肩こりの原因は、頭を前に突き出している姿勢が定着しているからかもしれません。頭の位置を整えるには、肩甲骨をほぐすのがおすすめ。今回は、ヨガインストラクターの筆者が1分でできる簡単エクササイズをご紹介します。頭の位置を整えるために背中を動かそう首や肩がこっていると感じるのは、“頭が前に出ている姿勢”が定着していることが原因のひとつと考えられます。重い頭を支えるために首や肩を固定させたままでいると、肩こりや腰痛にまで影響が広がってしまうことも。姿勢を整えて一時的に肩こりが軽減されたとしても、固まってしまった背中のラインをほぐさないと、すぐに姿勢は戻ってしまうでしょう。そんなときにおすすめなのが、肩甲骨をしっかりと動かすこと。姿勢改善につながる「肩甲骨ダンス」をご紹介するので、ぜひ試してみてください。「肩甲骨ダンス」でスッキリ姿勢を取り戻す!1.両腕を鎖骨の位置まで上げて横に伸ばします。2.肘を曲げて指先を天井に向けます。3.片腕の肘から下を床方向に下げ、手のひらは後ろ向きにします。4.下げた腕を上向きに戻すと同時に、反対の腕の肘から下を床方向に下げます。5.腕を動かしながら、肩甲骨が動いているのを確認しましょう。6.1分間、交互にリズミカルに動かします。肘の位置は下げないで鎖骨の位置まで肘を持ち上げたら、なるべくその高さをキープしましょう。肘が下がると肩甲骨がうまく動かないので、効果が薄れてしまう可能性があります。エクササイズの最中、首や肩につらさを感じる場合は、首や肩がかなりこっているかもしれません。つらさを感じてから、“後少し!”の気持ちで1分続けてみましょう。エクササイズを終えた後は、首まわりから背中にかけての血流が良くなってポカポカするはず。デコルテ周りの美しさにもつながるケアなので、定期的に行ってみてくださいね。©krisanapong detraphiphat/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年05月16日夏に向けてダイエットにチャレンジしている人や、これからダイエットを始めようかと考えている人は多いのではないでしょうか。今回は、約2か月で6kg痩せた筆者が、ダイエットを経験した中で感じた「NGダイエット」についてご紹介します。カロリーだけで判断するのはNGダイエットを始めるにあたって、食事の見直しから始める人も多いと思います。1食あたりのカロリーや1日の摂取カロリーを気にしがちですが、カロリーよりも食品に含まれる糖質や脂質、塩分の摂取量を総合的に見直すことが大切です。食品には砂糖や油、塩などが多く含まれているため、摂りすぎによって太りやすくなったり、むくみやすくなったりするでしょう。現代人の食事は糖質・脂質・塩分が多く、たんぱく質・食物繊維・ビタミンが不足しがちと言われています。カロリーだけで判断するのではなく、栄養の摂取バランスを意識しましょう。朝食抜きはNG「1日2食なら太りにくくなるんじゃないの?」と考える人もいるでしょう。しかし、朝は体を動かすためのエネルギーが必要です。朝食を抜くとエネルギーが不足して、だるさや疲労感、集中力の低下につながると考えられます(※1)。空腹状態で昼食を食べると、急激に血糖値が上昇するため眠気や集中力が低下しやすくなったり、血糖値が落ち着いた頃に“お腹がすいた”と脳が勘違いしてしまい、夕方に間食をする原因になる可能性も。さらに、午後から夜にかけては副交感神経が優位になるため、食べたものを燃焼するスピードがゆっくりになるとされています。これらの要因により、朝食を抜いて1日2食にすると脂肪が燃焼しにくくなって体内に蓄積されるため、太りやすく痩せにくくなると考えられるのです。ダイエットをするなら、朝食はしっかり、昼食はバランス良く、夕食は消化の良いものを控えめにとるようにしましょう。だらだら万年ダイエッターはNG減量や体型の変化につながるのは、「生活習慣を見直す」「体質を改善する」といった積み重ねの結果です。気が向いたときだけ食事に気をつけたり、チートデーと言い訳をして頻繁に暴飲暴食していては、痩せるのは難しいもの。本気でダイエットを成功させたいのなら、次の3つを意識してみましょう。1.普段の生活習慣を書き出す(何を食べているのか、どういったリズムか)自分の傾向や何を見直すべきかが見えてくる2.改善したいことを習慣化させる(不足しているものを意識する、間食をやめるなど)やるべきことをリストアップして習慣にすることで、「まぁいいか」と途中で投げ出さなくなる3.期間を決めて継続する(3か月間集中してやるなど)期間を決めてやらないと、ダラダラとダイエットをしてしまうので結果が出にくいダイエットは正しいやり方で継続することが大切!ダイエットのために良かれと思ってしていたことが、実は間違っている場合もあります。さまざまなダイエット法は、あくまでも手段。今回ご紹介したように、ポイントを習慣化して継続すれば、無理なくボディラインが変化していくはずですよ。【参考】※1農林水産省.朝ごはんを食べないと?©︎webphotographeer/Oscar Wong/molishka1988/gettyimages寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2023年05月14日安眠に導く副交感神経を優位にするためには、ガチガチにかたまった体を脱力させることが大切です。今回はヨガインストラクターの筆者が、途中で寝落ちするほど気持ちがいい、寝る前の安眠習慣をご紹介します。神経を高ぶらせるものをやめてボーっとする質のいい睡眠をとりたいなら、活動的になっている神経をリラックスさせるとよいでしょう。そのためには副交感神経を優位にすることが大切です。寝る前はスマホやパソコンを見ない、部屋の照明を落とすなどを心がけて、心身を休ませましょう。例えば、次のようなことをするだけでも体が緩むのを感じられると思います。・ゆっくりと湯船に浸かる・深呼吸やため息をして体の緊張をほぐす・ストレッチをしたり、寝ながらゴロゴロ転がったりして筋肉を緩める寝る前に行う安眠習慣のポイント今回ご紹介する体を緩ませる方法は、肩甲骨や背中といった、深い呼吸を促すためにほぐしておきたい部分にフォーカスしています。筋肉が緩むことで血流が促され、呼吸が深くなって自律神経のバランスが整いやすくなるでしょう。この動きは、ストレッチのようにしっかりやる必要はありません。体の重みを使って、まるで体が勝手に動いているかのようにボーっとしながら行いましょう。ポイントは、手抜き感覚でのんびりやること。途中であくびが出たり、眠気を感じたりするかもしれません。そのまま寝落ちできるように、寝る前にベッドの上で行ってみてください。寝る前に取り入れたい「安眠習慣」1.横向きに寝て下側の腕に頭を乗せ、上側の腕は楽な体勢にします。2.両脚を伸ばして背中とお尻のラインを揃えます。3.上側の膝を曲げてバランスをとります。4.息を吸いながら上側の腕を胸の前へ伸ばし、円を描くように頭上に向かって動かしていきます。5.息を吸いながら、腕を体の側面からぐっと伸ばして脱力します。6.息を吐きながら手のひらを返し、腕を後ろへ回していきます。※腰はひねらず、腕の重みだけで後ろへ回しましょう。7.腕を胸の前に戻したら脱力します。この動きを繰り返した後、反対側も同様に行いましょう。気持ちがいいところで動きを止めてみて!この動きは、心身がリラックスするまで何度でも行ってOKです。腕の重みで胸から脇にかけて伸びる感覚や、肩甲骨が動く感覚にフォーカスすると、より心地よくほぐれやすくなるはず。気持ちいいと感じる部分は、動きを止めて伸ばしましょう。回数を重ねるうちに脱力していき、腕を動かすのがおっくうになるくらいまで行うのがオススメです。ぜひ今夜から取り入れてみてくださいね。©Indeed/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年05月12日皆さんはこの夏に向けて、ボディメイクは始めていますか?今回はヨガ講師でもある筆者が、ボディラインが出やすい足やお尻まわりをスッキリさせるのにおすすめの簡単エクササイズをご紹介します。テレビを見ながらでも簡単にできるので、ぜひ今日から毎日やってみてくださいね。下半身を鍛えて全身痩せを目指す!下半身の筋肉は全体の約70%を占めているとも言われています。全身痩せを目指すときに、下半身の筋肉量を増やして代謝を上げることで、効率よく痩せやすく・太りにくい体を目指すことができるでしょう。10回だけでOK! 簡単足パカエクササイズ今回ご紹介するのは、ベッドやソファの上で横になりながらできる「ながらエクササイズ」です。テレビを見ながらできるので、毎日続けやすいと思いますよ。では、さっそくやり方を見ていきましょう。\動画でトレーニングを確認!/外ももを鍛えて美脚を作る足パカ1.横向きになり、足を揃える2.肩下にひじをつき、上側の手を体の前につく3.吐く息とともに上側の足を引き上げる4.ゆっくりと10回繰り返す※つま先の向きを体の正面に向けて行う※腹圧を入れ、上半身を固定するお尻を鍛えて美尻を作る足パカ5.両ひざを曲げ、足を上下に揃える6.かかとをつけたまま上側のひざを外に開く7.ゆっくりと10回繰り返す※内ももとお尻の筋肉を意識して行う※腹圧を入れ、上半身を固定するボディメイクは1日にしてならず!足とお尻を効率よく鍛える簡単エクササイズをご紹介しました。腹圧を入れ、胴体を安定させることでお腹まわりにも効かせることができるでしょう。このエクササイズを毎日の習慣にしながら食生活や生活習慣も見直すことで、さらに効率よく短期間でボディメイクを目指すことができます。ご自身の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。©︎James Darell/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年05月07日薄着の季節になった途端、ウエスト回りの脂肪が気になることもありますよね。そんな浮き輪肉を解消するためには、背骨にアプローチするのがポイント!今回は、ヨガインストラクターの筆者が、ごろ寝のついでにできる「ながらエクササイズ」をご紹介します。背骨まわりが硬くなっていませんか?ダイエットをしても残りがちな、腰まわりの“浮き輪肉”と呼ばれる脂肪。ふとしたときに脂肪がついていることに気付き、どうすればいいのか悩んでいる人もいるでしょう。腰まわりのぜい肉をどうにかしたいときは、背骨に注目することが大切です。背骨をひねる動きで、背中と腰まわりの張りやコリを緩めてみて。背骨がスムーズに動くように柔軟性を養いながら、体幹を使って引き締めていきましょう。ごろ寝ついでにできる簡単エクササイズ1.仰向けに寝ます。2.腰からお尻を丸め込むようにして、両脚を持ち上げます。3.両脚はくっつけた状態で、膝は軽く曲げましょう。4.息を吐きつつ、背骨の動きを意識しながら両脚を右側へ倒します。このとき、最後まで倒す必要はありません。※両脚が離れないようにしつつ、首から胸、腰までの背骨をひねるようにしながら骨盤を右側へ倒す意識をしましょう。5.息を吸いながら、お腹が膨らむ反動で脚を持ち上げるようにして元の位置に戻ります。6.反対側の動きも同様に行います。左右で1セットとし、10セットから始めてみてください。胴体と骨盤を連動させるのがポイント腰だけをひねる動きをすると、腰が反って肝心な部分に負荷をかけにくくなります。背骨を上から下へひねるように意識しながら、骨盤を転がすように動かしてみてください。体の仕組みに応じて動かすことで、同じエクササイズやストレッチでも効果が変わると考えられます。背骨の動かし方と腰を少し丸めることを意識して、ぜひやってみてくださいね。©Prostock-Studio/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講する。文/上村由夏
2023年05月04日「ダイエットをしても思うように痩せない」「運動しているのに余計にがっちりしてしまう」といった痩せにくい方には、2つの共通点があると考えられます。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、“太りやすい体”かどうかをチェックする方法と、簡単にできる改善策をご紹介します。痩せにくい原因は”姿勢の崩れ”かも?痩せにくいと感じている方は、まずは姿勢をチェックしてみましょう。姿勢が崩れると体幹筋をバランスよく使えず、脂肪が残ったままの部分と痩せやすい部分が出るなど、アンバランスな体型になることも。特に、姿勢の歪みによって関節周辺の動きが悪くなると、その部分に脂肪が溜まりやすくなるのです。骨盤の位置をチェック!立ったときや寝たときの姿勢などをチェックしてみましょう。次の項目に該当する方は、反り腰の可能性があります。【チェックポイント】・胸を突き出している・下腹がたるんでいる・お尻が横に広がっている・太ももの前と膝の裏側に力が入っている・腰痛がある・仰向けに寝ると腰と床の隙間が大きくて手が余裕で入る。胸を張り出すことで姿勢を良くしようとすると、バランスをとるために腰を強く反らしてしまい、背骨のカーブが強くなります。この場合、次のように骨盤を立てる位置を調整しましょう。骨盤の位置を調整する1.下腹部と、お尻の真ん中にある逆三角形の骨(仙骨)の上にそれぞれ手をあてます。2.恥骨を上に向けながら、仙骨を尾てい骨の方向へ丸め込むように意識して、あてている両手が平行になる位置に動かします。反り腰の癖があると、腰回りが硬く張っている可能性があるので、うまく動かないかもしれません。その場合は膝を少し曲げて、股関節周りに余裕を持たせるようにして行いましょう。猫背をチェック!次に、姿勢をチェックしましょう。次の項目に該当する方は、猫背の可能性があります。【チェックポイント】・肩がすくんで頭が前に出ている。・二の腕が太い。・お尻が垂れてペタンコ尻になっている。・深呼吸がしづらい。・肩が凝りやすい。首が前に出るせいで肩が張るので、背中を丸めてバランスを取ろうとします。背中や腰が丸まることで上半身の重みを腰回りが受け、内臓が潰れた状態に。そのため、猫背になるとお尻がたるみやすく、胃腸の調子も弱くなりやすい可能性もあります。おなか周りや二の腕にお肉が溜まりやすいのも、姿勢の影響で関節が動きにくくなるからかもしれません。姿勢を調整する1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.両手を後ろ手で組み、腰よりも高い位置に置きます。3.息を吐きながら両腕を下へ伸ばし、肩甲骨と二の腕を思い切り下げます。4.胸が開いて伸びているのを感じます。肩の位置をチェック!猫背姿勢に多いのが、肩が前に丸まっているタイプの人。また、肩を後ろに引きすぎている反り腰タイプの人の肩も、本来あるべき位置に肩が安定していないため、二の腕や腕の付け根が痩せにくくなっているかもしれません。【チェックポイント】・二の腕が太い。・肩のラインが丸みがあり、鎖骨が埋まっている。・首が短く見える。肩の位置を調整する1.四つ這いになり、肘を床に下ろして両手を向かい合わせにします。2.息を吐きながらお尻を後ろへ引き、腕を伸ばしていきます。※これ以上腕を伸ばせないと感じるところまででOK。3.肘を伸ばしきらず、肩が詰まる感覚があるところで5秒間キープし、元の位置へ戻します。1~3の動きを10回繰り返します。まずは小さな意識から始めよう定着してしまった姿勢は、普段のちょっとした意識からケアしていきましょう。骨盤の位置や肩の位置は、姿勢を決める大事なポイント。この部分だけ痩せにくいと思う方は、姿勢の影響が大きいかもしれません。簡単にできることから始めて、意識改革をしてみてくださいね!©RunPhoto/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また、姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講する。文/上村由夏
2023年04月27日写真に撮られたときなどに、急に気がつく顔の変化。特に、あいまいになってきたフェイスラインは顔全体を大きく見せてしまうでしょう。フェイスラインを引き締めるには、つまんで緩める「流しケア」がおすすめです。いつでも簡単にできるケアなので、ぜひ試してみてくださいね!"つまんで緩めて"血流や新陳代謝を促そうある日突然、フェイスラインが変化していることに気が付いてびっくりしたことはありませんか?毎日見ているはずの自分の顔ですが、中々変化に気づきにくいのかもしれません。フェイスラインのたるみに気づいて慌てて表情筋トレーニングなどを行っても、力が入りすぎてシワが深くなったり、なかなか続かなかったりしがち。そんなときは、経絡に刺激を与え、血流や新陳代謝を促す方法を試してみて。簡単にできて強い刺激もないので、心地よく続けられますよ。いつでも何度でもOK! 簡単フェイスラインケアやり方は皮膚を優しくつまんで緩めるだけなので、とても簡単です。深くゆっくりとした呼吸とともに、リンパの流れを整えていきます。この際、次の3点に注意しましょう。・皮膚を優しく柔らかくつまむ・皮膚をつまんだまま緩めてから手を離す・皮膚は引っ張りすぎない1.鎖骨の下から肩に向けて、優しくつまんで緩めていきます。この動作を何往復か続けましょう。2.顎の付け根(耳下)から首筋も、優しくつまんでいきます。3.何往復かしたら、フェイスラインをつまみながらこめかみの方向へ上がっていきます。4.フェイスラインを整えたら、眉間から鼻筋までつまみながら鼻頭まで整えていきます。5.さらに口元からこめかみ、頬のラインを丁寧につまんでいきましょう。顔が気持ちよくなってポカポカするかも動画では片方ずつ行っていますが、両手で同時に行ってもOKです。まずは片方ずつ行い、差を比べてみてもいいかもしれません。つまみづらい部分は皮膚自体がかたいこともありますが、リンパの流れが滞っていたり、こりがある可能性も。引っ張るのではなく、つまんで緩める感覚を意識しながら行ってみてくださいね。©︎maruco/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また、姿勢と歩き方を整えることで健やかな心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナヨガセラピー】でホリスティックな視点で幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京にて開催。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始。2023年6月からは植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座としてフェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講する。文/上村由夏
2023年04月23日皆さんは「睡眠不足が太る原因になるかもしれない」ということをご存じですか?実は睡眠は、ダイエットをするうえでとても重要なものと言えます。そこで今回は、現役ヨガ講師の筆者が「睡眠不足とダイエットの関係性」について解説します。薄着になる夏に向けてボディメイクをしたい、ダイエットをしたいという方は参考にしてみてくださいね!睡眠不足で太りやすくなる理由食欲を増進させる睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌量が増え、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌量が低下すると言われています(※1)。その影響により、食べすぎや間食の増加、高カロリーな食事を欲してしまうなど、睡眠不足が原因で太りやすい体になってしまう可能性があるのです。基礎代謝量が減る睡眠中に分泌される成長ホルモンは、代謝の促進や脂肪の燃焼に関係するとされています。成長ホルモンの分泌量が少ないと、代謝量が低下して食べたものを消化しにくくなり、結果として太りやすい体になる可能性が。また、肌荒れといった美容面にも悪影響を及ぼしかねません。睡眠の質を上げるには?毎朝の目覚めがよく、日中も眠気が出ずに活発に動けるという方は、質の良い睡眠がとれていると考えられます。一方で、以下の項目のどれか1つでも当てはまる方は、睡眠の質が下がっているかもしれません。・寝つきが悪い・起きられない・睡眠時間は足りているはずなのに疲労感が抜けない・夜中に何回も起きてしまう・いびきをかくここからは、睡眠の質を上げるポイントをご紹介します。朝日を浴びる朝に太陽の光を浴びると、体内時計が正常に機能し、代謝の向上が期待できます。また、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されることで、過食を抑えられるとも言われています。朝食を食べるダイエット中は食事量を減らしたいという意識が働きがちですが、朝食はダイエットにおいてとても大事な要素と言えます。朝ごはんを食べると基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい状態になると言われています。さらに腸が刺激されることで、排便を促すといったデトックス効果も期待できます。体を動かす体を動かすことは睡眠の質を上げることにもつながります。激しい運動ではなく、ウォーキングやヨガ、ストレッチといった軽めの運動がおすすめです。運動によって消費カロリ-が増えるだけでなく、脂肪の消費やコレステロールの減少、代謝の向上など、たくさんの効果が期待できるとされています。規則正しい生活を心がけることが基本!健康的に、そして太りにくく痩せやすい体質を目指していくためには、睡眠の質と食事のバランス、運動の3つを意識して過ごすことが大切と言えます。ダイエットをする際は、今回お伝えした内容をぜひ役立ててくださいね!【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット睡眠と生活習慣病との深い関係©skynesher/TravelCouples/EMS-FORSTER-PRODUCTIONS/Martin Puddy/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年04月18日30代に入ると、少しずつ代謝が落ちていくといわれています。特に、姿勢を支える筋力が低下しやすいのが30代から。肝心なのは、体幹を鍛えて姿勢を整えることです。今回は、ヨガインストラクターの筆者が日常で簡単にできるエクササイズをご紹介します。背中の筋力、衰えていませんか?30代になると、20代のころと比べて体の変化を感じやすくなります。30代は仕事や家庭のことで忙しく、自分の時間が持ちづらくなる年代といえるでしょう。疲れが取れにくくなったり、肩こりや腰痛が気になったり、代謝が落ちたと感じることが増えたという人も多いのではないでしょうか。30代以降になると、姿勢を安定させる筋力が徐々に衰えていきやすくなります。体幹で支える筋力が減少すると姿勢が崩れ、コリやハリなどを感じるだけではなく、胃もたれやむくみ、体重が減りづらいといった影響を感じやすくなることもあります。30代以降の体ケアは、代謝を上げることを意識しつつ、姿勢を安定させる筋力を鍛えていくことが大切です。そこでポイントになるのが、背中やお尻、太ももの裏側やスネ。どれも代謝をアップさせるために鍛えておきたい部位です。軽く息があがるエクササイズで代謝をアップ!1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.頭からみぞおち、下腹部までをまっすぐ上に吊り上げるように伸ばします。3.お腹から息を吐いた後、背中を膨らますように呼吸を繰り返して整えます。無理のない程度に深い呼吸を続けましょう。4.息を吐きながら前屈します。5.息を吸いながら前方を見て背骨を伸ばします。6.息を吐きながら膝を伸ばしたまま屈み、両腕を斜め前へ伸ばします。7.息を吸いながら胸からみぞおちまでを上に引き上げます。このとき、スネに力が入っているか確認しましょう。8.姿勢をキープしたまま一呼吸します。9.息を吸いながら素早く立ちます。1~9を1セットとして10〜15セット行いましょう。腕は背中から伸ばすのがポイント!前屈したときに、かかとが床に着かない方は要注意!その場合は、転倒しないように手をついて補助しましょう。このとき、なるべく下半身で支えるつもりで胸だけを引き上げます。また、腕を上げるのがつらい方は、肩がガチガチにこっていたり猫背が定着しているかもしれません。背中から腕の部分を伸ばすように意識して、両手を広げる幅を広めにするとよいでしょう。軽く息があがるくらいの運動は、代謝アップにも効果的。ゆっくりでもいいので、まずは10セット行ってみることを目指してみてくださいね。©︎Milatas/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年04月15日春は生活の変化が起こりやすい季節。この機会に、何か新しいことを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?今回は、ヨガ講師でもある筆者が、夏に向けて無理なく痩せるための「痩せ習慣」のポイントをご紹介します。薄着の季節になる前に、生活習慣を見直して痩せ体質を作っていきましょう!春はダイエットを始めるのにピッタリな季節!東洋医学において、暖かい春は血や気の流れが活発になって新陳代謝が促進し、エネルギー消費量が増加するため、デトックス効果が高まるといわれています。そして、春に出回る野菜や山菜には、新陳代謝の促進や肝臓の働きを高め、むくみ・便秘の予防が期待できるものが多くあります。肌見せが増える夏に向けて今からライフスタイルを見直し、「痩せ習慣」を作っておきましょう!生活リズムを整えよう健康的にダイエットをするための基本原則は「規則正しい生活」です。早寝早起きは睡眠の質を上げるだけではなく、脂肪燃焼を促し、代謝アップや食べすぎ防止にもつながります。朝はギリギリまで寝てしまう方や夜更かしをしてしまう方は、これを機に生活リズムを整えることから始めてみましょう!軽い運動を取り入れる運動不足の人が急に運動を始めるのはハードルが高いかもしれません。まずは、次のような軽い運動から始めてみましょう。・エレベーターやエスカレーターは使わず、なるべく階段を使う・歩くときの歩幅は大股で、肩甲骨を動かすように腕を振る・歯磨き中や料理中などに、ふくらはぎを意識しながらかかとを上げ下げする・出勤時や帰り道は1駅分多く歩くこうした軽い運動なら、日々の生活に取り入れやすいのではないでしょうか?毎日5~15分でもいいので、軽いウォーキングやジョギング、ヨガ、ラジオ体操といった手軽な運動を習慣にしてみましょう。春野菜を積極的に食べよう「食べないダイエット」は、一時的な減量ができてもリバウンドしやすく、健康面でも悪影響を与えかねません。春に出回る野菜や山菜には、新陳代謝を促進したり、デトックス効果が期待できるものも。以下のような春野菜を積極的に食べて、冬の間に溜め込んでしまった老廃物の排出を促すのがおすすめです。タケノコ、春キャベツ、チンゲン菜、フキノトウ、菜の花、タラの芽、わらび、セリ、ニラ、セロリ、イチゴ菜の花と新ゴボウのデトックスポタージュスープ春野菜は「スープ」にして食べるのがおすすめです。たくさん摂ることができますし、消化も良くて体が温まります。春野菜を使ったスープレシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。【材料(2人分)】・菜の花:1束・新ゴボウ:100g・新玉ねぎ:1/2個・新じゃがいも:中1個・水:300cc・豆乳:200cc・オリーブ油:適量【作り方】1.菜の花は固い茎と柔らかい先端に切り分けて塩茹でする(茹でた後に花の部分を飾り用にとっておく)2.鍋にオリーブ油をひき、新ゴボウ、新玉ねぎ、新じゃがいもの順に炒める3.しっかりと野菜に火が通ったら水を300cc加え、蓋をして10分煮る4.3をミキサーにかけてなめらかにする5.4を鍋に戻し、豆乳200ccを入れて塩で味を整える今日から実践できることから始めよう!習慣作りにおいて大事なのは、「無理をしない」こと。頑張りすぎて体調を崩したり、ストレスが溜まってしまったりすると逆効果です。日々の生活に無理なく取り入れられるものを見つけて、まずは1週間から1か月を目標にして行うと良いでしょう。続けることで、体や心にも少しずつ変化が訪れるはずです。ぜひお試しください!©d3sign/David Madison/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年04月13日脚痩せのために、単に脚に負担のかかるエクササイズをするのは危険かもしれません。骨盤の歪みがある場合、余計に脚が太くなってしまう可能性も…。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「下半身をスッキリと整える簡単なエクササイズ」をご紹介します。まずは3か月間続けてみましょう!その脚痩せケアは逆効果かも?“脚痩せは成功しづらい”とよく言われます。「ダイエットで上半身は痩せたけど下半身には変化がなかった」「エクササイズをするほど脚がゴツくなっている気がする」「ウォーキングをしたら余計に脚がむくんだり張ったりするようになってしまった」…といった悩みを持つ人も多く、脚痩せは難しいとイメージされがちではないでしょうか。脚痩せがしづらい原因のひとつとして、「上半身と下半身の体幹が不安定になっている」ことが考えられます。そのアンバランスさを増長させているのは、骨盤のゆがみからくる“姿勢の悪さ”かもしれません。骨盤が後傾していると、太ももの前側や外側がゴツくなり、後ろ側がたるみやすくなります。反対に、骨盤が前傾していると、太もも全体がもっちりしがちに。そのため、脚痩せをするには下半身全体のアプローチへと切り替えることが大切なのです。骨盤の位置を整えると、脚の負担が減って自然と脚がすっきりしやすくなるはず。今回ご紹介するエクササイズは、どれもが1回2~3分でできる簡単なものなので、ぜひ試してみてくださいね!脚の付け根を伸ばすエクササイズ1.椅子の背もたれを横にして、浅く腰掛けます。2.腰から上半身をまっすぐに保ったまま、片脚を後ろへと伸ばしていきます。3.脚の付け根がしっかりと伸びているのを感じながら、そのまま30秒ほどキープします。※上半身が丸まらないように、腰からしっかりと立ち上げるように意識しましょう。4.脚を元の位置に戻したら、反対側の脚も同様に行っていきます。太ももの後ろ側を鍛えるエクササイズ1.両脚を腰幅程度に開いて立ち、両手を骨盤に添えます。2. 息を吸いながら上体を前に倒し、90度のラインを作ります。3.前方を見るように頭を上げて、お尻から背中のラインが一直線になるように揃えます。太ももの後ろがピンと張っているかどうかを確認しましょう。4.息を吐きながら、脚の付け根の後ろと太ももの後ろ側の力を意識しつつ、ゆっくりと上半身を起こして元の姿勢へ戻ります。1~4を1セットとして10セット行います。骨盤を整えてレッグラインにアプローチするエクササイズ1.両脚を軽く閉じて立ちます。2.右脚の力を抜いて膝を曲げ、おなかの位置まで持ち上げます。3.左脚を軸にして、右脚を腰骨から脚の付け根までを開いていきます。4.姿勢がぶれないように注意しながら脚を下ろします。5.1~4を10回行ったら、反対回しで後ろから前への動きを10回行います。6.左脚も同様に行います。ビフォーアフターを確認しようご紹介したエクササイズは簡単でありながら、しっかりと下半身を整えることができるものばかり。股関節が硬い方は、少し息が上がってしまう動きもあるかもしれません。大切なのは、エクササイズを行う前と後の姿勢の感覚、特に腰回りの感覚の差をチェックすることです。このエクササイズが効いてくることで、腰が楽になったような感覚や、重心が上に引き上がったような感覚があるはず。すぐに体感できなくてもいいので、まずは続けて体の感覚を養ってみてくださいね。最初の3週間は毎日、その後は3日に1回と減らしながらマイペースに行っていきましょう!©Pascal Broze/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年04月07日「脚がパンパンでなかなか痩せない」「運動しているのにむくみが取れない」といった脚のお悩みはありませんか?今回は、脚が太くなる原因とおすすめのストレッチ、脚痩せのポイントなどをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!脚が太くなる原因は?長時間同じ姿勢でいるお仕事などで長時間座りっぱなしでいることが多い方は、血流やリンパの流れが滞りやすく、むくみやすい状態に。定期的に屈伸などをして、こまめに体を動かすように意識しましょう。骨盤が歪んでいる姿勢が悪いと骨盤の歪みが起こりやすくなります。反り腰や猫背の姿勢が定着してしまうと、筋肉のバランスが悪くなり、それが脂肪やむくみとなる可能性もあるので要注意。もし姿勢が崩れていることに気が付いたら、その都度直すことが大切です。習慣化すれば、きれいな姿勢が保てるようになるでしょう。食べすぎ、運動不足脂質や糖質の多い食べ物や飲み物が好きな方は注意が必要です。摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなると、体内でエネルギーを消費しきれず、皮下脂肪が溜まり、脂肪太りに繋がりやすくなります。また運動不足の方や筋肉量が少ない方は、エネルギー消費が少ない傾向があるので、普段から体を動かす習慣をつけることをおすすめします。頻繁にヒールの高い靴を履くいつもヒールの高い靴を履いている方や、過去にハードなトレーニングをしていた方は、部分的に筋肉が肥大化している可能性が。一部の筋肉だけを使う癖があったり、筋肉が凝り固まっていたりすることで、血液やリンパが滞りやすい状態になっているかもしれません。その場合は、普段から良い姿勢を意識することと、硬くなりやすい箇所をマッサージやストレッチでほぐしてあげることが大切です。脚痩せを目指す簡単ストレッチそれでは、脚やせを目指すための「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します!脚だけでなく、お腹、お尻、骨盤周りの筋肉にもアプローチできるので、全身のボディラインを整えることにも繋がるはず。ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、右足を右手の外側に置く2.左足を後ろに遠く伸ばし、左の膝を伸ばす3.お腹を引き上げて背中をまっすぐにし、両足でしっかり体を支え、手に体重がかからないようにする4.右膝を内に曲げて右手首の側に置く5.左の足の甲をまっすぐ伸ばし、左右のお尻の高さを揃える6.上半身を前に倒して深呼吸を繰り返す7.右のお尻周りの筋肉の伸びや緩みを意識する8.反対の脚も同様に行う脚痩せのために意識したいポイント最後に、その他の意識したいポイントもご紹介します。有酸素運動を取り入れる日常的に歩く習慣を作ると、自然とむくみの解消や脚痩せが期待できます。一定時間以上の有酸素運動は脂肪燃焼にも繋がりやすいでしょう。マッサージを取り入れるむくみや筋肉のコリには、ストレッチと合わせてマッサージもおすすめです。脚の付け根から足先まで筋肉を揉んだり、手で滑らせたりして筋肉をしっかりほぐしてあげましょう。体を温める、冷やさない脚は心臓から遠い場所なので、特に冷えやすい部位だといわれています。気温の高い時期はシャワーで済ませる方も多いですが、季節を問わず、なるべく湯船に浸かって体を温めましょう。血行促進に繋がり、むくみにくくなるはずです。まずは無理なくできることから取り入れて、スッキリ美脚を目指しましょう!©︎kei.channel/metamorworks/zon/maruco/Kazpon/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年04月01日すっきりと引き締まったお腹を目指すには、“腸腰筋”を整えることが大切。今回は、ヨガインストラクターの筆者が「簡単にできるお腹周りのストレッチ」をご紹介します。お腹周りのお肉と姿勢の関係お腹周りのお肉がなかなか落ちないときは、姿勢が崩れていないかをチェックしてみましょう。座っているときに腰が丸まっていたり、立っていてすぐ腰が疲れるときは、お腹が縮んで重心が下半身に下がっている可能性があります。その姿勢が定着すると、骨盤を正しい位置に保っているお腹から太ももの内側にある腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉が縮んでしまい、姿勢をまっすぐに保とうとしても引っ張られてしまうことが。筋肉の縮みは、腰の疲労感やお腹周りに脂肪を残す原因になりかねません。すっきりとしたボディラインに戻すためにも、お腹から脚の付け根をストレッチしておきましょう。脚の付け根からお腹まで気持ちよく伸ばす!「お腹すっきりストレッチ」1.正座になります。2.両腕を前方に下ろし、上体をかがめて頭を下げます。3.呼吸を整えます。息を吸うタイミングで体を前方へ伸ばしていき、脚の付け根からお腹が伸びるように意識して背骨を反らします。※このとき、両手で床をしっかりと押して肩を下げ、体の前側が伸びるようにしましょう。4.息を吐きながら、お尻が傾かないように注意して上体を左にねじりつつ、顔を後方へ向けます。5.右の脇腹周辺から脚の付け根が伸びているのを感じながら5呼吸分キープします。6.息を吸いながら元の位置に戻します。7.息を吐きながら右側へねじり、5呼吸分キープします。8.息を吸いながら元の位置に戻し、息を吐きながら最初の姿勢に戻ります。※1~8を1セットとして2セット行いましょう。お腹側を伸ばす意識で変わる上体を伸ばして反らした姿勢をとるときに、肩がすくんでいると腰に負担がかかって、お腹や脚の付け根が伸びにくくなります。ポイントは、肩や肩甲骨を下げるために手のひらで床をしっかりと押し込むこと。そうすれば、みぞおちから脚の付け根まで伸びている感覚があるはずです。このポイントを意識して、1日2回続けてみてくださいね!©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年03月28日みなさんは、キュッと上がったヒップに憧れたことはありませんか?理想のヒップラインを作るにはお尻トレーニングが不可欠ですが、実はお尻を鍛えることは「全身痩せ」にも繋がるとされています。薄着の季節が来る前にお尻を鍛えて、ヒップアップ&全身痩せを目指しましょう!お尻トレーニングのメリット代謝が上がって全身痩せを目指せるお尻の筋肉は、主に大臀筋、中臀筋、小臀筋の3つの筋肉で構成されていて、身体の中でも特に大きい筋肉といわれています。大きい筋肉を鍛えることで効率よく筋肉量が増やせ、それにより基礎代謝がアップして全身痩せに繋がることが期待できるでしょう。冷えやむくみの解消にも筋肉は身体の熱を作る働きがありますが、筋肉量が少ないと作られる熱も少なくなり、冷えやむくみが起きやすくなるといわれています。お尻の大きな筋肉を鍛えることで筋肉量が増えれば、体の熱を作りやすい状態に。さらに、お尻を鍛えるときに“股関節”が一緒に動くことで、股関節周りのリンパが流れやすくなり、むくみや冷えの解消も期待できます。ウエスト痩せや姿勢改善にもお尻の筋肉は、上半身と下半身をつなぐ身体の土台となる大事な筋肉であり、骨盤を支える働きがあるといわれています。骨盤が安定すると、歪みからくる「ポッコリお腹」などにもアプローチでき、姿勢の改善にも繋がるでしょう。1回たった60秒の簡単お尻トレーニング1回60秒でお尻にアプローチできる「簡単トレーニング」をご紹介します。動画を見ながらぜひチャレンジしてみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肩下に手をつき四つん這いになる2.右足を後ろに伸ばし、お腹に力を入れて背中をまっすぐにする3.吐く息とともに右足を真上に10回引き上げる4.次に右膝を直角に曲げ、踵を真上に押し出すように10回上げる5.反対の足も同様に行う腰が反らないように注意しながら行ってください。また、足を上げるときに骨盤が開きすぎないように意識しましょう。お尻を鍛えて全身痩せを目指そう!“全身痩せ”したい方は腕などの小さな筋肉ではなく、お尻や足などの大きい筋肉からアプローチするのがおすすめです。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてくださいね。©︎bymuratdeniz/gettyimages©︎プラナ/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月25日そんなに体重が重いわけでもないのに「なんだか太って見える」という方は、骨格が崩れているのが原因かもしれません。今回はヨガインストラクターの筆者が、正しい姿勢に整えることで“痩せ見え”に繋がる簡単ケアをご紹介!スキマ時間で行えるとっても手軽なエクササイズなので、ぜひ一緒にやってみてください。“骨格の崩れ”が太って見える原因かも「なんとなく太って見える」「服装によってもたついて見える」「一部分だけ痩せない」そんな悩みがある方は、姿勢が崩れていることからインナーマッスルをきちんと使えていない状態かもしれません。特に肩関節や肋骨、骨盤の位置が歪んでしまうと、関節の動きが悪くなり、その部分に脂肪が残りやすくなることも。また、猫背・巻き肩さんは二の腕や肩周りが太くなったり、骨盤が傾いている方はお腹周りや下腹部、お尻周りにお肉がつきやすくなったりする可能性があります。姿勢がいいと本来は楽ちん骨格が自然な位置に整えば、全身の筋肉をバランスよく使えるので、部分太りや姿勢の悪さからくるもたつきは目立たなくなるはず。また、姿勢を良くしようとすると疲れてしまうという方は、「良い姿勢を保つのはキツイ」というイメージが刷り込まれてしまっているのかもしれません。しかし実際には、姿勢が良い方が体の動きがスムーズになり、局所的に負担がかからないので、肩こりや腰痛などの不調も起こりにくくなると考えられます。ウエストがでっぷりして見える“潰れ姿勢”を瞬間ケア寸胴でお腹が出ているという方は、肋骨が下がり内臓を押し潰すような状態になっている可能性が。それにより逃げ場のないお肉が、前や横へと流れてしまっているのかもしれません。潰れ姿勢のケアは簡単。縮こまって動きが悪くなっている胴体を伸ばして、本来の位置に戻してあげるだけ。手軽にできるエクササイズをご紹介しますので、ぜひ一緒にやってみましょう。瞬間お腹伸ばしケア1.両脚を軽く開いて立ちます。肋骨から下腹までをまっすぐに、背中と後頭部も揃えましょう。※体の力を抜き、頭から吊るされているイメージを持つのがポイント。力を抜いていくと自然と丸まった部分が伸ばされていきます。2.膝の裏を少しだけ緩め、見た目にはわからない程度に曲げます。3.呼吸を整えましょう。4.息を吸うタイミングで両腕を耳の横あたりまで持ち上げます。(辛い方は顔の前でもOK)5.4の状態から脇腹を上に引き上げるようにして腕の位置を押し上げていきます。6.息を吸いきるまで気持ちよく伸ばし、吐く息で腕を下ろします。7.3~5回程度繰り返し行います。腕を上げたときに腰が反ってしまうのはNGです。また、腕だけを引っ張り上げようとせず、肋骨の横部分の伸びがしっかり感じられるように意識してみてください。骨格を整えて、痩せ見えを叶えよう正しく伸ばせていれば、お腹周りが本来の形に戻りやすくなるはず。試行錯誤しながらきちんと伸びる位置を探してみてください。続けることでウエストがすっきりして、痩せ見えに繋がるでしょう。ぜひ無理のない範囲で続けて習慣化してみてくださいね。©︎siro46/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年03月21日皆さんはこれまで「ダイエット」にどれくらいのお金や時間をかけてきましたか?ジムの月会費や健康グッズ・サプリメントなど、換算するととんでもない金額を費やしてきた方もいるのではないでしょうか。今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が”無駄遣いせずに痩せる秘訣”をご紹介してます。ぜひ参考にしてみてくださいね。結果がすぐに出るなら誰も苦労はしないダイエットは“無理なく長期的に続ける”ことが大切。しかし、長く続けるためにお金がかかるものは厳しいですよね。そこで今回は、ジムやエステ、高額な健康食品に頼らない“コスパの良いダイエット方法”をお伝えします。運動編ダイエットをするために、運動のための時間をわざわざ作る必要はありません!まずは日常的に“体に意識を向けて過ごす”ことから始めてみましょう。歩く習慣と歩き方の習慣駅まで歩く時間は、意識を変えるだけで十分なトレーニングになります。でも、姿勢が悪かったり小さな歩幅で歩くのはNG。腕をなるべく大きく振っておなかを軽く締め、お尻の筋肉を使って大股で歩いてみましょう!体の使い方をしっかりと意識して歩くだけでも運動効果が期待できますよ。階段を使うエスカレーターやエレベーターは避けて、なるべく階段を使いましょう。特にマンション住まいで階段でも上り下りできるなら、階段を使うだけで運動量が格段に上がるはず。階段を上るときも、歩くとき同様にお腹に力を入れつつお尻の筋肉を意識してみてくださいね。座り姿勢と立ち姿勢を意識するどんなときも姿勢を意識することが大切です。電車の座席やいすに座っているときは、足を揃えて膝を閉じるようにすると内ももの筋肉を鍛えることに繋がるでしょう。また、立っているときは片足に重心が偏ってしまわないように、お腹に力を入れながら足裏全体で地面を踏むように意識しましょう。座っているときも立っているときも、お腹に力を入れて体を縦に伸ばすように意識するだけで、自然と体幹部の筋肉が使われます。深呼吸をする「呼吸」を意識することも非常に大切です。深い呼吸は自律神経のバランスを整え、血流促進や代謝の向上に繋がるといわれています。起床時や就寝時、仕事中の合間の時間などで、意識的に深呼吸することから始めてみましょう。食事編食事に関しては、まず“しっかり食べること”が大前提。よくダイエットでいわれるような、糖質を大幅にカットしたり、ジュースや酵素だけで過ごすファスティングなどは、長く続けるには不向きといえます。どんな方法でも“我慢”をするやり方はかえってストレスを溜め込みやすく、ドカ食いやリバウンドにつながりやすいので注意しましょう。”ながら食べ”をやめるテレビや携帯を見ながら食事をすると、食べすぎになりやすいといわれています。しっかり食事と向き合って食べることで、噛む回数も多くなり満腹中枢が刺激され、自然と食べる量も変わってくるかもしれません。栄養バランスを考えるダイエット中は「サラダだけ食べる」「スムージー生活にする」のように極端な方法をとる方もいますが、「〇〇だけ」の食事方法はおすすめしません。健康を作る食事の基本は「タンパク質・脂質・炭水化物」をバランスよく摂取し、ビタミンやミネラルも取り入れること。偏った食事ではなく、バランスよく様々な食材を摂ることが長期的なダイエットには不可欠です。旬の食材を取り入れる“旬の食材”は、その時期の体に適した食べ物といえるでしょう。例えば、夏野菜は体を冷やすのに最適なものが多く、冬野菜は体を温めるのに適した食材が多いといわれています。食材を選ぶ際は、ぜひ意識してみてください。日記をつけてみるダイエットをする際におすすめなのが「日記をつける」こと。その日に食べたものを書くだけでも、食べすぎてないかが“見える化”できますし、無駄な出費を減らすことにもつながります。ダイエットは一日にしてならずという気持ちが大切今回ご紹介したポイントを習慣にすることで、お金をかけなくても”太りにくい体質”が目指せます。続けるうちに、体や心にも変化が訪れるでしょう。少しずつでもいいので、できることから取り入れてみてくださいね。©︎EKAKI/elise/zak/takeuchi masato/kou/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月18日「脚を引き締めたい」「おなかをへこませたい」など、体型の悩みは尽きないですよね。露出の増えるこれからの季節に向けて、今のうちになんとかしておきたいもの。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、おなかと脚の同時痩せを目指せる「1週間の短期集中トレーニング」をご紹介します。まずは1週間続けてみてくださいね!ボディメイクは大きい筋肉から鍛えよう!ボディメイクやダイエットをするときには、筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促すことが大切です。まずはお尻や脚といった、下半身の大きい筋肉を鍛えることから始めるのがおすすめ。大きい筋肉を鍛えることで、連動して小さ筋肉も刺激され、全身の代謝アップにつながるといわれています。おなかと脚の同時痩せ! 1週間の「短期集中トレーニング」下半身の中で最も大きい筋肉といわれている「大腿四頭筋」「大臀筋」「ハムストリング」を鍛えながら、おなかや体幹も使う一石二鳥のトレーニングをご紹介します。動画を見ながら、ぜひ一緒にやってみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.両足を揃えて立つ2.右足を大きく後ろに引きながら腰を落とす※この姿勢のとき、左脚の膝が前に出すぎないように注意する3.左足の踵を踏み込んで右脚を胸の方に引き寄せる※脚を上げるときに軸足の踵でしっかりと踏み込み、お尻や太もも裏の筋肉を意識する4.右足を戻して腰を落とし、2と同じ姿勢をとる5.バランスをとりながら10回程度繰り返す6.反対の足も同様に行うおなかにしっかりと力を入れて、胴体を安定させながら行いましょう。「短期集中トレーニング」でおなかと脚の同時痩せを目指そう大切なのは「続けること」と「習慣にすること」。最初は3回でも5回でも構いません。無理のない回数で、まずは1週間続けてみてください。継続すれば、体と心に少しずつ変化がでてくるはず。自分の体調と相談しながら、できる範囲からチャレンジしてみてくださいね。©︎xquang/Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月11日「ダイエットしているのになかなか痩せられない......」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?それはもしかしたら、ダイエットのやり方に問題があるのかも。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、“痩せやすい生活習慣”とおすすめの簡単運動法をご紹介します。ぜひダイエットやボディメイクの参考にしてみてくださいね!ついついやってしまうNG習慣理想のボディラインを叶えるには、まずは“痩せやすい体質”をつくってあげることが大切!痩せ体質を目指すとき、下記の「NG習慣」に当てはまるものがあれば要注意です。不規則な食生活早食い・ながら食いをしてしまう外食が多いお酒をよく飲むジュースが好き濃い味付けが好き睡眠不足運動不足姿勢が悪いお風呂はシャワーのみ太りやすい生活習慣は様々ありますが、とくに「食事」「睡眠」「運動」が重要なポイント。まずは自分の生活習慣を見直してみることから始めましょう。今日から意識したいOK習慣では、今日から始められる“痩せ習慣”のポイントをご紹介します。毎日の生活に組み込めるものから、少しずつ増やしていきましょう。極端な食事制限をしない極端な食事制限をすると、体が“飢餓状態にある”と認識し、脂肪が余計に蓄えられてしまうことも……。一時的に体重は落ちても、太りやすい体質につながる可能性が高くなってしまいます。また、食事を抜いたり、次の食事までの時間が空きすぎたりすることも、一気にたくさんの量を食べてしまう原因となり、カロリーオーバーしやすい状態に。できるだけ決まった時間帯に食べるようにしましょう。栄養のバランスを見直し、ゆっくり食べる健康的に痩せるためには、野菜だけを食べる、スムージーだけを飲むなど、片寄った食事法もあまりおすすめできません。痩せ体質を作るためには、たんぱく質、脂質、炭水化物をバランスよく摂ることが大切とされています。特にダイエット中は、脂質と炭水化物は適量に抑え、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を積極的に摂るように心掛けましょう。また、食べ物をゆっくりとよく噛んで食べることにより、満腹中枢が刺激され、満腹感を早く感じるようになるといわれています(※1)。「つい食べすぎてしまう」という人は、よく噛んでしっかり味わいながら食べるよう意識してみてください。質の良い睡眠を目指す睡眠は、筋肉の成長や脂肪の分解に関係する「成長ホルモン」と深く関わりがあるといわれています。また、慢性的な睡眠不足は、食欲を増進させる可能性も(※2)。健康的な痩せ体質を手に入れるためには、質の良い睡眠をとることも大切だといえます。姿勢を整える猫背や反り腰などの悪い姿勢も、痩せにくい体質を招きやすい傾向が。悪い姿勢をとり続けると、筋肉が衰えて基礎代謝が低下する可能性があり、太りやすい体質につながってしまうと考えられます。適度な運動1日に摂取したカロリーを消費するには、適度な運動が大切です。筋肉量が多いほど基礎代謝も高くなるとされるため、カロリーを消費しやすくなるでしょう。「なるべく階段を使う」「駅まで歩く」「家でできるトレーニングやストレッチを行う」など、日常的に体を動かすことを意識してみてください。“ながら”でOK! 超簡単エクササイズ運動の習慣がないと「何から始めたらいいかわからない」という方も多いはず。そこで筆者がおすすめするのは、「かかと上げ下げエクササイズ」です。やり方はとっても簡単!踵をゆっくりと上げ下げするだけ。ふくらはぎの筋肉を意識して行うことがポイントです。ふくらはぎの血管は、血液を心臓に送り返すポンプのような働きをしているといわれています。ふくらはぎを鍛えることで全身の血液循環がよくなり、脂肪の燃焼を促すことも期待できるでしょう。OK習慣と簡単エクササイズで痩せ体質に今回ご紹介したエクササイズは、お料理中や歯磨きのときなどにも手軽にできるので、日常生活に取り入れやすいはず。ぜひ今日から試してみてくださいね。生活習慣の見直しと簡単な運動によって、健康的で痩せやすい体質を目指しましょう!©︎Ushico/Mills/takeuchi masato/zak/PIXTA(ピクスタ)【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット速食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」※2 厚生労働省.e-ヘルスネット睡眠と生活習慣病との深い関係NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年03月09日「全身のむくみが気になる」「なんだか疲れやすい」…。そんなときはふくらはぎを刺激して、全身の巡り改善を目指してみませんか?ヨガインストラクターの筆者が、1日のシチュエーション別に取り入れたいケア方法をご紹介します。ふくらはぎが硬いと循環が悪くなる?ふくらはぎは、“第二の心臓”といわれることもある部分。下半身へ落ちていく血液をポンプのように押し上げて、心臓に戻す役割があるとされています。ふくらはぎを動かすには、普段から足首の柔軟性を意識することが大切といえます。まずは足首回しを日課にするところからスタート!足首回しなら、外出時も仕事をしながらでも簡単にできます。続けるうちに、体がポカポカしてくるはずです。座りっぱなしが続いたら座りっぱなしの姿勢が続いたら、脚全体やふくらはぎにだるさを感じたタイミングで次のストレッチを行いましょう。1.かかとを立てた正座の状態から、片足を前方へ伸ばし、かかとを下ろして指先を天井方向へ。2.両腕を胸の前へ伸ばし、遠くへ引っ張るようにしながら、吐く息とともに前屈していきます。※ふくらはぎが伸ばされていると感じるところまででOK。ふらつく場合は、手で脚をつかみましょう。3.20秒程度キープしたら、反対側も行っていきます。脚が冷えたなと思ったら春先は寒暖差があるため、家にいても足先が冷えることが多いでしょう。暖かいと思って薄着で出かけると、夜にはすっかり体が冷えてしまうことも。そんなときは、サクッとふくらはぎをほぐしておきましょう。1.四つ這いの姿勢になったら、両足をクロスします。2.クロスした両脚の上にお尻を下ろします。3.痛くならない程度に踏み、左右に揺すったり、踏む・浮かすを繰り返したりして、固まったふくらはぎをほぐします。4.左右30秒~1分程度行います。寝る前のポカポカ巡りケアふくらはぎをほぐすだけで、下半身の巡りが整いやすくなってポカポカに。寝る前に仰向けになった姿勢で手軽に行えます。1.仰向けの姿勢になり、両膝を曲げます。2.片方のふくらはぎを逆側の膝の上に乗せて力を抜きます。3.ふくらはぎから足首にかけて、こするように動かします。4.硬いところは念入りに、左右30秒程度行いましょう。家でサクッと習慣にまずは足首回しを習慣にしましょう。外出時はこれだけでもOK。足首周りがだるくなる程度が目安です。家にいるときは、座ったついで、帰宅してほっとしたついで、寝る前のついで…など生活パターンに溶け込ませながら、続けられる工夫をしてみてくださいね。翌朝の脚が変化していくはずですよ。©metamorworks/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年03月05日お腹痩せを目指すなら、骨盤と股関節を整えることが大切です。骨盤と股関節の両方にアプローチできる“1日10回だけ”の簡単エクササイズで、下腹痩せを目指しましょう!下腹痩せには“骨盤と股関節”が重要!ダイエットしてもお腹周りだけ残る、下腹から太ももの付け根辺りのお肉が気になる…。そんな人は、腹筋や食事制限を頑張っても効果が出ない可能性があります。実は下腹のお肉は、股関節周りの動きや骨盤の歪みと大きく関係しているといわれているのです。下腹痩せを目指すなら、まずは骨盤を整えて、股関節の動きをよくしてあげることが大切。今回ご紹介するのは、1日10回だけの簡単なエクササイズです。骨盤の位置が整うことで下腹部から脚の付け根がすっきりとし、姿勢が整うことも期待できますよ。股関節をしっかり動かす簡単エクササイズ1.四つん這いの姿勢をとります。2.両膝を大きく左右に開き、内腿が伸びる状態にしましょう。3.息を吸いながらお尻を後方へスライドさせ、床に下ろせる範囲で下ろします。4.息を吐くタイミングでお尻を前に押し出し、右脚股関節を動かすように意識しながら、右足のつま先を天井方向へ持ち上げます。5.息を吸いながら右脚を下ろし、3のポジションに戻ります。リズミカルに動かしながら、左右交互に10回行いましょう。10回で体が熱くなればOKシンプルで簡単な動きですが、股関節周りからお腹、内もも、お尻も動くダイナミックな運動です。10回繰り返したときに、体が熱くなり軽く息が上がる程度の運動量になっていればOK。簡単にできてしまう場合は、膝を開く幅が狭すぎるか、膝下を持ち上げるときに腰が引けている可能性があるのでチェックしてみてください。骨盤はなるべく安定させて、股関節を動かす意識でやってみてくださいね。無理のない範囲で定期的に行ってみましょう。©︎マハロ/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年03月02日日々仕事に家事にと忙しい人は、スキマ時間に痩せ習慣を取り入れられると嬉しいですよね。今回はヨガインストラクターの筆者が、デスクワーク中に合間などに、座りながらできるエクササイズをご紹介します。座りっぱなしのときこそお腹をすっきりさせよう座りながら簡単にできるお腹すっきりケアをご紹介します。エクササイズは日常に取り入れられてこそ継続しやすいので、デスクワーク中や、家事育児の合間に取り入れてみましょう。座りっぱなしの姿勢は、腰が丸まりお腹周りがもたつきやすくなると考えられます。また、胃腸を押しつぶす姿勢にもなるので消化や便通にも悪影響になる可能性も。しかし、丸まった姿勢が定着している方には、正しく座る姿勢を意識しても長くは続かないでしょう。そこで大切なのが“腸腰筋”を意識した動きを取り入れることです。お腹すっきり! 座りながら行うケアエクササイズ1.椅子に浅めに座ります。※坐骨を椅子に立てるように座ると、骨盤と腰がまっすぐ安定します。※腰を反ってお腹を突き出さないように注意しましょう。※骨盤の上に胴体を乗せ、その上に頭を乗せるようにして姿勢を揃えます。2.息を吸います。息を吐きながら左脚を持ち上げます。※お腹の両サイドの筋肉を意識して、その力で脚を持ち上げるようにしましょう。3.息を吸いながら左脚を下ろします。4.次に息を吐きながら右脚を持ち上げ、息を吸いながら右脚を下ろします。5.呼吸のリズムに合わせて交互に行います。※15~20回行うか、1分を目安に行いましょう。お腹が疲れたらOK!脚を持ち上げるときは、脚の力を抜きましょう。脚全体を重りにするような意識でお腹の力で引き上げます。腰を反らないように意識して丁寧に行ってみてください。お腹が疲れてきたら正しく行えている証拠です。まずは15回からスタートして、日常に取り入れてみてくださいね。©RUNSTUDIO/gettyimages上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 / 上村由夏
2023年02月26日反り腰とは、現代人に多い姿勢の特徴とされており、”骨盤が前に傾きお尻が突き出ている状態”を指します。普段からこの姿勢になることが多いと、腰痛や肩こり、首こり、むくみなど様々な不調に繋がってしまう可能性も。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、反り腰改善を目指す簡単トレーニングをご紹介します!反り腰になってない? セルフチェック方法踵、お尻、頭を壁につけて立ちます。そのとき、腰と壁の隙間に手のひらが入るか、入らないかくらいの隙間ができるのが理想的でしょう。壁との隙間に拳が入ってしまう場合は、反り腰気味になっている可能性が高いといえます。反り腰の原因とは反り腰は様々な原因が考えられます。デスクワークなどで座る姿勢が悪かったり、運動不足で姿勢を保つために必要な体幹の筋力が落ちていたりすると、骨盤の位置がずれて悪い姿勢になりがち。また、ヒールをよく履く方は骨盤が前傾になりやすく、バランスを取ろうと反り腰になる傾向があるので注意が必要です。反り腰を解消すると全身痩せに繋がる!骨盤の位置が正しい状態にあると、綺麗な姿勢を保ちやすくなります。腰や肩、首に余計な負担がかかりにくくなり、筋肉や骨のバランス、内臓の動きが良くなることにも繋がると考えられます。全身の血流や代謝も上がって「痩せやすく太りにくい身体」を目指せるでしょう。ここからは「反り腰解消」を目指す簡単トレーニングをご紹介します。動画を見ながらぜひチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.身体の前で手を絡め、片足を後ろに引く2.5回ゆっくりバウンドするように腰を落とす3.足を前に戻し、反対の足も同様に5回腰を落とす4.同じように繰り返す※このとき、前足の踵でしっかり地面を押してお尻の筋肉を意識する※骨盤は水平に保ち、腹圧を入れたまま行う反り腰解消は日々の習慣が大切しっかりトレーニングをしていても、普段の姿勢が悪ければ意味がなくなってしまうことも。立っているとき、座っているときの日々の姿勢を意識することで、改善しやすくなるでしょう。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてくださいね。©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年02月24日油断をするとすぐに垂れてくるヒップライン。エクササイズで頑張ってヒップアップしても、やめたらすぐ元に戻っちゃう…なんてこともあるのではないでしょうか。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、垂れないお尻を目指す簡単な美尻ケアをご紹介します!歩くときに「お尻を使えているかどうか」が鍵ヒップラインはエクササイズをやめてしまうとすぐ元に戻ってしまったり、いつの間にか「また垂れてきた…」なんて経験がある人も多いと思います。理想的に美しいヒップラインを作りたいという場合には、様々なエクササイズを取り入れてしっかりと鍛える必要があるでしょう。でも、シンプルに「垂れたお尻を引き上げたい」というだけなら、まずは歩くときに“お尻をしっかり使う動き”を癖付けることが大切です。ポイントは股関節を動かすこと。脚を曲げ伸ばしして、歩くときにお尻が上手に使える癖をつけていきましょう。バランス感覚も身につく!ヒップアップを定着させるエクササイズ1.両脚をそろえて立ちます。2.軽く膝を曲げて股関節周りを緩めます。3.両脚の付け根、股関節部分を外旋させるようにして、お尻の方へ意識が向くようにします。4.息を吸いながら左脚を持ち上げ、膝を曲げます。5.左のお尻から股関節、脚全体を使って曲げる意識を持ちましょう。6.息を吐きながら左脚を後方へ伸ばし、上体を脚と平行になるところまで倒しながら右手を床につきます。※手が届かない場合は、椅子や支えのある場所で行ってください。※左右のお尻の高さが平行になるようにします。左側のお尻を持ち上げすぎないように注意してください。7.息を吸うタイミングで左脚を引き寄せながら上体を起こし、再び左脚の膝を曲げて持ち上げます。これを1セットとして、左右で10セット行いましょう。支えている脚側のお尻が疲れてくればOKこのエクササイズを行うことで、脚を曲げ伸ばししている側のお尻は「脚とお尻の連動性」の向上が期待でき、支えている脚側のお尻は筋力アップにつながるでしょう。体幹のバランスも整えられるので、姿勢も美しくなるはずです。体が硬い人は、ふらつかないように壁などに手をつきながら行ってくださいね。無理のない範囲で続けて「垂れないお尻」を手に入れましょう。©️Ushico/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年02月23日スマホを見ながらできる簡単な動きで、ボディラインを整えられたらいいですよね。今回は、内ももを引き締めて脚のラインを整えるエクササイズを、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ビフォーアフターで感覚の違いを比べてみてくださいね。スマホ片手にできる「美脚エクササイズ」スマホでダイエットやエクササイズの方法を調べただけで満足して、結局やらずじまいといった経験はありませんか?せっかく思い立ったのに、やらないなんてもったいない!今回は、スマホを見ながらサクッとできる「美脚エクササイズ」をご紹介しますので、ぜひトライしてみてください。脚のラインを整えて内もも痩せを叶えるエクササイズ1.両脚を閉じて立ちます。2.足先を60度くらいの角度に開きます。3.お尻に軽く力を入れて背骨とお腹を上に引き伸ばし、脚の付け根にピンと張った感覚があればOKです。4.息を吸いながら、脚の付け根から動かすようにして膝を曲げ、左右に開いていきます。5.息を吐きながら、内ももをキュッと締めるように意識しつつ膝を伸ばして元の姿勢へ戻ります。6.内ももを引き締めて息を吐ききったら、力を抜きます。1~6を1セットで10~15回くらい行います。【ポイント】膝を曲げるときはまっすぐ腰を落とし、伸ばすときは内ももを引き締めながら行いましょう。慣れてきたら、20回まで回数を増やしてみてください。ビフォーアフターで違いを比べてみていかがでしたか?エクササイズをする前と比べて、内ももがピタッと引き締められて、骨盤がスッと立っている感覚があるかをチェックしましょう。スマホやテレビなどを見ながらでもできる簡単なエクササイズなので、思いついたときにやってみてくださいね。無理のない範囲で続けて、スラッとしたレッグラインを目指しましょう。©️マハロ/zak/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年02月20日お腹や腰回りに余計な脂肪がつき浮き輪のように見える「浮き輪肉」。男女ともにお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、浮き輪肉にアプローチする簡単トレーニング方法をご紹介します。ぜひチャレンジしてみてくださいね!浮き輪肉になりやすいNG習慣ダイエットをするなら、まずは「なぜ余計な脂肪がついてしまうのか」を知ることが大切です。もちろん理由は人によって様々なので一概には言えませんが、主な「NG習慣」には以下のようなものが挙げられます。・運動不足・姿勢が悪い・食生活の乱れ・睡眠時間が短い浮き輪肉に限らず、まずは「基礎代謝」を上げることがダイエットには重要。NG習慣を改善して「基礎代謝」を上げ、太りにくく痩せやすい体質を目指していきましょう。一回たった30秒でOK! 簡単「浮き輪肉解消トレーニング」今回はお腹と背中を鍛えて、効率よく浮き輪肉にアプローチする2つのトレーニングをご紹介します。ぜひ両方チャレンジしてみてくださいね。お腹アプローチ編やり方をチェック!1.肩の真下に手をつき、股関節の真下に膝をついて四つん這いになる2.右足を後ろに伸ばし、左手を耳の横へ伸ばす3.お腹にグッと力を入れ、骨盤を平行に保つ4.息を吐きながら右膝と左肘を体の下で寄せる5.息を吸いながら手足を伸ばす6.最後にお腹を更に引き上げてキープ7.6までを5〜10回丁寧に繰り返し、反対も同様に行う8.最後にお尻を踵に乗せてリラックス背中アプローチ編やり方をチェック!1.うつ伏せになり両手を前に伸ばし、足を腰幅程度に開く2.お腹にグッと力を入れ、息を吸いながら両手足を浮かせる3.手足を遠くに伸ばし一呼吸する4.息を吸いながら肘を曲げ肩甲骨を寄せる5.息を吐きながら両手を伸ばす6.5〜10回ゆっくり繰り返す7.最後に手足を伸ばした状態でキープして一呼吸する普段から痩せ習慣を意識しよう代謝を下げてしまうNG習慣を見直しつつ、効率よくトレーニングを行うことでスタイルアップや姿勢の改善が期待できるでしょう。ご自身の体調に合わせて、ぜひ続けてみてくださいね。©︎takeuchi masato/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、「anan Beauty +」ライターとしての記事連載やウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年02月18日運動しているのに“ぽっこりお腹”から抜け出せない、手脚は細いのにお腹だけ出ている…なんてお悩みの方は多いのではないでしょうか。もしかしたらその原因は「骨盤底筋」にあるかもしれません。今回はヨガインストラクターの筆者が、骨盤底筋を鍛えて“ぽっこりお腹解消”を目指す簡単習慣をご紹介します。「骨盤底筋」とは?骨盤底筋(骨盤底筋群)とは、骨盤の前の恥骨から肛門の後ろの尾骨までを繋いでいる、複数の筋肉の集合体。子宮や膀胱などの臓器を正しい位置で支え、便や尿の排泄にも深く関わっているといわれています。しかし姿勢の悪さや加齢、出産などでこの「骨盤底筋」が衰えると、内臓の重みに耐えられずお腹がぽっこり出てしまったり、尿や排泄のトラブルなど、様々な不調につながる可能性も…。骨盤底筋にアプローチする簡単習慣今回は、簡単にできる「呼吸を使ったトレーニング」と、骨盤底筋を意識したヨガのポーズをご紹介します。ぜひ一緒にやってみてください!呼吸を使った簡単トレーニング<基礎>1.仰向けになり、膝を立て足を腰幅程度に開く2.鼻から息を吸いながら、肛門、尿道、膣を引き上げるイメージでグッと締める3.鼻から息を吐きながら力を抜く4.5秒吸って5秒吐く呼吸を、ゆっくり5セットほど繰り返す※立っているときや座っているときに行ってもOK。その場合は骨盤をしっかり立て、姿勢を正して行いましょう。呼吸を使った簡単トレーニング<応用><基礎>の姿勢から続けてヨガのポーズを行なっていきます。1.仰向けになり、膝を立てて足を腰幅程度に開く2.鼻から息を吸いながら、太ももと背中が一直線になるように骨盤を持ち上げる※呼吸法と同じく、肛門、尿道、膣を引き上げるイメージで締める3.両手を体の後ろで組んで肘を伸ばし、そのまま5呼吸キープする4.鼻から息を吐きながらゆっくり骨盤を床に下ろし、力を抜く骨盤底筋を意識してスッキリお腹に骨盤底筋に限らず、筋肉は普段から意識して使ってあげることが大切です。歩いているときや座っているとき、寝る前や家事をしているときなど、まずは骨盤底筋群を意識することを心がけてみてくださいね。無理のない範囲で続けて、スッキリお腹を目指しましょう!©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深め、帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどにも出演。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ウェルネスコミュニティ「The Wellness Laboratory」主宰、マッサージセラピストなど多岐に渡って活動中。文/NATTY
2023年02月16日肩や肩甲骨の凝りのせいで、背中がもたついてしまっていませんか?ヨガインストラクターの筆者が、背中痩せを目指す簡単習慣をご紹介します。脇の下にある“前鋸筋”をほぐして、凝りなし背中美人を目指しましょう!肩甲骨周りの凝りは脇の下の筋肉をほぐす皆さんは「前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉をご存知でしょうか?前鋸筋とは脇の下あたりから肋骨の横部分にある筋肉で、肩や肩甲骨周りの動きと関連しているといわれています。前鋸筋が凝っていると腕の動きが悪くなり、肩や背中、肩甲骨が凝りやすくなる可能性が。また、二の腕や背中周りのもたつきの原因になってしまうこともあります。寝る前にできる「簡単ストレッチ」で前鋸筋をゆるめ、肩や肩甲骨の動きを良くしていきましょう。毎晩のルーティンに! 背中美人を目指すストレッチ1.横向きに寝ます。両膝を曲げて姿勢を安定させましょう。2.両腕を胸の前に伸ばし、両手を軽く重ねたところからスタートします。3.脇の下にある前鋸筋から伸ばすように意識して、腕を頭上へ上げていきます。4.頭上まで腕を伸ばして、前鋸筋が十分伸びていると感じられたら、一気に脱力します。5.2~4の動作を数回繰り返し、前鋸筋が緩んだら2の姿勢に戻ります。6.息を吸いながら腕を天井方向に上げていきます。7.肋骨から体を倒すようにして、腕を背中側へ下ろしていきます。8.肋骨の周りが伸びるのを感じながら、ゆっくりと息を吸って吐いてを5呼吸分キープます。9.6~8の動作を2回くらい繰り返したら、反対側の腕も同様に行いましょう。前鋸筋を意識してスッキリ背中に前鋸筋を意識して腕の上げ下げをするだけでも、“背中全体”を使って動かしている感覚がわかるはず。肩回しなどのシンプルな動きも、前鋸筋を意識して動かせばいつもよりスッキリするはずです。ぜひ試してみてくださいね。©︎Xeno/Ushico/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文 /上村由夏
2023年02月12日体重は変わらないのにお腹がぽっこり出てきた…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、ぽっこりお腹解消を目指す「簡単エクササイズ」を、現役ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!なぜ「ぽっこりお腹」になってしまうの?下腹部がぽっこりする原因は様々ありますが、筋力不足や姿勢の悪さ、内臓脂肪の増加、内臓下垂などが考えられます。特に“筋力”に関しては、普段から運動を何もしていないと、歳を重ねるごとに自然と衰えていってしまうことも……。お腹周りの筋力が低下すると、内臓を正しい位置で保てず下垂し、下腹部のぽっこりに繋がる可能性もあるでしょう。1回たった30秒だから続けやすい! 簡単エクササイズトレーニングや運動と聞くと、億劫に感じる方も多いかと思います。でも、今回ご紹介するのは“寝たまま&たった30秒”でできる簡単エクササイズ!運動が苦手な方でも手軽に始められるので、ぜひ動画を見ながら一緒にやってみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり、膝を立てて足を閉じる2.骨盤を後傾させ、地面と腰の隙間を埋める3.吸う息とともに両足を上げる4.吐く息とともに足先を地面に下ろす5.下腹にしっかりと力を入れ、膝の角度を保ちながら30秒間繰り返すスッキリお腹を目指そうお腹周りの筋力アップに繋がるエクササイズをご紹介しました。ちょっとした時間にできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。このエクササイズを行いつつ、生活習慣や食生活を見直せば、さらにスッキリお腹が目指せるはず。自分のできる範囲で無理なく取り組んでみてくださいね。©︎Ushico/PIXTA(ピクスタ)NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年02月10日何をやっても肩が“鉄板”だという方にぜひ試してほしい!“寝起き”と“就寝前”にベッドの上でできる「簡単ストレッチ」を、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。肩をしっかり動かしても肩が凝るのはなぜ?肩が凝っているときは、肩を回したり揉んだりしますよね。それで一瞬はすっきりするけれど、根本からほぐれた感覚にならないことはありませんか?多くの場合“肩だけ”をほぐしても、肩甲骨や背中周りまではほぐせていないことがほとんど。そして肩甲骨周りや背中の動きが悪いと、肩と背中全体のこわばりにつながりやすいと考えられます。今回ご紹介するのは、寝起きやお休み前のちょっとした時間に、ベッドで横になりながらできるストレッチ。簡単にできてスッキリするので、習慣化しやすいはずです。簡単で気持ちいい! 緊張と弛緩でほぐすストレッチ1.仰向けで横になります。2.両膝を曲げて背中と腰を床に落とし、腰が反らないように注意しましょう。3.右脚を伸ばして下ろし、左腕は肘を曲げ、指先を肩の方へ向けて顔の横あたりにおきましょう。このとき、肘が倒れないように上に向けておきます。4.息を吸うタイミングで左足の裏と左手のひらで床を押しながら、体を右に向けていきます。5.肩周りとお尻の仙骨(骨盤の中央あたり)の周りが気持ちよく伸びる位置まで体を起こします。6.息を吐くタイミングで一気に脱力します。7.気持ちのよい脱力感を味わい、リラックスしましょう。この動きを左右とも3回ずつ行います。脱力感を味わおう肩や背中周りがガチガチに固まっていると、力を抜くことができず心身が緩みにくくなるでしょう。しっかりとストレッチしながら緊張を加え、一気に脱力することで、体をリラックスさせてみてください。脱力したら、しばらく気持ちよさを味わうのがポイント。ストレッチした部分が温かくなったり、巡りが良くなっている感覚があればOKです。3回ほど行えば、かなり脱力して緩むはず。寝起きのときは「寝ている間に固まった体」をほぐすために。夜眠る前は「日中に凝り固まった体」を緩めるために。どちらにもおすすめのケアなので、毎日の習慣にしてみてくださいね。©︎node/PIXTA(ピクスタ)上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方を整え、不調のない生き生きとした心身を作る“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを、名古屋、湘南、東京を行き来しながら開催している。フルオーダーメイドで作るパーソナルレッスンは対面、zoomレッスン共に毎月予約が殺到。2021年夏より、福島県会津にてホリスティックセラピーリトリートをフィトテラピーの専門家とタッグを組んで開始する。2023年からは拠点を葉山と北関東に移す為現在準備中。文/上村由夏
2023年02月07日デスクワークや運動不足などで、首や肩の凝りに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、簡単にできる「首周りをほぐすストレッチ」をご紹介します!1日1分で取り入れられるので、ぜひ今日から試してみてください。首こりの原因とは?人の頭はある程度の重さがあり、首や肩周りには常に負担がかかっている状態といわれています。姿勢の悪さ、スマートフォンやパソコンの長時間使用など、首や背中に負担がかかる状態が長い場合は、体がさらに凝りやすくなるでしょう。他にも運動不足や眼精疲労、過度なストレスでも、筋肉が緊張して強張りやすくなるなど、様々な体の不調につながると考えられます。普段から意識したい3つの習慣姿勢自分の姿勢を横から見たときに、頭が肩のラインより前に突き出てしまう場合は、首こりや肩こりに要注意です。理想的な姿勢は、座ったときに耳の後ろ、肩先、骨盤が一直線になる状態といわれています。姿勢が悪くなっていると気づいたら、常に直す意識をしてみましょう。体を冷やさない体が冷えると筋肉が緊張しやすくなり、凝りも生じやすくなる可能性が。肩や首を冷やさないよう、お風呂でしっかり温めたり、カイロやマフラーなどを使う習慣を身につけましょう。運動・ストレッチ運動やストレッチは、血行を促進して筋肉の凝りをほぐすことが期待できるでしょう。普段から適度に体を動かす習慣をつけておけば、様々な不調の予防につながると思います。1日1分で出来る簡単ストレッチ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肘を90度に曲げて手のひらを上に向ける2.肩を下げて首を長く伸ばし、腕を外に開いて肩甲骨を寄せる3.頭をゆっくり上下に動かす(3往復程度)※痛みがある場合は無理に行わないこと。4.次に頭を半周するように左右にゆっくり動かす(3往復程度)5.最後に両手を胸の上で重ね、顎、頭を上げて5~10秒キープする6.ゆっくり動きを解放する日常のケアが大事! 無理なく続けよう頭を動かすときに痺れや強い痛みを感じる場合は、凝り以外の原因も考えられます。無理にストレッチを行わず、医療機関を受診するようにしましょう。ご自身の体調に合わせて続けてみてくださいね。©︎NickyLloyd/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年02月03日