25歳のときに、当時の義母が買ってくれた喪服。その後20年近く、問題なく着ることができていました。幸いにも出産でそれほど体形変化がなかったので、このままアラフィフになっても問題なく着られると思っていたのですが……考えが甘かったと実感した体験談です。42歳で着たときはまったく問題なかった喪服46歳、押しも押されもせぬアラフィフとなって数カ月のときのこと。職場関係の不幸ごとが舞い込みました。お通夜はなく、告別式のみの開催とのこと。とてもお世話になった方なので、ぜひ参列をと思いました。お通夜がない分、告別式まで少し時間があったのが、今思えば不幸中の幸いだったのです。「そういえば喪服、久しぶりに着てみたほうがいいかも……」と思い立ちました。前に着たのは4年前、42歳の大叔父の葬儀のときです。あのときはすんなり着られたし、きっと問題ないだろう……と思いたい自分と、この4年でぐっと体形が変わった自覚もあって不安を抱える自分と、半々の気持ちで4年ぶりの喪服に袖を通すことになりました。4年間で大きく変わったことは3つ袖を通した最初の感触として、サイズは何とかなったという印象でした。ですがショックだったのは、四十肩の私には、後ろのファスナーを上げることができない! 四苦八苦して15分ほどかけてようやくファスナーを上げました。ほっとして鏡を見たところ、ワンピースの丈が膝下ギリギリなことに気が付きました。アラフォーでは気にならなかった着丈ですが、アラフィフには膝下ギリギリの喪服は厳しい……。しかもワンピースのサイズは9号で何とかセーフだけど、ジャケットは何と7号で、ボタンを留めると見た目にも窮屈感が……。後ろのファスナー、着丈、ジャケットの窮屈さ……この3つの問題をこのままで良しとするか、今後の50代以降の人生このままの喪服で良いのか、考えさせられるきっかけとなりました。50歳オーバーの先輩に相談してみると…25歳のときに買った喪服を20年着たという事実と、それがアラフィフの自分の体形には合わなくなっているという現状。これは女性の先輩に話を聞くしかない!と考え、職場の同じアラフィフ仲間で、私より5歳上の50オーバーの先輩に相談しました。そうすると先輩は、「私も28歳で買った喪服は48歳で買い替えたよ。これからまだ20年着るんだから、これからの自分に合うものに買い換えるのがおすすめだよ」という回答。もう迷う理由はなくなり、その週末に買いに行くことに決めました。いざ買いに行くと、20年前とは喪服の作りがまったく違う! 後ろファスナーのものなんてなく、すべて前ファスナーで、しかもワンピース1枚でも上着を着ているように見える作りになっています。私は11号を選び、着丈もしっかり膝が隠れる安心な1枚を手に入れることができました。まとめそして迎えた告別式当日は、着心地もサイズも今の自分にぴったりの喪服を着ることができ、見た目や窮屈感などを気にすることなく、故人とのお別れに集中することができました。「アラフィフになっても20代と同じ喪服を着ていてはいけないよ」と、故人が最後に気付くための時間をくださったのかもとも思っています。今後きっと喪服を着る機会は、これまでより増えることでしょう。でもこれからの私は、どんな急な不幸ごとにも慌てず駆けつけることができます。これからの20年をともに過ごすであろう喪服を、大切にメンテナンスしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/sawawa著者/まっちゃ (46歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2024年03月30日法政大学大原社会問題研究所では、2023年11月29日(水)に法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)で第15回大原社研シネマ・フォーラム「ハマのドン」を開催します(参加費無料、事前申込不要)。上映後に、松原文枝氏(「ハマのドン」監督)によるトークも行われます。第15回大原社研シネマ・フォーラム「ハマのドン」2019年8月、“ハマのドン”こと藤木幸夫が横浜港をめぐるカジノ防止に向けて立ち上がった。地元政財界に顔が利き、歴代総理経験者や自民党幹部との人脈がある、保守の重鎮だ。その藤木が、カジノを推し進める政権中枢に対して、真っ向から反旗を翻した。身体を張った勝負師の行動は、多くの市民、自民党の長老、カジノ側の人物までも動かす。一方市民のカジノ反対の動きは燎原の火のごとく広がっていた。だがその声は届かず、横浜市長選に持ち込まれた。藤木は無名の新人を押し立て、現職市長、そして菅側近の現職官僚を相手に闘うことになる。無謀とも言える闘い。その行方は―。監督はテレビ朝日の「報道ステーション」プロデューサーを務めた松原文枝。ナレーションはリリー・フランキー。【開催概要】■日時 :2023年11月29日(水) 17:20~20:00(開場17:00)■会場 :法政大学多摩キャンパス EGG DOME 5階ホール (アクセス)京王線めじろ台駅、JR横浜線相原駅、JR中央線西八王子駅より法政大学行バス利用■プログラム:17:30~19:10 上映 「ハマのドン」19:15~20:00 トーク・質疑応答 松原文枝氏(「ハマのドン」監督)■参加 :参加費無料■申し込み :不要(どなたでも参加できます)■その他 :詳細は下記URL(大原社会問題研究所ウェブサイト)をご確認ください。 【大原社会問題研究所】1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野ではわが国で最も古い歴史を持つ研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れている。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、ビラ・チラシなどの原資料、ポスター・写真・バッジなどの社会運動関係の現物資料を多数所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日現在6歳になる息子が2歳のときのことです。息子は内服が極端に苦手で、いろいろと試しても克服できずにいました。ある日、生まれたときからお世話になっている小児科医にそのことを説明したのですが、まさかの返答。今までの努力や本当につらい状況を理解してもらえず、悲しくなってしまった体験談です。内服がとにかく苦手な息子味覚がとても敏感な息子。大人にはわからないような変化にも反応します。完熟を少し過ぎたバナナや加熱しすぎたお肉などは口にしません。好き嫌いが多いというより、苦手な味付けがあるようです。 一番大変なのは内服。粉を練って小さくしても、アイスに混ぜてもだめです。「うぇっ」となってしまい、ひどいときには吐いてしまいます。風邪で薬を処方されたときは何とか飲ませようと必死に努力しましたが、どれも失敗。風邪の症状に加えて内服の苦痛が強く、息子がかわいそうでした。 小児科医のひと言が……ある日発熱があり、かかりつけの小児科を受診。風邪とのことでした。「解熱剤は坐薬でいただけないでしょうか? 薬を飲むのがどうしても苦手で……吐いてしまうこともあるので」とお願いすると、「アイスに混ぜたりしていますか? 2歳で飲めないというのは問題ですよ。ちゃんと練習しないと。お母さんがしっかりしないと、もっと重い病気になったときにお子さんが苦労することになりますよ」と先生。 今までさまざまな努力をしてきたこと、どうしてもうまく飲めないことを説明しましたが、理解してもらえませんでした。 息子や私が悪い? できないものはできない結局、粉薬が処方されました。先生の言うことは理解できますが、薬が飲めないのは甘えだと言われたようで、とても悲しい気持ちになりました。風邪で熱があって食欲もないなか、どうしても薬を飲んでくれない息子に飲ませる大変さを少しでもわかってほしかったです。 泣いて嫌がる息子の口を無理やり開けて薬を入れても、「うぇっ」と出してしまいます。ひどいときには食べ物も吐いてしまい、むしろ体力を奪っているのではないかとすら思う状態。練習しろと言われてもその方法がわかりませんでした。ただ途方に暮れながら家路につきました。 その後も息子が4歳になるまで、内服はとにかく大変でした。効果的な方法が見つからず、風邪を引くたびにとてもつらい日々を過ごしました。何とか乗り越えられたのは、年に2回ほどしか風邪を引かなかったからです。4歳を過ぎると少しずつ飲めるようになり、6歳の今では問題なく飲めるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2023年10月08日一度観たら病みつきになるような唯一無二の物語を紡ぎ出す、演劇界の注目の人物。29歳と思えない深い洞察力の持ち主の素顔は? 最新作からプライベートまで語ってくれました。『きれいのくに』などのドラマ脚本で注目を浴び、舞台では繊細かつ切れ味の鋭い作風で、強烈な観劇体験をさせる、気鋭の脚本家・演出家、加藤拓也さん。2作目となる長編監督映画『ほつれる』が現在公開中。――映画『ほつれる』は、加藤さんが主宰される劇団た組で5月に上演された『綿子はもつれる』に近しい物語でした。どういう経緯で制作に至ったのですか?不倫相手を亡くすという事件から、それまで物事に向き合ってこなかった主人公がどういう行動をとっていくのか。演劇バージョンと映画バージョンを作ったら、別のアプローチでできるなと考えました。――具体的にはどういうアプローチの違いがあったのですか?映像は空間を切り取り、焦点をあてることができます。つまり演劇ではセリフで語っていたことを、表情や構図、カメラワークによって表現できます。セリフの外側でその人物が何を思いその行動に至ったのか、観測している人たち(観客)が思考を巡らせることができるという違いがあります。――どちらの作品も胸が締め付けられました。『綿子はもつれる』では夫の連れ子を演じた田村健太郎さんが、『ほつれる』では冷め切った夫婦の夫役というギャップにも驚きました。もう一度舞台を観たくなったくらいです。舞台では中学生役でしたからね。『綿子はもつれる』は10月に台湾で上演します。――劇団た組、初の海外公演ですね!加藤さんの作品は、説明なしに場面がふいに飛んで時系列が前後することがあり、脳内でアジャストしながら観ていく作業が楽しいです。主人公の目的は何なのだろうと想像しながら、前のめりで観てしまいます。どうしても人は他人の行動に明確な理由を求めがちですよね。自分の中の限られた知識から、合理性を見出し、腑に落とそうとします。でも、はたからは非合理に見えても、当人にとっては理屈が通っている自然の行動ということは現実にたくさんあります。他者の合理性を押し付けない、起きる出来事や人物の行動に整合性を求めないということが、物語である意味なんじゃないかというふうに思っています。――加藤さんの作品を観て毎回痛感するのは、自分がいかに物語の定型に侵されているかということです。次はこうなるんじゃないかと物語をいくつかのパターンに照らし合わせながら観ていることに気づかされました。どのパターンにもはまらない、絶妙なところに流れていく展開に衝撃を受けます。物語の決まった型のようなものを僕らはたくさん受け取りすぎて、予測できるようになってしまっていますね。僕としてはそういう型に面白みを感じないというか、予想がついてしまうのはすごく嫌で。物語の王道の楽しみって本来は、テンプレにのっとったストーリーに安心することではなく、どうなるかわからない展開にドキドキハラハラすることなんだと思います。――また、セリフが普通の会話そのままに思えるくらいリアル。脚本を書くうちに、登場人物が頭の中で勝手に喋り出すのですか?いえ、無自覚に書くということは意識的に減らしていますね。そうしてしまうと自分の中に蓄積されているものの範疇を超えられない気がして、意識的に止めながら書いています。プロットは書きますが、それを守ったり守らなかったりです。――長編初監督の『わたし達はおとな』では撮影前に念入りにリハーサルをしたと聞きました。今回も実際撮影する場所で2週間ほどリハーサルを重ねました。――映像作品は舞台と違い、俳優が持ち寄った演技をその場で合わせてすぐ撮影すると聞いていたので、それは贅沢な作り方ですね。できればこのやり方は続けていきたいです。脚本の解釈を共有するには、パッと集まってその場で合わせるのでは難しい。俳優の体を通して、セリフがセリフではなくなる瞬間までリハーサルを重ね、時間をかけて作り上げるというのは必要かなと思いますね。――同じ芝居を繰り返して、新鮮味を失うことはないのですか?1万回同じセリフを口にしても、新鮮な気持ちで言えるのが俳優なんだと思います。もちろん現実には1万回もリテイクすることはないですし、蓄積は存在するけど。実際の撮影では、立ち位置や動き、セリフを話すタイミングなど、踏まえなければいけない決まり事がたくさんあります。でも、そういうものがまるでないかのように、その場に本当に生きているように感じさせる演技というのは、勘でできることではないですよね。――脚本も演出も、綿密に積み上げているから、リアルな表現が生まれているんですね?普通に話しているように見せるって、俳優の能力の高さも必要ですし、努力も必要なんですよね。普通の会話なので、一見誰でも喋れそうに見えますが、そのまま話しても言葉が抜けていってしまって、観る人に伝わりません。ちゃんとその瞬間瞬間、写実的な気持ちを動かしながら自分の言葉で話しているように喋るというのは、作品に触れている時間が長くないと難しいと思います。――スター芝居というか、演技の巧さで魅せていくのとは逆の、俳優自身を役に埋没させるテクニックが必要そうですね。主人公の綿子を演じた門脇麦さんは、匿名性のある俳優だと思います。表情で語られるものがすごくあって、素敵な瞬間がたくさんありました。染谷(将太)くんも黙っているときの情報量がとても多くてすばらしいです。僕はそこが好きすぎて、染谷くんをずっと黙らせて撮ろうと思ったくらいでした。――人物2人の会話のシーンでは、話す人の顔が交互に映されるのが一般的ですが、片方の表情のみしか見せない場面もありました。人物の後ろめたさを、横顔の顔のラインで語らせたいなど、言葉以外の部分でよりシンプルに、削ぎ落とせるものは削ぎ落としていきました。今回は、主人公が夫や恋人、干渉してくる義母などに“向き合わなかった”ということがテーマになっているので、人物の“向き”を構図に組み込んでいます。でも、これは僕の趣味の領域で、誰も気づかないと思います。演出が際立ってしまうと演出ショーになってしまうので、観客には物語に没頭してほしいし、物語が一番前にあるべきと思いながら作っています。――加藤さんは常々、作品を観ることは、必ずしも物語を解釈することではなく「体験」だと話しておられますね。メッセージやテーマを伝えたいのなら、ブログやエッセイで十分だと思います。そのほうが短時間で読めますし、ストレートに意図が伝わります。物語にする理由は、知識を得るためではなく、体験なのではないかと。映画館や劇場で、登場人物と90分なり120分間の旅を共にして、擬似体験する。それが財産になるんじゃないかなと考えていますね。――加藤さんの作品では、登場人物の感情に激しく共鳴します。「面白い」の一言では言い難い、ときに苦しい思いもするので、なぜまた観たくなるのだろうと、不思議に思うことも…。芸術って必ずしも楽しいばかりのものでなくてもいいですからね。危険なものもいろいろ発信できたほうがいいのではないかなと。――感情を強烈に揺さぶられる観劇体験が、生きている実感に近いものを得られるから、また味わいたいと思うのかもしれませんね。罪悪感やままならぬ思いなど、闇の部分を描くことが多いのは、それが人間の本質だからですか?どうでしょう。もしかしたら、それは僕が世の中に対して抱いている感覚なのかもしれないです。あまり希望的には見ていないかもしれません。ただ、絶望だけで終わっているつもりはないんですけどね。作者の手で物語に希望を与えることはできなくはないのですが、それでは作者の意図が生まれてしまいます。できるだけ物語の流れるままに終わりたいなと思っています。――今年は読売演劇大賞や岸田國士戯曲賞など、名だたる演劇賞を受賞されました。お仕事の環境も変化したのではないですか?評価していただくというのはもちろん嬉しいことですが、それによって書くものが変わるわけではないので、自分の生活は特に変化はないですね。ただ、受賞した戯曲を書籍にしていただいたのは嬉しかったです。演劇は上演したら基本的には消えてなくなってしまうものなので、形として残るというのは感慨深いです。――書く作業は楽しいですか?基本、しんどいですよね。面白い瞬間はもちろんありますけど。――書きたい物語は常にあるのでしょうか。そんなことないです。普段、気になることをメモしていて、それを見返して、いくつかが結びついたときに思い浮かぶ感じです。――加藤さんのプライベートが全く想像つかないのですが、普段はどんな生活をしているのですか?めちゃくちゃ普通です。猫を1匹飼っています。――趣味やハマっているものは?なんやろな…コーヒーは好きで毎日淹れています。銭湯やサウナ、脱出ゲームも好きです。最近は株に興味が出てきました。あと、接骨院で骨を元の位置に戻すことにハマっています。――整体師になりたいと思っていた時期があるのだとか。子供のころずっと野球をやっていたので、スポーツ整体を習って、野球選手の付き人になる未来も想像していました。もし、大谷翔平の付き人になっていたら、年収8億円くらいになっていたかもしれません。なぜやっていなかったんだろうと悔やまれます。――(笑)。8億円あったら、何に使いますか?投資するかな。何もしないで暮らしていける人生、憧れますよね。――何もしなくてよかったら、物語も書きませんか?書かないかもしれないですね。演劇も映画もどうしても興行と切り離せないので…。20億円くらいあったら、興行成績も気にせず、好きに書けるかもしれないです。加藤さんが脚本を書き、監督した映画『ほつれる』は全国公開中。夫がありながら、木村(染谷)と逢瀬を重ねる綿子(門脇)。ある日、事故により木村を突然失い、綿子はそれまで直視してこなかったことを見つめ直す。作・演出を手がけた舞台『いつぞやは』は10月1日までシアタートラムにて上演中。大阪公演あり。かとう・たくや1993年12月26日生まれ、大阪府出身。17歳で構成作家を始め、18歳のときにイタリアで映像演出を学ぶ。2013年に劇団た組を立ち上げ、すべての作・演出を手がける。’21年のドラマ『きれいのくに』(NHK)で市川森一脚本賞を受賞。’22年の舞台『ザ・ウェルキン』『もはやしずか』で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、『ドードーが落下する』で第67回岸田國士戯曲賞を受賞した。※『anan』2023年9月20日号より。写真・山越翔太郎インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年09月18日経理部に所属する29歳独身会社員・遠山明日香の趣味は、「トキメキ妄想」。トキメキが足りない日々に不安を感じた彼女は、毎日の通勤時間に、“キュン”とする妄想をするのが日課に。予測不能な妄想劇が笑いを誘う漫画『素敵な妄想デイズ』をお届けします。ぜひ本編と併せてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら■Episode5遠山さん人生初の合コン29歳になると新入社員との距離感ってすごく難しいんですよね。そんな苦悩をこんな風にかわいい妄想に変換できちゃう遠山さんの能力、うらやましい……(笑)。次回のお話もお楽しみに!(漫画:『素敵な妄想デイズ』きゅうた著(KADOKAWA)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『素敵な妄想デイズ』きゅうた著(KADOKAWA)この面白さはクセになる。きょうも遠山さんの妄想がとまらない!三つ編みカーディガンがトレードマーク。経理部に所属する会社員、遠山さんの趣味は、「トキメキ妄想」。駅員や宅配業者、着物マダム、外国人観光客……通勤中や生活圏内ですれ違う老若男女を相手に繰り広げる遠山さんの妄想展開は予測不可能。“キュン!”を自給自足する遠山さんが愛おしいギャグコミックエッセイ。
2023年09月05日今回は「29歳婚約マウント女の末路」を紹介します。婚約が決まり、ハッピーオーラ全開の主人公。友人たちにも婚約マウントをしまくり、理想の結婚式に突き進んでいたのですが…。婚約できたことで今が人生最高潮の主人公は、友人に会うたびに婚約マウントを繰り返し、SNSでも自慢ばかり。周りが見えないほどの幸せオーラで結婚式準備をしていたのですが…?≪HPはこちら≫29歳婚約マウント女の末路出典:オンナのソノハッピーオーラ全開出典:オンナのソノ婚約している出典:オンナのソノ聞き飽きた友人出典:オンナのソノ急に上から目線出典:オンナのソノ「お先に」出典:オンナのソノ言うだけ言って…出典:オンナのソノ苦笑い出典:オンナのソノ友人たちの恋愛事情は…出典:オンナのソノあまりよくない…出典:オンナのソノ結婚式場見学へ行く自慢が止まらない主人公を前に、耳にタコの友人たちはうんざり。それでもお構いなしに上から目線で結婚を語る主人公に苦笑いでした。言いたいことだけ言って嵐のように去っていった主人公を見てため息が漏れます。そんな友人たちの恋愛事情はあまりうまくいっていないようですね。イラスト:オンナのソノ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(愛カツ編集部)
2023年08月26日義母の迷惑行為に頭を悩ませていた奏さん(仮名・29歳)。誰にも相談できず、一人で抱え込んだ結果精神的に追い詰められてしまって…。しかし、とある人物の登場により劇的な展開を迎えます。今回は、義母トラブルの大逆転エピソードをご紹介します。印象の悪い義妹が訪れて…そこで聞かされた驚愕の事実とは?ある日、子どもを連れた義妹のナナさん(仮名・27歳)が突然奏さんの自宅を訪れたそうです。そこで、ナナさんから、義母の衝撃的な事実を聞かされます。「なんとナナさんも義母の行動に迷惑していると言うのです。頻繁に家にやって来て、何かする度に『奏さんに厳しく注意されたことがあるから』と決まり文句を言うのだとか。さらに私の悪口を聞かされたり、孫の写真を毎日送るよう強いられていたり…。『私が置かれている状況と同じ』と話すとナナさんは『やっぱり…! 』とすべて理解したような顔をしました」訳が分からないでいる奏さんをよそに、義妹はさらに話を続けたと言います。「ナナさんは私の印象がそう悪くなかったので、すぐ義母の悪口に疑問を持ったそうです。そこで、義弟が義母に電話で探りを入れると『嫁同士が仲良くなったら、2対1で私が負けるでしょ』『二人が不仲になるように悪口を吹き込んだのよ』と白状したと言います。すべては自分の都合のため…義母の本音を知って私はゾッとしました」嫁同士協力し合って…嘘をついた義母に怒りの反撃!「私達は、これ以上義母の思い通りにはさせまいとある作戦に打って出ることにしました。ナナさんと一緒にランチに行って、子どもみんなで撮った写真を義母に送り付けたのです。毎日送るよう言われている孫の写真で、ちゃっかり嫁同士が仲良くしているのを見せつけて…。加えて、ナナさんが『奏さんから聞いたのですが、私が挨拶もろくにできないと言っていたそうですね』『いつもきちんと挨拶していますよね…? 』とLINEを送信。義母は自分の嘘がバレたとわかり『全部私が悪かったわよ…あなたたち仲が良いのね』『もう孫の写真を送らなくてもいいわ』と意気消沈した様子を見せました」見事、義母に一泡吹かせることに成功した奏さんと義妹。ここから、さらなるLINEで義母を追い詰めたそうです。「今度は私が『ナナさんと二人で話したんですけど、義母さんにお願いがあります』とLINEを送って。『家に来る時は事前に連絡を入れてください』『夜遅くに来るのは控えてほしい』と本音を伝えたんです。すると、義母は観念したのか、自分勝手な行動を一切とらなくなりました」それから、奏さんは再び義母と一定の距離を置くようになったのだとか。何があっても義妹という強い味方がいるので、安心して暮らせるようになったそうです。義母とは長いお付き合いになるので、なるべく良好な関係を築きたいですね。しかし、相手の気持ちもあるので一筋縄ではいかないのではないでしょうか。もし、義母とうまくいっていないのなら、今回のように同じ立場の嫁同士力を合わせて、状況を変えるのも解決策のひとつです。©Betsie Van der Meer/Getty Images©Milatas/Getty Images文・菜花明芽
2023年06月24日最初こそ義母とうまくやれると思ったものの、後から嫁姑問題で頭を抱える人は少なくありません。さらに誰にも悩みを相談できないとなると、その苦しみは相当なものではないでしょうか。今回は、29歳妻を襲った義母を巡る衝撃的なエピソードをご紹介します。最初は好印象だったものの…あまりにも自分勝手な態度をとる義母2年前に結婚した奏さん(仮名・29歳)。夫の実家へ結婚の挨拶に行くと義父も義母も温かく迎えてくれたと言います。思いのほか、義母の第一印象が良かったのでこれから長男に嫁ぐ身として安心したのだとか。「結婚後、義母とは程よい距離感でお付き合いしていました。しかし、子どもが生まれた途端義母の態度が一変。何かと理由をつけては頻繁に家に来るようになって…。挙句の果てに『私が子育てを手伝っているから、あなたはだいぶ楽でしょ』と偉そうにする始末。さらに『昔、次男の嫁のナナさん(仮名・27歳)に「義母さんは子どもの世話をしてくれない」って怒られたことがあるから』といつも義妹の話を付け加えるのです」奏さんは、義母の自分勝手な行動にうんざりしつつも、いつも聞かされる義妹の言葉に疑問を抱くようになったそう。義母の迷惑行為はますます悪化…相談相手もおらず追い詰められて…「それから義母の行動はさらにエスカレート。夜遅く家にやって来て『今日は〇〇ちゃん(私の子)の一歳の誕生日だからプレゼントを持って来たわよ』と寝ていた子どもを起こしたことがあって…。私が『別に今日でなくても…』と言うと『以前、ナナさんに「お祝いは当日じゃないと意味がない」と叱られたのよ』と反論してきたのです」この頃に「孫の写真を毎日送って」と言われ、義母に仕方なく従うようになったと言います。同じ嫁であるナナさんに義母のことを相談しようと考えるも、いざとなると尻込みしてしまったそうです。「その度に義母が『ナナさんが言ったから』と発言していたのを思い出して…。義母の迷惑な行動はすべて義妹のせいという気持ちもあって、なかなか相談を持ちかけることができませんでした。おまけに義母から『ナナさんは愛想が悪い』『挨拶もろくにできない』と悪口を聞かされていたので、余計腰が重くなってしまったのだと思います」夫に義母を注意してほしいとお願いするも「うまくやってよ」「母さんも悪気はないんだから」と言うだけで、きちんと対応してもらえなかったのだとか。その結果、奏さんは誰にも助けを求めることができず、精神的に追い詰められてしまったそう。よく「嫁姑関係は難しい」と言うものの、結婚前はそれ程気に留めていなかった奏さん。あまり覚悟がなかったので、義母の予想外の言動に振り回されることに…。義母と話し合いの場を設けたり、早めに夫を味方につけたり、何かしら対策を講じていれば結果は変わったのかもしれません。©Oscar Wong/Getty Images©kokouu/Getty Images文・菜花明芽
2023年06月24日29歳のガールフレンド、ヌーア・アルファラさんが妊娠中と報じられた俳優のアル・パチーノ(83)。妊娠がわかった当初、彼女にDNA鑑定を受けさせていたとTMZが伝えている。アルファラさんは現在妊娠8カ月だが、パチーノが彼女のお腹に命が宿っていることを知ったのは2カ月前。パチーノは喜ぶどころか、「非常にショックを受けていた」と関係者はShowbiz 411に語った。パチーノは子どもを望んではおらず、「誰かを妊娠させる能力があるとは思えない」と、お腹の子供との父子鑑定を要求。アルファラさんはこれに応じ、パチーノが父親であることが証明されたそうだ。パチーノの3人の子どもたちはこの事実に「激しく動揺している」という。またShowbiz411によると、パチーノに近い関係者は、「2人の関係はもう終わったと思っていた」と首をかしげたという。2人は一度別れたが、1年前にアルファラさんがパチーノのもとへ戻ってきたようだ。その当時、アルファラさんは「私には甲状腺の問題があって、子どもはできない」と語っていたそうで、今回の妊娠はパチーノにとってまさに「寝耳に水」であったようだとShowbiz 411は伝えている。
2023年06月02日名優アル・パチーノが83歳にして再びパパになることが分かった。2022年4月より交際している29歳の恋人ノア・アルファラが、現在妊娠8か月だという。パチーノの代理人が認めた。パチーノには演技コーチのジャン・タラントとの間に34歳の娘、俳優のビヴァリー・ダンジェロとの間に22歳の双子の男女をもうけており、まもなく誕生する赤ちゃんは第4子となる。「People」誌によるとパチーノの恋人のノアは映画・テレビのプロデューサーで、最近ではパチーノ、パトリック・シュワルツェネッガー、チャーリー・ヒートンらが出演する『Billy Knight(原題)』の製作総指揮を務めている。奇しくも、パチーノと20代で知り合い長年の親友であるロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART II』『ヒート』で共演)も、79歳という高齢でありながら4月に第7子が誕生。おめでたいニュースが続いている。このニュースに、ツイッターには「ミック・ジャガー73歳の時に、第8子が誕生したことにも十分驚いた。それなのに、デ・ニーロとパチーノはもっと年上だ」「2人はぼくらに希望をくれている」「どこまでも似ている2人」「パチーノは83歳には見えない。若すぎる」などの声が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年06月01日俳優のアル・パチーノ(82)と交際中のTVプロデューサー、ヌーア・アルファラさん(29)が、パチーノとの子を妊娠しているとTMZが報じた。パチーノとアルファラさんは昨年4月から交際をスタート。関係者はPageSixに「彼女はこれまで、主にリッチな年上男性とデートしてきました。彼女はアルとしばらく一緒にいますが、関係はとても順調です。アルは彼女の父親よりも年上ですが、年齢差は問題ではないようですね」と語った。アルファラさんはビバリーヒルズ出身。UCLAの映画テレビ学部で学び、プロデューサーとしてキャリアを積んでいる。これまでにローリング・ストーンズのミック・ジャガー(74)や、大富豪の投資家ニコラス・ベルグルーエン(61)などと浮名を流してきたという。パチーノは’89年に演技コーチのジャン・タラントさんとの間に女の子を、’01年に女優のビヴァリー・ダンジェロとの間に双子をもうけている。長女のジュリー・パチーノさんは33歳で、アルファラよりも年上だ。Daily Mailによると現在アルファラさんは妊娠8カ月で、彼女にとっては第一子。パチーノの親友であるロバート・デ・ニーロも、最近79歳で7人目の子どもを授かっており、生まれた子どもは同級生となる予定だという。
2023年05月31日結婚している男性に憧れを抱いてしまうこともあるかもしれません。ただ、その思いは胸に秘めたままで終わることがほとんどでしょう。万理華さん(仮名・29歳)も、かつてそんな経験をした女性のひとり。しかし、ひょんなことから思いがけない事態に巻き込まれてしまったそう。いったい何があったのか、詳しく聞きました。好みの男性が職場に「4年近く前、私はある不動産会社に勤めていたのですが、配属されていた営業所に松村さん(仮名)という男性が異動してきました。彼は感じがよくて見た目も私のタイプ。当時は彼氏がいなかったのでいいなと思いましたが、既婚者と知って内心ガッカリしたのを覚えています」歓迎会で打ち解けて「松村さんが異動してきた週末の夜に、営業所の近くの居酒屋で歓迎会をすることになりました。営業所にはマネージャーの男性上司がいたのですが、ちょっとオラオラ系で正直面倒臭いタイプ。デリカシーに欠けるところもあり、“彼氏できたか?”とか平気で聞いてくるような人です。その上司に“お前、松村みたいなのがタイプだろう?”ニヤニヤしながら言われて、松村さんの隣に座るように促されました。松村さんと話をしたのはそのときが初めてです。最初は緊張しましたが、だんだんと打ち解けてきて、飲み会が終わるころには冗談を言い合えるくらいに。そのときばかりは上司に感謝しました」録音した音声を聞かされて「歓迎会から2週間ほど経ったころ、上司に誘われて仕事終わりに2人で軽く飲みに行きました。そこで“松村とはどうなんだ?”と聞かれたのですが、既婚者だし何もないと答えると、“松村はお前のこといいって言っていたけどな”と言います。そして、おもむろにスマホをテーブルの上に置いて音声を再生し始めました。それは上司と松村さんが飲みに行ったときの会話を録音したものらしく、2人の話し声が聞こえてきます。上司が松村さんに私の印象を聞くと、松村さんは、“かわいいですよね。僕が結婚していなかったら…”と答えていて。私に音声を聞かせたあと、上司は“俺はそういう関係も悪くはないと思うけどな。恋愛は恋愛だから”と言いながら、ひとり頷いていました」まんまと上司の策略にハマり「松村さんの私に対する印象を知って、しばらくは浮かれていました。会社に行くのも楽しいし、充実感がありました。そんなある日、上司の誘いで今度は松村さんも誘って3人で飲みに行くことになったんです。仕事終わりに居酒屋で待ち合わせたのですが、上司がやってきません。何度電話をしても留守番電話で、1時間ほど経って仕組まれたことにやっと気付いたんです。そのとき私は日ごろの鬱憤を晴らすかのように、松村さんに愚痴をこぼしてしまったのですが、彼が楽しそうに私の話を聞いてくれてさらに距離が縮まりました。その後上司の思惑通り、私たちは体の関係をもってしまったんです。後で知ったことですが、実は上司もそのころ別の女性と不倫をしていて…。私たちを2人きりにして、自分は違う場所で不倫相手と密会していたそうです」“上司の策略にハマり社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。好意を抱くところで欲求を止められていたのなら、憧れだけで済んだはず。しかし体の関係を結んでしまえば、それはもう過ち。後は悲惨な結末を迎えるしか道はないのです。©takeuchi masato/Fast&Slow/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月29日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第29話です。【前回までのあらすじ】40歳のハルさんは、パートナーができ妊娠したものの、流産してしまいます……。しかし、その後しばらくして結婚が決まり、妊活を検討するハルさん。すると妊活経験者の同僚から、妊活か仕事の優先順位を決めた方がいいと言われ……。ハルさんは、夜勤をやめることを決め、パートナーにも承諾を得て……。上司に相談し……パートができなければ……?上司は嫌々了承し……面倒そうな表情をしたものの、パートの勤務形態に変更できるか検討してくれる上司。その後、ハルさんは条件付きでパートが認められ……!
2023年03月25日結婚を約束した男性がいるものの、職場の上司との不倫に走ってしまった真帆さん(仮名・29歳)。不倫相手である大介さん(仮名・37歳)に夢中になるも、彼の妻にすべてがバレ「君も婚約者がいるのだから、俺とは本気じゃなかっただろう」とあっさり捨てられてしまって…。悲しみにくれる真帆さんに、悪い出来事が立て続けに起こります。不倫相手のスマホからLINEが…その驚愕の相手とは?「スマホの画面を見るとその相手は、なんと彼の妻だったのです。そこには『妻の千鶴(仮名・35歳)です』『夫と不倫していたのはあなたですね』とメッセージが…。さらに『私は夫と離婚しません…! あなたたちを一生引き裂くためです』『意地でも結婚生活を続けます』と書いてあって。最後の『あなたにも必ず天罰が下るわよ』という言葉に、さすがに恐怖を覚えました」彼の妻からの宣戦布告に驚きを隠せなかった真帆さん。「不倫相手は今後離婚することはない」と悟って、やっとこの恋愛に終止符を打とうと決意したのだとか。「私は、大介さんに未練があったものの、妻からの言葉でこの先明るい未来はないと考えるようになりました。不倫をしていても、婚約者である和也さん(仮名・30歳)と連絡は頻繁に取り合っていたので、このまま何事もなかったかのように結婚しようと思っていたのですが…。私の様子がおかしいと帰宅した和也さんにスマホを見られてしまったのです」そこには不倫相手と書いた婚姻届の写真があり、それを見た和也さんは大激怒。真帆さんは「以前片思いをしていた相手で、思い出として婚姻届を書いてもらったの」とその場を取り繕うとしたものの、そんな嘘はもちろん通用しませんでした。「それからはもう修羅場です。和也さんからは『結婚は白紙に戻す』『それじゃ、君は何のダメージも負わないよね』と言われて。何をするのかと思ったら、和也さんはその場でうちの実家へ電話をかけたんです。『僕と婚約しているのに、真帆さんが職場の男性と不倫していました』と両親に暴露。結婚が破談になったと知った両親から電話口で絶縁を言い渡されて…そんな私を見た和也さんは『君はこれくらいの罰を受けて当然だ』と言い放ちました」結婚も家族も失った真帆さんですが「それでもまだ希望を捨てていなかった」と言います。元々仕事人間だったので「これからよりいっそう仕事に力を入れよう」と決意したそうです。仕事に生きようと決意したものの…突きつけられた衝撃の事実「元不倫相手と同じ職場ですが、仕事を第一に考えると彼の存在はそれほど気になりませんでした。私は、会議で新商品のアイディアをたくさん出したり、企画も熱心に取り組んだりして、充実した日々を送っていて。そんな時、社長から呼び出しがあり『もしかして昇進の話かな?』とドキドキしながら出向いたのですが…。急に『よくもうちの娘を裏切ってくれたな! 』と社長の怒鳴り声がして、ドアを開けると元不倫相手の大介さんが泣きながら謝罪していたのです。驚愕する私を見て『彼女が不倫相手だな』とすごむ社長…そこで初めて『彼の妻は社長の娘』だと知りました」後から考えると「仕事ができる不倫相手」も「『天罰が下る』という彼の妻の言葉」も社長の力があるからこそ…そう考えるとここですべての辻褄が合ったそうです。「ちなみに元不倫相手は『彼女にたぶらかされた』と必死にいい訳をしていて…。その結果社長に許されたようで、未だに妻と結婚生活を送りながら『次期社長』として働いています。『仕事に生きよう』と思っていた私ですが、社長ににらまれて出世は望めないし、職場にも上司との不倫がバレてしまい退職することに。結局結婚話もなくなり、実家にも帰れず…自業自得とは言えすべてを失ってしまいました」婚約中に不倫に陥ったことで、大切な人を裏切ってしまった真帆さん。その結果、婚約者と彼の妻を犠牲にして成り立っていた不倫はそう長くは続きませんでした。これからは、自分の悪事が巡り巡って返ってきたと思い、すべて受け入れて生きていくしかありません。©Yuichiro Chino/Getty Images©kuppa_rock/Getty Images©/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月05日「人を裏切って手に入れた幸せはそう長くは続かない」とよく言いますね。今回は、婚約者がいるものの、会社の上司と不倫に走ってしまった29歳女性のエピソードをご紹介します。結婚を約束した男性がいるものの…結局本気になれず…真帆さん(仮名・29歳)は現在婚約中にも関わらず、会社の上司と不倫関係にあると言います。結婚間近で幸せいっぱいの時期に、なぜ他の男性に心奪われてしまったのでしょうか…?「29歳の誕生日に親しい友人だった和也さん(仮名・30歳)から『結婚を前提にお付き合いしたい』と告白されました。彼は真面目で優しい人…恋愛感情はなかったものの『結婚』という言葉に惹かれて。『30歳までには結婚したい』という思いがあったので、軽い気持ちで和也さんとの交際をスタート。すぐに彼は長期出張となり、電話やLINEで連絡を取り合う日々が続いたんです。なかなか会えないこともあって、正直私の恋心にも火がつかなくて…徐々に交際を退屈に感じるようになりました。でも、結婚話はとんとん拍子に進んで、彼が帰ってきたらお互いの両親へ挨拶をすることに。こんな感じで婚約まであっという間だったので…私は本心を和也さんに打ち明けられずにいたのです」婚約は次第に周りの知るところとなり「結婚おめでとう」「彼氏とゴールインだなんて羨ましい」と声をかけられるたび、結婚に迷いを感じていた真帆さんは心が痛んだのだとか。そんな心の隙間を狙ったかのように、真帆さんの前に一人の男性が現れます。「企画部に勤務している私は、自分が関わった商品が世に出ることにやりがいを感じていました。上司の大介さん(仮名・37歳)は企画した商品の数々がヒットする仕事のデキる人。ある日、二人で残業していると『真帆さん、今度結婚するんだって? 』『俺が独身だったら彼氏から君を奪いたいくらいだよ』と思わせぶりなことを言われて…。大介さんにひそかに憧れていた私は、その言葉を真に受けて彼に心を寄せるように。それから惹かれ合う者同士、不倫関係になるまでそう時間はかかりませんでした」婚約者である和也さんに「申し訳ない」という気持ちを抱きつつも、真帆さんは上司との不倫にのめり込んでしまいます。不倫関係にある二人の間には分厚い壁があるので、それによって恋愛がより熱を帯びたそうです。「私は禁断の恋に盛り上がってしまって。彼のSNSで妻の写真を見つけ『ハイスペックなあなたには似合わない素朴な女性だね』と上から目線の発言をしたり…不倫相手と結婚できないなら形だけでもと婚姻届に二人でサインをして、記念にスマホで写真を撮ったり…。今振り返るとかなり浮かれた言動をしていました」そんな気持ちとは裏腹に真帆さんが大切に育んだ不倫愛は急展開を迎えます。妻に不倫がバレて…彼から告げられた残酷な言葉とは?「ある日、不倫相手に『大切な話がある』と呼び出されました。すると『君との不倫が妻にバレた』『証拠もたくさんあるから言い逃れできない』と聞かされて…。彼が言うには、不倫を疑った妻が探偵を雇い『ホテルを出入りする二人の写真』『カラダの関係を思わせるLINE』など、一通りの証拠を突きつけてきたのだとか。結局、大介さんから『もう終わりにしよう』『君も婚約者がいるのだから、俺とは本気じゃなかっただろう』と一方的に別れを告げられたのです」探偵を雇うという行動に出るまでのサレ妻の苦悩を思うと然るべき結末と言えます。人を傷つけて得た幸せは続かないということが、実証されましたね。©Image Source/Getty Images©Yuichiro Chino/Getty Images文・菜花明芽
2023年03月05日嫉妬深い性格の人の場合、パートナーに対して浮気を疑うこともあるかもしれません。麻衣美さん(仮名・29歳)の元夫もかなり嫉妬深い男性だったらしく、それが原因で大変な目に遭ってしまったそう。何が起こったのか、当時の状況を詳しく伺いました。異常なほどに妻への執着を見せる夫「夫の義彦(仮名)は、交際していた頃から嫉妬深いところがありました。私が男友だちと会ったり連絡をとったりするのを見て、あからさまに嫌な顔をしていたんです。数人での飲み会に出かけるときは、早く帰るようにとLINEがしょっちゅう来たりもしましたね。束縛をする彼に正直うんざりしながらも、私への愛情の表れなんだと思って、1年ほど付き合ってから結婚しました。ところが結婚後、夫の嫉妬がどんどんエスカレートしていったんです。あるときも、私のいない隙に勝手にスマホを見ようとしたのでしょう。スマホを置いていた場所がズレていて、夫が覗いた形跡がありました。いくら夫婦になったからとはいえ、すごく嫌な気持ちになって…。それからは、自分のスマホに厳重なロックをかけるようになりました」元カレと久しぶりに再会「私の男友だちの一人に、元カレの拓朗くん(仮名)がいます。拓朗くんとは大学のサークルで出会って付き合うようになったのですが、お互いに卒業して就職をして、なんとなくすれ違うようになって別れました。でも、嫌いになって別れたわけではなかったので、その後も友だち付き合いを続けてきたんです。毎年、年末に大学のサークル仲間で集まる機会があるのですが、そこで久しぶりに拓朗くんと再会したんです。そのとき、夫の話をしたんですね。『夫が嫉妬深くて困ってるんだ…』と私が愚痴をこぼすと、『大変だね』と同情してくれて。その後にまた拓朗くんと二人で会って、食事をしました。そのときは夫の相談というか、ひたすら私の愚痴を聞いてもらいました」近所のスーパーで夫の部下と偶然会って「拓朗くんとはそれ以降、よく連絡を取り合うようになりました。素直に『また会いたいな』と思ってしまって、でも、これも不倫になるのかな…と罪悪感もちらつきました。そんなある日、近所のスーパーに一人で買いものに出かけたときに、夫の後輩の中島くん(仮名)にばったり会ったんです。夫は学生時代のバイト仲間たちと人材派遣会社を立ち上げたのですが、中島くんはそこの社員で、夫の部下にあたります。中島くんとは私も面識があったので、『こんなところで会うなんてすごい偶然だね!近くに住んでるの?』なんて会話をしたんです」夫が部下を見張りに使っていることに気づいて…「中島くんと会った1週間後くらいに、拓朗くんとまた会う約束をしました。もちろん夫には内緒です。拓朗くんに会えるのがうれしくて、おしゃれをして家を出ました。駅に向かって歩いている途中で、忘れものをしたことに気付いて引き返そうと振り返ったんです。その瞬間、誰かがサッと物陰に隠れたのが見えて…。それはあきらかに、夫の部下の中島くんでした。『えっ…どういうこと?』と一瞬混乱したのですが、すぐに状況を察しました。夫はずっと、中島くんに私を見張らせていたんです。私が家を出てから、ずっと尾行していたのでしょう。このままだと、拓朗くんの存在が夫にバレてしまいます。なので『ごめん、急用が入って行けなくなった』と拓朗くんに連絡を入れて、その場は事なきを得ました。私は中島くんに気付いていないフリをして、近所で買いものをして帰宅しました」“嫉妬深い夫に見張りをつけられた女性の告白”をご紹介しました。夫の束縛が強いとはいえ、元カレと連絡をとって会おうとしていた彼女に非がないとは言いきれません。ですが、部下に妻を見張らせるというのも、かなり非常識で卑劣な行為。すべてにおいて妻の行動を疑っている時点で、夫婦関係が破綻しているようにも思えてしまいます。©deepart386/Kohei Hara/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月05日交際をする際、お互いの家が近いほうが関係も深まりやすくなるものです。では、不倫の場合はどうでしょうか?柚香さん(仮名・29歳)は、かつてご近所同士の不倫を経験したことがあるそう。いったいどんな状況でそういう関係に至ったのか、詳しく話を伺いました。結婚後に新居を構え「4年前に、同い年の賢人(仮名)と結婚しました。そのタイミングで私は初めて実家を出たんです。心細さもあって、新居は私の実家からそう遠くないところに構えました。実家に近いとはいえ、知らない土地です。引っ越してきたばかりのころは、早く馴染みたくて、よく散歩をしていました。引っ越して最初の休みの日のこと。賢人と一緒に、家の近くにある小料理屋のような居酒屋に行ったんです。そこは20人ほどで満席になるくらいの小さなお店でした。入ってみると、店内は常連さんばかり。周りで楽し気な会話が飛び交うなかで、私たちはちょっと浮いているような感じでした」ご近所の若い夫婦と知り合いに「私たちが食事をしていると、あるカップルが声をかけてきたんですね。私たちより少し若い、西城さん(仮名)という夫婦でした。武志さん(仮名)と佑美さん(仮名)は1年前に引っ越してきて、すでに店の常連なのだそう。歳が近いこともあり、2人とはすぐに打ち解けました。それから、2人のおかげで、ほかの常連さんたちとも話すことができました。その日は閉店までお店にいて、西城さん夫婦の家で飲み直すことに。どのあたりに住んでいるのか聞くと、なんと私たちの家から歩いて5分ほどの場所で、超ご近所だったんです」キッカケは椎茸のおすそ分け「その日から、西城さん夫婦とすっかり仲良くなって、しょっちゅう食事に行ったりするようになりました。ある日のこと、武志さんから“椎茸いりますか?”と連絡が来たんです。佑美さんの実家が椎茸農家らしく、毎年送ってくるのだそう。欲しいと返信したら“家に届けます”と言われたのですが、私が取りに行くことにしました。私は翻訳の仕事をしていて、在宅での作業が多いんですね。武志さんも、フリーのプログラマーで在宅ワークなので、昼間の時間に伺ったんです。玄関で受け取って帰るつもりだったんですが、“どうぞ上がっていって”と言われたので、お邪魔することにしました」次第に距離が近くなり…「武志さんは仕事の途中だったのですが、少しだけ作業を見せてもらったんです。パソコンに疎い私にとっては、とても難しい仕事に思えて、感心して見ていました。隣に座ってしばらく画面を眺めていたんですが、やけに武志さんとの距離が近かったんですね。そのうち、武志さんが私の肩に触れてきました。特に意味はないのだろうと思ってそのままにしていたら、その手が次第に腕のほうへとおりていきました。それで、受け入れられたと思ったのかもしれません。そのまま抱き寄せられ、キスをされました。そこで私も拒めばよかったんですが、流れを受け入れてしまいました。今思えば、私も武志さんに少し気があったんだと思います。そこから、ご近所同士の不倫関係が始まりました」“ご近所同士で不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お互いの家が近くて在宅ワークだったという共通点が不倫に堕ちた大きな要因だったのかもしれません。しかし、どんな理由があろうと不倫は正当化できないことです。ましてや、近所で家を行き来していれば、周囲には必ず怪しまれるでしょう。不倫が発覚すれば、これまで積み上げてきた人生の破綻を招くことだってあるのに、それが理解できていなかったのでしょうね。©Kayoko Hayashi/kyonntra/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月10日現在6歳になる息子が2歳のときのことです。息子は内服が極端に苦手で、いろいろと試しても克服できずにいました。ある日、生まれたときからお世話になっている小児科医にそのことを説明したのですが、まさかの返答。今までの努力や本当につらい状況を理解してもらえず、悲しくなってしまった体験談です。内服がとにかく苦手な息子味覚がとても敏感な息子。大人にはわからないような変化にも反応します。完熟を少し過ぎたバナナや加熱しすぎたお肉などは口にしません。好き嫌いが多いというより、苦手な味付けがあるようです。 一番大変なのは内服。粉を練って小さくしても、アイスに混ぜてもだめです。「うぇっ」となってしまい、ひどいときには吐いてしまいます。風邪で薬を処方されたときは何とか飲ませようと必死に努力しましたが、どれも失敗。風邪の症状に加えて内服の苦痛が強く、息子がかわいそうでした。 小児科医のひと言が……ある日発熱があり、かかりつけの小児科を受診。風邪とのことでした。「解熱剤は坐薬でいただけないでしょうか? 薬を飲むのがどうしても苦手で……吐いてしまうこともあるので」とお願いすると、「アイスに混ぜたりしていますか? 2歳で飲めないというのは問題ですよ。ちゃんと練習しないと。お母さんがしっかりしないと、もっと重い病気になったときにお子さんが苦労することになりますよ」と先生。 今までさまざまな努力をしてきたこと、どうしてもうまく飲めないことを説明しましたが、理解してもらえませんでした。 息子や私が悪い? できないものはできない結局、粉薬が処方されました。先生の言うことは理解できますが、薬が飲めないのは甘えだと言われたようで、とても悲しい気持ちになりました。風邪で熱があって食欲もないなか、どうしても薬を飲んでくれない息子に飲ませる大変さを少しでもわかってほしかったです。 泣いて嫌がる息子の口を無理やり開けて薬を入れても、「うぇっ」と出してしまいます。ひどいときには食べ物も吐いてしまい、むしろ体力を奪っているのではないかとすら思う状態。練習しろと言われてもその方法がわかりませんでした。ただ途方に暮れながら家路につきました。 その後も息子が4歳になるまで、内服はとにかく大変でした。効果的な方法が見つからず、風邪を引くたびにとてもつらい日々を過ごしました。何とか乗り越えられたのは、年に2回ほどしか風邪を引かなかったからです。4歳を過ぎると少しずつ飲めるようになり、6歳の今では問題なく飲めるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2022年10月02日4歳の息子さんを育てる、浅木胡逸(あさぎ・こいち)(@asagiko)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。浅木さんの息子さんは、問題を出したいお年頃なのだとか。息子さんはある日、片方の紙コップにおもちゃのブロックを隠し、「どーっちだ」と浅木さんに問題を出してきたそうです。問題出す方したいお年頃。しかし4歳このレベル。 #漫画が読めるハッシュタグ #4コマ漫画 #育児漫画 #コミックエッセイ #4歳 pic.twitter.com/QlRwcDJDsK — 浅木胡逸(あさぎこいち) (@asagiko) September 20, 2022 問題を出された浅木さんは、あえて息子さんに「どっちだと思う?」と逆質問をしてみました。答えを知っている出題者側は、回答者側が音を上げない以上、あまりヒントは出さないもの。しかし、まだ4歳と幼い浅木さんの息子さんは、ブロックが隠された紙コップを教えてしまうのです…!ほほ笑ましい親子のやり取りに「かわいすぎる」「この平和な世界がいつまでも続いてほしい」などのコメントが寄せられました。「うまくできていないけど、かわいいので100点です」と、浅木さんをメロメロにさせた息子さんの行動。数年後には、上手に問題が出せるようになるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年09月21日仕事のストレスが溜まって心が乱れた状態だと、不倫への警戒心が薄れてしまう人もいるようです。今回は、そんな経緯から不倫に足を踏み入れてしまった29歳女性(当時)の壮絶な体験を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。ブラックな労働環境から逃げるように不倫へ…美香子さん(仮名)は、29歳のときに新卒で入社した会社を退職、別の会社へ転職しました。しかし、そこは憧れの職場ではあったものの実際に働いてみると労働環境がブラックで、年月が経つにつれて仕事へのストレスからメンタルを崩してしまったとのこと。そんなときに前の職場で上司だった男性と食事に行ったことで、運命が狂い始めました。「当時の私はメンタルがギリギリの状態でしたね。そんなときに前職の上司から3年ぶりに連絡が来て会うことになったんです。元上司も、そのときには前の会社を退職していて、起業をして事業が軌道に乗り始めているとのことでした。ちょうど仕事に悩んでいたし愚痴も聞いてもらいたいというのもありました。何より久しぶりの連絡が嬉しくて、ゆっくり話もしたいなと思い食事に行くことになったんです。当日は、食事中も話が尽きなくて、ディナーを終えてからもう一軒行こうという流れになりました。彼に『いいところに連れて行ってあげる』と誘われ、タクシーに乗ると、いきなり高級ホテルに連れて行かれて…。そのホテルの最上階のバーで『実は、ずっと好きだった』と言われて、その晩に男女の関係に進んだんです」カラダを重ねてから既婚者だと知り…「私は、ずっと彼のことを独身だと思い込んでいたのですが、そのホテルに泊まった翌朝に枕元にあった元上司のスマホをふと見ると、待ち受け画面に“妻”と書かれたメッセージがポップアップで出ていて…。そこには『今日は、子どものお迎え頼んでいい?』と書かれていて唖然としたんです。前の日には、彼は結婚したなんてひと言も言っていなかったので、もうビックリしました。しかも子どもまでいるとは、最初は状況を理解をするのが難しかったです」しばらく呆然としていると、彼が目覚めたので単刀直入に『結婚したの?』と美香子さんは尋ねたとのこと。すると彼は「うん、実はそうなんだ」と素直に既婚者であることを認めたそうです。「今さら既婚者だと言われてもっていうのが、そのときの私の素直な感想でした。そのあとは関係を続けるかすごく迷ったのですが、前の晩にエッチをしてすでに気持ちも彼に向いてしまっていて…。それに、仕事のストレスで誰かに頼りたいというのもあって、私はその場で『不倫でもいいからそばにいて』って彼に言ってしまったんです」こうして美香子さんは前職の同僚と不倫関係に。精神的に弱っていた美香子さんにとって、彼は心のよりどころのような存在になっていったと話します。相手が既婚者だと知らずに関係を持ち、不倫が始まってしまったというケースも散見されます。相手が家庭を持っていることを知った時点で別れを選ばず、そのまま不倫の道へと進んでも明るい未来は期待できません。既婚であることを黙っている男性が悪いのは間違いありませんが、不倫と知って先に進んでしまえば相手と一緒にドロ沼の展開を迎えるリスクが高まるでしょう。©Lane Oatey / Blue Jean Images/Kilito Chan/gettyimages文・並木まき
2022年08月07日考えるなつ(@summer_branch)さんの11歳になる息子さんは、学校で地理に関する問題を解きました。問題の内容は、モンゴルにある大きな砂漠が何かを答えるというもの。正しい答えは、『ゴビ砂漠』です。しかし、息子さんはどうしても『ゴビ』の言葉を思い出せなかったようで…。どれも惜しい・・・ pic.twitter.com/MpPmS8VCpo — 考えるなつ (@summer_branch) July 1, 2022 息子さんは、正解に『ゴ』の文字が入るというのは分かっていた様子。そこから『ゴビ』を思い出せず、『ビゴ』『モゴ』『ゴリ』『ゴン』…など、頭の中であらゆる選択肢が思い浮かんだようです!最終的に、「う~ん、どれも違う気がするなぁ…。分かった!『ボゴ』だ!」と、答えを書いた息子さん。息子さんが正解にたどり着こうともがいた跡に、なつさんは「どれも惜しいな…」と苦笑いを浮かべたのでした。『ゴビ砂漠』を思い出そうとした息子さんの答えに、「部分点をあげたくなる」「申し訳ないけど笑った」とさまざまなコメントが集まっています。・逆にしていれば正解だっただけに、『ビゴ』は惜しかったな…。・これはすごく頑張ったんだと伝わる…。もう間違えないね!・自分が先生だったら、「惜しい!」とコメントを残したくなる!日常の中で、知っているはずの言葉を思い出せなくなることはあります。そんな時、頭の中で「これだっけ」「いや、違うな」と考えながら、さまざまな選択肢が浮かんでいるはず。息子さんが書いたメモは、頭の中で浮かんだ選択肢を見える化したものといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月02日幸穂さん(仮名・29歳)は、かつて不倫により多額の慰謝料を請求され、その際に支払いを母親に肩代わりしてもらいました。それから実家に戻り、母親と二人で暮らしていたものの、新しくできた彼氏の和宏さん(仮名)と結婚を前提に同棲を開始。ところが、ある日友だちに誘われた飲み会で知り合った既婚男性と関係を持ってしまい、また不倫に手を染めてしまったとのこと。その後、懲りずに不倫を繰り返した彼女にはいったいどんな結末が待ち受けていたのか、当時の状況を彼女に詳しくうかがいました。不倫への罪悪感が薄れ「ある日、友だちに誘われた飲み会で、タイプの男性と知り合った私はその男性と軽い気持ちで関係を持ってしまったんです。ただ、最初はそれが不倫だとは思っていませんでした。なぜなら、その男性が既婚者であると言わなかったからです。関係を持ったのち、その男性から結婚していることを告げられました。そこで私は、“またやらかしてしまった”と思いましたね。“なんてダメな人間なんだろう…”と落ち込んでいると、その男性が“みんなそんなもんだよ”なんて軽く言うんです。その言葉に救われたというと変ですが、その言葉に安心した私は、不倫を自分のなかで正当化させてしまったんです。それにより少し気分が楽になった私は罪悪感が薄れ、その後もその男性と関係を持つようになりました」母親への告白「ある日、実家を訪れたときでした。そこで母親に、“また変なことをしていないよね?”と聞かれたんです。私の行動にあらわれている些細な変化を察知したのでしょう。以前、立て替えてもらった慰謝料の返済が滞っていたことなども関係していたのかもしれません。母親から心配そうな表情でそう聞かれたとき、以前私が不倫したときに見せた、母親の悲しそうな表情を思い出しました。昔から厳しくられ、母親の怖い表情ばかり見てきただけに、そのときの悲し気な表情は強く印象に残っていたんです。すると、私は急に怖くなり、申し訳ないという感情が湧き上がってきました。そこで、“正直に話して謝りたい”という気持ちが抑えきれなくなったんです。そして、私は再び不倫をしてしまったことを正直に母親に告白し、その場で彼との不倫関係を終わらせることを母親と約束しました」母親の密告「その数日後、同棲している和宏さんが仕事から帰ってきた際に、“これを君のお母さんから渡された”と言って、一通の手紙をテーブルに置きました。それは母親が和宏さんに直接届けたものとのこと。その手紙を私も読ませてもらったんですが、そこには私の不貞行為について書かれていました。そして、“娘はこれからも不倫を続けてしまうでしょう”“この子はうちで引き取ります”などの言葉が綴られており…。おそらく母親は、私を心から反省させて、もう二度と不倫をしないように更生させたかったのでしょう。そこで、きちんとケジメをつけるべく、手紙で私の不倫を彼に報告したんだと思います」あれから4年経ち…「和宏さんは優しい人なので、その手紙を読んでもなお、“自分にも非があるのかもしれない”とやり直す姿勢を見せてくれました。しかし、やっぱり心のどこかで私のことを許すことができなかったのでしょう。結局それから一か月もしないうちに和宏さんとは別れることになり、再び私は実家に戻りました。不倫相手との関係も、それっきりですね。母親に不倫してしまったことを明かしたあとに“もう会えない”という連絡をしたら、“そっか”と言われただけで、それ以来向こうから連絡がくることもなく、あっさりと関係が終わりました。あれからもう4年以上が経ちますが、今も母親と実家で暮らしています。相変わらず厳しいことを言われるのでとても窮屈ですが、前ほど居心地は悪くないですね。今は二度も裏切った私を見捨てずにいてくれた母親に感謝し、日々を送っています」“一度反省したはずが再び不倫に走ってしまった女性の告白”をご紹介しました。母親はきっと、娘の不貞行為に対して責任を強く感じたのでしょう。そこで、今度こそ娘を本当に改心させるために、泣く泣く彼に手紙を渡しケジメをつけようとしたのかもしれません。彼女のように身近にいる大切な人を悲しませたくないのなら、不倫には絶対に手を出してはいけないのです。©Pongtep Chithan/gettyimages©fizkes/gettyimages文・塚田牧夫
2022年04月23日米ジョージア州で29歳の男が祖母の殺害を自供したが、その内容の陰惨さが話題となっている。NORTHWEST GEORGIA SCANNERなどが報じている。フロイド郡警察署の発表によれば、捜査員が82歳のドリス・カミングさんが行方不明になっているとの情報を得て、失踪前に同居していた孫のロバート・キース・ティンチャー(29)を事情聴取したところ、犯行を自供したという。昨年12月、自宅で転倒し負傷した祖母のカミングさんをティンチャーは手当をせず、そのまま祖母をビニール袋に入れた上で大型冷凍庫に押し込んだと、Fox 5 Atlantaは伝えている。ティンチャーは、このときに彼女の背骨が折れた音がしたと供述。冷凍庫の中で祖母がどのように動いていたかを微に入り細に入り話したという。今年4月14日、冷凍庫の中から遺体が発見された。NORTHWEST GEORGIA SCANNERは、カミングさんは冷凍庫に入れられた時点でまだ息があり、そのまま凍死したという郡警察の発表を報じている。ティンチャーは、カミングさんが転倒した際に救急車を呼ばなかった理由について、Facebookメッセンジャー経由で殺し屋を雇い、妻を殺そうとした容疑で逮捕状が出ていたためだと語ったという。彼は殺人の共謀罪で起訴されるも裁判所に出頭せず、重罪の逮捕状が発行されていた。Fox 5 Atlantaの報道によると、ティンチャーは取り調べの中で「彼女は僕に必要な礼儀と愛情を与え、気にしてくれた唯一の人だった」と、祖母への愛情を口にしていたそうだ。
2022年04月18日結婚後に初めて真剣に好きだと思える人に出会い、夫以外の男性と関係を持ってしまう人もいます。咲良さん(仮名・29歳)もその1人。今回は、彼女に不倫関係に至るまでの経緯について詳しく話をうかがいました。当時の旦那さんとの関係は?「私は24歳のときに結婚。それまでも男性と付き合ったことはありましたが、いつも相手から交際を申し込まれていました。告白されて、“別に悪くないかな…”と思うと、付き合っていたんです。だから、自分から告白したことはなかったですし、真剣に誰かを好きになったこともありませんでした。夫とも、告白されて付き合い、子どもができたから結婚。夫に対して、心から恋焦がれるような感情を抱いたことはありませんでした」不倫相手との出会いは?「大学を卒業したのち、WEB関連の仕事に就きました。2年ほど勤めて、出産を機に退社。その後、数年が経って子どもにあまり手がかからなくなってきた頃、かつて働いていた職場の上司が独立して、会社を立ち上げたんですね。その上司に“一緒に働かないか”と誘われ、タイミングも良かったのでオファーを受けることに。私が担当したのは、ディレクションです。クライアントとのコミュニケーションや、スケジュール管理、スタッフへの指示出しといったことが主な業務内容でした。そこにしばらくしてデザイナーとして入ってきたのが、のちに不倫相手となる遠藤くん(仮名)でした。遠藤くんは、私より1歳年下で独身。私が関わっていたデザイナーさんは職人気質で気難しいタイプの人が多かったんですが、遠藤くんはとても人懐っこいタイプ。コミュニケーションが取りやすく、頼りにされている感じもしました」不倫に堕ちたキッカケは?「遠藤くんとはまめに連絡を取るようになり、ミーティングを兼ねて食事などにも行くようになりました。そこで、遠藤くんがいろいろと質問をしてくるんです。“いつ結婚したんですか?”とか“旦那さんはどんな人ですか?”とか。プライベートな質問をしてくるので、“私に興味があるのかな…”とも思いましたね。するとあるとき、遠藤くんが“咲良さんのこと好きです”と言ってきたんです。しかも、“咲良さんが僕のことを好きになってくれるのを待ってます”とまで…」告白されたあとの状況は?「以前は男性から告白をされると、悪い印象でなければ付き合っていました。でも、今はそうはいきません。私には夫も子どももいます。それに、相手は仕事のパートナーでもあります。付き合いたくても付き合えないという状況は、初めてのことでした。そんなジレンマを抱えたことで、私のなかで遠藤くんの存在がどんどん大きくなっていったんです。その結果、初めて強く恋い焦がれる感情を抱きました。そして後日、“私も好きだよ”と遠藤くんに言ってしまったんです。そこから一気に関係が進展し、不倫関係となってしまいました。遠藤くんと付き合い始めてからは、罪悪感というより、充実感のほうが大きかったですね。生活にハリが出て、むしろ家事も仕事も頑張れるようになりました。誰にでも優しくしたくなるような、そんな気分でした」“結婚後に本気の恋に目覚めてしまった妻の告白”をご紹介しました。初めて付き合いたくても付き合えない状況に陥った結果、夫以外の男性に恋心を抱いてしまったようです。それは彼女にとっては“初めての大恋愛”かもしれませんが、脆く危険な“不倫”という関係でもあります。大事なものを失いたくないのなら、一刻も早く目を覚まし、不倫から足を洗うべきでしょう。©Jackyenjoyphotography/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月22日ドウェイン・ジョンソンが「E!News」のインタビューで、「男性は、メンタルヘルスの問題を抱えていてもオープンに話すことができない傾向にある」と問題提起。自らの経験を語った。「私は一人っ子で、男として育った。男というのは、もともとそういうこと(メンタルヘルス)について語らないような性質がある。話すことで、傷つくような気がするからだ。誰だって傷つきたくない。メンタルヘルスについて話すことで、弱さを見せるような気になるんだ」と指摘した。ドウェインは1990年代から90年代半ばに、アメフトがらみのけがや不調で「うつ」を経験。初めて「うつ」を患ったときは「それがなんだかわからなかった。とにかく最悪な気分で、なにもしたくなかった」という。どん底から抜け出すために必要だったことは、人と話し、助けを求めることだった。この経験をもとに、自身の伝記ドラマ「Young Rock」で視聴者に「助けを求めるのは弱さを見せるんじゃない。助けを求めるのは、私たちのスーパーパワーなんだ」と呼びかけたことも。「最高に感動する視聴者からの感想は、メンタルヘルスについて語る開放性に関してのことなんだ」と話し、ドラマがメンタルヘルスについて考えるための手助けとなっていると、手ごたえ感じていることを明かした。(Hiromi Kaku)
2022年03月15日奈央さん(仮名・29歳)はかつて上司と不倫をしていましたが、レストランのマスターである直樹さん(仮名)との出会いにより、不倫から足を洗うことができました。しかし、デートの誘いを断られたことをきっかけに、直樹さんを裏切ってしまったと言います。今回は彼女にその後どんな結末を迎えたのか、詳しく話をうかがいました。彼を裏切りまた不倫を「3月3日のデートを断った理由を聞いたときに、バツイチである直樹さんが元妻と繋がっていることを知った私は、ショックを受けると同時に怒りを覚えました。そして、怒りに任せて行動した結果、別の男性と関係を持ってしまったんです。相手は、直樹さんと同じく仕事関係で知り合った、飲食店のオーナーをしている田島さん(仮名)という50代の男性でした。田島さんはとても羽振りがよく、私をお姫様扱いしてくれるので一緒にいて気分が良かったんです。しかし、田島さんは既婚者。私はまたしても、不倫に手を染めてしまいました」不倫に気づかれて…「しばらくは、直樹さんと付き合いながら、田島さんとも関係を続けていました。直樹さんとは、彼がマスターを務めているレストランの定休日に週1で会っていましたが、田島さんとのデートを優先させた結果、それが2週か3週に1度になってきたんですね。直樹さんもそこで勘づいたのでしょう。“他にいい人がいるの?”と尋ねてきました。そのとき、私はその言い方がすごく他人行儀に感じたんです。それに腹が立った私は、“そっちだって元妻と繋がってるじゃん”と彼に不満をぶつけました」彼がひな祭りの日を大事にする理由「すると直樹さんが、神妙な顔つきになりました。そして、“実は…”と事情を話してくれたんです。直樹さん夫婦には、かつて娘がいたそう。でも、生まれてすぐに亡くなってしまったんですね。その日が、3月3日、ひな祭りの日でした。だから今でもその日は、元妻と一緒にお墓参りに行っているとのことでした。また、もともとレストランは元妻と2人で経営していたそうですが、妻は子どもが亡くなったことで精神的に不安定になってしまったそう。するとケンカが増え、お店の雰囲気も悪くなってしまいました。そして夫婦関係にも大きなヒビが入り、しぶしぶ離婚という選択をしたそうです」事情を聞かされて…「彼にはそういった事情があったにもかかわらず、私は勝手に裏切られたような気持ちになり、ほかの男性と関係を持ってしまったんです。そこで、“もとに戻りたい”と都合のいいことを言う勇気はありませんでした。直樹さんに“じゃあ別れようか”と言われ、それを受け入れるしかありませんでしたね。田島さんとの不倫は、半年ほどで終わりました。好きという気持ちはなかったので、あっさりと終わったんですが、後には虚しさだけが残りましたね。今は直樹さんを裏切ってしまったことをずっと後悔しています」“彼を裏切り不倫を繰り返してしまった女性の告白”をご紹介しました。奈央さんのように一時期の感情に揺さぶられ、不倫を繰り返してしまう人もいます。しかし、今回のケースでもわかるように、不倫中は楽しかったとしても、最後には虚しさと後悔だけしか残りません。だからこそ、不倫には絶対に手を出すべきではないのです。©d3sign/gettyimages©OsakaWayne Studios/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月01日不倫はいけないことと分かっていながらも、ズルズルと関係を続けてしまう人もいます。奈央さん(仮名・29歳)も、かつてそんな不倫を経験しましたが、ある男性との出会いにより不倫からキッパリと足を洗うことができたと言います。しかしその後、あろうことかその彼を裏切ってしまったそう…。そこで今回は、彼女にいったいどんな経緯があったのか、詳しく話をうかがいました。上司との不倫生活「私はある食品メーカーで営業をしています。数年前まで、同じ職場の上司と不倫関係にありました。彼はすごく仕事のできる人で、憧れていたんですね。最初は“いつか、この人と一緒になりたい”という気持ちを強く持っていました。ただ、付き合って1年が経った頃、彼と奥さんとの間に子どもができたんです。それからというもの、“この思いは叶わないんだろうな”と思うようになりました。でも、好きという気持ちは残っているため、キッパリと別れることができず、ズルズルと関係を続け、気づけば2年が経っていました」レストランのマスターとの出会い「あるとき、仕事でとある洋風レストランを訪れました。そこはオムライスがおいしいと評判のお店だったんです。私は卵料理に目がないので、後日、プライベートで友だちを連れてそのお店を訪れました。マスターは直樹さん(仮名)という方で、年齢は40代半ば。某有名ホテルのレストランで10年間修業したのちお店をオープンさせた、真面目な人でした。食事を終えたあと、帰りに少し挨拶をさせてもらい、そこで初めて連絡先を交換したんです。そこから、直樹さんと個人的なやり取りをするようになりました」2年間のドロ沼不倫に区切りを「直樹さんに、“卵料理が好き”ということを伝えると、知り合いのやっている鶏料理専門店があり、そこの親子丼が絶品なので食べに行こうとなったんです。2人でお酒を飲みながら食事をしているうちに、プライベートな話になっていきました。実は、直樹さんは数年前に離婚していてバツイチ。子どもはいないということでした。そこで私も、不倫していることを打ち明けました。不倫相手の上司とは、直樹さんも面識があったので、状況を理解してもらいやすかったんです。それからいろいろと相談にのってもらうようになり、直樹さんに“時間を無駄にしないほうがいい”と背中を押された私は、ようやく2年間の不倫生活に区切りをつけました。そして、しばらくしたのち、直樹さんと付き合うようになりました」助けてくれた彼への裏切り「それからというもの、直樹さんのお店が定休日の日などは、デートをして楽しい時間を過ごしましたね。そしてある日、SNSを見ていると、以前から私が行きたかったお店のSNSに“キャンセルが出た”という投稿があったんです。そこはなかなか予約が取れない人気店。そのため、すぐに電話し2名分の予約を取ったんです。その予約を取った日は、ちょうど直樹さんも休みの“3月3日”でした。そのため、もちろん直樹さんも来てくれるだろうと思っていたら、なんと断られてしまったんです。理由を聞くと、“元妻に会う予定があって…”と言われました。正直、まだ繋がりがあるのかと、ショックを受けましたね。そこで腹が立った私は、別の既婚男性を誘って食事へ。そして、その男性と深い関係になり、直樹さんを“不倫”という形で裏切ってしまったんです…」“ドロ沼不倫から抜け出せたものの、その後不倫を繰り返してしまった女性の告白”をご紹介しました。直樹さんと出会ったことで、不倫から足を洗うことできた奈央さん。しかし、彼が元妻と繋がっていることを知り、ショックを受けた結果、怒りに任せてもう一度不倫に手を染めてしまったそう。もしかすると、奈央さんのように不倫を繰り返してしまう人は少なくないのかもしれませんね。©Westend61/gettyimages©d3sign/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月01日偶然親しくなったおばあちゃんから都内の平屋を譲り受けた29歳のフリーター、生田ヒロト。上京してきた従妹の美大生・小林なつみとハウスシェアしたり、既婚者の親友・野口ヒデキといまだにつるんだり。そんなヒロトのマイペースな暮らしを描く『ひらやすみ』に萌える。それぞれが悩みを胸に秘めながら、緩やかに流れるビバ!平屋ライフ。前作『ノラと雑草』では社会の負の部分も描いた真造圭伍さんだが、本作では一転。ヒロトをはじめ、出てくる人たちがみな微笑ましい。「次の連載では、主人公を『人として正しい』人間にしようという思いがありました。そういう人を突き詰めていったらヒロトになった。ストーリーも、今回は特に自分が日々感じているようなこと、いま見ている景色や食べているごはん、など生活の空気感や良かった思い出などを積極的に入れていこうと決めていました。ヒロトがやたらおばあちゃんに話しかけられたりというのは、僕自身のリアルな体験でもあります」ヒデキが持ってきた魚をヒロトが捌いて食べるとか、なつみが中華屋さんでアルバイトを始めるなど、毎回、エピソードは他愛ないものだ。だが、東京・阿佐ヶ谷という街の空気感とも相まって、どこかのどかな平屋ライフに惹かれるファン続出。それはすべてアナログで描かれる画の魅力も大きい。「光の表現には少しこだわりがあるかもです。例えば、夏、手前が真っ暗なのに、奥が燦々とまぶしく見える景色がとても印象に残っていて、そういうコントラストをどう見せるかなど。季節ごと、時間ごとの光の移ろいを、下描きのときからかなり力を入れています」2巻では、ヒロトと、平屋の管理をしている不動産会社の社員・立花よもぎの心理的距離がほんの少し近づく。だが、安易にロマンスに流れないのが真造さん流。「僕はラブコメとかでも、両思いになっちゃうとちょっとつまらなく感じてしまうほうで(笑)。できればこの作品でも、つかず離れず、恋愛でも友情でもないけれど、お互いに気になる関係というものを描いてみたいですね」と真造さんは言う。「日常ものではあるけれど、ある部分はきちんと話が進んでいくようにしたいと思いました。ヒロトは変わらないまま、周囲はどんどん変化していく。それに対してヒロトは何を思うのか、変わろうとするのかしないのか。そのあたりがテーマです」彼らのこれからを見届けたい。そんな気分になる、2021年の大ホームラン級コミックだ。真造圭伍『ひらやすみ』22巻では、平屋のもとの持ち主・和田はなえおばあちゃんとのエピソードも深掘り。おばあちゃんの面倒見のよさやヒロトの心根のよさに触れ、温かな気持ちに。小学館650円©真造圭伍/小学館しんぞう・けいご1987年、石川県生まれ。2008年にデビュー。『森山中教習所』『トーキョーエイリアンブラザーズ』が映像化されるなど国内外から注目が。※『anan』2021年12月22日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年12月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「児童労働」です。自分の生活に実は関わっているかも、という意識を持つ。今年は児童労働撤廃国際年。就労最低年齢は国際基準で15歳とされており、原則15歳未満、または18歳未満で危険で有害な仕事に就くことは国際条約や法律で禁止されています。精神や身体にかかる影響が大きく、教育の機会を阻害するというのが大きな理由です。6月にILO(国際労働機関)とユニセフが児童労働の推計を発表しました。それによると、5~17歳の児童労働者の数は1億6000万人、うち7900万人は危険有害労働に就いていました。これは世界の5~17歳の10人に1人が働いている計算になります。その多くはコーヒーやゴム、カカオなどの農園、コットン栽培などの農林水産業です。農薬を使ったり、遺伝子組み換え作業を手で行ったりすると皮膚がただれ、成長が止まるなどの薬害が出てしまいます。また、アパレル分野は繊維の生産から縫製までの工程で児童労働が介在しているケースが多く、鉱山での鉱物資源の採取にも児童が関わっていることは少なくありません。地域別にみれば、サハラ砂漠より南のアフリカ地域が8660万人。次に多いのはアジア・太平洋地域。バングラデシュの縫製工場やインドのマッチ製造工場、タイやミャンマーのえび加工工場などが挙げられます。インドやパキスタンでは、皮肉にも子供が遊ぶサッカーボールの縫製が児童労働で賄われていたことが明らかになりました。児童労働を生み出すことは、本をただせば先進国に行き着きます。先進国の企業が労働力を安く買い叩くため、開発途上国の子供たちを使わざるを得ない状況に追い込んでいるのです。日本で児童労働と指摘されるのはポルノの分野。小学生の水着グラビアや、アイドル活動が、大人たちの搾取ではないかと国際機関から非難の声が挙がっています。警察庁のデータによると、児童買春や淫行などの有害労働で、児童買春・児童ポルノ禁止法、児童福祉法の違反容疑で検挙された数が2020年に803件ありました。児童労働なんて他人事と聞き流さず、国内の状況にも目を向け、衣服やジュエリーなど、あなたの生活にも児童労働が関わっているのかもしれないという想像力を持っていただきたいです。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年10月13日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年10月08日現在6歳になる息子が2歳のときのことです。息子は内服が極端に苦手で、いろいろと試しても克服できずにいました。ある日、生まれたときからお世話になっている小児科医にそのことを説明したのですが、まさかの返答。今までの努力や本当につらい状況を理解してもらえず、悲しくなってしまった体験談です。内服がとにかく苦手な息子味覚がとても敏感な息子。大人にはわからないような変化にも反応します。完熟を少し過ぎたバナナや加熱しすぎたお肉などは口にしません。好き嫌いが多いというより、苦手な味付けがあるようです。 一番大変なのは内服。粉を練って小さくしても、アイスに混ぜてもだめです。「うぇっ」となってしまい、ひどいときには吐いてしまいます。風邪で薬を処方されたときは何とか飲ませようと必死に努力しましたが、どれも失敗。風邪の症状に加えて内服の苦痛が強く、息子がかわいそうでした。 小児科医のひと言が…ある日発熱があり、かかりつけの小児科を受診。風邪とのことでした。「解熱剤は坐薬でいただけないでしょうか? 薬を飲むのがどうしても苦手で……吐いてしまうこともあるので」とお願いすると、「アイスに混ぜたりしていますか? 2歳で飲めないというのは問題ですよ。ちゃんと練習しないと。お母さんがしっかりしないと、もっと重い病気になったときにお子さんが苦労することになりますよ」と先生。 今までさまざまな努力をしてきたこと、どうしてもうまく飲めないことを説明しましたが、理解してもらえませんでした。 息子や私が悪い?できないものはできない結局、粉薬が処方されました。先生の言うことは理解できますが、薬が飲めないのは甘えだと言われたようで、とても悲しい気持ちになりました。風邪で熱があって食欲もないなか、どうしても薬を飲んでくれない息子に飲ませる大変さを少しでもわかってほしかったです。 泣いて嫌がる息子の口を無理やり開けて薬を入れても、「うぇっ」と出してしまいます。ひどいときには食べ物も吐いてしまい、むしろ体力を奪っているのではないかとすら思う状態。練習しろと言われてもその方法がわかりませんでした。ただ途方に暮れながら家路につきました。 その後も息子が4歳になるまで、内服はとにかく大変でした。効果的な方法が見つからず、風邪を引くたびにとてもつらい日々を過ごしました。何とか乗り越えられたのは、年に2回ほどしか風邪を引かなかったからです。4歳を過ぎると少しずつ飲めるようになり、6歳の今では問題なく飲めるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2021年10月03日