2021年1月8日から全国上映されるアニメ映画「銀魂 THE FINAL」。その主題歌を4人組ロックバンドSPYAIRが、挿入歌をスリーピースロックバンドDOESが担当する。2006年より放送が開始したアニメ「銀魂」の盛り上がりを音楽で支えてきた2組が集大成を飾るとのことで、上映前からSNS上では期待が高まっている。シリーズ集大成に楽曲を添える両者にとって、銀魂とはどのような存在なのか。SPYAIRのボーカル・IKE、ドラム・KENTA、DOESのボーカル氏原ワタルに話を聞いた。SPYAIR×DOESで集大成を飾れる喜びーーこれまで何度も銀魂の楽曲を手がけてきた2組が『銀魂 THE FINAL』で再びタッグを組むとのことで、ファンの皆さんからは「待ってました」や「嬉しい」といった声が集まっていましたね。氏原ワタル:「嬉しい」は、こっちのセリフですよ。自分たちでいうのもおこがましいですけど、DOESとSPYAIRといえば銀魂とは切っても切り離せない存在だと思っていたので、ファンの方も同じように待っていってくれたんだなって思うと感謝しかありません。だからこそ、期待を裏切らないように心血注いで楽曲を制作しました。KENTA:本当にそう。DOESが復活して、銀魂のファイナルを一緒に飾れるということがなによりも嬉しかったですね。やっぱりSPYAIRとしては、銀魂と関わるようになったのがDOESよりも後だったので、「どうやってDOESを倒していくか」「DOESが作ったイメージを変えていくのか」と少なからず意識してましたから。IKE:なんか今までの“轍~Wadachi~”が生きてきたんだなって思っちゃいました。ーーうまい!(笑)銀魂という作品を通して共演することが多かったと思うのですが、お互いのバンドに対して、どのような印象を持っていますか?KENTA:最初は勝手に怖がってましたね。IKE:わかる(笑)。KENTA:バンド特有といったらおかしいかもしれないですけど、やっぱ先輩・後輩ですから。今も怖さが全くないわけではないんですけど、銀魂を通して硬さがほぐれてきたかなとは思います。ーー氏原さんから見て、SPYAIRはどういう存在でしょうか?氏原ワタル:シュッとしてて、かっこよくて……。なによりも曲のポップセンスさ、幅広さが素敵ですよね。そこにIKEちゃんの声が相まって、自分たちの楽曲を高次元で昇華しているなと思ってみています。やっぱ4人のキャラクターがあるからこそ、バンドとしての強さがあるというか、僕らにはないカラーを持っているので、腹立たしいです(笑)。ーーたしかに銀魂という共通点はありますけど、音楽のカラーは違いますよね。氏原ワタル:でも、信じているものは同じなんですよ。音楽やバンド、ロックが大好きだし、銀魂はもちろんアニメーション全般が好きだし、人としてもすごいナイスガイだから、そういうところが相まって、繋がれたのかなと思います。アニメーションと関われる時代でよかったーー銀魂のアニメシリーズが始まってから15年、銀魂との結びつきを感じたエピソードがあれば教えてください。KENTA:結びつきでいうと、僕らも結成してから15年なんで、そもそも縁があるよね。IKE:そうだね。あとは銀魂に出会えたおかげで考えが変わったというか、成長することができたなと。個人的には思います。ーーどういうことでしょう?IKE:この時代に生まれて、アニメというカルチャーが存在してくれたことで救われたなと思うんですよ。以前はロックスターがロックスターでいられたような時代に憧れていた自分もいたし、多少なりともモヤモヤしていたんです。氏原ワタル:わかるな、それ。IKE:当時はアニメとタイアップすると「アニメバンド」とカテゴライズされたり…でも、やりきった今「こんな素晴らしい作品を最後に一緒に作れて、本当によかったな」って思えるんです。氏原ワタル:時代が変わったことで、僕らにとって誇りになったよね。音楽だって、アニメだって、なんだっていい。好きなことがあって、夢中になれることがあるっていいよね、みたいな時代になったこと、周りからとやかく言われても「知らねーよ」って跳ね返せる時代になったことはいいことだなと思います。ーーモヤモヤしてた時期から脱却できたのって、いつ頃だったんでしょう?IKE:どうでしょうね。引きずった感はあるし、ファイナルまでやり切った今だから思えている気もします。氏原ワタル:うん、結構引きずったかも。IKE:でも、銀魂の楽曲を抱えてワールドツアーに出たときに、銀魂を知っているコスプレイヤーがライブ会場に来ているのを見て、自分たちが世界に向けて発信したことが、日本を離れた土地でも受け取ってもらえるなんて「すげーんだな、ジャパンアニメーションは」って誇らしく思えました。銀魂を狼煙に2021年は駆け抜けていきたいーー2020年、DOESさんは3年4ヶ月ぶりに活動を再開し、SPYAIRさんもアニバーサリーイヤーを迎える予定でしたが、なかなか予定通りには活動できませんでしたよね。KENTA:それこそDOESさんって、復活を発表したものの、きちんと復活できていないですよね?氏原ワタル:そうそう。再始動を発表して、4月からのライブで「さあ、本格始動だ!」と思っていたら、ライブが流れちゃったからさ。言ってしまえば、まだ半分寝てる状態なんだよね。KENTA:そうですよね。僕らもそれまで1年間ライブ活動を休止してて、去年のアニバーサリーイヤーで復活する予定だったので気持ちはわかります。ーー2021年はどのような活動をする予定でしょうか?氏原ワタル:DOESとしては、今はフリーでやっているので、その立場をうまく使って、自由に音楽をやれたらなと思っています。歳を重ねたのもありますが、余裕が半端ないんですよ。なにをやっても、怖くないんです。今までは自分のため、自分たちのためだけに音楽をやってきたんですけど、これからは人のためになるような音楽をより突き詰めていきたいなと思います。今回の「道楽心情」にも暗い世間を壊して何か少しでも明るい光を歌いたいな、と思いながら作りましたね。IKE:いや〜……これが「修羅」を歌っている人の言葉ですよ。氏原ワタル:たしかに。当時はこんなこと思ってなかったかも(笑)。ーーSPYAIRさんは2021年にアニバーサリーをずらすと拝見しましたが。KENTA:そうなんです。2020年は結成15年、デビュー10周年のダブルアニバーサリーの年だったので「めちゃくちゃ突っ走るぜ」というつもりが難しくなってしまった。そのときに、僕ら自身も、ファンも「できるの?できないの?」って毎日そわそわするのって嫌だなと思ったので、早めの段階で2021年にアニバーサリーイヤーを移行することに決めたんですよ。だから、2021年は銀魂を皮切りに突っ走ろうと、今まさに準備を進めているところです。IKE:もう、とにかくライブがやりたいっす。ただこれからは、ファンの方が来てくれて、やってみて、またちょっとブラッシュアップして、次のライブに向かうっていう再構築の時間になると思いますね。世界が変わってしまったことを受け入れた上で、ライブをどうしていくのか、できる方向で進めてはいるものの、制限がかかってくることは間違いないので。だからといって、どれも手は抜かないですけどね。まずは『銀魂 THE FINAL』で狼煙をあげて、ぶち上げていきたいと思います!IKEさん、KENTAさん、氏原ワタルさんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年1月21日(木) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。『銀魂 THE FINAL』公開日:2021年1月8日(金)原作:空知英秋(集英社ジャンプコミックス刊)監督 / 脚本:宮脇千鶴監修:藤田陽一声の出演:杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ほかアニメーション制作:BN Pictures配給:ワーナー・ブラザース映画コピーライト:(c)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会オフィシャルサイト: gintamamovie.jp ()公式Twitter: @gintamamovie()撮影/奥田耕平、取材・文/於ありさぴあアプリをダウンロードすれば、追加の写真8枚が見られます。ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=8f1f5a6c-ac86-48d9-be4f-4a28f85ccc14&contentTypeId=2) から
2021年01月07日11月29日(日)に静岡・富士スピードウェイで開催される、日産自動車によるファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL 2015」。同イベントで日本の3人組ロックバンド、DOESがライブを開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】DOESは、今年、自動車レースチーム・RUN UP SPORTSへ向けて楽曲「ランノヴァ」を書き下ろし。これは、RUN UP SPORTSのオーナー兼ドライバーの田中篤が、DOESの大ファンであることから実現。現在はSUPER GT - GT300 #360 RUNUP Group & DOES GT-Rのチームパートナーを務めている。ライブは、NISMO FESTIVALの入場券を持っている人であれば誰でも観覧が可能。開催時間などの詳細は決定次第公式サイトで発表される。同イベントは1997年にスタートし、今回で18回目。大切に保管されてきた日産往年のレーシングカーから、最新のレーシングカーまでが一堂に会し、展示や走行、エキシビジョンレースを行う。そのほか、国内外のレーシングドライバーによるトークや、同イベント限定グッズの販売などが予定されている。入場券は発売中。また、入場券とは別の「サーキットタクシー」「レーシングカー同乗走行」「グリッド&ピットウォーク」「サーキットサファリ」4種のチケットは11月16日(月)午前11時から19日(木)午前11時まで、ぴあにてプレリザーブを実施。■NISMO FESTIVAL 2015日時:11月29日(日) 開場 05:00 / 開演 08:30会場:富士スピードウェイ(静岡県)
2015年11月16日ギターウルフが12月27日(日)に大阪・味園ユニバースで開催するライヴイベント「宇宙戦艦ミソノFEVER -遊星からのスーパーノイズ-」。同公演の出演者第2弾が発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのはDOES、ゆるめるモ!、ねじ梅タッシと思い出ナンセンス、クリトリック・リスの4組。既に同イベントには少年ナイフ、N’夙川BOYS、GEZAN、THEロック大臣ズ、DJとしてO.K.Dが出演が決定している。チケットの一般発売は11月14日(土)午前10時より。また、同公演では10代の来場者は当日会場にて1000円キャッシュバックされる「ティーンネイジ・キャッシュバック」、中学生以下の来場者は、保護者同伴に限り入場が無料になる「義務教育ジェネレーション」というふたつの企画を実施。詳細は公式サイトでご確認を。■ギターウルフ&DUM-DUM presents『宇宙戦艦ミソノFEVER -遊星からのスーパーノイズ-』日時:12月27日(日) 開場・開演15:00会場:味園ユニバース(大阪府)出演:ギターウルフ / 少年ナイフ / N’夙川BOYS / DOES / ゆるめるモ! / GEZAN / THEロック大臣ズ / ねじ梅タッシと思い出ナンセンス /クリトリック・リスDJ:O.K.D料金:オールスタンディング 3500円 ※整理番号付、ドリンク代別途要ペアチケット 3000円※1名分、オールスタンディング、整理番号付、ドリンク代別途要・未就学児童のご入場はできません※ティーンネイジ・キャッシュバックあり【当日受付で身分証を提示すれば十代の方は1,000円バック】※これからのロックを担う義務教育ジェネレーション(中学生以下)は入場無料!【但し保護者同伴で】※再入場可。尚、再入場時1ドリンク代別途必要になります。飲食の持込不可。
2015年11月13日