FANTASTICS from EXILE TRIBEの5thシングル『Hey, darlin’』が、4月1日に発売される。FANTASTICSは、2018年12月にシングル『OVER DRIVE』でメジャーデビューを果たしたダンス&ボーカルグループ。EXILEのパフォーマーである世界と佐藤大樹というふたりのリーダーを中心に精力的な活動を続けている。『Hey, darlin’は、恋の始まりを表現した一曲で、テンポの良いサウンド、ボーカルふたりの甘い歌声とリリックが曲の世界観を作っており、今までのFANATASTICSには無かった楽曲となっている。ミュージックビデオはパフォーマンスが中心となっており、メンバーそれぞれにフォーカスしたカメラワークも特徴的で、全編ダンサブルな映像となっている。メンバーが雨に濡れるシーンでは、情熱的かつ切ない楽曲を、表情や目線、手の動きなどで表現しており、色気のある姿が見どころとなっている。■リリース情報FANTASTICS from EXILE TRIBE『Hey, darlin’』発売日:4月1日(水)・CD-DVD価格:¥1,818+税・CD価格:¥1,273+税<収録曲>1. Hey, darlin’2. The Only One3. OVERFLOW4. Hey, darlin’ (Instrumental)5. The Only One (Instrumental)6. OVERFLOW (Instrumental)Bonus truckTime Camera (English Version)<DVD収録内容>Hey, darlin’ (Music Video)※CD+DVD形態のみ
2020年03月31日FANTASTICS from EXILE TRIBEがファン待望のファーストアルバム『FANTASTIC 9』をリリース。アルバムに込めた思いや、これから始まるツアーに向けての意気込みなど、メンバーの木村慧人さん、瀬口黎弥さん、堀夏喜さんの3人に語っていただきました。演技で自分の殻を破れた感覚があった。木村慧人新曲「FANTASTIC 9」の、“僕らは強くなりたいたとえば君の夢さえ叶えられるくらい”という歌詞が好きです。グループの夢、そして翔太くんの叶えられなかった夢も僕たちが叶えたいし、この曲でファンの方が夢を叶える背中を押すことができれば。ライブでみんなで歌って盛り上がりたいです。前回のツアーでは、SOUND DRAMAに挑戦しました。だんだんと自信がつき、キュンとするセリフを照れずに言えるようになるなどメンタルが鍛えられた。自分の殻を破れた感覚があり、演技がもっと好きになりました。いつか、学園モノみたいなキラキラした青春映画に出てみたいです。体作りで普段からやるのはストレッチ。開脚が得意です。最近はツアーに向けて有酸素運動も取り入れています。走る時は、傾斜をつけず、速いスピードで1分くらい走っては休憩する、ということを繰り返す。自分たちの曲を聴きながら走ることもあります。「Can’t Give You Up」や「Tumbling Dice」は気分が上がります!きむら・けいと1999年8月16日生まれ、東京都出身。パフォーマー。漫画を読むのが大好きで、最近は『鬼滅の刃』に夢中。目立ちたがり屋なんです(笑)。瀬口黎弥僕はパフォーマーですが、昔からラップや歌、曲を作ることが好きでした。去年のホールツアーでは、自主制作の曲や今回のアルバムにも入っている「WHAT A WONDER」で初めてラップを披露させていただいて。今はまだ0の経験を1にしたくらいですが、それを100、1000にして、10年、20年先までラップを続けていきたいです。子供の頃から役者活動もしていたので、演じることも大好き。ツアーのドラマパートではセリフがそんなに多くなかったので、一言一言を大事にしようと思った結果、すごくクセの強い演技になってしまって。それを一人で楽しんでいました。目立ちたがり屋なんですよね(笑)。今後は『HiGH&LOW』のようなアクションものに挑戦したいです。トレーニングの一環でボクシングも習っているので、それも役に立てばいいなと。ライブ前は週7回ジムに行き、胸、肩、背中を中心に鍛えています。あとは水を1日4l飲むのも習慣。なんとなく体がキレイになる感じがするし、肌もつるつるです(笑)。せぐち・れいや1996年3月11日生まれ、福岡県出身。パフォーマー。役者としても活躍。昨年は映画『4月の君、スピカ。』で天川風斗を演じた。MVにも僕たちの成長が表れている。堀夏喜デビューして2年目。ファーストアルバムには、これまで出した4枚のシングル曲が収録されていて、MVも合わせると、僕たちの成長の過程が本当にわかりやすく見えて、面白いんじゃないかなって思います。振付は、基本的に世界さんが考えてくれているんですけど、4枚目のシングル「Time Camera」は、Aメロを僕が振り付けさせてもらいました。MVでも、みんなでわいわい楽しく踊って撮った思い出があります。あと注目してもらいたいのは、新曲「FANTASTIC 9」。未来を見ているような曲で、これからきっと10年、20年と歌い継いでいけるような曲に成長していく気がします。この曲は、パフォーマーもラストのサビを歌っているんです。そんなこと、この曲が最初で最後なんじゃないかっていうくらい。それほど想いの詰まった一曲です。今はツアーに向けて、トレーニングの追い込み中。ウェイトやランニングを毎日欠かさずやっています。サウナとかより、走って汗だくになりたいタイプです(笑)。ほり・なつき1997年8月6日生まれ、愛知県出身。パフォーマー。ライブの衣装を担当するなどおしゃれセンスに定評あり。ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブ2018年にデビューしたダンス&ボーカルグループ。同年にパフォーマー・中尾翔太が逝去。現在は、彼の遺志も継ぎながら8人で活動している。1stアルバム『FANTASTIC 9』が発売中。※『anan』2020年2月26日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・jumbo(speedwheels)ヘア&メイク・大木利保中山伸二(CONTINUE)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾衣装協力・ラッドミュージシャン(by anan編集部)
2020年02月24日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第18回目に登場するのは、Jr.EXILE世代のなかでもさわやかでスタイリッシュなダンス&ボーカルグループ、FANTASTICS from EXILE TRIBE(ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブ)!写真・大内香織メンバーの思いが詰まった「FANTASTIC NINE」の成功写真左から澤本夏輝(PERFORMER)、中島颯太(VOCAL)、佐藤大樹(PERFORMER)。【音楽通信】vol.182016年12月、EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界さんと佐藤大樹さんをリーダーに、EXPG STUDIOから選抜された澤本夏輝さん、瀬口黎弥さん、堀夏喜さん、木村慧人さん、中尾翔太さんを加えた7人組のパフォーマー集団として結成されたFANTASTICS from EXILE TRIBE(以降、FANTASTICS)。2017年、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 〜夢を持った若者達へ〜」の応募者約3万人の中から選ばれた八木勇征さん、中島颯太さんがボーカリストとして加入して9人組に。2018年、デビュー目前に急逝された中尾さんの思いを胸に、12月にシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たしました。デビュー作はオリコンデイリーチャート1位を獲得し、第33回日本ゴールドディスク大賞ベストニュー5・アーティスト賞を受賞するなど飛躍を遂げるなか、2019年、4月と8月にもシングルをリリース。そんなFANTASTICSから、パフォーマーの佐藤さん、澤本さん、ボーカルの中島さんの3人に、12月4日にリリースされた4枚目のニューシングル「Time Camera」についてお話をうかがいました。グループのリーダーでもある佐藤大樹(PERFORMER)。1995年1月25日、埼玉県生まれ。ーー10月と11月は、12都市17公演の初ホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」を開催されましたね。“音楽と演劇による新体験エンタテインメント”と銘打たれたツアーですが、実際にどのようなステージだったのでしょうか。佐藤今回は、EXILE TRIBEのなかでも初の試みで“半分演劇、半分ライブ”という形のツアーでした。普段のライブだとパフォーマーはMCのときぐらいしかしゃべらないのですが、初の挑戦として自分たちがステージでやりたかったことを、ひとりずつ提案し舞台上で実現していくストーリーをメンバー全員で、ドラマパートでは表現させていただきました。僕たちがこのライブで伝えたかった9人でFANTASTICSというメッセージを踊って伝えるだけではなく、自分の口から発信していくことを提示して、タイトルに「FANTASTIC NINE」というタイトルを掲げ、全員で発信する機会を設けて頂いた気がします。中島颯太(VOCAL)。1999年8月18日、大阪府生まれ。中島このツアーは初めて自分たちだけで表現するエンタテインメントになるので、リハーサルの段階から何が正解なのか、どうなるのかわからない状態で、僕たちが伝えたいことを相談しながら進めていきました。新しい挑戦なので、逆に自分たちの好きなことができるという考えもありました。実際にやってみて、お客さんの反応もありがたかったですし、お芝居をするドラマパートがあることによって、ライブパートもまた映える構成になっていました。よりメッセージ性も強くなり、一体感も感じられたので、すごく良い経験になりました。澤本夏輝(PERFORMER)。1994年1月19日、長野県生まれ。澤本今回、僕たちはいままでにないことをやらせていただきました。リハーサルでは「ドラマってどういうものなのだろう」と考え、ただ演技するだけではお客さんに伝わらないですし、お客さんにどうしたらもっと僕たちのカラーを伝えられるかなと思いながらやっていました。お芝居は、俳優としても活動している(佐藤)大樹くんが先頭を切って、いろいろとみんなにアドバイスをしてくれました。ステージに立つと、リハーサルの段階では想像もしていなかったお客さんの反応がわかることもあって、本番を迎えたときに初めてこの「FANTASTIC NINE」が完成に近づいたのだと感じました。僕たちの思いが詰まった「FANTASTIC NINE」というテーマが掲げられてのツアーなので、ひとりでも多くの方に思いが伝わるとうれしいですし、実際に観て感動してくださる方がたくさんいたので、この挑戦をした結果、FANTASTICSの新しい一面となる僕らの武器ができたと感じました。新曲はFANTASTICSの決意や意欲が込められた曲ーー12月4日に、4枚目のシングル「Time Camera」がリリースされました。爽快でキャッチーな楽曲ですね。佐藤はい。この曲は「FANTASTIC NINE」のライブパートの1曲目に披露していた曲です。曲を作るにあたって、まずは1曲目にふさわしい曲を作るということで、FANTASTICSはいままで頭サビの曲があまりなかったのですが、「Time Camera」は頭サビから始まってガッツリ踊ります。今回ライブでは「時」をテーマにしていましたし、この曲からドラマパートもサウンドパートも始まるので、僕らにとっても大切な曲です。作詞はいつもお世話になっている小竹正人さんが手掛けてくださいました。「過去、現在、未来」という3つの時間軸において、僕たちがいままでやってきたことは間違いじゃないし、ひたすら目の前のことに向き合っていれば新しい未来が見えてくるということ、そして僕たちが今後また新たな扉を開けるというイメージの歌詞とジャケット写真になっています。僕らの決意や意欲が込められた曲になっています。澤本時の大切さをテーマにした曲なので、この「Time Camera」は、曲調的にもまさにいまのFANTASTICSを表現していると思います。中島FANTASTICSらしいキャッチーな曲で、何度聴いても全員が一緒に盛り上がる曲になっていますし、歌詞も時間軸を用いた深い表現をしています。ボーカルとしても、レコーディングのときにいまを大切に等身大の僕たちを歌わせてもらいました。でも、実はレコーディングを一度終えてから、「もう少しスピード感があったり、芯があったりしたほうがいいね」と話して、録り直したんです。特に、最初の「Can you hear it now?」という歌詞の部分は、再チャレンジしたおかげで、さわやかに、かつ聴いた方全員が拳をあげられるような勢いのある歌い方になれたと思います。スピーディさや勢いを考えて歌い方を変えながら、レコーディングに向き合いました。芯を持ちながらも、力強い歌声になっているのではないかなと思います。ーー「Time Camera」のミュージックビデオはレトロな洋館で撮影していましたね。コンセプトや撮影のときのエピソードがあれば教えてください。佐藤“メンバーや知り合いがパーティに来た”というおおまかな設定と、「時」「カメラ」というキーワードがありました。ミュージックビデオでは、ひとりひとりストップモーションになるシーンがあるのですが、いまはCG技術を使うことも多いなか、僕らの場合は実際にダンサーやエキストラの方に協力いただいて、その場で動きを合わせてもらいました。チームワークが求められた現場でしたがスムーズに撮影ができて、僕らもコミカルな動きを以前から踊りに入れていたので、すごく好みの振り付けでした。中島今回、初めてエキストラのみなさんと一緒の撮影で、すごくモチベーションが上がりました。裏話でいうと、ボーカルのリップシーンといいますか、全員がいるパーティ会場でのリップシーンで、世界さんがうしろですごく歌っているシーンがあるんです(笑)。よく見たら気づくと思うので、チェックしてみてください。澤本初めてエキストラの方がいたので、確かにメンバーだけでやるのとは違う感覚でした。パーティをテーマにした撮影だったので、本当にパーティをしているような雰囲気の中での、ダンスのソロシーンがありました。今回はボーカルも一緒にいるので、見ていて一緒の空間でパーティをしているような気持ちになれると思います。そういえば、ボーカルは初めてのアイデアで、車に乗りました。中島オープンカーです。撮影当日は雨が降っていたのですが、オープンカーに乗った途端に晴れたんです。佐藤晴れ男ですね。中島無事に撮影できました。ーー2曲目「Tumbling Dice」は、1曲目とはガラリと曲調の違うクールで力強い楽曲ですね。佐藤そうですね。この曲はライブが一番似合うと思っていて、ツアーではアンコールでも歌わせてもらいました。パフォーマーからすると、こういうガシガシ踊れる曲調は、ダンスの面でも「待ってました!」という感じなんです。「Time Camera」とは打って変わってすごくダンサブルで、でも歌詞はすごくストレートで、自分たちも歌詞を聴きながらこの振り付けを踊っている部分もありますし、あの歌詞のところ……(と隣りに座っている澤本さんを見る)。澤本Bメロの「苛立ち不安なんか 笑い飛ばしていこうぜ」。佐藤そこがすごく好きですね。僕らもまさにそういう気持ちで踊っているというか、ライブをやるにあたって、こういう曲がすごくほしかった。やっとできたし、メジャーデビュー曲からお世話になっているZEROさんという方が作詞してくださっていますし、だからすごく僕らのリアルなことも歌詞に綴ってくれているので、やっていてすごく気持ちいいです。ーーやっぱり曲の振りですとか、気持ちにもピタッとはまる感じがあったのでしょうか。佐藤はい。世界さんが振り付けしてくれました。しかも今回、かなり時間のないなかでこれを作り上げて、当初はライブでやるかやらないかも迷っていたのですが「やろう」と決めて。本当にそう決めてよかったと思いますし、ライブで一番育った曲です。「Time Camera」と同じぐらい、全国で初日から披露していました。中島また新しい曲ができましたし、ボーカルとしても、「パフォーマーが踊りたいと思った曲を歌いたいね」と話していたんです。それに自分たちの歌った曲を聴いて「かっこいいね」と言ってくれるのもすごくうれしかったですし、いままでで一番時間をかけたんじゃないかというくらい、歌詞の一行、一行に向き合いました。こういう曲はリズム感やグルーヴで力強さを出すのが相当難しくて、そこも勉強になりましたし、ライブでやっていてもお客さんが盛り上がってくれることがわかってうれしかったです。澤本「Tumbling Dice」では初の音サビがあって、パフォーマーもそのパートは気合を入れて踊ります。「手を挙げろ 胸を張れ」という歌詞があるのですが、それも耳に残りやすいと思いますし、この曲を聴くと心が奮い立たされます。ほかにも「Ya ya ya」という歌詞があったり、初めて聴いたときは斬新でしたし、ダンサーも好きな曲だと思いました。僕たちがパフォーマー集団の時期にやっていた、パフォーマーの思いやイメージをこの曲の中にも取り入れて、踊って面白い曲にもなっています。EXILE SHOKICHIが作曲に参加したナンバーも収録ーー3曲目の「Tarte Tatin」はポップな楽曲ですが、甘酸っぱいリンゴのスイーツのタルト・タタンがタイトルなんですね。佐藤歌詞にある「毎日が甘くて酸っぱくて」というワードから「Tarte Tatin」というタイトルになったと思います。小竹正人さんが作詞を担当してくださり、この曲について小竹さんに聞いたときに「ファンの方と一緒に何もかも忘れて踊って歌おう」というメッセージがあると僕たちに教えてくれました。ライブでも、この曲は後半戦から披露させてもらいましたが、初めて聴いたときからファンの方もすごくノリノリで聴いてくれましたし、サビでは(瀬口)黎弥がみんなで一緒に踊れるような振り付けをしてくれたので、ダンスもすごくはまっています。今後もっと育っていく曲だと思っています。ーーボーカルは、サビのファルセットが印象的です。中島サビのファルセットは、聴いた方もすごくさわやかな気持ちになるのではないかなと思っていて、ファルセットで細かく歌うのが難しいので、聴いていてどういう声がいいんだろうということを意識しながら録りました。逆にサビの後半では、ローなところもあって、歌詞の「Higher! Higher!」「Yeah! Yeah!」などはお客さんと一緒に言えそうな部分になっています。聴いていただいて、そしてライブでも一緒に盛り上がっていきたいですね。澤本この曲は、EXILEのSHOKICHIさんも作曲に参加いただきました。とてもはまりやすい曲なので、たくさんの方に聴いていただいて、自然とノッてほしい曲です。ーーSHOKICHIさんと曲についてお話しされる機会もあったのでしょうか。中島事前にSHOKICHIさんから「こういう歌い方をするといいよ」とアドバイスをいただいたので、そこを意識しながら歌いました。ーー2019年の最後の月にリリースする新曲になりますが、今年を振り返ると、みなさんにとって2019年はどのような年でしたか。佐藤毎年、「早い、早い」と言っていますけども(笑)。今年こそ本当に早かったです。デビューしてから1年という年だからというのも理由だと思うのですが、年明けからEXILEのライブにもFANTASTICSは帯同していましたし、「OVER DRIVE」というデビュー曲もずっと披露していたし、2枚目の「Flying Fish」、3枚目の「Dear Destiny」と立て続けにシングルをリリースしましたし、リリースイベントで全国もまわらせてもらい、何よりも単独公演もやっていたので、ノンストップでした。中島ツアーの間にシングルを出させていただいたので、レコーディングですごく歌力といいますか、歌の勉強にもなりました。今年は“歌”というものに向き合えた年ですし、8月には20歳になった年でもあるので、大人の第一歩にもなりました。ーー10代と20代では何か違いはありますか。中島はい。気持ちが違いますし、お酒が飲めるようになったので、メンバーと乾杯できたことが一番うれしかったです。澤本早すぎる1年でした。1月、2月とライブをして、7月もライブをして、10月、11月も……うれしい限りですね。本当にありがたいです。自分たちだけでは絶対につかめなかった環境でもありますし、先輩方に感謝して活動していきたいということをより強く思った1年でした。2020年は新しい段階に行く年になるーー音楽活動が忙しそうですが、お休みはあるのでしょうか。佐藤あります。休みの日は人それぞれなのですが、不思議とメンバーといることが多いです。僕もそうですが、(澤本)夏輝くんも神社にお参りに行ったりします(笑)。澤本はい、ただ最近はあまり行っていません(笑)。中島それと、お城の写真を撮りに行ったり(と澤本さんを見る)。ーー建物を見るのがお好きなんですか。澤本はい(笑)。自分じゃ絶対建てるのは無理なことなので。佐藤そういう観点なんだ(笑)!中島そういうことか(笑)。澤本歴史を感じるものが好きなんです。「これ、どうやって作ったんだろう」ってつい立ち止まって見てしまって、「うわ! この柱ヤバい」とか思って(笑)。まず建物の全体を写真に撮って、さらに気になる部分だけを撮ったり。だから僕のカメラロールには、わけのわからない写真がいっぱいあります(笑)。ーー楽しい趣味ですね(笑)。佐藤さんはお休みをどのように過ごしていますか。佐藤僕は映画を観るか、買い物に行くか、舞台を観に行くかが基本ですね。絶対家にいないです。中島しかも大樹くんはオフの日のスケジュールが分刻みで、細かいんですよね。僕はよく大樹くんのところに遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりするのですが、次の予定と次の予定が細かく決まっているんです。ーースケジュールがびっしり入っていると、休んでいる感じがしないのでは。佐藤いえ、びっしり予定のあるほうがいいんです。僕は休みの日に、したいことをひたすらします。ーー映画はメンバーともご一緒に行くことはありますか。佐藤(木村)慧人がよく映画に誘ってくれて、僕は基本断らないタイプなので、一緒に行くこともあります。なっちゃん(堀さん)とか(中島)颯太とも、洋服を買いに行ったりします。ーーでは最後に、来年の抱負を教えてください。中島来年は、6年に一度のLDHの大イベント「PERFECT YEAR」がある年で、LDHに所属する全員が日本中を巡って盛り上げていく年なので、FANTASTICSとしてもFANTASTICSらしく盛り上げていきたいです。曲もどんどん増えていくと思うので、みなさんを楽しませられるようなボーカリストになりたいですし、ひとりの人間としてもしっかりとした人間になって、たくさんのことを届けられるようになりたいです。佐藤来年は僕たち、初の単独アリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2020 "FNT"」が3月から控えているんです。EXILEのツアーの最中にリハーサルがスタートしますし、すでにやりたいことがたくさんあるので、来年は楽しみで仕方がないです。あとは僕たちとしても、2月に初めてアルバム『FANTASTIC 9』をリリースできるので、アリーナツアーはすごく面白いことになると思っています。今回、「FANTASTIC NINE」で新しいことを提示できたので、2020年は新しい次の段階に行く2年目になると思います。澤本来年はアリーナツアーを開催させていただけるので、今回のホールツアー以上に、もっと新しいものを求めて見に来てくださる方もたくさんいると思うんです。その期待を裏切らないように、僕たちメンバー、スタッフさんと話し合って、最高のツアーにしていきたいと思います。取材後記朝早くからの取材でしたが、みなさんキリッとしていながらもとってもさわやか。凛とした佇まいでインタビューに応えてくださった佐藤さん、真摯な姿勢の澤本さん、ボーカル愛にあふれる中島さんたちの“FANTASTICSへの熱い思い”が垣間見えました。これからも飛躍し続けていくであろうFANTASTICSさんのニューシングルをまずはチェックしてみてくださいね。FANTASTICS from EXILE TRIBE PROFILE2016年12月29日、EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界さんと佐藤大樹さんをリーダーに、EXPG STUDIOから選抜された澤本夏輝さん、瀬口黎弥さん、堀夏喜さん、木村慧人さん、中尾翔太さんを加えた7人組のパフォーマー集団として結成されたFANTASTICS。2017年、約3万人動員をした武者修行後、ボーカルオーディションで約3万人の応募者から選ばれた八木勇征さん、中島颯太さんがボーカリストとして加入。2018年、約7.5万人を動員した「夢者修行 FANTASTIC 9」後、デビュー目前に急逝された中尾さんの思いを胸に、12月にシングル「OVER DRIVE」でFANTASTICS from EXILE TRIBEとしてメジャーデビュー。デビュー作はオリコンデイリーチャート1位を獲得し、第33回日本ゴールドディスク大賞ベストニュー5・アーティスト賞を受賞するなど飛躍を遂げるなか、2019年、初のホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」を開催。12月4日には4枚目のシングルをリリース。3枚のシングルをリリース。2020年、2月に1stアルバム『FANTASTIC 9』をリリース後、初のアリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2020 “FNT”」を行う。InformationNew Release「Time Camera」(CD)01.Time Camera02.Tumbling Dice03.Tarte Tatin04.Time Camera (Instrumental)05.Tumbling Dice (Instrumental)06.Tarte Tatin (Instrumental)(DVD)「Time Camera(Music Video)」「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE ライブ映像」「ツアー密着ドキュメント映像」12月4日発売※曲は2形態共通。※DVDはRZCD-86971/B(CD+DVD)のみに付属。RZCD-86972(CDのみ)¥1,273(税別)RZCD-86971/B(CD+DVD)¥1,818(税別)
2019年12月13日結成から2年、ついにメジャーデビューを果たしたダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS from EXILE TRIBE」。進化し続けるメンバーの今に迫ります。世界と佐藤大樹、EXILEのパフォーマーである2人をリーダーに、2016年12月、新たなダンスグループ「FANTASTICS」が誕生した。他のメンバーは、LDHが主宰するスクール「EXPG STUDIO」の生徒から選ばれた精鋭、澤本夏輝、中尾翔太、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人の5名。結成時は、EXILE TRIBEの中でも珍しい、ボーカルのいない7人組のパフォーマー集団というスタートだった。間もなく、LDHアーティストの登竜門である武者修行を実施。日本全国各地を回ってパフォーマンスを行い、一気にファンを増やしていった。そして、さらなるステージへとステップアップするため、’17年5月には、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」を開催。応募総数3万人という狭き門を通って合格したのは、八木勇征と中島颯太の2名。グループにボーカルという新しい色が加わった。新たなスタートを切って間もない’18年3月、中尾翔太が、胃がんの治療のため活動を休止。「1日でも早く治して、またFANTASTICSのメンバーとして活動できるように、一日一日を全力で頑張りたいと思います!」と前向きな気持ちを発表した。そんな中、他のメンバーたちは「夢者修行FANTASTIC 9」へと出発。そのツアーバスは、中尾がデザインしたもの。中尾の想いを胸に抱き、ファンに成長した姿を見せた夢者修行は、全国78公演で、約7万5000人を動員した。’18年9月には、EXILEの曲「Turn Back Time feat.FANTASTICS」に参加。作詞を担当したEXILE TAKAHIROは、その歌詞に、中尾と夢を追う全ての人たちへのメッセージを込めていた。しかし、7月6日、中尾は22歳の若さで帰らぬ人となる。直後に行われたイベントでは、佐藤大樹が、「僕たちは引き続き9人で初めてFANTASTICS」と語り、中尾の想いを未来へと繋げていくという強い気持ちを表した。そして、メンバーたちに、ついにメジャーデビューが告げられる。デビューに向け、EXILEのドームツアーにもサポートメンバーとして参加し、堂々としたパフォーマンスを披露。着々と経験を積みながら、機運を盛り上げていった。12月5日に発表となったデビュー曲は『OVER DRIVE』。疾走感溢れるダンスチューンで、MVでは、ポップな色に彩られたスタイリッシュな映像とともに、それぞれが持つダンスや歌声の個性を存分に見せつけた。FANTASTICSの“9人”の物語はまだまだ始まったばかり。これからどんな新しい展開を見せてくれるのか、止まらないその進化から目が離せない。ファンタスティックス・フロム・エグザイル・トライブLDH JAPAN所属の、ボーカル2名、パフォーマー6名から成るダンス&ボーカルグループ。2018年12月、シングル『OVER DRIVE』でメジャーデビュー。せかい1991年2月21日生まれ。神奈川県出身。EXILEのパフォーマーも兼任。マンガやアニメ、ゲームなどサブカルチャーにも詳しい。マント¥58,000(グラウンド ワイ/ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03・5463・1500)シャツ¥24,000(オールモストブラック)中に着たシャツ¥23,000(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿TEL:03・3470・6760)パンツ¥25,000(ヨシオクボTEL:03・3794・4037)キャップ¥7,800(ユニバーサルプロダクツ/ワンエルディーケーTEL:03・3780・1645)ブーツ¥75,800(ノンネイティブ/ベンダーTEL:03・6452・3072)アクセサリーは本人私物さとう・たいき1995年1月25日生まれ。埼玉県出身。EXILEのパフォーマーも兼任するほか、俳優としても活躍。初主演映画『4月の君、スピカ。』は今年の春公開予定。ブルゾン¥48,000(ジョン メイソン スミス/HEMT PRTEL:03・6721・0882)シャツ¥19,000スニーカー¥32,000(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)タンクトップ¥10,500(ジエダ/キクノブ 東京TEL:03・6455・0535)パンツ¥25,000(ヨシオクボ)なかじま・そうた1999年8月18日生まれ。大阪府出身。2017年の「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」で、ボーカリストとして選ばれた。ボディバッグ¥23,000(ジエダ/キクノブ 東京)ブルゾン¥42,000シャツ¥23,000パンツ¥21,000(以上ラッドミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)メッシュタンクトップ¥8,000(イエスタデイズトゥモロウ/ベンダー)靴、靴下はスタイリスト私物アクセサリーは本人私物やぎ・ゆうせい1997年5月6日生まれ。東京都出身。2017年、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」に合格し、FANTASTICSに加入。ジャケット¥60,000(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿)チャイナシャツ¥27,000(サイト/ヨウジヤマモト プレスルーム)タンクトップ¥10,500(ジエダ/キクノブ 東京)パンツ¥32,000(グラウンド ワイ/ヨウジヤマモト プレスルーム)ブーツ、靴下はスタイリスト私物アクセサリーは本人私物さわもと・なつき1994年1月19日生まれ。長野県出身。4歳からジャズ、HIP-HOP、R&Bなどのダンスに触れる。2017年、「EXPG STUDIO TOKYO」からメンバーに選出。ジャケット¥64,000フーディー¥30,000パンツ¥26,000(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン原宿)Tシャツ¥15,000(サイ/マスターピースショールームTEL:03・5414・3385)靴はスタイリスト私物アクセサリーは本人私物せぐち・れいや1996年3月11日生まれ。福岡県出身。俳優としては、大好きな『クローズZERO』のような男らしい青春映画に出演するのが今の目標。ジャケット¥57,000(エーエースペクトラム/ワンダーラスト ディストリビューションTEL:03・3797・0997)シャツ¥27,000パンツ¥28,000(共にヨシオクボ)Tシャツ¥11,000(ユニバーサルプロダクツ/ワンエルディーケー)ブーツ¥55,000(ノンネイティブ/ベンダー)アクセサリーは本人私物ほり・なつき1997年8月6日生まれ。愛知県出身。「EXPG STUDIO NAGOYA」時代は、ダンスの特待生。ヒップホップの中でも「ニュースクール」というカテゴリーのダンスが得意。コート¥28,000(ヨシオクボ)シャツ¥30,000(グラウンド ワイ/ヨウジヤマモト プレスルーム)フーディー¥30,000(オールモストブラック)Tシャツ¥11,000(キクス ドキュメント./HEMT PR)パンツ¥19,000(トゥモローランドTEL:0120・983・522)靴、靴下はスタイリスト私物アクセサリーは本人私物きむら・けいと1999年8月16日生まれ。東京都出身。7歳からダンスを始め、「EXPG STUDIO TOKYO」にてパフォーマンスを学ぶ。コート¥21,000(ファイドアウト/HEMT PR)メッシュTシャツ¥15,000(イエスタデイズトゥモロウ/ベンダー)シャツ¥27,800パンツ¥28,000(共にノンネイティブ/ベンダー)靴、靴下はスタイリスト私物アクセサリーは本人私物※『anan』2019年1月30日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・Toshiyasu Ohki取材、文・古屋美枝菅野綾子保手濱奈美瀬尾麻美撮影協力・PROPS NOW(by anan編集部)
2019年01月27日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが、映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)を鑑賞し、コメントを寄せた。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井日奈子)と、同い年の松浦遊(吉沢亮)の恋模様を描く。同グループのメンバーの佐藤大樹が、光希に恋する同級生・銀太役を熱演。佐藤は「今までの少女マンガ実写化で観たことのない、撮り方をする廣木監督のすごさを実感しました。光希と遊の物語をこのように描くのかと驚いたのと、自分の役を改めて、もっとこうできたなっていうのは感じましたね」と振り返った。リーダーの世界は、佐藤演じる銀太を「すごく爽やかでした!」と称賛。「恋愛映画ですが、恋愛だけじゃなくて、家族の話やたくさん物語があるので、原作を知らない人でも見やすいし、感情移入もしやすい。光希と遊が携帯で自撮りするシーンも、若い人なら感情移入するんじゃないかなと思いました」と熱弁する。さらに「僕はどちらかというと、2人を見守るお父さん側に感情移入してしまいました」と、意外な視点での鑑賞を明かした。また、澤本夏輝は「複雑な人間関係が、最終的にすっきりしていくので観ていて安心しました。銀太のテニスシーンはかっこよかったです。憧れます」と佐藤のテニスシーンに注目。瀬口黎弥は「少女マンガが原作だと聞いてないとわからないような映画だなと思って、そこが男の人も見やすいポイントなのではないかと思います。とくに、光希と遊が落ち葉をかけあってじゃれ合うシーンにキュンキュンしました」と男子目線で観た胸キュンシーンを語った。中島颯太は「遊が、窓を乗り越えて光希の部屋に行くところは、そういうふうに行くのか! と思って、自分もやってみたいなと思いました(笑)」と憧れのシチュエーションを明かす。上京したばかりの自身の状況と重ね合わせて目頭を熱くしたという堀夏喜は「一番のキュンキュンポイントは、公園で銀太が光希に思いを伝えるシーンです」と切ないシーンを挙げ、木村慧人も「最後の光希と遊のシーンや、京都に行く前の切ない気持ちにはキュンキュンしちゃいました」と胸キュンポイントを告白した。
2018年04月19日