『チェイサー』『宮女』などのソ・ヨンヒと、俳優としても活躍する「Apink」のソン・ナウンが共演、韓国歴代最高のホラー映画と謳われた1986年の作品をリメイクした『ヨコクソン』が公開決定。恐怖が凄まじい予告編も解禁となった。原因不明の奇異な死が続く不気味な古い邸宅。偶然ここに足を踏み入れることになったオク・ブン(ソン・ナウン)は、ある秘密を持ったシン氏夫人(ソ・ヨンヒ)に迎えられる。シン氏夫人はオク・ブンに家にいる間に守らなければならない規則を伝え、必ずそれらを守るようにと指示。だが、その規則を破ってしまったとき、想像を越える恐ろしい真実と直面することになる…。映画『チェイサー』で注目され、主演映画『ビー・デビル』では鬼気迫る演技が絶賛を浴び、数々の賞を受賞した韓国を代表する演技派ソ・ヨンヒ。そして、2011年に「Apink」としてデビュー、ドラマ「大風水」で俳優デビュー後は「2度目の二十歳」「シンデレラと4人の騎士」などに出演してきたスタイルアイコンのソン・ナウンが主演。解禁となった予告編からは、オリジナル版よりも衝撃的で強烈なのはもちろん、時代劇というジャンルの限界を越えるスピード感や衝撃的な恐怖演出が目を引く。特に、漆黒のような暗闇のシーンでは、赤外線撮影テクニックを駆使して静寂、かつ凝縮された恐怖のエネルギーが見事に表現されている。『ヨコクソン』は8月6日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヨコクソン 2021年8月6日よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて公開©2018 SMILE ENT & ISU VENTURE CAPITAL & FOOTPRINT FACTORY. All Rights Reserved.
2021年06月17日中学生でネイルを極め、高校時代には紫色の髪に黒リップ!というメイクの変遷からコンプレックスの克服まで、タナカガさんに“今”にいたるまでの軌跡をお伺いしました。思いっきり笑っている自分をやっと好きになれた。子どもの頃からメイクやネイルに興味を持ち、好きなことを追求し、自分らしい生き方に一直線なタナカガさん。コンプレックスとは無縁だったのでは?「いえいえ、昔から歯並びはずっと気にしていて、笑う時は必ず口元を隠すほどイヤでした。だから20歳になったら絶対に歯を矯正しようと思って、自分で貯金してたんです。短期間で終わらせたかったからいろいろ調べて、セラミックに。たった5~6時間できれいな歯になって、なんて素晴らしい技術なんやって感動しました。もう泣くほど嬉しかった!矯正後は歯をわざと見せて笑ったりして、周りからも『表情が明るくなったし、よく笑うようになったね』って言われるように。歯を矯正したら、顎の歪みもなくなって、顔の形も変わりましたね」コンプレックスの解消は、マインドの変化ももたらしたそう。「ずっと濃いメイクが好きやったんですけど、塗りたくるのをやめました。歯を治したら、素の自分も好きになれて、自分を飾りすぎることをやめたくなった。最近アイラインは引いてないけど、むしろ目の横幅が広がって大きく見えるなって。昔は、好きな人ができると好みに合わせたくなるタイプで、メイクや洋服を変えてたけど、それもやめました。今の彼は数年前から知ってる人やったんですけど、久々に会った時、すっぴんやったんです。その時『めちゃ変わったね』って言われて、それから連絡を取り合うようになって…。彼はすっぴんも、私好みの強めのメイクも全部『いいね』って言ってくれる人。どんな私でいても否定しないから、自信をもってやりたいヘアメイクを楽しんでます」メイク以外にも、美しくなるための選択肢が増えている時代。「全然あり!自分も興味ないわけじゃないし、みんな気軽にやってますよね。コンプレックスがない人はいないし、それが解消されるならいいと思う。でも案外、自分が思うほど周りの人は気にしてないことも多いのかも?私も歯を矯正したけど、結構気づいてない人も多かったから」今後の夢はある?「専業主婦になるのが夢!子どもが2人か3人いてる、キレイなお母さんになりたいな」Beauty Historyタナカガさんが貫いてきたメイクの歴史とマインドの変化を公開!【2015】ネオ・ギャル期20cmヒールのブーツ、紫ヘア、黒リップで地元を自転車で疾走。「当時流行していたネオ・ギャルが好きで、憧れの植野有砂さんがプロデュースしたキツめの目に見えるグレーのカラコンに、ヘアは紫。メイクのテーマは“戦闘態勢の猫”でした。鼻筋のシェーディングに命をかけていましたね」【2017】好きな人寄せ期ネオ・ギャル卒業、可愛い系メイクに。「上京して働くうちに、好きな人ができたんですが、彼が可愛い系が好きなことが判明。やったことがなかった可愛い系メイクにシフトし、つけまもやめました。洋服も彼好みのテイストに合わせたけど、内心は違和感だらけでした」【2018】相方じんじんとYouTuberデビュー。3CE、エチュードハウスなどの韓国コスメを愛用。シャネルのチークでデパコスデビューも。【2019】人生のターニングポイント。念願だった歯の矯正をついに実行!【2021】人生絶頂期!人生初の彼氏ができる!コスメブランドデビュー。「前は韓国のガールズグループ2NE1とか強めの女性が好きだったけど、今はApinkのナウンちゃんみたいにナチュラルなのにきれいで、何気ない所作も絵になる人が憧れ。今は人生で一番メイクは薄いけど気に入ってます」タナカガ1999年生まれ。大阪府出身。男女コンビ・パパラピーズのメンバー。洋服やコスメのプロデュースなども。4月からはTOKYO MX『日曜はカラフル!!!』の準レギュラーに。コート¥130,900ワンピース¥70,400(共にキムへキム/エンメ TEL:03・5413・3883)ミュール¥71,500(エムエスジーエム/アオイ TEL:03・3239・0341)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年4月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・SHOCOヘア&メイク・猪股真衣子(TRON)取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2021年04月25日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第10回】『トロットの恋人』。K-POP出身者にみる俳優の層の厚さについて 最近の韓国ドラマの傾向の一つに、K-POPグループメンバーのドラマ出演がある。主役ではないが、重要な脇役として、配役されることが多く、話題作には必ずその存在がある。ミュージシャンだけでなく、俳優としてもデビューさせるための方法の一つでもあるが、これが必ずしもミスキャストでないのが韓国ドラマの奥深いところだ。今回はまず女優から、有望な新人として、その存在が無視できない例を取り上げてみたい。 まずは何といっても、チョン・ウンジである。A pinkのメンバーの一人でもあるが、『トロットの恋人』(‘14年)を見れば、本当にこれが歌手の演技なのかと疑ったのは筆者だけではないだろう。とにかく、どう考えてもこれは断じて素人芝居ではない。元々女優ではなかったのかと錯覚するほどその演技はこなれていて、庶民的な風貌、人懐っこい雰囲気は日本でいう関西在住の芸人のような味もある。これは実際に見て確認してもらうしかないが、それほど突出した出来といっていい。 これが主役の4人の中の1人で、さらに、もう1人の主役もK-POP出身の男優(チ・ヒョヌ)なのだから、題材がトロット(韓国の演歌のことだが、伝統歌謡ともいわれている)で、舞台が音楽業界という点を差し引いても(実際、この作品はK-POP全盛時代にもかかわらず、「トロット再評価」にもつながったという)、やはり韓国ドラマの俳優陣の層の厚さは驚異的だ。 さらに、歌手に対してこういうのも変な話だが、歌のほうも最初、アイドルシンガー程度と思っていたのだが、ドラマの中で歌うトロットの名曲『人生』(リュ・ゲヨン、’03年)のカバーはあまりのうまさに舌を巻いてしまった。これは一聴すれば誰にでもわかることで、「一芸に秀でる者は多芸に通ず」の典型的な例がここにある。 チョン・ウンジの女優としての評価は、『応答せよ1997』(’12年)で既に証明されていたが、ラブコメ演技満開のこの作品の方が本人生来のキャラクターに合っているように思う。コメディ女優は、他にも、コン・ヒョジン、キム・ソナ、ハン・イェスルと枚挙にいとまがないが、その中でもチョン・ウンジは20代では断トツ、しかも圧倒的な存在で、その意味でも、この『トロットの恋人』は必見だ。
2017年06月19日韓国だけでなく日本でも人気急上昇中のApink。彼女たちが愛される理由とは?元気な姿や可愛らしさだけでなく、意外に男前な内面、さりげない大人な気遣い…。取材を通して、6人がモテモテな理由が見えてきました!歌手活動だけでなく、バラエティやドラマなど多方面で活躍している6人。ステージでの女の子らしい姿から一転、バラエティ番組では、顔を真っ赤にしてエクソシストのモノマネをしたり、泣きべそをかきながらバンジージャンプを飛んだり、テコンドーを披露したり、頭でゆで卵の殻を割ったりと、お笑い芸人顔負けの大奮闘!いつでも全力投球の姿に、思わず応援したくなっちゃいます。スタジオに入るやいなや、以前“たった一度だけ”会ったことのあるスタッフに気づき、「お久しぶりです!」と声をかける6人。お土産のお菓子に喜んで「カワイイ♪写真撮ろっと!」と携帯を取り出したり、こちらが椅子に座るのを待ってから腰掛けたりと、さりげないけれど、思わず嬉しくなってしまう振る舞いの数々に、スタッフ全員、さっそくファンになってしまったのでした。Q.一番、慰め上手なのは?ナムジュ:誰だろう?同じ部屋にいる人同士で慰め合うから……。ナウン:私はハヨンが慰めてくれるんだけど、冗談を言ったり、おもしろい話で笑わせてくれるの。ハヨン:ナウンさんは、落ち込むと自分の世界に閉じこもっちゃうところがあるから。ナウン:音楽をかけてくれるんだけど、その選曲が絶妙で!その瞬間、私に必要な曲がドンドン出てくる。ハヨン:DJハヨン!(笑)ボミ:おー!じゃあ、一番はハヨンできまりね!Q.一番、思いやりがあるのは?ウンジ:(即答で)私!(笑)チョロン:ウンジのは「今、優しくしてますよ」アピールでしょ!(全員、手をたたいて大爆笑)ウンジ:え、えぇ~!?チョロン:これは全員が一番だよ。お互いが気持ちよく過ごせるように、いつも気を配ってるもん。ボミ:(いじけているウンジを見て)ウンジは具合が悪いと、すぐ気づいてくれて、薬を飲ませてくれたり、看病してくれるよね?ナムジュ:絆創膏も常備してるし。ウンジ:してないから!(笑)ハヨン:ナウンさんが転んで、ウンジさんが傷口に薬塗って、私たちが世話をするのが、“Apinkあるある”です。あ!もしかして、ナウンさんがよく怪我するのは、私たちが介抱できるようにっていう、ナウンさんなりの思いやりだった?ナウン:あはは!そんなわけないでしょ。(涙を拭きながら)あ~、笑いすぎて、なんか涙出てきた~!◇エーピンク‘11年、韓国でデビュー。歴代最多の新人賞を受賞。‘14年「Mr.Chu」で、韓国の5大音楽番組で1位を獲得し、同年秋、日本デビュー。今年2月10日、LIVE DVD&Blu‐ray『Apink 1st LIVE TOUR 2015~PINK SEASON~』発売。17日、20日に大阪・東京でファンミーティング開催予定。※『anan』2016年1月20日号より。写真・細見裕美(go relax E more)取材、文・酒井美絵子
2016年01月13日日本の黎明期アイドルにも通じる透明感&ピュアなオーラを放つ、Apink。セクシーコンセプトが主流のK-POP界で、一貫して清純派路線をひた走る、正統派アイドルの代表です。真っ白なワンピースや制服、パステルカラーのミニスカートをヒラヒラ揺らしながらキュートに踊る姿は、地上に舞い降りた妖精そのもの。一方、ステージを下りれば、優しくて明るい“隣のお姉さん”的親近感が。デビュー前から共同生活を送っている6人はとにかく仲良し!今回の取材現場でも、髪や衣装の乱れを直しあったり、大声で歌いだしたチョロンにウンジがハモり、それに合わせてボミが即興ダンスを踊ったり、突然ゲームを始めたりと和気あいあい。意外だったのは、年下メンバーが年上メンバーに敬語を使っていたこと。“親しき仲にも礼儀あり”がApink的仲良しの秘訣のようです。Q.一番サービス精神旺盛なのは?ナウン:ファンへのサービスだったら、全員一致でボミさんだよね。ナムジュ:時々、やりすぎ(笑)。ボミ:(笑って可愛く)オイッ!ウンジ:愛情表現がホントにうまいの。私なんかは恥ずかしくてできないことも、平気でやるし。ボミ:(チュッチュッとファンに投げキスするふりをしながら)メンバーに対してはナムジュかな。ナムジュのマッサージは最高だもん!チョロン:スタッフさんとかマネージャーさんにもやってあげてるよね。ハヨン:宿舎ではチョロンさんが一番。この前、私の洗濯ものを全部きれいに干しておいてくれたの。ナムジュ:確かに。料理もしてくれるし、掃除もしてくれるもんね。チョロン:家事は得意だから。ご用命はこちらにご連絡を~!(笑)Q.一番、聞き上手なのは?ウンジ:ナウン!ボミ:私もナウン!自分がどんなに疲れていても、いつも笑って話を聞いてくれるから。辛い時に笑顔でいるって簡単なことじゃないのに。ナウン:そうかな、えへへ。ハヨン:私のマシンガントークもニコニコ聞いてくれます。あと、ナムジュさんも、私たちが「こんなことされた」「あんなことされた」って愚痴ると、本人の3倍くらいの勢いで一緒に怒ってくれるでしょ?全員:そうそう!ナムジュ:それ、聞き上手じゃなくて、ディスり上手じゃない?(笑)チョロン:(笑)。最終的には、文句言ってた本人が「もう大丈夫だから、ナムジュはそれ以上怒らなくていいよ」って言っちゃうもんね。ナムジュ:それが作戦だもん。ふふ。Q.一番、褒め上手なのは?ウンジ:ボミ!オーバーリアクションで「おぉ~!すごい~!ほんと~?」の三段活用(笑)。チョロン:賛成。でも私たちって褒めるのはあんまり上手じゃないよね。なんか照れくさくって。ボミ:そうだね。全員、「褒められて伸びるタイプ」なのにねえ。ハヨン:私は、ウンジさんに歌がうまくなったって言われると、もっと頑張りたくなっちゃう。単純かな?◇エーピンク‘11年、韓国でデビュー。歴代最多の新人賞を受賞。‘14年「Mr.Chu」で、韓国の5大音楽番組で1位を獲得し、同年秋、日本デビュー。今年2月10日、LIVE DVD&Blu‐ray『Apink 1st LIVE TOUR 2015~PINK SEASON~』発売。17日、20日に大阪・東京でファンミーティング開催予定。※『anan』2016年1月20日号より。写真・細見裕美(go relax E more)取材、文・酒井美絵子
2016年01月13日