人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスと、舞台美術や音楽、照明、衣装、振付に至る全てを高次元で融合させた芸術性の高さで世代、国境を越え高く評価されているシルク・ドゥ・ソレイユ。その創設30周年記念作品であり、先に上演された東京、大阪、名古屋でも大絶賛され、観客動員数107万人を超えた『ダイハツ キュリオス』がいよいよ福岡に登場。2月15日(金)、福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)にて開幕し、グランドオープニングセレモニーが華々しく行なわれた。セレモニーには、シルク・ドゥ・ソレイユの出演アーティスト始め、日本公演スペシャルサポーターであるEXILE THE SECONDの EXILE AKIRAとEXILE SHOKICHIが登壇し、シルクや『キュリオス』の魅力について語った。「シルク・ドゥ・ソレイユの原点であるアクロバットの魅力はもちろんなのですが、個性豊かなキャラクターが本当に魅力的。コスチュームも素晴らしいし、これまでのシルク作品の中で最多という小道具や美術がまた凄い!ディテールのクオリティの高さも見どころのひとつかな」と開口一番、EXILE AKIRAが笑顔で語れば、「演奏が全部バンドで生なんですよ。その臨場感がまたステージを盛り上げてくれます。耳で聴いて楽しんで、目で見て楽しんで、そしてドキドキワクワクして。本当に総合エンターテインメントだなって感じますね」とEXILE SHOKICHIも魅力をアピール。また、アーティストへの質問コーナーもあり、演目のひとつ『シアター・オブ・ハンズ』に感動したというEXILE AKIRAは「どうしたら、あんなに手が滑らかに動くの?」と質問。出演者のニコより「指ヨガ」の話が飛び出したり、指でのウォーキングを一緒にしてみたりと盛り上がった。一方、自身も楽器を弾くEXILE SHOKICHIからは「魅せる演奏で心がけてることは?」の質問が。ドラマーのキットから「とにかくタイムとリズムをきちんと刻む」とコメントが出た後、ドラム早打ちの実演も。しかも最後にはふたりのセッションも飛び出し、会場の盛り上がりも最高潮。キットからは「私は休みを取れるかもしれません。EXILE SHOKICHIさんが代わりをしてくれるから」のコメントも出て、温かい笑いに包まれた。『キュリオス』は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つ言葉。どんな驚きの世界が待っているのか。ぜひとも会場で確かめてみたい。福岡公演は3月31日(日)まで、福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)にて。チケットは発売中。
2019年02月26日2月20日、『HiGH&LOW THE WORST』が今年10月4日に公開されることが発表された。3代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典(29)やEXILEのAKIRA(37)といったEXILE TRIBEを中心に、総合エンターテイメントプロジェクトとして高い人気を誇る「HiGH&LOW」シリーズの最新作となる。なんと本作では、高橋ヒロシによる不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』とコラボを果たす。「HiGH&LOW」シリーズで屈指の人気を誇る鬼邪高校(おやこうこう)と、『クローズ』、『WORST』に登場した全員スキンヘッドの最強集団・鳳仙学園が激しいバトルを繰り広げる展開になるという。企画およびプロデュースを務めるHIRO(49)も、発表したコメントで自信をのぞかせる。「高橋先生にも直接、脚本作業にご協力いただき、双方のファンの皆さんが楽しめる世界観を創る事ができたので、このコラボレーションが生み出す化学反応に、是非ご期待ください」キャストはHiGH&LOWシリーズから引き続き、鬼邪高校をまとめる定時制の番長の村山役の山田裕貴(28)やその腹心・関役の一ノ瀬ワタル(33)らが続投する。さらに定時制と対立する全日制には3年A組でも話題の神尾風珠(20)らが新たに登場する。そんななか、一部のファンでは“あること”に話題がもちきりだという。鬼邪高校のなかでも高い人気を集めていたのが、前田公輝(27)演じる轟だ。村山を倒し名誉と栄冠を得ようとする役どころの轟。15年から放送されたドラマシリーズでは激しく争っていた2人が、劇場版第1作『HiGH&LOW THE MOVIE』では共闘する展開は屈指の名シーンとしてファンの間で語り継がれている。だがその後公開された続編には、轟の名前はなく多くのファンが落胆していた。その轟が本作でついに復帰を果たすのだ。諦めていたファンが多かっただけに、再登板の喜びはひとしお。ネット上では歓喜の声で溢れている。《村山と轟をまた見られるの最高にエモい……》《轟を復活させてくれたHIROさんには一生頭が上がりません》《公開されたら10回は見にいかなきゃ……》本作では一体どんな伝説が生まれるのだろう――。
2019年02月22日EXILE / EXILE THE SECONDの橘ケンチが21日、都内で行われた「未来日本酒プロジェクト事業発表会」に、賀茂泉酒造 代表取締役 副社長 前垣壽宏、丸本酒造 六代目当主 丸本仁一郎、ディスカバー・ジャパン 統括編集長 高橋俊宏とともに登場した。同プロジェクトは、昨年7月の西日本豪雨の被災地域の復興を目的に、「HASHIWATASHIプロジェクト」事務局が主催し、橘がプロデューサーに起用された。LDH アジアの担当として世界各地に行くたびに、「自分はまだまだ日本を知らないなと痛感する機会が多かった」という橘。日本酒の酒造を巡ることをライフワークにし、すでに50以上は回っているという。日本酒にのめり込み、ディスカバー・ジャパンでも連載を持っている橘のおかげで、高橋編集長は「若い女性の方のファンの方々からの日本酒の魅力への気づきを肌身に感じている」と明かした。前垣氏も「お酒の試飲会をしているときに、若い女性の方が来られて『広島に遊びに行きます』と。EXILEさんのパフォーマンスを見にいくということで、自慢げに『会ったことあります』と(橘の)写真を見せたら、驚かれて。『ケンチさん、酒サムライだよね』と知っていたし、普段接しない方に、魅力を届けていただける」と期待した。また丸本氏は「初めてお会いした時に雷に打たれたようなショックを感じました。香るようなオーラが出てらして」と絶賛。「日本酒をこれから引っ張っていくのに、人間力そのものが素晴らしい輝きだなと思った」と語ると、橘は「恐縮です」と照れた様子を見せていた。普段メンバーで集まって飲みに行くこともあるというが、特に多いのは「AKIRAとか、(小林)直己とか。TETSUYAに至っては地元が一緒で付き合いも長いので、ごはんに行くことも多いです」と明かす。普段の飲み会では「レモンサワーが多いかもしれない」というが、「それを日本酒に変えていこうかと思ってます」と野望を語った。
2019年02月21日アシンメトリーだったり、ユニークなモチーフやシルエットだったり…コーディネートの主役になる、デザインに個性が光るアイテムをピックアップ。スタンダードなモノと一緒に身につければ、オリジナリティが一気に加速!トライしやすいアシンメトリーデザイン。幅違いのストライプが絶妙なコントラストを生むコットンシャツ。マリンテイストを感じさせるバイカラーや、デザイン違いのスリーブのシルエットが着こなしの鍵に。¥23,000(ソルトプラスジャパン TEL:06・6943・2535)モードな印象に導く斬新なカッティング。丈違いのパンツをレイヤードしたようなユニークなデザイン。サイドにあしらわれた黒のラインが引き締め役に。パンツ¥75,000(AKIRA NAKA/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)ブーツ¥11,102(ザラ/ザラ・ジャパン TEL:03・6415・8061)リボンが連なるバックスタイルに注目。すとんとしたボックスシルエットのワンピースは、バックのリボンが決め手!ハリのあるコットンツイル生地にほどこされた白ステッチもポイントに。肌がちらりと覗くから、インナーでも遊べそう。ワンピース¥49,000(イン/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)パンツ¥33,000(クローク/デューン TEL:03・5784・3266)ベレー帽¥29,000(レナード プランク/ジャーナル スタンダード 表参道 TEL:03・6418・7958)インナーはスタイリスト私物人気のカゴバッグは、モチーフで差をつけて。フィッシュデザインの個性派カゴバッグを発見。コンパクトな持ち手や、ころんとした丸みのあるボタンもキュートなルックスを引き立てる。W20×H25×D3cm¥35,000(アラナス/RHC ロンハーマン TEL:045・319・6700)※『anan』2019年2月6日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・秋鹿裕子モデル・miu(NVRMND)(by anan編集部)
2019年01月30日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア in ハリウッド」が、現地時間1月17日にロサンゼルスのTCL チャイニーズシアターにて開催。そこで「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(以下、SSFF & ASIA)とLDHとのコラボレーションによる「CINEMA FIGHTERS project」の第3弾の製作、今市隆二の出演が発表された。「SSFF & ASIA」20周年を記念し開催されたこのイベント。レッドカーペットには、映画祭代表の別所哲也をはじめ、EXILE HIRO、イベントアンバサダーのEXILE AKIRA、小林直己、河瀬直美、ロジャー・ドナルドソン監督、MIYAVIら豪華ゲストが集結。さらに、ジャパン・ハウス ロサンゼルスのアドバイザーを務めるYOSHIKIも駆けつけた。AKIRAさんは「今回、アンバサダーとしてショートショート フィルムフェスティバル in ハリウッドに参加させていただける事を大変光栄に思います。ショートフィルムにはさまざまな世界観があり、そういった世界の作品をひとつひとつ紹介できたらと思います」と述べ、小林さんも「俳優として日本とアメリカ両方で活動しており、リドリー・スコットが製作総指揮をつとめる Netflixオリジナル映画『The Earthquake Bird』の出演が決定しているのでぜひ期待してほしい。1人の俳優として、今回この映画祭に参加できてとても嬉しく思っています」と挨拶。そしてイベントでは、HIROさんから「CINEMA FIGHTERS project」の第3弾の製作決定と、同作で「三代目 J SOUL BROTHERS」のボーカル・今市隆二が俳優として演技に初挑戦することが発表された。さらに、楽曲には自身がボーカルを務める新曲が使用されることも明らかに。今市さんが出演するのは、『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などを手掛ける松永大司監督作品。初演技については「光栄な気持ち。去年からソロ活動を頻繁に行っているが海外のクリエイターと仕事をすることで表現の視野が広がった。演技への挑戦は自分のアーティスト活動や歌に還元される」とコメントした。『CINEMA FIGHTERS project』第3弾は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project- 2018年6月22日より全国にて公開©2018 CINEMA FIGHTERS
2019年01月19日「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア inハリウッド」が17日、ロサンゼルスのTCLチャイニーズシアターにて行われた。同イベントは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)の20周年を記念し、日本の様々な魅力を海外に発信するジャパン・ハウス ロサンゼルスとともに行われた。河瀨直美監督による「映画の可能性」をテーマにしたマスタークラスが開催され、現地の学生や映画関係者が参加。またレッドカーペットには、映画祭代表の別所哲也、EXILE HIRO、イベントアンバサダーのEXILE AKIRA、小林直己、河瀨直美、映画監督のロジャー・ドナルドソン、ミュージシャンのMIYAVIら豪華ゲストが集結し、ジャパン・ハウス ロサンゼルスのアドバイザーを務めるYOSHIKIも駆けつけた。EXILE AKIRA は「今回、アンバサダーとしてショートショート フィルムフェスティバル inハリウッドに参加させていただける事を大変光栄に思います。ショートフィルムにはさまざまな世界観があり、そういった世界の作品をひとつひとつ紹介できたらと思います」とあいさつ。小林は「俳優として日本とアメリカ両方で活動しており、リドリー・スコットが製作総指揮をつとめるNetflixオリジナル映画『The Earthquake Bird』の出演が決定しているのでぜひ期待してほしい。1人の俳優として、今回この映画祭に参加できてとても嬉しく思っています」と語った。さらに、EXILE HIROからSSFF & ASIA と LDH による詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」第3弾の制作が決定し、三代目 J SOUL BROTHERS のボー カル・今市隆二が俳優として演技に初挑戦をすることが発表された。今市自身がボーカルをつとめる新曲が使用されるという。EXILE HIROは「LDH USAを立ち上げてから2年。今年からこのLAにEXPG(ダンススクール)もできた。今日この発表ができることをうれしく思う」喜びを表す。初演技について聞かれた今市は「今回光栄な気持ち。去年からソロ活動を頻繁に行っているが、海外のクリエイターと仕事をすることで表現の視野が広がった。演技への挑戦は自分のアーティスト活動や歌に還元される」と意気込みをのぞかせた。今市主演の作品の監督を務めるのは、『トイレのピエタ』『ハナレイベイ』、さらにシネマファイターズ第二弾「ウタモノガタリ」内の1作品として製作された『カナリア』を手がけた松永大司監督。「前回はTAKAHIROさんという魅力的なアーティストとコラボできたし、本当にショートフィルムは面白いと思った。演技としては、初めてだけど表現者としては一流、楽しみにしています」と期待を寄せた。
2019年01月19日「EXILE」のAKIRAと小林直己(「EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」)が、日本の魅力を海外に発信するジャパン・ハウスとのコラボ「ショートショート フィルムフェスティバル in ハリウッド」(共催:在ロサンゼルス日本国総領事館)のアンバサダーに就任したことが分かった。本イベントは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)が映画祭20周年を迎えたことを記念し、現地時間の1月17日、ロサンゼルスのTLC チャイニーズシアターにて開催。現地では、「SSFF&ASIA 2018」のグランプリ作品(ジョージ・ルーカス アワード)に輝いた『カトンプールでの最後の日』や、第90回米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の辻一弘を追ったドキュメンタリー作品『The Human Face』。LDHと「SSFF&ASIA」によるコラボレーション企画『ウタモノガタリ -CINEMA FIGHTERS project-』の一篇『カナリア』。河瀬直美監督&脚本、別所哲也が主演する『嘘 -LIES-』などの上映が行われる。そして今回アンバサダーに就任した2人は、「SSFF&ASIA」代表の別所哲也や様々なセレブリティと共に、レッドカーペットやイベントを彩ることに。AKIRAさんは「この度は、LAでのショートショート フィルムフェスティバル&アジアの開催に際して、アンバサダーとして就任させていただいた事、また、映画の原点でもあるハリウッドで開催されるこの映画祭に参加させていただける事を光栄に思います」とコメント。小林さんも「ショートフィルムの魅力をお伝えできるよう尽力しつつ、また、自分も映画に携わる俳優の一人としても、日本を発信するJAPAN HOUSEの皆さんとともに、ハリウッドにおいてショートショート フィルムフェスティバル&アジアを盛り上げていけたらと思います」と話している。(cinemacafe.net)
2018年12月18日大森南朋演じる稀代の天才詩人・北原白秋と、AKIRA演じる秀才音楽家・山田耕筰との友情を描く映画『この道』。この度、北原白秋が惚れ、敬愛し、支えられた女性たちを演じた貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子のメイキング映像がシネマカフェに到着した。トンデモナイ甘ったれで女たらしでありながら、どこか憎めない北原白秋を演じる大森さん。100年歌い継がれる童謡を数多く生み出した白秋の功績の背景には、激動の時代を共に生きた強く、逞しい女性たちの存在があった。常に白秋の活躍を応援し、家族を支えてきた妻・菊子役を演じた貫地谷さんは、「あの北原白秋にはこんな奥さんが居たんだ、こんな女性たちが居たんだということを初めて知りました。人は色んな人に支えられて生きているんだと改めて感じられて、参加できて良かったと思います」と菊子を演じた想いを真摯にコメント。白秋のみならず、人の心を和ませるあたたかい愛と、時に家族を守る強い母の顔をみせる貫地谷さんの演技に注目だ。また、隣人であった白秋と恋愛関係になるソフィーこと松下俊子役の松本さんは、「俊子が居たから白秋が生まれたといっても過言ではないと監督とも話していました。自由奔放な白秋と俊子のシーンは、子ども同士がじゃれ合っているようにできたらと思い挑みました」と語る。大正ロマンを体現する妖艶なソフィーと白秋のシーンは、まるで2人だけ現実とは違う、どこか別世界に居るような特別な雰囲気を漂わせる。そして、「みだれ髪」や多くの歌集を発表し、歌人としてのみに留まらず、女性解放思想家としても活躍を遂げた与謝野晶子は、白秋の活躍を傍で支えつつ、実の弟のように慕っていたという。そんな晶子を演じた羽田さんは「自分の中にある与謝野晶子さんのイメージを織り交ぜながら、見たことのない晶子になるといいなと思っています。辛辣に世の中を見ていた目線と、時代を眺めている観察眼は、この人達が時代を動かしていたのだと感じることができて面白かったです」と、激動な時代に生き、日本の行く末を複雑な想いで見守っていた晶子の目線で語った。白秋を創った女性たちの活躍がなければ、時代を超えて歌い継がれる童謡は生まれなかったかもしれない。いつの時代も輝く女性たちの活躍にも注目してみて。『この道』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この道 2019年1月11日より全国にて公開©映画「この道」製作委員会
2018年12月13日毎週金曜に放送中のフジテレビ系「ダウンタウンなう」。その12月7日(金)今夜オンエア回のゲストに「劇団EXILE」の鈴木伸之がゲスト出演、人気の「本音でハシゴ酒」で意外な素顔が明らかになるほか、女優の秋吉久美子もゲスト出演する。「本音でハシゴ酒」は「ダウンタウン」浜田雅功、松本人志と坂上忍の3人が豪華ゲストとお酒を飲みながら本音で語り合う本番組の人気企画で今回は鈴木さんのほか、鈴木さんの友人として女優の夏菜も登場、秋吉さんに加え飲み仲間としてフリーアナウンサーの田中みな実も出演する。2010年のLDHが開催した「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に参加、2次審査で落選するもその後行われた「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し俳優として活動を開始した鈴木さん。LDHが総力を挙げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」シリーズや『オオカミ少女と黒王子』などを経て、2017年「あなたのことはそれほど」で学生時代の元カノと不倫関係に堕ちるチャラい夫役を演じ、大きな注目を集めると、「今からあなたを脅迫します」『東京喰種トーキョーグール』『リベンジgirl』など立て続けに人気作に出演、放送中の「今日から俺は!!」も大好評だ。体育会系&さわやかなイメージで人気の鈴木さんだが、LDHの先輩・AKIRAからクレームが…さらに友人の夏菜さんが乱入、「下ネタばっかり!」と普段の会話の中身をぶっちゃけられ、裏の顔が次々に暴露されていくことに。イメージ崩壊の大ピンチに陥った鈴木さんはどう挽回する!?そのほか秋吉さんはハシゴ酒でも「破天荒発言」連発。その独特のポリシーや恋愛観に迫るほか、現在夜釣りにはまっているという秋吉さんが釣り上げたという太刀魚を使った料理も登場する。鈴木さんが出演する映画『jam』は現在絶賛公開中。「EXILE」HIROプロデュースのもと『蟹工船』や『うさぎドロップ』『MR.LONG/ミスター・ロン』などのSABU監督がメガホンを取った本作。鈴木さんのほか、『たたら侍』の青柳翔、「中学聖日記」の町田啓太、「ウルトラマンジード」の小澤雄太、「仮面ライダーエグゼイド」の小野塚勇人、『恋と嘘』の佐藤寛太、『ドクムシ』の秋山真太郎、『愛の病』の八木将康に野替愁平ら「劇団EXILE」メンバー総出演で描く完全オリジナル新作映画プロジェクトになっている。「ダウンタウンなう」は12月7日(金)21時55分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年12月07日篠原涼子が敏腕女刑事を演じた「アンフェア」シリーズ。その完結編となる劇場版『アンフェア the end』が、篠原さんの主演最新作『人魚の眠る家』の公開を記念してフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で、11月17日(土)今夜放送となる。篠原さんがバツイチ、子持ち、大酒飲み、しかも美人、そして、検挙率ナンバーワンを誇る敏腕刑事・雪平夏見を演じた「アンフェア」シリーズは、2006年に最初の連続ドラマが放送されるとその後スペシャルドラマ化を経て劇場版が公開。劇場版は完結編を含め3作、スペシャルドラマも3作品制作され10年近くにわたり続く息の長いシリーズとなった。雪平夏見は有能な刑事だった父の死の真相をさぐるため、警視庁捜査一課の刑事になり、父が警察内部の不正に迫っていたことを知る。大きな代償を払いながらもその不正を示す機密データを入手した雪平は、父の無念を晴らす機会をうかがっていた。東京地検特捜部の村上克明検事とその父で元検事総長である村上成明の連続殺害事件が発生、容疑をかけられたシステムエンジニア・津島直紀(永山絢斗)は雪平を取調官に指名する。津島は警察の“闇”を告発しようとして無実の罪にはめられたと主張し、警察で信じられるのは雪平だけと話す。一方、最高検察庁の武部将臣(AKIRA)は村上親子が不正な組織に属していた疑いがあるといい、雪平に情報提供を求める。死んだはずの元恋人・一条道孝(佐藤浩市)も姿を現して雪平に危険が迫っていると警告。雪平は警察内部の不正を暴くため想像を絶する行動に打って出るが、“闇”はあらゆる手段を使って雪平を追い詰める。“闇”は暴かれるのか?雪平の父を殺したのは誰なのか?ついに全ての謎が明らかになる…。主演の篠原さんはじめ佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、過去のシリーズでは子役として出演していた「AKB48」向井地美音ら前作からのキャストはもちろん、永山絢斗や「EXILE」のAKIRAなどが新キャストとして参加。「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が主題歌「Unfair World」を担当したのも当時大きな話題を呼んだ。土曜プレミアム『アンフェア the end』は11月17日(土)今夜21時~フジテレビ系で放送。篠原さんが敏腕刑事から一転、脳死状態の娘と生活するなかで次第に狂気に駆られていく母親を演じる『人魚の眠る家』は現在絶賛公開中。(笠緒)■関連作品:アンフェア the end 2015年9月5日より全国東宝系にて公開© 2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
2018年11月17日映画『この道』(2019年1月11日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子、佐々部清監督が登場した。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。実在の人物が多く登場する同作では、外見にもこだわったという。羽田は「この前もこのメンバーで、EXILEさんのコンサートに行かせていただいたんです。イエ〜イですよね」と観客に語りかけ、「私たちにとってはAKIRAさんは、山田耕筰さんなんですよ。耕筰が踊ってるっていう感じでした」と振り返った。イベントには、北原白秋・山田耕筰コンビが手がけた効果を90年間歌い継いでいる宝仙学園高等学校女子部の合唱部41名が登場し、同学校の校歌を披露。さらに、AKIRAの指揮による「この道」の合唱も行われた。観客も参加しての合唱に、大森は「お客さんも歌っていらっしゃってる方もいて、感動しました。(AKIRAは)『緊張する』と言ってた割に堂々としてて、さすがだなと思って。東京ドームと同じようにカッコよかったです」と称賛。AKIRAは「東京ドームより緊張しました」と笑顔を見せつつ、「僕が指揮をしているというより、みんなが気持ちでリードしてくれているという感じがありました」と宝仙学園の生徒たちに拍手を贈った。
2018年11月11日「週刊少年ジャンプ」にて連載中、この夏には劇場長編アニメも製作された人気漫画「僕のヒーローアカデミア」が、ハリウッドで実写映画化されることが判明。『パシフィック・リム』や実写版「ポケットモンスター」「機動戦士ガンダム」を製作するスタジオが手がけるだけに、期待の声も上がっている。現地時間10月24日、米レジェンダリー・ピクチャーズが、堀越耕平による「僕のヒーローアカデミア」の実写映画を製作することを発表した。同作は、2014年に連載開始となり、シリーズ累計発行部数1,700万部超える人気コミックだ。総人口の約80%が何らかの超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、“無個性”で生まれた緑谷出久、通称「デク」が事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守るヒーローとなるため、ヒーロー輩出の名門校に入学、クラスメイトたちとの友情や一人前のヒーローを目指す戦いの様子が描かれる。現在、第3期が放送中のTVアニメは第4期の制作が決定しており、今年8月には『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』が公開された。また、レジェンダリー・ピクチャーズといえば、『パシフィック・リム』シリーズやハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』など、日本にも馴染みの深い作品を多数製作してきた。日本の人気アニメ「機動戦士ガンダム」の実写化を7月に発表したばかり。2019年5月10日にライアン・レイノルズ主演の『Pokemon Detective Pikachu』(原題)、同じく5月31日には『Godzilla: King of the Monsters』が全米公開される予定で、2020年にはゴジラ対キングコングも予定されている。なお、「ヒロアカ」実写映画は東宝が配給を担当するという。この発表に、Twitter上では「マジですか」「ふつうにアメコミ映画になっちゃう?」という驚きや戸惑いの声から、「小さなX-MEN」「しっくりくる」「親和性高い」といった期待のコメントも。「レジェンダリーが作るのよ? スタジオ信頼度で言ったらルーカス、マーベル並の安心感あるんだけど」といった声も寄せられている。ハリウッドでは「ポケモン」「ガンダム」のほか、「AKIRA」も製作準備中といわれ、「銃夢」を映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』が2019年2月22日(金)に日本公開、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「モンスターハンター」「ロックマン」など人気ゲームの実写映画化も相次いでいる。(text:Reiko Uehara)■関連作品:僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~ 2018年8月3日より全国東宝系にて公開©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
2018年10月25日アキラナカ(AKIRA NAKA)の2019年春夏コレクションのルックが公開された。今季は、コート・ダジュール (Côte d’Azur)をテーマに、南仏のリラックスしたムードを表現。今までのコレクションにはなかった、さまざまなカラーパレットを使用したコットンシルクやリネンレーヨンなどのリラックス感のある天然素材のテキスタイルに、モダンなカッティングを加え新しいデイウェアを提案。ウィークエンドや旅先などのリラックスしたシーンでも特別さを演出してくれるコレクションとなっている。また、2019年春夏シーズンよりシューズラインも展開が開始される。こだわり抜いた素材を、解剖学や人間工学に基づいて作った木型を使用し、熟練した職人の手によって作られたシューズは、上質でありながら快適さも併せ持つ一足となっている。
2018年10月21日ビームス(BEAMS)、国内最大級の店舗面積となる新旗艦店「ビームス 六本木ヒルズ」が、2018年10月27日(土)にオープン。ビームスが考える“ハイスタイル”を表現「ビームス 六本木ヒルズ」は、メンズおよびウィメンズのカジュアルからドレスまでを取り揃えるビームスの新旗艦店。六本木ヒルズのウェストウォーク内2階と3階に所在し、2階にカジュアルを、3階にはドレスアイテムを並べる。商品ラインナップは、ハイファッション、ハイカジュアル、ハイクオリティをキーワードに掲げて、数あるレーベルを再編集。ビームス、ビームス プラス、ビームス Tのメンズカジュアル、レイ ビームスやビームス ボーイのウィメンズカジュアル、そして、インターナショナルギャラリー ビームスなどのメンズ・ウィメンズドレスラインで構成している。また、メンズでは、スニーカーの品揃えに注力するほか、デザインと機能性を備えたアウトドアブランドのウェア&小物も取り揃える。セレクトブランドは、バブアー(Barbour)、エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)、ジョン スメドレー(JOHN SMEDLEY)、キジマタカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)、パラブーツ(Paraboot)、レッド ヴァレンティノ(REDValentino)、トーガ(TOGA)など、六本木という“大人の街”にふさわしい錚々たるラインナップだ。なお、注目の別注アイテムや「ビームス 六本木ヒルズ」限定ブランドも展開。人気ブランドの期間限定ショップといった様々なイベントも実施していく。ヴィンテージアイテムが揃う限定ショップ11月25日(日)までは、ヴィンテージアイテムを豊富に取り揃えた限定ショップを開催。原宿で一世を風靡した古着屋「ロストヒルズ」のバイヤーとして長年活躍していた栗原道彦が手がける「ミスタークリーン」をはじめ、アメリカとヨーロッパのヴィンテージ品を中心に揃える大阪「アサギ」、トレンド性のある良質な古着を展開する「ピグスティ」の3店舗からピックアップした約700点をラインナップする。すべて1点ものなので、気になるものはお見逃しなく。【店舗概要】ビームス 六本木ヒルズ(BEAMS ROPPONGI HILLS)オープン日:2018年10月27日(土)住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク2F・3FTEL:03-5775-1620(2F/カジュアル)、03-5775-1623(3F/ドレス)営業時間:11:00〜21:00 無休取り扱いレーベル:・メンズ BEAMS、BEAMS PLUS、BEAMS T、BEAMS F、Brilla per il gusto・ウィメンズ Ray BEAMS、BEAMS BOY、Demi-Luxe BEAMS、EFFE BEAMS・メンズ&ウィメンズ International Gallery BEAMS・雑貨 bPr BEAMSセレクトブランドリスト(一例)77circa / AKIRA NAKA / ALDEN / ARC’TERYX / ATON / BARBOUR / BELVEST / BERNARD ZINS / BRIEFING / BUZZ RICKSON’s / Calvin Klein Jeans / CANADA GOOSE / CIRCOLO1901 / COLUMBIA / DEUS EX MACHINA / DIADORA / EMMETI / ENGINEERED GARMENTS / ETRO / FABIO RUSCONI / FELISI / FINAMORE / GRAMICCI / HERNO / INCOTEX / INDIVIDUALIZED SHIRTS / J&M DAVIDSON / JOHN SMEDLEY / KIJIMA TAKAYUKI / LACOSTE / LOOPWHEELER / MADISONBLUE / MARYAM NASSIR ZADEH / MIO HARUTAKA / NEW BALANCE / NUMBER M / PARABOOTS / Patagonia / PELLICO / PT01 / RED VALENTINO / ROOM NO.8 / RUPERT SANDERSON / STILE LATINO / TAGLIATORE / TATRAS / THE NORTH FACE PURPLE LABEL / TOGA / YOKO CHAN / ZANELLATO■限定ショップ詳細開催期間:2018年10月27日(土)〜11月25日(日)
2018年09月22日“童謡”の誕生から100年である2019年、大森南朋演じる稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生を、AKIRA演じる秀才音楽家・山田耕筰との友情とともに描く映画『この道』 この度本作から待望の予告編と、ポスタービジュアルが公開された。■日本童謡はこうして生まれた…!実力者揃うキャストで2人の友情を描く日本文学・音楽界に名を残す自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは『ビジランテ』などに出演する大森南朋。西欧音楽の普及に尽力し、同じく数多く名曲を世に送った秀才音楽家・山田耕筰をEXILEのAKIRAさんが演じる本作。ほかにも白秋と耕筰を引き合わせた鈴木三重吉に柳沢慎吾、白秋を見守る与謝野鉄幹・晶子夫妻には『検察側の罪人』の松重豊と『大統領のクリスマスツリー』の羽田美智子が脇を固める。さらに波乱の多い白秋の人生の中、白秋を支える妻に『望郷』の貫地谷しほり、『愚行録』の松本若菜が登場する。ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役で由紀さおり・安田祥子姉妹も出演し、白秋と耕筰が生み出した「この道」を本作でEXILEのヴォーカルATSUSHIが歌うことにも大きな注目が集まっている。■大森南朋の色男全開?AKIRAのバイオリン演奏シーンも公開の予告編をチェックこの度公開された予告映像には「美しいものには触れたくなる」とデレデレとした表情の北原白秋が映し出され、女性に抱きつき、膝枕をされ、挙句の果てに首筋にキスをする女好きの様は色男そのもの。数々の名曲を生み出した天才詩人の知られざるスキャンダラスでもある一面を、大森さんが見事に演じている。また「君の詩と僕の音楽で、傷付いた人々の心を癒す歌がきっとできるはずだ」と北原白秋に曲制作を持ちかけバイオリンを弾く山田耕筰をAKIRAが熱演。彼がバイオリンを弾く姿は今回が初の公開となる。AKIRAさんは撮影前に練習を重ね、本番でも吹替は使用せずに、実際にバイオリンを弾いている点にも注目だ。そして、北原白秋、山田耕筰が出会いうまれた童謡の金字塔「この道」を、世界に誇るヴォーカリスト、EXILE ATSUSHIがしっとりと、且つ、力強く歌い上げ、激動の時代を生きた二人の物語をドラマティックに彩る。■新ポスターからみる2人の友情とは?併せて公開されたポスタービジュアルには、朗らかな笑顔を浮かべる自由奔放な北原白秋、そして、マジメな表情でバイオリンを演奏する山田耕筰、大森さん、AKIRAさんがそれぞれ見せる表情が印象的なビジュアルとなっている。<日本の子供たちに、日本人による「童謡」を創ろう!>という信念のものに出会った2人が、最初は才能がぶつかり反目するなかで、あることをきっかけで手を取り合い、「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」や「鐘が鳴ります」など、数々の童謡を世に出していくその姿に期待したい。『この道』は2019年1月11日(金)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この道 2019年1月11日より全国にて公開©映画「この道」製作委員会
2018年09月12日EXILE、EXILE THE SECONDのAKIRAが7日、米・ニューヨークのセントラルパークで行われたアメリカのファッション・ブランド「ラルフローレン」の創設50周年記念イベントで、自身初となるランウェイを歩いた。同ブランドのアンバサダーを務めるAKIRA。当初はゲスト招待され渡米したが、イベントの2日前にブランド創設者で、アメリカンスタイルを築き上げた巨匠ラルフ・ローレン氏(78)の元を訪れると、直々にランウェイの出演オファーを受けた。世界的なブランドが集うファッションの祭典、ニューヨーク・ファッションウィークで開催されたイベントでは、アメリカを代表するブランドの創設半世紀を祝して、ファッション業界のみならず、名立たる著名人やVIPゲストが来場。元ファーストレディで政治家のヒラリー・クリントンや、米『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンター、巨匠・スティーヴン・スピルバーグなどのVIPゲストをはじめ、ロバート・デ・ニーロやアン・ハサウェイなど豪華ハリウッドスターや、シェリル・クロウ、カニエ・ウエストなど、グラミー賞アーティストらが顔を並べるなか、AKIRAは堂々たるウォーキングを披露し、150人を超えるモデルが登場したショーでトリを飾った。LDHが2017年にアメリカ、ヨーロッパ、アジアに拠点を設け、世界展開が本格化している。AKIRAは、俳優としてハリウッド進出や、ラルフローレンのアンバサダーとして、アメリカを中心に個人活動を行っているが、イベントでも豪華ゲスト陣と並び存在感を発揮し、ラルフローレンの記念祭に華を添えた。
2018年09月10日コンセプトストア「シティショップ(CITYSHOP)」が、渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)にオープンした。デリ食べ放題・飲み放題プラン(4,000円)※17時〜2名から「シティショップ」は、ファッション・フード・カルチャーにおけるニュースタンダードを発信するコンセプトストア。9月1日、ファッションフロアが青山から渋谷キャストへ、9月6日にはルミネ1の1階にある新宿店が、ルミネ2の2階に移転する。新たにオープンする渋谷キャスト店のグラウンドフロアには、野菜と肉・魚・スーパーフード・グレインズ・スパイスなどを掛け合わせた「グルメサラダ&デリ」を提供するデリカテッセンを展開。自分好みにカスタムできるグリーンサラダ(1,400円〜)や、「ケールジェノベーゼの玄米パスタ」や「スペルト小麦とマッシュルームのクリームリゾット」など、14種類のデリをラインアップ。その他、サンドウィッチやモーニングも新登場する他、17時からはデリ食べ放題・飲み放題プランを展開する。1階は「ヘルシー×モード」をテーマにしたファッションセレクトフロアを展開。都会で忙しくもしなやかに生きる女性たちを、身体の内と外から美しくするプロダクトが世界中から集められている。SAYAKA DAVIS ニット (3万9,000円)リニューアルオープンを記念し、9月15日の18時から22時には、レセプションパーティーが行われる。デリカテッセンのデリやドリンクが提供される中、コスメブランド「スリー(THREE)」の専属メイクアップアーティストによる、スリーのメイクアップサービスが21時まで行われる。 さらにファッションセレクトフロアでは、シティショップが敬愛する6つのブランドが、「ベジタブル」をテーマに製作した別注ニットを展開。「ELIN」はパプリカ(4万円)、「AKIRA NAKA」はナス(4万9,000円)、「TARO HORIUCHI」は紫キャベツ(3万8,000円)、「SAYAKA DAVIS」はセロリ&ビーツ(3万9,000円)、「77circa」は人参とトマト(3万4,000円)、「PONTI」はキノコ(3万9,000円)をイメージしたニットをラインアップ。ブランドカラーが色濃く出たスペシャルな仕上がりのニットは、CITYSHOPならではのファニーでモードな企画となっている。シティショップで、毎日を彩る大人の遊び心を体感してみては。【店舗情報】CITYSHOP住所:東京都渋谷区渋谷1-23-21 SHIBUYA CAST. GF・1F営業時間:デリカテッセン 9:00〜21:30(ラストオーダー21:00)ファッション&カルチャー 11:00〜20:00
2018年09月04日コンセプトストア「シティショップ(CITYSHOP)」が、2018年9月1日(土)、複合施設「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」にリニューアルオープンする。「シティショップ」は、都会で生活する人たちに向けた新しいスタンダードカルチャーを発信する場所として生まれたショップ。野菜と肉・魚・スーパーフード・グレインズ・スパイスなどを掛け合わせたヘルシーな「グルメサラダ & デリ」や、<ヘルシー×モード>をテーマにしたファッションアイテムで注目され、都会に生きる女性たちを中心に人気を集めた。そんな人気ショップが渋谷にもパワーアップして登場。青山店同様、自分好みにカスタマイズできるグリーンサラダや14種類のデリなどのヘルシーなメニューを用意。デリは単品でオーダーできるほか、5種類を組み合わせた「5デリ プレート」としても販売する。朝の時間帯には、モーニングとしてサンドウィッチも新登場。さらに、ファッションセレクトフロアでは、ファッションとカルチャーに特化したアイテムを展開。オープン時にはタロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)、アキラナカ(AKIRA NAKA)、ポンティ(PONTI)など人気6ブランドが「ベジタブル」をテーマにした特別なニットを提案。パープルキャベツ、エッグプラントなど、野菜の名前がついたニットは、それぞれブランドカラーが色濃く反映されたスペシャルな仕上がりだ。【詳細】シティショップ(CITYSHOP)リニューアルオープン日:2018年9月1日(土)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-21 SHIBUYA CAST. GF・1F■GF DELICATESSEN営業時間:9:00~21:30(LO 21:00)TEL:03-5778-9232<メニュー例>・Custom Green & 2DELI PLATE 1,400円~・5 DELI PLATE 1,600円 ~・DELI 単品 400円~■1F FASHION & CULTURE営業時間:11:00~20:00TEL:03-6696-2332<ベジタブルニット>・ELIN Paprika 40,000円+税・AKIRA NAKA Eggplant 49,000円+税・TARO HORIUCHI Purple cabagge 38,000円+税・ナナナナサーカ(77circa) Carrot & Tomato 34,000円+税・PONTI Funghi 39,000円+税・サヤカ デイヴィス(SAYAKA DAVIS) Celery & Beets 39,000円+税
2018年09月02日旅とグルメをテーマにしたロケバラエティ「火曜サプライズ」の8月14日(火)今夜オンエア回に、現在人気急上昇中の俳優・中村倫也がゲスト出演する。また歌手の和田アキ子に綾小路翔、「EXILE」からAKIRAとTAKAHIROも登場。見どころ満載の1時間になりそうだ。松坂桃李、菅田将暉らを擁する「TOP COAT」所属の中村さんはスカウトされ俳優の道へ。映画『七人の弔』でデビューすると映画版『海月姫』や大河ドラマ「軍師官兵衛」「アオイホノオ」などの映画やドラマ出演で着実にスキルを磨いていく。その後、多部未華子主演の『ピース オブ ケイク』や綾野剛主演の『日本で一番悪い奴ら』などへの出演を経て、2017年1月から放送されたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」で演じた警官役などで大きな注目を集めるように。また昨年は『愚行録』『3月のライオン』『笑う招き猫』『あさひなぐ』『先生!、、、好きになってもいいですか?』などの映画でも活躍。今年春クールの「崖っぷちホテル!」に連続テレビ小説「半分、青い。」などへの出演で飛躍的に知名度を上げ、大ブレイク俳優として現在、映画・ドラマ界だけでなく多方面から熱い視線が注がれている。今回中村さんは新企画「欲しいもの買いまくり旅」に出演、果たして注目俳優の欲しいものとは!?また番組人気の「アポなし旅」には和田さんが初登場。今回和田さんは綾小路さんの地元木更津へ向かう。また「EXILE」AKIRAさんとTAKAHIROさんのノリノリ食レポもお楽しみに。中村さんは現在Huluで配信中のドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」に柴田巡査部長役で出演中。同作は竹内結子が史上初の“女性版”シャーロック・ホームズを、貫地谷しほりがバディのワトソンをそれぞれ演じている作品で、滝藤賢一、大谷亮平、小澤征悦、伊藤蘭、斉藤由貴らも共演している。「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」はHuluにて独占配信中のほか世界19か国HBOアジアにて放送。また今年デビュー50周年を迎える和田さんは、9月5日(水)に「アッコがおまかせ ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~」をリリース。「EXILE」は3年ぶりのドームツアー「STAR OF WISH」が9月15日(土)の大阪・京セラドーム公演を皮切りにスタートする。「火曜サプライズ」は8月14日(火)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年08月14日若手俳優の“成長”に、ふと気づくきっかけとは何だろう?注目していた“推し俳優”がいつのまにか制服を卒業し、スーツ姿で仕事に恋に奮闘する大人のラブストーリーを演じているとドキッとするが、それが学園青春モノで先生役の側を演じるとなれば、なおさらかもしれない。例えば、2017年、菅田将暉ら日本映画の未来を担う若手俳優が共演した『帝一の國』に生徒役で出演した竹内涼真が、今年出演の映画では先生役を務めるという。また、意外ともいえる形で学園青春モノに挑む実力派俳優も登場する。こんな先生がいてくれたら、夏休みでも学校に行ってしまうのに…。そんなイケメン先生たちの活躍に注目した。竹内涼真『センセイ君主』のクールな“俺様”先生『帝一の國』にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、ドラマ「過保護のカホコ」「陸王」「ブラックペアン」など、数々の大ヒット作品で注目を集め、いまや押しも押されもせぬ若手トップ俳優の1人となった竹内さん。『帝一の國』では奨学金を得るほどの秀才で心までイケメンの男子高校生を演じ、「ひよっこ」と「過保護のカホコ」では対照的な大学生を演じたが、8月1日(水)公開の最新主演映画『センセイ君主』では、頭脳明晰だが、冷徹でヒネクレ者の数学教師・弘光由貴先生を演じている。弘光先生は、よくいる熱血タイプの先生では決してないが、自覚のない“天然の人タラシ”なのだという。しかも、『君の膵臓をたべたい』以降も「賭ケグルイ」「崖っぷちホテル!」などで話題を振りまいてきた浜辺美波から“胸ボンババぼん”の思いを寄せられる先生だ。本作に際し、「やっと先生役を演じられる年齢になってきたのかなという思い」があるという竹内さん。予告編映像のように、かなり弾けた作風の中で「俺をおとしてみなよ」とクールな“俺様系”の色気を炸裂させている。「TWICE」とのコラボMVも話題だが、浜辺さんがCMキャラクターを務めるガーナチョコレートとのコラボCMも要チェック。千葉雄大、3度目の先生役は志尊淳と友情共演!現在、ドラマ「高嶺の花」で、華道界に新風を巻き起こすイケメン華道家の“クズ男”を演じ、ファンをザワつかせている千葉雄大。『帝一の國』で先輩・後輩として共演し、“新旧かわいい”コンビといわれた志尊淳が主演する『走れ!T校バスケット部』(11月3日公開)では“イケメン教師”として友情出演を果たす。千葉さんは、2015年10月期フジテレビ系ドラマ「オトナ女子」で中学校教師を演じ、生徒の母(鈴木砂羽)と禁断の年の差恋愛を繰り広げたことがあり、また、映画『暗黒女子』(’17)では全校生徒の憧れの的・飯豊まりえと男女の関係になる先生を演じてきた。そして、高校バスケットを題材にした直球青春スポーツ映画となる本作では、“戦隊レッド”の後輩でもある志尊さんとの再共演。「前回の共演では生徒同士でしたが、今回は生徒と先生役で、ちゃんと先生に見えたらいいなと思います」という千葉さん。イジメが原因で私立のバスケ強豪校からT校に転校してくる主人公の田所陽一(志尊さん)を初日から優しくフォローするという役回り。撮影の合間には「先生に見える?」と緊張する千葉さんに、「先生にしか見えないよ!」と志尊さんが応じるやりとりがあったというから微笑ましい。なお、志尊さんの先輩役として竹内さんも友情出演する。“モテ先生”小池徹平vs“モテ男子”中川大志『覚悟はいいかそこの女子。』中川大志が“愛されモテ男子”の高校生を演じ、10月12日(金)に映画が公開される『覚悟はいいかそこの女子。』で、抜群のルックスと生徒思いの優しい性格を兼ね備えた美術部顧問、柾木隆次先生を演じるのは小池徹平。「ごくせん」や「ドラゴン桜」などでの生徒役が印象的だった小池さんも、いまや32歳。近年では「キンキーブーツ」をはじめ、舞台での活躍も目覚ましい。「先生役は珍しいので、刺激的でとても楽しい」と語っていた小池さんが演じる柾木先生は、“先生界のプリンス”と呼ばれるイケメン教師。主人公・古谷斗和(中川さん)が初めて本気の恋をするクールビューティ・三輪美苑(唐田えりか)が思いを寄せている相手だ。美大を目指す美苑に絵の個人指導をしており、そんな2人を見て斗和は気が気でない様子。ドラマ第2話にちらりと登場した際には、女子生徒たちが「やばくない、あの2ショット」「夢のコラボじゃん!」と大騒ぎしていたが、激しく同意。“男子高校生界のプリンス”と“先生界のプリンス”のバトルは、いったいどうなる!?オダギリジョー、あの“金八”に憧れて教師になるも…「チア☆ダン」広瀬すずが主演した映画の数年後を舞台に、土屋太鳳らフレッシュなキャストでオリジナルストーリーを展開するドラマ「チア☆ダン」。ひょんなことからチアダンス部の顧問を務めることになった、やる気ゼロの地理歴史教師・漆戸太郎先生を演じるのは、オダギリジョーだ。『湯を沸かすほどの熱い愛』でのダメダメな夫役をはじめ、飄々とマイペースに生きる男のイメージがあるが、本作では、かつてはあの金八先生に憧れ、生徒指導にも熱心だったが、前任校で起こったある出来事で夢を失い、心が折れてしまったという役どころ。オダギリさんがこうした学園ドラマの中にいる風景はとても新鮮だ。自身は夢に破れ、挫折したが、「打倒JETS!全米制覇!」という無謀ともいえる夢に突き進む生徒たちと過ごす中で、再び情熱を取り戻していくことになる様子。キャスト発表時には「こんな汚れた自分が、ピュアな女子高生たちの中に混ざって良いものだろうか」と、自虐的なジョークを飛ばしていたオダギリさん。「隠し味程度に彼女たちの隣にいさせてもらえたら」というだけに、“好き”で邁進する彼女たちにとって程よいスパイスとなるに違いない。加藤シゲアキ、進学塾の“神”講師が一獲千金ゲームへ学校の教師ではないが、「ゼロ 一獲千金ゲーム」で進学塾特進クラスの受験を控えた小学生たちに“神授業”を行う講師・宇海零を演じるのが、「NEWS」の加藤シゲアキ。しかも、1人でも理解できていない子がいると、授業を一旦止めてでも、その子が理解するまでとことん指導していく。一見、問題視される行動かもしれないが、子どもたちの授業への食いつき方から見ても、彼が優秀な先生であることは確か。加藤さんは、竹内さんが生徒役を務めていたドラマ「時をかける少女」や、24時間テレビドラマスペシャル「盲目のヨシノリ先生 ~光を失って心が見えた~」でも先生役を演じたことがあり、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」とコメントしていた。今回演じる零は、そのずば抜けた頭脳を最大限に駆使して、突然巻き込まれたサバイバルゲームで間宮祥太朗や小関裕太らとともに“キング”を目指していく。とはいえ、先生としての“表の顔”ももっと見ていたくなるハマりっぷりだ。あなたの思い入れあるイケメン先生は!?学園ドラマの最近のヒット作「花のち晴れ~花男 Next Season~」で杉咲花の父親役で登場し、話題を呼んだ反町隆史が、大ブレイクするきっかけとなったのは、妻の松嶋菜々子とも共演した「GTO」の鬼塚英吉だ。1998年に連続ドラマとして高視聴率を獲得し、翌年にはドラマスペシャルが放送、完結編として映画化もされた。反町さんが歌った主題歌「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」もヒットし、生徒役の中には窪塚洋介や小栗旬も。その後、AKIRA主演でリメイクもされている。鬼塚のような熱血教師といえば、佐藤隆太がハマリ役となった「ROOKIES(ルーキーズ)」(’08)。新人教師・川藤幸一と不良生徒たちが野球を通じて成長していく“これぞ青春!”のドラマは人気を博し、翌年には映画『ROOKIES-卒業-』も公開され大ヒット。生徒役には市原隼人や小出恵介、城田優、中尾明慶、佐藤健ら、錚々たる顔ぶれが並んでいる。そんな熱血教師と対極にいたのが、長谷川博己が演じた「鈴木先生」(’11)だろう。公立中学を舞台に学校給食から性の問題まで取り上げる勇気と、論理的思考と妄想が行き来する“鈴木メソッド”、脚本家・古沢良太によるクオリティの高い構成が話題となり、2001年以降のゴールデンタイム連ドラの最低平均視聴率を記録するも絶賛を受け、2013年に映画化されている。舞台俳優だった長谷川さんは、本作や「セカンドバージン」「家政婦のミタ」で一躍ブレイクした。野球といえば、ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(’14)で「嵐」二宮和也が演じた田茂青志先生を思い浮かべる人も多いかもしれない。母校である進学校・小田原城徳高校の超へっぽこ野球部の監督になった田茂先生は、高いIQを駆使した論理的な練習方法によって勝利を目指した。この野球部員には福士蒼汰、中島裕翔、山崎賢人、本郷奏多、間宮祥太朗らが集い、女子マネージャーは有村架純と超豪華メンバーだった。その有村さんが『ナラタージュ』(’17)で“禁断の恋”を繰り広げたのは「嵐」の松本潤。演劇部顧問・葉山先生の煮え切らない態度には、モヤモヤとさせられた人も多いかもしれないが、あのシャワーシーンは近年の恋愛映画の中でも屈指の名シーンだったといえる。一方、生田斗真は『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(’17)で広瀬すずから思いを寄せられる伊藤貢作先生を演じた。真面目すぎるも、根はやさしく不器用なところのある世界史教師を務めた生田さんは、およそ5年ぶり、30代になって初めての王道恋愛映画となった。意外なところでは、中川大志×飯豊まりえの『きょうのキラ君』に友情出演した人気ロックバンド[ALEXANDROS]のボーカル&ギター・川上洋平がいる。映画『BLEACH』にはクールなロック調の主題歌を提供しているが、同作では“キュン泣きラブストーリー”にふさわしいバラードを提供していた。胸キュンなラブストーリーといえば、『ひるなかの流星』(’17)でヒロインの永野芽郁(その名もすずめ)と、白濱亜嵐演じる無愛想なクラスメイトとともに三角関係を繰り広げていたのが、担任教師・獅子尾先生を演じた三浦翔平。バックハグや頭ポンなど王道ともいえるシーンが満載で、妄想(?)を膨らませた人も多かったはず。医療ドラマや警察ドラマと同様、ともすれば似たような設定・展開になってしまいがちな学園青春ドラマも、それぞれに異なる色を出せるのは個性豊かな先生とキャラの立った生徒たちがいればこそ。今年もまた、ひと味違った作品に出会えそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:走れ!T校バスケット部 2018年11月3日より全国にて公開© 2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会センセイ君主 2018年8月1日より全国東宝系にて公開©2018 「センセイ君主」製作委員会©幸田もも子/集英社覚悟はいいかそこの女子。 2018年10月12日より全国にて公開©椎葉ナナ/集英社©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
2018年07月30日アキラナカ(AKIRA NAKA)が2019年プレスプリングコレクションを発表。テーマは、和服の再解釈。 着物が持つ直線美と幾何学的な要素を落とし込んだ。“裃(かみしも)”と呼ばれる着物ならではのショルダーラインをモダンに再構成したジャケットやコートなどのアイテムは、今シーズンのキーアイテムとなっている。また、風呂敷の結び目の美しさを反映したドレスやプルオーバー、ドレーピングによってユニークなバランスのシルエットとなったコットンアイテムなどが展開され、リアリティーとアキラナカのアイデンティティを両立させたコレクションに仕上がっている。
2018年07月21日テレビ朝日系「ミュージックステーション」2時間スペシャルが7月6日(金)今夜オンエア。グループ脱退を表明している渋谷すばるを含めた7人体制としては最後の「Mステ」出演となる「関ジャニ∞」のほか、「EXILE」が再始動後初TV出演するなど今回も豪華アーティストが登場する。今年12月31日をもって「関ジャニ∞」からの脱退、ジャニーズ事務所の退所が発表された渋谷さん。今夜が渋谷さんにとって、また7人の「関ジャニ∞」として最後の「Mステ」出演となり「がむしゃら行進曲」「NOROSHI」の2曲を熱唱するほか、トークでは渋谷さんをはじめメンバーにいまの心境やこれまでの思い出などを直撃。またジャニーズJr.時代の渋谷さんの貴重な映像なども紹介される予定。そして、今年元旦に再始動を宣言、その後2月から6か月連続での新曲配信を開始、今月25日には約3年ぶりのアルバムリリースと同作に連動したドームツアーも控える「EXILE」が「Mステ」で再始動後初のテレビ出演。最新アルバムよりCM曲としても話題の「Heads or Tails」を披露する。久々の「Mステ」出演にボーカルのATSUSHIからは「緊張もありますが、あのスタジオに戻れる喜びを噛みしめながら精一杯パフォーマンスします!」とのコメントも。「全員の責任感、使命感が増して、全員で引っ張るNEW EXILEが誕生した」とAKIRAが語る“新生EXILE”が今夜その魅力を爆発させる。さらに興行収入80億を記録した『名探偵コナン ゼロの執行人』で主題歌を担当した福山雅治は、同作の人気キャラ「安室透」の声優・古谷徹による楽曲紹介のナレーションによるスペシャル演出で主題歌「零 -ZERO-」を歌い上げる。また結成20周年イヤーを迎えた「モーニング娘。’18」は、彼女たちの大ファンでもあり出演した映画『万引き家族』がカンヌ国際映画祭で最高賞を獲得した女優・松岡茉優とコラボ。松岡さんは番組MCのタモリと「モーニング娘。’18」を前に、フリップでいまの彼女たちの魅力を力説。ライブ中もお客さんとともに応援してくれる。松岡さんの応援を受けて歌う最新シングル「Are you Happy?」に注目。そのほかにも、VTR企画では「平成最後の夏うたスペシャル」と題し、平成最後の夏となったいま、平成最初の年“平成元年”の「夏うたランキング30(CD売り上げ枚数)」を紹介。スタジオでは出演アーティストたちがそれぞれの「好きな夏うた」やその歌にまつわるエピソードを告白するほか「平成元年に何をしていたか?」という懐かしトークでも盛り上がるという。今夜は上記のほか岸谷香、DEAN FUJIOKAも出演。「ミュージックステーション 2時間SP」は7月6日(金)今夜20時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:名探偵コナン ゼロの執行人 2018年4月13日より全国東宝系にて公開© 2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2018年07月06日●実は昔から仲良しの2人LDHが今、ショートフィルムに挑戦している。HIROと俳優・別所哲也、そしてEXILE、三代目 J Soul Brothers、E-girlsなどに歌詞を提供してきた作詞家・小竹正人の三者によるコラボ企画として、今年1月に第一段『CINEMA FIGHTERS』が公開された。『萌の朱雀』『殯の森』などで海外から高い評価を受ける河瀨直美を筆頭に、気鋭の監督たちがLDH楽曲の世界観を映像化。AKIRA(EXILE/EXILE THE SECOND)、岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brtohers)や鈴木伸之、町田啓太(共に劇団EXILE)らLDH所属の俳優たちに加え、山田孝之、倍賞美津子、桜庭ななみ、鹿賀丈史ほか、他事務所からも幅広い顔ぶれが出演していた。そして6月22日から、第二弾となる『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』が公開になる。今回も、松永大司(『トイレのピエタ』ほか)、石井裕也(『舟を編む』ほか)、安藤桃子(『0.5ミリ』ほか)など、注目の監督たちが参加した。今回、6作品の中から『アエイオウ』に主演した白濱亜嵐と、『Our Birthday』に主演した青柳翔に、話を聞いた。○監督と綿密な話し合い――この組み合わせは、なかなか珍しいツーショットですね。青柳:いや、実はそうでもないんですよ。白濱:昔から結構仲が良くて。ドラマや舞台も一緒にやっていましたし。――初期の劇団EXILEでは一緒でしたよね。青柳さんが「華組」、白濱さんが「風組」で。青柳:そうなんです。それ以外の場で一緒になることも多くて。白濱:15〜16歳で上京した頃からずっと、一時期よく一緒に食事に行ってました。――今回の『ウタモノガタリ』では、それぞれまったくタイプの異なる作品で主演されています。特に白濱さんの『アエイオウ』(安藤桃子監督)は、世界大戦の開戦が迫る日本で、それを阻止すべく特命任務に抜擢される自衛隊員が主人公で、全体にかなり抽象的な作品だったと思います。安藤監督とは、どんな話し合いを重ねられたんですか?白濱:クランクインする前に「話したい」と安藤さんに言われて、いろいろざっくばらんに話をしました。それから安藤さんが脚本を書かれて、いただいたものを読んだときはなかなかすぐには理解ができなかったんです。だから「ここはこうなんだろうな」って1シーンずつ僕なりの解釈を決めたり、「どういう意味なんだろう?」と思った部分を現場で監督に質問したりしてつくっていきました。青柳:亜嵐は普段は明るいから、孤独な青年を演じている目の演技がすごく素敵だなと思いました。あと、お手洗いに行っているシーンもあったりして。白濱:序盤にありました。そこ注目ですか?(笑)――青柳さんは『Our Birthday』(Yuki Saito監督)で、結婚を約束しながらいなくなってしまった恋人に囚われている若き社長役を演じられました。青柳:今回の作品は、過去と現在が交錯するシーンがたくさんあるので、それを二役やるつもりで演じられたらいいね、と監督とお話をしていました。順撮りではないので、バラバラに撮る中でも工夫しながら撮影に臨めたのはすごくよかったと思ってます。英語芝居があったので、そこが毎日吐きそうになってましたね。英語芝居が終わった後、スタッフさんが気を使ってくれて「青柳さん、英語クランクアップで~す」って拍手してくれて。温かい人たちに見守られながら、作品に取り組めたのはすごくよかったと思ってます。――流暢な英語に聞こえましたが……。青柳:いや、全然流暢じゃないですよ(笑)。毎日えづいてましたよ。○曲から生み出された物語に感心――今回の『ウタモノガタリ』は、楽曲からインスパイアされて映像が生まれています。白濱さんの『アエイオウ』の原作曲「何もかもがせつない」は、ご自身のグループGENERATIONSの楽曲です。楽曲と映像のリンクを、お二人は演じていてどのように感じられましたか?白濱:この歌を聴いて、この世界観を想像した安藤さんのセンスにまず驚きました。自分たちの曲ではありますが、監督が歌からインスパイアされているので、僕もまずは聴き込もうと思って、インする前も撮影中もずっと繰り返し聴いていました。最後のほうには、監督がこの曲からこの作品をつくった気持ちがわかったような気がしました。「とにかくせつなくてたまらない」みたいな歌詞なのに、曲調はちょっと勢いがあるトラックなので、重たいだけではないメリハリの部分が作品にも現れていると思います。青柳:僕も、「よくこの曲からこの物語を生み出したな」と思いました。どういう物語があって出演者をどう活かすかを考えてくれた上で『Our Birthday』という作品が生まれていると思うので、監督の手腕がすごいと思いました。原作になった「How about your love?」はそんなにハッピーな曲ではないというか……結末は言わないほうがいいんでしたっけ?――言わないでください(笑)。青柳:物語が全部終わってこの曲が流れると、ある種虚無感に包まれるというか、心がぽっかりする作品に、曲のおかげで仕上がっていると思います。●青柳翔「褒められると傷つく」○音楽を聴いて感傷的に――この作品に限らず、映像と音楽は密接な結びつきがありますよね。青柳:音楽って本当にすごいな、と思いますね。映像を見終わった後に音楽がかかると、観ていた物語がよみがえってくる。聴いている人の、そのときの思い出にもなるじゃないですか。そこは音楽の素晴らしさだと思います。最近たまたま広島のみなしごになった犬猫の番組(フジテレビ『ザ・ノンフィクション』「犬と猫の向こう側」)を観てたんですけど、やっぱり最後に音楽がかかると自分も感情的になっちゃいましたね。――青柳さん、犬猫の番組観るんですね。今回の『ウタモノガタリ』は、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」でプレミア上映されました。20周年を迎える、歴史ある映画祭に参加することをどう感じていますか?青柳:これまでに1万作品も出品されている映画祭で、グランプリ作品は次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考に入るという大きなイベントですよね。日本人の若い監督さんたちの作品を、世界で観てもらえるチャンスになっているのはすごいと思いました。その映画祭に、僕たちLDHが曲を通じて映像を作り、参加させてもらえるのは光栄なことだと思っています。白濱:そうですね。音楽から作品をつくるってすごくLDHっぽいなと感じます。ショートフィルム自体やこの映画祭をLDHとしてより盛り上げるにはどうしたらいいか、HIROさんはじめいろんな方が考えた結果、このスタイルになったことによって、よりたくさんの人に広がるんじゃないかと感じますね。○「Choo Choo TRAIN」はどんな映画に?――ちなみに、既存のLDHの楽曲で、「この曲を映像にしてみたい」と思う曲はありますか?白濱:あ、おもしろいですね。なんだろう……「Choo Choo TRAIN」!青柳:どういう物語?(笑)白濱:わかんないですけど(笑)、今パッと思いつきました。――確かにそれは観たいです。監督は誰がいいですか?青柳:亜嵐じゃん? 発案者だから。白濱:僕ですか!? いや、そこでHIROさん初監督とか! でも本当に「Choo Choo TRAIN」のショートフィルムはおもしろそう。青柳:電車の乗り継ぎの話になるのかな。白濱:「いかに早く現地につけるか」(笑)。――青柳さんはいかがですか?青柳:GENERATIONSの曲ですかね。白濱:やめてくださいよ。これっていうタイトル出てないじゃないですか、しかも。青柳:あははははは! すみません。○LDH主体の作品は実験的――『CINEMA FIGHTERS』や『HiGH&LOW』のように、LDHが主体となって制作している作品は、実験的なものが多いように感じます。外の仕事とLDH内では、感覚が違う部分はありますか?青柳:新しい試みにいろいろチャレンジしてますよね。その中で作品に出させてもらっているのはすごく光栄なことです。LDH内での仕事は、本当にみんな話しやすいし仲がいいので、逆に集中するシーンは自然と離れるような関係になっていると思います。白濱:僕はあんまり枠にとらわれることなくやっている感覚はありますね。でも言われてみると確かに、LDH作品は挑戦的というか、プロデューサーのHIROさんがあまりリスクを考えずにいろんなことにチャレンジしている姿勢はあると思います。逆に外のお仕事にいくと、ひとりの俳優として接してくださるので、それは嬉しいし、俳優としてちゃんと頑張らないとな、って気持ちになりますね。――若い頃から知っている仲として、お互いの最近の活躍をどう思っていますか?白濱:青柳さんは立派な俳優さんだなぁって……何目線だって感じですけど(笑)。昔から知っているし、その頃から周りのスタッフさんたちが「こういうふうな俳優さんになってほしい」と言っていた姿に見事になったなって思います。青柳:そういうこと言われると傷つくからやめて。白濱:なんでですか(笑)。褒められると傷つくんですか?青柳:そう、慣れてないから(笑)。亜嵐は一緒に舞台やってるとき、昼夜公演の間で俺らが休んでるときにひとりでダンスの練習してるような青年だったので、本当に今の活躍は嬉しいですし、すごいなと思ってます。――なかなか共演の機会はなくて、残念ですね。青柳:『HiGH&LOW』では一緒のシーンあったっけ?白濱:ないんですよ。九十九さんとは会ってないんです。青柳:そうだよね。●自分のイメソンは「ライディーン」&「クレヨンしんちゃん」○本気で考えた答え――最後に変な質問なんですが、「CINEMA FIGHTERS」は楽曲からインスパイアされた作品ですよね。オタクカルチャーのひとつとして、好きなキャラクターや物語のイメージに当てはまる曲を「イメソン」といって尊ぶ風習があります。お二人が自分のイメソンにするとしたら何の曲ですか?青柳:えぇ……? なんだろう。『クレヨンしんちゃん』の曲とかかな……。――なぜ(笑)。白濱:『クレヨンしんちゃん』の曲もいっぱいありますけどね(笑)。青柳:逆に、どう思われてるんだろう?白濱:めちゃくちゃ難しい質問ですね……でもこの答えは出したいですね。ちょっと待ってください、本気で考えます。……あ、僕ありました。YMOの「ライディーン」です。――渋いですね! 歌詞がないイメソン、斬新です。白濱:あのあたりのテクノがすごく好きなんです。特に「ライディーン」は起伏が激しいというか、アドベンチャーしてる感じがあるので、俳優やったりパフォーマーやったり、DJもやったりという僕の感じにあってるのかなと思います。青柳:うわ~、なんかいいな、そういうの。じゃあ俺は「How about your love?」で……。白濱:『ウタモノガタリ』の青柳さんの曲がぴったりなんですね(笑)。■青柳翔1985年4月12日生まれ北海道出身。2009年、舞台『あたっくNo.1』で俳優デビュー。その後劇団EXILEメンバーとして活動。映画『今日、恋をはじめます』で第22回日本映画批評家大賞 新人男優賞を受賞。ドラマ『ファーストクラス』(14)、『目玉焼きの黄身いつつぶす?』(17)、『食い逃げキラー』(18)、映画『たたら侍』『MR.LONG/ミスター·ロン』(17)などに出演。2016年には1stシングル「泣いたロザリオ」で歌手デビューを果たす。■白濱亜嵐1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。2012年GENERATIONS from EXILE TRIBEとしてメジャーデビュー。GENERATIONSのリーダーで、2014年にはEXILEに加入。EXILE、GENERATIONSを兼任しながら活動。俳優としても活躍しており、主な出演作は『シュガーレス』『GTO』『HiGH&LOW』『ひるなかの流星』。またDJとしても活動してており、多方面で活躍中。
2018年06月22日建て替え休業中の渋谷パルコの工事仮囲いを使用した「アートウォール」に、2018年5月16日(水)より新たな作品が展示される。2017年10月よりスタートした「アートウォール」プロジェクト。プロジェクト開始と共に、漫画家・大友克洋の代表作である『AKIRA(アキラ)』を、コラージュアーティスト・河村康輔がコラージュした作品が展示されていたが、今回から第2章として新たな『AKIRA』のアートワークが展示されることとなる。なお、今後は2019年の新生渋谷パルコのオープンまでに、もう一度展示作品の切り替えを予定。新たな作品が出来次第、随時作品を変更するとしている。【実施概要】AKIRA ART WALL 第2章2018年5月16日(水)〜2019年初頭※第1弾アートは5月15日(火)まで展示場所:東京都渋谷区宇田川町 15
2018年05月14日最新作『レディ・プレイヤー1』プロモーションのため、2005年の『宇宙戦争』以来、13年ぶりに来日したスティーヴン・スピルバーグ監督。VR(バーチャル・リアリティ)の世界で繰り広げられる壮大なトレージャーハンティングは、観るものすべてを魅了する最高級のエンターテインメント作品に仕上がっているが、スピルバーグ監督は本作にどんな思いを込めたのだろうか――。■『未知との遭遇』の次に時間がかかった映画!本作の舞台は、VRワールド「オアシス」。プレイヤーたちは、自分たちがなりたい姿(アバター)に扮して、現実とは違う“人生”を楽しむ姿が描かれているが、その映像は想像を絶する臨場感だ。この点についてスピルバーグ監督は「アバターが人間と同じぐらいリアルに描けている」と特長を挙げると「これまで手掛けた作品のなかで、一番技術的に複雑な映画。製作に3年かかりました。僕の映画では『未知との遭遇』に次いで時間がかかった映画です」とこだわりを明かす。続けて「(原作者の)アーネスト・クラインや(脚本家の)ザック・ペンのおかげですばらしい作品になった。さらに僕と同じぐらい想像力のある人たちが側にいてくれて『オアシス』のイメージを作り上げる手伝いをしてもらった」と周囲の人間への感謝を忘れない。また、本作には“1980年代”というキーワードが浮かび上がってくる。劇中に登場するキャラクターや音楽は、80年代に一世を風靡したものが多数登場するが、スピルバーグ監督は「80年代のアメリカというのは、レーガン大統領時代で、経済も好調で仕事もあったイノセンスの時代。当時は文化がすべてをコントロールしていたが、いまはあまりにも皮肉がはびこっているシニシズムの時代になってしまった。ここを打ち破るような、子どもに戻れるような映画を作りたいと思っていたんです」と作品のコンセプトを語る。■三船敏郎アバターも登場!この言葉どおり、劇中には童心をくすぐるような、純粋な思いが随所にちりばめられており、ワクワクが止まらない。特に「機動戦士ガンダム」「AKIRA」「ストリートファイター」「三船敏郎」など、日本人ならにんまりしてしまいそうなキャラクターも多数登場する。三船敏郎のアバターについては「黒澤明監督の主役といえば三船さん。私は『蜘蛛巣城』という映画が大好きなのですが、1977年にロサンゼルスに三船さんが来たとき『1941』に出演してほしいとお願いしたことがあるんです。そういう交友関係があったのですが、今回に関しては、息子さんの許可をしっかりとっているんですよ」と裏話を披露してくれた。■スピルバーグ監督の理念スピルバーグ監督作品には、これまでもさまざまな最新テクノロジーが駆使されているが「テクノロジーの発達によって、人間よりも賢いものを作ってしまう恐怖はあります。『ジュラシック・パーク』シリーズは、テクノロジーの制御ができなくなった世界を描いている作品ですよね」と技術革新によるリスクを語る。一方で「そんなことよりも、もっとも怖いのはスマートフォン。みんなが下を向いてスマートフォンばかりいじっていると、人と人が目を見て話さなくなってしまう。それこそが一番怖いことなのかもしれません」ともっとも大切なのは、人と人とのコミュニケーションであることを強調していた。スピルバーグ監督と仕事を一緒にした人の多くが“子ども心を忘れない人”という特長を挙げているが「それは僕がそういう人間だからだと思う。捨てようと思っても子ども心は捨てられないんだ」と目を輝かせると「家族からみると、僕は常に空想の世界にいる人みたいなんだ。あまり自覚はないのだけれど、確かになにかを想像していることが多い。でもこうした感覚は、数年前に宮崎(駿)さんとお会いしたとき、僕は彼に感じたことなんですよ」と日米のレジェンドの共通点を述べていた。新宿で行われたジャパンプレミアでは、約500人の熱狂的なファンとの交流を楽しんだスピルバーグ監督。本作について「いままでの作品では、どういう思いを映画に込めたかは伝えてきたのですが、この映画に関しては、伝えたいメッセージがありすぎるので、観客には、自分にとってなにが大切なメッセージなのか見つけてほしいと思っています」と語った。(text/photo:Masakazu Isobe)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月26日『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(公開中)など、近年は良質な人間ドラマに力を入れてきたスティーブン・スピルバーグ監督が、久しぶりに自らメガホンをとったSFアドベンチャー超大作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)。本作の主要キャストの1人に大抜てきされたのが、ダンスボーカルユニット・PrizmaXのメインボーカルで、俳優としても活躍している森崎ウィンだ。森崎ウィン舞台は27年後の未来。誰もがなりたいものになれる場所“オアシス”を唯一の心のより所として生きてきた17歳の少年ウェイド(タイ・シェリダン)が、天才創設者の遺産56兆円を巡る争奪戦に参加し、いろんな出会いを経て人生を切り開いていく。アーネスト・クラインのベストセラー小説を映画化した本作は、「機動戦士ガンダム」や「ストリートファイター」「AKIRA」など、80年代の日本カルチャーがたっぷりフィーチャーされていて、日本の映画ファンの心も鷲づかみにしそう。また、ダイナミックな体感型アトラクションムービーの体をなしながら、心揺さぶるジュブナイル映画にも着地させた点には思わず拍手!森崎が演じるのは、主人公ウェイドの友人・ダイトウ役で、アバターであるトシロウのビジュアルが三船敏郎という点もミソ。本作で待望のハリウッドデビューを果たした森崎が、稀代のヒットメーカー、スピルバーグ監督とのオーディションや撮影現場について語ってくれた。○オーディションの決め手は流暢な英語台詞だった!――まずは、完成した映画を観た感想から聞かせてください。怒涛のようなアドベンチャー作品なので、一つ一つ追うのに精一杯でしたが、エンドロールを観た時、一番感動しました。俺は本当にこの映画に出ていたんだなと実感できたので。自分の出演シーンを観た時、カッコイイ! と思いました。撮影が約2年前なので、撮影当初を思い出しながら観ていました。――オーディションはいつ頃行われたのですか?2015年で、最初は日本で行われました。これまで受けてきたような通常のオーディションで、その時はスティーブン・スピルバーグの映画ではなく、“某ハリウッド映画”としか聞かされてなくて。まさかここまでの超大作だとは思ってもみませんでした。――どういう内容のオーディションだったのですか?1次は、映画の台詞が書かれた紙1枚の台本を渡され、それを読んで終わりました。そしたら2次に残れて、今度はLAに呼ばれました。その出発前夜に初めて「スティーブン・スピルバーグの映画だ」と聞かされ、「ええ!」とびっくりしたんです。――2次のオーディションでは、スピルバーグ監督とどんなやりとりがあったのですか?緊張していてほぼ覚えてないんですが、案内された部屋にスティーブンがいらして、1次の時の台本を再びやらされました。驚いたのは、スティーブンご自身が、小さいハンディカムを回されていたことです。よくオーディション会場だと、助監督さんが回したりするんですが。スティーブンから「OK、ウィン、Let’s go! Ready Action!」と指示されたので、英語の台詞を言ったら、今度はスティーブンから「それを日本語で訳して言ってみて」とリクエストされました。とりあえず日本語で伝えようと思って、ババーっと慌ててしゃべったら「OK!」と言われました。――その後、無事にダイトウ役に選ばれた時、どんなリアクションをされたのですか?実は約8カ月間、全く音沙汰がなく、そのあと全世界向けのオーディションが始まったので、これはもうないなと思っていたんです。その時はLAに行けただけでもラッキーだったと思い、気持ちを切り替えて自分のやるべきことを日々やっていたら、ある日マネージャーに呼ばれまして。「ウィン、決まったよ。おめでとう。ダイトウ役、スティーブン・スピルバーグの作品だよ」とマネージャーから言われたので、うおおおー! と思いました。一瞬時間が止まったような感覚でしたね。それからイギリスへ行って、4カ月間ほど、怒涛のような撮影をしました。――スピルバーグ監督から抜てきされた理由について聞きましたか?ご本人から言われたのは「英語の発音がきれいだから」とのことでした。正直、英語はまだまだ勉強中なので、向こうで100%仕事として対応できるのかと言われたら、そこまでの能力はないんです。でも「日本から来た役者で、こんなに英語の発音がきれいな役者は初めてだった」と言われました。○スピルバーグ監督の現場はとても温かかった――スピルバーグ監督の演出を受けてみて、いかがでしたか?スティーブンの演出はすごく温かいんです。あまり縛りがなく、自由にアドリブを入れて良かった感じです。僕が提案すれば、すべてを汲み取ってくださる。すごく気に入ってくれると「ウィン、僕はそれが欲しかったんだ。それだ!」と言ってくれました。もちろんアップになるシーンの指示は細かったけど、全体的なキャラ像についてはあまり言われなかったです。――周りのスタッフ陣の雰囲気はどんな感じでしたか?スタッフさん同士もよくしゃべっていて、すごくラフな感じで、ピリピリ感は全くなかったです。ただ、オンオフははっきりしていて、やるとなったらパッと集中して、キュッとまとまります。夕方5時、6時には絶対に終わる現場でした。――演じられたダイトウのアバターが三船敏郎という点がとてもユニークでした。アバターが三船敏郎さんの顔になるってことは僕もギリギリまで知らなかったんです。最初、スティーブンから「マフニ! マフニ!」と言われて。誰のことだろう? と思っていたら、三船敏郎さんで、アバターが侍みたいな感じだとそこで初めてわかりました。それで侍の声の作り方を勉強しようと思って、昔の三船さんの作品を探したり、『七人の侍』などを観たりして研究しました。撮影では僕から「日本の侍はこうしてお辞儀をするんです。刀を抜いてこうやるんです」と提案したら、スティーブンも「それいいね! それをやろう」と全部すくい取ってくれました。――ガンダムなど、80年代のアイコンたちが多数登場しますが、完成版を観てみていかがでしたか?僕は90年生まれで、ガンダム世代ではないのですが、『レディ・プレイヤー1』は僕らにも馴染みがある画になっていて、カッコイイなと思ったし、距離が縮まった感覚になりました。僕もアニメ好きなのですが、ガンダムは観てなかったので、改めて観てみたいと思いました。○10年後の野望は俳優としてのアカデミー賞――今後の抱負についても聞かせてください。僕は音楽も好きなので、俳優業と共に両方続けていきたいです。よく「どうバランスを取っているんですか?」と聞かれるんですが、その時に来たお仕事を100%、一生懸命やるだけですね。――10年後の目標はありますか?10年後はアカデミー賞を獲ります。これは言い方を間違えると「はあ!?」と思われるかもしれないけど、獲りたいです。また、CGではなくライブアクションの映画にも出たいです。ジャンルはどんなものでもいいんですが、生身の演技をやっていきたいです。■プロフィール森崎ウィン1990年8月20日、ミャンマー出身。音楽ユニットPrizmaXのメインボーカルで俳優。『ごくせんTHE MOVIE』(09)で映画デビューし、尾崎豊の追悼映画『シェリー』(14)で映画初主演。2013年3月、PrizmaXとしてシングル「Mysterious Eyes/Go!」でCDデビュー。主演映画『クジラの島の忘れもの』が5月12日(土)に公開予定。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴
2018年04月20日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の公開を記念して19日、スピルバーグ監督、タイ・シェリダン(主役ウェイド)、オリビア・クック(ヒロインのサマンサ役)、そして森崎ウィン(トシロウ役)が、都内で行われたトークセッションイベントに出席。会場に集まった未来の映像クリエイターたちへ映画製作を直々に伝授した。若手キャストたちと一緒に登場したスピルバーグ監督は、満席の会場を見るなり「将来のフィルムメーカーたちが大勢集まってくれて、日本の将来が楽しみです。自分も勇気付けられる」と笑顔でコメント。「映画は文化の壁を超えるので、日本語や英語ではなく、映画という共通言語を話せばいい。そうすればきずなで結ばれると思います」とメッセージを送った。数々の名作で人々を魅了し続けるアイデアやイマジネーションの生み出し方についての質問が飛び出すと、「想像力は皆が持っているもので、オンラインで買えるものではなく、そこにあるものだよ」とスピルバーグ監督は回答。「子どもの頃、ファンタジーを想像していたと思うけれど、そういうものをチャネリングして、ストーリーテリングしていくことだ。アイデアが浮かんだら、書き留めることも大事だね」とアドバイスしていた。また、好きな日本のキャラクターについては、主演のタイが「どこの国のプレミアでもガンダムが出てくると、歓声がすごかったよ。日本のキャラクターをうまいこと見せられたからだと思うので、みなさんにも喜んでもらえれば。僕は『君の名は。』が好きだよ(笑)」と語ると、オリビアも「ハローキティが好き! 小さい時にパジャマを着ていました(笑)」と告白。森崎もガンダムのファンだと言い、「ロンドンやLAのプレミアで観客のみなさんと一緒に映画を観たわけですが、すごく緊張していたけれど、"あのセリフ"を言った後の盛り上がりが本当にすごくて(笑)。みんなのベクトルが上がっていることをこの身で経験したので、この作品に出たこと誇りに思いました」とエピソードを報告した。スピルバーグ監督は『AKIRA』のバイクのファンだそうで、「若い時にバイクをやっていたからね」と意外(?)な趣味を告白して笑いを誘った。ちなみに仮に続編があるなら「ウルトラマン」を出してほしいという声が出ると、「実は今回、権利関係のクリアが難しかったよ。もちろん許可が下りれば、ぜひ出したいね」とすでに今回調整していたことも説明した。そして日本人のクリエイティビティーについての質問が出ると、スピルバーグ監督は「宮崎駿監督の世界は本当に素晴らしい。特に『千と千尋の神隠し』はディズニーのどの作品よりもすごい!」と宮崎駿監督を絶賛。また、「11カ月くらい前、アニメーションの仕事をしている娘と一緒に宮崎さんと会うことができて、彼女は天国のような素晴らしい体験だと言っていました」と3人で会っていたことも告白した。その際、作品作りのプロセスについて話したそうで、「キャラクターかストーリーか、どちらが先かの話をしたよ。宮崎さんは『キャラクターがストーリーそのものなので、キャラクターが語ってくれるから、キャラクターを見つけることが大事だ』と言っていたよ」と、名作誕生の秘訣について語り合っていたことを明かした。
2018年04月20日スティーブン・スピルバーグ監督が贈る『レディ・プレイヤー1』から、この度、誰しもがなりたいものになれる世界[オアシス]を舞台に、全人類が争奪全を繰り広げる壮絶・怒涛の長尺ノンストップ・アクションシーン映像が世界初解禁された。今回到着した3分間以上にも及ぶ本編映像は、スピルバーグ監督が日本のファンのために特別に許可したもので、前半のハイライトと言っても過言ではないシーンを収録したスペシャル映像だ。この驚異のレースは誰もがなりたいものになれ、どんな夢も実現することができる[オアシス]で繰り広げられるもので、[オアシス]を生み出した天才創設者ハリデーが仕掛けた3つの謎を解くための重要なレース。勝ち抜き全ての謎を解いた者にだけ与えられる56兆円もの莫大な財産を目当てに、世界中から挑戦者が集結している。本作の主人公ウェイドもこのレースに参加する1人で、イケメン少年パーシヴァルとして、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンで駆る姿も登場。大事なレースの最中だが、彼は「AKIRA」の金田バイクで疾走する女性が気になる様子…。実は彼女こそ、[オアシス]で知らぬものはいない程の超有名人のアルテミス。このアルテミスとの出会いが、後のパーシヴァルそしてウェイド本人の人生を大きく変えることになるという。さらに、あの日米の超有名なアイコンたちの姿も!「ポールポジション」のレースカーや「特攻野郎Aチーム」の“Aチーム バン”、『アメリカン・グラフィティ』の車、『マッドマックス』の主人公マックスの愛車“インターセプター”、孤高の戦士バットマンの愛車“バットモービル”など、“名車”の姿も見逃せない!そして、『ジュラシック・パーク』T-REXやキングコングなどの巨大なキャラクターたちがそれらを待ち構える様子も確認することが出来る。『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国にて公開(3D/2D/IMAX3D(R)/4D)。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月11日映画『この道』が、日本の童謡誕生100周年を記念して2019年1月11日(金)に公開される。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA。監督は佐々部清。北原白秋と山田耕筰による日本童謡誕生秘話『この道』は、日本人による童謡を生み出した詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の人生を描く物語。明治開国以降、「ドイツ童謡」を日本語に訳して歌っていた日本の子供達に対し、文学者の鈴木三重吉が「日本人による童謡を創ろう!」と決起し、北原白秋と山田耕筰を引き合わせたのがきっかけとなる。奇抜な詩で名を馳せていた北原白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した山田耕筰は、最初は才能がぶつかり反目していたが、あることがきっかけで手を取り合い「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」、「鐘が鳴ります」など数々の童謡を世に出していく。だが時代の波によって二人は苦悩の淵に…。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰の人間像や、今も尚歌い継がれる名曲の誕生秘話に迫っていく。また、本作のクランクアップの撮影場所となった、白秋・耕筰もこよなく愛した明治11年創業の箱根の老舗・富士屋ホテルは、約140年の長い歴史の中で、日本映画で撮影に使ったのは『この道』が史上初。歴史ある建物とともに、当時の雰囲気を描き出している。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは、大森南朋。映画『ビジランテ』『アウトレイジ 最終章』『ミュージアム』などに出演し存在感を放つ、日本を代表する俳優だ。また、真面目な秀才音楽家の山田耕筰役は、EXILEでパフォーマーとして活躍する他、『沈黙-サイレンス-』『たたら侍』など、数多くの映画やドラマに出演しているAKIRAが務める。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役を松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役を羽田美智子が務める。その他、『赤い鳥』創刊者の鈴木三重吉役を柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役を松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役を貫地谷しほりが演じる。さらに、ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役として由紀さおり・安田祥子姉妹が登場するなど、豪華なキャストが物語を彩る。監督は、2004年の『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』『ゾウを撫でる』といった作品の監督を手掛けた佐々部清が務める。EXILEボーカルATSUSHIが歌う童謡「この道」が主題歌に主題歌となるのは、もちろん映画タイトルにもなった童謡「この道」。それをEXILEのボーカルATSUSHIが歌い上げる。ATSUSHIは、2012年に自身初となる童謡唱歌のカバー曲「ふるさと」、続いて2013年にシングル曲「懺悔」のカップリング曲として「赤とんぼ」を発表しており、本作が童謡唱歌カバー3曲目。なお、EXILE・ATSUSHIの童謡唱歌カバー曲が映画の主題歌として起用されることは初のことだ。ストーリー九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕筰に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に・・・。【詳細】映画『この道』公開時期:2019年1月11月(金)出演:大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊、由紀さおり、安田祥子監督:佐々部清脚本:坂口理子配給:HIGH BROW CINEMA
2018年04月06日●ネットがちょっとした“祭り”となった新CM3月30日、日清カップヌードルの新CMが公開されるやいなや、すぐにネットで話題になった。カップヌードルのCMは毎年新しい試みを打ち出してくることで知られているが、今年は何が注目を集めたのか、ご存知だろうか。AKIRA(EXILE/EXILE THE SECOND)や岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、青柳翔、町田啓太、小澤雄太(共に劇団EXILE)らが出演し、コンテナが積まれた廃墟で火柱上げてド派手にぶつかり合うこのCM――これはどう見ても『HiGH&LOW』だ。『HiGH&LOW』とは、EXILEの創始者HIROが全面プロデュースし、映画やドラマ、ライブなど多岐にわたって展開される、LDHによる総合エンタテインメントプロジェクトだ。2016年に公開された映画『HiGH&LOW THE MOVIE』(以下、『ザム』)で、そのド派手でカネのかかりまくった映像と高レベルなアクション、豊富すぎるキャラクター&チームの魅力により、多くのファンを生み出した。以降、それまでLDHとは縁遠かったオタクや映画ファンたちまで、熱に浮かされたように劇中のセリフを口走り、解釈・考察を繰り広げる光景がネットの各所で見られるようになる。こうした状態に陥ることを、一部では「脳を焼かれた」と呼んだ。それくらいインパクトが大きい作品だったのである。2015年以降、次々と新企画を打ち出してきたハイローだが、昨秋公開の『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』で“第一世代”の物語がいったん幕を閉じ、しばらくは続編などの予定が明らかになっていない。 “新規供給”が途絶えた状態になっており、ファンたちは「HIROさん、俺たちはいつまでも待ってます……」と、新たな動きを待ち望んでいた。と、そこへきて3月30日、突然カップヌードルの新CMが公開されたのだ。一旦公開されたあとアクセスできなくなったため、ネットでは「ハイロー民春の集団幻覚」などと言われたが、その後無事閲覧可能に。映像のあまりの“ハイローっぽさ”に、一部では「ジェネリックハイロー」と呼称され、ちょっとした“祭り”になっている。○重要な存在・コンテナが登場CM冒頭、グラフィティがボムされたコンテナの間を、男たちが抜けていく。コンテナは、ハイロー世界における重要な存在だ。これは、『ザム』のクライマックス、100人対500人の大バトルの舞台となったのが、コンテナが積まれた湾岸地域(愛称「コンテナ街」)だったことに由来している。昨夏行われたよみうりランドとのコラボイベント「HiGH&LOW THE MUSEUM」でも、敷地内に各チームの名前が描かれたコンテナが置かれ、来訪者のテンションを高めてくれた。コンテナを抜けたその先は、LDHのライブさながらに火柱が上がる廃墟だ。一段高い場所に、馬と鹿のレリーフを背負って集団が立っている。「予算委員会」の文字が表示され、集団の中央の男(岩田剛典)が「まずは経済政策から始めようや」と口火を切る。この集団は実質、岩田剛典演じるコブラが率いる山王連合会と見ていいだろう。なお、CMでは「HiGH&LOW」の名は一度も出てこないのでまったく別のキャラクターである可能性もあるが、本稿では便宜上、各キャラクターをハイローでのそれに則って表記する。コブラの横には町田啓太演じるノボル(仮)が立っている。山王連合会なのになぜナンバー2のヤマト(鈴木伸之)がいないのか、と一瞬思うが、ハッキングもできる賢いノボルのほうが「予算委員会」には適任なのかもしれない。なお、山王連合会の本来のロゴは、二匹のトラが王冠を支える図案だ。経緯を説明すると複雑になるが、二匹のトラはコブラとヤマトを、王冠はノボルを表すとされていた。今回のCMでは、馬と鹿が砂時計を挟むレリーフになっている。馬と鹿……つまり「馬鹿」ということだろうか。○すごい当て字「勝富鵺穫」「違うだろぉ〜!?」の声と共に、4WDの屋根に乗って登場するのは、達磨一家・加藤鷲(小澤雄太)と思しき赤い法被の男。達磨一家といえば、ハイローの劇中、常にクライマックスでとんでもない登場の仕方をしてきたチームだ。『ザム』では頭目・日向紀久(林遣都)が爆走するアメ車のボンネットに鎮座し、「SWORDの祭りは達磨通せや」と日本映画史に残る名台詞を吐いた。『ザム2』ではアメ車の後ろにブライダル・カーよろしくロープで板をくくりつけ、一家の若手たちが陸上サーフィンに挑戦。そして『ザム3』では、とうとう斜めになった車に乗って現われ、観客の度肝を抜いた。“達磨ボンネット”以来、「今度はどう登場するか」がファンの楽しみになっていたのである。それに比べれば今回のCMではいささかおとなしめだが、珍しくバイク集団を引き連れての登場だ。達磨一家の格好良さの所以のひとつに、揃いの赤の法被がある。特に幹部が着用する、背中と左脇に「達磨一家」、右脇に「問答無用」と白く染め抜かれた法被は、ハイロー劇中で強い印象を与えていた。今回のCMでも加藤(仮)は法被を着ているが、よく見ると違う文字が並んでいる。左脇には「全問回答」。何のクイズに対するものかはわからないが、すごい意気込みだ。そして背中と右脇に書いてある文字は、はっきりとは映らないが、「鵺獲一家」と見えなくもない。「勝富鵺穫」と染め抜かれたノボリを掲げた人もいるので、おそらく「鵺獲」で「ヌードル」と読ませるのだろう。昭和のヤンキーもびっくりの当て字だ。●AKIRAがカリスマ性を発揮、おなじみの地図もそしてAKIRA演じる琥珀さん(仮)である。ハイロー世界のカリスマは、今回のCMでは「外交問題なめんじゃねぇぞ!!!!!」と叫んでいる。天井から飛び散る火花は、『ザム』クライマックスにおける琥珀さんVSコブラ・ヤマト・九十九(青柳翔)の大バトルを思い起こさせる。黒いバンダナを顔に巻いた若者たちを引き連れ、まるで山王連合会を琥珀さん(仮)が率いているかのようだ。琥珀さんは『ザム』から『ザム2』の間に、どこか海外に行っていた。劇中ではどこにどれくらいの期間行っていたのかは描かれなかったが、もしかしたらその地で何か外交問題に由来するトラブルに遭遇したのかもしれない。なおAKIRAは、所属するEXILE THE SECONDの全国ツアー「ROUTE66」3月31日マリンメッセ福岡公演にて、「EXILEごとではありますが」という前置きからCM出演をファンに報告した。気炎を上げる琥珀さん(仮)チームに対し、ノボル(仮)が「デフレどうすんだ」と投げかける。琥珀さんの横に立つ、青柳翔演じる九十九(仮)は、「GDP100倍にすんぞ」と言い返す。九十九といえば、ハイローでは、掛け算の九九も怪しい上に、『ザム3』劇中で小難しい話をされると「途中から聞いてなかったわ」と言い放ち劇場を沸かせた、作中屈指の「お勉強できない」キャラだ。「100倍」という小学生のような数字を出してくるところからして、九十九さん(仮)、アンタ絶対「GDP」の意味わかってないだろ、とツッコまずにいられない。○名シーンを彷彿とさせるクライマックスそして「ちゃ〜んと話し合おうぜ。ド派手にな!」というコブラ(仮)の掛け声を号令に、全員が走り出す。これは完全に『ザム』のクライマックス直前、湾岸大決戦で両軍が走り出したシーンそのものではないか! 15秒版のほうでは、走り出す面々に寄った画もあり、ますますあの名シーンを彷彿とさせる。走り出した先は、炎に包まれる中で、『ザム』さながらのケンカが繰り広げられる――と思いきや、CMでは「クランプ」と呼ばれるダンスによるバトルが展開される。これはAKIRAや岩田剛典が若い頃からやってきたダンスのジャンルである。この演出は、キャスト本人たちのファンにもたまらないはずだ。コブラ(仮)の「景気ってのはなぁ、気合で上げるもんだ!」という言葉を最後に、「ヤバい。なんか熱い。」というメインコピーが入る。背景のコンテナには大きく「GDP」のグラフィティ。九十九さん(仮)が描いたのだろうか。九十九さんは意外と絵心があるので、これくらいのグラフィティはきっと造作もないだろう。そして最後、燃え盛る火と共にダンスバトルを囲む輪の中には、前述の馬&鹿ロゴと「参分連合」の文字が描かれたフラッグを降る人がいる。この世界では、コブラ(仮)が率いるチームは山王連合会ではなく「参分連合(会)」というらしい。○まさに「ヤバい。なんか熱い。」また、今回、これに合わせてリニューアルされたカップヌードルの公式サイトも非常に凝っている。琥珀さん(仮)の横に書かれた「商品情報」の文言は、「かつて、市場を圧倒的な力で支配していた、カップヌードル。」という文章から始まる。琥珀さんが率いたバイクチーム・MUGENを紹介する枕詞「かつて、MUGENという伝説のチームがこの一帯を支配していた。その圧倒的な勢力により、かえってその一帯は統率がとれていた」のようであり、思わず脳内でテーマ曲「MUGEN ROAD」のイントロが鳴ってしまう。地図のようなものの上に乗ったロゴをクリックすると、ジャンル分けされたカップヌードルの商品が表示される。これは、何度となく劇中で見た、おなじみすぎるSWORDの地図ではないか!芸の細かさと、あまりに熱いハイローリスペクトにあふれた日清カップヌードル新CM。カップヌードルのCMは、年間を通したプロジェクトになる場合が大半だ。ということは、今後1年を通じて「ジェネリックハイロー」な新規映像が観られる可能性が高い。3分間待てない村山ちゃん(仮)や、カップヌードルカレーで白い服にシミをつけるWhite Rascals(仮)、みんなでひとつのカップヌードルを分け合うRUDE BOYS(仮)なども観られるのだろうか。「ヤバい。なんか熱い。」というコピーはまさに、初めてハイローに触れたときに感じた胸のざわめきそのもの。ハイロー本体の続編が発表されるまで、カップヌードルをすすって待つしかなさそうだ。■著者プロフィール斎藤岬1986年生まれ。編集者、ライター。月刊誌「サイゾー」編集部を経て、フリーランスに。編集を担当した書籍に「別冊サイゾー『想像以上のマネーとパワーと愛と夢で幸福になる、拳突き上げて声高らかに叫べHiGH&LOWへの愛と情熱、そしてHIROさんの本気(マジ)を本気で考察する本』」『DEATH MATCH EXTREME BOOK 戦々狂兇』(共にサイゾー刊)など。
2018年04月05日