モデルで女優の冨永愛が8日、自身のInstagramを更新。異次元すぎるスタイルを披露し、反響を呼んでいる。○LUX新CM発表会の舞台裏ショット冨永は「今日はLUXの新CM発表会でした」とつづり、舞台裏でのオフショットを公開。トータルビューティーケアブランド・LUXのアンバサダーに就任した冨永は、約20年ぶりに同商品の新CMに出演しており、8日には発表会に出席。輝くようなツヤ髪をなびかせ、同商品をアピールした。この時の発表会で冨永は、ラグジュアリーなベージュのトレンチコートを着用し、全身ショットでは美脚をあらわに。足元には黒のヒールとネイルが輝き、美しさを体現した。Instagramのオフショットはラフにポージングにもかかわらず、ファッションシューティングのような仕上がりになっている。こうした投稿にファンからは、「相変わらずかっこいいですね」「同じ人間は思えない素晴らしいプロポーション」「カラーとモノクロどちらも最高です」「綺麗でカッコよすぎて見惚れてしまいます」「言葉もいらないぐらいの素敵なオーラが出ています」「ファッションに選ばれた人ですね」「これがプロ! ですよね」「こんな写真撮ってみたいなぁ~」「品があって美しくて、とっても素敵です」「自然と服に目がいってしまうのは、愛さんの異次元なスタイルの賜物ですね」「すごい御御足」「美しいという言葉では語り尽くせないほどの美がここにある」「芸術作品です。ブラボー!」「美しいを通り越して神々しい」「日本の宝」「異次元の美」などたくさんのコメントが寄せられている。
2024年04月16日飲食店のトイレを利用した私。トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードを発見して……。 旅行中のトイレで…?!ある旅行中のこと。飲食店のトイレに入ったとき、生理になっていることに気がつきました。まさか生理がくるとは思っておらず、生理用品を何も持っていなかった私。トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして挟むしかないか……と困り果てていました。 しかしそのとき、トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードが貼ってあるのを発見。「お困りの際はこちら!」と書いてあったので、すぐにスマホで読み取りアクセスすると、「生理用品を無料で配布しています」と記載してあったのです! 素敵なサービス私はすぐに必要事項を登録して、「オーダー」という文字を押しました。すると、トイレのドアをコンコンと叩く音がしたあと、女性の店員さんが「どうぞ」と、ナプキンとタンポンが入った袋を渡してくれました。 予想外のサービスに少しびっくりしましたが、本当に困っていたのでうれしかったです。トイレを出たあとは、店員さんたちにぺこりとお辞儀をしてから席に戻りました。 後日、調べてわかったことですが、あの飲食店のように生理用品の無料配布サービスをしているお店は増えているそうなのです。突然生理がくると生理用品を持っていなくて困ることも多くあると思うので、このサービスがもっと広がっていったらいいなと思いました。 突然の生理に困っていたとき、生理用品を無料配布するサービスにとても助けてもらった私。もし、あのままトイレットペーパーで応急処置をしていたら旅行を楽しむことができなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいになったので、これからは生理用品の無料配布サービスが当たり前になって誰でも気軽に利用できるようになればいいなと感じました。 著者/雫ゆうか作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月27日「2.5次元」の世界を足掛かりに、活動の幅を広げている笹森裕貴さん。柔らかさと芯の強さが重なり合った表情を、写真家・金本凜太朗さんがビビッドに切り取ります。ミュージカル『刀剣乱舞』や『ブルーピリオド』The Stageなどで、頭角を現している笹森裕貴さん。優しい顔立ちからは意外なほど、快活でハキハキとした骨太な印象を受ける。「高校生の頃に雑誌のモデルをやっていたんですが、卒業するタイミングで、今の事務所から俳優のお話をいただきました。そのとき浮かんだのは、中学生のときに友だちのお父さんに見せられた映画『ゴッドファーザー』。自分もアル・パチーノみたいにやってみたい、って」その頃の自分のことを振り返りながら、「人生ナメすぎていたんですよね」と苦笑いを見せる。「幼稚園の年長から中学まで野球をやっていて、締め付けもあって厳しかった生活だったのが、高校に入って野球をやめてモデルを始めて、そこそこうまくいってたから、自分はなんでもできると思っていたんです。でも俳優の世界に来てみたら、演技のワークショップで怒られる日々。『お前は何がしたいの?』って言われたりもして。オーディションに行っても何も受からないし、台本をもらったら手が震えて声が出なくなるし。自分は何もできないんだってことを認めて、その悔しさからスイッチが一気に入りました」徐々に仕事が決まり始め、「初めて世間に認められたのかなと思った」のが、2019年のMANKAI STAGE『A3!』。「演出の松崎(史也)さんはテクニカルに指導してくださる方だし、共演もお芝居が好きな先輩方が多く、お芝居することが楽しいと改めて思えた現場です。ただ、役に感情移入しすぎて泣きそうになる瞬間も何度もあって…。そこで泣いてもお客さんは冷める気がして必死に堪えましたけど。“自分やってます”アピールみたいになりたくなかったんで」現在、漫画やゲームが原作の2.5次元舞台が活動の中心。「“2.5次元役者”と言われるのも嫌じゃないです。どんな作品でもどんな役でも、本気で向き合っているので。いろんな現場を経験すると、あと一歩のところで満足してしまう人に出会うこともあって、そういう姿を見ると自分が完璧主義な分、悔しくならないのかなって思っちゃいます」取材中、何度か口にした「悔しい」の言葉。それこそが笹森さんの強さであり、芝居にひたむきに向かう原動力だ。「何もできなくて、反骨心だけでやってきた感じですからね(笑)。自分はこんなに歌えないなとか、こんな動きできないなとか、ずっと周りが羨ましくて仕方なかったです。でも、ずっと自分がコンプレックスに感じていたことを褒めてくれた人がいて、そこから意識が少し変わりました。自分にないものを嘆くんじゃなく、自分の個性を認めてそこを伸ばしていこうと考え方を変えてから、自分が好きになりました」俳優になってからずっとコンプレックスだったのが声。「ちょっと掠れていて、スコンと抜ける綺麗な声ではないので、ずっと歌に苦手意識がありました。でも3年くらい前、とある歌唱指導の方に『声がいいんだから、それを伸ばしたら』と言われて。そこからはこの声で勝負しようと、ボイストレーニングに力を入れています」そしてこの先には、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の出演が控えている。ここまでの努力が実を結び、オーディションを経ての初のグランドミュージカル進出だ。「ここ数年、この声で勝負するということを目標にしてきて、それがグランドミュージカルに出るということだったので、決まったときは涙が出るくらい嬉しかったです」性格を自己分析すると「ビビりで結構面倒くさい」とか。「感情の起伏が激しくて、些細なことに一喜一憂してしまうんです。楽しいときはテンション高いけれど、時どきネガティブになってドーンと落ち込んだり。そのくせビビりで負けず嫌いだから、人前で恥ずかしいところを見せたくなくて強がったり…。だから作品に入るときに、誰よりも準備していったりするんですけれど。でも最近、それじゃ自分を信頼して期待してくれている人に対して失礼だなと思うようになりました。ファンの方もですし、おじいちゃんおばあちゃん、両親が僕の活躍を楽しみにしてくれているんで」ささもり・ひろき1997年6月21日生まれ、東京都出身。ミュージカル『刀剣乱舞』松井江役で注目される。出演するミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は5月16日開幕。ブルゾン¥51,700(コノロジカ HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物かねもと・りんたろう1998年生まれ、広島県出身。2020年に東京綜合写真専門学校卒業後、フリーに。Webや雑誌などの商業写真のほか、作家としても精力的に活動する。※『anan』2024年2月7日号より。写真・金本凜太朗スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・CHIHIRO(TRON)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年02月03日『ルパン三世』シリーズの次元大介を主役に据えたアクション映画『次元大介』が、10月13日よりPrime Videoで世界独占配信されている。本作のカギを握るのは、声と感情を失い心を閉ざしてしまった孤独な少女・オト。台詞が一切ないオトを繊細に演じた子役・真木ことかについて、共演した玉山鉄二や草笛光子は「将来すごい女優になる」と大絶賛している。本作で描かれるのは、悲しき過去を背負う少女・オトと出会ったことから始まる次元大介の物語。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山鉄二が、9年ぶりに同役を演じた。次元は愛銃コンバット・マグナムの修理と引き換えに、裏社会の組織から狙われているオトの護身を頼まれ、子供嫌いの次元とオトは少しずつ心を通わせていく。そんな物語の重要なカギを握るオトを演じたのは、12歳の子役・真木ことか。演技経験は多くないものの、本作では声を出せない難しい役どころに挑戦。台詞もなく表情だけで見せる“泣きの演技”を求められるシーンが多く、特に自分を助けようとしてくれる次元を思って涙するオトのシーンでは、台詞もなく表情だけでオトの複雑な心境を熱演した。そのシーンを見た玉山は「ことかちゃんは本当に役柄に真摯に向き合っていて、泣くシーンでも、毎回しっかりと感情を持っていくことができている。なんであの年齢でそれができるかというと、彼女は責任感がありカメラが回っていない時もちゃんと泣いているんです。子供ながらあの集中力はすごいと思います。将来は本当にすごい女優になりますね」と大人顔負けの集中力で見せた“泣き”の演技を絶賛。狙われているオトを守るよう次元に依頼する世界一のガンスミス・矢口千春を演じ、70年以上にわたる長い役者人生の中でたくさんの子役を見てきた草笛も「オトは話せないけれど、しっかりとそこにいる存在感がとても良かったです。何も言葉を発せずともその役を体現できることが、とても羨ましくてやきもちを焼いてしまいました。この子は将来いい女優になると思うので、大きくなるのが楽しみです」と真木の演技に太鼓判を押しつつ、将来に期待を寄せる。真木自身は、本作での演技について「わからないところを、玉山さんが撮影中にアドバイスしてくれたところが心に残っています。(差してきた太陽の光をまぶしいと思うシーンで)日の出のタイミングとか、うつむくタイミングとか、表情はこうすればいいよということを教えてもらいました」と語っている。タバコとバーボンをこよなく愛し、常に冷静沈着な早撃ち0.3秒の天才ガンマン・次元大介が主人公の本作。華麗なガンアクションとドラマティックなストーリーの中で、2人の俳優が声をそろえて「すごい女優になる」と語った真木の演技にも注目してほしい。Original comic books created by Monkey Punch(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved
2023年10月17日2.5次元株式会社は、“写真そのものに触れて楽しむ”ような鑑賞体験を実現したいという想いから、「2.5次元フォト」という新しい触感印刷の技術を活用したタイルみたいなノート「TACTILE(タクタイル)」を開発しました。現在、本商品はクラウドファンディング形式にてCAMPFIREで掲載しております。TACTILE■「2.5次元フォト」とは「2.5次元フォト」は、これまでの印刷技術とは異なり、インクの層を何層も重ねることで立体感を実現し、その凹凸感を楽しむことのできる新しい印刷技術です。この技術は写真に限らずイラストや文字などでも再現が可能です。また印刷素材は紙に限らず、金属、プラスチックなどの様々な異素材に対しても、凹凸感のある印刷物として表現いたします。※MBS毎日放送「所さんお届けモノです!」(2023年2月25日放送)にて、未来のヒット商品として取り上げられました!■商品概要【タイルみたいなノート、タクタイル】今後が期待されている技術「2.5次元フォト」を、みなさまに気軽に楽しんで欲しいと、普段使いに適したノートorメモ帳「TACTILE(タクタイル)」を若手グラフィックデザイナーと企画、開発いたしました。興味がございましたらお手に取っていただき、今後の「2.5次元フォト」の研究開発・活用にご支援くださいますと幸いです。現在、クラウドファンディング形式にてCAMPFIREで掲載しております。TACTILEブランドサイト: CAMPFIRE : 【ほんと.に!スマホケース】当社では「2.5次元フォト」オリジナルデザインの触って楽しい見てびっくりな商品「ほんと.に!スマホケース」も取り扱っております。ほんと.に!スマホケース販売サイト: ほんと.に!スマホケース■会社の紹介【企画・販売】2.5次元株式会社代表者: 代表取締役 朝野 俊一URL : 【製造】株式会社アド・シーズURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月03日Amazon Original映画『次元大介』が、10月13日(金)より配信スタート。主演の玉山鉄二が、次元大介の実写版を演じるにあたり、世間のイメージとかけ離れないようとにかく自然体で演じることにこだわったことを明かした。本作は、「ルパン三世」の人気キャラクター・次元大介のオリジナルストーリー。ルパン三世の相棒であり、早撃ち0.3秒の天才ガンマンである次元は、お茶目な性格で、場を和ませるムードメーカー的な存在のルパン三世とは違い、クールかつハードボイルドなキャラクターとして知られている。愛銃(コンバット・マグナム)に不調を感じ、時計屋を営む世界一のガンスミスを求めて数年ぶりに日本を訪れた次元は、偶然時計屋にやってきた悲しき過去を背負う少女・オトの護身を愛銃の修理と引き換えに頼まれたことで、物語は大きく動いていく。玉山さんは、次元を演じる上でのこだわりを「僕の中で一番気を付けているのは、語り過ぎないこと」と話し、「次元というキャラクターは、何かを強要したり、何か意見を押し付けたりとかは一切ないキャラだと思います。そこは結果的に自分と近いところはあるのですが、周りにも自分にも期待し過ぎない。だから、キャラクターを演じる時にカッコよくみせたいとかを考えるのではなくて、結果的に自然と出来上がったキャラクターにしたかったんです」と告白。また撮影現場では、次元のハードボイルドなイメージから離れてしまう要素があれば、自ら監督に伝え、納得のいくまで話し合いを行ったそう。「台本の中でも次元にしては台詞を言い過ぎているところなどは、監督と一緒に調整しました。台本を読み込む中で、あの時の次元は凄く素っ気なかったけどそれはここに繋がっているんだとか、細かい部分にも気付くことができましたね」と明かしている。さらに、ビジュアル面では前回と同様、次元の特徴的な髭と髪を時間をかけて伸ばして準備。ただならぬ覚悟を持って“次元大介”という人物に挑んだ。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年10月01日ルパン三世最高の相棒、早撃ちの天才ガンマン・次元大介を主人公とした実写映画『次元大介』より、俳優陣が撮影秘話を熱く語るインタビュー映像が公開された。実写映画『ルパン三世』(’14)で次元大介役を務めた玉山鉄二が、9年ぶりに同役を演じる本作は、ある日、長年連れ添ってきた愛銃コンバット・マグナムに違和感を感じた次元が、世界一のガンスミス(銃職人)を探して日本を訪れるところから、物語は始まる。辿り着いた先に待っていたのは、寂れた時計店を営む世界一のガンスミス・矢口千春(草笛光子)、そして残酷な過去のトラウマで声を出せなくなってしまった少女・オト(真木ことか)と出会う。図らずも始まった次元と千春、オトの疑似家族のような暮らしの中で、徐々にオトの心が解きほぐされてきたある日、悪名高いスラム・泥魚街のボスで伝説の元殺し屋アデル(真木よう子)とその右腕・川島武(永瀬正敏)によって、オトが連れ去られてしまう。次元は、オトを助け出すべく、孤独な戦いに身を投じていく――。今回公開された映像では、「また次元ができる!とはしゃぐ自分をいかに抑えつけるかという作業をずっとしていた」と語るほど、強い思いを持って役に挑んだ玉山さんについて、川島武役の永瀬正敏は「カメラがないところで普通に椅子に座って雑談しているときでも“次元”なんですよね、彼の醸し出すものが。それくらい次元と共に玉山君がいたんだと思います」と絶賛。一方、玉山さんは「泣くシーンがたくさんある中で、(カメラが)回っていないときでもずっと泣いているんです。責任感を持ってこういうキャラクターに仕上げたいという想いが強いからなんだと思いますが、集中力がすごいなと思いましたね」と少女オトを圧巻の演技力で見せた真木ことかに驚かされたと言い、草笛光子も「黙ってその場にいる“なんでもない”を上手に演じていて羨ましかった。やきもち焼けるわね」と話しており、物語の大きなカギを握る重要なキャラクター・オトへの期待が高まる。悪名高きスラム・泥魚街のボスにして、元殺し屋のアデルを演じる真木よう子は、「ショッキングな過去があって、復讐のために生きている」とキャラクターを説明しつつ、「50代なのにずっと若く見えるという設定なので、普段自分が絶対に着ないような格好をできるのもありがたいです」と演じた感想を明かした。また、玉山さんや真木さんがお気に入りのキャラクターに挙げたのは、光や影を利用する擬態術で、老若男女を問わず自由自在に姿を変える能力を持つアデルの右腕・川島。原作者のモンキー・パンチの世界観をより色濃く反映させるため、川島役の永瀬さんと監督が何度も対話を重ねてキャラクターが生み出された。玉山さんは「『ルパン三世』ファン、次元ファンの僕からするとグサッと刺さるものがありますね」と敵役の魅力を熱く述べている。本作では、早撃ち0.3秒の天才ガンマン次元と、車いすに乗った伝説の殺し屋アデルが、迫力溢れるガンアクションを繰り広げている。ハードなアクションと次元の人間味をハイブリッドした本作について玉山さんは、「次元大介のスピンオフが映画として実写化されるという事実だけで、ルパン三世のファンの方々や『ルパン三世』シリーズを知ってくださっている方は言わずもがな期待されていると思うので、純粋に次元大介の世界観と、『ルパン三世』シリーズとはひと味違ったエンターテインメントを皆さんに楽しんでいただければそれだけで十分です」と思いを語っている。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日玉山鉄二が9年ぶりに次元大介を演じるAmazon Original映画『次元大介』より、新たなキャスト、予告編、キャラクタービジュアルが一挙に公開された。本作は、社会のはみ出し者たちが築きあげた裏社会を舞台に、緊迫感溢れるアクションが満載の映画。クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーだ。今作で次元は、一人の少女を救うために、悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢は不詳、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つミステリアスなアデルを真木よう子、アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オトを、子役・真木ことかが演じる。真木よう子さんは「今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました」と話し、真木ことかさんは「オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました」と出演決定時をふり返った。また、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武を永瀬正敏、川島の恋人・瑠璃をさとうほなみ。本作で最も重要なキャラクターのひとり、表向きはさびれた時計屋だが、裏社会では“世界一のガンスミス<銃職人>”と言われる矢口千春を草笛光子が演じる。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じ、千春の元を訪れた次元に「もっと声を聞いてやりな」と千春はアドバイス。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、さらなる進化を遂げたかのように、華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑む。永瀬さんは「川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください」とコメントし、草笛さんは「自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい」とメッセージ。さとうさんは「すべてのキャラクターが濃ゆい!そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます」と本作をアピールしている。キャラクタービジュアルは、川島役の永瀬さんが撮影した、大人の雰囲気と本作の世界観をまとったモノクロでシックな一枚。本予告では、次元の緊張感とスピード感に溢れた華麗なガンアクションが映し出される。そして、アニメーション「ルパン三世」で次元を演じる大塚明夫の声にも注目だ。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月07日10月13日より世界同時配信されるAmazon Original映画『次元大介』。9年ぶりに次元大介を演ずる主演・玉山鉄二の発表に続き、この度、真木よう子、真木ことか、さとうほなみ、永瀬正敏、草笛光子の出演が発表された。あわせて、次元大介のクールなガンアクションが光るスリル満点の本予告と、写真家としても活躍する永瀬正敏による撮りおろしキャラクタービジュアルが公開された。モンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る作品。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第1シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。シリーズ最新作となる本作の主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ち0.3秒の天才ガンマン、次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世と並び人気を誇る次元大介を、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(2014)でも同役を演じた玉山が再び演じる。公開されたキャラクタービジュアルは、川島役の永瀬が自ら撮影した、『次元大介』らしい大人の雰囲気と本作の世界観をまとったモノクロでシックなビジュアル。本予告では、玉山演じる次元大介の緊張感とスピード感に溢れた華麗なガンアクションが映し出される。次元は一人の少女を救うために悪の組織の本拠地へと潜り込み、熾烈な銃撃戦を繰り広げる。そんな次元の敵となるのは、泥魚街のボスにして元殺し屋のアデル。国籍・年齢不詳の絶世の美女である一方、片足と声を失った残酷かつ哀しい過去を持つ美しくミステリアスなアデルを演ずるのは真木よう子。予告では、真木よう子が車椅子を操りながら激しいアクションに挑戦し、次元と対決する様子が映し出されている。アデルの組織に狙われる、悲しい過去から言葉を発することができなくなってしまった少女・オトを、『御手洗家、炎上する』でドラマ初出演を果たした注目の子役・真木ことかが演じる。さらに、擬態術を活かした殺し屋として名を馳せるアデルの右腕・川島武役を永瀬、川島の恋人・瑠璃役をさとうが演じる。そして、本作で最も重要なキャラクターの1人ともいえる、表向きはさびれた時計屋、裏社会では“世界一のガンスミス 銃職人と言われる”矢口千春役を草笛が演じる。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じて千春の元に訪れた次元に「何年も一緒にやってきた相棒だろ。もっと声を聞いてやりな」とアドバイスをする千春。改めて自身の相棒と向き合う機会を経て、次元は更なる進化を遂げたかのように華麗な身のこなしで飛び交う銃弾や爆撃を避けながら、たった一人で戦いに挑む。果たして次元はアデルの元からオトを救い出すことができるのか。キャストコメントは以下の通り。○■真木よう子 (アデル役)今までやったことがない難しい役どころでしたが、こういう役をやってみたかったので、ぜひチャレンジしてみたいなと思いました。皆さんが思っているよりも、より楽しめるエンターテインメントの作品になっていると思います。○■永瀬正敏 (川島武役)子どもの頃からずっと見てきた『ルパン三世』の次元大介が主人公の作品なので、お話をいただいたときは嬉しかったです。川島は、果たして本当に生きているのか、存在しているのかわからないような。闇を抱えている人だと思います。共通点がないからこそ演じがいがありました。ぜひご覧ください。○■草笛光子氏 (矢口千春役)千春は、たった一人で商店街の時計屋を営んでいるのですが、地下に降りると銃職人という裏の顔を持っていて、とても魅力のある女性です。自分の中に2通りの暮らしがある役なので、役者としては面白そうだと思いましたし、おごってはいけませんが、しっかり演じなきゃダメな役だと思いました。無事に私がその役を演じ切ることができたのか、ぜひ期待していて下さい。○■真木ことか氏 (水沢オト役)幼稚園の頃から『ルパン三世』は好きで、よく見ていました。オーディションでは、すごく不安な気持ちもあったのですが、出演が決まったことを聞いた時は本当に嬉しくて、泣いちゃいました。もう嬉しさ満開でした。やり遂げたと感じています、ぜひご覧ください。○■さとうほなみ氏 (瑠璃役)『ルパン三世』はわたしが生まれる前から人気のある名作、そして、「次元大介がかえってくる」これは心踊る言葉です。娼婦として生きる瑠璃にとって、互いに唯一心を許せる存在、川島との時間は儚くとても美しいものでした。今作、すべてのキャラクターが濃ゆい!そしてそれぞれの関係性に心が揺さぶられます。是非、ご覧いただければと思います。Copyright: Original comic books created by Monkey Punch (c)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd. All Rights Reserved
2023年09月07日ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』やミュージカル『刀剣乱舞』など、数々の2.5次元作品に出演してきた有澤樟太郎さん。もとよりパワフルな歌唱に定評があったが、’21年のミュージカル『17 AGAIN』、同年の『GREASE』などで経験を重ね、さらに進化させてきた。そして昨年の『ジャージー・ボーイズ』では、ザ・フォー・シーズンズのメンバーとして見事なハーモニーを披露。進化が止まらない有澤さんから目が離せない。舞台映えする長身に伸びやかな歌声が武器。数々の2.5次元作品で人気を博してきた有澤樟太郎さん。近年は、海外ミュージカルに進出したり、今年出演した舞台『セトウツミ』では、W主演の牧島輝(まきしま・ひかる)さんと共に企画の立ち上げから携わるなど、活動の幅を広げている。「僕、今まで演出家の方にめちゃくちゃ恵まれていたと思うんです。まだデビューしてお芝居のこともよくわからないときに、ミュージカル『刀剣乱舞』で茅野(イサム)さんという方にお会いできた。茅野さんは厳しいけれど、ちゃんと愛がある方で、そのときのその作品のことだけじゃなく、僕らの先々のことまで考えて、恥ずかしくない俳優になるよう指導してくれていたんですよね。『ジャージー・ボーイズ』の藤田(俊太郎)さんは、作品愛がすごく強くて、稽古前に作品について全員で話し合うテーブルワークも熱心にされる方。役の解釈も深くされているけれど、役者に任せようとしてくれるし、やればすごく褒めて自信もくれる。他にもいろんな現場で、たくさんのことを経験して学ばせてもらって今があるなって」この世界に入った当初から、作品やジャンルにこだわらず、いろんな役を経験したいと思っていたという有澤さん。本格的なミュージカルへ目が向いたきっかけは、2020年に上演されるはずだった『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のオーディションの話が舞い込んだこと。「もともと僕は、一回火がついたら止まらないタイプ。ブロードウェイの有名な作品に、僕のような俳優が声をかけてもらえたということが嬉しくて、期待に応えたい一心で歌もダンスもめちゃくちゃ頑張りました。僕のWキャストの相手がs**t kingz(シットキングス)のOguriさんで、一緒に休みの日にスタジオを借りて練習したり、僕のダンスの練習に付き合ってもらったりもして。あんなすごい方でもまだ努力し続けていると知ったのは、大きな刺激になりました」しかしコロナ禍で、幕は一度も開くことなく全公演が中止に。「稽古を重ねてゲネプロ(本番と同じ条件でおこなう本番前リハーサル)をやって、自分としては手応えを感じていましたから、それを世に出せなかったことが悔しくて…。そのモヤモヤは1年くらい引きずっていましたね」翌年出演した『17 AGAIN(セブンティーン アゲイン)』が、実質的な海外ミュージカルデビュー作となった。「顔合わせの前に、歌合わせじゃないけれど、キャスト全員で歌稽古してきた歌を全曲歌うっていう場があったんです。まだ役も固まっていない状態で、周りはミュージカルで活躍されている方ばかり。その前で披露すると思ったらめちゃくちゃ緊張してしまって…。そしたら、『ウエスト・サイド~』でも一緒だったソニンさんが、『樟ちゃん、もっとできるんじゃないの?』と。確かに、恥じらいがあったし、ピッチを外さないことばかり考えていた。それで、下手でもいいやと吹っ切って全力でおバカに演じたら、演出家に『新しい有澤くんを見た』と褒められて、役が見えた気がしました」そして昨年の『ジャージー・ボーイズ』だ。’60年代に世界的に人気を博した実在のボーカルグループが主人公。それゆえ4人の歌のハーモニーが作品の要だが、その中での有澤さんの歌唱力の進化には目を見張るものがあった。「以前からボイストレーニングは通ってましたけれど、『ジャージー・ボーイズ』のオーディションを受けるにあたって本格的に始めて、歌への意識がすごく変わりました。それまで歌について知らないことが多すぎて、歌っていても自信が持てずにいたのが、先生に発声の基礎から徹底的に訓練してもらい、知識もついて、以前より堂々と歌えるようになりました」演じたボブ・ゴーディオは最年少ながら、次々とヒット曲を生み出したグループの要となるメロディメーカー。作曲家ゆえの傲慢さと繊細さの両方を持ち合わせた、有澤さんのリアルなキャラクター造形は作品に厚みを加えた。「4人で稽古していくなかで、自分たちの中でこれだというものが共有できたんです。それまでかなり試行錯誤しましたけど、あるとき、みんなの芝居がカチッとハマる瞬間があって。それが正解だったかはわからないけれど、この形でいこうって4人の方向性が一致したのがよかったのかなと思います。僕的には、これまでわりとイキのいいキャラクターを演じることが多かったんですが、じつはそこまで“陽キャ”じゃないので、ああいう繊細な役が演じられたのが嬉しかったですね」現在27歳。30代が視野に入ってきている今、仕事に対する考え方も少し変化してきている。「20代前半はなんでもやりたい方でしたけれど、そろそろ先々のことを見据えていく時期なのかもしれない。今はとにかくいい作品に出合いたいです。あと、自分たちで企画して実現させた『セトウツミ』がものすごい達成感だったので、これからはもっと自分がやりたいことを言っていってもいいのかなと思っています」ありさわ・しょうたろう1995年9月28日生まれ、兵庫県出身。ミュージカル『刀剣乱舞』和泉守兼定役で人気を博し、ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズなど映像作品でも活躍。近作に舞台『キングダム』『セトウツミ』。10月にはミュージカル『のだめカンタービレ』が控える。イヤカフ¥18,700ブレスレット¥72,600リング¥19,800(以上マリハ TEL:03・6459・2572)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年8月9日号より。写真・苗江スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・堤 紗也香構成、取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEESEASE(by anan編集部)
2023年08月07日美しく中性的な顔立ちと豊かな歌声で、2.5次元作品でも活躍する立石俊樹さん。’21年の『ロミオ&ジュリエット』で演じたティボルトでは、これまでのノーブルな雰囲気から一転、内に怨讐を抱えた好戦的な役を力強く演じ、新たな一面を開花。近作の『エリザベート』のルドルフ役では、皇太子の葛藤をリアルに見せた。次回作は、小池修一郎さん書き下ろしの『LUPIN』。これが3作目のタッグだけに演出家の期待の大きさがうかがえる。ノーブルさと雄々しさの両輪で突き進む。もともと歌うことが好きだったという立石俊樹さん。上京した当時、目指していたのは歌手。しかし、ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)との出合いで、目標が大きく変わった。「ダンスや歌、演技を習うスクールに通っていたんですが、ずっと自分に演技は向いていないと苦手意識があり、積極的には取り組めてなかったです。歌だけ歌えればいいと思っていたくらい。でも、テニミュで初めて舞台を経験して、お芝居として歌うことの魅力に気づいて、こんなに素敵な世界があるんだと知って。ちょうどその頃に中川(晃教)さんが出演された『モーツァルト!』の映像を見て、『何故愛せないの?』という曲に感銘を受け、自分もこういう作品にいつか出られたらと思ったのを覚えています」とはいえ、最初の頃は舞台に出ることが怖かったという。「僕が演じていたのが病気を抱えている役で、出番自体が少なかったんです。だから出るときには、そこまでの彼の背景がお客さんに伝わるようなものを持って出なきゃいけない。しかもそれがチームメイトにも影響を与えていくキャラクターでしたので、初舞台の自分にはとても難しかったです。覚えているのは、当時の演出助手の方に、僕が歌い始めるとショーみたいに見えると言われたこと。今までアーティストとして歌と向き合ってきたけれど、ミュージカルは向き合い方が違うんだと気がついて、セリフの延長線上で歌うことを意識するようになりました。ただ、ようやく自分の中で基本ができるようになったかなと思えたのは、テニミュ、『A3!』『黒執事』…いろんな作品を経験させていただいてからですね」その後、自身初の海外ミュージカル作品となった『ロミオ&ジュリエット』で、従妹のジュリエットに想いを寄せ、ロミオに憎悪を募らせるティボルトに抜擢される。「前々からマネージャーに、オーディションがあったら受けたいと伝えていたので、決まったときは本当に嬉しかったです。ティボルトは、これまであまりやったことがない激しくて強い役で、登場した瞬間から圧倒的な存在感を放つので、すごくハードルが高く、学ぶことが多かったです。歌に関しても、僕がちょっと若く見えすぎるのもあって、演出の小池(修一郎)さんから、もう少し大人っぽくというか男っぽく低く…低い音程というよりも低い成分の声が出せないかと指摘されていました。稽古場の映像を見せてもらうとわかるんです、ミュージカル界で活躍されている方々が作品を固めてくれている中で、僕が浮いている感じがあるのが。でも、それって技術以上に、一番はメンタルの問題なんですよね。舞台に立つ表現者として大事なのは、役を通して、自分の内側から元気だったり情熱だったりを引き出して、劇場全体を巻き込んでいくメンタルというか気迫。稽古の最初の頃は、自分の頭の中ではこうできたらいいのにとイメージはあるのに、これまでやったことがない表現をすることに怖さがあり、行ききれずにいました。でもあるとき、殻を脱ぎ捨てて怖さを打ち破れたら、こんなに気持ちいいんだって解放されたような気がしたんですよね」その後の『エリザベート』では、若手ミュージカル俳優の登竜門といわれる皇太子・ルドルフ役に。「出番は約20分ですが、それゆえの難しさがありました。1幕に子供時代のルドルフの場面があり、2幕からの登場なので、その間の彼の背景を僕が埋めて表現しなければいけない。毎回必死でした」しかしその20分で、キャストによってルドルフのキャラクターや心情が大きく変わって見えるのが、この役の面白いところ。立石さんのルドルフは、本気で国を想い皇帝である父と対峙しようとする力強い皇太子像を感じさせた。「脚本を読んだり、いろいろな関連作品に触れる中で、演じるならば、信念を持った皇太子として見せたかったんです。自分が信じたことに生真面目に一生懸命取り組むからこそ、挫折して深く傷つくんだと解釈して、そこを大切に演じようと思っていました」本国オーストリアのみならず世界各地で上演されており、日本でも宝塚歌劇団を含めて何度も上演されているほどの人気作だが、作品の力を実感することも多かった。「楽曲がどれも素晴らしくて、日々発見があるんです。役の性格によって、ここで音が上がるとか下がるとか。ここで音がちょっと上がるのはどういう理由なのかとか、考えだしたらきりがないくらい。それでも、母親であるエリザベート役の方が違えば、同じ場面でも毎回湧き上がる感情の種類が違ったりするのは面白いですね」今後控えるのは、小池修一郎さん書き下ろしとなる新作ミュージカル『LUPIN』。そして目標はやはり『モーツァルト!』だ。「本当にミュージカルが好きだし、そこはずっとブレないと思うんです。だからもっとどっぷり浸かっていきたいし、その進んでいく先で『モーツァルト!』と出合うことができたら嬉しいですよね」たていし・としき1993年12月19日生まれ、秋田県出身。2015年にアーティスト活動をスタート。’17年に初舞台を踏み、以降、数々の舞台で活躍。近作に『エリザベート』『太平洋序曲』など。11月9日開幕のミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』に出演。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2023年8月9日号より。写真・苗江スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・中元美佳(ete)構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「異次元の少子化対策」です。子育て支援だけでなく、これから産む人の支援も!岸田政権は「異次元の少子化対策」を掲げ、6月に「こども未来戦略方針」を発表。2030年までを少子化傾向にストップかけるためのラストチャンスだとして、2024年度からの3年間に年間3.5兆円の予算を投入すると宣言しました。こども家庭庁もスタートし、少子化対策に特化して、大規模に財政的な手当をすると打ち出したのはとても評価できます。ただ、支援策の中身が、児童手当を所得制限なしにし、対象を高校生まで引き上げる。第3子以降は3万円を支給。親が働いているか否かを問わず、保育施設の利用を可能にする制度の導入を目指す。育児休業の給付金を増額するなど、「子育て支援」の政策が目立ちます。すでに子供のいる家庭で第2子、第3子を産むための対策にはなっても、ゼロから子供を産み育てようという人たちに対しての支援は足りないのではないかと懸念されます。これまでも子育て支援策を立ち上げてきましたが、少子化に歯止めはかかりませんでした。たとえば不妊治療費用の保険適用が限定的だったり、人工授精が法律上の夫婦間に限られていたり。「異次元」というからには、フランスのように婚外子の社会的偏見をなくすなど、社会で子供を育てるような意識で策を講じないと、状況を改善するのは難しいのではないかと思います。子供を産もうとしない背景には、雇用が不安定で、若年層に貯蓄の余裕がない、経済的不安が理由で結婚にも踏み切れないという現実もあると思います。ヨーロッパのように、働き方の支援や結婚制度そのものにも柔軟性を持たせることも考えたいです。参考になる一例として、兵庫県明石市は泉元市長の提言で、「こどもを核としたまちづくり」に舵を切り、子育て世帯が多く移り住む街に変貌を遂げました。子育てのために予算を投入することには反対意見もあり、効果が出るまでに6~7年かかったそうです。今、国の少子化対策のための財源は明確にされていません。今後3年間だけでなく長期的展望が必要となる政策。政権交代するごとに制度や支援がストップするようなことにならないよう、気をつけていただきたいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年07月28日俳優の玉山鉄二が、10月13日より世界同時配信されるAmazon Original映画『次元大介』で主演を務めることが27日、発表された。『ルパン三世』シリーズの次元大介を主役に据えたアクション映画の世界同時配信が決定。Amazonスタジオと、『ルパン三世』をプロデュースし続けてきたトムス・エンタテインメントが、次元大介のオリジナルストーリーを届ける。そして、実写映画『ルパン三世』(14)で次元大介を演じた玉山鉄二氏が本作で再び主演として同役を務めることが決定し、併せてキービジュアルと特報映像も公開された。モンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』は、50年以上にわたり、日本だけでなく世界中で人気を誇る漫画。1967年に原作漫画の連載が開始、1971年にはテレビアニメ第 1 シリーズ(PART1)の放送が開始されて以降、数多くのテレビスペシャルや劇場版が制作され、国民的作品として愛されている。シリーズ最新作となる本作の主人公は、ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才のガンマンである次元大介。その粋な佇まいとハードボイルドな見た目で主人公のルパン三世に勝るとも劣らない人気を誇る重要キャラクターだ。そんな次元大介を演じるのは、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも同役を演じ、その再現度の高さと好演が大きな話題を呼んだ玉山鉄二。9年ぶりに次元大介を演じることとなった玉山は、「2014年に公開された映画『ルパン三世』を受けてのオファーということで、お話をいただけて本当に光栄でうれしかったです。次元が主人公のアニメ『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』を観た際に、本作での次元がこれまでのアニメのテイストとは少し違って、エッジが効いた大人向けの雰囲気をまとっていてとても好みだったので、次元をまた演じるに際して、そのクールさを盛り込むのが楽しみでした」と、再び次元を演じる喜びを振り返った。さらに、「また次元を演じられる!とはしゃぐ自分をいかに押さえつけられるかと頑張っていました。純粋にこの作品の世界観と、アニメ版のルパンシリーズとは一味違った大人のエンターテイメントを皆様にお届けできるのが楽しみです」と語った。公開された特報映像には、印象的なハットとダークスーツに身を包み、タバコをくわえた次元大介の姿が。何者かに背後を狙われているのに気付いた次元が、愛銃のコンバット・マグナムを取り出し、圧巻の速さと正確な銃さばき“早撃ち0.3秒” の卓越した技術で敵を倒す。さらに、次元がピンチに直面したり、事件が難解を極めたときの名セリフ「面白くなってきやがった」を言い残す次元の姿に、本作への期待が高まる映像となっている。併せて解禁となったキービジュアルには、夜空に浮かぶ三日月と街のネオンを背景に窓際に横たわる、まるでアニメシリーズからそのまま飛び出してきたかのようなクールな次元大介の姿が描かれている。本作は、長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じた次元が、時計屋を営む“世界一のガンスミス(銃職人)”を探して数年ぶりに日本を訪れるところから始まる。次元のクールな魅力が詰まった赤松義正氏によるオリジナル脚本を、『探偵は Bar にいる』(2011)、『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』(2021)や、「相棒」シリーズを手がけてきた橋本一氏が監督を務める。Original comic books created by Monkey Punch(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved
2023年07月27日ルパンの最高の相棒で世界一のガンマン次元大介が主役の実写映画『次元大介』が10月13日(金)よりPrime Videoにて配信されることが決定。キービジュアルと特報映像が解禁された。長年連れ添った愛銃コンバット・マグナムに不調を感じた次元が、時計屋を営む“世界一のガンスミス(銃職人)”を探して数年ぶりに日本を訪れるところから始まる物語。Amazonスタジオと、「ルパン三世」をプロデュースし続けてきた株式会社トムス・エンタテインメントが、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーを映像化。次元のクールな魅力が詰まった赤松義正氏によるオリジナル脚本を、『探偵はBARにいる』(2011)、『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』(2021)や、「相棒」シリーズを手掛けてきた橋本一が監督として作り上げた。次元を演じるのは、大ヒットした実写版『ルパン三世』(14)で次元大介を演じた玉山鉄二。本作で再び主演として同役を務める。9年ぶりに次元大介を演じることとなった玉山さんは、「2014年に公開された映画『ルパン三世』を受けてのオファーということで、お話をいただけて本当に光栄で嬉しかったです。次元が主人公のアニメ『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』を観た際に、本作での次元がこれまでのアニメのテイストとは少し違って、エッジが効いた大人向けの雰囲気をまとっていてとても好みだったので、次元をまた演じるに際して、そのクールさを盛り込むのが楽しみでした」と、再び次元を演じる喜びを語る。さらに、「また次元を演じられる!とはしゃぐ自分をいかに押さえつけられるかと頑張っていました。純粋にこの作品の世界観と、アニメ版のルパンシリーズとは一味違った大人のエンターテイメントを皆様にお届けできるのが楽しみです」と、次元大介を主人公に据えた本作の魅力と、溢れる想いを明かした。解禁された特報映像には、印象的なハットとダークスーツに身を包み、タバコをくわえた次元大介の姿が映し出される。何者かに背後を狙われているのに気づいた次元が、愛銃のコンバット・マグナムを取り出し、圧巻の速さと正確な銃さばき“早撃ち0.3秒”の卓越した技術で敵を倒す。次元がピンチに直面したり、事件が難解を極めたときの名セリフ「面白くなってきやがった」と言い残す次元の姿には、思わず胸が躍る。併せて解禁となったキービジュアルには、夜空に浮かぶ三日月と街のネオンを背景に窓際に横たわる、まるでアニメシリーズからそのまま飛び出してきたかのようなクールな次元大介の姿が描かれている。また、Prime Videoジャパン カントリーマネージャーの児玉隆志は、「国民的人気シリーズ『ルパン三世』の最新作を、Amazon Original映画としてお届けできることを大変嬉しく思います。9年ぶりに玉山鉄二さんが演じる次元大介は、クールでスタイリッシュでありながらも人間味がにじみ出た魅力に溢れています。Prime Videoのお客様にはあらためて、『ルパン三世』の世界観、次元大介というキャラクターの魅力を発見いただき、配信中の様々な関連作品も合わせてお楽しみいただきたいと思います。ぜひ、映画『次元大介』の配信にご期待ください」とコメントを寄せた。玉山さんが演じる、クールで渋い魅力に満ちた次元大介の活躍に期待が高まる。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年07月27日皮膚科学研究から生まれた機能性成分を配合ロート製薬株式会社(以下、ロート製薬)が、新次元スキンケアブランド「BLOOMIO(ブルーミオ)」シリーズを、9月10日から発売する予定だ。「BLOOMIO」シリーズには、皮膚科学研究から生まれたロート製薬独自(世界初)の機能性成分を配合。発酵技術から見つけた天然セラミド「ナノ化発酵セラミドプラス」と、青い天然型機能成分「グアイアズレンスルホン酸Na」の独自複合成分で、肌荒れを防ぎ、透明感を引きだす。導入美容液、化粧水、美容クリームの3品が登場「BLOOMIO」シリーズには、導入美容液「ブルーミオ ディープブーストセラム」と、化粧水「ブルーミオ ディープモイストローション」、そして「ブルーミオ モイストリペアクリーム」の3品がラインアップされる。導入美容液の内容量は25gで、税込み価格3,850円、化粧水の内容量は145mLで、税込み価格3,520円。美容クリームの内容量は30gで、税込み価格4,400となる。9月10日から、ドラッグストア・バラエティショップなど、特定店舗とECサイトにおいて発売される予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロート製薬株式会社 プレスリリース
2023年07月24日今回、ご紹介するのは、注目のイケメン俳優・松田昇大さんの単独LIVE『Monochrome』vol.1。2.5次元系舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』や『ブルーロック』出演で注目度が増した松田さんにお話をうかがいました。「気持ちのやり取りができるLIVEにしたいです」松田昇大さんは、三重県出身の27歳。2015年9月から2019年までダンス&ボーカルグループ、AMAZO NIGHTのメンバーとして活動。2019年9月より俳優の仕事を開始し、舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』で山田二郎役、舞台『ブルーロック』で國神錬介役を演じるなど、立て続けに話題作に出演しました。2022年より音楽活動を本格的に再開。2023年6月17日(土)には、松田昇大LIVE『Monochrome』vol.1 の開催を控えています。注目度急上昇中の松田さんにお話を伺いました。ーーLIVE『Monochrome』vol.1 の開催が決まったときのお気持ちを教えてください。松田さんずっとLIVEをやりたいと願っていました。やるからにはこれまでとは違うLIVEにしたいと思い、開催が決まってすぐに内容について考え始めました。ーー舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』や『ブルーロック』で、松田さんの演技のファンになった方も多いと思います。もともとはダンス&ボーカルグループで活動されていたそうですね。松田さん音楽やダンスが大好きで、音楽活動をしたいと思い、東京に出てきました。ーー夢を目指すきっかけとなった方や出来事は?松田さん母親に連れられて行った東方神起さんのLIVEに影響を受けました。歌のパワーや音楽で会場が一体になっていく様子、そして自分の母親がファンの顔をしている姿に感銘を受け、すごい世界だなと思いました。いまもK-POPは好きで、SEVENTEENやNCTなどを聞いています。ーー子どもの頃に東方神起と出会ってしまったら、歌やダンスのハードルがぐっと上がってしまいますね。松田さん世の中には、歌もダンスも上手な方がたくさんいらっしゃいます。そのなかで自分はどのように活動していくべきか、考えるときがあります。時間を見つけて自宅で歌詞を書いたり曲を作ったりし、持ち歌が10曲くらいになりました。そのなかの1曲「See you in my dream」は所属事務所・ISM ENTERTAINMENTの公式Youtube()でも聴くことができます。コロナ過で、ファンの方々と会えないときに、何かでつながっていたいという思いを込めて、自分で作詞し、映像ディレクションをしたMVです。この頃から僕を応援してくださっている方は、LIVEでこの曲を歌うと喜んでくれるんです。ーーファンの方々に好評の「See you in my dream」も、今回のLIVEで披露してくださるんですね。松田さんキャパを小さくして、ファンの方々との距離が近いLIVEにしたいと思っています。今回は声も出せるようになったので、ファンの方々の生の声を聞くのが楽しみです。LIVEはもちろんのこと、これまで出したアルバムのジャケットのディレクションにも関わっているんです。ーーセルフ・プロデュースしたいと思ったきっかけは?松田さん『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』でお仕事をご一緒させていただいた、演出家の植木豪さんに音楽活動についてご相談したとき「昇大は自己プロデュースのほうが良いよ。自分が作りたいものをやっていきなよ」と言ってくださって。その言葉が後押しになりました。ーー演出家の植木豪さんと言えば、6月19日(月)に日本武道館で開催されるゲームのイベント『ACTORSLEAGUE 2023』でもご一緒されていますね。『ACTORSLEAGUE 2023』では、松田さんは『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』で共演した高野洸さんのチームに所属されているということで、この舞台からご縁がつながっている印象を受けます。松田さん僕の俳優デビューで、初舞台が2019年の『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage-』でした。洸は、年齢は下ですが、芸能界の大先輩でいろいろと教えていただき、プライベートでも仲良くさせていただいている、お兄ちゃんのような存在です。『ACTORSLEAGUE』に出演するのは二度目です。一度目のときに、『ACTORSLEAGUE』のプロデューサーをしている洸が「一緒にやろうよ」と誘ってくれたんです。本当にありがたいことだと思っています。ーー美しい友情エピソードをありがとうございます!最後に、ファンの方々へLIVEの見どころをお願いいたします。松田さんファンの方々と気持ちのやり取りができるようなLIVEにしたいと思っています。携帯やMVで曲を聴く感覚とは違った、LIVEならではのアレンジを楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話取材した日は、あいにくの雨。長身の松田さんが傘を持つ姿がとてもかっこよかったので、雨の日デートのイメージで撮ってみました。松田さんとお出かけしている気分になれるかも!?ぜひお楽しみください!Information松田昇大LIVE『Monochrome』vol.16月17日(土)開場13:30/開演14:00開場17:30/開演18:00※公演時間約60分予定会場:unravel Tokyo住所:東京都港区六本木4-11-11 六本木GMビル B1F料金:オールスタンディング5500円(税込)※入場時ドリンク代600円別途必要詳細は、チケット販売サイトをご確認ください。写真・園山友基文・田嶋真理写真・園山友基 文・田嶋真理
2023年06月14日LIZER LAB(所在地:群馬県太田市、代表:三瓶 秀昭)は、新しい音体験が出来る「あなたのイヤホンで異次元音楽体験、イヤーピース JIJUJET-2」の支援販売をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2023年5月12日(金)に開始しました。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 『イヤーピース JIJUJET-2』■開発背景*ヘッドホン、イヤホンの長年の課題であった『頭内定位』からの解放を目的に開発。*イヤホンの頭の中で鳴る課題を改善するため、イヤーピースを新設計し直した。*高音質ハイレゾ等への対応や、動画・VR等と音とのマッチングを強化。*国内特許取得済(特許第6621166)、米国特許取得済(特許11240581)あなたのイヤホンで異次元音楽体験■特徴*イヤーピースJIJU 4作目の製品2019年11月に、頭外定位イヤーピースとして販売を開始し、「JIJUJET-2」は今回で4作目の製品。現行品JIJUJETと比較し、全長を0.8mm縮め先端がカップ部から出ない仕様とした新設計のフェーズプラグを採用。プラグ先端の開口部を従来よりも約20%拡大し高音域の特性を更に改善しています。*ナチュラル色の追加、並びに外耳道との干渉防止対応強化カップを現行の黒からナチュラル色への変更。並びに、フェーズプラグの全長を0.8mm短くしたことによる外耳道との接触防止を図り、安全安心面の対応強化を図りました。*コンサートホールやライブ会場で聴く感動の再現JIJUJET-2は、通常のイヤーピースとは逆向きに組み付けるのが特徴。先端の音道管には金属製のフェーズプラグを組込み、カップ内の前方向に出音。更にカップに小さな孔を明ける事で、音が目の前から聞こえるような『前方定位』感や、コンサートホールやライブ会場で聴くような臨場感の再現を可能としています。頭外定位のイメージ聴こえ方のイメージ■リターンについてL/S各サイズ簡易ケース入り 市販予定価格 3,450円L/M/S各サイズ 一般販売価格 3,780円M/L、M/S カップ2セット(プラグ1セット) 一般販売価格 4,880円L/L、S/S カップ2セット(プラグ2セット) 一般販売価格 5,680円LMS各サイズフルセット 一般販売価格 8,750円※CAMPFIRE支援購入時は、一般販売価格の25%引きから■プロジェクト概要プロジェクト名: あなたのイヤホンで異次元音楽体験、イヤーピース JIJUJET-2期間 : 2023年5月12日(金)10:00~6月21日(水)URL : ■製品概要商品名 :JIJUJET-2種類 :頭外定位イヤーピース内容 :イヤーピース1式、取説1個、蝶番付ハードケース1個サイズ :カップ外形 L:13.0 M:12.0 S:10.5 (最大径)カラー :カップ部 ナチュラル色(新色)素材 :カップ部 特殊シリコン、プラグ部:SUS303販売場所:CAMPFIREサイト内(Amazon等でも並行販売中)■会社概要商号(屋号): LIZER LAB代表者 : 代表 三瓶 秀昭所在地 : 〒373-0038 群馬県太田市設立 : 2019年5月事業内容 : 頭外定位イヤーピースの製造販売URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】LIZER LABお客様窓口TEL : 050-3698-8139お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月07日名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”の活躍を描き、原案のゲームや舞台など幅広いジャンルで絶大な人気を誇っている『刀剣乱舞』シリーズ。大ヒットを記録した初の実写映画『映画刀剣乱舞-継承-』から4年、『映画刀剣乱舞-黎明-』として再びスクリーンに帰ってきます。そこで、主演を務めたこちらの方々にお話をうかがってきました。鈴木拡樹さん & 荒牧慶彦さん【映画、ときどき私】 vol. 566長年にわたって、2.5次元界をけん引している鈴木さん(写真・左)と荒牧さん(右)。前作に引き続き、三日月宗近役を鈴木さん、山姥切国広役を荒牧さんが演じています。今回はおふたりに、撮影秘話やお互いの好きなところ、そして自身の運命が変わった瞬間などについて語っていただきました。―まずは、最初に脚本を読んだときに受けた印象から教えてください。荒牧さん僕は、「現代に出陣することもあるんだ!」という驚きが一番でした。いままでは戦国時代のように僕たちからするといわゆる“歴史上の場所”にしか出陣していませんでしたからね。なので、こんな僕たちにとって身近なところにも行くんだなと思いました。鈴木さん確かに、そうだよね。これまでは“時代劇”というコンテンツだと思っていたので、僕も「現代に出陣したらどう見えるのかな?」と不思議な気分でした。でも、妄想したことある世界観ではあったので、それが実現できたことはうれしかったです。映画では最初から作れる楽しさもあった―そのなかで、前作の経験が生かされたこともありましたか?荒牧さん前回とスタッフさんが同じだったこともあり、キャラクターの言葉づかいや刀さばきを理解している僕らからの提案を取り入れてくださったのは大きかったと思います。鈴木さん第1弾でチームワークが作れていたからこそ、第2弾につながったところもあったのではないかなと。実際、お互いの認識は前回に比べると断然早かったので、すごく円滑に進みました。設定的に、キャストもスタッフも迷うことはあったかもしれませんが、このチームでやれてよかったです。―舞台と映画で、意識を変えている部分はあるのでしょうか。荒牧さんそれぞれの性格などは一緒ですが、映画ではどうやってフラットにできるかを考えました。この作品では、山姥切国広がどういう成長を遂げるのか、ということを自分なりに考えて落とし込んでいます。鈴木さん僕たちからすると、いままで演じてきたなかで関係性が出来上がっていますが、映画ではそれを一度ゼロにしました。でも、同じことをまた最初から作れる楽しさは、映画ならではかなと思っています。憧れの人と一緒に歩けていることが幸せ―これまで長年にわたって共演されていますが、お互いにどんな存在ですか?荒牧さん僕は拡樹くんのことが大好きですし、すごく尊敬している先輩。『刀剣乱舞』シリーズだけでなく別の作品でもお仕事をさせていただいていますが、憧れの人の隣に立つことができてそれだけでもうれしいです。並んでいると言うのはおこがましいですけど、一緒に歩けていることが僕にとっては本当に幸せなことですね。鈴木さんずっと一緒にやってきた仲ですし、そのなかで積み上げてきた関係性もあるので、僕もその気持ちに近いところはあります。まっきーがいろんな分野で成長していく姿も見ているので、刺激し合えるというか、“良き共演者”ってこういうことなんでしょうね。友達の視点とはまた違いますが、そういうところも含めていい関係だと感じています。―そんななかでも、自分だけが知っている相手の意外な素顔や好きなところを教えてください。荒牧さん拡樹くんはいつもニコニコしているのが素敵だし、そこが好きなところです。撮影中は、時間がタイトになってきたりするとどうしても現場がピリピリする瞬間もありますが、そんなときでも拡樹くんはニコニコしていますから。それを見ると気持ちが落ち着くので、僕にとっては癒しの存在でもあります。鈴木さんみなさんにとって、まっきーの意外なところって何でしょうか…。「意外と見たことなさそう」という意味では、iPadに向かっている姿とかですかね(笑)。荒牧さん確かに、見せたことないと思います。今回、撮影中にどうしてもやらないといけないことがあって、現場では山姥切国広の格好のままiPadで作業していたことありました(笑)。鈴木さんそのときに、僕はまっきーがiPadに向かっているときの姿勢の良さがいいなと思ったんです。もし、会社員の役を演じることがあったら、ぜひ姿勢の良さに注目してみてください(笑)。現実離れしているような空気感があった―それは新しい視点ですね。また、本作ではアクションシーンも素晴らしかったですが、苦労したことや印象的だったことは?荒牧さん現代の街並みは、狭くて戦いづらかったです…。今回はそれをめちゃくちゃ感じました。特に刀は長いので、アパートの通路とかでは戦いにくくて仕方がなかったです。鈴木さん確かに、東京は戦いに向いていないよね。あと、エキストラの方々が大勢いる状況のなかで戦うことが舞台ではあり得ないことなので、それも映画の現場ならではだと思いました。実際、渋谷のスクランブル交差点のシーンでは、ワンカット撮るたびには拍手が起きてすごかったです。「僕たちは一体何をしているんだ?」と思うくらい(笑)。現実離れしているような空気感でしたね。でも、みなさんが楽しんでくれたのなら、映画化してよかったなと思える1つの要素です。荒牧さんもはやイベントですよね。―かなり盛り上がった現場だったんですね。ちなみに、キャスト同士は撮影の合間をどのように過ごされていたのでしょうか。荒牧さんコロナ禍の撮影だったこともあり、フェイスシールドを付けていましたし、お互いにどのくらい積極的に話していいのかわからない状況でしたよね…。鈴木さんそうだね。話すにしても、食事をするにもかなり距離を取っていましたから。荒牧さんなので、キャスト間で何かが流行っていたとか、共通の話題で盛り上がったとかもなかったような。撮影の前に、監督と芝居についてちょっと話をするくらいだった気がします。それくらい感染対策に気をつけながらの撮影でした。このシリーズは、本当に“モンスター”だと思う―では、前回の現場とはかなり様子も違ったんですね。鈴木さん第1弾のときはみんなでロケバスに乗って移動していたので、一緒にお菓子を食べたりしていました。荒牧さんあと、前回はみんなで火を囲んだりもしてましたよね。でも、そういうことも今回はできませんでした。鈴木さんただ、僕たちの場合は関係性のベースがある程度出来上がっているので、そこは救いだったかもしれません。これまで一緒に作ってきた信頼関係はもちろん、相手が何をしてくるのかも想像できましたから。特別な何かはなかったですが、その代わりにそういう部分を感じられた現場だったかなと改めて思います。―なるほど。『刀剣乱舞』シリーズは、多岐にわたってどんどん広がりを見せていますが、改めてこれまでを振り返ってみていかがですか?荒牧さんこれだけ長く愛される作品になったことは、感慨深いですね。僕たちもこの作品に携わって7年になりますが、いまなお勢いがとどまることを知らないコンテンツというのもすごいなと。鈴木さん僕たちは原案のゲーム開始から約1年後のときから関わっていますが、その時点ですでに“モンスターコンテンツ”と言ってもいいくらいでした。だからこそ、「どれくらい上まで行けるのか」とか「これを何年続けられるのか」といったことが当初の課題でしたが、そんな予想も遥かに超えていますからね。更新が早いゲームの世界でもこれだけ強く生き残っているのは相当なことですし、「本当にモンスターだったんだな」という言葉に尽きると思います。人生の岐路は、俳優に興味を持ったとき―また、本作ではそれぞれのキャラクターが自分の運命と向き合っている姿も描かれており、そのあたりも見どころですが、おふたりの運命が変わった瞬間といえば?荒牧さんそれは、俳優を目指したときです。そこで人生が大きく変わったので、人生の岐路だったなと思います。僕は大学生のときに俳優の世界へと飛び込みましたが、もし俳優業に興味を持たなかったら、いま頃は銀行員になっていたのかもしれません(笑)。鈴木さんそれはそれですごいことだけどね。荒牧さんとはいえ、銀行員になりたかったわけではなく、自分が通っていた大学では銀行に進む人が多かったので、なんとなく自分もそっちに行くのかなとぼんやり思っていたくらいです。いまは、あのときにこの決断をしてよかったなと思っています。鈴木さん僕の運命が変わったのは、俳優を始める前に初めて舞台を観に行ったときです。それまでは芝居とかも全然わかっていなかったんですが、毛利亘宏さん演出の舞台を観たときに「現実離れしているのになんて楽しい時間なんだろう」と衝撃を受けました。それが僕の原点でもあります。ただ、まさか自分も芝居を始めるとは思っていなかったので、何があるかわからないですね。推しの作品を通して、人生の幅を広げてほしい―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。荒牧さん僕たちから言ってもいいのかわかりませんが、最近よく言われていることでもあるので、「推しができると楽しいよ」ということは伝えたいですね。自分が応援している人がうまくいっているだけでもうれしいものですが、映画でも舞台でも小説でも漫画でも、僕はすべて“人生の疑似体験”だと思っているので、推しの作品を通して人生の幅をもっと広げていただけたらいいかなと。それによって、人生は華やかになると僕は考えています。まだ『刀剣乱舞』シリーズに触れたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ一度ご賞味ください。鈴木さんもし日常生活に充実感を得られないと感じている方がいれば、そこまで大げさではなくてもいいので、まず自分の発言を少し変えてみるというのは1つの方法だと思っています。実は、これは僕がインタビューを受けているときに感じていることです。たとえば、そこまで自信がないことでも、いつもの自分よりも少し強気な発言をすると、それが支えになることがあります。なので、普段の自分をちょっと超えてみるという作業を徐々にしてみるのはオススメです。それによって、自分だけでなく、周りからの見られ方も変わっていくので、それが人生に変化をもたらしてくれると思います。インタビューを終えてみて…。言葉や態度から、お互いのことを信頼し合っていることが伝わってくる鈴木さんと荒牧さん。撮影でポーズを取る際にも息の合った様子を見せており、そういうところにも長年積み上げてきた関係性を垣間見ることができました。本作でも、そんなおふたりのやりとりに注目してください。壮大な世界へと観る者を誘う!『アベンジャーズ/エンドゲーム』など数々の大ヒット作を手掛けてきたVFXチームを加えるなど、ハリウッド・クオリティの映像でさらなるスケールアップを見せている最新作。その世界観のなかで繰り広げられる刀剣男士たちの華麗でありながら圧倒的な迫力を誇る殺陣のパフォーマンスも、ぜひお見逃しなく!写真・幸喜ひかり(鈴木拡樹、荒牧慶彦)取材、文・志村昌美ストーリー西暦995年 京都。藤原道長と安倍晴明の密談によって、源頼光たちは大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられるが、歴史改変を目論む歴史修正主義者が放った時間遡行軍に道を阻まれる。そんな窮地を救ったのは、三日月宗近ら歴史を守るべく戦う刀剣男士たちであった。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は、酒呑童子の最期の呪いによって、光とともに姿を消してしまう。西暦2012年 東京。下校途中の高校生・琴音の耳に聞き慣れない音が届き、引き寄せられるように向かった先で禍々しい影と戦う一振りの太刀を目にする。その頃、日本各都市では市民が突如意識を失う事件が多発。この不可解な事態を解決すべく、山姥切長義が内閣官房国家安全保障局に出現する。事態との関与が疑われる山姥切国広の確保を始めとする “特命任務”の要請に応じ、各本丸より続々と刀剣男士が集結することに…。目が離せない予告編はこちら!作品情報『映画刀剣乱舞-黎明-』3月31日(金)全国ロードショー配給:東宝(C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC写真・幸喜ひかり(鈴木拡樹、荒牧慶彦)
2023年03月30日動画配信サービス「DMMTV」のオリジナル番組企画「2.5次元的世界」のオンライン発表会が16日に行われ、2023年1月から配信されるコンテンツが発表された。同企画では、2.5次元の舞台で活躍中の人気俳優たちが、人気の演出家や脚本家とタッグを組んだドラマ「ナナシ-第七特別死因処理課-」、シチュエーションコント「箱入りミュータント」、出演者が声のみで登場人物を演じる「言劇」等、ここでしか見れないオリジナル作品を配信する。ラインナップは下記の通り。その他企画も順次発表を予定している。○『ナナシ-第七特別死因処理課-』(16日〜配信開始)全ての死神が働く中央死因管理局。死神には、それぞれ担当する死因が決められている。担当する死因を使い、人生最期のストーリーを考えるのが死神の仕事だ。ポピュラーな死因を担当する部署に所属することは死神達にとっては名誉なことであり、スナオ(増子敦貴)は正にそのエリート死神だった。後輩からの信頼も厚く清廉潔白、このままいけば出世街道まっしぐら! だったはずが...突如ポンコツが集められていると有名な第七特別死因処理課(通称“ナナシ”)に異動することになり...。・総合演出 松崎史也・出演 スナオ役:増子敦貴(GENIC)、チョッキュー役:立花裕大、デンデン役:田中涼星、[脚本]亀田真二郎レイト役:福澤侑、ツヨビ役:永田聖一朗、ハズイ役:高橋祐理、ブコツ役:相澤莉多/イガ役:持田悠生/ヒグラシ役:田村升吾/局長役:花王おさむ○全惑星★激あまやかしバラエティ「箱入りミュータント」(2月24日〜)宇宙の果ての、果ての果てにある箱形の星からやってきた宇宙人5人の幼馴染みが地球に不時着。地球人とそっくりな彼らが住みついたのは、「箱」と呼ばれる場所。それは「劇場」のことだった。彼らにとっては不思議だらけのその箱で、地球の言葉や地球人の生活を学んで行くシチュエーションコント。・総合演出 小林顕作・出演 メソ役:本田礼生、ニャン役:長妻怜央、アチチ役:石川凌雅、ツン役:松田昇大、ヒャホ役:寺山武志○言劇「仔狸綺譚」(27日〜 毎週金曜24時配信)狸はある一定の年齢になると、人間に化ける技を学び、人間の世界へ。主人公の仔狸が、どう生きるのかを描くファンタジードラマ。・脚本/演出 小沢道成・出演 全役:定本楓馬○言劇『お願い寝かして北園くん!』(27日〜 毎週金曜24時配信)睡眠導入を目的としたボイスコンテンツ。添い寝をしているがごとく、眠れないあなたの為に、羊などの数を数えてくれます。・脚本/演出 川尻恵太・出演 北園涼○言劇『スルースキルの高い私だから付き合えるが、今日も彼はぶっ飛んでいる!!』(3月3日〜 毎週金曜24時配信)様々なタイプのとんでも彼氏とデートをするシチュエーションドラマ。略して「スルスキ」は、それぞれの彼氏ごとに各2話ずつ配信。・脚本/演出 畑雅文・出演 インテリ彼氏役:糸川耀士郎富豪彼氏役:丘山晴己世話焼き彼氏役:高橋健介体育会系彼氏役:寺山武志○言劇『みみはぴ保育園』(今春配信開始)その声は保育園のイケメン先生。視聴者は園児。保育園の日常を体験しながら、とにかく甘やかしてくれる大人女子のための癒しのボイスドラマ。・演出 三浦香・出演 圭人先生役:長田光平、元気先生役:廣野凌大○言劇『銀竜草』(今夏配信開始)霊能者一族に生まれながら、霊力がない兄と、強力な霊力を持つ弟。そんな二人が父の死の謎に迫ってゆくダークファンタジー。・脚本/演出 渡辺雄介・出演 吉道功太役:阿部顕嵐、吉道潤役:赤澤遼太郎○言劇ミュージカル『ピーマンチョコレートマーチ』子供たちに人気者のチョコレートと嫌われ者のピーマンの切ない思いと友情を綴る作品。・脚本/演出 川尻恵太・出演 立花裕大 ※後日追加キャスト発表(C)DMM TV
2023年01月16日12月1日(木) よりサービスが開始された動画配信サービス「DMM TV」にて、2.5次元舞台などで活躍する人気俳優たちによるオリジナル番組企画『2.5次元的世界』が、1月16日(月) にスタートすることが発表された。『2.5次元的世界』では、 2.5次元の舞台で活躍中の俳優たちが人気の演出家や脚本家とタッグを組んだ《ドラマ・バラエティ・音声メディア》など、ここでしか見られないオリジナル作品を配信する。また、同日1月16日(月) には、DMM TVにてオンライン発表会の開催が決定。発表会は2部制で、第1部(無料配信)では作品のラインナップを紹介、第2部(DMMプレミアム会員限定配信)では各作品のクリエイターと出演者が作品の魅力を語り尽くす。『2.5次元的世界』特設サイト:『2.5次元的世界』公式 Twiterアカウント:配信プラットフォーム(DMM TV):
2022年12月11日「LUPIN ZERO」のメインキャストが発表。ルパン役を畠中祐、次元役を武内駿輔が務める。本作は、ルパン三世の少年時代を描いた新作アニメーション。漫画「ルパン三世」連載当初と同じ昭和30年代を舞台に、まだ何者でもないルパンが、高度経済成長期の日本を駆け巡る、懐かしくも新しいオリジナルストーリーだ。祖父から盗術を仕込まれながらも、将来カタギになるか泥棒になるか決められずにいた中学生のルパンは、傭兵の父について各地をまわっている、不良相手に銃を抜く同級生・次元と出会う。2人は、ひょんなことからある女性を巡るトラブルに遭遇し、行動を共にすることに。そんな本作で13歳のルパンを演じる畠中さんは、『ナルニア国物語』の一般公募オーデイションに合格し声優デビュー後、「甲鉄城のカバネリ」、「僕のヒーローアカデミア」「東京リベンジャーズ」など人気作品に出演。そして、後にルパンの相棒となる少年・次元を演じるのは、で「アイドルマスター シンデレラガールズ」「ダイヤのA」、『アナと雪の女王』ではオラフの吹き替えを担当している武内さん。ルパン役に決定し、「ルパン三世」TVシリーズを改めて観直したという畠中さんは、「PART5の23話は特にお気に入りです!ルパン三世のセリフは、もうたまらなかったですね。泣けるんです。『LUPIN ZERO』はルパン三世になるまでの物語なので、まだ少年で思春期のルパンだから、すごく悩むし普通に照れちゃったりする。自分自身の道を探している途中で、そういうところはやっぱり大人になったルパンとは全然違うところがありました」とコメント。オーディションは水面下で動いていたと話す武内さんは、「少年ルパン役を誰が受けているのか全然わからなくて。個人的に絶対畠中くんが合うなと思ってたら、まさかで驚きました(笑)」と言い、「オープニングからエンディングまで全てが見どころですが、もう本当に毎話、毎話、違うパターンで話が展開していきます。最終回の一番最後のシーンがお気に入りなので、ぜひ最後まで観てください!」とアピールしている。「LUPIN ZERO」は12月16日(金)、12月に新しくローンチされる動画配信サービスにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年11月19日女王蜂の最新アルバム『十二次元』が、2023年2月1日(水)にCD発売される。女王蜂、約3年ぶりの最新アルバム『十二次元』アニメ『後宮の烏』オープニングテーマ曲の「MYSTERIOUS」や、『チェンソーマン』エンディングテーマ曲の「バイオレンス」など、話題の楽曲を次々と手掛けている女王蜂。11月6日(日)より全国ライブツアーも開催するなど、その勢いはとどまるところを知らない。そんな女王蜂が、最新アルバム『十二次元』を2023年2月にリリース。2020年発売の『BL』以来約3年ぶり、12枚目のアルバムとなる。Blu-ray付属の完全生産限定盤も販売形態は、Blu-rayが付属する完全生産限定盤と、CDのみの通常盤の2タイプ。気になる収録内容などは、随時発表となる。【詳細】女王蜂 最新アルバム『十二次元』CD発売日:2023年2月1日(水)価格:■完全生産限定盤(CD+Blu-ray) 7,700円■通常盤(CD only) 3,300円※詳細は随時発表。
2022年11月10日2023年新春、大阪心斎橋に、これまでに類を見ない新たなナイトクラブ「Crazy Land」がオープン予定です。「異次元の最狂(さいきょう)ワンダーランド」をコンセプトに、これまでのナイトクラブでは体験することのできなかったダンサー・パフォーマーによるハイレベルなショーと、世界標準のDJパフォーマンスが融合する「クレイジー」にこだわり抜いた空間が誕生します。【公式インスタグラム】 ロゴ【ナイトエンターテイメント界の最強タッグにより実現する異次元の最狂空間】ウィズコロナ時代に突入し、行動制限も緩和され、訪日外国人数も日々増加している昨今、日本のナイトタイムエコノミーのさらなる発展を目指すべく、業界を牽引するキーパーソンがタッグを組み、これまでのナイトクラブのスケールを遥かに超えるエンターテイメントスポットを作り上げます。プロデュースを手掛けるのはセクシーでキュートな圧巻のステージで、オープン以来観客を魅了し続ける各種メディアでも話題のショークラブ「バーレスク大阪」プロデューサー松下氏とバーレスク大阪(バーレスク大阪) 数々の人気ナイトクラブのプロデュースや、ダンスミュージックフェス「MusicCircus」の運営などを手掛ける株式会社トライハードジャパン株式会社トライハードジャパン(株式会社トライハードジャパン) エンターテイメントを創造し続ける両者のタッグでしか実現しえないパフォーマンスとダンスミュージック、音楽フェスさながらの演出が三位一体となり織りなす空間は、必ず皆様をクレイジーにさせることでしょう。是非ご期待ください。【クレイジーな夜を演出するフェスさながらの空間演出】内装、演出においても、異次元の空間をご提供いたします。数々の音楽フェスの舞台演出を監修する専門チームが従来のナイトクラブの常識にとらわれない唯一無二の空間を作り出します。店内イメージ1店内イメージ2※画像はイメージです※【ダンサー・パフォーマー大募集】現在、Crazy Landでパフォーマンスを披露したいダンサー・パフォーマーを大募集しております。さらなる高みを目指す現役の方や経験者はもとより、未経験者でも、無料レッスンをご用意しておりますので、安心してご応募ください。一緒に新しいエンターテイメントを創造しましょう!Crazy Landがあなたを全力でサポートします!<応募方法>下記URLよりご応募ください。採用担当より折り返しご連絡いたします。 追加情報については、12月初旬公開を予定しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日2.5次元舞台&ミュージカル作品による夢の祭典『STAGE FES 2022-2023』が、2022年12月31日(土) 立川ステージガーデンにて年越しのカウントダウンを含む昼夜2公演で開催されることが決定した。今年3年ぶり4回目の開催となる『STAGE FES 2022-2023』では、バンドをテーマにしたサンリオのキャラクタープロジェクトの舞台化『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』、近未来を舞台にステージバトルに挑む姿を描くHIPHOPメディアミックスプロジェクト『舞台「Paradox Live on Stage」』、お米を擬人化したシュール×笑い満載のハートフルなエンターテインメント“米”ディ『RICE on STAGE「ラブ米」』の3作品が参加。今をときめく人気舞台俳優陣総勢36名が出演し、ライブ&トークに加えこの日限りのスペシャルバラエティ企画なども予定されている。チケットは、オフィシャルHP1次先行がスタート。公式サイトとYoutubeでは、作品ラインナップを紹介する特報PVが公開された。また、開催前日の12月30日(金) に『STAGE FES』史上初となる“前夜祭イベント”が生配信にて開催されることが決定した。イベントリハーサルの様子やキャストトーク等を交えた豪華配信イベントとなる予定で、チケット情報などの詳細は後日発表される。<代表キャストコメント>■『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』シンガンクリムゾンズ クロウ役:米原幸佑この度『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』シンガンクリムゾンズのVocal+Guitarクロウを演じます、米原幸佑です。4年前「また会おうな家畜共ーッ!!」と言ってStageを去ってからあのメンバーと、やっとあの場所に再び戻ってこられること深く感謝します。全身で「ブヒー」と叫び、深紅色のサイリウムをブンブン振り、身体中でSHOW BY ROCK!!のパフォーマンスと歌声を堪能してくれよなッ!!年末、一緒にどこまでも燃え上がろうぜっ! 声帯ぶっ壊れるまで気持ちを届けます。■『舞台「Paradox Live on Stage」』朱雀野アレン役:佐奈宏紀『舞台「Paradox Live on Stage」』を『STAGE FES 2022-2023』へお呼びいただき、ありがとうございます!!!苦楽を共にした最高のチームと共に年末のステージを一緒に過ごせること、とても嬉しいです。チームパラステ、めちゃめちゃカッコいい音楽達を引っ提げてステフェスに臨みます!!!今からとっても楽しみです!皆さま、ぶち上がるご準備をば!■『RICE on STAGE「ラブ米」』ひのひかり役:田村升吾年末年越しカウントダウンFESという事で、皆様と一緒に年越しが出来るなんて、こんな特別な大晦日は初めてです。ラブ米からは【ラブライス】【ST☆RICE】【GAZEN BOYS】【BO 米 WY】の4グループが出演します。どのグループも全然違う旨味のあるグループです。新年を美味しいお米と迎えるなんて何だか縁起が良さそうじゃないですか。他のステージの皆様と一緒に、「ラブ米」も銀シャリの様に輝くハーベストショーをお届けしたいと思います。<公演情報>『STAGE FES 2022-2023』2022年12月31日(土) 東京・立川ステージガーデン一部:開場 16:00 / 開演 17:00二部:開場 21:00 / 開演 22:00※公演回数・日時は変更の可能性があります前日12月30日(金) に『ステフェス前夜祭』を生配信(配信のみ)にて開催決定出演キャスト、配信開始時間、チケット販売の詳細は後日発表となります。【出演者】『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』■シンガンクリムゾンズ米原幸佑(クロウ役)/ 輝馬(アイオーン役)/ 鳥越裕貴(ヤイバ役)/ 郷本直也(ロム役)■DOKONJOFINGER坂田隆一郎(ヤス役)/ Hayato(ハッチン役)/ 高本 学(ジョウ役)/ 雷太(双循役)『舞台「Paradox Live on Stage」』■BAE佐奈宏紀(朱雀野アレン役)/ 小南光司(燕 夏準役)/ 立道梨緒奈(アン・フォークナー役)■The Cat’s Whiskers君沢ユウキ(西門直明役)/ 安里勇哉(神林匋平役)/ 堀 海登(棗 リュウ役)/ 輝山 立(闇堂四季役)■cozmez木津つばさ(矢戸乃上珂波汰役)/ 大崎捺希(矢戸乃上那由汰役)■悪漢奴等武子直輝(翠石依織役)/ 川上将大(雅邦 善役)/ 稲垣成弥(征木北斎役)/ 小林竜之(伊藤紗月役/ 神越 将(円山玲央役)『RICE on STAGE「ラブ米」』■ラブライス田村升吾(ひのひかり役)/ 星乃勇太(ささにしき役)/ 前川優希(ひとめぼれ役)/ 白石康介(あきたこまち役)/ 佐野真白(にこまる役)■ST☆RICE川上将大(平山役)/ 北乃颯希(キヨハタモチ役)■GAZEN BOYS白柏寿大(白瑞光役)/ 田内季宇(黒太閤役)/ 伊崎龍次郎(紫楊貴役)■BO 米 WY吉澤 翼(日本晴役)/ 中三川歳輝(てんたかく役)/ 加藤 健(ゆめみづほ役)/ 大見洋太(風さやか役)【チケット料金】価格:9,900円(税込 / 全席指定)※お一人様各公演2枚まで※未就学児の入場は不可■公式HP1次先行受付受付日時:10月28日(金) 18:00~11月6日(日) 23:59受付はこちら:『STAGE FES 2022-2023』特報公式サイト:公式Twitter:<『STAGE FES 2022-2023』出演作品情報>『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」』ビジュアル(C)2022 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会 M【概要】バンドをテーマとしたサンリオのキャラクタープロジェクト「SHOW BY ROCK!!(ショウバイロック!!)」はサンリオ発のゲーム・アニメファン向け音楽キャラクタープロジェクト。TVアニメ、音楽ライブ、ミュージカル、コミカライズ、グッズ化などメディアミックスの展開で注目を集め、2022年には10周年を迎えた。代表的なコンテンツの音楽リズムゲームはシリーズ累計690万ダウンロードを突破。さらには TVアニメも過去5シリーズにわたり製作されるなど人気を博している。初の舞台化は 2016 年。その後、2017 年、2018 年とシンガンクリムゾンズが中心のストーリー3作品を上演。楽曲もバンドごとに魅力的なメロディーでファンからの支持が高く、公演とは別にライヴハウスでのライヴイベントも開催するなど、舞台だけでなく音楽ファンからも支持を得ている。そして2021年8月新プロジェクトとして第4弾舞台化が決定。DOKONJOFINGER(どこんじょうふぃんがー)を中心としたストーリーを展開した。公式サイト:公式Twitter:『舞台「Paradox Live on Stage」』『舞台「Paradox Live on Stage」』ビジュアル(C)Paradox Live on Stage2022【概要】「Paradox Live on Stage」は、ボイスドラマと楽曲が収録されたCDシリーズやライブイベントを中心に展開するHIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live(パラドックスライブ)」を原作とする舞台作品。「Paradox Live」では、近未来を舞台に各音楽ジャンルで活躍するHIPHOPチームが自らの存在を証明するためにステージバトルに挑む姿が描かれますが、ハイレベルな楽曲に加え、それぞれが胸に秘めた“トラウマ”を乗り越えようとする立体的なキャラクター描写、各チームの熱い絆が高い支持を得ています。待望の初舞台化となった2021年公演ではプロジェクションマッピングを用いた没入感のある演出のもと、原作の人気楽曲を作中のライブステージさながらに役者たちが完全再現。アーティストライブとしても存分に楽しめる音楽性の高いステージで大きな注目を集めました。舞台公式サイト:公式Twitter:『RICE on STAGE「ラブ米」』『RICE on STAGE「ラブ米」』ビジュアル(C)CRICE on STAGE「ラブ米」【概要】まさかのお米擬人化!?として2017年11月に初舞台化された RICE on STAGE「ラブ米」シリーズ。お米を擬人化したシュール×笑い満載のハートフルなエンターテインメント“米”ディとして、2017年11月の初演を皮切りに、2018年2月にはライブイベント、4月に本公演第2弾を上演。廃校寸前の穀立稲穂学園に入学したひのひかりを中心に、ささにしき、ひとめぼれ、あきたこまち、にこまるの5人で、米の人気を取り戻すために結成された「ラブライス」ををはじめ、舞台オリジナルキャラクター「ST☆RICE」、「GAZEN BOYS」が登場。さらに、第2弾公演から2年後の2020年11月には第3弾公演、翌2021年11月には、同じく舞台オリジナルキャラである「関西米」がメインキャラクターとなる第4弾を上演。『STAGE FES 2022』には「ラブライス」の5人をはじめ、「ST☆RICE」から平山とキヨハタモチ、「GAZEN BOYS」の3人、関西米の日本晴、てんたかく、ゆめみづほ、風さやかの4人によるユニット「BO 米 WY」が登場。世界のグルメたちを踊り炊きさせたお米たちがついに立川に上陸!みんなまとめて炊いてやる~!公式サイト:公式Twitter:
2022年10月29日今後の2.5次元界を担う存在。荒牧慶彦さんが考える、舞台の未来とは。テニミュ初日の幕が下りた瞬間は今も忘れられない。荒牧さんがこの世界に入ったのは大学卒業の目前。10代から脚光を浴びてきた同世代俳優も多いなか、少し遅いデビューだった。なんと大学に進学したときは、銀行員を目指していたのだそう。「優等生だったんです。親の教育の賜物だと思うのですが、物事を道筋を立てて考えていくことがもともと得意で。ただその一方で、とても厳しい家でもあって、大学進学までは親が喜ぶ道を選んで歩いてきたところがありました。でも、就職の時期が迫ってきたとき、親の敷いたレールから一回外れてみたくなっちゃったんです」そこで選んだのが俳優の道だった。しかし何か確信があったわけではなく、当初は単なる興味本位。「よく遊んでいた高校時代の友人が芸能事務所に所属していて、興味を惹かれたんですよね。そのときは興味を持っただけでしたが」就活時に決意して受けた芸能事務所のオーディションに合格。しかし、当然親の反対にあう。「もうめちゃくちゃ反対されました(笑)。僕の身を案じてのことなんですけれど。親に納得してもらうためにも、自分のような遅いスタートの役者が世間に見つけてもらうための道筋を考え、行き着いたのが、ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)に出るという結論でした」2003年よりスタートしたミュージカル『テニスの王子様』は、第1回公演から徐々に観客動員数を増やし、またたく間に人気コンテンツへと成長。出演俳優は、テニミュ卒業後も人気が高く、若手俳優の登竜門となっていた。そんななか、2ndシーズンに突入したテニミュでデビューを果たす。「テニミュの初日の幕が下りた瞬間、めっちゃ気持ちよくて、何これって思ったんですよ。体力的には大変な舞台だったのにもかかわらず、すぐまた公演ができるのが嬉しくて、あの感覚は今でも忘れられないです。それまでは、ここでなんとか結果を出さなきゃって前のめりになりすぎて、結構心がぱんぱんだったんですけどね。そこからは、終演後の満面の笑みのお客さんからいただく拍手の爽快感で全部取っ払われるのがわかっているから、初日の緊張感やピリピリ感、焦燥感も全部が癖になって。舞台が大好きになりました」しかし、悔しい思いもあった。「同時期にテニミュに出ていた俳優たちが、その後、特撮モノに出て人気者になっていくのを見たときは、泣きましたもん。なんで自分はあそこに行けないのかって。応援したい気持ちはあるけれど、自分に足りないものがあるのが悔しくて。ただそれも一回寝ればリセットされるんですけど(笑)」僕の存在が、少しでも後輩たちの希望になれば。原作への深いリスペクトが感じられる的確で丁寧なキャラクター造形と、完璧なビジュアルで、高い評価を得、今や、2.5次元舞台のトップランナーのひとりとして活躍している荒牧さん。その一方で、近年は、『REALFAKE』や『あいつが上手で下手が僕で』など、数々のテレビドラマにも出演。さらにその勢いのまま、昼の情報バラエティ『ヒルナンデス!』のシーズンレギュラーを務めるなど、活躍の場を広げている。「僕がドラマやバラエティに出ていくことで、いまだに2.5次元舞台への偏見を持っている人たちの見方が、少しでも変わっていったらいいなというのはあります。昔は原作のモノマネじゃん、って言われたりもしていましたけれど、今では、映像や小劇場で活躍されている俳優さんや演出家さんが2.5次元舞台に出て、輝いていたりもして、少しずつその垣根がなくなっているのを感じます。あと、僕がテレビに出ることによって、今2.5次元舞台に出ている後輩たちの、少しでも希望になれればいいなとも思うんです。今頑張っていれば、活躍する場所は自ずと広がっていくんだって思えるような道を作りたいんです」その言葉の端々から感じるのは、2.5次元と呼ばれるジャンルに対する強い思い入れだ。「何より、2.5次元作品に出ている僕を見てファンになってくれた方々を裏切りたくないんです。23歳でこの業界に入って、テニミュでデビューさせてもらって、2.5次元舞台に可能性を感じてやり続けてきて今ここにいる。だからこそ、まだまだ可能性を広げていきたいし、そうできると信じてもいます。そもそも、2.5次元の定義って何だって聞かれたら、かなり曖昧じゃないですか。漫画やアニメを原作にした舞台作品は、今、世の中に溢れているわけですよね。へんにカテゴライズせずに、同じ演劇として手を組めば、もっと演劇界は活性化するのになって思っていて。その扉を開く役目を、僕が担えたらと思っています。もともと漫画やアニメ、ゲームが好きで育ってきて、そこに元気をもらってきたのもあるし。僕が2月5日生まれで勝手に“2.5”に運命を感じている部分もあって、自分にはこれが天職なんだろうなって思っているんで」今年デビュー10周年。プロデューサーとしても活動を本格スタートさせた今、見つめる未来とは?「まず大前提として、プレイヤーとして舞台に立ち続けることは宣言しておきます。僕は演じることが好きだし、舞台が好きなんです。なにせプロデューサー・荒牧慶彦の一番の強みは、俳優・荒牧慶彦を好きに使えるところだと思っています(笑)。と同時に、自己満足の企画のためには俳優・荒牧慶彦を使わないということも決めています。傲慢になっているわけではなく、俯瞰したときに、お客さんが見たいと思うもの、楽しいと思うもの、新しい景色を見せてくれてありがとうって思ってもらえるもののために荒牧慶彦を使っていきたい。そして、そこで育った事務所の新人や後輩が、僕の作った道を楽しく歩いていった先に、僕も知らない新たな世界を見つけてくれたら嬉しいです」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。現在、主演舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演中。また、俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり~和風三国志~』が12月に上演を控える。1枚目写真・衣装はすべてスタイリスト私物2枚目写真・スーツ¥427,900シャツ¥52,800ネクタイ¥25,300タイバー¥51,700靴¥135,300(以上トム ブラウン/トム ブラウン 青山 TEL:03・5774・4668)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年8月10日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月08日2022年8月8日、アニメ『ルパン三世』の次元大介役などで知られる、声優の小林清志さんが肺炎のため亡くなったと、所属していた東京俳優生活協同組合がウェブサイトを通じて発表しました。享年89歳でした。当組合所属俳優小林清志2022年7月30日(土)午前7時6分、肺炎により永眠いたしました。享年89通夜葬儀に関しましては故人の意向により、近親者のみにて相済ませました。お別れの会につきましては、後日行う予定です。長年にわたり、俳優 小林清志にご声援、ご指導、ご鞭撻を賜りまして誠にありがとうございました。ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます。東京俳優生活協同組合ーより引用子供の頃、小林さんの声を通じて、次元大介の活躍を楽しんでいた人は多かったことでしょう。それだけに、多くの人が小林さんの訃報に悲しんでいます。・渋い声で好きでした…。小林さんの次元大介は今でも印象的です。・心より、数々の素晴らしい演技に感謝しています。・突然の訃報に、驚きました…。小林さんのご冥福を心よりお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年08月08日原作ファンも納得の見事な役作りで、2.5次元舞台の第一線を走り続けてきた荒牧慶彦さん。なんと、6月にはイベント「演劇ドラフトグランプリ」でプロデューサーとしてもデビュー。今、2.5次元舞台界隈を新たな視点から盛り上げようと奮闘する荒牧さんの、頭の中とは。今後の演劇界の活性化に繋がるならば嬉しい。近頃、気になる面白そうな企画に、荒牧慶彦さんの名前を見かけることが増えている。そう感じていたところに飛び込んできたのが、「演劇ドラフトグランプリ」開催のニュース。2.5次元舞台で活躍する俳優たちが一堂に会し、俳優たち主導で企画プロデュースしたオリジナル演劇作品を、披露し合うという前代未聞のイベント。そこに出演者としてだけでなく、プロデューサーとしてクレジットされていたのが荒牧さんだった。「もともとはコロナ禍で演劇の新たな可能性について話すなかで、ポンと浮かんだアイデアでした。俳優たちが自分で作家や演出家、共演者を指名して作品を作るって、おこがましいのは間違いない。でも、お祭りとしてやったらなと思ったんですよね。それを面白いと言ってくださる方々がいて、実現に向けて協力してくださる方が少しずつ増えていって、企画が膨らんでいった感じです」当初、自らプロデューサーを務めるとは考えてもいなかったそう。しかし、企画が徐々に具体化していくうち、「演劇界のためになりたい」「演劇に携わる俳優やクリエイターの力になれたら」という思いが強くなっていったという。「このイベントをきっかけに、これまで見たことがなかった演出家の作品だったり役者だったりが、演劇ファンの方々の目に留まって、次の作品を観に行くきっかけになればいいなと思ったんですよね。僕自身、ずっと気になっていたけれど一緒に仕事をする機会のない方たちとご一緒できたら嬉しいなというのもありました。その思いは、たぶん他の俳優も同じ。それが今後の演劇界を活性化させることに繋がれば嬉しいなと」そもそもの発案者であり、企画力や推進力、俳優たちからの信頼度の高さもあり、周りから荒牧さんがプロデューサーにという声が上がったのも頷けること。とはいえ、仕事の質からして俳優とは全然別もの。作品に向き合う視点が違ってくれば、これまでとは種類の違う苦労が伴ってくることも容易に想像がつく。「とにかく、イベントに関わるあらゆることに対して、僕の意見や決断が求められるということに最初は驚きました。イベントのロゴをどうするのかとか、書体はどんな感じか、入場曲はどうするか、どういうイメージなのかとか。考えてみればプロデューサーなんだから当たり前なんですが、なにせ初めてのことだったので、そこまで俺が決めるのか、と(苦笑)。イベントのルール作りの段階では、当初から変更があれば、参加を表明してくださっている役者さんや演出家さんに、僕から調整の連絡を入れたり。あらゆることを自分で判断していかなきゃいけない怖さはありました。ただ同時に、自分の頭で思い描いたものが形になっていく面白さもあって。もちろん、周りの方がたくさん手助けしてくださったおかげですが…」下の世代が育つ土壌作りをする必要を感じていました。もともと、大学で専攻していたのが経済だったこともあり、物事をビジネス的視点で考えるようなところがあったという。ただ、自分が身を置く世界を俯瞰するようになったのは、所属事務所から独立し、フリーランスで活動するようになった頃から。「それまでは俳優業に専念すればよかったのが、事務所としての仕事も自分でやらなくてはいけなくなるわけです。また、俳優・荒牧慶彦に関わる決断は、大小問わずすべて自分でしていく必要がある。例えば、連絡窓口になってくれるスタッフに誰を雇うのかというところから。今振り返ると、最初の1年はかなり大変でしたね(笑)」そんななか、突如パンデミックが世界を襲う。あらゆる社会活動が制限せざるを得ない状況に置かれるなか、とくに多大な打撃を受けたのが演劇を筆頭にしたライブエンターテインメント。公演の中止が次々と発表されるなか、ウェブメディア上でリモートでおこなわれた演劇プロデューサーの松田誠さんとの対談が、大きな気づきをもたらしてくれた。「当時、周りの俳優みんなが目の前の仕事を突然失い、言ってみたら生活手段がなくなってしまった状態。そんななかで松田さんとお話しする機会を得たのですが、じつはそれまで、プロデューサーと俳優の立場で言葉を交わすことはあっても、そこまでじっくり話す機会はほとんどありませんでした。ずっと抱えていた演劇や2.5次元舞台への自分の考えや、アイデアをぶつけたら、『プロデュース業に向いているんじゃない?』と言っていただいて。そこであらためて、自分はそういうことを考えるのが好きで、向いてるのかもしれないと自覚できたんですよね」昨年上演された舞台『「バクマン。」THE STAGE』は、2.5次元舞台のトップ俳優として人気を長年牽引してきた鈴木拡樹さんと荒牧さんがバディを演じることで大きな話題を呼んだが、この企画を持ち込んだのが荒牧さんであることは、よく知られた事実。さらに、昨年から期間限定ユニットとして水江建太さんと活動しているプロジェクト“まっきーとけんた”も、荒牧さんのアイデアを実現させたもの。ふたりが主演を務めたドラマ『たびくらげ探偵日記』では主題歌も担当し、アーティストとしてCDもリリース。ドラマと舞台のメディアミックスが話題となった『あいつが上手で下手は僕で』や、舞台で活躍する俳優がバラエティに挑戦した『ろくにんよれば町内会』も企画段階から関わっていたそう。まさに今、2.5次元舞台というジャンルを誰より盛り上げているのが荒牧さんだと言っても過言ではない。「コロナ禍以前から、2.5次元という演劇ジャンルをもっと発展させるにはどうしたらいいかということはずっと考えていました。今の自分は、ありがたいことにたくさんの作品に携わらせていただいています。でも、僕も30歳を越えていて、将来的なことを考えると、今後の人気を牽引する下の世代が育つ土壌作りをしていく必要があるのでは…とか」それについてもすでに着手済み。昨年、自ら代表を務める芸能事務所を設立し、今年、所属俳優を募集するオーディションを開催。そこで合格した新人を、12月に明治座でおこなわれる自身の俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり』で披露すると発表している。「事務所を立ち上げるという話になったとき、今のマネージャーと個人事務所としてやっていくか、それとも他の俳優も所属させるのか、ということを話し合ったんですよね。もし僕以外の俳優を入れることにした場合、必要経費はともかく事務所経営のための費用を彼らから搾取するようなことをしたくないという気持ちが強くありました。でもその場合、事務所を継続的に運営していくための新たなビジネスモデルが必要になってくる。自分自身が稼ぎながら、周りにも仕事を作ることができる手段を考えたときに、僕自身が興行を打つことで彼らに仕事を捻出できないかと思ったんです」将来的に目指しているのは、全員が同等の立場で共に歩んでゆくギルドのようなプロ集団。「もちろん彼らが自立するまでは、自分ができる部分はサポートしながら、ちゃんと投資するつもりです。でも独り立ちできるようになったら、それぞれが自由にやりたいことをやってくれていい。たまに、何かひとつの作品を作ろうってなったときに集まって面白いことができるような場にできたらなと思うんです」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。現在、主演舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演中。また、俳優デビュー10周年記念公演『殺陣まつり~和風三国志~』が12月に上演を控える。スーツ¥427,900シャツ¥52,800ネクタイ¥25,300タイバー¥51,700靴¥135,300(以上トム ブラウン/トム ブラウン 青山 TEL:03・5774・4668)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2022年8月10日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年08月05日このたび「2.5Dアワード」4部門の受賞が発表された。これは日本2.5次元ミュージカル協会のメルマガに登録した、20万人を超える一般のファン「2.5フレンズ」の投票によるもの。コロナ禍を乗り越え、感動をもたらした受賞作&受賞者を発表!そして俳優部門受賞・岡宮来夢さんに話を聞いた。作品部門:ミュージカル『刀剣乱舞』~静かの海のパライソ~いまや2.5次元人気を牽引する存在となったミュージカル『刀剣乱舞』。大人気ゲーム「刀剣乱舞‐ONLINE‐」を原案としたシリーズ作品で、今作は日本の歴史上最大規模の一揆といわれる島原の乱が題材。歴史を知る者なら誰しも涙せずにはいられない重厚な物語が話題に。ミュージカル『刀剣乱舞』 ~静かの海のパライソ~ ©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会俳優部門:岡宮来夢’19年の「葵咲本紀」より、鶴丸国永役としてミュージカル『刀剣乱舞』シリーズに参加。目を引く存在感と確かな歌唱力で注目され、’21年にはブロードウェイ作品・ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』に出演。2.5次元界にとどまらず高い評価を受けている。脚本家部門:伊藤栄之進ミュージカル『刀剣乱舞』の立ち上げから、御笠ノ忠次名義で脚本を担当するほか、’19年の舞台『幽遊白書』では脚本・演出を手がけるなど幅広く活躍。’20年にはコロナ禍で舞台の公演中止が相次ぐなか、いち早く本多劇場での配信公演を企画するなど演劇界にも貢献。演出家部門:茅野イサム立ち上げからミュージカル『刀剣乱舞』に携わり、現在に至る人気演目に育て上げた立役者のひとり。’03年より2.5次元作品に携わり、キャラクターの心情に寄り添った深みのある芝居演出や、音楽やダンスを取り入れるなどエンターテインメント性の高い舞台に定評がある。キャラクターが僕のフィルターを通すことでより魅力的になれば。――2.5Dアワード俳優部門受賞おめでとうございます。受賞を聞いたときの心境を伺えますか。岡宮来夢さん(以下、岡宮):本当にびっくりしました。でも、「静かの海のパライソ」が作品部門を受賞していますし、やっぱり茅野(イサム)さんをはじめ、いろんな方に助けてもらって獲れた賞だなと思うんです。少しでも皆さんの心に届いた作品があるということ、そしてファンの皆さんに、やってきたことを形として残せたことが嬉しいです。――「静かの海のパライソ」は’20年に一度幕が開きながらも数日でコロナ禍により中止となり、昨年あらためて上演されました。どんな気持ちで臨まれましたか。岡宮:正直、最初の公演では、そのときの自分が出せる100点は出したけれど、自分の思い描くレベルに自分の実力が足りてないのを感じていて。だから昨年秋にやらせていただくことが決まってから、この1年半の間に培ったものをどれだけ注いで、どれだけ作品に深みを出せるかを課題にして臨んだつもりです。全公演走り抜けられたこと、そして前回の自分を越えられたという思いで終われたことが嬉しいですし、こうして観てくださった方から評価をいただけたこともありがたいなと。―― 一昨年に自身に足りないと感じたのはどんなことですか。岡宮:一番は貫禄ですね。鶴丸国永を演じるにあたって居方や言葉に説得力を持たせたいと思っていたけれど、どこかまだフワフワしてたような気がします。でも昨年、稽古が始まったら、共演の笹森裕貴くんに稽古場の居方が以前と違って、なんか大きくなったと言われて。自分では意識していなかったけれど、その間にやってきた一個一個の仕事がちゃんと積み重なっているのかなぁって思ったんです。――その1年半にさまざまな作品に出演していますが、学んだことのなかで印象に残るものは?岡宮:ミュージカル『王家の紋章』の主演の浦井(健治)さんです。これまで僕も座長をさせていただいた作品はありましたが、そもそも座長ってどういうものかよくわかってなかったなと思ったんです。以前の僕は、ただ自分が引っ張らなきゃ、引っ張ってくぞって思うばかり。でも浦井さんの座長は、引っ張るという感じじゃなく、共演者にそっと寄り添う感じが素敵で。帝国劇場の稽古場って独特の雰囲気があって、慣れない僕はどう居ていいかわからずソワソワしていたんです。でも浦井さんから隣の席に来て話しかけてくださる。そういう浦井さんを見てからは、誰よりもがき苦しんで、でも明るく振る舞うことを大事にしようと、そこから意識が変わりました。――ミュージカル界の第一線で活躍されている方がたから新しい刺激を受けることは多いでしょうね。岡宮:本当にすごいと思うことばかりでしたけれど、とくに歌に関しては学ぶことが多かったです。たとえば、息の吸い方とか吐き方、歌声に対してどれくらい息を混ぜるかみたいな専門的なことも教えてくださるんです。それは花村想太くんに教えていただいたんですが、想太くんほどのレベルのアーティストでも毎日勉強だって言うんですよね。楽曲によって伝えたいことが違うから、歌もアプローチの仕方を変える必要があって、そのためにはそれだけの表現力やスキルが必要で…。そういう一流の方がたの姿を毎日間近で拝見できる、こんな貴重な経験はなかったです。――昨年から今年にかけて前後編で上演した舞台『BANANA FISH』The Stageの奥村英二役も好評でしたよね。岡宮:演出の松崎(史也)さんのお考えもあるんですが、2.5次元舞台の魅力って、キャラクターが現実に飛び出してきたというだけじゃなく、そこにちゃんと生きていると実感として感じられるところじゃないかと思うんです。やっぱりそこは“演劇”で、演じる側が作品を通して感じたことを体現しているからこそ届くというか。あと、『BANANA FISH』に関しては、アッシュ・リンクス役を(水江)建太が演じたことも大きかったと思います。お互い下積み時代からずっと仲が良くて、そういう関係性があったからこそアッシュと英二の関係性がよりリアルなものとして伝わったのかなと。建太がアッシュとしてしっかり居てくれたから、ときに楽しみながらあの世界を体験できたと思うので感謝でいっぱいです。――アッシュにとって英二は癒しの存在ですが、普段のおふたりの関係性はどんな感じ?岡宮:あの公演では建太がとにかく出ずっぱりで大変でしたから、なるべく楽屋で癒しの存在でいようと、暗くならないようにしていました。普段はふたりで何でもない話で盛り上がったり、コロナ前はカラオケにふたりで行くことも多くて、ハモったりしていました(笑)。――岡宮さんが2.5次元作品を演じられるときに心掛けていることがあれば、教えてください。岡宮:キャラクターを自分が演じる意味みたいなものは、この仕事を始めた最初の頃から考えていたことです。それは、鶴丸国永役に決まったとき、僕よりもっとうまい人がいたのになんで自分が選ばれたんだろうって思ったことにも通じているんですけれど…。ミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽乱舞音曲祭で太田基裕さんの演じる千子村正を見たときに、2.5次元作品で自分が目指すべきはここなのかなと思ったんです。それまではキャラクターにどうなりきるかを考えていたけれど、演じる人の人間性とポテンシャルが役と合致すれば、より役が魅力的になるんですよね。太田さんの千子村正役がまさにそうで、2.5次元の神髄はこれなのかなと。――あらためて、2.5次元舞台の魅力はなんだと思いますか?岡宮:原作で魅力的に描かれていたキャラクターが、演者を通して目の前に登場することで、生きているように実感できることだと思います。キャラクターが悩んだり、それを乗り越えていく姿や心情が、生身の人が演じることでリアルに伝わって感動する。そこが魅力だと思います。だからこそ、僕のフィルターを通すことでより魅力的に見えたり楽しんでもらえる役作りをしていきたいですよね。――この先の目標、やってみたい役や作品を教えてください。岡宮:ミュージカル『王家の紋章』で立たせていただいた帝国劇場の舞台にまた立たせていただけたらなと。そしていつかは0番(センター)に立ちたいと思っています。ここからは夢を目標に変えて頑張っていきたいし、こういう賞をいただいたからには、2.5次元舞台を引っ張っていける存在になれるように頑張りたいです。おかみや・くるむ1998年4月23 日生まれ、長野県出身。’19年よりミュージカル『刀剣乱舞』に鶴丸国永役で参加。高い歌唱力に定評があり、ミュージカル『王家の紋章』などに出演。5月のミュージカル『刀剣乱舞』~真剣乱舞祭 2022~、夏の同ミュージカル『鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣』が控える。ジャケット¥69,300パンツ ¥42,900(共にETHOSENS/ETHOSENS of white sauce TEL:03・6809・0470)※『anan』2022年4月6日号より。写真・三宮幹史(TRIVAL)スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・AKi取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年04月05日MANKAI STAGE『A3!』(エーステ)がMANKAI MOVIE『A3!』、エームビとして大スクリーンに登場。現在公開中の秋組と冬組キャストに映画の見どころを伺いました。秋組・冬組が活躍。エーステの世界が映画館で。秋組:古市左京 役藤田 玲――舞台で演じた世界を映画で再び演じ直して、いかがでしたか。藤田 玲さん(以下、藤田):これまで想像だけだった世界が目の前に実在していることが嬉しかったですね。たとえば劇中劇を、僕らはエーステが上演される劇場で演じていますけど、映画ではMANKAIカンパニーの専用劇場のセットがストーリー通り小劇場の規模感ですし。寮も出てきますが、暮らしぶりが具体的に見えたことで、よりリアリティを持てるようになりました。僕の演じる左京さんにしても、映画と同時に撮ったスピンオフの中でMANKAIカンパニーを潰しに来る前を演じられたことで、今後、演劇や劇団への想いを確実な感情を持って演じられるような気がしています。――映画の中で特に印象深かったシーンはありますか。藤田:たくさんありますが、リビングで万里(水江建太)と十座(中村太郎)に手錠をかける場面は楽しかったですね。何より、ふたりがとても可愛かったんですよ。あとはやっぱり、秋組全員が自分自身のことを発表する「マイポートレイト」です。過去の回想が映像になっていることで、ひとりひとりへの理解がより深まるし。あと、万里が夕焼けに照らされる場面が本当に美しくて、照明部さんの素晴らしい仕事に感動しました。――秋組はどんな組ですか?藤田:それぞれのキャラクターがうまく噛み合っていて、すごくバランスがいい組だと思います。あと、他の組と比べるわけじゃないですが、プライベートでもこんなに集まってる組、他にないと思います。――そんなに仲がいいんですね。以前、秋組リーダーである万里役の水江さんが、秋組のチームワークの良さは藤田さんの存在が大きいとおっしゃっていて…。藤田:我々の仕事って、一期一会の現場が多いですが、エーステは公演の数が多いこともあり、顔を合わせる頻度が高くなるわけです。組結成当初は、それこそ建太とか舞台経験が少ないメンバーもいたので、こうしたら面白くなるんじゃないかというようなことを言ったり、芝居が舞台にのってからは毎日刺激を与えられるよう、毎回芝居をちょっと変えたりっていうことは自発的にしていたかもしれません。でもいまや、(赤澤)遼太郎とか建太は本番で自分から仕掛けてきたりするくらいですからね。単純に彼らといるのが僕自身も楽しいし、秋組が自分の居場所になっているんですよ。僕はダンスが苦手なんですけど、エーステはダンスが多いので、毎回自分の挑戦の場にもなってもいますし。――エーステが多くの人に支持される理由はなんだと思います?藤田:舞台を経て役者が育つ。そこの作品とリアルが合致したっていうのは大きいと思うんですね。演じる僕らも共感する場面がたくさんあります。個性的な劇団員ばかりですから、ひとりくらいは自分と似た性格のキャラクターがいるだろうと思いますし、役者でなくとも共感する部分はやっぱりあるんじゃないかと思うんですよ。――左京さんの魅力とは?藤田:カッコいいですよ。MANKAIカンパニーはもちろん、監督さんや秋組、演劇のこと、みんなのことを第一に思う熱い人。演劇人として鑑のような存在です。稽古に励む秋組の面々。器用で芝居勘のいい万里に比べ、演劇への情熱は強いが一向に上達しない十座。喧嘩ばかりのふたりを見かねた左京は、ふたりを手錠で繋いでしまう。そんななか自身を語るマイポートレイトの稽古がおこなわれて…。ふじた・れい1988年9月6日生まれ、東京都出身。俳優として活躍する傍ら、ミュージシャンとしても活躍。近作にミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』など。ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』出演中。ジャケット¥46,200シャツ¥22,000パンツ¥35,200(以上ラッド・ミュージシャン/ラッド・ミュージシャン原宿 TEL:03・3470・6760)靴¥10,450(opposite of vulgarity/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ネックレス ¥40,700バングル(上)¥77,000リング¥36,300イヤーカフ¥24,200(以上PLUIE/PLUIE Tokyo TEL:03・6450・5777)その他は私物冬組:月岡 紬 役荒牧慶彦、高遠 丞 役北園 涼――舞台で一度演じた場面を今回の映画であらためて演じたわけですが、いかがでしたか。荒牧慶彦さん(以下、荒牧):エーステがちょうど「ACT2!」に突入するタイミングで、エームビで原点の話をもう一度やれたっていうのはよかったよね。北園 涼さん(以下、北園):キャスト同士の仲が深まった今だから出せた深みみたいなものもあったと思う。荒牧:(倉田)監督が僕らが構築してきたキャラクターを尊重してくださり、自由に演じさせてくれたしね。北園:ただ、ストリートACTのシーンは、結構なボリュームでやってても全然声が響かなくて、リアルな野外ってこうなんだって…。荒牧:あれは結構苦労した!北園:あと印象的だったのは、紬と丞の大学時代の回想。これまでエーステでは着たことのない大学生っぽい服装が新鮮だった。荒牧:俺は劇中劇かな。『天使を憐れむ歌。』をMANKAIカンパニーの劇場でやれたのが印象的で。あと、驚いたのはGOD座の劇場の大きさ。いち劇団の規模じゃない。貸した方がいいよ(笑)。――紬と丞は幼馴染みですが、舞台、映画と役を通じておふたりの関係性も深まってきてますか。荒牧:それは僕と涼に限らず、冬組全体に言えるかな。涼とはエーステが久々の共演だったんだよね。北園:以前に共演した時、僕、初舞台みたいなもんでしたから。荒牧:そうそう。しどろもどろしてた涼を見てたから、エーステで再会した時めちゃくちゃ頼もしくなっているなって。北園:いやいや…(照)。当時、僕の中では、荒牧さんてすごくクールでなんでもできて、王子様みたいな人だなぁと思っていたんですよね。…過去形ですけど(笑)。荒牧:おい。現在形にしてくれよ。北園:今は天然な一面がある、すごく可愛らしい人という印象に変わりました。特に冬組でいると植ちゃん(植田圭輔)とか(上田)堪大さんが、荒牧さんの天然をすぐ拾うから、際立つ(笑)。荒牧:そうなんだよ。北園:いまだにキラキラしててかっこいい先輩ではあるんですけれど、そういう一面がクローズアップされちゃうから…。荒牧:べつに面白いことしようとしてるわけじゃないのにね。北園:狙ってないのに…いや、たまに狙ってる時ありますよね。荒牧:たまにね(笑)。北園:でもそういう時の爆発力がすごいんですよね~。――冬組はどんな組ですか?荒牧:全員が全員、投げられた球をちゃんとキャッチして、さらに芝居を膨らませて間違いなく返してくれる人が揃ってるんですよ。僕はそこがすごく好きで…。北園:わかります。荒牧:稽古初日の読み合わせの段階で、みんながちゃんと自分のやるべきことがわかってる感じ。北園:このシーンをこうしていきたい、みたいことをお互いに言わずとも通じ合ってる感じがあって、1回目の稽古で「いいシーンやん」ってなることが多くて。荒牧:ただ、冬組は感情を内に溜め込むタイプのキャラクターが多くて、他の組に比べて大きな波が起こらないから自分たちで物語に起伏を作らなきゃいけないのが…。北園:そうそう。冬組は大きな事件が起こらない。それですぐに有栖川誉(田中涼星)に頼っちゃう。荒牧:涼星、一番年下なのに。助けられてる部分多いよね。ライバル劇団であるGOD 座から次回公演の観客投票で勝敗を決める「タイマンACT」を持ちかけられた冬組。勝てば借金完済で劇団の存続が決まる。しかし、リーダーの紬と丞の間にある過去のわだかまりから、稽古が思うように進まず…。あらまき・よしひこ1990年2 月5 日生まれ、東京都出身。舞台『刀剣乱舞』、ドラマ『たびくらげ探偵日記』などに出演。6月に武道館にて『演劇ドラフトグランプリ』プロデュース、7月に明治座で主演舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が。ジャケット¥39,600シャツ¥19,800カットソー¥14,300パンツ¥23,100(以上VICTIM/VTM TEL:03・6412・7972)その他はスタイリスト私物きたぞの・りょう1992年2月9日生まれ、鹿児島県出身。主な出演作に、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『乱歩奇譚』、舞台『BLOOD-CLUB DOLLS』シリーズなど。近年は歌手としてアーティスト活動もおこなっている。すべてスタイリスト私物MANKAI MOVIE『A3!』~AUTUMN & WINTER~監督・倉田健次脚本・倉田健次、小橋秀之脚本・舞台演出監修・松崎史也、亀田真二郎原作・MANKAI STAGE『A3!』現在全国上映中。©2022 MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小田優士(藤田さん)中山寛己(荒牧さん)矢田貝貴之(北園さん)ヘア&メイク・荻野明美(藤田さん)鈴木りさ(STRINGS/荒牧さん)泉脇 崇(Lomalia/北園さん)構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年04月04日経験を積み役者として成長していく役柄と演者の姿がシンクロし、客席に熱狂を巻き起こしているMANKAI STAGE『A3!』(エーステ)。2018年の初舞台化から人気を博し、昨年末には実写映画化も実現。この春上演の春組舞台を紹介します。舞台も映画も人気爆進中!MANKAI STAGE『A3!』の魅力とは?咲也くんと一緒に僕も役者として作品に成長させてもらっています。春組:佐久間咲也 役横田龍儀どんなに悩んだり苦しいことがあっても、乗り越えるために努力するのが咲也くん。この『A3!』という作品を通じて、咲也くんと一緒に横田龍儀自身も役者として成長させてもらっているのを感じます。演出の(松崎)史也さんは、作品にもキャストにもとても愛があって、ダメ出しも、僕がちゃんと次にステップアップできるような言い方をしてくださいます。僕自身が春組リーダーという立ち位置に対してすごくネガティブになってしまった時期、史也さんに「お前が全力でやればみんなはついてくるはずだから、とにかく全力でやれ」とアドバイスをもらいました。その言葉で吹っ切れたし、今もこの作品に臨む時には、ただただ全力で、と思ってやっています。もうひとつ忘れられないのは、「SPRING 2019」を観に来た父親に、ラスト近くの僕のひとり語りのセリフを「お前の言葉がそのまま届いてきたようで感動した」と褒められたこと。東京にも全然来ないし、舞台を観たのは人生で初めてという堅い人だけに嬉しかったし、ここまで頑張ってきてよかったと思えた瞬間でした。僕自身、お芝居しながら本当に心が動かされることが何度もあります。“2.5次元”と呼ばれてはいますが、舞台上では本当のリアルが起こっているなと感じる作品です。今回、春組に新メンバーが加わります。これまで培ってきたものも大切にしながら、また新たな春組を構築していきたいです。よこた・りゅうぎ1994年9月9日生まれ、福島県出身。2015年に映画『宇田川町で待っててよ。』に主演。’17年よりミュージカル『刀剣乱舞』に物吉貞宗役で参加。その他の出演作に、映画『いつまでも忘れないよ』、舞台『炎炎ノ消防隊』‐破壊ノ華、創造ノ音‐、ミュージカル『VIOLET』『グッド・イブニング・スクール』などがある。セットアップスーツ¥203,500(MINDSEEKER/WORLD STYLING TEL:03・6804・1554)その他はスタイリスト私物早く舞台に立ってみんなに愛を伝えたい!春組:碓氷真澄 役高橋怜也僕は昨年末に公開された映画・MANKAI MOVIE『A3!』からの参加なので、舞台でみなさんの前に立つのは今回が初めて。特に僕が演じる碓氷真澄は監督が大好きな子だから、彼の愛を直接伝えられるのが今からすごく楽しみです。真澄は普段はあまり感情を表に出さないクールな子なんですけど、舞台に立つとガラリと変わるところが魅力だと思います。役者って、役を演じていてもたまに自分が出てしまうことがあるんですよ。でも真澄にはそれが一切ないんですよね。どんな役でもその人物になりきるし、演じる役によって自分を変えてしまえるところは尊敬しています。そんな真澄だから、僕も思いっきり演じられるところがあります。真澄が舞台で役を演じる時、“僕が演じる真澄が演じる役”ということを意識せず、まっすぐ役に向き合えるというか。二重に役を演じるというのは不思議な感覚でしたけど、真澄のおかげで乗り越えられたと思います。真澄という役は以前、牧島輝くんが演じられていて、僕は彼からバトンを引き継いでいるわけですけど、春組のみんながあたたかく迎え入れてくれて、まるで家族みたいに僕の悩みや不安を解消してくれました。今回、真澄にはいろんなことが起きて、MANKAIカンパニーのみんなとより向き合うようになります。そんな真澄の気持ちと僕自身もすごくリンクしている作品なので、今は早く舞台に立ちたいですね。たかはし・りょうや1996年9月2日生まれ、千葉県出身。歌手として活動する傍ら、俳優としても活躍の幅を広げており、2020年より出演中のミュージカル『新テニスの王子様』では跡部景吾役で注目を集めた。その他の出演作に、Live Musical『SHOW BY ROCK!!』、配信ドラマ『さよなら、ハイスクール』などに出演。衣装はスタイリスト私物綴くんの信念の強さには僕自身も驚かされるほど。春組:皆木 綴 役前川優希エーステがスタートして4年。最初は役者として駆け出しの状態でとにかく必死でやり続けてきました。初めてMANKAI STAGE『A3!』が世に出る時、初めての春組だけの単独公演…ひとつずつ壁を越えるたび、素敵な景色が見えたり、感じたことのない感情に出合えたり。だから今回、新しい劇団員を迎えたACT2が楽しみで仕方ないです。濃いキャラクターの多い春組の中で、綴くんは一番普通に近い感覚を持っている人。ビビッドな個性じゃないところを追求していく中で、今、ファンの方から「他の組の公演でも綴くんが出てくると安心する」と言っていただくことが増えたのは嬉しいですね。ただ、一般的な感覚を持っているがゆえに、春組ではツッコミポジションなんです。僕自身も属性としてはツッコミだと思うんですが、春組は息を吸うようにボケてくる人ばかりで、たまにそのボケをうまく拾えずに悔しい思いをすることも。どうやら新キャストの染谷さんもボケることが多い方みたいなので(笑)、どこまで拾い切れるかわかりませんが、頑張ります!僕、綴くんの醸し出す空気感がすごく好きなんですよ。優しい人ですが、それだけじゃなく脚本を書きたいという情熱だったり、演じることに対する想いだったり、強い信念を持っているんですよね。そのエネルギーの強さには演じている僕自身が驚かされることもあるくらい、とても刺激を受けています。まえかわ・ゆうき1997年12月17日生まれ、東京都出身。NHK Eテレの教養バラエティ『Rの法則』でデビュー。その後、俳優として活動をスタートさせ、大河ドラマ『西郷どん』、舞台・RICE on STAGE『ラブ米』、『最遊記歌劇伝‐異聞‐』などに出演。またTFGとしてアーティスト活動もしており、今年8月にラストライブを控えている。ジャケット¥86,900(Iroquois/Karaln TEL:03・6231・9091)その他はスタイリスト私物いろんな個性が集まった春組はまるで春の嵐みたい。春組:茅ヶ崎 至 役立石俊樹初演の時、「もう一回、人を信じてみてもいいのかな」というセリフがあったんですけど、僕はそのセリフがすごく印象に残っています。生きていれば誰しも嫌な思いをすることってあると思うんですよ。そういう経験から人を信じられなくなったり、人と会うのが億劫になってしまったり…。でも、そんな時に春組と出会った至がみんなに抱いた気持ちと、僕自身が春組のメンバーに対して抱いた気持ちがすごくリンクしていて、僕もみんなを信じたいという想いが初演の時はすごく強かったんですよね。稽古を重ねるうちに、普段は人に見せたくない一面を見せることもあったし、逆に相手が見せたくなかった部分もいっぱい見たし。それで嫌になることもあれば、もっと好きになることもありました。そういう瞬間を重ねてきて、今の春組が出来上がったんだと思います。春組は奇想天外なやつらの集まりで、なんだか春の嵐みたい(笑)。でもみんなとは出会うべくして出会ったと思うし、そんなやつらが世の中を巻き込んでいく感じが僕は好きです。エーステは毎回、舞台に立って監督さんと同じ空間に入った瞬間、「あ、大丈夫だ」って思えるんですよ。だからこそ観てくださる人に届けたいという気持ちが強いし、“届ける”ということに関してはエーステで学ばせてもらいました。観てくださる監督さんへの感謝の気持ちを忘れずに、あとはやるだけです!たていし・としき1993年12月19日生まれ、秋田県出身。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン幸村精市役、ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~のセバスチャン・ミカエリス役、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』ティボルト役など。今年10月にはミュージカル『エリザベート』にルドルフ役で出演することが決定している。衣装はすべてスタイリスト私物エーステは人生を何倍も味わっているような感覚があります。春組:シトロン 役古谷大和お芝居を観に行くことなく一生を過ごす人もたくさんいると思うんですけど、エーステは今まで舞台を観たことがない人にも観やすく、演劇って素晴らしいものなんだなということを伝えられる作品だと思います。前知識がなくても楽しめますし、物語も素敵だし、みんな個性的で見飽きることがないんです。僕自身、演劇人としてお芝居が好きな子を演じるというのは親近感がありますね。『A3!』のキャラクターにはそれまでお芝居をやったことがない子もたくさんいるんですけど、僕にもそういう時期があったなとその頃のことを思い出しましたし、同じ演技をやっている者として悩みや葛藤の理由もわかります。演技って自分の人生で重ねてきた分しか表現できないものだけど、エーステは演劇にたずさわっている役者の人生を背負っているから、自分だけでは得られなかった経験値をいただいて、人生を何倍も味わっているような感覚なんですよね。シトロンくんは異国から日本にやってきた留学生で、それまでお芝居なんてやったことがないのに劇団に入るんです。どんな時もポジティブで、そこにいるだけで周りを明るくできる人だけど、実は人生においていろいろと経験していて、それを人に見せない強さとやさしさを持っています。僕はシトロンくんのそういうところが大好きだし、打算のない明るさに憧れます。彼のただ明るいだけじゃないところを大切に演じたいです。ふるや・やまと1991年5月4日生まれ、東京都出身。おもな出演作に、Musical『天使について』~堕落天使編~、ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~、舞台『KING OF PRISM』シリーズ、『朗読活劇 信長を殺した男 2021』など。昨年11月には、朗読劇『M・A・D朗毒』の演出を担当。衣装はすべてスタイリスト私物春組に自分が入るとどうなるか、想像つかないけど楽しみです。春組:卯木千景 役染谷俊之エーステはみんなでひとつの作品を作り上げようとする姿勢が魅力的ですよね。なかでも春組は一見バラバラなようでいてまとまっている、すごく不思議な関係。すでに完成されている春組の中に僕が入ったらどうなるのか、まだ想像がつかなくて、僕も楽しみにしています。過去の公演を観たり、ゲームをしてみて共感するところがたくさんあったんですけど、同じ役者だからこそわかる部分もあると思うんですよね。例えば役者同士の関係で真澄と至が悩むところはすごく共感しました。役者も人間なので合う合わないはあるけれど、役同士は仲がいいとなるとどうしたものかとなるんですよね。役としてだけ仲良くやるのか、それとも役者同士の関係性から作っていくのかは役者のスタンスによるんですけど、僕は相手に合わせるタイプ。相手が役者同士仲よくなりたいというなら、今は難しいけど飲みに行ったり話し合ったりしたいですし、逆に舞台の上で出すものがすべてだと考える人なら、僕も相手に合わせます。僕としては、すべてを話し合って決めるよりは、お互いを舞台の上で出し合って、その上に乗っかっていくのが好きですね。千景は本作で初登場する至の会社の先輩です。その縁で春組に入ることになるんですが…。舞台を作るために力を合わせる物語は役者として感情移入しやすいと思うので、そこは乗っかっちゃって、作品を作るという想いを大切に演じたいですね。そめや・としゆき1987年12月17日生まれ、神奈川県出身。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン・平古場凛役、舞台『刀剣乱舞』鶴丸国永役など話題の舞台に数々出演するほか、主演映画『恋するふたり』、ドラマ『REALFAKE』など映像作品でも活躍。声優としても、アニメ『HUGっと!プリキュア』など出演作多数。カットソー¥15,400(Iroquois)パンツ¥15,290(SUPERTHANKS) 共にKaralnMANKAI STAGE『A3!』 ACT2! ~SPRING 2022~東京公演・4月22日(金)~4月27日(水)東京国際フォーラム ホールC、兵庫公演・5月4日(水)~5月8日(日)神戸国際会館こくさいホール、香川公演・5月13日(金)~5月15日(日)レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール、東京凱旋公演・5月20日(金)~5月30日(月)日本青年館ホールネルケプランニング演出・松崎史也脚本・亀田真二郎原作・イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小田優士(春組)ヘア&メイク・今井洋輔(横田さん、高橋さん、古谷さん)髙橋優奈(前川さん)中元美佳(立石さん、染谷さん)取材、文・尹 秀姫(高橋さん、立石さん、古谷さん、染谷さん)構成、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年04月04日