シュエ・ジェンファンがデザインするジェニー ファックス(JENNYFAX)が10月20日、渋谷ヒカリエ ヒカリエホール Aで2019年春夏コレクションを発表した。今回ショーのスタイリストには、ロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)を迎えたことでも大きな話題となった。ロッタは、バレンシアガ(BALENCIAGA)や、ヴェトモン(VETEMENTS)のスタイリングなども手がけるトップスタイリスト。ジェニー ファックスの展示会を訪れ、ジェンファンへ「ショーのスタイリングをさせて欲しい」と直々に依頼したことが始まりだったという。母をテーマにした前回のコレクションを発展させ、ホラー映画に出てきそうなアメリカの田舎に住む人や街、お母さん、太った女性などをイメージしたという今シーズン。登場したのは当時のヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)など80年代のアバンギャルドを思い出させる、スーパーオーバーサイズや、ジャケットとドレス、コルセット、下着などを解体し、コラージュのように再構築したようなデザイン、ビッグシルエットで描くピエロスタイル。ワンピースなどは太った女性がサイズの合わない服を着たときのようにボタンを閉めてもへそが見える。オーバーサイズのワンピースなどの上に下着を無理やり着せたように見えるものなど、もはやパリコレクションでも見られない、悪ふざけのように見えるデザインや十字架の上に切り取られた4本の指を乗せたアクセサリーなども、ジェニー ファックスらしい。一方、テキスタイルや柄はアメリカの田舎の町やそこに住む人をイメージしたもの。力強いデザインやオーバーサイズと素朴で懐かしいテキスタイルや柄など、対比的なものが組み合わせられることで強さや怖さが強調される。アバンギャルドな文法で書く私小説。東京のファッション ウィークのフィナーレにぴったりな、デザイナーの思いや思い出とトレンドの80年代、ストリートファッションの首都とも言われる東京や原宿のキモカワなどをミックスしたような、強さや怖さと、カワイイが共存するコレクションだ。「ポイントは愛です」とシュェ ジェンファン。
2018年10月30日クレージュ(courrèges)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。パリ市内のブティックで“接近型”の体感ショー新アーティスティック ディレクターにヨランダ・ツォーベル(Yolanda Zobel)によるショーは、パリ市内にあるブティックで開催。招待客・取材者とモデルとの距離は、数センチという“接近”型のランウェイで、ゲリラショーのような躍動感があった。モデルたちもキャットウォークだけでなく、ダンスをしたり、目を閉じて立ち止まったり、クールなポージングをみせたり…様々なスタイルで自分を表現する。ファッションだけでなく、会場全体にフレッシュな空気が流れていたのが印象的だ。シースルー素材のタイトフィットインナーが新アイコン!?ブランドを象徴するクレージュロゴは、ジャケットやコートの胸元やバッグ中央に配されアイコニックに輝く。かつてクレージュから登場し、一世を風靡したボディータイツを想起させる、シースルー素材のタイトフィットインナーも特徴的だ。シースルー素材の上にホワイトのブランドロゴや、シルバーのフラワーモチーフがランダムにのり、タトゥのように肌に溶け込んでいる。機能性を重視装いはアクティブで機能的。ワイドパンツはサイドにスナップボタンがあしらわれていて、開閉加減でフレアなシルエットも楽しむことができる。アイコニックなミニスカートはショートパンツに代わり、ルーズシルエットなロングブーツと合わせるのが気分だ。ジャケットやコート類には、ドローコードが設けられていて、マイサイズに合わせて調整できる機能が設けられている。
2018年10月04日アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」の開催中にスタートした新規のショーやパレードが、2018年9月11日(火)以降、抽選による鑑賞席確保の公演がなくなることがわかった。これにより早くから並べば、誰でも鑑賞が可能となる。2018年7月10日(火)に東京ディズニーランドでスタートした「レッツ・パーティグラ!」は、ドナルドダックやミッキーマウスなどディズニーの仲間たちが、最高に楽しいお祭り“パーティグラ”を開催、ゲストと一緒に盛り上がる楽しいショーだ。9月11(火)~抽選がなくなり、「11:55 / 13:25 / 15:40 / 17:35 / 19:05」とスタート時間も繰り上がる。2018年4月15日(日)に東京ディズニーランドでスタートした「ドリーミング・アップ!」は、「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」のオープニングを飾った、祝祭感いっぱいのはなやかな昼のパレードだ。こちらは一足早く、9月3日に(月)抽選がなくなる。また、2018年7月10日(火)にスタートした東京ディズニーシーの「ハロー、ニューヨーク!」は、ミッキーマウスやディズニーの仲間たちと一緒にニューヨークのさまざまな楽しみ方を発見するショーのこと。こちらは9月3日(月)に「10:50 / 12:30 / 16:00 / 17:30」、10(月)以降は「12:50 / 14:20 / 15:50 / 17:55 / 19:25」と公演の時間が繰り上がる。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など異なる場合もあります。また紹介したイベント、メニューなどすべての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年08月27日「田中マヤのランチトークショー」開催概要2018年9月7日(金)、ホテルメルパルク大阪カナーレにおいて、「田中マヤのランチトークショー」が開催される。ビューティーモデルの田中マヤが、「美のセルフケア 時短!簡単!即効!」をテーマに、トークを展開。受け付け開始時間は11:00。11:20に開演し、ランチを楽しんだ後、12:10からトークショーが行われる。終演予定時間は13:30。同イベントは無料。抽選でペア50組、100名が招待される。ランチトークショーにはずれた人の中から、抽選で30名にキリン堂グループお買い物券(1,000円分)がプレゼントされる。応募の締め切り日は8月10日(金)。応募方法などの詳細は、田中マヤ Instagramまたは、田中マヤオフィシャルブログを確認。問い合わせは、田中マヤ ランチトークショー キャンペーン事務局(電話番号:03-6353-5738まで)。人気ビューティーモデル 田中マヤ田中マヤは1981年7月30日生まれ。奈良県出身。ESPRITに所属し、ビューティーモデルとして活躍する。内と外から美を追究することをモットーとし、ジュニア野菜ソムリエ、ホリスティックビューティー検定などの資格を保有。著書には、「ビューティーモデル田中マヤの美容通信」、「ビューティーモデル田中マヤの野菜レシピノート」などがある。1児の母でもある。(画像はESPRITより)【参考】※田中マヤ Instagram※田中マヤ オフィシャルブログ※ESPRIT
2018年07月26日石垣島の星空。条件が揃えば天の川や南十字星も肉眼で観測可能(画像提供国立天文台)今年、沖縄県の石垣市と竹富町にまたがる西表石垣国立公園が、星空保護区に指定されたのを知っていますか?日本最南端にある石垣島は、天体観測のための好条件が重なっていて、本州からは見ることが出来ない星座がたくさん観測できるのです。観測方法もさまざまあるので、子どもの天体観測デビューにはピッタリ。というわけで、4歳児と一緒に体験してきた石垣島の天体観測と、観測方法を紹介します。絶対に予約を押さえたい!石垣島天文台の天体観望会石垣島天文台では週末の夜に、九州・沖縄エリア最大の望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」を使った天体観望会を行っていて、しかも無料。なかなか見ることができない大きな望遠鏡を見ながら天体の説明を受けた後、望遠鏡を使って天体観測ができます。筆者は4歳の息子連れで少し不安だったのですが、30分と短く、肉眼でも無数の星が確認できる夜空に親子で圧倒されぱなしで、飽きる間もありませんでした。息子は、星が動いているのが分かって驚いていました。この観望会はとても人気があり、土日祝のみの1日2回制となっていますが、あっという間に満席になるそうです。興味がある方は石垣島の旅行が決まったら、すぐに予約をした方が良さそうですよ。石垣島天文台と星空。山奥にあるので懐中電灯があると便利(画像提供国立天文台)ほかにも天体観測ツアーが満載!石垣島にはその他にも天体観測のツアーがたくさん。ツアー会社が行うツアーをはじめ、大型ホテルではホテル主催のツアーを実施しているところが多く、子連れにはとっても便利です。筆者も宿泊したホテル「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の天体観測ツアーに参加したのですが、集合場所はホテルのロビーで、観測場所もホテルの前のマエサトビーチなので、徒歩で移動でき、子連れでも楽チン。赤ちゃんを連れて参加している方もいました。東京では見ることができない流れ星をいくつも見ることができて、息子は大興奮!その他にも、国内では沖縄からしか見ることができない南十字星をはじめとしたさまざまな星座を楽しむことができました。ビーチから観測する以外には、屋根なしのバスをはじめ、クルーズ船やカヌーに乗って観測するツアー、「星空保護区」の西表石垣国立公園で見るツアーなどがあります。それらのツアーは年齢制限があるので、子どもの年齢に合わせて選ぶのがいいかもしれませんね。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで行われている「南の島の星空ツアー」。デッキチェアと双眼鏡の無料貸出があり子連れでも楽チン島をあげて天体観測のイベントも開催石垣島では夏の一週間、毎晩30分間だけ一斉に街中でライトダウンして天体観測やライブを行う「南の島の星まつり」というイベントが行われています。2018年は8月11日(土・祝)~19日(日)に開催。街明かりが干渉しないことから、街中でもまさに文字通りの満点の星空を眺めることができます。そのほか、24時間星の観測を行っているVERA観測局の特別公開や、夜の気象台見学会など、子どもも楽しめるイベントが満載です。天体観測は時間が必然的に夜になってしまうほか、ツアーガイドの説明もあるので、幼稚園の年長から小学生くらいからなら充分楽しめるかなと感じました。内容がある程度理解できる年齢であれば、星と宇宙に興味を持つことは間違いなし。小学生なら自由研究のテーマにもなりそうですね。石垣島に行くときは、天体観測を予定に加えてみてはいかがでしょうか?2018年の「南の島の星まつり」は、8月11日(土・祝)から19日(日)まで開催石垣島天文台ANAインターコンチネンタル石垣リゾート南の島の星まつり2018<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年07月24日すらりとした美脚を手に入れたい。夕方でも軽やかな脚でいたい。2017年発売後すぐに完売した大人気アイテム、ロゼエクストラ ウォーターオイル フォーレッグが入荷します。脂肪にアプローチしながら、血行を促し、だるさやむくみの原因となる水分や老廃物を「流す」ことにフォーカスした美脚シェイクです。カフェインの8倍*の脂肪分解力を持つとされるピンクペッパーと、静脈系とリンパ系を活性化し排出を促すミントウォーターとピンクダルスが、むくみを解消し軽やかな美脚に導きます。オイル×ウォーターの二層式でオイルの浸透力と、ウォーターの爽やかさを両立。ミントの爽快感も清々しく、暑い夏でもすっきり心地よくお使いいただけます。使用方法は簡単です。2層が混ざるようにシェイクして適量をとり、足首からふくらはぎ、太ももなどへ下から上へマッサージしながらなじませてください。*試験管内での試験ロゼエクストラ ウォーターオイル フォーレッグ 100mL 3700円(税込3996円)■製品特徴と主成分・脂肪へアプローチする「ピンクペッパー」を配合一般的に脂肪分解効果が高いとされるカフェインの8倍*もの脂肪分解作用が確認されています。世界遺産に登録された自然豊かな地、フランス領レユニオン島産のピンクペッパーを使用。スパイスの一種で、現地では「黄金のロゼ」と呼ばれる希少な実で、古来から美容や健康のために重宝されてきた植物です。熱によるダメージを受けにくく、溶媒の残留がない「超臨界二酸化炭素抽出法」を用いて、ピュアな天然成分のみを抽出したエキスを使用しています。・「流す」に特化した「ペパーミントウォーター」と「ピンクダルス」を配合ペパーミントウォーターは、心地よい清涼感を与え、血流を改善します。特に静脈系とリンパ系の活性化に作用し、排出を促します。メルヴィータではフランス ローヌ・アルプ産オーガニックミントを使用しています。ピンクダルスは、ミネラルにタンパク質、ビタミンなどを多く含有する紅藻類の海藻。微小循環を活性化し、むくみの原因となる老廃物や水分排出を促進します。(お問い合わせ先)メルヴィータジャポン公式サイトお問い合わせページ
2018年07月18日2年連続でミシュランUSAに選ばれたラーメン店「メンショー サンフランシスコ(MENSHO SAN FRANCISCO)」が、逆輸入で日本初上陸。1号店を2018年7月13日(金)新宿ミロード・レストランフロアにオープンする。「メンショー サンフランシスコ」は、アメリカ西海岸・サンフランシスコの大行列店。2年連続でミシュランUSAに選ばれるほど、地元民に愛される名店である。そんなラーメン店が日本初上陸。オーナーシェフ庄野智治が手がける創作性の高いラーメンが東京でも提供される。【詳細】「メンショー サンフランシスコ(MENSHO SAN FRANCISCO)」オープン日:2018年7月13日(金)住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード 7FTEL:03-3349-5611
2018年06月23日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が現地時間5月28日の夜に、南仏のマルグリット・エメ・マーグ財団美術館にて、2019 クルーズ・コレクションショーを開催した。マルグリットとエメ・マーグ姉妹のコレクションを所蔵したマルグリットとエメ・マーグ姉妹のコレクションを所蔵したマーグ財団美術館は、シャガールやジャコメッティ、マティス、ミロなど画家や彫刻家の巨匠たちの作品、そこに美術館を囲む自然が共存するサン=ポール=ド=ヴァンスの山の中にある美術館。かつて、アーティストたちが芸術的なユートピアを築いた時代の活気と自由が息づいた場所を舞台に、ニコラ・ジェスキエールは唯一無二のファッションとアートの融合を創り上げた。 今シーズン、アナ・ウィンターの右腕として米『ヴォーグ』誌のクリエイティブディレクターを務めていたグレース・コディントン(Grace Coddington)とのコラボレーションにより、アクセサリーラインを立ち上げた。作家、イラストレーター、エディターとして現在活躍する一方で大の動物好きとして知られる彼女ならでは、空想の動物たちがアクセサリーのモチーフとなっている。このカプセル・コレクションは10月より一部のルイ・ヴィトンで発売される予定だそうだ。ショーのサウンドトラックは、フランス人アーティスト・ウッドキッド(WOODKID)が担当。WOODKIDは、作家でありグラフィックやディレクションなど様々に行うヨアン・ルモワンヌの音楽活動時の名義である。ショー序盤は、音楽に合わせてジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)がグレース・コディントンの回顧録『グレース〜ファッションが教えてくれたこと〜』(ランダムハウス出版)の一部を朗読した。ショー開催前にはマーグ財団美術館内の「ジャコメッティの庭」でライブも行われ、1950年代にフランスの音楽家フランソワ&ベルナール・バシェ兄弟が考案した音響彫刻と呼ばれる、ガラスや金属をベースにした特殊な楽器を用いた演奏をWOODKIDが再現した。「この場所には素晴らしい一族の歴史が残り、芸術に情熱を注いだギャラリストならではの物語が存在します。その一族が友人およびパトロンとして関わった数々のアーティストたちと共に、芸術的な対話が紡がれる稀に見る場所が築き上げられてきました。不朽の作品のすべてが連動するかのように、アーティスティックなフローを生み出しています。知的で美しくエスプリに溢れ、インスタレーションが自然や四季と特別に響き合う場所です」と、ニコラ・ジェスキエールは語っている。
2018年05月29日二宮啓によるノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)が2018-19年秋冬コレクションを発表した。2012年に創設し5年目を迎えた今シーズンは、パリでブランド初の本格的なショーを開催。人工的なオーガンジーやチュール素材のパーツを組み立てるように形成した、フランス語で“黒”を意味するノワールなピースをまとったモデルたち。それに対比するように、頭や顔には野性味感じる鮮やかな色彩の花々を用いたアクセサリーを着用している。このヘッドピースはフラワーアーティストの東信とのコラボレーションによるものだ。
2018年05月09日マーケティング調査を行うマクロミルが、パネル消費者の購買履歴をデータ収集するサービス「QPR」データを収集・調査。その結果、2017年の冷凍食品の人気商品が判明したのだとか。冷凍食品といえば、忙しいママたちの心強い味方。はたして、どんな商品が人気だったのか、あなたがいつも購入するアノ商品はあるかどうか、チェックしてみましょう。第3位 ラーメンコンビニを中心に最近特に種類を増やしつつある冷凍ラーメン。中でもキンレイの「お水がいらない ラーメン横綱」は前年比125%UPの人気ぶり(現在は生産終了品)。京都発祥の人気ラーメン店である「ラーメン横綱」が監修したというこの商品はとんこつなどから炊きだした濃厚かつ、コク深いストレートスープが特徴。2枚入ったチャーシューとメンマ、青ネギなども入っており、家庭で本格的なラーメンが楽しめたことが人気の秘密?第2位からあげ冷凍食品といえばお弁当需要も多いからか、やはりからあげがランクイン。特に人気を伸ばしたのは昨年3月に発売されたニチレイの「特から」。香り高い秘伝のしょう油ダレに付け込み2度揚げしたというから揚げは大き目サイズで食べ応えも抜群。外はサクサク、なかはジューシー。本格的な味わいにやみつきになっている家庭も少なくないようですね。第1位シュウマイそして第1位に輝いたのはシュウマイ。冷凍食品といえば、餃子というイメージがあるだけにシュウマイが1位にランクインしたのはいささか以外ではありますが、そんなシュウマイ人気を押し上げらのが、味の素の「ザ・シュウマイ」。正式名称は、「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ★シュウマイ」。国産豚のうま味にゴロっとカットされた筍がたくさん入って食べ応え抜群。その後、葱油が鼻を抜けて、さらに食欲を誘う一品です。しかし、この商品の一部樹紙が混入していることが判明したため自主回収中とのこと…残念。あなたが購入している冷凍食品はランクインしていましたか?(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月30日エド・シーランが2017年に世界で最も音楽を売り上げたアーティストとして認定され、「IFPIグローバル・レコーディング・アーティスト賞」を受賞した。「IFPI」(国際レコード・ビデオ製作者連盟)は毎年CD、ダウンロード販売、ストリーミングなどの売り上げを合算してこの賞の受賞者を表彰している。2017年は3月3日に発売した3枚目のアルバム「÷」(Divide)、シングルカットされた「Shape of You」、「Castle on the Hill」、「Galway Girl」、「Perfect」のそれぞれが爆発的なヒットとなり数々の記録を打ち立てたエド。過去には「ワン・ダイレクション」(2013)、テイラー・スウィフト(2014)、アデル(2015)、ドレイク(2016)らもトップに立った。今年は2位にドレイク、3位にテイラー・スウィフトがランク入りしている。「IFPI」の最高責任者は「エド・シーランにこの賞を贈ることができて大変うれしく思います。エドは本当に素晴らしい成功を収めてきました。彼はグローバルなファンたちと心でつながる曲を書き、歌えるという実力を証明しています」とコメントし、エドを称えた。TOP10は以下の通り。1.エド・シーラン2.ドレイク3.テイラー・スウィフト4.ケンドリック・ラマー5.エミネム6.ブルーノ・マーズ7.ザ・ウィークエンド8.イマジン・ドラゴンズ9.リンキン・パーク10.ザ・チェインスモーカーズ(Hiromi Kaku)
2018年02月27日2月8日、元SMAPの稲垣吾郎(44)が8日、自身のアメブロを更新。2017年に最も活躍したアメーバブロガーを表彰する『BLOG of the year 2017』で最優秀賞を受賞したことを報告した。 稲垣はブログで《「BLOG of the year 2017」最優秀賞を受賞いたしました》と報告。「去年の11月にブログを始めさせていただき、わずか3カ月でこのような賞を頂けるのは読者の皆様のお力と愛情以外の何物でもありません・・心より感謝申し上げます」とファンにお礼を述べた。 また、《「新しい地図」スタート以来SNSを通じてNAKAMAの皆様とよりリアルに通じ合え、その時心に芽生えたほやほやの気持ちや言葉をスピーディーに交換し合えるこのシステムはもはや欠かせないものになりましたね。たくさんのコメントを励みに毎日楽しく過ごしております》とファンとのコミュニケーションの大切の場であると伝えた。 『BLOG of the year 2017』は、2月6日「ブログの日」にちなみ、2017年に最も活躍したアメーバブロガーを表彰するアワード。稲垣は2017年11月のブログ開始から約2ヶ月半で読者が50万人を超えたことが大きく評価されたとみられる。 また、『BLOG of the year 2017』の最優秀賞は稲垣のほか、アレクサンダー(35)&川崎希(30)夫妻が受賞。特別栄誉賞は小林麻央さんに贈られた。
2018年02月08日白川みきによるビューティートークショー2018年2月25日(日)、BOOK ZAKKA STATIONARY CAFEDINING 豊川堂において、白川みきによるビューティートークショーが開催される。同イベントは、白川みきの5冊目となる著書「白川みきプロデュース やわらか首肩ウォーマー シルキーネイビー」の発売を記念して行われるもので、カフェダイニングでドリンクをいただきながら楽しむことができる。開催時間は、15:00から17:00まで。書店でムック本を予約した人のみ申し込み可能。BOOK ZAKKA STATIONARY CAFEDINING豊川堂の住所は、愛知県名古屋市中村区平池町4丁目 グローバルゲート2階。問い合わせは、株式会社プロイデア オフィス(電話番号:052-830-6088)まで。美容成分配合の首肩ウォーマー「白川みきプロデュース やわらか首肩ウォーマー シルキーネイビー」は、2月26日(月)に新登場。昨年発売された大人気だった「白川みきプロデュース やわらか首肩ウォーマー」の第2弾として発売される。優しい肌ざわりの首肩ウォーマーは、シックな色合いで、ファッションにもなじみやすい。美容成分(ミルクプロテイン)配合。アマゾンにて予約を受け付け中。1,620円。(画像は白川みきオフィシャルブログ「白川みきの愛され美肌」より)【参考】※白川みきオフィシャルブログ「白川みきの愛され美肌」※グローバルゲート※アマゾン
2018年02月05日映画レビューサービスのFilmarks(フィルマークス)が、2017年劇場で上映された映画を対象に、ユーザー投票によって今年最高の1本を決める「FILMARKS AWARDS 2017」の結果を発表した。1位に輝いたのは、アカデミー賞6部門受賞の『ラ・ラ・ランド』だった。『ラ・ラ・ランド』また、総合ランキングの上位10位を洋画が独占する結果に。 2016年は総合ランキング1位の『君の名は。』をはじめ、 『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』など、 邦画がランキング上位を飾ったのに比べ、 2017年は洋画が高い評価を集める結果となった。邦画ランキング1位はアイドルグループ嵐の大野智主演の『忍びの国』(総合12位)。石原さとみ、鈴木亮平ら豪華キャストの共演でも話題を集めた。またそのほか邦画ランキングの上位には、『ナラタージュ』、『帝一の國』、『彼らが本気で編むときは、』、『勝手にふるえてろ』、『あゝ、 荒野』(前後編)がランクインし、SNS上で評判の良かった作品が目立つ結果となった。■総合ランキング1位:『ラ・ラ・ランド』2位:『ベイビー・ドライバー』3位:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』4位:『ダンケルク』5位:『ブレードランナー 2049』6位:『美女と野獣』7位:『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』8位:『メッセージ』9位:『ドリーム』10位:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』11位:『gifted/ギフテッド』12位:『新感染 ファイナル・エクスプレス』12位:『忍びの国』14位:『パターソン』15位:『ハクソー・リッジ』15位:『ナラタージュ』17位:『LOGAN ローガン』18位:『ゲット・アウト』18位:『T2 トレインスポッティング』20位:『帝一の國』21位:『IT/イット "それ"が見えたら、 終わり。』22位:『マイティ・ソー バトルロイヤル』23位:『ワンダーウーマン』23位:『LION ライオン 25年目のただいま』25位:『ムーンライト』26位:『彼らが本気で編むときは、』27位:『ワイルド・スピード ICE BREAK』27位:『SING/シング』29位:『勝手にふるえてろ』30位:『スパイダーマン ホームカミング』■邦画ランキング1位:『忍びの国』2位:『ナラタージュ』3位:『帝一の國』4位:『彼らが本気で編むときは、』5位:『勝手にふるえてろ』6位:『あゝ、 荒野 前篇』7位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』8位:『彼女がその名を知らない鳥たち』9位:『あゝ、 荒野 後篇』10位:『夜は短し歩けよ乙女』
2018年01月25日東京スカイツリーのある東京スカイツリータウンで、「東京スカイツリー皆既月食&ブルームーン 天体観測イベント Supported by Vixen」が2018年1月31日(水)に開催される。「皆既月食」とは、地球が太陽と月の間に入り地球の影が月にかかることによって、月全体が隠れて赤銅色に見える現状のこと。そして「ブルームーン」は、ひと月のうちに2回目の満月が現れる現象を差す。「皆既月食」と「ブルームーン」が重なるとても稀。そんな貴重な“天体ショー”が1月31日(水)に楽しめることが発表された。東京スカイツリーは当日、「皆既月食」と「ブルームーン」の観測イベントを企画。地上450メートルの東京スカイツリー天望回廊や東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナにて「ビクセン」の天体望遠鏡を使いながら月を観測することができる。展望台では東京の夜景に浮かぶダイナミックな月を、スカイアリーナからは東京スカイツリーと月の共演を、それぞれ別の角度から楽しむことができる。イベント中は天望回廊の際入場が何度でも可能なので、地上からの月と比べて鑑賞するのもおすすめだ。【イベント詳細】「東京スカイツリー皆既月食&ブルームーン 天体観測イベント Supported by Vixen」開催日時:2018年1月31日(水)20:45~22:30(最終入場は22:00)会場:東京スカイツリー天望回廊住所:東京都墨田区押上1丁目1-2料金:無料※別途、天望デッキおよび天望回廊の入場料金が必要。※当日もしくは事前購入で1月31日(水)有効の天望回廊までのチケットを持参の方に限り、20:30~22:00までの間再入場が可能。※1月31日(水)に限り、当日券の販売は21:30まで。※気象条件や日時により、月を観測できない場合があり。※荒天時も実施。※展望台への天体望遠鏡等の持ち込みは不可。※混雑時は、手持ちのスマートフォンで撮影する人数を制限する場合あり。【問い合わせ先】東京スカイツリーコールセンターTEL:0570-55-0634東京ソラマチコールセンターTEL:0570-55-0102
2018年01月21日2017年、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」をはじめ、連続ドラマ4本に出演するなど、大活躍をみせた女優・新木優子。その勢いは2018年になっても衰えることなく、「トドメの接吻」で4クール連続となる連ドラ出演を果たすと、映画『悪と仮面のルール』では、ミステリアスなヒロインを情緒たっぷりに演じている。「大ブレイク」と言っても過言ではない2017年を“伸”という言葉で表現した新木さんが、新たな年を迎える上での熱い思いを語った。■2017年は役者として女性として成長できた出演作が続いている新木さんだが、2017年4月クールでは「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、「100万円の女たち」という2本の連ドラにレギュラー出演し、それぞれ趣の違うキャラクターを見事に演じ分けた。とかく“ブレイク”というと勢いが重視されるが、その演技力は高く評価されている。2017年を「人として、役者として、女性としても成長できた年」と位置づけた新木さん。さまざまなキャラクターを表現するために、自身の内にあるものをアウトプットし続けるということは過酷な作業に感じられるが、「それぞれの役柄を演じるたびに、自分でも気づいていなかった感情や表現に出会えています」と、まだまだ伸びしろがあるという。とは言いつつも、表現をするという意味では、インプットすることも重要なことだが、「背筋を伸ばせる作品ばかりに出演させていただき、いろいろなことを吸収できています。作品は続いていますが、2017年で伸ばせたと思っている部分をしっかり自分のなかで咀嚼(そしゃく)し、良かったところと反省点を見つめ直して、さらなる飛躍につなげたいです」とインプットとアウトプットがバランスよくできているようだ。■色のついていないヒロインを好演!最新作映画『悪と仮面のルール』では、玉木宏扮する悪の心“邪”を持つことを義務づけられた久喜文宏が、唯一の心のよりどころとしている女性・久喜香織を演じている。濁流のごとく“邪”の感情がうごめく作品のなか、ある意味でファンタジックなほど、色のついていないヒロインを演じることは非常に難解なことだったのではないだろうか。「台本を読んだときは、非常に難しい役なのかなと思ったのですが、あれこれ考え過ぎると、香織という女性には固定された色がついてしまうような気がしたので、気張らず、深い思考を巡らせず、なるべく自然な存在として作品にいることを心がけました」とアプローチ方法を語る。ノワール的な世界観も漂う本作だが、文宏と香織の純粋なラブストーリーという見方をすると、作品の持つ意味合いは大きく変わる。初めて共演を果たした玉木さんとは、クランクイン前にリハーサルでいろいろなことを話したという。「顔合わせを含め、リハーサルをしました。そのとき、作品への向き合い方などをお話しさせていただき、共通する部分がすごく多かったんです。とても安心感あり、スムーズにクランクインを迎えることができました」と二人の空気感は絶妙だったという。■大ブレイクも、もっと自分を表現したい「忘れられない思い出」でつながっていた文宏と香織。新木さんにとってそんな“思い出”について聞いてみると「良い思い出、悪い思い出、すべてがいまの自分につながっていると考えると、どれも忘れたくないのですが、やっぱり節目のときに感じたものは、ずっと覚えておきたいです。例えば成人したとき、親から『大きくなったね』と言ってもらえたのですが、そういう瞬間ってなんとも言えない感情が沸いてきました。そういうときに感じた思いは、ずっと忘れてはいけないし、忘れたくないです」と背筋を伸ばす。「大きく飛躍した女優」としてさまざまなメディアで取り上げられたが「まだもう少し自分を出し切ってみたい」と2018年の抱負を語った新木さん。「しっかり自身と向き合って、まだ気づいていない自分を発見し、2017年以上にこれらかも伸び続けられたら」と目を輝かせて語る姿に、気負いやギラギラとしたものは感じられない。ただ自然に内から出てくる新しい感情を発見し、それを楽しんでいるかのような充実感がいまの快進撃につながっているのかもしれない。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)
2018年01月15日GODMake.では、2017年12月6日~2018年1月9日までの期間、2017年に流行ったメイク・コスメについてアンケートを実施しました。回答者は、GODMake.ユーザーの女性310名です。Q12017年のメイクで流行ったと思うのは?1位太めアーチ眉(57%)2位マットリップ(45%)3位グロッシーアイ(25%)4位チークレス風メイク(18%)5位ソフトコントゥア(12%)6位その他(4%)「太めアーチ眉」との回答が最も多く(57%)、次いで「マットリップ」(45%)という結果に。今年は、眉のデザインやリップメイクの質感がトレンドチェンジしたことにより、新たなコスメを購入した人が多くいるのではないでしょうか。また、欧米発祥の「チークレス風メイク」に注目している方も、約2割(18%)ですがおり、感度の高さが伺えます。Q2Q1. で「その他」を選んだ方は内容を教えて・グラデーションリップ・ダークカラーのリップメイク・ティントリップ・抜け感リップ・赤い口紅・カラーライン・レッドカラーアイシャドウ・マットアイシャドウ・韓国風メイク・血色メイク・透明感のあるすっぴん風メイク・平行眉こちらには、数年前から注目されているメイクがズラリ。「グラデーションリップ」や「ティントリップ」などのリップメイクの方法や、レッドを用いたメイクなどは、トレンドから定番になりつつあると考察できます。Q32017年、自分の中で最もヒットしたと思うコスメを教えてアイテム・眉ティント・リップティント・クッションファンデ・オールインワン・まつ毛美容液・マットリップ眉デザインの変化にともない、新種のアイブロウコスメが多数登場した2017年。中でも、斬新な発想と抜群の使用感で話題を呼んだ「眉ティント」をヒットアイテムとして挙げた方が多くいました。 眉に色をのせ剥がすだけで、すっぴん眉に自信が持てるようになり、さらに翌朝のメイクもラクになる本コスメは、女の子たちの強い味方ですよね。ブランド別・オペラ リップティント・フローフシ LIP38℃ リップトリートメント・フローフシ モテマスカラ・フローフシ モテライナー・キャンメイク パーフェクトマルチアイズ・キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー・SK-II・ニベアクリーム・アディクション ザ アイシャドウ・ポーラ リンクルショット メディカル セラム・ルナソルのアイシャドウ・ランコムのクッションファンデたくさんのブランドから素敵なコスメが多数誕生した、”コスメ豊作年”の2017年。GODMake.読者が「ヒット」と感じたのは、「プチプラなのに潤いと色持ちが最高!!」と、口コミが広がりブームとなった 「オペラ リップティント」と、SNSで注目を集め、発売直後から各地で売り切れが続出した「フローフシ LIP38℃ リップトリートメント」をはじめとする、これらのコスメのよう。 百貨店ブランドの人気コスメの実力はもちろんのこと、プチプラコスメ界に、ハイレベルなコスメがどんどん増加していることがわかりますね。Q4Q3. のアイテムを選んだ理由を教えて!眉ティント・汗をかいても、濡れても眉無しにならない!・意外に時間が掛かる眉メイク。これで一気に解消されました。・周りの友達のほとんどが持っていたリップティント・発色がよく、落ちにくかったため・リップに新しいジャンルを確立したから・皆んな使ってたクッションファンデ・綺麗に塗れて、毛穴も隠れるし、良かったです。・楽で艶のある肌が出来上がる!・乾燥せず肌が綺麗に見せられるオペラ リップティント・色づきもよくてしっかり保湿してくれたのでよかった。・話題になっただけあってとっても可愛いかったから・色味がきれい、プチプラで使いやすいフローフシ LIP38℃ リップトリートメント・唇がしっとりするし、ぷるぷるに潤う。・斬新でスタイリッシュ、そしてコンセプトがかっこよくインテリアにもなるようなコスメだから。・温度で変わる色合いが可愛いフローフシ モテマスカラ・まつ毛が太く、ツルッと綺麗に伸びるから。ダマ感がなく綺麗に仕上がり、感動しました。お・湯落ちマスカラなのにかなりまつげが伸び、かつやり過ぎ感がない。キャンメイク パーフェクトマルチアイズ・捨て色なくすごく使いやすくて発色も綺麗なので・ピンクもブラウンもあり、しかも安い!キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー・肌が綺麗に見えるし、手放せない・肌なじみが良かった!しかもプチプラ!!メイク崩れのしにくさ・カバー・補正力・保湿力・斬新さ・コスパの良さ・・・と、全ての要素を兼ね備えた、ハイスペックなコスメを求める思考が強いと予想される回答ばかり。コスメの種類やブランド・購入場所などの選択肢が増えている現代は、「どこも妥協したくない」と、コスメにとことんこだわる方が増えているのかもしれませんね。Q52017年、あなたのメイクへ一番影響を与えたのは?1位GODMake.(47%)2位インスタグラム、ブログなどのSNS(39%)3位雑誌・本(37%)4位youtubeなど他のメイク動画(31%)5位知人・友人のアドバイス(17%)6位化粧品カウンター(14%)7位その他(5%)8位美容室(5%)9位メイクアップサロン(2%)Q6Q5. で「その他」を選んだ方は内容を教えて・@cosme・テレビ・特になし「GODMake.」との回答が、約半数(47%)で最も多く、次いで、「インスタグラム、ブログなどのSNS」、「雑誌・本」が、約4割(39%/37%)、「youtubeなど他のメイク動画」が約3割(31%)という結果に。 WEB上や紙面上などから影響を受けた人が上位を占め、友人・知人・プロなど、リアルな人から直接影響を受けた人の割合を大きく上回ったのは、「時代感」が現れていますね。Q7今年、メイクを変えたポイントを教えて?眉・太眉にしました・眉毛をナチュラルにした・初眉ティントに挑戦!・眉の形をアーチ型にしたリップ・リップをダークトーンに変えた・リップをツヤからマットに変更しました・リップをナチュラルにした・鮮やかなカラーの口紅を塗るようになりました。チーク・チークの入れ方を変えました・チークをつけなくなった・いままでオレンジ系のチークでしたがピンク系にしました・パウダーチークからクリームチークを使うようになった。アイシャドウ・アイシャドウの色を変えた・アイシャドウを重ね塗りをやめて単色にした・アイシャドウを薄くしたベースメイク・ファンデーションを変えました・マット肌から艶肌へ・素肌感が出るようにファンデの乗せ方や、肌ケアを念入りにした。ナチュラルメイク・ナチュラルメイクに変えました。・あまり厚塗りにならないように心がけたアイライン・アイラインを太め→細めへ。・アイラインを使うのをやめてアイシャドウだけにしてみた・アイラインの使い方。引き方を変えたり、ブラウンを使ってナチュラル風にしたアイメイク・友人から濃ゆすぎると言われアイメイクを変えました。・涙袋をメイクするようになった・アイメイクをナチュラルにするようになりました。まつ毛・つけまつ毛をやめました!・マツエクをやめて、自然なまつ毛に変えました。・マスカラを茶色にした眉トレンドの変化・斬新なバリエーションの眉コスメの登場、と、「眉の年」であったといえる2017年は、やはり、眉メイクを変えた方が多かったようです。これまでの平行で濃い眉から、アーチを描くような自眉を生かしたデザインがトレンドに。また、眉メイクで顔の立体感を強調するメイクも流行ったことから、「眉の重要性」が再認識された年という結果になりました。 その他、長きに渡り「ナチュラルメイク」が推奨されていた中で、2017年にようやく、濃いメイクを卒業できたとの回答も目立ちました。 2018年もいろんなメイクの流行や新コスメ発売があることでしょう。これからも、最高の美を目指して、毎日を楽しんでいきたいですね。
2018年01月12日「美のカリスマ IKKOメイク&トークショー」開催概要2018年2月9日(金)、オークラ千葉ホテルにおいて、「美のカリスマ IKKOメイク&トークショー」が開催される。オークラHOTEL & RESORTSグループで大人気のイベントが、千葉でも実施されることが決まった。トークショーは18:00から19:30までの1時間半。3階エリーゼルームにて開催。トークショー前のディナーを希望する場合の開始時間は16:30から(受け付けは16:00から)。トークショー後のディナーを希望する場合、開始時間は19:40から(受け付けは17:30から)。ディナーは、トークショーとは別会場となる。完全予約制で、料金は17,000円(税込み、サービス料込み)。予約及び問い合わせは、オークラ千葉ホテル ブライダル予約課(電話番号:043-248-1122)まで。美の伝道師 IKKOIKKOは、1962年1月20日生まれ。福岡県田川郡福智町出身。高級美容室「髪結処サワイイ」にて修行を積んだ後、独立。IKKO流「女優メイク」を確立し、多くの女性から信頼と共感を得る。美の伝道師として知られ、「IKKO 心の格言200」など著書多数。(画像はオークラ千葉ホテルより)【参考】※オークラ千葉ホテル※IKKO オフィシャルサイト
2018年01月08日去年は夜空をどれくらい見上げましたか?2018年は1月に入って早々、この年最大のスーパームーンが出現!ほかにも、皆既月食が見られるチャンスが二度もあるなど、天体ショーが盛りだくさんです。夜が来るのが待ち遠しくなりますね!■注目のお月様トピックス◎1月2日:スーパームーン月が地球に近づくときに見られるスーパームーン。お正月早々、この年最大の月が空に現れます。2018年をよい年にするために、月に誓いを立てるのもいいかもしれませんね。月の光を浴びて1年分のエネルギーを蓄えましょう。◎1月31日:皆既月食日本全国で3年ぶりに皆既月食が見られます!東南東の空にある月が欠けはじめるのは20時48分から21時51分に南東の空で皆既食。そこから1時間、欠けはじめから終わりまで観察することができます。空に浮かぶ赤胴色(しゃくどいろ)の月はなんとも神秘的です。◎6月28日:ストロベリームーンピンク色の月が夜空に現れます。この名前は月の色からではなく、アメリカでのイチゴの収穫期の満月だからそう呼ばれるようになったそう。ストロベリームーンを見ると幸せになれる、恋愛運が上がる、というジンクスがあります。恋の願いを月に叶えてもらいませんか。◎7月28日:皆既月食深夜から明け方にかけて食が起こります。夜明け前に食が起こるので、地域によっては部分月食になってしまうことも。また、この日の満月は2018年の満月のなかでも一番小さい満月です。◎9月24日:中秋の名月2018年の中秋の名月は9月24日です。中秋の名月と満月の日付けがずれるのはよくあることですが、明るく美しい月は見ごたえ十分!ススキやお月見団子を用意して、お月見を楽しみませんか。■流星群&お星さまトピックス◎2月2日:レグルス食(星食)星食というのを知っていますか?これは、星が月に隠される現象のことを言います。この日の明け方、獅子座の1等星レグルスが月に隠されます。肉眼ではやや見えづらいので、望遠鏡や双眼鏡などで見るとおもしろいですよ。ただし、レグルス食が見られるのは、名古屋付近より東の地域に限られます。◎7月31日:火星が大接近2003年以来、15年ぶりに火星が地球に大接近します。この現象は「スーパーマーズ」とも呼ばれます。目をこらして南東に赤く明るく輝く火星を探してみては。◎8月13日:ペルセウス座流星群条件がよければ、1時間に40個程度の流れ星が見られます。ピークの時間帯は13日の未明。流れ星のシャワーを浴びながら、願いをかけましょう。◎12月14日:ふたご座流星群三大流星群のひとつで、ほかの2つの流星群よりも流れ星が多いのがこのふたご座流星群です。21時頃から始まりますが、ピークの時間帯は夜半過ぎ。1時間に40個程度見られます。■天体ショーをもっと楽しむには?【月食や惑星を楽しむために】皆既月食や惑星接近などの天体ショーを楽しむには、双眼鏡や望遠鏡を使うほうがよく見えます。また、空を広く見渡せる公園に出かけてみたり、天文台が開催しているイベントに行ってみたりするのもいいですね。ほとんどの場合、野外で楽しむことになるので、夏の暑い時は虫除け対策をしっかり、冬の寒い時は防寒対策をして楽しみましょう。【流星群を確実に見るコツ】流星群を見るには、双眼鏡や望遠鏡よりも肉眼がオススメ。空を広く見渡せる、暗い場所のほうがよりよく見えます。暗さに目が慣れたほうが見つけやすいので、15分以上は野外にいるようにしましょう。また、見る方向は限られていないので、どこを見てもOK!たくさん流れ星を探しましょう。【お役立ちアプリを活用しよう!】方位磁石、星座盤など、星や月を見るときに役立つ便利なアプリがたくさんあります。スマートフォンを空にかざすだけで星座を教えてくれるなんてものも。アプリを使って、より楽しく天体観測してもいいですね。■終わりに今年は星や月をたくさん眺めて、空の季節を感じてみませんか?きっと、星や月からパワーをもらえるはずです。ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2018年01月01日2017年12月31日(日)大晦日に放送された「第68回紅白歌合戦」。豪華出演者たちが集った本番組の「ハーフタイムショー」に渡辺直美とブルゾンちえみ、そしてオースティン・マホーンが出演。そのパフォーマンスで観客と視聴者を沸かせた。「紅白」前半戦の終了とともにスタートしたハーフタイムショー。客席から登場したレディー・ガガに扮した渡辺さんは「Poker Face」を歌いながらステージへ。その後外国人ダンサーを従え「Born This Way」をパフォーマンス。プロボクサーの村田諒太、体操選手の村上茉愛らゲスト審査員らもその姿に声援を送っていた。その後、アメリカからやってきたという「ニュースキャリアウーマン」姿のブルゾンさんはオースティンさんの歌に合わせて「紅白が生中継されている国の数は100以上」「アーティストの弁当は自前」「スタッフは3,040人」「大物決まるのいつもギリギリ」などの「紅白ネタ」を披露。ゲスト審査員の高橋一生を爆笑させていた。SNSには「渡辺直美さんってすごいな」「渡辺直美、サイコー!!!! 紅白であんなに笑ったのは初めて」「紅白に出てる渡辺直美が可愛すぎ」など渡辺さんのパフォーマンスを称賛する声とともに、「今年1月1日におもしろ荘に出てたのに31日は紅白に出てるってブルゾンすげぇな!夢あるな!」とブルゾンさんのブレイクぶりに感嘆するコメント、「パフォーマンスとしては断トツで渡辺直美とブルゾンちえみのハーフタイムショー」という反応まで様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2017年12月31日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「2017年3大トピックス」についてです。今年もさまざまな出来事がありましたが、まず僕が注目したのは、AI本格化時代の到来です。AIは、金融業界でいち早く取り入れられ、ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社の現物株式取引では、600人いたトレーダーがいまや2人。あとはAIに取引は任されています。日本でも、みずほ、三菱東京UFJ、三井住友のメガバンク3行で3万2000人超分の業務削減を発表。リアル店舗は縮小し、AIの担う業務が増えていきます。メディアでも、映像の粗編集やラジオパーソナリティのアシスタント業務、専門用語の文章チェック作業などはAIができるようになりました。そんななか、今秋Google、Amazon、LINEがAIスピーカー(スマートスピーカー)を発売。AIスピーカーに話しかければ、調べものも家電操作も、雑談の相手までしてくれる。AIの波はついに家庭にまで押し寄せてきたんですね。2つ目は仮想通貨。第4次産業革命といわれる、金融とITの融合、フィンテックが大きく前進したのを実感した一年でした。象徴的なのがビットコインです。中国は「貨幣として認めない」と宣言し、ゴールドマン・サックスは「リスクが多大なので社員に取引を禁じる」と発表。ビットコインを使ったVALUも盛り上がりました。4月には、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する、通称「仮想通貨法」が施行されました。三菱東京UFJは独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行。今後、お金革命が本格化しそうです。3つ目は、訪日外国人旅行者の増大。観光庁は欧米豪に照準をあて、訪日プロモーションを強化しました。LCC整備を受け入れ、専用ターミナルを作り、Airbnbのサービスも広げた。それらが功を奏し、2016年の訪日客数は2400万人になり、増え続けています。政府は2020年に4000万人の観光客誘致という目標を掲げました。富裕層向けの旅行誌『コンデナスト・トラベラー』の読者投票で、「世界で最も魅力的な都市」に東京が2年連続1位に選出。異文化が入り、日本の様相も変わっていきそうです。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子
2017年12月31日ディーゼル(DIESEL)の2017年秋冬コレクションは、"FOREST GRUNGE"がテーマ。90年代のオルタナティブ・ロッカーたちがスタートしたキャンピングトリップで、日が暮れた森に満ちるグランジムードをイメージした。グランジムードを引き立てるのは、森の木に引っ掻けた後のように穴のあいたニットだ。また、大胆なストライプ柄のグランジニットは、メッシュを組み合わせて交互に透かせることで、プレシャスなアイテムに進化している。グランジムーブメントの影響を受けた、赤×黒のアメリカンヴィンテージ風チェックや、ストライプ柄、フラワープリントと合わせてミスマッチに仕立てたドット柄や、ワイルドなアニマルパターンといった柄も、粗野なグランジムードをより引き立てている。中でも目を引くのは、様々なワッペンが散りばめられたボンバージャケットやケープ、マフラーなど。ワッペンはランダムに配置され、まるで柄のようにデザインされている。それらは、ディーゼルのアーカイブデザインの中からリメイクしたもので、ブランド・ヘリテージへのトリビュートでもある。ディーゼルお馴染みのデニムは"ブルー"がキーカラー。何度も履いた後のような絶妙なブルーに染まったデニムは、グランジスタイルとも好相性。今季は、熟練した職人技を駆使したメンズの高級デニムシリーズや、スキニーフィットとワイドシルエットのウィメンズモデルが新たにラインナップする。デニムをメインにした着こなしの幅がさらに広がりそうだ。
2017年12月31日国内外で驚くような事件が相次いだ2017年は、どんな年だったのでしょうか? 小学生の母の視点から、2017年ニュースをピックアップしてプレイバックします。■トランプ大統領就任式から始まった2017年1月、アメリカの新大統領就任式から始まったこの年。アメリカはオバマ前大統領のリベラル路線からトランプ大統領の排他・保護主義へと大きな政治転換点を迎えたわけですが、日本では就任パレードで警護の人が銃を構えたまま隠し持っていたとか、息子のバロン君が美少年すぎるとか、おもしろポイントばかりが注目されました。前年の大統領選から話題になっていたので、トランプ大統領のあの妙に斜めに流した髪形もこの頃には見慣れちゃっていましたね。今でも冷静に見ると「変!」。そして、日本でもアメリカンなノリの女性芸人がブレイク。「キャリアウーマン」のコントを演じるブルゾンちえみがテレビで引っ張りだこに。小学校の教室でも休み時間に女子が「元カレが忘れられない? ダメウーマン」などとモノマネを始め、男子は意味も分からずポカーンとしているという図を目撃しました。2月は、一気に日本の政治が騒がしくなりました。問題となった森友学園系列の幼稚園で児童たちが「日本が他の国々に負けないよう、尖閣諸島、竹島、北方領土を守り…」と運動会の選手宣誓をする衝撃映像がニュースで流れました。「領土問題と運動会、関係ないじゃん」、「その前にこの幼稚園に子どもを入れる神経がわからない」と不思議がる声が、私の周りのパパママからも続出したもの。■「Nintendo Switch」の快進撃に胸がすく思いそして3月、家庭用ゲーム機の新モデル「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が発売。いまだに入手困難なこのマシンですが、わが家はなんと発売5日前に予約してらくらくゲット。しかも、西友で予約したので「5%オフ♪」の日に引き取ったら5%安くなってお得でした。こういう時、西友は穴場です。そして、わが家にやってきたスイッチを見てみると、スマートフォンなどのゲームアプリに対抗すべく総力を結集した任天堂の戦略がよくわかって感心しました。同時発売のソフト「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」もすばらしい完成度で、米TIME誌の「2017年ベストゲーム」に選ばれましたね。ちなみに11月に発売された「スーパーマリオ オデッセイ」(Nintendo Switch)が2位。日本の家電メーカーが軒並み世界シェアを失う中で、任天堂の好調ぶりは頼もしいかぎりでした。そして新年度スタートの4月。子どもの友達が毎日遊びに来るというのに、国産のじゃがいもが不足し、おやつ用のポテトチップスが買えない! 5月には「カール」も東日本での販売をやめると発表され買い占める人がいたのか、スーパーの棚から消えてしまいました。しばらく3時のおやつは、「ハッピーターン」と「とんがりコーン」が定番になりました。ママ友の間でツワモノと評判になったのは、自分でじゃがいもをスライスし素揚げしてポテトチップスを自作した人。おすそ分けでもらいましたが、めちゃウマでした。■キャラが立っていた棋士たち、株を下げた力士たちそうこうするうちに6月。将棋界では現役中学生の藤井聡太四段が快進撃を始め、7月までに前人未到の29連勝。子どもを持つ親なら、「うちの子、天才だったりして」と一度は思ったことがあるものですが、そんな妄想ではなく本物の天才がいることを世に知らしめました。また、その藤井四段に引導を渡されて引退した加藤一二三さんがナイスキャラを生かしてテレビで活躍するように。あの羽生善治棋士も藤井四段に非公式戦で敗れたものの、その後、本領を発揮して永世七冠という頂点に立ちました。棋士たちが活躍した1年でもありましたね。逆にイメージを下げてしまったのは力士たちです。1月に稀勢の里が横綱に昇進したところまでは相撲人気も盛り上がる一方だったのですが、11月にまさかの横綱・日馬富士暴行事件が発覚。被害者である貴ノ岩のケガがひどいこともあり、「これは即刻、引退でしょう」と思ったのに、決定までずるずる引きずった角界にはがっかり。わが家は国技館に相撲を見に行ったこともあり、子どもにこの事件のことを説明するのは難しかったです。「横綱が後輩を殴ってケガさせたから、それはいけないことだから、責任を取って横綱を辞めるんだよ」なんてね、こんなこと説明させないでください。■真央ちゃんの引退、安室ちゃんの引き際に感慨もひとしお女性が憧れる女性の引退発表も相次ぎました。フィギュアスケート選手・浅田真央さんの引退は、私自身、何度も全日本選手権などを見に行ったほどのファンだっただけに感慨深い出来事でした。バンクーバー五輪でトリプルアクセルを2回決めた快挙とソチ五輪のフリーで見せた“鬼ステップ”を忘れることはないでしょう。そして、9月には歌手の安室奈美恵さんも2018年での引退を宣言。11月に放送された『安室奈美恵 告白』(NHK)では「子どものお弁当を作っていた。でも、まだキャラ弁がはやっていない頃だったから、(凝ったものを作らなくてすんで)助かった」などと初めてママとしての顔を語りました。その一方で、「小室さんのプロデュースが終わった後は、(音楽活動のことを)相談する人が誰もいなかった」とも語っていて、エンタメ業界を取材してきた私としては「安室さんほどの活動規模で、プロデューサー的立場の人が不在ってそんなことありえるんだろうか」と正直、驚かされた告白でした。紅白歌合戦への特別出演も決まり、ラストイヤーの活動を目一杯やりきってくれそう。真央ちゃんも安室ちゃんも、これからは第二の人生を思うように生きていってほしいと切に思います。以上、ざっとでしたが、個人的に強く印象に残ったニュースを振り返ってみました。来年は若い世代が活躍する明るいニュースを聞きたいものですね。
2017年12月31日毎週土曜日のブックショップ・シェルフ(Shelf)(東京都渋谷区神宮前3-7-4)によるオススメBOOK連載。今回は特別に2017年に発刊された書籍から、なかでも最もオススメしたい1冊(実は2冊)を「2017年ブック大賞」として教えてもらいました。■『Westtexaspsychosculptured』、『Road』クリストファー・ウール(Christopher Wool)実力人気ともに間違いなくトップクラスの現代アーティスト、クリストファー・ウールが久しぶりに写真によるアーティストブックを出版した。フォトブックとしては恐らく2003年の『East Broadway Breakdown』以来となるのではないか。しかも組をなすようにほぼ同時にリリースされた2冊のうちの1冊は、2008年から2017年の間にウェスト・テキサスのマルファ周辺で撮影した写真からなる『Westtexaspsychosculpture』。ほとんど砂漠のような土地でクリストファー・ウールのレンズが捉えた、裏庭に放置された資材、はぐれ犬、作りかけのままで置かれた工作物、用途のわからない奇妙な構造物などは、もとの背景からは切り離されたオブジェ作品のようだ。もう1冊の『Road』は2015年から2017年までの間に人気のない未舗装道を撮ったシリーズ。埃っぽい砂利道や深いタイヤ跡が残る道、藪が覆いかぶさる道や車のタイヤ跡で拡幅してしまった道など、明るい太陽の下ひらすらどこまでも荒地のなかの道を行く、そんなロードトリップ感覚が伝わる。各1,200部限定。サイン入り。【書籍情報】『Westtexaspsychosculptured』『Road』作品:Christopher Wool出版社:Holzwarth Publications言語:英語ソフトカバー/226ページ、194ページ/380×260mm発刊:2017年価格:各1万9,800円■Shelfオフィシャルサイト『Westtexaspsychosculptured』購入ページ■Shelfオフィシャルサイト『Road』購入ページ
2017年12月30日2017年もたくさんのファッションショーを撮影してきましたが、一番オシャレだなと感じる都市としては、やはりミラノが圧倒的です。2017年最後に、今年参考になった、素敵なストリートスタイルをご紹介します! 今回はいつもより写真多めですので、ぜひ目で楽しんでください。柄を上手に着こなすミラノストリートスタイル!一部を柄スタイルにするのはよく見かけますが、ここまで全身柄スタイルはなかなか難しい! とっても素敵なこのスタイルは、私がミラノストリートスタイルをピックアップするなかでも、ベスト5に入ります。全体のスタイルとヘアスタイルが天使のようにかわいらしい!ピンクのブーツをこんなにも普通に着こなすのは、薄めのピンク&スカイブルーとフリンジのついたちょっぴりボヘミアン風なスタイルで落ち着かせているから!?ヘアスタイルとファッションもぴったりなこのスタイルは、比較的マネしやすいスタイルです。男性ウケもいい、かわいいコーデ。ショートヘアでも女性らしさを忘れないカジュアルスタイルヨーロッパではショートヘアの女性をよく見かけますが、誰もがとても女性らしくかっこいいんです。私の好きなこのスタイルも然り。ボトムスの素材感が大人っぽさを感じさせてくれ、胸もとを少し大きめに開けるもデニムジャケットでカッコよく決めている、THE BESTなファッション。オレンジブラウンとブルーのシャツを上手にピックアップしていて、参考になります。難易度高めな全身ホワイトを、落ち着いたワインレッドの差し色で大人上品スタイルにいくつになっても、おしゃれを楽しみたいですね。すらりと素材感を感じるボトムスをさらりと軽めのカーディガンで決めてしまうこのスタイルは、かなり難易度が高いと感じます! ネックレス代わりに胸もとに飾るスカーフもとっても素敵です。目に止まるカラフルズボンに、90年代を意識したハットやシャツがとってもオシャレ!彼女のバッグやハット、シャツとズボンの、柄も素材も異なるデザインをまとめるテクニックは、超難易度高いスタイル! さらに、ボトムスを全体より明るい色にすると、全体的にほっそりと見えて脚長効果も期待されるので、本当に参考になります。シャツのドットにボトムスのチェックはとてもまねできない組み合わせで、尊敬してしまう。差し色にレッドを! 日本でも人気のMSGMを上手に着こなしたスタイルきれいな脚を惜しげも無く露出しているのに、いやらしさが無いかっこいいスタイルはこちら。高めヒールはミラノではよく見かけます。ヒールに映える鍛えられた脚が、女性からしても魅力的に見えませんか? やはり、スレンダースタイルは普段から鍛えないといけないみたいです。カジュアルスタイルでも、ヘソ出しでセクシーにミラノでよく見かけるファッションのなかでも、ヘソだしは頻繁に見かけたセクシー&かわいいテクです。古着をカジュアルに着こなしているので、セクシー過ぎないところが上手! 男性からも女性からも支持されるスタイルのひとつです。デニム+デニムで自分スタイルを楽しむデニムコートは1枚持っていると重宝するファッションアイテムのひとつです。色違いのデニムパンツでも同じ色でも、違和感を感じさせない上下デニムの着こなしは、どこか差し色を持ってくると全体が重い印象がなくなってスッキリします。この方の場合は、ヘソだし+赤のアンクルブールでスタイリッシュに見せています。ワイドパンツも重くならないシンプルスタイル!ワイドパンツのなかでも、こちらは日本ではあまり見かけない、着こなしがなかなか難しいタイプ。さらには起毛素材だと重たくなってしまい、足が短く見えてしまいます。それでも素敵に着こなせているのは、ヒールで全体のバランスを保ち、素材違いのトップスで全体を軽く見せているから。さすがと言える、着こなしです。肩出しワンピースは、やはり女子力アップ!ショップに入ると必ずあると言っていいほど人気の、肩出しワンピース。腰が高く見えるワンピースは、スタイルを気にしなくても脚長効果がありスタイリッシュに見せてくれるので、1枚あると重宝します。デニムを合わせて上手に着こなして、ちょっぴりボーイッシュにしている彼女。全体のバランスが見事に決まっている、まねしたいファッションです。いかがでしたでしょうか? 2017年に出会ったミラノファッションを選んでみました。なかなか着こなしが難しいスタイルが多いかもと思いましたが、簡単にまねできるコーデも意外と多いのがミラノ。ぜひ2018年ファッションの参考にしてみてください。
2017年12月30日2017年公開された映画作品の中でシネマカフェライターが選ぶNo.1をご紹介!黒豆直樹:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』喪失や心の傷を癒すでも乗り越えるでもなく、痛みを抱えたまま、それでも生きていく主人公の姿を丁寧に、丁寧に、誠実に描いた名作! 年末年始、同じ面々ばかりのバラエティに疲れたらぜひ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.内田涼:『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』夏のLA取材から追いかけ続けた『SW最後のジェダイ』も最高ですが、応援の意味も込めて傑作アニメ『KUBO』をイチ推し。日本の伝統文化と西洋ファンタジーの融合、そして家族の絆を描く内容が感動的…という意味では、とってもSW的な作品でもあります。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(C) 2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.赤山恭子:『夜は短し歩けよ乙女』自分の中のアニメーションの概念を変えてくれた作品。お酒を呑む場の愉しさや、フワフワした気持ち、果てしなく続くような夜のときめく予感を、あらゆる手法で散りばめてくれた。スクリーンで観るのも最高だが、深夜にワインをやりながら観るのに適した、神がかった1本。『夜は短し歩けよ乙女』(C) 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会新谷里映:『女神の見えざる手』ジェシカ・チャステインの演じるロビイスト、エリザベスのプロフェッショナルな姿に惚れました。敵にも味方にもしたくない女性だと言われていますが、エリザベスの強さ、逞しさ、潔さ、仕事に生きると決めた女の生き様、格好良かった!『女神の見えざる手』(C) 2016 EUROPACORP ー FRANCE 2 CINEMA渡邉ひかる:『ダンケルク』映像体験として注目されがちだが、アンサンブル劇としてすっかり心を奪われて何度も鑑賞。陸で絶望し、空で身を削り、海の混沌に希望を見出そうとする登場人物が全員愛おしいミラクル。まるで英国俳優の宝石箱。映像の魔術師ノーランは配役の魔術師でもあった。『ダンケルク』(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.明美トスト:『ワンダーウーマン』女子パワー全開なおかつ美しくそして究極にカッコ良くキメてくれた『ワンダーウーマン』!映画自体の良さは無論、このレベルのスーパーヒーロー作品を初めて女性監督が作り、空前の大ヒットとなったというのも最高に嬉しいニュースでした!『ワンダーウーマン』(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC牧口じゅん:『光』河瀬直美作品の中では『あん』とともに大好きな作品。映画の音声ガイドに焦点を当て、映像表現を言語化することの難しさ、素晴らしさを実感。“見えない”ことを追体験させてくれながら、今一度、映画の存在価値や魅力について気づかされた。エンディングが最高!『光』(C) 2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、Kumie賀来比呂美:『Remo(レモ)』役を得るために女装ナース・レモに扮した俳優志望の主人公が、一目ぼれした女医に近付くべく病院に潜入。医療知識ゼロのまま一目置かれる優秀なナースに! ゴツいながらも美しく陽気なレモ姐さんが贈る“レモンティック”なインドのタミル語ラブコメディ。とにかく楽しい♪冨永由紀:『沈黙-サイレンス-』隠れキリシタン、密入国した外国人宣教師、彼らを弾圧する側、それぞれの正義を描いたスコセッシの演出。ロドリゴ・プリエトの美しい映像。重厚な物語の中にほんの一瞬差し込まれたアダム・ドライバー×片桐はいりの日米個性派共演は忘れがたいインパクト。『沈黙-サイレンス-』 Photo Credit Kerry Brown石井隼人:『まともな男』スイスの鬼才ミヒャ・レビンスキー監督日本初紹介作。よかれと思ってついた嘘から、中年パパが雪山で四面楚歌状態に。角度を変えればスリラーにもコメディにもなる作りは、まさに「人生はクローズアップで見れば悲劇だがロングショットで見れば喜劇」そのもの。『まともな男』(C) Cultural Life & PLAN B FILM. All Rights Reserved編集部:『はじまりへの旅』“普通じゃない”登場人物たちに、ここまで説得力を持たせる映画としての完成度の高さにアッパレ!とにかくポジティブでストレート。賑やかで楽しくて、愛に溢れた“奇跡”のような作品。『はじまりへの旅』(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)
2017年12月30日年越しはどんな肌状態で過ごしたいですか?乾燥が気になるガサガサ肌は避けたいですし、全体的にくすみが気になる肌も避けたいところです。今回は残り2017年で、グンッと最高肌に持っていくためのおすすめアイテムをご紹介します。史上“最高の肌”で年越しを!おすすめアイテム①KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) デイリー ボタニカル コンセントレート6,000円(税抜き)キールズ KIEHL’S SINCE 1851さん(@kiehlsjp)がシェアした投稿 – 2017 11月 16 2:49午前 PST朝の美肌を目覚めさせてくれ、1日中キープしてくれるような、日中のダメージから肌を守る朝の美容オイルです。 ヒマワリ種子オイル、ジンジャールートオイル、タマヌオイルを含んでいる、植物由来成分100%を配合しています。天然成分を壊さないように、蒸留法やコールドプレス法などをとそれぞれに適した抽出方法を取り入れています。熱を加えず調合させることによって、有効成分の純度をキープさせ、肌にしっかりとその効果を届けることを可能に。肌が目覚める、エッセンシャルオイルの爽やかな香り。そして、軽く伸びて、サラッと肌に吸収してくれるテクスチャーです。 史上“最高の肌”で年越しを!おすすめアイテム②WASO(ワソウ) クリア メガハイドレーティング クリーム4,500円(税抜き)wasoさん(@waso_official)がシェアした投稿 – 2017 7月 1 9:26午前 PDTみずみずしく、リッチなうるおいが続く、透明クリームです。植物のありのままの恵みを肌に届けてくれますので、乾燥や毛穴の目立ちと言った不安定な肌をしっとり整えてくれますよ。またみずみずしさあふれるリッチなうるおいによって、やわらかな肌を叶えます。日中メイクの上からもうるおいをチャージすることができますよ。史上“最高の肌”で年越しを!おすすめアイテム③クレ・ド・ポー ボーテ ラ・クレームn60,000円(税抜き)Clé de Peau Beauté Officialさん(@cledepeaubeaute)がシェアした投稿 – 2017 12月 3 9:40午前 PST一時的な肌の不調であっても、眠っている間にうるおいに満ちた透明感のある明るさを叶えてくれる、ハイパフォーマンスクリームです。肌になじませた瞬間から効果が始まっていき、うるおいに満ちた若々しい元気な肌印象をもたらします。イルミネイティングコンプレックスEXを配合しているので、保湿・整肌効果が期待でき、薬用有効成分のレチノール誘導体、美白有効成分の4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)も配合していますので、メラニン生成を抑えてシミ・ソバカスを防いでくれることでしょう。 深みのある華やかな香りです。史上“最高の肌”で年越しを!おすすめアイテム④DECENCIA(ディセンシア) アヤナス クリーム コンセントレート5,500円(税抜き)DECENCIA(ディセンシア)さん(@decencia_official)がシェアした投稿 – 2017 11月 17 1:08午前 PST肌へとろけて浸透していき、翌日にはその効果を実感できる、惜しみないハリ感が期待できるでしょう。また、美容成分をギュッと閉じ込め、上質な肌に仕上げることができますので、極上クリームと言えます。リッチで、コクのあるクリームが、肌の上でとろけて浸透していき、肌本来のバリア機能を高めてくれ、極上のハリ感を叶えてくれることでしょう。史上“最高の肌”で年越しを!おすすめアイテム⑤イグニス エモリエント ネイチャーマスク6,000円(税抜き)IGNIS イグニスさん(@ignis_official)がシェアした投稿 – 2017 9月 26 1:06午前 PDT白神産ヨモギエキス、ヤマヨモギ葉エキス、ヤマヨモギ葉水、カワラヨモギ花エキスと言った、保湿配合のふきとりタイプのクリームパックです。クリームベースなので、濃密なうるおい効果や、密閉効果とヨモギの血行促進効果によりダメージをケアしてくれます。肌のコンディションをスムーズに整えてくれることでしょう。また、みずみずしく肌にぴったりと吸いつくような感触なので、弾力のあるやわらかな肌を叶えてくれることでしょう。黒米エキス(コメヌカエキス)、コメヌカ脂質(コメ胚芽油)配合しています。残り少ない2017年をどのように過ごしたいですか?また思い切りいい状態で過ごすためにも大切なのが、肌状態。キメの整った、潤いある肌を叶えるためにも、今回ご紹介したおすすめのアイテムでケアしてみるのもいいかもしれません。ぜひ残り2017年で、自分が理想とする肌を叶えるためにケアをしてみましょう!
2017年12月30日「女性の年」ともいわれた2017年、世界中で大ヒットした『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でカンヌ監督賞に輝いたソフィア・コッポラ、『光』で日本人監督最多8度のカンヌ参加となった河瀬直美など、女性監督の活躍や躍進が際立った。大物プロデューサーや大物俳優によるセクハラ・性犯罪の相次ぐ告発で映画界が揺れに揺れている中、そんな2017年をふり返りつつ、2018年も見逃せない女性監督の映画に注目した。■2017年をふり返り!女性監督が世界各国で活躍2017年を代表する『ワンダーウーマン』は、何かが変わる試金石となるのか?『ワンダーウーマン』は、男性ヒーローばかりのコミックスの世界に1941年に初登場し、長きにわたり世界中の女性たちを鼓舞してきた女性ヒーローの初実写化映画として大成功を収めた。世界興収8億ドル超え、女性監督作品として史上最高の記録を達成しただけでなく、「女性であろうと何であろうと、あなたはあなたで、特別で大切な存在」であることをスーパーヒーロー・アクション映画の中で描き、ハマリ役となった主演ガル・ガドットとのコンビは「現代のリアル“ワンダーウーマン”」ともいわれている。ジェンキンス監督は、2019年11月1日全米公開の『ワンダーウーマン』続編では監督・脚本・製作を務め、女性監督史上最高額の報酬を手にするといわれている。期待以上の仕事をしてみせたのだから、これは当然の結果。ちなみに続編は、ダイアナ/ワンダーウーマンが1980年代のアメリカで旧ソ連と関わる、といううわさも。いまの時代に先頭を切って走る“ワンダーウーマン”は、これからも性の格差問題や男性優位社会を“美しくぶっとばして”くれることを期待したい。2017年は若手/ベテラン問わず活躍。特にフランス映画界は女性監督が台頭インディペンデント映画やヨーロッパ映画、特にフランス映画界からは今年、日本にも多くの女性監督作品が上陸。監督、脚本家、女優の顔を持つ才女レベッカ・ミラーはジュリアン・ムーア、イーサン・ホーク、グレタ・ガーウィグが出演する『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』をディレクション。フランシス・フォード・コッポラの妻で、ソフィアの母であるエレノア・コッポラは、80歳にして長編劇映画の初監督を務めた『ボンジュール、アン』でフランスを舞台に爽やかなロードムービーを届けてくれた。フランス映画界では『エル ELLE』での怪演が圧巻だったイザベル・ユペールの主演作『未来よ こんにちは』のミア・ハンセン=ラヴ(1981年生)や、喪失と再生の物語を描いた『あさがくるまえに』のカテル・キレヴェレ(1980年生まれ)といった新鋭の作品も光った。ユペールの娘ロリータ・シャマーが主演した『静かなふたり』のエリーズ・ジラールは今作が長編2作目。次回作は2018年、日本で撮影するというから大いに期待したいところ。日本でも国内外で高い評価を得た女性監督作品多数日本でも、前述の『光』河瀬監督のみならず、生田斗真がトランスジェンダーの女性になりきった『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子は母子の愛と疑似家族の物語を丁寧に紡ぎ、ベルリン国際映画祭でテディ審査員特別賞を受賞した。また、浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、寺島しのぶという実力派キャストを揃えた三島有紀子監督『幼な子われらに生まれ』も、第41回モントリオール世界映画祭・審査員特別賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。女性監督×女性主役で、厳しい時代を生き抜いた女性たちの姿が描かれた新進女性監督の台頭が著しいなか、『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌによる『夜明けの祈り』は、フランス映画祭2017で「エールフランス観客賞」を獲得。注目女優ルー・ドゥ・ラージュを迎え、第二次大戦末期にソ連兵にレイプされ妊娠してしまったポーランドの修道女たちに希望の光を照らした。さらに、実写版『ムーラン』を手がけるニキ・カーロ監督のもと、ジェシカ・チャステインが『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』に主演し、来日も果たしてくれた。フォンテーヌ監督『ボヴァリー夫人とパン屋』で注目を集めたジェマ・アータートンは、『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグのもと、ビル・ナイやサム・クラフリンと映画愛にあふれた『人生はシネマティック!』を創りあげた。クリストファー・ノーランの『ダンケルク』などの一方で、こうした女性監督×女性が主役の戦時下の映画も重要なトピックだったといえる。なお、ポーランドといえば、マウゴジャタ・シュモフスカ監督の『君はひとりじゃない』も見逃せない。巨匠アンジェイ・ワイダや『イレブン・ミニッツ』の俊英イエジー・スコリモフスキなどを輩出するポーランド映画界において最注目を集めるシュモフスカ監督は、Facebookを通じて演技初挑戦のユスティナ・スワラをスカウト。オリジナリティにあふれた世界観はベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞、ポーランドのアカデミー賞「イーグル賞」にもノミネートされた。▼2017年日本公開の主な女性監督作品(順不同)『ワンダーウーマン』パティ・ジェンキンス(アメリカ)『最初に父が殺された』アンジェリーナ・ジョリー(アメリカ)『未来よ こんにちは』ミア・ハンセン=ラヴ(フランス)『夜明けの祈り』アンヌ・フォンテーヌ『あさがくるまえに』カテル・キレヴェレ(コートジボワール)『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』レベッカ・ミラー(アメリカ)『君はひとりじゃない』マウゴジャタ・シュモフスカ(ポーランド)『静かなふたり』エリーズ・ジラール(フランス)『ボンジュール、アン』エレノア・コッポラ(アメリカ)『人生はシネマティック!』ロネ・シェルフィグ(デンマーク)『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』ニキ・カーロ(ニュージーランド)『ダンシング・ベートーベン』アランチャ・アギーレ(スペイン)『スウィート17モンスター』ケリー・フレモン・クレイグ (アメリカ)『光』河瀬直美(日本)『彼らが本気で編むときは』荻上直子(日本)『幼な子われらに生まれ』三島有紀子(日本)『勝手にふるえてろ』大九明子(日本)■2018年も注目の女性監督作品が続々登場。しかし映画賞は波乱の兆し…第75回ゴールデン・グローブ賞「監督賞」に“女性ゼロ”年明け早々、現地時間1月7日に発表される第75回ゴールデン・グローブ賞の監督賞ノミネートには女性監督の名前はなく、数多くのメディアがその件を取り上げていた。「ノミネートされるべき」と名前が挙がったのは、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンスや、初監督作『LadyBird』(原題)(2018年公開)を手がけた『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ(脚本賞にはノミネート)、高評価を得ている『デトロイト』(2018年1月26日公開)のキャスリン・ビグロー、『The Beguiled/ビガイルド』(2018年2月23日公開)のソフィア・コッポラ、メアリー・J・ブライジが注目を集めるNetflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』(Netflixにて配信中)の新鋭黒人監督ディー・リースなど。同じくNetflix『最初に父が殺された』で長男マドックス・ジョリー=ピットの出身地カンボジアの大量虐殺を描いたアンジェリーナ・ジョリーは監督賞ではなく、外国語映画賞でのノミネートとなった。過去20年間で同・監督賞にノミネートされたのは、『ハートロッカー』で史上初のオスカーを獲得したキャスリン・ビグローを含めてたった3人だとか。女性監督作品が数多く出品されているカンヌでさえも、女性の監督賞はソフィアでまだ史上2人目だという…。果たして、現地時間1月23日にノミネート発表される第90回アカデミー賞では、どうなるだろうか。今後のショーレースにも注目したい。(また、女性が主役の映画として、2017年最大のヒット作『美女と野獣』のエマ・ワトソン、『ワンダーウーマン』のガル・ガドッドなどもノミネートから漏れている。)2018年も女性監督作品が観逃せないそのほか2018年は、先に挙げた『The Beguiled/ビガイルド』『デトロイト』『LadyBird』などに加え、女優でもあるギャビー・デラル監督のもと、エル・ファニングがトランスジェンダーの少年を熱演した『アバウト・レイ 16歳の決断』の日本公開がようやく決定(2018年2月3日公開)。また6月にロンドンで行われた「グラマー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー・アワード」で、最優秀映画女優賞に選ばれたニコール・キッドマンは、18ヶ月に1回は“女性監督作品”に出演すると宣言。2018年、女性監督の草分け的存在である日系のカリン・クサマ(『ガールファイト』)の次回作、『Destroyer』(原題)にロス市警の警官役で主演を務める。日本では、河瀬監督がジュリエット・ビノシュと永瀬正敏を迎えた『Vision』も公開予定で、アメリカのインディペンデント・スピリット賞にて新人作品賞と主演女優賞(寺島しのぶ)にWノミネートされるなど、海外で大きな注目を集めている平柳敦子監督の『Oh Lucy!』がゴールデンウィークに公開予定となっている。「女性の時代」は、これからも続いていくのだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:未来よ こんにちは 2017年3月25日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2016 CG Cinéma · Arte France Cinéma · DetailFilm · Rhône-Alpes Cinémaワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会光 2017年5月27日より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国にて公開(C) 2017“RADIANCE”FILMPARTNERS/KINOSHITA、COMMEDESCINEMAS、KUMIEボンジュール、アン 2017年7月7日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) American Zoetrope,2016夜明けの祈り 2017年8月5日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINÉMA SCOPE PICTURES
2017年12月30日2017年を代表する“主役級映画”といえば、日本のみならず世界的にも大ヒットとなった『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』。“極上の「映画と音楽」があれば、また明日も頑張れる…”。決して大げさではなく、そんなふうに背中を押してくれた2017年を彩ったミュージカル映画と、2018年に注目の作品をピックアップした。■ミュージカル映画に陶酔した1年!2017年公開作の振り返り『美女と野獣』が2017年国内NO.1ヒット2017年はミュージカル映画が大豊作だった。エマ・ワトソンが主演を務めた『美女と野獣』は、なんと国内興行収入は推定125億円!今年100億円超えとなったのは本作のみで、間違いなく2017年公開作品の中でNO.1のヒット作だ。エマやダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ユアン・マクレガーら英語版のキャストはもちろんのこと、日本語吹替版声優のベル役の昆夏美、野獣役の山崎育三郎を始め、岩崎宏美、吉原光夫、村井國夫といった顔ぶれの豪華さ、その“本気度”も話題となった。さらに、大海原の多面的な美しさの描写と「どこまでも ~How Far I’ll Go」をはじめとする楽曲が全編を彩ったディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』は興収51.5億円を売り上げ、どこまでもキュートで“人間くさい”動物たちが自分の居場所を取り戻すミュージカル・アニメーション『SING/シング』も51億円を超えた。第89回アカデミー賞を席捲した『ラ・ラ・ランド』が日本でも大ヒットそして、ロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋模様を新旧ミュージカル映画や往年の名作へのオマージュたっぷりに描いた『ラ・ラ・ランド』は、興収43億円超えの大ヒット。第89回アカデミー賞で監督賞、主演女優賞、作曲賞、主題歌賞など最多6部門を獲得した映画賞レースの主役的作品が、日本でこれほどの大ヒットとなるのは珍しいこと。『英国王のスピーチ』でも最終興収18.2億円なので、『ラ・ラ・ランド』は大快挙といえる。いずれの作品も、“何度でも観たい、聴きたい、酔いしれたい”というリピーターたちが劇場に押し寄せたことが大きい。なお、『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』は、生演奏オーケストラで映画を鑑賞する「シネマ・コンサート」も大好評を博した。■2017年ミュージカル映画、大ヒットのワケを徹底分析!アニメーション編――ディズニー・アニメーション最強スタッフが集結した『美女と野獣』『モアナと伝説の海』『美女と野獣』は、『ドリームガールズ』『シカゴ』(脚本)など傑作ミュージカル映画を手がけてきたビル・コンドン監督と、アニメ版に続いて音楽を担当したアラン・メンケンの手により実写化が実現し、成功を収めた。さらに、そのメンケンが過去に音楽を担当し、アカデミー賞主題歌賞を獲得したディズニー・アニメの名作『アラジン』『リトル・マーメイド』で監督を務めた最強コンビ、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが、今年は『モアナと伝説の海』という名作を世に贈り出した。――『SING/シング』はハリウッド俳優陣が60曲以上のヒットソングを披露そんな中、『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・スタジオによる『SING/シング』は、『リトル・ランボーズ』のガース・ジェニングスが監督・脚本を手がけ、マシュー・マコノヒー(吹替:内村光良)、スカーレット・ヨハンソン(同:長澤まさみ)、タロン・エガートン(同:スキマスイッチ・大橋卓弥)、リース・ウィザースプーン(同:坂本真綾)ら、バラエティ豊かなキャストたちがシナトラからテイラー・スウィフトまで60曲以上の多彩な楽曲を歌い、動物たちの個性を後押しした。また、昨年度アカデミー賞授賞式のオープニング、ジャスティン・ティンバーレイクが会場を一気に盛り上げたパフォーマンスを憶えている人は多いだろう。その楽曲「Can’t Stop the Feeling」は、『カンフー・パンダ』『シュレック』のドリームワークス・アニメーションによるミュージカル・アドベンチャー『トロールズ』(ブルーレイ&DVD発売中)の主題歌。ジャスティンが主人公の声と音楽の製作総指揮を手がけ、『ピッチ・パーフェクト』アナ・ケンドリック、『(500日)のサマー』ズーイー・デシャネルなど俳優やシンガーが、ポップで楽しいオリジナル曲やカバー曲を歌い、全米で大ヒット。『SING/シング』と同様、続編が決まっている。ドラマ編――フレンチ・ミュージカルのオマージュが詰まった『ラ・ラ・ランド』『ジュリーと恋と靴工場』さらに、デイミアン・チャゼル監督が『ラ・ラ・ランド』の参考にしたという『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』を彷彿とさせるフレンチ・ポップミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』も、日本に上陸した。職なし、金なし、彼氏なしのジュリーが高級靴ブランドの下請け工場で成長していく姿が、現代への風刺を利かせながら真っ赤な靴をはじめとするカラフルな世界観で描かれていた。――映像と音楽がピッタリシンクロした『ベイビー・ドライバー』さらに2017年を振り返るうえで忘れてはならないのが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』などのエドガー・ライト監督が、音楽と映像の完全シンクロで生み出した予測不能のクライム・ラブ・アクション『ベイビー・ドライバー』だ。オープニングシーンからとにかく圧巻で、タイトルロールの後、コーヒーを買いに行くベイビー(アンセル・エルゴート)の軽妙なステップも、壁の落書きさえも、全てが曲と歌詞にシンクロしているので要注目。リリー・ジェームズ演じるデボラとの恋、ジョン・ハムらおじさまたちの怪演も見逃せない。■2018年も心躍るミュージカル映画が続々『グレイテスト・ショーマン』――ヒュー・ジャックマン&ザック・エフロンも帰ってきた!『レ・ミゼラブル』で世界中を泣かせたヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとタッグを組んだ、オリジナル作品『グレイテスト・ショーマン』で来年ミュージカル映画にカムバック。19世紀半ばに「ショービジネス」という概念を生み出し、庶民に娯楽をもたらした実在の人物P.T.バーナムを演じるヒューは、誰もが聴き惚れる歌声とキレキレのダンスを披露。第75回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門作品賞、主演男優賞、主題歌賞(「This Is Me」)にノミネートされている。2006年~大ヒットした海外ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」で世に出たザック・エフロンにとっても久々のミュージカルで、特にヒューとの“対決”デュエット、空中ブランコ乗りを演じるゼンデイヤとの宙を舞うデュエットは必見(2018年2月16日公開)。共同脚本には、『美女と野獣』のビル・コンドンが参加。新鋭のマイケル・グレイシー監督が「『雨に唄えば』や『ウエスト・サイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』のように“題名を聞くと歌が浮かぶ”作品にしたい」と語るように、耳にした瞬間から夢中になる楽曲を担当したのは、『ラ・ラ・ランド』の「Audition」でアカデミー賞を獲得し、本年度トニー賞6部門受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」を手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。まだ30代前半の2人は、ブロードウェイの裏側を描いた海外ドラマ「SMASH/スマッシュ」や、「THE FLASH/フラッシュ」×「SUPERGIRL/スーパーガール」のミュージカル・クロスオーバー・エピソード、さらに上記の『トロールズ』にも楽曲を提供しており、ディズニーの実写ミュージカル「白雪姫」にも起用されている超注目コンビなのだ。『アナと雪の女王/家族の思い出』――『アナ雪』公開から4年。最新作は『リメンバー・ミー』と同時上映音楽がカギを握るディズニー/ピクサー最新作の『リメンバー・ミー』(3月16日公開)と、同時上映の『アナと雪の女王/家族の思い出』は、アナとエルサ、オラフなど人気のキャラクターたちが再登場し、アナとエルサがアレンデール王国で一緒に迎えるクリスマスが描かれるという。初めて2人が一緒に歌う「When We’re Together」ほか新曲が4作も披露される。『Mamma Mia! Here We Go Again』(原題)――10年ぶり、エーゲ海の島に「ABBA」が誘う『マンマ・ミーア!』続編2008年、結婚式を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)が顔も見たことのない父親とバージンロードを歩くため、母ドナ(メリル・ストリープ)が当時交際していた3人の父親候補の中から実の父親を見つけだそうと奮闘する様子を、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」など「ABBA」の大ヒットナンバーが彩った『マンマ・ミーア!』。あれから10年、続編の『Mamma Mia! Here We Go Again』(原題/全米公開7月20日)では、若き日のドナと3人の父親候補との出会いが描かれる前日譚と、結婚式の後日譚が描かれるという。アマンダ、メリル以外にもピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ドミニク・クーパーなどのキャストが再結集。『ベイビー・ドライバー』でもキュートな歌声を聴かせたリリー・ジェームズが、若き日のドナに!父親候補それぞれの若き日を演じるのは、『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァイン(ピアース演じるサム)は、『レ・ミゼラブル』ほか『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演しているヒュー・スキナー(コリン演じるハリー)、『マリアンヌ』のジョシュ・ディラン(ステラン演じるビル)。さらに、アンディ・ガルシアが加わるほか、アマンダ演じるソフィの祖母、つまりメリル演じるドナの母親としてシェールが出演。彼女がミュージカル映画に出演するのは、あの『バーレスク』以来7年ぶり、メリルとの共演は実に35年ぶりとか。『マリーゴールド・ホテル』シリーズの脚本家オル・パーカーがメガホンを取る。『Mary Poppins Returns』(原題)あの『メリー・ポピンズ』がリターンズ!エミリー・ブラント×『イントゥ・ザ・ウッズ』製作陣1964年に映画化され、いまもなお人気を博す『メリー・ポピンズ』の続編『Mary Poppins Returns』(原題/全米公開12月25日)も楽しみな1本。かつてジュリー・アンドリュースが演じた“空飛ぶナニー”メリー・ポピンズ役にはエミリー・ブラント。ロブ・マーシャル監督をはじめ、ディズニー『イントゥ・ザ・ウッズ』の製作チームと再タッグを組む。すっかり大人になったバンクス家のジェーンとマイケルのもとに、メリー・ポピンズが再び帰ってくる物語だという。そのほか、新キャラクターの“ランプライター”ジャック役に「ハミルトン」や『モアナと伝説の海』のリン=マニュエル・ミランダ。ジェーンには『ベロニカとの記憶』「ニュースルーム」のエミリー・モーティマー、3人の子持ちになったマイケルには『パディントン2』のベン・ウィショー。加えて、メリルやコリン、ジュリー・ウォルターズ、さらにオリジナル作品でバート役を演じていたディック・ヴァン・ダイク、アニメ版『美女と野獣』のポット夫人や「ジェシカおばさんの事件簿」のアンジェラ・ランズベリーといった、新旧の豪華キャストが明らかになっている。『ピッチ・パーフェクト3』(原題)――大人になった!?アカペラサークル「ベラーズ」とお別れ『ピッチ・パーフェクト』最終章現在、全米で公開中の『ピッチ・パーフェクト3』(原題)にも注目。2012年、DJを目指す主人公ベッカ(アナ・ケンドリック)が、女子だけの大学アカペラチーム「バーデン・ベラーズ」で個性的すぎる仲間たちに揉まれながら、ライバルとの対決や恋をへて成長していく青春ストーリーと、圧巻のアカペラシーンで想定外の大ヒットとなった『ピッチ・パーフェクト』。日本でも2015年に1作目、2作目が連続公開され、話題を呼んだ。製作と出演、そして2作目では監督も務めたのが女優のエリザベス・バンクス。脚本をNetflixドラマ「ガールボス」のケイ・キャノンが務めている。前作で大学最後のパフォーマンスを世界制覇という有終の美で飾った「バーデン・ベラーズ」。卒業した彼女たちは再集結し、それぞれが自分を取り戻すために「USO」(米陸軍慰問団)のヨーロッパツアーへと向かうことに。『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラを演じた歌ウマ女優アナ・ケンドリックに、本シリーズでブレイクしたレベル・ウィルソン、シンガーとしても人気のヘイリー・スタインフェルドらお馴染みのメンバーに、今回は『ジョン・ウィック:チャプター2』「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のルビー・ローズがライバルバンドのボーカル役で参戦、「ザ・クラウン」のジョン・リスゴーも出演する。2018年は名作ミュージカル映画の続編が続々公開。なお、2019年にはガイ・リッチー監督による実写『アラジン』がミュージカル映画となってお目見えする。次々待機する21世紀のミュージカル映画に、楽しみは尽きない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年12月30日大物映画プロデューサーによるセクハラが暴露され、その後「#Me Too」の動きが世界中に広がった2017年。さらに映画界再編を予感させるビッグニュースも舞い込みました。日本でも「映画の楽しみ方」に変化が訪れた1年でした。★ハリウッドを魅了する日本カルチャー東宝は9月28日、国内興収250億円突破の大ヒットを記録した『君の名は。』を、ハリウッドで実写映画化すると発表した。公開時期は未定ながら、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を製作した「Bad Robot Productions」のJ.J.エイブラムスがプロデュースを担当する。今年は、遠藤周作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙-サイレンス-』、黒澤明監督の名作『七人の侍』をリメイクした『マグニフィセント・セブン』、士郎正宗によるSF人気漫画を原作にした『ゴースト・イン・ザ・シェル』、日本の特撮「スーパー戦隊シリーズ」が元ネタとなった『パワーレンジャー』など、日本カルチャー発のハリウッド映画が数多く公開された。★世界に広がった“#Me Too”ハリウッドを代表する映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる女優たちへのセクハラが暴露されたのが、10月上旬のこと。これを機に「#Me Too」のハッシュタグをつけた告発メッセージが多数投稿され、その反響が世界中に広がった。セクハラや性暴力は絶対に許されるべきではないし、声を上げた被害者たちの勇気は称賛に値する。一方、セクハラの実態について長年「知ってた」「けど、知らんぷりしてた」映画業界の欺瞞も浮き彫りになり、問題の根深さを物語った。★『IT』国内興収20億円突破の衝撃!今年は国内興収120億円超えを記録した『美女と野獣』をはじめ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『ラ・ラ・ランド』など洋画実写が大いに盛り上がった。この流れは、話題作が次々公開される2018年も継続するはずだ。そんな“洋画復調”の象徴的な出来事が、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(11月3日公開)のサプライズヒットだ。日本では決して知名度が高くない伝説的ホラーのリブートは、R15+にも関わらず、興収20億円を突破し、現在もヒットを続けている。関係者によると、映画の評判がSNSで広がり「普段ホラー映画を進んで観ないような、学生グループやカップルが大挙して劇場に押し寄せている」といい、公開3週目にしてランキング1位を獲得する異例の推移を見せた。★“祭り化”する映画の地上波放送ブルーレイ&DVDの発売や、BS、CSでの放送など「家で映画を鑑賞する」方法が多様化するなか、近年、再び注目を浴びるのが、地上波での映画放送だ。かつて『天空の城ラピュタ』が放送されるたびに、Twitter上で巻き起こったバルス祭りを機に、SNSを通じて“同じ瞬間”を共有するイベントとして“祭り化”する傾向が進んでいる。11月12日にテレビ朝日系で放送された映画『シン・ゴジラ』は、平均視聴率15・2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。放送中は視聴者のツイートがあふれ、映画に関連したワードの数々がトレンド入りした。本作に関しては、某キャストの出演シーンのカットも注目された。★ディズニー、フォックス事業を6兆円で買収現地時間12月14日、ウォルト・ディズニー・カンパニーが21世紀フォックスの映画・テレビ事業を買収すると公式サイトで発表した。買収額は524億ドル(約6兆円)!!これにより、傘下20世紀フォックスが手がける『X-MEN』や『デッドプール』といったマーベル映画が、『アベンジャーズ』をはじめ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に参戦する可能性が。また、ジェームズ・キャメロン監督が進める『アバター』続編4部作の配給もディズニーが手がける。ただし、ディズニーの真の狙いは、動画配信への本格進出だけに、今後さらなる展開を見せるのは必至だ。(text:Ryo Uchida)
2017年12月29日