活動やライブパフォーマンスなど活動が多岐にわたるアーティストの明和電機、81歳と42歳の実の父娘によるお笑いコンビで話題のめいどのみやげから父のティーチャ(年金ちゃん)も出演。すでに出演が発表されている横澤夏子は、大学のまんがサークル「黒百合まんが部」の部長役として登場する。(c)TBS
2016年04月26日女優の黒木華が4月22日(金)、主演作『リップヴァンウィンクルの花嫁』のヒット御礼舞台挨拶に、岩井俊二監督とともに登壇。「そんなに昭和顔かなって思いますけど…」と世間が抱く“古風”なイメージに少々戸惑い気味だった。観客からの質問を受け付けたこの日、ある男性ファンから「純日本的な役を演じたら、いまやナンバーワンだと思う」と評されると、「確かに時代劇では、違和感なく(演技を)見てもらえることがうれしいですが、それ以上にいろんな役を演じられる女優さんでいたい」と抱負をコメント。ときに“古風”“昭和的”と称されることもあるが、「昭和の女優さんは実は、お顔立ちがハッキリなさっている方が多いし…」と話していた。結婚早々、夫に浮気された挙句、家を追い出されてしまった派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、月給100万円という破格の住み込みメイドを始める。ヒロインに仕事を紹介する「何でも屋」役を綾野剛、バイト先で意気投合する風変わりなメイドを歌手のCoccoが演じる。3月26日(土)に全国28スクリーンで封切り後、上映時間3時間の大作ながら、リピーター効果で異例のヒットを記録。大反響を受け、23スクリーンの追加上映が決定した。黒木さんは「こうしてまた舞台でご挨拶できる機会をいただき、とてもありがたい」とファンへの感謝を述べ、「特にツイッターで話題になっていると聞いていたので、『SNSってすごいな』と思いました」と喜んでいた。一方、実写の日本映画としては12年ぶりのメガホンとなった岩井監督は、「上映時間が3時間あるので、公開にこぎつけるまでは難航しました。劇場さんも『3時間は勘弁』という雰囲気がありましたし(笑)」と告白。それでも「奇特にも上映しようと言ってくださった劇場さんがあり、こうして皆さんに見ていただける」と安堵の表情を浮かべた。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は全国で上映中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月22日一昨年、『小さいおうち』でベルリン国際映画祭・最優秀女優賞を受賞し注目を集めた黒木華さん。「群を抜いていた」と評されたその演技力は、その後のドラマや映画でも話題になったほど。そしてこのたび、岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』で初の映画主演。そして先日スタートしたドラマ『重版出来!』では、連ドラ初主演と快進撃が続きます。――日本アカデミー賞最優秀助演女優賞おめでとうございます。史上2人目の2年連続の受賞です。黒木:こそばゆいというか…正直、本当にいいんだろうかという感じです。でも、どちらも山田(洋次)監督の作品ですから、監督がすごいんです。現場で自分が提案したり、何かに挑戦するというよりも、監督がおっしゃることを忠実にやろうと思っていただけでしたから、完全に監督の演出のおかげです。――でも、実際、黒木さんの演技に多くの人が惹きつけられているわけですし…。黒木:すごいギャップは感じています。自分の本来の実力と周りの評価とがどんどん離れていっているので、追い付かない怖さがあります。自分自身の評価はまだ低いので、なんとか頑張らねばと思っています。――先日の『しゃべくり007』で、徳井(義実)さんが、昔、学生時代にお化け屋敷でお化け役のバイトをされていた黒木さんが圧倒的にうまくて覚えていたという話をされていたのを拝見しました。黒木:あれ、すごく驚きました。――記憶に残っていたほどですから、学生時代から一目置かれる存在だったんじゃないですか。黒木:まったくないです。大学の映画学科俳優コースにいたんですが、学内で制作される映画に出るには、同期や先輩にキャスティングされないといけないんです。だけど私、全然人気がなかったんです。お芝居で評価されたことがなかったので、いま急にすごいって言われている感があって、へんな感じです。――でも、女優になろうとは思っていらしたんですよね。黒木:なれればいいな、とは…。――で、実際になられたわけです。黒木:運がいいんだと思います。女優になれるかもしれないと現実的に思ったのは、野田(秀樹)さんの舞台にアンサンブルとして出演してからなんです。それまではオーディション雑誌を買って書類を出したりはしましたけれど、ただの夢でしかなく、楽しいからお芝居をやっているっていう気持ちのほうが強かったんです。そんな時、野田さんが関西で久しぶりに俳優向けにワークショップをやられると聞いて、「これは絶対に行かなきゃ!」って思ったんです。私、高校時代に最初に観た舞台が野田さんの『贋作 罪と罰』だったんです。自分もこんな舞台をやりたいって思っていましたから、うれしかったです。――その後、野田さんと中村勘三郎さんが夫婦を演じた舞台『表に出ろいっ!』の娘役のオーディションを受けて選ばれたわけですね。黒木:すごいことだとは頭ではわかっていたんですが、それ以上に稽古が楽しかったんです。本当に、いま私が役者さんとしてやれているのは、野田さんのおかげです。事務所も『表に~』を観て声をかけてくださいましたし。実際に女優に“なろう”と思ったのはその頃ですから…わりと遅いです。――舞台も映画もたくさんご覧になっているようですが、子供の頃からお好きだったんですか?黒木:映画は家族皆でよく観ていました。『金曜ロードショー』とか『日曜洋画劇場』とか。たまにレンタルビデオを借りることもあって、お父さんが似ているからっていう理由でジャッキー・チェンの映画はよく観てました。ただ、基本的にテレビをあまり見る家庭ではなかったので、普段は家にラジオがかかっていて、本を読んでいることが多かったです。――高校演劇をやっていたそうですが、演劇への興味はいつ頃に?黒木:キャンプや子供向けミュージカルだったり、積極的に子供にいろんな経験をさせようとしてくれる両親だったんですが、そのなかでとくに好きだったのがお芝居だったんです。そこから演劇部に入って、それでより舞台が好きになっていきました。もともと人見知りで…いまでも人前が苦手なんですが、なぜか舞台ではあまり緊張しなかったんです。人と繋がれるのがそこしかなかったというのもあるんですが、親が褒めてくれたりもして、楽しいっていう気持ちで続けていたのがいまに至るって感じです。――この数年は、映像のお仕事が急激に増えましたけれど。黒木:まだ恥ずかしいです。基本的に舞台って残らないものですが、映像は、その時は100%やってるつもりでも、終わると「もっとこうしておけばよかった」と反省することばかりです。――出演された映像作品はご覧になるんですか?黒木:一回は観るようにしています。やっている時はどう編集されていくかわからないので、「こうなったのか」って。『しゃべくり007』は、編集ですごく面白くしてくださっていて、すごいなと思いました。――いま初主演映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』が公開中ですけれど、この作品はどんなふうにご覧になりました?黒木:不思議でした。こんなにずっと自分が出てくる作品を観たことがなかったので。ただ、撮影中ずっと岩井監督に引っ張られてゆらゆら流されている感じで撮っていましたから、全部知っているはずなのに、観た時は「こういう話なんだ」って新鮮でした。――その言葉とも通じるかもしれませんが、黒木さんのお芝居は、ご自分の個性で色付けせずに、役柄の持つ色にご自身が寄り添っているような印象を受けます。黒木:自分自身があまり好きじゃないから、自分が役に出てしまうのが怖いんです。だから、自分ならこうするって考えないようにしています。一応、時代背景や役柄の設定が決まっていれば、そこは意識しますけれど、基本的に私が自分でやることはあんまりなくて、映像ならば監督任せだし、共演者の方々に引っ張ってもらうことも多いです。だから私は、出会う人の運に恵まれているんだと思います。――でも、古い時代の作品によく出られていますが、その佇まいや所作も自然ですよね。黒木:生活習慣じゃないですけれど、子供の頃に親に注意されたりしたことが身についているおかげだと思っています。そのうえでいま、日本舞踊を習わせてもらったりもしています。…あと、この顔にも助けられていると思います。どこにでもいる顔ですから。――そんな…。黒木:だって、私に絶世の美女みたいな役はできないじゃないですか。でも代わりに、キレイな女優さんよりも私のほうが、普通のどこにでもいる人は演じやすいと思うんです。――今後、絶世の美女のオファーだって来るかもしれません。黒木:できないとは言いたくないので、やる努力はします。――昭和顔と言われることについてはどう思っていますか?黒木:周りにどう言われていても、あまり気にならないです。その時代を生きていないのに、その時代の人に見えるということは、うれしいことです。◇くろき・はる1990年3月14日生まれ、大阪府出身。‘10年にNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でヒロイン役に抜擢され注目を集める。近年は映画『母と暮せば』、ドラマ『真田丸』(NHK)など。公開待機作に映画『永い言い訳』『エミアビのはじまりとはじまり』が控えている。ブラウス¥35,000スカート¥53,000(共にコム デ ギャルソン・ガール/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)◇黒木さん初主演映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』は、現在公開中。監督は岩井俊二さん。初主演の連続ドラマ『重版出来!』は、毎週火曜夜10 時~ TBS 系で放送中。原作は松田奈緒子さんによる同名コミックス。新卒で大手出版社に入社し、コミック誌の編集部に配属された黒沢心(黒木)の成長が描かれる。※『anan』2016年4月27日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・井伊百合子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月20日少女漫画界の巨星・大島弓子による自伝的コミックエッセイを、宮沢りえ主演でドラマ化した「連続ドラマWグーグーだって猫である」。この度、待望の続編となる「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」から、宮沢さんと猫の“グーグー”、前作からの続投キャストの長塚圭史、黒木華、田中泯、そして今回より参加する前田敦子が勢揃いしたポスタービジュアルが解禁となった。人気漫画家の小島麻子(宮沢さん)は、東京・吉祥寺の井の頭公園を望む自宅兼仕事場で、グーグー、ビーという名の2匹の猫と暮らしている。アシスタントのミナミ(黒木さん)は、麻子の非凡な才能に寄り添うように多忙な毎日を過ごしているが、漫画家としての独立を考え始めていた。そんな中、ミナミの後任としてアシスタント仲間の飯田(前田さん)が願い出るが…。原作は、1968年の漫画家デビューから数多くのヒット作を生み出してきた大島氏が、飼い猫たちとの愛しい日々を綴ったコミックエッセイ。2008年の映画化に続いて、2014年に連続ドラマ化された前作は、同年11月度ギャラクシー賞月間賞などに輝いた。そして約2年の歳月を経て、犬童一心監督のもと、主演の宮沢さんはじめ豪華キャスト陣と、脚本・高田亮、音楽・高田漣らスタッフも再結集して待望の続編が完成。今回は、前作では描き切れなかった“愛猫グーグー(good good)と過ごした15年8か月間”に起きた出来事を、原作の設定をもとに構築。長年のファンのみならず、本作から見る人も楽しめるようなオリジナルストーリーを作り上げている。到着したポスターでは、グーグーと幸せな時間を過ごした関わりある人々が勢揃い!グーグーと麻子の何気ない日常と心温まる物語を凝縮したような、ほっこりするポスタービジュアルとなっている。「連続ドラマWグーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月11日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送開始(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日女性の「可愛い」は外見で全て決まると思っている人はいませんか?でもそれは大きな間違い。実は声や話し方も女性の印象を決める上で、大きな役割を果たしています。そこで今回は「男性がなんか可愛いなと感じる女性の話し方」について20代男性からのアンケート結果をもとにまとめてみました。■1.敬語「後輩の女の子に敬語で話されたりするとキュンとくる。あと敬語に少しタメ口が入ったりするのもたまらない!」(26歳/会社員)女性の敬語が好きという男性は意外と多いようです。むしろ先輩にいきなりタメ口というのはただの失礼な子という印象になってしまいます。「何だよあいつ馴れ馴れしいな・・・」と全く可愛がってもらえないので気をつけるべき!また男性は、女子がだんだんと打ち解けていって敬語からタメ語にシフトチェンジしていく過程も好きなんだとか。段階をふんで、彼の心を溶かしてみましょう。■2.おっとり口調「スローな話し方の子って女の子らしくていいなと思う。柔らかい印象も持つし、可愛いなぁってイメージだな。最近ではバラエティに出ていた黒木華さんの声が想像以上に可愛くて惚れました。」(24歳/医療メーカー)もちろんハキハキ喋らないといけない場面もあると思うので、これは臨機応変に使い分ける必要があるでしょう。参考にしたいのは深田恭子さんや綾瀬はるかさん、安めぐみさんなどのおっとりした話し方。また、赤ちゃんや子どもに向けた優しい口調を意識してみるのも良いかもしれません。話し方一つで印象も大きく変わってきます。「癒し系」を目指してぜひ練習してみましょう!■3.たまに方言「自分が方言を話せないということもあって、方言女子はやっぱり気になっちゃう!特に普段は標準語の子が俺と話すときだけ方言交じりだったりすると『心を開いてくれたのかな』って嬉しくなりますね。」(22歳/大学生)方言最強説は昔から言われていますよね。普段は標準語の子がふとした時に放つ方言がたまらなく可愛いんだとか。方言は最強のモテ武器になるので、話せる人はここぞという時に使ってみましょう。■4.鼻にかかっている「猫なで声ってやつ?わざとやってるんだろうなって分かっていても、男は騙されちゃうんですよ。芸能人で例えると芹那とか紗栄子とか・・・。いざ目の前であの声で話されたら男はイチコロだと思います。」(24歳/飲食)女子からすると「それわざとだろ!」と思ってしまうような猫なで声も、男性には効果抜群なんだとか。ちょっと風邪気味のような、鼻にかかった声を意識してみると良いかも。ただ女子の前で声を変えると確実に嫌われるので、男性と二人きりの時にだけ甘え口調にするようにしましょうね!■おわりにいかがでしたか?声も女性の印象を大きく左右すると言えそうですね。少し話し方を変えるだけで可愛さは3割増されます。今日から外見だけでなく声も意識して、可愛い話し方を目指してみましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年04月17日女優の黒木華が連続ドラマ初主演に挑む「重版出来!」が、12日(火)今夜から放送開始となる。同作は2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」で第1位を獲得した松田奈緒子作の人気コミックをドラマ化するもの。出版不況の中、新卒で大手出版社に入社、週刊コミック誌の編集部に配属された主人公の奮闘を描く。黒木さん演じる主人公の黒沢心は柔道一筋の元五輪代表候補。新卒で大手出版社の興都館に入社し週刊コミック誌「バイブス」編集部に配属される。先輩編集者のオダギリジョー演じる五百旗頭敬(いおきべけい)のもとで編集のイロハを学ぶことになる心だが、連載担当漫画家との打ち合わせや新人漫画家の発掘、担当漫画の単行本の部数決定会議など、重版出来(じゅうはんしゅったい)させるための地道な活動を目にする中で、この世界に魅せられていく。「私も重版出来させたい!」そう意気込む心だが出版不況のいま、部数が低下すれば廃刊に追い込まれるうえ、単行本は3巻までに火をつけなければ厳しいと言われている。ときには時代に取り残された漫画家の再起を考え、営業担当と共に一冊の漫画を売るための秘策を考える…。それでも編集部に襲いかかる難題の数々。そんななかで看板漫画家の三蔵山龍が突然引退宣言され、それに対して心が取った行動とは――。主演の黒木さんは舞台からキャリアをスタート。2014年<a href="">『小さいおうち』</a>で日本人女優として史上4人目となる第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞も受賞した。翌年には<a href="">『母と暮せば』</a>で第39回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続で受賞するなどその演技力が高く評価される実力派女優。ドラマでも昨年放送された「天皇の料理番」や現在放送中の大河ドラマ「真田丸」などに出演。今作で連続ドラマ初主演を果たした。先輩編集者である五百旗頭敬(いおきべけい)は、近年では映画<a href="">『FOUJITA』</a>、ドラマ「おかしの家」など主演を務め、映画・ドラマ界において唯一無二の存在感みせるオダギリさん。興都館のコミック営業部の小泉純を演じるのは昨年映画<a href="">『予告犯』</a><a href="">『海街diary』</a><a href="">『俺物語!!』</a>など話題作に立て続けに出演し、ドラマでも1月クールの月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演し、一気に火がついた坂口健太郎。ほかキャスト陣も、小日向文世、松重豊、荒川良々、ムロツヨシ、安田顕と、なんともワクワクさせる面々が勢揃いだ。また「でんぱ組.inc」の最上もががレギュラー出演することも話題となっている。ドラマ「重版出来!」はTBS系で12日(火)22時~放送開始。(笠緒)
2016年04月12日黒木華が連続ドラマ初主演を果たす4月期スタートのTBSドラマ「重版出来!」。オダギリジョー、坂口健太郎ら様々なキャストが出演する中、今回新たに「でんば組.inc」の最上もががレギュラー出演することが明らかになった。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」、といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて、漫画家という夢を叶える瞬間、これは働く全ての人にエールを贈るお仕事ヒューマン群像劇。2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得した「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載中の松田奈緒子の人気コミックが原作の本作。キャストには、主人公・心役の黒木さんをはじめ、オダギリさん、坂口さん、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊といった個性的な面々が顔を揃えた。「でんぱ組.inc」に属し、グラビアアイドルとして活躍する中、「あぽやん~走る国際空港」などにゲスト出演するなど活動の幅を広げる最上さん。今回彼女が演じるのは、滝藤さん演じる漫画家・高畑一寸の彼女であり、ミューズ(芸術家にインスピレーションを与えるといわれたギリシャ・ローマ神話の女神)的存在の梨音役。しかし自由気ままな性格でしょっちゅう家出するなど小悪魔的に高畑を振り回し、漫画が描けなくなってしまい、編集担当者をいつも困らせてしまう…という役どころだ。今回の出演について最上さんは、「監督と話し合いながら 自分の中での梨音さんを膨らませていきました。至らぬところもたくさんあるかと思いますが、精一杯演じさせて頂いてます」と意気込みを語る。また最上さんは漫画好きだそうで、「ぼくにとっての漫画は、人生を楽しく生きるヒントになったり、息抜きになったり、漫画に出てくる台詞に勇気付けられたり、たくさんのことを学べるものだと思っています」と話している。さらに本作は新社会人や異動などで仕事に悩む人に必要な“やる気”が詰まっている内容ということで、「最初から上手くいくことなんてほとんどありません。失敗を恐れていては何も学べません。まずはチャレンジして、上手くいかなかったら次はどうしようって考えるのが大事なんじゃないかなと思います」とエールを送った。また番組プロデューサーは、「高畑を振り回す、いい意味で物語に異物感を加える梨音という役柄を考えたときに、“異端児”の最上さんこそまさにぴったりだと思い、お願いしました。撮影初日、スタッフを一瞬で虜にしてしまい、まさに梨音そのものでした」とコメントを寄せている。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月08日俳優の安田顕が5日、東京・秋葉原で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会に出席した。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。編集部員役を演じる安田顕は、「家族を大事にしすぎるあまり、残業もせずに帰ってしまうような役」と自身の役を説明。「そろそろ役が取り込まれてきたのか、撮影が夜になれば早く帰りたくなる、ウズウズしてしまうという…これはいけないと思い、役に入らずきちんと仕事を務めたい」と笑わせた。そして、この試写会に自転車で来たことを明かし、「今まで見たことのないメイドカフェの看板とか見ながら」とコメント。「帰りは、ピンク色の看板で"なでしこ寿司"というのがあったのでそちらに行きたい」と続け、「雲行きが怪しくなって雨が降る前にとっとと帰りたい」とユーモアたっぷりに話し、「思っているだけで本当に行くかどうかはわかりませんが」と加えた。黒沢を指導する先輩編集者・五百旗頭敬役のオダギリジョーも、秋葉原に関心があるようで、「初めてに近い秋葉原の地なので、とてもうれしく思っています」と語った。試写会には安田、オダギリのほか、主演の黒木華、坂口健太郎、松重豊、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日TBSの火曜ドラマ「重版出来!」完成披露特別試写会が4月5日(火)に都内で行われ、主演の黒木華、共演のオダギリジョー、坂口健太郎、安田顕、松重豊が出席した。2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得した人気コミックのドラマ化。コミック雑誌編集部を舞台に、黒木さん演じる「週刊バイブス」の新米編集者・黒沢心が、編集部員や漫画家のみならず、営業、書店スタッフを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する群像劇を描く。連続ドラマ初主演の黒木さんは、「心ちゃんを演じているとすごく明るくなれるので、毎日楽しくやらせていただいています」と笑顔。現場も和気あいあいとしており、その中で「年上のキャストの皆さんばかりなので、いろいろ教えてもらおうとやっています」と役柄同様の気合をのぞかせた。そんな黒木さんと共演経験もあるオダギリさんは、黒木さんについて「素晴らしい」と称賛すると、「皆さんのイメージも良かろうと思うんですが、それをたまに裏切る大阪の血みたいなものが見え隠れする人間っぽいところが好き」と大阪人気質の黒木さんの魅力にはまっている様子。続けて、「皆さん、静かなお人形さんみたいなイメージを持っているかもしれないけど、とんでもないですよ」と訴えると、「こう見えてパンクが好きなんです。クラシックじゃないところがイメージと違って素敵」と意外な一面も暴露した。すると黒木さんは「松重さんもそうなんです」と紹介。こちらも予想外だが、松重さんは「これからはパンク親子としてやっていきたい」と笑顔で語り、観客の笑いを誘った。しかしその後、オダギリさんが現場でとったとんでもない行動を松重さんがリーク。撮影は横浜のビルの1フロアに編集部のセットを作り、その中で行っているのだが、楽屋がないため、出番がないシーンもセットのどこかにいなければいけないという。そんなある時、出番のないオダギリさんが「暇だから、俺出ようかな」と言い出し、スタッフを困らせつつも撮影に急きょ参加したとか。オダギリさんは「これが作品の厚みになるだろう」と一人悦に入っていたそうだが、松重さんは「そういう問題じゃない。(自分の出番が)終わっていたら帰っていたよね」と渋い顔。自身の言動に思わず笑いがこみ上げるオダギリさんを横目に、松重さんは「この人、このシーンに関係ないのに出ているなぁと思ったら、暇だから出たと思ってもらえれば面白く観られると思います」とアピールし、会場を沸かせた。火曜ドラマ「重版出来!」はTBS系にて4月12日(火)22時~スタート(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日俳優のオダギリジョーが5日、都内で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会で、女優の黒木華の意外な一面を明かした。本作で連続連続ドラマ初主演を果たす黒木について、オダギリは「すばらしいですね」とコメント。「みんなのイメージもそりゃよかろうと思うんですけど、それをたまに裏切る大阪の血みたいのが見え隠れするんです。そこが僕はすごい好きで」と話した。続けて、「みなさんきっと静かなお人形さんみたいなイメージかもしれませんが、とんでもないですよ」と発言。どういう意味だろうと観客がざわつく中、「一番最初にいいなと思ったのは、こう見えて意外にパンクが好きなんですって。そこがまずイメージと違って素敵だなと」と黒木の意外な一面を明かした。黒木は好きなパンクバンドを聞かれると、シド・ヴィシャスやセックス・ピストルズと返答。また、「松重(豊)さんもそうなんです。仲間なんです」と言うと、松重は「これからパンク親子として…」と笑いを誘った。本作は、2014年に日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢(黒木)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。試写会には、主人公の新米編集者・黒沢心役の黒木華、黒沢を指導する先輩編集者・五百旗頭敬役のオダギリジョー、コミック営業部担当・小泉純役の坂口健太郎、週刊バイブス編集長・和田靖樹役の松重豊、週刊バイブス編集部員役の安田顕、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日黒木華をはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊ら豪華キャスト陣を迎えて、松田奈緒子原作の漫画をドラマ化する「重版出来!」。この度、劇中で使われる小道具の漫画を、本物の売れっ子漫画家陣が手掛け、オリジナル漫画を描き下ろしていることが分かった。2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、現在「月刊!スピリッツ」で連載中の松田氏の人気コミックを実写ドラマ化する本作。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて漫画家という夢を叶える瞬間…。働く全ての人にエールを贈る、本気で働く人々の心に響くだろうヒューマンストーリーだ。コミック雑誌編集部が舞台の本作のために、ドラマ内で使われる架空の週刊誌や雑誌など、何気ない小道具も本気モードで制作。中でも、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗ほか豪華俳優陣が漫画家役として劇中で執筆する漫画には、豪華売れっ子漫画家たちが名を連ね、このドラマのためにオリジナル漫画を描き下ろすという。「モンキーターン」「とめはねっ!鈴里高校書道部」など、競艇・書道・柔道など多岐にわたるジャンルの熱いドラマを描く河合克敏。「星守る犬」「ぱじ」「青い鳥~わくらば~」など涙無くしては読めない心温まる作品を生み出す、村上たかし。松田翔太で映画化され話題となった「アフロ田中」シリーズなど、強烈なインパクトを残す大ヒットギャグ漫画を描き続ける、のりつけ雅春。「最強!都立あおい坂高校野球部」「BE BLUES!~青になれ~」など熱血スポーツ漫画を描き、講談社漫画賞や小学館漫画賞など多数の賞を受賞、メガヒットを飛ばし続ける田中モトユキ。また、「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」などアニメ化も多数持ち、30年以上も週刊連載を続ける、ゆうきまさみ。そして、初連載作「かわれて候。」はLINE漫画で800万ビューを突破した、大注目の新人作家・白川蟻んも参加。さらに今回のドラマとリンクした作品が、「月刊!スピリッツ」へ掲載されることも決定した。さらには、誰もがご存知「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」をはじめ、多数の国民的人気漫画を生み出してきた超大御所漫画家・藤子不二雄Aも、本作へ作品を提供!漫画ファンはもちろん、誰もが楽しみになるオリジナル劇中漫画になること間違いなしだ。主演の黒木さんは「このドラマのために、こんな贅沢な方々に作品提供やオリジナル漫画を描いていただきありがたいです。私自身も楽しみにしています」と喜びを語った。原作者・松田氏が自らが手がけたネームをもとに、超人気漫画家陣がオリジナルの世界観を膨らませてリアルに漫画制作した、なんとも贅沢な劇中漫画にも注目して本放送を見たい。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日『リップヴァンウィンクルの花嫁』の初日舞台挨拶が3月26日(土)、都内で行われ、主演の黒木華、共演する綾野剛とCocco、岩井俊二監督が出席。綾野さんは劇中のキーアイテムである“ねこかんむり”という被り物で、素顔を隠して登場し、ファンの笑いを誘った。結婚早々、夫に浮気された挙句、家を追い出されてしまった派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、「なんでも屋」の安室(綾野さん)と出会い、月給100万円という破格の住み込みメイドの仕事を紹介される。派遣先で破天荒なメイド仲間の里中真白(Coccoさん)と意気投合するが…。岩井監督が12年ぶりに実写長編の日本映画に取り組んだ。黒木さんにとって、岩井監督は「高校時代からずっとあこがれていた存在」だといい、念願の初タッグに「幸せでしかなかった」「幸せの限界が来そう」「本当に幸せという言葉しか思い浮かばない」と、あふれる思いを抑えきれない様子。一方の綾野さんも、大好きな岩井作品のタイトルを次々と挙げて、「ずっと“この世界”にいたいと思わせてくれる監督。本当に岩井組に参加できて、とにかく嬉しかった」とこちらも喜びを爆発させていた。「この20年、自分なりに音楽をやってきたご褒美のようなもの」と今回の出演を語るCoccoさん。やはり「楽しいだけの撮影だった」と笑顔でふり返り、「明日から、自分がやるべき音楽を粛々とやっていこうと思う」とミュージシャンとしての決意を新たにしていた。そんな出演者を幸せにした岩井監督は、「自分の作品が手を離れるのは感無量。特にこの作品は、大事な娘を嫁に出すようなものなので(笑)、ぜひ皆さんに新郎になってもらえれば。ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします」とファンに感謝を述べていた。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月26日