ANAは1日、ふるさと納税応援ポータルサイト「ANAのふるさと納税」を、2016年4月から開始すると発表した。「ANAのふるさと納税」では、自治体のふるさと納税の取り組みを紹介するほか、自治体ごとの紹介ページや、カテゴリ別での返礼品紹介などを掲載予定。利用者からの寄付の申し込みも受け付ける。また、ANAならではの発信情報として、各自治体の観光スポットを紹介。同社の電子クーポンANA SKY コインの付与や、航空券との連携、旅行商材の案内も実施する予定だ。「ANAのふるさと納税」のサービスのうち、返礼品の配送や決済システムについては、ヤマトグループが提供するふるさと納税関連業務の支援サービス「ふるさと納税トータル支援サービス」を採用。サイトの運営や自治体への参加呼びかけ、交渉などは、ANAが担当する。具体的な収益構造は非公開だが、参画自治体などからの手数料を想定し、「先行事例を参考にして進めている」という。今後、自治体主導のクラウドファンディングや、ショッピングサイト「A-style」との連携も予定する。
2016年02月01日ANAホールディングスは1月29日、取締役会にて「2016~2020年度ANAグループ中期経営戦略」を策定。グループ収益の柱であるFSC(フルサービスキャリア)国内線事業の収益性を維持しつつ、FSC国際線事業・LCC事業・貨物事業を積極的に拡大する。事業戦略として、エアライン事業領域の拡大においてはあらゆる需要層をターゲットとして、FSC、LCCの両ブランドの訴求力を高め、エアライン事業領域の拡大を通じて安定した収益基盤の確立を目指す。ANAはビジネス渡航需要を主たるターゲットとして事業を展開してきたが、今後はリゾート路線のプレジャー需要なども含め、幅広いニーズに対応できるよう事業領域を拡大する。そのひとつの手段として、超大型機であるA380を3機導入することを決議した。需要が旺盛な首都圏=ホノルル路線において、A380がもたらす座席あたりコストをおさえた効率的な生産量拡大と、様々な顧客層にあわせた柔軟なプロダクト展開を実現させる。あわせて、旺盛な訪日需要をさらに取り込みながら日本市場における新たな需要を喚起することで、LCC事業の成長をさらに加速させていく。FSC事業に関しては、国際線旅客事業において積極的な路線展開を行い、グループ全体収益をけん引を目指す。首都圏空港の再拡張にあわせたデュアルハブ戦略の完成形を目指し、成田の夕方・羽田の午前/深夜と首都圏で1日3つの乗り継ぎダイヤの集中時間帯を構築する「首都圏3バンクモデル」を構築することで、乗り継ぎ利便性の向上を図る。また、他キャリアとの共同事業(JV)の深化や、新たなパートナーキャリアとの提携を進め、ネットワークをさらに充実させていく。さらに、既存路線の積極的な増強を継続することに加えて、アジアの未就航地点や中南米などの「ホワイトスポット」への展開を図る。2020年度末の国際線の生産量(座キロベース)は、2015年度比151%を計画している。国内線旅客事業においては、高需要期における大型機稼働の最大化と低需要期における小型機稼動の最大化を両立させる「ピタッとフリート」モデルのさらなる推進により、収益性の維持・向上を図る。成長の続くアジアの訪日需要を取り込み、さらに国内線で各地へ送客することによって、地方創生に貢献していくという。国内線サービスとして、全ての乗客に対する「ストレスフリー」な搭乗モデルを追求するとともに、 機内Wi-Fiやリアルタイムで最新のニュースやスポーツ中継を無料視聴できるLIVE TV、新シートなどの充実により、快適な空間の創出を目指す。なお、同中期戦略期間中に初号機の受領を予定する小型機MRJは、地方路線を中心に活用し、需給適合の強化につなげる。2020年度末の国内線の生産量(座キロベース)は、2015年度比96%を計画している。100%子会社のバニラエアで実施するLCC事業では、日本マーケットにおける新たな需要の創造と旺盛な訪日需要の獲得により、首都圏NO.1のLCCブランドを構築し収益モデルとして定着することで、グループ「第4のコア」事業への成長を目指す。重点的な取り組みとして、日本発プレジャー路線(ANA未就航地/リゾート)への進出、中国大陸/沖縄発着国際線への参入による訪日需要のさらなる獲得、競争力のあるコスト構造の確立、高性能機材の導入検討を計画している。2020年度末の生産量(座キロベース)は、2015年度比318%を計画している。新機材の導入に関しては、FSC事業における国内線の需給適合推進と、国際線の事業規模拡大のための機材確保を継続しつつ、さらなる事業領域拡大を担う機材の導入を進める。また、省燃費機材のシェアを2020年度末で約75%まで高めていくとしている。
2016年01月29日ANAは1月26日より、「STAR WARSプロジェクト」で展開している特別塗装機の初号機「R2-D2 ANA JET」のビジネスクラスに搭乗する体験者を募集している。特設サイト「ANA PLANET」内でANAが就航している41都市に置かれた「スター」をクリックして集め、同作品に登場するキャラクター16種類を集めると同機の体験モニターに応募ができる。スターの数は都市によって異なり、また、都市によってはスターを効率的に増やせる「ブースター」機能を設置。このブースターに成功すれば一気にスターが増える仕組みになっている。スターが10個そろうと1回ルーレットを回すことができ、キャラクター紹介の画面(全16種類)が現れる。16キャラクターの紹介画面では、8枚の壁紙がダウンロードできるようになっている。なお、体験モニター応募権利のほか、オリジナルのスクリーンセーバーも用意している。同キャンペーンは2月10日まで実施している。
2016年01月28日ANAは1月25日より、国内線機内インターネット「ANA Wi-Fiサービス」を開始する。すでに開始している国際線に続き、国内線でも無料のエンターテイメントコンテンツおよび有料のインターネット接続を提供する。同サービスでは、国内線で初めて上空にてテレビ番組を視聴できる無料サービス「ANA SKY LIVE TV」を開始する。LIVE TVでは、国内最大の衛星多チャンネル放送サービス「スカパー! プレミアムサービス」で放送中の3チャンネル(日テレジータス、日テレ NEW24、スカサカ! 24時間サッカー専門チャンネル)を、乗客所有のスマートフォンやタブレット等で楽しめる。そのほかの無料サービスとして、ビデオ番組ではANAオリジナル番組を中心にキッズやバラエティー等全10~15番組を、オーディオ番組ではクラシックやジャズ、ジャパニーズソング、キッズ等の幅広いジャンルの音楽全20~25番組を、電子書籍ではANAオリジナル機内誌(翼の王国、Wing Span)をはじめ雑誌、コミック、観光書、全20冊前後等も展開する。さらに、ANAオリジナル商品を取りそろえたショッピングサイト「ANA STORE@SKY」を新たに開設する。1月25日からの導入機材はB777-300型機1機で、同機は羽田発着の千歳/福岡/沖縄路線を中心にサービスを開始する。今後国内線機材に順次展開し、2017年度末までに合計約100機にて、Wi-Fiサービスを提供する予定となっている。現在計画している対象機材・クラスは、B777,B787,B767,B737,A320の全てのクラスで、B737-500とB737-700は同サービス対象外の機材となる。また、Q400型機においてはビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍サービスのみのサービスを予定している。利用可能機器は、乗客所有のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応端末で、ブラウザの利用では一部閲覧できないコンテンツがあるため、同サービスの利用にはANA公式モバイルアプリ(iPhone, iPad, Android)の利用を推奨している。有料Wi-Fiサービスは時間制のプランで、40分プランは550円、フルフライトプランは1,050円となる。なお、支払いはクレジットカードのみで、大容量コンテンツをダウンロードするとインターネット回線のスピードが遅くなる場合もある。「ANA SKY LIVE TV」などの「ANA Wi-Fiサービス」 は、Panasonic Avionics Corporationによる 航空機内インターネット接続サービス「eXConnect」および、航空機内衛星テレビサービス「eXTV」 を介して提供される。また、「ANA SKY LIVE TV」などの「ANA Wi-Fiサービス」 は、スカパーJSATが保有する通信衛星を利用する。
2016年01月25日ANAは、国内線での機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fi サービス」を1月25日から開始する。「ANA Wi-Fi サービス」では、衛星多チャンネル放送サービス「スカパー!プレミアムサービス」のテレビ番組(3番組)、キッズやバラエティなどのビデオ番組(10~15番組)、クラシックやジャズなどのオーディオ番組(20~25番組)、雑誌やコミック、観光書などの電子書籍(全20冊前後)、ショッピングサイト、情報サイト、テキストニュースなどを、PCやタブレット、スマートフォンといった手持ちのWi-Fi機器で楽しめる。また、利用者向けの有料インターネット接続サービスも提供する。利用料金は、40分プランが550円、 出発から到着までのフルフライトプランが1,050円。支払いはクレジットカード。導入は2016年1月25日からで、羽田発着の千歳、福岡、沖縄路線を中心にサービスを開始。機内入口に「ANA Wi-Fi サービス」ロゴが付されている機材が対象となる。サービス開始時点での対象機材はB777-300型機1機のみ。国内線の対象機材は、25日から順次拡大する予定で、2017年度末までに合計約100機での導入を目指す。対象機材はB777、B787、B767、B737、A320の全クラス。B737-500型機、B737-700型機はサービスの対象外。Q400型機ではビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍サービスのみ提供する。
2016年01月23日『仕事も人間関係もうまくいく ANAの気づかい』(ANAビジネスソリューション著、KADOKAWA)は、ANAホールディングスの100%子会社である「ANAビジネスソリューション」による著作。社名からもわかるとおり、ANAグループのノウハウに基づき、研修事業や人材派遣事業を行っているのだそうです。ちなみに研修内容は、「接遇&ビジネスマナー」「ヒューマンエラー対策」「コミュニケーション」など。つまり勤続20年以上の現役社員からOBまでにインタビューし、現場での努力を通じて人から人へと受け継がれてきた「口伝の技術」を初公開しているという本書は、ANA社員たちが実践してきた「気づかい」のコツを凝縮した内容だということ。きょうはそのなかから、気づかいと時間との関係についての考え方を引き出してみたいと思います。■具体的に言うことで安心を与えるタイムマネジメントは、自分のためだけにあるものではないと著者。つまり、「自分の接する相手が行動しやすくするため」という目的も含まれるということです。また、自分のとる行動が相手の予定に影響を与える場合、相手への気づかいはとりわけ大切になるともいいます。たとえば、みなさんが飛行機の乗客だったとします。パイロットから、この先、揺れが起きることを告げられたとしたら、次のどちらの方が安心できるでしょうか?(1)「あと少しで、当機は揺れることは予想されます。この揺れはしばらくのあいだ続くことが予想されますので、化粧室のご利用などはいまのうちにお済ませいただけますようお願い申し上げます」(2)「約10分後に、当機は揺れることが予想されます。この揺れは、20分ほど続くことが予想されますので、化粧室のご利用などはいまのうちにお済ませいただけますようお願いいたします」この場合、わかりやすいアナウンスは(2)の方。なぜなら(1)の「あと少しで」「しばらく」とは違い、(2)では「約10分後に」「揺れが20分ほど続く」といった具体的な言葉が使われているから。■悪い情報も誠実にオープンにする通常とは異なることは、いつ、どのくらい起きるのか。人はそんな「わからない」という状況に大きな不安を抱くもの。だからこそ、たとえ通常とは異なる出来事が起きるとしても、それが「いつ」「どのくらい」起きるのかがあらかじめわかっていれば、不安感を減らすことができるというわけです。また、そうすれば「次になにをすべきか」が判断できるため、時間を有効に使うことも可能。いい情報も悪い情報も誠実にオープンにすることが、信頼につながっていくということです。なるべく具体的に見通しを伝えるという気づかいは、航空機のアナウンスに限った話ではないと著者はいいます。たとえば、どうしても納期に間に合わせられないという場合、あるいは、どうしてもデートの約束に遅れそうだという場合も同じ。「何日の何時までにはお届けしますので」とか「何分後には行くからね」などと、遅れるときこそ、相手になるべく具体的にイメージしてもらうことが大切だということ。曖昧に「あとちょっとで着く」「少しだけ送らせていただけませんか?」といっても、相手はどうしたらいいのかわからなくなってしまうからです。■予定の過少申告はしない方がいいなお、この「予定を伝えるときは具体的に」という気づかいには、ひとつだけ注意点があると著者はいいます。それは、「過少申告」をすべきではないということ。たとえば、相手と10時に会う約束が、電車の遅れなどによって到着が10時30分になってしまいそう、というような場合があります。そんなときは、「10時30分にはなんとか間に合う」と思ったとしても、「申し訳ないのですが、待ち合わせを11時にしていただけませんか」と、余裕を持たせて予定を伝える方がいいというわけです。約束の時間に間に合わないとき、人は「なるべく相手によく思われたい」と考える成果、実現できるかどうか微妙な遅延時間を伝えようとしてしまいがち。でも「10時30分にはなんとか間に合う」といっておきながら、実際の到着が10時45分になってしまえば、相手に「さらに遅れた」と悪いイメージが残ることになります。一方、余裕を持って「11時にしていただけませんか」と伝えて10時45分に到着できれば、「以外と早く着けたね」と、遅刻のなかでも好印象を持ってもらえるかもしれません。これは一例ですが、このような細かい気づかいが、ANAのサービスすべてに貫かれているわけです。*もともと「後発」の「弱小エアライン」としてスタートしたANAは、とにかく愚直に「お客様満足」を目指すことしか武器を持っていなかったのだといいます。しかし結果的にその姿勢が、英SKYTRAX社による2013~2015年のエアライン・スターランキングにおける3年連続・世界最高評価「5スター」という実績にもつながったのだともいいます。だからこそ本書を熟読すれば、同社の姿勢が生み出した「気づかい」のあり方を身につけることができるわけです。(文/書評家・印南敦史)【参考】※ANAビジネスソリューション(2015)『仕事も人間関係もうまくいく ANAの気づかい』KADOKAWA
2016年01月17日ANAと三井住友カードは1月15日より、プリペイド(事前入金型)決済機能付きANAマイレージクラブカード「ANA VISAプリペイドカード」の会員募集を開始した。ANA VISAプリペイドカードは、ANAマイレージクラブの機能と国内外3,800万店のVisa加盟店で、事前にチャージ(入金)した金額分を利用できるVisaプリペイド機能が1枚になったANAマイレージクラブカード。入会金・年会費は無料で、フライトはもちろん提携パートナーの利用でマイルが貯まるほか、プリペイドカードの利用金額合計1,000円(税込)につきANAマイル5マイルが自動的に貯まり、貯まったマイルは特典航空券などに交換できる。カードはチャージ限定型とオールチャージ型の2種類があり、チャージ限定型はANA VISAやマスターカード会員の13歳以上が利用でき、チャージは申込者(保護者)のANA VISAやマスターカードに限定される。利用の都度、利用情報がメール通知されるため、子供のお小遣いとして、また、ひとり暮らしや海外留学など離れて暮らす家族への送金にも便利になっている。オールチャージ型は15歳以上が利用できるカードで、パソコンやスマートデバイスにて申し込みの上、クレジットカード(Visa/MasterCard)、コンビニ、ペイジーなどの決済方法でチャージできる。こちらも利用の都度利用情報がメール通知されるようになっている。カードデザインはシルバー、ピンク、ブルーの3色から選べる(チャージ限定型・オールチャージ型同様のデザイン)。チャージ限定型は専用申込書にて、オールチャージ型は専用Webサイト上で、1月15日より申し込みを受け付けている。なお、各種公共料金など月々の料金の支払い、ガソリンスタンド、高速道路料金など、一部利用できない店舗・サービスがある。今回の新規カードの発行記念として、1月15日~2016年4月30日の期間に入会すると、漏れなく1,000円分のバリューをプレゼントする。キャンペーン期間は1月15日~4月30日(初回チャージ手続き完了分)まで。
2016年01月15日全日本空輸と三井住友カードは14日、プリペイド(事前入金型)決済機能付ANAマイレージクラブカード「ANA VISAプリペイドカード」の会員募集を、1月15日から開始すると発表した。「ANA VISAプリペイドカード」は、ANAマイレージクラブの機能と、国内外3,800万店のVisa加盟店で、事前にチャージ(入金)した金額分を利用できるVisaプリペイド機能が1枚になった、入会金・年会費無料の新しいANAマイレージクラブカード。フライトのほか、提携パートナーの利用でマイルが貯まるほか、プリペイドカードの利用金額合計1,000円(税込)につき、ANAマイル5マイルが自動的に貯まり、貯まったマイルは特典航空券などに交換できる。「ANA VISAプリペイドカード」は、<チャージ限定型>と<オールチャージ型>の2種類を用意。<チャージ限定型>は、ANA VISA/マスターカード会員の13歳以上の子供が利用でき、チャージは申込み者(保護者)のANA VISA/マスターカードに限定される。利用の都度、利用情報がメール通知されるため、「子供への小遣いとして、一人暮らしや海外留学など、離れて暮らす家族への送金にも便利に且つ、安心して使える」(両社)。一方、<オールチャージ型>は、15歳以上の人が利用可能。パソコンやスマートデバイスで申し込みの上、クレジットカード(Visa/MasterCard)、コンビニ、ペイジーなどの決済方法でチャージできる。これも利用の都度利用情報がメール通知されるため、「安心して使用できる」(同)。チャージ限定型は専用申込書で、オールチャージ型は専用Webサイト上で、1月15日から申込みできる。カードデザインは、以下の3色から選べる(チャージ限定型・オールチャージ型同様のデザイン)。
2016年01月14日ANAグループは1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、アジアにおける戦略的な業務・資本提携を展開していくことで、ベトナム航空との間で基本合意したことを発表した。ANAグループは中期経営戦略において新たな成長領域拡大に向け、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組んでいる。その中でベトナムは、アジアの中でもとりわけ成長ポテンシャルの高いCLMV(※)の中心に位置し、TPP参加国の一員でもある。今回の業務・資本提携により、ANAは今後の経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大することを目指している。同提携により、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣する他、両社の間で広範な業務提携について検討を進めていく。なお、同提携はベトナム政府当局からの必要な許認可取得ならびにANAグループとベトナム航空グループとの間の業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施する。※CLMVは、カンボジア(Cambodia)・ラオス(Laos)・ミャンマー(Myanmar)・ベトナム(Vietnam)
2016年01月13日現地時間の1月11日、シアトルのボーイングとANAはANAの787ドリームライナーによる運航が10万便に達したことを記念し、アメリカ・シアトル空港にて記念セレモニーを実施した。ANAは世界で初めて、同機種による10万便の節目を迎えた航空会社となった。「787ドリームライナーは、特にANAの国際線ネットワークにおいて重要な役割を果たしている機材です。10万便達成という節目を迎えたことは、ANAにとっても大きな意味を持ちます。世界最大の787運航エアラインとして、ANAは今後も、787-10型機を含む787全シリーズの受領と、次の節目を迎えることを楽しみにしています」とANAの篠辺修代表取締役社長がコメントした。ANAは787ドリームライナーのローンチカスタマーであり、2011年に世界で初めて航空機の運航を開始した。787はANAの国際路線拡張に貢献し、就航路線は北米やアジア、欧州にも広がっている。ANAが積み重ねた10万便という規模は、全世界の787運航便数の4分の1以上を占めている。ANAは、現在787-8型機と787-9型機を合わせ44機を運航する、世界最大の787運航エアライン。787-10型機を含めてさらに39機の787シリーズの発注と、777-9X型機の20機の発注がある。787ドリームライナーは最新技術により優れた燃料効率性を備え、中型機でありながら大型機並みの航続距離を誇る。この燃料効率性の高さを背景に、今日までに全世界で70以上の新規直行路線を含めた350以上の路線に就航し、7,500万人以上が搭乗している。
2016年01月13日12月に入り、JALやANA、エールフランス航空、デルタ航空、カタール航空などの各社は、ホバーボードなどリチウム電池で作動する小型乗りものの機内持ち込みおよび受託手荷物を、発火危惧の理由により禁止することを発表している。対象となるのは、ホバーボードや電動スケートボード、エアーウィール、小型セグウェイなど、リチウムイオン電池で作動する電子機器。航空会社によっては歩行が不自由な乗客が使用する電動車椅子や電動スクーターなどは、引き続き受託手荷物として対応している。JALは日本トランスオーシャン航空(JTA)など全グループ会社で規制を適用し、コードシェア便に関しては運行会社の規定に準じるとしている。JALは12月13日より、ANAより12月14日より規制を適用しており、両社ともに歩行が不自由な乗客が使用する電動車椅子や電動スクーターなどは、引き続き受託手荷物として対応する。
2015年12月18日スルガ銀行はこのたび、14日よりANA支店などの一部のインターネット支店にて、「冬の定期預金キャンペーン」を開始すると発表した。キャンペーン対象となる2つの定期預金を取扱いしている各支店で、キャンペーン特典が受けられるとしている。○「スペシャルギフト付き定期預金」特別金利キャンペーンの概要実施期間:12月14日(月)~2016年2月29日(月)対象支店:ANA支店、Dバンク支店(クラブを除く)、ソネット支店、Tポイント支店対象商品:「スペシャルギフト付き定期預金」内 容:キャンペーン期間中、「スペシャルギフト付き定期預金」を特別金利で預入れることができる。1口300万円以上の場合は年利0.35%(期間1年・税引前)、1口300万円未満の場合は年利0.32%(期間1年・税引前)○「ジャンボ宝くじ付き定期預金」宝くじ増量キャンペーンの概要実施期間:12月14日(月)~2016年2月29日(月)対象支店:ドリームダイレクト支店、ANA支店、ソネット支店、OCN支店、Tポイント支店対象商品:「ジャンボ宝くじ付き定期預金」内 容:キャンペーン期間中、「ジャンボ宝くじ付き定期預金」を300万円新規作成・増額ごとに、2016年「ドリームジャンボ宝くじ」を通常届け分に5枚ずつ増量しプレゼントする
2015年12月10日ユーグレナは12月1日、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、ANAの協力の下、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画を推進すると発表した。ユーグレナは、2010年5月よりバイオジェット燃料の研究を、2014年6月よりいすゞ自動車と共にバイオディーゼル燃料の研究開発を開始しており、2015年6月にはバイオ燃料製造技術の1つであるバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術に関するライセンス契約およびエンジニアリング契約を米国Chevron Lummus Global & Applied Research Associatesとの間で締結している。具体的には、2018年前半からの日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの稼働と、2020年のバイオジェット・ディーゼル燃料の実用化を目指した計画を推進する。今後、横浜市が「環境・エネルギー分野の拠点形成」を目指す京浜臨海部の旭硝子株式会社京浜工場内(予定)で、2016年夏よりバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの建設を開始し、2017年内の竣工と2018年前半の稼働開始を予定。実証プラントの稼働を経て商業用プラントの計画を推進していくとしている。今回の計画では、ユーグレナが持つ微細藻類ユーグレナに加えて、国内でその他のバイオマス油脂も調達することで、安定供給を目指す。実証プラントでは、日産5バレルの製造能力で、年間125KLのバイオ燃料を製造する計画。125KLのバイオ燃料をすべてジェット燃料として使用した場合、羽田・伊丹間を10%混合で毎週1往復程度、運航可能な量に相当するという。このバイオ燃料は、ジェット燃料およびディーゼル燃料としての利用が見込まれている。
2015年12月02日ANAは国内線プレミアムクラスを対象に、年末&年始の特別サービスを実施。12月10日~31日(予定)にはクリスマス「シャンパン特別サービス」を、2016年1月1日~3日の一部路線では新春「おせちサービス」を行う。「シャンパン特別サービス」は通常のスパークリングワインにかえて、シャンパン「シャンパーニュ・シャルル・コラン・ブリュット」を提供する。ピノ・ノワールを主体にシャルドネを加え、厚みのある味わいに仕上がっているという。なお、在庫状況により予定より早く終了する場合もあるという。1年の幕開けに相応しく縁起のいい品々を盛り合わせた新春「おせちサービス」は、羽田/千歳/伊丹/福岡発の朝食・昼食時間帯に提供する。なお、「おせち」は温かい食事ではなく、「Premium SABO」と夕食「Premium GOZEN(コラボレーション)」は通常メニューでの提供となる。
2015年11月30日エアー沖縄とグランドシステム沖縄は10月16日、2016年4月1日を目処に経営統合し、同日よりANAホールディングスの資本参加を受け、ANAグループの一員として那覇空港における地上支援業務を展開していくことで基本合意した。那覇空港は沖縄が持つ地域の魅力や東アジアの中心に位置する地理的優位性が国内外で高く評価され、近年はLCCや外国航空会社の就航が大幅に増加している。さらに、ANAグループによる「沖縄貨物ハブ」でもあり、今後もさらなる事業拡大が期待されている。エアー沖縄およびグランドシステム沖縄は、今までも那覇空港においてANAからの委託を受け、国内外の航空会社の旅客サービスや運航支援、グランドハンドリング等の地上支援業務を実施してきた。今後は那覇空港を取り巻く事業環境の変化に対応すべく、「経営統合」ならびに「ANAグループへの参画」を果たすことにより、さらに高品質なサービスと安定したオペレーションをより効率的に提供できる事業体制の構築を図っていく。エアー沖縄およびグランドシステム沖縄がこれまで51年間にわたり那覇空港で培ってきた空港地上支援業務のスキル・ノウハウをベースに、ANAグループに参画することにより得られる様々なサポートを効果的に活用していく。加えて、当地企業のDNAを継承する空港ハンドリング会社として、引き続き沖縄の経済・産業発展に貢献する企業となることを目指すとしている。
2015年10月19日ANAは10月25日より、日本のエアラインとして初めてベルギーのブリュッセル空港に就航する。この就航と同時に、同空港をハブとするブリュッセル航空とのコードシェアを開始する。この提携により、ブリュッセル航空のフライトをANA便名で利用することが可能となる。なおブリュッセル航空は2009年より、ANAと同じスターアライアンスに加盟している。さらに年内には、デュッセルドルフをハブ空港のひとつとしている、ジャーマンウィングスとユーロウィングスの欧州路線のフライトにおいても、コードシェアを開始する。従来のフランクフルトおよびミュンヘン経由でのネットワークに加え、欧州路線における共同事業(JV)のパートナーであるルフトハンザグループの傘下3社と新規にコードシェアを行うことにより、ANAは乗客により多くの選択肢を提供し、利便性を向上することができるという。※政府認可申請中
2015年10月17日ANAは10月25日(搭乗分)より、ラテンアメリカを代表する航空会社・アビアンカ航空とコードシェアを新たに開始する。この提携により、日本から米国および英国経由でコロンビア、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの4カ国に、ANA便名で渡航することが可能となる。アビアンカ航空は航空機を約150機有するラテンアメリカの航空会社で、ボコダ(コロンビア)やサンサルバドル(エルサルバドル)等に複数のハブ空港をもっている。同社は2012年にANAも加盟しているスターアライアンスへ加盟した。今後、両社のマイレージ会員は継続してマイレージの積算と特典の利用が相互に可能となり、また、スルーチェックインやスルーバゲージも出発時の空港において継続して利用できる。さらに、太平洋路線における共同事業のパートナーであるユナイテッド航空とのコードシェアも拡大する。10月25日(搭乗分)より、新たにヒューストン経由での日本=サンティアゴ(チリ)のフライトにおいても、ANA便名で利用できる。中南米へのネットワークについては、従来から行っているユナイテッド航空およびTAM航空とのコードシェアに加え、今回の拡充によってより多くの選択肢を提供し、利便性の向上を目指していくという。
2015年10月13日ANAは10月5日より、簡単・スピーディーな操作を実現する「新自動チェックイン機」を松山空港から導入した。2015年度中に順次、ANAが就航する国内の全51空港において自動機の刷新を図っていく。これまでANAは国内の他社に先駆けて、乗客自身で座席指定などの手続きができる自動チェックイン機(1989年6月)や、空港で必要な手続きを事前化し、直接、保安検査場に進めるSKiPサービス(2006年9月)を導入してきた。新自動チェックイン機は、操作画面が17インチから19インチに拡大し視認性が向上したほか、画面のデザインも一新することで必要な手続きが画面の案内にそって簡単にできるようになっている。また、増加する海外からの乗客に対応するため、日本で初めて日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4カ国語・5言語の案内を用意した。従来通りの機能であるチェックインや航空券新規購入などに加えて、今まではカウンターで行っていたサービス(新株主優待券の利用、欠航や遅延時などの予約変更や払い戻し、チェックイン済みの乗客の座席変更やマイル登録・領収書の発行、国際線航空券を所有する乗客の国内区間チェックイン)なども随時、新自動チェックイン機で対応できるようになる(一部の機能は2016年春導入予定)。今後の導入予定10月: 松山 中部 福島 釧路 富山 青森 佐賀 函館 女満別 秋田 旭川 新潟 紋別11月: 稚内 岡山 熊本 仙台 米子 宮古島 神戸 利尻 中標津 広島 五島福江 岩国 大分 庄内 宮崎 大館能代 鳥取 徳島 新千歳 静岡 壱岐 能登 萩石見12月: 羽田 新石垣 長崎 対馬 八丈島 小松 関西 高松 山口宇部 成田2016年1月: 伊丹 那覇 福岡 鹿児島 高知
2015年10月06日10月2日の午後、ANAとウォルト・ディズニー・ジャパンのコラボ企画「STAR WARSプロジェクト」の一環としてデザインされた、スター・ウォーズキャラクターの特別塗装機第一号「R2-D2 ANA JET」(ボーイング 787-9型機)が羽田空港に到着した。「R2-D2 ANA JET」は10月17日、初めて一般が搭乗するフライトとして羽田空港発着の遊覧フライトを実施する。その後、10月18日の羽田=バンクーバー線(ANA116便)から定期便として就航を開始し、順次アメリカ(サンノゼ・シアトル)やヨーロッパ(ミュンヘン・パリ・ブリュッセル)、シドニーや北京、ジャカルタなど世界各地に就航する。同機は国際線仕様機ではあるものの、10月20日、22日、31日の3日間限定で、羽田発着の宮崎/函館/松山/広島/鹿児島/伊丹線に導入される。なお、この機内ではイベントを行わず、機用品は国内線仕様となる可能性がある。また、特別ツアー企画「『R2-D2 ANA JET』で行くシンガポール5日間」(11月12日01:30~03:00羽田出発、11月15日羽田帰国)も予定しており、旅行代金は17万4,800円~22万800円(2人1室利用/エコノミークラス席/おとな・こども同額)で、宿泊は7つのホテルから選択できる。発着地は羽田だが、国内線特別代金プランを利用して札幌・名古屋・伊丹など全国各地からも参加できるようになっている(チャーター便の運航は関係当局の認可を前提)。スター・ウォーズキャラクターの特別塗装機は今回の「R2-D2 ANA JET」のほか、12月18日公開の新たなる3部作の1作目「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に登場する新キャラクター「BB-8」が全面に描かれた「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300型機)と、両サイドに「BB-8」と「R2-D2」が描かれた「STAR WARS ANA JET」(ボーイング767-300型機)がある。「BB-8 ANA JET」機は2016年3月頃、北米路線を中心とした国際線に、「STAR WARS ANA JET」は11月頃に国内線に就航する予定となっている。
2015年10月03日ANAとLEXUSは10月1日より、ANA運航の国際線ファーストクラス利用者に羽田空港における乗り継ぎサービスにてLEXUS車を用意し、国内線と国際線ターミナル間をよりスムーズに移動できる日本初の乗り継ぎサービスを開始する。使用する車両には、「LEXUS LS/LX」というラグジュアリーサービスにぴったりなフラッグシップ車両となっている。同サービスは、羽田空港にて第2ターミナル発着のANA運航国内線とANA運航国際線を乗り継ぎ(最終目的地までの搭乗手続きおよび手荷物の預かりが完了済み)、かつ、国際線区間をファーストクラス利用者が対象となる。サービス車両は指定できない。なお、11月からはLEXUSのフラッグシップセダンLSの「L-Select」から青と白で内装を仕立てた「Escape Journey」仕様車を導入する。このサービス車両は、予告なく変更になる場合がある。
2015年10月01日ANAは9月29日、伊丹空港において国内線プレミアムメンバー向け最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」の供用を11月5日より開始することを発表した。同ラウンジは2014年に開始した那覇空港に続くもので、今後、新千歳空港や福岡空港においても順次展開していく。同ラウンジは伊丹空港南ターミナル2階の国内線ANA LOUNGEで、106席の快適なラウンジスペースを備え、ワインやプレミアムビール、パンやスープなどの軽食も提供する。なお、現在3階にある「ANA LOUNGE」に関しては、今後も利用できる。伊丹空港内の「ANA SUITE LOUNGE」では、日本に初めてベルギーワッフルを紹介した「マネケン」の一番人気であるプレーンワッフルを用意する。本場ベルギーの伝統製法にこだわり、毎日伊丹空港内の店舗で焼きあげたものをラウンジにて提供する。ベルギー産パールシュガーが入った、外はサクッと中はふんわりとした食感が特徴となっている。
2015年09月29日ANAは9月30日より、国内線空港内での空席待ちの呼び出し順を変更し、マイレージサービスの最上位会員であるダイヤモンド会員を優遇して案内する。従来は、種別Aであるダイヤモンド・プレミア・ブロンズサービスメンバーやスーパーフライヤーズカー会員、スターアライアンスゴールド・シルバーメンバーから優先で案内をしていた。それに続いて、種別Sのプレミアムクラス希望者、種別Bの普通席希望者、種別Cのシニア空割・スカイメイト割引(種別A~B以外)となっていた。9月30日からは種別Sをダイヤモンドサービスメンバーのみとして最優先に案内し、続いて、ダイヤモンドを除く従来の種別A、従来の種別S・B、従来の種別Cの順で案内する。
2015年09月28日ANAは8月27日、世界的に著名なシェフなどプロフェッショナルたちが機内食をプロデュースする「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」のメンバーに、新たに4人のパートナーを迎え入れて総勢25人になることを発表した。新メンバーにはイタリア発の「illycaffe」のアンドレア・イリーCEOも加わり、日本発着欧米・シンガポール路線ファーストクラスでコーヒーのプロデュースを予定している。"その道を極めた目利き・匠"を意味する「THE CONNOISSEURS」は、著名シェフおよびお酒やコーヒーのプロフェッショナルに加え、ANAシェフチームで構成されている。メンバーはANA国際線(日本発)と一部の国内線プレミアムクラスの食事・飲み物をプロデュースする。9月からは「京都吉兆」総料理長である徳岡邦夫氏や、フレンチ「ESqUISSE(エスキス)」のシェフ・エグゼクティブであるリオネル・ベカ氏、中華料理「チャイナブルー」の料理長であるアルバート・ツェ(謝 偉城)氏、そして、「illycaffe」のCEOであるアンドレア・イリー氏が加わる。徳岡邦夫氏は2016年3月より日本発欧米路線のファーストクラスにて軽食メニューを、リオネル・ベカ氏は12月より日本発欧米・シンガポール路線でファーストクラスの洋食メニューを、アルバート・ツェ氏は12月より成田・羽田空港の国際線ANA SUITE LOUNGE内で中国料理を、それぞれプロデュースする予定となっている。
2015年08月27日全日空商事は運営するANA公式ECサイト「ANAショッピングA-style」にて8月26日18時より、2015年ボジョレー・ヌーヴォーの予約販売を開始する。 2015年に販売する9種類には、ANAファーストクラス、ビジネスクラスの機内サービスワインにも採用実績があるワイナリーが手掛けたワインも含まれている。「ANAショッピングA-style」では、専属ソムリエが厳選したボジョレー・ヌーヴォーを2012年よりANA限定オリジナルラベルとして販売している。また、2013年からはANAの機内サービスワインに選ばれているワイナリー「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」の商品をラインナップしている。中でも、ANA限定ラベル「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」(税込3,390円・税込)は2013、2014年ともに一番人気を獲得しているという。同ワインはANA国際線ファーストクラス・ビジネスクラス(一部路線)にて、解禁日(11月19日)に提供される。11月14日までの予約であれば、解禁日に配送となる。限定数量に達し次第、予約は終了となる。単品商品以外にもお得なセット商品や、ANAロゴ入りギフト箱商品なども展開する。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年08月26日ANAはウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、WDJ)とコラボした「STAR WARSプロジェクト」の一環として、「スター・ウォーズ」の世界を体感できるアトラクションタイプのシューティングゲーム「スター・ウォーズ:バトル ポッド」を成田空港に設置している。同プロジェクトはWDJと「スター・ウォーズ」ブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づいたもので、世界で初めてスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機の発表を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたって実施される。「スター・ウォーズ:バトル ポッド」では、エピソード4~6の激戦を再現した5つのステージを用意。全身が映像に包まれるドームスクリーンを使い、映画に登場する乗りもののパイロットとなって、映画の名場面を体験できるという。現在、成田空港第4サテライトのANAラウンジに設置しており、ラウンジ利用者は無料で体験できる。ANAはバトルポッドの利用にラウンジスタッフへの声かけを呼びかけており、混雑状況によっては利用できない場合もあるという。詳細はホームページを参照。
2015年08月26日全日空商事は運営するANA公式ECサイト「ANAショッピング A-style」にて、8月12日よりANA777のシートベルトを使用したバッグの新商品を200個限定で発売している。航空機部品は一定の基準によって定期的に交換されており、同商品はANA航空機材の整備の際に取り下ろされた部品を再利用した「Reproduced goods(リプロデュースドグッズ)」シリーズとなっている。2014年よりスタートした同シリーズは、これまで様々な航空機部品を使用した商品を数量限定で発売しており、6月からは航空機の窓「アウターペーン」の廃材を利用したシリーズも販売している。今回の「シートベルトバッグシリーズ」は、ANA機で使用されていた取り下ろし品やストック材のシートベルトバックルをボディバッグのベルト部分に再利用して商品化したもの。過去には747と787のシートベルトバックルを使用したショルダーバッグを数量限定で展開していた(現在は完売)。今回の777モデルは、摩擦や引き裂き、穴空きに強い優れた耐久性のコーデュラツイルナイロンと牛革を使用。シートベルトならではの「カチッ」とした音を楽しめるのも特徴で、シートベルトのパーツナンバーが書かれたタグも付いている。およそのサイズは縦24cm×横15cm×奥行き5cmでカラーはネイビー。価格は税込1万5,500円。
2015年08月13日ボーイングは現地時間の8月7日、ANAと787ドリームライナーの「ゴールドケア」に加入した航空会社への支援で提携することを発表した。今回の提携は、ボーイングが持つ航空機に関する深い知識や膨大なフリートのデータに、ANAの整備や運航に関する知識や経験を組み合わせるというもの。ボーイングがこのような提携を航空会社と行うのは初となる。ANAは787型機のローンチカスタマーであるとともに、世界最大のオペレーター(40機が運航中で43機を発注済み)であり、他のどの航空会社よりも787型機の離着陸回数と飛行時間が多くなっている。今回の提携によって、両社は787型機を初めて運航する「ゴールドケア」の航空会社に対して、新機材導入期間中の整備管理とライン整備の監督を協力して支援していうこととなる。ボーイング民間航空機部門コマーシャル・アビエーション・サービス担当シニア・バイス・プレジデントであるスタン ディール氏は、「787型機の運航と整備に関するANAの豊富な経験と専門性を、ボーイングは高く評価しています。787型機は世界最先端の技術を採用している航空機で、ANAはその運航にかけて世界のリーダー的な存在です。ボーイングの航空機メーカーとしての知識とサービス事業は業界で最も深く広範なもので、それがANAの専門性によって補完されることになります」とコメントしている。ボーイングの「ゴールドケア」は、エンジニアリングとメンテナンスを統合して提供する航空会社向けのサービスプログラムであり、それぞれの航空会社に合わせた柔軟な組み合わせを行っている。7月31日現在、ボーイングはこれまでに世界の航空会社60社から計1,095機の787型機を受注し、そのうち304機を納入してる。
2015年08月07日●ANA支援案で想定されるメリット - 「A380」はあり得るのか迷走したスカイマーク再建問題は、8月5日の債権者集会でANA支援案が大差の勝利を収め決着した。今後は本筋の再建計画がどう策定され実行されるかに焦点が移るが、これまでの一連の動きを整理することで残る問題の所在を明らかにし、スカイマークの今後を見ていく上での視点を整理してみたい。○なぜ対抗案提出という異常事態になったのか債権者集会の結果を見てみると、ANAが支援するスカイマーク案への賛成は議決者174人中135.5人、議決権総額の60.25%となった。一方、デルタ航空が支援するイントレピッド案への賛成は債権者37.5人、債権総額は38.13%にとどまった。その前に、そもそもなぜこのように再生案が2つ並ぶ事態になったのだろうか。インテグラル、スカイマーク、ANAホールディングス、金融団の4社合意ですんなりまとまるかに見えた再建案が急転したのは、最大債権者と称する米・航空機リース会社のイントレピッド・アビエーションがANAから同社機材の引き受け拒否を受けたことが一因だろう。そこでイントレピッドはANA支援案に反対し、機材を活用できる別スポンサー探しを始めた。ここでの疑問は、なぜANA側と投資契約に合意しているインテグラルが、イントレピッドのスポンサーにも名を連ねたかということだ。しかも、もともとインテグラルは90億円の出資が限界としていたものを、暫定的とはいえ180億円を拠出するという対抗案となった。一連の経緯から、インテグラルが「ANAに支援されるより独立性の高い相手と組んで"第三極"として再建できる方がよい」との考えに立ち戻り、二股をかけた可能性が大きいと考えられる。スカイマーク経営陣においても破綻直前にANAから設備資材買取りを拒否され民事再生に至った経緯から、同種の思惑があったことが想像される。また、イントレピッドという日本の航空業界になじみの薄い会社が、単独でANAとの抗争にデルタを呼び入れてプロキシファイトに持ち込んだとも考えにくい。その周辺には、2017年3月末まで戦略投資を国交省から禁じられているJALの存在も絡めながら、中小航空会社の総ANA化を防ぎたい日本側からのアドバイスがあった可能性もある。実際、イントレピッドのANA案反対が明らかになった直後に、JAL大西賢会長が「共同運航での支援は可能」とのアドバルーンを揚げている。今回の争奪戦は、再建案の評価は弁済の多寡や再生の実効性という点よりも、経営権争奪ゲーム的な興味で見られてしまった点は否めない。水面下で多くのプレイヤーがそれぞれの利害・思惑で動いたことが、事態をより複雑にしたと言えるだろう。○各社がANA支援策を選んだ理由債権額による議決権争いでは、イントレピッドがエアバス、ロールスロイス、米・航空機リース会社のCITのうち1社でも取り込めば過半数を取れる状況にあった。他方、債権者数の過半を押さえるという点では、差入保証金など少額の債権を持つ日本の旅行会社などが多数あり、今後の商売を考えてもANAに乗る方が得策という事情からANAの圧倒的な優位は確実視されていた。これが「1勝1敗で仕切り直し」との大方の予想につながったわけだが、結果的にANAが外資3社を全て押さえたことをみると、各社に対し相応のコミットをしたものと思われる。外資各社の合意を取り付けるには、感覚論・人情論だけでは到底できないのが通例だ。一部報道では「A380の引き受け」という見方もあったが、これは最もあり得ない選択だと思われる。おそらく既購入機種(A320やA321)の追加購入か、A330の将来の導入を約束したのではなかろうか。A330は運航距離も長く、ANAグループの国際旅客便及び貨物便を担うエアージャパン、また、ANAホールディングスが100%支援するバニラエアによるハワイ・アジア向け観光路線での使用は十分あり得る。加えて、購入時にセールアンドリースバック方式でCITとのビジネスを新しく作ることもできる。●スカイマーク再建への最大の問題はインテグラルとANAの協調○デルタ案への懸念また、多くの債権者は今後スカイマークの早期再生、同社との取引継続を望んでおり、ANA支援案の方がそれを実現する可能性は高いと考えたのだろう。デルタが共同運航すると言っても自社便との乗継旅客しか搭乗者はいないわけだから、座席の固定買取りは行えず収入の下支え効果は薄い。その他、デルタが挙げた支援策も定性的なものばかりでデルタ側の日本での地盤拡大の色彩が強く、外資が第三極を支配することへの違和感・忌避感と相まって支持を得ることができなかったと思われる。加えてこれまでの報道では明らかでないが、デルタ案でピースが埋まっていない資金、すなわちインテグラル90億円+デルタ35億円(20%弱)では180億円に不足する残り50億円超の出し手を見つけられなかったのではないか。さらに、国交省が一貫してANA支援を後押しした状況も見られる。破綻前のスカイマークがJALとの共同運航を打ち出した際には、いち早く「8.10ペーパー(JAL再生への対応について)との関連で厳しく対応」との大臣談話が出た。そして、デルタ参入が明らかになった際には、「羽田枠を国内線から国際線に転用することは認められない」とデルタの将来の可能性を打ち消す発言もあった。これらは当然、官邸・与党の意向と無縁ではなく、「民主党政権の残した成果がJAL再建」というレッテルと、ANAのたくみな政界工作が生み出した帰結とも考えられるだろう。○再建に3社の思惑がぶつかる今回の決着を持ってスカイマーク再建は軌道に乗るのだろうか。最大の問題はインテグラルとANAの協調がずっと図られるかだが、独立第三極としての再生を世に示したいスカイマークの佐山展生会長と株主に本投資の説明責任を負うANA経営陣とは、今後、随所に思惑の違いが表面化することが考えられる。運賃政策、路線の開設や廃止、システム依存などにおいては必ずしも両社の利害は一致しないからだ。スカイマークが安売りや路線拡充を図ろうとすると、ANAは共同運航の買取り路線・席数を減らす等で自重を促すなどの展開もあり得る。他方、A330就航と地方路線拡大で膨らんだ生産規模に対し、雇用を全て維持したまま適正化することにも無理があり、現在のスカイマークのユニットコストは上昇していると見られる。そのため、さらなる路線の休廃止や組み替えもANA路線との利害調整をしながら行わざるを得まい。これらにおいて出身母体の異なる経営陣がどのように挙党一致の方針を立てていくのか、興味深いところである。また、中期的なゴールを考えても、インテグラルは5年をメドに株式を高値で再公開してエグジットしたいのに対し、ANAは国交省から再建の目途が立ったら関与を解消せよと言われている問題が残っているので、早い内にピカピカの会社にすることには魅力を感じていないはずだ。当事者間の思惑だけでなく、業界全体の活性化と利用者利便の向上を常に意識した世論のウォッチと、行政当局の競争環境づくりが強く求められるところだ。「同じボートに乗っているのだから信頼し合ってやっていく」と両社は言うが、今後は「ボートはどこに向かうのか」を両社で一致させねばならない。「さすがプロの投資家」「さすが航空業界の盟主」と言われるようなスカイマーク再建を成し遂げてくれることを期待したい。○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。
2015年08月07日アドビ システムズは、全日本空輸(ANA)がマーケティング活動のデジタル化を促進し、さらなる業績向上を目的として、アドビのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」を本格導入したことを発表した。同社によれば、ANAは航空券の多くを自社のWebサイトで販売しており、オンライン上での商品購入体験の改善によってさらなる売上げの向上を目指してきたという。また、競合エアライン各社のデジタルマーケティングへの取り組みが急速に進んでいることから、より高いレベルのマーケティング施策の早期実現を課題として認識していたとのことだ。こうした状況の中でANAは、自社におけるマーケティングをより強化するため、以前より導入していた分析ソリューション「Adobe Analytics」に加え、あらたにテストとターゲティングソリューション「Adobe Target」、オーディエンス管理ソリューション「Adobe Audience Manager」、ソーシャルメディア管理ソリューション「Adobe Social」をアドビのプレミアパートナーであるトランスコスモスを通じて導入したという。また、導入にあたっては、これまでに蓄積してきた消費者行動に関する分析データをそのまま活用して、テストおよびパーソナライゼーションが可能であること、ソーシャルからの流入を最終的な航空券購入まで結びつけた包括的な視点で評価できること、さまざまなデータソースを統合して訪問者像をより精緻に明らかにできるなど、デジタルマーケティングに必要な機能を網羅しており、それらがあらかじめ統合され、戦略を素早く実践に移すために必要な要素が整っていた点が高く評価されたという。さらに、マーケティング活動を定量化して評価するバリューエンジニアリングプログラムの存在と、これらの技術を活用するためのコンサルティングサービスがあった点も導入の決め手のひとつになったということだ。今回の導入について、ANA マーケティング室 マーケットコミュニケーション部リーダー 冨満康之氏は、「PDCAサイクルに基づくマーケティングの本格実践のため、デジタルテクノロジーを積極的に活用し、またアドビ、トランスコスモスをはじめとした社外の方々の知見とノウハウをお借りしながら業務プロセスの改革を確実に実現させていきたいと考えています」と述べている。
2015年07月24日ANAグループでは7月7日の七夕に、羽田空港では7回目となる七夕イベントを実施した。フライトはANA61便(羽田11:00発・千歳12:35着、ボーイング777-300型機)で、浴衣姿のグランドスタッフやCA、女性パイロットたちに見送られ、420人(内、幼児が5人)の乗客を乗せて飛び立った。同便の搭乗ゲート前には笹と短冊を用意し、誰でも自由に願い事を記入できるスペースを設置。浴衣姿のグランドスタッフやCAたちが訪れた人に声をかけ、願いを託した短冊を笹につるすサポートをしながら「みんなの願いが叶いますように」と想いを込めた。中には、短冊スペースに走りよってきたものの何を書いていいのか悩んでいる子どももおり、お母さんが「プリンセスになりたいって書いてもいいのよ」とフォローしている姿も。「短冊に願い事を書くなんて、なんだか懐かしい」という年配の方もおり、それぞれが年1回のこの日を楽しんでいたようだ。これらの短冊は後日、ANAによって栃木県の足利織姫神社に奉納される。また、当日は搭乗口の天井に天の川をイメージした装飾を施し、乗客には七夕デザインのうちわとともに、「ANA Star Festival 2015.7.7」とデザインされたステッカー付きのお菓子が配布された。乗客の中には、「自分が乗る飛行機でこんなおもてなしをしてもらえるなんて。記憶に残るフライトですね」とコメントする人もいた。当日はこの七夕フライトのほか、羽田空港の出発ロビーにも笹と短冊を設置。浴衣姿のスタッフが訪れる人を笑顔で迎え、それぞれの願い事を届けるサポートを担っていた。
2015年07月07日