アカデミー賞®ノミネート監督によるドキュメンタリー『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』が、6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信されることが決定。ファーストルック画像も公開された。2022年12月に難病発症を公表し、その後のツアーをキャンセルしていたセリーヌ・ディオン。本作は、世界的なスーパースターが人生を左右する病気と闘う姿を、生々しく飾ることなく描いたドキュメンタリーだ。彼女の人生を導いてきた音楽に焦点を当てると同時に、人間の精神の回復力の強さも描いている。今回そのファーストルックとなる画像も初公開。右こぶしを力強く握り締めて正面を見据える姿に、彼女の決意が伺える。本作の監督/製作を務めるのは、病から子どもたちを守るために奮闘する医療従事者の姿を描いたドキュメンタリー「The Final Inch」でアカデミー賞にノミネートされ、聴覚障害を持つ人々が困難を乗り越えた先の発見を描いたドキュメンタリー「Moonlight Sonata」でエミー賞にノミネートされたドキュメンタリーの名手アイリーン・テイラー。製作総指揮にはセリーヌ・ディオンの全米ネットTV初出演番組となった「Céline Dion: These Are Special Times」でエミー賞にノミネートされたデニス・サベージが名を連ねている。『アイ・アム セリーヌ・ディオン ~病との戦いの中で~』は6月25日(火)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月17日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』の新刊「ユナイテッド・キングダム by マーティン・パー」をルイ・ヴィトン ストアほかにて発売。『ファッション・アイ』新刊はユナイテッド・キングダムにフォーカスルイ・ヴィトンが手掛ける『ファッション・アイ』は、フォトグラファーの視点で街や国の魅力を捉えたフォトブックシリーズ。今回、新たにラインナップに加わる「ユナイテッド・キングダム by マーティン・パー」では、イギリス出身の写真家マーティン・パーの視点を通じて、イギリスの海辺や村、そしてそこに住む人々を収めている。「ユナイテッド・キングダム by マーティン・パー」で目の当たりにできるのは、1998年から現在に至るまでに映し出された、労働者階級や貴族たちの日常生活。イングランドやウェールズ、スコットランド、北アイルランドの人々が楽しむピクニックや結婚式、海水浴の様子などを垣間見ることができる。また、本書のために取材した、イングランドのピルトンにて開催された大規模野外音フェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」と、戴冠式の様子を対極的に掲載しているのもポイント。熱狂に疲れ果てた、あるいは喜びに湧く群衆の様子を捉えている。さらに、1冊を通して繰り返し登場するユニオンジャックや傘にも注目。マーティン・パーの自国への愛はもちろん、傘は季節を問わず曇りや雨の多いイギリスにおいて必需品であるということが改めて感じられる。【詳細】ルイ・ヴィトン フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』新刊発売日:2024年4月5日(金)取扱店舗:ルイ・ヴィトン ストア、公式サイトタイトル:「ユナイテッド・キングダム by マーティン・パー」6,820円仕様:118ページ、写真106点【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2024年04月14日都市と里山・里海の文化が共存する千葉県の誕生150周年を記念し、これからの100年後の未来を考える「百年後芸術祭」。その中核をなす「百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス」が3月23日(土) に開幕した。市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市が連携し、5月26日(日) まで開催されている。総合プロデューサーを音楽家の小林武史、アートディレクターを「いちはらアート×ミックス」などの芸術祭を手がけてきた北川フラムが務め、77組の国内外のアーティストによる作品を展示する「LIFE ART」と、音楽やダンスなどを融合したライブパフォーマンス「LIVE ART」の2軸で展開。古代から漁業が盛んな内房総は、近代以降日本有数の工業地帯となり、1997年の東京湾アクアライン開通後は首都圏の重要な役割の一角を担ってきた。そのような土地を舞台に「環境」と「欲望」の両立や共振を考える。作品が広域にわたるため、3月23日のプレスツアーを軸として地域性が伝わる作品をピックアップして紹介したい。内房総5都市で展開される「LIFE ART」木更津市まず木更津市では、小林が営む「農業」「食」「アート」をテーマとしたサステナブルファーム&パーク「クルックフィールズ」で開会式が行われた。広大な敷地には草間彌生、アニッシュ・カプーアらのアート作品が常設。今回、島袋道浩による土を用いた人形(ひとがた)、名和晃平による《PixCell》 シリーズの⼀作が新たに加わった。草間彌生《新たなる空間への道標》2016年小雨降る開会式よりまた、木更津駅周辺では槙原泰介、小谷元彦、梅田哲也らの作品を展示。木更津に移住して活動している槙原泰介は、老舗の紅雲堂書店で、盤洲干潟の風景などを題材とした作品を展示。干潟を歩くツアーも実施している(日時は公式HP参照)。小谷元彦は、縄文時代の土偶《仮面の女神》と奈良時代の月光菩薩像と現代の肉体を融合した彫刻を制作し、蔵に展示。また、SIDE COREは、東京湾アクアラインに残る浮島に一棟の住宅を構築。メンバーの高須咲恵が子ども時代、家族で木更津に転居した家をモデルにした。マイホームが夢だった当時から、今でも移住者が増えている木更津の歴史に思いが及ぶ。槙原泰介《オン・ザ・コース》2024年小谷元彦《V(仮設のモニュメント5)》2024年SIDE CORE《dream house》2024年市原市千葉県一の面積を誇る市原市。北部の埋立地は、全国上位の工業製品出荷額を誇る工業地帯。南部の里山では、過去3回開催された「いちはらアート×ミックス」の蓄積のもと、閉校舎を再生した内田未来楽校、旧里見小学校、旧平三小学校、月出工舎が会場となっている。なかでも旧里見小学校では、豊福亮が“市原の工場夜景”に想を得て構築した《里見プラントミュージアム》が迫力。1960年代から市原の湾岸部に工場を持つ企業や小湊鉄道など主要産業の歴史とともに栗山斉、原田郁ら5人の工業的なエッセンスを持つ作品が設置されている。ほかにも森靖らアーティストが滞在制作した作品を展示。EAT &ART TAROがプロデュースした地域の食材を活かしたカフェも楽しめる。豊福亮《里見プラントミュージアム》森靖の制作風景エルヴェ・ユンビ《ブッダ・マントラ》2024年アジアの仏教とアフリカの祖先崇拝との対話を表現なお、市原湖畔美術館では、リュウ・イ(中国)、チョ・ウンピル(韓国)、リーロイ・ニュー(フィリピン)らを迎えて企画展『ICHIHARA×ART×CONNECTIONS―交差する世界とわたし』が6月23日まで開催中だ。人口の50人に1人が海外にルーツをもつ市原市で、彼らの母国からアーティストを招き、多様な人々が共に生きるために取材などを経て制作した。なお、4月6日に急逝したベトナムの作家ディン・Q・レの作品も見届けたい。ベトナムと市原で集めた古着をベトナム人と日本人、さまざまなルーツを持つ外国人とともに縫い上げた巨大なキルト作品だ。ディン・Q・レ《絆を結ぶ》2024年撮影:田村融市郎また、小湊鉄道の上総牛久駅周辺では7組の作品を歩いて巡ることができる。闇の中、手作業で立体的に編まれた無数の糸と光が行き交う千田泰広よるインスタレーションは幻想的だ。宇宙的でもあり、海底に潜っていくようでもある。一方、沼田侑香は和菓子店と精肉店で、岩沢兄弟は電気店で展示。創業60年を超える精肉店では居合わせたお客から「から揚げが美味しいよ。ウチの息子が子どもの頃から食べて育ったの」と勧められ、商店街で食べ歩きもした。地域の日常が見えるような触れ合いも含めた鑑賞体験を楽しみたい。上総牛久駅の天井から吊り下がる栗真由美《ビルズクラウド》2022年。改札の向こうは小湊鉄道の車両。千田泰広《アナレンマ》2023年東屋精肉店3代目店主。鏡に映る沼田侑香《MEAT SHOP》はぜひ現地で。袖ケ浦市東京湾アクアラインで都心へのアクセスが向上し、急速に発展している袖ケ浦市。袖ケ公園にある指定文化財「旧進藤家住宅」では、大貫仁美が衣服をモチーフに、板ガラスに金継ぎを施した作品を展示。ワークショップで住民から集めた言葉も展示している。また、職人肌のアーティスト・東弘一郎は、国指定重要無形民俗文化財である井戸掘り技術「上総掘り(かずさぼり)」に着想を得て、金属の溶接から職人とともに作品を制作。会期中、実際に穴が掘られていく。江戸時代に御地方役を務めた名家「旧進藤家住宅」大貫仁美《たぐり、よせる、よすが、かけら》2024年東弘一郎《未来井戸》2024年富津市海苔の生産量が今も県下最大の富津市。五十嵐靖晃は、埋め立ての際に元の漁場の漁業権を放棄し、富津岬の南側に漁場を移して海苔業を続けた人々と協働で編んだ海苔漁の道を下洲漁港に設置した。富津公民館では、中﨑透が地域の人々にインタビューを行い、備品や作品を組み合わせたインスタレーションを展示。さまざまな年代の人の話し声が聞こえてきそうな30を超えるエピソードを巡る。隣接する富津埋立記念館では、丹下健三の「東京計画1960」と掛け合わせ、内房総の湾岸風景を海苔、海面を醤油で制作した岩崎貴宏の作品が見事だ。五十嵐靖晃《網の道》2024年中﨑透《沸々と 湧き立つ想い 民の庭》2024年岩崎貴宏《カタボリズムの海》2024年君津市江戸時代から海苔の養殖業が営まれていた君津では、1961年に製鉄所誘致が決まり、漁業権を放棄。北九州の八幡をはじめ各地の製鉄所から2万人規模の労働者が移住した。深澤孝史はそうした地域住民に話を聞き、 “鉄でできた海苔”を制作。さらに、かつては海苔を収穫する際、「ヒビ」という漁具に「マテバシイ」の枝が使われていたが、「マテバシイ」がもとは九州南部・沖縄から持ち込まれた植物であることを知り、八重原公民館の池にマテバシイの枝を数本組み合わせた「ヒビ」の風景をつくりあげた。どちらも緊張を緩和させるような作風だ。また、佐藤悠は、その場にいる人と即興の「おはなし」をつくるパフォーマンスを行う。これが楽しいのでぜひ参加してほしい。楽器のように叩ける、深澤孝史《鉄と海苔》2024年《マテバシイを立てる》について語る深澤孝史佐藤裕《おはなしの森 君津》。天井から吊り下がっているのは奥能登国際芸術祭で描いた作品群。また、開発好明は5市で10人の先生を招く講座《100人先生の10本ノック》を開催。富津市「海苔すき先生」、木更津市「ヤンキー先生」など千葉県のユニークな人々に学ぶ。小林武史プロデュースのスペシャルライブを軸とした「LIVE ART」一方、「LIVE ART」では、小林武史プロデュースのスペシャルライブ「通底演劇・通底音劇」を4会場で行う。「super folklore(スーパーフォークロア)」(櫻井和寿、スガ シカオほか出演4月20・21日クルックフィールズ)、「dawn song(ドーンソング)」(宮本浩次ほか出演5月4・5日君津市民文化ホール)、「茶の間ユニバース」(綾小路翔、荻野目洋子、MOROHAほか出演5月12日袖ケ市民会館)。アンドレ・ブルトンの『通底器』から「つながるはずのないものがつながる」イメージを込めたと語る通り、さまざまなジャンルが融合する。「不思議な愛な富津岬」(4月6日、富津公園ジャンボプール)広大な内房総を周遊するにはドライブがおすすめだ。無料周遊バスやオフィシャルツアーも利用できる。派手さはないが、暮らしの営みが見える芸術祭。100年後もさまざまな異なるものが存在できる千葉県であってほしいと願う。取材・文・撮影:白坂由里<開催概要>「百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」会期:2024年3月23日(土)~5月26日(日)休業日:火水(4月30日、5月1日は除く。一部施設定休日が異なる)時間:10:00~17:00料金:当日一般3,500円、当日高中小2,000円※パスポート制※県内の小中学生は無料引換券を配布公式サイト:チケット情報:()今後のスペシャルライブ予定通底縁劇・通底音劇/()
2024年04月12日タイ発のふたご姉妹監督による、ふたご姉妹映画『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』(英題:YOU & ME & ME)が6月28日(金)より公開決定。併せてポスターイメージとティザー予告編が解禁となった。中学生のユーとミー。ふたりは一卵性双生児の姉妹。生まれた時からずっと、どんなことでも一緒。隠しごとひとつなく、なんでもシェアしてきた。食べ放題のレストランだって、話題の恋愛映画だって、1人分の料金で2人分楽しんじゃう。ユーが苦手な数学の追試も、得意なミーが代わりに受けても誰も気づかない。ふたりに違いがあるとすれば、ミーの頬に小さなほくろがあることくらい。そんな絶対的信頼関係のふたりに、いつもとは何かが違う時間が流れはじめる。同級生のマークが彼女たちの前に現れたからだ。1999年、世の中はY2K問題で世界が終わると大騒ぎしていた年。シェアすることのできない“初恋”という感情に揺れるユーとミー。2人の忘れられない夏が、まもなく終わりを告げようとしていた…。一卵性双生児としてこの世に生を受けて、これまでどんなことも隠し事なくシェアしてきたユーとミー。しかし2人の前に素敵な男の子が現れてから、彼女たちは初めてシェアできない“初恋”という感情に翻弄される。『RAIN』のオキサイド&ダニー・パン兄弟や、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』のダニエル&マイケル・フィリッポウ兄弟、『ザ・ウォーカー』などのアルバート&アレン・ヒューズ兄弟など、長い映画史の中でも双子の監督は稀有な存在。本作のワンウェーウ&ウェーウワン・ホンウィワットは、一卵性双生児の姉妹監督ユニットで、さらには一卵性双生児姉妹を映画の主人公にした点でも珍しい例といえる。彼女たちはドキュメンタリーの監督やタイで大きな話題を呼んだ配信ドラマの脚本・監督を経て、本作で長編映画デビューを果たした。ワンウェーウ&ウェーウワン・ホンウィワット監督また、プロデューサーに『女神の継承』『心霊写真』などの監督で知られるバンジョン・ピサンタナクーンが名を連ねているのも話題。彼が自分以外の監督のプロデュースを手掛けるのは本作が初めて。製作・配給を手掛けるのは、タイ版A24ともいわれる気鋭スタジオ「GTH」。ホラー映画を得意とするが、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』『ハッピー・オールド・イヤー』などの作品も製作。また日本の『BLUE GIANT』やA24の『パスト ライブス/再会』などの外国映画のタイ配給にも取り組んでいる。そして、映画のヒロイン、ユーとミーを1人2役で演じるティティヤー・ジラポーンシンは、『女神の継承』のバンジョン・ピサンタナクーン監督が知人カメラマンが撮影した写真を偶然見つけたことから大抜擢された期待の新星。映画撮影時は17歳で演技経験ゼロだったにも関わらず、双子姉妹の難役を見事に演じ切った。映画を見た観客の中には、本当の双子の俳優が演じていたと信じて疑わなかった人が一定数いたとのデータもあり、彼女の演技力の高さは折り紙つき。先日発表されたタイ映画監督協会賞では最優秀新人女優賞を受賞している。さらに、ユーとミーの心を奪う誠実な少年マークを演じたアンソニー・ブイサレートも、本作が映画初出演。ベルギーとタイの両親を持ち、包容力のある優しさに魅了されるに違いない。今回解禁されたポスターイメージは、映画の舞台となっているタイ東北部ののどかな町ナコーンパノムの大きな夏の空を背景に、ユーとミーが清々しい表情を見せている。『Firebird ファイアバード』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』などの「HYPHEN」がデザインを手掛けた。ティザー予告編は、この映画の時代背景となっている1999年にタイで大ヒットした女性デュオ「Triumphs Kingdom」の「Handkerchief」に合わせて、ユーとミーが踊りながら自己紹介する構成となっている。李香蘭の名曲「夜来香」のメロディーから始まるこの曲は、意中の人に意図的に落としたハンカチーフに気づいてほしいと歌うラブソング。このチャーミングなティザーを手掛けたのは、『ARGYLLE/アーガイル』『ブルー』などの「LAUGH GRAPHICS」。ポスター、ティザー予告編ともにユーとミーの清涼感を全面に出したものとなっている。『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』は6月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ふたごのユーとミー 忘れられない夏 2024年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 GDH 559 Co., Ltd. All Rights Reserved / ReallyLikeFilms
2024年04月10日東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月1日~25日)夜の部で、『裏表太閤記(うらおもてたいこうき)』が、43年ぶりに上演されることが9日、発表された。松本幸四郎、市川中車、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、市川染五郎、そして松本白鸚が出演する。三世市川猿翁さんが生み出した伝説作に高麗屋三代がそろい、澤瀉屋の中車も名を連ねた。豊臣秀吉の出世物語である「太閤記」は、現在でも新たな芝居やドラマ、小説や漫画が制作されるほど高い人気を誇る。江戸時代以降、歌舞伎においても同作を基にした多くの作品が生まれ、愛されてきた。1981年に明治座で初演された『裏表太閤記』は、古典の復活と再創造を標榜し、現代の観客の心を打つ歌舞伎の魅力を生み出した二世市川猿翁(当時・三代目猿之助)さんが手掛けた作品。猿翁さんと共に多くの作品を創り出した奈河彰輔さん脚本、二世藤間勘祖(当時・六世勘十郎)さん演出・振付で上演され、宙乗りや早替り、立廻りなど派手な演出が盛り込まれた。「太閤記」から秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜて構成。昼夜一日かけて上演された壮大な物語で、その後一度も再演されず、伝説とされてきた。実に43年ぶりの上演となる今回は、新たな構想での幕開き。猿翁さんの精神を受け継ぎながら、歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられる。
2024年04月09日2024年夏、THE CONVOY SHOW vol.43『ONE DAY~Last Run! Run!! Run!!!~』が開催されることが決定した。THE CONVOY SHOWは、今村ねずみが立ち上げたスーパーエンターテインメントバラエティパフォーマンス集団。主宰の今村自らが、作・構成・演出を手掛け、 “全員が主役で、全員が脇役”として約2時間ノンストップでショーを展開。劇場に留まらず、ホテル、主要なコンサートホール、そして2001年には日本武道館2デイズを成功させるなど活躍の場を広げてきた。2017年からはオリジナルメンバーに若手を加え、新作を立て続けに上演している。『ONE DAY~Last Run! Run!! Run!!!~』は東京、大阪、名古屋で16公演を予定。オリジナルメンバーの瀬下尚人、石坂勇、舘形比呂ー、徳永邦治は、これが「ラストコンボイ」となる。チケットは、オフィシャル抽選先行を受付中。<公演情報>THE CONVOY SHOW vol.43『ONE DAY~Last Run! Run!! Run!!!~』■東京公演7月26日(金)〜8月4日(日) 恵比寿ザ・ガーデンホール■大阪公演8月10日(土)〜8月11日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール■名古屋公演8月24日(土)〜8月25日(日) 名古屋市公会堂作・構成・演出・音楽:今村ねずみ■出演瀬下尚人石坂勇舘形比呂一徳永邦治本田礼生伊藤壮太郎荒田至法佐久間雄生加藤良輔帯金遼太古賀雄大川原一馬塩田康平一条俊輝 / 今村ねずみ【チケット】(税込)全席指定:12,000円※未就学児入場不可■オフィシャル抽選先行受付期間:4月7日(日) 23:59まで()■公演HP:■THE CONVOY SHOW HP:
2024年03月29日2024年3月現在、X(Twitter)で『#あなたの唯一無二の1枚を見せてくれ』というハッシュタグが流行。同ハッシュタグを付けて、絶景、アート作品、動物が見せる決定的瞬間などさまざまな写真が投稿されています。唯一無二の猫の写真が反響猫を被写体として撮り、Xに投稿している、小野一俊(@kazutoshi_ono_)さん。同ハッシュタグを付けて、猫の写真を投稿したところ「バンド系のアーティストの写真っぽい」「ちょっとヤンチャな仲よし3人(にゃん)組」といった声が相次ぎました。歌手の尾崎豊さんの定番曲『15の夜』が思い浮かび、「盗んだバイクで走り出す~」と思わず口ずさみたくなるような1枚がこちら!かっこよ…!バイクに乗る3匹の猫の表情、姿、配置は、まるで古い洋楽ロックバンドの『宣伝用写真』のようです。何もかもが完璧な『奇跡の1枚』ともいえる写真に、2万件を超える『いいね』が集まっています。写真を見た人からは「CDのジャケット写真みたい」「漫画『キャッツ・アイ』じゃん」「本物の『なめ猫』が現る」などの声が寄せられました。ばっちりと完璧なポージングをとった3匹の猫。そんな猫たちの写真に多くの人が魅了されたようですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月27日2024年3月下旬、X(Twitter)上で話題になった、ハッシュタグ『#これがこうなる選手権』。犬や猫と暮らす飼い主が、同ハッシュタグを付け、愛犬や愛猫の『成長のすごさ』が分かる写真や動画を投稿しています。サモエドの成長に驚き!3歳になる、サモエドの瑠伽(るか)ちゃんと暮らしている飼い主(@GONJABUROU)さん。同ハッシュタグで瑠伽ちゃんの子犬時代と現在の写真を投稿すると、反響が寄せられました!まずは、子犬時代の1枚をご覧ください。飼い主さんの小脇に抱えられた、瑠伽ちゃん。白くてフワッフワの毛並みがかわいらしいですね。その3年後、成長した姿が、こちら。めちゃめちゃ育っている!瑠伽ちゃんを抱っこしているのですが、モフモフの毛に埋まり、飼い主さんの顔が見えません…!飼い主さんいわく、大きな体が特徴的なサモエドの中でも、瑠伽ちゃんはまだ小さいほうとのこと。フワフワの毛により大きく見えるのかもしれませんね。投稿には多くの『いいね』が付き、「かわいい!でっかいな~」「優勝。顔を埋めたくなりますね」などの声が寄せられていました。軽々と持ち上げられていた子犬時代も、成長した現在の姿も、どちらもたまらないかわいらしさですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月27日犬と猫など、違う種族を同居させることは、基本的に問題がないとされています。ですが、猫は自由気ままで1匹で過ごす時間も大切にする一方、犬は飼い主にべったりとなつくなど、異なる性格を持ちやすいもの。犬か猫と暮らしている環境で、種族が違うペットを新たに迎える際、「仲よくしてくれるだろうか…」と不安になることもあるでしょう。犬と猫のツーショット写真にキュン!そんな不安を打ち消してくれるような写真を、X(Twitter)で公開したのは、スコティッシュフォールドのレモンくんと、ポメラニアンのポテチくんと暮らす、飼い主(@Lemon0517ch)さんです。もともとは、レモンくんとだけ暮らしていた飼い主さん。知人宅で生まれ、当時子犬だったポテチくんを迎え入れる際、知人や獣医師に相談した上で、お試し期間を設けたそうです。2匹が仲よくなれるかと不安だった飼い主さんをよそに、レモンくんはお試し期間中、ポテチくんにとても優しかったとか。威嚇(いかく)をすることはおろか、猫パンチなどで拒否することもなく、ポテチくんを優しく近くで見守ってくれていたため、そのまま迎え入れることにしたそうです。ポテチくんが飼い主さん宅に来てから、1年以上が経った2匹の関係は、この写真を見ればお分かりいただけるでしょう。寝転がってくつろぐレモンくんの正面に、同じように寝転がるポテチくん。2匹の前脚が触れ合っているではありませんか…!2匹は長い月日を経て、どんどん絆を深めたのでしょう。飼い主さんいわく、一緒に遊ぶのはもちろん、こうして前脚を重ねている2匹の姿をよく見かけるそうです。ポテチくんは、常に優しくおだやかに接してくれる、レモンくんのことが大好きなのでしょう。2匹の愛らしい姿には、「目に見える絆」「なんてほほ笑ましいの」「幸せな気持ちになる…」などの声が寄せられました。レモンくんとポテチくんは、種族こそ違えど、互いを大切に思い合っているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年03月10日アン・ハサウェイ、『赤と白とロイヤルブルー』のニコラス・ガリツィン主演のロマンティックコメディ『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』が、5月2日(木)よりPrime Videoにて独占配信されることが決定した。40歳のシングルマザー、ソレーヌ(アン・ハサウェイ)は、10代の娘の付き添いで米野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」へ行くことに。そこで、地球上でもっともホットなボーイズ・バンド「オーガスト・ムーン」でリードボーカルを務める24歳のヘイズ・キャンベル(ニコラス・ガリツィン)と運命の出会いをはたす。一気に燃え上がる2人であったが、順風満帆な日は長くは続かない。スーパースターとして常にスポットライトを浴びるヘインズとの交際は、ソレーヌにとっては予想以上に厳しいものであった。はたして2人の恋の行方は…?ロビン・リー著の人気小説「The Idea of You」を、監督/製作/脚本をアカデミー賞2部門受賞『タミー・フェイの瞳』のマイケル・ショウォルター監督が映画化した本作。コメディアン、俳優、監督、作家とマルチに活躍しているマイケル・ショウォルター監督は、エミー賞監督賞にノミネートされた「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」では、監督/製作総指揮を務めている話題の人物。また、プロデューサーには、『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞を受賞したキャシー・シュルマンが参加し、『プラダを着た悪魔』『ゲット スマート』『マイ・インターン』など、様々なジャンルの作品に出演して『レ・ミゼラブル』ではアカデミー賞助演女優賞を受賞しているアン・ハサウェイは今作では主演だけでなく、プロデューサーも兼任。ハリウッドでも屈指のキャリアを誇るアンのお相手を務めたのは、Amazon Original Movie『シンデレラ』『赤と白とロイヤルブルー』で人気上昇中の若手俳優ニコラス・ガリツィン。今回、人気バンドのリードボーカルを演じたニコラスは劇中で見事な歌声を披露しており、今後、多方面での活躍が期待されている。さらに1980年代に青春スターとして一世を風靡したモリー・リングウォルドの娘マチルダ・ジアノポウリスもメインキャストの1人として出演しているのも注目だ。『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』は5月2日(木)よりPrime Videoに独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年03月07日アメリカのノースカロライナ州で動物保護活動をしているクリッシー(chrissyfnf)さんが、用事で地元の動物保護シェルターに立ち寄った時のことです。彼女はロビーで、飼い主に引きずられるようにして入ってきた犬を見かけました。その犬は見るからに高齢でうまく歩くことができず、混乱した様子で飼い主の脚にしがみついていたそうです。犬の顔には腫瘍があり、皮膚は腐ってひどい悪臭を放っていたのだとか。クリッシーさんは飼い主とシェルターのスタッフから、18歳のその犬が安楽死のために連れて来られたことを聞きます。かわいそうに思った彼女は飼い主に「この犬を病院に連れて行かせてください」と懇願しましたが、飼い主は笑って「ダメだ」といったそう。しかし彼女は諦めず、シェルターのスタッフに合図をして、犬をその場から連れて帰ったのです。ほんの数日間でも楽にさせてあげたい犬はまともに歩けないため、クリッシーさんは自分のヒールを脱いで、犬を抱えて運びました。犬がそこらじゅうに吐いた血液や体液で車内は汚れ、悪臭が広がり、彼女は「この犬をどうしたら助けられるのか分からなかった」といいます。犬を診察した獣医師は、「ほんの数日間かもしれないけど、腫瘍を取り除くことがこの犬を快適にする唯一の方法」といったのだとか。彼女は同意して、犬の腫瘍を除去する手術を行いました。それから1年が経過した2024年1月11日、クリッシーさんはシーモアくんと名付けたその犬の動画を公開。シェルターで助け出されてから1年間、シーモアくんは彼女の家族として幸せに過ごしていたのです!@chrissyfnf I can’t believe today marks 1 year with you. January 11th last year I watched your owner dragging you toward the shelter door. Your old legs couldn’t keep up and you were so confused clinging to who you thought was your person . The rotting skin and tumors smelled so bad you actually were clearing out the lobby area.There was no way I would let your old bones go lay on that floor to die alone. I was only at the shelter to help my friend finish up our other intakes we were taking from that shelter quickly. I was there just at the right moment and our hearts were absolutely meant to be. You could hardly walk and your face was infected from the growths being untreated. I will never forget your face looking up at me while I was kicking off my favorite heels in the parking lot because your big self couldn’t walk any further - I had to carry you. You stared at me like what are you even doing? you look crazy- no way you can carry me .. You had no clue the amount of times I would carry you over the next year. The vets told me maybe even only a few days but removing those masses was only way to make you comfy.. so we did it. I brought you home and promised to show you all the things I wish you had before. My mission to save your heart started … little did I know you would save me instead. Pappy seymour this year has been the biggest gift to me. You have become the face that greets me every time I get home. You wait for me like I am your whole world. We became best friends. I so badly longed to have holidays and celebrate with you. I prayed about it a lot. I can’t believe we have now had them all. My prayers were answered. Today marks 1 full year. We have done it all. You celebrated every one of our family birthdays stealing bites of cake always , you dressed up with the kids for Halloween, we snuggled by the Christmas tree with cookies. Every single moment this year you have made my life so much better. I am yours and you are mine. Best friends forever. Here’s to a year seymour ❤️ I pray for so many more memories. I ask today if everyone could donate $1 in honor of his 1 year to help our rescue. Venmo:‘forgottennowfamily PayPal: Forgottennowfamily@gmail.com #hospice #fosteringsaveslives #myguy #youandme #dontbullymybreed❤ #pittiesoftiktok #forgottennowfamilyrescue ♬ You and Me - Eldar Kedem19歳の誕生日に「おめでとう!」といわれて、嬉しそうに返事をするシーモアくん。クリッシーさんの子供たちと遊んだり、ゆっくりながらも自分の足でしっかりと歩いたりしています。1年間の思い出が詰まったこの動画は、多くの人の涙を誘ったようです。・号泣した。高齢の犬にこんなことをする人がいるなんて理解できない。この犬を引き取ってくれてありがとう。・あなたほど素晴らしい人はいないよ。・この犬の乳白色の瞳と老いた吠え声に涙が出そう。あなたの大切な美しい天使は、亡くなった私の高齢犬を思い出させてくれる。その子を愛してあげてね。同年2月14日に公開された動画では、シーモアくんがバレンタインデーのクッキーをもらう様子が映っていました。クリッシーさんは「シーモアは私にとって最大の贈り物になった」とつづっています。@chrissyfnf Pappy Seymour put back on his valentines robe and has his most favorite cookie snackies. we celebrated him being the best boy and my valentine ❤️ Happy valentines day from us - love chrissy & seymour #hospice #fosteringsaveslives #pittiesoftiktok #foster #rescue #shelterdog #myheart #myvalentine #myguy ♬ original sound - Chrissyこの1年間、クリッシーさんと彼女の家族とともにたくさんの思い出を作ってきたシーモアくん。新たな1年も、楽しい思い出が増え続けていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月20日この漫画は書籍『私の生理のしまい方』(著者:原あいみ/監修:関口由紀)の内容から一部を掲載しています(全22話)。 ■これまでのあらすじ疲労、ホットフラッシュ、情緒不安定…年齢を重ねると増えてくる心身の不調。いわゆる「更年期」と言われる時期には自分の体にどんな変化が訪れるのか。そこで、大人女性の不調をテーマに40~60代の女性にインタビューし、漫画化することにした著者。監修の関口由紀先生は、大人女性が抱える漠然とした不安に「不調が来ても抜けられる」「その後はハッピーしかない」とキッパリ。明るく言い放つ先生の言葉に著者は気持ちが軽くなるのでした。43歳になり、じわじわと老いを感じ始めてきたさおりさんでしたが、生活に支障がないため特に気にはしていませんでした。しかし次第に片頭痛や湿疹に悩まされるようになり、寝込んでしまう日も…。ある時、片頭痛は生理や排卵前後に起きているという法則を発見。それを家族に共有し理解してもらうことでさおりさんの気持ちは楽になっていったのでした。しかし、片頭痛が治るわけではなく、「できないこと」が増えていく日常に落ち込む日々。人生100年時代、この先ずっと落ち込んだ気持ちで過ごすのは嫌だ、と思ったさおりさんは、この不調とうまく付き合っていくために「やらないことを決めよう」と決意したのでした。次回に続く(全23話)「私の生理のしまい方」連載は7時更新! 『私の生理のしまい方』 (著者:原あいみ/監修:関口由紀(KADOKAWA) 「私の生理のしまい方」はこちら 生理不順、疲れやすい、眠れない、イライラする…もしかしてこれって更年期? 40代からの大人女性のさまざまな不調について、9人の体験談をマンガ化! 人生の後半戦、悲観するのではなく、心身ともに自分らしく楽しく生きていくには? 漠然とした不安に寄り添い、ゆらぎがちなこの時期を前向きに乗り越えるヒントがもらえる1冊。
2024年02月07日北川景子主演、中村倫也、芳根京子ら共演の『ファーストラヴ』が2月12日(月・休)18時30分よりBSテレ東「シネマクラッシュ」にて無料テレビ初放送されることが決定した。島本理生が第159回直木賞を受賞したベストセラーサスペンスを原作とする本作。監督は『20世紀少年』、『SPEC』、『TRICK』の堤幸彦が務め、昨年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』での一人二役が話題となった北川景子が主演し、共演には中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路ら日本映画界を代表するキャストが集結した話題作だ。番組プロデューサー・五十嵐智之は「北川景子さん、芳根京子さんら俳優陣の迫力ある演技と、二転三転する展開にラストまで目が離せません。そしてすべての真相が明らかになったとき、感動とともに、観た人それぞれの“ファーストラヴ”の意味を考えずにはいられなくなるはず。今回もいつもより早い、夜6時30分からの放送です。是非ご覧ください!」とコメントしている。『ファーストラヴ』は2月12日(月・休)18時30分~BSテレ東にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2024年02月06日新ドラマ『アイのない恋人たち』に出演する、福士蒼汰さんと岡崎紗絵さんにインタビュー!その時代が直面する社会問題をテーマに、ドラマ『ハケン占い師アタル』や『となりのチカラ』などのヒット作を生み出してきた脚本家・遊川和彦さん。新ドラマ『アイのない恋人たち』では、“自分が望むような自分”になれずに行き詰まった、アラサー男女7人を描く。人を愛することで、人生や自分自身を変えていくというラブストーリーだ。福士蒼汰さん(以下、福士):数々の名作を生み出してきた遊川さんがこんなに可愛いラブストーリーを書かれているのが印象的でした。7人のいろんな恋愛事情をどうやって書き分けているのだろう、もしかしたらこういう友達がいるのかな…と遊川さんへの関心が湧いてしまって。お話し好きな方なので、今度お会いしたら聞いてみようと思います。岡崎紗絵さん(以下、岡崎):そうなんですか?私はまだお会いしていなくて。(※取材時、11月末時点)福士:話が止まらない方です。「俺、喋っちゃうからさ~。でも今日は喋らないようにするよ」と話した5分後には話し始めていました(笑)。岡崎:私が台本を読んでまず思ったのは、繊細なニュアンスがすごくうまく描かれているということでした。読みながら、もうその情景が映像でイメージできるぐらい面白くて、一気に読み終えました。それぞれのキャラクターもすごく濃いので、この7人が実際に集まったらどうなるんだろう、という興味が止まらなくなったんです。――今作で、福士蒼汰さんは売れない脚本家・久米真和を、岡崎紗絵さんはブックカフェを経営する今村絵里加を演じている。福士:夢に向かうことで自分を正当化しようとしている真和は、自分はみんなとは違う、と自らを棚にあげて人を遠ざけているような人。“一番未熟な長男”のようなイメージです。そんな言い方しなくても…という発言をしてしまう人なので、なるべく嫌われるように演じたいと思っています(笑)。岡崎:絵里加も、他人や家族との距離感を詰められない女性です。結婚には縁がないと思っていて、一人で生きていくと決めているようにも見えますが、でも心の底では誰かと繋がっていたいと思っていて。そんな絵里加に共感するところは、衝動的ではなく、何か考えを持って行動するところかな。福士:いろんな考えを持って生きている7人には、僕たちだけではなく見ている方にとっても、どこかリアルに映る部分があるのかも。岡崎:そう思います。生き方や悩みの違う7人が交わることで生まれる変化や成長は、視聴者の方にも共感していただける気がします。――自分のペースや生活を大事にしているキャラクターを演じる二人。それぞれ、プライベートでゆずれないものはあるのだろうか。岡崎:朝はヘルシーなものを食べること。例えばコーヒーにオーツミルクを入れて飲んだり、なるべく野菜やフルーツを食べるようにしていて。あと最近、発酵玄米を始めました。福士:大変じゃないんですか?岡崎:発酵させるために3~4日放置できるので、全然大変じゃなくて。むしろ楽で、ラッキーなんです(笑)。福士:そうなんだ。僕は、毎日じゃないけどジムに行くことかな。筋肉を鍛えていると、体も心もすごく気持ちよくなるんです。だから行けない日が続くと、頭がグーッて締め付けられるような感覚になってしまって。ちなみに腰、お尻、腿裏を鍛えるトレーニングが好きで、昨日もやってきました。今の体の仕上がりは…理想の10%ぐらいかな(笑)。ドラマ『アイのない恋人たち』脚本家・遊川和彦によるオリジナル作品で、2024年の東京を舞台に恋愛偏差値が低いワケありアラサーたちが織りなす不器用な恋愛模様を描く。1月21日より毎週日曜22:00~、朝日放送テレビ・テレビ朝日系にて放送。ふくし・そうた1993年5月30日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、ドラマ『弁護士ソドム』『大奥』など。『THE HEAD Season2』では、念願の世界進出を果たした。W主演映画『湖の女たち』が2024年5月公開予定。セットアップ(JUNOJUNO/JUNO 恵比寿店 TEL:03・5778・3031)パールネックレス¥2,024,000※掲載時点の価格(TASAKI TEL:0120・111・446)おかざき・さえ1995年11月2日生まれ、愛知県出身。2012年、雑誌『Seventeen』(集英社)のモデルオーディションを経て、モデルデビュー。俳優としても活躍中で、主演ドラマ『花嫁未満エスケープ』ほか多数出演。ドレス(ソフィーエトヴォイラトウキョウ TEL:03・5928・4122)ピアス¥586,300リング、右手¥348,700左手¥286,000ブレスレット¥869,000※すべて掲載時点の価格(以上TASAKI)※『anan』2024年1月17日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・髙橋美咲ヘア&メイク・佐鳥麻子(福士さん)サイオチアキ(Lila/岡崎さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2024年01月17日誰もが一度は幼い頃に憧れを抱いたであろう、秘密基地という存在。ひとけのない雑木林の中や、使われていない部屋、小さな洞穴など、いろいろな秘密基地を想像するだけで、ロマンを感じますよね。大人になっても、『誰にも邪魔されない、くつろぐことのできる場所』というのは、貴重なものです。父親が作った『秘密基地』の末路エンジニアの猫(@neco_engineer)さんも、そういった『大人の秘密基地』に憧れを抱いた1人。ある日、その夢を実現すべく、自宅に秘密基地を作ることにしました。クローゼットの中にコタツや座椅子を置き、誰にも邪魔されない状態で趣味に没頭できる、とっておきの場所を作成!家族との生活が楽しくても、時には1人になりたい時間もあるもの。そんな時ここにいれば、穏やかなひと時を満喫することができます。しかし、試行錯誤の末に完成した『大人の秘密基地』は、たったの2時間で『秘密』ではなくなってしまいました。完成から2時間後の写真と、それから4年が経過した現在の写真をご覧ください!せ、占拠されている…!理想としていた当初の『大人の秘密基地』は、どこへやら。あっという間に娘さんたちに発見され、今や完全に奪われてしまったようです…!憧れの秘密基地が我が子に占拠され、「自分、泣いてもいいっすか?」と話す、エンジニアの猫さん。静寂と秘密を守ることはできなくなってしまいましたが、異なる形の幸せが詰まった光景といえるでしょう。4年間の年月を経て秘密基地が変化していくさまに、写真を見た多くの人が温かいコメントを寄せています。・ぬくもりのあふれる家庭というのが伝わってきて、涙が出た。幸せってこういうことだ。・ある意味、当然の末路といえる。どんな親も、我が子には勝てないのだ。・本来の持ち主としては切ないけど、あらゆる意味で最高の展開。クローゼットの中に作った小さな『基地』には、これからもたくさんの思い出が詰まっていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月14日2002年に製作されたダニー・ボイル監督のサバイバル・ホラー映画『28日後…』に、新たな続編が作られることが分かった。「The Hollywood Reporter」が報じた。同作には2007年に『28週後…』が作られたが、3作目となる今作は『28 Years Later』(直訳:28年後)のタイトルで企画が進められているという。『28日後…』では監督&脚本を担当したボイル&アレックス・ガーランドは、2作目では製作総指揮として活躍したが、3作目では再び監督&脚本家として帰ってくる。2人は前2作でプロデューサーを務めたアンドリュー・マクドナルドらと共に製作も行う。ボイル監督が長編映画を撮るのは2019年の『イエスタデイ』以来久々となる。1作目で脚本家デビューしたガーランドは2015年に『エクス・マキナ』で監督デビューも果たした。キャストについては未定だが、1作目に主演し一躍有名になったキリアン・マーフィーは、「ダニーやアレックスに会う機会があるといつも続編のことを言っているんです」と続編出演に乗り気であることを昨年「NME」に明かしている。映画ファンは「『28か月後』は作られなかったけれど、『28年後』はできるんだね!」「いよいよという感じ」「2007年からずっと待っていた」「ダニー監督がカムバックするなら、キャストもオリジナルメンバーがそろうといいな」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【重複のため利用停止】28週後... 2008年1月19日より有楽町スバル座、お台場シネマメディアージュほか全国にて公開© 2008 TWENTIETH CENTURY FOX
2024年01月11日■前回のあらすじ結婚式に元カノがいたのは、義母が無理矢理連れてきたからだと判明。そうして元カノが帰っていくと、義父が突然、笑い出す。義父はアイと元カノが義母にたてつく姿を見て、自分にできなかったことを全部やってくれたと嬉しくなったのだという。さらに、これからは自分がきちんと義母を監督するといい、アイと夫に義母からのメッセージをブロックするよう伝える。うだうだ文句を言う義母には「離婚」をちらつかせ、「これ以上、俺の息子を不幸にするなら妻だろうが何だろうが許さないからな」と大喝。こうして義母との戦いは幕を閉じ、アイは笑顔で見送ってくれた義父の「親の顔」に胸が熱くなるのだった。これまでの行いのせいで、孫と会えない義母…でも、それだけのことをしてきたから仕方ないのかなとも思います。それに、義父曰く「まだ態度を改めていない」と。図太いというか、なんというか…。そんな中、元カレから届いた結婚の知らせ。学生時代のアイさんの努力を無駄にしないためにも、幸せになってほしいですね。もちろんアイさんも、義母との一件で学んだ子育てへの教訓を活かして、末永く幸せな日々が過ごせますように…。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2024年01月06日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日2024年1月にPARCO劇場で上演される朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』の追加出演者が発表された。『ラヴ・レターズ』は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった作品。1989年にニューヨークで初演され、世界中で静かなブームを起こしていたこの作品を、PARCO劇場が1990年8月に日本で初演。以来33年間継続して上演されてきた。初演以来、翻訳・演出家として本作品の立役者であり続けた青井陽治が2017年に逝去し、2018年からは藤田俊太郎が演出を引き継いでいる。このたび追加出演者としてアナウンスされたのは古田新太と石川さゆりで、ふたりは2024年1月24日(水) の12時30分公演に出演。なお1月19日(金) 公演には石田彰&緒方恵美、1月24日(水) 19時公演には阪本奨悟&矢吹奈子、1月29日(月) 公演には岡本圭人&若村麻由美が登場する。■古田新太 コメントまたまた『ラヴ・レターズ』にお呼ばれしました。しかもお相手はあの石川さゆりさんです。おいら、ある番組でさゆりさんに耳元で「ウイスキーがお好きでしょ」を歌っていただき、涙した男です。またまた流してしまうのでしょうか。楽しみです。■石川さゆり コメント客席で奈良岡朋子さんのメリッサとアンディーを拝聴した事があります。シンプルなステージから、人が生きて行く日をいっぱい感じながら涙がこぼれました。2024年の「ラヴ・レターズ」にお声をかけていただきました。歌の中に心を探している私が、古田新太さんのお声をたぐりながらメリッサをお届け出来ますようにと思います。ドキドキ……。私自身も初めての経験です。古田さん、皆様どうぞよろしくお願い致します。<公演情報>朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎会場:PARCO劇場(渋谷 PARCO 8F)2024年1月19日(金) 19:00 開演出演:石田彰、緒方恵美2024年1月24日(水) 12:30 開演出演:古田新太、石川さゆり2024年1月24日(水) 19:00 開演出演:阪本奨悟、矢吹奈子2024年1月29日(月) 19:00 開演出演:岡本圭人、若村麻由美【チケット料金】(全席指定・税込)価格:7,700円U-18チケット:2,000円 ※観劇時18歳以下対象U-30チケット:3,500円 ※観劇時30歳以下対象公演HP:
2023年12月14日25歳の頃、職場でユウキさんと出会った主人公・アイさん。ユウキさんに対しては、初めから「いいお父さんになりそう」と好印象で、付き合い始めてからも「女性経験が少ないんだろうな」と好感を持っていたそう。たしかに、みなとみらい、映画、水族館と定番デートが続いたら、誰もがそう思うかもしれません。転機になったのは、付き合い始めて3年目。初めてユウキさんの実家に遊びに遊びに行くことになるのです。優しそうな両親に安堵したのも束の間、義母が発したまさかの一言とは…!?次回に続く「旦那の元カノ大好き義母」(全25話)は22時更新!コミックライター: リアコミ
2023年12月13日ドラマや映画などで多くの主演作をもつ、俳優の妻夫木聡さん。2001年に映画『ウォーターボーイズ』で、シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)に懸命に取り組む男子高校生を演じてブレイクしました。2009年に放送されたNHKの大河ドラマ『天地人』では主役の直江兼続役を、2010年に映画『悪人』では殺人犯を演じるなど、さわやかなイメージとは相反する役柄を演じ、多くの人を魅了しています。そんな妻夫木さんも、2023年12月13日で43歳に。誕生日である同日、妻夫木さんはInstagramを更新し、自身の顔をアップにして撮影した写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 妻夫木聡 Satoshi Tsumabuki(@satoshi_tsumabuki_official)がシェアした投稿 口を閉じた状態でニッコリとほほ笑む妻夫木さん。「今年はいろんな国に行ったなあ」と2023年を振り返り、43歳を迎えた心境を次のようにつづっています。チャンスはそこらじゅうに転がってる。それを形にできるかは自分次第。挑戦は死ぬまでできる唯一のこと。43歳も精一杯楽しみたい。satoshi_tsumabuki_officialーより引用「挑戦は死ぬまでできる唯一のこと」と、自身を鼓舞するような言葉をつづり、今後もあらゆることにチャレンジする姿勢を見せました。多くの作品で多種多様な役柄を演じてきた妻夫木さんでも、挑戦することをやめない姿勢に、心打たれた人は多いでしょう。妻夫木さんが誕生日に投稿した内容に、ファンから続々とコメントが寄せられています。・妻夫木さんの笑顔にどれだけの人が癒されて、元気をもらっていることか…。これからも応援しています!・素敵に年齢を重ねていて、憧れます。これからも頑張ってください!・全然歳を取っていないように見える…。妻夫木さんがいつまでも元気で活躍できますように!同日現在、俳優活動25周年を迎えている、妻夫木さんの今後の活躍からも、目が離せませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月13日現在、サウジアラビアで開催中の紅海国際映画祭にウィル・スミスが出席。トークセッションにて、2007年に主演し大ヒットした『アイ・アム・レジェンド』の続編製作の進捗状況について語った。※以下、『アイ・アム・レジェンド』ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。続編では、マイケル・B・ジョーダンと共演するというウィル。「明日、マイケル・B・ジョーダンと電話することになっています。ぼくらはすごく仲が良くて。ちょうど脚本が届いたばかりなんですよ」と話し、笑顔を見せたウィル。『アイ・アム・レジェンド』で演じたロバート・ネビルは最後に死んでしまったが、ウィルによれば続編は、「DVDに収録された別エンディングでは私が演じたキャラクターは生きているので、その続きが描かれます」とのことだ。映画ファンは「DVDに別エンディングがあったなんて知らなかった」「まずはそのエンディングを観てみよう」「むしろDVD版のエンディングの方を、劇場版にするべきだった」「1作目の大ファンだから、2作目にも期待しています」などの声を寄せている。『アイ・アム・レジェンド』は、リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」を原作とした実写映画。舞台は、ウイルス感染により人口のほとんどが死滅した地球で、ウィルは荒れ果てたニューヨークで愛犬と共に暮らす主人公のロバート・ネビルを演じた。(賀来比呂美)■関連作品:アイ・アム・レジェンド 2007年12月14日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
2023年12月04日2024年1月PARCO劇場にて、朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』が上演されることが決定した。『ラヴ・レターズ』は、近年日本で上演されることが多い朗読劇の先駆けとなった作品。1989年にニューヨークで初演され、世界中で静かなブームを起こしていたこの作品を、PARCO劇場が1990年8月に日本で初演。以来33年間継続して上演されてきた。初演以来、翻訳・演出家として本作品の立役者であり続けた青井陽治が2017年に逝去し、2018年からは藤田俊太郎が演出を引き継いでいる。今回の公演は新年の幕開けにふさわしく、華やかで多彩なキャストが顔を揃える。1月19日(金) には、『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル役、『銀魂』桂小太郎役など、デビューから30年以上にわたりトップ声優として活躍し続けている石田彰と、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『幽☆遊☆白書』蔵馬役など、人気キャラクターの声優を数多く務めてきた緒方恵美の再演カップルが登場。2014年に上演した際は大きな話題を呼び、歴代の中でも再演を望む声が非常に多い伝説のカップルが満を持して10年ぶりに登場する。左より)石田彰、緒方恵美1月24日(水) は、ミュージカル『刀剣乱舞』に堀川国広役で出演、人気舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入に主演(竈門炭治郎役)として出演するなど、2.5次元ジャンルを中心に活躍する阪本奨悟と、元HKT48で俳優としてドラマ『18歳、新妻、不倫します。』や『恋愛のすゝめ』のヒロインを務めてきた矢吹奈子のフレッシュなカップルが登場。左より)阪本奨悟、矢吹奈子1月29日(月) に出演するのは、NYの演劇学校に留学後、舞台を中心に活動し、23年にはドラマ『リズム』『大奥 Season2』などにも出演した岡本圭人と、映像、舞台問わず第一線で活躍し続け、『チルドレン』(18)『首切り王子と愚かな女』(21) などパルコ・プロデュース公演への出演も多い若村麻由美。岡本の初単独主演舞台『Le Fils 息子』(21) や『ハムレット』(23) など、舞台での共演を重ねてきた縁の深い二人の楽しみな組み合わせとなっている。<演出家・出演者 コメント>■藤田俊太郎(演出家)『LOVE LETTERS 2024 New Year Special』今年もまた新しいシーズンを担えることを心から幸せに思っています。石田彰さんと緒方恵美さん。阪本奨悟さんと矢吹奈子さん。岡本圭人さんと若村麻由美さん。愛に包まれた素晴らしいカップルとの仕事がとても楽しみです。ラヴ・レターズという名のリーディングドラマ、朗読劇。カップルの皆様と稽古を通して言葉の魂を共鳴し合い、このシンプルで素敵な物語をお客様にお届けしたいと思います。20世紀のアメリカを生きたアンディーとメリッサ。手紙で伝え合う二人が持つ愛の力は、時代を超えて、人を思う気持ちや、想像力、優しさを私たちに与えるのではないかと思います。2024年の幕開け、不朽の名作と共に過ごす2時間。PARCO劇場でお待ちしております。■石田彰LOVE LETTERSの舞台に二度目の声をかけていただきました。前回の出演時、当時演出をされていた青井陽治さんから、この舞台では演者が泣いてしまってもそれはそれで構わないとは言われ、案の定物語に飲み込まれ、アンディーとしてではなく石田彰として舞台上で泣いてしまったことが思い出されます。あれから9年が経ち、自分もラストシーンのアンディーの年齢を越えました。アンディーとメリッサの経験には及びませんが、それなりに人生を重ねたこともあり、今回は気持ちを強く持って演じられればと思っています。■緒方恵美ただ1度だけ。なのに覚えている。メリッサとしての50年。扉が開いても止まなかった、4回に渡るスタンディングオベーション。ふと想うだけで、あの日身体中を駆け抜けた熱が、大きなうねりと共に蘇る──そんな舞台にもう一度という機会を頂けたことを心から嬉しく、また、引き締まる想いでいます。終演後、袖でかけて頂いた(前演出)青井先生のお言葉は、あれからの自分の指針でした。そのお言葉を胸に、新しい座組の中で再び向かえるその日、私の心はどう動くのだろう?楽しみだけど怖い。怖いけれど──静かにその日を迎えたい。一期一会。どうぞよろしくお願い致します。■阪本奨悟長い間、みなさんに愛されてきたラヴ・レターズに挑戦することはとても楽しみな気持ちと同時に緊張もありますが、朗読劇というこのラブストーリーを今の自分がどう演じるかを楽しみたいと思います。是非劇場でお待ちしております。■矢吹奈子まず、この歴史ある朗読劇『ラヴ・レターズ』に携わるということがすごく嬉しく、とても光栄に思っております。阪本奨悟さんは初共演となるので、今からドキドキわくわくしています。多方面で活躍されている方なのでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。初めて立つPARCO劇場。1度きりの本番。まだ少し緊張しておりますが、楽しみながら、手紙で綴られるドラマを来てくださる方の心に届けられるよう頑張ります。宜しくお願いします。■岡本圭人親愛なる皆様へこの度、『ラヴ・レターズ』という作品でアンドリュー・メイクピース・ラッド三世を演じさせていただくことになりました。岡本圭人です。お相手のメリッサ・ガードナーを演じるのは、僕が初めてストレートプレイに出演した時からお世話になっている若村麻由美さんです。以前、『ラヴ・レターズ』を観劇した際、物語の持つ愛情の力に心が打たれました。そして、この作品を若村さんと共に演じたいと、僭越ながら思いました。まさかこんなに早く実現するなんて……夢のようです。名だたる素晴らしい役者の方々が、歴史を超えて感動を届けてきたこの作品に出演できることは、光栄でもあり、プレッシャーでもありますが、何よりも、この物語を劇場にお越しいただける皆様に届けられることをとても楽しみに思っています!1日1公演1回限りの舞台。A.R.ガーニーが紡いだ言葉をアンディーとしてメリッサへ、そして皆様の心へ届けられるよう、努めてまいります。皆様の御来場を心よりお待ちしております。敬意を込めて■若村麻由美稽古は一度きり?お客様の前で本を持つ?座ったまま?30年前の衝撃的な朗読初体験『ラヴ・レターズ』が原点となり、ライフワークの語り芝居『若村麻由美の劇世界』へ発展していきました。私にとって特別な作品です。演出の青井陽治さんは演劇愛に溢れ、真摯なアンディー高嶋政伸さん、知的でチャーミングなアンディー野村萬斎さんとの一期一会で、毎回違うメリッサを生きる事が出来たことは幸せでした。5回目となる今回は、初めての藤田俊太郎さん演出と、『Le Fils 息子』で親子役だった岡本圭人さんのアンディー!朗読のなせる技です。お母さんに見えないよう、今の私らしいメリッサを楽しみたいと思います(笑)。<公演情報>朗読劇『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎【チケット料金】(全席指定・税込)価格:7,700円U-18チケット:2,000円 ※観劇時18歳以下対象U-30チケット:3,500円 ※観劇時30歳以下対象一般発売日:12月9日(土)チケットはこちら:会場:PARCO劇場(渋谷 PARCO 8F)2024年1月19日(金) 19:00 開演出演:石田彰、緒方恵美2024年1月24日(水) 19:00 開演出演:阪本奨悟、矢吹奈子2024年1月29日(月) 19:00 開演出演:岡本圭人、若村麻由美公演HP:
2023年11月17日Netflixの人気リアリティー番組「クィア・アイ」から、メインキャストの一人であるボビー・バークが卒業することが分かった。本人がSNSで発表した。ボビー・バークは、来年1月に配信されるシーズン8が最後の出演になるという。「『クィア・アイ』での旅は終わるけれど、あなたたちとの旅は終わらないよ。すぐにまたぼくを見ることになる」と新たなプロジェクトの始まりをほのめかしている。「クィア・アイ」は、インテリア担当のボビー、料理担当のアントニ、ファッション担当のタン、カルチャー担当のカラモ、美容担当のジョナサンの「ファブ5」と呼ばれるその道のプロが、依頼人の内面も外見も素敵に改造するという番組。2018年から配信されており、日本で撮影を行ったこともある。ファブ5のメンバーは、ボビーが卒業発表した投稿のコメント欄にメッセージを送った。アントニは「#foreverthefab5(ファブ5は永遠に)だよ、本当に。忘れないでね!」、カラモは「ボビー。なにがあってもぼくたちは#foreverthefab5だ。Netflixのお問合せコーナーに『ボビーは辞めちゃダメだ!』とメールをしようかと思ったよ」、ジョナサンはシンプルに赤いハートの絵文字を3つ。タンからのメッセージはまだない模様。ファンは「ボビーが辞めても番組は続くの?」とXで質問を投げかけているが、同番組はすでにシーズン9の製作が決定している。「ヤダヤダ」「なぜ?」と惜しむ声や「もしかして、スピンオフ番組を持つとか?」とこれからの活動に期待する声を寄せている。(賀来比呂美)
2023年11月14日微細カプセル化トリプル・アイ・コンプレックス配合江原道株式会社は「目そのものの疲れ」が目もと周りのハリ低下を進める一因となっていることに着目。Koh Gen Do 麻布サロンのスペシャルトリートメントで培った英知を基に開発した銘品「マクロヴィンテージ アイ トリートメント」を、10月25日に復活発売した。「マクロヴィンテージ アイ トリートメント」は、年齢サイン(乾燥やハリ低下)ヘアプローチするべく、ベルノニアアペンジクラタ葉エキスとリンゴ果実培養細胞エキス、ビフィズス菌培養溶解質を微細カプセル化したトリプル・アイ・コンプレックスを配合。角質層に素早く浸透し、ハリのある若々しい印象の目もとへと導く。エイジングケアにアセチルヘキサペプチド-8なども配合前述の成分以外にも、エイジングケアに欠かせないアセチルヘキサペプチド-8や、ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド、フランスラベンダーエキスを配合。長時間外気にさらされる肌のために、保湿成分である高純度のスクワラン(オリーブ由来)やシア脂も配合し、夕方までハリと潤いを与える。乾燥しがちな目もとにしっとりとなじむ、やわらかくなめらかなテクスチャーで、乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済み)。1本あたりの容量は20gで、価格は11,000円。(画像はプレスリリースより)【参考】※マクロヴィンテージ アイ トリートメント
2023年11月06日永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー主催、ミュージカル『ラヴ・レターfromコール』が2023年11月25日 (土) ~2023年11月26日 (日)に名古屋市芸術創造センター(愛知県名古屋市東区葵1-3-27)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ビッグバンドの迫力ある生演奏で繰り広げられるオリジナル・ミュージカルCole Porter(1891年~1964年)について作曲家コール・ポーター!!数えきれないほどのメロディを紡ぎ出す作曲家でありながらウィットに富んだお洒落な歌詞を創り、偉大な劇作家シェイクスピアに負けないほどの言葉遊びをしたり、ギリシャ語と英語の語呂合わせをしてみたり、意味深な怪しい言葉を繰りだして発禁の憂き目にあったり?!波乱万丈の天才作詞家でもありました。そしてこのお方、タイトルに"LOVE"の入っている歌をたくさん残しています。愛について、人生について、たくさんの苦悩を抱えていた彼。自分自身の中で『愛』というものを、どのように解釈して、どのように受入れていたのでしょう。この世に残した数多のラヴ・ソングは、コール・ポーターから私たちへ贈られた愛の花束のようにも思えます。珠玉の名曲で綴るミュージカル『ラヴ・レターfromコール』どうぞお楽しみに!出演者紹介永見隆幸20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとし て活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共 演する。ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツアルトの『魔笛』タミ 一ノ、『コジ・ファン・トゥッテ』 フエランド、『後宮からの誘揚』デルモンテ や、ヴェーバー『魔弾の射手』 マックスなどの独壊系オペラをはじめ、 ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ 『椿姫』 アルフレード、プッチーニ 『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。ミュージカルでも、『ガイズ&ドー ルズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、 『キス・ミー・ケイト』 フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』 MC や 『アニー』ウォーバックス など、ユニークな役も演じている。大山大輔メリー・アーティスツ・カンパニー公演オペラ『メドゥーサ』ポセイドン役で好評を得る。劇団四季ミュージカル『オペラ座 の怪人』第10代ファントムとしても知られる。東京芸術大学首席卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。佐渡裕プロデュース『メリー・ウィドウ』 ダニロ役でデビュー。 日生オペラ『魔笛』 パパゲーノ、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、 びわ湖オペラ『ジークフリート』と『神々の黄昏』でアルベリヒ役を務めた。井上道義×野田秀樹『フィガロの結婚』、手塚治 虫原作 宮川彬良作曲 歌劇『ブラック・ジャック』ほか主演多数。 ストレート・プレイの役者としても活動。 2023年ハノイ・オペラハウスにて初演された日越国交50周年記念オペラ『アニオー姫』では台本執筆、 演出を務める。 現在、洗足学園音楽大学ミュージカル声楽コース講師、『演劇の学校』講師、品川学藝高校講師。川島ゆみソプラノ歌手。 ボイストレーナー。音楽療法士。音楽心理士。東京都公認ヘブンアーティスト。劇団かかし座歌唱講師。 元昭和音楽大学講師。 日本大学芸術学部音楽学科声楽科卒。 コンサート、ミュージカル、オペラ等の舞台活動のほか、 ボイストレーナーとしても活躍。コーラス指導歴20年以上、ミュージカル・ボーカル指導歴20年以上。著書に、『楽しく鍛えてみるみる若返る~ 声トレCD付』(ナツメ社/2019年)YouTube チャンネル 【40代からの美ボイスレッスン室】 が登録者1万8千人を突破。川島ゆみボイストレーニング音楽教室主宰。蛭牟田実里昭和音楽大学ミュージカル専攻、特待生で卒業。 『INTO THE WOODS」 魔女役、 『覗きからくり遠眼鏡』 お加代役、『FAME』 カルメン役、『モダンガールズ』 みゆき役、『ともと暮らそう』潤子役、『夢遊病の娘』宮前八重役、『あらしのよるに』ガブ役、 ミュージカル座『boy be・・・」 カルメン役、『こうもり』アデーレ役、『メリーウィドウ』 ヴァランシェンヌ役などを務める。 井上道義ミュージカルオペラ『A Way from Surrender〜降福からの道』、ハーモニーホールふくい開館25周年記念公演 『雪の女王』、日越外交関係樹立50周年記念オペラ『アニオー姫』などにも出演。2022年ファーストC Dアルバム『あいみるのとき』をリリース公演概要ミュージカル『ラヴ・レターfromコール』公演期間:2023年11月25日 (土) ~2023年11月26日 (日)会場:名古屋市芸術創造センター(愛知県名古屋市東区葵1-3-27)■出演者永見隆幸大山大輔川島ゆみ蛭牟田実里他■公演スケジュール11月25日(土)18:00開演11月26日(日)15:00開演※開場は、開演の30分前です。■チケット料金全席指定:5,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月03日福士蒼汰が、ABCテレビの日10枠で2024年1月よりスタートする脚本・遊川和彦によるオリジナル作品「アイのない恋人たち」に主演する。本作は、「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。それぞれにアイが欠けている者たちによるラブストーリー。2024年の東京に生きるアラサー男女7人が、それぞれにワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも出会い、触れ合い、愛し合おうとする物語。7人は恋愛にまるでいい思い出がなかったり、過去に大きな失恋を経験したりと、それぞれの理由により恋愛と距離を置き、恋人もいない状況。SNSやアプリで繋がりやすくなったこの時代だからこそ、孤独を感じ、不安や苦悩と向き合っている。そんな彼らが求めるのは「人とのつながり」、言い換えれば「愛」でしかない…。登場人物たちは人を愛することで生まれ変わり、新しいステージへ進んでいく。福士蒼汰は、初となる遊川作品で「愛のない男」を演じる。2011年に俳優デビューした福士さんは、数々の話題作に出演し、2023年には「THE HEAD」Season2(Huluオリジナル)で初の海外進出を果たし、シーズン1での好演が話題となったドラマ「大奥」Season2(NHK)にも出演。2024年初夏には大森立嗣監督によるW主演映画『湖の女たち』の公開が控えている。今作で演じるのは33歳の売れない脚本家、久米真和(くめまさかず)。アルバイトをしながらも、テレビの世界で成功することを信じている。独身で彼女もいないのは、真和が基本的に「3回会った女性とは連絡を絶つ」と決めているから。後腐れない関係でいられる相手をアプリで見つけては、出会いと別れを繰り返す日々。心から人を愛することからも、愛されることからも逃げているため、友人からは「愛がない男」と呼ばれている。これまで福士さんが演じてきた主人公とは一味違うキャラクターとなっている。そして脚本は、「魔女の条件」「GTO」「女王の教室」「家政婦のミタ」「同期のサクラ」など数多くのドラマで、その時代が直面する社会問題をテーマにおきながら、極上のエンタメやラブストーリーを描きヒットさせてきたヒットメーカー・遊川和彦。「人生の節目」で悩むアラサー世代の男女7人がどう関わりを持ち、それぞれの悩みや問題と向き合っていくのか。オリジナルストーリーによる、リアルな愛の物語が描かれる。福士さんは、「遊川和彦さんとご一緒できることを、大変光栄に感じています。一筋縄ではいかない作品になると思いますが、アラサーの男女7人が繰り広げる群像劇が楽しみでなりません」とコメント。「同世代だからこそ覚える共感と、真和の独特な人柄を表現できれば」と意気込みを明かす。一方、遊川さんも「『大奥』の福士蒼汰さんは、本当に素晴らしかった。この作品が負けないくらい、彼にとっての新境地になれば」と期待を込めている。「アイのない恋人たち」は2024年1月、毎週日曜22時~ABCテレビほか全国にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』の新刊「ウィーン by ステファニー・モシャマー」、「香港 by フランク・ホーヴァット」、「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」をルイ・ヴィトン ストアほかにて発売。『ファッション・アイ』新刊“ウィーン・香港・ドーヴィル”に着目ルイ・ヴィトンが手掛ける『ファッション・アイ』は、フォトグラファーの視点で街や国の魅力を捉えたフォトブックシリーズ。今回は、オーストリア・ウィーン、香港、フランス・ドーヴィルをフォーカスした3冊が新たにラインナップする。「ウィーン by ステファニー・モシャマー」「ウィーン by ステファニー・モシャマー」では、オーストラリア人フォトグラファーのステファニー・モシャマーが、ウィーンの真の姿、あるいは別の姿を具体的に表現。ウィーンにまつわるお馴染みの表現に遊び心を添え、愛情とウィットに富んだ独特な目線で故郷の町を映し出す。「香港 by フランク・ホーヴァット」また、イタリア生まれスイス育ちのフォトグラファー、フランク・ホーヴァットによる「香港 by フランク・ホーヴァット」では、溢れかえる人や住居、物、標識など、あらゆる要素で縦方向に作り上げられた賑やかな香港を、モノクロ写真によって紹介。1962年にドイツの雑誌『Revue』の依頼により撮影した写真のうち、当時非公開となった大部分の写真を今回収録している。「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」は、ビジュアルアーティストとしても活躍するオマー・ヴィクター・ディオプが担当。彼がノルマンディーの海辺の通りを歩きながらカメラに収めた作品や、リゾート地に建つ家や建築物をメインに写し出し強調した作品を収録している。これらの作品の中に、生まれ故郷であるセネガル・ダカールとの繋がりを見出した。【詳細】ルイ・ヴィトン フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』新刊発売時期:2023年11月取扱店舗:ルイ・ヴィトン ストア、公式サイトタイトル:・「ウィーン by ステファニー・モシャマー」6,820円・「香港 by フランク・ホーヴァット」6,820円・「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」6,820円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年10月27日ウォンジョンヨ(Wonjungyo)の人気アイ&チークパレット「ウォンジョンヨW デイリームードアップパレット」から、2023年秋の新色が登場。2023年7月21日(金)より発売される。人気7色アイ&チークパレットに“ピンクコーラル”の新色ウォンジョンヨは、TWICE専属のメイクアップアーティスト ウォン・ジョンヨが監修する韓国のコスメブランド。中でも人気を集めるのが、2022年9月の先行発売と同時に“即完売”を記録した7色アイ&チークパレット「ウォンジョンヨW デイリームードアップパレット」だ。人気の秘密は、肌色を選ばない万能カラー&異なる3つの質感をセットしていること。なりたいムードに合わせて、自在にメイクアップを楽しむことができる。オールシーズンで使えるやわらか暖色カラー今回はそんな人気コスメに、花束のような“ピンクコーラル”の新色が仲間入り。やわらかな暖色系のカラーは、どの色を重ねても統一感抜群の仕上がりを叶えてくれる。透け感のあるマット、濡れたような輝きをプラスするグリッター、ツヤと立体感を与えるシマーの3種の質感をミックスして、フレッシュな愛らしい目もとを演出してみて。なお、くすみを飛ばしてくれる右上のピンクカラーは、ベースカラーとしてまぶたに仕込むのがおすすめ。左下の高発色なシマーカラーは、涙袋をぷっくり見せるのにぴったりのカラーとなっている。03 ブロッサムコーラル:パッと顔が華やぐ花束コーラル。やわらかい暖色カラーでフレッシュな愛らしい目元に。【詳細】「ウォンジョンヨW デイリームードアップパレット」 新1色 2,420円<新色>発売日:2023年7月21日(金)
2023年07月24日劇団四季のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が4月25日よりKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉にて上演中だ。“アメリカ音楽の魂”ガーシュウィンのオシャレで耳馴染みのよい音楽に、軽快なタップを盛り込んだ華やかなダンス、そして王道ど真ん中の“ボーイ・ミーツ・ガール”なストーリー。数ある劇団四季作品の中でも再演希望の声が高かったという人気ミュージカルが、8年ぶりに帰ってきた。作品は1930年にガーシュウィン兄弟によって作られた『ガール・クレイジー』をベースに物語、構成楽曲を練り直しリメイク、1992年にブロードウェイで初演されたもの。劇団四季では翌1993年に初演、これは四季としては初のミュージカルコメディへの挑戦だった。その後も上演を繰り返し、前回公演である2016年までに1900回を超す公演回数を誇っている。物語の舞台は1930年代のNYと、ネバダ州の寂れた田舎町デッドロック。銀行の跡取り息子ボビーは、仕事よりもダンスに夢中。口うるさい母親や婚約者にうんざりしているところ、母親にある田舎の劇場の差し押さえ業務を命じられる。向かった先・デッドロックは、かつては金鉱の町として栄えていたものの、今はすっかり寂れていた。ボビーはそこで劇場主の娘ポリーに一目ぼれ。劇場を救うために新しいショーを作りもう一度町に人を呼ぼうとボビーが提案し、ふたりはいい雰囲気になるものの、ボビーが劇場を差し押さえにきた銀行の人間だと知りポリーは激怒。しかし諦めないボビーは、大物プロデューサー・ザングラーに変装、NYから踊り子たちを呼び寄せ、町の男たちを即席ダンサーにし、ショーの制作を続ける。すると今度はその偽ザングラーにポリーが恋をしてしまう。さらには本物のザングラーも愛する踊り子を追いかけてデッドロックにやってきて……!?なんといっても、トニー賞最優秀振付賞を受賞しているスーザン・ストローマン振付のダンスが楽しい。ボビーの浮きたつ心そのままに重力を感じさせないソロ、ボビーとポリーが恋に落ちていくさまをハートマークを諸所に入れたキュートな振付で描いたペアダンス、電話やロープを小道具にした目に楽しい群舞……華やかかつハイレベルなダンスシーンが次々と登場。中でも圧巻なのは一幕最後の「I Got Rhythm」。デッドロックの人々がトタン屋根やツルハシ、パエリア皿といった意外なものを取り入れ魅せるダンスは、「それをそう使う!?」というユニークさ、楽しさ。約8分のビッグナンバーだが、観る者を一瞬も飽きさせない。物語もくすぐったくなるような“ボーイ・ミーツ・ガール”を軸に、勘違い、すれ違いが楽しくもヤキモキさせるチャーミングなもの。悪人は登場せず悪意も存在しない、ひたすら楽しいラブ・コメディは、なんの気負いもなく客席に座るだけで観る者を夢の世界に連れていってくれる、まさに演劇の愉しみの極み。そしてエンタメの持つパワーを信じ、劇場愛を描く“ショー・ビジネス讃歌”でもある。劇場を立て直すために皆が力を合わせ、ショーを作り上げる。その尊さは、エンタメを愛する人にこそ胸に染みるだろう。この3年間のコロナ禍を経たミュージカルファンが「今、これを観たかった!」と素直に思う作品ではないだろうか。キャストは、現時点ではボビー役は萩原隆匡と斎藤洋一郎、ポリー役は町真理子と相原萌がキャスティングされている。初日前の取材会には萩原と町が出席。萩原が「劇場には、劇場でしか味わえない感覚がある。一緒に笑って泣いて楽しんで、拍手に包まれた良い時間を過ごしてほしい」と劇場愛を語った言葉、町の「この作品はコメディですが、テーマとしては復興、再生が入っています。寂れた町がどんどん活気を取り戻し、最後は登場人物たちがそれぞれ生きがいをみつけていく。(コロナ禍という苦境を経験した)今の世の中と同じだなと思うところもあります。お客さまに少しでも元気になってもらえたら」という言葉が印象的だった。なお筆者が観た回は斎藤と相原のペア。共に今期が初役だが、斎藤はこれまで劇団四季が誇る名ダンサーたちが演じてきたボビーを、軽やかなダンスと、少し生意気さをまぶしたとびきりの愛らしさで演じる。相原は伸びやかなダンスと明るい笑顔が印象的な健康的なポリー。ふたりともこの陽気なミュージカルにぴったりの魅力を放っていた。公演は7月22日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。8月以降、全国ツアー公演も控えている。取材・文:平野祥恵撮影:岩村美佳※写真はすべて最終舞台稽古(ボビー役:萩原隆匡、ポリー役:町真理子)より<公演情報>劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』2023年4月25日(火)~2023年7月22日(土)会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール>横浜公演終了後、2023年8月26日(土)より全国ツアー公演ありチケット情報
2023年05月09日