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ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。2022年3月20日、TBS日曜劇場『DCU』がついに最終回を迎えました。阿部寛と吉川晃司の水中バトル、横浜流星の華麗なアクション、黒幕の正体…瀬能の父親が残した設計図のデータを巡って最後の戦いが始まります。「瀬能、死なないで」祈るような前半戦『DCU』の最終回はスペシャルとなっており、約90分の超大作。前半は我らが瀬能(横浜流星)の最大のピンチにハラハラドキドキさせられる展開となりました。瀬能は時限爆弾が仕掛けてあるセキュリティールームに部長の佐久間(佃典彦)と共に閉じ込められてしまいます。無線越しに脱出を諦めるなと伝える新名(阿部寛)ですが、なす術なく、死を覚悟した瀬能はこう言います。「もう大丈夫っす。隊長、ありがとうございます。ホントは15年前に死んでた命ですから」人は死を覚悟した瞬間、これまであった辛いことや楽しかったことを思い出すものなのかもしれません。瀬能も過去を振り返りながら、自らの人生に「生きてて良かった」と思わせてくれたDCUのことを想います。命がけの業務だからこそ、仲間を大切に想い、強い結束力が生まれる。私たちが今まで見てきた中で、確実に彼らの絆は強固なものになっていました。これ以上、大切な仲間を奪わないで…見ているこちらもそんな思いでいっぱいでした。そして必死な新名の呼びかけが届いた瞬間は忘れられません。「瀬能、生きろ!!!」という言葉と共に瀬能の目に最後の力が宿ります。最終回でまたも横浜流星の瞳の演技にはやられましたね…。危機一髪のところで瀬能と佐久間は脱出に成功。瀬能、死ななくて本当に良かった…!ついに逮捕!これまでの悔しさをぶつけるDCU瀬能が助かったことで、フロッピーディスクの隠し場所やセキュリティールームについて怪しい点が浮かび上がります。やはり、最後の黒幕は佐久間でした。彼はブラック・バタフライに情報を横流しにしていた張本人だったのです。それだけでなく、瀬能の父親や隆子の殺害も彼による犯行でした。最後はDCU総出で、犯人が取り囲まれるという迫力のあるシーン。新名が背負ってきたDCUへの裏切り行為、大切な仲間を奪われた悔しさ、彼の思いの詰まった重みのある言葉が犯人へと向けられます。日曜劇場の見ものと言えばやはり、阿部寛の熱弁。「佐久間、海にも陸にももうお前の居場所はない」最後に放ったこの台詞は全てを終わらせたことを示すのに最もふさわしい言葉でした。続編に期待?最強バディの見つめる未来と成合が残したメッセージラストは海保の制服に身を包んだ瀬能と新名が登場。鍵がブラック・バタフライに渡ってしまったことについて、瀬能は焦りますが新名はなんだか余裕のある表情を見せていました。おそらく、成合が新名に最後に伝えたこのひと言。「水はどんな器にも形を合わせることができる。考えろ」この言葉の意味が新名にはもう分かっているのかもしれません。推測ですが、成合はやはり、ブラック・バタフライに潜入捜査している身に過ぎないのかもしれません。水はどんな器にも形を合わせることができる、というのは今はブラックバタフライに合わせているだけだというメッセージだったのかもしれません。また、真子に伝えたスマホ内のメッセージも同様に「俺を信じろ。水は嘘をつかない」でした。成合はどうにか遠回しに自分が味方であることを伝えようとしているようにも見えます。新名は成合のせいで何度も命の危険にさらされましたが、どれも「新名はこんなことで死ぬはずない」と新名の実力を信じた上での行いだったのかもしれません。言葉でなく心で繋がっている二人が真のバディに見えた瀬能が少し嫉妬している様子も可愛らしかったですね。黒幕は逮捕されましたが、成合の謎やブラック・バタフライについてすべて明かされることはなく、含みのある終わり方でした。「俺は必ずやつ(成合)を逮捕する。手伝うか?」「もちろんです!隊長!」新名と瀬能。最後の頼もしい言葉とともに私たちが見てきたDCUの最強のバディがここにいます。彼らが見つめる先には、きっとすべての謎が明らかになり、成合ともわだかまりが解けた未来が待っていることでしょう。そんな未来を想像しながら、私たちはいつかの続編を期待して待ちたいと思います。『DCU』に元気と希望をもらえた3ヶ月でした。コラム連載に最後までお付き合いいただきありがとうございました。過去のDCUドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2022年03月26日第1話で平均視聴率16.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を叩き出し、今クールの視聴率ランキングで1位を独走し続けた覇者『DCU』(TBS系)。20日に放送された最終回でも15.1%の高視聴率を獲得し、名実ともに大団円を迎えた。主演・阿部寛(57)らキャスト陣の熱演をはじめ、海上保安庁協力のもとで撮影された本格的なダイビングシーンも注目を集めたなか、話題を呼んでいたのが今作で俳優デビューした“二世女優”だ。その名は“ゴクミ”こと後藤久美子(47)の娘、エレナ・アレジ・後藤(25)。後藤とフランス人の元F1レーサーのジャン・アレジ(57)の長女として生まれたエレナ。17年に名家の令嬢しか参加を許されない社交界に参加し、日本でも芸能界デビュー。以来、モデル業を中心に活動していたが、『DCU』でついに演技に初挑戦したのだ。エレナが演じたのは、2話〜4話に登場した謎の外国人留学生、マリア・シルバ。漁港で発生した殺人事件の鍵を握るキーパーソンという役どころ。英語やフランス語など6カ国語を話せるエレナだが、長らくヨーロッパで生活していたこともあり、演技では日本語に少し苦戦していたようだ。「台本を読むのも一苦労で、漢字にはローマ字でフリガナをふって一生懸命覚えたそうです。エレナさんはロンドンにある映画制作の専門学校を卒業していますが、制作側の方をメインに学んでいたため演者の経験は無く、演技レッスンを本格的にしたのも来日してからだといいます」(テレビ局関係者)そんなエレナにとって心強い存在が母のゴクミだったという。「後藤さんはスイスに住んでいて、日本とは遠く離れています。しかし、単身で日本に渡ったエレナさんの初めての演技を支えようと、リモートで本読みに付き合い、アドバイスしたこともあったそうです。また、ファッションやモデルの仕事にも興味があったエレナさんですが、関係者との顔合わせでは自身をうまくアピールできないこともあった。そんな時も後藤さんが励ましたといいます」(芸能関係者)96年に渡仏して以降、長らく日本での芸能活動を休止していたが、18年に女優復帰したゴクミ。『DCU』での娘の奮闘を契機に、ある計画も動き始めているという。「『DCU』の熱演もあって、今後エレナさんと後藤さんとの共演を!と考えている制作スタッフもいると聞きます。エレナさんもその日を心待ちにしているそうです」夢の母娘共演が実現する日は近いかも?
2022年03月24日阿部寛主演「DCU」最終話が3月20日放送。阿部さん演じる新名と吉川晃司演じる成合の15年ぶり“再タッグ”に「胸が熱くなりました」といった声が上がるとともに、横浜流星演じる瀬能のハイキックで拳銃を蹴り飛ばすシーンにも多くの反応が集まっている。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行う架空のスペシャリスト集団「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」、略してDCUを舞台にしたオリジナルストーリーが展開してきた本作。DCU隊長の新名正義に阿部さん。15年前の事件のことで新名に疑念を抱いてきた瀬能陽生に横浜さん。新名を監視していたが今は信頼している副隊長の西野斗真に高橋光臣。かつての恋人・成合が生きていることを知ってしまった新名の妻でDCU科学捜査ラボ班長の黒江真子に市川実日子。15年前亡くなったと思われていた新名の相棒で、今はテロ組織に加担しているらしい成合淳に吉川さん。ドローン操作などが得意なDCU隊員の森田七雄に岡崎体育。優秀なサイバー捜査能力を持つDCU隊員の神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身のDCU隊員・大友裕也に有輝(土佐兄弟)。独特のポージングやしゃべり方が印象的な公安一課刑事の清水健治に山崎育三郎。新名のやり方を快く思っていない海保ナンバー2の早川守に春風亭昇太。新名が最も信頼する直属の上司である佐久間雄二に佃典彦といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではG20東京サミットを前に、ニセモノのフロッピーディスクをつかまされた成合が本物を奪い返しに来ると直感。佐久間と相談し、内部の者でも簡単に出入りできない場所にフロッピーと暗号が記された鍵を保管する。一方、清水は新名らに海保内部に内通者がいると告げる…という展開に。実は佐久間が事件の黒幕で、新名は成合と力を合わせ佐久間を追い詰める。佐久間が逮捕されるなか成合は再び逃亡する…というラストだった。佐久間を追い詰めるため“再タッグ”を組んだ新名と成合に「ここでまさか新名と成合が手を組んで追い込むとは…」「新名隊長と成合が最後に協力し合ったシーンは、胸が熱くなりました」「新名と成合は何だかんだと繋がっていくのね」などの声が上がるとともに「阿部ちゃんと吉川さんのコンビは画になる」「阿部寛も吉川晃司も渋カッコよかったし眼福でした!!」など、阿部さんと吉川さんがガッツリ共演したことに喜びの声も。一方、成合が逃亡したことで「DCUは続編ありそうな感じの最終回だったな」「新名と成合のバディ最高っ!!season2あるといいな」「続編で映画化しそうだね(笑)成合の逮捕は映画で!って感じ」など、早くも続編を待望する投稿も。また終盤で瀬能は佐久間から向けられた銃を蹴り飛ばす。このシーンに「瀬能のハイキック拳銃飛ばしメチャかっこよかったぜ」「瀬能の最後のキックが凄くカッコ良かった」「瀬能くんのキック、もっと見たかったなー。カッコよすぎる」などの声が殺到。最終回でも華麗なアクションを見せた横浜さんにも「流星くんのアクションふんだんに見せてくれてありがとう」「流星くん素敵な演技をありがとう。瀬能くんが流星くんでよかった」などの賛辞が送られている。(笠緒)
2022年03月21日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話では、ついに今作最大の謎であった鍵のありかと瀬能(横浜流星)の父親について明らかに。そこには海上保安官となった瀬能の原点がありました。どんな時も頼もしい真子さん極秘捜査のため、新婚旅行を装い、総合レジャー施設へとやってきた新名(阿部寛)。事情を知らない妻・真子(市川実日子)は夫の粋な計らいに疑いながらも大喜びしていました。しかし、事態は一変。新名が施設の支配人・戸塚明男(田辺誠一)に接触した直後、これ以上詮索されたくなかった戸塚は新名を殺害しようと温泉に硫黄を使用します。狙われたのは新名のはずでしたが、捜査で一人現地入りしていた西野がその被害に遭ってしまったのです。なんとか一命を取り留めましたが、ここで出てきたのは真子。「ちゃんと説明して」明らかに何かを隠している夫、何故かここにいる副隊長・西野(高橋光臣)、そして殺人未遂事件まで。真子が怒るのも当然です。だってこれは新婚旅行のはずなのに…。新名は渋々事情を説明。そして警察は呼ばず、真子にこの事件の立証を頼みます。「夫の命が狙われたってのに黙ってろって…」真子が怒っていたのは、捜査を隠していたことよりも新名の命が狙われたことでした。彼女は恋人であった成合(吉川晃司)を失ったことが一つのトラウマになっていたのです。もう大切な人を失いたくない、そんな想いから溢れた怒りだったのでしょう。しかし、さすが真子さん。切り替えは早かったです。「とりあえずお湯採取してくる」そう言って早速、捜査を開始します。これまで新婚旅行気分で楽しんでいたのに、目つきは一気にお仕事モード。危険な事件にも関わらず、夫のために即行動してくれます。これまで、新名夫婦の日常を見ることはありましたが、今回は特に二人の絆と、妻であり、仕事のパートナーである真子さんの頼もしさを見ることができました。自分の過去と向き合う瀬能新名から鍵を受け取った瀬能は、鍵のありかを探すため、父の思い出を探しに行きます。これまでドラマ内で瀬能のプライベートはさほど扱われてきませんでしたが、今回は実家が登場。これまで瀬能情報は少なかっただけに、なんだか実家というのも新鮮で、幼い頃の家族写真など、瀬能というキャラクターが歩んできた人生を垣間見ることができました。そして、数々の父との思い出に触れる中、彼はある日の事を思い出します。それは父親が頑張ったご褒美にプール帽子をくれた日でした。幼い瀬能はそのプール帽子を宝物入れにしまっていたのです。そして瀬能の父は生前、こんな言葉を残していました。「とても大切なものをお前の宝物入れにしまっておく。だからその時が来たら、お前が一番信頼できる人に渡すんだぞ。」これまでずっと謎に包まれていた鍵の場所が、ついに明らかになりました。瀬能の宝物入れ、そこには瀬能の父親が残した大切なフロッピーディスクがありました。今まで誰を信じればいいのか分からなくなっていた瀬能は一体誰にこのデータを渡すのか?この瞬間は今回一番の盛り上がりで視聴者を沸かせました。そして瀬能が最終的に選んだ相手は、やはり新名だったのです。父との思い出を巡る中、自分に泳ぎを教えてくれ、海上保安官という夢を与えてくれた新名との記憶も蘇った瀬能。彼は自分の原点を見出してくれた新名を信じることにしたのです。「海上保安官になるという夢を与えてくれたのは隊長です。今まで疑って、さんざんなこと言ってホントすみませんでした」瀬能の言葉で、ようやくわだかまりが解けた二人。これまで彼らの衝突や事件での助け合いを見守っていた視聴者には、とても目頭が熱くなるシーン。ここは本当によかった…!次回ついに最終回!瀬能の父親はテロリストではなかったことが判明しましたが、残る謎は、やはりテロリストと通じる内通者と成合についてです。内通者は一体誰なのか。なぜ成合は『ブラック・バタフライ』の一員になってしまったのか。ラストならではのダイナミックな演出にも期待。ハラハラドキドキな最終回は3月20日(日)夜9時から。是非、リアルタイムで結末を見届けましょう!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月19日阿部寛、横浜流星の共演で贈る「DCU」の第8話が3月13日放送。浴室に沈められ溺死させられそうになる新名…その際の“表情”に「水中で顔芸見せるのやめて(笑)」などの反応が続出したほか、新名の身を案じる真子にも様々な声が寄せられている。海上保安庁に新設された架空の組織“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」を舞台にした本作。DCUの隊長を務める新名正義を阿部さんが演じるほか、15年前の海難事故の記憶に苦しめられてきた瀬能陽生に横浜流星。以前は新名の監視役だった副隊長の西野斗真に高橋光臣。新名の妻となったDCU科学捜査ラボ班長・黒江真子に市川実日子。DCU隊員の森田七雄に岡崎体育。サイバー捜査に強い神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身の大友裕也に有輝(土佐兄弟)。15年前亡くなったと思われていた新名の同僚・成合淳に吉川晃司といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。成合がナガシマスパーランドに潜伏してることが判り、新名は真子との新婚旅行を装って施設に隣接するホテルへ。ホテルの支配人・戸塚明男(田辺誠一)はかつて瀬能の父・陽一(西尾浩行)の助手をしており、新名が戸塚に瀬能の研究データを横流ししたのでは?と尋ねると、動揺した様子を見せる。その後温泉に向かった新名は先に現地入りしていた西野と合流。西野が浴場に入った直後、激しい音が聞こえる。新名も浴場に向かうと室内は異様な匂いに包まれ、西野が浴槽のなかで倒れていた…というのが今回のストーリー。浴場で新名を殺害する計画が失敗した戸塚は、ハマグリに睡眠薬を仕込んで新名を眠らせ溺死させようとする。浴室のお湯に顔をつけられた新名は目をむいて口を半開きにし呼吸も止まる。それを見た戸塚は全身から力が抜けたように座り込み、そのまま眠りにつくのだが、その直後、新名は鼻から泡をぶくぶくと出しながらニヤリとした表情を見せ浮かび上がる…。「笑い事じゃないんだけど阿部寛のドアップめっちゃ笑っちゃった」「いや無理www水中で微笑んでからの鼻からブクブクは無理」「ねぇ、水中で顔芸見せるのやめて(笑)」など、このシーンに多くの視聴者が反応。その後戸塚の口から衝撃的な事実が明かされる。瀬能博士はテロ組織と繋がっていたのではなく、テロ組織に技術を横流ししている上層部と戦おうとしていたという。さらに今回新名を殺すよう命じたのは成合ではなく、前回登場した笠原英伍(岡田浩暉)だった…。一方、真子は西野が倒れたことで、この新婚旅行が極秘捜査だったと知る。翌日真子は「私は大切な人を失うのはもうたくさんなの」と告げ温泉水を分析するため帰京。この段階で真子は成合が生きていることを知らないため、視聴者からは「成合が生きてるって知ったら真子さんどうするんだろう」「真子さんが成合さんが生きてると知ったらどう思うかだよな…」といった声も上がる。その後、真子は新名の部屋で「成合淳は生きている」と書かれた付箋を見て、唖然とした表情を見せる。視聴者からは「ほっ、真子さん黒幕説は無さそうだな…」「真子さん何も知らなかったみたいで良かった」など、真子が“黒幕”でなかったことに安堵の声が上がる一方で「真子さんが幸せになれる未来はあるんですか…」と、彼女の心情に寄り添ったコメントも投稿されている。(笠緒)
2022年03月13日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第7話では、成合(吉川晃司)と繋がる謎の女性・根岸(明日海りお)の正体が明らかに。そこには彼女の後悔と母としての苦渋の決断がありました。容赦ない『ブラックバタフライ』木見は口封じで殺害されたのか根岸がプロデュースしたリモートダイビングVRのお披露目イベントが病院で開かれました。遊びに来ていた子供たちも大興奮。しかし、事態は一変、海中のリモートカメラが乗っ取られてしまい、水上バイクが爆破されました。DCUはリモートダイビングVRを開発した人物である、東都重工海洋研究所の笠原英伍(岡田浩暉)の協力も仰ぎ、事件の解明に取り組みます。そんな中、前回の水族館殺人事件で犯人となった木見一郎(加藤雅也)が自殺したという情報が。新名と副隊長の西野(高橋光臣)はこれが何者かによる口封じであると察します。木見はダイヤの密輸にも関わっていましたが、それらは全て指示でやったと言っていました。おそらく木見の情報を知られてはまずい人物が口封じで殺したということなのでしょう。留置所にいる人物を殺害できるということは、内部の人間の可能性が高いです。そしてリモートカメラの乗っ取りと爆破は、木見の死亡を知った根岸が企てたものでした。彼女はテロリスト集団・ブラックバタフライの一員だったのです。口封じに木見が殺されたのだとしたら、次は自分の番だと恐怖に怯えた根岸は、「やられる前にやってしまおう」と自分に指示を出していた成合を事故を装って殺害しようとしました。しかし成合は爆破の寸前で水上バイクから飛び降り、生きていたのです。計画が失敗した根岸は成合との電話で「どうしてもブラックバタフライを抜けたくて…」と声を震わせながら訴えますが、それはどうも許されない様子。この時、根岸は成合を「ゴースト」と呼んでいましたが、この『ゴースト』というのは、おそらく成合が『死んだことになっている』からでしょうか。本当は『いないはずの人物』ですからね…。根岸の母親として苦悩根岸は再び、成合の殺害を企てますが、まんまと爆弾は根岸の娘のいる水族館へと向けられてしまいます。刻一刻と迫る爆破時刻にDCUが駆け回り、危機一髪のところで回避することができました。「女手ひとつであんな大金稼ぐには、こうするしかなかった」彼女がブラックバタフライに入ってしまった理由は、心臓病である最愛の娘のためだったのです。しかし、もう娘に会えないこと、自分の母親にも迷惑をかけてしまったことを涙ながら後悔するシーンは、自責の念とこれまで押しつぶされそうになっていた重圧から解放された安堵の表情も垣間見えました。子供を救いたい一心で悪事に手を染めてしまった母親の末路。そんな姿を見た新名は、ゴースト(成合)の情報を渡すことを条件にこの件をDCUで預かることを提案。「隊長、そんなことできるんですか!?」と言いたくなってしまいましたが、今回は幸い、死人も出ていないので大事にはならずに済むのかもしれません。瀬能のさりげない気遣いに涙これまでの『DCU』での横浜流星の繊細な演技には何度も魅せられてきましたが、今回もまた思わず胸がグッとなるシーンがありました。それは、根岸が逮捕された直後のシーン。手錠をかけられた彼女の前に偶然、娘が通りかかります。しかし、母親が手錠をかけられている姿なんて、まだ幼い娘には決して見られたくないはず。何もできない根岸に、すぐに状況を察知した瀬能(横浜流星)は「萌ちゃん、帰ろうか」とすぐさま子供に駆け寄り、子供から根岸の姿が見えないようにしてあげたのです。娘に駆け寄るまでの間、瀬能の台詞はありませんでしたが、視線のみですべてを表現する横浜流星と、その後ただ遠くから娘を悲しげに見つめる明日海りお、二人の演技は本当に見事でドラマに深みを与えてくれました。最大の敵であるブラックバタフライ、そして事件の核心へと徐々に近付きつつあるDCU。瀬能の父はテロリストに設計図を渡し、高額な報酬をもらっていたというのは事実なのか?また、成合は瀬能自身にその事実を確かめるよう促しますが、この真意は何なのか。ここに来てようやく新名の持っていた鍵が瀬能の手に渡りました。もしかすると鍵のありかは案外、瀬能の身近にあるものかもしれません。次回は、早くもクライマックス突入!舞台は温泉施設ということで阿部寛ゆえに映画『テルマエ・ロマエ』が頭をよぎりますが、どんな展開が待っているのか。日曜日の放送が楽しみです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月11日阿部寛主演、横浜流星ら共演「DCU」の7話が3月6日オンエア。瀬能を演じる横浜さんの“ハードル超え”に驚嘆と賞賛の声が殺到。那由役の明日海りおにも「品のある確かな表情の演技」「進化が止まらない」など絶賛の声が相次いで寄せられている。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」、略してDCUを描くオリジナルストーリーとなる本作。DCUの隊長となった新名正義を阿部さんが演じ、15年前海難事故に遭った過去を持つ瀬能陽生には横浜さん。DCU副隊長の西野斗真に高橋光臣。DCU隊員の森田七雄に岡崎体育。サイバー捜査に強い神田瑠璃に趣里。。特殊救難隊員出身の大友裕也に有輝(土佐兄弟)。新名の妻となったがかつて成合とも付き合っていた黒江真子に市川実日子。新名とはライバル的関係の公安一刑事・清水健治に山崎育三郎。15年前の海難事故で亡くなったと思われていた成合に吉川晃司といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。那由(明日海さん)プロデュースによるリモートダイビングVRのお披露目イベントが病院で開かれるが、海中を移動するリモートカメラが乗っ取られ、時を同じくしてDCU本部に水上バイクの事故の報告が。船着場の映像には水上バイクに乗り込む成合の後ろ姿が映っていた。事故現場で破片を回収した結果、リモートカメラにプラスチック爆弾が取り付けられていたことが判明。那由はブラックバタフライを抜けるため成合を狙っていた。再び爆弾を取り付けたリモートカメラが成合を狙うが、成合は那由の作戦を見透かし、彼女の娘がいる水族館が狙われることになる…というのが今回の物語。リモートカメラがターゲットにしているスマホを見つけた新名と瀬能は、破壊を試みようとするができず、新名はスマホを持って走り出す。そのあとを追って瀬能が駆け出すのだが、狭い水族館を全力疾走し、さらにはポールをハードルのように飛び越える姿に「流星くん、後ろ足の上げ方とか、フォームなかなか良かったよ」「ハードル選手みたいな上体のブレのなさ めちゃくちゃ速いし」「流星くんの脚の長さ私の身長くらいあるんじゃないかと思われる」といった反応が続出。また前回から登場した那由を演じた明日海さんに「明日海りおさんが見せた品のある確かな表情の演技がドラマの緊張感を高め、前回以上の存在感を示していた」「根岸那由がいた。母としての顔、娘として、キャリアウーマン、影の組織と繋がり、全て。最後は娘を想い駆け抜ける姿に涙が出ました 明日海さんの進化が止まらない」などの声も。海外に逃亡しようとするも娘に危険が迫っているのを知り、水族館に戻って新名たちに協力。新名に対し那由が口にした「なんでもしちゃうのよ、子どものためには」というセリフにも「保険のきかない海外では巨額の手術費用がかかるから…」「泣きそうになっちゃった。悪事に手を出してでも助けたい親心」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2022年03月06日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ついに成合(吉川晃司)が瀬能(横浜流星)に接触。肝となる今作最大のミステリーが本格的に動き始め、どんどん目が離せない展開になってきました!第6話の見どころと、動き出した成合の行動について考察していきたいと思います。今回の舞台は水族館DCUは水に関わる事件・事故を解決する組織ということでしたが、水=海、川、湖とは限らないのです。今回はなんと水族館!溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見され、調べていくうちに殺害現場は、ある水族館であることが判明しました。そこで働く、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)はいかにも不審な動きを見せますが、事件の証拠はどこにもなく頭を抱えるDCU。しかし、水族館のアクリル板に入っていた傷が、被害者の身に付けていた婚約指輪によってできた傷だと判明し、被害者の婚約者であった木見が犯人が逮捕となりました。指輪のダイヤが外れ、水槽の中のエイが食べてしまっていたというのは水族館ならではのトリックでしたね。水族館プロデューサー・根岸那由は何者?宝塚歌劇団の元花組トップスター・明日海りお演じる、水族館プロデューサーの根岸。凛としていながらも裏があり、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女の演技は、劇中においても並々ならぬ存在感を発揮していました。根岸は新名(阿部寛)が去った後、とある人物と電話をします。その相手はなんと成合だったのです。第6話のみのゲストかと思いきや、まさかの展開!その後もバーですれ違いに成合と情報交換をしていたり、どうやら密に連絡を取り合っているようでした。瀬能の自宅に手紙が届いていたのも、成合本人がやったとは考えにくいので、彼の指示で根岸が動いていた可能性も考えられます。水族館プロデューサーとは表の顔にすぎず、姿を現せない成合に代わって活動しているのかもしれません。次回も彼女がキーパーソンとなり、ストーリーが展開されそうです。成合は悪じゃない?瀬能の信じる道とは新名(阿部寛)への不信感が拭えないまま、副隊長の西野(高橋光臣)が新名に協力し始めたこともあり、瀬能は一人モヤモヤを抱えていました。そんな彼に、ついに成合が接近します。瀬能は動揺しながらも、成合にさまざまな疑問を問いかけますが、詳細は何も答えてくれません。成合は自分を死んだことにし、15年間生きていました。そこにはきっと何か理由があります。ドラマ上、こういった場合に考えられるのは「何者かに命を狙われていた」ということです。成合は何者かに命を狙われていたため、自分を死んだことにし、身を隠していた。そう考えると成合もまた事件の黒幕を追っているのではないでしょうか。「私を信じられないのはもっともだ。だが、多くの人の命の関わることだ。今はそれしか言えない」成合が瀬能に伝えたこの言葉。多くの人の命を救うため、彼もまたテロリストと戦っている…?15年経った今、彼が動き出したのは何かまた大きな事件が起こる予兆なのかもしれません。新名が身に付けている鍵のありかに、多くの人の命に関わる重要な何かが隠されているのは確かです。瀬能は成合の言葉を信じるのか?彼の今後の行動にも要注目です!笑いが止まらない!まるでコントのようなワンシーン緊迫したシーンの多い『DCU』ですが、今回はコントのようなワンシーンが見られました。それは水中でのアクリル板での実験シーンです。証拠再現のため、交代でアクリル板に傷を入れていくのですが、水しぶきが飛んで、盛大に横浜流星の顔にかかったり、終いには指輪からダイヤモンドが無くなり、焦ってみんなで探すというもの。高額なダイヤだっただけにヒヤヒヤしていた阿部寛の表情も見ものでしたね。いつもの真面目な雰囲気とのギャップも相まって、出演者らの楽しそうな様子が伝わる、お茶目なワンシーンにほっこり。そんな意外な一面も見せてくれた『DCU』。しかし、来週はさらに大きな事件が待ち受けていそうです。今後の展開から目が離せません!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月04日阿部寛主演「DCU」6話が2月27日オンエア。防犯カメラ映像のチェックで新名に褒められた際の瀬能の表情に「瀬能かわいい…」などの反応多数。一方ラストで瀬能と接触した成合に対しても驚きの声や考察の投稿が集まっている。本作は海上保安庁に新設された架空の組織“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」のメンバーが、様々な事件を解決していく姿を描く作品。かつての同僚、成合の姿を目撃してしまったDCU隊長・新名正義を阿部さんが演じ、15年前の海難事故で救出され、時を経て「DCU」のメンバーとなった瀬能陽生に横浜流星。新名との関係性に変化が生まれた副隊長の西野斗真に高橋光臣。新名の妻となったが、かつては成合と恋仲でもあった黒江真子に市川実日子。DCU隊員の森田七雄に岡崎体育。サイバー捜査も得意なDCU隊員・神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身の大友裕也に有輝(土佐兄弟)といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。溺死した女性の遺体が横浜の港で発見される。遺体の肺の中に残されていたのは北極海に生息するプランクトンだったが、死後約1日しか経っていないことからも、自殺に見せかけた殺人事件としてDCUが捜査に乗り出すことに。さらに調べると肺のなかには南シナ海のプランクトンも発見され、新名は北極海と南シナ海のプランクトンが両方生息する水がある場所として水族館に目をつける。さらに殺害現場と思われる水槽がある水族館の魚サプライヤー・木見一郎(加藤雅也)の婚約者が被害女性と判明。新名は木見と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)に怪しさを感じるが、彼らが殺害に関わっているという証拠はなく…というのが今回の物語。新名から水族館の防犯カメラの映像を確認するよう指示を受ける瀬能。膨大な量の映像を確認させられることになり、不満げな表情をしつつも映像チェックに入る…すると不審な映像を発見。瀬能は早速「これです」と新名に映像を見せ、「よくやった瀬能」と褒められると嬉しそうな表情を浮かべる…。この瀬能の表情に「隊長に憎まれ口たたくのに「よくやった」って言われたら言われたで嬉しくなっちゃう瀬能かわいい…」「隊長に褒められニヤケる陽生好きなんだよね本当は」などの声が上がる。そんな瀬能だが終盤では自宅の郵便受けに「23時 横浜三堂造船所 新名の本性を知りたければ来い」という手紙が。雨のなか造船所に行くとそこに現れたのはなんと成合(吉川晃司)。驚く瀬能に成合は「新名の鍵が何の鍵なのか見つければ、君の記憶も戻る」と告げ、その場を立ち去る…。「まさか、瀬能くんの前に真っ先に現れるとは」と驚く声とともに「新名vs成合どっちがスパイなの!」「成合を信用していいのかな?現時点では、何とも言えないな」「結局、隊長と成合、どっちが悪者なのか?もしくは別に悪者がいるのか?」など、成合の素性を巡る考察も始まっている。(笠緒)
2022年02月27日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲストに藤井流星を迎え、横浜流星との『W流星』の初共演が話題となった『DCU』第5話。今回は国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦獠太)が海上で行方不明になり、DCUに捜索命令が出されました。『W流星』が魅せた、息の合った再会シーン聞き込みで立ち寄ったサーフショップにて、学生時代の先輩、中林(藤井流星)と再会した、瀬能(横浜流星)。久しぶりの再会に感動し、抱き合うシーンは「この二人、本当に初共演なの?」と思わせるような息の合った演技っぷり。また、瀬能はとても中林を慕っており、中林が営むサーフショップの店内をキラキラした目で見渡していたのが印象的でした。回想シーンこそ無かったものの、親しげに話す二人の様子は、本当に昔からの仲の良さ、部活動にて苦楽を共にしたことを感じさせます。しかし、再会に気持ちが高まり、中林の不審な行動に気が付かなかった瀬能は新名に注意されてしまいます。捜査に私情を持ち込んではいけない、これは刑事ドラマの掟ですが、瀬能は理解していながらも慕っていた先輩を疑うことすらしていませんでした。瀬能は少年マンガの主人公!中林との再会で、学生時代、部室にタバコの吸い殻が見つかった不祥事を中林が顧問に告発したことで部の結束が強まったというエピソードが出てきました。正義感の強い瀬能は、当時の中林の行動を賞賛します。当時の中林は瀬能にとってヒーローのように見えたのかもしれません。また今回、海上で行方不明になっている木下裕司。実は誘拐され、2億円の身代金を要求されていることがわかりました。裕司は危険ドラッグに手を出していたということで、麻薬取締部と公安からの要請で、DCUは捜査中止命令が下されますが、助けられる命があるのに捜査ができないもどかしさに瀬能は「命を見捨てるなんて、なんのためのDCUか分かんないっすね」と不満を漏らします。曲がったことが大嫌いな性格、真っ直ぐなゆえ、時には命令に背き、感情的になるところ。瀬能はまるで少年マンガの主人公のようなキャラクターです。助けを求めている人を見てみぬフリをすることはできません。ここでも誰よりも強い正義感を見せてくれました。瀬能がそんな王道なキャラクターだからこそ、真実を隠し、目的のためなら、どんな手段もいとわない新名は対照的で、お互いがより引き立って見えるのだと思います。新名が隠していた新事実。瀬能の父はテロリストだった?前回からコソコソと怪しい行動を見せていた副隊長・西野(高橋光臣)でしたが、今回ついに新名と衝突。15年前の事件、新名の首の鍵について、問いただします。そこで新名はついに真実を明かしました。それは瀬能の父と成合がテロリストとグルだった可能性があるということです。この事実が明らかになると、瀬能は間違いなく海保から外されます。そのため、新名は一人で極秘で捜査を進めていたのです。新名宅には捜査情報をまとめた壁がありましたが、そこには成合や瀬能・父との関係、また鍵についても、形などから何の鍵なのかを調べている痕跡がありました。新名の明かす真実に驚いた様子の西野でしたが、彼は新名を信じてみることに賭けたのです。水の中の結束力がDCUに活きるのはこれから誘拐事件の黒幕は、瀬能が慕っていた先輩・中林でした。私情を持ち込んでしまったため、中林の犯行に終始気が付かなかった瀬能は今回もまた新名に助けられる形となりました。共に新名のことを探っていた西野は瀬能にこう告げます。「俺達ダイバーは危険と常に隣り合わせだ。だから水の中にいる時、俺達の間には奇妙な結束力が生まれる。あの人(新名)は水の中の結束力をDCUでもやろうとしているのかもしれない」新名のことを信じたいけど信じることができない瀬能。西野が新名サイドについた今、このモヤモヤが晴れる日もそう遠くはないでしょう。水の中で数々の事件を解決し、結束したDCUなら15年前の事件の真相を明らかにできるかもしれません。これからの展開にますます期待です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月27日阿部寛主演「DCU」の5話が2月20日オンエア。横浜流星と藤井流星、“W流星”共演にネットが沸くなか、スーツ&メガネ姿の瀬能にも絶賛の声が上がる。また“魚の食べ方”で成合の存在に気付く新名にも驚きの声が広がっている。本作は海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」、略してDCUを描くオリジナル作品。DCU隊長の新名正義を阿部さんが演じるほか、水への恐怖を克服した瀬能陽生に横浜さん。新名の行動を監視している副隊長の西野斗真に高橋光臣。水中ドローンの扱いが得意な隊員の森田七雄に岡崎体育。優秀なサイバー捜査能力を持つDCUメンバーの神田瑠璃に趣里。特殊救難隊員出身の隊員・大友裕也に有輝(土佐兄弟)。DCU科学捜査ラボ班長・黒江真子に市川実日子。新名とはライバル的関係だが捜査に協力もする公安一課の刑事・清水健治に山崎育三郎。テロ事件の捜査で命を落とした成合隆子に中村アンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。瀬能は15年前の事件を再び調べ始めていた。そんな折、国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦獠太)が海上で行方不明に。捜索命令を受けた新名はこれまでの捜査方針を一蹴して新たな指示を出す。間もなく裕司のものとみられるゴムボートが発見されるが、そこに彼の姿はなかった。実は裕司はドラッグに手を出し誘拐されていたのだ。聞き込みで立ち寄ったサーフショップで、瀬能は学生時代の先輩・中林(藤井さん)と再会。サーフショップのオーナーだという中林との再会を瀬能は喜ぶが、顧客名簿提出を求められた際、中林が名簿から1枚抜き取ったのを新名は見逃さなかった…というのが今回のストーリー。横浜さんと藤井さん、“W流星”の共演に「来たぞ!!W流星~」「きた!!!W流星!!!!」などタイムラインが沸き上がる一方、「やだこの感じ主犯格説あるな」など藤井さん演じる中林に不穏な気配を感じる視聴者も。悪い予感は的中、誘拐犯グループの主犯として中林は捕まることに。逮捕シーンで2人が交互に映し出されると「陽生 2話連続手錠掛け 流星くんが流星くんに。。」「ズダボロやな…好きな人?憧れの人?亡くして、尊敬してる先輩に裏切られて…」といった声も。また瀬能が代議士の秘書に変装し、身代金の受け渡しに向かう姿にも「横浜流星の髪セットしてスーツ姿かっこよすぎんだろ」「メガネスーツ姿やばいかっこいい」「シンプルなシングルのスーツすごくいいな 白のワイシャツがよ過ぎる」と絶賛の声が送られる。一方、瀬能が新名の自宅に招かれ鍋を振る舞われるのだが、その際、真子が成合の魚の食べ方がキレイだった話をする。ラストで定食屋に立ち寄った新名は魚の骨だけ残し食べられた皿を見つける。驚き窓の外を見ると、海辺にたたずむ成合の後ろ姿が…。「魚の食べ方がフラグになるとは思わんかった」「魚の食べ方で成合さんとわかる隊長」「魚の食べ方で成合って分かるのおもろすぎるwwwwwww」など、このラストにも驚きの声が広がっている。(笠緒)
2022年02月20日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。隆子(中村アン)の殉職という悲劇の展開となった前回でしたが、第4話では、仲間思いなチームが犯人逮捕に総力を尽くしました。しかし、今回またも衝撃のラストを迎え、ますます続きが気になる展開となった『DCU』。解決したかのように思えた隆子の事件は、今作最大のミステリーの序章に過ぎなかったのです。今回のコラムは第4話で浮かび上がった謎をまとめました。犯人、まさか領海まで泳いで来た?隆子を殺害した犯人、それは司法解剖を行っていた医師・真鍋(角田晃広)でした。しかし、彼はあくまで実行犯に過ぎません。彼は多額の報酬のためにテロリストからの命令に従っただけだと言うのです。そして捕まった真鍋の口から、犯行の手口が明らかになりました。ドラマの視聴者の間で話題になったのが「そもそもどうやって船まで辿り着いたのか?」です。ここに関して、ドラマ内では言及がありませんでした。隆子が殺されたのは領海を超えた陸からかなり遠い場所です。まさか解剖医の真鍋が泳いで行ったということは、ないでしょう(もしそうだったら超人ですが)。この状況で考えられるのは、手を貸した人物がいるのではないかということです。犯行を指示した人物は真鍋とコインロッカーでやりとりする距離ですから、もしかすると黒幕は意外と近くにいるのかもしれません。もしそれが、海保内部の人物だったらどうでしょう?そう仮定すると、真鍋は別の船に乗ることも可能です。ロペスを殺した犯人は?まだ解決していないのは、ロペスを殺害した人物です。真鍋が船に乗り込んだとき、すでにロペスは死亡していたと言っていました。やはりロペスを殺したのは『ブラックバタフライ』というテロリストの可能性が高いと思います。彼は何らかのミスを犯し、海保にも追われていたので、トカゲの尻尾切りに遭ったと言えるでしょう。では真鍋同様、ロペスを殺した人物はどうやって逃げたのか?犯人はずっと船に隠れていて、隆子が乗ってきた船で逃げたということは考えられないでしょうか。あえて隆子の船は映っていなかったようにも思えます。また考えられるのは、ロペスはもっと早い段階で殺害され、船に死体として乗せられていたということです。隆子が追っている最中、異様に船のスピードが遅かったのもこれだと納得がいきます。怪しい西野(高橋光臣)、その目的は?幸せなムードに包まれていた新名の結婚パーティーの合間、陰でコソコソと連絡を取っている西野がいました。その電話の相手は早川次長(春風亭昇太)です。西野は早川次長から何らかの指示を受けており、その報告の電話のようでした。そして、新名に恐ろしい眼差しを向けながら「実はもう次の手を考えてあります。」と次長に告げます。この『次の手』とは、一体なんなのか…。チームでは新名とよく衝突する西野。彼は少なからずDCUから新名を外したいと考えているのでしょう。隊長に相応しいのは自分と考えているのですから。前回、新名は隊長から外されたものの、上からの指示で今回再び捜査に関わることができました。この『次の手』というのは新名を退けるための一手かもしれません。しかし、隆子の件で仲間思いな一面も見せてくれた西野。彼が新名の敵であることは、できればあってほしくないというのが本音です。成合(吉川晃司)は生きていた?第4話、最も衝撃を受けたのはラストです。隆子の遺品であるスマホにはなんと、死んだはずの成合の写真が入っていました。『DCU』の初回で一部が明らかになった15年前の水難事件。これは、このドラマ最大のミステリーとなっています。成合は当時、殉職したはずでした。しかも新名の目の前で。亡くなったはずの人物が生きていた…。隆子は最期にこの事実を伝えたかったのでしょう。今まで隠れて生きていた理由、死んだことにされた理由、ここが最も気になるところです。隆子の写真はロペスのスマホを撮影したものでした。もし成合を撮ったのがロペスだとすれば、成合とロペスは繋がっていたことになります。やはり黒幕は内部に…?成合は黒幕の指示で、死んだことにされ、隠れて生きていたのかもしれません。あの水難事故は海保が関わった事件ですから、死亡を隠蔽できるのはやはり内部の人間ではないかと思います。隆子が残してくれたヒントを鍵に物語が一気に動き出しそうな予感。今回はドラマであえて描かれていない部分について考察してみました。ますます謎が深まる縦軸のストーリーに、これから要注目です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月18日阿部寛主演、横浜流星らが共演する「DCU」4話が2月13日放送。横浜流星演じる瀬能の苦悩に「辛くても頑張れ」など声援の声が飛ぶなか、殉職した隆子のスマホが見つかり、最後に撮った写真にも注目が集まっている。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」の活躍を描く本作。隆子の死によって自宅待機を命じられたDCU隊長の新名正義に阿部さん。新名に助けられたと思っていたが今では敵意を抱くようになった瀬能陽生に横浜さん。新名の隊長としての資質に疑念を抱いてきた副隊長の西野斗真に高橋光臣。水中ドローンの扱いに長けた森田七雄に岡崎体育。優秀なサイバー捜査能力を持つ神田瑠璃に趣里。元特殊救難隊員の大友裕也に有輝(土佐兄弟)。優秀な隊員だったが前回命を落とす成合隆子に中村アン。DCU科学捜査ラボ班長で新名の婚約者でもある黒江真子に市川実日子。独特のポージングやしゃべりが印象的な公安一課の刑事・清水健治に山崎育三郎といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。隆子が殉職、新名は隊長から外され自宅待機を命じられ、副隊長の西野が隊長代理を務めることに。他のメンバーは事件捜査を公安に任せて通常業務に戻るよう指示される。この指示に納得できない瀬能のもとに公安の清水がやってきて、隆子のパソコン内にあったプライベートデータを渡す。そのデータに違和感を覚えた瀬能は、DCU機動班第一部隊のメンバーとして新たに加わった瑠璃に解析を依頼。解析の結果、今回の事件は2年前に起きた溺死事故に起因している可能性が浮上する。一方、独自に捜査をしていた新名は瀬能に手を組むことを提案。2人は共に捜査に乗り出す…というのが4話の展開。2年前の事件の捜査という名目で、隆子が殺害された船を調べるDCUメンバー。瀬能も隆子の亡骸を見つけた場所をもう1度調べることに…辛い記憶が蘇り苦悩する瀬能に「亡くなった現場をもう一回瀬能くんが見るのか」「瀬能くんのトラウマが増えていく」「瀬能くん!辛くても頑張れ」といった声援の声が送られる。その後、隆子殺害犯に迫っていくDCU。犯人の真鍋を追って全力疾走する瀬能。これまでも瀬能の疾走シーンに喝采が送られてきたが今回も「瀬能くん走るぞーー!!!」「流星くんのダッシュ来るー!」と、“瀬能ダッシュ”に期待する視聴者からの反応が多数。「横浜流星の走り方カッコいい」「瀬能くんこと横浜流星氏が真剣に走ってるのすんげー好き」など、今回も瀬能を演じる横浜さんの走りっぷりに賞賛が送られる。そしてラストでは新たな“事実”が明かされる。隆子のスマホに遺されたデータを解読した結果、そこには死んだはずの成合淳(吉川晃司)の画像が…。驚く新名の姿に視聴者からも「吉川晃司が死んではい、終わり!な訳ないよね」「あのままいなくなるなら吉川晃司である必要がないよなー」など、成合の“再登場”に期待を寄せる声が上がっている。(笠緒)
2022年02月14日ドラマ「鹿楓堂よついろ日和」に出演中の藤井流星(ジャニーズWEST)が、TBS日曜劇場「DCU」の第5話でゲスト出演していることが分かった。本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」(Deep Crime Unit)を舞台にしたオリジナルドラマ。阿部寛がチームの隊長に扮するほか、横浜流星、中村アン、山崎育三郎、趣里らが出演。最新話・第3話では、隆子(中村さん)のまさかの殉職で言葉を失い、チームに生じた亀裂は修復不可能かと思われたが、今週放送の第4話では、新名(阿部さん)と瀬能(横浜さん)が再タッグを組み、彼女を殺害した犯人探しへと乗り出すことに。そして第5話のゲストに決定した藤井さんが演じるのは、瀬能の水泳部時代の先輩で、サーフショップオーナー・中林守。瀬能が手放しで心を許す存在だ。海上で起きた誘拐事件の聞き込み捜査中、2人は偶然再会することに。初の連続ドラマ主演を飾った「アゲイン!!」以来となる、約8年ぶりのTBS系ドラマ出演で、日曜劇場枠は初登場の藤井さん。「まさかゲストで呼んでいただけるとは思ってなく、驚きもありましたが本当にうれしかったです」と今回の参加を喜び、「横浜流星さん演じる瀬能の先輩役になりますので、そこの関係性にも注目して欲しいです。横浜流星さんは下の名前が全く同じで、お会いしたいとずっと思っていたので、今回共演できてうれしかったです」とふり返る。プロデューサーは、衣装合わせの際に「オーラがすごいなと思った」と藤井さんの印象を明かし、「お芝居をしていただいてさらに驚きました。皆さんがアッと驚くような演技をしていただいていると思います。是非とも、この第5話を見ていただいて、藤井流星さんの魅力を堪能していただきたいと思います。そして、横浜流星さんとのお芝居の対決も楽しんでいただけること間違いなしです」とコメントしている。「DCU」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年02月10日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。事件の重要な証拠品をロドリゴ・サンチェスによって奪われたところから始まった『DCU』第3話。今日こそ事件解決に導かれるかと思いきや、予想もしなかった衝撃の結末に視聴者は唖然。DCU唯一の華、隆子(中村アン)のまさかの退場。「まだ3話目ですが!?」と、そのショックを大きくさせたのは、隆子の人物像を作り上げた数々の伏線にありました。歳の差の恋を予感させた中村アン&横浜流星職場の先輩・後輩であり、水難事故で殉職した成合の妹であった隆子と、その事件に関わっている瀬能(横浜流星)の関係は、他より少し特別なものだったのかもしれません。「自分のせいで成合・兄(吉川晃司)は命を落としてしまった」そう責任を感じていた瀬能は、成合の妹である隆子に申し訳ない想いを打ち明けていました。しかし、「そんな責任を感じる必要はない」と笑顔で瀬能を励ます隆子。彼女の人としての優しさに瀬能はさぞかし救われたことでしょう。これをきっかけに二人の距離は縮まります。サンチェスの件で捜査から外された隆子を、やたら気にかける瀬能。二人きりの職場で笑い合い、彼女に差し入れを持って行く場面は、緊迫するドラマで唯一、頬が緩む瞬間でした。ちなみに劇中だけでなく、番組の公式SNSにも中村アンと横浜流星の仲睦まじい2ショットが掲載されており、二人の関係にドキドキした方もきっと少なくないでしょう。この急激に発展した関係と見事な演出は、完全なる『死亡フラグ』だったのです。瀬能に死体を発見させた『鬼脚本』サンチェスを逃した隆子は、責任を感じ、挽回しようと必死でした。もともと隊長・新名(阿部寛)に恩返しがしたいと言っていた彼女ですから、自分が足を引っ張ってしまったことに、ひどく負い目を感じていたのかもしれません。捜査を外されてもなお、上司の命令を無視し、空回りする始末。そしてその暴走はついに度を超えてしまいました。そこまでするのかと驚かされたのは領海侵犯。危険だとわかりきっている敵陣の船に丸腰で乗り込む。どれも絶対にアウトです。案の定、隆子は何者かによって殺害されてしまいました。さらにむごいのはここからです。船に乗り込み、彼女を最初に発見したのは、瀬能。途端に目から涙が溢れ、パニックに陥る横浜流星の演技が緊迫した状況に拍車をかけます。これまで二人の微笑ましいシーンを見せられてきた成れの果てがこれです。他の隊員ではなく、何故よりによって瀬能に…。正直やられたと思いました。二人の距離が縮まる様子を見ていたからこそ、あまりに残酷すぎる伏線回収。第2話から少しずつ作り上げられた私たちの淡い期待は見事に裏切られました。あの『匂わせ』がこんな形で回収されるなんて、容赦なさすぎる脚本。こちらも瀬能に感情移入してしまっていたため、かなりのダメージを受けることになりました。それと同時に日曜劇場の視聴者には、過去のあるトラウマが蘇ります。日曜劇場のトラウマは『TOKYO MER』にあり日曜劇場では、過去にも『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年放送)にて主人公・喜多見(鈴木亮平)が最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を突然の爆破テロで亡くすという異例の展開で視聴者に衝撃をあたえました。愛されキャラである涼香のまさかの退場に、視聴者は放心状態。妹の死を目の当たりにした鈴木亮平の泣きじゃくる演技がさらに涙を誘いました。あまりにむごく、メンタルをえぐるそのシナリオは「鬼脚本」と言われ、SNSでも悲しみにくれる視聴者が続出。この鬼脚本によってもたらされる視聴者への心のダメージは計り知れません。ましてや多くの人が明日から仕事始めである日曜日の夜に、こんな壮絶な展開を作り上げる制作陣の方々、お願いなので手加減してください…ほんの少しでいいので…!しかも『TOKYO MER』はまだしも『DCU』はまだ3話目です。このペースで行くと、その他の隊員まで殉職してしまうのではないか?むしろ生き残るのは誰?といったデスレースになるかもしれません。ましてやテロリストまで絡んできましたから、ただのミステリーでは収まらないでしょう。感情でぶつかり合う男同士の職場で、良い仕切り役だった隆子の死により、DCUはどう変化するのか。責任をとる形でDCU隊長から外されることになった新名。『DCU』はこれからまだまだ怒涛の展開が待ち受けていそうです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月05日阿部寛主演「DCU」の3話が1月30日オンエア。中村アン演じる隆子の“まさかの行動”に「ガチ何しとん」「アカンだろ」などのツッコミが。その後の展開にも「3話目にしてこれはきつい」など悲痛な声が殺到している。本作は水中の捜査に特化した架空の組織“DCU”を描くオリジナル作品。尊敬されていた瀬能から怒りを向けられ、副隊長の西野からも隊長の資質を疑問視されるDCU隊長・新名正義に阿部さん。過去の記憶が蘇り、PTSDも発症した瀬能陽生に横浜流星。海上保安庁初の女性潜水士になった優秀さを持つが、前回のラストでサンチェスを取り逃がした成合隆子に中村アン。新名の隊長としての資質に納得していない副隊長の西野斗真に高橋光臣。DCUの発足によりサイバー班に異動した神田瑠璃に趣里。DCUのムードメーカー的存在で、水中ドローンなどメカの捜査にも長けている森田七雄に岡崎体育。元特殊救難隊員で人命救助などを行っていた大友裕也に有輝(土佐兄弟)。公安一課の刑事で事件解決のため独特のポージングや喋り方も印象的な清水健治に山崎育三郎。新名と現在は婚約している科学捜査ラボ班長・黒江真子に市川実日子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。隆子のミスでロドリゴ・サンチェス(フェルナンデス直行)が被害者のスマホを盗んで失踪。しかもサンチェスは国際テロ組織のメンバー=ロペスだったことが判明。責任を感じた隆子は聞き込み先でサンチェスと同じ日本語学校に通うマリア・シルバ(エレナ アレジ 後藤)を見つけるが、焦りのあまり彼女に怪我をさせかねない行動をとってしまう。新名はミスを重ねた隆子を捜査から外すと伝える。しかしミスを取り戻したい隆子は命令に背きひとり捜査に乗り出す。ロペスが海保にテロ行為を行おうとしているという情報を得たDCUのメンバーたちは、標的とされている海保に急行するが、実はロペスが国外逃亡しようとしていることが発覚。隆子は独断で日本の排他的経済水域を超え公海へ…というのが3話の展開。「いや待ってガチ何しとんwwwwww」「いやアカンだろ隆子それは」「いやいや、国際問題」「隆子排他的経済水域を行くな越えるなぁ」など、隆子に独走を止めるよう求める声が多くの視聴者から殺到。排他的経済水域の外でロペスの船に乗り込む隆子だが、ロペスは亡くなっており、船室に入ると後ろから刃物を持った人影が迫る…その後日本側に戻ってきた船に乗り込んだDCUメンバーたち。瀬能はそこで隆子の亡骸を発見する。「3話目にしてこれはきつい。エグすぎる。」「DCU早々にこの展開は悲しすぎる。」「まさか殉職で退場とは想像できなかった...」など、突然の隆子の死に悲痛な声が殺到するとともに、隆子の亡骸を発見した瀬能にも「うわーーーー瀬尾くんが見つけるのはガチでしんどい」「瀬能くんが発見したのもつらすぎ」といった反応も続出している。(笠緒)
2022年01月30日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「この人、悪い人じゃないな」と、一緒にいてそう思わされる相手っていませんか?言動に気遣いがある人、どことなく雰囲気が良い人、周囲からの信頼が厚い人。無意識に入ってくる情報で人への印象が決まることがあります。新名(阿部寛)を見ていると、そのような人に出会った時と同じような感覚に陥りました。15年前の事故の真相を巡り、激突した前回でしたが、第2話では、新名の様々な一面を目の当たりにした瀬能陽生(横浜流星)の表情に注目します。瀬能の心を動かす新名の人間性瀬能は事故の記憶が蘇り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、水に入ると当時の記憶がフラッシュバックし、恐怖で身動きが取れなくなります。早くもそれに気付いた新名は、焦る瀬能に自分も同じ過去があったことを告白。瀬能のダイバー生命が絶たれることがないよう、彼を潜水業務から外します。新名が水を恐れたのは15年前の事件の後でした。これは彼にとってあの日が『トラウマ』であることを示しています。やはり事件の黒幕ではないのか?そう思わされる一言に瀬能もかなり驚いた表情でした。また、成合隆子(中村アン)との会話で、瀬能はまたしも新名への厚い信頼を目の当たりにします。隆子は亡くなった兄が作りたかった組織『DCU』を実現してくれた新名に恩返しがしたいと語りました。自身の複雑な心境とは対照的な隆子。スパイ(悪者)かもしれないと思っている相手に、ここまで尽くそうとしている人もいる。瀬能のその表情には葛藤が感じられました。第2話では、海で発見された変死体の犯行現場や遺留品を探すことになります。捜査の中で、私たちは『DCU』のスペックの高さに驚かされました。潜水の技術だけでも長けているのに、刑事としての勘や捜査能力、海流・海洋生物の豊富な知識まで持ち合わせているのです。今回の漁師殺害事件の共犯者は警察関係者でした。逮捕後、瀬能は新名に、いつから刑事の怪しさに気付いていたのか問います。それは死亡推定日を7~10日だと伝えた冒頭部分の時でした。サンチェスの供述で7日前まで被害者は生きていたとわかっているはず。なのに刑事はあえて日数を濁したのです。初見でそれに気付いた新名の洞察力を、瀬能も認めたことでしょう。日曜劇場では、よく巨大な組織との対立があります。そして裏切り者は内部にいたりもします。現時点でまだ動きはないものの、15年前の真相に近づくに連れ、海上保安庁や警察内部にきっと黒幕が浮かび上がってくるでしょう。身内であろうと疑う。今回の事件で、新名の「先入観にとらわれず、真実を見つけ出す力」を知ることができました。瀬能は、これらを通して前回の衝突から少しだけ新名を見る目が変わったように思えます。絶妙に変化する心情を、横浜流星は1時間強のドラマの中で見事に演じて魅せました。『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『あなたの番です』(日本テレビ系)、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)、『着飾る恋には理由があって』(TBS系)等、これまで数々のヒット作に出演している彼ですが、『DCU』でもその存在感は抜群です。新名・瀬能バディの衝突は私たちの不安を煽りましたが、お守りを渡し、自信がなかった森田七雄(岡崎体育)に活躍の場を与えるなど、今回、視聴者も感じたであろう新名に対する「この人、悪い人じゃないな」という感覚はおそらく間違いではないでしょう。瀬能のモヤモヤがなくなる日も近いのではないかと思います。伏線を見逃さない!サスペンスドラマの見方事件は解決したかのように思えたラストで衝撃の展開が待っていました。それは釈放されたサンチェスが事件の証拠品であるスマートフォンを持って逃亡したのです。彼はなぜ逃げたのか?殺害された漁師・島田への想いや外国人としての偏見に苦しむサンチェスに終盤は視聴者も同情してしまう程でしたが、見事に裏切られました。おそらく関わっているのは、サンチェスの病室にいた外国人女性でしょう。捜査の段階で島田のスマートフォンには、密漁業者の写真が入っていると言っていました。外国人女性は何らかの形で密漁に関わっており、その証拠が警察に渡るのをサンチェスは恐れたのではないかと思います。第2話もさまざまな伏線が散りばめられていました。サスペンスドラマを楽しむ要素は、伏線を見つけることも一つです。登場人物の何気ない行動や言葉に何かヒントが隠れています。このシーン必要ある?そんな場面が後に回収されたりするのです。また、瀬能と隆子の他愛もない会話からも、どこか恋愛に発展しそうな雰囲気は視聴者に淡い期待を持たせます。巧妙な物語の作りを見ながら、3話以降もぜひ『DCU』を楽しんでみてください。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日阿部寛主演、横浜流星共演の「DCU」2話が1月23日放送。瀬能が溺れた子どもを助けるため海に飛び込むシーンに「カッコ良い」の声が殺到するなか、ゲスト出演した古田敦也の演技を評価するコメントも多数。“大逆転”ラストにも驚愕の声が続出している。“Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)”略して「DCU」は、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること…本作は水中の捜査に特化した架空の組織“DCU”を描くオリジナル作品。周囲の価値観に左右されず我が道を行くDCU隊長・新名正義を阿部さんが演じるほか、幼い頃海難事故に巻き込まれて両親を亡くし、新名に助けられた記憶を持っていたが、前回のラストで“別の記憶”が蘇った瀬能陽生に横浜流星。海上保安庁初の女性潜水士になった努力人の成合隆子に中村アン。新名の隊長としての資質に疑念を抱く副隊長の西野斗真に高橋光臣。ドローンを駆使する森田七雄に岡崎体育。優秀なサイバー捜査能力を持つ神田瑠璃に趣里。DCU科学捜査ラボ班長で新名と婚約している黒江真子に市川実日子。公安一課の刑事で新名とお互いを利用し合う清水健治に山崎育三郎。有輝(土佐兄弟)、佃典彦、春風亭昇太らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。北能登の海で変死体が発見され、DCUは現地に向かう。殺害されたのは密漁者と戦う地元漁師のリーダー。漁師たちは犯人が外国の密漁グループだと騒ぐなか、新名は地元刑事の坂東(梶原善)と共に捜査に乗り出す。当初、殺害された漁師のもとで働くロドリゴ・サンチェス(フェルナンデス直行)が疑われたが…というのが2話の展開。その後被害者を殺害したのが地元の市議会議員・岡部(古田敦也)だと判明するのだが、「悪い顔の古田敦也」「古田がめちゃ悪い役にww」「えー--!!古田、顔出しだけかと思ったら」など、古田さんの悪役ぶりに驚きの声が上がる一方で「古田さんお芝居いい感じやん!」「古田さん演技すごいwww違和感なくてびっくり」と、古田さんの演技の上手さに触れたコメントも多数。また溺れそうな子どもを助けようと全力疾走の末、瀬能が海に飛び込むシーンには「全力疾走する流星かっこいいな」「泳いで助けに行く横浜流星くんの姿カッコ良い」などの反応が殺到。助けた子どもに優しく声がけするシーンにも「力抜いて。大丈夫。大丈夫。やばい」といったコメントが送られる。DCUによって岡部と坂東がサンチェスに罪をかぶせようとしていたことが発覚し、サンチェスは釈放される。日本語学校に無断欠席を謝りに行きたいというサンチェスに同行する隆子だが、目を離した隙にサンチェスは逃亡する…まさかのラストに「えぇぇぇぇーーっ サンチェス悪いんかーーいっ」「サンチェス~~~なんやね~~~ん」「わーーーーーひっくり返された!最後のサンチェスの顔完全に悪人の顔だった」などといった声も続出している。(笠緒)
2022年01月24日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。水をテーマにしたドラマはこれまでにもありました。パッと思い浮かぶのは、かの有名な『海猿』。海上保安庁の潜水士が題材となったレスキューものです。しかし、TBS系で2022年1月から放送を開始した『DCU』と『海猿』が決定的に異なる点。それは、本作が水中の事件や事故を捜査する、水中を舞台としたサスペンスドラマだということ。これは、今まで数多くのドラマを見てきたであろう視聴者に「まだ未踏のジャンルがあったのか…!」と衝撃を走らせました。さらに映像を見ればその凄さがわかるはず。TBSがハリウッドの大手制作プロダクションと共同制作し、海外展開も見据えた気合いの入りようです。『DCU』とは、『Deep Crime Unit』の略称で、海に限らず河川や湖など、あらゆる水中の捜査に特化したスペシャリスト集団を指します。水中事件の予想もできないトリックに今からワクワクが止まりません!ダークヒーローな阿部寛と忠犬のような横浜流星日曜劇場の主人公と言えば、信念を持ち、仲間を鼓舞しながら、熱く弁論する姿をイメージさせられますが、本作の主人公、阿部寛演じる新名正義(にいな・まさよし)は「目的を達成するためなら手段は選ばない」と傲慢な態度で、時に警察やチーム仲間との対立も辞さない姿勢が印象的です。そして、そんなワンマンタイプの新名を慕うのが、横浜流星演じる瀬能陽生(せのう・はるき)。彼が新名を慕うのには、特別な理由がありました。15年前、瀬能は水難事故で新名に命を救われたのです。命の恩人である新名の背中を追い、海上保安庁(以下、海保)に入り、キラキラした目で業務を全うする瀬能。新名を慕うその様子は、生き生きとし誠実で、過去に悲惨な事故に遭ったとは微塵も思わせない姿でした。瀬能は、海保でもエリートと言われる副隊長・西野(高橋光臣)ですら、おじけずいてしまう危険な水深120メートルの捜査にも率先して手を挙げるほど。「俺が行きます!俺に行かせてください!」こんな頼もしい部下がいてくれたら…そう思わされるほどの、威勢の良さでした。冒頭の15年前と瀬能の記憶の異なる点記念すべき初回は、群馬県のダムが舞台となり、25分拡大スペシャルな上に、目まぐるしい展開と随所に散りばめられた伏線に、終始、目が離せない回となりました。海外逃亡を図ろうとする犯人を、離陸寸前で逮捕するまでの一連の流れは手に汗握るものでした。さらに、このドラマには縦軸となる最大のストーリーが存在します。それは、15年前の水難事故を巡る謎。番組冒頭で流れたのは、新名は海上で幼い瀬能を救い、成合(なりあい)と呼ばれる男と、ある鍵を巡って争うシーン。この『ある鍵』というのは、瀬能の父が残したものでした。「そうか、お前がスパイだったのか」荒波の中、新名は成合に、間違いなくこう言い放ちました。その瞬間、船のコードが足に絡まり、成合は新名の助けも虚しく、暗い海の底へと沈んで行くのです。ここまでが冒頭のシーンでした。当時、幼かった瀬能は事故の記憶がありません。それなのにラストの思いがけないタイミングで、すべての記憶が蘇ります。曖昧だった景色が、少しずつ鮮明になり、その輪郭がはっきりとした瞬間、瀬能は全てを悟りました。しかし、その記憶はなんと、冒頭のシーンと真逆の構造になっていたのです。記憶の中で彼を救助してくれた相手は、驚くことに新名ではなく成合にすり替わっていました。「まさか、お前がスパイだったのか!」という意味深な台詞も、成合から新名に向けて放たれるものとなっています。新名がスパイ…?なぜこのように記憶が改ざんされてしまったのか、おそらく鮮明に見えて、瀬能の記憶はまだ曖昧なのかもしれません。15年間、自分の思い込んでいた事実が間違いだったと気付いた瀬能は、命の恩人だった新名に突然、牙を剥きます。自分にとってヒーローのような存在だった相手に裏切られ、ショックが大きいのは当然です。それと同時に父親の形見を奪い、成合を海に沈めた新名を『裏切り者(スパイ)』であると考えた彼は、怒りの感情で震えていました。これまでキラキラとしていた瀬能の瞳は一変し、もの凄い形相で新名を睨みつけ、声を荒げます。このときの横浜流星の一瞬にしてドラマの空気を変えてしまう演技には、思わず息を忘れて見入ってしまう程でした。1話はここで終了します。本編も濃い内容だったうえに、これ以上ない掴み。その他キャストも、クセはあるが頼れる刑事・清水健治(山崎育三郎)や男気あふれる成合隆子(中村アン)など個性的なキャラクターが勢揃いです!瀬能の記憶と、15年前の事故の真相は一体何なのか。「真実は必ず水の中にある」という、このドラマの名言通り、最大のミステリーはこれからDCUとともに徐々に明らかになっていくのでしょう。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月22日阿部寛主演の日曜劇場「DCU」が1月16日スタート。阿部さん演じる新名が湯舟から顔を出す場面に「始まり方がテルマエ」といった声とともに、山崎育三郎演じる清水には「立ち方が気になりすぎる」。またラストシーンを“考察”する動きも早速始まっている模様だ。本作は水中の捜査に特化した架空の組織“DCU”を描くオリジナル作品。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)」、略してDCUが、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など水中に潜り、隠された証拠を探して事件を解決していく物語が展開する。「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」は許せない性格で、周囲の価値観に左右されないDCU隊長・新名正義に阿部さん。幼いころ海難事故に巻き込まれて両親を亡くし、新名に助けられた過去を持つ瀬能陽生に横浜流星。海上保安庁初の女性潜水士になった成合隆子に中村アン。公安一課の刑事で事件解決のため、新名とお互いを利用し合う清水健治に山崎育三郎。DCUの発足によりサイバー班に異動した優秀なサイバー捜査能力を持つ神田瑠璃に趣里。隊長の座を新名に奪われたことに納得していない副隊長の西野斗真に高橋光臣。また岡崎体育、有輝(土佐兄弟)、佃典彦、春風亭昇太、市川実日子らが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではDCUが設立されるも海上・水中だけではなく陸上の捜査権限までも与えられたことで、警察関係者との間に溝を生んでいた。そんな状況のなか、群馬県のダム湖で頭蓋骨の破片が発見される。事件の容疑者として容疑者として名前が挙がったのは、建設会社の社長で社長就任以前はダム事業を担当していた小山内正一(中村芝翫)、その秘書・若林朱里(高梨臨)、横領が発覚しロシア出張時に失踪、現在も行方不明の野田浩正(宮野真守)だった…というストーリーが展開。冒頭、湯舟から阿部さん演じる新名が顔を出すシーンに「DCU始まり方がテルマエ・ロマエで良かった」「ここだけ見たら完全にテルマエ・ロマエと思うやん?」「風呂から阿部ちゃん出てくるとルシウスかとww」などの反応が続々とタイムラインに投稿される状況に。また新名のライバル的な存在として登場した清水には「山崎育三郎はなんであんな立ち方なの?」「育三郎がスタイリッシュ立ちしてる」「育三郎さんの立ち方が気になりすぎる」「完全にジョジョ立ち」など、その“立ちポーズ”に注目したコメントが。幼い頃父親のボートが火に包まれ、直前に海に投げ出されたのを新名が救出。その後新名を尊敬し続けDCU入りも果たした瀬能だったが、終盤で失われた事故当時の記憶が蘇る。それは1話冒頭で新名が“回想”していたものとは逆の内容だった。新名の“闇”の姿が明かされたラストに「最後の最後で急展開」「まさかの主役が悪役か?」「待って…1話から話が重い…」などの声が続出。一方で「ラストでアノ展開は次気になるわぁ」「考察のしがいがありますねぇ」といった反応も。視聴者も今後の展開を注視している模様だ。(笠緒)
2022年01月17日高梨臨、中村芝翫、宮野真守がTBS×ハリウッド共同制作ドラマとなる日曜劇場「DCU」第1話にゲスト出演することが発表され、コメントが到着した。本作は阿部寛が主演、横浜流星、中村アン、さらに吉川晃司らが出演し、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。DCU隊長・新名正義を演じる阿部寛第1話のゲストとして、中村芝翫が演じるのは第1話の事件現場となったダム湖を建設した京国建設社長・小山内正一。ダム事業を担当した小山内は、5年前に横領の末、国外逃亡した前社長の後任として社長の座に就いた。その横領に関して黒い噂が飛び交う小山内に新名(阿部さん)は真っ向から聞き込みをする。しかし小山内には鉄壁のアリバイがあった。それでも小山内への疑惑は深まるばかりで…。中村芝翫歌舞伎役者として、そして俳優としても数多くの作品に出演している芝翫さん。TBSの連続ドラマ出演は、2019年に放送された日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」で若くして就任した商事会社の3代目社長を熱演して以来3年振り。また昨年はNHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演した。 本作の主演・阿部さんとは、2000年に放送されたスペシャルドラマ「蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦」(NHK)以来、なんと22年振りの共演となる。阿部さんと芝翫さんの演技対決も見どころの1つとなる。高梨臨が演じるのは、京国建設の会社社長秘書・若林朱里。捜査でやってきた新名を前に淡々と業務をこなすが、その一方でどこか陰のある様子が窺える朱里。秘書という立場ながら、ダム湖で起きた事件と朱里がどう関わってくるのか…。高梨臨数多くの映画やドラマなどで活躍する高梨さんだが、日曜劇場への出演は今回が初めて。また、TBSのドラマ出演は2019年に放送された「初めて恋をした日に読む話」以来、実に3年振り。さらに、劇中で対峙する阿部さんとは初共演となる。コメディからシリアスな作品まで、その幅広い演技力に定評がある高梨さんが、初出演となる日曜劇場でどんな演技を披露してくれるのか注目だ。2020年に放送された「半沢直樹」に続いての日曜劇場に出演を果たしたのが宮野真守。「半沢直樹」では、金融庁に勤める古谷役で第6話と第8話にゲスト出演し、SNSが大きく盛り上がったことでも記憶に新しい。声優として絶大な人気を誇り、これまで数多くの作品に出演している宮野さんは、昨年には「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」で最優秀声優賞を受賞。さらにミュージシャンとしても、男性声優ソロ初の武道館公演を成功させるなど、年々その勢いは加速している。宮野真守そんな宮野さんが今作で演じるのは、老舗釜飯屋の一人息子で京国建設の元社員・野田浩正。 野田は会社の金を使い込んだことが発覚し、ロシア出張の際にそのまま失踪してしまう。現在も行方不明の野田が捜査線上に浮上し、新名は実家の釜飯屋・野田食堂を訪れその行方を追う。さらに、ダム建設に野田が関わっていることもわかるが、捜査を進めるうちに思いもよらない事実が判明する…。謎の多い野田を宮野さんがどのように演じるのか、期待が高まる。第1話のゲスト出演者コメント到着久しぶりの日曜劇場の出演、大変うれしく思いました。前回の「ノーサイド・ゲーム」は陸の戦いでしたが、今回は水の中の戦い。さぞ撮影も大変だろうと思います。残念ながら私は水の中には入りませんでしたが、未知数の挑戦に参加させていただき心躍る思いです。 2022年は是非「DCU」でドラマ始めをしていただけますと幸いです。日曜劇場に出演するのは初めてで、テーマもストーリーも壮大で、参加させていただけることがうれしかったです。第1話のゲストということで、緊張感を持ちながら現場に挑みたいと思いました。私の演じる朱里が、ストーリーの中でDCUの皆さんや視聴者の皆さんにどう映ったら作品がよくなるのか、監督とコミュニケーションを取りながら1シーンごとに丁寧に撮っていただけたと思います。 壮大なスケールの中で、私たちの物語や想いが届いてくれたらうれしいです。まさかお声がけしていただけるなんて思っていなくて、驚きましたし、とても光栄です。作品概要を伺い、とてつもなく気合の入った企画にこちらも身が引き締まりました! 今回宮野としても新たなチャレンジをさせていただき、役者としてとてもいい経験になりました。どんな役どころになっているのか、ストーリー にどう絡んでいくのか…是非、オンエアを楽しみにお待ちください!第1話あらすじ2022年、海上保安庁に「潜水特殊捜査隊」、通称「DCU」が発足した。DCU設立の目的は、島国日本において海や河川で発生する事件の解決や、水際からやってくるテロなどからの防衛。いわば水際捜査に特化したエキスパート集団だ。隊長となったのは、50歳を迎えた新名正義(阿部寛)。メンバーには海保のエリート・西野斗真(高橋光臣)、女性初の潜水士となった成合隆子(中村アン)らがいた。そして過去に水難事件で新名に命を救われた瀬能陽生(横浜流星)の姿も。DCUは海上・水中だけではなく陸上の捜査権限も与えられることになったが、そのことが警察関係者との間に溝を生んでいた。女性初の潜水士となった成合隆子(中村アン)そんなDCUが発足と同時に捜査に向かったのは、群馬県のダム湖。数日前に上陸した大型台風によりダム湖内の水流が変わり、ある人物の頭骸骨の破片が発見されたのだ。警察には手が出せない水深100メートルというダム湖の水底を新名たちが潜水捜査すると、そこには思いもよらない景色が広がっていた。容疑者として名前が挙がったのは、建設会社の社長で社長就任以前はダム事業を担当していた小山内正一(中村芝翫)、その秘書でどこか陰のある若林朱里(高梨臨)、会社の金を使い込んだことが発覚し、ロシア 出張時に失踪して現在も行方不明の野田浩正(宮野真守)。ダム建設に関わっていた疑惑の3人、そして隠された事実とは…。日曜劇場「DCU」は1月16日より毎週日曜日21時~TBS系にて放送(初回25分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年01月08日水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルミステリードラマ「DCU」。阿部寛、横浜流星、中村アンら豪華俳優が揃う本作に、岡崎体育が出演することが分かった。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」の使命は、従来の海上水域だけでなく、警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッション。そんな「DCU」の隊長・新名正義を阿部さん、バディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生を横浜さん、副隊長・西野斗真を高橋光臣。「土佐兄弟」有輝、中村さんがダイバーとして参加している。今回新たに、6人目のダイバー・森田七雄役で岡崎さんの出演が決定。本作に出演するためにダイビングのライセンスを取得し、17キロの減量にも成功。役作りの一環で短髪にして挑む。森田は、お調子者で冗談を言って場を和ませるムードメーカー的存在。潜水能力も高く波や風への知識も豊富で、水中ドローンのようなメカの操作にも長けているという何でもできる男だ。普段はミュージシャンとして活動する岡崎さんは「一流の俳優さんたちと共演しても物怖じせずに自分の味を出せるように頑張ります! 歌手としてのステージ度胸や集中力をこのドラマでも発揮できたらいいなと思います」と意気込み、「阿部さんは、今まで感じたことのないオーラと迫力があって、でもオフのときなんかは気さくに話しかけてくださるのでとても親しみやすい方です。仲良くなれたらいいなと思っております! 撮影終了までに『ひろぽん』って呼べるように頑張ります」とコメントしている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月26日阿部寛や横浜流星らが出演するTBS×海外プロダクション共同制作の日曜劇場「DCU」に、水中捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」のダイバー役で中村アンの出演が決定。現実には存在しない、“女性の潜水士”を演じる。本作で描かれる「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。中村さんが演じる隆子は、努力に努力を重ねて海上保安庁初の女性潜水士になった苦労人。純粋かつ前向きな性格で、チームに落ち込んでいる者がいれば相談に乗って元気づけてくれる存在として、「DCU」メンバーたちの絶対的信頼を得ている。中村さんはこの役を演じるにあたり、ダイビングのライセンスを取得。もともとスポーティなイメージがあるが、今回は役柄を具現化するため、いつも以上に身体を絞って参加したという。また、中村さんは現在放送中の日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」では外務官僚を演じており、2期連続での日曜劇場出演となった。「今回、海上保安庁初の女性潜水士という、実際には存在しない役柄ではありますが、演じさせていただけることうれしく光栄に思います」と中村さん。「クランクインを心待ちにしながら、夏頃に『DCU』メンバーと海に潜りライセンスを取得しました」と明かす。「海の中はとても美しく、同時にとても緊張感のあるところです。水中の捜査に携わること、そしてチームとしての役割を理解し、阿部さん率いる『DCU』の一員として自分の任務をしっかりと果たせるよう頑張ります」と意気込みたっぷりに語っている。日曜劇場「DCU」は2022年1月より毎週日曜21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年10月21日阿部寛が主演、横浜流星がバディとして共演する来年1月からの日曜劇場「DCU」に、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、春風亭昇太、市川実日子が出演することが分かった。本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマ。これまで、水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」の隊長・新名正義を主演・阿部さんが、新名とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生を横浜さんが演じることが発表されている。そしてこの度、DCUと捜査会議などで頻繁に顔を合わせることになる警視庁公安一課の刑事・清水健治(しみず・けんじ)役に山崎育三郎が決定した。山崎さんといえば、2015年に放送した阿部さん主演の「下町ロケット」が民放連続ドラマ初出演作。それ以降、各局のドラマにコンスタントに出演することになり、魅力的な演技で視聴者を惹きつける存在となった山崎さんが、今回、再び阿部さん主演の日曜劇場に登場する。山崎育三郎演じる清水は公安の出世頭で、警察が仕切る“陸”の捜査に対して海保のDCUが同等の立場に立つことが許せない男。DCUを煙たがっているが新名のことはそれなりに認めており、事件解決のためにお互いを利用し合う、という役どころ。山崎さんは「人生の大きな分岐点となった作品『下町ロケット』。あれから6年が経ち、再び阿部寛さん主演の日曜劇場に出演させていただくことを心からうれしく思います」と語り、「阿部さん率いるチームDCU一丸となって、この作品に全力で挑みたい」と意気込む。DCUサイバー班職員として捜査のサポートを担う神田瑠璃(かんだ・るり)役には、テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍中の趣里が決定。瑠璃は海上保安試験研究センターにある電子情報分析課の元職員で、DCU発足によりサイバー班に異動となった。そのサイバー能力は他の追随を許さないほど圧倒的で、そちらの方面からチームをサポートする。新名もその能力には絶大の信頼を置いている。趣里趣里さんは「日曜劇場、そして海外プロダクションと共同制作というとても大きなプロジェクトに参加できることを本当に光栄に思います」とコメント、「全てに全力で向き合っていきたい」とこちらも力を込める。さらにDCUの副隊長・西野斗真(にしの・とうま)を演じるのは高橋光臣。2019年7月期日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」でラグビーチームのキャプテン役を務め、今年「リコカツ」でも話題を呼んだ高橋さんが今作で演じる西野は、海保でも最も過酷といわれる「特殊救助隊」で隊長を務め、一点の穢れもなくエリート街道を昇り詰めた男。DCUの第一部隊隊長の座を新名に奪われたことに納得しておらず、時に衝突するが、組織を維持することを最優先して副隊長としてチームを支える。DCU(潜水特殊捜査隊)を描く今作に、「水中の緊張感やダイナミックな映像と日曜劇場の重厚な描写がどんな化学反応を起こすのか、またその中で暴れられると思うと本当に楽しみ」と期待をもって語る高橋さんは、「日々トレーニングを重ね肉体的にも精神的にも本物に近づけ、観ている方の魂を揺さぶるようなものが出来るよう準備しています」と明かす。また、海上保安庁次長・早川守(はやかわ・まもる)には、人気落語家として「笑点」の司会を務める一方、ドラマへの出演も多く日曜劇場でも毎回確固たるキャラクターを演じ切る春風亭昇太の出演が決定。早川は海保ナンバー2のエリート上官で、出世欲が強く新たに設立されたDCUを成功に導くことで長官の座を狙っている。なにかと目立つ新名のやり方を危険に感じており、機会があればいつでも引きずり下ろすつもりでいる。「今回の日曜劇場でも一癖も二癖もありそうな人の役をいただきました」と昇太さん。「『早川守』という人物がどんな人間なのか、どんな行動を起こすのか、僕もまだ分かっていないので、これからの台本を楽しみにしています」と語る。そして、DCU科学捜査班班長・黒江真子(くろえ・まこ)には、映画やドラマで個性的な魅力を振りまく市川実日子が決定。真子は海上保安試験研究センターにある化学分析課の元職員で、DCU発足に伴い科学捜査班の班長に就任した。15年前にある事故で婚約者を亡くしている。その事故の捜査中に新名と出会い、その後も数々の事件を解決するうちに2人の関係が発展、現在は新名と交際している、という役どころだ。市川実日子「水というのは、見ているだけで穏やかな気持ちになるときもあれば、その美しさに感動したり、とてつもない恐怖感に襲われることもあります。『DCU』第1話の脚本で描かれる水中では、事件に関すること、ひとの気持ち、その土地の物語などが描かれ、いろいろな想像を掻き立てられました」と、今作のテーマに触れたコメントを寄せている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年09月27日横浜流星が、阿部寛が主演する日曜劇場「DCU」に出演。スキューバダイビングのライセンスを取得し、阿部さん演じる隊長とバディを組む。「DCU」とは、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。そんな水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」で、阿部さんが演じる隊長・新名正義(にいな・まさよし)とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生(せのう・はるき)を横浜流星が演じることに。TBSでは「着飾る恋には理由があって」(2021年4月期)、「4分間のマリーゴールド」(2019年10月期)、そして「初めて恋をした日に読む話」(2019年1月期)などコンスタントに出演し、それぞれ重要な役どころを演じてきた。日曜劇場への出演は今回が初めてとなる。横浜さんが演じる瀬能は、ダイバーとしての能力がDCUの中でも群を抜く存在。それが強い自信となってチームを引っ張る原動力になることもあれば、1人で突っ走ってしまい、逆にチームに迷惑をかけることも。幼いころ、家族旅行中に海難事故に巻き込まれ、両親を亡くし自身は新名に助けられたという過去を持つ。横浜さんは、本作の撮影に先立ってスキューバダイビングのライセンスを取得。中学時代には極真空手の世界王者に輝いたこともある運動神経の持ち主である横浜さん。持ち前の身体能力を活かした水中の演技がどのようなものになるか期待大。阿部さんとも初共演となり、「阿部さんとバディを組む設定ということで凄く光栄に思っています。阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きな方という印象があって、だからこそ今回お芝居できるのが本当にうれしいです。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたい」と意気込む。さらに「このドラマのためにダイビングのライセンスを取りました。まだ台本をいただいていないのでどういう物語なのかすごくワクワクしています」と準備万端。「海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたい」と語る。「TBSがハリウッドでも活躍されている制作プロダクションとの共同制作で『新しい日曜劇場』を作るということで、僕自身も日曜劇場の出演は初めてですが、大きなプロジェクトに参加できることで俳優としてひとつステップアップできると思っています」と期待を込めている。海外展開も視野にTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマとなる本作。ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作「HOMELAND/ホームランド」で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社。代表作「HOMELAND/ホームランド」は「24-TWENTY FOUR-」シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞、ゴールデン・グローブ賞を総なめに。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱える大ヒットサスペンスドラマである。また、ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーであり、カナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年08月30日来年1月放送のTBS新日曜劇場は、阿部寛主演のオリジナルドラマ「DCU」に決定。水中の捜査に特化した架空の組織“DCU”を描いていく。“DCU”は、海上保安庁に新設された、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し、事件を解決することが使命だ。「下町ロケット」「ドラゴン桜」など、多くの日曜劇場で主演を務めてきた阿部さんが今回演じるのは、このDCUの隊長・新名正義。彼は、ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない男。「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」は許せないキャラクター。個性豊かなメンバーたちと一緒に水中に潜り、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。本作は、人の命と尊さを厳粛に扱う一方で、彼らの人間模様もしっかりと描いていく、新たなジャンル“ウォーターミステリー”となっている。阿部さんは「このたび『DCU』という水中に特化した捜査をするという、新しいジャンルのドラマに挑戦することになりました。このジャンルのドラマは世界初だそうです。今からワクワクしています」と現在の心境を明かし、「チームで全力で取り組みますので新しい要素がたくさん詰まった日曜劇場を楽しみにお待ちいただきたいと思います」とメッセージ。なお、海上保安庁の全面協力のもとで撮影が行われる本作。実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定、阿部さんをはじめとするダイバー役の役者も海上保安庁に所属する本物のダイバーから指導を受けながら撮影に臨む。そして、本作はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作。日本国内のみならず海外展開も視野においている。阿部さんも今回のコラボに「ダイビングシーンもあるそうで、今から準備をはじめています。海上保安庁さんに全面協力していただいての迫力あるシーンと、ハリウッドなどで活躍されている海外のクリエーターとのコラボ。そこから生まれる映像もきっと皆さんに楽しんでいただけると思います」とコメントしている。日曜劇場「DCU」は2022年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年07月14日