ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が日本初演から10周年を迎え、新たなキャストで上演される。シェイクスピアの名作を2001年にパリでミュージカル化した同作は、全世界でヒットし、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶりの上演で、10周年を迎える。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功させている小池修一郎氏が潤色・演出を手がけ、過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、古川雄大、柿澤勇人、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターの登竜門に。2021年の公演では、ロミオ役に黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが、ジュリエット役に伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。今回は、2年前にマーキューシオ役を演じ新たにロミオ役となった黒羽、そしてロミオと敵対するティボルト役となった立石俊樹にインタビュー。同い年で東北出身という共通点のある2人に、同作への思いや互いの印象などについて話を聞いた。○■ジュノンボーイの時から見ていた——お二人の仲の良さが写真や動画撮影の時から伝わってきたのですが、黒羽さんの出演されていたドラマ『パパ、はじめました』に立石さんがゲストに来られたのが初対面でしょうか?黒羽:そうなんです。もちろんその前から知っていましたけど、その時から様子がおかしかった……。立石:その時、特にやばかったんじゃないかなあ。黒羽:“特に”だったの!?(笑) 僕たちが出演していた『テレビ演劇 サクセス荘3』でも共演できる回がなかったので、そのままの印象で止まっていたんだけど、最近はミュージカル『黒執事』にも出られていて「かっこいいな」と思って、久々に会ったら今日もやっぱり変でした(笑)。飲まれちゃいそうになるんです、立石ワールドに! 危ない危ない。立石:印象が変わってない(笑)。逆に麻璃央くんは普段どういう感じなの?黒羽:真面目に、このままの感じ。立石:そうなんだ! 東北出身で同い年なんですよね。僕、麻璃央くんがジュノンボーイ(ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト)に応募していた時から知っていたんです。僕も多分同じ時に申し込んだような……。黒羽:えっ、そうなの!? 第23回! 高2の時!立石:出してる! 高1で最初に申し込んで周りの目が恥ずかしくてやめて、高2でも申し込んで、恥ずかしくてやめて……だから当時から「同じ東北出身としてすごいな」と思ってた。黒羽:東北人にはそういう仲間意識があるんです。平和でのほほんとしてる。立石君を見てるとわかるけど、平和な人が多いから(笑)。だからやっぱり、今回ティボルト役なのは意外でした。みんな驚いたと思うけど、そんなキャスティングをする小池先生の中には、やっぱり何か考えがあるんだと思います。稽古場でどんなティボルトが見られるのか、すごく楽しみです。立石:麻璃央くんは前回の『ロミジュリ』でマーキューシオを演じていて、僕も活躍を見て刺激を受けていましたし、こうして憧れの『ロミジュリ』で新たにロミオとティボルトとしてバチバチできることは、不思議ですし嬉しいです。いい意味で新しい風を吹かせられたら。黒羽:間違いなく、違う風は吹く(笑)。楽しみです。色々な風が吹いた方がいいから。○■自分の色を出すためには——小池先生のお話も出ましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったミュージカル『エリザベート』のルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役に続いて、今回『ロミオ&ジュリエット』で黒羽さんがロミオ役に抜擢されているので、すごく期待がかかっているのかなと思いました。黒羽:ありがたいことに……。『エリザベート』が中止になってしまった時に、『るろ剣』でリベンジしたいと思っていたけれど、『るろ剣』も中止になってしまって。悔しい思いが積み重なってきていて、難しい役ですが、その思いを発散して期待に応えられるように頑張りたいと思っています。——立石さんは、もう小池先生とはお話などされたんですか?立石:オーディションの時に少しお話ししました。ティボルトを演じて歌ってみて……4時間ぐらいスタジオにいたのかな。その時はどういう方なのかまだわからなかったのですが、期待に応えたいというか、自分の持てるもの全てを出し切りたいと思わせてくれる方だなと思いました。黒羽:さらけ出したくなるよね。あとは心の中まで見透かす方だから、本当に全力で挑んでいかないと。——テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)に出られていた方には、稽古場で「ラケットを振ってみて」と無茶ぶりするという噂も…。黒羽:ちょっと「いいのかな」と思いながら応えるんですが(笑)。今回、立海出身のキャストが多いんです。前回は青学(せいがく)が多かった。立石:確かに!——皆さんが歌う「世界の王」が、色々な背景を持った若い方たちが集まっている『ロミジュリ』自体と重なるような気持ちにもなります。黒羽:今回、R&Jダンサーの方も含めて若い方が多いので、「若気の至り」を全開に出していく、令和版の『ロミジュリ』が作れるんじゃないかなと思っています。大人になればなるほど、冷静になって考えちゃう部分もあるけど、若い時は突っ走るしかない、みたいなところがあるから。立石:名作中の名作ですし、僕自身は、まず本当に素直に嬉しい気持ちが先行しています。ミュージカルをもっとやっていきたいという気持ちがあって、そういう中で抜擢していただいたので、難しいことは考えられなくて、シンプルに「全力でやる」という気持ちです。——ちなみにお二人はどの曲が好きですか?黒羽:僕はロミオの1発目の「いつか」という曲が好きです。いろいろ運命が動き出す曲でもあるし、まだジュリエットとロミオはその時はまだ出会ってないけど、同じ物に手を伸ばしている。結末を知っているからこそジーンと来るものもあるし、色々なことが始まるという意味でもすごく好きです。立石:僕はいっぱいあるんですけど、自分の役で言うとやっぱり「ティボルト」。唯一、「ティボルト」という名前が曲名になっているので。黒羽:すごいよね、曲名が「ティボルト」だもん。立石:曲中でもすごく「ティボルト」と出てくるし、自分の名前を歌うぐらい、誇りとか色々と感じるものがあるのかな。——ティボルトとして、ワイルドさは出して歌われるんでしょうか?立石:難しいですけど、稽古の中で自分が演じる意味を見つけないといけないと思います。まだ僕自身も過去の皆さんが演じられていたティボルトを重ねてしまう時があるし、お客さんも重ねるところもあるだろうし。黒羽:難しいよね。たくさんの偉大な方々が演じてきているから、「こうでなくちゃいけない」というのが作られるのは非常に怖い。演じている側としても、自分の中でちゃんとその感情になるように噛み砕く時間が欲しくて、たくさん稽古をしたいです。今回はもし自分の中で「違う」という気持ちが生まれたら、ちゃんと言おうと思ってるんです。実は「そうしないと、今後苦しくなるよ」というアドバイスもいただいて。前回は初めてカンパニーに入ったし、過去の映像をたくさん見て、前の方がどう動いていたのかに沿いすぎてしまったところがありました。今回は自分の気持ちで動いた通りに演じることも大事にしていかないと、自分の色が出て来ないから。○■「柔軟に」というアドバイス——黒羽さんから立石さんに、小池先生の稽古に挑むにあたってのアドバイスはありますか?黒羽:昨日ついた稽古がころっと変わったりもするけど、そこは柔軟に(笑)。柔軟にしないと、「この感情で動くはずだったのに」と、パニックになっちゃう。立石:なるほど、柔軟に……。黒羽:でも間違いなく良い方向に運んでくださるので! 2年前はWキャスト自体が初めてだったし、「こんなに演出が細かいんだ」と驚いたんです。手の角度や倒れ込んだ時のポーズまで演出がついていてびっくりしたんですけど、いざ劇場で自分が出ていない時の場当たりやゲネプロを観ると、やっぱりすごくきれいで。「こんなに計算して作られてるんだ、すごいな」と気付くことが出来ました。——それはWキャストならではですね。では、最後に改めてメッセージをいただければ。黒羽:僕は『ロミジュリ』という作品に出会って、「もっと上手くなりたい」「これからもミュージカルをやっていける人間になりたい」と思うようになりました。色々な出会いをくれた作品ですので、今回も新たな出会いが楽しみだし、また面白いことが始まっていく予感がするので、ぜひお楽しみに!立石:僕はとにかくワクワクしています。1度、他の作品(MANKAI STAGE『A3!』)の劇中劇でティボルトを演じたことがあって、縁も感じています。そのワクワクや嬉しい気持ちを力にして、全力で向き合って楽しみたいです。ここでしっかり力をつけて、劇場で皆さんにお届けしたいと思います。——そんなお二人のバチバチ具合も楽しみにしています。黒羽:青あざを作ってたらごめんなさい(笑)立石:プライベートは普通で(笑)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』2ndシリーズ(12年~14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年~)、舞台『黒子のバスケ』(16年~)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年~)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。配信中のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」に出演中。7月には自身が企画プロデュースする野球イベント「ACTORS LEAGUE 2021」が開催予定。■立石俊樹1993年12月19日生まれ、秋田県出身。男性ダンス&ボーカルグループ「IVVY」のボーカルとして2015年から音楽活動を開始する。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』シリーズ(17年~)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(18年~)、ドラマ『チョコレート戦争~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』『社内マリッジハニー』(20年)、映画『遮那王 お江戸のキャンディー3』、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』、舞台『チョコレート戦争~a tale of the truth~』、主演ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~など。
2021年05月14日2021年7月23日に開幕予定の東京五輪。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が収まらない中での開催について、国内外で賛否の声が上がっています。同年5月7日に、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手は、自身のSNSに「辞退して」「開催について反対の声を上げてほしい」といったメッセージが寄せられていることを明かしました。「五輪中止させて」の声に、池江璃花子が持論を展開内容に40万いいね池江選手はそういった声に対し、Twitterを通してアスリートの1人としての持論を展開しています。池江選手の投稿は波紋を呼び、国内にいる複数のアスリートたちが同様のコメントを発表。一連の出来事に対する報道は、海外メディアでも取り上げられています。加藤浩次「選手にいうことじゃない」同月10日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、池江選手が発表したコメントについて特集。番組に出演していた、元競泳選手でスポーツジャーナリストの松田丈志さんは、池江選手の投稿について、こう意見を述べました。本当に素晴らしいコメントを出してくれたなっていう風に思うんですけれども、今回の件でいうとSNSで池江選手にダイレクトメッセージなどで連絡をして、要は「反対の声を上げてほしい」っていってるわけですよ。それって、やはり池江選手は病気から奇跡的な回復をして代表権を獲得して、今回のオリンピックはやはり印象付ける選手の1人だと思うんですね。そういう選手の影響力を使って、ある意味開催してほしくない人たちが、自分たちの声を拡大して伝えてほしいっていうことですから、それ自体は本当によくないことだなと思いますし。逆にいえば、オリンピックを推進、やりたいと思っているひとたちも、個人の影響力を使って自分たちの意見をリードしていきたいっていうやり方はよくないと思いますね。スッキリーより引用「開催に対して賛成派であれ否定派であれ、個人の影響力を使って自分の意見をリードさせるやり方はよくない」という松田さん。番組のMCを務める加藤浩次さんは、松田さんの意見に同調し、次のようなコメントを発しました。そこは本当に、直接池江選手にするっていうのは、池江選手は「なんていえばいいの」と思うし、そりゃ一生懸命頑張って病気を克服した選手に、それを利用するっていうのは、本当に、僕はダイレクトメッセージを送っている人は卑劣だなって思いますよ。やり方としては。選手にいうことじゃないと。それはIOC(国際オリンピック委員会)ないし、そして組織委員会に訴えるべきことであって、選手は別ですもんね。スッキリーより引用加藤さんは「池江選手の影響力を利用しようとする行為は卑劣だと思う。そもそも選手にいうべきことではない」とキッパリ。番組を見た人からは、次のような声が相次いでいます。・本当にその通りだと思う。池江選手の心情を思うと、とても悲しくなる。・「選手じゃなくてIOCにいってほしい」という言葉は、ごもっとも。・いろいろな意見があるのは理解できるけど、それを一個人の選手に求めるのは、違うように感じる。コロナウイルスがまん延する中での開催について、不安を覚えるのは当然です。さらなる感染拡大への不安や、ただでさえひっ迫している医療体制への影響を考えると、反対の意見を述べたくなる気持ちは否定できません。しかし、一個人である選手に「出場を辞退してほしい」などと訴え、状況を変えようとするのは見当違いといえるでしょう。松田さんや加藤さんの意見は、多くの人の共感を呼びました。[文・構成/grape編集部]
2021年05月10日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日シェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」を、打ち込みなども多用した現代的なロックサウンドでミュージカル化、2001年にフランスで初演されたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。20ヵ国以上で上演されている世界的ヒット作だが、日本では2010年に宝塚歌劇団によって初演。その後2011年には〈日本オリジナルバージョン〉が登場、ともに上演を重ねる人気作になっている。〈日本オリジナルバージョン〉ではこれまでロミオ役を城田優、山崎育三郎、古川雄大、柿澤勇人、大野拓朗とミュージカル界のスターたちが演じてきた。10周年となる今年、ロミオ役に抜擢されたのは黒羽麻璃央と甲斐翔真。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンやミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで人気を不動のものとし、2019年版『ロミオ&ジュリエット』マーキューシオ役でグランドミュージカルに初出演、昨年は『エリザベート』ルキーニ役で帝国劇場デビューを果たす予定だった(新型コロナウイルスの影響により全公演中止)黒羽、2020年『デスノート THE MUSICAL』主演で華々しくミュージカルデビューを飾り、その後『RENT』や『マリー・アントワネット』に出演した甲斐、ともにミュージカル界注目の若手スターだ。ふたりのロミオに意気込みを聞いた。プレッシャーもあるけど楽しみなロミオ役――まずは『ロミオ&ジュリエット』、この大人気ミュージカルの主役であるロミオに決まった時のお気持ちを聞かせてください。黒羽素直に嬉しかったです。自分は前回(2019年)マーキューシオとして出演した時に、ロミオ役のおふたり(古川雄大、大野拓朗)に俳優として嫉妬をしていました。その役を今度は自分がやらせていただくということは非常に嬉しいですし、純粋に楽しみだなと思いました。甲斐僕は、この大役に挑戦できることが本当に嬉しく、こんなチャンスは二度とないだろうなと思いました。そして、歴代のロミオ役の先輩方は、ほかの作品でも主役や大役を務められている方々です。僕もそういう風になれたらいいな、先輩たちのようになっていけたらいいな、という夢を抱きました。……その前にまずは、ロミオを充実した役にしなければいけません。――甲斐さんは今回、作品にも初参加です。この作品、ご存じでしたか。甲斐もちろんです。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を知らない人なんていないのではないでしょうか。その名作の中のロミオ役を演じる、というのはすごくプレッシャーでもあります。オーディションは思っていた3倍、大人がいました(笑)(甲斐)――原作はもちろんですが、このミュージカル版自体が日本でも10周年を迎える人気作ですね。黒羽さんは前回もご出演されていましたが……それ以前から本作のことをご存じでしたか?黒羽はい、知っていました。……と言いますか、前回より前にもオーディションには参加していて、落ちていますので(笑)。僕は、オーディションでミュージカルナンバーを歌うというのは『ロミオ&ジュリエット』が初めての経験だったんです。今でも覚えています、『世界の王』などを歌ったのですが、めちゃめちゃ緊張して受けていました。――そうなんですね、ではオーディションに落ちたところから始まり、マーキューシオ役、そして今度はロミオ役。どんどんステップを上っていますね!黒羽うーん、僕はあまり、役にランクをつけたくはないのですが……。甲斐でも主役ですよ!黒羽そうですよね……では、はい。僕も成長しました(笑)――甲斐さんもオーディションを経て決まったのですか?甲斐もちろんです。オーディションってどんな感じかな、と思って行ったのですが……思っていた3倍、大人がいました(笑)。それくらい大きい作品で、たくさんの方が関わっている作品なんだなと身に染みた瞬間でもありました。でも緊張しすぎてあまり覚えていないです。――何を歌ったのでしょう?甲斐『僕は怖い』と『世界の王』、それとなぜか『オー・ソレ・ミオ』を……。黒羽ええっ!?甲斐その時ちょうどオペラの練習をしていたんですよ。練習中だったにも関わらず披露してしまって……。――合格されたので結果オーライかと(笑)。すでにお稽古が始まっていますが、実際にロミオとして動いて、抱いていた印象と違ったな、というようなところがあれば教えてください。黒羽思ったより大変です。ロミオは出番も多ければ、やることもめっちゃ多いなーと(笑)。僕が嫉妬心を抱いていたあのおふた方(古川、大野)はすごいことをやっていたんだな、と、今は完全にリスペクトにまわっています。甲斐僕が改めて感じたのは、曲がいいということ。自分次第で音楽の良さをもっと引き出すことができるし、逆に殺してしまう危険性もあるのですが、そこもすごく楽しい。それと、僕、ひとつ前の作品がかなりベテランの方の多い現場だったのと、役柄が貴族だったので、ちょっと背伸びしていたんです(ミュージカル『マリー・アントワネット』)。今回は同世代が多いこともあり、等身大の自分として稽古ができています。黒羽さんは兄貴肌(甲斐)甲斐君は真っ白なロミオ(黒羽)――ご自身が演じるロミオは、どんなところを大切にして、どんな風に役を作っていきたいと思っていますか。黒羽難しいですね……。正直なところ、まわりとの関係性含め、どんなロミオになるか、自分も楽しみにしている段階です。でも皆さん、漠然と“ロミオ像”というものをお持ちですよね。自分の中にももちろんあります。そこは押さえつつ、どうしたら作品の中でロミオがより生き生きとできるか、そして作品をより面白くするためにはどう存在すべきかを模索しています。でも“キラキラ感”は忘れずにやっていきたいですね!甲斐僕は、いかに最後のロミオとジュリエットの死が尊いものになるかに重きをおきたい。そのためには、それまでのプロセス……ふたりの関係性やロミオという人物像を、いかに膨らませていけるかにかかっていると思うので。まだ具体的に言うのは難しいのですが、とにかくふたりのことを愛しく思ってもらえるように頑張りたいと思っています。――せっかくのWキャストですので、お互いのロミオはこうなっていくだろうな、自分とはこういうところが違いそうだな、というポイントも教えていただければ!甲斐パーマ系ロミオ……。黒羽それ、僕の見た目やん(笑)!甲斐 (笑)。でも、このあいだ稽古場で思ったのは、黒羽さんは兄貴肌というか、仲間たちから頼られそうなロミオだなと。マーキューシオとベンヴォーリオとのシーンを見ていて、そう思いました。黒羽へぇ~。それは、僕が前回も出ていてミザンス(舞台上での役者の立ち位置)を覚えていたから、兄貴風を吹かせていただけじゃない(笑)?甲斐いえ、佇まいや空気感からそう感じたんです!黒羽そっかー。僕は、甲斐君のロミオは“真っ白なロミオ”になるなと思っています。変な着色料の入っていないロミオ。水とか、白とか。そういう無垢なロミオだからこそ、ジュリエットへの愛情がめちゃめちゃ真っ直ぐなものになりそうだな、と。……あと補足しておきますと、僕も髪の毛はこんなくるくるではないと思います(笑)。甲斐もう少しさらっと?黒羽さらっと。王子さま(的キャラクター)にならないといけないからね!――この物語、悲恋とも取れますし、ロミオとジュリエットは死をもって愛を成就させた、とも受け取れます。物語の骨格は誰もが知っている有名なものですが、人によって様々な解釈ができる。おふたりはどう捉えていますか。黒羽うーん……、〈未熟な人間たちが導き出した“真実の愛”〉みたいなところかな。ロミオとジュリエットといった子どもたちはもちろん、大人も含めみんな未熟。自分たちのプライドや立場が邪魔をして手を取り合うことができなかった人たちが、それこそ人間としてはまだまだ未熟なロミオとジュリエットが提示した真実の愛によって、自分たちの過ちに気付き、平和が訪れる。僕個人としては、死ななくてもできることがあったのでは、結局死んでしまったらおしまいじゃないかなと思うのですが。でも家同士が争うようなことを僕は知らない世代ですから、何とも言えませんね。うん、未熟な者たちが産んだ真実の愛、という面は大きいと思います。甲斐そうですね……僕は、〈死を超えた愛〉、かな。黒羽いいね、シンプル。わかりやすい。甲斐死さえも超えてしまうくらいの、死なんて怖くないって思ってしまうくらいの愛、それを描いた物語ですね。黒羽完璧じゃない!? この先100年くらい、そのキャッチコピーでいけそう!僕もロミオ一年生。甲斐君と一緒に歩んでいけたら(黒羽)――最後に、なかなか劇場に行くのも躊躇する方もいらっしゃる昨今ですが、でもそんな中でも劇場に来たお客さまは、どんな気持ちを持ち帰ることができる作品になりそうでしょうか? ぜひ、お客さまにメッセージを。黒羽“愛”というのがひとつの大きなテーマとしてある作品です。この作品をご覧になっていただけたら、自分が愛する人……恋人でも友人でも家族でも、自分が愛情を注いでいる人に対して、もっと愛情深くなる、もっと愛することをしたくなる、そんな気持ちになると思います。なかなか会いたい人にも会えない状況だと思いますが、自分の持っている愛情をさらに深く感じる作品になっていると思うので、少し皮肉かもしれませんが、こういう時代にはぴったり。そして、そういったメッセージ性だけでなく、楽曲も本当に素敵なものが多く、総合エンタテインメントとしてとても素晴らしい作品ですので、日頃のストレス発散にもいいのでは(笑)。ぜひ、観にいらしてください!甲斐この作品を観終わったとき、僕は、意外と“死”ってすぐ近くにあるんだな、と思う気がします。たった数日で、普通の少年少女が死に追いやられてしまうストーリー。特に今の日本は平和で、新型コロナウイルスの問題はありますが、戦争もなくテロなどもめったに起きない。でもそんな僕らのそばにも死はあって、「もうちょっとあの人のことを大切にしていればよかった、もっと愛していればよかった」と思う時は絶対来ると思うんです。改めて、そういうものをいかに大事にして生きていけるか、自分を戒められる。死が強調されているからこそ愛が浮き彫りになる作品です。その中で僕は、黒羽さんとともに、頼りあって、戦友としてロミオを務めていきたいです。黒羽うん、僕もロミオ一年生。初めてこの作品に参加するつもりでやっています。甲斐君と一緒に、ロミオとして歩んでいけたらと思います。取材・文:平野祥恵撮影:渡邊明音黒羽麻璃央さん、甲斐翔真さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=68f0d99d-5a0d-45bb-acb1-7be17e7adda8&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。公演情報ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)伊原六花/天翔愛(Wキャスト)味方良介/前田公輝(Wキャスト)新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)春野寿美礼原田薫石井一孝宮川浩秋園美緒兼崎健太郎岡幸二郎松村雄基小尻健太/堀内將平<K-BALLET COMPANY>(Wキャスト)他※小尻健太の「尻」の字は、正しくは旧字体です。【東京公演】2021年5月21日(金)~6月13日(日)会場:TBS赤坂ACTシアター【大阪公演】2021年7月3日(土)~7月11日(日)会場:梅田芸術劇場メインホール【愛知公演】2021年7月17日(土)~18日(日)会場:愛知県芸術劇場 大ホール公式サイト www.rj-2021.comチケット情報
2021年04月26日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』の開催が23日、明らかになった。東京ドームにて7月20日の開催を予定している。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。俳優陣は黒羽がキャプテンを務める「BLACK WINGS」と、和田琢磨がキャプテンを務める「DIAMOND BEARS」の2チームにわかれ、さらにゲスト解説者として荒牧慶彦、佐藤流司が参戦し、あわせて総勢37名が集結した。歌やダンスなどに長けた俳優たちが、ただ野球の試合をするだけではなく、観客を魅了する様々なパフォーマンスを織り交ぜて、いまの日本を元気にする究極のエンターテイメントショーを開催する。ドリームマッチ第1弾の開催決定にあたり、各チームのキャプテンを務める黒羽と和田からのコメントも到着した。なお、本プロジェクトの収益の一部は「読売光と愛の事業団」を通じて、新型コロナウィルスの感染症対策に最前線で向き合う医療従事者に寄付される。○「BLACKWINGS」キャプテン・黒羽麻璃央 コメント今回、企画プロデュースをさせていただきました、プロデューサー兼任BLACK WINGSキャプテンの黒羽麻璃央です。すてきなキャストの方々にお集まりいただき、僕の大好きな野球ができること本当に嬉しく、感謝しかありません! プロデューサーとしてはファンの皆さんに最高の野球&エンターテイメントを、キャプテンとしてはしっかりとチームを引っ張っていけるように頑張ります! 目標は東京ドームの看板に当たる特大ホームランを打つこと! 歴史的な試合を皆さんの心に刻みたいと思いますので是非、お楽しみに!○「DIAMONDBEARS」キャプテン・和田琢磨 コメントDIAMOND BEARSのキャプテンを務めます和田琢磨です。こんな贅沢な環境で、しかも気心知れた仲間たちと一緒に大好きな野球を出来ることをとても嬉しく思います。そして、声をかけてくれた黒羽麻璃央くんには本当に感謝しています。しかし試合は試合。集え! ダイヤモンドのように固い結束のもと、クマのように勇敢な野球小僧達よ!! 皆様、東京ドームにて一緒に盛り上がりましょう!!○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史
2021年04月23日ヨウジヤマモトが展開するGround Y(グラウンド ワイ)が、赤楚衛二・黒羽麻璃央・武田玲奈・森田美勇人・横田ひかる・adieu(上白石萌歌)・SKY-HIとコラボレーション。「Colorful by 武田 玲奈」「Flower by 横田 ひかる」「Explosion by SKY-HI」「Art drawing by 森田 美勇人」を2021年6月4日(金)から順次、Ground Yラフォーレ原宿・心斎橋パルコほかにて発売する。Ground Y 4周年、親交の深い7名とコラボ2021年4月に4周年を迎えるGround Y。これまでのキービジュアルに起用するなど親交の深い7名とコラボレーションし、各々の表現する直筆アートワークやドローイング、メッセージ、サインなどを配したウェア、トートバッグ等を展開する。赤楚衛二“手とお酒”のTシャツ&黒羽麻璃央の“再生”Tシャツ赤楚衛二とのコラボレーションでは、“手とお酒”をテーマにしたグラフィックTシャツやフーディを用意。黒羽麻璃央は“再生”というメッセージをTシャツのデザインに込めた。上白石萌歌(adieu)自ら撮影したフォトプリント上白石萌歌は、adieuとしてのアートワークの中でお気に入りの写真や自ら撮影した写真をTシャツやシャツ、フーディなどにオン。武田玲奈のデザインシャツ第4弾となる武田玲奈とのコラボレーションでは、武田自らが絵の具で描いたデザインをプリントしたTシャツや白シャツを発売。続く、横田ひかるとのタッグでは、横田お気に入りの"花"と"写真"をデザインとして落とし込み、フーディやトートバッグを提案する。SKY-HIや森田美勇人とタッグを組んだTシャツまた、衝動の瞬間的な爆発を、蒼い炎の煌めきを込めて作ったというSKY-HIとのコラボレーションではTシャツとジャンボロングTシャツが登場。森田美勇人は、所属グループの「7ORDER」がGround Yとコラボレーションした楽曲「&Y」の曲中で描いた作品をTシャツ、ロングTシャツに落とし込んでいる。【詳細】Ground Y 4周年 コラボレーションアイテム発売日・展開アイテム:・4月21日(水)発売/Favorite by 赤楚衛二 Tシャツ 2型 / シャツ 1型・5月21日(金)発売/Reborn by 黒羽麻璃央 Tシャツ 3型・5月28日(金)発売/Photography by adieu(上白石萌歌) Tシャツ 1型/シャツ 1型/フーディ 1型・6月4日(金)発売/Colorful by 武田玲奈 Tシャツ 2型/シャツ 1型・6月9日(水)/Flower by 横田ひかる フーディ 2型/トートバッグ 1型・6月12日(土)/Explosion by SKY-HI Tシャツ 1型/ジャンボロングTシャツ 1型・6月16日(水)/Art drawing by 森田美勇人 Tシャツ 1型/ロングシャツ 1型展開店舗:Ground Y渋谷パルコ、オフィシャルオンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト」※上記店舗では、「Reborn by 黒羽麻璃央」と「Photography by adieu(上白石萌歌)」を展開。※4th「Colorful by 武田 玲奈」以降は、Ground Yラフォーレ原宿・心斎橋パルコ、公式オンラインストアにて発売。※「ザ ショップ ヨウジヤマモト」では、各発売日の12:00~販売スタート。■価格例・Graphic T black by 赤楚衛二 9,900円・ Front Graphic T by 黒羽麻璃央 9,900円・Graphic T by adieu 9,900円・Graphic T yellow by 武田玲奈 9,900円・Graphic Hoodie by 横田ひかる 19,800円・Graphic T by 森田美勇人 9,900円※価格は全て税込。※Ground Y直営店にて購入すると、先着で各コレクション対象のステッカーをプレゼント(Ground Y Official Instagramをフォローし、コラボレーションアイテムを購入した人が対象、数量限定につきなくなり次第終了)。【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2021年04月19日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のイメージビジュアルが公開された。2011年に誕生した、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。以来、上演の度にキャスティングが大きな注目を集める本作が、2019年以来2年ぶりの上演となる今回、記念すべき10周年を迎える。本ミュージカルは“ティボルトの従妹ジュリエットへの密かな恋情”“ロミオに恋人の死をベンヴォーリオが伝える”といったオリジナルの設定を加え、登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長となっている。ロミオ役に今回配されたのは、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たち。2019年の本作上演ではマーキューシオ役として、若さの危うさを瑞々しく表現した黒羽は、昨年ミュージカル『エリザベート』の暗殺者ルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役と次々難役に抜擢され(いずれも公演中止)、次代を担うと期待される注目株だ。一方の甲斐は、昨年『デスノートTHE MUSICAL』で初舞台にして主人公・夜神月役を堂々務め、その後大役に挑み続けている新星。一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュなふたりを抜擢。伊原は、2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配されている。一方の天翔は、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。そんな4人の、今だからこその若々しく爽やかな姿を切り取った、イメージビジュアルが完成。ロミオ役の黒羽、甲斐、ジュリエット役の伊原、天翔の4人が一堂に会し、フレッシュな今の瞬間が切り取られた1枚となっている。才能を開花させる慧眼演出を担うのは、『エリザベート』『モーツアルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』など“名作の世界初のミュージカル化”も成功裏に収めている小池修一郎。本作でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは“近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語”という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の崇高さを、より鮮明に浮かび上がらている。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』東京公演:2021年5月21日(金)~6月13日(日) TBS赤坂ACTシアター大阪公演:2021年7月3日(土)~7月11日(日) 梅田芸術劇場メインホール名古屋公演:2021年7月17日(土)~18日(日) 愛知県芸術劇場大ホール原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:黒羽麻璃央 / 甲斐翔真(Wキャスト)、伊原六花 / 天翔愛(Wキャスト)、味方良介 / 前田公輝(Wキャスト)、新里宏太 / 大久保祥太郎(Wキャスト)、立石俊樹 / 吉田広大(Wキャスト)、春野寿美礼、原田薫、石井一孝、宮川浩、秋園美緒、兼崎健太郎、岡幸二郎、松村雄基小尻健太 / 堀内將平<K-BALLET COMPANY>(Wキャスト)ほか※小尻健太の「尻」の字は、正しくは旧字体です。
2021年04月14日競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、2021年4月8日、東京五輪の400メートルリレーの代表に内定。池江選手は、同月4日にもメドレーリレーで代表に内定しており、今回で2つ目の日本代表入りとなります。競泳・池江璃花子選手が東京五輪代表に白血病回復からの内定に「素晴らしい奇跡」この日、女子100メートル自由形で優勝し、2冠を達成した池江選手。2019年2月に、白血病であることを公表していたため、競泳で復活した姿は多くの人の心を打ちました。ネット上では「おめでとう!」「暗い話題が続く中でいいニュース!」などの声が上がっています。池江さんの輝く姿は、同じく白血病を患っている人たちへの励みにもなるでしょう。これからも、努力し続ける池江選手を応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日2021年4月4日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、東京五輪の代表に内定しました。池江選手は100mバタフライ決勝で57秒77の記録を打ち出して優勝。また、400mメドレーリレーの派遣標準記録を突破しています。インタビュー中では感極まり、美しい涙を流した池江選手。代表の内定について、このようにコメントをしています。「57秒台が出るとは思わなかったし、リレーの派遣標準記録も切れると思わなかった。一番戻ってくるのが時間がかかる種目だと思っていた。優勝も狙っていなかったけど、何番でもここにいることに幸せを感じようと思った。仲間たちが全力で送り出してくれて、とても幸せ。本当にうれしかった。言葉にできない。ものすごく自信がついたレースだった」サンケイスポーツーより引用池江選手は2019年2月に、白血病であることを公表。当時、東京五輪は2020年に開催が予定されていたため、多くの人から惜しむ声が寄せられていました。五輪は多くのアスリートにとって、目標といえる大会です。池江選手は白血病の発覚に加え、東京五輪への出場が絶望的だったことに大きなショックを受けたことでしょう。つらい治療を乗り越えた後、リハビリや練習に励んできた池江選手。今回の内定に対し、多くの人から祝福する声が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月04日『万引き家族』『真実』などの映画監督・是枝裕和が競泳・池江璃花子選手の競技復帰までのストーリーを描いた、グローバルスキンケアブランド「SK-II」による「SK-II STUDIO」の1作目“センターレーン”がYouTubeにて公開された。計8作の公開を予定している「SK-II STUDIO」作品の1作目となる本作は、“運命を変える”とはどういうことか、運命がただの偶然ではなく、自らの選択によって切り拓けるものであることを描いていく。競泳・池江選手といえば、2018年のアジア選手権のMVPであり、一昨年2019年2月に白血病と診断。2020年5月、池江選手は競技復帰に向けて前進する中、「SK-II」とのコラボレーションを通してウィッグを外したありのままの姿を公表し、新たな一面を世の中に披露。池江選手の強さと希望に溢れたメッセージは、ソーシャルメディアやトップニュースで取り上げられたほか、28年ぶりに女性アスリートが単独で新聞の一面を飾るなど大きな話題となり、日本中から励ましと応援の声が寄せられた。2021年2月に行われたジャパンオープンでは、50メートル自由形で2位に入賞するなど復帰を果たしており、4月には、日本選手権水泳競技大会に出場する予定となっている。作品のタイトル“センターレーン”とは、プールのセンターレーンに最も速い選手を配置するという実際の競泳のルールがあり、池江選手が練習を再開したころの取材で「やっぱりセンターレーンが好き。自分のためのコース」と語ったことから名付けられた。映像は、競技復帰を目指して練習に励む池江選手の心の中にある思いや葛藤、希望に焦点を当て、また是枝監督は、実写では描き切れない部分にアニメーションを取り入れることでより豊かな表現を目指している。「『SK-II』、そして是枝裕和監督が、私の心の内を作品として伝えてくださり感謝しています」と池江選手。「今は多くの方々が厳しい状況に置かれています。自分に対して否定的な気持ちになったり辛い時があるかもしれませんが、こんな時だからこそ、誰しもが自分の運命を追求することにとても大きな意味があると思っています。過去の自分には戻れないけれど、自分の運命は今この瞬間をどう生きるかによって変えられるものだと思います。辛いことがあっても、乗り越えた先の未来は変わっていくのだと思います」とコメント。是枝監督の作り上げた作品について、「本当の自分の感情があの作品に表れているなと思いました。『過去の自分には戻れないけれど、今の自分が自分だから』ということが伝わってくるなと思います。アニメーションも素敵でした」と感想を語る。是枝監督は「池江選手を取材することができ、競技復帰に向けての彼女の思いや感情を探っていきました。池江選手の人生という名の旅を通して、運命を変えるために必要なことを目の当たりにして感動しました。一見彼女のストーリーは特異に思えますが、この時代を生きる多くの人が共感できるものがたくさんあります。人生ではレーンから脱線することもありますが、そういう局面に立った時にこそ、その人の『真価』と『進化』が見えるのだと思います。この2つの『しんか』に注目しました」と、作品に込めた思いを語っている。なお、「SK-II」は「#CHANGEDESTINY」資金を準備し、本年の拠出額50万ドルを上限として「SK-II STUDIO」の映像1再生につき1ドルを、運命を変えようと踏み出す女性への様々な支援活動に拠出する。SK-II STUDIO 第1作“センターレーン”はSK-II Japan公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2021年03月29日3月24日(水)本日深夜に最終回が放送される水ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘3」のクランクアップ写真が到着。さらに、本作の映画化が最終回直前スペシャルイベントにて発表された。本作は、和田雅成、高橋健介、高木俊、黒羽麻璃央、spi、立石俊樹、有澤樟太郎、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、小西詠斗、唐橋充が出演する、都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」で、夢を叶えるべく奮闘する住人たちの姿を描いた作品。4月からは、「サクセス荘3 mini」として続くことが決定しているが、そんな中今回新たにこの冬、映画化されることが決定。出演者やストーリーは随時発表していくという。その発表が行われた「『サクセス荘3』最終回直前スペシャルイベント」のアーカイブが「ストリーミング+」にて3月27日(土)深夜1時まで配信中。チケット販売は24日(水)深夜1時までとなっている。そして今夜の最終回は、いつにもなく賑やかなサクセス荘で、紛失した虎次郎(spiさん)のマイクをみんなで探していたり、チャップ(定本さん)の作品のためにムーさん(玉城さん)やマカロン(立石さん)たちが撮影を手伝っていたり、各々がリビングで過ごしていると、サー(荒牧さん)が突然帰ってきて…というあらすじだ。水ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘3」はテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて放送中。テレビ東京・テレビ大阪は毎週水曜深夜1時28分~、テレビ愛知は毎週水曜深夜1時35分~。「テレビ演劇 サクセス荘3 mini」は4月5日より毎週月曜日深夜3時20分~テレビ東京「あにレコTV」内のミニコーナーにて放送。※4月5日、12日、19日の放送は、5分遅れの深夜3時25分から。テレビ大阪、テレビ愛知、BSテレ東/BSテレ東4K放送でも放送予定。※高木俊の「高」は、正しくは「はしごだか」(cinemacafe.net)
2021年03月24日黒羽麻璃央、鳥越裕貴、眞嶋秀斗ら2.5次元俳優たちが出演する舞台『結婚しないの!?小山内三兄弟』(3~7日)のゲネプロが2日、東京・草月ホールで行われた。近所では超美形と評判なのに、なぜか恋人ができず、異常なほど仲良しな長男・唯一(黒羽)、次男・天授(鳥越)、三男・外(眞嶋)の“小山内三兄弟”が繰り広げる『小山内三兄弟』シリーズ。今回の舞台は「結婚」という人生の一大イベントをテーマに、三兄弟と仲間たちがドタバタ劇を展開。従来のパジャマ姿に加え、結婚式ということでキャストたちが一張羅のスーツ姿も披露している。YouTubeのドラマとしてスタートし、地上波、上映会、ファンミーティング、さらにはバラエティ番組と、メディアやジャンルを横断して展開してきたが、いよいよ舞台俳優の“ホームグラウンド”というだけあって、これまでのシリーズからドタバタっぷりがさらに増強。キャストたちが水を得た魚のように舞台狭しと走り、飛び、踊り、倒れ、そして叫びまくる。楽日には、全員体がアザだらけになり、声も枯れてしまうのではと心配してしまうほどのパワーだ。『小山内三兄弟』の名物といえば、セリフなのかアドリブなのか分からないシーン。以前、黒羽・鳥越・眞嶋へのインタビューで、脚本のじろう(シソンヌ)が台本に「ここはお任せします」と、ト書きして演者に任せる場面があることを明かしていたが、今回もそんなシーンが随所に登場する。中でも、猪俣役の田中涼星(日替わりゲスト:3・4日出演)と楢原役の高橋健介は、突如ショートコントを振られたり、ビンタ合戦が勃発したりと大活躍。他のメンバーも、それぞれの見せ場はもちろん、“モノボケ”コーナーにまで巻き込まれ、芝居と素の表情が目まぐるしく入れ替わる舞台となっている。場面転換時には幕間映像が流れ、こちらでもキャストたちは全力投球。ここには、あの『有吉の壁』からまさかのゲストも登場し、会場を大いに盛り上げてくれた。ゲネプロを終え、キャストたちは手応えをつかんだ様子。以下のとおりコメントしている。■小山内唯一(ゆいち)役・黒羽麻璃央小山内唯一役の黒羽麻璃央です。稽古やゲネプロも終わり残すはあとは本番のみです。この作品の注目していただきたいポイントは全てです!映像も会話もよくわからない動きだって見逃してほしくはございません。おバカ要素たっぷりのシーンだって一つ一つ丁寧に真摯に作り上げてきました。このメンバーで舞台ができるのをとても幸せに思えます。是非、最後まで楽しんでいただけたらと思います。ではでは、舞台上で暴れてきますね!■小山内天授(てんじゅ)役・鳥越裕貴小山内天授役の鳥越裕貴です。短期間の濃い集中稽古で小山内三兄弟ワールド全開の舞台に仕上がっていると思います。YouTubeを経て地上波を経た、舞台幕間映像も見応えあり、ゲストもありで本当に豪華です!もう何を観ているのか途中でわからなくなります!笑癒し系パジャマコメディーを存分に味わって頂けるよう、皆でこの作品に挑みます!■小山内外(がい)役・眞嶋秀斗衣装がずっとパジャマだったので…まず、スーツが慣れません。舞台はまさかの「結婚」のお話!小山内三兄弟と仲間たちの関係性も新しいところが見えてくると思います。また稽古を通して、小山内ファミリーの結束力もグッと上がったと感じています。今回、特別にみんなで練習したこともあるのでお楽しみに…!これまでシリーズを応援してくださった皆様へ感謝の気持ちを込めてたくさんの方に小山内ワールドを好きになっていただけるように頑張ります。■楢原快人役・高橋健介今回の小山内三兄弟は舞台です!!舞台がベースのキャスト陣ということでドラマの時より更にみんなパワーアップして楽しんでやっております!そして全員公私共に接点のあるキャストなので息ピッタリの芝居、息ピッタリの笑い、息ピッタリのスベりをお届けします!今の世の中状況で大きな声で笑うことは難しいかもしれません。しかし、息を吐きながら笑うのではなく、息を吸いながら笑ってみるのはどうでしょうか?それでは舞台で、お家でお会いしましょう!!■蒔苗役・橋本祥平いよいよ初日の幕が開きます。ドラマからずっと一緒に作ってきたチームで挑む舞台。気の知れたメンバーだからこそ稽古場は毎日楽しく、コメディ作品を作りやすい環境でした。どのキャラクターもそれぞれの個性を活かせてる作品に仕上がっております。いや、むしろ…濃さがましてます。笑お客様と一緒に楽しめるシーン、笑えるシーン、温かなシーン、そして引き締まるシーン…喜怒哀楽が詰まった芝居です。皆様の応援があったからここまで来る事ができました。舞台でも是非、お力添えの程よろしくお願い致します。■白藤かつき役・長江崚行本当に楽しい稽古場で、幕が開くのが待ち遠しくてたまりません。休憩中も誰かがふざけて誰かがツッコんで、ひたすら笑っていました。それが本作の面白さにも繋がっているのではないかと思います。たくさん笑って、笑い疲れて眠りに落ちる。そんな舞台だったら良いなと思います。皆さんが眠りに落ちた真夜中に、きっと三兄弟たちは舞台の続きを繰り広げてると思うので、彼らの存在を夢の中でも感じていただけたら嬉しいです。■太地役・横田龍儀今回、稽古を経て感じたのが、とてもエンターテイメント性の強い舞台だなということです。お客様も一体になり、舞台を観てるような、お笑いのステージを見ているような気持ちになると思います。ぜひお客様には、一緒に楽しんで頂き、声を出すことは出来ませんが、沢山の拍手など頂けたら嬉しいです。特に、とあるシーンでは、お客様の拍手がとても僕達の心を和らげてくれるシーンがあります。多分ここだろなと思った方は、沢山拍手してみんなを支えてください。よろしくお願いします。■猪俣役・田中涼星この度、ゲスト出演で猪俣役として参加させていただきます!今回は舞台の小山内三兄弟にも参加できて嬉しく思います。撮影で行っていたものを、画面を飛び出して生で見て頂けるので小山内三兄弟の魅力をさらに感じていただけると思います。僕が演じる役は楢原家の執事の役なので、僕も微力ながら皆さんを小山内三兄弟の世界へ導くお手伝いができたらと思います。楽しんでいただけるよう頑張ります!なお、初日(3日)14:00/18:00(日替わりゲスト:田中涼星)と、楽日(7日)13:00/17:00(日替わりゲスト:植田圭輔)の4公演は生配信を実施。販売価格は3,900円(税込)で、Streaming+(イープラス)とHuluストアで、生配信終了から1週間はアーカイブ配信もされる。さらに、8月25日にはBlu-rayが発売。特典として「メイキング映像」「爆笑必至! 日替りコーナー映像集」「一緒に踊ろ! カーテンコールスペシャルダンス」が収録され、9,500円(税別)で販売される。
2021年03月03日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の上演が決定し、黒羽麻璃央と甲斐翔真がロミオ、伊原六花と天翔愛がジュリエット役を務めることが25日に明らかになった。シェイクスピアによる名作を、2001年にパリでミュージカル化した同作。全世界でのCD・DVD売上は700万枚にわたるヒットを記録、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶり、10周年の上演となる。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった"名作の世界初のミュージカル化"も成功させている小池修一郎が演出を手がけ、2017年の新演出からは「近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語」という設定を据えている。過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、柿澤勇人、古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターを生み出す演目となっている。今回ロミオ役には、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが決定。ジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風靡、2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配された。天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞しており、その演技力に期待が高まっている。更にベンヴォーリオ役に味方良介と前田公輝、マーキューシオ役に新里宏太と大久保祥太郎、ティボルト役に立石俊樹と吉田広大、死のダンサーに小㞍健太とKバレエカンパニー所属の堀内將平と、いずれも魅力的なWキャストが集う。さらにキャピュレット夫人を春野寿美礼、乳母を原田薫、ロレンス神父を石井一孝、モンタギュー卿を宮川浩、モンタギュー夫人を秋園美緒、パリスを兼崎健太郎、ヴェローナ大公を岡幸二郎、キャピュレット卿を松村雄基が演じる。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて5月21日~6月13日、大阪会場は梅田芸術劇場メインホールにて7月3日~7月11日。○小池修一郎 コメント2011年に始まったミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、3シーズン5度目の上演を迎える。私が手掛ける宝塚版との違いは、現実社会とのリアリティの持ち方であろう。ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。既にミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している。○黒羽麻璃央 コメント僕にとっての『ロミオ&ジュリエット』は、大きなテーマとして“愛”はもちろん“出会い”をもたらす作品です。前回は小池修一郎さん、出演者の皆さん、そして今回はロミオ役。前回出演した時にロミオを演じる2人に密かに嫉妬して、いつか演じたいと思っていたので、今回夢が叶いました。自分がこの先俳優という仕事を続けていくうえで、看板になる役であり、作品だと思っています。歴代のロミオ役は、いまやミュージカル界のトップにいる方々ばかりでプレッシャーはありますが、それこそも楽しめる自分なりのロミオを創っていきたいです。2021年版として新しく生まれ変わります。この時代にとてもピッタリな“愛”をテーマにした作品ですので、是非お越しください。○甲斐翔真 コメント世界中の人が知っている「ロミオ」という役を演じることへの責任、そして焦りを非常に感じております。ですが、関わるすべての方に感謝しながらしっかりと演じていきたいです。『ロミオ&ジュリエット』は、ロマンチックでありながら、“愛と犠牲”、“幸福と孤独”、“破壊と再生”など難しいテーマが織り交ざっていて、お客様がそれらを考えるきっかけになる作品でもあると思います。2021年のこの『ロミオ&ジュリエット』が今の時代にどのような関わりを作れるのか、しっかりと考えて作品に向かっていきたい。こんなご時世の中、劇場に来てくださった方には、必ず素敵な時間をお届けします。○伊原六花 コメント誰もが知っている、愛されている作品に出演することが決まって、本当に光栄で夢のようです。昨年残念ながら上演中止となってしまった 『ウエスト・サイド・ストーリー』(以下 WSS)が『ロミオ&ジュリエット』を元にした作品だったので、ジュリエットを演じる事にもご縁を感じます。『WSS』を上演できなかった悔しさや、培ってきた稽古での想いなどをプラスして今回に挑みたいです。ジュリエットは可憐で純粋なイメージがありますが、戯曲を読むと冷静さを持ちつつも16歳という年齢ならではの熱量や行動力がある女の子です。私自身も良いと思ったことには没頭してしまうタイプなので共感できます。歌もダンスも練習をしっかりし、作品に入り込んで作っていきたいです。最大限出せる力を全てぶつけて、ジュリエットと共に成長したいです。○天翔愛 コメントミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、世界の名作でありますし、“純愛”を貫ぬくストーリーや楽曲の美しさが一番心に残っていた作品で、いつか演じてみたいとずっと願っていました。今回、オーディションを通過し、ジュリエットとして出演が決まった時は「夢が叶った!」と驚きと嬉しさで感謝の気持ちが溢れ、震えるほどでした。父に最初に報告したのですが、「選んでくれた方々に感謝を忘れずに作品に取り組むように」とアドバイスをもらいました。私はジュリエットと同じ十代なので、作品のテーマである“愛”に目覚めていくトキメキや愛の力の素晴らしさを、十代ならではの純粋さや感性、一途さで繊細に表現していきたいです。そして初舞台ということに甘えず、全身全霊を込めて歌・ダンス・演技に取り組み、「観に来てよかった」と皆様に心から思っていただけるように頑張ります。○出演者一覧ロミオ:黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)ジュリエット:伊原六花/天翔愛(Wキャスト)ベンヴォーリオ:味方良介/前田公輝(Wキャスト)マーキューシオ:新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)ティボルト:立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)キャピュレット夫人:春野寿美礼乳母:原田薫ロレンス神父:石井一孝モンタギュー卿:宮川浩モンタギュー夫人:秋園美緒パリス:兼崎健太郎ヴェローナ大公:岡幸二郎キャピュレット卿:松村雄基死 :小㞍健太/堀内將平(Wキャスト)
2021年02月25日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が、東京・TBS赤坂ACTシアターにて、5月21日(金)から6月13日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて7月3日(土)~11日(日)まで上演することが決定した。2001年にフランスで生まれ、世界20カ国以上で600万人以上を動員。日本では2010年に宝塚歌劇団によって初演され、その大反響を追い風に、2011年に日本オリジナル版として新たに誕生したのが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。2019年以来2年ぶりの上演となる今回、このメガヒット作が記念すべき10周年を迎える。仇同士の家に生まれながら運命的な恋に落ち、争いの終結を願いながら、ひたむきに互いを愛したロミオとジュリエット――。言わずと知れたシェイクスピアの名作を原作に、更に本ミュージカルは“ティボルトの従妹ジュリエットへの密かな恋情”“ロミオに恋人の死をベンヴォーリオが伝える”といったオリジナルの設定を加え、登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長となっている。また、一度聴いたら忘れられない名曲が揃っており、幕開きに歌われる迫力満点の<ヴェローナ>、若者たちの躍動感溢れる<世界の王>、ロミオの心象風景を鋭く描き出した<僕は怖い>、婚礼の場面で歌われる甘く切ない<エメ>(フランス語で愛するの意味)などがある。潤色・演出を手掛けるのは、ヒットメーカー・小池修一郎。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功裏に収めている。本作『ロミオ&ジュリエット』でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは“近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語”という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の崇高さを、より鮮明に浮かび上がらせた。ロミオ役に今回配されたのは、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たち。2019年の本作上演ではマーキューシオ役として、若さの危うさを瑞々しく表現した黒羽は、代表作であるミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近役のほか、昨年ミュージカル『エリザベート』の暗殺者ルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役と次々難役に抜擢され(いずれも公演中止)、次代を担うと期待されている。一方の甲斐は、昨年『デスノートTHE MUSICAL』で初舞台にして主人公・夜神月役を堂々務め、その後もミュージカル『RENT』でHIVポジティブのミュージシャン・ロジャー役、ミュージカル『マリー・アントワネット』で王妃の恋人フェルセン役と大役に挑み続けている。一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュなふたりが大抜擢された。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風靡。2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配されている。一方の天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞している。更に、ベンヴォーリオ役に味方良介と前田公輝、マーキューシオ役に新里宏太と大久保祥太郎、ティボルト役に立石俊樹と吉田広大、死のダンサーに小㞍健太とKバレエカンパニー所属の堀内將平と、いずれも魅力的なWキャストが名を連ねた。そして、キャピュレット夫人に春野寿美礼、乳母に原田薫、ロレンス神父に石井一孝、モンタギュー卿に宮川浩、モンタギュー夫人に秋園美緒、パリスに兼崎健太郎、ヴェローナ大公に岡幸二郎、キャピュレット卿を松村雄基が演じる。【小池修一郎コメント】2011年に始まったミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、3シーズン5度目の上演を迎える。私が手掛ける宝塚版との違いは、現実社会とのリアリティの持ち方であろう。ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。既にミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している。【黒羽麻璃央コメント】僕にとっての『ロミオ&ジュリエット』は、大きなテーマとして“愛”はもちろん“出会い”をもたらす作品です。前回は小池修一郎さん、出演者の皆さん、そして今回はロミオ役。前回出演した時にロミオを演じる二人に密かに嫉妬して、いつか演じたいと思っていたので、今回夢が叶いました。自分がこの先俳優という仕事を続けていくうえで、看板になる役であり、作品だと思っています。歴代のロミオ役は、いまやミュージカル界のトップにいる方々ばかりでプレッシャーはありますが、それこそも楽しめる自分なりのロミオを創っていきたいです。2021年版として新しく生まれ変わります。この時代にとてもピッタリな“愛”をテーマにした作品ですので、是非お越しください。【甲斐翔真コメント】世界中の人が知っている「ロミオ」という役を演じることへの責任、そして焦りを非常に感じております。ですが、関わるすべての方に感謝しながらしっかりと演じていきたいです。『ロミオ&ジュリエット』は、ロマンチックでありながら、“愛と犠牲”、“幸福と孤独”、“破壊と再生”など難しいテーマが織り交ざっていて、お客様がそれらを考えるきっかけになる作品でもあると思います。2021年のこの『ロミオ&ジュリエット』が今の時代にどのような関わりを作れるのか、しっかりと考えて作品に向かっていきたい。こんなご時世の中、劇場に来てくださった方には、必ず素敵な時間をお届けします。【伊原六花コメント】誰もが知っている、愛されている作品に出演することが決まって、本当に光栄で夢のようです。昨年残念ながら上演中止となってしまった 『ウエスト・サイド・ストーリー』(以下 WSS)が「ロミオ&ジュリエット」を元にした作品だったので、ジュリエットを演じる事にもご縁を感じます。『WSS』を上演できなかった悔しさや、培ってきた稽古での想いなどをプラスして今回に挑みたいです。ジュリエットは可憐で純粋なイメージがありますが、戯曲を読むと冷静さを持ちつつも16歳という年齢ならではの熱量や行動力がある女の子です。私自身も良いと思ったことには没頭してしまうタイプなので共感できます。歌もダンスも練習をしっかりし、作品に入り込んで作っていきたいです。最大限出せる力を全てぶつけて、ジュリエットと共に成長したいです。【天翔愛コメント】ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、世界の名作でありますし、“純愛”を貫ぬくストーリーや楽曲の美しさが一番心に残っていた作品で、いつか演じてみたいとずっと願っていました。今回、オーディションを通過し、ジュリエットとして出演が決まった時は「夢が叶った!」と驚きと嬉しさで感謝の気持ちが溢れ、震えるほどでした。父に最初に報告したのですが、「選んでくれた方々に感謝を忘れずに作品に取り組むように」とアドバイスをもらいました。私はジュリエットと同じ十代なので、作品のテーマである“愛”に目覚めていくトキメキや愛の力の素晴らしさを、十代ならではの純粋さや感性、一途さで繊細に表現していきたいです。そして初舞台ということに甘えず、全身全霊を込めて歌・ダンス・演技に取り組み、「観に来てよかった」と皆様に心から思っていただけるように頑張ります。■ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)ロミオ:黒羽麻璃央 / 甲斐翔真(Wキャスト)ジュリエット:伊原六花 / 天翔愛(Wキャスト)ベンヴォーリオ:味方良介 / 前田公輝(Wキャスト)マーキューシオ:新里宏太 / 大久保祥太郎(Wキャスト)ティボルト:立石俊樹 / 吉田広大(Wキャスト)死のダンサー:小㞍健太 / 堀内將平(Wキャスト)ほか東京公演:5月21日(金)~6月13日(日)TBS赤坂ACTシアター大阪公演:7月3日(土)~7月11日(日)梅田芸術劇場メインホール
2021年02月25日舞台『結婚しないの!?小山内三兄弟』(3月3日~7日、東京・草月ホール)に日替わりゲストとして出演する田中涼星と植田圭輔のソロビジュアルが公開された。今回は「結婚」という人生の一大イベントをテーマに、小山内三兄弟(黒羽麻璃央、鳥越裕貴、眞嶋秀斗)と仲間たちが舞台で大騒ぎ。これまでのシリーズとは打って変わって、一張羅のスーツを身にまとい、しっかりとキメた姿がお披露目された。猪俣役の田中は「昨年から小山内三兄弟に参加させていただいた身ですが、ドラマにバラエティにとても濃い時間を過ごさせていただき、今度は舞台にも参加できることがとてもうれしいです! ドラマで明かされた猪俣と楢原の関係性にも注目していただきたいですし、観に来てくださる皆さんに楽しんでいただけたらなと思います」とコメント。江里山役の植田は「舞台化が決まったと聞いて『それで僕は呼ばれるのか!?』という気持ちになりました(笑)。今回は日替わりゲストという形ですが参加することができて、ようやく正式に“小山内ファミリー”になれたのか気になります! このメンバーだから起きる芝居の化学反応を、ぜひお楽しみください!」と呼びかけた。さらに、あっくん役の北村諒が映像で特別出演することが決定。「『小山内三兄弟』舞台化おめでとうございます! 結婚するあっくん、新郎のあっくん、もはや主役といってもいい、あっくん。出たかったよーーーー!!と、言いたいところですが。ここは、やはり三兄弟。きっと楽しい作品になることでしょう。僕は映像出演という形で、お力添えさせてもらいます! よろしくお願いします!」と意気込んでいる。
2021年02月20日2021年1月29日、タレントの朝日奈央さんがInstagramを更新。一風変わったコスプレ姿の写真を投稿し、反響が上がっています。バラエティ番組『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)の企画で、日用品を使った『おうちコスプレ』に挑戦したという、朝日さん。人々を爆笑させた変貌っぷりが…こちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 朝日奈央 asahi nao(@pop_step_asahi)がシェアした投稿 なんと朝日さんは、漫画やアニメで有名な『ドラゴンボール』に登場する、人気キャラクター『フリーザ』のコスプレ姿を披露したのです!白の全身タイツを身にまとい、口を大きく開けて笑っている朝日さんからは、「オーホッホッホッ!」という甲高いフリーザの笑い声が聞こえてきそうですね…。また、テレビ朝日のInstagramアカウントには、朝日さんがフリーザになるまでの工程が細かく記されていました。ミンティアと小さなチーズケーキで宇宙の帝王①白の全身タイツを着ます。②髪の毛が見えないように白い水泳キャップを被ります。③顔全体を白く塗ります。④さらに目元、口を黒く塗り、目からアゴにかけて黒いラインを入れます。⑤「ミンティア」の空ケースを肩と胸に貼ります。「小さなチーズケーキ」の空ケースをおでこに貼ります。⑥不適な笑みを浮かべ、アゴを引いてハイ、チーズdouhajiexーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 動画、はじめてみました【テレ朝公式】(@douhajiex)がシェアした投稿 朝日さんの斜め上なコスプレ姿に、ファンからは驚きの声が上がっています。・めっちゃ身体を張ってますね!最高!・やりきってる感がハンパない…。・これは反則。頭頂部に付いている『小さなチーズケーキ』にツボりました!同番組で共演しているタレントの夏菜さんからも、「笑って涙が流れたのは初めて」とのコメントが寄せられていました。ちなみに、朝日さんがInstagramのアカウントにこのコスプレ画像を投稿したところ、フォロワーが400人ほど減ったそうです…。朝日さんの『フリーザのコスプレ』に興味がある人は、2021年のハロウィン用にメモしておくことをおすすめします![文・構成/grape編集部]
2021年01月30日2021年1月25日、タレントの朝日奈央さんがInstagramを更新。顔のほくろを除去したことを報告しました。朝日奈央「チャームポイントは自分で決めたい」朝日さんといえば、右の小鼻付近にほくろがあったことで知られています。ファンには「チャームポイント」「かわいい」といわれていたほくろですが、朝日さんにとってはコンプレックスだったようです。同日、アニメ映画『ミニオンズ』のキャラクターのスタンプが映る動画で、ほくろを除去した喜びをつづっていました。チャームポイントは自分で決めたいって思ってずーーーっととりたかったホクロをとりましたー!1つコンプレックスがなくなってハッピーな気持ち同じ悩みを持った方が色々とメッセージをくれて嬉しかったです!YouTubeでホクロをとったお話しをした動画がもう少しでアップされると思うのでちょっぴりお待ちをです!pop_step_asahiーより引用 この投稿をInstagramで見る 朝日奈央 asahi nao(@pop_step_asahi)がシェアした投稿 「コンプレックスが1つなくなった」と、動画で満面の笑みを浮かべた朝日さん。「チャームポイントは自分で決めたい」と、本心をつづっていました。周りからは魅力的に映る部分も、本人にとってはコンプレックスだということは、よくあること。ほくろを除去したことは、朝日さんにとって前向きな決断だったことでしょう。投稿に対し、ファンからはさまざまな声が寄せられています。・朝日さんらしく、明るく楽しい日常を送れるなら、それが一番!・チャームポイントであるほくろを取っちゃったんだね。でもかわいい!・「チャームポイントは自分で決めたい」という言葉に、とても共感しました。私もほくろを除去したので、気持ちがすごく分かります。コンプレックスが減った朝日さんの今後の活躍に、期待が高まりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日俳優の黒羽麻璃央、鳥越裕貴、眞嶋秀斗らが主演する日本テレビのシチュエーションドラマ『小山内三兄弟』シリーズ初の舞台化が決定した。『結婚しないの!?小山内三兄弟』と題し、3月3日から東京・草月ホールで上演される。YouTubeから始まった『小山内三兄弟』は総再生回数約700万回を記録し、昨年10月には地上波ドラマ第2弾やHuluでのオリジナルバラエティ番組が放送・配信され、大きな話題を呼んだ。今回の舞台には、唯一(黒羽)の後輩・楢原快人役の高橋健介、小説家を目指す青年・蒔苗(まかない)役の橋本祥平、白藤(しらふじ)かつき役の長江崚行、農家で働く青年・太地(たいち)役の横田龍儀がドラマに引き続き登場。さらにスペシャルゲストとして、楢原家の執事・猪俣役の田中涼星(3月3日・4日公演)、唯一の上司・大橋課長役の長谷川忍(シソンヌ、3月6日公演)、外(眞嶋)の所属する芸能事務所の社長・江里山役の植田圭輔(3月5日・7日公演)が日替わりで出演する。脚本は前作に引き続き、じろう(シソンヌ)が完全オリジナルストーリーを書き下ろし。総合演出も前作に引き続き『有吉の壁』や『マツコ会議』などバラエティの演出や『恋、ランドリー。』などの配信ドラマの監督を手がける日テレの橋本和明氏が担当する。演出は「ヨーロッパ企画 イエティ」名義で、プロデュース公演を多数手がける大歳倫弘氏(ヨーロッパ企画)が務める。今回の舞台は、「結婚」をテーマに三兄弟と仲間たちが舞台ならではのリアルなドタバタ劇を繰り広げる。友人の結婚をきっかけに妄想に浸って暴走する唯一と巻き込まれる弟たち。そんな三兄弟を時に見守り、時に突き放す仲間たちとの息の合った掛け合いが見どころだ。舞台のチケット情報は近日中に発表。また、地上波ドラマ第2弾『ただいま!小山内三兄弟』のBlu-ray&DVDも予約受付中。本編に加え110分を越える大ボリュームの特典映像(メイキング・主題歌「一人で寝たくnight!」・スイカ割り大会・せーので揃えましょうゲーム)が収録されている。1月31日まで受付の特設サイトでは「メイキング特典にも入らなかったしょーもない動画集」が限定特典となっている。
2021年01月22日モデル・インスタグラマーとしておしゃれ感度の高い人たちから注目されている植村麻由さん。ファッション、旅行、音楽が好きで、自身のインスタグラム(Instagram)にはスポティファイ(Spotify)のお気に入りプレイリストを投稿するほどの音楽ファンでもあります。そんな植村さんに、おうちでの音楽の楽しみ方と、スポティファイの新機能「シンガロング(Sing Along)」を使ってみた感想を伺いました。そんなアプリ限定記事の一部をご紹介します!全編記事は、FASHION HEADLINEのアプリ限定で公開中! ほっとリラックス癒しのおうち時間は、音楽と一緒に「Spotifyは普段から利用しています。特に、仕事場へ向かう移動中は欠かせない存在です。今年は、音楽イベントやフェスが中止になってしまったので、おうちでも音楽に浸るようになりました」(植村さん)おうちでの音楽の楽しみ方として、好きなアーティストのレコードを流すこともあるという植村さん。最近引っ越しをした植村さんの新居には、レトロさ溢れる「アイオンオーディオ(ION Audio)」のレコードプレーヤーが設置されていました。おしゃれカフェのような音楽ブース。色々なアーティストのレコードが並べられていて、特に左上の「H.E.R」がお気に入りだそう。H.E.R / H.E.R「自宅でスポティファイを利用する時は、テレビに接続して楽しむことが多いです。スポティファイで新しいアーティストを発掘して、そのままYouTubeに切り替えてライブ映像をみたり、テレビの前で踊ることもあります(笑)」(植村さん)「Spotifyでよく聞くプレイリストは、『Low-Key』『Next Wave Neo-Soul』『Discover Weekly』です。ジャズやヒップホップ、R&Bなどが好きなので、洋楽が多いですね」(植村さん)Low-KeyNext Wave Neo-Soul「おうちで料理や掃除をする時は、ジャズ系の洋楽が多いですが、仕事に行く時などの移動時間は、トゥワイス(TWICE)やブラックピンク(BLACK PINK)などのK-POPを聞いて、心の中で歌いながらテンションを上げています」(植村さん)「スポティファイには『メイドフォーユー(Made for you)』機能があって、自分が過去に聞いたアーティストやプレイリストの履歴をもとに、似た系統の音楽をおすすめしてくれるんです。自分の知らなかったアーティストや、好みの曲と出会うことがよくあるので、一番利用しています」(植村さん) 「シンガロング」で楽しむ、おうちカラオケ音楽を聞くことだけではなく、歌うことも大好きな植村さん。なかなかカラオケに行けないこのご時世に、おうちでもカラオケ気分を楽しめるスポティファイの「シンガロング」機能を利用してもらいました。オンラインで友達と話す時もBGMに好きな音楽を流すことで、その場が盛り上がることも多いのだそう。「カラオケでよく歌うのは90年代のJ-POPが多くて、好きな邦楽プレイリストも作っています。シンガロングを利用する時は、洋楽より邦楽プレイリストから選びます」(植村さん)植村さんがセレクトしたカラオケ プレイリスト「Good Old Days」今回は、UAの『情熱』をセレクト。歌詞が表示される箇所をタップし、マイクボタンをオフにすれば完了。マイク(アーティストの歌声)のボリュームを0にすると、アーティストの声が完全に消えてサウンドだけになります。「これからのシーズン、忘年会やクリスマスパーティーなどに使えるなと思いました。また、おうち時間でのストレス発散や、一人カラオケの練習にもなりますね。年末年始に向けてホームパーティーが増える方も多いと思うので、ぜひシンガロングでおうちカラオケを楽しんで欲しいです!」(植村さん)FASHION HEADLINEのアプリ版では、植村さんのルームコーデもご紹介! ぜひ、チェックしてみて。>>全編記事はこちら<<植村麻由BARK in STYLe所属のモデル。ファッションと旅行が好きで、自身のInstagramにはコーディネートや旅行先での映える写真を投稿。Spotifyのお気に入り曲も公開中。Instagram:@maaaaayu0916
2020年12月04日神秘的で未知なる素材「麻炭」を配合11月26日、スーパーフードの輸入販売など食品関連事業を展開する株式会社GUE TRADINGは、日本初となる国産麻炭を配合したボディケアブランド「野州麻炭Lab」から、『麻炭ホワイトニングパウダー』と『麻炭バスソルト Meditation パロサントの香り』の販売を公式オンラインストアなどで開始した。麻炭は、多孔質(細かいあなが空いた構造を持つ物質)であり、体に不要な物質や化学物質などを吸着する力が優れている。麻炭には、遠赤外線効果もあり、体を温める作用をもつため、ボディケアアイテムへ応用が期待できる。麻炭のパワーで体と心をキレイに「野州麻炭Lab」は、国産の野州麻から作られる「麻炭」のサスティナブル性・数ある利点・未知なる魅力に着目して誕生した麻炭ボディケアブランドである。『麻炭ホワイトニングパウダー』は、セルフホワイトニングができるオールインワン歯磨き粉。麻炭のパウダーが汚れやニオイの原因となる物質を吸着・除去する。天然アパタイトが歯の表面をなめらかにする。抗菌効果のあるセージ油とマヌカハニーも配合されており 、健やかな口内環境と白い歯に導く。20g入りで税抜き価格は2,000円。『麻炭バスソルト Meditation パロサントの香り』は、保湿効果の高いヒマラヤピンクソルトとリモネンを多く含むパロサント精油と麻炭パウダーのみを配合したバスソルト。保温・保湿・発汗・リラックス効果があり、チャコールブラックのお風呂で特別なバスタイムを体験できる。80g入りは税抜き908円、500g入りは4,390円。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社GUE TRADING※野州麻炭Lab 公式オンラインストア
2020年11月30日女優の吉田羊と鈴木梨央が出演する大塚製薬・ポカリスエットの新CMが29日から放送開始する。第14弾となる「ポカリ、のまなきゃ」シリーズでは、これまでも吉田・鈴木が出演しさまざまな曲を披露してきたが、今回は名曲「カントリー・ロード」をカバー。その歌詞にちなみ、CMは「今年の冬は“強い自分を守っていこう”」がテーマに。毎日通りかかる近所の坂道を舞台にし、少し大人になって将来を考える年頃の娘とまだまだ無邪気な母の“冬の散歩”を描いた。また、菅田将暉への提供曲「さよならエレジー」「虹」で知られるシンガーソングライターの石崎ひゅーいがコーラスに参加。ハーモニーに深みを与えている。今回の歌唱収録について吉田は「梨央ちゃんとの母娘共演も6年目に入り、2人の歌声が年々似てきているなと感じます」と鈴木との共演を振り返る。鈴木は石崎について「石崎ひゅーいさんの作詞作曲された『さよならエレジー』が大好きで、実際にお会いした時は羊さんと2人でテンションがあがってしまいました。緊張して自分からうまく話せなかったことを後悔しています」と初共演に興奮した様子。吉田も石崎と作り上げたハーモニーに「初めて母娘の歌声に男性の声が乗り、また世界が広がりました。ひゅーいさんの歌声は、ポカリ母娘をそっと見守ってくれているようで、なんだかホッとします」と感想を述べる。初登場となった石崎は「家族の一員になれたような気がして嬉しかったです」と喜び、「3人のコーラスでは、お2人の息がぴったりで、驚きました。阿吽の呼吸というか、もうすでに世界が出来上がっていたので、そこに溶け込んでいくようなイメージで歌わせていただきました」と歌に込めた思いを明かした。
2020年11月26日タレントや女優として活躍している足立梨花(あだち・りか)さん。そのかわいらしさと明るいキャラクターで、多くの人から支持されています。そんな足立梨花さんが結婚しているかどうかや、結婚や出産について語ったこと、明かした恋愛観など、さまざまな情報をご紹介します!足立梨花は結婚してる?足立梨花さんについて「結婚してるの?」と、恋愛事情が気になっている人が多いようです。2020年10月現在、足立梨花さんは結婚していません。足立梨花さんは、2015年8月27日に行われた『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 大阪 2015』の会見に出席した際、結婚や出産についてこのように語っていました。25~26歳ぐらいで結婚して、20代のうちに赤ちゃんを産むというのが目標です。いつか、足立梨花さんの嬉しい報告が聞ける日が来るかもしれませんね! この投稿をInstagramで見る 足立梨花【あだっちぃー】(@adacchee)がシェアした投稿 - 2019年 5月月29日午前7時02分PDT足立梨花が明かした恋愛観とは?足立梨花さんが、2018年6月20日に公開された動画メディア『チルテレ』内のコーナー『チルトーク』に出演。自身の恋愛観を明かしました。同年公開の映画『キスできる餃子』で主演を務めた、足立梨花さん。同作で足立梨花さんが演じたのは、イケメン好きという役どころです。役どころにちなんで、「自身は一目惚れする?」と質問された足立梨花さんは、次のように語ります。一目惚れかどうか分からないですけど、「初めまして」っていって男性と会って、この人が彼氏になるかならないかっていう二択は最初にしません?私、絶対その二分割はしますよ!この人は最終的にその部類に入るか入らないかっていうのは、結構最初で分けられるから、それがかっこいい=イケメンじゃなくて、雰囲気も含めて、「この人おしゃれだな」とか「優しそうだな」っていうところからイケメンになることもあるので、誰でもイケメンは作れると思う。チルテレーより引用足立梨花さんはどうやら、初対面の男性に会った時に、その人が恋愛対象になるかならないかを判断しているようです。 この投稿をInstagramで見る 足立梨花【あだっちぃー】(@adacchee)がシェアした投稿 - 2020年 5月月5日午前4時45分PDT足立梨花、恋愛では肉食系?足立梨花さんが、2017年10月7日に行われた映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』の初日舞台挨拶に出席。その中で、自身の恋愛について語る一幕がありました。映画にちなんで、「自身は肉食系?草食系?」と聞かれた足立梨花さんは、悩みながら次のように語ります。どっちだろう…。でも、草食ではないと思います。足立梨花さんのこの発言に、共演者の黒羽麻璃央(くろば・まりお)さんはすかさず、「絶対違うね!」とコメント。さらに、黒羽麻璃央さんは「今年、長い時間一緒にいましたけど、絶対草食ではない!」と力強く話します。これに対し、足立梨花さんは「私の何を知ってるの!?なんにも知らないくせに」と反論しました。その後、足立梨花さんはこのように語ります。いや、でも本当、肉食のほうかな。どっちかって聞かれると。やっぱり自分が好きだったらアピールもするし、草食ではないなと思います。足立梨花さんは、恋愛面では積極的に行動するタイプのようですね。足立梨花さんのこれからの活躍も応援しています!足立梨花の美ボディの秘訣は? 「セクシー!」「まぶしい!」とファン絶賛[文・構成/grape編集部]
2020年10月21日豪華キャストたちが日替わりで登場するラブストーリーの朗読劇シリーズとして話題を呼んでいる、恋を読むvol.3 『秒速5センチメートル』が21日より上演される。2018年に第1弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演し、2019年3月には約半年という短期間での再演を実現、さらに同年10月に第2弾として『逃げるは恥だが役に立つ』を上演した。第3弾となる 『秒速5センチメートル』は、新海誠監督による同名アニメーションを朗読劇として初の舞台化。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」といった3つの短編の連作という形で描き出される恋の物語は、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞するなど高評価を得た。今回は主人公・遠野貴樹を演じる海宝直人、黒羽麻璃央にインタビュー。朗読劇ならではの難しさや現在の状況に思うことなどについて話を聞いた。○■実は頭蓋骨フェチ!?――お二人は今回が初対面とのことですが、同じ役を演じることについてどんな思いを持たれていますか?黒羽:大先輩です!海宝:いやいや、とんでもない!黒羽:初めましてなんですけど、とある先輩……古川雄大くんから「海宝さんに似てるね」と言われたことがあって。海宝:光栄です。黒羽:僕は一方的に「嬉しいな」と思いながら今日まで生きてきたんですけど(笑)。でも、きっと似ているからと言って同じような演じ方にはならないでしょうし、各チームで色々な色を出せたらいいなと思っております。海宝:複数チームで作っていくのは、本当に楽しみですよね。違った分野で活躍している、個性豊かな方達が集まってますし、チームごとに違うカラーの作品になるんだろうなという予感があって、自分が演じるのも、他のチームのこともすごく楽しみです。――ミュージカルの大先輩である海宝さんに、黒羽さんから質問することなどはありますか?黒羽:発声フェチだとお聞きしてます。頭蓋骨フェチだと(笑)。海宝:頭蓋骨フェチ!?黒羽:さっきたまたまspiくんと会いまして、聞きました(笑)。海宝:わけわかんないこと言ってるな、あいつ……(笑)。黒羽:発声にめちゃめちゃ詳しいということはお聞きしてたので……教えてください!海宝:とんでもないです! 人によるので、僕がアドバイスなんてそんな……。勘弁してください(笑)。黒羽:じゃあ……好きな和食はなんですか?海宝:和食!? 和食かあ……けっこう難しいね。蕎麦!黒羽:いいですね! 僕も蕎麦が好きなんですよ。共通点があった。海宝:小さい頃から好きです。無性に行きたくなる。黒羽:蕎麦好きな人に悪い人はいないです(笑)。価値観が合って嬉しい限りです。海宝:じゃあ、貴樹も「蕎麦好き」というキャラクター設定で(笑)。黒羽:台本に書いてもらいましょう(笑)。○■リアルな恋愛の物語に――今回演じる遠野貴樹という役についてはどんな印象でしたか?海宝:非常に繊細なキャラクターだなと思いました。朗読劇という形態で見ても、言葉や他者と交流する部分が多いわけではないですし。麻璃央さんは「恋を読む」シリーズをこれまでもやってらっしゃるので、印象を聞いてみたいな。朗読劇っていろんなスタイルがあるけど、どんな感じなんですか?黒羽:『ぼく明日』(『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)で2回出演しているんですが、動きは多かったですね。後ろの映像もいろいろ移り変わっていったし、2人の関係性とともに距離が縮まっていくようなことも、演出に入っていました。今回演じる貴樹については、男の方が未練たらたらで初恋を引きずっているんだなというのが、すごくリアルだなと(笑)。女性の方が案外さっぱりとしている。海宝:切り替えてるよね。黒羽:その辺がリアルだなと思いますし、切ない感じもリアルだなと思いました。我々が生きてる時間の中では、そういうことの方が多いから、グサっと刺さる。海宝:そういう意味では、貴樹のずるさも含めて生々しい。貴樹自身もすごく思わせぶりなところもあったりして、女性からするとイライラするところもあるのかな、というのも含めてリアルですよね。生身の人間だからこその温度感も出せたら面白いと思いました。――周囲にアニメの感想を聞くと、男性が主人公の貴樹を「これは自分だ!」と共感してしまうところがあるのかな? とも思いましたが、お二人にとってはいかがでしたか?海宝:気持ちはわからなくもないけど、自分がこうも引きずり続けるかというと……そこまではないかなとも思いました(笑)。だからこそ、演じるのがすごく面白そうです。黒羽:ここまで極端ではないですけども、引きずる気持ちはすごいわかります。海宝:やっぱり、思い出として残るのは男性の方が多いのかな。昔好きだった人の写真が意外と消せない、とか(笑)。黒羽:それは間違いなく男の方ですよね(笑)。全部一気に捨てるとか、難しいかもしれない。――ちなみに、お二人がこれまでに好きだったのはどんなアニメですか?海宝:もう、ど定番ですけど、ディズニーとジブリで育っています。ジブリ作品はどれもすごく好きで『千と千尋の神隠し』とかも大好きなんですが、結果、帰ってくるのは『となりのトトロ』。黒羽:わかります(笑)。海宝:何周もして、『となりのトトロ』。結果、『トトロ』で泣く(笑)。子供の時から今になって観てみると、新しい発見もあったりします。黒羽:僕は『るろうに剣心』が好きで、ナンバーワンの漫画でありアニメです。好きすぎて、小さい頃に家で木刀を振り回していました(笑)。原作に出てくる技もなんとか習得しようと練習したりもしたんですけど、撃つことはできなかったですね……。「二重の極み」を本当にひたすら練習してたんですけど。海宝:できないでしょうね(笑)。黒羽:やっぱり、命を懸けなきゃできないですね(笑)。出演予定だったミュージカル『るろうに剣心 京都編』は残念ながら今回中止となってしまったんですが、本当に大好きな作品です。○■ドラマや映画に近い感覚も――演劇界にも新型コロナウイルスの影響が大きく、朗読劇やミュージカルコンサート、配信など様々な形態も増えていることについては、出演される側としてどのように感じられていますか?海宝:こういった事態になったからこそ、色々と新しい形の演劇が試されて生まれていくのは、すごく面白いことです。演劇やエンタテインメントって、今回に限らず太古の昔から様々な出来事を経て新しいものが生み出され広まってきたと思うので、もちろんマイナスな部分もありましたけど、ポジティブに捉えて、新しいチャレンジに参加していけたら、ひとつ幸せなことでもあるなと思います。黒羽:今回こういうことがあって、一致団結感が増したように感じています。舞台で飯を食べている我々のような人間が、「みんなで演劇を救おう」という姿勢ができたのかな。こんな時期に舞台なんかやるんじゃない、と言われることもあるかもしれないけど、自分たちの仕事に改めて誇りを持って、舞台人が一つになった感覚は大きかったです。「舞台の火を絶やさない」という協力体制が見えて、嬉しかったし、「みんな舞台を愛する仲間だ!」と思えました。――何か面白いな、と思った試みはありましたか?海宝:僕は無観客の配信に参加して、非常に新鮮な経験でした。不思議な経験でもあったんですが、その分反応も大きくて、知り合いの役者仲間からも「面白かったよ」と連絡が来ました。色んな議論があって新しいものが生まれてきているという実感がありましたし、短期間でここまで作り上げることができるんだというのも発見でした。黒羽:僕は舞台の配信が、斬新だと思いました。今までも千秋楽をライブ配信したりDVDに収録したりということはあったかもしれないですけど、「全公演配信」という試みもあって。俳優達が舞台をやってるんですけど「今、このカメラで抜かれてる」と意識すると思うと、ドラマや映画とかに近いじゃないですか。舞台上ではあるんですけど、どこかでカメラを意識したお芝居を入れるようになるのかな。舞台だけだったらそういうことはないので、面白かったです。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。黒羽:僕自身、お客様を入れての舞台は久々になります。生のお芝居が届けられる、お客様が入って空気感が完成する作品ができるというのは、決して当たり前じゃないんだと思ったので、4公演を噛み締めながら演じたいと思います。海宝:今回のカンパニーで、『秒速5センチメートル』という作品の新しい側面や解釈を見ていただけるようになるんじゃないかなと感じています。ぜひぜひアニメのファンの方にも見ていただきたいですし、逆にこの朗読劇をきっかけにアニメを見ていただけるような作品にもなったら嬉しいです。これだけ素晴らしいみなさんがキャストで集まって、5通りの作品が生まれるんじゃないかな。それぞれ主なフィールドが違う役者さん、声優さん達がいらっしゃいますから、1回と言わず何回でも楽しんでいただけたらと思います。■海宝直人1988年7月4日生まれ、千葉県出身。7歳の時、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』のチップ役でデビューし、その後様々な舞台で活躍する。主な出演作にミュージカル『レ・ミゼラブル』(15年・17年・19年)、劇団四季『アラジン」(15〜16年・18年)、劇団四季『ライオン・キング』(16年)、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(16年・18年)、劇団四季『ノートルダムの鐘』(16・17年)、ミュージカル『イブ・サンローラン』(19年)、ミュージカル『アナスタシア』(20年)など。今年12月2日にCD『Break a leg!』をリリース予定(よしもとミュージック)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』(12年〜14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年〜)、舞台『黒子のバスケ』(16年〜)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』(17年)、『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年〜)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。
2020年10月21日日本競泳女子のエース、東京五輪の絶対的な金メダル候補だった池江璃花子選手。彼女が白血病を公表したのが昨年の2月。それから10か月の闘病生活を耐え抜き、12月に退院。今年3月からプールでの練習を再開していた彼女が目標に掲げていた「日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」が10月1日から行われる。インカレに先立ち、8月29日、池江選手は「東京都特別水泳大会」の女子50m自由形に出場。1年7か月、594日ぶりの復帰レースに臨んだ。自身が日本記録を持つ種目だったが、インカレに出場するには、あらためて参加標準タイム26秒86をクリアする必要があったからだ。結果は、レース後に「アスリートとして負けたくない気持ちが残っていた」と語ったように、10人が泳いだ組で1着でフィニッシュ。自身の日本記録より2秒11遅かったが、26秒32をマーク、標準タイムをクリアしインカレへの出場が決まった。1年前のインカレ時、闘病中だったが一時退院の許可を得て、日大応援席で3日連続でメガホンを手に仲間に声援を送っていた池江選手。当時、「今年は出られず本当に悔しかったので、必ずリベンジします」というコメントも。その誓いを叶えるときが来たわけだ。2024年のパリ五輪出場を目指す池江選手。その最大の目標に向けての第一歩となる日本学生選手権での彼女の泳ぎに注目したい!水中練習再開から約半年。待ち望んでいた大会に挑む!今年6月、所属先ルネサンスの競泳ヘッドコーチ、西崎勇氏の新コーチ就任が発表された。「目標を叶えたところを見ていただけたら」と、インカレへの思いも。復帰戦ではレース後、号泣するシーンも…。9月11日にインカレへのエントリーが締め切られ、池江選手の暫定のランキングは17位。本番は…。日本学生選手権水泳競技大会10月1日(木)~4日(日)会場は東京辰巳国際水泳場。無観客で行われる。池江選手が出場予定の女子50m自由形は、予選、決勝ともに10月1日。※『anan』2020年10月7日号より。写真・The Asahi Shimbun/Getty Images(by anan編集部)
2020年09月30日2020年9月23日、俳優の成海璃子さんが結婚していたことが明らかになりました。同年9月中旬に一般男性と結婚した成海さん。サンケイスポーツによると、交際期間や相手の詳細などは明かしておらず、挙式や披露宴は未定とのことです。成海さんは所属事務所を通してコメントを発表しています。成海は所属事務所を通し、「今後も変わらずに仕事を続けていきたいと思いますので、温かく見守って頂けますと幸いです」とコメントしている。サンケイスポーツーより引用1992年生まれの成海さん。子役として2000年にデビューして以来、さまざまな作品に出演してきました。成海璃子の現在は?ドラマ『瑠璃の島』が懐かしい…そんな成海さんにファンからは、「子役の頃から知っているから感慨深い」などのコメントが寄せられています。・ドラマ『TRICK』に出てたいた子役時代を知っているから、とても感慨深い!・おめでとうございます!もう結婚する年齢になったんですね。自分も年を重ねたんだなと思う。・親戚が結婚したかのように嬉しい。おめでとう!成海さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年09月23日女優の成海璃子(28)が、今月中旬に一般男性と結婚したことが分かった。23日、公式サイトで報告した。成海は「私事ではございますが、この度、結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と報告。「お相手は一般の方で、2020年9月中旬に入籍いたしました」と説明した。続けて、「今後も変わらずに仕事を続けていきたいと思いますので、温かく見守って頂けますと幸いです。今後とも宜しくお願い致します」と呼びかけた。
2020年09月23日年齢肌を諦めない2ステップ株式会社Wondershakeは、9月11日、元宝塚・沙央くらまさんがプロデュースするスキンケアブランド「if nature(イフナチュール)」から化粧水「クリアピールローション」とクリーム「モイストバリアクリーム」を通信販売限定で新発売したことを明らかにした。同スキンケアブランドは、沙央くらまさんの「いつまでも魅力的でキラキラした人でありたい。」という思いから誕生した。敏感肌で悩む彼女が女優という仕事をする上でスキンケアに試行錯誤してきた経験を生かし、成分、テクスチャー、香り、全てにこだわりながら大切に作り上げたということだ。紫外線を浴びても壊れにくい次世代成分を配合同製品の特徴は、化粧水とクリームが異なる部位に効果を届ける独自システムを採用し、「潤してほぐす」と「守って育てる」を2ステップで実現する。化粧水には「奇跡の果実」と呼ばれるシーベリー果実を配合し、ミネラル・アミノ酸成分によって角質全体を整え、潤いを与える。クリームにはビタミンC誘導体、アセロラ果実エキス、クダモノトケイソウ種子油を配合し、年齢肌による肌の弾力や不足しがちな美容成分を補い潤いを保つ。また、次世代レチノールのして注目されるバクチオールを配合しているのも特徴だ。バクチオールは紫外線を浴びても壊れにくいと言われ、シワなどのエイジングサインへの効果が期待できるだけでなく、刺激が低く、敏感肌でも使うことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※if nature(イフナチュール)ブランドサイト
2020年09月16日「小さいころからスーパー戦隊シリーズが大好きだったので、役が決まったときはうれしくて半泣き状態でした」そう話すのは日曜朝の特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分〜)でキラメイレッド/熱田充瑠を演じている小宮璃央(17)。「充瑠は人見知りで人付き合いが苦手で、絵を描いているときだけテンションが上がる変わった性格。でも、変身した後は、リーダーとして勇気を持って、みんなを力強く引っ張っていくんです」人見知りや変わり者なところなど、自身との共通点も多いという。「17歳で同じ年。似ている面が多いので、役づくりには困らないのですが、レッドに変身する前と後での微妙な変化を表現するのが難しいですね」璃央くんが芸能界デビューしたのは、小学生のとき。「小学1年生のときに、地元・福岡でスカウトしていただき、テーマパークや商品のCMなどに出演しました。そのころから、人前に出て何かをやる仕事に興味を持ち、小学校の卒業文集に将来の夢を『俳優』と書いていました」憧れの俳優は、仮面ライダーを演じていた、菅田将暉(27)だ。「菅田さんのように、どんな役でも演じられるカメレオン俳優になりたいです。昔、ある映画のメーキングで、本読み(最初の顔合わせのときに脚本を読むこと)から、役に入り込んで泣いていたのを見て、すごいな、と思いました」「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月24日「17歳で同じ年。似ている面が多いので、役づくりには困らないのですが、レッドに変身する前と後での微妙な変化を表現するのが難しいですね」そう話すのは日曜朝の特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分〜)でキラメイレッド/熱田充瑠を演じている小宮璃央(17)。人見知りや変わり者なところなど、自身との共通点も多いという。「充瑠は人見知りで人付き合いが苦手で、絵を描いているときだけテンションが上がる変わった性格。でも、変身した後は、リーダーとして勇気を持って、みんなを力強く引っ張っていくんです」そんな璃央くんにとってのヒーローが誰かを聞いてみると……。「お母さんです。母子家庭だったので、女手一つで僕ら6人きょうだいを育ててくれました。そのパワフルさもかっこいい、と思います。僕の仕事のサポートもしてくれて、感謝もしています。いつまでも元気でいてほしいし、弟たちが自立したら自分の好きなことをやってもらいたいです」実は感謝している人がほかにもいる。今年3月末に、新型コロナウイルスに感染していることがわかり、撮影が中断され、療養していたときのこと。「テレビを見ていた子どもたちやファンの方から、『頑張って』『レッド早く元気になって』というお手紙や、SNSでのメッセージをたくさんもらいました。すごくうれしかったです。その手紙はもう手放せないですね。こういう時期だからこそ、心にゆとりを持ってたくさんの人に優しくできるような人が増えたらうれしいです。どんなに小さな優しさでもいいので」「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月24日黒羽麻璃央が、現在放送中の月9ドラマ「SUITS/スーツ2」に出演することが分かった。第6話(8月17日放送)からの登場となる。黒羽さんは、2012年にミュージカル「テニスの王子様」の菊丸英二役で俳優デビューし、「黒子のバスケ」「刀剣乱舞」など話題の舞台に出演。近年では「恋はつづくよどこまでも」のスピンオフ作品に出演、本編にも登場し話題に。今回黒羽さんが演じるのは、玉井(中村アン)が事務所を去った後の甲斐(織田裕二)の新しい秘書・小笠原誠也。掃除、整理整頓など完璧にこなす秘書だが、生け花などやり過ぎてしまう一面もあり、甲斐の心中は穏やかではない…。月9初出演となった黒羽さんは「目標にしてきた月9ドラマに初めて出演できること、本当にうれしく思います。そして、とにかくクールでカッコいい“SUITS”メンバーに憧れていたので、一瞬でもその一員になれて光栄です!」と出演を喜び、主演の織田裕二との共演については「織田さんからはお芝居でのアドバイスをいただいたり、気さくにお話をしてくださったり、とてもうれしかったです。レギュラーキャストの皆さんも和気あいあいとしていて、僕自身の緊張も自然ととけていました!」と途中参加した感想を明かす。そして「短い時間ではございましたが、本当に貴重な出演でした!僕自身、スーツが似合う魅力的な男性になれるよう日々精進していきたいと思います。どのような形で織田さんはじめ、レギュラーキャストの皆さんと絡むのか、是非お楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。「SUITS/スーツ2」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年08月12日