日本発のオリジナルミュージカル『デスノート THE MUSICAL』のコンサート版が、8月21日(月)・22日(火) にイギリス・ウエストエンドで開催されることが決定した。日本累計発行部数3,000万部を超えるマンガ『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ、漫画:小畑健)を原作に、日本発のオリジナルミュージカルとして製作された『デスノート THE MUSICAL』は、2015年の初演以降、日本キャストによる台湾(台中)公演を含む2017年、2020年と上演を重ねてきた。音楽は本場ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン、音楽スーパーバイザーは、グラミー賞受賞経験を持つジェイソン・ハウランド、そして演出は日本を代表する演出家・栗山民也がそれぞれ務めた。ウエストエンドで開催されるコンサート版は、英国キャスト・クリエイターにより開催。本作の英語圏でのパフォーマンスは初となり、出演キャストは追って発表される。<公演情報>Death Note The Musical in Concert8月21日(月)・22日(火) London Palladium各日19:30開演※出演キャストは今後アナウンス予定
2023年05月26日2023年1月19日(木)~22日(日)に東京・六行会ホールにてソンモ(ex超新星)主演、中野智行(PaniCrew)演出のMUSICAL「リフレインする君の声〜encore 2023〜」が上演される。今回、主演のソンモからの意気込みコメントが到着した。一般チケットはカンフェティにて大好評販売中。稽古も順調に進行中。カンフェティにてチケット発売中! 公式HP: 公式Twitter: (@BigupStage)いよいよ開幕が迫る中、応援企画やアフタートークイベントも決定。すでにほぼソールドアウトという回もあるが、チケット一般販売は1月15日(日)23時までとなっている。当日券が争奪戦になる回も予想されるので、お早めのチケット確保がおすすめだ。そして、主演を務める韓国出身アーティストのソンモが合流しての集中稽古も順調に進行中!演出の中野を中心として、緊張感をもちながらも、休憩時には笑顔が溢れる稽古場。ミュージカル初出演となる山田恭(円神)、ライバル役の内海大輔、プロデューサー役の松浦司らとのチームワークも見所。そんなソンモから意気込みコメントが到着!「日本語でのミュージカルで不安もありましたが、共演者のみなさん、スタッフさんたちのおかげで今は楽しみな気持ちでいっぱいです。期待してください!俳優としての新たな一歩にもなるように頑張ります!」当日券情報、その他ニュースは公式Twitterでも随時発信中!開幕に向けて一緒に熱くドキドキしよう!ーーこれは音楽人生を賭けた、ミュージシャン達のガチバトル MUSICAL!ーー公演詳細MUSICAL「リフレインする君の声〜encore 2023〜」出演:ソンモ(ex 超新星) / 山田恭(円神) / 松浦司 / 真田貴裕 / 上枝恵美加 / 鈴木亜里紗 / 森重秀太(Zero PLANETグループ) / 森脇梨々夏 / 高畑元翔/ 古畑恵介 / 水田達貴 / ミヤタユーヤ / 高橋なな / 望月こと葉 / みそ。 /田中優希 / 豊原皇介 / 川代峻平 / 内海大輔 / 五十嵐啓輔原案・演出 : 中野智行(PaniCrew)音楽プロデュース:RUI(ex CODE-V)脚本 : 平野建(アフリカ座)脚色 : DrG.YOU主催・企画・製作 : BIG UP協力:株式会社EARLY WING / 株式会社R&J / 株式会社 サンミュージックブレーン / スペースクラフト・エージェンシー株式会社 / 株式会社2PS / 合同会社Tripod Bishop / 株式会社パルムプロモーション / 株式会社プラチナムプロダクション / 株式会社ミューズエンタープライズ / 吉本興業株式会社 / 株式会社和奏AGENCY / 株式会社ワタナベエンターテインメント (50音順)◆日程2023年1月19日(木)~22日(日)1/19(木) 14:00公演★ / 18:30公演★1/20(金) 13:00公演★ / 18:30公演★1/21(土) 13:00公演 / 18:30公演1/22(日) 12:00公演 / 16:00公演※全8公演※開場時間:開演の30分前予定★の回はアフタートーク開催◆会場六行会ホール(東京都品川区北品川2丁目32−3)◆チケット全席指定席※年齢制限 :4歳以上◇一般6,500円(税込)12/24(土)10:00~1/15(日)23:00■チケット取扱いカンフェティ ■問い合わせメールアドレス: bigupstage@gmail.com 電話番号:03-6902-0508 (平日12:00~17:00)公式HP: 公式Twitter: (@BigupStage)◆ストーリー不幸な境遇で育ちビッグになることを夢見るボーカル「志音」徐々に視力が奪われていく網膜色素変性症を抱えるギターリスト「結弦」そしてふたりに共感し共に音楽を追求するメンバーやスタッフ達が織りなす奇跡の物語彼らの追求する命(ライブ)の先にあるものは何なのか…#アンコール2023 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月12日主演に大竹しのぶ、共演に生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光(7MEN侍/ジャニーズJr.)らを迎えたMusical「GYPSY」(ジプシー)。この度、艶やかなショービジネスの世界にいざなう、華やかなビジュアルが完成、演出クリストファー・ラスコムのコメントが到着した。実在した“バーレスクの女王”、ジプシー・ローズ・リーの回顧録を基に、“究極のショー・ビジネス・マザー“の代名詞となった彼女の母ローズに焦点を当て、舞台で活躍する2人の娘を育てた彼女の夢と努力を追うとともに、ショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いたミュージカル。初演では、ブロードウェイの女王エセル・マーマンが主役のローズを演じ、その後も時代を彩る名優が演じ続け、1990年トニー賞・ベストリバイバル、2016年ローレンス・オリヴィエ賞・ベストリバイバルを受賞するなど、初演から半世紀たったいまでも世界中で愛されている。娘をスターにすることを夢見る母親・ローズ役を大竹しのぶがコミカルに演じ、ローズの上の娘であり、後に“バーレスクの女王”と称されるようになるルイーズ役には生田絵梨花、パフォーマンス力の高いルイーズの妹・ジューン役には熊谷彩春、ジューンと駆け落ちするダンサー・タルサ役には佐々木大光、ローズと組んで娘たちを売り込み、次第にローズにひかれていくハービー役には今井清隆と豪華なメンバーが集結した。演出家は、2016年「Nell Gwynn」でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したクリストファー・ラスコムが務める。「この作品の芯にあるのは母と娘の壮大な物語であり、それがこの作品に普遍的な魅力を与えているのだと思います。私がブロードウェイで初めて観たのもこの作品。以来、その素晴らしい楽曲にも親しみを感じ、愛してきました」と語るラスコム。本作について「皆さまにとって、アメリカン・ミュージカルの真の傑作とのスリリングな出逢いとなることを願っています」と来年の公演に向けて意気込みを語っている。Musical「GYPSY」は2023年4月9日(日)~30日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。・大阪公演:5月4日(木・祝)~7日(日)森ノ宮ピロティホール・愛知公演:5月12日(金)~14日(日)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール・福岡公演:5月19日(金)~21日(日)キャナルシティ劇場(text:cinemacafe.net)
2022年12月19日2023年4月9日(日) より東京芸術劇場プレイハウスにて上演されるMusical『GYPSY』(読み:ジプシー)のメインビジュアルと公演詳細が公開された。本作は実在のストリッパー、ジプシー・ローズ・リーの回顧録を元に、“究極のショー・ビジネス・マザー”の代名詞となった母ローズに焦点を当てた作品。舞台で活躍する2人の娘を育てたローズの夢と努力を追うとともに、ショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いたミュージカルとなっている。演出家は、2016年『Nell Gwynn』でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したChristopher Luscombe(クリストファー・ラスコム)が務める。ラスコムは本作について「皆さまにとって、アメリカンミュージカルの真の傑作とのスリリングな出逢いとなることを願っています」と来年の公演に向けて意気込みを語った。キャストは、娘をスターにすることを夢見る母親・ローズ役を大竹しのぶがコミカルに演じ、ローズの上の娘であり、後に“バーレスクの女王”と称されるようになるルイーズ役に生田絵梨花、パフォーマンス力の高いルイーズの妹・ジューン役に熊谷彩春、ジューンと駆け落ちするダンサー・タルサ役に佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr.)、ローズと組んで娘たちを売り込み、次第にローズにひかれていくハービー役に今井清隆と豪華なメンバーが集結した。■演出 クリストファー・ラスコム コメント『ジプシー』は私がずっと大好きだったミュージカル作品のひとつです。この作品の芯にあるのは母と娘の壮大な物語であり、それがこの作品に普遍的な魅力を与えているのだと思います。私がブロードウェイで初めて観たのもこの作品。以来、その素晴らしい楽曲にも親しみを感じ、愛してきました。そしてこの度、私は日本で最も優れた演劇人たちと共に東京で『ジプシー』を創る機会を得ました。主演の偉大なる大竹しのぶさんをはじめ、輝かしいキャストの皆さん、卓越したデザインチーム、優秀なスタッフの皆さんなど、あらゆる方面で素晴らしい才能に恵まれております。東京で仲間に会い、公演に向けてアイディアを練りながら、深く心に残る1週間を過ごしたばかりのいま、圧倒的な興奮と期待感を胸に帰国の途についております。稽古が待ち遠しい!日本の多くの方々にとって本公演は、歴代ブロードウェイ作品のなかでもとりわけ愛されているミュージカル楽曲群を体験できる貴重な機会になるでしょう。また、ジプシー・ローズ・リーの驚くべき実話を知る絶好のチャンスでもあります。皆さまにとって、アメリカンミュージカルの真の傑作とのスリリングな出逢いとなることを願っています。<公演情報>Musical『GYPSY』Musical『GYPSY』ビジュアル作詞:スティーヴン・ソンドハイム作曲:ジュール・スタイン脚本:アーサー・ローレンツ演出:クリストファー・ラスコム翻訳・訳詞:高橋亜子【配役・出演】ローズ(娘達をショービジネス界で成功させようと奮闘するステージママ):大竹しのぶルイーズ(ローズの上の娘。サナギから蝶に変わる、魅力ある女性):生田絵梨花ジューン(ルイーズの妹。歌唱力があり、ダンスの技術もある):熊谷彩春タルサ(ジューンと駆け落ちするダンサー):佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)ハービー(ローズと組んで娘たちを売り込む。次第にローズにひかれていく):今井清隆鳥居かほり/麻生かほ里/咲良/石田圭祐/泉拓真/安福毅出津玲奈/岩崎ルリ子/江村美咲/砂塚健斗/高瀬育海/山田裕美子/横田剛基大久保実生/久住星空/古閑暁奈/酒井希愛/中村環菜/三浦あかり/入内島悠平/占部智輝/黒岩竜乃介/櫻井碧人/立花優愛/鳴海竜明/前田晴秋/涌澤昊生【東京公演】2023年4月9日(日)~30日(日) 東京芸術劇場プレイハウスチケット発売日:2023年2月25日(土)チケット料金:S席 14,500円/A席 11,500円問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日 12:00~15:00)【地方公演】■大阪公演2023年5月4日(木・祝)~7日(日) 森ノ宮ピロティホール■愛知公演2023年5月12日(金)~14日(日)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール■福岡公演2023年5月19日(金)~21日(日) キャナルシティ劇場関連リンク公式HP::
2022年12月19日12月4日に川崎CLUB CITTA’で開催されるDJ/ライブイベント『The 42nd Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2022』のタイムテーブルが発表された。今年で42周年を迎えた『LONDON NITE』は、DJの大貫憲章が「ロックで踊る」をテーマに1980年に新宿ツバキハウスでスタート。中でも年に1回、クリスマス時期に行われる『LONDON NITE X’mas Special』は人気のイベントで、毎回豪華なミュージシャンやDJが参加している。本来は2020年の40周年の際にアニバーサリーイベントを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け見送りに。今回はTHE SKA FLAMES、THE BAWDIES、SHEENA & THE ROKKETSらゆかりのミュージシャンたちが集結し、アニバーサリーイベントをDJとともに盛り上げる。チケットは現在一般発売中。<イベント情報>The 42nd Anniversary LONDON NITE X’mas Special 202212月4日(日) 川崎CLUB CITTA’OPEN / START16:00【タイムテーブル】16:00 OPEN/DJ 加藤直樹16:20 DJ YU-TA16:40 DJ U-ICHI17:00 THE SKA FLAMES17:45 DJ Yossy18:15 DJ SHOJI18:45 THE BAWDIES19:30 DJ 稲葉達哉20:00 DJ ヒカル20:30 SHEENA & THE ROKKETS21:15 DJ 大貫憲章【チケット料金】(税込 / オールスタンディング)前売:5,000円当日:6,000円※入場時ドリンク代別途600円必要チケット情報はこちら:公式サイト:
2022年11月16日2023年1月より、大阪・東京で上演する『「進撃の巨人」-the Musical-』のメインビジュアルと今作に出演する全15キャラクターの扮装ソロビジュアルが公開された。今作は諫山創による人気マンガ『進撃の巨人』のミュージカル作品で、演出は舞台『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』などの植木豪、脚本は舞台『xxxHOLiC』などの畑雅文が手がける。岡宮来夢が主人公のエレンを演じるほか、高月彩良がミカサ役、小西詠斗がアルミン役、松田凌がリヴァイ役、大野拓朗がエルヴィン役として出演する。エレン・イェーガー役 岡宮来夢ミカサ・アッカーマン役 高月彩良メインビジュアルには、エルヴィン・スミス率いる訓練兵団・調査兵団の兵士たちが立体機動装置を装着し、巨人との戦いへと向かう様子が描かれており、壮絶な戦いに身を投じる彼らの思いが表現されている。<公演情報>『「進撃の巨人」-the Musical-』大阪:2023年1月7日(土)~1月9日(月・祝) オリックス劇場東京:2023年1月14日(土)~1月24日(火) 日本青年館ホール原作:諫山 創『進撃の巨人』(別冊少年マガジン / 講談社)演出:植木 豪脚本:畑 雅文【出演】エレン・イェーガー:岡宮来夢ミカサ・アッカーマン:高月彩良アルミン・アルレルト:小西詠斗ジャン・キルシュタイン:福澤 侑マルコ・ボット:泰江和明コニー・スプリンガー:中西智也サシャ・ブラウス:星波ハンネス:村田 充キース・シャーディス:林野健志ディモ・リーブス:冨田昌則カルラ・イェーガー:舞羽美海グリシャ・イェーガー:唐橋 充ハンジ・ゾエ:立道梨緒奈リヴァイ:松田 凌エルヴィン・スミス:大野拓朗■Blade AttackersToyotaka / RYO / gash! / SHINSUKE / HILOMUDolton / KENTA / GeN / KIMUTAKU下尾浩章 / 下川真矢 / 横田 遼 / 橋渡竜馬 / 中西彩加MARISA / 松本ユキ子 / 陸 / NONN / 河島樹来【チケット料金】価格:13,000円(全席指定 / 税込)一般発売日:2022年11月5日(土) 10:00~■プリセール(先着先行)実施期間:2022年10月23日(日) 10:00~11月1日(火) 23:59※プリセールのご利用には事前の会員登録(無料)が必要です。詳細はこちら:公式サイト:公式Twitter:
2022年10月21日上演台本・演出に鬼才・河原雅彦、主演に中村倫也を迎えて上演されるMUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』日本版がいよいよ始動! 日本でも上演が重ねられ、おなじみとなった韓国発のミュージカル『SMOKE』や『BLUE RAIN』を手掛ける作・演出家チュ・ジョンファの新作として、2018年末~2019年に韓国で上演、話題を呼んだ本作は、天才作曲家・ベートーベンの生涯をドラマチックに描いた創作ミュージカル。「いつか本格ミュージカルをやりたい」という想いを抱いていた河原と、その想いを受け止め青年ルードヴィヒ役として主演を務める中村。7年ぶりのタッグはどんなチャレンジになるのか……?世界を広げてくれた人の新しい挑戦「やるっきゃない」中村によると、河原から本作の話を聞いたのは2019年だという。「過去のメールのやり取りを遡ったところ、2019年の2月には今作のやりとりを河原さんとしておりました。会うたびに次何やる? という会話はしていましたが、まさか7年も経っていたとは。びっくりですね。僕も河原さんも割とふざけたミュージカルをやる事が多かったと思うので(苦笑)。“真面目なミュージカル”という言い方が正しいのかわからないですが、チャレンジしていけたらなと思います」その「真面目なミュージカルをやりたい」という河原の想いを中村は「パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした(上演決定時のコメントより)」と驚きとともに受け止めつつ、「俺を指名してくれるんだ! というのはうれしかった」と感慨深げに語る。「河原さんには2009年[真心一座 身も心も]※の公演に呼んでいただいて、それを観た演劇界の方々が声をかけてくれるようになって一気に世界が広がったんです。俳優として活躍の機会を得られず鬱屈していた若手時代、演劇というのは自分が生きていく支えになりました。河原さんはその道を切り拓いてくれた人。そんな人が新しいことにチャレンジするとき、『一緒にやろうぜ』となったらしんどそうでも何でもやるっきゃないなと」※真心一座 身も心も:座長・村岡希美、座付き作家・千葉雅子(猫のホテル)、座付き演出家・河原雅彦、“にぎやかし”坂田聡による演劇ユニット。中村は2009年上演の『流れ姉妹 たつことかつこ~獣たちの夜』にゲスト出演。ちなみに中村の連ドラ初主演作となった2007年放送の深夜ドラマ『ハリ系』(日本テレビ系)は、河原のテレビドラマ初監督作でもある。転機となった作品を共にしてきた河原の印象を中村は「すべてのものを面白がる人。懐が深く、包容力がある方なんじゃないかと思います」と語る。これまで舞台『ぼっちゃま』(2011)、『八犬伝』(2012)、残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』(2015)と、一筋縄ではいかない作品に起用されてきたが、今回の“真面目なミュージカル”ではどんなことが求められると感じているのだろうか。「『八犬伝』では尾上(寛之)君と阿部(サダヲ)さんがなぜか和太鼓で戦っていたり。“威力”ということを河原さんはよく言っていました。今作について会話した時も“支配力”と言っていて、そういったことが今回自分に求められることなんだろうなと。ただ、稽古に入ったら疲れるだろうなとは思っています(苦笑)」「中村がんばってるな」で終わらないような作品づくりを本作でルードヴィヒの人生に大きな影響を与える女性・マリーを演じる木下晴香とは、2019年公開の実写版『アラジン』で、主人公・アラジン&ヒロイン・ジャスミンの吹替を担当した間柄。ふたりが歌う「ホール・ニュー・ワールド」でその歌声のすばらしさに心を奪われた方も多いはず。「めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます」という、上演決定時の河原のコメントに密かに胸を踊らせてしまうところだが、ミュージカル経験豊富な木下は久々の本格ミュージカル出演となる中村にとっても心強い存在のよう。「歌番組でご一緒するたびに『イヤモニが気持ち悪いけどどうしたらいいの?』とか色々聞いたりしていました。ミュージカルの現場については僕や河原さんよりずっと詳しいと思うので『こういう時どうしてるの?』とか、みんなが晴香に聞きに行くんじゃないかと。なので僕が率先して聞きに行こうかなと思っています」そして、「もう一人のルードヴィヒ」を演じる福士誠治とは同じ作品に出演したことはあるものの、本格的に組むのは今回が初めてとなる。「ご自身で芝居を創られていたり、音楽もやられていて“熱い人”というイメージ。今回主演ですけど、誠治君がきっと兄貴肌でいてくれるから、僕が主演らしいことはしなくていいなと思う(笑)。とはいえ韓国の俳優さん本当にすごいな!と思うくらい、歌も芝居もトップクラスにしんどい、俳優として熱量を放出しなければいけない大変な芝居ですから、『中村がんばってるな』で終わらないような作品づくりをしなければと思っています」昨年の劇団☆新感線41周年興行『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』では安倍晴明を演じた中村。今回のベートーベンしかり、誰もが知る歴史上の人物を演じることへのプレッシャーはないのだろうか。「全然気にしてないです。だって会ったことないですから。過去の偉人の人物像はだいたいデフォルメして伝えられていると思っているので。映像作品とかで時代物をやるときに、所作指導などを受けているときも『絶対、畳のフチ踏んでたって!』とか思ったりして(笑)。だから、舞台で晴明をやったときも何も考えてなかった。ベートーベンも、顔も生涯も残した作品も知っているけど、あまり気にしていないです。漫画の実写版なんかを演る時もあまり気にしない。有名人をどう演じるか考えるよりも、ここに集まったメンツで良いものを作った方がいいじゃん。という感じですので、やりながら探していけたらと思います」観終わった人の顔をみたい最終回に向けて物語も佳境に入ったドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』、10月に配信を控える『仮面ライダーBLACK SUN』も話題沸騰中と、映画やドラマ、舞台など幅広いフィールドでいまや役者として第一線を走り続ける中村だが、じっくりと役に向き合い、約1か月間の稽古でトライ&エラーを繰り返して本番に臨む「舞台」というものが「自分には一番合っているなと以前から感じている」と言う。「結局のところ好きな場所なんだなと感じます。映像をやっていてさみしいのは、観終わった人の顔をみたいなと思うところ。舞台は本番を迎えて、舞台上でまず観客に向けて一方通行で描いて、それを観た方がどんな感想を抱くのか、どんな拍手をしてくれるのかを受け止める。ものづくりとしても人間としても健全な気がします。ただ、映像と違って一枚絵。すべてがバレてしまうので、細部に至るまで、立ち姿ひとつとっても、よりしっかりと役としてそこに立っていないといけない。その辺の怖さみたいなものはありますけど」10月、中村がどんなベートーベン像を私たちにみせてくれるのか、期待が高まる。取材・文:ぴあ編集部撮影:You Ishiiヘア&メイク/松田陵(Y’sC)スタイリスト/戸倉祥仁(holy.)★中村倫也さんと共演の福士誠治さんの対談インタビューは コチラ()ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★中村倫也さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』【東京公演】2022年10月29日(土)~11月13日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】11月16日(水) 〜21日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【石川公演】11月25日(金)・26日(土)会場:赤羽ホール【宮城公演】11月29日(火)・30日(水)会場:電力ホール公式サイト:
2022年09月16日10月から11月にかけて東京・大阪・石川・宮城で上演されるMUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』のメインビジュアルが公開された。『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』は、2018年末から2019年にかけて韓国で初演されたミュージカルで、日本でもおなじみとなった『SMOKE』『インタビュー』『BLUE RAIN』の作・演出家チュ・ジョンファの新作として注目された作品。聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎ込んだ悲運の人・ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失そして運命を、彼が綴った音楽とオリジナル楽曲で描く。青年期のルードヴィヒを演じるのは、ドラマ『凪のお暇』『珈琲いかがでしょう』など数々の話題作に出演し、舞台『ヒストリーボーイズ』では第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した中村倫也。また残酷歌劇『ライチ 光クラブ』や『八犬伝』などで中村とタッグを組んできた河原雅彦が日本版の上演台本・演出を手がけるほか、森雪之丞が訳詞を担当する。公開されたメインビジュアルは、中村が楽譜に囲まれ佇む雰囲気ある1枚となっている。さらにルードヴィヒにとって大切な存在として描かれる自立した女性マリー役の木下晴香、そしてもう1人のルードヴィヒや青年役の福士誠治のシックな姿のビジュアルも公開された。木下晴香福士誠治併せて各地の公演詳細がオフィシャルサイトで発表された。<公演情報>MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』ORIGINAL PRODUCTION BY ORCHARDMUSICAL COMPANYMUSIC BY SOO HYUN HUHBOOK BY JUNG HWA CHOO【出演】中村倫也木下晴香木暮真一郎高畑遼大・大廣アンナ(Wキャスト)福士誠治上演台本・演出:河原雅彦訳詞:森雪之丞【日時・会場】東京公演:10月29日(土)〜11月13日(日) 東京芸術劇場プレイハウス大阪公演:11月16日(水)〜21日(月) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ金沢公演:11月25日(金)・26日(土) 北國新聞赤羽ホール仙台公演:11月29日(火)・30日(水) 電力ホール関連リンク公式HP::
2022年07月29日島田歌穂による体験型コンサート『Musical, Musical, Musical!!』の第3弾が、東京・名古屋・大阪の3カ所で開催されることが発表された。本公演は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界ベストキャストに選ばれ、イギリス王室のエリザベス女王の前で歌を披露した島田が、「沢山の方にもっともっとミュージカルを好きになっていただきたい!」という想いを詰め込み、毎回会場のファンとともに感動の一体感に包まれるコンサート。昨年開催された第2弾では、ミュージカルに登場する世界の女性たちをテーマに、島田が指導した大阪芸術大学の卒業生とともに華麗なステージを披露したほか、コロナ禍における舞台芸術の難しさをミニミュージカルで紹介。最後は『レ・ミゼラブル』の代表曲「民衆の歌」の演奏にファンが足踏みや手拍子で参加し、舞台と客席の一体感を感じる瞬間となった。島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.2 (C)iwaこの感動をもっと多くの方に伝えたいという想いから、初めて名古屋と大阪での開催も決定した今回は、普段はミュージカルにあまり馴染みのない方も楽しめる「ミュージカル映画」をテーマに、一度は耳にしたことがある名曲が、映画にまつわる少し“ため”になるエピソードをまじえながら披露される。またスペシャルゲストとして、東京会場にはミュージカル界の若きプリンス・海宝直人、名古屋・大阪会場には、元宝塚歌劇団トップスターの朝夏まなとが出演する。海宝直人朝夏まなとチケットは現在一般発売中。■島田歌穂 コメントミュージカルの魅力、楽しさを、ぎゅっと詰め込んでお届けする「Musical, Musical, Musical!!」。おかげさまで3回目を迎えさせていただきます。今回は“ミュージカル映画”がテーマです。素敵な名曲の数々とともに、このコンサートならではの特別なひとときを、たっぷりとお楽しみください!<公演情報>島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.37月8日(金) 東京・Bunkamura オーチャードホール開場18:15 / 開演19:00スペシャルゲスト:海宝直人7月16日(土) 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと7月31日(日) 大阪・NHK大阪ホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと音楽監督:島健構成・演出:下山啓振付:本間憲一 / 広崎うらん演奏:Shimaken & The Brilliant Notesスペシャルサポートメンバー:森内翔大 / 水田千聖 / 寺町有美子 / 仲西陸チケット購入リンク:
2022年06月22日スターバックス(Starbucks)は、夏の新作「The メロン of メロン フラペチーノ」を2022年6月1日(水)より発売する。“圧倒的なメロン感”「The メロン of メロン フラペチーノ」サマーシーズン第2弾として、“ヨリドリミドリ(Yori Dori Midori)”をテーマにした新作メニューが登場。圧倒的なメロン感を感じられる“ミドリ”のフラペチーノ「The メロン of メロン フラペチーノ」は、どこから飲んでもまるで完熟したメロンのいちばん美味しいところだけを食べているような味わいを楽しめる1杯だ。赤肉メロンソース×青肉メロンフラペチーノジューシーに香る赤肉メロンの果肉ソースに、爽やかな青肉メロン果汁のベースとミルクを合わせた甘みのフラペチーノをプラス。加えて、メロン風味のホイップクリーム、メロン風味のソースをトッピングして仕上げた。最初から最後の一口まで華やかなメロンの風味を堪能することができる。味わいに加え、グリーンとオレンジ、2つの鮮やかな“メロンカラー”も「The メロン of メロン フラペチーノ」の魅力。初夏の爽やかな気分を盛り上げてくれそうだ。抹茶ムース&スコーンなど“ミドリ”スイーツもまた、「The メロン of メロン フラペチーノ」に加えて、「アーモンドミルクの抹茶ムース」や「抹茶ホワイトチョコスコーン」などの“ミドリ”スイーツも同時に展開される。【詳細】スターバックス「The メロン of メロン フラペチーノ」販売期間:2022年6月1日(水)~7月12日(火)取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)価格:トールサイズのみ テイクアウト 678円、イートイン 690円
2022年05月28日美弥るりかが主演を務めるMusical『The Parlor』が4月29日に開幕する。本作は、『The Last 5 Years』をはじめ数々の海外ミュージカルの演出を手掛け、オリジナルミュージカルの創作も得意とする小林香による新作ミュージカル。今の日本で、どこか生きづらさを抱えている人たちのためによりよい社会をと願い開かれた場所「ザ・パーラー」を舞台に描く三世代の女性たちの物語で、ジェンダーギャップ指数 120 位と発表された日本で、小林自らがいま一番伝えたいものとして企画し実現した。作曲・編曲はアレクサンダー・セージ・オーエン。アメリカで、ASCAP 財団のルシール賞とジャック・イエレン賞の作詞家賞を受賞し、ミュージカルの音楽も手掛けるなど、いま注目されている新進気鋭の作詞作曲家だ。稽古が開始したばかりの頃、パーラーの娘であり、孤高の人気ゲームクリエイターの円山朱里を演じる美弥に話を聞いた。初めて演じる現代を生きているキャラクター――お稽古が始まって3日ほどだそうですが、どのようなことを感じられていますか?私は最近、悪役とか幻とか、キャラクターに特徴のある役が続いていたのですが、今回演じる朱里という役は、日本人で世代も近くて今の時代を生きているという、初めてのジャンルのキャラクターで。「普通の人ってどうやって喋るんだっけ」とそこがまず最初の大きな壁になっています。そしてもうひとつ難しく感じているのは、出演者の皆さんがハートフルな方ばかりだということ。この作品は(朱里の曽祖母の時代は談話室、祖母の時代は美容室、母の時代は喫茶室として)「人々が集まる温かい場所をつくりたい」とつくられた“ザ・パーラー”という場所が舞台になっているのですが、皆さんの一言一言にはそこにふさわしい温かさが滲み出ているんです。だから、朱里は人と関わりたくない人物なのに、ついつい私自身がその温もりに近づいていきたくなっちゃう(笑)。暖炉に当たりたくなるような気持ちになるんです。(芝居の中で)話を聞いて、うるうるしちゃったりして(笑)。――お稽古3日で既にそういう空気があるんですね。はい。最初に「男性として、女性として、不思議に思うことはあるか」についてお話しする時間をつくっていただいて。「全く何もないです」という方もいたし、「ないと思っていたけれど、今みんなの話を聞いたら、あれは実はちょっとストレスに感じていたかもしれない」とか、私も「演じるうえで、“男であること”“女であること”になんの意味があるんだろうと思っている人間もいます」ってお話ししたりしました。あれはすごく良い時間だったと思います。あとこれは私の勝手な憶測ですが、みなさんどこかで役とご自身の生活や人生がリンクしている気がしています。それで「自分が喋っているのか役が喋っているのかわからない」みたいな瞬間を味わっているのかなって。だからあまりにも響いてしまうというか、台詞として聞こえず、自分の心も共鳴してしまうんじゃないかと思います。さらに香さん(作・演出の小林香)が作品への想いをすべて伝えようとしてくださる方なので、稽古が最初から濃い。段取りをつける段階ですが、そこには既に“心”がくっついてきている感じがします。自身のジェンダーフリーな活動が朱里にも通じる――美弥さんが演じるうえで「“男であること”“女であること”になんの意味があるんだろう」と思われているのはなぜですか?私は宝塚歌劇団では男役だったのですが、退団して“男役”というヴェールを脱いだ時に、「性別に垣根なんてないのに、なんで“女優”というんだろう」ってすごく不思議に思ったんですよね。男役が終わったからドレスを着て歌いたいかと言われたら、私はそう思わなかったですし、無理に思うことでもないとも思いました。だから自然に「演じることに性別を持つ必要はない」と思い、「ジェンダーフリーな活動をしていきたいです」と言うことができました。そこには朱里とリンクするものがけっこうたくさんあります。だから私が朱里を演じることで、よりリアルさが出たらいいかなと思います。――朱里の祖母・阿弥莉を演じるのは剣幸さん、朱里の母・千里と朱里の妹・灯の2役を演じるのは花乃まりあさんで、おふたりとも初共演ですが同じ宝塚歌劇団出身です。なにか印象はお持ちですか?すごく個人的な話になっちゃうんですけど、剣さんは私が宝塚歌劇団に入るきっかけとなった方なんです。だからその方とお会いできる、そして言葉を交わし、お芝居を近くで感じて学ぶことができる、ということを奇跡のように感じています。小学生の私に「この人と共演できるよ!」って言ってあげたい気持ちです(笑)。花乃ちゃんは、学校の下級生の時から「すっごいかわいい子がいるらしい」って噂になっていたんですよ。実際、同期の男役たちと一緒に廊下ですれ違った時に、あまりにもかわいくて声をかけましたから(笑)。その時から「とてもナチュラルな方だな」と好印象を持っていました。ただ今回お会いしたら、思っていた以上にかわいくてびっくりしましたけど(笑)。これはすごく不思議なのですが、おふたりともまだお会いして1週間くらいなのに、既に安心してしまう温かさがあるんです。きっと剣さんがつくってくださっている空気だと思うんですけど、いい意味で3人とも普通に話せている感じがある。まさに家族といるような、自然体でいられるんですね。その空気が作品に繋がっていったらなと思います。朱里としてはそこに拒絶感がなくちゃいけないんですけどね。ついついお話したくなってしまいます(笑)。「宝塚歌劇団OGだからこうあるべき」という言葉に縛られずに――お話をうかがっていると、朱里はひとりでいたいキャラクターですが、美弥さんご自身は人と一緒にいるのが好きなのかなと感じます。好きです。でも、大勢といるより「一対一」が好きです……って言うと、今までずっと団体生活(宝塚歌劇団)だったので、どういうことってなるんですけど(笑)。大勢と戯れるのは得意なほうではないです。自分で言うのもなんですが、気を使っちゃうタイプで、いろんなことが気になって、心がすごく疲れちゃうんですよ。だから一人ひとりとじっくりゆっくり話すのが好きです。そしてその時は、本音しか言いたくない。私は無駄な時間は本当に要らないって思うから、うわべで話す時間はもったいなくて、最初から思っていることしか言いたくないんです。そういうふうに人と話すのがすごく好きですね。――劇中で阿弥莉さんの美容室や千里さんの喫茶室が「小さな自由をつくった」という表現がありましたが、美弥さんがつくりたいものはありますか?これが答えになるのかわかりませんが、宝塚歌劇団を卒業した時に「女優」という言葉に疑問を感じて、「私は演じるうえで性別を気にしません」と言ったことが、自分の武器にもなったし、生きるうえで「自分をラクにできるもの」「自分らしくいられるもの」を自らつくったなと思います。それを、例えばこれから卒業していく後輩たちが見て、「美弥さんみたいな人がいたから、私もこういうことをやってみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。「宝塚歌劇団OGだからこうあるべき」ということにとらわれずに、一人ひとり違う人間で、人生も違うし、考え方も違うし、表現したいことも違うので、私はなるべくフリーダムにやっていきたいです。それでひとりでも勇気づけられたらいいなと思っています。すべてのエネルギーを「今」に――では、美弥さんの気持ちが強くなれるのってどんな時ですか?「今」を生きている時です。欲望も、そして希望もそうですが、生きていると人は必ず何かを望んでしまいますよね。でも、例えば過去を後悔している自分とか、未来でこうなっていてほしい自分とかって、どちらも「今」じゃない。私はもともと心配性で、過去はうじうじマンだったんですよ。だから例えば舞台でも、「今日もしあそこでこんなことしちゃったらどうしよう」とかそういうことばかり考えてしまっていました。でも実際には起きていないんですよ。つまりとっても無駄なんですよね、起きてないことにエネルギーを費やすって。過ぎ去った変えられないことにエネルギーを費やすこともそう。だからそのエネルギーをすべて「今」に持ってくるんです。そうすると、とても強い自分でいられます。「あ、私またうじうじしてる」と気付いた時、「はいはい、無駄でした。今を生きます!」って軽く思うだけで、なんだか気持ちがラクになったり、楽しくなったり、いま考えるべきことに気付けたりします。取材・文:中川實穗撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント美弥るりかさんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★【Musical『The Parlor』インタビュー第2弾】美弥るりかさん・花乃まりあさん・剣幸さんの宝塚歌劇団OG3人の鼎談記事はコチラ→
2022年04月08日4月開幕の舞台『銀河鉄道999 THE MUSICAL』の制作発表が、オンラインにて開催された。漫画家・松本零士が生んだ大ヒット作品、その劇場版(79年公開)をベースにオリジナルストーリーを加えた新たな物語で、スリーナインの世界がミュージカルとなって再誕する。会見では脚本・歌詞を手がける高橋亜子のコメント紹介、演出を担う小山ゆうなの挨拶に続いて、音楽監督を務めるミッキー吉野と主人公・星野鉄郎を演じる中川晃教が登場。吉野のキーボード演奏で、中川が美声を響かせて本作のメインテーマとなる楽曲『マイ・ディグニティ』を披露した。爽快なメロディの高揚感を残したまま、あらためて中川と、メーテル役の花總まり、機械伯爵役の佐藤流司、クレア役の梅田彩佳の主要キャストが登場し、本作への思いを語った。2018年、19年上演の舞台に続き、三度目の鉄郎役に挑む中川は「僕自身は39歳だけど(笑)、16歳を精一杯生きていきたいです」と朗らかに宣言。「素晴らしい出会いの中で、気づきを得ていく。そして未来へとまた旅を進めていく、希望に満ちた、人間臭さもあるキャラクターをミュージカルで精一杯お見せしたい」(中川)当初メーテル役に予定されていた神田沙也加の逝去により、本役を引き受けた花總は「とても複雑な気持ちでしたが、神田さんが演じるのを楽しみにしていた役。彼女の分も一生懸命にやりたい、今はただ、それだけです」と丁寧に言葉を紡いだ。「謎の美女でミステリアスといったイメージのメーテルですが、そこには母性があったり、内に秘めた悲しみがあったり。稽古を進めるうちに、想像を遥かに超えたメーテル像が頭に浮かんでくるのではと思います。今までは一人で役に向かって悩んでいたけど、今回の私は一人じゃないので、それが支えになってくれるかなと」(花總)佐藤は、機械伯爵の人間であった頃の姿を「大きな夢があって、平和を愛していて、本当に頭が良くて優しい人間だった」と分析する。「そんな誰にも愛される人間が変わっていくさま、心が機械になって侵されていく自分との葛藤みたいなところが、現代の人々の心を打つのではないかなと思います」(佐藤)ガラスの体のクレアを演じる梅田は「お家で一回、ガラスをつかんでみようかなと」と語り、周りから微笑みを引き出した。「最初は冷たかったけど、私の体温が伝わって暖かくなってくれた。寄り添ってくれるものなのかも…と思ったので、クレア自身の強さにプラス、寄り添える暖かさを出せるように頑張りたいです」(梅田)開幕を前に、3月15日には中川と花總によるラジオの特別番組もオンエアされる予定。実力者たちが集まったミュージカルの舞台で新たに展開する宇宙への旅、その進化形をぜひ劇場で体感したい。取材・文上野紀子
2022年03月02日Musical「天使について」〜堕落天使編〜の公開ゲネプロが24日に東京・自由劇場で行われ、RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、古谷大和、鍵本輝(Lead)、中村太郎、石井一彰が取材に応じた。(鈴木勝吾は体調不良により欠席)同作は韓国で2016年に初演され、現在3度目の再演が行われている話題の2人芝居型ミュージカルで、とある歴史的な芸術作品の誕生秘話を描く。作品の創作に苦しむレオナルド・ダ・ヴィンチのもとに降臨した新米天使のルカと堕天使のヴァレンティノ、そして、ダ・ヴィンチを支える助手のジャコモ。 2人の天使と2人の人間が絡み合って巻き起こる騒動を通じて、天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが残した歴史的な芸術品の誕生の秘密を辿る。RIKU、古谷、鈴木がヴァレンティノとジャコモ、鍵本、中村、石井がルカとレオナルド・ダ・ヴィンチを演じる。鍵本は「20年芸能活動をやってますけど、2人でミュージカルは初めて。できるのかなとか不安なところもあるけど、やってきたことは間違いないと思ってるので、稽古を信じて挑みたい」と意気込み、古谷はトリプルキャストについて「同じ台本で同じ役なんですけど全然味が違うものが次の日に行われて楽しんでいただける。組み合わせが全然違うので、やっているこちらも新鮮」と魅力を表す。中村は「RIKUくんとか鍵本くんとかはアーティスト、僕とか大和くんは舞台をずっとやっていて、石井さん鈴木さんはミュージカル経験がある。色んな分野で頑張ってきた本当は集まるはずのないような人たちが、LDHさんというすごく素敵な会社のもと、新しい挑戦をみんなできた」と感謝した。今回はリングライトやバンダナを使った演出もあり、RIKUは「こういうご時世なので、何か一緒に作れるものがないかと感じて、皆さんも一緒に舞台を作っていただく、いちキャストになっていただければ」と期待する。作品については「LDHの一員、EXILE HIROさんの名前を背負わせていただきながら活動しているので、新しい畑に足を踏み込むときに、大きな不安もあるものなんです。バレンティノがちょっとずつ人間の心を取り戻して行く様を通して、人を思う大切さを伝えていくのはもちろん、僕がプロ中のプロの皆さんと新しい一歩を踏み出す勇気も皆さんに伝えていければ、それが僕なりの"ラブ・ドリーム・ハピネス"かなと思いますので、しっかりとまっとうできるように頑張っていきたい」と語った。本格ミュージカルに初挑戦となったRIKUは「僕らに歌唱指導して下さった先生に『RIKUよ、歌うな』と言われた時は、『この人、何を言ってるんだ』と思ったくらい衝撃的なアドバイスでした」と振り返る。「歌ってはいるんですけど、全部キャラクターの思いやセリフになっていて、心の叫びを伝えていくということで、僕の中で歌うという表現技法に新たな概念が生まれたところではありました。1回、声帯疲労を起こして声が出なくなりました、それくらい違うものだなと思いました」と明かした。各キャストについて聞かれると、天使チームの鍵本については「パフォーマンスがトータル的にすばらしい。歌って踊りながらあれだけの物量の芝居を切らさずできる」(古谷)、「新米天使の想像がつくし、ダ・ヴィンチも成立しちゃう。優しさの塊」(RIKU)、中村については「巧みなので、演じ分けと台本を深くまで考えていて細かく演じている。台本に上乗せで演じている」(古谷)、石井については「すべてがパーフェクト。でもご本人は『みんなかっこいい』といってウェーブの練習をずっとしてる」(古谷)と堕天使チームが印象をコメント。石井が「みんなかっこいいよ。俺も新米天使にしては年を重ねすぎてる」と苦笑すると、RIKUは「一緒にいて引き出してくれる感じがします」と感謝する。一方、堕天使チームのRIKUについては「安定感。ダンス、歌、お芝居も、すべて安心してぶつけられる。セリフも飛ばないし完璧で、へとへとなはずなのにそのまま筋トレや格闘技に行っちゃう」(鍵本)、「器用。お芝居だけをやってきた人間からすると、その勢いで成長されたら気まずいなというくらいの成長を稽古場で感じて、こちらもついて行くのに必死。勤勉で、真面目な方なんだなと思いました」(中村)、「一言で言うと筋肉……それは冗談で、とにかく歌に衝撃を受けました。いろんな見方があると思うんですけど、日本一うまいんじゃないかというくらい。あとは筋肉」(石井)とそれぞれが絶賛する。古谷については「お芝居に対する情熱が半端ない。役を落とし込んでさらにスパイスを教えてくれて、お芝居に対する苦手意識もある自分に『もっともっと楽しくなってくんだよ』と実践して教えてくれるところが感謝でいっぱい」(鍵本)、「とにかくお芝居に真面目な方」(石井)とコメントし、古谷は「蒸発しそうです」と照れる。中村は「大和くんはお芝居が素敵で、台本をいっぱい読みこんで巧みなんです」と言いながらも、謙虚な古谷の様子に「(古谷→中村のコメントと)同じこと言ってるんだからつっこんでよ!」と苦笑していた。公演は自由劇場にて2022年2月24日~3月6日。
2022年02月24日4月から東京・よみうり大手町ホール、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて、Musical『The Parlor』が上演されることが決定した。作・演出は、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』やオフ・ブロードウェイミュージカル『The Last 5 Years』など数々の海外ミュージカルの演出を手掛け、演出・脚本・作詞を一手に担う「オリジナルミュージカル」の創作も得意とする演出家・小林香。演劇界で確かな評価を得ている小林が今回手掛けるのは「パーラー」を舞台に描く、女性たちの物語。曽祖母の時代は談話室、祖母の時代は美容室、母の時代は喫茶室と、ある家族の女性たちが連綿と守り継いできた部屋「ザ・パーラー」。子供たちの未来のため、パーラーに集う人たちのため、そして、今の日本で、どこか生きづらさを抱えている人たちのためによりよい社会をと願い、開かれてきたこの部屋で、「娘」の時代が来た今、彼女は何を思い、行動するのか。オリジナルミュージカルを創作するうえで、ジェンダーギャップ指数120位と発表された日本で、小林自らがいま一番伝えたいものとして「女性たちの物語を描きたい」と企画し、実現した本作。窮屈さをこれまで以上に感じている今だからこそ、過去から現代へと繋がれてきた、そしてこれからも繋がっていく女性たちの物語をありありと描き出す。また本作で作曲・編曲を担当するのは、アメリカで活躍する新進気鋭の作詞作曲家、アレクサンダー・セージ・オーエン。ASCAP 財団のルシール賞とジャック・イエレン賞の作詞家賞を受賞し、ミュージカルの音楽も手掛けるなど、今アメリカで大注目のアレクサンダーの楽曲にも期待したい。主演は、宝塚歌劇団月組出身で2022年の主演ミュージカル『ヴェラキッカ』での妖艶な演技も記憶に新しい美弥るりか。今作の主人公であるパーラーの娘であり、孤高の人気ゲームクリエイター・円山朱里を演じる。パーラーで美容師として腕をふるい、パーラーに喫茶室を作った朱里の母・円山千里と、朱里の妹・草笛灯の2役を演じるのは、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、ミュージカルやストレートプレイ、ドラマのほか、日本テレビ「ZIP」でリポーターを務めるなど幅広く活躍する花乃まりあ。パーラーの常連客でシングルファーザーの小澤巧を植原卓也、千里の幼馴染でクロスドレッサーの名座龍之介を舘形比呂一、朱里のゲームのファンで、パーラーの常連客となったゲーム好きの専業主婦・アリスを北川理恵、おもちゃ会社の社長で千里の元恋人である草笛遊史を坂元健児。そして、朱里の祖母で、パーラーを守り続ける円山阿弥莉を、元宝塚歌劇団月組トップスターで退団後も数多くの作品に出演し、第18回菊田一夫演劇賞、第17回、第21回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど、確かな実力のベテラン女優・剣幸が演じる。本作の主軸となる母娘役には、役同様それぞれの時代で宝塚を牽引してきたキャストが揃い、脇を実力派キャストが固める。●作・演出:小林香私たちの現在に、“自由“があるのだとしたら、それは過去の誰かが自由を願い、行動し、身を削ってくれたからだと思います。歴史に名を残さない、数多の無名の人たちの汗と涙が流れた地面の上に、私たちは立っています。この舞台には、未来の誰かのために汗をかこうとする名も無き人々が出てきます。みんな、私のヒーローです。さて。このミュージカル、楽しく面白く格好良く、を目指しているわけですが、アナログなパーラーでデジタルなゲーム世界が繰り広げられます。eスポーツには現実世界とはまた違う“自由“の可能性があります。それはどんなものなのか・・・ぜひ劇場まで遊びにいらしてください。●作曲・編曲:アレクサンダー・セージ・オーエン初めまして、アレクサンダー・セージ・オーエンです。新作オリジナルミュージカル「The Parlor」の作曲家です。この新しいミュージカルを、大胆不敵な作・演出の小林香さんと一緒に作り上げることができて、とても光栄です。「The Parlor」は、世代、誠実さ、そして現代社会で自分の道を見つけることをテーマにしたミュージカルで、これ以上タイムリーなメッセージはないと思っています。私たちの初の試みとなるミュージカルを楽しんで頂ければ幸いです。●美弥るりか『The Parlor』の母娘3代の物語を通して、誰もが無意識に心に織り込まれていた「常識」について考えたり、「新しい感覚」や「大切な事」をじんわりと心に感じていただけるミュージカルになると思います。私自身、等身大の自分に近い役に初めて挑戦をさせていただくことになります。「円山朱里」と共に学び、私も成長をしていきたいと感じています。ゴールデンウィークは劇場でお待ちしております!●花乃まりあ生まれ育った環境や、性別、職業、容姿。もしも、あらゆることに捉われずに、自分が愛するものを堂々と愛することができたら…明日がどうなるかさえわからないような今この時代に、懸命に生きる全ての人たちへの、エールとなるような作品だと感じています。小林香さんの情熱溢れる演出を受けられること、そして素晴らしい俳優の皆さまとご一緒出来る日々が今からとても楽しみです。精一杯頑張ります。●植原卓也去年「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」でご一緒させて頂いた、小林香さんが作・演出を手掛ける新作ミュージカルという事で、出演させて頂きとても光栄に思います。全てがオリジナルというのも、僕自身久しぶりなのでどんな仕上がりになるか今から楽しみです。様々な価値観や悩み、希望が交差する新たな世界”パーラー”で皆さんと会える日を楽しみにしています。●舘形比呂一一番の楽しみは、演出の小林香さんとの久しぶりの舞台。セットや衣装の細やかなこだわりや、演者とのコミュニケーションをとてもフレンドリーな距離感で設けてくれるところなど、一つの作品をカンパニー一丸となって構築してゆくとても魅力的な演出家です。そんな香さんの演出の下で、今回の作品、役柄を通じて新たな自分との出会いができるよう頑張りたいと思います。●北川理恵はじめまして、北川理恵です。小林香さんの新作ミュージカルに出演できること、本当に嬉しく、ありがたく思っていますし、今からお稽古が心から楽しみです。私自身、3世代同居の女系家庭で育ったので、この物語にご縁を感じております。携帯アプリのゲームくらいしかやったことがない私がゲーマーの役ということで、コントローラの購入を前向きに検討しております…!精一杯努めます。宜しくお願い致します。●坂元健児今回トイッスル社社長の草笛遊史を演じさせて頂きます。多様化する社会において、保守的で仕事の鬼で頑固な男です。ただ見方を変えれば孤独で可哀想な人。夕食には必ず自分専用のお刺身がなければいけないと決めていた、警察官をしていた僕の祖父とどこか通じるものを感じます。そういう人間の考えや人柄みたいなものがじわっと染み出るといいなと思います。演出の小林香さんの元、楽しく頑張ります!●剣幸小林香さんが創る作品に出演させていただけること、本当に嬉しいです!今回は3世代に渡って憩いの場となる「PARLOR」をとりまく人々のお話です。私はPARLORを継いできた祖母を演じます。対面で人と交流したいと考える祖母と、人との接触を嫌ってゲームクリエイターになった孫。歩み寄っていく様は、香さんが描き出す愛すべき人物たちとともに、鮮やかな糸となって美しい物語を織ってゆきます。GWはぜひPARLORに癒されにきてください!【公演概要】Musical『The Parlor』作・演出:小林香作曲・編曲:アレクサンダー・セージ・オーエン出演:美弥るりか花乃まりあ植原卓也舘形比呂一北川理恵坂元健児剣幸企画・製作:株式会社アミューズ公式HP: 公式HP: @theParlor_jp ( )<東京公演>会場:よみうり大手町ホール日程:4月29日(金・祝)~5月8日(日)チケット料金S席:11,000円A席:9,000円(全席指定・税込)一般発売日2022年3月26日(土)10:00~チケットぴあ: お問い合わせチケットスペース03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)<兵庫公演>会場兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール日程2022年5月14日(土)、15日(日)チケット料金S席:11,000円A席:9,000円 (全席指定・税込)一般発売日2022年3月26日(土)10:00~チケットぴあ: お問い合わせキョードーインフォメーション0570-200-888 (11:00-16:00/日曜・祝日は休業)主催キョードーグループ
2022年02月07日2022年4月8日(金)~4月18日(月)日本青年館ホールにて上演する『銀河鉄道999 THE MUSICAL』のメーテル役に、花總まりの出演が決定した。今なお世界中で愛される松本零士原作の不朽の名作『銀河鉄道999』を、本格ミュージカル作品として上演。「ジャージー・ボーイズ」で第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど数々の作品で主演をつとめる中川晃教が、2018年・2019年の舞台『銀河鉄道999』より星野鉄郎役を続投。花總まりは、「この度、『銀河鉄道999 THE MUSICAL』に神田沙也加さんの代役としてメーテル役で出演させていただく事となりました。お話を頂いた時、どうしたら良いのか判断がつかず、とても悩みました。けれども、もしこの公演が中止になってしまったらさーやの舞台への想いも一緒に消えてしまいそうな気がしました。また、このコロナ禍という状況の中で、公演ができなくなるという辛さは私も経験してきました。もし少しでも、誰かのため、何かのために自分が力になれるのであればと思い、とても悩みましたがこのお話をお受けする事にいたしました。沢山の方に愛されたさーや。大好きなさーや、いつも舞台に誠実に向き合っていたさーや。まだ現実として受け止めることが出来ない方も沢山いらっしゃると思います。私も同じです。でも前を向いて進んでいくために。さーやと一緒に、心を込めて精一杯メーテルを生きたいと思います。」とコメントを寄せている。脚本・作詞は高橋亜子、演出には小山ゆうなを迎えるほか、今作のエンディング曲にも決定している名曲「銀河鉄道999」の編曲を担当したゴダイゴのミッキー吉野が音楽監督を務める。ミュージカルオリジナルのエピソードも加えて、宇宙への旅立ちから別れまでを完全版として描く。
2022年02月07日THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKUが、Musical「天使について~堕落天使編~」の主演を務めることが14日、明らかになった。同作は韓国で2016年に初演され、現在3度目の再演が行われている話題の2人芝居型ミュージカルで、とある歴史的な芸術作品の誕生秘話を描く。作品の創作に苦しむレオナルド・ダ・ヴィンチのもとに降臨した新米天使のルカと堕天使のヴァレンティノ、そして、ダ・ヴィンチを支える助手のジャコモ。 2人の天使と2人の人間が絡み合って巻き起こる騒動を通じて、天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが残した歴史的な芸術品の誕生の秘密を辿る。同作に挑戦するのは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEでヴォーカルを務めるRIKUとLeadの鍵本 輝。2.5次元舞台などを中心に数多くの舞台に出演中の古谷大和、中村太郎。ドラマやストレートプレイ、ミュージカルなど幅広く活躍している実力派俳優の鈴木勝吾、石井一彰。様々な分野で活躍するキャスト陣により、トリプルキャスト編成で上演される。全23曲に及ぶミュージカルナンバーはロックからオペラ アリアまでとジャンルは幅広く、想像を超えた壮大な音楽で物語を綴る。本作品は2016年に韓国で初演されるやいなや、奇抜な発想、絶妙な構造の脚本、インパクトある楽曲ナンバーで開幕後すぐに話題を呼び、2018年に再上演された。今年2021年11月2日には満を持して3度目の再演が開幕し、2022年1月30日までロングラン上演中だ。今回の日本初演では、かつて神に一番愛されていた美しい天使だったが、人間を愛してしまったために神の怒りを買い堕天使になってしまったヴァレンティノ役にRIKU、古谷大和、鈴木勝吾、特別な才能を与えられた芸術家たちを管理する任務をつとめているが堕天使ヴァレンティノの邪魔に頭を抱える新米天使・ルカ役に鍵本輝(Lead)、中村太郎、石井一彰が決定した。ヴァレンティノはジャコモ(ダ・ヴィンチの助手)、ルカはレオナルド・ダ・ヴィンチも演じる。公演は自由劇場にて2022年2月24日~3月6日。
2021年12月14日=LOVE(ヨミ:イコールラブ)が、新曲「The 5th」のMusic Videoを公開した。髙松瞳がセンターを務める「The 5th」は、12月15日にリリースされる通算10枚目のシングル表題曲で、=LOVEの人気曲「僕らの制服クリスマス」の5年後のアフターストーリーを描いたクリスマスソングとなっている。公開されたMVは“大人クリスマス”をテーマに、メンバー11人がそれぞれの場所で思い思いのクリスマスを過ごすドラマシーンや、キラキラのイルミネーションで彩られた幻想的なシチュエーションの中で白い衣装を身にまとったダンスシーンで構成されている。併せて、シングル『The 5th』の全ジャケット写真が公開された。=LOVE「The 5th」MV【楽曲クレジット】作詞:指原莉乃作曲:ArmySlick / Yu-ki Kokubo / YUU for YOU / YHANAEL編曲:ArmySlick / YUU for YOUSound Director:矢山貴之(Sony Music)Mastered by Sony Music Studios Tokyo【MUSIC VIDEOクレジット】監督:大野敏嗣振付:shoji(s**t kingz)Producer:三池智之(north river)<リリース情報>10thシングル『The 5th』12月15日(水) リリース●Type A【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type A生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー 『The 5th』Type Aジャケット●Type B【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type B生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー『The 5th』Type Bジャケット●Type C【CD+DVD】1,650円(税込)封入特典:・Type C生写真11種のうち1枚ランダム・スペシャルプレゼント抽選応募シリアルナンバー『The 5th』Type Cジャケット●Type D(通常盤)【CD Only】1,100円(税込)『The 5th』Type D(通常盤)ジャケット関連リンク=LOVE オフィシャルHP: 公式Twitter: 公式YouTubeチャンネル:
2021年11月12日中川晃教を星野鉄郎役、神田沙也加をメーテル役に迎え2022年4月、日本青年館ホールにて上演される『銀河鉄道999 THE MUSICAL』の追加キャストが発表された。ミュージカル「ジェイミー」や「笑ゥせぇるすまんTHE STAGE」等舞台を中心に俳優・歌手としても活躍する佐藤流司が、鉄郎の敵となる機械伯爵役を。AKB48グループ卒業後も女優として活動し「Endless SHOCK」等にも出演する梅田彩佳が、鉄郎に想いを寄せる999号のウエイトレス・ガラスのクレア役を演じる。そのほかにも、999号の車掌役に徳永ゆうき、ハーロックの親友で鉄郎に想いを託す天才造船技師・大山トチロー役には藤岡正明、2018年・2019年の舞台『銀河鉄道999』にも出演した歌手の矢沢洋子が機械伯爵を愛する酒場の女・リューズ役を続投するほか、声優として数々の有名作品で主役を演じ俳優としてミュージカル「新・オズの魔法使い」で圧巻の悪い魔女を演じた松本梨香がメーテルの母・プロメシューム役を、さらには、元宝塚歌劇団星組トップスターで退団後も舞台作品で輝き続ける北翔海莉が、宇宙海賊・クイーン・エメラルダス役を、歌手・俳優として活動しミュージカル「ロミオ&ジュリエット」「エリザベート」「マタ・ハリ」等に出演するなどミュージカル俳優としても進境著しい三浦涼介が、鉄郎を見守り導く存在であり鉄郎にとっては憧れの宇宙海賊・キャプテン・ハーロック役をそれぞれ演じるなど、実力が確かで個性的なキャスト達が集う。本作では、鉄郎の母を殺した機械伯爵が人間だった時代をオリジナルエピソードとして加え、主人公・鉄郎がメーテルをはじめ様々な人に出会い、それぞれの想いに触れて、葛藤し成長していく様を通して「限りある命だからこそ美しく尊い」という強いメッセージを描き出す。「銀河鉄道999 THE MUSICAL」日程:2022年4月8日(金)〜4月18日(月)出演:中川晃教(星野鉄郎)神田沙也加(メーテル)佐藤流司(機械伯爵)梅田彩佳(クレア)徳永ゆうき(車掌)/藤岡正明(大山トチロー)/矢沢洋子(リューズ)松本梨香(プロメシューム)/北翔海莉(クイーン・エメラルダス)/三浦涼介(キャプテン・ハーロック)会場:日本青年館ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町4-1)公式サイト:
2021年11月08日ロッテの新作アイス「THE富士山バー」が、2020年6月29日(月)より全国で発売される。「THE富士山バー」は、その名の通り、日本の象徴“富士山”をイメージしたユニークなアイスバー。青いソーダと白いソーダの2層仕立てで、その富士山の特徴的なビジュアルを表現したアイキャッチな見た目に仕上げている。口の中に入れると爽やかなソーダ風味が広がるアイスバーは、暑い夏にもぴったり。またパッケージは、浮世絵風の日本らしさ溢れる見た目に仕上がっている。【詳細】「THE富士山バー」発売日:2020年6月29日(月)発売地区:全国価格:100mL 100円+税
2020年06月26日The 1975の新アルバム『仮定形に関する注釈』(原題:Notes On A Conditional Form)が2020年5月22日(金)にリリース。The 1975の4thアルバム『仮定形に関する注釈』The 1975は、マンチェスター出身の4人組で結成されたロックバンド。ロックとポップス、エレクトロニカ、R&B、ヒップホップ、バラードといった多彩なジャンルを自在にミックスしたサウンドが特徴で、日本では彼らの楽曲「Sincerity Is Scary」がリアリティ番組「テラスハウス TOKYO 2019-20」のオープニングテーマにフィーチャーされるなど、高い注目と人気を集めている。今回リリースする新作『仮定形に関する注釈』は、The 1975の4枚目となるアルバム。全22曲で構成される予定だ。なお、CDの発売に先駆けて、収録曲が先行配信。「The 1975」「People」「Frail State of Mind」「The Birthday Party」 「Me & You Together Song」「Jesus Christ 2005 God Bless America」に加え、5月14日(木)より「Guys」が先行リリースされている。【詳細】The 1975『仮定形に関する注釈』リリース日:2020年5月22日(金)価格:2,500円+税 歌詞・対訳・解説付
2020年04月03日4月4日(土)、奈良・EVANS CASTLE HALLで開催される音楽イベント『THE 奈良』に、湘南乃風やTHE野党でも活動するSHOCK EYEの出演が決定した。「THE奈良 presented by BANSO」チケット情報「THEシリーズ」は、大阪を新感覚のエンタテインメントで盛り上げようという趣旨の元、2018年2月より音楽とお笑いのコラボイベントとして大阪で始まった。2019年8月まで通算7回開催され、数々の人気アーティストやお笑い芸人が出演。昨年10月には「音楽で地方を盛り上げたい」という趣旨の元、秋田県秋田市にて『THE AKITA』を開催。地元のクラブチーム「ブラウブリッツ秋田」とのコラボが実施されるなど大盛況のうちに終わった。今回の開催地は奈良。すでに発表されているDOZAN11、寿君、大阪☆春夏秋冬 with 黒髪のリリー、RED SPIDER、APOLLO、RAYと共に、奈良を大いに盛り上げる。チケットは発売中。
2020年03月02日ABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲し、『エビータ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』のティム・ライスが原案と作詞を手がけたミュージカル『CHESS』。コンセプトアルバムからスタートし、楽曲がヒットしたのちに舞台化された経緯を持つこともあり、何よりも音楽がよく知られる作品だ。名曲かつ難曲揃いのこの音楽には、過去にさまざまな名優たちが挑んできているが、このたび日本で開幕するニック・ウィンストン演出版に出演するのも、じつに豪華な俳優陣。本日1月25日から28日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで、2月1日(土)から9日(日)まで東京国際フォーラム ホールCで、日英の精鋭キャストが夢の共演を果たす。まずは、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』というミュージカル界の双璧にともに主演した経験を持ち、度重なる来日によって日本にも多くのファンを持つラミン・カリムルー。そして、映画版『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を演じて一躍世界中の注目を集め、2018年には話題のミュージカル『プリティウーマン』でブロードウェイ・デビューも飾ったサマンサ・バークス。さらには、ロンドンミュージカル界の新星ルーク・ウォルシュに、昨年の『レ・ミゼラブル』日本公演で主役の座を射止めた佐藤隆紀! 彼らが日本人アンサンブルとともに英語で演じるというチャレンジングな企画だけに、どんな舞台になるかは開幕するまで想像がつかないが、素晴らしい歌声を満喫できることは間違いないだろう。文:町田麻子
2020年01月25日『デスノート THE MUSICAL』が開幕した。日本累計発行部数3000万部超。伝説のコミック『DEATH NOTE』が初めてミュージカル化されたのは2015年のこと。音楽は、本場ブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーン。そして演出は、日本を代表する演出家、栗山民也という万全の布陣で挑み、高い評価を得た。その後、2017年に再演。国内のみならず、海外(台中)でも公演を打ち、現地の観客から喝采を浴びた。そんな世界規格の日本発ミュージカルがオール新キャストで2020年に再始動。夜神月(やがみ・らいと)役は村井良大と甲斐翔真のWキャスト。エル役は髙橋颯という新旋風の期待高まるキャストが揃った。今回は、甲斐翔真が夜神月 役を演じたゲネプロの模様をレポートする。天才VS天才。めくるめく頭脳戦が、ミュージカルで甦るカーテンコールのために客席の灯りがつく。けれど、心が、体が、まだ作品の世界から抜け出せない。皮膚に、重い一撃を喰らったあとのような痺れだけが残っている。それほど圧倒的なラストシーンだった。名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート・デスノート。すべてはこの1冊の黒いノートがこの世に落とされたことから幕を開けた。犯罪者のいない新世界をつくるべく、次々と悪人の名をノートに書き、粛清を与える月と、数々の難事件を解決に導いてきた名探偵・L。全世界を虜にしたふたりの天才による頭脳戦は、ミュージカルでも熱かった。物語は、月が授業を受けているところから始まる。正義とは何か。ここで、この作品の主題がわかりやすく提示される。デスノートを手にした月は、「キラ」と名乗り犯罪者たちを次々と殺害していく。キラの能力に怯え、犯罪は激減する。民衆はキラを称え、熱狂する。だがそれは恐怖による統制に過ぎない。正義の言葉が、観客の脳内をかき乱すように繰り返される。原作のストーリーを踏襲しながら、限られた時間の中で月とLの対決を描くべく、大胆にアレンジ。原作の肝であった天才同士の駆け引きや心理戦のエッセンスは残しつつ、それ以上に、禁断のノートを手にしたことから生まれる葛藤、欲望、狂気、恍惚、そうした生身の感情がむき出しとなり、うねりをあげ、渦を巻き、すべてを飲み込んでいく。特に月とLの二重唱は圧巻の聴き応え。ふたりの正義と信念が、歌声となってぶつかり合い、観客を揺さぶる。このねじ伏せるようなパワーは、ミュージカルならではだろう。新星からベテランまで実力者揃い。その歌声に、観客は涙する月役の甲斐翔真は、ミュージカル初挑戦ながら歌声に安定感がある。特にロングトーンの伸びやかさは大きな武器。何より歌でしっかりと感情を表現できているところに惹きつけられる。迫真だったのは、FBI捜査官殺害後の歌唱シーン。これまで正義のためにデスノートを使い続けてきた月が、自らの保身のために人の命を奪うようになる。その狂気の目覚めを戦慄の歌声で表現し、観客を震撼させた。さらに同じくミュージカル初挑戦となるL役の髙橋颯は、よく抜ける声の良さと、高音域から低音域まで高らかに歌い上げる秀でた歌唱力で、その存在をミュージカル界に示した。これまでも数々の俳優が演じてきたLという役柄を、力みなく自分のものにしているところにも器の大きさを感じさせる。まだ21歳ということで伸びしろは無限大。今後のミュージカル界を担う新星の登場だ。同じく新星と言えるのが、弥 海砂(あまね・みさ) 役の吉柳咲良。人々を魅了する愛らしさと、キラに傾倒する危うさ。ミサミサに欠かせない両方の要素をしっかり兼ね備え、歌声はビブラートの巧みさが光っていた。そんな若手たちの活躍を、夜神総一郎 役の今井清隆がしっかり引き締めるなどベテラン陣の配役も抜かりがない。特に死神・リューク 役の横田栄司は、この作品のもうひとつの顔となる存在。繰り広げられる殺戮を嬉々と眺め、月に茶々を入れるさまは道化そのもの。場面転換の際に、月の部屋を自らロープで引っ張るようなマイムを入れたり、演じる横田栄司も自由自在な演技で笑いを誘った。そんなコミカルさが愉快であればあるほど、死神としての顔も際立つ。実力者・横田の真価を十分に堪能できる演技に注目してほしい。そして何より驚きだったのが、もうひとりの死神・レム 役のパク・ヘナだ。日本ではまだ馴染みのない名前かもしれないが、韓国ミュージカル界では歌姫と称される人気女優。『アナと雪の女王』のエルサ役の韓国版ボイスキャスト(歌担当)を務めたことからも、人気と実力が窺い知れる。韓国版『デスノート THE MUSICAL』でもレム 役を演じたパク・ヘナがその力量を認められ、日本へ上陸。会心の歌声を披露した。彼女の歌の特筆すべき点は、レムに内包する愛と悲しみが歌声だけでありありと観客に伝わってくるところ。このレムという役自身が死神の宿命を背負いながら愛に生きた、ある意味どの登場人物よりも人間らしいキャラクターなのだが、パク・ヘナの繊細な歌声によって一層愛すべきものに。きっと彼女の歌声に多くの観客が涙することだろう。全編オーケストラによる重厚かつダイナミックなサウンド。キャストたちによる力強くエモーショナルな歌唱。そして高度に練り込まれたストーリー。それらがすべて融合し、一層ドラマティックになった『デスノート THE MUSICAL』。原作ファンにもミュージカルファンにもぜひ観てほしい一本だ。(取材・文/横川良明)
2020年01月24日1月20日に新生『デスノートTHE MUSICAL』が遂に開幕。それに先がけ東京・野外劇場 グローバルリングにてカウントダウンイベントが行われ、主人公・夜神月を演じる甲斐翔真(村井良大とWキャスト)とエル役の高橋颯、弥海砂役の吉柳咲良が登壇した。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>というコラボレーションで2015年に初演された“デスミュ”。再演、海外公演を経て、3年ぶりオール新キャストで上演される。まず観客に「寒い中、こんなにたくさんの方に来ていただいて本当に嬉しいです。風邪ひかないようにしてくださいね!」と声をかけた甲斐。稽古を経た今感じる作品の魅力を「(設定はファンタジーでも)リアルな社会の構図を映し出した作品なんだとより感じるようになりました。愛と犠牲が表裏一体であることだったり……この社会が保たれている理由のようなものに気付きます」と明かす。それをミュージカルで表現することについて吉柳は「伝えたい想いが、音楽によって台詞以上に伝わるなと思います。楽曲をぜひ聴いてほしいです」と話す。ミュージカル初挑戦となる甲斐と高橋。高橋は普段シンガーとして活動中だが、ミュージカルとは歌い方が違うため、「演出の栗山さんに“演劇は“歌”を歌っちゃいけないんだよ”と言われるところからスタートしました」と明かし、「キャストの皆さんにひとつひとつ教えてもらいながらここまで来ました。そこに必ず応えたいです」と共演者への感謝を語った。オール新キャストとなる今回。若手のメンバーはベテラン横田栄司による“横田塾”で特別レッスンを受けているそうで、甲斐は「こういうふうに言えばより伝わるとか、お客さんにちゃんと届くとか、いろいろなことを教えていただいています。僕はずっと映像でお芝居をしてきたのですが、やっぱり違うんだなと思ったし、すごく学んでいます」と楽しそうに話した。東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演される本作。吉柳は「『デスノート』に参加して、新しいことにたくさん挑戦していると感じています。今回、新しい劇場で、新キャストで、ということも運命だなと思いました」と笑顔を見せた。賑やかに話した後は、3人で劇中歌『死のゲーム』を披露。美しく迫力のある歌声を披露し、観客を魅了し、イベントは幕を閉じた。公演は2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて。取材・文・撮影:中川實穂
2020年01月23日オール新キャストにて3年ぶりの再演となる『デスノートTHE MUSICAL』が現在上演中。開幕に先がけフォトコールと囲み取材が行われ、取材には主人公・夜神月を演じる村井良大と甲斐翔真、エル役の高橋颯、弥海砂役の吉柳咲良が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、名前を書いたら死ぬという“デスノート”を巡る物語が描かれる人気漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、音楽 フランク・ワイルドホーン、音楽監督 ジェイソン・ハウランド、演出 栗山民也によって2015年に初演されたミュージカル。作品について村井が「全てが詰まったエンターテインメントという感じ。この作品に携わることができて本当に幸せです」と話すように、ストーリーの魅力、音楽の魅力、演劇の魅力など、あらゆる魅力を楽しめる本作。甲斐は「舞台化することでより残酷になっているように感じます」と言い、「最後のシーンで死神リュークが“なにも残らねえ、なんの意味もねえ”と言うのですが、じゃあこの物語はなんだったのか。その答えはなくて、お客様に考えて感じてもらう作品だと思いますし、そこで僕らがいかにいろんな引き出しを開けられるかだと思います」と語る。今回、初演より上演時間が短縮され(1幕65分・2幕80分)、よりスピード感のあるつくりに変化。その反面、心理戦の表現はより繊細かつ鮮やかになっており、犯罪者が次々と不可解な死を遂げる事件の犯人に月を疑う名探偵エルと、エルの本名を知りデスノートに書いて殺してしまいたい月の無言の攻防などは、ふたりの歌(実際は美しいハーモニーなのだが)を聴いているだけでもまるで取っ組み合いをしているように感じられ、ミュージカルの楽しさを味わえる。また、甲斐と高橋はミュージカル初挑戦、吉柳もミュージカル『ピーターパン』から舞台2作目という若手揃いだが、そこは「共演の先輩方、スタッフの皆さんにお世話になってここまで成長することができました」(高橋)、「横田栄司さんによる“横田塾”で、舞台に立つこと、喋ることについて学びました」(甲斐)、「何度も壁にぶつかりはしたのですが、それを乗り越えられたと思っています」(吉柳)と、共演者のサポートそして本人の努力によって、それぞれが役をとても生き生きと演じている。さらに、本作韓国版でも死神レムを演じた韓国で人気のミュージカル俳優パク・ヘナは、今回初めて日本語での芝居となるが、村井が「本当に素晴らしい。最高です!」と絶賛するとおり、圧巻の歌唱力と演技力はぜひ注目してほしいところ。オール新キャストならではの新たな魅力の詰まった公演は2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLにて上演中。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2020年01月22日2020年にオール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』。夜神月役はダブルキャストで、うち一名は全国オーディションで決定することになっており、先月末にはオーディション枠以外の新キャストが発表されていました。5月13日、ついにオーディションによって選ばれた夜神月役が決定。本人のコメントと共に、公演概要を詳しくご紹介します。オーディションで選ばれた新・夜神月役は「甲斐翔真」応募総数2416名の主役オーディションで、見事に夜神月役を射止めたのは「甲斐翔真(かいしょうま)」さん。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でデビュー以降、話題のドラマや映画に立て続けに出演。オーディションでは、舞台未経験ながらも真っ直ぐでエネルギー溢れる歌声と演技を披露し高く評価され、今回の起用が決定しました。主な出演作・テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』『ゼロ 一攫千金ゲーム』『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019』・映画『覚悟はいいかそこの女子。』『君は月夜に光り輝く』コメント “『デスノート THE MUSICAL』で初舞台を踏ませて頂きます。素晴らしいキャストの皆さんとご一緒させて頂けることを心より嬉しく、光栄に思うと同時に、この大きな舞台に立たせて頂く興奮と不安が、同時に押し寄せております。もともとミュージカルが大好きで、いつか自分も舞台に立ちたいと強く思っていたので、今作品のオーディションを絶対に決めたい!!と臨みました。プレッシャーもありますが、栗山さんのご指導のもと、とにかく公演に向けて日々鍛錬していきます。どうぞよろしくお願いいたします。”出典:『デスノートTHE MUSICAL』新キャスト発表!村井良大(夜神月役) ※ダブルキャスト「仮面ライダーディケイド」に出演し人気を博しブレイク。現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、6月・10月にも主演作品が控える。今注目される若手実力派俳優の一人。髙橋颯 (エル役)2018年9月よりソロシンガーとして活躍。透明感と優しさを合わせ持つ歌声で、本作が初舞台・初ミュージカル。吉柳咲良(弥 海砂役)「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL2016」グランプリ受賞。2017年のミュージカル『ピーターパン』で、史上最年少タイの13歳で10代目ピーターパンを演じ、以後3年連続主役のピーターパンを務める。西田ひらり(夜神粧裕役)ダンス&ボーカルグループ「ONE CHANCE」で活躍し、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ。本作がミュージカル初出演となる。パク・ヘナ(死神 レム役)韓国ミュージカル界の歌姫と評され、映画「アナと雪の女王」では韓国版の劇中歌を担当。『デスノートTHE MUSICAL』の韓国版では初演、再演とレム役を演じている。横田栄司(死神 リューク役)舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズに多数出演。演劇作品で欠かせないベテラン演技派俳優。主な出演作品に、舞台『ヘンリー五世』『ハムレット』『ヴェニスの商人』など。今井清隆(夜神総一郎役)劇団四季時代には『美女と野獣』の野獣役、『オペラ座の怪人』のファントム役などを演じる。退団後は数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンを長年演じている。『デスノート THE MUSICAL』公演概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)キャスト村井良大甲斐翔真髙橋颯吉柳咲良西田ひらりパク・ヘナ横田栄司今井清隆川口竜也/小原悠輝/金子大介/鎌田誠樹/上條駿/長尾哲平/廣瀬真平/藤田宏樹/本多釈人/松谷嵐/渡辺崇人/石丸椎菜/大内唯/コリ伽路/華花/濵平奈津美/妃白ゆあ/町屋美咲/湊陽奈/森莉那クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年05月13日2020年1月に上演が決定した『デスノート THE MUSICAL』。過去上演のキャストや、最新情報などをご紹介します。新しいキャストで描かれる『デスノート THE MUSICAL』の上演に、いまから期待が高まりますね。2020年1月『デスノート THE MUSICAL』上演決定!2015年に世界的クリエイター陣のコラボレーションで実現したミュージカル『デスノート THE MUSICAL』。2020年1月に、オール新キャストでの上演と、主演を決めるオーディションの開催が決定しました。初演以来、熱狂的な作品ファンを生み出した、『デスノートTHE MUSICAL』通称“デスミュ”は、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント作品。2017年の再演では、日本国内を飛び出して海外公演(台中公演)でも大成功をおさめています。『デスノート』とは?「デスノート」は、2003年に集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作の人気少年漫画。日本累計発行部数3,000万部を超え、2006年には映画「デスノート」が公開。その人気は日本にとどまらず、海外にも広がっています。『デスノート』ストーリー死神「リューク」が地上に落とした「デスノート」を拾った主人公・夜神月(やがみライト)は、自由に人の命を奪えるそのノートを使って、新しい世界をつくろうと企みます。次々に起こる不可解な事件の捜査を依頼された名探偵「L(エル)」が、ライトとの頭脳戦を繰り広げていく物語です。過去の『デスノートTHE MUSICAL』2015年に初上演された『デスノートTHE MUSICAL』は、主演・夜神月役をミュージカル俳優・浦井健治さんと柿澤勇人さんが務め、小池徹平さん、濱田めぐみさん、吉田鋼太郎さんなど、錚々たるキャストが集結しました。2017年には、韓国にてオール韓国キャストの『デスノートTHE MUSICAL』が上演。主演・夜神月役をミュージカル俳優のホン・グァンホさんが務め、L役をJYJのジュンスさんが演じて話題となりました。オール新キャスト&主演・夜神月はオーディションで決定!2020年1月に上演される『デスノートTHE MUSICAL』では、キャストを一新。主演・夜神月役は、プロ・アマを問わないオーディションで決定されます。2020年公演の『デスノートTHE MUSICAL』でも海外公演が予定されているのだそう。世界が東京に注目する2020年、オール新キャストで上演する“デスミュ”から、世界へ羽ばたける次世代スターが誕生します。『デスノート THE MUSICAL』概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか詳細(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年01月15日「the 3rd Burger」秋限定メニュー続々登場都内に6店舗を構えるハンバーガーブランド「the 3rd Burger」では、秋の期間限定メニューを発売。新感覚のローカーボバーガーをはじめ、アンチエイジング効果の高いアーモンドスムージーや、”緑黄色野菜の王様”ケールスムージーなど、女性に嬉しいメニューが続々登場している。からだが喜ぶハンバーガーブランド「the 3rd Burger」のコンセプトは”からだが喜ぶハンバーガー”。毎朝店舗で焼き上げるバンズは、保存剤・防腐剤不使用。焼きたてならではの香り高いバンズに仕上がっている。その場でミンチにして形成・焼き上げまで行うビーフ100%パティや、こだわりの新鮮野菜も同ショップの売りだ。新感覚バーガー&美容スムージー期間限定で登場するのは、リンゴとクリームチーズを使ったソースにスモークダックを合わせた新感覚バーガー。バンズ無しのローカーボバーガーも用意されているので、糖質コントールも可能だ。また人気ドリンクメニューのスムージーには、アーモンドスムージーとケールスムージーが登場。ビタミン、食物繊維、カリウムなど、美容や健康に欠かせない栄養が濃縮されている。”からだが喜ぶ”新メニューをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※「the 3rd Burger」
2018年09月24日「the 3rd Burger」の新ドリンク”体が喜ぶハンバーガー”がコンセプトに、焼きたてバンズと手作りパティで作るハンバーガーを販売する「the 3rd Burger」では、秋の新ドリンク「アーモンドスムージー」(税抜490円)が登場。都内を中心に展開する6店全店にて、販売を開始しました。アンチエイジング効果も期待大!「アーモンドスムージー」は、ミルクベースに香ばしいクラッシュアーモンドをたっぷり加えた一品。シナモン、リンゴ、バナナをブレンドすることで、ほろ苦いアーモンドにスッキリした甘みをプラスしています。アーモンドは言わずと知れた美容・健康食品。アンチエイジングのカギとなるビタミンEを豊富に含み、ホルモンバランスを正す効果があるとも言われています。美味しく飲めてキレイになれる新ドリンクは、同店自慢のハンバーガーとの相性も抜群です。期間限定の「アーモンドスムージー」をお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユナイテッド&コレクティブ株式会社のプレスリリース※「the 3rd Burger」
2018年09月24日「the 3rd Burger」に話題のバターコーヒー登場ユナイテッド&コレクティブ株式会社が手掛けるハンバーガーショップ「the 3rd Burger」では、今話題の「グラスフェッドバターコーヒー」(税抜490円)の提供を開始しました。南青山、六本木、吉祥寺、新宿、広尾の都内5店舗にて、期間限定での販売です。良質なオイルを含むまろやかコーヒー「グラスフェッドバターコーヒー」とは、広大な自然の中牧草で飼育された乳牛のミルクから作ったグラスフェッドバターと、MCTオイルをコーヒーにブレンドしたもの。まろやかな口当たりで飲みやすく、また良質なMCTオイルは体内環境の改善に役立つと言われています。美容や健康に敏感な女性達の間で注目されているドリンクです。身体が喜ぶ「グラスフェッドバターコーヒー」を、ハンバーガーのお供にいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユナイテッド&コレクティブ株式会社のプレスリリース
2018年06月24日