プレミアムフライデーの波にのって、午後半休をとり、今、熱い福岡へ旅行してきました。福岡は空港がとても便利な場所にあり、ホテルの予約をしている天神までは、飛行機を降りて30分程度でいくことができます。福岡はホテル不足で有名になるほど、学会やライブの影響を受けやすいので、週末の旅行計画は、比較的早めにたてることが重要です。さて、今回の目的は、神社めぐりとおいしいものを食べる旅。福岡県は、素敵な神社やお寺が多く、御朱印集めが趣味というひとには、お勧めの場所です。【1日目】夕方の便で福岡空港に到着。地下鉄空港線で天神まで、なんと所要時間は11分です。ICカードも使えるので、便利です。まず、ホテルにチェックインをして、お目当てのお店まで、お散歩がてら歩いていきます。よく言われることなのですが、天神は原宿、渋谷、青山、代官山、などが一箇所に集まったような、コンパクトな街です。歩いていけるところにいろいろお店があるので、本当に、便利。初日の夜は、春吉にある「Fridge(フリッジ) 」へ。お店に入ると、目の前に大きなワインセラーがあり、ワインへの期待度が高まります。カウンターに座り、まず、スパークリングをお願いしました。おいしそうなお料理がメニューには並んでいて、食べたいものが決められなくなる現象が発生。お腹と相談して、選んだメニューは。。。ラディッキオのサラダ生ハム(ペルシュウ)ひよこ豆のファリナータ鶏のパテ、山わさび 「ラディッキオのサラダ」はとてもシンプルにオリーブオイルに塩・胡椒・バルサミコ。ラディッキオ特有の苦さがスパークリングとあいました。そして、生ハムは、岐阜県のBON DA BONの「ペルシュウ」です。オーダーが入ったら、シェフが自らスライスしてくださるペルシュウは、初めて食べる感触で、口の中で溶けました。スペイン系の生ハムに慣れている最近は、こんなにやわらかくて、ふわふわな生ハムを食べていないので、焦るくらいに驚くおいしさでした。そして、「ひよこ豆のファリナータ」。カリッとしたクレープという感じで、ワインにとてもよくあうシンプルなお料理です。もう少し食べたいのと、もう少しワインを飲みたいという気持ちが重なって、もう一皿、「鶏のパテ」を頼みました。山わさびの風味がほのかに利いていて、さっぱりとした食べ心地で、ペロリと食べてしましました。いいお店に出会えました。お店は、素敵なシェフと可愛い女性のサービスのお二人で切り盛りされていて、とても居心地がいい空間でした。佐藤元紀シェフFridge(フリッジ)福岡市中央区渡辺通5-8-5 エクセル天神1FTel : 092 - 762 - 6355 open :Tue - Sat 18:00 - 25:00Sun 16:00 - 23:00closed : 月曜日【2日目】朝からレンタカーで神社巡りの旅へ。東京に比べると、運転しやすい福岡ですが、自転車に乗る人がかなり多く、変幻自在に乗っているので、細い道では注意も必要です。 神社巡りは、太宰府天満宮からスタートです。学問の神様として有名な、菅原道真公を祀っている神社です。参道にはお店が立ち並び、有名な梅ヶ枝餅を食べながら歩いている人も多くいます。この数年で、海外からの旅行客がとても増えていて、一瞬、ここは日本?という感じを受けることもあります。また、隈研吾さんによるSTARBUCKS COFFEEがあることでも知られています。 太宰府天満宮の御朱印 続いて、「恋愛成就」を祈願するなら「縁結び」で有名な竈門神社へ。太宰府天満宮から車で10分ほど登ったところにある竈門神社は、御本殿まで続く階段を登る途中には神様のお使いの鹿が一頭飼われています。階段を登りきると、御本殿です。右手にとてもスタイリッシュなお札お守授与所があり、とても可愛らしい神社という印象です。「縁結び」は恋愛に限らずなので、仕事との縁を願う人も訪れてみる価値ありです。 竈門神社の御朱印 続いて、小一時間ドライブをして、香椎宮へ。初めて香椎宮を訪れた時、参道を歩いているときに、なんとも言えない「気」を感じた、パワースポットです。全国に16ある勅祭社の一つで、由緒ある神社です。本殿から少し離れたところに不老水があり、無料でいただくことができますが、最近では、水量が減ってきていることから持ち帰りに制限があります。境内にある綾杉はそれは見事で、とても美しく、歴史を感じる素敵な神社です。 香椎宮の御朱印 良い気をたくさん浴びた後は、福岡市内へ向かいます。次に向かうのは、日本三大八幡宮のひとつ筥崎宮です。博多湾から本殿まで参道が続き、博多祇園山笠が始まる7月1日には「お汐井とり」で箱崎浜に山笠のかき手が集まり、安全祈願をすることでも有名です。本殿、楼門、一之鳥居は国指定重要文化財で、歴史を感じる見応えのある建造物です。 筥崎宮の御朱印 さらに、市内へ向かいます。住吉神社は、日本でもっとも古い住吉三神(底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、表筒男神(うわつつのおのかみ))を祀る神社です。とても福岡市にあるとは思えない広大な敷地のなかに、多くの施設があり、のんびりと散策をするのも楽しい神社です。 住吉神社の御朱印 そして、ラストは櫛田神社です。博多っ子から「櫛田さん」と親しまれている博多祇園山笠が奉納される神社は、街中にあるこじんまりとした神社です。7月15日の博多祇園山笠のクライマックス、追い山は午前4時59分に一番山笠が櫛田入り奉納をするのを皮切りに男たちの熱い戦いの場になります。追い山に向けて、桟敷席の準備が着々と進んでいました。 櫛田神社の御朱印 福岡は電車も便利なので、レンタカーを利用しなくても、回ることはできます。今回、レンタカーを利用したのは、日本全国で一番売れているというJA糸島産直市場「伊都菜彩」へ朝一番で行く目的もあったからです。東京では考えられない充実の市場です。お野菜、お肉、お魚、なんでも揃う糸島の産物を信じられない価格で手に入れることができて、しかも、東京へ送ることができます。お魚もさばいてもらって、クール便で送れば、翌日には届けてもらえます。時間に余裕がある時は、海沿いのカフェで朝食をとって、海で遊んで、伊都菜彩で買い物をして、という過ごし方もおすすめです。 2日目のお昼は、香椎宮から市内へ戻る途中で、福岡人のSoul Food「牧のうどん」で軽く(ない)おうどんを。どうしても、毎回頼んでしまう、「肉ごぼううどん」です。トッピングは選べるので、好きな組み合わせができます。でも、この組み合わせは、マイ・ベストワンです。甘いお肉と、衣たっぷりのごぼ天、柔らかい(コシがないのではありません)おうどん、いくら食べても麺がなくならない、スープはどんどん減っていく、そんな牧のうどんは、間違いなく、福岡人のSoul Foodですね。 今回の目的その1、神社巡りを満喫したので、もう一つの目的である美味しいもの巡りの2日目の夜へ続きます。 (撮影機材 お料理、人物は、SONY Cyber-shot DSC- RX100M5、α6500)
2018年07月20日