「AEDはみんなが知っているけど、使い方はわからない」、「女性にAEDの使用をためらう男性は4割」など、気になる調査結果を公開URL: 株式会社ドゥ・ハウス(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:小笠原 亨)は、当社が運営する日本最大級のお試しサイト「モラタメ.net」の姉妹サイトであるニュースサイト『ロバ耳』にて、9月1日防災の日にちなみ「防災に関するアンケート」を実施しました。本アンケートでは、年々普及が進むAEDの認知度と、実際に使える自信があるかどうか、またネットで話題の「#AEDセクハラデマ」に関しても調査を行いました。ロバ耳サイトでは、アンケート結果と合わせて回答者のコメントも紹介しています。調査サマリ・AEDの認知度88%超えも、「使う自信がない」が大半・女性が倒れていても、AEDの使用をためらう男性は約4割・東日本大震災から11年。防災意識は二極化・キャンプ道具でライフラインを確保!約7割が「キャンプ経験が防災に役立つ」と回答調査概要調査タイトル:2022年「防災」に関する意識調査調査期間:2022年8月8日(月)~2022年8月16日(火)調査手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』調査対象:全国に住む20代~70代以上の男女を対象に1117人にアンケートを実施。AEDの認知度88%超えも、「使う自信がない」人が大半AEDに対する知識AEDは2004年頃から普及し始め、現在では約70万台が日本国内に設置されており、普及率は世界No.1と言われています。本アンケートによると、9割近くの人がAEDを認知していることがわかりました。生活の中で目にする機会も多く「AEDを知っており、見たことがある」と答えた人は64.4%でした。AEDの使用について目の前に知らない人が倒れていてもAEDを使うことができると思うかについて聞くと、「そう思わない」「あまりそう思わない」と答えた人が約7割という結果になりました。公益財団法人日本AED財団によると、令和2年にAEDによる電気ショックが行われたのは、倒れる瞬間を目撃された心停止の中のわずか4.2%といいます。(※公益財団法人日本AED財団 公式webサイト「AEDの知識」より )アンケート回答者のコメントの中でも「操作方法を知らないのでむやみに使用できない」(50代男性)、「いざとなると自分がパニックになり使い方がわからなくなると思う」(50代女性)など、使い方がわからない、知っていてもいざとなると使う自信がないという声が多く見られました。一方で、使えると回答した人からは、「音声ガイダンスに従って操作すれば、意外と簡単にできる」(60代男性)など、AEDの音声ガイドや説明書に沿って操作すればできるという声も。救命はスピードが最優先です。消防隊や医師を待っていては救えない命があります。119番通報をすると指令員が指示をしてくれますので、使用方法に不安があった場合でも、確認しながら命を救う行動を起こすことが大切です。アンケート結果の詳細 : 女性が倒れていたら、AEDの使用をためらう男性は約4割AEDの使用について意識を失った女性へのAED使用に関してデマが拡散された騒動、いわゆる「AEDセクハラデマ」がネットで話題となり、女性の救助をためらう人が増えることを懸念する声もありました。今回男性に対して、目の前で女性が倒れている時にAEDを使用することに抵抗があるかを尋ねました。抵抗があると回答した人は「肌に貼らなければならないので、服を脱がす・まくるのを躊躇すると思う」(50代男性)「セクハラを疑われる恐れがあるから」(20代男性)といったものがありました。心停止の状態で何もしないままだと、救命率は1分ごとに10%低下します。AEDは下着をずらしてパッドを貼れば使用できます。セクハラとして訴えられるなどのデマを信じることなく、人命最優先でAEDを使用しましょう。アンケート結果の詳細はこちら : 東日本大震災から11年。防災意識は二極化現在の防災意識1923年に関東大震災が起きた9月1日は、防災の日に定められています。関東大震災以上の未曾有の大災害といわれている東日本大震災からすでに11年が経過し、皆さんの防災意識はどのように変化したのでしょうか。本アンケートでは、防災意識が下がった人と上がった人がほぼ等しくに分かれる結果となりました。回答者のコメントでは、「大きな災害があるたびに危機意識は一時的に高まるが、日が経つにつれどうしても下がっていくのは否めない。もっと危機意識を持って生活しないといけないなと感じる。ただ、意識と行動が伴っていない」(60代女性)、「コロナ流行に気を取られてしまって、少し薄れていた」(50代女性)といった、コロナ禍で自然災害に対する防災意識が低下したという声が多く見られました。一方、「防災意識が上がった」と回答した人は「地震だけでなく、最近は梅雨時期や台風による風水害も全国で起きているので、水や食料備蓄などローリングストックを意識して備えるようにしています。」(40代女性)などと回答しています。アンケート結果の詳細はこちら : キャンプ道具でライフラインを確保!約7割が「キャンプ経験が防災に役立つ」と回答キャンプ経験と防災地震や豪雨などの災害時には停電や断水といったライフラインが断たれる事態も想定されます。そんな中、火おこし、野外料理、テント泊など、キャンプ経験が被災時のライフラインの確保や、避難生活に役立つと考える人は少なくないようです。本アンケートでは、7割超が「キャンプ経験が防災に役立つと思う」と回答しました。「テント用の道具が災害時にも役立ちそうだから」(50代男性)「テントを張る位置、テントの張り方、テントで寝るという状態を経験しているのと、していないとでは、かなり違うと思う。虫の多さとか、地面の硬さ、痛さ、寝にくさとか知っていたら、準備の仕方が違うから。よく『キャンプ経験あり』という人で、コテージ利用の人はあまり役に立つとは思えないが、不便な状況で生活するのを経験するのはいいことだと思う」(40代女性)といった意見がありました。また、テント設営などでも活躍するロープワークが、被災時の補強や救助にも役立つ、寝袋や火おこし道具、軍手などのキャンプ用品が災害時にも活躍するという声も多く見られました。アンケート結果の詳細はこちら : 会社概要企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。会社名:株式会社ドゥ・ハウス 設立:1980年7月7日代表者:代表取締役社長小笠原亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月01日この春からサッカーチームに所属するお子さんを持つ保護者の方に、最初に知っておいてほしいこととを5つご紹介します。お子さんがサッカーを心から楽しんで、人としても成長するために保護者はどんなサポートをすればいいのか。「応援のしかたってどうすればいい?」「ケガの対処法は?」など初めての事だらけで心配な新米お父さんお母さんは子どものサッカー応援の基礎として、すでにお子さんがサッカーを始めて何年も経つ保護者の方は改めて、子どもがサッカーを楽しむための「親の心得」としてご確認ください。指導者の皆さんやサッカー少年少女の親として先輩の皆さん、この春からチームの一員になったお父さんお母さんたちにこのページをシェアしてくださいね。子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"■正しい応援マナー試合ではどんな声援を送ればいいの!?「応援」と一口に言っても、ただ「頑張れー」と言えばいいのか、子どもを伸ばすような言い方があるのか、迷いますよね。よく知らなくて恥ずかしい思いをするのも嫌だし......と思っている親御さんは少なくないものですよね。ダメ出しや、否定の言葉が良くないことはわかっていても、どんな声掛けで応援すればいいのか意外に思いつかなかったりするのでは?声かけにも、子どもを伸ばす「プラスの言葉」があります。子どもたちの成長にとって、どんな言葉がプラスで、どんな言葉がマイナスなのか、今のうちから正しい応援スタンスと、声かけについて確認しておきましょう。正しい応援スタンスと声かけについて詳細はこちら>>■【サッカー最新ルール】8人制にも本格適用!新ルールをおさらいサッカーのルールって、未経験者には難しいですよね。試合を見に行って、「今どうして笛が吹かれたの?」「今何のファウル?」となることもあるのでは。学生時代にサッカーをしていた保護者にとっても、ルール改正などでご自身がプレーしていたころとは変わっているルールもあります。ファウルの判定が良くわからなくてモヤモヤするまえに、少年サッカーの新ルールの中で特徴的なものをチェックしておきましょう。飛んでくるボールを怖がる子どもたちにありがちな「ハンド」の基準など新ルールの詳細はこちら>>■【ケガの処置】傷口は水で流すが正解!?応急処置の基本サッカーではグラウンドで転んだり、試合以外の場面でケガをすることも。ケガの対応もお父さんお母さんが学生の頃の常識とは異なっているものがあります。サッカーの中でよくある、転んだときにできる擦り傷。昔は消毒液をつけたと思いますが、最近の常識は「水で洗い流す」です。傷口を洗い流すことで感染症予防にもつながるのだとか。ほかに子どもが良くするケガといえば「打撲」などの外傷です。打撲などの対処法「RICE処置」の基本を知って、お子さんをサポートしてあげましょう。ケガの応急処置、打撲などのRICE処置の詳細はこちら>>■【突然倒れたとき】知らなきゃいけないAEDの使い方サッカーで心配なのは、擦り傷や打撲などの外傷だけでなく、心臓震とうなどによる心停止もあります。グラウンドで子どもが突然倒れたときの対応も、ぜひ知っておいてほしいもの。学校や公共施設などでもAEDの設置が進んでおり、使用場面の理解も進んでいますが、実際使用したことがないと不安なものですよね。子どもたちを守る大人の皆さんに知っておいてほしい、スポーツの現場で命を守るための処置。知識として頭に入れておくだけでも、少しは違うものです。救急隊員が教える正しいAEDの使い方の詳細はこちら>>■子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"子どもにとって一番楽しいのは誰かにやらされることではなく、自分で考え、判断し、プレーすることです。主体的にサッカーに取り組み、チャレンジするためには"親の関わり方"がとても重要なのです。わが子を見守り、自立を育む親でいるためにこれだけは大切にしてほしい10のこと。まず最初にこれを押さえましょう。子どもが心からサッカーを楽しむための「サカイク10か条」>>子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに、大切にしてほしい"親の心得"
2022年03月22日AEDを販売する株式会社坂野電機工業所(所在地:北海道北見市、代表:坂野 裕樹)は、AED認知度向上活動のため、メーカと話し合いを行いながらAEDのペーパークラフトを作成。7月1日の公開から2ヶ月で300名以上の方にダウンロードをいただきました。当社のHPでクラフト展開図・組立取扱説明書・組立動画(YouTube)を無料ダウンロードいただく形を取っております。ペーパークラフト完成図URL: ダウンロードしていただいた方、作成していただいた方から以下のようなメッセージをいただいております。【使用方法】・救命講習での展示 ・息子と作りたい ・子供にAEDを教える・学校の保健室に置く ・息子の自由研究に ・防災教育で使う為・学校での教材 ・子供の工作用 一部抜粋【作った感想】・楽しかった。再チャレンジしたい・とても完成度が高くつくっていてわくわくしました・本物ぽくてとても良かった・子供がAEDを知るきっかけになった・子どもが見てすぐに、AEDだ!と喜んでくれた・小4の娘と一緒に作成しました・先生方にも「すごい作品ですね」と言っていただけました。 一部抜粋また、様々な方から画像をいただいており、Twitter検索「#qandaed」で様々な完成品を見ることができます。( )【ペーパークラフトAED作成の背景】AEDは大切なもの。知ってほしい。楽しく学んでほしい。大切だとわかっていても、なかなか学ぶことがないAED。怖い・触りたくない・知らないと思っている方々に対して楽しみながらAEDを学んでほしい!そのような思いで作成をいたしました。今回のクラフトはなるべく正確でありながら大人から子供まで組み立てをしやすいように設計されました。現在、1年間に倒れた人を目撃された件数が約2万5千件で心臓疾患で倒れた人に対するAEDの使用率は5.1%と、ほとんどAEDが使用されていないというような現状です。AEDを知る事。それが救命率向上になることを信じております。『AEDについてのわからない事がある方』がいらっしゃいましたら気軽にご連絡ください。【会社概要】株式会社坂野電機工業所所在地 : 〒090-0046 北海道北見市北6条西6丁目4番地代表 : 代表 坂野 裕樹設立 : 1960年6月17日事業内容: 産業電気機器修理・販売、AED販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日子どもから大人まで楽しむことができるカプセルトイ。近年では、こだわりをもった玩具から、昔懐かしい玩具までその幅は広がってきています。2020年9月に株式会社バンダイから登場したのは、AED(自動体外式除細動器)のカプセルトイ!【商品情報】 \9月9日は #救急の日 !AEDが #ガシャポン に登場!/ 突然ですが、 #AED の中身を見たことはありますか? 本物のAEDを忠実に再現した『ガシャポンミニチュアAED』が今週発売! 普段はなかなか知ることができないAEDの全貌をぜひ手に取って知ってください! pic.twitter.com/Zgu2bb8sop — 【公式】バンダイ ガシャポン (@Gashapon_Bandai) September 9, 2020 なぜ、AEDがカプセルトイとなって登場したのかというと、ある理由がありました。街中や駅で見たことはあるけど、なかなか開けたり、使い方が知られていないAED。ガシャポンでその全貌を見てみてください。ガシャポン ミニチュアAEDーより引用AEDの設置は見たことがあるけれど、使ったことがあるという人は少ないでしょう。普段、使わないものを緊急時にうまく使いこなすのは難しいことです。音声や、発光、また実際の機能はついていないものの、蓋を開けられたり、ショックボタンを押したりする手順は同じ。細かいところまで再現されており、これで勉強をしておけば、いざという時に役立てることができるでしょう。投稿には「これ欲しい」「売り切れていた」「この発想はなかった」といった声が寄せられていました。子供だけでなく、大人も一緒にAEDのカプセルトイでもしもの時のために勉強しておくのもいいかもしれません。【ガシャポンミニチュアAED】発売日:2020年9月第2週種類:2015年度モデル、2019年度モデル(2パターン)、2020年度モデルの計4種類価格:300円(税込)[文・構成/grape編集部]
2020年09月19日ニュースを見ていると、子どもが被害に巻き込まれる痛ましい事件や事故が後を絶ちません。子どもが生まれてからは、こういったニュースにいっそう胸が痛みます。世の中のママやパパも、同じように感じているのではないでしょうか。たまたまそこにいたから、運が悪かったからではすまされない事故や事件。もし、子どもがそんな事故や事件に遭遇したらどうすればいいのだろうと真剣に考えてみたものの、不条理な事故や事件を避けて生きていくというのは、現実問題として難しいもの。だったら何かあった時のために、救命処置の知識をつけることが、いま私が子どもの身を守るためにできる一番の方法かも。そう思い、救命処置の講座を受けてみることにしました。日本赤十字社が開催する救命講習へ調べてみると、日本赤十字社と消防庁で、誰でも参加ができる、いろいろな手当や救命法の講習を行っていることが分かりました。そこで、まずは講習の中でも一番時間が短い、日本赤十字社で行われる「幼児安全法」の「幼児ワンポイント講習」に申し込んでみることに。インターネットか電話で申込みができ、講習時間は2時間、費用は無料でした。服装は長袖と長ズボン着用で、スカートやホットパンツ、胸元の開いたシャツは不可との指定が。また、持ち物は、筆記用具、それから子どもと一緒の場合はおもちゃや飲み物など。そう、「幼児安全法」の講習は、子連れで参加することができるのです。実際に参加してみると、赤ちゃん連れの人がチラホラ。あとは、子育て中のママのほか、保育学校の学生さんが多く参加していました。肋骨圧迫と人工呼吸は1分でグッタリ…講習の内容は主に、気道異物の除去方法とAEDを使った心肺蘇生でした。気道の異物除去は、子どもと大人で方法が異なるほか、ひとつの除去法を試して取り除けない時は、他の除去法を試みるとすんなりと上手くいくことがあるなど、アドバイスを交えて、いくつかの方法を教わりました。また、AEDを使った心肺蘇生は、意識がない子どもを発見したあとの対応、協力者への指示と119番通報、AEDや救急車が到着するまでの肋骨圧迫と人工呼吸の方法を教わりました。さらに、AEDの正しい使い方も勉強。その後、実際に心肺蘇生練習用の人形で実技を行いました。私の住むマンションでは、年に1度AEDの使い方の説明を聞く講習があるので、ある程度理解していたつもりだったのですが、聞くとやるとは大違い!特に肋骨圧迫と人工呼吸は、1分続けただけで、汗ばんでグッタリするほど。救急車の平均到着時間は約8分とのことですが、実際にやってみると、8分間も続けるのはかなり大変だと実感しました。もっとしっかり救命について学びたい!今回、講習で専門的な医学知識がなくてもできる救命処置の基礎を学び、少し安心できるかと思ったのですが、逆に自分の無知に気づかされました。そして、息子が6歳になる今まで、救命処置が必要になるようなことがなかったことに、感謝する気持ちになりました。さらに、今後子どもに何かあったときに、救急車が到着するまで適切な措置ができるようになったかもと思うと同時に、救命処置についてもっとしっかり学びたいと思いました。今回学んだことが、万が一必要となった時はしっかりと活かせるように、今後は検定が必要な講習などにも参加していきたいと思っています。日本赤十字社が開催している講習東京消防庁が開催している講習<文・写真:ライター芳賀千歳>
2019年09月02日住んでいるマンションの不動産会社が主催する任意参加の防災訓練が行われた。緊急・防災の備えはもちろんのこと、引っ越して間もないので、ご近所さんと顔見知りになりたいという気持ちもあり参加することにした。風邪気味の妻を部屋に残し息子と開催場所の駐車場まで歩いた。駐車場には任意参加にも関わらず50世帯ぐらいが集まっていて、さらに近所の消防署のご厚意により消防士が来てくれていた。子ども達は訓練そっちのけで消防車の見学を始めている。子ども達には「消防車は訓練後にたっぷり見せてもらえるから」と言い聞かせて、いざ訓練開始。本日の避難訓練の流れは1、避難場所の確認2、消火器の使い方3、倒れている人を見つけた時の対処の仕方4、AEDの使い方1.避難場所の確認を終えて2.消火器の使い方の講習が始まった。消化器は2台しか無いので挙手制で数組限定で順番にやることになった。恥ずかしい話ですが僕は、消火器もAEDも実際に使った経験が無かったので(小・中学校であったかもしれないが覚えが無い)、この機会に挙手してやってみようと思っていました。前の人がやる様子を見ながらイメージトレーニングをする。消防士が「次どなたかやってみたい方はいらっしゃいますか?」と言ったので、「よし」と手を上げかけたその時…コンマ数秒早く息子が挙手。目を輝かせて消火器を見ている。2歳の頃、消防遊びに熱中していた息子は毎日のようにおもちゃのポンプ車で火事現場に駆けつけて消火活動に勤しんでいた。消火を終えた帰り道で公園に寄り道して「消防車を停める駐車場がないよ〜」と嘆くシュールな遊びだった。力強く手を挙げる息子の心はもう消防士。「一緒にやる?」と誘ったら「一人でできる!」と鼻息が荒い。ここで「まだ一人じゃできないよ」と言ってしまうと自尊心を傷つけるかもしれない。ここは「お父さんもやりたい!」とこちらも子どもになって懇願する。「…ん〜。。。良いよ!」と何とか了承を得て、目標の三角コーン目がけていざ放水!消火器から放たれた水は三角コーンを飛び越えて持ち主が不明のBMWに勢いよく浴びせられた。「ごめんなさい〜!」と叫ぶと周囲から笑い声が聞こえて一安心。「水だから大丈夫ですよ〜」とどこからか持ち主らしき声も聞こえた。次に3.倒れている人を見つけた時の対処の講習が始まった。マネキンを相手に発見から119番通報をして救急車を待つ間に心臓マッサージでつなぐという流れを実践する。消防士は心臓マッサージによる蘇生率の高さ、応急処置の必要性を力説していた。講習とはいえ、隣に子どもがいると緊急事態がとても身近なことのように思えてくる。参加者のほとんどが子どもを持つ家庭だからか、急に緊張感が増したように感じた。最後は4.AEDの使い方。AEDには数種類の仕様があり、今回はフタを開くと電源がONになるタイプのものだった。ポンプ機能を失った心臓に電気ショックを与えて正常に戻す装置という程度の知識はあるものの、実際に使うには見えないハードルを感じていた。しかし手順は簡単で、それも全て順番にアナウンスがあるので迷うことは無かった。当初感じた見えないハードルの正体は人命に関わることで間違った使い方をして失敗するのではないかという恐怖心だった。それも適切な指導で克服、これならできると思えた。そして最後はお待ちかねの消防車見学で、入れ代わり立ち代わり子ども達が記念撮影を楽しんだ。防災訓練は終了。家に戻ると「お母さんも来たら良かったのにね〜」と優越感に浸りながら本日の武勇伝を語っていた。つづく
2017年03月21日*画像はイメージです: ■札束の部分は紙です。 千葉県議会では、AEDの活用促進に向けた条例が可決され、来年の4月から施行されることとなりました。この条例ではAEDを使用して救助を行ったにもかかわらず、訴訟を起こされた場合に費用を貸し付ける制度を盛り込んでいます。「責任を問われたくない」と思っている県民の不安を解消するのが狙いで、AEDの利用をいかに促進するかが課題となっているようです。では、実際に訴訟を起こされた場合、どれほどの金額を負担することになるのでしょうか。一般化して解説してみたいと思います。 ■訴訟費用とは?訴訟費用とは、訴訟について裁判所や紛争の当事者が支出した費用のうちで、民事訴訟費用等に関する法律で、これが民事訴訟等の費用ですと認められているものをいいます。訴訟費用については、原則として、訴訟で負けた者が負担することになります。そうはいっても、訴訟の結果が出るまでの間にも訴訟費用は必要となり出さなければ裁判を進めてもらえませんので、それまではいったん当事者の一方が支払い、訴訟の結果が出た後に負けた者から取り立てることになります。 ■訴訟費用に含まれるもの訴訟費用には、大きく分けて(1)裁判所の行為に必要な裁判費用と(2)当事者の行為に必要な当事者費用があります。 ・(1)裁判所の行為に必要な裁判費用裁判所の行為に必要な裁判費用としては、裁判所の審理・判断(判決・決定・命令・審判)といった行為についての手数料、書類の送達費用、公告に必要な費用、証拠調べに必要な費用等が含まれます。裁判所の審理・判断といった行為についての手数料ですが、例えば500万円の訴訟を起こすような場合、3万円の収入印紙を購入して訴状に貼り付ける必要があります。書類の送達費用ですが、東京地方裁判所で原告1名・被告1名の訴訟を起こす場合、とりあえず6,000円分の郵券か現金を裁判所に予納する必要があります。証人の日当については、1日当たり8,200円以内で裁判所が定める額になります。 ・(2)当事者の行為に必要な当事者費用当事者の行為に必要な当事者費用としては、書類の作成にかかった費用、当事者の旅費・日当・宿泊料等が含まれます。当事者の日当については証人の日当と同様に算定されます。なお、弁護士費用は訴訟費用に含まれません。訴訟は本人でも起こすことができ、訴訟するのに必ずしも弁護士を立てる必要がないからです。 ■弁護士費用について以上のように弁護士費用は訴訟費用に含まれないわけですが、医療過誤訴訟や建築関係訴訟や交通事故訴訟等の普通の人では扱いきれない訴訟の場合、弁護士費用も損害として請求することによって一部認められることがあります。また、弁護士費用について、平成16年4月1日にそれまで弁護士費用の目安とされていた旧日本弁護士連合会報酬等基準が廃止されましたので、依頼する弁護士によって弁護士費用が大きく変わることがあります。 *この記事は2015年1月の記事を再編集したものです。*著者:弁護士 冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。)【画像】イメージです*Graphs / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月19日若くして心臓発作や急性心不全などの症状を訴える人が増えています。さっきまで元気だった人が、突然こんなことに… という言葉もよく聞きます。もはや、他人事ではありません。■誰でも使えるからこそAEDは街中に設置されているつい先日も、同世代のタレントさんが街で急に倒れたニュースがありました。虚血性の心不全だったそうです。たまたま通りかかった医大生の方が応急処置の流れのなかで、AED (電気ショックで心臓救命する装置) を使ったと報道されていました。AEDはいま、街のいたるところに設置され、いつでも誰でも使えるようになっています。ただ、素人が簡単に電気ショックを人に与えてもいいのだろうか、とも思ってしまいます。実は、AEDは医学の知識がない人でも操作が出来るようになっています。フタをあけて電源さえ入れれば、あとは音声ガイダンスに沿って操作するだけです。電気ショックが必要か否かも、機械が自動で判別してくれるので、素人判断に迫られることは無くなります。■心臓マッサージの方法もあわせて覚えておく倒れている人を一番に見つけたのが自分で、反応がなく、そこから離れられない状況なら、迷わず周りにいる人に、救急車(119番)とAEDの手配をお願いします。ただ、心臓が止まってしまっている場合は、一刻一秒を争う事態。救急車やAEDを待っている間にも、状況が悪化してしまう可能性があります。呼吸が感じられないときは、助けがくるまで心臓マッサージをしましょう。AED使用時もあわせて心臓マッサージはおこなうので、覚えておいた方が良さそうです。■心臓マッサージの方法倒れた人をあお向けにして、10秒以内に胸やおなかの動きをみます。呼吸がないか、普段どおり息をしていないときは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をおこないます。出典: AEDで助かる命 | 公益財団法人 日本心臓財団 強く(約5cm)、速く(100~120回/分)、絶え間なく(中断を最小にする)、小児は胸の厚さの約1/3を目安におこない、倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまでしっかり続けます。AEDの使い方についてよくある質問をまとめたサイトもあります。もしも自分の家族や友達、街ですれ違った人に万が一のことがあったとき、「あのとき迅速な対応ができていれば……」と後悔しないためにも、家族みんなでAEDと心臓マッサージについて、理解を深めておきましょう。・ AEDを使った救命の仕方 ・ AEDの使い方・よくある質問(PDF)
2016年05月13日千葉県船橋市は、救急現場で一般の人でも除細動を行うことができる機器「自動体外式除細動器(AED)」を、24時間営業のコンビニエンスストアのうち196の協力店舗に新たに設置した。同市では現在、AEDを公共施設などに約300台設置している。心室細動による心停止患者に対しては、できるだけ早くAEDを使うことが救命につながることから、今回新たに市内に多数存在するコンビニエンスストアにAEDを設置。市民による心肺蘇生の機会を拡大し、さらなる救命率の向上を目指しているという。なお、AED設置店舗は、設置場所の提供と受け渡し業務のみを実施。目印として「船橋まちなかAEDステーション」のステッカーが貼ってあるとのこと。また、同市では定期的に救命講習も開催している。詳細は、同市公式ホームページ()から。
2013年11月19日武蔵野銀行は16日、地域社会への貢献を目的として、創業60周年を機に19日から2013年1月中旬にかけて全店(93か店)のロビーにAED(自動体外式除細動器)を設置すると発表した。来店した顧客に万が一の事態(心肺停止など)が発生した場合に、迅速かつ効果的な救命措置を行うため、全営業店のロビーにAED(自動体外式除細動器)を設置する。緊急事態が発生した場合に適切な対応ができるよう、設置時に営業店の全行員(臨時従業員を含む)を対象に講習を実施するほか、消防局による普通救命講習の開催を予定しているという。同行では、これまでも認知症サポーターの全店配置やコミュニケーションボードの活用などを実施していたが、今後とも地域の顧客に安心して利用してもらえるようサービスの拡充に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日