クリエイティブ・ディレクター、アンドレアス・メルボスタッドによる、ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、16-17AWメンズコレクションを発表した。今シーズンのインスピレーション源となったのは、都会の街を走り抜けるバイク・メッセンジャー。メッセンジャーが着用する機能的ウエアの要素がコレクションの随所に取り込まれた。
2016年01月19日マルニ(MARNI)が1月16日、16-17AWメンズコレクションをミラノにて発表した。布をそのまま巻きつけたような、体を柔らかく包み込むゆったりしたソフトなシルエットが中心となる同コレクションでは、変化し続ける感情に寄り添う安らぎが表現された。
2016年01月18日ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(Vivienne Westwood MAN)が、1月17日15時(現地時間)、16-17AWコレクションをミラノのパラッツォ邸(Palazzo Serbelloni)で発表した。
2016年01月18日グッチ(GUCCI)がミラノで1月18日20時半(現地時間18日12時半)、クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる、16-17AWメンズコレクションのランウェイショーをライブ中継。公式サイト()のほか、当ページでも配信。注目の最新コレクションをリアルタイムで観ることができる。
2016年01月17日第40回「モード・イン・フランス(Mode in France)展」16-17AWが1月13日に開幕し、本日15日まで東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で開かれている。パリで開催されるフーズ・ネクスト(Who’s Next)やトラノイ(Tranoi)などに先駆けて日本で婦人服プレタポルテやレザー、ファー、アクセサリーなどの最新コレクションを紹介するもので、今回も50を超えるブランドが出展。初日の来場者数は、例年より減ったものの社数は増えており、初出展のブランドも初日から受注が入り、常連のブランドも大きな注文が入るなど活発な商談が行われている。2日目に会見したフランス婦人プレタポルテ連盟のパトリシア・ブラフマン国際部長は「日本のバイヤーは慎重なので、初出展のブランドに受注が入ることは非常に珍しい。パリへの出張を控える企業や、バイヤーが増える中で東京での受注が増えることを期待している」と強調。また、中国深セン市事務所の開設や、モード・イン・フランスソウル展の開催、アルジェリア、イラン、南アフリカなど新市場の開拓に向けた取り組みを強化するとともに、日本で行われるモード・イン・フランスについては、地下宴会場に会場を移す次回から「9平方メートル規模のブースも作るなど、若手クリエーターの誘致にも力を入れ、有力企業との相乗効果を狙うほかロゴやビジュアルも変更するなど、びっくりするような仕掛けをしたい」との考えも明らかにした。三越伊勢丹、ベイクルーズなどでも展開している初出展ブランドのステラ・パルド(STELLA PARDO)は、パリでデザインし、ペルーで生産したベビーアルパカの手編みニットなどが好評で2件の受注が入っている。また、ウィメンズとともに上質なオーガニックコットンなどを使ったベビーのコレクションも展示している。フランス軍のベレー帽なども生産し、フランスの無形文化財企業にも認定されているロレール(laulhere)も初出展。「今回はテロの影響を考え、初めて出展した。すでに10社からオーダーが入るなど非常にいい。今後も参加したい」という。バッグのサバティエ 1947(sabatier 1947)は、ファスナーによってデザインの変化するバッグなどを紹介。初出展だがすでに小売り、卸など4件の受注があったという。また、南仏のマルセイユで企画するエヴァリンカ(Evalinka)は3回目の出展。カラフルで大柄のプリントやグラフィカルなニット、異素材ドッキングなどが特徴で「前回より反応はいい。期待している」と明かし、1年ぶり2回目の参加となるサムウェア(Somewhere)は、シックでシンプルなニットやオリジナルプリントのワンピースなどが中心。「受注は厳しいがコンタクトは沢山ある。日本でもブランドコンセプトを表現できるような展開をするためのパートナーを見つけたい」としている。
2016年01月15日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が15AWシーズンの新作として、ニューエラ(New Era)(R)とのコラボレーションによる2アイテムを発売する。継続的にリリースを続けているキャップ「59FIFTY(R)」(1万5,000円)からは、ブラックボディのフロントパネルに同色でブランドのシグネチャーロゴを刺繍したモデルが登場。バイザーには上質なラムレザーを採用し、ハイエンドなデザインに仕上げられた。サイズが大きく収納力に優れたバックパック「Carrier Pack」(3万3,000円)は、従来フロントに配されている3本のストラップを取り除くなど、各所のモールシステムやストラップを削ぎ落とした特別仕様。キャップと同様、シグネチャーロゴをフロントに刺繍した他、右サイドには山本耀司の直筆のサインもプリントされている。
2015年11月10日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が10月30日から11月3日まで神戸大丸店にて、15AWコレクションのイメージビジュアルを収録した写真集『SUPER YOHJI YAMAMOTO VOL.3』の写真展を開催している。同作の撮影、監督を手掛けたのは、今作が初監督作品となる写真家のレスキーリー。俳優の斎藤工や安藤政信、サッカー日本代表選手の槙野智章、モデルのPhilip Huang、アーティストのSebastian Castro、太田光る、SUPERTWINSなど20名をモデルに起用し、15AWコレクションの世界観を表現した。会場では、同コレクションの写真集に、同展にインスピレーションを得て製作されたオリジナルTシャツ、またはトートバッグをセットにして販売。価格はTシャツをセットにしたものが1万7,000円、トートバッグをセットにしたものが1万8,000円となっている。
2015年11月02日レザーグッズブランド・ビルディングブロック(BUILDING BLOCK)が、15AWシーズンよりメンズコレクションの展開をスタートする。ビルディングブロックは、ロサンゼルスを拠点とする東京発のレザーグッズブランド。ブランドコンセプトは、“シンプルで、プレイフルなバランス、素材のクオリティー、構造的なテクニックを通して実用的なアイテムを新しく生まれ変わらせる”こと。形や素材のクオリティー、技術などを遊び心溢れる絶妙なバランスで融合させることで、無駄の無いデザインが特徴の実用的なアイテムを製作している。また、今シーズンよりデビューするメンズコレクションに合わせて、ステーショナリーアイテムも登場。ラインアップは、PCケースやコインケース、ブックカバーなど。メンズでも持ちやすいように、大きめのサイズのものも用意された。今後は、ウィメンズ、メンズ、ステーショナリーの3つのジャンルを軸としていく予定だ。
2015年10月06日クロエ(Chloe)が15-16AWコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。創業者のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)が友人の名をとって“クロエ”と名付けた同ブランド。15-16AWキャンペーンでは、“生涯にわたるような揺るぎない友情”が表現されたものとなった。今回も撮影は、人気フォトグラファーのイネス&ヴィノード(Inez Van Lamsweerde & Vinoodh Matadin)が担当。モデルには、約10年前に同ブランドのキャンペーンビジュアルに2人で登場した、アンニャ・ルービック(Anja Rubik)とジュリア・ステグナー(Julia Stegner)が起用された。撮影は、フランス建築の伝統美と自然の静けさがロマンティックなパリ・リュクサンプール庭園の並木道で行われた。花柄のクレープやシルクベット、ボーイッシュでスリムなテーラリングを身に纏った2人が、互いに腕を組み語り合い、友人同士だけが分かる目配せをしながら歩く姿が切り取られ、スエードのタッセルが揺れるバッグ「HUDSON」と、滑らかなレイヤードに仕上げられたバッグ「HAYLEY」のゴールドのハードウェアの輝きが印象的なビジュアルとなっている。
2015年08月24日フェンディ(FENDI)が、15-16AWメンズコレクションより、人気の「バッグ バグズ(BAG BUGS)」シリーズの二つ折り財布を発表した。13-14AWウィメンズコレクションで初登場し、好評を博したユニークなモンスターをモチーフにした「バッグ バグズ」シリーズ。メンズでも、13年ホリデーコレクションにて登場した。今回発売される二つ折り財布の素材には、傷が目立ちにくいカーフレザーを採用。カードケース4つ、フラップケース1つ、ポケット2つ、札入れ1つが備えられ、機能性にもデザイン性にも優れたアイテムに仕上がっている。
2015年08月23日15SSシーズンに発表されたシャネル(CHANEL)のバッグ「ガール シャネル(GIRL CHANEL)」に、15-16AWシーズンの新作(H29.5cm×W35cm×D4cm 56万円)が登場。9月末に発売を予定している。バッグの概念を覆すような斬新なデザインでたちまち新しいアイコンとなった「ガール シャネル」。スクエア型のベースには、フロントライン、ネックライン、アームホール、ポケット、カフス、金ボタンなど、メゾンを象徴するジャケットのディテールが忠実に落とし込まれた意匠に凝ったデザインだ。トップの左右に付いた、袖のようなベルトを結んで肩や背中に掛けたり、腰に巻いたりと自由自在に持ち方を変えることができる。素材はボディにゴートスキン、ディテールにラムスキンを使用。シャネルのシグネチャー的カラーコンビネーションであるベージュ×ブラックと、秋冬らしい素材感とが相まってシックな表情に仕上げられている。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年08月22日エトロ(ETRO)が、ケイト・モス(Kate Moss)を起用した15-16AWの広告キャンペーンビジュアルを公開した。“インテリアクチュール”をテーマに、エトロファミリーがファッションとともに追求し続けているホームインテリアにフォーカスして製作された15-16AWコレクション。今回のキャンペーンビジュアルは、ホームインテリアが醸し出すリッチな雰囲気の中で、フォトグラファーのマリオ・テスティーノ(Mario Testino)によって撮影された。今回のキャンペーンビジュアルでは、ケイト・モスが壮麗な壁紙や上質なタペストリーを想起させる鮮やかな衣装を身に纏った姿で登場。織りやプリント、刺繍などでパターンミックスを表現した衣装が、煌びやかでありながらも、独自の世界観と都会的な印象を放っている。
2015年08月22日アディダス(adidas)がアディダス ハイライト(adidas Highlights)の15-16AWコレクションのルックを公開した。アディダス オリジナルス(adidas Originals)やパフォーマンス コレクション(Performance Collection)を中心に、様々なラインからイノヴェーション、パフォーマンスそしてスタイルといったアディダスが紡ぎ出す物語を表現する上で重要なアイテムが選ばれているアディダス ハイライト。メンズとウィメンズで構成される15-16AWコレクションのルックでは、撮影をブルーノ・シュタウプ(Bruno Staub)が、スタイリングをジェイ・マサクレ(Jay Massacret)が担当。荒涼としたミニマムな体育館が背景のルックは、未来的かつノスタルジーを想起させるものに仕上がった。メンズコレクションでは、力強くグラフィカルで、ゆったりとしたサイズ感のジャケットとコートに、タイトなショーツとパンツを合わせたスタイルや、ボマージャケットにレギンス、またはオーバーサイズのワークシャツにダウンショーツをコーディネートしたスタイルなどを提案。キールックのひとつでは、バスケットボールにインスパイアされたウォームアップシャツにショーツとレギンスを合わせ、クラシカルなハイキングブーツをコーディネートしている。一方、ウィメンズのルックでは、スポーティーなパーカーや、フェイクファーがあしらわれたポルカドット柄のダウンジャケット、リンクでの乱闘からインスピレーションを得た“バトル”プリントを施したオーバーサイズのホッケージャージなどを中心にコーディネート。未来的なボンディングのクルーネックスウェットや、ヴィンテージを思わせるヴィヴィッドポップなカラーのウィンドブレーカーの復刻版なども展開。本コレクションで使用されているアイテムは、世界中の取り扱い店舗での発売を開始している。
2015年08月19日ケンゾー(KENZO)が8月26日から9月8日まで、15-16AWのシューズコレクションを展開するポップアップショップを、伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴フロアにオープンする。同ポップアップショップでは、アイコニックなタイガーモチーフやブランドロゴをキャンバス地やバックスキンカーフに施したエスパドリーユを、豊富なカラーバリエーションで発売。その他、メタリックなPVCレザーを用いたスニーカーや、スエードとウォッシュドデニムのスリッポンなど、カジュアルラインを中心に多様なシューズが取り扱われる。
2015年08月15日トッズ(TOD’S)の15-16AWコレクションに新作「トッズ ウェーブ バッグ(Tod’s Wave Bag)」が登場した。フロントのダブルジップを隠すように設計された、ダブルフラップがダイナミックなフォルムを象る同バッグ。両サイドの底には、トッズのアイコニックシューズ「ゴンミーニ」のペプルドットソールから着想を得たラバーのスタッズがあしらわれている。「ウェーブ」は、大・中・小の3サイズ展開。1泊旅行にも対応できそうなブラウン(W38cm×H31cm×D15cm 25万6,000円)は一番大きいサイズ。スムース仕上げのカーフスキンがエレガントだ。ブラウンと同じ素材のブルー×黒、カーフスウェードのネイビー、カーフ型押しの白の全4種がそろう。エメラルドのように鮮やかなグリーン(W25cm×H22cm×D13cm 18万5,000円)は、一番小さいミニサイズ。こちらのグリーンのカーフスエードに加え、カーフ型押しの白、グレー、ベージュ、カーフのライトブルー、ネイビーの全6種と豊富なラインアップ。ビジネスシーンにもマッチする中間のピッコロサイズからは、王道レッドがアーバンな印象の型押しカーフ(W31cm×H26cm×D13cm 23万6,000円)を紹介。他に同素材のブルー×黒、カーフスウェードのライトブルー、カーフ型押しの白、グレー、黒のバリエーションがそろう。いずれのサイズもショルダーストラップ付きで肩掛けすることができる。<問い合わせ先>トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2015年08月12日15SSパリウィメンズコレクションで発表され、瞬く間にロエベ(LOEWE)の新しいアイコンバッグとなった「パズル バッグ」から15-16AWの新色(H19.5×W29×D14cm 26万1,000円)がお目見え。ロエベのクラフトマンシップを継承しながら、ジョナサン・アンダーソンのモダンな感性を融合させた「パズル バッグ」は、精密なパターンでカッティングされた革パーツをパズルのように組み合わせた、立体的でボリュームのあるフォルムが特徴。折り紙から着想を得ており、縫い目に沿って畳むとフラットに変形するというユニークな構造だ。ハンドバッグやクラッチとしてはもちろん、ストラップの長さ調整すればショルダーやクロスボディとしても持ち替えられる。更にロゴ入りDリングにストラップを付け替えればボディバッグにも早変わり。フラットに折り畳めるのでスーツケースなどに簡単に収納でき、デイリー、フォーマル、旅などシーンを選ばない、実用性にも優れた万能バッグだ。中身を出し入れしやすい横長型、内ポケット付きと抜かりない。今回、カーフスエードを使用したモデルからは、写真のピンク同様、パーツによって色トーンのグラデーションカラーが新しくデビュー。他に、ブルーとグリーンもラインアップしており、9月の発売を予定している。<問い合わせ先>ロエベジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2015年08月04日ディオール(Dior)の15-16AWコレクションでモデルたちの足元を飾ったのは、つややかな光沢感とスキニーなシルエットで注目を浴びた、チャンキーヒールブーツ「ディオール クリスタル(DIOR CRYSTAL)」(ヒール10cm 22万円)。フォルムは15SSのオートクチュールのコレクションで発表されたものと同じ木型で、プレキシガラスを使用した、カラーのクリアヒールが彩りを添える。パテント加工されたストレッチ素材で、足のラインにフィットするシルエットが官能的。他にもブラック×イエロヒールや、コニャック×アンバーヒールが展開される予定。こちらの「ディオール クリスタル」から派生したデザインのシューズとして、ローファータイプ「ディオール スウィング(DIOR SWING)」(ヒール3.5cm 11万5,000円)も登場。写真のブラック×イエローヒール以外に、ブーツと同じグレー×ピンクヒール、ブルー×アンバーヒールのカラーバリエーションがそろう。<問い合わせ先>クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2015年08月02日ラフ・シモンズが打ち出す15-16AWのディオールは、野生の動物のダークでセンシュアルな力強さを感じさせる“フラワーウーマン”。熱帯に生息する動物や植物の艶かしい色や模様が、アクセサリーにも取り入れられている。「ディオラマ(DIORAMA)」の新作バッグ(W25×H15.5×D8cm 45万円)は、表面地の全面に、 紐状にカットしたラムレザーをストライプ状に縫い付け、更にダイナミックなパターンプリントを施したデザイン。白がベースのカラーリングなので秋がくるのを待たずとも、コーディネートに取り入られる。パンツルックやシンプルなブラックドレスのスタイルなどに幅広いルックにマッチ。大胆な柄がディオラマ独特のマスキュリンなチェーンストラップとのバランスがよく、先鋭的且つ官能的な女性像を体現している。<問い合わせ先>クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2015年08月01日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が15-16AWコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。3.1 フィリップ リムのデザインの根源でもある“Romancing Reality(ロマンシング・リアリティ)”がコンセプトとなった同キャンペーンでは、先シーズンに引き続き、フォトグラファーにヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)を起用。15-16AWコレクションのテーマである“秩序に対する挑戦”を基に、 “幸福への挑戦”をし続ける国・ブータンにて撮影された。今回の撮影ではヘアやメイクアップアーティスト、スタイリストなどは起用しておらず、モデルもすべてストリートキャスティングで、これまでにモデル経験のないローカルモデルが起用された。ブータンの人と風土のありのままの姿が、ヴィヴィアン・サッセンのレンズを通すことでロマンチックに解釈されたビジュアルとなっている。
2015年07月31日メッセージ性のあるユニークな広告が特徴のディーゼル(DIESEL)が、15-16AWシーズンのキャンペーンビジュアルを公開した。ディーゼルはこれまでも広告を通じて、時代や思潮に独自の解釈を投げかけてきた。修正された画像や大げさなコピー広告がまかり通る昨今に、15-16AWシーズンでは“Decoded by DIESEL”をテーマに、ありのままの事柄を率直に伝えるメッセージを展開する。デジタルカルチャーが浸透し、誰しもがあらゆる情報を直接読み取ることができる現代において、“ユーモア”は人々にシェアされて他者とつながる手段と捉え、未加工の写真に、「着る服を紹介しています」「軍事経験は不要です」「なんとか、かんとか」といったユーモアたっぷりの見出しを添えた気取らない表現で、消費者に敬意を表し、直接つながりたいという思いが込められている。スタイリングは同ブランドの新アーティスティック・ディレクターを務めるニコラ・フォルミケッティが、撮影はリチャード・バーブリッジが担当。クリエイティブエージェンシーはスプリング・スタジオズが担当した。
2015年07月30日マルニ(MARNI)が、15-16AWウィメンズコレクションの広告キャンペーンヴィジュアルを発表した。そのヴィジュアルは、意外なほどノンシャラン。秋冬の新作を纏ったトップモデルのマルテ・メイ・ヴァン・ハースターが、床に寝転んだり、引っ繰り返したテーブルにもたれかかったり。カメラに向かって完璧なポーズを決めてみせるのではなく、穏やかに自由気ままに振る舞う様は、今やモードの主流であるエフォートレスなムードを反映したかのよう。アートディレクションはエミリオ・プッチやヴェルサーチなども手掛けるGB65が担当。シュールレアリスティックなシチュエーションと惹き付けるカラフルな色彩の妙は今回のマルニのそれでも遺憾なく発揮されている。また、撮影を手掛けたのはイギリスの女流カメラマン、ジャッキー・ニッカーソン。90年代に『VOGUE』や『ELLE』などでファッションフォトグラファーとして活躍しながらも、最近はアフリカの人々や自然を撮った一連の作品でも知られている。ジャーナリストとしてもその手腕は高く評価され、ファッションとアートの垣根を超えて活躍を続けている。彼女は今回の撮影に際し、次のように語っている。「クリエイティブ・ディレクターのコンスエロ・カスティリオーニの実験的で時に反抗的、破壊的なデザインへのアプローチが大好きです。このヴィジュアルには、洗練されたエレガンスとケオティックな感覚が混在しています。私は作品を見た時真っ先に、そこに写っている人に目が行く写真が良いと考えています。服が人を所有しているのではなく、あくまでも人が服を着用しているのですから」。15-16AWからは毎シーズン広告キャンペーンを展開していくという。
2015年07月30日トッズ(TOD’S)がメンズとウィメンズの15-16AWの広告キャンペーンを公開した。トッズが提案するイタリアのライフスタイルと哲学が表現された今回のメンズ広告キャンペーンビジュアルでは、トータルルックをフィーチャー。アイコンシューズ「ゴンミーニ」や新作スニーカー、ローファーがフォーマルなルックやカジュアルな装いに合わせられている。また、ブランドのアクセサリーやレディ・トゥ・ウエアのコレクションが拡充していることも伺える内容となっている。一方のウィメンズの広告キャンペーンビジュアルでは、コレクションから新作をフィーチャー。サルトリアル感覚とスポーティーさ、メイド・イン・イタリーのラグジュアリーが、グラフィックや縫い込みのレザーを現代的にメランジュ(取り合わせ)することにより表現されたものとなっている。洗練されたスポーツスタイル、アクセサリーを飾る幾何学的なメタル使いに表れる反逆的なバイカー風ディテールなど、中心となるテーマは“コスモポリタンスキー”。グレース・ハーツェルをモデルに起用したこの広告は、ミラノにある個人宅で撮影された。ルックの主役はアクセサリーとなっており、バッグではアイコニックな「ケープ」や新作の「ウェーブ」、シューズでは「ゴンミーニ」の新たなブーティーが登場している。
2015年07月29日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が展開するブランド「グラウンド ワイ(Ground Y)」が、7月24日より渋谷PARCO PART1の1階で15-16AWコレクションを発売。アーティストの笹田靖人が描いた「GIRL」をデザインソースにしたコラボレーションアイテムを展開する。昨年、「グラウンド ワイ」のオープニングを彩った「若者」に続き、笹田靖人が新たに手掛けた「GIRL」は、女性たちを鉛筆やボールペンで細密に、あるいはそれに淡く色鮮やかな色彩をつけて描いたイラスト。精緻なディティールと軽やかな色、様々な要素の組み合わせによって、ハイテクとアナログが交差する現代の肖像ともいえる作品に仕上げた。15-16AWコレクションでは、この「GIRL」をデザインソースにしたコラボレーションアイテムを展開。アートワークを直接ハンドペイントで描いた1点物のレザージャケット(90万0,000円)を始め、爽やかなカラーリングでプリントが施されたスケートデッキ(2万8,000円)、シャツ(3万8,000円から4万5,000円)、Tシャツ(9,000円)、iPhoneケース(3,000円)、レザーポーチ(9,000円)などが取り揃えられている。
2015年07月29日バレンシアガ(Balenciaga)の15-16AWメンズコレクションは、サルトリアルをベースにしたミニマルな世界。クリストバル バレンシアガが打出した厳密な構造に、コンテンポラリーな素材で新たな解釈を加えた。着想源は、自然のエレメンツから想像する景色。終わりのない土地、海と空の狭間にある地平線、氷と水、石と植物、そして過去と現在。カラーパレットは、ミニマルなブラック、ディープグリーン、ブルーのコントラスト、ストーングレーミックスで展開。コレクションの特徴は、ディテールのテクニックとボリューム感。特に強い印象を与えるのは、シームレスによるフラットな雰囲気と石のテクスチャーを均等なニットで表現した立体的な素材など。シンプルなアイテムを、アレキサンダー ワンならではのセンスとシルエットでラグジュアリー&スポーティに表現した。バレンシアガの代名詞とも言える“コクーン”シルエットからのインスピレーションをうけたのは、エンベロープ(封筒)のようなデザイン。紙のような防水加工ナイロン、フラミステープで仕上げたスリーブ、表も裏もシームレスになったスエードのコートなどディテールにもこだわりがつまっている。
2015年07月25日ゲンテン(genten)などバッグやファッション小物の企画・製造・卸売業・ライセンス事業等を手掛ける会社、クイーポ(KUIPO)が、15-16AWシーズンより、日本国内で展開される「ラコステ(LACOSTE)」のバッグとスモールグッズの取り扱いをスタート。7月22日、同社のオフィス内にてローンチ・パーティを開催した。クイーポは、「ラコステ」のバッグ・スモールグッズにおける生産販売権を持つフランスのセラマック社と販売契約を締結。今後は、これまでジャパン社のみで行ってきた企画・卸売等を、クイーポとジャパン社とが共同で手がける。スポーツシーンからカジュアル、ビジネスまで幅広いシーンで使えるバッグとスモールグッズを展開。15-16AWコレクションは8月下旬からポップアップ形式で期間限定イベントを全国で順次開催し、16SSコレクション以降も更に展開を拡大させる予定。また、バッグの機能面や日本でのトレンドを踏まえ、フランス本国にも情報提供を行っていくという。ブランド名が世界4大テニストーナメントで計7回もの優勝を経験した、パリ出身のテニスプレイヤーのルネ・ラコステに由来するとあって、この日の会場は“テニス”、さらにもうひとつのブランドの象徴である“ゴルフ”をイメージした内装が組まれ、壁には「LIFE IS BEAUTIFUL SPORT」の文字も。会場内にはレッドやイエロー、グリーンなどカラフルな新作バッグや小物が並べられた。またこの日は、テニス、ゴルフといったスポーツシーン、カジュアル、ビジネスの4つのテーマの衣装に身を包み、「ラコステ」のバッグを手にしたモデルたちが登場するインスタレーションも行われ、パーティ形式でコレクションが披露された。
2015年07月25日エルメス(HERMES)が15-16AWレディースシューズコレクションの新作ショートムービー「The swing」を公開した。メタリックなオブジェの間をすり抜けて、空中ブランコが行ったり来たり…。15SSのショートムービーに引き続き、サーカスやバーレスクを思わせるような婉然たるムードに仕上がっている。空中ブランコを優雅に楽しむのは、バリエーション豊かなエルメスの15-16AW新作シューズコレクションを纏った女性たち。エルメスのシグネチャー「シェーヌ・ダンクル」モチーフのエレガントなサンダルや、’70sムード漂うレディライクなサテンパンプス。そして、スポーティーなバンダナ柄スリッポンや発色の美しいロングブーツなどがくるくると舞い、新しい季節へと艶やかに誘い込む。
2015年07月23日パルコがフランスのクリエイティブユニット、エムエムパリス(M/M Paris)がクリエイションを手掛けた15AWシーズンの広告ビジュアルを公開した。6月にオランダ内陸部の砂丘地帯で撮影された同ビジュアル。14AW-15SSシーズンに続き、スタッフにはエムエムパリス、フォトグラファーのヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)を継続起用。モデルはアナ・クリーブランド(Anna Cleveland)が、スタイリストはベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)が務めた。15AWシーズンでは、“1年間という時間の継続性を表し、四季の移り変わりを追う”という前シーズンのコンセプトを踏襲しながら、新たに「月」をテーマに設定。4つの季節のクイーンを演じるアナ・クリーブランドとカイト(凧)を絡ませることで、月のリズムと自然が創り出す時間の変化や四季の変遷を描いた。エムエムパリスは、ファッションやアート、音楽、デザインと多分野で活動するクリエイティブユニット。これまでに、カルバン・クライン(Calvin Klein)、ディオール オム(Dior Homme)、アー・ペー・セー(A.P.C.)などのビックメゾンとコラボレーションを行う他、13年にグラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞したビョークの 『Biophilia』をはじめ、ヴァネッサ・パラディ、カニエ・ウェスト、マドンナといった著名アーティストのアルバムアートワークやミュージックビデオも手掛けている。
2015年07月21日ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)の15-16AWクチュールコレクションのショーは、パレ・ドゥ・トーキョー最上階のスペースで行われた。プレタポルテ撤退を宣言してから初のコレクションとなり、今回からヴィクター・ホスティンとロルフ・スノランの両名は、デザイナーあるいはクチュリエではなく、ファッションアーティストを自称。ファッションとアートを結びつける、ウェアラブルアートを目指したという。ショーがスタートすると2人がランウェイ上に登場し、モデルたちが着ているスカートやジャケットを脱がせて壁に飾っていく。木枠を折られたキャンバスのようなラップドレスでスタート。オランダ黄金時代の絵画をモチーフにしたジャカード素材には刺繍やアップリケが施され、布を重ねて作り上げた額縁パーツで縁取られている。それらがコートやドレス、ケープなどに変化し、オブジェのようだが着用可能な服として成立。全て布帛で作られているため、そのどれもが軽やかな印象。それぞれのルックで、インナーには刺繍を施したシンプルなデニム製ワンピースをコーディネート。オートクチュールとしてのファンタジーと、服としてのリアリティの両方を結び付け、アンバランスの中に絶妙なバランスを見せていた。2人が数体分の服を壁に飾り終えてショーは終了。ウェアラブルアートと呼ぶに相応しい、ヴィクター&ロルフらしさを十二分に出した力作が完成した。本コレクションも、アートコレクターであり長年のヴィクター&ロルフのコラボレーターであるハン・ネフケンスが取得し、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館へ寄贈される予定だ。
2015年07月15日プラダ(PRADA)が15-16AWシーズンのウィメンズコレクションの広告キャンペーンを発表した。スティーヴン・マイゼルが撮影した同キャンペーンでは、モデルにエイヴリー・ブランチャード、エステラ・ボーズマ、インガ・デジーナ、リネイスィ・モンテロ、アイネ・ニーフス、グレタ・ヴァルリーズ、マールチェ・フェホーフらを起用。コレクションを纏ったモデルたちは、淡いパステル色で巧みに彩られた背景の前で、無造作なポーズを取り、リラックスした雰囲気を漂わせた。ユニフォームを思わせない空想的なカラーパレットで展開されるクロップドパンツスーツは、光沢のあるクロップドトップスなどと組み合わされることによりって力強い魅力を生み出している。
2015年07月12日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、7月10日2時30分(現地時間9日19時30分)に15-16AWオートクチュールコレクションを発表。ショーをライブストリーミングで配信する。なお、SNSでのハッシュタグは#MIRABILIAROMAE。
2015年07月09日