国立新美術館で、須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一による過去最大級のインスタレーション「こいのぼりなう! 」が5月28日まで開催中。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2014年 フランス国立ギメ東洋美術館展示風景日本を代表するテキスタイルデザイナー、須藤玲子と、須藤主宰のテキスタイルメーカー「布」のメンバーがデザインした約300匹のこいのぼりが、展示室の空間全体をダイナミックに泳ぎまわる本展。須藤は、日本の伝統行事に着想を得たこのインスタレーションを、フランスの展示デザイナーのアドリアン・ガルデールとコラボレーションし、2008年にはワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターにて、2014年にはパリのギメ東洋美術館にて発表した。また、今回の国立新美術館のもっとも大きい展示室(2000平方メートル、天井高8メートル)を使った新しいバージョンには、ライゾマティクスの活動で知られる齋藤精一も加わり、日本で初めてのコラボレーションが実現する。展示風景:「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」国立新美術館 2018年 / 画像提供: 国立新美術館会場には誰でも参加できる体験コーナーも用意。ワークシートを使い、手軽にこいのぼりの制作が楽しめる参加無料の体験コーナーを会場に併設。また、こいのぼりに使われている布を実際に手に取り、それぞれにつけられているタイトルや産地の情報を知ることができるコーナーも設ける。さらに、トークイベントとして、5月13日の14時から15時半まで、須藤と齋藤によるスペシャル・トークが行われる。4月29日には須藤を講師に迎え、色とりどりの布地の中から好きな色と柄を自由に組み合わせ、世界に一つだけのミニこいのぼりを作るワークショップも開催される。プログラムは同じ内容で2回行われ、第1回は13時から14時15分、第2回は14時45分から16時まで。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008年 ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター展示風景その他、本インスタレーションにサウンドを提供するソフトパッド(Softpad)による「アートナイト2018」に合わせたスペシャル・プログラムを5月26日に開催予定。詳細は、ホームページ()にて。色とりどりのこいのぼりが生み出す「なう!」な空間を楽しんでみては?【イベント情報】こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション会期:4月11日~5月28日会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2時間:10:00〜18:00(毎週金・土、4月28日~5月6日は20:00まで。5月26日は「六本木アートナイト2018」開催に伴い22:00まで開館。入場は閉館の30分前まで)料金:無料休館日:火曜日(5月1日は開館)
2018年04月18日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が7日、東京・渋谷ヒカリエで行われた女性ファッション誌『sweet(スイート)』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に出演した。乃木坂46の齋藤飛鳥スペシャルゲストとして登場した齋藤は、大きなドット柄のスカートに、ピンクのオフショルダーのトップスをあわせたコーディネートで登場。美しいデコルテを輝かせ、「調子乗って頭にちょうちょを…」と蝶柄のヘアアクセを照れながらアピールした。また、「普段はメイクしない」と明かした。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。齋藤のほか、小嶋陽菜、マギー、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務める。撮影:宮川朋久
2018年04月07日2017年4月28日に渋谷にオープンした複合施設、「SHIBUYA CAST.」。都会のど真ん中にあるこの場所で、血縁にも地縁にもよらない「拡張家族」になることを目的に、共に暮らし、共に働く集団がいる。名前は「Cift(シフト)」。 現在のメンバーは39名。半数以上が起業をしていたり、フリーランスのような形で働いている。ファシリテーター、弁護士、映画監督、美容師、デザイナー、ソーシャルヒッピー、木こり見習いなどなど、全員の肩書きを集めると100以上に。大多数のメンバーがCift以外にも、東京から地方都市、海外まで、様々な場所に拠点を持っていてその数も合わせると100以上になる。メンバーのうち約半数は既婚者で、何人かは離婚経験者。2人のメンバーはパートナーや子どもも一緒にCiftで暮らしている。そうした“家族”も含めると、年齢は0歳から50代にわたる。 バックグラウンドも活動領域もライフスタイルも異なる39人が、なぜ渋谷に集い、なぜ「拡張家族」になることを目指しているのか。 本連載では、CiftのメンバーでありこれまでにBe inspiredで記事の執筆もしてきたアーヤ藍が、多様なメンバーたちにインタビューを重ねながら、新しい時代の「家族」「コミュニティ」「生き方」を探っていく。 第1回目は、Ciftの発起人であり、他の38人のメンバーを集めた人物でもある藤代健介(ふじしろ けんすけ)さん。Ciftは、一般公募はせず、藤代さんが自分の周囲に声がけをし、彼との面談を経て、メンバーが選ばれている。 建築学科を卒業後「場の設計」のコンサルティングをしてきた藤代さんに、彼自身の来歴やCiftへ懸けた思いなどを聞いた。(c) CiftCiftとは?拡張家族とは?アーヤ:まず初めに、Ciftを知らない人にCiftを一言で説明すると? 藤代:平和活動のための拡張家族。「自分」が拡張して、「あなたもわたし」になれば、平和な状態になると思うんだよね。自分を傷つけたい人ってあまりいないから。 アーヤ:私は自己否定しちゃうことも結構あるな(笑)。けんちゃんは、自己否定したり、悩んだりすることはない? 藤代:僕は自己否定はあまりしないかな。何のために生きているのかとか、そういうことで悩むこともなくなりつつある。「生かされている」っていう感覚が強いからかな。 ここ数年でいろんな出会いがあって、色々な世界観に触れて、科学的にも哲学的にも「自分という存在は自我だけのものではない」っていうことを、頭と心で納得するプロセスを経てきたんだ。最初は好奇心から学び始めたんだけど、学んでいくなかで、結局は自己愛が自分を苦しめるっていうことを納得してきたし。 アーヤ:「家族」という言葉には、何かこだわりはあるの? 藤代:いや、家族っていうのは方便というか…。やりたいことはあくまでも「あなたもわたし」を、深めて広げていくこと。自分自身の拡張。その感覚を日本において分かりやすく伝えるには家族だと思ったんだ。今の時代の血縁家族が「あなたもわたし」かというと、必ずしもそうではないとは思うからこそ新しい家族像を創っていきたいよね。それぞれの平和観や家族観を共有するために、定期的に、家族会議や家族対話を開催している(c) Ciftアーヤ:そもそもCiftを立ち上げようと思ったきっかけは? 藤代:去年の夏ぐらいに、デザイナーからアーティストになろうと思ったんだ。相手の課題を解決すること、他者に答えを与えることじゃなくて、自分の問いを他者と共有することをしようって。いろんな背景があって、その思いに至ったんだけど。アートって、心で感じたことを体で表現していくプロセスで、その表現方法が、画家は絵を描くし、ダンサーは踊る。自分にとってはコミュニティを創ることだって思ったんだ。 アーヤ:Ciftの前もコミュニティづくりを結構やっていた? 藤代:自分でゼロからコミュニティを立ち上げたのは二回目かな。コミュニティの立ち上げとかにも関わったし、事務局をやっていたこともあるし。自分たちでお金を集めて、自分たちで運営する、市民的な動きは、大学2年生くらいからずっといろいろやってるね。 あと、3年前には30人くらい集めて、半年限定で「PROTO(プロト)」っていうコミュニティを祐天寺につくってた。そのときはCiftとは逆で、「自分の人生をプロトタイプにしよう」っていうコンセプトだった。「自分の人生をアートにしよう」とも言えるかと思うけど、目的が「自分」で、全体としてどうなるかっていうことは目的にしていなかった。そうするとコミュニティが自然とバラバラになっていって、それを半年ギリギリもたせた感じ。そのときの学びが、「家族になろう、平和を目指そう」っていうCiftの全体を目的にするコンセプトに繋がっているかな。目的が全体であることは、あらゆるコミュニティにおいて一番重要なポイントだと思うよ。(c) Cift「建てない建築」から生まれた「神話」がCiftの原点アーヤ:大学時代は建築学科だったんだよね。どうして建築をやりたかったの? 藤代:色々な縁が重なって偶然入った感じだよ。僕が好きだったのは、建物を作ることじゃなくて、物語をつくることだったから。大学の卒業制作では、神話をつくってたし。 アーヤ:神話!? 藤代:21世紀、仮想空間が発達して、ネットワークが脳みそに拡張して、その拡張された環境が私たちの行動とか思考をすべて変えて、生き方も見直さなくちゃいけなくなる時代、っていう背景設定。ミニマムのベッドルームがあって、その部屋を出ると、同じような部屋が集まってる。廊下には服とかすべてのものが集まっていて、すべてが自分の物であり、かつシェアされてる。メンバー同士がコミュニケーションをとっていて、いろんな組織があるんだけど、それが一個の生命体みたいになる。人はそこをヘモグロビン*1のように行き来しているんだけど、その大きい生命体と一人の人間だったら、生命体の方が圧倒的に拡張されているから、人はどんどんこのヘモグロビンになっていく。結果的にこの生命体が世界中にできていって、繋がって、地球上が一個の村になるっていう神話。(*1)ヘモグロビンとはヒトを含む全ての脊椎動物や一部のその他の動物の血液中に見られる赤血球の中に存在するタンパク質(c) Kensuke Fujishiroアーヤ:その発想がCiftのコンセプトの原点になってるんだね。 藤代:これは学生時代のポートフォリオなんだけど…(c) Kensuke Fujishiro藤代:「美術館をつくれ」っていう課題だったんだけど、僕は世界遺産をつくりにいったんだ(笑)。代々木公園のなかに何もない塔を建てる。そこに一人のヒッピーが壁画を描き始める。それがムーブメントになって、みんながハシゴをかけて、天井まで平和の絵を描き続けた…っていうストーリー。他の学生が模型をつくってきているなかで、僕は図面もなく、この詩を朗読したんだ。建築家というより、詩人だよね(笑)。 アーヤ:変態だね(笑)。 藤代:自分の魂に出会って、新しい自分になって帰っていく、「ソーシャルアニマルからトゥルーアニマルへ」っていう壮大なストーリーで語っているし(笑)。これは、要は温泉を作るプロジェクトなんだけど。(c) Kensuke Fujishiro藤代:これは、ARを通して、その都市がどれだけエコ活動をしているかが見える展望台。ここの人たちはこれだけエコ活動をやっていますっていうのが見えて、世界ランキングとかも見られるみたいな。思想が先にあって、そこに形を与えるっていう感じだった。(c) Kensuke Fujishiroアーヤ:すごい面白い!昔から平和とか哲学が好きだったの? 藤代:いや、そんなことはないよ。1960年代にスーパースタジオっていう「建てない建築家集団」がいて、彼らにすごく影響を受けたのと、大学3年生の時の先生にライゾマティクスの代表の齋藤精一(さいとう せいいち)さんがいたんだけど、彼から「建築は哲学だから」って言われて、ジル・ドゥルーズとかレヴィ・ストロースとか哲学家の思想にふれるようになった。 あと、僕は模型を作るのが不器用ですごい苦手だったんだ。自分の卒業制作をつくるときにも、後輩から「あなたが触ると壊れるから触らないでください」って言われるくらい(笑)。だから、言葉とか、態度とか、生き方そのものでしか自分のアートを表現できないと思ったし、それが自分の特性でもあると思ったんだよね。新婚の奥さんは、Ciftに入らない。でもそれも「拡張」の要素に。アーヤ:けんちゃん、去年結婚したんだよね。法的な「家族」である奥さんは、Ciftのことをどう思っているの? 藤代:あなたがやっていることは応援するけど、私は入らない、なぜなら過去の経験(PROTO)から、こういうプロジェクトは一緒にやらないほうがよいと学んだって言われたよ。僕と彼女は、人生を実験し続けるとか、シンプルで、ミニマムな生き方とか、世界への愛の持ち方とか、社会問題の切り取り方とか、そこに対する態度とか間合いとかはすごく合ってるけど、アクションは全然違う。彼女は一人の時間が好きだし、変なイデオロギーとかに巻き込まれたくない。すごくリアリストだし、左脳的で理論的。逆に僕は、エモーショナルなものが大好きだから。そこが違うっていうことをお互い認め合っているし、尊敬しあっているから、いいなって思えるようになった。 逆に、Ciftにいる時に出てくる自分と、彼女といるときに出てくる自分は全然違って、それが今の自分の人生に豊かさを与えているとも言えるし。 アーヤ:それもある種、自分を相手のほうに拡張していくっていうことだね。 藤代:そうそう。彼女がいることで自分が拡張されるし、パートナーという立場の彼女がCiftから距離を置くのも今ならすごくわかる。 アーヤ:そういうポイントも、Ciftのメンバーを選ぶ時に意識してた? 藤代:もっと複雑かな。女性と男性もそうだし、資本主義系と協働主義系、父性系と母性系とか、いろいろある。解きと結びの集合体として、複雑なレイヤーで、言語化できないレベルでバランスをとっているつもりだよ。メンバーそれぞれ、全国各地を飛び回っているため、テレビ会議も活用。Ciftは未来の文化遺産になるアーヤ:Ciftは将来どうなるんだろう?「終わり」みたいなものってあるのかな? 藤代:成功したら文化遺産みたいになるんじゃないかな。Ciftは、渋谷という都会のど真ん中、資本主義の中心みたいな場所で、協働主義の「村」であることを意義としているけど、そういう役割は時代の過渡期におけるものでしかないから。 歴史を見ていると、こういうのって物語として3回起きるんだよね。CiftはPROTOのあとの2回目だから、もう1個、未来に自分には何かあるんじゃないかな。それを自分が作りたいとかやりたいって思っているわけではなくて、そうなるんだろうなっていう予想だけど。Ciftはある種の「破壊」のプロセスで、3回目は新しい社会をつくる「創造」かな。そのときは、都会のど真ん中ではないと思うし、今あるエコビレッジとも違う何かになるんじゃないかと思う。 Ciftが時代における役割を終えた時に、僕も他のメンバーも卒業して、時間と空間を共にすることはなくなるけど、ここでの生活経験が、これからの時代を切り拓くひとつの価値になり得ると思ってる。だからみんながそれぞれのフィールドでCiftみたいなものをつくって、時代を引っ張っていくことが、ひとつの“エンド”なんじゃないかな。Ciftキックオフパーティーの時の写真(c) cift学生時代に思い描いていた、世界を一つに繋ぐ「村」のアイディア。それが、ある種の時代のニーズと重なり、Ciftという形で実現化されたのかもしれない。そんな実験的な場に集った多様な38人のメンバーの一部を、次回以降、紹介していく。CiftWebsite|FacebookAyah Ai(アーヤ藍)1990年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ユナイテッドピープル株式会社で、環境問題や人権問題などをテーマとした、社会的メッセージ性のあるドキュメンタリー映画の配給・宣伝を約3年手掛ける。2017年春にユナイテッドピープルを卒業し、同年夏より「ソーシャル×ビジネス」をさらに掘り下げるべく、カフェ・カンパニー株式会社で精進中。
2018年01月12日俳優の山田裕貴と乃木坂46の齋藤飛鳥が25日、台湾で映画『あの頃、君を追いかけた』(2018年秋公開)のクランクアップを迎え、会見を行った。同作は多感な十代の記憶を呼び覚ますラブストーリーとして、台湾でヒットした映画の日本版。クラスメイトとつるんでバカなことばかりしている高校生・水島浩介(山田)は、担任教師によってお目付役に任命された優等生・早瀬真愛(齋藤)と距離を縮めていく。撮影は9月27日から台湾で行われ、10月25日にクランクアップを迎えた。平溪石底橋で2人で天燈(てんだん)を飛ばすシーン、平溪街のデートシーン、菁桐駅プラットフォームで再会するシーンを撮影し終えると、山田が泣き、齋藤も泣き、長谷川康夫監督まで泣き出す感動的なオールアップに。現地での注目度も高く、記者会見には、台湾メディアが20社参加した。山田は「ひとりでも多くの方に見てもらえるように、ただ必死で“君”を追いかけてみました」と撮影を振り返り、「全然終わった感じがしないのは、本当のアップは観客の皆さんに見てもらった時だと思っているからかもしれません」と心境を吐露した。台湾版では、「家の中では裸族」という設定やキスシーンもあるが、山田は「鍛えた肉体をアピールするというより、拳法が好きな普通の高校生男子の肉体的リアリティを求めてみました」と明かす。一方で「キスシーンは内緒!」とかわし、「僕の裸も、キスシーンも映画を見てのお楽しみです」とアピールした。齋藤は「真愛に選んでいただいた時、どうして私なんだろうと思いました。乃木坂46のメンバーだったらより取り見取りなので」と率直な気持ちを語る。「乃木坂46から一定の期間離れて他のことにかかわったことも、この撮影のスタッフさんに娘のように接していただいたことも新鮮でした」と振り返り、「お芝居の楽しさは分かりましたが、そんなことを言えるレベルではないので。でもこれからも挑戦していければいいなと思います」と今後の活動への希望を見せた。また、映画好きであるが恋愛映画は観ない、という齋藤は「最初は大丈夫かなと少し心配でした」と明かす。「でもこの映画を演じてみて、嫌な感じのしない恋愛ものもあるんだなと、これからは恋愛ものも見てみたいと思います」と笑顔を見せた。(c)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2017年10月27日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演した。「evelyn」ステージのラストを務めた齋藤は、黒のノースリーブミニワンピースにピンクのアウター、黒ブーツというコーディネートを披露。美脚をのぞかせながらランウェイを歩き、キュートな笑顔で観客を魅了した。途中でアウターが肩から落ちると、二の腕もチラリ。恥ずかしそうに笑って直していた。乃木坂46は今回、GirlsAward最多出演アーティスト更新となる10回目の参加を果たし、トリで19thシングル「いつかできるから今日できる」(10月11日発売)など4曲を熱唱。また、齋藤のほか、白石麻衣、西野七瀬、久保史緒里、衛藤美彩、北野日奈子、桜井玲香、堀未央奈、松村沙友理がモデルとしてランウェイを彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる新天地の幕張メッセに場所を移して開催した。モデル151人、アーティスト14組(130人)、ゲスト31人が出演し、観客3万1,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2017年09月17日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。齋藤は、「LOWRYS FARM」ステージに登場し、黒ニットに黒いミニスカート、そして、ピンクのバッグとシューズを合わせた秋ファッションを披露。歓声に手を振って応えながらランウェイを歩き、先端ではキュートな"あっかんべー"ポーズで沸かせた。また、「merry jenny」ステージでは、赤いワンピースに緑を基調にした花柄のコートを羽織って登場。黒で統一した「LOWRYS FARM」ステージとはガラリと変わったコーディネートを披露した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月03日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が8日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「GirlsAward 2016 AUTUMN/WINTER by マイナビ」に出演した。齋藤は「Ank Rouge」ステージのトップバッターとして登場。自身が監修したという、ロングワンピースにキャミソールというコーディネートでランウェイを歩いた。また同ステージでは、乃木坂46の北野日奈子、堀未央奈、欅坂46の渡邉理佐、平手友梨奈らも、齋藤監修の衣装を身にまとって出演した。齋藤は「もともと洋服も好きだし、Ank Rougeさんも中学生の頃ほぼ毎日着ていたので、関われるのがすごくうれしかった」「ブランドさんと関わるのは私の1つの夢でもあったので、とてもうれしく思います」と衣装監修ができたことに感激。「みんなが着ているお洋服を着て会いに来てくれたらうれしいので待っています」と呼びかけ、「男の人はやめてください」と笑いを誘った。乃木坂46は、イベントの大トリとしてライブパフォーマンスも披露。1曲目で齋藤飛鳥がセンターを務める今年7月発売の最新曲「裸足でSummer」を披露した。「GirlsAward」は、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに2010年から開催されている日本最大級のファッション&音楽イベント。14回目となった今回は「Winter Wonderland」をテーマに、ダレノガレ明美や菜々緒、中村アン、マギーら人気モデルによるファッションショーや、赤西仁と山田孝之のユニット"JINTAKA"、乃木坂46、欅坂46、西野カナなどによるアーティストライブを展開。会場には約3万1,000人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2016年10月09日JTQは、東京都内を舞台にしたテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」(会期: 2月26日~3月21日)の期間中、さまざまなアーティストが登壇するトークセッション「MAT TALK 2016」を開催することを発表した。会場は、六本木、飯田橋、銀座、表参道、青山、天王洲。このたび都内各所で開催されるトークセッションは、2月26日~3月21日に東京都内各所にて開催されるテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」の各会場において行われるもの。「六本木会場」となる六本木ヒルズ森タワー 52階 東京シティビューでは、3月3日 19:00~20:00、水口哲也氏(レゾネア)×齋藤精一氏(Rhizomatiks)による「デジタルとリアルの新たな身体性」(定員50名)、3月15日 19:00~20:00には平川紀道氏(アーティスト)×森忠雄氏(レクサスデザイン プロジェクトチーフデザイナー)が登壇し、モデレーターを谷川じゅんじ氏(JTQ)が務める「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平」(定員40名)と題されたふたつのトークセッションが開催される。ともに入場料は当日1800円、前売り1500円(「東京シティビュー」の入場料)。また、飯田橋会場となる「アンスティチュ・フランセ東京」(DIGITAL CHOC 2016コラボレーションイベント内)で開催されるのは、1024 architecture(audio visual label )×齋藤精一(Rhizomatiks)による「現実とデジタルの建築のはざまで」が開催される。モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏。日時は 2月24日 19:00~21:00。定員100名。入場料は500円(学生および会員は無料)。さらに、銀座会場となる「Apple Store,Ginza」では、3月13日 16:00~17:00、齋藤精一氏(Rhizomatiks)×猪子寿之氏(teamLab)による「テクノロジーアートが描く野望」が、同日18:00~19:00には宮島達男氏(アーティスト/Relight Projectメンバー)×谷川じゅんじ氏(JTQ)による「時の経過と他者の関わりがアートにもたらすもの」(モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏+「美術手帖」編集長の岩渕貞哉氏)が開催される。どちらも定員100名。入場無料。このほか、表参道の「AppleStore, Omotesando」や天王洲の「寺田倉庫」においても、於保浩介氏(WOW)、松尾高弘氏(LUCENT)、名和晃平氏(彫刻家/SANDWICH)、原摩利彦氏(音楽家)といったアーティストによるトークや映像上映などが繰り広げられる。なお、トークテーマや申し込みなどの詳細は、「MEDIA AMBITION TOKYO」のWebサイトを参照のこと。
2016年02月19日MAT実行委員会は、東京都内を舞台にしたテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016(メディア アンビション トーキョー2016)」を開催する。会期は2月26日~3月21日(会場によって異なる)。会場は六本木、青山、銀座、飯田橋、御茶ノ水、渋谷、表参道、代官山、水道橋、天王洲の各所。「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」は、テクノロジーアートを都市へ実装する実験的なカルチャーイベント。ジャンルにとらわれないクリエイターやアーティスト、国内外のイノベーターや企業らが、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、ハッカソン、トークショーなどを展開する。第4回目となる今年は開催エリアが六本木を中心に、 青山、銀座、飯田橋、御茶の水、お台場、天王洲などに拡大された。メイン会場となる六本木ヒルズでは、以下の場所でのインスタレーションやトークセッションが予定されている。森タワー52階の「東京シティビュー」では、アーティストと企業による新しい都市実験の場となる「MAT LAB」を展開。参加アーティストは、Rhizomatiks Architecture、近藤 玄大+山浦 博志+小西 哲哉 [exiii] 、WOW、平川紀道×LEXUS、 藤井直敬+GRINDER-MAN+EVALA、Eugene Kangawa×Spiber×THE NORTH FACE、水口哲也+Rhizomatiks Architecture+Keio Media Design、Olga[ Etw.Vonneguet ] ほか。日程は2月26日~3月21日(10:00~22:00)。入場料は1800円(東京シティビュー入場料)。また、六本木ヒルズけやき坂では、2011年3月11日の消灯から5年ぶりとなる「Counter Void」の再点灯など、未来の生き方や人間のあり方を考えるイベント「Relight Days」が開催される。参加アーティストはRelight Project。日程は3月11日~13日。入場無料。さらに、ウェストウォーク2F仮囲いでは、身体データのビジュアライゼーション「Everything is as it is」を展開。参加アーティストはダグラス・ディアス+Rhizomatiks Architecture。日程は2月16~29日。期間中、ダグラス・ディアス氏によるライブドローイングの実施が予定されている。入場無料。2月26日(20:00~24:00)には、渋谷慶一郎プロデュースによるMEDIA AMBITION TOKYO オープニングライブ「Digitally Show」が予定されている。参加アーティストは渋谷 慶一郎、Alex Augier (DIGITALCHOC2016&Scopitoneコラボレーションアーティスト)ほか。会場は東京シティビュー(森タワー52階)。入場料は当日4320円、前売り3780円。チケットは2月上旬より販売予定。詳細は2月上旬に公式Webサイトにて発表されるとのこと。さらに、東京シティビューでは、3月3日 19:00~20:00、メディアデザイナー・水口哲也氏(レゾネア代表)とクリエイティブディレクター/テクニカルディレクター・齋藤精一氏(Rhizomatiks)が作品「Rez Infinite - Synesthesia Suit」の前でトークを展開する「デジタルとリアルの新たな身体性(仮)」を開催するほか、3月15日 19:00~20:00には、アーティスト・平川紀道氏とスペースコンポーザー・谷川じゅんじ氏(JTQ代表)が、平川氏の作品「the view [ for LEXUS LF-LC ]」の前でトーク を繰り広げる「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平(仮)」が予定されている。ともに入場料は1800円(東京シティビュー入場料)。上記ふたつのトークセッションは、メールによる応募者の中から抽選で50名が招待されるとのことだ。なお、同じ六本木エリアの「IMA CONCEPT STORE (AXISビル 3F)」では、新しい形の写真集によるエキシビジョン「RGB, Peek-A-Boo」を展開する。参加アーティストはFIG LAB, obx。日程は2月26~3月12日 11:00~19:00(日曜・月曜・祝日は休み)。このほか、青山会場となる「インターセクト バイ レクサス 東京」 1F GARAGEでは、LEXUSのボディに反射して輝く無数の光郡が雨のように流れるモーションライティング「White Rain for LEXUS」(アーティスト:LUCENT 松尾高弘)が展開される(2月26日~3月21日 11:00~22:00)。また、飯田橋会場となる「アンスティチュ・フランセ東京」他では、2月19日~3月21日、フュチュラマ(未来展望)をテーマにした人工知能やバイオテクノロジー、ロボット工学などの未来像を表現する『第5回「デジタル・ショック」DIGITAL CHOC 2016』を開催。代官山T-SITE GARDEN GALLERY(代官山)での体験型アートの展示や寺田倉庫(天王洲)での映像表現「Vessel」(名和 晃平+ダミアン・ジャレ)の上映、デジタルハリウッド大学(御茶ノ水)でのエキシビジョン「Fashion Tech Summit #001」、日本科学未来館(お台場)での学生CGコンテスト「Campus Genius Meeting」、チームラボのオフィス体験ツアー(場所未定)、Apple Store銀座/Apple Store表参道でのトークセッションなどが予定されている。
2016年01月29日FabCafeは1月22日、デジタルファブリケーション領域のグローバルクリエイティブアワード「YouFab Global Creative Awards 2015」の授賞式を開催した。同アワードは3Dプリンタやミリングマシーンなどを用いて制作された作品を対象とし、今回は26カ国から寄せられた152作品の中からグランプリ、準グランプリ、ファイナリスト25作品が選出された。審査員はFabLabJapanの発起人である慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの田中浩也 准教授、クリエイティブ キュレーターの四方幸子氏、ライゾマティクスのクリエイティブ&テクニカル・ディレクター齋藤精一氏、プロダクトデザイナーのLuki Huber氏、ArchitectkiddのプリンシパルであるLuke Yeung氏、Zeczecの共同設立者Quake Hsu氏らが務めた。○数千枚の三角形をつなげたワンピース4回目の開催となる今回は米nervous systemの「Kinematic Dress」プロジェクトが見事グランプリを受賞した。同作品はSLS方式の3Dプリンタを用いて制作されたワンピース。素材はナイロンで、数千枚の三角形のパネルを蝶つがいでつないでいる。各パネルは全てつながったまま畳まれた状態でプリントされ、余分な粉を取り除けばそのままワンピースとして着用が可能。服全体が体の動きに沿うため、滑らかな生地をまとったような着心地だという。授賞式に出席した審査員の田中准教授は同作品について「2つの側面がある。クオリティが素晴らしいというのが1つと、裏には数学の技術が入っている。」とコメント。洗練されたデザインと緻密な計算の両立・統合が実現している点がグランプリにつながった理由だとした。ちなみに、厳密にはグランプリを受賞したのは「kinematics cloth」というプロジェクト全体で、同プロジェクトでは自分の体のスキャンデータからワンピース以外にもタンクトップやスカートをオーダーすることが可能だ。○5軸CNCマシンをあえてジェスチャーで操作準グランプリにはチリのDiego Pinochet氏のジェスチャーで操作する5軸CNCマシン「Making Gestures: A personal Design and Fabrication System」が選ばれた。学習アルゴリズムによって制御しており、ユーザーの動きに合わせたリアルタイムな製作が可能。ジェスチャーという感覚的な操作方法により、あいまいさや予想できないものを受け入れることで、デザインとファブリケーションの過程をより深く体験することが狙いだという。同作品を審査員の四方氏は「精度があるものとあいまいなもののせめぎ合いを感じた。YouFabやハックの醍醐味だと思う。」と絶賛した。渋谷のFabCafe Tokyoでは今回の受賞作品の一部を2月8日まで展示している。ぜひクリエイティビティとデジタルファブリケーションが融合した作品の数々を見に足を運んでほしい。
2016年01月25日イワタは、同社の開発したフォント「イワタミンゴ」が2015年グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。この受賞に際して、10月1日よりフォントのディスカウントキャンペーンを実施する。イワタミンゴは、明朝体のシャープさ・可読性と、ゴシック体の強さ・整斉さを兼ね備えたフォント。開発背景には、従来の印刷媒体向けフォントが電子機器上で長文を読むのには向かないといわれていることがあり、ディスプレイ上での可読性の高さを目的としてデザインされている。また、この受賞に際しての同賞の審査員(廣村正彰氏、齋藤精一氏、中谷日出氏、レイ・イナモト氏)からは、「『イワタミンゴ』は、明朝体とゴシック体の良いところを併せ持ち、デジタルメディアでも読みやすい。汎用性が高く、UDフォントとしての活用も期待できる。これからの時代のスタンダードとなりえる書体のひとつとして評価した」とのコメントが寄せられている。なお、グッドデザイン賞を受賞したことを記念して、「イワタミンゴ」の特別セールが10月1日~11月30日まで実施される。「イワタミンゴM/D/B/E」(OpenType Pro版)1書体は、定価1万8,000円より30%OFFの1万2,500円(税別)。「イワタミンゴNP-M/D」(OpenType U-PRESS版 TrueType U-PRESS版)、「S-イワタミンゴNP-B/E」(OpenType U-PRESS版 TrueType U-PRESS版)は、1書体あたり3万8,000円(定価)から30%オフとなり、2万6,500円(税別)で提供される。
2015年09月30日世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」で、アンダーズ 東京のバーテンダー齋藤隆一が3位を受賞。審査員を魅了した齋藤隆一によるカクテルが、アンダーズ 東京の「ルーフトップバー(ROOF TOP BAR)」にて提供されている。スコッチウイスキー「シーバスリーガル(CHIVAS REGAL)」が主催する、世界カクテルコンペティション「ザ・シーバス マスターズ」。第2回目となる今回は、“次世代のクラシックカクテルの探求”をテーマに12カ国でローカル大会が開催された。大会では、「シーバスリーガル」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージしたストーリー性のある4種類のカクテルを創作する、というお題が出された。日本大会ではアンダーズ 東京「ルーフトップバー」の齋藤隆一が優勝し、日本代表として7月13日、14日にニューヨークで開催された世界大会決勝に出場した。世界大会は6ラウンド構成で、課題やワークショップなどを行い、すべてのラウンドを通して創造性やスタイル、味わい、ミクソロジー技術などが総合的に審査された。各ローカル大会で優勝した4種類のカクテルのうちひとつが審査対象となった第1ラウンドで齋藤隆一は、クラシックカクテル「ジョンコリンズ(JOHN COLLINS)」を現代的日本版にアレンジした「パーソナルコリンズ(PERSONAL COLLINS)」を披露。審査員を魅了し、総合で3位に輝いた。なお、“2015 シーバスマスター”となる優勝はイギリス代表のジョシュ・レイノルズ(Josh Reynolds)が獲得した。現在、「ルーフトップバー」では、国内大会で優勝を勝ち取り、世界大会でも賞賛された齋藤隆一のカクテル「パーソナルコリンズ」が提供されている。
2015年08月06日オートデスクは、"より良い未来"に繋がるアイデアを広く募集する「Autodesk Creative Design Awards 2015」を開催し、応募受付を開始した。締切は2015年9月6日。同アワードは、少子高齢化、エネルギー需要、温暖化、食料・水問題といった社会問題を解決するアイデアや、世界の産業構造における変化に順応したアイデアなどの発表の場として開催されるもので、「The Future of Making Things -創造の未来-」をテーマに、ジャンルや形式にとらわれない自由な作品を募集する。募集部門は工業デザインやプロダクトなどを想定した「デジタルプロトタイプ」、建築分野のアイデアを募る「BIM (Building Information Modeling)」、土木、インフラ、都市計画分野を対象とした「CIM (Construction Information Modeling)」、CG・映像制作分野を想定した「ビジュアライゼーション」、業界を問わず、コンセプト性の高いアイデアを対象とした「コンセプト・デザイン」の5つ。応募作品の審査は、Takram代表の田川欣哉氏(デジタルプロトタイプ担当)、建築家の藤本壮介氏(BIM/CIM)、WOWアートディレクターの鹿野護氏(ビジュアライゼーション)、ライゾマティクス代表の齋藤精一氏(コンセプトデザイン)の4名が担当する。各分野の受賞者には、12月に米・ラスベガスで開催されるユーザーカンファレンス「Autodesk University Las Vegas 2015」の入場券および30万円の旅行ギフト券か、Autodeskソフトウェア1本の使用ライセンス(1年間分)のいずれかを贈呈。また、応募者全員を10月9日に都内にて開催される「Autodesk University Japan 2015」に招待するとのこと。受賞者発表は10月を予定。応募に関する詳細は特設サイトまで。
2015年07月07日写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。今回ご登場いただくのは、Perfumeの舞台演出やグローバルプロジェクトなどをはじめ、テクノロジーを活用した表現を各方面で披露するクリエイティブチーム「ライゾマティクス」代表取締役・齋藤精一さんです。――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?Power Macが出てきたころなので、確かPhotoshop 2.0ですね。もともと大学では建築を学んでいたのですが、僕は絵の才能がなくて、スケッチをほとんど描くことができないんです…。全部PhotoshopやIllustratorを使って描いていましたし、今も描いてます。Photoshopは自分のスケッチ感覚で描いていくようなツールだと思っていまして、Photoshopの登場によって、建築を学ぶに当たっての環境も大きく変わりました。第一印象というか、Photoshopの機能で面白いと感じたのは、建築でいうと「ファサードに色を付けてみよう」とか、そういった実験がすぐにできることでした。その当時は、撮った写真をPCに取り込んでコラージュしていくようなことがようやく可能になってきたころで、現在からすると解像度は荒いですが、小さなデジカメを使って合成をしていました。スケッチを出力してトレーシングペーパーの上からなぞるより、Photoshopで直接描くほうが自分にフィットしていました。――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。基本的にカンプを作るところですね。僕は企画書を作るにあたって、できる限り字を少なくして、レファレンスやPhotoshopで描いたオブジェクトなど、絵をメインに描こうと心がけています。ちなみに、バージョンはCCを使っています。――最もよく使う/気に入っているPhotoshopの機能は?使用頻度というところから若干離れるかもしれませんが、昔はPhotoshopでフィルターをかけると、パソコン側の処理に限界があって、変な話、たばこが1本吸えたんですよ。ですが今はマシンもソフトも進化して、処理が早くなって、そんなことをする時間がなくなるくらいに進化しましたよね。確か、OS Xが出たころでしょうか。とても処理が早くなって、いくらフィルターをかけたとしてもまったく待つ必要がなくなったことを覚えています。ただ、個人的にそういう部分がちょっと寂しかったりもします(笑)よく使う機能でいうと、最近はPhotoshopとIllustratorを頻繁に行き来して作業するので、パスのままペーストして、ダブルクリックでIllustratorに戻ってもう一度修正できるとか、そういう部分です。いろんな使い方をする「フォトショッパー」がいると思うのですが、僕は一度描いた物を怖くて消せないタイプの人なので、レイヤーがどんどん増えていくんですね。そういう人たちに向けたフォルダ機能やグループ化機能が搭載されて、レイヤーをまとめやすくなり、便利になりました。――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。あまりこういうことは言わないようにしているのですが、Photoshopは"ゲームチェンジャー"、つまり、クリエイティブの世界を圧倒的に変えたツールだと思っています。他の業界と比較することもできない事柄ですが、例えばGoogleと同じくらい変化させたツールではないでしょうか。なので、一般の人が「あれ、この写真、"フォトショ"したの?」と言うことがあるわけじゃないですか。一方で、検索することを"ググる"という人もいます。両者はそれくらい、世の中を変えたと言えます。これはPhotoshopの存在がコンシューマーの人たちにまで届いているということで、だからこそ僕はPhotoshopがゲームチェンジャーという称号がすごく合っているツールであり、ブランドであると思っています。これからもPhotoshopを使い続けます。もし今後新しい機能が搭載されるとしたら、「一服機能」みたいなものがあるといいですね(笑) 昔のフィルター反映の待ち時間のように、5分くらいゆっくり演算するモードみたいなものがあると嬉しいです。
2015年05月15日アイウェアブランド「JINS」が、4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大規模のデザインの祭典・MILANO SALONE(ミラノサローネ)内の「TOKYO DESIGN WEEK 2015」に出展。同ブランドが手掛ける新世代ウェアラブルデバイス「JINS MEME」を用いて、日本ならではの“禅”の世界観を表現したブースを展開した。今回、ミラノサローネに持ち込まれた作品は「MIND UNIVERSE」。グラフィックデザイナーの佐藤卓が監修を務めたのを始め、気鋭のクリエイティブ集団「ライゾマティクス」やテクノ系サウンドアーティスト「EVALA」など日本を代表するデザイナー、クリエイターが一同に集結し、「JINS MEME」のユニークデータである“集中度”を活用したデジタル・インスタレーションを完成させた。実際のブースでは、“禅”の世界観を体現するために静謐な空間を再現。昔からの「目は口ほどにものを言う」という諺にも例えられるように、数多くの身体情報を反映するといわれる“目の動き”のデータを元に、独自の映像表現により体験者の“心の揺らぎ”を可視化するというもの。日常から隔離された白一色の空間の中で、刻一刻と変化する体験者の集中度の変化を“水面を走るさざ波”や“波のうねり”として、3Dワイヤーフレームを駆使して表現。可視化することにより拡張された五感を通じ、体験者の内なる宇宙(MIND UNIVERSE)を目の前に再現してみせた。監修を務めた佐藤氏は、「MIND UNIVERSE」のコンセプトについて「『心の波の可視化』です。精神を集中していただくミニマルな和の空間で、JINS MEMEが読み取った自分の情報が、波の動きに変換され、それを自分で体験していただくという試みです」と解説。さらに、「JINS MEMEは、やはり可視化されて面白いということが、体験してすぐに分かりました。つまり、可視化されて初めて人のためになる、ということです。そこにグラフィカルな表現の可能性を感じることができました。この可能性は、今回のような方法以外にも無限にあると思います」とも。制作を務めた「ライゾマティックス」の齋藤精一氏も「JINS MEME」の可能性に大いに惹かれたようで、「このインスタレーションは、企画から考えると3ヶ月くらいかけてつくっています。僕らもJINS MEMEの研究開発に関わって、最初にいろいろ計算はするわけです。でも実際にかけてみて一斉にデータが出てきた瞬間に、『ここまでデータが採れるんだ』と、ウェアラブルデバイスが新しい境地に行った感がすごくありました。こういう木で言うところの“幹”になり得るようなデバイスが出てくることはなかなかないと思います」と興奮気味のよう。さらに、「MIND UNIVERSE」で表現したかったことをこんな言葉で語ってくれた。「“自分が世界を作り出している”感をどれだけ簡単に視覚的なプレゼンテーションに変換するかに注力をしました。『波』での表現方法は、佐藤卓さんのインスピレーションで提案されたアイデアで、白い世界の中に黒のワイヤーフレームだけというミニマムな表現でできたら面白いんじゃないかと。卓さんがサーフィンをやる方なのでその影響もあるのかもしれませんが、例えばサーフィンで波を待っていると、地球が生きているような感覚を感じられるじゃないですか。これは僕の拡大解釈かもしれませんが、人間って何らかの形で地球にフィードバックしていると思うのです。例えば息を吐いて二酸化炭素を出すとか。それが最終的に波になって帰ってくるというか、地球と繋がれている感じを体験してもらえるような作品になったかと思います」と。“可視化”というグラフィカルな部分を2人が語る一方で、サウンドアーティストとして参加した「EVALA」氏も新たな可能性に行き合ったのだとか。「今回のテーマが『禅』なので、静けさのための音響デザインというのを一番意識しました。決して音がなくなれば“静か”なのではなくて、静けさを表現する音響というのがポイントでした。静けさと集中度というのはすごく隣接した関係なんです。集中度や眠気というパラメータによって、そのときの空間の雰囲気が変わっていくのです。JINS MEME自体から上がってくる数値は、データであって情報ではないんですね。簡単に言うと、今回のインスタレーションでは目で“演奏”をしているわけです。音が目の動きについてくるんです。自分の生体情報と集中度、眠気で空間の響きが変わってくるので、これを使えば、新しい環境音楽の生成装置となり得るんじゃないかと音楽家として思います」。現地での体験者は「まるで自分の心を読まれているようでした」と、己の内側ーーまさに“MIND UNIVERSE”を覗き見ることを可能とした今回の作品。日本が魅せる、IT×パーソナライズの最先端に海外の観客も興味津々だった。
2015年05月11日六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2015」が、4月25日(土)10時~26日(日)18時まで開催中だ。2013 年、2014 年に続きアーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏、新設されたメディアアートディレクターを務める株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一氏が担い、『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』をテーマに展開。メインプログラムには、齋藤氏主導でLEDを実装した光る大型トラックによる《アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号》を実施するほか、参加者が加わってはじめて成立するアートとして、スマホを活用した参加・体験型プログラムも盛り込まれる。本イベントのアーティスティックディレクターの日比野氏によるワークショップは、26日(日)朝から昼にかけてテレビ朝日umuで実施される。日比野克彦と一緒に朝食をとり、語らいながら、集った各々が、昨晩見た夢を思い出す。子どもから大人までどんな方でも参加できる。参加料は、500円。最後には、みんなの絵を写真に撮ってひとつの映像につなぎあわせる。どんなアートができあがるのか楽しみだ。また今回、初の試みとして作品ガイドツアー「六本木アートナイトをもっと楽しむツアー」が開催されることとなった。ただし一般的なガイドツアーとは異なり、ACOPという独自のアート鑑賞法を踏まえ、平野智紀によって事前トレーニングを積んだボランティアガイドが案内するというユニークな内容。そこに集まった参加者との対話を通して、展示作品や六本木の街の魅力が紐解かれる。それは偶然か必然か、これもまたサイトスペシフィックなひとつのアートの形かも?アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスに至る、さまざまなクリエイティビティとアートが広がる一夜限りのアートナイト。街中で展開される非日常との出合いを、あなたは今年どんな風に体験する?(text:Miwa Ogata)
2015年04月26日●六本木アートナイト2015は2020に向けての「練習」本日4月25日から26日にかけて、東京都・六本木エリアにて夜通しで"一夜限りのアートの祭典"「六本木アートナイト2015」が開催される。2009年から開催され、春の大規模イベントとしての認知度も高まってきているが、今年度は新設された「メディアアートディレクター」にライゾマティクス・齋藤精一氏が就任したことが大きなトピックとして挙げられる。アーティスト側から見たイベントのディレクションということであれば、2013年から「アーティスティックディレクター」を日比野克彦氏が務めており、今年も齋藤氏とのタッグでこの催しを作り上げてきたという。ゲストアーティストとして招聘するのではなく、なぜ今、新たな役職を作るなどして「メディアアート」にこれだけ注力したのだろうか。今回は、「メディアアートディレクター」に就き、メインプログラムの制作など「六本木アートナイト1回目」の準備を体験したライゾマティクス・齋藤精一氏に、「六本木アートナイト」参加によって見えてきたことや、テクノロジーを用いたアートへの取り組みについて、お話を伺った。――今回の六本木アートナイトでは、例年と異なり「メディアアート」がフィーチャーされ、「メディアアートディレクター」という役職も新設されました。今回、この役職をお引き受けになった理由を教えていただけないでしょうか?まず、六本木アートナイトでは、これまでもメディアアートの出展はありましたが、どちらかというとパフォーミングアーツなどを含めた現代美術的な手法が多かったと思います。そして、「メディアアート」というのは、アートと人、人と人、あるいは街と人をつなげたりするのが得意な表現というか「手法」です。2020年(東京オリンピック・パラリンピック)が決まった後の「六本木アートナイト」の開催とあって、そうした作用のために積極的にテクノロジーアート=メディアアートを入れていこうということで新設されたと思っています。参加に際して、2020年、あるいはその先に向けて、どのようなアートを介した街の作り方や表現の仕方ができるのか、というところを考えています。今回の「六本木アートナイト2015」はいわば「練習」の第1回だと思っているので。僕が(メディアアートディレクターとして)入ったことで、実証実験みたいなことをしていきたいというのが、「メディアアートディレクター」新設の狙いだと感じています。――今年度に限らず、もっと長い目でアートと街、そして人を見すえていらっしゃるのですね。続いて、今回手がけられたメイン作品の「アートトラック」についてお聞かせください。2台ともインタラクティブな仕掛けが盛り込まれていますが、なぜトラックという形を取ったのでしょうか?六本木アートナイトは、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館という3拠点の美術館を、明け方まで開けてみようという試みで発足したものなので、まず3拠点を結ぶことを考え、そのためにはモビリティというか、移動できるものが必要だと思い、トラックを選びました。また、今回の開催テーマ(ハルはアケボノ ひかル つながル さんかすル)を決定するにあたり、「ひかル・つながル・さんかすル」という3つのワードがまず最初に出ていました。我々ライゾマティクスの作品は暗いところで見せる物が多いので、夜間に展開する光る参加型作品であれば大得意だと思ったのがひとつあります。それから、街の中に何があったら面白いかな、と考えました。今回は、難しい文脈を踏まえたアートを作るというよりは、とっつきやすくて楽しく、知らないうちにお祭りのように参加したくなるようなことができないかなと思ったんです。誰が見ても「今日は何か変わったことをやっている」、「面白い」という感情を持ってもらえるような作品を目指して、今回は枕草子から名前をとった「ハル号」、「アケボノ号」といったふたつのトラックを作りました。「アケボノ号」は3拠点を移動し、「ハル号」は東京ミッドタウンに常駐します。ハル号では事前に集めたデータの表示のほか、当日のリアルタイムの変化、たとえば「六本木の色は今何色だろう」というところも知ることができます。――「アートトラック」について、事前に六本木の「人格」を形成するデータ収集を特設サイトで行うなど、ライゾマティクスらしい手法も見られましたが、実際に拝見すると、少しアナログ感を残したたたずまいだと感じました。あえてこのようなデザインにした理由は?昔から弊社ではテクノロジーを用いたさまざまな表現を行っていますが、「温度のあるテクノロジー」というような使い方が好きなんですね。テクノロジーを使った表現に温かさや人格があるというか。今回も、裏ではデータ収集や同期、データマイニングをして、サーバの構築など難しいことをたくさん行っているのですが、表現については今回できるだけ敷居を下げて、どなたが見ても「あ!ミラーボール!」と言ってもらえるような見栄えにした、という感じです。――インターフェースは優しいですが、仕掛けはいつもどおりのライゾマティクス、というところでしょうか。はい、そんなところです。●「次に来る」テクノロジーとアートナイトの夜明けの先――これまで、さまざまな作品でドローンやプロジェクションマッピングなどの先端技術をこれまで用いてこられましたが、齋藤さんが「次に来る」とお感じになっているものはなにかありますか?そうですね、プロジェクションマッピングひとつ取っても、僕たちがきゃりーぱみゅぱみゅの演出(KDDI)を行った時期とは、かなり見られ方が変わってきていますね。IoT(Internet of Things/さまざまなモノをインターネットによって接続することによって生まれたシステム)といったキーワードをはじめ、さまざまな側面が語られていますが、単にアナログなモノをデジタルにするだけで、かなり面白くなると思っています。最近弊社が手がけた例としては、NIKEと行った全面LEDのバスケットコートがあります。今までメディアではなかったところにあえてメディアを埋め込むことで、教育的な視点やエンターテインメント的な視点など、多様な見方による面白さが出てきます。ドローンのような新しいテクノロジーをどんどん進化させるというよりは、既存のテクノロジーをどのように組み合わせると新しいモノができるか、というのが僕の中では今すごく興味のあるところですね。これまでそれが無かったところに、LEDや映像を仕込んでみるなど、ですね。今回、六本木アートナイトには老若男女いろんな方がに参加されると思います。だからこそ面白いと感じていて、あまりテクノロジーを全面に押し出したエッジの立ったものではなくて、先ほど申し上げたように誰が見ても楽しめるエンターテインメントよりのメディアアートコンテンツを作った、というような感じですね。――最後にひとつお伺いします。今回の六本木アートナイト2015への取り組みによって、2020年(東京オリンピック・パラリンピック)を視野に入れ、アートを介して人々とアートを交わらせ、参加する行為を促していくという意気込みを感じました。「六本木アートナイト2015」の「夜明け」の向こうに、どのような視野を持っていらっしゃるか、お教えください。アートでまちづくりをしていこうと思うと、出てくる課題がたくさんあると思うんです。例えば、道交法が現行のままでは難しい表現や、景観条例的にも厳しいものだとか、区ではいいけれど、都ではダメと言われてしまうことだとか。そういうところを「六本木アートナイト」や、あるいは都市規模のプロジェクトで浮き彫りにできればいいなと思っています。そして、僕にとっての六本木アートナイト"1回目"を経験して、いろいろと課題が見えてきました。(今見えている以外の課題も)まだまだたくさんあると思います。それを糧に、2020年までに法律などをできるだけ改善して、表現しやすい都市作りを行っていければと思っています。
2015年04月25日六本木アートナイト実行委員会は23日、4月25日~26日に開催される「六本木アートナイト2015」のプレスプレビューを実施し、メインプログラムとなるライゾマティクス・齋藤精一氏が主導して制作した「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を公開した。2009年より開催されている、六本木の街を舞台とした"ひと晩限り"のアートの祭典「六本木アートナイト 2015」。今年のトピックとしては、新設された「メディアアートディレクター」にライゾマティクス・齋藤精一氏が就任したこと。2013年より「アーティスティックディレクター」を務めている日比野克彦氏も続投し、両名による新たなアートナイトの形が今回披露されることとなる。プレスプレビューの場では、南條実行委員長および、日比野氏および齋藤氏といった2名のディレクターが登壇。ライゾマティクス・齋藤氏は、アートナイトへの参画に際して、「2020(東京オリンピック・パラリンピック)の開催が決定し、都市とアートとテクノロジーといった事柄が盛んに語られるようになりました。今回はテクノロジーを用い、作品とつながる体験ができるプログラムを展開しています。2020に向け、街とアートを介してどれだけの人が繋がれるかと考えると、あと5、6回の"練習"しかできないと考えています。参加者の方々に、こういうやりかたで参加できると実感してもらえれば」と語った。そして、日比野氏と齋藤氏が共にスイッチを入れたことで、今回のメインプログラムであるアートトラック「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」が起動。提灯アレイ・ディスプレイを搭載した「ハル号」、巨大ミラーボールが3台載った「アケボノ号」の2台で構成されており、アートナイト当日はそれぞれ別の地点で稼働し、時間帯によってアーティストとコラボレーションしたパフォーマンスや、参加者が操作可能なインタラクティブ体験を提供する。なお、プレスプレビューでは、今年初めての試みとなったアーティスト公募「オープン・コール・プロジェクト」より、「スイッチ」を触ることで寸劇が始まるインタラクティブメディアアート「六本木アートナイトスイッチ」を展開するスイッチ総研と、パフォーマンス集団・ズンチャマンゴが登壇し、実際の作品を披露した。当日はそのほかのアーティストの作品も多数披露されるため、当日の各催しのスケジュールは、同イベントのWebページを参照してほしい。
2015年04月24日六本木アートナイト実行委員会は4月25日~26日、「六本木アートナイト2015」を東京都・六本木周辺で開催する。「六本木アートナイト」は、"生活の中でアートを楽しむ"という新しいライフスタイルの提案と、東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的とした一夜限りのアートイベントで、2009年から実施している。6回目となる今回は、「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」をテーマに、メディアアートに焦点を当てた内容で展開する。メインプログラムでは、アートプロジェクト「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を展開。メディアアートディレクターの齋藤精一氏主導で、LEDの実装を施した大型トラック「ハル号」「アケボノ号」が登場し、参加者とのコミュニケーションを創出するとともにパフォーマンスを繰り広げる。「ハル号」は、人格を持った働く車という設定で、常に東京・六本木に関するデータを収集する。「提灯アレイ・ディスプレイ」を搭載し、収集したデータをビジュライズするという。"フレンドリーな性格"で、気軽に写真撮影にも応じるとのこと。「アケボノ号」は巨大なミラーボールを搭載したアートトラック。六本木ヒルズアリーナを基地とするが、国立新美術館や東京ミッドタウンにも出没する。また、同イベントでは毎年、六本木の街なかの店舗やストリート、公園などに作品を展示している。今年は、第15回文化庁メディア芸術祭アート部門にて新人賞を受賞したドローイングマシン「SENSELESS DRAWING BOT」や、多数の巨大な花がゆっくりと稼働する機械彫刻作品「Bloom」が登場する。街なかで行うパフォーマンスとしては、アートトラックと10組のダンスアーティストによる「ダンス・トラック・プロジェクト」や、完全無音のダンスを披露する「サイレントダンスプログラム」、スイッチを押すと"何か"が起こる「六本木アートナイトスイッチ」、移動型ステージショー「ズンマチャンゴのかけら箱」を予定している。そのほかにも、アートな夜の楽しみ方を提案する「ハルはアケボノカフェ」や、テクノロジー・アートのカンファレンス「六本木ダークナイト」、ストローやゼムクリップ、写真を使ったワークショップのほか、外部企業や施設による同時開催プログラムも実施する。開催日時は4月25日10時~4月26日18時で、メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯は4月25日の18時22分(日没)~4月26日の4時56分(日の出)となる。なお、各イベントの開催時間は内容によって異なる。開催場所は、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースとなる。
2015年04月22日一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2015」が4月25日から26日にかけて開催される。その約80件に及ぶプログラムの詳細が公開された。今年で6回目を迎える同イベントは、六本木ヒルズや東京ミッドタウン、サントリー美術館など全7ヶ所の会場で開催。今回は“ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル”をテーマに、アート作品の展示やパフォーマンスなどが繰り広げられる。そのメインプログラムとして、六本木の各地に出没するのが「アートトラックプロジェクト」のハル号、及びアケボノ号だ。オリンピックに向けて、物資を運ぶトラックを東京のシンボルと定め、そこにライゾマティクスの齋藤精一が六本木という都市の人格をインプット。“もしも都市が生きていたら今どのような姿だろう?”というテーマの元に、様々な催しを展開していく。イベント期間中に東京ミッドタウンのキャノピー・スクエアに鎮座するのは、アートトラックの片割れ「ハル号」。提灯アレイディスプレイには、収集された六本木に関するデータと共に、その内容に対する感情が表示される。フレンドリーな性格なので、気軽に写真撮影にも対応してくれるとのことだ。なお、17時からはアーティストのMAHARO、DOPPELによるライブペインティングを予定しており、トラックのボディが人物や動物、キャラクターなどによって彩られる。一方、巨大なミラーボールを搭載する「アケボノ」号は、25日の18時45分に六本木ヒルズアリーナに登場。光るジャングルジムと共に、ブレイクビーツユニット「HIFANA」のライブパフォーマンスを彩る。その後は、21時に国立新美術館へ、22時には再び六本木ヒルズアリーナへと移動し、ムービングライトやミラーボールを参加者がコントロール。最後は26日3時30分から東京ミッドタウンで、再び「HIFANA」とのコラボパフォーマンスを展開する。その他、「チームラボ(teamLab)」による来場者がスマートフォンで打ち上げることが出来る立体の花火「願いのクリスタル花火」を始め、ペインティングパフォーマンスやダンスショー、映像鑑賞、フラワーパフォーマンス、DJプレイ、コンサート、盆踊りなど様々な催しを展開。参加アーティストなどによるトークセッション、カンファレンス、シンポジウム、ワークショップなども予定されており、朝から夜まで現代アート尽くしな週末になりそうだ。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:4月25日10:00から26日18:00まで入場料:無料(一部を除く)
2015年04月16日六本木アートナイト実行委員会は、4月25日~26日に開催されるアートの祭典「六本木アートナイト2015」のメインプログラム「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」のプレプログラムとなるWebサイト「Roppongi Date of Mind」を公開した。同サイトでは訪問者に簡単な質問が用意されており、集計結果は六本木アートナイト2015で公開される。「六本木アートナイト2015」は、六本木の街を舞台に4月25日~26日に開催される"ひと晩限り"のアートの祭典。今年のメインプログラムは、ライゾマティクス・齋藤精一氏主導で展開するLEDで光る大型トラック「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」。巨大ミラーボールを搭載した「アケボノ号」は、六本木ヒルズアリーナを基地に新美術館や東京ミッドタウンに出没。一方、提灯アレイ・ディスプレイを搭載した「ハル号」は東京ミッドタウンに常駐。両トラックではさまざまなデータがビジュアライズされ、その周辺では音楽ライブや観客参加型のイベントが繰り広げられるという。また、このたび公開されたWebサイト「Roppongi Date of Mind」は、「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」のプレプログラムとして公開されたもの。「もしも都市が生きていたら」をテーマに用意された8つの質問にWebサイト訪問者が回答すると、その集計結果が「六本木の人格」となり、オープンデータ(気象データ、交通データ、花粉データなど)と組み合わせて、六本木の今を表すパブリックデータとしてビジュアライズされるという。ちなみに質問は、表示される写真を見てどんな気持ちになるかを8つの選択肢から選ぶ簡単な内容だ。なお、収集したデータの結果発表は3月31日に同Webサイト上で行われるほか、六本木アートナイト当日、「アートトラックプロジェクトハル号アケボノ号」や特設ディスプレイなどでも閲覧できるとのことだ。
2015年03月27日六本木アートナイト実行委員会は、4月25日~26日に開催される「六本木アートナイト2015」のメインビジュアルと主要プログラムを決定したと発表した。六本木の街を舞台とした"ひと晩限り"のアートの祭典「六本木アートナイト 2015」。今回発表されたメインビジュアルと主要プログラムは、アーティスティックディレクター・日比野克彦氏、および今年から新設されたメディアアートディレクターを務めるライゾマティクス・齋藤精一氏と協議して決定したものだという。開催テーマ「ハルはアケボノひかルつながルさんかすル」を象徴するメインプログラムとして、LEDをで光る大型トラックによる「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を齋藤氏主導で制作。各トラックは巨大なミラーボールと提灯アレイが搭載。さまざまなデータがビジュアライズされ、その周辺では音楽ライブや観客参加型のイベントが繰り広げられる。また、街なかの店舗や公園などに作品を点在させる「街なかインスタレーション」に関して、今年はメディアアートを取り入れた多様なインスタレーション作品を設置。ダムタイプ各所でパフォーマンスを行う「街なかパフォーマンス」も実施する。インスタレーションおよびパフォーマンスには、今回から設けられた公募枠「オープン・コール・プロジェクト」で採用したプログラムも含まれている。そのほか、各界の著名人と一般参加者が同じテーブルを囲む少人数クロストーク「第三回 六本木夜楽会」などの参加者が加わってはじめて成立するアートプログラム「街なかミーティング」に加え、各美術館(六本木ヒルズ、森ビル、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館)における企画展の夜間公開や関連トークイベントなど、非常に多数の催しが一挙に展開される予定だ。
2015年03月11日MAT実行委員会は、東京都内を舞台にしたテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2015」を開催する。会期は2月11日~15日。会場は六本木、青山、お台場、飯田橋、渋谷の各所。「MEDIA AMBITION TOKYO 2015」は、都市を舞台にしたテクノロジーやアートが共生共栄する日本の次世代を世界に向けて発信すべく、ジャンルにとらわれないクリエイターやアーティスト、内外の企業・デベロッパー・アートバイヤーらが都内各所を舞台に、最先端のアートや映像、 音楽、 パフォーマンスを展開するイベントだ。過去2回の開催で約12万人を動員し、第3回目となる今年は開催エリアが六本木、青山、お台場、飯田橋、渋谷に拡大された。「六本木会場」は以下の3カ所でアートやパフォーマンスが予定されている。六本木ヒルズ 展望台チケットカウンター(森タワー3階)では、デザインと現代美術の新たな融合の方向へ向かう共同オープンラボプロジェクト 『MAT Lab.』(アーティスト:WOW×SANDWICH)を展開。日程は2月11日~15日。入場無料。また、東京ミッドタウン ダイナースクラブ アイスリンク(芝生広場)では、2人で滑ったスケートリンクの軌跡がスクリーンの映像に描き出される体験型メディアアート『Skate Drawing』(アーティスト:Rhizomatiks)が上映される。日程は2月11日~14日 17:00~22:00(受付は21:00まで)。入場料は大人1,500円、中学生以下1,000円。さらに、IMA CONCEPT STORE IMA Galleryでは、AR技術を用いた全く新しい表現のプラットフォームとしての写真体験『IMA ARART Exhibition』 (アーティスト:amana×Matilde)を実施。日程は2月11日~22日 11:00~22:00。入場無料。また、以下の2ヶ所では『MAT 2015 トークセッション』が予定されている。IMA CONCEPT STOREでは2月11日 15:00から、team Lab 猪子寿之 × Rhizomatiks 齋藤精一 × JTQ 谷川じゅんじによる『VISION 2021 ちょっと未来のぼくらの話』が、同日19:00からは本城直季 × マチルダ白鳥啓 × WIRED日本版 編集長 若林恵 × IMA太田睦子による『テクノロジーはいかに「写真」を拡張するか?』が行われるほか、2月15日には、ANTIVJ Oliver Ratsi × WIRED日本版 編集長 若林恵による『ヴィジュアルアートはジャンルではない- オリヴィエ・ラツィとANTIVJの仕事 -』の予定が組まれている。入場料はそれぞれ、一般1,500円、雑誌「IMA」定期購読会員1,200円で、チケットはIMA CONCEPT STOREサイトから購入できる。このほか、2月13日 19:00からは六本木ヒルズ 展望台チケットカウンター(森タワー3階)において、WOW 於保浩介 × SANDWICH 名和晃平 × JTQ谷川じゅんじが出演するトークセッション『デザイン×現代美術 ー クロスオーバーの可能性 ー』が開催される。こちらは、メールによる応募者の中から抽選で30名が招待されるとのことだ。一方、「青山会場」となるインターセクト バイ レクサス 東京 1F GARAGEでは、1,220mm=LEXUS LFAの高さの中で体験するビジュアル&サウンドインスタレーション『1,220』(アーティスト:Rhizomatiks)を展開。日程は2月11日~20日 11:00~22:00。入場無料。「お台場会場」となる日本科学未来館では、"プログラムによってリアルタイムで描かれ続けている花は、誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける"をテーマにした『増殖する生命 - Gold』(アーティスト:teamLab)を展示。場所はチームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地内。日程は2月11日~3月1日 10:00~17:00(入館は16:30まで)。入場料は大人1,800円、中人1,200円、中人(土曜)1,100円、小人900円。さらに、チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地 エントランス前(シンボルゾーン)では、さまざまなエフェクトで写真が撮れるFacebook連動型のデジタルサイネージがMATオリジナルフレーム仕様で登場する『チームラボカメラ』(アーティスト:teamLab)を体験できる。日程は『増殖する生命 - Gold』と同様、2月11日~3月1日 10:00~17:00(入館は16:30まで)。入場無料。「飯田橋会場」のアンスティチュ・フランセ東京では、先端映像表現とデジタルカルチャーのフェスティバル 『DIGITAL CHOC 2015』(第4回デジタル・ショック)が開催される。日程は2月13日~3月22日(祝日休館)の11:00~19:00(日曜日は18:00まで)。入場無料。「渋谷会場」となるアツコバルー arts drinks talkでは、日常的な都市風景の知覚に揺さぶる写真展『東京乱建築』(アーティスト:オリヴィエ・ラツィ)を開催。日程は2月28日~3月29日(毎週火曜日と3月27日は休み)の14:00~21:00(水~土)/11:00~18:00(日・月)。入場料は500円(ドリンク付き)。また、同じく渋谷のSuper Deluxeでは、フランス人エレクトロニック・デュオと日本人スターミュージシャンによる恍惚の夜 デジタル・ショック&レッドブル・ミュージック・アカデミー共同イベント『Arigato Tokyo, Bonjour Paris Egyptologyセレクション』が開催される。出演は、Egyptology+千住宗臣+中原昌也(Hair Stylistics)、AOKI Takamasa、Crystal、オオルタイチ+VJ SphinkS。日程は2月14日 19:30~(開場は19:00)。入場料はドリンク別で一般2,300円、学生1,800円(要学生証)となっている。
2015年02月05日雑誌『ワイアード(WIRED)』が主催する、次世代クリエイター発掘のためのイベント「CREATIVE HACK AWARD 2014」の授賞式が26日に行われた。今年のアワードでは『「CONNECT」コネクト“つながり”を発見し、改変せよ』をテーマに、グラフィック、ムービー、3Dプロダクト、アイディアの4部門で作品を募集した。9月30日までの約3か月間で364作品が応募され、ライゾマティクスの齋藤精一など、8人の審査員によってグランプリが選出されている。なお、その基準としては今後の日本のクリエイターに求められる資質や、担うべき領域を最重視し、ビジネスマインドやコミュニケーション能力を感じられるような作品が選ばれた。グランプリを取得した「Morphing Cube」は、大学院生の山岡潤一による作品。三次元コンピューターグラフィックスによる描画のプロセスを、丸ゴムをモーター制御によって変形させることで、現実世界に再現している。キューブ、台形、四角柱、平面体など形状は自由自在に変化し、Kinectと連動させることで、人の動きに合わせた動作も可能となった。準グランプリを獲得したのは、専門学生の長田淳美による「わたしと私」。右ページに小説、左ページに絵本を描いたブック形式の作品で、小説から拾った言葉をつなぎ合わせることで、絵本の物語が展開していく。小説は“子供に戻りたい大人の物語”を、絵本は“大人になりたい子供の物語”を綴っており、2つの物語の主人公がストーリーの中で交差するという仕掛けもユニークだ。その他、グラフィック部門では200枚のGIFイラストをつなぎ合わせた「剣舞」が、ムービー部門ではパフォーマンスバトルを3Dホログラム技術を用いて格闘ゲーム風にアレンジした「NINCHRO FIGHT with HUMAN BEATBOX」が、3Dプロダクツ部門では音声データの波紋を円周形に囲むことで物体化した「Voice 想いと形をコネクトする」がそれぞれ受賞。ベストアイディア賞にはプロジェクションマッピングや透過型スクリーンなどを用いて、能の楽しさを再発見するための演出を提案する『「能」がつなぐ Japan culture!』が選ばれた。なお、応募者による発表があまりに好評だったことから、今年の審査では急遽ベストプレゼンテーション賞が新設された。第1回目に選ばれたのは会社員の土屋泰洋で、ムービー部門に投稿された「INTERNET SHRINE」での受賞となった。
2014年12月01日2015年4月25・26日、六本木の街を舞台に一夜限りのアートフェスティバル「六本木アートナイト2015」が開催される。このイベントでは六本木ヒルズや東京ミッドタウン、サントリー美術館など、街に点在する様々な施設にアート作品を展示。インスタレーションを中心に、音楽、映像、パフォーマンスなど様々な作品を見ることが出来、中には観客参加型のアートも出品される。昨年に引き続きアーティスティックディレクターを務めるのは、現代美術家の日比野克彦。さらに、メディアアートディレクターとして、ライゾマティクスの齋藤精一を招聘し、アートナイトの新たな形を模索していく。なお、今回初の試みとして、一般から作品を募集する「オープン・コール・プロジェクト」を開催。応募されたプログラムのうち、優秀な作品は2次審査へと進むことになり、審査委員会の前で企画者自らがプレゼンテーションを行うことになる。この様子は一般に公開され、以降もこうしたプレプログラムを本番までに実施していく予定だ。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:2015年4月25日10時から26日18時まで入場料:無料(一部を除く)
2014年11月21日