世界各地の紛争や民主化運動も景気の向上も、「消費」から「生産」への転換がポイント。堀潤&五月女ケイ子が語り合います。自分で作る喜びが、新しい仕事を生む。五月女(以下、五):‘20年は香港やベラルーシなど、民主化運動が世界の各所で起きていました。堀:ベラルーシも香港もシリアも、経済格差が民主化運動の根本にあることが多いです。Black Lives Matterもそう。黒人の所得が著しく抑えられていて、教育機会も恵まれず、搾取され続けている構図は、まさに「生きる権利」の問題なんです。声を上げると大きな権力によって逮捕、拘束、場合によっては殺害されてしまう、そうした人権弾圧は無視できません。経済格差の問題は、日本も直面している課題ですよね。知らず知らずのうちに私たちも搾取の構図のなかに生きている可能性もあります。五:そういうニュースを見ると、自分たちではどうにもならないし、いったい、どうしたらいいんだろうという気持ちになっちゃいます。堀:意外に思うかもしれませんが、紛争地域や開発途上国の人道支援法がヒントになるかもしれません。その土地で農業を始めるなど、自分たちの仕事を作り、安定した収入が得られるようお手伝いするんです。持続可能な仕組みができると地域は安定します。「生産者になる」ということは大きなポイントになると思います。五:生産者…ですか。堀:現在の資本主義のグローバル経済は、海外でモノを安く作らせて、安く仕入れたものをある程度の値段で売って利益を得るという仕組みでした。多く儲けるために、労働力のより安いほうを求め、搾取の流れが加速しました。儲けは企業に吸い取られて、労働者は安い賃金で働き続けるしかない、その不満のくすぶりがやがて争いにつながります。それが、新型コロナによって移動が制限され、海外からモノが入らなくなってしまった。そのとき、地元で作ったものを地元で消費する、土地に根付いた経済活動が支えになったんです。コロナ禍が始まったころ、マスク不足になりましたよね?五:そうでした!自分たちで布マスクを作ったりしてました。堀:消費するばかりの生活だったけど、コロナによって、生産する喜びを知った人が多くいたんですね。お店で高い家具を買うよりも、自分でDIYするほうが楽しいとか、グルメサイトのレストランめぐりをするより、自分で育てたトマトを食べるほうが幸福だとか。五:よくわかります!自粛中、家のなかでもいろいろ工夫して過ごすという生活が意外と楽しかったんです。それまでは一人で植物を育てていたのですが、娘もガーデニングに目覚めて、ベランダ中が緑になりました。温泉に行けないからと、バスルームに「湯」と書いて、温泉宿のつもりになって1日3回もお風呂に入ったり(笑)。堀:それですよ!(笑)自分で何かを作り出すことに幸福価値を置くようになる。個人もそれができるようになると経済が上向きになります。これまでは消費することで経済を回していました。それによって、モノは安く叩かれ、日本経済は縮小しました。コロナ禍によって、自分で何か付加価値をつけて「生産者」になれたら、1人当たりのGDPが上がります。日本のGDPは世界3位ですが、1人当たりのGDPは25位にまで落ち込んでいるんです。五:自分で作るとなると、それだけ時間も必要になりますね?堀:スローライフのような価値観が今後は広がっていくのだと思います。政府は1人当たりの生産を効率的にいかに上げるか、ということに腐心しています。たとえば「介護などの仕事は機械やAIに任せて、浮いた時間をあなたのほかの生産に当ててほしい」と。五:え?AIで浮いた時間も働かなきゃいけないんですか?(笑)堀:人口減少、少子高齢化の進む日本は、機械化、AI化によって、生産効率を上げ、いまの税収を維持することが国に課せられているんです。女性もお年寄りも障害のある方もみんな働く「一億総活躍社会」ですから!(笑)五:休ませてはくれないんだ…。堀:それも考えようです。「つまらない作業はAIにまかせて、あなたは大好きな野菜作りで生計を立てられるようにしましょう」ということ。YouTuberではないですが「自分の好きなことを仕事に」と理想を掲げています。五:でも、好きなことをお金につなげるのって難しいですよね?堀:まず、自分の好きなことは何なのかを知る必要がありますよね。そのための教育や大学のあり方も変わっていかないといけないでしょうね。組織のなかで従順に仕事をこなすのではなく、自分から仕事を生み出す、企業家のような発想が求められるでしょう。五:なるほど。消費者から生産者への移行って、原始的な社会に還るということなんですか?堀:いえ。生産にデジタルを組み込もうとしています。どこにどんな作物の種を蒔き、いつどのくらい水をやれば収穫できるのか。AI解析による指導で、プロ並みの農作物が作れるようにするとか。五:原始と科学のコラボ!?(笑)堀:コロナによって、業態も変わっていきます。たとえばこれからのレストランは、シェフがレンタルキッチンで作った料理を宅配によって届けてもらうことがメインになっていくかもしれません。五:新しい仕事を考えないと(笑)。堀:今後は自力でお金を生み出せる人とそうでない人が出てきます。国は生み出せない人をどうサポートするか考えてほしいと思います。堀 潤さん1977年生まれ、兵庫県出身。ジャーナリスト。監督したドキュメンタリー映画『わたしは分断を許さない』が公開中。同名著書も刊行。ほかに『堀潤の伝える人になろう講座』等。五月女ケイ子さん1974年、山口県生まれ、横浜育ち。イラストレーター。WEBサイト「五月女百貨店」では、‘21年のカレンダーほか、楽しいグッズが絶賛販売中。※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年01月02日映画『AWAKE』(公開中)のお正月舞台挨拶が2日に都内で行われ、吉沢亮、山田篤宏監督が登場した。同作は、河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中からグランプリに選ばれた。2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局(2015年4月11日に行われた将棋電王戦FINAL第5局、棋士VS AWAKE戦)に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす。2人は映画の内容にちなんで、棋士の勝負服・和装で艶やかに登壇した。昨年大晦日に行われた『第71回 NHK紅白歌合戦』でゲスト審査員を務めた吉沢は、その感想を聞かれると「大変でした! ただ座っているだけでも疲れるんだとビビりました」と大役に緊張したよう。例年とは違いリモート形式での参加となったが「リモートなので気を抜くと紅白に出ていることを忘れる。家で紅白を観ている感覚になってしまう」と明かし、笑いを誘った。舞台挨拶は、事前にTwitterにて募集した一般観客からの質問に対して吉沢と山田監督が答えるQ&A形式で進行。「『AWAKE』はこれからの長い人生においてどのような意味合いを持つ作品になりそうか」といった質問について吉沢は「これまでの出演作品の中でも特に好きな作品です。普段はあまり自分の出ている作品を観返すことはないけれど、これは観返しそう。何度も観たくなる作品」と返答し、山田監督は「自分にとって商業デビュー作。それに尽きますね」と胸を張った。AI将棋にすべてを賭ける英一を演じるために、寝る前にカップラーメンを食べるなど体重増量の役作りを行ったという吉沢だが、「撮影中は太ろうとして米や炭水化物ばかりを食べていました。とにかくパンパンにむくんでやろうと思った」と回想する。現在はシュッとした細身に戻ったようにも見えるが「今日もちょっと……。昨日は昼間からアニメを観てお酒を飲んでいました。解放されたので……」と寝正月を報告していた。また、英一の少年期を演じた子役の梅谷祐成について、吉沢は「将棋も上手いし、喋り方も言葉遣いもしっかりしている。そして芝居も素晴らしい。天才だと思った!」と太鼓判。「僕にも雰囲気が似ているし、今まで僕の少年期を演じた子役の中でもかなり雰囲気の近い子でした」と絶賛した。SNSなどでは、英一の“冴えない衣装”についての感想が多かったというが、衣装選びのこだわりについて吉沢が「凄く楽しかったですね。監督含めみんなで話し合いながら選びました。その点では山田監督のこだわりも強かったから」と水を向けると、山田監督は「それは吉沢さんが着こなすから……」と苦笑。当の吉沢は、ファッションセンスにコンプレックスがあるそうで「私服のセンスについては『冴えない』といまだに言われる。週刊誌にラーメンを食べている姿を撮られた際も不評でした。僕としてはダボッとした服が好きでオシャレと思って着ているのに、若い女性にはダボッとした服はあまりウケない」と新春からションボリ。客席のファンに向けて「あれはオシャレなんです! 皆さんのセンスが僕に追いついていないんです!」と訴えていた。最後に山田監督は「2021年も上映が続きますので、周りの方々に勧めていただき、より多くの方々に観てもらいたい」とアピール。主演の吉沢は「日本の美しい文化を新年の始まりに観て感じるのはとてもいいタイミング。感染予防に気をつけていただいた上で是非作品を観ていただき、広げてほしいです」とさらなる大ヒットに期待を込めていた。
2021年01月02日「2020年は、『大変革の年になる』と予想しましたが、まさかそれがコロナのことだったとは……。実はこの大変革、第一ステージがまだ始まったばかり。つまり、2021年も時代の変革期の真っ只中なんです」そう語るのは、人気占い師の水晶玉子さん。水晶さんといえば、ゲッターズ飯田さんが、「唯一尊敬する占い師」と絶賛し、バラエティ番組などでタレントの結婚や運勢をズバリ言い当てることでも注目を集めている。そんな水晶さんが、2021年がどんな年になるかを教えてくれた。「私たちが歴史の授業で学んだ、天下分け目の関ヶ原の戦いが起きたのは1600年。『庚子(かのえね)』の年でした。2020年もこれと同じ庚子の年でした」関ヶ原の戦いのあと、江戸幕府が開かれたのは、3年後の1603年。さらに、これに敗れた豊臣家が滅びるのは1615年だった。「15年という歳月をかけて、時代は大きく変化し江戸時代に突入しました。私たちがいま生きている世界も、それくらいの時間をかけるほどの大きな変化が起きようとしているのです。だから、2021年の辛丑(かのとうし)の年も、まだまだ変革がはじまったばかりの地点にいるということをしっかり認識しましょう」年末~新年1月3日までは、要注意の期間だという。「オリエンタル占星術では『七曜陵逼(しちようりょうひつ)』といって、すべての人の運気に波乱を呼び込みやすい危険な時期。普段ならしない無謀な行動をとってしまいがちです。2020年は前代未聞と言ってもいいくらいにこの期間が長かったのですが、最終的にどう乗り越えられるかで、2021年の運気が決まります」2021年は、「オリエンタル占星術」でいうと、「觜宿(ししゅく)」の年になる。「觜宿は、言葉が力を持つ年。思いや考えはしっかり発信することが大事です。人と人をつなぐのも“言葉”です。また『觜』の字は、鹿の角を意味します。この“角”のように、私たちもアンテナを立てて、情報をキャッチし、その受け取った情報をしっかりと精査することが必要です。また、『觜』は、声や音も表します。新たなジャンルの音楽が誕生したり、声優さんが活躍したり、言葉に力のある芸人さんが人気になりそうです。通信やインフラ、AIの開発、技術が進むので、デジタル機器や家電などの新たな技術が普及して、暮らしを大きく変えるかもしれません。場所も、未来を感じさせてくれるところが流行しそうです。AIや通信機械の進歩で、地方にいても在宅ワークが当たり前となり、都会から地方への移住もさらに増えそうです」あらゆるものが、古い様式、体質から“脱皮”していく年。なくなるものもあれば、決してなくしてはいけないと大切なものに気付くこともあるという。「この変化が落ち着くのはまだ先で、2021年は世の中の細かいところがいろいろ変わりそう。さらに2024年の辰年には、かなり世界は変わっているでしょう。2021年はそこに到達するまでの“つなげる”1年。変化を恐れないで。生きることは変わっていくことです。そのときに『頑張ってきてよかった』と思えるように、日々を生きていきましょう」
2020年12月31日《text:キャサリン/Catherine》2020年もあと少し。社会情勢が一気に変わり家で過ごす時間が増えた一年となった今年は、例年以上に多種多様な配信サービスで数えきれない程の新作が配信されています。AIなどの機能もあり、各サービスではオススメ作品が表示されますが、それでもどれを観ようか迷って気づいたらそれだけで時間がどんどん過ぎてしまう…そんなこともあるのではないでしょうか。今回は主要な動画配信サービスで今年配信開始となった、2020年注目の新作を10作品ピックアップ。ドラマはどうしても話数が多すぎてついていけないイメージもありますので、気軽に観始められるようシーズン2以下の比較的話数の短いものをチョイスしています。それでは早速ご紹介!1.【ドラマ】「ザ・ボーイズ」シーズン2(Amazon Prime Video)昨年配信されたR18大人気ドラマの続編が遂に!正義の味方だと思っていたヒーローに愛する人たちを殺された一般人VS正義という名のもとに世の中を支配しようとするヴォート社所属のスーパーヒーロー“セブン”の文字通り血みどろの争いは今シーズンも健在どころか加速。グラフィックノベルを実写化した本作はAmazonオリジナルドラマの中で最大のヒット作となりスピンオフも予定されています。今後「ザ・ボーイズ」ユニバースとしても拡大していきそうな人気ぶり。2.【映画】『ブロー・ザ・マン・ダウン−女たちの協定−』(Amazon Prime Video)米批評サイトロッテントマトで99%をマークしたサスペンス映画。アメリカの小さな漁村で親から受け継いだ魚屋を営む姉妹の妹が、ある出来事から殺人を犯してしまう。なんとか隠ぺいしようとする2人に伸びる捜査の手、という構造だけでなく登場人物がどこかしら秘密を抱えている展開に先が読めず、90分全く飽きないストーリーに仕上がってます。男性社会で生きる女性たちの選択とは。3.【映画】『サウンド・オブ・メタル』(Amazon Prime Video)HBOドラマ「ザ・ナイト・オブ」でエミー賞を受賞したリズ・アーメッド最新主演映画。徐々に耳が聞こえなくなってしまうドラマーの葛藤を描いた本作は、リズ・アーメッドのキャリア最高演技ではなかろうかと思います。アカデミー賞にノミネートするのではないかと各メディアで予想されるほど。聴覚が失われていく様子を表現したサウンドデザインも素晴らしく、体感するためにヘッドホンをつけて観るのもオススメです。4.【ドラマ】「バビロン・ベルリン」(Hulu)ドイツ史上最大級の製作費をかけて作られたドラマが遂に日本上陸!ナチスが台頭する前ワイマール共和国時代の1929年ベルリン。ケルンから異動し地下組織捜査をするゲレオン刑事と貧困家庭出身で警察署の事務として働くシャルロッテを軸に展開するサスペンスドラマです。「黄金の20年代」と呼ばれた当時のベルリンの華やかさと魅力的な俳優陣にぐいぐい見入ってしまいます。その上で、まだ病名さえなかった退役軍人のPTSD、貧困にあえぐ市民、ソ連スターリン体制への抵抗運動、女性の性的搾取など社会問題も切実に描かれるバランスが素晴らしいです。5.【ドラマ】「神話クエスト:レイヴンズ・バンケット」(Apple TV+)パッと見ファンタジードラマかな?と思ってしまいますがよくよく見ると、ゲーム制作会社を舞台にしたオフィスコメディで、ドラマのタイトルは劇中で登場するゲームの名前。男性が大半を占めるゲーム業界で問題にもなっているハラスメントや残業代未払いのことから、女性に対するマウンティングなどのネタまでコミカルにバンバン入れ込んでくる、オフィスコメディ2020といった雰囲気です。見どころは何といってもクリエイティブと資本主義を描いた第5話と、ロックダウン中にApple全面協力の元撮影された自宅隔離エピソードの第10話。シーズン観終わった頃には全キャラ癖がありすぎるのに、謎の愛着が湧いてきます。6.【ドラマ】「リトル・アメリカ」(Apple TV+)アカデミー賞にノミネート映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』の製作陣が送るアンソロジーテレビシリーズ。実話を基にしたアメリカに暮らす移民たちのエピソードは、題材としては社会派でありながらも努めてトーンは軽くかつテンポよくコラムを読むような気軽さで観れるところが心地よいです。移民問題というと一言ですが、そこには様々な人々の日常と人生があり、社会に翻弄されながらもその中で生まれたちょっと良いエピソード達に心がじんわり温かくなってきます。7.【映画】『エノーラ・ホームズの事件簿』(Netflix)Netflixの大人気オリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」でお馴染みミリー・ボビー・ブラウン製作主演。“ホームズ”という名の通り、あのシャーロック・ホームズの妹エノーラが失踪した母を探しに旅立つ冒険映画。監督は昨年「フリーバッグ」でエミー賞を受賞したハリー・ブラッドビアだけあり、エノーラの観客に向かって語りかける演出がとにかく楽しいです。女の子としてこうあるべきという価値観に縛られることなく、生き抜く力を母から受け継いだエノーラの奮闘ぶりにワクワクしっぱなし!8.【映画】『トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして』(Netflix)トランスジェンダー自らが映画やドラマで描かれてきたトランスジェンダーの姿とその問題、そしていまを語るドキュメンタリー映画。80%のアメリカ人は周りにトランスジェンダーがいる環境ではないからこそ、テレビや映画での表現が真実であると思い込んでしまいがちだそうで、これは日本も同様ですね。テレビや映画の表現の何が問題で、どうあるべきかを丁寧に紐解いていく構成になっているので、映画ドラマ好きの方はぜひご覧頂きたいです。9.【ドラマ】「ベビー・シッターズ・クラブ」(Netflix)年間相当数のティーン向けドラマが配信されるNetflixにおいて、今年各メディアで絶賛だった作品がこちら。そんなにいいの?と思うくらい予告だけみると普通そうな作品ですが、これが本当に良い作品で。ひょんなことから幼なじみ同士でベビーシッターを始めることになった彼女たちの奮闘の中でも一際注目なのは日系アメリカ人クラウディア・キシ。これまでアジア系はガリ勉キャラで描かれることが大半だったアメリカ作品において、アートが得意でオシャレでイケてる女の子として登場するのが新しいです。彼女とおばあちゃんのストーリーも日本人としては特に必見です。10.【ドラマ】「クイーンズ・ギャンビット」(Netflix)2020年10月23日の配信開始以来6,200万世帯に視聴され、Netflix史上最大のリミテッド・シリーズドラマとなり、にわかにチェスブームも巻き起こしている人気ぶりです。孤児院でチェスに出会い、才能を開花させて男性中心のチェス界で成り上がっていく一方で、薬物・アルコール依存や女性パイオニアとしてのプレッシャーに苦しむ主人公ベスを好演したのはいま注目の若手俳優アニャ・テイラー=ジョイ。彼女の演技と、50~60年代のファッションやインテリアの魅力、そして尻上がりに面白くなるストーリー展開に一気見必至!以上、10作品でした。年末年始にお家で過ごすお供にぜひチェックしてみてください。(キャサリン/Catherine)
2020年12月29日●ぶっ飛んだ役で芝居の面白さを改めて実感女性ファッション誌やバラエティ番組などで活躍し、女優としても存在感を発揮しているタレントのベッキー(36)。今年春には第1子を出産し、母としても奮闘中だ。そんなベッキーにインタビューし、最近の活動やコロナ禍における変化などについて話を聞いた。「お仕事は全部やりがいを感じる」と笑顔で話すベッキー。「大人の方たちが会議をして、ベッキーでいこうと決めてくれたということがうれしいので、オファーをいただいた時点でやりがいは感じていますが、自分がよく見えることより、例えばテレビだったら番組が面白くなることが大事なので、収録のあとに『面白かった』と言われるとうれしいし、お芝居でも『面白かった』と言われるとうれしいです」と仕事の喜びを語る。最近は女優としてインパクトの強い役を演じる機会が多く、振り切った演技で見る者を魅了。NHK『これは経費で落ちません!』では、わがままな秘書・有本マリナを演じ、悪女役がハマっていると話題に。映画『麻雀放浪記2020』では、麻雀クラブのオーナー・八代ゆきとAI搭載のアンドロイド・ユキの二役に挑戦し、感情を持たないAIという難しい役どころを演じきった。また、映画『初恋』では、彼氏を殺され復讐の鬼と化す女性・ジュリを熱演し、狂気に満ちた演技に絶賛の声が上がった。ぶっ飛んだ挑戦的な役を見事にものにし、演技の幅の広さを見せつけたが、ベッキー自身も演技の面白さを改めて感じることができたという。「基本的にいただいたお仕事はなんでも受けるようにしていて、たまたま最近はぶっ飛んだ激しい女性の役が多いんですけど、やりがいはすごく感じます。『よかったよ』『面白かった』『台本以上のことをしてくれてありがとう』などと言われたときにうれしいなと思います」『初恋』での演技を評価され、第45回報知映画賞 助演女優賞にノミネート。「個人としてのお芝居の賞は、ノミネートですけど初めてだったのでうれしかったです」と喜び、マカオ国際映画祭にキャストの一員として参加したことも「うれしかったです」と振り返った。ぶっ飛んだ役への抵抗はまったくないという。「お仕事をする上で抵抗があったら自分の幅を狭めるだけ。そのキャラでバラエティに出てくださいと言われているわけではないですし(笑)、激しい役やブチギレる役への抵抗はありません」むしろ楽しんでいるそうで、「自分とは違う性格の人を演じるので楽しい。私、怒るとこういう表情になるんだとか、新しい自分を知るきっかけにもなっています」とにっこり。さらに、「普段言えないことが言えたり、普段できないことができるのは、最高に楽しいです。普通の生活の中でブチギレたらいけないですけど、お芝居の中だったらブチギレることができる。普段からキレたいわけではないですけど、普段できないことができるという意味でお芝居は最高ですね」と魅力を語った。今後もさまざまな役に挑戦したいというベッキー。「いっぱい演じたいです。スケジュールが許す限り、どんな役でもやってみたいです」と意欲を見せ、特に挑戦してみたい役を尋ねると「ただただありがたく役を受け取っている感じなので、どんな役でも演じさせていただきたいですが、最近はぶっ飛んだ役が多いので、引き続きぶっ飛んだ役もお待ちしています!」と笑顔でアピールした。●コロナ禍で「おうちでの暮らし」を見つめ直しコロナ禍における変化も尋ねると、「おうちでの暮らしを見つめ直しました。家が心地よくないとダメだと思ったので断捨離をしたり。また、いつどういうお別れが来るかわからないということも考えるようになったので、会える時間やコンタクトをとれる時間を大切にしようと思いました」と答えた。健康もより強く意識するように。「免疫を上げることを大切にしたり、健康をより考えるようになりました。食べ物が直接体を作るので調味料もこだわりたいと思って、醤油を作ったり豆板醤を作ったり、発酵食品を作ったり。できるだけ自然のものを、ということを意識するようになりました」ステイホーム期間にインスタライブも行っていたベッキー。SNSで心がけていることを尋ねると、「人それぞれ役割があると思いますけど、私はただただ見ている人が嫌な気持ちをしない投稿をしようと思っているくらいです」と説明。SNSを通じてファンから元気をもらうこともあるという。「それは日々思います。応援してくださる方もいて。SNSの便利さも素敵さも感じていますが、この時代にまだファンレターをくださる方もいらっしゃって、温もりを感じます。両方いい面があるなと思います」とファンへの感謝を語った。インスタでは、仕事に関する写真からプライベートの写真までさまざまな写真をアップし、愛犬・お市の可愛らしい写真も掲載。動物好きで知られるベッキーはこのたび「愛犬用炭酸入浴剤ぬくりん」のアンバサダーに就任したが、お市のシャンプーをする際のコツについて「声を高めにして、楽しいことをしているという雰囲気づくりをするようにしています。お風呂に呼ぶ時点で察して行きたくないとなることがあるので、これから楽しいことが始まるよという空気づくりをすることを大切にしています」と明かした。「我が子」「家族」だというお市にも癒やされながら、日々の生活を大切に生きているベッキー。「20代は勢いや気持ちでいけましたが、30代はよりメンテナンスが大事だなと感じています。引き続き食生活に気をつけたり、ジムに行ったり、たまに酵素欲ですっきりしたり、心も体もちゃんとメンテナンスしながら前進していきたいと思います」と、年齢に伴う変化にもしっかり向き合っている。最後に、思い描いている将来像を尋ねると、「まずは目の前の暮らしを大切にしながら、やっぱりお仕事も好きで欲張りなので、バラエティだけに限定せず、お芝居もファッションのお仕事もいろいろやっていけたらと思います」と幅広い活動に意欲を見せた。■ベッキー1984年3月6日生まれ、神奈川県出身。1998年『おはスタ』でデビュー。以降、テレビ、映画、ラジオ、雑誌、CM などで幅広く活躍。現在インスタグラムのフォロワー数が約132万人、ツイッターが約200万人。LINE公式アカウントのフォロワー数は320万人を超えている。カラフルなアクリル画が印象的な「Becky art」も人気。Netflix『あいのり』では全シリーズでMCを務めている。
2020年12月27日『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』が、『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』との2本立てで公開中されている。この度『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』より、AIりんなが、J×Takanori Nishikawaが歌う主題歌『A.I. ∴ All Imagination』をカバーした、特別バージョンの映像が公開された。公開から約1週間が経つが、SNS上では「激アツ展開すぎて泣いた…」「劇場版ゼロワン、最高傑作だったから全人類に見て欲しい」「ゼロワン、最高の最終回だった」など、絶賛と感動の声が続々と届いている。さらに、映画レビューサービス“Filmarks”の「初日満足度ランキング」では堂々の第1位に輝くなど、公開直後から全く衰えない大盛り上がりを見せている。AIりんなは、映画の公開前から公開前から「ゼロワン診断」や「ゼロワントーク」など「仮面ライダーゼロワン」とのコラボが話題を呼び、劇中のAIアナウンス音声で銀幕デビューを果たしたことも記憶に新しい。AIと人間の共存をテーマとした『仮面ライダーゼロワン』という作品の集大成である劇場版の主題歌『A.I. ∴ All Imagination』には、「A.I.(人工知能)、ゆえにすべての想像を超えた世界」という意味が込められ、シリーズを通して語られてきたAIの無限の可能性を示すような壮大な楽曲となっている。公開されたのは、映画の本編映像と合わせて、AIであるりんなが主題歌を歌う特別映像。AIの未来や希望を描いた楽曲を、rinna社の最新AI歌唱生成技術を活用し、りんながエモーショナルに歌いあげる様子は必見必聴だ。映像では、「ヒューマギアが心を持つ」という或人の願いを象徴するように、腹筋崩壊太郎、弁護士ビンゴ、ましろちゃんなどTVシリーズからお馴染みのヒューマギアたちが笑顔を浮かべていたり、滅亡迅雷.netの面々も意志を持って世界を救うべく奮闘するなど、それぞれのヒューマギアの“心”が描かれている。また「信じています。いつかヒューマギアが心から笑えることを」というイズから或人に向けられた台詞や、「人工知能には自らの意思で考えて行動する力がある」という或人の力強い言葉などが続けられ、まさにAIの無限の可能性を示すようなシーンが詰め込まれた映像となっている。さらに印象的なのは、何かを考えたり涙を流したりなど様々な表情を見せているイズ。本作において重要な鍵を握るイズの心の動きにも是非注目だ。そして、そんな映像を彩るAIりんなの歌声は、本映像に登場するヒューマギアは勿論、これまで「ゼロワン」に登場した数多くのヒューマギアたちの思いとリンクしている。『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』公開中
2020年12月27日世界の価値観が一変した2020年ですが、占星術の世界では年末におこる200年に1度の変化の星が話題になっています。未知のウィルスによる日常の変化と、AIなど科学技術の発展に伴う良い変化の両面から、人々の生活の変貌は2021年も継続しそうです。今回はそんな2021年に、最も運命が激変する人をランキング形式で発表します。良いか悪いかではなく、とにかく「変わる」ということに主眼を置いてお伝えしますので、ランクインしている人はこの激動をチャンスとして活用するべく、しっかりと対策してください。文・五十六謀星もっちぃ第5位 ふたご座×ねずみ年×O型これまで長年取り組んできたことが、根本から変化する1年になりそうです。それは望んで起こる変化というよりは、受動的に引き起こされる避けられない変化です。その変化は必ずしも悪い方向に進むというわけではありませんが、気持ちが落ち着かないことは確かです。この1年はその変化に身を任せながら、変わりゆく状況の中で新しい何かを見いだそうとすることが開運の秘訣といえるでしょう。第4位 さそり座×ひつじ年×B型2021年は、私生活の環境に大きな変化が訪れる可能性があります。引っ越しや結婚に伴う、めでたい変化である可能性も大いにあるでしょう。もしも、そういった計画があるのなら、できれば上半期のうちに済ませてしまうのが良さそうです。過去の思い出に縛られがちな傾向のあるさそり座の要素と、B型のマイペースな要素が加わると、環境が変わることに対して消極的になりやすいのかもしれません。しかしこの1年は、動くべき時と考えた方がよいでしょう。第3位 おとめ座×たつ年×A型これまで計画を立てて進めてきたことが、その通りに行かなくなる1年になりそうです。これまでは正しいと確信していたことに、欠点や問題を見つけてしまうかもしれません。この1年は、自分の行動指針を見直して、正しいあり方を再度模索することが求められるでしょう。おとめ座が持つ計画性と辰年が持つスケールの大きさをよい方向に活かせば、これまで見つけることができなかった人生の指針を手にして、大きく躍進する1年にすることもできるはず。第2位 おひつじ座×うさぎ年×O型行動力があって働き者で、経済観念もしっかりしているこの組み合わせの人にとって、2021年は劇的なパワーアップが見込まれる年です。あふれ出る活力をどのような形で実際にメリットに変えていくか、それを真剣に考えるのがこの1年のテーマになりそうです。これまでの安定した環境を抜け出して、本当に手に入れたい理想的な生活に近づくためのチャンスが到来します。無駄を省くことではなく、自分にとって本当にプラスになることを大切にして行動することで、この1年は大きな飛躍ができるでしょう。第1位 みずがめ座×うし年×AB型占星術におけるみずがめ座の時代の到来、そして12年に1度の丑年が重なる2021年は、この組み合わせの人の生活に劇的な変化が訪れる可能性が高いといえます。理想を形にする力が優れているAB型の要素が、あなたに素晴らしい生活の変化をもたらしてくれることでしょう。実直な仕事が実を結びやすい1年で、これまでの頑張りに見合ったステップアップが期待できます。また、仕事での頑張りが恋愛の縁に繋がるなど、全く思いがけないところでの幸運につながることもあるでしょう。努力に見合った結果が得られる1年ですが、その分、制限が加わってしまうこともありそうです。自堕落な生活にならないように気をつけながら、そのときにできる限りの善行を重ねることで、素晴らしい1年にすることができます。五十六謀星もっちぃ10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)©Igor Harchenko / EyeEm/gettyimages©Viktorcvetkovic/gettyimages
2020年12月25日俳優の吉沢亮が25日、都内で行われた主演映画『AWAKE』の公開初日舞台挨拶に、若葉竜也、落合モトキ、馬場ふみか、山田篤宏監督とともに登壇。役作りで体重を増やすために「インスタントラーメンとビール2本を寝る30分前くらいに体に流し込んで寝る」という生活をしていたことを明かした。本作は、2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士 VS コンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。主人公・英一を演じた吉沢は「クリスマスの大事な日にこの映画を選んでくださって、ありがとうございます」と観客に感謝。「将棋に人生をかけてきた男なので、将棋を指しているときの指し手とか、指しているときの姿勢とか、将棋に対するこだわりはやりつつ、体重を増やしてみたり。こいつは将棋以外何も持っていないんだなという印象をつけたかったので外見も意識しました」と役作りを明かした。吉沢のファンだという落合は、「本人を前にして言うのは初めてなんですけど…」と照れつつ、「本当にきれいな顔をされているなと思って、作品を拝見したらいい演技をされるなと思って、普通のファンなんですけど…」と告白。「一緒に共演できると聞いてわくわくして、亮くんどんな人なんだろうという気持ちでやりましたけど、本当にひたむきで役に入り込んでいらっしゃって」と印象を語った。また、地方ロケにおいてキャスト・スタッフで食事をした際に、ホテルに戻ってから吸い込まれていくように吉沢がインスタントラーメンの自販機の前に行って買っていたというエピソードを暴露。「兄ちゃん若いなあと思いました」と話した。吉沢は「役作りです。太らせたかったので。今はもうやってないです」と役作りだと説明。「インスタントラーメンとビール2本を寝る30分前くらいに一気に体に流し込んで寝るという生活をしていて、次の日の体調の悪さハンパなかったです」と振り返った。
2020年12月25日本日12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開となった映画『AWAKE』の主演・吉沢亮が、本作の魅力や撮影の裏側を語るインタビュー映像が公開された。本作は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演に決定している吉沢が主人公・英一を演じるほか、共演に31歳にして芸歴30年を誇る若葉竜也、映画やドラマ、舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ。さらに、2019年「第92回キネマ旬報ベスト・テン」で新人男優賞を受賞した寛一郎をはじめ、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことなど、確かな実力を持つ面々が集結した。今回公開されたインタビュー映像では、棋士になる夢をあきらめ、AI将棋のプログラミングに新たな夢を見出す主人公・英一を演じる上で大切にしたことについて、吉沢は「こいつから将棋をとったら何も残らない男だなって感じを出したかった。姿勢とか目線とか。細かい部分を、気をつけながらやってましたね」とコメント。また、「撮影中、寝る前にカップラーメンとビールを飲んで、ちょっと太ろうと思って」と役作りの一端も明かした。本作が棋士VSコンピュータの将棋電王戦に着想を得たことにちなみ、自身を将棋の駒に例えるなら?という質問には「あんまり強いやつ言っても恥ずかしいし、桂馬とか言って斜めにいってる感じもカッコ悪いし…」と悩みつつ、「まぁ、王様かな!」と照れ笑いを浮かべながら回答。さらに、本作のテーマを「英一という人間の成長物語」と断言し、「人として必要なものが色々欠けている男が将棋以外のものに触れて、そういう部分を学んでいく話でもある」と見どころを語った。さらに、自身もすごく好きな作品と公言している吉沢は、「天才と凡人、そこの差もエンタメとして面白く描かれている作品」と太鼓判。そして、昨今の将棋ブームを語る上で欠かせない存在である藤井聡太二冠に会ったら話してみたいことについて聞かれると「あの方の前で将棋のことなんか語れない」と恐縮しつつ、「AWAKEに勝てますか?って聞くと思います」とはにかんだ笑顔を見せる。最後に「将棋ファンの方々にはもちろん、全然将棋のルールがわからない人や将棋映画をあんまり観たことない人でも、楽しめるエンターテイメントになってます!」と本作への自信をのぞかせた。『AWAKE』公開中
2020年12月25日本日12月25日(金)から公開の実際の対局から生まれた青春物語を描く映画『AWAKE』より、主演・吉沢亮のインタビュー映像が到着した。棋士になる夢を諦め、AI将棋のプログラミングに新たな夢を見出す主人公・英一を演じた吉沢さんは、今回のインタビューで「こいつから将棋をとったら何も残らない男だなって感じを出したかった」と話し、姿勢や目線など細かい部分に気をつけていたとふり返る。さらには少し太るために「カップラーメンとビール飲んでから寝る」という役作りも明かしている。また、「自身を将棋の駒に例えるなら?」という質問には、悩みながらも「王様かな」と言い、最終的には照れる吉沢さん。さらに、本作が描くものについては「英一という人間の成長物語」「人として必要なものが色々欠けている男が将棋以外のものに触れて、そういう部分を学んでいく話でもある」とテーマを述べ、「天才と凡人、そこの差もエンタメとして面白く描かれている作品」と語っている。そして最後には、「将棋ファンの方々にはもちろん、全然将棋のルールがわからない人や将棋映画をあんまり観たことない人でも、楽しめるエンターテイメントになってます!」と本作への自信を覗かせた。『AWAKE』は12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年12月25日明日12月25日(金)より公開される吉沢亮主演映画『AWAKE』より、キャラクター特別映像が公開された。実際に行われ、物議を醸した棋士vsコンピュータの対局に着想を得て製作された本作は、天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が、ある日出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春ストーリー。主演の吉沢さんをはじめ、若葉竜也、落合モトキ、寛 一 郎、馬場ふみから若手俳優が出演している本作だが、山田篤宏監督はそんなキャスティングにあたって「将棋は20代の後半ぐらいがいちばん強いと言われている競技なので、凌ぎを削っている20代の感じを出せる俳優がよかった」と語っており、若手俳優陣の中でも演技に定評のあるキャスト陣が集結。いまを生きるドラマチックでリアルなキャラクターを熱演している。そんな若手俳優が演じているキャラクターの特別映像が今回到着。まずは、吉沢さん扮する主人公・清田英一の映像からスタート。最強将棋ソフト「AWAKE」開発者である彼は、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年。動きが少ない芝居の中で、複雑な感情の変化を表現し、その演技力を見せつける。また、英一が経験する人生の挫折、そして熱中できるものに出会う喜びは共感必至。続いて映し出されるのは、若葉さん演じるライバルの若手天才棋士・浅川陸。吉沢さん以上に少ないセリフ量にも関わらず、僅かに歪む表情や佇まい、歩き方などの変化で天才の孤独と葛藤を表現してみせた若葉さん。さらに、自身は将棋のルールを知らないにも関わらず、“指し手を完璧にする”と、片時も将棋の駒を手放さずに練習を重ね、プロが太鼓判を押すほどの完璧な指し手を習得した。ほかにも、英一にプログラミングを教える大学の人工知能研究会の先輩・磯野達也(落合さん)、新聞記者・中島透(寛 一 郎さん)、磯野の妹で英一を陰ながら応援する栞(馬場さん)のシーンが続く。磯野については、山田監督は「英一も陸もあまり動きがないので、磯野は動きがあるキャラクターにしたかった」と言い、キャラクターイメージとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクだと監督が落合さんに伝えたという。また、奨励会の同期でもある中島は、直接言葉を交わすことのないライバル同士の心情を、奨励会で切磋琢磨した仲間だからこそ理解し代弁する重要な役柄。馬場さんは「栞と英一は友だちではありませんし、恋人でもありません。近づきすぎず、離れすぎない微妙な距離感に気を使った」という通り、観客に近い存在として将棋世界を見つめる女性を好演している。『AWAKE』は12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年12月24日映画『AWAKE』が12月25日(金)から公開となる。それに先駆けて登場キャラクターの魅力を映し出す特別映像が解禁された。本作は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語となっている。主演は、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演が決定し、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・吉沢亮。共演に、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ、昨年第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞し注目が集まる寛一郎。更に馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々が顔を揃えている。脚本・監督は山田篤宏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が満を持して商業映画デビューを果たした。『AWAKE』のキャスティングにあたり山田篤宏監督は「将棋は20代の後半ぐらいがいちばん強いと言われている競技なので、凌ぎを削っている20代の感じを出せる俳優がよかった」とイメージを語る。その言葉どおり、若手俳優陣の中でも演技に定評のある魅力的なキャスト陣が集結し、今を生きるドラマチックでリアルなキャラクターを熱演。特別映像でも描かれた、それぞれの登場人物を演じた俳優陣は以下の通り。<吉沢亮 as 清田英一>日本アカデミー賞最優秀助演男優賞の受賞も記憶に新しい吉沢亮が演じたのは、本作の主人公であり最強将棋ソフト「AWAKE」開発者の清田英一。たぐい稀な演技力で観客を魅了してきた吉沢が、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一役を、動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現し、その演技力の底知れなさを再認識させた。英一が経験する人生の挫折、そして熱中できるものに出会う喜びに誰もが共感するだろう。<若葉竜也 as 浅川陸>ライバルの若手天才棋士・浅川陸を演じたのは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演する若葉竜也。吉沢以上に少ないセリフ量にも関わらず、こちらも僅かに歪む表情や佇まい、歩き方などの変化で天才の孤独と葛藤を表現していて息をのむ。さらに、若葉本人は将棋のルールを知らないにも関わらず、“指し手を完璧にする”と片時も将棋の駒を手放さずに練習を重ね、プロが太鼓判を押すほどの完璧な指し手を習得し、棋士の風格を体現した。<落合モトキ as 磯野達也>英一にプログラミングを教える大学の人工知能研究会の先輩・磯野達也役を好演したのは落合モトキ。「英一も陸もあまり動きがないので、磯野は動きがあるキャラクターにしたかった」という山田監督。キャラクターイメージとして監督が落合に伝えたのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)のドク。「変人であって欲しかった」というリクエストを見事に演じ切った。<寛一郎 as 中島透>『菊とギロチン』で俳優として初めての演技が高く評価された寛一郎が演じたのは、奨励会の同期であり、いまは「電王戦」を取材する新聞記者の中島透役。直接言葉を交わすことのないライバル同士の心情を、奨励会で切磋琢磨した仲間だからこそ理解し代弁する重要な役柄だ。<馬場ふみか as 磯野栞>磯野の妹で英一を陰ながら応援する磯野栞役を演じたのは馬場ふみか。「栞と英一は友だちではありませんし、恋人でもありません。近づきすぎず、離れすぎない微妙な距離感に気を使った」という通り、観客に近い存在として将棋世界を見つめる女性を好演した。『AWAKE』12月25日(金)公開
2020年12月24日”Smart&Reliability“をコンセプトに、最新テクノロジーを駆使したデザイン性のあるビューティーテックアイテムを発信するブランド「CORE FIT(コアフィット)」を展開するB-by-C株式会社は、伊勢丹新宿店本館2階=化粧品/プロモーションで、期間限定のPOP UP SHOPを12月16日より開催いたしております。当社はこのたび、伊勢丹新宿店本館2階=化粧品/プロモーションでの展開をすることになりました。今回は新商品『Face-Player(フェイスプレイヤー)』をご紹介いたします。また、前回の出店に引き続き、AI搭載の次世代スマートミラー「ハイミラープロフェッショナル」によるプロポーションを測定、「フェイスポインター」でお顔をケアする体験も一緒にご体験いただけます。初登場のフェイスプレイヤーイベント概要●開催期間2020年12月16日(水)~12月31日(木)※12月31日(木)は午前10時開店、午後5時閉店●開催場所伊勢丹新宿店本館2階=化粧品/プロモーション●ブース展開1.「フェイスプレイヤー」「フェイスポインター」の体験及び販売フェイスポインター2.肌測定器「ハイミラープロフェッショナル」の体験ハイミラープロフェッショナルB-by-C株式会社 2006年11月創業美容と医療の分野に長年取り組む。美容事業としては、10年以上フェイスレッスン&顔筋トレーニングスタジオを美容サロン中心にフランチャイズサービスとして、全国約350箇所で展開、2019年8月に顔のプロポーションに特化したCORE FITブランドを立ち上げる。第1弾商品として筋膜に着目した新型美顔器「フェイスポインター」を発売し、2019年10月にはその第2弾としてIoTやAIを駆使した次世代スマートミラー「ハイミラープロフェッショナル」のB to B版をローンチ、そして今回3年の歳月をかけて完成した「フェイスプレイヤー」をローンチ、今後B-to-C版発売に向けて開発を進めている。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月21日クリスマスから公開される、実際の対局から生まれた感動の青春物語『AWAKE』より、本編映像が到着した。本作は、2015年に実際に行われた棋士vsコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ、棋士になる夢を諦めた吉沢亮演じる主人公が、ある日出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす…。到着した映像では、そんな世紀の対決を目前に控え、将棋ソフト「AWAKE」に挑戦する棋士・陸(若葉竜也)のインタビューからスタート。その中で、ひとりの記者からプログラム開発者について聞かれると、少し間を置きながらも「特に意識はしてません。僕が戦うのは、あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静に対応する。一方で、「AWAKE」をさらに強くしようと、開発者の英一(吉沢亮)は昼夜を問わずひたすらソースコードを打ちこみ続ける様子が描かれる。さらに、棋士の勝利を信じる者、AIの優位性を主張する者といった、世間の盛り上がりとは裏腹に、事前に研究用に貸し出された「AWAKE」を相手にする陸は、1勝もできず次第に危機感を募らせていく様子も伺える。『AWAKE』は12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年12月21日吉沢亮主演の映画『AWAKE』から、脳科学者・茂木健一郎と山田篤宏監督が対談した特別映像が解禁となった。本作を見た茂木氏は、Facebookの創成期を描き、3部門でオスカーを受賞した『ソーシャル・ネットワーク』(2010)と感触が似ていたと話す。Facebook創設者マーク・ザッカーバーグの半生をデヴィッド・フィンチャーが描いた作品だ。一見接点のなさそうなこの作品と本作が重なったという理由は、「人工知能に取り組んで、スタートアップ(起業)する若者たちの熱気」と将棋のプロを養成する機関・奨励会とも似ているからだという。そして「奨励会って若き天才たちが集い、切磋琢磨する場で、そこでみんなどんどん新手を開発する。イノベーションの競争みたいになっている」と指摘し「そういう感触のある日本映画がなかなかなかったので、これはイイ!と思った」と語る。それを受けて山田監督は「実は撮影にあたって『ソーシャル・ネットワーク』を参考にした」という。理由の一つとして主人公・英一(吉沢亮)もザッカーバーグも同じプログラマーであったからと。さらに茂木氏は、英一役を演じた吉沢さんについて「いい演技をしていましたね」と言うと、山田監督は「撮影中の(イケてない役)のイメージが強すぎていまだにカッコイイ吉沢さんを見ると“あれ?”って思っちゃいますね」と苦笑。棋士の陸役を演じた若葉竜也についても「すごい存在感がある」と称賛する茂木氏。山田監督は「彼は指し手の練習のために四六時中駒を触っていましたから。最終的にはプロが見ても、完璧でまったく違和感がない(と太鼓判をもらった)」ほどに上達したことを伝えた。その後も2人の話題はAI将棋と現在の将棋界へ。AI将棋の進歩が、棋士の思考にある変化を生じさせたことを、具体的に茂木氏と共著のある羽生善治九段や藤井聡太二冠の名前を挙げながら2人は語り合う。将棋を巡り人工知能と棋士の関係性について強い関心を持つ2人。この対談の模様は劇場パンフレットに収録予定となっている。『AWAKE』は12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年12月19日磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來がショートフィルムを製作し、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」のグランプリを目指すプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」。この度、各作品の主演俳優陣からコメントが到着。現場写真も公開された。尺は25分以内、予算は全作共通、原作物はなし、監督本人が出演するという、ルールの元製作する「アクターズ・ショート・フィルム」。各監督が製作したショートフィルムの中から、視聴者や映画評論家の投票により選ばれた1作品が、2021年開催の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」へ出品され、グランプリへの挑戦権を得るのだ。今年の10月~11月に撮影が行われ、現在、各監督により編集作業が進んでいるという本企画。津田監督作『GET SET GO』に主演した竜星涼は「普段は演じる側の人たちがどのように演出し、世の中にどんな作品を届けたいのか、とても興味があった」とオファー時をふり返り、「自分にとって、とても挑戦しがいのある役となりました」とコメント。同じく『GET SET GO』主演の大東駿介は「御自身で脚本も務められたこの作品を描いた経緯や、本や役に込めた想いも丁寧に教えてくださり、作品を通して、津田監督の繊細な思考や人間性を感じ、共感し、共有できたことで、参加できたこの時間がとても特別なものになりました」と津田監督とのタッグをふり返る。そして森山監督作『in-side-out』主演の永山瑛太は、森山さんとの出会いをふり返りつつ、「今回、この作品に出会えたこと、一緒にタッグを組めたこと、素晴らしいスタッフの皆さんと出会えたことは、自分の俳優人生においても、節目になるような特別な作品になりました」と思いを語っている。ほかにも、「しっかり皆んなとコミュニケーションを取ってくれてやり辛い部分がないか確認してくれていた」(泉澤祐希)、「とにかく丁寧で、一つ一つ細かく指導してくれました」(森山直太朗)、「お互いにその時の表情を察しながら見えない答えを一緒に探していくような時間」(吉村界人)、「現場の監督からは個性的な類型に逃げない白石隼也という人の強さや、この世界や人に対する眼差し、そして繊細さ。自分の感性を信じることの出来る人は他者の感性を大切にしてくれるんだなぁと教えていただきました」(神野三鈴)といったコメントも。短い撮影期間ながらも、互いに刺激を受け合う濃厚な時間を共有し、強い信頼関係のもとで作品がつくられたことが伺える。そして現場写真では、俳優に寄り添い、真摯に作品に向き合う監督の姿が切り取られている。なお、番組サイトでは作品の製作過程が伺える90秒予告編も公開中だ。各作品あらすじと主演コメント1:オファーを受けたときの気持ち2:撮影で印象に残っていること『機械仕掛けの君』監督:磯村勇斗アンドロイドが進化した近未来社会。AI技術者の照康(泉澤祐希)は不安を抱き、反体制運動に身を投じていた。照康の弟の鳳太は、ある日泰明に出会い友達になる。●泉澤祐希1:磯村勇斗が、監督…。驚きと嬉しさが湧き上がりました。すぐにやります!と言いました。こんなことは滅多にない機会だと思うので本当に楽しみでした。脚本もSFチックなところもあり大好物でした。2:しっかり皆んなとコミュニケーションを取ってくれてやり辛い部分がないか確認してくれていたので、とてもやり易かったです!撮影前にも祐希の好きなように演じて欲しいと言ってくれたので磯村さんが監督をやる際は毎回呼んで欲しいです。笑『夜明け』 監督・脚本:柄本佑下北沢の狭い部屋に独居する田中(森山直太朗)は、いつのころからか「正義」を追求してきた。アルバイトで食いつなぐうたかたの日々にありながら、人助けのために奔走する。●森山直太朗1:不安より先に再び会える喜びの方が勝りました。中学生の彼が初めて書いた作品ということで背筋がピリッとしました。2:とにかく丁寧で、一つ一つ細かく指導してくれました。映画の製作現場の拘りや、執念のようなものに終始圧倒されていました。『そそがれ』 監督・脚本:白石隼也幼い頃に通った絵画教室、そこでオレ(吉村界人)を指導してくれた先生(神野三鈴)の繊細な筆遣いの感覚をいまも思い出すことができる。先生との秘密の共有と罪の意識。●吉村界人1:自分とはタイプが全然違う俳優の白石隼也さんがなんで俺なんだろう?という嬉しくもあり不思議な感覚でした。昨今、ショートフィルムやオムニバス形式な物が増える中で、当然、短尺なので監督にしかわからない表現方法やセリフに戸惑う事はありましたが、それは反対に、見てすぐ分かる漫画的な映像作品とはまた違った、人の余白や個人の想像性で見せていく作品という前向きな事に、僕には捉えられたので挑戦することにしました。2:監督は口数の少ない方の人だったので、お互いにその時の表情を察しながら見えない答えを一緒に探していくような時間だったと思います。あと、監督が子供達のシーンを撮り終えている何回かのタイミングで、「今のシーン良いの撮れたよっ。」と小声で僕に話し掛けてくる姿が無邪気で僕も心の中で笑ってしまいました。笑 楽しかったです。●神野三鈴白石監督そそがれ、完成おめでとうございます!白石監督のとても私的な子供の頃の情景が消せない何かを残していく、、、。私にも形は違えど確かにある、普遍的な、まるで大好きな詩のような甘美さと痛みを感じました。罪と喪失、それらを表す言葉を持たない子供の時生まれた感覚。大切なこの役私でいいのかなぁ、、、という不安を信頼するプロデューサーや初監督を温かく支える素晴らしいスタッフさん達のおかげで、勇気をいただきやらせていただきました。現場の監督からは個性的な類型に逃げない白石隼也という人の強さや、この世界や人に対する眼差し、そして繊細さ。自分の感性を信じることの出来る人は他者の感性を大切にしてくれるんだなぁと教えていただきました。私の中にいまはあの子供達や吉村さんと過ごした季節が存在しています。豊かな時間をありがとうございました。『GET SET GO』 監督・脚本:津田健次郎ビルから飛び降りようとしていた慶(竜星涼)を引き止めた隼人(大東駿介)は、ロシアンルーレットの賭場へ彼を連れて行く。異様な世界で、慶と隼人がみたものは。●竜星涼1:オファーを初めにもらった時はとても面白い企画だと思いました。普段は演じる側の人たちがどのように演出し、世の中にどんな作品を届けたいのか、とても興味があったからです。2:最初に脚本を読んだ時は、とても難解で、監督の頭の中を覗きたくなりましたが、津田さんが真摯に向き合って下さるお陰で、短い撮影期間でしたが、慶として生きることができ、自分にとって、とても挑戦しがいのある役となりました。●大東駿介1:津田監督とは今回初めてお会いしたのですが、演者が監督をするという特別なタイミングで、その作品を共に作る仲間として声をかけてもらえて光栄でしたし、とてもワクワクしました。2:御自身で脚本も務められたこの作品を描いた経緯や、本や役に込めた想いも丁寧に教えてくださり、作品を通して、津田監督の繊細な思考や人間性を感じ、共感し、共有できたことで、参加できたこの時間がとても特別なものになりました。『in-side-out』 監督:森山未來どんな理由からか、部屋に引きこもっている男(永山瑛太)。他者との関わりを持たなくなった男の脳内では、外の世界への妄想や過剰な自意識が常に垂れ流され、次第に虚実が裏返っていく…。●永山瑛太森山未來さんとは、僕が18歳で、未來が16歳、当時の連続ドラマで一緒になり、出会ってから20年経ちました。それからお互い俳優を続け、未來はどんどんスピードをあげて未來にしか出来ない表現形態が、世界に伝わっていくのが、自分の中では、どこかで焦りや刺激になったり、色々なことを感じながらここまできました。今回、この作品に出会えたこと、一緒にタッグを組めたこと、素晴らしいスタッフの皆さんと出会えたことは、自分の俳優人生においても、節目になるような特別な作品になりました。クランクアップした時に自分が生きる上で必要な作品だったんだな、と心から痛感出来たのは、森山未來との出会いがあったからだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。「アクターズ・ショート・フィルム」は2021年1月13日(水)午後0時~WOWOWオンデマンドにて配信、1月23日(土)夜7時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月17日俳優・賀来賢人が、原作出版75周年を迎えた「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』に参加することが分かった。ソドー島で開かれる“未来の発明ショー”に世界中の発明家たちが大集合。日本から来た世界最速のケンジや、怪しい2人組を乗せたサニーもやってくる。発明家のルースから「機関車は史上サイコーの発明よ」と褒められたトーマスは、ショーを盛り上げようと大活躍。ところが、ダンスをする巨大ロボットや、自動ミルクシェイクマシーンにワクワクしている間に、空飛ぶ車の設計図が盗まれてしまう――。今回賀来さんが担当するのは、10月に登場が発表された際、SNSなどでも話題となったケンジ。シリーズでは11年ぶりとなる日本のキャラクターのケンジは、最新鋭の電気エンジンで世界最速を誇る超特急。ソドー島で開催される未来の発明ショーのサプライズゲストとしてやってくる。「今日から俺は!!」『AI崩壊』『新解釈・三國志』などに出演するほか、『ライオン・キング』ではシンバの吹き替えも担当した賀来さん。今回、インパクトが強い外見に品行方正な話し方というギャップのあるケンジを演じるにあたって「きかんしゃトーマスは子供の頃ずっと楽しく見ていたので、今回のこのような作品に参加出来て本当に嬉しいです。ケンジの顔に若干似ているきがするのは私だけでしょうか?それがオファーの理由では?」と話し、「とにかくおもいっきり楽しみたいと思います。是非劇場にお越し下さい!」とコメントしている。また、ワクワクの予告編も到着。巨大ロボットや空飛ぶ車、ケンジの登場シーンなどが映し出され、“大ソードー”な様子が確認できる。また、ピンチを何とかしようと、ぶっ飛びブースターで爆走するトーマスの姿、それを助けるゴードンやレベッカら仲間たちのチームワークなどエンタメ感満載だ。『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は2021年3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年12月17日今や、AIは、将棋やポーカーなどで人間と対戦し、勝利する時代になりました。YouTubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』では、そんなAIが、現代の少子化対策の一貫で人間の結婚相手を決めたらどうなるか、という『タラレバ』の動画を配信しています。強制カップリング法大学を卒業したばかりのアオイは、22歳の会社員でかなりの面食い。大学生時代には、大学でも一番のイケメンともいわれるエイジ先輩に猛アタックして、めでたく恋人同士になりました。将来、アオイはエイジ先輩と結婚するつもりでしたが、突然、政府が少子化対策の一貫で『強制カップリング法』という法律を作り、20歳になった人は無理やり結婚させることになったのです。この法律に基づき、政府は公平を期すため、全て未婚の人の恋人関係を解消しました。そして、国民は、政府によって決められた相手と結婚させられることになったのです。普通に趣味です政府が『遺伝子的に相性がいい』として、アオイの結婚相手に決めたアキラは、お世辞にもイケメンとはいえない男性でした。あまり結婚に乗り気ではないアオイでしたが、結婚後はアキラのマンションに同居することに。マンションに向かう車内で、いろいろと意味深な質問をして来るアキラに、異常な趣味を持っているのではないかと疑うアオイでしたが、実は、アキラはお昼ご飯を用意してくれていたのです。そんなアキラの作ったサンドイッチは絶品で、アオイは早くも胃袋をつかまれ…。気になる続きは、YouTubeでご覧ください。この後、料理だけでなく家事全般も得意で、細かい気配りのできるアキラに、アオイはすっかり心を奪われ、幸せな結婚生活を送ることになります。結婚で大事なのは『外見』ではなく、『人柄と胃袋をしっかりつかむこと』ということなのでしょう。とはいえ、AIが、なぜこの2人を結婚させたのかが、とても気になる動画でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月15日『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』が、2本立てで12月18日(金)に公開される。公開まで1週間となり、両作の新たな特別映像が公開された。映像には予告編では描かれなかった激闘の様子や、仮面ライダーたちの熱い共闘シーンが詰め込まれている。『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』の映像では、開かれた本から溢れだした虚無に現実世界とワンダーワールドが同時に飲み込まれ消滅していく、衝撃のシーンが切り取られている。建物や空間が勢いよく吸い込まれ、世界の終わりを予感させる凄まじい光景だが、そんな状況を食い止めるため立ち上がった6人の剣士たち。彼らを待ち受けるのは、数えきれないほど無数のメギドだ。倒しても次から次へと襲い来る敵を相手に、聖剣に選ばれた剣士たちが全力を傾けて激闘を繰り広げる。さらに、仮面ライダーセイバーと仮面ライダーファルシオンの火花を散らす壮絶な戦い。ファルシオンは炎をまとう不死鳥が飛び出してくるかのような強烈な攻撃を放ち、セイバーを圧倒。ファルシオンの渾身の一撃を受けたセイバーの運命はいかに。さらに、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』の映像では、ZAIAスペックを着ける不破の姿が。さらに、通信しているのはイズ。一体どういうことなのか。そして仮面ライダーエデンによって破滅に導かれる世界を救うため、不破諫、刃唯阿、迅、滅、天津垓、そして飛電或人がAIと人間の垣根を超え遂に結束。かつて争ったメンバーが力を合わせ最強の敵・エデンに立ち向かう。迫りくるアバドンの大軍を前に、「仮面ライダーのお出ましだ!」の言葉通り、一斉の「変身!」の掛け声に思わず期待が高まる。さらに、ゼロツーとエデンが繰り広げる壮絶な戦いからも目が離せない。『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』12月18日(金)公開
2020年12月13日文/RKRKオーダーメイドヘアケアブランド『CONSTELLA(コンステラ)』から、ユーザー満足度が高く、カウンセリングなしで購入することができる『C by CONSTELLA』シリーズの発売が開始されました。『CONSTELLA(コンステラ)』は、プロのスタイリストによるカウンセリング、ユーザーの自己診断、AI分析の3ステップで、なんと9,600通りもの中からチョイスできる、オーダーメイドヘアケアシリーズです!今回登場した『C by CONSTELLA』は、これまで蓄積したデータの中から、反響の大きい「ダメージケア用」、「ボリュームアップ用」、「スムースケア(くせ毛)用」の3タイプがカウンセリングなしで購入できます。さらに、6種類もの香りから好きなものをチョイスできる、“オーダーメイドヘアケアアイテム”です。髪悩みと髪タイプ&香りが選べる3シリーズ『しっとりとダメージケアしたい方へ』¥7,600(税別)しっとりとダメージケアをしてくれるセットは、乾燥やダメージが気になる方、ハイトーンカラーやパーマを行なっている方に向いています。傷んだ毛髪のダメージを補修し、みずみずしい髪へと導くシャンプーと、髪全体に広く水分がいきわたりヘアカラーや紫外線などで傷んだ髪を補修してくれるトリートメントが入っています。【商品情報】『しっとりとダメージケアしたい方へ』SHAMPOO & TREATMENT(デュアルブレンディング方式)価格:¥7,600(税別)[セット内容]・THE BASE:各230ml・INFUSION:各10ml × 各2本ずつ※香りの選択によって処方番号が変わります。『ふわっとボリュームアップしたい方へ』¥7,600(税別)ふわっとボリュームアップしてくれるアイテムは、細毛や猫毛、敏感肌などにお悩みの方におすすめです。保湿成分と美容成分が贅沢に配合され、髪や頭皮をいたわりながらハリ・コシを高めるシャンプーと、つやとボリューム感のある髪へと導くトリートメントのセットです。【商品情報】『ふわっとボリュームアップしたい方へ』SHAMPOO & TREATMENT(デュアルブレンディング方式)価格:¥7,600(税別)[セット内容]・THE BASE:各230ml・INFUSION:各10ml × 各2本ずつ※香りの選択によって処方番号が変わります。『なめらかにスムースケアしたい方へ』¥7,600(税別)なめらかにスムースケアしてくれるセットは、クセ毛やうねり、広がりが気になる方へおすすめです。クセのある髪質にうるおいを与えることで柔らかくまとまりのある質感を叶えてくれるシャンプーと、コラーゲンを贅沢に配合し、髪にツヤとうるおいを取り戻す“ケア発想のトリートメント”です。【商品情報】『なめらかにスムースケアしたい方へ』SHAMPOO & TREATMENT(デュアルブレンディング方式)価格:¥7,600(税別)[セット内容]・THE BASE:各230ml・INFUSION:各10ml × 各2本ずつ※香りの選択によって処方番号が変わります。香りはプロ仕様の6種類からチョイス!シャンプー・トリートメントのシリーズは3種類のセット×6種類の香りからチョイスすることができます。季節や気分に合わせて選んでみてくださいね。【香り一覧】<左上から、1列目>『01レイトチェックアウト』リネンにくるまれたときの清潔感とやすらぎの香り[香り]・カモミール・ラベンダー『02寺院へと続く道』苔むす細道を歩くときの落ち着きある静寂の香り[香り]・ヒノキ・グリーンティ『03予期せぬ出会い』花束から漂う可憐で幸せに満ちた香り[香り]・ローズ・フローラルムスク<2列目>『04草原のプラネタリウム』どこからか風で運ばれてくる透明感のあるクリアな香り[香り]・ハーブ・ハーバルウッディ『05気怠い午後』日差しの中にたゆたう柑橘系の瑞々しい香り[香り]・ジャスミン・ピンクグレープフルーツ『06無香料』香料不使用髪と頭皮の状態を研究した集合知と、スタイリストの経験値を組み合わせたCONSTELLAの処方。ヘアケアに悩んだら、ぜひ試してみてください。【参考】オーダーメイドヘアケアブランド「CONSTELLA」 ユーザー満足度が高い処方をそのまま商品化した「C by CONSTELLA」シリーズ 販売開始併せてソーシャルギフトサービスもスタート©︎株式会社アノマリー
2020年12月04日ーー近年はプロデュースも手がけるようになった俳優・山田孝之(37)。その理由の1つは、“日本の俳優をとりまく環境を変えていきたい”という強い思いがあったからだという。具体的には13年前、24歳ごろから、小栗旬くんら同世代の仲間たちと“映画界やエンタメ界をよりよくするために何かしなければいけない”と、話し合うようになりました。なぜこの世代が問題意識を持つようになったのかは、正直よくわからないのですが……。飲んで話していると、みんな同じようなことで悩んでいることがわかってきたんです。先日、僕が俳優のためのユニオンを結成することを考えているという報道があり、驚きました。俳優のための組合が必要と主張する仲間がいるのも確かなのですが、僕が考えているのはプロデューサーとして環境を変えていきたいということだったからです。プロデューサーであれば、撮影現場での労働時間や睡眠時間も決めることができるし、さらに儲かったときの利益の分配のルールも作ることができます。当時もいまも改善されていないのですが、問題点としてわかりやすいのは“慢性的な睡眠不足”でしょうか。もちろんこの問題はお金とも関わっています。映画やドラマでいちばんかかるのは人件費。撮影日程が長くなればなるほど人件費がかさんでいくことになります。だから短い日程で撮影を行うようになるわけですが、後半になっていくとスケジュールが過密になっていき、“眠れない日”が増えていくのです。僕らキャストが寝ていないとなると、スタッフたちはさらに眠れていない状態です。まず睡眠が足りていない状況でベストパフォーマンスができるわけはありません。画面に映ったときに、肌荒れやクマが見えたりすることもあるでしょう。それに病気やケガ、移動中の車の事故などのリスクも高まります。本当に当たり前のことですが、撮影と撮影の合間の時間を空けて、十分な休養をとるべきだと思っています。だから僕が映画『ゾッキ』(※来春公開予定)のプロデューサーとして心がけたのは、まさにその点でした。“必ず8時間空ける”というルールを作って、それを守ることができたのです。3週間という期間ではありましたが、クランクアップまでスタッフもみんな元気でした。このことは絶対に作品の質にも表れていると思います。もちろん僕ひとりの力では限界があります。ただこういう機会に訴えていくことで、俳優やスタッフたちが働きやすく、そして質の高い作品を作れる環境を作るべき、という考えを広く知ってもらえればと考えています。僕が質にこだわるのは、もっと映画を見に来てくれる人を増やしたいと考えているからです。作品の質が上がれば、国内だけではなく、海外へ販売できる可能性も高まります。そうやってお金が集まるようになれば、次の作品で挑戦できることの幅も広がるでしょう。仕事相手とお金の話をするのは正直好きではないです。でもそれで少しでも俳優やスタッフが楽になればとも思うので、慣れていきたいと思いますね。ーー実生活では’12年に結婚し、’13年に長男が誕生している。いつも個性的な役を演じている印象が強い山田だが、今夏に公開された映画『ステップ』では、シングルファーザーとして娘の養育に奮闘する会社員を演じた。奥さんに対しては家事に育児にと、“こんなことずっとやってくれているんだ”って、あらためて感謝しました。もちろん『ステップ』の撮影期間だけではありません。こんなに自由に仕事をさせてもらっていますし、いつ僕が家に帰れるかわからない状態で息子も育ててもらっていますし、奥さんにはずっと感謝しています。僕が家でやっていたことといえば、息子が宿題をやらずにテレビを見ているときに、『宿題をやりなさい』と、たまに言うぐらいだったので。でも、あまり勉強には重きを置いていないんです。今後、AIが発達していけば、人間がやれる仕事も減っていくじゃないですか。それでも人間にできるのは“表現すること”だと思っています。料理で表現するのか、アスリートとして肉体で表現するのか、僕みたいに芝居や歌で表現するのか……。息子の人生ですので彼自身が選んでいくでしょう。僕も15歳から俳優を始めて、21年間続けているわけですが、彼がどのタイミングで何を始めるのかはわかりません。なるべく縛らないようにしているつもりです。ただ唯一、僕が必要だと思って習わせているのが水泳です。生きるために必要な力ですからね。泳げなかったら海に落ちたとき死んじゃいますし、体力と免疫力を上げることもできます。僕自身は、姉2人が水泳教室に通っていたのに、経済的な事情で僕だけは通わせてもらえず、19歳のときにドラマ『WATER BOYS』に出演するまで泳げませんでした。だからなおさら水泳にはこだわったのでしょうね。昨年、息子といっしょに海水浴に行ったとき、海に投げ込んだのですが、しっかり泳げていました。ーー最後に来年の目標について質問すると、意外な答えがーー。本当は昔から自給自足の生活に憧れているんです。田舎育ちだったこともあると思います。野菜を育てたり、捕ってきたものと作ったものを交換したり……。いまさら毎日渋谷に行ったりしたいとも思いませんしね。だから、いますぐにでも自給自足生活を始めてもいいぐらいです。でも始めてしまったプロジェクトには責任もありますし、好きでやっていることもあります。だからやっぱり来年も仕事を頑張っているのではないでしょうか(笑)。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月04日夢を諦めた/諦められない人たちへ。実話の“世紀の一戦”を元に作られた、将棋を媒体とした青春ドキュメント『AWAKE』。出演する若葉竜也さんにお話を伺いました。棋士とAI将棋ソフトの対局を巡る実話がベース。プロを目指すも夢半ばで散り、ソフト開発者として再生する英一を吉沢亮さん、英一に刺激を与える若き天才棋士・陸を若葉さんが演じます。――台詞も動きも少ない棋士役は、演じるのが難しかったのでは?運やまぐれではなく、実力だけで勝ち負けが決まる世界で生きている棋士から漂う勝負師の緊張感は、勝ち負けのない俳優の世界で生きている僕の想像力だけでは、とうてい体現できないと感じました。自分の拙い想像力や感情だけで演じると役者の独りよがりになってしまう。それは絶対にやりたくなかった僕にとって偉大な存在だったのは、将棋指導の栗尾軍馬でした。栗尾は僕の幼なじみで、天才棋士という役に説得力を持たせるのに最も大切な所作である「指し手」も彼に徹底的に教わったんです。頭で考えなくても手が自然に動くように、常にポケットに歩の駒を入れて、時間があれば練習していました。自己満足的な役作りやアプローチは排除して、棋士の立ち居振る舞いを徹底的に体に落とし込みました。――もともと将棋はお好きなんですか?“歩は前に進む”くらいしかルールを知らないんです…。作品に入る前にやってみたんですけど、陸が戦っている盤上の勝負はレベルが高すぎて、諦めました(笑)。――この作品に参加したかった理由は?題材こそ将棋ですが、本質的には人と人とが関わり合いながら、成長したり挫折したり、普遍的なことを描いているところですね。それと、(山田篤宏)監督の商業デビュー作品ということにも惹かれました。――山田監督の演出はいかがでしたか。信頼してもらい、自由にやらせてもらえました。これはあくまで僕の想像ですけど、監督は陸よりも吉沢(亮)くんが演じた英一に思いを寄せているように感じました。監督自身と重なる部分があるのかな?と。――その英一は途中でプロの夢を諦めざるを得なかった一方で、才能ある陸は、将棋道を究めていきます。1歳で初舞台を踏み、ここまで俳優を続けている若葉さんの歩みは、陸と重なる部分があるのでは?たしかに小さい頃から大衆演劇をやってきましたが、ずっと役者以外の仕事をやりたかったんです。役者以外なら、何でもよかった。でも、ある時気づいたんですよ。それまで放射状に広がっていた役者以外の可能性が、年齢とともにどんどん消えているって。ある種、挫折を感じながら役者になった珍しい例かと(笑)。昔からやってきたし、生活していける可能性が一番高いと思える職業が、役者だった。リアリストなんですよ、僕。だからこそ、プロとして、監督の表現したいことを全力で体現しているつもりです。じゃないと役者なんて、すぐに仕事がなくなっちゃいますから(笑)。――将棋に親しみが薄い読者も観たくなるポイントを教えてください。この映画は将棋が一ミリもわからない人でも楽しめますが、強いて言うなら、吉沢くんのゾクッとするような美しくて冷たい目線。吉沢くんって、本当に綺麗で、顔合わせをした日の帰り、栗尾と2人で「すごい男前だった」「肌もキレイだった」って話してましたから(笑)。対局を重ねて成長する高純度な青春ドラマ。同世代で圧倒的に強い陸に、英一は負けを受け入れることを教わる。陸も、かつては英一に負けたことでより強くなった。やがて二人は棋士とプログラム開発者として対局。そんな切磋琢磨し合えるライバル関係が尊く美しい。©2019「AWAKE」フィルムパートナーズわかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演。来春公開の主演映画『街の上で』など待機作多数。コート¥55,000(タクタク/スタジオファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥25,000(ジョン メイソン スミス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツはスタイリスト私物『AWAKE』プロの夢に破れた英一は、コンピューター将棋のプログラミングに情熱を注ぐ。やがて、〈AWAKE〉と名付けた自作のプログラムで、かつてのライバル、陸と対戦することに。12/25より新宿武蔵野館ほか全国公開。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・タケダトシオ(MILD)ヘア&メイク・FUJIU JIMI取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月02日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った韓国ドラマ『愛の不時着』に主演した俳優のヒョンビンが、VTRでコメントを寄せた。ヒョンビンは「心からの感謝を申し上げます。温かな心が集まって作られた意味ある受賞であるだけに、感無量です。今日くださったこの賞は、僕だけでなく、ドラマ『愛の不時着』に贈ってくださった愛情だと思って、すべての出演者、そして制作スタッフの方々と共に、分け合いたいと思います」と喜びをコメント。そして、「もう一度、受賞に感謝を申し上げ、日本にいらっしゃるすべての方々にも、健康で温かな年末を過ごされるよう願います」とメッセージを寄せた。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った『鬼滅の刃』から集英社『週刊少年ジャンプ』の中野博之編集長が喜びを語った。中野氏は「このような名誉を頂いたのは、(作者の)吾峠呼(世晴)先生の圧倒的な努力と思い、それはもちろんですが、アニメーションをはじめ、『鬼滅の刃』を日本中、世界中に広げるのに手助けしていただいた多くの関係スタッフの皆様、そして何よりも、老若男女『鬼滅の刃』を読んで、見て、愛して、そして話題にしてくださった、たくさんのたくさんのファンの皆様のおかげだと思っています」と感謝。その上で、「今日のこのうれしい心を原動力として、これからも精進していきます」とあいさつした。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日お笑い芸人のヒロシが1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、「ソロキャンプ」で受賞したことへの複雑な心境を語った。トップテンに入った「ソロキャンプ」で受賞したヒロシは、「17年前に『ヒロシです』っていうネタで売れたんですけど、あのときですらここに立つことはなかったので、『なんで今さらなんだ』と、このように思っております(笑)」と苦笑い。また、「『おめでとうございます』と言われても、僕じゃなくて『ソロキャンプ』っていう流行語だから、僕じゃないですよね」「地道な活動と言われますけど、本当に好きでやってただけで、こういう人が多いのが苦手なんですよ。1人になりたくて山に行ってたら、ここに呼び戻されたという、訳のわからない状況になっとるんですね」と困惑した。今後、お笑いのネタで流行語を狙っていくことへの意欲を聞かれると、「特にそういう欲はないですね。『ヒロシです』をやって17~18年経ってるんですけど、限界が見えましたのでそれは諦めました」とキッパリ。表彰式の最後には、去り際に「チャンネル登録よろしくお願いします」とつぶやいて降壇した。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日YouTuber芸人のフワちゃんが1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、大人たちを相手に大暴れした。トップテンに入賞したフワちゃんは「スピーチの前に自撮りするね」と、冒頭から自分のペースで会場を支配。年間大賞は「3密」だが、「私、流行語大賞に選ばれちゃったの!? すごくない? 私が2020年のリーダーになったってことだからマジでうれしい」と勘違いして歓喜し、「最高! アンミカさんに報告する」と幸せを分かち合うことを語った。言葉ではなく、「フワちゃん」という自分の名前で選ばれたことについては「本当意味分かんない。なんでフワちゃんだけ名前なんだろう。でも超うれしいよね」と受け止めつつ、「私も“フワちゃん”っていう言葉大好きだから、フワちゃんっていう言葉で選ばれて超うれしい」と喜んだ。選考委員のやくみつる氏が、ぼる塾の「まぁねぇ~」を推していたことについては、「やっぱ、やくみつるの推しより世間の推しだったっていうことだね」とニヤリ。大躍進の今年を振り返り、「いろんな大御所の人と友達になった、さんまもたけしも徹子も小池百合子も、みんな写メ撮った」と総括しながら、「2021年は海外のマブダチも作っていきたいと思ってるの。キャメロン・ディアスと、ロバート・デ・ニーロと、オードリー・ヘップバーン!」と壮大な夢を明かした。また、コメンテーターとしてレギュラー出演する『グッとラック!』から「今回トップテンに入ったのは、『グッとラック!』のおかげもあったんですか?」と質問を受けると、「分かった分かった。私も一社会人だから言っといてあげるよ! 『グッとラック!』さんのおかげです! 淳と志らくとアンミカさんと上地雄輔のおかげ!」と、大人の返しをしていた。ほかにも、受賞記念の盾を噛んだり、司会の宮本隆治アナウンサーを「おじさん」呼ばわりしたり、「アマビエ」で賞した妖怪研究家・湯本豪一氏を気に入って「湯本さん」と連呼したり、記念撮影でサインをねだってきたやくみつるに気づかず「あれ、やくみつるだったの!?」と驚いたりと、最後まで自由奔放に振る舞い、会場を盛り上げた。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、選考委員の漫画家・やくみつる氏が、ぼる塾の「まぁねぇ~」がトップテンを逃したことを惜しんだ。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。やく氏は「ぼる塾はせっかく私が(ノミネートに)ねじ込んだのに、うちであんなに流行った『まぁねぇ~』は何だったんだろう」と無念の様子。「(ノミネート)30語が発表されたときにネットの反応を見ると『聞いたことがない』とかいう輩が結構いまして、何を言ってるんだと。このコロナで困窮してるときにあおりを食ったお笑いの方々。懸命にテレビ等で映像的な技術を駆使したり距離をとったりして、お笑いの方が頑張っておられて、いつにも増してお世話になっていたというか、沁みたというか。そういう年ではなかったのかなと」と、コロナ禍で笑いを届けてくれた芸人たちに感謝しながら、「その中にあって、ぼる塾は私の心の糧であって、(表彰式に)お招きできなくて誠に残念でございます。引き続き頑張って頂きとう存じます」とエールを送った。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場する。講評では、「フワちゃん」について「個性を押し殺し、権威に忖度して顔色をうかがう人達が多い昨今、本音や本能で自分らしく生きるフワちゃんの姿は、何とも痛快なのだ」。「3密」について、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「“3密”は健気な日本語である。大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と解説した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公がAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語『AWAKE』。この度、棋士VSコンピュータの世紀の対決がいままさに始まろうとしている瞬間を切り取った冒頭映像が解禁された。解禁となった映像は、若葉竜也演じる浅川陸七段が美しい指し手、ロボットアームは精密な動きで、それぞれ王と玉の駒を配置する対比的なシーンから始まる。「まもなく、人間対コンピュータの世紀の対決が始まろうとしています」と、リポーターが話す姿が映るパソコン画面には、“始まるううううううう”、“キタキタキタキター”などのコメントが映し出され、対決を待ちわびる観客の盛り上がりと熱量が感じられる。「コンピュータなんかに人間は負けないから」と棋士の勝利を信じる子どもたち、「いよいよこの日がやってきてしまいました…」と複雑な心境を語る将棋解説者、そして“人工知能が人類を超える日”と大々的に報じるマスコミも。今年は、AIが6億手を読んで導き出した最善手を、18歳の藤井聡太二冠がわずか23分で導き出し「AI超え」と話題になったが、2015年当時はAIの“人類超え”が話題になっていたことが分かる。さらに、かつて互いに切磋琢磨したライバル・清田英一(吉沢亮)と、“棋士VSソフト開発者”として再び相まみえることとなった心境を聞かれた陸は、「(開発者が元ライバルであることは)特に意識はしてません。僕が闘うのは…あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静沈着に答える。それぞれの思惑が交錯する中、英一の思惑は冒頭では明かされない。一度は棋士の夢をあきらめた英一が、なぜ将棋界に戻ったのか?また、自分の地位が危ぶまれる、コンピュータ将棋との対局を陸はなぜ受けたのか!?この世紀の対決にいたるまでの物語に期待が膨らむ冒頭映像となっている。『AWAKE』は12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年11月27日12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開となる吉沢亮主演の映画『AWAKE』の冒頭映像が公開された。本作は、2015年にネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士とコンピューターの対局から着想を得て、乃木坂46のミュージックビデオなどを撮影してきた山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ、一度は棋士になる夢を諦めた主人公の大学生がある日出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再選を果たす青春物語となっている。河瀨直美監督を審査員長に迎えた2017年の第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から栄えあるグランプリに選出。吉沢が主演を務めるほか、共演には31歳で芸歴30年の若葉竜也や、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみかなど、確かな実力を持つ面々が名を連ねる。今回公開されたのは、棋士VSコンピュータの対決が、今まさに始まろうとしている瞬間を切り取った冒頭映像。若葉演じる浅川陸七段が美しい指し手で、ロボットアームが精密な動きで王と玉の駒を配置する対比的なシーンから始まる。「まもなく、人間対コンピュータの世紀の対決が始まろうとしています」とリポーターが話すパソコン画面には、“始まるううううううう”、“キタキタキタキター”といったコメントが。一方、人間の勝利を信じる子供や、神妙な面持ちの解説者に、“人工知能が人類を超える日”と報じるマスコミ。固唾を飲んで世紀の対決を見届ける観客の熱狂と興奮が伝わってくる。さらに、吉沢演じるかつてのライバル・清田英一と、“棋士VSソフト開発者”として再び対決することになるも、「僕が闘うのは……あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静に答える陸。それぞれの思惑が交錯するが、英一の思惑だけは明らかとなっていない。なぜ英一は再び将棋の世界に舞い戻ってきたのか。冒頭の対決に至るまでの物語に期待が膨らむ映像となっている。◆映画『AWAKE』冒頭映像『AWAKE』12月25日(金)全国公開
2020年11月27日