“神的美少女”と称されるモデルの黒木ひかりが25日、東京・新木場STUDIO COASTで開催されたガールズフェスタ「TGC teen 2019 Winter」に出演した。黒木は、人気アニメのアパレルアイテムを展開するブランド「R4G」ステージのトップバッターとして登場。バーチャルシンガー・初音ミクとコラボレーションした同ステージで、初音ミクが描かれたTシャツにショートパンツをあわせたコーディネートを披露した。そして、美脚をあらわにランウェイを闊歩。観客に向かって手を振ったり、ポーズを決めたり、終始笑顔で楽しそうに歩いた。出演後に自身のツイッターを更新。「TGC teen ありがとうございました! イベントなどに出演することが久しぶりでドキドキだったけど本当に楽しくて幸せな時間でしたクリスマスみんなに会えてよかったぁあ!!!本当にありがとう!!これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。2回目の開催となる「TGC teen」は、東京ガールズコレクション(TGC)がプロデュースするティーン世代が主役のガールズイベント。冬休み中のティーン世代を抽選で2,000人無料招待し、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブのほか、来場者参加型コンテンツなどを実施。MCはお笑いコンビ・EXITが務めた。
2019年12月25日ミュージカル『アナスタシア』の製作発表会見が12日に都内で行われ、葵わかな、木下晴香、海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴、山本耕史、堂珍嘉邦、麻実れいが登場した。同作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされたアニメ映画『アナスタシア』に着想を得て制作されたミュージカル。2017年にブロードウェイで初演を迎え、日本で初上演となる。1918年、帝政ロシア時代の最後の皇帝ロマノフ2世をはじめ一族が殺害されたというニュースがあふれる中、皇女アナスタシアだけは難を逃れて生き続けているという歴史上の謎「アナスタシア伝説」にもとづいた物語で、記憶をなくした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描く。製作発表会見では、ディミトリ役の海宝・相葉・内海による「My Petersburg」、アーニャ役の葵・木下による「Jorney to the Past」が披露された。トリプルキャスト・Wキャストの印象について質問されると、ディミトリ役の海宝は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』でマリウス役・アンジョルラス役としてともに過ごした相葉について「けっこう長い時間を一緒に早替え小屋でも過ごし、一緒の役をできるとなった時はとても嬉しかったです。相棒だったので、同じ時間を過ごせるのは嬉しかったですし、猫好きという共通点があって。猫の島の話とかね、しましたよね」と明かす。相葉は「そうですね。一緒に行けなくて、結局僕だけ言ったんですけど」と照れ笑いを浮かべた。内海については「初めてご一緒するんですが、コンサートを拝見して、本当に若さ溢れるエネルギーと、胸にくる歌声がとても素敵で、ご一緒できるの楽しみだなと。とっても爽やかでにこやかに挨拶していただいて、3人で切磋琢磨してディミトリという役を作り上げていけたら」と意気込んだ。相葉は「海宝さんは、以前は相方的な役ではあったんですけど、今回は同じ役をやるということですので、一緒の舞台には上がらないなという寂しさはある。今日の製作発表で3人で歌わせていただくバージョンで、ものすごく緊張してたんですけど、海宝くんがいるだけでも安心感がある。年下ではあるんですけど、ものすごく頼りになる」と絶賛。「内海くんは昨日初めてお会いして、今日の製作発表の練習をさせていただいたんですけど、人懐っこい笑顔がかわいらしくて、ついついこっちまで笑顔になってしまう。これからお話ししていけたらと思いますし、ごはんとかいけたらいいなと思っております」と語った。また、「ブロードウェイミュージカル、グランドミュージカルに出演するのが初めて」という内海は「僕は猫アレルギーなんで猫はちょっと苦手なんですけど……」と会場を笑わせつつ、「海宝さんはアルバムをいつも稽古に行く前に聞いて気持ちをあげたり、海宝さんのミュージカルを観に行ったり。ここ2〜3年でミュージカルが本当に大好きになり、知らないことだらけなんですけど、海宝さんの歌に心打たれて、今回ご一緒できて本当に嬉しく思ってます」と感謝。「相葉さんは昨日お会いして、僕が今出演しているミュージカルの大先輩の方なので、動画はたくさん見させていただきまして、本当に大好きな先輩と共演できて嬉しく思っています」と、ミュージカル『テニスの王子様』の先輩である相葉への思いを表した。一方、グレブ役の山本&堂珍は、「10年以上前にテレビのバラエティで共演させていただいて以来」という再会に。山本は「世代的にも同じで、とても心強い。稽古で見てここかっこいいなというところはガンガン盗んでいきたいと思いますし、自分からそういうものを感じていただけたら盗んでもらいたい」と回答。堂珍は「僕からしたらもう本当にずっと前からテレビに出られてた大先輩という感じなんですけど、きさくに接していただいて、僕の方こそ心強い。自分たちを超えた、『日本のグレブは面白いね』となっていけたら良いなと思います。本当に光栄だなと感じています」と心境を明かした。
2019年11月12日劇団EXILE 町田啓太が25日、ジョルジオ アルマーニ ビューティの期間限定ポップアップストア「アルマーニ ビューティ KOYO」に登場し、招待者限定のトークショーを行った。同スポットは、18日より発売されたアルマーニ ビューティの"リップ マエストロ"新作「マット ネイチャー」から椅子パイアされた、紅葉をテーマにしたポップアップストアで、26日〜27日の2日間オープンする。エレガントな女性のイメージを聞かれた町田は、「電車の中で席を譲ってたり、気軽に手を差し伸べられる女性は素敵だと思いますし、写真におさめたくなりますよね。優しさが滲み出てる感じが、エレガントじゃないのかな」と表す。そんな女性につけてもらいたいリップとしては、「リップ マエストロ #405」をチョイス。「優しい感じもあるし、強さもあるし。このリップをつけてる方と紅葉を見に行ったら、思わず写真に撮りたくなるだろうなと思います」と、やはり写真を撮りたい様子だった。一方で「男性でも(リップを)つけてもいいと思いますし、もちろん」と男女問わないスタイルを提示する町田。「いろんな情報がたくさんある中で、自分らしくというのが一番いいと思いますし、自分なりのファッション、ライフスタイルを楽しんでいればいいなと思います。男女関わらず楽しく生きていけたらいいなと思っていますので」と語った。トークイベント後の取材では、観客15人という少数のイベントに「こんなに距離感近いこともなかなかないですし、不思議な感覚。メディアの方々の方が多くて、逆に新鮮でした」と笑顔に。女性の唇の好みを聞かれると、「目に焦点がいくくらい唇にもいくから、艶感がある方が好きです。僕は唇がすごく薄いので、厚めの方に憧れます」と回答する。2020年には劇団EXILE全員の舞台『勇者のために鐘は鳴る』公演も控えており、「メンバーみんなで、バーベキューしに行ったりはしてて、すっごく楽しかったですね」と振り返り、その場の酒は「レモンサワーが多かったかもしれないですね」と明かした。また、リップをプレゼントしたい人は? と聞かれると、「妹は全く化粧気がないので、プレゼントしてあげたいです。旦那さんも子供もいて、ふだんからドレスアップしないので、プレゼントしたい」と家族思いな一面も。家族間のプレゼントは「最近になってするようになりました」と言うも、よく考えると「僕だけもらってないです。せがまないとダメですね」と苦笑。しかし「気持ちなので。見返りがほしくて渡すわけではないので、プレゼントしようかな」と意欲を見せていた。
2019年10月25日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日劇団EXILEの町田啓太が、11月20日に自身初の写真集『BASIC』(光文社)を発売することが10日、明らかになった。写真はすべて撮り下ろしの2部構成。新宿・ゴールデン街で飲み歩く姿など大人の表情を映した第1部、地元・群馬で学生時代の思い出の地を巡る第2部にわたって、「29歳 俳優・町田啓太」の素顔を切り取った。1万字ロングインタビューのほか、素の姿を捉えた約20分のメイキングDVDも収録。撮影は気鋭の写真家・彦坂栄治氏が担当した。また、発売記念イベントとして、お渡し握手会を東京で12月1日、大阪と名古屋でも11月24日に開催予定。予約特典として、オフィシャルファンクラブ「EXILE TRIBE FAMILY」限定で「町田啓太直筆サイン本」、「EXILE TRIBE STATION」では「EXILE TRIBE STATION 限定版特製ポストカード本人直筆メッセージ付き(プリント)」が付く。さらに楽天ブックス限定で表紙違いの限定版も発売(特製しおり付き)。今回の発表を受け、町田は「この度、1st写真集を出版させて頂くことになりました! 僕が生まれ育った地元で懐かしの場所を巡りながらワクワクしたり、旧友たちとの対談での暴露話にヒヤヒヤしたり、ゴールデン街で雨に打たれながら撮影したり…素敵なスタッフさんたちと気の向くままに楽しみながら作った思い出の一冊です!」とアピールし、「この機会に僕の根本にある好きなことや興味のあること、感じていることをみなさんと共有させて頂ければと思いながら撮影に挑ませて頂きました。是非楽しみにしていてください!」と呼び掛けている。
2019年10月10日モデルの伊藤桃々と黒木ひかりが7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演した。伊藤と黒木は、「Angellir ふんわりルームブラ」のスペシャルステージで、胸元がセクシーなランジェリー姿を披露。美ボディで観客の視線を釘付けにし、先端では黒木が伊藤に抱きつき、観客から歓声が起こった。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。29回目の今回は、「世界から注目を集める東京のガールズ文化が永遠に輝き続けるように」という思いを込めた“レイワガールズレボリューション”をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,800人の観客が詰めかけた。
2019年09月12日モデルの黒木麗奈が7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」(TGC)に出演した。“菜々緒2世”と注目されている黒木は、日本最大級のダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」とのコラボステージでフェスファッションを披露。DJのKSUKEがプレイする中、ミニスカート×網タイツで美脚を大胆に披露したコーディネートでランウェイを歩いた。同ステージには、佐藤晴美(E-girls/Flower)、Niki、香川沙耶、江野沢愛美、Maaaya、アシュリー、楓(E-girls/Happiness)も出演し、それぞれインパクトのあるフェスファッションでランウェイを盛り上げた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。29回目の今回は、「世界から注目を集める東京のガールズ文化が永遠に輝き続けるように」という思いを込めた“レイワガールズレボリューション”をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,800人の観客が詰めかけた。
2019年09月10日“神的美少女”と称されるモデルの黒木ひかりが29日、東京・新木場STUDIO COASTで開催されたガールズフェスタ「TGC teen 2019 Summer」に出演した。黒木は「EGOIST」ステージで、ショートパンツにチェックシャツ、ニーハイブーツというコーデを披露。美しいデコルテやすらりとした太ももを見せながらランウェイを歩き、抜群のスタイルで観客を魅了した。初開催の同イベントは、東京ガールズコレクションがプロデュースする“令和teen”のためのガールズフェスタ。夏休み中の“ティーン世代”を抽選で2,000人無料招待し、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブのほか、来場者やLIVE配信視聴者参加型コンテンツも実施。MCは人気急上昇中のお笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹が務めた。撮影:蔦野裕
2019年07月30日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らを共演に迎え、人気漫画をドラマ化したTBS金曜ドラマ「凪のお暇」の第1話が7月19日から放送開始。黒木さん演じる大島凪に共感する視聴者が続出。高橋さん演じる我聞慎二には「原作のイメージぴったり」の声が集まっている。「マンガ大賞」2年連続ノミネート、「宝島社このマンガがすごい!2019オンナ編」3位選出など注目を集める月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中のコナリミサトによる同名漫画をドラマ化する本作。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪を黒木さんが、凪と同じ会社で働く“元カレ”我聞慎二を高橋さんが、人生を“リセット”した凪が引っ越し先で出会う隣人・安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる。また凪の引っ越し先アパートに暮らす老女・吉永緑には三田佳子、さらに同じアパートに暮らすシングルマザーの白石みすずに吉田羊、慎二が行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。何事もなく平穏に過ごすため常に周りに同調して生きてきた凪だが、会社の同僚からはいいように使われ神経をすり減らしていた。しかも社内で憧れの存在になっている彼氏・我聞慎二が同僚に凪とは結婚する気はなく、身体目当てだと話しているのを聞いた凪は、その一言がきっかけで心が折れてしまう。自分を見つめ直し人生をリセットする決意をした凪は、SNSもやめスマホも解約。東京郊外のボロアパートに引っ越す。そこには近所から“おつり漁りババア”と呼ばれている緑や、刺青姿のゴンといった住人たちが暮らしていた。新たな生活を始めたのもつかの間、再び凪の前に慎二が現れる…というのが1話の物語。1話を見た視聴者からは黒木さん演じる凪に「リアルに共感ポイントたくさんありすぎ」などの声が殺到中。クセ毛にコンプレックスを抱き、毎朝1時間かけてストレートヘアにセットしている凪の姿に「私は30分くらいだけど、気持ちわかり過ぎ!」という反応も。一方、高橋さん演じる慎二にも「あの嫌なゾッとする感じが原作のイメージぴったり」「サイコパスすぎる演技が素晴らしいすぎて私が過呼吸気味です」などの感想多数。ラストでは中村さん演じるゴンに凪が抱きしめられる場面も。今後の展開にも注目が集まる「凪のお暇」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年07月20日タレントの黒木ひかり、伊藤愛真、十味、御寺ゆき、早瀬あやが26日、東京・SHIBUYA109で行われたイベントに出席した。4月28日に開業40周年を迎えたSHIBUYA109。それに伴い地下2階が全面リニューアルされ、今月28日に食のフロア「MOG MOG STAND(モグモグスタンド)」がオープン。また、キレイモ、TGC、109の3社が同フロア内にスタジオを制作し、フォトジェニックなスペースや、クレーンゲームなどが楽しめる女の子向けのコンテンツを展開している。そしてこの日、オープンに先駆けて行われたマスコミ向け内覧会ではSHIBUYA109の飲食店で提供されるスイーツが用意され、タレント陣が試食することに。ジェラートを実食した黒木は「おいしい!」と絶賛した。アインシュペナーを試飲した早瀬は「普段ぜんぜん飲まないんですけど、これは飲めます。甘いです」と舌鼓を打っていた。さらに、同施設内に展開されているフォトスポットについて伊藤は「キレイモさんのイメージカラーって水色とピンクで、かわいい韓国感が詰まっていて早く写真を撮りたい」とコメント。十味は「ビビットなカラーで夏にぴったりだなと思っていて、フォトジェニックな空間だと思いました」と目を輝かせた。司会から「今まで撮ったフォトジェニックなスポットの中でどうですか?」と尋ねられた黒木は「1位です!」と堂々宣言。最後は、フォトスポットでセルフィーを撮影するなど、施設を楽しんでいた。また、イベントの終盤では、6月25日に19歳の誕生日を迎えた黒木にサプライズが実施された。会場にBGMが流れると花束を持ったスタッフが登場。黒木は大きく目を見開き「めっちゃありがとうございます!」と興奮気味に喜んでいた。
2019年06月27日俳優・中村倫也が、黒木華主演の7月ドラマ「凪のお暇」に出演することが決定。黒木さん演じる主人公・凪が引っ越したアパートの隣の部屋に住む男・安良城ゴンを演じる。連続テレビ小説「半分、青い。」や「初めて恋をした日に読む話」で大きな注目を集め、公開中の『アラジン』のプレミアム吹替版ではアラジンを担当するなど、ドラマや映画、舞台といま引っ張りだこの中村さん。“真面目で気が弱く優しい”良い人代表の女性・大島凪の人生リセットストーリーを描く本作で中村さんが演じるゴンは、出会う全ての女子が彼を好きになってしまう、人たらしのイベントオーガナイザー。毎晩クラブ仲間と部屋で飲み騒いでいて、どこか危険な香りのするゴンに最初は警戒する凪だが、その優しく温かい空気に次第に心を許していく…。本作は、「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中の250万部突破の話題作のドラマ化とあって、「凪のお暇、ゴンさん中村倫也はやべーーっ」「ゴンさん役 中村倫也とか最高すぎる」「ドラマ凪のお暇のゴン役に中村倫也適役過ぎるでしょ」と原作ファンからも喜びの声が。そんなぬるっと女性の心の隙間に入っていき、物語をかき乱すキーパーソンであるゴンについて中村さんは「一見やばそうな雰囲気を醸し出しているのですが、実はとても優しく穏やかな性格。悩みなんてないように見えますけど、実は周りから自分を理解してもらえないという悩みがあって」と説明し、「表面だけではわからないゴンが抱えている孤独感をしっかり背負いながら演じていけたらいいなと思っています」と意気込み。そして「人間が言葉で言い表せないような面白い部分の人間模様が存分に描かれているドラマになっています。ぜひ、ご期待ください」と視聴者へメッセージを寄せている。「凪のお暇」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月14日女優でタレントの黒木ひかりが3月31日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで写真集『黒木ひかり1st写真集 現在地→卒業』(発売中 2,300円税抜き 徳間書店刊)の発売記念イベントを行った。10代の女子から絶大な支持を得ている恋愛リアリティショー『太陽とオオカミくんには騙されない』(AmebaTV)に出演して注目を集め、現在は女優やモデル、グラビアにと幅広く活躍している現役高校生の黒木ひかり。そんな彼女が初めての写真集をリリースし、少女から大人へと成長する姿を切り取っている。現役高校生ということで制服姿で登場した黒木。初めての写真集を手にしながら「写真集って有名な方やすごく人気のある方が出せるものだと思っていたので、まさか自分が出せるとは思っていませんでした。本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と初写真集に喜びを爆発させ、「両親は私が表紙になっている雑誌を買ってくれたみたいなので、この写真集を絶対に見せようと思います」と笑顔を見せた。撮影で気をつけた点を「見ていて飽きないモノじゃないといけないなと思ったので、色んな表情をしました。大人っぽい表情や微妙な表情、普段している顔をしながら楽しむことをメインにしました」とあげ、お気に入りのカットについて「北海道で海鮮丼を食べに行った時の写真です。お箸を口と鼻に挟み、カワイコぶりっ子してみました(笑)。見ていてドキドキすると思います」とアピールした。黒木は、この春に都内の高校を卒業する予定だったが、この日は冒頭で重大発表。「皆様にご報告しなくてはならないことがありまして…」と神妙な顔つきで、「『卒業』という作品が出たのですが、留年してしまいました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。両親にも申し訳ない気持ちですね」と通っている高校は卒業できないという。4月から新生活をスタートさせる人々も多いが、「留年してしまった皆さん、私も留年してしまいました。一緒に頑張って卒業しましょう!」と同じ立場の人々にメッセージを送り、「今年は絶対に卒業します!」と決意を新たにしていた。
2019年04月01日元ロエン(Roen)デザイナーの高原啓(タカハラヒロム)とロックバンド「L’Arc〜en〜Ciel」のボーカル・HYDEによる「スイッチブレード(SWITCHBLADE)」、および高原啓による「ブラック ハニー チリ クッキー(BLACK HONEY CHILI COOKIE)」が、2019年3月28日(木)、合同ファッショショーを開催。ショーで発表された新作アイテムは、2019年4月より各取扱店舗で発売される。鬼龍院翔らも参加のイベント内で披露ファッショショーが実施されたのは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔らも参加したカルチャーイベント「- 遊 嬉 宴 楽 -」内。ショーモデルには、摩天楼オペラの燿をはじめとするヴィジュアル系メタルバンド、ロックバンドのメンバーらを多数起用した。会場中央に伸びたステージには、まずはじめに「スイッチブレード」、続いて「ブラック ハニー チリ クッキー」を纏ったモデルたちが登場。彼らは、4月より発売される新作と、これまでに発売されたアイテムを織り交ぜたコーディネートで、舞台の上を進んでいく。スイッチブレードショー前半を飾った「スイッチブレード」とは、“移り行く時代の中でも不良でいる良さを失くしたくない”そんな内に秘めたナイフをファッションで表現したい人たちに向けたストリート系ファッションブランド。高原啓とHYDEプロデュースのもと、2017年に誕生した。「スイッチブレード」は、グラフィックを配したTシャツやフーディー、背中にブランドロゴをあしらったロングシャツ、クラッシュデニムパンツなど、カジュアルなスタイルを多数披露。カラーはハードなブラックをベースに、鮮烈なレッドを差し込み、コントラストを効かせた。真っ赤なスカーフをアウターのエポレットに結んだり、レッドのベルトをブラックのシャツワンピースに配したり、といった具合だ。ブラック ハニー チリ クッキー会場を照らすライトがレッドからブルーへと変わると、高原啓が2017年、「甘さ」と「辛さ」と「腐った味」をキーワードに立ち上げた「ブラック ハニー チリ クッキー」のルックが姿を現す。序盤に登場した艶やかなレザーのマント風ジャケットや、ブラックのファーをたっぷりとあしらったコートは、力強くもエレガントなムードを放っている。その他、ブルーグラデーションのデニムとディアスキン(鹿革)を張り合わせたジャケットや、レオパード柄を配したワイルドなライダースジャケット、鋭い眼光の猫をカットソーなどを使ったルックも目を惹いた。【詳細】スイッチブレード&ブラック ハニー チリ クッキー 新作アイテム発売時期:2019年4月アイテム例:<スイッチブレード>・REVERSIBLE MA-1 48,000円・SARROUEL CARGO PT 32,000円<ブラック ハニー チリ クッキー>・Coating Parka 52,000円・Leather Shirt 98,000円取り扱い店舗:<スイッチブレード>ROYAL FLASH 神宮前店ほかROYALFLASH各店、DETRUIRE、second image、Hardi Vague、BRYAN、arco など<ブラック ハニー チリ クッキー>ROYAL FLASH 神宮前店ほかROYALFLASH各店、DETRUIRE、MENS SELECTION、second image、Hardi Vague、VILLAGE、BRYAN、arco、disruptive(住所:愛知県名古屋市中区新栄一丁目6-3 シャインビル2F) ほか
2019年03月31日モデルの黒木麗奈が30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションイベント「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。“菜々緒2世”と注目されている黒木は、歌姫・Halsey(ホールジー)とファッションビキニブランド「ALEXIA STAM」のコラボステージに登場。ワンショルダーのビキニにスカートをあわせた水着コーデで、スラリとした美脚やほっそりとしたウエストを披露し、抜群のスタイルで観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。28回目となる今回は、「自分の好きを思いっきり楽しんで、自分が時代をつくろう!」という思いを込めた「it ME」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,800人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2019年03月31日映画『PRINCE OF LEGEND』で“先生王子”を演じている 町田啓太さん。同作の見どころから自分を王子に例えるなら何王子か、などまで語っていただきました。町田啓太 as 先生王子/結城理一(ゆうきりいち)普段の自分に王子らしいところなんてないのかも。僕が演じている結城理一は、「三代目伝説の王子」の座を巡る舞台となる、聖ブリリアント学園の英語教師。先生界の絶対的エースで、生徒にまぎれて自分も伝説の王子を目指しますが、バトルを繰り広げる王子たちがこぞって成瀬果音というひとりの女生徒に夢中になる中、自分は1ミリも興味ないっていうところに自問自答するんです。結城は美に対する執着が人一倍強く、他の王子も美意識は高いはずなのに、どうして自分だけ成瀬果音に惹かれないんだ、と。台本をいただいた時は、その執着が行きすぎているように感じて、どう表現すればいいのかと正直迷いました。でも、それが滑稽で、笑ってもらえるようなキャラクターになればいいのかな、と思うようになって。自問自答するシーンは、あえて子どものように感情的になり、思い切り演じました。基本的にはひとりで演技をしているシーンが多かったんですけど、TEAM 3Bの3人との絡みも、実はわりとありました。彼らは卒業生の役で、実際の年齢も僕と近かったから、すっかり意気投合して、4人でしょっちゅうごはんや飲みに行く仲に。大人同士、本当に楽しかったですね。それと3Bには、1回ターンしてから「彼氏にしてはいけない3B」と言ってポージングを決めるシーンがあるのですが、こだまたいちくんは、そこで毎回ヨレヨレッとフラつくんです。それが面白すぎて、なんだかキュンとしました(笑)。他にも、この王子はモテそうだと思ったのは、川村壱馬くん。選手権内で一人の女生徒に対して、王子一人ひとりが壁ドンをするという対決があったんですけど、撮影後、「誰の壁ドンが一番キュンとした?」って、みんなで女生徒役の方に聞いたら、「壱馬くん」と。それを言われた瞬間、普段は硬派な壱馬くんが、「よっしゃ!」って跳びはねて。あんなかわいらしい一面を見たら女子はキュンとするでしょうね。僕がキュンとされるような王子らしいところですか?どうなんでしょう…。プライベートの僕は、「しみったれた王子」ですからね。いや本当に、田舎育ちで、静か~なところが好きなんです。きちんとしている役柄が多いせいか、人からは「公務員みたい」って言われることがありますが、本人まったくきちんとしていないですし(笑)。そんな普段はさておき、この映画では“王子”を全うしています。とにかく僕のシーンは、箸休め的な感じで楽しんでもらえたら。全編を通しては、友達や恋人と、映画館で笑いながら観ていただけると嬉しいですね。あとは、奏役の涼太にしかできない素敵なシーンもあったりするので、それをぜひ楽しみにしてもらえたらなって思います。まちだ・けいた1990年7月4日生まれ、群馬県出身。俳優。劇団EXILEのメンバー。今年1月公開の映画『二階堂家物語』に出演。また、出演映画『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が3月21日公開。ジャケット¥64,000シャツ¥28,000パンツ¥36,000(以上ウィーウィル/ウィーウィル ギンザTEL:03・6264・4447)その他はスタイリスト私物映画『PRINCE OF LEGEND』監督/守屋健太郎脚本/松田裕子出演/片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於、清原翔、町田啓太ほか3月21日より全国東宝系にて公開。©2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会※『anan』2019年3月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・KOHEY取材、文・菅野綾子保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月23日モデルの黒木麗奈が17日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION 2019 SPRING & SUMMER」(関コレ)に出演した。“菜々緒2世”と注目されている黒木は、「PG-Bra by p-Grandi」ステージで、美バストあらわなランジェリー姿を披露。すらりとした美脚、ほっそりウエストも強調され、抜群のスタイルで観客を魅了した。「KANSAI COLLECTION」は2011年2月に大阪で誕生し、年に2回開催している日本最大級のファッションイベント。17回目となる今回は、「誰とでも何とでも簡単につながれてしまう時代だからこそ、今そこにある本当のつながりをもっと大切にして欲しい」という思いを込めて「It’s a Small World」をテーマに掲げた。
2019年03月18日米倉涼子(43)と黒木華(28)が2月3日放送のスペシャルドラマ「疑惑」(テレビ朝日系)で初共演。さらに2人でキスシーンにも挑戦していると発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。原作は、松本清張によるものだという同作。各メディアによると米倉扮する敏腕弁護士が、黒木演じる保険金殺人の疑惑がかかる悪女に振り回されながらも真相を追求していくサスペンスだという。初共演で、初キスシーンに挑戦した2人。各メディアよると突然唇を奪われるという米倉は「しらふで女性とキスしたのは初めて!」と興奮の様子。さらにリハーサルから本気でキスされたと明かし、「『あ、もうするんだ!』と思って、私も吹っ切れました。意外にも黒木さん、私より度胸があるかも。ドキッとしました」と語ったという。いっぽうリハを含め3度も米倉の唇を奪ったという黒木。「緊張しましたが、おきれいな方なので光栄でした」とコメント。キスの場面写真も公開された。それは黒木が米倉の顔を両手で押さえキスするという大胆なものだった。ネットでは期待の声が上がっている。《黒木華さんはいい女優だと思います。このキスシーンは大胆でいいですね》《黒木さんに米倉さんが圧倒されていますね》《私だって米倉涼子にキスしたいし黒木華にキスされたいよ》「早速その大胆なキス写真に『絶対見る!』といった声が続々上がっています。米倉さんといえば視聴率女王。すでにその反響に期待がかかっています」(テレビ局関係者)
2019年01月16日二宮啓によるモンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)のコレクション「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ(6 Moncler Noir Kei Ninomiya)」にフォーカスした特別なイベントが、ハウス オブ ジーニアス 東京(HOUSE OF GENIUS TOKYO)にて、12月8日から20日まで開催される。ハウス オブ ジーニアス 東京は、モンクレール ジーニアスに特化した12月30日までの期間限定コンセプトストア。今回行われるイベントでは、バルーンアーティストユニットのデイジー バルーン(DAISY BALLOON)とのコラボレーションによるインスタレーションを設置し、ストアはまるでアートミュージアムのような空間へと変貌する。二宮啓の持ち味であるナイロンとレザーによる小さなモジュールを掛け合わせた緻密なクラフトマンシップと、モンクレールのダウンならではのハイテクな素材を実験的に融合させ組み立てた「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」が打ち出すのは、近未来的でありながらもダークロマンティシズムの世界観。それらアイテムと、いくつものバルーンの調和による神秘的なブラックの世界を堪能できるだろう。イベント期間中には、「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」アイテムの購入者を対象に、モンクレールのアイコンキャラクター「モンダック」をラバーで象った「ミニチュアラバーモンダック」をプレゼント。数量限定で先着順なのでお早めに。【イベント情報】「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ×デイジー バルーン」インスタレーション会期:12月8日~12月20日場所:ハウス オブ ジーニアス 東京住所:港区南青山5-2-12 R2-A
2018年12月07日劇団EXILEの全メンバーが総出演することで話題のSABU監督最新作『jam』。この度、主人公のひとり、町田啓太演じるタケルにフューチャーした特別映像が公開になった。本作では演歌歌手のヒロシ(青柳翔)、やくざに復讐を誓うテツオ(鈴木伸之)、意識不明の恋人に献身的な愛を注ぐタケル(町田啓太)の3人の主人公の“因果応報”が描かれる。今回公開されたのは、タケルのパート。意識不明の恋人を献身的に看病しながら、毎日“善いこと”をして願掛けする青年の物語だ。タケルを演じるのは、町田啓太。現在放送中のTBSドラマ「中学聖日記」や大河ドラマ「西郷どん」にも出演しており、注目を集める若手俳優のひとりである。特別映像では、タケルが恋人のために“善いこと貯金”をする姿が映し出されている。彼の“善いこと”は少しずれていて、いつも他人から誤解されてしまう。なかなか愛が伝わらないタケルだが、その純粋な姿に世の女性たちは思わずキュンとするに違いない。また、すでに公開されている場面写真では、顔中傷だらけのテツオや、一万円札のネックレスを首にかけるヒロシの姿が確認できる。三者三様の”因果応報”物語がどのように絡み合っていくのか。その気になる結末は是非劇場で見届けていただきたい。『jam』は12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:jam 2018年12⽉1⽇より新宿バルト9ほか全国にて公開©2018「jam」製作委員会
2018年11月09日11月1日公開の映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の公開直前イベントが22日、東京・渋谷のBOOK&CAFE WIRED TOKYO 1999で行われ、黒木華、野村周平が出席した。国民的大ベストセラー、三上延の原作小説『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズを、『幼な子われらに生まれ』(2017年公開)などの三島有紀子監督が実写映画化した本作。鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂を舞台に、その店主である篠川栞子(黒木華)とお店を手伝うことになった大輔(野村周平)が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく、というストーリーとなっている。公開を目前に控えたこの日は、本作の舞台が古書堂ということで、軽飲食ができる書店で実施された。本好きという黒木は「ここでイベントができるなんて、テンションが上がっています」と本に囲まれたステージに笑顔を見せ、役同様に本をあまり読まないという野村は「こんな渋谷のど真ん中でイベントをやらせていただくなんて夢にも思っていませんでしたから、ちょっとテンションが上がってます」と感想を。本作には貴重な古文書が登場する。それにちなんだ「捨てられずに持っているものは?」という質問に、黒木は「お母さんからもらった靴とオーバーオールは捨てられずに着ています。多分、私と同じぐらいの年齢か30代の時に着ていたオーバーオールと靴で、すごく可愛くて状態も良いのでまだまだ着ています」と回答。野村は「服は捨てられないですね。どんどんたまちゃって、これを捨てたらパジャマはどうなるんだろう? という感じですよ。クローゼットに収まるんですが、面倒くさくて脱ぎ捨てています。部屋を広くした意味がないですね(笑)」と笑いを誘った。トークイベント中には共演者についても言及。「謎だった出演者は?」というMCの質問に、黒木が「成田凌くんですね。成田くんは最後までどういう方なのか掴みきれませんでした。そういう役柄だったかもしれませんが」と明かすと、野村も「情緒が不安定なのかな(笑)。彼がいないところで言うのもなんですが、変な奴でしたよ」と暴露。続けて「役的に少しおかしな役だったので、飲まれていったのかなという感じはありますね」とフォローしつつ、「そういう役で変わられたらこちらとしては怖いですよね」と本音ものぞかせていた。映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は、11月1日より全国公開。
2018年10月23日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。今回は、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」の第4弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回は「みせる」です。2018年1月からこれまでに7回、カワイイモンスターカフェで開催された“生き様ナイト”と題したバーレスクショー。そこで小人バーレスクとしてパフォーマンスをするちびもえこさん。前例のない小人バーレスクとして、人前で“見せる”そして“魅せる”ことをなぜやろうと思ったのか。これまでの経験や考えを本人にうかがいながら、彼女の魅力について紹介したいと思います。スタイリストを目指して上京ちびもえこ:中学の頃からスタイリストになりたいと思っていて、高校はファッションコースのある学校を選びました。おしゃれに興味を持ち始めた頃、自分の丈に合った服がなかったり着たい服が着られないという現実を痛感し、この悔しさをどうやって昇華しようか考えたときに、世の中にある素敵な服や自分が着たいと思う服を自分以外の人に着せようと思ったのがきっかけです。そして18歳でバンタンデザイン研究所のスタイリスト科に入学しました。徳永:専門学校に進むことを選んだのはやはり、ファッションが好きだったからですか?ちびもえこ:好きでもあったけど中学のときに痛感した現実に対して見返したいという気持ちが強いかもしれません。ファッションも好きですが反発精神の方が強かったので職業にしたいと思いました。本当に好きなものに関しては受け身でいたいタイプですね。徳永:そうでしたか。スタイリストは裏方のお仕事ですよね。今みたいに人前へ出るようになったのはいつ頃からですか?ちびもえこ:2016年の夏ごろには本格的にスタイリストを目指していたけど、もしなることができなかったらどうしようと考えていました。 そのころ、今まで知ろうとしなかった、私と同じ境遇の方はどういうお仕事に就いているのだろうと想像を巡らすようになったんです。ネットで検索するとモデルやイラストレーターとして活躍されている後藤仁美さんのお名前が上がってきて、彼女が色々情報を発信していらしたので、そこで初めて同じ境遇の方について知りました。そこからNHKのバリコレ(バリアフリーコレクション)という身体障がい者をモデルとしたファッションショーがあることを知り、とりあえずやってみようと思い応募しました。それにモデルとして受かって表に出たのが一番最初です。その経験から小人をモデルとしたファッションショーをやっている海外のデザイナーさんからオファーがきたりしましたが、特に専門学校在学中はそれ以上表に立つことはなかったですね。徳永:なるほど、小人モデルという要素だけではなく、自分の身体と向き合ってできたパフォーマンスとが合わさって魅せれるようになったから今のもえこさんがあるということですね。レスリー・キーさんの撮影がなかったら今のもえこさんはなかったということですか?ちびもえこ:そうですね。バーレスクは考えたことなかったですね。今を思えば自分の身体と向き合ったきっかけでもあります。これまで向き合ってこなかったので。バーレスクのイベントは私が出演する前からカワイイモンスターカフェであって、「そこに出ないか」とお誘いを受けて2018年1月から出演しています。オファーを受けたときはさすがに全部脱がないだろうと思っていましたが、結果脱ぎましたね(笑)「小人バーレスク」という新たな表現徳永:8月10日に行われた「生き様ナイト」で、7回目のバーレスクショーになりましたね。僕は最初に見させてもらったときにとても衝撃を受けました。小人バーレスクを見たことがなかったのもありますが、もえこさんの脱ぎっぷり、バーレスクらしい妖艶な雰囲気を醸し出していたことがとても新鮮に見えました。ご自身としてはいかがですか?ちびもえこ:初めの頃はとにかく勉強でした。バーレスクの存在は知っていたけれど、これまで見たことがなく右も左もわからなかったし共演させていただくKUMI(くみ)さんとIG(あいじ)さんはプロのポールダンサーの方なので緊張もしました。KUMIさんから振り付けを一から教えていただいたり、衣装なども全てコスチュームデザイナーの方にお借りしたり、メイクも教えてもらったり、本当に周りの方のお力をお借りして立たせていただきました。また小人バーレスクを見にきてくださるお客さまの反応もわからなかったので、本番は教わったことを全力でやりきるのに徹していたんです。そうやって初回から3回目まではいわゆるバーレスクの王道の衣装だったり演出をやらせてもらいましたが、お客さまの反応も少しずつわかってきたところで私なりの表現ってなんだろうと考えるようになりました。その頃、もともと単独イベントではなかったこのイベントが単独イベントとして開催させていただけるようになり「生き様ナイト」として始まったのです。私の生き様とは、と考えるようにもなりましたし、そのタイミングで共演者のIGさんが「海外のテレビでバーレスクは少しの笑いが必要と言っていた」とおっしゃっていたんです。さらにその言葉を踏まえた上で、その頃バーレスク界の大先輩の方が定期的に開催しているイベントに呼んでもらって初めて自分の身内がいない空間でパフォーマンスする機会をいただき、リアルなお客さんの反応も感じました。そしてその時初めて生でプロのバーレスクダンサーさんのパフォーマンスを見させていただいたんです。本当に感動しました。何よりもお客さんが楽しそうでみんなが笑顔の空間でした。そんな様々な出来事が重なり価値観が変わり、自分のパフォーマンスでも取り入れようと思って、自分の身体を見て皆さんに笑ってもらえるような演出をしたこともありました。徳永:表舞台に立つことで誰かに影響を与えることが増えてきたと思います。今だからこそ聞きたいのですが、世間や同じ境遇の方に伝えたいことはありますか?ちびもえこ:小人に対する固定観念を覆したいですね。この身体で生まれたことをかわいそうと思われがちだと普段から感じています。私がバーレスクとして脱ぐことでこの身体を見て欲しいというよりは、この身体でしかできない表現があると思っていて。“かわいそう”ではなく“羨ましい”と感じてくれたらおもしろい世の中になりそうですよね。なので同じ境遇の方だけじゃなくて世間一般に向けて発信したいと思っています。徳永:今回私の意見だけでなく、パフォーマンスを見ていた観客や関係者の方にもえこさんについてコメントをいただきましたのでご紹介いたします。もえこさんの固定観念を覆したい気持ちが伝わっているようです。・もえちゃんの素晴らしいところは小人で生まれてきたことですね。それと彼女はすごくポジティブでいつもパワーをもらっています。・ショーに登場しただけで他にはないものをもうお持ちです。私はいわゆる一般の体型をしているから身体一つで魅せれるかと言われればできないので、もえちゃんの存在はずるいなと、もちろんいい意味で武器だなと思いますね。・回数を重ねていくことに色気が出てきて素敵です。友達を連れてきたことがあるのですが、もえちゃんの方がよっぽどバーレスクだと言っていました。もえちゃんの良さは初めてバーレスクを見る方でも楽しめると思います。・もえちゃんは「なんでこの身体なんだろう」じゃなくて「むしろこの身体を選んで生まれてきたのよ!」って気持ちで踊ってます。見た目は最初だけであとは中身なので今後ともよろしくね!Keita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年08月29日女優・黒木華(28)が10月3日スタートのNHK-Eテレ「旅するフランス語」に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。旅気分を味わいながら語学を学ぶ同番組。記事によると黒木は今春、約1ヵ月かけてフランスでロケを敢行。昔からフランス映画が大好きで、憧れの国。パリとリヨンでのロケに大満足した様子だったという。また初めてのフランスロケで向学心も刺激されたようで、「フランス語をマスターできたら、フランス映画に出演してみたい」と意気込んだというのだ。「高校時代は演劇部に所属。大学では本格的に演技を学んだとあって、同年代の女優の中で演技力は飛び抜けています。故・蜷川幸雄氏、野田秀樹氏、山田洋次監督、岩井俊二監督らもその才能にほれ込んでいるほど。すでに国内の作品ではとどまらないほどの女優に成長しているので、フランス映画に挑戦したいのも納得です」(映画業界関係者)2014年に出演した山田監督の作品「小さいおうち」では脇役だったにもかかわらず、「第64回ベルリン国際映画祭」で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。「同賞の受賞で、すでに海外進出できる実績は十分です。あとは、やはり語学をどの程度習得できるかが海外で成功するカギになるでしょう。黒木本人が、海外進出に向けていつごろ本気を出すのかが注目されます」(芸能記者)久々の国際派女優誕生が期待される。
2018年08月20日映画『日日是好日』の完成披露試写会が7月31日に行われたと、各スポーツ紙が報じている。主演を務める黒木華(28)について樹木希林(75)は「(主演が)黒木さんで決まりそうだと聞いたので私も出ることにした」「日本の映画界を背負って立つ役者さんだなと思って期待しています」と太鼓判を押す場面があったという。「黒木さんは14年の映画『小さいおうち』に出演し、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。以降も華々しい作品歴を誇っており、現在公開中の『未来のミライ』では声優演技を披露。同作でも高く評価されています」(映画関係者)母親の影響で舞台や映画を好きになり、女優の夢が芽生えたという黒木。高校は演劇部の名門・追手門学院高校へと進学している。本誌は14年3月11日号で、黒木にとって同部の恩師である阪本龍夫さんに取材していた。阪本さんは黒木の第一印象について、こう語っている。「最初に見たときの印象は『目立たない、もの静かな子だな』という印象でした。でも、演劇部に入部して基礎練習を見たときにびっくりしました。一言で言えば演技力や表現力があったということですが、『他の部員とは違う』と感じたんです。実際、彼女は1年生のころから卒業するまで、ずっと主演を務めていました」同部には厳しい練習スケジュールが組まれていたが、黒木は一度も休んだことがなかったという。「極端なことを言えば、24時間、芝居のことを考えているようなコでした」と阪本さんは絶賛していた。その演技力から「主役を食う」とまで評されている黒木。数々のクリエイターに愛される演技派として、次世代日本映画の一端を担うと期待されている。しかし大阪府出身の彼女には、意外にも関西人らしい一面があるという。「話すと気さくで、笑いの耐えない人です。お笑い好きで、特にコントが好きだと聞きました。また家族のことが大好きで、お母さんの作る餃子が大好物。弱気になると決まってお母さんに電話するそうで、そのときの激励アドバイスも女優としての原動力になっているようです」(芸能関係者)その振り幅を生かし、さらなる活躍に期待したい!
2018年08月01日女優の黒木瞳が25日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)のジャパンプレミアに登場。シースルー素材を用いた黒ワンピースで美脚を披露し、同作で描かれる家族の絆について熱く語った。同作は、2004年に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーが、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える。ジャパンプレミアでは、来日したブラッド・バード監督、プロデューサーのジョン・ウォーカー、日本版声優の三浦友和、黒木、綾瀬はるか、山崎智史、高田延彦、小島瑠璃子、サンシャイン池崎が、同作のカラーである赤と黒を取り入れたファッションで登場。前作に続いて母・ヘレン役を演じた黒木は、個性的なデザインの黒ワンピースに、赤い靴とヘアアクセサリーをあわせ、シースルーのスカート部分から美脚を披露した。そして黒木は「最強のスーパーヒーローのヒーローぶり、最強の家族を描いた『インクレディブル・ファミリー』を早くみなさんに見ていただきたい」とアピールし、同作で描かれる家族の絆について「ボブ(父)の理解があって初めてヘレンはスーパーヒーロー活動ができるので、なんといってもボブの愛だと思いますし、この家族の絆はものすごく強い。思いやりがあって正義感が強くて、強い絆になっていると思う」と熱く語った。また、「家族って、一致団結したら一番すごいパワーを持つんだなと感じる作品でもありました」と言い、「みなさまに元気と笑顔と勇気を与えてくれる作品だと思うので、楽しんでください!」と呼びかけた。父・ボブ役の三浦も、黒木の考えに「その通りですね」と同調し、「家族の絆の物語と言っていい。1人が危機に陥ったときに全員で助け合う、どこの家庭にもある絆だと思います」と語った。
2018年07月25日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」より、第2弾としてノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)のデザイナー二宮啓によるコレクション「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」が、7月25日から販売を開始する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」二宮は、自身の持ち味である精巧なデザインと実験的なアプローチによってこのコレクションを創り上げた。ダウンの持つ技術的な側面と芸術的な側面の限界を打ち破り、ウェアラブルに仕立て上げるという新たな概念を打ち出している。ナイロンとレザーを巧妙に使い分けた小さなモジュールの掛け合わせや、緻密なクラフトマンシップと巧みなファブリックの操作による組み立てなど、挑戦的で機能性の高い完璧な形状を作り上げている。フェミニンなシェイプのラウンドスカートやパンクのイデオロギーを持ちつつもロマンティックなシルエットのロングコートやクロップドジャケット、ストール、ボリュームのあるブーツなどが登場する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」それぞれのアイテムは装飾的且つ幾何学的なデザインが特徴で、インターシャやキルティング、ステッチング、アップリケ、ラッフルの技法により施されている。オーソドックスな手法を取り入れながらも、フレッシュで新しい印象が特徴。幾何学的なカットアウトと挑戦的なレザー使いのフラワーはコレクションにステートメントを与える他、緻密なクラフトマンシップを応用し、ダウン入りのナイロンチューブを編みあげたボリューミーなニットは二宮のテクニックを物語る。彼が「モンクレール ジーニアス」の為に作り上げたコレクションは、妥協のない光沢感とフューチャリスティックなブラックにフィーチャーしたカラーパレットにより、ダークロマンティシズムな世界観を表現。「『モンクレール ジーニアス』は革命に対する挑戦であり、あらゆる点で一歩先を行くプロジェクトです。ダウンという素材を使い、新しいテクニックに挑戦する機会を得ました。物事はその生み出し方次第で進化が決まると思います」と二宮は語る。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」本コレクションは一部のモンクレールブティック、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DSMG)を含む主要セレクトショップにて発売。
2018年07月18日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」第3弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回のテーマは「りかい」です。インタビューをしたのは、発達に障害がある方や自閉症の方を支援している笹本智哉(ささもと ともや)氏。彼は個人活動でSOCIAL WORKEEERZ (ソーシャルワーカーズ)というダンスチームを運営し、福祉施設を訪問してパフォーマンスしたり、自閉症啓発イベントなどに参加したりしています。徳永啓太(左)笹本智哉さん(右)▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回私は6月9日に東海道新幹線内で起きた殺傷事件で「犯人は発達障害」と報道されて物議を醸した件について、彼に発達障害の当事者をサポートする者としての見解をうかがいたくインタビューをお願いしました。この機会に発達障害とはどのようなものなのか、正しい知識を理解し我々がどのように付き合っていけばいいのか、そして当事者が社会とつながるにはどうすればいいかを笹本氏の専門知識を交えながら、多くの方に「りかい」してもらいたいと思います。当事者と一緒に行動し、その場でサポートする仕事笹本:今回は、発達障害や自閉症の方について読者の方に理解してもらいたいと思い取材をお受けいたしました。東海道新幹線での殺傷事件の報道からは発達障害に対するメディアの偏見がみられたので、正しい知識を持ってほしいという思いがあります。事件を起こした容疑者を擁護するものでは決してありません。また今回被害に遭われた方、そしてそのご家族の方には大変心が痛い事件となってしまったことに対し、お悔やみ申し上げます。このような事件が再び起こらないことを心より願っております。徳永:このようなトピックでのインタビューとなりましたが、お受けくださり誠にありがとうございます。それでは笹本さんのされているお仕事の内容からうかがってもよろしいでしょうか。笹本:私は児童発達支援管理責任者という資格を持っていて、未就学(小学校の就学年齢に満たない児童)の発達障害児へ向けた「療育(りょういく)」の仕事をしてます。療育というのは、発達障害のある児童が日常生活で身に付けづらいコミュニケーションや運動機能、身辺自立*1に必要なスキルや学習を身につけるための支援(セラピー)です。例えば、絵の描き方・文字の書き方、「助けて」や「トイレに行きたい」などのサインの発し方、自分が何がしたいかという要求をうまく伝えるためのスキルを身に付けるのをサポートします。児童が集団で行動できるようなスキルを身につけ、友達と遊んだりする際のコミュニケーションがとれるよう、当事者と一緒に行動しその場でサポートしたり教えたりするのも支援の一つです。また児童発達支援管理責任者は、専門医から発達障害や自閉症と診断された児童やご家族、相談支援専門員、行政と一緒に考え、それぞれにあった支援の計画をたてる。それを親御さんと共有し、ご家庭でも実施してもらうよう促すことや、行政とのやりとりに必要な書類作成や発達障害の当事者が通う施設の運営・管理などをしています。(*1)洗面、着替え、歯磨き、食事、排泄などの身の回りの基本的な動作徳永:では発達障害や自閉症の方は、具体的に困ったときにどのような行動をとってしまうのでしょうか?笹本:わかりやすい例で言うとイレギュラーなことに対応できないということでしょうか。 例えば電車に興味がある子が運行時間を何時何分まで記憶していて、それが天候などの影響で時間が変わっただけでどうすればいいかわからずパニックになってしまうケース。 周囲の人の声や音をすべて拾ってしまい環境に適応できずパニックになってしまうケース。思ったことや見えたものを何でも口に出してしまうケースもあります。またそれとは反対に自分の要求をうまく言葉にできずストレスを抱え込んでしまう方もおられます。「発達障害、自閉症=犯罪を犯す」は根本的に誤った認識徳永:彼らの行動にはそれぞれ理由があるわけですね。知っていればなぜそのような行動をとっているのか理解できますが、知らないまま当事者を見かけると「変わった人」や「異常な人」ととらえてしまう。これが認識の差だと感じます。そこで今回取り上げたいのは「東海道新幹線で起きた殺傷事件にみるメディアのあり方」です。一部メディアが「犯人は発達障害」と報道し物議を醸しました。 メディア側も軽率な行動だったと謝罪をしていますが、こういった報道が流れるということは根本的に誤った認識をしている方がいるからだと思いました。当事者と接する仕事をしていて今回の報道をどうとらえていますか? 笹本:非常に安直だと思いますし、憤りを覚えます。少なくとも私が見てきたなかで発達に障害があるからといって殺人を犯すというのはありえません。以前は児童に限らず成人の方もサポートしていましたが、考えにくいです。そもそも前提として計画的に殺人を犯すという発想は私たちもしませんよね、それに発達に障害がある方は自ら計画的に何かをする行為が苦手な傾向にあるからです。もちろん私が知らないだけでなかには犯罪に興味を持ってしまう方もいるかもしれません。そのような偏った思想を持つ人は一般と同じで少数だと考えます。なので発達に障害があるからといって犯罪を犯すというイメージに直結するのはとても偏ったとらえ方で残念に思います。社会の「人間」に対する許容範囲が狭いことが生きづらさを生み出している笹本:「同じでなければいけない」という風潮は一般社会だけでなく、ヘルパーや就労支援など発達に障害がある方を支援をする現場でも感じることがあり、とても疑問に思っています。 例えば食事中は絶対に背筋をピンと伸ばさないといけないとか、日常生活の場でシャツは絶対ズボンの中にいれなきゃいけないとか。音楽イベントに来てるのに歌ったり踊ったりしたらヘルパーに注意されるとか。作業所で休み時間でも同僚に手を振ったら怒られるとか。当事者がちょっとでも要求を人に伝えたら怒るとか相手しないとか。そういった場面を目にしたことがあります。一般の方でも細かいことをすべてやれてるわけではないですし。それを当事者へ必要以上に求めている姿を見かけるととても残念な気持ちになります。私は当事者の主体性を引き出して生活をよりよくすることが支援だと思っているのですが、当事者を厳しく指導しているのは取り巻く関係者が恥をかきたくないからだと個人的に思っています。それは本当の意味で当事者支援にはならないのではないでしょうか。今回は大変難しい問題について答えてくれた笹本氏に感謝いたします。事件が起こった後に発達に障害がある方について取り上げるというのは不本意ではありますが、今回を機に発達に障害がある方や自閉症の方の正しい知識を持ってほしいという思いでおります。そんなインタビューのなかでも“社会が求める人間の能力の高さや人間像の理想が高い”という話題、そして“スタンプの版のように同じでなければ”というワードが印象的でした。私も「健常者」や「障害者」という言葉があるように、平均的なことができない人を分けたり、少し変わった考え方を持っている人に対して偏見を持つ傾向がある気がしていたからです。これでもっと社会が寛容になって、お互い認め合う余白ができればという課題が見つかり、連載のタイトルにも入っているワード「多様性」の根本を考える機会になったと思います。また最後に笹本氏がおっしゃっていた、もっと気軽に相談してほしいという点。日本は精神的に弱い方を受け入れようとしない風潮があり、そして当事者もカウンセリングを受けることに抵抗があると感じます。社会が多様性を認めようと動いているのであれば、こういったところも変えていく必要があるのではないでしょうか。最後に東海道新幹線での殺傷事件からメディアのあり方に疑問を持ったのでこの企画を提案いたしました。メディアや偏見についての異議申し立てであり、事件の容疑者を擁護するものでは決してありませんし、彼は完全に誤った行動をとったと思っております。私からも今回被害にあわれた方、そしてご家族の方にお悔やみ申し上げます。このような事件が起こらないことを心より願っております。Tomoya Sasamoto(笹本 智哉)Photo via SOCIAL WORKEEERZKeita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年07月11日「突然ですがインスタ始めてみました。宜しくお願いします!」 こう、ツイートしたのは黒木メイサ(29)だ。黒木は5月18日に自身のTwitterでInstagramアカウントを開設したと報告し、話題を呼んでいる。 記念すべきInstagram初投稿として、黒のワンピースを着用しサングラスをかけた自身の姿をアップした黒木。今月28日に30歳の誕生日を迎えることを受け、「#今年30歳」というハッシュタグと共にこうに綴っている。 「なかなかタイミングを見つけられず遅くなりましたが滑り込みギリギリ20代の今インスタ始めてみます。宜しくお願いします」 Twitterではトレーニングの様子や、オフショットを公開していた黒木。さらにファッションセンスにも定評があるだけに、ファンにとっては待望のInstagramデビューとなる。 ネットでは歓喜の声が相次いでいる。 《とりあえず黒木メイサがインスタ始めただけで激アツ》《待ってました 初投稿から写真可愛すぎです》《メイサちゃん突然が過ぎるよ……!笑笑(今こそ私もインスタ始めどきなのか……)》 また夫である赤西仁(33)もフォロワー数47万人近くを抱えるインスタグラマーであることから、《メイサちゃんインスタ開設~!!待ってた~!そのまま夫婦でライブ配信~!!!》《赤西さんとの2ショットも期待したいところ》《出来ましたら 旦那様も》など“夫婦共演”に期待する声も上がっている。
2018年05月18日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口と、取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”対談方式の連載「kakeru」の第2弾です。ここでは様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回のテーマは「ちがい」です。インタビューをしたのはプロダクトブランド「MUKU」を運営する松田文登(ふみと)さん、崇弥(たかや)さんの双子の兄弟。知的障がいのあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込むことをコンセプトに、傘やネクタイと身近なものを老舗の職人とのコラボレーションにより展開し、社会と繋がることモットーにしている。今あるものとはちがう視点から、ちがう価値観を届けたいという彼ら。プロダクトや福祉、アートと様々な方面で活動する中で見えてきたこととは何か、そしてその「ちがい」にブランドとしてどうアプローチしているのかを探っていきます。左から文登さん、崇弥さんアートを超えるプロダクトを目指して徳永:まずはMUKUを始めるきっかけなどをお伺いしてもよろしいでしょうか?松田崇弥(以下、崇弥):知的障がいのある方のアート作品に興味を持ったきっかけは双子の上に自閉症の兄がいまして、 幼少期は週末など母親に連れられて福祉施設に通っている方たちとキャンプに行ったりした経験から、 小学校の卒業論文に「養護学校の先生になりたい」と書くぐらい福祉関係の仕事に興味がありました 。今は広告の仕事をしていますが、ある日母親から岩手県にある「るんびにい美術館*1」を紹介され 、主に知的障がいのある方のアートを展示している美術館があることを知りました。そこに展示してある作品のクオリティーの高さに驚き、これはちゃんとプロダクトに落とし込めば世の中に提供できると思いました。 このときの衝撃を双子で話し合い、MUKUをスタートすることに決めたのです。(*1)知的な障がい、精神的な障がいなどのあるアーティストの作品を多く展示する岩手県・花巻市にある美術館。館内のアトリエではアーティストたちが作品の制作を行っている徳永:MUKUの活動でお互いの役割分担はありますか?松田文登(以下、文登):僕が営業や施設の方とのお話をさせてもらっていて、 崇弥が企画や広告などを担当しています。 先ほど崇弥から知的障がいのある方のアート作品の活動についての話がありましたが、僕は日本の縫製工場が失われつつある現状を知り、職人仕事を盛り上げていきたいという気持ちがあるため、「知的障がいのある方のアート」と「職人仕事を盛り上げる」という二つを掲げてやっていきたいと思っています。徳永:MUKUとしてのブランドのこだわりを教えてください。文登:僕らは「アートを超えるプロダクトを作りたい」といつも話していて、 まずはじめに値段が高くなっても構わないので、最高品質のものを作ること、そして日本製品にすることを決めました。価格が上がるという面もありますが、「知的障がいのある方の中からアートを通じてヒーローを生み出す」ことをやりたいと思っていて、そのためには品質は徹底的にこだわりたいと思っています。現在お願いしている職人さんは山形に自社工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」というネクタイを専門にしているところです。細い絹糸を使用していて、高密度かつ多色の織りが出来ることで、アート作品の細やかな表現が再現できプリントよりも上品な仕上がりが実現しています。また傘は日本橋にある洋傘一筋87年の小宮商店というところにお願いしています。蓋を開けてみるとどちらも自社以外の製品を作るのはMUKUとが初めてということで、職人さんは「技術をより多くの人に知ってもらう機会になった」と喜んでくださいました。Artwork by SASAKI SANAEアート作品では白色になっているものを、ネクタイでは銀色で表現することで高級感が出る仕上がりになっている徳永:絵のセレクトやアーティストとの契約はどのように行なっていますか?崇弥:MUKUには双子を合わせてメンバーが5人いるんですが、みんなで話し合って決めています。 我々のところに美術館や親御さんから直接情報をいただき、そこから素敵な作品を我々で選びご連絡させていただいて、契約を結ばせてもらっています。 また僕らは売上分ではなく、工場へ発注した段階でデザイン使用料として商品価格の一部をアーティストさんに渡す仕組みにしています。なので今後も製造した分に比例してアーティストさんへ貢献できます。徳永:なるほど!アーティストにしっかり使用料が渡る仕組みになっているわけですね。他にも知的障がいのある方のアートでプロダクト作りをしている企業はありますが、品質へのこだわりと若者に受け入れられやすいようなプロモーションをしていて、これまでにないものだと感じました。徳永:個人的にこういった施設に通っている方のアート作品を世の中に広める活動について思うことがあって、アーティストと紹介する前に“知的障がい”という言葉を説明に使うことが、ありかなしかという問題です。どんな人であれ、いいものはいいと判断したいのですが、僕は“知的障がい”という言葉をみると良くも悪くも偏った見方をしてしまうなと正直思っていまして、その言葉だけで物事に対する価値観が変わってしまうこともあるかなと思っています。崇弥:この活動を始めて約1年半になりますが、最初は“知的障がい”という言葉を使わなくていいんじゃないかと話をしていました。一方でその言葉を使わなくなると、ブランドとしてのアイデンティティがなくなっていることに気がつきました。 色々話し合い悩んだ末、最終的には“知的障がい”という言葉を使うことにしました。 文登:ある日るんびにい美術館のアートディレクターをされている板垣さんと話をする機会があり、 “知的障がい”という言葉をつけるかつけないかついて悩んでいたことを打ち明けました、板垣さんからは「出すも出さないも、最終的に出た答えでいいのでは」というご意見をいただきました。しかし正直なところ、まだすっきりとした答えが出ていないと思っています。理想は、MUKUの情報を知らずにアーティストの作品を見てかっこいいと思ってくださった方が、後から知的障がいのある方の作品だと知るというサイクルに持っていけたらいいなと思っています。 崇弥:この件に関しては、常に僕たちも考えていてそのサイクルができたら一番嬉しいのですが、今の段階だとその導線を作るのは難しいとも感じています。 例えばトークショーに呼ばれる機会も増えてきたのですが、知的障がいのある方と一緒に活動していることの話について聞かれることが多く、作品にあまり触れられてないなと感じる時があります。僕らは世の中によく思われたいからやっているわけではなくて、彼らのアートの価値が正しくつけられるように持っていきたくて活動していると思っているので、世間が期待していることと僕らの考え方に差があり、それに違和感を覚えています。 徳永:最近知的障がいのある方のアート作品が注目される機会が多くあると思いますが、「知的障がいのある方=アーティスト」というわけではないと思います。もちろん中にはとても優れた才能を持っている方もおられますが、そういった方ばかりではないですよね。そうした方の作品をすくい取るというか、プロダクトに落とし込む受け皿のような活動をデザインを通じてできたらいいなと前々から思っていて、MUKUさんは今後そういった活動の役割として重要な位置になると思いました。崇弥:そうですね。僕たちが使用許可も含めて交渉できるアーティストの作品は現在1000作ほどですが、 毎年MUKUとして世の中に発表できているのは10数作という現状があり、とてももったいなさを感じています。今後はいろんな企業や行政、クリエイターと彼らの作品をプロダクトに落とし込めないか企画、提案をしていきたいなと思っています。インタビューの中でも少し触れていますが、そもそもアーティストであることに“障がい”のあるなしは関係ないはずなのに、“知的障がいのある方のアート作品”と言葉で括って取材することは野暮だと思っていました。それは「いいものはいい」と判断したいのに、知的障がいという言葉を使った説明が私の判断を鈍らせているためでもあります。また福祉関連に関わることは、色々な方が色々な解釈をされる分野でもあり、とてもセンシティブな問題がつきまとうと思っていて、どのような話題にするか正直迷いました。しかしお話しすることが決まったとき、私が疑問に思っている事柄についてどのように考えているのか、あえて深く掘り下げてみようと考え質問を投げかけました。それに対してMUKUのお二人は知的障がいという言葉の扱い方から、福祉事業でしっかりビジネスを試みていることまで難しい問題に快く答えてくれました。特に「売って儲けることでアーティストへ貢献したい」と筋の通ったお答えにはとても感心いたしました。何事にも継続が必要で、そのためには資金が必要です。なのでビジネスをすることは、とてもまっとうな考えだと思います。MUKUさんのように、アートとプロダクトを通じて価値観を整理するような活動を今後とも期待したいです。MUKUWebsite|Facebook|Twitter|Instagram“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。2016年六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、100個のプロジェクトがうごめく実験区100BANCHへの参画など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。▶︎これまでの徳永啓太の「kakeru」・#001 乳がんを患ってから起業。病気にかかると行動に制限をかける人が多いなか、“新しい肩書き”を手にした女性▶︎オススメ記事・障害者という“レッテル”はやめよう。アートキュレーターが語る「言葉に左右されない審美眼」の重要性・使わなくなった毛皮製品を仕立て直す男が、いくら“社会にいいこと”でも「押し付けでは意味がない」と考える理由Portrait photos by Anne Yano (Website|Instagram)Other images via MUKUText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年05月08日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、女優の黒木麗奈さんです。スレンダーボディで人々を魅了。美脚は憧れの菜々緒さん並み!身長172cm、スタイル抜群の黒木さん。モデルになることを幼い頃から夢見ていたそう。「小学生の時、母と行った東京ガールズコレクションがきっかけ。大歓声を浴びてランウェイを歩いている菜々緒さんに憧れて、モデルを目指すようになりました」。その後、今の事務所から4回(!)もスカウトを受けてデビュー。「演技レッスンで悪女役をやって楽しかったです。女優活動も幅を広げていきたい!」。ご家族の反応は?「お父さんも女性誌を見てくれているみたい(笑)。それが励みになっています」学校の友達と漫画を貸し借りしています!Sっ気のあるいじわるな男の子が出てくる漫画にキュンキュンしてます!たこやきが大好物なんです!銀だこが一番好き。大好きなマヨネーズを3周くらいかけて食べます(笑)。一人暮らしを夢見てニトリで家具を物色。家具を見て新生活を妄想。特にキッチンコーナーでテンションが上がる!くろき・れな2000年生まれ。’18年、17代目三愛水着楽園イメージガールに就任。関西コレクション、超十代、TGCなどへの出演も決まり、さらに注目を集める。Instagramは@rena__1126※『anan』2018年3月28日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2018年03月21日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から”多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」をスタートします。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太今回は「はじめる」をテーマに活躍されている方の背景や、なぜ始めたのか熱い想いを伺ってみたいと思います。インタビューしたのは2017年に起業をした中島 ナオさん。彼女は学芸大で美術教育・デザインを学び、会社員として働いていましたが、2014年に乳がんを患っていることが発覚。がんの治療を行いながらも環境を変えるため学芸大大学院に進みます。再び学び、デザイン教育の研究を進めていた際、身体と向き合う事で生まれたヘッドウェア「N HEAD WEAR」を開発。その鮮やかで他にはないデザインによりメディアから注目を浴びます。現に私もそのヘッドウェアが彼女を知るきっかけになりました。その後、彼女が起業し、新しいことを”はじめる”決意をした理由とは。左:徳永 啓太右:中島 ナオさん▶徳永啓太日本の「多様性」に疑問符をつける。“健常者であることが良しとされる国”を車椅子で生きていて感じること“暗い”や“辛い”というがん患者のイメージを払拭する女性インタビューするまで考えることの無かった「がん」について自分の事のように情報を集めてみることからはじめました。そこで感じたことは、日頃から将来起こりうる病や怪我、事故などに関心を持ち、意識しながら生活をしていないという事でした。例えば、風邪を引かないとその予防策について調べないし、怪我をしないとその症状について関心を持ちません。予想をしていないからこそ、その分自分に大きな病にかかったとき「まさか自分が」と大きなショックを受けます。 特に「がん」はその一つ。重い症状と今のメディアの影響により、がん患者と聞くと“暗い”や“辛い”というイメージを持ってしまいます。実際私もそうでした、彼女に会うまでは。N HEAD WEARを被る中島 ナオさん中島ナオ(以下、ナオ):これ自分で作ったんです。いまあるアイテムに被り続けたいものがなくて。そしたら見知らぬおば様に”いいわね、素敵ね”って声をかけて頂いて嬉しくて。 今回、私は中島さんの病について知りたいと思いがんの質問ばかり用意していたが、それは不毛なことであるという事に後々気付かされます。そしてこちらからお願いしたインタビューにもかかわらず、最初に質問したのは彼女からでした。積極的で明るい姿勢に、また私の凝り固まったイメージを更新してくれました。彼女は私が持っていたイメージを払拭するかのように明るくキラキラしていました。 ナオ:徳永さんは車椅子に乗っていますが、身体的に病が進行するってことはありますか? 徳永 啓太(以下、徳永):私は脳性麻痺という障害名で体が動きにくく、力が弱かったり細かい動作ができなかったりしますが進行性ではないです。強いていうなら老化でしょうか。それは一般の方と同じだと思います。沢山ある情報のなかで見えてくる「白」か「黒」ナオ:私がブログで発信を始めたのは、がんになっても大丈夫と言える社会を実現させたいと思ったからです。それは医学的にも社会的にも今は実現できてないと思います。それを変えたくて。というのもまだまだがんになったら生活の中で手放すことの方が多い、職業だったり私生活などでも諦めている人が多いと感じるからです。私がやっていきたいことは”白”と”黒”と二極化された情報だけでなく、その間グレーの中で生活する上でもっと希望が持てる情報を届けたいと思ってます。そういった考えに至るまでは個人的にSNSで顔を出すことすら好まないタイプでした。▶ナオさんがグレーについて綴ったブログ『輝くグレーの世界もあるんだよ!』はこちら。 徳永:SNSで顔を出さない人だったなんて想像つきませんでした。変わった転機はあるのでしょうか。 ナオ:1年半前(2016年)に転移してステージ4(がんが他の臓器に転移し手術が難しい状態)になり状況が変わったことですね。治療とずっと向き合っていかないといけない状況です。この先どこまで続くかわからない、現状を変えるしかないと、丁度この時期に具体的な行動を始めていきました。リアルと向き合ってできるデザイン「N HEAD WEAR 」徳永:がんになってからデザイナーになって、そして起業したんですよね。 ナオ:そうです!以前、会社員としてデザインの仕事をしていた時期もありますが、その後は教育関係の仕事をしていましたし、具体的にデザイナーとして歩み始めたのは病気になってからです。というのもやはり希望を感じるものを作りたくて、確かに無理していくことはないけれども、何かを失っても、諦めなくてもすむ側面はあると思っています。だからあえていっぱい始めてみようと思って。始めた事はヘッドウェア以外にもいっぱいあります。 徳永:実は今日インタビュアーとして、ナオさんから普通聞きづらいような事を聞くのが私の役目だと思っていました。でもそうではなくで、生活の事情を踏まえたうえで解決できるデザインを提供したいんだなと思いました。私でいうと例えば車椅子で生活する上で排泄の事情や、街中で困る情報を提供する事で読んだ方が関心を持ったり共感してもらったりする事で広めていく。それに価値があると思っているんですが、ナオさんは別の角度から発信していきたいんだなと感じました。 ナオ:ヘッドウェアもそうですが、問題に対して今あるものと違う路線で形にしていきたいですね。以前は洋服でさえ買うのをためらった時期もありました。それはこの先どうなるかわからないからいつまで着られるかわからないんです。そう言った背景を持つ私がこれからもいろんな事を始めて発信する事で、同じ境遇の方が希望を持ってくれたらいいなと思ってます。ヘッドウェアも私が一点一点作るというよりは他の企業や専門性を持つデザイナーさんと繋がって発信できたら広がるんじゃないかと思っていますし、その他構想している事を形にするべく起業する事にしました。自分で作っていくのに限界がある事も理由としてありますが、私はやりたいことを、いろんな方と一緒に叶えていきたいと思っていて、社会と接点を持つことが大きな希望につながるとも考えています。 徳永:ナオさんの場合やれる事って沢山あるって事ですよね。ヘッドウェアはその一つであって職業に縛られているわけではないからいろんな分野で活躍できることが強みですね。 ナオ:活躍していきたいですね!ガンになった時、何者でもなかったからこそ、行動し続けられているのかもしれません。起業し、関わってくださる方が増えてきている今、大きな可能性を感じています。中島ナオ氏も参加する徳田祐司個展『Another Eye』開催期間:2018年3月2日~28日場所:CLEAR EDITION & GALLERY企業ブランディング、商品企画、広告コミュニケーションなど、広範囲のプロジェクトを手掛け、国内外60以上のデザインアワードを受賞してきた徳田祐司の個展が2018年3月2日(金)より、六本木CLEAR EDITION & GALLERYで開催される。徳田は自身が代表を務めるデザインエージェンシー株式会社canariaのビジョンのひとつに「Design makes a Positive Way.」を掲げているが、今回の個展『Another Eye』にも同様の想いが込められている。詳しくはこちら。▶︎オススメ記事・「政府の対応を待っていたら、みんな死んじゃう」。“ときに危険を伴う呼吸の二面性”を芸術で発信する女性・54杯目:「セックスのこと、教えて」。担当医も教えてくれない、病気や障害を持つ人の“性教育”を話す場を作る若者 #ChronicSex|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会All photos by Keisuke MitsumotoText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年03月08日