俳優の磯村勇斗が、18日に都内で行われた「第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、助演男優賞を受賞した。○■磯村勇斗、キネマ旬報 ベスト・テン 助演男優賞受賞「非常に嬉しく思います」映画『月』『正欲』『渇水』『最後まで行く』『波紋』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』6作品での好演が評価され、助演男優賞を受賞した磯村。磯村は「この度は歴史ある、そしてとてもこの重みの賞をいただけたことを非常に嬉しく思います。デビュー前から『キネマ旬報』を読んでいて、『キネマ旬報』に書いてあることは全てだと思って生きてきました。それぐらいいろいろ映画を教えていただいたりした素敵な場所に、今自分が建てていることは非常に感慨深いものがあります」と喜びを表現した。6作品での受賞となった磯村だが、『月』と『正欲』は間がなく撮影されたそうで「『月』で演じたさとくんというのは非常に難しい役でもあり、(撮影が)終わったら絶対時間を空けようと思っていたんですけど、『正欲』という素晴らしい企画を見てしまったがために、期間を設けなくても臨みたい! と……なんとかやりました!」と振り返る。また、『月』で19人を殺害するという犯人役を演じたことについて聞かれると「やると決めたら覚悟を持ってこの作品を最後まで撮り切りたい、と思っていた。もう作品に入ってしまったら、誰から何を言われようが背負っていくつもりでしたし、もし自分に何かがあったとしても、それは受け入れていこうという気持ちで臨んでいたので怖いものはなかったです」と話す。続けて「ただ1つ怖いなと思ったのは“第2のさとくん”が、この映画を見てもし誕生してしまったら危険だよなということ。そこは監督とずっと話し合いながらそうならないように、いろいろ試行錯誤しながら撮っていました」と明かした。同じく『月』で助演女優賞を受賞した二階堂とフォトセッションに応えた磯村。二階堂の印象について「劇中の役は嫌な女でしたけど、本人は本当に素敵な役者さんであるし、中身もとても柔らかくて非常に賢明であり、僕はとても尊敬する役者さん。今回初めての共演だったんですが、非常に嬉しかったです」と告白した。○■第97回キネマ旬報ベスト・テン 受賞・登壇者一覧助演女優賞:二階堂ふみ助演男優賞:磯村勇斗外国映画作品賞:『TAR/ター』外国映画監督賞:『TAR/ター』トッド・フィールド監督※代理…ギャガ 松下剛氏読者選出外国映画監督賞:『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』マーティン・スコセッシ監督※代理…東和ピクチャーズ 山田滋天氏読者選出日本映画監督賞:『Gメン』瑠東東一郎監督文化映画作品賞:『キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-』井上実氏読者賞:連載「映画を見ればわかること」川本三郎氏新人女優賞:アイナ・ジ・エンド新人男優賞:塚尾桜雅主演女優賞:趣里 ※代理…塚本晋也監督主演男優賞:役所広司(コメント映像での出演)日本映画脚本賞:『せかいのおきく』阪本順治氏日本映画監督賞:『PERFECT DAYS』ヴィム・ヴェンダース(コメント映像での出演)日本映画作品賞:『せかいのおきく』※登壇者…原田満生
2024年02月18日ブレンダン・フレイザーがアカデミー賞主演男優賞を受賞した話題作『ザ・ホエール』のBlu-ray&DVDが10月4日(水)に発売されることが分かった。『ハムナプトラ』シリーズほか、アクションスターとして一世を風靡しハリウッドのトップスターに登り詰めながらも、心身のバランスを崩し表舞台から遠ざかっていたブレンダン・フレイザーが、奇跡のカムバックを果たしたと大きな話題となった本作。余命わずかな孤独な男が疎遠だった娘との関係修復を切望する最期の5日間を描く。フレイザーは体重272キロの主人公を演じるために全身特殊メイクを施し、喪失と絶望、数々の重荷を背負いながらも、切なる願いを秘めた名演を見せた。ヴェネチア国際映画祭では約6分間のスタンディング・オベーションが贈られ、本年度(第95回)アカデミー賞では主演男優賞受賞を獲得するという奇跡の復活劇を遂げた。監督は『レスラー』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得し、『ブラック・スワン』で第83回アカデミー賞監督賞にノミネートされた名匠ダーレン・アロノフスキー。戯曲原作でワンシュチュエーションの本作でも飽きさせることのない演出で観客を魅了する手腕を発揮。『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など常に注目される気鋭の製作会社A24とのタッグで創り上げた本作は、主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞、アカデミー2冠を達成した。この度発売されるBlu-rayは、アウタースリーブ仕様。さらに、メイキング&インタビュー映像や、来日イベントの映像など、本編をより楽しむことができる映像特典を多数収録している(DVDには未収録)。発売を記念して、ブレンダン・フレイザーのコメント入り予告映像も到着した。『ザ・ホエール』Blu-ray&DVDは10月4日(金)より発売。『ザ・ホエール』Blu-ray&DVD【発売日】2023年10月4日(水)【価格】Blu-ray:5,280円(税込)DVD:4,290円(税込)発売元:キノフィルムズ/木下グループ 販売元:ハピネット・メディアマーケティング©2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年06月18日俳優の役所広司が27日(日本時間28日未明)、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した。役所は、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが新たに手がけた東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた長編映画『PERFECT DAYS』に主演。インタビューでは「平山の暮らしぶりをイメージさせる様な環境を監督が整えてくださった」と明かしており、25日の公式上映では約10分間のスタンディングオベーションにつつまれ、観客からも本作への大きな評価を得ていたという。最優秀男優賞に選ばれた役所は、壇上にて「こうやってこんな華々しいカンヌ映画祭でスピーチをするのはあんまり好きじゃない」と微笑み、製作の柳井康治をはじめ、監督のヴィム・ヴェンダース、脚本の高崎卓馬、そして製作スタッフ、キャスト、事務所のスタッフ等、一人一人に心のこもった感謝の意を表した。また、直後に行われた日本の記者向け取材で役所は「この賞に恥じないように頑張らなきゃな」と心情を明かし、海外へ出演について話が及ぶと「自分の表現が役に立つような良い作品があれば参加したいとは思っています。基本的には、自分たちの国の映画で、世界中の人たちに楽しんでもらえるのが、一番の早道かな」と語った。第50回カンヌ国際映画祭にて、主演作『うなぎ』(今村昌平監督作)がパルムドールを受賞していた役所だが、最優秀男優賞は初の受賞となる。『PERFECT DAYS』はエキュメニカル審査員賞も受賞した。(c)Kazuko Wakayama
2023年05月28日アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮が1日、都内で行われた「第96回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、新人男優賞を受賞した。今回、目黒は映画『月の満ち欠け』、映画『おそ松さん』で新人男優賞を受賞。「すごく心臓がバクバクしています。去年、1年間を通してたくさんの経験をさせてもらいました。そこで出会ったキャストの皆さん、スタッフの皆さんに愛のある指導をしていただき、支えてくださった皆さんあっての受賞だと思います」と受賞の喜びを語った。緊張した様子の目黒に、司会・笠井信輔アナウンサーから「言いたいことは言えましたか?」と質問が飛ぶと、「8割ぐらい……?」と返答して笑いを誘った。Snow Manメンバーの反応を聞かれると、「素直におめでとうと言葉にしてくれる人もいれば、向井康二、深澤辰哉、佐久間大介は全身で、喜びを分かち合ってくれました」と笑顔に。また、「アイドルと俳優とで仕事への向き合い方に違いはあるか?」という質問には、「アイドルのときは、ステージ上でどれだけ自分の魅力を出せるか」と話した一方、「俳優のときは自分を消すようなイメージ。その中で自分だったらどうするかということを意識しています」と違いを明かした。さらに、『月の満ち欠け』の廣木隆一監督が花束とともにサプライズ登壇。「ちゃんと自分がどこに立つとかを考えられる役者です」と目黒の印象に触れ、「これからが楽しみです」とさらなる飛躍に期待を寄せる。目黒も、「『現場に気持ちだけを持ってきてくれればいい。それを繋げるのが僕の仕事』と声をかけてくださったのが印象的」と監督から伝えられたことを思い出し、「この言葉をいただいて、毎回家から現場に気持ちを持っていこうと、それだけを意識して臨みました」と撮影時を振り返っていた。■第96回キネマ旬報ベスト・テン 受賞・登壇者一覧助演女優賞:広末涼子※花束ゲスト…廣木隆一監督助演男優賞:三浦友和外国映画作品賞:『リコリス・ピザ』定井勇二氏、宇都宮誠樹氏外国映画監督賞:『パラレル・マザーズ』ペドロ・アルモドバル監督※代理…大谷洋氏読者選出外国映画監督賞:『コーダ あいのうた』シアン・ヘダー監督※代理…水野貴夫氏読者選出日本映画監督賞:『ケイコ 目を澄ませて』三宅唱監督文化映画作品賞:『私のはなし 部落のはなし』満若勇咲監督読者賞:連載「映画を見ればわかること」川本三郎氏特別賞:小林信彦(コメント映像での出演)新人女優賞:嵐莉菜新人男優賞:目黒蓮※花束ゲスト…廣木隆一監督主演女優賞:岸井ゆきの主演男優賞:沢田研二(コメント映像での出演)日本映画脚本賞:『夜明けまでバス停で』梶原阿貴氏日本映画監督賞:『夜明けまでバス停で』高橋伴明監督日本映画作品賞:『ケイコ 目を澄ませて』※登壇者…福嶋更一郎プロデューサー
2023年02月01日ローランド株式会社は、イベントでの映像演出や音声調整、収録、ライブ配信まで1台で行えるダイレクト・ストリーミングAVミキサー『VR-120HD』を、2023年2月下旬に発売します。『VR-120HD』トップ・パネル『VR-120HD』使用イメージ【ここがポイント】● イベントでの映像演出や音声調整、ライブ配信まで1台で行える充実機能を備えた最新AVミキサー● 複雑な操作や設定を記憶し、オペレーションを自動化できるシーンやマクロ、シーケンサー機能で作業を省力化● PCを使わず本体からダイレクトにインターネット配信が可能製品の詳細はこちら: 製品の動画はこちら: 品名 :ダイレクト・ストリーミングAVミキサー『VR-120HD』価格 :オープン価格発売日:2023年2月下旬初年度販売予定台数(国内/海外計):2,000台音楽ライブや企業のプレゼンテーションなど多くのイベントにおいて、会場でのスクリーン映像投影とライブ配信を同時に行うハイブリッドイベントが一般的になっていますが、魅力ある映像演出や音声ミキシングを行うには、必要な機器の接続や複雑な操作が必要でした。当社は、必要な機能を1台に集約し、オペレーターの作業負担を軽減しつつ高品質の演出・配信を行えるAVミキサー「VR-50HD」(2013年)、「VR-50HD MK II」(2019年)を発売し、プロのイベント業者様やAVシステムのインテグレーター様より高い評価を得てきました。その一方で、コロナ禍でのイベント演出や映像配信におけるクライアントの要求はより多様化しており、必要とされる機材やオペレートは複雑化が進んでいます。今回発売する『VR-120HD』は、ライブ配信に便利な機能を大幅に強化し、映像演出、音声ミキシング、配信・記録を一人のオペレーターで実現できるプロ仕様のAVミキサーです。さまざまな映像フォーマットに対応する12系統の映像入力を装備。PCやタブレット、ゲーム機などを接続して映像を取り込むことができます。8つのレイヤー機能を備え、テロップ挿入やピクチャー・イン・ピクチャーなどの映像合成を自在に行えます。最大8系統の映像出力ができ、会場の大型ビジョンやライブ配信用のPCなどにフレキシブルな映像出力が可能。さらに、インターネットへのストリーミングにも対応し、PCを使わず本体のみで安定した配信を行うことができます。『VR-120HD』画面レイヤーのイメージ図本体に42チャンネルのオーディオ・ミキサー機能を装備。6系統のXLR/1/4インチ・コンボ入力には高品位なマイク入力回路も搭載しています。その他、4系統のRCA入力、HDMIやSDI、USB、Bluetooth(R)を介しての音声入力に対応。EQやリバーブをはじめ、本格的なエフェクトも内蔵しています。また、本体パネルの8個のパッドに効果音やアナウンス音声を取り込み、タイミングよく再生できるオーディオ・プレーヤー機能も備えています。グラフィカルに操作できるEQ画面本体のパッドを押してタイミングよくオーディオ再生可能『VR-120HD』は、ボタンを一度押すだけで、複数の操作を実行できる便利な機能を備えています。「シーン」には画面構成や音声の設定などを、「マクロ」には映像切り替えや操作設定を登録し、イベントやライブ配信の進行に合わせて簡単なボタン操作で呼び出すことが可能。また、登録した設定を、イベントの進行に合わせて自動で制御できるシーケンサーも搭載しています。映像演出と音声ミキシングを自動で切り替えることができ、オペレーターの負担を大幅に軽減できます。また、『VR-120HD』は、PTZ(パンチルトズーム)カメラのコントロールにも対応。メーカーの異なるPTZカメラを最大12台組み合わせて同時に操作を行うことができます。タリーランプ(※)への対応や、外部機器のリモート・コントロールなど、収録現場での作業をスムーズに行える充実の機能を備えています。(※)どのカメラで収録している映像が使われているかをランプの色で示す装置PTZカメラのコントロールに対応【さらに詳しく】●8系統の画面レイヤー機能。イベント会場、オンライン配信、それぞれの視聴者に向けて最適な映像送信マルチ・ビュー画面出力での操作イメージ映像を演出するためのレイヤー機能を8系統備え、メイン・プログラム、サブ・プログラム、その他の出力それぞれに割り当て可能。ピクチャー・イン・ピクチャーやクロマキー、テロップの挿入など、視聴者に向けて効果的な映像を送ることができます。3系統のSDI出力と3系統のHDMI出力を装備し、イベント会場のスクリーン、出演者用のモニター、さらにはオペレート用のマルチ・ビュー、オンライン配信など、それぞれの出力に最適な映像を送り出すことが可能です。本体のタッチ・パネルに表示されるビデオ・マトリックスは、指でスムーズに操作することができます。本体から直接インターネットに出力可能なイーサネット端子や、最大60FPSのUSBストリーミング出力に対応し、高品質の映像を視聴者に提供できます。また、SDXCカードへの同時記録にも対応し、イベント映像を録画して後で編集したり、再配信に利用することもできます。●プロクラスのデジタル・オーディオ・ミキシング『VR-120HD』は、プロクラスのオーディオ・ミキシング機能を装備し、映像に加えてオーディオ信号もオペレートすることができます。各音声ソースを自由に割り当て可能な8本のフェーダーでの直感的なミキシングはもちろん、パネリストの多いイベントでは、発言に合わせて各チャンネルの音量を自動でミキシングし、オペレーターの負担を軽減することが可能。2系統のAUXバスなど、汎用性の高いルーティング機能を備えているので、例えば、ステージと控え室のそれぞれに最適なモニター音声環境を構築することもできます。すべての入力/出力にEQ、ダイナミクスの処理が行え、ライブ演奏時には高品位なリバーブを付加することも可能。さらに、マイク使用時の不快なハウリングやフィードバックを除去したり、グラウンド・ノイズを抑制することができる機能を備えています。●ボタンを押すだけで操作を自動で再現。現場の作業を大幅に省略化視聴者に届ける映像の選択、画面構成や音声の設定などを「シーン」(最大32種)に登録し、すぐに呼び出すことが可能です。「マクロ」には、進行に合わせた一連の操作を記憶(最大100種)させることができ、簡単なボタン操作で再現。複雑な操作に追われることなく、スムーズに作業を進めることができます。さらに、イベントの台本に合わせてシーケンサーに「シーン」や「マクロ」を登録(最大1,000ステップ)し、ワンタッチで台本に沿った操作を呼び出すことが可能。現場でのオペレーションを大幅に省略化することができます。●主な仕様外形寸法:437(幅)×304(奥行)×109(高さ)mm質量 :5.3kg●製品画像『VR-120HD』『VR-120HD』リア・パネル※ 画像は、ニュースリリース・ページ よりダウンロードいただけます。※ 文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。※ Bluetooth(R)のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、ローランドはこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。■製品に関するお客様のお問い合わせ先ローランド製品サポート: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日恋とか愛とか(仮)特別企画・Barコイカリ~過去好評の神回を再放送~ゲストの㊙トーク満載!広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、禁断トークで人気の番組『恋とか愛とか(仮)』特別企画Barコイカリ(2021年まで放送)の復活スペシャルを放送します。「狙った獲物は逃さない」という中野綾香さんや「日本一エロ過ぎるグラビアアイドル」森咲智美さんをゲストに、9月13日から3週連続でお届けする予定です。今回は、そんな復活スペシャルの放送を記念して、当時人気だった『Barコイカリ』の好評回を再放送します。お酒を飲みながら、ゲストがつい暴露しちゃう…!?そんな『Barコイカリ』ならではの、ここだけの話しをお楽しみください♪伝説の男登場&女子アナ禁断トーク再び!◆AV男優の恋愛事情【2022年8月23日&30日(火)深夜0時55分~】しみけん左から:杏さゆり、犬山紙子、しみけん(2019年7月11日放送回)AV男優界で金字塔を打ち立て続ける伝説の男が登場!どうすればモテるのか…など、経験を踏まえた金言がズラリ!しみけんさんが、性についても真面目に語る話題の放送回です。◆アナウンサーの恋愛事情【2022年9 月06日(火)深夜0時55分~】脊山麻理子局アナ時代の恋愛を語る脊山麻理子(2020 年10 月8 日放送回)元日本テレビアナウンサー。2010年、局アナからフリーアナウンサーへ転身し、現在はグラビアや女優活動など幅広い分野で活躍中!㊙トーク&恋愛テクなど、局アナ時代の恋愛調査も話題になりました。■新作!復活スペシャル<放送概要>➀グラビアイドルの恋愛事情【2022年9月13日(火)深夜0時20分~】森咲智美②経営者の恋愛事情【2022年9月20日&27日(火)深夜0時20分~】中野綾香※新作「グラビアイドルの恋愛事情」「経営者の恋愛事情」は、各話放送終了後、TVerでの見逃し配信を予定しています。(配信期間は、各話1か月を予定)※新作の詳細・内容は、決定次第、随時ご案内します。■出演者【恋愛マエストロ】犬山紙子、西村真二(お笑いコンビ・コットン)、中野綾香(恋愛リアリティーショー出演・サロン経営者)、森咲智美(グラビアアイドル、タレント、YouTuber)、横山舞・西川ゆりの(ミクチャオーディション選出者)■Barコイカリとはある職業の恋愛事情にスポットをあてて、お酒を飲みながら「ここだけの話」を暴露する特別企画です。過去の放送では、元国会議員・官能小説家・CA・AV男優・女子プロレスラー・女性アナウンサー・芸人などの恋愛事情に迫りました。2020年11月には「㊙モテ術&恋愛診断」で登場した霊視芸人シークエンスはやともさんの放送回も話題に。(イラスト作:青山 銀)■番組紹介西村真二&犬山紙子『恋とか愛とか(仮)』通称コイカリ(2021年まで放送)は、広島の若者たちが実際に体験した恋愛をもとにドラマ化。VTRを視聴する「恋愛マエストロ」犬山紙子と西村真二が、独自の目線で突っ込みトークを繰り広げる新感覚のトークバラエティです。番組公式HPはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月23日第75回カンヌ国際映画祭で主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した『ベイビー・ブローカー』の凱旋記者会見が13日に都内で開催され、メガホンをとった是枝裕和監督が出席。授賞式を振り返り「役者が褒められるのが一番うれしい」と語った。本作は、是枝監督が長らく企画として考えていた“赤ちゃんポスト”を題材に、赤ちゃんを育てられずにポストに預けた女性、その赤ちゃんを、子供を欲しがる人に斡旋するブローカー、さらにはその事実を追う刑事というさまざまな視点から描いたヒューマンストーリー。男優賞のほか、キリスト教関連の国際映画組織がコンペティション部門のなかから「人間の内面を豊かに描いた作品」に与える「エキュメニカル審査員賞」も受賞している。受賞式の現場で、最優秀男優賞にソン・ガンホの名前が呼ばれたとき、是枝監督は「この映画の最高のゴールなんだなと気づきました」と胸に去来した思いを述べると、これまで『万引き家族』でのパルムドールなど海外で数々の映画賞を受賞しているが「役者が褒められるのが一番うれしい」と語った。続けて是枝監督は「(『誰も知らない』で男優賞を受賞した)柳楽(優弥)くんのときは、彼はすでに日本に帰っていて、現地には僕しかいなかった。受賞してあの場で(ソン・ガンホと)抱き合ったのは初めてでした」と特別な夜だったことを明かしていた。6月8日に韓国で公開されると、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『犯罪都市2』を抑えてオープニング興収1位を記録。是枝監督は「単館映画から始めた監督が、今回1600スクリーン規模という大きな興行。僕のキャパを超えていると思っていたので、結果にはホッとしています」と笑顔を見せると、カンヌから韓国に凱旋したとき、空港に多くの人が詰めかけたことに「ソン・ガンホさんは改めて国民的スターだなと感じました。オリンピックでメダルを取る以上なんだなと思いました」と語っていた。今後について「まだこの作品の総括できていない」と前置きすると「受賞後のパーティーは、結構気軽に審査員と話をしたりできるのですが、ハビエル・バルデムと目が合ったら指を差してくれて……。ほかにもジェイク・ギレンホールやマッツ・ミケルセンとか、そういう人たちを頭のなかで組み合わせて、こんな物語はどうだろう……みたいなことを考えていました。もちろん、今すぐにとかいうのではなく“いずれチャンスがあれば”ですよ。この言葉は削らないでくださいね」と強調していた。
2022年06月13日「第75回カンヌ国際映画祭」の授賞式が現地時間28日に行われ、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』の主演ソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。現地時間26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれ、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式で「最優秀男優賞」に選出されたソン・ガンホは、隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝裕和監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ。「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチを行った。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝裕和監督作品がカンヌ国際映画祭で同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となる。なお、是枝監督は、本作品で「エキュメニカル審査員賞」(カンヌ国際映画祭の独立賞で、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる)を受賞しており、本賞と合わせて2冠の快挙となる。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月29日「第94回アカデミー賞」授賞式が28日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ドリームプラン』のウィル・スミスが主演男優賞を初受賞した。主演男優賞をはじめ、助演女優賞(アーンジャニュー・エリス)、歌曲賞(ビヨンセ)、脚本賞、編集賞の主要6部門にノミネートされた本作。オープニングアクトとしてエンディングテーマを手掛けたビヨンセが登場。製作を務めたビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の紹介でコンプトンのテニスコートから“Be Alive”を熱唱し、圧巻のパフォーマンスで授賞式を盛り上げた。ウィル・スミスは『ALI アリ』(01)、『幸せのちから』(06)に続くノミネートとなった『ドリームプラン』の演技で見事オスカー像を手にした。壇上に上がり、「リチャード・ウィリアムズは本当に強く家族を守った男です」、「ビーナスとセリーナ、ウィリアムズ一家が自分たちのストーリーを私に任せてくれたことに感謝を申し上げます。彼らの愛情のための大使のような存在になれたらと思います」と続けた。そして瞳に溢れる大粒の涙について、「受賞したから涙を流しているわけではありません。私の受賞でアーンジャニュー、サナイヤ、デミらキャスト全員、そしてスタッフ、ビーナス、セリーナ、ウィリアムズ一家全員に光が射すことができたことを心から嬉しく思います」と語った。本作は、世界最強のテニスプレイヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話を映像化。テニス未経験のリチャード(ウィル・スミス)が、独学で生み出した「計画書=ドリームプラン」にもとづき、2人の娘を世界チャンピオンに育て上げる様を描く。(C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年03月28日西島秀俊が『ドライブ・マイ・カー』で、第45回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。本作では、アジア人俳優として初めて全米批評家協会賞主演男優賞に輝くなど、言葉の壁を超えて海外の観客の心も震わせていた西島さん。日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞するのも初となった。主演男優賞では、ベテランから若手俳優まで豪華な顔ぶれが揃った。『護られなかった者たちへ』の佐藤健、『花束みたいな恋をした』の菅田将暉、『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李、そして『すばらしき世界』の役所広司と、まさに誰が最優秀を受賞してもおかしくない、そんな空気が会場を漂っていた。『ドライブ・マイ・カー』にて、西島さんは妻を亡くした喪失感を抱える舞台演出家であり、俳優の家福悠介を演じた。常に穏やかで冷静にふるまう家福だが、専属ドライバーのみさき(三浦透子)との交流を通じ、無意識下にあった本心に気づき、すべての感情をさらけ出す。控えめながら揺れる心の機微を、もの悲しさを漂わせる圧巻の演技で披露した。タイトル通り、車の中でのシーンが多かった本作。その大変さを尋ねられると、西島さんは「撮影は車を走らせずにすることが多いですけど、監督は実際の風景が流れたり、音がしたりすることが演技に影響する(と感じている)ので、リアルに車を走らせていたんです。演技にとにかく本当を突き詰めるひとつの形だったのかなと思います」と、徹底的な現場作りを刊行した濱口組に愛を寄せていた。授賞式のスピーチでは、西島さんは「驚いています。名誉な賞をいただいて感謝しています。濱口監督、スタッフの皆さんの力でいただいた賞だと思います。そして岡田将生くん、霧島さん、世界中から参加した俳優の皆さん、三浦さん、僕たちはとにかく毎日ホン読みしていました。改めて相手の言葉に耳を澄ますことが、自分の演技のためではなく相手のそこにいることにすごく影響を与えると、改めて実感させてもらえた現場でした」と、全員で獲った賞だと改めて感謝を伝えた。最後に、西島さんは「そして、今世界が混乱していて、いろいろなつながりが切れている中、今日は3月11日ということで東日本大震災から11年経ちました。人とのつながり、魂の再生の物語がこうやって賞をいただいたことは何か大きな意味があるのではないか、と思っています。これからも人生、それから人に寄り添う希望を持つような素晴らしい作品に参加したいと思います。日本映画のためにこれからも身を捧げたいです」と力強いメッセージを送っていた。(cinamacafe.net)
2022年03月11日第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞、第11回オーストラリア・アカデミー賞最多8部門を受賞したケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演、オーストラリアの無差別銃乱射事件「ポートアーサー事件」を映画化した『ニトラム/NITRAM』。この度、異様な緊張感で事件の“リアル”に切迫する予告編とポスタービジュアル、新場面写真が一挙に解禁された。今回到着した予告映像では、ケイレブが演じる“みんなと同じになりたい”と願う青年の過ごす日常が、客観的に描かれる。「普通」の若者として、息子に人生を謳歌したいもらいたいと思っている母親。将来を案じ、できる限りのケアをしようと務めている父親。芝刈りの訪問営業を通して出会った女性ヘレン。そしてサーフィンが上手な彼。両親や周囲の人たちと、花火が大好きでサーフィンに憧れる彼との関係にやがて不穏な雰囲気が漂い、事件へと繋がっていく展開とその映像美に思わず息をのむ予告映像に仕上がっている。主人公を演じるケイレブといえば、『ノーカントリー』でデビュー以降、『アンチヴァイラル』『ゲットアウト』『スリー・ビルボード』『デット・ドント・ダイ』など現代の名匠たちの作品に相次いで出演。レイフ・ファインズ、ジェシカ・チャスティンらと共演したジョン・マイケル・マクドナー監督作『The Forgiven』(原題)の公開が待機し、リュック・ベッソン監督の新作『Dogman』(原題)にも主演。本作では、主人公「ニトラム」の鬼気迫る演技により各国メディアを席巻し、カンヌ国際映画祭、シッチェス・カタロニア映画祭などで主演男優賞を受賞している。母親役は、デヴィッド・クローネンバーグ監督作『裸のランチ』への出演でも知られ、『インドへの道』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、テレビドラマ「ジュディ・ガーランド物語」ほかで3度にわたりエミー賞を受賞した名優ジュディ・デイヴィス。父親役に、本作でエグゼクティブプロデューサーとしても名を連ねるアンソニー・ラパリア。また『ベイビーティース』(19)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、世界各国の映画、演劇において多数の賞を獲得しているエッシー・デイヴィスがヘレンを演じる。オーストラリアを代表する名優たちが脇を固めるアンサンブルも見逃せない。あわせて解禁となったポスタービジュアルは、乾いた空気の中にたたずむ青年の後ろ姿を捉えた美しい写真。「僕は、僕以外になりたかった。」というコピーが載り、本作の世界観を象徴したインパクトのあるデザインに。雑誌「STUDIO VOICE」や、「銀杏BOYZ」「cero」「VIDEOTAPEMUSIC」のアルバムジャケットなどで知られるアートディレクターの坂脇慶がデザインを担当した。本作には、「ジャスティン・カーゼル監督の見事なサスペンスの手腕に驚嘆した。震えがやまないほどの後遺症を残す、非常にやっかいで、だからこそ重要な映画である」(THE HOLLYWOOD REPORTER/US)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの、ルーズで奔放で野性的な身振りに宿る、途方もない繊細さに心を鷲掴みにされた。凄まじい傑作」(VARIETY/US)、「エッシー・デイヴィス、ジュディ・デイヴィス、そしてケイレブ・ランドリー・ジョーンズの圧倒的な演技」(The Guardian/UK)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が凄すぎる。賞をいくつ与えても足りないくらいだ」(RAI/ITA)、「この映画が『好き』というのは間違っているのかもしれない。しかし、素晴らしい映画であることは否定しようがない。何よりケイレブ・ランドリー・ジョーンズが本当に素晴らしい。これ以上の演技は想像できない」(First Showing/DEU)など、世界各国で絶賛評が広がっている。『ニトラム/NITRAM』は3月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニトラム 2022年3月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町ほか全国にて公開© 2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited
2022年02月07日「8月から音楽業界で大きな話題になっているのですが、17年に結成されたイケメン和楽器パフォーマンス集団・桜menのメンバーが9月下旬に“ニューハーフ系AV”でデビューするんです」(音楽関係者)桜menとは《和楽器界で活躍している伝統芸能をクールにポップに世の中に広めていくべく若手、ルックス、実力を兼ね備えた唯一無二のイケメン和楽器演奏集団》(HPより)。17年7月、人気尺八演奏家でグループのリーダー・中村仁樹(尺八)、『和太鼓パフォーマンスグループ無限』のメンバー・古里祐一郎(和太鼓)、数々の海外公演に出演しながらも新しいスタイルを提案し注目が集まるKIJU(津軽三味線)、権威ある賞を受賞する等確実な実力を持つ大川義秋(箏)の4人で結成。「2.5次元俳優で人気の崎山つばささんとのコラボで、17年11月、シングル『月花夜』でデビューし、ウィークリーで4位に。2ndシングル『螺旋』でもウィークリー9位で2作連続TOP10入りを記録しています」(音楽ライター)18年4月、メンバー6人が新たに加入。現在は10人のメンバー編成となり、昨年5月には1stアルバム『華の大演舞会』をリリースしている。今回AVデビューするのは、結成メンバーであるKIJUだった。津軽三味線の師範でもあり、自らが“三味線を作る職人・三絃師”としても活動している多才なKIJUは1stアルバムの発売時のWEBインタビューで、こう語っている。「メジャーデビューはとっても嬉しいです!メンバーが10人もいるけど一人もかけることなくここまでたどり着けて嬉しいなと思うし、これからもみんなで頑張っていけたらいいなと思います。僕個人としては、大好きだからずっと続けてきたことが、メジャーデビューという形で周りの人たちに認められることがすごく嬉しいなと思っています」(BARKS20年6月3日付)そう喜びを語っていたのだが――。■すでに桜menメンバーから脱退していた「KIJUさんは今夏から『桃谷りり』として大阪のニューハーフ専門のお店でも働いています。関わったレコード会社の関係者の人も“副業”していることやAVデビューも知らなかったようですよ。コロナ禍で音楽活動がなかなか難しくなった頃から、グループ活動へのテンションが以前のようには戻らず、個人での活動での“自分らしさ”を追求した結果がAV出演だったようです」(前出・音楽関係者)本誌がこの件に関して、KIJUサイドに確認したところ、「自身の都合により8月31日をもって桜menを脱退することとなりました」という返答が返ってきた。この多様性の時代、KIJUの決断が今後の音楽活動にも活きることを願いたい。
2021年09月05日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【AV女優さんが教えてくれた、撮影現場で起こった怪奇現象(2)】前回に引き続き、AV女優さんから聞いた怖い話を紹介します。マンションの一室で撮影をしたとき、トイレに行こうと廊下を歩いていると、途中の部屋から知らない男性が顔を出し、「今日はよろしくね」と声をかけてきたそうです。「相手役の男優さんかな?」と思い挨拶はしたものの、やけになれなれしい態度なので、少し違和感を覚えたといいます。というのも、AV業界では女優さんの地位がすごく高くて、男優さんは腰が低いのが当たり前なんだとか。変だなと思いつつも少し立ち話をして、適当なところで切り上げると、男性は「じゃあ、またあとでね」と部屋の中に戻っていきました。その瞬間、背後から「今日はよろしくお願いします!」という声が。振り返るとそこには、先ほどの男性とまったく同じ顔をした人が立っていたんです。瞬間移動するのもありえないし、別人のように腰が低かったので「双子プレイ?」と混乱したのですが、「やっぱりおかしい」と、さっきの部屋をのぞいてみました。すると、そこには誰もおらず、内装まで変わっていたんです。怖くなって立ちすくんでいると、耳元で「今日は本当によろしくね」と声が聞こえたそうです。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。
2021年06月06日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀主演男優賞を受賞した草なぎ剛が登場した。『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞した草なぎは「いやあの、まじっすか。ごめんなさい、なんか頭真っ白になってしまって」と瞳を潤ませる。「本当に今までなんだろう、みなさんと仕事をさせてもらえたこととか、仲間の皆さんに応援していただいてることとか、(香取)慎吾ちゃんとか(稲垣)吾郎さんとか、近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って、嬉しいです」と喜びを表した。さらに草なぎは「映画って、それぞれ作り手の方とか役者の気持ちとか、色んな方向性はあると思うんですけど、一人ひとりの人生がより良く自由に全うできるような、そんな作品作りと、人と人との関わりの中で、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います。今日はありがとうございます」と深々と頭を下げた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日「第44回日本アカデミー賞」の授賞式に、優秀主演男優賞を受賞した小栗旬、草彅剛、佐藤浩市、菅田将暉、二宮和也が参加。受賞の喜びをスピーチした。今回、優秀主演男優賞に選ばれた小栗さんは、昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男を描いた『罪の声』で受賞。また草彅さんは、トランスジェンダーの女性役に挑んだ『ミッドナイトスワン』。佐藤さんは、福島第一原発事故を題材にし、賛否両論を巻き起こした『Fukushima 50』。菅田さんは、平成元年生まれの男女の人生を平成史の変遷と重ねて壮大なラブストーリーを描写した『糸』。二宮さんは、家族で作り上げたコスプレ写真集が話題になった写真家・浅田政志による2冊の写真集を原案にオリジナルストーリーで贈る『浅田家!』で同賞を獲得した。そして今回見事、最優秀主演男優賞を受賞したのは『ミッドナイトスワン』の草彅さん。草彅さんは「いや、あの、まじっすか。ごめんなさい。頭真っ白になってしまって」と受賞に驚いた様子で、「本当に、今まで、皆さんとお仕事をさせていただいたこととか、仲間の皆さんに応援していただいていることとか、そうですね、慎吾ちゃんとか吾郎さんとか本当に近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って嬉しいです」と喜びのコメント。さらに「僕は代表として、これ(最優秀賞)をもらうということで、一人の力では到底たどり着けないところですし、映画って、それぞれ作り手の方とか役者の気持ちとかいろんな方向性はあると思うんですけど、一人一人の人生がよりよく自由に全うできるようなそんな作品作りと人との関わりの中で、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います」と語った。(cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年3月6日より全国にて公開© 2020『Fukushima 50』製作委員会浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会糸 2020年8月21日(金)より全国にて公開予定©2020映画『糸』製作委員会ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年03月19日『アラサーちゃん』の峰なゆかさんが描く自伝的マンガとして、昨年末に第1巻がリリースされ、各方面で話題を呼んでいる『AV女優ちゃん』。AV女優を題材にした既存の物語には2つのパターンがある、と峰さんは語る。女って自由?それとも不自由?AV業界を通して見えてくること。「不幸な女性がAVに出てしまいましたっていうパターンと、誇りを持ってこの仕事をやってますっていうキラキラパターン。需要があるのがこの2つだっていうのはわかっていたのですが、どちらにも当てはまらない現実を描いてみたいなっていう気持ちがずっとあったんです」そんな気になる現実として冒頭で描かれるのが、初めて臨む撮影現場。大きな胸を“ボンヨボンヨ”と手まりのようにバウンドされながら、その行為が一体なんなのか、快感とは無縁のクリアな頭で考える主人公……。なかなかシュールな情景だ。「視聴者が楽しめる映像を撮るぞっていう気持ちは私も一緒なんですけど、監督や男優はそこでさらに私をイカせるぞって気持ちもあったりして。だけど気持ちいいプレイと、映えるプレイは違うんですよね」ほかにも1巻で描かれるのは、AV女優の寿命の話や、サイン会や撮影会のようなイベント、そして田舎のオタク少女だった主人公が高校デビューしてAV出演に至るまでなどなど。大量のオタクを描くのに苦労したというイベントのカオスっぷりは、その内容とともに衝撃的だ。「AV女優のサイン会って、大抵の人はそんなのあるんだ?って感じですよね。私も最初は何も知らずに参加しましたけど、いつの間にかあれが普通だと思っていました。特殊な環境にいる人って、自分のことを特殊だと思っていないから、ネタになるなんて気づきもしないものだけど、今こうやって物語にできるっていうことは、私もやっとAV業界から抜けてきたんでしょうね」本人はそこまで意図して描いたつもりはないらしいが、昨今問題視されるAV出演強要について考えさせられるようなエピソードも。「私としては、あるある出演パターンのつもりで描いていたので、『AV業界から抜けてきた』と言いつつ、一般の感覚からするとまだまだAV脳ですね(笑)。読者の方の反響はいろいろですが、“AV観”や“AV女優観”っていうのは、女性のほうが更新されにくいんだなと思ったりもします。まあ、見なければ知らないのは当然なんですけどね」峰さんが今だから描ける、自分自身。感情が読み取りにくい、おなじみの黒く塗りつぶされた主人公の瞳は、何を見つめているのか。ギャグに油断していたら、背中からざっくりやられてしまうのでご注意を。『AV女優ちゃん』1自身のAV出演経験だけでなく、AVの世界で出会ったさまざまな人のエピソードをもとに描く、渾身の作品。巻末には著者と田嶋陽子さんによる特別対談も収録。扶桑社900円©扶桑社/峰なゆかみね・なゆかマンガ家。『アラサーちゃん 無修正』(全7巻)、『アラサーちゃん』はシリーズ累計70万部超。近著に『痴女レッスン』(作・乃亜)。※『anan』2021年3月10日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年03月09日草なぎ剛(46)が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』で、「第63回ブルーリボン賞」の主演男優賞を受賞した。「第44回日本アカデミー賞」で受賞した優秀主演男優賞に続く快挙だ。昨年9月25日に全国公開され、現在もおよそ20カ所の劇場で上映が続いている同作。観賞をリピートする“追いスワン”の影響もあり、公開10周目を記録した昨年11月には草なぎが異例の舞台挨拶を行ったほどだ。各メディアによると、草なぎは「何回も劇場の足を運んでくれたファンのみなさんの力が大きいです」と感謝。続けて高倉健さん(享年83)と大杉漣さん(享年66)の名前をあげ、「『立派な賞をいただきました』と報告したい。健さん、漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と語ったという。今回、受賞が決定したのは2月23日。大杉さんの命日を21日に迎えたばかりでもあり、草なぎにとって感慨深い受賞となったようだ。大杉さんとは『僕の生きる道』、『任侠ヘルパー』、『嘘の戦争』(全てフジテレビ系)、『スペシャリスト』(テレビ朝日系)など多数の作品で共演した草なぎ。いっぽう「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)でギターセッションを披露するなど、その仲良しぶりは有名だった。「草なぎさんはお別れ会で、『また一緒にお芝居がしたい』『海にギターを持っていって一緒に歌いたい』などと声を震わせていました。あまりに突然のことで、何カ月も心の整理がつけられなかったといいます。草なぎさんがギターを始めたきっかけも大杉さんでした。大杉さんが楽屋でギターを弾く姿に憧れ、斉藤和義さん(54)のコンサートにも連れていってもらったといいます。ソロコンサートには斎藤さんも出演し、草なぎさんは大杉さんが繋げてくれた縁を大切にしているのです」(芸能関係者)■「常に進化している」大杉さんから多大なる影響を受けた草なぎ。そんな大杉さんは生前、役者としての草なぎを絶賛していた。「17年1月から放送された『嘘の戦争』では、大杉さんと草なぎさんの“演技合戦”が話題でした。大杉さんは、草なぎさん演じる復讐心に取り憑かれた主人公から標的にされてしまう役。ですが主人公が復讐を思いとどまる展開に、視聴者から『感動した』との声が殺到しました。大杉さんはこのドラマで、真摯に作品と向き合う草なぎさんに刺激を受けたといいます。余分なものを省いて仕上げていく姿勢に、『常に進化している』と評価していました」(ドラマ関係者)現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』でも、好演ぶりが話題の草なぎ。役者として進化し続ける姿に、大杉さんも天国から応援していることだろう。
2021年02月24日12月15日、世界中のSNSでトレンド入りした言葉がある。それはカナダのポルノ動画サイト「Pornhub」。世界中のアダルトビデオ(以下AV)が公開されており、YouTubeに次ぐ世界2位の動画共有サイトだ。ことの発端は、12月上旬にアメリカのジャーナリストが“同意のない性交や児童虐待の動画がアップロードされている”としてNYタイムズ誌で同サイトの運営会社を批判する記事を公開したこと。その記事が反響を呼び、15日に同サイトから数百万本もの動画が削除されたのだ。日本でも、Twitterで同サイトの名前がトレンド入りする事態に。このことからも、いかに多くの人が同サイトを利用していたかが伺い知れる。こうして話題になるいっぽう、近年「女性への出演強要」や過酷な労働環境などAVに関する様々な問題が取りざたされている。身近な例として話題にのぼるのが、“AVの教科書化”問題であろう。これはAV内で行われている性行為を、視聴した人が“正解”だと思い、実際にパートナーなどに同様の行為を真似してしまうといったことだ。そこで、この問題について、12月14日に『知らないと恥をかく「性」の新常識』(光文社刊)を上梓した東京大学大学院に在学中の齋藤賢氏に話を聞いた。齋藤氏は、まずAVを真に受けてしまう背景として、制作体制と日本の性教育の問題をあげる。「きちんとした調査がないので難しいところではありますが、AVは娯楽として見栄えを重視してきたということがあると思います。男性視聴者に向けて、求められるまま作られてきた。もちろん、男性視聴者だけが見ているわけではないですが。また日本の性教育が充実していないことも、原因の一つとしてあるでしょう。ただ、性教育の拡充だけで解決できるということではなく、AVが性教育の代わりになってしまっているという問題がある。例えば、男子大学生の51.1%がセックスに関する知識をAVから得ているというある調査結果もあります」国際協力NGOジョイセフの「性と恋愛2019ー日本の若者のSRHR意識調査ー」によると、約80%がセックスの悩みや要望について恋人と話し合った経験がないという。このように誤った知識を訂正される機会の少なさが、AVを教科書たらしめてしまっている一因だと齋藤氏は続ける。「恋愛であれば、友達にひかれるとか、フラれるといった形で間違ったやり方が訂正される機会があります。ちょっと古いネタですが、ドラマで流行っているからといって”壁ドン”を実際にしたら、ちょっとイタい人ですよね。ただ、それに比べるとセックスはどうしてもそうした機会がさらに少ない。女性側も、本当は気持ちよくないのに演技してしまうこともあると思います。性行為後にフィードバックする人も少数派でしょう」中学校の保健体育の授業で、性行為について具体的な指導がないといったことから一部で遅れを指摘されている日本の性教育。齋藤氏は一概に「日本はダメ」と短絡化することには釘をさしながらも、その原因をこう分析する。「日本が性教育に対して消極的だというのは確かだと思います。本でも書きましたが、国際機関が作っているセクシャリティ教育ガイダンスといったものがあります。そこでは性教育を段階を積んで、包括的に教えていこうねということが示されているんです。そうしたものは日本にはないので、充実していないというのは間違いない。また、日本でも90年代には性教育に注目が集まったんですが、2000年代前半にバッシングがあったことで停滞してしまったという歴史があります。ただし、AVの問題を性教育の欠如のせいだけにしてしまうのは、それもそれで危険です。『性教育があれば大丈夫』でもなく、『AVは害悪!禁止!』でもなく、AVなどの性産業の望ましいあり方について真剣に考え始めるべきです」そうしたなかで、人はどのようにAVと付き合うべきなのか。齋藤氏は“AV=フィクション”と決めつけるのではなく、個々の向き合い方が何より肝要だと説く。「性にはさまざまな嗜好があるわけで、基本的には他人の権利を侵害しない限りどんな性的嗜好も尊重されるべきと考えています。どんな性行為でも、当人同士の意思が尊重されて、安全が確保されていたらしてもいいわけです。勝手に第三者が、“望ましいセックス”を定めて“それ以外は現実的ではない”とするのはしてはいけないと思います。対話がなにより大切であり、きちんと相手の意思を確認できる”対話の仕方”が大事です。ただ、性行為の場面では、女性が男性の望むように対話をしてしまうことがあります。男性に喜んでもらうために女性が気をつかっている場合もあるということを男性も知っておくと、対話の仕方も変わってくるのではないでしょうか。そのあたりに気を付ければ、対話が意義のあるものになると思います」
2020年12月31日7月31日(現地時間)、「BAFTA TVアワード」(英国アカデミー賞テレビ部門)がバーチャル開催された。主演男優賞は「チェルノブイリ」のジャレッド・ハリスが獲得。「Giri/Haji」でノミネートされていた日本人俳優の平岳大は惜しくも受賞を逃した。「チェルノブイリ」でヴァレリー・レガソフを演じたジャレッドは、リモートで受賞スピーチを行ったのだが、実は自分がヴァレリー役の最初の候補者ではなかったということを明かした。キャスティングされた後に、製作陣に会いに行ったところ、「ジャレッド、気を悪くしないで欲しいんだけど、きみは第一希望の俳優じゃなかった。私たちがだれを希望していたか、知りたい?」と言われたという。「そりゃあ、ものすごく知りたいです」と答えると、「ダニエル・デイ=ルイスだったんだ」と聞かされたとのこと。ダニエルといえば、2017年に俳優業からの引退を宣言し、表舞台から遠ざかっている。「ダニエルに言いたい。あまり長く(俳優業から)離れていないでとね。寂しいじゃないか」と呼びかけた。主演女優賞は「Elizabeth is Missing」(原題)のグレンダ・ジャクソンが御年84歳で受賞。助演男優賞は「Giri/Haji」のウィル・シャープ、助演女優賞は「このサイテーな世界の終わり」のナオミ・アッキーが受賞した。なお「このサイテーな世界の終わり」は、ドラマ賞も受賞した。(Hiromi Kaku)
2020年08月03日AV女優や作家として活躍している紗倉まなさんが、新作小説『春、死なん』を発売しました。老人、母親、妻、娘…。役割から解放されていく人々を描く純文学。「もともと話し下手なんです。お仕事を始めて書く機会が増えて、文章のほうが推敲して言葉を選べるので好きだな、と思いました」AV女優として人気を博す一方、近年は作家として注目が集まる紗倉まなさん。新作小説『春、死なん』の表題作は70歳の富雄が主人公だ。「私のイベントには年齢が上の方もいらっしゃるので、身近に感じていました。デジタル化が進んでアナログが排除されるなかで、そういう方たちはどう寂しさの補填をするんだろうとも気になっていました」夫婦で田舎に隠居しようとしたが、息子の提案で建てた分離型の2世帯住宅に暮らす富雄。今は妻の喜美代を亡くし、家でアダルト雑誌を眺める日々。親は子供のそばにいるのが嬉しいはず、おじいちゃんには性欲なんてないはず…ありがちなイメージとは違う生身の人間がそこにいる。「おじいちゃんだからこうあるべきとか、母親だからこうすべきといった役割に縛られて可動域が狭まっている人は多いと思うんです」富雄の息子、賢治がリアルだ。孝行息子を演じ、周囲にも役割のイメージを押し付けている印象。ただ、たとえば善良な喜美代が生前、賢治の妻の里香に子作りについて心ない言葉を発し場を凍りつかせたことも。「喜美代に悪気はなく、感覚の世代間ギャップだと思うんです。ただ、懸け橋になるべき賢治が橋を壊すデストロイヤーになっている(苦笑)。この家は一見幸せそうだけど、実は賢治の自己満足が詰まった、寂しい家ですよね」終盤には富雄と里香が思いをぶつける場面があり、そこに一筋の光が。「お互いに役割から解放されて、歩み寄る部分があればいいなと思って書いていきました」併録の「ははばなれ」は、還暦を迎える一人暮らしの母に、恋人がいると知った娘が主人公。「10代からずっと考えてきた女性性について書こうと思いました。母と娘は姉妹のように仲のいい部分もあれば近すぎて反発し合う部分もある。その場合、娘のほうが思うことが多い気がするので、娘視点で書くことに。タイトルは娘が母から自立することと、母親が母親の役割から離れることの二重の意味があります」誠実で切実な描写を堪能したい。紗倉まな『春、死なん』妻を亡くして一人暮らす70歳の富雄は、2世帯住宅に住む息子とも疎遠。ある日、思わぬ再会があって……。表題作と「ははばなれ」を収録。講談社1400円さくら・まな作家、AV女優。1993年生まれ。初小説『最低。』は映画化もされた。他の小説に『凹凸』、エッセイ集に『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』『働くおっぱい』など。※『anan』2020年3月25日号より。写真・土佐麻理子(紗倉さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年03月20日第43回日本アカデミー賞の授賞式が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀主演男優賞を受賞した松坂桃李が登場した。昨年の第42回日本アカデミー賞では、最優秀助演男優賞を受賞した松坂。今年は映画『新聞記者』で最優秀主演男優賞に輝いた。優秀主演男優賞を受賞した菅田将暉と並ぶと、実は連絡先も知らないという2人の関係について「不思議な感覚なんですよね。僕はライバルという風にも思ってますし、同じ事務所の一人として、同志とも思ってますし」とコメントする一幕も最優秀賞の受賞が発表されると、驚いた様子で登壇し、「ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることがで きて最後まで駆け抜けることができました」とコメントすると、最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンも見守った。『新聞記者』はさらに、作品賞も受賞。松坂は「ここにいないスタッフとも、喜びを分かち合いたい」と喜び、ウンギョンは「計り知れません。本当に光栄です」と笑顔を見せた。○最優秀主演男優賞 松坂桃李 コメントこの作品は僕の知る限りでは実現するまでに二転三転四転、五転くらいおそらく色々なことがあって、それでもこの作品をしっかりと映画を見てくださる方に届けたいという人が一致団結し、藤井監督の舵の元、撮影を終えることができました。僕自身も、10年ちょっと(俳優を)やってきて、ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることがで きて最後まで駆け抜けることができました。何より、「この作品で頑張ってこい」「行ってこい」と行ってくれた事務所のマネージャーさん、社長含めて後押ししてくれて嬉しい気持ちでいっぱいです。今日という日を糧に、また新たに作品の一部に自分がちゃんとなれるようにいけたらと思っております。今回は本当にありがとうございました。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『新聞記者』監督賞…武内英樹(『翔んで埼玉』)主演男優賞…松坂桃李(『新聞記者』)主演女優賞…シム・ウンギョン(『新聞記者』)助演男優賞…吉沢亮(『キングダム』)助演女優賞…長澤まさみ(『キングダム』)アニメーション作品賞…『天気の子』外国作品賞…『JOKER』新人賞…岸井ゆきの、黒島結菜、吉岡里帆、鈴鹿央士、森崎ウィン、横浜流星(C)日本アカデミー賞協会
2020年03月06日第43回日本アカデミー賞の授賞式が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮が登場した。『キングダム』で同賞を受賞した吉沢は、2役を演じて「目線の動かし方とか姿勢、王としての剣術と、我流な野蛮さを意識したり、いろいろやってました」と明かす。共演した長澤まさみは「同じシーンで、監督が吉沢くんに『嬴政はこれを言うかなあ』と提案したときに、吉沢くんが『それは言いませんね』とはっきり言ってて、頼もしい人なんだなあと思って、とてもたくましく見えました」と絶賛する。最優秀賞が発表されると、瞳を潤ませながら「去年、新人俳優賞でこの場に来させていただいて、今年は優秀助演男優賞ということで嬉しい気持ちでいっぱいだったんですが、まさか最優秀をいただいてここでスピーチをすることになるとは思っていなかったので、少し緊張しています」と語った吉沢。スピーチの終了後には裏側で取材に応じ、共演した長澤について「『おめでとう』と言ってくださった」と明かしつつも、先ほどのスピーチで「お母さんのように優しい」とコメントしてたため、「緊張してお母さんと言っちゃったんですけど、お姉さんです!」と訂正していた。○吉沢亮 コメント本当にありがとうございます。去年、新人俳優賞でこの場に来させていただいて、今年は優秀助演男優賞ということで嬉しい気持ちでいっぱいだったんですが、まさか最優秀をいただいてここでスピーチをすることになるとは思っていなかったので、少し緊張しています。僕が優秀助演男優賞をいただいた時に一番最初に連絡が来たのが主演の山崎賢人でした。「おめでとう」と連絡をくれて、「次は続編で2人で(この会場に)来ようぜ」と熱い話をしていたんですけど、彼が主演でみんなを引っ張ってくれたおかげで、すごく素敵な作品になったと思うし、彼とお芝居をしたことによって、僕が(最優秀助演男優賞)いただけることになったのかなと思っています。彼だけでなく、他のキャストの皆さん、監督、スタッフの皆さん、皆さんの力があっての 受賞だと思っております。とにかく嬉しいです。これからも素敵な作品を届けられるよう精一杯頑張っていきます。ありがとうご ざいました。(C)日本アカデミー賞協会
2020年03月06日出演者が全員男優しかも関西弁、という斬新な『ロミオとジュリエット』がお目見え。のちに映画化もされた『焼肉ドラゴン』(2008年)で演劇賞を総なめにし、脚本家としても『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』を手がけるなど、密度の濃い人間ドラマを得意とする劇作家・演出家、鄭義信のシアターコクーン初進出作で、『泣くロミオと怒るジュリエット』と題し、2月8日(土)に開幕する。許されない恋に落ちた若い男女の疾走を描くシェイクスピアの「ロミジュリ」。今回は、ストーリーはそのままに、物語の舞台を戦後の関西の港町に移して描かれる。ロミオを演じるのは、ドラマ、演劇、バラエティと、ジャンルを超えた活躍を見せるジャニーズWESTの桐山照史。一方、ジュリエットを演じるのは、個性的な風貌と異彩を放つ存在感で強烈なインパクトを残す柄本時生。また、段田安則や八嶋智人、福田転球にみのすけら、演劇界のベテラン勢が脇を固める。戦争が終わって5年後の、関西の港町。敵対する愚連隊“モンタギュー”と“キャピレット”が睨み合う町だ。元“モンタギュー”メンバーで、今はカストリ屋台で真面目に働く青年ロミオは、あるダンスパーティーで、心根がまっすぐで優しい少女・ジュリエットと恋に落ちる。しかし彼女は、“キャピレット”のリーダー・ティボルトの妹なのだった……。鄭義信はこの公演に向けて、「差別や不寛容、定かな理由もなく憎悪を募らせ、互いに憎しみ合う人々。最近の、この国に蔓延する空気にも似た“イヤな感じ”」を描きたいとコメントしている。公演はシアターコクーンにて2月8日から3月4日(水)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて3月8日(日)から15日(日)まで行われる。文:小川志津子
2020年02月07日はじめまして。読者の方からのセックスに関するお悩みをセックスレスカウンセラーで、まじめにセックスレス、ED問題に取り組む三松真由美がアドバイスします。【夫婦に贈る夜のお悩み相談】夫のセックスがいわゆるAVのようなセックスで、力は強いし激しく動けばいいと思ってるようで…で、全然気持ち良くありません。正直言って、いままで付き合った人の誰よりも下手です。でも男のプライドや自信(?)もあるみたいなので、なかなか改善や誘導が難しいと感じています。よく聞く「もっとゆっくりが気持ちいい」という言い方を試してみたのですが、あまり効果はありません。 何かいい方法はないでしょうか?(あき子)■なぜ男性はAVセックスになるの?どうして男性は、AVセックスになってしまうのか…。AVに出てくるようなセックスしかしない男性はあき子さんの旦那さんだけではありません。ニッポンのAV文化は男性がたの背中を押したり、スッキリさせたりと良い面もたくさんあります。でもでもマイナス面は「AVでしているようなセックスが正しい」と考える男性が増えたことです。リアルセックスにAVの知識を持ち込むことで、女性は「痛いんだけど!」「これじゃイケない…」「何か違う…」など不満を感じる人も多いのです。男性側の意見を聞きますと「女優さんが気持ちよさそうだからAVをお手本にしている」と…。そういえば、「女性がうれしいセックス」などを教えてもらったことがない。つまり知識がない。実際にある男性に「最後には、彼女の顔に発射するのが普通だと思っていた」と真顔で言われたとき、私はのけぞってしまいました。「それをされて嬉しい女性はいったい何割いるのでしょうか…」。セックスに対する男女の温度差が一番現れている発言だと思いました。AV作品はフィクションです。ファンタジーと言い換える男優さんもいます。ファンタジーであることを世の男性にわかっていて欲しいです。ですが「セックスのやり方を、どこで習えばいいかわからないからAVの模倣をする」というのが一般的な意見でしょう。あき子さんの旦那さんも、おそらくAVで習得されたのです。学習の場がなかったのですから、しょうがない。今までのことは水に流しましょう。これから新しいステージに2人で上がればいいのです。■男性は、女性がうれしい「セックス」を学んだことがない私の持論は「過去のセックスの積み重ねが現在のセックスを作り上げる」です。男性が上達するには、パートナーが「そこは痛い」「次は私が動くからじっとしていて」と具体的に伝えて導くことでAVセックスとリアルセックスは違うのだ! と気づきを得るのが理想です。しかし性経験が少ない、あるいは過去のパートナーが何も言わずにスルーしていた場合、変わりません…よね。あき子さんの旦那さんは「これでいいのだ」と思い込んでいます。あき子さん、はやく終わって欲しいのでイッたフリなどしていませんか。気持ちはわかりますが、それを続けると成長しません。ステップアップのポイントは…■夫に独りよがりなセックスを卒業してほしい!そんな妻がやるべき夜のアクション3つ(1)具体的な言葉と仕草で伝える「やさしくして」という抽象的ワードでは夫には伝わりません。「このくらいの強さで触って」と自分から相手を触ってみせたり「このくらいの速さで動いて」と具体的に。お習字を子どもに教えるとき、背後から子どもの手を取り一緒に筆を動かすという感覚で、妻も自ら身体を使って具体的なセックスのオーダーを出してみましょう。(2)自分がしてみたいセックスをお互いに話すベッドの上ではなく、日常のリラックスタイムの話題にしてみませんか。理想のセックスについて語ってみて、それを伝えます。もちろん夫の理想も聞き出しましょう。そして、この話し合いに置いて大切なことは、否定しないこと。「えー?そんないやらしいこと考えてるの!ヤダー」は絶対NG。人には見せない恥ずかしい欲望を、お互いが情報交換するって…本当に信頼している関係じゃないとできないことですよね。夫とそういう関係にステップアップしたいと思えれば、ヤル気…でませんか?(3)女性向けAVを二人で観る今やレンタルショップでひと目を気にしながらAVを探す時代ではありません。ネットで動画ダウンロードもできるし、通販でも買えます。AV鑑賞のハードルはかなり低くなりました。夫のAVセックスに悩む妻こそ女性向けの作品の夫婦鑑賞会を提案しましょう。女性向け作品は、ベッドに至るまでのストーリーがしっかりあります。多くの女性にとって「セックスする理由」というストーリー性が大事であることも男性側に知ってもらえるといいですよね。こんなシチュエーションで…とか、やさしい言葉あるいはエッチな言葉があると嬉しい…など、作品を観ながら自分の思いを伝えるのです。「この体位してみたい」「今の言葉いいなぁ」とお手本があると、伝えやすいですよね。私も何本か女性向けAVの監修をしています。男性向けとは違う視点で、女性がして欲しいことを取り入れて、激しい動きだけが正解ではないということを伝えています。また、性の欲求は株価のように波打つもの。その日の体調、環境、気分によって「激しくして」の日もあります。やはりポイントはお互いの(自分の)好みを把握することです! 独自の欲望や好みを把握してセックスが楽しくなった!という方はたくさんいます。あき子さん、セックスレスで悩む方が多い中、旦那さんはちゃんと夫婦間の営みを継続しようとしています。そこは「よかった…ありがとう」という気持ちを持ってください。さらにA子さんは男性のプライドについて気づいていらっしゃる。そこはとても花丸です! 数々の夫婦仲相談を受けていますが、夫のプライドをチクチク崩してゆく妻には、夫の愛情は確実に冷めてゆきます。それに気づかない妻の方々がいかに多いか…。「あなたとエッチしてもイケない」「あなたのセックス下手だから気持ちよくない」などプライドを傷つける包丁セリフは、決して口に出してはいけません。あき子さん、簡単なことではないかもしれませんが、旦那さまのプライドを傷つけずにお互いを思いやりながら深いことも話せる関係にステップアップして、ぜひいろいろ楽しんでくださいね!【三松真由美】恋人・夫婦仲相談所所長。まじめにセックスレス、ED問題に取組む夫婦仲コメンテーター。セックスレスや理想の寝室事情を語るコミュニティで女性会員1万3千名を集める。
2019年09月21日男女双方の目線から「いつもよりも五感が刺激されて、格段に心身が満たされる」セックスのテクニックを、性のプロフェッショナルであるAV男優の一徹さんとラブライフアドバイザーの肩書を持つOliviAさんに教えてもらいました。お二人が考える「もっと感じるための心得3か条」。女性も男性も頑張りすぎず自然体で楽しむ。挿入の前のスキンシップも大切にする。自分と相手の“高まりポイント”を把握する。互いに高まる愛撫相手に身を委ねるだけではなく、感じるポイントをお互いにきちんと伝え合うことも大切。無理をして合わせるのではなく、一緒に楽しむ感覚を忘れずに。お互いを触り合うこと。愛する人に触れられるだけで気持ちは自然と高ぶるもの。「男女の体は構造的に違うけれど、やさしく触れられることで心地よさを感じるのは同じです。たとえば相手に元気がないときに背中をさすってあげたり、たまにお風呂でシャンプーをしてあげたり。愛撫とはスキンシップの延長線上にあるもの。前戯が長いほどセックスは良くなるし、敏感なポイントを探り合うのも楽しいものです」(ラブライフアドバイザー・OliviAさん)自分の体のことを伝えておく。感じるポイントは人それぞれ。高まるタイミングにも個人差があるため、自分の体のことをあらかじめ相手に伝えておくことも大切。「男性のなかにはアダルトビデオの影響で、女性は激しい愛撫に反応すると思っている人も少なくありません。痛いときやイヤなことを直接、相手に言うのは勇気がいりますが、私の体は敏感だからやさしいほうがいいな、などと伝えておくのもひとつの手」(OliviAさん)微調整とリアクションを欠かさない。女性も男性もプレイ中は相手の反応が気になるもの。「リアクションにも個人差はありますが、男性は女性の感じている表情を見ると興奮するもの。声が大きいと引かれてしまうかも、という女性の話もよく聞きますが、感じるままに声を出すのは決して恥ずかしいことではありません。声の強弱をつけるとか、自分の気持ちのいい場所に、相手の手や舌を導くように体を動かすのもいいと思います」(AV 俳優・一徹さん)「手コキッス」で反応をチェック。男性の興奮度は性器を触れば一目(手?)瞭然。一番敏感な場所だからこそ、序盤はやさしいタッチで少しずつ興奮度を高めていくのがコツ。「女性に手で性器を触ってもらいながらディープキスをするのを手コキッスと呼んでいます(笑)。手で触るときの圧のイメージは半熟卵をつぶさないくらい。男性は空いている手で女性の体に触れることもできますし、男女ともに高まる相互愛撫のひとつ」(一徹さん)立ちフェラで自然な上目遣い。女性の上目遣いに弱い男性が多いというけれど、自然であざとく見えない方法とは?「フェラチオにも様々な方法がありますが、おすすめなのは男性が立ち、女性がかがんでフェラをするという体勢。男性器を根元から下に向ければ、男性も痛みを感じないし、こうすることで、自然と上目遣いになります。相手の目を見ながら視線を絡め合わせて。男性の手を自分の胸に誘導するのもいいですね」(一徹さん)「美フェラポジション」で一石二鳥。好きな女性の裸に男性は欲情するものだけど、フェラでも女体を美しく魅せる体勢が。「私はよく、セックス時には女体をフル活用せよ、と言っているのですが、フェラチオをするとき、曲線のあるフォルムをキレイに見せるには男性の性器に手を添え、そのまま横斜めに寝そべるのがベスト。胸や肩など女性ならではの曲線美をアピールできます。スタイルが良くエッチに見えるポジションを研究してみて」(OliviAさん)繋がりを感じる体位心身が満たされる前戯を経ていざ、次のステップへ。相手との一体感を楽しみながら、幸福感でとろけそうになるセックスのカギは体位にも。「ノンピストン正常位」で幸福感を味わう。深い挿入感を楽しむなら、まずはじっくりその感覚を味わうのもおすすめ。「挿入したら動かずに抱き合うという“ポリネシアンセックス”が以前、話題を呼びましたが、ただ抱き合っているだけで精神的なオーガズムを感じることもできます。お互いの熱を交歓し合う行為は、激しいピストン運動とはまた違う快楽を得ることができる場合もあるので、慣れ親しんだカップルにこそ試してほしいです」(OliviAさん)挿入感を楽しむ対面座位。女性からの圧倒的な支持率を誇る対面座位。密着度が高く、相手の表情を間近で見られるのも人気の理由だが、さらに大きなメリットも。「ノンピストン正常位にも共通することですが、座位は挿入感を楽しむためにとても適した体位。ホールド感があるので自由に動くことが難しいのがいい。見つめ合い、キスをしながらスローなセックスを楽しむうちにオーガズムに達する期待も」(OliviAさん)無理せず主導権を握る騎乗位。セックスの体位でもっともハードルが高いと思われる騎乗位。女性自ら感じるポイントを探れるというメリットもあるが…。「AVのように腰を突き出して激しく動く必要はありません。彼の頭の横に手をついたり、相手の手を握れば自分の体勢も安定するし、その状態で膝をついてスライドするように動く方法も。快楽ポイントを自分で見つけることができる体位なので積極的にチャレンジを」(一徹さん)恥ずかしいときの寝バック。相手に顔や体を見られるのが恥ずかしい…。そんなときに有効な体位って?「女性の恥ずかしがる表情に萌える男性も多いのですが、どうしてもという場合は、女性がうつぶせになった状態で男性が挿入する寝バックは羞恥心が軽減されるのでおすすめです。また、女性のお尻は胸に勝るとも劣らぬ最高の武器。顔は横に向け、腰をたまにひねるなどすれば、男性にも高まり具合が伝わります」(一徹さん)余韻を残す後戯セックスが良ければ良いほど余韻を楽しみたいというのが女性の本音。次回のセックスをさらに濃密なものにするための後戯テクニックとは?ポジティブな感想を伝え合う。セックスについての感想を述べるのは一見タブー?と思いきや、男性側からは別な意見も。「セックスの後にここが良かった、と素直に伝えてくれる女性は可愛らしいと思います。ダメ出しをするのではなく、良いところを伝えてくれたら自信にも繋がるし、次も頑張ろうと思える。女性がセックスの最中に“可愛いね”と言われるのが嬉しいように、男性にも褒めてもらいたい願望はあります(笑)」(一徹さん)裸を見慣れたものにしない。いつでも“素”を見せ合えるのは、相手に気を許せている証拠。でも、男女間はそうとも言い切れない様子。「セックスの直後にいきなり服を着る女性はあまりいないと思いますが、裸のまま“むき出し状態”になっているのも考えもの。ちょっと恥ずかしそうにシーツにくるまるとか、セックス中とのギャップを見せるほうが男性受けもいいし、ときめきが長続きすると思います」(OliviAさん)いってつAV 俳優。「SILK LABO」の作品で大ブレイク。現在は監督を務めるレーベル「RINGTREE 」代表。近著『セックスのほんとう』(ハフポストブックス)が絶賛発売中。オリビアラブライフアドバイザー。男女が抱える性の悩みをアカデミックに研究。著書に『愛され女子は知っている 世界でいちばん幸せなおうちセックス』(小社刊)など。※『anan』2019年8月14-21日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・中根ゆたか取材、文・小寺慶子(by anan編集部)
2019年08月13日相手はもちろん、自分ももっと高まるために――。男女双方の目線から「いつもよりも五感が刺激されて、格段に心身が満たされる」セックスのテクニックを、性のプロフェッショナルに教えてもらいました。相手を喜ばせるだけではなく、自分自身も心から感じたいと、セックスをポジティブに求める女性が増えています。その動向について、AV俳優の一徹さんは、「とても素晴らしいことですよね。いまは、女性だから男性だからという先入観を持つこと自体がナンセンスな時代。女性がセックスの主導権を握るのは全く問題ないと思います。ただ、男性はナイーブな生き物なので(笑)、そこだけ理解しておくといいかもしれません。一番大切なのは、ひとりよがりにならず互いが心地よく、自然体でセックスを楽しむ方法を模索すること。それが結果として愛がより深まるセックスに繋がります」多くの女性やカップルの性の悩みの良き相談者でラブライフアドバイザーの肩書を持つOliviAさんも「日本人には自分のセクシュアリティを楽しむことに対しての抑圧がある」としたうえで、「相手を好きだから触れたい、もっと深く繋がりたいと思うのは当然のこと。これは男女ともに言えることですが、自分のことを想ってくれているなら言葉にしなくてもわかってくれるだろう、というのは私は違うと思っています。ふたりで気持ちよくなるためには言葉のコミュニケーションも大切」前戯のボディタッチ、キスのやり方を解説します。スイッチオンのボディタッチラブスイッチをONにするためのボディタッチは、相手のことを愛おしむようにやさしく触れるのが基本。お互いの体温と肌感をゆっくりと感じて。タッチのクオリティを上げる。女性から男性に触れる場合は性器に限らず、腕でも肩でもソフトにやさしく、が大事。「タッチのクオリティを上げるためにそっと相手に触れてみて。肌から3cmくらいの距離で手を止めてみると相手の体の熱を感じるはず。そこから、指先でふわりと撫でるようなイメージです。一般的にフェザータッチと呼ばれる触り方で、心のひだまで触れられるような心地よさがあります」(OliviAさん)耳や髪など、親密な人にしか触れない場所を。ごく親しい相手でなければ触れることのない髪や耳などにそっと触れて距離を縮めていくのも、愛おしい想いを相手に伝える動作のひとつ。「手や腕以外の部分に触れられるとドキッとしますよね。本来、特定の人しか触ることのできないパーソナルな部分をやさしく撫でるように触れることで、相手の心をリラックスさせることができます。目を見つめながら触れるとより効果的です」(一徹さん)徐々に盛り上げるキスキスにはいろいろな形があるけれど、段階を踏んでその形を変えていくことで気持ちが盛り上がり、セックスの濃度もアップ。時間をかけてゆっくりキスを楽しんで。顔の周辺から、中心へ。いきなり口へキスをするのではなく、まずは頬や額に軽めのバードキスを。「意外かもしれませんが、額には性感帯が密集しているといわれています。頬骨やまぶたなど、皮膚の薄い場所はそっと触れるだけでも相手の体温を感じることができるので、そこに軽めのキスを。早く口にしてほしいという、相手の欲求を高めるジラし効果もあるので、髪などを触りながら、ゆっくり顔の中心へ移行して」(一徹さん)毎回、ファーストキスの気持ちで。セックスの回数を重ねるたびに新鮮味は薄くなっていくものだけど、そんなときこそ“初めて”の気持ちを思い出すことが大切。「いくつになっても初めての相手とのキスには胸がときめきます。セックスが日常になると、ついその気持ちを忘れがちですが、女性はそうした変化に敏感なもの。初めてのドキドキした気持ちを忘れずにキスを楽しめば、セックスでもより深い充足感が得られるはず」(OliviAさん)キスには流れがある。激しいディープキスは情熱的だけど、お互いが高まる過程を楽しむためにキスのステップを踏むのがおすすめ。「キスはエネルギーの交流であり、あふれるほどの愛おしい想いを伝え合う手段です。だからこそ女性もポジティブにキスを楽しんでほしい。ソフトなキスとひと言でいっても唇の触れ方で微妙に感触が違ってくるもの。キスの濃度が変わるごとに気持ちもどんどん高まっていきます」(一徹さん)【バード】小鳥がくちばしでついばむような軽いキスからスタート。そこから唇を当てる時間を徐々に長くしてスタンプキスに。【タン】お互い舌先を出してつんつんとやさしく突き合わせる。このとき、舌には力を入れすぎないのがポイント。【ディープ】舌を絡め合いながら深いキスへ。相手の舌を柔らかく吸ったり、歯茎をなめるのもいい。セックスの最中にも取り入れて。いってつAV 俳優。「SILK LABO」の作品で大ブレイク。現在は監督を務めるレーベル「RINGTREE 」代表。近著『セックスのほんとう』(ハフポストブックス)が絶賛発売中。オリビアラブライフアドバイザー。男女が抱える性の悩みをアカデミックに研究。著書に『愛され女子は知っている 世界でいちばん幸せなおうちセックス』(小社刊)など。※『anan』2019年8月14-21日合併号より。写真・小笠原真紀取材、文・小寺慶子(by anan編集部)
2019年08月11日山田孝之が、強く、たくましく、奔放に昭和の最後を駆け抜けたAV監督・村西とおるを演じるNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」。実力派俳優たちが参加する本作で、山田さん演じる村西とおるの相棒的存在で、村西を裏の世界へと誘う憎めないお調子者・荒井トシを演じたのが満島真之介。彼らが駆け抜けた1980年代と、ひとつの時代を創り上げた男たちへの思いを熱く語ってくれた。満島さんといえば、今年大ヒットを記録した映画『キングダム』や、大河ドラマ「いだてん」への出演、今秋Netflixで配信が予定されている園子温監督の「愛なき森で叫べ」にも出演しており、その役の幅を広げている。多忙を極める満島さんだが、本作のオファーが来た際、「Netflixが世界に配信するオリジナル作品、そして山田さんが村西とおるさんを演じ、80年代のアダルトビデオ業界を描く。これを聞いただけで“やりましょう!”と返事をしました」と語り、題材と主演を聞いただけでここまで体の内側からワクワクと期待感が湧き出たことはないと、即答で参加を決めたことを明かした。平成元年(1989年)生まれの満島さんはリアルタイムで舞台となった80年代を感じることはなかったが、「たった数十年の間でこんなにも違うのか、と感じたし、当時のことを映像や本で調べると、どの業界もエネルギッシュな人が中心になって、またそこに共鳴した人が集まって、とてつもないエネルギーが直接人に繋がっていっている。それを村西さんから感じるし、ご本人も昔の映像と変わらない。そこに驚きました。変わらず生きていくって美しい」と、村西とおるの生き様やその時代にも強い魅力を感じたようだ。また、園監督作品の助監督経験もある満島さんは、まさか自分が表舞台に立つ日が来るとは微塵も思わず、いまも役者を続ける理由はよく分からないという。だが、昔から物作りには興味があり「一つのゴールに向けて何十人何十脚というチームに巡り会いたかった。そのためには自分が力強く生きていないと。それぞれの形は違いますが、『全裸監督』のスタッフ、キャストはみんな力がみなぎっていました。価値観や経験をみんなが受け入れ、必要としてくれる。作品への愛情、個々へのリスペクトも強く感じていたので、みんなで階段を登っていく日々でした。最高のタイミングで出会えましたよ」と明かす。満島さんの持つエナジーは、時代を超え、現代に蘇った本作と良い相乗効果を生んでいる。奇しくも、村西とおるが世に出た頃と同じ時、平成元年に生まれた満島さん。昭和から平成へ、まさに時代が移り変わるタイミングであり、リアルタイムに経験はしていないが80年代への憧れは身近なところで感じていたという。「ちょうど親が今の僕らと同じ世代だった頃で、どんな思い出もすべて昨日のことかのように力強く話すんです。それぞれの違う環境で生まれ、生きているはずなのに、人間と人間がぶつかった瞬間に、計り知れないエネルギーが生まれる瞬間がある。トシと村西の出会いもそのように描きたかったんです」。そして時代の変化によって人との繋がり方も変わりつつあることについては、「情報に振り回されすぎて、こういう“奇跡的な出会い”に今の時代の自分たちは気づいていないかもしれない」。だからこそ今作のテーマにより共感を抱くのだと満島さん。「『全裸監督』はアンダーグラウンドな世界を描いていますが、人間と人間の命の繋がりが愛を生み、僕たちは生まれてきたことを忘れちゃいけない。生命の根源に繋がっている話だと思うんです」。「そういう気持ちでいることで、撮影が神聖なものになり、みんなをリスペクトすることができました。劇中で村西が『人間のありのままを撮ることがなぜ猥褻なんだ』と問うのですが、それに対して(リリー・フランキー演じる)刑事が『国が決めたものが猥褻なんだ』と答える。それこそが大きなテーマなんだと思うんです。命の根源を語る人と、国を統治しなくてはいけない人。その間に何があるんだろうと。今を生きる人たちに、『君は、どう生きる?』と問いかける作品になっています。僕?もちろんパワフルに生きていきますよ!」と、「全裸監督」の世界観から飛び出して来たかのごとく情熱たっぷりに語っている。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」は8月8日(木)より全世界独占配信スタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年07月14日山田孝之主演、“AVの帝王”村西とおるの半生を描くNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」。この度、新たに満島真之介、玉山鉄二、小雪、リリー・フランキー、國村隼ら計14名のキャストが発表された。本作は、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれた村西とおると仲間たちを中心に、村西を利用しようとする者、敵対する者、執拗に追う警察など、一癖も二癖もある人物たちとの攻防をユーモアたっぶりに深く描き出した一大エンターテインメント作品。新たに出演が明らかになった満島さんは、山田さん演じる村西を裏の世界へ誘う村西の相棒的存在の荒井トシ役に決定。また、村西が裏の世界で躍進するきっかけを作り、後にサファイア映像を村西&荒井と立ち上げる出版社川田企画社長・川田研二役を玉山さん。後に村西がAVの帝王となる最大の要因と言っても過言ではないAV女優の佐原恵美/黒木香役を、『リュウグウノツカイ』「パパ活」などに出演していた期待の新星・森田望智が演じる。岡田准一主演「白い巨塔」の放送も控える満島さんは、今回の参加に非常にワクワクしたと言い、「この題材を今描くということに未来を感じたし、これから生きていくエネルギーをもらいました。そして、当時の歌舞伎町をイメージした素晴らしいセットで撮影ができることにさらにワクワクは高まり、最初に足を踏み入れた瞬間は、夢の中にいるようでした」と大興奮。また「現場も毎日エネルギーに溢れていて、その空気感が確実に作品の力になっていると思います。世界中の方々に、日本のエナジーを感じて欲しいですし、これから未来に生きる若者たちのエネルギーの源となってもらえたら嬉しい」と熱く語った。そして「この本を読んで、今は隠されたその日本らしさを感じました」と語る玉山さんは、「今こそ隠された日本らしさを皆さんに見て感じてほしい」と呼びかける。体当たりの演技に挑戦した森田さんは「どんな方にも観て頂きたいですが、とくに女性の方には届いて欲しいです」と女性にこそ見てほしい作品だと言い、「ここで働いているのは、他の人と同じように仕事に誇りを持って、不器用ながら一生懸命生きている、パワフルで愛しい人たちです。この人達の姿を通して、私たちの思っている普通って本当は何だろうと、考えるきっかけになってくれたらいいなと思います」とコメントしている。そのほか、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、吉田鋼太郎、板尾創路、余貴美子、小雪、リリー・フランキー、國村隼、石橋凌と個性豊かなキャストが出演することも決定した。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」は2019年、Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年03月15日役所広司が『孤狼の血』で、第42回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。第41回では『三度目の殺人』で最優秀助演男優賞を受賞しており、2年連続での名誉ある受賞に、名優は「今日は本当に素晴らしい賞をいただいて、びっくりしました」と謙虚に目を丸くしていた。主演男優賞では、『散り椿』の岡田准一、『万引き家族』のリリー・フランキーなど賞レース常連の俳優陣に加え、『終わった人』でいぶし銀の魅力を見せた舘ひろし、さらには2018年の邦画界のビッグトピックスとなった『カメラを止めるな!』で、何があってもカメラを回し続ける監督を熱演した濱津隆之が優秀賞を受賞。最優秀のブロンズは、役所さんの手に渡った。『孤狼の血』では、やくざを手なずけ、弱みを握って警察官を脅す型破りな刑事・大上となった役所さん。大上のことを「汚れた世の中のゆがみの象徴」と捉えた役所さんは、ダーティな捜査をしながらも、自分の正義感に突き動かされて行動する男を体現。呉弁を駆使し見事なアウトローを誕生させ、高い熱量で物語を完璧にリードした。開口一番、「いやあ、本当に意外でした」と最優秀主演男優賞の受賞について漏らした役所さん。「岸部一徳さんが『死の棘』で最優秀主演男優賞をとられたときに“こんなことってあるんだな”とおっしゃったのを、会場で聞いていてすごく感動した記憶があるんです。僕も最優秀主演男優賞は2年連続でいただいて以来、ずっともらっていなかったですけど本当に最優秀は難しいことだろうなって…」と第21回の『うなぎ』以来20年ぶりの受賞に感慨深げ。この日、最優秀助演男優賞を受賞し、息の合った松坂桃李とのコンビについて、役所さんは「素晴らしい男優さん。今日は主演男優賞と助演男優賞をかえっこしたいくらいです」と手放しで賞賛。うれしそうに役所さんを眺めた松坂さんは、「本当に、この役は同年代には渡したくないくらい、役所さんと一緒に過ごせていただけた時間だったので、宝物のようでした」と、つもる思いを返していた。(cinamacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2019年03月01日第42回日本アカデミー賞の授賞式が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の松坂桃李が最優秀助演男優賞に輝いた。映画『孤狼の血』での演技が評価を受けた松坂。受賞スピーチでは「本当にすごく、嬉しいです。何を言えばいいんでしょうか」と感極まった様子を見せる。「本当に、(監督の)白石(和彌)さんと今回2作目なんですけど、20代の半ばくらいからちょっと違う色の作品に挑戦していきたいとマネージャーさんに相談しているときに、白石さんの『凶悪』を見て、ぜひ『白石監督の作品で出たい』と言っていたんです」と振り返った。最初に白石監督作品に出演したのは、司会の蒼井優が主演を務めた2017年の『彼女がその名を知らない鳥たち』。「とんでもないゲスな役で、『本当に僕でいいんですか』とお尋ねしたんですけど、『お願いします』ということで、全くやったことのない役をやらせていただいて、すごく刺激になって」と語る。さらに「短いスパンで『孤狼の血』という作品に呼んでくださって、役所(広司)さんと再会させていただいて、僕にとって財産のような作品になりました」と喜ぶ。「ええ〜、いや、本当に嬉しいです」と言葉を詰まらせる松坂は、「うまくまとまらないですね」と瞳を潤ませながらも「この受賞を皆さんで一緒に分かち合いたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝した。
2019年03月01日