お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI 2020 マスターズ』(フジテレビ系)に出演。桜を見る会や原発問題を批判した漫才に、波紋が広がっている。「お客さんが若いので、今日は『桜を見る会』の話をしましょう」と、切り出した村本大輔(40)。安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことを持ち出し、「安倍政権支持者が俺のことを嫌いで、普段からSNSで攻撃を仕掛けてくるのはそいつらなんですよ」と息巻いた。さらに「GoToトラベル」にかけて、「中曽根首相の葬式に税金1億円使われたから、あの世はGoToの対象だと思いますよ」と痛烈に皮肉った。過去にツイートを削除したことから、「逃げた」とフォロワーから非難されたという村本。「安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことは許して、お笑い芸人がTwitterを削除したことは許さない」と繰り返し、「わかったことは1つ。俺のTwitterは公文書より上だ!」と叫んだ。後半は東日本大震災の話に切り替え、救援物資や原発問題、朝鮮学校に至るまで早口でまくし立てた。最後に、「お笑い芸人は悲しい話を笑いにすることができる、痛みに触れて笑うことができるわけですよ」と“使命感”を力説。そして、「フジテレビ、絶対にこのネタ、改ざんすんなよ」と締めくくった。スタンドマイクを1人握りしめ、5分間の独壇場を展開した村本。相方・中川パラダイス(39)は、ほとんど「はい」や「うん」など相槌のみだった。最高顧問として出演したビートたけし(73)は、「ああいうの北千住の駅前によくいたな」とコメント。苦笑気味に見ていたMCの矢部浩之(49)は、「ロックやな」と反応。Twitterではトレンド入りするほど、議論が巻き起こっている。《年に1回テレビで正論をバシッと言ってくれる日。すかーっとするわー》《村本、よくやった。臭いものに蓋し続けて平和と微笑むこの国は腐ってるからな。しっかり笑いも起こってたしよく頑張ったと思う》賛辞が広がるいっぽう、否定的な意見も上がっている。《漫才でもない自分の偏った考えを喋るだけなのはもうTwitterとかYouTubeとかでやれよ……》《ウーマンラッシュアワー、村本の相方が可哀相になってきた。 なにこの漫才?》放送後、村本は《ずっと言いたいこと言い続けるよ。誰が不快になろうともね。今後ともやるからよろしくな》などとツイート。昨年も同番組で社会問題を展開し、注目を集めたウーマンラッシュアワー。『モーニングショー』(テレビ朝日系)の取材にその真意を問われ、「無関心の人の耳のシャッターを開けたい」とコメント。村本は、大飯発電所のある福井県・おおい町が出身地。父親の同級生に拉致被害者がいたことなどから、社会問題とされていることを話すのは「普通のこと」だったとも明かした。しばしばツイートが炎上する村本だが、「間違っていてもいいから発信し続けること」「どっちの意見だとしても喋らないといけない」と発言。そのうえで、「炎上したら広がる。広がったら考える人がいる」と述べていた。年に一度、地上波で披露する漫才。そこには村本の強い意志が込められているようだ。
2020年12月07日漫才コンビのおぼん・こぼんが4月19日放送の『笑点』(日本テレビ系)の演芸コーナーに出演。テレビ等で話題となっている不仲ネタを取り入れながらの漫才を披露し、ネット上で反響を呼んでいる。おぼん・こぼんは、今年で芸歴55年を迎える漫才協会所属のベテランコンビ。だが近年は“コンビ仲の悪さ”がフューチャーされ、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)にも度々出演。「解散ドッキリ」は本当の解散になりかけ、「仲直り企画」は全くの失敗に。そうした様子が、若者世代の間でも話題となっている。この日の『笑点』で披露した漫才でも、おぼんが「おぼん・こぼんの漫才の特徴は、まず(コンビ)2人の目線が合いません」と早速不仲ネタをフリに。またそれを受けたこぼんも「(おぼんを)見たくもございません」「そっぽ向いとこか」などと応戦。世間に認知された不仲ぶりで、きっちり掴みの笑いを取っていた。しかしネタが進んでいくと途中でボケ・ツッコミを入れ替えながら、あうんの呼吸で漫才を展開。定番の歌ネタなどを披露しながら、互いに笑顔で漫才を進めていく。大ベテランに、一切のぎこちなさは感じられなかった。ネット上でも幅広い世代から、おぼん・こぼんの不仲漫才の完成度の高さを称賛する声が続出していた。《おぼんこぼん、ちょっとだけ仲良くなっているんじゃないか説w》《子ども達がおぼん・こぼんが仲良くしてる!!と反応してる。水曜日のダウンタウンで若い世代におぼん・こぼんの名前広まったね》《タップに歌に漫才にモノマネ、仲が良かろうが悪かろうが今日も息ピッタリ。動きが完全にシンクロ、さすが大御所です!》
2020年04月20日お笑いコンビのEXITが4月6日に、YouTubeチャンネルを更新。『コロナに負けるな!!?EXITのコロナ注意喚起漫才ぶっかま!!?』と題した漫才を公開した。“ネオ渋谷系漫才”と称されるEXITのチャラさを生かした、新型コロナウイルスへの注意喚起が話題だ。EXITは「パンデミック」や「オーバーシュート」といった片仮名の“コロナ用語”を、ユーモアあふれる掛け合いで説明。加えて「これを見ているあなたは大丈夫かもしれないけど、あなたの大切な人は大丈夫じゃないかもしれないんだ!」と強く呼びかけた。7日16時の時点で22万回を超える再生回数を記録し、視聴者から《わかりやすい》《説得力ある》という声が広がっている。シンガーソングライターの大黒摩季(50)も、《若い子ちゃん達これ見てお仲間に拡散してねわかりやすい現状解説だから》と絵文字を添えてリツートした。さらに政府が布マスクを1世帯あたり2枚配布する方策にも触れ、兼近大樹(28)は「マスク2枚の政治を批判できるほど、若者って真剣に政治と向き合って参加してたかな?」と投げかけた。だが「こんな時だけ喚いてんじゃねえよ」とピシャリ。「今は助け合って生きていくべきで敵はウイルスなの」とし、「間違えてしまった誰かを攻撃している暇あるんだったら、今できること、誰かに伝えられることを考えて動こうぜ」と訴えている。この呼びかけを讃える声も上がっている。《マスク二枚批判で攻めたなと思いきや、それは若者ってそもそも選挙行ってない・政治に参加しようという流れへのフリだった。完璧じゃん》《政治批判ばっかして得意げになってる著名人とは格が違う ちゃんと注意喚起になってる発信をしてるのすごい》《批判ばかりしないでみんなで協力しあって乗り越えていければいいね》また “コロナ漫才”が生まれた発端は、タレントの志村けんさん(享年70)の死でもあったという。りんたろー。(34)は7日に更新したブログで、強い危機感を抱いたきっかけを《日本の喜劇王の訃報だった》と綴った。それからはウイルスの知識や情報を集め、予防対策に努めたという。さらに多くの人に危機感を伝えるため、《僕達を引き寄せEXITを生み出した「ザイマン」しかないだろう》と3日間で漫才を作ったとも明かした。EXITの真摯な思いが詰まった漫才で、危機感が高まる人が増えることを願いたい。
2020年04月07日せいやさんが跳びはねてハイテンションでボケて、粗品さんがキラーワードで突っ込む。若さとセンスと笑いへのパッションがまぶしい漫才コンビ。平成生まれ初の『M-1グランプリ』チャンピオン。お笑い界期待値No.1の霜降り明星が『M-1』優勝後の変化や、今後の目標について語ってくれました。――’18年『M-1グランプリ』初の決勝進出にして、優勝となったんですね。せいや:嬉しかったです。去年1年は『M-1』のことだけ考えてふたりで死ぬほど努力したんで。寝る間を削って毎日ネタ考えて、作戦会議もいっぱいしたよなぁ。粗品:自分らの個性とか、『M-1』の性質とか、あらゆること考えて、どの段階でどのネタをするかもかなり話し合いました。――凄い。おふたりともとてもクレバーで、しかも努力家ですね。粗品:でないと、激戦の『M-1』は取れないと思います。――優勝して人生変わりました?粗品:変わりましたね。誇りを持って仕事できるようになりました。家族も喜んでくれたし。――そういえば、粗品さんは1000万円の賞金で親孝行するって宣言されてましたが。粗品:僕、高校時代に父ちゃんが亡くなってるんですけど。お墓買えてなくて、ずっと母ちゃんの部屋にお骨があったんですよ。だから、賞金でお墓を買いました。けど、お墓ってめっちゃ高くて、賞金だけでは足らんかったです(笑)。――優勝してモテるようになったとかは、ないですか?せいや:モテかぁ……。粗品:モテるようになったかどうかはわかりませんけど、女性ファンは増えましたね。ただ、20代のコンビにしては、女性ファンの比率は高くなくて、シブいですけど。せいや:うちはわーきゃー言わず、ネタをしっかり聞いてくれるファンが多いんで、ありがたいですね。――せっかくなので、読者に「相方のここがモテ要素だ」というアピールをしてもらえますか?せいや:粗品はスタイルがいいんで。もっとファッションとか気をつかったらモテると思うんですけどね。はっきり言って“イモい”。しかもオタク気質やから、アニメのTシャツを着たりする、“イモオタ”なんですよ(笑)。粗品:“イモオタ”って言うな!これは理由があんねん。『M-1』優勝してから急にオシャレになったりしたら、気持ち悪いやろ?だから、あえて昔から持ってる服ばっかり着てるんですよ。――対して、粗品さんから見たせいやさんのモテ要素は?粗品:せいやは母性本能をくすぐるところがあるじゃないですか。見た目、ほぼ2歳児ですから(笑)。せいや:2歳児よりは大きいわ。――では、相方より自分のほうがモテるぞと自信のあるところは?せいや:僕は粗品より女性に対して優しいという自信があります。粗品:えー、そうかぁ?せいや:僕は妹が2人いる長男なんで、女の子に優しくするのが当然 と思ってるんです。だから女の子に顔蹴られても、怒らない。粗品:それは怒れよ。っていうか、好きなプレイってだけやろ(笑)。せいや:僕は女性には思いっきり甘えてほしいタイプなんですよ。粗品:それをいうたら、真っ向からかぶるけど。僕は、父ちゃん亡くなってからひとりで、母ちゃんを支えてきたんで。女性ファーストでいったら、僕のほうが意識高いと思う。――どちらも女性に優しいということで。では、最後にこれからの目標を聞かせてください。粗品:テレビやいろんな場で活躍していきたいというのもあるんですけど、劇場でお客さんの前で漫才をすることは、ずっと大切にしていきたいと思っています。どんな時も、漫才は僕らの味方やから。せいや:僕も同じ気持ちです。僕らは出会ったきっかけも漫才、人生を変えてくれたのも漫才。根っこに漫才があって、その上でいろいろな活動があるわけですからね。――本当に漫才が好きなんですね。ひょっとして『M-1』にもう1回出たいと思ってますか?せいや:出られるなら出たいです。あの緊張感の中で漫才するのは好きなんで。でも、難しいのがわかってるから、出ませんけど。その分の熱量を「しもふりチューブ」で燃やしていきたいんです。まだ慣れないメディアですし、また下積みからやっていく覚悟です。粗品:そしてゆくゆくは、劇場でトリを務められて、大きな笑いもとれる“最高峰の漫才師”になりたいというのが、僕らの目標です。しもふりみょうじょう2013年結成。『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)が毎週木曜25:59~放送中。ボケ担当のせいやは1992年東大阪市生まれ。高校時代いじめられた時にお笑いでハネ返した経験があるタフなハートの持ち主。ツッコミ担当の粗品は’93年大阪市生まれ。ピン芸ネタを競う『R-1ぐらんぷり』2019年で優勝した、卓越したセンスとテクを持つ実力派。「しもふりチューブ」という公式YouTubeチャンネルを開設し、毎日18時にアップ中。目標としている「漫才100本」を披露していくほか、オリジナルゲームや、さまざまな企画にも挑戦している。最新情報は、Twitter(@shimofuri_tube)で発信。企画や質問、コメントはメール(shimofuri@omo.jp.net)にて随時受付中。※『anan』2019年9月4日号より。写真・小林真梨子インタビュー、文・伊藤愛子(by anan編集部)
2019年09月01日●今年で10回目を迎える「ナイツ独演会」お笑いコンビ・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)が10月からスタートさせる「ナイツ独演会」は今回で10回目の節目を迎える。独演会に加え、現在も多くの舞台に立ち続けるナイツの2人は、漫才においてどんなことを意識しているのだろうか。また、最近話題になった、時事ネタ漫才の反響については「なんであんなに反響があったのか、いまいち分からない」と率直な感想も明かした。○■漫才は「新鮮な感じでやりたい」――2010年から始まった「ナイツ独演会」は今年で10回目を迎えます。これまでを振り返ってみていかがですか。塙:毎年やっていますが、去年の方が良かったなと思わないようにやっている感じですね。土屋:初日の新鮮な手ごたえが、公演を重ねるにつれて変わったりするんですけど、その新鮮さをキープしながらどう全国を周っていくかが段々分かってきましたね。その辺も経験、積み重ねだなと思います。――塙さんが先日発売された本(『言い訳』)には、「新鮮味がなくなるため、ネタ合わせをしない」という旨が書かれていました。独演会用のネタでも、そこまで練習することはないんですか。塙:練習をしなきゃいけないものはするんですけど、やっぱり新鮮な感じでやりたいですね。言ってしまえば、15公演のうち7公演ぐらいから飽きてくるので、全部違うネタを途中からやりたいぐらいの気持ちではあるんですよ(笑)。新鮮じゃなくなってくるのが1番嫌なので、そこは工夫して、その日だけしかできないことをやるのもいいのかなと思います。土屋:時事ネタやお芝居っぽいものなど、毎年色んなタイプのネタがあります。ものによってはすごい練習しなければいけないものもあるし、そういう意味ではバリエーションがあるから楽しみです。でも見ている人は、全部新鮮で面白く笑えるのが一番いいので、そうなるようにやりたいですね。○■ナイツの信頼関係「コンビを19年やってますから」――ネタ合わせをしなくても、土屋さんがしっかりとツッコミを入れられるのはすごいですよね。土屋:まったく新しいものだと、ちゃんと漫才っぽくはツッコめないと思いますが、ずっとやってきた傾向があるので、その中で遊んでいる分には全然できますね。コンビを19年やってますから。――ところで近年、塙さんは『M-1』の審査員を務めたり、漫才に関する本を出されたりと、審査や論評をする機会も増えました。そういったことがプレッシャーになることはありますか。塙:全然ないですね。別にいつ死ぬか分からないし、気にしてないです。そんなの気にしていたら、オファーを受けないですよ(笑)。――土屋さんはそういった塙さんの活動について、どう感じていますか。土屋:すごい活き活きしていますよね。やっぱり漫才のことを語るときは心から楽しんでいるなと思います。――お2人で「あのコンビが良かったね」といった漫才の話はするんですか。土屋:しないです。でも、「こういうことを考えているんだろうな」とは、大体分かりますね。――そこも長年の経験で、言わずとも分かるんですね。塙さんはお忙しい中ですが、多くの新作ネタを作っていますよね。塙:そちらが本業で、別に働いているのと一緒なので、たいしたことないですよ。忙しいとか大変とかはあまり思ったことはないですね。むしろドラマを26本もよく見ているなと自分でも思いますよ。仕事でもなんでもないのに見ているだけですから。●話題になった「水ダウ」&時事ネタ漫才――塙さんはドラマ『警視庁・捜査一課長』にもご出演されましたが、「演技が棒読み」とネット上で書かれたことをラジオで明かしていました。塙:役者でも26本も見ている人はいないと思うので、もう演技力で抜いた人もいるんじゃないでしょうか。ただ最近、ドラマばっかり見ていて、バラエティをまったく見なくなっちゃって。マジでヤバいと思ったのは、普通にドラマを見ていて、裏の『水曜日のダウンタウン』を見てなかったのはヤバいな、終わってるなと思いましたけどね(笑)。土屋:芸人としてね(笑)。塙:それはさすがに、すぐチャンネル変えましたけど(笑)。――『水曜日のダウンタウン』といえば、「おぼん・こぼん解散ドッキリ」がかなり話題になりましたよね。塙:独演会でもネタで入れられたらいいなと思っていますけどね。おかげでいろいろなネタができるので、助かっています。枝葉がいっぱいある方が漫才がしやすいですから。――話題になったといえば最近、事務所ライブや大阪ドームの試合前に披露した時事ネタ漫才もかなり反響がありました。反響の大きさについては、どう感じましたか。塙:なんであれがあんなに反響があったのか、いまいち分からないですね。寄席芸人なんてみんなあんなのやってますから。だからよっぽどみんな漫才をやっていないんだなと思いますけどね。漫才師が100人いたら80人くらいはやってもいいようなネタです。あれを「すごいね」とか「やるんだ」と言われることがあんまり理解できないですね。当たり前の感じでやっていましたから。土屋:ネタを選んだり作ったりするのは塙さんで、僕はただ漫才のツッコミのテクニックとかで見られたいと思っているので、ドームという広いところでやった漫才がそのままテレビに流されるのが恥ずかしかったですね。そういうことしか感じなかったです。塙:僕らからすると、ひねくれているとかじゃなくて、本当にテレビとかで流してほしくないんですよね。舞台に来た方に向けてやりたいというのが一番なので。○■「見たことない、なにこれ!」と思われたい――直後のラジオでも、塙さんは「寄席とかライブに来たお客さんが『また寄席に来たい』『ここでしか見れない』と思われるように、一生懸命作っている」との旨を話していました。塙:テレビで流されてネットでも拡散されて、どんどん消費されていくとやっぱり「このネタは見たことある」ってなっちゃうので、嫌だなと。「見たことない、なにこれ!」と思われたいというモチベーションだけでやってます。土屋:ちょっと反応が悪い瞬間に「これ、見たことあるのかな」とか、舞台上で頭によぎるだけでも嫌ですね。――冒頭でも挙がった、「新鮮な感じでやりたい」ということですよね。塙:独演会は、お金を払って見に来ている人が一番笑ってくれるのがベストです。お笑いってそういうもんじゃないかなって思うんですけどね。そこに来た人たちだけの共有というか。●塙が分析する「時事ネタ漫才が少ない理由」――ナイツさんは時事ネタ漫才をやることも多いですが、時事ネタ漫才をやる芸人さんが全体的に少ないことは、どんな理由があると考えますか。塙:爆笑問題さんがいるから、というのもあるんじゃないですか。長井秀和さんやいつもここからさん、波田陽区さんだって、時事ネタだったわけじゃないですか。ただ、漫才で時事ネタをやろうとすると、どうしても爆笑問題さんぽくなるし、みんな爆笑問題さんよりは面白くはできないですから。僕らも「言い間違え」というものがあるから、時事ネタができるということだと思うんですよ。だから言い間違えとか、切り口を変えることが大事かなと思います。○■土屋が語る1人遊び「消しゴムサッカー」――話は変わりますが、土屋さんは10歳から約30年間、ご自身が考えた1人遊び「消しゴムサッカー」をやっていたそうですね。8月13日には、「消しゴムサッカー」の大会も開催されました。土屋:夢がかなって本当に感無量です。僕の中では大満足です。ただの自己満足ですが(笑)。――今大会で優勝したのも10歳の男の子でした。土屋:家族も応援に来ていて、その10歳の男の子がシュート決めたら、お母さんが泣き出したりとか、妹が祈るように見ていたりとか。そういうのが目の前で行われていたのも、うれしかったです。――今後、大会は続けていくんですか。土屋:僕のなかでは1つの絶頂を迎えはしたので、後は流れに任せます(笑)。みんながやりたいってなったら、自然と第2回は開催されると思うんですけどね。あそこまでくだらないものを、どこまでみんなが真剣にやってくれるかが面白いですね。――今回の独演会でも、「消しゴムサッカー」についての話題を取り入れたりするんですか。塙:大会の模様をちょっと映像で流そうかなとは考えていますね。土屋:楽しんでくれたらいいですけどね。何人が消しゴムサッカーの映像を見たかったと言ってくれるか分かりませんし、「もう消しゴムサッカーはいいよ」という人も必ずいると思いますけど、悪いことではないので(笑)。塙:そういう人たちとも戦いですね。土屋:覚悟のうえで誰にも言えなかったものをカミングアウトしたので、今は楽しんでいます。――最後に独演会を訪れるファンの方々に向けてメッセージをお願いします。塙:本当に凝縮した内容となっています。なかなかぶっ飛んだネタも考えていますし、テレビでは見れないこともやるので、楽しみにしていただきたいです。地方はゲストを呼ばない構成になっているので、それがなんなのかも予想しながら、楽しんで来ていただきたいです。土屋:僕が関わっているところは消しゴムサッカーくらいですが(笑)、初の試みもありますし、今まで以上に漫才の内容はしっかりやらないとなと思っています。10周年、気合を入れて臨みますので、よろしくお願いします。■ナイツボケ・塙宣之、ツッコミ・土屋伸之によるコンビ。2001年にコンビ結成。2008年~10年「M-1グランプリ」決勝進出、「THE MANZAI 2011」準優勝など、受賞多数。コンビとしてTBSラジオ「土曜ワイドラジオ TOKYOナイツのちゃきちゃき大放送」などに出演中。■「ナイツ独演会 エルやエスの必需品」10月12日の福岡公演を皮切りに、13都市で開催。現在購入可能な公演は、金沢(10月19日)、新潟(10月26日)、札幌(11月10日)の3公演。また、11月19日に東京・草月ホールで「凱旋公演」を開催。チケットぴあで8月26日(~11時)までプレオーダー受付中。8月31日(10:00~)から一般発売開始。
2019年08月23日「がむしゃらに、自分のやりたいことに向かって熱くぶつかっていく若者たちの姿が描かれています。ドラマを見て、漫才師になりたいという人が出てきてくれたら、こんなうれしいことはないです!」そう語るのは、ドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)で、漫才に初挑戦中の渡辺大知(29)。彼が演じる辻本潤は、高校生ながら元プロのお笑い芸人だ。転校先で出会った主人公・上妻圭右(間宮祥太朗)の笑いにかける情熱に心を揺さぶられ、圭右を誘って漫才コンビの相方となる。「撮影中は、漫才ができているのかどうかわからない不安はありました。でも、漫才って楽しい!と思いましたし、間宮くんと徐々に息が合っていくのを感じました。ドラマの制作発表で漫才を披露したときも、ネタ合わせを1回したくらいでしたけど、お互い安心感があるなかでやれたのはよかった。“間宮くん、こういうノリは面白がるだろうなあ”とわかるようになったのは自分でも驚きました(笑)」演出は、芸人であり、クリエーターとしても活躍する劇団ひとり(42)。「ひとりさんは、僕を“辻本さん”と役名で呼んで、本当にドラマの登場人物と話すように接してくれました。演者もされているので、僕らの気持ちの部分を大事にして『この場面、どういう気持ちになりますか?』と聞いてくださる」俳優デビューから10年。音楽活動と並行し、その独特の存在感で、近年は主演作も急増している。「音楽と演技を両方やっていることが自分には向いている。そう思うようになってから、1本、1本の作品に勝負を懸けて臨むようになりました。作品がよくなるんだったら、演出の方とかに嫌われてもいい覚悟でぶつかっていこうって思ってやっています」
2019年08月19日タレントの丸山桂里奈、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん、あらぽんが19日、都内で行われた「エアトリ杯~格安航空券 de 夏休み~」に出席した。オンライン総合旅行サービスを展開しているエアトリ主催の同イベントに、サッカー日本代表として海外遠征を多く経験してきた丸山桂里奈、バラエティー番組で海外ロケを数多くこなしているANZEN漫才のみやぞんとあらぽんがスペシャルゲストとして登場。多くのファンを前にして、海外にまつわるエピソードを披露した。日本代表として訪れた国の中で、一番印象に残った思い出を2011年にワールドカップが開催されたドイツを真っ先に挙げた丸山は「試合の前では観光ができないので、ホテルを抜け出して試合の前にケルンの大聖堂に行きました」と語りつつ、「準々決勝で開催国のドイツに勝ったら、何をされるか分からないので、それからはホテルと試合会場の往復でホテルから出られませんでしたね」とドイツに勝ってからはホテルに缶詰状態だったという。数々のバラエティー番組で男性遍歴を告白して話題を集めている丸山は、この日も元カレについて言及。フィラデルフィア・インディペンデンスに在籍していた頃は「その時に付き合っていたのがサッカーの代理人だったんです。代理人の契約も選手としてしてたし、彼女と彼氏の契約もその時に結んでいました」と明かして笑いを誘った。イベントの最後には3人でサッカー対決を実施。元サッカー選手の丸山や学生時代にサッカー部だったあらぽんを尻目に、みやぞん一人だけが成功した。みやぞんは、日本テレビ系のバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』のインドロケ中に左足首を骨折し、この日は足を引きずる場面も。「固めてはいますが、今日は驚いたと思いますよ(笑)」と苦笑いで「負担がかからないようにすぐ蹴りました」と問題がなかったことを強調。続けて「日常生活ではほとんど支障はないですね。階段を昇るときだけです。その他は特にないですよ」と順調に回復しているようだった。
2019年06月20日結成25年を迎えたお笑いコンビ・タカアンドトシが、13年ぶりとなる全国ツアー「タカアンドトシ日本全国漫才行脚~この漫才が目に入らぬか!?~」を7月26日より開催する。13年ぶりに開催しようと思ったのはなぜか!? 2人に話を聞くと、漫才への強い思いを明かしてくれた。○■漫才だけで魅せるチャレンジ13年ぶりの全国ツアーについて、タカは「結成25年ということもあり何かやろうと。あと、新しい漫才をやっていきたいと思い始めて。営業で地方に行くこともあるんですが、いつも8組くらいでやるので、1組だけで漫才だけで魅せたいと思って」と説明。トシは「地方の方々に漫才を見に来ていただくようなライブはあんまりやっていなかった。25年目ですし、ということでやることに決めました」と語った。このツアーでは、新ネタ漫才をはじめ、訪れたご当地の漫才など、さまざまな漫才を披露する。ネタはまだこれから仕上げていくそうだが、タカは「漫才だけだと飽きてしまうので、いろんな形の漫才を入れていかないといけない。飽きさせないでできるかチャレンジ。違う感じの漫才が作れれば」と意気込み、「令和になって初のツアーなので、みんなが知っているような時事ネタから入って、というイメージ」と明かすと、トシも「平成を振り返ろうという漫才もやろうかなと思っています」と加えた。○■「欧米か!」の呪縛から放たれ自由にタカアンドトシといえば、「欧米か!」で知られる「○○か!」漫才で大ブレイク。今回のツアーで「欧米か!」に続く第2のキラーワードを狙っているのか尋ねると「そういう話はない」と即答。タカは「『欧米か!』も、面白い漫才を突き詰めていったら偶然できたネタの中のフレーズ。面白い漫才を作ろうと思って偶然出てきたらうれしいですけど、狙って作れるものでもないので」と語った。トシも「よく『欧米か! の次は?』って言われてどうしたらいいか悩むこともあったんですが、結局、狙って作れないなって。だったらそれに縛られてうまいこと漫才できないよりは、そのとき面白いと思った漫才をやろうと。だからそこはまったくこだわっていない」ときっぱり。「結婚して子供もできて、13年前とは状況が全然違う今の僕らができる、今の僕らが面白いと思う漫才をやっていけたら」と続け、呪縛から放たれて自由な漫才ができるようになったかという問いに「そうですね。いまだに『欧米か!』って言っていただけるのはありがたいんですけど」と答えた。○■楽しむ余裕ができ“究極の形”に進化中!?芸人として日々努力していることはあるのか尋ねると、トシは「何もないですけど、好きなのでバラエティは見ます」とのこと。それに対し、タカは「それがすごい。俺はまったく見ないですからね。バラエティを見ると、自分だったらこうボケるとか考えちゃうんですよ。だからあえてオフの時間を設けるようにしています」と真逆のようで、テレビでは風景や動物を見て癒やされているという。また、タカは「前は考えすぎていた。すべての仕事の前に『こうボケなきゃ』とかいろいろ考えていたんですけど、今はあまり考えなくなりました。自由気ままに」と25年間での変化を告白。トシについても「最近変わった。前は自分がツッコまないといけない、回さないといけないって、それに縛られて自由度がなかったんですけど、最近ボケたりもしますし楽しみ出した」と変化を感じているようで、トシ本人も「肩の力を抜くことは覚えました」と話した。そしてタカが「芸人になり始めている感じがしている」と上から目線で評価すると、トシは「25年目にして!?」と笑った。さらにタカは「中学時代、コイツは俺を笑わせるために、俺はコイツを笑わせるために、2人だけのお泊まり会とかしていた。それが仕事になって2人で人を笑わせなきゃいけないってなっていったけど、2人だけで楽しむのが本来の姿。コイツを笑わせようと思ってやったら、それを見ている人も笑ってくれるっていう」と熱く語り、「あの頃に戻り始めているというか、究極の形になっていくんじゃないか」と手応え。今回のツアーでもその“究極の形”を見せられるかもしれないと言い、「腹抱えてツッコめないくらいコイツを笑わせてやるぞと思ってアドリブ入れたりするかもしれない」と話した。トシは「誰なんだよ、お前は! 究極の形って…」と突っ込み、「僕はなんとでもなるんですよ。コイツが変わるか変わらないか。なんで僕が最近ボケられるようになったかっていうと、コイツが『俺だけを見て突っ込め! 1個も逃すなよ!』っていう考えだったけど、最近ふわってなってきているので僕も余裕が出てきた。だからコイツの出方次第ですね」と冷静に分析。2人とも力を抜けるようになり、楽しむ余裕ができたようだ。○■解散危機は一度もない同級生コンビのタカアンドトシは仲の良さも有名だが、解散危機はなかったのか尋ねると「本当にない」「多少のケンカはあっても、そこからコンビ解散に飛躍することはない」ときっぱり。お互いに心がけていることも特にはないそうだが、タカは「以前番組で交換日記みたいのをやって、『楽屋の洗面所で歯を磨いてペッてやるときに水しぶきがかかるから腰を曲げてやってくれ』って言われて、腰を曲げてやるようになりました」と細かいエピソードを披露。トシが「しょうもねーな!」と突っ込むと、「相手が嫌がることはしないっていうことですよ」と返した。○■「漫才が面白い」と言われるコンビで最後に、安定した地位を確立している2人の今後の目標は何か質問。タカは「ずっと出続けていられるようになりたいですけど、テレビが昔ほどメディアとしてダントツに強い時代ではなく、SNSもあったり、ネットの番組も増えていたり、どうなるかわからない。でも、テレビに出られなくなっても漫才をちゃんと極めておけば飯は食っていけるんじゃないかというところもあり、このツアーをやろうとなった」と漫才を磨いていくことを第一に。トシも「漫才で出てきた意識もありますから」と同じ気持ちで、「テレビは減ったり出ていたりというのがあると思いますが、安定して面白い漫才が常にできるような2人でいたい。そこがなくなると不安です。あいつら漫才面白くないよなって言われるのは一番しんどい。『タカトシの漫才面白いよね』って言ってもらえるコンビでありたい」と漫才への強い思いを明かした。■プロフィールタカアンドトシタカ(1976年4月3日生まれ、北海道出身)とトシ(1976年7月17日生まれ、北海道出身)のコンビ。中学の同級生で、1994年5月に結成。1997年に「全国吉本若手漫才」で優勝。『爆笑オンエアバトル』(NHK)のチャンピオン大会では、第7回(2005)と第8回(2006)の2年連続優勝。タカのボケにトシが「○○か!」とツッコミを入れる漫才でブレイクした。2016年には北海道観光大使に就任。東京進出後も地元・北海道での活動にも力を入れ、北海道ローカルの冠番組も持つ。
2019年06月19日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(34)が日本テレビ系バラエティー番組「謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテQ!」のロケ中に左足首を骨折したと、5月28日に同局が公表した。ロケは現地時間24日午後にインドで行われたもの。みやぞんは走って木の板を踏んでジャンプして火の輪をくぐるという挑戦で、着地する際に左足首をひねったとのこと。すぐにロケを中止して、病院で応急処置を受けて27日に帰国。左足首の左距骨の関節面から7ミリ程度の骨がかけており、骨折と診断。痛みが引くまで1~2週間程度で、約2カ月の治療期間を要する見込みだという。みやぞんは足に負担のかからない形で仕事を続けるというが、番組関係者はあることを危惧し始めているという。「昨年に『週刊文春』(文芸春秋)で祭り企画の“やらせ疑惑”を報じられ、現在は企画を中止しています。それもあってか、このところ裏番組のテレビ朝日系『ポツンと一軒家』の視聴率を下回ることが多くなってきていました。そんな焦りから『とにかく視聴率を!』という空気が強まっています。今回も重大なできごとですが、そのうち取り返しのつかない事態になるのではと危惧されていますね……」(日テレ関係者)人気番組はいま、重大な転機を向かえているといえそうだ。
2019年05月29日5月28日、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(34)が『世界の果てまでイッテQ!』のインドロケで左足首を怪我したことが明らかになり話題になっている。各メディアの報道によると、日本テレビは「現地時間5月24日午後5時30分頃、『世界の果てまでイッテQ!』のインドでのロケ中にみやぞん(ANZEN漫才)さんがけがをしました」と発表。みやぞんが走って木の板を踏んでジャンプし、火の輪をくぐるという挑戦の際に、着地で左足首をひねったという。ただちにロケを中止し、病院で応急処置を受けたみやぞん。27日に帰国してあらためて診察を受けたところ、左足首の左距骨の関節面から7ミリ程度の骨がかけており「骨折」と診断されたという。みやぞんはの足の状態は痛みがひくまで1~2週間程度、約2カ月の治療期間を要する見込みだと伝えられている。怪我の発表がされると、みやぞんは自身のInstagaramで動画を投稿。「みやぞんです!今日も楽しく仕事をしております」と挨拶して「お騒がせしてすみません」と謝罪。「足の方なんですけどね、全然大丈夫ですから心配しないでください!」と笑顔を見せ、「今日も明るく楽しくやるぞ~やるぞ~やるぞ~!」とコメントした。この投稿は7万回再生され500を超えるコメントが寄せられている。コメント欄には《こんな風に動画を投稿してくださるみやぞんさん…すごく優しさを感じました》《無理なさらないで?どうぞ、お大事に》と心配するコメントが寄せられた。また番組に対しては《これでイッテQのこと批判する人いたらただじゃおかないから》《ゆっくり療養してまた頑張れみやぞん!!イッテQ!も楽しみにしてます》とみやぞんのファンだけあって好意的な意見がみられた。しかしネットでは《あー…器用な人だから、無茶振りされないか心配してたら…番組側も少し考えようぜ…みやぞんさん、お大事に…》《ついにテレビ局が原因でみやぞん大怪我したぞこれは慰謝料。みやぞんに怪我をさせたのは安全対策がなってない想定が甘いこれはテレビ局の落ち度》と局に苦言を呈するコメントも見られた。
2019年05月28日6月28日公開の映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』の公開アフレコが9日、都内のスタジオで行われ、榮倉奈々、ANZEN漫才のみやぞん、あらぽんが出席した。『アンパンマン』の生みの親でもあるやなせたかし氏の生誕100年記念作品となる本作は、『アンパンマン』の劇場版31作目。舞台となるアイスの国のバニラ姫とアンパンマンたちがアイスの国を救うために奮闘する、というストーリーだ。バニラ姫には榮倉奈々、バニラ姫の教育係・ジェラート大臣にはみやぞん、バイキンアイスロボ約にはあらぽんが担当している。バニラ姫の声を務めた榮倉は「子どもの頃からアンパンマンっ子でずっと見てましたし、私の子どもも大好きで、家で自慢できるお仕事でうれしかったです」とオファー時の感想を。また、ANZEN漫才の2人とはこの日が初対面で「今日初めましてですが、私がアフレコをやる時に(2人の)声が入っていたんですけど、本当に素晴らしいジェラード大臣でした。お陰ですごく楽しみながらやらせてもらいました」と好印象の様子。そんな榮倉についてみやぞんが「10年前に見ているんですが、その時から変わらずおキレイで謙虚で素敵だなと思いました」と称賛し、あらぽんも「実際に姫だなと思いましたよ。役もピッタリだしお姫様みたいな感じですごい素敵な方でした」と褒めちぎっていた。子どもたちにとって永遠のヒーローでもあり大人気のアンパンマンにちなんだ「自身にとってのアンパンマン的な存在は?」という質問に榮倉は「変わらずずっと相談させていただいているのは飯島直子さんです。女性らしいし色っぽい方ですが、母性があるというか私の中のヒーローという感じですね」と回答。続けて、本作で演じている、アイスクリームを一生懸命作り出そうとするバニラ姫に関連した「継続して努力しているものは?」という質問には「続けることって難しくて、一つのことを続けているというよりは、楽しむことを大事にしています。何事も楽しく出来るようにという気持ちは継続して頑張っていますね」と回答していた。映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』は、6月28日より全国公開。
2019年05月10日青春マンガの巨匠・森田まさのりの最新作“漫才漫画”「べしゃり暮らし」の連続ドラマ化が決定。主演の間宮祥太朗が渡辺大知と漫才コンビ役、劇団ひとりが連続ドラマの初演出に挑戦する。併せて、キャストによるコメント映像が到着した。■あらすじ主人公・上妻圭右は、学校一笑いに貪欲な“学園の爆笑王”。ある日、高校生ながら元プロの芸人だった辻本潤が大阪から圭右と同じクラスに転校してくる。初めはぶつかり合う2人だったが、やがて漫才コンビを組むことになって…!?■「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」を生み出した人気漫画家・森田まさのり、渾身の最新作“漫才漫画”が初映像化原作者は、「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」と、青春漫画の金字塔となる作品を生み出し、単行本累計7,500万部以上を記録した人気漫画家・森田まさのり。2005年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)、2007年からは「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載されてきた彼の渾身の最新作“漫才漫画”が今回、初めての映像化となる。演出を担当するのは、お笑い芸人としてはもちろん、小説家や映画監督としても知られる劇団ひとり。バラエティー番組のレギュラー5本、ラジオ、CMに出演するほか、初の小説「陰日向に咲く」が100万部を超えるベストセラーとなり、その映画化作品も大ヒットを記録。さらに2014年には自ら著した小説「青天の霹靂(へきれき)」で初めて監督を務めたほか、脚本・出演も務め、卓越した才能で活躍している。そんな彼が本作で連続ドラマの初演出に挑戦する。主人公・上妻圭右を演じるのは、若手実力派俳優の筆頭・間宮祥太朗。2008年にドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」で俳優デビューし、映画「闇金ウシジマくんザ・ファイナル」や「帝一の國」では強烈なキャラクターを見事に演じきり、演技力の高さに注目が集まっている。ドラマや映画、さらにCM出演と数多くの豊富な経験と確かな実力を持つ彼は、テレビ朝日での連続ドラマ主演は今回が初となる。そして、圭右の相方・辻本潤を演じるのは、渡辺大知。ロックバンド黒猫チェルシーのボーカルとしても活躍する一方、2009年に演技未経験にもかかわらず2,000人の中からオーディションで映画『色即ぜねれいしょん』の主演を勝ち取り俳優デビュー。同作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、以後『勝手にふるえてろ』「恋のツキ」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」などさまざまな作品に出演する、唯一無二の存在感を放つ実力派俳優だ。今回到着した映像では、キャストの2人が漫才形式かつアドリブで、今回の出演決定について想いを語っている。■キャストコメント間宮祥太朗(上妻圭右役)原作が好きで、オファーを受けたときに嬉しさしかなかったと語る間宮さんは、実際に漫才の練習をしてみた感想について、「楽しいです。他の芸人役の演者さんたちは、かっちりしたネタを練習されていて大変な部分もあると思いますが、僕たちはアドリブの“べしゃり”が多いです。その場の空気感を大切にするために、あえてあまり練習をしない方がいいという劇団ひとりさんからの提案どおりに、何が起こるかわからない、一発本番の緊張感ある空気で撮影する予定です。」と語った。また、「この作品は、僕たちが演じる2人だけではなく、みんなが面白く、すごい生きざまがあります!たくさん笑った結果、“カッコいい”に行きつければ本当に嬉しいです。」と本作への意気込みを語っている。渡辺大知(辻本潤役)元々お笑いを見るのが好きだったと語る渡辺さんは、今回の役柄について「僕は高校の頃からバンドをやっていて、どうやったら音楽で食べていけるのかを真剣に考えていたので、そういうやりたいことに向かって突き進んできたところが、内容や役柄ともリンクしているように感じます。」と自身との共通点を語った。主演・演出の2人については、「(間宮さんは)パワフルなのにどこか繊細さを感じさせるところもあり、そういう部分が圭右っぽいですね。」「(劇団ひとりさんは)的確な演出をされる方です。まさにこの作品に出てくる登場人物のように、モノを作ることに対してすごく真摯。妥協せず、モノづくりのことを考えている方だと感じています。」とコメント。また、「お笑いをする人たちの青春の話ですが、笑いに限らず、そして年齢も関係なく、やりたいことに向かって突き進んでいく人たちのうずきというか、熱さみたいなものを感じ取ってもらいたいです。」と本作に込めた想いを語った。劇団ひとり(演出)今回の連続ドラマ演出について劇団ひとりさんは、「以前からやってみたかったので嬉しいです。」とコメント。また「早速、時間と予算の重圧に押し潰されそうな日々を送っておりますが、いい物を届けられるよう現場の皆さんと奮闘しております。」と現在の撮影状況も明かした。森田まさのり(原作者)「絶対漫画にできないと言われて、一度は連載を断念せざるを得なかった、このお笑いというジャンルですが、あんなにドラマチックな芸人さんたちが漫画にできないわけがないと信じていました。そして連載開始から今年で14年目を数える僕の最高傑作と自負するこの作品は、色んな方々のご尽力により、ついにテレビドラマ化を果たしました!」と喜びの声をあげた。また今回の映像化について、「生命を吹き込まれた圭右や辻本たちがどんな声で、どんなしゃべり方で笑わせに、また泣かせに来てくれるのか、楽しみで仕方ありません。」と期待のコメントを寄せた。若き漫才コンビの成長を追いながら様々な人間模様を描き出す、笑えて泣ける、熱き男たちの青春群像劇。才気あふれる2人が漫才師という役柄を通して、どのような化学反応を見せてくれるのか?続報にも期待したい。土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」は7月、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年04月26日●幼少期から変わらない2人の関係性『第46回NHK上方漫才コンテスト』(2016年)優勝、『M-1グランプリ2017』3位、そして昨年も敗者復活から『M-1グランプリ2018』で4位になるなど、多くの実績を残すお笑いコンビ・ミキ。そんな彼らは3月から全国ツアー『ミキ漫2019 全国ツアー』を開催する。兄弟でコンビを組むに至った経緯や、2人の関係性、そして漫才やラジオへの想いなどを語った。○■弟・亜生「お兄ちゃんは絶対やと思っています」――兄弟でコンビを組まれていますが、どのような経緯があったのですか。昴生:僕が先に芸人になって活動していました。亜生は社会人として働いていましたが、「しんどい、芸人になりたい」という夢があったらしく、相談されてコンビ結成にいたりましたね。――元々、お2人はお笑い好きだったんですか。昴生:好きでしたね。テレビもずっとお笑い番組を見ていましたし。亜生:『ごっつ』(『ダウンタウンのごっつええ感じ』)は一緒に見てましたね。僕はちょっと世代ではなかったんですが、お兄ちゃんの影響で見ていました。昴生:でも『ごっつ』を今見ると、「あの時、なんで笑ってたんやろ」って思いますね(笑)。「トカゲのおっさん」の哀愁とか、子どもからすれば訳が分からないはずなのに、当時は本当に理解して笑っていたのかなと思います。亜生:兄ちゃんもそれを言っているぐらいですから、僕はまったく分かってなかったです。「お兄ちゃんが笑ってる=面白い」と、笑っていましたね。○■兄弟の関係性は「すごくちゃんとしているかも」――そういった兄弟の関係性というのは、現在では変化しているんですか。亜生:いや、変わっていないです。基本的に僕の中では、お兄ちゃんは絶対やと思っていますね。昴生:変わらないですよね。舐めた口きいたらしばきますし(笑)。亜生:「お兄ちゃんが笑っているということは面白いんやな」ということは植え付けられています。昴生:いまだにやりますからね。ひな壇に座っていても、僕の顔を見て「笑っていいんやな」と笑いだすんです。亜生:小さい頃からのクセが抜けないんですよ。時々、僕だけ笑っていて「ヤバい」って(笑)。昴生:別にええねん! 笑っても。亜生:人の感性だから別にいいのに、ヤバいことしてると思っちゃうんです。昴生:楽屋の大部屋で僕が話していて、亜生は離れたところにいて聴こえてないのに、僕が笑ったりすると「ハハ!」って笑ったりしますから。亜生:心がこもってない笑いですよね。とりあえず笑っとけみたいな。僕が舞台とかでボケたときも一番最初にお兄ちゃんを見ますもん。これ笑ってくれてるのかなって。昴生:めっちゃ視線感じるわ~。亜生:今年31歳でこれやから、一生クセが抜けないでしょうね。ただ、そういった意味では、お兄ちゃんと弟という関係性がすごくちゃんとしているかもしれないです。昴生:兄ちゃんってまだ呼んでる段階でね。この年で兄ちゃんはなかなかですよ(笑)。●下積み時代は「ボロクソに言われた」――2012年にお2人はコンビ結成されて、2016年には『NHK上方漫才コンテスト』で優勝、その翌年には『M-1グランプリ』で3位になりました。結果だけを見ると、かなり順調なように感じます。昴生:コンビを組んで1カ月後にオーディション受かって、劇場のメンバーになれました。ただ、そこから賞を獲る4年間はしんどかったですね。劇場のメンバーから落ちて、また受かってを繰り返していたので。亜生:正直、最初の1カ月で受かった時に、「俺、キングコングになれる」って思いましたもん。すぐ売れるって。昴生:当時腐らなかったから、今の自分たちがあるなとは思いますね。亜生:作家さんとかに「漫才が古い」とかめちゃくちゃボロクソに言われてました。でも、お兄ちゃんは「変えへん」って言ったから、「じゃあ、これでやろう」と。そしたら、賞レースも取れたので、「ざまあみろ」と思いましたね(笑)。昴生:芯だけはブレたらアカンなと思っていました。ただ、霜降り明星とか和牛さんの新しい漫才を見ると、「このままじゃアカンかな」とブレそうになることもあったんですが(笑)。○■ミキが漫才で大事にしていること――大事にしている芯というのは、具体的にはどんなことですか。昴生:昔から変わっていないのは、「2人だけの会話を大事にしたい」ということです。みんなは新しいお笑いを作るのをすごく頑張っていますが、僕らはそれは無理やと思っていますし、昭和の古い漫才が好きなので。天才じゃないから、僕らの物差しで「無理せんとこ」と(笑)。いかに昔から受け継がれてきた伝統的な漫才を昇華して、その灯を絶やさないことが出来たらいいなと思っていますね。亜生:(笑)。「伝統の灯を絶やさない」とかカッコイイこと言いますよね(笑)。ホンマにインタビューでこういうことを残すんですよ。僕はそのたびに恥ずかしくなるんです(笑)。「人を傷つけない漫才をしたい」とか、そういうのを残したがるんですよ。昴生:「人を傷つけない漫才」って言って、1年間マジでしんどかったです(笑)。亜生:僕らの漫才を見て、「コイツら、伝統を受け継ぐやつか」と思われるのも(笑)。僕は純粋に漫才が楽しくなりましたね。舞台に出る前はしんどいと思っていても、出たらめちゃくちゃ楽しい。NGK(なんばグランド花月)でやった後とかも、絶対に袖で「ええわ~!」って言っちゃうんですよ。漫才をしていて鳥肌が立つような感覚です。●いつか東京でラジオをやりたい――昨年も様々な場でご活躍されたお2人ですが、個人的には『ミキのオールナイトニッポン0(ZERO)』や『爆笑問題カーボーイ』へのゲスト出演など、ラジオでのご活躍も印象的です。昴生:ラジオはやりたい仕事の1つですね。今もKBS京都で『ミキの兄弟でんぱ!』という番組をやっていますが、日曜のお昼放送なので、ちゃんと言葉を選んで話しています。ミキを好きな人は面白いと感じていただけると思いますが、『オールナイトニッポン』を聴いてくれた方には物足りないと思うんですよ。『オールナイトニッポン』はかなりアダルトな内容だったので(笑)。僕らもそういう内容にしようとは考えてなかったんですが、作家の(奥田)泰さんが仕向けるからああなってしまいました。亜生:でも、泰さんも僕らのことをすごく好いてくれて、台本もペライチで「2人はフリートークが面白いから、フリートークをしてください」と言ってくださってありがたいですね。ただ、内容は全部下ネタなんですが(笑)。――それこそ、奥田さんが作家として携わっている『オードリーのオールナイトニッポン』も、かなりフリートークが多いことで知られていますね。昴生:オカンは「あんなラジオやめて」と言ってましたが、オトンは「あれがラジオだ」と言ってました(笑)。僕らもいつか東京でラジオをやりたいですね。深夜の生放送ができれば最高です。亜生:生のラジオはやりたいですね。○■『爆笑問題カーボーイ』での裏話――『爆笑問題カーボーイ』に出演した際には、同番組の常連ハガキ職人「ひろだ☆つの」さんが、亜生さんと高校時代に同じサッカー部だったことが話題を呼びました。亜生:高校時代のサッカー部の先生が手紙をくれるというネタだったんですが、「なんでこれ知ってるの? インタビューでも言ったことないのに」ということばかりで。「怖いな」と思っていたところ、CM中にディレクターさんが「本名はこういう方で」と言ったときに「え~~!」と驚いて。僕らはただビックリでしたけど、リスナーさんや爆笑問題さんは感動してましたね。「え、そことそこ繋がってるの?」って。彼にもすぐ連絡したんですが、いつもネタを投稿している番組に後輩が出て、「めっちゃ感動した」と言ってましたね。昴生:実力はあるし、「作家に誘ったらええやん」って言ったんですけどね。ハガキ職人から作家になるパターンは結構ありますし。亜生:でも彼も他に夢中になっていることがあるので。そういうのを知っているくらい仲良いんですよ(笑)。――昨年、もっとも印象的なお仕事はなんですか。昴生:去年はやっぱり全国ツアー(『ミキ漫2018』)ですね。『M-1』の前でしたが、「「おっしゃ~! やり切った! 今年はこれでええわ」って思ったくらいです(笑)。かなりしんどかったんですが、「やって良かったな」という達成感がありましたね。――今年も全国ツアー『ミキ漫2019』が開催されます。意気込みをお聞かせください。昴生:昨年は「漫才を見てもらいたい」と思ってやりました。今年ももちろん漫才が中心ですが、2人をもっと見てもらいたいなと思っています。漫才の他にも、VTRを使ったりコーナーで2人で遊んだりという企画を考えています。亜生:去年と違うことをやりますので、ご期待ください。個人的にも、2019年は色々やってみる、チャレンジの1年にしたいですね。■ミキ兄・昴生、弟・亜生による兄弟漫才コンビ。2012年4月にコンビ結成後、2016年『第46回NHK上方漫才コンテスト』優勝、2017年『M-1グランプリ2017』3位。コンビとして『ミキの兄弟でんぱ!』(KBS京都ラジオ)などに出演中。■ミキ漫2019 全国ツアー【料金】前売3,000円/当日3,500円3月22日(金)東京:銀座ブロッサム 中央会館4月5日(金)愛知:日本特殊陶業市民会館5月1日(水)鹿児島:鹿児島県民交流センター 県民ホール5月19日(日)岩手:盛岡劇場 メインホール6月2日(日)愛媛:内子座6月23日(日)北海道:道新ホール7月6日(土)福岡:ももちパレス 大ホール7月15日(月・祝)富山:富山県民会館8月4日(日)島根:島根県民会館 中ホール8月25日(日)長野:北野文芸座9月29日(日)大阪:新歌舞伎座※チケットに関する詳細はチケットよしもとホームページ。
2019年02月06日お笑いタレント・ビートたけしが認めた若手芸人をたけし自ら表彰する漫才コンテスト「ビートたけし杯 漫才日本一」が28日、東京・浅草の東洋館で行われ、マッハスピード豪速球が優勝した。たけしが名誉顧問を務める「江戸まちたいとう芸楽祭」の一環で行われた同コンテストは、“その日一番ウケたヤツ”が優勝というもの。初開催の今回、芸歴10年以下の若手漫才コンビ31組がエントリーし、映像審査で選出されたオッパショ石、がじゅまる、ヤマメ、ブラットピーク、ゆかりてるみ、いい塩梅、マッハスピード豪速球、キープランニング、ザ・パーフェクト、モンローズの10組が本戦に出場した。観客投票、放送作家の高田文夫氏、お笑いコンビのナイツの審査により、優勝に輝いたのはマッハスピード豪速球。たけしによって発表されると、2人は「やったー!」と喜びを爆発させた。昨年5月までオフィス北野に所属し、現在はフリーで活動しているコンビで、それを知るとたけしは「選ぶんじゃなかった」と笑いを誘った。マッハスピード豪速球は「オフィス北野にいた時にたけしさんに1回挨拶できたことがあって、その時に『漫才師か?』と聞かれて『コント師です』って答えたら『あ、そっか』って。あのとき『漫才師です』って言ってたら何かあったのかなと思って、そこから漫才を始めた」と、たけしがきっかけで漫才を始めたと告白。「そうしたら、たけしさんがオフィス北野からいなくなっちゃって、一生見せられないんじゃないかなと思ったら、今日の話がきて、優勝して本当にうれしいです」と喜びを語った。たけしは、「浅草を中心に関東の漫才ブームがくればいいなと思って」と同コンテストを立ち上げた思いを告白。マッハスピード豪速球の優勝に「第1回でうまいチャンピオンも出た。盛り上がってうれしい」と満足の様子で、「基本的にはなんの評論もなく、ただウケたヤツ、おもしろい人にあげようということ。客席もお客さんも我々もみんな順位が同じだったので、笑いっていうのは面白いと思ったらみんなが面白いって思うんだろうなと思った」と語った。見届け人として宮藤官九郎、服部征夫(台東区長)も登場した。
2019年01月29日お笑い芸人・ANZEN漫才のみやぞん(33)が1月24日、アメーバブログで公式ブログを開設。音声と文字を投稿できる「こえのブログ」でブログを初投稿した。みやぞんは『自己紹介』と題し、エントリー。「皆さん初めましてANZEN漫才のみやぞんです。お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と挨拶した。つづけて「今日からこの声のブログをはじめます。三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さんよろしくお願いします」と意気込んだ。音声では「みなっ、みなっ……」と開始からつまづいたり、最後は「切りまーす!」という声も録音されており、みやぞんワールド全開。ファンからは「今人間で一番の癒し」「楽しみにしてます!」「みやぞんの声が大好きなので毎日聴けるなら嬉しいな」と開設を喜ぶコメントが寄せられている。
2019年01月24日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(33)が24日、アメブロにてブログを開設した。「自己紹介」と題して初めてブログを更新。同日、スマートフォンブラウザで先行リリースした声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使って投稿した。「みな、みな、皆さん初めましてこんにちは ANZEN漫才のみやぞんです お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と元気よくあいさつ。続けて、「今日からこの声のブログをはじめます」と宣言し、「三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さん応援よろしくお願いしまーす」と決意を語った。ファンからは「結構早口だなー笑」「声を聞くだけでほっこり」「声を聞くだけで元気が出ます!」「ブログでもみやぞんさんのこえを聞けるの、嬉しいです~!」「みやぞん!!!待ってました!」「イッテQのロケ先での更新お待ちしてます」「本当に可愛くて大好き」「楽しみにしてるので三日坊主にならないことを願います」「めちゃめちゃ嬉しい」などとコメントが寄せられている。
2019年01月24日2017年に初演され、大好評を博した舞台『夫婦漫才』が、待望の再演だ。妻として漫才師として明るく生きる信子に大地真央、その夫の伸郎に中村梅雀という最強コンビ。さらに川崎麻世のほか、村上ショージ、竹内都子、正司花江といった漫才界を肌で知る面々や、上杉祥三、吉沢京子ら手練のメンバー、大地と宝塚の同期で、在団中はいぶし銀の演技で魅せた未沙のえるなど、初演メンバーも再集結。そこに今回初参加の野添義弘が加わり、盤石の役者陣で挑む。【チケット情報はこちら】昭和初期の大阪。幼なじみとして育った信子(大地)と伸郎(梅雀)は、「のぶ」コンビとして長屋の人気者だ。戦後になり、晴れて夫婦となったふたりだったが、昼も夜も働き詰めで家事にも奮闘する信子にくらべ、伸郎は定職にも就かずフラフラ。自然と口喧嘩も多くなるが、明るい掛け合い漫才のような様子が評判を呼び、ついには芸能プロダクションがスカウトに訪れる。漫才師となった信子と伸郎は、高度成長期とテレビ黄金時代に乗って、売れっ子になっていくが……。初演時は、「現代に近い日本人を舞台で演じるのは初めて、関西弁でセリフを言うのも、宝塚のトップお披露目公演以来」だったという大地。それだけに、初演の好評を受けての再演は「本当に嬉しくて、お客様の再演希望が後押しとなりました。再演では、よりパワーアップしたものをお見せできるよう、お稽古に励みたいと思います」と意気込む。中でも注目されるのは、やはり梅雀との漫才シーンだ。「今回も大阪公演があるので、笑いの本場でご覧いただく緊張感はありますが、ここでの“漫才”は、信子と伸郎の会話の中から出来上がったもの。より自然な“おもろい夫婦”を目指したいですね。梅雀さんとは『夫が多すぎて』、そして『夫婦漫才』初演と、今回で3度目の共演。さらに息の合った夫婦ぶりをご覧いただけるはずです」と大地は笑う。その言葉通り、漫才が本作の横糸だとすれば、縦糸は夫婦の愛のドラマだ。「戦前から始まり、昭和、平成の時代にかけて夫を支えて生きた信子は、とても愛情の深い人。そこに日本人の持つ強さや優しさが見えるから、お客様はご自身と重ね合わせて感動していただけるのだと思います」と大地は語る。再演を得て、東京会場となる明治座に新たなレパートリーが加わった予感だ。「歴史がある明治座は、味わいがあって大好きな劇場です。ロビーに並んだお土産屋さんをのぞくのも楽しいですね。老若男女問わず、ご夫婦でも独身でも、お友達同士でもおひとりでも、思いきり笑って泣いて、心が温かくなる作品ですので、ぜひ劇場にお越しください!」公演は2月8日(金)から17日(日)まで、東京・明治座にて。その後全国を周る。取材・文:佐藤さくら※川崎麻世の「崎」は立つ崎が正式表記
2018年12月17日ウーマンラッシュアワーが12月9日、「THE MANZAI 2018」(フジテレビ系)に出演。社会問題を盛り込んだ漫才を披露し、大きな反響を呼んでいる。特に、終盤の村本大輔(38)による問題定義が評判だ。村本は得意の早口で「LGBTの人たちにカミングアウトという言葉を使わせている。自分が自分のことを言うのにカミングアウトという言葉を使わせている社会は普通じゃない」「沖縄の海ってだれのもの?日本のもの?アメリカのもの?違う。沖縄県民のものなんです。今こそ沖縄県民の怒りの声に耳を傾けるべき」とまくし立てた。さらに「この漫才は1人でもできる」と差し込み相方・中川パラダイス(37)で笑いを取ると、「漫才師だから最後は笑いに変えたけど、笑って誤魔化すなよ」と言い切って去っていった。Twitterでは賛同の声が上がっている。《ウーマンラッシュアワー、「BTSを不謹慎だと叩くなら、いまこそ被爆者の気持ちに寄り添おう」とか、時事ネタを入れつつ最後の「笑って誤魔化すなよ」は本当に刺さった》《同調圧力、予定調和に乗っかって、弱者を見てみぬフリして笑ってんじゃねぇって話》《日々のニュースやワイドショーよりよっぽど「ニュース」してるのだけは確かだ》いっぽうでその内容から《ウーマンのはちょっと笑えん。漫才として成立してなくない?》《漫才を披露するとこで自分の偏った政治的意見を言うこと自体が間違ってるだろ》《言いたいことを早口でまくし立ててるだけでしょ》といった声も。しかし賛同派はこう述べている。《ウーマンラッシュアワーは漫才の体はなしてないかもしれないけど、嫌いじゃない》《ちゃんと聞いてみたら、否定してるんじゃなくて、関心を持てって言われてる気がした》《風刺と言っていいのかはわからないけど、また次の漫才も楽しみだなと思った》放送終了後、村本はTwitterを更新。「僕の漫才には知り合った人の怒りがあります。朝鮮学校の生徒さん、沖縄の劇場のスタッフさん、被災地で知り合った人など。センターマイクの前に1人でも人がいたら僕の居場所です」「またおれの思う漫才を作ります。ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べている。
2018年12月10日8月25日・26日に放送される『24時間テレビ41~愛は地球は救う~』(日本テレビ系)で番組史上初のトライアスロンに挑戦するANZEN漫才みやぞん(33)。「実はスタッフたちが心配しているのは『果たして無事に完走できるのか?』ということではなく、『運動能力が高すぎて、早くゴールしすぎてしまうのではないか』『苦しげな表情もあまり見せないのであまり盛り上がらないのではないか』ということなのです」(テレビ局関係者)そんな彼を14年も前から、応援し続けている女性たちがいる。ソプラノ歌手の田口芳子さん(74)と、女優の鷹觜喜洋子さん(68)だ。実はみやぞんは19歳のころから3年間ほど『常笑気流歌劇団』で、“俳優・DAI”として活動していたことがあったのだ。鷹觜さんは言う。「彼の出身地でもある足立区をベースに活動していた『常笑気流歌劇団』には、小学生ぐらいの子供から年配の方まで、幅広い年齢の人々が所属していました。演技だけではなく、歌ったり踊ったりと、ミュージカル要素も重視していた劇団です。劇団の仲間は、親しみをこめて彼のことを“大ちゃん”と呼んでいました」田口さんは歌唱指導、そして鷹觜さんは歌唱と演技の指導を担当していた。恩師たちから見て、“俳優・DAI”はどんな存在だったのだろうか?鷹觜さんが続ける。「大ちゃんは演技力という意味ではあんまり……(笑)。まぁ若いですからね、ただ最初は、大丈夫かな?というレベルなのに、教えると意外に器用なのか、いつのまにかそつなくこなすようになるんです。それは立派だと思っていました。それに彼の場合は“将来はお笑い芸人になりたい”という意思を明確に持っていました。だから演出担当者もその気持ちを汲んで、毎舞台、彼のための見せ場を用意していたんです。セリフを決めずに彼がアドリブで観客を笑わせるという試みでした。……でも、観客は誰も笑ってくれなくてね」演技力はイマイチだったというが、子供たちからの人気は絶大だったという。鷹觜さんは「大ちゃんが入団したばかりのころは、“ずいぶん若いパパだなぁ”と勘違いしたことがありました」と懐かしそうに語った。田口さんもこう言って微笑む。「子連れの女性劇団員がいたのですけれど、大ちゃんが彼女の子供をずっと面倒みていたので、私もほかのみんなもてっきり親子だと思っていました。ごく自然な感じで接していたし、子供もすごく大ちゃんになついていたんです。表裏のないキャラクターはとても貴重で、子供たちにもそれがわかるのでしょうね。彼には天性の“人を和ませる才能”がありました。あの笑顔で周りがみんな助けたくなってしまうんです。高いハードルがあっても、『え~』とは言っても『嫌だ』とは言わない。気がつくと何でも乗り越えているんです。だから今回の24時間トライアスロンも、何だかんだ笑顔で完走する気がしています」昔から“愛され力”はピカイチだったみやぞん。恩師たちも彼の力走・力泳を楽しみにしていた。
2018年08月24日いま最も勢いのある漫才師・千鳥が贈る、年に1度のスペシャルステージ『千鳥の大漫才』。年々人気に拍車がかかり、今では開催の度に満員御礼と、大好評を博している本公演。今年はこれまでの開催地である東京、大阪に加え、広島、福岡もめぐる4都市での開催が決定した。「千鳥の大漫才2018」チケット情報バラエティ、CM等で今や飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らが、漫才番長としての実力をたっぷりと見せつける新作漫才、そして昨年の単独ライブで話題を呼んだスペシャル企画など、今回も“クセがすごい”と唸らずにはいられないラインナップでお届けする。公演は、10月11日(木)東京・中野サンプラザ、11月8日(木)広島・JMSアステールプラザ大ホール、11月15日(木)大阪・梅田芸術劇場メインホール、11月29日(木)福岡・博多座にて開催。チケットは8月11日(土・祝)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、チケットぴあでは7月28日(土)10:00よりプレリザーブの受付を開始。『千鳥の大漫才2018』【東京公演】日時:10月11日(木) 18:15開場 19:00開演会場:中野サンプラザ料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【広島公演】日時:11月8日(木) 18:15開場 19:00開演会場:JMSアステールプラザ大ホール料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【大阪公演】日時:11月15日(木) 18:15開場 19:00開演会場:梅田芸術劇場メインホール料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【福岡公演】日時:11月29日(木) 18:00開場 19:00開演会場:博多座料金:5800円(全席指定)※4歳以上入場可(有料/ひざ上不可)。
2018年07月16日ANZEN漫才・みやぞん(33)が8月に放送される「24時間テレビ41」(日本テレビ系)のチャリティーランナーに6月3日決定。反響を呼んでいる。 同日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(同局)にて発表された今回の起用。さらに今年はマラソンだけでなく、水泳や自転車も加わったトライアスロン方式であるとも判明。例年以上に“ハード”と予想されるが、みやぞんはこう意気込む。 「どんなことがあったとしても明るく楽しく、苦しいとは思いますけど、やれるだけやってみようと思います!やるぞー!やるぞー!やるぞー! 」 イッテQで過酷ロケの続くみやぞん は、現在も番組中で「45度あります」「ダチョウが走っています」と表現したエチオピアに滞在中。4月の放送でも、「インドの虹の滝の下で1曲歌う」というミッションのために片道一週間の旅へ。行く先々に待つ、眠れない寝台列車や6,000段の階段といった過酷な環境に耐え見事達成。ロケ中には「自分の機嫌は自分で取って、人に取ってもらおうとしない!」と自らを鼓舞し、“金言”と話題を呼んでいた。 ファンからは過酷な仕事の続くみやぞんを心配する声とともに、エールが上がっている。 《最初は心配でたまらなかったけど、みやぞんが頑張るときめたのだから、心の底から応援するよ 大変だろうけど、体だけは壊さないでね》《何でもできて当たり前と思われてる人のプレッシャーって想像を絶するものだと思います。その重圧と闘いながらも笑顔を絶やさないみやぞんを心から尊敬しているよ。今回のチャレンジ、体が心配だけど、全力で応援するね》《みやぞん忙しすぎて心配ですが、応援しております!!健康第一で頑張って下さい!》 翌4日、相方・あらぽん(32)が「PON!」(同局)に出演。みやぞんの起用について「知らなかった。ドキドキしながらテレビで知った」とし、「あらぽんと2人で走る気持ちでやるぜ!」というみやぞん からのLINEを公開。さらに「最近太り気味。作ったスーツがパンパン」とみやぞんがストレスと多忙から過食気味であるとも明かしつつ、「(みやぞん を)支えます。ひょうたんで首の後ろを冷やしてあげたい」と独特の表現でサポートを誓った。
2018年06月04日シリーズ26作目となる『映画クレヨンしんちゃん』最新作『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』。「ANZEN漫才」や関根勤らがゲスト出演することが決定し話題となっている本作だが、この度、新たに参加する声優陣が明らかになった。本作は、春日部にある中華街“アイヤータウン”を舞台に、カスカベ防衛隊がアイヤ―タウンを救うため立ち上がるカンフーアクション。カンフー映画といえば、ブルース・リーやジャッキー・チェンといった名優と共演したサモ・ハン・キンポーが有名だが、今回、そのサモ・ハン・キンポーの吹き替えを多く担当する水島裕が出演。本作では、伝説のカンフー“ぷにぷに拳”の最終奥義の鍵をにぎる精霊、ぷにぷにの精として登場する。さらに、悪の組織・ブラックパンダラーメンの刺客・ヌンを、「SLAM DUNK」三井寿役や「ママレード・ボーイ」松浦遊役、「BLEACH」朽木白哉役など、様々な美形キャラから三枚目まで幅広く演じる置鮎龍太郎が。同組織の刺客・チャックを、「X -エックス-」有洙川空汰役や「コードギアス 反逆のルルーシュ」扇要役などを演じ、クォン・サンウの吹き替えなども多く担当する真殿光昭が演じ、悪役コンビを結成する。そのほか、勝杏里(「とある魔術の禁書目録」「進撃の巨人」など)が地上げ屋役。テレビアニメや洋画の吹き替えも多く担当する声優界の重鎮、廣田行生がブラックパンダラーメンの大ボス、ドン・パンパン役を演じる。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』は4月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月28日4月7日(15:00~17:30)に生放送される『第53回 上方漫才大賞』のノミネート発表会が13日、大阪・カンテレ本社で行われた。発表会には奨励賞、新人賞のノミネート者が出席。奨励賞には、かまいたち、ジャルジャル、なすなかにし、アインシュタイン、和牛が選ばれ、会見には和牛を除く4組が登場した。かまいたちの山内は「なんとか優勝して、よしもとに持って帰りたいなと思います。松竹芸能の本気のときのマネージャーがいるので(笑)」と、松竹芸能所属のなすなかにしに対抗心を燃やす場面も。相方の濱家は、併せて行われたネタ順を決める抽選会でトップバッターに決定したことに、「賞レースは1番手が不利なイメージがありますので、「あっ!」と思いました」というが、「関西テレビに感謝しつつ、でき限りの漫才を精いっぱいやりたいと思います」と意欲を見せた。またジャルジャルの後藤は、「去年まで関西テレビで『ジャルやるっ!』という番組を7年やらせてもらったんですが、終わってしまいましたので、奨励賞を獲って、それをきっかけに再び始まるという奇跡を信じています!」と力強く語った。新人賞には、アルミカン、ネイビーズアフロ、祇園、マルセイユ、見取り図、霜降り明星、さや香の7組がノミネートされた。先日行われた"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2018』(カンテレ・フジテレビ系)の決勝に、コンビそろって出場した霜降り明星のせいやは、「『R-1ぐらんぷり』の決勝も、一瞬で負けてしまったので、この賞を獲って、コンビでやり返します! 絶対、獲ります!」とリベンジを誓った。『第53回 上方漫才大賞』の模様は4月7日(15:00~)に、カンテレ、ラジオ大阪で生放送される。
2018年03月13日4月に公開されるシリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』に、「ANZEN漫才」と関根勤がゲスト声優として出演することが決定。この決定を受けてしんちゃんは、「関根さんは、オラの映画は2回目の出演なんだよね!ありがとござます~♪いま一番のりにのっているANZEN漫才のお2人と一緒に共演できるなんて、夢のようですな~。皆さんの活躍にいまからワクワクですな~。みれば~」と喜びのコメントを寄せた。今作で「ANZEN漫才」みやぞんが演じるのは、悪の組織・ブラックパンダラーメンの刺客“ミヤ・ゾン”。拳法家のミヤ・ゾンは、ギター拳法というカンフースタイルを繰り出しながらオリジナルソングを熱唱し、カスカベ防衛隊の行く手を阻むというキャラクターだ。さらに相方・あらぽんは、ヤミツキ成分が増したブラックパンダラーメンを食べるとどれほど凶暴性が増すのか実験台にさせられた客を演じる。アニメ声優初挑戦となる2人。みやぞんさんは「僕らの中で、芸能界に入ったときの目標の一つに、こうしてアニメの中で僕らが描かれるっていうのがあったので、それが叶ったんだなと。恵まれてるんです、我々本当に。有り難いと思っております。しんちゃんと共演するって!実感わかないですけども。実感わかないながらに言わせてもらうと、ホントの意味で実感わかないです」と喜び、あらぽんさんも「僕らは小学校の頃から見ていたので、『しんちゃん』と軽々しく言ってますけど、芸歴ではしんちゃんの方が上なので、僕はもう『クレヨンさん』と呼びたいです。だから、芸能界のルールとして挨拶は『クレヨンさん、おはようございます!』って言うべきで、先輩と共演できる、それくらいの気持ちではあります」とコメントしている。さらに、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』以来、17年ぶり2度目の出演となった関根さんが演じるのは、しんちゃんたちカスカベ防衛隊に伝説のカンフー“ぷにぷに拳”を教える師匠役。関根さんは、「師匠の役は年齢が高めなので、大滝秀治さん、あるいは拳法ですから、千葉真一さん、藤岡弘、さんもどうか、でも“ぷにぷに拳”なので、飄々とした柔らかい感じで、『酔拳』のときのジャッキーの師匠をイメージしたりと、色々役作りのイメージをしました」と話し、「ANZEN漫才」については「いまANZEN漫才は勢いがありますからね。キャラクターになっても溶け込めると思います、そもそも2人ともアニメみたいな顔してますから。みやぞんはみやぞんのまま、本当に自由人なので好きなようにやってほしいですね」とコメント。またオファー時に家族にも伝えたと言う関根さん。「それはもう喜んでくれました。娘の麻里も喜んでくれて、孫も『観に行く観に行く』と言ってますから、完成したら家族で観にいきたいと思います」と語っている。なお、本日16日(金)放送の「クレヨンしんちゃん」に「ANZEN漫才」が登場し、みやぞんさんが即興曲「しんちゃんに捧げる歌」を披露するほか、データ放送企画「東西南北サンバDEオーレ!」の息ぴったりなサンバにも注目だ。さらに、来週23日(金)のレギュラー放送には関根さんが参加する。『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』は4月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月16日関西よしもと若手のホームグラウンド「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)のオープン3周年記念会見が1日、同劇場で行われ、上方漫才協会会長の中田カウス、副会長の中田ボタン、同劇場を拠点に活動するゆりやんレトリィバァ、ミキら若手芸人が出席した。同劇場は2015年にオープン。同時に発足した上方漫才協会に所属する若手が連日、お笑いライブを行い、漫才の腕を磨く修業の場ともなっている。この日の会見は客席にお笑いファンを集めたイベント形式で行われ、今年、さまざまな賞レースで優勝するなどお笑い界にめきめきと頭角を現す若手が次々とネタを披露し、会場を沸かせた。カウスは「丸3年やってきたが、その間に若手がグングンと伸びて、その師匠である上方漫才協会はとても充実している。相撲協会にも見習ってほしいですね。こちらは今のところ不祥事もないですし(笑)」と話題の角界スキャンダルに一撃を食らわせながら、若手たちの成長を喜んだ。また、これまで関西の若手を審査対象に行われてきたコンテスト「上方漫才協会大賞」を、来年1月8日、大阪・なんばグランド花月にて開催される第三回大会より、東京の若手にも枠組みを広げると発表。カウスは「東京にも力のある子、伸びてこようとする才能のある子がいる。大阪で3年やってきて、協会も地固めができたところで、東京の若手にも参加してもらおうということになった」と説明し、大会のさらなる発展に期待を寄せた。会見には、新たに審査対象となる東京・よしもと∞ホールで活躍する芸人の中から、相席スタート、おかずクラブ、ニューヨーク、横澤夏子も登場。おかずクラブのオカリナは「東京の劇場や賞レースでも関西芸人の勢いがすごいので、この機会に『日本の首都は東京だぞ』というところを見せたい」と意欲を見せた。そんな宣戦布告を受け、関西の若手も奮起。3日に行われる『M-1グランプリ』のファイナリストに名を連ねる兄弟漫才師のミキは「ぜひ優勝したい!」と意気込んだ。だが、続く質疑応答の場で、ミキの兄・昴生がいきなりカウスから「キミ、東京でえらいコソコソ遊んでるらしいな?」とあやしい行動をツッコまれるはめに。これに激しく動揺する昴生が「師匠、やめてください!うるさいですよ!」と抵抗するも、カウスは「でも、東京でフラれてばっかりなんやろ?」とさらに追い打ちをかけ、大阪の“彼女”の名前を白状させるなど、漫才さながらのやりとりで笑いを誘っていた。
2017年12月02日漫才コンビの中田カウス・ボタンが30日、都内で結成50周年記念イベント「漫才のDENZO 全国ツアー」東京公演に出演し、終了後に囲み取材に応じた。2013年にスタートした「漫才のDENZO 全国ツアー」は、上方漫才の普及のために中田カウスが企画したお笑いライブ。4年の年月をかけ、この東京公演で47都道府県を周り終えた。囲み取材には、公演に出演したNON STYLE、トレンディエンジェル、ミキも出席した。カウスは「心配することなく、事故なく、どこ行っても歓迎されて喜ばれて。漫才は本当にうれしいですね。小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで同時に笑ってもらえるというのが非常にいい」とあらためて漫才のすばらしさを感じた様子。「4年の間に若手の伸びしろにびっくりしました。中堅が焦ってるんではないかと思うくらい追い上げてきて、まだまだ伸びしろがあると思う」と若手の成長にも驚いたという。コンビ結成50周年については「50年やろうと思っての50年ではなく、大事なことは毎日一回一回をちゃんとこなしているかどうか。その連続の50年」とカウス。そして、「50年やった経験をどこに持っていくかというと、若手の子たち。50年の経験の中から彼らの悩んでいることに答えていくというのが僕らの責任。吉本興業105周年。会社の裏も表も全部見てきましたから、アドバイスを心からしてあげられると思う」と笑った。50年の間に解散危機はなく、ケンカもなかったそう。カウスは「ケンカからは何も生まれないのでケンカはやらないですが、議論はとことんやらないといけない。ネタに対しても相方に対しても、いつも疑いを持って毎日送っているので時間が経つのが早い」と議論の大切さを熱弁し、ボタンも「とにかく妥協のない人ですから、すべてが。横におってびっくりしますわ」と明かした。そして、カウスは「東京グランド花月ができるまでは頑張ろうと思います」と宣言。同ツアーも11月10日の大阪公演を皮切り2周目に突入するが、「全国には生の漫才を見てない方がたくさんいるので、こちらから出向いて喜んでいただければという志でやりましたが、本当に喜んでいただいた。この子(若手)たちがこのイベントでトリをとる、受け渡すまでやりたいと思います」と力強く語った。最後に、「漫才とは?」と聞かれると、カウスは「天職」、ボタンは「人生」と表現。カウスは「よく出会いがあったなと思います。何か見つけることが大事。一途になれるくらい惚れたものが漫才であった」としみじみと語った。
2017年10月31日お笑いコンビ・爆笑問題が毎年リリースしているノンストップ漫才のDVD「ツーショット」シリーズの第13弾『2017年度版 漫才 爆笑問題のツーショット』が今年もリリースされた。太田光と田中裕二が、2016年度に起きた、芸能界から、政治経済、国際情勢などさまざまな出来事を独自の切り口で料理しながら、86分ぶっ通しでおくる。今回、太田と田中の2人がマイナビニュースの取材に応じた。昨年のDVDでは、ベッキーの不倫騒動やSMAP解散など芸能界のネタが多かったが、今回は北朝鮮、森友学園、小池百合子東京都知事など、国内外の政治問題のネタが多い。また、太田が「今回のテーマは"スポーツ"ということで(笑)。気持ちいい汗をかいた」と言うように、太田がステージを縦横無尽に動き回るという、これまでの彼らの漫才とは違う展開を見せた。田中も「台本の段階では、(太田が)動くことを想定していなかったんです。稽古を重ねるうちに生まれていったんだけど、本番中は『やべーな』と思いましたね」と振り返る。漫才の終盤のネタ「映画の舞台挨拶」では、太田がさらに暴走。田中は「(稽古では)ふざけてやっていると思ってたんだけど、気に入ってやり出しちゃって。ああいうのって状況によってはまったく受けないこともあるし、一歩間違えれば『何してんだよ』ってことになるんですけどね」とさすがに想定外だったという。まるで勢いがある若手の漫才を見ている錯覚に陥るが、太田は「ちょっとずつ、遊びも増えてきて、楽しんでやれるようになってきたんですね。結成当初は、きっちり意味のあることをやって積み重ねていた。(そのスタイルを)崩すのは、なかなかできないんですよ。自分たちだけで楽しんでいるように見えてしまうと、お客はおいてけぼりになっちゃうから。"俺らのスタイルが浸透している"という判断ができないと、崩せないんです。今は、崩していってもある程度受け入れてくれるじゃないかという感触はありますね」と自己分析する。田中も「自分たちが歳をとったり、お客さんも若い人が増えてきているから、そこは変わっていくこともあると思う。ネタも、きっちり確実にリズムが崩れてはいけないようなネタはきつくなってきますから。これからも、もう少し崩していくかもしれない」と話す。では、2人の漫才は今後どのように進化していくのか。太田は「今回は、本筋と関係ないところで遊んじゃってるから。例えば、あれでM1(M-1グランプリ)に出たら、『馬鹿じゃねえか』って言われちゃうし、点数がつけられるコンテストだと反則になるんですよ」としつつ、「でもほんとは、やすきよ(横山やすし・西川きよし)の漫才のように、きよしさんが遊びだして、やっさんのことをおちょくる。これに、やっさんが対抗し始めて……という本筋とは違うところで面白くなってくる、ああいうのを最終的にはやれたらいいなと思っているんです」と展望を語った。
2017年08月03日関西で最も長い歴史を持つ漫才賞『第52回上方漫才大賞』(カンテレ・ラジオ大阪主催)の発表会が6日、大阪・オリックス劇場で行われ、結成25周年を迎えた姉妹漫才コンビ・海原やすよともこが頂点の「大賞」に輝いた。やすよともこは2012年にも大賞を受賞。2度目の大賞は、女性コンビでは大会史上初の快挙となる。会場では受賞記念の漫才を披露したが、妹・やすよは「ネタをやる前に、ちょっと泣きそうになったのを必死でこらえました」と感無量の様子。姉・ともこも「前に受賞してから漫才がより楽しくなった。漫才を続けてきたことが評価されて、めちゃくちゃうれしいです」と喜びを爆発させ、「これからも"漫才師のやすよともこ"と呼ばれ続けるように、ネタを大事にしていきたい」と、決意を新たにしていた。25年前のデビュー当時は、ポッチャリの姉とスリムな妹のコンビだったが、今や姉妹そろってふくよかな体型に。ともこは大賞の賞金200万円の使いみちを聞かれ、「2人ともデカくなったので、漫才の新しい衣装を作りたい。既成の服だと動きにくいので(笑)」とやすよにサイズアップをネタに。やすよは「太ってからの方が『漫才がよくなった』と言われるんです。やっぱり、おもしろいこと言うのにギスギスしてたらアカンって」と好影響を強調したが、すかさずともこから「それ、言い訳やな(笑)」と、ツッコミを飛ばされていた。また、会場でのネタ審査で競われた「奨励賞」はスーパーマラドーナが、「新人賞」はトットがそれぞれ受賞。スーパーマラドーナの武智は、大会の本番中、家族に内緒にしていた"借金"を司会の大平サブローにバラされ、さっそく妻から怒りのメールが届くはめに。実は、相方の田中一彦から「飲み代とかでちょいちょい借りていたお金」が数十万円ほどになっているそうで、賞金の150万円は「まずは相方への返済」に充てるという。田中は「これでお金が返ってきますね!」と大ハシャギだったが、隣で苦笑いを浮かべる武智の圧力にすぐさま屈服。「あ、すみません。ちょっとずつ返してくれたらいいんで…」と弱気な態度に転じ、笑いを誘っていた。
2017年05月07日人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)で、闘牛、空中ブランコ、少林拳と次々クリア。その“天才”的な対応力もさることながら、ロケ中に見せる言動の超“天然”ぶりがバカ受け。大ブレーク中のみやぞんと相方・あらぽんによるお笑いコンビ――ANZEN漫才。2人は保育園からの幼なじみ。 みやぞん「生まれも育ちも足立区です。荒川で泳いだり、土手を段ボールですべったり、秘密基地を作ったり。いつも体を動かして遊んでましたね」 あらぽん「そのころからみやぞんはチャレンジャーで、知らない沼とかでも平気で飛び込んでくれたんです。それで安全を確認してからボクらが行く(笑)」 中学の卒業文集にはお互いを相方と記し、お笑いで「天下を取る」と宣言。高校卒業と同時にコンビを結成。各プロダクションがお笑い養成所を開講しているが、授業料が高いので行けなかった。しかし、3カ月後には、いきなり2人で舞台に立っていた。お笑いのライブではなく、知り合いのバンドの前説やチューニング中の場つなぎとして。 セオリー無視の実践修業で技と度胸を磨き、コント、ものまね、歌ネタと芸の幅を広げてきたANZEN漫才が、今回、念願のCDデビュー! みやぞんが『イッテQ』のロケ中に、即興で作った2曲を含む4曲入りシングルCD『かならず選挙に行く』(4月19日発売)だ。 あらぽん「選挙権年齢が18歳になりましたから、ボクらの曲を聴いて、10代の投票率が上がってくれたらうれしいです」 そして収録曲の『銭湯でびゅ~』は、銭湯に入るときのマナーを数え歌風にした。 あらぽん「今でも足立区には銭湯文化があるんです。ずっと残したいなって」 みやぞん「東京オリンピックに向けて、来日する外国人の方も増えると思うんです。銭湯に興味を持ってもらうのはうれしいんですが、平気でパンツはいたまま入ったりしますからね(笑)」 あらぽん「2020年までには、英語バージョンも出せればと思ってます!」
2017年04月07日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんとあらぽんが11日、都内で行われた映画『キングコング:髑髏島の巨神』(3月25日公開)の親子試写会イベントに、作品にちなんで探検隊の衣装で登場した。みやぞんは、同作について「本当にびっくりしますよ。アトラクションに乗ってる感じだった。楽しかった」と興奮気味に話し、あらぽんも「迫力がすごい。うわっ! ここでこうなるんだ!って」とPR。するとみやぞんが「でも期待値上げちゃう。つまんなかったって言ったほうがいいんじゃない?」と心配し、あらんぽんが「違うでしょ! 大丈夫よ、それを超えてくるから!」と言うと、「みなさん、それを超えてきます!」とコメントをパクって笑わせた。2020年には『ゴジラVSキングコング』が公開予定だが、「続編を監督するとしたら、キングコングとどんな怪獣を戦わせたい?」という質問に、みやぞんは得意の絵で回答。「子供さんこれがいいんじゃないかと!」と子供たちを喜ばそうとドラえもんの絵を披露し、「ドラえもんは道具で太刀打ちします。"どこでもドア"あったらうれしいですよ。いったんこっち帰って来て」と説明した。ところが現在「映画ドラえもん」最新作が大ヒット中というタイミングであり、司会者が「向こうのプロモーションに…」と指摘すると、「ごめんなさい。違うのにします?」と描き直した。今度は「真人間」の絵を描き、「やっぱり一番怖いのは人間ですよね」とコメント。「顔だけ真人間で、下はキングコングと同じくらい。200メートルくらいあり、キングコングを蹴れるくらいの大きさなんですけど、真人間なのであんまり攻撃をしない。優しい。生活リズムは正しいし、毎日出勤して土日も出勤します」などと不思議な解説で笑いを誘い、司会者は「なんの映画ですか!」とツッコんだ。イベントでは、出身地・足立区をネタにした「足立区の歌」に加え、映画をテーマにした新曲「髑髏島の歌」も披露。最後にあらぽんは「本当におもしろい映画。エンドロールも最後までちゃんと見てほしい」と呼びかけ、みやぞんは「キングコングはゴリラではありません! ゴリラの感覚で見てしまうと困ったことになります。どんな感じで見るかはおのおのにお任せしますが、ゴリラではございません!」と繰り返し強調した。
2017年03月11日