アイシン・エィ・ダブリュは、『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』(以下、頭文字D)の公開を記念して、同社のスマートフォン向けブランド「dribrain(ドライブレイン)」より販売中のカーナビアプリ「NAVIelite(ナビエリート)」に、「頭文字Dモード」追加のスペシャルコラボバージョンをリリースする。リリース予定日は、iOS版が5月末、Android版が6月中旬。新たに搭載された「頭文字Dモード」では、アプリ起動時のオープニングが専用イメージに変更されるほか、現在地を表す自車マークをハチロク(AE86)に変更、ルート案内開始時・到着時・カーブ案内時などの経路案内にあわせて新劇場版「頭文字D」のシーンを再生、バトルの舞台となった秋名山(榛名山)のポイントを目的地として設定できる「頭文字D AKINA BATTLE POINT」が用意されるなど、頭文字Dの世界観でカーナビを楽しめる。利用方法は、「NAVIelite」のアプリバージョンアップ(iOS版はVer.1.31.0、Android版はVer.1.18.0)を行い、起動時の「頭文字D」ボタンを「ON」に変更するか、アプリ内の環境設定から機能を「ON」にする。現在「NAVIelite」を利用中の場合は、無料でバージョンアップが行える。なお、「NAVIelite」は、地図データを内蔵し、通信できない場所でも目的地検索やルート設定、ルート案内などのカーナビ機能が利用可能なカーナビアプリ。目的地の目の前まで案内を行う「Door to Doorダイレクトガイド」、車線の多い道で最適なレーンを知らせる「走行車線案内機能」、渋滞回避のルートの提案も行う「リアルタイムな渋滞情報の提供」、FacebookやTwitterと連携が行える「SNSからの検索やシェア機能」など、車載器でも評価の高い機能を搭載。さらに、高速道路や有料道路などが開通した場合はすみやかにアップデートされるため、最新の地図データを利用することができる。
2015年05月27日J.D.パワーは5月25日、「2015年日本モバイルデータ通信サービス顧客満足度調査」の結果を発表した。顧客満足度の調査では、UQ WiMAX(532ポイント)が2位のNTTドコモ(529ポイント)を僅差で上回り首位。au(524ポイント)が3位に続いた。UQ WiMAXが首位となったのは今回で3回目で、調査開始して一度も首位を明け渡していない。利用者からは「各種費用」が優れている点で特に評価されている。なお、上位3社の総合満足度のポイント差は縮まる傾向にある。首位~3位までのポイント差は2014年が18ポイントであったが、2015年は8ポイントとなった。顧客満足度は4つの要素で構成されている。各要素の総合満足度への影響力は、「通信品質・エリア」(41%)、「各種費用」(24%)、「端末・オプションサービス」(25%)、「手続き・サポート対応」(11%)の順となった。利用者の満足度は、ネット接続に関する不具合、通信量が上限を過ぎたことで起こる速度制限などによって大きく左右している。速度制限を経験した利用者は満足度が低くなるだけでなく、モバイルデータ通信サービスの利用意向も低くなる傾向がある。同社は、速度制限などで継続利用の意思が低下することから、事業者が速度制限の撤廃などメイン回線としての利用に耐えうるサービス提供をしていくことが重要だと指摘している。調査は、データ通信専用端末の個人利用者を対象にモバイルデータ通信サービスの満足度および利用実態を調べたもので今回が3回目。2015年3月にインターネット調査を実施し、合計2750人から回答を得られた。
2015年05月26日ジュピターテレコム(J:COM)は、同社の提供するVODサービス「J:COMオンデマンド」において、4Kコンテンツを視聴できる「4K Smart J:COM Box<録画機能付き<」(以下、4K SJB)を5月29日に提供開始する。オンラインでの申し込み受付は5月25日から。長期契約の場合、月額料金は1台につき1,300円(税別)。4K SJBは、新しいセットトップボックス(STB)を用いることで、4Kコンテンツを楽しめるサービス。サービス開始当初の提供コンテンツは、アスミック・エースが配給する映画の4K版や、ドキュメンタリー、バラエティ、紀行など。今後、ハリウッド映画やオリジナルコンテンツの配信も検討し、順次コンテンツ数を増やしていく。4K SJBは、J:COM TVサービス加入者を対象にオプションサービスとして提供。2年間(集合住宅は1年間)の継続利用を前提とした長期契約の場合は月額1,300円、通常契約の場合は月額1,700円で利用できる(いずれも税別)。申し込み受付は5月22日から。ただし、オンラインでは5月25日から、旧JCNエリアは6月中旬以降に受付を開始する。サービスの提供開始は5月29日だが、旧JCNエリアは7月1日からの予定だ。専用STB「HUMAX UHD-2500」は、2TBのHDDを内蔵。3基のチューナーを搭載し、1番組を視聴しながら、同時に他の2番組を録画できる。地上/BSデジタルとケーブルデジタル(CS)放送を視聴可能だ。サイズはW370×D250×H55mm、重量は2.6kg。4Kコンテンツの視聴には専用STBのほかに、HDMI 2.0とHDCP 2.2に対応した4Kテレビが必要となる。
2015年05月22日アメリカのアパレルブランド「Jクルー(J.CREW)」が、アシックス(ASICS)が展開する日本のスニーカーブランド「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」とのコラボレーションスニーカーを発売した。初となるこのコラボレーションで選ばれたモデルは、今年30周年を迎えるクラシックな「コロラド85(Colorado Eighty-Five)」と今回のコラボのために制作された「ファブレ・ロー(Fabre Low)」のメンズ2型。「コロラド85」は限定色となるクラシック・グラヴェル、シャドーグレーの2色で、「ファブレ・ロー」はグレー・ダウン、ネイビー・オレンジ、タンジェローの3色で展開される。また、同コラボスニーカーのためにアメリカ・メイン州ポートランドを拠点に活動するグラフィックアーティスト、クリストファー・デイヴィッド・ライアン(Christopher David Ryan)が制作したイラストも発表。イラストは今回の「オニツカタイガー」のデザインとカラーからインスピレーションを得て描かれたという。取り扱いは公式オンラインショップにて。価格は「コロラド85」が税込1万6,000円、「ファブレ・ロー」が税込1万4,500円(いずれも参考価格)。
2015年05月21日京都銀行は18日、京銀ダイレクトバンキングの「スマートフォンバンキング」の機能を拡充した。同行では、2012年4月に、スマートフォンで「残高照会」「入出金明細照会」「振込・振替」を終日(24時間)利用できる「スマートフォンバンキング」の取り扱いを開始した。このたび、新たに「投資信託のお取引」や「税金・各種料金の払込み」などのメニューを追加し、サービス・機能を拡充したという。さらに、これまでよりも見やすく分かりやすい画面にリニューアルし、顧客はより一層便利に利用できるようになったとしている。利用できるのは、京銀ダイレクトバンキングのインターネットバンキングを契約している顧客で、「スマートフォンバンキング」の利用登録をしている人。今後も、多様化する顧客のニーズに応えるため、利便性と安全性を兼ね備えた質の高いサービスの提供を目指していくとしている。○機能拡充の内容についてスマートフォンバンキングのサービスメニューを拡充スマートフォンバンキングで「投資信託のお取引」や「税金・各種料金の払込み」などの取扱いを新たに開始する。インターネットバンキングと同等のサービスメニューが利用できるスマートフォンバンキングの画面をリニューアルスマートフォンでも操作しやすいよう、見やすく、分かりやすい画面にリニューアルする
2015年05月19日コトブキヤが展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)より、『D-スタイル スタースクリーム』と『D-スタイル スカイワープ&サンダークラッカー』が、2015年9月に発売されることが決定した。昨年30周年を迎えた『トランスフォーマー』シリーズだが、今回はデストロンの航空参謀「スタースクリーム」に加え、同型の航空兵「スカイワープ」と「サンダークラッカー」がセットで「D-スタイル」に登場。これまで「D-スタイル」では、「コンボイ」「メガトロン」「ブラックコンボイ」が商品化されたが、それに続きデストロン軍団における航空部隊「ジェットロン」のメインキャラクターがまとめて立体化される。『D-スタイル スタースクリーム』は、「お、お許しください、メガトロン様~!」の声が聞こえてきそうな表情パーツを多数用意。通常顔、ニヤリ顔、叫び顔の3種類で、叫び顔は発売済みのメガトロンと組み合わせると「怒られている時」の表情としても使えるほか、攻撃時の叫び顔としても使用できるという。胸部ハッチは展開してミサイルポッド発射シーンを再現でき、ビークルモードをイメージしたジェット機も付属。成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけでイメージに近い仕上がりとなる。そのほか平手パーツ(右)やデストロンのエンブレムも同梱される。『D-スタイル スカイワープ&サンダークラッカー』は2体セットとなり、基本仕様は『D-スタイル スタースクリーム』と同様。スカイワープはブラックとパープル、サンダークラッカーはブルーとグレーを基調にした設定カラーを成型色と塗装済みパーツ、付属のシールで再現される。商品価格は『D-スタイル スタースクリーム』が3,456円(税込)、『D-スタイルスカイワープ&サンダークラッカー』が6,264円(税込)。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)TOMY
2015年05月18日5月16日・17日の2日間、東京・中野サンプラザでフジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2015」が開催された。ここでは、ディーアンドエムホールディングスのブースにおける注目展示を取り上げる。ディーアンドエムホールディングスブースでは、5月14日に発表したデノンのCDプレーヤー「DCD-50」を初展示。DCD-50はコンパクトなフルデジタルアンプ「PMA-50」と同じデザインを採用するCDプレーヤーだ。PMA-50はDAC内蔵のコンパクトなフルデジタルアンプで、現在も品薄状態が続いている人気商品。DCD-50とPMA-50と組み合わせることで、入力から出力までの処理をすべてデジタルで行うフルデジタルプロセッシングを実現できる。また、3月24日に発表したワイヤレスノイズキャンセルヘッドホン「AH-GC20」も展示。AH-GC20は、ハウジングの内側と外側の両方に集音マイクを備えたデュアル・アクティブノイズキャンセリング方式を採用することで、強力なノイズキャンセリングを実現したヘッドホンだ。当初の予定では4月下旬発売予定となっていたが、5月第4週より出荷が開始されるとのことだ。16日の午前中には、デノンがコラボするアトラスのPSP Vita用ゲーム「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト (P4D)」について、P4Dサウンドコンポーザーの小塚良太氏とオーディオ評論家の野村ケンジ氏によるトークショーを開催。集まったファンに、制作秘話やマスター音源を披露した。
2015年05月18日佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。これにより、スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで荷物の受領が可能になる。今まで受領印データの提供は配達日翌日以降の対応となっていたが、電子サインにより、最短5分で確認が可能となる。また、複数個の荷物に対しても一括サインができるため、顧客の時間を短縮できる。同社は、2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備することを想定している。配達員にスマートフォンを持たせることで、顧客に新商品や新サービスの情報を画面で見てもらい、その場で提案するといったことも可能になるという。
2015年05月09日加賀ハイテックは17日、「j5 create」ブランドから、PCのDisplayPort出力をVGA(D-Sub)・DVI・HDMIの各出力に変換するアダプタを3モデル発表した。4月24日に発売し、価格は1,490円から。いずれもドライバのインストールや外部電源は不要で、対応する最大解像度は1,920×1,200ドットとなっている。「JDA114」は、DisplayPort出力をVGA(D-Sub)出力へと変換するアダプタ。本体サイズはW45×D15×H45、重量は38g、ケーブル長は90mm。「JDA134」は、DisplayPort出力をDVI出力へと変換するアダプタ。本体サイズはW45×D15×H45mm、重量は49.5g、ケーブル長は90mm。「JDA154」は、DisplayPort出力をHDMI出力へと変換するアダプタ。本体サイズはW45×D15×H45mm、重量は35g、ケーブル長は90mm。
2015年04月17日ニコンは4月10日、ニコン D4SおよびD810、D750において、HDMIで接続した映像制作・編集用外部レコーダーと録画開始・停止の同期を可能とする新ファームウェアを開発中であることを発表した。新ファームウェアは今夏公開予定。今回、開発を表明した新ファームウェアは、映像制作に関わるプロフェッショナルの現場でデジタル一眼レフカメラによる撮影が広がってきたことに対応するためのもの。ニコンは4月11日~16日の期間、米・ラスベガスで開催中の放送機器展覧会「2015 NAB Show」において、新ファームウェアのデモンストレーション展示を行う。
2015年04月14日ニコンイメージングジャパンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1 J5」の発売を記念して「Nikon 1 J5 microSDカードプレゼントキャンペーン」を実施する。数量限定でサンディスクのmicroSDカードをプレゼントする。4月2日に発表されたミラーレスカメラ「Nikon 1 J5」を購入したユーザーが対象のキャンペーン。サンディスクのmicroSDカードを数量限定で同梱する。付属するmicroSDカードはUHSスピードクラス1(U1)、SDスピードクラス「Class 10」に対応。対象製品はNikon 1 J5のボディのみ、標準パワーズームレンズキット、ダブルレンズキット、ダブルズームレンズキット。Nikon 1 J5は、ニコンのデジタルカメラで初めて4K(3,840×2,160ドット)動画の撮影に対応したミラーレス一眼。Nikon 1シリーズで初となる裏面照射型のCMOSセンサーを採用したことも特徴だ。推定市場価格は標準パワーズームレンズキットが60,000円前後、ダブルレンズキットが73,000円前後、ダブルズームレンズキットが80,000円前後、ボディのみが55,000円前後(いずれも税込)。なお、ボディ単体は受注販売となる。
2015年04月03日防衛省は18日、自衛官が職業対象として広く意識されることを目的とした活動の一環として、スマートフォン向けゲームアプリ「自衛隊コレクション(Jコレ)」を公開した。同アプリでは、陸・海・空自衛隊の様々な職種・職域を疑似体験できる。価格は無料。ストーリーは、部屋に飾ってあるはずの「自衛官フィギュア」が家人の留守中の一軒家で動き出すところから始まり、「家庭菜園をカラスから守る」など、プレーヤーには「留守中の一軒家を守る」ためのミッションが課される。公開開始から6月まで1カ月ごとにアプリが更新され、4つのミッション、21のステージが登場するという。ステージクリア後は、「装備品画像」をコレクションでき、実際に使用されている制服や車両などのほか、アプリ内の様々な場所で入手できる「隠しコレクション」も用意されている。また、プレーヤーに適した職種をオリジナルキャラクターとともに紹介する「今日の適職診断」機能も搭載しており、プレーの成績/特徴に応じて、自衛隊の様々な職種・職域について知ることができる。「自衛隊コレクション(Jコレ)」の対応OSは、iOS 6.0以降、Androidは4.0以降を推奨している。なお、iOS版については公開が遅れる可能性があるとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月19日iPhoneに付属のイヤフォン「EarPods」には、ケーブルの中ほどに小さなリモコンが用意されている。刻印されているのは「+」と「-」のみ、その間にはグレーの凹みが見えるばかり。一見すると音量調整しかできなそうだが、実はかなり多機能だ。中間のグレー部分はクリック感のあるボタン(以下、中央ボタン)になっており、1回押せば音楽を再生/一時停止することができる。次の曲にスキップする場合は中央ボタンをすばやく2回、前の曲に戻る場合はすばやく3回押せばいい。早送り/巻き戻しにも利用できる。中央ボタンをすばやく2回押し、押したままにしておけば曲を早送りできる。すばやく3回押してそのままにすれば、巻き戻しだ。iPhoneの画面をタッチしなくても、かなりの曲操作が可能なことがわかるはずだ。Siriに命令するときにも使える。iPhone本体を耳もとにあてなくても、ホームボタンを押さなくても、リモコンの中央ボタンをしばらく押せばOK。ププッと音がしてSiriが起動するので、なにか命令すればいい。リモコンには極小のマイクが内蔵されているので、iPhoneの位置を意識しながら話す必要はない。あまり知られていないが覚えておくと便利な機能は「着信拒否」だろう。電話の着信があったとき中央ボタンを2~3秒ほど長押ししてから離すと、呼び出し音が鳴り止み着信拒否したことがわかる。なお、クリック(短く押す)では着信に応答してしまうことになるので、2秒以上押すことを心がけよう。
2015年03月14日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「eMMC」についてです。eMMC(Embedded Multi Media Card)は、NANDフラッシュメモリと制御回路からなる記憶装置の1種です。その名のとおりメモリカード規格「MMC」(SDカードの基礎となったメモリカード)に由来しますが、現在ではもっぱら基板に実装されたフラッシュメモリにMMC互換の接続性を持たせるために利用されているため、外見はカード型ではありません。フラッシュメモリを利用した記憶装置といえば、パソコンなどを中心にSSDが普及していますが、eMMCはSSDほど高速ではありません。しかしハードディスク(HDD)に比べると構造がシンプルで、より高速に読み書きできるため、スマートフォンやタブレットでの採用が進んでいます。いわゆる内蔵メモリ/ストレージ、Android端末の場合は内蔵ROMとも呼ばれる部分にeMMCが活用されているのです。SSDに比べ小型化が容易なことと消費電力が低いことも、スマートフォンやタブレットでの採用が進む理由といえます。大量・大容量のファイルを高速に読み書きする性能が求められるパソコンに比べ、データ転送性能への要求がシビアではないことも理由です。eMMCの規格はJEDEC(電子素子技術連合評議会)で策定され、バージョンが上がるごとに最大転送速度が向上しています。eMMC 4.5からは最大200MB/秒のHS200モード、eMMC 5.0からは最大400MB/秒のHS400モードがサポートされるようになりました。より高速なUFS(Universal Flash Storage)が後継規格として期待され、サムスンなどの企業が量産を開始していますが、スマートフォン/タブレットにおいてはeMMCが主流という状況はもうしばらく続くことでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月13日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ワイヤレス給電」についてです。***ワイヤレス給電は、非接触/無接点で電力を供給する技術の総称です。金属接点を使わないため、端子やコネクタ、電源ケーブルが不要なことが最大の特徴でありメリットです。電動歯ブラシなど消費電力が小さい機器向けには以前から実用化が進んでいますが、従来技術ではスマートフォン向けとしては供給電力が小さく、より大きな電力を供給できる規格の策定が進められてきました。民生機器向けワイヤレス給電の技術は、「電磁誘導方式」と「磁気共鳴方式」に大別できます。前者はすでに製品化が進められており、ワイヤレス・パワー・コンソーシアム(WPC)が中心となり策定された「Qi(チー)」と、パワー・マッターズ・アライアンスの規格(PMA)が知られています。スマートフォンの分野では、ここ日本ではQiが先行しています。Nexusシリーズに採用されているほか、NTTドコモがAndroid端末に「おくだけ充電」として採用を進めています。WPCには多くの日本メーカーが参加しており、飲食店にQi対応の非接触充電マットを設置する試みも行われています。MR方式では、アライアンス・フォー・ワイヤレス・パワー(A4WP)が策定した規格が有望視されてきましたが、2015年中頃をめどにPMAとの統合が発表されています。PMAとA4WPは基づく技術方式が異なりますが、単一規格とはせずそれぞれの長所をオプション化し、利用シーンに応じて最適な技術を選択できるようにする方針です。しかし、NTTドコモの2014-2015春冬モデルに「おくだけ充電」対応端末が見られなかったように、急速に普及する気配はありません。これは、需要が少ないというより、現行のQi規格が急速充電に対応していないため、大容量バッテリーの充電には時間がかかってしまうことが原因と推測されます。もっとも、Qiを例にすると、15W給電を可能にする新仕様(Volume II Middle Power)が策定され、2014年末には対応チップの提供も開始されていますから、再び対応端末が増える可能性はあります。他の方式/技術も給電力の増強に力を入れていることから、長期的にはワイヤレス給電が普及していくと見てよさそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月12日KDDIは3月6日、特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(J-Win)が主催する「2015 J-Winダイバーシティ・アワード」において、通信事業者として初めて「大賞」を受賞したと発表した。「J-Winダイバーシティ・アワード」は2008年より実施され、経営戦略としてダイバーシティ&インクルージョンを位置付け、「女性の活躍推進」を重要課題として、女性リーダーを継続的に輩出する仕組みづくりに積極的に取り組んでいる。多様な能力やアイデアを融合し、新たな価値を創造していくイノベーティブな組織・風土醸成を目指している企業を表彰している。大賞に選ばれたKDDIは、企業理念である「KDDIフィロソフィ」の一項目に「ダイバーシティが基本」を掲げ、経営課題としてダイバーシティ推進に取り組み、2012年度からは女性リーダーの育成・登用に注力している。準大賞には損害保険ジャパン日本興亜、ベーシックアチーブメント大賞にはイオン、ベーシックアチーブメント準大賞にはNTTコミュニケーションなどが選ばれている。
2015年03月08日じゃらんリサーチセンター(以下JRC)はこのほど、2015年度の19歳~20歳の男女限定をJリーグ観戦へ無料で招待する「Jマジ!~J.LEAGUE MAGIC~」を実施することを明らかにした。JRCは、これまでに若年層をターゲットにした旅行需要創出プロジェクトとして、19歳を対象にリフト券を無料にする「雪マジ!19」や、20歳を対象にゴルフ場・ゴルフ練習場のプレー代を無料にする「ゴルマジ!20」など、さまざまな企画を実施している。Jリーグ観戦に無料で招待する企画は、日本プロサッカーリーグの協力のもと2013年から実施しており、今回で3期目の開催となる。前回までは20歳のみが対象であったが、今回は、より多くの若年層にスタジアムへ足を運んでもらうため、19歳も対象とする。対象者は1995年4月2日~1997年4月1日生まれの2015年度19歳・20歳男女。対象試合は、4月16日~12月6日までに開催する明治安田生命J1・J2リーグ戦および、Jリーグヤマザキナビスコカップの公式戦の中でクラブが指定した試合。参画クラブは、J1クラブの13クラブ、J2クラブの16クラブ(2015年2月26日時点)。シーズン中、対象試合であれば何回でも観戦できる。観戦は、「Jマジ!」へ会員登録が必要となる。スマートフォンで「マジ☆部」アプリをダウンロードすると、会員登録ができる。試合予約は4月2日を予定している。
2015年03月06日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ネットワーク利用制限」についてです。***ネットワーク利用制限とは、スマートフォンを含む携帯電話機に割り当てられた固有ID(製造番号)を携帯キャリアのシステムに登録することで、その端末の利用を制限する機能のことです。端末がネットワーク利用制限されてしまうと、一定の条件に当てはまる場合、通信/通話ができなくなります。2015年2月現在、日本ではNTTドコモとau/KDDI、ソフトバンクモバイル(系列のEMOBILEとY!mobileを含む)が本機能を導入しています。この機能が導入された背景には、携帯電話の不正利用対策および犯罪防止があります。端末の固有IDを利用して制限するため、SIMカードを入れ替えても通信/通話はできません。ネットワーク利用制限が適用される例としては、ユーザーから盗難被害の申し出があった場合、契約時の本人確認書類が偽造されたものと確認された場合、分割購入の支払いが一定期間遅延している場合などが挙げられます。端末がネットワーク利用制限されているかどうかは、携帯電話会社のWEBサイトで確認できます。端末の設定メニューや貼られているシールなどに記載されている「IMEI」(au/KDDIの場合「MEID」も使用可)を入力すると、すぐにネットワーク利用制限の状況が表示されます。いずれの携帯電話会社も、ネットワーク利用制限されている端末には「×」、されていない端末には「○」を表示します。分割購入中の端末や支払い方法が窓口払いに変更された端末など、今後制限される可能性がある端末は「△」が表示されますが、その基準は携帯電話会社によって多少の違いがあります。なお、各社とも一度「×」を設定した端末はネットワーク利用制限解除には応じない方針です。「△」であったとしても、元の持ち主の状況によっては「×」に変わる可能性もありますから、中古品を入手する場合は事前にじゅうぶん確認する必要があります。
2015年02月25日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)の15SSコレクションから誕生した「フォンバッグ」(H10×W15×D2cm/8万5,000円)は、その名の通りスマートフォンやカードが収納できる超ミニサイズ。スペイン統治時代のシシリアにインスピレーションを受けた15SS。カーネーションやバラのモチーフ、フラメンコの衣装を彷彿とさせるドット柄、情熱的な「赤」をキーカラーにしたルックや小物がコレクションの鍵となっている。赤、ドット、レースと同コレクションを象徴する要素を、この「フォンバッグ」にも凝縮。赤いフラップ部分の花柄はカットレザーにステッチを施した手の込んだつくり。ハンドル部分はレザーにドルチェ&ガッバーナらしいレースをプリントしており、華奢なゴールドチェーンストラップが軽やかかつラグジュアリーな印象に仕上げられた。また同じデザインのバリエーションとして、同ブランドのアイコンバッグ「シシリー」も展開されている。<問い合わせ先>ドルチェ&ガッバーナ カスタマーサービスTEL:03-6419-2220
2015年02月23日Jリーグは2月19日、Jリーグメディアプロモーションおよびデータスタジアムと協力して実用化を目指していたトラッキングシステムを、2015年明治安田生命J1リーグ全試合において導入すると発表した。同システムは軍事技術で使われる自動追尾システムを応用したもので、欧州主要リーグでも採用されている。スタジアムに専用カメラ6台を設置してピッチ全体を撮影し選手・ボール・審判の動きを追尾するシステム。スウェーデンに本社を置くCHYRONHEGO社の「Tracab」が採用された。このシステムの導入により、選手の走行距離、走行スピード、プレーの位置やボールの動きなどのデータをリアルタイムで取得することが可能となる。取得したデータはJリーグ全体の競技力の向上のほか、リアルタイムのアニメーションなど、テレビ中継やWebサイトコンテンツとして多岐にわたる活用が期待される。
2015年02月20日コトブキヤが展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)より、『D-スタイル ブラックコンボイ』が2015年6月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は3,456(税込)。「ブラックコンボイ」は、昨年30周年を迎えた『トランスフォーマー』シリーズに登場する星帝ユニクロンによって複製されたコンボイのクローンで、コンボイ司令官と同じ姿、武器、変形能力を持っている。2015年1月に発売された『D-スタイル コンボイ』をベースに、ボディは漆黒に包まれて立体化される。『D-スタイル ブラックコンボイ』には、武器としてレーザーブラスターとバトルアックスの2種、また新規造型パーツ「ジェットパック」も付属し、発売中の『D-スタイル コンボイ』の背中にセットすることも可能。アンテナを動かすとマスクが連動して発声時の動きを再現できる。また、ビークルモードをイメージした「トレーラー」も付属し、『D-スタイル コンボイ』と合わせてディスプレイしたいキットに仕上がっている。商品価格は3,456(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年6月を予定している。(C)TOMY
2015年02月18日外出時はもちろん、寝るときも肌身離さず身につけている――財布よりも大事といっても大げさではないかもしれないスマートフォン。思い出の写真、大事なメッセージのほか、仕事でのやりとりも保存されているという人もおられるだろう。つまり、スマートフォンに万が一のことがあると大変なわけだ。では、皆さんのスマートフォンの安全対策は大丈夫だろうか? Hongkiat.comの記事「5 Simple Steps To Keeping Your Smartphone (And Data) Safe)」を参考に、スマートフォンを安全に守る5つの簡単な方法をおさらいしよう。○ロック画面を使いこなすAndroidでもiPhoneでも、ほぼすべてのスマートフォンに備わるロック画面は、最も基本的なセキュリティ対策と言える。もし、スマートフォンでメッセージ画面を開いている時に急な用事で離席することになったら、机の上に置きっ放しにしたとしても、一定時間後に画面が自動的にロックされる。これなら、隣の席の人や通りかかった人に見られることはない。よって、自動ロックを無効にしているのなら、有効にしよう。設定からパスコードロックの設定画面を開くと、「1分後」「2分後」など、自動ロックがかかるまでの経過時間を選択できる。だが、ロック画面で入力するパスコードは、総当たり攻撃(あらゆる数の組み合わせを試すハッキング手法)により(時間さえかければ)破ることができる。そこで、iPhoneでは違うパスワードが一定回数入力されるとデータを消去するという機能を提供している。これも、パスコードロックからデータの消去を選択すればよい。このほか、パスコードを定期的に変えることも有効なセキュリティ対策だ。この場合もパスコードロック画面から行える。これを機に、設定画面でどのようなことができるのかをチェックしておくのも悪くなさそうだ。Androidユーザーの場合、データ削除機能はデフォルトでは提供されない。だが、同じようなデータ削除機能を提供するアプリによって対策が可能だ。その1つが無料アプリの「Locker」「Locker」で、Android 4.1以上に対応している。○使っていない機能はオフにするBluetooth、NFC、位置情報サービス、Wi-Fiなどの無線通信機能は、使っていない時はオフにするのが望ましいという。攻撃者によって無線経由で知らない間にアクセスされるおそれがあるからだ。特にBluetoothと位置情報は、ユーザーが知らない間にアプリが位置情報データを取得する可能性があることなどから、使っていない時はオフにするよう呼びかけている。これは、バッテリー持続時間の改善にもつながるという副産物も生むので実行したい。○怪しいアプリはダウンロードしないアプリの中には、ユーザーの許可なくユーザー情報を不正取得するものもある。Google PlayはAppleのApp Storeと比べると審査が緩いというのは有名な話だ。Androidユーザーは、ダウンロードする前に提供元をちゃんと確認するなど、十分注意しよう。どこの会社が作っているのか、聞いたことのない会社なら検索して他にどんなアプリを公開しているのかをチェックする。また、他のユーザーが残したレビューでも情報を得られることがあるので、目を通しておこう。もちろん、Google Play外からのアプリダウンロードは、上級者ではない限りしないほうが無難だろう。○フィッシングやウイルスに注意するPCの脅威として散々警告されてきたウイルスだが、モバイルの世界でも現実のものとなりつつある。ここでもやはり、Androidは要注意だ。外部アプリを簡単にインストールできてしまう自由さは、裏を返すと危険が高いことを意味する。だが、ウイルスあるところにセキュリティソフトあり――PCで言う「ウイルス対策ソフト」のようなスキャンアプリがAndroid向けに存在する。PCでおなじみのセキュリティベンダーはだいたいAndroid向けの製品を提供しており、なかには無償のものもある。iPhoneは、Appleの審査の厳しさ(=自由のなさ)から「差し迫った必要性はないだろう」としている。だが、見知らぬ人からのSMSやメールにリンクが入っている場合はクリックしないように。○盗難・紛失対策を打っておく最後のステップは端末が手元になくなった時だ。「落とした」「忘れた」はもちろん、海外なら「盗まれた」も多い。iPhoneもAndroidも、デバイスの所在地を特定できる機能を提供している。この機能の使い方は、キャリアも教えてくれるはずだ。いざという時のために、まだスマホが手元にある今、機能を把握しておこう。
2015年02月16日Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発で知られる英Canonicalは現地6日、初のUbuntuスマートフォン「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」を発表した。SIMフリー版のほか、スペイン、スウェーデン、ポルトガル、イギリスの4カ国でオペレーターからも提供される。CanonicalはUbuntuのスマートフォン分野拡大に向けて開発を進めており、Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは初のUbuntuスマートフォンとなる。開発したBQはスペインのモバイル端末メーカーで、2014年にUbuntuスマートフォン開発でCanonicalと提携を結んでいる。Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは、4.5インチ画面を搭載したスリムなデザインを持つスマートフォン。差別化となるのが、Canonicalが開発したHTMLベースのUI「Scopes」だ。音楽、ソーシャル、Web、写真などをホーム画面に直接表示するもので、さまざまなコンテンツとサービスを集めて統一した体験を提供できる。開発者はアプリの代わりとして、UIツールキットで容易に開発できるScopesを作成してユーザーに提供でき、オペレーターはScopesを利用して容易に端末をカスタマイズできる。ローンチ時、CanonicaとBQはさまざまなScopesを用意するという。このほかの特徴としては、8GBのストレージ、デュアルフラッシュ搭載・1080p動画撮影可能の8メガピクセルのメインカメラと5メガピクセルのフロントカメラを搭載した。プロセッサは1.3GHz動作のMediaTek Quad Core Cortex A7プロセッサを採用し、RAMは1GBでデュアルSIMをサポートした。価格は169.90ユーロで、欧州で提供する。Canonicalによると、今後数週間以内にBQ.comのWebサイトでフラッシュセールとして発売される予定で、具体的な時期とURLは来週にもUbuntu(@Ubuntu)とBQ(@bqreaders)のTwitterアカウント、Facebookなどのソーシャルメディアを通じて発表するとしている。これに加えて、スペイン(amena)、スウェーデン(3 Sweden)、ポルトガル(Portugal Telecom)、イギリス(giffgaff)の4カ国のオペレーターからは、SIMをバンドルした形でも提供されるという。
2015年02月09日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「デュアルSIM」についてです。***デュアルSIMとは、文字どおりSIMを2枚挿ししている状態、あるいはSIMスロットを2基装備した端末をいいます。1台の端末で異なる2つの電話番号を持つことができるほか、必要に応じて携帯電話会社のネットワークを切り替えられるため、プライベートとビジネス、国内と海外など異なる環境でも携帯電話を2台持ちすることなく利用できます。このデュアルSIMに対応したスマートフォンは、本邦メーカーから発売されていないこともあり、国内で見かけることはほとんどありません。しかし、海外、特にアジア諸国では比較的ポピュラーな存在で、デュアルSIM対応の端末も数多く発売されています。このような機能が普及したきっかけは、GSM(2G)から3Gへの過渡期に、2Gの電話番号を活用しつつ高速な3Gのデータ回線を使いたいというニーズがあったところ、携帯キャリアの3G基地局を設置するスピードが追いつかなかったことが一因とされています。一方日本では3Gが急速に普及したこともあり、デュアルSIMの必要性は相対的に低かったといえます。もうひとつ、日本では携帯キャリアが端末販売を戦略的に進めてきたという事情もあります。携帯キャリアが扱う端末はSIMロックが原則で、他社のSIMを利用する余地は最近までありませんでした。デュアルSIM端末は、通信設備が異なる、すなわち通信エリア/通信速度に差がある携帯キャリアのSIMを併用することが前提としてありますから、SIMフリーでなければなりません。もっとも、2015年5月以降は日本国内で販売される端末にSIMロック解除が義務づけられますから、状況が変化する可能性は大です。デュアルSIM端末を購入すると、一方に長年利用してきた通信キャリアのSIMを挿して通話用とし、もう一方に格安SIMを挿してデータ通信用とするといった使い方が可能になりますから、発売されれば人気化するかもしれません。
2015年02月04日丸紅情報システムズ(MSYS)は2月3日、3Dプリンタによる医療向け3Dモデルを造形する受託サービス「メディカル3Dモデル造形サービス」を開始すると発表した。同サービスは、CTやMRIなどの患者の医療データを3Dプリンタによって立体的に再現し、臓器や血管、骨などの形状や質感までを可視化、可触化した3Dモデルを製作するというもの。3Dプリンタを用いることで複雑な形状でも一体構造で造形することができ、型を製作する必要もないため、3Dモデルの製造期間の短縮・コスト削減を実現する。医療現場において3Dモデルを活用することは、医師にとっては術前計画の効率化が望めるほか、患者とその家族とって病態の理解の助けとなることが期待される。MSYSは今後3年間で、売り上げ総額1億円を目指すとしている。
2015年02月03日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「Wi-Fi Calling」についてです。***Wi-Fi Callingとは、無線LAN/インターネットを経由してSIMに依存する各種処理を利用できる機能です。セルラー回線の電波が届かない建物内部や山間地でも、無線LAN環境さえ整っていれば携帯電話の発着信やSMSの送受信が可能になります。携帯電話の通信圏を無線LANで補強/拡大するための機能、と言ってもいいでしょう。この機能の最大のメリットは、たとえ海外にいても無線LAN環境さえあれば、ふだん使っている電話番号を利用できる点にあります。通常、セルラー回線が利用できない場所(圏外)では音声通話できませんが、Wi-Fi Callingに対応したスマートフォンがあれば、そのような制約はありません。海外にいるときでも、無線LAN環境さえあれば電話の発着信が可能になりますから(国内料金/国内通話プランの範囲内)、国際ローミング費用の節約になります。Wi-Fi Callingは、Unlicensed Mobile Access(UMA)という技術に対応したゲートウェイの設置が必要になる都合上、通信キャリアのサービスとして提供されます。米国ではT-Mobile USが2007年から、Sprintが2014年から提供しており、一部のAndroid端末やWindows Phoneで利用できます。ただしOS組み込みの機能ではなく、専用アプリを利用して音声通話やSMSを行います。Appleも、iOS 8から標準の機能としてWi-Fi Callingをサポートしました。対応機種はiPhone 5s/5c/6/6 Plusに限定されますが、Wi-Fi Callingをサポートする通信キャリアのSIMが挿入されていれば、専用アプリなしにWi-Fi Callingの機能を利用できます。ただし、2015年1月時点でWi-Fi Callingをサポートする日本の通信キャリアは存在しません。利便性の高い機能なだけに、早期の導入を期待したいところです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月03日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「D-Arts」より、『D-Arts メタルガルルモン -Original Designer’s Edition-』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年7月発送予定で、価格は5,400円(税込)。「メタルガルルモン」は、昨年で放送15周年を迎えた『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作『デジモンアドベンチャー』に登場する「ガルルモン」が、全身を生体金属クロンデジゾイドメタルで機械化し、ミサイルやマシンガンを内蔵したサイボーグ型デジモン。本商品は、多数の商品化要望の声を受けて、2013年6月に「プレミアムバンダイ」限定商品として立体化された『D-Arts メタルガルルモン』のスペシャルカラー版で、現在では入手が難しくなっていた『メタルガルルモン』を手に入れるチャンスとなる。『S.H.Figuarts メタルガルルモン -Original Designer’s Edition-』は、『D-Arts メタルガルルモン』と比較すると、やや深みが増したメタリック調のカラーに。設定上の金属箇所にもメタリック塗装を施し、硬質な質感を再現。飛行ポーズを始めとするアクションも自由自在に楽しむことができる。セット内容は本体に加え、コキュートスブレス再現パーツ、飛行時羽パーツ、ミサイル、魂STAGE(別売)用ジョイントパーツ。商品価格は5,400円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年7月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年01月31日新しい年を迎え本連載も2年目に入りました。大田区3Dプリンタメーカ スマイルリンクの大林万利子です。年が改まり、当社でも3Dプリンタの出力物を飾りエントランスのディスプレイを刷新しました。ちょっとした小物を飾るだけでも雰囲気が変わります。無料の3Dデータがアップされているサイト(図1)もデータが日々充実してきていますので、試してみてはいかがでしょうか。○成人式に3Dボディースキャナ(人体スキャン)当社では人体の3Dデータが取れるボディースキャナの取扱い及びプリントサービス(図2)を始めました。先日の成人式の日に記念としてフルカラー3Dプリントしたのが図3です。これはハイエンドの3Dプリンタで造形したもので、石膏でできています。ターンテーブル上で1分間回ることで全身360度のデータを取ることができます。その後パソコン上でデータを重ね合わせるなどの処理をして、3Dプリンタで出力します。これからは写真だけでなく、フルカラーのフィギュアでカタチを残しておくのも楽しいかもしれません。○「積層ピッチ」と「造形時間」についてさて、今回は沢山のご質問を頂く「積層ピッチ」についてお話しします。パーソナル3Dプリンタの多くはFDM(積層溶解)方式を取っており、「ホットエンド(溶けたプラスチックの出口)の先端からソフトクリームを重ねるように」造形しています(詳細は第1回をご覧ください)。そこでよくお客様からお問合せを頂くのが「積層ピッチ」についてです。積層ピッチとはホットエンドが描く1層の大きさを言います(図4)。当社の3DプリンタDS1000の最少の積層ピッチは0.05mmです。積層ピッチはユーザー側で指定することができます(DS1000の場合0.05mmから0.35の間で設定が可能です)。○積層ピッチを小さくすると時間が・・・例えば私がDS1000の最少積層ピッチである「0.05mm」を指定して積層すると、1mm重ねるために20層重ねる計算になります(1÷0.05=20)。積層ピッチを「0.25」にした場合には、4層ですむことになり(1÷0.25=4)5倍速く造形できることになります(図5)。一般的に積層ピッチを細かくした方がきれいな造形ができますが、一方で造形時間は長くなるという欠点もでてきます(積層ピッチ以外の設定値を固定した場合。実際には吐出量、吐出スピード、中身の詰め具合等によっても造形時間は変化します)。実際に私が使う積層ピッチは殆ど0.1mmか0.25mmです。FDM方式のパーソナル3Dプリンタでは、積層ピッチの調整によって見栄えを改善することはできても、層の縞を完全にみえなくすることは難しいようです。積層方向を変更するなどみなさん造形時に工夫を重ねているようです。3Dプリンタにはデフォルトの値が設定されていますので、まずはそこからスタートして、いろいろ試してみることをお勧めします。今週の28日から東京ビッグサイトにて開催される3D Printing2015に当社もブース出展します。冒頭にご紹介したボディースキャナも体験頂けます。よろしければスマイルリンクブースにてお試しください。次回は3Dプリンタの現状について3D Printing2015の会場の様子を含めてレポートしたいと思います。お楽しみに。
2015年01月27日KDDI、沖縄セルラーは、3Dプリンタを利用したオリジナルスマートフォンケースの作成サービス「3D PRINT LAB.」を27日より提供する。サービス利用料は税別3,980円(送料込)。「3D PRINT LAB.」は、ウェブページ上で利用者がデザインしたスマートフォンケースを3Dプリンタで造形し、指定住所まで届けてくれるサービス。ケースデザインは、5種のベースデザイン、5種のカラー、約80種の立体スタンプを選んで配置し、最短約3分で作ることができる。対応機種はAndroidスマートフォンがisai VL LGV31、Xperia Z3 SOL26、Xperia Z1 SOL23、Xperia UL SOL22、Xperia VL SOL21、HTC J butterfly HTL21の6機種、iPhoneが、iPhone 6/iPhone 5s/iPhone 5/iPhone 4Sの4機種、ほか2月下旬からはFirefoxOS Fx0も対応する。利用にあたってはau IDが必要。パソコンからのみ申込みを受け付ける。パソコンの利用環境はWindowsがInternet Explorer Ver.11以降、Fire Fox Ver.24以降、Google Chrome Ver.31以降。MacがSafari Ver.6以降。決済はauかんたん決済(通信料金合算支払い、クレジット支払いに対応)で行う。納期は注文より2週間以内。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月26日ドスパラは、ドスパラは、スマートフォンをマウントし、ステレオペアで作成した3D画像や動画を鑑賞できるヘッドマウント型レンズ「DN-12690」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は1,599円。同製品は、スマートフォンをマウントし、ステレオペアで作成した画像や動画などを、「平行法」を用いて立体的に観賞可能にするヘッドマウント型レンズである。スマートフォンは、本体のフタ部分を開け、吸盤部分に取り付ける。装着可能なスマートフォンは、液晶ディスプレイが3.5インチ~5.6インチ、本体サイズが縦15×横8cmまでの機種(iPhone 6は装着可、iPhone 6 Plusは装着不可)。ケース部スリットから充電ケーブルやイヤホンなどを接続したままの動画再生もできる(スマートフォンの端子の位置によっては非対応)。また、レンズ幅(間隔)の調節が可能である。本体のサイズはW155×H90×D115mm、重量は135gとなっている。
2015年01月21日