ヴェルサーチ(VERSACE)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。乱れるパワフルなカラー&パターン色とりどりのカラーと多彩なパターンに彩られた、今季。ランウェイには、情熱的なレッド、発色のよいイエロー、爽やかなグリーン、パワフルなオレンジなど主張の強いカラーが並び、それらのパレットで花模様やストライプ、アニマル柄などが作られている。単体でも主張の強い色柄であるが、それらはランダムにコンビネーションされることで、より強い力を発揮している。テキスタイルをぐるりと巻き付けたようなボディコンシャスなドレスでは、それが顕著で、1つのウェアの中に数種類の色柄が重なり合って共存している。ドレスはボディコン or エアリー装いは、ミニ丈スカートやボディフィットなドレスなど、ヴェルサーチらしい色気のあるウェアを中心に、オーセンティックなルック、そしてエアリーなドレスをミックス。序盤は、ジャケット&ミニスカートなど正統派なスタイルが数多く並び、時間の経過とともに、カラーレザーで仕上げたミニドレス、軽やかなシフォンドレスなどが続いた。柄ON柄のミックスコーデ&デコラティブアクセ特徴的なのは、柄ON柄の斬新なコーディネート。色鮮やかなドレスにさらに柄タイツを組み合わせるのが、今季のヴェルサーチスタイルだ。また、煌びやかなアクセサリーを起用しているルックが多く、センターパートでかっちりとまとめたヘアに、メデューサかフラワーをモチーフにしたゴールドのヘアピンをオン。さらに、ゴールドまたはシルバーに、カラービジューを組み合わせたイヤーカフも重ね付けしている。
2018年09月25日MSGM(エムエスジーエム)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。ビビットカラーが元気よく飛び出すピンク、グリーン、イエロー、オレンジ…クレヨンをひっくり返したかのように、鮮やかな色彩が飛び交う今シーズン。観る者にエネルギーを与えてくれるそれらのカラーは、フォーストルックに取り入れられた花々のように、スピーディーにその形態を変え、驚きをもらしてくれる。序盤は、パワフルなカラーで映し出したフラワーが主役。クリア素材で仕立てたロングコート、ロングパンツ、量感たっぷりのロングドレスなどにプリントされ、生き生きとした姿をみせている。テキスタイルの凹凸・動きを的確にとらえる花びらの色、ピンクや赤をじっくりと観察するかのように、時間とともにこの2色にフォーカスがあてられる。ドレスやスカートから模様は姿を消し、単色になることで色彩が持つ力を露わになる。と同時に、ストンとストレートだった洋服のラインが、うねり、ギャザーで寄せられ、波をうち、複雑なフォルムへと変化していく。青空に向かって伸びる、夏の花主役が暖色からシトラスカラーへと変わると、ランウェイにも黄色の花が咲く。夏の青空を想起させるようなライトブルーのコートの上に咲いたのは、温暖な気候が似合うイエローのフラワーだった。色の見せ方にふり幅をそこからは、植物たちそして青空そのものを個性を主張するかのように、色柄を複雑に描き出す。タイダイ染めのようにまばらにカラーを見せたり、ホワイトをサンドしてカラーを強調させたり。その動きとリンクするように、洋服もデコラティブに代わり、肩からバストラインにかけてボリューミーなフリルを飾ったワンショルダードレスや、毛足の長いフェザーを使ったキャミソールドレスなどが登場。澄んだ青空と浮かんだもくもくの雲を想起させるランダムブリーチのデニムもリボンを飾ったドレスに変形している。
2018年09月25日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月23日(日)イタリア・ミラノで発表された。テーマは「THE SHAPE OF COLOUR」。うっとりするほど美しい色から何が生まれる?光を帯びたシルバーグレー、明るいピンク、澄んだブルー、うっとりするほど美しい色彩が並んだ。それらのパレットは、ツヤのあるシルクや、オーロラのような光沢素材、透明感のあるシースルー素材の上にのることで、光を受けながら表情を変え続け、よりその魅力を発揮する。揺れ動く水面をテキスタイルで再現特に、模様入りのマルチカラーテキスタイルの上に、オーガンザをのせたルックは圧巻。水面をのぞいたときのようなリキッドな表情をみせ、ぼんやりと内側のテキスタイルを浮かび上がらせる。シンプルシルエットの中に細かなこだわりをカラーの美しさを最大限に引き出すため、本来のベーシックシルエットを保ちながら、細部を微調整している。クロップドパンツはストレートなラインであるが、ほどよく幅を持たせることで、歩みに合わせて揺れ動くように設計。ブラウスは、ボディをふわりと八の字にし、ロングスカートにはスリットを、ショートジャケットはヘムのラインを広げることでテキスタイルの自由な動きを引き出した。海やオーロラを想起させるまるでそれぞれが意思をもって動き、変化しているように見えるテキスタイル群は、海や川など、自然界の美しい風景を不思議と思い出たせてくれる。また、ホログラム加工やスパンコール・ビジューの装飾が重なると、オーロラまでをも想起させてくれるのだ。キラキラアクセサリー&シューズアクセサリーはキラキラと輝くものをセレクト。耳元で強い光を放ち、より印象的にルックをみせてくれる。新作バッグは、いくつかのロープを格子状にあしらったもの。また、籠バッグ風のデザインも登場。シューズは、シルバーのピンヒールが特徴的なパンプスと、ソックス風のアンクルブーツが揃っている。
2018年09月24日ブルマリン(Blumarine)の2019年春夏コレクションが、2018年9月21日(金)イタリア・ミラノで発表された。ネオンカラーでパワフルに明るく元気いっぱいなブルマリンの春夏。ランウェイにはネオンカラーがまばゆいほどに並び、ラメやシースルー素材などキラキラとした質感が、透明感を運んでくる。アンバランスさを全力で楽しむ装いは、アンバランスなミックススタイルが主流だ。ブランドロゴ入りのブラトップ&スパッツをキーアイテムとし、何度も繰り返し登場させる。明るいオレンジ、ライトグリーン、パープルなどで彩ったスポーツウェアさながらのカジュアルピースは、全く異なるテイストの装いとミックスさせた。流れるように揺れ動くシフォンワンピースや、繊細なビーズ刺繍をあしらったレーシーなドレス。ブロークンダメージを入れたデニムパンツや蛍光色のカーゴパンツ、光沢サテンのオールインワンなど、共通項のないものが交わり融合されていく。ショートパンツ&スパッツのレイヤード特に際立っていたのは、自由な発想で生まれたスパッツの着こなし。膝上のピタッとフィットのスパッツの上には、膝上15cm以上のショートパンツが重ねられ、インナーが露わになった大胆スタイルで提案されている。アニマル&花柄ミックスショーの後半からは、ポップな色彩に交えて総柄パターンも登場させる。よりアクティブでリズミカルになったランウェイでも、アニマル模様と花柄が共存するなど、やはりアンバランスな組み合わせが繰り返されている。
2018年09月24日トッズ(TOD’S)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。レザーへの探求心をよりディープにレザーへの探求心を深め、一つの素材から多彩な表情を引き出すブランド・トッズ。今季もその表現力の高さとふり幅の大きさに驚かされることになる。フォーマルな場にふさわしいパンツスーツ、休日のおでかけにぴったりなワンピース、パーティーで纏いたいミニスカート。生活の様々なシーンを想起させてくれるワードローブはすべてレザー仕立てだ。しかし、ハードな印象は全く抱かせず、長袖シャツやシャツワンピース風のドレスは、コットンのようにソフトな印象であり、サイドライン入りのパンツは、ナイロン素材で仕上げたときのように軽快さを保っている。カラー&装飾でより表情豊かに同じレザーでも、オレンジやウォームピンクに染めれば、女性らしさを引き出し、鮮やかなブルーであればクールに決まる。さらにジップディテールをあしらえば、タフな雰囲気に変化するし、ステッチを施せば温もりを感じさせる。パッチワークが生む多彩な表情さらに、数種類のレザーをミックスすると変幻自在に表情を変える。パイソンなどのエキゾチックレザーとカラーレザー、スウェードをミックス。ストライプ模様のように組み合わせれば男性的に映るし、幾何学的にパッチワークすればアーティーな印象をも与えてくれる。異素材MIXコーデで際立つ個性最もレザーの魅力が引き立つのが、異素材とのミックスコーディネート。光沢のあるシルクプリントパンツやデニムパンツ、コットンTシャツと合われば、レザー本来が持つ温もりがより際立って見える。
2018年09月24日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2019年春夏コレクションが、プレゼンテーション形式でイタリア・ミラノで発表された。テーマは「カリブ海への旅」今季のテーマは「カリブ海への旅」。大きく広がった砂浜と澄んだ海、キラキラと輝く太陽を味方につけた青空、そんなビーチシーンを容易に想起できるサマールックが満載だ。さらと一枚で着られるロングドレスや、リラックスできるワイドパンツ、快活なブラトップなどが登場している。着回しアレンジができる洋服たち一つひとつのピースは、新しいアイデアのもと、着回しができるように製作。アシンメトリーにしたり、ボリュームをもたせたりして、他のピースとのレイヤードを楽しめるようにデザインしている。プリーツ加工を施したロングドレスは、単体で着るのはもちろんのこと、前ボタンを全開にしてインナーをレイヤードすることで、ロングジレ風に。なめらかなシャツドレスも、一枚で纏えばエレガントに、パンツと組み合わせてシャツに変身させ、シティライクに楽しむこともできるようにした。ジューシーカラーで作る“プッチ柄”パレットは、イエロー、レッド、グリーン、ライトブルーなど、果物のようにジューシーなカラーを厳選。エミリオ・プッチのコードである“プッチ柄”はこれまでよりも少ないカラーで作り上げ、各々のカラーが持つパワーを楽しんでいる。
2018年09月24日モスキーノ(MOSCHINO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。デザイナーアトリエから生まれる新作ピース“トゥルルル…”電話の着信音がショーの始まりの合図。ランウェイに光が灯されると、中央にはファッションデザイナーのアトリエ風空間が。大きなデスクと壁一面に並んだ書籍、そしてデスクの前にはデッサン画が張り付けられている。書き起こしたばかりの新作ピースは、まるで紙から飛び出してきたかのように、ランウェイに勢いよく現れた。ファッションピースが生まれる過程真っ白なキャンバスで仕立てた、ジャケットやベアドレス、トレンチコート、パンツスーツ。シルエットはどれもクラシックであるのに、その上にのった色彩は“ぐちゃぐちゃ”とラフにかかれた線である。初めは白紙にブラックラインだけだったものが、ピンクになり黄色になり、上から格子柄の模様を描いたり、複数の色を重ねたり複雑になる。その移ろいは『この色がいいかな、やっぱりこっちの方がいいか』と、デザイナーがデッサン画を書きながら悩む姿を想起させる。時の流れとともに、モスキーノベアや苺の模様、ピースマークのゴールドアクセサリーなどのモチーフまで、テキスタイルの上に登場し、それらは塗り絵のように色付けされている。色、柄が進化したころには、装いそのものにも変化が。クラシック一辺倒から、大振りリボンをあしらったデコラティブなドレスが現れたり、タンクトップ・ショートパンツといったスポーティなピースが起用されたり、スイムウェアが登場したり、多様性に富んでくる。ファンションにまつわるものは何でもドレスに変わるラストにかけてはモスキーノ流のドレススタイルが登場。「モスキーノ クチュール」と名付けられたドレス群は、どれもノーマルではない個性派な印象だ。米袋のような素朴な素材で仕立てたベアドレスは、本来見えてはいけないはずのクリノリン風の格子状パーツが裾から顔を出している。また、メジャーや針、ハサミ、巻き布など、洋服を仕立てる上で必要な“デザイナーのお供”もファッションに転身。ドレスやアクセサリー、帽子などに姿を変えてランウェイの上に現れている。ウェディングでショーは閉幕フィナーレは、結婚行進曲とともに。ぷっくりと膨らんだミニドレスに、スーパーロングなヴェールを組み合わせて。ふわふわと揺れ動くヴェールの上には、カラフルな蝶々が飛び回り、おとぎ話のようなドリーミーなムードが広がっている。
2018年09月24日スポーツマックス(SPORTMAX)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。サーフィンをキーワードに掲げた今シーズンは、その着想源の通り「海」を想起させる要素に溢れている。ビーチの開放感を受け継ぐアイデアピースロングドレスは、従来の女性的なイメージを払拭。ラッシュガードのようにボディフィットなスタイルで、胸元にはスポーツウェアのような三角形の大きなパッチがついている。メンズのスイムウェアを想起させるショートパンツ。ラフでゆったりとしたサイズ感のボトムスには、スパッツをレイヤードして、マリンスポーツ的なアクティブさを増幅させた。止水テープとドローコードが幾重にもぶら下がったベアドレスは、そのスポーティなディテールだけでなく、インナーに水着風トップを重ねることで、さらに快活に昇華。スキューバ素材風のハーフスリーブドレスの腰元には、アームのようなテキスタイルがくっついていて、海から沖へ上がってラッシュガードを下すサーファーのスタイルを想起させる。波のように勢いのある配色また、深い青、明るい青といったビーチを象徴するカラーに、レッド、ホワイト、ブラックなどを差し込み、それらの色彩をランダムに配置。規則性がなく、流れるように大胆に配置されたカラーブロックは、波の動きやしぶきを想起させるほど、パワフルである。海と都会の融合そして、今季のスポーツマックスを象徴するのが、これらマリン風ウェアとテーラードの融合だ。紳士服さながらのクールなテーラードジャケット、ピンストライプでマスキュリンに決めたティアードスカートをミックス。そのアンバラスさは、サンダルやシェルのアクセサリーで作り上げたリゾート感をやわらげ、新しい形のマリンスタイルを構築しているように映る。
2018年09月24日フェンディ(FENDI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。ポケットぎっしりで高機能フェンディ特有の“スーパーロング”なランウェイ。垂直に細く伸びたショーの舞台に、最初に足を踏み入れたのは、透明のスタンドカラーコートだった。中に合わせたホワイトのフリルドレスをほんのり透かせたアウターは、そのボディ全体の個性はさておき、大きなポケットが特徴的だ。レザー仕立てのポケットは、よく見ると細かく分かれていて、それぞれにジップやボタンが付いている。荷物の仕分けも簡単そうで、まさにバッグ要らずの機能的なコート。モデルが手にしたワンハンドルバッグも、コート同様に外側に便利な小分けポーチがぎっしりで使い勝手がよさそうだ。洗練さと機能面の両立このファーストルックが象徴するように、今季のフェンディは「機能性」が一つのキーワードとなっている。レザーのジャケット、パンツスーツ、ロングコート、あらゆるピースに起用されたのは、収納力抜群の立体ポケットだ。ワイドシルエットのデニムパンツには、前後左右あらゆるところにポケットが縫い付けられている。新作アクセサリーは、ウエストバッグやクロスボディなどで、どれも両手が自由になるデザインである。コーディネートはテキストMIX機能面に特化させながらも、ファッションをポップに楽しむのがフェンディスタイル。プリーツスカートやフリルドレス、FFロゴ入りのタイトスカートといった、フェミニンなウェアには、相反する要素を溶け込ませてアンバランスを楽しむ。袖にギャザーを入れたビッグサイズのブルゾンやフーディジャケット、スポーティなブラトップ&スパッツと一緒にコーディネートするのだ。立体的ディテールでドレスも個性的にまた、タイトなノースリーブドレスや軽やかなプリントドレスなど“一枚で決める”勝負ピースには、デザインアクセントを。ブラトップのように見える立体的な胸元や、トレンチコートのアンブレラヨークのような襟元など、立体的なディテールを添えている。
2018年09月23日アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月20日(木)に発表された。テーマは「スウィング(SWING)」。新しい夏に出会ったら「スウィング」しよう澄んだ夏風、青い空、漂流中の夏雲--その情景がまぶたに浮かび、新しい夏の訪れが待ち遠しくなるポップな言葉が散りばめられた、今季のコレクションノート。仲良く並んだプレイフルなワードは、デザイナー荻野いづみの頭にすでに新しい季節が鮮明に浮かんでいることを物語っているようだ。海で街で全力で遊び回るサマールック彼女が描いた、新しい春夏シーズンは独創的で躍動感にあふれている。スイムウェアやガウンコートなど、ビーチが似合うサマールックに、ブランドロゴを入れてチャーミングに仕上げたスポーツユニフォーム。夏の陽射しを浴びてぐんと伸びたひまわりは、モチーフとして新たな命を授かり、プリントドレスやトップスとなって登場する。夏の透明感をPVC素材で表現この季節ならではの透明感、キラキラとしていてピュアなこの独特な感覚は、PVC素材によって表現される。フード付きベスト、ハーフスリーブトップスの一部分となり、装いにフレッシュさをもたらすもの。また、スカートのウエスト部分から顔を出すクリア素材は、タックインした中のストライプシャツを映し出し、トートバッグとなったクリア素材は、中にひそめたブランドのアイコン・ワイヤーバッグの姿を露わにする。PVC素材の上にフラワーモチーフをのせれば、新しい発見に遭遇。インナーにホワイトシャツをあわせてみれば、くっきりと花模様を浮かび上がらせ、装いをよりドラマティックにみせてくれるのだ。
2018年09月23日マックスマーラ(Max Mara)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。クラシックをリデザイン今シーズンは、マックスマーラらしいエレガントでクラシックな佇まいはそのままに、装飾・着こなし・素材・丈感などに新しいエッセンスを投影して、フレッシュなスタイルを作り出している。特に、スーツ・トレンチコートといった、現代のスタンダードワードローブをアレンジするのが主流だ。トレンチコートは、アームや裾に立体的なフリルをあしらったり、全面にドット柄を散りばめたりしてフェミニンにアレンジ。また、紙のように薄くハリのある素材で、マント風シルエットに変化させたものや、襟元を2重にしてスカーフを巻いているように変形させたものもある。スーツは、ボトムスをクロップド丈にしアクティブな印象に。Mロゴのボタン付きダブルジャケットも、フリル付きアームのテーラードも、上半身は肩を張り出したボックスシルエットに整えられている。+個性派アクセサリーでワンランクUPコーデ楽し気にリデザインされたクラシックピースは、そのポップな雰囲気を引き継ぐように、自由な発想でコーディネートされる。ヒールまでフリルのついたパンプスと合わせたり、シースルーのグローブとミックスさせたり…と。マックスマーラ流アドベンチャースタイルこれらの装いと並んで登場したのが、マックスマーラ流アドベンチャースタイルだ。ハーフパンツに、足をプロテクトするためのレッグカバーをレイヤードさせた“新しい冒険者たち”は、いずれも大きなクロスボディバッグを背負い、頭にスカーフをきゅっと巻いて、民族的なムードを取り入れたアクティブな着こなしで登場している。
2018年09月23日ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)の2019年春夏コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年9月19日(水)に発表された。赤い光に包み込まれた会場からショーはスタート情熱や愛、様々なキーワードの象徴として使用される赤。ヌメロ ヴェントゥーノの新作コレクションは、この“赤”一色に染まった会場を起点にスタートする。ブランドがこの赤い光に込めたメッセージは定かではないが、その色彩が持つエネルギーを存分に浴びたピースは、個性的で、何かを主張するかのような力強さを持っているように映る。“色気”にフォーカス一つのキーワードとして挙げられるのは、色気。きゅっとくびれたウエストや長く伸びた脚。そういった女性のセクシーなパーツを強調させるシルエットが主流だ。スカートはレッグラインにフィットするようにタイトで、ドレスも身幅を絞ってコンパクトにまとめ、ほとんどのワンピースは脚全体を露わにしたスーパーミニ丈となっている。足元に合わせられたのも、華奢なミュールだ。素材・装飾・カラーにこだわり個性的にセンシュアルな魅力は、妖艶に打ち出されるのではなく、素材・装飾・カラーに個性を持たせることで、味のあるスタイルへと変化する。タイトスカートは、光沢のあるビニルのような素材で作られ、キャミソールドレスは総ビーズ刺繍によって飾られる。本来は上品であるはずのリトルブラックドレスも、ふくらはぎの辺りまで伸びたビックリボンで一工夫。ノースリーブのドレスの上には、フェザーたっぷりのベストを重ねてデコラティブに仕上げた。カラーは、発色のよいピンクやライトグリーンなどがセレクトされ、個性という名のスパイスをふりかけている。相反するものの掛け合わせ女性らしいピースに交えて登場するのは、男性性を感じさせるアイテム。フーディジャケットやショートパンツといったアクティブウェアを筆頭に、身幅・アームラインを大きくとったドロップドショルダーのジャケットなど、フェミニニティの中にマスキュリンな要素をほどよく溶け込ませるのが、ヌメロ ヴェントゥーノらしいアプローチである。
2018年09月23日ジル・サンダー(JIL SANDER)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2018年9月19日(水)に発表された。夏のように陽気な気候のミラノで新作ランウェイショー9月下旬に差し掛かったとは思えないほど、陽気な気候のイタリア・ミラノ。ジル・サンダーのランウェイショー当日は、少し歩くと汗ばむほど温暖で、まばゆい陽射しが降り注いでいた。ショー会場は、この朗らかな天候を予測していたかのような特別な空間。イタリアの伝統的な菓子パン・パネットーネの工場だという建物は、天井が抜かれ、上から明るい陽射しが差し込んでいる。ランウェイの至るところには植物が飾られ、開放的な雰囲気が広がっていた。会場を包み込むムードとリンクするように、ジル・サンダーの新作はのびのびとした印象。風にのって流れるように動き回るロングドレス、ふわりと広がったミニ丈のワンピース、ボクシーシルエットのシャツなど、シルエットの緩急が激しく、各々がそのテキスタイルの長所を楽しむようにデザインされた個性的なピースが揃っている。女性の服はいまどうあるべきか?今季の一つのテーマとなったのは、女性服の根本的な見直しだ。現代女性に必要なものは何か、立ち止まって考えなおすことで生まれたのは、相反するものの融合。フレアなミニスカートとワークシャツのコンビ、スキューバ着想のスポーティーなファブリックで仕立てたセットアップ。一見交わることのないものたちが、そのアンバランスさを楽しむようにミックスされている。こだわりのテキスタイルはどれも個性的ファブリックは、ルーシー&ルーク・メイヤーの勤勉さが垣間見える、厳選素材を使用。過去には、新作を作るため約200通りの生地を作って試すほど、テキスタイルにこだわりを持つ彼らは、今回イタリアと日本の工場でテキスタイルを作り出した。ボックスシルエットを容易に描き出すハリ感のある素材や、ボディにそっと寄り添うニット地、製品が出来上がった後に染めるガーメントダイを繰り返したオーガンザなどを用意している。キーワードはデフォルメ一方で、彼らのポップなアイデアは、各ピースのディテールに反映。特に、ルーシーがお気に入りだという拡大された袖口が印象的、シャツやワンピースなど繰り返し登場している。また、前と後ろを逆転させたアンバランスなデザインも起用。前から見るとプレーンなデザインなのに、後ろをみるとボタンが並んでいたり、大きくVの字にカッティングされていたり、肩甲骨手前くらいまでジップが配されていたり…と、バッグスタイルに意外性を持たせたデザインも多く取り入れられていた。女性のドローイングモチーフをアイコンに今シーズンのアイコンとなるのは、女性を描いたドローイングのモチーフ。「女性服の見直し」を一つの起点とした今季らしいアイコンは、女性のヌードをあらゆる角度から捉えたものだという。彼らの遊び心によって、ビックサイズのニットにパッチのように張られたり、前身頃に大きくあしらわれたり、シャツの上に刺繍で装飾されていたりと、様々な形で表現されていた。“厚底下駄”でオリジナルコーデしかし、最もパンチが効いていたのは“厚底下駄”の登場だ。日本からインスピレーションを受けて、太い鼻緒に分厚いソールを組み合わせた下駄は、プラットフォームサンダル風に変身している。オープントゥのレッグカバーとミックスされ、新しいフットウェアのコーディネートを提案していた。
2018年09月23日エトロ(ETRO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月21日(金)イタリア・ミラノで発表された。ヴェロニカ・エトロが太平洋の隅々で視野を広げ、各国のビーチからインスピレーションを得たという今季のテーマは「パシフィック ゼン(PACIFIC ZEN)」。世界のリゾート地を巡る旅ヴェロニカ・エトロの心を揺さぶるクリエーションの旅は、アメリカ・カリフォルニアから始まった。サンサンと輝く太陽が似合う街からはサーフカルチャーのアイデアをゲット。そこから、世界有数のリゾート地・ベニスへ向かい、豊かな自然にあふれたハワイを通り、終着点の日本へとエトロ号は進行を進める。ブランドのDNAと旅先の思い出を融合旅先での思い出は、ペイズリー、パッチワーク、繊細なエンブロイダリーといったエトロならではのデザインコードと交わり、その国境が曖昧になるほど自然に溶け込んでいる。ハワイで見つけたハイビスカスの葉やヤシの木、脳裏に焼き付くほど美しくサンセットもモチーフとして溶け込ませた。カリフォルニアのサーファーたちからもらったアイデアは、素材に反映。ウェットスーツ風のミニドレスやスリムフィットのニットスーツを生んだほか、防水性の高いネオプレンのボレロも作り出した。日本文化満載!また、ゴール地点の日本からのインスピレーションは、長旅の締めくくりとして色濃く反映。着物スタイルのキルティングローブ、下駄を想起させるトングサンダル、着物でみるようなオリエンタルな花模様。そして、最も色濃くジャパニーズカルチャーが反映されているのが帯ベルトだ。ゆったりとしたシルエットのアウターをコンパクトにまとめあげ、コーディネートのアクセントとなっている。海の色、旅の思い出を反映した、移ろいゆくカラーカラーパレットも、旅路を追うかのように美しく移ろい行く。海を想起させるインディゴとサンゴを想起させるコーラル。この2色をキーカラーとしてショーは始まり、イタリアの大地を想起させるようなレモン・ライム・オレンジといったシトラスカラーへバトンタッチ。ラストは日没の海を象徴しているようなダークカラーや、書が発展している日本ならではのブラック&ホワイトの配色などが起用されている。
2018年09月22日ブルマリン(Blumarine)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)17:30より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスでは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、透け感のあるワンピースとパンツのセットアップを基軸にコレクションを展開。シフォン素材のワンピースには、ファーなどの立体的な素材で仕立てたアウターを合わせたり、カジュアルに寄せたパンツのセットアップには、襟元にフェザーを装飾したりと、相反するファブリックを共存させるクリエーションが目を惹いた。今シーズンはどのようなピースで魅了してくれるのか、期待が高まる。【詳細】ブルマリン 2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)17:30現地時間:2018年9月21日(金)10:30
2018年09月21日モスキーノ(MOSCHINO)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)午前3:00より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、前半はスーツ、後半はドレス・イブニングで構成したランウェイショーを展開。レッド、オレンジ、蛍光グリーン、パープルなど力強いカラーを基調としたスーツや、スパンコールやクリスタルなど立体装飾を施したドレスが目を惹いた。ジェレミー・スコット率いるモスキーノが、今シーズンはどんなクリエーションで楽しませてくれるのか、注目したい。【詳細】モスキーノ2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)3:00現地時間:2018年9月20日(木)20:00
2018年09月21日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)が、ロンドンファッションウィークにて2019年春夏コレクションを発表。
2018年09月18日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)がニューヨークで2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションを発表した。
2018年09月18日バーバリー(BURBERRY)の2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月18日(火)1:00よりイギリス・ロンドンで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。先シーズンは、長きに渡ってクリエイティブ・ディレクターとしてバーバリーのブランドイメージを刷新してきたクリストファー・ベイリーによるラストショーとなった。アイコニックなバーバリーチェックを一掃することで新しいイメージを構築してきたクリストファー・ベイリーが、あえてコラージュのようにしてバーバリーチェックをピックアップ。多様性を讃える文化やカウンターカルチャーと組み合わせたアイテムの数々は、ポジティブで自由な精神を主張した。そして、今シーズンは、新チーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したリカルド・ティッシのデビュー・コレクション。ショーに登場した一部アイテムが、ショー直後の24時間限定でSNS経由で販売されるなど、すでに新たな兆しを見せている。どんなコレクションが繰り広げられるのか、注目が高まるところだ。【詳細】バーバリー 2019年春夏コレクション ライブ配信日本時間:2018年9月18日(火) 午前1:00ロンドン現地時間:2018年9月17日(月) 17:00
2018年09月15日アカネウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)が2019年春夏コレクションを発表した。
2018年09月15日スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)によるコーチ(COACH)が、9月11日(日本時間9月12日未明)にニューヨークで2019年スプリングコレクションショーを開催した。今シーズン、アメリカンルックのクラフト&スピリットを再構築したコーチ。新たな“ニューロマンティックギャング”として、当時夢を追い、果てしなく続くアメリカの草原を横断した若者たちによって打ち捨てられた宝物を辿り、救い出す旅をテーマにした。また、今シーズンも行うディズニーとのコラボレーションでは、アメリカンポップカルチャーのアイコンであるダンボやバンビなどがモチーフに起用された。フロントローには、ブランドアンバサダーのセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)を始め、日本からは俳優の北村匠海、日本でも大人気の韓国ガールズグループ ブラックピンク(BLACKPINK)のジスとロゼらが顔を並べた。ランウェイには、注目のイットモデル、カイア・ガーバー(Kaia Gerber)や、2018-19年秋冬メンズショーへの出演数で快挙を遂げた日本人モデルのコウヘイ(Kohei)、サプライズでブランドアンバサダーの水原希子も登場した。
2018年09月15日サポートサーフェス(support surface)の2019年春夏コレクションが、2018年9月10日(月)、上野・東京国立博物館 表慶館で発表された。テーマは「Motion 軌跡のデザイン」。東京国立博物館 表慶館の内部に現れたランウェイ。重要文化財にも指定されている、この特別な場所での開催は、デザイナー研壁宣男がその建造物としての美しさに惹かれ、10年以上前から切望していたという。「布の軌跡」をデザインしたフォルム今シーズンを紐解く鍵となるのは、布を纏った女性の"所作"。研壁は、人が動作することによって動く布の"余韻"を捉え、布の軌跡をデザインする感覚で制作を進めたと語る。"静"に焦点を当てた2018-19年秋冬コレクションとは対称的に、軽やかで上品な"動"に着目したピースを展開していく。ドレープをたっぷりとったキャミソールブラウスや、サイドに深く切り込みを入れたスプリングコート、大きくタックの入ったパンツは、モデルである女性たちが歩くたび、肉体に寄り添うかのように美しく揺れ動く。ハリ感、落ち感、軽やかさ、そのすべてを兼ね備えたピースを完成させるため、テキスタイルの選択にもこだわった。エレガンスの中に光るスポーティー上品なムードが漂うコレクションにアクセントを加えるのは、アクティブでスポーティーな要素。スポーツウェアをファッションとして取り入れることが当たり前の時代に、スポーツブランドでは成し得ないスポーティーなエレガントウェアを生み出したい、という研壁の強い想いが込められた。男性用の作業着であるニッカポッカにインスピレーションを得たボリューミーなボトムスには、軽やかな素材を採用することで品格ある佇まいに。スポーティーなジャンパーにはパフスリーブを取り入れることで、フェミニンな印象に仕上げている。足元には一貫して、クラシカルな靴の作りを持ちながら、スニーカーに見られる蛍光色を配した、存在感溢れるシューズを合わせた。リズムを生む多彩なパターンショーが中盤に差し掛かると、鮮やかなパターンに彩られたピースが続々と登場し、コレクション全体にリズムを生んでいく。爽やかな水玉模様のシャツワンピースや、オレンジを基調とした花柄のジャケット、ラメプリントが印象的なロングスカート、光沢感のあるストライプパンツ...洋服のフォルムや素材感を引き立てる鮮やかなパターンが、ショーを見る者を最後まで惹きつけ、魅了していた。
2018年09月13日マイケル・コース コレクション(Michael Kors Collection)の2019年春コレクションが、日本時間2018年9月12日(水)23:00よりアメリカ・ニューヨークにて発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。前回の2018年秋コレクションには、アイキャッチ―なタータンチェックをはじめ、鮮やかな花柄やレオパードなど、多彩なパターンのピースが登場。バリエーション豊富な柄アイテムを、スポーティー、エレガント、フェミニン、マニッシュなど様々なムードでスタイリングし、楽しませてくれた。2019年春コレクションでは、どのようなルックで魅了してくれるのか、注目したい。【詳細】マイケル・コース コレクション 2019年春コレクション日本時間:2018年9月12日(水) 23:00~現地時間:2018年9月12日(水) 10:00~
2018年09月13日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2018年を締めくくるスペシャル・イベント「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ 2019」を開催する。今年はパーク史上初、1年の大人気イベントのエッセンスを丸ごと一夜で満喫できるという豪華で大興奮の新カウントダウンとなっている。同イベントは、1年の最後を締めくくるにふさわしく、3,000発以上のパイロが打ちあがる豪華なカウントダウン・モーメントや、大人気のアトラクションが最長26時間乗り放題になることで毎年大人気を博している、1日限定のスペシャルなイベントのこと。昨年、人気のあまり入場券が早々に完売したほどの盛況で、今年は“新カウントダウン”として生まれ変わる。恒例のカウントダウンの豪華なラインナップに加え、今年はパーク史上初、“一夜限りの特別版シーズナル・イベント”を開催。「新カウントダウン」では、2018年にパークで開催した数あるショー・エンターテイメントの中から代表的な演目を厳選、一夜限りの特別バージョンに再構成する。今春一新して大好評だったストリート・ライブを筆頭に、夏イベントからは「ミニオン・スノー・ファイト」が登場。パークが誇る最恐のシーズナル・イベント“ハロウィーン・ホラー・ナイト”からは、今年登場した新ゾンビたちが参戦。一夜限りの“ゾンビ・デ・ダンス”が早くも大復活する。そして、冬イベントからは「ユニバーサル・イリュージョン・ツリー」や“ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター”の魔法界でのクリスマスで繰り広げられたキャッスル・ショー「ホグワーツ・マジカル・ナイト」も楽しめるという。春、夏、ハロウィーン、クリスマス、パーク1年の人気イベントが一夜に大集結する「新カウントダウン」に注目だ。「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ 2019」は、2018年12月31日(月・大晦日)午後7時~2019年1月1日(火・元日)午前2時まで開催。Despicable Me, Minion Made and all related marks and characters are trademarks and copyrights of Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLC. All Rights Reserved.TM & (C) 2018 Sesame Workshop(C) 2018 Peanuts Worldwide LLC(C) 1976, 2018 SANRIO CO., LTD.APPROVAL NO. EJ8083002TM & (C) Universal Studios.All rights reserved.画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2018年09月12日エズミ(EZUMi)の2019年春夏コレクションが発表された。テーマは「Untitled:1618」。昨シーズンに引き続き、あえて"無題"とすることで、奥行きのある世界観を見せていく。トッド・マクレランの作品に着想創作のインスピレーション源となったのは、現代アーティスト、トッド・マクレラン。ガジェットをはじめ既に完成されたプロダクトをあえて分解し、すべてのパーツを規則正しく並べた彼の写真作品「Disassembly(分解)シリーズ」に着想を得て、デザイナー・江角泰俊が得意とする構築的なピースを展開していく。パーツごとに分解し再構築用意されたのは、アイテムを一旦パーツごとに分解し、別のアイテムと共に再構築したかのようなピースたち。たとえばデニムパンツのウエストやサイドに注目すると、淡いブルーのデニムをパーツごとに切り分け、インディゴブルーのデニムに張り付けたかのようなディテールが見て取れる。カーキとブラックのカラーブロックが印象的なジャケットは、エポーレット付きの軍服を切り取り、スタンドカラーのミリタリージャケットにドッキングしたかのようなデザインに仕上げた。ファスナーやスナップボタン、複数のポケットなどミリタリーアイテムの優れた機能性は残しつつも、形の異なる2つのジャケットを再構築することでデザイン性を高めている。前から見るとフロントのボタンを開けたデニムシャツワンピースを羽織っているかのようなピースも、背面にはトレンチコートなどに見られるベルト風ディテールが現れる。さらに、バックスタイルには、江角が得意とする美しいプリーツもプラスした。ストライプのオリジナルテキスタイルブラックやベージュ、カーキといったベーシックカラーが主流のコレクションにリズムを生むのは、繊細なマルチストライプのテキスタイル。上品な光沢のあるキュプラを用いたこのオリジナルテキスタイルは、フリルをたっぷりとあしらったブラウスや、ウエストのレースアップが印象的なワンドパンツなどに採用され、コレクション全体に漂う落ち着いたムードにアクセントを加える。
2018年09月11日イザベル マラン エトワール(SABEL MARANT ÉTOILE)が2019年春夏コレクションを発表。
2018年09月01日ファイブノット(5-knot.....)は、2019年春夏コレクションを2018年8月28日(火)に東京・原宿で発表。キューバへの旅からインスパイアクラクションカーのエンジン音から幕を開けたコレクションのインスピレーション源は、キューバ。実際にデザイナーが旅をして刺激を得たのは、キューバのカラフルなストリートアートやコロニアル建築、ラテン音楽に身を委ねる人々の陽気さに加え、路地裏に入った時の生活の様子や、タイルやコンクリートを再利用して建てられた建物に残る痕跡。土地や歴史に根付いた文化や空気感を、ウェアに落とし込んだ。グラフィティやウイスキーボトルのプリント注目したいのは多彩なプリントのファブリック。街中の壁に描かれたカラフルな落書きをイメージしたウォールグラフィティモチーフは、プリント及び刺繍で表現され、オールインワンやロングスカート、ジャケットにあしらわれている。その他、キューバンフラワープリントや、ウイスキーの瓶を並べたボトル柄ジャカード、キューバの首都・ハバナの街並みを描いたプリントなど賑やかでプレイフルなテキスタイルを揃える。リラックスしたシルエットアイテムは、リゾートを思わせるリラックスしたシルエットのワンピースやワイドパンツ、ロングスカートなどが散見された。暖かなイエローのフラワープリントワンピースは、バルーンスリーブで浮遊感のある仕上がりに。なめらかなドレープのティアードスカートや、細かいギャザーと布の分量感でエレガントに仕上げたカラフルなワイドパンツなど、キューバの温暖な気候を投影したかのように晴れやかなピースが展開されている。軽やかな素材シルエットに加え、軽やかな素材を使うことでより一層開放的な雰囲気に。しなやかなレーヨンや、先染めリネン、リネンナイロンなど涼しげな素材が多用されている。スイムウェアの上に羽織ったアロハシャツは、トロピカルなムードとともに、レーヨンのハリ感と光沢によって上品な雰囲気を演出する。ファイブノット初のスイムウェアブランド初となるスイムウェアは、米・カリフォルニア発のサーフブランド、オーシャンパシフィック(Ocean Pacific)とのコラボレーションアイテム。スイムウェアの他にも、レインボーカラーがポイントのカットソーや、ロゴTシャツ、ワンピースなども披露された。また、ハットは、全ての工程を手作業で行うブランド・Kohsuke Inaba Hat Makerとのコラボレーションによるものだ。
2018年08月31日1962年の開業より多くの人々に親しまれ、2015年8月末に営業を休止した「ホテルオークラ東京」は、新名称を「The Okura Tokyo」に改名し、“日本の伝統美の継承と革新、和のこころをもって世界をもてなす”新たなホテルとして2019年9月12日(木)にリニューアルオープンすることが決定しました。2019年9月12日(木)にオープン決定!「The Okura Tokyo」「The Okura Tokyo」の開発コンセプトは、「伝統と革新」。旧本館に息づいていた「日本の伝統美」を継承しつつ、最新の設備・機能に刷新し、ホテルオークラグループが今まで大切にしてきた「Simplicity&Elegance(清楚にして優雅、華美過ぎない洗練された上質さ)」がデザインコンセプトです。「オークラ プレステージタワー」高層棟である「オークラ プレステージタワー」は、国際都市・東京の躍動感や洗練さに和のアクセントを取り込んだ、コンテンポラリー・ラグジュアリーホテルです。東京の眺望を満喫できるよう、“オークラ プレステージブランド”の客室を28階以上に設置するとともに、オークラ伝統のレストランや、都内でも屈指の収容人数を誇り大規模な国際会議などにも対応できる大宴会場なども擁するインターナショナルホテルとして展開されます。「オークラ ヘリテージウイング」中層棟である「オークラ ヘリテージウイング」は、日本の美のエッセンスで創り込まれたラグジュアリーホテルです。近年、都心部でオフィスと併設されているラグジュアリーホテルが多いなか、「オークラ ヘリテージウイング」は、オークラ ヘリテージブランドの広々とした間取りの客室や、日本の和を表現する日本料理「山里」、茶室「聴松庵」などのホテル施設に絞って構成されます。日本の美を継承するホテルとしての独立性を確保するとともに、国内外の賓客の迎賓館ともなるホテルです。「The Okura Tokyo」の庭園・ロビーオークラ庭園高低差のある敷地形状を活かした、緑豊かな庭園です。 オークラスクエアの水盤を起点として、滝、池、湿地など水の動きや流れを石や砂利を用いて「水の道」として見たて、敷地全体が枯山水の庭園として表現されます。初春の梅に始まり秋のモミジの紅葉まで、四季折々の風情を感じられる様々な樹種が採り入れられます。 散策時にはもちろん、宴会場や日本料理「山里」からも一面のガラス越しに四季の移ろいを感じられます。「オークラ プレステージタワー」のホテルロビー(メインロビー)オークラを象徴する照明器具「オークラ・ランターン」や、満開の梅の花のように見立てた「梅小鉢のテーブルと椅子」、六大陸各都市の時を刻む「世界時計」、そして「行燈」などが再配置されます。また、色絵磁器の人間国宝・富本憲吉氏がデザインし、西陣の純絹のつづら錦に仕上げた「四弁花紋様の装飾」や「麻の葉紋の木組み格子」などが旧本館仕様そのままに製作されます。「オークラ ヘリテージウイング」のホテルロビー(ヘリテージロビー)静寂さとあたたかさを感じる独特の和の趣きをもったロビーです。 ロビーの空間そのものを日本の床の間のように静謐な場所として、そのなかにオークラを象徴するデザインをちりばめ、錦張り交ぜの壁面装飾や六角形のブラケット照明、鱗紋などのオークラのアイコンが浮かび上がるような空間に構成されました。「The Okura Tokyo」の客室「オークラ プレステージタワー」の客室眼下に広がる大都会の眺望を愉しむことができます。 窓の大きいワイドリビングタイプと浴槽から大都会の眺望を望めるビュー・バスタイプがあります。「オークラ ヘリテージウイング」の客室大きな窓を持つ開放感あふれる客室です。 気品と日本文化が薫るデザインの客室は、心安らぐ寛ぎの空間です。リビング空間に大きな窓面をとったワイドリビングタイプと、浴室で外を見ながらゆったり寛げるビュー・バスタイプがあります。 いずれのタイプの客室も浴槽はブローバスで、全室にミストサウナが設置されており、心身ともにリラックスできます。インペリアルスイート(「オークラ プレステージタワー 」39・40階)メゾネットタイプのスイートルームです。 3ベッドルームスイートとしても機能し、インペリアルスイートの面積は720㎡と日本最大の広さを誇るスイートルームとなります。2層吹き抜けのリビングルームやミーティングにも使えるシアタールームなども設置され、宿泊だけではなくエグゼクティブミーティングなどとしても利用が可能です。 またバスルームは、寝湯、打たせ湯なども設置されます。プレジデンシャルスイート(「オークラ ヘリテージウイング」 17階)広さ256㎡の、和を基調としたスイートルームです。 隣接する客室と接続すると約320㎡の広さになります。 リビングルームとバスルームから坪庭を眺めることができ、和の趣きある客室をより一層引き立てて寛ぎと癒しの時間を提供してくれます。「The Okura Tokyo」のレストラン日本料理「山里」(「オークラ ヘリテージウイング」4階)五味・五法・五旬を基本に、朝食から会席に至るまで本物の和食を追求・提供する日本料理店です。 寿司カウンターや割烹カウンターが設置されます。 内装設計は、谷口建築設計研究所が担当し、日本庭園と一体となった和の空間を演出しました。ファインダイニング(「オークラ ヘリテージウイング」5階)日本のフランス料理の父とも称され、オークラフレンチの礎を築いた総料理長・故小野正吉の系譜を引くフランス料理店です。食通達が愛してやまないオークラフレンチの世界に、四季が織りなす日本の食文化も融合させた新しいスタイル。 和を感じる静謐な店内で、お客さん一人一人に合わせた料理が提供されます。オールデイダイニング「オーキッド」(「オークラ プレステージタワー」 5階)食のオークラの集大成ともなる料理の数々がいただける、スタイリッシュ&スマートがテーマの洗練された上質なホテルダイニングです。 シェフ・パティシエ・バリスタの動きが見える吹き抜けの開放的な空間にはライブ感あふれるオープンキッチン、テラス席などが備えられます。中国料理「桃花林」(「オークラ プレステージタワー」6階)新しい「桃花林」は、伝統の味を継承するとともに4大中国料理を含む幅広い中国料理を提供する「オーセンティック・チャイニーズ」として展開されます。鉄板焼「さざんか」(「オークラ プレステージタワー」41階)1964年東京オリンピックの際に海外からのお客さんに日本の食材を使った新しい「お肉料理」を紹介することを目的につくられた、ホテル鉄板焼レストランの魁となった歴史あるレストランです。メインバー「オーキッドバー」(「オークラ プレステージタワー」5階)従前のオーキッドバーのエッセンスとぬくもりの中に現代のスタイルを取り入れました。 200種類以上のウイスキーコレクションを備えた、文化の香りのする大人のバーです。バー ラウンジ「スターライト」(「オークラ プレステージタワー」41階)トップフロアにあるエレガントな空間です。 東京及びその周辺のスカイラインを楽しめます。 テーマは「もう一つの旅を通じた発見」です。「バロンズ バー」(「オークラ ヘリテージウイング」5階)神代ニレの1本木がバーカウンターに使われた、シンプルかつ居心地のよい大人のバー空間です。「The Okura Tokyo」のフィットネス&スパ「オークラフィットネス&スパ」(「オークラ プレステージタワー」26・27階)独立性の高い専用フロアで、四方に開放された窓から東京を一望できます。 ジムには最新のトレーニングマシンをそろえ、プールは25m×5レーンの本格的な温水プールです。27階に併設するリラクゼーションルームや26階のスパトリートメントルームは、プライベート性が高く、上質なリラクゼーションを提供する空間として新たにスパを融合し、トータルウェルネスを追求できる、より充実した環境を整えた施設です。「The Okura Tokyo」に宿泊しに行こうオープン日は2019年9月12日(木)です。 従来の伝統を尊重しながら新しい文化も取り入れてリニューアルする「The Okura Tokyo」に出かけてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:The Okura Tokyo住所:東京都港区虎ノ門2-10-4
2018年08月27日現在、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演している佐藤健が、本作の貴重なショットを集めたフォトブックと2019年のカレンダーを発売することが決定した。また発売を記念して5大都市にて「佐藤健 写真展 2019」を開催する。■ドラマフォトブック&20代最後のカレンダーを発売「半分、青い。」とTBS系火曜22時ドラマ「義母と娘のブルース」、2本の出演作が現在放送中で、さらに10月19日(金)には主演映画『億男』が公開するなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤さん。今回、そんな佐藤さんの「半分、青い。」のフォトブックと20代最後を切り取った「佐藤健2019年カレンダー」の発売が決定した。カレンダーはドラマ「半分、青い。」にちなんで「青」のグラデーションをコンセプトに、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろし、佐藤さんの魅力があふれる作品に仕上がっている。また、撮影時のメイキング映像を収録した豪華DVD付きカレンダーと関連グッズの発売も決定しており、こちらも注目だ。■全国5大都市にて写真展を開催そして、この2作品の発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市にて「佐藤健 写真展 2019」の開催も予定されている。写真展では、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には超特大パネルやフォトスポットも設置される。また、会場には「半分、青い。」写真展(無料)を併設。ヒロイン・鈴愛の幼なじみ、萩尾律を演じる佐藤さんにフォーカスした貴重なカットを公開し、ドラマファンにとっても堪らない展示となっている。佐藤健の魅力を存分に感じられる展示会の内容も是非チェックしてみて。「佐藤健2019年カレンダー」「佐藤健 in 半分、青い。PHOTO BOOK」は現在予約販売中。「佐藤健 写真展 2019」は東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市にて9月~開催予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会
2018年08月22日2019年秋に控える「南町田グランベリーパーク」のまちびらきに合わせて、2018年9月24日に閉館することが決まっている東京・六本木のスヌーピーミュージアムが、南町田グランベリーパークに移転し、オープンすることが決定した。新しくなる「南町田グランベリーパーク駅」イメージ南町田グランベリーパークは、南町田駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、官民が連携して、都市基盤、都市公園、商業施設、駅などを一体的に再整備し、「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクトで新たに生まれる街。スヌーピーミュージアムが開館する「パークライフ・サイト」エリアは、鶴間公園と商業施設の中間に位置し、ミュージアムのほか、本を媒体に人と人との交流を生み出す「まちライブラリー」、ワークショップスペースなどを備えている。これらの施設と、隣接する公園などが互いに連携することで、まち全体を一体的に活用し、幅広い世代の人たちが、それぞれに新たな時間の楽しみ方を発見できる場所となることを目指す。「チャールズ M. シュルツ美術館」(米カリフォルニア州)の世界で唯一のサテライトミュージアムとなる、スヌーピーミュージアムは、世界中の新聞に掲載されたコミック『ピーナッツ』やスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料を楽しむことが出来る。また、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売し、隣接するアネックスにはカフェが併設される。六本木 スヌーピーミュージアム六本木の約2倍の規模となる館内は、魅力的なコンテンツが充実し、緑あふれる環境を活かした多彩なエンタテインメントやアウトドア・プログラムが提供される。さらに、 町田市が取り組む「えいごのまちだ事業」と連携し、子どもたちが楽しみながら英語を学べるオリジナル企画にも取り組む。 まちびらきに合わせ、南町田の駅名も南町田グランベリーパークに改称される。生まれ変わる街に、スヌーピーに会いに足を運んでみては。
2018年08月17日