Amazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルにて、人気ドラマシリーズ「京都妖怪地図」から2作品の配信がスタートした。「京都妖怪地図」シリーズとは、1980年から1994年にかけて朝日放送・テレビ朝日系で全6作品が放送された、ミステリーサスペンスホラードラマの人気シリーズ。京都を舞台に恋しい男の面影を求めて何百年も生きる女の話など、男女の愛憎を濃厚な濡れ場のエロティシズムとグロテスクが渦巻く幻想的な世界観で描き、今も人々の記憶に鮮明に残り、根強いファンが多い。『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』 (C)ABC TV/松竹「必殺」シリーズなどを手掛けてきたスタッフが、劇映画に匹敵する特殊メイクと特撮を駆使しており、毎回、妖怪役の美人女優にほどこされる精緻な特殊メイクは必見。また、京都の誇る数々の名所の、当時の風景が楽しめるのも見どころとなっている。『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』 (C)ABC TV/松竹今回配信されるのは、『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』と『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』の2作品。両作品で主演を務めるのは、時代劇を中心に活躍していた名女優・宇津宮雅代。時に可憐に、濡れ場においては大胆かつ妖艶に、純粋さと狂気を演じている。『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』 (C)ABC TV/松竹「プラス松竹」は、(Amazonプライム会費に加え)月額330円で松竹の作品群が見放題のチャンネル。最初の2カ月が月額99円で視聴できる期間限定キャンペーンを7月12日(水)まで実施中。<作品情報>『京都妖怪地図1 嵯峨野に生きる900歳の新妻』人形の髪付け師・香織は900年前から生き続ける魔性の女。新婚早々に行方不明となった夫を待ち続け、若い男の血を吸って若さを保ってきたのだ。だが、夫とウリふたつの城崎に正体を見破られ、香織は恐ろしい姿に変身する……。監督:田中徳三脚本:保利吉紀出演:宇津宮雅代、三田村邦彦、中条きよし、長谷直美、遠藤太津朗、月丘夢路、相本きよみ、岡本隆成 ほか時間:109分/放送局:ABC、テレビ朝日系/初回放送:1980年8月16日/制作:朝日放送テレビ、松竹(C)ABC TV/松竹『京都妖怪地図2 きらら坂に住む400歳の氷女』真夏の京都・洛北で若い修行僧の凍死体が発見された。早川刑事は死因に疑問を抱き、甥で低温科学研究所員の三郎に所見を聞く。直後、三郎の父も同じ状態で死亡。三郎は父の愛人・沙織を疑う。沙織は400年も生き続ける氷女だった。監督:田中徳三脚本:保利吉紀出演:宇津宮雅代、名高達郎(現:名高達男)、村田みゆき、遠藤太津朗、芦屋小雁、浦川麗子、小林芳宏、山岡甲 ほか時間:109分/放送局:ABC、テレビ朝日系/初回放送:1981年8月15日/制作:朝日放送テレビ、松竹(C)ABC TV/松竹配信は こちら()
2023年07月01日7月スタートの痛快お仕事コメディードラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の完成披露試写会が行われ、主演の伊藤沙莉をはじめ、中島健人(Sexy Zone)、笠松将、織田裕二といったメインキャストが登壇した。本作は、とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりが、“犬担当”の執行補助者として様々な事件や人々に関わりながら、その人たちの人生のリスタートを目撃していく物語。今回、ゴールデン帯連続ドラマ初主演となった伊藤さんは、「お芝居をすること、現場でやることはいつもと変わらないのですが」と話しつつも、「こうやって舞台に立たせていただくと責任を感じます」と実感を噛みしめた。また、織田さんとの初共演について、撮影に入るまでは「オンでもオフでも緊張していた」ものの、始まってみると「すごく優しくて、面白くて」とイメージとのギャップがあったそう。中島さんも織田さんについて「常に“大捜査線”にいらっしゃった方なので…」と表現し、「あの(『踊る大捜査線』の)エンドロールを見て育ってきた僕らにとっては《レジェンド》!」と初共演に感激。そんな2人のコメントを笑顔で聞いていた織田さんは、「執行官室では僕が一番若手だった」とふり返り、俳優陣との共演を存分に楽しんでいたそう。一方、伊藤さんと中島さんは、中島さんのドラマデビュー作で共演し、それ以来3回目の共演。中島さんは「幼なじみのような関係」と表し、「今回は沙莉を支える役として呼んでいただけてうれしかった」と笑顔。伊藤さんも「1日に何回か“感慨深いね”って話していた」と仲良しの2人ならではの会話も飛び出したという。また笠松さんは、織田さんとの現場での秘話を披露。「肌が弱い」という共通点を見つけ、織田さんと盛り上がったそうで、「めっちゃ好きになった」とラブコールを送る一幕も。さらにはスタッフから、伊藤さんと中島さんらが、織田さんをあるあだ名で呼んでいるというタレコミも。そのあだ名は、“リビレジェ”。「“レジェンド”って言ったら、織田さんが“レジェンドじゃ死んでるみたいじゃないか”って言うので、リビング(生きてる)レジェンド、略して【リビレジェ】と呼んでいた」と、中島さんが時おりモノマネを交えながら説明。撮影現場でも、頻繁に織田さんのモノマネをしていたようで、会場で観客からリクエストされ、モノマネ披露の場面もあった。続いて、「ホワイトデーに中島健人からスタッフに差し入れられた青いバラ」についてもタレコミが。これが登壇者3人の中で「もらった、もらってない」の議論を招くこともあったが、この日は終始和やかで楽しそうな雰囲気を感じ取ることができたイベントとなった。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は7月4日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月28日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜よる9:00~)がついに最終回を迎えた。「チームの団結力は共通の敵を作ると簡単に高まる」と一般的によく言われているが、まさにその言葉を体現する、素晴らしい最終回であった。これまで幾度となくぶつかりあってきた刑事、検事、判事が、ラスボス・闇バイトの指示役「キング」と名乗る人物を捕まえるために一つになった。特に立場がそれぞれ異なるため、ギスギスすることが多かった刑事と検事。キングが新たに殺しの闇バイトを募集したシーンでは、仲井戸(桐谷健太)はキングの尻尾をつかむため、闇バイトに応募した。おとり捜査は禁止されているため、周りから「これ以上はダメだ」と言われるも、これ以上被害を出したくない仲井戸は捜査の続行を必死に訴えていた。すると、二階堂(北村有起哉)が捜査の責任は自分が請け負うと言い出す。これまで少し頼りないようにも見えていた二階堂が、とても頼もしく見えた。おとり捜査という危険な行動に恐れず立ち向かう仲井戸。そして、またこれまであまり事件中には活躍が少なかった原口(岡崎紗絵)や岸本(長井短)も、華麗なアクションを見せるなど、それぞれのキャラクターが犯人逮捕に向け、必死に行動していた。今までにないほどの勇敢でエネルギーのある姿はとても印象的であった。最終回でチームの一致団結が描かれたことで、これまでのストーリーを見てきた視聴者にとってはやはり熱い気持ちになったことは間違いないだろう。せっかくなので、このドラマを盛り上げたキャラクターたちが特に活躍した回を振り返る。主人公・仲井戸の魅力が光った第2話第2話では人気俳優が地元の横浜で何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられるという傷害事件。俳優として売れていない田中克也(橋本淳)に「なあ、田中。どこの世界でもイケてるやつもいれば、そうじゃないやつもいるんだよ」と情に訴えかけるシーンなどが印象的である。どんな人間でも話す相手には気を遣うものだろう。それを、良い意味で気を遣わず、近い距離で接することができるのが仲井戸の良さであると思う。自分の思っていることを発言したり、たとえ上司だろうと間違っていることは、はっきりと「間違っている」と伝える。そうやって、等身大で相手にぶつかることができる人は、なかなかいないだろう。そして、そんな態度をとろうとも、なんだか憎めないのがすごい。羨ましいとさえ思う。だから視聴者は仲井戸のキャラクターに惹かれてしまうのかもしれない。そんな仲井戸の良さを見ることができたのが第2話である。新係長になった目黒がかっこいい第5話主人公の次にこのドラマを盛り上げたのは間違いなく、目黒元気(磯村勇斗)である。第4話で退職した江戸係長(古田新太)の後任として、第5話からは目黒が横浜みなとみらい署の係長となった。誰よりも自信とプライドを強く持ち、仕事に専念していた目黒が役職に就くことで、より責任感が増したのだろう。係長になってからの目黒は男らしくたくましかった。仕事のできるエリートな姿、おもしろ流暢な英語を喋るお茶目な姿、恋愛不器用な姿、いろんな顔を見せてくれた彼は最高のキャラクターであると思う。3か月間、視聴者を楽しませてくれた『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。特徴的なのはテンポの良い会話劇。シリアスなシーンも描きながら、時にはクスッと笑いを誘う場面が豊富に含まれていた。テンポの良い掛け合いやコミカルなシチュエーション、言葉選びもやはり一味違う。涙と笑いあり、そして自分も頑張ろうと思える元気をくれた本作には、とてつもない魅力がある。またいつか、横浜みなとみらい署の刑事たちと検事と判事らが、一緒になって事件を解決する姿を見れる日が来ることを願っている。素敵な作品に出会えた今期に感謝します。コラム連載に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。[文・構成/grape編集部]
2023年06月21日松岡茉優が主演する新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の初回放送日が7月15日(土)に決定。生徒役のキャスト総勢30人もクランクインを迎えた。本作は、卒業式の日、生徒を見送った教師が突き落とされるところから始まる学園ドラマ。容疑者は、いま私の目の前にいる生徒たち――。松岡さんが教師役に挑戦するほか、芦田愛菜、加藤清史郎、當真あみ、本田仁美(AKB48)らが生徒役で出演することが決定している。今回クランクインした3年D組の生徒役のほか、同僚教師や、主人公・九条里奈(松岡さん)の旦那、物語のカギを握る重要な人物など、気になるキャスト情報のつづきは、近日発表予定だ。また、第1話のあらすじも公開。生徒が突如、容疑者に…1年後の死を避けるべく、命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマは、7月15日(土)スタート。第1話あらすじ鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条。青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとしたとき、背中に強烈な衝撃を受け、上階から落下する。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手であった。そして手元には、”D組 卒業おめでとう“と記された深紅のコサージュが…。正に地面に着きそうになったその瞬間、目を開けると、なぜかそこは3年D組の教壇の前であった。目の前には30人の生徒。黒板には「令和5年4月6日」という1年前の始業式の日付。自分の死の未来を変えるため、生徒との向き合い方を改めていく九条。しかし、教師の想いを生徒に届けるということがとても難しいこの世の中に、九条はある覚悟を決めることとなる。自分を殺した生徒は誰か。そしてこの1年の中で離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう2度目の1年が、いま始まる――。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月16日テレビ東京にて8月スタートの新ドラマ「ブラックポストマン」で、田中圭が主演を務めることが分かった。かつて大人に苦しめられている子どものために生まれた郵便ポストがあった。それは、投函すれば“ネバーランドの悪魔”が悪い大人を懲らしめてくれるという不思議なポスト。だが、悪魔はある事件をきっかけに突然消えてしまった。あれから10年。ホスピスで働く元郵便配達人の副島力也(田中圭)は、不思議な手紙を手にする。そこには「ネバーランドの悪魔は終わっていない」と。それを機に地元で復職することに。そんな折、“ネバーランドの悪魔”に絡む新たな展開が。河川敷で発見された扼殺体の口から、「ネバーランドの悪魔 再降臨」と書かれた紙片が見つかった――。本作は、ごく普通の人が今を生きるために、小さなアクションを起こす、ほんのちょっと勇気を出す、そこから世界が変わっていく様を、二転三転する謎、敵・味方が入れ替わる戦いをエンターテインメントに徹して描くサスペンスドラマ。田中さんが演じるのは、困っている人がいたら放っておけない、つい首を突っ込んで厄介ごとに巻き込まれてしまう、陽気で落語好きな郵便配達人・副島力也。しかし裏の顔は、警察や司法が手を出さない事件の被害者を救うため、加害者を制裁するダークヒーローだ。自らの過去と向き合い〈ごく普通の郵便配達人〉から〈ダークヒーロー〉になり、見えない敵に立ち向かっていく――。<田中圭コメント>凄く凝った作りになっているオリジナル作品で。登場人物の裏の顔みたいなものにワクワクしましたし、ミステリー、サスペンスものとして早く見てみたいなと思いました。期待すると同時に自分自身にはプレッシャーも感じました。個人的には連ドラが続いているのですが、だからこそどれも違った作品で面白いなと。皆様に楽しんでいただけるよう。モノづくり、エンタメっていいな。と思ってもらえるよう、俳優として底力を発揮できるよう頑張ります。毎週ワクワクできて、家族や友達や恋人との話の種になるような作品にします!!オリジナルならではの予想もつかない展開が待っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!!「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日飯豊まりえが主演するドラマ「何曜日に生まれたの」が、7月クールに放送されることが決定した。ABCテレビでは、4月に日曜よる10時の全国ネット新ドラマ枠を立ち上げ、その第1弾として「日曜の夜ぐらいは...」を放送した。第2弾となる7月クールでは、「101回目のプロポーズ」「高校教師」「ひとつ屋根の下」などを生み出してきた脚本家・野島伸司のオリジナル作品を制作。ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先の読めない予測不能な衝撃作が登場する。「アルジャーノンに花束を」「パパ活」以来、今回3度目の野島さんとのタッグとなる飯豊さん。本作で演じるのは、ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送っている20代無職の黒目すい。ボサボサ髪とスウェット姿、無表情で登場するファーストシーンから、「こんな飯豊まりえは見たことない!」と視聴者を驚かせるに違いない。プライム帯連続ドラマ主演は本作が初となる飯豊さんは、「これまで通り、気負わずに、作品と大切に向き合っていきたいと思います」と話し、「野島さんのドラマは、最後まで何が起こるかわからない。今回の台本を読ませていただいても、その印象は変わりませんでした。この台詞の一言の意図は何だろう?と頭を抱えながら読み進めていくと、あの台詞の意味がここで回収されて、明かされるんだ!という発見がたくさんありました。野島さんの頭の中を覗いてみたくなります」と野島さんとのタッグを語る。また役どころについては「ある日をきっかけに引きこもりになってしまうのですが、人の言葉を受け流せない人なのかな。という印象を受けました。それは決して悪い意味ではなく、優しい人、なんだと感じています」と印象を明かした。そして野島さんは「長く閉塞感のあったコロナ禍から、ようやくマスクが取れましたね。今回はそこを踏まえてかなりトリッキーな物語ですが、鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたらと思います。個人的には普段ドラマを観ない、漫画、アニメ派の視聴者に覗いてもらえたら嬉しいです」と思いを述べている。「何曜日に生まれたの」は7月、毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日4月からスタートした春のドラマたち。今期も事件ものに恋愛もの、シリアスからコミカルな展開のものまで多様なジャンルが揃っているが、中には視聴者を十分に楽しませられなかった作品もあるようだ。そこで本誌は、春ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(5月24日~5月31日)。残念ながら視聴者の期待に応えきれなかったのは、どの作品だろうか……。第3位はオードリーの若林正恭(44)と南海キャンディーズの山里亮太(46)の半生をドラマ化した『だが、情熱はある』(日本テレビ系)。若林役をKing & Princeの髙橋海人(24)、山里役をSixTONESの森本慎太郎(25)が務めている。作中のナレーションで「ほとんどの人においてまったく参考にはならない」とされる芸人2人が「若者」から「大人」になるまでを忠実に再現した作品である。髙橋と森本の再現度の高い演技が話題になったものの、《役者さんのホンモノの寄せ具合はとてもいいのですが、元々お笑いのあの方々には、興味が無かったので、内容的につまらない》(50代女性/会社員)と芸人の日常を描いた内容に興味を保てなかったという声が。くわえて、若林と山里の現在の活躍が知れわたっているため《正直続きが気にならないというか実際の人物の話を映像化って難しいなと感じました》(40代男性/会社員)と分析する人もいた。第2位は『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)。飲料メーカー開発部の知的財産をめぐる様々な問題を解決していく、同名小説のドラマ化作品だ。開発部から知的財産部に異動になる主人公を芳根京子(26)、知的財産のプロである弁理士を重岡大毅(30)が演じている。パクリとパロディの違いや特許の所在など、現代の問題にも切り込んでいくお仕事ドラマ作品だ。知的財産という複雑なテーマを身近に感じられなかったためか、《話に入り込めなかった》(40代女性/パート)《話の展開が地味に感じる》(50代女性/会社員)と関心を持てない人も。また一話完結型でトラブルを解決していく展開に《毎回同じような展開で面白くなくなりました》(30代女性/パート)と続きが気になるようなハラハラさが足りないと感じる視聴者も多かったようだ。そして第1位となったのは木村拓哉(50)主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)。20年と21年にスペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの続編で、最恐の警察学校教官・風間公親の過去を描く。風間が警察学校に赴任する前に、刑事指導官として新人刑事の教育にあたっていた時代が舞台となっている。『教場』『教場II』の人気が高く、本誌が行った春ドラマの期待度ランキングで1位になるなど開始前の期待が大きかったぶん、《期待していたが全く面白く無かった》(20代男性/学生)と前作と比べてしまったという声も。また警察学校ではなく殺人事件の現場が舞台であることや、風間の目に千枚通しが刺さるシーンや大量の出血を伴う描写に《観ていて楽しくない。グロい》(50代女性/パート)と感じてしまう視聴者も多く、見るのをやめてしまったようだ。いよいよクライマックスを迎える春ドラマ。どの作品が最後まで視聴者をつなぎとめられるのか。最終結果はこちら。【春ドラマの中で、「視聴するのを途中で辞めた」作品は?】(複数回答可)1位:『風間公親-教場0-』16.4%2位:『それってパクリじゃないですか?』15.5%3位:『だが、情熱はある』14.6%4位:『わたしのお嫁くん』11.7%5位:『unknown』11.3%5位:『Dr.チョコレート』11.3%
2023年06月04日【募集期間:5月31日(水)~6月11日(日)23:59】7月スタートの夏ドラマの情報が出揃い、現在放送中の春ドラマは、多くの作品がクライマックスに突入しました。シネマカフェでは今回、「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」と題して、読者アンケートを実施します。今期は、新たな舞台で“刑事指導官”風間公親を描く、放送前から注目を集めたシリーズ3作目「風間公親-教場0-」や、人気漫画のドラマ化「王様に捧ぐ薬指」「隣の男はよく食べる」。困難を前に、人はどう生きるのかを描くヒューマンエンターテインメント「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」。若林正恭(オードリー)と山里亮太(南海キャンディーズ)の実話に基づく青春サバイバル「だが、情熱はある」、売れない漫画家と訳アリ1人暮らしの少年、彼らが住むアパートの住人たちを描く待望の続編「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」、究極の愛を問う衝撃作「unknown」などが放送中。また、“契約夫婦”羽田綾華&新田東郷(橋本環奈&山田涼介/「王様に捧ぐ薬指」)、バディを組んで難事件に挑む皆実広見×護道心太朗(福山雅治×大泉洋/「ラストマン-全盲の捜査官-」)、“そのもの”と話題の若林正恭&山里亮太(高橋海人&森本慎太郎/「だが、情熱はある」)。破天荒で型破りな超絶やさぐれ女・鼓田ミナレ(小芝風花/「波よ聞いてくれ」)、食べるのが大好きな本宮蒼太(菊池風磨/「隣の男はよく食べる」)といった、魅力的なキャラクターが物語を盛り上げています。読者アンケートでは、選択肢の中からこれだと思うタイトルを選んでお答えください。キャラクターは自由回答となりますので、みなさんの推しキャラを教えてください。※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2023年05月31日「織田さんは10月クールのドラマのオファーを断ったそうです。なんでも8月に開催される世界陸上のためだとか。織田さんは7月クールのドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)に出演しますが、早撮りで進行していて、世界陸上までには撮り終わる予定だそうです」(テレビ局関係者)織田裕二(55)は’97年から13大会連続で『世界陸上』(TBS系)のメインキャスターを務めていた。「地球に生まれてよかったぁー」「霊長類なめんな」など数々の名言を生んできたが、’22年に開催されたアメリカ・オレゴン大会をもって卒業。最終日に、織田はこんなメッセージを視聴者に送っている。「世界陸上に出合えたことに感謝いたします。たくさん元気をもらいました。この(オレゴン)大会もです。大好きです世界陸上。僕たちはね、今日で終わりますが、世界陸上はまだまだ続きますよ」25年間メインキャスターを務めてきた織田。今大会は総合司会を同局の江藤愛アナ(37)と、石井大裕アナ(37)が務める。「やはり経費削減が最大の理由です。織田さんが出演するのにかかるお金は、旅費などを含めると一大会で、約3千万円にもなりますからね……。織田さん本人は残念に思っていたといいます」(前出・テレビ局関係者)もともと陸上に興味がなかったという織田だが、’22年の『世界陸上2022 オレゴン』のメインキャスター就任が発表された際には、「タイプの違うアスリートが一堂に会するスポーツは陸上しかない。そこに魅力を感じています」とコメントするなど、すっかりほれ込んでいた。「いまや世界陸上を“ライフワーク”と公言している織田さんは、周囲に“今回は自腹で現地に行くつもりだ”と話していました。特別出演したり、観戦している様子がカメラに映ったりすることがあるかもしれませんね。織田さんがおとなしく試合を見ているとは考えにくいので、選手にとっては心強い応援団長になってくれそうです」(芸能関係者)織田が東京から9千キロはなれた、ハンガリー・ブダペストに、自腹でキターー!?
2023年05月29日東京ディズニーランドで4月15日(土)よりスタートした新しい昼のパレード、「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」をモチーフにしたグッズが7月10日(月)に発売となる予定だ。“色あざやかな、ハーモニーの世界へ”をテーマにしたこのパレードは、ディズニーの仲間たちの新たな冒険や勇気、そして家族のきずなや友情を、ディズニー映画、ディズニー&ピクサー映画のさまざまな物語を通じて表現している現在パークで大人気のパレードだ。グッズの詳細はまだ不明だが、印象的な色とりどりの花びらが鮮やかに描かれ、華やかなパレードの魅力をたくさん詰め込んだデザインのグッズとなるそう。また、東京ディズニーリゾート40周年を記念して、「CONVERSE」プロデュースの商品も登場する。クラシカルなデザインのミッキーマウスが印象的で、東京ディズニーリゾートの象徴であるシンデレラ城がデザインされており、懐かしくもオシャレでファッショナブルなグッズだ。こちらも7月10日(月)に販売開始予定だ。東京ディズニーリゾートでは、スペシャルイベント「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」を開催中。開業40周年の雰囲気が楽しめるエンターテイメントやスペシャルグッズ、メニューが登場するほか、東京ディズニーランドのシンデレラ城やワールドバザール、東京ディズニーシーのエントランスにも特別なデコレーションが施され、東京ディズニーリゾート全体が40周年ならではの祝祭感につつまれる。ディズニーホテルでも40周年を記念したプログラムを実施する予定だ。期間は、2023年4月15日(土)~2024年3月31日(日)まで。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2023年05月10日Uruの新曲「心得」のデジタル配信が、2023年5月1日(月)よりスタート。Uruの新曲「心得」月9ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌に木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌として書き下ろされた「心得」は、静けさの中に確かな意思を感じさせる清廉なバラード。Uru自身が作詞・作曲を務めた本楽曲は、4月10日(月)よりスタートしたドラマの初回放送内でサブライズ解禁され、オンエア後に大きな反響を呼んでいる。特典付きCDシングル2種類もリリース6月7日(水)には、「心得」を表題としたドラマ盤、先行して配信されているTVアニメ『地獄楽』のエンディングテーマ「紙一重」を表題としたアニメ盤の2種類のCDシングルが発売。「心得」と「紙一重」の配信シングル2曲に加えて、YouTubeチャンネルTHE FIRST TAKEのパフォーマンスから代表曲2曲「それを愛と呼ぶなら」「振り子」の音源も収録される。なお、ドラマ盤とアニメ盤でそれぞれ異なる豪華特典が付属。ドラマ盤は、今年2月にリリースしたアルバム「コントラスト」より、優里が提供した「そばにいるよ」、wacci・橋口洋平が提供した「恋」、そしてAyaseが提供した「脱・借りてきた猫症候群」のミュージックビデオ3曲と、新たなアーティスト写真のメイキングムービーをブルーレイで収録。全てをボックスに梱包した特別仕様となっている。一方のアニメ盤には、TVアニメ『地獄楽』ノンクレジット映像のブルーレイを収録。こちらも、アニメ描き下ろしイラストを使用したデジパック特別仕様でのリリースとなる。作品情報Uru 新曲「心得」配信リリース日:2023年5月1日(月)フジテレビ系月9ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌<シングル盤>■「ドラマ盤」[CD+BD] 特別BOX仕様発売日:2023年6月7日(水)価格:2,500円収録内容:[CD]1.心得2.紙一重3.それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE4.振り子 - From THE FIRST TAKE5.心得 -instrumental-6.紙一重 -instrumental-[BD]1.そばにいるよMUSIC VIDEO2.恋MUSIC VIDEO3.脱・借りてきた猫症候群MUSIC VIDEO4.Artist Photo Making Movie■「アニメ盤」[CD+BD] デジパック特別仕様発売日:2023年6月7日(水)価格:2,000円収録内容:[CD]1.紙一重2.心得3.それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE4.振り子 - From THE FIRST TAKE5.紙一重 -instrumental-6.心得 -instrumental-[BD]1.TVアニメ「地獄楽」Ending Movie<Non Credit><店頭特典>Amazon.co.jp:各形態柄メガジャケ楽天ブックス:配信ジャケット柄A4クリアファイルセブンネットショッピング:アーティスト写真柄A4クリアファイルアニメイト:アニメ盤絵柄A4クリアファイル応援店:アーティスト写真柄ポストカード※応援店対象は追って告知ツアー会場特典:アーティスト写真柄B3ポスター
2023年05月04日DCユニバースの最新作『シャザム!~神々の怒り~』のプレミア配信が、本日4月28日(金) よりスタートした。話題の最新映画をデジタルレンタル&デジタルダウンロード販売にて最速で提供するワーナー・ブラザースの「プレミア配信」。その第5弾となる本作は、2019年に公開された『シャザム!』の続編で、3月17日(金) に劇場公開されたばかり。古代の魔術師より神々のパワーを授けられた“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前スーパーヒーロー・シャザムが、神々や巨大モンスターと迫力ある闘いを繰り広げる。主人公・シャザム役のザッカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーら前作の主要キャストが続投。さらに、アトラスの娘・へスペラをヘレン・ミレン、カリプソをルーシー・リューが演じ、『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)で注目を浴びた新鋭レイチェル・ゼグラーも新たに参加している。監督は前作に引き続きデビッド・F・サンドバーグが務めている。またAmazonプライム・ビデオでは本編冒頭10分間の映像を6月6日(火) まで独占配信中。<作品情報>『シャザム!~神々の怒り~』配信中■Amazonプライム・ビデオ独占『シャザム!~神々の怒り~』本編冒頭10分映像配信期間:6月6日(火) まで公式サイト: LOGO, SHAZAM! and all related characters and elements (C) & ™ DC. Shazam! Fury of the Gods (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年04月28日『白い巨塔』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』など数多くのヒットドラマを生み出してきた人気脚本家・井上由美子が、“フィクサー”をテーマにオリジナルストーリーを紡ぐWOWOW『連続ドラマWフィクサー』。WOWOWが自ら“WOWOWドラマの真骨頂”“目の肥えた大人のためのドラマ”と銘打つこの作品が、4月23日(日) 午後10時から放送・配信される(第1話無料放送)。WOWOWの「連続ドラマW」といえばクオリティの高さで知られているが、その第1弾となったのが2008年に放送された『パンドラ』。ガン特効薬の発明が社会にもたらす光と影を描き、スペシャル版含め計5作品が制作された人気作だが、その脚本を担当したのが井上だった。『パンドラ』、そして今回の『フィクサー』も手掛けるWOWOWの青木泰憲プロデューサーは、『フィクサー』について「本当の意味で自分たちの進化を問うにはオリジナルストーリーありきだった」と語るが、WOWOW初めての連続ドラマとなった『パンドラ』シリーズをオリジナルで構築した井上との再タッグからも、本作にかける想いがうかがえる。そんな『フィクサー』は既に全3Season、5話ずつの全15話で描かれることが発表されているが、Season1で描かれるのは、現職総理大臣の自動車事故をきっかけに火ぶたが切られる、次期総理の座をめぐる政治バトルだ。新薬の認可に関わる密約スキャンダルの真っ只中にいる現職総理の殿村(永島敏行)が、周囲に行先も告げず出かけた山奥で事故に遭い、一命は取りとめるものの意識不明の重体に。抜け目のない大泉官房長官(陣内孝則)や、“初の女性総理”を虎視眈々と狙う新田政調会長(富田靖子)、そしてまさに古狸然とした須崎副総理(小林薫)ら与党・民自党の幹部たちが水面下で“アフター殿村”に動き出すが、時を同じくして謎の男、設楽拳一(唐沢寿明)が刑務所から出所。政財界に通じており、同時に何やら因縁もありそうな設楽は、事故対応に追われる総理秘書官の中埜(藤木直人)に「事故直前に殿村総理と電話で話していた」と伝える。一方、新聞記者の渡辺(町田啓太)、警視庁捜査一課刑事の板倉(小泉孝太郎)、報道キャスターの沢村(内田有紀)らも、それぞれの形で設楽と接触することで事故の真相を探ろうとする。特に沢村は設楽とは旧知の仲のようで、彼が服役していた理由も知っている様子。果たして設楽拳一とは何者で、何が目的なのか。そして総理の事故は偶然のものだったのか、それとも誰かが仕組んでいたのか。権力を求めてうごめく政治家たちのパワーゲームと事故の真相をめぐるミステリーが同時に展開していく。前述の青木プロデューサーは、今の地上波や配信ドラマについて「ほとんどが若い人向けなんですよね。大人が観て、すごいと思えるドラマになかなか出会えない」と語り、「日本でもこういうドラマが作れるんだ」と思ってもらいたいと言う。オリジナルだからこそ予想のつかない物語、唐沢寿明をはじめとした豪華キャストの顔ぶれ、そしてロケーションから美術に至るまで、確かに本作を観れば、その熱い思いのたけが伝わってくることだろう。ドラマ作りには定評のあるWOWOWが、“目の肥えた大人のための”と自らさらにハードルを上げる本作。その本気の度合いを確かめてみてはいかがだろうか。Season1の、そして全3Seasonの発端となる第1話は、WOWOWプライム、WOWOW4Kで4月23日に無料放送され、WOWOWオンデマンドでの配信も開始される。また4月18日からWOWOWのYouTubeチャンネルにて第1話の“まるごと無料配信”も行われている。<作品情報>『連続ドラマW フィクサー Season1』4月23日(日) 初回放送&配信スタート(全5話)放送:毎週日曜22:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】脚本:井上由美子企画・プロデュース:青木泰憲監督:西浦正記音楽:得田真裕プロデューサー:村松亜樹、髙田良平、黒沢淳アシスタントプロデューサー:廣瀬眞子制作協力:リオネス製作著作:WOWOW【出演】唐沢寿明藤木直人、町田啓太、小泉孝太郎、要潤、吉川愛、斉藤由貴駿河太郎/西田敏行(特別出演)/永島敏行、富田靖子、陣内孝則、内田有紀、小林薫
2023年04月23日連続ドラマW「フィクサー」Season1の第1話が、番組特設サイトにて無料配信がスタートした。本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス超大作。政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作では、世の中を裏から操るフィクサーの暗躍と、金と権力に群がる人間たちを、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。唐沢寿明、藤木直人、小泉孝太郎、要潤、西田敏行ら豪華俳優が出演する注目の本作。放送・配信に先駆けて、WOWOW特設サイトでは第1話がまるごと無料配信。さらにそれより先に、本作を鑑賞した古市憲寿(社会学者)は「なぜ人間は不幸になるとわかっていても権力に惹かれるのだろう。このドラマにはそのヒントが隠されている」とコメントし、元東京地検特捜部副部長・若狭勝は「私が職務で垣間見たシーンが蘇った。極めてリアルだ!今後も権力と金が渦巻く世界でフィクサーは暗躍し続ける。ゾクゾク感が脳裏に焼き付く大作!」と絶賛している。連続ドラマW「フィクサー」Season1は4月23日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送、各月の初回放送終了後WOWOWオンデマンドにて同月放送分を一挙配信(全5話)。(cinemacafe.net)
2023年04月17日セブン工業株式会社(岐阜県美濃加茂市、代表取締役社長:木下 浩一)は、2023年4月12日(水)夜10時よりスタートした日テレ系水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」の撮影セットに美術協力いたしました。ドラマの舞台となる中堅飲料メーカーのオフィスに、二本桁デザイン階段『TWO BEAM(ツービーム)』と『スチール製オープン手摺 シンプルタイプ』、壁掛け棚『ウォールシェルフ』が採用されました。※ドラマの設定に合わせ、使用された製品にはエイジング加工が施されています。■採用製品《階段》二本桁デザイン階段『TWO BEAM(ツービーム)』舞台となるオフィスの階段「TWO BEAM」あらかじめ工場でプレカットされた工業製品でありながら、多彩なカラーバリエーションからお好みに合わせた色で塗装を施すセミオーダースタイルが好評の木製スケルトン階段です。中でもブラックを取り入れたコーディネートは、一見スチール階段のようなインダストリアルな印象で、無骨感、ヴィンテージ感を演出できる人気カラーです。ドラマセットのTWO BEAMは、踏板を支える二本の桁は艶消しブラック、踏板は艶消しダークブラウンを選択。倉庫をリノベーションしたようなおしゃれなオフィスにテイストを合わせた“男前”な階段となっています。TWO BEAM(ツービーム)の詳細はこちら 《手摺》『スチール製オープン手摺 シンプルタイプ』階段に合わせたブラックのスチール手摺安全性・デザイン性・施工性に優れており、パーツごとにデザインやカラーを選び、カスタマイズしていただける手摺ユニットです。スチール部分にはシンプルなブラックのヨコ桟タイプを、トップレールには艶消しブラックの角手摺を使用し、階段とリンクさせたコーディネートとなっています。スチール製オープン手摺の詳細はこちら 《収納》壁掛け棚『ウォールシェルフ』給湯スペースに設置された「ウォールシェルフ」ウォールシェルフは、棚の形を自由にカスタマイズできる壁掛け棚です。棚板はゴム材・アカシア材・パイン材から選択可能で、良質な集成材に丁寧に加工・塗装を施しています。アイアンフレームも高品質で、ハイグレードなオリジナル収納をお探しの方やDIY愛好者にもおすすめのネット販売専用商品です。給湯スペースのテイストに合わせ、アカシア材ダーク色の棚板を使った組み合わせセットが設置されています。※ウォールシェルフは、セブン工業株式会社が「木と共に心地よい暮らしを」をコンセプトに立ち上げたECブランド『COMOKU(コモク)』の商品です。ウォールシェルフの詳細はこちら ■番組概要番組名 :日テレ系水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」放送日 :2023年4月12日(水)より、毎週水曜夜10時放送公式サイト: ストーリー:中堅飲料メーカーで働くOL藤崎亜季は、知的財産部に異動してきたが知財の知識はゼロ。知財エキスパートで完璧主義の上司北脇雅美とはまさに水と油の関係。そんな凸凹コンビが、『知的財産』をめぐり勃発するトラブルを、時にぶつかり、時に協力しながら解決し成長していく、人間味あふれるお仕事エンターテイメント。■会社概要会社名 : セブン工業株式会社所在地 : 〒505-0016 岐阜県美濃加茂市牧野1006番地代表 : 代表取締役社長 木下 浩一設立 : 1961年2月資本金 : 2,473百万円事業内容 : 集成材等を利用した住宅部材の製造販売及び付帯事業ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月13日ワールドグループの株式会社アルカスインターナショナルが展開するレディースのファッションブランド「grove(グローブ)」は、ヨーロッパリネン&麻連盟が認めた100%ヨーロッパで栽培されたフラックスを使用した“上質なリネン”のアイテムを4月10日(月)より店頭ならびにオンラインストアにて販売いたします。全国のショッピングセンターを中心に、オフィスシーンからデイリーまで活躍するフェミニンカジュアルを展開するブランド「grove(グローブ)」は、幅広い女性に支持される着回し力の高いトレンドアイテムを多数ご提案しております。昨年より販売をスタートした人気のヨーロピアンリネンのアイテムは、やわらかく、薄く仕上げられた肌触りの良い素材を引き続き活かしながら、麻の持つ清涼感とレーヨンの持つ上品な落ち感を併せ持ち、カジュアル過ぎない風合いに仕上げております。また、ご自宅でお洗濯ができお手入れも簡単な為、暑くなるこれからの季節に欠かせないおススメのアイテムです。様々なボトムスにコーディネートしやすいブラウスやイージーに穿けてスカート見えするパンツ、程よい抜け感で顔周りの印象がスッキリ見えるワンピースなど、麻の特性である発色性の良さを活かしたカラー展開の商品をラインナップしております。【 ヨーロピアンリネンの商品詳細】◆ヨーロピアンリネン 袖パフブラウス・価格:¥4,398(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:ブラック/ライムイエロー/ベージュ/ブルー/オフストライプボリューム感のあるスリーブデザインで、首回りも空きすぎない上品なアイテム。インでもアウトスタイルにもしやすい丈感のため、様々なボトムスとのコーディネートにマッチします。◆ヨーロピアンリネン ピンタックブラウス・価格:4,948(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:ブラック/ライムイエロー/オフストライプ/ブルーストライプテーパードパンツなどの細身のボトムスとの相性が良いAラインシルエットは、羽織としても着ていただけるアイテムです。◆ヨーロピアンリネン フレアスカートパンツ・価格:5,498(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:ブラック/ライムイエロー/ベージュ/ブルー夏にピッタリの動きやすく清涼感のあるデザイン。裏地付きで透けにくく安心してご着用いただけます。◆ヨーロピアンリネン ワンピース・価格:6,598(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:ブラック/ライムイエロー/ベージュ/ブルーピンタックや裾のティアードがポイントのフェミニンワンピースは、二の腕カバーができる半袖仕様になっています。これからの季節にぴったりな“ヨーロピアンリネン”シリーズをぜひチェックしてください。”ヨーロピアンリネン”アイテムの商品詳細はこちら! : 【 商品のお取り扱い 】■ オンラインストア: ■ 全国店舗: 【 ‟grove” Social Media 】■ Instagram @grove_jp■ Twitter @grove_jp<会社概要>・名称:株式会社アルカスインターナショナル(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:内山 誠一・所在地:〒650-8585 神戸市中央区港島中町6-8-1〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10ワールド 企業サイト: ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月10日鈴鹿央士がTBS深夜ドラマ枠・ドラマストリームの新ドラマ「スイートモラトリアム」で主人公を演じることが分かった。本作は、マンガアプリ「マンガボックス」にて連載していた同名漫画を実写化。付き合い始めたばかりの彼女・上条小夜と幸せな大学生活を送っていた柏木心の日常をぶち壊すかのように、元カノ・大森りんごが家に転がり込んでくる。そして、かつてフラれたことへの未練なのか、成り行きで元カノとの同棲生活を始めてしまう。そんな中、今カノが元カノの存在に気付いてしまう――という、恋愛に、生き方に不器用な若者たちの等身大の姿を描く、じれったくて切なくて甘いラブストーリー。『蜜蜂と遠雷』や「ドラゴン桜」などに出演し、昨年は「silent」での好演も大きな注目を集めた鈴鹿さん。今回演じるのは、本作の主人公で2人の女性の狭間で揺れる大学生・柏木心。彼女・小夜のことを一番に想っているはずなのに、元カノ・りんごのことも放っておけない心。真面目な今カノと自由奔放な元カノ、両極端な2人の狭間で思い悩む心を、鈴鹿さんがどう演じるのか注目だ。原作を読み、「主人公の心くんと、りんごちゃんと小夜ちゃん、この3人の中で巻き起こる出来事に対して『あぁ、こういう瞬間ってあるよなぁ』と共感する部分がありました。そして、3人ともすごく人間味あふれるキャラクターなので、これが映像になったらどんなふうになるのか今から楽しみです」と話す鈴鹿さんは、「原作に負けないように、僕が演じる柏木心というキャラクターも人間味あふれる人物になるように上手く演じたいと思います」と意気込む。そして「心くんが2人の女性の間で悩む姿や頑張りだったり、悩みながらも一歩踏み出そうとするところを応援してもらえたらうれしいです」と視聴者へメッセージを寄せている。ドラマストリーム「スイートモラトリアム」は5月23日より毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送、5月16日より毎週火曜日正午Paravi&U-NEXTにて1週間先行有料配信予定。(cinemacafe.net)
2023年04月03日株式会社OLTAS(所在地:岐阜県羽島市)は2023年2月、最大10人が一度に入ることが出来るアウトドアサウナNOPPAsauna10(ノッパサウナ10)を開発、販売をスタートしました。これまで同社は定員4人用のNOPPAsauna4を主力に販売をしていましたが、一度に大人数が体験できるテントサウナを販売して欲しいとキャンプ場やホテルなどからの要望が多数あり、今回の商品の販売に繋がりました。NOPPAsauna10【NOPPAsauna10について】近年流行が続いているサウナ。そのサウナ体験をアウトドアでも楽しみたいとのユーザーも増えていますが、ほとんどのメーカーのアウトドアサウナは定員が4名程度のものが多く、イベント時やホテルなど人が大人数集まる場所では従来のサイズではテントが足りないという問題がありました。NOPPAsauna10のサイズは200cm×400cm×200cm(幅×長さ×高さ)の大容量サイズながら、組み立て・収納は約1分で出来るポップアップ構造。耐風強度もクラス最強レベルのテントです。テントの素材自体にもオリジナル保温素材のサーモウェーブを採用し、保温レベルは最高クラス。組み立て、撤収も素早く簡単に出来ることから、週末だけ活用したい方やホテルやキャンプ場など、大人数が集まる場所への納入を予定しております。コロナ禍が収束に向かい、海外からのインバウンド客や観光で日本の遊びを体験したいというモノ消費からコト消費の訪日外国人向けにもアウトドアサウナ体験は貴重なものになるのではないでしょうか。株式会社OLTASでは今回販売をスタートする10人用の他、4人用テントとテントサウナ用の薪ストーブもオリジナルで開発・販売をしており、ホテルや旅館向けなど、これまでの知識と経験を生かしてアウトドアサウナ導入までのご提案も受けております。約1分で組み立てが可能湖畔でのサウナ体験■商品概要商品名 : NOPPAsauna10販売価格 : ¥154,000(税込)~定員人数 : 最大10人サイズ : 200cm×400cm×200cm(幅×長さ×高さ)納品 : オーダーより約3週間程度を予定しています。販売サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月22日高畑充希と田中圭、初共演の2人がW主演を務めるテレビ朝日系4月スタートの新ドラマ「unknown」の放送が決定。凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う完全オリジナルの衝撃作となっている。平和な町で暮らし、愛を誓い合った2人。しかし、実はそれぞれ決して言えない重大な秘密を抱えているため、なかなか結婚に踏み切ることができずにいる。さらにその町で、凄惨な殺人事件が発生。あろうことか、その事件に2人がひっそり背負って生きてきた暗い秘密まで交錯していき…。高畑さんが演じるのは、決して誰にも言えない秘密を抱える週刊誌「週刊熱波」のエース記者・闇原こころ。最低最悪の出会いを果たしたものの、次第に引かれ合い、付き合うことになる交番警察官・朝田虎松を田中さんが演じる。虎松もまた、想像を絶する重い秘密を抱えているという役どころ。ラブストーリーに並行して、本作にピリッとスパイスを効かせるのが、予測不能な事件が巻き起こる本格サスペンス。2人が暮らしているのは、いたって平和な町だが、実は近隣で起きた3件の連続殺人事件がいまだに未解決。これらの事件で発見された遺体からは、いずれも体内の血液が抜かれており、殺害方法も共通していることから連続殺人事件と目されている。しかし、犯人に繋がる手掛かりがないまま5年が経過。そんなとき、惨劇が再び幕を開けるのだ。被害者の遺体を目の当たりにし、なぜか思いつめた表情を浮かべる虎松。一方、この犯罪に食いついた週刊誌の編集長が特集記事を作ると言い始め、こころはなぜか複雑な気持ちになる。初共演について2人は「テレビで圭さんを見過ぎていて、すっかり共演した気分になっていました(笑)。私は圭さんのお芝居が大好きで、尊敬する先輩でもあるので、ご一緒できるのがずっと楽しみで、『夫婦役をやれるなんてラッキー』『やった!』って思いました」(高畑さん)、「僕がまだこの作品に出演することを聞いていなかったタイミングで、偶然お洋服屋さんでお会いしたんです。その時、高畑さんが『よろしくお願いします!』って言ってくれて。『よろしくお願いします』と答えたものの、心の中では“なんのこと!?”って、実はソワソワしていました(笑)。でも、シリアスからコメディまで幅が広い方ですし、すごく歌もうまいし(笑)、ずっと本格的にお芝居で共演できたらいいなと思っていたので、今回ご一緒できてとてもうれしいです」(田中さん)とお互い共演が楽しみな様子。ラブシーンに挑むにあたって、高畑さんは「キスシーンがめっちゃ多いなと思いました(笑)。でも他の作品を拝見していると、圭さんのラブシーンはいつもとても美しいんですよ。本当にずっとそう思っていたので、素敵な圭さんを間近で見られるのがうれしいですし、今回は身を委ねます(笑)!」と話し、田中さんも「たくさんキスシーンがあります(笑)。ラブシーンのことを考えると緊張しますし、どうしようかなと思ったりもするのですが、役が入ってしまえばその感覚も変わってくると思います。楽しんで見てもらえるような素敵なラブシーンを作って、《ビッグラブ》をお見せします!」と意気込んでいる。また、ウエディングドレス&タキシード姿の2人が密着し、周りに不吉な血痕が飛び散ったポスタービジュアルも公開。そして番組公式アカウントでは、オリジナル映像も配信していく。本作を手掛けるのは、脚本家・徳尾浩司、監督・瑠東東一郎をはじめとする「おっさんずラブ」の制作陣。音楽も河野伸が担当する。また、現在放送中の「夕暮れに、手をつなぐ」を手掛ける金井紘監督が、新風を吹き込む。「unknown」は4月、毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月22日カンテレ・フジテレビ系春の月10ドラマは、柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」を放送。天海祐希が主演し、松下洸平と初タッグを組む。本作は、天海さん演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下さん演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくドラマ。「孤狼の血」で日本推理作家協会賞を受賞し、エンタメ界でいまもっとも注目される作家・柚月さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社文庫)を、痛快にドラマチックに、ときにコミカルに映像化する。女探偵・上水流は、凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪され、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。一方の相棒・貴山は、偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことに。多くの分野に精通しており、一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点も。2人が立ち向かうのは、理不尽な悪党たち。痛快に解決へと導いていくと同時に、それぞれが抱える過去の確執にも立ち向かうことに。貴山は家族との確執を、そして弁護士資格を剥奪されたきっかけである傷害事件の記憶が全くない上水流は、その真相を追い続ける。コメント●天海祐希原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。(松下さんは)人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います。淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見て欲しいです。●松下洸平探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、嬉しかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です。(貴山は)かなりクセが強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います。●原作者・柚月裕子この作品は自分が書いた小説のなかで、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて「このあとどうなるの?」とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が観たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とても贅沢なドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません!私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年02月09日高橋海人(King&Prince)と森本慎太郎(SixTONES)が、4月スタートとなる日テレ系・新日曜ドラマ「だが、情熱はある」にて「オードリー」若林正恭と「南海キャンディーズ」山里亮太の半生を演じることが決定した。人見知り、自意識過剰、劣等感にネガティブ…湧き上がる負の感情。何もかもがうまくいかないことばかり。だが、情熱はある。本作は、そんな2人の実話に基づく青春サバイバル。若林さんと山里さんの2人は、その半生がドラマ化されることは知っていたものの、誰が演じるかは全く知らなかったそう。山里さんがゲスト出演していた番組「午前0時の森」の収録直後のスタジオに、サプライズで高橋さんと森本さんが登場。「若林正恭役を演じます高橋海人と申します」「山里さんを演じさせてもらいます森本慎太郎と申します」という突然の発表&挨拶で知ることになった。山里さんは、「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」と話し、若林さんは「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのお2人に演じてもらえるとは…」とかなり驚愕した様子で、「俺たちの人生じゃなくて、(高橋海人と森本慎太郎の)2人の人生をやりなよ」と笑いを誘った。<高橋海人コメント「実は自分も意外と似たような面があった」>今回のドラマには、若林さんと山里さんの2人がどんな青春を送ったのかが、たくさん詰まっています。僕は若林さんを演じさせて頂くのですが、今回作品に出演させて頂くにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。今までは頼りがいのあるMCのイメージでしたが、過去の話を知ってからは、色々な面で自意識過剰で、色々なことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方なんだと。実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました。自分も気にして考え込んで周りの人に心配されることがよくあります。若林さんのエッセイを読んで共感できるところに折り目をつけていたのですが、半分以上に折り目がついてしまいました(笑)その共感できる部分を生かして頑張りたいと思います。若林さんと山里さんのすごく長くて情熱的な青春を、みなさんと一緒に“追体験”していけたらと思います。丁寧に頑張りたいと思います。<森本慎太郎コメント「僕はまったく共感ができませんでした(笑)」>僕が演じる山里さんと言えば、「スッキリ」の天の声さんですよね。朝のお茶の間に、笑いと1日の活力を届けているイメージがあったのですが、ふたを開けて山里さんのことを、色々調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑)山里さんが若い頃に書いたノートがあって、それに悪口や自分のされてきたことを記録しているのですが、嫉妬だったり色々な負の感情が一冊にきゅっと詰まっています。でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです。今、テレビの世界で見る山里さんと若林さんはすごくキラキラしていて、成功者のイメージがすごく強いけど、その裏ではいろんな経験をされていて、知れば知るほど出てくる魅力がたくさんあると思います。何よりおふたりってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを映像を通してお伝えできたらと思います。ぜひ、このドラマを通してそこを見て頂けたらと思います。新日曜ドラマ「だが、情熱はある」は4月、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。※高橋海人の「高」、ただしくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)
2023年02月07日日テレ系4月期の新日曜ドラマとして、「オードリー」若林正恭と「南海キャンディーズ」山里亮太の2人の半生をドラマ化する「だが、情熱はある」が放送決定。昨夜、若林さんと水卜麻美アナウンサーがMCを務める番組「午前0時の森」に山里さんがスペシャルゲストとして登場して発表された。それぞれ10代からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末、「M-1」準優勝となりブレイク。「オードリー」と「南海キャンディーズ」といえば、誰もが知る人気お笑いコンビとなるが、若林さん、山里さん、2人ともに売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、ネガティブな思いが渦巻く。「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬み。そんな負の感情の中でもがいていた。そんな折、2人は出会うことになり、お互いを知るうちに「負の感情を笑いにしよう」と、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成。活動を始めた。2021年5月31日の無観客配信ライブをもってその活動も幕を閉じたが、5万5千人超えの観客を集めお笑いライブの生配信としては歴代の最高記録を打ち立てた。そしてついに「テレビドラマ」という新たな形で再びそれぞれの人生が交差することになる――。若林役、山里役などキャストは今後追って発表!これまでの自身の人生がドラマ化されることを受け、若林さんは「地上波テレビで人様にお見せ出来るような人生ではないと尻込みましたが、ご縁に身を任せて拙著を送り出しました」、山里さんは「山里の人生がドラマに? 誰の好奇心もくすぐらないのではないでしょうか? でも、このドラマのチームの言葉を聞いて、初めて僕の人生を見てほしいと思えました」とコメントしている。若林正恭(オードリー)■若林正恭(オードリー)の人生なぜ失恋を6年も引きずってしまうのかわからない。なぜ飲み会がこんなにも苦痛なのかわからない。なぜ異性に話しかけられないのかわからない。なぜこんなにも毎日頭が痛くなるのかわからない。なぜ誰かに言われた何気ない一言に、何日も苦しみ続けなければいけないのかわからない。テレビスタジオで面白くもないのに、作り笑いをしている自分の存在がわからない。自分探しなんてダサい。わかってる。だけど、自分を探して見つけないと、この社会を生き抜くことができないのだ。そんな男がはじめた自分探し。ネガティブは、燃料にできるのだ!山里亮太(南海キャンディーズ)■山里亮太(南海キャンディーズ)の人生「人と関わる上で、一番簡単なやり方は、人と関わらないことだ」。子供の頃から「何者かになりたい」と夢見ていた。お笑い芸人を目指すも、本当は自身もなければ実力もない。自分に都合良い「自信」を貼り付けて、「ハリボテの自信」と「偽りの天才」を作り上げていく。しかし次々と逃げていくコンビ相手。ライバルたちへの劣等感。注目を浴びるのは相方のしずちゃんだけ。悔しくてひどいことを沢山した。しずちゃんへの映画『フラガール』の出演依頼を握り潰そうと画策した。気がつくと仕事場とは逆方面の電車に乗っていた。気がつくと食べた記憶は全くないのに、デリバリーピザの空き箱が目の前にある。そんな夜が度々あった。自分は天才になれない。そう悟った日から、地獄のような努力が始まった。悔しさは燃料にできるのだ!■ふたりの人生全ての「負」を燃料に!嫉妬やネタみ、自意識過剰にネガティブ沼。湧き上がる負の感情、それを燃料に、必死にもがいて爆走する!そしてある日、ふたりは出会う。「人見知り」と「陰湿」が出会った時、さらなる人間ドラマが開幕する!ふたりは漫才コンビ「たりないふたり」を結成。自分の「負」に向き合い、自分の「足りなさ」を「お笑い」に昇華していく。そして結成12年。解散の時を迎える。コロナウィルスが世界を蝕む中、運命の「解散無観客ライブ」の日がやってくる。そこでふたりが見た景色とは…!?新日曜ドラマ「だが、情熱はある」は4月、毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年02月01日韓国ドラマ「僕のヤバイ妻」が、動画配信サービス「FOD」にて2月1日(水)より独占見放題配信がスタートする。裕福で完璧な妻ジェギョンと結婚したレストラン経営者ユンチョルは、結婚6年目を迎え、幸せな家庭を築いていた。しかし、実態は仮面夫婦で、妻に息苦しさを感じていたユンチョルは、部下のソンミと逢瀬を重ねていた。そんな中、仕事で多額の借金を背負うことになったユンチョルは、ソンミに持ちかけられ、遺産目当てで妻を殺害しようと決意。しかしその直後、ジェギョンは誘拐され、ユンチョルは身代金を要求される――。2016年にフジテレビ系で放送された黒岩勉脚本によるオリジナル作品「僕のヤバイ妻」。伊藤英明が主演し、その妻を木村佳乃が務め、夫が愛人と画策し妻の殺害を決行しようとした日、妻が誘拐されてしまうという衝撃のシーンから始まり、放送開始直後から大きな話題になった。中国、トルコ、韓国などでリメイクされた本作。今回配信が決定した韓国リメイク作品は、夫キム・ユンチョルを「シュルプ」「ゴールデンスプーン」のチェ・ウォニョン、妻シム・ジェギョンを「パリの恋人」でヒロインを務めたキム・ジョンウンが演じた。「僕のヤバイ妻」は2月1日(水)よりFODにて独占見放題配信開始(全32回)。(cinemacafe.net)
2023年01月25日3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信されるドラマ『連続ドラマW フェンス』に、新垣結衣が特別出演することが決定した。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子による新作オリジナルドラマ。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンスとなっている。松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務めるほか、青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、光石研らが出演する。新垣がWOWOWに出演するのは本作が初。彼女はこれまでに、野木亜紀子脚本作である『空飛ぶ広報室』『掟上今日子の備忘録』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の4作に出演しており、本作が5作目の出演となる。今回演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。■城間薫役:新垣結衣 コメントこのような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。<番組情報>連続ドラマW フェンス3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信スタート『連続ドラマW フェンス』メインビジュアル脚本:野木亜紀子出演:松岡茉優 宮本エリアナ/青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか監督:松本佳奈音楽プロデューサー:岩崎太整音楽:邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel主題歌:Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)プロデューサー:高江洲義貴 北野拓番組特設サイト:
2023年01月25日清野菜名が主演する新ドラマ「日曜の夜ぐらいは...」がこの春、放送されることが決定。脚本家・岡田惠和が、いまを生きる女性たちを描く。古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこには様々な事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との二人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに、運命的な出会いを果たす。そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…。この春、ABCテレビでは、日曜よる10時に全国ネットの連続ドラマを新たにスタートさせる。いまを懸命に生きる全ての人たちへのエールを込め、週末の夜、明日から始まる1週間を前向きに迎えられるようなドラマを放送していくという。同枠の第1弾として、「にじいろカルテ」「ファイトソング」などを手掛けた岡田さんのオリジナル作品、“人生とは、家族とは、愛とは”をテーマにしたハートフルなドラマを放送。主演の清野さんは、今回初めて岡田脚本に取り組む。派手な身体表現を封印し、やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まっていく暮らしに身を置き、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、等身大の女性像と向き合う。清野さんは、今回の役どころについて「演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子」と説明し、「そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています」とコメント。また、脚本について「友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています」と話す。そして岡田さんは「日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています」と本作について説明した。「日曜の夜ぐらいは...」は4月、毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月20日Vaundy(バウンディ)の新曲「まぶた」が、2023年1月10日(火)より配信スタート。北川景子主演のテレビドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』の主題歌となる。Vaundyの新曲「まぶた」2022年は、TVアニメ『チェンソーマン』のエンディング主題歌として「CHAINSAW BLOOD」を書き下ろしたほか、Ado(アド)への楽曲提供や、サマーソニックをはじめとする大型フェスへの出演などでも大きな話題を集めたVaundy。そんな彼が、新曲「まぶた」をリリースする。北川景子主演のテレビドラマ主題歌に新曲「まぶた」は、どこか懐かしさを感じるメロディーが魅力的な楽曲。ジャンルレスな楽曲を得意とするVaundyらしさ全開の1曲だ。“まぶた”というタイトルには、目を瞑ることで相手のことが分かる、相手を理解するために時に目を瞑ることがある、という意味が込められている。「まぶた」は、北川景子主演の月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』の主題歌として書き下ろしたもの。『女神の教室~リーガル青春白書~』は、法科大学院・通称ロースクールを舞台に、教員と学生たちのリアルな日常と成長する姿を描くリーガル青春群像劇となっている。Vaundy本人がミュージックビデオを監督新曲「まぶた」のミュージックビデオは、Vaundy本人がディレクション。楽曲テーマに沿って、登場人物たちが心を理解しあおうとして通じ合っていく様を現実世界と心象世界のふたつで描いている。ハイスピードカメラで撮影された見ごたえたっぷりの映像や、歌詞とリンクした遊び心溢れるカットにも注目したい。出演するのは、初のMV出演となる歌舞伎俳優 市川染五郎と、女優 中島セナだ。<Vaundyコメント>この度、『女神の教室~リーガル青春白書~』の主題歌として、新曲「まぶた」を書き下ろしました。この曲は、実は思いつくまでにかなり時間がかかってしまって苦戦したのですが、イメージがまとまった瞬間スッと形になった楽曲です。法の女神・テミスがドラマのテーマになっているところから、目隠しすることの大事さ。僕はそれは法においてだけではないと考えていて、人と人が本当に分かりあう時一度目をつぶる。そうすると、”まぶた”を見る。その行為の持つ意味がこの曲のテーマになっています。ぜひ、このテーマとあわせて、楽曲を聴いていただけたら嬉しいです。ドラマと一緒にお楽しみください!【詳細】Vaundy 新曲「まぶた」配信日:2023年1月10日(火)※ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』主題歌。■テレビドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』放送日時:2023年1月9日(月)スタート、毎週月曜21:00~21:54※初回30分拡大主演:北川景子放送局:フジテレビ系
2023年01月13日年も明けて、2023年のドラマが間もなくスタートします。最初のクールとなる冬期は、オリジナル脚本の存在が目立つようですね。そこで今日は、毎年隈なく作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ“おすすめドラマ”をピックアップしてご紹介。ファンタジーからサスペンスまで様々――あなたが気になるのは、どの作品ですか?過去には名作がズラリ!話題の脚本家が描くオリジナルストーリー月9に登場する「女神の教室~リーガル青春白書~」は、「ラジエーションハウス」や「ナイト・ドクター」、「ユニコーンに乗って」などの作品を手掛ける大北はるかさんが筆を取る新作のリーガル青春群像劇。「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで“法”だけでなく“人”を学ぶ授業を展開する新米教師役を、主演の北川景子さんが熱演。いまを輝くフレッシュな俳優陣――南沙良さん、高橋文哉さん、前田旺志郎さん、前田拳太郎さん、河村花さんらが学生役を演じるとあって、演技のぶつかり合い、化学反応に期待が高まります。また、「おかえりモネ」「きのう何食べた?」「リッチマン、プアウーマン」などの作品で知られる脚本家・安達奈緒子さんが描く完全オリジナルのファンタジーラブストーリー「100万回 言えばよかった」(金曜10時枠)にも注目!主演を務める井上真央さんが演じるのは、運命の相手を突然失い、その死を未だ受け入れられない相馬悠依という女性です。彼女にプロポーズしようと心に決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまった恋人――現世をさまよう幽霊役を演じるのは、佐藤健さん。なぜかその男が見えてしまうため、彼らの会話を手伝わされるハメになる刑事役に松山ケンイチさんと、豪華実力派キャストが顔を揃えています。一連の不思議の裏に潜む、驚きの真相とは一体…?火曜10時枠には、「ロングバケーション」「オレンジデイズ」などを手掛けた北川悦吏子さんの「夕暮れに、手をつなぐ」が登場。広瀬すずさん×永瀬廉さんという旬なタッグで、青春ラブストーリーの集大成を紡ぐといいます。九州のド田舎で育った野生的でチャーミングな女の子・空豆が、都会で育った平凡な男の子・音の前に突然現れ…。互いに夢を追い、励まし合い、時にはケンカをしながらも笑い合って過ごした唯一無二の“愛おしい時間”を描く、世界で一番美しいラブストーリーをお楽しみに。さらには、1996年の朝ドラ「ふたりっ子」、2024年の大河ドラマと、長き時代に渡り数々の名作を残している大石静さんが紡ぐオリジナルドラマが火曜9時の新設枠に登場。「星降る夜に」は、のどかな海街の病院で働く産婦人科医の雪宮鈴(吉高由里子)と、遺品整理士として働く柊一星(北村匠海)――命の“はじまり”と“終わり”をつかさどるふたりが、切なくも温かく、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいく大人のピュア・ラブストーリーとなっています。理屈や常識、世の中にはびこる様々な既成概念を全てひっくりかえす、純度120%で描く本能の恋。新たな価値観で繰り広げるヒューマンドラマです。ヒヤッと手に汗握る展開が続々…!「罠の戦争」第1話(C)カンテレ月曜10時枠には、ファン待望のあの“復讐シリーズ”最新作が登場。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く「罠の戦争」が放送されるとあって、大きな話題を集めています。本シリーズ全てで主演を務める草彅剛さんが今回挑むのは、弱者による強き権力者への復讐劇。愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな罠を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント。妻役に井川遥さん、総理大臣役に高橋克典さん、全てを裏で牛耳る幹事長役に岸部一徳さんと、脇を固める渋く魅力的なキャスト勢にもぜひご注目ください。ハラハラ・ドキドキといえば、こちらの作品も忘れては語れません。土曜10時枠に登場する「大病院占拠」は、日本が誇る大病院が鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠され、櫻井翔さん演じる休職中の捜査官が人質を救うため犯人に立ち向かっていくというタイムリミット・バトル・サスペンス。2019年・2021年に、声も出せないほどの衝撃をもたらしたドラマ「ボイス 110緊急指令室」の制作チームが再び結集し、完全オリジナルスリルを展開するとあって、手に汗握る展開から目が離せなくなりそうですね!謎に包まれた事件に隠された、衝撃の真実とは…?加えて、日曜劇場「Get Ready!」では、妻夫木聡さん×藤原竜也さんというパワフルなタッグが、堤幸彦さんの演出で登場します。妻夫木さんが演じるのは、孤高の天才執刀医・エース――多額の報酬と引き換えに、手段を選ばず患者の命を救うという“正体不明の闇医者チーム”を率いる絶対的存在です。彼が患者を選ぶ基準はただひとつ、「生き延びる価値はあるのか」どうか。ダークな医療エンターテインメントの行方を、とくとご堪能あれ。以上、気になる作品は見つかりましたか?もうすぐ始まる冬クール、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。(YUKI)
2023年01月01日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『エルピス—希望、あるいは災い—』(フジテレビ系)の見どころや考察を連載していきます。誰も触れられない『パンドラの箱』を開けた彼らに待ち受けたのは、『災い』か『希望』か。手に汗握る、最終回スタート大門副総理(山路和弘)の元秘書・大門享(迫田孝也)の死は病死として公表された。だが真相は他殺だった。そして村井(岡部たかし)はそのことを知り、『ニュース8』のスタジオに殴り込み、怒りを爆発させる。その村井の姿を見た浅川(長澤まさみ)は、自分の古巣である報道を木っ端微塵にしたくなる程の真実があると感じ、その事情を聞きに岸本の元を訪ねに行く。一方、岸本(眞栄田郷敦)は憔悴しきっていた。浅川が訪れた時も、一度居留守をしようとしたが通用せず、岸本は渋々部屋に通す。信じていた浅川から「番組を背負う立場で無茶はできない」と跳ね返されてからというもの、二人は言葉を交わすこともなく、岸本は深い失意の中にいた。だが浅川もたとえ信用を取り戻せなくても、消えそうな真実を見過ごすことはできなかった。言葉に詰まりながらもう一度お願いすると、岸本は享へのインタビュー音声を浅川に差し出した。だが、彼はもう手を引くつもりだった。始まりは、ただ勝ち組でいるためだった。だが、浅川をはじめ、周りに助けられていく中で、本当の自分と向き合い、我武者羅に突き進んできた。諦めかけてもその度に自分の情熱に従い、全てを賭けて挑んできたのだ。それがいつしか自分よがりの『報道ごっこ』となっていたのだ。希望が見えなくなる先へ足を踏み入れることが、何より怖かった。そんな様子に対して、浅川は自分で報道すると言い出す。岸本は「殺されますよ」と忠告をするが、浅川は声を荒げて言い放つ。「何で殺されなきゃいけないのよ!」この浅川の叫びは、亨の言葉でもあった。確かに全部覚悟の上だ。しがらみを捨てた自分に訪れる悲劇を、何処かで感じてもいただろう。だが、人の命の価値もわからぬ人間のくだらぬ欲望のために殺される以上に理不尽なことはない。真実を伝えることは何も無茶なことでないはずだ。浅川はアナウンサーとして、一人の人間として、真っ当に生きたいだけなのだ。誰かを信じていたいという願いや『希望』を奪われ続けたこれまでを思い、浅川は息を切らしながら本音をぶつける。でもこんな災いだらけの闇の中に、希望はあるのだろうか…。そう弱気になりそうな瞬間に享へのインタビューの続きがレコーダーから流れる。ふと、真っ暗闇の中に一筋、細い光がさしたような気持ちです…。そして浅川は、その中に探し続けてきた答えを見つける。享が見た光と二人が、リンクしたかのように、西日の暖かい光が、冷え切っていたはずの岸本の部屋に滑り込んでくる。「希望って、誰かを信じられるってことなんだね」岸本の目にも涙が込み上げてくる。お互いが知らぬうちに希望を与える存在になっていたのだ。目の前にいる信じられる誰かが『希望』そのものなのだ。浅川は誓った。「希望がないなんて、もう二度と言わない」ついに動き出した浅川早速浅川は、滝川(三浦貴大)に今夜の『ニュース8』で大門の揉み消しに関する報道を扱いたいと相談を持ちかける。渋る滝川に対して清々しい顔で、浅川は「私やったことあるもん」と答える。正気ではないと周りから指差されようとかつての『浅川恵那』はもうゴミ箱へ捨ててきたのだ。揺るがぬ覚悟を決めスッキリした表情で去っていく浅川に、ひと言、滝川がクギを刺す。だが一度考えてみたい。狂っているのは、本当はどっちの方なんだろうか。そして、浅川の強行を知った滝川は、放送前のスタジオに斎藤(鈴木亮平)を呼び出す。そして浅川に、斎藤は大門のニュースを外してほしいと願い出る。案ずるはこの国の行く末。緊迫した世界情勢の中での国政と司法の混乱。国際的信用の失墜の中で起こり得る悲劇。このカードを今切るべきではない…斎藤はそう強く説得する。確かに先を見据えれば真っ当な意見に聞こえるし、浅川が取れる責任で賄えきれるほどその波紋は小さいものではないだろう。だがこんな時だけ都合良く国家や世界という大きな存在を提示して良いのだろうか。紛れもない真実を権力で押し潰すような腐り切った存在に、未来を預ける方が余程怖いことなのではないのか。国際的信用を失う行動をしている人間は、私達ではなく、力を持った貴方達のはずなのに。おかしいものをおかしいと声を上げる者の小さな声を無視したって、何事もなかったかのように世界は回り続ける。国家を形成する一細胞である自分が何かを成しても人生も世界もマシになんてならない。だがもう目の前にいる誰かを裏切り続けるなんてできない。浅川には迷いはなかった。壇上を降りて、勝負に出る。「では、本城彰を逮捕させてください」浅川の表情には一点の曇りもなかった。そして斎藤が差し出した手を浅川は強く握り返し、ついに本城彰の特集の放送が決まった。もう1人ではない、『希望』という存在を得た浅川しかし半ば勢いだったし、「明日まで待つと、事故か病気で出れなくなるよ」という脅しまでオマケされ、浅川は少々不安気味だった。だが浅川には『希望』がいた。岸本拓朗がいた。その『希望』が偶然にも、テレビ局に特集データを持って出向いていた。「君、最高!」という言葉に、信じていて良かったという気持ちが詰まっていた。浅川は岸本に何故か愛情のビンタをお見舞いし、そのままスタジオへ駆けていく。そして運命の『ニュース8』の放送が始まった。彼らが必死に掴んできた真実が、知りたい誰かに伝わっていく。駆け抜けた彼らの集大成だ。そして冤罪を暴くために協力してくれた人々が、岸本の連絡を受け、その放送を見守っていた。誰よりも松本を信じ続け、冤罪事件を暴くそのきっかけを作ったチェリー(三浦透子)をはじめ、『フライデーボンボン』で特集に協力した若者達。被害者のために奮闘した遺族や西澤の嘘の目撃証言を覆した由美子。松本の冤罪証明に何年も前から奮闘してきた木村弁護士(六角精児)や情報を提供してくれた笹岡(池津祥子)。皆、誰かを信じ、必死に生きた者達だ。彼らの小さな声が集まり、大きな声となって届いた。『生きること』の本質とは放送後すぐ、岸本と浅川は小さな定食屋に入る。そこは村井行きつけの美味しい牛丼が食べられるお店だった。浅川が「お腹すいた」とこぼし、大盛りの牛丼を大きな口を開け微笑みながらそれを頬張る。そして遅れて登場した知った顔に「遅い」と不満を投げながらも、笑顔で迎える。そして無事に冤罪が証明された松本が、チェリーが作ったカレーとショートケーキを美味しそうに食べる。そんなごく当たり前の日常が、何故か強く響いてくる。何も喉を通らなかった浅川が。孤独感に苛まれてきた岸本が。信じたものに何度も裏切られてきた村井が。多くの時間を奪われ続けた松本が。そんな彼らが笑い合あってご飯を食べているのだ。信じ合える人と美味しいご飯を食べているだけで、世界で一番最強になった気分にだってなれてしまう。そしてエンディングで黒く爛れたケーキを作り続けた浅川と真っ白なケーキを食べ続けたチェリーの『信じる誰かへの希望があるか』での対比。それらが『生きること』はつまり『信じる人と共に食べること』という本質に気づかせてくれた。『正しさ』はそこに存在しながらも、時に強大な力に飲み込まれ、歪められ、真実との間に壁をつくり、凶器へと姿を変える。闇に葬られた真実は人の見えない場所で渦を巻き、また別の真実の手を掴み引き摺り込もうとする。そんな腐りきった構図は一瞬でひっくり返えせるものではない。だが、浅川恵那や岸本拓朗のように、何の問題意識も感じてこなかった人間だって、自分自身を見つめ直し、壁にぶち当たる度に変わり続け、戦い抜けば、災いの中の『希望』を掴むことだって決して不可能なことではないのである。そうだ。『エルピス』が描いてきたのは、横暴な国家権力やメディアの報道責任に対する挑戦だけではないはずだ。絶望の中をこれからも生きていく私達に、誰かを救うことのできる『希望』をそっと託してくれたに違いないのだ。[文・構成/grape編集部]
2022年12月31日2022年も、あっという間に年の瀬に――。1月スタートの冬クールに始まり、春・夏・秋とどんな作品のどんなドラマキャラクターが注目を集めたか、皆さんは覚えていますか?そこで今日は1年の総括として、ドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト10」をご紹介。印象深いキャラクターの数々を一緒にプレイバックしていきましょう。10位:自己肯定感たっぷりの最強美女・白川桃乃(井桁弘恵)/「メンタル強め美女白川さん」仕事仲間や女性友達のマウント、嫉妬や嫌がらせなど、現代社会に溢れるプチストレスをバッサバッサと気持ち良く切り捨てていく本作。タイトルの通り、他人の言葉に惑わされることなく、どんな難題も笑顔で華麗にかわしていく姿が眩しい白川さんです。時に迷うこともあるけれど、だからこそ共感できる彼女のマインドや台詞が、視聴する全女子のメンタルサプリメントになりました。9位:記憶と耳に残るのは…機械音のような犯人の声(一龍斎貞弥)/「マイファミリー」二宮和也さん演じる主人公が、誘拐された娘を取り戻そうと奔走する本作の中、一際目立っていた声――淡々と身代金の受け渡し方法などを説く犯人の加工ボイス、皆さんも記憶に残っているのでは…?劇中では、主人公に元の声を知られている犯人が、AIを使用する形で出力していましたね。放送終了後、カーナビや給湯器で耳馴染みのある方が声の主だったと発表されています。8位:ザ・昭和の大黒柱・源太郎が令和を一刀両断(吉田鋼太郎)/「おいハンサム!!」昭和を代表する頑固親父の生き残り、伊藤家の父・源太郎。家族の一大事には、なりふり構うことなく、ステテコにコート、ゴルフクラブを片手に怒鳴り込みに出かけるパワフルな背中は、視聴者が思わず「身近にこんな人が、一人くらいいてもいいかも」とほっこりしてしまう愛すべきキャラクターでした。暑苦しくも思えるお説教も、源太郎が話すなら、リモートで聞いてあげても良いかも…?7位:仕事は完璧な麻宮葵、だけど恋愛は不器用で…(平手友梨奈)/「六本木クラス」日本中を熱狂の渦に巻き込んだあの大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本オリジナルリメイク作品。本作に登場した、IQ162の天才的頭脳を持つ人気インフルエンサー・麻宮葵は、原作に負けないインパクトを残してくれました。物語の前半、その頭脳をずるがしこいお金儲けにばかり使っていた葵ですが――後半、人が変わったように新のために尽くす姿が、とにかく可愛いらしい。新にしか優しさを出せない辺りが、玉にキズとも言えますが…。6位:イニシャルは「T・O」典型的仕事男子の小野忠(鈴木伸之)/「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」人垂らしの才能がある主人公・田中麻理鈴が、社内で唯一会う度に喧嘩してしまうのが、この男・小野忠!なぜかいつもフルネーム呼びなので、覚えてしまったとう方も多いと思います。仕事人間という共通点もある2人。喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったもので、段々と心の距離が近づいていく様にハラハラ・ドキドキ。目の離せないカップリングでした。5位:見た目は小学生・白石万理華、だけど中身は…?(毎田暖乃)/「妻、小学生になる。」主人公・新島圭介の亡くなった妻――その“生まれ変わり”を名乗る少女・万理華。見た目は、ランドセルを背負った普通の小学生なのですが、口を開くと、その口調や仕草から、ぼんやり圭介の妻・貴恵に見えてくるから不思議ですよね。目の奥に秘めた自信もしくは怯えの演技で、「今はどちらの人格なのか」がおのずと伝わってくる、毎田さんの実力に脱帽しました。4位:喧嘩の強さとは裏腹の優しさにキュン! 難破剛(間宮祥太郎)/「ナンバMG5」筋金入りのヤンキー一家・難破家に生まれた次男・剛。「ヤンキーをやめて普通の高校生になりたい」という夢を家族に内緒で実行する二重生活を描いた本作は、正真正銘・間宮さんの代表作となりました。ピンチの時は、例えどのような状況でも支え合う仲間、そして家族の存在。拳の強さだけでは知ることのできない彼の優しさに、幾度となく泣かされてしまいましたね。3位:ココロの中に、ふたつの人格が共存する摘木星砂(松岡茉優)/「初恋の悪魔」複雑な環境が重なり、胸の中にふたつの人格を持つヒロイン・星砂(せすな)。本作ではそれぞれの星砂が、別の相手に恋に落ちてしまうことから、非常に切ないラブストーリーが展開されていきました。直接会って話すことはできないけれど、互いの存在を知り、思いやることで、「自分が消えるべきなんじゃないか」と摸索する2人。何とかしてあげたい…と視聴者を掻き立てる、非常に魅力的なキャラクターだったと思います。2位:コンポタを常備する優し過ぎる彼氏・戸川湊斗(鈴鹿央士)/「silent」落ち込んだ様子の恋人の紬にコンポタを差し入れ、落ち合うまでの時間に「パンダ、スペース落ちるで(動画を)検索して待っていて」と、どんな時も相手を気遣う優しさに悶絶必須!令和のスーパー彼氏として、SNSを中心に大きな注目を集めた湊斗くん。最終的には、恋人のみならず、親友へ秘めた想いから別れを選択する湊斗ですが…。その後も紬の弟が作成したLINEグループ「紬を幸せにし隊」に入るなど、一周回って、その温かさが心配になってしまうほどのマイナスイオン男子です。1位:唯一無二のキャラといえばこの人! 大学生・久能整(菅田将暉)/「ミステリと言う勿れ」特徴的ヘアスタイルで、カレーをこよなく愛する大学生・久能整。他人と深く関わるより、自分ひとりで黙々と楽しむ人生を歩んできたように見える彼が、ひょんなことからその頭脳を、事件解決に使う羽目になってしまい――様々な犯人たちと触れ合うことで、少しずつ、自身の心にも変化が現れます。頭が抜群にキレるのに、対人面では度々キョトンとする姿が、まさにギャップ萌え!なぜだか悩みを抱えた人たちが、彼に引き寄せられていくのが非常に面白かったですね。決して忖度はしないものの、真心に溢れた愛のあるキャラクター。来秋の映画化も決定しているということで、整くんの動向には今後も注目していきたいと思います。以上、2022年のテレビドラマに登場した「勝手にベスト10」キャラクターでした。あなたのお気に入りはランクインしていましたか?話のタネにぜひ、見比べてみてはいかがでしょうか。(YUKI)
2022年12月28日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。闇堕ちした松下洸平の演技が素晴らしいゲーム作りに励む二人の青年を応援し続けた日曜日。それもとうとう終わりを迎えようとしている。衝撃だったのは、最終回目前にして絶対なる友情を築いていたはずの二人が決裂してしまったことだ。シアトルに行くはずだった隼人(松下洸平)は、敵にまわってしまった。青春を共にした仲間と戦うことになる…。どこかで見たことのあるシナリオなのに、私たちが不安になるのは敵の元についてしまった隼人の表情のせいだろう。冒頭から興津に放った「SAGASを潰します」という言葉と、その目は本気そのものだった。隼人を演じるのは今、ドラマで引っ張りだこの松下洸平。エリートなキャラクターも、子供のような笑顔で可愛らしいキャラクターも演じて見せていた彼が、また本領を発揮した瞬間である。その瞳に光はなく、完全に敵にまわった『闇堕ち』の表情であり、松下洸平という俳優のさらなる可能性を感じた。こんな表情もできたのか、最終回目前にして、さらに魅力が引き出されたと言える。どうせ最終回で仲直りするだろう、そんな気持ちがあったにも関わらず、彼の表情を見たあと「本当に大丈夫…?仲直りするよね?」と不安を掻き立てられた。それだけ深い闇を感じてしまった。俳優の力でここまでドラマに深みが出ることに驚きである。隼人の決意は固い。これまで那由他と隼人、二人を応援してきた我々にとっては対立する二人の構造に胸が痛くてたまらないが、どうやってこのわだかまりが解けるのか。最終回最大の見どころとなるだろう。急に良いヤツ!?憎めないキャラのオダギリジョー松下洸平の演技に続き驚いたのは、これまで悪に徹していた興津の存在である。感情的になる那由他と常に論理的で冷静な興津は意外と相性が良いのかもしれない。ゲーム制作で煮詰まる那由他の元へやってきた興津、アドバイスもさながら、テレビゲームをしながらの二人の会話が非常に印象的であった。以前ジョン・ドゥが作ったゲームを奪った興津。そのことに対して興津は「誤解だ」と言った。疑問を浮かべる那由他に興津ははっきりと「惚れ込んだんだよ」と伝えた。これまでプライドも高く、隙や弱みを一切見せなかった興津が、初めてジョン・ドゥを認めた瞬間だろう。これまで散々、ひどい仕打ちをされ、絶対に許してはなるものか!と思っていた宿敵であったはずなのに、このワンシーンにより、これまでの悪行を忘れてしまいそうになるほどの衝撃を受けてしまった。こんなことされたら憎めない…さすがオダギリジョー。極悪のラスボスさえ、憎めないキャラクターに仕上げてしまった。てっきりこの作品は興津を成敗して終わるのかと思っていたが、これは話が変わってきそうだ。興津と分かり合える日もそう遠くはないだろう。最終回予想!みんな仲良くハッピーエンドなるか?最愛の友人は敵にまわり、最悪の宿敵は味方になった。ここまで構図が逆転するとは最初は誰も予想もしていなかっただろう。最終回はどんな展開を迎えるのか、やはり我々が見たいのは那由他と隼人のコンビである。これまで二人が一生懸命にゲームを作る姿を応援してきた。彼らだからついてきた。もう一度、二人が見たい、この想いに尽きる。株主総会後、那由他は「このゲームを作り上げるには隼人の力が必要だ」そしてまた、隼人も「那由他とゲームを作ることが一番楽しい」となってほしいと願う。離れてみてお互いが欠かせない存在だと気付いた二人がまたタッグむ、そして興津もまた同様、日本のゲーム業界を盛り上げていく仲間となるだろう。そんなハッピーエンドであって欲しいと思った。予想というより願望に近くなってしまったが、みなさんはいかがだろうか。展開を予想しながら見ることもドラマの醍醐味である。約3ヶ月間、ゲーム制作に夢中になる二人を見守ってきた。彼らとのお別れは辛いが、「アトムの童という素晴らしいドラマに出会えて本当によかった、毎週楽しい日曜日をありがとう」そう感謝の意を込めて次回の最終回を見届けたいと思う。『アトムの童(こ)』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年12月10日