旬の食材を使ったおいしいご飯やスイーツが豊富な秋は、食欲が増してダイエットがうまくいかないこともありますよね。今回は約2か月で6㎏痩せた筆者が、秋太り対策として気をつけていることについてご紹介します。空腹で買い物に行かない空腹時にスーパーやコンビニへ行き、おいしそうなものや新商品を見ると、あれもこれも食べたいと食欲が高まりがちです。結果的に、必要以上に食べ物を購入してしまっていませんか?たくさん購入して計画的に食べるなら良いですが、毎食や毎日のように食べると太る原因になります。秋太りを予防するなら、空腹状態で買い物に行かないことが大切。また、買い物に行く間に何を購入するかをリストアップしておきましょう。リスト以外でほしいものがあった場合は、よく考えて購入する習慣をつけるのがおすすめです。旬の野菜、魚、果物を食べる夏は暑さから麺類ばかり食べていた人も多いはず。また、揚げ物や麺類、丼物など、ランチのメニューがルーティン化していませんか?和定食のようにバランスの取れた食事や、旬の食材を使った食事で食感や味覚を楽しむように意識して、胃袋と心が満たし、暴飲暴食やハイカロリーを防ぐようにしています。また、秋はおいしそうなスイーツがたくさんあり、つい手に取ってしまう人も多いでしょう。糖質を摂ると脳が“またほしい!”と思ってしまい、おやつや間食が習慣になりがちです。「昨日食べたから今日はやめておこう」「週末に友人とお茶するから平日は控えておこう」など、食べる回数を自制する意識を持つことが大切です。常温〜温かい飲み物を飲む夏は暑さを緩和したり、体温を下げたりするために、冷たい飲み物や食べ物を摂る機会が多かったはず。夏と同じように冷たい飲み物や食べ物を摂り続けると胃腸の冷えが加速し、体の冷えやむくみ、自律神経の乱れ、体の不調を招く原因になる可能性も。少し気温が落ち着き始めたら、涼しい場所などでは常温のものや温かいものを飲んだり、冷たいものを摂る回数を減らしたりすることを意識しましょう。短い時間でも湯船につかる暑い夏はシャワーのみで済ませていた人も多いのではないでしょうか。冷えによるダメージが、季節の変わり目の疲労やだるさ、むくみなどを加速させることもあります。短い時間でも良いので湯船につかり、冷え・むくみ・疲労のケアをおこないましょう。運動をするオフィスや自宅などの涼しい場所で過ごす時間が多い人、座りっぱなしで運動不足な人、暑さから屋外での運動を控えていた人は、運動習慣を取り入れてみてください。気温が低下してきたら、紫外線対策をしつつ、ウォーキングやジョギングなどの運動で全身を動かして代謝や燃焼力を高めましょう。日々できることや意識できることを取り入れると、秋の味覚やお出かけを楽しみながら秋太りの対策ができます。理想の体型を叶えるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。©_KUBE_/Adobe Stock ©amixstudio/Adobe Stock ©metamorworks/Adobe Stock筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年09月11日「朝起きたときから体が痛い」「歩くとすぐに腰から下半身が重だるい」…そう感じる方は、もしかすると背骨周りが固くなっている可能性が。今回は、ヨガインストラクターの筆者も毎日行っている「背骨をしなやかにする方法」をご紹介します。ガチガチの腰になっていませんか?一見姿勢がよさそうに見える方でも、腰回りがガチガチに固まっていると、「疲れやすい」「歩くとすぐに脚がつらくなる」「脚がむくむ」といった悩みを感じることがあります。特に胸を突き出した姿勢や、お腹を突き出す“反り腰さん”は、腰回りが固くなりがちです。反り腰さんは姿勢がよく見えるので、姿勢の問題に本人が気づいていないことも。脚が疲れやすい、下半身だけ痩せにくいなどの悩みがある方は、反り腰になっている可能性があるので注意しましょう。腰をあえて丸めてみよう反り腰さんの腰はとにかくガチガチの状態と言えます。背骨が固くなっているので、背中や腰を丸める動作が苦手なことも。姿勢が崩れたときに猫背や腰を丸めて座ることはできるのに、仰向けになると腰と床の接地面にかなりのスペースが空いてしまい、体がリラックスしにくくなっていると考えられます。そこで今回は、元反り腰だった筆者が意識的に行っている簡単なストレッチをご紹介します。脚の付け根を気持ちよく伸ばそう1.仰向けに寝ます。お尻の下にクッションやヨガブロック、丸めたバスタオルなどを敷き、お尻の位置を高くします。※腰が反らないよう、腰を丸めるようにして、お尻の下の方だけを乗せるようにしましょう。2.両膝を抱え、さらに腰を丸めます。3.左膝だけを抱え直し、右脚は伸ばして床に近付けていきます。4.脚の付け根に伸びを感じられたらOKです。5.5カウントほど数えてキープしたら、膝を曲げて脚をお腹に引き寄せます。6.5セットほど行ったら、反対側も行いましょう。腰を丸めて下ろす動き1.仰向けに寝た状態で膝を曲げます。2.軽く勢いをつけながら、お尻から脚を持ち上げていきましょう。※このとき、腰を丸めるようにして、腰・お尻から脚を持ち上げる意識が大切です。3.背骨を一つずつ床に下ろすように意識して、腰とお尻を床に下ろします。4.肋骨の一番下と腰骨を引きつけるようして、腰が反らないように維持しましょう。この動作を5回ほど行います。5.最後に、可能であれば両膝を伸ばし(辛い場合は、膝を曲げた姿勢でかまいません)、お腹で脚を引きつけるようなイメージで5~10呼吸キープします。6. 終えたら両膝を抱えて休むか、楽な姿勢で休みましょう。腰の固さを自覚しようやってみると、腰の固さがわかる人もいると思います。うまく丸まらなかったり、足の付け根を伸ばすときに腰が自然と反ってしまったりと、腰を柔らかく使う感覚をつかむのが難しいかもしれません。その原因は、腰回りが固くなっていて背骨がうまく使えていないからかも。背骨をしなやかに使えると、体全体がリラックスしやすくなって良い姿勢を維持できるでしょう。腰だけに負担をかける姿勢を改善できるので、疲れやすかった体も変化していくはず。ぜひ試してみてくださいね。©Bangkok Click Studio/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年09月03日デスクワークによる慢性的な肩こりや通勤による立ちっぱなし、子育て世代にも多い腰周りの疲れ…。このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。コリが慢性化してしまうのは、姿勢が崩れていることが要因かもしれません。今回は、体のコリが治らない方におすすめのストレッチを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。背骨リラックスしてる?マッサージしたりお風呂でゆっくりお湯に浸かってもコリが解消しないときは、筋肉をほぐすよりも、姿勢を整えるように意識してみてください。姿勢を整えることで骨格が本来の位置に戻り、頑固なコリがほぐれやすくなると考えられます。姿勢の崩れによって筋肉や筋が引っ張られた状態が定着してしまうと、本来の弾力性を失われ、血流が滞ってしまい、コリやすくなってしまう可能性が。姿勢を整えることで、体の本来の働きがスムーズになり楽になっていくはずですよ。凝り固まった背骨をほぐそう慢性的にコリがある人の特徴として、姿勢の崩れが挙げられます。特に、・骨盤が後ろに倒れて背中を丸めて座っている・お腹を突き出して下半身に体重をかけて立っている・首を前に突き出して、胴体より頭が前に出ている(スマホ首)などが挙げられます。ご自身で思い当たることや、同様の姿勢をとっている人はいませんか?自分でも無意識のうちに、体が傾いてしまっているかもしれません。まずは背骨の柔軟性を取り戻し、本来の姿勢を整えていきましょう。胴体の上に頭が乗り骨盤が床に対してまっすぐであれば、体に軸が通ります。すると、重たい頭を胴体が支えることができ、お腹や背中の体幹で腰の負担や脚の負担が軽減されます。背骨を柔らかく、姿勢の土台を整えるストレッチ1.かかとを立てて、その上にお尻をのせた姿勢で座ります。2.頭から背骨を上に伸ばし、自然と腰がまっすぐに立つように座りましょう。このとき腰を反らさないように注意して、リラックスします。3.四つ這いの姿勢になります。4.手の位置を動かさず、お尻をかかとにおろします。5.息を吸いながら首から胸までの背骨を斜め上方向へ伸ばしていきます。腰は無理に反らさず、背骨を伸ばすことで自然に反る程度でOKです。6.息を吐きながら頭を下げ、背骨から骨盤までを丸めるようにしていきます。お尻がかかとから浮くほど、しっかりと背中と腰を丸めましょう。これを1セットとし、10回程度続けて行います。終えたあとは、楽な姿勢でリラックス。体の刺激の余韻を味わいます。慢性的なコリがある人ほど丸められない?コリがつらいときは、筋肉が硬直して背骨の動きが悪くなっています。背骨を丸めるときに首や腰が痛かったり、丸めにくいと感じるかもしれません。息を吐きながら体の力を抜いて頭の重みを使い、背骨が丸まっていくイメージを持ちながら無理なく続けてみてください。お風呂上がりなど体が緩んでいるときがオススメですよ。©metamorworks/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文 / 上村由夏
2023年08月29日「ダイエットをしてもなかなか効果が出ない」「全体的には痩せているはずなのに、ぽっちゃりして見える」……そんな人は、“肩”が柔らかすぎることが原因かもしれません。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ダイエットしても痩せにくい人の特徴と対策についてご紹介します。あなたの肩は柔らかいですか?女性は肩の柔軟性が高い傾向にあり、本来肩甲骨が動いてフォローするべき体の動きを、肩が全部カバーしてしまっている人も。そうすると、肩の可動域だけがどんどん広がり、背中が動かない状態になりやすいのです。肩の位置が歪んだり不安定になると、背中周りのお肉が残るなど、ぽっちゃりした肩周りの原因となることも考えられます。この場合、次のように肩甲骨を動かして肩を整えましょう。肩のラインを意識して1.椅子か床に座ります。2.両腕を鎖骨の位置で左右に広げます。3.肘を曲げて、指先を天井方向へ。4.肘から下を、息を吐きながら交互に下げて、指先を下に向けます。5.息を吸いながら腕をチェンジし、吐きながら肘下から指先を下に向けます。6.30秒繰り返しましょう。背中の柔軟性を整える次に、背中の柔軟性を整えましょう。1.立った姿勢で、右腕に500ml程度のペットボトルを持ちます。2.左手は後頭部へ置き、肘を開きます。3.息を吸います。息を吐きながら、右方向へ体側を傾け、左体側を伸ばしていきます。ペットボトルの重みを意識しながら胴体を元の位置に戻しましょう。4.5~10回程度繰り返したら、反対側も同様に行います。肩甲骨を動かそう!肩コリをほぐすときなど、肩を起点とした動きには少しだけ注意が必要です。肩甲骨を意識して動かすことで、肩の位置が歪むのを防ぐことに繋がります。背中が良く動くようになると、見た目もすっきりしてくるはず。ぜひ試してみてくださいね。©metamorworks/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文 / 上村由夏
2023年08月22日一年を通して太る原因は様々ですが、特に夏に太りやすいという方は、季節特有の理由で太りやすい状態になっているのかもしれません。今回は現役ヨガ講師の筆者が、夏太り解消のエクササイズと、太りにくい生活習慣についてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね!夏に太る原因とは?・基礎代謝が落ちる冬は気温が低く体を温める必要があるため、基礎代謝が上がるとされています。しかし夏は気温が高いので基礎代謝が下がり、エネルギーの消費が減る傾向があるのです。・高カロリー、糖質多めの食事をしがち夏は冷たい飲み物にアイスなど冷たいものがたくさん登場しますよね。冷たい食べ物は内臓を冷やし、内臓の温度が下がることによって代謝が落ちてしまう恐れも。また、麺やアイスはカロリーが高いものが多く、摂りすぎには注意しましょう。・運動不足になりがちこの猛暑で中々運動する機会が作れないという方も多いでしょう。夏は汗をかくのでカロリーを消費しているように感じるかもしれませんが、それはただ体温を調節しているだけのこと。室内でできる運動や、夕方や早朝の涼しい時間に外でウォーキングするなど、工夫しながら体を動かすことを意識しましょう。代謝アップを目指す簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つ這いになる2.右足を後ろに伸ばし、吐く呼吸で右膝を顔に近づける(5回繰り返し)3.次に左手を前に伸ばし、右膝と左肘を近づける(5回繰り返し)4.反対も同様に行う生活習慣を整えることがダイエットへの近道夏の時期は代謝を上げる習慣が大切です。高カロリー、糖質の高い食べ物はほどほどにし、消化に良い食べ物や栄養バランスを考えた食事を意識しましょう。また、お風呂はシャワーで済ませず湯船に入って体を温める、睡眠不足に気をつけるなど、生活で意識できることは沢山あります。無理なく継続できるものから実践していきましょう!©ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年08月19日汗をかいていて食欲も減っているのに、なぜか体はむくんで体重も増えている…なんて経験はありませんか?今回は、約2か月で6㎏痩せたエステティシャンが、夏太り対策のために心がけていることについてご紹介します。夏太りしていると感じている方は、必見です。汗をかいているからといって、体重が減るわけではない!夏は少し動いただけで汗をかきやすく、痩せやすいと思っている人も多いでしょう。しかし必ずしも、汗をかく=痩せる・体重が減る、というわけではないのです。夏太りしやすい原因として、・冷たい飲み物、糖質の多い清涼飲料水、麺類を食べる機会が増える・エアコンの効いた室内で過ごす、運動など体を動かす機会が減る・睡眠の乱れ、内臓の冷え、運動不足などから自律神経が乱れやすくなることが挙げられるでしょう。夏は代謝量や活動量が減りやすいのに対して、太りやすい食べ物や生活習慣によって夏太りを招くことも。夏太りしないためには消費エネルギーを高めつつ、糖質過多や摂取カロリーがオーバーしないように気をつけることがポイントです。麺ばかりの食生活はNG暑い日々が続くと食欲も落ち、手の込んだものを作るのが面倒と感じることもありますよね。昼はさっぱりしたそうめんや冷やし中華、夜は簡単にできるパスタやカレーのような単品メニューになっていませんか?振り返れば連日麺類を食べていた…ということもあるのではないでしょうか。手軽で食べやすいですが、筆者は麺類を食べるのは週に2回までにしています。また、昼に麺類を食べたら、夜は豚しゃぶサラダや豆腐サラダ、野菜と魚や肉などバランスを考えたメニューにして調整。連日麺が続くような食生活にならないように気をつけています。シャワーだけで済ませない夏は暑いからとシャワーだけで済ませていませんか。夏は日中の暑さや発汗、エアコンの冷えなど温度差によって体の不調を招きやすいので、1日の疲労を取り、冷えや不調を防ぐためにも湯船に浸かるのがおすすめです。筆者の場合は、窓を開けて換気しながらのぼせないようにしています。また、飲み物を持ち込んでこまめに水分補給をしていますよ。エアコンの温度を下げすぎない外から帰ってきたときや就寝時など、ついついエアコンの温度を下げてしまうのではないでしょうか。熱中症対策としてエアコンを活用するのは大切ですが、温度が低い部屋で長時間過ごすと体の冷え、疲労、自律神経の乱れを招きやすくなるので、温度を下げすぎないようにしています。どうしても暑く感じるときは、扇風機を併用し部屋に風を循環させています。また、アイス枕を使うと体感温度が下がるのでおすすめです。体の内外から夏太り対策を体を冷やす食事や生活習慣が、夏太りを招くこともあります。暑いからといって冷たい食べ物やスイーツばかり食べ続けたり、エアコンで体を冷やしすぎないように気をつけましょう。また、夏バテしないために栄養バランスを考慮したスタミナのある食事を摂る、夜更かしなどで生活リズムを乱さない、といったことも意識してみてくださいね。©PeopleImages.com - Yuri A/shutterstock©Chiristsumo/shutterstock筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年08月17日毎日暑い日が続きますね。体力が奪われやすく、疲れも溜まりやすいこの時期は、夏バテに注意が必要です。今回は、すでに疲れが取れないと感じている方にも、夏バテを予防したい方にもおすすめのストレッチを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。重心が下に下がると疲れやすくなる!?体がだるさを感じると、姿勢が丸まって上半身の重みが下半身にずっしりとかかりやすくなります。肋骨が下がり、内臓を圧迫する丸まった姿勢は、食欲不振や体の循環を滞らせる原因になることも。巡りが悪くなると疲れを感じやすくなり、夏バテを起こしやすくなるでしょう。夏バテの改善を目指すなら、縮こまった肋骨周りから腰を伸ばし、重心が下がらないようにケアするのがおすすめです。朝晩1回ずつでいいので試してみてくださいね。朝晩1回ずつの巡りストレッチ1.あぐらで座ります。2.頭から背骨を上に伸ばし、腰は反らしすぎず楽にさせておきましょう。3.息を吸いながら、右腕を肩甲骨と肋骨の横から引き伸ばすように頭上へ上げて、左方向へ倒していきます。このとき、肋骨の横を伸ばしていくように意識し、腰はカーブさせすぎないように注意します。4.息を吐きながら上体を前に倒し、背中から腕を左斜め前方の遠くへ引っ張っていくようにストレッチ。右の背中が伸びるのを感じましょう。5.ここで3回呼吸します。6.息を吸うタイミングで胴体を右後方へ開きながら、右腕を後ろへ倒していきます。このとき肋骨を右へ回転させるようにして背骨をねじりましょう。7.無理がなければ、右腕を後ろの床へ下ろし、肋骨前側を伸ばすように意識して5回呼吸します。辛い場合は、腕を上げたままキープしましょう。8.反対側も同様に行います。終えた後の呼吸のしやすさもチェック肋骨周りの縮みが取れると、呼吸がしやすいと感じられるはず。深い呼吸が楽にできると、体の巡りがよくなることにもつながります。疲れが溜まっていて深い呼吸ができていないと感じるときは、このストレッチを取り入れてみてください。ストレッチで夏バテを予防し、暑い夏を乗り切りましょう。©metamorworks/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年08月13日近年「膣トレ」という言葉を見たり聞いたりすることが増えました。膣トレとはその名前のとおり、膣を鍛えるトレーニングのこと。なかでも、骨盤の底にある「骨盤底筋群」が弱ると、尿もれや頻尿などのトラブルを引き起こしやすくなったり、ボディラインの崩れにも影響が出る可能性があります。今回は現役ヨガ講師の筆者が、寝る前にできる簡単トレーニングをご紹介!ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。骨盤底筋とは?「骨盤底筋」とは、骨盤の底にある筋肉の総称で、骨盤内の臓器を正しい位置に保つ役割と、排尿や排便のコントロールの役割があります。他の筋肉と同様に、歳を重ねるうちに自然と筋力が落ちやすくなるので、意識的に動かして筋力をキープすることが大切です。骨盤底筋が弱ると…妊娠出産や加齢、肥満、運動不足などが原因で骨盤の筋力が落ちやすくなると言われていますが、筋力が落ちると、以下のような影響が出ることも考えられます。・尿漏れや頻尿などの尿トラブル・ぽっこりお腹、お尻が垂れやすくなる・猫背や反り腰など姿勢の崩れ骨盤底筋は、様々な臓器を支える土台となる筋肉です。筋力が弱まることでボディラインが崩れやすくなるだけでなく、尿漏れやトイレの回数が多くなり夜何度も起きてしまうなど、生活にも影響が出ることもあるでしょう。ベッドの上でも出来る「簡単膣トレ」それでは早速、ベッドの上で寝たまま出来るトレーニング方法をご紹介します。骨盤底筋の筋肉を収縮、弛緩させる運動の「ケーゲル体操」の基本的なやり方と応用編になります。やり方をチェック!基礎編1.仰向けになり、膝を立てる2.膣や肛門を引き上げるようにゆっくり力を入れる3.5〜15秒程度引き上げたままキープ4.ゆっくり力を抜く5.5セット程度同じように行う※息を吸うときに引き上げ、息を吐くときに緩める応用編1.仰向けになり、膝を立てる2.膝を外に開き、足裏を合わせる3.息を吸いながらお尻を持ち上げ、膣や肛門を引き上げる4.5〜15秒程度引き上げたままキープ5.息を吐きながらゆっくりお尻を下ろし力を緩める6.5セット程度同じように行ういつでもどこでも膣トレは可能!今回は仰向けでできるトレーニングをご紹介しましたが、「ケーゲル体操」は立った姿勢でも座った状態でもできます。電車の中やデスクワーク中、テレビを見ている時間や歯磨きしている時間など、いつでもどこでも取り入れやすい運動です。日常的に膣トレを実践することで様々な尿トラブルの予防や解消に繋がるだけでなく、ボディメイクなどの美容や健康面でもきっと様々な恩恵が期待できると思います。ぜひ今日から取り入れてみてくださいね!©Chonlatee42/shutterstock©Chonlatee42/shutterstock筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年08月08日夏太りの原因として考えられるのが、「冷え」と「むくみ」です。クーラーで冷えた室内にじっとしていると、基礎代謝が落ちたり冷えやむくみ太りの原因になることも。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。冷房による冷えとむくみに注意外が暑いからといって、冷房がきいた室内で体を動かさないでいると、リンパの流れが滞ってしまい、全身の巡りに影響することも。今回は、冷房による冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。伸ばして気持ちい関節まわりストレッチ1.両脚を肩幅の2.5倍程度広げます。2.両手を両膝にのせて膝を曲げながら、腰を下方へ下ろしていきます。※このとき姿勢を前のめりにするようにして、両手で両脚を開きながらバランスをとりましょう。脚に体重を乗せると辛くなるので慎重に。3.息を吸います。息を吐きながら左肩を下げながら右方向へ上体をねじっていきます。肩甲骨に刺激が入っているのを確認しましょう。4.息を吸いながら元の位置に戻り、息を吐きながら反対側も同様に行います。左右1セットとし、5~10回ほど繰り返します。ストレッチで体の巡りを良くしよう肩甲骨まわりが硬いと、上体をねじる際にひねりにくく感じるかもしれません。ポイントは、上体を前屈みにしながら肘を固定して上体を支えること。そうすると自然と股関節にもストレッチが入り、動かしやすくなるはず。気持ちよくできる範囲を探しながら、冷えて滞った体の巡りを取り戻していきましょう。©Oscar Wong/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年08月03日猛暑が続いていますね。冷房がきいた室内にいる時間も長くなり、外との気温差に体がついていかないこともあるのではないでしょうか。寝ても取れないだるさを感じたり、体が冷えたりしていませんか?今回は冷房で冷えた体を温める「簡単習慣」と、全身の循環を良くする巡りケアをご紹介します。だるさやむくみを感じていませんか?熱中症予防のために冷房を使うことは大切ですが、いつの間にか体が冷えたりだるさやむくみを感じることも。そんなときは、体を軽く動かして全身の循環を良くしておきましょう。1日1回でもやっておくと、日中の体調や夜の就寝時の寝つきなどが良くなる可能性がありますよ。朝や、だるくなったと感じたときにできる巡りケア1.両脚を腰幅に開いて立ちます。2. 両腕は後ろに回して、両手を握ります。できるだけ手のひらをくっつけておきましょう。3. 肩甲骨や鎖骨を下げるイメージで、腕を下方へ引っ張りましょう。4. このとき、腰を反らないように注意しましょう。5.息を吐きながらしゃがんでいきます。6.かかとが床につかず辛い場合は、手を離して床におろしましょう。7. 息を吸って重心を少し前方へ(スネに力が入る程度)。8. 息を吐くタイミングでしゃがんだ体を再び起こします。9.これを1セットとし、5~10回行います。脚の後ろ側をしっかりと使いましょうしゃがんだり立ったりする動きで、脚の筋肉を伸縮させ、循環を促します。姿勢が悪いと、太ももの後ろやふくらはぎがかなり疲れると思います。姿勢の悪さはむくみの原因になりやすいので、このケアできつくない程度に筋肉を刺激してみましょう。夏バテ症状を吹き飛ばすためにも、是非試してみてくださいね。©metamorworks/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文 / 上村由夏
2023年07月30日肌見せの季節に気になる身体のパーツといえば、「二の腕」と答える方は多いのではないでしょうか。年齢とともに痩せにくくなる部位でもあるので、普段からケアしておくことが大切です!そこで今回は、放っておきがちな「二の腕」にも「背中」にもアプローチできるエクササイズを、現役ヨガ講師の筆者がご紹介します。なかなか運動が続かないズボラさんも簡単に続けられる動きなので、ぜひおうち時間やお仕事の合間に取り入れてみてくださいね。二の腕や背中にお肉がつく原因お腹や脚に比べて、自分自身では見えにくい二の腕や背中。放っておきがちな部位ではありますが、年々お肉がつくようになってきた……と気になっている方も多いのではないでしょうか。お肉がつく理由として考えられるものは以下のとおりです。姿勢の悪さ猫背や巻き肩気味の方は要注意!姿勢が悪いと、二の腕や背中にお肉がつきやすくなります。肩周りや腕の位置が整うと余計な脂肪がつきにくくなるため、正しい姿勢を心がけることが大切。デスクワークやスマホの使用中は、特に姿勢を意識すると良いでしょう。運動不足・筋力低下年齢とともに筋力は低下していくとされています。特に、普段の生活で二の腕の筋肉をたくさん使う場面は少ないので、自然と脂肪がつきやすい状態に。脂肪を燃焼させるには、筋肉が必要不可欠と言えます。冷え・むくみ冷え・むくみはダイエットやボディメイクの大敵!夏は冷たいものをたくさん摂りがちですが、なるべく身体の芯から冷えないよう、血行促進に効果的な食事や、老廃物を溜めないような生活を意識することが大切でしょう。脂肪の蓄積脂肪が蓄積する原因として、食事と運動が挙げられます。食生活の乱れや運動不足に心当たりがある場合は、脂肪を溜め込みやすくなっているかもしれません。まずは生活習慣を見直すことから始めてみましょう。道具も場所も必要なし! ズボラさんでもできる簡単エクササイズ二の腕や背中というと、手を床について行うトレーニングやエクササイズも多いですが、今回はヨガマットもダンベルも何も使わず、簡単で手軽にできる動きをご紹介します。動画を見ながら、ぜひ一緒にやってみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.好きな座法で座り、姿勢を整える2.肘と前腕を身体の前で合わせる3.そのまま腕を上下にゆっくり動かす4.10~20回を目安に繰り返し行う※肘が離れず、肩がすくまないように注意する簡単ボディメイクは日常の意識からお伝えしたエクササイズはもちろん、普段から腕や肩周りをよく動かす動作を意識的に行うことで、効率よく理想のボディラインが目指せるでしょう。ご自身の体調に合わせて続けてみてくださいね。©RyanKing999/gettyimages筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年07月27日多くの方は上半身の重みを脚に乗せて、脚だけで体を支えて歩いています。そのような歩き方になる原因は、“姿勢の崩れ”かもしれません。歩くだけで疲れるようなら、脚がむくみやすい姿勢になっている可能性も…。ヨガインストラクターの筆者が、筋肉太りやむくみにつながる「NG習慣」と、体幹を整えるストレッチをご紹介します。歩き方で強化されてしまうむくみ脚マッサージや脚やせエクササイズをしても、脚に負担のかかる歩き方をしていたら意味がないでしょう。効果を打ち消すどころか、歩くたびに余計な力みや筋トレを繰り返すことになってしまうかも…。脚の太さやむくみに悩んでいる方は、歩き方と歩くときの姿勢を意識して変えていきましょう!膝を曲げた行進歩き猫背さんに多いのが、歩くときに膝の裏が伸びず、膝を曲げたまま行進するように歩くスタイル。歩幅が浅いのも原因のひとつといえますが、後ろ足を地面から離すときに膝が伸びきらず、曲がったまま歩いていたら要注意です。前に出した脚が地面に着地する際、ふくらはぎに力が入ったまま踏みしめる形になってしまいます。これでは、地面に脚が着地するたびにふくらはぎに力が入ってしまうでしょう。本来は歩くたびに足首がしなることでふくらはぎが伸縮し、血液の循環を促しますが、それが毎回力で止められているようなイメージです。行進歩きをしているときは足首も硬くなっており、むくみ脚やたくましいふくらはぎになりやすくなります。太ももを太くする姿勢立っているときに、膝の裏をピンと張りすぎていませんか?膝の裏を伸ばしすぎると、自然と腰が反り、お腹を前に突き出したような姿勢になります。すると骨盤が歪み、体を支えにくい体勢に。このような体勢では、歩くたびに腰が反ってしまい、太ももの前や横に力が入ります。反対に骨盤を支えるのに大切な内ももやお尻の力は使えないため、下半身全体が痩せにくく、お肉がついた印象になりかねないのです。太ももの裏をストレッチして歩くフォームを整えよう上記の歩き方や姿勢は、下半身にかなりの負担がかかりやすい状態です。上半身の筋力がうまく使えないため、下半身だけがたくましくなっていく可能性も。まずは足運びを軽くして、太ももの後ろ側やお尻、内ももが使えるように体勢を整えましょう!1.両脚を腰幅に開きます。2.膝の裏を少しだけ緩めて緊張させないようにしましょう。そうすることで股関節周りに余裕ができるはず。股関節を外側へ回転させるイメージでお尻を意識します。3.後方へお尻を突き出しながら、膝を曲げて上体を屈ませ、肘を膝の上におろします。お尻を後方斜め上に突き出すようにしながら、足の裏で床をしっかり踏みしめましょう。太ももの後ろ側とお尻との境目、膝の少し上が伸びているのを感じてみてください。太ももの後ろが縮んでいると感覚を感じにくいので、丁寧にポジションを探します。4.30秒キープします。終えたら一度リラックスし、3セット行います。引っ張る力がポイント上記のストレッチは、太ももの後ろを引っ張る力を維持するのがポイントです。30秒もキープしているときつくなってくるかもしれませんが、太ももの後ろが硬くなっている証拠なのでしっかりと伸ばしてください。そのあと歩いてみると足運びがかなり楽になり、歩きやすさを実感できると思います。歩き方は体型を左右する要因の一つなので、下半身だけが疲れやすい人は是非行ってみてくださいね。©Indeed/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年07月21日夏は薄着になる機会が増えるので、ボディラインをすっきりさせたい人も多いのではないでしょうか。今回は約2か月で6㎏痩せた筆者が、夏にやりがちなNGダイエットについてご紹介します。NG1.水を飲む量が少ない夏の時期は気温や湿度の上昇によって発汗しやすく、体内の水分が減少しやすくなるため、“こまめに水分補給すること”が大切。水分補給はお茶やジュースなど味のついたものよりも、「何も混ざっていない水」がおすすめです。一日の水分摂取量が少ないと体内の水分のめぐりが悪くなり、むくみ、太りやすさ、だるさ、疲労感などを招きやすくなるでしょう。日中の水分補給には水を、大量に汗をかいた後やスポーツ後は塩分も失われるのでスポーツドリンクを。お茶やジュース、コーヒーなどは休憩時に量を調整しながら飲むなど、割合を考えるようにしましょう。NG2.食欲がないからといって食べない暑くて食欲がないとき、つい食事を抜いていませんか?食事は活動のエネルギーとなるため、食事を抜くとエネルギー不足、やる気の低下、暑さによる夏バテなどを引き起こしやすくなります。筆者はこのようなとき、食事を抜くのではなく、栄養バランスを考えた消化の良いものや食べやすいものを摂取するように意識しています。NG3.冷たい飲み物や食べ物ばかりを口にする暑いときは、体温を下げるために冷たい飲み物や食べ物が恋しくなりますよね。しかし、冷たい飲み物や食べ物ばかり摂取していると、内臓が冷えやすくなり、代謝の低下や体の冷えを招く可能性も。外出時や帰宅時などは、冷たい飲み物や食べ物で体をクールダウンさせることも大切ですが、涼しい場所で過ごすときは常温の飲み物を選ぶようにしています。また、昼に冷たいサラダや麺類を食べたら、夜は体を温める食材を使った料理を食べるのもいいでしょう。NG4.湯船につからずシャワーだけで済ませる夏は暑いのでシャワーだけで済ませる、という人も多いのではないでしょうか。実は、夏は日中の汗やエアコンによって体の芯が冷えやすい時期です。冷えによる血行不良は、体のだるさや疲労感、むくみ、代謝の低下につながりかねないため、夏も湯船につかって冷えをケアしましょう。夏の入浴で気をつけたいポイントは以下のとおりです。・お湯の温度を少し下げる・換気を行い、涼しい空気を入れる・入浴前後に水を飲む・長時間の入浴の際は、水を入れたボトルを持ち込んで水分補給をするダイエットは正しいやり方で!夏は暑くて汗もかきやすいので痩せやすい時期ですが、冷たい食事やエアコンでの冷えによって、むくんだり痩せにくさを感じたりする季節でもあります。熱中症や夏バテ対策として体感温度を下げつつ、冷やしすぎないように食事の摂り方や入浴などで冷え対策も意識してみてくださいね。©B2M Productions/kieferpix/Boy_Anupong/gettyimages筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年07月08日「しょっちゅう腰が痛い」「最近よくつまずくようになった」「ボディラインが崩れてきた」などのお悩みを抱える人もいるでしょう。それらの原因は、”腸腰筋の衰え”にあるかもしれません。今回は、現役ヨガ講師の筆者がベッドの上でもできる簡単エクササイズをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!腸腰筋とは?上半身と下半身をつなぐ筋肉である「腸腰筋」。腸腰筋とは大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉の総称であり、腰から足の付け根にかけて伸びるインナーマッスルのことを指します。腸腰筋は、股関節の動きや姿勢の維持、体幹を安定させるために重要な役割を担っています。腸腰筋が衰えるとどうなる?一概には言えませんが、腸腰筋が衰えたり凝り固まると、次のような状態を引き起こす可能性があります。・腰痛・猫背・足の痺れ、だるさ・お尻のたるみ・ぽっこり下腹・姿勢の崩れ・つまずきやすいデスクワークや車の運転をすることが多い方、運動不足の方は特に骨盤が後傾しやすく、姿勢を維持する力が衰えて体全体のバランスが崩れがちです。姿勢が悪いと見た目だけではなく、歩行時につまずきやすくなったり、体に負担がかかって腰や背中に痛みが出やすくなることも。それ以外にも、代謝が悪くなるのでダイエットにも悪影響を及ぼしかねないのです。腸腰筋を”鍛えて緩める”簡単習慣腸腰筋を鍛えたりコリを解消することで、腰痛の改善・予防のほか、ボディラインや姿勢が整い、痩せやすく太りにくい体作りにもつながります。では早速、腸腰筋を”鍛えて緩める”簡単習慣をご紹介します。ベッドの上でもできるので、毎日のルーティンに取り入れてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり、腰の下に両手のひらを入れる。2.両足をまっすぐ伸ばし、右足は真上に持ち上げる。3.右足のかかとを遠くへ伸ばすようにしながら、床に着く手前まで下ろす。4.1~3を10回行う。5.両手で右膝を抱え、左足はかかとを前に押し出すようにして伸ばす。6.右膝を伸ばして真上に持ち上げ、両手で右足のもも裏をつかんでストレッチする。7.数回呼吸してから右足をほどき、左足も同様に行う。まずは立ち姿勢・座り姿勢を見直してみて姿勢を意識してエクササイズを継続することで、腰痛予防だけではなくボディメイクにも期待できます。まずは自分の座り姿勢から骨盤が後傾して背中が丸まっていないか意識してみてください。また、立ち姿勢のときに片足重心になっていたり、骨盤が前傾・後傾していないかをチェックしましょう。ご自身の体調に合わせながら、ぜひ行ってみてくださいね!©Peter Dazeley/gettyimages筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年07月03日皆さんは自分の骨格タイプをご存じですか?骨格タイプは、持って生まれた体の特徴から3つのタイプに分類されます。自分の骨格タイプを知ることで、自分に合う運動方法や似合うファッションがわかるようになるかも。現役ヨガ講師の筆者が、骨格タイプ別のおすすめエクササイズをご紹介します!まずは自分の骨格タイプを知ろう骨格タイプは、大きく「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つに分類されます。まずは自分がどの骨格タイプに当てはまるかをチェックしましょう。骨格ストレートタイプの特徴・立体感がある・グラマラス体型・バストやヒップの位置が高め・デコルテや胴回りに厚みがある・おへその位置が高く足が長い・胴が短く、くびれができにくい・筋肉がつきやすい・肌や体など、全体的にハリや弾力がある・上半身にボリュームがある・お腹周りに肉がつきやすい骨格ストレートタイプにおすすめのエクササイズ骨格ストレートタイプの人は、上半身からお肉がつきやすい傾向が。二の腕や太ももが張りやすく、脂肪も筋肉もつきやすいので、トレーニングをしすぎるとガッチリした印象になってしまう可能性があるでしょう。骨格ストレートタイプの人におすすめなのは「有酸素運動」です。お腹や二の腕など、気になるパーツを引き締めつつ、肉質が張りやすいのでマッサージも取り入れるといいでしょう。有酸素エクササイズ1.肩下に手をつき、足を後ろに伸ばす。2.左右の膝を交互に両腕の間にテンポよく引き寄せる。※このとき腹圧を入れて背中をまっすぐにし、上半身がブレないように意識します。3.30秒間連続で行う。骨格ウェーブタイプの特徴・曲線的な体型・華奢で首が長い・上半身が華奢でくびれがある・バストや腰、ヒップの位置はやや低め・下半身に重心がある・ウエストとヒップの差が大きい・下半身に肉が付きやすい・筋肉より脂肪が付きやすい・肌質は柔らかい質感骨格ウェーブタイプにおすすめのエクササイズ骨格ウェーブタイプの人は、下半身にお肉がつきやすいと言われています。多少太っても上半身は華奢なままでくびれが残りやすいため、太っても気づかれにくいです。また、肌質が柔らかいのでたるみが出やすく、上半身が華奢に見える分、痩せると胸元が寂しくなることも。筋肉がつきづらいので体が冷えやすく、代謝が下がり、そうなると体に脂肪がつきやすくなるのです。骨格ウェーブの人は、「筋肉トレーニング」を取り入れると良いでしょう。全身を効率よく鍛え、ヒップアップを目指せる「スクワット」、そして胸周りのトレーニングがおすすめです。全身を鍛えるスクワットエクササイズ1.足を腰幅程度に開き、足先はやや外側へ向ける。2.吐く息とともに腰を斜め後ろへ下げ、膝はつま先より前に出ないようにする。3.息を吸いながらお尻と内ももの筋肉を意識し、体を起こす。4.姿勢を正し、休憩を入れながら10回3セット行う。骨格ナチュラルタイプの特徴・骨格がしっかりしている・モデル体型・太りにくい・骨や関節が大きい・お尻が平面的・肩幅が広い、鎖骨がくっきり出る・体に対して手足が大きめ・筋肉も脂肪も感じにくい肌質骨格ナチュラルタイプにおすすめのエクササイズ骨格ナチュラルタイプの人は、太りにくく、太ったとしても全体的に均等に脂肪がつく傾向があるでしょう。お肉がつくほどに寸胴に見えるので、ウエストを鍛えてくびれを作るトレーニングがおすすめです。筋肉も脂肪もつきづらいタイプですが、胸やお尻を重点的に鍛え、メリハリをつくるトレーニングが良いでしょう。お尻とお腹に効かせるメリハリエクササイズ1.肩下に手をつき、四つ這いになる。2.右足を後ろに引き、お尻の筋肉を意識して並行からやや上に足を持ち上げる。3.吐く息とともにお腹の筋肉を意識しながら膝を顔に近づけ、背中を丸める。4.休憩を入れながら10回3セット行い、反対側も同様に行う。自分に合ったエクササイズで痩せ体質を目指そう顔が一人一人違うように、体型もそれぞれ異なります。今回3つの骨格タイプをご紹介しましたが、なかには「どれにも当てはまらなそう…」という人もいるでしょう。その場合、最も近い骨格タイプのエクササイズから始め、無理のない範囲で続けてみましょう。ぜひダイエットの参考にしてみてくださいね!©megaflopp/gettyimages筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年07月01日はみ出たお肉や姿勢など、背中周りのボディラインが気になっている人もいるでしょう。しかし、後ろ姿を自分でチェックするのは難しく、人から指摘されて初めて気がつくことも…。今回は、ヨガインストラクターの筆者が簡単にできる肩甲骨ケアをご紹介します。肩甲骨をしっかりと動かして、後ろ姿美人を目指しましょう。背中をすっきりさせたいなら、肩甲骨をほぐそう背中の印象は思った以上に大きいものの、自分ではなかなか気づけないことも。背中をすっきりさせるためのポイントは、肩甲骨です。肩甲骨をしっかり動かせるようになると姿勢が整い、ぽっちゃりした印象のシルエットも変化していきますよ。“背中美人”を目指す肩甲骨エクササイズ1. 両腕を鎖骨の位置で横に伸ばし、肘を曲げて指先を上に向けます。※このとき、肘が下がらないように注意しましょう。2. 息を吸いながら両肘の位置を固定し、息を吐きながら片方の手を下方向に向けます。3. 息を吸いながら腕をチェンジし、息を吐きながら反対側の手を下方向に向けます。4. この動きをリズミカルに30回行います。デコルテ周りもスッキリ!肩甲骨を動かすときは、肩関節から腕を回すように意識しましょう。このエクササイズは猫背がちの姿勢を整え、巻き肩の肩の調整も促します。毎日続けることで、背中がスッキリする以外に、鎖骨のラインも美しく整えてくれますよ!©Liudmila Chernetska/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年06月30日半袖やノースリーブの季節に気になりがちな、二の腕のお肉。二の腕のダイエットといえば、筋トレを思い浮かべるかもしれません。ですが、実は二の腕痩せのために筋トレをすると逆効果になることも…。今回は筋トレに走る前に取り入れたい、ほっそり二の腕が目指せる「簡単習慣」をご紹介します。二の腕に筋トレはNG?二の腕を引き締めたくて、筋トレを頑張っている人もいるかもしれません。しかし、筋トレとは筋肉を鍛えること。脂肪がついたまま行うと、筋肉がたくましくなるうえに脂肪がのり、引き締めるどころか余計に存在感が増してしまう可能性があります。二の腕のたるみの原因は背筋にあり二の腕を動かす筋肉は、背中と関係しています。背中を丸めるような姿勢が癖になって姿勢が崩れると、背中の動きが悪くなり、二の腕の筋肉が日常的に使いにくくなることも。特に関節の動きが悪くなると、そこに脂肪が残り、自然と二の腕にお肉が残りやすくなるのです。二の腕痩せを目指すなら、筋トレをする前に背筋を鍛えることが大切。姿勢を整えると骨格が整い、日常生活で二の腕の筋肉を効果的に使いやすくなるでしょう。二の腕がたるんできたなと感じたら、姿勢が崩れているサインかも。姿勢が美しく骨格が整っている人は、二の腕もすっきりしていることが多いですよ。二の腕をすっきりさせる「背筋エクササイズ」1.床にあぐらで座ります。あぐらが辛い方は、椅子に座りましょう。2.骨盤から上体を斜めに倒すようにして、両腕を膝から手のひら3枚分ほど前に下ろします。このとき腰が反らないように注意!腰が反ると背筋が効果的に使えません。背中から骨盤のラインを真っ直ぐにしましょう。3.息を吸います。4.息を吐きながら、背中から両腕が生えているような意識で、両腕を耳の横あたりまで持ち上げます。※辛い場合は背中が硬くなっている可能性があるので、できる範囲でOKです。5.腰は反らさず、肩甲骨から二の腕、指先へと、順番に伸ばすように意識します。6.5~10カウントキープし、息を吸うタイミングで腕を元の位置に戻します。7.腰が反ることなく、背中と二の腕の負荷を感じながらできた方は、両肘をつかんだ姿勢でも試してみましょう。8.この動きを10回程度行います。背中と二の腕の疲れ具合が目安このエクササイズは、腰が反ると背筋や二の腕に負荷がかからず、腰を痛めてしまいます。お腹を少し丸めるようなイメージで、腕を上げるときにしっかりと背中から腕を伸ばすのがポイントです。二の腕と背中に疲労感があれば、やり方はバッチリ。ただし、肩こりがある方や背中が硬い方は、腕を上げにくいはずです。二の腕に脂肪がつく姿勢が定着している可能性があるため、無理せずできる回数を丁寧に行いましょう。©Pixel-Shot/shutterstock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し、全国を出張しながらレッスンをしている。文/上村由夏
2023年06月27日「ダイエットをしているのに太ももの張りがなかなか取れない」「運動をしていないのに前ももがパンパンに張っている」など、太ももの前側の張りに関するお悩みをよく聞きます。今回は、現役ヨガ講師の筆者が、前ももが張る原因と対策、手軽にできる簡単ストレッチをご紹介します。前ももの張りが気になる方は、毎日続けてみてくださいね!前ももが張ってしまう原因前ももが張る原因は、主に4つあると考えられます。日常の何気ない行動が前ももの張りにつながっていることもあるので、まずは自分のクセに気付くことから始めましょう。1.体の歪み骨盤の歪みは、前ももが張る原因になる可能性が。特に「反り腰」のように、骨盤が前傾していると前ももの筋肉が張りやすくなります。それだけでなく、O脚の原因になったり、下半身の血流が滞って脂肪を溜めやすくなったりするのです。2.むくみ脚は心臓から離れている上に負担がかかりやすいため、むくみを感じやすい場所です。血流やリンパの流れが滞ると、水分や老廃物が溜まりやすくなります。3.皮下脂肪男性に比べて、女性は皮下脂肪が溜まりやすいといわれています。運動不足やカロリーオーバーな食生活が続くと、体全体に脂肪がつきやすくなってしまうでしょう。4.歩き方ヒールをよく履く方は、つま先に体重が乗ることで、ふくらはぎや前ももに負担がかかりやすくなります。また、すり足や膝を曲げたままで歩くことも、前ももの負担につながるとされています。前ももの張りを緩める簡単ストレッチでは、太ももの前側にある「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」を緩めるストレッチをご紹介します。立て膝でのストレッチが難しい方のために、うつ伏せで行う方法も解説しているので、どちらかでトライしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!【立て膝の場合】1.片膝を立てて大きく一歩前に出し、反対側の脚は後ろに伸ばす。※伸ばした脚の膝が痛い場合は、タオルを膝下に敷く。2.手を置きながら前後に重心を移動させ、伸ばした脚の前ももをしっかり伸ばす。3.余裕があれば、伸ばした脚の膝を曲げ、足の甲を手でつかんでかかとをお尻に近付ける。4.10秒~30秒程度キープし、反対側の脚も同様に行う。【うつ伏せの場合】1.うつ伏せになり、足を腰幅程度に開く。2.片脚を曲げ、手で足の甲をつかみ、かかとをお尻の方に寄せる。※このとき、骨盤が開かないように注意する。3.余裕がある場合は、曲げた脚を真上に引き上げる。夏に向けてスッキリ美脚を目指そう今回ご紹介したストレッチを毎日続けることで、全身の血行促進や代謝の向上が期待できます。その結果、痩せやすく太りにくい体質を目指せるでしょう。肌見せの季節に向けて、今日から美脚習慣を取り入れてみてくださいね!©Peter Dazeley/gettyimages筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年06月25日情報過多の時代、どれが自分に合うダイエット法かわからない方も多いのではないでしょうか。今回はヨガインストラクターの筆者が、実は逆効果かもしれない「NGダイエット」についてお伝えします。おすすめのストレッチもご紹介するので、痩せ体質を目指したい方は参考にしてみてくださいね。自律神経を乱すダイエットはNGダイエットを始めるときは、早く結果を出したいという気持ちから、食事を抜いたり激しい運動をしたりと、極端なことをしてしまいがちです。しかし極端なダイエットは、継続するのが難しいもの。そして、心体の機能を正常に保つ自律神経のバランスを乱してしまうことがあります。自律神経は、体の土台となる大切な部分。難しいダイエット法に挑戦するよりも、まずは自律神経を乱すダイエットをやめることが大切です。自律神経の乱れで腸に影響が出ることも自律神経の乱れによる影響が顕著に出やすいのが、腸内環境。善玉菌(※1)が多くお通じのいい腸内環境だと、栄養を吸収しつつ、不要な老廃物が排出され、健康的に痩せ体質を維持しやすくなります。しかし、食事を抜いたり、急に激しい運動を始める・やめるを繰り返したりすると、自律神経の働きが乱れ、生活リズムが狂ってしまうことも。その結果、腸内環境に悪影響が及ぶことがあります。腸内環境を整えるには、食事のリズムや栄養素に気を配ることが大切。加えて、水分をこまめに摂って循環を促すことも意識すると良いでしょう。理想的な水分摂取とは?筆者が運営するヨガ教室で、水分を摂取してくださいねとお伝えすると、多くの方は「水分はきちんと摂っています」とおっしゃいます。それにもかかわらず、むくみや便通の不調についてよく相談されるので、疑問に思って詳しく聞いてみると、「ジュースやコーヒー、お茶などを飲んでいます」と回答される方が多いのです。コーヒーや色のついた飲み物は利尿作用があるものが多く、体内に必要な水分を摂取できているとはいえません。理想的な水分摂取はお水です。1日のうちにこまめに飲む習慣をつけましょう。自律神経と腸の調子を整える全身ストレッチここからは、自律神経と腸の調子を整えるためのストレッチをご紹介します。1.右腕で500ml程度の重さのペットボトルなどを持ち、腕の力を抜きます。2.左腕を後方へ回して後頭部に手を置きます。3.息を吸い、吐きながら胴体を右にカーブさせるように倒していきます。4.体の伸びを感じながら、深い呼吸を続けます。5.5回呼吸したら体勢を戻し、反対側も同様に行いましょう。1.脚を腰の幅程度に開いて立ち、息を吐きます。2.息を吸いながら、両腕を前方から持ち上げていきましょう。脚の付け根から胴体をそらすようにして、腕を頭上に上げていきます。※このとき、お尻から押し出すように促し、体の前面が弓なりになるように意識しましょう。3.吐く息で元の位置へ戻します。これを3~5回続けましょう。自律神経を整えるには姿勢も重要自律神経の乱れは体全体に影響を与えるとされています。痩せ体質を目指すなら、無理な食事制限や激しい運動ではなく、まずは自律神経を乱さないことを意識しましょう。あわせて、姿勢に気を配ることも重要なポイント。姿勢が悪いと呼吸が浅くなったり、内臓が圧迫されやすくなることも。ダイエットを始める際は、姿勢を整えるストレッチを取り入れてみてくださいね。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 腸内細菌と健康©Sofia Zhuravets/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年06月23日梅雨の時期は、天気が不安定でなかなか外に出られなかったり、気圧の変化で不調を感じることも多くなりますよね。夏に向けてダイエットを始めたい気持ちはあるのに、「なんだかやる気が出ない」と感じることも多いのではないでしょうか。そこで今回は現役ヨガ講師の筆者が、夏に向けてお部屋の中で効率よくエクササイズする方法をご紹介します!ぜひお家時間の中に取り入れてみてくださいね。STEP1:背骨周りの筋肉を動かそう自律神経は背骨の周りに通っています。背骨周りの筋肉が凝り固まっていたり柔軟に動かせない状態は、自律神経の乱れにつながりかねません。まずはヨガの動きでもよく使われるエクササイズで、背骨周りを大きく動かしましょう!HOW TO1.肩下に手をつき、股関節下に膝をつき四つん這いになり足の甲を寝かせる2.息を吸いながら骨盤を前傾させ、尾てい骨を引き上げて背中を優しく反らす3.息を吐きながら骨盤を後傾させ、尾てい骨を下げて背中を大きく丸める4.呼吸に合わせて大きくゆっくり繰り返すSTEP2:縮こまりがちな胸を開こう体が重い、だるいと感じるとき、もしかしたら背中が丸まって「猫背」の状態になっている方も多いのではないでしょうか?猫背の姿勢は自然と胸の筋肉が縮こまり、肩こりや首こり、背中や腰の痛みを引き起こす可能性が。また、猫背は呼吸が浅くなりやすいことから、心や体の様々な不調につながることも。猫背を解消するために、体を前後に大きく動かしながら胸を大きく開くエクササイズをしてみましょう。HOW TO1.足先を立てて踵の上にお尻を乗せて座り、両手を遠く前に伸ばす2.腕を肩幅に開き、手の指を大きく広げる3.息を吸いながら、お尻を持ち上げ手首の上に肩が来る位置まで体を前に滑らせる※手のひらでしっかり床を押し胸を大きく開く※余裕があれば、このときは足の甲を寝かせる4.息を吐きながら、お尻を後ろに引き、踵の上にお尻を近付け背中を伸ばす5.呼吸に合わせて大きくゆっくり繰り返すSTEP3:大きな筋肉を鍛えよう効率よくダイエットしたいときにおすすめなのは部分痩せではなく、大きな筋肉を鍛えて筋肉量を上げることです。筋肉量が上がると基礎代謝も上がり、食べたものを消化しやすくなるので、痩せやすく太りにくい体を目指せます。最後は、大きい筋肉が集まる「下半身」にアプローチするエクササイズです!HOW TO1.四つん這いの状態から右足を後ろに伸ばし腹圧を入れ背中をまっすぐにする2.息を吐きながら右足を10回上に引き上げる3.そのまま右膝を上に曲げ、踵を天井に向ける4.息を吐きながら踵を天井に向かって10回引き上げる5.反対の足も同様に行う\動画でトレーニングを確認!/お部屋の中で“ながらエクササイズ”今回ご紹介したエクササイズの他に大切なのは「生活習慣」です。不規則な食生活や、睡眠不足、姿勢が悪い状態では、いくら頑張って運動してもなかなか結果が表れにくいでしょう。効率よく短期間でダイエットするためにも、今の生活習慣を見直しつつ、運動不足にならないようにお家エクササイズを続けていきましょう!ご自身の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。©Milena Boniek/gettyimages筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年06月18日理想の体重や体型を目指し、ダイエットに挑戦している人もいるでしょう。しかし、30代を迎えてからのダイエットには、気をつけておきたいポイントがいくつかあると考えています。今回は、30代前半にマイナス6kgのダイエットに成功した筆者が実感した「ダイエットの落とし穴」についてご紹介します。年齢によって「ダイエットの取り組み方」は変わる「以前と体型が変わってきた」「長年、体型やスタイルにコンプレックスを感じている」といった理由から、ダイエットにチャレンジしている人や、挑戦しようかなと思っている人は多いはず。筆者は、10代後半の頃に70kgに達したことからダイエットを始め、20代前半で55kgに。長らく体重をキープしていましたが、30代前半のときに約2か月で-6㎏のダイエットに成功しました。何度もダイエットをしてきたからこそ、年齢によって感じることも変わっていきます。そこで今回は、エステティシャンの筆者が実感した「ダイエットの落とし穴」についてご紹介します。1.年齢とともに感じる変化を受け入れない筆者は10代・20代前半まで、「細くて痩せている=きれい・可愛い」「だからダイエットして痩せよう」という考えでした。その結果、無理な食事制限をして体調を崩し、肌荒れに悩まされたことも…。また20代後半になると、以前と食事の量は変わっていないのに、太りやすく痩せにくくなった感覚があります。代謝が低下しやすくなったほか、脂肪がつく場所や気になる部位、ハリ、引き締まり感など、あらゆる変化を感じるように。そして、30代で再びダイエットをして気づいたことは、「今までと同じテンションや考え方のままでダイエットをするのは難しい」ということ。年齢による変化を受け入れ、ダイエットの取り組み方を変えることが大切です。単に痩せるためではなく、“健康的な体を維持するために体の内側から整える”という考え方でダイエットに取り組むと良いでしょう。2.無茶なダイエットによる痩せすぎは貧相に見えることも短期間で体重を落としたり、過度に体重を落としすぎたりすると、デコルテや頬などが尖った感じになりがちです。また、年齢とともに若々しさ・ハリ・引き締まり感が気になってくると、貧相な印象にも見えてしまいます。あわせて、代謝の低下、体重減少による体の不調、ホルモンバランスの乱れにも注意したいところ。体重だけを重視せず、痩せすぎないようにしましょう。3.体調を考慮した痩せ方が大切!筆者は30代になってから、“このラインは越えないでおこう”“だらしない体型にはならないように気をつけよう”という意識を今まで以上に持ちながら、日々の生活を送るようにしています。例えば「ファストフード・揚げ物・インスタント食品ばかりに頼らず、栄養面を考えて手作りのものを食べる」「運動やストレッチなどで体を動かし、老廃物を溜め込まない」「姿勢・筋肉といった、引き締めた方がいい場所を確認する」など。これらに意識を向けると、自然と食事や日々の行動が変化し、年齢に合わせたダイエットや体型維持ができるでしょう。30代になると、日々の生活や行動が表情・仕草・体型に表れやすくなると感じています。太る原因は、日々の生活や行動の積み重ねであることがほとんど。それらを改善しながら、自分に合った体作りをしてみてください。©Damir Khabirov/fizkes/Pheelings media/shutterstock筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年06月15日夏に向けてダイエットをしたい、体をすっきりさせたいと感じている人も多いのではないでしょうか。今回は、『3COINS』で見つけた実用性抜群の超優秀ダイエットグッズをご紹介します。ウエスト引き締め、体幹トレーニングができる「ツイストスピンボード」最初にご紹介する「ツイストスピンボード」は、“ウエストの引き締め” “体幹トレーニング”ができるアイテムです。床に置くと、上部の白い部分がくるくる回転します。表面が凹凸になっていて、裸足で乗ってもすべりにくく、ちょっとしたツボ押しのような感じです。3COINS「ツイストスピンボード」を使ってみた〈写真左〉「ツイストスピンボード」に片足を乗せ、もう片方の足を床に置き、腕を頭上に上げます。「ツイストスピンボード」が動くので、太ももや床についた足のストレッチ、姿勢バランスの維持ができます。〈写真中央〉「ツイストスピンボード」に片足を乗せ、壁で体を支えながらもう片方の足を持ち上げます。乗せた足のストレッチや姿勢バランスの維持、持ち上げた足の筋トレができます。〈写真右〉「ツイストスピンボード」に両足を乗せ、ひざを曲げて上半身の力だけで体をひねります。バランスを維持しながら太ももやお尻の筋トレができます。〈写真左〉「ツイストスピンボード」に両足を乗せ、ひざを伸ばして立ち、上半身の力だけで体をひねります。バランスを維持しながらウエストひねりができます。〈写真右〉「ツイストスピンボード」に座り、両手で支えながら脚を動かしてウエストひねりをおこないます。バランス感覚によって、体幹トレーニング、お腹周り・太もも・ウエストの引き締め、ストレッチなどに活用できます。色んな使い方ができるので、自分に合った使い方を見つけるのも楽しいですよ。直径約24.5cm、高さ2.5cmなので収納場所に困りません。コンパクトサイズでシンプルなデザインは、インテリアの邪魔をしないのも魅力です。【商品情報】3COINS「ツイストスピンボード」価格:¥330全身のストレッチ、エクササイズに使える「ドーナツ型バランスボール」「ドーナツ型バランスボール」は、“全身のストレッチ” “引き締めケア”にぴったりのアイテム。バランスボールの上に座りながら上半身のストレッチをしたり、ボールを使ってエクササイズしたりできますよ。購入時は空気が入っておらず、折り畳まれた状態。空気入れで空気を入れるとドーナツ型のボールができます。しっかりとしたビニール生地で、弾力があるのが特徴です。3COINS「ドーナツ型バランスボール」を使ってみた「ドーナツ型バランスボール」に座りながら上半身のストレッチをおこないます。左右に揺れるため、バランスをとりながら体幹を鍛えることができました。一般的なバランスボールは大きくて転がってしまい、使いにくいというイメージだったのですが、ドーナツ型なので転がりにくく安定しやすいです。テレビを見ながらのストレッチにも活用できますよ。〈写真左〉床に置き、仰向けになって寝転び腕を伸ばします。胸元が開いて背中がよく伸びるので、背中や肩甲骨のストレッチができます。〈写真右〉バランスボールを足に挟み、持ち上げてキープします。一般的なバランスボールよりも小さい楕円形状なので、挟む・持ち上げるといった動作がしやすく、下半身や腹筋トレーニングができます。「ドーナツ型バランスボール」は、体幹トレーニング、ストレッチ、引き締めケアがしたい人におすすめです。大きさは直径約50cm、高さ25cm。一般的なバランスボールよりもコンパクトなので、邪魔になりにくいですね。【商品情報】3COINS「ドーナツ型バランスボール」価格:¥880これからのシーズンにもおすすめ!実際に使ってみると、思った以上に体幹が強化され、代謝が高まって体がポカポカに。使い始めた時期が梅雨や台風シーズンだったのですが、雨の日やこれからの真夏シーズンなど、外で運動ができないときにも活用できると感じました。また、テレビを見ながらでも使いやすいですよ。1,000円以下のお手頃価格は『3COINS』ならでは。シンプルでおしゃれなデザインだけでなく、実用性が高いのもポイントです。気になる方は是非チェックしてみてください。【参考】『3COINS』公式サイト寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年06月12日ダイエットにチャレンジしたものの、途中で挫折してしまった経験のある方は多いでしょう。無理なくダイエットを続けるためには、一体何に気を付ければいいのでしょうか。今回は、約2か月で6kg痩せた筆者が実感した「続かないダイエットの共通点」についてご紹介します。ダイエットに挫折する原因は、目標が高すぎるから?ダイエットを始める際に、「体重」を指標にする人も多いでしょう。ダイエットを行ううえで“〇kg落としたい”、“お腹や太ももを細くしたい”といった目標や理想を持つことは大切です。しかし目標設定が高すぎることで、過剰な食事制限をするといった無理のあるダイエットに繋がり、体調を崩してしまったり、リバウンドを招いたりする原因となります。ダイエットをするにあたって、筆者は次の2点を意識しています。・減量目標は1か月に体重の5%以内に設定する・一気に体重を落とそうとするのではなく、長期で計画するすぐに結果を求めない食事の栄養バランスや摂取カロリー、運動などの代謝、燃焼力などの条件が揃ってこそ、体重は落ちやすくなります。減量に成功したあとにリバウンドをするのは、食事や運動習慣、体質改善が身についていないからでしょう。ダイエットはすぐに結果を求めるのではなく、長期的に計画をたてることが大切。短期間で減量やサイズダウンをしようとして、「落ちた」「落ちていない」と一喜一憂しすぎると、やる気も左右されて挫折の原因となります。例えば5㎏痩せたい場合、1か月目−1kg、2か月目−1.5kg、3か月目−1.5kg、4か月目−1kg、5か月目以降はキープ…のように設定すると良いでしょう。「流行っているから」だけで取り入れないダイエットを成功させるには、食事と運動が大切とお伝えしましたが、一番取りかかりやすいのは食事でしょう。1食抜きにしたり、摂取カロリーを大幅に減らすといった極端な食事制限は、栄養不足などから体調を崩したり、反動でリバウンドする原因となることも。また、話題のダイエット方法やグッズを取り入れる方もいるでしょう。その際、やみくもに試すのではなく、太った原因を理解して、自分に合ったバランスで取り入れることが大切です。ダイエットを成功させる3つの極意ダイエットを成功させるための極意として、筆者は「目標設定」「習慣化」「継続」の3つが重要だと考えています。それぞれについて見ていきましょう。1.目標設定ダイエットを始めるにあたって目標を立てることは大切です。なぜなら、先延ばしにしたり、“今日だけは”と自分を甘やかしたりして、年中ダイエットをしているのにいつまでも成功しない……という状態に陥りやすいからです。まずは目標とする体重やサイズを設定し、無理なく目標達成できるペースや期間を決めましょう。2.習慣化日々の食事や行動を記録してみましょう。客観的に見ることで、意外とたくさん食べていたことや、栄養バランスが偏っている、体を動かしていない、などの気づきがあるはず。太る習慣となっているクセを知り、頻度を減らすことから始めてみてください。この気づきによって、食事の内容や行動が変わるでしょう。ダイエットは自分の体を変える改革。1つずつ習慣にしていくことが大切です。3.継続習慣を継続していくと、体がスッキリしてきた、体重が減ったなど、痩せやすく太りにくい体質へと少しずつ変化が感じられるでしょう。続けていくと、最初に設定した目標を達成することができるはずですよ。ダイエットを途中で挫折してしまう人の多くは、2つ目にご紹介した「習慣化」だけを行っているケースも。ダイエットに対する考え方や取り組み方を見直して、自分に合ったものを取り入れてみてくださいね。©︎monzenmachi/Isabel Pavia/deliormanli/gettyimages寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年06月08日膝上のたるみ肉に悩むときは、マッサージや筋トレをする前に、“脚の歪み”を疑ってみてください。ポイントは、股関節の位置です。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、膝上のたるみ肉解消を目指す簡単エクササイズをご紹介します。”脚の歪み”が膝上にたるみを作る!?膝上のたるみ肉について、ご相談を受けることがあります。気になる部分をスッキリさせたいとき、パーツに特化したエクササイズなどをやりがちですが、膝上のたるみは“脚の歪み”と関係していることがあります。この場合、ポイントは股関節。内股やガニ股の方は要注意です。股関節が内側に向きすぎていたり、外側に開きすぎていると、脚の筋肉をバランス良く使いづらくなってしまいます。膝上のたるみ肉が気になるときは、股関節や太ももの内側の筋肉を使えるように、歪みケアをしていきましょう。股関節ほぐし1.床に座ります。2.左脚は伸ばしたままで、右脚の膝を曲げ、膝と足の甲を抱えます。3.股関節とお尻を意識しながら、抱えた右脚を外側へ開くように動かします。4.元の位置へ戻します。5.この動きをリズミカルに、なるべく大きく開くように意識しながら30秒間行います。6.左脚も同様に行います。内ももスッキリケア1.両足を閉じて立ちます。2.かかとはつけたままで、足先を45~60度くらいに開きます。3.息を吸いながら、膝を左右に開いて軽く曲げていきます。4.息を吐きながら、内股を引き上げるようにして膝を閉じ、元の位置に戻します。5.ゆっくりと10回行います。膝が痛いときは無理をしないで内ももをスッキリさせるケアは、股関節の歪みレベルによって、膝に痛みを感じてしまう可能性があります。膝に違和感がある場合は、股関節ほぐしの方を行いましょう。また、足先を開く角度によって負荷が調整できるので、試しながら無理のないように行ってみてくださいね。©Ruletka/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年06月06日気圧や湿度、気温の変化が激しい梅雨の時期は、自律神経の乱れから様々な不調が起きやすいと言われています。また、雨で外出する機会も減り、1日の活動量が減って運動不足になることも。今回は、現役ヨガ講師の筆者が、梅雨時期におすすめな「簡単習慣」をご紹介します。ぜひダイエットの参考にしてみてくださいね。梅雨時期のだるさ・むくみの対処法梅雨時期は、気圧の影響で自律神経が乱れやすくなり、「やる気が出ない」「体が重く感じる」「イライラしやすい」などの不調につながりやすくなると言われています。そうした不調が続くと1日の活動量や運動量が減り、結果、むくみや冷えなどのトラブルが起きやすくなることも…。そこで意識したいのは、「こまめに体を動かすこと」と「体を温めること」。まずはこの2つから取り入れてみましょう。こまめに体を動かすこまめに体を動かすために、日常の動作で運動効率を上げることを意識してみましょう。・歩くとき:小股ではなく大股で歩く。なるべく階段を使う・座るとき:膝を閉じて背中が丸まらないように美しい姿勢を保つ・立つとき:つま先立ちやかかとの上げ下げでふくらはぎの筋肉を刺激する・自転車に乗るとき:姿勢を意識して腹圧を軽く入れ、踵でしっかりペダルを踏むその他、仕事中もこまめに首を回す、肩や肩甲骨を動かす、30分に1回は立ち上がって長時間同じ姿勢にならないようにするなど、体を動かすことを心がけてみましょう。体を温める気温の変化が起こりやすい梅雨の時期は、体温調節がうまくいかずに血流悪化を招き、体が冷えやすくなるでしょう。加えて、冷たい食べ物や飲み物をとる機会が増えたり、空調で体の冷えを感じたりすることも。また、暑い日はシャワーで済ます方も多いかもしれません。しかし、こんな時期こそ湯船に浸かるようにしましょう。ゆっくり湯船に浸かる余裕がないという方は、「肩、首、腰、ひざ裏」を温めることで体全体が効率よく温まり、血流を促しやすくなります。腰回りが重だるく感じる方は、カイロを使うのもおすすめです。むくみ予防の食生活も!梅雨時期は余分な水分が体に溜まりやすく、むくみへつながることが考えられます。そのため、塩分の多い食品、砂糖や小麦粉、揚げ物、アルコールなどは避けた方がベターでしょう。余分な水分を排出しやすい食品を意識してとることがおすすめです。主食の前に食物繊維が豊富な食材をとる主食の前に食物繊維が豊富な食材をとることで、血糖値の急激な上昇を防げるほか、しっかり噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止にもつながると考えられます。食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類がありますが、どちらも便秘の解消や血糖値の上昇を穏やかにする効果が期待できると言われています(※1)。・水溶性食物繊維を豊富に含む食材:昆布やワカメなどの海藻類、熟した果物、野菜など・不溶性食物繊維を豊富に含む食材:大豆、ごぼう、たけのこなどカリウムが豊富な食材でむくみを予防塩分の高い食品をとりすぎると余分な水分を溜め込み、むくみにつながります。そこで、体内の余分な塩分の排出を促してくれる、カリウムが豊富な食材をとるのはひとつの手でしょう(※2)。カリウムは夏野菜に多く含まれるとされます。しかし、夏野菜には体を冷やす作用もあるため、血行を促進して体を温める作用のある生姜や山椒、にんにく、ネギなども一緒にとるのがおすすめです。また、カリウム摂取の制限がある方もいるため、ご自身の体に合った食事を大切にしましょう。取り入れやすいことから始めて梅雨を乗り切ろう!梅雨時期は自律神経の乱れが起きやすく、心身の不調も起こりやすいです。しかし、心身のバランスが整えることで、自然とダイエットにもつながるでしょう。今回ご紹介したアプローチのうち、ご自身の生活に取り入れやすいものから始めてみてくださいね!【参考】※1 便秘と食習慣※2 厚生労働省.e-ヘルスネット カリウム©︎mapo/Maskot/Maria Korneeva/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年06月02日みなさんはダイエットと聞くと、どんなことを思い浮かべますか?きっと「つらい運動」や「つらい食事制限」を思い浮かべる方も多いと思いますが、そんなことをしなくても、ダイエットや理想のボディメイクを目指すことは可能です。そこで今回は、現役ヨガ講師の筆者が、たったの1か月で痩せ体質を目指せる「3STEP」をご紹介します。夏に向けて、ぜひ参考にしてみてくださいね!つらい・苦しいダイエットはなかなか続かない過度な食事制限や、ハードなトレーニングを毎日続けるのは難しいですよね。たったの1か月だとしても、続けるにはなかなかの気合いが必要でしょう。「つらい」「苦しい」「我慢」といった無理なダイエット方法は、三日坊主になりやすく、途中で挫折しやすい傾向があります。痩せやすく太りにくい「痩せ体質」を目指すには、「楽しく」「コツコツ」「無理のない」をキーワードに、自分に合った方法を見つけることが大切です。楽しくコツコツ! 無理なく続けられる「3STEP」それでは早速、痩せ習慣の具体的な方法をご紹介していきます。ご自身が意識できそうなものから実践してみてくださいね。STEP1:今の生活習慣を見直すまずは今の生活習慣を、今一度確認してみましょう。・どんな食事をしている?食べる時間は?・何時に寝て、何時に起きている?・1日の中で体を動かす時間はある?運動は好き?嫌い?・間食はする?どのくらいの量を食べる?具体的に何を食べる?・朝と夜、どちらの方が自分の時間を作りやすい?これらを紙やメモに書き出してみましょう。可視化することで、何をどう変えていくべきかが、わかりやすくなります。STEP2:日常に取り入れやすいことから習慣化次に、痩せ体質を目指すために、日頃から意識したいことをご紹介します。今日から意識して取り組んでみてくださいね。座っている姿勢、立っている姿勢猫背、骨盤の前傾や後傾、片足重心、足を組むなどの癖はNG!常に自分の姿勢がどうなっているかを気にしてみましょう。特に電車などでの移動中に、膝が外に開きやすい方が多くいらっしゃいます。意識的にしっかり膝を閉じるほか、立っているときも両足裏で地面をしっかりと踏む意識を持ってみましょう。深い呼吸普段の姿勢が悪いと、呼吸が浅くなりやすいです。浅い呼吸は、体幹部位の筋力低下によってボディラインの崩れに繋がるほか、自律神経のバランスが乱れ、ストレス食いを招く可能性もあります。一度、8~10秒かけて鼻から息を吸い、8~10秒かけて鼻から息を吐けるかどうか、チェックしてみてください。8~10秒が難しい場合は、普段の呼吸が浅くなっている可能性があります。深い呼吸をするためには、朝起きたとき、お仕事の合間、夜寝る前などに、呼吸を見直す習慣を取り入れましょう。インナーマッスルをしっかりと使えるように、深く吸って深く吐く深呼吸を、意識的に数回行ってみてください。日常的な動作で活動量を増やす日常生活で行う動作も、意識を変えることで活動量を増やせるでしょう。・ゆっくり小股で歩くのではなく、大股歩きと肩甲骨を動かすことを意識して早歩きする・エスカレーターやエレベーターよりも、意識的に階段を使う・歯磨き中や料理中は、つま先立ちや、かかとを上げ下げする運動を行うなど普段何気なくやっている動きでも、しっかりと筋肉を動かすことを意識し、大きい動作で行うことが大切です。10分でも早く寝る質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌量が増え、代謝アップや食欲軽減が期待できるほか、細胞の修復や再生が高まると考えられています。反対に、睡眠不足はホルモンの分泌量が減り、代謝低下や肌荒れ、自律神経の乱れなど、さまざまな不調を招く原因になる可能性も。(※1)寝る前にスマホやテレビを何気なく見てしまう方は、なるべく早めに切り上げて、少しでも早く眠りにつくようにしましょう。そして、いつもより10分でも早く起きられるように心がけてみてください。STEP3:食事習慣を整える最後に、食事の工夫についてご紹介します。食事をすぐに変えるのは難しいかもしれませんが、今の生活に無理なく取り入れられるものから試してみてください!栄養バランスを意識する、食事は抜かない食べないダイエットは、一時的に体重は減っても、リバウンドの可能性が高まります。また、筋肉量が減って代謝が落ち、結果的に太りやすい体質になることも。五大栄養素と言われるたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよくとることを意識しましょう!野菜から食べる野菜から食べることで、血糖値の上昇が抑えられるとされています。また、食物繊維により満腹感が得られ、さらに食欲を抑える働きにより、食べすぎ防止にも繋がるでしょう。(※2)よく噛んで食べるよく噛んで食べることは食欲の抑制に繋がり、エネルギー消費量が増加するとされています。よく噛む意識を持つことは、痩せ体質への近道になるでしょう。朝起きてから白湯を飲む人は寝ている間にも汗をかいています。そのため、朝起きたら、まず水分補給を。東洋医学では、冷えはあらゆる不調の元という考えがあります。冷たいお水ではなく、白湯を飲むことで内臓が温まり、働きが活発になると言われています。間食をやめるのではなく別のものに切り替える間食でおすすめなのは、ナッツ類です。アーモンドやカシューナッツなどは栄養価が高く、満腹感が得られるのでおすすめです。また、デーツやいちじくなどのドライフルーツも栄養価が高く、食物繊維が含まれているので間食に良いでしょう。ただし食べすぎないように、1日に食べる量を決めて、調整することが大切です。無理なく毎日続けられるものから取り入れよう全てを一気に変えることは難しいかもしれませんが、今回ご紹介したのは比較的始めやすいアクションばかり。1日や2日やるだけでは、効果を感じにくいかもしれません。ですが1か月、2か月と継続することで、きっと痩せ体質を目指せると思います。「楽しくコツコツ無理なく」続けられることをライフスタイルに取り入れ、夏に向けて理想のボディを作りましょう!【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 睡眠と生活習慣病との深い関係※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康©picture alliance/kokouu/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年05月28日なかなか脚痩せしない…と悩んでいる方は、同時に下腹部のお肉に悩んでいることも多い傾向があります。下半身が痩せづらい理由は、股関節にあるかもしれません。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、股関節を整えて脚痩せを目指す簡単なエクササイズをご紹介します。下半身痩せには”股関節”が重要股関節に適度な筋力や柔軟性があることは、姿勢の維持や下半身をすっきりさせるために大切。なぜなら股関節は、お腹から太もも、骨盤を含めた姿勢を安定させる筋肉を動かすために、重要な役割を担っているためです。股関節周りが硬かったり筋力が弱い女性が多いのは、歩くときや姿勢を維持するために、下半身に頼りがちなのが要因かもしれません。股関節を整えると、長距離を歩いても疲れにくくなったり、姿勢が整って腰や肩の凝りが軽減されたりと、体全体が軽くなったように感じる方もいます。また、脂肪は動かしにくい部分につくことが多いので、股関節が整うと、自然と下腹や脚痩せに繋がりやすいのです。気持ちいいところを狙う「股関節ケア」1.四つ這いになります。2.内腿が痛くならない程度に、両脚を大きく開きます。3.肘を肩の真下に下ろし、肩と肩甲骨を引き下げ、胸から首を引き上げます。4.息を吐きながらお尻を後方にスライドさせ、上体を伏せていきます。※このとき、なるべく腰を下方へ落とすようにしましょう。5.このポーズを3秒間キープし、元の位置に戻します。1~5を1セットとして、10~15セットほどゆっくり行います。つらい場合は肘を下ろさなくてもOKこのエクササイズは内腿がしっかりと伸びるので、つらいと感じる方は肘を下ろさず、両手で支えて行っても大丈夫です。脚幅はある程度広げる必要がありますが、お尻を後方へ下げられる余裕があるように意識してみてください。エクササイズを終えた後は、刺激が抜けるまで、脚を閉じて楽な姿勢で休みましょう。無理な刺激は必要ありません。痛気持ちいいと感じるくらいで大丈夫。夜寝る前に行うと、お腹周りが刺激されて温まり、血流も良くなりやすいので、リラックスして眠れると思います。ぜひ試してみてくださいね。©narith_2527/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年05月26日「体型や体重が気になる」「ダイエットがなかなか続かない」など、ダイエットに関するお悩みを持つ方は多いはず。ダイエットと上手に付き合っていくなら、自分に合うダイエット法を見つけることが大切です。そこで今回は、20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人や、ヨガインストラクターに聞いた、おすすめのダイエット法やエクササイズをご紹介します。自分史上、最高にヤセたダイエット&体型をキープする方法!まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに、今まででいちばんヤセることのできたダイエットの方法や、ヤセた体型を維持する方法を聞いてみました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。Q.自分史上いちばんヤセたダイエットは、何kg減量しましたか?1位5kg(38%)2位2~3kg(23%)3位6~7kg(15%)-5kgのダイエットに成功した人が最も多いことがわかりました。なかには、「-25kg」ヤセたと回答したツワモノも…。個人差はありますが、平均的な体格の女性だと体重が3~4kg以上変化すると、見た目にもわかるようになるでしょう。ですが筋肉と脂肪を比べると筋肉の方が重いので、体重だけにとらわれず、体脂肪や見た目の引き締まり方などにも意識を向けましょう。Q.自分史上いちばんヤセたダイエット方法を教えてください!-25kgの成功者「25歳くらいの時、海外留学中に激太り。日本に帰って来たら『さすがにヤバい』と感じ、毎日運動をしながら食事制限をしました」(38歳・専門職)-8kgの成功者「高校生の頃、食事制限で一気にヤセました!今思うと高校生らしい丸さだったのですが(笑)。当時は周りと比べて、太っていると感じていました」(37歳・主婦)-6~7kgの成功者「28歳の時に体重が増えたから、8時間以内に1日の食事を終わらせる“8時間ダイエット”をしました」(34歳・会社員)「高校生の時、受験で7kg太ったから、毎日30分以上歩く&野菜嫌いだったのでなるべくサラダを食べるようにした」(32歳・会社員)-5kgの成功者「25歳の頃に結婚式に向けて。食事制限が主ですが、最後は忙しさで勝手にヤセていました」(38歳・会社員)「どんどん太っていったから、エステに通いました」(32歳・会社員)「23歳くらいの時、ミニスカートを履いた下半身がムチムチだったので。運動は一切せず、豆腐を主食にしました」(33歳・主婦)「大学生の頃、夏バテでヤセた」(28歳・会社員)-2~3kgの成功者「常にダイエットをしていて、食事制限&ランニング」(39歳・専門職)「仕事のために、断食ダイエット」(32歳・その他)「29歳の頃、結婚式に向けて鎖骨をきれいに出したかったので、食事を少し制限しました」(30歳・会社員)一般的に、1か月間で健康的にヤセられるのは、体重の5%までとされています。人のカラダには生命維持のために元へ戻ろうとするチカラが備えられていて、急激にヤセるとリバウンドしやすくなるので、気をつけましょう。また極端な食事制限は、健康被害だけでなく、肌荒れや乾燥、毛穴が目立つ原因となることもあるのでやめましょう。※ 文・三谷真美※ 2023年1月6日配信「痩せ体質」が遠のく NGダイエット方法ダイエットしてもすぐにリバウンドしたり、体重は減るのに体脂肪は減らないなどと悩んだ経験がある人も少なくないでしょう。自分にあわないダイエット方法を続けていると、逆に太りやすい体質になってしまう可能性もあります。そこで、現役ヨガインストラクターのNATTYさんに、太りやすくなってしまうNGダイエット方法を教えてもらいました。とにかくハードな運動を取り入れる運動は、ダイエットをしたい人にはとても重要になってくるため、なるべく毎日行うことをおすすめします。しかし、ハードルの高すぎる運動を選んでしまうと逆効果になってしまうことがあるので注意が必要です。さらに、毎日何時間もかけてトレーニングやランニングを行ったり、ダンベルなどで負荷の強いトレーニングばかりを行うというのもおすすめしません。ストレスなく行えそうな範囲で、時間と負荷をかけて取り組んでみましょう。過度な食事制限食事は、ダイエットをする際にとても重要な部分になります。しかし、筆者は「〇〇しか食べないダイエット」、「水しか飲まないダイエット」「糖質を摂らないダイエット」など、過度に食事制限のあるダイエット方法はあまりおすすめしません。栄養が偏るような食事制限は、ストレスも溜まりやすく、栄養不足で筋肉量が減り、基礎代謝が下がる恐れがあると言われています。そうすると、痩せにくく太りやすい体質になりかねません。ストレスがかかると暴飲暴食しやすく、リバウンドを引き起こしやすくなるので、過度な食事制限で行うダイエット方法は避けたほうが無難。これも運動と同様に、長く続けられるものなのかを考えたうえで、ストレスをなるべく感じない方法を選ぶようにしましょう。※ 文・NATTY※ 2022年7月16日配信”浮き輪肉”を撃退! 1日10回の簡単エクササイズデニムやパンツの上に乗る浮き輪のような腰まわりの肉は、なかなか落としにくいですよね。ここでは、そんな“浮き輪肉”にアプローチするエクササイズをご紹介!無理なく自然な動きで股関節をほぐす簡単習慣なので、ぜひ試してみてくださいね。寝ながらできる! “浮き輪肉”すっきりエクササイズ1.仰向けに寝て、両膝を曲げます。2.両足首辺りをクロスして足の裏を床に下ろします。3.両腕の力を抜いた状態で、両腕を天井方向へ持ち上げます。4.肘を軽く緩め、両腕で大きな風船を抱えているようなイメージを作ります。5.息を吸います。6.息を吐きながらお尻と背中を持ち上げていきます。7.横から見た時に、肋骨横、腰骨、太もものラインがまっすぐに揃うように意識しましょう。8.お尻と太ももの内側に自然と力が入っているかを確認します。9.息を吸いながら浮かせた体をゆっくりと下ろしていきます。10.腕は持ち上げたまま、再び繰り返します。11.丁寧にゆっくりと9回行ったら、10回目は持ち上げたポジションで3呼吸キープしましょう。12.終えたらリラックスして休みます。肩がすくんだり、腕が肩より顔の方に上がってしまったりするとNG。鎖骨より下の位置から、大きな風船を抱えているようなリラックスしたポジションを意識することが大切です。まずは2週間、試してみてくださいね!※ 文・上村由夏※ 2022年10月1日配信姿勢を整えて「痩せ体質」を目指す痩せ体質に導く姿勢の作り方骨格が本来あるべき位置に安定していると、バランス良く全身の筋肉が使えて、痩せやすい体に近づけるでしょう。そのためには日ごろから、正しい姿勢を意識することが大切です。まずは、背骨を意識してみましょう。頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に向かってふわっと伸ばすだけ。そうすることでお腹周りが伸びて安定します。普段から反り腰の人は、一度大げさに腰を丸めてから伸ばしてみましょう。腰は無理に反らそうとしなくても、背骨を伸ばすときに自然と立ち上がってくる感覚があるはずです。長時間歩き続けたり座った状態が続くと、姿勢が崩れやすいため、気づいたタイミングで姿勢を整えてみましょう。「痩せ体質に導く姿勢」をもっと詳しく知りたい方はコチラ!腕を伸ばすだけ! 痩せ体質へ導く「簡単ストレッチ」2つ1つ目の簡単ストレッチ1.両膝を立てる両膝を立てるのが難しい場合は、立ったままや、座ったままでも構いません。2.両腕を上げ、頭の前で両肘をつかむ3.肋骨付近を伸ばすように、左肘を斜め上方向へ引きあげるこのとき、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.体勢を2の状態に戻し、次は右肘を斜め上方向へ引き上げる5.2~4を左右交互に10回繰り返す2つ目の簡単ストレッチ1.右手を腰骨に当て、左腕を耳の手前あたりで伸ばすこのとき、肋骨付近から伸ばすように意識しましょう。2.息を吸う3.息を吐くタイミングで、右方向へ体を傾けるこのときも、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.この状態で3回呼吸する5.1~4の動作を左右両方の腕で、2セットずつ行う朝起きたときや、お昼休憩、寝る前など、ほっと一息つけるタイミングで、今回紹介したストレッチや姿勢を取り入れてみてください。習慣化させることで、痩せ体質を目指していきましょう。※ 文・上村由夏※ 2022年7月11日配信自分に合ったダイエット法やエクササイズを試してみよう!減量したいからといって、いきなりハードな運動を始めたり、過度な食事制限をしたりするのは禁物。負担の大きいダイエットは継続が難しく、リバウンドにもつながりかねません。まずは1日数回だけの簡単なエクササイズから始めてみるのがおすすめ。きれいな姿勢を意識することも、痩せ体質につながりますよ。なるべくストレスがかからず、無理なく続けられるダイエット法を探してみましょう。©Peter Dazeley/gettyimages©tora-nosuke/gettyimages©thianchai sitthikongsak/gettyimages文・三谷真美/NATTY/上村由夏 再編集・Natsu
2023年05月21日肩こりの原因は、頭を前に突き出している姿勢が定着しているからかもしれません。頭の位置を整えるには、肩甲骨をほぐすのがおすすめ。今回は、ヨガインストラクターの筆者が1分でできる簡単エクササイズをご紹介します。頭の位置を整えるために背中を動かそう首や肩がこっていると感じるのは、“頭が前に出ている姿勢”が定着していることが原因のひとつと考えられます。重い頭を支えるために首や肩を固定させたままでいると、肩こりや腰痛にまで影響が広がってしまうことも。姿勢を整えて一時的に肩こりが軽減されたとしても、固まってしまった背中のラインをほぐさないと、すぐに姿勢は戻ってしまうでしょう。そんなときにおすすめなのが、肩甲骨をしっかりと動かすこと。姿勢改善につながる「肩甲骨ダンス」をご紹介するので、ぜひ試してみてください。「肩甲骨ダンス」でスッキリ姿勢を取り戻す!1.両腕を鎖骨の位置まで上げて横に伸ばします。2.肘を曲げて指先を天井に向けます。3.片腕の肘から下を床方向に下げ、手のひらは後ろ向きにします。4.下げた腕を上向きに戻すと同時に、反対の腕の肘から下を床方向に下げます。5.腕を動かしながら、肩甲骨が動いているのを確認しましょう。6.1分間、交互にリズミカルに動かします。肘の位置は下げないで鎖骨の位置まで肘を持ち上げたら、なるべくその高さをキープしましょう。肘が下がると肩甲骨がうまく動かないので、効果が薄れてしまう可能性があります。エクササイズの最中、首や肩につらさを感じる場合は、首や肩がかなりこっているかもしれません。つらさを感じてから、“後少し!”の気持ちで1分続けてみましょう。エクササイズを終えた後は、首まわりから背中にかけての血流が良くなってポカポカするはず。デコルテ周りの美しさにもつながるケアなので、定期的に行ってみてくださいね。©krisanapong detraphiphat/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年05月16日夏に向けてダイエットにチャレンジしている人や、これからダイエットを始めようかと考えている人は多いのではないでしょうか。今回は、約2か月で6kg痩せた筆者が、ダイエットを経験した中で感じた「NGダイエット」についてご紹介します。カロリーだけで判断するのはNGダイエットを始めるにあたって、食事の見直しから始める人も多いと思います。1食あたりのカロリーや1日の摂取カロリーを気にしがちですが、カロリーよりも食品に含まれる糖質や脂質、塩分の摂取量を総合的に見直すことが大切です。食品には砂糖や油、塩などが多く含まれているため、摂りすぎによって太りやすくなったり、むくみやすくなったりするでしょう。現代人の食事は糖質・脂質・塩分が多く、たんぱく質・食物繊維・ビタミンが不足しがちと言われています。カロリーだけで判断するのではなく、栄養の摂取バランスを意識しましょう。朝食抜きはNG「1日2食なら太りにくくなるんじゃないの?」と考える人もいるでしょう。しかし、朝は体を動かすためのエネルギーが必要です。朝食を抜くとエネルギーが不足して、だるさや疲労感、集中力の低下につながると考えられます(※1)。空腹状態で昼食を食べると、急激に血糖値が上昇するため眠気や集中力が低下しやすくなったり、血糖値が落ち着いた頃に“お腹がすいた”と脳が勘違いしてしまい、夕方に間食をする原因になる可能性も。さらに、午後から夜にかけては副交感神経が優位になるため、食べたものを燃焼するスピードがゆっくりになるとされています。これらの要因により、朝食を抜いて1日2食にすると脂肪が燃焼しにくくなって体内に蓄積されるため、太りやすく痩せにくくなると考えられるのです。ダイエットをするなら、朝食はしっかり、昼食はバランス良く、夕食は消化の良いものを控えめにとるようにしましょう。だらだら万年ダイエッターはNG減量や体型の変化につながるのは、「生活習慣を見直す」「体質を改善する」といった積み重ねの結果です。気が向いたときだけ食事に気をつけたり、チートデーと言い訳をして頻繁に暴飲暴食していては、痩せるのは難しいもの。本気でダイエットを成功させたいのなら、次の3つを意識してみましょう。1.普段の生活習慣を書き出す(何を食べているのか、どういったリズムか)自分の傾向や何を見直すべきかが見えてくる2.改善したいことを習慣化させる(不足しているものを意識する、間食をやめるなど)やるべきことをリストアップして習慣にすることで、「まぁいいか」と途中で投げ出さなくなる3.期間を決めて継続する(3か月間集中してやるなど)期間を決めてやらないと、ダラダラとダイエットをしてしまうので結果が出にくいダイエットは正しいやり方で継続することが大切!ダイエットのために良かれと思ってしていたことが、実は間違っている場合もあります。さまざまなダイエット法は、あくまでも手段。今回ご紹介したように、ポイントを習慣化して継続すれば、無理なくボディラインが変化していくはずですよ。【参考】※1農林水産省.朝ごはんを食べないと?©︎webphotographeer/Oscar Wong/molishka1988/gettyimages寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年05月14日