AV女優に転身した坂口杏里が6日、「ANRI」名義で先月開設したツイッターで、AVの世界で「トップになりたい」という思いをつづった。6日朝、「昨日高周波と溶岩浴行ったからスッキリして早寝した」とつぶやき、「ボーッとしてたけど、芸能からこの世界に飛び込んで、不安だらけでストレスばっかりな毎日だったけど、やるからには誰に何を言われてもどれだけストレス抱えてもトップになりたいなー」と強い思いを告白。「自分磨きも頑張る!」と宣言した。また、「毎日ハッピーオーラで、ファンの方、スタッフの方に感謝を忘れず、ニコニコ素敵女子になりたいです」と願い、「ファンの方、厳しい愛情をくれるスタッフさんに感謝…!今、凄く恵まれてる環境にいることに本当に感謝。改めて感じた呟きww恥ずかしくて直接言えないけど感謝」と感謝の思いを伝えた。さらに、「応援しているファンの方もたくさんいます! 匿名使って何か言う人がいますが、気にしないほうがいいです」という応援メッセージに、「この世界にいる限り中傷誹謗は当たり前です」と返答。「でもメンタル弱いんで強くならなきゃ!」とつづった。
2016年10月06日タレントのウエンツ瑛士(30)が、11日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)にゲスト出演し、AV女優転身が報じられたタレント・坂口杏里(25)についてコメントした。坂口の出演作を「見ない」と言いつつ、「ただ、これだけは言わせてください。僕、AVは大好きなんですよ」と告白してスタジオの笑いを誘ったウエンツ。激ヤセ、借金苦からのAVデビューを「流れがよくない」と指摘し、「負の感じをまとう作品になってしまう」「そういうのは一切見れない」と説明した。また、「人間がまとっている空気あるじゃないですか?」「私はここでトップをとるんだという気持ちで入ってくものではないじゃないですか?」と投げかけ、借金を作ってしまった原因を解消することが先決だと主張。「そういう流れのセクシー作品は、僕は見ない」と断言し、「ただ、それ以外のものは見ます」と補足した。
2016年09月12日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、11日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、AV女優転身が報じられたタレント・坂口杏里(25)について語った。母・坂口良子(享年57)のファンだったという松本は、「あの女優さんの娘さんが、その女優さんになるのかという思いはちょっとあって」と内心では複雑な様子の松本。「赤の他人がとやかく言うことではないんですけど」「大女優さんの娘さんがAV女優になっても別にいいんです」と前置きし、AV転身のきっかけが借金苦と報じられていることから「好きで興味があって私はやるというのであればいいんじゃない?と思えるんですけど」と動機に問題点があると指摘した。一連の流れを「負のオーラを感じる」と表現し、「場合によっては同じ職業の人で『一緒にしないでよ。私たちはもっと真剣にやっている。借金の肩代わりで仕事やられてナメられてる』と思う人もいるかもしれない」と同業者の感情を意識。「芸人だってそうでしょ? 借金まみれになって返すために芸人になりましたって言われたらムカッとくるもんね。そういう部分は嫌かな」という思いから、杏里の出演作を見るつもりはないという。
2016年09月12日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月30日、AVレシーバー「TX-NR656」を発表した。発売は4月下旬で、希望小売価格は90,000円(税別)。TX-NR656は7.2ch対応のAVレシーバーで、Dolby Atmosに対応。2016年8月下旬のファームウェアアップデートにより、DTS:Xも利用できるようになる。旭化成エレクトロニクス製のDACチップを搭載し、PCM 192kHz/24bit(WAV、FLAC、AIFF、Apple Lossless)や、DSD 5.6MHzの再生が可能だ。フロントの2chには独自フィルター回路「VLSC」を採用し、デジタル音声信号をD/A変換する際に発生するノイズを除去する。アンプ部は「Dynamic Audio Amplification」コンセプトに基づいて設計されており、TX-NR656用に開発したトランスや電解コンデンサーを使用することで、電源の瞬時供給能力を高めている。独自の音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」を採用。スピーカーからの距離や低域特性、クロスオーバー周波数などを測定し、視聴環境を自動で最適化できる。また、イネーブルドスピーカーによる天井からの反射音と直接聴こえる音の間に生じる位相ズレを補正する「AccuReflex」も搭載している。HDMI入力×8、HDMI出力×2を装備。4K/60p/4:4:4映像信号や、HDCP 2.2に対応している。ULTRA HD Blu-ray規格に準拠したHDR信号やBT.2020のパススルー出力も可能だ。定格出力は100Wで、実用最大出力は190W。周波数特性は10Hz~100kHz。インタフェースは、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、アナログ入力×8、アナログ出力×1、ヘッドホン出力×1、サブウーファー出力×2。Wi-Fiは5GHz帯のIEEE802.11a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。Bluetoothも利用可能。有線LAN端子×1、USB×1を装備している。AppleのAirPlayもサポート。AM/FMチューナーを内蔵し、インターネットラジオ「Radiko.jp」にも対応している。2016年7月下旬のファームウェアアップデートでGoogle Castも利用可能になり、対応の音楽アプリからTX-NR656に音楽を送信できる。本体サイズはW435×D378×H173.5mm、重量は10.0kg。
2016年03月30日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月28日、パイオニアブランドのAVレシーバー「VSX-831」を発表した。4月下旬より発売する。価格は77,000円(税別)。VSX-831は、DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4458」を採用したAVレシーバー。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できる。WAV、FLAC、Apple losslessなどのファイルをサポート。DSDファイルはPCMに変換して出力する。自動音場補正技術「MCACC」を搭載しており、集音マイクで周波数と音圧レベルを測定したうえで、音場を補正しサラウンド空間を構築する。独自開発の「フェイズコントロール」技術により、マルチチャンネル再生で発生する低音の遅れを解消する。6基のHDMI入力と1基のHDMI出力を備え、HDCP2.2準拠の4K/60p映像、HDR映像、BT.2020などに対応。HD画質のコンテンツを4K相当にアップスケーリングする「Super Resolution」も搭載している。5.2ch対応で、定格出力は80W、実用最大出力は160W。インタフェースは、光デジタル入力×1、同軸デジタル入力×1、アナログ入力×2、プリアウト×2など。Wi-Fiは5GHz帯のIEEE802.11a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。Bluetoothも利用可能。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LAN端子×1、USB×1を装備している。AppleのAirPlayもサポート。AM/FMチューナーを内蔵し、インターネットラジオ「Radiko.jp」にも対応している。2016年7月下旬のファームウェアアップデートでGoogle Castも利用可能になり、対応の音楽アプリからVSX-831に音楽を送信できる。本体サイズはW435×D370.5×H173mm、重量は9.2kg。
2016年03月28日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月24日、DTS:XやDolby Atmosに対応するオンキヨーブランドのAVレシーバー「TX-RZ810(B)」を発表した。発売は4月下旬で、価格は128,000円(税別)。TX-RZ810(B)は、Dolby Atmosに対応したAVレシーバー。DTS:Xは、2016年8月下旬のファームウェアアップデートでサポートする予定だ。DACチップは旭化成エレクトロニクス製。TX-RZ810(B)のスペックとしては、PCM 192kHz/24bitおよびDSD 11.2MHzのハイレゾ音源を再生できる。ファイル形式はWAV、FLAC、AIFF、Apple Lossless、DSDなどに対応する。8基のHDMI入力と2基のHDMI出力を備え、HDCP2.2準拠の4K/60p映像、Ultra HD Blu-ray規格のHDR映像、BT.2020などに対応。1080pの映像を4K解像度にアップスケーリングする「Super Resolution」機能も搭載する。4K映像のパススルー出力も可能。アンプ部は「Dynamic Audio Amplification」コンセプトに基づいて設計。独自の電源トランスや大容量コンデンサの開発により、瞬時電流供給能力を高めている。独自開発のフィルタ回路「VLSC」では、デジタル音声信号をD/A変換する際に発生するノイズを除去し、マルチチャンネル再生の空間表現力も向上している。付属の測定マイクを使用して、スピーカーの数や視聴する位置からの距離、低音の調整、クロスオーバー周波数などを自動的に測定して設定を最適化する音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」を搭載。そのほかにも、イネーブルドスピーカーによる天井からの反射音と直接聴こえる音の間に生じる位相ズレを補正する「AccuReflex」などを搭載する。定格出力は130Wで、実用最大出力は215W。音声入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×7(フォノ×1を含む)。音声出力端子はアナログ×2、ヘッドホン×1、サブウーファー×2、7chプリアウト×1。映像入力端子はコンポーネント×2、コンポジット×2。無線LANは5GHz帯のIEEE802.11a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、Bluetooth 2.1をサポート。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LAN×1、USB×1も備える。AM/FMチューナーを内蔵し、インターネットラジオ「Radiko.jp」などにも対応。2016年7月下旬のファームウェアアップデートでGoogle Castも利用可能になり、対応の音楽アプリからTX-RZ810(B)に音楽を送信できる。本体サイズはW435×D395×H201.5mm、重量は14kg。
2016年03月25日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは15日、オンキヨーブランドのAVレシーバー「TX-RZ800」「TX-NR646」と、パイオニアブランドのAVアンプ「SC-LX89」「SC-LX79」「SC-LX59」の計5製品に、DTS:Xに対応するファームウェアアップデートを提供すると発表した。DTS:Xは、11.1ch対応の最新オーディオフォーマット。ファームウェアアップデートの提供時期は、オンキヨーブランドの「TX-RZ800」「TX-NR646」が8月下旬、パイオニアブランドの「SC-LX89」「SC-LX79」「SC-LX59」が9月下旬となっている。日程やアップデート内容についての詳細は、準備が整い次第、同社Webサイトで告知する。
2016年03月15日ラリタン・ジャパンは12月17日、KVMスイッチ開発で培った技術をベースに設計したAVソリューションとして、IPネットワークでオーディオ/ビデオを配信するAV-over-IPシステム「RAV-IP」を発表した。標準的なIP/Ethernetテクノロジーを使って、DVI・HDMIのAV信号を切替え・延長・分配する同システムは、エンコーダ(送信機)とデコーダ(受信機)で構成され、入力デバイス(AVソース)と出力デバイス(ディスプレイやプロジェクタ)にUSBなどで接続し、Cat5/6 UTPケーブルまたは光ファイバケーブルでギガビットEthernetスイッチに接続するだけで、自動的にIPアドレスが設定されるため、AV制御システムや、ネットワークおよびAV制御の専門的な知識や経験を持たない人でも利用可能。Cat5/6 UTPケーブルで100m、光ファイバを使った場合は約10kmまで延長配信することが可能だという。また、1台のAVソースデバイスから複数台のディスプレイにAV信号を分配(マルチ・キャスティング)できるほか、複数のAVソースを複数のディスプレイに配信(マルチチャネル・スイッチング)することも可能となっている。最小帯域幅で、最大60fpsの1080p映像を、低レイテンシでストリーム配信可能で、サポートするビデオ・フォーマットは、720p 3Dおよび1920×1200(WUXGA)。サポートするオーディオ形式は、LPCM、DTSや7.1chまで対応のドルビーなどとなっている。なお発売は12月18日からを予定しており、価格はオープンながら、市場そう低価格はエンコーダ、デコーダともに9万9000円(税別)としているほか、エンコーダとデコーダのセット価格は19万5000円(同)としている。
2015年12月17日ソニーは11月19日、コンシューマー向けAV製品の販売・マーケティングにおいて、グローバルレベルの機構改革を実施すると発表した。2016年4月1日付けで、現在ソニー・ヨーロッパのプレジデントである玉川勝氏がグローバルセールス&マーケティングオフィサーとして、その指揮にあたる。また2016年4月1日より、これまで日本国内のみで活動してきたソニーマーケティング株式会社に、全世界におけるコンシューマー向けAV製品の販売・マーケティング本部機能を追加。玉川勝氏は、2016年4月1日付けでソニーマーケティングの代表取締役会長 兼 グローバルセールス&マーケティングオフィサーに就く。これまでソニーは、欧州や北米などの地域ごとに販売・マーケティング戦略を進めていたが、それを一新する形となる。玉川勝氏は欧州において3年の間に、液晶テレビのシェアを4%から12%に、コンパクトデジタルカメラのシェアを14%から24%に、デジタル一眼カメラでは24%から33%に高めた実績を持つ。また、ソニーのコンシューマー向け事業においては、欧州の売上比率が最大規模であるという。なお2016年4月1日以降、ソニーマーケティングは社内にソニーマーケティングジャパンを設け、日本国内における販売機能を持ち続ける。ソニーマーケティングの社長は現在の河野弘氏が継続して務める。
2015年11月19日ディーアンドエムホールディングスは9月16日、マランツブランドより、AVレシーバーのフラッグシップモデル「SR7010」を発表した。発売は10月上旬で、希望小売価格は230,000円(税別)。SR7010は、Dolby Atmosに対応したフラッグシップAVレシーバー。今後のファームウェアアップデートでDTS:Xにも対応する予定だ。DACは旭化成エレクトロニクスの「AK4458」を採用。DSD 2.8MHzのほか、192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、および96kHz/24bitまでのALACを再生できる。ディスクリート構成のパワーアンプを9ch分搭載し、追加のアンプなしで7.1.2ch構成を実現可能。また、アナログ・デバイセズ社の32bit DSP「SHARC」を4基搭載しており、11.2chへの拡張に対応する。外部アンプを加えることで、9.1.2chや7.1.4chなどの構成も可能だ。パワーアンプは各chとも同一構成で、定格出力は125W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.05%)。インピーダンスが4~16Ωのスピーカーに対応し、フロントスピーカーはバイアンプ接続できる。プリアンプには、マランツ独自の高速モジュール「HDAM SA2」を搭載した電流帰還型回路を採用。電源には、大型のEIコアトランスとカスタムメイドの大容量ブロックコンデンサー(15000μF×2)を使用し、大型スピーカーも強力にドライブする。このほか、動作周波数を従来の約3倍に高速化したデジタル回路専用電源「ローノイズSMPS」や、超低ESR導電性ポリマーコンデンサーなどを備えている。HDMI端子は、8入力/3出力を装備しており、いずれもHDCP 2.2、HDR、BT.2020のパススルーに対応している。また、4Kへのアップスケール機能も搭載する。Wi-Fi機能(IEEE802.11 b/g/n)とBluetooth機能を標準搭載。DLNA 1.5に準拠し、専用アプリ「Marantz Remote App」をインストールしたスマートフォンなどからSR7010を操作できる。AirPlayやインターネットラジオもサポートのほか、ワイドFMも利用可能。本体サイズはW440×D401×H185mmで、質量は13.8kg
2015年09月17日ヤマハは14日、5.1ch対応のスリムタイプAVレシーバー「RX-S601」を発表した。発売は10月上旬で、希望小売価格は税別67,000円。RX-S601は、2014年9月に発売された「RX-S600」の後継モデル。定格出力は95W(1ch、6Ω、0.9%THD)で、ディスクリート構成を採用している。スリムタイプの本体は、収納スペースの狭いラックにも設置しやすい。ハイレゾ音源は、DSD 5.6MHz、192kHz/24bitのAIFF / WAV / FLACのほか96bit/24kHzのALACに対応する。また、上下方向の音場を表現するシネマDSP 3Dモードを、5.1ch構成のスピーカーで利用できる。映像出力ではHDCP2.2に新対応。搭載しているHDMI端子(入力×6、出力×1)のうち、入力×1、出力×1において、4K/60P映像信号のパススルーが可能だ。新たにWi-Fi機能(Wi-Fi Direct対応)とBluetooth機能を搭載。BluetoothのコーデックはSBCとAACをサポートする。有線LAN端子も備え、ネットワーク機能としてはDLNA1.5やAppleのAirPlayに対応している。RX-S601は、専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットで操作可能。専用アプリは「AV CONTROLLER」「MusicCast CONTROLLER」の2つに対応する。新機能の「MusicCast」では、他のMusicCastサポート機器と連携しての同時再生が行える。MusicCast CONTROLLERの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。入力端子は、HDMI×6、RCA×3、ステレオミニ×1、光デジタル×1、同軸デジタル×2、コンポジットビデオ×3、USB(2.0)×1、有線LAN×1。出力端子は、HDMI×1、スピーカー×5、サブウーファー×1、ヘッドホン×1、コンポジットビデオ×1。サイズはW435×D327×H111mm(アンテナ含まず)。重量は7.8kg。カラーはチタン、ブラックの2色。○RX-S601+5.1chスピーカーセットYHT-903JPは、RX-S601と2013年に発売された5.1chスピーカー「NS-PA40」のセット。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込95,000円前後。カラーはブラック、ホワイトの2色。○RX-S601+バスレフスピーカーYHT-503JPは、RX-S601と2013年に発売されたバスレフスピーカー「NS-BP182」のセット。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込75,000円前後。カラーはブラックのみとなっている。
2015年09月14日オンキヨー&パイオニアは9月10日、パイオニアブランドのAVアンプ「SC-LX89」「SC-LX79」「SC-LX59」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は、SC-LX89が395,000円、SC-LX79が295,000円、SC-LX59が210,000円(いずれも税別)。SC-LX89とSC-LX79は2014年8月に発売された「SC-LX88」と「SC-LX78」の後継モデル。SC-LX59は、2014年7月に発売された「SC-LX58」の後継モデルだ。SC-LX89、SC-LX79、SC-LX59は、マルチチャンネル同時ハイパワー出力が可能なClass D「ダイレクト エナジーHDアンプ」を内蔵。同時駆動出力はSC-LX89が810W、SC-LX79は770W、SC-LX59は720Wとなっている。DACにはESSの「ES9016S」を2基搭載する。Dolby Atmosを利用できるほか、今後のファームウェアアップデートでDTS:Xをサポート予定。Dolby AtmosとDTS:Xの7.1.4デコードが可能で、パワーアンプ2chを接続することで多彩なスピーカーシステムに対応する。自動音場補正技術「MCACC Pro」を採用。周波数と音圧レベル、さらに時間軸の要素を加えた補正を行う。低域と高域のズレやチャンネル間の位相をそろえる「フルバンド・フェイズコントロール」、ソースに由来する低域のずれを補正する「オートフェイズコントロールプラス」、2本のサブウーファーを接続した環境で低域表現を向上させる「デュアルサブウーファーEQ」も利用可能だ。HDMI端子は8入力/3出力を装備。HDRコンテンツや4K/60p、4:4:4、24bit映像信号の伝送に対応するほか、BT.2020、HDCP 2.2など、最新の規格にも対応している。このほか、HD画質のコンテンツを4Kへアップスケールする「Super Resolution」を搭載している。ハイレゾ音源の再生にも対応。192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / Apple losslessに加えて、DSD 5.6MHzを再生可能だ。WAVとFLACは、マルチチャンネルコンテンツにも対応している。このほか、従来モデルではオプションとなっていたWi-Fi機能(IEEE802.11/b/g/n/a)を標準搭載し、Bluetoothも利用できる。
2015年09月10日ヤマハは8月20日、AVレシーバー「RX-A3050」「RX-A2050」「RX-A1050」を発表した。発売はRX-A3050が9月下旬、RX-A2050が9月上旬、RX-A1050が9月中旬を予定。価格はすべてオープンとなっている。推定市場価格はRX-A3050が290,000円前後、RX-A2050が165,000円前後、RX-A1050が105,000円前後(すべて税込)。○「RX-A3050」RX-A3050は、200W×9chの9.2chモデル。11.2chへ拡張可能な端子を搭載している。DACチップはES9016とES9006Aを使用。このほか、独自の音場技術「シネマDPS」の最上位「シネマDSP HD3」を採用している。本体サイズはW435×H192×D474mm、重量は約19.6kg。○「RX-A2050」RX-A2050は、190W×9chの9.2chモデル。DACチップはES9006Aをデュアル搭載。シネマDPSは3Dモードを採用している。本体サイズはW435×H192×D474mm、重量は約17kg。○「RX-A1050」RX-A1050は、140W×7chの7.1chモデル。DACチップはES9006A×1を使用。シネマDPSは3Dモードを採用している。本体サイズはW435×H182×D439mm、重量は約14.9kg。○共通の仕様3製品とも、Wi-FiとBluetooth機能を内蔵するAVレシーバー。Dolby Atmosを利用できるほか、今後のファームウェアアップデートでDTS:XやHDRコンテンツにも対応する。ハイレゾ音源の再生も可能で、USBまたはネットワーク経由でのDSD 5.6MHz再生(RX-A3050のみダイレクト再生も可能)と、192kHz/24bitのAIFF/WAV/FLACファイル再生に対応。新世代のネットワークモジュールを搭載したほか、非ハイレゾ音源を最大96kHz/24bit相当まで拡張する「ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー」を備える。また、ローム社と共同開発したボリュームICにより、高い解像度を実現する。映像出力では、HDCP2.2に新対応。搭載しているHDMI端子(入力×8、出力×2)のうち、入力×7、出力×2において、4K/60P映像信号のパススルーが可能だ。このほか、ワイドFM機能を備えており、90.1~94.9MHzの放送受信に対応。Wi-Fi環境が整っていない場合でも、AVレシーバーとスマートフォンやタブレットなどをダイレクトにワイヤレス接続する「Wireless Direct」が利用可能。また、ヤマハのAVレシーバー用アプリ「AV CONTROLLER」に対応しており、音量調整機能やシネマDSPの音響効果をカスタマイズする「DSP調整」機能などを、スマートフォンやタブレットで操作できる。アプリの対応OSはiOS 5.0以上、Android 2.1以上。
2015年08月20日ディーアンドエムホールディングスは8月7日、マランツブランドから、スリムデザインのAVサラウンドレシーバー「NR1606」を発表した。発売は9月中旬で、希望小売価格は85,000円(税別)。NR166は、2014年6月にリリースされた「NR1605」の後継モデルとなる7chのAVレシーバー。従来モデルとの主な違いは、著作権保護規格「HDCP2.2」と、最新オブジェクトオーディオ「Golby Atmos」「DTS:X」への対応だ。搭載するHDMI端子(8入力/1出力)がすべて、HDCP2.2に対応している。Dolby AtmosとDTS:Xでは、5.1.2chまでのスピーカー構成を利用できる。オブジェクトオーディオを含まない既存のソースでも、Neural:X技術により、スピーカーの構成に合わせたアップミックスが行うことが可能だ。なお、DTS:Xに関しては、無償のファームウェアアップデートで対応する予定だ。また、Ultra HD Blu-rayに採用される「HDR」と、8K/4K放送で採用される色域規格「BT.2020」のパススルーにも対応した。パワーアンプはフルディスクリート構成で、実用最大出力は100W×7ch(6Ω、1kHz、THD10%、1ch駆動時)。従来モデルのNR1605から、再チューニングによる高音質化が図られている。HDMI以外の入力端子は、コンポーネント映像×2系統、コンポジット映像×3系統、アナログ音声×3系統、光/同軸デジタル音声×各1系統、USB A(フロント)×1基、ネットワーク端子×1基を装備する。出力端子は、コンポーネント映像モニター×1系統、コンポジット映像モニター×1系統、ヘッドホン×1系統、2.2chプリアウト×1系統に、ゾーン2プリアウト×1系統だ。BluetoothとWi-Fiにも標準対応。ネットワークでは、DLNA 1.5対応ネットワークオーディオ、AirPlay、インターネットラジオを利用できる。192kHz/24bitまでのWAVとFLAC、2.8MHzのDSD再生も可能だ。フロントのUSBポートは、iPod/iPhoneの充電にも対応。また、FMチューナーの受信範囲が76MHzから95MHzに広げられ、FM補完放送にも対応した。本体サイズはW440×D376×H105mm、質量は8.5kg。消費電力は250Wとなっている。
2015年08月07日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは7月30日、ミドルクラスのAVレシーバー「TX-RZ800」を発表した。発売は8月下旬で、希望小売価格は159,000円(税別)。TX-RZ800は、2015年6月に発表した「TX-NR646」の上位モデルにあたる7.2chのAVレシーバー。TX-NR646と同様、「Dolby Atmos」に対応するほか、今後のファームウェアアップデートで「DTS:X」も利用できるようになる。ハイレゾ音源の再生も可能で、DSD 5.6MHz、192kHz/24bitのWAV/FLACファイルの再生に対応している。TX-NR646からノイズ対策とスピーカードライブ能力を強化しており、フロントの2chには、デジタルノイズを除去するオンキヨー独自のフィルター回路「VLSC」を採用している。さらにパワーアンプ基板を1chごとに分離し、それぞれを垂直かつ左右シンメトリーに配置。チャンネル間の条件差を平等にしつつ、信号経路を最短化することで、ノイズの混入も抑制する。電源回路にはカスタムメイドの電源トランスと15,000μFの大容量コンデンサーを採用。電源供給能力をアップし、ローインピーダンスのスピーカーも強力にドライブできるようになった。定格出力は、各chとも130W(8Ω、THD 0.08%以下、2ch駆動時)で、周波数特性は5Hz~100kHz(+1dB/-3dB)。本体にWi-Fi機能とBluetooth機能を備える。HDMI端子は、入力×8、出力×2を装備。HDCP 2.2に準拠しており、4K60pの信号伝送が可能だ。また、次世代Blu-ray規格で採用されるHDR映像フォーマットとBT.2020のパススルーにも対応している。サイズは、W435×D433.5×H201.5mmで、質量は17kg。
2015年07月30日ディーアンドエムホールディングスは7月7日、デノンブランドのAVレシーバー「AVR-X2200W」と「AVR-X1200W」を発表した。ともに8月下旬発売で、希望小売価格はAVR-X2200Wが85,000円、AVR-X1200Wが57,500円(税別)。AVR-X2200Wはミドルクラス、AVR-X1200Wはエントリークラスの7.2ch AVレシーバー。ともにDolby Atmosをサポートしており、DTS:Xにもファームウェアのアップデートで対応する予定だ。○AVR-X2200WAVR-X2200WのHDMI端子(8入力/2出力)はすべてHDCP 2.2に準拠。4K/60pやBT.2020、HDRなどの最新規格にも対応しており、4K Ultra HDビデオ信号のパススルーも可能だ。また、4Kへのアップスケールと2系統のHDMI端子への同時出力にも対応している。アンプは、Dolby Atmosの5.1.2ch構成に対応。7chのアンプを柔軟にアサインでき、5.1chにサラウンドバックやハイトチャンネル、ドルビーイネーブルドスピーカーなどを加えた構成のほか、フロントスピーカーのバイアンプ接続も可能だ。パワーアンプはディスクリート構成で、定格出力は95W×7だ(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.05%)。音場補正技術「Audyssey MultEQ XT」を採用し、最大8カ所の測定データから最適なチューニングを行う。通信機能として、Wi-FiとBluetoothを搭載。DLNA 1.5やAirPlayにも対応している。ハイレゾ音源については、192kHz/24bitまでのFLAC/AIFF、96kHz/24bitまでのALAC、2.8MHzまでのDSD(2ch)の再生が可能だ。サイズはW434×D339×H167mm、質量は9.4kg。消費電力は500Wだ。インタフェースはHDMI以外に、コンポジット映像入力×2、コンポーネント映像入力×1、アナログ音声入力×4、光デジタル音声入力×2、Ethernet×1、USB×1、サブウーファープリアウト×2、ゾーンプリアウト×1、ヘッドホン出力×1を装備している。○AVR-X1200WAVR-X1200Wはエントリークラスながら、6入力/1出力の全HDMI端子がHDCP 2.2に準拠。アンプはDolby Atmosの5.1.2ch構成に対応している。AVR-X2200Wとの機能面の違いは、4Kへのアップスケール機能と2系統のHDMI端子への同時出力に非対応であること。また、パワーアンプの定格出力は80W×7となっている。サイズはW434×D339×H151mm、質量は8.5kg。消費電力は430Wだ。
2015年07月07日アイ・オー・データ機器は7月1日、AV録画用途に特化した外付けHDD「AVHD-VRシリーズ」を発表した。7月下旬から出荷する予定だ。希望小売価格(税別)は容量2TBの「AVHD-VR2.0」が21,000円、容量3TBの「AVHD-VR3.0」が26,600円。AVHD-VRシリーズは、24時間連続録画が可能な外付けHDD。品質検査によって厳選されたドライブのみを採用することで、録画失敗のリスクを大幅に低減した。テレビやレコーダーなどと付属のケーブルでUSB接続して使用する。録画や再生の操作はすべてテレビ・レコーダーのリモコンから行う。接続機器の電源オン・オフにあわせて自動でスタンバイ状態になる「電源連動機能」も持つ。4カ所に設置したダンパー素材とフローティング構造によって、内部のハードディスクの振動を吸収し、雑音を低減している。これにより、空冷ファンを内蔵しながらも高い静音性を実現した。ハードディスク内部の温度に応じてファンの回転速度をコントロールする「ダイナミック・ファン・コントロールシステム」も搭載する。サイズはW215×D187×H34.5mm、重量は約1.4kg(本体のみ)。インタフェースはUSB 3.0。
2015年07月01日ヤマハは6月16日、AVレシーバー「RX-A850」と「RX-V779」を発表した。発売時期と税別価格は、RX-A850が8月上旬発売で110,000円、RX-V779が7月中旬で96,000円。RX-A850は、ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」シリーズのエントリーモデル。最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」デコーダーを搭載している。対応するプレゼンススピーカーは、フロントスピーカーの上方の壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、フロントスピーカーの上に設置して天井に音を反射させる「Dolby Enabledスピーカー」の3種類。アンプは、フルディスクリート構成の7.1ch。定格出力は、各チャンネルとも130W(1ch、1kHz、6Ω、0.9% THD)だ。サウンドプログラム数は38で、そのうち17が、独自の音場創生技術「シネマDSP」のプログラムとなっている。上下方向に音場を広げるプレゼンススピーカーを仮想的に作り出す「バーチャル・プレゼンススピーカー」や、サラウンドバックスピーカーを仮想的に作り出す「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」機能も搭載した。また、5.1chのスピーカー構成で、最大9.1ch相当のシネマDSP<3Dモード<再生を行うこともできる。HDMI端子は、8入力/2出力を装備。HDMI入力の3系統(1~3)とHDMI出力の2系統は、HDCP 2.2と4K60pに対応し、4K放送などのコンテンツを伝送できる。4Kパススルーや、4Kアップスケーリング、ARC、CECにも対応している。HDMI以外の入力端子として、アナログ音声×6系統、デジタル音声×4系統(光×2、同軸×2)、映像入力7系統(コンポーネント×2、コンポジット×5)を装備。音声出力は、7.2chのプリアウトにゾーン出力×1、ヘッドホン出力×1、モニター出力×2(コンポーネント×1、コンポジット×1)を備える。ハイレゾ音源再生にも対応。対応フォーマットは、WAV/FLAC/AIFFは192kHz/24bitまで、Apple Losslessは96kHz/24bitまで、DSDは5.6MHzまでだ。新世代のネットワークモジュールを搭載したほか、有線LANだけでなくIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)も標準で装備。加えて、無線LAN環境が整っていない場合でも、AVレシーバーとスマートフォンやタブレットなどをダイレクトにワイヤレス接続する「Wireless Direct」が利用できる。Bluetoothにも対応しており、スマートフォンやタブレットなどから手軽にワイヤレス再生が可能。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DPとAVRCP。利用できる音声コーデックはSBCとAACだ。圧縮音源やBluetoothでの伝送時に失われる音楽成分を補間する「ミュージックエンハンサー」も搭載している。電源には、ルビコン社と共同開発した高音質コンデンサーを採用。電源系からのノイズを従来モデルに比べて約40%抑制するという。また、ローム社と共同開発した高精度ボリューム素子により、高い解像度を実現している。一方のRX-V779は、Dolby Atomos非対応の7.1ch AVレシーバーだ。HDMI端子は6入力/2出力で、そのうち3入力/2出力が、HDCP 2.2と4K/60pに対応している。本体サイズは、RX-A850がW435×D382×H171mmで、RX-V779がW435×D381×H171mm。質量はいずれも10.6kgだ。
2015年06月17日ソニーは6月10日、AVアンプ「STR-DN1060」を発表した。発売は7月21日で、希望小売価格は72,000円(税別)。STR-DN1060は、4K放送やハイレゾ音源の7.1ch/5.1ch出力に対応したAVアンプだ。HDMI端子は6入力/2出力を装備。このうち、1入力/1出力がHDCP 2.2に対応しており、4K放送チューナーとの接続に使用できる。従来画質の映像を4K相当にアップスケールする機能も用意している。また、フロントとリアに1系統ずつMHL 3.0兼用のHDMI端子を備え、スマートフォンからの4Kコンテンツ伝送にも対応している。ハイレゾ音源再生は、192kHz/24bitまでのFLAC/WAV/AIFF/ALACと5.6MHzまでのDSDに対応。WAVファイルでは7.1ch、FLAC/ALAC/DSD 2.8MHzでは5.1ch音源の再生も可能だ。MP3形式などの非ハイレゾ音源を192kHz/24bit相当の解像度にアップスケールする「DSEE HX」も搭載している。アンプの定格出力は各チャンネルとも165W(6Ω)。サラウンドバックチャンネルをフロントチャンネルに割り当てて、バイアンプ駆動とすることもできる。サラウンドバック用のアンプや2系統あるHDMI出力を利用したゾーン出力も可能だ。ネットワークは有線LANとWi-Fi、Bluetoothに対応。DLNA 1.5やAirPlay、Google castによる音楽サービスを利用できる。Bluetooth接続においては、ソニー独自の高音質音声コーデック「LDAC」もサポートする。HDMI以外の入出力端子は、コンポーネント映像端子が1入力/1出力、コンポジット映像端子が2入力/1出力、光デジタル音声入力が2系統、同軸デジタル音声入力が1系統、ライン入力が4系統、USB Type Aポートが1系統となっている。オーディオフォーマットはDolby TrueHDやDTS HDマスターオーディオなどのロスレスフォーマットに対応するが、Dolby AtmosやDTS:Xには非対応だ。
2015年06月10日ヤマハは6月9日、AVレシーバー「RX-V579」「RX-V479」を発表した。発売は7月中旬。希望小売価格は、RX-V579が72,000円で、RX-V479が61,000円(いずれも税別)。RX-V579は7.1ch、RX-V479は5.1chのAVレシーバーだ。HDMI端子は6入力/1出力の装備で、そのうち1入力/1出力がHDCP 2.2と4K/60p映像信号に対応。4K放送チューナーなどを接続することが可能だ。ARC、HDMIリンク機能も利用できる。パワーアンプはディスクリート構成で、定格出力は各チャンネル115Wだ。サウンドプログラム数はRX-V579が38で、RX-V479が33。そのうち17が「シネマDSP」のプログラムだ。上下方向に音場を広げる「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能を搭載している。さらにRX-V579では「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」機能を追加。5.1chのスピーカー構成で、最大9.1ch相当の再生を行える。また、5.1chのスピーカーをすべてフロントに配置しても高い臨場感を実現する「バーチャル・シネマフロント」にも対応している。ハイレゾ音源再生にも対応。バーブラウン製の192kHz/24bit DACを使用しており、ネットワーク、USB、デジタル音声端子から入力したハイレゾ音源を再生できる。対応フォーマットはWAV/FLAC/AIFF 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bit、DSD 5.6MHz。通信機能はWi-FiとBluetoothをサポート。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、利用できる音声コーデックはSBCとAACだ。圧縮音源やBluetoothでの伝送時に失われる音楽成分を補間する「ミュージックエンハンサー」も搭載している。AVアンプを操作するための専用アプリ「AV CONTROLLER」と設定作業を行うための専用アプリ「AV SETUP GUIDE」(タブレット専用)に対応。セットアップや操作を快適に行うことが可能だ。HDMI以外の入力端子は、デジタル音声×3(光×1/同軸×2)/アナログ音声×4/USB×1/コンポーネント映像×2(RX-V579のみ)/コンポジット映像×4を装備する。2モデルとも本体サイズはW435×D327×H161mm、質量は8.1kg。消費電力は260W。
2015年06月09日オンキヨー&パイオニアマーケティングは5月25日、AVレシーバー「TX-NR646」を発表した。発売は6月上旬で、希望小売価格は90,000円(税別)。TX-NR646は、最新のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」と「DTS:X」に対応した7.1chのAVレシーバー。DTS:Xとは、音の移動情報や位置情報を重ねることで、平面だけでなく垂直方向の音の移動感も加わり、より立体的なサウンドを実現した技術のことだ。ただし、TX-NR646のDTS:Xへの対応は後日ファームウェアのアップデートにて行う。ファームウェアの提供は年内を予定している。ハイレゾ音源の再生にも対応。ネットワーク経由は最大5.6MHzまでのDSD、192kHz/24bitまでのWAV / FLACファイル、USB接続したデバイスは2.8MHzまでのDSD、96kHz/24bitまでのWAV / FLACファイルの再生が可能だ。ネットワークは、IEEE802.11b/g/nの無線LANに標準対応。インターネットラジオ「radiko.jp」「TuneIn」などを利用できる。Bluetooth 2.1+EDRにも対応し、ペアリングしたスマートフォンなどからワイヤレス再生も可能だ。HDMI端子は8入力/2出力を装備。4K放送で採用されているコンテンツ保護技術HDCP 2.2のほか、3D映像やARCにも対応している。アンプは各チャンネルとも定格出力100W。全高調波歪率は0.08%(20Hz~20kHz、ハーフパワー)、周波数特性は10Hz~100kHz(+1dB、-3dB、Direct mode)だ。適応スピーカーインピーダンスは4Ω~16Ω、または6Ω~16Ωとなっている。本体サイズはW435×D329×H173.5mm、質量は9.4kg。消費電力は470Wだ。
2015年05月25日ヤマハは5月20日、AVレシーバー「RX-V379」を発表した。発売は6月上旬で、希望小売価格は48,000円前後(税別)。RX-V379は、2014年2月に発表した「RX-V377」の後継モデルとなる、5.1chのAVレシーバーだ。従来機種と同じく、入力4系統、出力1系統のHDMI端子を装備しているが、そのうち入力1系統と出力1系統が、4K放送向けのコンテンツ保護規格HDCP 2.2や4K/60p映像信号の伝送に対応。次世代の映像コンテンツを楽しめるようになった。また、新たにBluetooth機能を搭載。利用可能な音声コーデックはSBCのみだが、圧縮音源を補間する技術「ミュージックエンハンサー」によって、クリアで奥行き感のあるサウンドを提供する。なお、従来機種はフロントパネルにUSBポートを装備していたが、RX-V379では省かれている。アンプはディスクリート構成で、定格出力100W×5(6Ω)。力強い低域再生を実現する「Extra Bass」や、再生音量に応じてDSPの降下を調整し、小音量でも高い臨場感が得られる「A-DSP」もサポートする。192kHz/24bitの音源に対応したバーブラウン製のDACを搭載。Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツも再生できる。音場創生技術「シネマDSP」、5.1chのスピーカーをすべてフロントに並べてもサラウンド再生が可能な「バーチャルシネマフロント」機能も搭載している。FMチューナーはワイドバンド対応で、FM補間放送も受信可能だ。本体サイズはW435×D315×H151mmで、質量は7.4kg。消費電力は260Wとなっている。
2015年05月20日オンキヨー&パイオニアは5月14日、パイオニアブランドのAVアンプ「VSA-1130」「VSA-830」を発表した。発売は5月下旬。希望小売価格は、VSA-1130が92,000円で、VSA-830が60,000円(いずれも税別)。VSA-1130は7.1ch、VSA-830は5.1chのAVアンプだ。定格出力は、VSA-1130が各ch100Wで、VSA-830が各ch95W(20Hz~20kHz、0.09%、8Ω負荷、1ch駆動時)。HDMI端子は、VSA-1130が7入力/2出力、VSA-830は6入力/1出力を装備。2系統あるVSA-1130のHDMI出力は、ゾーン出力にも利用できる。HDMI入力のうち1系統はMHL兼用だ。HDMI端子は4K映像信号の伝送に対応し、4K放送で採用されているコンテンツ保護技術HDCP 2.2にも対応した。HD映像を4K画質相当にアップスケールする「Super Resolution」も搭載している。HDMI以外の入出力は、同軸と光のデジタル音声入力を各1系統、アナログAV入力を各2系統、USB入力を1系統、LAN端子を1系統装備。VSA-1130のみアナログ音声入力1系統を装備している。プリアウト出力はモデルによって異なり、VSA-1130は2.2chで、VSA-830はサブウーファー用の0.2chのみ。VSA-1130では、フロントチャンネルを別のパワーアンプでドライブすることも可能だ。ネットワークは有線LANと無線LAN(Wi-Fi)に標準対応し、無線LANはIEEE802.11a/b/g/nに準拠。ネットワーク関連の機能として、DLNA 1.5とAirPlayに対応、インターネットラジオも利用できる。Bluetoothも備え、スマートフォンなどと接続して手軽に音楽を楽しめる。ネットワーク、USB、デジタル音声入力からの、ハイレゾ音源の再生もサポート。FLAC / WAV / AIFF / Apple lossless形式での、192kHz/24bitまでの再生が可能だ。全chに192kHz/24bit対応DACを搭載しており、ハイレゾのマルチチャンネルコンテンツ再生にも対応している。VSA-1130は、最新の多次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応。Dolby Atmosに適した再生環境を設定可能な、音場設定機能「MCACC Pro」も採用している。MCACC Proでは、これまでのMCACCの補正項目、周波数と音圧レベルに、残響特性(事案軸)やスピーカーシステムの位相特性などの要素を追加。Dolby Atmosの再生時にイネーブルドスピーカーを使う場合の補正にも対応している。本体サイズ/質量は、VSA-1130がW435×D363×H168mm/9.8kg、VSA-830がW435×D331.5×H168mm/8.7kg。
2015年05月14日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは4月22日、HDCP 2.2に対応した5.1chのAVレシーバー「TX-SR343」を発表した。発売は4月下旬で、希望小売価格は48,000円(税別)。TX-SR343は、4K映像コンテンツの著作権保護技術「HDCP 2.2」規格に準拠したエントリークラスのAVレシーバー。4K/60pの映像信号の伝送が行えるHDMI 2.0に対応する。HDMI端子は4入力/1出力を装備しており、3D映像信号伝送や、ARC、CECも可能だ。HDMI以外の入力端子は、映像がコンポーネント×2とコンポジット×3、音声が光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×7だ。また、Bluetooth 2.1+EDRにも対応し、スマートフォンなどをワイヤレス接続できる。対応プロファイルはA2DPとAVRCP、音声コーデックはSBCのみ。定格出力は各chとも65W。アンプはディスクリート構成で、ワイドレンジアンプ技術「WRAT」によって、低ノイズ化と低インピーダンス化を実現した。低音増強技術「フェーズ マッチング バス」を搭載しており、クリアな中高域をキープしたまま、迫力のある低域再生が行える。バーブラウンの192kHz/24bit DACを搭載しているが、これは5.1chの信号処理のために使用されているため、ハイレゾ音源の再生には対応していない。周波数特性は10Hz~100kHz(+1dB、-3dB、Direct モード)。適合するスピーカーのインピーダンスは6~16Ωだ。搭載しているデコーダーは、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby True HD、Dolby Pro Logic II、DTS、DTS-HD High Resolution Audio、DTS-HD Master Audio、DTS Express、DTS 96/24、DTS Neo:6。もちろん、デジタル放送で使用されているAACにも対応している。2台のフロントスピーカーのみで臨場感のあるサウンドを実現する「Theater-Dimensional」機能を持つ。そのほか、映画やスポーツなど、コンテンツの種類ごとに最適なリスニングモードを用意する。本体サイズはW435×D328×H160mmで、質量は7.8kg。消費電力は250Wとなっている。
2015年04月22日ディーアンドエムホールディングスは4月14日、マランツブランドより、AVプリアンプのフラッグシップ機「AV8802」のアップグレードモデル「AV8802A」を発表した。発売は6月下旬で、希望小売価格は455,000円(税別)。2015年2月に発売されたAV8802は、最新のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応した11.2chのAVプリアンプ。このたび発表されたAV8802Aは、AV8802をベースに、4K映像コンテンツの著作権保護技術「HDCP 2.2」規格に準拠させたアップグレードモデルだ。ディーアンドエムホールディングスは同日、AV8802の無償アップグレードサービスの実施を発表。これにより、8入力/3出力のHDMI端子すべてがHDCP 2.2に準拠することになる。アップグレードの申し込みは、同社のWebサイトよりダウンロードできる申込用紙をFAXで送付して行う。アップグレードには約2週間かかる。また、ディーアンドエムホールディングスはAV8802AとAV8802を、DTSの最新サラウンドフォーマット「DTS:X」に対応させることも同時発表した。対応時期などの詳細は決定次第、発表する。
2015年04月14日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」のクロージングセレモニー&授賞式が2月22日(日)に開催され、グランプリにAV業界の一端を描いた、自身もAV監督である50歳の森川圭監督による『メイクルーム』が選ばれた。これまでクエンティン・タランティーノや入江悠など若き才能を発掘し、若手監督の登竜門というイメージの強い「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」だが、50歳はグランプリ受賞監督としては過去最高齢となる。『メイクルーム』は森川監督が自身の経験やメイクスタッフへの取材を基に、AV撮影現場のメイクルームでのドタバタを描いた群像劇。森川監督は約30年前に助監督としてキャリアをスタートさせ、元「AKB48」の中塚智実主演のホラー作品『エクステ娘 劇場版』で商業映画の監督を務めたこともあるが、基本的には「AVをメインで撮影、監督してきた」とのこと。4年ほど前に本作の元となる舞台を自ら制作し小劇場で上演したが「舞台でしかできないものをという思いで作ったつもりでしたが、十分に映画で行けると思った」とプロットやセリフ、設定などはそのままに、本物のAV女優を起用して今回の映画を制作した。グランプリとして『メイクルーム』というタイトルが読み上げられると、森川監督は壇上に上がるも「何と言っていいか…、何か(賞を)いただけたらと思ってましたが、まさかグランプリを獲れるとは思ってなかったです」と驚いた様子だった。一緒に映画祭を訪れた関係者は監督を残して既に夕張を後にしてしまっていたが「みんな、獲ったよ!」とトロフィーを掲げ喜びを口にした。「オフシアター・コンペティション」部門の審査委員長を務めた大森一樹監督は『メイクルーム』の受賞と森川監督について「50歳と聞いてびっくり。若いことばかりがもてはやされるけど、その意味で50歳の監督にあげられたのは嬉しい。映画はある程度年齢がいって、世の中を知ったところでメッセージを伝えられる芸術。若けりゃ若い方がいいという映画祭の風潮に対し、ひとつのメッセージになる」と50歳のグランプリ監督を祝福した。森川監督は改めて年齢および、AV監督という経歴について触れ「僕の周りでAVを撮っている方は、みんな名前を変えてます。一般の映画を撮れなくなる可能性が高いし、CMも撮れないので。でも自分は、名前変えずにどこまでやれるのか?とやってきた。延々と続けて、50になってこういう形で賞をいただけて…。僕くらいの年でも評価してもらえるという事実ができて嬉しい」と気概を口にすると共に改めて受賞の喜びを語った。本作は現時点では劇場公開は未定で、今後、公開に向けて動いていくという。次回作について尋ねられると「許されるならパート2をやりたい。(本作の)3か月後の話で、脚本も出来上がってて、完結編になります」と明かした。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月23日(月)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日パイオニアは1月8日、カロッツェリアブランドのAV機能一体型カーナビゲーション「楽ナビ」シリーズから、「AVIC-RL05」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は110,000円前後(税込)。AVIC-RL05は、8V型VGAモニターを採用するラージサイズのカーナビ。一般的なコンソールに取り付けられるのは7V型までだが、車種ごとの専用取付金具を使用することで、コンソールにフィットした取り付けが可能だ。対応車種は、同社Webサイトの「カロッツェリア車種別JUST FIT」のページで確認できる。このたびのAVIC-RL05は、ラージサイズモデルとしてすでに発売済みの「AVIC-RL09」から機能を絞り込むことで低価格化を図った製品だ。AVIC-RL09には同梱されるスティック型コントローラー「スマートコマンダー」を、AVIC-RL05では別売(希望小売価格7,000円、税別)とする。また、AVIC-RL09には3年間のマップチャージが付属していたが、AVIC-RL05には付属していない。AVIC-RL05が搭載しているテレビチューナーはワンセグのみ。そのほか、AM/FMチューナー、CD、DVD、SD/SDXCメモリーカード、USBデバイスを利用できる。Bluetoothにも対応し、スマートフォンなどに保存された音楽をワイヤレスで再生可能だ。なお、音楽CDからのリッピング機能は搭載されていない。「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」や、1秒間に10回自車位置を測位する「10Hz測位」などナビ機能も充実させ、正確なルート誘導を行うとする。
2015年01月08日突然ですが、「かつてAVに出たことがあるの」と言ったら、あなたの彼はどうすると思います?驚いて、ショックを受けるとは思います。でも、どんな態度で、なんて言うでしょうか。気になりますよね。そこで、30代の男性100人に「あなたは、元AV女優と結婚できますか?」というアンケート調査を実施。すると、はい49人、いいえ51人。なんと半数の男性がAV女優と結婚できると回答しました!これ、プロポーズされた時でも平気なのでしょうか。大体2人に1人の日本人男性は本当に心が広いのか、どうなのか?具体的に調査結果を見てみましょう。■好きなら過去は気にならないまず、「はい」と答えた人は、「過去は気にしない」「好きなら気にならない」というコメントがほとんど。「過去は関係ない」「その人のそれまでの生涯を全否定する気はない。常習性のある罪の犯罪者でもない限り、気にしない。むしろ、その事を背負って来たことに後ろめたさで苛まれたであろう事に気を使ってしまう」「言いたくないようなことを打ち明けてくれたから、隠し事がない女性だから」「過去にいろいろなことがあっても自分のことを好きになってくれて、自分自身が好きな子であれば別に気にならない」「自分が結婚したいと思った相手なら、相手が結婚を取りやめようと言い出さない限り結婚に向かって進む」自分が好きであれば、過去に何があっても関係ないという意見が多いことに、ちょっと驚きました。意外と、優しく寛大なんですね。■人間的にできた女性ならOK!それでは、どんな女性なら結婚してもいいのでしょう。「プライドを持ってその仕事していたなら問題ない」「人として、女性としての魅力があれば」「正直に打ち明けてくれているし、どんな過去があっても受け止める器がないと結婚しても仕方ない」「性格や考え方が良かったら関係ない」どなたも、正直で、性格の良さをあげています。人間的にできた女性であれば、結婚できるというんですね。■AVに対する偏見で絶対NO!一方、「いいえ」と答えた人のコメントも見てみましょう。「個人的に良くても、周りの反対を考えると憂鬱になるから」「AV経験のある女性とうまくやっていく自信はない」「気にしないようにすることで、かえって気にしてしまいそう」「見る分にはいいが、実際の相手としては勘弁」「けがれている感じがする」やっぱり、偏見を持つ人、世間体を気にする人もまだまだいますね。とは言え、2人に1人は好きな人の過去は気にしないなんて、心の広い男性が多いってこと。これが本当なら女性にとっては嬉しいじゃないですか。女性が赤線で働いていたことを隠すため人を殺めたという推理小説がありますが、今はそんな時代じゃなくなったんですかね?AV女優に対する偏見が無くなったとは言えないでしょうけれど、昔ほどではなくなってきたということかしら。コメントにもあった「愛があればOK」であればいいんですが……。というわけで、ドッキリを真似て「実は私、過去にAV……」と言って、彼の気持ちを試してみるのはどうでしょう?案外、彼の本音が判るかも!彼の怒りを覚悟して、愛情度を測るにはいいと思うんですが。(文/森美奈)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月11日(木)調査対象:全国30代の男性100名
2014年12月29日ディーアンドエムホールディングスは12月18日、マランツブランドより、Dolby Atmosに対応した11.2chのAVプリアンプ「AV8802」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は450,000円(税別)。AV8802は「AV8801」の後継機種で、同社のAVプリアンプのフラッグシップモデル。送り出しアンプには、オペアンプ以上のスルーレートを持つ「HDAM SA」モジュールを使用している。さらに、11.2chの送り出しアンプを、それぞれ独立した基板に分割することで、チャンネル間のクロストーク抑制に成功した。最大11.2chの同時出力が可能で、端子数は13.2ch分用意されている。プリアウト端子は、全チャンネルともRCA(アンバランス)に加えてXLR(バランス)を装備している。最新のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応しており、[5.1.2ch][5.1.4ch][7.1.2ch][7.1.4ch][9.1.2ch]のスピーカー配置を利用できる。トップスピーカーが設置できない場合でも、フロントやリアのハイトスピーカーに、これらの信号をアサインすることが可能だ。また、Dolby Atmosコンテンツ以外でも、アップミックス機能により、オ-バーヘッドスピーカーを使用した再生を行うことができる。プリアンプでありながら、電源トランスには、プリメインアンプの「PM-11S3」と同等のトロイダルトランスを使用。巻線にはOFCが採用されている。また、DAC、ボリューム、送り出しアンプなど、二次巻線は回路ごとに分割されている。デジタル回路用には専用の電源トランスを使用。アナログ回路への干渉を抑えている。また、スイッチング周波数を従来の2倍にし、スイッチングノイズを可聴域外にシフトしている。Wi-Fi機能を搭載しており、DLNA 1.5のネットワークオーディオ機能やAirPlayに対応している。ネットワークオーディオでは、192kHz/24bitまでのFLAC、WAV、AIFF、96kHz/24bitまでのApple Lossless、2.8MHzまでのDSDファイルの再生が可能だ。DACチップは、旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を7個使用している。Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続することも可能だ。HDMI端子は、8入力/3出力を装備。フロントパネルに配置されたHDMI入力端子以外は、4k/60p信号のパススルーに対応している。4Kへのアップスケール機能も搭載。また、2015年夏には、HDCP 2.2に対応する無償アップデートも行われる予定だ。本体サイズはW440×D389×H185mmで、質量は13.6kg。消費電力は90Wとなっている。
2014年12月18日ディーアンドエムホールディングスは11月20日、デノンブランドより、AVレシーバー「AVR-X7200W」を発表した。発売は2015年1月上旬。希望小売価格は350,000円(税別)。AVR-X7200Wは、同社のAVレシーバーのフラッグシップモデル。最新サラウンドフォーマットのDolby Atmosに対応するほか、4K映像のパススルーやアップスケールにも対応している。パワーアンプは9チャンネル搭載。チャンネルごとに基板を独立させたモノリス・コンストラクションを採用することで、チャンネル間の干渉などを防いでいる。増幅素子には特注品のパワートランジスタ「DHCT」を採用。ヒートシンクには共振の少ないアルミ押し出し材を使用している。定格出力は各チャンネルとも150W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.05%)。搭載されているパワーアンプのみで、Dolby Atmosの「5.1.2」「5.1.4」「7.1.2」のスピーカー配置を利用できる。外部パワーアンプを使用した場合は「7.1.5」「9.1.2」にも対応する。また、アナログデバイゼス社製の32bitフローティングポイントDSP「SHARCプロセッサー」を4基搭載しており、11.2chまでのデコードが可能だ。「AL32 Processing Multi Channel」も搭載。デジタルソースを32bitにまで拡張してからアナログ信号に変換することで、より元のアナログ波形に近い出力を実現している。音場設定は、「Audyssey MultEQ XT32」を採用。最大8カ所の測定データから広範囲で理想的なサウンドが得られるようにチューニングを行うことができる。また、「Sub EQ HT」も搭載しており、2台のサブウーファーを使用している場合に、サブウーファーを個別に測定して最適なイコライジングを行うことができる。映像面では、4K/60p 4:4:4 24bitパススルーに対応。4K/60pや1080pへのアップスケーリング機能も搭載している。また、2015年初夏にHDCP 2.2対応への無償アップデートが行われる予定だ。HDMI端子は8入力/3出力を搭載している。ネットワークでは、DSDやハイレゾ音源に対応。iPhoneなどのアップル製デバイスやAndroid端末に対応したリモコンアプリも用意されている。Wi-FiとBluetoothは標準搭載だ。本体サイズはW434×D427×H196mmで、質量は17.8kg。消費電力は780Wとなっている。
2014年11月20日