中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務めるお宝コメディ・シリーズ第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』の主題歌をクレイジーケンバンドが担当することが決定。併せて、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編は、中井さん演じる古物商の則夫のもとに、広末さん演じる着物美人の志野が父の形見の茶器を騙し取られたと相談する場面から始まる。なんとそれは、5,000万円は下らないと言われる古田織部の幻の茶器「はたかけ」だった。志野にほだされた則夫は、同じく彼女の魅力のとりこになった佐々木さん演じる陶芸家の佐輔とコンビを再結成する。今度は「ひと儲け」ならぬ「ひと助け」のため、お宝眠る古都・京都を舞台に新たな敵となる有名古美術店主(加藤雅也)、大御所鑑定家(竜雷太)打倒のため、かつての仲間たちとともにお宝大作戦を決行。贋物作りのプロが再集結し、陶芸王子(山田裕貴)や国家機関、テレビ番組をも巻き込み、国の名勝・渉成園で決戦の火蓋が切って落とされる。映像では、主演2人のコミカルで人間味あふれる演技、何かを秘めたマドンナの眼差し、敵キャラの小憎らしさ、キャラの濃い個性豊かな面々のこれでもかと畳み掛ける掛け合いが垣間見える。ドタバタコメディ感が満載で、二転三転する物語に否が応でも期待が高まる予告編に仕上がっている。またこの度、本作の主題歌を東洋一のサウンド・マシーンとも言われる横山剣率いるクレイジーケンバンドが書き下ろした新曲「門松」に決定。予告編にも使用されているこの楽曲は、横山さんのメロディアスな歌声が男たちのロマンをよりかき立てるかのように響き渡り、本作を一層華やかに彩る。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、本作のもう1つの主人公でもあるお宝、千利休の弟子にして「天下一の武将茶人」と称された古田織部の幻の茶器の「はたかけ」をニヤリと見つめる則夫と佐輔の姿が。そして、その背後では彼らを裏で糸を引いているかのようにマドンナ・志野が微笑み、彼らの関係性がよく表れた新春らしく明るい、まさに“開運招福お宝コメディ”として仕上がっている。『嘘八百 京町ロワイヤル』は1月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:嘘八百 京町ロワイヤル 2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2020「嘘八百京町ロワイヤル」製作委員会
2019年11月20日リーアム・ニーソン主演、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』プロデューサーが手掛ける最新作『スノー・ロワイヤル』。雪山を舞台にしたリーアムパパの復讐サスペンスかと思いきや、どこかおかしいユーモアが漂う独特な雰囲気を持った本作は、容赦なく復讐を果たしていくかっこいいリーアムの姿に魅了されてしまうが、どうやらリーアムは子どもにも好かれるらしい!?今回入手したのは、本編映像“ベッドタイム・ストーリー”。公開麻薬組織に殺された息子の復讐を誓い、次々と怪しい人間を“除雪”していったネルズ(リーアム・ニーソン)。ついに組織のボス・バイキングの居場所を突き止めたネルズは、バイキングに幼い息子がいることを知り、誘拐を実行する(いつもは自分の家族が誘拐されているのに…)。復讐の鬼とはいえ、元は模範市民賞を受賞するほど善良な人間であるネルズは彼の息子・ライアンを自宅に匿い、夜にはベッドまで貸してしまう。勘が鋭く、大人びたライアンはネルズの“本当の姿”に感づき、普段甘えることができない父親の代わりと言わんばかりに「寝る前に本を読んで」と甘えだす。とはいえ、ネルズの家にある本といえば…除雪車のカタログ。初めて見る本にライアンは大興奮。すぐに寝てしまうかと思いきや、最新モデルのスペックを淡々と読み上げるネルズの声に耳を傾け、ベッドに寝転んだ2人の心の距離は近づいていく。“ブチギレ親父”のリーアムがライアンと過ごすひとときは、本作でも唯一の癒やしシーン。子守をするリーアムに萌えてしまうファンも多数出現するに違いない。『スノー・ロワイヤル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.
2019年06月14日リーアム・ニーソンが67回目の誕生日を迎える6月7日(金)より公開となる『スノー・ロワイヤル』。その生誕を記念して新たな予告が解禁…だが、ん?どこかで見たことあるような、ある映画にそっくりな予告となっている。今回到着したのは、“最強の父親”が帰ってきたリーアムの代表作『9○時間/リベ○ジ』風の新予告編。『96時間』シリーズといえば、元CIA秘密工作員の父親が誘拐された愛娘を助けるため、犯罪組織に単身で戦いを挑んだサスペンスアクション。第1作目が大ヒットを記録し、その後シリーズ3作まで製作、主人公を演じたリーアムはアクション俳優としての地位を確立した。以降、元“○○”の最強親父として復讐劇を演じてきたリーアムは、本作では“何者でもない”姿で一市民として新境地を拓いているのだが、今回、たとえ模範市民賞を受け取るほどの人間だとしても、隠しきれない“いつものリーアム像”がどこか透けて見えてしまう期待感が高まる新予告編が到着!構成からナレーション、そしてナレーターの人選まで、ほぼ『9○時間/リベ○ジ』風に仕上げられた新予告は、スピード感がありつつもひと味異なる魅力を放っている。唯一異なるのは、『9○時間』とは逆で、本作では敵の息子をリーアムが誘拐している点!「俺の家族に近づくな」「邪魔するならば容赦はしない」はまだしも、「俺の除雪車を傷つけるな」とは一体…!?熱い父親のたぎりをぜひ“本家”と見比べてみてほしい。『スノー・ロワイヤル』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.
2019年06月06日ハンス・ペテル・モランドが『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をセルフリメイクした映画『スノー・ロワイヤル』から、映画を観る前と観た後で印象が変わる…一見おしゃれなイメージポスタービジュアルがシネマカフェに到着した。本作は、愛する息子を殺された主人公ネルズ(リーアム・ニーソン)が、復讐を始めるという物語。悲劇的な出来事なだけに、映画のスタートはとても重々しいが、話が進むにつれ、次々と襲い来るブラックユーモアの数々に、笑っていいのかいけないのか迷ってしまう場面も。キャストたちも「最初に脚本を読んだときは戸惑った」と語るほど。今回到着したイメージポスタービジュアルは、そんな本作に実際に登場するシーンを切り取ったもの。雪が積もる森の中を走る除雪車、雪原を歩く男、滝を眺める人が描かれているシンプルなビジュアル…だが、よく見るとどのビジュアルにも“死体”が写り込んでおり、意味深なキャッチコピーが怖さを増すようだ。少し怖いビジュアルだが、映画を観るとこれがユーモアたっぷりの“面白い絵”として認識できるようになっている!映画全編に潜んでいるブラックユーモアも楽しみつつ、鑑賞後はぜひもう一度この3枚のビジュアルを確認してほしい。『スノー・ロワイヤル』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.
2019年05月06日リーアム・ニーソン主演最新作映画『COLD PURSUIT』(原題)の邦題が『スノー・ロワイヤル』に、公開日が6月7日(金)に決定。併せて、どこかユーモアさも感じさせるポスタービジュアルも到着した。本作は、監督のハンス・ペテル・モランドが、ステラン・スカルスガルド主演で製作した自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をハリウッドでセルフリメイクしたもの。主演のリーアムは、真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマンを好演。息子を殺され復讐を決めるが、その復讐が思わぬ方向へと向かっていく…。猛烈にバイオレントながらも、痛烈に可笑しい、リーアムの新たな復讐劇は、海外では「タランティーノが『96時間』を撮ったらこうなる ――The Mercury News」「ファーゴのキレ味とセンスあり!――VARIETY」と絶賛する声も寄せられている。また、邦題・公開日決定と同時に公開されたポスタービジュアルでは、深い雪に覆われる中、雪作業員のネルズ・コックスマンが、死体とみられる男性を引きずっている姿が…。しかも、その背後には血に染まった除雪車や、木に突き刺さった車、羽が生えて飛び立つ十字架の大群…何とも不思議なビジュアルだ。さらに「壮絶な、全くかみ合わない戦いが始まる。」のキャッチコピーが、これまでのリーアムお得意の復讐劇とは異なる雰囲気を予感させるようだ。『スノー・ロワイヤル』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スノー・ロワイヤル 2019年6月7日より全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月09日映画『嘘八百 京町ロワイヤル』が、2020年1月31日(金)より、TOHO シネマズ 日比谷ほかで全国ロードショー。映画『嘘八百』の続編となる本作は、前作に続き中井貴一×佐々木蔵之介をW主演に迎え“開運お宝”コメディを描く。中井貴一×佐々木蔵之介再びタッグ映画『嘘八百』は、中井貴一演じる目利き古物商・小池則夫と、佐々木蔵之介演じる陶芸家・野田佐輔がタッグを組んで、一攫千金を狙う“開運お宝”コメディ。2018年1月に公開され、話題を呼んだ。人気作の続編は、大阪・堺に加え古都・京都まで舞台を広げ、新たなストーリーを綴る。利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器を巡って、小池則夫と野田佐輔が再び集結。知的好奇心をくすぐる骨董トリビアを交えながら、ユニークな物語を描き出す。マドンナ役で広末涼子が参戦また、シリーズ最新作にはマドンナ役で、映画『ラブ×ドック』に出演した、広末涼子が参戦。2人と幻の茶器に深く関わってくる着物美人の志野役を演じる。佐輔の妻・康子役の友近、則夫の娘・いまり役の森川葵、佐輔と康子の息子・誠治役の前野朋哉、則夫と佐輔に協力する飲み屋「土竜」チームの坂田利夫、木下ほうか、宇野祥平、学芸員役の塚地武雅、文化庁の役人役の桂雀々らは、前作から続投。新キャストとして、古美術店「京都嵐山堂」主人役の加藤雅也、大御所鑑定家・億野万蔵役の竜雷太、「陶芸王子」として人気を博す若手陶芸家・牧野慶太役の山田裕貴などが加わり、映画を盛り上げる。その他、テレビ番組のプロデューサーを吹越満、ディレクターを坂田聡、女子アナを冨手麻妙、「京都嵐山堂」番頭を山田雅人、志野の父を国広富之が演じる。ストーリーかつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが・・・。それは、有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組をも巻き込む大騒動に―。【作品情報】映画『嘘八百 京町ロワイヤル』公開日:2020年1月31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:武正晴脚本:今井雅子、足立紳出演:中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、坂田利夫、前野朋哉、木下ほうか、宇野祥平、塚地武雅、桂雀々、加藤雅也、竜雷太、山田裕貴、吹越満、坂田聡、冨手麻妙、山田雅人、国広富之
2019年02月15日BOND is BACK!世界で最も愛されるスパイ、007ことジェームズ・ボンドがシネオケで帰ってくる。来たる4月29日(日・祝)に迫った「ジェームズ・ボンド007『カジノ・ロワイヤル』 inコンサート」。これまでロンドンのロイヤル・アルバート・ホールだけでしか上演されたことのない貴重なプログラム、待望の日本公演である。【チケット情報はこちら】世界中で人気を誇る007シリーズでも特に高い評価を受けているのが『007/カジノ・ロワイヤル』だ。6代目ジェームズ・ボンドとしてダニエル・クレイグが初登場。いままでにないエネルギッシュでダイナミック、それでいて繊細なボンド像が007ファンのみならず多くの女性ファンを虜にした。来年には最新作『BOND25』 (仮)の公開も決定している。本作の音楽を担当しているのは自らも007ファンを公言するデヴィッド・アーノルド。007シリーズでは本作を含めて5作品でスコアを担当している。時に現代的に、時にクラシカルに。シリーズ伝統のジョン・バリーサウンドをも彷彿とさせるサウンドトラックは広く映画ファンにも支持されているのはご承知の通りだ。シネオケの指揮はニコラス・バック。海外を中心に多くのシネオケコンサートでタクトを振るベテランである。演奏は総勢90人編成となる東京フィルハーモ二―交響楽団。大迫力の生の演奏と巨大スクリーンに映し出される本編映像。映画館ではこの体験は味わえない。期待が高まらないわけがない。日本公演に向けては綿密なりリハーサルが行われた。オーケストラリハーサルに参加してみたのだが驚いた。これはもう映画の劇伴そのものである。劇中の音楽の印象はそのままに、大オーケストラによる演奏が立体的な音響となって包み込む。映像に合わせてフレーズも頻繁に切り替わるがそのタイミングも見事だ。ニコラス・バックの経験が存分に活かされ、オケもそれに応えているのだろう。デヴィッド・アーノルドの力強くキレのあるスコアの魅力がフルに引きだされていると感じた。映画本編やサントラ盤では気付かなかったディテールまで聴き取れるのは映画ファンや音楽ファン、007ファンにとっては魅力となろう。これは想像を超えるシネオケになるのだと予感させる手応えが充分にあった。本作での白眉となるのがデヴィッド・アーノルド渾身のアレンジによる『ジェームズ・ボンドのテーマ』。インパクトたっぷりのこの曲は以降、007シリーズでは必ず使われるニュースタンダードとなっている。この名曲を生の演奏で聴くことが出来るだけでも今回のシネオケに参加する価値があると言っても言い過ぎではないはずだ。当日は会場である東京・東京国際フォーラムホールAで当日券の販売も予定されている。初めて『007/カジノ・ロワイヤル』をご覧になる方はもちろん、これまで何度も劇場に足を運び、ブルーレイやDVDなどでも繰り返してこの作品を観ている熱烈なファンの方々まで、生涯忘れることの出来ない素晴らしいコンサートになること請け合いである。取材・文:酒井俊之 (007シリーズ 字幕・吹替版監修)
2018年04月27日大人気スパイ映画『007』シリーズ第21作目となる『007/カジノ・ロワイヤル』のシネオケ(R)「ジェームズ・ボンド 007『カジノ・ロワイヤル』in コンサート」が、4月29日(日)東京国際フォーラムにて開催されることが決定した。『007/カジノ・ロワイヤル』は、『007』シリーズの第21作目にして、ダニエル・クレイグが初めてジェームズ・ボンドを演じた作品。マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、さらにジュディ・デンチを再びシリーズの“M”役として迎え、バハマ、モンテネグロ、ヴェネツィアを舞台に緻密なストーリ展開と、大迫力のアクションシーンが繰り広げられる。この度、開催決定したシネオケ(R)は、映画音楽だけをオーケストラで演奏するコンサートとは異なり、スクリーンには映像だけが流れ、セリフ以外の音楽がオーケストラで演奏されるというもの。観客は映画全編を楽しみながら、映画館以上の臨場感を体感できるのだ。『007』シリーズがこのシネオケ(R)として登場するのは今回が初。あの有名なテーマ曲を始め、スリリングで官能的な楽曲が大迫力のフルオーケストラの生演奏で鳴り響く。今回演奏は「東京フィルハーモニー交響楽団」、指揮はニコラス・バックが務める。バック氏は、「007ファンの皆様にとっても、『カジノ・ロワイヤル』をご自身の目の前に広がるフルオーケストラの生演奏つきで、最初から最後まで観られるということは、エキサイティングで楽しいこと間違いありません。ご期待ください」とメッセージを寄せている。なおチケット最速先行販売は、本日1月19日(金)18時よりスタート。ジェームズ・ボンド 007「カジノ・ロワイヤル」in コンサートは4月29日(日)東京国際フォーラム・ホールA(東京・有楽町)にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:007/カジノ・ロワイヤル (2006) 2006年12月1日より全国にて公開
2018年01月19日こんにちは、FPでライターのyossyです。2016年12月15日。長きに渡って議論されていた『カジノ法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案) 』が成立しました。しかし、そもそもカジノ法案というのは何なのでしょうか?メリット・デメリットも含めて解説します。●カジノが出来上がるとしてもまだ先『カジノ法案』と呼ばれていますが、実はカジノのみを作る計画ではありません。宿泊施設や国際会議場、イベント会場、ショッピングモールなどを集めた“統合リゾート(IR)”の整備推進案 であるということを理解しておきたいですね。大規模な施設のなかの一部にカジノを作るというイメージです。また、カジノ法案が成立しても、実施法案はまだ先 。実は、まだ確実にカジノができると決まっているわけではありません。実施法案が可決して、場所や業者の選定・建設等準備を進めたとしても、実際に出来上がるのが『東京オリンピック』(2020年)より後になることは確実でしょう。●カジノのメリット~経済活性化では、カジノを含む統合リゾートができるメリットはどこにあるのでしょうか。やはり経済活性化の面が大きいでしょう。安倍総理は、外国人観光客の目標人数(年間)を2020年に4,000万人、2030年に6,000万人と掲げています(2016年3月時点)。2016年の外国人観光客の人数が2,000万人超(1~11月分で約2,200万人)なので、かなり高い目標のようにも思えますね。政府は、統合リゾートができれば観光客増加に弾みがつく と見込んでいます。また、新たな施設ができることで、建設や運営上の雇用が生まれ、消費が増えて、景気がよくなる ことも期待しているというわけです。●カジノのデメリット~マネーロンダリング等への懸念しかし、メリットばかりではありません。カジノ法案には反対意見も多いですが、どんなデメリットがあるのでしょうか。下記のような懸念事項を挙げられることが多いです。・ギャンブル依存症の人が増えるかもしれない・反社会勢力が集まるのではないか・青少年に悪い影響があるのではないか・建設地域の治安が悪化するのではないか・マネーロンダリングに使われるのではないか『マネーロンダリング 』というのは、犯罪や不正によって得たお金を、一般社会で使えるように出所をわからないようにしてしまう、というものです。こういった行為に対しては、今後しっかりと対策を練っていかなくてはいけないという課題があります。----------すでに、お台場や横浜、大阪、沖縄、北海道などさまざまな地域が統合リゾート建設地の候補として挙がっているようです。今後の動向に注目したいですね。【参考リンク】・明日の日本を支える観光ビジョン構想会議 | 首相官邸()・統計データ(訪日外国人・出国日本人) | 日本政府観光局(JNTO)()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年02月04日いよいよカジノが日本でも誕生するのでしょうか。TPP承認案の対立で国会が混乱しているあおりを受け、いま足踏みしているものの、近日中には「カジノ法案」が審議入りが検討されているといわれています。今年4月のリオ五輪前には、バドミントン選手が闇カジノへ行ってオリンピックの選考から外された事件がありましたが、この法案が成立すれば、大手を振って出入りし、ストレスを発散できるようになるのでしょうか。今回はこの「カジノ法案」について、法案の目的や課題点について解説していきます。*画像はイメージです:■法案の目的は何なのか?法案の正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」。カジノの「カ」の字も出てきませんね。ただ、法案は、第1条(目的)で「特定複合観光施設区域」を整備するのだと規定し、第2条(定義)で、特定複合観光施設とは「カジノ施設を含めた複合観光施設」なのだと明かしています。要するにカジノのあるリゾート施設を作りたい、というのが法案の趣旨です。なぜこのような施設を作る必要があるのか。法案には、いつも条文の末尾に「理由」が書いてありますが、この法案の理由部分には「観光及び地域経済の振興に寄与するとともに、財政の改善に資するものである」とあります。つまり、下記の2点がこの法案の意図です。①施設を中心に雇用や取引が生まれ、その地域が潤う。②税金が増える。また、背景として、2020年のオリンピック・パラリンピックまでにこうした施設を国内に数カ所作れば、外国の観光客がお金をたくさん落として行ってくれる、それが地方をひいては日本前対を経済的に立て直す柱になる、という期待感があります。この法案の提案者は国会議員数名であり、いわゆる議員立法という形をとっています。通常、法案は内閣が案を作成し提案する(「閣法」(カクホウ)と呼ばれます)のが主流ですが、これは国会議員の超党派によって提案されました。党派を超えて、今後の日本の観光地の目玉として、カジノが期待されていることは事実でしょう。 ■反対論の根拠は?反対論の根拠は何でしょうか。現状では下記の5点といったところと思われます。①ギャンブル依存症などによる生活破綻者の問題が憂慮される。②賭博行為を例外的に認めることになり、国民的なコンセンサスがまだない。③観光面での経済効果がどの程度あるのか、疑問。④資金が結果的に暴力団に流れていく危険がある。⑤そもそも日本の文化になじまない。①④については、提案側も、懸念を払しょくする政策を併せて立案する姿勢を見せています。 ■経済効果は本当にあるのか?経済効果は本当にあるのでしょうか。もちろんやってみなければわからない面は否定できません(これもギャンブル?)。法案が目指しているカジノとは、数多くのカジノが乱立するラスベガスやマカオなどのタイプではなく、ホテルや会議場、ショッピング施設など大型リゾート施設の一角に、少数のカジノを併設するシンガポール・タイプだとのことです。しかし、そのような規模のカジノで、どれほどの雇用や売り上げが期待できるのでしょうか。「思いとしての期待」の方が、客観的に見た期待値を大きく超えていないかどうか、国会審議では明らかにしてもらいたいものです。 ■日本の観光地像にマッチするのか?「観光の国」として日本を立て直していこうという意図は、政府に言われるまでもなく、よく理解できます。観光という産業を通して、どこよりも地方に元気になってもらわなければ、国全体が沈んでしまうかもしれません。しかし、この国は、世界から見てどんな観光地であってほしいと思われているのでしょうか。どんな観光地であれば、「日本を訪れてみたい」と思われるのでしょうか。カジノが、その視点から見て違和感なく存在しうるものかどうか、必要論や効果論とは別に、そうした観点からも議論してほしい、と考えられます。 *著者:鉄箸法雄(法情報専門の編集者・ライター。出版社で、長年法律書籍・デジタルコンテンツ等の編集に携わったのちに独立。現在も「全ての人に良質な法情報を」をモットーに活動中)【画像】イメージです*bee / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月12日元モーニング娘。でタレントの矢口真里(33)が10日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)で、闇カジノ店で賭博をしていたことが発覚したバドミントンの2選手に言及した。番組では、今夏のリオ五輪でメダルが期待されていたバドミントン日本代表の桃田賢斗選手と、ロンドン五輪代表の田児賢一選手の闇カジノ問題を紹介。2人のこれまでのバトミントン界での活躍を伝えると共に、8日に行われた会見で謝罪した様子などを放送した。矢口は、「ただただ、もったいないなって思います」とコメント。「問題を起こすとなかなか這い上がれない世の中で…」と話すと、共演者から「説得力あるね」という声が上がった。自身の不倫、離婚騒動で約1年半休業した経験を持つ矢口は、「本当に厳しいんですよ」と続け、「私も踏まえて…問題を起こしたことは本当にダメなことだと思うんですけど、もったいない」と言葉を慎重に選びながら語った。元衆議院議員でタレントの杉村太蔵も「問題発覚した時に協会の方が号泣していた。気持ちわかるんですよ」と切り出し、「バドミントン界の錦織圭選手みたいな人で、金メダルとったらものすごい盛り上がるって」と悔しそうな表情を見せた。
2016年04月10日陸上選手でタレントの武井壮(42)が、8日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)に出演し、闇カジノ店で賭博をしていたことが発覚したバドミントンの2選手に怒りのメッセージを送った。バドミントン日本代表の桃田賢斗選手(21)とロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)の闇カジノ問題。一連の報道によると、2人はジャージー姿で訪れることもあり、ラケットなども持ち込んでいたという。このことについてコメントを求められた武井は、「いろいろな問題があると思いますが。一番残念なのは」と切り出し、「アスリートとして賞金をたくさんもらっていて、半分はプロもたいなものだと思う。オリンピック委員会の強化費もおりていて、しかも自分の所属先から契約されたスポンサーシップも与えられていた」と背景を説明。「道具からジャージーまで、すべてスポンサーで成り立っているもの」とした上で、「ジャージーを着てラケットを持ってそこに行っていた。スポンサーの名前を背負って違法カジノに行っているわけでしょ? この時点でアウトだと思う」と批判した。「そういったものを背負ってやっている選手が、そういった行為でオリンピックのチャンスをつぶしてしまう」ことに加え、武井が問題視しているのは「今までの強化費もすべて無駄にしてしまう。そして、アスリートにそういう投資をすることがやっぱりよくないんじゃないか」という"スポンサー離れ"を招いてしまうこと。そして、「彼の問題だけじゃなくて、後進の選手たちに悪影響がある」と指摘し、「本当にここで反省して、東京オリンピックに向けてまたゼロから反省して活動してもらいたい」と厳しい言葉を送っていた。
2016年04月08日ホテルニューオータニ大阪(大阪府大阪市)では12月31日、宿泊せずに楽しめるカウントダウンイベントが多数開催される。12月31日の14:00~20:00および2016年1月1日~3日の11:00~20:00(3日は~17:00)には、縁日コーナー「フェスティバルストリート」をオープン。"ナニワの夜店"をイメージした縁日で、射的や占い、似顔絵コーナーなどが展開される。また、連続テレビ小説『あさが来た』の出演者衣装やパネル展示コーナーも登場するとのこと。入場料は2,000円で、縁日利用は別料金となる。なお、宿泊者やビュッフェ「PERFECTグルメ&SATSUKIスイーツ グルナジー」の利用者は入場無料。「007カジノ&バー」も12月31日~2016年1月3日の期間限定でオープンする。ポーカーやブラックジャック、ルーレット、バカラなどのカジノゲームを行うほか、クローズアップマジックや無料のカジノ講座も毎時開催。ボンドマティーニなどのカクテルの提供や映画『007』の展示も行う。開催時間は15:00~22:00で、20:00以降は18歳以上のみ利用可。料金はチップ20枚1,000円となる。また、同ホテル宴会場「鳳凰」ではビュッフェ「PERFECTグルメ&SATSUKIスイーツ グルナジー」も開催。おせち料理や、国産ブランド牛の食べ比べ、カニや高級魚の海鮮料理などを用意するほか、全国のお雑煮コーナーなども取りそろえる。料金は、ランチが大人1万2,000円・シニア(65歳~)1万1,000円・小学生6,000円・幼児(4~6歳)4,000円、ディナーが大人1万8,000円・シニア(65歳~)1万6,000円・小学生8,000円・幼児(4~6歳)5,000円(いずれも税・サービス料別)となる。12月31日~2016年1月3日までの期間限定開催で、ランチは1月1日~、ディナーは~1月2日。12月31日の21:30~23:30には、年越しそば・うどんとして「道頓堀 今井」の「ざるそば」(1,000円)や「天ぷらそば」(1,200円)などを提供。23:40~24:30には、アトリウムロビーにて書家の夏生さんによる書道パフォーマンスと和楽器のコラボレーションライブ「ニューイヤーズイブ カウントダウンパーティ」を開催する。カウントダウン後には抽選会も開催するという。参加料金は1,000円。※税別表記のあるものを除き、価格は全て税込
2015年12月28日ギャンブルと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?競馬や競艇という人もいるでしょう。しかしやはり、ラスベガスやモナコの華やかなカジノで行われる、ポーカーやルーレットを思い出す人が多いはず。最近では、手軽に楽しめるカジノバーも多いですね。あなたがチャレンジする時は、どんな風に挑むのでしょうか?星座別に、その楽しみ方をチェックしてみましょう。■○火のエレメンツ(牡羊座・獅子座・射手座)勝負事が大好きな火のエレメンツ。牡羊座は燃えるような一発大勝負が大好き。勝ちが見えないからといって、見送るということは絶対しません。当たれば大きいですが、その分ハズレもかなりのものになりやすいです。獅子座はギャンブルをしている時、自分がマンガの主人公になったかのような感覚に陥ります。「自分がここに賭けることに意味がある・・・・・・!」なんて思っていそうです。射手座はとにかく冒険が大好き。まったく当たりそうにない場所に賭けてみたり、手元のチップが少なくなっても、強がって勝負を続けたり。当たるかどうかより、ドキドキの緊張感を味わいたいのです。■○地のエレメンツ(牡牛座・乙女座・山羊座)着実・堅実という言葉がピッタリの地のエレメンツ。牡牛座が賭ける時は、確実に手元に戻ってくることを考えて賭けます。ただ、途中で欲が出てくると歯止めが聞かなくなってしまう一面も。乙女座はまずカジノの華やかな雰囲気を楽しみます。賭ける時は緻密に計算して、確実にマイナスにならないようにするでしょう。大勝負よりも、場の空気を大切にするのです。山羊座はそもそも、ギャンブルをしようとしません。カジノへ足を運ぶこともなさそうですが、いざ来るとのめり込んでしまうタイプです。誰かが横で監視していないと、少し危ないかもしれません。■○風のエレメンツ(双子座・天秤座・水瓶座)頭を働かせて、うまく勝負を乗り切ろうとするのが風のエレメンツ。双子座は得意のおしゃべりで、周りの人から情報を集めます。もっとも儲かる方法を仕入れ、その方法を試して遊んでみます。バランスを大切にしている天秤座にとっては、大勝ちも大負けも居心地が良くないみたいです。程々に楽しんで、常にプラスマイナスゼロを目指しています。水瓶座はオリジナルの賭け方を考えて、実践します。普通にチップを出すのは面白く無いので、わざと手元から投げてみたり、ディーラーの真似をしてみたり。とにかく、他の人とは違う一風変わった楽しみ方を探しているのです。■○水のエレメンツ(蟹座・蠍座・魚座)勝負よりも楽しいかどうかが大事な水のエレメンツ。蟹座はまず、自分の勝ち負けよりも一緒に来たみんながうまくいっているかどうかが心配になります。チップが少なくなったら「これを使って!」と、自分が持っているチップを渡します。蠍座は一点集中型。同じゲームで同じ賭け方を、黙々と試し続けます。周りから見ると妙に思えるかもしれませんが、これでたまに戻ってくるのがどうやら楽しいようです。魚座は夢のある賭け方をします。「これで当たれば200倍」とか、あるいは「今当たればジャックポット」みたいな言葉に弱いです。別の大勝ちしたいわけではなく、賭けること自体にロマンを感じているようです。■◆おわりに◆カジノやギャンブルに興味のない方もいらっしゃるかもしれませんが、そのきらびやかな世界を楽しむと忘れられないという人も多いのです。日常ではなかなか味わえないドキドキ感、試してみてはいかがですか。(脇田尚揮/ライター)
2015年09月26日カルティエは6月2日~7日、特別な顧客向けのハイジュエリー受注イベント「カルティエ ロワイヤル」を京都国立博物館 明治古都館(京都府京都市)で開催している。イベントに先駆けて6月1日に催されたプレビューイングでは、明治古都館の外壁が特別に赤くライトアップされた。同イベントでは、パリの古美術・ハイジュエリー ビエンナーレで発表されたハイジュエリーコレクション「カルティエ ロワイヤル」をはじめ、各王室からインスピレーションを受けた新作ハイジュエリーやトラディション ピースなど約400点が一堂にそろう。中心価格は、5千万円~1億円。国内にこれほど多く同ブランドのハイジュエリーピースが集められるのは、初めてとのこと。カルティエ プレジデント&チーフ エグゼクティブ オフィサーのカルロ・ガリリオ氏は、「このイベントの開催にあたり、ロワイヤルな都市であること、ハイジュエリーにふさわしい場所であること、これを満たす会場として、京都国立博物館しかないと考えました」と話した。
2015年06月04日日本カジノスクールは5月18日、全国の20歳以上の男女500人を対象に行った「カジノに関する意識調査」の結果を公表した。調査は4月29~30日に、マイナビが協力し、インターネットで実施。500人の内訳は、男性43.8%、女性56.2%、年代別では回答者の43.6%が20代、39.0%が30代、9.8%が40代 、7.6%が50代以上という比率で回答した。その結果、88.4%が「海外でカジノゲームをしたことがない」と回答。日本でカジノを合法化する動きについては、11%が「よく知っている」、68.4%が「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」と回答し、全体の約8割が認知していることが示された。また、カジノを合法化するにあたっては、国民への悪影響を阻止する観点から「一定の入場料(外国人旅客者を除く)を徴収するほうがよい」と回答した人が 60.4%。「徴収しないほうがよい」の11.8%を大きく上回った。具体的な入場料については「1万円以上」が 28.1%最多。次いで「5,000~8,000円未満」が21.5%、「8,000円~1万円未満」が10.6%と約6割の人が5,000円以上の高額設定が妥当であると回答したことになる。さらに、カジノを解禁した場合の入場年齢制限については、53.0%が「20歳以上」と回答。そのほか、欧米と同じ「21歳以上」とした人が 36.2%と、全体の約9割が成人以上と回答したことになる。ほか、カジノ解禁後の勤務希望職種については、「ゲーム備品の製造・販売」(29.4%)が1位となり、「カジノディーラー」(26.5%)、「カジノのマネージメント」(23.5%)と続いた。なお、「カジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)」は、2014年11月の衆議院解散に伴い廃案となったが、超党派の国会議員でつくる「国際観光産業振興議員連盟」が新たにまとめて、自民、維新、次世代3党が今年4月28日に今国会に再提出している。
2015年06月04日ジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレックが出演する映画『ランナーランナー』が公開されている。本作はオンライン・カジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンスだが、劇中で主人公を翻弄するカジノ王を演じたアフレックは過去に実際にオンライン・カジノで被害に遭っていたようだ。その他の写真本作は、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。アメリカのオンライン・カジノ市場は巨大で、年間300億ドルの収益を上げると言われている。この映画は、大手オンライン・カジノ“アルティメットベッド”で実際に起きた不正事件を参考にしている。元オーナーの証言によると、あるシステムを使って他人のカードをのぞき見ていたそうで、被害者の中にはプロのポーカープレイヤーに交ざって、ベン・アフレックの名前があった。アフレックはプライベートでは大のギャンブル好きで、ラスベガスのカジノでハプニングに巻き込まれたり、大金を使い込んで妻を怒らせた、という報道もあった。本人はこの事実を隠しておきたいのか、映画のPRやインタビューではプレイヤーを“ダマす”カジノ王について語っているが、実際に演じる上では自身が“ダマされた”経験も何らかのかたちで役立っているかもしれない。『ランナーランナー』公開中
2014年11月28日国会でカジノ法案が審議される昨今、アメリカで起こった不正事件をもとに“カジノの影”を描いたジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレック共演の『ランナーランナー』が11月21日(金)より公開される。カジノ専門家として活躍する国際カジノ研究所の所長・木曽崇氏は本作をどのように観たのだろうか?その他の写真映画は、年間300億ドルの収益を上げると言われている米オンラインカジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンス。『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督と、『オーシャンズ13』の脚本家ブライアン・コッペルマン&デヴィッド・レヴィーンがタッグを組み、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。タイトルの“ランナーランナー”とは、ポーカー用語で、危機的状況において、最後の2枚のカードで大逆転すること。物語は、プリンストン大学の天才学生リッチーが、得意とするオンラインカジノの不正に気付かず、全財産を失ってしまうところからはじまる。木曽氏は「劇中で見られたように海外にサーバーを設置しながら、日本に向かってサービス提供を行うようなオンラインカジノも沢山ありますが、サーバーが海外にあったとしても、日本からそれらサービスにアクセスする限りは国内法が適用されます」と説明し、「この点に関して『海外にサーバーがある場合は法で裁かれない』などとして勧誘を行う悪質なサイトも沢山存在します。リッチーのようなトラブルに巻き込まれないように皆さんには十分に気を付けて頂きたいと思います」と警告する。「現在、政府の下で進められているカジノ合法化の検討の中にはオンラインカジノの合法化は含まれていません。本作では、主人公リッチーを中心に、カジノにまつわる様々なトラブルがセンセーショナルな形で描かれてしまいましたが、このような“残念な事例”を反面教師としながら、日本でのカジノ合法化と統合型リゾート導入を正しい形で実現される日も近いことでしょう」と語っている。『ランナーランナー』11月21日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
2014年11月13日『007カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフル役や、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』でのロシュフォール隊長など存在感のある役どころで人気を博している名優マッツ・ミケルセンの最新主演作『偽りなき者』。先日、英国インディペンデント映画賞で外国語映画賞に輝いた本作のポスター・ビジュアルがどこよりも早くシネマカフェに到着した。離婚と失業の試練を乗り越え、穏やかな日常を取り戻したかに思えたルーカス(マッツ)は、ある日、親友の娘・クララの作り話が元で変質者の烙印を押されてしまう。クララの言葉を信じ込んだ人たちは、ルーカスの身の潔白を説明しようとする声に耳を貸そうとせず、ルーカスは仕事も親友も、そして信用も全てを失ってしまう。ルーカスに向けられる憎悪と敵意がますますエスカレートし、真実が深い闇の奥に葬られようとする中、それでもルーカスは無実を訴えるのだが…。理不尽な恐怖と男の孤独な戦いの行方を描き、本年度の英国インディペンデント映画賞では鬼才ミヒャエル・ハネケ監督作『愛、アムール』を抑え、外国語映画賞を受賞した本作。今年のカンヌ国際映画祭でも、マッツが主演男優賞を獲得するなど世界各国の映画祭で脚光を浴びており、日本での公開も多くの映画ファンが今や遅しと待ちかまえている話題作だ。今回、初お披露目となったポスター画像ではクールなイメージのあるマッツが深く抱擁し合うワンシーンが映し出されている。そして、その横には「決して、譲れないものがある―」とマッツ扮するルーカスの覚悟を思わせる言葉が添えられている。『007』シリーズで大人気となったダニエル・クレイグにも通じる、女子たちの心をわし掴みにするクールな雰囲気をまとうマッツ。世界中の賞を騒がせた『偽りなき者』の名と共に、2013年はブレイクを果たすのでは?『偽りなき者』は2013年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。■関連作品:偽りなき者 2013年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden.
2012年12月13日最近ではアジア各国に大きなカジノが建設され、ちょっとした旅行の際でも気軽に遊ぶことができるようになりました。しかし、日本では合法化されていないので、実際にカジノで遊んだ経験のある人はそんなに多くはないでしょう。そのため、カジノでどのように楽しめばいいかわからない人がほとんどかと思います。そこで今回は、カジノディーラー養成機関である日本カジノスクールが運営するアミューズメントカジノ『カジノ・ヴィーナス』のマネージャー・中沢雄樹さんに、カジノを楽しむポイントや注意すること、さらには勝てるかもしれないコツを聞いてきました!――カジノの楽しみ方などを伺う前に、ずっと気になっていたことがあるのですが、そもそもカジノはどういう経緯で生まれたのでしょうか?まずカジノの語源となったのがイタリアの『Casa』(カーサ)という「家」という意味の言葉でして、なぜこの「Casa」が語源になったのかというと、王侯貴族が保養地などの別荘でゲームを楽しんでいて、そこから徐々に大きな遊技場になり、現在のカジノのような施設になったから、と言われています。――元は貴族の遊びだったんですね。そうなんです。カジノは16世紀ごろのヨーロッパ各地域にその原型が現れていて、大きく分けて「特権階級向けのサロン」と「一般市民の娯楽施設」の二通りの形態がありました。それぞれの形態は現在もその流れを脈々と受け継いでいまして、前者は厳格なヨーロッパ式カジノ、後者はカジュアルで気楽なアメリカ式カジノのベースとなっているようです。――なるほど。庶民では手が出なかったものを一般の人でも遊びやすくしたのがラスベガスなどのカジノの原型なのですね。こうして一般の人でも遊びやすい形になったカジノですが、どれくらいのゲームがあるのでしょうか?それはもう数え切れないほどあります。その国ならではの珍しいゲームなどもありますし。ただ、そういったゲームの中ではルーレットやカードを使うテーブルゲームが一番多くの種類がありますね。――バカラやブラック・ジャックなどですね。こういったゲームの中ではどんなものが人気なのですか?実は国によって人気のゲームが違っていたりするんです。ラスベガスだとブラック・ジャックのテーブルが多いですし、マカオのカジノだと、バカラがものすごい人気でして、約8割がバカラのテーブルというカジノもあるくらいです。――8割ってすさまじいですね……。こうしたゲームの中で、勝ちやすいゲームってあるんですか?カジノのゲームにはそれぞれ控除率(ハウスエッジ)という手数料のようなものが設定されていまして、この数値が高いとカジノ側に有利で、低いほどお客さん側の不利性が抑えられます。カジノで勝つコツの1つに、この数値が低いゲームで遊ぶことがありますね。控除率が低いということは、負けた時に損をする金額も低くなりますし、勝ったときにプラスに持っていける可能性が高まります。――なるほど。不利性の低いゲームを遊ぶことによって、少しでもプラスにする可能性を高める、ということなんですね。どういったゲームが控除率が低いのですか?バカラ、ルーレット、ブラック・ジャックといった三大ゲームの中では、バカラとブラック・ジャックが控除率を低く抑えられるゲームですね。この3つの中ではルーレットの控除率が高いので勝つためのハードルが少し上がってしまうでしょう。――なるほど。控除率を考えるとルーレットは避けた方がいいんですね。そうかもしれません。ただ、やはりカジノはゲームを楽しむ場所ですので、自分がやっていて楽しいと思うゲームをやるのが一番だと思いますよ。必要以上に控除率を気にして遊んでいても楽しくないですから。――ぶっちゃけ、最強の秘訣(ひけつ)とかが実はあったりしませんか?う~ん、あえて言うならば「勝ち逃げ」でしょうね(笑)。先ほどの控除率で考えると、長く遊べば遊ぶほど確率の収束により負けてしまったりと不利になりますから、勝ったらそこでやめて帰るのが一番の勝つ秘訣(ひけつ)だと言えます。――なるほど(笑)。そうなると引き際の見極めが重要になりますね。そうですね。いかに自分が最高の満足状態でやめられるか、これはギャンブルを楽しむ方にとっての永遠の課題なのではないでしょうか?――では、初心者がカジノで楽しく遊ぶために、気をつけないといけないのはどんなことでしょう?まずはそこのカジノの最低レートがいくらかを把握することですね。どれくらいのお金が必要なのかわからないまま遊ぶのはやっぱり怖いでしょうし、下調べするに越したことはないでしょう。――全部のネタに「時価」って書いてあるおすし屋さんに行くようなものですもんね(笑)。どれくらいお金が必要かわからないままだとゲームに参加するのさえできないですし。そうですね。しかしその点ではカジノの各テーブルには、リミット(最低賭け金、最高賭け金)の表記が備えてあるのでそれを元にご自身の見合ったテーブルで遊ぶのがベストかと思います。あとは明らかに怪しい動きをしないこと。カジノはお客側にもスタッフ側にもセキュリティーが厳しいですからね。怪しい動きをすると、注意されちゃいます。――例えばどんな動きをすると注意されてしまうのですか?ゲームが始まったら、一度賭けたチップに触れようとするなどの動きはやらない方がいいですね。チップはお金と同じなので、取り扱いが非常に厳しいです。あとはゲームによっては「カードをもう1枚」や「ストップ」を意味するハンドシグナル(手の動き)がありまして、これが発声よりも重要視されるケースもあります。うっかりハンドシグナルのような動きをしてしまってトラブルになるケースもあるので、カジノに行く前に覚えておくといいでしょう。――なるほど。何事もしっかりと下調べが必要、という訳ですね。勉強になりました!日本ではアミューズメントカジノでしか遊ぶことはできませんが、こうしたカジノに対する知識を身につけておけば、海外旅行でカジノに行く際に役立つこと間違いなしですよ。(貫井康徳@dcp)【カジノヴィーナスのHP】
2012年12月01日海外では非常に人気のある職業『カジノディーラー』ですが、日本ではカジノ自体が認められていない影響か、カジノディーラーという職業に対する認知度があまり高くありません。また、カジノディーラーになりたいと思っても、どうすればなれるのか知らない人も多いと思います。そこで今回は、日本で唯一のディーラー育成学校である、日本カジノスクール校長の大岩根さんと講師の内田さんに、ディーラーになる方法やディーラーの魅力など、さまざまなお話を伺ってきました。■カジノディーラーになるには?――そもそも、カジノディーラーになるにはどうすればいいのでしょうか?日本の場合ですと、ディーラーを養成するためのスクールは当校しかないので、ご入学いただいて学んでいただくか、後はアミューズメントカジノにアルバイトとして入って学んでいく、というパターンがありますね。――ディーラーになるためのパターンが非常に限られているんですね。ほかには、イベント会社さんの中にもディーラーを育てていらっしゃるところがありますが、授業で学んでいくというスタイルではないと思います。――イベント用に自社で育成されているという事ですね。なるほど、そういうなり方もあるんですね。日本だとカジノディーラーになる方法はこれくらいだと思います。独学で学んで……というのはほとんどムリでしょうね。――海外だとどうなのでしょうか?海外ですと、韓国やオーストラリアなどでは、まずカジノ側が従業員として雇ってからディーラーの訓練をして、試験に合格すればカジノに立てる、というやり方です。カジノの街として有名なラスベガスだとオーディションが行われますね。「明日の10時に白いシャツと黒いパンツスタイルで来なさい」みたいな感じで。――なんか映画の世界みたいですね(笑)。でも本当にそうなんですよ(笑)。で、行くとお客さんの前で実際にやらされるんですね。それが面接みたいなもので、1時間か2時間ディーラーをやって合格か不合格か決まるんです。一応ラスベガスにもディーラースクールがあって、決められた時間学ぶと「修了証」がもらえるんです。ところがこの修了証を持っていても、結局は技能チェックで合否が決まります。――なるほど。ラスベガスはとにかく実力重視なんですね。実力重視というか、アバウトなんですかね(笑)。■カジノスクールはどんなとこ?――このカジノスクールではどんなことを教えているのでしょうか?当校のカリキュラムですが、まずは「ルーレット」、「ブラックジャック」、「ミニバカラ」といったカジノのゲーム。そして「カジノ文化」、「カジノ英会話」、「カジノホスピタリティ」などがあります。これらが必修になっていますね。「ポーカー」については、お好みで、という感じですね。――カジノ文化というのはどういったことを学ぶのですか?カジノの歴史だけでなく、法律的なものや確率計算、ハウスエッジ(控除率)の話などを学びます。――ディーラーとしてはちゃんと知っていないといけないことばかりでしょうね。次に、カジノホスピタリティというのは、どういった内容なのでしょうか?カジノホスピタリティでは、ディーラーとしての接客を学びます。それぞれのゲームの説明をちゃんと笑顔できるか、会話も『イマドキ言葉』を使っていないかなど、かなり厳しくチェックしますね。――お客さんあってのものですし、やはり厳しいんですね。あとカジノ英会話については、日本でカジノが合法化されるにしろ、卒業生が海外に行くにしろ、やっぱり外国の方とコミュニケーションが取れた方がいいですので、最終的にはすべてのゲームのルールを英語で説明できるようになるのが目標ですね。――なるほど。もし日本国内にカジノができたとしても、外国の方がお客さんとして来ることもありますもんね。話は少し戻るのですが、カジノゲームのルールをまったく知らない人も入学されたりするのですか?ええ、まったく知らないという人もかなりいますね。そこから、ゲームのルールを覚えて、シャッフルの仕方、チップの扱い方などを順に覚えてもらいます。それらを覚えた後、ディーリングをやってもらうのですが、ディーリングには細かいルールや手順があるんです。右手と左手でそれぞれ扱うものが決まっていたり、チップの持ち方だったり、本当に細かいんですね。チップはお金と同じですから、ディーラー側にも不正がないよう、動きが決められているんです。あとはゲームごとの配当などを覚えてもらいます。――なるほど……そうした細かいルールや動きなどをマスターして、ルールを知らない素人から一人前のディーラーになっていくのですね。■カジノディーラーの魅力――カジノディーラーの魅力というのはどんなところでしょうか?カジノディーラーにはさまざまな魅力がありますが、まず1つは「定年がない」ということですね。技能をマスターすればいつまでも働けますし、ある程度年齢を重ねた人でも技能を習得すれば働けるのは良い点だと思います。――確かに技能職ですから、体が動く限りはずっと働けますよね。なかなか安定した職業というのはありませんから、手に職をつけることができるのは魅力的ですね。あとは男女間の差別が全くないのも大きな特徴ですね。なのでディーラーは女性に人気の職業なんですよ。当校の生徒さんでもほぼ半数が女性ですし、海外でも7割が女性ディーラーですよ。普通のアルバイトなどに比べると、安全で圧倒的に高収入ですし、お子さんがいても夜働いて高収入を得られますから。あとは、お客さんにとってもやはり華やかな方がいいですから、雇う側も女性を多く採用しますよね。――なるほど。女性にとっても非常に優しい職場と言いますか、安心して働ける職業なんですね。あとは集中しないといけない職業なので、気がついたら勤務終了の時間になっていたりするので退屈することはありません。勤務時間も、集中力を切らさないよう拘束時間の3分の1は休憩なので、あっという間に仕事が終わるんですね。これも魅力ではあります(笑)。――集中力は必要ですけど、感覚的にすぐ終わるのはいいことですね!あとは日本に限った話ですが、まだカジノ文化が成熟していないというのは非常にチャンスだと思います。もし日本でカジノが合法化された場合、海外と同じく非常に魅力的な職業になるのは間違いないですからね。――安全で高収入で差別もなくすぐ終わる……。これだけ魅力的な要素がありますから「ディーラーになりたい!」という人が殺到しそうですね。そうですね。ただブームが来てから動き始めるのではもう遅いですから、なるなら今しかないと思いますよ。日本でカジノが合法化されるされないを抜きに考えても、ディーラーの世界的な需要、特にアジアでの需要が高まっていますから。――世界的な波が来ている訳ですね。そのうち日本にもその波が来るでしょうし、興味がある人はいま動くべきなのですね。当校では体験入学などもあるので、興味がある人はそこから始めてみるのもいいですね。――それはおもしろそうです!もしライター廃業の際には、よろしくお願いします(笑)。その時はぜひお越しください(笑)。校長の大岩根さんによると、シンガポールにも大きなカジノがオープンし、ラスベガスを超えるほどの活気だそうです。アジアのカジノ文化が大きく成長している今がカジノディーラーの「なり時」なのかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)日本カジノスクールさんのWEBサイト
2012年11月14日