今月4日に日本デビューした韓国発の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が11月8日、初となる東京ドーム公演3daysのファイナルを迎えた。EXOの公演チケット情報2012年4月に韓国・中国にて正式デビューしたEXO。デビューから3年7か月で同所で単独公演を行うのは海外男性アーティストとしては最速。夢の舞台での初ワンマンに、メンバーは喜びを隠し切れず、「この日を待っていました!」(スホ)、「東京ドーム最高!」(チャンヨル)と大はしゃぎ。日本デビュー曲『Love Me Right ~Romantic Universe~』やヒット曲『CALL ME BABY』ほか全27曲、約3時間に渡って多彩なステージを繰り広げ、5万人を熱狂の渦に巻き込んだ。ライトシルバーのペンライトで埋め尽くされた会場に登場したメンバーは、『Overdose』『HISTORY』といったダンスナンバーを立て続けに披露。楽曲ごと、パートごとに様々に“表情”を変える展開で会場を終始熱狂させた。中でも、カイとセフンの水を用いたダンスは、あまりのセクシーさに会場中が息をのむほど。また、デビューシングルのカップリング曲『Drop That』では、チャンヨルがDJブースに乗り込み、コール&レスポンス。ドームを巨大な“クラブEXO”に変えると、会場中がジャンプし一体となって盛り上がった。同公演は、ワールドツアーの一環。日本公演だけの演出として、EXOのロゴをモチーフにした六角形の花道とサブステージもポイントで、ド派手な演出に、会場から大きな驚喜の声が上がった。この日は、アンコールでファンからのサプライズも。客席が一面黄色いペンライトで埋め尽くされ、赤く浮かぶ「EXO WE ARE ONE」の文字。一際大きな「We are one」コールに導かれて登場したメンバーは、ファンが贈る光のスローガンに、「本当に最高です」(チャンヨル)と感動しきり、カイは涙を拭った。ファンのあたたかな光に包まれながら、メンバーは口々に感謝を述べた。カイは、「こんなに大勢の皆さんの前でステージに立つことができるようになって、心から幸せです」。シウミンは、アニメ『クレヨンしんちゃん』のひろし(お父さん)の名台詞を引用し、「『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ』。僕たちはいつも逃げずに、走り続けます!」と宣言。スホは「これから、日本での活動の計画もたくさんあります。『Love Me Right~』をスタートに、アルバムやステージをたくさん愛してください」と呼びかけると、5万人は歓喜の声をあげた。最後は、「We are one!」「EXO、サランハジャ!(愛そう)」という合言葉でドームをひとつにし、ステージを後にした。日本ツアーは、福岡マリンメッセ公演2daysで2万人、東京ドーム公演3daysで14万5000人を動員。今月13日からの京セラドーム大阪3daysで13万5000人を動員予定で、全8公演で約30万人を動員する予定。
2015年11月09日メディア・インテグレーションMI事業部は、EVE Audio社の最新デスクトップ・モニター・システム「SC203」を発表した。発売時期は2015年11月上旬。価格は6万9,800(1ペア)。同製品では、極小サイズのコンパクトボディーに、駆動範囲の大きい1インチのボイスコイルを採用した3インチ・ウーファーを搭載。2-wayのマスターとスレーブのシステムで構成された各チャンネルのウーファーとツィーターは、各々が専用の30W PWMアンプによって駆動する。また、ステレオRCAアナログ入力、光TOSLinkデジタル入力、RCAサブウーファー出力などを装備。Mac/PCに接続すれば、96kHzまでのデジタル信号をダイレクトに再生できる。FlexiPadと呼ばれるくさび型のオレンジ色のラバーパットが付属しており、正確に角度を付けて、場所に応じて最適な角度(0度/7.5度/15度)で設置することができる。さらに、オプションのアクセサリーとして、3/8インチ径のマイクスタンドとスピーカースタンドに取り付け可能なSC203専用のマウント・アダプターも用意される。
2015年10月23日いま最も勢いのある男性アイドルグループ「EXO」のD.Oが、本名の“ド・ギョンス”としてスクリーンデビューを果たす映画『明日へ』。2007年に実際に起きた事件をもとに労働者が置かれている過酷な状況を韓国で初めて映画化し話題を呼んだ本作のキャスト陣から、同世代の人たちへ応援コメントがひと足先にシネマカフェに到着した。入社5年でようやく大手スーパーで正社員への昇格が決まったレジ係のソニは、度重なる残業や上司のイヤミにもひたすら我慢し、家族のために懸命に働いていた。しかしそんなある日、突如、非正規雇用者全員に一方的な「解雇通達」が下される。準社員の立場から一転、職を失ってしまう運命となったソニと同僚たち…。途方に暮れる彼女たちだったが、家族のため、そして自分の誇りを守るために、強大な企業権力を相手に解雇撤回を求めため一致団結し、職場を取り戻そうと奮闘するのだが――。チョ・インソン×コン・ヒョジンの2大トップスターの初共演で話題となった大人のためのヒーリング・ラブコメ「大丈夫、愛だ」でドラマ初出演を果たした「EXO」のD.Oが、初めて本名“ド・ギョンス”としてスクリーンに登場する本作。従業員が大型スーパーを長期間占領した実際の事件をもとに細部を再構成し、スーパー“ザ・マート”を舞台に20代から60代以上のさまざまな年齢層のパートタイマーたちが、家族との生活を守るため、困難な状況に直面しても希望を忘れずに奮闘した姿を描き、幅広い世代からの共感を呼んだ。主役のソニを演じたのは、本作で「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」を受賞したヨム・ジョンア。共演には、韓国の国民的名女優キム・ヨンエ、チョン・ウヒ、キム・ガンウといった名俳優たちが集結。そしてド・ギョンス(D.O.)はソニの息子役として登場する。彼らから、同世代の人へ向けたエールがそれぞれ届いた。■ド・ギョンスから10代へ「ファイト!10代。ド・ギョンスと一緒に『明日へ』を応援しよう!」■チョン・ウヒから20代へ「心配ないさ20代!チョン・ウヒと一緒に『明日へ』を盛り上げてね!」■ムン・ジョンヒから30代へ「すべてがうまく行きますように!30代!『明日へ』が30代を応援します!」■ヨム・ジョンアから40代へ「勇気を出して!40代。ヨム・ジョンアと一緒に『明日へ』を応援しよう」■ファン・ジョンミンから50代へ「がんばれ50代!『明日へ』は50代を応援します!」■キム・ヨンエから60代へ「人生は60代から。いまが最高だってみんな知ってますよね。元気を出そう60代!!」「EXO」は、来月11月にワールドツアー「EXO PLANET #2 - The EXO’luXion -」の日本公演が東京ドーム、京セラドームにて開催決定。さらに11月4日(水)にはファン待望の日本デビューシングル「Love Me Right~romantic universe~」をリリースするなど日本での活動も活発化している。アイドルとしても役者としても活躍するD.Oを併せて本作からも目が離せない。『明日へ』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日NTTドコモは25日、Androidスマートフォン「GALAXY S5 SC-04F」のソフトウェアアップデートを実施した。ソフト更新により、電池持ちを改善する。今回のソフト更新の対象は、6月4日に実施したOSバージョンアップを実行した端末。使用状況により、電池持ちが悪くなる事象が確認され、今回のソフト更新で改善する。ソフト更新は端末本体による方法とパソコンを使った方法の2種類。端末本体による方法では、設定/端末情報/ソフトウェア更新の順に選択する必要がある。更新時間の目安は約7分。パソコンを利用した方法では、「Samsung Kies3」を利用して、更新を行う。更新時間の目安は約29分。
2015年09月25日オンキヨー&パイオニアは9月10日、パイオニアブランドのAVアンプ「SC-LX89」「SC-LX79」「SC-LX59」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は、SC-LX89が395,000円、SC-LX79が295,000円、SC-LX59が210,000円(いずれも税別)。SC-LX89とSC-LX79は2014年8月に発売された「SC-LX88」と「SC-LX78」の後継モデル。SC-LX59は、2014年7月に発売された「SC-LX58」の後継モデルだ。SC-LX89、SC-LX79、SC-LX59は、マルチチャンネル同時ハイパワー出力が可能なClass D「ダイレクト エナジーHDアンプ」を内蔵。同時駆動出力はSC-LX89が810W、SC-LX79は770W、SC-LX59は720Wとなっている。DACにはESSの「ES9016S」を2基搭載する。Dolby Atmosを利用できるほか、今後のファームウェアアップデートでDTS:Xをサポート予定。Dolby AtmosとDTS:Xの7.1.4デコードが可能で、パワーアンプ2chを接続することで多彩なスピーカーシステムに対応する。自動音場補正技術「MCACC Pro」を採用。周波数と音圧レベル、さらに時間軸の要素を加えた補正を行う。低域と高域のズレやチャンネル間の位相をそろえる「フルバンド・フェイズコントロール」、ソースに由来する低域のずれを補正する「オートフェイズコントロールプラス」、2本のサブウーファーを接続した環境で低域表現を向上させる「デュアルサブウーファーEQ」も利用可能だ。HDMI端子は8入力/3出力を装備。HDRコンテンツや4K/60p、4:4:4、24bit映像信号の伝送に対応するほか、BT.2020、HDCP 2.2など、最新の規格にも対応している。このほか、HD画質のコンテンツを4Kへアップスケールする「Super Resolution」を搭載している。ハイレゾ音源の再生にも対応。192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / Apple losslessに加えて、DSD 5.6MHzを再生可能だ。WAVとFLACは、マルチチャンネルコンテンツにも対応している。このほか、従来モデルではオプションとなっていたWi-Fi機能(IEEE802.11/b/g/n/a)を標準搭載し、Bluetoothも利用できる。
2015年09月10日NTTドコモは28日、「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」(Samsung製)のAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、画面デザインが刷新されるほか、ロック画面に任意のアプリの通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となる。画面がカラフルなデザインに刷新され、任意のアプリの最新の通知をロック画面に表示できるようになる。通知は、表示する優先順位の設定も可能。そのほか、連絡先アプリで別人の「よみがな」が表示される、緊急長持ちモード設定時にdocomo IDを設定しようとするエラーが表示される場合がある不具合も修正される。OSアップデートは、「設定」から「端末情報」、「ソフトウェア更新」とタップし、画面の案内に従って操作することで可能。更新時間は、Wi-Fi/Xi/FOMA接続時で約48分。更新後のビルド番号は「LRX22G.SC03GOMU1BOH7」。「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」と進むことで確認できる。
2015年09月07日エプソンは1日、ハイアマチュアやプロ写真家向けのインクジェットプリンタ「プロセレクション」シリーズの新製品として、A3ノビ対応の「SC-PX7V II」を発表した。10月上旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は50,000円台後半の見込み。SC-PX7V IIは、2011年9月発売「PX-7V」の後継機。プロセレクションシリーズではエントリークラスとなるが、上位モデルと同系統のデザインとなり、高級感とシリーズ一体感がアップした。高い光沢感の8色顔料インクを採用しており、構成はフォトブラック、マットブラック(またはブルー)、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、オレンジ、グロスオプティマイザとなる。PX-7Vの「高彩モード」を引き継ぎ(ブルーインク使用時)、ポジフィルム風の高彩度な写真表現を可能とした。また、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化によって、暗部階調性が向上している。スマートフォンやタブレット向けアプリとの対応も高まり、印刷アプリ「Epson iPrint」では設定可能な用紙種類が増え、スマートフォン内の写真を利用して多彩な印刷を楽しむアプリ「Epson Creative Print」にも対応した。前者のEpson iPrintでは、オンラインストレージサービスに保存した写真や文書も、ワイヤレスで印刷可能だ。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、ノズル数は黒系が360ノズル(180×2色)、カラーが1,080ノズル(180×6色)。給紙はオーソドックスな背面給紙で、A4普通紙で最大120枚、ハガキで最大50枚をセットしておける。厚紙やファインアート紙といった用紙は、背面からの手差し給紙を使う。CD/DVD/BDレーベル印刷にも対応している。印刷速度の目安は、L判写真(光沢紙)が約36秒、A3ノビ写真(光沢紙)が約2分30秒だ。印刷コストの目安は、L判写真(光沢紙)で約21.7円となっている。インタフェースとしては、USB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)を装備。本体サイズは使用時がW622×D797×H418mm、トレイなど収納時がW622×D324×H219mm、重量は約12.3kg。
2015年09月01日韓中を中心に活動しアジアで爆発的な人気を集めるボーイズグループ、EXO(エクソ)のチャンヨルがスクリーンデビューを果たしたことでも話題の韓国映画『チャンス商会~初恋を探して~』(カン・ジェギュ監督)。9月25日の公開に先駆け、EXOメンバーのディオ、チェン、スホや、SHINeeのミンホ、神話(シンファ)のドンワンの本作鑑賞後の感動コメント映像が到着した。EXOの公演チケット情報同作は、不器用でピュアな70歳の独身おじいさん、ソンチルと近所に越してきた花屋の女主人、グンニムの恋愛模様と、ふたりを応援する街の人々の関係が温かく微笑ましく描かれる、“人生最後の”ラブストーリーをめぐる感動作。この度、公開となったのは、韓国でのVIP試写会直後に撮影された貴重な映像。EXOのチェンは「ただひたすら泣きました」と、照れ笑いを浮かべながらも感動冷めやらぬ表情でコメント。また、SHINeeのミンホも「とても面白かったし感動しました。多くの方に観ていただきたい」と絶賛している。『チャンス商会~初恋を探して~』は、9月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次ロードショー。
2015年09月01日エイベックス主催の野外音楽フェス「a-nation stadium fes.」が30日、東京・味の素スタジアムで開催され、浜崎あゆみやEXOら人気アーティストが出演、5万人を熱狂させた。EXOの公演チケット情報トップバッターのE-girlsは、フロートに乗って登場。『Follow me』や新曲『Dance Dance Dance』など全10曲を披露、笑顔あふれるキュートなステージを展開し、華やかに宴の幕を開けた。続く、ソナーポケットは、『ソナポケ☆DISCO』などで盛り上げ、Da-iCEは、強まる雨足をものともせず、『エビバディ』でパワフルなパフォーマンスをみせた。そして、ヒット曲『イエス』ほか、『エストエム』で会場中がヘッドバンギングをするなど熱く沸かせたAcid Black Cherryに、『MAX!乙女心』などで会場に笑顔の花を咲かせたSUPER☆GiRLSが会場の熱を上げていく。カラフルな衣装に身を包んだAAAは、『LOVER』や人気曲『恋音と雨空』『さよならの前に』などを披露。アッパーチューン『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』では会場中がタオルを振り回し、『PARTY IT UP』では腕を突き上げ一体となって盛り上げた。韓国発の人気グループ、EXO(エクソ)が登場すると、スタジアムは大歓声で沸いた。ずぶぬれになりながらもメンバーは、『Wolf』の圧巻のパフォーマンスで会場の度肝を抜く。同フェス初登場で、ベクヒョンは「『a-nation』のステージを待ってました」とにっこり。スホは「いろんなアーティストの方と同じステージに立ててうれしいです。寒さと雨を忘れるステージをお見せします」と宣言すると、『Growl』や韓国最新曲『Love Me Right』『Overdose』など韓国でミリオンヒットを飛ばした楽曲でハイクウォリティなダンスと彼らの神秘的な世界観を魅せつけた。最後に、11月4日に日本初シングルをリリースすることを発表、スタジアムはさらなる歓声で沸いた。そして、2002年の同フェス開幕から14年連続出演のTRFが、『EZ DO DANCE』や『survival dAnce』などの鉄板ダンス曲でスタジアムをダンスフロアへと変えて揺らすと、大トリの浜崎あゆみが登場した。浜崎は、黒地に金をあしらったボンデージスタイル、白いドレス、浴衣、Tシャツ&ホットパンツなど衣装を替えながら、ダンサーを従えミュージカルのようなストーリー性を感じさせる舞台を展開。『SEASONS』や『Summer diary』などメドレーを含む全10曲を熱唱。『DEPARTURES』『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーブメント』では、小室哲哉と浦田直也(AAA)も登場し、浜崎のステージに花を添えた。そして、最後に『July 1st』を披露、腕を振り上げて煽って5万人を一体にし、華やかな宴の幕を閉じるとともに、21万人を動員した「a-nation stadium fes.」(8月22日~30日全4公演)の全日程を終了した。
2015年08月31日韓国出身の人気グループ、EXO(エクソ)が30日、東京・味の素スタジアムで開催されたエイベックス主催の野外音楽フェス「a-nation stadium fes」に初登場。日本の音楽フェスに参加するのは今回が初めてながら、堂々たるパフォーマンスで5万人を魅了した。EXOの公演チケット情報EXOのオープニング映像がスクリーンに流れると、会場にはEXOのテーマカラーであるシルバーのペンライトが煌き、ひときわ大きな歓声がスタジアムの空に響き渡った。オオカミの咆哮が聞こえると、ステージのセンターで、ブルーのライトに照らされる、メンバーがたちが作り出す美しい“生命の木”。『Wolf』で、一気にEXOの神秘的な世界観に引き込むと、続けて、カイのダークで魅惑的なソロダンスパフォーマンスで魅了。そこから『Overdose』へと繋がれ、ヒット曲の連発に、スタジアムの興奮は加速した。会場に煌くブルーとシルバーのコントラストに、メンバーは目を輝かせ、「いま、本当にワクワクしています。みんな、最高にキレイです」(カイ)、「ドキドキします。一緒に楽しんでいきましょう」(セフン)と興奮気味に語った。同フェスには初めての出演で、ベクヒョンは「きょうの『a-nation』のステージを待ってました」と満面の笑み。スホは「いろんなアーティストの方と同じステージに立ててうれしいです。寒さと雨を忘れるステージをお見せします」と宣言した。韓国最新曲『Love Me Right』では、メンバーの笑顔が溢れ、ファンキーでハッピーなステージを展開。『XOXO』では、メンバーがステージの左右に分かれて会場を煽り、最後には、ベクヒョンとシウミンが頭上で腕を掲げてハートマークを作る“サランヘポーズ”で沸かせる場面も。そして、『3.6.5』では、チャンヨルを始めメンバーはカメラに向かってと飛び切りキュートなアピールをしながら、韓国語と中国語で歌い、グローバルに活動するEXOらしさを見せた。最後のMCでは、ベクヒョンが「ここでお知らせがあります」と切り出すと、「EXOの日本のシングルリリースが決定しました。楽しみにしてください!」と発表。スタジアムに歓喜の悲鳴が響き渡った。EXOの日本初シングルは11月4日にリリースされる。11月には東京と大阪で3日間ずつの2大ドーム・ツアーも決まっているEXO。「11月のドーム公演にも遊びに来てください!」(ベクヒョン)と呼びかけると、最後は、EXOの大ヒット曲『Growl』で再び会場を熱狂の渦に巻き込んだ。そして、「We are one!」とEXOお決まりのあいさつをすると、「素敵な思い出を作ってくれてありがとうございます!」(スホ)、「愛してます」(チャンヨル)、「みなさん、最高~」(ベクヒョン)と、興奮冷めやらぬ様子でメンバーはステージを後にした。この日はEXOのほか、浜崎あゆみやAAAなどの人気アーティストも出演した。
2015年08月30日韓国・中国でデビューして以来、アジアにとどまらず世界を席巻するスーパーグループ「EXO」。この度、異例とも言える、日本デビュー前に初レギュラー番組「EXO CHANNEL」がテレビ東京にて放送されることが決定したが、多くのファンの要望に答え、本番組の配信が決定。映像配信サービス「dTV」にて8月8日(土)12時より独占配信されることが分かった。「EXO」は、「BoA」「東方神起」「SUPER JUNIOR」「少女時代」らが属するS.M.ENTERTAINMENT所属の男性9人のグループ。その人気は凄まじく、韓国では、今年発売した2ndフルアルバム「EXODUS」でミリオンセールスを達成。世界でも、ビルボード選定の“2014年注目すべきアーティスト14” にアジアのアーティストとしては唯一選出された。日本でも、未だデビュー前だが今秋には東京ドーム、京セラドーム大阪でEXOワールドツアーの日本公演を行うことが決定しており、異例づくしの人気っぷりだ。今回配信される「EXO CHANNEL」は世界初のドキュメンタリーショートムービーになっており、「EXO」のパフォーマンスや素顔に迫り、その胸の内に秘めた思いなどが垣間見える貴重な番組になるよう。初回の放送では「WHAT’S EXO?」をテーマに、「EXO」について、個々の目線からグループの魅力やパフォーマンスについて語られており、まだ彼らを知らないという視聴者も、彼らの魅了を知り、堪能できる内容になっているようだ。さらに、同番組では、今秋に東京ドーム、京セラドーム大阪で開催される、EXOワールドツアーの日本公演までの道のりを追う事も決定。日本デビュー前にも関わらず、日本随一のドーム会場でライブを開催するほどの彼らの勢いや、そこまでの並々ならぬ努力が感じることができる。実は、テレビ東京での番組放送が決定した後、ネット上では、ファンから歓びの声が上がるとともに「全国で見られるようにしてほしい」という声が相次いだ。このファンの要望が叶う形となった今回の配信は、番組放送から約10時間後というスピード配信が実現。なお、第1話のみYoutubeでも同時配信、2話以降は「dTV」独占配信される。「dTV」では、ほかにもEXO主演のミニドラマ「EXO NEXT DOOR ~私のお隣さんはEXO~」や、スホとベクヒョンが2014年末までMCを務めた韓国の音楽番組「SBS人気歌謡(TBSオンデマンド)」などを配信中。「EXO CHANNEL」は8月7日(金)25:53よりテレビ東京(関東ローカル)にて毎週金曜日放送開始。8月8日(土)12時より「dTV」にて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年08月08日いま最も勢いがある男性アイドルグループ「EXO」のD.Oが、ドラマ初出演を果たし大きな反響を呼んだドラマ「大丈夫、愛だ」。ドラマ初出演とは思えない演技力で、本作で「2014 APAN STAR AWARDS」新人男優賞を受賞したD.Oの、俳優の魅力がギュっと詰まったスペシャル予告編が、リリースに先駆けて公開された。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。今回公開されたスペシャル予告編には、韓国スターのコン・ヒョジンとの初共演で話題の主演チョ・インソンと、D.Oの共演シーンが特別編集で収録。D.O演じる小説家を目指す高校生・ガンウが、チョ・インソン演じる人気小説家・ジェヨルに憧れ、度々彼の前に姿を現し、無邪気な笑顔や切ない涙あふれる素顔を見せている。ジェヨルに助けを求める少年・ガンウの正体とは…?物語の鍵を握るガンウを熱演するその姿は、「EXO」のD.Oではない、俳優としての新たな魅力にあふれておりファン必見だ。本映像のバックで流れる挿入歌は、本作のOSTに参加した同グループ「EXO」のチェンが担当。切ない音楽にのせてD.Oが魅せる涙や微笑に、今後の俳優業にも期待せずにはいられないスペシャルな予告編は、商品未収録なのでお見逃しなく。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりBlu-ray&DVD SET1、9月2日(水)よりBlu-ray&DVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日韓中を中心に活動しアジアで爆発的な人気を集めるボーイズグループ、EXO(エクソ)の日本で初となるレギュラー番組『EXO CHANNEL』が、テレビ東京にて8月7日(金)深夜25時53分よりスタートすることが29日、わかった。EXOの公演チケット情報同番組は、毎週テーマを変えながら、EXOのパフォーマンスや素顔に迫る世界初のドキュメンタリーショートムービーで、メンバーの“内に秘めた思い”もうかがい知れる内容となるそう。初回放送のテーマは「WHAT’S EXO?」。メンバーがカメラに語ったEXOの姿とは……?日本でCDデビューをしていないにもかかわらず、レギュラー放送が決定したことに、リーダーのスホは「なかなか日本に来られない中、レギュラー番組をもつ機会をいただき大変うれしいです。ぜひ、僕たちEXOを身近に感じていただければと思います」と喜びのコメント。今年10月からはワールドツアー日本公演も決定しており、「秋には画面だけではなく、コンサート会場でもお会いしましょう」と呼びかけている。“未知の世界から来た新たなスター”という意味が込められたEXOは、東方神起ら人気アーティストが所属する韓国芸能事務所、SMエンターテインメントから2012年4月に韓国・中国にてデビュー。米音楽誌「ビルボード」が選んだ“2014年注目すべきアーティスト14”にてアジアで唯一選出されるなど、アジアを中心に世界を席巻している次世代スーパーグループ。2013年に発売した初アルバム『XOXO』は、韓国で12年ぶりのミリオンセールスを達成。今年発売した2ndアルバム『EXODUS』もミリオンセールスを記録した。日本でも本格デビューはしていないものの、2014年に開催した初イベントやワールドツアー日本公演では10万人以上を動員。今秋には2度目のワールドツアーの日本公演が東京ドームと京セラドーム大阪で3日間ずつ開催されるほか、福岡マリンメッセでの追加公演も決定、その人気はますます拡大しそうだ。一般的には、いまだベールにつつまれている次世代スーパースター、EXO。『EXO CHANNEL』で、彼らの魅力に触れてみては?番組名:『EXO CHANNEL』放送チャンネル:テレビ東京(関東ローカル)放送日時:8月7日(金)深夜25時53分 ~ 26時毎週金曜日放送
2015年07月30日韓国出身の人気ボーイズグループ、SHINee(シャイニー)のオンユとEXO(エクソ)のスホが12日、東京・六本木ヒルズumuで展開中のショップ「SUM(サム)」にサプライズで登場した。EXOの公演チケット情報この日は、事前の告知はないもの、店内外に1500人のファンが集結。店内に現れたふたりは、それぞれグループのパネルにサインし、マスコミのカメラ撮影に笑顔で応えた。「SUM」は、東方神起やBoAなども所属する事務所「SMエンタテインメント」が手がける“セレブリティのライフスタイル”を提案するというコンセプトの新ブランド。韓国・ソウルで展開中の店舗が今回、日本初上陸を果たし、7月11日・12日(日)に期間限定でPOP-UPストアとしてオープン。同店の商品は、ECサイト「セブンネットショッピング」及び「SUM」専用スマートフォンアプリにて購入可能。
2015年07月12日チョ・インソン×コン・ヒョジンの2大トップスターの初共演や、いま最も勢いのある人気K-POPグループ「EXO」のD.Oが本作でドラマデビューを飾ったことで話題の大人のためのヒーリング・ラブコメ「大丈夫、愛だ」。8月5日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVDの特典には主要キャストのインタビュー映像を収録。さらにこの度、急遽D.Oの日本独占インタビュー映像が収録されることが決定した。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。「その冬、風が吹く」の演出家キム・ギュテと脚本家ノ・ヒギョンの黄金コンビが贈る本作は、心の病というシリアスなテーマを取り上げながらも、軽快かつロマンティック、それでいて切なく心に沁みる物語が描かれ、“2014SBS演技大賞”ほか数々の授賞式で絶賛の嵐を獲得した。またキャスト陣には、主演2人に加え、「EXO」のD.Oが物語の鍵を握る高校生役でドラマ初出演し、チョ・インソンの兄役には『息もできない』の監督・俳優として世界の映画祭で脚光を浴びたヤン・イクチュンが出演するなど、豪華俳優陣の共演でも注目を集めた。そんな本作のBlu-ray&DVDの特典には、チョ・インソン、コン・ヒョジンら豪華主要キャストのインタビューを収録。さらに、急遽、D.Oの日本向けインタビューが実現!どのインタビューも日本のファンに向けた完全オリジナルムービーとなっており、ほかでは聞けない豪華な内容だ。今回のD.Oのインタビュー映像では、本作で「2014 APAN STAR AWARDS新人賞」を受賞した感想や演技に対する熱い想い、日本のファンに対するメッセージなどが語られるなど、超貴重なファン必見の映像に仕上がっている。D.Oの日本向けインタビュー映像は、9月2日(水)リリースのBlu-ray&DVD SET2に収録される予定だ。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりBlu-ray&DVD SET1、9月2日(水)よりBlu-ray&DVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日チョ・インソン×コン・ヒョジンという2大トップスターが夢の初共演を果たしたドラマ「大丈夫、愛だ」。ドラマ初挑戦となるD.O(EXO)や、『息もできない』のヤン・イクチュンら錚々たるキャストが集結し、ハラ(KARA)のカメオ出演やチェン (EXO)のOST参加などで人気を博した、大人のためのヒーリング・ラブコメが8月5日(水)よりリリースされることが決定した。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。大ヒットドラマ「その冬、風が吹く」の監督・脚本コンビが手がけ、同時間帯視聴率1位を記録した本作。韓国を代表するイケメン俳優チョ・インソンが演じるのは、完璧なルックスを持つ人気小説家ジェヨル。女たらしで飄々とした性格だが、深い心の傷を抱えた多面的なキャラクターを演じきり、現代人の“ヒーリング・アイコン”として、2014スタイルアイコンアワードの大賞を受賞した。対するヒロインは、「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」「主君の太陽」など、主演ドラマ5作が視聴率連続1位を記録した“不敗の女神”コン・ヒョジン。本作では知的でクールな精神科医に扮し、これまでのラブリーなイメージを一新。心の病の専門家でありながら、自身は“恋愛恐怖症”という女性を熱演し、2014 SBS 演技大賞の「最優秀演技賞」に選ばれた。また、本作には死角なしのパーフェクトキャストも結集する。ジェヨルを慕う小説家志望の高校生ハン・ガンウを演じた、いま最も勢いのある人気K-POP グループ「EXO」のD.Oは、初めてとは思えない素晴らしい演技で賞賛を浴び、2014 APAN STAR AWARDS で「新人男優賞」を受賞。加えて、ヘスたちの同居人でトゥレット症候群を患うスグァンに「優しい男」のイ・グァンス、みんなを温かく見守る医師ドンミンに「応答せよ1997」の実力派ソン・ドンイル。そして、『息もできない』の監督・俳優として世界から称賛を浴び、『かぞくのくに』にも出演したヤン・イクチュンも参戦する。さらに、「EXO」のチェンが初めて挑戦したドラマのOSTは、楽曲が発表されるや多数の音楽配信チャートで1位を獲得。大人気ガールズグループ「KARA」のハラも、イケメン小説家ジェヨルの熱狂的ファンとしてカメオ出演を果たすなど、韓流通にはたまらないサプライズがドラマをいっそう盛り上げている。主演2人の眩しいビジュアルやファッション、完璧な熱演、共演者たちの好演など、数多くの話題でリアルタイム検索ワード上位を占め、“ゲンサ(ゲンチャナ、サランイヤ:「大丈夫、愛だ」の略)ブーム”を巻き起こした本作。2014年の韓国を席巻した話題沸騰のラブコメを楽しみに待っていて。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりDVD SET1、9月2日(水)よりDVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日“未知の世界から来た新たなスター”という意味が込められ、2012年にデビューし、2013年、2014年に韓国で最も注目されたアーティスト、EXO(エクソ)が、11月6日(金)の東京ドームを皮切りに、2度目となるワールド・ツアーの日本公演「EXO PLANET #2 - The EXO’luXion -」を開催する。【チケット情報はこちら】EXOがドーム公演を行うのは初めて。11月6日(金)・7日(土)・8日(日)に東京ドームにて16万5000人、11月13日(金)・14日(土)・15日(日)に京セラドーム大阪にて13万5000人、両会場で計30万人を動員予定。EXOは、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代らを輩出したS.M.ENTERTAINMENT所属の男性グループで、2012年4月8日に韓国・中国にて正式デビューした。昨年11月に行われたワール・ドツアー「EXO PLANET#1」の日本公演は、東京・大阪・福岡の3都市9公演で約12万人を動員、チケットは即日完売した。EXO初の2大ドーム・ツアーのチケットは、一般発売に先駆け、セブン-イレブン先行抽選を受付中。6月8日(月)午後11時59分まで。■『EXO PLANET #2 - The EXO’luXion -』11月6日(金) 東京ドーム(東京都) 開場16:00 / 開演18:0011月7日(土) 東京ドーム(東京都) 開場15:00 / 開演17:0011月8日(日) 東京ドーム(東京都) 開場15:00 / 開演17:0011月13日(金) 京セラドーム大阪(大阪府) 開場16:30 / 開演18:3011月14日(土) 京セラドーム大阪(大阪府) 開場13:00 / 開演15:0011月15日(日) 京セラドーム大阪(大阪府) 開場13:00 / 開演15:00※ 開場/開演時間は変更になる場合がございます。※出演メンバーは予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
2015年05月28日エプソンは4月22日、8色顔料インクを採用したA2ノビ対応のインクジェットプリンタ「SC-PX3V」を発表した。5月14日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は15万円台の後半となっている。SC-PX3Vは、プロ写真家やアマチュア写真愛好家に向けた「プロセレクション」シリーズの新モデル。2009年10月に発売された「PX-5002」の後継機となる。8色顔料インクの独立型インクカートリッジを搭載し、ブラック系は「Epson UltraChrome K3 INK」だ。フォトブラックまたはマットブラック、グレー、ライトグレーという3種類のブラック系およびグレー系のインクが使える。黒濃度を高めたフォトブラックインクで暗部の微妙な階調を立体的に表現するほか、顔料インクが用紙の表面付近で高濃度定着するマットブラックインクは、多彩な用紙において高い定着性を実現した。カラーの色域も拡大しており、従来よりも滑らかなグラデーション表現を可能にしている。主な仕様は、印刷方式がMACH方式、最高解像度が2,880×1,440dpi、ノズル数がブラック540ノズル(各180ノズル×3色)、カラーが900ノズル(各180ノズル×5色)。対応用紙サイズはA2ノビ縦まで。標準用紙カセットには最大120枚の用紙をセットでき、手差し給紙も備える。本体サイズはW684×D376×H250mm、重量は約19.5kg。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。無線LANは「Wi-Fi Direct」に対応し、スマートフォンなどと無線LANで直結して印刷できる(スマートフォン用プリントアプリ「Epson iPrint」に対応)。本体の操作パネルは、チルト可能な2.7型タッチパネルを採用している。写真作品づくりをサポートするソフトウェア「Epson Print Layout」にも対応しており、「ロール紙長尺印刷」と「ギャラリーラップ」の作成機能が追加された。Epson Print Layoutは、「Adobe Photoshop」や「Adobe Photoshop Lightroom」のプラグインソフトとして利用できる。また、オプションとして、新たに17インチ幅対応のロールペーパーユニット、プレミアムサテンキャンバス / プレミアムマットキャンバスを追加。税別価格は、ロールペーパーユニットが19,980円、プレミアムサテンキャンバスが27,500円、プレミアムマットキャンバスが25,000円だ。
2015年04月23日韓国発の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が4月19日、神奈川・横浜アリーナにて初となるファンクラブイベント(3日間全5公演)を開催し、11月に東京ドームと京セラドーム大阪のドーム・ツアーを行うことを発表した。公演終盤、リーダーのスホが「うれしいニュースをお伝えします」と切り出し、「11月に東京ドームと京セラドーム大阪で、EXOのツアーが開催されます!」と報告。メンバーも客席も大騒ぎとなり、会場は黄色い悲鳴に包まれた。韓国人と中国人メンバーで構成され、EXO-KとEXO-Mのふたつのグループから成るEXOは、東方神起ら人気アーティストが所属する韓国芸能事務所、SMエンターテインメントから2012年4月に韓国・中国にて正式デビュー。デビューから3年7か月で東京ドームと京セラドーム大阪にて3日間ずつ計6公演を行うのは海外アーティストでは最速となる。11月6日・7日・8日に東京ドームにて16万5000人、11月13日・14日・15日に京セラドーム大阪にて13万5000人、両会場で計30万人を動員予定。メンバーは口々に喜びを語り、「EXO-L(ファン)のおかげ」(スホ)、「信じられない!」(ベクヒョン)と興奮。カイは「先輩が東京ドームでコンサートをするのを観て、僕たちも早くしたいと思ってたけど、こんなに早くに夢が叶うなんて!」と大喜びで、「一日でも早くドームでファンの皆さんと遊びたい。EXOが舞台に立つ理由は、EXO-Lがいるからです」とファンに感謝を述べた。11月の2大ドーム公演は、3月に韓国で行った「EXO PLANET#2 -THE EXO’luXion-」の日本公演となる。チャンヨルは、「韓国でコンサートをしたんですが、その記憶が鮮明に残っています。すごく楽しくて。そのときの気分を、EXO-Lと分かち合いたいです」と語った。この日のイベントは、EXOのテレビ番組を観ているような“チャンネル(番組)”をコンセプトに、トークやゲーム、ミニ・ライブなどが行われ、メンバーの様々な魅力に迫った。事前に募ったファンの質問に答え、「メンバーの中で彼女にするなら?」という問いに、スホは「いません。僕と付き合います!」とキッパリ。一番モテるメンバーについては、チャンヨルが「カイはセクシーだから人気。女性が好きそうな魅力をすべて兼ね備えてる」と説明すると、カイは流し目で会場を沸かせた。ふたつのチームに分かれて行ったすごろく対決では、会場を交えて大盛り上がった。負けたチームには罰ゲームが課せられ、大量のワサビ入りの寿司を食べたはずのレイだが、涼しい顔で「もう一個食べたい」とマイペースぶりを発揮した。最後には、ミニ・ライブもあり、『Overdose』『Growl』などのヒット曲や韓国最新曲『Call Me Baby』など、全6曲を披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。なお、ウレぴあにて、同公演の詳細レポートを掲載中。
2015年04月20日WOWOWでは1月17日、韓国の人気グループ「EXO(エクソ)」の東京公演(2014年11月20日/於・国立代々木競技場第一体育館)の模様を独占放送する。2012年にデビューしたEXOは韓国と中国出身のメンバーで構成された男性音楽グループで、米『ビルボード』誌の「2014年注目すべきアーティスト14」にアジアで唯一選ばれた期待の新星。日本でも人気急上昇中の次世代スターだ。グループのテーマカラーであるライトシルバーのペンライトが会場をまぶしく埋め尽くす中、ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊「ハカ」を力強く踊り、デビューシングル『MAMA』でエネルギッシュなパフォーマンスを披露。「日本のファンのみなさん、お待たせしました。いい思い出を作りましょう」(カイ)「最後までテンションアゲアゲでいきましょうね!」(ペクヒョン)と、一気にヒートアップしたファンのハートをがっちりつかんだまま、緩急織り交ぜたスケール感あふれるステージをたたみかけていく。加えて、流れるような独自のフォーメーションダンス、中国武術やピアノの弾き語りなど各メンバーの個性が際立つソロパフォーマンスと、見どころも満載。「次回はもっと大きな会場で、もっと多くの方と楽しいコンサートをしたいです」(チャンヨル)「今日は終わりではなくスタート。また日本に来ます。約束!」(セフン)とファンへの言葉も忘れず、今後の日本での活動が非常に楽しみだ。『EXO FROM. EXOPLANET#1 - THE LOST PLANET』は1月17日(土曜 20:00~)WOWOWライブにて放送。
2015年01月08日NTTドコモは17日、Androidスマートフォン「GALAXY S III α SC-03E」向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新より、スリープモード解除後にWi-Fi接続に復帰しない不具合に対処する。ソフト更新は端末本体とパソコン接続の2種類の方法がある。端末本体では、設定/端末情報/ソフトウェア更新の順に選択し、画面の案内にしたがって操作をしていく。パソコンを使った方法では「Samsung Kies」をインストールしたパソコンが必要になる。手順は、端末のホーム画面で、本体設定/開発者向けオプションの順に選択、USBデバッグのチェックが外れていることを確認。パソコンの画面で、Samsung Kiesを起動させ、端末本体をパソコンに接続し、表示されたポップアップ画面にしたがい更新作業を行う。ソフト更新後のビルド番号は「JSS15J.SC03EOMUBNK2」。更新時間の目安は端末本体による方法が約18分、パソコンによる方法が約9分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月17日●コールドプレートと液体を組み合わせた冷却技術SC14の展示では、CPUなどの発熱を、空気ではなく液体を使って運び出すシステムの展示が目立った。また、そのための冷却システムを販売している会社の展示も多く見られた。スパコンの高密度実装が進んだために、空気で熱を運ぶ方法では発生する熱を運びきれなくなってきたことが、その背景にある。空気の比熱は1008J/Kg℃(40℃)で、水の比熱は4180J/Kg℃程度であるから、重量あたりでは、水は空気の4倍程度の熱を運べる。しかし、水の密度はおおよそ1000kg/m3であるのに対して空気の密度はおおよそ1.2kg/m3であるから、体積当たりにすると、水は3500倍あまりの熱を運べることになる。CPUのヒートシンクの高さが2cm、幅が10cmとすると、空気の流れる断面積は0.002m2で、流速1mとすると10℃の温度上昇で運べる熱は22J/s(=22W)である。これではCPUの発熱を運びきれない。CPU 1個だけなら20℃上昇を許容して流速を3m/sにすれば、132Wの熱を運ぶことができるが、複数のCPUや他の発熱部品を狭いところに詰め込むと、この条件を満たすのは難しく、空気では冷やせなくなる。一方、水は体積が同じなら3500倍の熱を運ぶことができるので、毎秒0.6cm3というわずかな流量で同じ熱を運べる。そして、10cm3/sの水をパイプで供給することは難しくないので、現在の発熱密度が10倍になっても十分、冷却が可能である。○コールドプレートを使う水冷方式水は電気を通してしまうので、直接、LSIやプリント板に触れさせるわけにはいかない。このため、パイプなどで水を運び、LSIなどに水で冷やす銅板やアルミ板などを接触させて冷却するという方法は古くから使われてきた。この水で冷やした銅板(あるいはブロック)を「コールドプレート(Cold Plate)」と呼ぶ。コールドプレート方式の弱点は、CPUなどの少数の高発熱の部品を冷やすには適しているが、メモリDIMMや、その他の部品にまでコールドプレートを付けることは難しいので、それらの部品の発熱を取り去るために空冷のファンも必要になるという点である。次の写真は、冷却系のメーカーであるASETEKの水冷用のラックといくつかの製品の例である。写真では見えないが、ASETEKのラックは、CPUなどを冷やして温まった水の熱を2次冷却水に移す熱交換器を内部に持っている。そして、冷却水の給排水系には、ASETEKはプラスチックの可撓制のあるパイプを使っている。CoolITも冷却システムのメーカーである。CoolITのコールドプレートは長方形の角を落としたような形状で、こちらも接続にはプラスチックパイプを使っている。ASETEKは1ラック用のCDUをラックに内蔵しているが、CoolITは、集中型の大きなCDUで複数のラックに冷却水を供給している。ASETEKやCoolITはプラスチックパイプを使っているが、水漏れを心配して、歴史的には、パイプとコールドプレートを銅で作って溶接するというのが一般的であり、LenovoのNeXtScaleサーバや富士通のFX100スパコンをはじめとして、多くの水冷システムは銅を使っている。銅パイプの場合は、力が掛かって接続部が破損しないように、余裕を持った配管が行われる。Lenovoのサーバは主要LSIだけにコールドプレートを取り付けているのであるが、DIMMにはカバーが掛けられており、この部分もヒートパイプを使うなど何等かの方法で水冷されているようである。Lenovoの説明パネルでは、85%以上の熱を水冷で運んでいると書かれていた。富士通のFX100スパコンの3ノードボードは1つのコールドプレートで、CPU LSIと両脇に配置された計8個のMicronのHMCメモリを冷却している。なお、この写真では、中央のノードはLSIが見えるようにコールドプレートを取り外した状態で展示されている。京コンピュータの時は、メモリDIMMは空冷、IOノードも空冷で、ラックの発熱の50%程度しか水冷されていなかったが、FX100では90%が水冷である。そして残る10%もオプションのEXCU(リアドア空冷か)で吸収して計算機室の空調負荷をゼロにすることができる設計となっている。SGIのICE-Xサーバは冷却水の通路は銅パイプであるが、コールドプレートはアルミで作られている。なお、水冷のシステムは、冷却水の接続にはノンスピル(あるいはドリップレスともいう)コネクタを使っており、コネクタを抜いても水が漏れることがないようになっている。○カスタムのコールドプレートを使う水冷プリント板に搭載された発熱部品の高さはマチマチであるので、単純な平面の大きなコールドプレートではうまく接触しない。このため、プリント板とほぼ同じサイズのアルミの分厚い板をそれぞれの部品の高さに合わせて、削ってすべての発熱部品に接触するようにして、ほぼ100%の熱をコールドプレートで運び出すというやり方を取っているのは主にヨーロッパ勢で、フランスのBULL、ロシアのRSC group、イタリアのEurotechなどである。Eurotechは、SC14において第2世代となる「Aurora Hiveシステム」を発表した。Aurora Hiveのモジュールはブリックと呼ばれ、幅が105mm高さが130mmで奥行が325mmとなっている。このブリックをラックの前後から挿入する構造で、表、裏ともに16行×4列のブリックを収容する。従って、ラック全体では128ノードを収容できる。ブリックは6角形ではなく4角形であるが、ラックには、ブリックを入れる4角形のスペースが整然と並んでいる様子が蜂の巣に似ていることからHiveと名付けられたという。コールドプレートは冷蔵庫の冷却プレートのような形状で、そのままでは発熱部品とは接触せず、間を埋めるような金属部品を取り付けているようである。分厚いアルミ板から削り出すのは高くつくと思われ、こちらの方が安くできそうである。このブリックに6枚のボードを収容でき、Xeon E3 1200 v3、あるいはX-Gene Oneプロセサを搭載したCPUボードが1枚、NVIDIAのK40あるいはXeon Phiボードを4枚、そしてInfiniBandの通信ボードを1枚というのが標準的な構成である。●不活性液体による浸漬を活用した冷却技術○不活性液体を使う浸漬液冷方式コールドプレートでは主要発熱部品だけの放熱に限定され、より多くの部品の放熱を行おうとすると、カスタムの切削加工などが必要となり、コストが掛かる。それなら、電気を通さない不活性の液体にプリント板を漬けてしまえば、全部の部品の放熱ができるという方式が考えられる。これが不活性液体を使う浸漬冷却である。不活性の液体として使われているのは、Exxon Mobile Chemicalが製造している商品名「SpectraSyn(Poly-Alpha-Olefin:PAO)」、3Mが製造している商品名「Fluorinert(Fluorocarbon)」、同じく3Mが製造している商品名「Novec(PerFluoroKetoneやHydroFluoroEtherなど)」がほとんどである。SpectraSynは車のエンジンオイルのようなもので比較的安価であるが、多少べとつくので、修理などの際にプリント基板や部品から取り除くのが大変という難点がある。FluorinertやNovecは蒸発してしまうのでしばらく放置すれば取り除けるが、冷却液が非常に高価なのが難点である。例えば、通販サイト「モノタロウ」でのフロリナート1.5Kg入りのビンの値段は、種類によって異なるが、34,900~50,353円となっている。1.5Kgといっても比重が1.7~1.9くらいと重いので、ビールの大瓶より少し多い程度の体積でしかない。つまり、ビールの100倍以上高い液体である。Novecの方はフロリナートの半分くらいのお値段であるがそれでも安くはない。大量に買えばもっと安くなるのであろうが、これで数100リットルのタンクを満たすのは大変である。Green Revolution Cooling(GRC)はSpectraSynを冷媒として使っている。写真の製品は42Uの標準ラックを横に倒してオイルに漬けたようなもので、これにオイルを循環させて、外部の熱交換器で冷却している。なお、この写真では隙間をあけてサーバを入れているが、詰めて実装することができる。昨年11月と今年6月のGreen500で1位を取った東工大のTSUBANE-KFCは、このGRCの製品を使っている。LiquidCool Solutionsの製品は、サーバボードをアルミのケースに入れて密閉し、ケースにオイルの供給と排出のコネクタを付けたという構造になっている。合成オイルで満たされるのはケースの中だけなので、開放型のGRCのものより多少は扱い易いと思われるが、修理などの際は、ケースを開けて、オイルを除去する必要があり、手間が掛かりそうである。なお、この写真ではアルミケースを水槽に入れているが、これは浸漬液冷という演出だけで、通常の使用ではこのように浸漬されることはない。東工大は、京コンピュータを1つのキャビネットに収容するTSUBAME 4を2021~2022年に完成させるいうロードマップを持っており、このTSUBAME 4の研究のため、試作機を作っており、NVIDIAのJetson TK1という組み込み用のボードを使った36ノードの試作機をSC14で展示した。この写真のようにプリント板の下半分だけを合成オイルに漬けて冷却している。主要な発熱部品は下半分に搭載されているので、これでも液冷の効果は得られる。また、上側にあるコネクタ類はオイルに浸からないので、保守やケーブルの繋ぎ変えが簡単にできるという。ICEOTOPEは、3MのNovecを冷媒として使っている。写真に見られる密閉型のモジュールはNovecで満たされている。モジュール内部にはNovecと外部からの冷却水の間の熱交換器が組み込まれており、モジュールには冷却水を供給する。つまり、外部から見ると、水冷のモジュールと同じになっている。LSIの発熱でMovecを気化させ、熱交換器で冷却して、液体に戻すという2相式の冷却であるので、比熱で熱を運ぶより効率が高いと思われる。下の写真はNovecの製造元の3Mのブースに展示されたもので、Novecを満たした水槽にプリント板を漬けている。展示のため、蓋が十字に置いてあるが、動作中は蒸気を逃がさないように蓋を閉める必要があると思われる。今回のGreen500で2位となったExaScaler/PEZYの展示は、何故かSuiren(睡蓮)スパコンが設置されているKEKのブースではなく、共同研究先の東京大学(平木研究室)のブースにあった。アクセラレータであるPEZY-SCのチップやボードは実物が展示されていたが、重くて嵩張る水槽は無く、パネルでの展示であった。Suirenは浸漬液冷で、これまで冷媒はフッ化炭素系というだけで詳細は非公開であったが、今回、3Mのプレスリリースで、FC-43という沸点174℃、密度1880Kg/m3のものを使っていることが明らかになった。●ヒートパイプを活用した冷却技術○ヒートパイプで熱を運ぶ冷却高発熱の部品からヒートパイプで熱を運び出し、処理しやすい場所に水や空気との熱交換器を設けるという方法を取るシステムもある。HPのHPC向けのサーバである「Apollo 8000」は、次の写真に見られるように、ヒートパイプでCPUなどの熱を運び出す。そして、写真の左側に写っているブレードの側面に見られるように、ヒートパイプの端を露出させた構造になっている。ラックに挿入すると、この露出部分が水冷のレールに接触し、熱を冷却水に伝えるという構造になっている。ヒートパイプの中は、発熱サイドで冷媒の温度が上がって蒸発し、水冷のレールに接触している部分で液に戻るという2相の冷却システムとなっており、その熱を2次冷却水に伝えるという冷却システムになっている。その点では、構造は大きく異なるが、原理的にはICEOTOPEのものと同じである。また、パネル展示だけで実物は無かったが、Calyosという会社が、「Vapor Chamber」という製品を展示していた。ASETEKやCoolITのコールドプレートのような形状のVapor Chamberをプラスチックや銅パイプで接続してヒートパイプを構成して熱を運び出す。しかし、一般にヒートパイプは銅系の合金のパイプで、封じ切りで作られており、この構造で蒸気が漏れないのかが気になった。この記事で紹介したように、SC14では高性能の冷却システムを使用するシステムが数多く展示された。サーバやスパコンのエネルギー効率は改善されていくが、必要な性能の増大の方がスピードが速く、発熱量は増える方向にある。また、設置面積を小さくするため、発熱の密度はどんどん高まっており、高性能の冷却システムの必要性が高まっていることが、この背景にある。そして、この記事で紹介したように、色々な冷却方式が使われており、現在は、乱立とも言える状態である。業界として経験を積むにつれて、将来的には、使い勝手のよい幾つかの方式に集約して行くのではないかと思われる。
2014年12月12日●新設台数が鈍化し高齢化が進むスパコン○スパコンの新設はスローダウンしている恒例であるが、SC14で第44回のTop500の「BoF(Birds of a Feather:同じ羽を持つ鳥の集まり、転じて同好の士の集まり)」が開催された。今年1月に、Top500の創始者の1人であるHans Meuer教授が亡くなったので、委員会のメンバーはご子息のMartin Meuer氏に交代している。なお、Samuel Williams氏はHPGMG、Mike Heroux氏はHPCGという新しいベンチマークプログラムの説明のための参加であり、Top500委員会のメンバーではない。Top500というとリストの順位だけが注目されるが、その価値は単なる番付表というだけでなく、その中身を分析して行くと、スパコン界の状況が見えてくるという点が重要である。今回のTop500では、1位の天河2号から9位のVulcanまで、前回のリストからまったく変動がなく、かろうじて10位に米国政府機関のCray CS-Stormスパコンが入ったということだけが変化である。右側の図は、これまでの毎回のTop500リストで、何システムの新しいスパコンがリスト入りしたかを示している。もちろん、毎回、新システムの数は変動するが、概ね、150~200システムという状況が2013年6月までは続いていた。しかし、その後、新システムの数は急減し、今回は78システムになってしまった。明らかに、2013年以降は、Top500リスト入りする規模のスパコンの新設がスローダウンしている。新設のスローダウンの結果、リストに入っているスパコンの平均年齢が上がってきている。左上の図のように、2011年頃までは平均1.27年前後で推移していたが、それ以降、平均年齢が上がってきて、今回のリストでは2.9年と過去の2倍以上の年齢となり、Top500の世界も急速に高齢化が進んでいる。右上の図は、500システムの性能の合計の値の直前のリストからの伸びを示すものである。このグラフはアップダウンが激しいが、過去にはおおむね1.9倍弱程度とムーアの法則の1.6倍(なぜ、ムーアの法則が1.6倍かは不明)を上回る伸び率で推移してきたが、このところ1.2倍程度という低い伸びになっている。左下の図は、Top500全システムの性能の合計、1位のシステムの性能と500位のシステムの性能の推移を折れ線グラフで示したもので、1位の性能の線はでこぼこしているが、合計と500位の性能は片対数グラフに綺麗に乗っていた。しかし、2011年ころから500位の性能の伸びがスローダウンし始め、2014年には合計の数値の伸びもスローダウンの兆候が出始めている。右下の図は、性能の合計値が500システム合計の性能値の半分となる順位の推移を示すグラフで、2010年頃までは上位50~70システムの性能合計が全システムの性能合計の半分を占めるという状況であった。しかし、このところ上位10~30システムで半分を占めるという状況になっている。これは性能の高い大規模システムと性能の低い小規模システムとの2極化を意味している。次の左上の図は、システムの平均性能の推移と1個のプロセサの性能の推移を示すもので、縦軸は適当にスケールされているので、絶対的な値は意味はない。この図から明らかなのは、プロセサの性能の向上にくらべて、システム性能の伸びの方が大きく、テクノロジの伸びだけではスパコンに必要とされるたけの性能向上を支えることは出来ず、使用するプロセサの個数の増大で対処しているという状況になっているということである。右上の図は、500システム全体で、GPUなどのアクセラレータが占めるFlops値の合計を示すものである。2012年から2013年に掛けて、アクセラレータのFlops値の急速に増加したが、その後は、伸び率が減少している。左下の図は、アクセラレータのFlops値が全体のFlops値の中で占める割合を示したもので、このところ34%くらいのところで留まっており、どんどんアクセラレータのFlops値が伸びて、Top500全体の性能を引き上げて行くという状況ではない。右下の図は、LINPACKのFlops値を消費電力で割ったエネルギー効率の図であり、リストの中で最も効率の良いシステムのFlops/W値は順調に伸びているが、下位のシステムでは効率の改善が遅れていることを示している。Top10システムでは2000GFlops/kW程度になっているのに対して、Top50システムでは1500GFlops/kW、Top500システム全体では1000GFlops/kWとTop10に比べて半分の効率でしかない。●今後もBellの法則は成立するのか?○Gordon Bell氏が提唱したBellの法則Gordon Bell賞の創始者であるBell氏は、おおよそ10年ごとに新しい重要なクラスのコンピュータが出現するというBellの法則を提唱した。次の右上の図は、それぞれのアーキテクチャのシステムがTop500システムの中で占める割合を示したグラフで、1994年頃まではベクトルスパコンの時代であった。しかし、それ以降は、(IBMのPOWERや富士通のSPARC64のような)カスタム設計されたスカラCPUを使うスパコンが多数を占める時代となり、これが10年程度続いた。まさにBellの法則が当てはまる状況であった。そして、2003年頃になると、x86などの市販の汎用プロセサを使う小規模サーバをクラスタ接続するマシンが主流を占めるようになり、この状況は現在も続いている。アクセラレータを使うマシンが増え始めているが、近い将来、これが主流となり、汎用CPUだけのクラスタシステムの時代が終わって、Bellの法則が成り立つようになるのかどうかは、まだ分からない。Top500スパコンの性能の伸びがこのところスローダウンしていることは明らかであるが、2015年から2017年頃に掛けて、100~数100PFlops級のスパコンの設置計画が米国や中国をはじめとしていくつか出てきており、現在のスローダウンは一時的なものであるという見方もある。一方、ムーアの法則もスローダウンしており、テクノロジの伸びとスパコン性能の伸びの乖離が大きくなり、システムが巨大化し、コストも高くなるので、Top500級のスパコンの調達がスローダウンしてきているという見方もあり、どちらが正しいのかは、まだ、はっきりしない。次の2つの図は、国別の性能合計の伸びと、今回のTop500リストでの国別のシステム数を示すパイチャートである。国別の性能合計では、米国が一貫してトップを走っており、EU全体の合計の性能も、概ね、米国の線と並行で推移している。日本と中国の線を見ると、中国の急速な性能向上が目立つ。2010年以降でいうと、京コンピュータの完成で一時的に逆転したが、それ以外では、中国の性能合計が日本のそれを上回っている。国別のシステム数では、米国がほぼ半分の46%を占め、中国が12%でそれに続いている。こちらのグラフはEU全体のまとめでなく国別になっており、日本、英国、フランス、ドイツの各国が5~6%というレベルで並んでいる。Top500の世界では、このところの性能の伸びのスローダウンが今後どうなっていくのか、近い将来、現在の汎用CPUだけのコモディティクラスタの時代が終わり、新しいクラスのコンピュータの時代に変わるのかが注目される。また、Top500は密行列を計算する性能を測っているが、これでは現代の問題を代表していないということから、HPGMGやHPCGベンチマークが提案されており、これらのベンチマークで測ると、性能の伸び方が、ある程度変わって見えることになるかも知れない。Bellの法則の新しいクラスのコンピュータは、HPLの計算性能を上げるのではなく、ストレージを含めてビッグデータの処理性能を画期的に引き上げるという方向に行く可能性が高く、HPL性能で計測している限り、新しいクラスのコンピュータの台頭は見えないかも知れない。Top500の分析は、どのようにスパコン界が動いて行くかについて考えるヒントを与えてくれるが、スパコン界の動きを理解するためには、Top500以外のより広い範囲の分析も必要となる。そしてスパコンへの投資額は、国家間の競争や安全保障などにも影響される。その点で、中国の急速な台頭や国別のシェアもスパコン界の動向に影響を与える重要な要素であり、スパコン界は目が離せない状況となっている。
2014年12月10日SC14でのGreen500の1位に輝いたのは、ドイツのダルムシュタットにあるヘルムホルツセンターの「Lattice-CSC」というスパコンである。スコアは、5271.87MFlops/Wで初めて5GFlops/Wを超えた。2位は高エネルギー加速器研究機構(KEK)のSuiren(睡蓮)の4945.63MFlops/W、3位は東工大のTSUBAME-KFCの4447.58MFlops/Wで、4GFlops/Wを超えたのはこの3システムだけである。恒例であるが、1位から3位には表彰状が手渡され、その後、1位のチームは、どのようにして高スコアを実現したかなどについて発表を行うことになっている。L-CSCは量子色力学の計算を行うために設置されるシステムで、計算ノードは、ASUSの2ソケットサーバで、CPUは10コアのIvy-Bridgeを2個使用し、それに4台のAMDのFirePro S9150 GPUを接続している。最終的には160ノードのシステムになる計画であるが、まだ、システム構築中で、今回の結果は56ノードで測定されている。ソフトはGPLライセンスで入手できるオープンソースのCALDGEMMとHPL-GPUをカスタマイズして使っているという。次の図に示すように4GPUまでは完璧に性能がスケールしている。次の図に示すように、実線のCPU処理時間が破線のGPU処理時間を下回っていれば、パイプライン処理がうまく働き、全体の95%以上でこの条件が成立している。そして、DGEMMはGPUだけでやらせる方法とCPUとGPUで処理分担する方法を実装しており、両者を使うと2-5%性能が高くなるが、GPUオンリーの方が3-4%エネルギー効率が高い。このため、両者をダイナミックに使い分けているという。なお、このグラフで、GPUオンリーの処理の場合、CPU時間は非常に短く、GPU処理時間が長くなっている。一方、両者を使った場合は、GPU処理時間は多少減り、CPU処理時間は長くなっているが、それでも、概ね、GPU処理時間を下回っている。また、DTRSMについてもGPUに一部オフロードすると、残った行列のサイズが大きい場合は性能上有利であるが、行列サイズが小さくなると逆転するので、これもダイナミックに切り替えてその時点で最良のものを使っている。また、CPUはDVFSを使って最良の条件で動かしている。一般的には低いクロックの方が効率が高いが逆転する場合もあるので、それぞれの時点で最適のクロックを選んでいる。これらの動作条件のダイナミックなチューニングに加えて、GPUにもDVFSを適用し、処理の初期のCPU負荷の小さいときや処理の終盤のGPU負荷の小さいときは、不要なCPUやGPUは低電力状態にしてしまってエネルギーを節約している。そしてハードウェアとしては、HDDを使わない、温度にあわせてファンの速度を調節して電力消費を減らしている。Level 1ではルール上は、コアフェーズの最初と最後の10%の期間を除いた、20%の期間の消費電力を測れば良いことになっているが、70%-90%の期間をとると最後に消費電力が減っているので、この登録ではコアフェーズ全体の消費電力を計測した。結果として56ノードで5295MFlops/Wとなったが、これにInfiniBandスイッチの消費電力257Wを追加して、5271MFlops/Wの値をGreen500に登録したという。これを電力が減少する70%-90%の区間で測定すると、InfiniBandスイッチの電力を含まない値であるが、6010MFlops/Wとなり、問題の規模を小さくして測定すると、6900GFlops/Wまでスコアを上げられるという。このため、電力測定は20%の区間でなく、コアフェーズ全体とすべきと主張している。Level 1ではシステムの1/64を測定すれば良いという点では、一部の良いノードだけが選択的に測定されてしまう恐れがあるので、全体を測定すべきという意見と、100kW以上の大電力を高精度で測るのは難しいので、部分的な測定を認めるべきという両方の意見を併記している。
2014年12月09日韓国の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が11月20日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で、初ワールド・ツアーの東京3days公演のファイナルを迎えた。EXOのアーティスト情報韓国人と中国人メンバーで構成され、2012年4月に韓国・中国にてデビューしたEXOは、EXO-KとEXO-Mに分かれて両国で活動中。今年、米音楽誌「ビルボード」が選んだ“2014年注目すべきアーティスト14”にてアジアで唯一選出された大注目のグループで、デビューから約2年で、日本を含む17都市30公演で33万人超を動員するワールド・ツアーを開催。日本公演は、福岡・東京・大阪の3都市9公演で12万人を動員予定だ。白い(シルバー)ペンライトで一面真っ白に染まった会場にメンバーが登場すると、詰め掛けた1万2000人は悲鳴のような歓声をあげ大興奮。東京ファイナルに際し、リーダーのスホは「皆さんにとって一生心に残る3日間になれば」といい、「最高のステージをプレゼントしたい」と意気込んだ。また、ベクヒョンも「最後までテンション アゲアゲで!テンション下がったらダメよ~」と言うと、会場中が「ダメダメ」と答えるなど、双方の息はぴったり。そして、メンバーは「盛り上がりましょう!」と叫び、デビュー曲『MAMA』やヒット曲『Wolf』『Growl』など30曲を披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。昨年リリースした初アルバム『XOXO(Kiss&Hug)』が韓国音楽業界で12年ぶりにミリオンセラーを達成し、音楽賞を総なめにしたEXO。2013年の韓国音楽業界は“EXOイヤー”といっても過言ではない。この日のステージも、その勢いを感じさせるものだった。韓国語と中国語を巧みにあやつりながら、流れるようにフォーメーションを変えるダンスに、会場は大熱狂。それぞれの特徴を生かしたソロ・ステージやサプライズ企画なども織り交ぜ多彩なステージを展開した。最後に、メンバーは東京公演を振り返った。セフンは「いま、とても幸せです。今日は終わりではなくスタート。これからもたくさん日本に来るので待っていてください」と小指を立ててファンと約束。カイは「皆さんが楽しんでくださっている姿を見るとどんなに大変なことがあっても元気が出ます」と話し、「また来ます。きょう感じた気持ちを忘れないで待っていてください」と呼びかけた。そしてタオは「EXOがデビューしてからいろんなことがありましたが、ファンの皆さんがずっと傍にいてくださってありがとうございます」としみじみ感謝を述べた。この日は、ファンのサプライズもあった。客席に、ペンライトで「◆EXO◆」(◆=ハート)の文字が浮かび上がると、メンバーは、口々に「すごい!感動しました」と大はしゃぎ。メンバーとファン、互いを思う多幸感あふれる光景に目を輝かせながら、「3日間、僕たちにこんないい思い出をくださって皆さんに感謝します!」(スホ)と語り、「We are one!サランハジャ(愛そう)」の掛け声で会場を一体にし、ステージの幕を下ろした。
2014年11月21日2014年11月17日に、開催中のSC14において、NVIDIAは最上位の科学技術計算用のGPUとなる「Tesla K80」を発表した。SC14の会場で、Tesla部門のジェネラルマネージャーのSumit Gupta氏にK80について話を聞いた。新開発のMaxwellアーキテクチャのGPUの登場が期待されていたのであるが、K80はその名前が示すようにKeplerアーキテクチャのGPUを使っている。Maxwellはどこに行ってしまったのかと聞くと、今日はMaxwellベースのTesla製品の発表は無い、現在はこれしか言えないという回答であった。それはともかく、今回発表のK80はTesla製品としては最上位に位置する製品で、GPU Boost時の最大性能は、単精度浮動小数点演算では8.74TFlops、倍精度浮動小数点演算では2.91TFlopsとなっている。これは従来の最上位製品であるK40が、それぞれ5TFlops、1.66TFlopsであったのと比較すると、約1.75倍の性能向上である。また、GDDR5メモリの容量は24GBとK40から倍増し、メモリバンド幅も288GB/sから480GB/sと67%増加している。従来のK40はGK110Bチップを1個使用しているが、K80はGK210という新GPUチップを2個使用している。従って、1.75倍の演算性能といっても、GPUチップあたりの性能ではGK210は0.83倍程度の性能である。GK210は新規のGPUチップで、レジスタファイルの容量とシェアードメモリの容量がGK110Bと比較して2倍になっているという。従来は、レジスタ数やシェアードメモリの使用量の制約でコンカレントに実行するスレッド数が抑えられていたケースでも、これらのリソースが増えたことにより多くのスレッドをコンカレントに動かすことができ、リコンパイルなしに性能があがるケースが出てくるという。K40の2倍のGPUチップと2倍のGDDR5メモリを搭載しているので、消費電力が気になるところであるが、K40の235Wに対して、K80の消費電力は300Wとなっており、2倍ではなく、28%の増加に収まっている。このため、K80を普通のサーバに内蔵して、空冷で使うことができるという。K40のベースクロック動作時の性能が1.43TFlopsであるのに対して、K80のベースクロック時の性能は1.87TFlopsであり、これはGK210 1チップでは0.935TFlopsとK40のGK110Bよりもかなり低くなっている。この1つの理由は、K40は2880CUDAコアを持つのに対して、K80のGK210では2496コアと13/15のコア数であるからである。しかし、これだけでは性能の差は説明できない。もう1つの大きな差は、K40のベースクロックは993MHzであるのに対して、K80のそれは749MHzに低下しているからである。一方、GPUブーストを使うと、K40は1153MHzであるのに対して、K80は1166MHzとほぼ同じクロックとなる。これは、どちらも同じ程度の周波数で動作することができるチップであるが、K80の場合は消費電力を抑えるため、ベースクロックの周波数を下げているためと考えられる。ベースクロックを約80%に下げることにより各チップの消費電力をほぼ半減させることができると思われ、GK210 2チップ合計でK40のGK110Bと同程度の消費電力になると思われる。メモリ容量はK40の12GBに対して、K80では24GBになっており、各GK210チップに12GBずつGDDR5メモリが接続されていると見られる。メモリバンド幅はK40の288GB/sに対してK80は480GB/sであり、K40では3GHzクロックであるのに対してK80では2.5GHzクロックとなっている。これは2割弱の低減であるので、2倍のGDDR5 DRAMの消費電力は、合計では1.7倍程度に増加する。さらに、K80では、CPUからの×16のPCIe 3.0を2個のGK210に接続するために、PLXのPCIeスイッチを使っている。このチップの消費電力は10W弱である。結果として、ボードの消費電力が65W増加というのは妥当な線である。なお、PLXのスイッチは2個のGK210 GPU間の転送もサポートしており、一方のGK210が他方のGK210に接続されたメモリをアクセスする場合は、外側のPCIeを使わず、PLXスイッチ経由で直接データ伝送ができるので、シングルチップのPCIeボードを2枚使用するより効率が良いという。K80とK40をXeon E5-2676v2と比較したものが次の図である。ただし、この比較は、K40、K80を動かすためXeon E5-2697v2が使われており、CPU単独の性能とCPU+GPUの性能を比較している。従って、CP2KやQuantum Expressoの場合は、GPUを付けてもあまり性能は上がらず、費用や消費電力あたりの性能は低下していると思われる。しかし、その他のアプリではCPU単独の2倍以上の性能が得られているので、GPUのコストがCPUと同等と考えれば、GPUの接続はコストの面でも効果的ということになる。多くのアプリケーションで、K80はK40より2~4割程度高い性能が得られている。しかし、K80の価格がどうなるかが問題である。この点について質問すると、ハイエンド製品の価格はほぼ一定で推移しており、K80の価格は、現在のK40と同等になるとのことであった。その時には、K40の価格は引き下げられ、K80との性能比に見合った価格になると予想される。
2014年11月18日スーパーコンピュータ(スパコン)関係の最大の学会であるSC14が、開幕した。今年の開催地はNew Orleansで、ここでの開催は2010年から5年ぶりである。主催者側によると、事前登録した今年の参加者は約1万人で、昨年と同等のレベルであるという。SCではチュートリアルや特定分野のワークショップ、企業や研究機関の展示、本会議という大きく分けて3つのアクティビティが行われる。11月16日の日曜が開幕であるが、日曜と月曜はチュートリアルとワークショップという日程で、SC14本会議は18日の、主催者の挨拶と基調講演から始まる。そして展示は、17日の午後7時のOpening Galaからとなる。Opening Galaでは食べ物や飲み物が振る舞われ、ビールを片手に展示ブースを回るという姿が多く見られる。ここで、どのような展示があるかの目星をつけて、翌日から19日午後3時までの展示期間にどれを詳しく見るかという作戦を決めることになる。今年は、スパコン関係では日本の顔とも言える東京工業大学(東工大)の松岡聡 教授がSidney Fernbach賞を受賞し、記念講演を行うので、そのポスターが各所に立っている。なお、Cray賞は、元NECの渡辺氏、元富士通の三浦氏が過去に受賞しているが、学術的な業績を評価するSidney Fernbach賞の日本人の受賞はこれが初めてである。また、今年は、超弦理論などの宇宙論で最先端を走り、同時に、一般向けのベストセラーの解説書を多く書いているBrian Greene教授が、幕開けの基調講演を行う。SCの基調講演は、毎年、注目の人が行うが、今年も面白そうである。さらに、今年はCDC(Center for Decease Control and Prevention)が感染症の伝染を防ぐために、スパコンがどう使えるかという発表を行う。取り扱っているのは仮想的な感染症であるが、この手法は、エボラなど現実の脅威にも適用できるものであり、重要な研究である。基調講演や、論文発表も重要な最新情報を得るチャネルであり、SCに参加する理由であるが、SCのもう1つの見どころは、企業や研究機関、大学などの展示である。今年は360の展示ブースが並ぶ。今年も、HP、NVIDIA、DELL、Micronなどが中央の目貫の場所に大きなブースを構えている。そして若干離れてIntelの大きなブースがあるという具合である。また、小さなブースでも興味深い技術を展示しているところもあり、見逃せないが、すべてをじっくり見るには時間が足りないというジレンマがある。また、これまで何度か誌面で取り上げられてきたExaScaler/PEZYがTop500、Green500に挑戦する。小企業の挑戦がどこまで通用するのかも興味深い。マイナビニュースでは引き続き、SC14での発表、展示をカバーして行く予定である。
2014年11月17日エプソンは、プロ写真家や写真愛好家向けのA3ノビ対応8色顔料インクジェットプリンター「SC-PX5VII」を11月6日に発売すると決定した。価格はオープンで、推定市場価格は税別90,000円前後だ。SC-PX5VIIは、プロ写真家や写真愛好家に向けたエプソンプロセレクションシリーズの新製品。2014年9月2日の発表時には発売予定を11月上旬としていたが、このたび発売日を正式に決定した。新開発のインク「Epson UltraChrome K3 INK」で描写力が向上した。とくに新フォトブラックインクは、インクを包む樹脂に従来機の1.5倍となる密度で顔料の色材を配合し、黒濃度を向上。より深みのある黒、より滑らかなグラデーション表現を可能にする。
2014年11月05日NTTドコモが冬春モデルとして発表した「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」(サムスン電子製)は、専用のキーボードを搭載した8.4インチのAndroidタブレット端末。発売時期は12月中旬以降で、価格は未定。GALAXY Tab S 8.4 SC-03Gは8.4インチSuper AMOLEDディスプレイ(1,600×2,560ピクセル)搭載のAndroidタブレット。タブレットと一体となる専用のBluetoothキーボードを搭載し、ノートPCスタイルでもタブレットスタイルでも使うことができる。ディスプレイにはSuper AMOLEDを採用。液晶では表現しづらい、深いエメラルドグリーンのような緑系の色も忠実に再現する。そのほか、2つのアプリを同時に使用できる「マルチウィンドウ」機能を搭載。PCのようなマルチタスクの使い勝手を実現している。また、「SideSync」機能によって「GALAXY」スマートフォンと連携させることで、手元にスマートフォンがなくてもタブレット上で、着信やメールを受信できる。主な仕様は以下の通り。OSはAndroid 4.4、CPUはクアッドコアのMSM8974(2.3GHz)を搭載。内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB、外部ストレージはmicroSDXC(128GB)に対応する。サイズ/重量は、約213(H)×約126(W)×約6.6(D)mm/約298g。バッテリー容量は4,900mAh。背面には約800万画素、前面には210万画素のCMOSカメラを内蔵する。防水/防塵には対応していない。通信面では、受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのXi(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz)、FOMAハイスピードをサポート。また、LTE/Wi-Fi同時接続による高速ダウンロード機能に対応。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、ワンセグ/フルセグなどに対応する。なお、VoLTE、赤外線通信、おサイフケータイ、NFCには対応していない。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月02日