「黒田俊介」について知りたいことや今話題の「黒田俊介」についての記事をチェック! (1/5)
俳優の風間俊介、MEGUMIがW主演する、テレビ大阪・BSテレ東の真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』の第2話が、18日深夜に放送された。同作は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の小説を実写化。脚本家の42歳ダメ夫・柳田豪太(風間)と妻・チカ(MEGUMI)の夜の営みをめぐる攻防戦を描く。豪太はチカと「したい」が、「するかバカ」と罵倒され、不登校気味の息子・太郎(嶋田鉄太)もいて…。豪太の悶々とした欲望や、リアルな家族描写が話題となった第1話に続き、第2話では「新たなる戦法」として、豪太がLINEでチカを誘った。仕事がない豪太は、子ども食堂を手伝い、昼間の公園でママ友らと赤裸々トーク。「めんどさくね?」と言う主婦に対し、ヤンキー気質のみどり(吉本実憂)は「あたしはあえぐよ。ウチの旦那、チョーうまいから!」とぶっちゃけ、「してくれねえのよ~」とレスの悩み。夫からの誘いについて「そんなLINE来たら、その日1日超ハッピーじゃん!」と笑顔で語った。豪太は、LINEのアドバイスをもらって帰宅したが、チカから「子どもの前でそういうキモいこと言うなよバカ!」と罵られてばかり。頼みのLINEも返事が来ず。さらに、息子・太郎のスクールカウンセラーとの面談を忘れてしまった…。夫婦の関係、子育て事情などが深みを増し、そしてほろりとさせられる展開。視聴者からは「とてもリアルで胸がギュッとなる~」「リアルすぎて胸が締め付けられたわ」など、反響が寄せられている。テレビ大阪で土曜深夜0時55分、BSテレ東で土曜深夜0時放送。TVerで見逃し配信実施。
2025年01月20日日本テレビの黒田みゆアナウンサー(26)が、20日放送の同局系朝の情報番組『DayDay.』(月~金前9:00)に出演し、中居正広とフジテレビをめぐる騒動について言及した。番組では、フジテレビが17日に行った会見について取り上げた。お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(47)が騒動について、「黒田さん、どうですか?」と聞くと、黒田アナは「すごく難しいと思うんですけど、いわゆる会食だったり懇親会というものに、アナウンサーとして参加する交流するというのはあることだと思うんです。私もありましたし」と語った。続けて「ただその中で、仕事の考え方だったり、姿勢を学ぶという、そういう交流の場にもなると思うんです」とし、「先ほど山里さんもおっしゃっていたように、大半の方が番組に対して真摯に向き合っている人がいる中、こういうことが問題になって、真面目に番組について考えてくださっている方との交流も今後、なくなっていってしまうのかなというのは一つ感じました」と語った。さらに「もうひとつは、今SNSで、ちょっと体調不良でオンエアを休んでしまったり、何となく顔色が悪いように見えたというひとつひとつのちょっとした行動が、あらぬ臆測を生んでいるという状況があって」と説明。「私も『黒田さん、ちょっと元気なさそうに見えたけれども大丈夫かな?』という心配の声をいただいていて、心配してくださるのはすごくありがたいんですが、複雑な気持ちになってしまう」と吐露した。「やっぱり(自身と同じ心境の)そういう方って今いるんじゃないかなって」とし、「まだ本当のことがわからないという状態の中で、自分自身にそういった目を向けられることがさらに負担になるので、一刻も早く第三者の目を入れて、何が本当なのかというのをはっきりさせてほしいと思います」とコメントした。
2025年01月20日俳優の風間俊介、MEGUMIがW主演する、テレビ大阪・BSテレ東の真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』の第2話が、きょう18日深夜に放送される。同作は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の小説を実写化。脚本家の42歳ダメ夫・柳田豪太(風間)と妻・チカ(MEGUMI)の夜の営みをめぐる攻防戦を描く。豪太はチカと「したい」が、「するかバカ」と罵倒され、不登校気味の息子・太郎(嶋田鉄太)もいて…。前回第1話「頼み方が分からない…」では、冒頭からインパクト大。豪太が「したい」とストレートな欲望を吐露。対するチカの入浴シーンも描きながら、どぶろっくの「大きなイチモツをください~」のBGMが重なった。柳田家のリアルすぎる描写に加え、制作会社のプロデューサー・代々木(坂田聡)や、レスに悩むママ友・みどり(吉本実憂)も登場し、「衝撃作」と話題を集める幕開けとなった。第2話では、豪太が「新たなる戦法」に出るが…。予告動画では、豪太が「させてもらいませんでしょうか?」と丁重にメッセージを送り、チカは「子どもの前でそういうキモいこと言うなよバカ!」「あたしが警察呼んだら、あんた逮捕だから!」などと罵倒する様子が描かれている。テレビ大阪で土曜深夜0時55分、BSテレ東で土曜深夜0時放送。TVerで見逃し配信実施。■第2話「新たなる戦法」あらすじ売れない脚本家で仕事も収入もないが、性欲だけはある豪太、42歳。妻のチカに「今晩どう?」と誘うが全く取り合ってもらえない。ママ友のみどりたちに「家事育児もやっているのにチカはいつも不機嫌だし、どんなふうにセックスをお願いしていいかわからない」と相談すると、「メッセージでお願いしてみたら?」と言われる。「無視されるよ」と言いつつ、メッセージでの誘い文句を考える豪太。後日、プロデューサーの代々木と仕事の打ち合わせの時に「セフレができた」と自慢され、それに触発された豪太はチカにメッセージを送る。返信を待っていると、チカから電話が入る。豪太は、息子・太郎のスクールカウンセラーとの面談を忘れていたのだった。慌てて駆け付けた豪太に罵声を浴びせるチカだが、太郎の成長を感じて少し機嫌が戻る。その夜、豪太は入浴中のチカに自分が送ったメッセージのことを尋ねると…。
2025年01月18日NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本家・足立紳氏が11日放送のテレビ大阪『大阪おっさんぽ』(毎週土曜後6:58※関西ローカル)に出演し、MCの黒田有(メッセンジャー)が出演した経緯を語る。今回のおっさんぽの舞台は「新世界」。レトロな立ち飲み店や串カツ店が立ち並び、大阪の下町情緒が残る人気エリアで、「外国人に人気の大阪観光地ランキング」では大阪城に次いで2位だそう。ゲストは近藤芳正、八木真澄(サバンナ)。『ブギウギ』では黒田と共演。好評だった2人の息の合った演技の裏では、アドリブの練習も行っていたという。芸人になった当初、経済的に厳しく路上生活をしていた黒田は「タイムマシンに乗って『頑張っていたら近藤さんと仕事できる』と当時の自分に言いたい」と感慨深げにぽつり。3人が入った創業32年の串カツ店で、足立氏も合流し、4人で乾杯。『ブギウギ』の撮影より前から知り合いだった黒田と足立氏。「小説で声出して笑ったのは初めて」と語るほど、足立氏の小説のファンだった黒田がラジオ番組でその魅力を熱弁したことがきっかけで親密になったと振り返る。すると、黒田の同作出演の真相が明らかになる。足立氏が“俳優・黒田有”を推薦した理由とは。
2025年01月10日俳優の風間俊介、MEGUMI、足立紳監督がこのほど、都内で行われたW主演のテレビ大阪の新真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪:毎週土曜深0:55~/BSテレ東:毎週土曜深0:00~、11日スタート)の記者会見に参加した。風間は「今作は本当に見たことがないドラマが完成したなと思います。夫婦の間にある夫婦の空気感っていうのが、ドラマらしさというよりか、日常を切り取ったような作品が完成している。誰が悪いとか、誰がいいとかではなくて、みんなの言い分がそれぞれあって、それがぶつかり合って、しかもそれが本音で語られていくという。ある種ドキュメンタリーだったり、日常を切り取った作品ができあがったなと思っております」と力を込める。MEGUMIも「足立さんの作品を数多く見ておりましたので、今回参加できてとてもうれしかったです。この作品、風間くんもおっしゃってましたが、本当にドキュメンタリーのよう。家族のドラマでは、なかなかこういったアプローチをしたドラマはないんじゃないかなと思います。すごく生々しい会話であったりとか、いい意味での家族の汚い一面みたいな部分を存分に表現した作品です。妻、夫、そして息子とか、いろんな人の目線で楽しんでいただけるような作品になっております。私的にはかなり衝撃的な作品だと思っております」と呼びかけた。互いに風間とMEGUMIでなければ無理だったという過酷な撮影。その中で新たな絆もできたそう。MEGUMIは「お顔が、お若いのに全く美容やらないから。『いい加減にして』という話をまず最初にさせていただいた。いろいろシートマスクであるとか化粧品を渡した。で、やったら変わってキレイになったから、やっぱりご本人もちょっとうれしくなって少しずつ始めてくれたんです」と風間にとって“美の伝道師”になったそう。「続いてます?」とMEGUMIから問いかけられると、風間は「続けてますけど…。サボってる時は『きのうの夜はできませんでした』というのをMEGUMIさんに報告しに言ったりしました。そしたら『仕方がないんですけれども、2日前の風間さんの肌に戻ってます』と。肌のパーソナルトレーナーで、多くの人たちがMEGUMIさんに見てもらいたいと思ってる中、こんなぜいたくな瞬間はないなと思って。他の現場に行って『肌がキレイになりましたね』と褒められたりすると『実は今MEGUMIさんにマンツーマンで見てもらっていて』と言う。本当にみんな『そんなに素晴らしい環境はない』と言ってます。僕は家に帰って、お風呂に入ってめんどくさくても『マスク…』とマスクしてクリームを塗ります」とナイトルーティンとなったことを説明した。そんな風間をMEGUMIは「えらい。美は継続ですので」と称賛。「風間くんの顔は若いから、老けたのがわかりやすい顔なんです。そのこともお伝えさせていただいてますので、ぜひ肝に銘じて続けていただければと思います」とMEGUMIはエールを送り、風間は「クラシックカーのような年齢の重ね方を」とMEGUMIからの言葉を反すうしていた。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の同名小説(新潮文庫)が原作。脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の、夫婦“性”活エンターテインメント小説。足立氏自ら脚本・監督も手がける。柳田豪太、42歳。売れない脚本家で収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない。性欲を処理するためには妻とするしかないのだが、妻のチカにお願いすることが、空よりも高いハードルとなっている。日中働いているチカの代わりに不登校気味の息子・太郎の面倒を見ているがそれもチカには「当たり前だろうが」と一蹴されてしまう。豪太はあの手この手を使ってセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに…。
2025年01月10日俳優の風間俊介、MEGUMI、足立紳監督がこのほど、都内で行われたW主演のテレビ大阪の新真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪:毎週土曜深0:55~/BSテレ東:毎週土曜深0:00~、11日スタート)の記者会見に参加した。風間は「今作は本当に見たことがないドラマが完成したなと思います。夫婦の間にある夫婦の空気感っていうのが、ドラマらしさというよりか、日常を切り取ったような作品が完成している。誰が悪いとか、誰がいいとかではなくて、みんなの言い分がそれぞれあって、それがぶつかり合って、しかもそれが本音で語られていくという。ある種ドキュメンタリーだったり、日常を切り取った作品ができあがったなと思っております」と力を込める。MEGUMIも「足立さんの作品を数多く見ておりましたので、今回参加できてとてもうれしかったです。この作品、風間くんもおっしゃってましたが、本当にドキュメンタリーのよう。家族のドラマでは、なかなかこういったアプローチをしたドラマはないんじゃないかなと思います。すごく生々しい会話であったりとか、いい意味での家族の汚い一面みたいな部分を存分に表現した作品です。妻、夫、そして息子とか、いろんな人の目線で楽しんでいただけるような作品になっております。私的にはかなり衝撃的な作品だと思っております」と呼びかけた。足立監督のガチの家で撮影したそう。豪太とチカの息子で、不登校気味な小学生・太郎を演じた嶋田鉄太も含めて、風間とMEGUMIはリアルな家族感が出たという。MEGUMIは「私は筋トレして、風間くんは漫画読んで、てっちゃんはゲームしてて。だんだん会話もなくて成立した」と振り返り、風間も「無言でクッションとか座布団を渡している瞬間があった」と懐かしんだ。家での撮影について足立監督は「いろんなリアリティを追求しようと思って自分の家で撮影もした。家を見られるのがすごい恥ずかしかったです。すごいボロ屋なので…」と照れ笑い。「演出と言いますか『ここもう少しこういう感じで』みたいなの言ったりする時に、よくわかんなくなる瞬間があって…。『これ、自分に言ってんのかな?これ、何やってんだっけ?』となっちゃう瞬間がありました」とぶっちゃける。風間は「モデルの人がいたり、ルーツの人がいる場合って、亡くなられてる歴史上の人物だったらお墓行ったりとか、たどってみたりとかあるじゃないですか。違うんです。隣にいるんですよ。撮影現場の随所に匂いが染み込んでる感じでありますから」と普段とは違い過ぎる環境に苦笑い。MEGUMIも「監督がいつもキッチンの上のところに置く癖があるのもわかった。『携帯ないです!』とかなったら『たぶん、あそこですよ』とか。監督の暮らし方の癖まで私たちはわかって演じてて。私なんかお風呂20回ぐらい入ってますからね。めちゃくちゃレア。監督のお子さんが帰ってきて『おかえり~』とか言ったり。すごい不思議体験でしたね」と笑っていた。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の同名小説(新潮文庫)が原作。脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の、夫婦“性”活エンターテインメント小説。足立氏自ら脚本・監督も手がける。柳田豪太、42歳。売れない脚本家で収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない。性欲を処理するためには妻とするしかないのだが、妻のチカにお願いすることが、空よりも高いハードルとなっている。日中働いているチカの代わりに不登校気味の息子・太郎の面倒を見ているがそれもチカには「当たり前だろうが」と一蹴されてしまう。豪太はあの手この手を使ってセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに…。
2025年01月10日俳優の風間俊介、MEGUMI、足立紳監督がこのほど、都内で行われたW主演のテレビ大阪の新真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪:毎週土曜深0:55~/BSテレ東:毎週土曜深0:00~、11日スタート)の記者会見に参加した。風間は「今作は本当に見たことがないドラマが完成したなと思います。夫婦の間にある夫婦の空気感っていうのが、ドラマらしさというよりか、日常を切り取ったような作品が完成している。誰が悪いとか、誰がいいとかではなくて、みんなの言い分がそれぞれあって、それがぶつかり合って、しかもそれが本音で語られていくという。ある種ドキュメンタリーだったり、日常を切り取った作品ができあがったなと思っております」と力を込める。MEGUMIも「足立さんの作品を数多く見ておりましたので、今回参加できてとてもうれしかったです。この作品、風間くんもおっしゃってましたが、本当にドキュメンタリーのよう。家族のドラマでは、なかなかこういったアプローチをしたドラマはないんじゃないかなと思います。すごく生々しい会話であったりとか、いい意味での家族の汚い一面みたいな部分を存分に表現した作品です。妻、夫、そして息子とか、いろんな人の目線で楽しんでいただけるような作品になっております。私的にはかなり衝撃的な作品だと思っております」と呼びかけた。脚本を読んだ感想も。MEGUMIは「すごく面白いと思いました。ドラマは会話の中で、あえて美しく言おうとしたりとかして『こういうのは日常であんまりないな』と思うような会話もある。今回はガチである言葉というか、本当に会話がそのまま本になっていて私はうれしかったです」とする。風間も「本当に面白かったのが夫婦間でお互いに言っちゃいけないことがあると思うんです。親しき中にも礼儀ありじゃないですけど、言わないようにしてることがあるんですけど、それがむしろむき出しで…。全部言ってるんですよね」と苦笑いを浮かべた。そして「『夫婦げんかは犬も食わない』って言いますけど行くところまで行くと、みんながむしろ食べてみたいと思うけんかが存在するんだなって思いました」と述懐した。そして、風間は「最近、アウトローみたいな人たちが殴り合う『BREAKING DOWN』的なものがあるじゃないですか。家族との生活は時に戦いなのかもしれないとも思います。スゴいです」ろうなる。「脚本読んでびっくりしましたけど、いざやってみたらなおさらびっくりしました」と口にしていた。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の同名小説(新潮文庫)が原作。脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の、夫婦“性”活エンターテインメント小説。足立氏自ら脚本・監督も手がける。柳田豪太、42歳。売れない脚本家で収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない。性欲を処理するためには妻とするしかないのだが、妻のチカにお願いすることが、空よりも高いハードルとなっている。日中働いているチカの代わりに不登校気味の息子・太郎の面倒を見ているがそれもチカには「当たり前だろうが」と一蹴されてしまう。豪太はあの手この手を使ってセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに…。
2025年01月10日俳優の風間俊介、MEGUMI、足立紳監督がこのほど、都内で行われたW主演のテレビ大阪の新真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪:毎週土曜深0:55~/BSテレ東:毎週土曜深0:00~、11日スタート)の記者会見に参加した。風間は「今作は本当に見たことがないドラマが完成したなと思います。夫婦の間にある夫婦の空気感っていうのが、ドラマらしさというよりか、日常を切り取ったような作品が完成している。誰が悪いとか、誰がいいとかではなくて、みんなの言い分がそれぞれあって、それがぶつかり合って、しかもそれが本音で語られていくという。ある種ドキュメンタリーだったり、日常を切り取った作品ができあがったなと思っております」と力を込める。MEGUMIも「足立さんの作品を数多く見ておりましたので、今回参加できてとてもうれしかったです。この作品、風間くんもおっしゃってましたが、本当にドキュメンタリーのよう。家族のドラマでは、なかなかこういったアプローチをしたドラマはないんじゃないかなと思います。すごく生々しい会話であったりとか、いい意味での家族の汚い一面みたいな部分を存分に表現した作品です。妻、夫、そして息子とか、いろんな人の目線で楽しんでいただけるような作品になっております。私的にはかなり衝撃的な作品だと思っております」と呼びかけた。タイトルにかけて、どうしてもしたいことをトーク。風間は「私、ディズニーを愛しておりまして。『ディズニークルーズ』というのが日本でも就航するという発表がありました。もちろん日本就航もぜひ乗りたいなと思ってるんですけれども、どこかのタイミングで世界中のクルーズというのにまだ乗ったことがないので、日々の中でクルーズのスケジュールを取るというのはなかなか難しいんですけど『それでも僕はディズニークルーズに乗りたい』と思っております」ときっぱり。タイトルにもうまくマッチし、MEGUMIは「素晴らしい!」と手を叩いて絶賛した。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本などを手掛けた、足立紳氏による“ほぼ実録”の同名小説(新潮文庫)が原作。脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の、夫婦“性”活エンターテインメント小説。足立氏自ら脚本・監督も手がける。柳田豪太、42歳。売れない脚本家で収入もなく、浮気するような勇気もなければ風俗に行くような金もない。性欲を処理するためには妻とするしかないのだが、妻のチカにお願いすることが、空よりも高いハードルとなっている。日中働いているチカの代わりに不登校気味の息子・太郎の面倒を見ているがそれもチカには「当たり前だろうが」と一蹴されてしまう。豪太はあの手この手を使ってセックスしようと奮闘するが、チカはそんな豪太をとことん罵倒する。「したい」夫と「したくない」妻、夜の営みをめぐる攻防戦の結末やいかに…。
2025年01月10日俳優の横浜流星が主演を務める、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)が、1月5日にスタートする。今回は、風間俊介が演じる鶴屋喜右衛門を紹介する。風間俊介が演じる鶴屋喜右衛門は、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)や西村屋与八(西村まさ彦)らをまとめる江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在で、新参者の蔦屋重三郎(横浜流星)と対立。草双紙や錦絵で数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見いだしプロデュースするなど、蔦重とともに一時代を築いた。放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。
2025年01月02日風間俊介が約3年ぶりに単独主演を務める舞台『モンスター』の東京公演が12月18日、東京・新国立劇場 小劇場にて開幕した。かつての華やかな職場から逃れ、自分自身に深い問題を抱える新人教師トムと、家族から十分な愛情を受けられず、社会から問題児扱いされる生徒ダリルの対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、教育・家族関係を鋭く表現した物語だ。『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより東京公演の開幕を前に、トム役の風間をはじめ、14歳のダリルを演じる松岡広大、トムの妻でダリルに脅かされるジョディ役を勤める笠松はる、ダリルの祖母リタを演じる那須佐代子、演出・美術を手がける杉原邦生が取材に応じた。大阪、水戸、福岡での公演を経て、風間は「お客様が集中して、他人事ではなく(演者と)同じ体験をしている。そんな感覚をヒシヒシと感じた」と手応えを振り返り、「これからの社会をどう捉えるかというテーマに深く切り込んでいる。ご覧になる皆さんが、改めて社会と向き合ってみようと勇気をもらえる作品」だとアピールした。主演の意気込みを問われると、「トムひとりではなく、4人の主人公だと捉えている。異分子であるダリルと対峙する人々を、トム中心に描いているので、主演ではなく、ご覧くださる皆様代表という気持ち」だと説明し、見どころは「唯一僕が出ていないシーンがあるんですが、そこが物語の核になっている。トムもそのシーンのための礎だなと思う」と語った。ダリル役の松岡は、「手応えですか?個人的には一切なくて。14歳を演じるという部分も含めて、極度に緊張している」と胸中を明かし、「トライ&エラーしながら演じている最中なので、慢心してはいけないなと思っている」と背筋を伸ばす。笠松は「会場ごとに反応も違い、作品そのものがすごくうごめいている。毎日毎日違う“モンスター”が生まれるので、最終的にどう変わっていくのか楽しみにしている」と期待を寄せ、那須は「答えやメッセージがはっきりしているというよりは、受け取る皆様が何を受け取ってくださるか。そこから何かが育っていくんだと思う。東京公演は長い期間なので、よりブラッシュアップしてお届けできれば」と抱負を語った。演出・美術の杉原は「作品自体が“モンスター”で、手を焼く作品。常にうーんと考え込んでしまう」と作品との格闘を語り、「戯曲を読んで受け取った印象、稽古場で立ち上がったもの、客席から見ながら感じ取ることが変わってくる。(地方公演を経て)かなり熟成もされているので、さらにパワーアップした『モンスター』をお見せできる」と自信を示していた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>舞台『モンスター』作:ダンカン・マクミラン翻訳:髙田曜子演出・美術:杉原邦生音楽:原口沙輔出演:風間俊介松岡広大笠松はる那須佐代子【東京公演】日程:2024年12月18日(水)〜28日(土)会場:新国立劇場 小劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年12月18日NHK気象予報士の黒田菜月が15日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「元気もらいました」NHK気象予報士・黒田菜月、愛犬・まるちゃんと高尾山へ!「ありがとう辰年#フリーアナウンサー #気象予報士 #セントフォース#難波八坂神社 #御朱印集め」と綴り、自身が写った写真など数点の画像をアップした。大阪市浪速区にある歴史ある神社で、特にそのユニークな「獅子殿」で有名な難波八坂神社バックに、笑顔の黒田が可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 黒田 菜月(セント・フォース 所属)(@nyaaatsuki_krd)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「めちゃくちゃ可愛い〜です」といったコメントが寄せられている。
2024年12月15日モデルの黒田知永子が14日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「私が中学生の頃ですよね〜」美魔女モデル・黒田知永子、生誕50周年の"サンリオ超人気キャラ"との2Sが話題!「八嶋さん出演の舞台を観にいつでも舞台の上の方々のパワーには圧倒されます終わった後に、まずは!ってハグ笑八嶋さんの表情…いつも変わらず私を持ち上げる天才」と綴り、数枚の写真をアップした。俳優の八嶋智人との、超仲良しなハグショットにファンの注目が集まっている。 この投稿をInstagramで見る 黒田知永子 【公式】(@kuroda_chieko)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年12月14日気象予報士の黒田菜月が2日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「マイクにラッカ星人」NHK気象予報士・黒田菜月、NHK千葉マスコットとの2Sが可愛すぎると話題!「まるちゃんと紅葉狩り ⛰️」と綴り、自身が写った写真など数点の画像をアップした。愛犬のまるちゃんを優しく抱いた、黒田のにっこり笑顔が可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 黒田 菜月(セント・フォース 所属)(@nyaaatsuki_krd)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「紅葉&登山⛰️✨お疲れ様でしたかわいいですね✨」といったコメントが寄せられている
2024年12月03日風間俊介が約3年ぶりに単独主演を務める舞台『モンスター』が大阪にて開幕、2024年11月30日に大阪・松下IMPホールで初日を迎えた。『モンスター』は、家族から十分な愛情を受けられず社会に問題児として扱われる生徒と、かつての華やかな職場から逃れ、自分自身も深い問題を抱える新人教師との対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、教育・家族関係を鋭く表現した物語。主役のトムを風間が演じるほか、トムと対峙する14歳のダリル役で松岡広大、トムの妻でダリルに脅かされるジョディ役で笠松はる、ダリルの祖母リタ役で那須佐代子が出演する。演出・美術は、アングラから歌舞伎、そしてシェイクスピアまでジャンルを問わず様々な演目に挑んできた杉原邦生が務める。風間は「稽古を重ねていく毎に、素晴らしい作品だと実感しています。2005年に書かれた戯曲ですが、その時代に芽吹いた問題が今の社会で表面化している。今、私たちが考えたい、向き合いたい課題に真っ向から挑んでる作品だと感じています。依然として、膨大なセリフ、幾重にも織り込まれたメッセージにのたうち回っていますが、答えが見つかるような問題を題材にしている舞台ではない以上、この時間自体が希望になることを信じてのたうち回っています」とコメント。また「僕が演じるトムは、社会の象徴だと感じています。観てくださる皆様がトムを通じて、この問題と対峙して頂けたら、これからの未来は変わるのではないか?そんな力を感じます」と作品の魅力を語った。大阪公演は2024年12月1日に終了。今後は、12月7日(土)・8日(日) に茨城・水戸芸術館ACM劇場、12月14日(土) に福岡・福岡市立南市民センター 文化ホール、12月18日(水) から28日(土) に東京・新国立劇場 小劇場で上演される。■演出・美術:杉原邦生 コメント全文驚くべきことに、ダンカン・マクミランによる『モンスター』という作品をはじめて読んだときの印象と、約1カ月の稽古を経たいま見えているものの印象とがまったく異なっています。その大きな要因は、風間俊介さん、松岡広大さん、笠松はるさん、那須佐代子さんという優れた俳優の皆さん、翻訳の髙田曜子さん、音楽の原口沙輔さん、そして、強力なスタッフたちと共に稽古場で意見を交わし合い、試行錯誤を重ねた先に、この作品の〈あたたかさ〉を見つけることができたからだと思っています。この作品をお客様がどのように受け取ってくださるのか、これまで抱いたことのない不思議な期待感があります。どうか劇場で体感してください。ご来場お待ちしております!■トム役:風間俊介 コメント全文稽古を重ねていく毎に、素晴らしい作品だと実感しています。2005年に書かれた戯曲ですが、その時代に芽吹いた問題が今の社会で表面化している。今、私たちが考えたい、向き合いたい課題に真っ向から挑んでる作品だと感じています。依然として、膨大なセリフ、幾重にも織り込まれたメッセージにのたうち回っていますが、答えが見つかるような問題を題材にしている舞台ではない以上、この時間自体が希望になることを信じてのたうち回っています。僕が演じるトムは、社会の象徴だと感じています。観てくださる皆様がトムを通じて、この問題と対峙して頂けたら、これからの未来は変わるのではないか?そんな力を感じます。大阪公演が私たちにとっての初日となります。大阪の皆さんからエネルギーを頂き、これからこの作品を多くの人に届けたいと思います。■ダリル役:松岡広大 コメント全文ダンカン・マクミランさんが書く戯曲の特徴を掴むのはとても大変で、今でもわかったとは言い切れませんが、大きな挑戦の機会を頂けていることに感謝しています。初日が開いてからも高みを目指していきたいので、手応えはきっと最後まで感じられないと思います。慢心せず臨みたいです。普通の教育、家庭、食事、など“普通”という言葉が多く出てくる作品です。その言葉を使ってあたかも自分だけは異常じゃないと主張する大人の登場人物は、一筋縄じゃいかない人間を表しています。普通を振りかざして自分は普通だと言い切ることはある種の暴力なのではないか、無意識で線引きを容易く行うのは残酷なことなんじゃないかと、様々な思考ができる作品は魅力的だと思います。物語を通して、自分や周りを知って見つめてもらえたら幸いです。宜しくお願いいたします。■ジョディ役:笠松はる コメント全文いよいよ開幕。今はワクワクヒリヒリと痛痒い感覚です。地元大阪での開幕も大変嬉しいです。初めてこの台本を読んだ時に見えた景色から、稽古中どんどん作品の読み方が変わっていきました。特に、稽古中盤に演出の杉原邦生さんが仰った今演出の方向性を示す言葉は、現代に生きる私自身の心にも沁み渡るようでした。以降ずっとその方向性を心に、ジョディとしての在り方を模索してきました。『モンスター』は言葉がはっきりと明示されていない分、演じるカンパニーの数だけ作品のメッセージがあるような不思議な戯曲です。そして、私はこのカンパニーで『モンスター』に参加できたことを誇りに思います。開幕までも、開幕してからも、また作品は変化していくと思います。それは私たちが、生きる事や人と関わる意味を日々探すような、そんな気持ちに似ているかもしれません。日本初演です。ぜひ劇場でその日だけの『モンスター』をご体感ください。■リタ役:那須佐代子 コメント全文稽古期間を振り返ると、濃密でシリアスなシーンの多い作品なのに稽古場の空気感が常に明るく健やかだったことが印象深いです。それは演出の杉原さんの俳優の意見を受け入れ共に考察しながら創作する姿勢と、共演の皆さんの素敵なお人柄によるところだと感じています。私が演じるリタという役は、一見クレイマーのような面倒な性格の人物に思えますが、彼女の抱えている状況が切迫しているからこその言動だと思っており、その状況が徐々に明らかになっていく様子を丁寧に演じられたらいいなと考えています。『モンスター』の魅力のひとつ、スピード感のある展開を、原口さんの音楽の力もお借りして見事に表現した舞台になっていると思います。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしています!撮影:河上良<公演情報>舞台『モンスター』作:ダンカン・マクミラン翻訳:髙田曜子演出・美術:杉原邦生音楽:原口沙輔出演:風間俊介松岡広大笠松はる那須佐代子【東京公演】日程:2024年12月18日(水)〜28日(土)会場:新国立劇場 小劇場【大阪公演】※公演終了日程:2024年11月30日(土)・12月1日(日)会場:松下IMPホール【水戸(茨城)公演】日程:2024年12月7日(土)・8日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場【福岡公演】日程:2024年12月14日(土)会場:福岡市立南市民センター 文化ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年12月02日俳優の窪塚俊介がInstagramで、2023年開催からさらなる進化を遂げた今年の「横須賀レゲエバッシュ」の思い出を振り返った。【画像】窪塚洋介、最高に盛り上がったイベントの一部始終にファン「楽しかった!ありがとうー!」イベントの余韻がまだ残る中、彼は主催者である実弟・RUEEDとマネジメント事務所の先輩に感謝の気持ちを伝えた。「全方位において大きく進化を遂げ、確固たる信頼と大きな愛に包まれた今年の横須賀レゲエバッシュ」と、その特別なイベントを称え、関係者への感謝とリスペクトを表現した。ファンからは「おめでとうございます」や「ついに合流」といったコメントが寄せられた。 この投稿をInstagramで見る Shunsuke Kubozuka(@shunsuke_kubozuka)がシェアした投稿 今年の横須賀レゲエバッシュの成功と温かい絆を感じさせる投稿となった。
2024年10月02日日本テレビアナウンサーの黒田みゆが17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】表情キラキラ…激カワ女子アナの“豪快”始球式ピョンピョン大喜びに両軍も虜黒田が芝生で脚を伸ばす、自然体な写真を3枚投稿。#撮ってくれたのは #だれでしょう☺️とハッシュタグを投げかけた。 この投稿をInstagramで見る 黒田みゆ/ 日本テレビアナウンサー(@_miyu_kuroda)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「「可愛い。彼氏さん?」「武田真一アナ」「お母さん」「やまちゃんかな?」など、様々な推測コメントが飛び交っている。
2024年09月19日風間俊介が約3年ぶりに単独主演を務める舞台『モンスター』が、2024年11月から12月に大阪・水戸・福岡・東京で上演される。英国マンチェスターのロイヤル・エクスチェンジ・シアターで2007年に初演された本作は、英国の劇作家ダンカン・マクミランが2005年に執筆し、コンペティションの入賞や演劇賞のノミネートなど注目を集め、英国演劇界で頭角を現すきっかけとなった戯曲。家族から十分な愛情を受けられず社会に問題児として扱われる生徒と、かつての華やかな職場から逃れ、自分自身も深い問題を抱える新人教師との対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、教育・家族関係を鋭く表現した物語となっている。日本初演となる今回は、心に深い闇を抱えながらも状況を変えたいと考えているトム役を風間が演じるほか、トムと対峙する14歳のダリル役で、若手実力派俳優の松岡広大、トムの妻でダリルに脅かされるジョディ役で、劇団四季の様々な作品でヒロインを務め、退団後も舞台俳優として活躍する笠松はる、ダリルの祖母リタ役で、2012年に第47回紀伊國屋演劇賞・個人賞、2020年に第28回読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞した名優・那須佐代子が出演する。演出・美術は、アングラから歌舞伎、そしてシェイクスピアまでジャンルを問わず様々な演目に挑んできた杉原邦生が担当。また翻訳は髙田曜子、音楽は原口沙輔が手がける。舞台『モンスター』スタッフ&キャストコメント■髙田曜子(翻訳)ダンカン・マクミランさんの戯曲を翻訳させていただくのは、『LUNGS』に続き2作目になります。『モンスター』は、人間の強さも弱さも、残酷さも愛らしさも、すべてを描いた戯曲です。この戯曲がもつヒリヒリするような手触りをそのままお届けできるよう、誠心誠意向き合いたいと思います。日本初演となる今回の上演に向けて、カンパニーの皆さまの声を聞きながら、杉原さんのもと、一緒に作品を立ち上げていく作業が今からとても楽しみです。■杉原邦生(演出・美術)1982年生まれの僕たちは、14歳のとき、当時同じく14歳だった少年Aによる大事件のインパクトによって“キレる世代”と呼ばれ、どうやら社会=大人たちからひどく恐れられていたようでした。ですが当然のことながら、実際の僕たちは少年Aのように“キレる”ことなく日常を生きていたので、社会が勝手につくり出した虚像に辟易としていました。反面、そうしたイメージだけが肥大化していく現象に、なんとなく快感を覚えていたような気もします。なぜなら、少年Aの“キレる”という感覚を、まったく理解できないことはない、と思えてしまっていたからです。『モンスター』を初めに読んだとき、ダリルという14歳の少年の姿に、あの頃の自分を思い出していました。と同時に、いまも自分の中にある“モンスター”の存在に少しずつ気付かされていくようでした。1980年生まれ、僕と同世代のダンカン・マクミランによるこの戯曲は、観る人それぞれの中にある“モンスター”を静かに呼び起こしてしまう、そんな力を持った作品なのかもしれません。風間俊介さん、松岡広大さん、笠松はるさん、那須佐代子さんという魅力的な4名のキャスト、2度目のタッグとなる原口沙輔くんによる音楽、そして素晴らしいスタッフの皆さんとともに、エネルギッシュで鮮烈な作品をお届けしたいと思っています。■原口沙輔(音楽)昨年劇伴を担当させていただきお世話になった杉原さんから、再びご指名いただき“勿論”という次第です。『モンスター』という作品に対して抱いた奇妙さというか、ストレンジな感じ、それをどう表現できるか、まだ考えている最中ですが胸を直接掴むような音を作れたらという思いです。杉原さんの演出は絶対に新しい視点を与えてくださるので、面白くなる確信はしています。そこに、今回初めてご一緒するキャストの皆さまとどういった反応を起こすのか、今から楽しみです。それでは、皆さまもお楽しみに。よろしくお願いいたします!■風間俊介台本を読んだ時、その魅力と難易度の高さに衝撃を受けました。これは客席に座ってくださるお客さまは魅了され、演者はのたうち回る作品なのではないか。可能ならば、「私が客席に座りたい。客席でこの舞台を観てみたい」。そんなことが脳裏に浮かびました。キャラクターたちは話しているが、これは会話なのか。コミュニケーションとは何なのか。現代を生きる、全ての人に観ていただきたい作品です。そして、モンスターとは誰なのか。この作品自体がモンスターなのか。私もまだ、答えが見つかっていません。皆さまには、その答えを劇場で目撃していただけたら嬉しいです。■松岡広大僕が演じるダリルは14歳の少年で、共感性が皆無で生死についての倫理観なども持っていません。また、この世界の複雑さから逃れるように、激しい言葉と行動とで人を傷つけます。暴力的な彼の行動は彼の生得的なものなのか、大人からの影響とその環境によるものなのか。そして関わる大人たちは自分の生活を守るために、異なるものは避けて排除するのが正しいとか、子どもでも同じ人間だから未来を摘むようなことはせず向き合うとか、ある距離感を保ち無関心でいるのがいいんだ、と様々な”正しさのようなもの”を抱えます。人は人にどこまで関わりを持ち、手を差し伸べるかを問うた作品だと思います。僕はしっかり向き合って、届けます。宜しくお願いいたします。■笠松はる少人数芝居の、全員ががっぷり組んで組み上がる濃い世界が好きです。今回4人芝居。そしてこの座組。震えます。ジョディが抱える『モンスター』は何なのか。妊娠した自分の変化、夫トムとの関係を大事に探って、腑に落としていきたいです。個人的には現代劇に出ることが経験上少ないので、今回は役と自分の境界線を決めずに、そのままの自分の肌で体感して作っていけたら、と目標としています。演出の杉原さん、そして共演者の皆さまの胸を借り、真心持って良い日本初演にしたいと思います。■那須佐代子杉原さんの演出を受けるのも、共演の皆さまとも今回が初めてになりますので、大変ワクワクとした気持ちで楽しみにしている反面、とても緊張もしています。この『モンスター』という戯曲も、まさに張り詰めた緊張感にあふれた芝居になることと思います。ただ、見終わった後お客さまがどんな思いを胸に劇場を後にするのか、今はまだ全く予想がつきません。難しい内容ではありませんが、受け取るメッセージは人によって様々に分かれる気がしています。性善説か性悪説かという言葉も浮かびます。正解はないのだと思いますが、稽古していく中で今回の座組みでの着地点を見つけていきたいと思っています。多くのお客さまのご来場を心よりお待ちしております。【あらすじ】ねえ聞いていい?もしも、ある日目がさめて両足が吹っ飛んでたら、そしたらあんたはどうする?教育現場で新たな人生を歩み出したトムの目の前にいるのは、14歳の少年ダリル。何も恐れない、壊れてしまった少年に、大人は何ができるのか――。ふたりきりの教室で少年と向き合い続けるトム。歴史は変えられなくても、より良い未来を作ることはできるかもしれない、ひたすらにそれを信じて。これから生まれてくる自分自身の“小さなモンスター”のためのより良い未来を。トムを心配するが故に苛立ちを募らせる婚約者のジョディ。失うことを恐れ何もできずに天使に縋るダリルの祖母リタ。ある夜、トムの帰宅をひとり待つジョディの前に、ダリルが現れる――。<公演情報>舞台『モンスター』作:ダンカン・マクミラン翻訳:髙田曜子演出・美術:杉原邦生音楽:原口沙輔出演:風間俊介松岡広大笠松はる那須佐代子【東京公演】日程:2024年12月18日(水)〜28日(土)会場:新国立劇場 小劇場【大阪公演】日程:2024年11月30日(土)・12月1日(日)会場:松下IMPホール【水戸公演】日程:2024年12月7日(土)・8日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場【福岡公演】日程:2024年12月14日(土)会場:福岡市立南市民センター 文化ホール東京・大阪公演のチケット情報:()公式サイト:
2024年07月20日俳優の風間俊介が出演する、Daiwa House Special地球ゴージャス 三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』(東京公演:明治座 4月28日〜5月26日、大阪公演:SkyシアターMBS 5月31日〜6月9日)が上演される。風間は2004年の地球ゴージャスVOL.7『クラウディア』、翌2005年の再演、2014年の地球ゴージャス VOL.13『クザリアーナの翼』に続く、10年ぶりの出演となる。最初に出演した時は20歳だったという風間。演劇ユニット・地球ゴージャスを手がける岸谷五朗、そして寺脇康文によって鍛えられ、これまでも公演を見てきたというが、その魅力はどこにあったのか。出演する俳優の目線から聞いた。○■10年周期で地球ゴージャス作品に出演する風間俊介――地球ゴージャス30周年舞台のオファーを受けた時のお気持ちを、まず教えていただければと思います。僕が地球ゴージャスに初めて出させていただいたのは20歳の時なので、20年前。その時にも冗談で「10年後、また」と言われたんですが、五朗さんは覚えている人なので、本当に10年後に『クザリアーナの翼』という作品がやってきました。五朗さんは「また10年後だな」と笑っていて、僕は「いや、もっと早く呼んでくれてもいいんですよ」と言っていたら、10年経って今回の話が来たので、本当にすごいなと思いました(笑)。お話が来た時は、作品の概要も全然わからなかったので、何よりも先に「あの約束だ」と思いました。おそらく次に出るのも10年後になると思うので、ぜひ皆さんに“10年男”を観に来ていただきたいなと思っております(笑)――ご自身でも「10年周期の男」と自称されてましたが…。僕は短いスパンでいいんですよ!(笑) 初めて『クラウディア』という作品に出た時には、カンパニーで五朗さんの40歳の誕生日を祝ったんです。僕も同じ歳をむかえ、感慨深いと同時に、あの時僕が見ていた五朗さんはそれはそれはもう大きくて偉大だったので、「自分は大丈夫なのか」と思います。でも人にはそれぞれの時間があるので、今回は僕なりの40歳を出していけたらと思っています。――岸谷さんや寺脇さんに、10年間の風間さんの成長を見せたいと思われていますか?地球ゴージャスの現場にはエンターテインメントが詰まっていて、スタッフも含めてみんな役者思いで、わーっと楽しく幸せに終わっていくので、今のうちに意気込んでおきます。地球ゴージャスの作品はほぼ観させていただいていて、その中でも僕が出た作品は、争いをテーマにしていて強く、でもどこか寂しげで悲しげな物語だと思っていました。僕は「反戦三部作」と呼んでいるんですが、地球ゴージャスにはそういう大切なメッセージをエンターテインメントで包む、みんなが「楽しかった」と言って帰れるような作品のラインがあると思います。地球ゴージャスにはもう一つ、『海盗セブン』『The Love Bugs』のような、一人ひとりのキャラクターが背負ってるものを出し「この時間はこのキャラクターが舞台を染め上げる」「次にまた新たなキャラクターがやってきて、このキャラクターがこの時間を埋め尽くす」と、だんだん人が集まって色が足されていく作品のラインがあるとも思っているんです。そういう作品も地球ゴージャスの代名詞だなと思いながら、今まであまり関わってこなかったので、今回参加させていただけるんじゃないかな、なんて勝手に想像しています。「仲間に入れて欲しいと思ってたんだよね」という作品を、やらせてもらえる機会になるんじゃないかなと思っています。――2004年に初めて参加されて、驚かれたことやカルチャーショックだったことはありますか?僕はステージ上でハーモニカを吹く役だったんですれども「俊介、ちょっと待ってな。群衆を固めるから」と言われ、多分3週間くらい放置されてたんですよね。ずっと端っこでハーモニカを吹き続けるという(笑)。でもみんなと仲良かったので、居心地は良かったです。あの時の若造の僕に「お前は大丈夫だから、自分で構築したのを1回見せて。違うと思ったら違うと言うし、信頼してるから」と言ってくださったので、僕はずっとハーモニカを吹きながら役のことを考えて、改めて「俊介、やろうか」となった時に、バンとやって見せて。そしたら「いいね。俊介、どうしたい?」と聞かれたことを覚えています。殺陣や動きをつける時に、僕の意見がバンバン通っていくんです。龍の子という役だったので、動きを「人ならざる者の動きといった感じで、爬虫類っぽくしたい」と言ったら「いいじゃん」となって。寺さんも含めて、すごい人たちが若造に「やってみな」と言う。大きいんですよ、器が!――当時20歳ぐらいの風間青年にとって岸谷さん、寺脇さんはどういう大人に映っていたんですか?かっこいい大人です。余裕なのかな、やっぱり。ステージ上でもユーモアや自由さを感じるし、めちゃくちゃ稽古してるけれど、変えるべきことは変えていくし、包容力みたいなものがかっこいい大人だなと思って見ていました。――そういった岸谷さん、寺脇さんをご覧になって勉強になったことというか、見習っていきたいなと思った部分はあったりしますか?間違いなく血肉になってると思うんですけど、文言化するとそれだけになっちゃいそうで、悔しいな! 地球ゴージャスには、たぶん、あんまり“アンサンブル”という概念がないんですよ。ステージに立ったら全員役者だし、「どこにフォーカスが当たっているか」だけであって。 今回の物語でこの役にフォーカスが当たって分量が多くなっているけど、ステージにいる奴らには全員物語があるという感覚が素敵で、マッチする部分もあるのかもしれません。ドラマだろうが映画だろうが舞台だろうが一緒の物語を作ったらそこに優劣はないと思っているし、その考えに確信を持てたのは、お二人のスタンスのおかげだと思います。地球ゴージャスはエンターテインメントであり生き様を大事にしていると僕は勝手に思っていて。大切なメッセージがあるんだけれども、観ている方たちが心躍ったり、喜びを感じたりするエンターテインメントの中に、そっとメッセージがある。いつも、メッセージを感じながら楽しいところに行くようなイメージで舞台に立っています。■風間俊介1983年6月17日生まれ、東京都出身。1999年に『3年B組金八先生 第5シリーズ』で話題となり、第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ最優秀新人賞を受賞。2000年にはテレビアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』における武藤遊戯役で声優デビューを果たす。2011年にはドラマ『それでも、生きてゆく』で、第66回日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞、第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞した。近年の主な出演作にドラマ『silent』(22年)、『初恋、ざらり』『たとえあなたを忘れても』(23年)、舞台『恭しき娼婦』(22年)、『隠し砦の三悪人』(23年)など。公開待機作に映画『先生の白い嘘』(7月5日公開)がある。ヘアメイク:道中佳美、スタイリング:手塚陽介
2024年04月25日『3年B組金八先生 第5シリーズ』、テレビアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』、ドラマ『それでも、生きてゆく』など数々の作品で注目され、人々の心を動かし続けている俳優・風間俊介。今回、地球ゴージャス 三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』(東京公演:明治座 4月28日〜5月26日、大阪公演:SkyシアターMBS 5月31日〜6月9日)に出演することでも話題となっている。地球ゴージャス公演では、2004年『クラウディア』が初参加となり、2014年の『クザリアーナの翼』と10年周期で出演しているという風間。2024年1月からはフリーの俳優として新たな一歩も踏み出し、この20年における自身の演技の変遷などについて話を聞いた。○『3年B組金八先生』演技を見て「この顔は2度とできない」――風間さんは20歳の頃から演技などが完成されていた印象があるのですが、ご自身では変化や成長をどうとらえられているんですか?僕、10年前とか15年前とかの写真が出てきても、いつの写真かわからないんです(笑)。周りの人たちからも「10年前に撮り溜めたんだろう」と言われて。でも、自分の中では年は取ってるんですよ! 20年前に出演した『クラウディア』の映像を見る機会があったんですけれども、「若っ!」と思いますし。ただ、今できるようになったこともあれば、もうできなくなったこともあって。役者としては一歩一歩進んでいると思っているし、今までの経験が糧になって成長できてると思うんですけど、その成長をすべて美談にできる気はしなくて……不思議なのが、成長しちゃったからできなくなることも、実はある。だから、いつの演技だって「あの時にしかできないこと」なんですよね。そう思うと、今回の『儚き光のラプソディ』も。何年後かには「あ、もっとこうしたい」という思いが生まれるかもしれないけど、「今の自分にしかできないこと」は、一生ついて回るだろうな。成長してしまったがゆえにできなくなったことも慈しみながら、今を生きていきたいなと思っています。――たとえばどういったシーンで「もうできなくなった」と思われるんですか?『金八先生』(『3年B組金八先生 第5シリーズ』)で捕まってパトカーの中で振り向くシーンがあるんですけど、未だに「この顔は2度とできない」と思います。僕のターニングポイントになった『それでも、生きてゆく』という作品も、きっと今やったらこんな顔はできないと思うし。顔つきなんだと思います。でも、顔は変わってないんだって(笑)。変わってないんだけど、変わってるんですよ! たぶんその役に向き合った時に放つ顔が全然違うから、それって一生そうなんだと思うんですよね。舞台でも、再演となったらきっと違うし。過去の自分をなぞっていいことなんてないんですよね。傍から見たら「あの時のをもう1回」と期待してもらえるかもしれないですけど、なぞらないようにしないといけなくて、「2度とできないことをやります」という感じですよね。――舞台は特に生ものだからというところもあるでしょうか? 映像と違いは感じますか?僕も今年からSNSというものを始めまして。Xに、自分が出演する『儚き光のラプソディ』を「観に行きたい」と書いたら、共演する(鈴木)福くんが、ボケだと思ったみたいで(笑)でも、僕の中で映像作品と舞台の決定的な違いって「自分がお客様と同じ客席に座って観ることは一生ない」というところだから、ボケというわけではないんです。テレビと映画は、お客様と同じ客席に座ることができるので、客観的に観ることもできる。でも舞台は僕自身が一生見ることがないという儚さを感じています。だから感想を聞きたがるし、自己評価をしないようにしています。○故・つかこうへいさんからは“褒め殺し”で苦しめられる――今作は何かから逃げたい人が集まる作品ですが、たとえば、風間さんは逃れたい仕事などはありますか?書き物の締め切りです。今日も帰った後に、バラエティのアンケートなどの「今日中に出さないといけないもの」がいくつかあるので、締め切りから逃げたいです(笑)。30代後半くらいから朝の番組をやったり、いい人の役をやったりして、ちゃんとしてると思われがちで。僕自身もちゃんとしてないわけではないとは思うんですけど……。目の前のことに向き合うのはむちゃくちゃ得意なんです。現場に行って目の前に起きていることが同時多発だったとしても、自分で「タブを何個も開けるんだな」と思うくらい目の前のことには対処できるんです。でも、「1週間後」とか無理なんですよ、本当に! 現場に行っちゃえば解決していく力があると思うんですけど「◯日までに」とかだと、「今じゃなくていい」と解釈して、処理済みの方に置かれていく。でも、ギリギリになって「今やらないといけない」という時になった時の自分はすごくて、なんとかなっちゃうんです。だから良くないんですけど。先方に対して「ご連絡が遅くなり、申し訳ございません」という一文からスタートして、「今日の23時59分までは今日中ですよね」みたいな。だとしても、相手からするとそれを処理するのは次の日じゃないですか。だからよくないとは思うんですけど、子供の頃からそうで。宿題とかもやらないで行って、学校でやるというスタンスでした。極端なので、計画的なのが無理!――いや、素晴らしいです。「翌日の午前中までは今日」と思っている人は多いと思います。風間さんは昔から「目標を掲げていない」と言っていたそうですが、今も変わらないですか?目標と現時点の最短距離を結べるのは素晴らしいことだなと思うんですけど、自分がどこにたどり着くか分からずにいろいろ出会う人たちによって道が変わっていって、最後に「こういう景色に来たんだ」という。何の景色が見えるのかわからないでいたいなとは、ずっと思ってますね。――風間さんがそうやって言語化されることがすごいなと思います。まあ、詐欺師のやり方ですね(笑)。でも冗談ではなく、こうやって話させていただく機会がたくさんあるので、その時に自分が常日頃から考えていることを言葉にしないと伝わらなくて。どの言葉だったら伝わるだろうと思って紡いでいって、自分で「ああ、そう思ってたんだ」と認識するところがあります。普段から考えてるんですけど、それは形があるものでもなくて、煙とか靄(もや)とかそんな感じのもの。でもそれじゃ人には伝わらないから、言葉に変換しなきゃいけなくて、その時に初めて認識させられるという感覚はあります。――たとえば、今までで大変だった経験などはあるんですか?人生の中でですか? 全然、ありますよ! 否定されることもありますし、「お前なんてダメだ」と言われた経験もあります。たとえばつか(こうへい)さんは、基本的に役者が苦しい部分を探す人なので、強めに指導しても食らいつく俺に「お前全然折れねえな」と驚かれていたんですけど、ちゃんと苦しい部分を見つけてくるんですよ! そこから、死ぬほど褒め殺しがスタートして「上手だね〜。その年でそんなに上手だったらもう、俺なんて言うことないだろ?」みたいな。最悪!(笑) でも、いっしょにお芝居を作れて、めっちゃ面白かったです。○SNSを始めて得た気づき「自分にもあったんだ」――現在フリーになられて、自分でやる仕事が増えたといったことはあるんでしょうか?「ハンコの朱肉はつけすぎない方がいい」ということがわかりました(笑)。意外にポンポンポンと3回ぐらいやったくらいでちゃんとできるんだなと。ハンコを押す機会が増えましたし、パソコンと向き合う時間が増えましたね。書かなきゃいけないことも増えたので、いいマウスを買いたいなと思ってます(笑)。今までも、どちらかというと浮世離れしていない方だとは思うんですけど、名実ともに皆さんと同じことをやっていると思っていただければ。――とても親近感がわきます。SNSを含め、Webとの付き合い方が変わってきたところはありますか?SNSが出始めて数年経ってるんですけど、僕は一切手を出してこなかったんです。「実はやってました」もないんですよ。のぞきに行ったことは何度かありますけど。でもいろんな方から「向いてるんじゃない?」と言われていて、その通りに、今のところ楽しくやっています。――「このネタがウケるな」とか考えたりされるんでしょうか?ウケるウケないは、実はそんなに気にしてないんです。いっぱい“いいね”がつくとか、喜ばしいことではあるんですけど、狙った時点で、僕が「こういう人が読んで楽しんでくれたらいいな」と思ってるような人たちから、きな臭く見えるだろうな、と。好き勝手やろうとは思っているんですが、面白いのが、これまでご飯を食べる前に「SNSに乗せるために写真を撮る」ような人は本末転倒だと思ってたのに、ちょっと気持ちがわかるようになってきちゃった(笑)。今はもう「僕の好きなものを紹介したいから、写真を撮りに行きたいな」と思ってます。たぶん自分の本棚をさらすような感覚なんだなって。僕は今の本棚のまま死ねないなと思ってるんですけど、それはけっこう雑に入れてしまっているからで、今死んだら「あの人はこれが好きだったんだな」ということになるじゃないですか。それは納得がいかないんです。そう思うと、SNSって「自分の大切にしているものはこれです」という発表会だと思うんです。今、本当に好きなんだけど「あれを撮ってないのか、自分」「携帯の中に入ってないのか」と思うものがあって、その写真を撮りに行きたいなと思ってしまって、その時点で「あ、自分にもあったんだ、SNSのために動きたい願望が」という気づきを得ました(笑)――それは、素敵なことだと思います。でも、今まで撮ってないんですよ! 撮ってないんだったら載せなきゃいいじゃないですか。だから今は、これまでの人生で撮った写真とか考えたものをのせています。SNSにのっけるために何かし始めたら、どっぷりだなって思ってるんですけど、半年後ぐらいにはやってそうだなと。まだセーフだけど!(笑)■風間俊介1983年6月17日生まれ、東京都出身。1999年に『3年B組金八先生 第5シリーズ』で話題となり、第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ最優秀新人賞を受賞。2000年にはテレビアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』における武藤遊戯役で声優デビューを果たす。2011年にはドラマ『それでも、生きてゆく』で、第66回日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞、第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞した。近年の主な出演作にドラマ『silent』(22年)、『初恋、ざらり』『たとえあなたを忘れても』(23年)、舞台『恭しき娼婦』(22年)、『隠し砦の三悪人』(23年)など。公開待機作に映画『先生の白い嘘』(7月5日公開)がある。ヘアメイク:道中佳美、スタイリング:手塚陽介
2024年04月11日3月30日に生放送された音楽番組『with MUSIC 春の2時間スペシャル』(日本テレビ系)。有働由美子(55)と松下洸平(37)がMCを務める新番組で、レギュラー放送に先駆けて豪華アーティストが集結した。人気デュオ・コブクロは’05年11月にリリースされた代表曲「桜」を、長野県伊那市にしか咲かないタカトオコヒガンザクラの映像とともに熱唱。SNSでは、《コブクロの桜、いい曲だなぁ、泣ける》《コブクロの桜、春に聞くと沁みまくる》と感動の声が。だがそのいっぽうで、ファンからは黒田俊介(47)の“異変”を心配する声も相次いでいたのだ。《なんか歌うのしんどそう。大丈夫かな?》《辛そう…肩で息継ぎしてるの見ると心配のなるね…》《黒田さん すこしやせた?》《コブクロ、黒田さん大丈夫かな呂律回ってない?声が出てない?なんか違うと感じるのは私だけ?》「視聴者のなかには、黒田さんの音程や声質が以前とは変わったように聞こえたり、息継ぎが苦しそうに見えたりした人も少なくなかったようです。黒田さんといえば、昨年10月16日に急性肝炎によって入院したことが公式サイトで発表されました。同月31日に黒田さん本人がInstagramで退院を報告しましたが、今年3月10日には《急性肝炎発症後に謎の突発性難聴も併発したが無事完治。これはまじ焦った》とThreadsで明かしていました。とはいえ生放送でのパフォーマンスだったので、音響の不具合などあったのかもしれません」(テレビ局関係者)同日は18時から放送された『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)でも、デビューシングル「YELL~エール~」をLittle Glee Monsterとコラボで披露したコブクロ。3月20日には結成25周年を記念し、ベストアルバム『ALL SEASONS BEST』が発売されたばかり。精力的な活動ぶりが伺えるが、黒田のコンディションは万全ではないのだろうか――。本誌はコブクロが所属するワーナーミュージックジャパンに取材を申し込んだが、回答を得ることはできなかった。’25年に開催される関西・大阪万博のテーマソングも手掛けているコブクロ。ますますの活躍が期待されるが、何事もないことを祈るばかりだ。
2024年04月02日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の初回ゲストとして、風間俊介と中村映里子が出演する。本作は、記憶障がいの脳外科医という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。中村さんと風間さんが演じるのは、ようやく花開きつつある俳優・赤嶺レナと、マネージャーであり夫の江本博嗣。ようやくつかんだ初主演ドラマを控えたある日、突然、脳梗塞で倒れてしまうレナ。脳外科医の三瓶(若葉竜也)の治療により、危険な状態は脱したものの、失語症が残り、読み書きすることも、言葉を発することもできなくなってしまう。脳外科医のミヤビ(杉咲さん)は、絶望する江本夫婦の姿に心を痛め寄り添おうとするが、記憶障がいを負っているため、医療行為をすることは許されていない。彼女は、2人の人生とどう向き合うのか――。脳血管疾患の患者数は約174万人といわれ、その患者の多くが後遺症と闘っている。「脳外科医が診るのは、“脳”ではなく“人生”」。本作は、手術を成功させて終わりではなく、後遺症に直面し人生が大きく変わって動揺する患者やその家族の人生を、正面から描いていく。妻のいちばんの理解者であり協力者でありながら、何もしてあげられないもどかしさに苦悩する江本を演じた風間さんは、「台本を読んだ時、なんて素敵な物語なのだろうと思いました。幾重にも重なったキャラクター達の想いが、素晴らしいハーモニーを奏でている台本だったので気合が入りました」と物語の印象を話し、「1話を観ていただければ、私と同じように皆様にも魅力を理解していただけると思います。2話以降は私もテレビの前で、物語の行く末を楽しみにしたいと思います。まずは『アンメット』第1話、是非ご覧ください」と視聴者へメッセージ。失語症に苦しむ俳優に挑んだ中村さんは、「生半可な気持ちでやれるような役ではないと、言葉を失う、ということにも必死で向き合わせていただいたつもりなのですが、ずっと不安でした。“心”をめいっぱい使って演じるしかないと思いながら臨んでいました」とふり返り、「失語症の症状の程度は人によって様々だそうですが、レナはどのように言葉を失ったのかという描写や苦悩を見ていただき、失語症への理解が少しでも広がれば良いと思います。レナが言葉を失った暗闇の中で一緒に光を探してくれる家族や医師たちとの関わりを見ていただけたらと思います。そこに静かに強く振動しているものが、すべての人へ、それぞれの形で響いてもらえれば幸いです」とコメントしている。第1話あらすじ1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶を全て失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いている。そんなある日、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が新たに着任し、ミヤビが院内を案内していると、急患が運び込まれてくる。患者は女優の赤嶺レナで、検査の結果、脳梗塞と判明。夫でマネージャーの江本博嗣の同意を得て、すぐさま治療が行われることになり、三瓶はミヤビにも手伝うよう指示するが、看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子)がそれを制止。三瓶は、治療後、救急部長の星前宏太(千葉雄大)から、ミヤビが記憶障害であることを聞かされる。治療を受けたレナは目を覚ましたものの、言葉を出すことがほとんどできず、後遺症による失語症と診断。女優として絶望的な状況を目の当たりにしながら、何もできない自分にミヤビは葛藤する。そんなミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知った上で、「人手が足りないんだから、できることはやってもらわなきゃ困る」と言い放ち、ミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判して…。「アンメット ある脳外科医の日記」は4月15日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日川口春奈主演の新金曜ドラマ「9ボーダー」に、YOUと伊藤俊介(オズワルド)の出演が決定した。本作は、19歳、29歳、39歳と、各年代のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、それぞれの年代特有の悩みにぶつかりながら、仕事に恋に立ち向かい、幸せになりたいともがきながら進んでいく完全オリジナルヒューマンラブストーリー。YOUさんが演じるのは、コウタロウ(松下洸平)が働くバルの店主・辻本あつ子。ある事情を抱えたコウタロウを住み込みで店に雇い入れる、面倒見がよく気さくで快活な人物。七苗(川口さん)・六月(木南晴夏)・八海(畑芽育)の3姉妹のことは、店の客だった彼女らの父から聞いて知っている様子だ。また、TBSドラマ初出演となる伊藤さんは、3姉妹の実家である大庭家が営む老舗の銭湯「おおば湯」のアルバイト・梅津剣を演じる。3姉妹の父を“親方”と慕い、3姉妹のことも“お嬢様方”と呼び、忠誠を誓う梅津。大庭家に出入りする人々の輪に自然と加わり、ツッコみ、ツッコまれながら独特の存在感を放つ。なお本作は、「TVer」「TBS FREE」「U-NEXT」で見逃し配信することも決定した。追加キャストコメント・YOU新井順子プロデューサーの作品では、『リバース』に参加させていただき、今回、7年ぶりの『9ボーダー』にお声を掛けていただけました。(川口)春奈ちゃんとはプライベートでお会いする機会があり・・・きっといっぱい活躍していて、すごく忙しいだろうなと勝手に「頑張れ!」って思いながら見ていたら、ドラマで共演できることを知ってとてもうれしかったです。(自身の)9ボーダーを振り返ると、私は特に年齢を使うことがなかったので、いわゆる大台に乗るみたいな感覚が他の人よりは少なかったのかなと思います。なので、良くも悪くも年齢的なボーダーをあまり意識せずに生きてきたんだなと台本を読んで思いましたね。『9ボーダー』は、どの世代の方にも楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです!・伊藤俊介お笑いの世界とは畑の違うドラマの世界に飛び込ませていただくので、邪魔にだけはならないように、とにかく監督に言われた通り従順に“ウメケン”を演じたいです。それに、役者は妹(女優・伊藤沙莉)の畑ですから「あいつのお兄ちゃん全然使えなかったな!」なんて言われないように、とにかく迷惑だけはかけないように頑張りたいです!僕の9ボーダーを振り返ると、29歳は焦りがありましたね。20代でバイトしながら芸人をやっていると「頑張れ!」って周りは言ってくれるけど、30歳になると突然「いつまでやるの?」に変わってくるんですよ。周りの言葉が刷り込まれて、自分の言葉になってしまうのが怖かったですね。でも『M-1』がきっかけで29歳はバイトをしていた最後の年齢になり、見事に人生が変わった年齢になりました。芸人からしたら、ドラマに出るってこと自体がご褒美仕事じゃないですか!だから、いい思い出にするためにもウメケンを精一杯演じます!「9ボーダー」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月09日近年、ファミリーレストラン(以下、ファミレス)などで見かける機会が増えた、配膳ロボット。特に猫型の『BellaBot(ベラボット)』は、多くの店で導入されており、愛らしいキャラクターが人気を博しています。幼い子供の中には『猫ちゃん』を目当てに、店へ行きたがる場合も…。ただし『猫ちゃん』に料理を運んでほしいのは、幼い子供だけではないようです。風間俊介が配膳ロボットに歓喜2024年1月30日、俳優の風間俊介さんがX(Twitter)を更新。ファミレスの『バーミヤン』に行った際に、配膳ロボットが働いている中、風間さんの料理は店員によって運ばれてきたといいます。配膳ロボットは、あくまでもスタッフの一員。ロボットがほかの作業をしている時などは、別の店員が料理を運ぶこともあるでしょう。風間さんは「仕方がない」とは分かっていても、内心はちょっぴりショックだったようで…。先日、行ったバーミヤンさんで『あっ、僕の担々麺を運ぶのネコちゃんじゃないんだ…』と思った時に、自分の中のネコに運んでもらいたい願望に気づきました。 ネコちゃんが運んでくれるまで、追加注文したい気持ちをグッと我慢しました。 なぜなら、大人だから。— 風間俊介 (@shunsukekzm) January 30, 2024 本当は『猫ちゃん』に料理を運んでほしかった、風間さん。配膳ロボットが来てくれるまで追加注文したい気持ちを「大人だから」という理由でグッと堪えたそうです。当時はさびしい思いをした風間さんですが、後日ファミレスの『ガスト』で配膳ロボットと再会しました。ネコ、きたよー!画面に反射してる歓喜の風間。ハンバーグがいつもの倍、美味しいぜ。ガストさん、ありがとう! pic.twitter.com/MVGxPcN2vv — 風間俊介 (@shunsukekzm) February 12, 2024 今度は念願叶って、配膳ロボットが料理を届けてくれたとか!ウィンクをする『猫ちゃん』の顔に反射している風間さんのシルエットは、表情こそ見えないものの、喜んでいることが伝わってきますね。風間さんの投稿は反響を呼び、「よかったね!」といった声が寄せられました。・念願の『猫ちゃん』が来たんだね!テンション上がるよねー。・配膳ロボットもかわいいけど、喜んでいる風間さんもかわいい。・おめでとう!私も今日『猫ちゃん』にハンバーグを運んでもらいました!・『猫ちゃん』が届けてくれた料理がよりおいしく感じるの、めちゃくちゃ分かる。何かにときめく気持ちに、年齢は関係ありません。風間さんをはじめ、配膳ロボットが来てくれるのを楽しみに待っている人は、多いようです![文・構成/grape編集部]
2024年02月14日清木場俊介から約4年ぶりとなるオリジナルアルバム『RESULT』が届けられた。自ら「44歳の清木場らしさが詰まったアルバムになった」という本作には、唄うこと、愛すること、生きることを追求し続ける“唄い屋”としての現在がリアルに刻まれている。さらに3月から4月にかけて全国ツアー『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』を開催。アルバム『RESULT』、ツアーについて、彼自身の言葉で語ってもらった。――まずは2023年の活動について。LIVE HOUSE TOUR 2023『GET BACK』や『唄い屋・BEST Vol.3』『唄い屋・BEST Vol.4』のリリースなど充実した活動を行ってきましたが、清木場さんにとってはどんな年でしたか?2023年はベストアルバムのレコーディング作業がとにかく大変でした。自身の歩んできた道と世に出してきた唄が、どの様にリンクして、その結果どんな40代になり、過去の唄たちをどんな風に表現するべきか?そればかり考えながらレコーディングする日々でしたね。あとはベストアルバムのレコーディングの合間に、久しぶりのライブハウスツアーが出来ました。スタジオ作業とライブハウスはまったく異なる場所ですが、ファンのみんなとの久しぶりのライブハウスでのひとときは何よりも心の安定になりうれしかったですね。――昨年の活動を通して新たに気付いたこと、得たこと、この先の目標はありますか?2022年に武道館ライブをやれたことで次なる目標……モチベーションをどこに持っていくか?考えながらの2023年でしたが、ライブハウスツアーをやってみて「やはり自分は唄うことでしか満たされないのだ」と気付くことができました。そのことで新しく『RESULT』というアルバムを作ることを決めました。――なるほど。ニューアルバム『RESULT』は前作『CHANGE』以来、4年半ぶりのアルバムとなります。清木場さんにとってはどんなアルバムになりましたか?これまで歌詞を描くことに対して迷いや悩むコトはなかったのですが、今作はかなり詞に悩まされながらの制作でした。その結果、44歳の清木場らしさが詰まったアルバムになりました。――この4年半の間で変化した部分、「ここは変わっていないな」という部分は?自身ではあまり変化したところはないと思っていますが、30代の頃の背伸びをした焦りみたいなモノはなくなったかな……と感じています。――収録曲についても聞かせてください。まずは「GET BACK」。アルバムの幕開けをド派手に飾るロックチューンです。前回のライブハウスツアーのオープニング曲だった曲に、メロディと歌詞を付けたらファンの人も「GET BACK」ツアーの懐かしさと変化を楽しんでもらえるかな、と思い作りました。――そして「Smile」はギターのリフとボーカルの絡みが気持ちいい楽曲だなと。多分、記憶ではこの曲からアルバム制作がスタートしたと思います。自分自身この曲の世界観が今までになかった曲調なのでアルバムを作るうえでヒントになった曲ですね。――なるほど。「明日へ向かって」はフォーク・ロック的な匂いを感じるミディアムチューン。「Flap」は“君の笑顔だけが僕を突き動かすのだ”というラインが心に残りました。「明日へ向かって」は、休日にひとり海へ釣りに行く途中、歌詞がふと浮かんできて道路脇に車を停めてメモしたのを覚えています。ゆるやかな日常というか、オフの時期だからこそ出来た曲ですね。「Flap」はファンのみんなに向けて描いた曲。デビューして23年経ちますが、今もこうして唄えている幸せをファンのみんなと共有してきた結果として出来た曲ですね。ライブで唄うのが楽しみです。――色気を感じるメロディを軸にした「Butterfly」、切ないバラードナンバー「月を見上げて」も印象的でした。「Butterfly」は、今までにはなかった曲調でメロディが出来て、良い曲になる予感がしたんですよ。ただ、詞のテーマを決めるのに最後まで悩まされました。ライブではステージングや照明などで世界観を作りたいと思っているし、自分も今から楽しみにしています。「月を見上げて」は……30代の頃ならばきっと恋愛的な歌詞のバラードになっていたかも。40代になったからこそ、生きることへのテーマとしてこういう歌詞になったのかなと思います。――そして、3月から4月にかけて全国ツアー『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』が開催されます。ずばり、どんなツアーにしたいと思っていますか?4年半ぶりの新作アルバムをリリースしてのホールツアーなので、『RESULT』というアルバムの曲をひとつひとつ温めながら、ファンのみんなと一緒に育てていけるツアーにしたいです。『RESULT』とともに進化した清木場を楽しみにしていてください。――楽しみです。今の清木場さんにとって、唄うことのモチベーションは?自分の人生には唄うこと以外ないのですが、「自分の唄を聴いてくれる人がいる」というのが一番のモチベーションです。ライブが出来ることが一番の幸せなので、それ以上望むモノはないです。今年は一日でも多く、ファンのみんなと笑顔でいられる年にしたいですね。――最後に、今年プライベートでやってみたいことは?首から下の全身脱毛をしてみたいです!後がよろしいようで……(笑)。Text:森朋之<リリース情報>清木場俊介 12thオリジナルアルバム『RESULT』2024年3月発売予定【収録予定曲】1. GET BACK2. Smile3. Be Yourself4. 明日へ向かって5. Flap6. 木漏れ日の中で7. 君だけに...8. Rain9. Butterfly10. Suicide11. Plague God12. 月を見上げて13. You go your way14. HANGOUT15. CRAZY JET<ライブ情報>『KIYOKIBA SHUNSUKE ROCK&SOUL 2024 RESULT』3月30日(土) 神奈川・よこすか芸術劇場開場17:00 / 開演18:004月6日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール開場17:00 / 開演18:004月7日(日) 大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール開場16:00 / 開演17:004月13日(土) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール開場17:00 / 開演18:004月14日(日) 広島・広島JMSアステールプラザ 大ホール開場16:00 / 開演17:004月29日(月・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールA開場17:00 / 開演18:00料金:SS席13,000円(特典付)、S席8,800円、ちびっこファミリー席8,800円※全席指定※ SS席(清木場W会員先行 / 清木場組会員先行のみでの限定販売)、ちびっこファミリー席(清木場W会員先行 / 清木場組会員先行 / 清木場モバイル会員先行のみでの限定販売)は受付終了チケット情報:()公式サイト:
2024年01月31日堀田真由主演のヒューマンラブストーリー「たとえあなたを忘れても」より、本作に出演する風間俊介と畑芽育がサンタコスでキメたオフショットが公開された。本作は、大切なものを失いながらも懸命に生きる男女を描く、切ない純愛物語。前回、自分の過去を知ってしまった衝撃から、母(須藤理彩)や主治医の保(風間俊介)を信じられなくなり、診察にも来なくなってしまう茜(畑さん)。一方、美璃(堀田さん)は、空(萩原利久)の励ましでプレッシャーを乗り越え、ピアノコンサートを無事成功させた。今夜放送の第7話では、サンタ姿の保と茜が登場。保に密かに想いを寄せる茜と、主治医・保がなぜこのような格好なのか、注目だ。ほかにも今回は、ハラミちゃんが再登場。携帯ショップのアルバイトをやめて、ピアノ講師をする傍ら空のキッチンカーで働きだした美璃。そこに、お客さんとして登場する。神戸の各地で撮影した本作。今回、ロケ地マップも完成。公式サイトやSNSをはじめ、パンフレットは以下のスポットで配布されている。▼ロケ地マップ配布場所(無くなり次第終了)・東京エリア…テレアサショップ(六本木・東京駅)・神戸エリア…神戸市総合インフォメーションセンター、東灘区役所、御影公会堂ほか市内各所第7話あらすじコンサートを成功させピアノ講師に復帰した美璃(堀田真由)は、携帯ショップでのアルバイトを辞め、レッスンの空き時間に空(萩原利久)のキッチンカーで働き始める。空と一緒にいられる今を大切に見つめていこうとする美璃。一方で空は、記憶を取り戻したことで、今まで感じなかった未来への不安や、また記憶を失ってしまうことへの恐怖を感じるようになる。美璃と共に生きる未来のために、ダブルワークを始める空。無茶をし過ぎではないかと心配する保(風間俊介)に、空はとある本音を告白する。空「記憶が戻ってから、楽しいことも多いけど、苦しいことも多くなりました」空の言葉に親身に耳を傾ける保。実は、その保にも大きな転機が。そんな中、何の前触れもなく、東京から美璃の母・ゆかり(加藤貴子)が訪ねてくる――。「たとえあなたを忘れても」は毎週日曜日22時~ABCテレビ・テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月03日堀田真由と萩原利久が4度目の共演にして初めて挑む、本格ラブストーリー「たとえあなたを忘れても」に、高い人気と実力を誇る4名のキャスト、風間俊介、岡田結実、畑芽育、檀れいの出演が決定。堀田さんと萩原さんが紡ぎ出す切なくも美しい恋のメロディーに、ときに寄り添い、ときに相対しながら、様々なハーモニーを奏でる主要人物を演じる。過去への後悔と未来への不安に翻弄される主人公・美璃(堀田さん)と、ただひたすらに“今”を生きる記憶障害の空(萩原さん)。愛おしい人は目の前にいるのに、積み重ねた時間はある日突然消え、その記憶の中に自分が存在しない…。そんな局面に遭遇し、戸惑い、もがきながらも、心の奥底で求め合う美璃と空の恋模様を描く本作に欠かせない、2人と関わる人物が明らかに。まずは、美璃を幼少の頃から知る従兄弟の遠山保。心療内科の医師として神戸に勤務しており、誰よりも美璃の幸せを願って彼女の保護者的役割を果たしているが…。美璃たちに比べ大人で、空の障害に関しても専門家として頼れる存在となる保。反面、役割の陰に隠れ本音が窺い知れないキャラクターを、立体的に人物を描き出すことで定評のある風間俊介が演じる。遠山保役/風間俊介一方、空を支える人物として登場するのが藤川沙菜。空の幼なじみで、空が記憶を失くす度にサポートし、彼が安心して生きられる人生の座標を示し続ける女性。そんな芯の強い女性・沙菜を演じるのは岡田結実。持ち前の太陽のような明るさで空を導く沙菜に扮しつつ、美璃との間に生まれる複雑な感情の機微も繊細に表現していく。藤川沙菜役/岡田結実また、保の患者で、空と同様の記憶障害を持つ宮下茜には、「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」で主演を務めた畑芽育。主治医である保に好意を抱いている茜は、徐々に美璃や空とも関わるように。天真爛漫で、一見すると記憶障害の苦しみとは無縁のようだが、やがて失われた過去に苛まれる日が彼女にも訪れ…。そんな茜の姿を畑さんがどう描き出すのか、注目だ。宮下茜役/畑芽育そして、もう1人、空を見守る重要人物として登場するのが、空の母親の青木理佐子。空は理佐子を母親と認識していないため、理佐子は毎日、客として空のキッチンカーに足を運ぶ。息子に忘れられた母親がどれだけ傷つき、どれほどの寂しさを抱えながら日々を過ごしているのか、深い心の描写が求められる難役に、檀れいが挑む。青木理佐子役/檀れい主演の堀田さんと相手役の萩原さんに、風間さん、岡田さん、畑さん、檀さんの豪華共演陣が加わり、美璃と空のラブストーリーは、多彩な人物が織りなす豊かなヒューマンドラマとして動き出す。【出演者コメント】遠山保役/風間俊介シャボン玉や花火の光のように、儚さを感じる切ない物語だと感じました。さっきまで確かにあったはずなのに、フッと今までが夢だったかのように日常に戻ってしまう。誠実に、この物語の人物たちと向き合っていきたいと思います。私が演じる保は周囲に気を配り、話を丁寧に聞く人物のように思います。保を“どう演じるか”、ではなく保として“人物にどう向き合うか”を大切にし、この美しい物語の一部になれる幸せを噛み締めながら、演じていきたいと思います。藤川沙菜役/岡田結実登場人物達の相手を想う気持ち、想いすぎて時には交わらなかったり、うまく行かなかったりそういうのって私の人生にもあったなあって重なる部分がありました。でも、何かを忘れていたとしてもその人が私にくれた温かさみたいなものは何年経っても感覚的に覚えているものだったりする。沙菜は自分のことよりも空を凄く大切にしていて、空に関わる全ての事も大事に想っていて、だからこそ心配になるところや愛おしいところが沢山あるので、その全てを愛情を持って演じる事が出来たらいいなと思っています。宮下茜役/畑芽育茜は一見、明るくはつらつとした女の子に見えるのですが、空と同様に記憶障害を抱えています。日々茜のことを考えてはとても愛おしい女の子だなぁと感じています。それぞれが複雑な事情を持ちながら、それでも前を向いて人生を歩んでいく姿に勇気をもらえるようなドラマだと思います。美璃と空をはじめ、2人を取り巻く様々なキャラクターたちとその関係性にも注目していただきながら楽しんでもらえたら幸いです。青木理佐子役/檀れい記憶障害の息子を持つ母親役ですが、ドラマで見えている部分はほんの一部で、その裏にある実際には描かれていない部分が理佐子を演じる上でとても重要でした。家族を想う気持ちや息子に対する想いなど、いつも以上に心の襞をきめ細やかに演じられたらなと思っています。美璃と空、まさに水彩画のような世界観の二人の心あたたまるストーリーをお楽しみください。「たとえあなたを忘れても」は10月22日(日)より毎週日曜22時~ABCテレビ・テレビ朝日系にて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日小野花梨と風間俊介が主演を務める新ドラマ「初恋、ざらり」に、若村麻由美、尾美としのり、熊谷真実、浜中文一、西山繭子が出演することが分かった。軽度知的障がいと自閉症を持つ上戸有紗(小野花梨)は、普通に憧れ、自己に強い劣等感を抱いている。夜はコンパニオンとして働いているが、昼は障がいを隠して運送会社で働く。必死にメモを取りつつも、言葉の意味が分からず、戸惑う有紗。そんな有紗に優しく声をかけてくれたのが、職場の岡村龍二(風間俊介)だった。常識的なことを質問しても気兼ねなく教えてくれる岡村の優しさに、有紗は恋心を抱いていく――。今回新たに発表された5名が演じるのは、有紗と岡村、2人の恋に関わっていく人々。「科捜研の女」シリーズでお馴染みの若村さんが演じるのは、有紗を女手一つで育ててきた母・冬美。「愛情を表に出すタイプではありませんが、娘に自立して生きて欲しいと願う思いに溢れています」とキャラクターについて説明し、「それぞれを応援したくなる心温まる切なく愛おしい物語になっていると思いますので、楽しみにしていただければと幸いです」と呼びかける。岡村家の面々には、厳格で厳しい父・龍彦を尾美さん、子ども思いで優しい母・靖子を熊谷さん、自由奔放でやりたいことにとにかく真っ直ぐな兄・龍之介を浜中さんが演じる。尾美さんは「このドラマは幸せな気持ちをくれるドラマだと思います」と言い、熊谷さんは「恋する気持ちを忘れた人、現在進行形の人も、是非皆様ご覧になってください」とコメント。浜中さんは「有紗と龍二の行く末が気になりすぎて、あっという間に読み終えました。どちらにも感情移入できてしまい、読み終えた時は気持ちが大変な事になっていました!」と物語の感想を述べた。また、有紗と岡村が務める運送会社の同僚で、2人の良き理解者である天野久美役には、現在公開中の映画『スパイスより愛を込めて。』に出演する西山さん。「色んな人がいて、自分の物差しでは測れないことばかりです。飛び込むことは時に勇気を必要とします。それでも、誰かを愛しいと思ったり、何かを大切にしたいと思うことってやっぱり良いな、見ている人が少しでもそんな風に感じてくれたら嬉しいです」と話している。「初恋、ざらり」は7月7日より毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京ほかにて放送。各話放送終了後からLemino/U-NEXTにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月16日東京ディズニーリゾートを心から愛する俳優・風間俊介が、特別編集協力として参加した「Disney Supreme Guide 東京ディズニーシーガイドブック with 風間俊介」の発売が、7月26日(水)に決定した。風間さんが特別編集協力として参加、昨年3月に発売した「Disney Supreme Guide 東京ディズニーランドガイドブック with 風間俊介」は、予約開始直後にAmazonランキング本部門1位を獲得。発売前に重版が決定するなど、「ようやく風間くんの東京ディズニーランドのガイドブックが出た!」と、SNSでも話題沸騰。以後、幾度もの重版を経て、大ヒット記録を更新した。多種多様なディズニーリゾートガイドブックの中でも、ダントツの人気を獲得し続けているが、このほどその第2弾、東京ディズニーシー版が完成。「東京ディズニーシー版もぜひ出してほしい!」という読者のリクエストも多かったという。ディズニーを愛する風間さんの人生において、その誕生から目の当たりにできた唯一のパークが東京ディズニーシーだそう。何度訪れても発見があり、知的好奇心を揺さぶり続けてくれる存在だそうで、「ここに来れば、中世のヨーロッパや20世紀初頭のアメリカ、そしてまだ見ぬ地底や未来など時空を越えた旅に出ることができます。僕にとって、かけがえのない冒険へと導いてくれる場所です」と、東京ディズニーシーへの熱い想いが、新刊には込められているとのこと。「Disney Supreme Guide 東京ディズニーシーガイドブック with 風間俊介」は5月29日(月)より全国の書店及びネット書店で事前予約がスタートする。■書誌情報「Disney Supreme Guide 東京ディズニーシーガイドブック with 風間俊介」定価:2,200円(税込)B5判96ページISBN978-4-06-531211-77月26日(水)発売予定※発売日は書店によって異なる場合があります。講談社刊※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したすべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) 2023DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2023年05月29日ディズニー初の完全没入型イベント、「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」のプレス内覧会に、俳優の風間俊介さんが登場。見どころや楽しみ方など、風間さんにたっぷりお聞きしてきました!風間俊介さんがオフィシャルサポーター!風間俊介さん© 2023 Disney【女子的アートナビ】vol. 297「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」は、まるでディズニー映画の中に入ったかのような体験ができる、ディズニー初の完全没入型イベントです。2022年12月に北米でスタートし、日本は海外巡回1か国目となっています。本イベントでオフィシャルサポーターを務めるのは、ディズニーを深く愛する俳優の風間俊介さん。一般公開より一足早くイベントを体験した風間さんを囲んで取材会が行われ、その後にインタビューも実施。ディズニー愛あふれる風間さんのお話を、まとめてご紹介します。心がほわほわ…「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」会場風景 © 2023 Disney――まず、全体の感想を教えていただけますか?風間さんまったく新しい体験でした。スクリーンでアニメーションを見るときとも違いますし、ディズニーパークで体験するものともまったく違い、視界いっぱいにアニメーションがあるのです。アニメーションの中に入って、包まれて、キャラクターたちが見ているその世界と同じ世界に立たせていただけるのです。新しい体験ができて、心がほわほわしています。――いろいろな映画が組み合わさっているのが特殊ですよね。風間さん今年はウォルト・ディズニー・カンパニー100周年ですが、この100年でいろいろな作品が生まれていて、それが積み重ねられています。例えば、空というキーワードでは、ダンボやピーター・パン、アラジンとジャスミンが空を飛び、海ではアリエルが泳ぎ、モアナもいます。僕たちの世界にある空、海、風がキーワードになって、作品世界と僕らの世界が結ばれていて、おもしろくワクワクしました。――音楽はいかがでしたか?風間さんクオリティがすごいです。クリアサウンドで、曲も歌声もしっかり聞こえました。ディズニーの作品は、ディズニー・ミュージカル・アニメーションもあり、音楽は作品世界に没入できるキーになっていると思いますが、今回の音響設備はすばらしいものでした。グッときたシーンは…© 2023 Disney――本イベントは、2つのギャラリーで映像を見られますが、まずはギャラリーAで印象に残ったシーンを教えていただけますか?風間さんオープニングの『ライオン・キング』もよかったですし、“アラジンの空”から“ピーター・パンの空”へのつなぎは壮大で、たまらないなと思いました。ディズニー作品は、すべてにおいて、魅力的な壮大さがあります。視界の端までアニメーションがあるので、スクリーンで見たときよりもさらに壮大に感じられ、こんなに違う体験ができるのかと思いました。後半では、ラプンツェルのランタンが上がり「I See The Light(輝く未来)」という曲が流れるシーンがあります。目の前にラプンツェルとユージーンがいて、まずひとつランタンが上がり、空いっぱいにランタンが上がるまで、ゆっくりその光景を眺められるのです。実際にあの瞬間に立ち会ったら、こんな風に見えるのだろうな、というリアルな体験ができました。――今まであまり扱われなかったキャラクターが一瞬出てくるシーンもあるようですが、ファンとしていかがでしたか?風間さんディズニーを深く愛している人たちを喜ばせてくれるような、「ここでこれが出た!」と思わせてくれたシーンがありましたよ。アラジンとピーター・パン、ベイマックスが空を飛んだあと、そこに『ビアンカの大冒険~ゴールデン・イーグルを救え!』が入ってきたのです。あそこはグッときましたし、ワクワクしましたね。お腹いっぱい以上に見たい「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」会場風景 © 2023 Disney――ギャラリーBは、いかがでしたか?風間さんモアナやエルサもいいですが、ポカホンタスもよかったです。「カラー・オブ・ザ・ウィンド」では、曲がはじまる前に静寂があり、オールを水に入れるときのチャポンという音や、木々の揺らめきの音から曲に入っていくのです。今回のイベントは、テクノロジーの進化によって可能になった展示だと思うのですが、そのテクノロジーが歓迎されないであろう森や自然を、現代技術を使った映像で体感できるのは、おもしろい経験でした。――リピートして楽しみたいと思いましたか?風間さん二回、三回と見ていきたいですね。視界よりさらに広いところに映像で包み込んでくれるので、すべてを見切れていないです。また、この体験は、いつもできるわけではありません。今後、もしかしたら、また新たなプログラムであるかもしれませんが、単純に今の期間を逃したら、もう今の作品は見られませんよね。そう思うと、お腹いっぱい以上に見ておきたいです(笑)。「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」会場風景 © 2023 Disney――アニメーターズ デスクの展示などもありましたね。風間さん「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」を体験したうえで、最後にアニメーターズデスクが置いてあるんですよね。技術が進歩しても新しいことに挑戦しても、それは机から生まれるものだと思うし、アニメーターたちの線一本からスタートするのだと思う。すごいものを見せてもらったあと、あの机が置いてあることの意味に、胸が熱くなりました。きっといろいろなものが進歩したとしても、いつもスタートは人間のイマジネーションから、アニメーターの描く線一本からスタートするのだろうと思います。その届け方や過程は変わっても、原点は変わらないのだと思います。「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」特設ショップ © 2023 Disney――本イベントでは、グッズも盛りだくさんです。缶バッジから純金カードまでありますが、どんなグッズが気になりましたか?風間さんひとつ、見せてもらったなかで、アニメーションの背景だけ載っているグッズがあったのです。例えば、パークで購入するグッズはすごくかわいらしくて、パークを楽しむのに特化しています。また、ディズニーストアで売っているものは、ディズニーの世界観を存分に楽しめるものです。でも、展覧会などのグッズは、年齢を重ねた者たちにも日常使いできる、落ち着いたグッズが多々出てきます。ちょっと一歩引いたようなグッズが、最高に魅力的ですね。よく見ないとディズニーとわからない、そんなグッズにときめきを覚えます。今回、グッズのレシートは長めになるかと思います(笑)。自分ががんばる理由になっている© 2023 Disney――ディズニーは新しいものに挑戦し、多様性のある作品もあります。改めて、ディズニーの変わっていく勇気、変わらない核について、語っていただけますか。風間さん文化面では、むしろ一貫していて変わっていないと思います。昔からディズニーは、常にマイノリティのことを描いていると僕は思います。例えば、ダンボははるかに耳が大きくて、ほかの仲間とは違う身体的特徴があるがゆえに、はじかれていく。そんなダンボだからこその輝き方をしています。多様性やマイノリティに対する思いは、信念でやり続けてきたのだと思います。時代により見せ方は変わり、技術的な進化は取り入れて、時代の先頭に立ち、でも信念はぶれずに変わらない。その変わるものと変わらないもののバランスがすごいと思いますし、見習いたい。柔軟でありたいと思います。――風間さんにとって、ディズニー・アニメーションはどんな存在ですか?風間さん僕も、エンターテインメントの仕事をさせてもらっていますが、プロがやる仕事は、細部までこだわって届けるのだということを、いつも見せてもらい、感動しています。自分もこれくらいの熱量で届けないときっと届かないのだろうな、と思わせてくれる。自分ががんばる理由になっている、そんな存在です。――次、ディズニーに何をしてほしいと思いますか?風間さんディズニーは、よく王道といわれますが、いつも挑戦しつづけて、それが後に王道になったと思います。なので、この100年も挑戦しつづけ、たぶん100年の先も考えていると思う。ディズニーが150周年を迎えたとき、僕はたぶん90歳なのですけど、150周年一緒に祝わせてくださいって思っています(笑)。元気に過ごして、90歳のとき、世界中のディズニーパークを闊歩していたいですね(笑)。――最後に、このイベントをどんな風に楽しんでほしいと思いますか?風間さん見にくる、聞きにくる、のではなく体感するのが正解なのかなと思う。ウォルト・ディズニー・カンパニーのイマジネーションの根源は、アニメーションにあり、アニメーションからはじまり、ここまでの名作が生まれたという歴史を感じることができるイベントだと思います。ここにきて、終わった後、いろいろな作品をもう一度見たくなると思います。取材を終えて…芸能界きってのディズニーファンとして知られる風間さん。イベントを体験されたばかりの風間さんは、感動が全身からあふれ出ていて、本当に楽しそうに見どころやディズニーの魅力を語ってくれました。そんな風間さんが激推しする楽しいイベント「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」、ぜひ訪れてみてくださいね!©2023 DisneyInformation会期:~8月31日(木)※会期中、展示エリア拡大につき前期・後期に分かれています。前期:4⽉29日(土・祝)~6⽉27日(火)後期:6⽉28日(水)~8⽉31日(⽊)会場:前期:森アーツセンターギャラリー/後期:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー開館時間:10:00~22:00(ただし、7/4、7/11 の火曜は17:00 まで)*入場は閉館の1時間30分前まで観覧料:【前期平日】一般/大学生・専門学校生¥3,000、高校生・中学生¥2,000、小学生¥1,000【前期土日祝】一般/大学生・専門学校生¥3,200、高校生・中学生¥2,200、小学生¥1,200【後期平日】一般/大学生・専門学校生¥3,600、高校生・中学生¥2,200、小学生¥1,200【後期土日祝】一般/大学生・専門学校生¥3,900、高校生・中学生¥2,500、小学生¥1,500※本イベントは入場開始時間に合わせた完全入れ替え制。(本イベント後期のスカイギャラリーを除く)※チケットは事前予約(日時指定)制。ご予約された入場開始時間までにご来館ください。
2023年05月27日俳優の風間俊介が28日、都内で行われた「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」(東京・六本木の森アーツギャラリーにて4月28日より開催)のオープニング取材会に出席した。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオと、ライトハウス・イマーシブ・スタジオの協力で届ける、まるでディズニー映画の中に入り込むような体験を生み出すディズニー初の完全没入型イベントである同イベントのオフィシャルサポーターに就任した風間は、一足早く、同イベントを体験したそうで「まったく新しい体感でした」と興奮気味に語り、「視界いっぱいにアニメーションがあって、本当にアニメーションの中に入っていって、包まれているかのような、そんな新しい体験はできて、いま心がホワホワしています」とうっとり。音楽も素晴らしかったようで「曲がしっかり聞こえるというのは、その世界に没入できるキーになっていると思うので、素晴らしい音響設備でした」と語った。また、自身にとって、ディズニー・アニメーションはどのような存在か尋ねられると「僕もエンターテインメントの仕事をさせてもらっていますが、プロがやる仕事というのは、細部までこだわって届けるんだということや、これくらいの熱量で届けないときっと届かないんだろうなって思わせてくれたので、自分が頑張る理由になってくれるものですかね」と吐露し、ディズニーのキャラクターの中でなってみたいものを尋ねられると"ピーターパン"と答え、「アラジンとジャスミンのように空飛ぶカーペットに乗って空を飛ぶのも素敵な体験だと思うんですけど、ピーターパンはティンカー・ベルの粉を受けて、自身の力で生身で飛ぶので、あの体験というのはしてみたいですね。ビッグ・ベンの時計の長針に乗っかりたいです」と目を輝かせた。さらに、ディズニーに次に期待することを聞かれた風間は「ディズニーって王道って言われるんですけど、いつだって挑戦し続けて、それがのちに王道になっていったと思うので、挑戦し続けたこの100年はすごいなと思いますし、100年の先も考えていると思うので、150周年を迎えたときに僕はたぶん90歳なんですけど、150周年を一緒に祝わせてくださいって思っています。90歳まで頑張って元気でいようって思います」と力を込め、「世界中のディズニーパークを90歳でかっ歩していたいですね」と意気込んだ。そして、"イマーシブ=没入"にちなみ、最近、没入したことを聞かれると「きっと違うものを出すべきだと思うんですけど、やっぱりディズニーの歴史、ディズニーパークのレポートみたいなものを読み漁り、調べ、調べ、調べって感じですかね」と、この日のために勉強したことを明かし、「カナダのトロントで『ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス』がスタートしたんですけど、そこに行かれた外国の方々のレポートを動画で見て、文章で上がっているものは機械に一生懸命、翻訳してもらい、それを読み漁っていましたね」と打ち明けた。
2023年04月28日